>>107 そこのところも議論の整理が必要で
弁護士資格を与える司法修習ではベテランの司法書士が、
登記法を教えるわけではないのに弁護士資格をとると
登記は出来るし、登記法関連の訴訟代理権を得られる。
ロースクールでは、一応何年か実務経験を積んだ司法書士が、
選択科目の中で登記法を教えて試験を行い、単位を与える。
というのが教育の内容だし国の方針。
旧司法試験や予備試験経由で新司法試験合格者の人達も
司法修習を受けて二回試験で弁護士資格を得るのだから
司法書士の先生から登記法を学ぶ機会は制度の中ではない。
もし、司法修習を通っただけで登記ができるんなら、
登記法をロースクールの正規のカリキュラムに則って
受講して単位をとったロースクール卒業生には登記の代理権を
与えないと筋道が通らない。
もっと大事なことは、司法修習でベテランの司法書士の先生を
登記法の教官として招かないのはおかしいということ。
ロースクールでは先生として登記法の教官として司法書士を
招いて大事にしている。
その部分を見ないで、ロースクール批判を展開してもしょうがない。