費用対効果の高い資格は何ですか?9

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777名無し検定1級さん
資格を持っているだけでは意味がない
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20110915/114025/

資格を転職や独立開業に生かすことができない

 鈴木さん(仮名・40歳)は司法書士などの難しい資格を次々に取得している女性。しかし、思うように資格を転職や独立開業に生かすことができずにいます。

 そんな鈴木さんが資格の勉強を始めたのはライフスタイルの変化から。それまでは都心で働いていたのですが、家族の病気がきっかけで地元に戻りました。
地方では希望の仕事が見つからず、契約社員として働き始めました。そんな中でも、もっと条件のよい職を得るために、時間を生かして独学で資格の勉強を始めたのです。
最初に取得したのは運転免許と宅建の資格。この2つがあれば不動産業界で働けると思ったそうです。

 ところが、不動産業界では働かずに、次に行政書士と社労士の資格を取得しました。いざという時に自宅で開業できるようにしておきたかったからです。
その後も、運送業者で働けるようにと通関士の資格を、ガソリンスタンドで働けるようにと危険物取扱者免状を取得しました。しかし、いずれもその業界の仕事に就くことはありませんでした。

最近では、とても難しいといわれている司法書士の資格にも合格しました。資格のほかに、NHKのテキストを使い、英語の勉強もしています。
ご自身でも勉強マニアになりつつあると自覚をしているそうです。

 独学でこれほど多くの難しい資格を取得された鈴木さんはご立派です。
しかし、せっかく資格を取得したのに、転職も独立もせずに、資格を取得する前と同じ仕事を続けています。なぜ、鈴木さんは資格を生かすことができないのでしょうか。