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87名無し検定1級さん
結論から言えば、「国家資格」社会保険労務士は、
次の理由から「民間検定」へと格下げして欲しい資格なのです。

1. マークシート方式だけで合否判定するなど、国家資格らしくない試験制度です。
  社会保険労務士試験は、ペーパーテストのマークシート方式による試験だけで、合否判定する制度です。
  簿記検定など検定試験でさえ記述式試験制度を採用しているのに、あまりにも軽率な試験制度では?
2. 国家資格者としての、特別な職業教育訓練・実務実習が実施されていない制度です。
   他の国家資格、例えば医師・看護師・検査技師・社会福祉士など医療・福祉系の資格では、
  大学・短大や専門学校、また普通の仕事人でも、料理人・俳優など芸能人・スポーツ選手・美容師・
  農業・漁業・職人芸など、特別な職業教育訓練・実務実習制度があって、常人には困難な仕事について、
  それを修得した熟練の専門のプロだけが出来るような制度を儲けているのが常識です。
  なのに、社会保険労務士の場合、一日も特別な職業教育訓練・実務実習を実施することなく、
  正式に「社会保険労務士」と名乗れる道があるのは、国家資格として、
  あまりにも無責任では?
3. ペーパーテストとレポート・講義だけで登録できるので、世の中の人々から、あまり信頼されていない資格です。
   世の中の、官公庁や企業は、特別な職業教育訓練・実務実習なくして、平気で国家資格を名乗る社会保険労務士に対して、
   そう簡単に安心・信頼して、仕事を任せるほど、甘くないです。
4. 就職・転職、独立創業するのに、決して有利とは言えない制度です。
  少なくとも、合格率毎年8〜9%の難関「国家資格」社会保険労務士よりも、学歴や知識不問の「社会保険」に
  加入した現場労働者である「労務者」の方が簡単に稼げます。
5. 社会保険労務士法は、建前は独占業務なのに実際は顧問30%と、実態とは、かけ離れた法律です。
6. インターネットによる、書式の無料ダウンロードできる時代には、時代遅れの資格です。

だから、政府の事業仕分け対象として、国家資格の一部廃止として、「国家資格」社会保険労務士を、
民間検定又は代行業者に、格下げ願いたいのです。