行政書士が不正代行、偽装結婚や不法就労
警視庁が2006年以降に摘発した外国人による偽装結婚や不法就労事件のうち、少なくとも10件で、
在留資格などの不正取得の手続きを行政書士が代行していたことがわかった。
こうした行政書士の中には外国人向けの新聞などに広告を出して依頼主を募っているケースもあり、
虚偽の申請をしても罰則がない入管難民法の盲点を悪用した疑いがある。
同庁は、捜査上の証拠から「悪質」と裏付けられた1件について、行政書士を処分する権限を持つ東京都に通報して
懲戒などの処分を求めており、他の9件も悪質と判断できれば情報を提供する方針。
同庁幹部によると、同庁が昨年5月、韓国人の女(39)の在留資格を不正に取得するため日本人の男(35)との
偽装結婚をあっせんしたとして韓国人ブローカーの男(39)を逮捕した際、このブローカーが女の結婚に必要な
在留資格認定証明書の申請手続きを、首都圏の行政書士に依頼したと供述した。
偽装結婚した男女も調べに対し、この行政書士について「虚偽の申請と知っていて手続きをした」と話したため、
同庁は、行政書士の刑事責任を問えないか検討した。しかし、入管難民法には虚偽の申請行為に罰則規定がなく、
同法のほう助容疑や犯人隠避容疑についても、行政書士が任意の事情聴取に対して「偽装とは知らなかった」と否定したため、
立件を見送らざるを得なかったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091011-OYT1T00001.htm 【行政書士】入管申請取次者【入管ブラック】3号
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/lic/1215231190/