☆特定社会保険労務士対策☆

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182名無し検定1級さん
ここ5〜6年の間に、社会保険労務士の業界は、大幅な人手不足から、大幅な人余り現象へと劇的に変化しました。

例えば、地元ハローワークにて、地元労働局が、総合労働相談員2人募集するとの求人情報を閲覧しました。
このような行政協力の求人があるなら、たちまち20名位、簡単に社労士会会員が応募します。
これが、5年〜10年前なら、とても人手不足で、募集しても応募者が少なく、県内社会保険労務士会員に電話しまくって、 やっと人員を確保したそうです。
でも、ここ2〜3年位は、官公庁の相談員等行政協力の募集自体激減して、行政協力1人募集に対して十数人応募など、そう簡単にはなれません。
だから、前職の実務経験がなく事務指定講習受講して会員登録しただけの会員が、他の20名位を差し置いて、選抜されることは、まずありません。
(実際、総合労働相談員をはじめ通勤災害など長期の行政協力に、過去20回位応募して、全部落選しました。)

そこで社会保険労務士開業して、顧問先を開拓する場合にも、5年〜10年前なら1箇所顧問先を確保したら、友達の輪方式に次々と
顧問・手続き・セミナー講師等依頼があるなど、面白いように仕事が増えたそうです。
今は、官公庁や会社、商工系の団体など、100枚名刺配っても、その後全然電話・メール
すらないなど全滅します。

でも、冷静に開業してからの自分の顧問開拓活動を振り返って考えてみると、自分としては真剣にやったつもりだけど、
訪問先の官公庁や会社など事業所からみれば、「社会保険労務士さん、あなたの気持ちはよくわかるけど、
このインターネットの時代、もう時代遅れだから、本音を言えば、あなたの存在は不要なのです。」
「あんた何しに来たの?」「な〜んだ、あんたか!」
そんな風にみられていたワケだったのです。
だから、たとえ名刺配りして熱心にPRしたつもりでも、その後顧問依頼はもちろん、
相談や手続き・講師依頼等の仕事の一つも、電話やメールがなかったのです。

我が県の場合、そんな人口の多い県でもないのに、平成21年現在の会員名簿には約350名も登録、
その秋には、事務指定講習修了者や実務経験有りで、社会保険労務士試験合格者が会員登録する
者が数十人会員登録するから、推定400名近くで、ますます人余り現象!