【やっぱり】日本年金機構職員募集【社労士有利】2

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762名無し検定1級さん
昨年度、社会保険労務士制度発足40周年になりましたが、毎年度社会保険労務士試験において、
第29回までは受験生が少なく試験が(現在の選択式が)記述式であるなど難しかったため、合格者は毎年度千人台で推移していましたが、
その後資格ブームによって受験生が急増したことと、合格基準を6割台に下げかつたった3回のレポート提出と最後4日間先輩社労士会員の体験談を聴くだけの事務指定講習にて
実務経験2年以上扱いとみなす制度導入により第34回から第39回まで毎年4千人以上
(ピークは私が合格した第36回の4850人)合格者を乱発しました。

良く考えると、社会保険労務士試験はペーパーテストのマークシート方式のみ
にて択一式70点中42点以上と
約6割以上の正答率で合格、事務指定講習はレポート3回(各8〜9問)の提出添削と
最後4日間の講義を聞くだけで実務2年扱いとみなして修了証を得れば、
それだけで簡単に開業・勤務等の社労士会登録が出来ます。
だから、全国社会保険労務士会連合会が、あまりに社労士登録までの
ハードルを下げすぎたために、例えば入会1年未満を対象とする
県社労士会主催の新人研修に50名位参加する年度もありました。

だから、ここ5〜6年の間に社会保険労務士の業界は、大幅な人手不足から大幅な人余り現象へと劇的に変化しました。


顧問先を開拓する場合、5年〜10年前なら1箇所顧問先を確保したら、友達の輪方式に次々と
顧問・手続き・セミナー講師等依頼があるなど、面白いように仕事が増えたそうです。
今は、官公庁や会社、商工系の団体など、100枚名刺配っても、その後全然電話・メール
すらないなど全滅します。

でも、冷静に開業してからの自分の顧問開拓活動を振り返って考えてみると、自分としては真剣にやったつもりだけど、
訪問先の官公庁や会社など事業所からみれば、「社会保険労務士さん、あなたの気持ちはよくわかるけど、
このインターネットの時代、もう時代遅れだから、本音を言えば、あなたの存在は不要なのです。」
「あんた何しに来たの?」「な〜んだ、あんたか!」
そんな風にみられていたワケだったのです。