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400名無し検定1級さん
【受験】超名門・開成高校凋落…地方伝統校と公立躍進 東大合格者ランク

東京大学の高校別合格者数(前期日程、速報)が12日までに明らかになった。今年最大の話題は
東大受験の超名門、開成高校の合格者数が昨年より56人も激減したこと。同じ首都圏の名門私立
中高一貫校の中には順調に合格者数を伸ばした学校もあり、明暗を分けた。
その背景には“ゆとり教育”の弊害があるようだ。

1982年から28年連続で東大合格者数トップを維持している開成の座がグラリと揺れた。詳しい
ランキングは12日発売の「サンデー毎日」などの週刊誌も詳報しているが、ベスト30に入った首都圏、
関西圏の名門中高一貫校の中では灘、海城、桐朋も2ケタ減となった。いずれの高校にも共通するの
は2002年度に本格スタートした「新課程」(ゆとり教育)を受け、高校からも生徒を募集し始めたという点。
1学年400人の開成の場合、高校からの“途中入校組”は100人に上る。

合格者数を集計した「大学通信」のゼネラルマネージャー、安田賢治氏は、「以前から進学塾関係者の
間では、新課程で高校から入学した生徒たちの学力低下が問題になっていた。中学からみっちり鍛え
られている生徒と、中学での勉強が不十分なまま高校に入った生徒の差は大きい」と語る。

同じ首都圏の中高一貫校でも中学受験でしか入れない桜蔭(4位)、★栄光学園(5位)が、いずれも2ケタ台
で合格者を増やしたことからも、その差は歴然。安田氏は「今年の現役は、“ゆとり二期生”にあたる。
中学時代の勉強不足がボディーブローのようにじわじわときているようだ」と分析。優秀な子供が中学から
私立に流れてしまうのは、かつて東大合格トップを誇った日比谷や西など名門都立が伸び悩む一因でもあるという。
(>>2に続く)
http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009031241_all.html