64 :
名無し検定1級さん:
社会保険労務士として活躍することを夢見て、希望を持って社会保険労務士試験合格後事務指定講習修了して開業・勤務等社会保険労務士登録
した人々の実態を、行政書士他の業界にも知らせたく、カキコします。
ここ5〜6年の間に社会保険労務士の業界は、大幅な人手不足から大幅な人余り現象へと劇的に変化しました。
官公庁の相談員等行政協力の募集自体激減して、行政協力1人募集に対して十数人応募など、そう簡単にはなれません。
顧問先を開拓する場合にも、官公庁や会社、商工系の団体など、100枚名刺配っても、その後全然電話・メールすらないなど全滅します。
でも良く考えると、ペーパーテストのみの社会保険労務士本試験、
及び3回のレポート提出と4日講義を聴くのみの事務指定講習だけで勝手に2年以上実務経験の代替とみなされて、
事業所での実務経験はもちろん講習・実習等においてさえ、一度も本物の官公庁に届出書類を提出したことのない、
1人のお客さんとも相談したことがない人でさえ、地元社労士会に登録料等支払うだけで開業・勤務社会保険労務士登録して、
「社会保険労務士」と名乗ることが出来るのですよ!
常識に考えて、ベテラン社労士・会社経営者・官公庁採用権者などの視点になって考えてみれば、ペーパー上の知識だけで過去に本物の実務経験がある証拠の見出せない人を顧問にする又は
採用したとして、最初の第1日から安心して手続・相談等業務を任せられると考えるワケないじゃん!
だから何百件何千件会社や官公庁等を名刺配って営業しても、行政協力等何十回応募しても、仕事獲得出来ないのは、良く考えると当たり前です。
(奇跡が起きないとは、断言できないが?)
料理人で言えば、包丁をロクに使ったこともない人間で高級料理のレシピを6割以上
暗記しただけの人が、高級レストランのシェフとして採用されるようなものです。
(注:実際は調理師試験は、食堂・ホテル等にて2年以上実務経験があったと事業主の証明が必要。)
だから、残念ながら、社会保険労務士本試験合格後事務指定講習だけ受講して開業勤務登録した人々の大部分が、
「今日も仕事がなかった。」
と落胆の日々を送って、短期間に廃業してゆきます。