【7.5%】税理士よりも難関な社労士試験

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243名無し検定1級さん
平成20年度社会保険労務士試験合格発表!
択一総合点48点以上
合格者数 3,574人(前年 4,801人)
合格率 7.5%(前年 10.6%)

今年度、急に合格者数を絞り込んだのは、ナゼでしょうか?

それは、ここ5〜6年の間に全国社会保険労務士会連合会以下各都道府県社労士会等社会保険労務士の業界は、
大幅な人手不足から大幅な人余り現象へと劇的に変化したからです。

例えば、昨年12月下旬に県内労働局・労働基準監督署にて総合労働相談員2人募集するとの、ハローワークの求人広告を見ました。
これが、5年〜10年前なら、とても人手不足で、募集しても応募者が少なく、県社労士会事務局から県内社会保険労務士会員に電話しまくって、
やっと人員を確保したそうです。
でも、ここ2〜3年位は、官公庁の相談員等行政協力の募集自体激減して、行政協力1人募集に対して十数人応募など、そう簡単にはなれません。
日給4500円〜1万円×何日間の単発的な仕事を獲得するにも、さらに社会保険未適用巡回説明みたいに事業所1件2200円〜3100円の仕事でさえ
十数人〜数十人の難関を突破しなければならないなど、命がけです!

顧問先を開拓する場合にも、5年〜10年前なら1箇所顧問先を確保したら、友達の輪方式に次々と顧問・手続き・セミナー講師等依頼が
あるなど、面白いように仕事が増えたそうです。
今は、官公庁や会社、商工系の団体など、100枚名刺配っても、その後全然電話・メールすらないなど全滅します。

平成17年秋に開業登録した時、9月〜11月だけでも、一度に20名位開業・勤務登録しました。
年末年始頃地元社労士会主催で新人研修3回開催されます。
登録1年以下を対象ですが、40名〜50名参加しました。
毎年こんなに大勢新規会員登録して、各会員が喰えるだろうかと当時から疑問でした。

やはり、行政書士試験が平成16年度から合格率2%台と急に難易度が高くなったように、
社会保険労務士試験も大幅な人余り現象対策に、来年度から合格率2%位又は合格者数千人以上二千人以下と
合格者を絞り少数精鋭で、確実に喰える社労士だけの体制に整えた方が良いです。