社労士合格サロン【32・49以上限定】

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753名無し検定1級さん
社労士会の支部例会・研修会等内部の仕事に関わって失望したのは、昔ながらの封建制度みたいな体質が根強く残っていることです。
言わば、昔の商人の弟子入りみたいに、例えば料理人の世界なら、最初何年間は丁稚奉公で、掃除・皿洗いなど
雑用ばかりさせられて本格的な仕事は教えてもらえず、
何年か経過して、やっと包丁さばきを教えてもらえるというような感じです。
例えば、私が臨時や短期の仕事ばかりで労働相談員をやらせてもらえないと不満を口にしたら、先輩会員から、
「この業界に入って、1〜2年目なら何も出来ネエだろうが!当たり前だろ!」と一喝されました。
雑用下働きばかりさせられると言ったら「みんな最初は雑用や下働きから始まった、そして徐々に責任ある仕事を任せられるように成長して行ったんだ、
上の人はそれだけ責任の高い価値のある仕事しているから報酬が高い、そりゃ当たり前だろ。」

でも、江戸時代から昭和40年代までの古き時代ならともかく、インターネットブロードバンドのIT革命の時代だから、
世の中が、情報ネットワーク構築、データベース管理、ERPなど経営改革と飛躍的に発展している時代に
こんな古き旧態同然の社会保険労務士業界の体質から卒業しないと、せっかく高い崇高な意思を持って
業界に飛び込んだ人材が、労働社会保険の分野のスペシャリストとしての才能や素質を見出し、
かつ育成することが出来ないで、社会保険労務士業界に失望して離れて行ってしまう実態が続いてしまいます。

社会保険労務士試験は毎年4千人以上合格して、国内には推定15万人以上は社会保険労務士資格者が存在すると推定されます。
にもかかわらず、全国の社会保険労務士会会員は、開業・勤務等合計3万人余で停滞しているのは、
新人会員が、仕事のメリットを感じにくい、社会保険労務士業界の封建的体質にあるのです。

合格したら、早速地元社会保険労務士会の登録説明会に参加して登録手続きされる予定の皆様、
その時は、事務局の話を軽く聞き流して、その日を最初で最後にして、翌日から独自の社会保険労務士としての
道を開拓されますよう、よろしくお願いします。