基本情報技術者試験 Part205

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7名無し検定1級さん
平成8年秋 第2種情報処理技術者試験 午後

K社では、ソフトウエアの開発をパソコン上で行うことになった。このソフトウェアの開発には、
少なくとも2台のパソコンが常に必要である。

設問1 次の記述中の〔 〕に入れる正しい答えを、解答群の中から選ベ。

パソコンは、1年間1920時間の勤務時間(1日8時間、1か月20日勤務)中に稼動
しているものとする。1台当たりの1年間の平均故障時間が12時間のとき、1台
のパソコンの年間平均稼動率は〔 a 〕のように計算できる。
1台のパソコンの稼動率をAとすると、年間稼動時間は1920×A時間、
年間故障時間は1920×(1−A)時間になる。
ソフトウエアの開発に2台のパソコンを使用したとき、
少なくともどちらか1台が故障して開発できない時間は〔 b 〕時間となり、
およそ24時間と見積もれる。

aに関する解答群
ア 12÷1920          イ 12÷(1920+12)
ウ 1920÷(1920+12)     エ (1920−12)÷1920
オ 1920÷(1920−12)

bに関する解答群
ア 2×1920×(1−A)     イ 1920×(1−A)^2
ウ 1920×(1−A^2)      エ 1920×(1−(1−A)^2)
8名無し検定1級さん:2008/04/18(金) 07:22:56
設問2 次の記述中の〔 〕に入れる正しい答えを、解答群の中から選ベ。

K社では、すでにある2台のパソコンに加えて予備機を1台追加した。
このとき、同時に2台以上のパソコンが故障して開発できない時間は、
次のように計算できる。

この3台のパソコンの稼動状態は、次の4通りに場合分けできる。
(1)3台すべてが稼動
(2)2台が稼動、1台が故障
(3)1台が稼動、2台が故障
(4)3台すべてが故障

2台以上が故障しているのは(3)と(4)の場合なので、求める時間は、
(3)と(4)の場合の時間の和になる。
ここで(3)は〔 c 〕時間、(4)は〔 d 〕時間になる。
設間1のAの値を代入すると、1年間のうち2台以上が故障して
ソフトウェアの開発ができない時間は0.22時間に減少すると予測できる。

cに関する解答群
ア 1920×A^2×(1−A)   イ 3×1920×A^2×(1−A)
ウ 1920×A×(1−A^2)   エ 3×1920×A×(1−A^2)
オ 1920×A×(1−A)^2   カ 3×1920×A×(1−A)^2

dに関する解答群
ア 1920×A^3 イ 1920×(1−A^3)
ウ 1920×(1−A)^3 エ 1920×(1−(1−A^3))
オ 1920×(1−(1−A)^3)
9名無し検定1級さん:2008/04/18(金) 08:24:41