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名無し検定1級さん:
平成18年第1回・第2回特定社会保険労務士試験実施されてから2年が桂花ました。
だから、平成19年第3回も含めると、特定社会保険労務士試験合格者は既に数十名は存在するハズなのです。
合格者会員の中には、顧問先数十件〜数百件の名門社会保険労務士も多いです。
でも、最近がっかりしたのは、今年秋地元社労士会主催として開催された「紛争解決手続実務研修」の講師が、
県外の特定社会保険労務士の案内文が送られてきたことです。
「え〜〜、県内に特定社会保険労務士が既に数十名もいるのに、そのうちの1人も、紛争解決手続方面の実務経験を生かして講演
活動を行える実績を築き上げた会員がいないのお〜?」
「85000円の高額受験料と、特別研修他県会主催等の研修会やテキストなど教材、研修会場までの交通費・宿泊費など合計20万円位投資してまで合格して、
その結果が、県内に活動実績の該当者ないから、仕方なく県外から講師派遣せざるを得なくなったワケ?」
そういえば、地元社会保険労務士会のホームページを毎日1回以上は閲覧して、メール・郵便等はチェックしていますが、
特定社会保険労務士や労働紛争解決関連の研修会他イベントは、皆社会保険労務士会内部会員向けだけです。
社会保険労務士会では、「官公庁や企業等世の中全体が、特定社会保険労務士を積極的に活用する動きが高まっている
から、出来れば県内会員全員が特定社会保険労務士試験を受験するように!」と声高に主張していても、
実際は、県内で既に特定社会保険労務士になっている会員のホームページを訪問しても、紛争解決手続きをした体験談などは全然見ない。
また、直接聞いたこともないです。
例えば、特定社会保険労務士は、高度で難解な労働紛争にまで発展した業務を解決する労働問題の超スペシャリストの高度な資格のハズですが、
外部の官公庁や大企業、商工系の団体等から労働紛争解決のための講師派遣依頼されたとか、テレビ局から出演依頼されたとかという情報は全然ありません。
結局特定社会保険労務士の大部分が、新規の仕事や顧問開拓は、ほとんど出来ていなかったワケです。
でも、その反面、高額なワリに無意味な特定社会保険労務士試験を受験しなくて正解だったと安心しました。