フォークリフト技能講習5d

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7名無し検定1級さん
ヘルメット(安全帽)に関するテンプレ。一応貼っとく。

まず、ホームセンターや作業用品店、現場用品の通販を見てください。
保安用品・安全用品のコーナーに「ヘルメット」「保護帽」とあるはずです。

では、型式を選定しましょう。
材質としてはABS・PC(ポリカーボネート)・PE(ポリエチレン)・FRPがありますが、
講習での使用でしたら一番安価なABS製品で構わないでしょう。
(各々の特徴は、ABSは安価で加工も容易、PCは熱可塑性樹脂としては強靭、PEは薬品に強い、
  FRPはこの中でも一番丈夫で耐候性もあるが高価、といったところでしょうか)
講習後、災害備蓄もお考えでしたらFRP製にされても良いかもしれません。

次に形状ですが、これは大まかに野球帽型(全体的に小ぶり&ツバがある)・
MP型(よくある球体形状)・欧米型(前頭部の出っ張りが特徴)に分けられます。
(この他にも特殊なものが あるにはありますが、あまり関係ないので割愛)
お好みで選択されて結構ですが、ツバが鬱陶しいと感じられる場合はMP型、
もしくはツバが透明な型式にされるとよいですね。ツバが透明なものは高いですが、
カコイイですし、なにより便利です。同様に、通気孔に関しましてもお好みでよいでしょう。

ただ、種別は必ず「墜落時保護用」にして下さい。
見分け方としましては、内側のラベル及び発泡スチロールによって直ぐに判断できます。
保護帽は車上からの転落に備え被るものですので、このタイプでないと意味がありません。
墜落時保護用の保護帽は、法令でも2m以上の高所作業において使用を規定しておりますが、
数十センチでも十分死ねる高さです。「1mは一命取る」とよく言われますよね。
せいぜい数百円の差ですので、安いからといって「飛来落下物用」にしないで下さいよ!

それでは、最後に顎紐とヘッドバンドをピッタリ調節。安全作業を祈念いたします。