乙種・丙種 危険物取扱者 Part24

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588悠 ◆9r1X768V8Q
【高尚な者より数学検定の重要性を説明する為の補足】

ピッキング作業は単純に見えるが、仕事が単純だから軽んじても良いものではない。
ピッキング作業とはそれぞれの作業者にリストを渡すのだ。そのリストには商品の型名や数が記載されている。
その記載されている商品を指示されている数だけ取って、なるべく少ない箱数へ詰めて検査員の所へ持って行くのだ。
一見単純だが、効率の良い方法を使えば随分と効率を上げられる作業なのだ。

数検の1次試験は、公式を覚えていれば解けるが、2次試験は思考力や応用を問うので公式を覚えているだけでは解けない。
2次試験は応用力や思考力を問うので、単純な作業への効率の良い案を発見し、実行する能力が証明されるのだ。

ピッキング作業をする上で、指示された品物や数を取りに行く際にその品物が置かれている場所へ取りに行く。
1枚のリストに10品くらい記載されているとする。
その10品を取る単純である作業でもスピードと正確さがあればかなり効率良く終わらせる事が出来るのは検討が付くだろう。
応用力や思考力のある者も無い者も、作業をする上で日毎に各棚にどんな品物があるかを覚えて行く。
だが、只の作業者は単純に上の行からの品物を取りに行くだけだ。そしてその1品だけを追って探して取って行く。
又、上の指示から順番に取るので、あちこちに移動して取りに行き、更にこちらへ戻って取りに来る。これでは移動時間が勿体ない。

だが、高度な者は商品のある場所を覚えて、上の指示から順番に探すのではなく、全ての指示を見るのだ。
そして、自分のいる位置から近い品物を順番に取るのだ。
そうすれば移動時間を減らす事でスタミナも維持出来るし、時間も短くて済むので多くの商品を探して取る事が出来る。

又、正確性を出すには二度以上のチェックをすれば良いが、アホは一度取ってから全て調べる。
それならそのまま検査員へ全て出してチェックして貰えば良い。
だが、効率の良い者は次の商品を取りに行く移動時間中に先ほど取った品物のチェックをしているのだ。
そうすれば、無駄な時間がなくなり、二度のチェックも可能になり、正確性もスピードも上がり大きな効果が出るのだ。
数学検定は単純作業で莫大な効果を証明出来る価値ある資格なのだ。