司法書士試験のテキスト・参考書・問題集 Part.9

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2名無し検定1級さん
まとめ

<全般>

【デュープロセス シリーズ】中上級者向き
・講義で使用するレジュメをまとめたような講義用テキスト
・必要最小限のことを簡潔にまとめている。その分、無味乾燥で図表や制度趣旨、理由付けを省いている。
・著者とされる竹下貴浩本人が「講義を聞くなり、他のもので調べるなりして
 テキストの行間を埋めることが必要」と述べており、独学には向かない
・民法と不登法を一緒にしているのは分かりにくいという声多し。(特に初学者には分かりにくい)
・憲法は、数年前に新に追加された科目で講座に間に合わせようと慌てて作った感が否めない。
・法改正対応の改訂は早い。

【プログレス シリーズ(商法・商登法は未刊)】初学者〜中上級者まで
・デュープロセスシリーズとは異なり、自主学習にも配慮している。
・過去問の肢の番号が書いてあり、過去の出題例を参照しやすい。
・不登法をはじめ、午後の部の手続法は評価されている。
・民法、憲法は誤植が多かったり、構成が悪かったりと評価悪し。

【司法学院 基本書シリーズ】初学者〜中上級者まで
・説明は多い。その分厚い。
・無駄にフォントが大きいのが不評。
・民法については説明が多いのが良いならば、シケタイのほうが分かりやすく値段も安いとの声もある。
・マイナー科目でも分量が多いのはやり過ぎとの声多し。
・市販されているのは民法と不登法ぐらい?
3名無し検定1級さん:2006/05/09(火) 13:00:33
【ブレークスルー シリーズ】中上級者向き
・LECの講座を受講しないと購入できない。
・豊富な図表。説明も詳細で分かりやすい。
・分量が多いかもしれない。誤植も多い。

【直前チェック シリーズ】中上級者向き
・デュープロセスシリーズの記述を設問式にして、身についたことを確認・整理するツール。

<不動産登記法>
【富田太郎(著) 楽学司法書士 不動産登記法】初学者向き。
・不動産登記法の全体像を図表や具体的事例を用いて、講義体の口語体で平易に解説
・初心者の入門書、不登法の難解さを払拭には最適だけど、この本だけでは本試験レベルには到達しない。

<会社法>
【山本浩司(著) なるほど会社法】初学者〜中上級者まで
・会社法の全体像を図表や具体的事例を用いて、講義体の口語体で平易に解説
・理由付けがあるので中上級者にも参考になる点がある。
・細かい部分は、条文や他の教材、問題集で補う必要がある。
4名無し検定1級さん:2006/05/09(火) 13:01:07
<記述式対策>
【択一・記述ブリッジ シリーズ】中上級者向き
・理論編が択一対策と問題に関連する雛形を記載、実戦編が記述式の問題集。
・理論編の雛形だけでは足りないので他で補う事が必要。
・記述式の問題集は、過去問の他に適当な書がきわめて少ないので市販されているのでは妥当な問題集。
・記述式対策として問題をこなしたいのであれば実戦編からで構わない。
・後半の数問は試験の傾向を逸脱してる問題であったり、添付情報が省かれてたりする点に注意!

【うかる!記述式対策入門編 シリーズ】初学者向き。
・記述式をどう解くか?という視点の数少ない参考書。
・方法論が独特なので合う合わないがわかれやすい。
・ちょっと理屈っぽ過ぎるので説明がくどいかもしれない。
・入門レベルなのでこれだけでは試験レベルには達しない。

【うかる!記述式答案構成力 シリーズ】中上級者向き
・【うかる!記述式対策入門編シリーズ】の発展的内容
・講義形式で説明が長い分、問題数は少ない。

【省エネ「見るだけ」書式集 シリーズ】中上級者向き
・気軽に持ち運びできて、電車などの中でも見られる携帯サイズ
・雛形集なのである程度の予備知識は必要