第三種電気主任技術者スレ Part24

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9名無し検定1級さん
◎電験三種の難易度の歴史
 平成7年度まではかなりの難関資格でしたが、平成8年から平成13年の間はかなり簡単でした。
 平成14年から難易度が戻り始め、平成15年以降から平成7年の出題難易度にほぼ戻っているようです。
 ただし、平成7年よりも合格基準が低くなっていますので、平成7年以前よりは簡単になっています。

◎電験三種の効力
 法的には、「構内に設置する50kV未満、構外に設置する25kV未満(出力5千kW以上の発電所を除く)の電気工作物を監督」
 となっていますが、実務経験がない人が本格的に電気工作物の監督をやることはないと思って下さい。
 この資格は電力関係の会社の人事にかなり影響を及ぼすのは確かですが、資格しかない人には
 それほどの実利はありません。
 しかし、資格者がいないと法的にビルや工場の管理ができないのも事実ですので、電気主任技術者として
 ビル管理などに派遣社員として雇われる可能性はあります。
 その場合、実務は経験者が担当して有資格者は雑用担当になるのがせいぜいでしょう。
 つまり、電験三種があっても給料の安い(年収300万円程度)のビルメンテナンスの仕事(実態は雑用)に就ける程度です。
 その代わり、年をとっても仕事は何とかあるとも言われています。

◎電験二種や電験一種の効力は?
 電験二種になると、電験三種よりは仕事が広がりますが、電験三種と同様に電力関係の会社に勤めていない人にとっては
 それほどの実利はないと思って下さい。
 電験一種は司法試験よりも難しいとされていますが、電力関係の会社に勤めていない人にとってはただの名誉資格にしかなりません。
 電験一種取得者が電験三種や二種の仕事に応募しても「そんなに偉い人は雇えない」と言われてしまいます。
 電験関係の本を出版している出版社からは先生扱いされますので、雑誌の記事を書いたりして小遣い稼ぎはできるかもしれません。