【不正】試験機関≒行政書士団体の現状【温床?】

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461名無し検定1級さん
197 名前: 名無し検定1級さん 投稿日: 04/05/23 15:34

司法書士試験では、試験問題を作成するのは法務省(登記官・特任検事)ですが、
合格者数を決定するのは実は日本司法書士連合会です。

行政書士試験でも平成12年の行政書士試験センター移行前は実は同じでした。
総務省が問題を作成し、日本行政書士連合会が合格者数の申し入れをし、
(拘束はされませんが)これを目安として、論述問題で足切りをして、合格率が
4〜6%になっていました。

しかし平成12年に問題の6割合格ラインと固定したので、合格率の調整(足切り)
ができず、(おおよその合格者数)12年・3500人、13年6500人、
14年・10000人と3年で2万人超の合格者を出してしまったのです。没問が
(実は平成12年にもあった)3年連続続き全員合格問題があったことも関係しています。行政書士試験センター理事長兼子教授は退任し、本年より理事10人の内5人は日本行政書士連合会の役員である行政書士が就任しました。

@先にも述べましたが、行政書士は法律隣接職とは認められているものの、試験が
簡単すぎるとの司法改革推進審議会からの批判があった。結果、他士業が自由化で
職域拡大している中、行政書士は職域拡大がなにも進んでいません。
A3年で2万人も合格者を出しながら、行政書士の会員はほとんど増加していない
(しかも13年・14年合格者が退会して、やや減少する傾向が見え始めました)。

ですので、昨年より試験を難化し、行政書士の職域拡大の方向に日本行政書士連合会
は転換したのです。試験が難化することは昨年の夏ごろには単位会の役員クラスは皆
知っていましたし、昨年12月には合格率2%台ということは行政書士には広まっていました。

本年も試験難易度は昨年同レベルです。