235 :
名無し検定1級さん:
世界の人々の暮らしを取材するため、
TVの取材班は遠い国にやってきました。
そこで村の古老にインタビュー。
「今までの人生の中で、楽しかった思い出を聞かせてください」
「楽しかった思い出というと。おお、あれじゃ。
昔、村の娘が道に迷ってしまってな。
男たちが総出で探した。
やっと見つかったときはうれしくて、男たちはみんな、
その娘と関係をもってしまった」
「え・・・ちょっと放送に使えない。
他に楽しかった思い出はありませんか?」
「あるとも。昔、村のヤギが道に迷ってしまってな。
男たちが総出で探した。
見つかったときはうれしくて、
男たちはみんな、そのヤギと関係をもってしまった」
「う・・・使えない。
じゃ、じゃあ今度は、悲しかった思い出を聞かせてください」
「悲しい思い出。ああ・・・。
昔、わしは道に迷ってしまってな・・・」