テクニカルエンジニア【ネットワーク】Part40

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素点分布が正規分布に従わなければ、偏差値60以上が上位15.9%になるとは限りません。
しかし、
jitecの得点分布表をexcelでいじくってみると、、
スコア分布から求められる16年度のSW、TE(DB)の平均スコアは、
      AM,PM1、PM2
SW平均 585 568 686
DB平均 585. 572 542
となり、50点ごとの離散化、800以上/200以下の丸めを考慮しても平均500とならず、
スコア算出式が単純な一次変換式
score=500+(素点-AV(素点))/SD(素点)*100=偏差値の10倍値
ではないようですね。
分布表をグラフ化してみると
大数の法則によって、やはりこの分布は正規分布に近い形です。
分布表より、スコア算出式が一次変換式であるのは確かですが、
相対基準のほかボーダー上限値の絶対基準もあるようですね。
スコア範囲が200-800ということから、偏差値の概念が用いられているのは確かです。
おそらく、偏差値60の素点が絶対上限基準(AbsoluteBoder;AB)を上回った場合、
600-(ABの偏差値*10)を上記の一次変換式から算出された値に加えて、
スコアを算出しているのでしょう。(ABのスコア600化)
この場合、ABの値は、スコア600の方の素点推定で判明します。
即ち、スコア算出式は、
score=500+(素点-AV(素点))/SD(素点)*100
       +600-(ABの偏差値*10)
と考えます。

統計学的考察をされたい方へ、jitecの得点分布表を
EXCEL用にCSV(カンマ区切り)化したデータを以下に貼り付けときます。
( http://www.jitec.jp/1_07toukei/seiseki_bunpu.html より)