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12月29日(月) クロージング・コメント
 本日の日経平均は83.21円高の10500.62円(出来高概算10億3000万株)で取
引を終了した。朝方は先週末の米国株式相場が堅調な推移となったことから、
電機・自動車など輸出関連株が堅調な推移。新年相場への期待感などから銀行
・証券セクターにも買い物が優勢となった。ただ、全般的には年末の市場参加
者が非常に少ないなかでの、個人投資家を中心とした個別銘柄物色の動きが中
心。金融支援報道を受けてナカノがストップ高となったほか、株式分割権利落
ちを受けてエッジが引き続きストップ高となるなど、値動きの良い銘柄に資金
が集中した。 後場に入ると外国為替市場で円相場が1ドル=106円台まで上昇。
輸出関連株には警戒感が強まる展開となり、市場の雰囲気をやや暗くしている。
前場に買われた電機、自動車株には伸び悩むものも多かった。なお、業績の
上方修正がサプライズとなった大有機はストップ高、子会社の油送船売却に
伴い特別利益が発生すると発表した新和海運は大幅高、トラック増産が報じら
れたいすゞの上昇が目立つなど、一部の個別株は活況であった。
ここまでの株高により景気の冷え込みが厳しくなるのは確定的となった。