「受験生の残夢」
悪問に悩んだ受験生が試験委員を討つために紙屑を集め作り上げた武器。
その歪んだ紙屑には受験生たちの血の願いが込められている。
いくら受験生が苦しめどなんの助けも出さない試験委員。
「わしらがこんなに苦労しているのに許せん!」
一致団結して試験委員の元へ向かう受験生たち。
朝日が昇った瞬間、一気に試験委員の城に乗り込む!
しかし、実は試験委員も国のために受験生から泣く泣く
高い受験料を徴収し、自らも貧しい生活を送っていた。
無能な試験委員を哀れに思った受験生達は武器を捨て、
試験委員と仲良く、そしてひもじく暮らした……。