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これだけ有れば充分:
(情報が錯乱していますので、私が統括して理想論を述べます)
1、電検3種・・・社会的社内的にも最も評価されます。
受験制限なしの上、科目保留制度もあります。ただしやや難。
実際の実務は試験とかけ離れている面もあるので、
契約先のオーナーを安心させる位の経験、知識も必要です。
上位の電検2種(66kV受電等)やエネルギー管理士(年1200万kWh以上)は
大型現場用です。通常はエネルギー管理員講習修了(年600〜1200万kWh)で充分。
2、ビル管・・・この仕事を長く続けるなら取るべきです。ただし2年の実務経験証明必要。
3000uのビルに名義人が必要です。
3、電工1種・・・電検より実務に近く、ためになります。
ただし免状申請に5年の実務経験証明が必要です。5年毎に定期講習有。
電工2種に高圧の知識や受変電設備が加わっていますが、難易度は少しアップした程度です。
4、ボイラー1級・・・2級と難易度はほとんど同じ。ただし2年の実務経験証明必要。
しかし最近はボイラー資格の需要は減っており、資格不要の炉筒煙管以外のボイラーや
電気温水器で間に合せるビルが増えています。
5、冷凍3種・・・法律上必要な現場が少ないにも関わらず、所持者は多いです。
仕事上、この程度の知識は必要ですし、役にたちます。
試験内容も最近は計算中心から実務中心に変わってきています。
6、危険物乙4・・・持ってて当たり前。試験は毎月ありますし、難易度易です。
発電機や油だきボイラーで大型タンク(たしか2000リットル)のある所では必要ですが、
法律上で必要な現場は少ないでしょう。
7、消防設備士・・・ビル管で消防業者をやっているところは少ないので法律上は必要なし。
知識の為に取るならメインは、1(消火栓等)、4(報知器等)、6(消火器)類です。
ただし甲種には受験制限有。甲種の製図試験は最近選択問題中心で簡単になっているので、
受験資格のある電工や電検所持者は甲をおすすめします。
8、あと資格とは別ですが、パソコンで各種書類作成、データ管理、マニュアル作成。
各種小修理技術の確立。職場の教育、人事管理(クセ者多いため)。工事業者との打ち合わせ。
本社及び派遣先オーナー対策ができれば、あなたは立派なビルメンです。