【艦これ】艦隊これくしょんで百合 第9艦隊

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301名無しさん@秘密の花園
※本番無しです
※メタ発言あります
※鬼畜っていえば鬼畜

イベント期間中のある日のある鎮守府

「何だよル級改って…あれもうル(イジアナ)級だろ」
「また一部の人しかわからない愚痴を…」
提督の愚痴に臨時の秘書艦である青葉が答える。

主力艦が悉く入渠しているため、しばらくは唯一無傷だった青葉を秘書艦に据えておく。
「ところで司令官」
「うん?なんだ?」
「青葉とお医者さんごっこしましょう!」

瞬間、提督は消えた。
提督と執務室の扉との距離が急速に縮む。

青葉の視神経が目の前の人間が消えたと脳に伝え、脳がそれを理解したとき、
既に提督は扉から離れ、青葉の背後に迫っている。
今の提督にとっては島風すらもナメクジに等しい。

「誰に聞いた?」
「勿論如月さんに」
扉を施錠した手で青葉の肩を掴む提督。
顔色こそ必死に取り繕っているが、冷たい汗が止まらない。



以下回想
「ども〜青葉です〜。さて角川のフロム買収により恐らく一番風評被害が大きいであろう如月さん、何か一言お願いします!」
「うーん、そうねぇ……ああ、そう言えばこの前司令官と(以下略」
以上回想


「と言う訳でして」
「あのロリビッチ……」
「またまた〜。そのロリビッチとお医者さんごっこしたくせに」
302名無しさん@秘密の花園:2014/05/17(土) 04:09:10.33 ID:0kdWo7jf
にやにやと笑う青葉に、憮然とした顔の提督が話を続ける。
「……で?お前の目的は何だ」

この問いに青葉は少しだけ頬を赤らめながら答える。
「青葉も、司令官とそういう事したいな〜」
頬を赤らめてはいるが、口に出すのも憚られると思っている訳ではない様だ。

「……そういう事とは?」
そう聞き返す提督。
何も青葉に具体的な内容を言わせることで恥ずかしがらせるようなプレイではなく、ただの時間稼ぎ。
そもそもそんなことで恥ずかしがるようならばこんな事を堂々と頼んだりはしない。

「えへへへ。司令官も知ってるくせに」
青葉も提督の考えなど分かっていると見えて、わざと勿体をつけている。

「大丈夫ですよ。如月さんはああ見えて口は堅いですから。青葉以外には喋ってませんでした」
「その口の堅い如月がなんで一番口の軽そうなお前に暴露したんだろうな?」
「むう。青葉も口は堅いですよ?司令官がお医者さんごっこしてくれれば、絶対に口外しません」

正直なところ全く信用できない。
とは言え、ここで下手に青葉の機嫌を損ねるのはまずい。
一瞬のうちにそう考えた提督は、ため息を一つつくと自分の机から半透明の液体が入った小さなビンを取り出した。

「……いいだろう」
そう呟き、振り向きざまに真後ろにいた青葉の両肩を掴んでその場に押し倒し服の中に手を入れると、指をその中に走らせる。

「ひゃ!」
咄嗟に声を上げた青葉だが、提督の動きは止まらず、腹や胸を撫でたり揉んだりしている。
ひとしきりそれらが終わった所で先程のビンに手を伸ばすと、青葉から離れて目で服を脱ぐように伝える。

上半身は一糸まとわぬ姿になった青葉に提督はビンの中身を指先につけた人差し指と中指とを先程撫でた場所に再度走らせる。
粘性の高いビンの中身は、提督が何度も指を往復させることで少しずつ青葉の体を包んでいく。
303名無しさん@秘密の花園:2014/05/17(土) 04:09:40.32 ID:0kdWo7jf
「んっ……くっ……」
指が動く度に、青葉がかすかに声を上げる。
ある程度いきわたった所で、提督は突然青葉の体に舌を這わせた。

「ふひゃああ!」
突然の行動に驚きの悲鳴を上げる青葉だったが、提督はお構いなしに青葉に塗ったビンの中身を舐めとるように何度も舌を這わせ、
青葉の上を往復する。

「ふあっ!くふぅ!ひゃあ!」
ぴちゃぴちゃと提督の舌と唾液が青葉の上で音を立て、その度に青葉が声を上げる。
(おかしいな…青葉、こんな所弱くないのに……)

青葉の頭は、いつもと違う感覚に混乱し始めていた。
青葉は腹も胸も性感帯ではないと思っていたが、今の自分は全身が性感帯になったかのようにどこを触られても快感が打ち寄せる。

(まさかこの薬が!?)
青葉の考える通り、塗りたくられていたのは即効性のある媚薬の一種。
提督の舌はこの媚薬によって即席性感帯と化した青葉の体を舐めまわしていた。

「ひぅ!ふぁあああっ!!」
舌が這い回る度に青葉の体には悶えんばかりの快楽が押し寄せている。
上気した肌は湯気に包まれ、先程以上に頬が紅潮していて、荒い息遣いが静かな執務室に響く。

提督は唐突に舌での愛撫を止めると、再びビンから薬を掬い取り、
その指を自分に向かって投げ出されている青葉の股間に潜り込ませた。

「えっ!?し、司令かふぁあああああああん!!」
指が青葉の既に濡れはじめていた膣内に擦りつけられ、ただの浅瀬を大海原へと変えていく。
トロトロと青葉の愛液が床に広がり、青葉は今日一番の絶叫を上げる。

しかし、提督はそこまでだった。
青葉から指を引き抜くと、薬のビンを元の場所にしまいに行き、倒れている青葉には目もくれない。

「司令……官?あの…」
「うん?何だ青葉」
まるでついさっきまでの現象はすべて青葉の夢だったかのように、提督はいつも通りに振る舞っている。
(焦らしてる?このまま放置するなんて、司令官は青葉が思っていた以上の鬼畜ですね)

青葉は先程からの快楽の波にもはや理性が限界に達し始めている。
「し、司令官。早く、早くぅ……」
「どうした?」
既に気が狂いそうな青葉にとって、これは拷問に等しい。
流れ出る愛液は未だ止まらず、それが太ももを濡らすことすら既に快楽になり始めている。
(司令官はどうして平然としているのですかっ!?)
304名無しさん@秘密の花園:2014/05/17(土) 04:18:17.61 ID:KJYTSeJt
4-2-1
赤道直下とはいえ流石に夜になると涼しい風が吹く。
煌々と光る13夜月の月光が眩しいくらいに見える。
月明かりを楽しみたいため照明は抑え目にしている。
開け放した窓から入る風に含まれる潮の香が男の心を擽る。

―やっぱり、俺は海が好きなんだな。

柄にも無くロマンチックな気分になっている自分に苦笑する。
そして、高まる胸の鼓動が緊張からもたらされるものであることに改めて気づかされる。

―やれやれ、これじゃ童貞だな…昔はバーって言ったんだっけか。

帝国海軍の将帥に憧れ、それに近しい立場になった男は、それ故か妙に帝国海軍士官ぶりたがる傾向にあった。
その割に完璧に士官ぶれて無いところがこの男-提督の長所でもあり短所でもあった。
これから一人の艦娘が彼の私室を訪ねてくることになっていた。
夜、艦娘が独りで自室を訪ねてくる。
それ自体は特に珍しくも無かった。
だが、今晩訪ねてくる艦娘は特別だった。
大日本帝国海軍一等巡洋艦妙高型4番艦「羽黒」。
かの大戦では蘭印攻略戦を皮切りに、サンゴ海、ミッドウェー、ソロモン、マリアナ、レイテと勇戦し大戦最後の水上戦で倒れた勇者。
幸運艦、武勲艦の名を欲しい儘にし幾多の海軍士官下士官兵に愛された傑作重巡。
その魂を継いだ艦娘が彼の部屋にやってくる。
恐らくは彼と契りを結ぶために。
そして、彼は彼女を武勲艦だから愛しているのではない。
セミロングボブの黒髪も、いつも八の字気味の眉も、伏し目がちの大きな目も、少し猫背気味の姿勢も。
引っ込み思案なところも、仲間思いなところも、芯の強さも。
気が付けば彼女の全てに彼は恋をしていた。

―恋、しているのか?俺は!

ぶふっ、と変な息を漏らしてちゃぶ台に提督は突っ伏しながら赤面した。
いい歳を恥ずかしい、とは思うが短くない人生経験からしてこれは間違いない。
部下に恋するなど、まして自分よりも随分と年下に見える娘に恋するなど思ってもみない事だった。

「ふふ、道理で、緊張するわけだ」

顔を上げると口に出して笑いがこみあげてきた。
恋する彼女との初めての夜。
リラックスできるほど彼は男前では無かった。
キッチリ決めた二種軍装。オーデコロン。髪もしっかり整えた。
無論、既に入浴を済まし念入りに体も洗ってある。
笑えるぐらいの童貞力である。
それほどに彼は羽黒に恋をしていた。
時計は2155。
私室をノックする音が響いた。

「誰か?」

扉の向こうに誰がいるのかはわかっていたが、平静を装うため誰何の声をかける。

「羽黒です、宜しいでしょうか?」

大きくも小さくも無く、ただ静かだが強さを感じる声が返ってきた。
彼の恋してやまない、彼の心を沸き立たせ、不安にさせ、切なくさせる声が。
「入って宜しい」
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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9
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