アニメも始まったので
ソーニャちゃん可愛い
まぁそのうち立つと思ったヨ。
つかこれ俺嫁(私嫁)厨が建てたスレ
スレタイ・テンプレ不備、失格
放置即死待ち
失格も何も
キルミーでガチ百合妄想してんのは俺しかいないというのが定説
EDのせいで妄想が止まりません
本編もたいがいだよ
主人公あまり好きになれないけど、あのカプは好きになれるよ
なんかかわいい
>>8 主人公ってどっちや
二人の間で攻防の関係性が確立されてて、
しかも我々が見てるのはコント的に編集された一部分だったらと思うと萌えが止まらない
「……んじゃ、いくぞ」
「……ん、いいよ」
「……」ボギッ
「……っ……ぁ…っ」
「……」
「痛い痛い折れてる折れてるぅー!」
「うるさいなぁ…」
「ひどいよもぉー!」
的な
10 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/13(金) 23:56:50.57 ID:yKonyXpy
「うぅ……今日もひどい目にあった」
放課後の学校。やすなが一人、廊下をトボトボと歩いていた。
ソーニャは仕事があると言って、先に帰ってしまった。
「私は悪くないもん。怖がりなソーニャちゃんがいけないんだよ」
久しぶりに心霊関係の本を持ってきて、せっかくだからソーニャにも見せようとしたやすな。
案の定、危うく自分が幽霊になる寸前までボコボコにされた。
11 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/13(金) 23:58:57.69 ID:yKonyXpy
たまには、ソーニャをギャフンと言わせてやりたい。そう心の中で企むやすな。
すると、前方に見慣れた人影があった。
「あっ、あぎりさんだ」
「どうもー」
やすなはふと、あることをひらめいた。
「そうだ! あぎりさん。ソーニャちゃんをギャフンと言わせられるような忍術はありませんか?」
「ありますよー。じゃあ、この中で教えてあげます。」
12 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:02:33.04 ID:yKonyXpy
そう言って、すぐそばのドアを指さすあぎり。そういえば、ここは初めてあぎりと出会った教室だ。
期待に胸を躍らせながら、あぎりに続いて教室に入るやすな。
「ぶら下がりの術を伝授します」
「あのとき見せてくれたやつだ! それならソーニャちゃんもびっくりするはず!」
テンションの上がるやすなを、穏やかな目で見つめるあぎり。
「ではまず、ここに首を入れてください」
13 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:05:15.22 ID:gpKhun96
あぎりがどこからかロープを取り出し、手元で輪っかを作った。
「こうですか?」
「いいですね。ちょっとそのままで待っていてください」
輪っかに首をくぐらせ、中腰の体勢で待つやすな。
それを見ながら、あぎりが指をパチンと鳴らした。
すると、次の瞬間――。
「うっ、うわああああああああ!」
14 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:08:41.13 ID:gpKhun96
やすなの体がフワッと宙に浮き、天井のすぐそばでぶら下がるようにして止まった。
それはまるで、死刑囚が最期のときを迎えるときのような姿だった。
「くっ、苦しいよぉ!」
ロープが首に食い込み、呼吸ができず悶えるやすな。
あぎりは表情を変えず、淡々と告げる。
「ソーニャは幽霊が苦手ですから、きっとすごく驚きますよー」
15 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:11:04.24 ID:gpKhun96
「…………」
もはや声を出すこともできず、足をばたつかせるだけのやすな。
そして、数分後。その動きは完全に停止した。
あぎりは何も言わず、教室から去った。
16 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:13:43.32 ID:gpKhun96
翌日。
ソーニャが廊下を歩いていると、あぎりがいた。
「おお、あぎりか」
「久しぶりー」
「やすなのやつ知らないか? 今日は学校に来てないんだが」
「うーん、そういえばあの教室に入る姿を見かけたかも」
「あの教室?」
「ほら、私とこの学校で始めて会ったところ」
17 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/14(土) 00:16:13.95 ID:gpKhun96
納得したようにうなずいて、そこへ向かおうとするソーニャ。
すれ違いざま、あぎりがそっと声をかけた。
「気を付けてね。天井にぶら下がっている幽霊がいるから」
「……まったく、お前までそういうことを言うのか」
呆れたようにため息をついてから、スタスタと歩いていくソーニャ。
あぎりは遠くなる背中を、ただジッと見つめていた。
支部でやすな×ソーニャのことをやすニャって略されてて、なんかかわいいと思った
やすニャのssもっと増えないかなぁ
ソーニャの初恋の相手は、組織の養成学校時代に寮で同室だった女の子。
真面目で優しく可愛らしい彼女は、希望も未来も無いツンドラのようだったソーニャの心に
突然射した春の暖かな陽射しのような存在だった。
孤児院の出自という同じ境遇もあり、二人は構成員同士の恋愛を禁じる組織の決まりに反して
お互いに深く心を通わせる関係になっていった。
しかし二人の密通はある日発覚してしまう。規則違反は重大で処分は免れ得ない……
そのとき彼女は組織と取引し、ソーニャの待遇の保証と引き換えに、自殺した。
優しすぎて、殺し屋としては生きられそうになかった彼女。それは悲劇であっても最善の選択だった。
しかし残されたソーニャの心の傷は深く、ますます殺人技術の習得に没頭するようになっていった。
トップクラスの成績を修めて養成学校を卒業したソーニャの、最初の赴任先に選ばれたのは日本。
そこでソーニャを待っているのが、初恋の相手と生き写しの日本人少女に出会う数奇な運命だったとは、誰が想像しただろうか。
糞 スレ 化 決 定
>>19 今ソーニャがやすなの腕をボキボキ折ってる事もそのシチュエーションに照らすと最高に萌えました
ソーニャのやすなに対する信頼感半端無い
>>19 「お前は○○じゃない…!」
とか言いながらやすなを痛めつけるソーニャちゃんを受信
それを黙って受け入れるやすなも
>>19 こういうのなんだよ
こういうのを原作でやってくれればこっちで妄想してやっていけるんだよ
まぁこういうのじゃなくても、ソーニャの過去とか殺し屋稼業の実態とかもう少しやってくれれば色々とはかどる
妄想のためにオリジナルをこうしろってのは変だよ
妄想とは無の状態から創りだすものだ
実は組織の温情で、記憶を消去され一般人としての人生を与えられ
日本の学校に通っている○○
この作品のキャラ達の等身高くして、シリアスな雰囲気で二次創作すると
なんか殺し愛的なハードボイルド病み百合作品になり
そうな妄想をしてしまった
リアルソーにゃとかかっこいいかも
やすな:ファックミーベイベー!!
ソーニャ:泣いてもやめないからな・・・
そういやナレーションが黒子だった
>>28 確かに本末転倒だった
大事なことを忘れてたようだ
反省
きらら系の百合(っぽい)作品よりも、
百合姫とかの百合漫画よりも何故か萌えてしまう
手が冷たいのはわかるが、そこで手じゃなく「体触らせて」ってw
やすなはとんだケダモノだな
やすな総受け(技的な意味で)
>>32 作者が狙ってない作品ゆえに、かえって妄想の余地があるパターンだな
ところでEDの「好きよあなたが〜」の部分でやすなが切なげにソーニャを見るところでドキッとしてしまった
ま、その後のダンスでぶち壊しになるがw
え、狙ってないの?
37 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 15:28:10.83 ID:5k+PaZko
てすと
38 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 15:29:41.59 ID:5k+PaZko
おや、書き込めた。では、「友チョコ」をテーマに、百合というより仲良しな二人を。
「うぅ……やっぱり買うべきじゃなかった」
教室に着くなり、ソーニャは机に突っ伏して後悔していた。
両手でお腹を包み込むようにして、周りから見られないように隠しているもの。
それは、いわゆる“友チョコ”だった。
「だいたい、あの店員がいけないんだ。私はそんなもの興味ないと言ったのに……」
昨日、やすなと別れたあと、何となくショッピング街を歩いていたら、やけにチョコを販売している露店が多いことに気づいた。
「ああ、明日はバレンタインなのか。まあ、私には関係ないことだな」
そもそも、組織の規則で恋愛は禁止されている。孤独を知らないものに、無慈悲な殺傷はできない。
浮かれモードの通行人を横目に通り過ぎようとしたら、とある露店の店員に呼びとめられた。
「金髪ツインテールさん。いいチョコがありますよー」
ソーニャは一瞬、足を止めた。周りを見渡しても、金髪でましてやツインテールなのは一人しかいない。
チラッと、その露店に視線を向ける。特段、変わったところはなく、どこにでもありそうな雰囲気だ。……店員の姿を除いては。
(……変な衣装だな)
季節外れのサンタクロースの衣装に、なぜかハロウィンのカボチャのお面をつけている。
最初は、無視して先を急ぐつもりだった。しかし、なぜか引き込まれるようにソーニャはその露店に近づいて行った。まるで、催眠術にかけられているかのように、無意識のうちに。
39 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 15:30:58.61 ID:5k+PaZko
「金髪さん。お安くしておきますよー」
おっとりとした声で、その店員が話しかけてきた。
「……いや、私にはソーニャという名前があるから」
「ソーニャさん。流行りの友チョコはいかがですか?」
「友チョコ?」
「はい。好きな異性ではなく、友だちに日ごろの感謝をこめて送るチョコです。ソーニャさん。とても仲のいい友だちがいそうな顔していますよねー」
「どんな顔だよ。それに、私にそんな友だちは――」
そこまで言いかけて、ソーニャは口ごもってしまった。
友だち……。本来であれば、そんなものも殺し屋には必要ない。仮に必要な場面が来たとしても、あくまで表面上の付き合いだけで十分だ。
しかし、ソーニャには、自分は友だちだといって聞かない存在がいる。最初は適当に接しただけだったが、いつしか雪解けのように少しずつわだかまりが溶けていった気がした。
ソーニャはどこか不本意そうに目を伏せながら、店員に告げる。
「……別に、私に友だちはいないが、話のタネとして買ってもいい」
「わーい。では、このチョコ詰め合わせはいかがですか? 値段も手ごろですし、いろいろな種類が入っていてお得ですよー」
「なんでもいい。いくらだ?」
「特別に無料ですー」
「……えっ?」
当然のことのように言う店員。ソーニャは首をかしげた。
「あと、サービスで豪華なラッピングを施しておきますねー」
「いっ、いや、そこまで凝る必要は――」
戸惑うソーニャだったが、店員はまるで最初から用意されていたかのように手際よく準備を始める。もはや、何が何だか分からない。流れに身を任せるように、ソーニャはただ黙って立ちつくしていた。
「お待たせしましたー」
「……どうも」
店員に手渡され、ヒョコンと頭を下げるソーニャ。
実際にチョコを受け取ると、妙に恥ずかしさがこみあげてきて、そのまま逃げるように走って行った。店員は、遠くなるソーニャの背中をしばらくジッと見つめていた。
40 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 15:32:28.85 ID:5k+PaZko
魔が差したなんて言い訳は、おそらく通用しないだろう。カラフルなリボンを何重にも巻きつけた豪華な装飾は、どう見ても大切な人に贈るためのものとしか思えない。これがスーパーの安売りコーナーで売っていそうな感じだったら、ソーニャも気兼ねなく渡せたであろうに。
(まったく、余計なことしやがって……)
ハァッと嘆息するソーニャ。
そして数秒後、ついに“友だち”が教室に入ってきた。
「おっはよー! あれ? ソーニャちゃん。お腹でも痛いの?」
「……なっ、何でもナーミン」
「ふーん? 変なの。それより、一時間目は体育だから着替えに行こうよ!」
ソーニャの肩をつかみ、急かすように揺さぶってくるやすな。
「私はあとで行くから、先に行ってろ」
「えーっ!? 冷たいこと言わないでよ! 今すぐcamo camo!」
もはや隠しきれそうにないと悟ったソーニャは、顔をそむけながら無言でやすなにチョコを差し出した。
「何これ? あーっ、チョコだ! ひょっとして、これは友チョコってやつなのかなー?」
「かっ、勘違いするな! これは……自分で食べるために買ったのが余っただけだ」
「もう、そんな嘘つかなくてもいいのに〜。ソーニャちゃんは照れ屋さんだね」
内心ドキッとしつつ、ソーニャがかぶりを振る。
「嘘じゃない」
「じゃあ、このネームプレートは何なのかな〜?」
ネームプレート? ソーニャは何のことか分からず、やすなのほうを向いた。
やすなの手のひらに、小さな長方形のビスケットが置いてあった。そこには、チョコで『やすなへ』ときれいな字で書かれている。
ソーニャは困惑した。こんなものを作ってと頼んだ覚えはないし、いやそもそも、どうしてあの店員がやすなの名前を知っていたんだ……?
昨日から訳の分からないことが多すぎる。
(……まあ、どうでもいいか)
ソーニャは深く考えないことにした。なぜなら、目の前に幸せそうに瞳を輝かせるやすながいるからだ。この表情を見たら、大抵のことが些細なものに思えるから不思議だ。
「いただきまーす! もぐもぐ。大人な私にぴったりのビターな味だね」
口いっぱいにチョコを詰め込むやすな。たくさんあったチョコは、あっという間にほとんどなくなってしまった。
「そうそう、私からもソーニャちゃんにチョコがあるんだよ! しかも、手作り!」
誇らしげに控え目な胸を張りながら、やすながカバンから小さな箱を取りだした。
ソーニャが開けると、中にはこの世のものとは思えないほどいびつな形をしたチョコらしき物体が入っていた。
41 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 15:33:54.20 ID:5k+PaZko
「……これ、チョコなのか?」
「もちろん! 自信作だから、今すぐ食べてみて!」
体育の授業を前に、お腹を壊すことにならなければいいが……。ソーニャはそう願った。
恐るおそる手にとって、ちょっとだけかじってみる。
「……おいしい」
「わーい! ああ、ソーニャちゃんが食べてるの見てたら、私も食べたくなっちゃったよー。ねえ、ちょこっとちょうだい。チョコだけに!」
……いつもなら軽く一発をお見舞いするところだが、今はやめておいた。
「ったく、仕方のない奴だ」
あくまで無表情を装いながらも、心の中ではリラックスした気分で、やすなにチョコを分けるソーニャ。
友だちって、こういう気持ちになれる存在のことを言うのかもしれない。ソーニャはそんなことを思いながら、またチョコを一口食べた。
そのチョコの味は、今まで食べたどのチョコよりもやさしい甘さに感じられた。
「ふふふ、いいムードですねー」
体育館の屋根の上から、双眼鏡でソーニャとやすなを見つめる女性がいた。
その女性は、傍らにサンタの衣装とかぼちゃのお面を置きながら、こうつぶやいた。
「来年は、手裏剣型のチョコでも作ってみようかなー」
その日の夜。
「チョコはいかがですかー! 買ってくれたら何でもします!」
ラストスパートのため、露店で必死に叫ぶ一人のバイトがいた。
でも、これはまた別の話。
おしまい
42 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/17(火) 16:19:12.00 ID:UQ5PoIW8
>>38-41 GJ!二人ともかわゆい
何でもナーミンにちょっと笑ったw
>>38-41 萌えるじゃねぇか…
くそっ、もう俺の好きな百合CPリストには空きがないはずなのに
こんなフワフワした奴らにハマっていってしまいそうなのが怖い
CD買った
ガチ確定ですねこの二人
ソーニャは受けだなーとしみじみ思った
それと没キャラがこのスレの妄想キャラと重なって…
ソーニャ「я люблю тебя」
やすな「え、何??」
ソーニャ「うざい、死ねという意味だ」
やすな「何!?突然酷い!!」
やすな(やっぱこいつは馬鹿だな…)
所でソーニャって何ヶ国語喋れるんだろう?
ロシア語わからないのに意味がわかる!
やすな(ソーニャちゃんたら、あたしがロシア語わからないと思って///)
こうですか?わかりません!
よかった
ソーニャの未来の幸せを願いながら自殺した女の子はいないんだ……
かまって欲しいやすなと何だかんだで付き合ってやるソーニャの妙ちくりんな関係がツボ
いやいや、構わないとソーニャちゃん壊れちゃうから
やすなの優しさ100%で構ってるんですヨ
うぬう…まあそういう感じの方が妄想しやすいし王道だけど、
ことサーニャに関してはテンプレ的なツンデレキャラってわけでもない気がするんだよな
とことんツン。だがそこがいい
そしてそんな牙城を揺るがす事が出来るのは、同じく天性のものを備えたやすなだけだと思う(こちらはお気楽さに特化)
だから頑張れやすな超頑張れ
やすな×ソーニャのほうが人気だけど、個人的にはソーニャ×やすなが好きだなぁ
殺し屋という命がけの仕事をいているソーニャにとって、実はやすなはかなりの心の支え、そして癒し
になっていると思う
>>57 あんまデレっぽいことしないしな
だからこそやすなが輝くとも言うが
冷徹な殺人者という苛酷な二律背反。
内に抑えた衝動は
性的快楽の形で昇華するしかない。
ベッドでやすなに抱かれ、その身を預けているわずかな時間だけは
ソーニャはやすらぎを得る。
個人的に2話のやすなの「でないと明日も言う。毎日言う。朝から晩まで言う」に萌えた
無意識に、毎日朝から晩まで一緒にいたい(とまではいかないにせよ、朝から晩まで一緒にいても苦ではない)という気持ちが出ちゃってるあたりがなんとも
ギャグなんだから何でもかんでも百合変換するのは無粋だし、基本的には笑わかせてもらってるけど
いざ妄想すると本気で萌えれる二人だからすごい
あぎりさんは百合ウォッチャーな気がする今日この頃
OP最初の密着度がやばい
手も恋人繋ぎだしね
OPEDのソーニャは結構友好的な気がする
ソーニャが人殺しした手でやすなを抱くことは出来ないと葛藤するとか
原作ファンとしては、アニメのソーニャはすんごくデレてる気がする
まず原作では「やすな」と名前で呼ぶことすらほとんどない
つか、原作者はJCに丸投げっぽいよなあ、これ
69 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/20(金) 23:37:49.15 ID:ZXXg4k3h
アニメ化なんて原作者に利益還元ほとんどないのに熱心に製作指導するようなやる気も権力も持ってる奴なんてそれこそ稀だろ
>>67 へぇ〜!
原作よりイチャイチャしてる感じなの?
原作買うつもりだったけど迷ってきたなぁ
71 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/21(土) 01:35:08.52 ID:QcLFyo/+
駄文長文失礼
放課後、いつものように一緒に帰る二人。
やすなが執拗にいろいろと話しかけて、ソーニャが生返事をする。これもいつものこと。
学校を出て十分くらい歩いたころ、やすなが何かを思い出したように手をたたいた。
「ソーニャちゃん! もうすぐ身体測定の日だよ!」
「それがどうした」
何をいまさらといった感じで、ソーニャが前を向いたまま言う。
ちなみに今日は月曜日で、身体測定は木曜日。
「うぅー、これから牛乳たくさん飲んで間に合うかなぁ」
「無理」
つれない返事のソーニャに、やすながアヒルみたいに口を突き出して抗議する。
「もう! ソーニャちゃんは小さくても悔しくないの!?」
「別に。このほうが、刺客を油断させられるって利点もあるからな。要は、考え方次第だろ」
子どもを諭す母親のように言うソーニャ。
でも、やすなは素直に納得しない。
「でもでも、大きいと色仕掛けできるから便利だよ!」
「……お前は何を言っているんだ?」
意味がわからず、キョトンと首をかしげるソーニャ。
たしかに、祖国のロシアは背の高い女性が多い。でも、高ければ魅力的かって言うと、一概には言い切れないと思う。
「日本じゃノッポな女がモテるのか?」
「え? 何が?」
今度はやすなが聞き返す。
「いや、お前が大きいと云々って」
「あー、違うよ。身長じゃなくて胸のこと!」
「……むっ、胸!?」
72 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/21(土) 01:36:48.62 ID:QcLFyo/+
「どうしたの? そんなに驚いちゃって」
ピュアな瞳で聞いてくるやすな。ソーニャは動揺を隠すように顔をそむけた。
ひそかに気にしていたのに……ソーニャの頬が真っ赤に染まる。
だいたい、おかしいだろ。なんで同い年なのに、あぎりのやつは大きくて、私は……。
ソーニャがハァっと嘆息すると、やすながひとり言のようにつぶやいた。
「よくさー、触ってもらうと大きくなるって言うよね。本当なのかな?」
「そっ、そんなの知らない」
口ではそう言いながらも、体が妙に火照ってきているのをソーニャは感じていた。昔から、こういう話題にはとことん弱い。
そんなソーニャの気持ちを知る由もないやすなが、突拍子もないことを言いだした。
「じゃあさ、お互いに触ってみようよ!」
「どうしてそういう流れになるんだよ!」
本当にこいつはどうしようもないバカだな……ソーニャは改めて思った。
しかし、やすなは本気のようで、ソーニャの腕を引っ張って人気のない路地裏に連れ込んでいった。
抵抗しようとしたソーニャだったが、なぜか体に力が入らなかった。どうも、さっきから調子がおかしい……。
若干お疲れモードのソーニャに、やすなが言う。
「物は試しってやつだよー。それに、こんなこと頼めるのソーニャちゃんしかいないしもん!」
「……そう言われても、ちっとも嬉しくないな」
実はちょっぴり嬉しいと思ったのだけど、もちろんそれは言わなかった。本当の気持ちは秘密だからだ。
やすなが期待に瞳を輝かせて、大きく万歳した。
「まずはソーニャちゃんが触っていいよ!」
エヘンと胸をはるやすなだったが、悲しくなるほどに凹凸がない。まあ、ソーニャも似たようなものなのだけど。
しかし、いざこうやって無防備な姿を目の前にすると、思わず手が伸びてしまいそうになるから困り者だ。
ソーニャは理性で必死に煩悩を抑えた。
「できるわけないだろ」
「まあまあ、そう言わずに。やるならカモカモッ!」
意味不明なことを言うやすな。……少しイラッとした。
ソーニャが無言で首を横に振ると、やすながそっと手を下ろした。
「もう、ソーニャちゃんは本気で照れ屋だなぁ」
「そういう問題じゃないと思うが……」
「それじゃあ、私がソーニャちゃんを触るってことで」
「おい!」
73 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/21(土) 01:41:28.53 ID:QcLFyo/+
いやらしくニンマリと微笑むやすな。両手の指先をまるでタコの足みたいにクネクネ動かしている。どこからどう見ても変態だ。
ゆっくりと近づいてくるやすな。いっそのこと、思いっきり殴ってやろうか。
ソーニャはそう考えたが、寸前のところでちょっとした好奇心がそれを止めた。
(……実際に誰かに触られると、どんな気分になるんだろうな)
その一瞬の好奇心が命取りだった。
「それーっ!」
「あっ、こら!」
時すでに遅し。やすなの小さな手が、これまた小さなソーニャの胸をやさしく包み込んだ。
「ふむふむ、上質なやわらかさだね」
やすなの指先がちょっと動くたびに、ソーニャは声を漏らさないよう必死に口を結んだ。
どうしてだろう……。ものすごく恥ずかしいのに、心や体がそれを求めている。
体が火照るように熱い。頭がボーっとして、思考が働かない。もはや、されるがままだ。
このまま快楽に溶けてしまうのか……。
「ソーニャちゃん?」
やすなの声で、ふいにソーニャが我に返った。
「なっ、何だよ」
いつの間にか、やすなの手はソーニャの胸から離れていた。そのことに気づかないくらい、ソーニャは上の空だった。
「ムフフ、さては興奮しちゃったのかな〜?」
74 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/21(土) 01:42:30.15 ID:QcLFyo/+
いたずらっぽく笑うやすなに、ソーニャが即答する。
「そそそ、そんなわけないだろ。殺し屋たる私が、感情を乱すことなんてありえな――」
「またまたぁ、満更じゃないって顔してたくせにー」
そう言って、からかうように上目づかいで顔をのぞきこんでくるやすな。
ソーニャはやっとここにきて猛烈な羞恥心におそわれた。私は何てことを……。
「私でよければ、彼女になってあげるよ? なんてね!」
「うぅ……うるさいドーン!」
恥ずかしさを振り払うように、強烈な一発をお見舞いした。
「ひどいよ! DV反対!」
「まったく……くだらないことしてないで早く帰るぞ」
スタスタと歩いていくソーニャ。慌ててやすなが後を追いかける。
そこからはまた、いつものように並んで帰る二人。
ただ、ソーニャはあることが気になっていた。
(どうして胸がドキドキするんだ……。いや、これはさっきあいつに触られたときの感触が残っているだけだ。
間違っても、あいつに対してのドキドキなんかじゃ……)
自分に言い聞かせるように、心の中で何度も唱えるソーニャ。
そんなことを知る由もないやすなは、また他愛もない話をソーニャにする。それに対して、ソーニャは生返事をする。
さっきまでと今では、生返事になる理由が違うのだけど、無邪気なやすなは当然それに気づかないのだった。
>>70 妄想力に自信があるなら買っても損は無いと思う
夜、二人で並んで座って海を眺めてるシーンもあるし、相合傘もあるよ
>>9とはまた少し違うけど
3話ラストの廊下のシーンの会話を聞くに
カメラ回ってない所では実は普通に仲良いのかと思うと胸熱
2人の漫才を延々と見てると、クラスメイトとの係わりあいを避け孤独を選んできたソーニャの前に
やすなが持ち前の強引さで近づき、ソーニャの心を溶かしていくという背景を想像しちまうよなあw 普通に
ソ「……実は私……殺し屋を自称してるだけの厨二病なんだ……」
た「知ってたよ。でも、そんなソーニャちゃんが大好きなの☆」
――そんなアニメ版オリジナル最終回
OPのソーニャって何だかんだでやすなを助けに行ってるんだよな
自称でも手刀で瓶切れるとこまで行けば厨二病とは言わない
ソーニャをエロい目で見るクラスメート(忍者含む)に
「ソーニャをそんな目でみんなー」と怒るやすな
アニメ一話の「綺麗だね、ソーニャちゃん」は花じゃなくてソーニャのことを指してたと思う
86 :名無しさん@秘密の花園[sage] :2012/01/21(土) 23:49:24 ID:xxxxxxxxxx
いつもエッチではあまり声を上げないよう押し殺しているソーニャ
やすなが顔見たい声聞きたいと絡んでも意地張るかどつき返されるか
でも稀にソーニャが殺しをやった日は話が別
表面上普通でも精神的に不安定になってるソーニャは無意識にやすなを求めてしまう
普段とは打って変わって素直に快楽に身を任せてもっともっとと乱れるソーニャ
やすなは自分だけが見ることの出来る彼女の姿に愛おしさを覚えつつも
彼女をそんな状況に追い込む殺し屋という職業から解放してやりたいと気持ちを新たにする…アホなりに
そんな薄い本はまだですか
「私と一緒に変なポーズで化石で発見される未来だね」
ここ数年、漫画とかアニメで最も百合的に萌えた台詞
タイバニかよ!
でも一緒に発見されたら愛した人はすぐ分かりそうだな
>>82 じつは殺し屋養成機関では優秀な成績を誇りつつも
いまだ実戦で人を殺したことは一度もないソーニャ
やすなの学校に通っているのは後々学生としてあちこちに潜入する任務の
訓練のためだが、やすなの学校を去った後は即実戦投入が決まっている
そんなソーニャの立場を知ったやすなはソーニャが自分の側を離れない方法を
必死に考えたすえ毎日バカをやってわざと危険な目に遭いソーニャに助けられる
そんなやすなの本心を知って「私は殺し屋を自称してるだけの厨二病なんだ」
と言って取り繕おうとするソーニャ
スイカ割り回の「もう暗いね」「ああ」のコマで、二人仲良く座って夜の海を眺めてる所は
お前らやっぱりデキてるだろと言いたくなる
ソーニャが仕事後のはなしも原作ではあったような
雑誌捨てちゃったから確認できないが
電話で呼び出されたと思ったら血痕つけて帰ってきたんだっけ?
キルミー百合にあたって最も重要なポイントは
ソーニャが毎回やすなから迷惑を被ってるという点
通常なら絶交レベル
しかも、ソーニャは殺し屋、通常ならいつ殺されてもおかしくない
通常なら
むかしNoelという百合18禁ゲームがあってだな…
主人公は仕事で女子校に潜入したクールな美少女殺し屋で
学内では任務のため天然なお嬢様と行動を共にするのだが
お嬢様の方はボケをくり返しつつ主人公に付き合いきろうとするという
キルミーベイベーのどシリアスな二次創作考えてる人にはお勧め
……と言いたいところなのだが、途中あまりに残虐展開が多くて客を選ぶ
ただまあ一個人的には、あらゆる百合作品の中でももっとも
「相手のために一緒になって傷ついたり汚れたりする」という
テーマ性が貫かれた作品だったと思っている
>>96 とらドラの作者のデビュー作だな
描写とか上手いんで一作ぐらい百合かいて欲しい人だわ
当人は書くきあるっぽいけど無理だろうなー
>>95 普通は絶交してるポイントを考えるならやすなもソーニャに痛い目に合わされたら
もう近づかないとかなるはずだよな。
Mとかそういうのもあるかもしれんが
あれだけウザいのに付き合ってたり
あれだけひどい目に合ってるのに付き合ってたり
見えそうで見えない二人の関係が妄想の余地を残している
コマ間では仲いいのかも、と思わせるシーンは結構多いよな
何だかんだ言ってやすなに色々付き合ってくれるし、
冷たい扱いをするのも、やすなならちゃんとツッコミ返してくれるだろう、というある種の信頼からではなかろうか
dat落ちぃ…
おおおお…ありがとう
しかしこの後二人の関係がどうなるのか気になる
ターゲットってのも好きってのもやすなにばれちゃったじゃん
>>107 何が素晴らしいって、ここから更に妄想が広がりんぐってことだな
くっ付くのも良い、離れてもんもんとするのも良い 素晴らしい
やすなヤバイな
原作見てもやすなは雰囲気に流される性格してるからソーニャが迫真で迫れば絶対堕ちそうなんだよな
つまりソーニャが少しでもデレればやすなはすぐに堕ちる……と
pixivにやすニャ、ユリミーベイベーのタグあってワロタ
>>110 やすなが断ってもソーニャがひっぱっていくだろう
ジャケットが二人のウェディングな『結』盤のCDはいつ発売ですか
ソーニャはデレる必要すらない
やすなが「プロの殺し屋のくせにデートもしたことないの?」って言うだけで
ばっちりエスコートしてくれる
やすなは実際ソーニャの仕事の邪魔してるし組織から抹殺指令出されてもおかしくないんだよなー
そう考えると↑の漫画もすんなり見れてしまう
やっぱりおまいらも百合妄想していたか、やはり考えることは同じだな。
「ソーニャちゃん、私、今日は帰りたくないの……」
「知るか!」
懇願するやすなを足蹴にするソーニャ。
バカップルの放課後の一風景というわけではない。
単に、やすなのテストの点数が悪かっただけである。
しかしなぜか暇つぶしに付き合うソーニャ。
映画、カラオケ、ウィンドウショッピング……高かった太陽もすっかり傾いた夕闇の繁華街。
「さすがに疲れたね」
「そうだな。少し休んでくか」
「えっ」
繁華街を歩いてる最中に突然腕を組むソーニャ。というか、関節極っているよ?
問答無用でやすなが連れ込まれた先は、ラブホテル。
「高校生同士で……いいの?」
「知るか。堂々としてろ」
高校生同士でもいいらしい。無事に部屋に入れた。入れたけど。
「先にシャワー浴びるぞ」
「いいの……かなあ……」
妙にゴージャスなベッドの隅に、やすなはちょこんと座って考える。
ここって恋人同士がエッチするところだよね?制服脱いでるソーニャちゃんのシルエットが丸見えでエロいし。
そうだ、確かこういうところには必ずあると聞いたことが……ごそごそ……
「なんでエロビデオ見てんだよ!」
お風呂から出てきたソーニャに叱られるやすなでした。
「えー、だって見たいし」
「ハッ。こんなのは全部演技だぞ?」
食い入るように見つめる二人。
「この女の子可愛いね……」
「ああ、そうだな」
「この男優はダメだね……」
「ああ……待て。こんなくだらないもの見るためにホテル来たんじゃない」
ソーニャは本来の目的を思い出し、いきなりやすなをベッドに組み敷いた。
やすやすと転がされるやすなの身体。そして馬乗りになるソーニャ。
「お前とは長い付き合いになりそうだから、私の本性を見せておく。後で幻滅されても困るからな」
「ひょっとして、今のビデオみたいなことするの?」
「いや、あれとはだいぶ違うが……つうかあれは演技だっつってんだろ」
「ソーニャちゃんはマジなの?」
「マジだ」
じゃ、先にシャワー浴びたい。目を伏せながら、か細い声でつぶやいたやすなのせつなげな表情に
ソーニャはドキッとして、思わず身体を離した。
>>117-118 俺のF5がマッハ
そう言う事になった時、やすなはされるがままのイメージ
本番までとは言わんが、せめて剥いてキスするとこまでくらいはー!!
しかしこのスレ意外と伸びてんな。
ソーニャは外人だからラブホテルの「休憩」を本当のただの休憩だと思ってそう
>>120 まぁ妄想しやすい設定ではあると思う
本編でも時々仲良さそうにするのがな
時々っていうのもいい塩梅
>>120 随時百合シーンを提供するシンフォギアとは全くの正反対だからな
そう言うところが逆に妄想する余地があっていいんじゃないかと
ソーニャがひたすらやすなをウザがってるけどなんだかんだで仲がいいってのがツボだった
ほとんど女子二人だけで進展してる希有な作品なのに百合妄想するなとかありえん
原作だとやすなの存在が(ソーニャと親しい存在として)敵方にもバレてるんだよね
放置してる組織とやすな自身の安全はどうなってるんだ
も、もしかして影でソーニャちゃんが守っ…いやそれはないか…
>>126 ある日、ソーニャはとある少年と知り合う。
本の趣味などがあい、わりと仲良くなる。
もちろん、恋愛感情とかではないが、まともな会話ができるはじめての友達との付き合いを楽しむソーニャ。
そのため、やすなと遊ぶ気配は減ってしまった。
気が気でないやすな。
ソーニャの知らない、ソーニャに知られてはいけない情報筋からやすなは、その少年との交友関係を知る。
「ソーニャちゃんが男の子と?そっちの家はないと思ってたのに…」
すっかり勘違いするやすな。
そして嫉妬に狂ったやすなは、とある決心をする。
「公私混同だけど…」
ソーニャに少年の抹殺指令が下る。
泣く泣く少年を抹殺するソーニャ。
落ち込むソーニャ。
それを見て珍しくソーニャを気遣うやすなだった。
思わずやすなの胸でなくソーニャ。
「ボス直々の命令だったんだ、しかたなかったんだ」
「よくわからないけど、ソーニャちゃんは悪くないよ。ソーニャちゃんは悪くない。ボスってどんな人なの?」
あったこともないボスの命令に逆らえず少年を殺してしまった自分への自己嫌悪。
そんな自分を微笑みながら抱きしめてくれているやすなを見て、心に誓った。
たとえ、ボスの命令でも、私はやすなを殺さない。顔も名前も知らないボスなんかのために、やすなを殺したりするもんか、と。
だが、「ボスからやすな抹殺指令が下る」可能性など、杞憂の極みにすぎないことをソーニャは知ることはないのであった。
128 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/23(月) 21:21:50.48 ID:k4JH3tX9
>>127 もし命令が下ったら、ソーニャはどうするかなって考えた。
「どうすればいいんだ……」
朝、教室に入って席に着くなり、ソーニャは頭を抱えていた。
まったく想像していなかったわけではない。
しかし、心のどこかで、そんなことはありえないと決めつけていたのも事実だ。
久しぶりに組織からソーニャに下された命令。
それは、次のような内容だった。
『やすなを殺せ。できなければ、ソーニャ、お前を殺す』
組織はソーニャの殺し屋としての適性に疑問符を持ち始めていた。
殺し屋は常に冷酷でなければならない。依頼があれば、たとえ標的が家族であろうと
淡々と仕事をこなす。それがプロの殺し屋だ。
しかし、最近のソーニャはどこか腑抜けていた。
原因は明らかだ。やすなのおバカな行動に付き合っているうちに、ソーニャまでドジッ娘キャラになってしまったのだ。
凧を揚げようとして石につまづくなど、かつてのソーニャでは考えられないドジだ。
そのため、組織はソーニャを試すことにした。おそらく、これが最後のチャンスだろう。
(……ダメだ。どうしても、あいつの顔が浮かんでくる)
瞳を閉じると、いろいろな思い出がよみがえってきた。
暗くなるまで二人で海にいたこと、お祭りで屋台めぐりをしたこと、どれもこれも他愛もないものばかりだ。
でも、それがソーニャにとってすごく新鮮だった。
情のない機械的な世界で育ったソーニャには、やすなの無邪気な行動一つひとつが「驚き」であり「発見」だった。
たしかに、やすなはバカだ。でも、ソーニャにとっては、たくさんのことを教えてくれた存在でもあった。
だから、決心できずにいた。自分の手で殺めることなんてできない。
やすなの気持ちを、裏切りたくなかった。
129 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/23(月) 21:23:11.92 ID:k4JH3tX9
(……こうなったら、ボスを説得するしかないな。それが、私もあいつも助かる唯一の方法だ)
そう思ったとき、始業のチャイムが鳴った。担任の先生が入ってくる。
「えー、今日は折部さんが風邪でお休みです」
ソーニャは複雑な気分だった。やすなが休みなのはさみしい。
ただ、果たして今どんな顔してやすなに会えばいいのか。それがソーニャには分からなかった。
答えが見つからないまま、一日は過ぎていく。
帰りのホームルームも終わったころ、先生から声をかけられた。
「ソーニャ。悪いが、折部にプリントを届けてやってくれないか?」
「あっ、はい」
コクンとうなずくソーニャ。
帰り道。先生にやすなの家を教えてもらい、早足でそこに向かう。
思ったより大きな一軒家だったことに驚きつつ、ソーニャがインターホンを押す。
「はい、どちら様ですか?」
母親らしき人の声がした。
「あの、プリントを届けに来たんですが。やすなの……友だちです」
迷いながらも、ソーニャは「同級生」ではなく「友だち」と言った。
「プリントを? あら、どうして?」
「えっ、いや、今日休んだからですけど」
ソーニャがそう答えると、数秒間の沈黙が訪れた。
そして――。
「やすなは今朝、いつも通り学校に行きましたけど……」
130 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/23(月) 21:33:55.48 ID:k4JH3tX9
ソーニャは一瞬、言葉を失った。
しかし、すぐに状況を理解し、一目散に走りだした。
(……私はバカだ! あいつらのやり方を甘く考えていた)
組織がやすなをさらったのは間違いない。とうとう彼らは手段を選ばなくなった。
(待ってろよ。今すぐ行くからな)
心の中で、やすなに呼びかける。遠くに、やすなの返事が聞こえた気がした。
やがて、ソーニャはとある場所にたどり着いた。住宅街から遠く離れたところに、ポツンとたたずむ二階建ての家。ここが、組織のアジトだった。
ソーニャがドアを乱暴に開ける。
「どこにいる! 出てこい!」
一階の部屋を探す。しかし、誰もいない。ソーニャは階段を駆け上った。
奥の部屋のドアが少しだけ開いている。
ソーニャはやや慎重に、そのドアを開けた。
すると――。
「やす……おっ、お前は……!」
猿ぐつわをはめられ、椅子にロープで縛りつけられているやすながいた。
ソーニャの姿を見て、必死に何かを言っている。
しかし、それ以上に衝撃的な光景があった。
やすなの首のナイフを突きつけながら、そっと微笑む一人の女。
「久しぶりー。最近、出番がないから退屈でしたよ」
「どうしてお前が……」
「えっ、知らなかったんですか? 私がボスなんですよ。ふふふ」
「……それは意外だったな。でも、そんなことはどうでもいい。やすなを返せ」
「うーん、嫌です」
「ふざけるな。やすなのためなら、たとえお前だろうと容赦はしないぞ」
「あいかわらず、口だけは達者ですねー」
心を見透かされた気がして、ソーニャは内心ドキッとした。
ナイフがやすなの首に突きつけられている以上、下手に動けない。
「もしよかったら、ゲームでもしませんか?」
私生活は一般的だが実は莫大な資産を持つやすなの両親
そんな両親は娘に用心棒を持たせたいと考え、
本人には秘密で組織に戦闘員の派遣を要請する。
依頼を受けた組織はいつでも護衛できる同年齢の同性、
その中でも戦闘能力に長けたソーニャを派遣する……
これなら将来やすなはソーニャに雇い主として命令できるね!主に夜の用途で!
そんな妄想でお休み
「やすなー!!今日という今日は殺す!!」
今日もまたやすなが何かやらかしてソーニャを怒らせてしまったようです
ナイフと拳銃を持ってやすなを追いかけ回す
「きゃーこっちだよソーニャちゃん!!」
やすなもまたいつも通りこのご様子
しかし次の瞬間、ソーニャが発砲した銃弾がやすなの頬をかすめる
「ひっ…今日のソーニャちゃんいつになく本気!?」
「やすな…後ろを見ろ」
その背後には大柄な男性が倒れていた
「お前、私が居なければ殺されていた所だぞ!私のそばに居るならもっと警戒しろ…」
CD3枚毎日聞いてるけどガチすぎてギリギリ
とくにやすな
EDの歌詞はソーニャ→やすなって事でいいのかな
殺したい程好きとか何処まで二人で〜とかガチな雰囲気出てるで
今期の個人的百合アニメとして
ラグランジェ、シンフォギア、そしてキルミーベイベー観てるけど
正直これが一番妄想できる
もっと流行ればいいのに
まあ堅気の人は妄想するためにアニメ見てるわけじゃないからな
でも私は妄想しちゃう!
>>134 ED映像の「好きよあなたが」の部分のやすなの切なげな表情とか、やはりガチなのかと妄想させられる
好きよ、あなたががやすなパートで
殺したいほど、ってのがソーニャパートなんだかr
両思いだろJC
私もそう思います
OPの最初とかEDのタイトルが百合っぽいなーと思って検索したらキルミー百合スレあったか
SSとか流行ると嬉しい
やすな「好きだよあなたが。殺したいくらい」
ソーニャ「好きだお前が。殺したい程に」
どちらがベストかという話だ
やすな「ぷ。引っかかった引っかかったー。愛の告白なんてするはずないじゃーん」ヒョコヒョコ
ソーニャ「……」
やすな「やーいやーい」
-----
やすな「ウソウソウソウソごめんなさいごめんなさい馬鹿にしてごめんなさい」ギリギリ
ソーニャ「『殺したいくらい好き』なんだろ?」メキメキメキ
やすな「いだだだだだだだ痛い痛いぃ…」
愛ゆえに殺したいではなく
殺したい故に愛なんだよ
最初にコイツ殺してやろうかと思い始め、それが長い長い愛へと発展する
憎しみや怒りがベクトルを変えて好きや愛になってゆく
いい…
まさに殺し愛
…いまの所どつき愛だが
偶然麻薬・武器の取引を目撃してしまうやすな。
そしてある日、ソーニャの元に組織から命令の電話が入る。内容は取引を目撃したやすなを消せ。
ソーニャはさっそく、命を狙われてるとは知らず呑気に昼寝しているやすなの首にワイヤーを掛ける。
お別れだ、やすな。せめて苦しまずに楽に殺してやる。
・・・が、しかしソーニャは自分の目から大粒の涙が零れ落ちているのに気付く。
そう。やすなとの、何だかんだいって楽しかった思い出が蘇ってきたのだ。
だめだ。どうしても殺せない。殺してしまうと、何かとても大切なものを失ってしまう気がする。
結局、ソーニャは組織を裏切ることにした。やすなは絶対に殺さない、殺させない。
そしてその日のうちに荷物を纏め、やすなと共に外国へ逃亡を・・・。
キルミーのラストはこんなんだと期待してみる
だが愛を超越すればそれは憎しみとなる!行き過ぎた信仰が内紛を誘発するように!!
憎しみに駆られたやすながソーニャをレズレイプしようとして返り討ちですねわかります
生涯消えない傷を身体の奥底に刻まれてやすなはソーニャを一生想い続ける運命が確定ですねわかります
生涯消えない傷がやすなの体のどこかにつくのはいいな
ソーニャに痛めつけられた際につくのもよし
ソーニャがナイフで切られそうになったとこにやすなが飛び込んで背中に切り傷を負うとかもよし
ソーニャの躰にはやすなをかばった傷がつき
やすなの躰にはソーニャがつけた傷が残り
二人でお互いぺろぺろするとおいしいです
(やすながやっとヤリ返してくれた///)
とかいう変態ソーニャはいませんかね?
本編普通に?仲良くなってきてるが
濃い百合回でした
忍者の人はソーニャとやすなのカップルを見てハァハァしてる人なのかね
1話だと触っただけで反撃されるのに4話だと頭グリグリするのを許されてるとな
海辺をながめつつ夜まで一緒にいるとか…どんだけアツアツなのよ
いいぞもっとやれ
今週の観て確信した。百合的にはもちろんだけど
これほどの仲良しカプは近年稀に見るレベル>やすーニャ
最新刊の方もいい感じで仲良かったしな
EDの歌詞が百合としか思えない
いつまでふたりでいるのかな
おいしくできたらいただきます
しらないままでもいいのかな
ここがすごい夫婦っぽいと思った
どういう意図であの歌詞になったのか気になる
まんがタイムきららのCMでやすなが「よっ!金髪美少女!」って言ってるけど
ソーニャも・・・・・
原作になかった「ソーニャが本物のやすなだけ手加減して殴った」的な描写が追加されてたあたり、アニメスタッフが意識してるような気がしてならない
4コマで切り取られる日常はハイテンションな掛け合いだけど
海辺のシーンみたいなとりとめの無い会話で過ごす時間も多いんだろうな
>>164 そんな妄想が楽しいよな
そういうの促すシーンも多いし
没キャラが逃げてく前も普通にテレビの話して仲良さそうだったな
一緒に海に来て遊んで
一緒にスイカ食べて夜まで居て・・・
テラ萌えた
今季一番の百合作になるとは思いもしなかった
食べ物もお揃いがいいやすな可愛い
たい焼き二つ買って来て一つは食べたけど、お腹いっぱいとか何とか言って
もう一つはソーニャちゃんにあげるんだろうな
170 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/27(金) 23:19:55.48 ID:F8lBPcGn
刺客A「この前はひどい目に遭ったな……」
刺客B「ああ、ためらいもなく攻撃してくるとは……」
刺客A「どうだ、今度は手を組んであいつをアッと言わせてやろうじゃないか」
刺客B「……そうだな。やられっぱなしは悔しいし」
朝、やすなが下駄箱を開けると、中に手紙らしき紙が入っていた。
「おおっ!? こっ、これはもしや……」
ワクワクしながら、四つ折りにされた紙を開く。
そこには、パソコンで書かれた無機質な字でこう書いてあった。
『やすなへ 放課後、空き教室に来てくれ ソーニャより』
読み終えて、やすなは派手にガッツポーズをした。
「まさかのソーニャちゃんからのラブレター! ついにこの日が来ちゃったんだね。
思えば、長く辛い道のりだったなぁ……」
毎日のように殴られてきた日々を思い返しながら、やすなはつぶやいた。
その日のやすなはずっと上機嫌だった。一方のソーニャは、いつも通り淡々としていた。
(ソーニャちゃんったら、照れちゃうなんてかわいいなぁ)
ついニヤニヤしてしまうやすな。ソーニャはそれを見て、心の中でイラッとした。
そして、放課後。
一足先に、空き教室に着いてソーニャを待つやすな。
「まだかな〜」
のんきに口笛を吹いて待っていると、ドアがガラッと開いた。
「もう、遅いよソーニャちゃ……って、ええっ!?」
なんと、そこにはソーニャが二人いた。どこからどう見ても、まぎれもないソーニャだ。
171 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/27(金) 23:21:01.22 ID:F8lBPcGn
「ソーニャちゃんって双子だったの?」
首をかしげるやすなに、二人のソーニャが同時にこう告げた。
『フフフ……よく来たな……。私たちこそお前を絶望させるために変装し潜入した刺客。偽ソーニャだ!』
「なっ、何だってー!」
ベタな驚き方をするやすな。
「ククク……どうやって苦しめてやろうか」
向かって右側のソーニャがいやらしく微笑む。
さすがのやすなも恐怖感を覚え始めたころ、またドアがガラッと開いた。
「なんだ、ここにいたのか。そろそろ帰るぞ……って、お前らは何者だ!」
本物らしきソーニャが来た。自分とうり二つの二人を見て、不審そうに眉をひそめている。
「あっ、本物!」
「こんなに早く来るとは……こうなったら!」
偽物の二人がソーニャに飛び掛かろうとした。
「あっ、ソーニャちゃんに何をするのさ!」
やすなが心配で叫ぶと、なぜか偽物たちはソーニャを巻きこんでグルグルと回り始めた。
メリーゴーランドのようにしばらく回り続けたあと、一人がボソッとつぶやいた。
「ハァ……ハァ……これで誰が本物か分からないだろ」
続いて、残る二人も口を開く。
「フゥ……フゥ……そ、そんなわけないだろ」
「ゼェ……ゼェ……い、いくらあいつがバカでも見分けはつくはずだ」
そして、三人の視線が一斉にやすなに送られた。
やすなは胸を張って自信たっぷりに言った。
「うん! 全然分からない!」
「「「てめぇえええええええええええ!」」」
今度は三人がやすなに襲いかかろうとした。
172 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/27(金) 23:22:05.04 ID:F8lBPcGn
「まっ、待って! じゃあ、質問コーナーやろうよ! そうすれば、どれが本物か分かるしさ!」
必死に命乞いをするやすな。三人のソーニャも、ひとまず拳を下ろした。
何を質問しようか考えているやすなを見ながら、本物のソーニャはこう思った。
(……なんですぐに分からないんだよ。バカやすな)
以前、自分も偽やすなを見分けられなかったことは、どうやら忘れている模様。
やすなが何かを思いついたようで手をポンと合わせた。
「よし! まずは第一問! 私の必殺技は何でしょう?」
A「風上パンチ」
B「災いキック」
ソ「強運パンチ」
「うーん、悔しいけどみんな正解だよ」
残念そうに唇を噛むやすな。
(適当に言っただけだったが、正解だったのか……)
ソーニャはホッと胸をなで下ろした。
「続いて第二問! ソーニャちゃんの好きな食べ物は?」
A「パン」
B「パン」
ソ「パン」
「ありゃ、また全員正解かー」
「もっと難しい質問にしないとダメだろ」
真ん中にいるソーニャが、やすなに注文をつける。
「そうだね。じゃあ、最終質問!」
173 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/27(金) 23:22:56.35 ID:F8lBPcGn
ちょっと間を置いてから、やすなが高らかに言う。
「ずばり、ソーニャちゃんは私のことをどう思ってるでしょう?」
今回は、誰も即答せず、じっくりと考え込んでいる。
(うぅ……やすなのやつ。よりによって、とてつもなく答えづらいことを聞きやがって)
しばらくして、やすなが右端のソーニャをビシッと指差した。
「右から順番に答えて! はい、どうぞ」
「……最高にうざくて、最高にバカな同級生」
右のソーニャは、顔をそむけながら恥ずかしそうに言った。
「別に、何とも思ってない」
真ん中のソーニャは、強がるようにそっけなく言った。
「とっ、友だち……なわけないだろ! 勘違いするな!」
左のソーニャは、頬を真っ赤にしながら大声で言った。
三人の回答が終わると、やすながサッと一人のソーニャに手を差し出した。
どうやら、握手を求めているようだ。
そして、ニコッと笑ってから、こう言った。
「本当は、最初から分かってたよ。あなたが本物のソーニャちゃんだよね?」
最高にニヤニヤした。ソーニャかわいすぎる
むしろ、二人の刺客のソーニャ理解っぷりに悶えた
やすな「ずばり、ソーニャちゃんは私のことをどう思ってるでしょう?」
偽A「お前なんか嫌いだ。いつか殺す」
偽B「まぁ、よく話す知り合い程度だな」
本物「……お前のことが好きだ。ずっと一緒にいてくれ」
偽AB「…!?」
やすな「えっ…!? そ、ソーニャちゃ…///」
本物「……///」
偽AB「え、え〜っと…」
本物「ふ、ふはははっ!わ、私は偽者だ!本物はお前だろっ!」
偽A「えっ!?」
本物「ふ、ふふふ!偽者の私がやすな、お前を殺す!」
やすな「ちょ、ちょっと待って!あなたが本物だよね!?」
本物「黙れっ!私は偽者だーっ!」
と、偽者に成りすましてるつもりで本音を言うソーニャも妄想した
本物可愛すぎワロタ
「ソーニャちゃんエッチすぎるよぅ〜〜」
「お前の身体がせがむからだ」
「えへ。ばれた?」
「朝まで絶対寝かせねぇ」
さすがの俺もこのスレにはちょっと引いた
>>178に引くのはわかるが、それ以外はだいたい本編通りだろ?
やすながあぎりと楽しげに話している様子がなんだか面白くないソーニャとかどうかな
>>181 ソーニャ「(アイツが他のやつと話しているとなんだかモヤモヤする……)」
っていう無意識独占欲とかあったらいいな
183 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/29(日) 00:09:11.79 ID:KJyHv95Y
>>181 こんなベタなものでよろしければ……。
休日。とはいっても、殺し屋に休日はない。
学校が休みの日こそ、情報収集に努めなければならないのだ。
この日、ソーニャは自分が住んでいる町の地理を頭にたたきこむため、心の赴くままに歩いていた。
(いざというとき、こういうちょっとしたことの積み重ねが役に立つからな)
さすがは、ソーニャ。やすなと行動するようになってから、ドジっ娘キャラになりつつあるとはいえ、やはり性分は隠せない。本業は、殺し屋なのだ。
お昼前くらいから歩き始めて、ちょうど一時間ほど経った。そろそろ一息入れてもいいころだ。
(さて、どこかで適当に休むとするか)
自然と、ソーニャの足は駅前の繁華街へと向かった。
休日のお昼時とあって、大勢の人であふれかえっていた。老若男女、あらゆる世代が集まっている。
ふとソーニャは、見覚えのある後姿をその中に見つけた。
(おや? あれは、ひょっとして……)
ショートカットの黒髪と、地面に届きそうなくらい長い黒髪。
何やらおしゃべりしながら、並んで歩いている二人は――。
(……間違いない。やすなと、あぎりだ)
ばれないように慎重に近づくと、声がより鮮明に聞こえてきた。バカっぽい声と、おっとりした声。いつも聞いている慣れ親しんだ声だった。
ソーニャは困惑した。
(あいつら、休日に一緒に遊びに行くほど仲良かったのか……?)
ソーニャはふいに、経験したことのない胸の痛みを覚えた。チョコレートを食べたときのような、どこかほろ苦い痛みだった。
184 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/29(日) 00:10:03.10 ID:KJyHv95Y
(あいつより、私の方がやすなといる時間はよっぽど長いはずだ。それなのに……)
自分の知らないところで、二人が楽しんでいるという事実。それが、ソーニャにとってはちょっぴりさみしかった。
(あいつら、どこに行くのかな……。ああ、違うぞ。これはあくまで、あいつらの行動パターンを把握しようというだけで、決して嫉妬とかじゃないからな)
心の中で、自分に言い訳するソーニャ。
かくして、ソーニャは二人を尾行することになった。殺し屋というより、私立探偵だ。
二人はまず、ファミレスに入っていった。二人が席に案内されたのを確認してから、ソーニャも店内に入る。
「おひとりですか?」
「えっ? あっ、はい……」
店員に聞かれ、ソーニャは恥ずかしそうにうつむきながら答えた。ファミレスは一人で入る場所じゃないなと、改めて気づいた。
二人が座った席は店の奥の方で、ソーニャは入口のすぐ近くだった。
遠目に様子をうかがう。あいかわらず、二人はリラックスしたムードで談笑していた。
(……変だな。さっきから、妙に胸がドキドキする)
気を紛らわすように、ソーニャは店員を呼ぶボタンを押した。
「ご注文はお決まりですか?」
「ストロベリーパフェください」
やがて、ストロベリーパフェが届いた。ソーニャはスプーンを機械的に口に運びながら、二人のことを片時も目を離さず見つめている。
やすなが席を立った。お手洗いだろうか。それなら、店の奥にあるからこちらに来る心配はない。
そう思った直後、やすなはあろうことかこちらに向かって歩いてきた。片手にグラスを持っている。
(……しまった! ドリンクバーだ)
ソーニャは焦った。まだやすなはこちらに気づいた様子はないが、近くまで来ればそれも危うい。
ここでソーニャは、一世一代の演技をすることとなった。
185 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/29(日) 00:11:10.38 ID:KJyHv95Y
まず、ツインテールをほどいて髪を下ろす。そして、制服の内ポケットに忍ばせてあったメガネをかける。最後に、携帯電話を取り出し、そのまま耳元に持って行った。
やすながほんの数メートルの距離まで来た。よし、今だ!
「そうそう、彼ったら私がいないとさみしいとか言いだしてさ〜。しょうがないから、私も泊まってあげたのよ。夜はお楽しみだったでしょって? もう、知ってるくせに〜。夜の彼は、まさにオオカミだったよ! てへっ♪」
バカ丸出しのしゃべり。それを、わざと大声でやすなに聞こえるように演じた。
やすなはチラッとこちらを見たが、それよりもジュースに関心があるようで特に不審がることもなく戻っていった。
(よっ、よし。何とかごまかせたな)
安堵からか、ハァっと嘆息するソーニャ。
周囲の席からジトッとした視線を送られていることには、全く気づいていないようだ。
その後、二人が食べ終わることを見計らって、先に会計を済ませた。外で待機していると、二人の足はデパートへと向かった。
一定の距離を保ちながら、ソーニャも後を追う。
ここからが大変だった。
8階建ての総合デパートを、上の階から一つずつフロアの隅々まで二人は回ったのだ。
本屋やCDショップ、おもちゃ売り場、女性服コーナー、地元の名産コーナー。
いろいろなところを巡っては、二人はああでもないこうでもないと何やら話し合っていた。
その光景は、傍から見たら親友にしか思えなかった。
ソーニャは複雑な気持ちだった。別に、二人が仲良しであってもいい。
ただ、やすなにとって一番の友だちは――。
(……それは、私じゃないのか?)
声に出さずに、やすなに問いかけるソーニャ。やすなはそれを知る由もなく、あぎりとパン屋でおいしそうなパンをたくさん購入していた。
結局、二人はパンを両手いっぱいに買って、デパートを出た。そして、そこで別れた。
ソーニャは遠ざかる二人の背中を、見えなくなるまでジッと見つめていた。
186 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/29(日) 00:12:07.02 ID:KJyHv95Y
翌日、ソーニャが学校に行くと、下駄箱に一枚の紙が入っていた。
『放課後 空き教室に来い』
ソーニャは空しい気分になった。どうせ私には、友だちといるより刺客と争うほうが似合っているのだろう。
しかも、この日のやすなはどこかよそよそしかった。ソーニャが何か話しかけようとしても、上の空ということが多かった。
放課後。
モヤモヤした気分を無理やり吹き飛ばして、仕事モードに切り替える。
ナイフを忍ばせて、ゆっくりと空き教室のドアを開けた。
中は真っ暗だ。しかし、誰かの気配がする。緊張がピークに達しつつある。
そして――。
『ハッピーバースデー!』
明かりがパッとついた。そこには、拍手でソーニャを迎える二人がいた。
ソーニャは何が何だか分からず、しばし呆然としていた。
「ソーニャちゃん! 誕生日おめでとー!」
やすなが満面の笑みで近づいてくる。ようやく、ソーニャも気持ちが落ち着いてきた。
「誕生日って……私は違うぞ」
「だって、ソーニャちゃんいつだか教えてくれないじゃん! だから、私が決めちゃいました。今日が、ソーニャちゃんの誕生日なの!」
ピュアな瞳でそう言うやすな。後ろでは、あぎりがまだ拍手していた。
「はいはい、主役はここに座って」
ソーニャの手を引っ張り、教室の中央に用意された椅子に案内した。
「というわけで、プレゼント贈呈です」
あぎりがどこからか豪華にラッピングされた箱を取り出した。それを、ソーニャに手渡す。
「……開けていいのか?」
「うん!」
紐をほどいて箱を開ける。そこには、あふれんばかりのパンが入っていた。
187 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/29(日) 00:12:46.17 ID:KJyHv95Y
「ソーニャちゃんはパンが好きでしょ? だから、今日はお腹いっぱい食べてね!」
ソーニャは目を疑った。たくさんのパンは、どれも見覚えがある。
昨日、二人が入ったパン屋にあったやつだ。
(まさか、二人は私へのプレゼントを買うために……?)
そのとおりだった。二人は、ソーニャのために、広いデパートの隅々までプレゼントを探したのだ。
「……二人とも、ちょっと向こうを向いてろ」
うつむきながら、ソーニャが言う。
「えっ、どうして?」
「いいから、早く」
首をかしげつつも、やすなは後ろを向いた。あぎりもそれに続く。
ソーニャはポケットから素早くハンカチを取り出した。
そして、必死に声を押し殺しながら、潤んだ瞳にそれを当てた。
(……ったく、柄にもないことしやがって)
やすながじれったそうに「ソーニャちゃん。まだー?」と聞いてきた。
「私がいいって言うまでダメだ」
「もう、ソーニャちゃんは照れ屋さんだなぁ」
たしかに、私は照れ屋だな。ソーニャはそう思った。
なぜなら、二人には秘密にしていることがある。
今日が本当に、ソーニャの誕生日だということを。
GJ!素晴らしいです。ソーニャの誕生日がいつなのか、結構気になるよなぁ
4巻に誕生日ネタあったね
やすなは性奴隷体質
>>190 うおおお
ツンツンキャラが実はMってのは定番だけど
この二人はソーニャの呆れSもありかと思うようになった
今月号きららキャラットについてた小冊子がここの小話みたいな美百合いくつか
微百合ですた
>>183 >>181だけど本当にありがとう!
まさに自分の理想形だ……
こんなに早くSSにしてくれるとは思わなかったよGJ!!
ソーニャちゃん…私だけを見て…
まさかこのスレが200も続くとは一話の時点で誰が予想しただろうか
と、スレ立てした俺もしみじみ思う
>>197 立った当初「やらかしやがって…」と思ってた事を告白する
正直済まんかった&キルミー最高や…
ソーニャ×やすな最高だよな
あぎり×ソーニャが良いです
キルミー原作って表紙がいいよね
帯の「それでもやすな(一般人)はソーニャ(殺し屋)につきまとうのだ!」って文もこれは百合漫画です、って紹介文にしか見えなかったし
あぎり×やすな派参上ー!
キルミーベイベーの本編で百合は期待して無かったけど
4巻読んだら犬ソーニャによだれたらしたり、頬染めて躾ちゃうぞとか口走りつつ襲いかかるやすなさんがガチ過ぎてむせた
没キャラちゃんは非常に魅力的だが絡ませる相手がいないのが残念だ
206 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/31(火) 00:42:32.42 ID:DLSrKXoW
放課後。夕焼け色に染まる川沿いの道を、一人歩くやすな。
今日はソーニャがそばにいない。仕事があるとか言って、先に帰ってしまった。
「はぁ、最近はあんまり仕事してない感じだったのになぁ」
こういうときは、否が応でもソーニャが殺し屋だってことを実感させられる。複雑な気分だった。
時々、悩むことがある。
(ソーニャちゃんは私のこと、ほんとはどう思っているのかな……?)
ひょっとしたら、とりあえずの友だちかもしれない。ソーニャに聞いたところで、ほんとのきもちはひみつだとか言って答えてくれないだろう。
何となくモヤモヤしたまま、ゆっくりと足を進める。
しばらくして、河原に見慣れた人影を見つけた。
長い黒髪を風になびかせ、そっとたたずんでいる一人の女性。
のほほんとしているようで、実は侮れない人。
「あっ、あぎりさんだー!」
やすなが手を振りながら近づくと、あぎりはやさしく微笑んだ。
「何してるんですか?」
「川の流れを見ていたんです。心が癒されますよー」
そう言って、静かに腰掛ける。やすなも、隣にヒョコンと座った。
「今日は、ソーニャはいないんですか?」
「はい。仕事らしいです」
「そうですかー」
そう言って、遠くを見つめるあぎり。
やすなは、ふとこんなことを聞いてみた。
「あの、ソーニャちゃんってここに来る前はどんな感じだったんですか?」
207 :
名無しさん@秘密の花園:2012/01/31(火) 00:43:31.96 ID:DLSrKXoW
ソーニャは新年度が始まったとほぼ同時に、転校生ということでやって来た。
金髪のロシア人が来たということで、みんなが好奇の目で見ていたのだけど、最初のあいさつで先制パンチを食らわされた。
「初めに言っておく。あまり私に関わらないほうがいい」
冷たい瞳でそう言ったソーニャ。教室の雰囲気も一瞬で凍りついた。
結局、その後はクラスメイトもどこか一歩引いた感じで接するようになった。
ただ一人のクラスメイトを除いては。
「ソーニャは変わりましたねー。すごく」
そう言って、一つうなずくあぎり。
「変わった?」
「はい。昔のソーニャは、感情を全然表に出しませんでしたから。どこか機械的で、笑えと命じられれば笑うという感じでしたよ」
「怒ることもなかったんですか? 私、いつも怒られてばっかりだから……」
「なかったです。当時のニックネームは『人形』でしたから。愛くるしい見た目からではなく、無表情で無感情なことが由来ですけど」
昔を懐かしむように、あぎりはゆっくりと話した。その雰囲気に、やすなはすっかり引き込まれてしまった。
「だから、久しぶりに会ったとき、びっくりしました。あのソーニャが、ふつうの高校生っぽくなっているって」
「そうだったんですか……」
少し間を置いてから、あぎりがやすなを見つめながら言う。
「ソーニャを変えたのは、一人の友だちですよ」
「そっ、それって私ですか?」
「ソーニャから聞きました。『ずっと友だちだって、言ってくれたやつがいる』って。ちょっぴり恥ずかしそうに教えてくれましたよ」
「……ああ、たしかに言いました」
やすなにとっては、ソーニャがそこまで大事に思ってくれていたことが意外だった。やすなはただ、素直な気持ちを告げただけだからだ。
「ソーニャのこと、好きですか?」
突然の質問に、やすなはうろたえた。
「えっ!? どっ、どういう意味ですか?」
「深い意味はありませんよー。ただ、聞いてみたかっただけです」
ちょっと迷いつつも、やすなは元気よく答える。
「えっと、もちろん大好きですよ! 私の大切な友だちですから!」
「それを聞いて安心しました。でも、私も負けないですよー」
「負けない?」
「ふふふ、内緒です」
唇に人差し指を当てて、いたずらっぽく微笑む。
あぎりの、ソーニャに対するほんとのきもち。それも、またひみつ。
こういう距離感の関係が一番好き
原作1巻の表紙って肩車してるけどさ
あれって絶対ソーニャが1回しゃがまなきゃいけないんだよね
ちょっと呆れ顔してるけど結局やすなの頼みは聞いちゃう的な
呼び捨てなのか
没「仲間か?」
ソ「友達だ!!」
>>211 なんか見たことあると思ったら、なのはのやつか。懐かしい。
いつか、ソーニャがやすなのことを「友達」だって言ったらいいのにな
他の殺し屋に襲われた時に盾に使えるってソーニャ言ってるけど
なんだかんだいって、やすなが危ない目にあったら庇いそうな気がするな
いなくなって初めてやすなが自分にとって大切な存在だとわかるソーニャ
ただどうでもいい学校へ行って命令で人を殺して家へ帰り眠る、そんな生活に虚しさを覚え自暴自棄になり
最後はやすなの墓の前で自ら命を
大人になったソーニャとやすなが居酒屋で飲んでいて
やすなが
「危ない割に見返りも少ないし、老後の保証とかもないんでしょ?いい加減殺し屋とかやめなよ」
とソーニャを説教する話が最新号に載ってたけど
これは当然、なんかえりいとこおすをススンでるやすなが
暗に「嫁においでよ」と言ってるわけですよね
えっそんな話あんの?マジで?
アンソロなんだ、すまない
買うしかないじゃないか!くっそう!
なんか照れちゃって「ただいま」が言えない新婚ソーニャちゃん
でも殺し屋の妻って大変そうだよな
毎晩安心して眠れないだろうし、住む所も転々として・・・自衛のために殺人術や武器の扱いも覚えなきゃだろうし
たまには夫の仕事を手伝ったりも
むしろやすなは一般人を装うために使われるかも
一緒にいちゃつくだけの簡単なお仕事です
想像したら『執事少女とお嬢様』のデート話そっくりの絵に
225 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/01(水) 21:41:24.76 ID:OeTgcaPD
アラサーベイベー
「久しぶりの再会を祝してかんぱーい!」
ビールの入ったグラスを高々と掲げ、声をはずませるやすな。
ソーニャは小声で「かんぱい」とつぶやき、カシスオレンジを一口飲んだ。
週末の夜。サラリーマンでにぎわう居酒屋に、やすなとソーニャはいた。
「本当に久しぶりだよねー。元気してた?」
「まあな」
初めて出会った日から、もう十年以上経った。いつの間にか、二人とも立派な大人の女性になった。
身長も十センチ以上伸びて、顔つきもしなやかになった。胸の大きさだけが、あの日のままだった。
「まさか、お前が公務員になっているとはな」
しみじみとそう言って、お通しの枝豆を口に運ぶ。やすなは早くも二杯目を注文していた。
「意外? 似合ってると思うけどなー」
「堅実な道を選ぶなんて、お前らしくもないと思ったんだ」
昔のことを思い返しながら、ソーニャが言う。
思えば、当時のやすなは五秒先の行動が読めないほどのハイテンションガールだった。
「まあ、このご時世だからねー。先々のことを考えると、これが無難かなって思ったの」
「……お前、お利口になったな」
「そんなことないよー。私は折部やすなのままだよ!」
たしかに、無邪気な笑顔は十年経っても変わっていない。そのことに、ソーニャはちょっとホッとした。
「ソーニャちゃんは、まだ殺し屋なの?」
軟骨のから揚げをほおばりながら、やすなが尋ねる。
「ああ」
口元まで運んだグラスを一旦置いて、短く返事した。
226 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/01(水) 21:42:37.34 ID:OeTgcaPD
「殺し屋って、定期的に仕事が来るの?」
どこか心配そうに聞くやすな。ソーニャは少し間を置いてから、語り始めた。
「仕組みは簡単なんだよ。誰かを殺したいと思うやつがいる。でも、自分の手は汚したくない。だから、プロに代行してもらう。
いくら文明が進化して、技術が発達した世の中になっても、この流れは変わらないんだ。結局、いい意味でも悪い意味でも、人間は自分勝手ってことさ」
「そういうものなのかな……」
複雑な表情を浮かべるやすな。やすなの心の中で、今の話の理解できること、できないことがせめぎ合っているようだった。
一方のソーニャは、個室を予約しておいてよかったと、今さらながら思っていた。いくら周りがにぎやかな宴会モードとはいえ、大っぴらにできる話ではないからだ。
しばし、二人の間は沈黙に包まれた。
数分後、何かを決意したようにやすながグラスをつかみ、八分目くらいまで入っていたビールを一気に飲み干した。
「っぷはー! なんかもう、難しい話はいいや! だって、私にとって、ソーニャちゃんはいつまでもソーニャちゃんだもん!
あっ、ソーニャちゃん全然飲んでないじゃん! ほら、なに頼む?」
「えっ、いや、私はあまりお酒が得意じゃ……」
「それなら、ソフトドリンクでもいいから! こうなったら、今日は私のおごりだよ!」
「じゃあ……カルピス」
その後、二人は二時間ほど思い出話に花を咲かせた。
一緒にお祭りに行ったこと、海でスイカ割りしたこと、ツチノコを探しに行ったこと――。
そのどれもが、何気ない日常の一ページに過ぎないかもしれない。
でも、二人にとっては、何事にも代えがたい大切な宝物だった。
227 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/01(水) 21:43:20.99 ID:OeTgcaPD
店を出て駅に向かう二人。途中まで方向が同じということもあって、二人は同じ電車で帰ることにした。
窓の外に映る景色をぼんやりと眺めていると、ふいにソーニャの肩にやすなの首がヒョコンと乗った。
「ん? ああ、寝ちゃったのか」
静かに寝息をたてるやすな。ソーニャはそれを見て、安らぎを感じていた。
そのまま時間は流れ、駅を三つ過ぎたころだった。
「むにゃむにゃ……しっかりしてソーニャちゃん」
「うん? 急にどうしたんだ?」
ソーニャが問いかけても、返事がない。どうやら、寝言のようだ。
幸せそうにそっと微笑みながら、やすなの寝言は続く。
「大丈夫!! ずっと友だちの私がついてるよ!!」
「そっ、それは……」
ソーニャはドキッとした。
やすなの寝言。それは、まだ出会ったばかりのとき、やすながソーニャの手をギュッと握りながら言ったセリフだった。
ふと、ソーニャは思い出した。あのときの自分は、やすなの手首にダメージを与えただけで、何も返事をしていない。
やすなが寝ている今がチャンスだった。
「ああ、これからも、ずっと友だちだな」
ささやくように、やすなに告げるソーニャ。そして、恥ずかしそうにうつむいてしまった。
(ふふふ、ソーニャちゃんは素直じゃないなぁ)
実は狸寝入りをしていたやすなが、心の中でソーニャに言う。
(ずっと友だちだからね。約束だよ?)
右手の小指を、ソーニャのひざもとにそっと置く。
二人を乗せた電車は、もうすぐソーニャの住む街へ着くころだった。
>>225-227 切なさがしみる
2人の友情もさることながら、やすなが安定を求め公務員をしているという事がなんかきた
GJ
>>225-227 おお、これは今月のきららキャラットについてる、例のアンソロ本のネタか
妄想が膨らむ・・・
ソーニャが転んで頭をぶつけ、そのせいで普段とは真逆の気弱で優しい性格に。
そしてここぞとばかりにご飯やアイスを食べさせあったり手を繋いだり一緒にお風呂に入ったりとソーニャとラブイチャしまくるやすな。
そんな幸せな日々が続いたある日、突然二人の前に刺客が。
大変だ、今の気弱なソーニャちゃんじゃ倒せない・・・!と諦めかけた瞬間、
「邪魔をするな!」とソーニャの大声と共に強烈な蹴りで吹っ飛ばされていく刺客。
あれ?ソーニャちゃん、頭ぶつけて気弱な性格になったんじゃなかったっけ?
邪魔をするな、ってどういうこと?
「も、もしかしてソーニャちゃん、今まで性格が変わったフリを……」
「ち、違うよやすなちゃん…そ、その…なんだか急に体が動いて…」
「で、でもさっき邪魔するな!って大声で…」
「だから違うと言ってるだろうが!何度も言わせるな! ……ハッ」
と全てがバレて恥ずかしさでしばらく自分の部屋に引き篭もるソーニャ…みたいな話は
素晴らしいな
もっとえろえろしたの書いていいのよ というかお願いします土下座する勢いです
やすな「やるならカモカモ!」
ソーニャ「思ったんだがその歌詞に意味はあるのか?」
やすな「えっそれは言えないよ///」
やすな(でもソーニャちゃんならちょっとエッチな事でも・・・///)
ソーニャ(”殺るなら来い”ということか・・・?)
>>230 (バ、バレた〜…!!)
と嘆くソーニャ
(余計なツッコミ入れるんじゃなかった〜…!!)
と嘆くやすな
(あらあらうふふ)
なあぎり
という構図が見える
235 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/02(木) 22:22:55.04 ID:CMjjp0av
俺、今夜の5話放送は実況するぞ
楽しみ
放送中に画面から目離す男の人って
237 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/03(金) 00:31:01.77 ID:GculItbc
放課後の教室。
「どんだけドーン!!!」
今日もまた、ソーニャの激しいツッコミがやすなを襲った。
頭を殴られ、痛そうに顔をしかめるやすな。
普段と何ら変わらない、いつもの光景のはずだった。
しかし――。
「うぅ……、あれ?」
やすながキョトンとした表情を浮かべ、その場に立ちすくんだ。
ふいに、ソーニャは異変を感じた。やすなの様子がおかしい。
たいていの場合、殴られて少しの間は痛がるものの、すぐに回復する。やすなの打たれ強さはソーニャも認めるところだった。
「……おかしいなぁ」
何かを確かめるように、首を左右にカクンと動かす。
内心、ソーニャも心配になってきた。打ち所でも悪かったのだろうか。
そして、やすなの口から決定的な一言が発せられた。
「あの……私の名前って何ですか?」
「……えっ?」
あまりに突然のことに、口を半開きにしたまま固まってしまうソーニャ。
「これは……制服? ということは、私は学生なのかな」
自分の制服を、まるで初めて着たような感じで見つめるやすな。
「おいおい、冗談はその辺にしておけよ」
不安を紛らわすように、やすなに言う。
「えっと、失礼ですが、あなたは……?」
「……嘘だろ?」
「……すいません。何も思い出せないんです」
「そっ、そんな……」
絶望したように、肩をガックリと落とすソーニャ。
238 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/03(金) 00:31:53.42 ID:GculItbc
(……どうすればいいんだ)
ソーニャは考える。記憶を戻す、何かきっかけを与えられればいいのだけど。
「あの、私の名前は……?」
「お前は、折部やすなだ。お・り・べ・や・す・な」
一語ずつはっきりと発音する。少しでも分かりやすくするためだ。
「折部やすな……。気品に満ち溢れた、いい名前ですね」
ちょっぴり嬉しそうにやすながつぶやく。
「そうだな。とてもいい名前だよ」
「えっと、それであなたは……?」
「私はソーニャだ」
「ソーニャ……。かわいい名前ですね」
「そっ、そうか?」
面と向かって名前を褒められると、妙に照れくさかった。
頬をほんのり桃色に染めるソーニャに、やすなが問いかける。
「私とソーニャさんは、どういう関係なんですか?」
「えっ……それは、その……」
即答できず、もじもじするソーニャ。
いつもだったら、適当にかわすところ。でも、今は状況が状況だ。嘘をつくべきじゃない。
ソーニャは恥ずかしさを吹き飛ばすように大声で言った。
「かけがえのない親友だ!」
ソーニャの素直な気持ちが、教室中に響いた。
そしてそれは、どうやらやすなの心にも響いたようだった。
「私たちは、親友……?」
「少なくとも、私はそう思っているぞ。きっと、お前も同じはずだ」
まだ恥ずかしいのか、視線をややそらしながらソーニャが言う。
やすなはそっと微笑んで、さらに質問をする。
「それはひょっとして、ソーニャさんは私のことを好きってことですか?」
「すっ、好きって……」
ソーニャは頭を抱えてしまった。
239 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/03(金) 00:33:12.16 ID:GculItbc
(ああもう、早く記憶が戻ってくれないかな……。いい加減、私も恥ずかしいってレベルじゃないぞ)
でも、目の前には答えを待っているやすながいる。ここを乗り越えれば、いい結果が待っているかもしれない。
自らの持つすべての勇気を振り絞って、ソーニャは言った。
「……好きだよ」
「あっ、すいません。聞き逃してしまいました。もう一度お願いします」
耳元に手を当て、リクエストするやすな。
「だから、好きだよ! 世界中の誰よりも、友だちとしてのやすなが好きなんだ!」
ソーニャにとって、一世一代の告白だった。
それを聞いたやすなが、ニンマリと微笑んだ。
「むふふー、ソーニャちゃんったら、私のこと大好きなんだねー」
「……ん?」
うつむいていたソーニャが顔を上げる。そこには、憎たらしいほどの笑みを浮かべたやすながいた。
「まあ、いつも殴られてばっかりだから、これくらいのドッキリは許されるよね!」
「ドッキリ……? えっ、ドッキリなのか?」
「そうだよ? やだなぁ。私があれくらいで記憶を失うわけないじゃん!」
無邪気に言うやすな。ソーニャの拳がギュッと固く握られたことに気づいていない。
(……本気で心配したんだぞ。バカやすな)
涙が出そうになるのをこらえながら、拳の照準をやすなのおでこに合わせる。
「もうすぐバレンタインだけど、ソーニャちゃんからのチョコ楽しみだなぁ。どんなチョコくれるの? ひょっとして、手作り? それなら、ホワイトチョコがいいなぁ」
「……うるさいドーン!!!」
ソーニャの拳がクリティカルヒット。
その場でうずくまるやすな。
そして――。
「うぅ……、あれ?」
以下、無限ループ。
とりあえずやすなはソーニャが大好きなのはわかった
が、百合的なものを抜きにして見るとぶっちゃけお互い様だなwww
>>239 遅れたがGJ
ソーニャのデレは妄想ならではだなあとアニメ見て思い知らされた気がする
とりあえずワニソーニャの「お前を食べるためさ」は「私を食べて」に変換できたくらいか
海辺で恋人ごっことか言ってたやん
あれアニメオリジナルだから不意打ちきやがったと思ったぜ
お嬢ちゃん達喧嘩しないでって言われてたけど本人たちは喧嘩と思ってるのかな?
人間二人引っ張って泳げるやすなが化物な件
アニメ版スタッフはやはり密かに百合要素を入れてきてるという事が良くわかった回だった
やすなのカップル発言はちとあざといがOK
原作一気に買って一気に読んだ
わかっちゃいたがデレの欠片もねえwwww
EDもひそかにガチ百合だからな
最近本誌に載ったやつはソーニャがやすなに謝ったりして若干デレていた(ように見えた)
あのEDテーマはむしろガチじゃないと感じる方が難しい
ソーニャ視点だと色々おいしいんだけどなぁ
やすな視点だとすると怖すぎる
ラジオが地味に仲良しでいいわ
253 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/03(金) 22:59:30.15 ID:xh0loFj2
ソーニャの技がやすなのアレな所にヒットしていつもと違うやすなのリアクションにソーニャが面白がってエスカレートしちゃう文はまだですか?
>>239 ごちそうさまでした。
おいしかったです、ありがとうございます。
255 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/03(金) 23:07:04.49 ID:aTVjneH8
まだまだだよ。
だってチンポがカチンカチンにならないとダメだからね。
固いのがいいんでしょ?
固いチンポでガンガンに突いてほしいんでしょ?
>>251 そうか?
やすながソーニャを殺したいほど好きとか、萌えるんだけど
病すなか……
ソーニャが言うと半分呆れた感じに「はいはい、殺したい程好きだぞ」って感じのツンデレ的な意味合いになりそうだが
やすなが殺したい程と言うとマジでヤンデレチックに…
ソーニャが砂糖水を「好きな」場所に塗っていいって言われてやすなに塗ってたけど
あれどうみてもコクってるのと同じじゃないですか
>>261 !!
そこに気づくとはやはり天才・・・
パペットを交換しないかとやすなに言われた時のソーニャの「私の(パペット)はいらないのかよ」って台詞ってやっぱり……
やすなの大事なとこに砂糖水塗って舐めて「ん?甘くない汁がry
>>263 そういう本人も無意識のうちにポロッと口にしてしまう台詞がたまらんね
266 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/04(土) 18:50:20.52 ID:LePvhQtb
ワニのパペットで「本当は心のきれいな女の子…」のところ
どうでもいいと言いながらソーニャちょっと嬉しそうだよな
萌え悶えた
どしたのさわさわ
>>261 手渡されてからのあの間はそういうことだったのか…!
アニメで一番の名シーンになったじゃないか
お前らの洞察力ヤバいなwwww
ちょっと単行本引っ張って探してくるわ
少なくともアニメやってる間は支部での燃料に困ることは無さそうかなぁ
ええわぁ
渋のやすニャが急激に増えてるな
皆わかってらっしゃる
274 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 00:50:25.02 ID:JJsStAl4
教室のシーンでやすニャ以外の人間って一切出てこないよね
教室ガラガラでちょっと異様な雰囲気感じるわ…
もう世界にはやすニャの2人がいれば十分ってことだな
あぎりさんはネタ要員
人がいないのはあぎりさんが忍法人払いの術〜を使っているからだな
あぎりさんはあらあらうふふ〜って言いながら二人を見守ってるイメージ
後から「昨日は、お楽しみでしたね〜」とか言ってソーニャを慌てさせるイメージ
>>275 しかし今期アニメ百合スレだとシンフォギアに次いで勢いがあると思う
色んな意味でダークホースだった感じ
シンフォギアの倍の勢いがある輪廻のラグランジェを忘れないであげてください
今更だけど原作2巻の1ページ目は色々良い妄想が出来てしまう
女子高生4コマはもう出尽くした感があるけど、ふたりはプリキュア並に
ここまで2人の関係に絞った作品もそうそう無いだろうしな
ソーニャちゃんがなんたかんだで、やすなの申し出を断らないのは既に周知の事実だけど
という事は仮にやすなが「キスしようよ!」とか言い出しても、いつもの激しいツッコミを入れながら拒否しつつも最終的にはキスする方向に行くと思うんだ。
それもドキドキして頬を染めて、とかじゃなくて凄い適当そうに「ほら、ん」とか言って目も閉じずに待ってるんだよね。
もちろん、やすなが普通にキスするだけで済むわけがなくて思いっきり舌とか入れちゃうんだ。
百合的にはここでソーニャちゃんにも舌を絡めかえして欲しいとかだけど、きっとそんなことせずにやすなの舌をガリっと噛んじゃうと思うんだ。
やすながギャグ調に痛がって、ソーニャちゃんが「誰が舌入れろって言った!?」っていつもの感じでツッコミいれて
そんな普段通りの感じで百合シーンまでこなしちゃうんじやいかと思うんだ。
んで、その後でやすなが「もう一回」って泣きついて、普通にちゅっとして
「ったく、最初から普通にやれ!」「えへへー」という感じになる妄想をしてたら1日が終わってた。
おやすみなさい。
有意義な1日だったな
正しい休日の過ごし方だな
俺もいい日曜日になりそうだ
首絞めとかで気を失わせてからやすなにキスをするソーニャ
ついでにエッチなども気を失わせてからで・・・。
>>285 自らの手でぐったりとしたやすな相手でないと性的興奮が得られなくなった歪んだソーニャ
まで読んだ
首絞めて失神したレズが失禁したところをオマンコにチンポをぶち込むの?
288 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 10:43:35.56 ID:JJsStAl4
基本相思相愛だけどどう見てもソーニャのほうがやすなのこと好きだよな
深い意味もなくウザ絡みしてくるバカを真に受けて本気で好きになるのはソーニャ
バカのふりして実は真面目なやすなってのもおいしいけどね!
せっかくだから俺はこの
「ソーニャの事が本当に好きなんだけど、そう言ったら引かれちゃうような気がして馬鹿のふりをするやすな」
を貰うぜ!
やすなとソーニャは磁石みたいな感じなんだよ
お互いがデレたり反発しあうと離れて、どっちかがデレれば引き合うんだよ!!
って先週のフォーゼ見てたら思い出した
って書いたけど、よくよく考えればやすなはデレすぎてるな
やすなのデレとソーニャのデレを足すと9:1で丁度いいぐらいだ
最近、やすなの「ねえねえ、ソーニャちゃん」って甘え声を聞いただけでニヤけるようになってしまった・・・
俺はもう駄目かもしれない
やすなと結婚したい
ソーニャ乙
296 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 15:09:21.15 ID:JJsStAl4
やすな「ねぇ、チューしよう」
ソーニャ「嫌だ。何故お前なんかとしないといけないんだ?」
やすな「これは決まりだから」
ソーニャ「決まり? 何だそれは」
やすな「外国では、挨拶する時、チューするんだよ。だから」
ソーニャ「外国ではな。でも、ここは日本だ。関係ない」
やすな「そんなこと言って。実はしたいくせに。ほら、朝の挨拶「おはよう」ってまだしてないでしょ。だから」
ソーニャ「誰がするもんか。一人でかってにやってろ」
やすな「ねぇ、しようよ」
ソーニャ「嫌だといったらい・や・だ」
やすな「むぅ」
頬が膨らむやすな。
そこに。
やすな「あ、あそこに銃を持った人が! 私たちを狙ってる」
ソーニャ「なに!? どこだ」
ソーニャが横を向いた瞬間、フラッとやすなはソーニャの頬にキスをした。
ソーニャ「な/// 何するんだ、この!!」
やすな「えへへ、ソーニャちゃん顔真っ赤」
ソーニャ「ぐぬぬ///]
終わり
以上、
>>297,299.300を書いてみました
最近になってこの二人の百合っぷりが好きになってたまんない
もう、地球が壊れるくらいに好きだー
>>298 最初は左エロいなぁという小学生並みの感想だったが、右でネクタイ掴んでる事に気づいて最高に滾った
強気攻めやすなええなぁ
ソーニャちゃんに見せた時の反応想像しながら鼻歌まじりにパペット人形作ってるやすなが見たい
304 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 21:42:03.07 ID:PlKEDxCG
「愛しているよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ〜♪」
とある日曜日。懐メロを口ずさみながら、やすなが自分の部屋で作業していた。
年頃の女の子の部屋としては、わりとシンプルな内装。アイドルのポスターは貼っていないし、かわいいお人形も置いていない。
さすがにちょっと部屋がさみしいかなぁ。そう思ったのがきっかけだった。
(そうだ! せっかくだから、私とソーニャちゃんのパペットを作ってみよう!)
何年か前、パペットを手にシュールなネタを披露する芸人が流行っていたのを、やすなは思い出した。
(上手にできたら、学校に持っていっちゃおうっと。ふふふ、ソーニャちゃん、大喜びするだろうなぁ)
思い立ったが吉日。早速、やすなはパペットの制作に取り掛かった。
まず、机の中から適当な材料を選び出す。もともと、工作は好きだったので、色紙や発泡スチロールやスポンジなど、一通りの材料はそろっている。
詳しい作り方は長くなるので省略するが、それなりの見栄えの物を作るのは、意外と難しいとだけ記しておこう。
手先は器用なほうだと自負していたやすなも、今回はかなり苦労した。
「痛っ……! うぅ……また刺しちゃったよぉ」
右手の薬指がチクッとした。幸い、血は出ていないものの、針で指を刺してしまうのは地味に痛い。
それでも、やすなは手を止めることはしなかった。何よりも、ソーニャの笑顔を見たいという一心が、やすなの支えとなっていた。
「えっと、黒いリボンを付けて……よし、ツインテールは完成!」
ソーニャのパペットが、少しずつ形を整えていく。
その後も、やすなは着々とパペットを作り上げていった。
普段、授業中は絶対に見せないであろう集中力で、小さな手を慎重に動かしていく。
そして――。
305 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 21:43:03.88 ID:PlKEDxCG
「できたー! 私とソーニャちゃんの仲良しパペット!」
右手にソーニャ、左手にやすなをはめて、元気いっぱいにやすなが言った。
「うーむ、我ながら惚れ惚れする出来だね。お祭りの景品で売ってもいいレベルだよ」
ついこの前、やすなはソーニャと一緒にお祭りに行ったのだ。
「よし、明日ソーニャちゃんに見せてあげよう!」
「やすなー。ご飯よー」
ドア越しに、お母さんの声が聞こえてきた。
やすながびっくりして、壁に掛かっている時計を見る。
作業を始めたのが3時過ぎ、そして今は夕方の6時。
かれこれ3時間近く作業していたことになる。
テスト勉強は30分が限界のやすなにとっては、これほど長時間にわたって何かをするというのは久しぶりだった。
(やっぱり、ソーニャちゃんのためならいくらでも頑張れるのかなぁ)
そんなことを思いながら、やすながドアを開ける。
お母さんが、やすなの手を見て一言。
「あら、新しい鍋つかみ?」
翌日、やすなは誰よりも早く教室に着いた。ソーニャの到着を、今か今かと待ち受ける。
もちろん、すでにパペットは装着済みだ。
そして、20分ほど経ったころ、ソーニャがドアをガラッと開いて入ってきた。
「おはよう」
いつもどおり、そっけなくあいさつするソーニャ。
やすなは勢いよく両手を高々と上げた。
「おっはよー! ほら、ソーニャちゃんと私のパペットだよ!」
パペットをソーニャの顔にグッと近づける。
しかし、ソーニャの反応はやすなの期待していたものではなかった。
「……なんだそれ?」
「えっ、だから、私たちのパペットだよ!」
「……全然似てないだろ。特に私が」
そう言われて、やすなは改めてパペットをジッと見つめた。
「そうかなぁ……。でも、一生懸命作ったからオッケーってことで! はい、ソーニャちゃんにもあげる」
やすなが右手のパペットを外して、ソーニャに手渡す。
「そんなものいらな――」
そこまで言いかけて、ソーニャは口をつぐんだ。
306 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 21:44:00.62 ID:PlKEDxCG
やすなの右手の薬指。そこには絆創膏が貼ってあった。
(もしかして、これを作るときに……?)
ソーニャはふと、胸がチクッと痛んだ。
(……まったく、やすなはバカだな。どうして私のために、そこまでするんだ)
心の中で、ソーニャがやすなに問いかける。
その答えは、無意識のうちにやすなの口から発せられることとなった。
パペットを自分の顔の近くの持っていき、少し高い声でやすながこう言った。
「はーい、私はやすなちゃん。ソーニャちゃんのことが大好きな友だちだよー」
ソーニャはドキッとした。ここまでストレートに言われたことは初めてだった。
「ほら、ソーニャちゃん、そのパペット使って返事して!」
やすなに頼まれて、ソーニャが右手にパペットをはめる。
そして、消え入りそうな小声で、こうつぶやいた。
「……私はソーニャ。やすなのことが――」
キーンコーンカーンコーン。
始業のチャイムが鳴り、周りの生徒も一斉に席に戻り始めた。
「ソーニャちゃん。今なんて言おうとしたの?」
「……おっ、教えない」
シレッとした表情で、ソーニャが椅子に座る。
「むぅー! チャイムのバカー! せっかく、私たちこれからいいところだったのに、邪魔しないでよー!」
フグみたいに頬を膨らませるやすな。
その横で、ソーニャは机の下でパペットをはめた右手を動かしていた。
(私はソーニャ。やすなのことが……大好きな友だちだ)
ソーニャの思いを代弁するように、パペットは口をパクパク動かしていた。
あぁ、いいなぁ
やすなの健気さに動かされちゃったか
本当ここの人たちは優秀な妄想力を持ってるよ・・・
309 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/05(日) 22:21:17.12 ID:PlKEDxCG
5話のあぎりさんの「このまま(3人で)世界一周とかしたいですね」ってセリフが地味にグッと来た
あそこいらへんオリジナルだよね、原作のネタは面白いけど
アニメ的に最後にああいうちょっとほのぼのしたネタ入れてくれるのは嬉しい
BSで1話見て萌えた please kill me babyってサブタイ?いいな
そんな話じゃないのは分かってるが「私、ソーニャちゃんになら殺されてもいいよ」っていうやすなを想像してしまう
313 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/06(月) 00:19:55.17 ID:oTJ3kaUZ
アニメではまって原作一気に買って読んでるんだけど
2巻の手錠ネタやばくね?
お互いに手錠かけたり逃げないようにつなぎたいとか…
これで百合展開狙ってないと言う方が不自然に感じてしまう
>>310を見てあぎりさんもやすなとソーニャのことが大好きなんだろうなあって思った
やすなは構ってもらいたくてソーニャに色々いたずらしてるわけだけど、あぎりさんも子供じみたいたずらっぽいことをよく二人にするなあと
>>312 タイトルの英訳は「殺してごらんよ、子猫ちゃん」みたいな、冗談じみたやすなっぽい言葉だと思ってたw
手錠ネタとかラブコメの基本だもんな
そうだな、ジョジョ6部でも手錠かけて決闘してたもんな
しかしアニメはちょっとぬるく感じてしまうな
もっとやすなを怪我させたり命を狙ったりしてもいいのよ
ほんとの気持ちは秘密なの
やすなってソーニャ以外に友達いるのね・・・
あぎりさんだよ!
あぎり「わたしの友達はソーニャだけですよ〜」
やすなは嫁という宣言ととらえてよろしいか
おまえらBDは買うのか?
買うは買うけど、どの店で買うか決めてない
327 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/06(月) 22:44:46.36 ID:oTJ3kaUZ
ゲマズで買えばラジオの公録とお渡し会に行けるぞ!
328 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/06(月) 22:46:24.07 ID:4R2Xfnz9
やすな「キルミーショッピングー!」
ソーニャ「……またやるのか、これ」
「今日、紹介するのはキルミーベイベーのBD&DVD第一巻!」
「3月7日発売だぞ。今のうち予約しておけ」
「特典も超豪華! 私の秘密グッズもあるよ」
「何だよ、それ」
「えっとね、こっそりソーニャちゃんを隠し撮りした写真とか――」
「おい! 冗談はよせ!」
「むぅー……まあ、残念ながらこれは嘘です。でも、特典って大事だよね」
「特典目当てで購入も珍しくないからな」
「それでね、事前に視聴者からアンケートを取ったんだよ! どんな特典が欲しいですかって」
「ふーん、別に興味ないが、一応聞いてやるか」
「まずはペンネーム『ソーニャは俺の嫁』さんからのお便り」
「うん。とりあえず、そいつは死ねばいい」
「この人は、私たちとの握手券が欲しいんだってさ」
「何で私が他人と握手しなきゃならないんだよ。却下だな」
「もう、つれないなぁ。じゃあ、次。ペンネーム『ソーニャは俺の妹』さん」
「このアニメの視聴者はロクなやつがいないな」
329 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/06(月) 22:46:52.29 ID:4R2Xfnz9
「中の人が出演しているPVを、映像特典につけてほしいとのこと」
「あれ、評判どうなんだろうな?」
「いいと思うけどなー。赤崎さんって、私にそっくりでかわいいし!」
「ああ、たしかに赤崎さんはかわいいな」
「その言い方に悪意を感じる……。あと、視聴者からはソーニャちゃんと田村さんが似ているって意見が多いみたい」
「いわゆる、クールビューティーってやつだな。視聴者も見る目あるじゃないか」
「それもあるけど、特に胸の部分が似ているって意見が――」
「……もう帰る」
「ああっ、ソーニャちゃんが本気で落ち込みモードに入っちゃったよ。じゃあ、最後にこのお便り。ペンネーム『やすなは世界一かわいいよ!』さん。どうもありがと!」
「もう少しまともなペンネームはないのかよ」
「えっと、私たちがキスしているシーンを撮った『キスミーベイベー』を特典映像にしてほしいってさ! よし、採用!」
「何でだよ! ありえないだろ!」
「むふふ、そんなこと言って、満更でもないくせに〜」
「わっ、おい、顔を近づけるな。やっ、やめ――」
「この続きは、3月7日発売のBD&DVDで確かめてね!」
332 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/07(火) 23:32:22.75 ID:LVfJ5xRB
おまいらキャラソンは買う?
きゃにめTシャツ付きで全部予約した
ただなぁ…主題歌Tシャツの出来がアレだったから不安だ
ソーニャがやすなの子を妊娠したら
あぎりがおむつとかを売ってくれます
乳母として就職する
337 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/08(水) 22:28:19.11 ID:9/CwYut1
個人的にシリアスな妄想のが燃える
いよいよ仕事が忙しくなり顔を見せられない日々
ごくたまに見せると完璧にパパ扱いされるソーニャとか
339 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/09(木) 00:23:08.99 ID:cfVAGQ3a
「えっ……。転校?」
放課後。二人きりの教室で、やすなは唐突に告げられた。
「ああ、この学校にいるのも、あと三日だ」
やすなとは顔を合わせず、窓の外を見ながらソーニャが言う。その声は、少し震えていた。
「三日って……。ひどいよ! どうしてもっと早く言ってくれなかったのさ!」
「仕方ないだろ。全部、上からの命令なんだ」
「……その命令には、逆らえないの?」
淡い期待を込めつつ、ソーニャに聞く。
しかし、ソーニャは無言で首を横に振った。どこかさみしげな瞳は、うっすら潤んでいるようにも見えた。
そして、それはやすなも同じだった。今にも泣き出してしまいそうなのを、やすなは必死にこらえていた。
しばし、二人の間は沈黙に包まれた。
そして――。
「……ソーニャちゃんのバカー!」
そう言い残し、やすなが一目散に教室から出て行った。ソーニャは後を追うこともせず、ただジッとたたずんでいる。
ソーニャの頬は、まるで窓外の夕焼けのように赤く染まっていた。
翌日、ソーニャが教室に着くと、やすなの姿はなかった。
チャイムが鳴り、担任が入ってくる。まずは出欠の確認だ。
「折部は風邪で休みっと……」
担任がボソッとつぶやく。
(きっと、嘘だろうな。バカが風邪を引くわけがないし……)
そんなことを思いながら、一つため息をつく。
本心を言えば、転校なんてしたくなかった。
ずっと組織の中で育ってきたソーニャにとって、こういう学校生活は初めての経験だった。
初めはどこかよそよそしかったクラスメイトも、最近では気軽にソーニャに話しかけてくる。
そして何より、初めて来た日からずっと、自分のそばにいてくれた人がいる。
折部やすな。ソーニャにとって、生まれて初めての友だちだった。
ソーニャにとって、何よりもつらいのは、やすなと会えなくなることだった。
(せっかく、日本にも慣れてきたというのに……)
今度、ソーニャが行くところは、祖国のロシアだった。
340 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/09(木) 00:23:49.82 ID:cfVAGQ3a
さらに翌日。またもやすなは姿を見せなかった。
ソーニャは焦りを感じていた。まさか、このまま会えずに別れてしまうのだろうか。
(……それだけは、絶対に嫌だ)
ソーニャは、どうしてもやすなに伝えたいことがあった。
ひょっとしたら、これが最後になるかもしれない。だから、自分の口で、直接言いたかった。
(明日は必ず来いよ。じゃないと、許さないからな)
右隣の、誰も座っていない椅子に、ソーニャが告げる。やすなの姿が、そこにあるような気がした。
ソーニャにとって、最後の日。
朝のホームルームで、担任の口から転校のことが伝えられた。
一様に驚くクラスメイトの中に、やすなはいなかった。
ソーニャは何も考えないことにした。ちょっとでも頭にやすなを思い浮かべると、胸が張り裂けそうに痛むからだ。
突然のことだったので、簡単なお別れ会しか開けなかった。一人ひとりに感謝を述べてから、ソーニャはそそくさと教室を後にした。
すでに、校門の前には車が待機している。このまま空港に直行だった。
下駄箱で靴を履き替え、校舎から出る。
すると――。
「……ん? あれは――」
ソーニャは思わず駆け出した。
校門の前で、胸を張って誇らしげに立っている一人の女子生徒。
まぎれもなく、それはやすなだった。
「ソーニャちゃん! 久しぶり!」
はじけんばかりの笑顔で、やすながソーニャを出迎える。
「……ったく、勝手に休むなよ。心配しただろ」
「ごめんね。でも、どうしても時間が必要だったから」
そう言って、両手に持っていた大きな紙袋をソーニャに渡した。
「なっ、何だよこれ」
「まあまあ、とりあえず中を見てよ!」
重いので一旦下に置いて、紙袋の中をのぞいてみる。
そこには、大量のノートが入っていた。ためしに、一冊を取ってページをめくってみる。
「これは……日記?」
「そう! ソーニャちゃんとの、思い出日記!」
341 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/09(木) 00:24:27.68 ID:cfVAGQ3a
そこには、ページをぎっりと埋め尽くすほどの字が書いてあった。時々、イラストが描いてあったり、写真が貼り付けてあったりする。
一日一ページのペースで、日記は続いていた。
それぞれのページに、その日ソーニャと話したことや、ソーニャと遊んだことなどが書いてある。
「……ずっと書いていたのか? 始めて会った日から」
「そうだよ! それで、昨日と一昨日の二日間で、写真やイラストとかたくさん載せたの! 字だけじゃさみしいと思ったから!」
一枚ずつ、ページをめくるソーニャ。
懐かしさがこみあげてきて、胸がいっぱいになった。
ソーニャの瞳に、ノートがぼやけて映る。涙で潤んで、ちゃんと見えなかった。
「ソーニャちゃん。これからも、ずっと友だちでいようね! 約束だよ!」
そう言って、右手の小指をそっと差し出す。
「……ああ、そうだな」
ソーニャはあえて小指を差し出さなかった。
その代わり、ギュッとやすなを抱きしめた。
「ふぇっ!? ソーニャちゃん?」
とまどうやすなに、ソーニャはずっと伝えたかったことを告げた。
「……本当に、ありがとう。私と友だちになってくれて、本当にありがとう」
それは、ありふれた言葉かもしれない。でも、ソーニャにとっては、すべての思いを込めた言葉だった。
もう行かなくてはならない。これが、ひとまず最後の時間だった。
「……ぐすっ。じゃ、じゃあな」
泣きじゃくるソーニャの肩を、やすなはやさしく支えた。
「ソーニャちゃん。さよならは言わないよ。だって、また必ず会えるもん」
涙をこらえながら、やすなが言う。
「……ああ、そうだな。いつか、また会えるよな」
「うん。そのときまで、お互い頑張ろうね!」
握手をしてから、車に乗り込むソーニャ。もはや顔を上げられないほど、ソーニャの涙は止まらなかった。
やがて、車がゆっくりと走り出した。遠ざかる車を、やすなはジッと見つめていた。
>>337 俺もシリアスのほうが好きだなぁ
この二人は付きあったらあとはひたすらイチャイチャするだけだろうから
それまでのいろいろな葛藤とか見てみたい
>>338 いいねえ、それ。ソーニャぱぱか
やすな「ほら、パパだよ〜」
赤ちゃん「ばぶ〜!」きゃっきゃっ
ソーニャ「こ、こら!パパとか恥ずかしいだろ!///」
この二人の子供の名前っていったいどういう名前になるんだろう?
>>341 おお、久しぶりのss!なにこれ感動した・・・ GJです!
この二人の友情ものには弱いなぁ・・・普段があんなだから、グッとくるものがある
ちなみに、みなさんはこの二人は友情まで派。それとも恋愛までいっちゃう派?
個人的にはどっちもいいです
やすニャ
345 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/09(木) 02:30:08.61 ID:SYSnI2fj
>>343 友情と恋愛の間に線引きするなんてナンセンスだと思ってる
二人は親しさも愛も全てひっくるめた情と絆で結ばれてるんだよ
それは原作のあれこれから妄想したいから原作は微百合路線でいって欲しいのか
それとも原作がガチエンドで終わって欲しいのか、どっちってこと?
ガチエンドでも大歓迎です
ソーニャちゃんにはやすなとイチャイチャして欲しいけど
安易にデレて欲しくないジレンマ
>>348 それはその後のネタに繋げるためのウソでしょ…
351 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/09(木) 15:10:11.59 ID:cq9Ge0gK
まんこ臭いスレ
やすなもソーニャも発情してるからしょうがない
出てこないだけで別にソーニャ以外に友達がいてもおかしくなくね?
仕事の形態が分からないけど仕事仲間ぐらいはいそうだよね
祖国に古い友人がいるとかもアリかもしれない
>>353 コマの外では普通に友人いそうだよね、やすな
>>354 金髪ヒロインの外国の友人っていうと
「金髪…♥」ホウ…
(やすなが!)ガビーン
って展開しか思い浮かばないぜ
なんかやすなの友達は「やすなの奴、彼女で来てから付き合い悪いな。これだから女の友情ってやつは…」とか思ってんだろうな
友達いるのか?
359 :
358:2012/02/10(金) 01:18:25.99 ID:SsGC+Cvp
あ、上で既に話されてた
まぁあの性格だし友達はいるか
今回いつも以上にチョーさんと新井さんが面白かった気がする 俺だけか
ソーニャはつまり自宅さえわかればちゃんとやすなを送り届けたんだな
ただ最大のポイントは眠ってるやすなをずっと横に座って見ていたあぎりさんだと思う
伏し目+頬染めのやすなかわええええええ!
これで落ちないやついないだろ・・・
エンドカードのやすなは毎回妙な色気がある。特に脚。
これでソーニャちゃんに迫れば・・・
あぎりさんが、やすなとソーニャの両方に欲情してるけど
やすにゃ好きなナマモノ百合厨なので」、必死に自分の欲情を抑えてるかわいそうな人に見えてきた
365 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/10(金) 09:50:07.25 ID:7MKgFBXp
台風回キター!
原作でもこの話おもしろいし可愛いし好きだ
ソーニャがあぎりさんちを知ってるってだけで満足
いつの間にやら上質のssまとめが増えてたのにもビックリだが
今渋に上がってる絵ですげぇヤバいのがあった滾った
やすなが敵組織に殺されかけたあたりから始まるソーニャデレか……
>>362 ああいうやすな見てると、一人の時は案外しおらしいのかなって思ったりする
情報見て速攻で探してみたらもうまとめに捕捉されてたっていう
マジいいわぁやすニャ
あぎりさんつええw
でも、ソーニャちゃんって超人じゃないあたりがある意味リアルな殺し屋っぽいかも。
やすなが幸せそうでなにより
378 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/11(土) 03:32:10.38 ID:KpuzZM5t
だれも昨日の相合い傘に反応してなくて泣いた
何気にソーニャってこういう事断らない事多いよね
普通だったら断るような事でも渋々引き受ける事が多い
外人だから相合い傘の意味がわかってないのかも
383 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/11(土) 08:53:17.56 ID:FPIvE3B5
>>371 最高だった
つかこの>1はメキメキ絵うまくなってるな…
途中から別の人が描いたのかと思ったぞ
てs
test
やすなが「傘忘れたから入れて」って言ってるけど
前の日にあんなに食い入るように天気予報見てるんだから
相合傘を狙ってわざと傘忘れていったとしか思えないんだが
まぁソーニャも、どうせ忘れてくるだろうと大きめの傘を用意して行ったんですけどね(多分)
二人が肝試ししてるときに驚かせてソーニャをやすなに抱きつかせたい
>>389 あ〜もう、ニヤニヤしてしまうw一つのカップリングにこんなにハマったのは久しぶりだ
この二人可愛すぎる
>>389 恋人との結婚生活と子供のために張り切って仕事する殺し屋か・・・w
ちゃんと脳内再生される
お金が溜まったら組織から抜けてソーニャの故郷で畑でも耕しながら静かに暮らすやすニャ
「お前みたいな足手まといがいたら殺しなんてできないからな」
「ソーニャちゃん、それって・・・」
「ああ、もう足を洗うことにするよ、これからは田舎で二人で静かに・・・」
って言ってるときにかつて殺した人間の子供(情けで逃がしてやった)に撃たれちゃうとか
もしくはあぎりさんの抜け忍討伐(別にソーニャは忍者じゃないけど)
397 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/12(日) 05:18:19.61 ID:7fEMMYUm
やすなは早くソーニャを家に呼べばいいのに
うちにきて、とは言えないんだよ
ドキドキしちゃって
やすなはソーニャが生み出した幻影なので家によばれる事も無かった
という事が明かされ、再びソーニャは修羅の世界へ帰っていくのがアニメ版の
最終回です。
いつの間に脚本が押井になってるんだ
401 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/12(日) 16:58:25.08 ID:7fEMMYUm
そういえば今週ラジオで
やすな「ああんキスされちゃった」
ソーニャ「してねーし!」
みたいなやりとりあったからお前ら更新される前に聴いといたほうが良いぞ
あぎりさんかわいいなぁ、やすなの苗字は公式が間違えるってどういうことなんだろう
雑誌のほうのミスなんだろうか
今回のあぎりさん家で遊ぶ3人の絵はやすなの妄想なんだろうけど
いつもあんな事妄想してるかと思うと切ない
>>405 あれは改めて後日行ったお泊まり会の様子だと思いたい。じゃなきゃやすなが可哀想すぎる。
触っても何をしても目を覚まさないのをいいことに
やすなの身体は一晩中ソーニャに陵辱し尽くされた
そして身体中ソーニャの体液にまみれたままの状態で
公園のベンチにうち棄てられた
目を醒まし家に帰ったやすなは
自分が妊娠していることを知り、単身産む決意をするのだった
日が暮れ、急いで帰ろうと近道である路地裏に入るやすな。
息を切らしながら走り、ある角を曲がると・・・そこには見覚えのある金髪のツインテールが。
「あれ?ソーニャちゃ・・・」
と言いかけたところでやすなは気付く。ソーニャの手に真っ赤な血がべったりとついたナイフが握られていることに。
更には、ソーニャの足元には人が転がっていた。血まみれだった。
そう。やすなは丁度ソーニャが人殺しをしたところに出くわしてしまったのだ・・・。
その時やすなは初めてソーニャが怖いと思ってしまった。
逃げようにも足が動かない。ただ、じっと恐怖で震えたままソーニャを見ていた。
「・・・なんだ、お前か」
やがてソーニャが自分に気付く。
ソーニャは悲しそうな顔をしていた。人を殺したから?それとも私に見られたから?
様々な思考が巡る。一方でソーニャはナイフを捨て、自分の方に歩み寄ってくる。
「・・・私が怖いか?」
返事をしようとした。しかし、喉の奥から息が出るだけで声は出なかった。
「やすな。仕事をしている所を見られたからにはお前も始末しなければならない」
悲しげな瞳でこちらをじっと見ながらソーニャが言った。
もう口の中はカラカラで、足元がぐらぐらと揺れている感じがした。
「でも私はお前のことを殺したくない。やすな、お前が好きだ」
そう言うと、ソーニャはハンカチに何か液体を染み込ませ始めた。
次に、そのハンカチを私の口、それから鼻に押し付ける。
よく映画やドラマで見るあれだろう。
私は抵抗せず、そのまま息を吸った。次の瞬間、目の前が真っ暗になり、意識を失った。
どのくらい時間が経ったのだろう。眠い目を擦りながら体を起こす。
ぼんやりする頭で周りを見ると、どうやら自分は何かジメジメとした地下室のような部屋にいるようだった。
四方はコンクリートで固められ、窓も無い。分厚い金属製のドアがあるだけ。
「目が覚めたか」
声がした方を向くと、そこにはソーニャがいた。
「ここなら組織にも見つからない。やすな、お前は今日から一生ここで暮らすんだ」
「そんな悲しそうな顔をするな。生きているだけで幸せだろ。それに私が毎日食べ物を運びに来てやる。毎日一緒に眠ってやる」
「やすな・・・お前は一生私のものだ」
なぎさ先ぱ……いやなんでもない
薄い本早くして(=´∀`)
411 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/13(月) 05:26:16.99 ID:/Fw5U8Tr
やすなとソーニャが手を繋いだりとか、どっちかの体に手が触れた場面を見ると
かなり興奮する
殺し屋沢先輩・・・だと・・・
首を腕で絞めてる時はソーニャがどういう感情をしているにしろ
やすなの髪の匂いを嗅いでいる状態なのだ
あぎりさんとももっと百合百合してくれんか
あぎりさんがやすなに向かって「私を捕まえてごらんあそばせ〜」って言ったのはドキッとした
でもSSとかだと基本的にあぎりさんはやすニャを影から見守る立場のことが多いよね
ソーニャちゃんの家に遊びに行くことに成功したやすな
「母上、母様、只今」
「母上!母様!御両親いたんだ…」
「当たり前だろ…」
「え、うちいないし」
「え」
(中略)
ソーニャ母「やすなちゃん、これからは私たちのことを母と思っていいぞ」
やすな「えへへ、嫁入りみたいだね」
ソーニャ「き、気色の悪いことを言うな///」
ソーニャ→やすな→あぎり→ソーニャだと王道だけど、そういう関係ではないよね
どうなんでしょ〜〜?
あぎりさんは公式で白紙な分妄想できるじゃない!
どっちかに思いを寄せてる乙女もよし、どっちも手篭めにしたがってるドSもよし、はたまた二人とも好きなのかもしれない
あぎりさんはソーニャが好きだけど、やすなと仲良くなったソーニャが幸せそうだから見守る立場でも満足(だけど寂しい)
ってのが俺の中の3人の関係
個人的にあぎりは俺の中にいない
427 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/13(月) 21:45:01.73 ID:/Fw5U8Tr
あぎりさんはソーニャを呼び捨てにしてるのが、昔からの仲って感じで萌える
ソーニャはあぎりさんの家も携帯の番号も知ってるし、いがいと仲良しだよね
ソーニャとあぎりの関係(新密度?)って、作中でほとんど語られてないよね
意外と過去に何かあったりするのか
実は過去に一人のやすなみたいな女の子を奪い合ったことがある仲
あぎりさんは過去に任務の関係で恋人を亡くしてる
ソーニャとやすなには同じ道を辿って欲しくなくて影ながら見守ってる
と妄想してる
432 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/13(月) 23:45:00.53 ID:nrx+hcMk
ハッと気がつくと、ソーニャは椅子に座らされていた。
手や腰をロープで椅子としばられているため、身動きができない。
「……ここは、どこだ? それに、どうして私はこんなことに……」
頭がズキズキと痛み、記憶があいまいになる。誰かに後頭部を殴られてしまったのかもしれない。
窓とドア以外、何もない殺風景な部屋。ソーニャは一人、ここに取り残されていた。
一度、深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
少しずつ、ひもを手繰り寄せるように記憶を呼び起こす。
……そうだ、たしか私は刺客と戦うために、手紙で指定された場所へ向かっていたんだ。
いつもだったら、すぐに鵜呑みにしない。どうせ誰かのいたずらだろと、まずは無視する。
しかし、今回は状況が違った。ソーニャは一刻も早く動き出す必要があった。
手紙には、こう書いてあった。
『やすなは預かった 返してほしければ、地図にある場所に来い』
今朝、担任からやすなは風邪で休みという知らせがあった。
(バカでも風邪を引くんだな)と、そのときは単純にそう思ったソーニャだった。放課後、帰るときに下駄箱に入っていた手紙を読み、初めて事の重大さに気づいた。
ソーニャは一目散に走りだした。指定された場所は学校から距離がある。
(どうか無事でいてくれよ……。今すぐ行くからな)
心の中で、やすなに呼びかけるソーニャ。足がもつれそうになっても、息が苦しくなっても、ソーニャは走り続けた。
やがて、指定された場所にたどり着いた。そこは、町の外れにひっそりとたたずむ、すでに取り壊しが決まっているアパートだった。
立ち入り禁止の看板をどかし、中に踏み入ろうとしたとき、背後から誰かの声がした。
「残念だったね」
次の瞬間、ソーニャは地面に倒れこんだ。
「そうだ……それで私は意識を失って……」
徐々に記憶が鮮明になってきた。しかし、肝心の自分を襲った相手が分からない。ただ、仮に分かったところで、今のソーニャには何もできない。
もどかしい思いを抱えていると、ドアノブがガチャっと音をたてた。
ドアがゆっくりと開く。入ってきたのは――。
「やっ、やすな!?」
薄ら笑いを浮かべながら、やすなが近づいてきた。
ソーニャはふいに、背筋がゾクッとした。どうも様子がおかしい。
「ソーニャちゃん。ありがと」
「えっ……?」
「私のために、走ってくれたんだよね。嬉しいなぁ」
ソーニャの耳元で、囁くように言うやすな。
そして、決定的な一言を、やすなは口にした。
「心が痛むなぁ。こんなにいい子のソーニャちゃんを、殺さないといけないなんて」
あぎりさんはやすなとソーニャをくっつけたくて毎日ハァハァしてるよ
あぎりさんの落ち着きっぷりはあの歳にして異常だから
そうとう人生経験詰んではいそう
>>433 あぎりの扱いがけいおんで言うムギ化してるw
ソーニャとやすながくっつけば何でもいいですけどね
ソーニャ「バレンタインなんて、興味ないね」
ソーニャ「バレンタインなんて、興味ないね」チラッチラッ
438 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/14(火) 04:05:33.06 ID:H7i6BhiJ
やすなは手先が器用だから、結構クオリティの高い手作りチョコを作ってきそうだ
ソーニャは昔あぎりさんに妹みたいに懐いてて今はちょっと反抗期気味なだけとかだと萌える
440 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/14(火) 07:32:45.30 ID:n99BcfJw
つーか、マンコから精子こぼれてきたからトイレットペーパーで
拭いちゃったよwwwwwwwww
どこの誤爆やねん
なんか定期的に沸いてくる気持ち悪いのだからあんまり触らない方が
>>432 こういうちょっと病んだ感じが好きだ
キルミーだとどうしてもパラレルって感じになるが
スレをあげると必ず涌く類だからsage進行の方が無難だよ
規制でSS投下できねぇ! くそう!くそう!
バレンタインネタSSもっとこいこい
やすな「今日は何の日でしょう?」
ソーニャ「今日? お前が私に土下座をして【いつも迷惑かけてごめんなさい】する日」
やすな「えっ、そんな。違うよ、ソーニャちゃん、今日はあの日だよ。あの日」
ソーニャ「ん? 一体何の日だ、教えろ」
やすな「今日はバレンタインの日。だから、ねぇ」
ソーニャ「あぁ、そうだったな。それで、お前は私に何を求めてるんだ?」
やすな「もちろん、あれしかないでしょ。チョコだよ、チョコ」
ソーニャ「やっぱりな、持ってるわけないだろ。持ってるのは刀とか拳銃ぐらいだから」
やすな「そんな、持ってないの。あの日、約束したのに。【バレンタインの日はチョコを交換して、キスをする】って言ってたのに」
ソーニャ「いつの話だよ、それ。私は覚えてないぞ。というかその前に、キスなんて私はしないぞ」
やすな「そんな、ガックシ」
ソーニャ「でも…。チョコもキスもできないけど、お前と一緒にいられることが一番の記念日だ」
やすな「ソーニャちゃん…」
どうしてもSS書く時ソーニャのことをサーニャと書いて間違えってしまってる
みんなごめんよ
○○○「タクモーショウガネーナー」
やすにゃ
そーすな
言いにくいな…
そぎゃり
没にゃ
あぎキャラ
どう組み合わせても割とひどい
絶対に百合妄想できない漫画だなぁと単行本買い続けてきたのに
あのEDのおかげで新しい扉が開けた気分。
あと雑誌の付録についてた小冊子とかも
こんなにおいしい漫画と気付かず生きてきたとは。
>>449 ◯◯◯「キョーダケダカン…ダレダオマエ!?」
いや、原作の時点であんだけいちゃいちゃしてて百合妄想できないとか…何を言ってるのかわからない。
>>458 原作の方がギャグの強い印象を受けるのは確か。アニメはゆりゆりしてるけど
ニャーす
何かの軍隊の漫画で、珍しく晩飯のカレーがお代わり自由だと喜んでいたら
実はカレーには毒が入っていて、毒に対する訓練だった・・・っていうのがあったが
それみたいに将来やすなが毒殺されないようチョコに死なない量の毒を混ぜるソーニャ・・・とか妄想した
462 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/14(火) 22:45:24.14 ID:mg569H8S
「ソーニャちゃんは本命チョコあげる人いるの?」
バレンタインを翌日に控えた、放課後の帰り道。夕焼けに染まる川辺を歩きながら、やすながソーニャに聞いた。
「いきなり何だよ。いるわけないだろ」
そっけなく返事するソーニャに、やすなが食い下がる。
「またまたぁ、そんなこと言って、実はいるんでしょ?」
「いない」
「いる!」
「いない」
「いない!」
「いない」
「……むぅー、引っかからなかったかぁ」
ションボリと肩を落とすやすな。
「そういうお前は、いるのか?」
今度は逆に、ソーニャが質問してきた。やすなが待ってましたと言わんばかりに元気よく答える。
「もちろん! 手作りにするから、今日は徹夜かもなぁ」
ソーニャは少しびっくりした。恋愛とは無縁だと思っていたやすなに、そんな相手がいるとは意外だった。
「誰にあげるんだ?」
どうやらソーニャは、動揺しているようだ。声が上ずっている。
「もう、ソーニャちゃんはデリカシーがないなぁ。そんなこと、恋する乙女に聞いちゃダメだよ」
「こっ、恋って……」
ソーニャの小さな胸がドキッと鳴る。どうしてだろう。やすなが誰かと恋人になることを想像しようとすると、心が頑なにそれを拒んでしまう。
今まで経験したことのない、不思議な感情。
(まさか、私はやすなのことを……?)
いや、ありえない。自分の気持ちを振り払うように、ソーニャは首を横に振った。
「じゃあ、また明日ねー」
しばらく歩いて、交差点に差し掛かったところで二人は別れた。
ソーニャは数メートル歩いて、ふと足を止めて振り向いた。やすなの姿はない。よし、これなら大丈夫そうだ。
(……お金、まだあったかな)
ポケットから財布を取りだし、中身を確認する。福沢諭吉の顔が見えて、ホッと一息。
財布をしまい、ソーニャはとある場所に向かって、今来た道を戻り始めた。
463 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/14(火) 22:45:52.04 ID:mg569H8S
そして、翌日。
ソーニャが教室に着くと、やすながとろけてしまいそうなほど甘い表情を浮かべていた。
「あっ、ソーニャちゃんおはよー」
「ああ」
いつもどおり、端的にあいさつするソーニャ。
「恋する女はきれいさ〜♪」
懐メロを口ずさみながら、浮かれ気分のやすな。ただ、本当に徹夜したのか、目がちょっと充血していた。
(……いったい誰なんだ。やすなをここまでさせる男は)
ソーニャがクラスをザッと見渡す。たしかに、イケメンっぽい男子がいないこともないが、ソーニャには全くピンと来なかった。
「ねえねえ、ソーニャちゃん」
「ん?」
「ハッピーバレンタイン!」
いきなりやすながそう叫んで、ソーニャにきれいなリボンが巻かれた箱を手渡した。
「なっ、何だよこれ」
とまどうソーニャに、やすなが笑顔で告げる。
「決まってるじゃん! 本命チョコだよー」
「……えっ? いや、私は女だぞ?」
いくらソーニャが恋愛イベントに疎いとはいえ、バレンタインは女性が男性にチョコをあげる日だということは知っている。
「そんなこと気にしない! だって、私はソーニャちゃんが大好きだからね!」
教室中に響きそうなほどの声で、大胆な告白をするやすな。ソーニャの頬が真っ赤に染まる。
「ああもう、そんなこと大声で言うなよ」
口ではそう言いながらも、満更でもない様子のソーニャ。
「ソーニャちゃん。先生が来る前に食べてみてよ!」
やすなにそう言われ、リボンをほどく。箱を開けると、そこには言葉では表現しにくい形の黒い固まりがはいっていた。
「……これ、チョコなのか?」
464 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/14(火) 22:47:18.99 ID:mg569H8S
「折部やすな特製の『ソーニャちゃんチョコ』だよ。ほら、この両端の部分がツインテールで、ここが目でここが――」
得意げに語りだすやすな。ソーニャは(……自分ってこんな顔なのか?)と、ちょっぴり複雑な気分だった。
やすなが上目遣いになりながら、ソーニャにこう言った。
「それで〜、ソーニャちゃんからのチョコはまだかな〜?」
流れからして、来るだろうと確信していた言葉が、ついに来てしまった。
ソーニャは一度、深呼吸をして覚悟を決めてから、カバンの中に手を入れた。
そして、豪華なラッピングがほどこされた箱を取り出した。
「おおーっ! 超すごい!」
「……まあ、高かったからな」
昨日、やすなと別れたあと寄ったお店。たまたま雑誌で見つけた、街でも評判の洋菓子屋さん。たくさん並んだチョコの中でも、迷わずソーニャは一番いいものを選んだ。
「じゃあ、早速開けてみようかな」
そう言って、やすながリボンに手をかけようとした、そのとき。
「……まっ、待て!」
突然、ソーニャがやすなからチョコを取ってしまった。
「どうしたの? まさか、自分で食べたくなったとか……」
「そうじゃない。ちょっと待ってろ」
そう言って、ソーニャが慎重にリボンをほどき、箱を開けた。
そして、長方形のクッキーらしきものを手に取り、そのままサッと口に運んでしまった。
「……もぐもぐ。ほれ、これなら食べていい」
「うん?」
不思議そうに首をかしげながらも、やすなはソーニャからチョコを受け取った。
見るからに美味しそうな生チョコの詰め合わせ。やすなは目を輝かせながら幸せそうにほおばる。
ソーニャはそんなやすなを見ながら、安らぎを感じていた。
本当は、生チョコの上にはメッセージボード代わりのクッキーが置いてあった。
そこには、ソーニャがチョコペンで、不器用な字でこう書いていた。
『大好きなやすなへ』
やすなに見つかる前に、ソーニャが食べてしまったこのメッセージ。
(いつか、自分の口からちゃんと伝えないとな……)
でも、まだ恥ずかしくてそれができないソーニャだった。
ニヤニヤがとまらん
これは大好き
ヘタレなソーニャが愛おしいです。両思いだとわかってるんだから、そのまま伝えたらいいのにw
469 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/15(水) 05:09:43.23 ID:CiynXv0P
今日は大震災の日ですね。
カヅホ先生、お元気で。
没キャラちゃんが参加できないのがとても惜しい
公式でももっと出てきてもいいんだぞー
473 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/15(水) 18:07:26.72 ID:cZRCbLYb
没キャラもっと出て欲しいね
二回くらいしかでないのか?まさか
出るとどうしてもオリジナルになるからな
あんまり回数は出せないだろう
没キャラちゃんというのは、本来ソーニャとかアギリさんになるはずだった
没キャラなのか、4人目のキャラを出そうとしてたけど無くなった
没キャラなのかどっちなん?
>>475 全く別の新キャラになる予定だったらしい
形意拳を使うとか、動物のモノマネをするとか細かい設定があった・・・が
全部やすなに設定をとられた
あぎりさんのキャラソンがイメージ通りだった…
あぎりさんもっとお姉さんっぽくやすなとソーニャちゃんに絡まないかな
没っさん
没キャラはソーニャのライバルのはずなのに
アニメ登場時の台詞は全て「やすな、ソーニャ」の順だった
ふむ
遅れちゃったけど、バレンタインSS投下させてもらいます。
ソーニャ(何だ、この妙にもやもやとしているような、甘ったるい雰囲気は……)
ソーニャ(仕事で少し日本を離れていたが、これは一体なんだ……?)
ソーニャ(学校についたが、ここも何だか変だ……)
ソーニャ(登校中にやすなに会わなかったし……)
ソーニャ(誰かに見られているような……。もしかして刺客か?)
ソーニャ(少し用心していくか)
没キャラはやすなの腹違いの姉妹という没設定
きょうしつ
やすな「おはよう、ソーニャちゃん」
ソーニャ「おはよう。今日は遅かったな」
やすな「うふふ、ソーニャちゃん」
ソーニャ「な、何だよ、にやにやして。気持ち悪いな」
やすな「まぁ、遅れたのにはいろいろあったんだよ」
ソーニャ「あっそ」
やすな「まぁ、それはさておき。はい! どうぞ!」
ソーニャ「何だこれ?」
やすな「じゃーん! バレンタインのチョコだよ!」
ソーニャ「……あー。そういうことか」
やすな「どうしたの?」
ソーニャ「いや、こっちの話だ」
やすな「ふーん、まぁいいや。はいどうぞ!」
ソーニャ「……これ、私にか?」
やすな「他に誰がいるのさ」
ソーニャ「……いらん」
やすな「えぇ〜!? せっかく作ってきたのに……」
ソーニャ「そういうのは貰わない主義なんだ」
やすな「味見もしたから大丈夫だよぉ」
ソーニャ「……」
やすな「ねぇ、何で貰ってくれないの〜?」
ソーニャ「……そういうプレゼントに爆弾が仕掛けられていたりするかもしれないだろ? だから貰わないんだ」
やすな「し、仕掛けてないよ!」
ソーニャ「それに、チョコに毒が盛られている可能性だってあるしな」
やすな「私のこと信用していないの……?」
ソーニャ「違う。ただ、すり替えられていたりするかもしれないだろ?」
やすな「そ、そんなぁ……」
ソーニャ「そういう訳だ」
───
やすな「あ〜ぁ。結局貰ってくれなかったなぁ〜」
あぎり「どうしたんですか?」
やすな「あ、あぎりさん!」
あぎり「その手に持っているものは……?」
やすな「そうだ、あぎりさんにも。一応、バレンタインのチョコをどうぞ」
あぎり「一応、とは?」
やすな「ソーニャちゃんが狙われている身だからって受け取ってくれなかったので、あぎりさんも同じかと……」
あぎり「そんなことないですよ、いただきます」
やすな「大丈夫なんですか?」
あぎり「職業柄そういうのは見分けられますからね」ガサゴソ
やすな「……」ドキドキ
あぎり「わぁ……、かわいいですねぇ」
やすな「ありがとうございます」
あぎり「んんん〜! 程よく甘くておいしいです」
やすな「本当ですか? よかった〜」
あぎり「でも、ソーニャほどの腕があれば中身ぐらい見分けられると思いますけどねぇ」
やすな「そういえばそうですよね……」
あぎり「刺客に狙われていて、かりかりしているのかもしれないですねぇ」
やすな「そうなのかなぁ……」
あぎり「でも、あなたなら大丈夫だと思いますよ」
やすな「私?」
あぎり「多分、ソーニャが一番心を許している人はあなたです」
やすな「そうなのかなぁ……」
あぎり「……じゃあ、うまくいく忍法道具をあげます」
やすな「そんなのあるんですか?」
あぎり「じゃ〜ん! 相手の本音を聞き出せるリップクリームで〜す」
やすな「ただのリップクリームじゃないですか」
あぎり「いえいえ。これの匂いには自白剤と同じ効果があるんです」
やすな「す、すごいですね」
あぎり「唇に塗って使うと自分には効かなくなるので、塗って使ってください」
やすな「ありがとうございます!」
あぎり「がんばってくださいね〜」
やすな「それじゃあ、行ってきます!」
あぎり「……青春ですねぇ」
ほうかご
やすな「結局渡せないまま放課後を迎えてしまった」
ソーニャ「さて、帰るか」
やすな「しかし、私にはあぎりさんからもらったリップクリームがある!」
やすな「早速試す!」ヌリヌリ
やすな「……あ、なかなかいい匂いがする」
やすな「唇もつやつや! この寒い時期には完璧だね!」
やすな「……と、そんなこと言っていたらソーニャちゃんがいない!」
ソーニャ「……はぁ」
ソーニャ「何がバレンタインだ……。まったく……」
やすな「ソーニャちゃーん!」
ソーニャ「……やすなか」
やすな「もう、先に行っちゃうなんてひどいよ」
ソーニャ「別に一緒に帰ろうなんて言っていないだろ?」
やすな「もう、ソーニャちゃんったら素直じゃないんだから!」
ソーニャ「だああぁ! ひっつくな!」バキッ
やすな「ふぎゃっ! な、殴らなくても……」
ソーニャ「ふん!」
やすな(しかし、今の私はあぎりさんのおかげで無敵なのです! ふふふ……)
やすな「ねぇ、ソーニャちゃん」
ソーニャ「なんだよ」
やすな「あのね、今朝のことなんだけど……」
ソーニャ「お前もしつこいな」
やすな「ちゃんとした理由が聞きたいな」
ソーニャ「だから言ったじゃないか」
やすな「嘘だぁ〜! 私にはわかるよぉ〜」
ソーニャ「……」
やすな「私ね、やっぱりソーニャちゃんにチョコあげたい。だから教えて?」
ソーニャ「……だったから」
やすな「えっ? 何々?」
ソーニャ「だ、だからお前だったから……」
やすな「私だから、貰ってくれなかったの……?」
ソーニャ「えっと、まぁ……、そう言えばそうだな……」
やすな「……」
ソーニャ「……」
やすな「そ、それって……、私のことが嫌いだから……?」
ソーニャ「ち、違う! そういう意味じゃなくて……」
やすな「……違うの?」
ソーニャ「……ちゃんと話すから、そんな顔するな」
ソーニャ「他人からプレゼントをもらうなんてあまりなかったから、すごく、何て言うか……」
ソーニャ「き、気恥ずかしかったというか……、えっと……」
ソーニャ「お前から貰って……、う、嬉しかったんだよ!」
やすな「……」
ソーニャ「だから……、何というか……///」
やすな「……そっか。えへへ……!」
ソーニャ「うぅ……///」
やすな「でも、ソーニャちゃんの言うとおり、狙われたりするのならプレゼントも気をつけなくちゃいけないよね」
ソーニャ「えっ? ……えっと、まぁな」
やすな「だからね、私考えました!」
ソーニャ「……は?」
やすな「ちょっとこっちに来て」
ソーニャ「お、おい」
やすな「帰り道の大きな木の下に来ました。まずは……」
ソーニャ「何をするつもりなんだ……」
やすな「特性チョコ〜! これをこうして……」
ソーニャ(自分で開け始めた……)
やすな「よし、中身は朝と一緒だ。そして……」
ソーニャ「……なんで自分でチョコを食べるんだ」
やすな「うん、大丈夫。はひ、ソーニャひゃん……」
ソーニャ「ちょ……! おまっ……!」
やすな「んっ……」
ソーニャ「や、やすな! ちょっと待て! 腕を掴むな!」
やすな「んん〜!」
ソーニャ「待て! 待てっ……! んんっ!」
やすな「んっく……、んっ……、んんっ……」
ソーニャ「んっ! やめ、ろっ……! んんんっ!」
やすな「ほら、ソーニャひゃん……。んっ……!」
ソーニャ「んっ……、んんっ……! ちゅっ……」
やすな「はぁ……、れろ……、くちゅっ……!」
やすな「ぷはっ……。どう、おいしい?」
ソーニャ「い、いきなり何をするんだ!」
やすな「だって毒を盛られているかもしれないなんていうから、毒味してから食べさせてあげたのに……」
ソーニャ「そういう問題じゃない、このバカっ!」
やすな「嫌だった?」
ソーニャ「嫌にき……、決まっているだろ!」
やすな「でも、こうでもしなきゃ食べてくれないじゃん」
ソーニャ「ったく……!」
やすな「もう一個食べる?」
ソーニャ「い、いらん!」
やすな「そう言わずに……。はむっ」
ソーニャ「わ、わかった! 普通に食べるから! 近づいてくるな!」
やすな「ちぇー……」
ソーニャ「何が”ちぇー……”だ!」
やすな「ろかいいふふ、ふきあり(とか言いつつ、隙あり)!」
ソーニャ「んぐっ! んんんんっ!」
やすな「んんっ……! んっ……! んはっ……!」
ソーニャ「んっく……! んあっ……! ちゅる……!」
やすな「ちゅっ……! かりっ……! こくっ……!」
ソーニャ「んんっ! ぴちゃ……、んっくぅ……!」
>>473 夢落ちでいいので初期プロットで1パートくらいやって欲しいな
普通なやすなに優しいソーニャちゃんとかみたい
493 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/15(水) 22:40:57.07 ID:ep8LT3Bp
没子の一日
「……やすなとソーニャめ。逃げてばかりいるとは卑怯なり!」
とある朝、やすなとソーニャが通う学校に向かいながら、ひとり言を言っている女子がいた。
仮に、その女子の名前を没子としよう。
「仮じゃない! これが私に与えられた名前なんだっ!」
地の文にまでツッコミを入れるほど、テンションがあり余っている没子。
本当なら、第4のキャラとして、登場するはずだった。アホ毛と八重歯がチャームポイント。
「だいたいさ、多くの4コマ漫画は主要キャラ四人で始まるものじゃん。ひだまりやAチャン、平成みたいに。メインが二人とかどこの『おね神』だって話だよ」
掲載誌や姉妹誌のチェックは欠かしていない様子。いつか、自分がそこに登場する日を夢見ているようだ。
ただ、現実は厳しい。コミックスの最新刊では、とうとう出番すらなくなった。
しかし、今さらそれくらいでへこたれる没子ではない。
「うーむ、どうすれば奴らから出番を奪えるだろうか」
歩道のど真ん中にたたずみながら、考え込む没子。脇を自転車が迷惑そうに走り去っていった。
やがて、何か思いついたのか、胸の前で手をポンと合わせた。
「そうだ! あいつらの弱点を知って、そこを攻めてやろう! ふふふ、策士の私らしい素晴らしいアイディアだ!」
満足げにうなずく没子。傍から見れば、身もふたもないアイディアなのだが……。
「よし、そうと決まれば調査だ。放課後、二人を尾行してやる!」
こうして、没子の探偵ごっこが幕を開けたのだった。
494 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/15(水) 22:41:37.81 ID:ep8LT3Bp
そして放課後、ひそかな没子の企みを知る由もない二人が、校門から出てきた。
「ふふふ、私に見張られているとも知らずに、のんきなものだ」
校門のそばにある木の陰に隠れて、二人の様子をうかがう没子。
しばらく普通に歩いていた二人だったが、それは突然起こった。
ソーニャの鋭いパンチが、やすなの頬にクリティカルヒットしたのだ。
「ぐはっ」
やすなの悲痛な叫びが、没子の耳にも届いた。ビクッと肩を震わせ、不安そうにこうつぶやく。
「はうぅ……ソーニャは怖すぎるよ……。暴力反対……」
少し瞳を潤ませながら、手に持っているメモ帳に『相変わらず、ソーニャはすぐ殴る』と書いた。
一方のやすなは、しばし痛がっていたものの、そのあとは何事もなかったかのように復活した。
「それにしても、やすなは打たれ強いな……」
没子は心配になった。もしかしたら、怖いもの知らずのやすなに弱点なんてないのかもしれない。
困った。そうなると、ソーニャの弱点を探すしかない。できれば殺し屋より一般人を相手にしたかったが、やむを得ない。
「ソーニャの弱点は、すでにいろいろ調べてあるけど、これといった決め手がないからなぁ……」
メモ帳のページをめくる。そこには、ソーニャの苦手なものが羅列してあった。
ゴキブリ・犬・お化け・呪いの人形……。
「果たして、ソーニャの一番の弱点とは何なのか……」
焦って結論を出すこともないので、没子はそのまま尾行を続ける。
しばらく歩くと、いつも二人が分かれる場所に着いた。どうやらこの道を境に、それぞれの家が逆方向にあるらしい。
「じゃあ、またねー!」
「ああ」
大きく手を振って笑顔で言うやすなと、そっけなく視線を送るだけのソーニャ。対照的な姿だった。
没子はソーニャを尾行することに決め、一定の距離を保ちながら後をつけた。
そして、没子はあることに気づいた。
495 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/15(水) 22:42:13.72 ID:ep8LT3Bp
「ソーニャの奴、やすなと別れてから、すごくさみしそうだ……」
ややうつむきながら、トボトボと歩くソーニャ。その背中が、いつもより小さく見えた。
「ひょっとして、ソーニャの一番の弱点って……」
没子はメモ帳にペンを走らせた。
『ソーニャはやすながいないととてもさみしそう。ということは、やすなの関心を私に向ければ、私の大勝利だ!』
さらに翌日の朝、ソーニャが教室に着くと、やすなが小声でこう言った。
「ソーニャちゃん。私、ストーカーに狙われてるかもしれないよ」
「寝言は寝て言え。誰がお前をストーカーするんだよ」
「でもでも、昨日から誰かの視線を感じることが多くて……」
「はいはい」
まともに取り合おうとしないソーニャ。やすなは不満そうに頬を膨らませている。
「ふふふ、待ってろよー。私が必ず、やすなをメロメロにしてやるからな!」
体育館の屋根の上から双眼鏡を使って、二人のことを見る没子。
没子に新たに“百合属性”が加わりつつあるが、これが要因となって出番が増えるかについては、作者のみぞ知るのだった。
あぎりさんはきっと巨乳くノ一
あぎりさん「忍法圧殺乳ですよ」ムギュ
やすな:うおーこれは死ねるー息がああ
ソーニャ:な、なんて恐ろしい技だ。(このままではやすなが取られる!)
小さなころはソーニャがあぎりさんに懐いてたら可愛いかも、という妄想
やすな「もー、またすぐ暴力! ソーニャちゃんってば昔からそんなんなの!?」
ソーニャ「ふん、この性格は生まれつきだ」
あぎり「あら、昔はあんなに素直だったのに」
ソーニャ「なっ……!」
やすな「小さなころはソーニャちゃんも素直な子だったんですか?」
あぎり「それはもう。いつもお姉ちゃんお姉ちゃんと私にひっついてきて」
ソーニャ「なななっ……!」
あぎり「将来はお姉ちゃんのお嫁さんになるなんて言ってたのに……お姉ちゃん悲しいです」
やすな「ソーニャちゃんったらかっわいいねえ」ニヤニヤ
ソーニャ「わあぁああぁぁあぁ! やめろ! やめろ! その話はするなと言っただろう!」
みたいな
500 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/16(木) 14:27:12.20 ID:5o2xlaIR
あぎりさんって同学年なのかな
「去年からずっと同学年ですよぉ。変わり身の術です〜」
4巻みてたら変わり身ってなんだろうって思って。
>>498 やすなかわいすぎワロタ
ソーニャって絶対内心やすなが可愛くてしょうがないんだろうな
>>498 やばい、興奮した。
他でもあんなことやこんなことしてると思うと…///
やすなとソーニャのキャラソンの2曲目がどっちもやすニャすぎて動悸がおさまりません
初っぱなからやすな絶好調だwwww
体育祭のってコミックスにあったっけ・・・?
しかしソーニャちゃん一年中うっとうしいってずっと一緒にいる気マンマンじゃないっすか
やすな絶好調の回だったなー
ソーニャちゃんがくそうくそうって言ってた
伝染ったか
あぎりさんはもっとやすなにご満足頂こうとするべき
息をしてないか確かめるシーンでキスしようとするかと思ったのに
やっぱり友達いないのか
今回も良い「くそぅっくそぅっ」であった
あぎりさんが突如湧くことへの驚きがなくなってるな
あと以心伝心するソーニャとあぎりさんも良かった。
それに何かモンモンするやすなのSSが読みたいです。
514 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/17(金) 04:04:33.36 ID:fMiyR2OV
ソーニャがやすなをNTRされる展開希望
あぎり→ソーニャ→やすなで、あえてあぎりがやすなを寝とるとかもありかも。
厨二電波妄想注意
ソーニャ(やあぎり?)の組織は正義の味方的殺し屋らしいが
ソーニャはこの学校に来る前に、紛争地域の軍閥のボスを暗殺していた。
軍閥のボスは悪人ではなかったが、正義と正義の対立が終わらない戦いを生んでいた。
組織は、紛争を終わらせるために紛争に介入を決意、ボスの暗殺の任をソーニャとあぎりに与える。
だが、暗殺するために近づいた軍閥首領の人格に敬意を抱くようになる。
任務を遂行するべきか否か苦悩の末、ソーニャは彼女を暗殺することを決意。
ソーニャのパートナーであり、師でもあったあぎりは、この任務でソーニャが深く傷ついていることを理解し
この紛争介入プロジェクトからソーニャを外すように上層部に強く求め、
ソーニャは平和なあぎりの故国で、本当のクズだけを処理する任務に赴くことになる。
一人、紛争地に残り、和平成立まで戦ったあぎりは、プロジェクト終了後、ソーニャを追って日本に行く。
そこであぎりが見たものは、密かに愛していたソーニャが、恋をしているところだった。
しかも、その少女やすなは、軍閥首領の忘れ形見だった。
悩むあぎり
ソーニャは真実を知らないまま、どんどん深くやすなに溺れていくようだ。
このまま後戻りできないところまで行って、それから真実を知ってしまったら
…今度こそ、ソーニャは取り返しが付かないほど深く、深く傷ついてしまう。
あぎりは、やすなを寝とる決心をした。
516 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/17(金) 05:18:22.69 ID:33khzZBT
私以外に組む相手いないでしょ?って言われて否定できなかったソーニャ可愛すぎる
>>513 やすなは普通にあぎりさん好きそうだからなぁ…
下手したらソーニャちゃんより仲いいんじゃないかってくらい
一年中しつこくうっとおしいやすなを何でソーニャさんは虫みたく振り払おうとしないんですか?
大好きだからに決まってるだろ
嫌よ嫌よも好きのうちってことだよ
俺折部に告ってくる
あぎり「いやだわ、早く磨り潰さないと」
受胎告知ごっこ・その後?
と思ってたら、これベラスケスの絵画が元ネタだったのかw
ラブホではなかったらしい・・・くそう
ソーニャって名前本当にちゃんとあるんだな
今日の新聞にいたわ
>>527 元ネタだとソーニャポジションは裸婦だし天使も裸、つまり・・・
>>528 偽名という可能性も捨てきれない!
と俺の厨二心が
532 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/17(金) 21:20:52.66 ID:EbszMO6A
あぎり「キルミーショッピング〜」
ソーニャ「……もうこんなコーナーがあったことを覚えてる奴すらいないだろ」
「今日ご紹介するのは、絶賛発売中の、私たちのキャラソンです」
「当然、キルミーファンは購入済みだよな? 買ってないとは言わせないぞ」
「まずは、ソーニャの歌う『Wanted! OBAKA dead or alive』です。これはどんな曲ですか?」
「どことなく懐かしい雰囲気の漂う曲だな。聞けば聞くほどクセになるぞ」
「このタイトルにある『OBAKA』ってあの人のことですか?」
「さあ、私が作詞したわけじゃないし。ただ、私もアイディアは出したぞ」
「アイディア?」
「ああ、タイトルの最後を『dead or dead』にしたらどうかって。即、却下されたけど」
「救いようのないタイトルになっちゃいますからねー」
「作詞家も度胸がないな」
「続いては私の『ティーンエイジ・ハイスクール・ニンジャ・ガール』です」
「あぎりらしい、おっとりとした曲だな。耳に心地よい」
「レコーディングは初体験でしたから緊張しましたー。ところで、ソーニャの初体験はいつですか?」
「……うん? いや、一緒にやっただろ」
「あらら、ソーニャは私と一緒に初体験を……刺激的ですー」
「私は嫌々だったけど、あぎりはわりとノリノリだったよな」
「要するに、私が攻めでソーニャが受けなんですねー」
「……おい、これはレコーディングの話だよな?」
「さて、どうでしょう。これを読んだ人がどう受け取るかですー」
「ずいぶんと思わせぶりだな……。このスレを読んでる奴の9割は変態だろうから心配だ」
「さて、最後は『HOW TO ENJOY』です」
「これ、どんな曲なんだろうな?」
「私も知りません」
「聴こうと思って動画サイトを探したけど、見つからなかった。ってことは、たいした曲じゃなさそうだな」
「そうかもしれませんねー。それでは、また次回お会いしましょう」
「ふぅ、やすながいないと平和でいいな」
533 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/17(金) 21:22:20.34 ID:33khzZBT
※著作権物の動画サイトでの視聴はやめましょう
535 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 03:13:33.92 ID:riSLCXM3
536 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 03:15:07.30 ID:2CFvppYM
ワシでよければ教えてやるが
537 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 03:18:17.29 ID:riSLCXM3
そいつたぶんアレな人だからほっといてとりあえずsageとけ
>>533 やすなの「くそぅ!くそぅ!」大好きっ!!
540 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 06:35:27.77 ID:2CFvppYM
やっとやすなとソーニャのキャラソンを買ったぞ
これで妄想と…。
タイトルにちなんで授乳プレイが見たい
あぎりさんは忍法で母乳とか出せるようになりませんか?
やすなかわいいよやすな
そういえばソーニャの生まれた国って外国ってだけで特に詳しい設定はなかったよね?何となくロシアっぽいけど
組織から逃げてロシアの片田舎で畑耕しながらボルシチ食べるやすニャ・・・いいじゃない
545 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 20:03:48.86 ID:XiMuF01r
OPでピロシキとか言ってるしロシア想定してんのかね
今日CD買おうとしたら、承と転しか売ってなかった…
起がほしかったのに。我慢できず承買っちゃった
546 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/18(土) 21:25:38.94 ID:uegFgGNU
殺し屋ラジオ公録の参加券ってまだあるかな?
ブルーレイ予約しそびれてるんだよね…近いうちにゲマズ行かなきゃ
なんと素晴らしい
キルミー見はじめたんだけど、花見と雨に校庭ではしゃぐシーンがなんか意味深でグッとくる
特に校庭のはソーニャがいないと意味が無いふうに見えてたまらんw
絵も文も書けないけど創作意欲を刺激する二人だね
なんかソーニャはともかくやすなって普通の生徒のはずなのに友達がいる方がおかしい気がしてきた
でも今はソーニャちゃんさえいればいいやとか思ってそう
わりとガチで
ソーニャ「馬鹿!避妊しろ」
やすな「女の子同士だから、大丈夫だよ」
ソーニャ「ほら、妊娠しちゃったじゃないか。責任取れよな」
やすな「あーれー?おかしいなー。まあいいかっ」
あぎり「うふふ、忍法「二次元はなんでもあり」の術ー」
ソーニャ「赤ちゃん?コウノトリが運んでくるんだろ。それくらい知ってる」
やすな「え・・・?」
ソーニャ「昔仲間がそう言っていた。なんだ、やすなはそんなことも知らなかったのか?」
逆じゃね?
いや、これはこれで…
556 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/19(日) 23:02:12.60 ID:k5Xn1WCF
とある雨の日のお昼休み。窓の外を見ながら、やすなが憂鬱そうに言う。
「あーあ、この雨じゃ午後の体育は中止かなぁ」
「別にいいだろ。自習になれば楽だし」
「もう、ソーニャちゃんはつれないなぁ!」
「たぶん、保健体育の授業に変更とかじゃないか? それなら、ただ聞いているだけで良さそうだ」
淡々と言うソーニャの横で、やすなはつまらなそうに頬を膨らませていた。
ソーニャがひとり言のようにつぶやく。
「しかし、コウノトリって大変だよな」
「えっ、何が?」
やすなが首をかしげていると、ソーニャが真顔でこう言った。
「だって、世界中の親に、子どもを運ぶんだろ? 単純に労働力だけ考えても、季節限定のサンタクロースの比じゃないからな」
「ソーニャちゃん。それ本気で――」
そこまで言いかけて、やすなはハッと口を閉じた。そして、ニンマリと微笑む。
(これは、面白いかも。ソーニャちゃんをからかっちゃおうっと!)
かくして、やすなによる「性教育」が始まるのだった。
「ソーニャちゃん。子どもはどうやってできるか知ってる?」
「バカにするな。それくらい知ってる」
「そう? じゃあ、教えて!」
やすながお願いすると、ソーニャが恥ずかしそうに少しうつむいてしまった。
頬をほんのり桃色に染めながら、ソーニャがポツリとつぶやく。
「……キスするとできるんだろ」
さすがのやすなも、まさかここまで純粋だとは思わず、面喰ってしまった。
「違うよー。もっと複雑なことするんだよ」
「えっ? ちっ、違うのか?」
素で驚いているソーニャ。
「うん。ソーニャちゃん。ちょっと耳貸して」
「何だよ。変なことするつもりじゃないだろうな」
「しないってば。いいから早く」
疑いの視線を向けながらも、ソーニャは素直に顔を近づけた。
やすながソーニャの小さな耳に、そっとささやき始める。
「あのね、子どもを作るには――」
557 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/19(日) 23:02:59.30 ID:k5Xn1WCF
そこからは、文章にするのがはばかられるような内容の話が展開された。
最初は意味がわからないといった感じで眉をひそめていたソーニャも、徐々に理解してきたようで、最後の方になると興奮で顔が火照っていた。
やすなも、こういう知識はついこの前知ったばかりだ。先日、普通の少女漫画だと思って、書店で手に取った本が実はかなりエロいものだったのがきっかけ。
最近の少女漫画は油断ならない。
やすなの講義が終わると、ソーニャは何ともいえない表情を浮かべていた。
「そっ、そんなことが行われていたなんて……」
「びっくりだよね!」
「なあ、それって……すごく痛そうだけど、実際どうなんだ?」
「そこまでは知らないよー。だって、経験したことないし」
「そっ、そうか。そうだよな……」
興奮を鎮めるように、ソーニャが深呼吸する。それに倣うように、やすなも深呼吸。どうやらやすなも、自分で話していて妙に心が昂っていたようだ。
しばらく、二人の間を沈黙が包んだ。気まずい空気が流れる。
そして、ソーニャがやすなにそっと告げた。
「……なあ、やすな」
「えっ?」
「そういうのって、やっぱり女同士じゃできないのか?」
「うん? 何が?」
「ああいや、何でもない」
ソーニャが首を横に振る。やすなは不思議そうにソーニャのことを見つめていた。
(私は何を考えているんだ……。やすなとそういうことをしたいなんて……)
ここでチャイムが鳴り、女子の体育を担当している先生が入ってきた。
「えっと、今日は雨だから授業内容を変更して、教室で保健体育の授業をやるわ」
ソーニャの小さな胸がドキッと鳴った。
「内容は、『性について』ね」
結局、その授業中、ずっとソーニャは悶々とした気持ちを抱えていた。時折、チラッとやすなのことを見ては、今まで経験したことのない気もちの高ぶりを感じていた。
(どうしてだろう……。やすなのことを考えると……おかしいな……)
さっきからやたらと、太もものあたりをもぞもぞさせている。
(雨に濡れたわけでもないのに……)
スカートの中に、そっと手を入れる。湿気のせいだろうか。しっとりとした感触があった。
わっふるわっふる
>>553 コウノトリなら逆かも、というか
ソーニャ「昔仲間がそう言っていた。なんだ、やすなはそんなことも知らなかったのか?」
やすな「ふん、騙されないもん」
ソーニャ「いや、本当だぞ」
やすな「……」
となりそう。
避妊の方なら
避妊を求めるやすなを押し切って、とかソーニャには無理
否認して欲しくてもやすなに求められて拒みきれないソーニャは普通に有りそう。
むしろやすなはキャベツ畑説を信じてるとか…
「何言ってるのソーニャちゃん?赤ちゃんはキャベツ畑で産まれてくるんだよ?」
「お前こそ何を言ってるんだ…コウノトリが運んでくるに決まってるだろう」
「いいや、キャベツ畑で間違いないよ!だってあぎりさんがそう言ってたもん!」
「えっ」
「へっ?」
「……私はそのあぎりにコウノトリの話を教えてもらったんだが」
「えっ」
あぎり「本当に二人はかわいいですね〜」
あぎりさんは見守ってるより積極的に二人と遊びたがってるほうがいい
二人と遊ぶと言うより、二人で遊ぶでは?と一瞬思ったが
やっぱり二人と遊ぶ方が近いかな
あぎりさんってひっそりと二人と過ごす日々をすごく楽しんでるよな
二人の行くところによく神出鬼没に現れるし
565 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/20(月) 23:06:32.06 ID:M7g0RVbp
緊急座談会 「ぶっちゃけトークをテルミーベイベー」
やすな「始まったよ! さあ、はりきって話そう!」
ソーニャ「……ったく、面倒だな」
あぎり「こんばんは。よろしくお願いします」
や「いやぁ、早いものでアニメも折り返しってところだね」
あ「そうですねー」
ソ「まだ半分か。長いな」
や「正直さ、最初はどうなることかって思わなかった?」
ソ「まあ、読者の誰もが『まさか!?』って思ったアニメ化だからな」
あ「私もびっくりしました」
ソ「芳文社も血迷ったことをするものだ。これが原因で会社が傾いたらどうするつもりだったんだろうな」
や「まあまあ、そう言わずに。だけど、あのオープニングテーマは印象的だよね」
あ「あれでまず惹きつけられました。つかみはオッケーですね」
ソ「今流行りの早口で意味不明な歌詞。王道を突っ走った感じだな」
あ「声優さんもPVで踊っていましたね」
ソ「声優って大変だよな。内心、どう思っているのか聞いてみたい。たぶん、二人にとって黒歴史だろうけど」
や「赤崎さんは私に似て超キュートだったね!」
あ「田村さんもクールでカッコよかったです」
ソ「ところで、あぎりの中の人ってどういう感じなんだ?」
や「私も知らないなぁ。よし、早速パソコンで画像検索っと……」
あ「出ましたかー?」
や「……水着の画像ばかり出てくる。しかも、ナイスバディ」
ソ「……マジだな」
あ「なるほどー。そういうわけだったんですか」
や「えっ、何がですか?」
あ「アニメだと、私の胸が妙に大きく描かれている気がしたんですが、中の人に合わせたのかもしれません」
566 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/20(月) 23:06:52.64 ID:M7g0RVbp
ソ「だとしたら、どうなんだ?」
あ「田村さんがソーニャ役なのも――」
ソ「……もう帰る」
や「ああっ、ソーニャちゃんが一気に落ち込みモードに突入だよ! 話題を変えよう」
あ「そういえば、ここは百合スレですけど、読者はどういう話をお望みなんでしょうねー」
や「やっぱり、私とソーニャちゃんのラブラブなところかな?」
ソ「勘弁してくれ。妄想だとしてもテンション下がる」
あ「そろそろ、私が大活躍するお話が投稿されてもいいころですけどね」
や「ただ、あぎりさんはまだミステリアスな部分が多いから書きづらいのかも」
あ「うーん、さみしいです」
ソ「どうせ、このスレにいる奴らはロクに恋愛経験を積んだことないような輩ばかりだろ。だから、想像力が足りなくて書けないんだろうな」
や「そういうソーニャちゃんは、恋愛経験が豊富なの?」
ソ「……ノーコメント」
や「まったくもう。とにかく、どんなお話でもいいから気軽に投稿してね!」
あ「私をメインにした話を特にお待ちしてますー」
ソ「どうでもいいけど、私は出さなくていいからな。変なこと書いたら承知しないぞ」
や「それでは、また次の回までさよならー!」
(・∀・)イイ!!
キュン☆カワイイ☆いよっ!金髪美少女!ツンデレ?ツンデレですね?
うーるせー///
>>568 あれソーニャちゃんに言ってるよねどう見ても
「ソーニャちゃんって幽霊とかお化け苦手だよね〜」
「ふ、ふん!何とでも言え」
「じゃあさ、もし私が死んで幽霊として化けて出たらどうする?」
「その幽霊を殺す」
「うぅっ、酷いなぁ・・・」
「まぁ、やすなみたいな間抜けな幽霊なら怖くはないな。別に化けて出てもいいぞ」
「むっ、言ったなぁ。絶対化けて出てやるからね!」
「・・・って、これが最期の会話になってしまったな、やすな」
「まさか、この会話をした帰り道、交通事故であっけなく死んでしまうなんてな」
「おい、やすな・・・早く出てこいよ。幽霊として私の所に化けて出てくれるんだろ?」
「早く・・・出てこいよ・・・私を驚かせろよ・・・頼むから・・・」
「ぐすっ・・・やすな・・・幽霊でもいい・・・もう一度会いたいよぉ・・・うぅっ・・・」
って、ベタだけどこんな薄い本出てくれないかなぁって
それでもあぎりさんなら・・・あぎりさんなら何とかしてくれる・・・!
ソーニャが幽霊苦手なのはやっぱり殺し屋だからなのかなーとか妄想
「ソーニャちゃん……なんか……からだ……あつい……」
あぎりから買った怪しげな媚薬をやすながソーニャに飲ませようとした挙句に自分で飲んでしまった。
心の底から呆れるソーニャ。しかしそれとは無関係にやすなの身体は変調を来す。
「ソーニャちゃん……お願い……触って……」
仕方ないので乞われるままにやすなの身体を愛撫しはじめるソーニャ。やすなの発情著しく、
すぐにソーニャの指はやすなの胸と下腹部に導かれることに。
「そんなに気持ちいいのか?」と問うソーニャに、死んでもいいくらいとうなずくやすな。
あんまり付け上がるなよ、今だけだからな、と念押しして、ソーニャはやすなの唇を深々と奪った。
やすな「ソーニャちゃんの初めての相手って、私じゃないよね」
ソーニャ「ああ」
やすな「やっぱり……女の子?」
ソーニャ「だから何だ」
やすな「どんな子なのか、いつか教えてね」
ソーニャ「聞いてもしょうがないだろ」
やすな「ソーニャちゃんのことは全部知りたい」
「うるさい。黙れ」
ソーニャの唇がやすなの唇に押し当てられ、ソーニャの舌がやすなの口を蹂躙する。
やすなの瞳にみるみる涙が溜まって、流れ落ちた。
「な、泣くなよ」
「だって、嬉しくて」
「キスぐらいいつでもしてやるよ」
「それだけじゃなくて。女にされちゃったから。ソーニャちゃんに」
「なんだそりゃ」
「いい仕事したよソーニャちゃん」
「してねーよ!」
うふ〜ん
578 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/21(火) 23:19:43.26 ID:G0ea9ztD
今日は文化祭。学校全体が華やかな雰囲気に包まれていた。
「ねえねえ、次はどこ行くー?」
やすながソーニャの手を握りながら、急かすように言う。
「いいから落ち着けよ。まだ始まったばかりだろ」
二人のクラスは今回、特に出し物をしていない。なので、一日フリーで行動できる。
一応、事前にクラス内で会議が行われ、いくつか候補は出ていた。
メイド喫茶・執事喫茶・殺し屋喫茶となぜか喫茶店ばかりに集中し、ああでもないこうでもないと議論しているうちに、結局まとまらなかった。
「あっ、二年三組はポップコーンと綿菓子だってさ! 行こうよ!」
「もう食べ物系はいいだろ……」
ソーニャがお腹をさすりながら言う。もうすでに、クレープやらフランクフルトなど、たくさんの食べ物を口にしていた。
やすなはケロッとした表情で、ソーニャに告げる。
「もう、ソーニャちゃんは少食だなぁ」
「お前が大食いすぎるんだよ。私が一般的なレベルだろ」
校舎の入り口で配布されていた全体の案内図を見る。食べ物を販売しているクラスや部活はざっと見て十五個くらいある。
まだ文化祭が始まって一時間ちょっと。しかし、二人はそのうち七個も巡っていた。
さすがにソーニャはお腹いっぱいだった。
「じゃあ、今度はどこ行く?」
「食べ物以外がいいな」
ソーニャが案内図を手元で広げる。やすながそっとそばに寄って、二人で一枚の案内図を見る形になった。
「うーむ、色々あるよねー」
「おい、あまり顔を近づけるなよ」
二人であれこれ探していると、やすなが何か見つけたようで、手をポンと合わせた。
「ソーニャちゃん! ここ行こうよ!」
やすなが第一校舎2階にある一室を指差している。
「うん? えーっと、ここは……」
途中で、ソーニャは絶句した。
そこには、こう書いてあった。
『超怖い! 恐怖のお化け屋敷! byオカルト研究会』
579 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/21(火) 23:20:17.53 ID:G0ea9ztD
ソーニャが無言のまま固まっていると、やすなが無邪気にこう言った。
「ここなら、場所も近いね。よし、レッツゴー!」
やすながソーニャの手を引っ張り、一緒に歩いていく。ソーニャはもはや、抵抗する気力すらわいてこなかった。
歩くこと5分。おどおどしいBGMが耳に届いてきた。
教室の前に、顔を隠す仮面を着けた、黒一色の服を着た人が立っている。どうやら受付の人のようだ。
腰まで届く長い髪が、どことなく古風な幽霊を連想させた。
「いらっしゃいませー」
お化け屋敷の雰囲気に似つかわしくない、おっとりとした声で二人を歓迎する。
「ここってすごく怖いですか?」
受付の人は無言でそっと微笑むだけだった。
ここで、しばらく黙っていたソーニャが口を開いた。若干、顔が青ざめている。
「……なあ、他のところにしないか?」
「えーっ、ここまで来てそれはないよー!」
ソーニャがため息をつく。覚悟を決めるしかないようだ。
(……まあ、いつまでも殺し屋が幽霊を怖がっていたら話にならないからな)
無理やり自分を説得させる。そうでもしないと、足を一歩踏み出すことができなかった。
「入口までご一緒します」
受付の人がゆったりと体を動かし、二人を入口まで手招きした。
そして、懐中電灯をソーニャに手渡し、簡単にルートの説明をする。
「それでは、頑張ってください」
深く礼をして、受付の人は室内から出ていってドアを閉めた。いよいよ、二人の恐怖の旅が始まる。
580 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/21(火) 23:21:25.94 ID:G0ea9ztD
完全に真っ暗で、もし懐中電灯がなかったらただ歩くことも難しいほどだった。現に、明かりをつける前の今はお互いの顔すら満足に見えない。
室内は真っ黒なカーテンで仕切られていて、それが通路を形作っている。
「じゃあ、ソーニャちゃんが先導してね」
「どっ、どうしてだよ! おかしいだろ!」
「だって、もし何か起きたらソーニャちゃんの方が頼りになるしさ」
「ぐっ……仕方ないな」
意外とあっさり納得したソーニャ。あまり深く考える余裕がないようだ。
「……よし、行くぞ。ついてこい」
懐中電灯を灯し、ソーニャがやすなの手をギュッと握った。
(ふふふ、やっぱり怖いんだなぁ)
心の中でほくそ笑むやすな。暗闇でつないだソーニャの手は、少しだけ冷たかった。たぶん、恐怖で体温が下がっているのだろう。
やすなの小さな胸が、ふいにドキッと鳴った。
やすなはあまり恐怖を感じていない。だから、この胸の高鳴りは恐怖が原因ではない。
(……どうしてドキドキするのかなぁ?)
やすなが首をかしげる。
大好きなソーニャと手をつないでいることが原因だと、やすなは気づいていなかった。
ソーニャが慎重に足を進める。やすなもその後ろをゆっくりと歩いた。
すると、そのとき――。
「うわぁぁあああああああああああああああああああああ!」
カーテンのすき間から、誰かの腕が二人の目の前にバッと現れた。室内に、ソーニャの悲痛な叫びが響いた。
やすなは誰かの腕より、むしろソーニャの大声にびっくりしてしまった。
「こっ、この野郎! やめろ! 私を触ろうとするなああぁぁああああ!」
怪しく動く細い指先が、ソーニャに迫ろうとしている。
ソーニャは懐からナイフを取り出し、その腕に切りかかろうと――。
「ソーニャちゃん! 落ち着いて!」
「危険だから下がってろ! こいつは私が始末するんだ!」
必死に強がるソーニャ。本当に自分を守ろうとしてくれていることに、やすなは感動した。
「本当にこの人が幽霊になっちゃうよ! 大丈夫だから!」
やすながソーニャの肩をつかむと、ようやくソーニャも平常心を取り戻した様子。
「……ふぅ、ふぅ。私としたことが、ちょっと我を失っていたようだ」
胸に手を当て、呼吸を整えるソーニャ。
(最初からこれで、ちゃんと出られるのかな……)
やすなも不安になってきた。
その後も、恐怖の演出が二人を襲うたび、ソーニャは叫んだり涙目になったり大変だった。
やがて、出口の明かりが視界に入ってきた。
ソーニャがホッと胸をなで下ろす。
「やっとか……」
「けっこう長かったね」
もう安心だと思い、ソーニャは手を離した。
最後に、前方をさえぎるカーテンをめくると、廊下に受付の人が立っていた。
「お疲れ様でした。いかがでしたか?」
「……ぜっ、全然怖くなかったぞ!」
必死に胸を張って答えるソーニャ。
「そうですか」
一瞬、間をおいてから、受付の人はこう続けた。
「お一人の参加で怖くないとはすごいですね」
581 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/21(火) 23:22:01.66 ID:G0ea9ztD
ソーニャは耳を疑った。
「うん? いや、ずっと二人だっただろ」
「二人? もう一人はどちらにいらっしゃるんですか?」
「どこって、後ろに……」
ソーニャが振り向くと、そこには誰もいなかった。
「えっ? もしかして、まだ中に――」
「待ってください」
探しに行こうとするソーニャを、受付の人が呼び止めた。
そのとき、ソーニャは気づいた。受付の人の髪が短くなっている。さっきは腰まで届く長さだったのに、今は肩にかからないほどだ。
「もしかして、あなたが一緒にいたという人は――」
受付の人が仮面に手をかけて、それをゆっくりと外していく。
「こういう顔でしたか?」
「ひゃっ……ひゃあぁぁああああああああああああ!」
ソーニャは一目散に走りだした。
仮面の下から現れたのは、ずっと一緒にお化け屋敷を歩いていたはずのやすなの顔だった。
「楽しかった! あれ、あぎりさん?」
教室から出てきたやすなが、あぎりに声をかける。
「どうもー」
「ソーニャちゃん知りませんか?」
「さっき、向こうのほうへ走っていきましたよ」
「ああー、怒って行っちゃったのかなぁ」
「どうかされたんですか?」
「ここから出ようとしたとき、足をひねっちゃって靴が脱げたんです。それを探していたら、時間がかかっちゃって……」
「中は暗いですからねー」
先に一人、懐中電灯を持って外に出たソーニャを思い出しながら、あぎりがつぶやいた。
4巻でソーニャがやすなの足の関節決めてる絵が電気アンマに見える。。。
test
もしやすなが思いっきり殴られたせいで記憶を失ったら
585 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/23(木) 23:25:43.49 ID:NcSaDiky
半身不随になって一生ソーニャがお世話するED
587 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 02:02:02.78 ID:ZrZ+ig7W
ソーニャ:なんだやすな、その道具は?
やすな:ふっふっふっソーニャちゃんは私の暗殺の仕事をうけたが
私に返り討ちにあってしまいこれでソーニャちゃんは処女喪失展開・・・って
あーーん!ソーニャちゃんやめて!やめて!処女膜やぶれちゃうよー!
ソーニャ:あん?ここがいいのか?こう使えば気持ちいいのか?
いやらしさが全くないなこの二人の性的なやりとりは
予断だが脇役の声がチョーさんと新井さんだけなのが、らきすたの
立木さんとくじらのエトセトラ役を思い出させる
殺し屋稼業を辞めて欲しいと心の奥底から願うやすなは傍から見たら幼いと思えるような奇抜な行動でソーニャと接する。
もはや自分は真っ当な人生を歩む事はできないと知っているソーニャはやすなに対して壁を作り一定の距離までしか近づかせない。
そんな生活も長くは続かず、やすなの振りまく普通という幸せは殺し屋としてのソーニャには毒としてその身を蝕んでいった。
結果、仕事で大きなミスを犯したソーニャは殺し屋として生きていけなくなってしまった。
自棄になったソーニャはやすなを拉致し動けなくした上で叫ぶ「おまえが私を殺した! おまえのせいで私は壊れてしまった!」
だからおまえも殺してやると、ナイフを片手にやすなに迫る。
縛られ動けないやすなは怖がるどころか微笑む「ごめんね、ソーニャちゃん。ソーニャちゃんが幸せになれるならわたし殺されてもいいよ……えへへ、ほんとうはもっと一緒に居たかったんだけどね」
そしてソーニャはその手のナイフで――
そんなシリアスベイベーなSSください
そこから、やっぱりお前を殺せない・・・のラブラブイチャイチャエンドはまだですか?
最新話で強烈な腹パンやってたが、男に比べて女の子に腹パンって相当危険だよねぇ
いつか「子供産めなくなっちゃった。ソーニャちゃん、責任取って・・・」ってなりそう
>>590 あぎりさんが「腹パンすると妊娠することがまれによくあるんですよ〜」とか言いそうだw
>>590 ソーニャ: 知らないのか?初めから私とお前じゃ子供はできないんだが。
>>590 ソーニャ「わたしがお前の子を産むから安心しろ」
594 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 23:04:55.68 ID:LiE9nD1e
>>588 すごく長いけど、もしよければ読んでやってください……。
シリアスベイベー
雨が降っている日の放課後は、昼間までの喧騒が嘘のように静かだった。
校庭から運動部の声はしないし、今日は吹奏楽部の演奏も聞こえてこなかった。
もうすぐテスト期間に入ることもあって、5時を告げるチャイムの鳴る学校に残っている生徒はほとんどいない。
たった二人を除いて。
「……ソーニャちゃん。そろそろ外してよ」
「黙ってナーミン」
感情のない機械的な声で、ソーニャがやすなに告げる。
「おかしいよ! 何でそんなに冷たい顔をしてるの……? どしたのwasa wasa!」
やすなが大声を上げるも、ソーニャはまるで表情を変えない。ただ鋭い視線をぶつけるだけだった。
教室で、二人が向かい合って座っていた。
しかし、その姿はあまりに対照的だった。
「……うぅ、ああもう、動けないよ!」
やすなはロープで手と足を椅子に縛り付けられていた。どうあがいても、椅子はビクともしなかった。
一方のソーニャは、足を組んで、手には刃渡り十五センチはあろうかというナイフを握っていた。
「安心しろ。どうせすぐに、永久に動けなくなる」
気だるそうに言って、前髪を軽くかき上げる。
「……冗談だよね? ねえ、冗談だって言ってよ!」
「冗談。これでいいのか?」
余裕の笑みを浮かべる。
完全にソーニャはやすなをからかっていた。プロの殺し屋にとって、体の自由を奪われた一般人は虫けら同然だ。
殺そうと思えば、いつでも殺せる。
そのことが、ソーニャには愉快だった。
ソーニャがそっと椅子から立ち上がり、やすなのもとに近づく。
そして、ナイフをやすなの首筋にゆっくりとなぞらせた。やすなが声にならない声を上げる。
「安心しろ。もうすぐ楽になるからな」
「どうして……、どうしてなの?」
もはや恐怖心を抑えきれなかったのだろう。やすなのつぶらな瞳から、大粒の涙があふれた。
それでもソーニャは、変わらず淡々とした口調で話す。
595 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 23:05:43.19 ID:LiE9nD1e
「お前が悪いんだ。お前が私に付きまとわなければ、あんなことにはならなかったのに……」
“あの日”のことを思いだすように、ソーニャが視線を上に向ける。
先日、ソーニャは組織から下された命令をしくじった。
それは組織にとってもかなり重要な案件であり、それを任されたということは、言いかえればソーニャに対する信頼の表れでもあった。
しかし、ソーニャは失敗した。このことに、組織は失望の色を隠さなかった。
“二度目はないと思え”
それが組織からのメッセージだった。
「分かるか? もうこれ以上お前と一緒にいたら、私は組織から“役立たず”とみなされる。つまり、殺されるんだ」
「……でっ、でも、私はただソーニャちゃんと――」
「黙れ!」
ソーニャが左手をサッと前に突き出し、やすなの口を強くふさいだ。
苦しくてもがくやすなに、ソーニャが怒りをぶつける。
「お前といたせいで、私の調子が狂ったんだ! お前のバカ面を眺めるのはもう飽き飽きなんだよ!」
そう言われて、やすなの瞳からまた涙があふれた。その瞳は、ただ一心にソーニャを見つめている。
ソーニャが手を離して、また前髪をかき上げた。しかし、それはやすなの思いが通じたからではない。まだ殺すには惜しいと思っただけだ。
言いたいことは、まだある。
「ただ、私にも慈悲の心くらいある。喜べ。最期の言葉を言い残す時間を与えてやる」
ソーニャが黒板の上に掛けてある時計を指差す。
「特別に五分やろう。私は何も言わずに聞いてやるから、自由に話せ」
そう告げて、やすなのそばにジッとたたずむソーニャ。
やすなの頭の中を、これまでの人生が早送りで駆けめぐる。
さらに、思い描いていた未来が映画のように瞳のスクリーンに映し出された。
それらを五分でまとめるのは無理だ。
だから、やすなは“あること”に集中して話すことにした。
596 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 23:06:25.10 ID:LiE9nD1e
「○月×日 その日は、初めてソーニャちゃんと会った日だったよね」
「…………」
ソーニャに語りかけるような口調だったが、当のソーニャは何も反応を示さなかった。
その後も、やすなの“思い出話”が続いた。
「夜遅くまで一緒に海にいて、時間を忘れておしゃべりしたなぁ。お祭りでやった金魚すくいや輪投げ、すごく楽しかったよ! あぎりさんの家に行ったとき、いろんな仕掛けがあってびっくりだった! トイレに幽霊が出るって噂が流れたとき――」
ややうつむきながら、話すやすな。おそらく、必死に涙をこらえているのだろう。
五分という時間を、一秒たりとも無駄にしたくなかった。
ちゃんと、自分の声でソーニャに伝えたい。だから、泣いてなんていられなかった。
三分を過ぎたあたりで、ソーニャは小さく首を横に振った。
(……考えるな。すべては終わったことなんだ。やすなとの思い出なんて、これからの私の人生に必要ないんだ)
感傷に浸りそうになる自分の思いを振り切るように、ソーニャはまた前髪をかき上げた。
時間はゆっくりと、それでも確実に過ぎていく。
時計の長針は、もうすぐ11から12にたどり着く。
おそらく、この後やすなが言うことが、やすなにとって最期の言葉だ。
「ソーニャちゃん。私ね……」
そこまで言いかけて、口をつぐんでしまった。ソーニャがじれったそうにやすなを見つめる。
「私……」
また、しばしの沈黙。
ソーニャの心にほんの少しの不安が芽生え始めたとき、やすながサッと顔を上げた。
ソーニャは驚いた。その顔は、いつもやすなが見せてくれていた、とても無邪気な笑顔だった。
「私、ソーニャちゃんのことが大好きだよ! ソーニャちゃんと友だちになれたことが、私の人生で一番の誇りだよ!」
「……ばっ、バカ。何を言い出すんだよ」
ソーニャがポツリとつぶやく。胸が締め付けられるような痛みを、ソーニャは感じていた。
「私のバカみたいな話に、何だかんだいつも付き合ってくれる。そんな優しいソーニャちゃんが、殺し屋だなんて認めたくなかったの」
もう、五分は過ぎていた。ソーニャはそのことに気づかなかった。
「だから、私みたいなバカと一緒にいれば、ソーニャちゃんも普通の女の子になってくれるかなって思って……。ごめんね。勝手なことばかりして、ソーニャちゃんに迷惑をかけちゃって、本当にごめんね……」
「謝らなくていい」
ソーニャが震える声で言う。
「もう、終わりなんだ。すべて、終わりだ」
ソーニャが立ち上がり、ナイフを持った右手を高々と掲げた。
「……ソーニャちゃん」
「……やすな」
そして、右手を振り下ろそうとした、その瞬間――。
597 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 23:07:24.70 ID:LiE9nD1e
「待ってください」
教室のドアがガラッと開き、聞きなれた声が二人の間に割って入ってきた。
そっと微笑む、髪の長い女性。他の誰でもない、あぎりだった。
「ソーニャ。もう、自分を偽らなくて大丈夫ですよ。これを見てください」
あぎりが一歩ずつ二人に近づいてから、右手に持っている何かを見せた。
「それ、何ですか……?」
「盗聴器です。ちょっと探しにくいところにありましたが、頑張って見つけましたよ」
それは、言われなければ絶対にそうは思えないほど、小型のものだった。
「種明かしをしますね」
「はっ、はい」
あぎりがやすなに説明を始める。ソーニャはさっきからジッと、やすなのことを見つめていた。
「組織はソーニャの殺し屋としての適性を測るため、ある命令を下しました。それは、『親友であるやすなを殺せ』というものでした」
「えっ、そんな……」
「ソーニャは私のところに相談に来ました。そのとき、こう言っていましたよ。『やすなを殺すくらいなら、自分が死ぬ』と」
やすなは何も言わず、あぎりの話に聞き入っていた。
「ソーニャにとって、あなたの存在は自分以上に大切なものになっていました。だから、私は考えました。二人とも助かる方法を」
同じように、あぎりの話に聞き入るソーニャ。すでに、ナイフは懐にしまっている。
「組織はソーニャが本当に実行したかを知るため、隠しカメラや盗聴器を仕掛けると思いました。実際、そのとおりでしたが」
そう言って、あぎりは隠しカメラと盗聴器を制服のポケットに入れた。
「私はソーニャに言いました。『怪しまれないように、演技をしていてください。ただ、気の短い組織のことです。おそらく、タイムリミットは十分ほどです。でも、安心してください。必ず見つけますから』と。
ソーニャの演技は廊下まで響いて、私の耳にも届きました。組織もきっと疑わなかったでしょう」
「そんなことが……」
「安心してください。隠しカメラや盗聴器に残る記録は、私が改ざんします。そういうのは、得意なんですよ」
久しぶりに、あぎりが静かに微笑んだ。
「今朝、組織の偉い人と会って、お願いしてきました。『今回の命令をソーニャが成功させたら、しばらく任務を与えずにそっとしてあげてほしい』と。
だから、もう何も心配しなくて大丈夫です。今までどおりの、二人でいてください」
あぎりの説明が終わったところで、ソーニャがやすなのもとへ歩いて行った。
598 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/24(金) 23:08:20.91 ID:LiE9nD1e
ナイフでロープを切る。そして、自由になったやすなの体を起こして、そのままギュッと抱きしめた。
「ええっ!? そっ、ソーニャちゃん?」
驚くやすなに、ソーニャが言う。
「ごめん。本当に、ごめん。でも、これからも一緒にいるためには、こうするしかなかったんだ……」
震える声で謝るソーニャ。やすなの瞳に、また涙が浮かぶ。でも、これは恐怖心からじゃない。安心感のせいだ。
「私も、やすなと友だちになれて、心の底から嬉しいんだ。絶対に失いたくなかった。それで、こんなことを……本当にごめん」
「ソーニャちゃん……」
「私はお前にとてもひどいことを言ってしまった。本心じゃないとはいえ、傷つけてしまったことに代わりはない」
「やめて。私は平気だよ。怒ってないし、傷ついてもいないから」
ソーニャが抱きしめていた手をゆるめ、そっと離れる。
「許してくれるのか……?」
小声で聞くソーニャに、やすなは声を弾ませた。
「もちろん! だって、私たちは親友じゃん!」
「やすな……」
もはや、二人の間に言葉はいらなかった。ただジッと見つめ合う。それが、答えだった。
「……あっ、やばい!」
突然、やすなが叫んだ。
「どっ、どうしたんだ?」
「もうすぐ近くのケーキ屋さんが閉まっちゃうよ! 平日限定のチーズケーキ。ソーニャちゃんのおごりで買って!」
「なっ、何でだよ!」
「だってー、今日はびっくりさせられっちゃったしなぁ」
ニンマリと笑みを浮かべるやすな。
「……仕方ないな。さっさと行くぞ」
「わーい!」
そこには、昨日までと何ら変わらない二人がいた。
「私もそのケーキ好きですー」
「……分かったよ。あぎりのも買ってやる」
「わーい。でも、内心ソーニャも嬉しいんじゃないですか?」
「何がだ?」
「だって、この前『あのケーキ屋にみんなで行ってみたいな』って言ってたじゃないですか」
「そっ、そんなこと言うわけないだろ!」
慌てた様子で、前髪をかき上げるソーニャ。
「ふふふ、相変わらずですね」
「うん?」
「嘘をつくとき、前髪をかき上げる癖。昔からそうでしたよ」
「……別に、それくらいいいだろ」
他愛もないおしゃべりをしながら、教室を出る。
いつの間にか雨のあがった空から、三人のいなくなった教室にオレンジの光が注がれていた。
>>593 で、いざ種付け。場所はツチノコ探しに行った山。種馬は適当に捕獲した殺し屋。ソーニャ、ちょっと一生懸命。やすなは横で見学。
やすな「ふふんっ、ソーニャちゃんもオンナだねぇ」(ニヤッ
ソーニャ「て、てめぇっ!だ、誰のためにこんなことしてると思ってんだ!」
やすな「ツンデレっ、ツンデレですねっ」
ソーニャ「貴様!」
数本ナイフを取り出しやすなに投げるソーニャ。
やすな「ふふんっ、はっずれー。あっ」
切り刻まれた服が地面に落ちる。そこをすかさずソーニャがロープで捕獲。
ソーニャ「ふっふっふ。子供はできなくてもヤルことはできるよなぁ?」
やすな「ああっ、か弱い乙女にっ」
ソーニャ「うっせぇ!!その口から塞いでやる!!」
そこに通り掛かるあぎり。
あぎり「あらー、皆さんお揃いでー、楽しそーですねー」
やすな「んー、んんんんーん、ん、んんん」(あー、あぎりさーん、ちょ、たすけ)
あぎり「わかりましたー。えいっ」
急に回りがキラキラしてくる。
あぎり「忍術でー、ミラーボールを出してみました―」
やすな&ソーニャ&刺客「!?」
あぎり「これもパーティーグッズコーナーで見つけてきたんですよー」
こんな時間に何書いてるんだ私は・・・
初め「殺し屋」なのに次「刺客」になってる・・・・
ダメだ、逝ってこよう・・・
ホーミーに動じない 腹いせで吐息だ
よくよく考えるとかなりエロい歌詞だよね
>>602 それを言うなら、なんでもナーミンってすごく夫婦な台詞だよね
やすなのキャラソン「今日も二人で」の歌詞を読んでむせび泣きました
早く結婚すればいいのに…
>>605 ソーニャぁああ!!!なにこれ泣ける・・・このssって、どれのこと?
やすな「ウェディングドレスどれがいい?」
ソーニャ「いらん」
やすな「え〜着ようよ〜ぜったい可愛いよ〜」
ソーニャ「そんなに着たけりゃお前が着ろ」
やすな「もちろん私も着るけど?」
ソーニャ「それじゃ結婚式にならないだろ……」
やすな「ダブルウェディングドレスだよ。
せっかく女の子同士なんだから、女の子同士じゃなきゃ出来ないことをしないとね!」
ソーニャ「したくない」
やすな「しょうがないなー。じゃあ私がタキシードで、ソーニャちゃんがウエディングドレスね」
ソーニャ「なんでだよ!」
やすな「だってソーニャちゃんの方が髪長いもん」
ソーニャ「……」
やすな「それとも文金高島田にする?」
ソーニャ「……いや、ドレスでいい……」
な〜んで鬱系が多いのん?
現実の二人がラヴラヴだから!
610 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/26(日) 16:33:46.46 ID:zvloI5b+
二次創作ってのは、原作で足りない部分が描かれてるほうが人気でるからな
逆にまどマギはほのぼのSSが流行ってるし
まぁソーニャが殺し屋って設定の時点でどうしても鬱系が多くなっちゃうよねぇ
やすなと一緒にお花屋さんや喫茶店を経営するか、やすなと組んで殺し屋を続けて裏社会に生きるか
ソーニャの未来はやすなが握っている(キリッ
「ソーニャちゃん、指、あそこに触ってる……」
「ああ」
服を全て脱がされ、後ろから抱きかかえられ、手と足を身体に絡みつかれ、さらに指で秘部を揉躙されようとしている。
やすなは狼狽した。しっかりと組み臥せられていて逃げることは出来ない。このままソーニャにされるがままになるしかない。
しかしこのまま身体を委ねたら、クリトリスを愛撫され続けたら、自分は一体どうなるのか?
「ソーニャちゃん、すごく気持ちいいんだけど……」
「当たり前だ」
どうしよう。既にやすなのあそこはしっかり反応していやらしい液を外にまで漏らし始めている。ソーニャもすでにそれに気付いている。
やすなのことをいやらしい女の子だと思っているだろうか。実際いやらしい女の子なので仕方ない。ソーニャに身体を悪戯される妄想
をずっと繰り返してきたくらいに。今それが現実になってしまった。そして妄想よりも現実のソーニャの指の方が、ずっと気持ちいい。
「声、出ちゃいそう」
「出していいぞ」
誘うように、ソーニャの指の動きが少し激しくなる。あっ、あっ、とやすなの口から喘ぎ声が漏れる。それを自分の耳で聴いて、
やすな自身の快感が加速する。
「いやらしい奴だ」
低く囁かれて、クリトリスを中心に、抱き締められたやすなの身体全てが性感帯に変わった。
「ソーニャちゃんのせいだよ……私ソーニャちゃん以外でこんなふうにならないもん……」
「どうだかな」
「だってこんなに好きなの、ソーニャちゃんだけだもん……」
答えるかわりに、ソーニャは口唇をやすなの口唇に重ねた。やすなの心はソーニャで満たされた。そのせいで、やすなの身体が最初の絶頂を
迎えるのに、わずかな時間しかかからなかった。
しっとりしてていいね
>>612 なにこれ素晴らしい・・・なんかドキドキした
何気にこの二人のエロいssは初めてかな?
「いやらしい奴だ」って言葉責めが親爺っぽい
どうする折部ソーニャ
_r‐ヘ
´ ',⌒ ー- _,
. / ` <´
__ / j } ヽ
∨//V / /| } }i ヽ ハ
>/{.》′ i| .∧| ∧八 ト、 iト ト、}
{//ノイ { /{/─|/|/ }匕V ハ} ヘ!
∨ | rヘ 厂「 ̄「 ´「 ̄「从 }
| { Vl 弋_,ノ 弋_,ノ{|
| 八 l|" " }| ・・・・いやらしい奴だ
| l⌒>ト . _ ,、 . イ} |
| l { ,く \_下、 ´ lN
| | / ヽ/、/∧\ l|
| | / { |∧ ヽ l|
| | ヽ |/∧ V Vl|
| | | } ヾ// }_ヽ
| | | /7⌒>-‐ ⌒ヾ ヽ〉
| | └く `´ ヘノ }
>>618 やすなさん、と見せかけたあぎりさんですか?
ソーニャちゃんエッチのときは受けっぽい気がする
やすな受けが好きかな
やっぱ普通にソーニャが攻めがいいな
「やすな、もう私しか見えないようにしてやる」って感じの。
やすなは途端にしおらしくなりそう
やすなに「ソーニャちゃんは攻めだよね。リードして!」と言われて
「なんで私が」とぶつくさ言いながらリードするソーニャちゃん
「ソーニャちゃんも気持ちよくなりたいの〜?」
「いや、私は別に……(目そらし)」
「しょうがないな〜、じゃあ……ちゅっ」
「んん……」
「お前が悪いんだからな…」
「あっ、ちょっソーニャちゃん!?」
みたいな感じで始め攻めソーニャなんだけど、二回戦からやすなが調子に乗りそう。
「何すんだお前!」
「さっきソーニャちゃんがしてくれたのと同じだよー?」
「後で覚えてろよ」
みたいな。
ソーニャの身体にまたがった体勢で、不意のキスでソーニャを襲うやすな。
侵入するやすなの舌。瞳を閉じて応戦するソーニャの舌。なんか常になく拙くて必死という感じで、
可愛らしいなとやすなは思った。
「いつもそれくらい素直だといいのに」
やっとソーニャの唇を解放する。やすながソーニャを上から見下ろす、新鮮な構図だ。
「キスには、弱いんだ……」
独り言のように呟くソーニャ。横を向いて視線をあわせない。
「弱いのはキスだけなのかな?」
やすなの手が、ボタンが外されはだけたブラウスの中に入っていく。
指先が膨らんだ乳房の端に触れると、微かにソーニャが吐息を漏らした。
「そこも弱い……」
「ありゃりゃ〜。弱点だらけじゃない、ソーニャちゃん」
美しいカーブを描いた胸を優しく愛撫しながら、やすなは耳元に囁きかける。
「もうこの際だから、普通の女の子になっちゃおっか」
「普通なんて、わからない……」
「胸を撫でられて、気持ちよくなって、声出しちゃうのが普通の女の子だよ」
試すように、やすなの指がソーニャの乳首を軽く押した。あっ、と低い喘ぎ声。
「でね。女の子には、もっと気持ちいいところもあるじゃない……?」
囁きながら耳たぶにキスすると、ああっ、と少し高い声が漏れた。
「ソーニャちゃんの身体のそういうとこ、これから全部触っちゃうけど、いい?」
ソーニャは黙ったまま、でも結局、静かにうなづいた。
628 :
名無しさん@秘密の花園:2012/02/29(水) 22:38:48.89 ID:RiJ/xjPI
やっぱどっちもいいな。でもやっぱりソーニャ攻めで
やすな「あぎりさん!ソーニャちゃんを落としたいんですけど、何かないですか!媚薬以外で!」
あぎり「そうですね〜、じゃあこの忍法媚y」
やすな「媚薬以外で!」
あぎり「でも、女性ホルモンでお肌すべすべになりますよ〜」
やすな「ならなくていいです」
あぎり「媚薬以外となると、こっちですかね〜。忍法お化粧セット〜」
やすな「これは……!?」
あぎり「きれいになれまぁす。今回に限りメイクもサービスしておきますね〜。ぬりぬり、ぱふぱふ」
綺麗になって、ソーニャちゃんがどぎまぎしてくれました。
あとで先生に怒られました。
あぎり「ああいう子、好きよねソーニャ」
ソーニャ「ほっとけ」
なにそのあぎりお姉さま
レベル別症状
○痛いよ そーにゃちゃん 正常値です
苦しいよ そーにゃちゃん 誤差の範囲内です
きついよ …そーにゃ…ちゃん 要注意です
気持ちいいよ そーにゃちゃん 重症です
今まで命なんて何とも思ってなかったものの、やすなを失って初めて大切な人、命の尊さを知るソーニャ
634 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/01(木) 22:45:00.04 ID:Zh9VRMAG
>>632 重症まで行く過程をもう少し詳しく・・・いったい何が起きているんです?
「今日は貝合わせをやろうよ そーにゃちゃん!」
「はぁぁ!?」
「こうやって貝殻同士がちゃんと合うように遊ぶ平安時代の遊びです」
「…なんでお前がそんな事知ってるんだよ紛らわしい…」
「貝殻とかの手触りとか綺麗さを楽しむ遊びなんだよ」
「あれ?そーにゃちゃん顔が真っ赤?」
「わざとだろ!お前絶対にわざとだろ!?」
今回のハイライトはまむしとツチノコが出た時咄嗟にやすなを庇う動きをするソーニャ
637 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/02(金) 02:04:44.80 ID:UGk2C5l5
SMシーンでしょう
頭ぐりぐり
全部だな
>>636 植木鉢が落っこちた時にやすなを心配するソーニャと
最後のソーニャにお礼を言ってる時のやすなが可愛かった
やすなからメールもらって引き返すソーニャ
二人携帯とか使わなさそうだけど普段からメールとかすんのかな
やすなが毎晩おやすみのメールを送ってる。
ソーニャはそれを読んで安心して眠る。
ごくたまに返事もする。
おいおい
口元緩んで仕方ないじゃないか
やすなが風呂上がりにちょっとエッチなポーズで自分撮りして写メ送ると
ソーニャから「バカ」って返事が速攻返って来ます
>>645 さっさと返信を済まして、ゆっくり今晩のおかずを楽しむんですね
>>645 その結果があの予告イラストか
日に日にエロスを増してるじゃないか
ソーニャがベイベーをキルする日も近い
見忘れたんだよなぁ昨日・・・
BSTBSで昨日の分やるのいつだっけな・・・
毎回そうだが、原作に比べてソーニャのかっこよさが倍近く増されてて驚いた…
>>649 とりあえず明日5話だった気がする
ソーニャに守られるように後ろにいるやすなものすごくかわいい
なにあれ、普通のか弱い女の子ですやん。普段のうざさはどこ行ったの?
あれなら、ソーニャも守りたくなるのもわかる
まじか…
989 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 00:19:51.51 ID:MoMhX9V60
Kill me,Baby
って、どういうシチュエーションで使う言葉なんだろう
998 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/03/03(土) 01:07:26.75 ID:DneetJV20
>>989 マジレスすると、日本語の私を食べて、というか
私をイカせて、を上品に言うみたいな感じ?
笑わせるって意味だった気がするけどどうだろう
Kill me!!は私を笑わせてみろ!っていう感じのニュアンスだったけど
色んな意味で私に○○で終わらせてくれってスラングじゃない?
私をヤってみな子猫ちゃんとかアァ!?ヤッテミロヨォ!?みたいなニュアンスで
応用のきく表現だよね
やすな、ソーニャ、あぎりで、3P希望(●^o^●)
裸で抱き合いキスをするやすニャを道具で刺激するあぎりさん
やすなだと思って乳繰りあっていたら
あぎりだった。
何を言っているのかわからないと思うが
あせるソーニャちゃん
それを豊満なバストでなだめるあぎりさん
そこで嫉妬するやすな
と、ここでネタばらし
やすな「あぎりさんとはエッチしたことあるの?」
ソーニャ「はあ?あいつとはそんなんじゃねえっつの」
あぎり「キスまでなら行ったんですけどね〜」
ソーニャ「いや、してねーし!」
あぎり「したじゃないですか〜こんなふうに〜(チュッ)」
やすな「おお」
ソーニャ「ちょっ(顔真っ赤)」
あぎり「あれ?してなかったかな?まあ今したので問題ないですね〜ではさよなら〜」
ソーニャ「貴様……」
やすな「次は私だね、ソーニャちゃん!」
お姫様抱っことか、ラジオ生放送でもイチャイチャしてて良かったw
お泊まりとかする仲らしいし中の人でも百合妄想できていいな
やすな「ソーニャちゃん見てみてー、ほらほらー、まんぐり返し〜」
ソーニャ「はいはい」
やすな「ちゃんと見てよ〜」
ソーニャ「見た見た」
やすな「見てないじゃ〜ん、だってノーパンだよー?」
ソーニャ「何!?」
やすな「ひっかかった〜」
ソーニャ「殺す。ていうか脱がす。そして犯す」
やすな「おっ落ち着いてソーニャちゃん」
あぎり「何か呼ばれた気がしたので〜」
ソーニャ「いや、呼んでないが……」
あぎり「この紐で腕と足をこう結んで……ほら」
ソーニャ「おお!」
あぎり「肌にやさしいシルクの紐なので跡も残りません」
やすな「あ、足閉じれないんですけど……あそこまるみえなんですけど……」
あぎり「あとはおまかせしますね〜」
ソーニャ「いい眺めだなやすな」
やすな「ううっ悔しいっ恥ずかしいっ」
ソーニャ「マジ濡れてきてるな……」
やすな「だってっ……だってっ……」
ソーニャ「……(ゴクリ)」
続けてください
みなさまお願いします
「ソ、ソーニャちゃん、ちょっと……!?」
「心配するな。痛くするわけじゃない」
強制的に晒されたやすなの下腹部に、ソーニャは顔を近付ける。
目を閉じ、舌を出して、ゆっくりと下から上へ、
しっとりと濡れたとばくちの蜜を拭いとり味わうように舐め上げた。
「はあ……あん……」
やすなの口からもそれにあわせて息が漏れる。
「なるほど、やすなはこういう味なのか……」
独り言のようにつぶやきながら、やすなのふとももをがっしりとおさえ、
さらなる秘部への口づけのために構える。
「ソーニャちゃん!ちょっと待って!あぁっ」
聞く耳を持たないソーニャは、今度はクリトリスを舌の上で転がし始めた。
やすなもこの快感には堪らず悶えるが、紐で手足の自由を奪われている上、
身体全体をがっちりとソーニャに押え込まれていて、何ひとつままならない。
「あきらめろ。せっかくなので、お前の身体でしばらく好きに遊ばせてもらう」
「どうして?どうして?私悪いことしたなら謝るから!」
「別に理由なんかない。強いていえば、私が私で、お前がやすなだからだ」
溢れ出る愛液で濡れた柔らかな肌と粘膜の上を、ソーニャの舌が動き、指がなぞるたびに、
やすなの口がこらえきれない嬌声をあげるのを、やすな自身が聞いた。
やすなはこうしてソーニャに犯されたのだ。
ソーニャのこの上なく甘美な愛撫は、やすなの身体に快楽の爪痕を残し、
やすなの心からソーニャが消えることは一生無くなった。
なにこれ素晴らしい。ソーニャの私が私で、お前がやすなだからだのセリフ、なんかいいなぁ
抜ける
やすな「は」こんな味……だと!?
他の人、つまりあぎりさんの味も知ってるんですねわかります
あぎりさんとは10代前半からやりまくってる
ソーニャとあぎりさんは幼い頃、開発し合った仲だよ
やすニャもっと流行ってくれ
やすニャ成分がないとひからびそうだ
今期では一番はやってるような気がしてた。
ラグランジェのまどランや、BRSのヨミカガより流行ってそうなイメージだったんだけど
そうでもない?
俺はやすニャしか探してないから知らんけどいわゆるssまとめサイトでキルミー以外の今期アニメをほとんど見ない気が
このスレのSS率は異常
アニメが日常会話ばっかだから妄想しやすいのかも
今期アニメで唯一、百合スレが2スレ目に突入したシンフォギアを忘れてはいけない
まぁ、それぞれがそれぞれの面白さがあるし、面白いと思った作品を楽しめればそれでいいよね
>>679 ソーニャなら、やすなをお姫様だっことか出来るんだろうなとか思ってたけど
やっぱりできるんだなw
にしてもなぜ怒ってるwツンデレですかw?
原作の写真の回は至高
転入当初クラスメイトに冷たく接して、理由を誰が訊いても答えない
そんなある日嵐が過ぎるのを一緒に待ってたらソーニャが自分から殺し屋だと白状しちゃう
ソーニャはこれ以上付きまとわれないために言ったけどやすなは心をひらいてくれたとますますくっつくようになる
EDの最初の歌詞はこういうことじゃないかと思った
>>684 俺は友達との馬鹿騒ぎ(=嵐)の後のふっと冷静になる瞬間に陥りがちな友達についての悶々とした青春的悩みを歌ってるのかと思ったがそれも全然アリだな
強い!
足が!
気になるあの子にわさわさしたい
キルミーベイベー ssや支部でやすニャを調べてたらまだまだ頑張れそうだ
やすニャって素晴らしい
組織にやすなの暗殺を命令されたソーニャ
最期くらい幸せに死なせてやろうと、カプセル入りの毒薬を口移しするソーニャ
しかし、キスの時に「やすなを殺したくない」と思ったソーニャは
自ら毒薬を飲み込んだ
そんな哀しいSSが読みたい
ほのぼのレズセックスしてるほうがいいな
この二人が付き合うまでの過程が見たい
告白するとしたら、どっちだろう?
やすなかな?ソーニャかな?
直接そういうことは言わないんだろうな>ソーニャ
やすな「ええ!?わたしたち付き合ってたんじゃないの?!」
みたいななあなあな関係でセックスまでしてるよ
696 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/08(木) 18:02:24.53 ID:NNkm8/UE
ソーニャってどこの国出身の人?
これぐらいみんなしてるだろ
で知らない間に階段を上ってるわけだな
「ぷっ。ソーニャちゃん暗殺者なのに寝た事もないの?」
「相手を油断させたりメロメロにさせた後で簡単に消すとか」
「最近じゃ女子高生でも経験済みなのにソーニャちゃんっておっくれってるー」
「あ、その体じゃしょうがないものね。で、でもそのうち育ってゴイスボディになるよ!」
「ロシアでは極寒の夜を二人裸で抱き合って眠ってしのぐってソーニャちゃん言ってた!」
「言ってねーよ!」
あぎり「えーっ、一緒にやったじゃないですか〜」
やすなに関節技をかけていたら何時の間にかセクロスに発展していた
702 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/08(木) 22:20:15.56 ID:5lBhLpMj
>>690 こんな感じでしょうか。……ってか、どうしても長くなってしまうなぁ。
「……これで、いい。私は殺し屋だ。友だちなんて、必要ない」
とある夜。一人の少女が、頭を抱えながら自分の部屋でつぶやいた。
右手には、小さなカプセルを握っている。
「……せめて、最後は苦しまずに死ぬんだ」
「おっはよー!」
やすなが教室に入るなり、ソーニャに元気よくあいさつする。いつもどおりの、何気ない光景。
しかし、その日は様子が違った。
ソーニャは無言でやすなのことをジッと見つめたかと思うと、そのままそっぽを向いてしまったのだ。
やすなが首をかしげる。
(あれ、どうしたのかな?)
不思議に思いつつも、そのまま席に着く。こういうときは、そっとしておいたほうがいいと思った。
カバンから教科書を取り出し、机の中に入れようとしたとき、先に何か入っていることに気づいた。
それは、白い封筒だった。差出人とかは、特に書いてない。
何だろうと思いつつ、やすなが中身を確かめる。
そこには、二つ折りにされた小さな紙が入っていた。開くと、かわいらしい丸みを帯びた字でこう書いてあった。
「やすなへ 放課後、この教室に残っていてくれ。他に誰もいなくなるまで、ずっと。 ソーニャより」
やすなはびっくりしたのと同時に喜んだ。
(うっひゃー!これって、ソーニャちゃんからのラブレターじゃない!?)
思わずソーニャの方を向いたが、相変わらずソーニャは窓の外を眺めたままだ。
(そっか、照れてるんだね。もう、ソーニャちゃんったらウブだなぁ)
やすながニンマリと微笑む。
結局、放課後になるまでソーニャはずっとやすなに話しかけることなく、常に距離を置いていた。
やすなも、それはソーニャの照れ隠しだと決めつけていたので、特に気にすることはなかった。
703 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/08(木) 22:20:48.95 ID:5lBhLpMj
そして、放課後――。
二人きりになった教室。ソーニャとやすなが教壇のそばで向かい合っていた。
(うーん、ドラマみたいなシチュエーションでドキドキする!)
高まる緊張感を抑えるように、やすなが一度、深呼吸した。
一方のソーニャは、感情のこもっていない声で、こう告げた。
「やすな」
「はーい!」
「……お別れだ」
「えっ?」
予想外の言葉に驚く間もなく、ソーニャがやすなを体をギュッと抱き寄せた。ソーニャの瞳に、やすなのキョトンとした顔が映る。
「ふぇ!? そっ、ソーニャちゃん!?」
慌てるやすなの口をふさぐように、ソーニャがそっと唇を重ねた。
(ええっ!? ソーニャちゃん大胆すぎるよ!)
ソーニャがさらに力強く、やすなを抱きしめる。やすなは素直に、その想いを受け止めるようにソーニャに体をあずけた。
いったいどれだけの時間が流れただろう。ほんの数秒間だったかもしれない。しかし、やすなにとっては永遠にも感じられるほどのひと時だった。
やがて、ソーニャがゆっくりと唇を離した。頬をほんのりと桃色に染めたソーニャの顔は、今まで見たこともないような穏やかさに満ち溢れていた。
そして、ソーニャがやすなに言う。
「やすな」
「……うん」
「じゃあな」
そう言った直後、ソーニャがひざからガクンと崩れ落ちた。
「ソーニャちゃん!?」
床に倒れたソーニャの肩を揺すりながら、やすなが話しかける。
「しっかりして! 今、誰か呼んでくるから!」
そう言って、教室を出ようとするやすな。しかし、ソーニャがやすなの制服をつかんで離さない。
「……どこにも行くな。ここにいてくれ」
「でっ、でも……!」
「頼む。話を聞いてくれ。もう時間がないんだ」
弱々しくお願いするソーニャ。
「……分かった」
やすながうなずく。それを見て、ソーニャは安心したように静かに微笑んだ。
704 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/08(木) 22:21:29.35 ID:5lBhLpMj
「実は昨日、組織から依頼が来たんだ。その内容は――」
少し間を置いてから、ソーニャが続ける。
「やすなを殺せと言うものだった」
「えっ……私を?」
やすなが信じられないといった感じでつぶやく。
「ああ。おそらく、組織はやすなのことを邪魔だと思ったんだろう。殺し屋に友だちなんていらないってことだ」
やすなの瞳が潤む。初めて、ソーニャが自分のことを「友だち」って言ってくれたからだ。
「でも……私にはそれができなかった。やすなを殺すなんて、絶対に嫌だった」
「ソーニャちゃん……」
「だから、決めたんだ。代わりに、自分が死のうって。本当は、さっきキスしたときに、毒入りのカプセルをやすなに口移しで飲ませるつもりだったんだ。それを、自分で飲み込んだってわけさ」
「どうして……どうしてそんなこと……」
やすなはあふれ出る涙をこらえることができなかった。
「これで、いいんだ。私は、殺し屋だから、遅かれ早かれ、こういうときが、来る運命なんだ。でも、やすなは、違う。やすなには、これからの、人生がある」
ソーニャの言葉が、途切れ途切れになっている。それは、終わりが近いことを示唆していた。
そして、ソーニャの瞳がゆっくりと閉じていく。
「ソーニャちゃん!? しっかりして!」
「……やすな」
最後の力を振り絞るように、ソーニャが言う。
「やすなと会えて、最高に幸せだったよ。ありが……」
途中まで言いかけたところで、口は動きを止めた。
「ソーニャちゃあぁぁああああああああん!」
悲痛な叫びが、教室中に響き渡った。
そのときだった。
ドアがガラッと開いた。そこに、思いがけない人がいた。
「安心してください。これで、すべては丸くおさまります」
腰まで届く長い黒髪。おっとりとした口調のその人は、あぎりだった。
705 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/08(木) 22:21:57.45 ID:5lBhLpMj
「あっ、あぎりさん! 助けてください! ソーニャちゃんが――」
「落ち着いてください。ソーニャはただ、寝ているだけです」
あぎりが二人のもとへ歩いていき、屈んでソーニャの顔にそっと手を当てる。
「ほら、寝息をたてているでしょう?」
やすなが耳をそばだてると、たしかにソーニャは呼吸をしていた。
「あの、いったいどういうことなんですか……?」
状況が呑みこめないやすなに、あぎりが説明する。
「忍法『すり替えの術』です。昨日のうちに、カプセルを睡眠薬にすり替えておきました。もちろん、体に害はありませんよ。それと、これを見つけました」
あぎりが右手のひらをやすなに見せる。そこには、何やら小さなプレートのようなものがあった。
「小型カメラです。お二人の姿は、組織がしっかりと確認していたんですよ」
「そんなものが……」
「組織はここに映る映像を見れば、ソーニャが自殺したと思うでしょう。当然、いなくなった者に対して依頼が来ることはありません。ですから、お二人はこれからも今までどおりの時間を過ごせますよ」
「でも、組織の人が確認に来るんじゃ……」
「そのあたりは、私に任せてください。情報操作は、私の得意分野です」
そう言って、パチッとウィンクする。
ようやく、やすなにも安心感が芽生えて、ホッと胸をなで下ろした。
「それにしても、かわいい寝顔ですね」
やすなに膝枕されて眠るソーニャ。静かに寝息を立てるその顔は、どこにでもいそうな普通の女の子だった。
あぎり「(いいところを録画できましたね〜)」ハァハァ
「ソーニャちゃん、銭湯行こうよ(フフフ、銭湯じゃ裸だから武器を隠し持つ事もできないから攻撃される心配も無い)」
しかし、その後やすなは予想外の攻撃にやられるのであった
「ちょっソーニャちゃんどこ触って」
「静かにしろ。まわりの客に気づかれたいか?」
よし、そのまま続けてください。お願いします
おい
おいラストあれ反則だろ
紙飛行機折ったときのソーニャの得意気な顔がかわいすぎて悶えた
ソーニャの指が鎖骨をすべり、胸へと下りる。様子を窺うようにふくらみ全体を撫でたのち、
触れられてやすなが喘ぎを漏らした箇所を、ソーニャは執拗に攻めはじめた。
「そーにゃちゃん、もう、やめ……ぁ」
羞恥の涙を浮かべながら、甘い吐息がこぼれるのを必死で堪える。だがソーニャは容赦しない。
「今更止めろって言うのか。それは無理だ」そう言い、熱い息を耳にあてられる。
胸を愛撫しつつ、もう一方のソーニャの手が徐々に下へとつたっていく。
「武器が無くたってどうにでもできる。お前なら」低い声でソーニャは囁いた。
疼きがこみあげ、下腹部が痙攣した。その直後、ソーニャの指がやすなの中にすべりこんだ。
「あっ……ぁ、ぁ」たまらず、ソーニャにすがりついてやすなは喘ぐ。
「声を出すなよ。他の客に聞こえるぞ」
脅しながら、ソーニャは指を激しく動かす。間もなくやすなは、押し殺した悲鳴を漏らして果てた。
武器など無くてもソーニャは相変わらず攻撃的で強いことを、十二分に思い知らされた。
なるほど
正直言って今日のキルミーとこのスレは俺を殺しに掛かってる
昨夜のやすなの中の人のツイート
やすな人形かわいいね!ソーニャちゃんにあげるのをわくわくしながら作ったのだろうか(*^o^*)
これは反則
つかアニメスタッフも中の人も百合意識しすぎてあざとい
おいしくいただくけど
やすなへのプレゼントを用意してたけど恥ずかしくて渡せなかったソーニャちゃん
なんでもいいからクリスマスプレゼント頂戴ってのは何を期待してたのかね、やすな君?
うふ〜ん
うふ〜ん
百合ークリスマスしおって
ソーニャは照れ隠しにやすな人形をヤービィな形にするとは
ソーニャがここまで徹底的にデレないとスタッフの百合嫌いを疑う・・・
原作からのファンにしてみるとこれでもデレすぎだと思うぞ
原作のソーニャは本当に情け容赦ない
十分デレてるじゃないか
ソーニャは頬を染めて「か・・・勘違いするなよ」とかいう台詞は言ったりしないのだ
ソーニャが公式であからさまにデレたらコレジャナイ感がすごいからこれくらいでいいかと
というか今のままでも十分デレてるじゃないですか。好きじゃないなら二人で登下校したり夜出歩いたりしないよ
お祭り一緒に行った時点で「そんなに仲良かったのかよこの二人」と思った俺にとって
もしソーニャちゃんがテンプレのようなデレ方をしたら違和感が半端ない
アニメはソーニャのデレが目立つけど
やすなも大概ソーニャの事好きすぎててヤバいよ
ソーニャは相当屈折した性癖抱え込んでそうで怖い
でも二次創作とかでソーニャがデッレデレになってるのも正直たまりません
732 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/09(金) 22:46:39.74 ID:7YM7Ti5s
,,,r≦´;; ̄;;`≧x
/;;;;;;;;;;;;;;;!;;;i;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;;;;;;;;;;;;l;;;.イ;;;/!;;ハ;;;;}、'''ハ
,!,,..'';;;;;;j;;/ レ' !リ |,,,ハヘ;;;l
j;;;;;;;l;;;;;i'f,.≧ー !' ゞ≦、}:ハ
ノ{;;;;;;j;;;;;| !f逐ハ f逐}゙!!';;;{ _,....、_
,!;;;;;{`v;! , `ー" ' `ー; イ;;jゞー―ュ ,,ィ;;;;;廴f'
f'ヘ;;;;ゝ;;ゝ、_f` ーォ_,,r‐!∠、,r"_f´,ゞ;;'ニ; これが私たちの愛の形だよ、ねっ、ソーニャちゃん
゙ ,>"  ̄ ̄ // f ニコ' ̄ { l弋;;{`_,'
fl / { l、_メ ゙_z' ̄`´
l.{. / __,..,、_ゝ‐',ヘゝ´  ̄
{ ヽ−´__|||| |´ lヽ_
∠ニメ、, ィ ´  ̄ `ー'‐'ァ
ムニラ"ィ', / ヽ `ヽ
,イ,.イ/ ! . ,l .ハ. ! | !、 Kヽ
/,ィイ:{ ! / !./_ v|. ハ_,ム∨!.ヘ
. / / {ミi. |ム-'ミ レ ゝュ、〉|vハ
r/ /`ー{ ∨!{ らノ,! ´ら.リ,!.|゙ ぃ
. 〉/////ヘ,{ ! '' `¨ ' `´ ',!,!、 ぃ
//ヘんイんt〉|ゝ゚、 ― イ,!ハ \i !
. / ィ ヘ. ヾゝヽヘ`メ ヘ_〉 " . }ヽ \
/ /. /ヽ. ∨ 小 ,' /ヽ \_
. f_" ,イ. ヘ. V. ,l|||} / ./ \ ,r ヘ、
r=ム- 、,f!、 ,!. ヽ_, -∨|||||!/`ー-/ !|`Y_. ハ
`〈_ ム〈f' ,イ ∧ 〉|||l/ ./ . l| 〈kヘ_k'
.くヒ'/// / ∧rェヘ`´lFニ.ハ. l| ∨{〈
. ////! 〈 ヾヒソ〉 l[_`,!∧ l| V∧
ヾ、/.!| /ヽ、 `" ` ´ メ、 l! ゙ー'
. lj. く/////7,ー-==イ`ヘィ"//〉 ,!
. |` ー-=z_//////厶ィ"´.!
l ,'  ̄ ̄ ヽ .l
. l. ,' ', l
l . ,' ', .l
. トェェ=7 vー=:l
,!ミ三,! ゙!ミ三l
{ミ三,! ゙!ミ三!
. ,ム-x.| ト-彡ーx
{ ヒ二} ー-=ニ=-'
`ー-='
`丶、\r 、 {: : : :
\ノシ゚\ ∨ : :
iミトミ ー=ニ{: : : :
__iミi \ . : :ヾ : :
´: : : :\ \. : : ノ:j: :
/:∧: :ト、 : : ヽ `丶、_ノ :
厶}O∨OV) 八 }: : :
个z呈-彡く {: : :
__ ヘ _ マ三三三} |: : :
く\//<∨∨>< 〈7ニニニニヘ. {: : :
く/ / | 「 ヽ `TTTT゙´ }: : :
/ /{{ { :| |乂/∨ ├|├| {: : :
/ / 丶:{ : :| | |/ ) 巳 巳 {: : :
/ `ァー| L.イ |: : :
/ / 〃 ̄| |∨ これも愛の形だな .|: : :
| {{ | | \ }: : :
|│ マ │、_丿 |: : :
|│ ,〉 │|∧ {: : :
|/ /___,人|/∧ |: : :
| 〈 /l /| ̄ 〉 }: : :
`7^7^T T′ / : : :
/ ./ │ | / : : : :
原作ソーニャは容赦ないというか淡々と進行するからな
たまにおまえやすな大好きだろって描写があるだけで
アニメは「仕方ねーなぁ」な声が優しげですげーデレ感がある
アニメだと突っ込みが優しめでやすなに対して常識的に見える
漫画だとソーニャちゃんも割とぶっ飛んでるというかキツめなキャラな感じが
今週のリモコン話は容赦なかったけど
原作でも初期と比べるとだいぶデレて来たと思う
「やすな、ちょっと付き合え」
放課後、ソーニャの方から声をかけた。付き合うというのは一緒に帰るということではない。
それは毎日のことなのでいちいち言ったりしない。
この場合は、帰りにホテルに寄っていくということである。
普段はやすなの方が渋るソーニャをなだめてすかしてどうにか連れ込むので、
ソーニャから言い出すのはとても新鮮だった。
「縛っても、いいか?」
ホテルの部屋に入ってベッドに座りキスした後、ソーニャが提案したのはそんなことだった。
「いいけど……ソーニャちゃんSMに目覚めたの?」
「違う。痛くしたいわけじゃない」
まあ普段から散々やすなを痛めつけはしているわけだが、それは性的興奮が目的ではない。
しかし今、ソーニャがやすなを縛るといっているのは、まさに性的興奮が目的だった。
「その……なんというか、お前の自由を奪った状態でしてみたいというか」
「あー、そゆこと」
殺し屋って不便だね。やすながそう言っても、ソーニャは否定も肯定もしなかった。
ソーニャがブラウスのボタンを外し、やすなの服を全て脱がして、タオルで後ろ手に縛ると、
やすなは、ベッドの上で一糸まとわず、今にもやられそうな感じの、あられもない姿になった。
「……」
やすなは今、自分からは何もできない哀れな存在だ。
もしソーニャが隙を見せても、両腕を縛られているやすなに出来ることは無に等しい。
そう意識すると、日常の全てにおいて、ソーニャの身を不意の敵の攻撃から防御しているプロフェッショナルの鎧が、少しずつ薄れていく。
つまり、やすなとのセックスに、もっと集中できる。
これが、ソーニャの試したかったことだった。
「ソーニャちゃんも脱いで♪脱いで♪」
やすなにせがまれて、ソーニャも同じく裸になった。
やすなの肩を抱いて、抱きしめてみた。触れあう肌と肌が、胸と胸が、いつもより近い距離に感じられた。
キスもしてみた。思わず激しくなった。普段と異なるソーニャの熱気に、やすなは舌だけで応える。抱きしめて返せないのが、もどかしい。
「ソーニャちゃん、いつもより興奮してる?」
長く激しいキスからようやく開放されて、反撃とばかりに、やすなは少し小首を傾げて意地悪く聞いてみた。
「あ、ああ……。いや、そんなことは……」
図星を突かれて、しどろもどろになるソーニャが可愛い。
「まあ、手使えなくても、これなら」
ベッドの上でにじりよるやすなが、ソーニャの胸にキスをして追撃する。
これはソーニャの想定外だった。あぁ……と思わず吐息を漏らすソーニャ。
そのままやすなは、舌でぺろぺろとソーニャの胸を愛撫し始める。
気持ちいい。
体勢を崩しかけたやすなの肩をソーニャが支えて、しばらくやすなにされるままになった。
「すごく……感じる……」
ソーニャの口から本音が漏れるのは、珍しい。
「そのまま、後ろに倒れて」
やすなに言われるままに、ベッドに仰向けに身を預けてしまうソーニャ。もう普段の警戒心は微塵もない。
やすなは、舌をそのまま胸からへそへと這わせていく。
それでこれから何をされるのか、ソーニャにもわかった。
「ま、待て、やすな」
「大丈夫、だいじょうぶ」
「は、恥ずかしい」
「えー、ソーニャちゃんいつも私の好き勝手に舐めてるじゃーん」
「バ、バカ!舐めるのと舐められるのは違うんだ!」
足を閉じれば、両腕の自由がないやすなを締め出すことは出来る。
でも脳がそう命令しようとしても、うまく働かない。やすなの舌を拒絶できない。
縛られているやすながソーニャの身体の上を縦横に動き、縛られていないソーニャの方が、身動きがとれないでいる。
ソーニャの身体は、他人に性的快感を与える能力には秀でていても、与えられることには慣れていない。
殺し屋の殻をまとっていれば、そんなものは存在せず、対処する必要がないからだ。
いまのソーニャは、その殻がない。女の子の身体が感じる快感が、そのまま全身に流れていってしまう。
いつもよりたっぷり可愛がるつもりでやすなを縛ったのに、
ベッドの上で可愛がられているのは、ソーニャの方だった。
ソーニャは狼狽した。まさかこんなことになるとは。このままではやすなにいいようにされてしまう。なんとかしなければ。
「やすな……私は、その……クリトリスを刺激されるのに、弱いんだ。舐められたらきっとすぐ、逝ってしまう……」
「うん、わかってる。たっぷり焦らしてあげる♪」
そういうことじゃない、とソーニャは思ったが、じゃあどういうことなのか?と考えても、もはや思考がうまく回らず、
やすなの舌での愛撫がふとももから始まり、陰唇のすぐ近くにまで及んで、もはや制止する意思も持ちあわせていない以上、
やすなに完全に身を委ねる以外には、選択肢はなかった。
すでにそこが蜜で溢れているのは触らずとも自明だったが、やすなのクンニが陰唇の内側に及び、
ピチャピチャといやらしい音を立てるに至って、ソーニャは恥ずかしさで身を隠したい衝動にかられた。
「私が知ってる中で、今のソーニャちゃん一番興奮してる」
「ああ……うん……すまない……」
思わず謝ってしまう。お前の知らない私を含めても、今までで一番感じているのだ。ソーニャは心の中で言った。
ソーニャの身体に湧いた泉を、やすなの舌が縦断するたびに、ソーニャの口からは深い吐息が漏れた。
そして吐息は、やがてああんという嬌声となった。
もはやソーニャの身体は、やすなの口が奏でる世界で一番美しい楽器と化した。
性感神経の数々が、性器を超えてあちこちでスパークを繰替えし、ほとばしる快感がソーニャの全身を満たす。
頃合いを見てやすなが、ソーニャが一番感じるクリトリスを舌先でつんとつつくと、ソーニャはあっ、という鋭い声をあげた。
快感の持続時間もレベルも、感じやすいソーニャの身体が耐えられるキャパシティを完全に超えている。
「やすな……もうだめ……!」
ソーニャがSOSを発すると、ついにクリトリス全体への集中的な愛撫が始まり、ソーニャはやすな!やすな!と二度呼び掛けたあと、最後に一際高い声をあげて、静寂の世界へと堕ちていった。
ソーニャが目を覚ますと、やすなは隣にいた。やすなの両手はすでに解かれていた。二人とも裸のままだった。
なのでそのまま抱き合った。そしてキスをした。今度はゆるやかな、互いを味わうような長いキスをした。
「なんか私ばっかり……すまない……こんなはずじゃ……」
「えー、今日のソーニャちゃん最高だった♪」
「ち、違うんだ!」
もちろん、もう何を言っても、無駄だった。
「縛って、痛くはなかったか?」
「長時間は、ちょっとつらい」
「だよな……」
「でも、ソーニャちゃんがこんな風になるなら、喜んで毎回縛る!」
「まてまて」
一回コツを掴んだから、次は縛らなくてもうまく感じられそうだ、とソーニャは思った。
そして、本来の野望を忘れている事にはたと気付いた。
「いや、やっぱり縛る。縛って今度こそお前をやる!」
「じゃ、今から二回戦!?」
と目を輝かせるやすな。
「いや、さすがに……」
「なんてね。それより一緒にお風呂入ろ、ソーニャちゃん」
イラッ。
「じゃあさっさと風呂入れてこい!」とベッドから蹴り出すソーニャだった。
「お前、ほんとにエロいよな……」
「今日のソーニャちゃんにだけは言われたくありません〜」
ふぅ…
>>742 まったまたーそんな事言って実は本音じゃないんでしょー?
一向に構わないよ!
なりきりとかはマジでやめろ
わかった
ソーニャちゃんがデレないのはライバルがいないからだと思うんだ
「ソーニャちゃん!なんで昨日先に帰っちゃったのー!?」
「うるさい。私の勝手だろ」
「それにしたって何も言わないで帰るなんて…」
「おはようございます〜」
「あ、あぎりさん!おはようございます」
「(普通に出てきた…)なんか用か?」
「はい〜、やすなさんにこれをと思いまして〜」
「…チケットか?」
「しかもネズミ―ランドの!どうして私に!?」
「昨日のクレープのお礼ですー」
「え(昨日って…)」
「わーい!ありがとうございます!……あれ?2枚ある」
「…(やすなのヤツ、あぎりと帰ったのか…)」
「パンとか巻物とか買ってもらってるお礼もかねて〜、エスコートしちゃいます♪」
「…(まあやすなのことだ、私を誘うに決まって)」
「ホントですかー!行きます行きます!いつにしますか?」
「」
「ん〜。授業始まっちゃいますし、放課後に決めませんか〜?」
「わっかりました!いつもの場所で待ってますね!」
「は〜い」
「そんなワケだからソーニャちゃんは先帰っててね」
「」
うひゃー素晴らしいな
>>747 「あれ?ソーニャちゃん、なんでついてくるの?」
753 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/11(日) 05:07:19.58 ID:V3L4akcr
754 :
>>690:2012/03/11(日) 05:30:29.70 ID:0c6UcddS
任務中のソーニャに出くわしたやすなが
ターゲットにばれないようにキスで口を塞がれる
ふむふむ、それで?
756 :
>>690:2012/03/11(日) 05:44:18.50 ID:0c6UcddS
>>705 ありがとうございます!!
ならびに、遅れてすみませんでした
自分が書いた通りの展開なのに、幸せに締められているとこがよかったです
「バカ!ターゲットを見失ったじゃないか!くそっ任務失敗だ!お前が舌なんか入れてくるから……!」
だめだこの殺し屋早くなんとかしないと
758 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/11(日) 23:18:10.22 ID:yTLLB7T3
修学旅行 一日目
この日、ソーニャとやすなは京都へと向かう新幹線に乗っていた。
「ねえねえ、今度は何するー?」
「……もう十分やっただろ。着くまで寝たい。朝は苦手なんだ」
窓の外をぼんやりと眺めながら、ソーニャがつぶやく。
今日から三日間の修学旅行。ソーニャもやすなも、京都に行くのは初めてだった。
やすなはいつも以上にハイテンションで、新幹線に乗ってからもう一時間以上ソーニャとトランプをしている。
「えーっ、でもまだ大富豪と七並べとババ抜きと神経衰弱とスピードとポーカーとブラックジャックしかやってないじゃん!」
「…………」
ソーニャは無視して椅子を少し後ろに倒し、瞳を閉じた。完全に睡眠モードに突入する気だ。
「ああもう、勝ち逃げするなんてずるいなぁ」
ちなみに、戦績はソーニャの全勝。きっちり戦術を考えて挑むソーニャに、やすなは成す術がなかった。
ただ、やすなは悔しいとは思わなかった。むしろ、面倒くさそうにしながらも、ちゃんと勝負してくれるソーニャに感謝していた。
(……ったく、やすなの相手してるとドッと疲れるな)
規則的に寝息を立てるソーニャ。
その横顔を見ながら、やすなは思った。
(むむっ、これはひょっとしてシャッターチャンスではなかろうか!)
殺し屋にはとても見えない、かわいらしい寝顔。思わず頬をプニュってつつきたくなる。
やすなはカバンからデジカメを取り出し、ピントをソーニャに合わせる。
そのままシャッターを押せばよいものを、やすなはつい余計なことを考えてしまう。
(うーん、何だか構図が弱いなぁ。凄腕カメラマンの私はこれじゃあ満足できないね)
デジカメを一旦ひざもとに置き、首をかしげる。
(何が足りないのかなぁ……。あっ、ひょっとしたら色気かもしれない! よし、グラビアっぽく撮ってみよう!)
そう思い立ち、まずやすなはソーニャの足元に屈んだ。
759 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/11(日) 23:18:33.84 ID:yTLLB7T3
(ソーニャちゃんは胸がさみしいから、足を強調するように撮ろうかな)
自分の胸も同じくらいなのだが、そこはスルーのやすな。
足元から、ソーニャを見上げるようにしてデジカメを覗く。スカートの裾から伸びる生足に、やすなは妙な興奮を感じた。
(おおっ、すごくセクシーだ! でも、ちょっとスカートが長いかなぁ。もうちょっと太ももを出してみよう)
デジカメを左手に持ち替え、右手でソーニャのスカートを少しずつ上へたくし上げる。傍から見たら、完全に盗撮狙いの変態だ。まあ、実際そうなのだが。
そして、案の定――。
「おい」
やすなの耳に殺気のこもった声が聞こえたのと同時に、固い拳がつむじに振り下ろされた。
「ひゃあ!」
やすなの悲鳴が車内に響いた。
その後、何発か殴られた後、やすなは再び席についた。
見事なたんこぶができたやすなを見ながら、ソーニャが言う。
「まったく、油断も隙もないな」
「うぅ……ほんの出来心だったの。ほら、ソーニャちゃんの寝顔がすごくかわいかったから」
「だからって、どうしてああいう展開になるんだよ」
「グラビアっぽく撮ればセクシーかなって」
「相変わらず意味不明だな。……それより、見たのか?」
ソーニャが小声で聞く。
「えっ? 見たって何を?」
「……いっ、いや、何でもナーミン」
そう言って、顔をそむけるソーニャ。やすなはキョトンと首をかしげた。
どうやら、いくら相手がやすなとはいえ、下着を見られるのは恥ずかしいらしい。
そういうところは、普通の女の子なソーニャ。ただ、このときのソーニャはまだ気づいていなかった。
今日、明日と泊まりなのだから、やすなと一緒にお風呂に入る可能性があるということに。
入浴&同衾編マダー?
修学旅行で、朝起きたらソーニャとやすなが同じ布団で抱き合って寝てても
同室の人たちが誰も気にしない光景が目に浮かぶ。
クラス公認、というか誰も二人の話題にふれないさわれない。
やすな「ソーニャちゃん大好き!!」
ソーニャ「いや、知ってたぞ?」
告白の時はこんな感じなんだろうか
ソーニャって絶対やすなの事が好きだろ
どう考えても好きだろ
やすな「ソーニャちゃん、私のこと大好きだもんね。口に出さなくてもわかるよ」
やすな「あ、ソーニャちゃんとあぎりさんだ。あんな物陰で何やって…キスしてる…」
ソーニャ「げ、やすな。見、見たのか?」
やすな「…う、うん」
ソーニャ「…」
やすな「…」
しばらく沈黙したあと歩み去るやすな
ソーニャ「あれ?あいつに私達の関係がバレたら絶対からかわれると思ってたんだけどな。杞憂だったか?」
あぎり「うふふ」
ボツキャラ「カップリングに空きができた!チャンス」
766 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/13(火) 00:35:39.17 ID:1u7KOY/W
京都に着いた二人は、定番ともいえるコースを巡った。
金閣寺や銀閣寺、二条城に龍安寺。清水寺では、やすながソーニャに「ここから飛び降りても、やすななら死なないんじゃないか?」とそそのかされ、危うく実行しそうになった。
寸前で他の生徒に止められたため、「無謀女子高生 清水寺の舞台からジャンプ」と、翌日の京都新聞の地域面を飾らずに済んだ。
一日中歩き回り、クタクタになってホテルに着く。
二人はもちろん同じ部屋。夜景がきれいと噂の十階まで上がり、カードキーで部屋を開ける。
「おおーっ! ソーニャちゃん! すごい豪華だね!」
「はしゃぐなよ。みっともない」
一人で寝るには十分すぎるベッドに、やすながピョーンと飛び乗る。弾力性があるため、やすなは大きく弾んだ。
ソーニャは荷物をテーブルに置き、「あー疲れた」とつぶやいてベッドに横たわった。
幸せそうな笑顔で寝そべるやすなを見ながら、ソーニャはふと思った。
(……やすなと同じ部屋で二人きり、か)
誰の視線も気にしなくていい、二人だけの空間。ゆっくりと、時間は流れる。
(……バカか、私は。別に、やすなを意識する必要なんてないだろ)
自分の考えを取っ払うように、ソーニャが首を振る。胸の鼓動が高鳴っているのも、体が妙に火照っているのも、疲れのせいだとソーニャは結論付けた。
しばらくグターッとしてから、やすながソーニャに提案した。
「ソーニャちゃん。そろそろ温泉に行こうよ」
「……むにゃ、何か言ったか?」
「だーかーら、温泉に行こうよって!」
「……うん? もうそんな時間か」
ベッドのそばにある時計に目を向ける。二人のクラスの入浴時間までまだ間はあったが、やすなは待ちきれないらしい。
これだけ歩いてシャワーも浴びずに寝るわけにはいかないので、二人は準備を始める。
(しっ、しまった……! ジャージを持ってくるはずが……)
カバンを開けたソーニャの顔が青ざめる。
767 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/13(火) 00:36:02.39 ID:1u7KOY/W
うっかり、いつも寝るときに着ているネグリジェを持ってきてしまったのだ。
ネット通販で見て一目ぼれした代物。胸元にピンクのリボンがあしらわれていて、全体は白と薄いブルーのストライプ。フリルがたっぷりのスカートがかわいい。
ソーニャは焦った。殺し屋である自分が、こんなものを着ている姿を見られるわけにはいかない。
「ソーニャちゃん? 早く行こうよー」
すでにパジャマを手にドアのところで待っているやすな。ソーニャはふと、ある場所に目をやった。
「先に外にいろ。すぐ行くから」
「ふーん? 分かった」
やすなが部屋を出たのを確認してから、ソーニャはクローゼットを開けた。
そこには、予想通りバスローブが入っていた。ホッと胸をなで下ろすソーニャ。
(これなら違和感ないだろう……)
バスローブを手に、ソーニャも部屋を出る。
二人で並んで歩いて、温泉に向かう。と、ここでソーニャは今さら気づいてしまった。
(……ん? 一緒に温泉ってことは、私もやすなも裸になるってことだよな……)
思わず鼻の奥から血が逆流しそうになったが、どうにかこらえた。
無邪気に口笛を吹いて歩くやすな。その服の下にある体をつい想像してしまい、ソーニャの小さな胸がドキッと鳴った。
温泉には、二人以外まだ誰もいなかった。
期待してる
ネグリジェソーニャは反則だろ
続きをはやく
ソーニャちゃんマジなーみん
セクシーソーニャでやすなを悩殺させちゃう訳か
ソーニャはやすなのことを鬱陶しく思ってるはずなのにOPでアブダクションされたやすなを助けに行くのは何でなんだぜ
言わせんな恥ずかしい
なんだかんだ言ってやすながピンチになったらソーニャは助けてくれるんでしょ
やすなを殴ったら気絶してしまい
今なら何してもばれないだろうとキスするソーニャ
その時目を覚ましたやすな
この後何が起こるかを30字以内で簡潔に説明しなさい
やすな「人工呼吸は溺れた時にするんだよ?」ププゥ
ソーニャ(怒)
パペット劇場の話とクリスマスプレゼントの話が可愛くて何度も見てまう
貴様の息の根を止めてやるって言ってずっとキスして口をふさげばいい
「桃缶は食べていいよ」って台詞が最高にかわいい
本人も風邪ぶり返して参ってるはずなのにソーニャのこと気遣ういじらしさ
本当に嫌いだったらそれこそ息の根を止める勢いでフルボッコにしたり
無視したりすればいい
けどそれをやらないで毎回相手をしてるあたりソーニャちゃんは絶対やすなの事好きだよね
そんなソーニャに対してわざと無視をはじめるやすな
さてどうなる?
やすな「あれ?ソーニャちゃん、今日は遅いな…お寝坊したのかな」
あぎり「こんにちは。今日は悲しいお知らせがあります」
やすな「あぎりさん?」
あぎり「ソーニャさんは任務中の事故で天に召されました」
やすな「え?」
あぎり「単純なケアレスミスでした。最近何があったのか上の空なことが多かったんですね」
やすな「う、嘘だよ。…ソーニャちゃんが、うわー、ソーニャちゃんごめんごめん!うわー」
その時ロッカーの中で、ドンドンと暴れる音がして、ウーウーいう声が聞こえてきた
あぎり「あららー、目覚めちゃいました?でも、ミスしたのは本当ですよ?それではー」
783 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/13(火) 22:07:06.41 ID:1u7KOY/W
「おおっ、一番乗りだ! ソーニャちゃん。早く入ろうよ!」
二人しかいない脱衣所は、とても広く感じられた。
やすながシャツの裾に手をかけ、勢いよく脱ごうとする。ソーニャは両手で自分の目を隠すようにしながら、慌てて言う。
「まっ、待て! 心の準備ってものがあるだろ」
「心の準備?」
「……いや、だから、その、アレだ。やすなは恥ずかしくないのか?」
少し顔をそむけながら、ソーニャが聞く。その頬は、ほんのり桃色に染まっていた。
「えっ、何で? だって、女の子同士じゃん」
あっさりとやすなが告げる。
「……まあ、そうだよな」
正論を言われて、ソーニャもうなずくしかなかった。
やすなはほとんど躊躇することなく、身にまとった衣服を一枚ずつ脱いでいく。
幼児体型なのはお互い様だが、それでも、黒髪と対照的な透明感のある肌が露わになるたびに、ソーニャは何だかイケないことをしているような気分になった。
手のひらにちょうどおさまりそうな胸を見てしまったときは、思わず瞬時に視線をそらした。でも、またちょっとチラ見した。
(私のほうが、小さい……?)
自分の胸元を見つめ、ハァっとため息をつく。
やすなが着替え終えたときには、まだソーニャはシャツを脱いだだけだった。
「ソーニャちゃん? どうかしたの?」
不自然な格好で、両手で胸を隠しているソーニャにやすなが声をかける。
「……なっ、何でもナーミン」
ぎこちない口調で言うソーニャ。
(ああもう、どうして今日に限ってこれを選んでしまったんだ……)
ソーニャがしているブラジャー。それはいわゆる“盛りブラ”と呼ばれるものだった。
背中や脇の肉を徹底的に寄せ集めて、胸をグイッと押し上げボリュームアップする。
これも、ネット通販で購入したものだった。
ソーニャはまたまた焦った。殺し屋が胸の小ささを悩んでいるなんて知られてはならない。
悩んだあげく、ソーニャは賭けに出た。脱衣所の窓を指差し、こう叫んだ。
「あっ、窓の外に何か良い感じの物が!」
「えっ、何々!?」
指差した方向に顔を向けるやすな。
そのわずかな時間を利用して、ソーニャは猛スピードで着替えを始めた。ハイスピードカメラでないと鮮明にとらえられなそうなほどの速さ。
「何もないよー? ……って、いつの間に着替えたの!?」
やすなが振り向くと、タオルを全身にきっちりと巻きつけたソーニャがいた。その表情は、どこか誇らしげだった。
「いいから早く入るぞ。それで、さっさと出よう。もう疲れた」
「……うん? 変なソーニャちゃん」
それからしばらく、二人は温泉を堪能した。
784 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/13(火) 22:07:42.44 ID:1u7KOY/W
極寒のロシアで過ごしたソーニャには、40℃でも熱すぎたらしく、必死に水で埋めてどうにか入ることができた。
やすなは終始リラックスしたムードだったのだが、ソーニャは気が気じゃなかった。
すぐそばに、裸のやすながいることが、ウブなソーニャには刺激が強すぎた様子。
恥ずかしさと温泉の熱さで完全にのぼせてしまい、あっという間に出て行ってしまった。仕方なく、やすなもその後に続いた。
(まあ、明日ゆっくり入ればいいや)
そう思って脱衣所に出ると、すでにソーニャはバスローブに着替え終えていた。あまりの速さにびっくりしつつ、やすなも着替える。
その後、夕食を食べ終え部屋に戻った。
「ソーニャちゃん! 夜景がすごくきれいだよ!」
窓のところで、やすながソーニャを手招きする。
二人で並んで、星空に包まれた京都の街並みを眺める。
ロマンチックな雰囲気になったところで、やすながつぶやいた。
「ソーニャちゃん。せっかくだからさ、お互いの心に秘めてることを話さない?」
ちょっと大人っぽくやすなが言う。
ソーニャは息をのんだ。
(これって、ひょっとして好きな人を言いあうって流れじゃ……)
修学旅行の夜、部屋で話すことの定番といえばこれしかない。
(やすなって、恋愛的なことと無縁な感じだけど、好きな人なんているのか……?)
普段、クラスで仲良さそうに男子と話している姿をあまり見たことがなかった。まあ、それはソーニャ自身にも言えることだが。
(それに、私の好きな人は……)
ソーニャがやすなをジッと見つめる。
そして、やすなが元気よくこう言った。
「これから夜通しで、怖い話をしよう! 題して『やすなとソーニャの怪談ナイト』!」
「おい! 好きな人を言うんじゃないのかよ!」
思わず全力でツッコミしてしまったソーニャ。
「好きな人? えっ、何の話?」
やすながヒョコンと首をかしげる。
「あっ……いや、何でもない。絶対に何でもない。聞かなかったことにしろ」
必死に取り繕うソーニャ。
「ふーん? まあ、いいや。じゃあ、私からね!」
二人にとって、長い夜が始まった。
良いぞ
もっとやれ
いいねぇ
やすニャなぜ人気が出ないんだ
最高のカップルなのに
あぎニャが好きです
あぎりさんは好きとか恋とか世俗事を超越してないと
あぎりさんに見えないという問題が
たまにバディを組んで阿吽の呼吸なあぎニャとかあると思います
>>788 もっと人気が出ろって事じゃない
もっとやすニャのSSとか絡みが見たいもの
日本での仕事も終わった私は故郷に戻ってきていた
やはり騒がしい奴が近くにいないと落ち着く
そう思っていたのもつかの間
「日本にはソーニャちゃんがいないから組織に入ったw」
なんて馬鹿な奴なんだ
指導係に任命されてしまった・・・なんでこんな奴を
第一こいつに殺しなんてできるわけないんだ
それにこんな奴にずっと付きまとわれたらたまったもんじゃないのだから
変装を教えたらおばけのカッコをして脅かしてきた
もちろんぶっとばしてやった
今日はナイフの扱いを教えた
不器用な奴だ、手にいくつも切り傷を作っている
夜になっても泣きながら練習を繰り返していた
仕方ない、包帯くらいはまいてやるか
数ヶ月の訓練を終えた
ダメな奴なりによくがんばったと思う
これで試験も大丈夫だろう
「これでソーニャちゃんと一緒にいられるねっ」
そしてやすなに殺し屋としての試験の内容が伝えられる日が近づいてきた
与えられた試験は
一番の親友を殺すこと・・・・
ただ俯くやすなにどう声をかけて良いのかもわからない
その夜は二人一緒のベッドで寝た
雲一つ無い青い空の下
試験に旅立つ日がやってきた
目からぽろぽろ滴がこぼれているのに無理に笑顔を作っている
「いってくるよ!ソーニャちゃん」
「ああ・・・がんばってこいよ」
きっとやすなは帰ってはこない
追いかけてきてくれてありがとう
わたしの一番の友達
ガチで百合セックスするやすニャが見たいです・・・
ソーニャが攻めるの?
逆も可
ソーニャはムッツリスケベだから
実際にアニメ見るまでミルキーベイベーだと思っていた俺
プロなんだから
やすなを逝かせるくらいわけない
やすニャが一緒に風呂に入るのか
体についた消えない傷にキスしていく、と。
ソーニャは首絞めプレイとかハードなのを好みそうだよな
もちろんされる方だよな
膝の絆創膏を見るに転んで怪我したやすなが「ソーニャちゃんおんぶしてー」って言ったのを「なんで私が・・・」って言いながら渋々してあげてるソーニャの図だな
てか何これやばい
なんだかんだ言ってやすなの事が好きなソーニャ
二人とも可愛すぎてやべぇやべぇ
ねーあの風呂イベントあったっけ・・・
まさかの風呂回
デレ多め
来たな…
もうあっちに行くな=私のそばから離れるな、ってことですよね
818 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/16(金) 02:45:40.55 ID:JylQot16
来週はさらにすごいことになりそうだ
薄々百合っぽいなぁと思ってたけど今週の風呂でやられた
「何されるか分からない」って期待してるんですよねソーニャちゃん
まさか公式で風呂ネタをやるとは・・・
最近イチャイチャしすぎじゃないか しかも次はバレンタインだと?
やすながチョコあげちゃうのか
もしかしてソーニャがあげちゃうの?
11話よかったわー
ソーニャちゃんの知らないこととか興味持ちそうなものをプッシュしてくるあたりやすなちゃんの気合が見える
そして風呂はすばらしかった
いつぞや言われてたミルキーベイベーきたな
クリスマス回で、せっかくやすな人形をソーニャちゃんに持って帰ってもらえそうだったのに
余計な事を言ってチャンスを台なしにしちゃうやすなに、ギャルゲの主人公的な何かを感じた
やすな「ソーニャちゃんのおっぱいモミモミ」
ってやるかと思ったがそんな事はなかった
やすなはあれでソーニャの事よくわかってるからな
そんなことをやすなにされたら、真っ赤になって泣いちゃって、冗談じゃすまないのをよくわかってる
だから、そんなことはしなかったんだよ
やるとしたら、ほんとの気持ちをお互い内緒にするのをやめるとき
カメラ回ってないところでは普通にやってるよ派
放送予定だったけどあぎりさんが消しちゃったよ派
今回、のっけからやすなとあぎりさんの夫婦生活じゃないですかー
前にふざけて揉んだらソーニャが変な声を出しちゃって気まずくなったので乳揉みはタブーに
一緒にお風呂に入ったんだから次なるステップに行くべき
839 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/17(土) 00:35:45.20 ID:Japsh1dd
「ふぅ〜」
「はぁ〜」
熱い湯につかった二人から、ほぼ同時に声が上がった。
「癒されるねー」
「まあ、たまにはいいかもな」
頭にタオルをチョコンと乗せた二人が、しみじみと感想を述べる。
放課後、河原で一緒に凧揚げをやっていた。そして、案の定と言うか、二人とも仲良く川に落ちた。
帰り道、何度もくしゃみを繰り返すやすな。
「ああもう、このままじゃ風邪引いちゃうよ!」
「安心しろ。やすなは風邪を引かないってよく言うだろ」
「むぅー! ソーニャちゃんのわからず……ふぇっ、ふぇぷちっ!」
個性的なくしゃみをするやすな。ソーニャは笑いそうになるのを必死にこらえた。
しばらく歩いていると、やすなが元気よく提案した。
「そうだ! せっかくだから銭湯に行こうよ!」
ソーニャは眉をひそめた。
「戦闘に? 急にどうしたんだ?」
「ほら、気持ちよくなれるしさ」
やすなが目を輝かせていう。一方のソーニャは、すごく不安になってしまった。
(戦闘が気持ちいい……? まさか、私の影響で目覚めてしまったのか?)
ソーニャはあくまで平静を装いながら、やすなに告げる。
「悪いことは言わない。(殺し屋になるのは)やめとけ。お前にはつらい道だ」
「えっ? (銭湯はここから一本道を歩いて五分くらいだから)全然つらくないよ?」
「お前は(殺し屋の世界を)ちゃんと見たことないからそう思えるんだ」
やすなが首をかしげる。どうも話がかみ合っていない気がした。
少し考えて、やすなは一つの結論に達した。
(ひょっとして、ソーニャちゃん自分の体に自信がなくてつらいのかな?)
ソーニャちゃんも普通の女の子だなぁと思いつつ、やすなが言う。
「まあ、たしかに(ソーニャちゃんの裸を)ちゃんと見たことはないけどさ。でも、だからこそ見たいとも思う!」
「……本気か? (殺しの現場を)見たら、絶対に後悔するぞ」
「しないよ! むしろ、(ソーニャちゃんの裸を)見たら興奮する!」
ソーニャは絶句した。ここまで無邪気に言うやすなに、ある意味で恐怖すら感じた。
そんなやり取りをしているうちに、いつの間にか銭湯に着いた。「湯」と大きく書かれたのれんを指差しながら、やすなが言う。
「あっ、ここだよ」
「うん? 何だ、ここ?」
状況が呑みこめていないソーニャの手を、やすなが引っ張り一緒に中に入る。
番台の人にお金を払い、脱衣所のロッカーを開けたところで、ようやくソーニャは自分の勘違いに気づいたのだった。
840 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/17(土) 00:36:05.67 ID:Japsh1dd
しばらく湯船につかり、心も体も温まってきたところで、やすなが言う。
「ねえ、せっかくだから背中を流しっこしようよ!」
「……い、嫌だ」
にべもなく断る。でも、その頬はリンゴみたいに真っ赤だった。
「えーっ、そんなのつまらないよー! やるならカモカモッ!」
「黙ってナーミン」
顔をそむけながら言うソーニャ。どうやら、かなり恥ずかしさを感じているようだ。
ここまで来て引き下がれないやすなは、違う誘い方をしてみる。
「じゃあさ、私が流すだけでもいいから。女王様気分を味わえるかもよ?」
「……女王様か。悪くないな」
満更でもなさそうに言うソーニャ。何だかんだ言って、根は単純なところもある。
湯船から出て、まずソーニャが洗い場の椅子に座る。その後ろに、やすながスタンバイした。
タオルにボディソープをつけて、いざ本番。ソーニャの小さな背中を、丁寧に上から洗う。
すると――。
「……んんっ、あっ」
ソーニャが子猫のように甘えた声を漏らした。やすなの胸がドキッと高鳴る。
「……おい、嫌らしい洗い方するな」
「えっ? いや、普通に洗っただけだけど……。ソーニャちゃんが敏感すぎるんじゃない?」
「……バッ、バカなこと言うな。そんなわけないだろ」
口ではそう言いつつも、内心は焦っている様子。鏡に映るソーニャの瞳が、小刻みに泳いでいた。
ためしに、ソーニャの脇腹のあたりをやさしくなぞるように洗ってみた。
「……ひゃっ」
ソーニャの肩がビクッと上下した。これで、やすなは確信した。ソーニャはものすごく敏感だと。
「むふふ、嫌らしいのはソーニャちゃんの体じゃないのかなー?」
ニンマリと微笑みながら言うやすな。完全にエロ親父のセリフだ。
ソーニャは悔しそうな表情をしつつも、否定できずにいた。
そして、タオルがゆっくりと背中から胸に――。
目が覚めると、やすなは脱衣所に置いてあるマッサージチェアに座っていた。その横では、別のチェアにソーニャが座っていた。
「……あれ? 私はどうしてここに?」
頭の中で、ぼんやりと記憶がよみがえる。たしか、胸を洗おうとしたらソーニャに思いっきり殴られて、そのまま意識を失って――。
「やすなの変態。バカ」
マッサージを堪能しながら、ソーニャが言う。
「うぅ……。だって、ソーニャちゃんが超かわいかったんだもん」
「だからって、越えてはいけない一線があるだろ」
そう言って、そのまま瞳を閉じてしまった。
ハァっとため息をつき、やすなもマッサージチェアのスイッチを入れる。
肩を力強くもまれながら、ふと思った。
(……そういえば、いつの間に服を着てるんだろう)
意識を失ったとき、やすなは裸だったはずだ。でも、今はちゃんと制服を着ている。まだちょっと濡れているけど、気になるほどじゃなかった。
(もしかして、ソーニャちゃんが私の体を拭いて、服も着せてくれたのかな?)
やすなはソーニャに聞こうとしたけど、とりあえず今はやめておいた。
隣にいるソーニャが、とても心地よさそうに寝息を立てていたからだ。
みんな今回は一緒に入浴で沸いてますが
さりげなく凧揚げの時に緊迫プレイしてたのも思い出してやってください
ってか今回の話を見る限りだとソーニャはだいぶやすなに影響されてるな
何か今までよりもだいぶ優しくなってたぞ
どんどんやすなが侵食してる感じが見られる
今回は完全にイチャついてるレベルだったしね
やすながソーニャの扱いにかなり慣れてきてるのもあるっぽいけど
ソーニャはやすなに心を開きまくりだな
あぎり「ここがソーニャの性感帯ですねー」
「うんこ」らしょに反応しマッハになった奴は俺だけではあるまい
いいや、お前だけだぜ!
この2人には不幸になって欲しくない
. .: ――――― .: .
. .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .
/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: \
' l. | 、 .. .. .. .: .: .: .:ヽ
./ . .. .. .. .: .:ハ.: .: | ―-: .:、.: .: .: .: .: .: .:.
/ . .: .: .: .: -― :/ .: .:| \: .: .:l : .: .: .: .:Λ
./.: .: .: .: .´.:/ | : / ヽ| , \.:|ヽ : .: .: .: Λ
: .: .: .: .: .: ./ |.:/ 、 ィf于ミヽ \ : .: .: Λ
| .: .: .: .: {:/.ィ扞ミ、 {:::::::::::} .} | : }へ.:.Λ
|/{.: {.: / { {::::::::::} う辷ク |.:ハ }: .: :. ソーニャちゃん
.: ∨ハ ぅ辷ク ' ' |: ′/ :: :: :.
l:: :: ::ィ ' ' ′ |//: :: 八:}
|:: :〈 гつ ノ:: ::ハ:: /
| : ハ\ ヽー 、 , : ≠: 、::/ V
|:/ ヽ:>、 \. __⌒_ . ィ: : : : : : : \
/:\\ ノ:/: />< / : : : : : : : : : \
/: : : :\ヽ:< : : /{::::/У: :―: : : : :ミ : : : \
/ : : : : : : У >//::/ : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : / |:」:ヘ< : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: ノ ⌒>イ: ̄ ̄ : : : : : : : : :ー: :彡 : /: : : : : : : : : :ヽ
{/ // : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ミ:ー― : : : : : : :ヽ
. .: ――――― .: .
. .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .
/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: \
' l. | 、 .. .. .. .: .: .: .:ヽ
./ . .. .. .. .: .:ハ.: .: | ⌒-: .:、.: .: .: .: .: .: .:.
/ . .: .: .: .: -⌒ :/ .: .:| \: .: .:l : .: .: .: .:Λ
./.: .: .: .: .´.:/ | : / ヽ| \.:|ヽ : .: .: .: Λ
: .: .: .: .: .: ./ |.:/. \ : .: .: Λ
| .: .: .: .: {:/. , .| : }へ.:.Λ
|/{.: {.: / 、 イニミ |.:ハ }: .: :. ふふ、呼んでみただけ♪
.: ∨ハ イニミ ' ' |: ′/ :: :: :.
l:: :: ::ィ ' ' ′ |//: :: 八:}
|:: :〈 гつ ノ:: ::ハ:: /
| : ハ\ ヽー 、 ヽ ノ , : ≠: 、::/ V
|:/ ヽ:>、 \. __ _ . ィ: : : : : : : \
/:\\ ノ:/: />< / : : : : : : : : : \
/: : : :\ヽ:< : : /{::::/У: :―: : : : :ミ : : : \
/ : : : : : : У >//::/ : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : / |:」:ヘ< : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: ノ ⌒>イ: ̄ ̄ : : : : : : : : :ー: :彡 : /: : : : : : : : : :ヽ
{/ // : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /ミ:ー― : : : : : : :ヽ
ソーニャ「かわいい、今すぐ襲いたい(うぜぇ、殺すぞ)」
あぎり「ソーニャ、逆、逆〜」
ソーニャ「首を絞めてほしいのか?」
やすな(なにそれ、くっつきたいだけじゃないの?)
ちょ、見透かされてる…
あの首の絞め方だとソーニャの胸がやすなに当たるんじゃ
やすな「ソーニャちゃんの胸?」
やすな「ソーニャちゃんの胸、小さくて可愛いね」
やすな「あっ!ソーニャちゃん、おしりのあなのところにホクロがあるよ!」
胸が厚くなるなるな
雷の回でやすなが財布を見て「減ってる!?」「昼に使っただけだろ」って会話が妙に夫婦っぽくて好きだ
865 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/18(日) 12:51:12.90 ID:kE322bwk
ソニーニャが走ってるやすなに「危ないぞ」みたいなこと言ってたよね
ぐへへへへ
やすな「ソーニャちゃん最近優しいね。ぷくくく」
ソーニャ「お前が可愛いのがいけないんだ」ボコッ
>>811 遅漏で申し訳ないがそれどのアニメ誌か教えてくれまいか
画像検索かけたけどわからんかった
やすなの金欠ぶりを見てたらやすながソーニャに「なんでもするからお金頂戴」とか言ってる電波を受信した
最近仕事と学校で忙しくて自慰をする暇がなくムラムラしていたソーニャが冗談でご奉仕しろとか言っちゃって
それを間に受けて公園のトイレの個室で1回100円でペロペロご奉仕しちゃうやすなちゃん
やすな「どしたのさわさわ」
昔のソーニャ 「嫌だ」「下らない」「私は忙しいんだ」
今のソーニャ 「なんで私まで…」「いーだろう!」「くそう!くそう!」
やすなに毒されすぎていつか仕事で失敗しそうだな
それで逮捕されて毎日面会通い妻するやすな
仕事に失敗したソーニャがやすなに癒される話か
最新刊には「いかん……あいつ(やすな)に毒されすぎてる」というソーニャの台詞がある
それが愛に変わる瞬間が来ると
876 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/18(日) 23:58:55.43 ID:KahkI23Z
「ソーニャちゃん! しりとりしよう!」
「うるさい。いきなり大声出すな」
「何から始めようかなぁ……。じゃあ、『アニメ』の“め”」
「面倒だからやりたくない」
「いじわるー! ねぇ、やろうよぉ。ただ帰るのも退屈だし!」
「……しょうがない奴だな。えっと、アニメの“め”だから……『めだか』」
「『かわいい』!」
「……いいのか、それ? ったく、『遺跡』」
「『金髪』!」
「『筒』」
「『ツインテール』!」
「『ルーツ』」
「『ツンデレ』!」
「『冷蔵庫』」
「『恋人』!」
「『トロッコ』」
「『殺し屋』!」
「……やすな。どうして私を表す言葉しか言わないんだ?」
「だって、何か考えようとすると、ついソーニャちゃんのこと思っちゃうの!」
「……のん気な奴だな、まったく。ふぅ、もう疲れたから終わりでいいよな」
「何で!? まだやろうよ! あそぼよワサワサッ!」
「続きはあとでねナーミン」
ツンデレと恋人が入ってるのに、「私を荒らす言葉」と認めてるところが味噌ですね
それより最初から最後までしりとりじゃんか
879 :
876:2012/03/19(月) 00:07:18.61 ID:8nHx3uQa
>>877 早速ポイントを見抜いてくださって嬉しいです。あと一応、最初から最後までしりとりになっています。
880 :
876:2012/03/19(月) 00:09:02.83 ID:8nHx3uQa
>>878さんとかぶってしまった……。連投失礼しました。
百合云々の前にまず感心してしまったやるな
かなりのやりてだ
渋で検索するとほとんど百合絵になるな
ソーニャ「ああ、やすなはかなりのやりてだ」
Q:しょっちゅう痛い目にあってますが貴方マゾなんですか?
A:痛いのは嫌だけど○○○〇ちゃんならいいよ
…ごちそうさまでした。
やすな「ソーニャちゃんのだったら私は受け入れるよ」って事ですか?
本スレがのレスがここと大差ないのが驚き、本編では百合要素なんてほぼないんのに
>>889 本編でほとんど無いから妄想のしがいがあるんじゃないか
本スレってアニメスレの事だよな?
こう書くのはあれだが最初の方はつまらんって意見が結構あって
それで視聴を止めた人は結構いるからね
全員が全員そうじゃないけど妄想のしがいがあって良いって人が結構残ってるからね
嫌百合の人がいる状況ではないからこことほぼ同じ感じになってるんだと思うよ
明示的に百合がないってのと、暗示的に百合要素があるってのは違うし。
あんだけうざいうざい言いながら、ついてってる時点で十分妄想を誘うよ。
さらに意識してみれば色々ザクザクあるし
ソーニャとやすなはそういう感情がある可能性がゼロではないはずだ
やすなの煽りをシカトしない時点でソーニャにとってやすなは特別なはず
だと思いたいのです
まあ本当にうざいと思ってたらソーニャはもっと色々と対抗手段が使えるのに使ってないからな
キャラクターの背景設定が殺し屋とうざい以外まったく公開されてないから妄想の余地が無限大なんだよな
同系統っぽいらきすたの方がまだ色々設定あった
というより登場人物がほぼ二人なんだから当然ちゃ当然だろう
あぎりさん涙目
あぎりさんは2人のアシストを楽しんでるからあれでいい
真のボッチはボツ子
あぎりさんは毎日やすニャの妄想でハァハァしてます
あぎり「妄想なんてする必要ないじゃないですか〜」
>>900 やすな:それどういう意味ですか?
ソニャ:フンッ
やすな:え、なにどうしてワタシ関節技かけられてるの?
ソニャ:つまらん会話を続けようとするからだ
やすな:何それ!何それ!
あぎり:そういうところですね〜
ソーニャ「お前スカートに何か隠しているな! 調べさせてもらうぞ」
やすな「ソーニャちゃんのエッチ」
ソーニャは下着に興味なんか一切ないだろうし
あぎりが冗談で渡した派手な下着を普通に貰って普通に着けてそう
日本生まれの日本育ちで、実はロシア語がまるでわからないソーニャに
「私はやすなを愛してます」とロシア語で書いたパンツをあげるあぎりさん
何の疑問もなくそれをはくソーニャ
ソーニャちゃんの母国語を覚えようと頑張ってロシア語を勉強してるやすなは、それを見て。
ストレートに
私服でお出かけするときにやすなにロシア語Tシャツを着せて
あぎりの悪戯とわかってるのに、それをみて意識しちゃって
「どうしたの今日のソーニャちゃん変だよ?」とか言われちゃうソーニャ
の方がわかりやすくていいか。
それで一やすニャ…
908 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/20(火) 23:21:38.28 ID:48v8++RR
『没キャラの逆襲』
とある日の早朝、ソーニャの下駄箱に手紙を忍ばせる一人の少女がいた。
(……よし、これでオッケーだ! あいつらを地獄のカーニバルへ招待してやる!)
そう心の中で息巻いて、サッと走り去っていった。
放課後。ソーニャとやすなと、さらにはあぎりが体育館にいた。
「ったく、暇な奴がいるものだな」
ソーニャが腕組みしながらつぶやく。
「いったい、誰なんでしょうねー」
あぎりがのほほんとした口調で言う。
「刺客じゃないの?」
やすなが首をキョトンとかしげながら、ソーニャに聞く。
「もしそう思ったら、わざわざお前を連れてこない。たぶん、誰かのいたずらだとは思うが……やすなじゃないんだよな?」
「違うよ」
ソーニャが手紙を取り出し、改めて三人で見る。内容はこうだ。
『ソーニャ、やすな、あぎりへ 放課後、体育館に来い。そこがお前らの墓場だ!』
殺伐とした文だが、字がものすごくきれいなので、あまり迫力は感じなかった。
そして、何やら仰々しい音楽がスピーカーから響いてきた。三人が立ち上がり、思わず身構える。
そして、舞台袖から颯爽と現れたのは――。
「待たせたな! いつも出番のない私をコケにしやがって! しかし、そんな待遇も今日までだ! これからは私が主役となるのだ!」
気合たっぷりにマイクアピールしながら歩いてきたのは、没キャラだった。右手にスケッチブックらしきものを持っている。
舞台の中央まで来たところで、没キャラがそのスケッチブックを開いた。そこには、これまた丁寧な字が書かれていた。
没キャラが得意げにそれを読み上げる。
「題して『KMB5648総選挙! 本当の人気キャラは誰だ!?』をここに盛大に開催する! お前ら、覚悟しろ!」
三人にビシッと言い放つ。スポットライトを一身に浴びて、まるで主役のようだ。
「さて、帰るか」
「うん!」
「お疲れ様でしたー」
一様に出口に向かう三人を、没キャラが慌てて引きとめる。
「あわわわわ、待て! 逃げるとは卑怯なり! 正々堂々と勝負しろ!」
しかし、三人は無視して歩いている。
「……ぐすっ、待ってよ。お願いだから、ちょっとの間でいいから付き合ってよぉ」
涙声になりながら没キャラが懇願する。さすがにかわいそうになったようで、三人が踵を返して戻ってきた。
没キャラは素早く涙をぬぐって、控えめな胸を張りながら言う。
「……よっ、よし、いい度胸だ! 今そっちに行くから待っていろ!」
舞台からサッと飛び降りる。着地の瞬間、少し足をひねってしまったようで、痛みに顔をしかめている。
(面倒な奴だ……) (面倒な人だなぁ) (面倒な人ですね)
三人はほぼ同じ感想を抱きながら、ぎこちなく歩く没キャラを待った。
909 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/20(火) 23:22:13.88 ID:48v8++RR
「そういえばさ、5648って何? そんなに人数いないよね?」
「これは『5648』と書いて『殺し屋』と読ませたんだ! それくらい気づけ!」
「あー、そっかぁ。なるほどね」
納得したようにうなずくやすな。
「それで、どんなことをするんですか?」
優しく微笑むあぎり。没キャラはその表情に癒されつつ、こう答えた。
「誰が本当に人気あるかを、某大型掲示板を利用して確かめる! その結果をもとに、今後の処遇を決めようじゃないか!」
没キャラが制服のポケットからスマートフォンを取り出した。意外と流行には敏感のようだ。
タッチパネルを手際よく操作する。そして、画面には某大型掲示板のトップページが表示された。
「……何だ、これ? 変なキャラが壺の周りを囲んでて気持ち悪い」
ソーニャが率直な感想を述べる。
「これはな、色々な情報が載っていて、使いようによっては便利なサイトだぞ!」
没キャラが早速『キルミーベイベー』と打ち込む。すると、スレが一覧となって出てきた。やすなが目を丸くして驚く。
「うわぁ、いっぱいある! 『折部やすなちゃんとわさわさ楽しく大学生』? 何だろうこれ?」
「……えっと、大学生関連はあまりかかわらないほうがいいから無視するぞー!」
没キャラがやや慌てながら言う。
そして、没キャラがルール説明を始めた。要点をまとめると、次のとおり。
1. アニキャラ個別板に書かれているレスの数で人気順を決める
2. 最も多くレスの書かれた人を、『キルミーベイベー』のヒロインとする
3. 逆に最も少なかった人は、罰ゲームとしてヒロインの言うことを何でも一つ聞く
没キャラの説明に、三人は同意した。没キャラは心の中でほくそ笑んだ。
(フフフ、バカな奴らだ。私の中の人が誰かを忘れているようだな)
アニメでは、当然のことながら声優がつく。そして、没キャラの声優は、知名度が他の三人と比べると抜群だ。それが没キャラの狙いだった。
(声優のファンが多ければ、その分レスも多いはず! これで私の完全勝利だ!)
没キャラがまず、やすなのレス数を発表する。
「やすなは1150だ」
「ヒャーーーーッハッハッハッハッハ!! 人気者はつらいねぇ!」
「うるさいドーン!」
大声で笑うやすなの顔に、ソーニャの拳がクリーンヒットした。やすなは1メートルくらい吹っ飛んだ。
没キャラはビクッとしつつ、次にソーニャのレス数を読み上げる。
「ソーニャは952」
「ふーん、まあまあってところか」
あんまり関心がないといった感じで、ソーニャが言う。
続いてはあぎり。
「あぎりは645」
「ありがとうございます。これからも応援してくださいねー」
スマホに向かっておじぎする。あぎりの素直な性格に、没キャラは微妙に惹かれつつあった。
そして、いよいよ――。
910 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/20(火) 23:22:36.30 ID:48v8++RR
「さて、最後は私だぞ! お前ら、心の準備はできているか? 今のうちに土下座の練習をしておくんだな!」
没キャラが自分のレス数を確認する。
「えっと、私は……76?」
呆然とする没キャラ。三人もその数字を見て、リアクションに困っていた。
(どっ、どうしてなんだ? 中の人が大人気なはずなのに……)
ためしに、中の人の名前で検索すると、声優個人板はすでにパート96まで進んでいた。
まあ、何はともあれ、これで決着はついた。ヒロインはやすなに決定。
「うーん、何を頼もうかなぁ」
「……おっ、お手柔らかにお願いします」
さっきまでと違って、弱気な没キャラ。しばらく考え込んだ後、やすなが罰ゲームの内容を発表した。
「決めた! 没キャラちゃんには、アニメの広報をやってもらおう!」
「えっ?」
思いがけないリクエストに、没キャラはびっくりした。やすなが理由を説明する。
「実はさー、DVDやBDの売り上げがイマイチらしいんだよね。だから、いろんなところでさ、この作品をアピールしてきてよ!」
「はっ、はい! 私に任せてください! 何でもします!」
とりあえず、一件落着といった雰囲気になり、ソーニャやあぎりもホッと胸をなで下ろす。
その日の夜。没キャラは自分の部屋でキーボードをたたいていた。
(こういうのも、広報活動の一環だ)
没キャラが書いていたのは、『没キャラ×あぎり』の百合ストーリーだった。完成次第、『キルミーベイベーで百合』に投稿する予定。
(これを読めば、アニメを未見の人も興味を持つはずだ!)
そう思いながら、執筆を進める。アニメ本編はもちろん、原作でも二人の絡みは全くないのだが、それは気にしない様子。
いつかこのスレに『没キャラ×あぎり』の話が投稿されたら、それを書いたのはひょっとしたら三つ編みとアホ毛がチャームポイントのあの人かもしれない。
下着に興味ないと好きな子の下着は意味が違うよ
あぎりがソーニャを呼び捨てにすることに萌える
会話形式で申し訳ない・・・
やすな すーきよーあなーたがーこーろしたーいほーどー
ソーニャ 変な歌だな。
やすな ソーニャちゃん、知らないの!?最近流行ってる曲だよ!
ソーニャ 私はテレビなんて見ないからな。
やすな はい!ソーニャちゃん!
ソーニャ ?何だその100円は?
やすな ソーニャちゃん・・・これでテレビ買って・・・
ソーニャ テレビが買えないんじゃなくて見ないだけだ(怒)
だいたい100円でテレビが買えるか(怒)
やすな って事はカラオケ行った事ないんでしょー!
ソーニャ 急に話を変えるな(怒)
カ、カラオケぐらい行ったことあるさ・・・
やすな ほんとに〜?じゃあ、何歌ったの?
ソーニャ そ、それはだな・・・
やすな なになにー?
ソーニャ うるさい(怒)とにかくカラオケも好きじゃないんだ!
やすな やっぱり、行ったことないんだー(笑)
ソーニャ それ以上喋るな(怒)
やすな いたっ!いたいっ!
・
・
・
やすな それじゃあ、放課後カラオケ行こうよ!私が奢るからさ!
ソーニャ 行かない。好きじゃないって言ってるだろ。
やすな 行こうよーソーニャちゃんは聴いてるだけでいいからさー
・
・
・
やすな それとも、やっぱり行ったことないの?
ソーニャ しつこい!!い、行ったことあるって言ってるだろ!!
そこまで、言うのなら行ってやる(怒)
そ・の・か・わ・り、絶対に私は歌わないからな。
やすな わーい!やったー
放課後
やすな ここがカラオケ屋だよ!
ソーニャ み、見れば分かる!
やすな あっ、間違えた。ここボーリング場だった。
カラオケ屋はあっち!
ソーニャ お、お前ワザとやってないか・・・?
やすな ?
・
・
・
やすな さー着いたよソーニャちゃん!いっぱい、歌ってね!!
ソーニャ 歌わんと言ってるだろうが(怒)
やすな えーせっかく来たんだから1曲ぐらい歌いなよー
ソーニャ う・た・わ・な・い(怒)
やすな じゃあ、いいや。
すーきよーあなーたがーこーろしたーいほーどー
ソーニャ 勝手な奴だ・・・
・
・
・
やすな ちょっとトイレ行ってくるねー
ソーニャ ああ。
・
・
・
ソーニャ マイク床に落として行きやがった。
あいつも居ないし少しだけ・・・
す・・・きよ・・・あな・・・たが・・・
やすな ただいまー!!!
!?ソーニャちゃん今もしかして歌ってたの!?
ソーニャ っ!?ち、違う!?う、歌ってなんかいない!
やすな 歌いたかったなら言ってくれたら良かったのにー
ソーニャ わ、私は別に歌いたくなんか・・・
やすな 2人で歌お!2人なら恥ずかしくないよ!
ソーニャ お、お前がそこまで言うのなら・・・
ふ、2人でなら歌ってやっても・・・いいぞ・・・
やすな 本当にっ!?やったー!
やすな すーきよーあなーたがーこーろしたーいほーどー
ソーニャ す・・・きよ・・・・なーたが・・・こ・・・ろ・たーい・・・ほーど・・・
・
・
・
やすな ソーニャちゃん。楽しかったね!
ソーニャ ま、まあな。
やすな ソーニャちゃん。また行こうね!
ソーニャ ああ・・・。
おわり
とりあえずやすなとソーニャを一緒に密室に閉じ込めたい
寒い部屋だとなお良し
どこまで仕方ないで許すのか
なんで私が…とか言いながら命かけてくれそう
921 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/21(水) 23:19:44.01 ID:4RJfOUl9
ってか、いつの間にかレスが900越えしてたのか。胸が熱くなるな。
百合スレって相当人気作品じゃないと長く続かないものだけど、キルミーそこそこやるよな
まああれだ、12話で更に爆上げするんじゃないか
ほぼやすなとソーニャの絡みのみで構成されてる作品
妄想を掻き立てる状況がいっぱい
だから伸びるよ
登場キャラ少ないのっていいな
やすニャ好きには天国のような作品だ
12話が最終回?
終わるの辛いな。円盤売れてないから2期はきつそうだし
直接的な描写があまりなくて、シチュエーションだけはテキトーにばら蒔いてるから妄想しやすいな
>>925 いや、13話だ
>>924 それはあるな
他のとかだともっと登場人物が多くて見たい組み合わせが見られなかったり
その組み合わせは見たくないけど見たい組み合わせの為に我慢してるとか
キルミーはその点やすニャ中心で物語が動いてるから
やすニャの絡みがたくさん見られてたまらない
らんまに出てきた好き嫌いの態度が反転するアイテムをソーニャに使う
するとあら不思議、そこにはいつも通りのソーニャちゃんが
今夜が楽しみだな
登場人物を絞ることで2人のセカイ的なものが表れるね
あぎりさんとはちょっと距離おいてるしほぼやすニャワールド
原作のキャラを増やさない方針が
こんな効果をもたらすとは
わさわさしてきた
932 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/22(木) 23:54:30.05 ID:wKGQYaft
あぎり「キルミーショッピング〜」
ソーニャ「……結局、またやるのか」
「今回ご紹介するのは、『キルミーベイベー ファンブック&アンソロジーコミック』です」
「1200円と高めだが、買わないって選択肢は認めないぞ」
「アンソロは豪華な執筆陣ですね。ソーニャの注目は誰ですか?」
「やっぱり、同じ雑誌で描いている人じゃないか? 黒田bb先生とか」
「黒田bb先生といえば、大沖先生も交えての座談会もありますよ。要チェックですー」
「ふーん。そういえば、黒田bb先生って女性なんだよな?」
「らしいですね。ちなみに、我らがカヅホ先生は……おっと、これは秘密ですー」
「うん? 別に言ってもいいだろ?」
「いえ、どうやらこのスレにいる方々は、カヅホ先生がソーニャみたいな美少女だと信じているようでして」
「えっ!? いや、私は美少女じゃ……」
「ソーニャが照れてしまいましたので、先に進みますね。他にも、カヅホ先生のお宅潜入レポがあります」
「ツイッターでアル中って自己紹介してる人の部屋か……見たくないな」
「まあまあ、そう言わず。でも、売れてほしいですね」
「発売日は、他にもたくさんのコミックスが出るからな。ライバルが多い」
「今日は特別に、そのコミックスを持ってきました。ソーニャが気になるのはありますか?」
「うーん、知らない作品ばかりだな。でも、この「さつきコンプレックス」の表紙の子はかわいいと思うぞ」
「うふふ、そうですね、かわいいですよねー」
「……妙に意味深な言い方だな」
「いえ、そんなことないですよ。さて、そろそろお別れの時間ですが、ソーニャがアンソロに期待することは何ですか?」
「やっぱり、原作ではあまり見られない展開を描いてほしいな。せっかくのアンソロだし」
「ソーニャとやすなさんのラブラブなお話とかですか?」
「それはいつものことだろ」
「なるほど、ラブラブなことは認めると」
「……あっ。いや、違うぞ! 私はやすなのことを大好きとかじゃ――」
「それではまた次回お会いしましょう。さようならー」
「……ああもう、違うからな! 誤解するなよ! でも、本は買え!」
女医あぎり・・・!
シャイニングやすな・・・!
やすなマジ天使
あとチョーさんマジやめてくれ笑うwwww
あっさりバレンタインで告白しててワロタ
936 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/23(金) 03:22:48.94 ID:d7U9i/pt
>>935 さらっと告白してたな
手作りじゃなくてチロルにしたのは照れ隠しか
アニメ今回はあぎりも登場せずほぼ完全に二人だけ
そしていつもソーニャにぼこられてもソーニャにつきまとうやすなの目的が
やすななりにソーニャのことを考えて殺し屋をやめさせ
普通の人にさせることだと判明
一見いつものバカバカしい展開に見せつつ
じつは相当やすな→ソーニャの愛情がにじみ出た回じゃないか……
J.C.STAFFのスタッフ「何言ってるんですか? いつものギャグですよ」
やすな「バレンタインはね、女の子がチョコに想いをのせて好きな人にあげる日なの」
これ言ってチョコ渡してるって告白じゃんw
>>938 もっとオブラートにくるむかと思ったらド直球の告白だったな
クリスマスの時と同じで余計な軽口言わなきゃ、素直に受け取ってくれそうなのになあ
やすならしいけどな
でもこれで良かったのかもしれない
キルミーは基本的に直接的な百合描写をやらないから、妄想が捗るんだよ
ソーニャは何も理解してなさそうだけどね
頑張れ、折部やすな
「ソーニャちゃん、はいこれ!」
「なんだこれ?」
「今日はね、女の子が好きな人にチョコをあげる日なんだよ!」
さらっと流れたけどすごい会話だな・・・
「手作りだと、毒が入ってそうとか言って食べてくれないかも…」
とか
「市販のチョコも、知らないメーカーだと警戒しそうだし」
とか、さんざん悩んだ末に
受け取りやすくなじみ深いチロルチョコを選択したやすなを受信しました
太巻きもおにぎりもケーキも普通に食ってたけどな
居眠りを見守るやすな
バレンタインに告白するやすな
犬の真似でソーニャになつくやすな
大切な人の写真として自分の写真を渡すやすな
愛されてるなあ
>>939 はあ?何言ってるの?馬鹿なの?
何を見てたの?
ちゃんと受け取ってたし。
しかも、三倍返しをわざわざ今すぐ=バレンタインに
渡してた意味とかもわからないの?
しかも、あれひょっとするとコインチョコじゃないの?
>>946 「素直に受け取る」ってそういう意味じゃないよ
いつもの漫才のノリじゃなくて真剣に受け取ってくれるのになあって意味だよ
何、1人で勝手にキレてんの?
人のレスに疑問持ったからって、いちいち「はあ?」とかいうの、やめた方がいいよ
>>946がやすなの声で聞こえたので問題ないかと思ったが普通にウザかった
え・・・このスレこんなことで荒れるの?
>>949 それはスマン
ただ、
>>946が変な因縁つけてくるからこうなる・・・こっちだってムッとくるわ
スレ汚しで失礼
「じゃ、私からするね」
「い、一瞬だけ、だからな」
「うん、わかってる。……ソーニャちゃん、涙が」
「あっ……あれ、どうして」
「泣いちゃうほど緊張してるの?」
「してないっ」
「そんなに緊張しなくていいよ。 私もドキドキしてるけど……」
「うるさい! さっさとしろ!」
「はいはい。……ねぇ、こっち向いてくれなきゃできないよ」
「くそっ、やすなのくせに……」
「えへへ……いまのソーニャちゃんの顔、もうすこし見てていい?」
「みっ見るな! もう、早く……」
「じらしてごめんね……じゃあ、するよ?」
「っ……」
泣けた…
>>947 ごめん。ネタのつもりだったんだが、傷つけてすまない。
弱みを見せるソーニャと、その弱みをいじくるやすなの絡みが素敵です。
なんだかんだ言ってやすなとソーニャって信頼関係があるよなって思う
そういえば、アニメでソーニャがやすなの名前を呼んだ事あったっけ?
原作では連載初期の頃に何度か名前を呼ぶシーンがあったけど
たまーに呼んでる
>>953 「あいたた!ソーニャちゃん締まるしまr(ゴキリ)おっほぅ♪」
119:風の谷の名無しさん@実況は実況板で :sage:2012/03/18(日) 22:37:07.80 ID:cBilJEYJO
11話まででソーニャ5回くらいしか「やすな」って発言してない寂しい
ソーニャ「やすなか」←やすなの手首捻ったあと
やすな「大丈夫。私がついてるよ。ずっとソーニャちゃんの友達でいるからさ!」
ソーニャ「やすな…」
ソーニャ「やすなのワラ人形か」
あと忘れた
「オイ」「お前」「貴様」「てめぇ」ばかり
121:風の谷の名無しさん@実況は実況板で :sage:2012/03/18(日) 22:40:05.74 ID:VtBobHww0
恥ずかしいのさ
122:風の谷の名無しさん@実況は実況板で :sage:2012/03/18(日) 22:41:04.14 ID:PbxULAM50
逆にやすなはもう100回くらい「ソーニャちゃん」って言ってそうだなw
123:風の谷の名無しさん@実況は実況板で :sage:2012/03/18(日) 22:41:53.15 ID:FI0+zyyI0
「あなたの名前はなんていうの?」
「名前?名前って何?」
「あなたのお母さんがあなたを呼ぶ時に言う言葉の事よ」
「お母さん?お母さんは僕の事をオイって呼ぶよ、あとお前とかてめぇって呼ぶ!」
「…」
これ思い出した。
124:風の谷の名無しさん@実況は実況板で :sage:2012/03/18(日) 22:42:56.36 ID:C7lqp0/g0
恥ずかしいんだよ///
12話はソーニャが絆創膏貼ってるのを見て
「かっこいい」とか言いながら自分も同じところに貼って
さりげなくソーニャとお揃いにするやすなが一番萌えたんだけど
俺だけ?
安心しろ、俺もだから
あれめっちゃかわいいよね
ソーニャは何回やすなのぱんつを見たんだろう
4巻おまけ絵とか絶対見えてる
一巻表紙の態勢を取るためにすでに何回も見ていると思う
足技かけてるときとかガン見だよな
技教えてって頼まれてかけた時とかさ
ソーニャさん、やすなのパンツはどんな色でしたか?
表と裏どっちの色だ?
裏でお願いします
やすなは私の嫁
12話最後、やすなはソーニャちゃんの接骨院で
一緒に働くのを妄想するのかと思った
実際には将来組織から逃げてソーニャの故郷であるロシアの片田舎で農作業でもしながら静かに暮らしてそうな二人
それはそれで見たいな
田舎で暮らすやすニャ
そろそろ次スレですね
979 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/25(日) 15:10:10.77 ID:FsEjLuea
アニメが終わるのがまじ嫌なんだが
夢ならソーニャちゃんパンチして覚まして
: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .\: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:\
: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . | |\ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
: : : : : : : : : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . | |. \:_.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
: : : : : : : : : : : : : : : . : . : . : . : . : . : . | | \/://.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . : . : . : . :// \/.: .: .: .://.: .: .: .: .: .: .:
____ : : : : : : : : : : : : : : : . : . : // / }.: .: / / .: .: .: .: .: .: .:
/`.:<: : : : : : : : : : : : :/イ K /: / /.: .: .: .: .: .: .: .:
./ .: .: .: .: .:`.:< : : : : : /へ : . . , : − レ'≡=−/: .: .:/: .: .: .: .: .:
∠ __ .: .: .: .: / 。 ̄ −=≡\(: : : : . . ノミ 、 // : /: .: .: .: .: .: .:
/ .: .: .: { 〃  ̄ヾ ̄ ∠.: // .: .: .:/.: .: .: .:
/ .: .: :: :: :: 、 /〜〜〜〜〜〜〜〜‐ヽ ./: .: .: .:/−、 .: .: .:
/ .: :: :: :: :: :: :: \ ////////////////////} /: .: .:/ (⌒ } .: .: .:
. ∠.: -− 7:: ://:: :: \'////////////////////' /: .:/ ー' /: .: .: ハ
/:/ /:///{//////////////////〃/:/^:: :ー‐ ':: :: .: :: /
. -―ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜‐' : : //|/|/ |:: :: :: :/
/: /: . /: . /| /|:::::::Λ /: : . / : . : . : .\ |:/.|:/
. .: .:  ̄ ̄ ̄ .: .: .
/.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:\
.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
/ .. .. .. .: .: .: .: .: .: .
/ .. .. .. .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: Λ
/ .: .: .: .: .:ハ : .: l : .: .: .: .: .: .: .: .: .: Λ 夢なのに目が覚めないよ
/.: .: {: ハ: .:' : 、 :|ヽ: .: lヽ .: .: .: .: .: .:Λ
/.: .: .:V : V:、 : \| : : \| : 斗∨: l .: .: Λ ソーニャちゃん腕がにぶったんじゃない・・・?
ノ:ノ .: .:ハ:〒=≧: : :ヽ‐≦=〒|.:「ヽ:: .: .ゝ
{: :: :: } ヽ:;;;;ノ : : : : ヽ:;;;;;;;ノ :|:ハ ノ:: .:|
∨ヘ::{ 、 =U |//:: ハノ
Vヽ、 ーr―  ̄ } . ィ-<∨
∠ミ ー丶― '  ̄ ヽ / ヽ
γ´ ._j_j_jノ/ }
、._ .. -‐т:Τ { Λ
ヽー'イ |:::::| Y Λ
>>976 ロシアの農業って…
やすな「畑仕事ばっかで辛いよソーニャちゃん!」
ソーニャ「コルホーズを批判するなんて、貴様、富農支持者だな!」
やすな「ソーニャちゃん実家に帰ったら急に怖いよー」
という二人を想像してしまった
ソーニャ「この永久凍土に穴を開けて畑にするだけの簡単な仕事だ」
やすな「ひゃぁああああぁぁぁぁ…」
次スレが必要な時まで来たな
やすニャある限りスレは進む……
まさか2スレ目行くとはな…本当に意外
やすニャの力だな
ほぼやすニャなのがやはり良い
「なんだお前、ボルシチも作れないで私の嫁になる気か!」とソーニャにスパルタ特訓させられるやすなが見たいです
994 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/26(月) 02:52:32.74 ID:/k5fHnEg
うめうめわさわさ
キルミースレって夜型だよね