魔法少女まどか☆マギカで百合萌え 26

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37名無しさん@秘密の花園
巴マミの唐揚げ「もう何も怖くない」
首の無い素材から、適当に肉を切り分けて唐揚げにする。
その際に巴マミのイメージカラーである黄色のカレー粉を混ぜる。
カレー粉は強いスパイスだから、どんな素材でもカレー味に染め上げる。これは巴マミの先輩としての包容力を表す。

美樹さやかの唐揚げ「あたしって、ほんとバカ」
丸のまま暫く置いていた素材から、適当に肉を切り分けて唐揚げにする。
調理後に振りかけるのは塩一択。塩は涙や人魚の住む海のイメージ。

佐倉杏子の唐揚げ「一人ぼっちは寂しいもんな」
バラバラの素材をそのまま使って唐揚げにする。
その際に佐倉杏子のイメージカラーである赤の唐辛子粉末を混ぜる。
唐辛子の刺激の強さは、佐倉杏子の好戦的な性格や攻撃力を表す。

さやか「こらこら、ちょっと待て転校生」
ほむら「何? 美樹さやか」
さやか「あたしらをイメージした唐揚げとかいって、ネーミングとか材料の形状とかに、そこはかとない悪意を感じるんだけど?」
ほむら「別に、名称も素材の形状もイメージの一環よ」
さやか「それに、あたしのが一番手抜きっぽいんだけど?」
ほむら「とんでもないわ。むしろその逆で、一番時間をかけてるわ。
 いい? 肉と言うのは時間が経てば蛋白質が分解してアミノ酸になって、旨味が増すのよ。
 だからこの材料は鶏肉を十分時間をかけて、且つ腐敗しないように注意して熟成させたものよ。
 イメージ的には1クール中の半分近い5話をかける感じかしら?」
杏子「あたしのは、ちょっと辛すぎるぜ」
ほむら「そんな人のために、唐辛子ではなくパプリカの粉末を使った辛くないバージョンもあるわ」
杏子「お、サンキュー。それ貰い」
マミ「あのー、暁美さん。あたしが黄色だからって、カレーは安易すぎじゃないの?」
ほむら「巴マミ。あなたはカレーを甘く見ているわ。
 カレーは万人受けする、もはや国民食と呼べるくらいの人気メニュー。
 さらに味の強さからどんな材料も纏め上げる強力なスパイス。
 これだけ個性豊かなメンツを集めて一纏めにできるのも、あなたの人気や人望があるからよ。そのイメージなの」
マミ「そうだったの。ごめんなさい、暁美さん」
さやか「ご高説ごもっともだけど、なんでまどかだけ特上サーロインステーキなの?」
ほむら「私にとって、まどかはそれ位特別な存在だからよ」
まどか「でも、ほむらちゃん。いくらご馳走してくれるとはいえ、これはやっぱり他の皆に悪いよ」
ほむら「わかったわ。では唐揚げで」
38名無しさん@秘密の花園:2011/06/23(木) 01:58:58.01 ID:vAjkWCvb
鹿目まどかの唐揚げ「私の、最高の友達」
素材から適当に肉を切り分けて唐揚げにする。
その際に、若干薄味にして鹿目まどかのイメージカラーであるピンクの紅ショウガやガリを付け合わせにする。
唐揚げ単体ではなく、付け合わせというベストパートナーによる味の補完を行ったという意味で、他とは別格の料理である。

ほむら「では、まどか。あーん」
まどか「ちょ、ちょっと恥ずかしいよ」
ほむら「いいえ。このまどか唐揚げは、口の中の唐揚げとショウガの黄金比が重要なのよ。
 まどかのイメージなんだから、是非ともあなたには、その黄金比による最高の味を味わって欲しいのよ」
まどか「じゃ、じゃあ。ぱくっ」
杏子「なあ、さやか……」
さやか「何? あんたもあんな恥ずかしい事したいわけ?」
杏子「え、い、いや別に……」
さやか「あ、でも。やってあげてもいいわよ。はい、あーん」
杏子「あ、あーん。もぐもぐ、ぐっぎゃー。か、辛い! 水、水!」
さやか「あはははは、あんたのイメージの唐揚げでしょ?」
杏子「さ〜や〜か〜」
さやか「何、お返し? じゃ、はい。あーん」
杏子「お、おう。ほら、あーん」

マミ「うう。結局私はぼっちなのね……」


カニバネタだと思った? 残念。ただのほむまど・杏さやのイチャイチャでした。
杏さやとか杏ゆまとかおりキリとか、まだまだ書きたい事が多いけど、時間も気力も執筆力も足りん……