2 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/03(木) 21:57:18 ID:PnJjZMN9
スイートプリキュアはぬるぽ
∧_∧ガガガガガガガガ!!!!! ∧_∧∩
( #゚∀゚)___。 \从/ _ _ _ ⊂(`Д´ ) | _
ミ( つ【〔ロ=:(∈(二(@ > ‐― ‐ ― _ - ̄ )_ ̄/ ‐―
人 ヽノ B ̄゛ /W'ヽ  ̄ / /  ̄
(__(__) B 、、、 ,,, ↑
>>2
ふたご先生のスイプリのひびかないい喧嘩っプルだった。
>>1乙
そろそろプリキュアも、「ふたりでキスしないと変身できない」くらいにしてもいいんじゃないかと思う。
それが日頃ケンカばかりの二人だったりしたら、最高だと思う。
シムーンかよw
クロスロッド・・・
・・・「交わる棒」ですか
なんか薄い本の大勢になるネタが今から眼に見える。
ハトプリでもffだすときに武器のタクトをガシッと交差して構えていたな…ふぅ
スイーツの二人は中学になってからケンカばかりだけど
二人とも甘いモン好きだから、ケーキを前にしたときだけは仲よさげになって
少し経ってから「はっ…ふん!」とか我に返って、互いにそっぽ向く
みたいなシーンが一度ぐらいあるはず!
今回のテーマは「友情のハーモニー」
ステッキのコンセプトは「合体」
なにこの俺ら得
鳩プリに引き続きフラグ対象の男が出なさそうなのがうれしい
製作陣はやっと判ってくれたんだね
後はハミィとセイレーンという淫獣同士の百合も開拓するみたいで楽しみだ。
プリキュアでは史上初のメス同士の淫獣。
なんかもしかして百合をとっても期待できちゃいそうなのか
ハミィにも人間形態あるといいな
もちろん猫の姿のままでにゃんにゃんでも多いに結構だが
熟年カップルがスタート地点とは期待が膨らむばかり。
あとなんか…全体的に…なんとなく…エロいです…
どうみても百合です
本当にありがとうございました
幼馴染でケンカップルとかラブコメすぎてニヤニヤするw
つーか黒猫かわええ
黒猫人間形態があるってことは当然白猫もだな
そして昔は友達だったのに今は敵同士とか萌えずにはいられないだろ
セイレーンとハミィの組み合わせ可愛いなwww
響と奏がケンカしちゃったのは入学式で相手が自分以外と仲良くしちゃったからか…嫉妬とか可愛すぎる
あとやっぱ女子中なのね…もう最高だわ
まさかの共学以外は
OPに危険要素も無く完璧なプリキュアだ!
楽しすぎて30分が一瞬に感じた
ハミィとセイレーンがいっしょにこたつでにゃんにゃんするSSまだー?
ずっとニヤニヤしながら見ていましたよ
門のカットで男子生徒が映っていたような気がする
教師かもしれないが
非常に百合キュアだった
1話からニヤニヤとか楽し過ぎる
>>23 OPか最初のシーンかうろおぼえだけど、
最初のほうでモブ男子生徒が校門に居たのを見た気がする…
普通に映ってるな男子
まぁそんなことより
>響と奏がケンカしちゃったのは入学式で相手が自分以外と仲良くしちゃった
ハトプリがGIRL FRIENDSなら
スイプリはGIRL FRIENDですか(森永みるく的な意味で)
サッカー部とスイーツ部にそれぞれ名前あり女子が配置されているならば
やきもち的展開が期待できるということなのか
ツンデレ×ツンデレとか始まりすぎ
ABCのクイズによると何かの木の下で待ち合わせをしていたっぽい
>>32 どこのきらめき高校ですかw
百合的に美味しすぎて子供がついてこられるのか心配になるw
いきなりこれは来たな。百合的には大当たりの予感!
1話目から飛ばしすぎワロタ(百合的な意味で
今回2人の設定が卑怯すぎるw
来週は若干和解してもほとんどしなくてもおいしいwこれは観ない理由がない
エレン?が落ちてくる時に
エレン落ちる
↓
響キャッチ
↓
必然的にお姫様だっこの姿勢になる
↓
そこに奏がきて修羅場展開
になるのではないかと思ってwktkしてしまいました。
凄く百合アニメでした……
始まりすぎだろ
コイツはグッと来るな
ケンカップルが好きな俺にとってはデカいご馳走だぜ
ケンカップルも敵味方カップルも大好物です
百合百合しいプリキュアだ
お互い素直になれない二人ってすごくいいな。
これからデレに移行するのかと思うと、すごく楽しみだ。
ハミィとセイレーンのキャラデ違い過ぎて別生物だろと思っていた。
見終わって分かった。つまり
セイレーン→どうみてもネコ
ハミィ→ネコじゃなくてタチ
という意味だったんだよ!
手のつなぎ方に友達以上の何かを感じる
この時点でSS書く猛者いないかな
46 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/06(日) 15:32:37 ID:AhCOasAG
>>43 なるほど!つまりハミ×セイという訳だな了解したっ
百合臭凄かったな。本気で大きなお友達を釣りにきてるとしか
>>46 |: : : :ノタニ:¬-、_
|:ィフ:_:/⌒ヽへ:ヽ
|/: : : : : /: : : : l: :l_
|:/: : :/: :/:/ : : : |: : :|
|l: :/l/{/}: : /:/ : : l
|{/「ftフYー l: :/l:/: : }
| じ' ノ'ftラy'ノ:ノ
|. , じノ:/ ハミ×聖!?
r‐冖ヘ `ヽ /{
\ 〉>ー=≦ィ: :ノ
〈 } } {- '´
|ソ / 〉
アフさんがハミィばかり可愛がるからグレたんだろう>セイレン
アフ×セイのお仕置きプレイを早く見せてほしい
奏「…orz」だなそのあとはw
今険悪になっちゃってるのも結局はお互いへの執着心のせいなんだろうし
来週は今日の比ではない百合臭を振りまいてくれるに違いない
52 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/06(日) 17:24:47 ID:AhCOasAG
>>48 まりみてまじってるwたしかにやさぐれてた
主役2人も百合
猫2匹も百合
スゲー
すごいな今作。いきなりすんごい百合キュアでテンション上がったw
互いに意識し合っててほんとは仲直りしたいのに素直になれないケンカップルとか最高すぎるよw
ツンデレズ好きの俺にはご褒美すぎる話でした
今のところ男の影に怯える必要もなさそうだし、これは百合的に期待が持てる
男ができたと思わせて・・・
実は誤解
という釣り百合も好きだよ
OPの傘さしてるところと必殺技と手つなぎを見るだけで
かなりのしあわせをゲットできるな
一年ぶりのプリキュア
百合臭すごくてめちゃめちゃ高まったwww
ハミィが人間化してエレンとからんで貰いたい
主人公二人の外見、性格ともに今までのシリーズで一番好きだな…あくまで第一印象だが
この二人がラブラブしだしたら、俺萌え死ぬかもしれん
いかにも怪しいマイナーランドの面々ガン無視で響に話しかけてた奏さん
きっとそれ以外何も目に入らなくなるぐらい、響のことが気になってるんだな
つぼえりはひたすら仲良しなキャッキャウフフだったけど
ケンカップルも…いいね!
響×奏SS@
ちゃんと目を見て、言いたいことが言えたなら。
あたし達は、何かが変わっていたんだと思う。
ずっとそれを願ってきたけど、それでも今は切なくなるだけ。
「―――…、あーあ」
空は青く澄み渡っている。
これくらい綺麗な気持ちで一緒にいて、あの頃は笑いあえていたんだね。
今、その笑顔は誰に向けられているんだろう。
優しくって、可愛い笑顔。
そう、昔から奏は可愛かった。優しくて可愛くて、大好きだった。
青空はそんなあたしを責めるようで、見上げれば涙が溢れそうになる。
そんな青空から逃げるように、あたしはあの聖堂に足を運んだ。
そこは二人の思い出の場所。
ピアノの音と、レコードが焦げ付くような苦い匂い。
ちょっぴりかび臭いのも、あの日のまま。
あの日と同じ椅子に座って、目を閉じた。
蘇る柔らかな音色。
いつだって隣には奏がいた。
あのレコードは、今はどこにあるんだろう。
奏、ちゃんと保管してあるのかな。レコードは大切に保管しないと、すぐにダメになっちゃうってこと、知ってるのかな。
知らない、か。
ていうかどうせ、覚えてないよね、あのレコードのことなんて。
あたしは、ちゃんと覚えてる。
忘れたことなんてない。
一度だって、ないんだから。
今日はあったかいな。
室内だけど、太陽の光をすぐそこに感じる。ぽかぽかと気持ち良い陽なたの香り。
奏の手のひらも、こんな風にあったかかったっけ。
穏やかな睡魔があたしを誘う。
「…奏……」
そっと名前を声に出して呼ぶと、いつだって優しい気持ちになれる。
優しい気持ちになれて、あたしは浅い眠りに落ちていった。
響×奏SSA
頬に生ぬるい何かが触れた。
生ぬるいというより、あったかい。
この温度を、あたしは知っている。懐かしくて、いつだってそこにあったもののような気がする。
そうだ、奏のぬくもりだ。
「……ん…」
「…あ」
「…かな…で…?」
重い瞼を開けると、そこには奏がいた。
あの頃よりも大人びて、綺麗になったその顔。
少し驚いたように目を見開いている。最近は怒った顔ばかり見ているから、そんな表情すら、あたしの胸を優しく締め付けた。
あたしは眠い目を擦った。
擦った後、確かめるように見上げる。
やっぱりそこには奏がちゃんといた。夢ではなかった。
「なんでこんな所で寝てるのよ。風邪引いても知らないわよ」
「ん……、うるっさいなぁ、奏には関係ないでしょ」
「関係ないって何よ、心配してあげたんじゃない!」
「そんなの余計なお世話だよ!」
夢でなくて嬉しかった。奏のぬくもりを忘れていなくて、嬉しかった。
その顔を見るだけで泣きたいくらい嬉しくなるのに、そんな気持ちとは裏腹に、減らず口ばかりが飛び出してくる。
「…寝ているあたしに何かしたでしょ」
「はぁ?な、何もしてない…わよ」
あたしが睨み付けると、奏は目を逸らした。
怪しい。頬に何かを感じたんだ。絶対、何かした。奏は昔から嘘が吐けないタイプだから、目を見たらすぐに分かる。
「あたしの頬っぺに何かしたでしょ。ねぇ、何したの?落書き?」
あたしは手の甲で頬を擦ってみた。
が、そこにはインクの跡なんて残っていない。
「な、何もしてないってば!」
そう大きな声で叫んだ奏の目は、潤んでいた。
あたしははっとする。
言葉を失って立ち尽くすあたしに背を向けて、奏は聖堂の出口へ向かって駆け出した。
その頬は赤かった。
悔しかったのか、悲しかったのか、何なのか。
なんでそんな顔をするの?
ねぇ、寝ているあたしに何をしたの?
優しいぬくもりが残る頬を指で撫でながら。
あたしは、その後ろ姿をただただ見送った。
また胸が強く締め付けられる。
息が出来ないくらいに、苦しいよ。奏。
〜終〜
素晴らしい
wktkが止まらんな
第一話からテンション上がって勢いで書いてしまった。
お目汚し失礼しました。一話の少し前?くらいの話だと思います。
あの場所で思い出のレコードを一人で聴いてる奏とか、想像しただけで萌え禿げる。
「隣に響がいたらな…」なんて思って切なくなってる奏とか…
あ、そういえばここにSS投下して良かったんですかね…
スレ違いでしたら、本当にごめんなさい。次からは気を付けます。
仕事はえぇwGJ!
奏がお菓子得意なのってやっぱりお菓子好きの響のためだよね
ツンデレ×ツンデレとか最高のご褒美なんですけど
>>70 >>1にもSSおkって書いてあるし大丈夫では?
SSが盛り上がってきたら自然と分裂の話しも出てくるだろうし
なにこの流れ…けしからんもっとやれ
はええええ
>>70 GJ!
さあ早く奏視点の話を書く作業に戻るんだ
>>70 GJGJ!!うわああああやばいw
どうしようこの二人wこの焦がれてジレンマ抱えて悶々とした関係に萌え悶えるw
この先デレ関係になるのか、それともツンのスパイスを交えつつツンデレ続けるのか…楽しみだなあ
>>70 全然問題ないでしょう。というか先越された上にずっとうまいorz
僕も小ネタレベルですが投下させていただきます。
『等分』
テーブルの下から伸びてきた手が、一切れ残っていたケーキをかっさらう。
「響!」
「へへっ、いただき♪」
「こら〜っ!」
奏が怒声を張り上げる。アリア学園スイーツ部のメンバーにはもはや日常の光景だ。
「それにしても、毎週毎週飽きないねぇ」
「あの二人、ホントに仲悪いのかな?響ってばさ、奏がケーキ作る日は必ず来るじゃない」
「言われてみればそうよね」
「奏もだよ。気付いてた?あの子、余ったケーキを毎回同じ位置に置いてるの」
「響が食べに来るのを待ってるってこと?」
「そんなわけないでしょ。みんな何言ってるのよ」
いつのまにか響はいなくなり、テーブルに戻ってきた奏が野次馬たちの会話に突っ込んだ。
「大体、うちの部員は7人しかいないんだからしかたないじゃない。丸いケーキを7等分
するって滅茶苦茶難しいのよ」
「はいはい、そういうことにしといてあげる」
「んもう……」
そんな会話があってから数日後。
テーブルの下から伸びてきた手が、そこにあるはずの物がないことに戸惑うかのように
辺りをまさぐる。
しばらくして響がおそるおそる顔を覗かせると、こわばった顔の奏と鉢合わせした。
「何をしに来たの響?ここには部外者の貴方に食べさせるケーキはないわよ」
「か、奏……あれ?」
見回した響は気付いた。部員が一人多い。奏はこちらをにらんでいる。6人は少しばつが
悪そうに視線をそらしている。そして8人目は事情がわからないのか、他の部員たちや
響を順繰りに見ている。
「そういうことなんだ」
一言つぶやき、響はいつものように軽口を叩くことなく、早足で扉に向かう。最後に振り返り、
吐き捨てるように
「ばか!!」
と言い残して家政科室を出て行った。
「あ、あのう、どういうことでしょう?もしかして私のせいなんですか?」
「気にしないで。あの二人の自業自得だから」
8人目の新入部員が誰にともなく問い掛けるのに一人の部員が答える。奏は無言のまま
扉を見つめていたが、やがてぽつりと口を開いた。
「……ばか……」
更に数日後。
家政科室にはロールケーキを9等分する奏の姿があった。
「ふーん」×7
「さっ、最初にナイフを入れる位置を間違えただけなんだから!」
>>79 すばらしい!!
乙です!!
確かに毎回同じ場所に奏のケーキが置かれていそうだwww
GJ
響が来なくなったら奏は焦るだろうな
微妙な距離感がおいしすぎる
きっと来なくなったら来なくなったで
「もう!どうして来ないのよ響!せっかく残しておいてあげたのに!」
とか怒り出すんだな。
そして響は響で
「あんまり摘み食いしすぎると奏に嫌われちゃうよ〜」とか悩んでいると。
うむ。もう結婚して一つ屋根の下で過ごしてよく話し合うといいよ!!
一話なのに何この妄想力
入学式でどんな失敗したのか
エロイといいね
しかし両方女の子っぽいという新境地は強力だな
免疫ができてないところを攻められている感じ
>>49 アフロディテ女王と歌姫二人の、恋と歌姫の地位をかけての三角関係か。
ハミィはあの黒天然っぷりでセイレーンを悪気レスに追い詰めたのか。
女王は終始セイレーン本命なのに、立場があるから表に出せない。
一人で誤解して勝手に自分を追い詰めスネまくるセイレーンとか。
奏×響SS@
今日はこんなにも良い天気なのに、心が晴れないのは、ショートケーキのスポンジを焦がしてしまったからか。
違う。そうじゃないってことくらい、ちゃんと分かってる。
焦げついた心は、あの日のまま。
今も私の心を揺さぶる。
甘い生クリームのように、どろどろに溶けてしまえば良いのに。
そうすれば、この焦げついた心もきっと、甘く溶けてしまえる。
二人でまた、笑いあえるのかな。
「―――…、はぁ」
ため息はそよ風に流された。
あの頃の記憶を思い描いては、胸を痛めるのにはもう飽きた。
なんでなんだろう。
幼かった私達は、何にも怯えずに素直だったから?
ずっと一緒にいられるって、信じて疑わなかったから?
固く結び合ったこの手だって、今では何も掴めない。響の何一つ、繋ぎ止めることは出来ない。
そう思うと、悲しくなった。
私の足は、自然とあの聖堂の方向へと進んだ。
鞄には大切なレコードがしまってある。
宝物のように、私はそれを抱き締めた。
大切にしなくてはならない物が、本当は違うってことくらい分かっているけど。
私のこのやり場のない感情の矛先は、いつだってあの日と変わらない聖堂の静けさに溶ける、このレコードの音色だった。
奏×響SSA
ローファーの踵が石畳を叩く音が響く。
それはあの日と違う音。
身長も伸びて、歩幅も大きくなった。足音の間隔も、リズムも、変わってしまった。
私と響に、あの日と同じものなんてあるんだろうか。
この聖堂は今も一ミリも変わらず、いつだって透き通るようなひんやりとした空気で。
変わってしまった私を、優しく包み込んでしまう。
対照的すぎる私を許すように、優しく。
ゆっくりと、通路を進む。
正面に置かれたピアノが放つ光も、あの日と何も変わらなかった。
「…あ、」
人の気配を感じて足を止めた。
そこは、いつも響が座っていた椅子だった。
驚いて恐る恐る見下ろす。
その時、時が止まったように思えた。
響だ。
思わず立ち止まる。息を止める。
緩やかに呼吸を繰り返す胸が、上下して。
長い睫毛は黒々と輝く。
口をうっすら開いて眠るその寝顔は、あの日と変わらない。
長い四肢を持て余した子供のようなその寝姿に、私の胸は、不思議な音を立てた。
きらきら輝いていたもの。
私が大好きだった、響の笑顔。
二人で遊んでいた時の笑顔は、どんな笑顔よりも輝いてたって自惚れているの。笑ったって良いよ。響。
私は、頬にかかるその髪を、指先でそっと払った。
薄い唇がぴくりと動いたけれど、響は目を覚まさなかった。
奏×響SSB
なんでそんな事をしてしまったのか、分からない。
無意識でした、なんて、言い訳にしかならないのかもしれない。
私の唇は、その柔らかい頬に吸い込まれるように。一瞬、ぴったりと合わさった。
「……ん…」
「…あ」
「…かな…で…?」
その長い睫毛が瞬く。
私は咄嗟に、一歩離れた。それは大きな一歩だった。
自分の行動に、動揺する。
触れた頬の柔らかさと温かさに、動揺する。
キス……しちゃった。
響の頬に、それはキスと呼ぶものかは分からないけど。唇で、確かに触れた。
ちょっぴり甘かった。
上体を起こした響が、私を見上げる。
まどろんだ瞳が、その表情を幼く見せた。可愛いと、そう思った。
「なんでこんな所で寝てるのよ。風邪引いても知らないわよ」
そんな動揺を自身で隠す。
私の口からは、可愛げのないトーンで言葉が漏れた。
「…うるっさいなぁ、奏には関係ないでしょ」
「関係ないって何よ、心配してあげたんじゃない!」
「余計なお世話だよ!」
響の目が、だんだんといつもの目に変わってく。
その鋭い目付きはいつだって真っ直ぐで、見透かされているような気分になるから、怖くなる。
奏×響SSC
「…寝ているあたしに何かしたでしょ」
「はぁ?な、何もしてない…わよ」
ほら、やっぱり見透かされてる。
心臓がずきずき痛む。
たかがキスだよ、小さい頃は、ふざけてよくしてたじゃない。戯れ合って手を繋いだり、抱き合ったり、たくさんしたじゃない。
ねぇ、だから責めるような目で見ないで。
私をこれ以上、嫌いにならないで。
「あたしの頬っぺに何かしたでしょ。ねぇ、何したの?落書き?」
響は汚いものでも拭うように、手の甲で頬を擦った。
それを見て何かが、音を立ててバラバラと砕け散っていった。
無意識だったんだよ。
そんな言い訳をしたって、響はどうせ聞く耳なんか持ってくれないでしょ。
そう思うと目の奥が熱くなって、視界がぼやけた。
「な、何もしてないってば!」
二人きりの聖堂に、その声は反響。
私は、その場から逃げ出した。
大切なレコードの入った鞄を抱えて。
いつになったら晴れるのか分からない私の心が、この青空にコントラストを描く。
零れ落ちた涙が、唇の端を濡らす。
手の甲でそれを拭った。
全然甘くなくて、胸が痛いよ。
涙はこんなにもしょっぱいんだね。響。
〜終〜
>>70です。
先ほど投下したものの奏目線でした。連投申し訳ありません。しばらくROMります。
生クリームプレイのer…とか密かに待ってますw
早漏過ぎてごめんなさい。お目汚し失礼しました。
一話放送されただけなのにこのスレから溢れる熱気…
非常に素晴らしい!
職人GJ!!
素晴らしい、続けてください
>>90 gj!!切ないがいい。
本当にここの住人は良く訓練されているなぁ
妄想力あたりで
ハミィ人間体がきたらもうヤバい
すれちがいがもどかしいい
これは奏も泣くね!
>>90 ktkr!GJ!!
ぜひまた書いてくださいおながいします
>>90 ∩
( ⌒) ∩_ _
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
./ / _、_ / ノ'
/ / ,_ノ` )/ /
( / good job!
ヽ |
\ \
>>90氏がもっと早漏になることを祈る
早漏でもいいのよ。
絶倫なら問題ないのよ。
SS投下します。
1話開始以前の設定のつもりです。
ネタが被ってしまったかも、どうかご容赦を。
『春、桜、 』@
春、まだ少し早い夕暮れ。
「遅くなっちゃったな…」
そうつぶやくと私は一人スウィーツ部へと足早に向かった。
今日は部活の助っ人で時間が押してしまった、もう春とはいえこの時間だとさすがに薄暗い。
日課のスウィーツ部でのつまみ食いも今日は諦めるしかないかもしれない。
部室の前まで来るがやはり明かりは付いていない。
(やっぱりもう帰っちゃったよね…)
そう思いながらも扉に手をかけた、鍵はかかっていない。
そっと扉を開けた。
「こんばんわー。もう誰もいないよね、ははは…?」
誰かいる、薄暗がりの中に一人人影が見える。
(誰?部長さん?)
違う、あれは…奏だ、薄暗がりの中でもわかる。
奏は机に上半身を伏せるように寝ていた、かすかに寝息が聞こえる。
前にはケーキがラップをかけて置いてあった。
「まさか私の分を取っておいてくれたとか?はは、まさかね」
『春、桜、 』A
せっかくなので久しぶりにじっと奏を観察してみる。
女の子らしい細身ながらふっくらとした曲線の体だ、筋肉質な私とは大違い。
呼吸に合わせてゆっくり背中にかかった艶やかな長い髪が上下している。
「おーい、早く起きないと食べちゃうぞー」
そう言って頬をつんつんと突付いてみる、起きない。
「……本当に、食べちゃうぞ」
思えばこんなに近い距離で奏の事を見たのはどれ位ぶりだろう。
最近は顔を合わせればケンカばかり、ケンカ以外にまともに話したことは殆ど無い。
どうして私たちはすれ違ってしまったんだろう。
お互いのことが大切で、大好きで、そして掛け替えのない親友だったはずなのに。
じっと見つめてみる、かわいらしく整った顔にまつげが長い、やっぱり奏は綺麗だ。
奏の唇にそっと自分の顔を近づけてみる、奏は起きない、さらに近づけてみる、そして……。
(……!?わ、私ったら何を!?)
「…ううん…」
ガタッと大きな音を立ててしまったせいか、奏がわずかに身じろぎする。
私は急いで部室を出ると、逃げ出すように学校を去った。、
もう校舎が見えなくなるまで走るとスピードを緩めた。
息を整えながら涙が滲んでくる、私はなんて事をしてしまったんだろう。
仲直りしたいのなら素直に謝ればいい、仲直りしたいと話しかければいい。
なのにそんなこともせずに卑怯にも寝ている親友の唇を…。
どうしてだろう、どうして素直になれないんだろう。
悔しくて、情けなくて、唇をかみ締める。
空を見上げると春風が吹き、夜桜が舞った。
春、桜、出会いと別れの季節。
私と奏の間にも、何かが起こせるんだろうか。
息は整ったのに胸が痛い。
そうか、やっとわかった。
私、奏が好きなんだ。
〜終〜
>>100 gj!!
本当に食べてしまえば良かったんだよ響さん
SS増えるのはいいんだけどSSばっかりになると普通の妄想がしにくくなるのが欠点
この2人百合的にはリバでいいのか?まあ今日の所は何とも言えんかw
「ここでキメなきゃ女が廃る!」ってことで早くも漢女疑惑の響攻めでもいいし「怒ったら誰よりも怖い」の奏嬢の鬼畜攻めも(ry
>>102 まあまだ一話しかやってないし一年間あるんだし焦る事ないさ
放送されるごとに妄想に花を咲かせSSを楽しむ
それでいいのさ
何ここのSS
冗談抜きでクオリティ高くて鳥肌
え?もうSS投下とかされてんのか。すげえな
来週から絶対見なきゃ
ケンカップルや雌淫獣同士の絡みなど、1話にしてニヤニヤだったからな
職人の創作意欲も刺激されるってもんよ
人×獣獣×人でもいい♪3Pでもry
鳩の流れを汲んで、余計な野郎キャラをメインに絡ませず進めば
史上最強の百合キュアになる可能性もあると強く感じたね
前情報からもっとガチで険悪なのかと思ってたけど
ケンカした後そのつど後悔と自己嫌悪を感じちゃう関係なんだな
お互い大好きなのに相手と向き合った時だけ素直になれないとか、可愛いにも程がある
もうこの時点で一年間楽しめることが約束されたも同然ダナ
だがまだ、スイプリには秘められた可能性がある!EDクレジットで潔いまでにネタバレされた西島和音と東山聖歌だ(読みはそのまま「にしじまかずね」と「ひがしやまきよか」でいいのかな)
おそらく途中参加のプリキュアであろうこの二人がどう絡んでくるか、今からワクワクが止まらないぜ
>>103 一話段階だからまだなんともだけど。
手練手管を弄して響攻めを誘発しようとする、黒誘い受けの奏。
いいように操られながら反発しつつも離れられないヘタレ攻め響、
たまにイニシアチブ取ろうとして無茶をする。
とかいうのが浮かんだ。
西島和音の中の人って青い花のあーちゃんか
プリキュアだといいなぁ
なんたって小清水がナージャでネタにされがちだが
最強百合ヒロインのどっちの中の人でもあるからな
わおんとせいかだとおもてた
和音さんは名前からしてキュアハーモニーかな?
時期も時期だし早速で悪いけど来週あたり仲直りのチョコでもあげたりしないかな
何故か形状はハートなんですね、わかります
新プリキュア、もう活気づいてますな〜
最初から男の影がないのはシリーズ初かな?
ハトプリは2話で擬人化コッペ様は現れたな。
多分コッペ様と同じポジションのプリキュア仮面は女で良かった、マジで。
もしかしてプリキュア仮面は擬人化ハミィだったりして。
120 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/07(月) 18:46:37 ID:bhWSArmO
セイレーンが人間になってたけど、ハミィもそういう事できるのかな?
擬人化同士の百合も…
sage忘れました ごめんなさい!
聖堂とかレコードとか、何か百合心をくすぐられるモチーフだな
ハミィ人間体は金髪お団子ツインテのドジっ子で
>>123 金髪ロングのぽわぽわした天然ちゃんに一票!
エレンはいつも悪態ついてるんだけど、あんまり無防備過ぎるから放っておけないとか!ピンチの時は毎回駆けつけたり!
しかも無意識のうちにエレンを火星ちっくにしている
>>124に激萌え
声優繋がりだったのか……。
ごめん、
>>123……俺は気付いてあげられなかったよ……。
きっとハモちゃんという恋人がいるんだろうなハミィには。
むしろ気づいてもらえなかった
>>123に萌えたんだが
ハモちゃんは仮面プリキュアなんですね
>>110 片方が響の、片方が奏の友達だったりして。<東西
>>123 中の人ネタといえばそれか響=ナージャだけど、奏=シルヴィー
(踊り子ナージャが所属していた旅芸人一座の歌姫)だったことを
さっき知った。そんな二人が音楽モチーフのプリキュアを演るなんて、
もう運命だったとしか思えない。
奏の「怒らせると怖い」設定には大いに期待しておりますぞ
二次創作的な意味で
スイプリもゲストキャラとモブを大切にしてくれると良いな
菓子部が金髪娘にオサレ眼鏡にアムロっぽい子とか気になるこ多すぎ
ツンデレとツンデレだから後発キャラかモブにヤンデレがいるんじゃないかと妄想
135 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/07(月) 22:32:06 ID:Q3+D51IX
廃墟の教会、神の身許で許されざる禁断の愛を確かめ合う響と奏……
絡み合う舌、交わる四肢、濡れる唇
背徳を感じつつも2人は互いに求め合い、今日も熱い夜を過ごす……
セイレーンはヤンデレに化け……ないかな、あの雰囲気じゃww
相手があれじゃーヤンデレに化けようがないかと
むしろ相方(?)のボケ倒しに気苦労が絶えないかと
別の意味で病んでしまいそうだよな。
鬱とか。
そもそもあの丸顔が人型になる姿が想像できない、残念ながら
仮面の人の正体はエレーン様で表でツンツンしながら
裏では仮面をつけてハミィを助けるということも…よく考えたら自作自演だし瞳の色も違う
東映公式のセイレーンの説明の百合臭が凄い
しかし、実は…の後が気になって仕方ない
親友同士だった時の2人が想像できんw
賑わってますなw
しかし今回も途中参戦のプリキュアいるのか
楽しみではあるんだけど、響奏の二人の世界じゃなくなっちゃうのは若干不安w
嫉妬見られるじゃん
>>58 これ見て
奏(ダメよ響、あなたには一番出来がよかったの食べさせてあげるんだから!いつもみたいに…
ってあ〜!!このクソ猫…!それは響のなのに…って、響っ!それは焦げついて一番形の悪い…
ああ〜〜もうっ!何でこうなっちゃうの〜!バカバカバカバカバカ〜!!!)
響(モグモグ…怒ってる奏も可愛いな〜♪)
という妄想をした
やっと録画見れた
ニヤニヤが止まらんwwけんかップル最高やww
次回予告はつまりそう言う事ですよね
響「私意外と仲良くするなんて信じられない!」って事ですよね
今のところ響の方が大好きオーラがでてるかな
回想の中に出てくる奏が天使みたいでたまらんぞー
昔は楽しかったなー と言う素朴さにキュンキュンですわ
奏さん仲良くしてあげてください
確かに響の方が奏に執着してる感じだ。
響がスイーツ部に来る理由はケーキを食べるためじゃなくて、奏に会うためなのは確実だ。
まあ、思い出のレコードを聴きに聖堂による奏も負けてないがな。
早く仲直りして欲しいような欲しくないような???
要するに両想いというわけですな
仲直りはずーっと先でもかまわんよ。しばらくはこの按配で
ハミィ「ふたりで癒しの音色を奏でるにゃ!」
響「卑しい?」
奏「音色・・・?」
響「ちゅっちゅ、くちゅくちゅとか?」
奏「このバカ響!(まったく同じ事を考えたわ)」
153 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/08(火) 08:08:39 ID:RWN9CLIA
響「奏、何で体中にクリームやフルーツを載せてるの?」
奏「響がいつも私のケーキを盗み食いしちゃうから、私がケーキになってみたの。
これなら食べられたりしないんだから…って、響どうしたの?」
響「ハァハァ、奏がケーキに…ペロ」
奏「いゃ…ひびき…そんなところ…舐めたららめぇ」
響「奏が作ったケーキは世界一だけど、奏がケーキになったら宇宙一のケーキに…ペロペロ」
奏「んぁ、ちょっと…そこにはクリームを塗ってない」
響「やっぱり奏のピンク色の貝が一番美味しいわ…ペロペロ」
奏「そうやって舌を使っているから、ヒロインらしくない舌になっちゃうんだから……ぅぅはぁ、響の舌…気持ち良ぃ……」
>>154 メインのキャラが年上のイケメンに憧れるパターンが多かった
無印 藤P先輩
SS 舞の兄
5 ココ
フレ ミユキさん
ハト コッペ様
たしかに歴代ですべてそうだな
フレッシュは同級生三人組男子
無駄にツンデレだったやつ
フレッシュは前半は神だったのに、後半は本当に勿体なかった
物語的に何の意味も無い男に尺割いちゃって
>>156 >フレ ミユキさん
マテw
前半のラブは異常なほどせつなせつなせつな!だったから特異だね。
ヒロイン役がせつなだったから。
しかし今期の二人は一話から犬も食わない喧嘩ぶりに、既に方々で
「バカップル」呼ばわりされててワラタwww
>>147 響の奏大好きオーラって初期のえりかのつぼみ大好きオーラに通じる物がある気がする。
えりかもつぼみが大好き(一目惚れ)なあまりつぼみに絡むが、つぼみに叱られてショックを受ける(まあえりかの場合は自分の気持ちに正直すぎ、響は素直になれないという違いはあるがどっちとも愛情表現が下手で不器用というのは似てるかも。)
DX3は響はつぼみ、奏はえりかと同じグループになるから、お互いの嫁や旦那について語るシーンがあるといいなあ。
ただ予告でつぼ響シーンがあるから、奏が嫉妬しないか心配だが。
3話
響の父・団は、響が通う中学校の音楽教師であり、天才指揮者としても活躍していた。
かたや、母のまりあは有名なヴァイオリニストとして、演奏旅行で世界中を飛び回っていた。
ところが音楽に囲まれた環境で育ってきた響は、何故か音楽が嫌いだと言い張っていた。
奏は小学3年生のピアノ演奏会のとき、響が音楽をやめると言い出した事を思い出し、
響が音楽を嫌いになった理由を探ろうとする。
そして、奏は学内で人気の先輩・王子正宗がリーダーを務める音楽王子隊のコンサートに響を誘う。
そのコンサートでは団が指揮をすることになっており、彼は響がコンサートを観に来ることを心待ちにしていた。
王子様はゲストだよな??
>王子正宗がリーダーを務める音楽王子隊のコンサートに響を誘う。
ネタバレ注意くらい書いてくれよ
3話でもうデートなんですね
ところでネタバレ貼るときはもう少し配慮して欲しい と個人的には思う
ごめんなさい
2人の間に入る
邪魔者がでてくるのかと動揺しまって・・・。
王子様が仮面プリキュアとか
バレスレの記事なら、ストーリーバレじゃなくてこっちを甜菜すべきだろjk
・メロディとリズムはどちらが強い?
優劣無し。
響はスポーツ万能でたくましいが感受性が豊かですぐ泣いちゃう。
奏はおとなしめだが頑固で引かない。
見ちゃったもんは見ちゃったから気になるのだが
人気の先輩なんてOPにも出てないんだからきっと平気の平左よな
>>166 素敵な設定が多すぎて
頭がどうにかなってしまいそうだよ
>>161 絶対に許さない
お前も、王子とかいうふざけた野郎も
>響はスポーツ万能でたくましいが感受性が豊かですぐ泣いちゃう。
>奏はおとなしめだが頑固で引かない。
どう考えても白攻めです、本当に(ry
感じすぎる体質の響を鬼畜攻めする奏がもう眼に見えるな。
>>169 …その設定でそこまで読みとるお前の頭が怖いよ…
まあ白が攻めってのは同意だが
王子野郎はかませ犬だろ、神無月の巫女の大神ソウマみたいなw
序盤は王子からあからさまなアプローチをし、響もなんとなく流されてしまうが、最終的には奏と結ばれる方向で頼む
本当にお願いします
>>171 まあそうだろうな
名前からして噛ませ臭が凄いしw
メインテーマも「音楽と友情」だし王子(笑)なんかに尺割かんだろ
それより響と奏のケンカップル振りをもっとですね
んだんだ
大体、
>>167が言う様に、OPに出てこない野郎なんてダイスケ以下じゃねぇかw
174 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/08(火) 22:39:55 ID:mRExyzdn
3話は娘と父の親子の関係修復みたいな話なんじゃないか
つうか、この時点でオーズ何もしてないのに叩かれる云われもない罠
ところでおはなしブック書き下ろしの、ひびかながギターでセッションしてるふたご先生絵がステキだと思うの
176 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/08(火) 22:42:15 ID:mRExyzdn
3話は娘と父の親子の関係修復みたいな話なんじゃないかね
なんだと…?
なかよし買ったからいらないやと思ってスルーしてしまっていた
明日買おう
178 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/08(火) 22:49:52 ID:mRExyzdn
スマン2回書きこんでしまった
>>158 見た目駄目
能力駄目
人格:姉のコネで近寄ってきたり、せつないびったり最低と
本当にどうしようもなかったな
最後にふられてすっきりした
響奏が重すぎて忘れ去られかけてるけどエレンにはせつなみたいになってほしい
>>179 まあナントカ輔以上の糞男なんかもう出ないだろうしな
それよりエレンにも期待だな
いろいろ美味しそうなキャラクターになりそうだ
>>178 どんまい
急に出てきたからびっくりしたけど、あらすじは問題ないな
蒸し返して悪いんだけど、結局ネタバレってどうなんの?
ネタバレって書いたらおk?
次回の話題ならセーフとか公式サイトの情報ならセーフとか
完全にアウトとか決めた方がいいんじゃないかな
本スレと同じにするのが分かりやすいのでは
多分こんな感じ
・アニメ雑誌のあらすじやその他ネタバレ、リーク情報はアウト
・公式サイトやニュースで公開された情報はセーフ
名前欄に一言あれば良いと思うけどね
スレの流れがリークやネタバレ由来のものばかりになってしまうのは嫌だが
エレンさん可愛すぎる
容姿、声、性格と全て最高だ
敵幹部ではなく追加プリキュアとして見たかったかも
ハトプリじゃなかったけど、敵幹部→味方って流れはこれまでのシリーズで結構やってるしな…またやるかな?
でも味方になったらなったで
ハミィと公然とイチャイチャできるから、ありだな…!
ハミィとイチャイチャしたくて色々奮闘してたら
今の状況になってた何をいってるか分からry
ていう感じなんじゃねw
ネタバレに関してだけど個人的には
>>183がいいと思う
>>188 ふぅ・・・もう最終回手前までこの状態でいい
最後の最後で2人がデレたらスイートは伝説になる
なんだろうこの二人
一話にして無印なぎほのの倦怠期を思い起こさせる
荒らすつもりはないけど、男キャラの影があるくらいでかませだとかsageるのはどうかと思う。腐女子だってスレではもっと空気読んでる
雰囲気悪くしてごめん、まあ百合萌えなんだから公式の情報を良いように取捨選択だ
そうだよね。
確かに男キャラ叩くのよくないね。
確かにプリキュアの801板は女キャラ叩いてないもんね。
次回のスレからキャラ及びカプ叩き禁止って追加するといいかも。
しかし、ひびかなはなぎほのみたいな艶っぽさがある気がする。
咲舞とつぼえりはさわやかな感じ。
憎いキャラを叩くというより石橋を叩いているんですよ怖いから
過剰な男叩きや排斥主義が良くないというのは同意だが
>まあ百合萌えなんだから公式の情報を良いように取捨選択だ
少なくとも俺は公式に男女の恋愛関係ピックアップされたらその時点で百合的には終わりだ
というか百合好きは公式一切合財無視して妄想するのが苦手な人が腐より多いから
不安因子に対して過剰に怯えるんもんなんだよ
別にプリキュアは百合アニメとして売ってるわけじゃないんだから、
物語に必要なことなら男女ネタあっても我慢するんだがな。ただフレッシュのD輔、てめぇはダメ
男女関係あってもプリキュアはちゃんと見続けるよ俺も
ただ百合的には終わりだなってだけ
片思いとか報われない恋も大好物だけで幸せケンカップルも大好物なのでこのまま行って欲しい
198 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/09(水) 18:49:01 ID:GiQzxjcK
そもそもここは“百合”スレだろ?
わざわざ男の情報を、しかもネタバレを貼っておいて、自分が叩かれたら空気嫁よとかw
お前が空気嫁よw
>百合的には終わり
恋愛色濃かったシリーズの百合が好きな人に喧嘩売りたいのか?
怯えるなとは言わないし勝手に終わらせられても構わないけど、
それを表に出すなって話でしょ
あとこの流れでわざわざ終わりとか言う必要もない
男キャラの話題とか後ろ向きな話は無しに楽しく妄想したい
ハトスレのコロン叩きとか一瞬だったけど、正直気分悪かったし
ただひびかなやハミセイを愛でていたいよ
あー早く日曜になってくれ、続きが待ちきれん
プリキュア仮面の登場はいつ頃になるんだろうな
エレンの私服とか水色の制服とかセンスいいなーv
リボンが長めなのも素敵
>>199 言葉足らずなのが悪かったけど
あくまで百合的にどうのってのは
>>194で言ってる通り俺個人の中での話だよ
>>195に、俺が百合目当てだけでプリキュア視聴してると思わせてしまったかなと感じたので
「俺の中で百合に期待できなくなってもプリキュアは見続けるよ」という旨で言ったんだ
というか本来の俺の言いたいことは「男の叩きや排斥主義は良くない」ってことと
「皆が皆公式の男女恋愛から乖離して割り切った百合妄想が出来るわけではない」という2点のみ
勿論これは過去シリーズを含むそういう百合妄想の是非を唱えてるわけじゃなく、
百合好きを一絡げに考えないほうが良いと言うことね
清らかな意見を聞いてちょっと反省したよ
多少の我慢は必要だと自分に言い聞かせよう
でケンカップルについては
個人的には仲がいいほうがいいので悩ましいところだけど
明らかに好きな子にちょっかいかけるノリだからいいのかな
とか思って悶々としてるw
これからどういう距離感で行くのか本当に楽しみ
>>191だけどわざわざこんなこと書く必要はなかったなと反省している。逆に雰囲気悪くしちゃったし
ちなみに自分はネタバレした人とは無関係です
しかしひびかなは響攻ならヘタレ部分、奏攻ならS部分が目立ちそう
どっちもおいしい
205 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/09(水) 20:34:56 ID:UExQrq5b
零れたミルクは元には戻せない
>>192 なぎほの → 既にずっぷりアブノーマルプレイまで至っている
咲舞 → 最近Bまで、多分もうすぐC
つぼえり → ようやくAまで
ひびかな → 相手に嫌われないか心配でアブノーマルプレイに移行できない
……という印象があるw
>>205 なるほど。
かれミルにハマったら最後、人間×淫獣もアリになるから
もう引き返せないというわけですね。分かります。
ラブせつ最強説
ひびかなは偉大な先輩に匹敵するカプになるか
非常に興味深い
奏は口ではあんなこといいながら、絶対に響の分も計算に入れてケーキの数を用意
していると思う。
そしてもし響が自分の作ったもの以外のケーキに手を伸ばそうものなら、その日一日
超不機嫌になる。
だから他の部員は、響が間違えませんようにといつも祈っているに違いない。
先の男関連の話だが、昔の百合スレのテンプレにあった
・男キャラ叩きスレではありません。都合良く存在を忘れるのは可。
を今後改めて盛り込むのを推薦
>>209 ですよねー
いいなw
夢がひろがる
>>209 わざわざ奏のケーキをテーブルの一番端っこに置いていた辺りガチだな
部員の皆さんは、あわてた様子も無くまったりしてませんでした?
>>213 今見直したらすごいまったりしてた。
もう日常風景って感じw あまりの喧嘩っプル公認ぶりに笑っちまったよ
Amazonでスイプリグッズを検索していたら
百合っぽい絵柄のパズルがあることに気づいたよ
2人制のプリキュア最高
>>215 見てきた
後ろからメロディがリズムを後ろから抱きしめようとしてるやつに萌えた
思わず1click押すところだったぜ…
ところでまだ第一話だけだしひびかなが主流だな
だが飛び降りようとしたエレンを当たり前のように受け止めようとした響に気がついた人も多いはず
スイートはまだまだ多くの可能性を秘めている!
エレンが転校してきて可愛い3人でじゃれてほすい
>>218 たしか響の方もウエディングドレス着てるカードあったな
最終回は二人でこれを着て結婚式エンドですね、わかります
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは
>>215のパズルが気になってamazonを見て来たら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 三階建ての家で二人が同棲していた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何を見たのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ キスするだとか付き合うだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしい百合の片鱗を味わったぜ…
>>221 同棲展開ならフレが二期前に通った道だぞ。
まあ確かに当時はポルナレフが多発してたけど。
朝まで手をつなぎながら一緒に寝た初代に習って
二人には抱き合いながら朝を迎えて欲しいと思う
今更だし百合でもないが変身シーンセラムンっぽいね
全裸シルエット普通に出してくるあたり確かにセラムンっぽい。
前作でシュミーズ風になったのは、身体の線を出すと今は問題になるから
かと思ったんだけど、別段そんな話じゃなかったのか。
>>225 むしろあれが余計にエロイってことに気づいたんじゃね?
>>226 >ベッドルームの隣がお風呂
ラブホの構造じゃねーか!?
奏 「響、・・・先にシャワー浴びてきて。」
響「ソノ気にさせておあずけ!?なんちゅーボッタクリよっ」
>>222 わろたwwしかも隔てるものがカーテン一枚ww
>>226 いつでも準備OKなんですね
しかし本当に恐ろしい構造…w
一緒にお風呂
→ 湯船には右足から入るか左足から入るかでケンカ
→ マットの上でキャットファイト
→ ワッフルワッフル
あれ?
別にベッドいらなくね?
二人暮しなのにベッドが一つって時点であれだろw
ワクテカしながらベッドで待つ響
湊「わたし布団派だから、布団敷いて寝るわ」
響「ソノ気にさせておあずけ!?なんちゅーボッタクリよっ」
こうですか?
女子校で無いのが残念
奏の神回避わろた
天然なのか計算なのかどちらにしても恐ろしい子!
響奏はどっちが攻めか受けなのかでも喧嘩しそうだな。
セイレーンの場合は襲い受けな気がする。
自分がハミィを征服しようとしたら、ハミィの天然さでいつのまにかハミィのペースに巻き込まれてしまうとか。
ボッタクリ台詞の応用範囲広杉www
ん?プリキュアは共学ばっかじゃね?
祈理んの学校とベローネ(同敷地内に男は居る)だけか
サンクルミエールェ…
ま、女子校だから、共学だから云々という価値観はプリキュアにはあまりあてはまらんよな
鳩んとこも女子に一番モテるのはいつきだし
鬼ではないかもしれないが畜生だから問題ない
もし仲間が増えるならセイレーンがいいな
和解したらまぁ、仲間化するだろう。多分
しかしあむちーといい響といい
なぜ女児アニメのツンデレ女子は百合天海なのか
女児向けアニメの女主人公が野郎にツンデレだったら、
人気出ない可能性あるからだろとマジレス
まぁそのおかげで俺も百合妄想出来るので、
文句なんてありませんですはい
『流星群の夜』
また一つ、星が流れた。
奇麗……
私は柄にもなく夜空に見とれてしまっている。
数えるのは10個目でやめた。「雨」と呼ぶのはちょっと大袈裟だとしても、こんなに
たくさんの流れ星を見るのは本当に久しぶりだ。
前回、私の隣には彼女がいた。そして私はまだ幼く、世界が不条理に満ちていることに
気付いていなかった。
楽しかったな……
♯♭♪∬♯♭♪∬♯♭♪∬
……今、私は何を考えていた?
莫伽莫伽しい。今更あの頃に戻れるわけがないじゃないか。
それにもう……
三つの気配が背後に降り立った。私は背を向けたまま問い掛ける。
「お前たち、その様子だと音符は見つけられなかったね?」
「「「残念ながら〜〜〜」」」
「仕方ない連中だね。私も探すとするか」
私はその場でとんぼを切ってエレンの姿に変わる。
そうだ、もうあの頃に戻る必要はない。
♪∬♯♭♪∬♯♭♪∬♯♭
同じ頃、例の聖堂の前庭。
(奏と仲直りできますように、奏と……)
(響と(略))
「奏は何お願いしてたの?」
「ひ、響には関係ないことよ!貴方はどうせ、サッカー部のあの娘とのことでも
お願いしていたんでしょ」
「何それ、勝手に決め付けないで!」
「二人とも、けんかしちゃダメにゃぷう」
・・・・・・・・・・・・
誰もいない、SS投下するなら今のうち(ちょっと反則っぽい話ですが)。
SS職人が揃いも揃ってGJ過ぎる…。
長年プリキュア観てきたけど、これだけ
第2話が待ち遠しいのは初めてかもしれん。
GJ!
この二人は一時的には和解することはあっても
30話くらいまではずっとツンツンデレデレしていてほしい
過去話いいな
幼馴染であの聖堂によく行ってたということは、人気のない時を狙って
あそこで「お医者さんゴッコ」をしたとかいう想いでがあったりしないか。
重ねて遊ぶシールのようだがハートが出てるのがいいな
OPの必殺技でハートでまくりの所を思い出した
プリキュアラブラブマーブルスクリューか
ノリで書き上げた。数レスお借りします。
妄想が多大に入ってますが…
ひとまず、一話にしてひびかなの破壊力がすげぇ
「奏って本当、ケーキ作るの上手だよね。響もそこは認めてるみたいだし、
仲悪いって言うけど、作ってあげたりしたことってないの?」
いつもの部活時間、何てことない話をしていた流れで、突拍子もなく先輩にそう聞かれた。
生クリームを混ぜていた手を止めて、思わず先輩の目をまじまじと見つめてしまう。
頭では、この後どう答えようかと脳みそが素早く回転していた。
「……そんなこと、ありませんよ。昔も今も、仲が悪いんですから。作ってあげたことなんて」
ない、と最後まで言えなかったのは、それが嘘だったと自分で理解しているからだ。
どうせ嘘をつくのなら、最後までついてしまえばいいのに。こんなくだらない、
小さなところでかすかな悪あがきをしてみせたところで、今現在私と響が顔を合わせれば喧嘩してしまう
という事実は動かないのだから――。
しかし、先輩は私の不自然な言葉の区切り方に特に興味を抱くわけでもなく、そっかと言って小さく笑っただけだった。
父がケーキを作る後ろ姿を眺めて育ってきた私は、率直に言って父に憧れている。
父みたいなパティシエになりたくて、いつの頃からか自分でもケーキを作るようになったのは
必然のことなのかもしれなかった。最初の頃はスポンジが上手く膨らまなかったり、
焦がしてしまったりとか失敗が多かったけれど、そんな私のケーキをいつも試食してくれていたのが響だった。
甘いものが好きな響。あの頃も今も変わらない、響のステータス。
「私のケーキを一番食べてるのって、なんだかんだで響なんだよね」
部活後の夕暮れ時の調理室。沈みかけていく夕陽を横目に、私は一人でケーキを作っていた。
皆を帰して一人で作ってるなんてある意味笑い話だが、単純にまとめれば部活中に作ったケーキが気に入らなかったのだ。
本当に、それだけの理由。それだけの理由で用事があると言って皆と別れ、調理室に戻ってきてしまった。
……馬鹿みたいだ。
いつもなら現れるケーキに伸ばされる手も、ちょっと拗ねたように聞こえる独特な声も、私は今日出会っていない。
たったそれだけのことなのに、無性に心がざわついた。現れない方が面倒がなくてすむのに、
いないといないで心が落ち着かない。まるっきり矛盾している。
「あーもう……馬鹿……」
皆が美味しいとケーキを誉めてくれた。誉められるのはもちろん嬉しいけれど、今日はいまいち嬉しくなかった。
あまり味のしないケーキ。皆からすればいつもケーキと大差ないのかもしれない。
でもやはり私には、今日のケーキを美味しく感じることができなかった。今までこんな風に考えたことなんかなかったのに
……今日はどうかしてる。
慣れた手付きでケーキを完成させると、いつもの癖で切り分けてしまった。
綺麗に切り分けたところで、この場には私しかいない。一人でホールを平らげるなんて無謀なことできるはずもないのに、
切り分けた自分の行動に後悔した。
「食べるにしても一個だけ切れば良かったのに」
後悔先に立たず。はぁ、と一つため息をついて切り分けたケーキの一つを手に取る。
穴があくほどそれを見つめたところで、部活中に作ったものと大差ないことぐらい分かっている。
それでも食べるのを躊躇してしまうのは、自分が思った通りになることが怖かったからだ。
また味がいまいちだったら? 美味しくなかったら?
今まで積み上げてきた努力とか、小さな自信とか、根こそぎ奪われてしまうかもしれないことに、私は恐怖した。
いつも通りに作っているのに、いつも通りのものが出来ない。軽いようでいて、それはとても重い。
「……ふぅ」
小さく息をついて、手にしていたケーキをそっと皿に戻す。私はひとまず、落ち着くべきだ。心を落ち着かせるべきだ。
息を繰り返し吸ったり吐いたりしていると、廊下から騒がしい足音が響いてきた。
夕暮れ時のこの時間に、こんな騒がしい足音を立てる人物は誰だろうと想像を膨らませていると、
勢いよく調理室のドアが開かれた。私が驚くのは当たり前のことだが、
相手も人がいることに驚いたのか、目がかすかに見開いた。
「あ、奏。……まだ残ってたんだ」
「それはこっちの台詞。響こそ、まだ残ってたんだ。てっきりもう家に帰ってるんだと思ってた」
「こっちは助っ人で忙しいんだよ。あ、ケーキだ!」
私のかすかに混じった棘のある台詞に、いつもなら喧嘩へと走ってしまう響だが、そんなことが気にならないぐらい、
彼女は一瞬にしてケーキの虜になった。目にも止まらぬ速さで接近してきたかと思えば、
私の了承も得ないままに切り分けたケーキを一切れ丸ごと口の中に放り込んだ。相変わらず豪快な食べっぷりである。
「んー! 美味しい! 動いた後だと尚更美味しく感じるー」
「それって、動かなかったら美味しくないってこと?」
「人が美味しく食べてる時に揚げ足なんて取らないでよね。奏の作るケーキはいつだって美味しいじゃん」
当たり前のことを、当たり前のように、特に気にするわけでなく、響はそう言い切った。
言った後は、私の表情も反応も窺わず次の一切れに手を伸ばそうとしている。
ホールまるごとが彼女によって平らげられるのも時間の問題なのかもしれなかった。
正直に言うと、響がホールケーキに目を奪われているのは、今の私にとって好都合だった。
かすかに火照った頬なんて、響に見られたくない。本人が気にしてもいないような言葉に頬を赤く染めた自分なんて、
絶対に知られたくなかった。
「……そんなに食べてると、太るわよ」
「いいよん。その分運動するから」
確かに響の運動量なら、明日にでも今日摂取した糖分がエネルギーとして消化されてしまうのかもしれない。
体重の減少を細かく気にすることもなく、響は三つ目のケーキに入り、それを口に放り込むとやはり美味しそうに歓声を上げたのだった。
そんな姿を見ていると、先ほどまで感じていた恐怖感が馬鹿らしくなってくる。こんなに美味しそうに響が食べてくれている。
私のケーキをこの世界で一番食べたであろう彼女が何の違和感も覚えずに嬉しそうに食べているのだ。
いつも通りに上手く行かなくても、昔のように一から作り直せばいい。
そんな単純なことに何故先ほどまで気付かなかったのだろう。
響に全部食べられてしまう前に、一切れ取りフォークで切って、先ほどのような躊躇いなど一つもなく口に含んだ。
ふわっと広がっていくケーキの甘みを感じ取りながら噛みしめると、味のしなかった部活中のケーキなど夢の中の出来事のような気さえした。
「……ん、美味しい」
「何当たり前なこと言ってんの? 変な奏」
「変!? 変なのは響のほうでしょ!?」
「私のどこが変だって言うんだよ!」
下らないことでまた小さな喧嘩が始まる。どうせ後で後悔するなら、喧嘩なんてしなければいいのに、
それが止められない自分をもどかしく感じつつも出てくる言葉を押しとどめることは出来そうになかった。
――響が美味しそうに食べてくれるから。だから自分のケーキに自信を持てるんだなんて、そんな事実は認めたくなかった。
私のケーキをいつだって食べてくれる響がいるから、笑顔で美味しいって言ってくれるから……。
「あーもう! 響の馬鹿!」
「はぁ!? 馬鹿って言った!? 馬鹿って言ったほうが馬鹿なんだよ!」
「じゃあ、私の馬鹿!」
「え、え!? じゃ、じゃあ私も……って、何言ってんだよ!?」
後で考えれば、それは照れ隠しの一つだったのかもしれない。
でもその時の私は、とにかく再度火照った顔を気取られたくなくて、自分でもよく分からない言葉を口走っていた――。
おわり
GJっす!
それにしてもツンデレ×ツンデレのケンカップルって凄まじい破壊力なんだな
今まで気付かなかったぜ
GJ
奏のやきもきした態度がおいしいです
>>266 なんで奏こんなんばっかなんだよw
さて今日は第2話か…
早くも解散の危機だな
ふむ、ケンカップルもいいものかもしれない
ただし、かわいい女の子同士、幼馴染またはそれに準じる関係に限る
職人の皆様ありがとうございます
ここのSSは最高だなあ
まだ一話しか放送されてないのにスレ伸びすぎww
今日の仲直り方がどうなるか(そもそも仲直りすんのか)
野郎登場でどうなるか
まだまだ目が離せないな
期待8不安2
今回もそうだけど何でわざわざSS風の共学にするんだ。思えばFP
以降ずっとそうだよな。今のPはそんなに女子校が嫌いなのか。
衝突する前の一瞬にキスするよう念を送ったがしなかった…
おまえらもちゃんと念じたのかよ、がっかりだ。
何が友達だよ…完全にカップルじゃねぇか…
至高のプリキュアが誕生してしまった件
俺はどうしたらいいんだ
ラブラブ過ぎる…
朝から砂糖吐いちまったよ!
そもそも誤解が解ける前後で大して態度変わってないしw
やはり痴話喧嘩だったか
ひびかな最高だな!
悶絶しちまったよ!!
喧嘩ップルがリアルタイプ馬鹿ップルになってしまった…
ああああ
イチャイチャしすぎだろww
2人ともお互いのこと好きすぎて俺悶絶。
あと必殺技いいね!!
来週は響の態度からして王子はあんまし気にしなくてよさそうだな。
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは奏と響のケンカップルを見ていたと
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらモブのようじょ2人まで百合だった』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __/:::::::/`ヽ
/'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 奏響だとかハミセイだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしい百合の片鱗を味わったぜ…
ゲストの幼女まで百合とか、どんだけレベル高いんだw
これはもう東映スタッフが日本中の幼女を百合色に染める計画としか
第2話終了
一言、イイ!!
仲直りしてからのやり取りにニヤニヤが止まらないze、俺キメェ、だけどかまわない!!
(いちいち冒険の書がどうとか止められるけどなんだこれ?)
_,,:-ー''" ̄ ̄ ̄ `ヽ、
,r'" `ヽ.
__,,::r'7" ::. ヽ_
゙l | :: ゙) 7
| ヽ`l :: /ノ )
.| ヾミ,l _;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,,,_ ヒ-彡|
〉"l,_l "-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ ゙レr-{ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽ"::::''  ̄´.::;i, i `'' ̄ r';' } | 久々に異空間
. ゙N l ::. ....:;イ;:' l 、 ,l,フ ノ | 一般人はみんな気絶してたのが
. |_i"ヽ;:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. /i l" < 昔のプリキュアなんだよな 今のプリキュアは
.| ::゙l ::´~===' '===''` ,il" .|'". | みんな普通に逃げ惑ってるから困る
.{ ::| 、 :: `::=====::" , il | \________
/ト、 :|. ゙l;: ,i' ,l' ノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
>>281 技もいいよねぇ
そう言えば、実は二人で手を繋ぎながら放つのってMH以来じゃなかったっけ?
幼女二人がつぼえりの服だったね
ハートキャッチも1話でつぼみが四葉のクローバー見つけてたり
こういう前作リスペクトはスーパー戦隊の引継ぎ式みたいで嬉しい
289 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/13(日) 09:11:54 ID:emrH+w2C
>>284 安心しろ
俺もニヤニヤが止まらない変態だからw
夫婦喧嘩万歳
百合万歳
しかし、王子はありゃ完全にかませ犬決定だなw
見た目の胡散臭さが凄まじい
必殺技すごかったな
手つなぎすぎ(*゚∀゚)=3
291 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/13(日) 09:15:22 ID:emrH+w2C
>>288 響「見〜た〜ぞ〜、奏のヒ・ミ・ツ。これをネタに奏にあんな事やこんな事を……フフ」
奏「ちょっと、響何考えているのよぉ。しかも、どこ見てるのぉ///」
あの王子キャラは学園のアイドルみたいだが、奏は純粋に音楽に興味があるだけだろ
本当にご馳走さまでした
セイレーンの言葉からこれからも痴話喧嘩が続きそうだなと思うと逆にニヤニヤがね
セイレーンの策略で響奏が喧嘩→誤解が解けて仲直りのコンボがこれから何回も見られるとか胸熱
>>286 最近はトドメが個人技ばかりだったからかなり嬉しい
手繋ぎはやっぱり良いものだ
王子は当て馬キャラじゃね?
かな「ほら響! 王子先輩よ。カッコイイわね」
ひび「どこが?」
王子「キミが響さんかい? かわいいね。今度一緒にディナーでも」
ひび「失せろ」
そして「糞! 僕の誘いを断るとは・・・。絶対にボクのものにしてやる!」
とか言って本性を現すプリンス
ちょっと早すぎる気もしたが、
>>293-294の展開が何度も見られるならそれもよし。
戦闘中に仲違いすると変身解除って、それどんなバロムクロス……
>>292 それは違うだろ。 響と音楽を聞きたいだけ。
バトル終了後に人気のないところで音楽聴いてるのが
「 事 後 」
にしか見えなかった件。
一年以上ご無沙汰だったわけだからきっと激しかったに違いないぜ!
>>296 部長「どうせ響をヤキモキさせたかっただけなんでしょう?」
奏「うふふ」
という展開ですね。分かります。
仲悪いと言い張ってたのが急に一緒にいるようになって
あの二人ついに一線を越えてしまったのかと周囲にニヤニヤされる展開はまだ?
最後の響の嬉しそうな顔は最高だな
1ぶりのいちゃいちゃを満喫してるみたいだ
最後の肉球の流れが最高にニヤニヤした
変身バンクで体を寄せてるところの表情が実によかった
ハミィ「こんやは おたのしみですね」
奏「響、私ね肉球が好きなの。肉の球が。
私が何を言いたいか分かる?そう、こういう時は物わかりが良くて助かるわ。
じゃあ私の部屋に行きましょうか」
必殺技を放つ直前、脚だけアップになってステップ踏む演出は新しいね。
できればもっと歯切れのいい音でエコーとか掛けてほしいとこだけど。
しかし二人でステップ絡み合わせてダンスとか、完全にカプ表現。
2人仲良しすぎだろ…
待ち合わせ場所に来なくて不貞腐れていたら
実は勘違いだったってどこのラブコメだよw
不貞腐れてるんだけど嫁の味が忘れられずに忍び込んでは食べて喧嘩したり
無意識に相手を探しちゃったりもうラブラブ夫婦ですよね
響が同じシチュの女の子にきっとお友達来るよって言ったのは心のどこかで
奏でのことを信じたからなんだろうな…泣ける
奏って部活中抜け出して響のところに来たわけだよな <br> 家庭科室でケーキ作ってたし <br> なんだかんだ言いながら響大好きなんだなって思ってきゅんきゅんした
うわっ、改行タグついてしまった
申し訳ない
ROMっときます
>>308 風のリグレットっていうゲームを思い出した
響も心の中では奏を信じて一年間ずっと待ち続けてたのかもなぁ
>>309 奏の目もうるうるしてたからな
響よりも奏の方がツンデレ度高いかもしれない
FP以降学校が共学ばかりなのはSSの影響?
共学か否かはたいした問題ではない
プリキュア2人の絆>>>>>>>>>>>>>>>男キャラだから無問題
まあその方が普通っぽいし、話を作り易いってとこじゃないの
戦闘とか見ると基本的には響がリードしてあげる感じだよねこの二人
二人の会話でも響が奏を守ってあげるのは当たり前みたいな
男がいる上での百合の方がガチ度が高くてよろしい
せーのっ!のくだりがムネアツすぎた
最初はアレだったけど、二人の息が合ったぁああ!みたいな感じ
友情なんかねーから!って頑なに否定していたセイレーンも
元々仲良しだったハミィとなんかあって誤解した故…だといいな
札幌雪祭り会場で『スイートプリキュアスペシャルステージ』を見てきました。
画像投稿がうまくいかないので内容のみ。
基本的にハイテンションな響と振り回されながらも手綱は放さず、
かつ響が悩んでいるとすかさずフォローする奏。一方プリキュアの
使命の話題では弱気な奏を「私たちにはコレ(本編未登場の武器
アイテム)があるから大丈夫!」と励ます響……と、実に見事な
婦婦(ふうふ)ぶりです。そして前振りのお姉さんも本人たちも
さんざんアイテム=おもちゃの宣伝をしておきながら、結局それを
使わずラブラブ天驚拳でネガトーンを倒してしまいましたwww
気に入った場面は次の二つ。
(自己紹介)
か「自分ではおとなしい性格だって思ってるけど、みんなからはよく
『奏は怒らせたら誰より怖い』って言われるわ。失礼しちゃう」
ひ「そうそう、奏はホント怖いよね〜」
か「響!」
(戦闘終了後)
か「これで(会場に来てくれた)みんなと遊べるね!」
ひ「うん、だけどその前に、『腹が減ってはなんとやら』ってね。おやつおやつ〜」
か「ちょっと響〜」(そのまま二人退場)
あと、ハートキャッチプリキュアミュージカルにスイート組も出演する
らしいです。
>>319 ハミィ「そんな悲しいこと忘れたにゃっ」
>>320 レポートありがとう
出来が良さそうなので見れて羨ましいです
ひびかなは状況毎にパワーバランスが変わるのがツボかもしれない
ギャグも面白そうだw
明日はバレンタインか
奏のチョコのあまりのレベルの高さにへこむ響と
「響の作ってくれたものが一番よ」と言いつつチョコも響もおいしく頂く奏が見れるな
完全にラブコメですごちそうさまでしたな回だった。
えりかが性格と裏腹に内助の功な恋女房だったのに対して、奏はおしとやかに
見えて旦那をしっかり敷くタイプか。
響「王子先輩王子先輩って…奏は私より王子先輩の方が大事なんだ!」
奏「何言ってるのよ!響の方がずっと大事に決まってるでしょう!…(ハッ!)」
響「奏…!」
奏「は、恥ずかしい事言わせないでよ!(とっさに本音が…!)」
みたいなバカップル展開希望(´∀`*)
>>304 今になってどういうシチュエーションか理解した、エロいな…
響が弱いわけじゃないのにどうしても脳内では奏がリードしてしまう
くっ、ひびかなの薄い本はまだか…!SSでもいい・・・!スイート分を…はやく…
奏「私……友達かどうか自信ない」
響「えっ!?」
奏「だって……響のことを考えると胸が苦しいの。気が付くといつも響の姿を探して……一日会えないだけでおかしくなりそうなの」
とか言っていきなり告白してくれたら俺は泣いていたかもしれない
初撃かわす時にどんくさいだのなんだの言ってたけどしっかり嫁の事見てるのなーって
331 :
254:2011/02/13(日) 23:29:54 ID:OG81XuXF
それは、ある日の帰り道のこと。
「ん〜っ! 今日も疲れたぁ〜!」
そう言って、背伸びをする響。
「今日はどこの助っ人?」
「ソフトボール部! レギュラーの子が足ネンザしちゃったとかで
練習試合の助っ人頼まれて、決勝タイムリー!」
「本当、響って何でもやるわよね」
「まぁね〜♪ 奏のケーキも美味しかったし、今日も最高最高!」
「…そのことなんだけど、響」
「ん?」
見ると、隣を歩いていた奏の顔が、少しひきつっていて。
「毎度毎度…ウチの部のケーキ、盗み食いしないでくれる?」
「別にいいじゃん、美味しいんだから」
ケロリとした声で応える幼馴染に、今度は奏のこめかみに青筋が。
「それとこれとは話が別! だいたい、何で今でもコッソリ食べに来るのよ?
仲直りしたんだし、ちゃんと頼めば食べさせてあげるって言ったでしょ!」
「あ〜っ、それ前にも言ったよね! じゃあ何?
私がお願いしたら、『あ〜ん♪』とかして食べさせてくれるってワケ?」
響にしてみれば、軽いジョークで親友をからかったつもりだった。
が、奏の顔は、みるみる内に真っ赤になって…。
「な…バ、バっカじゃないの!? 誰もそんな意味で言ってないわよ!」
「じゃあ、どういう意味なのさ〜?」
ニヤニヤと笑いながら顔を覗き込まれ、奏は視線を逸らす。
「知らないわよ、もう!」
「あっ、待ってよ奏!」
早足で歩きだす奏を、響は慌てて追いかける。
追いついて隣に並ぶと、今度の奏は呆れ顔で。
「だいたい、毎日ケーキばっかり食べてたら、太っちゃうわよ?」
「あぁ、それは大丈夫。次の日に体動かせば、元通りになっちゃうから」
「…便利な体ね」
「奏こそ、大丈夫なの? ロクに運動もしないで、甘いものばっかり食べてさ。
ポッチャリ体型のプリキュア…なんて、カッコ悪いよ?」
「ポ…し、失礼ね! ケーキ作りだって、結構重労働なんだから!」
「え、そうなの?」
「そうなの! スポンジ作る時とか、クリーム泡立てる時とか。
ウチの部はハンドミキサーが人数分揃ってないから、手作業なのよ。
だから、腕力だけなら響にだって負けないかも!」
そう言って、奏は得意顔で力こぶを作るポーズをしてみせる。
332 :
254:2011/02/13(日) 23:31:12 ID:OG81XuXF
…が、その次の瞬間、表情が一変した。
「へ〜、どれどれ?」
「えっ…ちょ、響!?」
近づいた響がごく自然な動作で制服の袖を捲ったかと思うと、
奏の腕をペタペタと無造作に触りだしたのだ。
「ちょ…ひ、響…」
「あ、本当だ…結構引き締まってる」
肘から手首へ。手首から肘へ。
指先で撫でてみたり、手のひらでつかんでみたり。
本当に、ごくごく自然に、響の手が奏の腕に触れる。
「それに、肌もすべすべでいいなぁ…」
「ゃ…あの…えっと…」
試合が終わった後で、シャワーでも浴びてきたのだろうか。
目の前で頭が揺れるたびに、シャンプーの香りが漂って―。
『…って、ちょっと、顔近すぎじゃない!?』
思わず、奏は幼馴染の手を払いのけてしまった。
「どんなボディソープ…って、ぅわっ! どうしたのよ奏、急に?」
「『どうしたのよ?』じゃないわよ! いつまで触ってるの?」
顔を真っ赤にして怒る奏に、響はキョトンとした表情で。
「? 別にいいじゃん、減るもんじゃないんだし」
「そういう問題じゃないわよ!えっと…その…そう、セクハラよ、セクハラ!」
「セクハラぁ〜!?」
さすがに、この言い分には響もカチンと来たらしく。
こちらも顔を真っ赤にして、幼馴染に反論する。
「何でセクハラになるのさ!? ちょっと腕触っただけでしょ?」
「あれだけ触れば十分よ! 乙女の柔肌をベタベタと…。
今のは、れっきとしたセクハラですっ!」
「誰が乙女の柔肌よ!? 自分でそういうコト言う?
だいたい、奏だってハミィに同じことしてたじゃん!
手ェ触って『や〜ん、肉球〜、テンション上がっちゃう〜♪』とかさ」
「なっ…肉球の話はしないでって、あの時言ったでしょ!」
「ニャニャニャ〜♪ …ニャ?」
二人の後ろをトコトコと歩いていたハミィは、ふと上を見上げた。
見れば、二人が何やら口論しているではないか。
「や〜い、この肉球女〜♪」
「人を怪人みたいに言わないでよ! このセクハラ女!」
「誰がセクハラ女よ!」
「響はそういう所が無神経なのよ! 人の気持ちも知らないで…」
「何よ、人の気持ちって?」
「…知らないっ!」
「ドド?」「レレ?」
首(があるのかどうか分からないが)をかしげる、フェアリートーンたち。
ハミィはさも博識であるかのように、得意げに言ったものだ。
「昔の人が、こう言ってたニャ。『フーフー喧嘩は、猫も食わない』ニャ!
…あれ、違ったかニャ? まぁいいニャ♪」
これにはさすがに、息の合ったツッコミが入った。
「「誰が夫婦よ!?」」
「いやぁ、照れるニャ♪」
「「ほめてないし!」」
― END ―
333 :
254:2011/02/13(日) 23:32:20 ID:OG81XuXF
お目汚し失礼しました。
即興で書いてみた響×奏です。
奏の方が100%完全に響LOVEなんですが、当の響は無頓着で、
自分だけドキドキしてるのが頭にきて…みたいな雰囲気です。
機会があれば、今度は奏×響にも挑戦してみたいかも。
相変わらず響の中の昔の奏は天使だったね
次回予告
「ほら!見て!王子先輩よ!」
「も〜うだから私興味ないっていってるでしょ!(イライライライラ)」
「そんなこと言わないでほら見て響!ほら!すごいすごいすごい〜!!!」
「興味ないっていってるでしょ!!!」
ドン
「痛いよ響…どうしてこんなことするの…?」
「あああ〜!ごめんね奏ごめんね友達やめるなんて言わないでお願い許して許してよお願い奏
友達やめるなんて言わないで(チュッチュッチュ」
(あぁ…やっぱり素敵よ響…!響響響!)
>>333 超GJ
奏→響分がたっぷり補給できました
『しーくれっと☆すいーと』
「……した……で……」
昼休み、廊下を歩いていた奏が空き教室の前を通りかかった時、締め切った扉の向こうから
声が聞こえてきた。普通なら環境騒音にまぎれて聞き流すようなかすかな声だが、奏の耳は
それが彼女のよく知っている人物のものであることを認識していた。
(響?こんなところで何してるのかしら)
そっと扉に近寄った奏は、思いがけない言葉を聞くことになる。
「あのう、この事は」
「言われなくてもわかるわ。奏には内緒、でしょう?」
放課後、帰り道。響から少し離れたところを歩きながら、奏は尋ねた。
「ねぇ響、うちの部長って知ってる?」
「ぶっ、部長!?ああ、奏と張り合えるくらいケーキ作りがうまい人、だよね」
「部長の方がずっとうまいわよ。それでね、昼休みにちょっと部長に用事があったんだけど
会えなかったの。響は見かけなかった?」
「し、知らないよ」
「そう……ごめん、先に帰るね」
奏は響を置き去りにして、足早にその場を立ち去る。
響と話していたもう一人の声は、部長のものだった。
翌日のスイーツ部。
(響ったら、私に隠し事だなんて)
鬼気迫る勢いで卵白を泡立てる奏に、一人の部員が恐る恐る問い掛けた。
「一体どうしたの奏?」
「何でもないわ」
不機嫌そのものの声で応じた奏は叩き付けるようにボウルを置き(乱暴に泡立てていた割に、
卵白が分離していないのは流石である)、クーベルチュールを千切りにしていく。
「みんな、遅れてごめんね」
扉が開く音に続いて聞こえてきた穏やかな声に、包丁を握る奏の手が止まった。
「ぶちょお〜、一体どこに行ってたんですかぁ」
「野暮用よ野暮用。あら」
部員の質問をやり過ごしたその声の主、すなわち部長は奏の視線に、正確には奏が自分に視線を
合わそうとしないことに気付いた。その顔に微笑みが浮かぶ。
「青春っていいわねぇ」
「何歳ですか部長」
先ほどまで家庭科室を満たしていた緊迫した空気が和らいで行く中、奏は傷だらけになった
まな板の上のものを小さな容器に移し、片手鍋に水を満たすと火にかける。
そしてこの日、響は家庭科室に来なかった。
調理器具の後始末を終えた頃、奏の携帯にメールが届いた。本文はたった一行。
『西門から3つ目の桜の木』
奏は小さな包みを鞄に放り込み、他の部員への挨拶もそこそこに指定の場所へ向かう。
「よかった。今日はちゃんと会えたね」
柄にもなく緊張した表情の響が待っていた。
「あのさ奏……これ、受け取ってください!」
後ろ手に持っていた平たい箱を奏に突きつけた、その両手の複数の指に絆創膏が巻かれている。
小さい頃から体を動かすのが好きでよく生傷をこしらえていた響だが、こんな風に指ばかり
怪我をしているところを奏は初めて見た。
「ずっと食べる方専門だったから実感なかったけど、お菓子作りって大変なんだね。部長さんに
アドバイスしてもらったのになかなかうまく行かなくて、でも今日渡さないと意味がないから」
その言葉を聞いた奏は、箱をそっと抱きしめた。
「響……ありがとう。開けていい?」
「う、うん」
中にはビスケット大のハートが7つ。それぞれ違う文字が描かれ、全体で一つの文になっていた。
ハートの一つを半分ほどかじる。
「……どう?」
(テンパリングが十分じゃなかったみたいね。固まり方にむらがあるし気泡まで入ってる。
けど、響が私のために精一杯頑張って作ってくれた。それだけで私にとっては)
「おいしいわ、響」
「ほんと?よかったぁ」
「ね、これから私の家に来ない?私も響に受け取ってほしいものがあるの」
響のために作ったそれは、既に鞄の中に入っている。ただし誤解の余り、カカオ分90%という
超ビター仕様にしてしまった代物。このまま渡すわけにはいかない。せめて甘い紅茶でも
飲みながら食べてもらわないと。
「奏の家か、そういえば久しぶりだね。おじさんたち元気かな」
「相変わらずよ。響が新作の試食をしてあげたら、きっと喜ぶわ」
「うーん、今日は奏のだけでいいや」
「もう、響ったら」
歩き出した二人は、どちらからともなく手をつないでいた。
∬♯♭♪∬♯♭♪∬♯♭♪
「言った通りだったでしょ、面白いものが見られるって……どうしたの?」
ニコニコしながら振り返った部長の背後で、スイーツ部員たちが悶絶していた。
「甘い、甘すぎるぅ!」
「想像以上です、部長!」
「あらあら、これでも食べる?奏が使った超ビターなクーベルチュールの残り」
はあ…朝からいいものが読めて幸せだ
やっと本編見れた
いちいち手繋いで闘うの可愛過ぎる
今回プリキュア7人って嘘だろ・・・ずっとひびかな二人で良いよ
>>341 >7人
なるほど、C(ド), D(レ), E(ミ), F(ファ), G(ソ), A(ラ), B(シ) で7人だ。
とりあえず一人加わって3人になったときの
その子のハブラレ感はひかりを超えるだろうな 響奏イチャコラしすぎ
響は小学生の男子みたいに好きな子にはちょっかい出して恋愛にはニブいんだけども
ベッドの上では攻めとかだとイイな…!
※微妙にネタバレ含む
公式の画像をよく見てみると、ドリー(ド)レリー(レ)以外のフェアリートーンがキュアメロディーの二刀流?っぽい武器に刺さっているぞ。
だからフェアリートーンは武器やらに要所要所使われていく形で、プリキュア七人はさすがに無いはず。
フレッシュ・鳩の流れを見るからに最終的に四人体制が固いんじゃないかな。バンダイ側もその辺りが商業的に美味しいのかと。
スレチだったか。すまん。
仲間が増えてもひびかなのイチャイチャは止まらないさ。
もし四人体制になったとして、ひびかな以外の二人も二人で百合的に萌える要素があったらそれこそ素晴らしいスイート百合キュア。俺一生ついてくぞ。
キュアビートとキュアイットのことか
キュアビートとキュアシンフォニーじゃないっけ?
しかしわずか2話の時点であそこまでいちゃつくとは、これは
放映中にフォルテッシモ(隠語)まで至っても不思議ではないな
SSぐっじょぶすぎるやろ…周りの視線が暖かくていいな
>>345 変身アイテムに付いてる4色の石(赤、白、水、紫)から、それぞれの石の色に合わせて
最終的にプリキュア4人(響、奏、??、仮面の人?)になるかなーって勝手に妄想した俺がいる
とりあえず変身の時は、響&奏が揃わないといけないみたいだし
増えたって大丈夫だ、問題ない
変身する時は二人いないと(心が揃わないと)ダメとか、必殺技の手繋ぎとか初代との共通点が多いよね
ひびかな、セイハミ、モブ幼女とスイプリはかつてない程の熱さだな
最後に仲直りするところ
人気の無いところで2人きりっていうのが良いな(ハミィは除く)
仲良しにも程があるだろーっ
>>338 奏のやきもちGJ
スイーツ部のひびかなサポート体制が完璧だ
「プリキュアの百合SSまとめサイト」みたいなのが欲しいです。
>>345 >320のステージでも未発売のおもちゃの御披露目でそんな説明が
ありました。セットするトーンによって鳴る曲が変わるとかなんとか。
ラブとせつなを見るmktnの顔にわらた
>>355 mktnの顔酷すぎるだろw
しかしほのかさんは流石に格が違ったw
何度もリピートしてるせいで「スイートスイートプリキュアッ!!」が脳内で流れてるw
しかしなんだ、後半の戦闘中ほとんど手を繋ぎっぱなし、仲がいいってレベルじゃない
特に良かったのが「今は奏じゃないよ、キュアリズム」
これまでは変身に合わせて自動的に認識が切り替わってたから自分たちで気持ちを新たにするため呼び方を変えるのはなんか新鮮だった
>>358 普段のそっけない素振りで気をひきつつ
ここぞという時にデレて主導権を握るリズムはマジ策士
メロディもデレデレだし相思相愛すぎてやばいわ
>>355 これ以上ないくらい「うわぁ、バカップル・・・」て眼が語ってるmktn吹いた。
隣で生暖かい笑顔で見守っているブッキーも何を考えているのか。w
>>358 そのシーンで奏の頬が一瞬少し赤くなったのが良かった
響への愛を感じますた
時期的なものもあって二話放送しただけなのに百合百合した絵がとても多い
本編でも自然にいちゃついてるしこの先が楽しみだ
録画見てたら奏の「そう思うなら助けてよ」にズキュンときました
もしかして奏って響に甘えたいのか
pixvは毎日見るたびに絵が増え続けててすごいな…
響×奏ss
ヘタ過ぎるけど妄想が止まらなかった
―――最悪。今日は、最悪な日だわ。
奏はそんなことをもんもんと考えながら保健室の天井を見上げていた。
天気が良くて気持ちのいい日だと思った。
まだ少し肌寒いけれど、だんだんと温かい季節が近づいているのを奏は感じていた。
こんな日はケーキ作りにも気合が入っていつもよりいいものが作れそうな気がしたし、響とだって――――うまくやれるような気がしていた。
(今日はケンカしないようにしよう。響に何を言われても、いつもみたいに頭ごなしに言い返さないように。私が大人にならなくちゃ)
そう思った瞬間
「危なーいっ!!よけてぇー!」
ドンッ
鈍い音がして、奏は地面に倒れてしまった。
(お、おでこに、ボールが…)
「大丈夫ですか!?…って奏!何してんのよこんなとこで!」
…響だ。どうやら今日はサッカー部の助っ人に駆り出されているらしい。
(何してんのじゃないわよ!へたくそー!だいたい私だってわかったら、心配してくれないの!?)
言い返そうと思ったが、突然のことで声にならなかった。
さっきまで心に決めていたことは、もうどこかへいってしまっていた。
「ほんとどんくさいなー」
(あーもう!自分でぶつけたクセに何言って…)
「よっ…と」ひょいっ
響は何のためらいもなく軽々と奏を抱き上げた。俗に言う、お姫様だっこというやつだ。
なぜかちょっとした歓声があがった。
「すいませーん保健室いってきまーす」
そう言ってサッカー部員に了解をとると、響はそのまま保健室に向かった。
奏は顔から火が出そうになった。すれ違った友達に冷やかされる。
「ちょっ、ば、ばか…やめ…下ろしなさいよ響!恥ずかしいじゃない!」
「は!?なんで、人がせっかく親切にしてあげてるのにその言い方はないんじゃないの!」
「いいからはなして!…っ」ふらっ
奏は響の手を無理に振りほどこうとしたのだが、今度は貧血でぶっ倒れてしまった。
なんだかんだでもう保健室の近くに来ていたので、そのまま奏はベッドに横になった…というワケだ。
「…もう大丈夫なの?奏」
ふてくされながらも、響は聞いた。奏が怒っていることに納得いかないようだ。
「…鈍感なのよ、響は…」
「?どんくさいのはあんたでしょ、奏!」
「なっ!人にボール当てといてよく言うわ!先にあやまりなさいよ――」
ああ、結局またケンカしちゃった。奏は自分の言ったことをもう後悔していた。
「――…ごめん」
「…え?」奏は耳を疑った。
「だから、ごめん!」
「響…もしかして、熱でもあるんじゃ…?」
「熱なんかないよ。その、いつも奏とはケンカばっかりだし…今日は絶対言い返さないって決めてたの!だけど、やっぱり口が勝手に動いちゃって…あの、ほんとごめん!」
響は真っ赤になってそう言った。
――響、私と同じこと考えてたんだ。奏はなんだかおかしくなった。
「ふふ…いいよ、響。許すわ。私も…いつもごめんなさい」
「いいっていいって!じゃあ、さっきのは貸しってことで!」
「……は?」
「だって私わざわざ保健室までおっもーい奏を運んだのよ!?もー腕が折れちゃうかと思ったわ……って、か、奏!?」
「―――っっ!!ひーびーきぃー!!」
「わあああーご、ごめんー!」
「絶っっ対に許さないんだからぁーっ!!!」
やっぱり、今日は最悪な日じゃなかったかもしれない。奏はそう思った。
(結局いつもケンカしちゃうけど、こんなことも笑って話せる日がくるといいな…私の大切な、大切な人―――。)
終わり
素晴らしい!
響奏のバランスが絶妙ですなー
もっといちゃつけ
ところでエロSSは禁止なの?
ピンク系列の板だから問題ないよ
勢いで初めて書きますた。気に入らなければスルーしてください。
−−−−−
ハミィは二人の後をぽてぽてと歩きながら幸せそうに見つめていた
レコードを聞いた後どちらともなく「久しぶりに一緒に帰ろう」と言ってきたのだが、いざ帰路につくと二人ともどこかぎこちなかった
会話の内容もプリキュアの事や今まで仲違いしてた事かと思いきや、数学の授業が〜、あそこのケーキが〜と本当に他愛ない内容ばかりだった
それでも二人は幸せそうだった
その手は校門を出る時に繋いだまま、しっかりと絡み合っていた
夕焼けで頬は紅く染まっていた
(ハミィも、またセイレーンとあんな風にかえりたいニャ♪)
そう思い、またぽてぽて二人の後をついていくのだった
やるねぇ! ハミィはもっとアホの子っぽい口調だと尚いいと思います
プリキュア仮面は百合の味方だろうからたぶん大丈夫
「お前たちの仲を裂こうと動き回っていた黒猫は縛ってハミィに引き渡しておいた。
それと今後の戦いに向け絆を深めてもらうため温泉旅館のペア宿泊券を用意した。謝礼はメンマで結構」
ソードマスターヤマトかよw
>>375 華蝶仮面じゃねぇかwww
まぁ奴ならやりかねんがw
>>375 >>377 華蝶仮面って聞いたらセイレーンが亀甲縛りされて送られたのか…って普通に思ってしまったよ
プリキュア仮面は女じゃね?
どっかで正体はハミィだって予想している人がいた。
ハミィが連れてるのとは別のフェアリートーン連れてるから
正体ハミィはまずないと思うけど、そもそも胸あるんだから女の子は確定でしょ。
まあマイナーランド側の戦士とかその辺じゃないの。
しかも瞳の色がピンクだからエレンでもない
セイレーンといえば、せっちゃんみたいに裏と表を使い分けて活躍するのかと思えば
すぐに正体バラしちゃって何故二つ名前があるのだろう とか思ったんだが
女幹部なら年増でもいいだろうに
妙に中学2年生らしい年頃なのも気になるな
ところで和音はサッカー部の青髪の子で、聖歌はスイーツ部の誰かってことでいいの?
オレンジのアフロ娘と金髪娘(部長?)だけやけに浮いてるけどどっちかなのかな…
>>382 ソレやると人間キャラとエレンでドラマを作っていく展開になるから、最後はひびかなの
どっちかとくっつけないと・・・今作のテーマに合わないんじゃ。
そこはハミィさんの出番を期待している
>>384 声優の声を聞き分けられる人がいれば分かるんだろうけど
誰か分かる人いるのか
>>384 お互い友達の友達という意識していなかったのがいつしか大切な存在に・・・
胸が熱くなるな
いきなりですが、投下させてもらいます。
ここを見て触発されて書きました。ひびかな本当最高っすね!
奏視点の話なんですが、最初の方は重いかもしれません。
友情は再建できたけど、前とは違う感情もあって思い悩む奏みたいな感じです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあ奏、戸締りよろしくね〜」
手を振ってそれに答えると、私はスウィーツ部の皆を見送った。
部活が終わり、皆が帰っていった家庭室。
一人、響を待っている。
私達は入学式の誤解が解けてから、いつの間にか一緒に帰るようになっていた。
時計の針を見る、今日はやけに遅い。
「…」
私は一人なのをいい事に、一つ溜息を吐いた。
いや、一人…だから、溜息を吐くのかな。
声を出さないように密やかに、一つ。
そしてまた、もう一つ。
響が迎えに来ないから、溜息の数が増えてゆく。
最近は考え事の時間ができると、私は今の様に、駄目になってしまう。
思いや悩みばかりが空回って、本当にどうしようもない。
いつからこの気持ちに気づいて、こうやって悩むようになったんだろう。
一言、響に好きだと告白できたなら、
悩んで空回っている自分も、今の状態も変えられるのかな…?
そう何度も考えてはみるけど。
すぐに否定的になってしまう。
だって、自信がない。
最後の溜息は、飲み込まれてそのまま掻き消えてしまっていた。
―――息が詰まる。
胸の内が苦しく軋みだす。
これ以上、踏み込んで考えてはいけない。
自分の早くなる鼓動が警鐘を鳴らしている。
でも、その警鐘は私を追い立てるばかりで、逆効果にしかならない。
もうネガティブな思考を止める事なんてできない。
取りとめもなく重い空気が渦巻いてゆく。
私は、絶対に告白なんてできないし、
自分の気持ちを響に知られてもならないと、心に決めている。
だって…。
だって、自信がないんだもの…。
自分の気持ちが響に伝わったら拒絶されるかもしれない。
やっと友達として仲直りできたのに…。
話す事もできなくなって、もう本当に戻れなくなってしまうかもしれない。
そんなの嫌だ…、もう話す事もできなくなってしまうだなんて。
涙が滲んできた。
プリキュアとして一緒に頑張ろうって決めたのに。
友達でいられなくなってしまったら、もうそれも叶わない。
プリキュアにもなれない。
一緒に戦うことも、響を守る事も、何もできない。
何もできない。
頭の中で嫌な言葉がループする。
思い出のレコードを取り返す為に一緒に戦った事を思い出しても。
全部なかった事になるかもしれない。
頭の中で嫌な考えがループする。
自分を抑えられず思わず涙がこぼれてしまう。
こぼれた涙はもう元には戻らない。
頬を伝って流れて落ちる。
涙を引きずった線を残して、もう戻らない。
堰を切って泣き出しそうになった。
丁度、その時だった。
ガラリと閉じていた部室の扉が開く。
ビクリと肩を跳ねさせて、反射的に扉を開けた人物を見てしまった。
その人物を視線に捕らえてしまってから私は後悔する。
その人物は、忘れ物を取りに来た部長でも部員でもなくて。
今現在、一番顔を合わせてはいけない人。
響だった。
私は涙を隠そうと向こうへと顔を背ける。
けど、もう遅い。
響は、私が泣いているのにすぐに気づいて、足早に近づいてくる。
「奏…!何があったの?」
ほど近くまで来て、震える声で私に問いかける。
けど、私はそれに答えられずにいた。
「…奏が思いつめるだなんて…そんなのよっぽどのことでしょ?」
どうして…と、その言葉きり響も沈黙する。
「誰かに何か言われたの…?」
少しの時間を置いてから、よそよそしく響が、
涙の理由を聞く取っ掛かりを探ろうと問いかけてくる。
でも、そんなの答えられない。
だって、誰のせいでもない…、私自身の問題だから…。
暗い気持ちに押し潰されそうになり、思わず俯いてしまう。
だけど、それがいけなかった。
私が俯いたのを、響は首肯をしたのだと誤解して、
ショックを受けていた表情をキッと強張らせて怒りを露わにする。
「奏を傷つけるなんて絶対に許せない…っ!」
今にも飛び出していきそうな面持ちの響を慌てて手を掴んで止める。
「違うの!今のはただ俯いただけで!誰のせいでもないの!」
響はハッとした表情で暫し無言になる。
あのいつも賑やかな響が無言になるなんて、落ち着かない。
心配そうな顔でじっと見てくるその表情も、今の私にとっては…辛い。
「…なら、どうして…?」
響は何かヒントでも掴もうと、すがり付くような声と瞳で問いかけてくる。
でも、それに私は答えられない。
だって…、言えないじゃない。
あなたが好きだから、なんて。
言えるわけないじゃない。
「私のせいなの…、だからこれ以上は…」
私を見ないで。私に聞かないで。
響に自分の姿を見られているのが苦しくて堪らない。
「こっち見ないで、お願い…だから」
私は響の心配そうな顔を他所に、顔をおもむろに背けてしまった。
今抱えて持て余している気持ちが響に伝わってしまいそうで怖かったから。
でも。
心配する響を裏切った様にも取れる行動だったと、一拍子後に気づいて後悔する。
そうじゃないの!
声に出したかった、でも、焦るのは心ばかりで声はでない。
だって…、今の行動をどう説明すればいいの?どう弁解すればいいの?
この気持ちを告げるわけにはいかない。
じゃあどう言えばいいの?
このままじゃ…また誤解される?
また、嫌われる?
滲んだ涙が再び、じわりと視界をぼやかせる。
響は向こうの方をそっぽ向いていて、どんな感情を露わにしているのか、一切わからない。
いや、もうこのそっぽを向いた態度がそもそもの答えなのかもしれない。
―――また嫌われた?
頭の中身がぐらりと揺れた。
気分が悪くなる。
その時―――
私の掌の上にタオルがトン、と置かれる。
「私も、泣いてるとこ見られるの苦手だから…わかるよ」
響は不器用そうな表情で、目線をこちらに向けずに告げる。
響のもう片方の手はタオルと私の掌を挟んで、私の手の甲を優しく包んでくれていた。
まるで私を元気付けるように。
「…これでさっと拭いちゃいなよ、そしたら誰にも気づかれないから」
そう言うと、背中を向けて向こうへと数歩距離を取ってゆく。
こっそりと盗み見るように見た響の横顔は本当に心配そうで。
肩にかけたカバンはファスナーが開かれていて
タオルを探した形跡が安易にもわかる状態だった。
響に拒絶されたのかと思った。
でも、それは現実とはあまりにもかけ離れていて、
その証拠と言わんばかりに、この情景がありのままに広がっていて。
胸がつまりそうだった。
また涙が出そうになって、じっと堪える。
響の背中を所在なげに見ると。
私と同じ様に思い悩んでいるような、そんなたたずまいを、その背中は湛えていた。
肩が強張って上がっている所からも、表情は見えなくても響の真剣さが伝わってくる。
「もうこれ以上は聞かないけど…」
静かな背中越しに、ポツリと響が呼びかけてくる。
「私は…いつでも奏の味方だから…、それだけは絶対覚えておいてね?」
それだけ言うと、再び無言になった。
でも、その背中は言葉で何も語らなくても。
私には十分に温かくて、それでいて、
とても頼もしく見えた。
響は私の事を大切に思っていてくれて、大切にしてくれる。
それが、申し訳ないような、嬉しいような、複雑な気持ちになって心を編みこんでゆく。
でも、…やっぱり、嬉しいの方が少し勝ってるかな。
自分の気持ちを吟味しつつ、
ぼんやりと物思いに耽ってその背中を覗いていると。
「あ…」
響が思い出したかのように声をあげた。
慌てた様に背中をギクシャクと動かしている。
何だろう?、と疑問符を浮かべていると。
「その!そのタオル…ちゃんと新品だから、綺麗だし安心して使って大丈夫だから」
焦りながらも、私に気を使う細い声色でわたわたと告げる。
「フッ」
そんな響が愛らしくて笑みが思わずこぼれてしまった。
「笑う所じゃないよ〜!」
多少はにかみが混じった、拍子の抜けた文句の声があがる。
それがきっかけだったかのかもしれない。
強張った心持がやんわりと癒えた気がした。
「そんな事見ればわかるわよ、タグもつけっぱなしなんだから」
さっきとは違い、しゃべり口調も違和感なく話せる。
響も緊張が解けたのか、いつもの雰囲気に戻ってきているみたいで。
「でも、一応というか念の為というか…ね?」
ね?と一緒に人差し指を出してちょっとした決めポーズを取る響。
それが可愛くて、また思わずクスリと笑ってしまう。
「もう!笑ってるなら早く拭いちゃいなよ!」「早く早く〜!」
そう言いながら響は声に合わせて、子供っぽくジタバタと手足を振り回す。
「はいはい、もう拭くから」
そうすまし顔で答えるが、内心響が愛らしくて堪らなかった。
だって私を元気付ける為に、そうしてくれているんだから。
その一動作、一動作が可愛くて仕方がない。
私は涙を拭くと冗談めかして、いつもの様に響に言う。
「ほんっと、響は昔っから子供っぽいんだから」
するとそれを聞いた響は振り向く。
またいつもの様にケンカになるのかもしれない、と咄嗟に思ったが。
それは私の思い違いだった。
「だって奏はいつもそれで笑ってくれるでしょ?」
響はそう言うと、
にこっ、と素敵な笑顔を向けてくれた。
「え?」
唐突の事でにわかには返事ができない。
でも、その笑顔で今までわからなかった何かが
何だかわかった気がした。
私は響を思うと心苦しくなる。
けど。
でも。
それだけじゃないんだ。
胸の内にはこんなにも温かいものがある。
こんなにも幸せなんだ。
その幸せに気づくだけでこんなにも気持ちは変わってしまうんだ。
私は温かな気持ちに浮かされてか、響にいつもとは違う声で返事を返す。
「このタオルのお礼はお菓子でいい?」
響はそれに気づいていない様な面持ちで元気良く答える。
「もちろん良いに決まってるじゃん!奏の作るお菓子美味しいもん!」
響の頬が緩む、私の頬もそれに合わせてか、きっと緩んでる。
自分でもわかるくらいって、すごく緩んでるのかな…。ちょっと気になる。
「響はどんなお菓子が食べたい?」
私は照れ隠しに返事を返した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上です、長々と失礼しました。
片想い奏はいいのぅ
奏の葛藤に涙がほろり
響も格好よくて優しくていいなあ
響サイドもみたい
GJ
なんか幸せな気持ちになった
ひびかな最高です
ここのSSほんと好き
プリキュアは最近スプラッシュスターを少し観て気になってたんだけど、スイートで完全にハマったわw
2話観たけど、響が意外と傷つきやすくて寂しがり屋、奏は我が強いけど譲る時は譲って素直に謝るイメージ
ところでバレンタイン前に一応仲直りできてよかったね
14日は二人で、まさしくスイートな夜を過ごしたんだろう
もうちょっと話が進んでたら本編でバレンタインネタが見られたかもなー
題名「ニャプニャプ〜!ほろにがチョコは恋の味ニャ♪」
もちろん男は出てこない
そもそも今、劇中ではどの時期なんだ
14歳だし、中2進級前か?校門前の桜が葉桜になってるし初夏らへんなのか?
402 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 20:05:57 ID:wtk1lEnM
何で14歳で中二進級前になるんだよwそれを言うなら中三進級前では
多分中二の初夏辺りじゃない?
しかし入学から一年以上すれ違ってるのもよっぽどだな
まぁ2年以上ツンデレやってるひだまりの夏目に比べれば…
結婚してもツンデレやってそう
>>403 全俺が泣いた
だがあれは確かに入り込めん…w
それにしても1年も、誤解解けずにあんな関係続けてたとしたら愛深すぎるだろう
周りも絶対気付いてて放置してる筈だ
誤解が解けずに、と言うのは簡単だが
2話の対応を見る限り奏はどんな誤解があったか既に把握していたはず
>>408 やばいニヤニヤしたw
この関係ならわざわざ仲直りする必要ないがな
>>407 響は気づいてなかったけど奏は気づいてたよね。
入学式からどれくらい経ってかはわからないけど、割と早い段階で気づいていたんだと思う。
でも、もしも響が待っていなかったらと思うと怖くて自分からは言い出せなかったと。
響が問い詰めてきたときに真実を話して和解っていうのを思い描いてた…でも響からは何のアクションも無かった。
…というふうに考えると、2話で奏が言った「何にも言ってくれないんだ」には結構深い意味がこもっている気がするんだよなあ。
なるほどね
でも響だって頭をポカポカやりながらわたしのバカバカと言ってたから
仲直りのきっかけを探してたんだよな
二人とも不器用さんにも程があるぞ
響は奏の嫁
>>393 ぐっじょぶすぎる…!
気遣ってくれる響にキュンキュンきた奏がかわいいなーおい
>>410 深いっすな…その発想はなかった
今後、重要なところで響が尻込みしちゃっても
奏のセリフによって「二人一緒に行くよ!」と前に進む…
みたいなシーンをなんとなく連想した
おそろいとかまじで萌えるなー
百合らしい
奏からはヤンデレもこなせそうな
高いポテンシャルを感じる
俺はヤンデレだったら独占欲の強そうな響かと思った。
>>414 素晴らしい
ひびかなから感じる猛烈な百合っぽさの理由は何だろうね
よく分からないけどなんか良いんだよ
どっちがヤンデレでもいいんだぜ
どちらともヤンデレでもいいのよ
>>421 どうあがいてもnice boat.な展開しか見えないw
そんなことないよ
監禁して肉体的に独占する愉悦に浸るヤンデレと
監禁されて精神的に独占する幸福に浸るヤンデレが合わさって
最強に見えるはずだよ
響が外見はノーマルの体育会系っぽいのに実質ものすごい依存してる弱さがひびかなの秘訣
>>424 そのせいか今のところ
奏に攻められる響しか想像出来ない
響へたれ攻め奏誘い受け
奏の方が依存してそう
428 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/19(土) 17:09:11 ID:/pDXHns0
そういや、ハミィは響の家に居候するのかな?
多分セイレーンは寝返る(ハミィと元のイチャイチャカップルに戻る)から
セイレーンは奏の家かなあ。
もしそうなら両者とも通い婚で萌える。
同棲したラブせつも凄いが、通い婚だと恋人に会いに行くときめきがあるから
ね。
>>426が理想
明日3話が見れる
なんか進展するだろうか
>>428 >>221が確かなら、響奏ハミィが一つ屋根の下になるんじゃね?胸がアツクなるな…
まだ二人がどういう家に住んでるかわからんけど、明日の3話で明らかになったらええな
2枚目が赤ちゃんできたときの年賀状にしかみえない
たった2話でSSを軽く飛び越えるとは予想出来なかった
二つ目がフレのOP思い出す感じ…響鬼さんの視線がいじらしい
響鬼??
2枚目の響は全く幼女の方を向く気配がないが
幼女向けおまけとしてこれでいいんですかハミィさん
439 :
333:2011/02/20(日) 00:29:58.86 ID:UObI4QHj
性懲りもなく、またSS書きました。数レスお借りします。
調べの館に、レコードの音色が響いていた。
「…いい曲だね、奏」
「…うん」
「いい曲だニャ…」
響と、奏と、ハミィ。
いずれも、うっとりとした表情で曲に耳を傾ける。
…が、その雰囲気を台無しにしたのは。
「ふぁ〜あ…何だか眠くなってきちゃった…」
「ちょっと響、ムードぶち壊しじゃない!」
「そうニャ! そういうのを『DIY』って言うんだニャ!」
「ハミィ…それ、もしかして『KY』のことかしら…?」
「あれっ、違ったニャ? まぁいいニャ♪」
「ごめんごめん。ちょっと疲れてて…ふわ…あ〜」
謝りつつ、またも大あくびの響。
隣に座る奏は、呆れ顔で幼馴染に尋ねる。
「今日はどこの助っ人?」
「ん〜? 今日はね…ラクロス部」
「ラクロス?」
「…うん。ベロ何とかって学校との練習試合が近いんだけど、
実戦練習する人手が足りないから…って、頼まれてさ」
「助っ人もいいけど、宿題とか大丈夫なの?
家に帰って、疲れて寝ちゃいました…じゃ、本末転倒じゃない」
マジメな奏のコメントは、何とも手厳しい。
…が、既に半ば眠りの世界にいる響には、大した効果を為さなかった。
「うん…だから、今寝ておく…おやすみ、かな…で…」
「ちょっと、響?」
ゆっくりと、響の体が横に倒れていく。
もちろん、隣には奏が座っていたわけで。
「えっ、あの、ちょっ…」
やがて、完全に横になってしまう響。
その頭は、まるで測ったかのように、奏の膝の上にあった。
「ちょっと、ねぇ、響ってば…」
「うぅん…ムニャムニャ…zzz…」
「響、寝ちゃったニャ?」
「そ…そう、みたいね」
とりあえず、ハミィには平静を装って答える奏。
…が、内心ではパニックに陥っていた。
「えっと…その…ど、どうしよう…」
どこに置いてよいか分からず、宙を彷徨う両手。
頭がカーッと熱くなって、何をどうしたらよいやら。
「ちょっと、響…ねぇ、ねぇったら…もぅ!」
「ぅん…ん…」
肩に手を置いて軽く揺すってみるが、親友は全く動じず。
ただただ、無防備な寝顔を見せるばかりだった。
……無防備?
440 :
333:2011/02/20(日) 00:30:32.01 ID:UObI4QHj
『ぇ…あれっ…もしかして、今…だったら…』
想像した、その瞬間。
奏の顔が、火を噴いたように真っ赤に染まる。
「バ…バカっ! 私、何考えてんのよっ!」
とりあえず、深呼吸。
顔の火照りが少しおさまったのを自覚してから、眼下の響を見やる。
「ねぇ、響」
「………」
「響ったら」
「………」
「…起きないの?」
「………」
奏が話しかけても、響はくーくーと寝息をたてるばかり。
「起きないと…」
「………」
「…しちゃうんだから…ね…」
小さな小さな声で、そう呟いて。
奏の顔が、ゆっくりと響に近づいてゆく。
その頬は、先ほど以上に赤く染まっていて―。
「ぅ…ん、ムニャムニャ…」
「ひび…き…」
あと10センチ…あと5センチ…あと1センチ。
そして、あと5ミリまで迫った、その時。
「ぅ…ん〜…かな…で…」
「…っ!?」
不意に呼ばれて、奏は慌てて頭を上げた。
自分のしようとしていたことに気づき、頭が真っ白になる。
『わ、私…今、今、何しようと…!?』
「奏…ダメ…だよぉ…」
「へ!?」
奏は、耳を疑った。
響の口からこぼれた、その寝言は―。
「奏…ダメ…ダメ、だってばぁ…」
「ちょ…ひ、響っ…!?」
いったい、どんな夢見てるのよ!?
戸惑う奏などお構いなしに、響は次々と寝言を紡ぐ。
「や…奏ぇ…そんなにしたら…」
「ひ」
「かな…でぇ。ダメだったらぁ…」
「ひひひひ」
「そんなに、触っちゃ…」
「ひび…き…」
唇が震えて、満足に呼ぶことすらできない。
既に、奏の思考回路は完全にショートしていた。
まるで吸い込まれるかのように、
「響っ…わたし、私っ…!」
「かな、で…」
響に顔を近づけて…。
441 :
333:2011/02/20(日) 00:31:00.52 ID:UObI4QHj
「…ハミィが嫌がってるじゃん…この肉球娘…」
「え」
その瞬間、奏の動きが止まった。
今、何て…?
「そうやって…ハミィの肉球ばっかり…ムニャムニャ…」
「な…なな…!」
「ぅん…むにゃ…これだから、肉球マニアは…」
「ひ…ひ…」
「どうせなら…わた…」
「響ぃぃぃぃっ!!」
堪忍袋の緒が切れた奏は、勢いよく立ちあがった。
もちろん、膝枕で寝ていた響は床に転げ落ちる。
「あいたっ! あれっ…私、何で床で寝てるの…?」
目が覚めたものの、事態が理解できていない響。
が、次の瞬間、奏の怒声が耳に飛び込んできた。
「肉球マニアで悪かったわねっっ!」
「えっ? 何? 何で奏が怒ってるの?」
戸惑う響にお構いなし、奏は真っ赤な顔で叫ぶ。
「ひ…響なんか、響なんか、床で寝てればいいのよっ!」
「な、何よいきなり!」
「本っ当! 響って、デリカシーが無いんだからっ!!」
「はぁ!? 誰がデリカシー無いってのさ!?」
「自分の胸に手を当てて聞いてみたら!?」
「聞くも何も、寝てただけじゃない!」
「寝言でもデリカシー無いんだから、最悪よ!」
「何それ、意味わかんない!」
「もう…知らないっ! 響のバカっっっ!!」
怒りのまま、レコードを取り出して大股で出ていく奏。
呆気にとられた響は、わけもわからず立ち尽くす。
「ハミィ…私、寝言で何か言ってた?」
「…ニャ?」
ただただ首をかしげる、一人と一匹であった。
調べの館の外に出てから、奏は足を止めた。
冷静に考えれば、響は何も悪くないのだけれど。
奏はつぶやいた。
頬を朱に染めて、レコードを抱きしめたまま―。
「響の…ばか…っ」
― END ―
442 :
333:2011/02/20(日) 00:32:12.09 ID:UObI4QHj
以上です。毎度失礼しました。
どうも、私的には奏→響が書きやすいイメージです。
本当はバレンタインネタで響→奏書いたんですが、
仕事忙しくてうpするタイミングを逸したorz
もっと性懲りもなく書いてくれ
GJ
バレンタイン過ぎててもいいからどんどん投下してください
もっとエロくてもいいもっとだ
>>442 GJ
時期?んなもん関係ないっすよ
真冬に水着話やるのと同じくらい関係ない
>>446 ラブラブ過ぎる…
二人の私服いいね
片方は男子好きでも私には大好物です
3話おもしろかった。百合度も高かった。
ただ言わせてくれ、王子ィイイイイイイイイイイイキサマアアアアアアアア!!!!!
次回予告やばかった
「奏のケーキの事なら私が一番よく分かるんだから!」
これはもう結婚するしかないね
次回予告で「奏の事は私が一番よく知ってる!」みたいな事言ってたよね
萌えた
奏のあの赤面は「やだ…私の好きなのは響なのに…」ってことですね
わかります
毎週何かしら喧嘩というか言い争いはするみたいだねw
よし、受けて立とうじゃないか
りんちゃんぽいお父さんから公認キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
音楽=奏ってことですよねー
端々で愛し合いすぎだと思うけど幼女は毎回喧嘩してて楽しめてるのか
喧嘩をCM明けまで引っ張ったりしなければ大丈夫だろう、多分
アンニョンヌエボ3話目にしてもう来たな
俺は百合風味のプリキュアを見てると思っていたが、実はガチ百合アニメを見ていたようだ
459 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/20(日) 09:13:09.43 ID:NBrmo+dI
予告が一番萌えた
王子いらね
王子は団とのカップリングが成立しているから無問題
しかし、後半若干焦った印象
前半で尺使いすぎたかな・・・
もう少し二人のケンカップルっぷりが見たかった
oujiは無害そうかつ影薄そうで一安心かニャ
雨の中で抱きついてたところが
過去の積み重ねがあることを感じられてかなり良かったわー
リズムがメロディが元気だと私もとか大胆告白してたとこもキマシ感すごいかった
幼女時代に抱きついていたシーンのキャプはまだかね
どう考えても親父が悪いだろ・・・っつー脚本へのツッコミで頭が一杯だったので
王子のことは忘れてた
オヤジ強すぎて笑た
オヤジ一人でセイレーンたちを何とか出来そうだったよなw
オヤジに任せて二人がいちゃいちゃし始めたらどうしようと一瞬思ったわ
奏「私も実は演奏が得意なのよ。北条響という楽器限定だけどね。
さぁ今日も私の部屋でコンサートを開催しましょうか。
え?今日はもう疲れたから嫌だ?
大丈夫よ、さっきのケーキがそろそろ効いてくるはずだから…」
良くも悪くも百合アニメだなあ
百合だけが楽しみという意味で
そのまま奏の指は響のリボンを解きほぐし
物陰で二人はどうたらこうたら
>>470 百合ヲタとしてはそれで十分なんじゃないか?
私は普通にストーリーも楽しんでるけど
今週の世話焼き具合はたまらんかったな…
ホントラブコメ構図w
こんなにツンツンし合ってるプリキュアって初めてなんじゃないか
>>469 このナチュラルさがいい
ドア越しのところは良かったね
響「プリキュアやめる」奏「じゃあわたしもやめる」ハミィ「ガビーン」
みたいなとこで笑っちゃったぜ
もちろんメインはその後の説得だけどな
メロディが元気なら私も元気
も今週のハイライトのひとつ
回想とか父公認とか予告とか色々とすごかったけど、
「響がプリキュアやめるなら私もやめる」にやられた
ニチアサだってのに…恐ろしい…
今後もこの調子でよろしくお願いします
ツンデレ同士か・・・ まさにプリキュア新境地
>>457 ポールさん頑張ってヤシガニ駆逐してもらわないとね
王子なんてどうってことないくらいの百合百合だった
予告見た感じだと次回も今日の奏ポジが響になる感じで問題なく楽しめそう
ありがたいけどこんなに百合百合でいいの?wと思ってしまうぜ
だって学園のアイドルっぽい今日の金髪王子かわしたら他に障害になりそうな男なんてもう出て来なくね?w
ああそうか…女の敵はやはり女ってか?
ハミィの肉球やセイレーンぬこ形態が奏を誘惑しに来ます
>>481 じゃあ響も猫の格好をして奏を誘惑だな!
勢いで書きました。お目汚しをば失礼。
−−−
王子隊の演奏に耳を傾けながら、隣で寝息をたてている奏に目をやった
(ありがと。奏が背中を押してくれたから、アタシは…)
もしあのまま部屋に閉じ籠っていたらこうして音楽を楽しむ事も、父を助ける事も 出来なかっただろう。何よりも、また仲違いしてしまうところだったのだ。
プリキュア存亡、ひいては世界の危機だったのである。
(奏は救世主だね♪)
冗談ぽく微笑むと、誰にもわからないよう顔を近づけ、奏のほっぺにその唇を触れさせた
(ありがと、奏。大好きだよ。)
そして姿勢を正すと、また演奏に耳を傾けた
暗くて良かった、とほっぺを赤くしながら響は、そして途中から寝たフリをしていた世界の救世主は思った
今日の放送見てたらふと思いついた
設定的に奏→響←王子だけど
前も後ろも大いにはしょったらこんなことになった
ちょっと暗めでごめんなさい!
「響は無防備すぎるよ」
触れ合った唇がひりひりと熱かった。……いや、痛かったのかもしれない。
熱くて痛くて、私の思考はそこで停止していた。それともただ単に、何も考えたくなくて、唇のせいにしていたのかもしれない。
「……そんな、こと」
「あるよ」
外ではあんなに雨が降っているのに、奏の言葉ははっきりと耳に届いた。
私の口はそこから更に開かれることはなく、この場には雨音だけが響き、妙な静けさを保っていた。
「だからこんなこと、されちゃうんだよ」
その言葉に、唇が更に熱くなったような気がした。その熱さを冷まそうとして、少し冷えた指でそっとなぞったけれど、あまり意味はなかった。
「かな、で……」
「響は鈍いんだよ。私の気持ちにだって、ずっと気づかなかったぐらいなんだから」
この唇に感じる熱さが奏の気持ちだったというなら、その言葉を否定できそうにはなかった。
奏が言うように、確かに私は鈍いのだろう。ずっと近くにいたはずなのに、その気持ちの断片にすら何一つ気づかなかったのだから――。
「……ごめん」
今この瞬間に、この言葉が適切だったのかは分からない。
ただ奏は、それを聞いて寂しそうに微笑んだ。
「ううん。言わなかった私も、ずるいもの」
それは自嘲ともとれるような微笑みで、そんな表情は奏には似合わないと、頭の隅で考えていた。
奏の綺麗な笑顔が好きなのに、そんな表情をさせているのが自分だと思うと嫌になった。
「……惑わせちゃってごめんね。でも、私……自分が抑えられそうになかったから」
奏の苦しそうな表情に私も苦しくなる。
タイミングとか人とか場所とか、恨めそうなものはいくつもあったけど、そのどれも今この場には似つかわしくない。
「……ごめんね」
奏は何一つ悪くないのに……悪いものは何一つないのに。
何かを言おうとして開いた口は、結局声を出すことはなく、また閉じてしまう。
何を言えばいいのか、何を伝えればいいのか……何も分からなかった。
何を言っても今は嘘になるような気がして、言葉が出ない。
付き合いの長い奏にはどんなに繕ったところで気づかれてしまう。だからこそ、余計に何も言えなかった。
「……私、先に帰るね」
「……」
「……ごめんね」
謝らなくていいのに。そうやって謝られると、胸が苦しくなってしょうがない。
そしてそんな、泣きそうな顔をしないで欲しい。ずっとずっと、微笑んで欲しいのに――。
沈黙する私を置いて、奏の遠ざかる足音が耳に響く。
俯いた私に奏がどんな風に遠ざかっていったのかは分からないけど、その表情だけは想像できた。
きっと、私と同じで、今にも泣きそうな表情をしているに違いなかった――。
おわり
今ふと思ったんだが、響って鼻についたクリームを
きれいに舐めとれるくらい舌が長くて、ピアノやってたし指も長いんだろうな
………ごくり
奏に命令されてprprする響は攻めなんですか受けなんですか
OG影薄かったけどまた出てきそうな気配が…
にしても前回までの険悪ムードが嘘のようなご執心っぷり、やっぱり奏は響に依存してる感じがする
そんで響も奏の事は自分が一番良く知っていなければ気に食わなくて自分が知らない出来事を友人と話してたりすると不機嫌になりそうな予告
>>487 そりゃ奏も一年間忘れられないわけだな……。
「響(の弾くピアノ)が大好き」
「奏(のケーキ)に関しては私が一番よく知ってる」
今回個人的にはこれに尽きましたね。ほぼ両想い。
>>487 「ビアンやってたし」に見えた……
>「ビアンやってたし」に見えた
わろたwww
ドアノブを二人でがちゃがちゃして開けたシーンが暗喩というか
響の心を開けるのは奏だけ!
みたいに見えるなーと思うんだ…萌え
>>487 そこに気付くとは…やはり天才か…
>>491 くっそwwお前の目どうなってんだwww
ビアンでも全然おkです!
だがしかし異議がある。「ビアンやってた」ではない。今でもやっている。現在進行形だ(キリッ
響のガチっぽさは素晴らしい
なぎさと響はガチレズに好かれそうな雰囲気があると思う
>>499 このシーンはこういうの期待しちゃうよな
ツン×ツンとか美味しすぎる
ツン×ツンの百合ップルは、デレ期に入った後どちらかがヤンデレ化して1粒で3度おいしい
奏さん、楽しみにしていたはずの演奏会で爆睡w
響とのキャッキャウフフを全力で楽しんだからな
奏でにとって響>王子が早速明らかになったな
王子はどうでも良くて響のために尽力したということがよく分かったw
奏の世話焼き女房っぷりがやばいね。 しかし響はとことん内向的というかなんというかw
なぎほのをめんどくさくしたような性格の二人だ。幼女にはこの繊細さが分かるのだろうか…
響って基本的に寂しがり屋だよなぁ
周りから愛されてないわけではないのに本人の受け取り方がちょっとひねくれちゃってる
泣いてる幼響に
お疲れ様って言って傘を差し出す
幼奏の女房っぷりがパーフェクト過ぎる件
510 :
442:2011/02/20(日) 20:58:48.57 ID:UObI4QHj
また数レスお借りします。
時期外れですが、バレンタインネタの響→奏です。
「…こほっ…こほっ…」
静かな室内に、咳き込む声が響く。
この部屋の主・北条響のものだ。
「響ぃ…しっかりするニャ! 傷は浅いニャ!」
「…誰も怪我してないってば…」
椅子の上にチョコンと乗っかったハミィが、心配そうに見つめる。
どこかピントのズレた励ましが、何だか心地よかった。
心の痛みを、ほんの一瞬でも忘れさせてくれるから。
「…奏」
ベッドの中で態勢を変え、天井を見上げる。
今日は日曜日。
本当なら、一緒に外出するはずだった。
封切られたばかりの映画を観て、ランチを一緒に食べて。
そうだ、隣町のファッションショップをのぞいてみようよ。
それとも、人気のドーナツカフェにでも行ってみる?
そんなことを、帰り道に二人で話していた。
すっごく楽しみで、すっごくワクワクして。
なのに、なのに私は…。
「バカだな…私」
何で、こんな日に風邪ひいちゃったんだろ。
自分で言うのも情けないけど、元気だけが取り柄の私なのに。
よりにもよって、こんな日に―。
「…はぁ…」
ため息を、一つ。
今日は家族も外出していて、家に誰もいない。
妙な静けさで、病身の響は心細くなる。
「…奏…」
また、名前を呼んでみる。
一緒に出掛けるはずだった、親友の名前を。
さっき、断りの電話をかけた。
意外にも、その反応はそっけなくて。
『えっ、風邪? うん、分かった。…お大事に』
それだけだった。
本当はもう少しだけ、話していたかったよ。
奏の声、もっと聞いていたかった。
悪いのは私だって、分かってるけど。
風邪ひいた自分が悪いって、分かってるけど。
「…奏…っ…」
いつの間にか、天井がボヤけて見えていた。
気づかないうちに、涙がこぼれてて。
奏、会いたいよ。
奏の声が、聞きたいよ。
ずっとケンカしてて、やっと仲直りできて。
せっかく、二人で遊びに行く約束したのに。
風邪が治れば、また会えるって分かってるけど。
でも…今、奏に会いたいよ…。
「奏…!」
511 :
442:2011/02/20(日) 20:59:23.75 ID:UObI4QHj
「…響…」
「奏…」
「響、どうしたニャ? 奏が来てるニャ?」
「…奏…奏…っ!」
「ひ〜び〜き〜! 奏が来たニャ!」
「そう、奏が…って、ええっ!?」
見ると、確かにそこに、南野奏の姿があった。
「かっ…奏!? どうしたの?」
思わず、ベッドから飛び起きる。
泣いていたことを知られないように、パジャマの袖で拭いながら。
そんな響に、奏は少し呆れたような眼差しで。
「お見舞いよ、お見舞い。玄関、カギ開けっ放しだったわよ?」
不用心なんだから。
そう言いながら、奏は響のベッドに近づく。
「奏、あんまり近づくと風邪うつっ…あ」
奏の手が、響のおでこに触れる。
ひんやりとした手のひらの感触が、火照った肌には心地よくて。
「ん〜…まだ、すこ〜し熱があるかな。お薬、飲んだの?」
「…うん」
どうしよう。
奏が来てくれて、嬉しいはずなのに。
顔…見られないよ。
「もっと重症かと思って、心配したんだからね。
でも、大したことなさそうで安心した。
これなら、明日には学校に出てこれるかな?」
「…うん」
奏は、肩にかけたトートバッグから、ペットボトルを取り出す。
「来る途中で、スポーツドリンク買ってきたの。
風邪ひいたときには、こういうのを飲むのがいいんだって。
机の上に置いておくから、喉が渇いたら飲んでね?」
「…うん」
それ以上、会話が続かなかった。
押し黙ったままの響に、奏が心配そうに声をかける。
「響…どうしたの? どこか痛い?」
「…ううん」
「あ、それとも…熱があるから、喋ってるのつらい? だったら私、もう…」
「行かないでっ!」
「…え」
思わず、口に出してしまった。
何とも気まずい沈黙が流れる。
「響…?」
「奏…ゴメン」
「えっ?」
「今頃、一緒に出かけてるはずだったのに。
なのに私、風邪ひいて…奏と遊びに行くの、楽しみにしてたのに…。
本当に、本当に…楽しみに、してたのに…っ…」
それ以上、言葉にならない。
ぽろぽろと、毛布の上に涙の雫が落ちる。
「響…」
「奏…響を許してあげてニャ…」
「…ハミィ?」
ハミィが、懇願するような表情で奏を見上げる。
「響、昨日から、ずっと楽しそうにしてたニャ。
奏と遊びに行くんだ、一緒にお昼食べるんだ…って。
ずっとずっと、ニコニコだったニャ…だから…」
「…うん、分かってる」
「ニャ?」
512 :
442:2011/02/20(日) 20:59:54.44 ID:UObI4QHj
奏は椅子の上にあったカーディガンを手に取ると、響の肩にそっとかけてやる。
「…ほら。あったかくしてなきゃダメでしょ?」
「奏…怒ってないの?」
「怒ってるわけないでしょ。風邪ひいちゃったんなら、しょうがないもの。
もちろん、後で埋め合わせはしてもらいますけど?」
「埋め合わせ?」
首をかしげる響に、奏は頬を少しだけ染めながら。
「…楽しみにしてたの、響だけじゃないんだから。
人をワクワクさせた以上、責任は取りなさいよね?」
「奏…うんっ!」
ようやく、響に笑顔が戻った。
それを見て、奏も微笑を浮かべる。
…と、響は何か思い出したように。
「あ、そうだ。アレ、今日渡さなきゃ!」
「?」
響は、枕元の紙袋に手を伸ばした。
中には、何やら小さな箱のようなものが入っていて。
顔を真っ赤にして、響はそれを奏に差し出す。
「はい、コレ」
「何…?」
「…だから、今日はバレンタインでしょ? 一応、本読みながら作ってみたの」
「えっ…」
「スイーツ部の奏にしてみれば、笑っちゃうくらいヘタクソなチョコだけど…。
あっ、ま、まずかったら、食べてくれなくてもいいから…その…」
「そんなことないよ」
奏は嬉しそうな笑顔を見せながら、包みを解く。
「ちょっ…今開けないでよ! 恥ずかしいじゃん…」
中からは、ちょっと歪なチョコレートが出てきた。
小さなハート型のチョコが、四個。
少し欠けていたり、形が不恰好だったり。
「…ほら、笑っちゃうでしょ? そんなヘタッピなチョコ…」
「ううん、全然」
「えっ?」
「だって、響が頑張って、作ってくれたんでしょ?」
そう言って、奏はチョコを口に運ぶ。
決して、出来は良くないけれど。
それでもこんなに甘いのは、きっと―。
「とっても甘くて、とってもおいしい。アリガト…響」
「奏…」
あ、そうだ。
奏は、トートバッグから包みを取り出す。
「これ、私から響に」
「?」
響が包みを解くと、中から現れたのは…。
「…チョコレートケーキ!」
「単なるお見舞いのつもりだったけど…まぁ、バレンタインだし、ね」
「奏…」
「一応、味には自信あるつもりだから」
おやつにでもどうぞ。
照れ隠しにそう言って、奏はそっぽを向いてしまった。
513 :
442:2011/02/20(日) 21:00:19.83 ID:UObI4QHj
そんな幼馴染に、響のイタズラ心が疼きだす。
「ねぇ、奏」
「…何よ?」
「前に言ってたよね。『ちゃんと頼めば食べさせてあげる』って」
「ええ。でも、さすがに今日はいいわよ。今度部活に来た時は…」
「じゃなくてさ、今ここで食べさせてよ?」
「へ?」
「ねぇ…か・な・で♪ ほら、あ〜ん……」
「えっ、ちょ、響、あの…」
大口を開けて、親友のリアクションを待つ響。
もちろん、奏にはチョコケーキが差し出されている。
ここにはフォークも何もないし、手で千切って食べさせるしかない。
一口くらいなら…と思い、奏はケーキに手を伸ばす。
…が。
『えっ…これ、このまま食べさせたら…私の指が、響の…っ!?』
気づいた瞬間。
奏の顔は、火を噴いたように真っ赤に染まった。
「バ…バカ言ってんじゃないわよ! 病人はおとなしく寝てなさいっ!」
「何さ、一口くらいいいじゃん!」
「こういうのは、風邪が治ってから食べなさいよ! せっかく作ってあげたんだから!」
「さっき『おやつにどうぞ』って言ったでしょ!」
「前言撤回よ! デリカシーの無い病人に食べさせるケーキはありませんっ!」
「誰がデリカシー無い病人よ!?」
「自覚症状が無いなら、余計タチが悪いわよ!」
いつもの調子で、口ゲンカを始める二人。
その隣で、ハミィが響お手製チョコにこっそりと手を伸ばしていた。
「いただきますニャ♪」
「「ハミィ!!」」
「ニャっ!?」
こういう時だけは、息の合った二人である。
― END ―
514 :
442:2011/02/20(日) 21:02:20.04 ID:UObI4QHj
以上です。お目汚し失礼しました。
ひとまず、これでSSはネタ切れ。
また燃料投下されたら、書かせてもらいたいと思ってます。
2年前の美希ブキ以来、久々に楽しませてもらいました。
GJ過ぎる
寂しくて嫁の名を何度も呼ぶとか悶え死ぬわ…
しかし奏の赤面シーンでは違う意味でドキッとした
あの反応は絶対王子好きだろ
まあそのあとが百合的にすばらしかったから良かったけど…
ガチ百合になり過ぎないようにするためかなあ?
百合厨涙目wwwwwwwwww
って言葉が思い浮かんだなw
仕事はえーな
しかし、奏さんは何でもこなせるな
>>516 ばっかおめえ
いきなりの質問に
(ほ、本当は響の方が好きって告白しちゃうおうか、でも……)
って戸惑いながらごまかしてる顔だろあれは
えぇい!エロSSをかける者はおらんのか!
いや、日常SS書いてくれた人もグッジョブだけど・・・
>>516 響が至近距離から自分の顔を覗き込んできたから赤面したんだよ
顔の赤らみがなくなるタイミングも、響が離れた位置にいるって気付いた瞬間だったろ?
それにしても「奏王子先輩のこと好きだったの!?」って話になったら響の性格なら奏のことをからかいそうなのにからかうどころかガン無視って、つまりは聞きたくなかったってことですよね!!
…悶える
ああ、流れで聞いてみたものの
本当は奏が王子を好きだと言ったらどうしよう的な
葛藤があったんですねw
奏も奏で響の反応を見るためにあんなことを言ってたりして
本物の百合アニメだなこれ
どうでもいいけど必殺技使うときに二人で顔くっつけて超うれしそうな顔してるところが個人的にたまらない
あれを毎週見れるとかすばらしすぎるわ
>>518 中学生の身で社会的カムフラージュまで考慮するのは本格派だなw
将来有望と言うしかない。
>>527 奏がいきなりキスするからびっくりして傘落としちゃったんですねわかります
・・・俺3話まだ見てないからそうとしか見えない
531 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/21(月) 01:04:20.99 ID:nTaAefEn
日曜朝の子供向けアニメでそんなに百合百合して大丈夫か?
>>530 そして、その後二人でお風呂に入ります
それが予告の「奏の○○○に関しては、私が一番良く知ってるんだから!」につながります
小さなお子様にとっての王子=ちびっ子が響奏目線で共感できるためのイケメンとして用意したスタッフの作戦
大きなお兄様にとっての王子=コミケでいかがわしい行為を描写が含まれる同人誌が出回ることに対するスタッフの思いやり
百合好きにとっての王子=響奏の成就の妨げになるのではないかと不安を煽りつつ2人の恋路がより具体的な道のりとなるためのスタッフの陰謀
>>533 完璧すぎる解説ありがとうございました。
では一旦CMでーす。
あの棒状の物がどんなCMされるか気になる
ちょっと奏! しっ、CMもう始まってるって!
早く抜いてったら!
なんだか二人が両手に持っている武器(棒?とベル?)を合体する機能があるようだけど…ゴクリ
今更ながら
>>221は「3階建てハウス」って食玩のことだったんだなw
王子なんて空気過ぎて後半忘れてた
完璧超人と思いきや、まさか、王子様が駄目出しされるなんて思わなかったです。
王子はイラナイ子
541 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/21(月) 12:44:07.69 ID:xLtoYyjv
そういえば、今週のプリキュアモバイルのメルマガは、奏のバレンタインデーネタだったね。
「響にチョコあげるつもりだったのに」とか、「みんなの気持ちも相手に伝わってるといいね^^」とか・・w
ニヤニヤしてしまった。
このカップルは公式公認なんですね。
>>537 なにせ「クロスロッド」だっけ?
・・・・・交わる棒。
>>539 あのシーンのおかげで王子に好感が持てた。ただの完璧超人じゃないんだなって
とはいえ、ひびかなの間に割って入ったら許さんがな!
響に嫌がられてもめげずに会いに行く奏が健気過ぎる
演奏中に寝ていた奏と、繊細でクールな響が意外だった
しっかりしてるようでどこか抜けてるのが奏、活発だけどどこか冷めてるのが響かな
>>542 まぁ
スイートプリキュア♪おしゃれでにゃんにゃん♪
っていう着替えシリーズもあるみたいだし
>>545 みんなバレンタインはどうだった??
チョコといえば前にスイーツ部のみんなと手作りチョコを作ったんだけど
響ったらまたつまみ食いしに来たの!
あとで響にもあげるつもりだったのに。
みんなの気持ちも相手に伝わってるといいね(にやけた絵文字)
という惚気メールが送られてきましたww
きっとホワイトデーには響からメールがくるって俺信じてる!
>>547 どこからどう見ても惚気ですありがとうございました
響(のピアノ)が大好きだったもん!
私が奏の(ケーキの)事一番よく知ってるし!
もうお前らいい加減にしろと・・・
親公認なんだからもう結婚しろ
「南野さん、これからも響のことをよろしくね」だもんな
きっとオヤジは奏が奏がっていう響の愚痴もとい惚気を
二人が喧嘩してる間じゅうずっと聞かされていたに違いない
ちくしょううらやましい
自分、文章力皆無だけどエロSS書いていいすか?
響パパの「嫌いってことは好きってことだよ」ってセリフなかった?
たぶん音楽に対してなんだけど、このアニメに関しては深いと思った。
あと公式の次回予告動画がすごい萌えるんだが
最後の奏の沈黙何w
>>533 今更だけどすごい的確な解説w
>>552 どんどん書いてくれ
いや書いて下さいお願いします
二人とも響のママの演奏旅行に着いて行って、そこで同性結婚すればいい
何食わぬ顔で帰国してクラスメイトから
「二人で海外旅行なんて羨ましいな〜、何しに行ったの?観光?」
って質問に響、奏は顔を真っ赤にして
「「な、内緒・・///」」ってハモるがいいさ
ハモれ
>>552 是非ガツガツ書いてください
>>553 聞いてすぐ「ああ奏の事ね」と思った俺はもうダメかもしれない
>>555 最終回でそろって高校海外留学&ルームシェアの神展開が浮かんだ!そのあと海外で結婚
ペンタブとコミスタ持ってるけど使うスキルがない。
ボールペンの一発書きをスキャンしただけの残念漫画投稿してもいい?
もちろん画力も残念だが
是非とも投稿してくれ
せめて鉛筆とかシャーペンにしとけば修正できるのに何故いきなりボールペン
某P先生までがエレ→ハミ推奨かw
>【セイレーン】
>
>メフィストにそそのかされ、今ではメフィストの忠実な
>部下となっている。
>しかし、実は・・・ハミィ大好き!
ハミパン装備エレンわろた。
まるで似合ってないとこが萌えポイントか。
ハミィは責任取って黒のセクシーぱんつをプレゼントすべき。
エレン「楽しい音楽は嫌い〜!」
エレン(だって・・・あの頃の私とハミィを・・・!)
ハミィ「にゃ? セイレーンはどうして泣いてるにゃ?」
エ「あんたのせいでしょ!」
ハ「えへへ・・・。それほどでもないにゃ!」
エ「褒めてないし!」
って事ですね分かりま(ry
ところで仮面の人=アフロさんという仮説を立てたのだが、どうだろう
アフロさんて?
ΩΩΩ<なんだってーッ!!!
アフロの髪の人を必死に探してたよ orz
あと2人入ると思ってたけどどうなんだろう
ダブル百合っぷるになるのかな
とあるサイトでひびかなはなぎほの要素だけでなくこまかれ要素もあるって書いてて納得した。
響=かれん(親が音楽家で孤独感があってひきこもりがち。かれん同様響も激情型)
奏=こまち(親が食べ物屋。おしとやかだか怒ると怖くて大胆な行動もする。)
とんでもない百合っプルだな、ひびかな。
後はハミィとセイレーンの回想シーンを期待。
立てる必要あるのかね
世の中には自分の思い通りのスレッドがないと生きていけない人が居るんだよ
百合マススレッドに居ついてる人とか
百合マススレは勝手にテンプレの一部を消去して立てるのが居るからな…
>>564 某P先生って誰でしょうか?
>>572 一応こっちの板は年齢制限ありますからね……このスレ自体は
今のところ全年齢OKっぽいけど。
さて、以下のSSは放送直後から書き始めていたけど、完成寸前に
PCがフリーズして最初から書き直す羽目になった代物です。
多分王子先輩の呪いのせいでしょう。
『喧嘩するほど』
「いい演奏会だったわね」
「奏は途中から寝てたけどね」
「あはは……ねぇ響」
「何?」
コンサートホールに隣接する公園。芝生に体操座りした響と、その隣に横座りした奏。
近くでハミィたちが遊んでいるのを眺めながら、奏が言いにくそうに尋ねる。
「またピアノやってみる気、あるかな?」
「うーん、今すぐはちょっとね。あの頃は奏と遊んだり、お菓子食べたり以外は
ほとんど音楽やってたけど、今は運動部の助っ人とかもあるし。でも、そのうち
やってみたいとは思ってるよ。今度こそちゃんと「音楽を奏でられる」ように
なりたいなって」
「大丈夫よ、響ならきっとなれる」
響の前向きな態度に嬉しそうな奏。しかし次の一言にその表情が曇る。
「けど5年もブランクがあるし、取り戻すのは簡単じゃないだろうな。いっそのこと
王子先輩にでも教わろうか」
「響……今朝私のこと王子先輩が好きなのかって冷やかしてたけど、響こそ」
「ああ、そういうのじゃないから」
照れも焦りも見せず、あっけらかんと答える響。
「パパの弟子みたいな人だから面識はあるし、悪い人じゃないことも知ってるけど、
何だか物足りないんだよね」
「そ、そう?」
「奏の方こそ、王子先輩のどこが気に入ったのさ?今朝はなんか言ってたみたい
だけど、奏ってあんな浅い理由で人を好きになるような娘だったっけ」
「……笑わない?」
頬を紅く染めて、上目遣いで尋ねる奏。
「わっ、笑わないよ」
その表情に軽くダメージを受けながら響が答えると、奏は唇を耳に触れそうなほど
近付けて二言三言ささやいた。
「ぶははははははは!!」
腹を抱えて笑い転げる響。ハミィたちまで何があったのかと心配して近寄ってくる。
「笑わないって言ったのに!」
「い、言ったけどwww 肉球マニアな上に××マニアだなんて、奏のツボって変wwwwww」
先ほどとは違う感情で紅くなった奏が叫ぶ。
「そんな話まで蒸し返すなんて、今度こそ許せない!」
「おっと、逃げなきゃハミィ」
「ニャんで?」
「掴まったら肉球いじり倒されるよ」
「それは嫌ニャァ!」
「響ったら!!」
かくして、二人と一匹の追いかけっこが始まる。
「ソソ……」
まだ活躍する機会がないトーンの一体が、掌を上に向けて肩をすくめる仕草をした。
肩ないけど。
「またやっちゃった……(奏との喧嘩を)」
「しかも今日2戦目……(響との喧嘩が)」
公園中を走り回った二人は芝生に並んで寝転がり、荒い息を吐いていた。ハミィに
至っては完全にグロッキー状態で、トーンたちに介抱されている。
「私たちって仲直りしたはずなんだよね」
「やってることだけ見たら、あまり変わってないわね」
そんな話をしながらも二人が笑顔なのは、あの入学式の日から先日までの喧嘩と
今の喧嘩のニュアンスの違いに二人とも気付いているからだろう。
本当に言いたいことが言えなくて喧嘩になるより、言って喧嘩になる方がいい。
お互いをさらけ出して、仲直りして、その度に二人の絆は強くなっていくのだから。
「あ、そういうことか」
「どうしたの響?」
「私、王子先輩と喧嘩したことないんだ。っていうか多分できない」
響は両足を高く上げると、その反動で跳ね起きた。
「奏とだけだよ、こんなに喧嘩するのは……喧嘩できるのは」
奏は差し出された手に掴まりながら立ち上がる。
「そうね、私も響以外の相手とこんなに喧嘩したことないわ。多分これからも」
二つの並んだ影は、夕日を受けて長く長く伸びていた。
GJです!!
良いひびかなだ!!職人さんいつもありがとう
萌えるー!萌える!萌える―!萌える!萌えるー!
奏が何マニアなのか気になるww
王子先輩は響パパンに心奪われているし?そのマニアでは
ぐっじょぶすぎるSSじゃないか…
>>581 有明で薄い本を売ってるのか?
むしろそういうのは奏がやりそうだが。
王子は空気なだけで悪い奴じゃなさそうだからそんなに嫌じゃない
むしろへタレだったりしてくれたら好きになるかもw
フレッシュの男性キャラはマジで嫌いだったけど
ウエスターさんだけ好きだったが
今はひびかな一色だけど、サッカー部の青い子にも期待している。
青い子と響が仲良くして奏が嫉妬する話があるかも
ていうか無いと困る
響はモテそうだから狙ってる女の子がいてもおかしくないな
なぜかその子とデートをすることになるが、奏って呼んでしまうお決まりの展開キボンヌ
アリですね
「あ、ねぇねぇ奏! このストラップかわい……」
「響先輩……」
「つっ! ご、ゴメン! ちょっとボーッとしてて……」
「17回目です」
「へっ?」
「響先輩が私の事、奏って呼んだの」
「嘘ぉ!? 私、そんなに間違った覚えは……」
「そのうち気が付いてのは、さっきの含めて3回だけでした」
「……」
「……もう、いいです」
「ゴメン! 悪気は無かったの!」
「悪気が無かったから、もういいんです!」
「へっ……?」
「響先輩はそんなに意地悪じゃないの、分かってます」
「そ、それじゃ……」
「だから、絶対勝てないって納得出来たんです」
「勝てない……?」
「それじゃさようなら! 奏先輩とお幸せに!」
「ちょ! 待って! 奏とはそんなんじゃ……」
「そんなんって、どんなん?」「うはっ! 奏! 何でここに……」
「心配だったから付いてきたの。響って女の子のくせに女心が分からない時があるから」
「何それ! フンだ! いいわよ! どうせ私は男女ですよ!」
「それより、いいの? 追いかけなくて」
「はっ! そういえば!」
「まぁ、行かせないけど」
「な、何よそれ!」
いかん改行ミスが・・・
やはり携帯では無理か;
そして割とありがちなネタじゃね? とか思った
正直すまない
スイーツ部の子が響へプレゼントの菓子を作っていることを知り
やきもきする奏とか見たいです
>>589 いやGJです!
やばい、ssで萌え死にそう…
PCだと人大杉でずっと書き込めない…。
それはそうと、
心配でついてきた →響の身に何か起こるか心配で
女心が分からない →私の気持ちに気づいてよ
ツンデレウマー、とても美味しいです。
やっぱりヤンデレと化して敵に洗脳されたりしてほしい
594 :
514:2011/02/25(金) 00:28:32 ID:6ayZHTwU
性懲りもなく、数レスお借りします。3話のコンサートの帰り道の話。
「ん〜っ、楽しかった!」
「良かったじゃない、コンサート楽しめたみたいで」
「うんっ! あ、でも…」
「?」
「隣の誰かさんのイビキで、あんまり聞こえなかったかも」
「えっ!? わ、私、そんなに…?」
「へへ〜ん、ウ・ソ♪」
「なっ…もう、響っ!」
「なはは、冗談冗談。でも奏、本当に熟睡してたよね。疲れた?」
「まぁ、ね。プリキュアに変身して戦うのって、結構大変だもの。
そういえば、響はよく平気よね」
「ま、日頃から鍛えてますから。
ダテにあちこちの部活で、助っ人やってないもん。
いい機会だし、奏も何かスポーツ始めたら?」
「結構ですっ。どうせ私は、運動音痴ですよ〜だ!」
「何さ、ヘソ曲げなくてもいいじゃん!」
「…フンだ」
「でもさ、本当に意外だったなぁ。奏が寝てるなんて」
「悪かったわね。どうせ私は…」
「そうじゃなくってさ。
せっかく、愛しの王子先輩の演奏を聴く機会だったのに〜って」
「だから…そんなんじゃないって言ったでしょ」
「うっそだぁ〜。じゃあ、何であの時、顔真っ赤だったのさ?」
「あ、あの時は、そうじゃなくて…その…顔が、近かったから…」
「顔? 王子先輩、もう随分先に行ってたじゃん?」
「だから、本当に違うんだってば!
確かにカッコイイとは思うけど、好きとかそういうんじゃないの!」
「ホントにぃ〜?」
「もう、しつこいわねっ! 第一、私が好きな人はもっと別に…っ!?」
「ふっふ〜ん…聞いちゃったぁ…」
「な…ぁ、い、今のは、その…ちが…」
「誰々? ウチのクラス? それとも先輩? …あ、まさか後輩?」
「だから、ちがっ……もぅ、知らないっ!」
「あ〜、ゴメンゴメン。そんなに怒らないでよ〜」
「ホント、響ってデリカシーの欠片も無いんだから! おまけに鈍感だし…」
「鈍感? 私が?」
「あっ…あ〜、と、とにかく、響には関係ないからっ!」
「何でさ? 奏の好きな人なら、私も気になるもん! 応援だってしたいし」
595 :
514:2011/02/25(金) 00:29:02 ID:6ayZHTwU
「応援?」
「うん。…ほら、奏とはずっとケンカしてたじゃない?
その償い…ってワケじゃないけど、奏の力になりたいよ。
デートスポット探しでもいいし、相手のことを調べるでもいいしさ」
「響…」
「だ・か・ら…ねぇ、誰? 誰?」
「ちょ、ちょっと響……また、近いよ…」
「ん?」
「…と、とにかく、この話はこれでおしまい!
響に応援してもらったって…意味がないもん」
「あ、何その言い方! 人がせっかく助けてあげようと思ったのに!」
「それがお節介だって言うの! 誰もそんなの頼んでないでしょ!?」
「だからって、意味がないって言い方はヒドイじゃん!」
「そ、それは…その…ひ、響がそういうのに詳しいなんて思えないからよ!」
「失礼ね! 私だって、デートスポットの一つや二つ知ってるもん!
奏が行ったら、きっとびっくりするような所もね!」
「そんなに言うなら、響さん自慢のスポットに案内してもらおうじゃないの!」
「えっ…あ〜…え、えぇ、いいですとも!
奏が驚くような、凄いデートスポットに連れてってやるわよ!」
「じゃあ、土曜日の11時に、駅前広場で待ち合わせね。
遅れたら、承知しないんだからっ!」
「望むところよ! そっちこそ、遅刻しないでよね!」
「響といっしょにしないでくれる!?」
「なっ…もういいよ! とにかく、明日の11時ね! じゃ!」
「じゃあねっ! …フンだ!」
「…フンっ!」
「…響」
「ん?」
「奏に好きニャ人がいて、それを響が応援するんニャ?」
「そうだけど…それがどうかした?」
「どうして、奏と響がいっしょに出かけるニャ?」
「どうしてって…あれっ?」
『…あれっ…どうして、私が響と…?
それに…二人でデートスポットを回るって…それって…デー…あっ!?』
― END ―
597 :
514:2011/02/25(金) 00:30:24 ID:6ayZHTwU
お目汚し、失礼しました。
実験的にセリフだけのSSに挑戦してみたのですが、
地の文無いとかえって雰囲気出すの難しいな…。
読みやすいからいいんじゃない?
デート編も読みたいね
>>597 会話のナチュラルさが素晴らしい!
良い本編補完でした
>>597 GJ!セリフだけの方が好きだな
自然な流れでデートにこじつける奏さん策士w
あと>へへ〜ん、ウ・ソ♪……かわいいな
>>596 おい幼児用玩具買って何してんだwもっとやれw
板移動があったみたいだね。
>>597 良い雰囲気じゃないか!カワユス
メフィストさんが女性だったらなあとふと思った。
各所でどう見てもラスボスじゃないとか、和解して第三勢力出現か?って言われてるし、
響と奏、ハミィとセイレーン、メイジャーとマイナーの対比が指摘されてるし、
1話でのアフロさんとのやり取りもそこまで険悪に見えなかったし、
百合的に美味しい展開が予想できたんじゃないかと思う。
でもケンカップル3組は流石にあからさま過ぎるかw
604 :
597:2011/02/25(金) 21:34:49 ID:6ayZHTwU
ご好評いただいたようで、ありがとうございました。
これまで4本投稿させてもらいましたが、どうにも
俺の書く奏は響LOVEすぎる気がしてます。
そして
>>596ェ…www
相手に対する依存度で言ったら響の方が高い気がする
>>603 それいいな
女性だったらもろ悪役って感じのエロいキャラがよかった
セイレーン×メフィスト女も期待できた
響の方は友達多そうなのに「私を一人にした」とか言っちゃうくらいだからなぁ…
607 :
388:2011/02/26(土) 00:24:27 ID:L2tDUaer
投下させてもらいます。
エロと聞いてエロを思い浮かべてみたけれど、そんなにエロくはなりませんでした。
とりあえず艶っぽい雰囲気だけでも。
カップル成立後の奏×響、響視点です。
両親もハミィもいない響家で二人っきりに、といった感じの話です。
前の話の響サイドですが、考えてみるものの、話を盛り上げる良い思い付きが出なくて、
ちょっと書けないかもです、ごめんねとっつぁん!
608 :
388:2011/02/26(土) 00:25:57 ID:L2tDUaer
―――土曜日の昼下がり。
今日は、部活の助っ人の予定もなく。
私は自宅の一室で、一人時間を持て余していた。
いつもいるハミィは、メイジャーランドへと里帰り中で。
両親もまた、仕事の都合で何日か家に帰ってこない。
今、この家は、完全に私一人だけという環境になってしまっている。
そっか、…一人ぼっちか。
最近はハミィもいてくれるし、稀になっているけれど。
家の都合上、こうなる事は特に珍しい事でもなかった。
事情も承知の上、
今ではもう慣れてしまっていると、思ってはいるものの。
幼い頃はそれが、やっぱり不安だった。
昔を思い返す。
すると。
奏はいつも側に居てくれたんだな、って、
思い返す度に、私は何度も実感する。
お菓子を持って、奏が家を訪ねて来てくれるのが。
どれだけ嬉しくて、どれだけ心強かったか。
奏は、そんな昔の思い出も引き連れて、
今日もまたこの家へと来てくれる。
この家へと続く道を、今辿っているであろう奏を
心の内でそっと思い描きながら、あの頃を思う。
幼いあの頃。
家で一人、遊びに来てくれる奏の事を考えていたら、
私は一人ぼっちでも孤独じゃないんだって、気づいたんだ。
離れていても、気持ちは繋がってるって、私はその時
気づく事ができたんだ。
スローライフを思わせる雰囲気の部屋に、
たなびいた風がやんわりと、窓から舞い込む。
風の出入り口から差し込んできた光が暖かくて、
更に思いを?き立ててくれた様な気がした。
私は。
そんな昔からある「いつも」を頭の中で繰り返して、
いつまでも胸の内で思い描いていた。
ゆったりと進む時間の中、それはとても心地がよくて。
このまま、なだらかに「いつも」が「いつも」のままで過ぎてゆくのも決して悪くないと思った。
悪くないよね。
悪くない。
―…。
―――だけど。
609 :
388:2011/02/26(土) 00:27:06 ID:L2tDUaer
私はどこかで気づいている。
今日は、そんな「いつも」とは、違う事になるんじゃないか、って。
かすかに胸がドキドキと、音を立てている。
自分に変化が起こっている事は、自分でも気づいていた。
だって、もう私達は昔と違って成長しているのだから。
昔とは違う。
昔とは違う事もする。
私は、それに気づかない振りをしようとしているだけ。
―――、奏と恋人になって初めての二人きりの自宅。
両思いとなって付き合い始めて、
軽く触れるキスをして…。
…キスの続きって、…あるのかな?
あるとしたら…、
今日はこれから、どうなってゆくのだろう?
…よく、わからない。
けど、その先を考えようとすると。
さっき思い描いていた「いつも」は、私の胸の内から、ひっそりと何かに隠されてしまう。
そして、代わりに見えてくる、静かな熱っぽさ。
まだ見た事もない、やんわりとした何か。
怖くもあるけど、
相反して、覗いてみたいという気持ちも何処かにある、胸を描き立てる何か。
その何かが、
今日の私を惑わせているのは確かだと思う。
考えるけど、一向にわからない何か。
考えてても、しょうがない物なのかも、しれない。
「うーん」
―――…わかんない。
そう考えをわからない物としてまとめていると。
「響〜っ!お菓子持ってきたわよ〜」
伸びやかなチャイムの音の後、いつもの呼び声が聞こえてきた。
―――心臓が跳ね上がる。
途端にそわそわと体が震え始める。
―――何で緊張しているの?…私?
自分の意外な反応に、怖気づきそうになる。
でも、このままでは、
奏を玄関に放って置く事になってしまう。
たくっ、…もう!
頭をワシワシして、歯痒い自分の反応に釘を刺すと。
一つ深呼吸をして気持ちを完全に改めてから。
私は、奏がいる玄関へと向かった。
610 :
388:2011/02/26(土) 00:28:42 ID:L2tDUaer
挨拶を交わすと、いつもの様に奏を自室へ迎え入れる。
奏がいつもの「可愛い」とは違い、「艶っぽく」見えるのは、私の気のせいかな。
奏が扉を閉める音に、少しドキっとした。
けど、それは一時的なものでしかなくて。
私が絨毯の上に腰を下ろすと。
奏は目の前のテーブルにお菓子の箱を置いて、手際よく紙のお皿を並べていった。
いつもと変わらず、ゆるやかな時間が流れてゆく。
「はぁ〜、やっぱ奏の作るお菓子は最高だね〜」
うんうん、と大きくうなずいて幸せとお菓子の味をかみしめる。
先ほどの慮りなんて、もう忘れてしまった。
幸せで胸はいっぱいだし。
起こるのかわからない、これからの何かの事を考えるなんて、
今ここにある幸せを思うと、野暮な様な気がしてしまう。
後ろにあるベッドを背もたれにして伸びをする。
そして、解きほぐれた体の、頭だけを反り返らせてベッドの上へと預けた。
「響ったら何その格好」
だらしないわよ、と、奏はテーブルの向こうで可愛く呆れている。
「いいじゃん、ちょっとくらい。この体勢、結構楽だし」
そう言って、楽にかまけて目を閉じる。
あー…、お腹もいっぱいだし、気持ちよくってこのまま寝ちゃえるかも。
心地よさに、睡魔がやってきそうだ。
ここで、ショパンの子守唄を流されでもしたら、まどろみに止めを刺されてしまうかもしれない。
…?
心地よさに入り浸っている所。
ふと、自分に何かが起こっている事に気づく。
…えっ?
温かいものが唇に触れた。
驚く気持ちとは裏腹に、
体は緊張してしまっていて、動かそうにも動けない。
唇の熱が離れてゆくのを待って、
一つ時を刻んでから、
思い通りにいかない瞼をそっと持ち上げた。
「…隙だらけじゃない」
目の前で奏が言葉を紡いだ。
私の顔を覗き込むようにして、どこにも逃げられないような体勢で。
私の視界は奏で占められていた。
611 :
388:2011/02/26(土) 00:30:26 ID:L2tDUaer
「っ、……」
いつもなら何か言い返しているのに、言葉が出ない。
奏はそんな私の言葉を、更に飲み込んでしまうかの様に、また口付けた。
今度は先ほどよりも深い。
また、息を吐いて口付ける。
数を重ねる毎に、その深さは増してゆく。
よくわからない感情の何かが顔を出す。
何が起こっているのか、よくわからない。
でも、それは熱くて。胸の内を焼き付けていって。
止められなくなりそうだった。
何度も攻め立てる、口付けが止む。
だけど、心の音は一向に止む気配がない。
「…か、っかなで…?」
何が起こっているのか、答えを求めて呼びかける。
でも、奏は。
「…大丈夫」
安心させようと言葉をかけてくれるものの、答えてはくれない。
でも、答えられない、その代わりなのか。
奏は私の頬にそっと掌を宛がうと、唇に優しく口付けを落としてくれた。
頭の中がのぼせ上がって、ただでさえ持て余している感情が余計に逆撫でられる。
わからない、本当にわからない。
涙が滲むけど、嫌でもなくて。
むしろ、嬉しい様な気がしたりもして。
感情に翻弄され頭も考えも追いつかない。
―――でも。
そこまで来て。
「何か」という感情のしっぽが、少しだけ…、だけど。
―――見えた様な気がした。
そっか…。
考えても、言葉で告げても、
この感情はわからないし、伝えられないもの、なのかもしれない。
だから、奏は言葉の代わりに口付けしてくれたのかな。
言葉で、伝えられないから。
自分の気持ちの変化を思うと。
それは、きっと…、伝わっているのかもしれない。
612 :
388:2011/02/26(土) 00:31:28 ID:L2tDUaer
私はその伝わった感情にあてられてか。
体に力が入らなくて、背もたれのベッドから、
なだらかに絨毯の上へと落ちてしまった。
体がくたりと床に吸い付いたと思うと、
頭は何もない扉の方へと投げ出されてしまう。
奏が私を追いかけるように、体を下へと逸らして、
顔と体の向きを合わせてくれた。
でも、それは。
奏に覆い被さられる様な格好になってしまって。
顔が、熱くなる。
もう、これから進んでゆく方向は変えられないんだ。
ドキドキと心臓が脈打つのがわかる。
…このまま、続きをするんだね?
おしとやかな奏が、
こんなにも積極的に触れ合ってくるなんて…、少し驚いた。
けど。
私をいつも後押ししてくれるのも、引っ張ってくれるのも奏だと、それに気づくと、
そう驚く事でもないのかもしれないと、何処か納得できる様な気がした。
私の知らない事を、いつも教えてくれるのは奏。
これからする事も、奏は…教えてくれるんだね?
―――…。
一つ息を呑む。
「いいよ…、奏」
恥ずかしくて短い返事しかできないけど…、
でも。
いいよ。
613 :
388:2011/02/26(土) 00:32:40 ID:L2tDUaer
奏の滑らかな手が、なだらかに私の肌と上衣を掻き分けて、
私の肌を露わにしていく。
奏は私の耳に口元をそっと近づけると。
「…いいの?」
吐息混じりに、もう一度尋ねてきた。
…いいって言ってるのに。
もう一度聞かないでよ…。
確かめたいって気持ちは、…わからないでもないけど。
でも、その吐息一つで、
もう…私の自制心なんか吹き飛んじゃいそうなんだから。
バカ…っ。
そう強がってみても、今の奏には敵わない気がした。
だから一言だけ。
恥ずかしいから小さ目に。
「…うん」
もう一度、奏へと返事を返してあげた。
614 :
388:2011/02/26(土) 00:34:08 ID:L2tDUaer
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上です、長々と失礼しました。
>>614 す ん ど め か よ
早く続きを書く作業に戻るんだ!!
とにかくGJ
617 :
388:2011/02/26(土) 01:04:25 ID:L2tDUaer
ごめんよ、最初に服に手突っ込む辺りで終わるって表記しとくべきだった。
それと、みんなレスありがとう。
>>614 GJ過ぎて口から大量の砂糖吐いちまったよ
>>614 いいSSだ、感動的だな…だが寸止めだ
ハミィが予想以上に早く帰ってきて慌てる二人
って続きを妄想した俺に隙はなかった
>>603 これまでもダークプリキュアとかノーザさんみたいな魅力的な敵女幹部いたしね
まぁ個人的には今のオジサンメフィストも嫌いじゃないわw
620 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 15:38:56.84 ID:eO4xVOfX
>>614 ここで寸止めとかどんな拷問w
積極的な奏を受け入れる健気な響がめちゃくちゃ可愛い
個人的には奏にベタ惚れな響が好きだが、逆もまた良しだなぁ・・・w
>>619 こんなところに純一ニーサンが来るとは・・・w
下げ忘れたぁぁぁ
申し訳ない;
明日の4話楽しみ
百合百合でありますように
やっぱり響は正しかったのね(キラキラン
と奏が反省するかどうか楽しみ
仲直りまでちゃんとやってくれよ!
奏「はい響、次のケーキよ」
響「ちょっと奏、もう食べられないってばお腹いっぱいだよ」
奏「これは自信作なの、それにまだ食べられるでしょ?はい、あーんして」
響「いつものケーキが美味しいって言ってるのn・・もぐもぐ」
奏「どう?」
響「やっぱりいつもケーキがいい」
奏「えー、響ってばちゃんと味わってる?もう一口食べてほらあーん・・・」
他部員「(他所でやれよ・・・)」
響に食べてもらう為に作るケーキが一番美味しく作れるということを自覚する奏、で終わりそう
4話のあらすじ見てきたけど既に萌えたww
期待していいと思う
>>624 俺が部員なら「もっとやれ」と思うだろう
今週は見所盛りだくさん過ぎてお腹いっぱい
なんじゃこの夫婦漫才は!
もう30分間ニヤニヤしっぱなしだろ
もう台詞がいちいち俺らを釣ってるようにしか思えんw
今週もすごかったな
色々用があって見るのは第一話以来なんだけど
この二人はいつの間に結婚してたの?
セイレーンが奏を誘惑してるようにしか…
なんかもう早く結婚しろ
毎回歪みが無さすぎて妄想する必要がいらないから困る。
次回予告は毎回ツンだが例外なくデレるし。
奏(の作るケーキ)大好き!
当然よ////
今週も良いふうふ喧嘩でした
これで「旦那が食事の感想を言ってくれない」という離婚原因を克服したな
今週は相当だったな
2828しちゃったよw
響はいい子!奏も実はいい子!
ツンツンしながら白いケーキ作ってたとこは萌え死んだね
とうとう響のために作ってたって言っちゃったああ!
毎週毎週くだらないことで喧嘩して、「大好き」って言って仲直りするって百合アニメ過ぎるだろ
もう最終話までこのノリで良いよ
あ、でもやっぱりハミィとセイレーンの話もやって下さい
今回の百合臭パなかったなw
奏も食べなよのところで、すわ間接キスか!?と意気込んでしまった
もしくは間接キスを恥ずかしがる展開が良かった
ところで、奏が響との結婚式でウェディングケーキを自作する話はまだかな?
>>636 漫画版MH&S☆Sでもそんな話あったなぁ
でもやはり動画でノロケる破壊力は格別だぜ
破壊力高杉なんですけど
もう完全に夫婦にしか見えない
どんだけお互いの事好きなんだ
「あ〜ん」程度で赤くなる段階はとっくに通り過ぎているんですねごちそうさまです
(しかし響の方からやるとは予想外だった)。
セイレーンがエレン以外の姿にもなれるということは、いずれ偽響or偽奏になる
話があるはず!
この2人はぶれないな
奏はプリキュアになる前からいつもあんな風に文句言いながら
響の好みのケーキばっか作ってたんだろうな
ラブラブ父母を見て響を思い出すって
そういう認識なんですね
今週も良いニヤニヤ回だった
なんか萌え過ぎてテレビの前で悶え転げてしまったんだがw
王子のときと言い、奏ってミーハーなだけなんじゃないかと思った
あとコンテストどうなったw
奏の中で、
響の笑顔>コンテスト優勝
がしっかり確認されたので、コンテストで何位だろうがもはやそこはあまり重要ではないのです
文句言いつつノロけながらケーキ作ってるシーンの破壊力が凄まじい
1年間こんな夫婦喧嘩につきあうことになるのか
胸が熱くなるな
部長=東山聖歌=追加プリキュア
は確定したな
しかしひびかなが夫婦すぎて割り込む余地なさそうだw
部長にはあのメガネっ娘がいるじゃないですか
今週もすごい百合だった
むしろ百合じゃないところを探す方が大変なくらい百合だった
「プリキュアは二人の心をひとつにして変身」ってメフィストまで百合に加担するような発言しやがった
あと
>>625が大体合ってたな
部長にはどちらかとのカップリングというより
響奏まとめて相手にできる御人なはずだ
第三者の立場からバカップル見てニヤニヤしてるムギ的ポジションじゃね?
女の友情勝手に百合扱いしてるだけじゃなく、
わざとやってるだろこれ。
OPの青髪は部長とは違うタイミングで入るのかな?
何にせよひびかなは揺るがんだろうが
マジで30分間にやにやしっぱなしだった。
あと
>>640みて思ったんじゃけど冷静に考えてもっとすごいことしてね?
写ってねーけどたぶん奏の食べかけ食べてね?
>>658 夫婦なんだから相手の食べかけを食べるなんて普通ですよ
部長にばかり優しくする奏
それにヤキモチをやく響の回は絶対あると信じてる
ここで決めなきゃ女がすたる!→告白かと思った…けどあながち間違いでも無かった気がする
来週も二人で痴話喧嘩…最終回まで痴話喧嘩してるんだろうなー…
>>661 最終回は二人の結婚式→どっちが綺麗かで揉めて〆る形になるって私、信じてる!
ここで決めなきゃ女がすたるの後の響は格好良すぎだったな
あれが奏にめっちゃ効果あったのも良かったw
新婚の北条家
奏「お風呂にする?ケーキにする?それともワ・タ・シ?」
じゃあケーキで!
響はそういう人だと思われる
で、後から「好きなものは後に取っとく」とか何とか言って結局デレる
もう見終わった瞬間からおまいらの反響が予想できたw
しかし、今期のアニメ全部合わせてもスイプリが1番だわ
4話の百合まとめ
奏「響に食べてもらうケーキが…」
響「あたし、奏には嘘なんてついてない!
奏のためならケーキ100個でも200個でも食べる!
おいしかったらおいしいって言う!
そうじゃなかったらそう言う!
あたし、コンテストの審査員じゃないけど、
小さい時から奏のケーキ誰よりも食べてる!
奏のケーキの一番のファンは、あたしだから!」
奏「何なのよ…!私のケーキの一番のファンなんて!
ケーキのことなんか、何にも分かってない癖に!
私のケーキは誰よりも食べてるって、つまみ食いばっかりだし!
第一、100個も200個もケーキ食べたら、
いくら響でもお腹壊すわよ!」
奏「と、友達の事考えていたら…エヘヘ」
奏「そうよ…あれは、あれは私が響のために作った…大切なケーキ!」
奏「私は…私はずっと響の笑顔が見たくて、ケーキを作ってた
私の一番のお客さんは、響なの!」
響「奏のケーキ…大好きなんだもん!」
奏「えっ… ま、まあね。当然よ!」
文字起しありがてえありがてえ
またにやにやしてきた
>>664 響「お風呂に入りながらケーキと奏食べる」
響のこと考えながらケーキ作ってるときだんだんニヤニヤしていってるのが最高だった。奏が。いや俺じゃなくて
奏では町でモデルにスカウトされて
いつのまにかAV撮られそうで心配だ
ああ、みんなに生暖かい目で見られてたな
奏が
部室の衆人環視の中であそこまでガチなカミングアウトをやらかしたのは
トルソーデッサンの時間なのに何やら難しい顔をして一心不乱
↓
みんながのぞいてみたら全然関係ない咲の絵を描いてる
↓
満足いくものが描けたのか振り返って満面のドヤ笑み
をEDでブチかましていた舞以来のことかもしれんw
もう他の部員は「ハイハイごちそうさま仲良くケンカしな」と思ってるよね絶対
かましてくれたなスタッフ。
百合キュア言われても仕方ないわ
『誰かさんのために』
「以上で、第11回デコレーションケーキコンテストを終了いたします」
壇上で喜び合う上位入賞者たちの中に、奏の姿はない。
(佳作かぁ……私もまだまだね)
会場を後にする奏はその結果を意外と余裕を持って受け止めていた。むしろ響が
どういう反応を示すか、想像して楽しんでいたほどだ。
(きっと、自分の参加したチームが負けた時みたいに悔しがってるんだろうな。
それから私を励まそうとしてくれて。もし私が嘘泣きしたら……)
いささか不穏な方向に思索が脱線しつつあった奏は、廊下を向こうから歩いてくる
人影に気付かなかった。
「あっ!痛た……」
尻餅をついた奏の頭上から慌てたような声がした。
「やだ、ごめんなさい!」
「あ、いえ……えぇ〜っ!」
何故かデジャヴを感じながら顔を上げた奏は、山口ヨウコの姿を目にして思わず
大声を上げてしまう。
「ほ、ほっ、本物!?」
「本物よ。あなた、確か参加者の中にいたわね」
微妙に失礼な事を言われたのも気にしていない様子で、微笑みながら尋ねてくる。
審査の時も着ていたパティシエ服ではなく、小奇麗なスーツ姿だった。
「はい、14番の南野奏です」
「あのイチゴショートの娘ね。少しびっくりしたわよ。私たちにアピールしよう、
目立たせようっていう要素が全然ないから、逆に新鮮で」
「す、すみません。でも」
頭では別人と判っていても、セイレーンが化けた偽者と同じような事を言われるかと
一瞬気後れした奏が反論するより、ヨウコの次の言葉の方が早かった。
「きっと、わざわざそんなことをしなくてもあなたのケーキを食べてくれる人が
いるのでしょう?そしてあなたは、いつもその人のためにケーキを作っている」
「……はい!」
「あなたのケーキからは、食べてくれる人を想う心が伝わってきたわ。それは料理を
作る者にとって一番大事なことよ。その気持ちがあれば、あなたもきっと素敵な
パティシエになれるわ」
「ありがとうございます」
「ただし、プロとしてやっていきたかったら、誰か一人だけじゃなくてすべての
お客様を思いやることもできないとね」
「やっと見つけましたよ先生。こんなところで何やってるんですか」
ヨウコの背後から声をかけてきたのは、小柄で童顔ながら目つきが少々きつそうな
女性だった。
「あらエリ子」
「「あらエリ子」じゃありません!次の仕事が待ってるんですから早くしてください」
「そうだったわね。南野さん、頑張って」
ヨウコは最後にそう言い残して、エリ子と呼んだ女性と共に歩いていった。
「今回は残念だったけど次はきっといい線行くよ!奏のケーキ作りの腕は私が
保証するんだから」
会場の玄関ホールで待っていた響は開口一番にそう言った。
「ありがとう響、私は大丈夫。それより前から聞きたかったことがあるんだけど、
響って毎日ちゃんと歯磨いてる?」
「はぁ?一応磨いてるけど」
「一応って何回?」
「1回。毎朝」
「ダメよ、できれば3回、せめて朝晩2回はやらないと」
「めんどくさいよぉ」
「虫歯になったらどうするの!ただでさえ私のケーキばっかり食べてるのに」
「それは……おいしいから……」
「私だって、響にはこれからも私のケーキを食べてほしいからこそ言ってるのよ。
さすがの響だって一度に百個や二百個は食べられないだろうけど、一年でも
二年でもずっと……」
「奏……うん、努力してみる」
「よろしい。ね、おなか空いてない?」
「もしかしてケーキ余ってるの?」
「ここにはないけど、昨日作った分の残りなら店の冷蔵庫に」
「行く行く!」
神妙な顔から満面の笑顔へところころ表情の変わる響を見ながら、奏は去り際に
聞こえてきたヨウコとエリ子の会話を思い出していた。
「先生、何を話していたんですか?」
「前途有望そうな若手にちょっとアドバイスを」
「つまみ食いしようとしていたんじゃないでしょうね?」
「するわけないじゃない」
「どうだか。だいたい先生は昔から……」
(もしかしてあの人も、彼女だけのためにケーキを作ることから始めたのかも
しれない。ううん、きっとそうだわ。あの人たちくらいの年になったころ、
私たちはどうなっているのかしら)
>>678 うおおGJ!
山口ヨウコも百合にするとはその発想はなかった!
大人になったらガチのビアンカップルになっててほしいわw
今日告白し過ぎだろ
ふぅ……本日二度目を録画で見てきた……
あらためて思ったんだけど響すごいこと言ってるよね。
形とか味とかじゃなくて奏が自分のためだけに作ってくれるケーキが最高とか。
しかも一口食べただけでそれが分かるとか。
その上で「奏のためならケーキ100個でも200個でも食べる!」とか
もう「私のために一生ケーキを作って」っていうプロポーズだよねこれ。
あと二度目だと響奏だけでなくハミセイもそそられた。
「さっさとメジャーランドへお帰り!」(怪我させたくないから早く帰って!)
「セイレーンも一緒に帰るニャ〜」
「なんでよ!?」(なんでアタシのこと憎まないのよこの娘……)
というやり取りに見えてきた。
もう2カップルとも早く結婚しろ。
ハミィ天然過ぎて笑えたw
セイレーンがデレたら破壊力ありそう
部長と青髪の子が加わったら部長→奏、青髪→響で報われない恋がいいな
ストパニでも多かったしアリだと思う
録画見終わった。なんでこの二人、毎週告白してるの…
>>661 「デートに遅刻してくるなんて信じられない!」とか、
「二人の付き合い始めた記念日を忘れるなんて酷いわ!」とか、
「いきなり変な道具使うなんて、何考えてるのよ!」とか
ずっとケンカばかりで、なかなか進展しないわけですね。
2人加わってもひびかなが不動だと思える安心感
> 「いきなり変な道具使うなんて、何考えてるのよ!」とか
響「あ、あたしはただ奏に気持ちよくなってもらおうと思って……!」
奏「だからってこんな……信じられない!デリカシーなさすぎよ!だいたい響はいつもいつも……!」
響「なによ!奏だってスイッチが入ったら離してくれないくせに!」
奏「そっちだって!」
――仲直り後――
響「……あたし、やっぱりやめる。奏が嫌がってるのに無理やりしてもしょうがないもん」
奏「い、嫌なわけじゃないの。ただ、その……ちょっとだけムードを考えてもらえたらなって……」
響「奏……」
奏「響……」
――行為後――
奏「響、ひどい……!何度もやめてって言ったのに!」
響「嘘!欲しいって顔してたくせに(ry」
部員A「いつも通りの流れですね」
部員B「ですね」
響攻めですか、いいですね
薄い本では奏が攻めになってそうな予感
ケーキに色々仕込んであったりとか
白い方が攻めだとなんか萌える
奏は黒そうで好きだ
「奏がこんなこと知ってるなんて……ああん」
「響はこんなことも知らないのね……いただきます!」
いざという時リードできる奏さん素敵!
百合に受攻は重要でないことを再認識した感じ
どっちもかわええのぉ
響「今日はケーキと一緒に奏もいただこうかな!」
奏の体に生クリームをぬりぬり
奏「あっ…響…何してっ…!」
響「やっぱりおいしー!」
奏「ひゃっ…!ひ、響そこはだめっ…ああっ!」
っていうSSを期待してるんだがまだですか?
もうそのまま書いちゃえよ
むしろ、奏が響に身体にクリームを塗りたくって
「今日は私が食べる番だから。」
スイートは百合ネタの宝庫だな
百合臭が強すぎて
本来のターゲットである幼女に嫌煙されそう
やはり奏攻めか・・・
見てる幼女がみんな百合に目覚めれば何の問題も無い
もうずっとひびかなだけでいいな
俺は満足だよ
幼女は百合好きだよ
別のアニメだけど「りまはあむ大好きですよね」
みたいなリアル読者のお便りとか
奏「ふーん、iPS細胞かぁ・・・」
それはどっちかというと響のセリフでは
自分はセーラームーン世代だけど、子供の頃ちびうさとほたるの関係に妖しい物を感じたから、百合に目覚める素質がある幼女もいると思う。
今回のひびかな最高だった
頬赤らめるとことかもうね…あれで出来てない方がおかしい
百合的な意味でも今作のプリキュアは戦闘シーンは割とどうでもいいかなぁ…と思ってたんだが、
ネガトーンのイチゴハンドを奏が受け止めるシーンで、なんか、こう…
純粋に「愛」の力を感じてしまった…マジかっこよかったわ…
もうホント今日はすごく良かった
ニヤニヤしっぱなし
百合っていう意味じゃなく二人一組っていう原点回帰的なところが好感もてるね
もちろん他も良いと思うけど
抱きついてるじゃないっすか
抱きつかれて喜んでるじゃないっすか
ラブラブすぎんだろ
どーなってんだw
だって「たのしいきせかえごっこ」だから
きせかえごっこだ・・と・・・?!
じゃあ右の響さんは奏さんを脱がせようとしてるのか・・胸熱
―着せ替えごっこ中
響「やっぱり奏はそういうの似合うね、可愛い!」
奏「響だってすごく可愛いじゃない」
響「えー、奏には負けるけど・・・」
奏「そんなことない!響すっごく可愛い!」
響「奏の方が可愛いよ」
奏「響の方が可愛い!!」
響「奏の方だって!」
2人「むー・・・!」
着せ替えといえば、響のテニスウエア姿が似合すぎる…萌え
>>692 受け攻めが代わる代わる交互になる二人は
まるで第10回M-1優勝コンビでつね
>>714 もう結婚しろよ
二人のディープキスが見たい。きっと凄く絵になるだろう
>>714 どんだけいちゃつけば気が済むのこの子たち・・・
本スレからきますた
> 二人のディープキス
今ピクシヴ見に行ったら投稿されてたぞw
ゴランノスポンサーの場面の2人背中合わせ画像がすばらしい
ひびかなは響の父親のみならず、奏の両親も公認! こういうところは幼なじみ強し!
>>709 「たのしいきせかえごっこ」に素で吹いたw
そりゃたのしいだろうなwww
>>721 結婚どころかもう子どもができて教育しているようにしか……
ピアノが弾けてスポーツ万能な響
お菓子作りが上手でしっかりものな奏
こういうお父さんとお母さんがいたら子供もうれしいだろうなぁ
えりか様みたいにつらいかも知れない
何しろ年中ケンカと仲直りを繰り返している訳で
視聴率が伸び悩んでるみたいだけど、
小さい子達には毎週ケンカばっかりってのがウケないらしい
百合っぷるの痴話喧嘩というのを理解するのは難しいのかな
>>723 いいね、ふたりとも子供好きそうだから夫婦で音楽教室やって欲しい
熱心にが教える響と頃合を見て「みんなー、少し休憩しましょう」と
お菓子を持ってくる奏で大人気
>>726 ウチの姪っ子は普通に楽しんでるけどな。まだ三歳だからかもしれんが。
ケンカ云々っつーか脚本的にもうちょっと・・・
前回の響父の物言いとか理不尽過ぎてイライラしかしなかったし
まあ百合がありゃ何でもいいけど
はいはい対立豚乙www
「食らえ!この愛()コブシパンチ()」とかやってた糞下呂脚本が6%とってた前作に比べれば
全然気に掛ける数字じゃないよ(大爆笑)
↓↓↓↓↓↓以下【脚本】【視聴率】【鳩厨】【対立】はNG登録で進行しましょう↓↓↓↓↓↓↓
>>731 気持ちは分かるが、流石に笑えん
その書き方では荒らし認定されても文句は言えんぞ
皆仲良く、まったりいこうぜ
子供向けと言うことで色々制限もある中で、4話時点で既にかつて無いほどの百合度
製作サイドに一体何が…
>>732 731の出したNGワードを入れると本人も消える
つまりそういうことさ
奏「響と響き合いたい!」
次週も百合臭しかしないんだがw
海にいるシーンが特訓っぽいかな?
そのうちダンス大会とかあると萌えるな〜
二人で旅行話とか来たら死んでしまうかもしれん
>>737 運動音痴な奏に響が密着しながら手取り足取り体で教えるんですね、わかります
中学でこれなんだから
幼女時代はもっとラブラブだったんだろうな
>>707 あそこは百合抜きにしても素でかっこよかったわ…w
それにしてもこの子達変身後も普通に「響」「奏」って呼び合ってるから
「行くよ、メロディ!」って言われたときに違和感すら覚えたw
>>738 修学旅行とかもいいな
なんだかんだ言って絶対同じグループになるw
寧ろ違うグループになってしまっていない事に違和感とか友達をつい響や奏と呼んでしまうとか
あーそれもいいな
ケンカしながら枕投げして結局仲良く寝ちゃってみんなに呆れられるとか
ふたりの浴衣姿見たいし花火大会とか…
いろんなシチュが浮かんでくるわw
響がピアノで奏だけの為にオリジナルの曲弾いたら心臓止まる自信がある
むしろ止める
48話もあるから期待していいよね
録画視聴完了。放送前に書き込んだことが本当に大体合っててほくほくだった。
それにしてもフォークで差し出された一口大のケーキを、少しだけ齧るなんて普通するかな?
あれは「ぱく」って咥えたらフォークで響と間接キスになることを必要以上に意識してしまったヘタレ奏さんと考えるか、
それとも自分が少し齧ったケーキを響が口にすることを見越した策士な奏さんと考えるか……
747 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 17:40:04.54 ID:mDNblhip
アニメ板にあるアンチスレのスレタイってここをネタにしてんのかと思ったw
思ったんだが
スイプリで百合を楽しめない人ってかわいそうだよな
>>748 百合を楽しむためのアニメだと俺は認識してるが、楽しめない人にとってはつまらないだろうなぁ
今週は話も戦闘も良いと思ったが
先週は微妙
>>748 二人の百合っぷりを楽しめるのはいいんだけど、
もう少し友達やら部員やらのキャラを立ててほしくはある。
あとどうしても、敵キャラの三人が薄いのが悔やまれる感じ。
可哀想と言い切るのはあれだけど、百合として見てる人は大体シリーズ内でもかなり高評価だし
百合好きにとってはすごくラッキーなアニメだね
朝からこんなの見られるなんて
まだ5話だしこれからだよこれから
けど、このまま二人の世界を50話貫き通して伝説の戦士になって欲しい気もする
もう少しドロっとした嫉妬回来い
>>752 百合的な意味じゃ歴代最高クラスの出だしだよな
>>752 個人的に百合要素が一番少ない5はイマイチかな
ココナッツシロップがいらなかった
ていうかアンチスレに百合の単語入れないでほしい。
せっかくここの百合語りにニヨニヨしたいのに、アンチスレのタイトルが検索に引っかかって不愉快。
アンチスレって個人的にどれも苦手だから辞めてほしい。
アンチスレの人って初代やSSを見たことがないのかな?
簡単に百合嫌だとか言ってるんだけど、まあ楽しめない人は仕方ないのけど
スレタイに入れられたのは残念だな
響は怒ったり独りになりたい時、よくハミィを奏に渡してるけど
なぜか育児を妻に押しつける夫のように見えてしまう
気にしないのが一番
あっちでやってくれてるだけなら見なくて済むし、スレタイも固定ってわけじゃないんだし
早く次スレに行って欲しいな
なんか知らんがすごい速いし
気にせずマターリやるか
そういえばそろそろなかよし発売の時期だなと思っていたら
いまだ1話しかリリースされていないという事実に気がついて愕然とした
濃密な一ヶ月だっただけに、もう2,3話分くらい経ったかのような感覚でいたぜ
ブルーフレンドや野ばらのような百合作品が少女マンガ誌に出て反響を呼んだからな
それの影響かね
単行本は出ないんだよね・・・?
スイプリはおはなしブックっていうのを今後買っていけば全話読めるのかな
スイプリ四話もう四回見てる
回を重ねるごとに百合度が増して行ってるような気がする
まだ4話でこの濃度じゃ
終わる頃にはどうなってしまうんだ
最終回は結婚式以外ありえないような気がしてきた
768 :
597:2011/02/28(月) 22:35:40.26 ID:ZzvYb3+b
>>763 たぶん、例年通り発売されると思うよ。
1冊目は夏場、2冊目は放送終了後くらいか。
復刊ドットコムあたりで、これまでのプリキュア漫画を
愛蔵版サイズでまとめてくれればいいのにな。
>>764 なんかこんなに何回も見て飽きないアニメ久々だわ…
4話ほんっといいよな・・・
響の告白シーンは何度見てもくるものがある
ああ4話最高だ
自分は奏が部室でプンスカデレデレしてるところがたまらなくイイ
最後のそんなの食べなくていいよ〜もな
奏が響のことをいかに良く考えているかわかる良回だったね。
二人ならどんな喧嘩しても乗り越えられるよ。
夜のベッドで解決しちゃうんだから
部室で奏がプンスカしてるところは、
口では文句を言いながらも表情が徐々に楽しそうになっていくのが最高
>>768 切に願うよ。 神キタ先生の百合展開はこちらの想像を遥かに超えてくるからな。
無印とSSの未収録の話を断片的にネットで見たけど、これは絶対買うべきだったと超然後悔してる。
このまま行けばDX3での二人は…ゴクリ
いちゃつきまくりの響奏を見て
なぎほの、咲舞→暖かく見守る(若いわねー的なノリ)
ラブせつ、かれこま→本気で負けてられないラブと悪ノリこまちがハッスル、せつなとかれんは照れてツン対応
まで考えた
ぶっきー「すごい…あの(響奏)プリキュア、痴話喧嘩しながら戦ってる…!」
まで予想した
>>777 「もう!・・・・・ラブってば・・・。」 ていう声が聞こえたんですが
>>777 俺にはりんちゃんの乾いた笑いが聞こえたよ
じと目だった
>>774 最後のあたりで
いくら、響でもケーキ200個も食べたらお腹こわしちゃう
って地味に心配もしてるしなぁw
4話ガチ百合過ぎてワロタwww
>>781 あれは、呆れていながらも響のためならケーキ200個は作れる前提でいるところが、萌えポイントだと思っている
でも、心配してるって見方も素敵で非常に萌える
何が言いたいかと言えば、あれは良いものだって事だ!
ちゅーまではやって大丈夫だと思うぞマジで
幼児って意外とそういうの気にしなそうっていうか気づかなそうだし
子供の頃セラムンのはるみち見て仲良いんだなーぐらいにしか思ってなかったし
セラムンってそんなに百合百合してたっけ
少なくともウラネプは思いっきりガチだった
プリキュアもガチ百合やれよ
充分ガチです
いまぐらいがちょうどいいな
あとは脳内で補完すればいいわけだし
下地作りはかなり成功してると思う
このガチにちょい傾いたかな?くらいが最高です。
頼まれもしないのにケーキ作っておいたり、それを当然のように振舞ったり
1話から相当だったんだな…すでに出来上がっているという
ハミィ「2人は恋人というより夫婦みたいだニャ!」
2人「「どこが!!」」
ハミィ「ありゃあ、ハモったニャ!」
百合板にしたら凄い勢いだなw今録画全部見てきた
イチャラブでもいいが、やはりケンカップルみたいな感じが良い。
ケンカップルに萌えたの初めてだ。喧嘩しててもやっぱ互いを思ってるとか美味しすぎ
毎度毎度「ハモったニャ!」と指摘するハミィ
きっと百合オタに違いない
今4話で800レスとかw 少なくとも一年間やるからかなり伸びるな
珍しく雑談で伸びるスレ
百合板はな…
贔屓のスレがことごとく過疎ってて寂しい
このスレは元気だからいいがな
1話「響なんかにあげるケーキなんか、ここにはないんだから!」
↓
3話「せっかくケーキ持ってきたのに・・・」
↓
4話「わたしは、ずっと響の笑顔が見たくてケーキを作ってた・・・。
わたしの一番のお客さんは響なの!!」
一年間ずっとツンだったからその反動だな
けどさ、本人はツンツンしてたつもりでも
頻繁にケーキつまみ食いに来てたみたいだし
周囲の認識では「またこのバカップルども」だったんじゃ...
なんか今のところかの「プリキュア解散!?ぶっちゃけ〜」みたいなのを毎回毎回やってるよなあいつら。
積み木崩しとか家族ゲームとか愛し合ってるかいとか
そういうノリで
なんか本当にキスぐらいまでなら行ってくれそうな気がする
「んなわけない」という常識を麻痺させるくらいに二人がラブラブだ
口はともかく頬くらいなら軽くやりそうで困る
今回のラストの響が奏にケーキ食わせるところで間接キスくらいしてくれれば一歩近づいてたんだが
画面に映ってないだけで絶対食べてるぜ
響さんがケーキを捨てるわけがない
この先ほっぺチューか事故チューくらいはあると信じている
小さい頃は一緒にお風呂入ってるな絶対
事故ベロチュー希望
>>808 一緒にご飯食べて、お風呂入って、就寝か
だれかエロSS書いてください、お願いします!
>>808>>810 そもそも性の目覚めが、二人であの音楽堂?でのお医者さんゴッコではないかと・・・。
あそこなら結婚式の方が合いそうだ
ドレスを用意してあげたい
>>805 響の頬についたクリームを舐めとるくらいはあってもいいんじゃないかな
職人のssが読みたくなってきたなあ
自分じゃ文才無いから書けないし
妄想は広がるんだが
pixivのひびかな唾液交換がかなりいい感じでした
舌絡ませ合ってるのがかなりいい感じです! お互いに名前呼び合ってるのもそそる
奏がちょっと押せば響は奏のものになると思う。
奏にベッドでいいようにされる響を想像したら萌えた
奏のほうがそういう意味で響を見てるイメージがある
響はどっちかっていうとあくまでも一番の大親友って感じで、でもやっぱ特別な存在だからちょっと言い寄られるとちゃんと受け入れそう
意識するのも奏の方が早そう、響が無自覚に顔を近づけたり関節キスしたりで真っ赤になる奏は容易に想像できる
響は押し倒してしまいたくなる程無自覚な誘い受けだと思っている
あんな無防備なのに直球とか…
きっと助っ人で呼んでる先輩にも狙ってる人が居るはずだ…間違いない…
まあ俺の妄想だが
なぎさは女の子からラブレターをもらうほどモテモテだったが響はどうなんだろう。
奏「ねぇハミィ、嫉妬って知ってる?」という展開を激しく希望する
サッカー部の青髪はホントに追加プリキュアなのか?
サッカーで響と息の合ったコンピプレイして、プリキュアにまでなったら…
ヤキモチ妬く奏が見られるんですね
ハァハァ
「ちょっとビートっ!!今のとこは私と響で決めるとこよ!!」
「普段リズムは一緒に居るんだからこんな時くらいいいじゃない!」
「ちょっ…ちょっと二人とも…」
「「響は黙ってて!!」」
「はっはい!!」
こんなの希望。ちなみに二人ともメロディと言わないとこがツボ
でもあれ?シンフォニーは…
あらあらうふふ担当
シンフォニーは、どんと来いです担当じゃないかな!
くそー!!お・・・俺に文章力さえあれば・・・傑作ひびかなSSを書けるのに・・・
う…恨むぞ・・・俺の文才のなさを・・・
>>828 まず書いてみろよ、意欲が有るってのは一番の才能だぜ
今月のなかよし濃すぎて興奮した
kwsk
その言葉だけで買ってしまいそうだ。
てかもう毎月買おうかな…
お前ら食いつき過ぎだろう
尼でポチりますた
もう何も怖くない!
君たちいつもそうだね
少女誌に百合マンガが載ると決まって同じ反応をする
わけがわからないよ
>>839 そのくらいにしとかないと
俺の股間のマスケット銃が火を噴くぜ
>>839 わけがわからない?
そりゃあそうだ。そんなの最初から無い。
まあそんなの考えてる暇あったら俺はその時間で迷わずなかよし買う。
お前もそんなくだらないこと考えないで自分の好きなことに時間使え
>>831 画像見た
死んだ
ふたご先生恐ろしすぎるでぇ…
薄い本より安いじゃないか
ふたご先生の歳になっても
自分がまだあんなに頑張れるか自信ない
>>841 くそ、早く届いてくれ…
奏の目に印象が残る
>>839はおそらくまどかマギガの改変コピペ
ネタと思われるので、怒らないであげようぜ
>>841 奏は、おなかいっぱいで眠いだろう響を起こさないようにしながらドキドキしてる
響は、寝てるふりして奏のぬくもりを背中に感じながらドキドキしてる
まで想像した。
>>850 これはあかん・・・これはあかんでぇ・・・
漫画版のひびかなは完全にこれ付き合ってる
仲良しってレベルがら逸脱してる…え、なにがしたいの?
もうほとんどエロ漫画じゃないですかヤダー!
さて今からコンビニでぴあと一緒に探してくるか……
セイレーン「ぶっちゃけすぎだろオマエら……」
これ、ケーキに媚薬入れてるでしょ・・・
奏・・・恐ろしい子!
女児向け作品を見てる気がしない
日本の未来は明るいな
百合ってレベルじゃねぇぞ
百合路線もそうだけど
「フェチ」とか「開発済み」なんて言葉を
女児が当たり前に使う時代がくるのか
すばらしい!
>>850 これはいけない
キュンキュンするケーキって何を入れたんだ
自分はもうダメだ
___
/::::::::::::::::\
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ________
\::::::::: |r┬-| ,/ .| |
ノ:::::::::::: `ー'´ \ | |
/::::::::::::::::::::: | |
>>850 |::::::::::::::::: l | |
てか絵がすごい可愛いね、さすが少女漫画
「奏のディープな成長」て、一体どう成長させる気なんすか先生…
ハミィはしっかり「想い」とか言っちゃってるし
>>855 セイレーンさんが口から砂糖吐いて死んでもおかしくない
次期、百合を前面に押し出すための布石ですな
響は確実に何か盛られてるだろ・・・
何だよとろ〜んてw
>>850 >私たちは友達、なぁーんにも変わってない…
関係を進めたいんですね解ります
>>850 ・・・・どんなフィルターで見たら、こんな絵ヅラになるのだw
>>865 愛という調味料がてんこもりなんだよ
言わせんなはずかしい
神キタ先生は百合界の人間国宝に指定すべき
ていうか奏の肉球のコマやばいだろクンカクンカしてるぞ。
>>865 奏は間違いなく媚薬盛ってる
戦闘後の二人はベッドで愛し合ったんだろうなぁ
>>870 奏「響のここ・・・やわらかい」(クンクン
空白の一年の間、悶々と溜まった想いが部活に向かったのかな
『新しい世界へ「せーの」でいっしょにふみ出したかったのっ』
”新しい世界”が二人のより深い関係に思えてならない…
双頭ディルドーで一緒に大人になっちゃうとか想像してしまった
本当に申し訳ない><
>>850 見れんかった……
みんなの反応を見るに相当大きい魚を逃したようだorz
今日発売のなかよし4月号580円(税込)に載ってるぞ!
なかよし値上げしたんだな
自分が子供の頃は420円だったぜ
単行本出して欲しいが、何故か絵本みたいなやつなんだよな…買いづらいわ
画像見逃した・・・
なかよし買いたいけど、家族に見られたら立場ないしどうすりゃいいんだorz
ネットカフェとかで読めば
>>881 ネカフェに置いてるもんなのか
行ってみるかな、希望が見えてきた
>>874 あー、なんか薄い本にすごくありそう。w
「せーの!で一緒にお互いのはぢめてを・・・」
>>876 俺も
>>850見れなかったから
「なかよし スイートプリキュア 百合」で検索したら出てきた
どんなちいさな変化も感じとるって…告ってるだろ完全にw
奏のディープな成長がマジで楽しみだw
ちょっとした同人誌よりも百合とは
恐ろしいよ神北先生
1年ぶりになかよし読んだけどなんか前より飛ばしてる感じがするなw
やっぱふたご先生的に今期は「おいしい素材きた!」って気分なのかね
>>886 両方見てるとどっちがどっちのスレだか分かんなくなる
住人はかぶってるのか?
つーかもはやスイプリスレは大体百合スレと区別のつかない有様に・・・
百合が好きなことはいいことだ
俺は向こうのひびかなスレからこっちも巡回するようになったクチだ
今まで特別百合好きだと自覚していたわけではないんだが本作で一気に覚醒した
P390の奏「響の日々の成長しっかりみとどけたい!!」
俺も響の日々の胸の成長をしっかりみとどけたいと思います
響はあまり育たないほうがいいなぁ
「響、最近胸が大きくなったんじゃない?」
「それ言ったら奏だって最近、お尻の辺りすっかり女の子らしくなって」
「な、なによ響ったら!私、気にしてたのに……!」
「怒らなくてもいいじゃん!だいたい最初に言い出したのは奏でしょー!」
などと通学路で胸やお尻を揉み揉みサワサワ撫で撫でしながら
イチャコラけんかしている二人であった。
禿同
奏との対比がまたいい訳で
まぁ二人とも細っこいキャラデだからあんま違い分からんけど
提供でのあの太ももを見ると奏の下半身には将来ちょっと期待したくなる
『小ネタ・3月3日編』
「あれっ、奏んちの雛飾りって珍しいね」
「た、たまたまもう1組手に入ったんだけど、2組とも飾るスペースがなかったから
お雛さまだけ2つ並べてみたの。やっぱり変だった?」
「んー、別にいいんじゃない。何だか私たちみたいでさ」
「響……」
「それよりケーキマダー」
「はいはい、今日は特製菱形ケーキよ」
ハミィとフェアリートーンズは三人官女+五人囃子で。
どうせ二つあるならスイートプリキュア百合SSスレがあったほうが便利だが
カプも増えるだろうし棲み分けされるだろう
始まってまだ1月なのにこんな高レベルで
残り11ヶ月はどうなってしまうんだ
スイプリのせいで百合に目覚めてしまった
実際幼女だけじゃなくて小中学生くらいでも結構観てるからなぁ。
某所で奏ちん&聖歌しゃんのイラスト見てときめいたんだがこの二人はありだろうか
そんなオカルトありえません
>>903 俺中2の妹と中3の弟と見てるんだけどもうやばい
なにがやばいって俺と妹は奏派で弟が響派でもう大変だよ
なかよし始めて買ったけど百合百合してるのスイプリだけじゃないですかー
どの辺が「なかよし」なんですかーうわー
漫画2話ラストの「奏のディープな成長!楽しみすぎる?」
どう言う意味ですか先生!!
聖歌先輩のお相手は1話に出てきた眼鏡ショートカットじゃないのかい?
>>908 ちょっと前まではあったんだよガチなのが
スレチだが単行本も出る
その作品がふたご先生へのGOサインとなったんだろう
スイーツ部員に名前付けて欲しいよ
聖歌先輩はスイーツ姫とか言われてるみたいだから王子とくっつけられそうな気もするが
青い子と響が仲良くなって、奏が涙味のケーキ作る話とかないかな
>>910 百合板だからスレチって程でも・・・
申し訳ありませんが作品名を教えて下さい
日曜日まで遠くて百合不足です
>>913 たぶん『野ばらの森の乙女たち』だと思う
>>912 奏さんならにこにこ笑ってそうだな
正妻の余裕的な意味で
ひびかな以外にも盛り上がりたいんだが、他のキャラが個人的に萌えねぇ。。。
響と奏がやっぱ好きだ。これからもっと魅力的なキャラが登場するのだろうか
いま4週分まとめて見たが、なんか百合臭やべえよな今作
4話の視聴回数世界一の自信がある
>>919 内容も昼ドラみたいだけどなw
まあストロベリーパニックを小学生でも見れる程度にソフトにした作品と言えば分かりやすいかと
百合回の合間に箸休め的に、
和菓子の合間に食べる漬物の如くに普通の回を挟んでいくシリーズ構成なのかもしれん。
普通の回があるのかわからんけど。
このまま全話が百合回という可能性もなきにしもあらず。
頭ごっつんして身体が入れ買わる回希望
スイプリなら、この二人なら出来る
>>922 ふと思ったが
響がレ、奏がドで変身したらメロディとリズムの着せ替えできんじゃねー
>>922 響「どうしよう!奏私たち入れ替わっちゃったよ!」
奏「うん、そうね・・・・ゴクリっ」(響の体が私のものに・・・)
こんなかんじになるよね間違いなく
奏「私の体でヘンなことしないでよ、響!」
響「そっちこそ!」
とか言っておきながらお風呂で互いの裸を見て欲情しちゃうんですね
入れ変わって数時間で解決せず
最低でも24時間は入れ替わって欲しい
奏「響のベッドでなんて眠れる訳ないじゃない・・・//。良い匂いするし・・・」
エレンの策略ですかw
928 :
名無しさん@秘密の花園:2011/03/04(金) 11:45:43.64 ID:jHQVeOJo
>>911 とりあえず王子先輩は響奏の間に入ってこなければオケ
どんなちいさな変化も感じとる!
ピクシブにようやく、ひびかなSSきてるみたいだな
>>649 亀レス失礼
ケーキ作りのシーンがあからさまに同じ(バンク)だったので、なんたる手抜き…と思ってたけど
このシーンのためだったのか???
すいおん!
ここまで見てると奏はガチでレズの素質があるんだなぁと思う
響のこと愛し過ぎだろ
百合は美しいな
>>932 響が奏のギター弾いてあげてるのかと思ったw
よく考えるとひとつのギター一緒に弾くとかなんかエロいw
奏にギター持たせたら常に誰かさんへの
愛の歌しか歌わなそう
「むしろ奏本人を弾きたい」
どんな音色を奏でて(ry
爪弾くは荒ぶる調べってそういう
その理論だと
奏が荒ぶるプリキュアか
響は一見、馬鹿っぽい感じだけど芯が強くてぶれない感じ
奏は意外と感情的で脆そう
響「爪弾くは、荒ぶる奏!…って間違えた」
奏「バカじゃないのッもう!//」
なにその夫婦
声付きで能内再生されたよ
荒々しい二人の夜の営みまで想像した
劇場版のオールスターデラックス3が「プリキュア最後の大集結」と
言われてるので、もしかしたら最後のプリキュアかも
まあこれ以上劇場版でプリキュアが増えてプリキュア乱交バーゲンセール
やるのも難しいだろうからな〜
最後だからこそ百合手加減しないとばかりに今回百合ラブ過ぎるとかも
毎回喧嘩してツンデレ×ツンデレ好きな百合ファンは嬉しいが
幼女達は楽しいのかなと思ったが、これも幼女達に「雨降って百合咲く」
「可愛い子には百合をさせよ」と百合は素晴らしいと百合的英才教育を
させるためかも知れないと勝手に結論
とりあえず、ぴあのスタッフインタビュー読んで来いよ
背後から胸と乳首をいじりながら体を密着させてDキスをするというのが百合的に一番美しい絡み方だと思います
責められている方は首を少し回しながらキスをするというのが良ポイント
どっちが責められる方なんだろうか?
奏はケンカしてる1年の間、
定期的にレコード持って教会に来ては、
響を想いながら・・・
自慰に耽るのですね
中二なる前にそういうこと覚えちゃって…まだ早くね?
ってかこの二人は中2に見えない気がががががが
ちゅーよりちょっとえっちいことの方がしやすいと思うが
女子はよくじゃれて体まさぐったりしてたしww
録画しといた2話分やっと視聴でけた
何この公式が一番の燃料っぷり
お前ら結婚しろ
時代がふたごせんせに追いついただけさ
時代が我等に追い付いたっ!!
今更ながらS☆Sの単行本を買って初めて読んだんだが、もう読んだその日から聖典と化したね
やっぱページ数に余裕があるのはでかい。スイート9pって可哀相すぎる。
もっとページがあればスイートもこの百合水準に達したかと思うと悔しくて夜も眠れない
神キタ先生は、まだ2,3歩先をイッてる感じがします
まぁまだスイートは始まったばかりだ
960 :
名無しさん@秘密の花園:2011/03/05(土) 13:11:08.03 ID:2AaJzv7T
ぴあのネタバレ
DX3はつぼ響があるのは確実だな。
えりかがつぼ響にあからさまに拗ねてたw
後、こまち紹介ベージ見る限りこま奏があるみたいだ。
アレ読む限りは、こま奏よりもむしろ舞奏かな
と思ったけど咲のことでノロケをかますあたりはやっぱり平常運転の舞だった
かれんさんェ……
へ∞-、 へV―Vへ
/ /⌒⌒ヽ |/⌒⌒ヾ|
|((/ヽ)) ノ((从レ从))Y
ノイル*゚‐゚ノル Jル゚‐゚ノルし
Jノ/リヱリヘし ノノ/}∀レヘノノ
(ス/_LL>) (フ卉卉ヒ)
ヒ/ヒ| ヒ/ヒ|
ちゅっちゅし合ってるVer.マダーチンチン
かれんさんはCMでえりか様と並んでたから
そういうことだろう
幼少の教会で響に振り返る奏が可愛すぎる
以心伝心だね
予告動画見る限り明日も百合ニヤニヤ回な気がしてならない
>>960 つぼ響ってなんか合わないな〜
なかよしが届いた
最近のようじょはあんな過激な雑誌を読んでいるのか・・・
まぁ昔のコロコロもエロ漫画が結構あったけどさ
さて、明日に備えて寝るか
俺なんか先週の日曜日から備えてるぞ。
あと12時間か・・・
プリキュアでこんなに放送が楽しみになったの初めて
俺なんかプリキュアちゃんと見たのスイートが初めてだぞ
放送前テーマが友情・努力・勝利って知ってピンときた
百合好きやってて良かった
ぴあ読んだけど
なんか今後息を合わせるための特訓するとかインタビューに書いてあるじゃないですか
某所ではシテる最中にも喧嘩してる二人が投稿されてたが、あの二人ならマジで喧嘩してそうだw
それはそれで盛り上がりそうなんだがw
始まりから終わりまで口喧嘩かw
喧嘩カップルを微笑ましく思うのは久しぶりだ
ひびかな! かなひび!
そういえば次スレ
>>970踏んだ人が立てるってなってるけど…
スイートプリキュアのあとに♪入れて欲しいな
ぴあ読んだら、スイプリ対談の人たちが「神キタ先生のプリキュア漫画を読んでこういうのいいなって思いました!」って言ってた
その影響でスイプリは百合ん百合んなんだろうかw
>>979 乙
>>978 去年暮れのなかよしで野ばらを読んで「OK、同級生カプは正義」とかだったりして
>>979 乙
たった4話で次スレとは…
しかも百合板で
>>979 乙す
土日だけは早寝早起き健康的に1年過ごせそうだ
>>979 乙!
明日に備えて そろそろ寝るかな…
1000ならまさかの北条家親子百合展開!
もう千とか早すぎるだろwww
>>979おつ
俺、この受験?が上手くいったらプリキュアぴあ買いに行くんだ…
おはよう、あと二時間だぞ?
仕事だぞ。・゜・(ノД`)・゜・。
イ`
>>900なら今日の5話は伝説の百合回となるだろう
まちがえた(´・ω・`)
あれが事故ちゅーというやつか
とうとうキスシーンやっちゃったか
はいいきなりキス来ました
話はまあ日常的な夫婦喧嘩だな
奏は手取り足取り響に(ピアノを)教えちゃいなよ
思いっきり抱きあってた件
これから放課後デートが決まったわけだな
今度こそちゅーしたw
しかしこの程度の百合ではもう動じなくなってしまったよ
スイプリ恐ろしい!
ちゃんと埋めなさいよ響
1000なら響奏は結婚
1001 :
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