森永みるく -GIRL FRIENDS- 7

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341名無しさん@秘密の花園
上の結婚してしまったまりとあっこのレスを読んでこんな妄想をした。
反省は最終話を読んでからにする。

数年後…。まりの父親が倒れ手術し退院した。
両親の手助けのために呼ばれ有給休暇を取り久しぶりに実家へ帰ったまり。
自分の部屋の家具や本もあっことの同棲を始める時のまま残されていた。
当然ながら、両親には親しい友人とのルームシェアだと言っていたことには胸が痛む。
しかし部屋をみているうちにそんな思いも消し飛んでいく。
懐かしい高校の頃の教科書やノートを眺め、あっことの馴れ初めを思い出す。
「今は本当に幸せ……」
そして空のはずのクローゼットに気が付いた。
「ここにあっこに見せる服をいっぱい入れてたな。同棲先に全部持っていったけど」
何の気もなしにクローゼットを開けたらそこには服が大量に入っていた。
今時の若い女が着るような服だが、お世辞にも趣味がいいとは言えない。
「お母さん……!?けど、たまみんが着ていたような服も……??」

その頃、あっこも実家へ帰っていた。
「亜希子、まだ彼氏とかいないの?」
「いや……、まだ……」
「もーいい歳なんだから。職場の人に孫の自慢話を聞いてお母さんも見たくなっちゃった」
「はは……」(お母さん、ごめん…っ)

続く?
342名無しさん@秘密の花園:2010/08/20(金) 15:30:30 ID:/8ZdyyPx
まりは両親と話をしていた。それは弟の事だった。
深夜遅くまでアルバイトをしていて、あまり大学にも通っていないこと。
それどころか、ほとんど実家へ帰ってこないこと。
両親の眉間のしわは深かった。
「実は、真理子も含めて家族会議を……」
その時ちょうど、弟が帰ってきた。
「ただいまー」「おーい、ちょっとここへ座れ」
弟は昔とあまり変わらない声だった。そして美少年顔になっていた。
弟はまりに似たストレートの長髪だが茶色に染め、頭の後ろで束ねていた。
枝毛が気になったが、生え際に女の子のような細い毛が生えていることに気が付いた。
「おまえ、隠していることがあるだろう。これが何か説明しなさい」
父はテーブルにごとりと白い箱を置いた。海外通販で買ったものらしく、
英語のラベルが貼られていた。中身は薬瓶で錠剤がいくつか残っていた。
「は…はい。そっそれは……」
「言いなさい」
「じょ、女性ホルモンです」
「ええ!?!?」

もう続けない