【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ3【ランカ】

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1名無しさん@秘密の花園
自由奔放かつ絶大なカリスマ性を誇る銀河の歌姫シェリル。
彼女に憧れ叱咤激励され、夢を追う無垢な少女ランカ。
ランカのファン1号の巨乳眼鏡娘、ナナセ。
ロリと大きなお姉様の両刀使いクラン。
軍服エリートややツンデレなキャサリン。
敵か味方か、妖艶な魅力を纏うマネージャーグレイス。
その他S.M.Sのオペレーター達。

こんな魅力的なキャラクターが集うマクロスFで百合妄想してみませんか?
ラブラブSSやイチャイチャ画像投下・キャラ萌え談義大歓迎。
トライアングラー?男キャラ?…(゜凵K)



○前スレ【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ2【ランカ】
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1234334633/

○公式ページ
ttp://www.macrossf.com/

○保管庫@wiki
ttp://www28.atwiki.jp/macross-lily/
2名無しさん@秘密の花園:2010/03/26(金) 01:21:28 ID:y6u0j4Ai
,,ゞ.ヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ .  ゞヾ ゞ
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.ヾゞ..ヾ .ゞ
ゞヾゞ::: イ.ヾゞ ゞヾゞy.ノヾ;ゞゞ;ゞ
ゞi;;;;;::::: :)ヽゞ__;:ノ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
iiiii;;;;::::: :|;:ソヾ;ゞゞ;ゞ   ヾゞ 
iiiii;;;;::: : |/ヾゞ        ` 
iii;;;;;::::: ::| `   、(    `
i;;;;;;((,,,)::| ヾ  , '´  ̄´ヽ ̄J`ヽ  ` , ` 
;iii;;;;i;;: :.,|.冫、`./  iノノノ)i((( )))
iii;.: ;:;;;::::|    'ヘ,,ノ*´ー`)´ヮ`八
ii;;ii:i;;:;i:i;.| ,.. ,,,.,..,,,,( つ ノつと)ノ)..,.,.... ,,,,,. ,.,...,,..
  シェリルサンダーイスキ!!  フフ。カワイイワネ、アナタ

3名無しさん@秘密の花園:2010/03/26(金) 01:22:02 ID:y6u0j4Ai
: ホラ、ヌレチャウワヨ:  :  ;    :.
  ワタシノカサニ. ハイッテイキナサイ  :   ;   . .   .
 :   : ;   : .  : ;  : : ; : : ;
. : . : . /\: : . : . : :  :   : :
.   .: :/   \: :. . ; : :   : :
 :  /      \: . ; .: : . : ;.
: :, ' ⌒⌒⌒|⌒⌒⌒´ヽ: .
 :i (((( ))))..| ((ハルハi 八 シェリルサン…!
 ノ..| *゚ ヮ^八|(八ヮ゚*,(,,,ジ 
:(,,,,ノ   つ..|.⊂ ⊂ )
   | | |. J  |  |  |
  (__)_).:(_(_)
コンナファンサービス
  メッタニ. シナインダカラネ
4名無しさん@秘密の花園:2010/03/28(日) 01:09:43 ID:1p4PLgHI

           >>1お〜つな ちゅーいぇい ♪

    ┌..、 /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`''ー .、  ササ
    >  `|    __.       `i=, '´  ̄J`ヽ ちゅーいぇい ♪
    > .イ|  ./´iノ ノノ ))     ,,.l=i  (((( ))))
    └''~ ヽ、 ヘ,ノ ゚ ヮ゚ノノ _,,.--''´ =ノ ?| ゚ ヮ゚八
.          ̄ ハハ  ̄ ̄    =(  .ノノハハ ノ).)
5名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 00:02:06 ID:HeJVY89I
ほしゅ
6名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:51:42 ID:carXYLjp
誰もいないようなので、投下させて頂きます。
非エロな上に、かなりシリアスです。
幸せ話しか嫌な方。
シェリランシェリ以外は嫌な方。
弱いシェリルさんはシェリルさんじゃないという方
シェリルさんがかわいそうなのは見ていられないという方はご注意ください。
それでは、少し長いですがお借り致します。

『永遠』
7名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:52:56 ID:carXYLjp

 ねぇ、グレイス、知ってた?
 私、あなたのことが大好きだったのよ。
 ああ、それは知ってたかも知れないわね。
 じゃあ、その大好きが『愛してる』の方だったってことは?
 なによ、その「なんでもお見通し」みたいな笑顔。
 もっと驚きなさいよ。
 このシェリル・ノームが『愛してた』って言ってるんだから。

 ねぇ、グレイス、聞いて。
 あなたがランカちゃんを選んで、裏切られて、とても悲しくて、恨んで憎んだ。
 でも、恨みよりも何よりも、差し伸べてくれた手の温もりと、笑顔を信じたくて。
 心では『行かないで』って・・・『私をみて』って・・・ずっと思ってた。
 笑えるわよね。
 結局、最後まで言うことはできなかったけど・・・。
 もし言ってたら・・・何か変わってた?
 あなたは、私を見捨てないで、最後まで利用してくれた?
 最後まで一緒に連れて行ってくれた?

 ねぇ、グレイス・・・
 最後の戦いの時、私はあなたに『サヨナラ』を告げることを決めたの。
 その道を自分で選んだの。
 最後の戦いの時、あなたに告げたいことがあった。
 酷い裏切りも受けたし、絶望に落とされたりもしたけれど・・・
 それでも・・・私は、あなたに『感謝』してるって。
 『ありがとう』って。
 結局、『サヨナラ』も『ありがとう』も言えなかったけど。
 もし、そう言えてたら、あなたはどんな顔をしたかしら?
 もう一度、微笑んでくれた?
 それとも、『バカな娘』ってあきれたかしら?

 その答えは『永遠』にわからないけれど、わかったことが1つあるの。
 私には、あなたしかいなかったのよ。
 傍にいてくれる人も・・・帰れる場所も・・・
 あなたがいなくなったら、全部なくなってた。

 ねぇ、グレイス・・・あなた今・・・どこにいるの?
8名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:54:02 ID:carXYLjp

「じゃあ、ランカちゃん、アルト、また明日ね。」

シェリルは笑って2人にそう言う。
「ああ、また明日な、シェリル。」
「シェリルさん、明日は学校終わりで一緒にお仕事ですねっ!!!」
アルトの言葉に笑みを返して、ランカの言葉と嬉しそうな笑みに、その綺麗な緑の髪を撫でるシェリル。
「なぁに?ランカちゃん、そんなにあたしと一緒が嬉しい?」
「はいっ!!だって、シェリルさんは私の憧れで、大好きな人ですからっ!!」
ランカの言葉に、シェリルは一瞬、動きを止める。
その表情に自分が何を言ったのかを気づいたランカは、真っ赤になると、慌てて両手を振って弁明する。
「ち、違うんですよっ!!!変な意味じゃなくてっ!!!その・・・好きって言うのはその・・・」
あわてふためくランカに悪戯な笑みを浮かべるシェリル。
「違うってことは、あたしのことが嫌いなの?ランカちゃん。」
少し寂しそうにして見せて、そう言ったシェリルに、ランカは俯きかけていた顔を上げた。
「ち、違います!!!違うんですけど・・・その、純粋にシェリルさんが好きってことで・・・」
必死に言い訳をするランカがかわいらしくて、シェリルは声を上げて笑い出す。
「ランカ・・・お前、いい加減、こいつの性格に気づけよ。」
アルトが溜息を吐きながら呆れたようにそう言って、ランカはやっと自分がからかわれていた事に気づいた。
「シェ・・・シェリルさん!!!」
真っ赤な顔でその名を呼び、頬を膨らませるランカ。
シェリルは小さく舌を出して見せて、「ごめんね」と謝り、ランカの額に口づけを落とした。
「ふぇ・・・」
「お詫びの印に。」
そう言ってランカの目の前で、シェリルの綺麗な顔が微笑むと、ランカは真っ赤になってへたり込む。
「あら?ちょっと刺激が強すぎたかしら。
 でも、ダメよ、ランカちゃん。こんなことくらいでそんなになってちゃ。
 プロはいかなる時でも毅然としてなきゃ・・・」
 ふと、脳裏をよぎった言葉とその笑顔にシェリルの動きが止まる。


『いい?シェリル。
 あなたはこれからプロになるんだから、どんなことが起きても、毅然としていなさい。
 何があってもあなたは歌うの。
 喜びも悲しみも怒りも憎しみも・・・
 あらゆる全ての感情を自分の力にかえて歌うのよ、シェリル。
 あなたなら、それができるわ。』

それは、歌を始めた頃に言われた言葉。
大好きだった、一生、離れることのないパートナーだと思っていた人の言葉。
9名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:55:31 ID:carXYLjp

止まってしまったシェリルに、アルトとその手を借りて立ち上がったランカが、顔を見合わせて首を傾げる。
「おい、どうした?シェリル?」
「シェリルさん?」
2人の呼びかけに我に返ったシェリルは、笑みを浮かべてその背を向けた。
「なんでもない・・・って、大変っ!!!
 もうこんな時間じゃない!!みんながあたしを待ってるから、行くわね。
 じゃあ、ランカちゃん、アルト、また、明日。」
 背を向けたまま振り向くことなく、シェリルは手を振り去っていく。
 その背を、アルトとランカは不思議そうに見送った。
「あいつは・・・いっつも急な奴だな。ん?どうした、ランカ?」
アルトの問いかけにランカはシェリルの背を見つめたまま答える。
「アルトくん・・・シェリルさん・・・なんか変じゃなかった?」
「変?あいつが変なのはいつもだろう。」
笑ってそう言ったアルトに、ランカは曖昧な笑みを浮かべて応え、
それからシェリルに視線を戻す。
「シェリルさん・・・」
小さく呟くその名は、夕暮れに吹き抜ける風に攫われていった。


さよならは自分から。
しかも、とびきり明るく振る舞って。
絶対にランカたちの背を見送らないように。
それはシェリルが決めたことだった。
自分が『独り』だと気づいた時に。
自分で自分を守るために決めたことだった。
10名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:56:17 ID:carXYLjp

それに気づいてしまったのは、ふとした瞬間。
戦いが終わって、それぞれが目まぐるしい日々を送っていた。
そんな中で、シェリルとランカは、人々に希望を与えるべく歌い続けていた。
いろんな場所を2人で一緒に回って。
護衛には、自らがそれを望んだ、アルトとブレラがついて。
しばらくの間は、ホテル暮らしでずっと一緒だった。
シェリルの目の前には、当たり前のように大好きな人たちの姿があった。
けれど、その生活が少し落ち着いた時、それは訪れた。

ぶつくさと言いながらも、その顔はどこか穏やかで嬉しそうに。
アルトは家族の待つ実家に帰っていく。
ランカとブレラは、仲睦まじく、時折、言い合いをしながら。
オズマとキャシーが待つ自分たちの家に。
それぞれに笑って帰っていく姿に、1人、取り残されてしまうシェリル。
笑顔でその背に手を振りながらも、漠然とした恐怖と寂しさがシェリルを襲った。

誰もいないホテルの1室。
そこに帰り着いた時、シェリルはその漠然とした恐怖と寂しさを理解する。
大きな窓に映るはずのない、幼い自分の姿が映る。
そして、シェリルは気づいてしまった。

帰れる場所もどこにもない。
傍にいてくれる人もいない。
自分は『独りぼっち』の存在なのだと。
11名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:58:13 ID:carXYLjp


 『独り』だって気づいて、最初に呼んだのはあなたの名前だった。
 アルトでもランカちゃんでもなく。
 あなたの名前だったのよ。
 グレイス。
 あなたが夢に出てきたの。
 優しい笑顔で『シェリル』って呼んでくれた。
 だから、私は呼び返した。
 『グレイス』って。
 目を覚ました私は、ホテルの部屋中を探し回った。
 でも、どこにもあなたはいなかった。
 当たり前よね。
 それで、ほんとに気づいたの。
 私には、あなたしかいなかったんだって。
 アルトのことがほんとに好きだと思ってたのに・・・
 ランカちゃんたちがいる中で、自分の居場所を見つけたと思ったのに・・・
 違ったのよ。
 あなたがいなくなったら『独り』だったわ。
 傍にいてくれる人も、帰れる場所も・・・
 気づいたら、何もなくなってて・・・

 『独り』になった時に、『傍にいて欲しい』と思ったのはあなただったの。
 だって私は、あなたを大好きだった。
 どこの誰よりも愛してたんだから。
 グレイス・・・
12名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 02:59:45 ID:carXYLjp


手を伸ばせば、アルトやランカたちに触れられる。
笑えば、笑い返してくれる。
自分も笑っていられる。
それなのに。
『独り』じゃないと感じれば感じるほど、シェリルの孤独は膨らんでいく一方で。
『独り』になることに、言い知れぬ恐怖と寂しさを感じて。
けれど、それをランカやアルトたちには知られたくなくて。
シェリルは自分を偽り始める。
そこにいるのは、『銀河の妖精 シェリル・ノーム』
誰しもが憧れ、羨望の眼差しを送る“歌姫”と呼ばれる存在。
シェリルは、誰の前でもそうあることを決めた。
そして、『独り』を感じる間もないくらいに仕事をこなす。
そうやって、シェリルは偽りの自分を作り上げていく。
日に日に危うくなっていく“シェリル・ノーム”という存在に、
気づける者は、今はまだ、誰もいなかった。



「今日も素晴らしかったですよ、シェリルさん。」
エルモの言葉に笑みを浮かべるシェリル。
「当たり前しょう。あたしは、シェリル、シェリル・ノームなんだから。」
いつもの答えに、エルモは微笑む。
「しかし、ここのところ、連日お仕事ですが、そろそろお休みを入れた方がよいのでは?」
「大丈夫よ、エルモ。自分のことは自分が一番わかってるから。
 今がベクタープロにとっても、フロンティアにとっても大事な時期でしょう?
 ここを超えたらしばらく休暇をもらうわ。」
エルモに笑ってそう言って、ウィンクしてみせるシェリル。
シェリルにそう言われてしまっては、エルモも返すことができず、笑って頷いた。
「わかりました。ですが、無理だけはしないで下さいね。」
「わかってるわ。心配性ね、エルモは。」
くすりと笑ってそう言い、明日のスケジュールの最終確認をすると、シェリルは車を降りた。
「送ってくれてありがとう、エルモ。気をつけて帰ってね。」
エルモにそう声をかけて、シェリルは車を見送ることなく、自分の部屋へと帰っていく。
その背がマンションの中に消えて行くのを見送って、エルモは車を発進させた。
13名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 03:01:12 ID:carXYLjp

誰もいない暗い部屋に明かりをつけると、シェリルはリビングにあるソファへと倒れ込んだ。
「自分のことは自分が一番わかってる・・・か・・・」
天井を映す視界を右腕で遮ると、シェリルの口元が少し斜めに歪む。
「よく言ったものだわ・・・」
自嘲的にそう言って、シェリルは笑った。
明らかにオーバーワークであることは、シェリル自身が一番よく分かっていた。
けれども、シェリルはそれを表に出すことなく仕事をこなす。
『独り』になってしまうことを恐れて。
それでも、訪れる『独り』の夜には、部屋に灯りをつけて、リビングのソファで眠った。


「グレイス・・・」

音のない部屋に、シェリルの弱く、でも透き通るような声が響いて消える。
呼んでも返事など返ってこない。
わかっていても、シェリルはその名をもう一度呼んだ。

「グレイス・・・」

遮った視界の下で、さらに瞳を閉じる。
彼女の面影を求めて。
自分の記憶をたどって。

「グレイス・・・」

あんなに酷く裏切られたのに。
自分を捨て、ランカを選び。
簡単に『死ぬ』と告げられて。
全ては、彼女たちがしくんだことで。
自分を拾ったのは、ノームの血に復讐をするためで。
何もかもわかっているのに・・・
それでも、シェリルの中で一番に思い出されるのは、グレイスの笑顔だった。
14名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 03:02:41 ID:carXYLjp

銀河の妖精と言われ、確固たる地位を築き上げたその道程には、いつもグレイスがいた。
傍で叱って、笑ってくれていた。
幼い頃には、苦しい時にその手をずっと握っていてくれていた。
初めての楽曲で1位をとった時には、
喜びあって、一緒に寝ようっていう子どもじみたシェリルの願いを受け入れて、
1つのベッドで寝てくれた。

グレイスといる時、シェリルは『独り』ではなかった。
グレイスの隣が、シェリルの帰るべき場所だったから。



 ねぇ、グレイス。
 どうして、傍にあなたはいないの?
 ずっと、傍にいてほしかったのに。
 叶わないとわかっていても、願わずにはいられなかった。
 小さい頃なんて、自分の瞳にあなたが映るだけで、とても幸せだったんだから。
 あなたが差し伸べてくれた手も、握っていてくれた手も。
 とても優しくて・・・温かくて・・・
 だから、一緒にいられるならなんでもよかったのよ。
 ただグレイスと一緒にいられることが宝物だった。
 それだけで、どんな痛みも傷も怖くなかった。
 利用するなら、最後までもっと上手く利用してくれればよかった。
 最後まで騙して、それを真実にして欲しかった。
 少し意地悪で優しいあなたの記憶だけを残していたかった。
 もっとちゃんと、確実な方法で、あなたの手で殺して欲しかった。
 一緒に・・・連れて行ってほしかった。

 私はきっと、あなたとの『永遠』が欲しかったのよ・・・グレイス・・・
15名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 03:05:46 ID:carXYLjp

「よかったわね・・・グレイス。あなたの復讐は大成功よ・・・」
震える声でそう告げると、シェリルはその身を丸く縮こませる。
「おかげさまで・・・ノームの血を引くあたしは、こんな惨めな姿を晒してるわ。」
誰もいない部屋にシェリルの声だけが小さく響く。
「今頃、笑ってるんでしょう?いい気味だって。
 でもね、グレイス。こんな姿を見せるのは・・・ここでだけよ・・・
 人前では『銀河の妖精』であり続けるわ、絶対。
 そうよ、グレイス・・・
 何もかもがあなたの思うようになるなんて、思わないで・・・」
ソファの上でさらに小さく丸まるシェリル。
「あたしは・・・『独り』だけど・・・あたしには『歌』があるんだから・・・
 それを、教えてくれたのは、他でもない、あなたよ、グレイス。
 だから、あたしは歌い続けるわ・・・銀河の妖精、シェリル・ノームとして・・・
 どこでも・・・どんな場所ででも・・・その全てを力にかえて・・・歌ってみせるんだからね・・・」
小さく、小さく、その身を丸めて、シェリルは『独り』きりの絶望の淵で眠りを求める。

「ねぇ・・・グレイス・・・」
シェリルの声が震え、涙声に変わる。

「今・・・どこにいるの・・・?」
16名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 03:07:45 ID:carXYLjp

『永遠』に還らぬ命にそう尋ね、シェリルは丸めたその身を自分できつく抱きしめる。
まだ自分が生きていることを確かめるように。
自分の・・・シェリルという存在を確かめるように。

疲れすぎのシェリルは、気を失うように眠りに落ちる。
そうなるように、シェリル自身がしていた。
そうでないと『独り』の恐怖と寂しさで眠れなくなってしまうから。

眠りに落ちるほんの一瞬。
シェリルは祈るように願う。

せめて夢では、愛しい人が傍にいてくれるように。
自分の瞳に愛しい人の笑顔だけが映しだされるように。
そして、
いつかこの絶望の淵で、また、誰かの温かな手に出会えるように。


シェリルの閉じた瞳から、涙が零れ、流れ落ちた。
17名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 03:18:45 ID:carXYLjp

以上です。
テレビ版の最終回後を想像しながら「永遠」を聴いてたら、
こんなことになってしまいました。
映画では、この2人どうなるのかなぁ。
シェリランシェリもグレシェリも大好きなんで、
幸せになって欲しいと願うばかりです。
18名無しさん@秘密の花園:2010/04/03(土) 12:22:14 ID:1lElCfTC
やばい、泣ける(T_T)
ほんとシェリルには幸せになってほしいよな
この後シェリルを救うのはランカだと信じてる
19名無しさん@秘密の花園:2010/04/10(土) 00:12:50 ID:N9oTu6S7
A.C.E参戦記念に。
二人して仲良くゲームでもライオン歌ってね!
20名無しさん@秘密の花園:2010/04/10(土) 23:56:30 ID:XfS9NXTw
お台場最終日の劇場版滑り込みで見てきたが
何度見てもグレイスが親指立ててウィンクするシーンでグッとくるな
せめて完結版ではTV版と違う結末になるといいなあ
グレイスも(ついでにキノコも)一緒にハッピーエンドになってほしい……
21名無しさん@秘密の花園:2010/04/14(水) 18:30:10 ID:y/8Vktyn
やっと規制解除だ

ほんとグレイスもハッピーエンドになってほしいよな
DVD出るのいつなんだろう?
楽しみだ
22名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:39:59 ID:B3VrIAwG
最近、規制が厳しいですね。
付け加えて疲れもたまってきたので、糖分が足りないと思い書いてみました。
結果、玉砕した気もしますが誰もいないようですし、せっかくなので、
投下させていただきます。
シェリランです。若干、ランカちゃんが暴走気味かも?
では、少しレスお借り致します。
23名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:41:00 ID:B3VrIAwG


『秘密』


豪華なソファの上。
座る自分の膝の上で、当たり前のように眠るシェリルを見下ろしながら、ランカは至福の時間を過ごす。
シェリルのふわふわの髪を優しく撫でながら、そのかわいらしい寝顔を堪能する。
零れる笑みはそのままに。

シェリルという存在を知ったその時、ランカは一瞬でその魅力に落ちてしまった。
それはまるで、恋心に近い憧れ。
その憧れは、気がつけば、いつの間にか本当の恋心へと変わり。
そして、いろいろな出来事の中で育った恋は、多くの困難を越えて結ばれる。
現在に至っては、シェリルのことを少し考えただけで、零れる笑みがさらに深くなるのを止められないほどの、
“シェリルさん大好き病”のランカ。
それが末期であることに、当の本人は気づいていないようだが、周りにとっては周知の事実だった。
現に、今の零れる笑みをアルトあたりが見れば、肩を竦めて呆れかえり言うことだろう。
『ランカ、その緩みきった顔、どうにかした方がいいぞ。』
それほどまでに、ランカの笑顔からもその空気からも、幸せがだだ漏れだった。

眠るシェリルが、ランカの膝の上で自分のお腹の方に寝返りを打つ。
その寝返る姿でさえかわいらしくて、笑顔がさらに零れてしまうランカ。
大好きなシェリルの寝顔を隠す髪をソッと横に避けた時、知っていなければわからない、
ほんとにほんの少しだけ残ってしまった傷痕が目に映る。
その傷痕は、ランカだけしか知らないシェリルとの秘密。
24名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:42:01 ID:B3VrIAwG

バジュラとの戦いから3ヶ月―――
フロンティア船団は、バジュラの地に移住をするべくその地に足を踏み入れた。
とはいえ、まだまだ謎の多い地。
地質調査などのあらゆる調査を終え、バジュラとの共存の方法成立させる。
フロンティアの人間がこの地に移住するまでには、まだまだ時間を要した。
その間の生活は、今まで通り、フロンティアの中で過ごすこととなる。
事件の説明が急ごしらえの政府から行われ、
主犯はグレイス・オコナーと軍政府のレオン・三島によるものだとされたこの戦い。
オズマやアルトたちはフロンティアの英雄となり、
シェリルとランカはその身を利用されながらも、その歌声でフロンティアを救った伝説の歌姫となった。
多くの人々はそれを受け入れ、歓喜する。
しかし、その反面で2人を恨む人間もいた。
グレイス・オコナーがシェリルのマネージャーであったことは明確なる事実で。
ランカという存在がバジュラを呼んだのも事実だった。
だから、この戦いで愛する者を失った人間たちは、どうにもできぬ感情を彼女たちに向ける。

『お前たちさえいなければ』

慰問に訪れた場所で、1人の男がそう言った。
連なるように、何人かが同じような悲しみに満ちた怒声をあげる。
向けられた敵意と言葉にランカは驚愕した。
そこにいた人々に浮かぶのは、自分たちに対する明確な『怒り』と『憎しみ』という負の感情。
怯えるランカの瞳から、自然と涙が溢れ出す。
慰問ライブの途中の出来事で、その意見に激怒するファンとの間に生まれそうになる争い。
それを回避しようと、憎しみを向ける人々に対して軍は力で制圧を試みる。
ランカはただ足を竦ませて、舞台の上に立っていることしかできない。
そんなランカに向かって、怒りをこめて投げられた小石が飛んでくる。
25名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:43:39 ID:B3VrIAwG

「「ランカっ!!!」」

護衛として付き添っていたはずなのに、鎮圧の方に気を取られてしまっていたアルトとブレラの声が重なる。
ランカはその声に反応するも、そこから動くことはできなかった。
ぎゅっと目を瞑り、体が勝手に痛みを覚悟する。
が、その痛みが訪れることはなかった。
恐る恐るといったように目を開いたその先には、誰かの背中があった。
ランカはその背中を知っている。
誰よりも憧れ、そして目指した人物の背中だったから。
「・・・シェ・・・リル・・・さん・・・?」
名を呼ぶ声に振り向くことはせず、シェリルはただ静かに、けれど強さを纏う声で言った。
「しっかりしなさい、ランカちゃん。」
その声に、その大きな背に、ランカはただ魅入った。

シェリルの左の額から流れる血は、まるで涙のように頬を伝いステージに落ちる。
「シェリルっ!!!」
名を呼び、駆けつけようとするアルトとブレラを制して、シェリルはマイクに向かって言った。
「ここはライブ会場よ。あなたたちの力は必要ないわ。今すぐその人たちから離れて。」
シェリルの言葉に、軍人たちが戸惑っていると、シェリルがもう一度告げる。
「聞こえないの?その人たちから離れなさい。」
戸惑いながらも、その言葉に従ってしまう軍人たち。
しかし、その戸惑いは、憎しみを浮かべていた人々も同じで。
シェリルの予想だにしていなかった言葉に誰しもが困惑していた。
会場中がそんな戸惑いに陥ってしまうと、シェリルはマイクを置き、歌い始める。
26名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:44:43 ID:B3VrIAwG

音も何もないまま。
自分の声だけで。
痛いほどの思いをのせて。

響き渡る『ダイアモンドクレバス』に、その場にいた誰しもが聴き入り、魅入る。
そして、中継されていた場所でも、人々は足を止め、その歌声に涙した。


『銀河の妖精』
まさに言葉通りの存在がそこに在った。


そのまま歌い終えたシェリルは、閉じた瞳を開くと、これが応えだと言わんばかりの強い瞳で、
自分たちに憎しみを向けていた人物たちを見まわした。

「恨んでくれてかまわないわ。それでも・・・あたしは歌う。どこでも、どんな場所でも。」

置いたマイクを手にしたシェリルは、そう静かに告げる。
シェリルの言葉には、あらゆる全ての想いを受け止めて、
それでもなお、歌い続けてみせるという明確な強い意志が宿っていた。

「それが、あたしにできる・・・あたしが選んだ唯一の道だから・・・だから・・・」

後ろに控えるミュージシャンたちを見回して、視線を交わすと頷いてくれる。
それを見たシェリルは、頷き返して会場にまた視線を戻し、目を閉じる。
そして、大きく深呼吸をすると、その目を開いた。
そこにあるのは、自らの意志を貫く強い瞳。
27名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:45:39 ID:B3VrIAwG

「あたしの歌をきけぇーっ!!!!!」

そう叫ぶと同時に、合図を送ったミュージシャンたちが音を奏で始める。

『絶望からの 旅立ちを決めた あの日』

未だ流れる血を拭い、歌いながら振り返る。
そこには、シェリルに魅入ってしまっていたランカの姿があった。
シェリルは小さく微笑んで、その手を差し出す。
「いつまでそうしてる気?」
いつもの少し強い口調がそう言うと、ランカの視線とシェリルの視線がぶつかる。
『こんなことくらいで挫けるよう娘が、あたしに負けませんなんて言わないわよね?』
意地悪な瞳がそう告げているような気がして、ランカは自分で顔を挟むようにして両頬を叩くと、その手を取った。
しっかりと握られた手に、シェリルはランカが大丈夫だということを感じ取ると、頷いて、優しく微笑む。
その微笑みに、ランカの胸は高鳴り、顔に熱が集中する。
握った手を、強く握り返してくれたシェリルの手。
それが、嬉しくて、たまらなくて。
気づけば、さっきまでの怯えが嘘のように、ランカはシェリルと共に歌っていた。

中止になることもなく、いつも以上の盛り上がりをみせた、その日のライブ。
舞台袖に帰ろうとした2人の耳に言葉が届く。
「ごめんなさい」
歓声の中に聞こえた声に、シェリルとランカはチラリと顔を見合わせて、微笑み合った。
どちらともなくその手を取り合い、指を絡めて強く固く握りあう。
その時は、まだ互いに片想いだと思っていた、その気持ちを伝え合うように。
28名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:46:57 ID:B3VrIAwG

小さな小さな傷痕にソッと指で触れながら、その時のことを思い出すランカ。
(あの時・・・私・・・改めて・・・この人が・・・シェリルさんが・・・大好きだって思って・・・)
やっぱりそんなことを考えているランカの顔は、緩みきっていた。
そして、ランカはその傷痕を見つけた時のことを思い出す。



『シェリルさんっ!!!』

その傷痕に気づいたランカは、眠っていたシェリルが起きてしまうほどの勢いと大声でその名を呼んで、ベッドから飛び起きた。
「な、何ぃ・・・?どうしたの・・・?ランカちゃん?」
寝起きの悪いシェリルだったが、ただならぬ事態を察知してなんとか身を起こすと、時計を見た。
時計は夜と朝の間あたりの午前4時を過ぎた頃。
思わず自分たちのスケジュールを思い浮かべ、日付の確認をするが、今日と明日はやっともぎ取った2人揃ってのオフのはず。
色違いのお揃いのTシャツ1枚だけを着た姿で、一緒のベッドで眠っていたのがその証拠だ。
「何かあったの?急な・・・仕事?」
眠い目を擦りながら、起き抜けなのと、
昨日と今日にかけての行為の名残を受けた掠れた声で、そう尋ねるシェリル。
その目に映ったランカの顔色が、暗闇でもわかるほど蒼白になっていることに気づくと、
完全に目が覚めたシェリルは、その目を見開いてランカの肩に両手を置いた。
29名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:48:19 ID:B3VrIAwG

「どうしたの!?ランカちゃんっ!?どこか痛いのっ!?」
勢いに任せてそう言うと、ランカが口をパクパクさせながら指をさす。
「え?何?」
「・・・ず・・・が・・・」
「え?」
「傷が!!!シェリルさんの額に傷が!!!」
あまりの大声にシェリルは小さく肩を竦め、そして、ランカの言葉の意味を考えた。
それを理解すると安堵の息とともに、胸を撫で下ろす。
「なんだ、そんなこと。びっくりさせないでよ、ランカちゃん。どっか痛いのかと思っちゃったじゃない。」
“もうっ”と言った感じの、少し怒り口調でそう言うシェリルの両肩に、今度はランカが手を置いた。
「そんなことじゃありませんっ!!!何を言ってるんですかっ!!!シェリルさんっ!!!」
「ご・・・ごめんなさい・・・」
天下のシェリル・ノームが、あまりのランカの勢いに、つい謝ってしまう。
それほどまでに、今のランカには勢いがあった。
「なんで、どうして言ってくれないんですか!!!これ、あの時の傷ですよねっ!!!私を庇った時の!!!私のせいですよねっ!!!」
まくし立てながら、シェリルの身を揺さぶるランカ。
「ちょ・・・ランカちゃん・・・」
さすがはゼントラーディーの血を引いてるだけのことはあるランカ。
常々思ってはいたが、その力の大きさにシェリルは声を出すのもままならない。
「私・・・私・・・」
やっとその動きが止まり、ほっとしてランカを見ると、ランカはその瞳から大粒の涙を零していた。
「私のせいで・・・シェリルさんの額に傷が・・・」
譫言のようにそう呟きながら、ランカは俯いてその涙を膝の上に零した。
「ちょっと、ランカちゃん、落ち着いて・・・」
そう声をかけても、一向にその耳を傾けようとしないランカ。
とりつく島もないとは、きっとこういう事だ。
いい加減シェリルも、話を聞かないランカに少し腹を立てて、行動に移した。
30名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:49:12 ID:B3VrIAwG

「ランカちゃんっ!!!」

少し怒った声でその名を呼ぶと、ランカの体がビクッと震え、俯いていた顔を上げた。
すると、シェリルに腕をぎゅっと掴まれる。
そして、何が起きているのか理解できないまま、強引に唇を塞がれるランカ。
上がる声さえも、許さないとでも言うように。
強引かつ大胆に口づけられると、あっという間に、ランカはシェリルの口内への侵入を許してしまう。
大きく見開かれた瞳は、驚きに涙を零すことをやめ、その瞳がとろける前に伏せられた。

長く深いキス。

肩を掴んでいたランカの手が、力無く落ちる。
それから、シェリルはゆっくりと唇を離した。
2人を繋ぐ銀の糸が切れる前に、ランカを抱き寄せるシェリル。
互いの荒い息づかいが静かになった部屋に響く。
「どう?少しは・・・落ち着いた?」
まだ少し荒い息づかいのまま、シェリルはランカの耳元で囁く。
ランカはそれに小さく頷いて、シェリルの腰に腕を回すと、自らぎゅっと抱きついた。

「ごめ・・・ん・・・なさ・・・い・・・」

息が上がり、少し上ずった声がシェリルの耳に届く。
「まったく・・・困った子ね、ランカちゃんは。」
優しい口調でそう言うと、シェリルもランカを抱きしめる。
震える体に、泣いていることを悟ったシェリルは、苦笑を浮かべてランカの背を優しく撫でた。
31名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:50:21 ID:B3VrIAwG

「こうなると思ったから、言わなかったの。
第一、こんな傷痕、よっぽど近くで隈無く私を見ることができる人しか気づかないわよ、
ランカちゃん。」

少しからかうような口調。
それは暗に、その傷痕がランカぐらいにしかわからないということを指していた。
本当に小さな小さな傷痕。
しかも額とはいえ、髪の生え際に近く、オールバックにしたとしても誰も気づくことがないほどの小さな傷。
たとえそれに気づいたところで、それが傷痕かどうかなんてわからない。
そこに“何かが当たった”という記憶がなければ。
そんな、本当に小さな小さな傷痕なのだ。

「だって・・・シェリルさんの綺麗な顔に・・・傷が・・・」
「だから、こんな傷、気づけるのはランカちゃんぐらいよ。」
「でも・・・」
「だってもでももないわ。」
シェリルの少し強い口調に沈黙するランカ。
それでも不服そうなランカに、シェリルは困ったように微笑んで小さく息を吐いた。

「これは、私の小さな勲章なの。」

シェリルが言った言葉に、ランカはその顔を上げる。
「私が、あなたを・・・ランカちゃんを守ったっていう、勲章。
だから、この傷痕が残ってくれて嬉しいの。」
小さな小さな傷痕に触れ、シェリルはそう言いランカに微笑みかける。
その笑顔に真っ赤になるランカの額に、自らの額を“こつん”とくっつけるシェリル。
「こんなの・・・子どもっぽいと思って言いたくなかったのに・・・ランカちゃんのバカ・・・」
少し拗ねたように、視線をさ迷わせながら赤くなってそんなことを言うシェリル。
シェリルのそんな姿に、ランカの犬耳のような緑の髪がぴくぴくと動き、真っ赤になった顔が破顔する。
32名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:51:50 ID:B3VrIAwG

「シェリルさん・・・」
「なぁに?そのだらしない顔・・・にやけすぎよ、ランカちゃん。」
ぐりぐりとランカの額に額をくっつけると、さらに幸せそうにランカは微笑んだ。
「だって、シェリルさんがすっごくかわいいこと言ってくれるから、嬉しくて。」
ランカの言葉に顔を真っ赤にして、シェリルはその両頬をつねってやる。
「いひゃ・・・いひゃいです・・・ふぇふぃゆしゃん・・・」
「うるさい。」
怒ったようにそう言って、シェリルはランカを解放する。
つねられた頬を撫でながらも、その顔は緩みっぱなしのランカに、
シェリルは溜息をついて抱きついた。

「ランカちゃんのばーか。」
「えへへ・・・いいですよーだ。シェリルさんだって照れ屋さんじゃないですか。」

シェリルの背に腕を回し、その身をギュッと抱きしめ、
お互いにクスクス笑いながらそんなことを言い合う。

「シェリルさん。」
「ん〜?」
「2人だけの秘密ですね。」

ランカの言葉にシェリルは顔を上げる。
そこには、ランカの嬉しそうな笑顔。
そんなランカに、また額をくっつける。

「2人だけの秘密です。」
「・・・そうね、ランカちゃん、2人だけの秘密。」
「誰かに言っちゃ嫌ですよ、シェリルさん。」
「ランカちゃんこそ。アルトにまた惚気話した時に、口を滑らさないでね。」
「それを言うなら、シェリルさんだって。」
互いに肩を揺らして声を上げて笑い合う。
その笑い声がおさまった頃、どちらともなく顔を近づけ、口づけを交わす。
唇を離すと、シェリルが微笑んで言った。

「大好きよ、ランカちゃん。」

その言葉にランカは真っ赤になり、緑の耳を嬉しそうに動かすと、シェリルに飛びつく。
33名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:52:54 ID:B3VrIAwG

「シェリルさんっ!!!」
「ちょ・・・ランカちゃん!!!」
「私、責任取りますからっ!!!」
「は?」
「傷をつけてしまった責任をもって、シェリルさんを幸せにします!!!」
シェリルの上で、そんなことを本気で熱く語るランカ。
「ラ、ランカちゃん?」
「全身全霊を持って、シェリルさんに尽くしますからっ!!!任せて下さいっ!!!!!」
「ちょ・・・ランカちゃん!!!落ち着いてっ!!!ステイっ!!!ステイって・・・あんっ・・・」

シェリルの甘い声が、なぜか部屋中に響き渡り、しばらくやむことはなかった。



「あの時、ちょっと嬉しすぎて、頑張りすぎたら、あとでシェリルさんに叱られちゃって・・・」
“失敗、失敗”と、何の説得力もないニヤけた顔で呟く。
「シェリルさんって、怒ってる顔も・・・綺麗でかわいいんだよねぇ。」
ますます頬を緩ませてそんなことを言うランカ。
一通りニヤけ終わると、まだしばらく起きそうにないシェリルの髪を撫でながら、
ランカはシェリルの小さな小さな傷痕を、愛しそうに見つめる。

『2人だけの秘密』

その言葉を思い出して、また頬を緩ませ傷痕を撫でながら、
誰がどう見ても幸せいっぱいの笑顔を浮かべるランカ。

「大好き、シェリルさん。」

起こさないように小さくそう言って、ソッとその傷痕に口づけた。
34名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 02:57:37 ID:B3VrIAwG

以上です。
とにかくシェリルさんとランカちゃんにイチャイチャして欲しかったんです。
趣味丸出しでごめんなさい。
少し気分も晴れたので、また仕事してきます。
35名無しさん@秘密の花園:2010/04/20(火) 23:51:39 ID:USmOaNoS
GGGGJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!
あああかわいい……!
ちょっと嫌なことがあったんだけどほんとに救われたよ!
ステイ!にフイタww
36名無しさん@秘密の花園:2010/04/21(水) 18:39:53 ID:yz2nDsFz
はあぁぁぁぁん(*´Д`*)
ランカを守るシェリルかっこいい!
そしてイチャイチャ万歳!!
37名無しさん@秘密の花園:2010/04/21(水) 23:27:37 ID:lomVXziA
おおお
規制中で書き込めなかったけどGJ!
自分もいつかシェリランとかで絵描いても良いだろうか
38名無しさん@秘密の花園:2010/04/22(木) 01:25:02 ID:7JUd4jxA
小説GJ!!
そして是非、絵も見たいです!!
39名無しさん@秘密の花園:2010/04/23(金) 02:29:31 ID:iQUWmyVV
俺も絵見たいぜ!
待ってる
40名無しさん@秘密の花園:2010/04/24(土) 13:43:21 ID:U6uUn1k7
GJすぎる!!!
絵も期待!
41名無しさん@秘密の花園:2010/04/28(水) 00:45:59 ID:cKuB2RK5
うあああ!!GJ過ぎて死ぬかと思った!!
かっこよくも照れ屋なシェリルに犬なランカがたまらんです!
42名無しさん@秘密の花園:2010/05/01(土) 09:33:56 ID:A3MAQR8+
ランカわんこおおおおおおおおおおお!!!!!!!
43名無しさん@秘密の花園:2010/05/01(土) 22:16:24 ID:5ySL0mhK
2日過ぎちゃったけど、ランカちゃん誕生日おめでとう!!
そんな感じでシェリラン絵描いてみました。落書きで失礼します;;
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org853407.jpg.html
44名無しさん@秘密の花園:2010/05/01(土) 23:44:32 ID:A3MAQR8+
>>43
ほわああああああああああああああ!!!!!!!!(;´Д`)
45名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 04:00:57 ID:fc+jYZ0n
犬耳が!犬耳がぴょこんて!
眼福ですた…GJ!!

やっと規制解除で書き込めるわ〜…
46名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 15:55:02 ID:Ursg0vLf
すごい癒されました!!!
ありがとう!!!
47名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:38:44 ID:Ursg0vLf
黄金週間てなんだろうな今日この頃ですが、シェリラン絵で癒されました!!!
ありがとう!!!

やっと一息ついたので、疲れてテンションもおかしい時に書いたもの、1つ投下させて頂きます。
シェリランで、もの凄くアホな内容です。
ランカちゃんが犬みたいなのが嫌な方はご注意ください。
では、少しレスお借りします。
48名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:41:33 ID:Ursg0vLf

『幸せ愛犬生活』


小猫っていうより、小犬よね、ランカちゃんって―――


ソファの上で、雑誌の特集を斜め読みしていたシェリルは、ぼんやりとそんなことを思う。
シェリルの隣には「かまって、かまって」オーラを纏った、緑の髪の小犬、ランカがいる。

「シェリルさーん」

かわいらしい甘い声を出して、シェリルの右腕にやんわりとしがみつきながら、その顔を腕に擦りつけるランカ。

「ランカちゃん、ステイ。」

言われた通りにランカは、その動きを止めてシェリルを嬉しそうに見つめる。

「もー、シェリルさん、私、犬じゃないですよ。」

そんなことを言いながらも、従順にシェリルの言葉に従っているランカ。
おまけに、怒っているかと思えば、その顔は緩みきった笑顔で。
あるはずのないシッポが大きく左右に揺れるのがシェリルには見えるようだった。
(どう見たってかわいい小犬よね。)
その姿に微笑みながら、シェリルが頭を撫でてやると、
嬉しそうに微笑んで気持ちよさそうに目を閉じる。
49名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:45:23 ID:Ursg0vLf

「これのどこが犬じゃないのよ、ランカちゃん。」
少し意地悪くそう言って見せると、ランカは頬を膨らます。
「シェリルさんがそういう扱いをするから、こうなっちゃうんです。」
「あたしのせいだって言うの?ランカちゃんのくせに生意気ね。」

これは別にケンカでもなんでもなく。
ランカは頬を膨らませて見せているだけで、その顔には笑みが浮かんでいて。
シェリルはシェリルで、そんなかわいらしいランカを楽しんでいるだけで。
そう、これは『バカップル』と呼ばれるやりとりに過ぎない。

「だいたい、シェリルさんの手が気持ちよすぎるから、こうなっちゃうんです。」
頭を撫でていた手が頬を擽るように撫でると、
ランカは“にへら〜”という言葉がピッタリな笑みを浮かべてそう言った。
「当たり前でしょう?あたしはシェリル、シェリル・ノームなんだから。」
なんの答えにもなっていないような理由を、胸を張って自信たっぷりに言うシェリル。
50名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:46:59 ID:Ursg0vLf

そんなシェリルに瞳を輝かせ、見えないシッポをぶんぶんと左右に揺らしながら、
憧れの眼差しを向けるランカ。

「やっぱり素敵ですシェリルさん・・・かっこいい!!!」
「ふふん、当たり前でしょう?ランカちゃん。」

賞賛のご褒美と言わんばかりに、シェリルは艶やかな笑みを浮かべて、
ランカの唇にキスを1つプレゼントする。
それだけで、ランカは真っ赤になって一瞬その動きを止めたかと思ったら、
あるはずのないシッポが、千切れんばかりに左右に振れ出すのがシェリルには視えた。

「シェリルさ・・・」
「ランカちゃんストッ・・・」

飛びつこうとするランカの勢いに危険を察知したシェリルは、その行動を止めるべく手を前にかざす。
が、一瞬遅かった。

「シェリルさんっ!!!シェリルさーん♪♪♪」

ソファに押し倒されたシェリルの上で、まさに小犬よろしく甘えるランカ。
「ちょ、こら、ランカちゃん・・・も・・・くすぐったい・・・くすぐったいってば・・・」
素肌に触れる緑の髪や無意識に脇腹を撫でてくる手に、シェリルはくすぐったさに堪えきれず身をよじる。

「も・・・、こら、ランカちゃん・・・ステイ・・・ステイっ!!」

なんとかその手に手を重ねてそう言うと、ランカの動きが止まる。
それに安心し、呼吸を整えて見上げれば、
そこには捨て犬よろしく、今にも“きゅーん”と声を上げてしまいそうなランカがいた。
思わずシェリルはそのかわいさに息をのむ。
51名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:48:13 ID:Ursg0vLf

(ダメよ、ここで負けたら。躾が大事だってさっきの記事に書いてあったもの。)

 『時に厳しく接し、きちんと躾ることを心がけましょう。』

さっき読んでいた雑誌で特集されていた“幸せ愛犬生活”の一文がなぜかシェリルの脳裏によぎると、
瞳を閉じてその文章を実行すべく決意を固める。
「ランカちゃ・・・」
瞳を開き、凛々しい表情で注意しようとしたシェリルの鼻に、“ちゅ”と何かが触れる。
「え・・・」
何が起きたのわからずに目を見開くシェリルに、続けざまに同じような感触。
至近距離でランカの視線とぶつかると、ランカがこれ以上にないくらいの嬉しそうな微笑みを見せた。

「ちゃんと、動いてませんよ。」

そう、体はその位置にあった。
動いたのはシェリルの方。
注意しようと体を起こしたその時を見計らって、
ランカがシェリルの整った綺麗な鼻のてっぺんにキスをしたのだ。
しかも二度も。

“ちゅ”

いや、三度も。
52名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:49:24 ID:Ursg0vLf

「ちゃんと言うこと聞いてますよね?シェリルさん。」

かわいらしい笑みを浮かべて甘えた声でそう言うランカに、シェリルはその頬をピンクに染める。
そんなシェリルの鼻のてっぺんにまたキスをするかと思いきや、
今度はかわいらしく、舌先でその鼻を舐めて見せるランカ。
あまりのことに惚けるシェリルに、ランカは緑の髪を犬耳のように器用に動かすと、

「わんっ♪」

などと、少し恥ずかしそうにかわいらしく吠えてみせた。
そして、ランカは顔を赤くしながら、なんとも言えないほど、
嬉しそうに幸せそうにシェリルに微笑んでみせる。
その微笑みは、シェリルだけが見ることができる特権。

「・・・・・・」
「シェリルさーん♪♪」

シェリルの瞳には、あるはずのないシッポを千切れんばかりに振っているランカが視える。
つけくわえて、ちゃんと主人の言うこと聞いていることに、『褒めて褒めて』オーラと熱い眼差しも。

(どう見たって小犬だわ・・・)

そんなことを思いながら口もとに笑みを浮かべると、シェリルは起こした体をソファに戻した。
四つんばいの状態で、自分を見下ろすランカに手を伸ばして、頭をポンポンと軽く叩き撫でてやるシェリル。
53名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:50:06 ID:Ursg0vLf

「はいはい、ランカちゃんはいいコね。」
「えへへ〜、もー、シェリルさん、私、犬じゃないですよ。」

どこまでも緩んだ頬に、気持ち良さそうに瞳を閉じて言い返されたところで、否定になどまったくならない。
そんなランカに笑みを零して、シェリルは愛情こめて名を呼んでやる。

「ランカちゃん」

優しさと温もりがつまった綺麗な声に聴き入って、ゆっくりと瞳を開くランカ。
その瞳には、ランカだけが知っているシェリルの優しい微笑み。
一瞬ドキッとして元に戻った頬を真っ赤に染めたかと思うと、すぐにその頬は緩みきる。

「シェリルさ〜ん♪」
「よくできました。」

そう一言。
そして“ちゅ”とランカの額にシェリルの唇が触れる。
緑の髪が犬耳のように驚きと嬉しさにピコピコと上下に動く姿にくすっと笑って、シェリルはランカの耳元で囁いた。

「ランカちゃん、ゴー。」

楽しそうなシェリルの声。
待ちに待ったご主人様の合図に、喜びを爆発させる小犬よろしく、
ランカは瞳を輝かせ、満面の笑顔でシェリルに飛びついた。


 『愛犬はあなたのたいせつなパートナーです。
  愛情をもって接すれば、必ず愛犬はその愛情に応えてくれます。
  それを忘れずに、あなたのたいせつな愛犬(パートナー)とともに、
  楽しい“幸せ愛犬生活”を過ごしましょう!!!』

54名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 16:52:20 ID:Ursg0vLf

以上です。
『秘密』にも感想ありがとうございます。
こんな趣味丸出しのアホな話で申し訳ないです。
こんな夢をみれたらいいなと思いながら、とりあえず寝ます、死ぬほどっ!!!
シェリラン最高っ!!!!!
55名無しさん@秘密の花園:2010/05/02(日) 22:32:38 ID:EmTWuNID
なんだただの神様、ゴーのその後を書いてくださいお願いしますGod Job
56名無しさん@秘密の花園:2010/05/04(火) 19:48:00 ID:msakySzp
ゴー!シェリランゴー!!
すいませんすごい萌えました。ありがとう!GJ!
57名無しさん@秘密の花園:2010/05/05(水) 12:35:00 ID:clDRzH1e
バカップル最高すぎる!!GJ!!

>>43
見逃した!!!
よかったらもう一回頼む
58名無しさん@秘密の花園:2010/05/06(木) 02:56:59 ID:VQ9W4H1m
なんだただの神か…
59名無しさん@秘密の花園:2010/05/06(木) 20:01:36 ID:D/olcGjc
>>47
(U^ω^)<わんわんお!シェリルさんわんわんお!
激しく萌えました!!ごちそうさまです!!

>>57
どうぞ〜つhttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org865568.jpg.html
43ですが、シェリル様描くのって難しい;;カッコよくそして美しく描けない・・・
60名無しさん@秘密の花園:2010/05/06(木) 22:18:17 ID:BvHX0RFG
>>59
真っ赤になったランカ可愛い!!
即保存しました!!
6137:2010/05/06(木) 23:39:06 ID:k7p1sx2Z
らくがきみたいなので申し訳ないけど投下

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org866070.jpg

ランかはキスばかりするシェリルに答えるのでいっぱいいっぱいになってる図です
62名無しさん@秘密の花園:2010/05/07(金) 08:03:53 ID:BNGPi5Yd
>>61
なにこのシェリラン可愛い…!
即保存しました
63名無しさん@秘密の花園:2010/05/07(金) 12:50:33 ID:NvHG3lP1
>>59
ありがとう!
耳かわいい!!

>>61
いっぱいいっぱいなの可愛い
いいぞシェリルもっとやれ
6437:2010/05/07(金) 22:48:25 ID:wkt8kY1F
調子にのってもう一枚追加
暴走一歩手前のシェリル

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org867881.jpg
65名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 02:25:31 ID:jMrU6zro
ランカ色っぽくて可愛い〜!
シェリル度肝抜かれてて可愛い!
ふたりとも可愛すぎ!!
66名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:12:16 ID:ns28+SMF
うわぁ、めっちゃかわいい!!!
たまりません。ありがとうございます!!!
67名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:20:55 ID:ns28+SMF
さて、上の愛犬生活を書かせていただいた者ですが、続き、書いてみました。
ゴーのあとなんですが、ぼかしぼかしの描写ですが、エロありです。
そういうのが苦手な方は、ご注意ください。
あと、少し長くなりましたので、ご容赦いただけるとありがたいです。
では、「愛犬」があまり関係なくなってしまいましたが、投下させていただきます。
68名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:25:33 ID:ns28+SMF

『幸せバカップル生活』


「シェリルさん・・・」
「なぁに?ランカちゃん。」
少し悪戯っぽい笑みを浮かべるシェリルに、ランカは抗議の眼差しを向ける。
「ゴーって言ってくれました。」
また“ステイ”と言われて、むぅっと膨れっ面になるランカに笑みを零した。
そして、かわいらしい膨れっ面の両目じりにキスを落とす。
「だってランカちゃん、服も脱がせてくれそうにないんだもの。」
ランカの耳を擽るようにそう言うと、シェリルはランカのTシャツに手をかける。

「はい、ランカちゃん、バンザーイ。」
「へ?あ、はい。」

言われるままにバンザイをするランカ。
「いいコね、ランカちゃん。」
素直なランカにそう言って、シェリルはランカのTシャツを脱がせる。
「あら、ランカちゃん。今日は“これ”、つけてきてくれたの?」
Tシャツの下から露わになった白の豪華なレースのブラジャーを指してシェリルが笑みを浮かべて言う。
それは、ランカがシェリルに見立ててもらって買ったものだった。
「はい。その・・・勝負下着ですっ!!!」
赤くなりながらそんなことを力強く言うランカに、シェリルは一瞬きょとんとして、それから笑う。
「なぁに?ランカちゃん。最初からその気だったってこと?イケナイ娘ね。」
からかうような口調でそう言って、シェリルはランカの小さな胸の谷間に唇を寄せた。
「ん・・・」
少し強く吸われて、ランカの口から甘い声が漏れる。
「イケナイ娘にはおしおき。」
顔を上げたシェリルが艶やかに笑ってそう言い、視線を下に落とす。
それを辿ってランカも視線を落とすと、そこには赤い小さな花が咲いていた。
ランカは頬を赤く染めながらも嬉しそうに微笑み、愛しそうにその痕に指で触れる。
「えへへ〜」
ただのキスマークなのに心底幸せそうに微笑んでいるランカの姿に、シェリルは苦笑をもらしてその喉元をソッとさすった。
「ふぇ・・・えへへ〜・・・」
幸せそうに頬を緩ませて、気持ちよさそうにするランカの姿を楽しむと、シェリルはその手を止める。
ランカが“もっと”と訴える視線に笑みで応えて、シェリルはランカの頭をポンポンと叩いた。

「次は、ランカちゃんの番。」
「え?」
69名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:27:02 ID:ns28+SMF

不思議そうな顔をするランカにシェリルは悪戯な笑みを浮かべた。
「なぁに?脱がせてくれないの?」
少し甘えた声の上目遣いなシェリルがランカに向かってそう言うと、ランカはあっと言う間に顔を赤くして、肯定か否定かどちらをあらわしているのかわからないが、首をブンブンと上下に振った。
そんな必死でかわいらしい姿に堪えきれず、シェリルは肩を震わせて笑い出す。
「ふふふ・・・ランカちゃん・・・それってどっちなの?」
笑いに瞳を潤ませてシェリルが尋ねると、ランカが力強く答えた。

「脱がせますっ!!!」

あまりにも力強い言葉に、シェリルは一瞬驚きに身を固め、それから小悪魔みたいに微笑んだ。
「そう、じゃあ、お願い。」
「は、はい。」
若干、興奮気味のランカの頬に手を触れ撫でると、その耳に囁きかける。

「痛くしないでね、ランカちゃん。」
70名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:30:06 ID:ns28+SMF

余裕たっぷりに、でも少しウブなかわいらしさをこめて。
いつものことながら、ランカはその術中に見事に嵌ってしまう。
「ひゃ、ひゃい、シェリルさん・・・」
緑の髪の犬耳をピンと立てたまま、上ずった声でそう返事を返すと、
ランカは一度喉を鳴らしてシェリルのTシャツに手をかけた。
「あんっ・・・」
悪戯に、シェリルが甘い声を漏らすと、ランカはその身をビクッと揺らし、Tシャツから手を離す。
「ご、ごめんなさい・・・」
別になんら悪いことなどしていないのに思わず謝って、
見えないシッポをシュンとさせ、自分の様子をうかがうランカがかわいらしくて、
愛おしくてたまらなくなる。
「冗談よ、ランカちゃん。」
優しい声音でそう言って、ランカの頭を撫でると、シェリルにだけ視えるシッポが、
ゆっくりとご主人の様子をうかがうように左右に振れだした。
“もう、ふざけません”という意味を込めて、シェリルが両手を上げると、ランカの顔が輝き出す。

「ステイはおしまい。ランカちゃん、ゴー。」
笑ってシェリルがそう言うと、ランカは嬉しそうに微笑んで、その手をもう一度Tシャツにかけた。

「い、いきますよ、シェリルさん。」
「ええ。」
「じゃ、じゃあ、シェリルさん・・・バンザイしてください。」

どこかしら恥ずかしそうに。
でも、その実、もの凄く嬉しそうにそう言うランカに従って、
シェリルがバンザイすると、ゆっくりとTシャツを脱がされる。
その下からあらわれたのは、ランカも羨むバストを包みこむ、豪華なレースの黒のブラジャー。
そう、それはランカとお揃いでシェリルが買ったものだった。

「シェリルさん・・・」
「勝負下着よ。なにか文句ある?ランカちゃん。」

ランカの言葉を真似て、シェリルが楽しそうに笑ってそう言うと、ランカの頬がだらしなく緩む。
「シェリルさんだって悪い娘です。」
「言うわね、ランカちゃん。それで、そんな悪い娘にはどうしてくれるのかしら?」
くすくす笑いながら、シェリルがそう言い、ランカの頬に唇を寄せる。
くすぐったさに肩を竦めるランカの見えないシッポが、嬉しさに大きく揺れ出す。
71名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:33:35 ID:ns28+SMF

「そういう悪い娘には、おしおきです。」

お姉さんぶるようにそう言ったランカはシェリルに微笑むと、
その唇を大きな胸の谷間に寄せ、自分もされたようにソッと口づけて、
それから少し強く吸ってみせた。
「ん・・・」
シェリルの口から甘い声がもれると嬉しそうに微笑んで、
白い肌に咲いた小さな赤い花をぺろりとその舌で舐めた。
「ん・・・こら、私、それはしてないわよ、ランカちゃん。」
「サービスです、シェリルさん。」
にこやかにそう言って、ランカはシェリルを見上げた。
その瞳が“もっとしてもいいですか?”と訴える。

「ダーメ。」

そんなランカに楽しそうにそう言うと、
ランカの見えないシッポがシュンと項垂れ、その瞳も悲しそうに揺れる。
何度目かの寸止めに泣きそうになっている姿を堪能すると、
シェリルは笑ってランカの頭を撫でた。
「なーんてね。いくらなんでも、そこまで意地悪はしないわ。
 あんまり意地悪すると、逆に噛まれちゃうかもしれないしね。」

 『あまり厳しくしすぎると、思わぬしっぺ返しをされることがありますので、
  適度にきちんと褒め、許してあげることも心がけましょう。』

特集記事に書いてあった一文を思い出して、シェリルがくすっと笑ってそう告げる。
よく分からないランカが小首を傾げる姿に微笑んで、シェリルはその額にキスを落とした。
「シェリルさん?」
不思議そうな声で名を呼ぶランカに、魅力的すぎる素敵な笑顔をプレゼントすると、シェリルはその耳に告げてやる。

「ランカちゃん、今度こそ、ゴー。」

艶めいた声がランカの耳に響くと、
緑の髪の犬耳を器用にピクピクと動かして、瞳を輝かせる。
「シェリルさんっ!!!」
今度こそ“ステイ”を解かれたランカは、
見えないシッポを千切れんばかりに左右に振り回すと、
シェリルの大きな胸の谷間に顔を埋めた。
72名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:34:58 ID:ns28+SMF

手始めに、ランカはその憧れのバストに何度も口づけて、赤い花を散らせる。
お揃いの黒い下着をソッと脱がせると、一瞬落とそうとしたその手が止まり、
悩んだ末にフローリングの床にソッと形が崩れぬように丁寧に置かれた。
それを目にしたシェリルがクスッと笑う。

「あ・・・くすぐったかったですか?」

自分の胸に気持ちよさそうに顔を埋めて顔を擦りつけていたランカが、
シェリルの笑い声に顔を上げて尋ねると、シェリルは首を横に振る。
「違うわ。ランカちゃんらしいなって思っただけ。」
「へ?何がですか?」
「なんでもなーい。それより、ランカちゃん・・・」
見下ろす形のランカに両手を伸ばすと、シェリルが艶やかに笑ってランカを誘う。

「つ・づ・き」

艶やかに色めいた声でそう言って、首に回した手でやんわりとランカを引き寄せた。
そんな色香にやられたランカは“プシュー”と音がしそうなぐらいに真っ赤になって、
引き寄せられるがままに、シェリルの肩に顔を埋める。
香る甘くていい匂いに、小犬よろしく鼻をくんくんさせて、しばらくその匂いを堪能するランカ。
「シェリルさんて・・・いっつもいい匂いですね・・・」
うっとりしたような声でランカはそう言うと、シェリルにぎゅっと抱きついて、顔を肩口に擦りつけた。
「そう?」
くすくすと笑いながらそう返して、ランカの髪を撫でるシェリル。
もう片方の手で、ランカのお尻辺りを撫で回す。

「・・・やっぱりないわね。」
「ふぇ?」
73名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:36:31 ID:ns28+SMF

肩口から顔を上げて、大きなソファの上で横になったまま向かい合うと、ランカが不思議そうに小首を傾げた。
「シッポ。耳には触れるんだけど、シッポは視えても触れないわね。」
“耳”とされる髪を撫でながら、面白そうにそう言うシェリルに、ランカは頬を膨らませて見せる。
「もー、犬じゃないって言ってるのに。シェリルさんの意地悪。」
そんなことを言いながらも、ランカの顔はにこにこと微笑んでいて。
そんなランカにシェリルも微笑む。

「だって、ランカちゃん、小犬みたいでかわいいんですもの。」
「それって、褒められてるんですか?」
「最上級の褒め言葉よ。」
「絶対、からかってますよね?」

くすくす笑い合いながらそんな会話を交わして、残りの服と下着を脱がせっこしあう2人。
フローリングの床に散らばる衣服の数が、互いに一糸纏わぬ姿になったことを物語ると、
同じような甘い吐息を零しながら、ぎゅっと2人は抱き合う。

「シェリルさん・・・」
「ランカちゃん・・・」

名を呼びあい、額をくっつけて微笑み合うと、唇を重ねた。
啄むように交わしていた口づけは、いつしか深いものへと変わり、
ランカはシェリルを組み敷く形になる。
見下ろすランカにシェリルは微笑み、その頬に手をやる。
その手に頬を擦りつけるランカ。

「優しくしてね、ランカちゃん。」

余裕の笑みに、艶めく声。
けれど、潤んだ瞳はどこかしら“幼さ”を感じさせて。
大人の魅力の中にチラリとみせる幼さは、計算ずくなのか、それとも天然なのか。
どちらにしろ、シェリルの誘惑にランカは見えぬシッポを目一杯振ってみせ、

「わんっ♪」

と、そうかわいく吠えて返してみせる。
そのランカのかわいさに、一瞬シェリルは動きを止め、
それからこれ以上にないくらい幸せそうな笑みを浮かべた。
74名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:37:28 ID:ns28+SMF

触れ合う肌に、交じり合う汗。
重なる肌に、零れる吐息は甘く艶めき。
触れる指に、艶めく声は色香に溢れ、喘ぎに変わる。


堪えるように隠すように。
零れる声は、せつないバラードに。
快感にうちふるえ獣のような本性を曝け出すように。
零れる声は、激しいロックに。
気持ちよさに身を委ね甘い痛みを楽しむように。
零れる声は、かわいらしいポップスに。
おとずれるしばしの波間にたゆたうように。
零れる声は、愛を伝える優しい歌に。

再び訪れる快感に焦がれるように。
零れる声は、情熱のバラードに。
のぼりつめる快楽に突き上げられるように。
零れる声は、激しいアッパーチューンに。
おとずれた絶頂に身を浸すように。
零れる声は、歓喜の歌に。
心地のいい疲れにつれさられるように。
零れる声は、癒しの歌に。

シェリルのステージに魅入り、恍惚の表情を浮かべるランカ。
シェリルの歌声は、ランカの全てを熱くさせ包みこむ。
“無我夢中”の中で、ランカにとってはシェリルが奏でる歌声と零れる表情が全て。
そしてそれは。シェリルも同じ。
75名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:38:10 ID:ns28+SMF

「シェリルさん・・・」
初めて知った恋心を歌うように。
零れる声は、初々しく。
「シェリルさんっ!!シェリルさんっ!!」
募る思いに戸惑う心を歌うように。
零れる声は、せつなさに揺れ。
「・・・シェリルさん。」
受け入れられた思いを歌うように。
零れる声は、喜びを纏い。
「シェリルさぁん・・・」
通い合った心を歌うように。
零れる声は、静かに響く。

「シェリルさんっ」
再び訪れる火照りを歌うように。
零れる声は、少女ではなく女の熱を垣間見せ。
「シェリルさんっ!!!シェリルさんっ!!!」
溢れんばかりの想いを歌うように。
零れる声は、艶めいた色香に溢れ。
「シェリルさん。」
満ちたりた心を歌うように。
零れる声は、全てを包みこむように優しく。
「・・・シェリルさぁん♪」
愛しい想いを歌うように。
零れる声は、穏やかに甘く。

そんなランカのステージに、シェリルも酔いしれ、身を任す。
ランカの歌声も、シェリルの全てを熱くさせ包みこむ。
“夢見心地”の中で、シェリルにとってもランカが奏でる歌声と零れる表情が全て。


触れ合う肌に、交じり合う吐息。
重なる肌に、零れる笑みは甘く。
絡まる指に、じゃれあう声は喜びに溢れ、歌に変わる。

「シェリルさん・・・」
「ランカちゃん・・・」

確かな想いと愛を伝え合うように。
零れる声は、幸せを歌うデュエットに。

そして、幸せの中、静かにおとずれた睡魔に、2人は揃ってしばらくその身を預けた。
76名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 03:56:34 ID:HHA6TD/T
とりあえず、前半です。
改行失敗して読みにくいところがあって、申し訳ないです。
77名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:31:11 ID:ns28+SMF
誰もいないようなので、後半、投下させていただきます。
糖分過多な上、多少エロありになっていますので、ご注意ください。
では、『幸せバカップル生活』続き、投下させていただきます。
78名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:32:37 ID:ns28+SMF

それから少したって、先に目を覚ましたのはランカ。
シェリルの寝顔を見つけて破願すると、起こさないようにゆっくりと身を起こして、
シェリルの体を上から下へと見やる。
胸と言わず、お腹と言わず、シェリルの肌にキスの雨を降らせたらしいランカ。
最中には気づきもしなかったが、シェリルの透き通るような白い肌に、
赤い花がアチコチに咲いているのを見て、ランカは顔を真っ赤にした。
恥ずかしさから1人でバタバタしながらも、その顔はやはり幸せそうに微笑んで。

「あとで・・・怒られるよねぇ・・・でも、今日からシェリルさん、3日間お仕事お休みだって言ってたし・・・」

ぶつぶつと独り言を言いながら、シェリルの肌に咲く花に指で触れる。
まだまだ加減がわかってないランカが強く吸いすぎたのか、
赤を通り越して紫っぽくなってしまっている痕を見て、シュンと項垂れる。
そして、“ごめんなさい”の意味を込めてかわいらしい舌で一舐め。

「・・・んっ・・・」

起きはしないが、その口から漏れる甘い声と、ぴくっと体が小さく跳ねるシェリルの姿に、
違う花も同じように舐めてみるランカ。
同じような反応を見せるシェリルに、パタパタと見えぬシッポを振ったランカは、
おもちゃを見つけた小犬よろしく、咲く花を見つけては楽しそうに舌でなぞる。
少し深い眠りについていたとはいえ、そんな行為を続けられてはシェリルの目も覚めてしまう。
最初は、クスクス笑って嗜めていたものの、なかなかやまない行為に、
シェリルの息づかいが熱いものへと変わっていく。

「も・・・こら、もう、いいってば・・・ランカちゃ・・・んっ!!!」
79名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:33:27 ID:ns28+SMF

シェリルの抵抗の声の最後に響く、高く甘い声。
少し大きく跳ねた体が、グッタリとソファに沈むのを見て、一瞬きょとんとするランカ。
けれど、すぐにソレを理解したランカがうっとりした表情で微笑み、
上から覆い被さるようにシェリルに抱きついた。

「シェリルさんっ!!!」

触れあう肌に、甘く熱く深い吐息がシェリルの口から零れる。
そう、キスマークをかわいらしく舐められていただけで、
シェリルの敏感になってしまっていた体は、軽くイッてしまったのだ。
そんなシェリルの上で、ランカは見えないシッポをパタパタと振りまくり、緑の耳を上下に揺らす。

「シェリルさん、かわいい〜、かわいいです、シェリルさん。」

かわいいものとおいしいものには目がない女の子よろしく、
ランカはシェリルにそう言って、ぎゅっと抱きつくように抱きしめる。
視線を少し上にやれば、あまりのことに自分でも驚いているシェリルの視線とぶつかった。
ランカのふやけまくった笑顔に、シェリルの瞳は恥ずかしさに潤み、直ぐさまソッポを向く。
そんな、いつものシェリルからは考えられないほどのかわいい姿に、
ますますランカは頬を緩ませ、甘えた声でシェリルの名を呼んだ。

「シェリルさぁ〜ん♪」
「・・・う、うるさい・・・」
「こっち向いて下さいよぉ〜♪」
「・・・い、いやよ・・・」

弱々しくも抵抗するシェリルの顔を覗き込むと、
シェリルの鼻のてっぺんに“ちゅ”と口づけるランカ。

「・・・ランカちゃんの・・・ば・・・か・・・」

少し瞳に涙を浮かべながら、非難をこめてシェリルはなんとかそれだけ言う。
そのくせ、シェリルの手が自分を抱きしめ返すように背に回ったのを感じて、
ランカの笑みはさらに深くなった。
80名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:34:25 ID:ns28+SMF

「シェリルさん。」
「・・・まったく・・・ほんとに犬みたいに・・・舐めるんだから・・・」

最後の方はごにょごにょと、恥ずかしそうに言うシェリル。
あまりのかわいさに堪えきれず、ランカは肩を震わせ声を殺して笑う。
それに気づいたシェリルは、背に回していた手でランカのお尻を軽くつねる。
「いたっ・・・シェリルさん痛いです・・・」
と言いながらも、ニヤけた顔にシェリルは溜息を吐いて、
つねった手を額にやると、人指し指で少し強めに弾いてみせた。
「あいたっ、痛いって言ってるじゃないですか・・・もー、シェリルさんの意地悪・・・」
痛みに額をおさえながらも、その顔はやっぱりニヤけたままで。
あまりの幸せそうな表情に、シェリルは困ったようにまた溜息を吐いて笑みを浮かべた。

「うるさい・・・まったく・・・困った小犬なんだから・・・飼い主に噛みつくなんて・・・」
「シェリルさんたら・・・もー、だから、私、犬じゃないって言ってるのに。」

かっこだけ怒っているように、膨らましてみせる頬を撫でて、口づけるシェリル。
その口づけに、さらにだらしなく、ランカの笑みは深まった。

「えへへ〜、シェリルさん大好きです。」

とけきった声音でそう言うランカに、苦笑をもらしてシェリルはランカの頭を撫でる。
「ほんとに・・・どこで、こんなイケナイコトを覚えてきたのかしらね?ランカちゃんは・・・」
シェリルの手に瞳を閉じて気持ちよさそうに撫でられながら、ランカはその問いに笑って答えた。

「シェリルさんですよ。」
「え?」
「ぜーんぶ、シェリルさんに教えてもらったんです。
 イケナイコトも。それが、イケナイコトじゃないっていうことも・・・」

その答えに、シェリルの手が止まった。
ゆっくりと開かれた瞳に、真っ直ぐにシェリルを映すと、ランカは綺麗に微笑む。
その微笑みに、頬を染めるシェリル。
81名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:36:20 ID:ns28+SMF

「それだけじゃ・・・ないですよぉ・・・他にもいっぱい・・・シェリルさんが・・・教えてくれたんです・・・」

気持ちよさに誘われたのか、話を続けようとするランカに、急に優しい睡魔が襲ってくる。
それに、抗いながらも、抗えず、再び瞼を閉じると、シェリルを抱き枕にするように、
落ち着く場所を無意識に探すランカ。

「・・・シェリルさんの・・・おかげで・・・私は・・・今・・・ここに・・・いられるんですからぁ・・・」
眠りに落ちる直前の、ほわほわとした口調でそう言うランカのかわいらしい姿に、
シェリルは笑みを零して、やんわりと頭を撫でてやる。
「ずいぶんと、大げさね・・・」
自分の胸元に落ち着く場所を見つけたらしいランカに、笑ってそう言うシェリル。
「えへへ〜・・・そんな・・・こと・・・ないれす・・・よ・・・」
もう眠りに半分落ちているランカも笑ってそう返す。

「・・・わらしはぁ・・・シェリルさんで・・・できて・・・るん・・・ですからぁ・・・」

もはや、自分で何を言ってるかもわかっていないだろうことは確かだった。
そんなランカに、シェリルは笑みを零す。
「シェリルさん・・・だいすき・・・れすぅ・・・」
フニャフニャのヘニャヘニャの声でそれだけ言うと、完全に眠りに落ちてしまうランカ。
その顔に、ただ幸せそうな笑みが浮かんでいることに、シェリルの頬も緩む。

「まったく・・・なぁに?このだらしのない寝顔は・・・プロ失格ね、ランカちゃん。
 ファンが見たら泣くわよ。」
優しい口調でそう言うと、シェリルは眠るランカの額にソッと口づける。
「ほんと、うちの愛犬は困ったコね・・・」
言いながら、シェリルはランカの寝顔に笑みを浮かべる。
「あなたが私でできてるなんて、大げさもいいところだわ・・・」
くすっと笑って指でランカの輪郭をソッと撫でる。
その表情は、どこか嬉しそうで幸せそうで。
「あなたがここにいるのは、みんながいたから。私だけでできてるわけないじゃない。
 ランカちゃんは、ほんとにバカなんだから。」
抱き枕にされたシェリルも、ランカを抱き枕にするようにして、
やってきた優しい睡魔に身を委ねる。

「でも・・・そうね・・・」
ランカの寝顔を最後にチラリとみやり、ゆっくりと瞳を閉じるシェリル。
「あなたがそう言うなら・・・私だって・・・今の私はあなたでできてるわ・・・って思うくらいには・・・」
その柔らかな体を起こさない程度に“ぎゅ”っと抱きしめる。

「私も・・・バカなのかも・・・ね?・・・ランカちゃん・・・」

その顔に、ランカと同じような幸せな笑みを浮かべるシェリル。
「・・・わたしも・・・だいすき・・・よ・・・ランカ・・・ちゃん・・・」
腕の中のかわいくて大切な存在にそう告げて、シェリルも眠りに落ちていった。
82名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:38:33 ID:ns28+SMF

数時間後の昼に近い朝―――

「腰が痛い。」
「今日は買い物に行くはずだったのに・・・」
「ランカちゃんのバカ。」
「ランカちゃんのシキジョウキョー。」
「ぜーんぶ、ランカちゃんのせいだからね。」

シェリルが目を覚ますなり、さんざんなことを言われるランカ。
それでも、愛犬ランカは、“ごめんなさい”と謝りながら、その頬を緩ませる。
なにせ、さんざんなことを言っているシェリルも、ランカと同じようなものだから。
そう、これは『バカップル』のやりとり。

お風呂場で。
リビングで。
寝室で。

至る所でそんな言葉のやりとりをしていた2人。
けれど、体がつらいのは本当なのか、シェリルは遅い朝食を早々に切り上げて、ベッドに潜り込み、
昼からCM撮りの仕事があるランカは、
シェリルの身を案じながらも、テキパキと出かける準備を進める。
今日のこの撮りさえ終われば、ランカも2日間のオフに入る。
そうすれば、シェリルの部屋でずっと一緒に過ごせるのだ。
そう思うと、自然と頬が緩むのを止めることはできなかった。


腰が痛い、体がだるい、と言いながらも、シェリルはランカが準備を整え出かける時間になると、
潜り込んだベッドの中からモゾモゾと起きあがる。
大きめのTシャツ1枚という姿から、惜しげもなくのぞかせる肌には、
ランカがつけた赤い花がアチコチに咲いていた。
83名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:39:49 ID:ns28+SMF

「あれ?シェリルさん、寝てていいんですよ?」
玄関で靴を履いていたランカが傍に来たシェリルの姿に笑って告げる。
「おみおくり。」
少し寝ぼけたような声でそう返すシェリルに、ランカは笑みを深くする。
靴を掃き終え、シェリルの方に振り返るとランカは笑って言った。
「いいですか、シェリルさん。その恰好で、外に出ちゃダメですよ。」
人指し指を立てて、楽しそうに笑いながらそう言うランカにシェリルも調子を合わせる。
「はーい。」
「はい、いいお返事です。」

そんなやりとりを交わしていたその時、迎えに来てくれたエルモからランカの携帯に連絡が入る。
“すぐに行きます”と返して電話を切ると、ランカはシェリルに微笑みかけた。

「いいコで待ってて下さいね。」
そう言ったランカにシェリルは思いもかけない返事を返す。

「わんっ♪」

かわいい鳴き声がした。
一瞬何が起きたのか、ランカには理解できなかった。
そんなランカに、シェリルは悪戯っぽい笑みを浮かべてもう一度吠えてみせる。
かわいらしくも艶やかに、甘えた声で。

「わんっ♪わんっ♪」

2回も。

固まってしまったランカに、シェリルは楽しそうに笑って告げる。
「ランカちゃん、時間。」
それにやっと我に返ったランカが、シェリルの悪戯な笑みに気づき、“う〜”と唸った。
「早くしないと、遅刻しちゃうわよ。」
その原因をつくったのは自分だとわかっているくせに、
わざとらしくそう言うシェリルに、ランカは頬を膨らます。

「もー、シェリルさんの意地悪っ!!!」
84名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:40:50 ID:ns28+SMF

そう言って踵を返し、扉に手をかけたランカの背に笑みを浮かべて手を振るシェリル。
ランカが恨みがましい目でこちらを振り返ったと思った、その瞬間。
シェリルの唇に触れる温かな感触。
呆然とするシェリルの首に回した腕に力をこめると、ランカは一度ぎゅっと抱きつき、
肺いっぱいにシェリルの匂いを吸い込む。
そして、シェリルから離れていく温もり。

「すぐに帰ってきますからっ!!!おぼえててくださいっ!!!」

まるで悪役の捨て台詞のように顔を真っ赤にしながらそう言って、今度こそ部屋を後にするランカ。
扉が閉まってもしばらくその場で呆然としていた、シェリルの口元に笑みが浮かぶ。

「おぼえててください・・・ですって?ランカちゃんのくせに生意気ね。」

触れた唇の感触を辿るように、右手の人さし指で自らの唇をソッと撫でてくすくすと笑うシェリル。
リビングによりテーブルに無造作においてあったケー鯛を手にして、寝室へ。
ベッドに腰を下ろすと、なれた手つきでメールを打って送信する。
その顔には、楽しそうな笑みが浮かぶ。
ケー鯛を枕元において、もう一度、自分もベッドに潜り込む。
横になってしばらくすると、ケー鯛が飛び跳ねだす。
それを捕まえて、シェリルは届いたメールを開き、その内容を確認すると、嬉しそうに微笑んだ。
しばらく眺めていると、ケー鯛がもう一度手の中で震えだす。
もう一度同じ操作をすると、同じ相手からもう一通メールが来ていた。
その内容に、さらにシェリルの笑みが深まる。
そして、ケー鯛を枕元に置きなおすと、おとずれたまどろみに瞳を閉じるシェリル。

「ランカちゃんたら・・・ほんとにバカなんだから。」

言ったシェリルの口元には、幸せそうな笑みが浮かんでいた。


“早く帰ってこないと忘れちゃうわよ。ランカちゃん、いってらっしゃい♪”

“すぐに帰りますから、絶対、忘れないでくださいね!!!いってきます!!!シェリルさん!!!”

“言い忘れてました。シェリルさん、大好きです!!! わんわんっ♪♪♪”
85名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 13:46:38 ID:ns28+SMF
以上です。長くてほんとにごめんなさい。
おまけに、また趣味丸出しで申し訳ないです。
シェリランシェリへの愛だけはこめたつもりです。
これから仕事ですが、また疲れたら、帰ってこれるように頑張ってきますっ!!!
86名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 16:47:42 ID:rIrK7GPQ
ゐぬぷれいっっっっ!!!!
ゐぬぅっ、ゐぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!


とりあえず今夜のブレイン内おかずが確保できた。
ありがとう>>85
87名無しさん@秘密の花園:2010/05/08(土) 19:14:57 ID:CjZvV33J
貴様!これは貴様の作戦か!?私をニヤケ萌え殺しさせる作戦なのか!!?
88名無しさん@秘密の花園:2010/05/10(月) 08:02:06 ID:rgY+vnxl
文章が綺麗で素敵。内容ももちろんいちゃいちゃGood
89名無しさん@秘密の花園:2010/05/14(金) 19:33:18 ID:/KPknA1u
>>85
しっぽ探すシェリルかわいい
犬ランカもめっちゃかわいかった
GJ!!!
90名無しさん@秘密の花園:2010/05/16(日) 04:16:34 ID:xWYCCE9p
前から読ませてもらったけど、みんな素敵だった!絵見れないのあったからちょっと悲しかったけど
しかしシェリランシェリ好きな人って少ないのかな?なんというかシェリランシェリの話で
思いっきり盛り上がってきゃっきゃしてみたいと思うが、周りには誰も好きな人いないから寂しい
91名無しさん@秘密の花園:2010/05/16(日) 19:13:23 ID:bVMYmBQ6
シェリランシェリはけっこう人気ある方だと思う
普通のアニメで百合スレこんなに伸びないし

俺も百合好き隠してるからここがオアシスだ
92名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:19:27 ID:dz6K1Y9u
誰もいないうちに、こっそりと投下させていただきます。
シェリランです。少しレスお借りします。
93名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:22:49 ID:dz6K1Y9u

『敵は13cm』



「はい、ランカちゃん。」

夕暮れ時、サングラスに帽子で少しだけ変装して。
事務所で待ち合わせて、シェリルさんの家に向かう。
そんな休日前の仕事帰りに立ち寄った本屋さん。
私たちにとってもちょうどいい時間だったのか、人もまばらな店内で。
シェリルさんは雑誌コーナー。
私はと言えば、ナナちゃんが
『少し前の本ですけど、面白かったですよ』
と言っていた本を探しに小説コーナーへ。
見つけたそれは、本棚の上の方にあって、届くか届かないかの位置だったから、
とりあえず背伸びをしてみた。
指先がその本にふれる。
だからいけるというか・・・とってやるというか・・・
そう思って高さと格闘していると、
後ろから伸びた手がいとも簡単にそれをとってしまった。

そして、上から降ってきた綺麗な呼び声。

振り返って見上げれば、そこにはシェリルさんの姿。
「言ってくれればとってあげるのに。」
余裕の笑みを浮かべてそう言うシェリルさんが、
なんだか憎らしくて、頬を膨らませてみせた。

「ちゃんと、とれる予定だったんです。」
「あら、そうなの?そうは見えなかったけど?」

意地悪な笑みを浮かべるシェリルさんが憎らしいけど、素敵で。
頬を膨らましながらも、その顔に魅入ってしまった。
94名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:25:17 ID:dz6K1Y9u


156対169・・・
その差、13。
それが、“身長差”という私にとっての敵。
この前の一緒の撮影の時。
10cmのヒールをはいて、やっと少し追いつけたと思ったら。
敵は7cmのヒールをはいて、突き放してきた。
それが悔しくて、その差を恨めしそうに睨んでいたら、
それに気づいたシェリルさんに笑われた。
絶対、子どもだって思われた。
なんだか恥ずかしくなって俯くことしかできない私。
そんな私の前に立ったシェリルさん。
顔を上げると、セットされた前髪をやんわりとかき分けて、
シェリルさんが額に口づけてきた。
思わず真っ赤になって両手で額を押さえる私。

「ちょうどいいと思うの。」
「ふぇ?」
「ランカちゃんの額にキスするには、ちょうどいい“身長差”だと思わない?」

そう言って笑ってくれたシェリルさんは、大人っぽいのにかわいくて、素敵だった。
だから、そうかも・・・なんて少し・・・ホントはだいぶ、思ってしまった。

うー・・・“身長差”め・・・なかなかやるんだから・・・


手渡された本を両手で持って、そんなことがあった日のことを思い出す。
そうやって、また敵のことを考えていると、
シェリルさんがにっこり笑って、私に手渡した本を再び自分の手で取り上げた。
95名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:27:53 ID:dz6K1Y9u

「これで、いいのね?」
「え?あ、はい。」

尋ねられて素直に答えてしまう私。
「じゃ、さっさと買って、帰りましょう。」
そう言って、シェリルさんが自分が手にしていた雑誌の上にそれを乗せた。

「シェリルさん?」
「ついでだから。」

背を向けてレジに向かう足に、その意味を理解して、私は駆け寄る。

「い、いいですよ。自分で買います。」
「ついでよ、ついで。」
「そんなこと言って、この前もご飯、ごちそうしてくれたじゃないですか。」
「そうだったかしら?ご飯を食べたことは憶えてるけど、
 そのことは忘れちゃったわ。」

言って笑いかけてくれたその笑顔が、悪戯好きの小さな子どもみたいで。
あまりにかわい過ぎて、思わず足が止まってしまう。
それをいいことに、シェリルさんはレジへと足を進めて行くと、
そのまま買い物を済ませてしまった。
気づいた時には、袋に入った本を手渡されて。

「じゃあ、ランカちゃんが荷物持ちね。」
「シェリルさん・・・」
「人生はそんなに甘くないのよ、ランカちゃん。ギブアンドテイク。」

笑いながらそう言って、私の額を人さし指で小突くと、
出口に向かい先を行くシェリルさん。

そこにもやっぱり“敵”はいた。
少し見下ろすような感じで、シェリルさんの優しい瞳に見つめられる。
それは、とても魅力的で素敵なことで。
それだけで、私は動けなくなってしまう。

うぅ・・・“身長差”め・・・悔しいなぁ・・・
96名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:29:05 ID:dz6K1Y9u

たぶん赤くなっているだろう顔で、小突かれた額を右手で押さえながらその背を見つめた。

(13cmかぁ・・・)

ものさしで見たら、そうでもなさそうなのに。
けれど、その背があまりにも大きいように思えて。
おまけにシェリルさんときたら、ときどき、すごく大人で頼りがいもあって。
それなのに、わがまま言ったり、悪戯する時は、子どもみたいにかわいいところもあって。

(ずるいなぁ・・・シェリルさん・・・)

そんなことを思いながら、その背を追ってシェリルさんの横に並ぶ。
やっぱりそこには敵がいて。

「この次は、絶対、私がシェリルさんの分も払いますからねっ!!!」
「楽しみにしてるわ。」

少し見上げて隣を歩く私を少し見下ろして、悪戯っぽい笑みをくれるシェリルさん。
実はこのやりとり、もう、何度目かわからない。
いつだって、シェリルさんに先手をとられてしまう私は、未だその言葉を実現したことはなかった。

「絶対ですよっ!」
「ええ。」
「絶対ですからねっ!!」
「はいはい。」
「ほんとに絶対ですよっ!!!」
「聞きあきたわ、ランカちゃん。」

呆れたように肩を竦めてそう言うシェリルさんの顔が笑っていたから。
つられるように私も笑ってしまう。
97名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:30:27 ID:dz6K1Y9u

「だって、シェリルさん、いーっつも、ずるいじゃないですか。」
「私がずるいですって?ランカちゃん、それは聞き捨てならないわね。」
「絶対、ずるいです。」
「どこがどうずるいっていうの?」
「ゼンブです、ゼンブ。」

互いの顔に笑みを浮かべて、そんなやりとりをしていると、
シェリルさんがさりげなく、私の手を握ってくれる。
少しびっくりして見上げたら、
優しい瞳に微笑を浮かべて、私を見下ろすシェリルさんに出会った。

ほら、私の敵を味方につけて・・・そういうところ、やっぱりずるいじゃないですか。

シェリルさんの少しひんやりとした手の感触。
それなのに、繋いだ手があったかく感じるのは、それがシェリルさんの手だから。
それが嬉しくって、その手を握り返す。
陽も落ちかけて街灯が照らす道を、シェリルさんの家へと手を繋いで帰る。
それが、すごく幸せで、嬉しくて。
繋いだ手はそのままに、シェリルさんにピッタリと寄り添ってみせた。

「ねぇ、ランカちゃん。」
「なんですか?シェリルさん。」
「こうやって歩くのにも、ちょうどいいと思わない?」
「何がですか?」
「“身長差”」

言って、こっちを少し見下ろして笑いかけてくれたシェリルさんが、
綺麗でかわいくて・・・どうしようもなく、愛しくて。

うー・・・“身長差”め・・・敵ながらあっぱれ過ぎる・・・
98名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:32:16 ID:dz6K1Y9u

緩みきってしまう頬をそのままに。
私は足を止めた。
それに倣うように、シェリルさんも足を止めてくれる。

「どうかした?ランカちゃん。」
少し不思議そうなシェリルさんの声には何も答えずに、辺りを見回す。
「ランカちゃん?」
近くに誰もいないことを確かめると、顔を上げてシェリルさんに微笑んでみせた。
「なんでもないです。ただ・・・」

繋いだ手はそのままに。
あいた片方の手をシェリルさんの肩に置く。
それから、少しだけ背伸びして。
シェリルさんの柔らかな唇に触れた。

何が起こったのか理解できていないシェリルさんが、きょとんとしている。
そんなかわいらしいシェリルさんに、やっぱり微笑んで。

「ただ・・・こうやって、少し背伸びして、シェリルさんの唇にキスするのにも・・・」

シェリルさんの頬が少しピンクに染まってるのがわかると、自然と笑みが深くなった。

「ちょうどいい“身長差”だな・・・って、思っただけです。」

そう言った私に、シェリルさんが微笑んでくれる。
だから私も、それに微笑んで応えた。
それからまた、手を繋いで笑いながら寄り添って歩き出す。


“身長差”は強敵だけど、でも、なんとなく、嫌いじゃない気がするから。
これからは、うまくやっていける方法を考えてみようかなって。
少しだけそう思った、そんな幸せな帰り道。

私とシェリルさんは、その帰り道を、いつにもましてゆっくりと帰っていった。
99名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:35:54 ID:dz6K1Y9u
以上です。
一応、公式の身長差を確認したつもりなんですが、間違ってたら・・・
ごめんなさい。
こんなやりとりを2人でしてたらいいなと思う、今日この頃です。
お目汚し、失礼しました。
100名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:50:22 ID:DiPHm8r3
なにこれ、やだ…
すごく萌える
101名無しさん@秘密の花園:2010/05/20(木) 23:52:43 ID:jYs3FR03
GJ!
シェリルがカッコいいのは何故か久しぶりな気がして新鮮でした
身長差を気にするランカちゃんにも初めて遭遇、キュンとした!
102名無しさん@秘密の花園:2010/05/21(金) 04:16:40 ID:jPi+r6jP
GJなんだよ!

ところで最近シェリランのガチエロが読みたくてたまら(飛んでっけー
103名無しさん@秘密の花園:2010/05/23(日) 10:29:05 ID:BqH08KI+
>>99
うおおおお!!身長差ってめっちゃ萌える!!
背伸びしてキスとか大好物だ
GJ!!
104名無しさん@秘密の花園:2010/05/29(土) 11:09:01 ID:HH0GsaMR
>>103
自分も大好物だ!!!

土曜の朝から身悶えが止まらんですよ!!
GJ!!!
105名無しさん@秘密の花園:2010/05/29(土) 21:27:55 ID:sOgj4n4M
ピクにシェリラン絵がなかなかあがらなくて寂しい
106名無しさん@秘密の花園:2010/05/30(日) 11:59:30 ID:Sx5WTJDN
>>105
それはお前がやるんだよ!
107名無しさん@秘密の花園:2010/05/30(日) 19:12:13 ID:NEtwRRQf
>>106
出来たらやってるよ!!!
絵が何もせずに上手くなりてぇぇぇ
108名無しさん@秘密の花園:2010/05/30(日) 22:45:25 ID:5DUTFsz5
久しぶりにきたら色々GJ!やっぱしぇりらんしぇりはいい!
絵は見たいけど、もう流れちゃったね

ここってまとめサイトみたいなのってないよね?
109名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 00:05:27 ID:vnsHLrcQ
>>108
保管庫は>>1にあるよ
SSは見れる、でも絵は保管してないよ
110名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 21:54:22 ID:q1D5K0sC
1つ書けたので投下させて頂きます。
シェリランです。少しレスお借り致します。
111名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 21:57:15 ID:q1D5K0sC

シェリルさんがリビングで“お仕事”をしている。
お茶を入れにいったほんの数分。
どうやら何かがおりてきたらしい。
こうなってしまっては、とりつく島もないことはよく知ってるし、
何より、シェリルさんの邪魔もしたくない。
手にしたシンプルだけど色違いのお揃いのマグカップをソッとテーブルに置いた。

(アイスにしておいて、正解だったな。)

テーブルに置かれたカップを直ぐに手にして口をつけるシェリルさんの姿に笑みが零れた。
シェリルさん、
集中してる時は何も考えずに口にするから、熱過ぎるのとかはダメなんだよ。
最初の頃は、それを知らずに熱いのを出して。
シェリルさんは熱いのを知らずに口をつけて。
舌を火傷させて、作詞の邪魔をしちゃったりしたこともあったけど。
今になっては、熱さの適温はもちろん、お茶の欲しいタイミングとかわかるようになりました。
ランカ・リー、シェリルさんのことでは、一歩も譲れませんからっ!!!

内心でガッツポーズを取りながら、集中するシェリルさんの背中を眺めて微笑む。
リビングに紙やらペンやらを散らかして、フローリングの床にぺたんと座るシェリルさん。
前のめりになって、ペンを走らせているその姿は、どこかしら子どもみたいで。
実は、私が密かにつけている“シェリルさんかわいいランキング”のベスト3に入る姿である。

(かわいいなぁ、ほんと子どもみたい。)

大好きなその姿をしばらく眺めて、それから私も隅っこに置いてあった鞄からたまっている課題を取り出した。
今回は、仕事で授業を抜けることが多かったから、かなりの量。
それを抱えて、集中しているシェリルさんの背に、背中合わせになるようにして座る。
112名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 21:58:13 ID:q1D5K0sC

これが、私の定位置。
シェリルさんの“お仕事”している姿は好きだし、邪魔をしたくないのも本当だけれど、
でも、やっぱりかまって欲しかったり、くっついていたかったりするのも本音で。
だから、その背が触れるから触れないかの位置を陣取って、静かに作業を開始する。
これだけなら邪魔にならないから。
たまにシェリルさんの背もたれにもなれるし。
何より私がシェリルさんにくっつけて幸せだから。
シェリルさんの背に少し触れるか触れないかの位置で1人。
そんなことを思いながら笑って、折った膝を机代わりに、私も課題を始めた。


それからしばらくたって。
課題に集中していた私の耳に、歌声が聞こえてくる。
その声に耳を傾ける。
世に言う鼻歌だけど、シェリルさんのそれは、もうその域を超えてると思う。

(今回は、ポップな感じなのかな・・・)

口ずさむ“音楽”に耳を傾けて、1人そのステージを楽しむ。
この瞬間は私だけの特権。
シェリルさんの歌が出来上がっていく過程を見られる人なんて、そうそういないと思う。

歌いながら、無意識にシェリルさんが私に背を預けてくる感触に、自然と笑みが零れた。
それを、やんわりと押し返すように少しだけ力を込める。
集中しているシェリルさんが、それに気づくことはない。
背にかかる少しの重みと温もりを感じながら過ごす時間。
それも、私の特権。
そんな小さな幸せに浸りながら、シェリルさんの声にまた耳を傾ける。
113名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 21:59:34 ID:q1D5K0sC

「・・・そうね、うん。」
「ここは、こっちの方が・・・」
「ん〜・・・」

あーでもない、こーでもない。
プロのシェリルさんが、曲に詞をつけていく過程は、私にとっても勉強になる。
いつか、私もシェリルさんみたいに作詞してみたい。

(できれば、幸せいっぱいの甘いラブソングとかにしたいなぁ・・・)

なんて、1人笑みを浮かべて考えてしまった自分がなんだか恥ずかしくなって。
膝に広げていたノートで、思わず顔を隠す。
別に誰が見ているわけでもないけど、こういうのって恥ずかしくなる時あるよね?

アルトくん曰く。
“1人百面相”を勝手にしていた私の背に、これでもかというくらいの体重がかかった。

「わっ・・・」
「んー・・・できたっ!!!」

シェリルさんの嬉しそうな声が聞こえると、私も自然と笑顔になってしまう。
「お疲れ様です、シェリルさん。」
その背を押し返しながら私がそう言うと、シェリルさんとピッタリと背中がくっつく。
「うん。」
振り返って見上げた私に、シェリルさんが微笑んでくれる。
それがすごく嬉しい。

「あ、お茶、持ってきましょうか?」
「大丈夫よ。それよりランカちゃん、何してるの?」

肩越しに覗き込んでくるシェリルさん。
耳にかかる吐息がくすぐったくて、思わず肩を竦めてしまった。

「ああ、課題?」
「はい。もう終わるんですけど、最後でつまずいちゃって。」
「ふ〜ん。ランカちゃん、ここ、間違ってるわよ。」
「え?どこですか?」
114名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 22:00:50 ID:q1D5K0sC

尋ねた私の背から重みと温もりが離れた。
それを少し寂しく思いながらも、またすぐに訪れる温もり。

「ここ。これ、こっちの公式でしょ?」

ノートをとんとんと叩く指先に、耳元に聞こえるシェリルさんの声。
気づけば、私の背におぶさるような形で、シェリルさんがくっついていた。
私の肩に顎をのせるようにして、説明をしてくれるシェリルさん。
長くて柔らかな髪が素肌に触れるのが、少しくすぐったい。

「聞いてる?ランカちゃん。」

返事のない私を不審に思ったシェリルさんが、肩越しに頬をくっつけてそんなことを言ってきた。
(うわぁ・・・いつものことだけど、シェリルさんのほっぺた・・・スベスベしてて気持ちいいなぁ・・・)
そんな感動にひたりながらも、笑顔で返事をする私。
「聞いてますよ、シェリルさん。」
「ほんとに?なんだかボーっとしてなかった?」
「そ、そんなことないです。ほら、この公式をこっちに・・・」
緊張しながらも、シェリルさんが教えてくれた公式を使ったら、あっと言う間にその問題が解けた。
「あ・・・ほんとだ。」
「趣味の悪いひっかけ問題ね。」
くすくす笑うシェリルさんの声が耳から遠のいたのを確認して。
お礼を言おうと振り返ると、間近にシェリルさんの笑顔があった。

“ちゅ”

瞬間、唇に触れる柔らかな感触。

「よくできました。」

笑ってそう言ったシェリルさん。
何が起きたのか理解できないでいる私に笑みだけ残して、シェリルさんは背を向けた。
そして、さっきまでと同じように、互いの背に背を預ける形になる。
ようやく、その出来事を理解した私は、集まる熱に顔を両手で覆った。
そんな様子を横目で確認する、シェリルさんの視線とぶつかる。
115名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 22:02:05 ID:q1D5K0sC

「ご褒美、気に入らなかった?」

なんて、わざとらしくそんなことを聞いてくるんだから、この人は・・・
まったく、もう・・・
ほんとに、もう・・・
嬉しくないわけないじゃないですか。

返事のかわりに、シェリルさんの背中に体重をかけてみせた。
小さな「きゃっ」という悲鳴のあとに、その背中が押し返される。

「ちょっと、重いわよ、ランカちゃん。」
「シェリルさんっ!!!女の子に重いは禁句ですよっ!!!」

笑いながら言い合って、押したり、押されたりを繰り返す。
くっついた背中に気持ち良さを感じていると、フローリングについていた手に、
ソッと手が重なった。
少し驚いて、でも、嬉しくて。
重ねられた手に指を絡めようとしたら、その指が逃げていく。
それを追いかけて、捕まえた。
捕まえた指が絡められようとすると、今度は私が逃げてみる。
それを追いかけられて、捕まえられる。
くすくす笑いながら、そんなやりとりを繰り返して、最後はどちらからともなく指を絡めた。
他にも、背にかける体重をわざと大きくしてみたり、わざと力を抜いて前に倒れてみたり。
そんな何でもない、子どもみたいなやりとりを。
シェリルさんと一緒にするのが楽しくてしかたがなかった。
116名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 22:03:11 ID:q1D5K0sC

そして、その遊びに満足すると、互いに背中を預け合う。

「シェリルさん。」
「ランカちゃん。」

名前を呼び合う声もどこか弾んで。
重なる片方だけの手を残して、「いち、にの、さん」で、互いに体を振り向かせる。
背中合わせの状態から、向き合う形になったそこには、シェリルさんの笑顔。
シェリルさんの瞳にも同じような笑みを浮かべる私が映る。

「シェリルさん。」
「ランカちゃん。」

名を呼んで。
微笑みあって。
おでことおでこをくっつけて。
それから、どちらともなく静かに唇を重ねる。
重ねるだけの少し長いキス。

閉じた瞳を開いたら、やっぱりそこにはシェリルさんの笑顔。
それが嬉しくて。
たまらなくなった私は、またシェリルさんにキスをする。
そしたら、お返しと言わんばかりにシェリルさんもキスをくれる。
そのお返しにと、私はまたキスをする。
そうやって、私とシェリルさんは、その“遊び”に満足するまで、
何度もじゃれあう様にキスをした。


そんな、なんでもない休日の、幸せな昼下がり。
117名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 22:09:49 ID:q1D5K0sC
以上です。
唐突に背中合わせな2人が書きたくなったもので・・・
2人が背中合わせの姿ってなんかかわいくないですか?
まぁ、シェリルとランカは何をしてたってかわいいと思うんですが・・・
お目汚し失礼しました。

エロとか絵とか、書いたり、描けたりできる人、ほんとに尊敬します。
118名無しさん@秘密の花園:2010/05/31(月) 22:28:01 ID:dWOjy5fJ
>>117
GJ!!!
背中合わせ・・・とても萌えますた
119名無しさん@秘密の花園:2010/06/01(火) 23:52:23 ID:EUe86lok
>>117
背中あわせで遊び合う二人かわいい
GJ!!
120名無しさん@秘密の花園:2010/06/04(金) 19:21:10 ID:tnuklAK3
ま、まったく何よこんな…ま、まぁたまにはこういう甘いのもいいかもね
なによ、喜んでなんかないわよ!…ランカちゃんに萌えていいのは私だけなんだから(小声)
121名無しさん@秘密の花園:2010/06/06(日) 02:40:16 ID:svw32gv/
シェリルさん…///
122名無しさん@秘密の花園:2010/06/06(日) 17:16:22 ID:xDC1yhrE
>>120-121
この流れワロタww
123名無しさん@秘密の花園:2010/06/08(火) 17:20:01 ID:7UKkWrug
皆別フレのシェリル新連載読んだ?
意外にも百合だったぜ…(シェリルとランカじゃないモブ娘だけど)
立ち読みでもいいから見てほしい
124名無しさん@秘密の花園:2010/06/08(火) 22:52:00 ID:6N4szd/e
>>123
読んだよ〜
あの話はリリス×シェリルでガチでしょう
グレイスが妬いてたりするとなお美味しいんだがなw
125名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:02:35 ID:uVcq+IT3
そんな話なんですね。今度、見かけたら読んでみます。

シェリラン1つ書いてみました。
ぬるいですが、エロです。
そういうのが嫌な人はお気をつけ下さい。
では、少しレスお借りします。

126名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:06:51 ID:uVcq+IT3
白いうさぎは、無邪気でかわいくて甘え上手なお嬢様。
黒いうさぎは、暴れん坊でセクシーで少し意地悪な女王様。
そんな2人を従えるシェリルに、いつもランカは翻弄されていた。


「ふ…あっ…シェリルさん…」
素肌に触れる柔らかな唇の感覚に、ランカは身を震わせた。
シェリルの肩に置かれた手が力無くその体を押し返そうとしている。
それを感じとるも、シェリルは小さな笑みを口元に浮かべて、
さらにランカの素肌に吸い付いた。
「ひゃ…やぁ…」
感じながらも、シェリルが自分にしていることが恥ずかし過ぎて。
そのかわいらしい瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
その涙がシェリルの肌で弾ける。

「シェリルさん…や…です…」
「そう。でも、私は嫌じゃないから。」

口先だけの否定の言葉に笑みを浮かべてそういうと、シェリルはその行為を続けた。
お腹のアチコチにうっすらと赤い花が咲いているのを確かめて、顔をあげるシェリル。
そこには、与えられた快感に、息をはずませ潤んだ瞳をとろんとさせているランカがいた。
「ランカちゃん。」
頬を撫で、優しくその名を呼ぶ。
焦点の合わぬ瞳がこちらを見ると、
枕を背もたれにしているランカに覆い被さるように身を寄せ、口づける。
一瞬、大きく目を見開いて、それからランカの目は閉じられる。
されるがままにキスを受け入れ、その手はシェリルを引き寄せるように背に回された。
口づけながら、シェリルの手はランカの白を基調にしたかわいらしいブラジャーのホックをはずす。
それに気づいたランカが驚いて目を開けるも、
シェリルの艶めいた微笑みに観念したようにまた目を閉じた。
シェリルの手がカップをたくし上げると、ランカの小ぶりの胸が顕わになる。
その胸にやんわりと手を添えると、シェリルはランカの唇を解放した。
舌と舌を繋ぐ銀の糸が細くなって切れ、ランカの胸元に流れ落ちた。
それを追いかけるように、シェリルの舌がランカの胸元をなぞる。
その感触に、思わず漏れ出た甘い声を隠すように口元を右手で覆い、目をぎゅっと瞑る。
そして、左手はシェリルを引き離そうとピンクブロンドの髪に埋もれた。

127名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:09:59 ID:uVcq+IT3

「シェ・・・リル・・・さっ・・・」
名を呼ぶ声に笑みだけ返して、シェリルはランカの胸に舌を這わせる。
小さく何度も体を震わせ、覆った口からは、我慢しきれず甘い声が漏れ聞こえる。
中心を避けるようにして、両胸に舌を這わしていると、
おもむろにシェリルがランカの胸を持ち上げ、その裏に吸い付いた。
軽い痛みに声をあげるランカ。
右が終わると、左にも同じようなことをされてしまう。
何をされたのか、なんとなくわかっているけれど、
シェリルがどうしてそんな所にそんなことをしたのかがわからなくて、
少し不思議な気持ちになるランカ。
そんなランカの気持ちを汲んだかのように。
シェリルはランカの胸から顔を上げると、微笑んで答えた。

「ここなら、目立たないでしょう?ほんとは、この辺りにつけて見せびらかしたいけど・・・」

人さし指でツーッと胸元を撫で上げると、ランカがまた甘い声を漏らした。
それにくすっと笑ってみせるシェリル。
「明日は一緒に大事なCMの撮影だから、許しておいてあげるわ。ランカちゃん。」
楽しそうにそう言って、再びランカはシェリルの胸に舌を這わす。
避けていたピンクの頂きも軽く舐めあげ、そして吸い付く。
今までとは比べものにならないくらいの快感に、ランカは声を堪えきれなかった。

「ひゃ・・・んぁっ!!!」

敏感な部分を柔らかく吸われたかと思うと、今度は強く吸い上げられて。
痛みの中の気持ちよさに、口を覆っていた右手もシェリルの髪を掴む。

「うぅ・・・はっ・・・シェ・・・リ・・・ルさ・・・」

弱々しく髪を引っ張るランカに、シェリルの瞳が妖しく揺れる。
空いていた手を、寂しそうにしているもう片方の胸の膨らみにやると、
しなやかなその指で固く尖ってしまったピンクの蕾を優しく摘んでみせる。

128名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:11:58 ID:uVcq+IT3

「っ!!!」
あまりのことに、ランカの背がそり、甘い声が叫ぶように零れた。
その声にさらに煽られるように、シェリルの愛撫はランカを溶かす。
響く喘ぎは止むことを知らず、シェリルの愛撫も止まらない。
右が終われば、左に。
左が終われば、また右に。
吸われ、擦られ、舐めあげられて。
もはや、なんの我慢もできなくなったランカの口からは、ただ甘い喘ぎが零れ落ちる。
シェリルを引き離そうとしていたはずのランカの両手も、
いつの間にかシェリルを自ら引き寄せるようにかき抱いていた。

「ん・・・んああぁっ!!!」

一際大きい声とともに、ランカの背が反る。
しばらくの硬直あと、ぐったりと枕に背を預け、荒い呼吸を繰り返すランカ。
それはランカが軽くイッてしまったことを表していた。
何度か目をパチクリさせて、それからその状況を読みとると、シェリルは口元に笑みを浮かべる。

「かわいいわね、ランカちゃんは。」

耳元でくすくすと笑いながら囁かれた言葉に、ランカは体中を真っ赤に染めて俯いた。

129名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:13:24 ID:uVcq+IT3

「だって・・・シェリルさん・・・が・・・」

少し掠れた声で、恨みがましい視線をぶつけるランカ。
その瞳は、まだ情欲のかけらを含んで潤んでいる。

「嫌だった?」
そんなランカに、まるで“白うさぎ”みたいな弱々しい視線を向けるシェリル。
それが、わざとだとわかっていても。
さっきまでの“黒うさぎ”とはうって変わった可愛らしすぎるその態度と表情に、
勝てるはずもないランカ。

「・・・いや・・・とか・・・そんな・・・そんなわけ・・・」
「じゃあ、気持ちよかった?」
「え・・・あ・・・」
「やっぱり、嫌だった?」

“しゅん”という言葉がピッタリな表情を見せて、上目遣いをしてくるシェリルに、
ランカは緑の髪の犬耳を大きく動かして、首を横に振る。

「そんなことありえませんっ!!!気持ちよかったですっ!!!とってもっ!!!」

勢い任せにそう言ったランカに、満面の笑みを浮かべるシェリル。
「そう、それはよかったわ、ランカちゃん。じゃあ・・・」
「え?」
“白うさぎ”の笑みとは全く違う、“黒うさぎ”な微笑み。
「続き、してもいいわよね?」
「え・・・あ・・・」
「だめ?」
答えに戸惑っていると、また“白うさぎ”が現れた。
「だめ・・・じゃないです・・・」
小さな声がしっかりとそう告げると、シェリルはまた“黒うさぎ”へと姿を変えた。

130名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:14:20 ID:uVcq+IT3

「う・・・あ・・・シェリルさん、やっぱり・・・」
「往生際が悪いわね、ランカちゃん。もう聞く耳もたないわ。」
艶やかに微笑んでそう言ってのけると、シェリルはランカの白のレースのショーツに手を触れる。
その中心は触られてもいないのに、もうぐしょぐしょで。
ランカは思わず両手で顔を覆った。
その姿に“黒うさぎ”となったシェリルの口元に笑みが浮かぶ。

「あら、もうこんなになってるのね。どうしてかしら?ランカちゃん。」

わざとらしくそう聞いてくるシェリルに両手で覆ったランカの顔が真っ赤に染まる。
「ねぇ、どうして?ランカちゃん。」
耳元で囁かれる声は艶やかで「答えなさい」とでも言うような強制力がある。
ランカはあまりの恥ずかしさに、ぎゅっと目を瞑った。
そんなランカの中心をシェリルがショーツの上から擦ってみせる。
先ほどまでの行為で、準備が整い過ぎてしまっていたランカには、
あまりの衝撃で甘い喘ぎが零れた。

「どうして?ランカ。」

耳元で囁かれた声に、ランカは大きく目を見開き体を震わせる。
シェリルの低くて甘くて艶やかすぎる声は、ランカを狂わせる。
自分の中で熱い何かが溢れて零れるのがはっきりとわかった。
それと同じように、瞳からも涙が溢れて零れ落ちる。

131名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 14:15:13 ID:uVcq+IT3

「もぅ・・・やだ・・・シェ・・・リル・・・さん・・・」

許しを乞うように名を呼んで、シェリルに助けを求めるように両手を伸ばした。
流れる涙に唇を寄せ、唇と舌でそれを拭ってやるシェリル。
ランカの伸ばされた手がシェリルの背に回る。
「・・・シェリルさぁん・・・」
甘えた声に微笑んで、けれど完全に許すことはせずに、シェリルはランカにまた尋ねる。
「どうしてか言ってくれたら、許してあげるわ、ランカちゃん。」
笑みを浮かべて残酷なことを言うシェリルに、ランカはまた涙を零す。

「・・・いじ・・・わる・・・」
「ランカちゃんが素直じゃないのよ。」
「うう・・・ひゃっ・・・」

シェリルのしなやかな指が、またランカの中心を撫で上げる。
さっきよりも濡れていることを感じ取ったシェリルは、ランカに妖しく微笑んでみせた。
「すごいわね、ランカちゃん。」
「だって・・・」
「だって?」
先を促す声にランカはシェリルを見上げる。
そこには、シェリルが“黒うさぎ”たる笑みを浮かべていた。
「だって・・・シェリルさんが・・・」
「私が?」
堪えきれなくなって視線を逸らし、ごにょごにょと呟くランカにシェリルは告げる。
「聞こえないわ、ランカちゃん。」
聞こえているくせにわざとそう言うシェリル。
それがわかっていても、シェリルに刃向かうことができないランカ。
だからランカはシェリルに告げる。

132名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:20:21 ID:uVcq+IT3

「シェリルさんが・・・触るから・・・」
「大好きな・・・シェリルさんが・・・気持ちいいことするから・・・」
「こんなことに・・・なってるんじゃ・・・ないですかぁ・・・」

泣きながらそう言って、背に回した手に力をこめると、ランカはシェリルに抱きついた。
予想以上の言葉に気を抜いていたシェリルは、そのままランカの上に倒れ込む。
「・・・ふぇ・・・シェ・・・リル・・・さんの・・・いじわるぅ・・・」
耳に聞こえる泣き声がかわいらしくて、シェリルは笑う。
「・・・いじわるな・・・シェリルさん・・・なんか・・・嫌い・・・になっちゃうんですからぁ・・・」
すすり泣きながら紡ぐ言葉とは裏腹に、ランカの手にこもる力は大きくなり、
シェリルにさらに抱きつく形になる。
「・・・ほんと・・・なん・・・ですよ・・・」
シェリルの胸に顔を埋めながら、くぐもった声でそう言うランカの姿に思わず笑ってしまうシェリル。

(ほんと・・・いちいちかわいいんだから・・・ランカちゃんたら。)

説得力のせの字もない言葉に苦笑を浮かべて、シェリルはランカを抱きしめ返すと、
その耳元で囁いてやる。

「バカね、ランカちゃん。」
「私を嫌いになるですって?そんなことありえないわ。」

自信に満ち溢れたシェリルの声に、埋めていた顔を上げるランカ。
その瞳に、シェリルの笑みが映る。

「私を誰だと思ってるの?」
「私はシェリル、シェリル・ノームよ。」
「この私を嫌いになるですって?そんなこと・・・」
「このあたしが、させるわけないでしょう?」

「ランカちゃん。」

どこまでも自信に満ち溢れた声と立ち居振る舞い。
それなのに、最後に名を呼ぶ声には、ありったけのランカに対する愛しさを感じさせて。
その顔に浮かべる笑みは、ただただ優しかった。

133名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:22:48 ID:uVcq+IT3

「ふぅ・・・う・・・ああ・・・」
名を呼ぶことさえできなくなったランカの口からは、甘い声しか紡げない。
ランカのショーツをいとも簡単に剥ぎ取ったシェリルが、ランカの足の間に体をわりこませた。
見られまいと、なんとか閉じようとする膝に、やんわりと手をやって広げさす。
さほど強い力でもなく、抵抗しようと思えばできるくらいなのに、
ランカがそれをしなかったのは、ランカ自身もそれを望んでいたから。

そこが大洪水であることを目視したシェリルは、満足そうに微笑んだ。
そして、なんの躊躇もなくその濡れそぼった秘所に口づける。
その花びらに1枚1枚口づけるように、唇と舌でランカを愛するシェリル。

繊細なのに大胆で。
少し乱暴なのに優しくて。

シェリルの責めに翻弄されながら、何度も何度も小さい波を迎えるランカ。
つのりにつのったその波に、さらに止めをさすかのように。
シェリルがランカの1番感じる場所を、その舌で探し当てる。
固くなったそこを、舌で軽くつつくだけで、ランカの背は反り、シェリルの髪を掴む。
その反応を見ながら、シェリルはさらにそこを責める。
器用に皮をむいて、顕わになった真珠を吸い上げ舐めあげると。
シェリルの髪を痛い程に掴んだランカは、大きな波にのみ込まれ、あっけなく気をやってしまった。

134名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:25:34 ID:uVcq+IT3

ランカの体が大きく反ったかと思うと、その身がベッドに深く沈みこむ。
シェリルの髪を掴んでいた手も、だらりとベッドに落ちた。
絶頂を迎え、小刻みに震えるその体。
ランカの秘所から唇を離したシェリルがその姿を見下ろす顔には、“黒うさぎ”の微笑み。
ランカの愛液と自らの唾液でてらてらと光る口の周りを、自らの舌で舐め取っていく。
そんな姿を焦点の合わぬ瞳で呆然と眺めていたランカが、無意識に両手を伸ばして、
シェリルの背に手を回す。

「・・・シェ・・・リル・・・さ・・・」

まだ息も整わぬ声で名を呼び、ランカはその身を引き寄せようとする。
それに逆らうことなどせずに、シェリルは望み通りにランカの傍に寄る。
軽くかかるシェリルの重みとその温もりに、ランカは笑みを浮かべると、
シェリルの口元に舌を伸ばした。
ちろちろと朱色の舌がかわいらしくシェリルの口の周りを舐める。
しばらくすると、舐めようとしたランカから顔を離すシェリル。
少し不満そうなランカに笑むと、シェリルはその唇に唇を重ねた。
薄く開いていたランカの唇の間に舌を滑り込ませると、近くにあった舌を絡め取る。
そんな深く優しいキスに気を取られていたランカの秘所に、シェリルの指が侵入した。
突然の異物感に声を上げそうになるランカ。
けれど、その声ごと奪うようにさらに深く口づけるシェリル。
しばらくシェリルの下で暴れていたランカだったが、直ぐにその体も心も融かされて。
シェリルが与えてくれる快感に身を委ねた。

135名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:26:38 ID:uVcq+IT3

声も上げられぬほどに深く口づけられながら、
シェリルのしなやかな指がランカの秘所に注挿を繰り返す。
キスの合間に零れる吐息にも似た声は、どちらのものかもわからず、甘くとろけきっていて。
ランカの蜜が溢れ零れる、その頃合いを見計らったように、
中に挿入されていたシェリルの指が2本に増えた。

「ふ・・・あっ・・・!!!???」

突然のことに逃げ腰になる腰を押さえつけ、そのままゆっくりと、指を出し入れさせるシェリル。
同時に、あいた片方の手が、ランカの胸を弄ぶ。

「あ・・・ああ・・・ん・・・シェ・・・リル・・・さ・・・」

離れた唇が、声にならない声でその名を呼ぶ。
きつく指を締めつけるランカの秘所に、さらに深く指を突き立てるシェリル。
あがる悲鳴にも似た声を奪うように、シェリルは再びランカに口づける。
唇は塞がれたまま、秘所ではシェリルの2本の指が強弱をつけ、ランカの中に出し入れを繰り返す。
何もできずに、ただただ翻弄されるランカ。
その締めつけ具合から、ランカの絶頂が近いことを悟ったシェリルは、
さらにその指の動きを早め、そして、止めをさすように、
ランカのぷっくりと膨らみ固くなった場所を親指で弾くように強く擦り上げた。

あまりの快感に背をのけ反らせるランカ。
上がる声は、シェリルの口内へと飲み込まれる。
ランカの体から力がぬけきると、自然と唇は離れ、その身はベッドに沈み込む。
肩で息をするランカの頬に手をやり撫でると、シェリルはその耳元に囁いた。

「大好きよ、ランカちゃん。」

大きな快楽の余韻に浸る中、聞こえた言葉に笑みを浮かべて、ランカは意識を手放した。

136名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:28:23 ID:uVcq+IT3

迎えの時間までに準備するには、ギリギリの時間に2人して目を覚ますと、
昨日の余韻にも互いに浸れぬまま、交代でシャワーを浴びて、準備を整える。
なんとか、時間までに身なりを整えると、急に昨日のことがフラッシュバックしてしまうランカ。
“一緒がいい”といつも言ってるのに、やっぱり一方的に愛されてしまったことに、
少しだけ納得のいかないランカは、シェリルの姿を眺めながら、その心に1つ誓ったことがあった。
その時、ちょうどインターホンが鳴る。
その音に迎えが来たことがわかると、仕事モードに切り替えるシェリル。
靴を履くその背にランカが呼びかけると、振り向いたシェリルに重なる唇。
何が起こったのか一瞬わからなくて、呆けているシェリルに、
ランカはしてやったりと、笑顔を浮かべて言った。

「次は、ぜーーーったい、私の番ですからねっ!!!シェリルさんっ!!!」




そして、始まるランカの反撃。
シェリルは一体どうなってしまうのか!?

「ラン・・・カ・・・ちゃ・・・もう・・・」
「ちゃーんと言えたら、許してあげますよ、シェリルさん。」

次回、『白も黒も両方おいしく頂いちゃいます』に・・・続く?

137名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 15:29:43 ID:uVcq+IT3

ウソです、続きません。もう、書けません。むしろ、誰か書いて下さい。
頑張ってエロ書いてみたんですが・・・
玉砕した感じですね・・・ごめんなさい。
お目汚し失礼しました。
映画の2人が幸せになるように願う毎日です。
138名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 19:40:32 ID:7HW+r0za
GJ!!!!!
お願いですから続き書いてください〜orz

某ラジオでシェリル中の人の超絶S声を聞いてしまったので
“黒うさぎ”のセリフが脳内で鮮明に再生されて…悶えまくりですw
139名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 20:27:54 ID:4kPG0mp0
某ラジオの詳細を!
140名無しさん@秘密の花園:2010/06/11(金) 21:12:11 ID:uJzZzYQY
>>137
うおおおお!!!超がっつりエロきたー!!!
最高だった、ありがとう
できたら続きも待ってる
141名無しさん@秘密の花園:2010/06/12(土) 20:30:35 ID:jQwyZE3k
キョロキョロ…誰もいない…言うなら今のうちね!

シェリル「…ランカちゃん大好きよーーーー!!!」
142名無しさん@秘密の花園:2010/06/12(土) 23:10:22 ID:e2FuB6+W
>>137
ありがとう
鼻血出た
143名無しさん@秘密の花園:2010/06/13(日) 02:08:43 ID:LJ2qzc7X
ガチエロごちそう様ですた!
ただ一つ挙げるなら、シェリルそんにも一緒に気持ちよくなってもらいたかった…かな?
よし次はそれを俺が生き残ってる間に何時か書くかもしれないこともありけりや。
144名無しさん@秘密の花園:2010/06/15(火) 20:36:12 ID:FmT3/Ccc
エヴァのマヤとリツコの補完シーンをシェリルとグレイスに脳内変換するのが最近の密かな楽しみです
145名無しさん@秘密の花園:2010/06/16(水) 00:10:39 ID:qwS1fsTK
>>141
                   , ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
                /: : : :   ,  : : i: : : :   : : ヘ
                   /: : : :  ,   i!    トi :    : : : ヘ
               /: : : : : ,',':,,; :ハ: : : : :ハ:i、: 、:',: : : : :ヘ
              ,′: : : :.i:.:.ハl!:ハ: : : :.} _ヘヘ、:.:. : : : : : ハ
              ,′: : : : :|:.ルリムニヽ:.:.{ 冫キムヽ、: : : : : ハ
              {: : : : : : レ//ィハヽ `゙゙  'ィハヽ |:. : : : : : :.}
                |: : : : : : :|' 弋り     弋り  |:. : : : : : :.| <しぇ・しぇりるさん…見ちゃったv
             |: : : : : :.:.:| ´ ̄ ゙     ´ ゙̄ .l:. : : : : : : |
                  '; : : : : :.:.:|、///       /// 八: : : : : : リ
              '; :,: : :.:.:.:|.ヘ   丶  ̄ フ   ∧:.:.:.:. : : :ル'
                 ヽ:i、:.:.:.:.| ヘ、   ̄   / |:.:.:.:.: ノ
                  ` ヽxリム.   }''  、.. イ{ノ  ''レx′
              , r '´_人   ヘ       /   ノ  `ヽ
              ∧r'´   \.  ヘ.  //'  /    「´ヘ
             ,'´)      \ __ヘ_/. /       {、∧
             / /     ,,r '´__......   三≧ミ、    `ソ、
             j、ヽ、  / /        `ヽミ、  //、
146名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:02:16 ID:Hy6VTYUA
ソッと、上の続き置いていきます。
またもエロなんで嫌いな方はスルーして下さい。
ランシェリランな感じになってもいますんで、お気をつけ下さい。
では、少しレスお借りします。
147名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:04:24 ID:Hy6VTYUA

『白も黒もおいしく頂いちゃいます?』


「だから、言ったじゃないですか。」
ベッドの上、シェリルの腰に抱きついたランカが嬉しそうに楽しそうに言った。
「今度はぜーーーったい、私の番だって。」
呆気にとられているシェリルを見上げるランカ。
「覚悟してくださいね、シェリルさん。」
そしてランカは、シェリルに向かって無邪気に微笑んでみせた。


「ちょ・・・ランカちゃん、やめなさいったら・・・」
「やです。シェリルさん、この前、私が嫌だって言ってもぜんぜんやめてくれなかったじゃないですか。」

少し頬を膨らませてそう言うと、ランカはシェリルの白くて綺麗な肌に口づける。

「それと・・・これとは・・・話が・・・」
「別じゃないですよ。一緒がいいって言ってるのに・・・
いっつもシェリルさん、私のことばっかり気持ちよくするんだから。
今日は、絶対私がシェリルさんを気持ちよくさせるんです。」
いつにもましてやる気なランカに、内心焦るシェリル。
けれども、その焦りを表に出すことはせず、なんとか余裕をみせようとする。
「こんなことして・・・あとでどうなるか・・・わかってるの?ランカちゃん。」
なんとか頑張って呼び寄せた“黒うさぎ”たる存在で、そう言えばどうにかなると思っていた。
お腹に何度もしていたキスを止め、顔を上げたランカにシェリルの“黒うさぎ”たる微笑みが炸裂する。
148名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:05:43 ID:Hy6VTYUA

本来ならば、ここで怯むはずのランカ。
それから、この前のことを謝って、じゃれあいながら“一緒に”と考えていたシェリル。
けれど、今日のランカはシェリルのその考えの上をいっていた。

「いいですよ。」
「え?」
「あとでどうなったっていいんです。私、シェリルさんに負けっ放しは嫌なんです。」
「ランカちゃん・・・」

その力強いセリフに「この子も言うようになったものね・・・」などと感慨にふけりながらも、
シェリルは気づく。
「ちょ・・・こういう事に、勝ち負けとかってないでしょう?」
「そうかもしれませんけど・・・でも、やっぱり、負けたくないんです。シェリルさん。」
そう言って微笑むランカは、ただ自分の気持ちに正直なだけだった。
そんなかわいらしいランカに返す言葉も見つからず、シェリルが呆然としていると、
ランカがまたお臍あたりに口づける。
「ぁんっ・・・」
油断していたシェリルの口から甘い声が漏れると、シェリルのその場所に何度も口づけるランカ。
「ちょ・・・ランカちゃん・・・」
くすぐったさと快感の境目で、漏れそうになる声を、
“プライド”という名の盾でなんとか我慢するシェリル。
そんなシェリルにおかまいなしに、ランカはシェリルのお腹に口づけを続ける。
「ちょ・・・ランカちゃ・・・ん・・・いい加減に・・・」
ランカの口づけがだんだんと中心から外へとずれていったその時。
止めようとしたシェリルの口から一際大きな声が上がった。

149名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:07:00 ID:Hy6VTYUA

「あんっ!!!」

その声に思わず驚いて、顔を上げるランカ。
自分でも驚いているシェリルの視線とぶつかると、ランカは嬉しそうに微笑んだ。
「シェリルさん、もしかして・・・」
「ちょ・・・」
制止の声もままならないまま、ランカがシェリルの右脇腹をかわいらしい指で撫で上げる。
すると、責めさせまいと頑張っていた“プライド”が糸も容易く崩れ去るように。
その口から甘い声が零れた。

「やぁん・・・」

聞こえた甘く艶めいた声に、ランカの背を言い知れぬものが奔り、思わずその身を震わせる。
(・・・わぁ・・・)
なんだかよくわからない気持ち。
けれど、その気持ちはとてもランカを昂揚させた。
見やったシェリルの視線とぶつかると、シェリルが顔を真っ赤にして慌てて俯く。
どうやら、自分でも予想だにしていなかった反応に、
驚いてしまったらしいことに気づいたランカの口元に、自然と笑みが浮かぶ。

「シェリルさん・・・かわいいっ!!!!!」

感動したようにそう言うと、ランカはシェリルの右脇腹をさらに撫で上げる。

150名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:08:03 ID:Hy6VTYUA

「ふぁ・・・」
漏れ出そうになる声を、唇を噛んで何とか抑えるシェリル。
しかし、それも脆く崩れ去る。
上がる声を我慢しながら、なんとか撫でる手を止めようとしていたのが、
逆にシェリルにはよくなかった。
その隙をついて・・・というよりも、ランカの本能的な行動とでも言った方がいいのか。
シェリルの左側が、がら空きになっているのを見つけると、
ランカはそこを舌でなぞるようにして舐めあげた。

「あ・・・ふ・・・ああんっ・・・」

シェリルの口から零れた声に、ランカは言い知れぬ悦びを感じる。

(シェリルさん・・・やっぱり・・・)
「ほこ・・・よふぁいん・・・れすね?」(ここ弱いんですね?)

舐めながら発した言葉に、シェリルは大きく首を横に振る。
「ちが・・・そん・・・な・・・こと・・・な・・・いわ・・・んんっ!!!」
否定の声を上げるも、ランカにまた舌で撫で上げられると、甘い声が零れる。
まるでおもちゃを見つけた幼い子どもみたいに、ランカはシェリルの弱点であろう脇腹を、
舌と指を使って執拗に責め始めた。

最初はなんとかしようとして、その背を枕に預け、片手で口を覆い、
もう一方の手はランカを引き離そうと緑の髪に沈む。
強く押しつけて覆った口から漏れ出ていた声も、くすぐったさと快感に、
だんだんとその手が離れ、漏れ聞こえていた声が、零れるような声に変わった。
やがては、口を覆っていた手もランカの緑の髪の中に埋まり、
零れる声は明らかな喘ぎに変わってしまう。
泣き声にも似た甘い喘ぎを漏らすシェリル。

151名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:09:56 ID:Hy6VTYUA

(シェリルさんの感じてる声・・・かわいい・・・)
純粋にそう思ったランカは、さらにシェリルのそこを責めながら、
自分がいつもされていることを思い出して、それを実行に移した。
脇腹を柔らかく指の腹で撫で上げながら、黒の豪華なブラジャーの上からでも、
少し尖ってるのがわかるそこに、吸い付くランカ。
思わぬ快感に軽くイッてしまいそうになるシェリル。

「待って・・・ラン・・・カ・・・ちゃ・・・」

なんとか口にしたシェリルの制止の声など耳に入らないランカは、
一生懸命に黒のブラジャーの上から、尖端を吸い上げた。
交互に丁寧に。
両手はいまだ、シェリルの脇腹を柔らかく撫で上げる。
ランカはシェリルに感じてもらおうと思って、必死に奉仕していた。
けれど、その責めはシェリルをただただ苦しめる。
あまりにも優しく柔らかな責めに、イッてしまうこともできず、
ただただ、焦らされて虐められているような感覚に襲われるシェリルの体。
自らの“プライド”が、それをなかなか許そうとはしなかったが、
それも我慢の限界となったシェリルはランカに自ら告げた。

「ラ・・・ンカ・・・ちゃ・・・ん・・・も・・・お・・・ねが・・・い・・・」

シェリルの潤みきった瞳から、与えられた快感と恥ずかしさのあまりに流れる涙。
それを見たランカの口からも、思わず甘い声が漏れてしまうほどに、
シェリルのその弱々しくもかわいらしい姿に、ランカはその身を震わせ感じてしまう。
152名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:11:06 ID:Hy6VTYUA

それは“黒うさぎ”が、快感に落ちたのか。
それとも“白うさぎ”が、快感に溺れたのか。

懇願するシェリルに応えるように、ランカは少し乱暴にブラジャーをたくし上げると、
直ぐさまそのピンクの突起に吸い付いた。
直に触れる唇と舌の感覚に、シェリルは声を上げる。
そんなシェリルにランカは脇腹を撫でていた片方の手を、吸い付いた方とは反対の胸に添え揉む。
柔らかく弾力のある胸がランカの手によって形を変えた。

しばらくすると、シェリルの一際大きい声が上がり、その背がしなやかに反る。
強張った体から力が抜けると、ランカにしなだれかかるように身を預ける形になるシェリル。
耳元で聞こえるシェリルの荒い息にランカは思わず尋ねてしまう。

「シェリルさん・・・もしかして・・・イッちゃったんですか?」

その問に答える声はなく、ただランカの肩に小さな痛みが感じられた。
それがシェリルの“答え”だと、わかった時には、
ランカが犬耳のような緑の髪をピンと立たせ、その頬をピンクに染めて喜びの笑みを浮かべる。
「シェリルさんっ!!!!!」
興奮したようにその名を呼ぶと、ランカはシェリルを抱きしめるようにして押し倒した。
153名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:13:07 ID:Hy6VTYUA

シェリルの黒のショーツの上から、シェリルの中心を撫でるランカ。
「わー・・・」
ランカが思わず声をあげてしまうほど、そこは濡れていた。
シェリルは漏れ出る声を我慢するようにランカの肩に顔を押し付ける。
別にそれを意図してやっているわけではないが、感動を抑えきれずランカの指は、
シェリルの中心を何度も何度も撫で上げる。
それは、シェリルにとってはどうしようもなく“たちの悪い責め”だった。
「ちょ・・・と・・・ラン・・・ぁん・・・」
ランカの指が意図しないところで、膨らみ硬くなったシェリルの蕾を、撫で上げてしまい、
シェリルの口から堪えきれずに甘い声が零れた。
「シェリルさん?」
「もぉ・・・いやぁ・・・」
泣き声にも近い声でそう言われて、ランカは思わずその手を止めてシェリルを見た。

「ラン・・・カ・・・ちゃ・・・もう・・・もぅ・・・やぁ・・・」

上目遣いの潤んだ瞳から涙を零し、許しを乞うようにそう告げるシェリル。
そんな今までに見たこともないようなシェリルの姿に。
ランカの緑の髪の犬耳がぴんと立ったまま硬直した。
その顔に赤みが帯びる。
そして、ランカの中に生まれる初めての感情。

(・・・イジワルしたい・・・)

この目の前にいる、あまりにかわいらしい“うさぎ”のような存在に。
そう思った時には、ランカの口から言葉が零れていた。

「何がいやなんですか?」
「ちゃーんと言えたら、許してあげますよ、シェリルさん。」

とても、いつものランカからは考えられようもない言葉。
浮かべる笑みは、少し意地悪で、でも、無邪気な子どものようでもあって。
シェリルが戸惑っていると、ランカの指がまたやわやわと中心を撫でる。
ふいに訪れた快感にまた艶めいた声をあげるシェリル。
それまでのことで、もういっぱいいっぱいだったシェリルは、気づけばその言葉を口にしていた。

「・・・もう・・・いや・・・なの・・・ちゃんと・・・」
「・・・ちゃんと・・・イかせて・・・ランカちゃん・・・」

シェリルの懇願に、言いようのない感情が溢れ、ランカの心を打ち震わせた。
154名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:14:10 ID:Hy6VTYUA

「ふぇふぃる・・・さん・・・」
シェリルの秘所を夢中になって舐めあげながら、声にならない声でその名を呼ぶランカ。
ただただ、ランカの舌や唇の感触に、声を抑えることもできず喘ぐシェリル。
ランカの髪を掴む両手は、突き放そうとしているのか、もっととねだっているのかもわからない。
溢れる蜜を啜りながら、ランカの舌が顔をのぞかせていた蕾をとらえると、シェリルの腰が跳ねた。

「ああっ・・・」

零れる涙に、喘ぐ声。
跳ねて逃げようとする腰を追うように、ランカはシェリルの秘所に口づけ、
その蕾を唇でとらえると、吸い上げた。

「―――っ!!!!!」

声にならない声を上げ、ベッドの上でその背をしならせるシェリル。
しばらくして、ゆっくりとその背がベッドに沈む。
ランカの髪をくしゃくしゃにした両手も力無くベッドに落ちた。
訪れた大きな波に小さく体を震わせながら、荒い呼吸でベッドに身を預けるシェリル。
そんなシェリルの秘所から顔をあげると、
ランカのその瞳は、大きく上下するシェリルの胸元にすぐに釘付けになった。
目を閉じて快感に浸る無防備なシェリルの姿に、自分の中心も熱くなって溢れ零れるものを感じるランカ。
気づけば、両腿を擦り合わせ、自らも快感を欲っしたランカは、
シェリルの体に覆い被さるように、四つん這いになって上へと進む。
155名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 20:15:17 ID:Hy6VTYUA

「シェリルさぁん・・・」

猫のように甘えた声がランカの口から漏れる。
その声に、シェリルは快感の淵から、ゆっくりと目を開けた。
何度か瞬きをすると、ぼやけていた瞳に自分を見下ろすランカの顔が映る。
切なそうなランカの表情に、シェリルは右手を伸ばして頬に触れた。
触れたその手に、ランカは頬だけではなく顔を擦りつけるようにして甘えてみせる。

「シェリルしゃん・・・」
「・・・ランカちゃん・・・」

ランカの甘くせつない声に、シェリルの少し掠れた艶めいた声が返す。
ランカが何を求めているのか、ボーっとする頭でもなんとなくわかったシェリルは、苦笑を浮かべた。
視線を少し下ろせば、自分の脚の間に両膝をついたランカが、太股を擦り合わせているのが見える。
その脚に流れるものがキラリと光った。

「シェリル・・・しゃん・・・いっしょ・・・にぃ・・・」

シェリルをもっと感じさせたいけれど、自分の火照りもシェリルに鎮めて欲しくてたまらないランカは、
切なく甘えた声でそうシェリルに告げる。
そんな姿に微笑んで、シェリルは両手を伸ばし、その手をランカの背に回すと、少し力をこめて引き寄せる。
抵抗なくシェリルの上にランカが重なる。
重なる肌の温もりに、どちらともなく甘い吐息が零れた。

「・・・ん・・・そうね・・・一緒に・・・ランカちゃん・・・」
シェリルの声が耳元で聞こえると、ランカの切なげな表情が一気に緩んだ。
「はい・・・シェリルさん・・・」
ぎゅーっとシェリルに抱きついて、ランカは嬉しそうにその名を呼んだ。
156名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 21:14:10 ID:Hy6VTYUA

ランカが身に纏っていた下着を簡単に脱がせたシェリルは、ランカの腿に流れる蜜を拭うようにして、
人さし指と中指をたっぷりと濡らしていく。
それから、ランカの秘所にソッと指をあてがうと、濡らす必要もないほどに濡れていたそこに、
ゆっくりと2本の指を沈める。
待っていた快感に、ランカはその身を震わせ軽い絶頂を味わった。

「んんっ・・・シェ・・・リル・・・さ・・・」

互いの身を抱き合うように横たわるベッドで、思わずシェリルの両腕を掴むランカ。
甘い快感にしばらく身を浸していると、シェリルの声が耳元で囁く。
「気持ちいい?ランカちゃん・・・」
その問いに何度も何度も頷いて、小さな波が収まるのを待つと、ランカはシェリルに微笑み、
掴んでいた片方の手を離す。
その手が、さっき自分がしてもらった動きを真似るようにして、シェリルの腿を何度もなぞる。
たっぷりと蜜で濡らした指を、シェリルの秘所にあてがい、ゆっくりとそこに沈めていくランカ。
さっきイッたばかりの敏感な体は、それだけでもシェリルに大きな快感を与えた。

「ん・・・はぁ・・・」

やり過ごすことのできなかった喘ぎが零れ、その身がさらにランカの体にピッタリとくっつく。
157名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 21:15:08 ID:Hy6VTYUA

「シェリルさん・・・」
「ランカちゃん・・・」

互いに潤んだ瞳で見つめ合いながら、名を呼び合うと、どちらともなく唇を重ねる。
深く激しく重ねた唇に呼応するように、互いの秘所に沈んだ指が激しく動き出す。

「はぁ・・・はぁっ・・・」
「ふぁ・・・ああっ・・・」

合間に零れる声を奪い合うように、絡まる舌と重なる唇。
どちらも待ちわびていた快感に、待っていた時はすぐに訪れる。

「シェ・・・リ・・・さ・・・もっ・・・」
「ラン・・・ちゃ・・・わ・・・もっ・・・」

途切れ途切れに伝えあって、あいた片方の手で互いに強く抱きしめ合う。
シェリルの豊満な胸と、ランカの小ぶりな胸が強く重なり形を変える。
体全体を擦りつけ合うように抱き合いながら、互いの指も中で激しく暴れる。

「ランカちゃんっ!!!!!」
「シェリルさんっ!!!!!」

声にならない声で叫ぶようにその名を呼び合うと、2人は同時に絶頂に達した。
訪れた大きな波に身を預けるように、きつく抱き合うシェリルとランカ。
その波が過ぎると、2人の体から力が抜けていく。
激しい呼吸を繰り返しながら、2人は視線を交わすと同時にそこから指を抜いた。
その瞬間、互いの口から漏れる甘い声に、顔を見合わせて笑う。
言葉を発するのも億劫で、ただ笑みだけを交わし、互いの蜜で濡れた指を絡めて繋ぐ。

そして2人は、快感の余韻と心地のいい疲れの中、波に攫われるように眠りに落ちた。

158名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 21:17:24 ID:Hy6VTYUA

「えへへ〜」
「なによ、ランカちゃん。」
目が覚めてから、2人して余韻に浸りベッドの中でだらだらとしていると、
自分に向かってゆるゆるの笑みを浮かべるランカに、シェリルが怪訝そうに尋ねる。
「やっと、1勝ですよね?シェリルさん。」
言って、ランカはシェリルに抱きつく。
その言葉に夜のことを思いだし、頬を赤く染めながらソッポを向くシェリル。
「な、何言ってるの?あれは・・・引き分け・・・そうっ!!!引き分けよっ!!!」
間違いなく負け惜しみの思いつきでそう言うシェリルに、一瞬きょとんとして声を上げるランカ。
「えーっ!!!だってシェリルさん、あんな・・・」
続けようとした言葉がなんとなくわかったシェリルは、ランカの口を自らの唇で塞いだ。
突然のことに大きく目を見開き頬を染めるランカ。

「う、うるさい。このシェリル・ノームが引き分けだって認めてあげてるのよ。」
「こんなサービスめったにしないんだから、ランカちゃんは何も言わずに納得してればいいの。」

理屈も何も通らないような言葉を、いつもの口調で言うとベッドから起きあがるシェリル。
「あ・・・」
離れた温もりを追いかけるように、体を起こすランカ。
惜しげもなく晒された体にはランカが咲かせた赤い花が、所々にうっすらと咲いているのがわかる。
159名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 21:18:21 ID:Hy6VTYUA

「お風呂にするわ・・・」
「あ・・・はい・・・」
告げられた言葉に、ランカは曖昧に返事を返し、浴室に向かうシェリルの背を見送る。
浴室に向かう足を止めたシェリルが、何か言いたそうに後ろを振り向くと、
不思議そうに小首を傾げるランカに、何も言わずまた背を向ける。

「シェリルさん?」
「ほっんとに、わかってないわね、ランカちゃんは。」
「え?」
「こういう時は“一緒に”でしょう!!」

怒ったような声に、少し早口気味のシェリル。
けれど、ランカはそれがシェリルの照れ隠しだということを知っている。
そんなかわいらしいシェリルに破願して、ランカは近くに落ちていたシェリルのTシャツを着ると、
ベッドから降りて『とてとて』と駆け寄り、シェリルの背に抱きついた。

「もー・・・大好きです、シェリルさん。」

素直じゃない意地っ張りなシェリルがたまらなくかわいくて、愛しくて。
ありったけの思いをこめてそう告げるランカ。
その言葉と背に感じる温もりに、腕をくみ、あさっての方向を向いていたシェリルの頬は、
うっすらピンクに染まり、口元には幸せそうな笑みが浮かんでいた。

160名無しさん@秘密の花園:2010/06/17(木) 21:20:12 ID:Hy6VTYUA

以上です。
頑張ったけど、やっぱり玉砕ですね。ごめんなさい。エロは難しい。
お目汚し失礼しました。
2人はいつまでもイチャイチャしてればいいと思います。
161名無しさん@秘密の花園:2010/06/18(金) 04:02:25 ID:+JrVDMjy
>>160
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
すっげぇイチャエロなランシェリランをありがとう!
玉砕なんかじゃねぇ!むしろ読んでるこっちが萌え砕けたさ!

あと、最後の一文まるっと同意な。
162名無しさん@秘密の花園:2010/06/18(金) 09:45:18 ID:YD1CPLnG
朝からたぎりました、本当にありがとうございましたはあはあ。
163名無しさん@秘密の花園:2010/06/18(金) 13:36:39 ID:CLbMoF6m
神仕事!即ちGJ!!


皆さんにしつもーん。シェリランでエロ書くとして、特にマクロスFと関係の無い作品の百合同人の内容をトレースするってのはありかな?
設定はちょこちょこ変えるけど、全体的な流れで。
164名無しさん@秘密の花園:2010/06/18(金) 14:53:42 ID:oMYtFXAN
>>163
出典元をしっかり明記しておけば問題ないんじゃないかな、二次創作だしお金取るわけではないしね
一応元は何か書いておかないと、だいぶ後で見た人が「あれこれパクリ?」とか言い出す人いたら怖いだろうしね
165名無しさん@秘密の花園:2010/06/18(金) 22:28:06 ID:Tig2pq53
同人誌のトレースは基本的にいただけないと思う。

まあ、どうしても書きたいというなら出典の書き方を何々のどういうタイトルで誰々の作品というのはぼかしたほうがいいと思うぞ。
数年前他の板で、パクリ検証のために不特定多数の人がその同人誌買いまくったというのがあった。
166名無しさん@秘密の花園:2010/06/22(火) 22:43:09 ID:kN1KN03L
>>160
超GJ!!
お風呂に一緒に入りたいけど素直じゃないシェリルかわいい
167名無しさん@秘密の花園:2010/06/28(月) 09:16:12 ID:Eel+jAh3
マクロスAのギャラクシー・メモリーがヤバすぎる!!!!!
おでこコツンとか鼻血吹くかと思ったw
二人で寝てるところはもう事後ってことでいいよ…
168名無しさん@秘密の花園:2010/06/28(月) 23:05:25 ID:5XpV8Nn8
>>167
昨日読んだけどあれはヤバイ
完璧グレイス×シェリル漫画ですな
萌えとニヨニヨが止まらなかった
169名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:29:02 ID:YH1DZr0B
昨日、読んだけどあれはほんとにヤバかった。
素敵すぎて萌え転がった!!!

グレシェリに萌えながらも、書けたのはシェリランなんですが置いていきます。

170名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:30:19 ID:YH1DZr0B

「ねぇ、ランカちゃん。」
「なんですか?シェリル・・・」

“さん”て、言いたかったのに。
これじゃあまるで、呼び捨てにしたみたいだ。
それは、あとで思ったことで。
その時は、ただ額に触れた柔らかな感触に言葉を失ってしまっていた。

「お邪魔したわね。」

私の表情を確認したシェリルさんは、悪戯が成功した時の子どもみたいに、
素敵な笑みを浮かべて、キッチンを去っていく。

何が起きたのか、理解できなくて。
柔らかな温もりが触れた額を押さえた。
しばらく経って。
何が起きたのか、理解して。
カァッっと熱くなる顔を両手で覆った。

「ふぇ・・・」
思わず漏れた変な声。
何が起きたか理解はできても。
どうして、シェリルさんがそんなことしてきたのかわからなくて。
でも、されたことには不満はなくて。
むしろ、嬉しすぎて頬が緩むのが止められなかったりする。

171名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:31:06 ID:YH1DZr0B

「シェリル・・・」

“さん”てつけるつもりだったのに。
また呼び捨てみたいになっちゃったけど、それは仕方ない。
だって、自分が何をしていたのか、やっとそのこげた臭いで思い出したから。

「あーーー!!!!!」

思わず大声で叫んでしまう。
少し遅い朝食に、パンケーキを焼いている途中だった。
シェリルさんには一番綺麗な形の、焼きたてを食べてもらおうと思っていたのに。
慌てて火を消して、裏返してみるものの、時はすでに遅かった。

「う〜〜〜・・・」

思わず涙目になって唸ってしまう。
せっかく上手く焼けてたのに・・・
振り返ってシェリルさんを恨みがましく睨んでみても。
こちらに気づいてないのか、それとも気づいているけど相手にされてないのか。
シェリルさんは、少し小さなテーブルとセットで買ったイスに座って、
長い足を軽くブラブラ揺らしながら、肘をついて楽しそうに鼻歌を歌っていた。
その姿がなんだか、かわいらしくて。
怒っていたはずなんだけど、思わず笑みが零れてしまう。

けれど。

キッチンに視線を戻して目に入ってきた現実に、肩を落とすとともに大きな溜息が零れた。

172名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:33:51 ID:YH1DZr0B

「シェリルさんが、急にあんなことするから・・・」
ランカちゃんぶつぶつと文句を言っている。
少し小さなテーブルに向き合って座る、少し遅めの朝食の時間。
焦げた部分をバターナイフでそぎ落としているランカちゃんの姿がなんだか面白くて笑みが零れた。
そんな私を見咎めたランカちゃんの頬が膨れる。
その様子がおかしくて、また笑みが零れた。

「もー!!!シェリルさんっ!!!」

怒っているのだろうけど、それが可愛すぎて、とても怒られてるとは思えなくて。
「なに?ランカちゃん。」
別段、悪びれもせずに返事をした。

「どうして急にあんなコトしたんですか?」
「あんなコトって?」

返された言葉に、ランカちゃんの顔が見る見る間に真っ赤になっていく。
緩みきってしまいそうになる頬を、プロ根性で引き締めて、小首を傾げて見せた。
そしたら、“ぼんっ”と音が鳴りそうなくらいに、ランカちゃんがさらに真っ赤になる。

173名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:34:54 ID:YH1DZr0B

「あんなコトってなあに?ランカちゃん。」

少し甘えた声で言ってみる。
予想通り、犬耳のような緑の髪をピコピコと動かして。
ランカちゃんは口を金魚みたいにパクパクさせた。
それが、おもしろくて、かわいらしくて、愛しくて。
思わず吹きだして、肩を揺らして声をあげて笑ってしまう。

「あっははは・・・かわいいわね、ランカちゃん。」

目尻に浮かんだ涙を指で拭って、赤くなって頬を膨らますランカちゃんに手を伸ばす。

「したくなったから。」
「ふぇ?」
「キス。」
「あ・・・」
「ランカちゃんのここにキスしたいなぁって思ったから。」

とんとんと、伸ばした手の人さし指で、ランカちゃんの額を軽くノックする。
そしたらキスされた時みたいに、両手で額を押さえてみせるランカちゃん。
そんなランカちゃんに微笑んで、肩を竦ませて言ってみせる。

「それだけよ。」

額を押さえてこちらを見たまま、動かなくなってしまったランカちゃんは置いといて。
目の前のパンケーキを食べる。
形は少し歪だけど、少し冷めてもしまっているけど、おいしいことに変わりはない。
「ランカちゃん、“はんぶんこ”にしましょう。」
言って、まだ手をつけていないこげたパンケーキを取ろうとしたら、その姿が一瞬にして消えた。
一度瞬きをして、視線をランカちゃんに向けると、その頬がリスみたいに膨らんでいる。

174名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:37:23 ID:YH1DZr0B

(かわいいけど、大丈夫なのかしら?)

言葉にはせず、首を傾げてそう問いかけると、ランカちゃんの口がもごもごと動き出す。
いくら小型とはいえ、パンケーキ一個は大き過ぎだろう。
案の定、涙目になったランカちゃんは、コップに入った野菜ジュースを一気に飲み干した。

「ぷはぁーっ!!!はー、はー・・・」

コップを“どん”と鳴らして、テーブルに置くと、
まるで長距離を全力疾走でもしたようなぐらいの勢いで、肩で息をするランカちゃん。
その姿はなんとも男前・・・なような気がしないでもない。
そんな姿を見ていたら。
ほんとは心配するとこなんだろうけど。
なんだかもの凄くおかしくなって、お腹を抱えて笑ってしまった。

「素敵、ランカちゃん。惚れ直しちゃうわ。」

その飲みっぷりと食べっぷりに、笑いながらそう言ったら、ランカちゃんは目に涙を浮かべながら、
「苦いです・・・シェリルさん・・・」
と訴えてきた。
思わず抱きしめたくなるほど、その姿はとてもかわいらしい。
「当たり前よ、ランカちゃん。こげた所をとってもいないのにくわえて・・・」
とりあえず、手を伸ばして頭を撫でる。
「何もつけずに食べるんだもの。」
ランカちゃんが涙目でこちらを見てくる。

「だって・・・シェリルさんが取ろうとするから・・・」
「だから、はんぶんこしようって・・・」
「ダメですっ!!!シェリルさんにはこんな失敗作食べさせられませんっ!!!」

意気込んでそう言うランカちゃんに、思わず頭を撫でていた手も止まり、目をパチクリさせてしまう。
当の本人は、キラキラとした力強い瞳で真っ直ぐに私を見ていた・・・のだが。
「・・・にが・・・」
よっぽどだったのか、また小さくそう言って、瞳をウルウルとさせた。
そんなランカちゃんに、小さく吹き出して笑ってしまう。
さすがにかわいそうだから、水をついであげようと思ったんだけど・・・
ふと、目についたランカちゃんの唇が、私に悪戯を持ちかけてきた。

175名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:39:45 ID:YH1DZr0B

「ねぇ、ランカちゃん。」
呼ばれて顔を少し上げると、唇に柔らかな感触がした。

触れて数秒。
離れていく温もり。
目の前には悪戯が成功した時の笑顔を見せるシェリルさん。
それで、何をされたのか理解する。
理解してしまったら、心臓が跳ねるのも、体中が熱くなるのも止められない。

「シェ、シェ、シェリルさんっ!!!」

思わず驚いて席を立ってしまった。
少し小さめのテーブルに、少し身を乗り出した体勢のシェリルさん。
浮いた腰を下ろすと、悪戯な瞳で私を見上げてくる。

『手を伸ばせばすぐに。少し身を乗り出せばすぐに。好きな人に触れられる距離って素敵じゃない?』

このテーブルセットで初めて食事をした時に、シェリルさんが私に向かって、
今と同じような笑みを浮かべて言ってくれた言葉が脳裏をよぎった。

「確かにちょっと苦いかも。でも・・・」
シェリルさんが自分の唇を人さし指で軽くノックして見せる。

「あまい」

上目遣い、艶っぽいのにかわいらしさが漂う悪戯な微笑み、甘えた声に、甘い言葉!!!!!
限界なんてとうに越えちゃうくらいの反則技だと思うよねっ!?
アルトくんっ!!??

176名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 14:40:46 ID:YH1DZr0B

確信犯だって、わかってるのに。
おもしろがられてるって、わかってるのに。
それでも、ときめかずにはいられないのは、シェリルさんが素敵すぎるから。
“ぷしゅ〜”
自分でも音が聞こえるくらいにショートした私は、力無くイスに座り込む。
そんな私に満足したような笑みを浮かべて、シェリルさんがコップに水を注いでくれた。
手渡されたコップを受け取って、一口飲んで大きく息を吐く。
「大丈夫?」
わかっていてそんなことを聞くシェリルさん。
「シェリルさんの意地悪・・・」
小さく睨んで、小さく返す。
「心外ね。ところで、ランカちゃん。」
シェリルさんの視線の先を追えば、さっきまでこげた所を落としていたパンケーキの姿。

「もう一枚あるみたいだけど?」

シェリルさんの言葉に、1も2もなくそれを半分に切ると、迷うことなく口にいれてみせた。

こげたパンケーキは何度口にしても少し苦かったけど。
それ以上に。
シェリルさんが、甘いものにかえてくれたから。



「だからね、ちゃんと全部食べられたんだよ、アルトくん。」
「そうか・・・なぁ、ランカ。」
「ん?どうしたの?アルトくん?」
「頼むから、そういう惚気はよそでやってくれっ!!!!!」

177名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 16:11:58 ID:YH1DZr0B

っていう夢をみたので、報告ついでに書いてみました。
娘くれっとを眺めてから寝てみるもんですね。
いつか、グレシェリな夢も見れたらいいな〜
178名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 16:54:19 ID:t5O96ouM
GJ!
アルト…百合に絡んでウザくないたあいいキャラじゃないかw
179名無しさん@秘密の花園:2010/06/29(火) 22:18:57 ID:vxme8fRw
GGJJJJ!!!

姫はバカップルののろけ係兼やつあたり係兼オカンだからおkw苦労性だなw
180名無しさん@秘密の花園:2010/07/04(日) 17:20:54 ID:e0rTomrq
あまーーい!!あますぎる、GJ!!
181名無しさん@秘密の花園:2010/07/05(月) 18:06:14 ID:xNjA1qBk
宣伝になってしまいます、申し訳ありません。

前スレ695と751の者です。
ついパッションしてシェリランシェリ合同本企画を立ち上げてしまいました。
Pixivとブログで展開中なんで、よければ絡んでやってください。
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=11697023
182名無しさん@秘密の花園:2010/07/09(金) 00:12:24 ID:55VmWFWC
来月辺りにこのスレに百合小説を投下したいんだけど、その前に住人さん達に質問。
一、全然エロ要素のない話だけど需要あるかな?
二、あんまり恋愛要素が濃くなくても良いんだろうか?
三、とにかく女の子達が仲良く、みんなでイチャイチャしてる話が個人的に好きなんだが、
こういう話は「百合」の定義としては外れているだろうか?
シェリラン、ランシェリ、ナナラン、シェリクラの四つを投下したいんだけど、
小説を書いていて、ふと「この話は百合としては邪道かな?」と気になったんだ。
183名無しさん@秘密の花園:2010/07/09(金) 00:32:47 ID:DX3ePjyI
>>182
是非。
エロくなくても、恋愛要素薄くても、個人的にはおkです。
184名無しさん@秘密の花園:2010/07/09(金) 09:09:49 ID:8GKw2uYl
ぜひっ!!!
楽しみにしてますっ!!!
185名無しさん@秘密の花園:2010/07/12(月) 22:06:07 ID:ZGlk+GTC
>>182
おおお!!四つも!!
イチャイチャしてるの大好きだ!!
楽しみに待ってる
186名無しさん@秘密の花園:2010/07/14(水) 23:59:56 ID:yGlG0QCc
今更ながら思ったんだが、アルティメットフロンティアでシェリルを機体に乗せれたら良かったのになと思う
もちろん、パートナーはランカで
187名無しさん@秘密の花園:2010/07/15(木) 15:40:25 ID:DlljEhnJ
・パイロット名をシェリルにして楽しむ


…できたっけ?
188名無しさん@秘密の花園:2010/07/15(木) 17:40:46 ID:TRUTUlWm
その手があったか……
でも、シェリル本人じゃないとなぁ
189名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:42:32 ID:2VRCUc5A
シェリル本人でってことになったら・・・それはもう夢のようなゲームw
さて、1つ書けたので、ソッと投下しておきます。
シェリルとランカとグレイスが出てきます。
かなり捏造な上、幸せながらもシリアス気味です。
そういうの嫌いな方はスルーしてください。
では、少しレスお借りします。
190名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:43:35 ID:2VRCUc5A

突然の雨に降られて。
傘もささずに歩く。
歩く道には街灯と。
突然の雨に走る人の姿。
でも。
私の足は、その動きを速めようとはせず。
ただ、雨の道をゆっくりと歩く。
いつもなら素通りする小さな路地の前。
なぜか足が止まってそっちを向いた。

既視感。

そこに、小さな自分が見える。
ゴミ箱を漁り、残飯で生きながらえてきた日々。
汚れたぬいぐるみを手に。
灯りのともった家を見つめ、羨む自分の姿。
それは確かに存在した私の過去。

そんな生活から救い出してくれたグレイス。
いろんなことを教えてくれて。
いろんなものを与えてくれた。
歌も、恋も、温もりも。
それがとても嬉しくて。
何より、グレイスが笑ってくれるのが嬉しくて。
グレイスの喜ぶことを、一生懸命やろうと思った。
2人で一緒に苦労してきて。
手に入れた“銀河の妖精シェリル・ノーム”という存在。
初めて1位をとった時は嬉しくて、2人でお祝いをした。
もう子どもじゃないのに。
「一緒に寝よう」だなんて、子どもみたいなワガママ。
グレイスは笑ってた。
とても楽しそうに。
そして、私の願いを叶えてくれた。

もしかしたら。
それが最後だったのかもしれない。
私の手をとってくれたグレイスがいてくれたのは。
191名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:44:39 ID:2VRCUc5A

そんなことを考えるのは。
突然降ってきた雨のせい。
それまでは、綺麗な三日月がみえて、星もみえていた。
だから、歩いて帰ろうと思った。
綺麗な星空を眺めながら。
たぶん、私の家で待っている、小犬みたいな彼女のことを考えながら帰ろうと思った。

でも。
何もかもを埋め尽くすように、黒い雲があっと言う間に空を覆って。
冷たい雨を降らせる。
だから、ちょっと昔のことを思い出してしまった。
ただ、それだけ。
それだけなのに。

『シェリル。』

聞こえる声に俯いた顔を上げる。
暗い路地には何もみえない。
なのに。
優しい声が聞こえる。
冷たいのに暖かな温もりが手に触れてくれるような気がして。
その手を伸ばした。
けれど。
その手に触れてくれる人はいない。
もう、いない。

とても、とても。
寂しくなった。
寂しくて、寂しくて
悲しくなった。
悲しくて、悲しくて。
泣きたくなった。
泣いて、泣いて。
叫びたくなった。
叫んで、叫んで。
逃げ出したくなった。
逃げて、逃げて・・・

「どうなるの?」

零れた言葉に答える声など何もない。
わかりきったことだった。
それは、幻聴で幻影。
いま、ここにいるのは、私だけ。
雨に濡れて、宙に手を伸ばす自分に気づく。
なんだか、とてもおかしくなって。
笑った。
笑ってるのに。
零れたのは小さな嗚咽だった。
192名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:45:47 ID:2VRCUc5A

「何やってるんですかっ!!!シェリルさんっ!!!」
あまりに大きな声に驚いた私は、きょとんとしてしまう。
あまり覚えていないけれど、どうやら家に帰ってきたらしい。
「ランカ・・・ちゃん?」
ずぶ濡れで帰ってきた私に、怒るランカちゃんが目に映った。
バタバタとどこかに行ったかと思ったら。
ドタドタと両手にバスタオルを持って帰ってきた。
「まったく、もー!!!もーっ!!!もーーっ!!!」
牛みたいに怒って、私の頭にバスタオルを被せ、もう一枚は肩にかけられる。
「ほら、早く拭いて下さい。」
「・・・うん。」
気のない返事に、緩慢な動作。
それにしびれを切らしたように、ランカちゃんがタオルに手をかけた。

「なんでこんなに濡れてるんですか!?」
「車で帰ってこなかったんですか?!」
「どこかで電話してくれたらよかったんですよっ!!」
「風邪ひいたらどうするんですかっ!?」
「まったく、もーっ!!!シェリルさんはっ!!!」

次々と、ランカちゃんの口から零れてくる言葉。
どれもこれも、怒った、でも優しさに満ち溢れた声。
髪を拭いてくれる手は少し乱暴で。
でも、それがなんだかおかしくて、嬉しくて。
笑った。
今度はちゃんと。
でも、やっぱり涙が零れた。
けれどそれは、悲しいからじゃなくて・・・

「くしゅん」

くしゃみをした私に、ランカちゃんは顔色を変える。
額に手を当て“冷たい”と零すランカちゃん。
当たり前だろう。
あれだけ濡れてきたから。
「なに笑ってるんですかっ!!!」
笑ってるつもりはなかったけれど、笑っていたらしい。
そんな私の手を引っ張るランカちゃん。
脱げかけたミュールを足を振って落とす。
「ランカちゃん、ちょっとま・・・」
「待ちません。靴とかいいですから、とにかくお風呂ですっ!!!」
もの凄い力で引きずられるようにして。
服を着たまま、お風呂に放り込まれた。

「ちゃんと暖まるまで、出てきちゃダメですよっ!!!絶対ですよっ!!!」

ランカちゃんの怒った声が、なんだかおかしくて。
笑った。
今度は涙じゃなくて、笑い声が零れた。
193名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:47:40 ID:2VRCUc5A

お風呂を出たあとも、いたれりつくせりで。
髪を乾かしてくれて。
ご飯を食べさせてくれて。
そして今はベッドの中。
とは言っても、ぜんぜん眠くもなくて。
ただ、布団を被って天井を見上げる。
あんなに悲しかったのに。
今はとても温かい。
いつだって、ランカちゃんには思い知らされる。
私がもう1人じゃないってことを。

グレイスとの想い出は。
つらくて、悲しいことも多いけれど。
それでも。
すぐに思い出せるのは、彼女の笑顔と温もり。
ふとした時に思い出す彼女は、いつも笑ってる。
たとえグレイスが他の人からどう思われようと。
私の中のグレイスは。
いつだって優しくて、厳しくて、意地悪で、笑顔をくれた。
それでいい。
確かに、彼女がしたことは許されることじゃない。
でも。
私がグレイスを大好きだったことに嘘偽りはない。
たとえ、グレイスが私のことをどう思っていたとしても。
だから。
グレイスを思い出す時に感じる痛みは甘んじて受けよう。
だって。
それは、私が生きてきた証だから。
そして、グレイスが傍にいてくれた証だから。

それに・・・

194名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:48:55 ID:2VRCUc5A

「シェリルさん。」
心配そうな声に呼ばれてそちらを向く。
そこには、お風呂上がりのランカちゃんがいた。
「あ、まだ寝てないじゃないですか。ちゃんと、寝ないとダメですよ。」
「まだ、眠くない。」
「それでも寝て下さい。」
「いやよ。」
「嫌じゃありません。」
「いーやー」
だだをこねてみせる私に、困ったように笑うランカちゃん。
「今日のシェリルさんは、ほんとに子どもみたいですね。」
そう言ってランカちゃんが、私の傍に来てくれる。
「何かあったんですか?」
優しい声音でそう尋ねたランカちゃんに、私は笑みを浮かべた。
「ちょっと、昔のことを思い出しただけ。」
ランカちゃんの瞳が“昔”と言った時に、少しだけ揺れた。
それがわかったから、ベッドの中から手を伸ばして、ランカちゃんの手に触れる。
少し驚いたようなランカちゃんに笑みを返して、その手を繋いだ。
「大丈夫。」
それだけ言って、ぎゅっとランカちゃんの手を握る。
それで、わかってくれたのか、ランカちゃんも私の手を握り返してくれた。

「ね、ランカちゃん。」
「なんですか?シェリルさん。」
「一緒に寝ましょう。」

いつもそうしてるのに、口に出してみると、あんがい恥ずかしい。
ランカちゃんも同じなのか、薄暗闇でもわかるくらいに真っ赤になっていた。
お互い赤くなった顔を見合わせて、肩を揺らして笑い合う。
ランカちゃんが眠るスペースを作るべく、少し体の位置をずらして。
一瞬だけ離れる手。
ランカちゃんが隣に滑り込んでくると、すぐにまた繋いだ。

「私が眠るまで、絶対に離しちゃダメよ。」
「眠ったって離してあげません。」

ベッドの中で向き合って。
くすくすと笑い合う。
額をコツンと合わせて。
触れるだけの口づけを交わす。
195名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:50:41 ID:2VRCUc5A

そう。
私はもう1人じゃないから。
みんなが・・・ランカちゃんが傍にいてくれる。
だから、大丈夫。
寂しくなっても。
悲しくなっても。
泣きたくなっても。
叫びたくなっても。
逃げたくなっても。
手を伸ばせば、触れられる温もりがあることを知ってるから。
名を呼べば、答えてくれる声があることを知ってるから。
だから・・・

『大丈夫だよ、グレイス。』
想い出の中のグレイスにそう告げて、幼い私が笑う。
そうしたら。
グレイスも優しく笑い返してくれる。
向かい合って手を繋ぎ眠るベッド。
『シェリル』
優しい声が名を呼んで、幼い私の頬に繋いだ手とは反対の手が触れる。
繋いだ手と頬に触れた手の温もりに微笑んで。
幼い私は幸せそうに笑って目を閉じた。

「『大好き・・・』」

幼い私と今の私の声が重なる。

『大好きよ、シェリル。私の愛しい妖精。』
「大好きですよ、シェリルさん。えへへ〜私の愛しい妖精さん。」

グレイスとランカちゃんの優しくて愛しい声が聞こえる。
自分でもだらしないほどに頬が緩むのがわかった。
包まれる温もりに身をあずけて。
私は眠りにつく。

『おやすみなさい、シェリル。』
「おやすみなさい、シェリルさん。」

その日、私は。
ランカちゃんと私と幼い私とグレイス。
4人並んで手を繋ぎ、声をあげて幸せそうに笑いあっている。
そんな夢のような夢をみた。
196名無しさん@秘密の花園:2010/07/16(金) 22:52:22 ID:2VRCUc5A

以上です。
なんかよくわからない話になってしまって、申し訳ないです。
ギャラクシー・メモリーの“さよなら”を“大好き”にして言わせたかっただけです。
シェリランも大好きだけど、グレシェリも大好きなもんで・・・
お目汚し、失礼しました。
197名無しさん@秘密の花園:2010/07/17(土) 00:38:02 ID:ZZ0plJb/
よくわからない話なんてとんでもない
大好きです!
特に>193のあたりとか>195のあたりとか!!
198名無しさん@秘密の花園:2010/07/17(土) 01:42:13 ID:IEO/AEEO
>>196
GJ。シェリラン(というかランシェリ?)要素もそしてグレシェリ要素もあり、
どっちも大好きな自分にはおいしく頂けた!
全体的に淡々とした詩のような独特の描写が綺麗で好きだな。
特に冒頭(>>190の1〜9行目辺り)の言葉の並び方というかリズムが綺麗で好き。
情景が目に浮かぶ良い小説だなと感じた。
199名無しさん@秘密の花園:2010/07/21(水) 00:53:47 ID:7q8EqSR9
どいつもこいつも俺を切なくさせやがる…
シェリランナナも好きだがグレシェリも好きなんだよな、小説版の記述やギャラクシーメモリー切ない
ここのSS職人って心の琴線に触れるのがすごく上手だと思う
ttp://bandai-hobby.net/macross/contest/
これなんだけど、監督が選んだバルキリー大賞はシェリルのイヤリングがついてて乗ってるのがランカとシェリルなんだよ
(自分も肉眼で確認できなかったんだけど、マクロスエースに書いてあった)
なんというシェリラン…監督コレは百合エンドだな…
200名無しさん@秘密の花園:2010/07/30(金) 02:06:30 ID:DWCz3lJr
今月もシェリルの少女漫画かなり百合だった
ランシェリの出会いシーンだけ2Pぶちぬきだった
内容もかなり百合
201名無しさん@秘密の花園:2010/07/30(金) 02:24:59 ID:04gVHDnp
>>200
どっかでちらっと見たけど、少女漫画でmacrosF連載やるって見たけど
百合してるの?なら買おうかなぁ
202名無しさん@秘密の花園:2010/07/30(金) 17:06:06 ID:i/QdgJKH
>>200
別フレ2010買ってきた。

うーん、マクロスでありながら(エースをねらえ!的な意味でw)
激しく少女まんがなのは確かだし、本編以上に百合成分も多めだが、
シェリランが衝撃的に出会ったのはいいが余計なのwにも出会っちゃって
そっちもシェリルの意識度3割増(当社比)な勢いなので
ランカも頑張らないとwww

あと、ナナちゃんがTV以上に激しくジェラってきそう
(黒化しそうな勢いw)なのが楽しみやら怖いやらw
203名無しさん@秘密の花園:2010/08/05(木) 21:10:29 ID:bRqFaXWS
マクロスFって女の子キャラ達が本当に可愛いよね。
仕事第一に生きてきたシェリルにとって、学園生活は初めてだろうし、
アニメでは描かれてない部分では、実はランカやナナセ達と楽しくガールズトークをしたり、
時には遊びに行ったりしたのかなぁ…なんて考えると何かオラわくわくすんぞ。
例えば、転校してきたシェリランの二人をナナセが張り切って学園案内してあげたり、
時には三人でテスト勉強したり、授業によってはみんなでキャッキャッと調理実習とかしたのかな。
女の子って一人でも可愛いのに、みんなで仲良くしてる姿は一段と可愛いよね。
いつか番外編でシェリランナナの三人が楽しそうにはしゃぐ姿とか見てみたい!
え?アルト?ミシェル?ルカ?誰ですかそれ?
204名無しさん@秘密の花園:2010/08/09(月) 22:18:23 ID:LpJeQ/WR
今月号のニュータイプの最終ページの小話が
アルトがいるとはいえ、
シェリラン好きにはちょっとたまらない感じなんだが…
どうだろう?
205名無しさん@秘密の花園:2010/08/15(日) 20:55:03 ID:InE1gski
もうすぐ、ACERでシェリランに会えるね
206名無しさん@秘密の花園:2010/08/16(月) 19:09:19 ID:b3swsJl2
ハァハァ
207名無しさん@秘密の花園:2010/08/22(日) 01:12:07 ID:bYN0zrEX
てす
208名無しさん@秘密の花園:2010/08/22(日) 01:14:35 ID:bYN0zrEX
「イツワリノウタヒメ」ネタを投稿します。
劇場版終了直後、くらいの話です。
劇場版第2弾の詳細が分かる前の今がチャンス!
……とは言え、最後の台詞回しあたり、うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい。

『貴女の心に届くまで』
209貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:17:12 ID:bYN0zrEX
シェリルのラストライブと対バジュラの戦闘とがそれぞれの形で終わりを見た後、
ランカはシェリルに引っ張り込まれる形で、会場の裏側へと足を踏み入れた。
入り組んだ道を迷いなく進むシェリルの背中を懸命に追いながら、ランカは問いかける。
「あの、いいんですか? シェリルさん。私、ただの観客なのに!」
「何を言ってるの? 舞台の上で一緒に歌うのが『ただの観客』?
 それに、貴女だって今回の功労者なんだから。少し楽屋でゆっくりしていきなさい。
 この混乱じゃ、どうせすぐには家に帰れないでしょ」
戦闘は終わっても、すぐに事態が収拾される筈も無い。
怪我人の搬送、破損箇所の修復、何より住民の動揺が収まるまで、時間がかかるだろう。
ランカだって、表面上は落ち着きを取り戻しているが、内心は穏やかでない。
身体的疲労も相まって、シェリルの提案は非常にありがたいものだった。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「素直でよろしい。さ、その辺に座って。
 飲み物はあるから、好きなものを飲んでいいわよ」
「ありがとうございます」
連れてこられた楽屋は、舞台となった船の下、海中にある一室だった。
楽屋と言っても、使うのは銀河の妖精シェリル・ノーム。
ランカが普段営業で使っているような狭い物置小屋とは違って、
たっぷりの空間に、洒落たソファ・化粧台・クローゼットなどが整然と並んでいる。
これでベッドがあれば、一流ホテルの部屋だと言われても信じる程だ。
微妙な居心地の悪さを感じながら、ランカは小型冷蔵庫からジュースを取り出し、
ソファに浅く腰掛けた。ちょうど、化粧台に向かうシェリルを鏡越しに覗き込める位置だ。
210貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:19:04 ID:bYN0zrEX
「何なら、後で軽い食べ物でも用意させましょうか?」
「いえ、そこまでは……。
 あの、ひとつ訊いてもいいですか?」
「なぁに?」
「あのステージで、シェリルさんが言ってた事、その意味を知りたいんです。
 ひとりぼっちじゃないって、分かったから……って」
「あぁ……」

鏡に映る、シェリルの表情が曇る。
それを見て、ランカは少し、自分の問いかけを後悔した。
シェリルがデビューした頃から、ランカはずっとシェリルを追いかけてきたから。
長い間、シェリルを見ていたけれど。それは所詮、一方通行な繋がりでしかない。
2人が本当に知り合えたのはごく最近。交わした言葉はほんの少し。
顔見知り程度の人間に、深く踏み込まれても、きっとシェリルを困らせるだけだ。
「ごめんなさい! 変な質問を」
「いいの。貴女とアルトに、私の思いを伝えようとしたのは私自身なんだもの。
 その意味をちゃんと伝えなきゃ、いけないわよね。
 そう、私はずっと、ひとりぼっちだった。寂しかった」

鏡の中で、シェリルが暗い面持ちをしている事に、ランカは目を瞠る。
ランカが知っているシェリルは、まさに銀河の妖精だ。
その行く先には大勢のファンが押し寄せ、ライブはいつも大盛況。
画面越しに見えるシェリルは、いつだって数多の人間に囲まれていて、輝いている。
しかし、今のシェリルの表情は、銀河の妖精らしい、とはとても思えない固いものだ。
信じ難いものを目の当たりにして、ランカは小さな声で問いかけた。
211貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:20:41 ID:bYN0zrEX
「銀河の妖精……なのに?」
「銀河の妖精、だから、よ」

はぐらかすように答えて、シェリルが自嘲気味に笑う。
それ以上は訊かないで、と言いたげな様子に、ランカはしばし言葉が出なかった。
俄かには受け入れがたい事実だが、とにかくシェリルは、ずっと孤独だったのだ。
どんなに周りから熱い視線を注がれようと。歓声を受けようと。
多くのファンに愛されている歌姫は、その中で長い間、孤独を感じていた。
それはどれ程、耐え難いものだっただろう。
周りにたくさんの人がいるのに、どうしようもなく、ひとりぼっち。
想像しようとしてできなくて、ランカの手に力が込められる。

「色んな人達に会っても、大切に扱われても、私は1人なんだって、ずっと感じてきたわ。
 でも、さっきね。ようやく、私は1人じゃないんだって、思えたの。
 あの馬鹿アルトと、ランカちゃんのおかげ」
「アルト君と、私?」
「そう。アルトは、離れていても私の為に力を尽くしてくれた。
 そして、ランカちゃんの歌が、私の中に響いたの。
 ランカちゃんの歌声が、私の中で反響して。
 自然と私の声と混ざり合って、もっと素敵な歌になって。
 これまでだって、誰かと一緒に歌う企画はあったのにね。
 あんな感覚、初めてだった。あの……繋がっている感じ」
212貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:23:44 ID:bYN0zrEX
一度言葉を止めて、シェリルが振り返る。
その顔は、焦がれていたものに、ようやく出会えた喜びに満ちていた。
今まで見てきたどんなグラビアより、映像より、素敵な笑顔。
それをもたらしたのは、他でもないランカ自身と、アルトであるらしい。
信じられない……という事はなかった。
たった少し、同じ歌を紡いだだけ。それだけなのに、全てを知り尽くしあえたような感覚。
不思議な共感覚を得ていたのは、ランカの方も同じだったのだから。

「まぁ、またすぐに会えなくなっちゃうから、寂しくなるけどね」
「……え?」
「戦闘でそれどころじゃなくなったけど。これ以上、此処でのライブは無理な気もするの。
 またバジュラに狙われても困るし、次の仕事もあるからね。
 落ち着いたら、フロンティアを離れるわ。
 それでも、2人がココにいる事、ちゃんと分かっているから。
 そう考えるだけで、孤独がどんどん、薄れていくような気がするのよ」

最も、疑惑のある私を、フロンティアが放してくれない可能性はあるわね。
そんなシェリルの軽い冗談を、ランカは既に聞いていない。
ただただランカは、自分の中に強い衝動を感じていた。
身体の中心から湧き上がる、熱く不思議な気持ちに突き動かされて、ランカは立ち上がる。
213貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:25:39 ID:bYN0zrEX
「わ、私! これからずっと、シェリルさんを思って歌います!」
「へ?」
「私の歌が、少しでもシェリルさんに響くなら!
 シェリルさんの寂しい気持ちを、少しでも和らげることができるなら。
 私はいつだってシェリルさんの事を考えながら、歌います。
 そして、シェリルさんが何処に行ても、私の歌が届くように、お仕事も頑張ります!
 そうすれば、私の歌、シェリルさんに聞いてもらえる可能性が高くなると思うんです」

大声で語りかけながら、ランカは自分自身の発言の意味を深く考えてはいなかった。
呆気にとられているらしいシェリルはひとまず置いておいて。
頭に浮かんだ言葉をそのまま、口にする。

「私が、シェリルさんを独りぼっちになんて、させません!
 私はずっと、シェリルさんと一緒です!」

胸に手を当てて、そう宣言してから数秒後。
ランカはようやく、自分の発言を顧みるだけの自我を取り戻した。
いくらシェリルにこうして楽屋に受け入れてもらえたとは言え、
ランカはまだ、シェリルの1ファンに過ぎないのだ。
大それた事を言ってしまったと、ランカは顔を紅潮させる。
シェリルを怒らせたのではあるまいか、とまで考えたが、それは杞憂だった。

「ふふ……あははははっ!」
「シェ、シェリルさん?」
「戦闘中に1人で駆け出した時と言い、アイモを知っている事と言い……。
 貴女って、本当に私を驚かせてくれちゃうのね。
 この銀河の妖精をこんなに振り回す人なんて、滅多にないわよ?」
「振り回すなんて、そんなつもりじゃ」
214貴女の心に届くまで:2010/08/22(日) 01:27:35 ID:bYN0zrEX
笑い出したシェリルが、やがて椅子から立ち上がると、ランカのすぐ目の前に立った。
その顔に浮かんでいるのは、怒りなどではない。
例えるなら、ようやく頼れる誰かに巡り合えた、迷子の子どものような。
泣き出しそうで、それでも安堵して笑っている。
そんなシェリルに見つめられ、ランカは先程とは別の意味で、胸が熱くなった。

「ありがとう。ランカちゃん」
「そんな、感謝されるような事は、なにも」

無言で首を横に振って、シェリルが1歩、踏み出してくる。
その白い両腕が伸ばされ、気付けばランカはシェリルに抱きしめられていた。
慣れない香水の香りと、微かに汗の匂い。
その2つを感じつつも、ランカは緊張のあまり動けない。

「……本当に、ありがとう。楽しみにしてるわ。貴女の歌声を、遠い何処かで聴く時を。
 そしてまた、いつか一緒に歌いましょう。ね?」
「は、はい」

シェリルの囁きが、耳から身体全体に染み渡る。
ランカはようやく緊張から抜け出すと、シェリルの背に手を回した。
腕に力は込めない。それでも伝わる温もりを感じながら、ランカはようやく気付く。
自分がこの妖精を、愛しく、恋しく、想い始めていた事に。
215名無しさん@秘密の花園:2010/08/22(日) 01:29:35 ID:bYN0zrEX
おしまい。

PC→携帯で、最初の改行ができてなかった。
読みにくくてごめんなさい。
216名無しさん@秘密の花園:2010/08/23(月) 00:53:53 ID:suNL5Zid
超GJ!!!!

積極的なランカかわいいなぁ
217名無しさん@秘密の花園:2010/08/24(火) 08:43:56 ID:9+hZgLWV
GJ!
劇場版ランカは「抱きしめて」から成長して「みんな抱きしめてあげる」って感じらしいけど
そんなランカのイメージが伝わってきてほっこりした。ありがとう!
218名無しさん@秘密の花園:2010/08/24(火) 21:05:53 ID:+c6Gop/P
>>217
そんなポスターを難しい顔で見つめながら「私だけ抱きしめてくれれば良いのに」なんて思うシェリルが浮かんだw

219名無しさん@秘密の花園:2010/08/24(火) 21:16:38 ID:Xd5MXZvi
>>218
夜部屋に帰って、同じポーズをランカに要求して
自分がぎゅーっ!って抱きついて満足するシェリルを想像して萌え
ランカは頭に???を浮かべながらも、シェリルが笑ってくれるからいっかで一緒にランカの手作りのお夕飯
220名無しさん@秘密の花園:2010/09/01(水) 01:51:37 ID:bqE/U1XA
ACは百合あった?
221名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:20:58 ID:5G665trJ
ACで百合があったか、自分も気になるところですが、
1つ投下させていただきます。
どうしても糖分が欲しかったので、そんな内容になってます。
シェリランのちランシェリな感じです。
では、少しレスお借りします。
222名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:22:10 ID:5G665trJ

「ねぇ、君。かわいいね。」
約束した待ち合わせ場所で、知らない男の人たちに声をかけられた。
「よく見たら、ランカに似てるね、君。」
「おー、ほんと、ほんと。」
「暇ならちょっとお茶でもしない?そこでさ。」
たたみ掛けるように話しかけられて、あわあわするだけで、何も言葉が出てこない。

(えっと・・・これ、たぶんナンパ・・・なのかな?)

怖いとかそういうんじゃないんだけど。
こんな経験まったくなかったから、こういう時にどう対処したらいいのかわからなくて。
どうしようかと考えていると、力強い手に手首を掴まれた。
「ね、いいでしょう?」
向けられた笑顔に曖昧に笑みを返してしまったのが悪かった。
それをOKととられたみたいで・・・
掴まれた手首を強引に引っ張られて、囲まれるようにして連れて行かれそうになる。
それで、やっと声が出た。

「ちょ・・・ちょっとまってくだ・・・」
「勝手に人の相手を連れて行かないでくれる?」

自分の声に重なるように聞こえた声。
後ろから伸びてきた両腕が私の前で重なると、その身を少し引き寄せられた。
伝わってくる柔らかな感触と温もり。

「この子はあたしが先約してるの。悪いわね。」

耳元で聞こえた声に、勝手に顔が熱くなるのがわかる。
見上げればそこに、思っていた通りの人がいて。
サングラス越しの瞳が、優しく叱りつけるようにこちらを見た。
なぜだが胸が高鳴って。
嬉しいやら恥ずかしいやらで視線を泳がせると、声をかけてきた人たちが目に止まる。

223名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:23:09 ID:5G665trJ

(そうなっちゃうよね・・・)

顔を真っ赤に染めて呆然と魅入っている人たちを見て納得してしまう。

(だって、素敵だし、かっこいいし、綺麗だし、素敵だし・・・)

表現力が乏しいから同じことを言い続ける結果になっちゃうんだけど。
ほんとに、そうなんだもん。
言葉では言い表せないくらい、魅力的だし、かっこいいし、綺麗だし、素敵だし・・・

(・・・って、また同じことになっちゃってる。)

そんなことを考えていたら、また声が聞こえてきた。

「その手、離してもらえないかしら?」

その声に顔を上げると、サングラスを外してニッコリと微笑んでいる顔が見える。
それは、反則なくらいに素敵な笑顔だった。
言われた人は、その通りに私を解放してくれる。
そうしたら、今度はさっきまでとは全く違う、透き通るようにしなやかで綺麗な手が、
すぐに私の手首を捕らえた。

「ありがとう。じゃ。」

掴んだ手首を引っ張られて、数歩進み、それから歩幅をいつものように合わせる。
前を行く背に声をかけようとしたら。
チラリとこちらを見た瞳に、ウィンクされた。
顔が熱くなるのを感じながら、その意味を理解した私は、その言葉を飲み込む。
“よくできました”と言うように、掴む手に少し力がこめられたことに気づいて笑みが零れた。
なんだかそれが嬉しくて、緩む頬が止められなかったり。

(こんなことだから、“犬みたい”って言われるんだよね、きっと・・・)

でも、嬉しいものは嬉しいし・・・なんて思いながら歩いていたら。
その背が止まっていたことにも気づいていなかった私。
そのまま歩き続けて、その背にぶつかってしまう。
224名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:24:15 ID:5G665trJ

「わっ・・・」
「ボーっとしすぎよ・・・って、何?そのだらしない顔。」
「え・・・?」
「そんな顔してるから、ナンパなんてされちゃうのよ?ランカちゃん。」

足を止めた先の公園で。
クスクス笑いながら、叱りつけるようにそう言われて、軽く額を弾かれた。
弾かれた場所を両手でおさえて。
ずっと呼びたかった名前を口にする。

「シェリルさん。」

そう呼んだら、シェリルさんが私の目を見て笑ってくれる。
それが嬉しくて。
そしたら、不意に頬をやんわりとつねられた。

「にやけすぎ。」
「ふゃって・・・」

つねられても、ぜんぜん痛くなくて。
逆に相手してくれることが嬉しくて。
笑みが深くなってしまう。
それを見たシェリルさんが、いつもみたいに呆れて。
でも、優しく笑ってくれる。

「しょうがないわね、ほんとに。ランカちゃんは。」

つねっていた頬を解放してくれるシェリルさん。
そのまま頬を包まれて。
つねっていた場所を親指がやんわりと撫でてくれる。
それがとっても気持ちよくて、うっとりしてたらその手が離れていく。

「あ・・・」

それが寂しくて、思わず零れた声にシェリルさんが笑う。

「はい、おしまい。」

楽しそうに言って、頭を撫でてくれる手にまたうっとりしてしまいそうになった。
でも、それは、シェリルさんのからかうような笑みを見つけてなんとか堪えた。
225名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:25:42 ID:5G665trJ

「シェリルさん、遊んでますよね?」
「違うわ、かわいい愛犬をかわいがってるの。」
「だから、私、犬じゃありません。」
「知ってるわ。犬じゃなくて、犬っぽいってだけの話よ。」
「それって・・・やっぱり私のこと犬扱いしてるってことじゃ・・・」
「細かいことは気にしなくていいのよ。ランカちゃんはかわいいんだから。」

頭を撫でられて。
これでもかってくらいに優しい瞳で微笑まれて。
“かわいい”なんてシェリルさんに言われたら。
もう、ほんとにどうでもよくなってくる。

「お仕事の時はいいけれど、他ではあんまり飼い主以外にかわいさをふりまいちゃダメよ。」
「・・・そんなつもりは・・・」
「言ってるでしょ?ランカちゃんはかわいいのよ。だから、気をつけなさい。」

口調はなんだか冗談っぽく聞こえるけれど。
その視線が真剣なもので、ほんとに心配してくれているのがわかった。
仕事終わりに外で待ち合わせなんて、始めてで。
しかも、これからシェリルさんの家にお泊まりだったから。
ちょっとうかれすぎてた自分に反省して、素直に頷いてみせる。
そんな私に微笑んで。
シェリルさんがまた頭を撫でてくれた。

「そう、いい子ね。」
「だから、シェリルさん、私、犬じゃないです。」
「いいの、いいの。じゃあ、そろそろ、帰りましょうか?」

差し出された手に手を重ねて。
さっきは足早だったけど、今度はゆっくりと。
歩幅を合わせて歩く。
226名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:27:00 ID:5G665trJ

「晩ご飯、何か食べたいものありますか?」
「オムライス。」
「即答ですね。」
「ずっと考えてたから。ランカちゃんに何を作ってもらおうか。」

そう言って笑ったシェリルさんが、かわいくて、かわいくて。
また、頬が緩む。

「かわいいですね、シェリルさん。」
「かわいいのは、ランカちゃんでしょう?」
「違いますよ、シェリルさんがかわいいんです。」
「オムライスって言葉が子どもっぽく聞こえるだけよ。」
「あ、確かに。でも、オムライスって言わなくても、シェリルさんはかわいいですよ。」
「ランカちゃん、わかってて言ってるでしょう?」
「何がですか?シェリルさんは“かわいい”です。」

そう言ったら、シェリルさんが足を止めて、私の方を見た。
それに倣うように足を止めて、笑顔でシェリルさんを見上げる。

「かわいいですよ、シェリルさんは。だから、シェリルさんも気をつけて下さいね。」

そう言ったら、シェリルさんは大きく目を見開いて、その頬を赤くした。
そして、すぐに俯いて、私から視線を逸らす。
そんな姿がたまらなくかわいくて。
思わず手を伸ばして、その頭を撫でた。

「シェ〜リルさん。」
「・・・ランカちゃんは、たまに意地悪になるわね・・・」
「ほんとのことを言ってるんです。シェリルさんは“かわいい”です。」
227名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:28:35 ID:5G665trJ

俯いたまま、撫でられるがままのシェリルさんに、またそう言った。
実は、“かわいい”って言われるのが苦手なシェリルさん。
そんなシェリルさんが、かわいくて、かわいくて。
そんなシェリルさんを知ってるのが、自分だけだと思うと。
嬉しくて、嬉しくて。
緩む頬は止まらない。
こんな“かわいい”シェリルさんを誰にも教えたくないから。
人前ではなるべく“かわいい”って、言わないようにしてる。
それは、私が密かに努力していることだったりする。
その分、2人の時にはいっぱい“かわいい”って言ってるんだけどね。
今みたいに、シェリルさんが困るくらい。

「シェリルさんは“かわいい”ですよ。」
「もういいの。ほら、行くわよ。」

恥ずかしいのを隠すみたいにそう言ったシェリルさんが、私の手を引く。
そんなシェリルさんの隣を歩く私。

かっこよくて。
綺麗で。
素敵な。
みんなが知ってるシェリルさんは、もちろん魅力的で大好きだけど。
同じくらい。
私はかわいいシェリルさんが大好きで。
それを、誰かに教えるなんてこと絶対にしないと。
今日も心に誓った、シェリルさんとの幸せな帰り道。

ぎゅっと握った手を、握りかえしてくれるその手に。
やっぱり、頬が緩むのを止める、なんてことはできなかった。
228名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 01:29:44 ID:5G665trJ

以上です。
シェリルさんに『オムライス』って言わせたかった・・・
それだけかもしれません。
お目汚し失礼しました。
来年の映画では、2人がほんとに幸せになりますように。
229名無しさん@秘密の花園:2010/09/02(木) 19:01:22 ID:vmjnPv5Q
GJ!
二人ともかわいくてホンワカした
ありがとう!
230名無しさん@秘密の花園:2010/09/03(金) 01:39:48 ID:iBoG1psg
>>228
実にいい感じの糖度だ!
可愛い可愛い言い合う2人が可愛いよ!超GJ!

さて、シェリルの部屋にお泊りする続編はまだー(・∀・)ノ
231名無しさん@秘密の花園:2010/09/04(土) 11:55:40 ID:hUndxHpt
>>228
GJ!!!
やはりシェリランシェリはいいものだ
232名無しさん@秘密の花園:2010/09/04(土) 16:30:04 ID:oGqy+kCu
>>228
かわいいのう、GJ!!
俺もオムライス食べたくなってきたw
233名無しさん@秘密の花園:2010/09/06(月) 09:13:15 ID:03VE/fo5
>>228
くはぁ!GJ!
もうたまりません(;´Д`)ハァハァ
234名無しさん@秘密の花園:2010/09/07(火) 01:35:51 ID:0L6ffIl8
>>228
こんなかわいい二人が街を歩いてたら玉砕必至でもナンパしてしまう…w
GJ!!
235名無しさん@秘密の花園:2010/09/08(水) 22:37:36 ID:BOUshwLb
vipSSスレのだとさ
あそこでシェリランシェリとは珍しい
http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-3336.html
236名無しさん@秘密の花園:2010/09/10(金) 01:33:04 ID:Q5uPvjv3
>>235
これリアルタイムで見てたなー
確かにあそこでマクロスFしかもシェリランシェリは珍しい
237名無しさん@秘密の花園:2010/09/10(金) 07:40:43 ID:f9x6xYiO
全部歌詞ってすごいね
238名無しさん@秘密の花園:2010/09/13(月) 19:20:44 ID:eymgAu3E
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1144824.jpg
このジグソーのシェリルさんの絵なんだけど
端っこにランカの差し入れらしきものがあってニヤニヤしてしまった
「差し入れありがとう」メールして二人で歌ってる夢見て寝てるのかと思ったら可愛い
239名無しさん@秘密の花園:2010/09/14(火) 00:04:10 ID:8brAElau
240名無しさん@秘密の花園:2010/09/17(金) 23:32:56 ID:yESVafGe
>>235
面白かったww

>>238
かわいいな
241名無しさん@秘密の花園:2010/09/18(土) 18:51:14 ID:t4qQWbFz
シェリル 裸エプロン 〜♪
242名無しさん@秘密の花園:2010/09/23(木) 00:58:38 ID:UJF9QFra
二人が好きすぎる!へなちょこ画力だけど描いてみたw
http://y.upup.be/?sAqor20a5h
243名無しさん@秘密の花園:2010/09/23(木) 08:22:56 ID:rkhEFajv
>>242
凄く可愛いっv一緒に同人誌作りたいくらいv
244名無しさん@秘密の花園:2010/09/23(木) 10:22:52 ID:N9Qnzp9p
めっちゃかわいい!!!癒された〜ありがとう。
245名無しさん@秘密の花園:2010/09/23(木) 18:02:02 ID:tAfa0PMZ
ほっこり…(*´∀`*)
二人が仲良くしてる姿は本当ほっとする
GJありがとう〜!
246名無しさん@秘密の花園:2010/09/24(金) 00:45:00 ID:okZyVkIm
>>242
かわええのう!
247名無しさん@秘密の花園:2010/09/24(金) 01:06:07 ID:P40yhOvu
>>242
かわいい・・・なごむ・・・
248名無しさん@秘密の花園:2010/09/24(金) 01:18:02 ID:xucF3sgb
こんなにレスが来るとわ…正直びっくりw
いつもこのスレの皆さんやSS職人さんに萌えを提供して貰っているので、少しでも皆さんに萌えのお返しが出来たなら嬉しいです!
249名無しさん@秘密の花園:2010/09/25(土) 21:47:41 ID:7f8ht6Dl
保存しますた
250名無しさん@秘密の花園:2010/09/26(日) 14:47:00 ID:in45cZ+z
下に同じく
気が向いたらまた描いて投下して欲しい
251名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 01:11:51 ID:C+aGrde3
また描かせて頂きました。
ラフでごめんなさい
http://a2.upup.be/636RNKM4QB/
252名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 01:42:55 ID:0QDg21SC
>>251
GJ!!!
ニヤニヤしてしまうな
253名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 02:15:59 ID:7Qr9c0Yi
>>251
うおおお何これ滾る!GJ!!
254名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 02:39:42 ID:jxhUBU/2
フォォォォォォォォォ!!!GJ!!
255名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 10:01:03 ID:xau8cRjv
これはヤバイ!ヤバイ!!
256名無しさん@秘密の花園:2010/09/29(水) 22:31:09 ID:fEIG5H66
>>251
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!
これは超GJJJJJJJJJJJJ
257名無しさん@秘密の花園:2010/09/30(木) 20:38:54 ID:Cjr/b+bX
本屋で見掛けたので購入したマクF漫画に、シェリルにガチな百合キャラが登場していた件について。
258名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 01:23:38 ID:Dz5Kko0d
>>257
ツインボーカルがなんちゃらってやつ?
259名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 15:51:02 ID:vQkEHKOy
≫251
この絵はヤバイっ!!!即保存しましたっ!!!

≫257
少女マンガの『キス〜』のやつですかね?
それとも今3冊くらい出てるやつのどれかかなぁ?

最近の絵とか見てたら、何かちょっと、また甘いのが欲しくなったので。
シェリラン書いてみました。
無駄に甘いので気をつけて下さい。
では、少しレスお借りします。
260名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 15:52:15 ID:vQkEHKOy

『あまあまQ&A』


(・・・キス・・・したいなぁ・・・)

唐突に。
ほんとに突然。
降って沸いたように。
思ってしまったことに。
びっくりしたのは自分自身で。
そんなことを考えてしまったことに。
びっくりしすぎて固まった。

(い、今・・・私・・・)

全身が熱くなっていくのがわかる。
思わずソファに置いてあった。
オオサンショウウオさんのクッションを手にして。
頭から被った。
恥ずかしくて。
バタバタと勝手に足が床を叩いて音を鳴らす。
それなのに。
顔がどんどん緩んでいくのがわかって。
頭から被ったクッションを。
今度は胸に抱きしめて。
顔を埋めた。

(・・・恥ずかしいよぉ・・・でも・・・)

ぎゅーっとクッションに顔を押しつけて。
やっぱり思ってしまった。

(キス・・・したいなぁ・・・)

そう思って。
そっと唇に手をあててなぞる。
いつも触れるその感触を思い出すと。
幸せな気分になってうっとりしてしまう。
しばらくそんな世界を彷徨っていると。
ドアが開く音がした。

「シェリルさんだっ!!!」
261名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 15:53:30 ID:vQkEHKOy

ドアを開けて。
真っ先に確認するのは靴。
私とは違うサイズの靴があることを確認すると。
笑みが勝手に零れた。

「ただいま。」

リビングの方からかけてくる足音に。
そう言って靴を脱ぎ。
顔をあげればそこに。
ご主人様の帰りを待ちに待った。
かわいらしい小犬みたいな彼女が。
私にしか見えないシッポを振って立っている。

「お帰りなさいっ!!!」

今にも飛びついてきそうな勢いに。
笑みを零して、手を伸ばせば。
彼女が自ら差し出してくる頭を。
よしよしと撫でる。

撫でるのをやめて。
ポンポンと頭を叩けば。
顔をあげてくれる彼女。
少しだけ見つめ合って。
それから、微笑んで。
2度目のやりとり。

「ただいま。」
「お帰りなさい。」

それが合図。
彼女は満面の笑みを浮かべると。
私の胸に飛び込んでくる。
腰に回った手がぎゅっと私を抱きしめて。
決して離そうとしない。
そんな彼女の頭を撫でれば。
ぐりぐりと胸元に顔を擦りつけてきてくれる。

262名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 15:54:40 ID:vQkEHKOy

(ほんとに・・・小犬みたいよね・・・)

いつも思うことに笑みを零して。
そのまま頭を撫でていると。
いつもと違って。
少しそわそわした様子の彼女が。
チラチラとこちらを見てくる。

(珍しい。どうかしたのかしら?)

いつもなら、撫でられている間中。
顔を埋めて甘えてくるのに。
どうかしたのかと。
小さく首を傾げてみれば。
真っ赤になって俯く彼女。
緑の髪の犬耳をぴくぴくと動かして。
しばらくしたら。
またチラチラとこちらを見る。
その視線がどこを見ているのか。
わかった私の口端が。
おもしろそうに斜めに歪む。

「どうかした?」
「な、なんでも・・・」
「そう?ならいいけど。」

何でもないようにそう言って。
頭を撫でるのをやめた手で。
背中を2回、やんわり叩く。
それが離れる合図。
名残惜しそうに離れようとする、その時。

「ランカちゃん。」

計ったように名前を呼べば。
名前を呼んだだけだというのに。
その頬を嬉しそうに緩ませて。
顔をあげる彼女。

「はい、シェリルさん。」

返事をしてくれた時には。
鼻と鼻がぶつかる位置で。
驚いた表情の小犬みたいな彼女に。
ただ微笑んで。
その唇を重ねた。

263名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:00:38 ID:vQkEHKOy

その感触に。
驚いて大きく目を開く。
触れた唇は。
少ししたら離れていって。
呆然としている私に。
シェリルさんが悪戯っ子みたいな笑みをくれた。

「アタリ?」
「え?」

尋ねられたことに尋ね返して。

「キス、じゃないの?」
「えっと・・・」
「欲しかったもの。」
「あの・・・」
「ハズレ?」

意地悪な笑みを浮かべて。
そんなことを言ってくる。
私はといえば。
ただ情けなく。
何度か口をパクパクさせて。
居たたまれなくなって。
俯いた。

「ねぇ、ハズレ?」

わかってるくせに。
シェリルさんの意地悪。
ほんとに意地悪。
答えるまで絶対聞き続ける気だ。

「ハズレなの?ランカちゃん。」

ほら。
やっぱり。
逃げだそうにも。
シェリルさん腕は。
いつの間にか私の腰に回っていて。
動くことを許さない。
こうなったら観念するしかない。

「・・・あ・・・あたりです・・・」
「え?何?」

わざとらしく聞き返してきた声に。
思わず顔をあげてしまう。
そこには。
ものすごく。
ものすごく。
ものすごく、楽しそうなシェリルさんがいた。
264名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:01:30 ID:vQkEHKOy

「聞こえなかったの。もう一回。」

うぅ・・・
シェリルさんの意地悪・・・

「アタリですっ!!!」

涙目になってそう言えば。
シェリルさんは勝ち誇ったように頷いて。
それから、満足そうに微笑んで。
私を解放してくれた。

恥ずかしい。
ほんとに恥ずかしい。
そりゃあ・・・
キスしたいって思ってたのは・・・
ほんとなんだけど・・・

リビングに向かうシェリルさんの背中をみながら。
うーうー唸って、動けない私。
そんな私を振り返るシェリルさん。

「何してるの?」
「だって・・・」

なんだか嬉しいんだけど、悔しくて。
悔しいんだけど、わかってくれたのは嬉しいから。
この状態は、この複雑な気持ちの現れに違いない。

「じゃあ、今度は私からね。」
「え?」

シェリルさんがそう言って、私に微笑む。
「あの・・・シェリルさん?」
呼びかけても返事はなくて。
ただ、微笑んで私を見ているだけのシェリルさん。
その意味を理解するのに数秒。
体中がまた熱くなった。

(これって・・・これって・・・これってっ!!!)

まともに顔を見ることもできないけど。
シェリルさんが望んでいることは。
なんとなくわかって。
たぶん、それは正解で。
でも・・・・・・
グルグル考えていたら。
カウントダウンが聞こえてきた。

265名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:03:33 ID:vQkEHKOy

(あらあら、あんなにバタバタしちゃって。)

真っ赤になったランカちゃんが。
手足をバタバタさせている姿がおもしろくて。
少しだけ楽しんで。
でも。
そんなには待てないから。

「5・・・4・・・」

カウントをし始めた。
それを聞いたランカちゃんが、慌てて叫ぶ。

「ま、まって・・・まって下さい!!!」
「待たないわよ。」
「そんなぁ・・・シェリルさぁん・・・」

そんな甘えた声を出してもダメ。
クイズに制限時間はつきものなんだから。

「さ〜〜〜ん・・・」

まぁ、でも、おまけして。
少しだけゆっくりにしてあげる。
こんなサービス・・・
ランカちゃんにはよくしてるわね。

ゆっくりになったカウントに。
バタバタと私の方に駆け寄ってくるランカちゃん。
私の前に来たのはいいものの。
そわそわするだけで。
まるで行動に移せない。
ほんとにかわいいんだから。

「に〜〜〜〜〜い・・・」
「あ・・・えっと・・・」

ほら、その答えであってるから。
早くしないと。
ほんとに時間切れになっちゃうわよ。
ランカちゃん。

「い〜〜〜・・・」

その時。
私の肩に手が置かれたかと思えば。
ランカちゃんの顔が近づいてくる。
その答えに。
小さく微笑んで。
ゆっくりと瞳を閉じた。

266名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:05:57 ID:vQkEHKOy

ソッと触れた。
柔らかく、暖かな感触は。
すぐに離れて。

ゆっくりと瞳を開けば。
真っ赤に染まったランカちゃんがいて。
そのかわいらしさに。
頭を撫でて、ポンポンと叩けば。
恥ずかしいのを隠すみたいに。
ぎゅーっと抱きついて。
私の肩口に顔を埋めたかと思えば、擦りつけてくる。
そんなランカちゃんを抱きしめ返して。
しばらく。
私の耳に聞こえてくる声。

「・・・あ・・・アタリ・・・ですか・・・?」
「ん〜?何か言った?」

聞こえてるけど、聞こえないふり。
そうしたら。
かわいらしく頬を膨らませたランカちゃんが。
顔をあげて睨んできた。

「もー!!!シェリルさんっ!!!」
「なぁに?ランカちゃん。」
「いじわるですっ!!!」

だって、あなたがかわいいから。
いじめたくなっちゃうのよ。
だから、私が悪いんじゃなくて。
あなたが悪いのよ、ランカちゃん。
膨れる頬をひとさし指でつついて。
その身を抱きしめる。

「アタリ。」
「あ・・・」
「アタリよ。ランカちゃん。」

耳元でそう囁いて。
お詫びのキスを1つ。
そうすれば。
かわいい膨れっ面は、幸せそうな笑みにかわって。
それを確認して。
背中を2回、やんわり叩く。
一度ぎゅっと抱きついて、離れる体。
だけどかわりに、その手を繋ぐ。
267名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:10:59 ID:vQkEHKOy

「ねぇ、ランカちゃん。」

繋いだ手を前後に軽く振りながら。
そう広くはない廊下を並んで歩いてリビングへ。

「なんですか?シェリルさん。」

こっちを少し見上げる形のその顔は。
本当に嬉しそうで、楽しそうで。
緩みすぎだとは思うけれど。
それはきっと、私も一緒だから。
今回は見逃すことにしておいて。
2人で選んだお気に入りのソファに座る。
こっちを見るランカちゃんの頬や顎下を。
擽るみたいに撫でれば。
気持ちよさそうに目を細める。
そんなランカちゃんの耳元に唇を寄せて。

「今度は、何をして遊びましょうか?」

少し低めの艶めいた声で囁けば。
ちらりと見えた。
ランカちゃんの耳が真っ赤に染まっていて。
その反応に微笑んで。
ランカちゃんに身を預けるようして抱きつく。

「ランカちゃんは、何をして遊びたい?」

これは、さっきの続き。
さっきの答えは当たったけれど。
今回の答えも。
ランカちゃんは当てられるかしら?
くすくすと零れた笑いが耳を擽って。
肩を竦めるランカちゃんに。
大ヒントをプレゼントしてあげる。

「大好きよ、ランカ。」



ランカちゃんが出した答えは。
私の期待を越えるほどの。
大アタリだった。

268名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 16:13:28 ID:vQkEHKOy
以上です。
sage忘れ、本当にすみません…orz

なんか甘いのが欲しくて。
結果、こんなことに・・・すみません。
2人がイチャイチャしてくれてたらそれでいいです。
もうすぐDVD発売ですね、楽しみです。
お目汚し失礼しました。
269名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 18:51:15 ID:zkcZrHhp
GJ!甘過ぎて糖尿になりそうだぜw
最近、豊作で嬉しいな
270名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 19:41:32 ID:eTgJlNY9
銀河の帝王シェリ男×ランカは
このスレ的にはおkですか?
271名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 19:59:58 ID:qmKtWwuS
男は入室禁止です
272名無しさん@秘密の花園:2010/10/01(金) 20:55:59 ID:Dz5Kko0d
>>268
GJ!!!幸せ太りしちゃう
273名無しさん@秘密の花園:2010/10/03(日) 17:52:10 ID:U4ErZA0x
映画後編特報見てきたけど
シェリ←ラン大告白に思えた

絶望的な戦況で響き続けた歌声が合った(二人のアップ)
シェリ「私に歌を捨てろっていうの…」
ラン「私たちの歌が一つになって、私も一人ぼっちじゃないんだって」
オカンことアの人「二人の歌を運んで飛ぶ!」
だからランカが「シェリルさん1人じゃないよ」って内容なのかと思うw
274名無しさん@秘密の花園:2010/10/03(日) 21:39:17 ID:yQ0a1uFw
小説の新作、あれはグレイス→ナナセってことでいいのかな?
立ち読みだったんでいまいちよく理解できんかった
275名無しさん@秘密の花園:2010/10/04(月) 22:24:06 ID:lf6OirtF
丸藤広貴さんのHPがシェリランちっく
276名無しさん@秘密の花園:2010/10/04(月) 22:35:40 ID:IdLXvqrK
>>275
この人のHPの漫画見てるよ〜v
この人、TV版で見たけど作画綺麗だよね
プロのアニメーターさんでしょ
シェリランちっくなの萌えすぎる
WEB拍手とかついてたらめっちゃ拍手入れるのに…
277名無しさん@秘密の花園:2010/10/05(火) 18:56:58 ID:9TMCeO7F
>>274
グレイスはランカへのコンプレックスに悩むナナセに
自分の過去を重ねていたみたいな描写だった
ナナセを救済することで過去の自分を救った体なんだけど
グレイス自身はそれに気付かない振りをしているのが何だか切なくて泣けた
278名無しさん@秘密の花園:2010/10/06(水) 20:12:11 ID:RHBsJx62
ニコニコでシェリランMADを見たら泣いた
279名無しさん@秘密の花園:2010/10/06(水) 20:19:13 ID:Mm4t1pQl
>>278
その動画、この住民の人だぞ作ったのw
でも、あれいいよね切なくて
なんていうか、TV版でのダイジェスト版っていうか
二人の愛の軌跡の動画だよ
280名無しさん@秘密の花園:2010/10/06(水) 20:36:15 ID:ygqmN/uI
シェリルとランカの2バージョンがあるヤツだよな?
あれ自分も泣いた!
作者はここの住人だったのか…ありがとうございました…!
281名無しさん@秘密の花園:2010/10/06(水) 21:33:29 ID:ynzvVaw/
ここで出していいのかわからんけど、あのMADは
シェリルさん→ランカちゃんへのビンタやサングラスが細かい伏線になってたり
ランカちゃん→シェリルさんが巨大化して歌うシーンだったりマジ愛の軌跡だった
282名無しさん@秘密の花園:2010/10/06(水) 23:43:44 ID:RHBsJx62
ここの住人が作ったのか……
ランカが叫んだところで涙腺崩壊した
283名無しさん@秘密の花園:2010/10/08(金) 08:39:20 ID:5CMxjH23
いやー、劇場版イツワリノウタヒメ発売オメ!劇場版のユニバーサルバニーで
黒うさぎシェリルが白うさぎシェリルの唇にキスしたのに萌えた
黒シェリル×白シェリルも萌えるなぁ
284名無しさん@秘密の花園:2010/10/08(金) 20:04:57 ID:P6JAxsMe
策士な白うさぎはキスをされる事を狙ってたに違いない!
285名無しさん@秘密の花園:2010/10/08(金) 20:11:04 ID:sXEkxutj
シェリルのユニバーサルバニーは物凄く百合っぽいと思うw
首筋噛まれて、頬染めるとかいいかんじ

ところでこれ
http://sep.2chan.net/zip/2/src/1286489539940.jpg

二人とも花嫁衣裳だけど、是非このまま二人の結婚式になだれ込んで欲しいのだが
286名無しさん@秘密の花園:2010/10/08(金) 21:15:16 ID:Qdq1cf2W
百合結婚式にしか自分も見えなかったw

映画の萌えシーン
・もちろん>>285もエロかったが何気に白うさ黒うさが「リバーシブルで〜」シーンを大きくしてみると恋人つなぎしててニヤニヤした
・オベリスクシェリルが回想シーンで一番最後に思い出したのが走ってるランカのアップ
・グレ→シェリのサムズアップ(笑)ムックとか読むとラスボスはないみたいだね
・シェリル「私はひとりぼっちじゃない」→ランカの「そうだよ」がすごい百合に感じた

映画百合萌えさせていただきました
ユニバーサルバニーはほんと百合PVだね、12月に出るPV完全版期待
フィルムが残念賞だったけどね…
287名無しさん@秘密の花園:2010/10/09(土) 00:31:25 ID:vmLuAjJ3
改めて見るとほんとに百合映画だったありがとうございました
バジュラにさらわれるって非常事態にも、シェリルを見ると意識が全部そっちにいっちゃうランカさんぱねえっす

>>286
>・シェリル「私はひとりぼっちじゃない」→ランカの「そうだよ」がすごい百合
今回のランカは「私が抱きしめてあげる」だからな!
強がっているシェリルを包容力で包んであげればいいと思うよ
もちろんしぇりるさんしぇりるさんしぇりるさn おっとうっかり押し倒してた!な
小犬ランカも大好物です

まあつまりはランシェリラン最高ってこった

288名無しさん@秘密の花園:2010/10/09(土) 08:11:49 ID:1k+KSm+M
サヨナラノツバサっていいタイトルだよね
アルトがTV版で「お前たちは俺たちの翼だ!」って言ってたから
ツバサ=シェリルとランカ
サヨナラノツバサ=アルトがシェリラン二人とお別れ

でも、HP見る限りでは「歌は魔法♪」とかランカちゃんが楽しそうだし
二人は手に手をとりあって、お互い高め合う歌い手として、そして最高の恋人同士として劇場版サヨナラノツバサ完

こうだよね
289名無しさん@秘密の花園:2010/10/09(土) 14:57:12 ID:8WCtER+w
アルトは嫌いじゃないけど
後編サブタイトルが恋離飛翼だから自分も2人が歌姫ENDになるんじゃないかと思ってる
アルトはおかんでw
290名無しさん@秘密の花園:2010/10/12(火) 05:33:58 ID:xKgZCsgl
尼で買ったのがやっと届いたー!
そして、ライオン一緒に歌う前に手に手を取り合う歌姫フィルムが当たった
ここのスレ住民としてはかなり大当たりして嬉しい!

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1195191.jpg
291名無しさん@秘密の花園:2010/10/12(火) 06:26:24 ID:FcCO0oEQ
おめ!
292名無しさん@秘密の花園:2010/10/12(火) 18:04:48 ID:+anirCc1
>>290
おめでとう!
これは嬉しいね。

後編でも仲良くしてくれるといいなあ。
293名無しさん@秘密の花園:2010/10/12(火) 23:41:25 ID:TrYCjmXm
百合神がおりてきてるな
素直に百合好きな人にあててもらって嬉しいよ!
まぁ、ちょっとうらやましいw
294名無しさん@秘密の花園:2010/10/13(水) 15:49:35 ID:HLksQJIa
>>290
これは確かに大当りだな!きっと普段の行いが良かったんだろう(百合的な意味で
おめでとう!羨ましいぞw
295名無しさん@秘密の花園:2010/10/13(水) 15:59:38 ID:N9P3L4Aq
うらやまC
自分はフィルムはスタッフロールだったorz
しかし、声優のところで、シェリルランカの名前があったのは
百合神様のお情けかw
296名無しさん@秘密の花園:2010/10/13(水) 17:28:19 ID:eNIS14aM
これは買うべきなのか……
教えてくれ!百合神様!
297名無しさん@秘密の花園:2010/10/15(金) 19:06:04 ID:CcIEskQd
注文したんだが、今からwktkが止まらない
298名無しさん@秘密の花園:2010/10/15(金) 21:55:20 ID:/LvJAilJ
>>290
おめでとう!羨ましい限りです。
人すら映っていないフィルムだったから余計に…w



ラフをガシガシと…最後まで描き上げられない悩みが出来た。。。
http://a2.upup.be/p0grf5Um4P/
299名無しさん@秘密の花園:2010/10/15(金) 22:21:34 ID:IV/TQPoM
>>298
うひょおおおおおおおおおおお
300名無しさん@秘密の花園:2010/10/16(土) 07:07:15 ID:Kv43h3fD
>>298
はぁぁvいいですなv
サヨナラノツバサがこうなりますように(v人v)
301名無しさん@秘密の花園:2010/10/16(土) 20:49:01 ID:BGe3QBh6
>>298
うっほ!うっひゃ!GJ!
ほっぺが、ほっぺがたまりませんなあ!!!!
302名無しさん@秘密の花園:2010/10/17(日) 19:24:35 ID:RkemxOzP
フィルムがアルトとシェリルだった……
303名無しさん@秘密の花園:2010/10/17(日) 21:18:47 ID:7En8nHWw
捨てなよ
304名無しさん@秘密の花園:2010/10/17(日) 22:37:03 ID:lArI3eUs
>>302
売ってシェリランフィルム買う資金源にしようぜ
305名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 00:31:23 ID:XJoEZ6kR
ttp://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d110095924

ランカときめきすぎww
シェリルがイケメン顔なのもあって
これどこの少女漫画運命の出会いシーンですかと
306名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 01:09:15 ID:8hevm1a8
それを売るなんて…凄い勇気!
まぁ買う勇気もないけどw
307名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 04:53:29 ID:UL2QoVBo
絵が全く違うシーンになるフィルムもあるんだね
初めて見た。
308名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 14:32:04 ID:xI1l6ee3
ランカスレから転載
公式百合kitkrニヤニヤしてる
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1202838.jpg
オーラのあるマトリョーシカwメルアド知らないのにメールがとかw
ランカ→←シェリルはお互いどんだけ好きなのかとw

>>305
ヤフオクの人は勿体ないなぁ(転売ヤーだろうけどさ…)
自分なんて宇宙シーン(戦闘も何もない二コマ暗転)だったよ…
309名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 14:43:03 ID:dcY//lgv
>>308
シェリルさんは、「小さな仕事をコツコツしてれば、いつか絶対大きなステージに立てる」ってこないだ急に
目0るくれたけど……。どうしてメールアドレス知ってるのか不思議だけど……。
「こんなアドバイス、めったにしないんだからね!」って言ってくれてたから待ち内ないと思うけど……。
でもシェリルさんは、こういう営業とか絶対したことないと思うー!


メアドは当て馬アルトから略奪しましたw
ランカも記事の中でシェリルのこと考えてる割合多くて良い感じwアルト一瞬w
310名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 18:41:38 ID:vqFuI9Y0
それからしばらくしたら>>238で張られてたジグゾー絵(もう消えてるけど)
のようになるわけだなw
順調に進展していくようで何よりです
311名無しさん@秘密の花園:2010/10/18(月) 22:20:21 ID:5/oelodQ
ずっとシェリランだろと思ってたら某動画でランシェリの方が好きになってしまった
312名無しさん@秘密の花園:2010/10/21(木) 19:21:20 ID:tdOy4sDR
サヨナラノツバサは、ブレシェリ・アルランでシェリルとランカが義理の姉妹になって完でお願いしたい…
ランカはポニテ放置で
シェリルお姉ちゃんシェリルお姉ちゃん(U^ω^)♪
ってシェリルにべたべたして欲しい。
313名無しさん@秘密の花園:2010/10/21(木) 19:24:07 ID:KmV9FnWN
>>312
お帰りください
314名無しさん@秘密の花園:2010/10/21(木) 19:43:27 ID:Ie8oHmxs
こんなところにまでアルラン厨か
315名無しさん@秘密の花園:2010/10/21(木) 19:53:47 ID:bjU8d2qo
フロンティアはリベラルっぽいから同性婚も認可されてるよきっとw
316名無しさん@秘密の花園:2010/10/21(木) 23:33:57 ID:nAi96tvl
ランカ・ノーム…シェリル・リー


授業中、確実にノートの端に書いてるだろうなw
二人とも
317名無しさん@秘密の花園:2010/10/22(金) 01:13:04 ID:8D6jqmQb
略してラ・ムーとシェリーか・・・
318名無しさん@秘密の花園:2010/10/22(金) 06:52:25 ID:VxPCJK1O
ラムにシェリーだと…
茶や水と間違えて飲んじゃってぐでんぐでんになったランカがシェリルに襲い掛かり、まで妄想した。
319名無しさん@秘密の花園:2010/10/22(金) 07:03:38 ID:qO27+cQP
320名無しさん@秘密の花園:2010/10/22(金) 19:05:43 ID:iI6WgCg6
コズミックキューンがデュエット曲多めで嬉しいばかり
321名無しさん@秘密の花園:2010/10/22(金) 19:29:59 ID:60043W9G
>>317
一気に昭和臭くなったじゃねぇかw
322名無しさん@秘密の花園:2010/10/30(土) 00:27:58 ID:bKal1dXh
もう絶対他のスレなんか覗かない
私のマクFオアシスはここだけだ…;

付き合いが長くなるとお互いのことが見えてくるから
シェリルとランカがちょっとしたことで喧嘩して
シェリルさんは素直にごめんっていえない時もあったりするし
ランカちゃんも引かないところがある
でもぼんやり口ずさんでるのがお互いの曲だったらいいなと思う
そしてそれに気づいて仲直りしたりしてその夜は(ry
なんて展開になるといいな
323名無しさん@秘密の花園:2010/11/11(木) 21:21:02 ID:HVr5/ppq
娘クリのダイジェスト映像、薔薇差し出してるシェリルがイケメンすぎて吹いた
白うさぎでこんな格好良いシェリルを見れるとは思わなかった 是非その薔薇をランカにだな
324名無しさん@秘密の花園:2010/11/11(木) 21:21:50 ID:HVr5/ppq
ごめん、下げ忘れた 鞭に打たれてくる…
325名無しさん@秘密の花園:2010/11/11(木) 21:36:45 ID:WkVMt37O
確かに薔薇差し出してるシェリルイケメンすぎw
しかし娘クリはランカとシェリルしか出てこないだろうから安心して萌え萌えできそうで良いね!

>>324
そんな君に
   ,        ,..__,..-、__,,..,,_
   |`:、      ゝ:: ::: ::..`:、_,,.へ`ヽ.
   };; ヽ  ,..,_/.:.にニ=-─ー;:-'`Y' `:、__,/~~)
   l;;;,  `:、 y`ー--'`ー-=-'~:::.ヽ.::::;/`' /`'  __,.,
   ヽ.;;,,  `';;;, `ー'"`-'" ,,,,.....  >'`-'─'''~  ト
    `;;;;,,  ;;;;;;,,    ;;;;;;;r-,,..--'"~,,;;;,,, /.:::  ∫ _,,..
     l;;;;,__  ;;;;;;,,   ;;;;;;/      ''''';;/.::::   l r',/
   ∧(,..-ニヽ.''';;;;,,  ;;;;/        ;;;;|::::::  ///
   ヽヽ.`:、 ゝヘ'';;;;, ;;;;/        ;;;;;|:::: ,//
    \,..ヘ `ゝ ヽ;;: ;;/        '';;l-'",/
      \ゝ ヘ__  } ;く      ,;;;;;, /''/
       `ヽゝ< レ ヽ    ,,;;;;;;;/'〆
         `ゝ_ `ヽ`ー-`,.,___,,-''_,ゝ
           `ー-,,.._../ `y.  ..:::`ー--..,,_
              ヘ.:  / `ー‐-‐''~ ̄~ ̄
               /.: /
              /.: /
              /.: /
             /.: /
             /.: /
326名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 04:11:58 ID:d6/oJsi4
誰もいない間に、短いの1つ。
シェリランです。甘いです。
327名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 04:12:57 ID:d6/oJsi4
アーティストと関係者だけでやる。
野外フェスティバルの前夜祭。
通しリハーサルも兼ねたその現場でリハーサルを終えて。
出店の何を食べてもいいっていうのを聞いて。
真っ先に買いに行ったのは。
食べたくてしかたなかったアイス。
さっき少し遅めのお昼は食べたんだけど。
リハーサルをしてお腹が減ってたし。
ちょうどおやつの時間だし。
甘いものは別腹だって言い訳をして。
コーンの上には、ストロベリーとチョコミントの綺麗な彩りの雪だるま。
次の時間帯のリハーサルがシェリルさんなのはチェック済だから。
一番よく見えるいい席を陣取って。
アイスを片手にステージを見上げる。
正面から見るセットに感動しながら。
アイスに口をつけると、隣に誰かが座る気配。

「ねぇ、ランカちゃん。1口。」
「ふぇ?」

突然のことに。
変な声をだしてしまった私にかまうことなく。
隣に座った誰かであるシェリルさんが。
私のアイスに口をつけていた。

(今朝も見たけど・・・シェリルさんの顔って、ほんと綺麗・・・)

ボーっとそんなことを思っていたら。
口の端についたアイスをぺろっと舌で舐めとっていたシェリルさんが。
こっちを見て笑ってくれる。
328名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 04:20:02 ID:d6/oJsi4

「あ・・・」
「うん、甘くておいしいわね。ごちそうさま。」
「いえ・・・」
「はい、お代。」

シェリルさんの笑みが悪戯めいたものに変わって。
気づいたら唇に柔らかくて、少し冷たい感触。
すぐ離れたそのあとに。
アイスみたいな甘い匂いが鼻を擽る。

「シェリルさーん、スタンバイお願いします。」

スタッフさんからの声に手を上げて応えて。
シェリルさんは何事もなかったように。
悠々とした足取りでステージへと向かっていく。

その場においてけぼりの私は。
起きたことに気づいて。
周りを何回か高速で見やった。
誰もこっちに気づいてないことを確認して。
真っ赤になってるであろう熱い顔を隠すみたいに。
少し俯き加減で。
アイスを顔の真ん前に持ってきて食べる。

(お代って・・・全部、ただなのになぁ・・・)

大胆不敵なシェリルさんの行動に振り回されながらも。
それがなんだか嬉しくて。
ついつい緩む頬を止められず。
シェリルさんが食べてた場所に口をつけた。

「甘くて、おいしい。」

知らずに零れた言葉に。
恥ずかしくなって。
また、大きくアイスを口にする。

やっぱり。
甘くておいしかった。
329名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 04:23:37 ID:d6/oJsi4
以上です。ポッキー話にするつもりが、
ピクで素敵な絵をみかけてアイス話になってしまいました。
映画で2人が幸せになりますように。
とりあえず、娘クリは楽しみ!!!
330名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 10:14:42 ID:2Dv4BmRx
>>329
GJ!
シェリランはやはり良いものだ
331名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 22:47:34 ID:Pg2TAnXb
GJ!!季節は寒くなってきてるが二人はいつでもホットだなw
ちょうど
http://news.dengeki.com/elem/000/000/319/319791/
を見たところだったのでこんなぷるぷる唇でイメージしたw
ここんとこ新規ラブラブ2ショット絵が見れて嬉しいんだぜ(*´Д`)
332名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 22:52:30 ID:wbqqVIK4
>>329
女神降臨ktkrGJ!!

>>331
このジャケット…
お互いに見つめ合ってる絵で一枚だったりしてね

つまり、ランカから見たシェリルと
シェリルから見たランカがジャケットになってる…と
とか妄想しちまった

ランカ「シェリルさんの唇…ぷるぷるで…綺麗(見上げる)
シェリル「ランカちゃん、唇ばっかり見てどうしたの…?クス」
333名無しさん@秘密の花園:2010/11/12(金) 23:53:28 ID:R2jfWRMJ
>>329
おおおおGJ!!萌えさして貰ったぜ!!!
ストロベリーにチョコミントはそういう事ですね分かります

>>332
おい続きはどうした
334名無しさん@秘密の花園:2010/11/18(木) 20:57:17 ID:SMKCHcYs
娘ドラ◎の表紙のシェリラン可愛い
335名無しさん@秘密の花園:2010/11/19(金) 00:54:58 ID:zdR21ZB+
http://ec2.images-amazon.com/images/I/61wwZnI9t5L._SL500_AA300_.jpg

可愛い!
本誌で読んでいたから買うつもりなかったのに表紙買いしてしまいそう
336名無しさん@秘密の花園:2010/11/19(金) 00:56:07 ID:BmSe2KnK
>>335
スッゴイラブラブv
というかちょうどキスするのに良い身長差だよね
337名無しさん@秘密の花園:2010/11/19(金) 16:27:42 ID:33h0y5oG
>>335
うひゃあああかわいい!らぶらぶすぎる…!
338名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:47:56 ID:pL2BvLCI
>>322のレスが、ずっと頭を離れず、気が付いたら何かできてた。
そのわりに、まったく原型を留めていないのは何故だろう。
合っているのは「口ずさんでいるのがお互いの曲」という部分だけだとは!
それでも投下してやるー!!
339名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:49:16 ID:pL2BvLCI
「今日のところは、これで終わりなのよね?」
「はい!」
「思ったより早く終わったわね……帰ったら、思う存分楽しみましょう、ランカちゃん?」
「あ、あの……はい……」

消え入りそうな声で、それでもしっかりと頷くランカを見て、シェリルは自然と笑う。
本日最後の仕事である、対談形式の取材を終え、後は帰宅するばかりだ。
一秒でも早く帰りたい、2人ともその気持ちはあるけれど。
何らかの用事で出て行ったエルモの帰りを待っているところだった。

「遅いわね……社長ったら。私を待たせるなんて、いい度胸だわ」
「シェリルさん、もうすぐですよ! ほら、足音が」
「いやー! 今日も大忙しでしたネ! シェリルさん! ランカさん!」

ランカの指摘とほぼ同時に、事務所の扉が開いて、エルモが駆け込んでくる。
大忙し、とは言え今日は歌番組収録と、取材を1つずつこなしただけ。
色んな媒体に出ずっぱりであった頃を考えれば、余裕があるくらいだ。
けれど、ランカやシェリルを迎えるまでは閑古鳥状態だったエルモからすれば。
2人の歌姫を抱える現在は、毎日が「大忙し」状態なのだろう。
それが分かっているシェリルは、ランカと顔を見合わせて、苦笑する。
340名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:50:22 ID:pL2BvLCI
「あら、私達はまだまだ元気よ? 何ならもう一仕事しましょうか?」
「イエイエ、お2人とも、今日はすぐに帰られて、英気を養って下サイ。
 ワタシも、少し片付けをしたら、今夜はゆっくりしたいと思ってますカラ」
「社長さんも、お疲れのようだものね?」
「ええ、お2人がいらっしゃってから、もうずっと満員御礼状態ですからネ!
 ランカさんがフロンティアを離れ、
 シェリルさんの病が発覚した時は、どうなるかと思いましたガ。
 こうして揃ってウチに迎える事ができて、本当に嬉しいデス」

当時の事を思い出したのか、エルモが感慨深げに首を何度も縦に振る。
一方で、シェリルは暗い気持ちに囚われ、それまでの軽い言葉が何一つ出てこなかった。
そっと隣のランカの方を窺うと、そちらもまた、やや俯いて、何も言おうとしない。
表情の読めないランカが発する重い空気から逃げるように、シェリルは立ち上がった。

「ごめんなさい、ランカちゃん。先に帰っててもらえるかしら。
 軽くトレーニングしてから帰るから」
「シェリルさん、でも」
「安心して。夕食の準備が出来るまでには帰るわ。
 私がリクエストしてた麻婆豆腐、楽しみにしてるからね!」
341名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:51:42 ID:pL2BvLCI
縋ろうとするようなランカに、どうにか微笑みを返して。
部屋を出たシェリルは、足早に階段を上った。
階上には、ボイストレーニング用の小さなスタジオや、ジムが用意されている。
しかしそれらには目も向けず、シェリルが向かったのは更衣室だった。
かと言ってトレーニング用の服に着替えるでもなく、シェリルはしゃがんで膝を抱える。

「社長さんの馬鹿……まぁ、知らないんだから、仕方ないでしょうけど」

エルモが口にした、過去の出来事。
アイ君を群れに返す為、ランカがフロンティア船団を出て行った事。
それは、ようやく想いを通じ合い、恋人同士となったシェリルとランカとの間にある、
数少ない溝の1つだった。
過去の話も現在の話も未来の話も。シェリルとランカは色々な事を話すけれど。
2人が離れ離れになったあの時のことは、不自然な位に、話題に上がらない。

「後悔したって、過去はどうしようもないって、分かっているのにね。
 第一、あの出来事があったからこそ、今があるんだ、とも言えるんだもの。
 それなのに、どうしても悔やんでしまうのよね……。
 私って、こんなに後を引くタイプの人間だったかしら?」
342名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:52:39 ID:pL2BvLCI
ランカが何を想い、その時の事を口にしないのかは分からない。
では、シェリルがどんな感情を抱いているのかと言えば、それは後悔だった。
ようやくバジュラから離れ、平和が戻ったと思えたのも束の間。
フロンティアが再びバジュラの攻撃を受け、なのにランカの歌が効かず。
混乱の中、大切な仲間であるナナセが重傷を負い、ミシェルがいなくなり。
ランカがどうにか歌をコントロールし、バジュラに一矢報いる事は出来たけれど。
バジュラの痛みを感じるランカは、当時相当精神的に追い詰められていただろう。
ランカに懐いていたアイ君の為に、船団を離れたランカを、シェリルは詰ろうとは思わない。
詰るとすれば、ランカが苦しんでいたその時に、側にいなかった自分自身だ。

「何が『絶望の中で歌ってみせる』よ。ランカちゃんだって、苦しんでいたのに」

その頃の自分だって、確かにひどい状態ではあったと、シェリルは回顧する。
信じていたグレイスに裏切られ、死に至る病が発覚し、未来に絶望していた。
シェリルとアルトの寄り添う姿に動揺したランカを叱咤したのはシェリル自身だけれど。
あの時、「しっかりしろ」と言われるべきは、自分だったのではないかとシェリルは思う。
自分ばかりを哀れんで、大切に思う女の子が苦しんでいる事に気づけなかった。
それどころか、無理に奮い立たせるような事をして。
傷ついたナナセを理由に、ランカから離れた。
343名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:54:09 ID:pL2BvLCI
「嫉妬していたのよね。ランカちゃんは希望の歌姫。なのに自分はまるでゴミ扱い。
 ランカちゃんが望んでそうなった訳じゃないって。
 アイモO.C.を聴けば、すぐ分かるような事だったのに」

未熟者だったのよね、とシェリルは呟き、顔を上げる。
わざと照明を点けていない為、暗い室内はほんの少し、宇宙の闇を思い出させた。
こんな暗い中に旅立っていったランカの姿を思い浮かべ、シェリルは歌う。
ランカの歌を。

……ずっとそばにいたかった どんなに声にたくしても あなたまで届かない
……蒼い 蒼い 蒼い旅路……

一節を歌っただけで、シェリルは口を閉じる。
沈黙が訪れるかと思われた室内に、外から歌声が入り込んできたのは、その時だ。

……あなたの元へ 遥か地上へ ムチのようにうつ雨よ
……この想い 報われず 泡になり消えても平気
344名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:57:48 ID:pL2BvLCI
誰の歌かなんて、すぐに分かった。
もう、愛しい人の声を聞き漏らしたりなんてしない。
そう心に決めているから。
扉の開閉する音がすると同時に、シェリルは静かに名前を呼ぶ。

「ランカちゃん」
「お待たせしました、シェリルさん」

ドアに背を向けていたシェリルは、振り返り、入ってきた背後のランカを仰ぎ見る。
いつもの笑顔に、ほんの少し影が滲んでいるように見えるのは、気のせいではないだろう。
すぐに追ってこず、間を置いたのは、ランカにも考える時間が必要だった証左だ。
ランカは扉を閉めると、すぐには近づいてこず、そのまま話しかけてくる。

「やっぱり、シェリルさんもあの時の事、気にしてるんですよね」
「ランカちゃんだって、同じなんでしょう?」
「……はい」

短く肯定するだけで、ランカは自分が何をどう気にしているのか、言おうとはしない。
しかしシェリルも、今すぐに追求しようとは思わなかった。
あの時の事が2人の間に、影をもたらす存在であるのは事実で、消えようが無い。
いつかは、胸に溜まる思いをそれぞれ打ち明けて、越えなければいけない溝だろう。
その「いつか」は、ひょっとすると、今夜になるのかもしれない。
けれど、「今すぐ」ではないのだ。
今、この瞬間に、シェリルが優先したいのは、別の事。
345名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 02:59:51 ID:pL2BvLCI
「ねぇ、ランカちゃん」
「何ですか、シェリルさん?」
「抱きしめてもいいかしら?」
「そんな事、今更訊かないで下さい」


ランカから目を逸らし、側にいられなかった過去を、後悔したのなら。
過去の分まで、精一杯、ランカを見つめ、側にいなければ。
その一心で、シェリルは床から離れ、ランカに駆け寄り、その華奢な身体を抱きしめる。
ランカも似たような心境なのか、一生懸命、シェリルの背に伸ばした腕に力を込めていた。


「大好きよ、ランカちゃん」
「私もです、シェリルさん」
「帰りましょうか、私達の家へ」
「はい……2人の家に」


2人でいよう。
離れていた、あの頃の分まで。
346名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 03:00:44 ID:pL2BvLCI
以上、終了!
拙くて申し訳ない。
347名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 11:00:32 ID:yPtIUFxM
GGGGGGJJJJJJ!!!!!!

なんか目から汁でた

シェリルを支えるランカ、ランカを包み込むシェリル
シェリランシェリって、まさにこのイメージや・・・

心にしこりを残す過去に向き合いながらも乗り越え、愛を育んでいく二人に幸あれ!
348名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 14:49:00 ID:w95gskmY
GJ!!
劇場版もこんな風に二人がお互いを思い合っている描写が沢山欲しいな!
349名無しさん@秘密の花園:2010/11/20(土) 23:55:33 ID:D/MS/CoX
なんていうか、二人の気持ちと関係が、とてもいい。
こういうことをもっと考えられるようになりたい。
350名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:32:45 ID:48Ulpjlo
GJ!!!
こんないいお話のあとになんですが、
シェリルさんお誕生日祝いに1つ書いたんで投下させて下さい。
では、少しレスお借りいたします。
351名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:35:21 ID:48Ulpjlo
11月23日。
今日はシェリルの誕生日。
11月に入って一番の冷え込みを記録したこの日。
夜も深まり、人もまばらな道を、息をきらして必死に走るランカの姿。
防寒具で少し大きくなってしまった体を左右に揺らしながら。
左手には小さな白い箱を持ち、右手で携帯を持って時刻を確かめる。
「もう11時過ぎてるっ!!!」
泣きそうになりながらそう言って、見えてきた建物にさらにその足を速めた。

マンションにつけば、暗記してしまったナンバーを押してロックを解除する。
スピードは変わらないのはわかっていても。
ランカのその指は、何度も何度も画面上の「上」ボタンを押した。
エレベーターのドアが開けばすぐに飛び乗り。
押しなれた階を押せば、直ぐさま扉を閉めようと、また何度もそれを押す。
エレベーターがその階につけば、かけおりて。
その勢いのまま、合い鍵の存在も忘れて。
辿り着いたドアの前のインターホンを押した。

「シェリルさん!!!」

その声と必死な姿に、何度も瞬きを繰り返すシェリル。
「ランカちゃん、どうしたの?こんな夜遅くに、そんなに急いで。」
不思議顔のシェリルをよそに、ランカは左手に持っていた白い箱をさしだし、笑ってみせる。
「け、ケーキ・・・ほんとは作るつもりだったんですけど、撮影が延びちゃって・・・」
息を乱してそう言いながら、ランカはシェリルを見上げる。
そんなランカの様子に、シェリルはとても嬉しくなる反面、困惑してしまう。
ランカがこんなになってまで、ケーキを持ってきてくれる理由がわからなかったから。
そんなシェリルの様子に、ランカはなんとなくだけれど、その事実に気づいた。

「シェリルさん・・・もしかして・・・自分の誕生日、忘れてるんですか?」
「え?」

ランカに言われて初めて気づくシェリル。
その様子に、ランカは目を丸くした。
「ああ、そっか。そう言えば・・・」
思い出したように手をポンと叩くシェリル。
「そうだったわね。」
なんでもないようにそう言って、ランカとともにリビングへ。
作詞活動をしていて、散らかっていたものを1つの場所にかためて。
シェリルが振り向けば、そこに。
なぜか頬を膨らませているランカがいた。
352名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:36:47 ID:48Ulpjlo

「もう〜!!シェリルさんたらっ!!!どうして自分の誕生日忘れちゃうんですか!!?」
「どうしてランカちゃんが怒るのよ?」
「だって、誕生日ですよっ!!!シェリルさんのっ!!!一大イベントですよっ!!!」
「大げさね。たかが誕生日でしょう?」
「たかがじゃありませんっ!!!シェリルさんの誕生日なんですよっ!!!」
「私なんかの誕生日より、ランカちゃんの誕生日の方が一大イベントじゃない。」
「なっ!!!そんなのシェリルさんの誕生日に比べたら、どうでもいいことですっ!!!」
「聞き捨てならないわね。ランカちゃんの誕生日がどうでもいいわけないでしょう?」
「シェリルさんの誕生日の方が大事ですっ!!!」
「ランカちゃんのくせに生意気ね。私の誕生日なんかより、ランカちゃんの誕生日よ。」
「違います。シェリルさんの誕生日ですっ!!!」

端から聞いていれば、犬も食わない痴話げんか。
それを真面目に言い合う2人。
しばらくのにらめっこのあと。
そのバカバカしさに、さすがに気づく2人。

「せっかく来てくれたのに、こんなバカなケンカもないわよね、ランカちゃん。」
「そうですね。シェリルさんのお祝いに来たんですから。」

視線を交わせば、どちらともなく肩を震わせ笑い出す。
その笑い声は、だんだんと大きくなり、部屋中に響いた。
353名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:37:58 ID:48Ulpjlo

「あー、おかしかった。笑ったら喉かわいたわね。」
「私、お茶の準備しますね。ケーキ食べましょう。あ、でも・・・」
急にしゅんとしたランカに、小首を傾げるシェリル。
「どうしたの?ランカちゃん。」
「・・・こんな遅くに食べるのはプロとして失格かなって思って・・・」
ランカは犬耳のような緑の髪をピコピコ動かしたかと思うと。
シュンと垂らして上目遣いにシェリルを見た。
そんな犬っころみたいなランカに微笑んで、シェリルはその頭に手をやる。

「そうね。でも、私、明日もオフなのよ。」

ウィンク1つしてみせて、シェリルがそう言えば。
犬耳みたいな緑の髪が、ピコピコとその動きを復活させて。
ランカの顔には満面の笑み。

「わ、私もなんですっ!!!シェリルさんっ!!!」

それはもう、ご主人様に飛びつく犬の如く。
ランカはシェリルに抱きついてみせる。
そんなランカを、いい子いい子するべく撫でるシェリル。
撫でてもらうのに満足したランカは、勝手知ったるシェリルの台所に向かう。
どこに何があるのか。
シェリルよりも把握しているランカは、お茶の準備を手早く済ませてリビングに戻る。
リビングの机に置かれた、白の箱を開ければ。
甘い匂いを漂わす、イチゴのショートケーキとチョコケーキが・・・
無惨な姿で登場した。
「あ・・・」
ランカが思わず声をあげる。
そのケーキの姿を見て。
どれだけランカが必死にここまで来たのかがわかったシェリルの顔に、笑みが零れる。
「ずいぶんと頑張ったのね、ランカちゃん。」
何もかもが混ぜ合わさった、ケーキの残骸とも呼べる姿に。
ランカは涙目になってシェリルを見た。
354名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:39:11 ID:48Ulpjlo

「ご・・・ごめんなさい・・・」
「ほとんど閉まってる中で、唯一見つけたお店に残ってた最後2つだったんです・・・」
「それで嬉しくなっちゃって・・・」
「そしたら、シェリルさんに早く会って、お祝い言いたくなっちゃって・・・」

またもやシュンとするランカに、優しく微笑んで。
シェリルは、箱の中の無惨なケーキを、おもむろに人指し指ですくう。
ポカンとした表情で自分を見ているランカの前で。
それを口にいれてみせるシェリル。

「なかなかおいしいわよ、ランカちゃん。」

その姿があまりにも様になっていて。
格好良くも、かわいく。
艶やかなのに、無邪気で。
魅力的すぎるシェリルに。
ランカのハートは鷲掴みにされ、その体ごと真っ赤に染める。

「シェ・・・シェリルさん・・・」

少し上ずり掠れた声に、微笑みかけて。
さらに、シェリルはケーキを指ですくいとる。

「はい、ランカちゃんも。」
「ふぇっ・・・」

笑顔で口元に差し出される、シェリルの指には。
白と黒が混ざって、絶妙のコントラストを見せる。
おいしそうなクリーム。

「あーん。」
「あ、あーん・・・」

シェリルに流されるがままに口を開け、それを口にするランカ。
ランカの口の中に広がる甘い味。
チョコと生クリームの混じったものが、不味いなんてあるわけもなく。
確かにそれはおいしくて。
ランカはその頬を緩めた。
355名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:40:56 ID:48Ulpjlo

「おいしい・・・」
「でしょ?」

シェリルは笑ってそう言うと、何でもない様に。
クリームが残っていた指を口に含んだ。
それを見て、沸騰するくらい赤くなったのはランカ。
思わず緑の犬耳をピンと立たせて、口をパクパクと開閉させた。
けれど、シェリルはそんなことを全く気にした様子もなく。
「どうしたの?ランカちゃん。」
なんて、小首を傾げてきたシェリルに、さらに真っ赤になって俯く。
「な、なんでも・・・ないれす・・・そ、それより・・・」
「ん?」
何度か深呼吸をして、心を落ち着けると。
まだ、熱くて赤い顔を上げて、ランカはシェリルを見やる。
「何?ランカちゃん。」
尋ねるシェリルにはにかむように微笑んで。
ランカはその口を開いた。

「ハッピー バースデー トゥーユー」

誕生日の歌。
誰しもが聞いたことのあるその歌に。
シェリルの心がぎゅっと締めつけられる。
356名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:41:43 ID:48Ulpjlo

「ハッピー バースデイ トゥーユー」

この日が本当に自分の誕生日かも。
シェリルにはわからない。
自分のことを誰よりも知っていたグレイスも。
今はシェリルの傍にはいない。
祝っていてくれた存在もいなくなったから。
「忘れてた」んじゃなくて。
「忘れようとしていた」のかも知れないと。
ランカの歌声を聴きながら思うシェリル。

「ハッピー バースデー ディア シェリルさーん」

ランカのかわいくて、優しい歌声に。
零れそうになる涙を堪えて。
笑って歌ってくれるランカに、笑みを返す。

「ハッピー バースデイ トゥーユー」

ランカの歌声の余韻に浸りながら。
シェリルは瞳を閉じた。
祝ってくれる誰かがいる喜びに。
シェリルの心は熱くなって、鼻の奥がツンとする。

「お誕生日、おめでとうございます。シェリルさん。」

その言葉に、瞳を開けば。
人の誕生日だというのに。
自分の誕生日を祝ってもらった時以上に、嬉しそうなランカがいる。
そんなランカに。
シェリルは笑みを零して、ぎゅっと抱きつく。
357名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:42:57 ID:48Ulpjlo

「ありがとう・・・ランカちゃん。」

少しだけ震える声に、思いをのせて。
シェリルがそう言えば。
ランカはその身を喜びに震わせて。
シェリルに抱きつき返す。

「シェリルさん、大好き。」

溢れる想いを口にすれば。
シェリルもその身を喜びに震わせて。
ランカに同じ言葉を返した。

「ランカちゃん、大好き。」

ぎゅっと。
ランカに強く抱きついて。
顔を上げれば。
ランカの真っ赤な顔に笑みが浮かんでいる。

「ランカちゃん・・・」

愛しさをこめてそう呼び、シェリルがランカの頬に手をやれば。
その手に導かれるように、ランカは顔をシェリルに近づける。
息が触れあうその距離で。
少しだけ見つめ合って、笑みを交わせば。
どちらともなく瞳は閉じて。
唇が重なった。

重なる唇は。
さっき食べたケーキの味で。
甘くておいしい。

唇が離れれば。
今度は額がくっついて。
互いに肩を揺らして笑う。
358名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:43:44 ID:48Ulpjlo

「ねぇ、ランカちゃん。」
「はい、シェリルさん。」
「ケーキ、ちょうだい。」
「え・・・」

悪戯っぽく笑って言うシェリルに、真っ赤になりながらも。
ランカはその意味を理解して、箱に手を伸ばす。
ひとさし指でケーキを掬えば、シェリルの口元に持ってくる。

「あ、あ、あーん・・・」
「あーん。」

緊張して上ずった声に、楽しそうにそう返して。
シェリルはそれを口にする。

「うん、やっぱりおいしいわね。」

シェリルがランカにそう言えば。
ランカは自分の指に残っていたクリームを口に含んだ。

「はい、おいしいです。シェリルさん。」

そうやって、2人は幸せそうに笑い合う。
誰かに祝ってもらえる喜びと。
誰かを祝える喜びを感じながら。

その夜。
2人はケーキがなくなるまで互いに食べさせあい。
そのあとも。
ケーキみたいに甘い夜を過ごした。
359名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 00:51:10 ID:48Ulpjlo
以上です。
こんな話で申し訳ないですが、とにかく誕生日を祝いたかったもので・・・
シェリルさんお誕生日おめでとうございます。
360名無しさん@秘密の花園:2010/11/23(火) 09:28:51 ID:KE7+AdH+
>>359
GJ!!!
なんか泣きそうになった

シェリル誕生日おめでとう!
361名無しさん@秘密の花園:2010/11/24(水) 00:45:10 ID:lbm6xZea
神SSが…二つも…!?

>>339
GJGJ!!
お互いを思いあう二人の気持ちが痛いほど伝わってきたよ…!
以心伝心で仲良しな二人はもちろん眼福だけど、
わだかまりを乗り越えてそれでも一緒に居ようとする姿に目頭が熱くなる…
「ねえ、ランカちゃん」から「今更聞かないで下さい」のやりとりに二人の繋がりを感じるぜ!
素敵なSSをありがとう!

>>359
そしてこちらも…。可愛い二人のどたばたかと思えば最後に泣かせやがって!
ハッピーバースデーにあわせての回想が感慨深い…
そういえばシェリル、孤児だしグレイスもいなくなっちゃったし、誕生日すらはっきりしないんだよな…。
ケーキを食べさせあう二人が可愛すぎる!いつまでも幸せに暮らしてくれ!!
362名無しさん@秘密の花園:2010/11/24(水) 12:06:55 ID:a5CJoO29
すばらしすぎて言葉にならん・・・
あとタブレットがすごくシェリランシリで萌え上がった
363名無しさん@秘密の花園:2010/11/24(水) 23:27:06 ID:/44q9WNC
自分もタブレットすごい百合萌えた
強気な唇にタブレット…ってすごい2人とも色気のある歌い方だった
ポスターも美麗だったし

あととうとう黒白シェリル&鍵ランカねんどろきたね!
364名無しさん@秘密の花園:2010/11/25(木) 02:07:45 ID:MbDwIYmT
cosmic cuune凄い良すぎる
全てがシェリランシェリに聞こえる
星間(飛行)とか今まではそうでもなかったけどイヴになって
今回シェリルが歌に入ることで何か二人の声が優しすぎて萌え禿げた
ランカの歌い方もシェリルの歌い方も優しくて
何かお互いに想い合って歌ってるみたいで素敵すぎた
365名無しさん@秘密の花園:2010/11/25(木) 23:44:46 ID:b1+WEh5g
歌シェリルのブログを見に行ったらなお幸せになれると思う<タブレット

なんつーの、シェリル本での声シェリルの発言といい、
中の人のお墨付きなんですね!
366名無しさん@秘密の花園:2010/11/26(金) 23:26:04 ID:Ppkfg8uA
歌シェリルさんのブログ見てきたよ
互いを思いあった歌なのか
最高だ!
ミカタンブログにねんぷちの画像上がってたけどすごいかわいかった
三人並べたい
367名無しさん@秘密の花園:2010/11/27(土) 03:05:15 ID:UdO9vM4q
コズキュン最高すぐるよね、特にタブレット
2人の友愛が熱くて切なすぎて泣ける
もう恋離飛翼のラストシーンはシェリランだけ映ればイイ、とまで思える
368名無しさん@秘密の花園:2010/11/27(土) 17:29:25 ID:afAg8iPx
シェリルとランカが二人揃って幸せになれない世界なんか
いらないと思ってしまうぐらいにこの二人の歌姫が好きすぎて困る
片方のみの狂信者にリアルで嫌がらせされたけど絶対負けない
シェリランシェリで二人揃って幸せになってくれ
片方だけなんか嫌だ。二人揃ってがいい
369名無しさん@秘密の花園:2010/11/28(日) 06:28:49 ID:7FK/ztY3
あぁなんか知らないけど確かに狂信的なシェリルファンはランカを毛嫌いしてたりするし
その逆もあるから、悲しいことだよね 両方良いところあるのになぁ
二人が幸せになってくれることが一番だよね
どっちも大好きだ!
370名無しさん@秘密の花園:2010/11/30(火) 20:54:59 ID:6UJGgR9I
最近マクロスFを全話見た
初めて百合で萌えた。てかシェリランシェリで目覚めた
普段はスレ眺めてるだけだったのにこらえられず書いてしまった
つまりシェリランシェリは無敵すぎた

一応ぐぐりはしたが、マナーとか分かってなかったらすまん
371名無しさん@秘密の花園:2010/12/07(火) 00:29:43 ID:gyN7RzOu
>>370
いらっしゃい!
一緒にコズミックキューン聞いてきゅんきゅんしようぜ!
372名無しさん@秘密の花園:2010/12/09(木) 21:51:58 ID:2SMjElmk
ところでランカはキャシーの事をグラスさん、シェリルはグラス中尉と呼んでいるのだろうか。
373名無しさん@秘密の花園:2010/12/10(金) 01:34:37 ID:avxTGr6V
イメージ的には、ランカはキャシーさん、シェリルはキャシーって呼んでそう

何かの雑誌の魔法をかけちゃうぞ☆ってやつ、ランシェリすぎて吹いたw
ランカちゃんは魔法でシェリルさんの服を脱がせたい願望があるのか
374名無しさん@秘密の花園:2010/12/10(金) 06:39:34 ID:6nn4GM63
結局ニックネームで呼ぶのか
375名無しさん@秘密の花園:2010/12/10(金) 16:23:06 ID:pSFUhpkr
艦長にも「キャシーと呼んで下さい」って言ってたしなぁ。
その付け方で行くとシェリルはシェリーか…是非呼んで欲しい(ランカに)

NTかな?雑誌バレをちょっと見たけど、あれは確かにランシェリだった…眼福
376名無しさん@秘密の花園:2010/12/16(木) 21:54:47 ID:nR0IQfs1
ttp://2d.moe.hm/2d/img/2d37590.jpg
2人からチョコ貰いたいっていうかあげたい
377名無しさん@秘密の花園:2010/12/17(金) 01:05:18 ID:JyVjRJgl
>>376
可愛いいいいい!!!
しかしこの季節なのに何気に寒そうな服だw
このあと二人で温めあうんですね分かります。
378名無しさん@秘密の花園:2010/12/18(土) 18:15:45 ID:Ik6X+R4Z
ランカとキャシーの会話シーンはちゃんとあるんだろうか。
379名無しさん@秘密の花園:2010/12/21(火) 11:47:27 ID:mzqyoWBi
放課後オーバーフロウジャケのランカが美しすぎて泣いた…
シェリルさんが育て上げた表情というとこまで妄想した
絶対視線の先にはシェリルがいると思う

ttp://news.dengeki.com/elem/000/000/331/331092/

カップリングがデュエットとかもうね……
380名無しさん@秘密の花園:2010/12/24(金) 04:01:10 ID:eP0dCFZ/
いいよな・・・すごく・・・いい
381名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:07:41 ID:Wj4KVZm5
やっつけですが、せっかくのクリスマスなので1本。
誰もいないうちに投下しておきます。
誤字脱字等は、ご容赦ください。
それでは、少しレスお借りします。
382名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:09:44 ID:Wj4KVZm5

「シェリルさん。」

少しだけ前を行く背中に小さく声をかけた。
「なに?どうかしたの?ランカちゃん。」
振り返ったシェリルさんが、小さく首を傾げてそう尋ねてくれる。
届くかどうかわからない声が、届いたことが嬉しくて自然と顔が綻ぶのが自分でもわかった。
「なによ、ランカちゃん。どうして笑うの?」
「笑ってませんよ。」

嘘。
ほんとは笑ってること。
自分でもわかってる。

「ランカちゃんがわかってないだけよ、笑ってるわ。」
「笑ってませんよ、シェリルさんの方が笑ってます。」
「私は怒ってるの。用もないのにランカちゃんが呼ぶから。」

それも嘘。
だって、シェリルさん、笑ってる。
すごく嬉しそうに。
それだけで。
この寒い中、クリスマスのイルミネーションを見下ろしに。
微調整リハーサルの合間を縫って、屋上に来たかいがあるというものだ。
シェリルさんの子どもみたいな笑顔はとても貴重だから。

「用がなくても、呼びたくなるんです。」
「何よ、それ。」
「シェリルさんだって、私のこと呼ぶじゃないですか。用もないのに。」
「私はいいの。シェリル・ノームだから。」

笑いながらする、他愛もない言葉のやりとりが。
まるで小さな音色みたいに。
冷たい空気に響いて、流れて。
夜の空にとけていく。
そうしたら。
溢れる思いが胸の内に生まれて。
383名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:10:44 ID:Wj4KVZm5

「大好き。」

びっくりするくらい自然に。
自分の口から零れた言葉が、シェリルさんに届けば。
少しだけ驚いたような顔をして。
それから“ふっ”と、シェリルさんが顔を綻ばせた。
一歩。
シェリルさんが私の方に近寄って。
少し背の高いシェリルさんを見上げれば。
綺麗なシェリルさんの顔が、ゆっくりと近づいてくる。
だから、私も。
ゆっくりと目を閉じた。

少しだけ。
触れあう唇の温もりに。
うるさいくらい早くなる鼓動。
寒さを忘れるくらい熱くなる体。
そして、溢れだす。
泣きたくなるくらいの嬉しい気持ち。

(シェリルさんも・・・同じなのかな・・・同じだといいな・・・)

そんなことを思いながら、ゆっくりと目を開けば。
そこにシェリルさんがいて。

「そろそろ、戻りましょうか。」
「・・・そうですね。」

何事もなかったみたいに交わす言葉。
けど。
繋ぐ手には互いに力がこもって。
すぐにまた。
シェリルさんに届けたい気持ちが溢れてくる。
その気持ちを伝えるみたいに。
繋がれた手に、もう少しだけ力をこめた。
384名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:11:31 ID:Wj4KVZm5

そんな出来事があったのは昨日のこと。
今日はそのライブの本番で最終日。
厳かだけれど、熱く盛り上がって。
いつものライブと同じようで。
少し違うようで。
盛り上がるのだけれど、帰るみんなの心には。
少しの切なさと、寂しさ。
そして、心に蝋燭みたいに灯る温もりをプレゼントする。
そんなクリスマスライブが。
今日、12月24日に最終日を迎えた。
撤収作業があって、全員揃っての打ち上げは後日やることになっているから。
裏で小さな打ち上げクリスマスパーティーをした。
とは言っても、食事もケーキもそれなりに豪華で。
会場を出る頃にはクリスマスイブがクリスマスに変わってしまっていたけれど。
シェリルさんと2人で乗り込んだ車から見える、イルミネーションを眺める。
同じように。
窓に映るシェリルさんが、イルミネーションを眺めているのを見つけて。
なんだか嬉しくなって。
隣にいるシェリルさんの手に、ソッと手を重ねた。
互いに、窓に映る表情で視線を交わして、遊ぶ。
振り向いて顔を合わせることはなくて。
でも、重ねた手の温もりは確かなもので。
嬉しくなって微笑む私に。
窓に映るシェリルさんは。
呆れたように、でも、優しい瞳で笑ってくれていた。
385名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:14:01 ID:Wj4KVZm5

『主催者の方が、お2人のために最高級ホテルのスイートをご用意してくれたそうですよ!!!』

エルモさんが鼻息荒くそう言っていたことは本当で。
「うわぁ〜」
驚きの広さに、声をあげて。
はしゃぐ気持ちに思わず駆け出してしまう。
目に入る全てが新鮮で。
そして何よりも。
大きな窓から一望できる夜景に感動して魅入ってしまう。
「売りにするだけあって綺麗なものね。」
いつの間にか隣に立っていたシェリルさんはそう言って、見上げる私に微笑んだ。
その微笑みに赤くなって少し俯き加減になってしまう私。
そんな私にシェリルさんが、話しかけてくれる。

「ねぇ、ランカちゃん。」
「な、なんですか?シェリルさん。」
少し上ずってしまった声に、恥ずかしさを感じながらも、顔を上げれば。
そこには窓からクリスマスに彩られた街を眺めるシェリルさんの横顔。
「昨日も思ってたんだけど・・・意外と、クリスマスって楽しいわね・・・」
「え?」
「こういう光も、うかれる街も、ずっと私には関係ないと思ってたけど。」
そう言って、シェリルさんが私に向かって微笑んでくれた。
「シェリルさん・・・」
名を呼んで、言葉を探す。
ただ笑い返せばいいだけなのに。
なんだかそれができなくて。
そんな私の頭に手をやって、ソッと撫でてくれるシェリルさん。
「きっとランカちゃんが傍にいるからね。ありがとう、ランカちゃん。」
思わぬ言葉に驚きを見せると、シェリルさんは少し頬を赤く染めて、視線を窓の外へ移した。
「クリスマスを楽しむのも・・・悪くないわね・・・」
386名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:16:21 ID:Wj4KVZm5

その視線の先には、窓から見える景色じゃなくて。
何か他のものが見えているみたいで。
その先に見えているものが、少しだけわかって。
それがなんだか、せつなくて、痛くて。
シェリルさんに言いたいこと、伝えたいこと。
たくさんあるのに、言葉にできなくて。
でも、想いは溢れて。
だから私は、それを歌で伝えることにする。

『私の声が聴こえますか あなたに届いてますか』

突然歌いだした私に、驚いているシェリルさんに微笑みかけて。
私は歌を続ける。
想いをこめたこの歌が。
シェリルさんに届くように。
瞳を閉じたシェリルさんが、静かに私の歌を聴いてくれている。

『あなたを今すぐ抱きしめたいの なんにもいらないから 強く強く強く』
『すべてを抱きしめたい それが私の願い』

静かに歌い終えた私は、シェリルさんの傍に寄って。
その身をただぎゅっと抱きしめた。
「サンタクロースなんて・・・信じたこともないけど・・・」
少しだけ、震える声が私に言ってくれる。
「今日は信じてもいいかもね。目の前にこんなかわいいサンタさんがいるなら。」
私より少し背の高いシェリルさんが抱きしめ返してくれると。
私の方が抱きしめられるみたいになって。
だから。
私も負けじと、ぎゅっとぎゅっとシェリルさんのことを抱きしめた。
387名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:28:56 ID:Wj4KVZm5

しばらくそのまま抱きあって。
ゆっくりとその身を離して、小さく声を上げて笑いあって、手をつなぐ。
2人でお風呂に入って、洗いっこして。
相変わらず、濡れた髪をろくに拭かないシェリルさんを引き止めて。
綺麗な髪が痛まないように、丁寧に拭いて、ドライヤーで乾かして。
出来上がりに満足していたら、今度はシェリルさんが私の髪を乾かして、整えてくれる。
互いに零れる笑みはそのままに。
両手があけば、どちらともなく手を繋いで。
寝室へと向かった。
スイートルームの寝室には、豪華で大きいベッドが2つ。
でも、使うのは1つ。
同じふかふかのベッドに潜りこんだ、お布団の中で。
子どもみたいに騒いで、笑って。
じゃれあうみたいにキスをして。
あったまったお布団の中から顔を出せば、2人して息が上がっていて。
顔を見合わせて、肩を揺らしながら声を上げて笑う。

天井を眺めて、しばらくボーっとしていたら、思い出したことがあって。
繋いだ手をぎゅっと握って合図を送れば、シェリルさんがこっちを向いてくれる。
そんなシェリルさんににっこりと微笑んで。

「メリークリスマス、シェリルさん。」

きょとんとしたシェリルさんの唇にソッと口づけて。
そうしたら、シェリルさんは少しだけ赤くなって、笑ってくれる。

「メリークリスマス、ランカちゃん。」

お返しと言わんばかりに。
シェリルさんもそう言って、キスをくれたから。
私も緩みきった笑みを浮かべて。
シェリルさんに抱きついたら。
シェリルさんも私に抱きついてきて。
互いの温もりに包まれながら。
やってきた睡魔に、その身を委ねて眠りについた。
388名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 04:34:55 ID:Wj4KVZm5
以上です。
なんか、あんまりクリスマス関係なくなってますね、すみません。
Songbirdが、ランカ→シェリルに聴こえて、
きゅんきゅんしてしまう毎日です。
コズミックキューンは、本当に聴いてるときゅんきゅんしてしかたないです。
389名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 08:33:33 ID:eFo/uukT
G    J

萌え禿げ過ぎて砂になりそうだった
390名無しさん@秘密の花園:2010/12/25(土) 11:40:47 ID:rF+1Two8
GJ!!!!!
いいクリスマスになりそうだぜ!
391名無しさん@秘密の花園:2010/12/27(月) 12:34:28 ID:pqYAZp1S
クリスマスSS最高です!
GJ!!
もうこの二人はずっとラブラブしていればいいよ!w

ところでマクロスFの作画監督している丸藤さんって、
HPイラストとか見ているとさりげなくランシェリが好きな感じがするんだがどうだろう
シェリルがランカを可愛いわねと思っていたり、
ランカがシェリルにメロメロ状態な絵がよくあるw
お勧めは
今のトップ絵の、まんが?021
まんが?001
まんが?002
まんが?003
まんが?009
まんが?017
392名無しさん@秘密の花園:2010/12/28(火) 02:19:16 ID:F6BGXThd
>>382
GJ!!
やっぱりsongbirdはランカからシェリルへのラブソングだよな…!
包み込むような愛情に読みながらにやにやが止まらなかった…

丸藤さんのサイトも見逃せないww
シェリルがランカを見るたび可愛い可愛いだもんなぁ…
スターデートももっとそういう描写してくれて良かったんだよ!って思ってしまうw
393名無しさん@秘密の花園:2010/12/28(火) 18:20:34 ID:6KUyXChU
ほいどうぞ
http://adultbody.info/
394名無しさん@秘密の花園:2010/12/28(火) 21:57:46 ID:e0RyfVtY
>>391
>>392

いやー絶対シェリランシェリだよあの漫画はwアルトは良いんだよいなくてもw
もっとシェリラン絡む漫画描いてくれると嬉しいなぁ
作ってるsideの人がシェリランのいちゃこら描いてると何か幸せw

>>393
エロ商業サイト注意


395名無しさん@秘密の花園:2010/12/28(火) 22:33:04 ID:OGoLYXI6
オルレアンシェリル格好良いなあ
リトルクイーンランカを守る騎士シェリルってとこまで妄想した
シェリルに手の甲に誓いのキスをされて真っ赤になってるランカが目に見えるようだ
396名無しさん@秘密の花園:2010/12/29(水) 17:05:45 ID:sa+T902Y
ウェディング画像みたけど
個人的にはシェリランのサヨナラノツバサのライブかなーと思ってる
暗い教会に走ってくるウェディングランカorシェリル
ステージがキラキラになりサヨナラノツバサ熱唱みたいな

つまりダブルウェディング結婚式ライブ!
397名無しさん@秘密の花園:2010/12/29(水) 18:59:30 ID:EV3nQ1tt
>>395
「ランカちゃ…いえ、プリンセスランカ。貴女は私が守ります
こんなサービス、貴女にしか致しません」
とかシェリルが言うのか!
騎士と姫なシェリルとランカ、最高だな!
398名無しさん@秘密の花園:2010/12/31(金) 02:00:35 ID:sgHAHwUB
>>397
敬語シェリルKAKKEEEEEEE!!
新鮮だな!そりゃランカも惚れる…!
そしてシェリルが傷ついたときにはランカがぎゅっと抱きしめて
「今度は私がシェリルさんを守る!」ってやって欲しい…
歌姫は守り守られで本当美味しいです!!
399名無しさん@秘密の花園:2010/12/31(金) 03:06:39 ID:JMrxQGG9
力ならゼントラクォーターのランカのほうが強いんだよねw
シェリルが傷つくまではシェリルの顔を立てて大人しく守られてたランカもアリですか?
400名無しさん@秘密の花園:2010/12/31(金) 11:42:17 ID://2DZdym
抱きしめる!銀河の!果てまで!(シェリルさんを!)
401名無しさん@秘密の花園:2011/01/01(土) 16:36:41 ID:FhOLXA5A
>>400
個人的には大好物です
シェリルを姫だっこするランカとか
とにかく二人のドレスライブ姿が見たい
402名無しさん@秘密の花園:2011/01/02(日) 02:05:05 ID:h7hrl84O
>>401
今すぐサヨナラの新CMを見てくるんだ。

ウェディングドレス×2とかフラグ以外の何者でもないよな…
2011年は銀幕で歌姫の結婚式が見られるのが今から楽しみです。
403名無しさん@秘密の花園:2011/01/04(火) 21:27:31 ID:YovY//Qz
S.M.Sのオペレーター達はキャサリンの
事をキャシー中尉と呼んでいるんだろうか。
404名無しさん@秘密の花園:2011/01/06(木) 09:36:13 ID:qwAKUZPb
最近ランシェリの薄い本(R18)とらで一冊手に入れたんだけど、ほかにないもんかな
・・・
405名無しさん@秘密の花園:2011/01/07(金) 16:41:06 ID:LwH8oSf2
うおおおおおお!!
ランカのラジオ出演やべえええええ!!
完全百合じゃないかこれ!!
406名無しさん@秘密の花園:2011/01/08(土) 23:04:39 ID:1G/eEmck
407名無しさん@秘密の花園:2011/01/08(土) 23:19:52 ID:Jmz5lQxE
>>406
シェリルが股の間にランカを挟んで、スタッフ追い出し完全密室ふたりきりで写真撮影か…
スタッフぅぅぅ!わかってるじゃないすか!
408名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 01:05:37 ID:EPAwjBDF
>>406
親愛なるランカ…my lovely Ranka…
なんだこれ滾るうううう!!!
409名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 02:10:54 ID:FpaiZKzH
やべぇ…
ちょっと本屋行ってくるわ
410名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 12:20:27 ID:OyJKUEpx
ちょおまこれゔあぁあぁぁあぁぁああああぁあぁぁああああああああああああぁぁあああぁぁああああああああ あ あ あ








俺ここの住民でよかった
411名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 12:53:57 ID:2/NPfFY5
なんというシェリラン!!!!
これは劇場版後編期待していい?
412名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 16:59:21 ID:gAk09iL1
転載はらせて頂いた者だが
これランカの後ろに鏡に映ったシェリル(ピンクのタオルでアップにしてる?髪)がちゃんと描いてあるんだよな

公式ここへきて本気出した
やっと時代が俺たちに追いついたぞおまいらあああああああああ
413名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 17:02:08 ID:gAk09iL1
肝心なとこが一行抜けたorz

これはきっとランカが「私がやりますよシェリルさん♪」とかいいながら
巻いてあげたに違いない<タオル
414名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 21:48:55 ID:FbGhd9du
もしかして、ランカが手をかけているのは
シェリルの右太もも!?
415名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 21:54:40 ID:ccJ+z0L6
ちょ、え、何だこれ…俺は夢でも見てるのか…
そもそも何故シェリルがランカを撮りたいと言い出したのかも気になるが、
それ以上に、素の姿が撮りたいからスタッフ締め出し=自分なら素にさせる自信がある、という
自信満々なシェリルたまらないです 確かにランカのこのはにかみ笑顔はシェリルにしか撮れねえな
416名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 22:01:38 ID:qg5wn3Zq
その前に何故一緒にお風呂なのか…きっとこの頃はまだシェリルが素直になれなくて
お仕事だから♪とかいってランカを丸め込んだに違いない

>>414
そうだと思う
ランカはシェリルの太ももが触れる位置…つまり股の間にいるということに…
きっとランカが恥ずかしがって

ランカ「やだもぅ…シェリルさん恥ずかしいです」
シェリル「クスクス…だぁめ!逃がさないからね」
ランカ「きゃっ!足で挟んじゃ駄目ですよ」←今ココ
417名無しさん@秘密の花園:2011/01/09(日) 23:45:18 ID:EPAwjBDF
ラジオも最高だぞ…
ランカがシェリルさんシェリルさん言うたびにハートマークが飛びまくってる
シェリルとランカが二人きりで
一日も過ごすシチュエーションなんて今までなかったからなぁ
劇場版でこのエピソードやって欲しいわ本当…
418名無しさん@秘密の花園:2011/01/10(月) 21:29:28 ID:6Aw5pTFW
アルトがオペ子三人娘にからかわれる
としたらどんなシーンが浮かぶ?
419名無しさん@秘密の花園:2011/01/11(火) 00:47:17 ID:Y1qC0Pu9
>>418
オペ子「ねぇねぇアルト少尉!シェリル→自分←ランカだと思っていたのに、
     現実は(シェリル×ランカ)|越えられない壁|←アルトだったことに気付いた時ってどんな気持ち?ねぇどんな気持ち?wwwwww」
         ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /       /ヽ <   r " ア   .r ミノ~.    〉 /\    丶
      /      /    ̄   :|::|  ル ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|  ト ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン
420名無しさん@秘密の花園:2011/01/11(火) 01:07:07 ID:F2UhjUif
>>419
ちょっとワロタwww
421名無しさん@秘密の花園:2011/01/11(火) 06:31:52 ID:CxLXAbM1
或いはオペ子達に女装させられ笑われるアルトが思い浮かぶ
422名無しさん@秘密の花園:2011/01/11(火) 07:44:39 ID:fUNyIs9Z
     ∩
     | | /二⊃
    ミ ゚ ・゚ミ
   从リ从リ)
   ノノ6゚ ヮ゚ル
   (O   iつ
  C,,_,,,__,,,ノ
    ∪∪
423名無しさん@秘密の花園:2011/01/12(水) 00:53:44 ID:8+CD85P9
>>406
これ逆バージョンも見たいなあ
ランカがシェリルを撮るとしたら、連写しまくって容量限界まで撮り続けそうだw
424名無しさん@秘密の花園:2011/01/12(水) 02:01:35 ID:2DgudJbe
アルトは二人のが収録前につい楽屋でシてしまった後の片付けを任されてしまう役柄。
「だってアルト(くん)だし」
425名無しさん@秘密の花園:2011/01/12(水) 11:40:44 ID:LhOtg2wd
>>424
おまえとらのあなにお世話になったか?



同じ物を手にしたのなら同志
426名無しさん@秘密の花園:2011/01/12(水) 22:59:46 ID:n4KzO4xK
ちなみに娘クリランカの部屋が映るんだけど
ちゃんとシェリルのポスターが貼ってあるんだ
しかもベッド脇にw
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1356984.jpg
シェリランシェリラブラブすなぁ…
427名無しさん@秘密の花園:2011/01/13(木) 01:47:29 ID:44EsYbBi
>>426
毎晩眺めてニヤニヤしてるんだろうなぁw
こっそりポスターにキスの真似とかして真っ赤になってるといい
428名無しさん@秘密の花園:2011/01/15(土) 12:30:02 ID:sC2nu5na
す、すまん誰か>>406を転載してくれないだろうか・・・?
429名無しさん@秘密の花園:2011/01/15(土) 15:54:53 ID:ry9jf6cX
他の画像なら他人任せにしたかもしれないけど、これは転載せざるを得ない。
ttp://or2.mobi/data/img/3530.jpg
430名無しさん@秘密の花園:2011/01/15(土) 17:34:08 ID:sC2nu5na
>>429
サンクス!
うひょー!これは極上のショットだぜー!!
431名無しさん@秘密の花園:2011/01/16(日) 00:53:06 ID:REqe9X9O
ラジオ何故か何度やっても聞けない…くそっ話聞く限り凄くランシェリらしいのに
誰かようつべに上げてくれないかなあ
432名無しさん@秘密の花園:2011/01/16(日) 17:11:30 ID:RVIbEiOV
>>429
俺も見逃してたわ、thx!
公式GJ、このスレにいて良かったわ。
劇場版も頼むぜ
433名無しさん@秘密の花園:2011/01/17(月) 16:09:39 ID:fDAW8U1b
サヨナラウェハース情報キター
http://www.bandai.co.jp/candy/products/2011/647238.html

右端の真ん中…!
学校がえりの公園デートですねわかります
434名無しさん@秘密の花園:2011/01/17(月) 17:55:39 ID:q1JDvQTy
シークレットはソファでいちゃいちゃですね、わかります。
435名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 16:57:14 ID:2pOwDf/m
436名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 19:22:37 ID:gYaRmDYS
シェリル漫画のだね。
アニメイトで買ったらこんなのも付いて超得した
http://www.animate.co.jp/original/book_tokuten/img/110113_sheril-2b.jpg

え?もう一枚のポスター?なにそれry
437名無しさん@秘密の花園:2011/01/24(月) 21:42:35 ID:+qtgi2To
初代の軍人嫌いのカイフンを見たらFのヒロイン勢は何て言うんだろ。
438名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 15:56:30 ID:NtNaQbjX
誰もいないうちに1つ投下させていただきます。
シェリルさんが好き過ぎるランカちゃんです。
ただ甘いだけなので気をつけて下さい。
では、少しレスお借りします。
439名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 15:57:31 ID:NtNaQbjX

まだ夜も明けきらない時間に、ふっと目が覚めた。
なんだか少し寒く感じて。
温もりを求めて、隣にいるはずの存在に擦りよろうとしたけれど。
そこに求めていた温もりはなくて。
あるんだけれど、その人はいなくて。
とりあえず、その温もりの残る場所に頬をつけて、目を閉じれば。
ほんのりと残る、大好きな人の香りに笑みが零れた。
包まれるような温もりと香りに。
幸せな気分になってしまって。
また、眠れるような気がしたけれど。
やっぱり、もの足りなくて、寂しくて。
目を開けて、体を起こす。

「・・・シェリルさん・・・?」

少しだけ眠い目を擦って、見回せば。
すぐに見つかるその存在。
ドレッサーの前で、鏡とにらめっこするのではなく。
ペンを片手に紙とにらめっこ。
片膝をイスの上に乗せて、ペンを走らせるその姿は。
様になっていて、かっこいい。
思わず見惚れてしまうけれど。
その格好に気づいてしまえば、赤くなって視線を逸らしてしまう。

(いくら温度調節されてるからって・・・真冬なのに・・・)

チラリと見やったその姿に、やっぱり顔が熱くなる。
シェリルさんときたら、思いついたらすぐに始めてしまうから。
服とか、羽織るものとか、ぜんぜん気にしてなくて。
その・・・だから・・・今も下着だけの姿で・・・
かっこいいシルエットなんだけど、目のやり場には困るっていうか・・・
でも。
今日は下着をつけてるから、まだいい方かも。
前に同じような現場に出くわした時は、裸のままだったから。
440名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 15:58:57 ID:NtNaQbjX

『シェ、シェリルさんっ!!!???ダメですよっ!!!ダメですっ!!!』
あまりに驚いて、思わず大きな声をあげちゃって。
自分がくるまっていたシーツを頭から被せて。
シェリルさん、驚かせちゃったんだよね。

『な、なに?急にランカちゃん?』
『ダメです、シェリルさん!!!裸はダメですっ!!!』
『?・・・ああ、そう言えば、着てなかったわね。』
『お、落ち着いてる場合じゃないです!!!は、裸で作詞活動はいけませんっ!!!女の子なんですからっ!!!』

真っ赤になって注意をする私。
だって、ダメだよね。
女の子が・・・その・・・裸で・・・とか。
なのに。

『今さら、そんな驚くようなこと?私の体なんて知りつくしてるでしょう?』

当の本人は、なんら気にした様子もなくて。
そんなことをサラッと言われてしまって。
一瞬、何を言われたかわからなかったんだけど。
その意味を理解したら、もう真っ赤になるしかなくて。
俯くことさえできなくて。
シェリルさんの顔を見たまま動けないで固まっていたら。
その口元が悪戯を思いついたみたいに、歪むのがわかった。
その笑みを浮かべたシェリルさんに、私は勝てたことがない。

『もちろん、私はランカちゃんの体を知りつくしてるわよ。なんなら・・・』
『ふぇ・・・?』
『もう一度、実践してあげましょうか?ランカちゃん。』

なんて、耳元で低く囁いて、耳たぶをやんわりと唇で噛まれて。
ふぅ〜って息を吹き込まれて。
追いつかない思考と感情に、どうにかしようと思って。
顔をあげて、シェリルさんに待ったをかけようとした私に。
悪戯っぽく微笑んで、私の頬をなぞるみたいにやんわりと親指で撫でてきたんだよっ!!!
そんな攻撃をされたら・・・
そんなのっ!!!そんなのっ!!!
441名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 15:59:50 ID:NtNaQbjX

(勝てるわけないよねっ!!!絶対っ!!!)

誰にともなく胸中で語りかけて、その時のことを思い出したら。
やっぱり真っ赤になるしかなくて。
浮かんだ映像を消すみたいに、両手を頭の上でめちゃくちゃに振る。
それで少し落ち着いたから。
熱くなった頬に手を当てて。
ちらりとまた、シェリルさんを見た。
そして、ふっとあることを思いつく。

(そういえば・・・)

そうだ。
あれから、何度かこんなシーンに出会ったけど。
シェリルさんが裸だったことがないことに気づいた。
たいてい、Tシャツを着てたり。
今みたいに下着姿だったり。

(もしかして・・・シェリルさん、私の言ったこと・・・)

気にかけてくれてる?
そう気づいたら、本人にちゃんと聞いたわけでもないのに。
勝手に嬉しくなって、頬が緩んでいくのがわかる。
最近、ちょっと浮かれ過ぎだとはわかってるんだけど。
シェリルさんが少しでも、自分のことを気にかけてくれてると思うと。
嬉しくて、嬉しくて、たまらなくなっちゃう自分がいて。
思わずその背に抱きつこうとする自分を。
自分で自分を抱きしめるようにして落ち着けて。
それに成功したことに、自分で自分を褒めるみたいに頷いた。

「ぷっ・・・」
「え・・・」
「あははははっ!!!」

そんな私の耳に聞こえてきたのは、シェリルさんの笑い声。
鏡の中のシェリルさんを見やれば、その瞳に涙をうっすらと浮かべて笑っていた。
何がそんなにおかしいのかわからなくて。
小首を傾げていたら、鏡の中の私と視線のあったシェリルさんがこっちを振り返って言う。

442名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 16:01:50 ID:NtNaQbjX

「ランカちゃんたら、1人で楽しそうなんだもの。」
「え?」
「こっち見てるなぁ・・・と思ったら、急に真っ赤になって俯いて。」
「あっ・・・」
「頬を膨らませてこっちをみたと思ったら、だらしない笑みを浮かべて。」
「いっ・・・」
「とろけた表情をしたと思ったら、頭の上で急に両手を振り出すし。」
「うっ・・・」
「その手を頬にあてたかと思ったら、こっちを熱い視線で見つめてくるし。」
「えっ・・・」
「かと思ったら、ゆるゆるの幸せそうな笑みを浮かべたり。」
「おっ・・・」
「最終的には、自分のこと抱きしめて、満足そうにうんうん頷いてるんだもの。」
「はぅ・・・」
「なかなかに、いいお芝居を見せてもらったわ、ランカちゃん。」

いつの間にか、ベッドの傍に立っていたシェリルさんが。
からかうみたいにそう言って、ウィンク1つ。
それに魅入っていたら。
ベッドが小さく軋む音がして。
気づいたら、シェリルさんの顔がすぐ傍にあって。
シェリルさんの手が私の前髪をかき上げると。
そこに、少し冷たい感触。

「お代よ、ランカちゃん。」

そう言って、目の前で微笑まれた。
額を両手で押さえて、キスされたことを理解して。
そしたら、体中が熱くなって。

「また、真っ赤になった。ほんとに、ランカちゃんはかわいいわね。」

言われてしまったことが、恥ずかしくて。
でも、嬉しくて。
俯いてしまった顔をゆっくりと上げれば。
そこには、シェリルさんの笑顔。

443名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 16:02:27 ID:NtNaQbjX

「ず、ずるいです・・・ずっと見てたんですか?」
「ずるくないわよ。鏡を見ていただけだもの。」
「む・・・声、かけてくれたらいいじゃないですか。」
「やーよ。かわいいランカちゃんの一人舞台を、邪魔するなんてまね、するわけないでしょう?」

私の拗ねた声に対して。
耳元でクスクス笑いながらそう言うシェリルさんの声。
拗ねているんだけれど、浮かぶのは笑みで。
でも、なんだかシェリルさんにやられっぱなしも嫌だから。
シェリルさんが私を抱きしめてくれる前に。
シェリルさんを抱きしめて引き寄せた。

「きゃっ・・・」

シェリルさんのかわいい悲鳴に笑みを浮かべて。
一緒に倒れたベッドの上、私の上に乗っかる形のシェリルさんをぎゅっと抱きしめる。

「ちょ、ちょっと・・・ランカちゃんっ!!」
「暴れないで下さいよぉ〜シェリルさん。」
「だったら、離しなさい。」
「や、です。」
「や、じゃない。」
「や、です〜。」
「や、じゃないの。」
「や、ですってば。」

ただの会話だけれど。
それも、シェリルさんと交わせば。
まるで歌を歌ってるみたいで。
別にそんなに楽しいことも、おもしろいことも言ってないのに。
浮かぶのは笑みで、零れるのは笑い声。
2人用に買ったベッドの上で。
子どもみたいにじゃれあって。
お互いの落ち着く場所を見つけたら。
そこで終わる、いつもの遊び。

444名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 16:04:02 ID:NtNaQbjX

「シェリルさん。」
「ランカちゃん。」

ベッドの中で笑いあって、名を呼んで、口づけて。
今日は私がシェリルさんに抱きついて。
目が覚めた時に求めていた温もりに。
嬉しくなって、その胸に顔を擦りつける。
シェリルさんが、「こ〜ら」なんて甘い声で言いながら。
ぎゅっと抱きしめてくれるから。
嬉しくなって、ぎゅっと抱きつく。

「シェリルさん、大好きです。」

顔をあげてそう言って。
ベッドの中で背伸びするみたいにシェリルさんにキスをする。
少し驚いた表情のシェリルさんに、私の頬はこれ以上にないくらいに緩んだ。

「えへへ〜」
「まったく・・・だらしない顔ね。」
「ナイショにしててくださいね。」
「どうしようかしらね、ランカちゃん。」
「意地悪ですね、シェリルさん。」

誰にも言うわけないのに。
そんなことを言い合って。
そんなやりとりがすごく幸せで。
やっぱり私は、言わずにはいられなかった。

「大好きです、シェリルさん。」

445名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 16:09:54 ID:NtNaQbjX

以上です。
仕事の合間に書いたので、誤字脱字はご容赦願います。
二人が幸せならそれだけで頑張れます。
お目汚し失礼しました。仕事に戻ってきます。
446名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 16:45:18 ID:JgH+V73F
グ…GJすぎる…
鼻血吹いてぶっ倒れるかと思ったw

シェリル漫画の表紙がグレシェリだったし、歌姫sイチャコラSSは読めるし
今日はいい日だな〜
447名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 20:39:45 ID:n9pRKWfr
GJGJ!

『今さら、そんな驚くようなこと?私の体なんて知りつくしてるでしょう?』
『もちろん、私はランカちゃんの体を知りつくしてるわよ。なんなら・・・』
ってまぁ、いやはやいやはや、ごちそうさまですv


それと、他スレから転載、公式百合
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1386123.jpg
448名無しさん@秘密の花園:2011/01/27(木) 22:07:13 ID:fP44ybCN
GJ!人間やっぱり糖分が大切だと思うんだ
甘甘サイコー!

>>447
可憐シェリルは何度かあったけど、今までの江端絵で
ランカがこんなにカッコよく見えたのは初めてだ
これはいい公式ランシェリ!いやシェリランでもどっちでもいいんだけどね!
449名無しさん@秘密の花園:2011/01/28(金) 14:47:38 ID:FTAZPRsA
シェリルの漫画、表紙もだけど中身もグレシェリだった
アルトとの絡みよりもグレイスとの方が多かったw
しかしギャラクシーメモリーといい今回の漫画といい
グレイスはシェリル好きすぎだろう
それだけに切なすぎるよ (ノД`)・゜・。グレイスーーー!
450名無しさん@秘密の花園:2011/01/30(日) 18:47:28 ID:k79qD5G+
ノベルGJ!
しかし、放課後オーバーフロウいいね〜
二曲目のシェリランデュエットも良い感じ
451名無しさん@秘密の花園:2011/01/30(日) 22:28:43 ID:7PhrlCNh
グレシェリも美味しいよね…
サヨナラ〜ではもっとシェリルへのグレイスの思いが描写されればいいな〜

と言った端から歌姫の話題なんだけどw
シェリラン&ランシェリのアンソロジーが出るみたいだよ!
もう知ってる人も多いと思うけど、主催者さんからしてかなり期待できる感じなんで更に広めたくて…w
ttp://utahimeansoro.syanari.com/index.html
452名無しさん@秘密の花園:2011/02/04(金) 18:12:02 ID:smtzz6ji
>>447の絵が表紙の次号ニュータイプCMがよつべにあがってたよー
ttp://www.youtube.com/watch?v=BQDI_sKu94I&feature=player_embedded
白黒だと分かりにくかったけどランシェリ抱きあってる!
現物見たら萌え死にそう
453名無しさん@秘密の花園:2011/02/04(金) 19:18:35 ID:QxuIfCUn
>>452
な…なんか物凄く密着してるんですけど!
ランカ誰かに見せつけてるみたいだw
「シェリルさんは渡さないよ!」みたいな
454名無しさん@秘密の花園:2011/02/04(金) 20:15:47 ID:CS6hdBHd
ランカとキャシーの百合萌えは無いの?
455名無しさん@秘密の花園:2011/02/05(土) 01:20:36 ID:OlCuvsyb
TSUTAYAのラジオジャック聴いてきた

シェリルのライブ会場と繋がってます〜みたいな演出で
ランカがいつものようにシェリルさんシェリルさんってかわいいww
シェリルもランカちゃんも歌いなさいよ!って・・・!
シェリランシェリありがとうございます

5分程度だったけど放送スピーカーの前を陣取って頑張った
マスクつけてたからにやにやしてもバレなくてよかったw
まだ放送あるみたいだからオヌヌメ!!!

>>451
歌姫アンソロ 超期待してるwww
主催者さんがすごく良いシェリランシェリ描く人だし
456名無しさん@秘密の花園:2011/02/05(土) 16:07:17 ID:dcFiamf+
>>452
これだけ見た人は絶対百合作品だと思うだろこれw
ランカが男前すぎる ほとんど頬染めてないし、こんなの当たり前だけど?とでも言いたげだw
457名無しさん@秘密の花園:2011/02/05(土) 16:59:18 ID:oUpcN/FK
ランキャシを見てみたい
458名無しさん@秘密の花園:2011/02/08(火) 21:45:12 ID:qoqsenYj
ランキャシだと、嫁と妹がいちゃいちゃしてて
お兄ちゃん居場所がないですって感じなんだろうかw
459名無しさん@秘密の花園:2011/02/09(水) 00:22:08 ID:Fz13iT1u
http://www.nicovideo.jp/watch/1297154201
一番くじCM
シェリルボケ、ランカツッコミで漫才してる
ほほえましいランシェリです

ようつべでは見つけられなかったからニコ動
460名無しさん@秘密の花園:2011/02/09(水) 01:51:02 ID:GDUVyf21
>>459を見た後にウロウロと動画見てたら見つけた

http://www.nicovideo.jp/watch/1297153953
アミューズメント景品 マクロスF SQフィギュアシリーズ

「ランカちゃん!」「シェリルさん!!!」 って何回言ってんですかあなた達はw
461名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 01:58:50 ID:HeUlmSJt
>>459-460
世界の中心で何度でも相手の名を叫ぶ
息のあった夫婦漫才ですな―

転載ですが、またもや公式百合
http://imepita.jp/20110209/673740

こりゃ映画もシェリランシェリエンド確定かw
462名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 16:51:43 ID:AR0Nczkf
えろいw
なんなんだここ最近の公式の百合押しはw
やっぱシェリランシェリエンド?
463名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 17:15:39 ID:kjlFL3pF
持ち上げすぎで、逆に怖くなる
464名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 19:15:27 ID:1syPBAJV
ナナセはどう思う?
465名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 22:34:01 ID:J7FmDBrQ
>>464
すごく…大きいです
466名無しさん@秘密の花園:2011/02/10(木) 23:57:13 ID:yH39NQya
若干スレチだがMTFの学園モードで女主人公を選んだら
非常に百合百合しいことになった
467名無しさん@秘密の花園:2011/02/11(金) 18:50:32 ID:KVhqtSp1
ランキャシであり得そうな事と言えば
オズマとキャシーの結婚後
ランカ「グラスさん。これから私と兄でお世話になります。」
キャシー「ランカさん。これからお姉さまと呼んでもいいのよ。」
ランカ「ああ、お姉さま。」
キャシー「ランカさん。」
オズマ「(・・・妹と嫁の中に入ろうにも入れないな。)」
468名無しさん@秘密の花園:2011/02/12(土) 16:37:11 ID:h7n1A2ET
>>466
これは購入しろという罠ね…ヤバい買ってしまいそうで怖い
469名無しさん@秘密の花園:2011/02/13(日) 17:04:04 ID:LzPGeF8f
今更ながら娘クリをGETした

シェリル凛々しいしランカ可愛いしニヨニヨした
ライオンのデュエットは歌姫達が可愛すぎて顔緩みっぱなしだった

しかしアルトいらn(ry
もっと歌姫尽くしがよかった…
470名無しさん@秘密の花園:2011/02/15(火) 20:18:36 ID:MiKL8Mag
>>459
なにより漫才が思ったよりずっとシュールで吹いたw
何この百合漫才
471名無しさん@秘密の花園:2011/02/15(火) 20:26:37 ID:MiKL8Mag
ちなみにシェリルさんの「私のアンモナイトボディが爆発!」
ランカちゃんがさらっと「ダイナマイトでないと爆発しませんね」ってとこが最高だったわ
472名無しさん@秘密の花園:2011/02/16(水) 06:28:37 ID:2Mwyf3Xh
467が書いた文章をどう思う?
473名無しさん@秘密の花園:2011/02/16(水) 08:46:15 ID:QfbhbvL7
別に何とも

>オズマとキャシーの結婚後
両刀はいらんし
ここ百合スレだし
474名無しさん@秘密の花園:2011/02/16(水) 20:13:06 ID:bt92HulD
NTやっとゲットしてきた。この表紙ほんと最高だわ!ランカにシェリルが引き寄せてられて頬赤くしてるのとかヤバイ。またランカは頬が赤くなってないとこが良い…
475名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:51:10 ID:tzCVZRss
だいぶ遅れてしまいましたが、バレンタイン話です
ナナセ視点のシェリランです。
ナナセがシェリルと仲がいいので、そういうのが嫌な方はお気をつけ下さい。
では、少しレスお借りします。
476名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:52:19 ID:tzCVZRss

自分で言うのもなんですが。
私は、とてもいい位置にいると思うんです。

「だからね?ナナちゃんっ!!!お願いっ!!!」

そう言って、ランカさんが私の前で両手を合わせて頭を下げています。
私は苦笑を浮かべて、ランカさんに顔を上げるように言います。
「そんなにお願いされなくても大丈夫ですよ、ランカさん。お友達じゃないですか。」
「ナナちゃん・・・ありがとうっ!!!」
瞳をキラキラさせたランカさんが私に抱きついてきます。
それをしっかりと受けとめて。
私も、ここぞとばかりにランカさんを抱きしめたのです。

それが、1月の終わりのこと。
仕事が立て込んでいるランカさんが、一緒にシェリルさん宛のチョコを選んで欲しいと。
急にお願いしてきて、話を聞けば。
バレンタイン当日は、CDお渡し会。
つけくわえて、この日を除けば、ランカさんの予定は真っ黒で。
その手帳と睨めっこしながら、いつチョコを作るかと画策していたところ。
シェリルさんにスケジュールを知られてしまって。
徹夜してでも作る気であろう、ランカさんの行動を先読みしたシェリルさんが。
『手作りチョコ禁止令』を、ランカさんに言い渡したらしく。
なんとか抵抗はしてみたものの、ランカさんがシェリルさんに勝てるはずもなく。
それでも、チョコは絶対にあげたいということで。
まだまだ、早いこの時期に。
ランカさんと2人で街へとくり出しました。
気になる所を何件も回って。
最終的に気に入るものを見つけたランカさん。
けれど、賞味期限が短い生チョコだったので。
お渡し会の日に私が届に行くから買っておきます、と伝えたら。
ランカさんは、嬉しそうに微笑んで。
また、私に抱きついてきてくれました。

「ありがとうっ!!!ナナちゃんっ!!!やっぱり、ナナちゃんは優しいねっ!!!」
向けられた感謝の気持ちと笑顔が嬉しくって、微笑んで。
私は抱きついてきたランカさんを、ぎゅっと抱きしめ返しました。
477名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:53:00 ID:tzCVZRss

そして、2月に入ってすぐのこと。

「だから、チョコを作るんだったら、付き合ってあげてもいいって、そう言ってるのっ!!!」

ランカさんにお願いされたのと同じ場所で、シェリルさんにそう言われます。
これは、たぶん、シェリルさんなりのお願いです。
だから、私は微笑んで頷きます。
「ちょうど、13日に作ろうと思ってたんです。」
「ほんとにっ!? ・・・・・・そう、だったら、この私が付きあってあげるわ、ナナセ。」
シェリルさんが一瞬、本当に嬉しそうな顔をして。
それから、慌てていつものシェリルさんに戻る姿が。
なんだか、おかしくて、かわいくて。
「付きあってもらえて嬉しいです、シェリルさん。」
そう伝えたら、シェリルさんが少し驚いたような顔をして。
それから、いつもの笑みを浮かべて言います。

「感謝しなさい、こんなサービスめったにしないんだからね!!!」

目の前で、その言葉を聞けるようになった関係に嬉しくなってしまって。
ニッコリ微笑んだら。
シェリルさんが少し恥ずかしそうに瞳を彷徨わせた後。
ニッコリと笑い返してくれたことに、私の方が真っ赤になってしまいました。
ごめんなさい、ランカさん。
私はあなたの1番のファンで、ファンクラブもNo.1の番号を持っているのですか。
最近。
シェリルさんにも、心を奪われてしまっています。
478名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:53:47 ID:tzCVZRss

そして、バレンタイン前日の2月13日。
ランカさんの選んだチョコを買いに行って。
手作りチョコの材料も多目に揃えて。
家に帰って準備を始める。
そう言えば、部屋に招待するのは、ランカさん以外は初めてなことに気づいて。
なんだかちょっと、くすぐったくなってしまいました。

約束の時間を30分過ぎてもやって来ないシェリルさん。
道に迷ったのかと心配になっていたら、携帯の着信音が部屋に響いて。
シェリルさんように設定した着信音に、慌てて携帯に出れば。
不機嫌そうなシェリルさんの声。

『もしもし、ナナセ?現場が押しててね。まったく・・・』
「よかった、迷子とかじゃないんですね?」
『違うわよっ!!と、ともかく、すぐに終わらせてそっちに行くから。もう少し待っててっ!!!』

それだけ言うと、電話は切れて。
結局、シェリルさんが部屋に来たのは。
予定していた夕方5時から2時間後の夜7時を過ぎた頃でした。
走ってきたのか、息の上がったシェリルさんにお水を手渡して。
それから、お腹を鳴らしたシェリルさんに微笑んで。
一緒に食べようと思って、準備しておいた材料でチャーハンを作って。
「おいしい」と言ってくれるシェリルさんにお礼を言って。
少し休憩をしたら、どうせまた出る洗い物は後にして。
当初の目的であるチョコ作りを開始しました。
シェリルさんは、その・・・なんというか、お菓子作りはやっぱりイマイチみたいで。
チョコレートやレシピ本に腹を立てて、文句を言って。
膨れた顔になりながらも、一生懸命なシェリルさん。
「お手伝いしましょうか?」
自分の分を作り終えた私の申し出に、シェリルさんは首を横に振って、
「大丈夫。自分で作らなきゃ意味がないから。」
チョコレートと向き合い、真剣にそう言ったシェリルさん。
少しだけ、その返事が寂しくもあったけど。
でも、そう返されることはわかっていましたから。
私は笑顔でシェリルさんを見守ることにしました。
479名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:55:39 ID:tzCVZRss

多目に用意したはずの材料は、見事に姿を消して。
エプロンや顔にまでチョコレートをつけたシェリルさんの顔に満面の笑みが浮かぶ。

「できた。」

嬉しそうにそう言ったシェリルさんの前には。
かわいらしいハート形のチョコと、星形のチョコの姿。
それを見たら、なんだか私まで泣けるほど嬉しくなってきてしまって。
瞳を潤ませながら、シェリルさんに「おめでとう」を言わずにはいられませんでした。

「どうして、ナナセが泣きそうになってるのよ?」
「だ、だって・・・シェリルさん、あんなに頑張ってたから・・・」
「お、大げさねっ!!!私にかかれば、チョコレートなんて、敵じゃないわっ!!!」

恥ずかしそうに明後日の方向を見ながら、早口でそう言うシェリルさんが。
あまりにかわいくて、おかしかったから。
思わず声を上げて笑ってしまったら。
「ちょ・・・ナナセっ!!!どうして笑うのよっ!!!」
「ご、ごめんなさい、シェリルさん・・・だって、あんまりにかわいいから・・・」
素直にそう言ったら、真っ赤になったシェリルさんに怒られてしまって。
「ナーナーセー」
「いたっ・・・痛いです・・・シェリルさん・・・」
指で弾かれた額を押さえて、そう言えば。
シェリルさんは、ソッポを向いてしまって。
でも、ちらりとこちらを見たシェリルさんと視線が合ってしまったら。
また、おかしくなってしまって、笑い声が零れてしまいました。
なんとか止めようと思って、口に手を当てたんですけど。
同じように、シェリルさんも笑いはじめてくれたから。
そのまま2人して、声をあげて笑い合うことにしました。
480名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:56:18 ID:tzCVZRss

そして、当日の朝。
「失敗・・・ちゃんと固まったのは、アルトとブレラ。」
「形になったのは、エルモに頼んで適当にスタッフに配ってもらって・・・」
ラッピングの前に、チョコレートをより分けるシェリルさん。
アルトくん、ブレラさん・・・ご愁傷様です。
苦笑を浮かべてそう心で呟かずにはいられません。
私はと言えば、お友達用のチョコを何個か用意して。
それから、自分で褒めたくなるほどに、ラッピングがうまくいった2つは。
ランカさんと・・・

「シェリルさん。」
「ん?なに?ナナセ。」

こっちを見てくれたシェリルさんの前に、それを差し出します。
きょとんとしているシェリルさんに、ニッコリと微笑んで。

「ハッピーバレンタイン、シェリルさん。」

そう告げれば、シェリルさんは少し驚いて。
それから、少しだけ頬を染めて笑ってくれる。

「ありがとう、ナナセ。」
「え・・・」

素直にそんなことを言われてしまったら。
真っ赤になる以外、どうしようもなくて。
その笑顔と言葉に、なんだか恥ずかしくなってしまって。
思わず俯いてしまいます。

「ナナセ。」
「あ、は、はいっ!!!」

呼ばれて、慌てて顔を上げれば。
そこに、シェリルさんの笑顔。

「あーん。」
「え・・・」
「いいから、あーん。」

流されるように口を開けば。
私の口に何かが放り込まれて。
驚いて口を閉じれば、シェリルさんの指も食べてしまっていて。
「閉じるのが早いわよ。」
笑ってそう言うシェリルさんに謝ろうとして。
口に広がる甘さに気づく。
溶けて広がるその甘さは、とてもおいしくて。
シェリルさんを見やれば、手についたチョコを舐めとる姿に出会ってしまって。
なんとも言えないその姿が、魅力的すぎて。
なんだか気が動転してしまいそうな私に、シェリルさんが言ってくれたんです。

「一番最高のチョコは、ランカちゃん専用なの。」
「あ、はい・・・」
「そのかわり、1番にあなたに食べさせてあげたから、これでいいわよね?」
「え・・・あ・・・」
「ハッピーバレンタイン、ナナセ。」

ああ、ごめんなさい、ランカさん。
私、今、シェリルさんに惚れてしまいそうになりました。
481名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:56:50 ID:tzCVZRss

授業を終えて、ランカさんのCDお渡し会会場へ、シェリルさんと一緒に向かいます。
その間、声をかけられること・・・数えるのを諦めてしまうくらい。
シェリル・ノームだということは、見事にばれていないんですが・・・
トイレに行ってる間に、人集りができてしまっている光景に、苦笑がもれます。
女の子たちの隙間から覗く、シェリルさんの張り付いた笑顔。
最初は楽しんでいるようだったんですが、いい加減飽きてきたらしくて。
どうやって近づこうかと思っていたら、シェリルさんが私に気づいてくれて。
よかったと思ったんですが、シェリルさんの微笑みがなんだか・・・

「ナナセ。」

人集りの中で、そう大きな声で呼ばれてしまって驚きます。
女の子の人集りから出てきたシェリルさんは、シェリルさんなんですが。
絶対に“シェリル・ノーム”であることがばれない変装を見つけたと自負していた通り。
美星学園の男子生徒となったシェリルさんは、ばれないけれどかっこよすぎて。
いわゆる、“イケメン”と呼ばれてしまう姿。
そんなシェリルさんが、私の傍に来たかと思ったら。
悪戯な笑みを浮かべて、私をぎゅっと抱きしめてきました。
「!!!!!?????」
「待ってたよ、ナナセ。」
耳元で囁かれる声は、男装ようにつくった低い声。
そんな行動に驚いたのは私の方で。
周りからも悲鳴なのか黄色い声なのかわからない声が上がる中。
私はシェリルさんの腕の中で卒倒してしまいました。

「ああいう、心臓に悪いことは止めて下さい。ランカさんに言いつけますよ。」

“彼女持ち”そういうことで、騒ぎがおさまったからいいじゃないかと。
楽しそうに笑ってみせるシェリルさんに、大きく溜息をついて。
もう始まっているであろう会場に向かおうとすると。
シェリルさんが、私の腕を掴みます。
少し視線を上げれば、そこにはシェリルさんの悪戯な笑顔。
「シェリルさん・・・」
悪い予感がして、震える声でその名を呼べば。
「ナナセ。」
男装ように作られた低い声がそう囁いて。

ああ、ランカさん、今わかりました。
シェリルさんは、とても悪戯好きの意地悪さんです。
私の嘆きに、脳内のランカさんが
『そうでしょう!!!ナナちゃん!!!』
と叫び声をあげました。
482名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:57:46 ID:tzCVZRss

結局、会場まで腕を組んで行くことになってしまって。
当の本人であるシェリルさんは、もの凄く楽しそうなので。
なんだか、もういいかなって思ってしまって。
開き直って楽しむことにします。
こういうことがない限りは、シェリルさんと腕を組むなんてことないと思いますし。
それに、ランカさんの心配事を1つでも減らさなければなりません。
大丈夫ですよ、ランカさん。
シェリルさんは、私が他の女の子たちから守ってみせますから。
そんな思いを胸に、会場にたどり着けば、途中のやりとりが功を奏したのか。
お渡し会も終わりに近づいている所で。
「これって、私たちも並べば握手できるのかしら?」
「握手じゃありませんよ、お渡し会です。私たちはチケットを持ってないですからね。」
「チケット・・・」
何か考えていた様子のシェリルさんの瞳が、また何かを思いついたかのように光ります。

「頑張るランカちゃんにもサプライズが必要よね。」

ああ、ランカさん、ごめんなさい。
私には、シェリルさんを守ることはできても、止めることはできません。
エルモさんを見つけたシェリルさんが、驚くエルモさんに正体を明かし。
ちょっとしたやりとりがあったその後。
エルモさんが困ったような、でも少し楽しそうな顔をして。
スタッフさんたちによって、後片づけが始まったその会場で。
私たちは今、ランカさんの目の前にいます。
483名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 16:58:36 ID:tzCVZRss

「あ、ナナちゃん、来てくれたんだ。」
「はい。」
「あれ、隣の人は・・・」
「あ、えっと・・・」

説明しようとしたら。
シェリルさんがラッピングされたチョコをランカさんに差し出します。
「いつも応援しています。」
向けられた微笑みに真っ赤になったランカさんは。
慌てて俯いて、そのチョコを受け取ります。
「あ、ありがとう・・・ございます・・・」
「これからも頑張って下さい。」
「は、はい・・・」
なんとか顔を上げて、微笑むランカさんのかわいさは異常なまでにかわいらしくて。
それを見て、微笑むシェリルさんも異常なまでに素敵で。
知らずに胸が高鳴り、興奮してしまっている自分がいました。
「あ、あの・・・」
何か言おうとしたランカさんに、シェリルさんは顔を寄せて。

「大好きだよ、ランカ。」

あの低い声がそう言って、その頬に口づけます。
その行動に驚いていた私以上に、驚いたらしいランカさん。
体中を真っ赤に染めて、その場にへなへなと座り込んでしまいます。
「ラ、ランカさんっ!!!」
慌てて駆け寄って、その身を支える私。
「大丈夫ですか?」
「シェリルさん・・・」
「え・・・」
「シェリルさんですよね?」
頬を押さえながら、ランカさんが上目遣いにそう言うので。
その視線を追うようにシェリルさんを見れば。
ぺろっと舌を出してみせるシェリルさんの姿。

「あーあ、ばれちゃった。やっぱり、キスは失敗だったかしら?」

ああ、ランカさん。
あなたは、大変な方と恋をしてるんですね。
その苦労が、今日、少しだけわかりました。
でも、ランカさん。
ランカさんがシェリルさんをわかった理由も・・・すごいと思います。
484名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 17:09:53 ID:tzCVZRss

そうして、今。
今日は3人で私の家にお泊まりということになって。
私たちは並んで仲良く家路についています。
ランカさんとシェリルさんの手には、荷物の入ったバッグの他に。
互いの思いがこもったチョコレートの入った袋。
それと、もう一つ。
私がプレゼントしたチョコレートが入った袋も。
その光景がなんだかとても幸せで。
足を止めてその背を見つめていたら、思わず笑みが零れて。
そんな私を、振り向いたランカさんとシェリルさんが呼んでくれます。

「ナナちゃん、早く〜」
いつものランカさんの声。
「ナナセ、置いていく・・・よ。」
まだ変装中だということに気づいて、変なしゃべり方になるシェリルさんの声。

その声に笑みで応えて。
私は2人に駆け寄って、真ん中に陣取ると。
2人と腕を組んで言いました。

「ハッピーバレンタイン。ランカさん、シェリルさん。」


自分で言うのもなんなんですけど。
私、すごくいい位置にいると思うんです。
だから、この位置をずっと譲らないでいようと思います。
485名無しさん@秘密の花園:2011/02/17(木) 17:11:04 ID:tzCVZRss
以上です。誤字脱字等はお許し下さい。
この後、『夜の修羅場っ!!!ランカ・リー、親友と恋のトライアングラー!!!』
って、新聞とかニュースで騒がれるんじゃないかと思います。
こんな妄想爆発の話ですみません。
女子たちがきゃっきゃしてる所が見たかったもので・・・
映画はナナセが登場しなさそうですけど、マクロスFの女の子たちが、
みんな幸せになってくれればいいな、と思います。
486名無しさん@秘密の花園:2011/02/18(金) 21:48:46 ID:tjU0qUIO
乙!乙!
めっちゃ萌えたwwww
おにゃのこたちのバレンタインハァハァ
487名無しさん@秘密の花園:2011/02/19(土) 00:37:47 ID:w7JnUQ2g
GJ!

原作でもシェリルはナナセのこと気に入ってるよね?
シェリルは基本的に可愛い女の子・きれいな女の子好きだというのも
公式の小説に出てくるし
ナナセはナナセで同性のシェリルに「美人でスタイルもいい」と
裸を褒められて妙に意識してしまってるのがあやしい
もう次はランカと三人で仲良く3Pに突入してしまえv
488名無しさん@秘密の花園:2011/02/19(土) 09:07:42 ID:CXjUSxKT
そこでキャシーを入れたらどうなるんだろう。
489名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:17:24 ID:OAzIC0ri
もう少しで映画公開ですね。
その前に1つ。ぬるいエロが入ってますのでご注意ください。
あとキャシーさんも出てませんが申し訳ありません。
シェリランところによりグレイスです。
490名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:18:35 ID:OAzIC0ri

「ラ〜ンカちゃん。」
「ひゃっ・・・」

いきなり背後から抱きしめられて変な声をあげるランカ。
無理もない。
今の今まで2人で奮発して買った豪華なソファの上で、作詞活動をしていたシェリル。
集中したシェリルが何も耳に入らないことを知っているランカは、邪魔をしないように。
反対側のソファの端っこで、課題を片付けることにする。
その課題を終えて、自分がお茶を飲むついでに。
シェリルの分のミルクティーも、テーブルに置いたその時の出来事だった。

「な、なんですか?シェリルさん。」
「ん〜?恋人を抱きしめたいと思うのに理由がいるの?そうね、だったら・・・」

ランカを自分の膝の上に座らせるべく、浮いた腰をソファに戻すシェリル。
抱きしめられた腕にまた少し力がこめられると、ランカの耳に囁いた。

「ランカちゃんかわいくて、あったかそうだったから。」

囁かれた声が艶めいて。
真っ赤になるランカだったが、その声に憂いを感じて、抱きしめられた手に手を重ねる。
それに応えるように、シェリルがランカの肩口に顔を埋めた。
ランカの頬を、シェリルの髪が撫でる。

「シェリルさん・・・」
「ん?」
「あったかい・・・ですか?」
「ええ、あったかいわよ。」
「そうですか。」

ランカは小さな笑みを浮かべて、それ以上、シェリルと言葉を交わすのをやめる。
ただ、シェリルが話してくれるか、離してくれるのを。
シェリルの手を撫でながら、ジッと待った。
491名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:19:38 ID:OAzIC0ri

その時、ふと、シェリルの手書きの文字がランカの目に止まる。
書き殴るように書かれた文字や、黒く塗りつぶされている箇所。
それに、そのフレーズに決めたのか囲まれている単語。
それは、ただのキーワードにしか見えないけれど。
シェリルの中ではきっちり歌詞になってるのだと思うと。
やはりランカは彼女に強い憧れを抱いてしまう。
(すごいなぁ・・・シェリルさん。私もいつか書けるといいなぁ。)
漠然とそんな風に思っていたら、あるフレーズがランカの目に止まる。

『温もりなんて もう何もいらない』

そのフレーズにランカの胸がギュッと、しめつけられるように痛くなる。
読むのをやめようと思うのに、ランカの目は、さらにそこに書かれた文字を追っていく。

『君を失えば 光のすべてを世界は手放してしまうだろう』
『それでも互いの役目 果たしたことが別れなら これでいいよね』
『強く強くありたい』
『わたしはわたしを 暖められるから』
『傷つけさせない 夢みたりしない』
『何もこわくない 忘れはしない』
『愛は泣かない 愛は眠らない 愛は死なない 忘れはしない』

歌になっているわけでもない、ただ、言葉が並んでいるだけなのに。
瞳から溢れそうになるものを、ランカはグッと堪えた。
それと同時に、ぎゅっとシェリルの手を握る。
“君”が、誰かなんてわからないのに。
ランカが勝手に思ってしまった“君”は、もうこの世にはいない。
誰よりも“シェリル・ノーム”という人物を知っていると思われる存在。
ランカにとって最大のライバルであり、負けたくない存在。
最も長くシェリルと過ごしてきた“女性(ひと)”
“グレイス・オコナー”という“女性”

(ずるいですよ・・・グレイスさん・・・)

胸が痛くて痛くて、今にも叫びだしてしまいそうになる思いをグッと堪えて。
ランカはシェリルの腕の中で俯き、唇を噛んだ。

『愛されて、奪われて。失って、拾われて。愛されてると思ったら、捨てられて。』
『気づけば、また“ひとり”。私の人生って、ほんと両極端よね?ランカちゃん。』

ベッドの中で笑ってそう言ったシェリルのことを思い出すと、ランカの瞳が涙で揺れる。
492名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:20:33 ID:OAzIC0ri

「ごめんね・・・ランカちゃん・・・」

不意に聞こえた声に、その意味を図りかねてシェリルの方を見れば。
シェリルに深く深く口づけられるランカ。
突然のことに驚いて、大きく目を見開くランカの瞳に。
閉じかけたシェリルの悲しみに染まった瞳が映る。

(そんな顔しないで下さい・・・)

言葉にできるはずもない言葉を思って、ランカはぎゅっと目を閉じた。
絡んでくる舌に抵抗もせず受けいれる。
息継ぎさえ許そうとしないその口づけに、ランカはただ応えた。
それどころか自分からも求めるかのように。
シェリルの膝の上で向き合うように、態勢をかえていくランカ。
ただ、淫らな水音だけが、静かな部屋を支配していく。

「っん・・・はっ・・・」
「はっはっ・・・」

短く荒い呼吸が2人の耳をくすぐる。
ソファにシェリルを押しつけるように。
ソファの上で膝立ちになるランカの顔を引き寄せるように。
2人はただ夢中で深く口づけを交わす。
493名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:21:29 ID:OAzIC0ri

やがてどちらからともなく離れる唇。
銀の糸が引き、細くなって切れるとランカはシェリルに抱きついた。
「ど・・・して・・・謝るんですか・・・」
「・・・これからランカちゃんを食べちゃうからかしら?」
軽口で答えるシェリルの耳に、ランカは囁く。
「シェリルさんの一番は・・・私です。」
「なに当たり前のこと言ってるの?ランカちゃんは。」
「シェリルさんが素直じゃない分、私は素直になることにしてるんです。」
そう言ったランカがゆっくりと身を起こして、シェリルに微笑む。
その微笑みに赤くなるシェリル。
しかし、それもすぐに余裕の笑みへと変わると、ランカの額を軽く弾いた。
「どういう意味よ?ランカちゃんたら、たまに反抗的になるんだから。」
「反抗なんてしてませんよ。事実を言ってるだけです。」
弾かれた額を撫でながら、ランカははっきりとそう言って笑う。
そんなランカに苦笑を浮かべながら、シェリルは肩を竦めて見せると、
ランカに体を預けるようにして抱きついた。

「なんだか気にいらないから、おしおき。」
「そんなの理不尽ですよ、シェリルさん。」
「知らないわ。私はしたいことをするだけよ。」
「シェリルさんたら、いっつもそれなんだから。」
「あら?私は自分に素直に生きているだけよ?」
「わかりました。シェリルさんは素直でいい子です。」
「・・・やっぱりなんだか気にいらないから、おしおきね。」

2人して、そんな会話を楽しみながら。
子どもにするみたいに頭を撫でるランカの首筋に、やんわりと噛みつくシェリル。
ランカの口から小さな甘い吐息が零れると、
頭を撫でていた手が、軽くシェリルの髪を掴んだ。
「痛いですよ、シェリルさん。」
本当は痛くも何ともないのに、ランカはそう言ってシェリルにぎゅっと抱きつく。
「しーらない。」
「もう、シェリルさんの意地悪・・・」
「ランカちゃんが、この私に反抗的なのがいけないんでしょう?」
くすくす笑ってそう言えば、ランカに甘えるみたいに肩口に顔を擦りつけるシェリル。
柔らかなシェリルの髪がランカの頬を擽る。
494名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:22:22 ID:OAzIC0ri

やがて。
シェリルの手が妖しくランカの体を撫で始めると、ランカの頬がほんのりと赤く染まる。
「シェリルさん・・・」
「なに?ランカちゃん。」
向けられたシェリルの微笑みに、ランカは何も言えなくなって、シェリルに抱きつく。
「なんでもないです・・・」
「そう。」
意地悪で艶やかな声がランカの耳にそう囁いて、わざとらしく息を吹きかける。

「んっ・・・もう・・・シェリルさん・・・」
「だから、なに?ランカちゃん。」
「むぅ・・・意地悪です。」
「ランカちゃんがかわいいから、そうさせるのよ。私のせいじゃないわ。」
「な、なんですか、それ。ほんとに、シェリルさんはいつだって・・・」
「うるさいお口は塞ぐわよ、ランカちゃん。」

少しだけ、強い口調でそう言って、それを実行するシェリル。
びっくりしたように、目を大きく見開いたランカを、そのまま押し倒せば、
直ぐさま服の中に手を入れる。
大きく見開かれた瞳が、その感触に驚いて、今度は固く閉じられる。
怯えるみたいに、その身を震わせるランカの反応に、笑みを浮かべながら。
シェリルはさらに深く口づけた。
“んー”と、くぐもった反抗する声がやみ、
ランカの舌が自ら自分の舌に絡んできたことを確認すると、
シェリルはゆっくりとその唇を離して、ランカの瞳が自分を映すのを待った。
とろんとした瞳に自分が映れば、シェリルは満足そうに微笑み、ランカの額に口づける。

「・・・シェ・・・リルひゃ・・・ん・・・」

甘えた声がそう呼んでくれることに答えるように。
顔のパーツ1つ1つに優しく口づけるシェリル。
両目、両頬、鼻頭、顎先。
唇が触れる度に擽ったそうにするランカに、微笑んで見下ろせば。
その微笑みに真っ赤になったランカが瞳を彷徨わせ、恥ずかしそうに瞳を伏せる。
「ランカちゃん。」
歌うように名前を呼ばれれば、伏せた瞳がシェリルを映し、
ランカの顔がはにかむように微笑んだ。
それに微笑み返して、最後にもう一度、ランカの唇に唇で触れるシェリル。
すぐに離れる唇に、少しだけ不満そうなランカの表情にシェリルは小さく笑う。
495名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:23:24 ID:OAzIC0ri

「ご不満そうね、ランカ姫。」
「そ、そんなことないです・・・」
「素直じゃないわね、ランカ姫。」
笑って返された言葉にランカは、頬を膨らませる。
「相変わらず、怒った顔もかわいいわね、ランカ姫。」
からかうような声がそう言って、シェリルは膨らむ頬にキスをする。
それと同時に、ランカの胸元でおとなしくしていた手が動き出す。
「シェ・・・シェリルさ・・・」
驚いたランカが服の中のその手を止めようとして。
重ねられたその手の甲にキスを落とすシェリル。
「あ・・・」
「いや?」
聞かれたことに首を横に振ったランカに、シェリルの手がまた動き出す。
「シェ・・・シェリルさん・・・あの・・・ベッド・・・」
「ここで。」
「で、でも・・・明るい・・・ですし・・・」
「いいの。」
「は、恥ずかしい・・・です・・・」
「そうね。」
「だっ、だから・・・」
「ランカちゃんは。」
「え・・・」
言われた意味がわからずに、きょとんするかわいいランカに。
ニッコリと微笑んで、シェリルは言った。
「ランカちゃんは恥ずかしいわね。私に見られちゃうから。」
「な・・・」
「でも、おしおきだもの。しかたないわ。」

クスッと笑ったその微笑みはまるで、天使のようで。
けれど、その言葉は悪戯大好きな悪魔そのもので。
ランカはそんなシェリルにいつものように魅了されてしまった。
496名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:24:19 ID:OAzIC0ri

静かな部屋にランカの甘い声が歌うように響き渡る。
「わぅ・・・シェ・・・リル・・・しゃ・・・」
本来は肘置きの場所にその背を預けて、シェリルの髪をかき乱すランカ。
それ以外にすがれるものがないから。
ただ、シェリルから与えられる快感に、ふわふわのその髪をかき混ぜる。
シェリルの唇が尖った胸の尖端を、舐め、啜り、少し強く噛む。
その度にランカの甘い声が零れて、強くシェリルの髪を掴んだ。
シェリルの指は、もうすっかり濡れてしまっているその場所に沈み、中をかきまわす。
「んんっ・・・んっ!!!だ・・・め・・・いっしょは・・・らめ・・・れす・・・」
胸元で遊ぶシェリルにそう言えば、上目遣いの悪戯な瞳がランカに笑いかける。
「シェリ・・・リュ・・・さ・・・」
涙目で懇願するランカに、シェリルはその顔を上げる。
「ランカちゃんに、そんなにかわいらしくお願いされたらしかたないわね。」
その声は妙に楽しそうに弾んで。
絶対に何か企んでいるのは目に見えてわかることなのだが。
ランカは、それがわからないほどにシェリルの手によって蕩けていた。
「シェリルさん・・・」
甘い掠れた声がそう呼べば、シェリルはその唇にキスを落とす。

「そろそろ許してあげるわね、ランカちゃん。」

囁かれた言葉の意味を理解するよりも先に、中に沈んでいた指が激しく動き出す。
思ってもいなかった快感に、高らかにランカが声をあげる。
露わになったランカの首筋にやんわりと噛みついたかと思えば、舌で舐めあげるシェリル。
間断なくあがるランカの甘い喘ぎに、自分も快感を覚えながら。
シェリルの舌が、ランカの体をなぞっていき、そこに辿り着く。
497名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:24:49 ID:OAzIC0ri

「やら・・・やら、やらぁ・・・シェリ・・・ル・・・しゃ・・・」

力の入った手が髪を引っ張るけれど、その手に応えることなく。
シェリルはランカの濡れた場所に口づけた。
ランカの体が、訪れた快感に大きくそる。
声にならない声が、たぶん、やめてと言ってるのであろう言葉は無視して。
シェリルは、ランカの中を人さし指と中指でかき混ぜながら。
舌で見え隠れしていた突起に触れた。
その瞬間、ランカの背はさらに大きく反り返り、
シェリルの頭をかき抱くようにして抱きつく。

「だめ・・・やっ・・・シェリ・・・ル・・・さんっ!!!」

それに答えるのは、声ではなくてシェリルの唇。
舐め、啜り、優しく噛む。
それを繰り返されて、ランカの瞳から大粒の涙が零れる。
甘い声は激しいものへと変化して、縋るようにシェリルの髪を掴むランカ。
もう限界が近いことがわかったシェリルは、その口元に小さな笑みを浮かべて。
溢れだす蜜を舐めあげ、啜り、痛いほどに赤く腫れ上がった場所を。
少しだけ強く噛んだ。
498名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:25:58 ID:OAzIC0ri

『あなたは、シェリルのような歌を歌えないわ、ランカさん。』

ぼやけた頭にそんな言葉がよぎって、ランカは目を覚ます。
ボーっとする頭で、体を起こそうとしたら、動かないことに気づいた。
かわりにふかふかの柔らかな感触に微笑んで、顔を思わず擦りつけてしまう。
「んん・・・」
そんな声が聞こえてしばらく。
やっと自分の位置を把握したランカは、慌てて顔を上げた。
そこには、シェリルの顔がある。
「あ・・・」
ぐっすりと眠っているその寝顔に、勝手に頬が緩むランカ。
そして、時計に目をやって時間を確かめる。
そんなに時間が経っていないことに息を吐いて、
シェリルを起こさないようにその身を起こした。

『だって、あの子は“当たり前の温もり”を知らないのよ、ランカさん。』

そう言った時、少しだけ悲しみを見せたような気がしたグレイスの笑顔を思い出して。
ランカの胸がチクリと痛んだ。

『何をするにも“命”がかかわるの。あの子には・・・シェリルには。』
『だから、ランカさんにシェリルの歌を望んだりしないわ。』
『シェリルの歌は“絶望”の中でこそ生まれるの。』
『そしてランカさん、あなたの歌は“希望”の中で生まれるのよ。』

いつかグレイスの口から聞いた言葉を、思い出してしまったランカ。
シェリルのことを裏切ったのに、誰よりもシェリルのことを知り、理解していた存在。
「シェリルさん・・・」
たまらない気持ちになって、思わず自分からシェリルに抱きついてしまうランカ。
さすがにそれに気づいたシェリルが目を覚ます。
「ん・・・ん?どうかしたの?ランカちゃん。」
寝ぼけたいつものシェリルの声が聞こえてきて、ぎゅっと抱きしめ返される。
それに、ランカの胸の痛みが増したけれど。
499名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:41:07 ID:vK/oIOkf

「ほんとに、あったかいわね。ランカちゃんは。」

その言葉にランカはハッとして、シェリルを見やる。
シェリルは寝起きの顔で、幸せそうにランカに微笑んで見せた。
その笑顔に真っ赤になって、ランカは気づく。

「私・・・あったかいですか?シェリルさん。」
「あったかいってば。なぁに?信じないの?このシェリル・ノームの言葉を。」

返ってきた答えにランカの顔に笑みが戻る。
(そうだよ・・・そうだよねっ!!!)
胸の内で大きくそう叫んで、ランカはぎゅーっとシェリルを抱きしめる。
ピッタリとその体をシェリルにくっつけるように。
「ちょ・・・ランカちゃん?」
「私がシェリルさんの一番なんです。」
満面の笑みを浮かべて、ランカがそう言えば不思議そうに首を傾げるシェリル。
「だから、何を当たり前のことを言ってるの?変なランカちゃん。」
「いいんです。言いたいことを言ってるだけなんですから。」
「ふ〜ん、ま、いいけどね。」
抱きついてくるランカをそのままに、シェリルはランカの頭を撫でる。
頭を撫でられながら、その胸に頬をつけてランカは瞳を閉じて思う。

シェリルの歌が“絶望”の中でこそ生まれるのだとしても。
その“絶望”の中でシェリルが“希望”を歌っていること。
それをランカは知っている。
だからこそ、シェリルは“強い”のだ。
絶望を知ってなお、希望を歌えるから。
そこに留まるのではなく、前へと進もうとするから。
500名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:42:00 ID:vK/oIOkf

だから。
もしも、グレイスの言ったとおり、ランカの歌が“希望”の中で生まれるのだとしたら。
その希望で、絶望を照らせばいい。
絶望の中で光を放つ存在を助けるように。
疲れてしまったら、少しでも休ませてあげられるように。
絶望にとらわれてしまった時に、希望を教えてあげられるように。
自分のことを“あったかい”と言って。
幸せそうに笑ってくれるシェリルの笑顔を守れるように。
ランカ自身がシェリルにとっての“当たり前の温もり”になればいい。
これから。
もういない存在よりも、今傍にいる自分がシェリルの“いちばん”になれるから。

(グレイスさん・・・)
「私、絶対、負けません。」

静かに強く、確かな気持ちでそう告げたランカの瞳はキラキラと輝きを放つ。
「何か言った?ランカちゃん。」
問いかけてきたシェリルに、ランカはにっこりと笑って告げた。

「シェリルさん、大好きです。」

言われたことに一瞬驚いて、それから少し頬を染めるシェリル。
「だから、さっきから何を当たり前のことばっかり言ってるの?」
怒ったような口調に早口で、そう言ったシェリルが、ランカをぎゅっと抱きしめる。
「そんなの言われなくても知ってるわよ、ランカちゃん。」
耳に聞こえた恥ずかしそうな声に、ランカは嬉しそうに微笑んで。
シェリルの頬に自分の頬をぴったりとくっつけた。
501名無しさん@秘密の花園:2011/02/23(水) 22:43:18 ID:vK/oIOkf
以上です。
なんかよくわからない話になって申し訳ないです。
ともかく、映画でも2人が幸せになってくれればそれでいいと思います。
502名無しさん@秘密の花園:2011/02/24(木) 04:05:26 ID:0NxiYcO4
こういうの、大好きです。
GJ!!
503名無しさん@秘密の花園:2011/02/24(木) 21:52:41 ID:WDXsmpcP
シェリルのことが大好きなランカ
幸せそうに笑うシェリルを守ってあげたいランカ

GJです!!
映画でも二人とも幸せになれ!
504名無しさん@秘密の花園:2011/02/24(木) 21:55:43 ID:dBJeXpz7
何でランカもシェリルもアルト以外どうでもいい!ってキャラなのに百合豚はそこを無視すんの?馬鹿なの?
505名無しさん@秘密の花園:2011/02/25(金) 15:54:27 ID:4KS2DMkX
腐マンコがなんか言ってらあ
506名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 13:45:33.15 ID:VnzcUD7k
映画のネタバレっていつからいいのかな。
507名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 13:52:36.74 ID:aFtiewdc
映画の場合公開いつ観に行くか分からないからねぇ

ネタバレありますって注意を書いて
改行で間あけてとかならいいんじゃないかな

そんな自分は来週観に行くキラッ☆
508名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 13:58:33.02 ID:skRNch/g
これから見に行くんでネタバレってほどじゃないけど一応下げる。












我慢出来ずにバレスレ見てしまった。
申し訳ないほど見事なランシェリランエンドらしい。

病床(植物人間)のシェリルをランカの歌の力で蘇らせ
ラスト二人でデュエットして締めだそうだ。

二人の幸せ的には安心して良いみたいなので
心おきなく行ってくる。ノシ
509名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 14:03:00.61 ID:VnzcUD7k
では少々ネタバレ。







ランシェリラン描写は多目だったと思う。
監獄での面会シーンは、ランカがどれだけシェリルの事を大切に想っている
のかが分かってよかった。
シェリルの心の弱さを知ってなおシェリルに憧れを抱くというところに萌えた。
510名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 14:32:55.46 ID:75Tlp8p4
とりあえずノマカプ厨哀れ
511名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 15:04:33.38 ID:pJFMnDFm
シェリランシェリにグレシェリ大勝利でよろしいか
512名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 15:37:37.71 ID:75Tlp8p4
>>511
俺らはそれでいいんじゃね
いくらでも妄想おkな状態で終わったし
513名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 16:00:28.58 ID:p1yy9QwR
age
514名無しさん@秘密の花園:2011/02/27(日) 09:55:37.96 ID:o1sAZtB+
映画すごい良かったぜ。妄想のネタがオンパレードだった。
515名無しさん@秘密の花園:2011/02/27(日) 20:32:41.09 ID:0/hNW6wO
結末はああだけど私はこれからもアルラン萌えし続けると思います…
516名無しさん@秘密の花園:2011/02/27(日) 21:45:13.73 ID:aEZs/Vn/
>>515
ここは百合スレなのでアルランなら他言ってくださいな…
男子禁制です
シェリランなら歓迎ですが
517名無しさん@秘密の花園:2011/02/27(日) 23:31:06.70 ID:CewSr/y9
アルシェリとかアルランとか言ってるけど
二人は文字通り血を分けた絆で結ばれましたね
これ以上固いものはないと思います

ところで映画を観てここに初めて来たのですが
「シェリランシェリ」ってどういう意味ですか?
なぜシェリが二つあるのかよければ教えて下さい
518名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 00:30:07.59 ID:uxkdVuuT
>>517
カップリング(以下CP)表記の一種ですね>シェリランシェリ
BLのCP表記の場合攻め側が前に来るという暗黙のルールがあるので
例えばミハエル(攻め)×アルト(受け)を表したい場合はミハアル
アルト(攻め)×ミハエル(受け)を表したい場合アルミハ、となるわけです
ただしリバといって受け攻めどっちも自由という場合ミハアルミハ、またはアルミハアル
という表記になるようです
つまりシェリルとランカどっちが受けでも攻めでも自由という表記ですね>シェリランシェリ

余談ですが百合の伝統的にリバが基本とされているためにCP表記は単純に語呂のいい方が選ばれる傾向にあります
「シェリラン」が「ランシェリ」的な作品についてあることもありますし逆もまたあり
「どっちが受け攻めかはっきりしなくて混乱しない?」とBL好きな知人に聞かれた事もありますが
まあ百合で受け攻めでケンカになっている事は見たことがありませんから問題ないんでしょう
519名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 01:13:45.32 ID:V0qO3oPj
>>518
丁寧にありがとうございます
字面的にそうかなとも思ったんですが始めて知りました
ググルと記事は沢山出てくるけど正しい意味がわからなかったので
百合がリバ基本というのも初めて知りました
520名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 01:39:06.25 ID:uhh7fglG
映画はずーってランカはシェリルが目覚めるのを待ってると思ったらブワっと来た
血もあれだけど切ない…
521名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 02:41:00.19 ID:lkR+HUxx
TVの時から思ってたシェリルの孤独をランカが包んで癒して欲しい

そんな気持ちが叶ったけど、今度は映画のランカがいい子すぎて切なくなったので
目覚めたシェリルがランカをぎゅぎゅっと抱き締めてあげてほしい
522名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 06:08:14.85 ID:0znf59Pc
ネタバレ気にしない人間だからちょいと確認した。期待が大いに膨らんだ。
今日仕事休みだから観に行くぜ!キラッ☆
523名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 08:55:30.49 ID:X1kSy0M3
愛憎関係なグレシェリが好きだったけど完結編見てそうじゃないのもアリかなと思えた
グレイス…(。´Д⊂) ウワァァァン!!

幼シェリルがものすごく可愛かったんだけど隣にいるグレイスがエロすぎたw
なんじゃあのけしからんチャイナは!
524名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 20:36:45.06 ID:jpOl3f83
見に行ってきた

二人の愛の体液交換エンドに乾杯
525名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 21:04:02.01 ID:0znf59Pc
良かった・・・。

アルトクン、君は50年くらいバジュラを理解する為に帰って来なくて大丈夫だよw
その間に二人の歌姫が愛を育むから。
・・・いやむしろ見守り役のオカンとしてはいた方が良いのか?
526名無しさん@秘密の花園:2011/02/28(月) 21:14:29.71 ID:eHfQ5exu
>>524
血を分け与えられ、やがて眠りから寝ざめる
まるで吸血鬼ものにある選ばれた花嫁ですな
いろいろあったけどランカは憧れの人シェリルを
見事ゲット出来たわけだ

たとえ人類滅亡になっても二人だけは生きのびて
幸せになるフラグと受け取りますた

>>525
命を助けてくれたバジュラクイーンと添いとげますw
527名無しさん@秘密の花園:2011/03/01(火) 08:16:38.52 ID:z2tA3aZM
>>525
ゼロのサラさんとトレードでw
528名無しさん@秘密の花園:2011/03/01(火) 13:35:41.82 ID:TiG60JqY
違う非百合掲示板にあったんだけど
あのあとひっそりと目覚めたシェリルとランカが
静かなところで暮らすって話が合ってすごく萌えたw

そしてグレイスにもすごい萌えたw
529名無しさん@秘密の花園:2011/03/01(火) 17:39:43.22 ID:aLXd6AG5
・冒頭シェリオで頭パーンでなった

・病院の屋上でランカがシェリル(の涙)に気付いたシーン、
アルトさん死亡フラグ

あの花婿シェリルはヤバかった
>>476-のバレンタイン話がなんともタイムリーで予言者か?w
あのライブ衣装を見(せられ)たランカはしばらく何も手に付かなくなりそうだw
ここではスレチだけど男体化シェリオ×ランカでも美味しくいただけそうだ…
530名無しさん@秘密の花園:2011/03/01(火) 17:41:36.63 ID:ljfVQ8S6
そういえば同人だけど
とうとうシェリランシェリのアンソロでるんだね
純粋に楽しみ
531!omikuji 株価【E】 u:2011/03/01(火) 19:27:44.59 ID:/ywOKg+w
>>530
kwsk!
攻め手ヒントだけでも
532名無しさん@秘密の花園:2011/03/01(火) 20:54:05.53 ID:CpEVrMBu
>>531
歌姫 アンソロ マクロスでググってみてくれ
533名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 01:01:07.90 ID:FJuokTbM
プライズ限定のきゅんキャラの2人があまりにも可愛いので撮ってみた。
http://imepita.jp/20110302/032390
534名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 03:48:19.14 ID:kmOJjTBP
ハァハァ
535名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 17:24:53.39 ID:j5iwpFqQ
すまん、ちょっと質問
状況が落ち着いたらこのスレに映画ED後の妄想ランシェリ(ラン→シェリ?)を
投下したいと思っているんだけど、極限まで映画準拠のネタでいきたい、と思っている
そうすると、どうしても劇中に出てたラン→アルトなりシェリ→アルトが前提になるんだけど
そういう話はこのスレ的には禁止かな?
いや、最終的にはシェリランシェリ帰結にはなるんだけど、どうかなって思って
536名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 17:32:45.66 ID:/KYTHcfQ
>>535
かまへんで〜
アルトの代わりとかアホ設定じゃなきゃいいよ
537名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 17:36:34.65 ID:HXkD976Q
時分としては
> 最終的にはシェリランシェリ帰結にはなる
ならok。
注意書きはあった方がいいと思うけど。
538名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 20:18:46.53 ID:CIp1mGrc
>>535
アルシェリオチでランカがあきらかな当て馬とかじゃなければ私は平気
映画でシェリランシェリとグレシェリに滾り過ぎて私生活に影響出るレベル
歌姫やばいマジやばい
539名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 20:45:59.50 ID:9T2fgYkb
ランカは女王バジュラにお願いしてアルトを連れていってもらったと思っているw
そうすれば…

ランカ「シェリルさん独り占めw」

女王バジュラ「イケメンGETだぜ!」

うちのランカちゃんは黒いですw
540名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 20:46:19.02 ID:Yurl26jH
>>535
注意書きさえあればぜんぜんいいと思います。むしろ凄く読みたい!!
映画、体が限界に近くてもランカちゃんを庇ってるシェリルが素敵すぎる!!!あとグレシェリやばいっ!!!
541名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 20:54:21.48 ID:YMeFe7tC
自分はTV版ではシェリランシェリは考えられなかった(二次創作でハマったクチw)
だけど劇場版見て「なんでこれをTVでやらなかった−−−−−!!!!!」と叫びたくなった
クマクマと星間を聞くと涙ぐんでヤバい
特に星間は今までとイメージがガラリと変わってしまった
明日も見に行く!
542名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 22:04:37.20 ID:4RdbsRsk
>>541
もう聞いたことあるならすまんけど
コズミックキューンは百合曲があっていいよ
星間〜も二人verだよ!
543名無しさん@秘密の花園:2011/03/02(水) 23:02:51.49 ID:ig7ZajOi
コズミックキューンいいよね
Songbirdをシェリルの目覚めを待つランカの歌だと思って聞きなおしてる
544名無しさん@秘密の花園:2011/03/07(月) 15:07:17.51 ID:FbkSVnVM
>>453
song birdの歌詞見てみたけど、冗談じゃなく劇場版後のランシェリだったw
特に歌詞の後半がランカの声に目覚めたシェリルの気持ちみたい
目覚めたらランカは抱きしめて貰えるよきっと
545名無しさん@秘密の花園:2011/03/08(火) 21:59:38.44 ID:QSYLTEbr
ぬーたいぷとかいうアニメ誌の表紙がこのスレ向きらしい
546名無しさん@秘密の花園:2011/03/09(水) 00:55:54.88 ID:MXpXmzK3
ネタバレアルバムのリーフレット(?)の最後のページがえらいことに
547名無しさん@秘密の花園:2011/03/09(水) 02:02:13.31 ID:FLEs0uwx
男装シェリル良かった!!
あれで花嫁姿のランカ迎えに来てくれたら自分萌えすぎて死にそう。

シェリルはランカちゃんのキスで目を覚ますんだよね。呪いを解くのはいつだって真実の愛だもんね!
548名無しさん@秘密の花園:2011/03/09(水) 22:58:13.24 ID:uxwavhBU
549名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 01:02:50.59 ID:euuBqeK0
http://www.nicovideo.jp/watch/1299226855
1番くじセカンドステージのCM
相変わらずほほえましい漫才
550名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 01:32:09.27 ID:g+TSqsNc
>>549
ランカの魅力を語るのに三時間もかけちゃうシェリルさんパネェw
シェリランシェリおいしいです
551名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 01:34:17.58 ID:PJvhmAXk
公式燃料次々来るなぁv


以下は↓劇場版スレより ワラタw


947 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2011/03/09(水) 11:45:59.83 ID:qxyEvyKa
>>943

ラ「私っアルトくん(が好きなシェリルさん)が好きですっ」

ア「ランカ答えられなくてごめ…」

ラ「アルトくんには聞いてないから〜シェリルさん好きですっ」

ア「え?」
552名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 02:08:44.20 ID:9jQMLSU3
CM
とりあえず、シェリルさんがランカちゃん好きすぎて生きるの楽しいっていうのはわかった
553名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 18:39:29.83 ID:HXHz33Ug
劇場版以降妄想がとまらないんだが
ここってNL前提のGLはなしだっけ?ありだっけ?
554名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 18:44:38.06 ID:pkgWRuOi
NL前提と見せかけて実際はGLならアリです
555名無しさん@秘密の花園:2011/03/10(木) 20:57:31.93 ID:vSPbdrnF
>>553
なぜここに来た
556名無しさん@秘密の花園:2011/03/11(金) 00:23:03.28 ID:XIaVw5Tv
>553
百合の方が強ければいい
557名無しさん@秘密の花園:2011/03/11(金) 00:35:18.07 ID:8JS/NqJa
ここは百合板なので、両刀はお帰り下さい
558名無しさん@秘密の花園:2011/03/11(金) 01:52:53.81 ID:4wifRnUa
とりあえず、スレタイ読んでどっかデフォールドして下さい。


今日も見てきたけど刑務所でガラス越しに指を重ねる二人に相変わらず萌えたw
559名無しさん@秘密の花園:2011/03/11(金) 08:10:24.72 ID:sEI/PEyN
>551みたいなかませならよい
560名無しさん@秘密の花園:2011/03/11(金) 10:51:26.60 ID:k+lNoItO
シェリルさん可愛いもの大好きだよね。
ランカと付き合っていることを歌番組で言っちゃったりしないかな?
視聴者の人達も「だからあんなに仲が良かったのか!」って納得するじゃん!
561名無しさん@秘密の花園:2011/03/12(土) 21:45:52.99 ID:Z5igWg8B
不謹慎だが、被災地にシェリランが歌で慰安訪問…とか妄想した。
実際問題、娯楽が極端に不足してしまうんだよな。
562名無しさん@秘密の花園:2011/03/12(土) 22:02:57.26 ID:mOu8uRnY
>>561
ライフラインが全て元に戻って
被災者たちの気持ちがみんな大分落ち着いてからならアリかもだね
落ち着いてない今だと逆に色々邪魔になってしまうから大変だけど
563名無しさん@秘密の花園:2011/03/20(日) 12:01:07.74 ID:WcLbJ3Kr
保守
564名無しさん@秘密の花園:2011/03/20(日) 22:44:43.62 ID:p28epVuv
シェリランって美しい響きだよね。
最近の妄想が白うさ×ランカ×黒うさばっかりだわ。
誰か止めて…。
565名無しさん@秘密の花園:2011/03/20(日) 23:42:04.33 ID:Wtkekf+1
>>564
止めません

ランカ「はわわっなんで私ベットに押し倒されてるんでしょう?///」
黒ウサ「うふふ…ランカちゃんが可愛すぎるのが悪いのよ」


ランカ「しぇ…シェリルさん、あの…そんなに見つめられると…恥ずかしぃです///」
白ウサ「あ…ごめんね…迷惑だった?(うるっ)」
ランカ「!め、迷惑だなんて…!ちょっと照れくさかっただけです!嬉しいですよ!」
白ウサ「ほんと?ランカちゃん…(うるうる)」
ランカ「はいシェリルさん!」
白ウサ「ランカちゃん」
ランカ「シェリルさん…」
以下ループ


ランカ「え?!あれ?しぇ、シェリルさんが二人いるよー?!」
白・黒ウサ『おかえりランカちゃん♥今日からふたり分の愛あ・げ・るから覚悟してね』
566名無しさん@秘密の花園:2011/03/21(月) 22:21:21.38 ID:mvTty1w+
>>565
おいやめろ、俺まで引き込んでどういうつもりだ…GJ
白うさと黒うさって白うさの方が腹黒そうだよな

今更だけど、テレビ版DVDの最終巻のイラストのシェリルとランカって手繋いでたんだな
当時、これ絶対下で繋いでるだろwと言われてたがまさかホントに繋いでいたとは
567名無しさん@秘密の花園:2011/03/22(火) 02:13:48.25 ID:SQ5h4rqa
最初から間男が入る隙間なんかなかったんだ…。

白うさシェリル×黒うさランカとか萌える。これなら胸の谷間にdiveできるしね!

ランカのおっぱいはこの大きさが一番いいって銀河の妖精さんが言ってた
568名無しさん@秘密の花園:2011/03/22(火) 08:30:24.15 ID:lWmTVI2a
シェリルはランカにしか渡さない
ランカはシェリルにしか渡さない
569名無しさん@秘密の花園:2011/03/22(火) 21:33:02.65 ID:Vu9Stmyx
グレイス×シェリル×ランカ
好きなんだけどなw


シェリルがグレイスの前で子供みたいになるのがたまらなく好き。でも、シェリルがランカに甘えてるのも良い。その逆も。とりあえずマクロスFの女の子みんな好き。ぽぽぽぽ〜ん
570名無しさん@秘密の花園:2011/03/23(水) 16:57:52.31 ID:pq7Jh68C
マクロスFの女の子たち全員でお菓子パーティーしてたら可愛いな。
お菓子を口いっぱいにほおばるランカとクラン、美容トークするシェリルとナナセ、お菓子作りするグレイスとキャシーとオペレーターズ。
571名無しさん@秘密の花園:2011/03/23(水) 17:09:14.15 ID:JqnjW2Z0
グレイス(パパ位置)×ナナセ(ママ位置)=何気に夜凄い
キャシー長女、その下オペ娘3人
シェリル(末っ子)×ランカ(お嫁さん)

そんな家族の物語が今幕を開けたのだった…ー
572名無しさん@秘密の花園:2011/03/23(水) 19:56:10.97 ID:24G2ecfe
クランは?
573名無しさん@秘密の花園:2011/03/24(木) 20:06:32.90 ID:qHrLSn8Y
シェリランが拾ってきた捨て子。最初は心を閉ざしていたが次第に・・・
そんな王道展開。しまいには脚も開い(ゼントラ艦主砲により消滅
574名無しさん@秘密の花園:2011/03/24(木) 22:04:46.12 ID:9qemHn9H
シェリランシェリなら子供もできるよ
575名無しさん@秘密の花園:2011/03/24(木) 22:15:21.58 ID:LE1HXzRr
子供は双子の女の子でピンクの髪の毛のランカ似の子と、緑…いや綺麗な黄緑色の髪のシェリル似の子なら良いな。
おてんばな性格と引っ込み思案な性格で二人とも歌う事が好きで両親のマネをしてる。みたいな…w
シェリランがイチャイチャしてる所に子供シェリランがダイブして4人でイチャイチャ(*´д`*)妄想が暴走して止まらんw
576名無しさん@秘密の花園:2011/03/24(木) 22:18:51.52 ID:aCYCA3WU
>>574
あの科学力なら、そんくらい出来そうだよね
お腹ぽっこりしたシェリルに過保護なランカとか
お腹に頬くっつけながらなでなでしてるランカとか

萌える
577名無しさん@秘密の花園:2011/03/24(木) 23:00:19.24 ID:/nvvyFeG
ネネとララミアも捨て子なのか。
578名無しさん@秘密の花園:2011/03/25(金) 14:27:31.59 ID:SqlWkG/X
百合萌えうんぬんの次元じゃないけど
ここの江端女史メッセージの二人のイラストが優しさにあふれてて泣けてきた
ttp://www.macrossf.com/donation.html
579名無しさん@秘密の花園:2011/03/25(金) 16:12:27.69 ID:OBKQmfv/
580名無しさん@秘密の花園:2011/03/25(金) 17:17:16.26 ID:O/h/vbRx
なんだこの天使達…。やっぱり二人は天使だったんだな
581名無しさん@秘密の花園:2011/03/25(金) 19:05:18.88 ID:q+12AyBg
やばい本気で泣いた
目を閉じて手を繋ぐ二人の姿が幸せなのに切ない

キャラスレで見かけたけど最後のメドレーのときのランカのしてるネックレスが
イツワリのシェリルのモチーフのオープンハートのヤツだったって書き込みあった

誰か確認してきてくれ…
自分は今は映画に行けそうにない
582名無しさん@秘密の花園:2011/03/25(金) 22:37:43.52 ID:2ndskvRO
二人して天使過ぎるだろ

というか劇場版から入って一昨日からDVD見始めたけどこのスレ天国だな…
>>581
そうなのか、明日確認してみようかな
583名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 02:11:16.85 ID:0hPP7gSj
>>581
確かにハートでしたね
てか劇場版ランカはシェリルの事が好きすぎてたまらないっぽいとこが溢れてます
584名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 02:21:27.23 ID:XgWmPVbs
>>579
良い絵だよねぇ
恋人つなぎの手のとこにハートがあるのも愛
映画のもっと後、最終的にはこうなるんだよ
江端さんシェリランシェリっぽい絵描いてくれることが多くて本当神

外だと、ファン同士が罵り合ってたりするけど
なんだかシェリランがロミジュリみたいだ
ファン同士の諍いに負けずに、二人はこうして幸せにくっついていて欲しい
585名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 11:51:55.99 ID:dxvF/xBh
こんな時だけど、短いの1つだけ。
シェリランです。
586名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 11:53:08.07 ID:dxvF/xBh

「どうかしたの?ランカちゃん。」
二人並んだベッドの上。
ジーッと、宙を見つめているランカに気づいて。
シェリルが声をかければ。
ランカはシェリルに笑いかけて、小さく首を横に振る。

「うそ。」

シェリルにそう指摘されて、ランカは苦笑を浮かべた。
その視線をまた宙にやり、手を伸ばす。

「歌が大好きで。みんなに歌を届けたくて…」
「でも、この世界は広くて。私はちっぽけで…」
「そんな私の歌がみんなに届くのかな…って、思っちゃって…」

不意に訪れた不安を口にして、ゆっくりとシェリルの方を向くランカ。

「なんて…こんなこと言ってたら、シェリルさんに叱られちゃいますね。」

伸ばしだ手をおろしかけたその時。
その手がとらえられる。
少しびっくりしたような表情のランカに、シェリルは微笑んで見せた。

「シェリルさん…?」
「バカね、ランカちゃんは。」

シェリルがランカの指に、ゆっくりと自らの指を絡めていく。
587名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 11:56:06.92 ID:dxvF/xBh

「届かないなら、届けにいけばいいのよ。」
「あ…」
「私はそうしてきたし、これからもそうしていくわ。」
「シェリルさん…」
「たとえ小さくたって、歌(おもい)は届くのよ、ランカちゃん。それに…」

シェリルの優しくて真っすぐな瞳がランカを見つめる。

『You'll never walk alone』

歌うように告げられた言葉が、ランカの心に響く。

「ランカちゃんは、『ひとり』じゃないでしょう?」

ぎゅっ。
力強く握られる手と。
向けられた微笑みに。
ランカの頬は紅潮し、瞳にはうっすらと涙が浮かぶ。

「歌は魔法なんでしょ?届かないはずがないわ。」
シェリルが笑って言ってくれたことに。
ランカも瞳に涙を浮かべながら笑って返す。
「歌は祈命…はい、必ず届けます、シェリルさん。」
握られた手を握り返して、微笑みあう。

シェリルの肩に頬を寄せ。
祈るように繋がれた手はそのままに。
寄りそう温もりにひとりじゃないことを感じれば。
自然と二人の顔に笑みが浮かんだ。

「シェリルさん…」
「ランカちゃん…」

ただ名を呼びあって、瞳を閉じれば。
やって来た優しい睡魔に、二人して身を委ねた。
588名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 11:58:12.44 ID:dxvF/xBh
すいません…思わず書いちゃいました。
拙い文章で申し訳ないです。ごめんなさい。
589名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 13:14:24.36 ID:53FI5Ems
>>588
こんなときだからこその癒しだよ
そしてGJ!!!
590名無しさん@秘密の花園:2011/03/26(土) 13:22:30.68 ID:Tfufg5Rn
まったく、GJすぎてチキンスキンだぜぇ…
591名無しさん@秘密の花園:2011/03/27(日) 10:42:55.21 ID:vN2UxOfN
>>588
こんな時だからこそありがとう!GJGJ!
592名無しさん@秘密の花園:2011/03/27(日) 11:31:19.09 ID:MTK6qyim
GJーーー!!
優しい雰囲気に癒されたありがとう

最終衣装の件、確認してきたが残念ながらシェリルマークじゃなかったな
もっと歪な感じにデザインされたオープンハートだった
ただ、シェリルのベルトについてるバックルとお揃いではあるw
593名無しさん@秘密の花園:2011/03/28(月) 23:04:55.01 ID:DoTAxf3n
マクロスAのポスターを見て改めてここの住人なんだなぁと再認識した。悪くはないしすごく良いと思うんだけど、もう二度と開く事はないな
だけど、アイドルはつらいよFは何回でも見てしまうw
594名無しさん@秘密の花園:2011/03/29(火) 21:44:37.63 ID:NSwU/qRO
ちなみに雑誌ガン見してたら地味にランカの指輪もシェリルとおそろっぽくて嬉しかったよ!
個人的にダイクレに対するアンサーソングがホシキラっていう感想見て
シェリランシェリ…!ってなってしまった
595名無しさん@秘密の花園:2011/03/29(火) 23:55:27.82 ID:3dt71sl5
シェリルさんランカちゃんの事好きすぎだろ…。
596名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 11:29:50.12 ID:zx5J3OdJ
ダイクレ聴いた後にホシキラ聴くと
シェリルを包み込むランカが思い浮かんでくる

シェリランでもランシェリでもおいしいですwww
597名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 13:56:06.11 ID:WTxEq47Q
最近このスレにきた人はイツワリの公式のシェリルのお宝音源を聞いてみてほしい
シェリランシェリでのた打ち回れる

最近は二人への愛しさが募る一方だよ
598名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 14:26:28.66 ID:o1Pxr+v4
それを言うならランカの方も筋金入りだw

「あたしの方がシェリルさんを好きな時間長いんですからね!」
だから好きな気持ちはあたしの勝ち!
「あら、時間なんて関係ないわ。このシェリルが言ってるんだから私の勝ちよ」
「そんなことないですっ!」

とかなんとか、犬もそっぽ向く張り合いをしてる二人を受信
599名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 14:56:00.98 ID:o1Pxr+v4
ごめん>>598>>595あて

お詫びに二人の喧嘩盗撮してくる
600名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 15:57:44.08 ID:Ua1h1Vkw
ベッドの上でウサギはニンジンを美味しくいただきました。
601名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 17:07:44.75 ID:WvBEG4Qr
何このニヤけ過ぎて頬の筋肉が痛くなる喧嘩
602名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 20:58:23.00 ID:Tdhm61xB
603名無しさん@秘密の花園:2011/03/30(水) 22:55:32.81 ID:DFGrilCd
ちょw
最近の江端さんやばいー!有難い限りだわ

今日も映画見てきたけど、やっぱシェリラン最高!
ランカが涙を流したのは唯一刑務所内でのシェリルとの面会の時だけだったり、アルカトラズの地下道?でブレラに遭遇してブレラに付いていこうとするランカに対してアルトの声は一切聞こえず、シェリルの声で我に返るとかランカはシェリル大好き過ぎるのが見る度に発見するw
何かとシェリルの前では頬染めてたりするし(*´д`*)
604名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 00:42:59.14 ID:PdN3QEH5
同じく劇場版見てきたw
・「きっと忙しくって無理だと思うんですけ…「行くわ!」」
・刑務所での面会の手合わせ(一回窓から手を離したランカが再び指を添えるのがまた…)
・クォーターから教会ステージ(のシェリルさん)までダッシュするランカ
・グレシェリ!グレシェリ!

何度見ても至福…っ
あとこのスレ向きじゃない話題だけど、面会時の最後ランカがシェリルの気持ちを
確かめた時に素直に打ち明けてくれたのが個人的にすごく嬉しかったりする
605名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 00:52:12.76 ID:YTQ11knS
ノベルのフラゲネタバレきてたよーバレ嫌な人はスクロールなしで





なんか、ノベルでは「アルトは帰還しなかった」と書かれていたらしいw
で、シェリルは目覚めてランカと歌うたってたそうだよ「ここにはいないあなたへ」とかで
やっぱりシェリルを目覚めさせたのはランカか!しかも二人で歌うとかそれ何て幸せw
マジなら、百合勝利w
606名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 00:55:41.52 ID:EvE73MCv
>>605
やはり眠り姫を目覚めさせるには真実の愛をもった乙女の口付けが必要だったんだな!
607名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 04:13:17.25 ID:Kxfgv4oR
小説シェリランシェリENDキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
608名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 13:49:47.92 ID:utVHiLXL
一夫二妻希望だったけど
小説GJ!
609名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 19:43:09.64 ID:HeLkQGiK
このスレで一夫二妻とか言うとバッシングひどいぞ。

一おかん一婦妻でおk
610名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 20:36:20.82 ID:EvE73MCv
シェリル・リーかランカ・ノーム
お互い自分の方の籍に入れさせたくて、おかんアルトに相談するとかいいな

百合婦妻万歳!
611名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 21:08:32.03 ID:A02lRplx
>>610
うわあそれ強烈に萌えるな!
612名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 22:51:43.21 ID:CGk/x9V7
シェリル・リーって女優実際にいるよねw
613名無しさん@秘密の花園:2011/03/31(木) 23:22:03.91 ID:EvE73MCv
あっ!じゃあランカ・ノームですねw

小説にランカのおっぱい枕に対して何も書かれてなくて残念…。
614名無しさん@秘密の花園:2011/04/01(金) 00:38:32.34 ID:Elhxg0Xf
エイプリルフールにシェリルに嘘をつこうとしてことごとく失敗するランカ
シェリルはランカちゃんなんか口を聞いてあげないと軽い嘘をつくが
本気にしたランカの半泣き顔がかわいくて降伏

ラブラブなエイプリル
615名無しさん@秘密の花園:2011/04/01(金) 06:34:45.48 ID:QAxYye6n
>>614
萌えたw
半泣きランカを優しく微笑んだシェリルが抱き寄せるシーンが浮かぶ
616名無しさん@秘密の花園:2011/04/01(金) 23:20:42.46 ID:DPYGPlm/
>>605
駄菓子菓子!
サヨナラノツバサのアルバムのジャケットをよく探すと……

まあぶっちゃけこのスレ的にはどっちでもいいんだがな!
帰ってこなかったなら二人でキャッキャウフフラビュラビュチュッチュできるし、
帰ってきたら帰ってきたで、保護者というかおかんが増えるだけだし!

あと、今日もう一回見てきて思ったんだけど、
あれならグレイス何とか生存してても不思議じゃないよな。
テレビは完全黒幕だったけど、映画は情があったというか……いい人だったよ。グスン
617名無しさん@秘密の花園:2011/04/02(土) 02:03:37.04 ID:3ThvlA4L
>>616
えっ?!なんだよ最後まで書けよ!

ところでアルカトラズの時、外から聞こえてくる愛しいランカの歌声にシェリルの魂は確かに救われたと思ったんだが。
618名無しさん@秘密の花園:2011/04/02(土) 23:18:00.44 ID:7Xo3dxH7
>>602
あれ、これ良く見ると相当やばくないか?
ランカの右手はシェリルの胸の上の方抑えてるし、左手はシェリルの手袋の中につっこんでる
表情も恋してる顔だし、これガチで知らない人見たら百合作品って思うだろw江端さんありがとう
619名無しさん@秘密の花園:2011/04/02(土) 23:47:07.49 ID:3ThvlA4L
よく見るとランカの表情が恍惚としてるしな。
大好きなシェリルさんとくっついて気持ちがいいんだろう、シェリルさんはランカに仕返しする前かな?
620名無しさん@秘密の花園:2011/04/03(日) 12:20:48.99 ID:vpqW2vZa
これ、二人の表情からして以前江端さんが描いたNT表紙
>>548と対になってるのかとふと思った
これは2枚並べてみたい…
621名無しさん@秘密の花園:2011/04/03(日) 18:08:55.92 ID:GRHYgjw3
>>620
!!本当(このスレ的に)良い仕事してるな




そろそろ映画のエンドロールにシュディスタ歌う二人のライブ映像が見えてきた(脳内で)
でもフィルム、デュエットどころかランカもシェリルも来ないとか…
622名無しさん@秘密の花園:2011/04/03(日) 19:37:13.34 ID:PchclapB
>>621
俺は反応弾の爆風だったぜ……
まあ真っ暗じゃなかっただけよかったと……
623名無しさん@秘密の花園:2011/04/03(日) 21:00:23.11 ID:Aiz9i/lb
シュディスタには娘クリのパッケージの2人が合う気がするんだ…
624名無しさん@秘密の花園:2011/04/04(月) 22:33:56.73 ID:HGIiv/eq
13日発売のシェリルの漫画に井上さん(17歳のねw)のインタビューが載るそうだ
映画と漫画はグレイスの立ち位置が似ているからどんな話が出るか楽しみ〜
625名無しさん@秘密の花園:2011/04/05(火) 20:12:13.02 ID:Fe847PKf
シェリル漫画3巻のアニメイト特典がシェリランだよー!
http://www.animate.co.jp/original/book_tokuten/img/110413mfb.jpg
患者ランカにお注射しようとしてるナースシェリルとか俺達向けの特典すぎる
626名無しさん@秘密の花園:2011/04/05(火) 20:57:23.88 ID:irI6KXof
本編は一応表向きのノンケフィルターかけてるけど特典とかは百合の香りを隠そうともしないのでもっとやって下さい
627名無しさん@秘密の花園:2011/04/05(火) 21:40:21.80 ID:nOnCwLF3
なんという百合シチュ
いいご褒美ですね
628名無しさん@秘密の花園:2011/04/05(火) 21:48:22.58 ID:ibesoYrU
お注射だと?
前に付けてるんだな
629名無しさん@秘密の花園:2011/04/05(火) 22:12:56.42 ID:bl0tcWFu
これはアニメイト行くしかない…っ
630名無しさん@秘密の花園:2011/04/06(水) 03:22:26.62 ID:ICs2XHNz
えっ?!シェリルさんふたなり?
百合でふたなりは邪道だと思う
631名無しさん@秘密の花園:2011/04/07(木) 20:29:57.34 ID:tMVGovb1
ふたなりではないだろwww
ナースシェリルと患者ランカがいちゃいちゃしてるだけ

さてアニメイトで予約か…
632名無しさん@秘密の花園:2011/04/08(金) 00:51:59.96 ID:rsDG+xUd
ランカスレで、シェリル漫画でランカが敵の女キャラにキスされたとか聞いたんだけど、
ついに公式が本気で百合に走り出したの?
シェリル漫画公式サイトのグレシェリとかもうご褒美でしか無いんだけどホントどうした公式…いいぞもっとやれ
633名無しさん@秘密の花園:2011/04/08(金) 01:43:04.13 ID:OtNVfc0f
シェリルさんが嫉妬してランカちゃんにいっぱいちゅっちゅすればいいのに…。
そうか!注射器=オシオキ!
「アタシ以外にキスさせるなんて、ランカちゃんったら隙だらけよ!今日は絶対に寝かせてあげないんだから!!」
「ふぇ〜ん、シェリルさんごめんなさぁ〜い!」
「言い訳はベッドで聞くわ!さぁオシオキよ!」

注射器はきっと気持ちよくなる合法的なお薬かシェリルさんの遺伝子だよ。
634名無しさん@秘密の花園:2011/04/09(土) 06:08:32.16 ID:BJAQcjkG
某シブにシェリランシェリのヤバいのが・・・
635名無しさん@秘密の花園:2011/04/09(土) 12:30:14.68 ID:uf+hY64Y
>>634
おいw
636名無しさん@秘密の花園:2011/04/09(土) 12:48:28.80 ID:BJAQcjkG
性的な意味で、と付け忘れていたZE
637名無しさん@秘密の花園:2011/04/11(月) 18:21:30.89 ID:K61w8fSB
ランカとキャシーはそういえば一度も話をしたことが無いんだよな。あとキャシーがランカの事を
嫌っている描写もあったからもしかしてこの二人はお互いに口をきかない様にしているのでは。
638名無しさん@秘密の花園:2011/04/11(月) 18:27:06.85 ID:nFan1LLC
で?
639名無しさん@秘密の花園:2011/04/11(月) 20:11:27.66 ID:HOA8OIvo
>>638
敢えて言います
荒らしにかまうあなたが悪い
640名無しさん@秘密の花園:2011/04/11(月) 22:07:38.80 ID:X9S117Xn
個人スレって見るのやんなる時あるよね…。片っ方をのけ者にしたがる感じが辛い。
やっぱここが一番落ち着く。シェリルもランカもグレイスやその他キャラ、そしてここの皆が好きだわ
641名無しさん@秘密の花園:2011/04/12(火) 00:23:23.68 ID:4CLzrxlr
>>640
ずっとキャラスレ見てたけどもうほんとに嫌になって
マクロス自体どうでもいいやってなったけど
このスレを知って救われました
642名無しさん@秘密の花園:2011/04/12(火) 03:15:03.32 ID:uMialv/A
シェリランシェリ最高でFAです
643名無しさん@秘密の花園:2011/04/13(水) 09:00:25.96 ID:Pc00gyrb
おお!
自分もそれが理由でここに辿りついた
二人ともかわいいよな
644名無しさん@秘密の花園:2011/04/14(木) 17:57:20.50 ID:k/SVwiY5
あああアニメイトで買うのすっかり忘れてた…死にたい…

でも内容は凄く良かった スルトさんはシェリランと一緒にきゃっきゃしてほしい
645名無しさん@秘密の花園:2011/04/14(木) 18:50:07.41 ID:3NUAFPZC
>>644
シェリルさんがランカちゃんの唇を強引に奪ったスルトとキャッキャ出来るか謎
646名無しさん@秘密の花園:2011/04/14(木) 18:55:27.54 ID:0EddJtYJ
スルトって何
647名無しさん@秘密の花園:2011/04/14(木) 19:36:22.33 ID:3NUAFPZC
>>646
漫画でランカちゃんの唇を奪った方です
648名無しさん@秘密の花園:2011/04/15(金) 00:41:04.54 ID:naAf1daT
映画本スレでムック本の表紙きてた
ttp://loda.jp/kaeru/?id=767.jpg
で、これが上がってからの流れ(216以降)がちょっとここ向きでなごんだw

ランカはほんとシェリルのおっぱい好きだよね!
649名無しさん@秘密の花園:2011/04/15(金) 06:35:56.99 ID:KjbdV/BL
シェリルのおっぱいはランカのだからねw
ムック本の通販早く届けー!
650名無しさん@秘密の花園:2011/04/15(金) 08:04:33.43 ID:fxRsQdtF
そして、ランカのおっぱいはシェリルのもの。
レズではなく「女子校での挨拶」レベルで、お互いのおっぱい触りあう二人。
651名無しさん@秘密の花園:2011/04/15(金) 10:52:33.92 ID:EIiuHzHE
自分がナイチチだから巨乳に憧れるのだろう>ランカ

そう言えば親友のナナセも爆乳美人だったな
ランカはわかりやすいおっぱい星人だ
652名無しさん@秘密の花園:2011/04/15(金) 11:53:18.83 ID:myjrupF9
ランカちゃんは設定ではBカップっすよ
653名無しさん@秘密の花園:2011/04/16(土) 20:50:42.60 ID:rcA6DIN1
サヨナラのムック本、表紙以外にシェリラン絵ある?
あったら買いたい…て感じで今迷っているんだ…
654名無しさん@秘密の花園:2011/04/16(土) 21:59:57.58 ID:HXhKRX9M
シェリランシェリ本を出せばいい
655名無しさん@秘密の花園:2011/04/16(土) 22:23:11.09 ID:W3lIWI+z
公式はいつまでノマカプエンドの皮を被せておくつもりなんだ!
ハッキリと言えばいいのに!
マクロスFのFは「ふたり(歌姫達)」のFだと!!!
真のエンディングは二人がラブラブイチャイチャするエンドですよね?
656名無しさん@秘密の花園:2011/04/17(日) 00:29:53.57 ID:g1NEeyuq
>>653
購入した
ニュータイプのシェリランシェリの美麗イラストの下が!抱きしめあってる!(個人的にはこれで元はとった)
あとは版権絵というよりいい意味で映画解説本
すみずみまでかなり細かい説明あって(コンテの指示なんかもある)、今までの雑誌の初期イラストの小さい奴まで収録されてたから女子キャラ好きにはかなり満足
657名無しさん@秘密の花園:2011/04/17(日) 01:30:19.08 ID:+PUr4s2+
>>656
レスありがとう
ニュータイプのあの絵好きだから買うわw
658名無しさん@秘密の花園:2011/04/17(日) 02:27:10.94 ID:g1NEeyuq
ちなみに実物はこれの二倍くらいきれいな絵だよ(腰に手を回してる)
オヌヌメ
ttp://b.pic.to/158ixn?guid=ON
659名無しさん@秘密の花園:2011/04/17(日) 20:59:09.73 ID:vL6mV9mY
「禁断のエリクシア」のナースシェリル!
患者さんは...
ナント、ランカ!
背後に並ぶ試験管からして...患者というより被験体!?
二人きりのヒミツの実験室で、一体どんな化学変化が起きちゃうのでしょう!!?

↑シェリル漫画の公式の特典紹介が百合百合しいw
ランカの遺伝子をシェリルの中で混ぜて溶け合っちゃえばいいと思うんだ
660名無しさん@秘密の花園:2011/04/17(日) 23:30:08.59 ID:II9SfbjS
>659
一瞬ここの住人の妄想かと思った
最近の動きを見ていると公式には明確な百合指向があるとしか思えない
661名無しさん@秘密の花園:2011/04/18(月) 23:43:42.83 ID:9KBDYkRg
シェリルさんがランカの誕生日プレゼントを大量購入するために奴隷兼おかん・アルトを伴って買い物に出掛けるんだけど、その場面をランカに見られてしまって「シェリルさんはアルトくんの事が…」と勘違いされてしまう。
それ以降ランカはシェリルを避けるようになってしまう。傷付きながらも苛立つシェリル。
ついに誕生日当日。ミシェル経由でランカを呼び出したシェリル。色々あって仲直りし、二人でイチャイチャ一日中しました。

みたいなものが見たい
662名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 06:59:58.57 ID:KiT9xDw1
>>661
>色々あって

そこ省略してどうするんだ!
責任取ってkwsk書いて貰おうか
663名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 12:26:29.86 ID:iTQ/QxTr
サヨツバのムックって百合信者的に買い?
ノマカプはどれも好きじゃないので程々程度で
あとは百合解釈が多めにできそうなら買うんだけど
664名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 13:41:26.31 ID:m7lQ1x4J
ttp://betsufure.net/lineup/sheryl/2011/04/-f.html

シェリル漫画の小山先生が娘秘3にランシェリ(?)なショート漫画を描いてるらしい
えっと…ちょっと載ってるキャプを見ると鼻血ものなんですが…w
665名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 15:29:59.69 ID:muB/WkE6
666名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 16:07:59.44 ID:Uq5AoBuF
うほほ
667名無しさん@秘密の花園:2011/04/19(火) 17:12:31.46 ID:ufNjGyoM
>>664
百合解釈はあんましないかも、けどノマも実はそんなにない(展開的に避けられない部分はあるけど)
ただ今までニュータイプで連載してたやつが小さいながらも全部収録されてたり
アルカトラズでのシェリルとランカの手を合わせ&グレイスがイヤリングを渡す百合萌えシーンがちゃんと収録されてた
あとランカが冒頭に渡したデビューチケットだけどシェリルに渡したのはシェリルのための専用プレミアチケットらしい
あとインタでグレイスはいつか戻ってくると思うって書いてあったよ

シェリル漫画の人ってちょいちょい百合っぽいネタ書いてくれるので好きだ
娘クレットはランカとシェリルがエリクシアのドレスの格好してるあの袋がほしい…
668名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 00:14:36.37 ID:jaXYgGHA
あの箱はランカちゃんがシェリルさんを想いながら作ったんだね。
ところでアルバム・ユニバニの曲はやっぱりシェリルさんが幼い頃より想っていた相手=ランカちゃんへの愛の曲ゼントラ盛りってことでいいのかな?
良いんだよね?
669名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 08:48:49.72 ID:umWvIYNF
>>668
その通りでございます

自分も映画見ながら放課後〜は大切な人=シェリルのために作詞した思ってた
おかんもそれに気づいてハッとしたんだと思ってたw
というか放課後は歌詞がシェリ←ランすぎる
禁断のエリクシアはラン→シェリにしか聞こえない
670名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 08:50:27.05 ID:umWvIYNF
ゴメン一番下は間違い
ラン←シェリね
671名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 10:07:59.22 ID:jaXYgGHA
禁断のエリクシアはシェリルからランカへのプロポーズソングだと思ってるw
ランカからシェリルへのプロポーズソングはsongbird
いい加減公式は正確なシェリルの誕生日を発表しろよ…!ランカちゃんがシェリルさんの誕生日にプロポーズしたいのに全然できないだろ!

あと多分今まで何度も上がった話題だと思うけど、ノーザンクロスは明らかに百合だよね?
672名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 11:31:12.70 ID:CVQkBzCu
シェリルの誕生日は公式に11月23日だったはず
これでいつでも射手座の彼女にプロポーズできるねランカ!

ノーザンクロスは壮大な百合歌
673名無しさん@秘密の花園:2011/04/20(水) 16:43:26.85 ID:jaXYgGHA
そうなんだ、ありがとう
ムックに書いてなかったからさぁ、あれランカちゃんも困ったと思うんだよね。
キャラスレも怖かったし、ずっと気になってたんだ。
これでやっとシェリルさんも「ランカちゃんは実はポニテの事が…」と不安になることもなくなるな!

さぁ後は銀河一素敵なプロポーズをするだけだね!シェリルさんはセクシーな曲が多いけど乙女趣味で可愛いもの大好きだから、テレビ版も映画版も一目惚れだといい!
674名無しさん@秘密の花園:2011/04/21(木) 17:59:13.19 ID:De7GO+A+
夜明けの光を小鳥が見つけるように私が気付いてみせる、の小鳥はシェリル、夜明けの光はランカ

イツワリのおいかけっこシーンで思った
675名無しさん@秘密の花園:2011/04/22(金) 19:53:48.77 ID:EcZYLaJO
ウェディングシェリルをランカが拐いに来る妄想とウェディングランカをシェリルが拐いに来る妄想し過ぎて夢に出たww
676名無しさん@秘密の花園:2011/04/23(土) 02:54:56.38 ID:xAVG19tC
>>675
なんつーうらやましい夢だ…
とりあえず俺もシェリランシェリ妄想しながら昼過ぎまで寝てみるかな
枕の下に雑誌の切り抜きもスタンバイオーケーさ!
677名無しさん@秘密の花園:2011/04/23(土) 10:09:20.16 ID:gxuqUcf3
そういえばテレビ版だとシェリルがヒロインでランカが主人公だったけど、映画版だとランカがヒロインでシェリルが主人公だったよね。

ランカはシェリルの事姫だっこは余裕だと思うけど、シェリルはどうなんだろうね。
678名無しさん@秘密の花園:2011/04/23(土) 22:08:16.19 ID:nyZFeWUk
シェリルが「ランカちゃん…」って言うのと
ランカが「シェリルさん!」って言うのが
どちらも切なくてきゅん!ってなる
679名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 17:55:54.04 ID:bjsD6yhN
妖精ランカがシェリルに近付いてきて
シェリルがそれを見てちょっと赤くなって
「ランカちゃん…」って言うところがたまらん
680名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 18:05:37.76 ID:xkFIpnma
そういえば娘秘の公式百合はどうだった?
681名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 21:46:24.57 ID:BF5TrOGv
>>680
シェリル漫画の小山先生が描いた漫画がエロすぎた

以下台詞ネタバレ







「ふふっ シェリルさんの顔すごく赤くなってる…」
「そんなこと……だって…は、初めてなんだから…」
「シェリルさんて経験豊富そうだからちょっと意外かな でも…可愛い」
「かっからかわないで!」
そっ
(ぴくっ)
「ああ もうこんなに熱くなって…膨らんじゃってますよ…
ホラ、自分で確かめてみます?」
ぐいっ
「あんっ…ダメっ!やだ…こんな…に…」
「ね…しょうがないなぁシェリルさんは
わたしが入れてあげますよ 口開けてください…」
「こんなこと…アルトには内緒…ね…」
「…ホントは 我慢 できなかったんでしょう…」
「んんん〜〜っっ!!」

続きは製品版でお楽しみください
682名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 21:51:51.88 ID:wjsF9wQ1
エロスw

しかし何となくポップコーン?を食べさせてるのかなと予想
全然違ったらごめんw
683名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 22:07:08.54 ID:xkFIpnma
>>681
えっ…?
シシシシシシェリランは清い関係だと信じてたのに!まさかそんな濃厚百合展開してたなんて!
684名無しさん@秘密の花園:2011/04/24(日) 22:44:39.55 ID:BF5TrOGv
ヒント

  /\⌒ヽペタン
    /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(


あとシェリラン衣装交換あった
JK制服シェリルと囚人ランカ
ふたりともきゃわゆい
ランカちゃんお胸がざんn

出演者御一行様打ち上げ会場
ってコーナーでは主要メンバー(江端絵ちびキャラ)が宴会やってる
その中で、酔っぱらったシェリルがアルトに寄りかかって寝てしまい、アルトさん顔真っ赤(勘違い乙!)
ランカは不満顔でアルトの袖をひっぱってる絵があった
「あたしのシェリルさんから離れて童貞!」という心の声が聞こえたよランカ
685名無しさん@秘密の花園:2011/04/25(月) 17:24:27.88 ID:JsY1AthW
>>684
完全にどういうことか把握したw
686名無しさん@秘密の花園:2011/04/25(月) 17:49:58.05 ID:vMpScIeL
下の方の文章ワロタ
687名無しさん@秘密の花園:2011/04/25(月) 20:41:26.01 ID:EYLsJw3B
シェリルさんランカちゃんとアルト間違えちゃったのか…。
688681:2011/04/26(火) 12:20:02.44 ID:SCLcLT3+
>>681
タイトル忘れてた
『娘娘☆秘事〜オンナノコノヒメゴト〜』
689名無しさん@秘密の花園:2011/04/26(火) 12:40:59.32 ID:9F4GSnDL
どう見ても百合同人のタイトルです本当に(ry
690名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 01:01:27.28 ID:0Mtw9EvZ
>>684-687
この流れで小ネタをひとつ。


打ち上げ会・後日談
691打ち上げ会・後日談:2011/04/27(水) 01:04:46.02 ID:0Mtw9EvZ
ランカちゃんの様子がおかしい。
何でだろう、とは思わない。
だって、原因が私だって、知っているんだもの。
だからこそ、収録合間の休憩中、必死に牛乳を飲んでいるランカちゃんに声をかけるには、
いつもならいらないような勇気と決断が必要だった。

「ランカちゃん……さっきから牛乳ばっかりね?」
「はい」

短く答えながらも、ランカちゃんは3個目の牛乳パックに手を伸ばす。
そのパッケージには、「フロンティア牛乳カルシウムゼントラ盛り」と書かれてあった。
今朝、仕事前にわざわざ大量に購入してきたみたい。
牛乳と言えば、バストアップが目的なのかともとれるけれど。
カルシウムを重視している以上、ランカちゃんの目的は「身長」なんだろう。
けれど、いっそ牛乳を憎んでいるかのように飲み干すランカちゃんの様子が見てられなくて。
私は、やんわりと声をかける。
692打ち上げ会・後日談:2011/04/27(水) 01:07:44.29 ID:0Mtw9EvZ
「私は今のサイズのランカちゃんが好きだけど」
「じゃあ、背が伸びたら、シェリルさんはもう私の事、好きじゃないって言うんですか?」
「そ、そんな訳ないじゃない!背が伸び縮みしても、ランカちゃんはランカちゃんよ」
「なら問題ないですよね♪」

ランカちゃんは、怒っているわけじゃない。
なのに、異様な迫力のある笑顔でそう言って、3パック目を空にしちゃった。
そう、ランカちゃんは怒ってなんか無い。
というか、いっそ私に怒ってくれればいいのに。
『何で私じゃなくて、アルト君にもたれて眠っちゃったんですか!』って。
そうすれば、こんな気まずい思いをせずに、私も『昨日はごめんね』って言えるのに。
こんな風に、何事もなかったように仲良く仕事をして。
『私の背が高ければ、アルト君じゃなくて私にもたれられたのに』なんて考えて。
ただ隙を見つけては牛乳を飲んでいるなんて。
693打ち上げ会・後日談:2011/04/27(水) 01:11:20.09 ID:0Mtw9EvZ
そんな態度をとられたら……愛しくて、堪らなくなっちゃうじゃない。

休憩とは言っても、ただスタジオの端に用意されたパイプ椅子に座っているだけ。
個室に居るわけではないから、スタッフの目を考えればあまり大胆な行動はできない。
それでも、私は少し自分の椅子の向きを逆転させると、座ったまま、上半身を横倒しにした。
狙い通り、私の頭はランカちゃんの太腿の上にダイブする。

「シェリルさん!?」
「私ね、本当はこうしたかったの」
「……肩に、寄りかかるんじゃなくて、ですか?」
「だって、ランカちゃんの肩は、寄りかかる為じゃなくて、抱き寄せる為にあるんだもの。
 それに、肩にもたれちゃったら、髪の匂いがして、眠るどころじゃなくなっちゃうわ」
「眠るどころじゃないって……シェリルさん」
694打ち上げ会・後日談:2011/04/27(水) 01:13:30.53 ID:0Mtw9EvZ
ランカちゃんの髪の匂いを嗅いだら、私がどうしたくなるか。
そんなの、ランカちゃんにはすぐ分かるわよね。

「ランカちゃんの柔らかな脚が大好きだから。
 そこにこうして身を預けたら、きっと気持ちいいんだろうなって。
 お酒を飲みながらそう思いついたんだけど……飲酒量を間違えたわね。
 まさか、アルトなんかにもたれて眠っちゃうなんて。
 ごめんね、ランカちゃん」
「そんな……私こそ、ごめんなさい。
 自分の身長が高ければ、なんて、勝手に思い込んじゃって」

ランカちゃんは謝る必要なんて無いのよ、と言おうとして。
ふと、目の前にある魅力的なモノに気付いて、私は笑みを浮かべた。
収録用の衣装に隠されてはいるけれど。
柔らかく、手触りの良さそうな、ランカちゃんのお腹。
695名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 01:15:53.06 ID:FeHmpX1T
4円
696打ち上げ会・後日談:2011/04/27(水) 01:21:52.65 ID:i1FfgLGM
「じゃあ、お仕置き」

短く言って、片手でランカちゃんの上着の裾をめくる。
少しだけ見えた綺麗な肌に、私は首を伸ばして口付けた。

「ひゃっ! 何するんですかシェリルさん、こんなところで!」
「言ったでしょう? お仕置きよ」
「もう……シェリルさんってば」

慌てて裾を引き下げるランカちゃんの顔は、きっと赤くなっているだろう。
愛らしい表情を見たくて、私はどうにか身を起こす。
待っていたのは、意地悪な私の事を、それでも好きでいてくれる恋人の笑顔。
また堪らなくなっちゃって、思わず抱きついたのは仕方ない事よね?


おわり
697名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 01:25:29.80 ID:i1FfgLGM
規制中で携帯からの投稿に切り替えた為ID変わりましたが、>>696>>690からの続きです。
698名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 01:38:16.03 ID:E0qxkRhJ
>>697
ばかーー!興奮して寝れなくなっちゃったじゃないか!

GJ
699名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 17:23:50.30 ID:/EeUD6rO
ヤックデカルチャー

愛しいよ二人とも
700名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 18:00:08.34 ID:EJndNIkj
701名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 19:09:17.66 ID:4a76JDwh
>>700
相変わらず安定のオカンクオリティ
702名無しさん@秘密の花園:2011/04/27(水) 20:08:55.28 ID:E0qxkRhJ
>>700
やっぱり百合婦妻シェリランとそれを見守るオカンいいよね。
703名無しさん@秘密の花園:2011/04/28(木) 21:55:11.34 ID:ltln8jq/
>>702
夢見がちなオカンに百合夫婦。
最高の組み合わせだな。
704名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 02:08:46.85 ID:ebdodVjp
ランカちゃんオタオメ*^ー゚)ノ
705名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 17:09:01.32 ID:qFuJ4ZBM
ランカちゃんお誕生日オメ!
シェリルさんとほのぼのイチャイチャ過ごすがいいさ

今日何気なくシェリルさんのコミカライズとったら
カラーページがグレシェリウェディングドレスですごく良かった!
のってた短編もまさかのシェリランシェリな内容だった
706名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 20:00:13.44 ID:RVPSIyI9
>>705
あのグレシェリは本当にカラーで載せてくれて良かった!
あとランカとシェリルの仲がすごく良くて心の中でニヤニヤするw


ランカちゃんは誕生日にシェリルさんに「愛してる…こんなこと、滅多に言わないんだからね!」
とか言われていれば良いよ、お誕生日おめでとう
シェリルはグレイスとかには言っててもランカに対しては愛してるってあんま使わなさそう
707名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 20:59:48.59 ID:/WATtr51
あれはタイトルが「ダイアモンド クレバス」ですごく良かった…<グレシェリウェディング
あのコミカライズではシェリルのことをただ愛してたんだよなグレイス
ラスト?もちろん星座の導きでランカとシェリルが結婚するのにおかんと兄ちゃんが来ただけですよw
708名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 21:14:19.60 ID:lPjK2wGm
ランカちゃんお誕生日おめでとう!!

〜朝〜
(シェリルさん、私の誕生日だって覚えててくれるかなぁ…!)
「ねっ!アイくん!」
「キュピ?」
〜昼〜
「ランカさん、おめでとうございます。ランカさんの絵を描いたんですよ」
「わぁ!ありがとう、ナナちゃん!」
(シェリルさん、今日学校来てないのかなぁ?)
〜夕〜
「今日はパインケーキ祭りだぁぁぁぁぁ!!」
「煩いぞオズマ」
(もしかして、忘れられちゃってるの、かな。)
〜夜〜
(やっぱり…。仕方ないよね、だってシェリルさんは忙しい人なんだから。でも…)
「グスッ…」
バタバタバタバタ…バンっ!
「ランカ、ランカちゃん!」
「シェリル…さん?」
「遅くなってごめんなさい、準備に手間取っていたの。」
「…ったく、もっとドアは静かに開けろイテッ」
「うるさいわよ、アルトの癖に!ランカちゃんへのプレゼントさっさと持ってきなさいよ!」
「はいはい…。おっと、誕生日おめでとう、ランカ」
パタン
709名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 21:15:55.90 ID:lPjK2wGm
「誕生日おめでとう、ランカちゃん。」
「わた…っ私忘れられてると、思っ」
「本当にごめんなさい。泣かないで…。誕生日プレゼントは明日はアタシの選んだ服と靴、それからバッグを持って一緒に一日中遊ぶの。最後には限定一名のスペシャルライブ!豪華!銀河の妖精とデートよ」
「デッデート?!」
「あと、これ。指輪なんだけど。」
「はい、じゃあ大事にしまって「ダメよ、ちゃんと嵌めて、うん。よし」
「じゃあ、アルトが他のプレゼント運び終わるまで一緒に居ても良いかしら?」
「はい、大歓迎です!」

(別におかしくないわよね?友達の誕生日にアクセサリー贈るのは普通よね?良く考えたら私ランカちゃんのお部屋初☆入室だけど友達の部屋に来てドキドキするのはry)
(シェリルさんが私の部屋に居るよぉ…。夢みたい!明日はシェリルさんとデートデートデートデートデートデートデートデートry)

とか妄想してました。
ランカちゃん一番好きな人に祝って貰えて良かったね!
710名無しさん@秘密の花園:2011/04/29(金) 23:54:01.24 ID:Ok/2sVKO
アルト……(´Д⊂ヽ くっそそのポジション俺と替われw

GJ!!大事な大事な(本人曰く)「友達」のランカのためだから
吟味に吟味を重ねてあやうく当日を逃しかけたんですね。

メインは翌日とはいえw皆に祝ってもらえて良かったね!
ランカ誕生日おめでとうー
711名無しさん@秘密の花園:2011/04/30(土) 01:06:18.19 ID:P83rq7TK
相変わらずのオカンクオリティ
712名無しさん@秘密の花園:2011/04/30(土) 15:31:48.87 ID:9fuXSI7Z
料理洗濯家事全般出来るし本当に良いオカンだ
713名無しさん@秘密の花園:2011/04/30(土) 17:33:45.99 ID:2K+Gk7eF
まさか映画版ではオカンがバジュラクイーンとシェリランの為に、銀河一の教会を探しに行ってしまうとはな…。
超展開だったぜ
714名無しさん@秘密の花園:2011/05/01(日) 05:52:45.76 ID:qOXLB3mS
ナナセ「ランカさん!芸術の為に、ヌヌヌヌードモデルになってください!」
ランカ「えぇぇぇええ?!」
ナナセ「おっお願いします、やましい気持ちじゃないんです、ランカさんが恥じらいながら全裸になるシーンを見たいとかそんなんじゃないんですっ」
ランカ「…わかった、ナナちゃんの頼みだもん。私、頑張るよ!」
シェリル「聞き捨てならないわねぇ、ナナセ!」

という夢をさっき見た。
シェリルとナナセを銀河一幸せにできるのはランカしかいないよね。
715名無しさん@秘密の花園:2011/05/01(日) 18:17:15.78 ID:xkTBNtu7
>>714
続きは明日の朝ですね
716名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 02:50:25.86 ID:MT11UyX8
三日も遅れたけど、ランカちゃんお誕生日おめでとう!!!
せっかくなんで1つ書いてみました。
シェリランですが、アルトがちょっと出てくるので、ダメな方は気をつけて下さい。
では、少しレスお借りします。
717名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:18:56.10 ID:1PZHwyOG

「お誕生日おめでとう、ランカちゃん。」

その日の終わりにもらった言葉と笑顔は。
私にとって。
誰に言われるよりも嬉しくて。
どんなものよりも大切な。
この宇宙で一番の。
誕生日プレゼントだった。


『お誕生日おめでとう。』
今日、何回目になるかわからない言葉でも。
言われると、本当に嬉しくて。
「ありがとう」の言葉と笑顔が自然に出てくるランカ。

4月29日。
今日はランカの誕生日。
朝から事務所でお祝いされて。
お昼からのCDインストアイベントでは、サプライズでお客さんたちが歌で祝ってくれた。
今日、最後の仕事であるレコーディングの際にも。
なんの前触れもなく、急に室内が真っ暗になって驚くランカに。
ピアノが伴奏を奏で始めれば。
定番の誕生日ソングをその場にいたみんなが歌ってくれた。
ランカの前には、ロウソクの火が灯ったケーキが出てきて。
その火を消せば、クラッカーの音ともに。
拍手とおめでとうの声。
もちろん、お祝いメールや電話も、ひきりなしに届いて。
ランカにとっても、初めての経験になるほど祝福された誕生日。
嬉しくてたまらないはずなのに。
どこか心から喜べないのは。
一番祝って欲しい人の言葉が、未だにランカに届いていないから。
718名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:19:30.95 ID:1PZHwyOG

新曲のレコーディングを終えて、事務所に戻ったランカ。
その手にはずっと、携帯があった。
音が鳴って光が点滅する度に、その表情にはじけるような笑みを浮かべて。
緑の髪が嬉しそうにピコピコ動くけれど。
その内容を確かめれば、笑顔は溜息へとかわり。
犬耳のように動いていた髪は、しゅんとして動かなくなる。

「あーあ・・・」

零れた言葉のあとに“ごつん”と、少し痛そうな音をたてて、ランカは机に突っ伏した。
そのまま、今度は頬をくっつけて、鳴らない携帯をみやる。
その瞳にうっすらと涙が浮かんでいるのは。
思いのほか、ぶつけた額が痛かったのもあるけれど。

「シェリルさん・・・私、今日・・・誕生日なんですよ・・・」

寂しさと、悲しさと、少しの怒りと、大きな不安。
そんな思いが心の中で渦巻いて。
ランカの口から、また溜息が零れた。

出会って、初めての誕生日には花を。
その次の誕生日は、忙しい毎日に、それでも午前0時にメールをくれて。
その後すぐ、電話で誰よりも早く誕生日を祝ってくれて。
事務所にはプレゼントのバックを用意しておいてくれたシェリル。
それなのに今年は。
視線の先の携帯は動く気配もなく、手を伸ばし、時間を確かめれば。
もう午後11時をまわっていた。

(シェリルさん・・・今日は、私たちが恋人になって・・・初めての私の誕生日なんですよ・・・)
719名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:20:17.48 ID:1PZHwyOG

思いながら、ランカの手がなれた手つきで、その番号を呼び出した。
画面に浮かぶ番号は、シェリルのもので。
発信ボタンの上で彷徨っていた指が、エルモに声をかけられた拍子に。
それを押してしまう。
「あ・・・」
慌てて切ろうとしたけれど、すぐに通話状態になったことに。
ランカの顔は嬉しそうに綻んで。
「あ、あのっ!もしもしっ!!シェリル・・・」
『ランカか?』
聞こえてきた声と映し出された映像に、ランカの表情がかたまる。
「アルト・・・くん・・・?」
なんとか出せた声は震えて掠れ。
『ちょうどよかった。シェリルの奴が携帯を・・・ランカ?』

気づけば。
通話を切った携帯を握りしめ、去年の誕生日にシェリルからもらったバックを片手に。
ランカは事務所を飛び出していた。
720名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:21:25.02 ID:1PZHwyOG

通話の切れた携帯を見つめながら、アルトは大きく溜息を吐いた。
「やばい・・・あいつ、絶対誤解してるな・・・」
困り顔のアルトの前に、携帯の持ち主が現れる。
「アルトッ!!!携帯っ!!!」
息を切らしてそう言ってきたのはシェリル。
振り向いたアルトの手にある自分の携帯を見つけて、シェリルは安堵の溜息を吐いた。
「よかった・・・」
「あー・・・悪い、シェリル。それがあんまりよくなくてな。」
「え?」
息を整えていたシェリルにアルトは、溜息1つ吐いて、さっきあったことを話し出す。
「ランカから電話があってな、シェリルが携帯、オレの家に忘れたこと伝えようと思って。」
「出たの?」
シェリルの声に申し訳なさそうな顔をして、アルトは頷いた。
「悪い。シェリル。」
そのアルトの申し訳なさそうな表情と言葉で状況を理解したシェリル。
その表情が見る見る間に険しくなっていく様に、アルトの顔に冷や汗が流れた。
アルトの手にある携帯を静かに奪い取り、シェリルは背を向ける。

「アルトの大バカっ!!!今度あったら、ただじゃおかないからっ!!!」

きつい声がそう告げたかと思うと、シェリルは走り出し。
「あ、おいっ!!!シェリルッ!!!」
呼び止める声に止まることさえせず、シェリルの背中はすぐに見えなくなっていた。

走る道すがら、なれた手つきでその番号を呼び出して発信ボタンを押す。
呼び出し音が数回続き、かかったと思えばそれは留守番電話サービスで。
それでも、シェリルは少しの望みを託して、留守録にメッセージを入れる。
「もしもし!!?ランカちゃん!!!違うのよっ!!!今、私、次のライブのために・・・」
走りながらで途切れ途切れにメッセージを伝えるも、すぐに時間オーバーになって。
もう一度かければ、また同じことに。
「だから、今、アルトの家で舞を教えて・・・」
そこまで言った所で、携帯が不自然な切れ方をする。
画面を見れば、エンプティーの表示。
しばらく充電をさぼっていたそれは、静かに沈黙する。
「あーっ!!!もうっ!!!この役立たずっ!!!あとでおぼえてなさいっ!!!」
自分の責任はともかく、携帯に向かってそう叫んで。
シェリルはともかく走った。
宛ても何もないのに。
それでも、一刻も早くランカを見つけるために。
自分の足が進む方へと、ひたすらシェリルは走った。
721名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:22:22.97 ID:1PZHwyOG

事務所を飛び出したランカが、辿りついた先は展望公園。
ベンチに俯いたまま座るランカの膝の上、手が重ねられた下には携帯がある。
光の点滅に気づいて手をどけてみれば。
映し出された画面には、シェリルの文字と留守録のマーク。

「・・・シェリルさんの・・・バカ・・・」

言葉にすれば、涙が溢れだして。
ランカはぎゅっと目を閉じた。
携帯の上に落ちた涙が、弾けて散らばる。
零れそうになる嗚咽をのみこんで、膝の上の拳をぎゅっと握った。

「・・・シェリルさんの・・・バカぁ・・・」
「誰が・・・バカ・・・なのよ・・・ランカちゃん・・・」

答える声に驚いて、顔をあげればそこに。
肩で息をして少し苦しそうな、シェリルの姿があった。
「あ・・・」
苦しそうなのに、自分に向けられた笑みに。
思わずその頬を赤くして視線を逸らすランカ。
そんなランカの隣に、微妙な距離をあけて座るシェリル。
相変わらずの荒い呼吸のまま、シェリルはそれでも、話し始める。
「今度の・・・ライブ・・・で・・歌舞伎の舞をとりいれようと・・・思って・・・」
途切れ途切れの声が必死に話すことに、俯いたままランカは耳を傾ける。
「今・・・アルトの家で・・・稽古してもらってるの・・・今日も・・・そしたら・・・」
息を整えつつ、シェリルは俯いたままのランカを見つめて、話を続ける。
「携帯を・・・忘れたのに気づいて・・・すぐに取りに帰ったんだけど・・・アルトのバカが・・・」
勝手に電話に出たのだと、伝えるはずの言葉をシェリルは飲み込んだ。
ランカの肩が震えていることに、気づいてしまったから。
少しの沈黙の後、シェリルが小さく息を吐く。
722名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:22:46.28 ID:1PZHwyOG

「・・・何を言っても言い訳ね。」

そう呟いて、シェリルはベンチから立ち上がると、ランカの前に立ちその身を抱きしめた。
驚きにランカの身がシェリルの腕の中で跳ねる。

「ごめんなさい。ランカちゃん。」

耳元で聞こえた言葉に、ランカは息を飲む。
「ごめんね。」
大好きなシェリルの声に、溢れだす涙が止まらなくなって。
零れそうになる嗚咽は、シェリルの胸に顔を押しつけることで隠し。
膝の上で握られていた拳は、いつの間にかシェリルの背にまわって。
シェリルの柔らかなその身に、ランカはぎゅっと抱きついていた。

「ずっと・・・ずっと待ってたんです・・・」
嗚咽混じりの言葉を、シェリルは聞き逃すまいと耳を傾ける。
「みんなが祝ってくれて・・・嬉しいのに・・・なにか・・・たりなくて・・・」
ランカの抱きつく力が強くなったことに。
抱きしめる力を強くすることで応えるシェリル。
「一番、おめでとうって言って欲しい・・・人から・・・どれだけ待っても・・・なんにも・・・」
小さな嗚咽が聞こえると、シェリルの手がランカの髪を優しく撫でた。
「仕事が・・・忙しいんだって・・・わかってても・・・忘れられてるんじゃないかって・・・」
「忘れるわけないでしょう?」
「だって・・・メールも・・・電話もないし・・・気づいたら・・・誕生日・・・終わっちゃいそうな時間で・・・」
背に回されたランカの手が、シェリルの服を強く掴んだ。
「電話をしたら・・・アルトくんが出るし・・・」
また、ランカの口から嗚咽が零れる。
「こんな時間なのに・・・やっぱり、シェリルさん・・・アルトくんのこと・・・」
その先の言葉は、涙につまって言えなくなったランカは、
服を掴んだ手にさらに力をこめて、シェリルの胸に強く顔を押し付けた。
723名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:24:16.88 ID:1PZHwyOG

そんなランカの姿に、自分の小さなこだわりで。
ランカを不安にさせ、さんざんな目にあわせてしまったことを後悔するシェリル。
腕の中のランカをぎゅっと抱きしめて、緑の髪にキスを落とす。

「ほんとにごめんね、ランカちゃん。」

思いのこもった声でそう言って、シェリルは腕の中の愛しい存在の髪を撫でた。
「バカよね、小さいことにこだわって・・・ランカちゃんを不安にさせて。」
自嘲的な声がランカの耳を擽ると、胸に押し付けられた顔が少しだけその力を弱くした。
そんなランカの行動に笑みを見せて、シェリルの指がランカの髪を優しく梳く。
「今日は、私とランカちゃんが付き合い始めて、最初のランカちゃんの誕生日だから・・・」
少し恥ずかしそうに話すシェリルの声と優しい手の感触に、ランカはゆっくりと顔を上げる。
「どうしても直接・・・言いたかったのよ。電話とかメールとかじゃなくて、会って・・・」
顔を上げてこっちを向いてくれたランカに、嬉しそうに微笑んで。
抱きしめていた手が、ランカの頬に触れ、指が零れそうになる涙を拭う。
「ちゃんと、あなたに言いたかったの。」
「シェリルさん・・・」
「せっかくの記念日だから。ほんとは一番最初がよかったんだけど・・・」
「あ・・・」
「前から仕事だってわかってたから・・・」
ランカの額に唇を寄せて。
シェリルはちらりと傍にある時計を見やる。

PM 11:59:05

その時刻に笑みを浮かべて、ランカの額から唇を離すと。
ランカの涙を指で拭ってやり、真っ直ぐに見つめた。
「本当は、事務所まで迎えに行って部屋でプレゼントと一緒に・・・って思ってたんだけど。」
シェリルの真っ直ぐな瞳にとらわれて。
うっすらと頬を染め、見惚れたままのランカ。
「最初が無理ならせめて、一番最後を飾りたいじゃない。」
そして。
シェリルは今日ずっと伝えたかった言葉をランカにプレゼントした。

『お誕生日おめでとう、ランカちゃん。』

最高の笑顔とともに告げられた言葉は、ランカが今日、一番ほしかったもので。
「たくさん言われただろうけど、今日の最後におめでとうって言うのは・・・」
ゆっくりとシェリルの顔が近づいてくると、自然とランカは目を閉じた。
「私だって、決めてたの。」
聞こえた言葉のすぐあとに。
シェリルの唇がランカの唇に重なった。
724名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:25:44.45 ID:1PZHwyOG

AM 0:00:12
時計の文字が日付がかわったことを示す。
ゆっくりと、唇を離したシェリルは、そのままランカを抱きしめる。
「でも、そのせいでかえって不安にさせちゃったわね。ほんとにごめんね、ランカちゃん。」
シェリルの言葉にランカは首を左右に強く振る。

「すっごく・・・すっごく嬉しいです。シェリルさん。」

そう言ったランカの笑顔に今度はシェリルが赤くなる番で。
しばらく見惚れて、それから微笑みを返すシェリル。
「許してくれるの?ランカちゃん。」
「許すも何も・・・謝らないといけないのは私の方です。ごめんなさい、シェリルさん。」
「・・・どうしてランカちゃんが謝るの?」
シェリルに不思議そうに尋ねられて、ランカは苦笑を浮かべてそれに答えた。
「だって・・・シェリルさんのこと疑ったりして・・・」
「ああ、そんなのはいいのよ。悪いのは全部アルトなんだから。」
当たり前のようにそう言って笑うシェリルに、ランカはきょとんとして。
「そうよ、今回のことは全部アルトが悪い。今度あったらただじゃおかないわ。」
言いながらランカをぎゅっと抱きしめるシェリル。
「そういうことにしておかない?」
「・・・そういうことに、しておきます。」
ランカもシェリルにぎゅっと抱きついて。
互いの腕の中で笑い合えば。
痛くてたまらなかったはずのランカの心は、ぽかぽかと温かいものへと変わっていって。
725名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:28:26.85 ID:1PZHwyOG

幸せでいっぱいの中、恋人つなぎで帰る帰り道。
「来年は1番に言いたいから、絶対にオフにするわ。」
意気込んでそんなことを言ってくれるシェリルに、ランカが嬉しそうに笑う。
「それで、来年の誕生日プレゼントは・・・」
悪戯な笑みを浮かべたシェリルが、ランカの耳元に艶やかに囁いてみせた。

「わ・た・し」
「へっ?!」

耳をおさえ、シェリルを見上げるランカ。
その微笑みに言葉の意味を理解して。
顔を真っ赤にしたランカの緑の髪が犬耳みたいに立ち上がる。
そんなランカの反応に満足そうに微笑むシェリル。
「来年はもちろん、今年の誕生日プレゼントにもできるけど・・・」
「えっ!?」
「どうする?ランカちゃん。」
わざと艶めいた口調と笑みでそう言うシェリルに、ランカは真っ赤になって俯く。
小さな沈黙のあと、ランカがポツリと呟いた。
「欲しいです・・・」
「ん?」
聞こえたけれど、わざとシェリルが聞き返せば。
つながれた手に力がこもり、ぎゅっと握られる。
真っ赤にした顔を上げて、ランカはシェリルにもう一度言った。
「プレゼント・・・欲しいです。シェリルさん。」
その破壊力に、シェリルも赤くなりながら、つないだその手に力をこめる。
「じゃあ、決まりね。」
言って微笑むシェリルに、ランカも微笑んで。

恋人つなぎで家へと帰る帰り道。
少しだけ。
2人の足取りが速くなった。
726名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 03:31:51.54 ID:MT11UyX8
以上です。最後、危うくエロにいってしまうところでした。
2人が幸せな誕生日を過ごしてくれてればいいです。
長文のお目汚し失礼しました。
727名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 07:07:03.97 ID:MGSI3HsG
GJ!!!
相変わらずシェリル姐さんカッコいいわ
728打ち上げ会・後日談:2011/05/02(月) 23:07:19.07 ID:uPQy+R8X
>>726
GJ!
甘い誕生日後夜祭を過ごしている2人が自然と思い浮かぶな。
まったくこのスレは天国だ。

そしてアルト、相変わらずのポジショニングwww
729名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 23:14:08.05 ID:uPQy+R8X
名前欄に何か残ってた……ごめん
ちょっと反応弾食らってくる
730名無しさん@秘密の花園:2011/05/02(月) 23:51:23.08 ID:3qY0E4gi
ランカの耳元でハッピーバースデーを歌うシェリルを妄想した。
731名無しさん@秘密の花園:2011/05/04(水) 00:38:40.61 ID:XspMFy9u
シェリランは正義b
732名無しさん@秘密の花園:2011/05/04(水) 04:53:49.90 ID:XspMFy9u
自分の中では
映画でトロッコ乗って逃げる時にランカの胸にあたま埋めてるシェリルのシーンが
一番の盛り上がりだった…
733名無しさん@秘密の花園:2011/05/04(水) 13:42:34.78 ID:VTROrzLv
734名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 03:09:44.43 ID:r487oCfU
公式絵のシェリランシェリプッシュに鼻血が止まらない。
ふたりとも最高かわいいよ
735名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 10:57:41.43 ID:cfww8c3A
映画は公式にシェリランシェリEDだったからねえ
アルトは美味い退場のさせ方だったと思う
736名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 12:55:34.17 ID:r487oCfU
スッと飛んでったしなwww
もどってくんなとまでは思わないが
どっちも選ばないENDは良いなと思った
737名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 14:40:00.48 ID:E5iO6yUH
アルト氏はただの勘違い野郎になっちゃったから可哀想
738名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 23:12:08.30 ID:hAY/jZS3
いつもこのスレのアルトの扱い方に吹くw
739名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 23:39:04.76 ID:BQ6G1or/
これがオカンクオリティ
740名無しさん@秘密の花園:2011/05/05(木) 23:59:39.51 ID:bANtMVu2
アルトを馬鹿にしたり叩いたり邪険にしたりしないで
オカンとして単体で愛でるこのスレは居心地がいい
741名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 00:52:00.46 ID:bHJQr2Ga
愛情の種類は違えど、ランカもシェリルもアルトの事好きだろうからなw
742名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 09:01:12.00 ID:ozmwkxBd
シェアしてると言いなさい
743名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 14:24:39.66 ID:J+8Ocwka
アルトが女の子だったらと思うとトライアングラーも楽しめる自分
でもやっぱシェリランがいいねー
744名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 16:29:48.70 ID:Ayydh8qE

「ねぇ、グレイス。グレイスはどれが一番好き?」
最新技術と映像を駆使して、シェリルの衣装や髪型がどんどん変わっていく。
「やっぱり、これかしら?グレイスとお揃い。」
ピンキーナース姿のシェリルが楽しそうに微笑んで、小道具の眼鏡をかけて笑ってみせる。
「どう?グレイス。」
わざと艶めいた態度と声でそう尋ねて、もう一つの小道具、注射器を構えて見せる。
そんなシェリルに苦笑を浮かべるグレイス。
自分がかけている眼鏡を外しながら、シェリルの前に立つと、
なれた手つきで眼鏡をポケットにしまい、シェリルの頬に手をやった。
「心配しなくても、どの衣装も、どんな姿も似合ってるわよ、シェリル。」
唇を寄せて、耳元で笑いを含んだ声がそう囁くと、シェリルは少し頬を膨らませた。
「そんなの当たり前でしょう?私は、シェリル・ノームなんだから。」
その答えが“らしく”てグレイスの口元に笑みが浮かぶ。
「そうじゃなくて、グレイスはどれが・・・」
言いかけた唇に軽く触れる冷たい唇の感触。
それに、言葉をなくすシェリル。
現状を把握していない間に、グレイスはシェリルの眼鏡を外すと、ソッとテーブルに置く。
「あ・・・」
「どれが一番かなんて、決まりきってるでしょう?」
からかうような声に、妖しい色香があいまって。
思わずシェリルは、グレイスの視線から逃げるように顔を背ける。
いつもは堂々としたシェリルが、自分の前でだけたまに狼狽する姿に。
グレイスの口元が楽しそうに歪んだ。
流れる髪から少しだけ見えていた真っ赤な耳を見つけて、更に口元が楽しそうに歪む。
ソッとグレイスの指が髪に触れれば、シェリルの体がぴくっと反応した。
髪の毛をかき分けて、真っ赤な耳を露わにすると、グレイスは囁く。
「ねぇ、シェリル。」
耳に息を吹きかけるように名を呼んで、赤くなった耳たぶを唇で挟む。
シェリルの息を飲む音が聞こえたかと思えば、左手がグレイスの服の裾をぎゅっと掴んだ。
自分しか知らないだろう、シェリルの可愛らしい反応に満足そうに微笑むグレイス。
「私が一番好きなのは、生まれたままの姿のあなたよ、シェリル。」
グレイスがそう囁けば、シェリルの体が小さく跳ねて、小さな甘い吐息が零れた。
軽くシェリルを両手で押せば、簡単に傾く体。
グレイスもそれを追うようにして、身を傾ければ。
折り重なるようにして、2人の体はソファへと倒れていった・・・


・・・・・・なんて妄想を映画をみてからしてしまう。
シェリランシェリももちろんのこと、グレシェリもたまらないと思う。
きっと、自分は病気なんだな・・・
745名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 16:43:32.60 ID:J+8Ocwka
ここを見てるのはみんな病気だから大丈夫
幸せな病気だから
746名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 23:17:44.07 ID:2lxJ9sKY
その病気(ハッピー)!忘れんじゃないよ!
747名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 23:33:12.76 ID:jVcuPBuz
もうマクロスのまともな話をできるスレはここしかないです
748名無しさん@秘密の花園:2011/05/06(金) 23:52:11.07 ID:J+8Ocwka
>>747
お前になにがあったwww
749名無しさん@秘密の花園:2011/05/07(土) 01:23:38.72 ID:p1RSt9Le
まともな話かはさておき
万年幸せな話題しかしてないのは確かだなw
750名無しさん@秘密の花園:2011/05/07(土) 11:59:43.66 ID:fekr6gP2
平和そのものだもんな
ホントにここの住人でよかった
751名無しさん@秘密の花園:2011/05/07(土) 12:24:00.00 ID:QbIN/MMe
シェリルさんが寝てる間に脇腹らへんに「ランカの!」って水性マジックで落書きするランカ。
目が覚めてから気付いたシェリルはお返しに「銀河の妖精シェリル・ノームの!食うな!」と背中に油性マジックで書く。

最強の虫除けだよね
752名無しさん@秘密の花園:2011/05/07(土) 18:16:01.62 ID:g47N5Kpw
>>744
素晴らしいグレシェリをありがとう。
グレシェリは色っぽくて切なくて良いよね
可愛いシェリルが見られるのも良い!
753名無しさん@秘密の花園:2011/05/07(土) 21:24:35.38 ID:vyqr7DBs
>>739
アルトはなんやかんやで、
シェリルやランカの悩み相談に乗ってそう。
754名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 00:10:54.14 ID:C+vYjaOo
「ランカちゃん!!!!」
ビクッ「はっ、はいぃぃぃ!」
「あの、その、なっなんて言うのかしら?別に大した事じゃないの、ただちょっと…。」
「…?」
「あっ、あの、あのね!すっ、すすす好き!」
「!シェリルさん、わた」
「焼き!すき焼き食べに行きましょう…。」
「あっ、…はい」
(私って、ダメね。好きな子に告白も出来ないなんて…。何が銀河の妖精よ…。あんなにアルトで練習したのに)
(そうだよね、シェリルさんが私の事、なんて…。はぁ、私って駄目だなぁ。一緒にご飯食べれるだけでスゴいのに…。)
755名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 00:49:14.91 ID:oiLP1CVh
自分の中で百合に受け攻めはあってないようなものなんだけど
ランシェリよりシェリランの方が良いやすくてシェリランと言ってしまう
シェリランシェリは長くて魔法少女の呪文みたいだ
756名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 01:59:41.28 ID:ACNjV2oU
私もシェリランの方が言いやすいからそう呼んでるなぁ
シェリラン、ランシェリどっちも好きだけど
757名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 12:05:04.49 ID:kP7xC7cV
758名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 18:12:59.65 ID:xMnzTGGl
とにかく歌姫二人でキャッキャウフフしていれば良いのです

どうでも良いけどランシェリというと響きがランジェリーっぽい
759名無しさん@秘密の花園:2011/05/08(日) 18:19:52.62 ID:J/tx1eoY
>>758
二人がランジェリーのCM出てるの想像しちゃったじゃないかw
二人でブラのつけあいっことかしたり…

シェリル「ここをこうやってこうしてここのお肉をぐいっと寄せ集めて…ブラをすると」
ランカ「あぁ!た…谷間が出来ましたシェリルさん!凄いすごーい!もう一回やって教えてください!」
シェリル「ここをねこうして…うふw」
ランカ「あ・・・シェリルさんそこ、ち、違います…ふぅん」

とか妄想特急
760名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 16:38:20.59 ID:U7cRxhVG
なんだこのスレ最高じゃないか
761名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 17:05:07.73 ID:1OS5J3W5
今シェリルの「ランカちゃん」とランカの「シェリルさん!」が猛烈に聞きたい。
一番くじの百合漫才また見たいなぁ
762名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 18:12:48.10 ID:U7cRxhVG
シェリルとランカが永延と会話してるだけのCDが欲しい
763名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 18:46:59.92 ID:WfBlKyf3
会話CDも良いな〜永遠にお互いの笑い声だけでもいいわw


あと、結構前に某動画サイトにシェリランMAD作ってくれたここの住人のうp主には今でも感謝してます。ipodに入れてる唯一の動画。何度見ても素晴らしい…
764名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 19:01:32.74 ID:U5e6RrIf
シェリラン婦妻の甘い生活しか思い浮かばない
765名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 19:11:05.73 ID:wYYDMQpa
ランカ「はいシェリルさん桃とタオルです」
シェリル「小さく切って食べるものじゃないの?桃って」
ランカ「まるごとかぶりつく方が美味しいんですよっ」
シェリル「かぷ…やだ…汁が腕にたれてきちゃう…」


その後のランカの行動は
766名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 19:56:37.07 ID:1OS5J3W5
あきらかシェリルさんのお手をちゅっちゅフラグ!

ところでみんなは遊戯王SS読んだか?
767名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 22:44:54.13 ID:jLlz5/4e
「シェリルさんの」桃にかぶりつくしかないだろJK
768名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 23:27:53.91 ID:tX7gKWXO
なるほど
769名無しさん@秘密の花園:2011/05/09(月) 23:46:21.65 ID:AFwFhXIg
>>767
ちちかしりがで悩んだがどのみち両方にかぶりつくんだよな気付いて解決
770名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 00:15:43.25 ID:vDvMFqn/
NANAみたいに一緒に住んでくれはしないもんか
公式で一緒にフロ入ったと聞いてそればかり考える
いや、でも
一緒に住んでないからこそ初々しさやお泊まりとかのドキドキがあるのかも
771名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 04:34:57.83 ID:WHc4bKJT
>>766
ランカちゃんとデュエルしたいシェリルさんかわいかった
772名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 09:55:12.27 ID:GygODl+f
遊戯王SSって何?
773名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 11:25:10.45 ID:q0lQVrEG
774名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 20:12:48.35 ID:GygODl+f
>>773
ありがとう!読んできた
二人とも可愛いな〜
しかし遊戯王で良かった
これがバトスピだったらシェリルさんがショタっ子の声で再生されてしまうところだったw
775名無しさん@秘密の花園:2011/05/10(火) 21:31:16.36 ID:l9OBUdCm
ランカの前では乙女になっちゃうシェリルもいいと思うの
776名無しさん@秘密の花園:2011/05/11(水) 00:40:41.84 ID:xIsTzntA
乙女もいいけど男前になっちゃうのもいいと思うの
777名無しさん@秘密の花園:2011/05/11(水) 00:46:52.01 ID:qhhBxiXa
男装シェリル「ランカちゃん…がばっ!!」
ランカ「ぁ…シェリルさん、こんなとこで恥ずかしいです」

とかかーー!!
778名無しさん@秘密の花園:2011/05/11(水) 14:11:50.08 ID:xIsTzntA
どこでなにをしてるんだw

しかし男装はマジ神だったな…
男装してたら堂々とイチャイチャデートできるね!
してなくてもイチャイチャしてそうだけどw
779名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 00:13:38.66 ID:wvOrOBxh
シェリランはぁはぁ
780名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 00:30:38.14 ID:FCGh09Z8
男装シェリルの時はランカって呼び捨てにしてそう…

シェリランあはん
781名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 00:42:09.30 ID:wvOrOBxh
>>780
なにそれ萌える
これ見よがしに耳元で良い声で呼ぶんですねわかります
「ランカ…?」(吐息まじり)
782名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 01:32:12.67 ID:Vaupwe6N
男装シェリル「ランカ…!こっちへこいっ!」

ランカ「あっシェリルさん腕いたっ…」

壁にランカを押し付け両腕を壁につけランカの動きを封じる

男装シェリル「さっきのあの男なんだよ?どこ触られた!?」





あはん
783名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 02:18:43.26 ID:niM0lj9r
>>780
男装シェリルって、アルトより男前な感じがするな。
784名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 03:25:14.68 ID:3b9SVF4g
というより、アルトが女なんだ
785名無しさん@秘密の花園:2011/05/12(木) 04:46:59.26 ID:f0ZKb9t4
結局そこかWWWW
786名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 00:09:36.87 ID:3IQ7xzFV
宝塚の男役と女役みたいなシェリルとランカが見たい
787名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 03:28:55.09 ID:jTpz3fES
http://ro69.jp/blog/cut/51259
映画スレより
このイラストは2人の結婚式ライブってことだよねw
788名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 06:41:18.65 ID:ehyJrCgc
間違いないw
足絡み合わせてんじゃないですか?


江端さんシェリランあっはーん
789名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 07:03:26.91 ID:H3Qvve7d
確かに絡んでるように見えなくもないw
790名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 10:04:32.24 ID:mvsSDSBr
間男…、いやオカン空気
きっと教会の隅で二人を温かく見守っているんだな。
791名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 14:43:20.63 ID:HJ6MOoTs
一つのマイクを二人で使うことに意味がある
792名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 14:52:29.75 ID:wTwNELHE
>>719
ちょw
793名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 16:48:41.78 ID:NMd9TED1
ちょっと良いんじゃないのそのシチュ
794名無しさん@秘密の花園:2011/05/13(金) 23:22:04.42 ID:hxam40CR
>>786
娘役 な

というところで花婿シェリ男と村娘ランカ(クマクマの)が思い浮かんだ
795名無しさん@秘密の花園:2011/05/14(土) 02:35:08.32 ID:msGc/wWn
ガチ宝塚www
796名無しさん@秘密の花園:2011/05/15(日) 00:50:33.31 ID:RrNy2C5M
シェリランもいいけどナナランはぁはぁ
797名無しさん@秘密の花園:2011/05/15(日) 20:05:37.51 ID:ceILCj8s
>>780
やばい萌えるすごい。
798名無しさん@秘密の花園:2011/05/16(月) 15:29:12.54 ID:vpuk+9Js
>>786
当て馬として女装したアルトが出たら最高だな。
799名無しさん@秘密の花園:2011/05/16(月) 17:34:20.45 ID:yaLWMAG3
シェリランはどちらがタチ役になってもはまり役だと思う
あ、アルトはおかんのままで
800名無しさん@秘密の花園:2011/05/17(火) 16:33:22.57 ID:7ZpPtc98
映画はシェリルが主役だったから、ヒロインはランカだったよね
監督が「ランカのスピンオフやりたい」って言ったらしいから、ナナランシェリの話期待してる
801名無しさん@秘密の花園:2011/05/17(火) 19:06:25.94 ID:n4XQUZCp
監督そこは「シェリルとランカの愛の奇蹟」のスピンオフで宜しくお願いしますv
802名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 01:01:15.54 ID:qyKtQEGG
>>781>>797が萌えてくれたから…こんなサービス滅多にしないんだからねっ!

ってヘタレでごめん。自己責任でw

http://a2.upup.be/qveP11c4O8

803名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 01:21:08.84 ID:s3k+KDgi
シェリランあはん
ブー(鼻血)
なんでランカ裸wハァハァ
男装シェリルは個人的にちょっとジェラシー感じると我慢しないで
ランカに強引にしちゃったりするとイイ…あはん
804名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 09:11:19.04 ID:tJHthJJj
>>802
当たり前に立派な病気だった。
GJ!!!
805名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 09:29:40.21 ID:uGqc6YWh
グッジョブ!自分立派な病気だった!
男装シェリ様麗人すぎる。
シェリ様が男装で出掛けるのは「銀河の妖精」が有名過ぎてゆっくりランカちゃんとデート出来ないからですね!
806名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 11:03:16.96 ID:Ac30KwwO
神が現れた
807名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 16:19:50.66 ID:DcxpVgJn
シェリランはどうしてこんなにカワイイのか
808名無しさん@秘密の花園:2011/05/19(木) 18:40:11.97 ID:qw7fNdYq
シェリランだから(*´∇`*)
809名無しさん@秘密の花園:2011/05/23(月) 22:56:09.65 ID:xcWmbsK2
今日はキスの日らしい。
ttp://hukumusume.com/366/kinenbi/pc/05gatu/5_23.htm
シェリランでいろんなキスを想像してしまう。
810名無しさん@秘密の花園:2011/05/23(月) 23:52:11.08 ID:5Dxg+lcz
キスの日の他に恋文の日でもあるんだね
初々しい感じのシェリラン想像した
811名無しさん@秘密の花園:2011/05/24(火) 21:21:05.54 ID:xAIAQ8qU
F魂のワンナイトステージ報告。
サヨナラノツバサその後の生アフレコストーリーの文章見たけど、シェリルがランカに付き合おう宣言!
これ生で聞けた人羨ましい…
812名無しさん@秘密の花園:2011/05/24(火) 21:37:21.63 ID:MnOu0WOE
>>811
なん…だと…!?公式で百合ktkr

本屋でシェリランウェディング絵が表紙の雑誌を見つけてドキドキしてしまった
中をパラ見したけど、シェリルがランカに口紅塗ってあげてる絵とかあったよ
813名無しさん@秘密の花園:2011/05/25(水) 00:07:42.31 ID:/2yi34Bs
百合派が一番勝ち組とかめずらしいアニメだな
もっとやってくれ
814名無しさん@秘密の花園:2011/05/25(水) 03:24:55.89 ID:pNeHpAWe
最近某まとめサイトでシェリランの二人がラーメン次郎に行くSSを読んだが、自然に萌えたw
やっぱりシェリランの二人は一緒にいるだけで萌えるなぁ。
815名無しさん@秘密の花園:2011/05/25(水) 05:25:03.27 ID:NRbivIzg
お互い殴り合って友情を深めたからガチだぜ
816名無しさん@秘密の花園:2011/05/25(水) 17:53:47.64 ID:IE/J4CGm
>>814
今読んできた
オマケの野郎共に吹いたがシェリルマジパネェ
そして何と言っても二人が夫婦過ぎて萌えまくった

二郎行ったこと無いけどそんなにヤバいのか…
817名無しさん@秘密の花園:2011/05/25(水) 23:32:29.80 ID:j10CmnzD
最近シェリランの良さに気付いてくれた人多いのかな?
SS増えてくれて嬉しいよ!
後は公式がシェリランウェディングフィギュア出してくれるだけだ!
818名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 00:01:49.60 ID:9aCjN/y9
cutのイラスト、「む〜!」って表情のランカと優しい目でランカを見てるシェリル可愛い。
シェリルがテレビ版ラストで着てた衣装で、ランカがそれの色違いのお揃い着てるのもいい。
819名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 06:46:43.56 ID:HzoHF572
>>817
その際は是非ランカがシェリルのほっぺにキスバージョンで出して欲しい
そしたら絶対買います二つは
820名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:34:56.17 ID:FoX80RJ/
誰もいないうちに、短めの1つ投下させてもらいます。
821名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:37:08.75 ID:FoX80RJ/

私の好きな人は。
ワガママに見えるかも知れないけれど。
ほんとの“わがまま”を言えない人。
いつだって、強気な態度で引くことをしないけれど。
ほんとは、いつだって心に不安を抱えている人。
綺麗でかっこよくて誰よりも輝いているから。
“強い人”だって思われがちだけど。
一緒に歌って気づいた。
本当は、寂しがり屋で怖がりなところもある。
誰よりも女の子で、とてもかわいい人。

私の好きな人は。
甘え上手に見えるかも知れないけれど。
甘え方を知らない人。
甘えるフリをして、いつだって自分のことは後回し。
つらい時こそ“大丈夫”だって笑う人。
傍にいて知った。
自分のせいで誰かに心配をかけたくないから。
自分のせいで誰かを傷つけたくないから。
笑って“優しい嘘”をつく人。

私の好きな人は。
1人でも大丈夫だって、平気な顔をしているけれど。
ほんとは、誰よりも“ひとり”になるのを恐れている人。
“ひとり”になるのが嫌だから。
誰かを“頼る”ことをためらう人。
大好きになってわかった。
頼ってしまうことが“勝手なわがまま”だって思っているから。
嫌われることが怖くて“お願いごと”をしない人。
822名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:38:04.76 ID:FoX80RJ/

だから。
教えてあげないといけない。
誰もそんなことで嫌いにならないこと。
それが“勝手なわがまま”なんかじゃなくて。
頼ってくれたら“嬉しいこと”だって。
でも、きっと。
私の好きな人は、それをすることをためらい続けると思うから。
だから。
いつだって、私を甘えさせて“大好き”だって笑ってくれる。
私の大切で大好きな人を。
私が甘えさせてあげないといけない。
きっと今頃。
ベッドの上で丸まって。
寂しくて泣いているはずだから。

「シェリルさん。」

ほら。
ウサギみたいな赤い目に。
綺麗な顔に涙のあと。
やっぱりじゃないですか。
平気だなんて言っておいて。
大丈夫だなんて笑っておいて。
ほんとは、しんどくてつらかったんですよね。
不安で、怖くて、寂しいから。
“傍に”いてほしかったんですよね。
嘘ついたって、ダメなんですよ。
もう騙されてなんてあげません。
いつだって自分は後回しにして。
1人で我慢しちゃうんだから。
823名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:38:42.94 ID:FoX80RJ/

「マクロスピードで仕事は終わらせて来ましたよ。」

額に触れれば熱が伝わって。
外で冷えていたはずの手がすぐに温かくなる。
赤い瞳は閉じられて、気持ちよさそうな表情に。
その熱の高さを実感して苦笑がもれた。
こんなになるまで我慢して。
まったく、もう。

「ダメじゃないですか。こんなに熱があるのに、ちゃんとお布団もかけないで。」

言っても大丈夫なんですよ。
頼ってくれていいんですよ。
かわいい“わがまま”を “叶えて”あげますから。
少し頼りなく感じるかも知れませんが。
意外と私、強いんですよ。
倒れそうになったって、ちゃんと支えてあげられるんですから。

「ずっと傍にいますから。だから早く治しましょうね、シェリルさん。」

そんな不安そうな顔しなくても大丈夫ですから。
夢なんかじゃないですから。
私、ここにちゃんといますよ。

「ラ・・・ンカ・・・ちゃん・・・」

ひどく枯れた声がそう呼ぶ声に微笑めば。
布団から伸びた手が私の服の裾を遠慮がちに掴む。
それに応えるように。
額にキスをして、頭を撫でた。
824名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:40:00.89 ID:FoX80RJ/

私の好きな人は。
とても素敵で、かっこよくて、綺麗で、かわいくて、凄くて。
弱い所を決して人前では見せようとしない人。
強いけれど弱くって、弱いからこそ強くって。
ひとりに臆病だからこそ、たたかって。
触れあって感じた。
たくさんの見えない“傷”と“痛み”の大きさ。
“ひとり”になるのを怖がって、“ひとり”になってしまう所があるから。
ずっと傍にいて。
“大丈夫だよ”って。
“大好きだよ”って。
“ひとりじゃないよ”って。
微笑んで、ぎゅっと抱きしめて安心させてあげたい人。

『そうだよ キミの言葉は いつだってたからもの』

静かに歌い出せば。
その口元に笑みが浮かんで、ゆっくりと瞳が閉じていく。
歌い終わる頃には、ひどく苦しそうだった呼吸も少し和らいで。
安心しきった表情で眠る子どもみたいな寝顔。
そんな寝顔に微笑んで。
眠ってしまったのに、まだ裾を掴む手をとって。
祈るみたい両手で包みこむ。

大丈夫ですよ、ちゃんと傍にいますから。
“ひとり”になんてしませんから。
だから、安心してゆっくり休んで下さいね。

「おやすみなさい、シェリルさん。」

私の好きな人は。
少し素直じゃなくて、寝顔のかわいい。
この世で一番、愛する人。
825名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 16:44:20.88 ID:FoX80RJ/
以上です。
ちょっとかわいいのをと思ったんですが…
よくわからないことになってしまいました。
つまりは、シェリランが大好きなんですってことで、許して下さい。
826名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 20:17:39.22 ID:k37MAMmp
>>825
出血多量で死んだら825のせいだからな!
乙!GJ!!

>>818
「ランカちゃん、ノーザンクロスの色違いよ!貴女の為に作ったの」
「わぁー、凄いです!サイズピッタリですね」
「うふふ、可愛いわランカ…。」
「あっ、駄目ですよシェリルさ、…んっ」
みたいなイチャイチャがあれの前にあって、散々ラブラブした後紙飛行機さんに「まだ準備して無かったのか!」って怒られて、シェリルさんによるメイク直し中を撮った写真だと信じてる。
ランカ呼びは滅多にしない、自分の中のシェリルさんは。

あと聖マリ生徒会長シェリル御姉様と新入生ランカの淡いラブロマンスも見たい。
827名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 20:37:07.92 ID:rKL5O4TH
紙飛行機さん呼びに大爆笑したw
シェリラン最高だぜぇえええええええええ
828名無しさん@秘密の花園:2011/05/26(木) 21:04:54.96 ID:BKKAosPP
>>825
GJ!熱だしたシェリルはさぞかし色っぽい声でランカの名前を呼ぶんだろなw

Superflyの新曲のサビがシェリランシェリラン言ってるように聴こえるw
829名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 00:39:03.37 ID:7rOtLD6B
マクロスF全話と劇場版見終わった一般人の姉の感想

「あのロン毛の男の人、居なくても良くない?これって、シェリルちゃんとランカちゃんとバジュラ居ればいいよね?」

彼の紙飛行機にはシェリルとランカの縁を結ぶ特殊機能があるから居ないとダメだと教えました。
830名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 00:53:33.84 ID:KXPFWBkN
あとぶつくさ文句を言いながらも何だかんだで役目を果たすオカンでもあると
教えてあげなさい。
831名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 01:48:22.30 ID:ypdkMSMB
とりあえずロボットアニメの側面もあるから
紙飛行機さんは必要だよw
シェリルとランカが歌いながら機体乗り回すならいらないかもだけどw
832名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 01:57:12.37 ID:1QdvAcnQ
みんな優しいねw
833名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 03:57:56.45 ID:xqrA89r3
シェリルちゃんって新鮮ww
でもシェリルパイロットの適正あるし、ランカなんか兄貴二人とも超強い上に
ゼントラクウォーターだし…。
まともに訓練したらポニテさんより強いパイロットになるのは確実。
あー、でも戦闘まで入ったら二人の恋愛シーン削られるかも。

ポニテさんは居たほうが良いよ、多分
834名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 07:17:11.22 ID:+50LnN5n
なんだかんだで3人を認めてるところがこのスレの良いところ。


でも、最近スレage過ぎじゃないか?同じ人かは解らないけど、とりあえずsageてくれ。
835名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 08:20:44.86 ID:f9sZdyjA
>>829
キャリアウーマンものの映画ではゲイの親友がいる。
アルトはそういう存在だ。
836名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 16:25:18.49 ID:ljlLRi9z
>>828
よう私
あの曲流れるたびにちょっとときめくw
837名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 16:41:06.77 ID:KXPFWBkN
>> 835
まさかのアッールト
838名無しさん@秘密の花園:2011/05/28(土) 17:51:36.93 ID:ig4+fWzH
ワロタwww
839名無しさん@秘密の花園:2011/05/29(日) 00:16:41.20 ID:s+9Ooe2I
>>835
ボビー……
まあ彼はキャシーの友人だけど
840名無しさん@秘密の花園:2011/05/29(日) 00:25:07.98 ID:2l79mmh8
アッールト吹いたw
841名無しさん@秘密の花園:2011/05/29(日) 12:15:32.04 ID:9ucIeYwg
CUTどこにも売ってない…。
ランカがノーザンの色違い着てたらしいけど、何色だったの?
842名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 02:04:57.10 ID:uAQFZqrw
ちょっと色が薄いだけでほとんど一緒だよー
843名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 13:43:35.83 ID:w9jAHHNz
濃い紫の部分は薄紫、薄い紫(スカートとか)は白、赤い部分は少し濃いめの紫だよ。
ルシファーランカの色合いに近い
844名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 20:12:54.40 ID:hAb7xpZo
丸藤さんのサイトTOPのシェリランは既出?
tp://www.alpha-net.ne.jp/users2/marufuji/

二人ともキリリとした表情でかっこいい!
845名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 22:47:12.09 ID:+WjMYKQ2
>>844
丸藤さんの弟って、有名なプロレスラーだ。
兄弟揃って多芸だな。
846名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 23:07:36.26 ID:/lx0/GMr
この人絵うまいなーと思うんだけど華がないのが残念なところかなー
堅実な絵でデッサンとかもうまいんだろうなぁとか思うんだけど
何故か地味絵に見えてしまう
でも、シェリラン沢山描いてくれてるのマジGJ
拍手あったら拍手するのに珍しくWEB拍手がないよね
847名無しさん@秘密の花園:2011/05/30(月) 23:15:58.78 ID:7mJYXvJG
>>841
セブンネットショッピングでまだ扱ってるみたい
ノーザン以外にも表紙絵が文字なしで掲載されてるから
買えそうだったら是非

表紙はシェリルの右手見えないけど
ランカの腰に回して自分の方に抱き寄せていると信じて疑わない
848名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 02:50:15.14 ID:YX6Qz8KZ
>>847
ありがとうさぎ、無事注文できたよ

仮眠とってたらランカに無理矢理お姉ちゃんとか先輩って呼ばせようとするシェリルさんが出てきて、大変困った
849名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 02:58:27.10 ID:S1WC4g1y
よーいドン!

ダダダダダダ!!

シェリル「この借り物競争で1位になってランカちゃんに褒めてもらうんだからっ!
      ちょっと!そこの人!邪魔よぉおお!!…よしどれどれ」



〜銀河一可愛いと思うもの〜

どどドドド!!

シェリル「ランカちゃぁぁあああああん!!」

ランカ「ひぇ!?しぇ、しぇりるひゃん(お弁当のエビフライもぐもぐ中)

シェリル「やだ…///口からエビのしっぽが出てる(キュゥゥゥゥン!)可愛すぎ///」

ランカ「キャー!しぇりるさんが鼻血吹いて倒れちゃったー!え〜!ど、どうしたら?」


そんな夢を一週間前くらいに見ましたよ
850名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 12:22:06.30 ID:GPNoQASh
なぜ一週間も独り占めしていたのか
851名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 13:07:50.63 ID:YSPuUmkN
まったくだな。罰としてその続きの夢みたらちゃんと報告しろよ。
保健室にシェリルさんを運んでのその後だと俺得。
あとシェリルとランカのブルマ姿が安易に出てきたわ
852名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 21:26:56.44 ID:OGlfLDnw
>>849
さぁ早く続きを書く作業に戻るんだ!

>>851
ブルマ…だと…?!
そういえば版権絵でスク水絵があったよね
シェリランが学園でキャッキャウフフしてる所ももっとアニメで見たかったなぁ
853名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 23:29:34.10 ID:vd3HZ26Q
確かに学園マクロスもっと見たかったなぁ

同じクラスの席が隣同士なら教科書の見せ合いで机がぴったんこ!はもちろん、居眠り中の観察、イチャイチャ手紙交換


席が前後なら背中にイチャイチャ指文字、見つめ放題、プリントを前から後ろへ配る時の振り返りの微笑みにときめき

体育の授業のペア準備体操、寮とか入ってて同室だったら…とかやけに妄想が止まらなくなったw
854名無しさん@秘密の花園:2011/05/31(火) 23:45:54.12 ID:nan3kz0F
>>852
続きか…見たいけど見れないorz
文章書く才能ないしなー

シェリル「んー…あれ?ここは…ランカちゃん?」

ランカ「シェリルさん大丈夫ですか!突然倒れちゃったんですよ!もう心配したんですから!」

シェリル「保健室まで運んでくれたの?何気にランカちゃん怪力…あっ…つぅ…」

ランカ「だだだ大丈夫ですかシェリルさん!!ここですか痛いの!?」

シェリル「あ…(やだ…ランカちゃん倒れた時に打った腕優しくサスってくれて…あぁ)」

シェリル「ラ…ランカちゃん(ごくり)あのね…こ…ここもちょっと痛いの…サスってくれる…?」

ランカ「お腹痛いんですか?いいですよ〜(さすさす)

シェリル「ぁ…ん…何だか痛み引いてく感じ…(本当は嘘だけど)あと、ここもサスってくれる?」

ランカ「(ドキドキ)そ…そんなところもですか…!ラ…らんかいきましゅっ!」
855名無しさん@秘密の花園:2011/06/01(水) 01:34:06.23 ID:Z/la1BQM
>>844
萌えた。凛々しい表情の二人が可愛い。身長差も萌える。
最終回の「ランカちゃん!」「シェリルさん!」のあとのハグでも思ったけど、二人の身長差が絶妙だよね。
昔過去ログで言ったが、大阪ライブのメインちゃんとまめぐちゃんのハグでもクソ萌えたのを思い出した。
まめぐ「こんなすごいところでライブが出来るなんて…(´;ω;`)」
感極まって泣き出すまめぐ。
メイン「めぐみちゃん!!」
タッタッタ!と颯爽と駆けより、メインちゃんがまめぐちゃんをハグ。
もうね、これを見られただけでチケット料なんて安いもんですよ。
856名無しさん@秘密の花園:2011/06/01(水) 02:42:28.96 ID:X3yOoZ0+
>>853
止める必要がどこにある
さぁ早く続きを(ry
857名無しさん@秘密の花園:2011/06/01(水) 09:29:25.93 ID:3O+TGHi1
Cutのランカの花嫁衣、ランカの妻たるシェリルがちくちくと不器用だけど頑張って縫ったものだったら萌える。

「痛っ!あー、血が…。」
(アルトは簡単だって言ってたけど、結構難しいのね。でも何度も練習すれば、きっと素敵な衣装ができるはずよ!)
「でも、丸っきり同じなのも…。そうだ、ここをこうしてこんな風に…。あっこれも付けたほうが可愛いかも!ならこっちは…」


「最近シェリルさんったら何話しかけても上の空で全然私を見てくれないんだよ」
「ふーん」
「もしかしたら浮気かも…。私に飽きちゃったんじゃ」
「へー」
「もうっ!ちゃんと聞いてよアルト君!」
「あーはいはい」

などのすれ違いがあった後の結婚式ライブだといいな
858名無しさん@秘密の花園:2011/06/01(水) 09:45:44.97 ID:UzhffBRs
オカンも大変だなwww
859名無しさん@秘密の花園:2011/06/01(水) 10:08:39.98 ID:G9M0tTtr
オカンはなんだかんだで聞き上手な上にあしらうのも得意なんだw
860名無しさん@秘密の花園:2011/06/04(土) 11:32:35.44 ID:W6l47fOt
シェリルさーーーん!!って叫ぶランカはもう見たから、ランカーーー!!って叫ぶシェリルが見たい
861名無しさん@秘密の花園:2011/06/05(日) 20:13:22.31 ID:6DegZuuQ
よくシェリランって織姫彦星に例えられてたけど、雨が降って天の川が渡れなくなっても、絶対に会いに行こうとするだろうなW
シェリルだったら金に物言わせて船建造とかするだろうし、ランカなら余裕で天の川泳ぎきれると思う。


ごめん、七夕まで待てなかった
862名無しさん@秘密の花園:2011/06/05(日) 20:51:40.39 ID:7QbA2Xmb
雲の上は晴天365日ですよ
863名無しさん@秘密の花園:2011/06/05(日) 21:27:54.26 ID:tnLvAMoW
外でイチャイチャとデートする二人もいいけど
雨に降られて、どっちかの部屋でまったりほのぼのと過ごす
シェリランもいいと思うんだ
864名無しさん@秘密の花園:2011/06/05(日) 23:37:15.41 ID:USz6k6Hi
ランカの部屋シェリヲタ部屋ですよね
ポスターとか剥がすのかな?
865名無しさん@秘密の花園:2011/06/06(月) 20:12:11.46 ID:EJA49I97
むしろシェリルの部屋に招かれたランカがソワソワしてたら
クッションの山に隠された「100個限定ランカちゃん立体映像抱き枕(ボイス入り)」を発見。

シェリルが戻ってくるとこれ見よがしなところに置き直されていて大慌て。
「こ、これは違うのよ?プレゼントにもらっただけで、決してやましい気持ちはなくてね?」
などと言い訳をはじめるも

ランカ「シェリルさんひどいです……いつもいつも作り物の私ばっかり抱っこしてたんですね!」
とか言われてズキュゥゥゥゥゥン!と来てしまい
そのままソファの上で思う存分本物を抱っこしたとかそれだけでは済まなかったとか。
866名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 00:08:27.67 ID:/jCnTDZ1
ランカは全面に好き!を表現しそうだけど
シェリルってランカ好きを隠しそうだよなw
867名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 15:49:27.48 ID:sp7f4PCx

「ねぇ、ランカちゃん。」
「はい?」
「今日、このあとの予定は?」
「え?いえ・・・今日はこの収録で終わりですけど・・・」
「そう。私もこれで今日は終わりなの。」
「知ってますよ。それで、明日はおやすみなんですよね?」
自信満々にそう言ったランカに小首を傾げるシェリル。
「どうしてランカちゃんが知ってるの?」
「シェリルさんのスケジュールはバッチリ頭に入ってますよっ!!!」
胸を張るランカに、シェリルは尋ねる。
「じゃあ、今度の金曜日は?」
問われたことに、ランカは自信満々で答える。

「次のアルバムに向けてのミーティングです。11時にスタジオ入りですよ。」
「それと、午後8時からの生番組に出演です。夕方5時にスタジオ入り。」
「それが終わったら、ラジオ局へ移動。」
「最後に午後11時半からの生ラジオに一緒にゲスト出演です。」

すらすらと何も見ずにそう答えるランカに、
自らのスケジュールを確認しながら、シェリルは目を丸くした。
「正解ですか?」
「ええ。すごいわね、ランカちゃん。」
「はいっ!いつでもシェリルさんのマネージャーになれますよ。任せて下さい。」
褒められて嬉しかったらしいランカは、力強くそう言って胸を張った。
「それは贅沢な話ね、ランカちゃん。」
笑いながらそう言い、シェリルはランカの頭を撫でる。
緑の髪が犬耳のように上下すれば。
シェリルの瞳に激しく左右に振れる、あるはずもないシッポが見えて。
自ら差し出してくるランカの頭を、さらによしよしと撫でれば。
ランカの頬はこれ以上にないくらいに緩みきり。
嬉しくてたまらなくなったランカは、シェリルの腰に両手を回してぎゅっと抱きついた。
ぐりぐりと何度かシェリルの胸に顔を擦りつけて、顔を上げたランカは満面笑顔。
(あいかわらず、ほんとに犬みたいなんだから、ランカちゃんは。)
そのかわいらしさに呆れながらも、シェリルの頬も緩んでいく一方で。

「えへへ」
「うふふ」

互いの顔には、幸せいっぱいの笑顔を浮かぶ。
結局。
スタッフが呼びに来るまで、あきることなくずっと。
二人はそのやりとりを繰り返していた。
868名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 15:50:19.26 ID:sp7f4PCx
そんなかわいい2人の夢を見た。
シェリランシェリ大好きすぎる。
さぁ、仕事に戻ろう。
869名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 16:56:13.43 ID:UQMVuXJo
なんと羨ましい夢
870名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 17:25:30.27 ID:nCF4GbnS
うらやま昇進
871名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 20:15:04.60 ID:nvoJvcyN
裏山ってレベルじゃねーぞ!!!
俺にも見させて お願い
872名無しさん@秘密の花園:2011/06/07(火) 22:07:39.83 ID:I5c8+7B0
>>867-868
どのチャンネルと契約すればそんな夢が見られるんですか?
873名無しさん@秘密の花園:2011/06/08(水) 12:56:13.83 ID:V3KWsgXl
いい夢見すぎて死ぬのかと思ったけど、とりあえず俺生きてた。
そんなチャンネルあったら俺も契約したいよ!!
裏山しすぎてすまん。
みんなも見れるように祈ってるから、見たら報告よろしく頼む。
こんな夢がみたいって妄想でもいっこうに構わないと思うぜ。
874名無しさん@秘密の花園:2011/06/08(水) 16:23:16.84 ID:x9Wpq9Sl
見たのはいいけどそういう時に限って
起きた時内容忘れてるっていう...orz
875名無しさん@秘密の花園:2011/06/12(日) 17:56:48.62 ID:WPVMlgi+
最近のエロゲでキャラメイクできるの買ったから、ランカとシェリル作って
百合らせてみたよ。
・・・ランカはそれなりのが作れるが、シェリルは再現難しいわ・・・
876名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:38:19.92 ID:SzoLxEig
誰もいないうちにこっそりと。
シェリランシェリで、ぬるいですがエロです。
そういうの嫌な方はお気を付け下さい。
誤字脱字はご容赦願います。
ちょっと長めなので、止まったら規制に引っかかったと思って下さい。
では、レスお借りします。
877名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:39:50.58 ID:SzoLxEig

2人きりの時間は。
未だに、少し緊張したりするけれど。
その緊張も嫌なものじゃなくて、すごく楽しく感じるもので。
隣でハミングしながら、食器を片付けてくれているシェリルさんを横目に。
なんだか、頬がどんどん緩んでいくのが自分でもわかる。
(いつものことだけど、この状況ってすごく、贅沢だよね。)
ハミングでさえ、すごく耳に心地よく響いて、思わずうっとり。
そんな私を見つけたシェリルさんと視線が合えば、ニッコリと笑ってくれる。
直視できずに一旦、視線を逸らして、もう一度ゆっくりと視線を合わせれば。
いつものことに、おかしそうに笑うシェリルさん。
「いつになったら、なれてくれるのかしらね?ランカちゃんは。」
少し意地悪な口調でわざとらしくそんなことを言って。
食器洗い機にあった最後のお皿を手にとって、さらりと額にキス1つ。
以前なら、それだけで気を失いかけてたけど。
最近は、真っ赤になって少しふらつくだけで大丈夫。
私だって、日々、成長してるんです。
キスされた額を押さえながら、シェリルさんを見れば。
悪戯好きの子どもみたいな笑顔を浮かべていて。
「もう、シェリルさん!」
なんて、叱ってみようとするけれど。
にやけた笑みに、嬉しそうな声じゃ、ただ喜んでいるようにしか聞こえない。
そんなの自分でもわかってるけど、文字通り、嬉しいんだからしかたがない。
案の定、シェリルさんは楽しそうな笑みを浮かべたままで、食器を片付ける。
いつの間にか、シェリルさんの部屋に増えていった、お揃いの食器。
今、私が手にしてるマグカップは、一緒に買いに行ったお揃いのもので。
今、シェリルさんが手にしていたお皿は、シェリルさんが選んでお揃いで買ってくれたもの。
他にも、気づいたら自分のものが、シェリルさんの部屋にどんどん増えていって。
今では、『同棲』なんて言葉が浮かんでくるほどに、一緒の時間が増えて。

「ランカちゃん、真っ赤。」

そんなことを考えていたら、シェリルさんの顔が私のすぐ傍に。
「ふぇっ・・・」
思わず出てしまった変な声に、恥ずかしくなって俯こうとしたら。
頬に手を添えられて、やんわりと顔を固定されてしまう。
そんなことをされたら、俯くこともできなくて。
近づいてきた、意地悪な笑顔を前に、ゆっくりと瞳を閉じた。
878名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:41:11.95 ID:SzoLxEig
片付けを終えて、お揃いのマグカップには、ほどよく熱いミルクティー。
ソファに並んでまったり時間。
その日のことを話したり、仕事の話をしたり、ただくっついて座ってるだけだったり。
今日は、ただくっついて座ってる時間かなって思っていたら。
不意にシェリルさんが、私の膝の上に頭を乗せてきた。
「シェリルさん?」
不思議に思って名を呼べば。
私を見上げるシェリルさんの顔に、なんとも言えない甘えた笑みが浮かぶ。
その破壊力に、心臓が大きく脈打った。

「ラ〜ンカちゃん。」

人前では、絶対に聞けないような甘えた声に、真っ赤になりながらも。
その意味を理解した私は、シェリルさんのふわふわの髪にソッと手で触れる。

「どうかしたんですか?シェリルさん。」
「ん〜?べつに。なんでもないわよ。」

返ってくる答えはわかっているけれど、そう尋ねれば。
予想通りの返事。

「そうですか。」
「ええ。」

互いにわかっていたやりとりに、笑みを浮かべて。
ゆっくりと瞳を閉じたシェリルさんの髪を優しく撫でる。
そうしているうちに、シェリルさんは本格的にソファの上で眠る態勢。

「ダメですよ、こんな所で寝ちゃ。」

撫でる手を止めて、そう言ったら。
シェリルさんが不機嫌そうにこっちを見てくる。
かと思えば、髪を撫でていた手を両手で掴まれて。
もっと、撫でろと言わんばかりに頬を擦りつけてくるシェリルさん。
その行動に思わず呆然としてしまう。
だって、あまりにも・・・その・・・かわいかったから・・・
879名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:41:52.01 ID:SzoLxEig

身動きもできず、ただ魅入ってしまっていた私に。
ますます不機嫌になったらしいシェリルさんが、親指と人さし指の間を噛んできた。
「んっ・・・」
少しだけ感じた痛みは、なんだか甘くて。
零れてしまった甘い声に、自分で驚いてシェリルさんを見れば。
それで気を良くしたのか、ニッコリと笑ったシェリルさんが、噛んだ所を舐めてきた。
何がなんだかわからないけれど、自分の体が一気に熱をもっていくのがわかって。
きっと体中真っ赤だろう私のことを、楽しむみたいに。
シェリルさんは、私の右手を両手でやわやわと揉んでくれたかと思ったら。
悪戯な笑みを浮かべて、私の親指を口に含んだ。

体中に電気が奔る。
つま先から頭のてっぺんまで。
ケトルで沸かされる水って、こんな感じなのかな?
なんて。
よくわからないことを、まったく働かない頭で考えながら。
一瞬で熱せられた体に戸惑う。
どうしたらいいのかわからない。
ただ、ジッとシェリルさんのことを見つめることしかできなくて。
そんな、私のことを見つめながら。
シェリルさんは、右手の親指から順番に小指まで、丹念に口に含んで舐めてくれた。
最後に手のひらに“ちゅ”っと。
音を鳴らしてキスすると、シェリルさんが私に言った。

「もっと。」

微かに甘く聞こえた声は、私の耳を犯すみたいに響いて。
一瞬、止まった呼吸を再開するべく、息を吸ったつもりが、喉を鳴らしてしまう。

「ちゃんと、撫でなさい。ランカちゃん。」

濡れて光る艶めかしい唇に、甘くねだる声。
妖しいまでの色気を感じるのに、その瞳は子どもみたいに輝いて。
くらくらするけれど、勝手にシェリルさんの言うことを聞いて。
掴まれた右手はそのままに、左手でシェリルさんの髪を撫でる。
そうしたら、シェリルさんの表情が満足そうに微笑んで。
もう一度、“ちゅっ”と手のひらにキスしてみせて。
私の右手を胸にぎゅっと抱きしめるシェリルさん。
なんだかもう・・・わけがわからないけれど、シェリルさんがかわいすぎることは確か。
880名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:42:42.76 ID:SzoLxEig

上機嫌に戻ったらしいシェリルさんは、私の膝に何度か頬を擦りつけて。
落ち着く場所を見つけると、ソファの上で丸まった。
心臓はうるさいくらいに暴れているけれど。
いつ見てもかわいらしいその姿に、思わず笑みが零れる。

「・・・なんだか今日は・・・いつも以上に・・・ネコみたいですね・・・」

思わず口にしてしまった言葉は、思っていても言えなかったことで。
なぜかと問われれば、怒られると思っていたから。
銀河の妖精、シェリル・ノームを『ネコみたいでかわいい』なんて。
それこそ、シェリルさんのご機嫌を損ねてしまうと思って。
だから、言ってしまったことに後悔してしまう。
瞳を閉じて気持ちよさそうにしていたシェリルさんが、こっちを見たことに。
慌てて「違うんです・・・あの・・・」と、言い訳をさがすけれど、見当たらず。
結局は、項垂れて、謝ることしかできなかった。

「変なこと言って・・・ごめんなさい・・・シェリルさん・・・」

しゅん、としてしまった私の頬に、ソッと触れてくれる優しい手。
閉じた瞳を開いて、シェリルさんを見れば、楽しそうな笑顔があって。
「シェリルさん?」
怒られると思っていたのに、そんな表情を見せられたから。
首を傾げて、名を呼んだ。
そうしたら、シェリルさんが・・・

「にゃあ。」
「・・・・・・」
「にゃ〜」
「・・・・・・」

なんて、楽しそうに、おもしろそうに、うれしそうに。
甘えた声で鳴いてみせるから。

「シェリルさんっ!!!!!」

だから、おさえられなかったんです。
881名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:43:33.29 ID:SzoLxEig

「ランカちゃんたら強引。」
からかうような余裕めいた声が耳に聞こえて、ランカの顔が真っ赤に染まる。
「・・・だ、だ、だって・・・シェリルさんが・・・」
「私は何もしてないじゃない。ランカちゃんのリクエストに応えただけよ?」
そんなことを言って、シェリルが顔の横でネコの手を真似てみせると。
顔どころか、体全体を真っ赤に染めていくランカ。
その様子をシェリルは、楽しそうに眺める。
「ず、ず、ずるいですよっ!!!そんなのっ!!!シェリルさんっ!!!」
ムキになってランカはそう返すけれど、シェリルはやっぱり余裕の笑顔。
その笑みに、悔しさを感じたランカは、小さな声で強く言った。

「もう・・・いいです。」
「え?」

ランカの反応を楽しんでいたシェリルの肩に手を置いて、動けないようにしたら。
強引に、そのまま唇を重ねるランカ。
最初はちょっと驚いたシェリルだったが、すぐにそれを受け入れる。
薄く開いたシェリルの唇に舌を差しいれたランカが、遠慮がちに舌を絡めれば。
その遠慮を取りさるように、シェリルの舌がランカのそれに絡んできた。
少し驚いて、でもすぐに。
それに甘えるように、ランカはシェリルとのキスに没頭する。
深いキスのあと、2人を繋ぐ透明な糸を拭うように。
もう一度、シェリルと唇を重ねて軽く吸い上げる。
そうして、唇を離せば、ランカがシェリルを見下ろした。
少し弾んだ息づかいで、ゆっくりと閉じた瞳が開かれれば。
シェリルの潤んだ瞳がランカをとらえる。
それにランカが微笑み返せば、頬を染めたシェリルは、慌てて顔を背けた。

「どうしたんですか?シェリルさん。」

シェリルが恥ずかしがっているのは、わかっていたけれど。
さっきまでのことがあるから、ちょっと意地悪をしてみせるランカ。
そうしたら、シェリルが不服そうにランカを睨む。

「ランカちゃんの意地悪。」
「先に意地悪したのは、シェリルさんだから、謝りませんよ。」
「・・・いつから、そんなに生意気になったの?ランカちゃん。」
「シェリルさんに、教わったんですよ。」
「嘘ね。そんなこと、教えた覚えはないわ。」
「いいえ、教わりました。」

言い合う2人の顔には、笑みが浮かんでいて。
シェリルがランカに手を伸ばし、やんわりと引き寄せれば。
それに誘われるがまま、ランカはシェリルの上に身を重ねて、もう一度、口付けた。
すぐに離れた唇が、今度はシェリルの首筋に下りていく。
甘い吐息を耳に感じて、嬉しくなったランカの顔に笑みが零れた。
それは、シェリルが感じてくれている証拠だと。
ランカはちゃんと、わかっていたから。
882名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:44:30.65 ID:SzoLxEig

一生懸命なランカの愛撫に翻弄されながら、露わになった胸に吸いつかれた時。
シェリルは、快感に声を上げた。

「んっ!!!・・・にゃあ・・・」
聞こえた声に、思わずその動きを止めてしまうランカ。
シェリルの胸から顔を上げて、まじまじとシェリルを見やれば。
自分であげてしまった声に気づいて、肩で息をしながら真っ赤に染まっていくシェリル。

「シェリルさん、今の・・・」
「・・・空耳よ・・・」

弱々しい声がそう言えば。
ランカの頬は、見る見る間に綻んでいって。
“ガバッ”と音がしそうな勢いで、シェリルを抱きしめた。

「かわいいっ!!!!!シェリルさんっ!!!!!」
「う・・・うるさい・・・」
「恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか。ネコ、かわいいですよ。」
「・・・それ以上言ったら、怒るわよ・・・ランカちゃん・・・」

それが恥ずかしさからくる強がりだということは。
シェリルがランカにしがみついてきた、力具合ですぐにわかる。
だからランカは、ただシェリルにニコニコと微笑みかけた。
それが少し気に入らなくて。
シェリルは、ランカの耳元で言ってやる。

「ランカちゃんの、バカ。」
「はいっ!!!」

そのままの笑顔で、元気よく、嬉しそうに肯定してきたランカ。
それに、シェリルの方がなぜだかとても恥ずかしくなってきて。
そんな反応を見せるシェリルに、ますますランカの頬は緩んでいく。
逆に、ますます恥ずかしくなってきたシェリルは、それを隠すように。
ランカの右肩に噛みついてみせた。

「も〜、痛いですぉ、シェリルさん。」
「う、うるさいわよ・・・ランカちゃんのくせに・・・」

ぜんぜん痛くも痒くもないといった、デレデレの声でランカが言えば。
シェリルは、恥ずかしそうにそう言い返して、ランカの首筋に顔を埋めた。
883名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:45:07.69 ID:SzoLxEig

実は、ランカに攻められると、とたんに弱くなってしまうシェリル。
それに、最近気づいたランカが“かわいがられる”だけではなくて。
“かわいがる”ことに、喜びを覚えはじめてからというもの。
こうやって、シェリルを翻弄することもしばしば。
それが嫌というわけでは、ぜんぜんないけれど。
素直にそれを受け入れてしまうのは、シェリルにはできないことで、強がってしまう。
その強がりがまた、ランカにとってはかわいらしくて。

「シェリルさん。」

柔らかな髪を撫でながら名を呼ぶけれど、シェリルは顔を上げずに、ただランカに強く抱きつく。
その返事に微笑んで、ランカはさっきの続きを始める。
胸に優しく手を這わせれば、すぐにまた、シェリルの口から甘い吐息が零れた。
抱きついてたシェリルの力が弱まって、動けるようになると。
ランカはそっと、その胸に唇を寄せた。
主張する尖端を口に含めば、シェリルの体が小さくのけ反る。
その反応に自然と笑みが零れて。
ソッと舌を這わせて、チュッと吸い上げて、カプッと歯を立ててみる。
右が終われば、今度は左、空いた方には、手を這わせ。

「く・・・んんっ・・・」
「・・・シェ・・・リル・・・さん・・・」

互いに余裕がなくなっていくのがわかると、ランカの手がシェリルの腿に辿り着く。

「・・・シェリルさん・・・すごい・・・」

そこがもう濡れていることに、思わず零れてしまう言葉。
息の上がったシェリルは、何も返せず、ただ恥ずかしくてランカにぎゅっと抱きついた。
抱きついてきた、シェリルの髪にソッと口づけて。
ランカの手が腿を撫でれば、閉じようとしていた脚が自然と開いていく。
抗えぬものにシェリルは、ランカに抱きついたまま、ぎゅっと目を閉じた。
ランカの指が蜜の溢れだすそこに触れると、シェリルは大きく息を吐く。
884名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 15:45:40.47 ID:SzoLxEig

「シェリルさん・・・その・・・いれてもいいですか・・・?」
「・・・いちいち・・・聞かないで・・・」
「だって・・・この前・・・急にって・・・怒ったじゃないですか・・・」
「あ、あれは・・・その・・・だから・・・」

言われたことに思わず顔を上げれば、そこには、ランカの笑顔。
それを見たシェリルは、一瞬驚いて、それから眉間に皺を寄せた。

「わざとね・・・ランカちゃん・・・」
「えへへ・・・だって、シェリルさんの顔、見たかったから。」
「・・・卑怯もの・・・」
「シェリルさんだって・・・私に・・・するじゃないですか・・・」

顔を近づけながら、そんな言い合いをして。
そのまま唇が重なれば、ランカの指がシェリルの中に挿入された。
あまりの快感に、唇が離れるも、直ぐさまシェリル自らまた唇を重ねる。
ランカの拙い2本の指の動きに、快感を呼び起こされて。
自分でも驚くくらい、あっと言う間に果ててしまうシェリル。
きつくランカに抱きついていた力が弱まると、シェリルの体がソファに沈む。
荒い呼吸を繰り返し、いまだ快感に震えるシェリルに嬉しくなるランカ。
シェリルの頬や、額、目尻にキスを繰り返す。
やがて、少し落ち着いてきたシェリルがランカに微笑みを向ければ。
嬉しそうに笑ったランカが、いまだにシェリルの中におさまっていた指を動かし始めた。

「ちょ・・・ランカちゃん・・・んん・・・」
「まだまだ、いーっぱい、気持ち良くなって下さいね、シェリルさん。」

そう言って、無邪気な笑みを浮かべるランカ。
どうやら、スイッチが入ってしまったらしいランカに。
シェリルはその身を委ねることしかできなかった。
885名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 16:13:12.75 ID:SzoLxEig

結局、朝をソファの上で迎えてしまった私たち。

「ランカちゃんのエッチ。」

シェリルさんの言う通り・・・その、なんというか・・・
シェリルさんのかわいさに、止まらなくなって・・・
ランカ・リー、大暴走してしまいました。

「だ、だ、だって・・・シェリルさんが・・・かわいいから・・・つい・・・」
やりすぎてしまいました、ごめんなさい。
反省しつつも、昨日のことを思い出したら、顔がニヤけてしまうのがわかった。
「ぜんぜん反省の色がみえないわね、ランカちゃん。」
ニコッと笑ったシェリルさんに、両頬をやんわりとつねられて、左右に伸ばされる。
それなのに、ニヤけた顔はもとに戻ろうとはしなくって。
「ふぉふぇんふゃふぁい」
そのままの状態で謝ってみたら、シェリルさんが大きく溜息を吐いてみせた。
「ほんとに・・・ランカちゃんは、困った子なんだから。」
そう言いながら、つねられた頬を解放してくれれば。
シェリルさんが、私のことをぎゅっと抱きしめてくれる。
突然のことに驚いて、でも、その柔らかで温かな感触に、また笑みが零れて。
抱きしめてくれるシェリルさんに、ぎゅっと抱きつき返した。

「大好きです、シェリルさん。」
「知ってるわよ、ランカちゃん。」

頭を撫でてくれる優しい手に、微笑みながら。
シェリルさんに、さらに抱きつく。

「ねぇ、ランカちゃん。」

呼びかけられて、顔を上げれば。
そこに、シェリルさんの艶やかな笑顔。
それに魅入っていたら、耳元で囁かれる。

「今夜は“おしおき”だからね。」

言われた言葉を理解して、真っ赤になって固まれば。
ものすごくご機嫌な笑みを浮かべたシェリルさんが、私にキスをしてくれた。
886名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 16:14:00.09 ID:SzoLxEig
以上です。なんだか長い上にぬるくてごめんなさい。
どこかしら、少しでも楽しんで頂ければいいんですが・・・
本当に2人がイチャイチャしてくれればそれだけで幸せです。
お目汚し、失礼致しました。
887名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 16:52:18.98 ID:qq7SXHhx
>>886
ふおおおおおおおおGJGJGJ!!!!!
なんてラブラブな二人なんだ…
甘いしエロいしで最高だった!!
始終顔がニヤけっぱなしで変な声出て隣の人に変な目で見られたけど
全く気にしないんだぜ!

そしてお仕置き編もあるんですよね?
888名無しさん@秘密の花園:2011/06/15(水) 17:03:48.53 ID:BPhNFF2C
>>886
GJ!
二人がイチャイチャしてくれて俺も幸せ
次はお仕置き編ですねわかります
889名無しさん@秘密の花園:2011/06/16(木) 00:00:30.78 ID:lCUO09Wi
おしおき…ハァハァ(´Д`;)
890名無しさん@秘密の花園:2011/06/16(木) 02:06:34.25 ID:fFqjZNXc
GJすぎて寝れなくなた
891名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 12:26:20.46 ID:PFtkFdWq
892名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 12:34:29.04 ID:W2RDNOv8
>>891
シェリル「そんなに固く唇を噛んだら濡れないわランカちゃん」

と言って、自分の唇に紅を塗り、まうすとぅまうすで口紅つけてあげるのですよね、わかります。
893名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 14:41:19.16 ID:Me8Jlu4G
>>892
コラ!やらしい変換してんじゃないwww

顔赤らめてるの萌えた…!素晴らしい
894名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 15:10:17.09 ID:9+Bv8buR
濡れる...だと....
口紅をまうすとぅまうすとかなにそれ萌える
895名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 16:30:20.42 ID:xeUJaLLa
花魁シェリルと舞妓ランカ手に入ったけど、このシェリランキスするとき大変そう。
ランカは背伸びして、シェリルは屈まなきゃいけないのか。
896名無しさん@秘密の花園:2011/06/17(金) 19:16:46.57 ID:/Hp1yzdf
しょこたんブログで惨事のシェリランをうっかり見たが


やはり二次元のシェリランが最強だと思った
897名無しさん@秘密の花園:2011/06/18(土) 00:52:06.14 ID:gS8wYhID
濡れる・・・

シェリル「ああ・・・そう・・・これよ・・・これなのよ・・・たまらない・・・ランカちゃん・・・

濡 れ る ッ ! ! ! !」

※例のアレは漫画連載時から好きです。
898名無しさん@秘密の花園:2011/06/19(日) 13:18:57.67 ID:Ntr/bsJm
>>895
シェリルが169cm、ランカが158cmだっけか?
11cm差だし屈むほどじゃないが
片手は腰を引き寄せて、片手は頬に手をあてて上を向かせ…
ちょっぴりランカをのけぞらせながら、覆いかぶさるように情熱的なキスをするシェリルさんが好きだな。
身長差があるのはいいことだ。そして、いつものように

「こんなサービスめったに…うぅん、ランカちゃんにだけしかしないんだからね。」

で占めるシェリルさん。
899名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 16:15:09.65 ID:ZShwyeH0
キャラの身長とかあんまり気にしたことなかったんだけど、二人共そんなに大きいのか!びっくりした。
シェリル=162cm、ランカ150cmくらいだと思ってた。
900名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 16:45:50.46 ID:bKLEW7/r
シェリルはね、いかにも背が高そうなイメージだったから、170くらいあると思ってたからほぼドンピシャ。
ランカは152くらいかと思ってた。
901名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 17:13:26.60 ID:VqzfykJR
キスしやすい身長差だねv
902名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 17:44:45.52 ID:AbuP2hyO
170近くあるシェリルは男装姿もばっちりですね
男前度でも並みの男楽勝で超えるだろう

もちろん、小柄なランカが似合わない男装して
シェリルをリードしようと背伸びするのもまた萌え〜
903名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 21:41:05.38 ID:cXmzLWH+
因みにキャシーの身長はどれくらい?
904名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 22:17:26.04 ID:VyVXZLNn
シェリルの身長は165cmだったと思う
ソースは映画の逮捕〜収監のシーン
体重は伏す
905名無しさん@秘密の花園:2011/06/20(月) 22:31:56.59 ID:3Ysqt91Y
映画は確かテレビ版と身長とか色々と違うんじゃなかったっけ?
906名無しさん@秘密の花園:2011/06/21(火) 01:54:55.72 ID:Ypm05cqN
そりゃ役者が違うからな・・・ってのは禁句かw
それとも同じ役者が違う媒体で同じ役柄を演じることもあるのかなマクロスは?
907名無しさん@秘密の花園:2011/06/21(火) 03:09:58.61 ID:Ka7rl/Ex
>>904
それ表記間違い
劇場版の本には169になってる
マクロスFは電工掲示板やモニターの文字をよく間違う
DVDのときに修正される
908名無しさん@秘密の花園:2011/06/22(水) 14:25:28.27 ID:aQqyVqdO
シェリル派やらランカ派やらで争って、悪口言い合ってたのが辛かった自分には此処はオアシスすぎる……楽園って此処にあったんだね
909名無しさん@秘密の花園:2011/06/22(水) 16:25:59.18 ID:I1RZk4c8
君も今日から楽園の仲間だ!
910名無しさん@秘密の花園:2011/06/22(水) 16:26:32.21 ID:I1RZk4c8
ごめんあげた…orz
911名無しさん@秘密の花園:2011/06/24(金) 01:31:13.73 ID:Keand0/I
身長ネタ見ていたら、シェリランでaikoの『カブトムシ』を想像した。
ランカからシェリルに贈る歌だろうな。
912名無しさん@秘密の花園:2011/06/24(金) 20:29:54.15 ID:PoB62b7I
>>911
トップを狙え2あたりのOP曲もよいぞ
「背の高い貴女が見下ろしているのよ。そっと髪を撫でるフリをして 近づいて気を引きたいの」
なんて、けなげながらも構ってほしいランカを妄想してしまう
913名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 03:16:06.59 ID:qZ0ySPQ4
ぶっちゃけシェリルはアルトしか見てないよね
914名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 05:48:46.24 ID:1W6OV3iM
11cm 差か
ランカからする場合だとちょっとつま先立ちして
する感じなのかな
915名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 05:57:42.79 ID://jIIpsT
身長差に燃える
916名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 09:39:28.42 ID:pByX4Ih5
アルトって誰?新キャラ?
917名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 10:15:55.58 ID:uBnIXU8m
おかんだろjk
918名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 10:28:50.27 ID:6a4vTwDx
スズキのハッチバック型軽自動車のことだろ?
919名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 21:13:30.57 ID:pByX4Ih5
ああ、シェリルさんがランカちゃんと遠出する用に買った新車?
勘違いしてすまんかった
920名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 21:48:59.15 ID:LR1/T77i
いや、あのシェリルが軽なんか乗るわけない。
ランカ専用助手席だけの赤いスポーツカー所持してんだから。
アルトはワインの生産地だろ
921名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 21:50:51.26 ID:xR+OYOcs
>>916
シェリルの恋愛相談役のオカマだ。
922名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 21:53:26.09 ID:hxTrCbeF
>>921
オヤマだろ
923名無しさん@秘密の花園:2011/06/26(日) 23:15:45.09 ID:7O1FhbxN
おやまあ
924名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 00:14:43.17 ID:BCuIt2+/
女形でオカンなアルトに恋愛相談した結果
ドライブデートをすることになり
最終的にワイン飲みつつイチャイチャする
シェリランということか
925名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 00:22:59.65 ID:PBFjT/Na
女形は女性以上に女性らしいと聞いた。
つまりシェリルの相談に的確なアドバイスを出来るのは、
アルトしかいないな。
アルトのことだからランカにも探りを入れてそうだな。
926名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 01:55:44.39 ID:F+98tXp/
>>923
誰がうまいこと言えとww
927名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:45:38.42 ID:zYB69ur9
おしおき編書いてみたんで、こっそりと投下しておきます。
思ってたのと違ったらすみません。
もちろん、ぬるいエロなんでそういうの嫌いな方はお気をつけ下さい。
誤字脱字はご容赦願います。
それでは、レスお借り致します。
928名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:46:05.24 ID:zYB69ur9

ときどき思うの。
ランカちゃんて、ほんとに私のこと好きなんだなぁって。
私の目の前で、私の歌がどんなに素晴らしいのか。
今でも熱く語り出すと、止まらなくなる。
本人が目の前にいるというのに。
写真や映像に“うつる”私に向ける視線は、恋する女の子そのもので。
それが微笑ましくもあるんだけれど、正直、気にくわないことも確か。
それを表に出すことは、絶対にないけどね。
だって、恥ずかしいじゃない。
シェリル・ノームが、自分で自分に嫉妬してるとか。
意地でもランカちゃんに知られたくないわ。
それでなくても、最近、ランカちゃんたら反抗的だし。
それが嫌だっていうんじゃ、ぜんぜんないんだけど。
ランカちゃんが、楽しそうに嬉しそうに笑ってるのは、大好きだし。
でも、それとこれとは、話が別なの。
一方的っていうのは・・・なんていうか。
負けた気がして、悔しくなるのよね。
あと、あの緩みきったデレデレの顔を見てると、すごくからかいたくなるの。
だから、しかたないのよ。
ランカちゃんが私のことを、思う存分に楽しんだのなら。
その分、ちゃんと私は“おしおき”しないと。
調子にのらせたら、ダメでしょう?
攻められてるわけじゃなくて、攻めさせてあげてるってこと。
ちゃんと、知っておいてもらわないと。
昨日だってそうだったのよ、誘ったのは私だったの。
思い通りにはいかなかったけど、あれはあれで、予想通りな展開だったんだからっ!!!

・・・・・・と、とにかく。
この私、シェリル・ノームが。
一方的に受け身で終わるだなんて、そんなこと。
絶対にありえないし、許せない。
だからね、ランカちゃん。
今夜はとっても素敵な“おしおき”をしてあげる。
感謝しなさい、こんなサービスめったに・・・ランカちゃんだけにしかしないんだから。
929名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:47:16.99 ID:zYB69ur9

「あ、あの、シェリルさん・・・」
「なに?ランカちゃん。」
「私、明日、お、お仕事が・・・」
「知ってるわよ。一緒の現場じゃない。」

ニッコリと笑ってそう返されれば、ランカは何も言えなくなる。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎて、1日の終わりがやって来た。
昼に近い朝に言われたことを忘れていたと言ったら、嘘になるだろうが。
ランカの中でそれは、冗談で言われたことにしてしまいたかったのだ。
けれど、そんなことがありえるわけがないこともランカは知っていた。
シェリルが言ったことをなかったことにするなんてこと、あるはずがないのだ。
だから、この流れも当然のこと。
それが嫌かと聞かれれば、ランカだって嫌であるわけがない。
むしろ、嬉しいことなのだけれど。
それでも、素直に受け入れられないのは、まだ恥ずかしさが勝ってしまうから。
だから、弱いながらも抵抗はしてみせる。
けれど、その抵抗はシェリルにかかれば、いとも容易く崩れ去るもので。

「いい子ね、ランカちゃん。」

ベッドに横座りするランカの隣で、艶やかに微笑むシェリルが、
おとなしくなったランカに、そう言ってソッと口づけ、すぐに唇を離す。
ランカの口から小さく零れた甘い吐息に、笑みを零して。
期待と怯えのまじった感情に、体を震わせるランカの首筋を。
シェリルが人さし指で撫であげれば、その瞳を固く閉じるランカ。

「ダメよ、ランカちゃん。ちゃんと目をあけて。」
「む・・・無理ですよ・・・そんなの・・・」
「どうして?」
「ひゃ・・・」

撫でられた所をなぞるようにして、シェリルの舌がランカの首筋を這う。
びくんと跳ねる体を楽しみながら、かまわずシェリルは舌を這わせれば。
ランカの瞳はさらに固く閉じられた。
思った通りの反応に満足そうに微笑むシェリル。
ランカの首筋から顔を離せば、今度は固く閉ざされた瞼にキスを送る。
「ほら、ちゃんとこっちを見て。ランカちゃん。」
少しだけ甘えた声でそう言って、シェリルの親指がランカの頬を撫でれば。
ランカの瞳が魔法にでもかかったように、すんなりと開かれる。
930名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:48:56.25 ID:zYB69ur9

「シェ・・・リルさん・・・」
名を呼ぶランカの瞳には、艶めいた笑みを浮かべるシェリルが映って。
潤み始めた瞳でボーっと見惚れていると、シェリルがランカの額に軽く口づける。

「ねぇ、ランカちゃん。」

また閉じかけた瞳が、艶めいた声に誘われるように、開かれる。
その目の前に差し出されたのは、シェリルの右手。
すでに働かなくなった頭でその意味を考えるランカに向かって。
シェリルは、子どもみたいに無邪気に笑って言った。

「舐めて。」

言われた言葉の意味が一瞬わからなくて。
でも、理解できると、一気にランカの体が熱くなり、赤く染まっていく。
言われた言葉のせいで、さらに潤んだ瞳でシェリルを見やれば。
ただ、ニッコリと微笑んでランカをジッと見つめるだけ。
助け船を出してくれる気がないことがわかったランカは。
少しおどおどしながらも、両手でシェリルの右手をとれば、その甲にソッと口づける。
それで、許してくれないかと淡い期待を抱いて、ランカはシェリルを窺うけれど。
シェリルは、やっぱり笑顔を浮かべたままで、その先を促していた。
だから、ランカは覚悟を決めて、小さく口を開ける。
脳裏に浮かぶのは、昨日、同じようにシェリルが指を舐めてくれていた、あの光景。
その時のことを思い出したランカは、シェリルのしてくれた通りにしようと。
一生懸命、丹念に、その白くしなやかで長い指を、口に含んで舐めていく。
時折、甘い吐息をわざと零しながら。
ランカがこちらを窺うように見てくると、ニッコリ笑って応えてやるシェリル。
そうすれば、ランカも嬉しそうにして、さらにシェリルの指を口に含み舐めていく。
親指から小指、右手が終われば左手。
10本の指を舐め終わったランカの息は、何もされていないのに情欲を帯びたものへと変化し。
その唇は唾液に濡れて、艶やかに煌めく。
931名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:49:46.01 ID:zYB69ur9

「シェリルさぁん・・・」
甘く艶めいた声に、シェリルは微笑んで。
さっきまで舐めてくれていた左手、人さし指を自らの口に含んで。
ランカに見せつけるように舐めてみせた。
恥ずかしくて、目を逸らしたいはずなのに。
ランカの瞳は食い入るように、シェリルのその姿を見つめる。
その視線を感じながら、小さな水音を鳴らして自分の口から指を出して見せると。
ランカをジッと見つめて、それから耳元に唇を寄せる。

「よくできました、ランカちゃん。」

いつもより低めの声の囁きに、ランカは身を震わせて、嬉しそうに口元を綻ばせる。
唾液に濡れた指を、パジャマの中に滑り込ませて。
シェリルのしなやかな指がランカの背を撫でれば。
突然の快感に、ランカの口から甘く深い息が零れ、その身がシェリルの方へと倒れ込む。
撫でる指の動きを止めないまま、自分の胸に顔を埋める形になったランカの耳元に。
さらにシェリルは囁いた。

「でも、まだあるわよね?」

言われた言葉に、ランカが顔を上げれば、そこには悪戯で意地悪なシェリルの艶やかな微笑み。
その微笑みに、意味を理解して、本気で泣きそうになりながらシェリルを見るランカ。
そんなランカの耳元で、シェリルが天使のような優しい声で、悪魔のように囁いた。

「だって、“おしおき”だもの。がんばって。ランカちゃん。」
932名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:50:43.57 ID:zYB69ur9

ベッドに横座りするシェリルの足元に、跪くような形でランカが座る。
差し出されたシェリルの右足を両手で取り、膝の上に乗せれば。
引き寄せられるように、足の甲に口づけるランカ。
その感触に甘い声を零しながら、シェリルは、先を促すようにランカの頭を優しく撫でた。
それに応えるように、ランカの口がシェリルの足の指をゆっくりと舐め始める。
最初はランカも恐る恐るだったけれど。
零れる甘い吐息と、髪を撫でる手が、だんだんと自分の髪を掴む感触に変わっていくのに。
シェリルが感じてくれていることがわかったランカは。
嬉しくなって、ただ一生懸命にその行為を続けた。
右が終われば、左に。
丹念に舐め終えたランカは、それだけでは足りなくなったのか。
無意識に、シェリルの左足の臑にも舌を這わせ始める。
「ぁん・・・」
予想していなかったものに、思わず大きな喘ぎを零して、シェリルはランカの頭を軽く叩いた。
「こら。ランカちゃん。」
ベッドの上に足を上げれば、それを追うようにランカの瞳がシェリルを見上げる。
必然的に上目遣いになったランカに、少しドキッとしながらも、ニッコリと微笑んで。
シェリルはランカの頭を、まるで犬でも窘めるかのような手つきで撫でた。

「言われたこと以外はしちゃダメよ。」
「ご、ごめんな・・・」

顔を上げ謝ろうとしたランカの顎を掴むと、少し乱暴にシェリルの唇が唇に重なる。
突然のことに大きく目を見開くランカ。
重ねるだけのキスに、唇はすぐに離れていって。
ただ、呆然としているランカに、悪魔のように艶めいた妖しい笑みを浮かべれば。
ランカの耳元に唇を寄せる。
かわいらしく、甘えた声が、今度は天使のように囁く。

「ねぇ、ランカちゃん。舐められるのあきちゃった。」
「ふぇ・・・」
「だから今度は、私の番ね。」

ニッコリと微笑んだシェリルが、今度は深く深く、ランカに口づけた。
933名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:51:50.12 ID:zYB69ur9

「シェ・・・シェリル・・・さ・・・も・・・やぁ・・・」

上は、前をはだけさせられたまま。
下は、膝のあたりまで中途半端にパジャマと一緒に脱がされた下着。
それは、あまり身動きをとらせないようにと。
シェリルがわざとさせている格好で。
いつもの可愛らしいランカのイメージからは、想像もできないほどの扇情的な姿。
それを目の前に、シェリルは至福の笑みを浮かべる。
さっきから、ずっと。
イキそうな所で止めて、落ち着いた所でまた始める。
その行為を繰り返されて、どうしようもないランカ。

「ランカちゃんがどっちがいいか、言ってくれればいいだけよ。」

意地悪な口調でそう言ったシェリルが、ランカの頬に口づけて、涙のあとを舌で拭う。
これも、もう、何度目かのやりとり。
剥き出しの肌が、艶かしく濡れて光るのは。
シェリルが丹念に、ランカの体をかわいがった証拠でしかなくて。
蜜が溢れだすその場所には、シェリルの指が2本挿入されたままで。
ランカは、自分で何とかしようとするけれど。
中途半端に脱がされた衣服が枷になって、どうすることもできない。

「もう、ゆる・・・ひて・・・シェ・・・リル・・・しゃ・・・」
「ランカちゃん次第よ?このまま指がいいか、それとも・・・」

ランカの頬に口づけていた唇が、下へと降りていけば。
今度は、指が沈み濡れるその場所に、口づけるシェリル。

「ひゃんっ!!!」
「こっちがいいか。ランカちゃんが答えてくれるだけでいいのに。」
「んん・・・ああ、ふぇりりゅ・・・しゃ・・・」
「なかなか言ってくれないから。せっかくリクエストに応えてあげようと思ってるのに。」

妖しく艶めいた意地悪過ぎるシェリルの行為と言葉。
ただただ翻弄されるランカは、泣きながらシェリルを睨む。
934名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:52:33.35 ID:zYB69ur9

「言わ・・・なくてもぉ・・・」
「言わないとわからないって、何度も言ってるでしょう?」
「・・・も・・・やらぁ・・・」
「ちゃんと言って。」

これが5度目のやりとり。
答えようとしたランカを攻めて、わざと答えさせなかったのが2回。
わざと“聞こえない”フリをしたのが2回。
けれど、本当にそろそろランカが限界なのをわかっているシェリル。
だから今度こそ、ランカの返事をきちんと待つ。
「ゆ・・・び・・・」
「それじゃ、ダメね、ランカちゃん。」
腕で顔を隠して言ったランカに、シェリルが笑って意地悪くそう言えば。
ランカの腕がゆっくりとどけられ、涙に濡れた瞳がシェリルを真っ直ぐに見た。

「・・・指が・・・いい・・・よぉ・・・シェリル・・・さん・・・」

小さく震えた声だけれども、ちゃんと言えたランカに微笑んで。
シェリルは空いた方の手で頭を撫でると、ランカの唇に唇を重ねる。

「かわいい、ランカちゃん。私まで濡れちゃったわ。」
「シェ・・・リル・・・さ・・・」
「よくできました。ご褒美に“両方”で、イかせてあげるわね。」

言われた意味がわからなくて、きょとんとしてしまうランカ。
そんなランカにニッコリと微笑んだシェリルは、言葉通り。
指と口。
その両方で、ランカを絶頂へと誘った。
935名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:52:58.39 ID:zYB69ur9

「・・・シェリルさんの・・・エッチ・・・」
「ランカちゃんには言われたくないわ。」

笑みを浮かべてそう返せば、ランカちゃんは真っ赤になって布団の中に隠れた。
しばらくすれば、布団の中から目元あたりまでが出てくる。
「・・・ずるいですよ・・・シェリルさん・・・すっごい恥ずかしかったんですから・・・」
くぐもった声に微笑んで。
ランカちゃんの額に唇を落とし、布団から出てくるように促せば。
簡単に言うことをきいて、もぞもぞとその身を起こす。
ベッドの上、枕を背もたれに座る私の脚の間に背を向けるように座らせて。
後ろからぎゅっとランカちゃんを抱きしめた。

「恥ずかしくないと“おしおき”にならないでしょう。」
「・・・ちゃんと言ってるのに、聞こえないとか・・・ちゃんと言ったのに・・・ウソつくし・・・」
「あれはご褒美よ、ランカちゃん。素直ないい子に。」

ちょうど私の胸のあたりに頭を乗せて、見上げるその顔は、かわいらしい膨れっ面で。
思わず声をあげて笑ってしまったら、ますますランカちゃんの頬が膨らんでいく。

「もーっ!!!シェリルさんっ!!!」
「だって、ランカちゃんがあんまりにかわいい顔するから・・・」

かわいいと言われて嬉しかったのか、ランカちゃんの顔が真っ赤に染まるのを見て。
膨れたその頬を優しく撫でれば、すぐにそれは元に戻って。
あの、いつものからかいたくなる笑顔が浮かぶ。

「じゃあ、今度は私がシェリルさんに“おしおき”しちゃいますからね。」

見上げるランカちゃんが、デレデレの笑みを浮かべたままそんなことを言うから。
言葉の意味を、すぐには理解できなくて。
でも、理解できたら急に顔が熱くなって、それから笑みが零れた。

「それこそきっと、返り討ちね。それでもよければ、いつでもどうぞ。ランカちゃん。」

そう言って、ランカちゃんの顔をやんわりと固定して。
ゆっくりと顔を近づけていく。
鼻がぶつかるその位置で、ランカちゃんが嬉しそうに笑って言った。

「その言葉・・・ちゃんと覚えててくださいね・・・シェリルさん・・・」

言われたことに少し驚いたけれど、笑みを浮かべてそれに応えて。
その生意気なランカちゃんの唇を、もう何も言えないように唇で塞いであげた。
936名無しさん@秘密の花園:2011/06/27(月) 22:55:09.48 ID:d1evT5bR
以上です。2人のイメージつぶしてたらごめんなさい。
頑張ったつもりなんですが、おしおき要素が薄くてすみません。
自分の脳内では、このまま2人は永遠ループでイチャイチャしてます。
シェリランシェリ大好きです。お目汚し失礼いたしました。
937名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 00:08:34.49 ID:O3LW3EJj
いやっほおおおう!!!
938名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 00:21:32.11 ID:+95G+2G/
グッッッッジョォォォオオオブッ!!

あぁもう甘すぎて溶けそうだ。溶けたら誰か天の川に流してくれ。
939名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 01:03:47.23 ID:Bq3lgk4Q
待ってた!そしてGJ !
もう永遠にイチャイチャしてればいいよw
940名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 01:35:41.01 ID:Rp4oCVGd
GJGJ
待っていたぞ甘甘えろえろごちそうさまああ!
今夜はいい夢が見れそうだ!
941名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 01:53:24.42 ID:UuEAWgQV



【方言】マンコ・オメコでつくる日本地図
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306046832/

ーーーー<テンプレ>ーーーー
【居住地】(出来れば市町村まで)
【女性器の呼び名】
【ひとことメモ】
ーーーーーーーーーーーーーー
942Kメンテ:2011/06/28(火) 03:54:59.45 ID:HTfUtpN4
いいねえいいねえ!シェリランいいねえ!!

よしなんか書こう。
943名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 08:04:20.33 ID:v4Qb2968
アルシェリ甘々SSまだー?
944名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 09:01:53.66 ID:o4NWA44n
>>943
そんなものはこの世に存在しない
945名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 09:17:17.48 ID:2yToK8fF
>>942
wktk
946名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 09:37:01.72 ID:zqxXeNPb
ランカちゃん以上にシェリルさんのお嫁さんが似合う子は居ないよな!
きっとシェリルさんとの結婚式に嬉しすぎて泣いちゃって、誓いのキスが出来ないんだよ。
947名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 10:37:48.42 ID:2yToK8fF
仲人はオカンか
948名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 10:46:19.28 ID:2yToK8fF
と思ったが普通は既婚者に頼むか...
949名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 15:26:36.16 ID:VEWbPQyr
暑いので薄着になるシェリルさんと
その薄着姿に顔赤くして一人そわそわしてるランカちゃんが見たいです
950名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 17:11:42.40 ID:zqxXeNPb
友人代表でてんとうむしのサンバ歌って下さいよ、早乙女さん
951名無しさん@秘密の花園:2011/06/28(火) 21:11:44.13 ID:a0nUggMO
>>948
素で引き受けそうだぬ
952名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 02:11:57.04 ID:HiWesU7a
>>950
てんとう虫のサンバを歌うアルト想像してワラタw
似合わねぇw
953名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 08:53:05.72 ID:HxQIc/dR
>>952
そんなときは、ミシェルとルカとオズマ兄ィも加えるんだ
954名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 12:52:13.98 ID:EhCITU8D
ここって本当にシェリル好きな人いないよね…
愛され大天使ランカたんをえっちな目に遭わせるための道具にしかしてない
可哀想…シェリルは全身全霊でアルトを愛してるのに…
公式disらなきゃランカたんに萌えられないんだね
まあ君たちはオナニーできればいいみたいだからしょうがないか
955名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 13:48:16.60 ID:k89VEhtF
馬鹿なシェリル厨が混じりこんでるみたいだね
956名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 14:02:41.09 ID:Wr5Iq9IH
同じような時刻にマクロス関連スレにおかしな書き込みがあるから
釣り針丸見え

ランカとシェリルの仲の良さに嫉妬したヤンデレ美少女が荒らし書き込みしてると妄想すれば
ちょっと萌えるかもw
957名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 14:13:54.30 ID:k89VEhtF
公式で最終的にシェリルとランカがデュエットして幸せそうでオカンが帰らないENDだから
二人の歌姫ENDに嫉妬してんじゃない?
公式でも百合推しだから
958名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 14:17:32.82 ID:Qa7fF3vp
>>955
百合スレ巡回して荒らしてる馬鹿だろ、こいつ
放置
959名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 14:52:51.89 ID:ay6ZeXTq
>>956
長いかもしれんが、こうか?
妄想してすみません

946 名無しさん@秘密の花園 sage 2011/06/28(火) 09:37:01.72 ID:zqxXeNPb
ランカちゃん以上にシェリルさんのお嫁さんが似合う子は居ないよな!
きっとシェリルさんとの結婚式に嬉しすぎて泣いちゃって、誓いのキスが出来ないんだよ。
ーーーーーーー

「なんなのよ!どいつもこいつもシェリランシェリランって!」
アタシのほうがシェリルの事知ってる!
あんな女よりもシェリルの事分かってる!
確かにマヤン島では無視されたりもしたけど、あれは彼女なりにアタシを励まそうとしたけど恥ずかしくなって逃げてしまっただけ。
絶対そう!
「こんなスレ無くなれば、シェリルはまたアタシを見てくれる、アタシの話を聞いてくれる」
なんでランカ・リーなの?
どうしてランカ・リーなのよ
このスレランカファンしか居ないんじゃないの?
だって真のシェリルファンならアタシとのCPを望むに決まってるもの!
ーーーーーーー
954 名無しさん@秘密の花園 2011/06/29(水) 12:52:13.98 ID:EhCITU8D
ここって本当にシェリル好きな人いないよね…
愛され大天使ランカたんをえっちな目に遭わせるための道具にしかしてない
可哀想…シェリルは全身全霊でアルトを愛してるのに…
公式disらなきゃランカたんに萌えられないんだね
まあ君たちはオナニーできればいいみたいだからしょうがないか
ーーーーーーー
「フフフ…。シェリルは綺麗な蝶、ランカ・リーは綺麗な蝶を襲おうとしてる蜘蛛…。」
「アタシがシェリルを助けてあげる」
「待っててね、シェリル…」
ーーーーーーー
『ー…デ、デカルチャー!映画試写会の場で銀河の妖精ことシェリル・ノームさんと超時空シンデレラ・ランカ・リーさんがプロポーズ合戦を繰り広げたとの情報が入りました。』
『彼女らは大戦後、交際していることを公表していましたからー…』
『幸せになってほしいですねー』
960名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 15:22:42.53 ID:HiWesU7a
公開プロポーズとはやりおるな
二人とも末永くお幸せに
961名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 16:55:47.13 ID:Bg/1eZfP
>>959
萌えたw
シェリルは超有名人だから男女問わずそういうヤンデレファン抱えてそうだなぁ
962名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 21:16:43.99 ID:kdS5KS3Q
>>950
ランカとシェリルから、
感謝の手紙を読まれて泣くアルトを想像した。
963名無しさん@秘密の花園:2011/06/29(水) 22:17:28.67 ID:0IRbRcDz
オカンやないかーい!
964名無しさん@秘密の花園:2011/07/01(金) 08:47:35.93 ID:mJ8JGmmv
アルトは世話焼きのオカンみたいなものだろう。
シェリランが結婚するならアルトは欠かせない。
965名無しさん@秘密の花園:2011/07/01(金) 17:01:46.94 ID:0QeU1d3E
ランカちゃんクンカクンカモフモフペロペロペロペロペロペロ

songbird聴いてると申し訳ない気持ちでいっぱいです
966名無しさん@秘密の花園:2011/07/01(金) 18:01:28.96 ID:oSMbaXkS
ランシェリのウェディングドレスの裾を持つおかん
エスコートはシェリルにはグレイス、ランカにはお兄ちゃんズ
967名無しさん@秘密の花園:2011/07/01(金) 23:32:45.71 ID:mwhPXIAP
>>965
ナナちゃん書き込むスレ間違えてるぜ…!
968名無しさん@秘密の花園:2011/07/06(水) 01:44:46.63 ID:LWB6UdUk
なんだあのシェリルさんなんだあのシェリルさんなんだあのシェリルさん

「アルトとランカちゃんvを助けに行くぞー!」

ランカちゃんの後にはハートを入れるシェリルさん。
シェリルさんが居るとテンション上がるランカちゃん。
アイドル引退したら二人でカリスマ的百合夫婦としていちゃつきながら美容院とか経営してみてはいかがかな?
若しくは「徹子の部屋」みたいな感じで色んなゲストと話す番組をやってほしい
969名無しさん@秘密の花園:2011/07/06(水) 13:15:14.39 ID:j6Y2O067
るーるる るるる るーるる
970名無しさん@秘密の花園:2011/07/07(木) 04:34:23.53 ID:PM5EtROl
ランカちゃん(とアルト)を救うためならどんな困難にも立ち向かうシェリルさんかっけーッす!!
アニメだとランカちゃんの「シェリルさん!シェリルさんv」に隠れがちだが
シェリルさんもランカちゃんのこと大好きなのがちゃんとわかって良いなぁ
971名無しさん@秘密の花園:2011/07/07(木) 22:43:24.73 ID:Iyj8g5i5
>>968
アイドルを引退したら中華風のカフェとかして欲しい。
ウェイトレスとコックはランカ、女主人はシェリルだな。
972名無しさん@秘密の花園:2011/07/08(金) 21:50:18.49 ID:34qnbqAu
主人も料理しろよ!w
973名無しさん@秘密の花園:2011/07/08(金) 21:56:55.75 ID:6zmy2IsQ
>>972
「シェリルさんに包丁持たせたり火を使わせたりなんてできないよ!!
シェリルさんの綺麗な指に傷でもついたらどうするの!!?」
(暗に不器用を認めてるけど不器用なシェリルさんかわいいペロペロなので問題ない)
974名無しさん@秘密の花園:2011/07/08(金) 23:33:00.55 ID:r2THhEWk
(点心を一生懸命作ってるランカちゃん、チャイナ服エプロン可愛いわ…)
「シェリルさーん、試食用の点心できましたよーv」
「わーい、うん!やっぱりランカちゃんの点心美味しいわぁー」モグモグ
(美味しそうに食べてくれるシェリルさん、すッごく可愛いv)
975名無しさん@秘密の花園:2011/07/09(土) 00:12:30.56 ID:h1pVZ3hh
「(シェリルさんの手料理をあたし以外の誰かが食べるなんて認めませんよ)」
「(どう?アタシのランカちゃんは料理の腕も最高なんだから!こんないいオヨメサン自慢しないでいられるもんですか!)」

「「(…まあでも、一番美味しいところは私が全部食べちゃうんだけどね)」」
976名無しさん@秘密の花園:2011/07/09(土) 01:36:31.88 ID:lEUxl2ut
最高!
977名無しさん@秘密の花園:2011/07/11(月) 15:26:23.73 ID:rUoHZEC2
ナナセ「なんかすいませんランカさん…ヌードモデルになってもらっしゃって」
ランカ「ううん、いいんだよ!ななちゃんにはいつもお世話になってるしこれくらい」


シェリル「ちょっと待ちなさいーー!!」

ナナセ・ランカ「シェ…シェリルさん!?」
ランカ「え、ちょっシェリルさん何で脱いでるんですか///」
シェリル「ランカちゃんがヌードモデルやるなら私も!さぁナナセさん存分に描き上げなさい!!」

もにゅぽにゅ

ランカ「ぁ…そんなとこくっつけたら、らめぇ」


来年9月号に続く
978名無しさん@秘密の花園:2011/07/11(月) 17:21:33.87 ID:tnQilqqg
8月号はどこで売ってるんですか?
979名無しさん@秘密の花園:2011/07/11(月) 23:44:12.70 ID:wnyrs0Nt
>>977
ナナセも二人だけ脱がすのは申し訳なく思い
自分も脱いでぶるんぶるんさせながら描きはじめ
ランカはますます「らめぇ」になるんですね
わかります
980名無しさん@秘密の花園:2011/07/13(水) 21:47:52.67 ID:hdyhBpZr
煩悩越えて昇天1000%
981名無しさん@秘密の花園:2011/07/19(火) 17:51:19.13 ID:77pgMMQf
1000まで生き残りたい♪
982名無しさん@秘密の花園:2011/07/20(水) 16:02:41.95 ID:+5zGZDAo
レス981以上即死回避保守&どなたか次スレたててくださいage
983名無しさん@秘密の花園:2011/07/20(水) 18:29:51.68 ID:Xw69MhFy
立ててみます
984名無しさん@秘密の花園:2011/07/20(水) 18:31:36.66 ID:Xw69MhFy
立ちました

【シェリル】マクロスFで百合萌えスレ4【ランカ】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1311154218/
985名無しさん@秘密の花園:2011/07/21(木) 01:28:56.04 ID:vujarIFC
新スレ乙
986名無しさん@秘密の花園:2011/07/21(木) 01:44:02.15 ID:FZzRVUUh
987名無しさん@秘密の花園
0721埋め