1 :
名無しさん@秘密の花園:
乙かじゅモモ
4、5と投下してなかったけれど、そろそろ復帰しようとか思ってる。
風越幼稚園の4作目とか構築は出来てるんだが時間がない…
望まれているのだろうか、と自問自答の日々。
アレ面白かった記憶があるな
SSはいくら書いてもタダだよ
>>1乙ワハハ
モモかじゅ結婚ヤター
SSには夢と希望が詰まっているんだ
今週の咲-Saki-でドムだけセリフ無しwww
おつ
19 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/10(月) 21:34:24 ID:uZIxDO9p
「じじ次回はみみ宮永さんの水着回です」
「原村さん乙ちいて」
>>1乙!w
>>24 懐かしい母の味ててw
しかしちゃっかり進展フラグ立ってんだね嬉しい
今回の話でふと考えてしまったことがある
池田総受け
ツンデレコーチ→池田は公式になったな
>>28 .  ̄ ヽ `丶、
/ / \ /`ヽ
/ / / / , 、V,、 ',
l / ム..Vム ′
| _j/ // '、 '、
|`フ /‐-、 , -‐\ \
-=彡_,.イァ圻ミ、 ァ圻ミ j〕lト __ーァ
/ ,小}从 ー′ ー' 〃从
. / l 丶.ヾ ' //ハ ,,....::::::::':::ヽ
/ / l { \ っ .イ イ \ .____,......::::'''::::::::::::''、´::::::::::::::::::::::l
イ ハ, ‘くヽ> ._. ィ〔 | lト、 .l::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::\::::、:::::::::::::::::::l
从 {,x个ー=ミ:、⌒7マ'く⌒'ト l,_ ハ l::::::::::::/:::/::ハ:::lヽ::::::::::::::\:::::、:::::::::::/
,x:\( 、〕、\ ∧ \l\ ∨ノ l:::::::〈::::/、( ゙、! ヽノ\::::::ヽ:::::::、:::/
. 〈_ =- 」_\ \ } | / l〈 l::〈:::::〉\ 丿 >、:::ヽ:::::\
マ´ -=弌 く \ | 7 lキ 二ニ ―/ ̄ ̄ヽ ィ´ 、::::ヽ:::::::\
, _〉,__\__\!_/___ , L」.ニ=-─.三:;三 _ /´` \彡' :::::、::::::::::\
, x ⌒ / /  ̄ ̄´ ,  ̄',--ハノ ';::::lヽ::::::::::::.、
′ / / , -.ト, |... {___. ソ;:l丿::l丶::::::、
′ / / ____, ' 」<Lノ‐一{ ,--イ|ハ:::| \|
'、 / / 〕 ム-─--‐..一; {``‐‐--Vヽ._i';/|:::/リ `
マ⌒冖-=ニ.._ ∧  ̄ ∨ .==`--一`ゝ:::‐''´:' L-、___
_  ̄\__ \__/ __ノ´rノ r‐‐‐/  ̄,, ̄ヽ
〕/ i | ̄ ̄ ̄\ ./ ̄ |―‐‐/ ,,'' イヾ丿
/\'',,. | / ,, ''/ \
大将戦終わったばかりだが関係なく
1年前の池田×キャプテンを書いてみた。
無駄に長いかもしれん
31 :
池キャプ:2009/08/11(火) 12:59:40 ID:P9DoS4jy
別に、福路美穂子という人物自体をどうこうしたいとか思わなかった。
風越麻雀部の福路、といえば入学前から私達の間で有名だったし
いわゆる女子校ならではの伝聞で格好の餌食とされていた印象が強い気がする。
えげつない打ち方をする。人の彼氏を盗る。すぐ泣いてウザイ。
今時そんな嫌な奴いんのかよだし・・・とか思って少し憂鬱な気持ちで
麻雀部の新入生オリエンテーションに向かったのを覚えている。
このあと、あたしは福路美穂子はそれ故に噂話の餌食だったことを
認識することになるけど。
32 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:00:30 ID:P9DoS4jy
どことなく女子高生らしからぬ落ち着きと
優しい雰囲気で1年生からすぐに人気者となった先輩。
おまけにこんなに綺麗な容姿をしている。
仲良くなりたいと思った。
いつもの図々しさをもって軽い気持ちで、そう軽い気持ちで声をかけた。
・・・いや、違うかも。
今ならわかる。
あの時、あたしはこの名門と呼ばれる風越で2位になれたことを、
福路美穂子に近くに居れる正当なる理由を手に入れたことを
確かに、とても嬉しがってたんだ。
33 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:02:08 ID:P9DoS4jy
***
「気にすることないわ」
福路先輩は穏やかに笑うとよしよしとあたしの頭を撫でてくれた。
優しい感触が髪を流れていく。
自分はすぐこの手に甘えてしまうのもわかっていた。
「福路先輩・・・あはは。大丈夫です。別に気にしてないし」
はあっと溜息を吐いて、しまったと思った。
先輩が、左の茶色い瞳を瞬かせていたから。
「華菜はわかりやすいのね」
ふっと笑うと先輩は丁寧にスカートをはらいながら、私の隣に腰かけた。
「また何か背負い込もうとしてる」
福路先輩の穏やかな表情を見ていると
さっきコーチから怒鳴られた事や周りの視線を思い出して泣きたくなった。
こんなみじめな自分を見られたくなかったという苛立ちと
すべて話して同情してもらいたい気持ちが織り交じる。
そして私は必ず後者をとる。
先輩の感触が心地いいから。情けないと思いながら。
34 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:03:18 ID:P9DoS4jy
「・・・コーチは・・・私が嫌いになっちゃったのかもしれません。
最近厳しいっていうより冷たいし。みはるんが負けた時と対応違いすぎるし」
麻雀部の久保貴子は鬼コーチで有名だった。風越女子は推薦枠をとるほど
麻雀に力を入れていて、県大会優勝の常連だからある程度覚悟はしていた。
自分や福路先輩に時にきつい課題を与えたり、他の部員より厳しくあたるのも
レギュラーだからかと思っていたけど。
「なんかもうイラナイって言われてる気がするし」
華菜ちゃん本気で落ち込むし。せっかく大型ルーキーで入ったってのに。
ぎゅっと拳を握りしめた。
天江衣に振り込んだあの時の自分を呪う。
すべてはあそこで途絶えてしまった。風越の伝統も、みんなの信頼も。
先輩は考え込む素振りをしてややあっと顔を向けた。
35 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:04:42 ID:P9DoS4jy
「違うのよ、華菜。あの人は・・・そうね、いわば好きなのかもしれないわ」
「え・・・好き?」
「ええ。好きというか・・嫉妬と期待と、色んなものが混じってるかもしれないわね。
華菜が強いから」
「強くないですよ。実際3年生の先輩達とかみんなで色々言ってるの知ってます」
例えば『あの時、福路が大将だったら』とか。
そんなこと言ったら困らせるから言えないけど。
「でもその中であなたより強い人はきっといない」
「・・・」
知ってる。私がどんなに頑張っても勝てないのは福路先輩ただ1人だけ。
本当に1人だけ。
「みんな嫉妬しているのよ、大会の後もちゃんと部活にきて強さを維持するあなたに」
だから―――
36 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:05:56 ID:P9DoS4jy
そう続けようとした先輩は、はっとして右目を覆った。
綺麗な顔がさっと暗くなり俯く。
その仕草で自分が先輩の顔をじっと覗き込んでいることに気づいた。
「あっ!す、すいません」
「・・・えっと、最近コンタクトが合わないの」
先輩のポーチに数個のワンデーのカラコンが入ってるのを知っているのは
多分私だけ。
右瞼の奥に潜む水晶体を先輩は左目と色が違うという理由で嫌う。
もとよりどうより先輩はコンタクトをしても昔からの癖で目を閉じてしまうようで
あまり意味を成しているとは思えなかった。
「隠さなくていいのに」
聞こえないくらい小さく言ってみる。
先輩は目の事をいうと少し自信なさげになるから容易に励ますことも出来なかった。
37 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:08:23 ID:P9DoS4jy
「華菜、とにかく元気をだして。コーチもわかっているわ。大丈夫」
焦ったようににっこりと笑って私の頭を包んでくれる。
顔の上にある真っ白な頬が少し紅潮していた。いつものような暖かさが心に広がっていく。
私は目を閉じた。
つい最近自分の家に来た時の先輩を思い出す。
綺麗な青い目を一瞬だけ見せてくれた。全然変なんかじゃない、先輩の透き通った瞳。
強者と対戦したときにしか見えないその宝石。
そう・・・あたしは純粋に尊敬している。憧れている。
機械がてんでダメで、お節介な・・・
だからこそウザがられて、でもそのくらい他人に優しい福路先輩。
だけどその時、頭をいっぱいにさせたのは先輩の小さく動くピンク色の口元と
こぼれるほど柔らかい胸の感触だった。
暖かいその質感強く感じながら
はあっと今度は、先輩に気づかれないように微かに微かに息を吐いた。
38 :
池キャプ:2009/08/11(火) 13:10:34 ID:P9DoS4jy
「先輩、私以外に・・・」
こういうことしないでください。
「え?」
「・・・いえ、ありがとうございます」
先輩は首を傾げるとふっとまた穏やかに笑った。
心臓が軋むように危ない音を立てる。
ああ・・・華菜ちゃんやっぱりそっち系だったし・・・
「華菜」
でもいいや
「なんですか?」
麻雀続けていればずっと先輩の近くにいれるし
「にゃーって鳴いて」
まだ、2年もあるし
「そんな喉くすぐるぐらいじゃ無理です」
そう、まだ・・・
「ふふ、華菜のいじわる」
先輩、あたしが強くなるの、見てて下さい。
そのときはきっと言えるから。
以上。
普通に短かった。
池キャプ愛しいぜ
GJ!
んで自分もちょー短いネタ投下↓
ガタンッ!
枕木が一際大きく音を立て、その衝撃で目が覚めた。
団体戦決勝後、帰宅途中の電車内。
右半身に重量と温かさを感じてまだ半分閉じている目を向けると、端正な寝顔が至近距離にあった。
「はらむらさん……」
自分の口から漏れた声の、寝起き特有でしまりのないそれに、咲はくすりと小さく笑みを零す。
(それにしても……)
ゆるんだままの、靄のかかった頭に真っ先に浮かんだのは、マシュマロだった。
自分に押し当てられる形になっている、大きなソレ。
「やあらかい……」
やわらかいのは、いいことだよ。だってきもちいいもん、なんてことをボーッとしながら考える。
服越しに伝わるぬるい温もりはとても落ち着くけどなんだか物足りなくて、咲は無意識のうちに擦り寄るようにして触れる面積を増やした。
ピッタリ。
そうとしかいいようがないくらいくっついて、それでもまだ足りなかったので、今度は小さく寝息を漏らしている眠り姫の頭に鼻先を埋めてみた。
「……あ」
優しい、甘い匂い。やわらかくて、マシュマロみたいなのに、こんなにいい匂いまでするなんて。
「お菓子みたい……」
食べたらきっと、美味しいんだろうなあ。
だけど、絶対に食べたりなんかしない。
いなくなったら、困るもん。
そんなことを考えている間にも、幸福感に包まれて。その幸福感に引き寄せられるように、再び睡魔がやってきた。
微笑みながら、咲は二度目の眠りに落ちた。
「……あまーい、だじぇ」
「……………………」
真正面にいたのに、まったく咲の視界に入っておらず、一部始終を見ていた二人は。
強烈な胸やけを覚えて、しばらくは甘味の類は見たくもないと思った。
ついでに、寝ているはずのお姫様の頬は、林檎のように赤く染まっていた。
おわり
挿絵
http://www.gz-loader.com/2dimg/data/1245141201/org/image1249972921.jpg
ほわほわだじょ
咲×和良いよなあ
このスレ何人か絵師が来たけど皆レベル高いな
ヤンガンのCM(咲のナレーション)の次に
狼と香辛料のCM(和と同じ声)が流れるもんだから、
原村さんがおかしくなっちゃったのかと思った
不思議な表示のされ方wwwwタグいらなかったんだな…
飛べますかね?
もっと大きい画像でくれ!!!!!
>>40 この人の絵柄どっかで見たことあるような絵だ
>>49 前スレで部長×キャプテンのデフォルメ絵と和×咲&咲×和の四コマを描いたのも自分。
それと、以前に百合系サイトの運営をしてたんで、その時に見てたのかもしれません。
>>50 あなたの部長×キャプテン絵に萌えましたw
もっと描いて!
夏厨か
部キャプとかマジでイラネっす
ちなみに絵も特別うまいとは思わない
自分がよくいくイラストサイトのほうが100倍うまい
俺いる俺いる!
部キャプは大好物だぜ
こういうタイプの絵も激好みだ
部キャプ派の俺としては23話が楽しみすぎて今からwktk
>>50 部キャプ絵また期待してます
レスがもらえる絵が描けるのが羨ましい
俺なんかどうせ…
糞絵晒すなボケ
>>50 キャプテンの表情がなんとも言えなかったー可愛い絵柄で裏山
コピック?髪の光の入れ方が綺麗
画でもSSでもどんとこい
夏厨しかいねーじゃんこのスレ
>>57 お前カマボコスレでもそんなレスしてたなw
かまってほしいのか?w
実生活みたいに誰からも相手されないよ、今後もw
スルースキルない奴らが多いな
池キャプ最高や!部キャプなんてなかったんや!!
咲×和で幸せです
この二人以外のカップルはどの組み合わせでも楽しいです
妄想は自由だしね。ともきー可愛い
今週の放送見たけど咲は確実に攻めだわ
かじゅモモ投下
7〜8レスくらい
前半麻雀シーン多、百合薄め
時間は県予選から半月後くらい
「先輩、今日はどこに行こうっすかね?」
「そうだな・・久々に雀荘にでも行くか」
あの県大会終了後、私、加治木ゆみと東横桃子はよく行動を共にするようになった。
それはデートというには言いすぎだが、友達の付き合いにしては甘い時間であった。
しかし、私たちの学校鶴賀学園はアルバイトが禁止なので金に困ることもあった。
そこで、本当はかなりまずい事だが、たまに雀荘に行き小遣い稼ぎをさせてもらっていた。
「私と先輩が組めば無敵っすからね。今日も勝たせてもらうっす」
「ああ、そうだなモモ。信頼しているぞ」
そう。私とモモのコンビはいまだ負けなしだった。そして、今日入る雀荘を見つけた。
「ふむ・・『Roof‐top(ルーフトップ)』か・・珍しい名前の雀荘だな」
最近は麻雀ブームで麻雀人口も増えているし、雀荘も色々あるよな、と思い入った。
すると、メイド服を着た店員の姿が眼に入った。やはり色々あるようだ。
「いらっしゃい!お一人さんで?」
「いや。二人だ・・・よく見るんだ」
まあこれはいつもの事だ。こう言えば大抵相手もモモが見えるようになる。
「え・・ああ!すまんかったの!確かに二人・・ってあれ?あんたら確か鶴賀の・・」
ん?そういえばこの店員どこかで・・と思ったら清澄の次鋒だった。驚いたな。
「奇遇じゃな!実は今日うちの学校のメンバーたちもみんなおるんじゃ・・
あと、この雀荘は賭けなし・・おっと、高校生のあんたらに言うことでもなかったな」
危うくこの店のレートについて聞くところだった。大会出場停止になるところだった。
店内を見ると、言われた通り清澄の部員たちがいた。全員で卓を囲んでいた。
あと、店の隅に私たちの試合を解説していた藤田プロがいた。相変わらずよく食ってた。
まあたまには遊びの麻雀も悪くない。清澄の強豪達と打たせてモモを鍛えるのも良いだろう。
そして彼女たちの卓に入れてもらい、二、三回くらい半荘をした。
やはり宮永は強い。原村も手強い。全国へ行くチームはやはり隙が無い。
後一回くらいやって帰るか、という感じになったころ、向こうの部長竹井が言った。
「最後は真剣勝負したら〜?そっちの二人と、うちの精鋭二人で」
おいおい。勝てるわけ無いだろ、そう言おうとした所、藤田プロが食いついてきた。
「ほ〜・・清澄の宮永と原村対鶴賀の加治木と・・えーとなんだっけ・・名前忘れた。
副将の奴か。こりゃあ清澄の勝ちは決まったようなものだな、賭けてもいい」
賭ける?この言葉に私は敏感に反応した。
「藤田さん・・・あなたの今の話、本当ですか?確かに賭けると?」
すると藤田プロは少し驚いた表情で答えた。
「いやいや、お前ら高校生だから金賭けんのはまずいだろ・・そうだな、お前らが勝ったら
お前らの場所代、軽食代等私が全ておごってやる、これぐらいならいいか。
ちなみにお前らが負けたら私のカツ丼代、払ってもらおうかな」
「じゃあそれ受けましょう。おい、店員さん、この店の一番高いメニューを私とモモに」
こうなればどんどん注文だ。私とモモのコンビは無敵なのだからな。
仮に相手が魔王宮永だったとしてもな・・・
勝負の半荘がスタートした。ルールは単純に私と宮永の差し馬勝負。
どちらの点棒が多いかで勝敗が決まる。なので、モモと原村はそれぞれのサポート役。
私たちに差し込んだり、まずい場面のとき安手で場を流す役だ。ゆえに二人にトビは無い。
私と宮永はトビあり。後は普通のルールだ。
こうして始まったこの半荘、東の1,2局は何事も無く過ぎたが、東3局、
「カンッ!・・・もいっこカン!・・・もう一つ、カン!」
恐怖の魔王宮永の真骨頂だ。このままではまずいな。魔王の独壇場だ。
だが、それは普通の麻雀の話。今の私は心配や恐怖などこれっぽっちも無かった。
そして、魔王はもうアガリを確信し、リンシャン牌をツモった。
「ツ・・・あれ・・?アガリ牌じゃない・・・おかしいな・・・」
ツモ、と言いかけた魔王。しかし違ったようだ。私には分かっていたことだったが。
「なんだ、アガらないのか。珍しいこともあるんだな。では、アガらせてもらおう。
その3萬ロン、ピンフ一通ドラ3、親の跳満だ。18000」
「え・・・そんな・・・そんなことが・・・」
その場にいた者皆が驚愕していた。私とモモを除いて。
そう、私はモモにあらかじめ無言でサインを送っておいたのだ。
(・・・恐らく次のツモで奴は嶺上開花。最低でも三カン嶺上白ドラ4の倍満だ。
あいつが新ドラをめくっているうちに、お前の捨て牌の3萬をあいつの
ツモ牌とすり替えておくんだ)
(・・・了解っす)
そう、モモのステルス能力の本領発揮だ。堂々とスリカエしても誰も気づかないのだ。
原村には不思議なことにモモが見えるようなのだが、愛する宮永の見せ場とあっては
そっちに視線は釘付けだ。私たちが組むと無敵なのはこのためだった。
あえてモモではなく私のアガリに注目させ、ますますモモを煙幕に隠す。
こういうラフプレーは案外宮永のような天才ほど引っかかりやすいものなのだ。
結局東場が終わり、私と宮永の差は4万。もう普通に打っても勝てる状態になった。
少しだけ小休止を入れようと向こうが提案した。私たち二人はコーヒーをおかわりした。
料理も食べられるだけ食べた。自分たちが払うつもりなど毛頭無いからな。
「お前ら案外やるな!でも最後に勝つのは咲ちゃんとのどちゃんだじぇ!」
「はは、どーも。でも、藤田プロには悪い事したな。私たちの代金とあの人の食べたもの、
一万円以上かかりそうだからな。私たちが勝つなんて考えてもなかっただろうに。
でも良かったよ、そんな金、実は今私たちは持ってないのだからな」
「本当かー!?負けたらどうするつもりだったんだじょ?」
負けるわけ無いからそんな心配はしてない、なんてことは心に秘めておいた。
すると後ろから竹井が来てこんなことを言い出した。
「でも、咲は勝つわよ。あなただって、あの決勝の舞台で咲の力を実感したでしょう?
あの子の前には、どんな策や小細工も通用しないってね。
それより、もしお金払えないんだったら、そうね〜・・・働いて返すことね。
一日メイドの格好するのよ。ま、いい経験になるわよ」
おい、何を言ってるんだこいつは・・そう思ったが、モモは笑顔を浮かべ、
「それもアリっすね〜・・・先輩のメイド姿、是非見てみたいっすね〜」
なんてことを言っていた。勘弁してくれ。竹井はけらけら笑いながら続けた。
「でしょ〜?加治木さん、あなたもかわいい後輩のメイド姿、見たいでしょ?」
調子に乗りやがって。私はきつい表情と口調で返した。
「いや。別に。勝つことが最優先だ。そんなもの、少しも興味無いな」
「あらあら、意外と淡白ね・・・」
「当たり前だ。モモが何を着ていようと、私にはどうでもいいことなのだからな。
そんなくだらない話をしているんだったら早く勝負を再開しようではないか」
私はこの竹井の動揺させる作戦を振り払った。しかし、私の隣にいたモモの表情が
みるみる曇り、静かな、しかし深い怒りに燃えていたことを
このときの私は気づいていなかった。
南一局。宮永の最後の親番だ。ここを流せばほぼ勝利となる。
私は軽いピンフのみの手をテンパイし、モモにサインを送った。
(モモ、張った。待ちは2−5索。持っているか?)
しかしモモから返事は無かった。私と目を合わせてもいなかったような気がする。
どうしたんだ、と思っているうちに、宮永があの不敵な笑顔を浮かべ、
「あ、カン。・・・もいっこ、カン!」
カンを2つやってきた。このままではいけない。モモにスリカエの指示を送った。が、
(・・・・・・・・・・・・・・・・・)
またしても、返事なし。そうこうしているうちに宮永はカンを続け・・・
「ツモ。四カンツ、役満、16000オール!やっぱり麻雀って、楽しいですよね!」
あっさり逆転された。ばかやろう。こんな麻雀されて楽しいのはお前だけだ。
しかし今はそんなことより、モモの様子が気がかりだった。
その後もリーチしている私のツモ牌に敵のロン牌を置いたりし、モモは私の足を引っ張り、
南3局、私の親番の時には点数は宮永61000、私6800、大差となっていた。
ここでなんとかしなくてはもうどうしようもない。一つのミスも許されない。
8巡目、テンパイ。リーチで親満確定の手。さて、何を切ってテンパイか。
ここは宮永の現物、8萬を切り3−6−9筒待ちがベストだろう。
私は8萬を切り、リーチを宣言した。しかし直後、信じられない声が上がった。
「ロン、通らずっす。七対子ドラ2、6400っす、先輩」
「お前なにやってんだモモぉっ!」
まさかのモモの裏切り行為だった。いや、南1局からそうだった。
もうオーラスの配牌が行われていたが、モモと話をすることが先決だ。
「モモ、ちょっとこっち来い!色々話したいことがある!」
私はモモを問い詰めようとし、席を立ちその腕を引っ張った。しかし、
「嫌っす!先輩と話すことなんか何もないっす!」
モモはかたくなに拒み、席を立とうとはしなかった。
「いや、私はある。さっきから何なんだモモ!お前何を考えているんだ!」
私はモモに怒鳴った。こんなこと今まで数えるほどもない。
しかしモモも、私に対して強い口調で答えた。これもめったに無いことだ。
「先輩!先輩こそ何を考えているのかわからないっす!先輩にとって私は何なんすか!
私は先輩が大好きっす。私を深い暗闇から救ってくれた先輩が!
かっこよくて、クールで、頼れる先輩といるときが私の唯一の楽しみなんす。
でも先輩は私なんかに興味は無いと言った。私が何を着ていようと!
そんなことはどうでもいいだなんて!私は悲しかったす」
モモが怒っていた。さっきの私の言葉が原因だったのか。私は弁明した。
「いや、お前に興味が無いわけじゃなくてだな・・・お前が何を着ていようと
お前はかわいいから・・・」
「そんなその場しのぎの言い訳はやめて下さいっす!本当のことを聞かせてください!
先輩にとって私は本当に大事な存在なんすか?一緒にいて楽しいんすか?
それとも・・大会の団体戦に出たかったための単なる数合わせっすか?
こうやって雀荘で勝つための使える道具に過ぎないんすか?私はずっと不安だった!
先輩が好きだったから、離れたくなかったから・・・でも、聞かせてもらうっす!
先輩にとって私は何なんすか!お願いします。本当のことを・・・」
私に迫るモモの表情は怒っているのか悲しんでいるのか・・私がモモを追い詰めたのだ。
そういえば普段から私はモモにあまり愛情表現を示してこなかった。
恥ずかしさや普段の私のイメージが崩れるのを恐れてそうしたものを控えてきた。
また、他の理由もあったのだが、全てモモには内緒にしてきた。
だが、それがモモを苦しめた。本当の気持ちを言わねばならないときが来た。
私は静かに、話を始めた。
「私は・・・モモが好きだ。お前が一緒なら、どこにいても、何をしていても幸せだ。
もし地獄に落ちても・・・お前が一緒にいてくれれば一人でいる天国より楽しそうだと
思っているぐらいだ。モモ、もうお前は私の生活に欠かせないものなのだ。
そしてモモ、お前は美しい。しかし私はそれを今まで言えなかった。
お前のメイド服姿だって、当然見たい。だがそれを望まない私もいる。
今までお前に十分の愛情を示せなかった・・。それは私の弱い心ゆえだ。
・・・私はモモを失いたくなかったのだ。私だけのモモでいて欲しかったのだ。
モモ、お前が自分を特徴が無く目立たないと思っていることもステルスである原因なのだ。
お前はあの大会で十分活躍した。そしてお前が自分の美しさに気づいたのなら・・・
きっともっと皆がお前の存在に気がつくだろう。お前のかわいらしさを認めるだろう。
こんなところでメイド服なんか着たらなおさらな。・・私はそれが怖かった。
今は私だけがお前を完全に認識できる。だからお前は私と共にいてくれる。
だがもしもっと大勢の人間にお前が見えたのなら、もっと魅力的な者がお前を愛してくれたら
・・・お前は私を離れて他のやつのところへ行ってしまうだろう。
だから私はお前にかわいい、の言葉も言ってやれなかった。お前を淡白に扱った。
お前を悲しませていたのだ・・・私の自己中心的な考えのせいで。すまなかった。
私はお前を愛しすぎてしまった。お前が思っている以上に。だからモモ、
お前のことを人数あわせだとか使える道具だなんて思ったことは断じてない!誓って言う!
お前をそのような目で見ることなど、私には考えられないことだ!
私は死ぬまでモモへの愛情を私から奪い去らない!」
私の話は終わった。私は初めてモモに会ったときみたいに叫んでしまっていた。
店内の視線は私に釘付けだった。顔を真っ赤にしている者もいた。私だって恥ずかしい。
言ってる自分で鳥肌が立つようなくさいセリフだったな。
でも思っていることをありのまま語れた。モモへの思いを。あとはモモに届くかどうかだ。
チラッとモモの方を見ると、モモは笑顔を浮かべてこう言ったのだった。
「・・先輩。私、実はわかってたんすよ、先輩が私のこと、大事に思ってくれていること。
言葉なんか無くても、先輩の表情やしぐさで、私には伝わっていたんすよ。
・・でも、ちょっぴり不安だったんすよ。本当に先輩が私を愛してくれているか。
先輩が私を大事にしてくれている、と私が信じていたのは
自分の都合のいいように考えてるだけじゃないのか・・・って。
でも、そんな心配いらなかったんすね。先輩、私も先輩を独り占めしたいっす。
私は他の人のところになんか何があっても絶対行かないっすから・・
これからもずっと私と一緒にいてください」
そういうモモの目にはわずかではあるが涙が浮かんでいた。
私も心で泣いた。そしてモモを抱きしめた。周りの目なんか気にせずに。
「今日は色々騒いですまなかったな。また今度練習試合でもしよう。
そして清澄、全国、絶対勝てよ。私たちはそれを祈っている」
こう言って私たちは店を出ようとした。私たち二人は互いの手をしっかりと握った。
決して離さないように。・・しかし、ドアに手をかけた瞬間藤田プロが私たちに声をかけた。
「・・おい、お前ら、どこに行くんだ?まだ勝負は終わってないだろ・・・
まさかうやむやにして代金払わずに逃げようって魂胆じゃあないだろうな?」
私とモモは顔を合わせ、そして苦笑いを浮かべ、声を合わせた。
「「ばれたか・・・・・・」」
ばれちまったらしょうがないな。潔く最後までやって、負けるとするか。
もう南4局、宮永は61000点、私は400点。リーチがかけられず、親も終わった。
直撃なら役満、それ以外ならW役満以外逆転勝利は無い。
確かに策や小細工でどうにかなる状況ではない。完全に終わっている。
メイドの格好は絶対嫌だが、諦めるしかあるまい。そしてすでに配られていた配牌を見た。
・・目を疑った。配牌で大三元、字一色、四暗刻テンパイ。96000点。待ちは北単騎。
呆然とする私に、モモが他の者には聞こえないような小声でこう言ってきた。
「先輩、実はさっき先輩が私への思いを言ってくれた後、牌を細工しておいたんす。
みんなが集中力を散らしている間に。先輩、みんなの前で大胆に私への愛を
叫んでくれた感謝の印っす。・・・先輩のメイド服は見てみたいすけど、
やっぱり二人きりのときで見たいっすからね。・・・ところで先輩、
先輩は今まで私のこと、表情や態度、そして今日は言葉で愛してくれたっす。
そろそろ・・身体のほうでも愛し合いませんか?よければ今日この後にでも」
「!?・・何言ってんだモモ!今日!?心の準備って物が・・」
「私はどっちでもいいんすよ。ちなみに、先輩の待ちの北の残り3枚、全部私が持ってるっす。
ここに来る途中にホテルがあったっすよね。愛し合うことをするため専門のホテルが。
・・・先輩が一緒に行ってくれるならこの北、切るっす。
でも行かないっていうなら私は最後までこの北、抱えこむっす。どうするんすか?」
私は焦った。取引を持ちかけられている。どうしたものかと悩んだ。
「モモ。お前が切らなくても、私は最初のツモで待ちを変える。北などいらんぞ・・・
だからそんな脅しには乗らないぞ・・悪いな」
私は冷静を装った。しかしモモは笑顔を崩さなかった。
「先輩。残念ですけど先輩にツモ番は絶対来ないんすよ。
実は私のこの手、すでに天和アガリの手なんすよ。私が牌を倒せば。
そしてその瞬間、先輩のトビでゲーム終了。先輩のメイド店員は決定っす。
・・実は私今日お金持ってるんす。ホテルに行くくらいのお金は。
でもこの麻雀で負けても私はビタ一文払わないっす。・・どうすか?
この北、欲しいっすか?それともいらないっすか?向こうの二人も待ってますし、
あと10秒で答えを出すようお願いするっす」
モモはしてやったりの表情で私を見ていた。
負けた。どうやらこれからの私はモモの言いなりになってしまいそうだ。
・・でも、それも悪くないか。私はモモにこう言った。
「モモ。私は君の北が欲しい」
そしてモモの一打目で私はアガった。皆が唖然とし、藤田プロはカツ丼を盛大に吹いた。
この後、私はモモに引っ張られるようにしてホテルへ向かった。
想像はしていたが、やはりすごい内装だった。変なアイテムも多数見つけた。
どうやらいろんなコスチュームを貸し出しているようだった。メイド服もあった。
モモがニヤニヤしていた。嫌な予感がした。
そしてこの日、私はモモの専属メイドとしてご主人様に奉仕したのだった。
終わり。
やっぱり麻雀シーンは難しかった。
>>39 Gj
やっとでまともな池田キャプテンネタがきたか
どんどん投下頼む
いいよいいよ、麻雀描写も細かくて、かつ百合っぽさも満載。
満足な逸品でしたっす
最終的にモモが主導権掌握なところも個人的に好み。
さすがにキャラ壊しすぎだろ
かじゅがイカサマしまくりとか咲が性悪魔王あつかいとか
イカサマはどうかと思う。かじゅはもっと正々堂々とした打ち手だと思うし、だからこそモモはかじゅに惚れたんだし。
咲と衣の組み合わせが良いって人を見てて
「あんま絡みないじゃん」と思ってたけど今週見て考えが変わった
「生まれ変われるかもしれない」って所で顔若干赤らめながらガン見してるし
また麻雀打つ約束もしてるしその時の衣の笑顔がめっちゃ嬉しそうだし
そのお陰で衣と龍門渕のみんなも改めて仲良くなってたし
普通にいけるな咲衣
衣が咲を龍門渕の屋敷にご招待とかそんなSSが書きたくなってきた
83 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/12(水) 03:42:03 ID:0BZcBJXL
>>76みたいに度を超えるキャラ崩壊って
今までにも何作かあるよな
逆にアンチか?て思っちゃうんだけど
イカサマだめ絶対ってのは一のエピソードにもあったことだし
そのへん崩したらダメでしょ
でも面白かったGJ
鶴賀の話を書いてるんだけど
佳織→むっきーの呼称ってなんだっけ?
>>86 連続でスマソ
俺は「睦月さん」か「津山さん」呼びが萌えます
自分の好きな呼び方でokだと思われ
うむっきー
咲と衣なんていらね
原村さん落ち着いて
かおりんとむっきーは、原作でもアニメでも微妙に仲良さそうな描写はあるんだよな、2年生同士だからか
まぁこのスレ的な意味での進展はなさそうだがw
呼び方はモモ→桃子さんだから単純に睦月さんかな?
ワハハ
?
ワハハはかじゅにいじられそう
最近素敵なssとか増えて、潤いながら投下します。
四校の部長やキャプテンは、全員攻めで面白かったらいいなという話です。
そういえば、と透華が思い出した様にくるりと頭上の毛を回して、ぽんっと手を叩いた。
きっと神経が通っているだろう一部の髪がピーンと尖る光景に慣れた自分に、少し思うところはあるけれど、ボクは透華だしいいや、とよく分からない結論を出しながら「なあに?」と聞き返す。
「ええ、ええ!」
「うん?」
どうして今まで忘れていたんだろう! とばかりに透華は二回ぐらい頷くと、ちょっとした雑談をするみたいな気安さで、意味もなく仁王立ちになる。
「実は私、先週の休みにナンパされましたの」
「へー……」
ナンパかあ。
そりゃあ、ボクの透華は可愛いしね。
普通に佇んでいるだけで美人さんだし、ゴージャスさとか面白さとか魅力的な部分が全面に押し出されるから、そりゃあナンパの一つや二つ………………
「―――ナンパぁ?!」
「ええ、そうだと言っているでしょう?」
「い、いつ?!」
「ですから、先週の日曜ですわよ。もう、聞いていませんでしたの?」
ぷくう、って頬を膨らませる透華の可愛さに、ボクはいつもみたいに見惚れる訳にはいかない。
何だよそれっ?! 初耳だよ。っていうかそんな大事な事を今まで忘れてないでよ!
「だ、誰に?!」
「清澄の中堅。貴方と戦った竹井久ですわ」
「ハアッ!?」
顎が外れそうになるぐらい驚いた。
一瞬頭に蘇ったあの人と、ナンパという単語が絡み合わなくて酷く苦労した。
「あ、あの人に、ナンパ、されたの? 勘違いとかじゃなくて?」
「ええ。『そこに行く龍門渕透華さん。私と一緒にお茶でもいかが?』という感じに」
「ナンパだッ!?」
間違いなくナンパだねそれ! 分かった。今日からあの人をボクのライバルにするよ!
「それで、その後は皆さんとお茶をしてショッピングをしてメールアドレスを交換して別れましたわ」
「楽しそうだね?!」
「ええ、久しぶりに一人で出てみたのですけど、その甲斐あってなかなかに実りある時間でしたわ」
「よしっ、ボクちょっと清澄に乗り込んでくるよ! …………って。『皆さん』?」
ふと、引っ掛かった透華の台詞。
ボクは手品用の様々な器具を懐に、あれ? と立ち止まる。
見ると、透華は「はじめったら、何をそんなにテンションをあげているのかしら?」と不思議そうだ。
「……え? あのさ透華」
「ええ」
「その、竹井久の他にも、もしかして誰かいたりした?」
「あら、言っていなかったかしら? ええおりましたわよ。風越と鶴賀の部長が」
そ、そうですか……
脳裏に、竹井久と並んで映る、片目が青眼の風越と、特に目立った所はなかったボクと対戦した鶴賀の部長。
……それ、ナンパじゃなくて普通のお誘いじゃん。
「ふふっ、どうやら清澄の部長は、風越のキャプテンに練習試合を申し込もうとしていたみたいで、会う約束をしていた様なの」
「……へえ」
それはちょっと面白そうだね。
心の平温が訪れたボクは、素直にそう思った。
「それで、待ち合わせ場所に向かう途中、久々に街を闊歩する私を見つけて、声を掛けたという事ですわ」
「ああ、なるほどね……」
ある意味で凄い偶然と、面白い巡り会わせだった。
「そして私の機転で、ならば鶴賀の部長も呼んで、四校合同の練習試合をしてはどうかと」
「……はあ」
……うん。分かったよ透華。事情はよく分かった。
だけどね、そういう事情ならボクは尚更に今まで忘れないで欲しいと思うよ。
……っていうか、鶴賀の部長はどうやって呼び出したんだろうと気になったけど、気にするだけ無駄だと感じた。ハギヨシさんにでも連絡先調べさせたのかな……
「ふふっ、衣もあの清澄の規格外とまた打てるとなれば、とても喜びますわね」
「うん、そうだね」
「日程が決まるまでは、変に期待をさせない様に内緒にしようとして、つい本格的に忘却してしまいましたわ」
「……たまに、ボクは透華が衣の従妹で大物だなぁって痛感するよ」
どこまでも透華は透華で、ナンパのお誘いが健全なものだと知って、ほっと一安心だ。
「それにしても、流石に決勝に勝ち上っただけあって、格好の部長たちはユニークな者ばかりでしたわ」
「へー……」
透華が言っちゃうんだ? それ。
ボク、透華のこと大好きだけど、むしろ愛しているけど。透華以上のユニークさんって、悪い意味でまだ見たことないよ?
「……ちなみに、どんな風にユニークだったの?」
「ええ、いきなり練習試合の話し合いからお互いの恋人自慢に発展しましたわ」
「公共の場で?!」
ユニークってレベルじゃないよそれ?!
「勿論、私もはじめの自慢をこれでもかとしてきましたわ!」
「嬉しいよ! 嬉しいんだけど透華、ボクはこれからどういう顔であの人たちに会えばいいのかな?!」
「え? 堂々と会えばいいんじゃないかしら?」
「ボクの葛藤がまったく伝わってないよね?!」
髪の毛がクエスチョンマークっぽくなって、小首を傾げて困った顔をする透華に、何でも許してあげたくなるけど、羞恥に全身が熱くなる。
な、何を話されてしまったんだろう……?
「はじめ、そんなに心配しなくても、はじめはあの方たちの恋人と比べてベストワンの可愛さですわよ。ええ、はじめが一番。負けているわけがありませんわ!」
「……ねえ? 透華たち、その口振りからだと自慢どころじゃなく言い争ってただけじゃないの?」
「まさか。他の方たちが自分の恋人が一番だとほざくのを、少し声高に否定していただけですわ」
「本来の目的を見事に忘れているね!?」
公共の場で迷惑すぎる会話だと思った。
っていうか、ここまでくるとどんな会話をしていたのかすっごく気になるよ!
「あら、気になるという顔ね。ハギヨシ」
「――はっ」
パチンと指を鳴らせば、現れる超有能執事のハギヨシさん。その手にテープレコーダー…………っておい。
突っ込みどころが多すぎるけど、とりあえず微妙なチョイスだと思った。
そんな風に頭を抱えるボクにかまわず、カチリ、とスイッチを押すハギヨシさん。
ジジジ……と機械音がして、聞こえてくる声。
『か、華菜なんてほっぺにキスをするだけでふにゃあってとろけて、にゃうんって笑いかけてくれます!』
『ふっ、そんなの、まこに不意打ちで口付けた時の赤面と涙目と照れ隠しがプラスされて滅茶苦茶になる方言とのギャップに表された絶妙な表情には勝てないわ!』
『どんな限定された可愛さだよ! 佳織なんて毎週私の部屋を掃除しに来てくれるし、お弁当なんて喧嘩しても作ってくれるわと甲斐甲斐しいんだぞ? 『お、お背中流しますね?』ってお風呂に誘われた時なんて、鼻血ものだぞ! ワハハ!』
『幼馴染で通い妻だからと偉そうになさりませんことよ! はじめなんて私のメイド! メイドですのよ! おはようからおやすみまで、果てはおやすみからおはようまで、私たちは常に一緒!』
がしゃんがちゃん。ばしん。どかん。(何やら争う様な音)
『貴方たちの恋人たちの素晴らしさは伝わりますが、それでも華菜が負ける事はありません! あの子ほど猫耳が似合い尚且つ、甘え上手なへたれ受けはありません!』
『言うわね。でも、猫耳ならまこだって似合うわ。真っ赤になって『何考えとるんじゃ、こ、この馬鹿がぁ!』って、猫耳尻尾付きで照れ隠しに怒った姿なんてもう最高よっ!』
『あんたら本当に何やってんだよ!? なら、佳織は犬耳が似合うぞ! 鼻先を背中に押し付けて、構ってとばかりにもじもじして、甘噛みしてくる時なんて、すっごく犬っぽくて可愛いんだぞ!』
『ふっ、片腹大激痛とはこの事ね。犬耳が似合うとなれば、私のはじめにきまっているじゃありませんの! 最近プレゼントした首輪も嬉しそうに着用して、とーかとーか♪ と懐いてくれる姿は必見っ!』
カチリ。
ハギヨシさんがスイッチを切る音と共に、透華が得意げに胸をそらした。
「といった感じでしたわ!」
「……いっそ殺して」
三度目だけど、公共の場で何て話をしてるんだよ……
柔らかい絨毯に頭を押し付けて、あまりのとんでも会話と首輪の事をばらされて、もう羞恥に焼き切れて、今すぐに消えて無くなりたかった。
「さて、それでは練習試合の日程を、そろそろ決めようかしら」
「………ぅう」
止めたくても、きっと止めても無駄なんだろうなぁ……
「そして、その時にこそ、はじめが一番だとあの時の決着をつけて見せますわ!」
「決着付いてなかったの?! っていうか、麻雀! 麻雀はどこにいったのさ?!」
「安心なさいはじめ。敵は強者だけど、貴方が負ける事はありませんわ!」
「目的とか趣旨とか一切合財変わってるよね!」
ボクの全てをもって、全力で阻止しよう!
止めるのは無理だと諦めかけたボクは、その台詞に自分を叱咤して決めた。
これ以上、羞恥で殺されかけない為に、ボクは「止める!」と誓って、携帯を取り出す透華にあれやこれやと、必死になって四校合同練習を阻止しようと企むのだった。
おわり?
以上です。
恋人への愛に溢れる部長やキャプテンたちは大変素敵だと個人的に思います。
そして、きっとはじめは龍門渕一番の苦労人だと思う。
トウカのボケに突っ込みまくるハジメも意外と・・・・・萌えますね
gjです!!
他校サイドにも期待して良いのかな?
イイ!面白かった!GJ!
ワハハのかおりんが一番普通の彼女ぽい
素で鶴賀の部長はかじゅだと思ってた
カマボコでてきてびっくりしたあとそういえばそうだったと思い出した
>>104 限りなくGJ!
透華らし過ぎる天然っぷりとはじめの苦労っぷりが可愛すぎるだろJK
他校サイドにも期待
>>104 とーかと一の夫婦漫才っぷりが面白かったGJ!
部長同士の言いあいのセリフもとーかのが一番吹くw
かおりんはいい嫁さんになるなあ
>>104 GJ!!!
しっかり録音してるハギヨシに笑った
>>104 なにこの百合萌えオンパレード。スバラシ過ぎんだろ
まこにもスポット当たってて喜ばしいぜ!
115 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/12(水) 17:28:45 ID:qM/DJ0Xz
>>104 おもろかった
いつもは冷静な久とキャプテンまで巻き込まれたのかw
福路は後で冷静になって死にたくなったかもしれんな
それに比べて透華のズレ具合といったら、最高だなw
この後一が透華にお仕置きするSSをだな
咲の姉の照はどれくらい強いんだろうな。
照「カン!」
実況『なんと!宮永選手ドラのカンで一気にドラ4!』
照「この程度驚くような事でもない……カン!」
実況『な、なんと新ドラで宮崎選手ドラ8!?』
照「まだ終わらん…カン!」
実況『こ、これは凄い!また新ドラにより宮崎選手ド、ドラ12!』
照「リーチ…妹が見てるからな。さっさと終わらせて頭をなでにいきたいんだ。早くツモってくれ」
敵「な、舐めやがって…!くっ、だがドラ12…安牌するしかない…」
一巡
照「賢明だ、無駄だがな。カン!そして当然、ツモ。リーチ一発、4カンツ、リンシャンカイホウ。裏ドラも全乗りで…全員、トビだ」
実況『信じられません!最終的にドラの数はさ、32いいいいぃ!?』
照「咲ー?中継みてるかー?お姉ちゃん勝ったぞー!」
こんなんか
>>118 リアルで名前が宮崎の俺がビビったじゃないか。
>>118 ドラ32ってどんなムダヅモなき改革だよw
でも照は咲が思っている程確執とかなくて再開した瞬間にデレたりしたらいいな
>>120 咲が会いにいったとき
タイミング悪く月のものとかだったと言うことか。
それで、超絶不機嫌だったと
小さい頃は妹に負けるのが嫌だったけど、分別がつく年になってからは手加減されてる事の方が気に入らないとか、だったりして
>>118 一応マジレスしておくと、
・青天井ルールでもない限り通常の役と役満は重複しない。
・リーチしてるなら四暗刻もついている。
・一発はリーチ直後に引いた牌であがった時につく役。
この場合リーチ直後に引いたのはカンできる牌だから一発はつかない。
・安牌は「する」ではなく「切る」もの。
あと赤4枚入りだからドラ36まで乗せて欲しかった。
公式大会で赤4枚とか無いよな。
そのほうが点数高くなってドラマティック麻雀にしやすいんだろうけど。
実際には無駄にあがり点だけ高い人は弱者らしいよ。
(点数低くてもあがり率が高い打数型のほうが強いらしい)
キャプテンと御前キャラの組み合わせがツボ
アニメしか知らないがなんかもう絡みなさそうでガッカリ
そんなキャラいた?文堂さんのこと?
池田とみはるんはアリだと思う
思ったんだけどBD版の深堀さんなら
誰でもカップリングできるよね
キャプ深で巨乳百合なんかどうだ?
実はむっきーとかおりんも幼なじみで
むーちゃんとか呼んでたりしていたら
それはそれで良いかもw
鶴賀SS投下します
むっきー視点
百合成分かなり薄め
その日、私たち5人はいつものように遊びに出かけ、今はその帰りの電車内だ。
もう時間もかなり遅くなっていて、なおかつ私たちの住んでいるところは
田舎であるので、終電に乗っていた。今日は遠出したので、
何回も乗換えをしたが、これが最後の電車だ。あと30分程で駅に着く。
私は蒲原先輩と佳織に挟まれる形で座っていた。左に先輩、右に佳織だ。佳織は寝ている。
向かいの席には加治木先輩と桃子。二人抱き合いながら寝ていた。
桃子がすぐ寝て、加治木先輩も、私も寝るから着いたら起こしてくれ、といって寝た。
今起きてるのは蒲原先輩と私だけ。この人と話をするしかなかった。
「今思うとすごい偶然だよな!私も睦月も同じマイナス18600点なんて」
「私たち二人ともそれだけボロ負けしたってことですよね・・・」
「ワハハ、まあそんな過去の悪いことをくよくよ思い出すのは良くないぞ!」
「・・・先輩がこの話題を振ってきたんじゃないですか・・・」
この人と話をしているとたまに疲れることもあるが、なぜか憎めない人なのだ。
そんなことを考えていると、蒲原先輩がこんなことを言い出した。
「いや〜・・・ずっと思ってるんだけどさ、私たち、あの団体戦に出れて良かったよな。
楽しかったし、私は本当に嬉しかったんだよな」
昔を思い返すように先輩は語った。昔といっても、まだ2ヶ月くらい前の話だが。
もうあれから2カ月たつのか。それでもあの後も先輩たちは部室に顔を出し、
こうしてみんなで遊びに行ったりもしているが。先輩はさらに続けた。
「私たちは勝ち負け以前に人数すら足りなかっただろ?3人だったから卓も囲めないしな。
やるとしても3人麻雀くらいか。大会出場とかは本当は少し諦めていたんだ。
でもゆみちんが桃子を発掘して、半ば強引とはいえ佳織も入ってくれた。
それで出た大会も気がついたら決勝まで行っちゃったからな。
私はまるで、ゴミみたいな配牌だったのに役満を張った、そんな気分だったよ」
実は私もそんな気持ちだった。あの時は、地から天へ一気に駆け上っていく感じだった。
「・・・でも先輩、せっかくだから、その役満、和了りたかったですね。
あともう少しだったのに、その手はテンパイ止まりでしたね。悔しかったですよ」
大会のあとは、本気で悔しがった。自分の力不足を嘆いた。
自分が何とかしていれば、という自責の念に駆られた。今はもう落ち着いてきたが。
先輩も悔しかっただろう、と思っていると意外とそうでは無かったようだ。
「いや、私はそうは思ってないぞ。さっきも言ったけど、もともとがゴミ手なんだから、
あそこまで行けただけでもう十分と考えてる。それ以上欲しがるのは欲張りだな。
それに・・私はこうして皆で仲良く、楽しく遊んだり、麻雀を打っていたり
何でもないバカ話で大笑いして・・・これだけのものを得たんだから、
私はやっぱり役満和了れたって思ってるよ」
先輩の表情はとてもさわやかだった。やはりこの人は器の大きい人間だ。
鶴賀の大将は何があっても加治木先輩しかいないのと同じで、鶴賀の部長も
何があってもこの蒲原先輩しかいないのだ。
「まあ睦月、でももう私は引退したことに一応なっているからな。
今の部長はお前なんだぞ。私の後を継いで麻雀部を引っ張っていってくれよな」
そうなのだ。いつまでも先輩方二人が一緒にいるから自分も他人も忘れてしまうが、
今、私が鶴賀麻雀部の部長だった。しかし、私には多くの不安があった。
「しかし先輩、こんな私に務まるのでしょうか。私には先輩のような明るさや大らかさも、
加治木先輩のようなカリスマ性や麻雀の実力も無いんです。私で大丈夫でしょうか。
そもそも部員も足りません。皆をまとめる以前に、人すら来ないかもしれないのです。
先輩が最高の部長だっただけに・・・私は不安なんです」
私が麻雀部に入ってすぐのころ、蒲原先輩のいい加減な仕事ぶりを見て、
この人に部長が務まるんだったら私でも務まるな、むしろ私がやったほうが、とまで考えた。
しかし月日を重ねるうち、先輩の皆を思う気持ちが分かるようになった。
私たちに見えないところで苦労し、私たちの前ではワハハと笑って場を和ませていた。
そしてこの人には皆を引き寄せ、幸せにさせるという力がある。
もともと無口な私、恥ずかしがり屋な佳織、人に全く媚びない一匹狼の加治木先輩、
存在すら認識されない桃子。そんな私たちが部活動を楽しみ、
こうして皆で今日は軽い日帰り旅行にも行った。
それも全て蒲原先輩のおかげではないか、と思うようになった。
だからこそ、私はこの人の後を継いでうまくやっていけるのか、という不安があった。
しかし蒲原先輩はまたしても私を助けてくれるのだった。
「大丈夫だって、睦月。お前は私やゆみちんより部長としての資質は上だ。
睦月は真面目だからな。誠実さ、勤勉さ・・・そういうものを持っている人は
皆から信頼されるからな。自然と人も集まってくるだろうさ」
真面目さ・・か。自分ではそんな自分をつまらない奴だ、と思っていたが。
「真面目さ、これは私もゆみちんも持っていないものだからな。
私は・・ワハハ。見ての通りだし、真面目そうに見えるゆみちんだって
1年の頃は部活も麻雀しないで漫画読んだりゲームしたりしてたし、賭け麻雀はしてたし、
お前が入ってからやっと私たちしっかりした部活を始めたからな。
今でもあいつ、受験勉強しなきゃいけない時期にこうして私たちと一緒に遊びに行ってるだろ?
何より桃子といちゃつきまくって・・・不純行為だよな!
ホテルにも何回も行ってるようだしよ・・だから真面目さ、って案外貴重なんだぞ」
「はあ・・・そう言われてみればそうですね・・・」
「だろ〜?だから睦月が一番向いてるんだよ。あとは・・・何があってもマイペースで行け。
お前の口癖だろ、私なりに精一杯ってな。それでいいんだよ。
他と比べる必要なんて無い。睦月の麻雀部を作ってくれ」
私が作る麻雀部か。話を聞いて、少し気持ちが楽になった。
「ありがとうございます先輩。おかげでやっていけそうです」
「ワハハ、これで私も一安心だな。・・今までこんな私についてきてくれてありがとうな。
そしてこれからも・・もうしばらくはこうしてみんなで楽しく過ごそうな」
「・・はい。これからもよろしくお願いします」
そうだな。もう少し蒲原先輩に色々教えてもらおう。もう少し甘えてしまおう。
しかし、こんな蒲原先輩にも早くいなくなってほしい、と思うときが少しあった。
「うーん・・・むにゃむにゃ・・・みっつずつ・・・」
私の右で寝ていた佳織が私に寄りかかってきた。悪くない気分だ。このままでいたい。
すると、先輩が私のほうに鋭い視線を向け、こう言うのだった。
「おい、睦月、お前なにやってるんだよ!佳織と・・近すぎやしないか!?」
そう。この人がいると佳織に近づけないのだ。すぐこうしてカットされてしまう。
「何言ってるんですか先輩。佳織が寄り添ってきたのです。私は何もしていません」
先輩が佳織を大事にしているのは知っている。でも、この私にだって・・・
佳織を好きになる資格はあるはず。好きになってもらう資格も。
だから、ここは譲らない構えを見せた。佳織の頭を少しなでて見せた。
「ほら、先輩、そんな大声出すと、佳織が起きてしまいますよ。気持ちよく寝ているのに」
すると先輩は席を立ち上がり、私の隣から佳織の隣に移動した。
つまり今、佳織が私たちに挟まれている状況だ。そして先輩は佳織を自分のほうに引き寄せた。
「ほれほれ、見ろ、佳織も睦月の肩より私の肩のほうが気持ちよさそうにしてるぞ」
呆れた。こうなったら意地だ。私は佳織に体を預ける姿勢をとった。
すると、蒲原先輩もまた佳織に体を密着させてきた。
佳織は少し寝苦しそうだったが許してくれ。これは先輩との戦いなのだ。
そうやって佳織に寄りかかっているうちに私は眠くなってしまい・・・・・・・・
「・・・おい!起きろお前ら!いつまで寝ているんだ!」
・・・加治木先輩の声がした。私は寝てしまっていた。気がつくと、駅のホームだった。
「・・・やってくれたな、お前ら」
・・?何のことだろう。蒲原先輩はまだ寝ていた。あとの二人はオロオロしていた。
そういえばこの駅どこだ?いつもの駅ではないし、近所でもない。まさか・・・
「あれほど起こしてくれと言ったのに。全員で寝てしまって終点まで来てしまった。
しかもお前ら全然起きないし・・・電車から3人で引きずり出したんだ」
「もう終電も終わったっすよ・・・どうするんすか・・・」
「どうしたものかな・・・オラッ、蒲原、起きろ!」
加治木先輩はグースカ寝ている蒲原先輩に強烈なビンタを放った。すぐに起きた。
「な、な、な、何するんだよゆみちん、あ〜びっくりした・・・」
「起こせって言っただろう!何でお前寝てしまうんだ!馬鹿か?」
「あ〜!?そもそもゆみちんが寝たからいけないんだろ〜?人の事言えないだろ、
それに私を信じて安心してたなんて、ゆみちんこそ馬鹿か?私を信用するなって!」
「おい蒲原、どうするつもりなんだよ、とにかくお前の責任だぞ」
不毛な言い争いとなった。まあまあ、と桃子と佳織が仲裁していた。
でも、よく見ると先輩方は心から怒鳴りあっている感じはしなかった。
むしろ楽しそうな感じで。ふざけあっているような感じで。
それを見ているとなんだか私まで楽しい気分になっていた。
知らない遠くの駅にいるのに、多分今日家に帰れないというのに。
気がつくと、みんな笑っていた。そしてみんなでワハハと笑い声を合わせるのだった。
これも蒲原先輩の太陽のような影響力なのか。今までの私は何かあっても無表情だった。
少なくともこんな状況で楽観的に笑うなんて事は考えられなかった。
加治木先輩だって私ほどではないが感情は表に出さない方だ。
桃子と佳織だって、そんなに明るいタイプの人間ではなかった。始め出会ったときは。
今、私たちは本当に楽しい青春を過ごしている。笑顔の毎日を過ごしている。
私もこれからこんな麻雀部を作っていけるようがんばろう、そう思った。
おわり。
龍門渕が全員家族なら、鶴賀は全員親友だという期待から書きました。
蛇足(某ローカルバラエティ番組のシーンから引用)
その後私たちはこの日泊まれるホテルを探した。やはりこんなところにはなかなか無い。
何とか一軒見つけた。ところが、ツインルーム一室しか空いていないとの事だ。
その後色々交渉した結果、ツインルームの5人使用が決定した。
その部屋に、もともと置いてある普通のベッド2つに加え、
ボロッちいベッド2つを置いてもらった。これで部屋はいっぱいだ。
ここで、ベッド争奪戦が始まった。ちなみにベッドは一人分足りない。
私は蒲原先輩がどんな決め方をするのか注目していた。
年功序列とか言って自分はいいベッドを確保する気じゃないだろうな、と。
すると蒲原先輩は、こんな提案をしてきた。
「よし、あの県大会でいい成績を収めた順に自分のベッドを決めよう。恨みっこなしだ」
・・そうだな。蒲原先輩は部員のことを第一に考える人だったな。
この順番で行くと、まず佳織、桃子、加治木先輩という順番だ。
「じゃあ私はこのベッドで・・すいません皆さん」
「それなら私もいいやつにするっす。・・・加治木先輩。先輩がよければ
このベッドに2人で寝てもいいんすよ」
「・・そんなことするわけ無いだろ・・ま、それは今度2人きりの時にな。
私はこの直接スプリングが体にあたるくらい硬いベッドにする」
次々に決まった。残るのは、もう一つのボロベッド。加治木先輩のが異様に硬ければ、
こちらのベッドはかなり弾力があり沈みすぎて傾くような、とんでもないベッドだ。
だが無いよりはましだ。ベッドが無い者はソファーにでも寝るしかない。
あんなソファーじゃ絶対寝れない。しかし、ここで問題が起こった。
私と蒲原先輩は電車の中でも話したように、マイナス18600のタイなのだ。
さて、どうなるのか、すると蒲原先輩が言った。
「睦月、悪いけどここは年功序列だな。やっぱ若手がここは譲るべきところだよな」
・・・私は結局一睡もできなかった。腰も痛めた。
蒲原先輩も「おかしいよ、このベッド・・」と夜中ずっとつぶやいており、寝れなかった様子だ。
帰りの電車の中で、私は一言も蒲原先輩と会話を交わさないのであった。
おわり
無精ひげ生やしたモジャモジャのむっきーなんて
ワハハかわいいよワハハ
ほんとに親友って感じで楽しそうなssでした。乙っす
>>140 楽しかったです。
ていうか、改めて考えると、かじゅとモモのあれこれって
全部大会の一月前以内のエピソードなんだよな。
……濃すぎじゃね?
>>144 いやほら、いきなり第一声が『おまえが欲しい』というプロポーズだったし
自然と濃くなるんじゃ無かろうか
>>144 かじゅにあんなことされたら誰だって…なぁ?
池田とキャプテンは二年越しの付合いっぽいのにまだ憧れや庇護欲の範囲内を超えてないよね(池田は無自覚百合な気がする)
かじゅモモとは大違いだな…
まあコーチや清澄部長とかの関連性考えるとほんと複雑なカプだよなぁ
ここらへんがSS少ない理由かも
風越は、2名ほど外見的な意味で絡ませ辛い
俺は好きだけど
150 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/14(金) 02:44:15 ID:9Lk/eHGa
文堂さんはニューソ君を思い出してしまって…
お前……
俺も好きだし!
まあでもキャプテンと池田には最終的にお互いがよかったてことでくっついて欲しいな
風越他の3人は激ヤセ深堀さんがみはるんとブンドーを無双する
声はどっちもいいのにね
池キャプなんて誰得
池田はネコだもん
得にきまっとる
ところでむっきー×かおりんって原作・アニメでそれっぽい描写あったっけ?
妄想できれば何でもいいけど気になってしまった。
池田はコーチに相手してもらえばいいよ
キャプテンの心は完全に部長のもの
BNDさん可愛い
なぜか部長×カマボコという電波を受信しかけた
部長「人間、弱い所に、クルのよねぇ……それ!」
ワハハ「あ、んんっ、く、クルぅ……!」
どんな状況だろう
>>159 真面目なシーンが思い浮かばないな…
部長もワハハも可愛いけど、カップリングとしては違和感あるなぁ。髪が同系色だからか
>>162 3コマ目のワハハww
ワハハに萌えるなんてwww
>>162それ俺も思いついたがpixivで探しても見つからなかった
GJ
もう随分前にその画像見た
キャプテンが上埜さん好きには見えないからそういう二次に入り込めない
嫌なもんは黙ってスルーしとけ
>>166 お前が池キャプ好きなのはわかったから他カプを否定すんな
部キャプとかいらねーよ
3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
池田は大将戦ハーフ前までの扱いがどこ行っても酷すぎたからな…
カプ厨は氏ねよ
俺は百合ならなんでもいいからカプ厨ではない
部キャプとかそんな要素は原作にはないよ
池キャプしか認めないよ
夏だな
>>173 純とともきーのカップリングが存在する時点で原作のありなし論議なんぞ
大した意味がない事に気付きましょうよ。人の妄想に戸は立ちません。
池キャプについて語るのはスレに沿ってますが、
部キャプを否定するのはスレに沿ってません。
あのさ、あからさまに釣りなんだからスルーしろよ
>>173 良いから黙っとけ
○○最高! という発言は問題ないが
○○とか絶対にない って発言が一番ムカつくんだよ
原作に縛られるなかれ
というか接点があるだけでも充分だと思うんだが
貧血とかで倒れそうになった文堂さんを途中で
がしっ っと支えて、文堂さんが制止するのも聞かずに
その安定感でもって、お姫様だっこで保健室に連れてゆく深堀さんを今しがた受信した
原作というか公式は大事
アニメは当然公式に含まれる
よって、部キャプは有り
いくら釣だってわかっててもこんな粘着されるとな…
あまりにもしつこいと純粋にそのCPを好きな人までそれをちょっと書き込んだだけで荒らし認定される様になっちゃうから
そのCPが好きな人キモチワルイ言い方すると同志にまで迷惑かけるんだぜ…
無視できない人が一番の荒らし
アニメは立たんの膨大な設定資料を基に作られています
スルーもできないゆとりスレ
そんな事より一透華の話しようぜ!
俺的に透一が一番好きだな
特に透華のへタレ攻めと一の誘い受けという構図がたまらん
>>179 さあ、その電波を文章にする作業に戻るんだ
てか深堀×文堂とか斬新すぎる
今週のアニメで井上×衣に目覚めてしまった
井上さんかっこよすぐる
>>187 やってみようと思って副将戦読み返してみたら
深堀さんの出番が数コマしかなくてキャラが掴めんかった……orz
衣が咲に会いたいと思って連絡を取る時ってどうするんだろう。
・透華に相談
・一人で清澄に行こうとして迷子に
・タクシー
会えた場合は
・和も混じっておままごと、麻雀
・咲を独り占めしようとして和と勝負
・咲の家へ
…衣ってどれ位咲に心を開いて行くんだろう。
少なくともアニメ版に関しては、大将戦の卓にいたほかの人間とそれほど変わらないか、
精々ちょい上くらいで龍門渕の面子のが信頼度やなにやらは上だろう
咲のあれはきっかけにすぎなくて、自分を変えたのは衣自身の心の持ちようだから
でもまあ捻る必要があるとはいえ、そこから色々考えるのは可能な範囲だと思うよ
衣の咲を見詰める目と表情は、たまらないものがあった。
あれは惚れた顔だね。
かじゅや池田とそれほど差が無いなんて有り得ないと思う
衣を変えた決定的なきっかけになった人間だしそれは龍門渕の誰にも出来なかったことだから
モンブチメンバーと並ぶレベルの好感を抱いてても不思議ではない
まあ龍門渕は家族で咲は友達で百合的にはどっちも……な感じだと嬉しいな
咲和って何気に少ない気がする
百合好みだとかじゅモモや部キャプが多いのかな
咲和がもっと見たくてしょうがない
咲和は意思共有の類が出来るみたいだけど、もし麻雀でダブルスみたいなのが
あれば無敵じゃないか?劇中、意思共有出来たのって二人だけみたいだし・・・・・
麻雀知らないから何とも言えんが、百合的には美味しい所.........
196 :
190:2009/08/15(土) 03:30:45 ID:lDw7tRgV
友達以上恋人未満か。
>>195 咲「(原村さん、三萬鳴かせて)」
和「(あああああ麻雀を打ってる宮永さんも可愛いですねでも私としてはやはりベッドでのメイドプレイの時の宮永さんがいちばnry)」
だめだこりゃ
>>197 和「あああああ鳴く前に宮永さんが泣いちゃいそう・・・でもその顔もry
咲スレに書きこんだほうがいいかもしれない
mob:落ちます、おつで〜す
通行人A:わたしも落ち〜^^
むっきー:二人ともおつかれ〜(^-^)ノ~
mob さんが退室しました。
通行人A さんが退室しました。
ともきー さんが入室しました。
むっきー:こん〜^^
ともきー:こばわ〜(^o^)/
むっきー:ともき〜遅いよ〜(-.-;)
ともきー:ごめんごめん、ちょっと拘束プレイを観察してた(爆
むっきー:Σ( ̄○ ̄;) 詳しく!>拘束プレイ
ともきー:いいの?長くなるよ?(笑)
むっきー:面白そうだから朝まででもつき合うよ〜(≧∀≦)
ともきー:よし、じゃあお嬢様の性活(何)を遠慮なく暴露しちゃうよーb
みたいな感じでともきーとむっきーがチャット友達になってる電波を受信した
ステルスモモのステルス攻め、という言葉が頭に浮かんだ
ステルスモモとの絡みは目隠しプレイに近いものがあるよね
>>193 主人公に「変えられた」んじゃなくて自分自身の決断で「変わった」ように描かれてるからな
あそこはもっと咲の存在が大きくなるように描くのが普通だと思うのだが
立たんのフラグ管理はパネェす
どうやってお嬢様の性活(笑)の情報を得ているのか気になる
メイド情報網とかか?
204 :
@:2009/08/15(土) 08:38:26 ID:KCXWLkmx
【日向ぼっこ】
「咲〜」
「ん〜?」
「暖かいな〜」
「そうだね〜」
「咲〜」
「ん〜?」
「気持ちが良いな〜」
「そうだね〜」
「咲〜」
「ん〜?」
「ぽかぽかだな〜」
「ぽかぽかだね〜」
「咲〜」
「ん〜?」
「幸せだな〜」
「幸せだね〜」
縁側でお互いに寄り掛かりながら目を瞑って話す衣と咲をイメージしました。
…どうでしょうか?
鶴賀高校麻雀部入部直後のかおりん。
かおりん「お、王手っ!!」
>>205 最後読むまで何故か相手がまこだと思ってしまった
>>205 最後を読むまで何故か相手がお姉ちゃんだとおもってしまった
210 :
205:2009/08/15(土) 13:19:09 ID:KCXWLkmx
あ、あれ?
そう言われるとそう見えますね。
咲に対しての…衣だって判る口調を妄想して出直してきます。
でもやっぱり部キャプはいらないっていうか
上埜さんヲタはキャプテンをひっつけて腹黒にして
池田を貶めるから一番無理
そして部長はキャプテンのこと覚えてもいない&なによりマコがいるのに
それを無視して部長キャプテンとかほざくから死滅してほしい
以下スルー
かじゅモモ的な意味で海回が楽しみだわ・・・
やっぱりかじゅはカナヅチなのか?
それなら手取り足取り教えるモモという意味で美味しいネタなんだが
和咲は萌える
かじゅカナヅチ設定だったら美味しいなあ
EDで唯一明かされなかったモモの水着も楽しみだったりする
そんでラストは夕日をバックに咲と和がキャッキャウフフですねわかります
モモはEDで確認できないから妄想じゃなかったかな
他は一応合ってると思う
>>211 同意
部長ヲタは不人気キャラ同士、眼鏡とでも乳繰り合ってればいいw
描写からしてキャプテンは池田もしくは風越他メンバーだろうよ、
部キャプ描写なんかないのに、何言ってんだか
何かじっと我慢するしかないってシンドイね
もう、おれは、むりだ……さっきからかじゅがかなづちでかじゅももを妄想してたのに
連続二回もおじゃんに……
もういきていけない
逆にモモがかなづちでもいけるんじゃないか?
かじゅはモモの為に浮き輪を持ってきていたという
ああ、願望がネーム欄に……
しょうがない、やりたかったところだけでも
かじゅのイメージを壊したくない人は注意
「う、うわっ!!モ、モモ、ダメだ、はなさないでくれ」
「そんなことしないっすよ」
「う、うう……それにしてもどうしてこんなところなんだ?
もっと楽々足のつく場所で良かったじゃないか……
うわっ」
「良いんすよ、ここで。そうじゃないと……」
「ん?なんだ?」
「そうじゃないとここまで頼ってきてくれないじゃないっすか」
「モモ……」
「そ、そんなに見つめないでほしいっす。照れるっすよ」
「すまない。しかし、お前は随分と思い違いをしているようだ」
「へ?」
「モモ。私はいつもお前のことを頼りにしている。
それこそ、お前に返しきれないぐらいだ」
「先輩……」
「分かってくれたか」
「ん〜ちょっと違うんすよね〜」
「な、なにが違うというんだ!!」
「先輩と今の私じゃ『頼る』の意味が少しちがうんす」
「違いが分からないが……一体私はどうすれば……」
「今のままで十分っすよ。
さぁ、もうちょっと深いとこにいくっすよ〜
先ずは浮くことに慣れることっす!!」
「え?あっ、ちょっと待て!!
足が、足が着かなく!!モモ!!」
「大丈夫っす。はなさないでくださいっすね」
「あ、ああ。もちろんだ、絶対に離すものか」
「あはは、照れるっすね〜」
「なにを言って……うぅ、モモー」
ご免なさい。
>>221 お前は俺か
そんなSSも考えてはみたんだけど、話が上手く纏まらなくてボツになったんだ…
麻雀ゲーなのかADVなのかわからんが咲ゲーム化だ
惨劇が繰り返されないといいな
麻雀ゲーだな
池田の片想い度が高いほど胸が締め付けられる様な錯覚を感じられて、簡単に言うと大好物だし
咲がゲーム化か・・・
咲が主人公の恋愛ゲームならどこを選んでもラストはのどっち
和が主人公なら咲をどう攻略するかを練って攻略していくゲーム
ゲームオリジナルの男キャラ乱入
この作品で男主人公にするとか馬鹿以外の何者でも無いだろ…
ARIAの一作目ですら鼻で笑われてたのに
そうとも言い切れないのが今回の制作会社だからなぁ
まぁストーリーとかは制作陣がやってくれるだろうし大丈夫でしょ
ストパンのゲームみたく男は出ませんとキッパリ言ってくれれば楽だがw
ゲーム化…だと…!?
流石に男キャラ出すような馬鹿な真似はしないと思いたい
しかしなぁ…うーん、いやなんでもない
ゲーム化ねぇ
悲観はしたくないが、男がでて欲しくはないな
そう思いたいw
以下妄想(心の会話だと思ってね)
「この状況、打破するにはどうしたら........」
「原村さん。一つ方法があるのだけど.......」
「一体どんな方法なんです?宮永さん」
「・・・・・・・・・!!」
「そっ!そんなオカルトありえません!」
「原村さん。私のこと、信じて!!」
「・・・・・・。私はありもしないことは信じません。でも、宮永さんなら信じてみようと思います!」
「ふふっw ありがとう原村さん!」」
まだゲーム画面も発売日も発表されてなかったから、
今ならアルケミストに要望メール送りゃいいんじゃね?
四校の大まかな学校内の様子とか日常生活が分かればそれはそれで
めぐめぐとか出れば言うことないけど
>>118 「立直一発ツモ対々海底字一色小四喜四暗刻四カンツドラ24!
役満は13翻扱いだから、160符82翻は
6189700196426901374495621200オール!」
きっと照なら青天井でこれぐらいやってくれると信じてる
>>227 能力が原作のままなら誰も勝てない予感w
それだとドラ16じゃね
>>238 いや、そもそも対々と四暗刻は並立し得ないから
スレチ……と言いたいところだが、ゲームのためにもそろそろルールくらい覚えるか
>>240 小四喜だから三元牌4枚と頭の残り2枚が表示牌でドラ24
>>241 ググったら「厳密に言えば部分役の四暗刻と全体役の対々は重複しないのでは」
「対々三暗刻が成立するんだから対々四暗刻も成立する」という考え方があったので入れた
それ以前にそもそも役牌3つが抜けてたな
「先輩聞いて下さいっす!」
「どうした、モモ」
「私のアイデンティティーが崩壊の危機っす! 絶望したっす!」
「アイデンティティー? ステルスの事か?」
「そうっす! 今度私達のゲームが出るんですけど……」
「モモ?」
「ゲーム画面を通じたらステルス出来ないじゃないっすか! 画面を通じちゃダメなんすよ私は!」
「あー……」
「こうなったらゲームする人のお宅に一軒一軒直接訪問っす! リアルファイトするっすよ!」
「それはダメだモモ! 君と一緒に居れる時間が減ってしまう!」
「離して下さいっす先輩! 私の意志はかたいっすー!」
絶望を味わいたくないのでゲームには期待しないことにした
発売されてもし百合要素もあるゲームだったらPSPも含めて買う
百合でもオリキャラは見たくねえな
まぁ冷静に考えてアドベンチャー色の薄い原作に沿った麻雀ゲーになるんじゃないかね
つーかオリキャラなんか出したら反響(当然悪い意味での)が凄いことくらい製作側も分かるだろう…
そもそも立たんが許すとは思えんし
発売前に男は出すなとかオリキャラ男主人公にすなとか訴えときゃいいんじゃね?
というわけでいまのうちに咲ちゃんはもらっていきますね
もらうとかくだらねぇ
そういう作品じゃないことを判れや
原村さんにマジレスカッコイイです
いつのまにちゃん呼びできるようになったんすか、原村さん
宮永さんって書くと一発でバレちゃいますからね
ワハハ
はわわ
ハロワ
いかなきゃ…
>>247 だったら歩も出してほしくなかったよ
アニメ見れない地域の人間の戯言orz
>>250 ばかいえ、シスコン姉さんにきまっとる……
あれ?こんな時間に誰だろう
全25話らしいから残り5週か…
とりあえず、今日からシスコン姉さんが本格的に参戦か?
今日はプールで特訓
来週から県大会個人戦
姉は階層シーンで出てくる程度だよ
>>260 thx!
回想シーンだけかァ。
ドラマCDを聴くと、ここで言われているシスコン姉設定が本当のようで期待してたんだけどな。ちぃ〜と、残念。
お姉ちゃんは単に妹が麻雀の相手してくれなくなってむくれただけだと思ってたが
豊胸手術ですか
駄目だ、貧乳じゃない咲なんて咲じゃない
なるほど
愛する奥さんに毎日揉まれたか?
かじゅモモとか池キャプとかと一かと違って咲和は凄い性的な物を感じる
主にのどっちが
もういいよ清澄うぜえしつまらんし飽きた
咲和はいつになったら、下の名前で呼ぶようになるのやら
一回喧嘩してからか?
>>267 本人は意識してないかもしれないけど、端から見ても明らかに宮永さんに発情してるからな
でも、純情乙女ちっくに弁当作ったりベッドで宮永さんを思い出してタメイキついたりするところも
原村さんの魅力的なところ
1巻の原村さんのデレっぷりが一番かわいい
原村さんだいすき
もっと鶴賀出してくれ頼むから
今回は百合的においしいというよりも照のインパクトが強すぎた
まさかヤンデレキャラだったとは
部キャプ対決きそうだがどっちが主導権握るか
今週のアニメ感想、ネタバレちょっとあり
ハミレスがあって再確認した衣のかわいさ、
もう×透華、×和も×咲も全部有りだな、恐ろしいお子様じゃ
そしてモモ×かじゅ!
ゆみちんの手を握ったところでモモの姿が消えた、その時の動きから想像されるあの体勢は……唇奪ったね、間違いなく!
ワハハとかおりんの会話あっただけで満足
咲和だけでおなかいっぱいですじゃ
咲の記事を読んだ照
照(そんな、私が知らないところで咲が麻雀を打ってる)
照(咲が私の知らない誰かと楽しく麻雀を打ってる)
照(そんなの許さない)
照(咲は私とだけ麻雀を打つのよ)
照(咲が私じゃない誰かと麻雀を打つというならもう麻雀が打てなくなるまで打ちのめす!)
照「妹なんていない」
照(私と咲は妹なんて言葉では表せないほど深いところで繋がっているの。妹なんて言葉で私達の関係を汚さないでちょうだい)
俺の中の照はこんなキャラで固定された
ビッチ姉はきっと、母親に性的虐待された性でああなったんだ。
だからそれを癒すためには、咲ちゃんとの脱衣麻雀と、
貝合わせが必要だよ。
ビッチって尻軽女とかそういう意味だよ
>>282 いいじゃん、あんな可愛らしい女の子が、(百合的に)ヤリマンだなんて
最高じゃん。大好きだぜ、ビッチ姉♪
照に関しては関西組として期待出来そうだなw
お姉ちゃん補正に対し、和はどう出るかが楽しみだ
衣のお陰で清澄と龍門渕に繋がりが出来たな
この二校ごと絡ませても何か和気藹々と面白そうだ
ちょっと百合からは外れるかもしれんけど
>>283 とりあえずオレの中で左上のこの強き攻めだけは確定した
そして照は受けだな
まだアニメ見てないけど
>>289 照×咲がいい
病んだお姉ちゃんに……
……あれ、咲よろこんじゃわないか?
291 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 07:26:34 ID:96xEcQhK
気持ち悪い…
可愛い子しかコスプレしないのかと思ってた
キャプテンがババァとあたるの嫌だなぁ
ババヲタが調子に乗りそうだし
照組の誰かとあたって負けたほうがまだマシだぁ
かじゅの顔がどう見ても事後wwモモの切ない表情がなんとも言えん…
ワハハ「二人して何処行ってたのさ〜」
かじゅ「…屋上だ」
ワハハ「屋上か〜、美味しいシチュエーションだな」
かじゅ「は?」
ワハハ「冗談冗談。何でもないよ。ワハハ〜」
個人戦wktk
.__
ヽ|・∀・|ノ 「部キャプサイコー! 対戦楽しみ!!」
|__|
| | ババオタなのでリクエストに答えて調子にのってみた w
調子
とはいうものの、不安はある。再戦に満足したキャプテンが、昔の思い出にケリをつけてそのまま風越(池田ァ!!さんのところ)に帰っちゃうとか・・・
でもまぁ、楽しみに放送日を待ちましょう (どう転んでも、お互いやりようはあるでしょう)
>>291スレチ
咲和的展開の今は照が病んでる
咲照的展開になると今度は和が病む
いちいちドキドキしちゃう和かわいかったな
>>280を読んだら
咲の家庭不和の原因が病んだ照に咲が襲われたからという電波を受信した
このまま感度が良ければちょっと書いてくる
>>280読んだ直後に
「お前、たしか妹いたよな」
「いや………(たしかに妹いるけど、べ、別に性的興奮なんて覚えてないよ!咲はあくまで妹なんだから!見つめ合うと素直にお喋りできないけどさ…それにしても咲に相応しい女が私の他にいるだろうか。いや)いない。」
という照さんを受信した。
照は咲大好きなんだろうなあ
和→咲→照
こんな感じに見えた
>293
後の方の、モモみんなの前に連れてきたトコなら、
あれって「きみが欲しい!」直後のシーンじゃないん?
屋上の逢引きとかガチ過ぎて美味しかったけど
流石カジュモモ、最初から飛ばしてたんっすねって思った。
というか照先鋒だったよな
今まで通りだとしたら和と戦うわけだがw
まあそれは色々な事情により変わるだろうなw
モモの態度からしてそうなのかなって思ってた
咲和のシーンもあったし、あの辺りカップルたちがお互いに出逢ったばかりの頃の様子なんだなと
和解後
照「咲…今までごめんね…」
咲「お姉ちゃん…私も、ごめんなさい!」
照「また家族皆で東京で暮らそう。今度は賭けなんて無しで楽しく麻雀を打とうよ…」
咲「……お姉ちゃん、あと2年、あと2年だけまって欲しいの。清澄の原村さんと約束したんだ。清澄の皆で全国制覇するって!」
照(な…!咲が私よりもそんな約束を優先するなんて…許せない…!私が意地をはって咲と話そうとしなかったから、寂しかった咲はその原村って女につけこまれたんだ…!)
咲「お、お姉ちゃん…?」
照「…だめだよ…。咲はワタシノモノなんだから…!」
キャプテンがババアと当たりませんように
無関係のまま過ぎますように
>>297 こういうこと言う人って何なんだろう
「私はSS書けます。すごいでしょ」って言ってるようにしか見えない
書くなら黙って書けばいいのに
書かないゴミよりマシだろ
ビッチ姉のss書いてくれるんなら、何でもオッケー
部長は個人戦出ないでしょ、もし出るならキャプテンに絡んできそうで嫌だな
ほんと良い迷惑だわ、どうせなら池田に負けて一回戦敗退してほしい
ビッチってのはあれもこれも手を出しちゃうようなキャラのこと
照は今のところ咲以外とつながりが無いのでビッチとか言うのはおかしい
池田ヲタはホントうざいな
カナ自体は嫌いじゃないけど池田ヲタは死滅しろ
釣りに何言ってるの?
お前馬鹿なの?
>>312 最近はサブヒロインが主人公以外とくっついただけでビッチビッチ言っちゃうぐらいだからなぁ
地上最強の女性雀士と地上最強の女性雀士の妹による史上最強の姉妹喧嘩
さすが池田ヲタ。空気読まずに即反応してくるな
池田厨は釣りにしか見えないマジレスする奴が多いよ
平気で他キャラを貶すからイメージ最悪
オレが言いたいのは、部キャプけなすバカもそいつをスルーできないアホも無視しろってことなんだよ!!
と、ここまで言って自分自身無視してないことに気づいて絶望した……とりあえず、タコス買ってくる
部長VSキャプテンはアニオリだし
観たいと思ってる奴の方が圧倒的に多いだろうからなー
自分も物凄く期待してるw
安置なんてスルースルーっと
おめー双葉でもスレ立ててたろw
向こうでヲタなんて使う奴全然見ないからすぐ分かったよ
衣は咲にデレると言われてたがむしろ和にデレデレだな
今回のラストあたりにあった部長とキャプテンのカットって
キャプテンの右目レーザーに部長が気づいて微笑んでるって事でいいんだよな
いやハバヲタは
そういうところに
目をつけたりとかじゃなくて、
マコと見つめあってたところとか
に焦点あてなきゃ!
雑魚キャラ同士(笑)
>>324 あのカットは俺もキャプテン→部長、部長→キャプテン的な描写に見えて一人でにやけてた
>>324 あらすじ読む限りこの二人は確実に当たりそうだし、対決楽しみだねえ
今回は四校とも色々あって良かった。ワハハとかおりん会話してるだけで嬉しいわ
国広君のフォローっぷりにも惚れ直した
>>323 むしろ特別と友情の違いに思えた
咲を見上げる表情を見返してみるとでれっでれだぞ
一は私服より水着の方が露出が少ない気がする。
咲の方が衣を気に掛けてやってたのが何か凄い良かった
>>308 アンタが1本でもこのスレで投下してんなら言ってもいいセリフだな
そりゃ
身の程を知れよゴミクズ
>>323 咲→麻雀相手(友達)
和→友達
って感じだったな
純粋に友達になりたいって最初に願ったのが和だったからだろう
まあ、和相手でも、透華相手でも親子とか年の離れた姉妹にしか見えないんだが…
333 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 19:52:58 ID:XAugmNWt
来週は個人戦だな……。
部長の「ありがとう」の無造作さに涙が出そうだった俺、むしろキャプテンは報われるのか。
ちなみに大将戦終わる前はこんな妄想してたんだぜ。
上埜さん。
風にかききえてしまってもかまわない、そう思って呟いた言葉は、その人の耳に届いてしまった。
「へ?」
呆けたような声を出して、久は振り返った。
「ええと……風越の」
やっぱり、とその瞬間思った。覚えてなかったんだ。
ずるい人、と思う。あんなことを言っておいて、あっさり忘れてしまうなんて。
――私はずっと覚えていたのに。大会のオーダーを見るたび、「上埜」という字がないか、ひとりひとり検めていたのに。
「私に何か?」
「いえ。優勝……おめでとうございます」
「ありがとう。……そっちは、残念だったね」
「……そうですね」
「あなたの対局、よかった」
不意にそう言われて、美穂子は顔を上げた。
「対局って……どの」
「どのって、そりゃ決勝戦のに決まってるでしょう。牌譜ならすこし見たけど」
あっけらかんとした表情で言われ、美穂子は肩を落とした。
そういえば、会話したことはほとんどなかった。もしかしたらあの時一度きりだったかもしれない。そう思うと、急に鼓動が早まった。
だって、今を逃したらもう会えないかもしれない。あの時みたいに。
「あのさ」
緊張している美穂子をよそに、かるい口調で久は言った。
「私たち、どこで会った?」
「え」
「どっかで見た気がするなあって思ってたんだけど、さっき上埜さんって言われたし、どの対局って聞かれたから、やっぱり会ったのよねって」
ツマンネ
>>333 感動した
特にトラックで轢かれるシーンがいい
次はマコと部長で頼む
部キャプとかないわ
キャプテンには池田たちがいるし、絡んでこないでほしいわ
部長はメガネとでも乳繰りあってればいいよ
あの「ありがとう」は絶対思い出してると思うんだけどなぁ……来週分かることか
調子乗んな糞清澄
照「咲…私ね、ずっと欲しかったの
私があなたを奏でる永遠の夜が…
だから、静かにしてね」
部長とキャプテンの会話が見られると聞いてDVDがさらに待ち遠しくなりました
優勝して調子のらないでいつ調子乗るんだよw
343 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/17(月) 21:20:07 ID:nvv7r+U2
なあ部キャプも池キャプも両方好きな俺はおかしいのか?
みんな自分が好きなカプで妄想して幸せならそれで良くないか?
安心しろ俺も両方好きだ
そしてたぶん部キャプ関連でうだうだ言ってるのはただの荒らたいだけのやつだからほっとくのが一番
>>343 俺もどっちも好きだよ
そうじゃなくても自分の好きな物しか認められないお子様はスルーしとけw
他人の好きなものに突っかかる事しかできないのは
お子様だからな……
崇高に淡々と進めるべき
部キャプ安置はツンデレと思うようにしている。部長にかまって欲しくて仕方がないんだよ。w
それはさておき
手加減しなくっていい相手、戦って楽しい相手は、恋愛感情抜きにしても、副路さんにとって特別な人だと思う
ということも棚上げして
今週の咲は、お姉ちゃんLOVEの咲ちゃんの片思いがせつない…。本人が無邪気なだけよりいっそう ;_;
でも実は…
tp://uproda.2ch-library.com/160682WHM/lib160682.jpg
>>228 主役校は清澄だろ
そういうのはアンチスレかブログにでも書きな
それにしても照姉って咲の回想じゃ妹の成長に期待する優しい姉って感じだったのに
何であんな矢車さんみたいになってるんだろ?
妹の才能に嫉妬してああなったってのはベタ過ぎて違うな〜と思うんだが
個人的には「妹じゃなくて嫁」説はすっごく支持したい
今後の展開がすごい楽しみ
照のチーム皆可愛いから百合的に期待
353 :
351:2009/08/17(月) 21:59:19 ID:FCsNu7pp
アンカーミスった…
>>338だ
なんにせよこういうのには反応しない方がいいな…
今後っつーっても、原作追い越したし、
5年は見れないよね、咲と照のくんずほぐれつは。
いやいや
部長キャプテンは
残念ながらキャプテンの
キャラ崩壊に繋がると思うよ
池田をはじめ風越の絆蹴って部長にいくキャプテン
聖母さがドーンと下がってただの色ボケ女に陥落
部員のために頑張って雑用した日々って何?
ここに投下されたほとんどの部キャプSSが美穂子の人間性を冒涜してる
きめえしくっさい(笑)ひとつひとつ指摘してやりたいところだ
作中部長は美穂子の名前すら呼んだことはない
マコや風越連中の公式設定を無視し、
部長とラブラブな美穂子は
本当に魅力的なキャラだろうか
よく考えてほしい
23話が部長回だったかな
部キャプとか期待できそうだが部長に本気で迫ってくる相手って池田の可能性も
と思ったが池田は上埜時代を知らないからそれは無いのかな
部キャプとかないわ
別スレでやれ
ID:nhKso6gywwwww
NGですねわかります
>>354 全国編というか、原作に期待するしかないね
>>359 せめて一回でも照のメイン回やってくれれば二次創作でなんとかなりそうなんだけどな
咲のドラマCDって清澄以外出る予定無いのかな?
>>302 >>348 照は先鋒(清澄だと優希)で、和は副将だったと思うんだが、
全国ではオーダーが変更になりそうな場面ってあった?
なんか変なのに居つかれた
>>362 新聞に「原村選手と抱き合った」みたいな事が書かれていたから、
副将になってガチバトルみたいなの妄想した。
>>362 初期で咲が読んでた麻雀雑誌の記事には春の大会では大将を務めたと書いてある>照
多分予選は肩慣らしみたいな感じでオーダー適当に組んでたんじゃないのかな
最近馴れ合いが過ぎる
もっと淡白にしろよ
新聞読んでて目つき変わったのって抱き合ったって部分読んで嫉妬したからだと思っている。
妹はみんなお姉ちゃんが大好きなように
姉はみんな妹が大好きなのは自然の摂理
なんかさっきから2つのスレが混ざったかのような錯覚を覚える
かじゅもも屋上のシーン、手を握るだけのシーンなんだがガチすぎるw
エンディングの鶴賀のシーンを読唇術してみる
かじゅ:ついに見つけたぞ!
モモ:・・・(照れ)
ワハハ:ゆみちん、どうやって見つけたんだ?
睦月:うむ
衣可愛かったなあ
和は友達に、咲にはまた一緒に麻雀
この違いは何なんだろ?
>>364-365 そう意味が強調されてたのかな?
先鋒に最強を置くのはセオリーらしいから、強豪校らしくちゃんとセオリー通りでなるほどとか思って観てたんだけど。
で、ちゃんと眼鏡が一人いてこいつは次鋒なんだろうなとか
DVD購入覚悟で録画即消ししてると見返し出来ないのは辛いな。単純に容量不足で切羽詰まってるからでもあるが
>>370 咲は既に友達みたいな感覚だったんじゃないか
とーかも「楽しく遊べる友達が世界のどこかにきっと居る」みたいな事言ってたし
いくら色々吹っ切れたと言っても衣に付き合ってまともに麻雀打てそうなのは今の所咲しか居ないしな
どう見てもマージャン抜きなら和にしか興味無さそうなんだが
咲なんて清澄の大将呼ばわりで名前も覚えようとしなかったし
フラグたったら面白いなーと思ってたんだけどね。
和VS衣→咲みたいな。
まあ、和と衣のやりとりが可愛かったからあれはあれで満足。
でも和と衣って実際はまともに話したこともないしなんで友達友達言ってるんだろうな
和に対して興味があるとーかから話を聞いたりした影響かね
むしろとーかがいつも原村和原村和と言ってたからその名前だけ覚えてるって方が自然
というか百合的には今回くらいの絡みでも全然ありだと思う
>>370 かじゅモモは二人の時の落ち着いた雰囲気とみんなにひやかされてる時の恥ずかしい感じのギャップがいい
乱入事件後のシーンの赤面するかじゅとそれを見つめるモモの表情もガチっぽかったw
>>375 エトペン拾ったときの関連じゃない?
拾ったとき、はらむらののかに届ければ衣も誉められてそれがきっかけで友達になって一緒に遊んでくれるかも……
て、いってたが。
そのあと直ぐにののかが対戦相手だと知って友達になるのは無理だと諦めていたようだが、
試合も終わったし、いいよねww
>>373 確かに咲はまず名前を覚えさせるべきだなw
というか今回の話で原村さんにやけ過ぎだろw
割と咲もにやけていた
2人が楽しそうでなにより
部長さん乙
>>372 麻雀絡みじゃなく純粋に友達になりたいって思ったのが和が最初だからじゃね
その後、清澄の副将だって発覚して一度はあきらめたけど
もう怪物として人と関わらないという選択をしなくてもいいのがわかったから改めて交際を申し込んだと
しばらく麻雀はいい、の発言もあるし麻雀嫌いになったわけじゃもちろんないだろうが
麻雀絡みに関しての心情はやっぱり複雑なんだろう
衣は東京に向かう汽車の中で徹夜麻雀して
また麻雀を打ちたくなるよ
しかし主人公チームなのにワカメの影の薄さは異常だな
特定の百合相手がいないから仕方ないけど
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
ワカメってマコのことか?マコなら部長がいるじゃん
てか一人でプールに漂ってるマコが可哀想だった
咲達も一応先輩なんだから気をつかえよ
部長はキャプテンルートだろ
水着回でもワカメとの絡みがほとんど無いことからも明らか
ワカメがこの先きのこるにはなんとか百合相手を見つけるしかない
俺のクマが台無しじゃねえかw
なぜかまったしwwwwww
>>388 部長とキャプテンの関係と同等以上に
アニメ化に伴う強化が顕著に思えるんだよな、
否定するわけではないけど。
ワカメの中身はオッサンだから萌えるのはいかがなものか
まこはあのメンツでおっさん担当だから萌えるんじゃまいか
ここがけいおんスレよりスルースキル低いとは意外だった
少なくとも一月ほど前まではもっと大人のスレだったような
>>391 そんなもの最初だけであとは部キャプ一直線
イベントもワカメじゃなくてキャプテンメイン
アニメスタッフはワカメに残酷な事をしたよ
不人気だからいいのかもしれないけどな
またかよ…
いい加減にしろよ糞ババアヲタ
キャプテンに寄生すんなよ
マコと部長、池田キャプテンでまるくおさまるだろうが
部長とキャプテンの二人はそれぞれ他にフラグたてすぎだから、
この二人を組み合わせると嫉妬の嵐になるのは当然だな
つーわけでこれ以上嫉妬ちゃんに構うことなかれ
部まこも部キャプも池キャプも美味しく頂ける俺が異端なんだろうか…
好きなカプ否定されるの嫌なら他カプ嫌いっていうのやめたらいいじゃないか
嫌い嫌い言い合うのはガキくさいし非生産的だ
って構う俺も荒らしなんだろうけど
主張の是非はともあれあからさまな釣りに引っかかるのはやめれって話でしょ
つまり
>>387 釣り用の主張に反論するのは餌だと思ってルアーに食いつく魚と一緒ですよ
はいおしまい
最近馴れ合い大好きが流れ込んだ結果がこれだ
カキコにせよSSにせよかまってちゃんが大杉
句読点つけたり敬語使ったり気持ち悪い
部長はどうせキャプテンとくっつくんだからどうでもいいんだよ
それよりワカメに相手を見つけてやらないと可哀相だろ
その清澄部長はワカメレベルって気付けよ
吹き溜まり同士仲良く!
喧嘩すんなよ
咲和以外は全部お前らの妄想なんだから好きに妄想すれば良いじゃん
ワカメには部長がいるじゃん
部長で満足できないのなら同じく特定の相手のいないタコスや深堀や文堂さんなんかどうよ
夏だね
>>405 タコスはまだいいとして深堀さんとか文堂さんなんて
絡み全くないw意外すぎるカプリングだな
スルーくらいできるようにしろ
様式美は愛でるものだろう
おきまりの対立軸しか持ち出せない寂しい子の
数少ない一人芸なんだから
なんか混沌としすぎててここ数レス一人の人間が書き込んでんじゃないかという錯覚すらおきた
とりあえず、昨年の(咲作中)終わり、何かと生徒会議会長補佐として忙しい久を、一人部活でまつまこを妄想した。
下校時刻ギリギリまで待ってたりして、いざ来たときは寝てしまっていた風を装う。
ただし、久には寝ていなかったことは状況から推測してバレバレ。
それでも久はなにも言及せずに一緒に二人で帰る……
という妄想
>>405 部長はもうキャプテンが確定だろ
今のところワカメはフリー
早く相手を見つけてやらないとステルスワカメどころか存在が消えうせるかもしれない
可哀相だろ
>>410 うわ、それめっちゃ萌えるな
新入生入る前の二人って妄想のしがいがあるよね。
一学年違うし初めはやっぱり敬語使ってたんかな?
口調がくだけたきっかけとか考えるとにやけるWWW
413 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/18(火) 14:05:56 ID:erY6fQ/X
まこって登校即早弁って特技を持っているが、昼飯はどうしてるんだろ?
まぁ無難に学食だとは思うが、部長のお手製弁当とかだと…って部長はそんなキャラじゃないな
敬語…考えたことなかった。そういえば学年違うんだよねあいつら
今でこそああいう仲だけど、やっぱ最初の頃はまこも敬語だったんだろうな
部長が言ったのか自然にかはわからんが敬語が崩れていくっていうシチュは萌える
>>394 むしろあっちに粘着してたのが放送終わったからこっちに流れてきたんだと思う
特定カプで荒らす手口が一緒だし
向こうはあと京アニアンチがエンドレスエイトの一件でハルヒスレに流れたから
部キャプアンチは薄荷屋にまで文句言ったのかよ
馬鹿すぎ
>>409 特定のキナ臭くなりそうなカプの片方を批判して
自演でもう片方のカプファンを罵るって芸風が変わらないので
そろそろ幅を広げて欲しいところだけどな
それはそれとして、照のチームメイトの詳細は漫画待ちかねえ
今のところ各校に一組はガチがいるのでこいつらもそうだと思うんだが
>>417 左上の黒髪ロングストレートに期待したい!!
小ネタ『無茶振り部長』
「じゃけえ……わし……ブツブツ……」
「お疲れ様、まこ」
「部長……」
「ん?」
「何で私が広島弁を使わなくちゃいけないんですか!?」
「それが強くなる為に必要だからよ」
「だからって髪にウェーブあてられて伊達眼鏡掛けさせられて、おまけに広島弁……。 これじゃ私、まるで別人じゃないですか!?」
「だからいいんじゃない。 弱気なあなたを打ち破るには、まずは外見からってね」
「だからって……!」
「それで、眼鏡を外すと強くなるって自分に暗示をかけるの。 そしてそれをジンクスにする……私の悪待ちみたいにね」
「……それってただ単に部長が楽しみたいだけなんじゃ無いですか?」
「あら、バレた?」
「バレた? じゃないですよ! もう!」
「私の事嫌いになった?」
「……そんな事は無いですけど……」
「じゃあ、頑張って。 まこならきっと出来るわ」
「……ほいじゃあ、ちょっくら頑張るかの」
部まことか潰えた幻想を追ってもしかたないのに
ワカメの存在を保つためには早急に百合相手が必要
せめて他の眼鏡と絡みがあればよかった
百合度が高いほど麻雀が強いという立たん的考えなら照の回りはとんでもないことになる
咲和・モモかじゅ・池キャプは完全に鉄板
そして部ワカメ・一透も鉄板になりつつある
百合スレに鉄板なんて無いよ
会話一言無くとも可能性はある
咲におねいちゃんがいるように、和には衣もとーかもいる
てか咲は依存する子なのかな?
原村さんに手を引いてもらう癖がついちゃったような
>>424 咲が和がいないと何もできない子みたいになってる気がする
プールとかの見てるとお姉さんというか母親というか・・・
まぁその状況に喜んでそうなのが和なんだけど
鼻の下伸ばしてたな
流石hrmrさん
和の脳内は童貞妄想全開の京太郎と大差ない・・・はず
>>419の妄想を読んで妄想した
「ん〜……はっ!!夢か!!
お、恐ろしい夢じゃったぁ〜」「ふーん。何が?」
「うわぁ!!おったんかぁ!!」
「居たわよ、ずっと。で?何を見てたのかしら?」
「なんのことじゃぁ」
(どうせ本当のことを話したらどうからかわれるかわからん。
黙っとくが吉じゃの)
「とぼけなくても良いわよ?寝言で『部長、好き……』とか言っ―――」
「言っとらんわい!!」
「あら、言ってたかもしれないわよ?覚えてないだけで」
「そがなこと言うわけないじゃろが!!
だいたいお前さんが無理矢理ウェーブ当てたり、広島弁しゃべらしたりするけぇ―――あ、」
「へぇ〜、あなたはいつからストレートで標準語を話してたのかしらぁ」
「こ、ここここれはじゃの」
「あなたが入部したての頃を思い出すわねー。慣れない標準語で時々広島弁が混ざってたり―――」
「わ、わーわーわー」
「自分の髪を気にしたり、かーわいー」
「ううっ、最悪じゃ……」
「あらー、褒めてるのよー?」
「どこがじゃ。恥ずかしいだけじゃ」
「初々しさが良いんじゃない」「―――はぁ」
「まぁ、今のあなたも好きよ?堂々としてて」
「言うてんさい///」
妄想だからさ
何の脈絡もなくマホ×和とか言ってみる
試合で失敗して泣いてるマホを慰める姿が目に浮かぶ
和が中3の時マホは中1だからなぁ
>>416 これはヤバイ…部キャプアンチキモ過ぎる
ここじゃ荒らしやなんやで済まされるけど同人サイトにまで文句言うとか…
部キャプ(笑)
>>416 >>432 薄荷屋さんのサイト日記に書いてあったねー
この件はいくらなんでもヒドイわ
部キャプは最高です頑張ってくださいw
部キャプ好きおー。がんばってお
>アニメ模造のカップリングでやらないでくださいとか
>言われてしまったりもしたのですが
頭のネジが飛んでるやつもいたもんだな
商業誌ならまだしも同人誌なんて
それがたとえ筆者の頭の中にしか存在しないような特殊なカップリングであろうが本人の自由だよなぁ
百合スレでカプで荒れるなんて初めて見たよ
部長マコ
池田キャプテン
を応援します☆
公式的な強さでいえば確かにのど咲、ももかじゅ、透華一にはかなわんかもしれんが、
部長キャプ、池田キャプ、池田コーチ、透華衣とかも次ぐらいだろう。
部長まこ、井上歩、咲衣、のどっち衣が多少アニメで増量されてる程度で。
いずれにせよ、同人カップリングでリクエストならともかく書かないで、とはナンセンスだな。
かじゅモモ好きだー
前話ヤバカター
原作でいえばのど咲、ももかじゅ、透華一、池キャプが鉄板であとはドングリ。
各校内一組が鉄板で他が引きずられてる感じに一応フラグ管理はされてるわな
まあ衣や久の周辺、透華の執心、今後はシスコン姉(仮)とネタは豊富だから
好きなように妄想してればイインダヨ
>>438 よくあることだと思うよ
放送中、放送直後はキャラが固まって無いからよくあること
まぁ結局妄想だし個人の自由ということで終わる
カツ丼×衣はもっとあってもいいと思うんだ
ただひたすらカツ丼が衣を撫で続けるだけでも
人それぞれ好みはあるけど、どれもみんな綺麗だね
ならばメイドはご主人様のお手つきという偏見から透華×歩
池キャプとか池田の一方通行じゃん
帰ってきてスレを覗いたらヲチスレと化してたでござるの巻
キモイ書き込みもほどほどにな
お前の書き込みも十分キモイよ
一→透華→衣→和→咲→照
ややこしいわー!
今週ので照が総受ということは分かった
照のとこの部員可愛過ぎるわ
>>429 遅レスだけどぶちょまこでこんなに悶えられるとは思わなかった…!素敵な妄想ありがとう!
>>453 金髪は照に憧れてる受けだって透視したよ
照の所の黒髪と金髪は間違い無く攻め
しかし照の矢印の先には妹じゃなくて嫁しか居ないのであった
野暮なやつだな
しかし咲の矢印の先には和じゃなくて姉しか居ないのであった
ビッチ姉はヤリマン
あの金髪と照の関係が気になる
金髪攻めの照受けが好みだが逆もたまらんな
百合矢印は東京の地下鉄並みに入り乱れて複雑になってるくらいが好ましい。
>>429 か、可愛い
いいわ部長マコ萌えた…
ところで照は受けだよね
きっと黒髪サイガと金髪に攻められまくりだよな
>>456 金髪は攻めっぽいが、黒髪はああみえて受けだな
殺伐とした雰囲気で身体の関係を結ぶ黒髪と照
お互い身体だけと言いながらも密かに相手に対してモヤモヤとしたものを抱いている
とか妄想した
妹を求める心を黒髪に抱かれることで満たそうとする
最初は体だけだと言っていた黒髪はいつのまにか照を好きになっている
とか妄想した
東京こわいべさ、爛れてるべ
なんなの長野のほのぼの三年生とのこの違いはw
咲→照←菫
部まこ投下
一年生組が入る前の話を想像してみた
部長竹井久の夢
竹井久が清澄高校に上がった時、麻雀部は廃部寸前で、幽霊部員のたまり場になっていた。
麻雀部に入り、部室に顔を出しても、話題になるのは流行の芸能ニュースや娯楽ばかり。卓には埃がかぶる始末だった。
卓と牌のほこりを拭いて久は言った。
「先輩、ちょっと打ちませんか」
返ってきたのは「え?」という面食らった顔だった。何人かいた部員の全員が揃って同じ顔をした。
久の期待を打ち砕くにはそれだけで充分だった。
その日から、久は一人で卓に座ることにした。
誰かが相手をしてくれるまで、待ち続けることにした。
「暇だし打ってやるよ」
ある日、幽霊部員の上級生たちが気まぐれで言った。
「お願いします!」と久は声を弾ませた。久はこれをきっかけに、部を活性化できるかもしれないと思った。
そして、しばらくして――。
「やめたやめた。ぜんぜん勝てねー」
「おまえ強すぎ。少しは先輩に華持たせなよ」
一人勝ちする久は早々に顰蹙の的にされていた。上級生たちは次々と席を立つ。
ぽつんと残された久は、しばらくの間、みんなが並べた牌を見つめていた。
もう少し手加減すればよかったのか。少しは、負けたら取り返そうとは思わないのか。
久は後悔と失望で立てなかった。
ある日、麻雀部の部室はすっきりしていた。
ファッション誌や食べかけのお菓子がいつも散乱していたが、床にはゴミ一つ落ちていない。
片付けたのは久だ。ついに、部員は彼女一人になっていた。
他の部員は、久の麻雀についてこようとしなかった。本気で麻雀をしたい部員はゼロだったのだ。
久は一年生の途中から部室で一人きりだった。幽霊部員もいなくなり、本当に一人きりだった。
幽霊部員でも部員に変わりはない。結果的に、その幽霊部員を追い出す形になり、部の存続も危うくなっていた。そのことにも久は責任を感じていた。
一人きりでも、活動をしないと麻雀部が本当になくなってしまう。
久は部室の卓に座り、一人で牌を並べる日がつづいた。そんな日が、一週間、一ヶ月、それ以上つづく。
時には空しさに襲われたりした。どうしようもない怒りがこみ上げて、握った牌を投げ飛ばしたくなった日もあった。
それでも、久は負けたくなかった。麻雀部を立て直したかった。
――部員のみんなで団体戦に参加する。
負けず嫌いの久の目標は、いつしか夢に変わっていった。
二年生になって最初の登校日、いつものように部室を掃除した久は、入り口の傾いていた古い表札もきれいなものに取り替えることにした。目に留まるもの全部を変えて、気分一新したかった。
表札を釘で打ち付け、額の汗を拭った時、この年最初で最後の新入部員と出会った。
「麻雀部はここでええんかのう」
久は、この時の染谷まこの顔が忘れられない。
新入生特有の初々しさが残るまこの姿が、冗談ではなく神か仏に見えた。
孤独な部室という牢獄に差し込む、希望の光に見えた。
まこの呼びかけに、久は満面の笑顔を作った。
「入部希望ですか」
「そうじゃ」
「歓迎するわ。さあ、入って」
この日、清澄高校麻雀部の部員は二人になった。
麻雀部の部室は、今日も二人きりだった。
部員総数は、二年生で部長の竹井久と、一年生の染谷まこの二名だけだ。
それでも、久は毎日の部活が楽しくてしかたがなかった。染谷まこは、本気で麻雀を語れる相手だった。
ただ、それは久が思っているだけで、まこも同じとは限らない。そう思った久は、まこが麻雀部を辞めないか不安だった。
総勢二名の部員では、ろくな活動ができない。部内の大会どころか、四人打ちすらままならない。
久は、まこの顔を窺う。まこは麻雀誌のプロの牌譜を見て「やっぱしプロは抜け目がないのぉ」と唸っていた。
久は、どうしてもまこに聞きたかった。そして謝りたかった。こんな部でごめんなさい、と。
だから、口に出すのを止められなかった。
「まこは、ここの麻雀部楽しい?」
まこは麻雀誌から顔を上げると、あからさまに疑問符を表情に浮かばせた。
「ワシ、いっつもそんなシケた顔しちょる? 別にそんなことは思っとらんけぇ……」
久は失言だったことに気づき、慌てて両手を体の前で振りながら言葉を足した。
「ごめん、違うの。この部、二人だけでしょ。私部長だし、その辺で責任感じちゃったっていうか。えへへ、余計なお世話よね」
謝って最後に笑ってごまかす久に、まこも悪気がないと知って笑顔を見せた。
「そーゆー部長は?」
「私は楽しいわよ! まこが入って話し相手もできたし」
失敗の恥ずかしさも手伝ってか、久は大きな声で部活の楽しさを訴えた。
その姿が微笑ましくて、まこは穏やかな気持ちになった。そして、思ったままを口にした。
「ワシも楽しんどるよ。この麻雀部の部室も隠れ家みとうで好きじゃし、それに、部長のことも好きじゃし」
それは、なんとなしに出た言葉だった。
でも、久の顔はりんごのように真っ赤になった。思っているような「好き」ではないと分かっていても、意識せずにはいられなかった。
「なに顔赤くしとるんじゃ」
「ご、ごめん。『好き』って言われるの慣れてなくて」
「ウブじゃのー」
どっちが上級生か分からないやりとりは、この先もずっと変わらなかった。
こうして、清澄高校麻雀部躍進の土台が作られた。
久が三年生になり、まこは二年生になった。そして、新しい部員が増え、部室は驚くほど賑やかになった。
今も、一年生の四人がワイワイと卓を囲んでいる。
イスに座っている久は何をするでもなく、麻雀を楽しむみんなと、その空間を作っている部室を眺めていた。ただそれだけで、微笑がこぼれるほど楽しかった。
まこは暇そうに見える部長に声をかけに来た。
「ぼけーとしとるのぉ」
「なにかね、見てるだけで楽しくて」
そう言って笑う久は、とても幸せそうだった。まこも、つられて心が温まる思いがした。
久は一年生を見ながらつぶやくように尋ねた。
「まこは部活楽しい?」
その言葉にまこはピンときた。聞くのは初めてじゃない。
「それ、どっかで聞いたのー」
久はまこを見て笑顔を大きくした。
「あはっ、覚えててくれた。まこがここに入ってすぐの頃だよ」
「そうじゃったの」
「その先のこと覚えてる?」
「なんかあったか」
「まこが私を好きって言ってくれた」
まこは当時の久のうろたえぶりを思い出してからかおうとした。でも、目の前の久を見たらできなかった。久は真顔だった。
久は一呼吸置いてつづけた。
「――だから、私は今日までがんばれた」
どうにもシリアスな空気に、まこは少し久が心配になった。こういう時は、悪いニュースも普通に飛び出す。
「どうしたんじゃ急に」
「急に言いたくなったから言っちゃうね。私ね、まこが好き。もっと正確に言うと、愛してる。本気よ」
飛び出したのは驚きのニュースだった。
普段の久はとらえどころがないが、今日はそれも大概だった。突然、久は真面目な顔で告白した。
予想外の事態にパニック寸前のまこは、作り笑いを浮かべるのがやっとだった。
「あはは……部活の最中に告白とは参った」
「ごめんね」
「んにゃ……けど、えらい悪待ちよって」
聞きようによっては、お断りのセリフに聞こえる。それでも久は笑って見せた。
「悪い待ちは、いけそうな時しかしないの知ってるでしょ」
「あんたには敵わんの」
降参したまこは、笑いながら肩を落とした。まこが陥落した瞬間だった。
同時に、拍手と声援が湧き上がった。咲、和、優希、京太郎の一年生組も話を聞いていたのだ。
「部長、おめでとうございます!」
「先輩、お幸せに」
「京太郎、次は私たちの番だじぇ」
「それはない。てかなんで結婚式みたいになってんの」
好き勝手に言う後輩に、久はにこやかに手を振って応えた。
対照的に、まこは恥ずかしがって後輩の顔も見れずにいた。
清澄高校麻雀部は今日も賑やかだった。
終
どもでした
まこの敬語は想像できんかったわw
474 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/19(水) 20:48:38 ID:ZRz7WZA4
池キャプは母子百合みたいなものだと思っている
というか風越はみんな恋人百合じゃなくて
部員全員とキャプテンの母子百合のほうがほのぼのするわ
476 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/19(水) 21:44:20 ID:0lGanNp2
>>473 2人らしい雰囲気に萌えまくったよ…GJ!
>>473 なんと、二人ははじめから夫婦であったか!!
照れる久もいいな。GJだぜ!!
ひとつだけ、幽霊部員は部活に来ないから幽霊なんだぜ?
ふた注意
ふたって何だと思って開いて憤死した
なり注意
>>478 部活動(麻雀)をしていない=麻雀部員としての実体が無い=幽霊部員
>>481 君を巻き込んでしまって本当にすまないと思う
これはアリだろ
かじゅがふたなりでも許せてしまう気がするのは多分中の人のせい
>>473 瞬間に惹かれる強い想いもいいけど、静かによりそって育む想いもいいものです GJ!!
男の娘だからといいたいのか
池田ァも三姉妹の所にいた男の娘なら十分萌えたし応援できた
・・・おっとスレチになったな
死ね
そもそもふたにする時点で只のエロ目的が透けて見えて反吐が出る
まぁ落ち着けよ
そんなに必死にならなくても井上さんには生えてないから
てかエロ同人でも男根を連想させるものは一切消えて欲しい
純さんは受けに回ると可愛くなるんだろ
そんな気がする
井上、かじゅ、部長あたりはきっと同性からモテモテだよ
そういえば女子校なのって風越だけか?勿体無い
風越は元になった高校も女子校なんだよな
>>494 キャプテンは同性から嫌われるタイプだろ
キャプテンはウザイとか言われてるんじゃなかったっけか
麻雀部員には好かれてるが
キャプテンは母性だからサバサバした
>>492のタイプと違うんでないかい
そういうことか
となるとまぁ風越にはそういうタイプはいないことになるな・・・
コーチのデレ状態がもう少し多ければそうなるかもしれんが
白糸台の銀髪に期待だな
…個人的には大将の外見がどストライクだったから、照と絡んで欲しいが
鶴賀も女子高なんじゃないのか
>>493 元になった学校今は共学だよ
昔は女子高だったけど
>>500 男が極端に出てこないので判断しにくいところだが
ゆみちん1年A組乱入事件のときは教室に女子しかいなかった
女子高と見て間違いないだろうな
でも鶴賀って公式に「女子校」とは言われてないんだよな
単に女子しかいないクラスだったのかもしれん
俺高校生ン時そういうクラスあったし
どっちだよw
きっと女子高だよ女子高に決まってるよ
>>504 校名で判断すると共学かw
女子校で校名に女子と付かない学校はないかもしれん
じゃあ龍門渕も女子高な可能性アリってことかな
どうせ男出てこないからどっちでもいい
みんなモロッコでナイチンゲールすればいいよ
京太郎が女だったらタコスとの絡みがかなりオイシイんだけどな
俺は男女CPも好きだからいいけど
でも共学のほうが俺は萌える
男はいるのに一切無視で百合しかないってところが
>>514 元々ノンケが百合に目覚める方が良いです
>>473 GJすぎる
そして今日久まこ本を見つけた
悶死した
まこって部長のことなんて呼んでたっけ
>>515 これはろくなことにはならないよ
嫉妬する相手が二倍だからな。
>>515 わかる
自分は相手がノンケだと思って片思いしていたけど実は相手も〜という展開が好き
>>514 よく分かってるじゃないか。女子校の百合はどうもいかんよな。卒業後即消滅な展開が多いってのもある。
やっぱ異常環境故の異常性愛じゃ盛り上がらん。
お前ん中ではな
'. : :.'. : : :.'._」 i -‐i‐‐|: :|: {_____i:.i__i: :i i: : ハ: : : :ハ: {__i:} |
∧:_:_:!>''"! l !_ . ハ_」_i:.|ハ: : : : : |. :{´i ̄:.「~¨`ヽ: : : :.}: : :.:`ヽ|
/ .!. : : :!; <{: | i:.| |: : : : : |: : 八: : | |: : ハ: : : ': : : : : :.:|
. / { . :´: :! xく:|ヽ! iヘ:「ヽ! 八: : : :.:|ヽ:「 \| |:.:/ |: :./ : : :': : : .|
/ , .∧ : : : i: :|ヽ| ,」⊥jL ヽ \: :.|ヽァテ¬=ミ、 |ハ'. : :./. : : : |
,'. :イイ: : : :. : : {ヽ|,.ァ7'"⌒ヽ`ヽ ヽ| ん'.:::::::ハ`Y /: : :/ : : : : :|
,''´ | |: : : ∧: :Y 〃 ん'.::::::::ハ { {::::::::::::i:} }}': :/ヘ: : : : : :.|
{ |: : : : : \! {{ { {:::::::::::i::} Vヽ.__,ノリ ノ/|/ } : : :.∧|
|: : : : : : ! \ .Vゝ--' ノ ゝ--- ' /. : :./ ノ
|: : /{: :八 个 > '~´ , :.:.::::: ; /.: : :/
|: / ヽ: :.:iヽハ ::.:.:: /_,ノィ: :/
|/ \| ゝ:. 、ー― ァ /: :./ ノ:/
}ヘ、  ̄ .イイ/ /
|: />. . .イ:./ ノ′
{/ ヽ{≧ト .. __ . ´ |/
ヽi |_
,| ノ.::\
/.:| /.:::::::::::\
かじゅもも良いなあ。仲の良い夫婦のようにしか見えん
部キャプの大学生活とかいいなぁ
かじゅは大学どうするんだろうか?
カマボコとは付き合いが長いと言ってたし同じ大学かな?
モモとはどうなるのかが一番気になるが
うむむ
>>525 かじゅとカマボコが付き合い長いソースってどこだっけ?
その設定は色々便利そうなんだが
部長マコが増えてきて嬉しいわ
俺も池キャプは母子愛っぽいと思うけど
恋愛百合へお互いの心が成長するというのを予想
部長と対戦してオッドのことや過去を精算して
風越の名門ぷりを示して
池田や他の皆の所へ帰ってくるに期待
そして池田の回想のときのように
池田にデレるのを見れたら満足
キャプテンが池田を本当に特別て思ってるシーンて
池田告白とCOACHビンタから守った所と
意外と少ないんだよなぁ
他のはベタベタに絡みあるけど
微妙に愛でてるとか庇護してるって
表現があってる気がする
部室には咲ひとり
どういうわけか昼寝をしているようで起きる気配がない
偶然部室へやってきた和は、気がついたら咲と自らの唇を重ねていた
目を醒ます咲、突然のことに戸惑いを感じたのか、部室を飛び出していく
ひとり取り残された和
という内容がアニメ風作画で載っている雑誌
を読んでいる夢を見たので忘れないうちにメモっとく
>>529 ここはお前の日記帳だ、続きを書こう、な!
(百合板に付きオッサンのAAは割愛)
オカルト派の打ち手って久と純だけ?咲や衣クラスの特殊能力は別として
ちゅーを気づかれてダッシュで逃げるのは個人的には和のがいいなぁ
>>533 久はここ一番の時だけな
オカルト派の定義も厳密じゃないからそのキャラだけかは解釈が割れると思う
535 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 18:50:39 ID:XEa33M6n
>>533 全員がそうってわけではないが一応
先鋒、中堅、大将がオカルト
次鋒、副将がデジタルだったはず
>>536 これを見たとき、GONZOはよく分かってると思った。
ここ見た時はさすがストパンスタッフだなと思ったわ
ということは女子高は大変なことになるのではないか
>>536 ぐぬぬ・・・私も部長にあいさつ返されたいー
もう清澄も女子校にしちゃえよ
もう男いらねーよ死ねよ
桃子が踊ってるシーンで、後ろに男がいたような。今年度から共学化とかいう学校なのかな
モブの可愛さに定評があるゴンゾ
かじゅもも。地味に無駄で長い。意味がわからない。かじゅが変態。
このアレな三本柱ですがすみません。
月に1度か2度。最近では毎週のことのようになっていたかもしれないが、いつの間にか、週末に彼女が家に泊まりにくることは当たり前になっていた。
なにをするわけでもない。ただただ時を共に過ごすだけ。
部活が終わったら一緒に帰って、買い物に行って、夕食をとる。
それ以外はまちまちだが、だいたいは部活のことを話したり、テレビを観たり。あぁ、DVDを借りることもあった。
そしてお風呂に入って床につく。毎回毎回変わり映えのしないことだったが、それでも私には随分と幸せなことに思えた。
今週の授業は全て終わり、本日は部活も休み。
もちろん今日も例に漏れず、彼女が泊まりにくることとなったわけだ。
いつも使っている学生用のカバンの他に小さな袋が一つ。もう見慣れた、彼女のお泊まりセット。
初めてのときは随分と大荷物だったのだけれど、最近はあらかたの日用品が私の家にそろっているため、ほとんど手ぶらである。
初めてこのお泊まりをおこなった日は、彼女はそれはもう立派なカバンをもう一つ持ってやってきたものだから、
蒲原のヤツがいらぬことに気がついて、いつもとは違うニヤニヤ笑いで頑張れよと声をかけてくる始末だった。
翌日の部活のときに、コンビニで買ったお赤飯をそっと渡してきた蒲原は、大きなたんこぶをこさえることになったんだったな。
第一それは少し違うだろうに!!ユミちんも大人になったんだね…となにやらいい
顔で語る蒲原の頭に拳骨を振りおろしても、バチはあたらないだろう?
だってほら、まず私は疚しいことなどこれっぽっちもしてはいないのだから。
したことといえばそれこそ口付けを交わすことと、抱き締めた程度で、所謂プラトニックな関係だといっても差し支えはないだろう。
いや、正確な意味ではそれもプラトニックとは言えないのかもしれないけれど…。
それでも現代という時世に合わせたなら、十分どころか十二分ではないだろうか?
彼女の家へと帰る道と私の家へ帰る道は正反対だ。
だからこそ彼女はお泊まりのときには最初から荷物を持ってくるようにしている。
私は通学には自転車を用いているのだが、モモはもちろん電車通学。
いくら田舎だといっても車が普及していないわけもなく、
極端に陰の薄い彼女がもし自転車で通学しようものならば、人よりは何倍も事故にあう確率が高いからだ。
つまり、彼女には私の家にくるあしがない。だから仕方のないことなのだ。
校則違反どころか法規すら破っているが、二人乗り。
幸いなことに今度は彼女の陰の薄さが功を奏して、それは誰にも気づかれない。端から見ればそれはもう確かに一人乗り。
けれど私は知っている。私だけは知っている。
背中に触れる彼女の柔らかさも、腰にまわる彼女の腕の暖かさも。
誰にも見えはしないのに、誰にも気づかれはしないのに、それでも彼女そのものが私の胸の鼓動を加速させる。
モモは暖かいな、と微笑みながら告げると、抱きしめられる力が少しだけ強くな
って、私の心臓はまた一つ大きくアクセルを踏み込んだよう。
ギュッと締め付けられるような甘酸っぱい痛みを消すために、私は自転車は加速させるのだった。
タイヤのゴムとアスファルトが擦れる独特な音が響く。
止まった場所はどこにでもあるようなスーパーマーケット。
この県内でも多少栄えた地域ならば、全国チェーンの大型量販店が進出して、この手のスーパーは寂れてしまうこともあるらしい。
けれど生憎なことに、もしかしたら幸いなことに、この地域は多少すらも栄えていないためかそういった被害にはあっていない。
もう少し時間がたてば、それこそ夕刻となれば夕食の買い出しにくる主婦でごった返すのだろうが、今はまだ人影もまばら。
ここは私の家からはさして遠くない位置にあるのだけれど、できるだけ二人きりで過ごしたいから買い物は帰りにすますこととしている。
それを彼女に伝えたことはないけれど。
ウィーンという機械的な音をもって自動ドアが開く。
店内のひんやりとた空気が心地よくて、思わず息をのんだ。
暦のうえではもう既に秋。それでもまだまだ残暑は厳しくて、汗をかいていたようだ。
今夜のメニューはどうしようか。
いつもは部活中に暇を見つけてある程度決めておいてしまうのだが、生憎今日は休みだったからなにも決まっていない。
「モモはなにか食べたいものはあるか?」
しかたなしに意見を求めた。
こういうときに自分だけで考えていいアイデアがでたためしがない。
極端に言ってしまえば、自分だけならなにを食べようが気にしないのだ。
なのに彼女との食事というだけで、とたんにどうすればいいか分からなくなってしまう。
「うーん…なんでもいいっす。私は加治木先輩が喜んでくれるならなんでも作るっすよ?」
作る。そう、‘作る’なのだ。
いつの間にか…いや、それどころかお泊まりをするようになってかなり最初のほうから、料理は彼女の担当となっていた。
私とて高校に入ってから自炊をしているのだから、料理がまるでできないわけではない。
むしろそれなりにできるほうだという自負があった。
けれど、あの初めてのお泊まりの日。気合いをいれて彼女を驚かせてやろうと目論んでいたのだが、
彼女を前にしたらなにをしていいのかが急に分からなくなってしまったのだ。
気がついたら、淡い桃色のエプロンに身を包んだ彼女がせっせと料理を運んでいた。
情けなさすぎて、今思い出しても顔から火がでそうだ。
それ以来、私たちの間では彼女が夕食を作るという暗黙のルールができあがっていた。
彼女の料理の腕は確かだ。彼女がつくるものならば私はなんでもいい。
だから意見などとっさにはでてこなくて、まずは適当に店内を見て回ることにした。
野菜、鮮魚、精肉と一通りコーナーを見て回る。
なんでもない。本当になんでもないことなのに、繋いだ手の先の彼女の笑顔を見ているだけで幸せだった。
明日の朝食用に塩鮭の切り身と味噌汁用の具材をカゴにいれる。
はてさて、夕食はどうしようか。
鶏の胸肉が安いか。唐揚げ?照り焼きにしてもいい。
冷蔵庫にキャベツがあったから付け合わせはそれを千切りにすればいいとして…。
「モモ。唐揚げと照り焼きのどちらがいい?」
「そうっすねー。照り焼きにしましょうか。」
まだ少し暑いから揚げ物は少しキツいっすから、と彼女は続けた。
確かにそうだな。それに油がはねたら危ない。
カゴに鶏肉を詰めるとさっさと会計を済ます。
支払いをするために手を離すのがなんだか名残惜しかった。
自転車のカゴに買ってきたものを詰め込むと、二人並んでてくてくと歩く。
もう家までは歩いていける距離だし、それなりに荷物も持っている。
無理に二人乗りをしてモモに怪我をさせるわけにはいかないし、歩くことも悪くはない。
ただ、自転車をひいていては手を繋ぐこともできないことだけが、ほんの少しだけ寂しかった。
そうこうしているうちに家についてしまう。
駐輪場に自転車を止めて、エレベーターに乗ればもう到着。
鍵を差し込むとガチャリと音がして扉が開き、ホッと息をはいた。
週末の分も食料を買ってきたため、袋は随分と重かった。
荷物を置いて手を洗い、部屋着に着替えると、そのまま米をといでしまう。
「暑かっただろう?一度シャワーを浴びるか?」
そう言いながらバスタオルの用意だけはしておく。
「少し汗かいちゃったっすからねー。シャワー借りるっす。あっ!先輩も一緒に入るっすか?」
モモがニヤニヤと私を誘うのもいつものこと。
馬鹿の一つ覚えみたいに恥ずかしさで顔を真っ赤にするのも能がない。
それになにより意気地なしのようになるのは悔しかった。だから…
「そうだな。確かに個別に入るよりもその方が時間もかからないだろう。もしかしたらよほど時間のかかることになるかもしれんがな?」
ニヤリとした笑みを湛えながらそう告げる。
今回ばかりは恥ずかしさで俯くのはモモの番だ。
案の定彼女は白い肌を朱に染めて、まるで熟れたリンゴのよう。
いや、桃色に染まっていると言うべきかな?
しかし、耳まで真っ赤にしてしまっている彼女を見たらさすがに可哀想に思えてきて、そろそろ冗談だと告げてやろうという気持ちにもなってくる。
けれど、それを口にしようとした瞬間、ちょうど言葉を遮られた。
「よ、よろしくおねがいするっす!!」
それはもう精一杯。
不安と緊張で顔を真っ赤に染め上げての言葉に、今さら冗談だったなどと言えるわけもなかった。
−−−−−−−−
なにをしたらいいか分からない。
共に脱衣をすることはどうしても恥ずかしかったから、私が先にシャワーを浴びて待っていることとなった。
けれど本当にどうしたらいいか分からないのだ。
脱衣所からは衣擦れの音が聞こえてくる。ふと覗くと肌の色が見えてしまって、身体中の血液が沸騰してしまったような気さえする。
もしかしたらしっかりバスタオルで身体を包んでくるべきだったのだろうか?
そうすることも自意識過剰であるかのように思えて、身体の前面がなんとか隠せる程度のハンドタオルしか持ってこなかったことを今さらながらに後悔した。
「失礼するっす。えっ!?つ、冷たいっす!!」
もうなにも考えられなくて、血がのぼった頭を冷やそうと修行僧のごとく冷水をかぶっていると、いつの間にやらモモが入ってきたようだった。
「あぁすまないすまな…」
息を呑んだ。蛇口をひねって水を止めながらモモを見ると、私の視界は圧倒的な白に埋め尽くされたから。
とっさに目をそらしたけれど、それでも私の目はしっかりと彼女の意外とふくよかな胸やら腰回りやらを捉えていて、
私の胸はざわざわと言い表せないような感情に襲われる。
バスタオル…少なくとも私と同じくハンドタオルで少しは身体を隠してくるだろうという考えが甘かった。
タオルは持っているものの、手にかけているだけ。
一糸纏わぬ彼女の肌は、月並みな言い方かもしれないが雪のように白くて吸い込まれそうだ。
「変っすか…?」
怯えたような声。見られることを知らない彼女。
決して見失わないと約束したのに目をそらしてしまった。不安にさせてしまった。
私はバカなんじゃないか…。
「いや、すまない。私にはキミが少し魅力的すぎたから。」
恥ずかしくて、それと少しだけ疚しい気持ちもあったけれど、だからこそ正直な言葉を紡いだ。
「先輩大好きっすー!!」
「やっ、やめろー!!本当に今はマズい!!」
けどこれもまた正直な気持ち。私には流れに身を委ねる勇気もない。
心臓が別個の生物であるみたいに激しく暴れて、頭の中が沸騰してしまいそうだった。
触れる彼女の全てが、柔らかくて暖かくて。
ダメだ…。お願いだ。私の手が伸びきってキミに届いてしまう前に、どうか私から離れてくれ。
溢れ出した劣情に身を任せることも、それを抑え込むこともできない情けない私は、知らぬ間に意識を手放していた。
ーーーーーーーー
柔らかい柔らかい。なにか雲にでも包まれているような不思議な暖かさ。
夢現。瞼は泥のように重かったけれど、なんとか持ち上げると、ムッとした顔と目があった。
スッと血の気がひいて、背筋が寒くなる。
「おはよーございます、先輩。」
いつもならば花が咲くような明るい声なのに、聞こえてきたそれは抑揚を全く感じさせないヒドく静かなもの。
ひしひしと、空間に穴があくんじゃないか心配になるような目に見えない圧力がかかった。
「怒っているのか…?」
「先輩のバカ。キライっす。」
そう言ってモモはぷいと顔をそらす。
「すまないな。けれど嫌いになったというのは本当か?そんなことを言われたら私はヒドく悲しいのだが。」
手を伸ばして彼女の頬に触れた。
そのままくいと顔をこちらに向けさせる。
少しだけ抵抗があったが、小さな声でモモと呼び掛けると諦めたように大人しくなった。
「なぁ…本当に嫌いか?」
「先輩は卑怯っす。嫌いになんかなれる訳がないじゃないっすか。」
知っている。キミが私を好いていてくれることも私が卑怯だということも。
だから、せめて謝りたくて…それでもそんな謝罪も無粋に思えたから、代わりにまだ湿っぽい彼女の髪を撫でた。
「まぁ、先輩の身体も堪能できたし許してあげるっす!!でも今回だけっすよ?」
ありがとう。臆病で卑怯な私は口にだして伝えたほとんどないけれど、私はやはりキミがいないとダメなんだ…。
そこではたと気づいた。今モモはなんと言ったのだったろうか?
聞き捨てならない言葉を告げられたことに気がつけば、まるで糸がほどけるように次々と答えがでる。
どうして私はモモに膝枕されているのか。
どうしてモモの頬がいつもよりずっと真っ赤なのか。
そして、どうして風呂場で倒れた私が下着やらを身につけているのか。
カッと頬が熱くなって、思わず身体を隠した。
「なぁモモ?どうして私はこんな状況なんだ?」
恐る恐る口にだしたその問いに、彼女の頬がニタリとつりあがった。
「先輩のお肌はすべすべで柔らかくて、本能と戦うのが大変だったっすよ。」
モモ…それは会話が成立していない。
なにがあったのかを問うているんだ私は。
嫌な予感しかしなくて、私は思わず顔をひきつらせた。
「身体を拭くときの先輩ったら、ぴくぴくしちゃって可愛いったらなかったっす!!」
ボッと顔から火がでたような気がした。
ぐいっと親指をたてて、嬉しそうに報告をするな!!
虚空にむかってなにか思い出すように撫で撫でとジェスチャーをする彼女を見ていると頭が痛くなった。
「もう生きていけない…。」
大袈裟なことじゃない。
確かに、いつかはモモとそういった行為をするのだろうという漠然とした思いはあったから、身体を見られることを考えたことがなかったわけではない。
けれど、これはあまりにも不意打ちだ。意識のないうちに、それはもう身体の隅々まで拭かれてしまった。
恥ずかしくて情けなくて、涙がでてしまいそうだ。
それに……………。
551 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/20(木) 22:00:16 ID:31TS7WBY
「そんなこと言わないでほしいっす!!わっ、私がお嫁さんにもらってあげるっすから!!」
ぴくりと眉が反応した。お嫁さん…私が?
「モモ。そんなことはお断りだ!!お嫁さんになるのはキミだ!!」
それだけは絶対に譲れない。私だってもう我慢の限界なのだ。
どうしようもなく悲しくて情けないのは、なにも裸を見られたからだけではない。
もう格好をつけるのはやめだ。そんなの理由は決まっているじゃないか。
本当のことを言えば、私だって…私だって!!そう…
「私だってモモに色々としたいんだ!!なのにキミばかり…私は恥ずかし損じゃないか!!私もモモに恥ずかしいことがしたいんだ!!」
されるがままではいたくない。
格好をつけたくて、それに勇気もなくて、触れる彼女を傷つけたくなくて…。
だからなにもしなかった。けれど、私にも疚しい感情はあるのだ。
モモに触れたい。モモの特別になりたい。
大好きなのだ。健全な高校生である私がモモに対してそういった感情を抱かないわけがなかった。
「ほんとっすか?」
少し震えた怯えるような声。今更になってなんてことを言ってしまったのだろうと後悔した。
嫌われた。格好悪いし情けない。こんな主張をどうしてしてしまったんだ。
「すまないモモ…変なことを言った。忘れてくれ。」
「嫌ッす!!だって私怖かった。先輩は何度隣で眠っても何もしてくれない。キスから先は禁忌みたいに決して触れなかったっすから。
だから、もしかしたら私には魅力なんてないんじゃないかとか疚しい想いを抱えてるのは私だけなんじゃないかと思って不安だったっす…。」
嘘じゃないんでしょう?なら本当の気持ちをぶつけてほしいっす。そう付け足して締められた彼女の言葉は紛れもなく懇願だった。
悩んでいたのは私だけじゃなくて彼女も。互いに子供で、自分だけが変なんじゃないかと思っていた。
けれどそんなわけないのだ。私はモモが好きで。彼女も私を好いてくれる。
一方通行じゃないのに向き合うことを怖がるなどばかげたことだったのだ。
「ならば決めた。今夜私は君を抱こう。」
その前に夕食を済ませて心を決めようか。
そんなへたれた言葉で締めてしまったけれど、覚悟は本当。覚悟というよりもただの欲望なのだけれど。
彼女も、じゃあ腕によりをかけちゃうっすからね、とニコリと笑った。
こんな風でいい。格好は良くないかもしれないけれど私たちのペースで進めばいい。
モモの唇に軽く口付けると、私は笑みを浮かべる。
夜はまだ始まったばかり。いつもと違うこともいいけれど、いつも通りも十分に私には幸せなのだ。
愛している。普段言わないそれを彼女の耳元で囁くと、私は彼女をギュッと抱きしめた。
Fin.
別の作品で誕生日ネタを書こうと思ったら、咲は誕生日設定がないことに気付いた。
アニメから、衣は4月生まれだったりしそうですが、ファンブックで公開されるとネタになって嬉しいですよね。
そういえばいままで投下した作品に無題が多いのですが、今度投下するときに連絡しておいたらウィキを更新している人はきづいてくれるのだろうか。
最初ちょっとだけ読んで思ったけど村上春樹好きだろ
あっタイトル忘れました。タイトルはお泊り止まりです。
あと今スレも皆様GJです!!
池キャプ最高や!
>>554 なんか良いなぁ、こういうの。っていうかかじゅ全然変態じゃないよ。むしろかっこいいと思ったよ!GJ!!
その後が激しく気になった
むしろ溢れ出る劣情と戦いながらゆみちんの身体拭くモモの図が…
キミよりお前の方がしっくりくるかな
>>551 かじゅモモごちそうさまでした!
理性と本能の間で葛藤するかじゅがたまりませんなぁ
>>551 GJ!
もんもんとしている感じがかじゅらしくていい
かじゅモモ最高だわ
個人的には行為の後も書いてあるとたまらん
朝起きたかじゅが隣で寝てるモモの裸を見て赤くなるとか
意識しても見えないモモは寝てたら誰にも見えてない気がする
咲は突如として照のもとへ訪れ、女の子同士のキスの仕方について学ぼうとする
はじめは戸惑いを隠せない照だが、咲の真剣さを感じ取り彼女の力となることを決意する
一方取り残された和は、咲に自分の思いが届かなかったと誤解し
エトペンに現状を打破する方法を相談していた
というあらすじのアニメを見ている夢を見たので
忘れないうちにメモっとく
かま「モモはステルスで完全犯罪ができそうだよなー」
かじ「モモがそんなことをするわけがないだろう。喧嘩売ってるのか?」
かま「お、怒るなよ、ゆみちん。例えばの話だろー」
モモ「でも、怪盗とかだったらカッコよくないっすか?」
かま「『怪盗ステルス』ってかー。怪盗だって泥―――」
かじ「うむ。確かにそれはかっこいいかもしれないな。
私も昔は子供心に憧れたものだった」
モモ「そうっすよねー♪」
かま「ワハハー(このバカップルさんどもがー)」
モモ「今はどうなんすか?」
かじ「怪盗になりたい、か?
よしてくれ、私ももう子供ではない。大人でもないが」
モモ「私はちょっとなりたいっすよ……」
かじ「モモ?」
モモ「怪盗になって―――怪盗になって先輩の心を奪ってみたいっす//」
かじ「なっ!!モモ、何を言うんだ!!」
モモ「そんなに赤くならないでくださいっす!!恥ずかしいっすよ」
かじ「お、お前が変なことを言うからだろう!!
しかも蒲原のいる前で―――って、いない」
モモ「照れる先輩も好きっす〜!!」
かじ「あ、こら!!モモ、ここでは、ここではやめろぉ〜!!」
最後はお約束。
>>563のせいで朝からこんな妄想しちまったジャマイカ
ありがとうを贈りたい。
衣「清澄の…名前を教ええくれないか」
咲「私は咲──宮永咲!」
衣「咲…」
衣「楽しかった」
咲「うんっ」
おい、何だよこいつら
テンプレなやりとりだが萌えるぞこのやろう
>>566 やはりアニメのシナリオにはhrmrさんが介入していたのか
>>566 テンプレ変更案
衣「清澄の…名前を教ええくれないか」
咲「私は咲──原村咲!」
衣「咲…」
衣「楽しかった」
咲「うんっ」
そこまでだとアニメとそれほど大差があるようには思えないけど
しかし漫画は展開が遅いってわけじゃないにせよ
アニメ知ってると先が気になってジリジリくるな
最新号を読んで、原作の面白さを再確認した。
…これを読むと原作あってのアニメだって再確認した…「友達」前にこれが載っていたらなぁ。
オリジナル展開が益々不安になった。
衣「友達って、どうやってなるのか分からないんだ」
咲「簡単だよ。名前で呼んで」
池田かわいいな
池キャプこそ至高よな
うむ
投下します。
鶴賀で、カマかおです。
マイナーですが、大好きなんです。
佳織は、私の幼馴染だ。
家も近くて、よく一緒に遊んでいた。
あちこち走り回って、擦り傷だらけの私を、飽きる事無くいつも後ろにわんわん泣きながら付いてくる佳織。
そんな佳織という存在が、子供心にも嬉しくて、勝手に子分一号とか決めて、けっこう危ない場所を探検したりと、引っ張りまわしていた。
手を繋ぐと、それまで泣いていたのが嘘みたいに大人しくなって、笑ってくれるのがくすぐったくて好きだった。
―――だから。
『よしっ! 佳織を私のお嫁さんにしてやるぞ!』
『ええ!?』
『ワハハ、決定!』
とか、恥かしい事に人生初のプロポーズの相手も佳織だった。
あの頃は、おままごとの延長でおもちゃの指輪なんて持ち出して「一生幸せにするからな」なんて、ませた事を言ったりもしたものだ。
ちょっと照れ臭い、笑い飛ばせない、そんな記憶を共有する幼馴染。
そう。
私の我侭を呆れながらも聞いて、付いてきて、私の後ろを当たり前みたいに見つめながら歩んできてくれる、妹尾佳織という存在。
そう、なんだ。
だから、そんな佳織なら断らないだろうと、麻雀部にも無理やり引っ張り込んだし、初心者のまま試合に出したりと無茶をさせたりもしたし、出来たのだ。
でも、近況も落ち着いて少しでも冷静になると、私は佳織に、流石に我侭を言いすぎていた気がして、ユミちんにも「ちゃんと労ってやれよ?」なんて言われてしまい、慣れないながらも考えたのだ。
どうやって報いるべきか、私になりに思考したのだ。
考えて、結果。
先輩風を吹かせて言ったのだ。
『何か困ったことがあれば私に言えよ。何でも相談に乗るからな』
って。
「もう、智美ちゃんってば、聞いているんですか?」
「え? ああ、聞いてる、聞いてるぞー? ワハハ」
そして。
それが、まさかあの台詞が、こういう事態を引き起こすなんて、当たり前だけど予想もしていなかった……
現実逃避気味の過去回想を頭の中で繰り広げながら、私は頭を抱えたくなる。
佳織にお願いされて、わざわざ屋上にまで連れ出されて『その』相談を聞いたら、誰だってそういうリアクションを取りたくなるはずだ。
『私、好きな人がいるんです』
なんて……
『だから、す、好きな人に好きになって貰うには、どうしたらいいか、相談に乗って下さい』
そんな……
「……な」
何なんだ? そのベタかつ痛々しい展開って。
よろりと、軽くよろめきながら、佳織の微かに赤く、恥らっている表情にショックを受ける。
そう、ショックだった。本気で。
何がこんなに私を揺さぶるのか、想像以上に、滅茶苦茶に、痛いぐらい、ショックだったのだ……
ふざけるのすら、ただ痛いぐらい。
本気で、痛々しくて、ベタな展開だって、何かを呪いたくなる。
「そ、そっか。好きな人ね。……わ、わはは」
「……は、はい」
じっと私の顔を見てくる佳織は、私のアドバイスを期待しているのだろうけど、私の頭は真っ白でガーンガーンとうるさくて、笑いながらどうにも、本当に自分は笑っているのか自信すらもてなくなっている。
鼓動が痛くて、心臓に太くて長い、針でも刺されてしまったみたいだ。
「……どういう、奴なんだ?」
軽く、気づかれない様に深呼吸をして、ワハハって佳織に首を傾げて尋ねる。
鼓動の音が、ドキドキではなく、ジクジクと鳴っているみたいな、広がる痛み。
本当に、私の頭は弱いようだと、清澄の中堅の言葉を何となく思い出して、苦笑しそうになる。
「佳織の好きな奴って、私も知ってる奴なのか?」
こうなって。
佳織の相談を受けて、佳織に好きな誰かがいると知って、そうやって、すでに出来上がった手遅れの瞬間に。
佳織の、存在の大きさに気づくなんてなぁ……
「智美ちゃん……」
「ほらほら、教えろよな?」
ワハハって、笑うしかない。
応援、とか、気の利いたアドバイスとか、ごめん無理。
でも、邪魔はしないからさ。それは、それすら私はすべきじゃないから。
せめて見守りたいと、痛みを無視して思う。
「……智美ちゃん!」
もう一度、佳織が私を呼ぶ。
気づいたら、私の視線は佳織を避けて、全然別の方向を見て、傍目には全然やる気を感じない姿勢だった。
佳織の顔を真正面から見ることすら、今の私には痛みしか産まないようで、やれやれといつもみたいに笑う。
改めて姿勢を正して、佳織の顔を見つめる。
見つめようと、した。
「ごめんなさい……!」
視界が途切れて、鼻腔に嗅ぎ慣れた香りが広がり、背中に頭に見知った手が触れている。
私は、抱きしめられていた。
「ごめん、なさい……」
「……ワハハ、どうした佳織?」
驚いて、それ以上に、身体から力が抜ける。
離れる事も、ふざける事も、どれもこれも、力が足りなくて。
ただ大人しく、突然に私を抱きしめる佳織に捕まるしかなかった。
「ごめ、ごめんなさい。だから、……ごめんなさいっ」
「…………」
泣き声交じりの謝罪に目を細めて、結局閉じて、佳織の頭を撫でる。出来る限り心を込めて撫でる。
「違う、の……、私、智美ちゃんに、そ、そんな顔をさせたい訳じゃなくて、あんな風に、笑って欲しくないのっ、ただ、私」
「落ち着け佳織、ほら、聞いてるから」
「……智美ちゃんの、気持ち、知りたかっただけ、だったの」
痛みを感じるぐらい、強く佳織が私を抱きしめる。
身長差が歴然としているから、こういう風になるのは当然だけど、佳織がらしくないぐらい力を込めるから、ところどころが痛み出す。
だけど、ジクジクとした心臓の痛みが控えて、ドキドキとドクドクと、別の新しい、優しい痛みを生み出すから、
まあ、いいかと思った。
佳織をそっと抱き返して、何だか、キスをしたくなった。
翌日。
あれから、泣く佳織を何とか宥めて、久しぶりに手を繋ぎながら一緒に帰った。
手を繋いだら、昔みたいに花開く様に笑うから、変わらない笑顔に、ドキッとしてしまう。
暫く無言で歩いて、どうにもこのうるさい心臓の音が佳織に聞こえやしないかとずっと不安だった。
そして無事に送り届けて、軽くメールのやり取りをして、その日は終わったのだ。
だから今日、佳織に何て言おうかと、ちょっとらしくなくドキドキと緊張しながら放課後の部室に行くと、佳織以外の皆に、それはそれは冷気すら感じる白い目で見られたのだ。
「……ワハ?」
あまりに異常な空気に固まる。
そうしたらユミちんが何ともいえない、怒りとか哀れみとか交えた複雑な目で私を見て、静かに近寄ってきた。
「……蒲原」
「え? 何? どうしたの一体?」
「……部長」
「うわ、モモ? え?」
「……先輩」
「あ、あれ? や、やだなぁ、むっきーまで怖い顔」
焦って、チラリと佳織を見ると、佳織は困った顔でオロオロしていた。
眼鏡越しに見える瞳は、不安と羞恥に一杯だ。
「昨日の事は知っている」
「――え?」
「部長。見損ないました。先輩並みのへたれっぷりに、呆れました」
「――ちょ」
「妹尾から、相談を受けていたので知っています。それ故に、先輩に言いたい事があります。山ほど」
「――はい?」
いや、何事?
「妹尾にあそこまで言わせておいて、お前は何をしているんだ?」
「ちょ、ど、どういう事?」
「昨日、私と先輩は屋上にいたんっすよ。それで全部見てましたけど、何ですかアレは! 先輩も告白してくれるのに時間がかかりましたけど、部長も先輩並にじれったくて酷いっす!」
「も、モモ。さりげなくユミちんに不満をぶつけてるだろ? あと、見てたのかっ?! いたのかっ?!」
「先輩、煮え切らないにも程があります。結局、先輩は妹尾に何も返していません。妹尾も、自分に魅力がないと卑下して、落ち込んでいます」
「――――え?」
睦月の言葉に驚いて、慌てて佳織に近寄ると、佳織は赤い顔で俯いていた。
だけど、チラチラと、どこか怯えながらも私の様子を伺っていて、罪悪感がじわりと蘇る。
「…………あー」
参った。降参だった。
照れ隠しに軽く頬をかいて、しょうがないと、できればもっと後にしたかったけどと、腹をくくった。
「佳織」
「は、はい!」
「あげる」
ぎゅっと押し付けて渡したのは、古いおもちゃの指輪。
ある昔。あるませたガキが、ある好きな少女との偽りの結婚式に使った、捨てるに捨てられない、思い出のおもちゃ。
「……い、いつか、本物もやる」
呆然としている佳織に、耳元でそう囁いて、驚いて顔を上げるその表情に微笑んで。
割と、私が微笑むって、レアなんだぞ? って馬鹿な事も囁いて、そっと離れる。
でも、また近づいて、チュッ、って、その頬に口付けた。
「ど、どうだー! これでユミちん並とは言わせない!」
「失礼な奴だな! そして、蒲原、そこで口付けまでいかなかったお前はやはり私並だ!」
「先輩、よく分かってるっす! でもそんな先輩が大好きっす!」
「……う、うむ。さ、流石です蒲原先輩」
怒るユミちん。惚気るモモ。照れてしまったむっきー。
「……この、お節介共め」
両手を万歳にして怒る様にしながら、でも、私はその場を動けない。
私の腰に抱きつく、必死に抱きついて、ちらりと見える耳まで赤い、佳織を振りほどける訳がないから、私はふざけながらも微動だにしない。
結局、赤い顔で笑いながら、佳織に捕まるしかないのだ。
あれから、更に後日の話。
「さ、智美ちゃん……」
「あい」
「……相談に、の、乗って、くれますか?」
「あいあい」
「……ど、どうしたら、智美ちゃんは、私をデートに誘ってくれますか……?」
「…………」
恋人の可愛い相談に、私はほぼ毎日。
ドキドキしっぱなしだった。
「……じゃあ、佳織からチューすれば、誘うと思うかな」
「……は、はい!」
照れてるくせに、どこか嬉しそうに、佳織は笑う。
だから、まあ。
私たちは、幸せだった。
初デートは、プールにでも誘おうと思う。
おわり
以上です。
ちなみに、『更に後日の会話』は部室でやってます。
以下、蛇足のおまけ。
「先輩、先輩、私も相談事があるっす!」
「モモ?」
「……どうしたら、先輩からキス、してくれるっすか?」
「――――?!」
「……先輩」
「も、モモ……わ、私は」
「……って、あのー。先輩たち、そういうのは他所でしてくれませんか? っていうか、麻雀打ちながらとか、真面目に止めて下さい」
以上です。
むっきーが実は、敦賀一の苦労人だと思います。
むっきー地味とか言われてるけど咲の中でみはるんと一緒くらい普通の人だと思う
むしろこの二人が咲の中の良心と言ってもいいとおもう
かおりん小悪魔だなwこの組み合わせ好きだな〜むっきーは胃薬飲んでそう
??「桃色空間全開のカップルに囲まれて、あまりに肩身が狭すぎる…」
カマボコの「あいあい」がかわいすぐるw
むっきーは本当に苦労人だな…
それでもむっきーとみはるんが大好きです
ワハハのワハがツボったw
キャプテンが最終回までに池田か部長か決着をつけてくれればいいなぁ
池田も池田で漫画最新号は池コーフラグ
キャプ池はほんとフラフラやで!
>>582 GJ!このカップリングが
好きすぎてもうどうしよう
…オッペケテンムッキー!
ああやっぱり原作だとキャプテンは真っ先に池田の元に駆けつけるのね。
池田は池田でかっこよかった。
池田は猫のくせにキャプテンリードする気満々なタチっ気漂わせてるのが良い
お近くの書店に最新巻が売ってないぜこんちくしょう
池キャプは見てて微笑ましい気持ちになる
衣が咲を自宅に呼んだときを想像するとわむ
誰かにやって貰ってた髪を梳かすのを自分でやったり
服を選んでみたり、時間までに何度も時計見に行ったりするんだろうか
刹那の中にある幸せを感じるために長期的な自己実現に価値を見出すような感じで
俺がガンダムだ。
唐突にかじゅ×タコスという組み合わせが頭をよぎった
…疲れてんのかな俺…
何故にその2人
井上に首輪繋がれて飼われてる優希なら
エサ飼い主に食べられるのか
なんで突然ガンダムなのか悩んだが、刹那だからかw
しかし原作でもアニメでも透一の描写薄いなぁ
大会に絡んだストーリー性があるわけでもないから仕方ないがもっと透一を!
兄貴×京の字なら妄想したことがある。
いや掘られるんで板違いですが。
アニキはタコス弄りに定評があるから妄想は余裕だな
それにしてもプールでのアニキの大胸筋にはシビれたぜ
意外とスタイル良いよな
キャプテン×タコスの組み合わせが前から脳裏によぎる
>>592 お前はよくわかってるほんとよくわかってる
どうでもいいが漫画の池田ジャミラふいたw
アレは華菜ちゃんのピンチを救う為に現れた「華奈」という新キャラ。
ジャミラ池田にうろたえるキャプテンもなんか新鮮だった(笑)
池「リーチせずにはいられないな!」
咲「ロン」
>>611 大将戦的に考えてロンするのはかじゅセンパイが自然
「(そのジャミラを)見逃すほどの余裕もないのでな…」
こっから怒涛の百合ラッシュだろ原作は
立たんには今まで溜めてた分を吐き出してもらうよ
百合で三角関係、あるいは3Pというのはありなのだろうか?
門外漢によると百合好きは、ドロドロとかくっつくまでの過程をめんどく感じるとか
言うが実際そうなのかな?
食べ物は栄養にさえなればいいってブドウ糖の点滴で満足しちゃうクチかい?
できれば美味しく食べたいというのは誰しも持っている感情じゃないかな
それが激辛料理や珍味となれば好む人は限られるかもしれんがね
ドロドロでぐちゃぐちゃの三角関係とヌルヌルでぐちょぐちょの3Pは
似ているようで全く違うものだと思う
三角関係は良いけど3Pはないわ。エロ脳すぎる
個人的には咲和衣ならいけそうな気がする
いや和はないわ
hrmrさんが咲と他の誰かが抱き合ってるとこみるなんて、耐えられるとおもえん
>>617 少女セクトが三人同棲エンドでしたんでつい、3Pまでは描写なかったですが。
>>619 咲和衣の3P同人誌ならだいぶ前にあった気が。確かsukiとか。
自分の萎えは誰かの萌えって言うだろ
過剰に否定すんなよ
この場で初SSを書いてみる。スレの流れは読んでいない。
龍門渕で20話清澄パロ(?)
歩「あ、あの、本当に私も泳ぐんですか?」
純「それ」ドンッ
歩「わぁっ?!」
ドッバーン
歩「うっぷ、い、井上先輩何するんですかぁ!ビックリしましたよぉ」
純「遠慮してないでさっさと泳ごうぜ。
んじゃどっちが先に向こう岸まで着けるか勝負だ。
よーいドン!」
歩「あぁちょっと!もう待ってくださいよぉぉ」
衣「純達楽しそうだな」
智紀「・・・(コク」
衣「智紀は泳がないのか?」
智紀「・・・観察」
衣「あぁあっちか・・・」
透華「べ、べ、別に私は泳がなくても結構ですのよ??」
一 「ほら透華ここ凄く浅いよ。大丈夫だから。」
透華「だ、大丈夫とか大丈夫じゃないとか
そういう問題ではありませんでしてよ?
私はその、決して泳げないという訳ではなくただ庶民tッ」
一 「はいはいほら」グイッ
透華「!!!ちょっちょっとはじめ?!ひゃあッ!」
〜〜〜・・・・
透華「つ、つきましたわ?!!」
一 「うん。浅いからね・・・もう腕放しても大丈夫だよ?」
透華「!!!///え、ええ分かっていますわ!!」
一 「・・・透華?」
透華「ううぅ・・・も、もう少しだけいいかしら?」
一 「・・・うん。(これは先ず顔を水につけるところから始めないとね)」
Fin
20話の咲様が泳げなくて原村さん歓喜な展開になったのを
じゃあ同じカナヅチの透華がやったらどうなるんだろう
と思って書いてみた。流石に国広君歓喜な展開には
ヘタレな透華には無理だったわwいやーこれが限界orz
もっと上手く書けるようになりたいわぁ。
じゃあカナヅチ疑惑のあるかじゅで
かじゅ「ちょ、ちょっと待て、あっちは深いんじゃないのか」
モモ「ちゃんと私に捕まってれば大丈夫っすよ」
かじゅ「まっ…そんなにどんどん先に行くな!」(恥ずかしくて手しか握れない)
モモ「この辺から流れるプールだから、手だけじゃはぐれちゃうかもしれないっすよ?ほら、私の腕をぎゅーってしててください♪」
かじゅ「…ぅぅ」(観念してモモにしがみつく)
モモ大勝利
>>622のはじめちゃんほど清らかな子はなかなかいない
ありがとうございます。二度と書くな!とか言われたらどうしようかと^^;
そして何故か続きがうかんだので投下しようと思います。
テンションが可笑しい、透華一有りだと思うので苦手な方はスルーしてください
タイトルはスポーツランド龍門Ifで2からいきます
歩「あ゛〜!透華様と国広先輩がぁ!」
純「なんだ歩?あそこにまざりたいのか?」
歩「え?あ、私がまじってもよろしいのでしょうか?」
純「ん〜その方が面白いことになりそうだしな」
歩「面白いことって何がですか?」
純「いやいやなんでも」
歩「あ゛あ゛ぁ゛!な、なんかどんどん密着していってないですか?!
私もあそこにまじります!」
純「ちょいまち」ガシッ
歩「ふぇ!あ、あの私もあそこに・・・」
純「いーやダメだ、ここは退避だ」
歩「えぇ?さっきと言っていること違うじゃないですか!?」
純「智紀!」
智紀「(コク」ポチッ
ガゴンッ
歩「うわぁ!何ですかこれは?!」
衣「壁だ(向こうが覗ける)」
純「あぁ壁だな(向こうが見える)」
歩「いやそうじゃなくてなんでこんな仕掛けがプールに有るんですか?!」
純「なんでって言われてもなぁ?」
衣「透華ん家のプールだからな」
智紀「(コク」
純「おぉ妙に納得できるな」
歩「いや意味が分かりません!!って、言っている間にもぉ(涙」
純「智紀!」
智紀「了解」スチャッ
衣「どこからカメラを?!」
純「おっと子供は見ちゃいけねーぜ?」
衣「衣は子供じゃない!てゆーか衣が一番年上だぁ!」
純「んなちょっとの差無いに等しいって。そらダメだ」
衣「あぁこら目をふさぐなぁ!」
歩「ああぁ透華様がぁ!」
純「おっしゃ透華が転んだ!」
衣「何ぃー!?あの体勢からぁ?!」
智紀「シャッターチャンス」
純(おい!こらおまえら押すなって!)
カシャ
ドバーン!!
ガシャン!!ドガドガドガ
・・・・
透華「ぷはっゲホゲホゲホ///こ、衣?!純?!智紀?!歩?!
あなた達そこで何をしていましたの!?
てゆうかその手に持っているカメラは何なんですの!?」
咲「あのー、こっちで大きな音がしましたけど大丈夫ですか?」
まこ「あんたら何しとるんじゃ?」
純「お、俺たちはただ準備体操をしていただけなんだ!な?」
衣「そ、そうだぞ!決して透華と国広のチューを盗み見していたわけではないぞ!」
純「おまっバカ」
「「「「「「チ、チュー!!!??」」」」」」
部長「あらあら」
和「こ、こんな公共の場所で・・・」
タコス「おませさんだじぇ!」
一「いやいや別にそんなつもりじゃ・・・」(半分水の中)
咲「そうかな?昔よくお姉ちゃんにしてもらったけど」
和「み、宮永さん?!」
まこ「それはちがうチューだと思うがのー」
部長「そうね」
和「あ、そ、そ、そうですよね!?」
純「あ、ちゃんと撮れたか?」
智紀「バッチリ」スチャッ
「「「「えーなになに見るー」」」」
ワイワイガヤガヤ
一「ん?透華?」
透華「う、うぅうぅぅ///////////////」
プ、プシューーーーーーーーーーーーッ!!
ボン!!
一「と、透華ぁ!!?」
ひゅーんドバーン!!
歩「うぅ透華さまぁ」
Fin
以上ですが多分これまだ続きます(え
投下してから気付いたのですが間は多めにあけたほうが良いんですね
次から気をつけます。透華一と書いたのに
実際は脳内補完していただくというとんでもない物でしたが
次は大丈夫です・・・多分
>>629 ハチャメチャ具合は伝わる。こういう雰囲気大好きだ
GJ!
咲和衣たまんねえな
……→衣→和→咲→衣→和→咲→…
突発かじゅモモSS
時間軸は県予選決勝前夜。アニメでちょこっと映ったやつの捏造
緊張してあまり眠れなかった。明日の戦いもあるが、それよりも先ほどの事が脳裏に蘇り、ひとり赤面してしまう。
−数時間前−
家から少し離れている公園のすぐそばの、町を一望できる場所。
なかなか寝付けず、散歩がてら歩いていたらいつの間にかそこまで来ていて。そしたら偶然ひとりで町を眺めている先輩を見かけた。
少しだけ歩み寄ってみる。
「明日の相手は強い。多分我々鶴賀は苦戦するだろう。
いや、心配するな…諦めてるわけじゃない。もしも前半で、接戦を維持して後半に持ち込めれば……」
不意に先輩は振り返り、しっかりこっちを見て話しかけてきた。
「明日の勝負は、副将大将戦だ」
「先輩…」
「こんな時間にどうした?」
もう日は落ちていて周りは暗いというのに、先輩は私の事が見えているみたいだ。…すごく嬉しい。
「眠る気分になれなくて…ちょっと散歩っす」
「そうか。…明日は、頼んだぞ」
「はい!」
「帰ったら早めに寝ろよ?」
「先輩こそ、こんな時間まで外にいたくせに」
「……モモ」
「はい?」
ちゃんと、君を見てるから。
「−−−−……!!」
そう言って私の片手を取り、ぎゅっと握ってくれる。
先輩、それ殺し文句っすよ?
血液が顔に集中するのが分かる。多分今、すっごく赤くなっているんだろうなぁ…。
先輩の手に、もう片方の自分の手を添える。
「先輩…、私、絶対勝ちます!絶対に全国へ行くっすよ!」
「ハハッ、頼もしいな」
だってそれが私から先輩への、唯一の恩返しっすから。
こんな自分に価値を見いだしてくれた、初めての人っすから。
だから明日も、この"能力"をフルに使って、大将のあなたに、大切なあなたに繋ぎます。そのために、頑張るっす!
「……なぁ、モモ」
「何っすか?」
珍しく先輩が気恥ずかしそうに口ごもる。そんな先輩も愛しいと思ってしまう自分は末期なのだろうか。
「まぁ、なんだ…その……明日の試合の休憩時間、必ず行くから。だからモモ、お前も…私の試合の休憩時間、来てくれないか?」
「休憩時間っすか?」
「ああ。モモの笑顔を見ることができれば、声を聞くことができれば、どれだけ点差をつけられていても立ち直れる気がするんだ」
「そ…っ、そんな…大げさっすょ……」
また、赤くなった。語尾が小さくなっていくのが自分でも分かる。こんな状態で帰って寝れるかなぁなんて冷静に頭の片隅で考える。
先輩はすごい人だ。私の中で常識だったことを次々と覆していく。
先輩が私を求めてくれた日から今に至るまで、初めてのことだらけ。誰かと一緒に出掛けるのも、誰かをこんなに好きになるのも、他にもいっぱい。
「……さ、そろそろ帰らないと、明日に響くぞ」
「あっ先輩!」
「ん?」
特に話す内容もないのに呼び止めてしまった。
「どうかしたか?」
目の前に端正な先輩の顔。思わず見惚れてしまう。
そうしていると先輩の声が段々遠くに聞こえる。その分、自分の鼓動がやたら煩く思えた。
−体は無意識に動いていた。
「……っ」
漸く触れられた場所。
先輩の方が私より背が高いから、ちょっとだけ背伸びして。
そっと触れるだけの接吻け。唇を離すと、驚いた顔の先輩。我に返ったのは事が終わったあとだった。
「っ……先輩………」
「…………」
何も、喋らない。
先輩に嫌われてしまったのではという焦燥と後悔の念だけが胸の内を取り巻く。
このままここに居たら泣いてしまいそう…。
居たたまれなくなり、卑怯だと分かっていても先輩に背を向け走り去ろうとする。でも、それは叶わなかった。
私の肩を掴んで向き直させる先輩。
近づく先輩の顔。自然に目を瞑る。
「……っん…」
今度は、先輩から。
「っ、は、…ん……」
強張った私の体と心を融かすように繰り返される優しいキス。
知らないうちに私は先輩の背中に両手を回していた。
名残惜しくも離れ、お互い無言で見つめ合う。今なら、言える気がしたから。
「モモ、私は「先輩。大好きっす」
先輩の言葉を遮って、私の心からの気持ちを繕いの無い笑顔を以て伝える。…不思議なことに緊張はしなかった。
「明日の戦いが終わったら……」
「モモ……?」
「お先に失礼します」
ステルスモードに入り、先の言葉を濁して誤魔化した。
それから逃げるように背を向けて、先輩を残したまま足早に家に帰ってしまった。
「…。先を越されてしまったな……」
******
ベッドに寝転がり、まだ微かに熱が残る唇にそっと指を這わせる。
先輩はどうしてあんなことをしたんすか?
先輩も同じ気持ちでいてくれてるんすかね?
自惚れちゃっても、いいんすかね。
(今度はちゃんとした言葉で伝えよう…)
『明日の戦いが終わったら…答え、聞かせてくださいね?』
完
以上。ボキャ貧ですみませそ_| ̄|○
アニメ見返してたら妄想が捗る捗る…
637 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/23(日) 22:20:52 ID:SAl1TyVn
初書き込みさせていただきます。
書き方におかしいところがあったらスイマセン。
>>632 とても綺麗な文章で、見ていてとてもほんわかとした気持ちになりました。
テスト
部長キャプ分多かったなあ今回
よすよす
部キャプいらねっす
毎回が神回にみえるな〜。和咲分はあんまなかったけどな〜!
思い出してもらえてよかったねキャプテン;;
団体戦で会った時に目を開けておけばよかったんじゃ…なんて言わないぜ
なんつー部キャプ無双
今まではキャプテン→部長の片思い、そのキャプテンが今回で吹っ切ったかに見えたとたん
部長→キャプテンに火が付くとはどこまで翻弄してくれるのか。
そこで言おう、もっともっと!!
個人的に部キャプとかじゅももは妄想が膨らみまくって頭の中がやばいことになる
愛知組だからまだ見てないが部長思い出したのか…
いろいろ妄想できそうでなにより
ともきーとーか妄想が止まらん
本戦でお嬢様がともきーをぶっ潰してフフンと胸張った後
ふわりと柔らかい笑顔浮かべて後は私に任せなさいと言って決勝の舞台に向かったりすればいい
とーかは本戦残ってないっぽいよ
30じゃ4で割れないしまだ可能性はあると信じてるよ
おいいつもの池田厨、キャプテンは部長のことしか頭にないみたいだぞwww
アニメでは部長キャプだけど原作では池キャプだし問題ない
何時ものこの子はこの煽りをするためだけにこんな時間まで起きてたんだろうか
単純に原作から百合分増えたから部キャプも目立ったけど池キャプとて百合分上がってるじぇ
CPの可能性が大きく広がったってだけでありがたい限り。
とりあえず個人の部長対キャプテンは終わったがかじゅ対モモとかもあるのかな?
モモのステルスはかじゅには効かないと思うからどうなるか。
遅いにも程があるが、さっき先週の録画分を見終わったんでかじゅモモ妄想
かじゅとモモの出会いってか部室に引っ張ってたとこだと思われるシーンがあったが、
屋上のことがあったからどうしても
『個人戦が終わったら結婚することになったから!』という報告シーンに思えてしまうw
まだほんの冗談のつもりだったんで途惑いつつも嬉しいモモと、勢い込んで突っ走ってしまうかじゅ、とかな
うん、もう寝るわ
部キャプよりはキャプ池かな。それ以上にコー池が好きだが・・・
原作はフラグ管理されて鉄板とその他でコントラストできてるけど
アニメではその隙間にまで百合分が入ってきてるからな
657 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 06:33:51 ID:EZV4XKND
俺はやっぱ池キャプ
コーチも部長も正直ビジュアルがあまり…
だから嫌なんだよなぁ
キャプテンの吹っ切れに期待
まあもし部長とのカプを強化した形で終了したら失望だな
アニメ版の糞キャプテンはキャプテンじゃないと見なす
部キャプ好きなんで部長思い出してくれて良かったw 爽やかなフラグ回収っぷり
国広君のフォローにも毎回泣ける。とーか愛されてるなぁ
咲和とかじゅももは来週分に期待。新キャラ投入も次回か。っていうか休みだっけ
部キャプ強化されすぎワロタw
これは部まこ、キャプ池派は涙目だなw
マイナー地味カプとして日陰で生きていくしかないw
ここのスレなら2人くらいは釣れるんぢゃないかぇ??
まあ煽りはともかくとしてもアニメであそこまでやられちゃうと
部まこも池キャプも二次創作はこの先少なくなるだろうな
俺もSSの書き方を勉強するべきか
別に書きたい人は書くだろ
アニメで影響ぐらいで好きなカプ変わるわけでもなし
>>663も普通の煽り
ていうかここでは部キャプ二次は池キャプ派と部キャプ派の叩きあいが激化してから全然投下されなくなった
池キャプは元から少ない
それより双方の潰しあいにより平和なかじゅももが安定的に量産しているのが目立つ
同人では池キャプと部キャプは同じくらい
かじゅももは二つのカプより少し多い感じ
十年以上百合オタやってるけどああいう展開でこれまで通り投下されるって事はまずないね
むろん無くなりはしないけど、これまでのどっちでもいいって中間層が流れるから
のどっちでもいい
流石GONZO
部キャプ派だけどアニメの最新話見ても普通の会話としか思えなかった俺はまだまだだな
思い出してもらってよかったねキャプテン
最初は吹っ切れ違う道エンドかと思ったけどまぁよかったよかった
まぁ原作がアニメ通りになるってのはほぼ確実に無いだろうし池田も部長も好きな俺はアニメで部キャプ分補給できるから今回はナイスな展開だ
そして一ちゃんはいつもいつも可愛いねぇ…
昨夜の話を見直していて気づいたんだが、
途中の成績に
池田華奈 風越女子
という人がいたんだが、風越には池田が2人いたのか
それは本当に池田かな?なんつって
吹いた
今思ったんだけど薄荷屋さんの
咲キャラってみんな同じ顔だな 同人にはこういうのありがちか
しかしぬいねこが可愛い
欲しすぎる
とーかとかおりん対決、面白可愛かった…ともきーのプチ復讐にも笑ったw
次までの二週間が長すぎる
あれ?来週って休みなのか
かなめもは30分遅れで放送されるけど・・・
テロップが見当たらなかったような・・・
しかしアニメのほうは
話が進んでるな
まぁ恐らく、漫画とアニメ、話の展開は変えているだろうな
すでに載せられた分は別にいいとして
もう決着がついた箇所や、その後の展開なんかは、変えているに違いない
ヤンガン買ってないけど・・・
逆ネタバレはごめんだからな
爽やかだった照おねーちゃんか病んだ理由が段々わかってきた
のどっちは愛しきれるかな
「あなたと会って、もう一度話したかった」が百歩譲ってセーフだとしても
「あなたの声が、もう一度聞きたかった」は色々とアウトだよな
部キャプいいなあ
というかアニメの改悪点でしょ
部キャプは
池キャプ派はちょっと言い方考えよう。
原作では一カ所しかない接点を拡大解釈して原作無視の流れを作ってるんだから改悪以外の何ものでもないよん
まあ原作とアニメは全くの別物で原作者が関与してないからしょうがないんだけど
さりげにむっきーが可愛かったww
オリキャラのポニテ萌えww
あとなにがあってもドムはしゃべらんのねww
あえて部キャプには触れない方向で。
>>683 ノータッチとかとうとう妄想の世界に逃げ出し始めたかwww
カットされたエピソード再利用とか監督と打ち合わせしてるとか情報出てるのにそれはないわwww
別物って事にしたいんだろうけど無理ですから!
部キャプって不人気キャラの部長が人気のあるキャプテンにすがりついてるようにしかみえん
不人気キャラ同士部長はワカメといちゃついてればいいのに
なんかほんとバカがいるね
カプの幅広がると考えりゃいいのにw
つか、次の号で原作にコ−チ池田きたらどうするんだw?
普通に次回でコーチが池田を称えるでしょ
散々複線張ってるんだから
どうせ内容が不満だったら暴れるくせにw
ああ、こいつもバカなのか
部長ヲタさんはマコを愛してあげてください
さすれば全てまるくおさまるっしょ
>>691 執拗に文句言い続けるお前みたいなクズ似言われる筋居合いねえよw
気持ち悪い
アニメの改悪・制作陣の暴走を批判するのは当然
それにケチ付けるだけのバカはお引き取りを
荒れる発端はいつもアンチ部キャプの心ない一言なんだよね
ハイハイマタカの精神を持とう
>>694 アニメのオイジナルを脊髄反射で、改悪・制作陣の暴走とケチ付けるだけのバカもお引き取りをw
原作無視の展開は改悪暴走以外の何ものでもない
荒れる発端はアニメの改悪
>>697 なら、万が一アニメの設定が原作に取り込まれたら原作叩くんだよな、当然w?
作者が文句言ってない以上、読者にケチつけられる筋合いはない
醜い流れだな
百合は迫害されやすいだけあって、
他人を尊重出来るというか他カプ叩きは余りやらない人種だと思ってたが…
>>699 分かってない馬鹿のせいで百合厨ってレッテル貼られるんだよな
迷惑な話だ
暴れてるのは一人ぐらいだから、さっさとNGID突っ込めばOK。
専ブラ入れてない人は入れましょう。
原作無視の展開が批判されているだけ
百合厨っていうのは原作無視の展開を喜ぶような脳みそのない人間
むしろアニメは百合を強くさせすぎたって感じたな
原作くらいが丁度良い
>>703 いいや、お前みたいに展開が気に食わないからって文句言うキチガイのことだよw
全体的に媚びすぎだよね
それで原作無視の展開とかも平気でやるから始末に負えない
まぁ部キャプ好きの俺は大勝利なんだけれども
原作が部キャプになったらさぞかし発狂するんだろうなあw
アニメ良かったなぁ…次回はモモの独壇場っぽいから楽しみ。かじゅももコイヨー!
鶴賀の安定感最高や!
かじゅモモで対戦してほしいな
ステルス通用しない描写だけで見せ場作れそう
でも一ちゃんの微妙な安定感は異常だよな
団体戦でもそうだったけど
キャプテンのカップリングはどっちでもいい派だけど、
今回はやたら出るリーチ一発、文堂さんより弱くなった透華、京ちゃんに優しい原村さん等、変なところが多かった気がする。
原作者の目が行き届いてるかどうかは微妙。
夏ですね
>>713 >京ちゃんに優しい原村さん等
いやあそこは全員が慰めるシーンだからw
原村さんは京をガン無視してるというわけでもないし、敵視してるわけでもないから、そこは変でもないだろう。
原村さんは衣にも優しかったし、基本的に人当たりがいいんだよ。意識してる相手には厳しくなるみたいだがw
っつーか部長が不人気とか言ってる奴は
馬鹿なの?死ぬの?
正直好きじゃない
部長は普通に人気あるだろ
大将戦のとき大人しかった部長ヲタがやっぱり調子のってるw
でもひとつ言わせてもらうとキャプテンヲタは部長というウンコを
マコになすりつけるのはやめろ
マコ好きな奴にも部長嫌いはいる
なんつーかあの態度がムカつく
まあアニメ監督的に主人公は部長だからw
部長アンチ涙目だな
お前が部長アンチだということはわかる
明らかに1人2人が自演で暴れてるだけだな。
荒らしお疲れさまですっ
以下いつもどおりの雑談↓
アンチなわけないだろ
部長が一番好きだし
なんだろうこのお祭り騒ぎ
アニメ放送がイベント、その高揚感が一人抜けない行事後の小学生みたい
関係ないけど、小さい国広くんが
「とーか、とーか」いいながら透華に抱きついて、
それを国広くんが少し遠くで穏やかな瞳で見つめているところを夢想した
727 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 15:26:07 ID:+VgPLVHE BE:1539792948-2BP(2)
暴れているのは女オタク
カップリングに異常に拘るのは女だけ
今みた。部キャプ良かったけど咲和がないと物足りない
来週に期待
>>726 どういうことだ。2人の子供か、子供なのか
今回透華を一生懸命フォローする一がかわいすぎると思うよ
はじめちゃんはいつも手厚くフォローするよね
透華はおだてた方が伸びる、ということを知り尽してるんだな
二人は何時結婚するの?もういい加減待てないんだけど・・・
あと次回原作で有りそうなコーチ池田に大期待wkdk
きっともう結婚してるんだ……そうに違いない
具体的には、はじめがとーかの所に来たときから……
部長ってアンチ多いな
原作通りアニメも池キャプ、部長メガネにしとけばここまで荒れなかったのに
DVD見返すと、初期のどっち新鮮だね
2話から3話までの一週間咲を意識してずっとツンツンしてたのかと思うと萌える
>>734 よく言われるけど、部まこは部キャプと一緒でアニメでの増量だぞ
相変わらず荒らし耐性ないスレですねっと
>>745 宮永さん好き好き状態の今も悪くはないんだけど
好意も持ってるんだけどそれを表にだせないって方が俺は萌える
l: : : : : :.l: : : : l: : l: :|.l: : |l : : .l: : l: : l: : l: : i
. |: : : : : :.|: : : : |: : |: :.|l: : |.l: : :.l: : l: : l: :.l : |
|: : :l : : :|: : : : :|,.ィ|ー:|ヤ'|'.|: :/ト/|.,/|: :.l : :.l
| l: :l: : : |: : : ´|l: ||ハ :ll_l l/ ,l/ l/ ゙ト:/i : /
|:l: :l: : : |.: : : :| ` ` ィ:;;;;:t、l/.l/
|l: :l: : l: |.: : : :|,r==ニ、 i illliC l :|
|: :.l: :.l: :|.: : : :| ヤl汐 !: :|
|: : l: : l: :.| : : : | ' l: : | /)/) ,、 仲良く、仲良く
|: : l: : :l: : |.: : : :| ヤ−ソ ノ:l: :.| /イ/ノ, '/,
. |: : l: : :.l: : |.: : : :|ヽ 、 ~´ /l : l: : | l ll l/.//ノ
|: : l: : : :l: : |: : :l | `ゝー イ´:l: : l: :l: : | l/´i .l l//
|: : :|_≠〆 |: : :l: | |ヘ‐ニ_l: : l: l: : l |l l .|
lイ ̄ |/: :l |、_ ` _ヽ  ̄ー:_イ | ヽ l
/ヽヽ |:ノイ \ ` ´ :i /ヽ、l ` ノ
>>739 咲の方はわりと最初から原村さん原村さん状態だったけどね
なんというか咲は原村さん原村さんでもいいんだけど
原村さん当人はもっと煮詰まって欲しいというか
743 :
名無しさん@秘密の花園:2009/08/24(月) 17:41:19 ID:K4msnBOw
ちょっとだまれ
ここは戦うためのスレではないのに?
部キャップ好きな人は考えしないの?小学生なの?気持ち悪いから
もういい加減にしてこの馬鹿たち
日本語でおk
流れは全体としては、特に部キャプ側が特にたたいてるわけでは。
むしろどの組み合わせが好きな人も全て受け入れるのが正しい
そして他の組み合わせを叩かなければおk
>>742 煮詰まるとはまた違うかもしれんが、和は今いい具合にムラムラ(パッとしない咲を見て)してそうだから
咲に活入れる場面に期待
ムラムラがハラムラに見えて、活入れるが舌入れるに見えた俺は末期かもしれない。
とりあえず22、23辺りで和が咲に活を入れるのは確定なわけで
ただし団体のときから見るにボディタッチも確定済みっぽい
問題はどこを触るかだ
バストまで進展したんだよな……最後だ無理してみようか!
最初からずっと宮永さんが誘ってるのが悪いんだから問題ないですよねっ
まぁ当初から一とーか派の俺にはどうでも良い話題だわ
へこんだ透華に追い討ちかけるともきーと井上に吹いたw
もんぶちと鶴賀は仲良くて和む
それはそうと大将×上柿は需要はなさそうだな…
最近和×ロリ咲の電波を受信してるんだが、俺の国語力では文章にできないorz
誰か「咲がちっちゃくなっちゃった」的なSSを書いてくれ、いやお願いします本当に
お前は俺か…
これからイラストやSSなど部長キャプの二次創作が増えるな。
楽しみだ。
ロリ咲が可愛すぎてアイスあげたらアイス口からこぼすもんだからそれをhrmrさんが…
ふぅ
今日宮永さんのスレで咲×久フラグがどうのこうのという流れになってたんだけど
最新話で何かあったっけ?
>>759 試合終えた後、咲が心配そうに(?)モニター見てたくらいじゃね
>>757 夢の中や妄想なら何でもできると思うんだ
咲が家に原村さんを招いてアルバム見ながらお姉ちゃんLOVE話をして
嫉妬した和が私が宮永さんのお姉さんだったらどんなに可愛がるだろう(性的にも)・・・とか
「タコスを食べないとこの身体が維持できない」と話しているのを聞いて
(宮永さんにタコスを食べてもらったら優希のような幼女にだ〜い変身♪)止まらない妄想
なんて、そんなオカルトありえませんよね。フフフ。とかどーよ?
>>733 そうだったらいいなぁと信じてる・・・
>>734 いやそれでも部長ファンの方が多いと思ったけど
>>752 よう同志。地道に二人を最後まで応援して行こうぜ
透華一好き絶対数少ないみたいだし・・・
そうでもないとおもうなぁ…>透一好き少ない
俺も最初は透一から入ったし今でも応援してるしー
思い出してもらえて泣くほど嬉しかったのか>キャプテン
よかったでし
ところで、みはるんが思いのほか強かった件について。次期風越はみはるん×池田の2枚看板体制か?
10 池田 華菜 風越 2 +250 南
11 吉留 未春 風越 2 +245 南
>>734 アニメの展開に池キャプ派が暴れてるだけだろ。
アニメはほんと改悪しすぎだよね
キャプテンと部長は原作だとなにもないのに
ここは百合萌えスレ。
部長-キャプの百合成分強化はアニメGJな展開。
原作にない汚点
>>767 アニメは原作者が監修してるし、原作でも伏線はあるから、原作では「まだ」やってないだけかもね
>>769 だから、百合に萌えられないんなら、とっととこのスレから消えろよ。
一応言っておくと1年以上前の過去ログの時点(アニメ化前)で部キャプ派はすでにいるよ
あとID:em2KarEaはNG
アニメ改悪に関しては本スレで
アニメ化前は部キャプ言われてもピンとこなかったが、これはやばいなハマりそうだ
あの絶妙な距離感がいい
アニメでの改悪が原作に悪影響を及ぼす可能性もあるわけで徹底的に反して潰さないとね
部キャプ好きな人はそれで良いけどあまりにもそれが当たり前みたいに押しつけるのがいけないんだろうね
作者とアニメ製作会社とポニーキャニオンへの抗議の手紙はきちんと出しておきましょう
昔の名前で呼んでいるだけで部長キャプ妄想余裕でした
部長の前だと泣き虫母ちゃんじゃなく乙女になるとこなんかもうね良すぎる
それにしても今回もむっきーは苦労人で可愛かったなぁ
部長のタラシっぷりは神
あのタイミングで思い出すとかw
改悪キャプテンは昔から腐の心の中にいたよここの歴代スレの部キャプ小説ちら見してみ
全部キャプテンのキャラ崩壊させたやつばかりだから
一番ヤバイのが「久…」とかキャプテンが呼んでたやつ
半端ないキモさだった
>>778 ID変わるとやりにくいからコテかトリップつけてくれない?
>>782 いやしてないってば
資料や設定の提供はしてるけど監修はしてない
>>781 部まこ派やキャプ池派は見苦しいなwww
職人批判かよwww
このスレから出てってくれwww
原作見てれば、咲和・ももかじゅ・池キャプは鉄板だということがわかる
他カプも別にいいけど、まるで主流であるかのように押し付けるのはやめてくれ
さらにいえばここ最近部長ヲタのひどさが目につく
今週も楽しかった
でも百合少ねー
一とーかも鉄板だろ
アニメ最新話観たけどやっぱり部長×キャプテン萌えだ!
キャプテンが乙女すぎて悶えるし、部長がタラシすぎて痺れるW
スレの流れ見たけど、だれも押し付けてないって。
アニメ展開を褒める流れに噛み付いてきたのはむしろ池キャプ派の方じゃないの?
あと、原作も見てるけど、原作は基本的に百合成分は香り付け程度で、
どのカプもそれほどプッシュされてるわけではない。
こんな煽りあいばっかりしてて楽しいか?
もうすぐ夏休みも終わるし落ち着いてくれると信じたい
>>1 3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
3.苦手なシチュ等については、スルーやNG等でご自衛下さい。
コンプレックス源のオッドアイを部長が本心で綺麗と思っていることを知ったら、さらに感涙物でしょう
綺麗な人は悲しみの涙より、嬉し涙を流している方がいい
ところで、空気と話している人がいるけどそこに誰かいるの? (NGIDを使いましょう)
派閥超ウザい
個人が好きにやればいいじゃないか
咲和、桃果樹、一透、部まこ、キャ池…とか鉄板とか言ってCPを固定するのもよくない
部キャプSSが待ち遠しい。
思い出しイベントも別の展開だったらそれはそれでおいしいけど…
しかしルビーとサファイアの話はまだ聞いてないんだよね?
あれを回収するのかどうか気になる
ひとそれぞれだねえ
自分が萌えたカップリングこそ鉄板、でいいじゃない
アニメでの部キャプの問題点というのは
原作での過去の部長とのエピソードが現在のキャプテンを作り上げるのに
何ら影響を与えていないという点を無視してしまっていることにあるんだよね。
つまり風越のみんなを侮辱していることに等しい。
そういうキャラをおとしめる行為をしてまで百合でこびを売る制作者の態度が信じられない。
>>795 ルビーとサファイヤの真相は地雷じゃないか?
もし仮に、それがただのTVで見た雑学だった場合、3年間の思いがある以上、夢の壊れ方はハンパないかも ^^;
CPは無理矢理それを押しつけるのも叩くのも関心はしない
特に部キャプに関しては今のところアニメだけなんだから好きな人は押しつけないほうがいいよ
>>798 部長 「ごめんね、あなたが瞳の色の違いを気にしてた見たいだから、元気づけたかったの。
深い意味はなかったの」
キャプテン 「上埜さん・・・・(ジーン)」
こうですか?
上埜サーンとキャプテンの大人な雰囲気が良いとオモフ
だめだこいつら・・・はやくなんとかしないと・・・
>>800 それいいね GJ! w
23話であるだろう再戦が楽しみっす
部長のことだから何を言ってもタラシ言葉にしかならん
忘れがちだが今回はとーかを必死にフォローする一にも注目したい
アニメでの部キャプは原作を壊してしまっているから批判されるんだよね
原作レイプを喜ぶ人間って何なんだろう
部キャプは単独スレ立ててそっちでやった方がいいんじゃねーの
部キャプアンチじゃないけど、信者の主張がうざいし変な嵐は来るし・・・
部キャプ派の悪い所はとにかく他者も悪くいう所
池田とマコがこの被害者ね
しかもアニメ強化なのに池キャプはないとかほざく
どんな目してんだよ
なのにマコとの百合強化は無視なんだよなぁ
そうだね隔離スレでも建てましょうか
信者もアンチも別のスレに行ってください
>>787 今週の百合は少ない……だと……?
いったい787はどれほどの百合を望んでいるのだ……?
>>799 おwwwしwwwつwwwけwww
原作でも部キャプ要素あるだろjk
部長ヲタは不人気キャラのワカメと絡むより
人気のあるキャプテンと絡むほうが得と考えてるふしがある
ワカメと池田が可哀想だし利用されるキャプテンが不憫でならん
まぁ出来たらそっちのがいいけど。
アンチとかもここから部キャプの話題が消えれば望み通りだし落ち着く…のかなぁ。個人サイトにまでやるな!って言うような人種だしなぁ…。
…でも単独スレで生き残らせられるほど人数いるのか?
部キャプアンチの部キャプ好き=部長オタって考えがもうおかしい
部長もキャプテンも池田だって好きだっての
…と釣られてみる
今原作見返してるけど、部キャプてどのシーン??
まともにぶつからないでーあたりか??
>>816 実際そうじゃないの?もし部長だったら同じ学校で部活性化とか色々関わったマコとの絆のほうが名前も思い出せない相手より全然上でしょ
しかし部長ヲタは百合強化のマコとの関係喜ばねーなー
寄生されるほうは迷惑なんだけど
>>819 部キャプも部まこも好きだよ
つか百合好き以外はそもそも単体でしかキャラを見ないと思う
寄生とか何言ってんだww
赤IDばかりでこわいです><
原作の改悪だとか、原作レイプとか言ってんのはアニメ見なきゃいいだろ
つか百合の良いところはたいした絡みがなくてもカプが作れるとこだろ
鉄板?そんなもの百合には存在しません
>>815 百合スレは今まで何個か見てたけど大抵隔離しても意味が無い。
どこかのCP信者の振りをして他CPを煽ってその煽られたCP好きが反撃を〜
となってスレがどんどん過疎化して終わり。
結局隔離スレ立ててもまた別CPに難癖つけるからね。
気に入らないCPを批判してるのは全部NG突っ込んでおいていいと思う。
このスレは非公式だから空気頭×ピアスでも大将×めぐでもなんでも咲キャラの百合ならなんでもありだよ。
咲和以外は幻想
これで丸く治めろ
>>804 「いつもフォロー役の一ちゃん乙」だよね
とーか以外のメンバーもそれをしっかり見守っているを通り越して、楽しんでるふしもあるし
あのメンバーには普通の友達以上の絆を感じるよね
なんつーか
批判したり煽ったりするやつって
どう考えても百合好きじゃないだろ
上手く言葉に出来ないけど、「わざとらしい」
部キャプ派も池キャプ派も、毎回何気なくまこを侮辱してるのがなあ・・・
ワカメとかめがねとか不人気だとか
ビジュアルでしかキャラ見てないの?
さっさとスレから出てってほしい
>>824 悪いけど咲和こそ幻想だから・・・
正しくは和→咲→照なんで・・・
なあ、ワユ×イレースって何気に良くね?
本編で百合成分ほぼ皆無だから、ちょっとした会話でもすっごい萌えるんだけど…
>>822 流石にそれはないわ
別にカプをわざわざ否定しようとか思わないけど原作好きだからこそ俺は
原作の関係を尊重したい
そっちの姿勢を否定したりしないから押し付けないでくれ
そして荒らしにかまうなよ
>>828 同意
まこ好きな奴だっているのに・・・
アニメで和と衣が友達になったのは非常に喜ばしい
懐かしいなFE
>>774 むしろ逆だなぁ前は良いなと思ったけど今は何も感じない
>>835 そういえば衣って何気に色々妄想できるよね
和、咲、カツ丼、純、衣、一…
あの回は和から友達にと言ってくれたのがかなり良かった
何かと思ったらFEか w
部長マコが最初鉄板だと思ってたんだよ
アニメが進むにつれ部長ヲタが調子にのってキャプ寄生してくるのがウゼエだけ
個人戦部長と関わってほしくないといっていたキャプヲタの気持ちわかるわ
ここまでウゼエとは
マコの関係で楽しんでたら別になにもいわねーよ
客観的に見てかじゅももに近いだろ信頼しあってる感じだし
>>841 なんで池キャプを広めようとしないの?
SSとか書けばいいじゃん
それは部まこ押し付けというんじゃあ…部まこじゃなきゃヤダヤダって言ってるだけじゃない
分かってくれるやつがいるとは思わなかったww
最近蒼炎のやつをやりはじめてな…支援会話でテンションが上がってたところだったんだ
>>844 暁の女神もやるんだ、ヘザーさんがなかなかいいぞ
しかしここもこのまま廃れていきそうな勢いだなw
思うに、部キャプ派が池キャプ派にケンカ売ったり、
池キャプ派と部キャプ派にケンカ売ってる訳じゃないだろ
このスレで他カプ否定してんのは
特定のカプ房装ったただの嵐か百合アンチご出張様だって
夏で暇でしょうがないからオレらの反応見て楽しんでんだよ
というわけで、みんな仲良く百合に萌えようじゃないか
具体的には
ある日自室で、何かに異常に盛り上がる透華。
ノックしようとした状態で固まって動けないはじめ。
漏れ聞こえてきたのは……
「愛らしいですわ〜。愛らしさなら一よりも……いえ、そんなことより―――」
というはしゃぐ声
「透華……」
あまりのショックに黙って扉を開けてしまうはじめ。
そのはじめが見たものは、ソファーの上に立って透華にしがみついている
幼稚園児ぐらいの自分だった……
というSSをだな―――
>>845 wiki見る限り2つしかないんだけど……
対して部キャプは5つ
それに最近は部キャプを叩きまくったり個人サークルに文句言ったりというマイナスイメージがつきまとってる
それで池キャプが広まると思ってるの?
俺も池キャプは好きだからもっとクリエイティブに活動してほしい
アンチは部長叩くためにまこの名前出すなよ
部長もまこも本当に好きで萌えてる奴に失礼だから
しかし伸びたなー
疲れた…
いやキャプ池は原作が有るから広まらない事はないと思うが
ダラリさんだってキャプ池じゃなかったっけ?
>>851 一応言っておくとダラリさんの同人は部キャプ、かじゅモモ、池コー(キャプ?)
百合本としてはおいしいもんよ
部キャプが批判されるのは本来の関係性を極端にゆがめた上でしか成立しないから
百合の敵としかいえない
>>839 衣はみなに愛されている。
カツ丼なんかアニメの最新話見る限りじゃ
「おまww衣気にしすぎだろww」
とか思ったし、心なしか解説に力が入っていない気がするんだ。
>>846 もちろん蒼炎をクリアした後に暁の女神もやる予定だ!
ヘザーさんか…期待しとくわありがとうw
…まあスレチな話題はこの辺にしておきますね。
みんな専ブラ入れればいいのになぁ
NG設定できる以外にも、自分の好きな壁紙貼ってカスタマイズしたり、わざわざスレをお気に入りに入れずともスレ開けたりでこんなに快適なのに
ダラリさんでコ池(コー×池)に目覚めました
小池三人組もかわいいし
必死な赤IDキモい
>>859 コーチ池田小池キャプテン風越のほのぼの良いよね
>>847 衣の件とか、透華は意外と母性本能旺盛そうだよな
小さい一ちゃんに嫉妬する国広くんに期待
とらのあなで咲の見てたら
男が出てくるのばっかりでキレそうになるわ
百合スレにしては伸び速いなー
>>855 >本来の関係性を極端にゆがめた上でしか成立しないから
ってアニメであんだけキャプテン→部長描写あるのに?
「ずっと会いたかった」「声が聞きたかった」とかずっと思い続けてるのに
何が百合の敵なのかと
>>859 小池3人組とキャプテンが戯れるのも結構ありかもしれない…
キャプテンの聖母力が発揮されるはず
>>855 例え面識の無いキャラ同士でも妄想できる限り妄想しつくすのが百合厨ってもんだろ・・・
少しでも関係があるのなら、そこから出来る限りの妄想を膨らませる
そんなのも出来ない(しようとしない)やつが百合語るなカス
>>864 アニメによる原作レイプを許しちゃうの?
>>848 まああとすこし待ってくれ
アニメの池キャプエンドを期待してないわけじゃないんだわ
自作も最初部長とコーチを絡めての池キャプだったんだけど、異常な部キャプ派の煽りと池田批判に外した
まあその頃すでに部キャプ派と池キャプ派で潰しあいがあったから投下しなかった
同じ頃から部キャプSSも投下されなくなってると思う
ID:ulDhvMxZ
ID:Nk6Gn1sj
ID:em2KarEa
>>864 ここら辺言ってる事おかしいから相手にするな
しかも勝手にスレ立てやがった…なんというアホ…
部キャプ何で伸びてるのかと思えば、部キャプ嫌いが暴れてたのかwww
そして一ちゃんが帰った(?)あとに
じゃあ二人の子供を(ryする国広君と透華ハァハァ
>>866乙〜
これで少しはこっちも落ち着くかな…
>>863 アニヲタに侵食された後の同人には興味が無い
いや元々無かった
隔離スレとかあるスレに誰が行くんだ?やれやれだ
って煽りの人だったかぁ
まぁいいや
>>847 そして純とともきーに二人の子供かとからかわれて赤くなり、
偶然会った原村さんと話したら「最近は女の人同士でも子供が〜〜」と言われて
沸騰して気絶するところまで想像した。
麻雀少女、育てます。
>>879 近くにいたモモが気づかれないので話を聞いていたら…
キャプ→部ってなんでそこまで思うのかって言う描写すらないじゃない
そんなもののために原作レイプするアニメ制作者はほんとおかしい
好みは部長が登校するときに居たカップル
>>879 イイヨイイヨーテンション上がってきたぜぇぇぇぇぇぇええええええ!
>>882 のどっちといい優希は落ち着いた女性にフラフラ惹かれてるよなw
タコスは落ち着きないように見えるけど
ムードメーカー的存在だからいいんだよねw
>>891 本当に18歳以上ですか?一方的に色々決め付けて酷いなぁ
ざーっと見たけど、好戦的に貶し始めたのってあのスレ立てた方じゃないのか
可哀想
荒らしにマジレスしてるヤツ大杉
真性が数人いるのでスルー推奨
なにかの画像でキャプテンがタコスにタコスをあげていた
お弁当といいあの頃からキャプテンロリコン疑惑が極少数で囁かれているという
そういや決勝が終わったあと真っ先に池田の元に駆けつけたのがキャプテンだったねえ。
次回コーチに認められてキャプテンの胸で池田号泣くらいだと嬉しい。
原作でもコーチデレありそうだな。
ジャミラ状態から顔を出したら池田がボロボロ泣いてたりしたら
もうね、コーチがどうなるやら
絶対デレるでしょー。
あんだけフラグ積み重ねてるんだから。
ありそうw
しかしアニメコーチは一体なんであんなにイライラしてたんだ
ジャミラ掴んで終わってるけど次回は熱い抱擁かな?
個人的には投げ飛ばしてほしい気もするがw
コーチ「悔しいか?」
池田「悔しい……です」
コーチ「それなら個人戦で見返してみろ!! お前ら、帰ったら特訓だ!」
全員「はい!」
って感じな希ガス元素
>>902 それは…「たかいたかい」かもしれないなw
池コーだとダラリさんのとこのイメージにしかならない
特にコーチが
「池田ァああぁ!よく頑張ったなぁぁあ!!」
「にぎゃゃぁああ!」「ちょ!コーチ!華菜が折れますっ」
というようにドタバタこち亀路線が似合うな風越
部長とキャプテンの大学生活とか妄想したい。
大学麻雀でも一気に団体レギュラークラスだろうしなぁ。
おまw
>>866が立てた隔離スレ来いよw待ってるからw
専用スレでやれよ
糞野郎
とりあえず削除依頼出ちゃってるみたいだけど消えるまではあっちで様子見って事で。
嵐も少なくなるだろうしどっちも有益、消えたらまた立てればおk
>>909 他のカプをみたくないし、スルー出来ないなら
コーチ×池田のスレを立てればいいんじゃないか?
その方が気分いいと思うけど。
まあその辺ギャグで逃げるような立ちゃんじゃないと思うけどね。
風越→鶴賀→龍門渕→清澄ってな流れで一話ずつくらいで各校の決勝戦後をまとめるのかなあ。
そこでかじゅにはモモの問いかけにきちんと答えを出してあげて欲しいけど。
>>911 そのカプ「だけ」見たくないんだ(^^)
今居心地いいよ
お気遣いありがとう
>>911 そうだよなぁ。他カプ好きはせっかくスルーしてるのに
今日のNGID
ID:VWrUDU8S
>>913 ここはお前のスレじゃないのになんでお前に配慮する必要あるの?馬鹿なの?
嫌なCPはスルーすればいい
好きなCPを話してこそ百合スレよ
苦手なカプは誰だってあるだろうし
好きなことを語ればいいさ
それでも耐えられなければ見なければいいし、カプ名をNGに登録すればいい
それが出来ないアンチ部キャプ。いい迷惑ですわ
与えられた専用スレがあるのにここに書く意味がわからんよ
お前らが来るまでわりと平和な流れだったと思うが
このスレの住人達は煽り耐性なさすぎ
NGIDに入れて後は完全無視しとけばまったく問題ないのに
いい加減真性の相手はしてやるなよ
流れぶった切った上にネタバレするけど
今週のってとーかがかおりんに負けたわけじゃないよな?
素人に役満振り込んだのがショックだっただけだよな?ちがう?
>>923 あれはとーかが負けたようにしか見えない
っていうか最終的には2人とも……おや、誰か来たようだ
>>923 本スレで語る内容だと思うが
とーかはかおりんには負けてる
東南戦で役満直撃じゃ仕方がない
とーかその後ショックで立ち直れずに他の試合も散々
予選落ちかどうかは不明
一方かおりんは予選落ち確実
とーかをみてニタニタする純とともきー、必死にフォローする一ちゃんは実によかった
とーかには国広君がついてなきゃ駄目だと思った瞬間だった
あのやり取り再現するともきーとアニキには笑ったが
なるほど役満ってのはそんなに点数高いのか
とーかはプライドからなのか性格なのか自分が敵わない相手(麻雀以外でも)に固執するように見えるからさ
のどっち然り一然り衣然り
今回もともきーの敵討ちのつもりが返り討ちにあったのならかおりんもそのラインナップに入るかも?と思っただけ
とーかおりんも妄想として楽しめそうだからね
>>927 とーかおりん・・・だと・・・ゴクリ
かおりんは牌に愛された子だと思い衣の相手にもなると思って龍門淵にスカウトする展開だな
またニコ厨かよ死ねよクズ
カツ丼のやる気の無さが異常
衣いないだけであんなに変わるのか
見れねえっつうの
うぜぇんだよ糞が
しかし個人戦って蛇足だと思うんだよなあ。
漫画だとあっさり全国大会編にいったりしてね。
もちろん全国大会が終わったあとは世界各国の雀士女子高生と対決して
照咲のラブラブ姉妹パワーで撃破するわけですよ。
オールスタ……また誰か来たようだ
>>934 個人戦はアニメオリジナルって意見が多いからね。
原作ではあってもダイジェストくらいで終わるかもしれない。
アニメと同じ展開で考えるなら3巻181Pの「あの人どこかで見たことある」の伏線を回収するために
部長のキャプテン思い出すイベントは原作でもあると思う。
ただ原作は百合分がアニメより少ないからあっさり終わるかもしれないがね。
まぁ蛇足とは思わず色々妄想できるってことで良いんじゃない?
次回は和が咲に喝を入れてくれるはずだからまた牌タッチがあるかも
黄金の日本Jr.雀士とか萌えるよねーと思ったけど
それじゃあ敵がオリンポス12神とかになってムダヅモの比じゃなくなっちゃうなあ。
照咲コンビ打ちとか見てみたいけど。
>>937 まあ咲と和が一緒に全国大会行って優勝するという目的がぶれなければそれはそれで。
和が照を倒すと燃えるな
咲は照より強い設定ででてきた黒髪を倒す
アニメの部長とキャプテンに関しては今回でほぼケリはついたと見ていいのだろうか
いつかお互いが過ごした年月をしみじみと語れるような機会があったらいいな
姉妹の和解は直接対決が良いけどなあ。
全国決勝までに咲と和がどれくらい関係が進んでいるのか気になるなw
決勝前夜に二人っきりのお泊りシチュとかあるといいな
衣丼美味しいな
藤田プロロ○コン疑惑
>>632-635 今更だがGJ!
あの時間なら先輩の家にお泊まり…なんてこともあるかもしれない
ふ○つ星というサークルの風越本がすげえ可愛すぎる
女性的な絵がツボだ
何度か画像スレでも見たことある絵柄なのだが
誰かサイトの詳細ヒントだけでも知ってる人はいないだろうか
なんか伸びてると思ったらキチガイの祭典かよ
カプでけんかする気持ちが理解できんわ
ティファかエアリスかみたいなもんか
>>950 ここでFFネタが来るとは思わなかったww
>>943 他カプに噛み付くのは禁止、とか入れられないか?
これくらいはっきり書かないと、荒れるということが理解できない人が多そうなので。
テンプレに書いてあれば、そういう奴が出たときにテンプレよめで対応できる。
噛み付く奴がでたときは言い返さずスルーすること、とか添えてあると良いかもしれない。
3.で十分だろ
いまでも十分テンプレ嫁で対応できる
言ってしまうと現状のごたごたは住民がスルーできないのが原因なんで
この状態が続く限りテンプレで何書こうと無駄
現状だとテンプレ嫁って言ってもスルーできない人多いからな
テンプレいじってもどうにもならん
>>953 一応入れるだけいれてみないか?
咲ってアニメでどっとファンが増えた作品だから、いままでカプスレとか見たことない人は、
カプ議論とかは荒れるということを本当に理解してない人も居ると思うんだよ。
そういう理解してない人は荒らしがたまたま自分の嫌いなカプを攻撃してると荒らしじゃなくて仲間だと感じてしまう。
でもテンプレにはっきり書いてあれば誰が荒らしかははっきりするだろ。
別に誰が損するわけでもなし、試しに入れてもいいんじゃないかな。
好きなCP批判されて腹立つ気持ちも分かるけどね
自分だって最近の部キャプアンチには相当頭にきてる
アンチこそ荒らしじゃないかと
でもスルーしない人も荒らしと同罪になるからツライね・・・
国広君を大切に思いつつのどっちのおっぱいに惹かれる透華にヤキモキするはじめタンください
>>955 誰が荒しとか厳密に定義できるわけないし仮にはっきりしたとても無駄だけどな
何か言われた時にスルーできずに反論する奴が戦線を拡大させてるわけだから
あとあまりテンプレを太らせると読まない奴が増える
まあどうしても入れたいなら別に反対はしないよ
ルールじゃなくて運用、中の人の問題だから無駄だとは思うけど
ぶっちゃけ夏休みが終わるまで、あるいはアニメ終わるまで我慢すればいいんじゃねって思わないでもない
ちったあマシになるだろうし
何だ
俺がロリ咲×のどっちのSSを書いてる間に随分とスレ伸びてるな
>>959のSS投下で流れが変わるはずだ、頑張ってくれ
のどっちの犯罪じゃなくてまさかの炉咲攻めw
とりあえず、ミニはじめに嫉妬する国広くんの妄想が止まらないオレは
精神科に行ったほうがいいという結論でよろしいか
テンプレは変える必要ないだろ
>>956 >アンチこそ荒らしじゃないかと・・・
何を今更
あの小さい艶やかなロリ咲の足がのどっちの谷間を行き交いチクビをコロコロするとかなんたる卑猥
>>963 カオスな妄想だが
精神科にいく前に具体的に書いてみてくれ
どうせ夏休みと放送がおわれば鎮静化するんだからテンプレなんていじらなくて良い
まあなんにせよ
嫌いな組み合わせをスルーできない奴は全部荒らしで良い
んじゃ何もいじらずスレ立てしてきます。
ロリ咲化したら照は東京から帰ってきそうだわ
>>970 でもロリ咲は家族麻雀のせいでお姉ちゃん怖いから原村さんの後ろに隠れるんですね、わかります。
そして始まる凄絶なロリ咲争奪戦……。
>>949 サイトはあるけどテニプリのコンテンツしかないよ
夏コミでもテニプリブロックにいたけど咲の本はあれしかなかったな
memoから抜粋
>それから咲本を探しにわざわざきてくださったかたどうもありがとうございました…!
>咲の本も書店さんにお願いさせていただく予定です
詳細ありがとう
Pixivで発見できたけどテニプリだw
ってことはBLを主にやってるということか・・・残念
サイトは検索しても見つからなかった
風越オールキャラ本欲しいなあ
表紙が可愛すぎる
>>975 とらのあなで現在委託中だよ
もし持ってなければwebとか行ってみて
>>976 トン
他に画像見つかってないのかな
にしてもここのキャプテンは目つきがセクシーw
とらのあな逝ってきたが確かに百合本ないのなww
K-booksとだらけも見てきたのにない。
来年の冬コミ辺り鶴賀本描こうかな
>>978 俺が保存用布教用観賞用に3冊ぐらい買うから是非出してくれ
むしろ咲×のどっちとか清澄乱交的な本あたりはかなり多くね?
和のファンじゃなくてよかった…
常々男に犯されてる同人ばっかり
まああの奇乳からしてわかりきったことであったが
奇乳言うな
同人は女性作家だとかじゅモモや風越関連が多い感じ
>>980 咲のどに見せかけて男出現は結構多いぞ
まぁ買う前はに出版サークルを確認しておくのが吉
蒲原→かじゅモモ。あまりにニッチ産業だから埋め埋め用。
まぁ全然埋まらない量なのだけれど。
「むっ、だいぶ遅くなっちゃったなぁ。」
そう一人ごちて、部室へと向かう。
今日私は日直だった。
日誌にダラダラと、今日あったできごとを書き込んでいたらすっかりと時間がたっていて…。
こんなことならユミちんに手伝ってもらえばよかったなぁ。
けど、最近のユミちんは放課後…正確には部活の時間が近づけば近づくほどニコニコしちゃって、どうもそれもはばかられる。
部室では取り繕って、いつものお堅い表情だけれども、それもいつまでもつかは定かじゃない。
あんな性格とルックスだからユミちんはクラスの女の子にもカッコイい王子様のように扱われている。
あの間の抜けたニヤニヤデレデレした顔を見れば、そんな幻想は吹き飛んでしまうかと思ったのだけれど、
彼女たちに言わせれば「最近のユミちゃんは可愛くて一層魅力的」だそうな。
それは確かだと思う。
ユミちんは本当に表情が軟らかくなった。
そして多分、本当に可愛く…綺麗になった。
怖そうに見える。だけど本当は優しいことも私は知っていた。
けれど、モモに出逢う前のユミちんはそれでもどこか冷めていて、感情をさらけだすことはなかった。
やはりあれは恋なのだろう。
ユミちんのそれが生まれたのは、見つけ出したモモがとても可愛らしかったから?
それともモモが注ぐ恋心に絆されたから?
ううん、多分どちらも違うのだ。
あの日…校内麻雀にモモが初めて顔をだした日、ユミちんはまるで天と地がひっくり返ったみたいに変わってしまったんだ。
それは一目惚れとかそういった類のもので、陳腐な言葉になってしまうのだが運命というものだったのかもしれない。
まるで超大作のジグソーパズルだ。
何千何万ものピースをはめこんで出来上がったユミちんの、最後の1枚のパズルピース。
当てはまるピースは世界に一つ。唯一無二。
当てはまるべくして当てはまったのが多分モモだったのだろう。
けれど本当に、本当に最後のピースはモモでなくてはいけなかったのだろうか。
ぴったりではなかったかもしれない。
それでも無理矢理に押し込んだら、はまるピースもあったのかもしれないじゃないか。
…くだらないことだ。
もうすっかりと最後のピースは馴染んでしまって、それがはずれた姿は思い描くことすらできない。
胸の奥をチクリとした痛みがつついたが、私はそれをどこか遠くの世界のことのように感じていた。
ーーーーーーーー
自然と足が止まった。
もう2年以上も通い続けた部室。
通いなれたはずのそこへと続くドアがどうしようもないほど厚く思えた。
ふぅ。軽く息を整えると、ドアノブへと手をのばす。
その行為もひどく気が進まない。
季節は初夏。静電気がたまっているはずもなかったけれど、気分としてはそんなものだった。
ふぅ。もう一度息を吸い込むと、やっとこさ触れえたそれをグイとひねる。
それは驚くほど軽くて、拍子抜けしてしまった。
ドアがひらくと、少しだけ淀んでじめじめした空気が鼻についた。
「換気ぐらいし…。」
換気ぐらいしろよな、ユミちん。
そう紡ぎだそうと思っていた言葉は、ユミちんの唇の前に人差し指を立てたジェスチャーでせき止められた。
大きな音をたてるな蒲原。ユミちんの目がそう語っていた。
「どったの?」
ユミちんの耳元で囁く。
すると彼女は困ったような顔をして頬を赤らめた。
指をもじもじとさせて、なにか言葉を喉元まで持ってきては、また飲み込んでいるようだった。
なんとなく。感覚ではなくて多分本能的に、これにはモモが関わっているであろうことを理解した。
「モモがどうかしたか?」
ユミちんは目を白黒させて私を見る。
驚くなよ。この部室と同じだけ付き合いがあるんだ。
それぐらいのことなら私でも分かる。もしかしたら私だから分かる。
そのままユミちんにじっと視線をそそぐと、意を決したように彼女は自らの太ももを指さした。
はぁ?一体それがどうしたのだ…分かった。
そこにいることさえ分かれば、私にも見える。
ユミちんの太ももの上。いわゆる膝枕という体勢で、モモが眠っていた。
困った困った。多分そんなことを言いたいんであろう表情。けれどユミちんの頬はそんな表情とは裏腹に、綻んでいた。
ユミちんの無意識がモモを求めている。
本人もまだ気がついていないのかもしれないけれど、確かな事実だった。
「ユミちん…手ぇ貸して。」
返事も待たずに彼女の手をとった。
ユミちんの手は柔らかくて、暖かくて、なぜだか胸に鈍い痛みがはしった。
かぷり。そのまま人差し指を甘噛みする。柔らかい。
蒲原っ!!今にもそう叫びそうなユミちんの前に今度は自らの人差し指を差し出す。
静かに。そういうジェスチャー。
そのまま舌先を指先に這わせると、少しだけしょっぱい。
なんだか意味もなく悔しくて、少しだけ力を強めた。
がりっ。皮が擦り切れる音が聞こえたような気がした。
本当は私の歯がユミちんの指の皮に小さな穴をあけただけ。
舌先にほんの少しだけ血の味を感じた。
「今日はもう帰ることにするよ。」
ユミちんの指から唇を離すと、耳元でそう囁いた。
「ごめんな。それは‘猫’にでもかまれたことにしといてくれ。」
‘泥棒’はつかないヤツだから安心しろ。
そうつなげたけれど、ユミちんは不思議そうな顔でこちらを見るだけだった。
荷物を持って、そのまま部室をでる。
途中、ユミちんが私の名を呼ぶ声が聞こえたけれど、私は振り返らずに手を振るだけだった。
きっとまだあの不思議そうな表情をしているから。鈍いというのは罪なんだよ。
もしかしたら分かっていて分からないふりをしているのかもしれないけれど。
バタン。少し大きな音をたててドアが閉まる。
今のでモモは起きてしまっただろうか。
それとも実は途中から起きていたりしたのだろうか。
胸に響く鈍い痛みはまだ消えないみたいだった。
Fin.
皆様今スレもGJでした。
加治木先輩と蒲鉾はなんか信頼というか独特の絆で結ばれている気がします。
かおりんとの組み合わせも好きですが加治木先輩のことが好きな蒲鉾も好きです。
タイトルは片思い固思い。固いと堅いで迷ったけれど固執の固で。
なんだかタイトルのつけ方が毎回かぶる気がします。連続が好きです。
次スレも盛り上がっていけばいいですね!!
>>986 せつねえーGJ
加治木はぶっちょー面オンリーのときはワハハがフォローしてたのだろうな
・・・
次スレもよろしく!
>>978 有るぞ、百合本。
探し方が悪いんじゃないのか?
もしくは店頭分が売り切れてるだけか。
虎は店頭分と通販分で在庫管理独立しているので、
店頭分無くなっても通販が残ってたりすることがある。
当然その逆も。
虎のC76の通販ページ行って、咲のジャンルで
探してみるが良いぞ。
とりあえずVISTAのかじゅももと
ワルマチ全開の部キャプ本は割と買いだと俺は思う
両方とも健全本だが
さあ埋めるっすよ
>>978 7割くらいは原村さん陵辱本だろうけど、それ以外は百合じゃね?咲やモモかじゅもそれなりにあるよ
>>989 内容はどうだった?
ワルマチ全開は前から気になっていたのだけど
>>988 情報どもです
百合本もといかじゅモモ探してますた。一応上下左右探したつもりだったけど…甘かったかな
>>942 全国大会は東京だから宿泊になるはず
作者がそこをスルーしなければ決勝前に盛り上がる二人が見られるはず
楳
図
1000ならタコスは和の嫁
1000なら佳織はワハハの嫁
999なら
つまりキャプテンは池田の嫁だし
1000 :
名無し:2009/08/25(火) 22:27:27 ID:XcTVBMRL
1000なら池田はキャプテンの嫁!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。