「―――あ」
不意に、目を覚ました。くらくらする頭を振りながら体を起こすと、昨日何があったのかを思い出した。
「……お嬢様」
咲夜の隣には、穏やかな寝息を立てて眠っているレミリア。横にはフランドールもいた。
「………酷い有様ね」
少し離れた所でぐったりと横たわっている美鈴とパチュリー。そして、乾いた白濁液が体中に張り付いている自分……
「………でも………」
口元を綻ばせ、咲夜は指を自分の秘所に挿れた。
「……んっ……」
膣を探る様に指でかき回す。そして、抜かれた指には、レミリアのものともフランドールのものとも付かぬ、白濁の残滓。
「ちゅる………」
それを、愛おしそうに舐め取る。
「ふふ………クセになりそう………………」
そう言って、咲夜は淫蕩な笑みを浮かべるのだった………