けいおん！で百合萌え #4

まんがタイムきららで連載中＆まんがタイムきららCaratで隔月連載中
この春からアニメも絶賛放送中のけいおん！について語りましょう

前スレ
けいおん！　でレズ百合萌え
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1236274351/
けいおん！ で百合萌え #2
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1242525057/
けいおん！ で百合萌え #3
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1244215419/

●アニメ版公式サイト
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/
●SS保管庫（エロパロスレと共有）
http://wiki.livedoor.jp/keionclub/

「澪ちゃんとおしっこ」　１年３組　平沢 唯

■ １　はじまり！

「あ…ああっ……ああーーーー」

隣の８人掛けボックスから、ここに来るまでまるで聞いたことのない、
この世にこんな音があるんだろうかと思うくらいの切な気な女の子の鳴き声がして
それに続いていつものじょぼぼぼぼという水音が聞こえてくる。
部屋の澱んだ空気に乗ってそれからあと、あの独特の匂いも…………

あ、これって……
みおちゃん……また、おしっこしてるんだぁ…………
すっかり慣れっこになっちゃったよねー……みおちゃんのおしっこの匂い…………
匂いで男の子たちに囲まれてシートの上で座ったまま脚を広げるみおちゃんを想像してしまう。
前に一度だけ見せて貰ったことがある。みおちゃんはそんな感じでとても綺麗におしっこをする。
それもたぶん一日に何回も何回も。あんなにしてて身体は大丈夫なんだろか……

……大丈夫だよね。おしっこなんか皆んなするものなんだし。
大丈夫と言えば奥の別のボックスに居るはずのりっちゃんやムギちゃんは？
えっと……心配してもしようがないよね。何してるのか解んないし。

そもそも私に

それでそれからそのときのステージ衣装の下ってドレスにおそろいの白と黒のストライプのストッキングで、
みんなも同んなじ感じで、それを止めるガーターだけで下着は下のも付けないで私たちそのままステージに
上がってたからチラ見せってやっぱり大変だった。でもそれはすっごくかかとの高いハイヒールで歩くのほど
じゃなかったかな。女の子ってほんとにこれ履けるようにならなきゃ駄目？って感じでそれに比べたら
チラ見せとか楽勝だよって。

私たちがしてた演奏とかはその衣装で大人っぽく演奏してて私は頭に花とか付けててお澄まし顔なんだけど
下着付けないでストッキングだとふわふわのスカートがまくれたときとか、おしりとか太股とかそれから
両脚の付け根とか剥き出しのところがそこだけ風があたってて涼しいから、今そこがはだかなんだって
解ってた。いつもより蒸れなくて良いよねって思ってて、でもこういうのって人前でしててありな格好なのかな
って思うときもあったりしたけど結局見えないんだから良いよねってそれにみんなしてるんだしって。
はいてないときってみんなそんな感じだよね。

それででも最

だからおっぱいを出すのくらいはまだマシだったかも。けど私たちはそのスペシャルステージが終わると
その時のステージの衣装のままで男の子たちが待ち受けしてる自分のボックスへ戻ってステージ後の
ファンサービスに戻ることになってたから、だからステージ前の時には制服の上からだけどステージ後の
２時間位は直接ドレスから出したまんまのところを触られる事とかになってたからそれってどっちもどっちかも。

それで後から冷静に考えるとこのダンスって考えた人も踊る人も絶対変じゃないかってとか思ったけども
でもたぶんその時はなんだかとても気持ちが良くて、それでそういう状態じゃなかったら出来てなかったよね。
そんなの。特にみおちゃんとか。 それでそのあと２回目のファンサービスをするんだけどそれも。

……えっとなんだかよくわかんないけど先へ進んでない感じです。私ってもしかしたら文章が下手なのかも。
あとそれでどうしてそんなことになったのかと言えばそれはやっぱりみおちゃんがおしっこを漏らしたから。
唯はしょりすぎ、って怒られるかもしれないけどそれでもようやく最初に戻ってきてて、

>>1乙
荒らしにレスする人も荒らしです
スルーしてけいおんの百合について熱くゆるく語りましょう！
とか入れたほうがいいかもな

唯は俺の嫁になりました。

やはり
憂×唯
だな。

憂×唯きもいよ。
唯を汚すな。

悪いが憂は唯の嫁なんでな

>>8
おすすめのカップリングは？

俺×唯。

>>9
娘は梓な

荒らしにレスする人も荒らしです

憂×唯はグロ。
荒らし扱いされて当然。

そして俺は澪×唯派。

誰か憂×唯SS頼む

俺×唯。

落ち着け律

律澪

やはり俺×唯だな。

おい、NHK！　りっちゃんいないと澪が悲しんじゃうだろ！
って思ったのはひとりだけじゃないはず
つttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/18/news065.html

律唯

>>21
むしろ澪が居ないって思ったんだけど

っていうかオレンジが澪＋律に見えて仕方ない

バスに乗ったら、軽音部の女の子たちが後から駆け込んできた。
後ろの方の席で、あまり姿は見えなかったが、ケースを見て女の子たちは軽音部だと分かった。
しばらくすると女の子たちが

「ああ、あずにゃん本当に可愛い！」


俺は吹き出しそうになるのを必死で堪え、終点で降りてガッツポーズした。

>>23
子供なら仕方ない

今の高校生ってあんまオタとリア充の境目ないらしいね
学祭でcagayakeとかやるリア充バンドもいるそうだ

アニメ＝オタって考えは減ってる
単純に娯楽として浸透しつつある

うわリア充ウザ

律澪っていいね
頭の中は律澪でいっぱいだぁ

>>1おつん

私、走り気味でもさ、やっぱ活きが良くって、パワフルな
>>1のスレ立て、乙なんだよ……おっと、キスはお断りだ

俺「けいおん面白いよね」
一般人「うわ、キモいのがなんか言ってるよ…」
イケメン「けいおん面白いよね」
一般人「マジ？お前が言うなら今度見てみようかな」

32「けいおん面白いよね」
一般人「うわ、キモいのがなんか言ってるよ…」
逝けメン「けいおん面白いよね」
一般人「うわ、キモいのがなんか言ってるよ…」
俺「けいおん面白いよね」
唯「ｷｬｰ俺ｻｰﾝ!!ﾀﾞｲﾃｰ!!」

前スレ
1000 名前：名無しさん＠ローカルルール変更議論中[sage] 投稿日：2009/06/19(金) 00:05:45 ID:dZMtJLJY
唯は俺の嫁！！！

俺憂乙

エロパロスレの優しさに吹いた

いよいよ最終回？

唯憂回だなwktkがとまらんｗ

妄想憂が見られるかも

唯梓というか梓唯にも期待
個人的に、アニメでやる範囲だとこの話が一番の期待どころ

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org144868.jpg
久しぶりに駄コラ、二期あるかな〜

これってどのへんがコラで、どのへんが原作のままなの？

メイドｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!!!!

とか思ってやがるな、この唯

相変わらず違和感のないコラだなｗ

>>16
SSじゃないけど
ttp://www.geocities.jp/keru_to/yuiui3.jpg

イイヨイイヨー

>>41
絵は大体原作
でもセリフは全体的に改変…かな？

>>44
これいいな
唯澪好きなんだが憂唯にすっころびそう

終わっちまった・・・

ナミダがとまらん…

次あんじゃねーか

鳥肌がやばかった

汚いな流石京アニきたない

さりげなく唯ハーレム…恐ろしい子！

唯いっぱいフラグ立ってたなｗｗ
最初のたくあんが一番吹いたなｗｗｗ

一話とかぶせるああいう演出もうやめてくれ
涙が止まらん

>>55
家でこけそうになる所から１話にかぶせてるって分かるけどあぁいう演出は良い
しかも唯のセリフつきとかもうね・・

>>56
>>55は悪い意味で言ってはおらんぞ

>>56は>>55に同意してるだけじゃね？

>>57
>>56も>>55に賛同してるだけだぞ

唯が伯方の塩中毒になったようです
http://www.pixa.cc/illustrations/show/17829

けいおん放送終了後のお前ら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 M　
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　　 γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ、
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　γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
（:::::::::／／　　　　　 ＼＼:::::::）やる夫・・・あれもう捨てたの・・・？
　＼:／　（●）　　（●）　　＼ﾉ
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　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼.　 るせぇババア
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　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

唯は完全に梓を落としに行ってるな

あぁ…まだ来週もあるのか…

ようやく完全オリジナル話、ということでいいんだよな？

>>62
逆に考えると、あれだけフラグ立てまくりの唯を梓が落としたわけか…

あ〜るふぁ〜るふぁ〜♪

それにしても和のフォローはあんまりフォローになってないというｗ
これが幼馴染クオリティーか・・・

妹、幼なじみ、後輩と唯は美味しいところをもってくなw

あの予告で律っちゃんが顔赤くしてたのは恋人ができたからだな

唯の成長とか気持ちが盛り上がって真っ先にアンコール始めた紬ちゃんとか軽音部全員の絆とか
色々が良すぎてもう涙だだ漏れだったんだけど、この反応間違ってないよね？よね？
ああみんな好きだー！！


このｽﾚ的にはｽﾚﾁと分かりつつも思わず書いてしまった
ｽﾏｿ

みんなが居なかったら確実にちゅーしてたなこれ
ttp://live2.ch/jlab-fat/s/fat1245345251228.jpg
ttp://119.243.46.24.nyud.net/Capture20090619-021602.jpg
ttp://119.243.46.24.nyud.net/Capture20090619-021609.jpg

「キ、キスとか」じゃなくて「口うつし」ってのがちょっと残念
恥ずかしがらずに真顔で言ってるのも少し残念なのか、ガチの証明なのか

どうしよう眠れない

１２話見た高揚感のせいで眠れないぜ
しかし最終回でしんみりなのに後１話あるってのは嬉しい物だね
このスレは頼むからＳＳ書き続けてくれよ

来週少しでいいから唯ムギ描写を入れてくれないかなあ
やっぱ組み合わせがマイナー過ぎるか…

これは最高だわ
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima014982.png

77なら2期決定！

78なら2078年に二期が放送

澪が唯のリボン結ぶとこでタイが曲がっていてよ思い出したのは俺だけでいい

>>79
あら、私がいるわ

唯憂が来るのは分かっていたからニヤニヤだったけど
唯梓がすごすぎて鼻血吹いた
デレデレあずにゃんはいい改変だわ、原作のツンツンあずにゃんもいいけど

沢庵様がみてる

ﾈﾀﾊﾞﾚｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲｺﾜｲ

PCの電源切れ

ネタバレ聞いても楽しめる内容だったと思うが

最後に一気に来たな唯梓

そしてこんな所でもさりげない夫婦っぷり
ttp://files.or.tp/up1943.jpg

>>85
ちょ、律澪分すくねえとか思ってたけど、これわｗｗ
澪が唯のタイを結ぼうとしてあげるのも、
唯澪好きな自分には美味かった

マジでこのアニメ終わってほしくねぇよぉ
俺もあの５人じゃないとイヤだ・・・

２週間遅れの地区の俺はまだまだ終わらないぜヤッホーイwwww

なんてポジティブに考えないとやってられんわ

みんなもう少し原作を大切に（棒）

>>85
さりげなくイチャつきやがって…
自然すぎて気がつかなかったわｗｗｗ

唯和、唯紬と目覚めてくのにＳＳが少ない
俺の性根はねじくれているのだろうか

梓が「特別ですよ…」っていってるの萌えた

唯絡みの組み合わせが好きな自分にとっては最高だったぜ！
あと原作ネタもやってもらって大満足ｗ

俺唯はあったか？

唯和は和が出てくるたびにイチャイチャしてるなｗ最高だもっとやれｗ

もうやだ死にたい

ねぇ、私、あの頃の私、心配しなくて良いよ。
すぐ見つかるから、わたしにも出来る事が、夢中になれる事が…
大切な…大切な、大切な場所が！

俺の傍という場所が！

あ〜るふぁ〜るふぁ〜♪

>>98
黙らっしゃいw

オレ＝ふたりきり時の律の一人称だろ

いちいち構うなようぜぇ

あずにゃんかぁいいよ〜
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org145911.jpg

可愛さのあまりギターで撲殺とかするなよ？

最終話見てきた
憂の「口移しとか！」にがっかりした
照れながらの「やっぱり・・・キスとか・・・！」が見たかった

だから構うなと何度言えばｒｙ

同意だな
スルーを覚えろ

ttp://nagamochi.info/src/up17902.jpg

構うなっていう発言が既に構ってる

>>105
そこだけ残念だったな
でも「お姉ちゃん頑張ってー！」のシーンが完全に恋する乙女だったからＯＫ

俺に恋する乙女だったな
だが俺には唯がいる
憂は穴奴隷で我慢してほしい

>>105
逆に考えるんだ
今さら照れるまでもないくらいガチなんだと
それによく考えたら口移しの方がエロい

あの憂のクラスメイトにとてつもない可能性を感じるんだが
「かっこいい先輩」のためにジャズ研入ったくらいだし
それにしても、律よりかっこいい先輩なんているのかよｗ

けいおん、社会現象化しているのか。
2006年のハルヒとどっちが人気あるんだろうか。

人気アニメ「けいおん！」　13話「番外編」があった
http://www.j-cast.com/2009/06/12043154.html
アニメ『けいおん』最終回にファンが涙目！『2ちゃんねる』に「生きがいを奪うな」
http://news.livedoor.com/article/detail/4198471/

ＣＤを壊す映像を公開する輩も・・・社会現象と言っても過言ではない状態になっている。

http://getnews.jp/archives/18870
http://news.livedoor.com/article/detail/4207419/
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1245304118/-100

実写化もあるか。
しかし、実写化されたら、男の新キャラが創作されるんだろうな。。。。

>>113
好きになった人はかっこよく見えるものなんです
たとえば唯←憂とか・・・

今回も唯梓にごろごろした。合宿といい唯梓増えてて嬉しいな。
でもりっちゃんに冷やかされる梓がなかったのは少し残念だったが

>>113
純ちゃんが見学のときに見たりっちゃんは
ぐうたらメイドだし和に怒られて平謝りだし
ジャージで演奏だしで、純ちゃん的に
顔の造り以外かっこいい要素が無かったんだろうなｗ
ライブ観て頬染めてたし、軽音部に入らなかったことを
ちょっと後悔してるかもしれない

触れただけで夫婦ｗ

可能性どうこうでいくと「山中先生かっこいー」の一言に無限の可能性を感じた
今回のさわちゃんは格好良すぎる

ねぇ、私、あの頃の私、心配しなくて良いよ。
すぐ見つかるから、私にも出来る事が、夢中になれる事が…
大切な…大切な、大切な場所が！

そのシーンでいつも泣く

２位と３位おめでとう！

Ｍステ２位３位にビックリｗ

ここで梓唯投下します

学際のライブ後の話です

「ごめんねぇ〜、あずにゃーん・・・ん〜」

「えっ？！きゃっ！・・・」バシーン！

　　　　　　　　　　　◇

あーあ、あれはおしいことしたかな・・・
あとちょっとで唯先輩とキ、キス・・・できたのに
でもあれは急すぎたよね、うん！
私にも心の準備ってものもあるし・・・
あの後は切り替えて演奏に集中できたけど

私にとっての初ライブ、上手くいってよかった！
無事唯先輩も・・・まぁ間に合ったしヨシとしよっ！
でもすごい気持ちよかったなー、まだ興奮してるよ
カラダが火照ってるのが分かる

「あずにゃーん、初めてのライブだったけど凄かったよー」ぎゅっ
あっ、唯先輩！このタイミングでっ！

「きゃっ・・・唯先輩も凄かったですよ」
「えへへー、私もやるときはやるんだよ」スリスリ

ホントにそうだ、このバンドは本番になるとスゴイ力をだす
特に唯先輩は全くの別人になる
ライブ中の唯先輩は私の一番の憧れ！

「先輩のこと見直しました」
「う〜ん、もっと褒めて〜」ぎゅーっ

うぅ・・・唯先輩の感触がキモチイイ・・・
あぁ、そんなに近づけられると・・・私の中の欲望が・・・

もーっ、ガマンできないっ！梓、いきます！

「んっ！・・・」ちゅ
「んーっ・・・ぷはっ！あず・・・にゃん？」

キャー、やっちゃった！・・・でもこのタイミングで近づく唯先輩が悪いんですからね！
やったものはしょうがない

「えっと・・・今日のライブ成功したご褒美ですっ！」
んー・・・まぁ遅れはしたけど失敗しなかったから、いいよね！

「うん・・・え・・・わっ！あずにゃんにキスされちゃったー！」
「えっ！ちょっ、声大きいです！」

「ねね、もっかいして？」
「それじゃご褒美の意味ないじゃないですか」
「じゃあ私がご褒美あげるーっ」ちゅっ
「んっ、んー・・・」

なんでこうなるの・・・まぁおあいこだしいっか
これで今日は私と唯先輩にとって特別な日にもなったよね！

次のライブはいつかなー、次はもっとすごいご褒美が欲しい・・・かな


以上です

ありがとうＧＪ

関西組だがGJだw>>125

てか前スレ>>903、キャラソンで無理とか言った俺が悪かった、だから早く続きw(ry
んでキャラソン2,3位オメw唯澪で仲良く並んだのを見てるともう…

>>125
光沢のない目で見ている憂しか思い浮かばない
サーセン

デモ、アニメの憂って律澪と違って独占欲はあんま感じないんだよな。
むしろみんなお姉ちゃん好きになれって言う、ハーレムメイカー



梓は憂に洗脳されて唯好きになった…という妄想

厨のウザさは憂唯と律澪が他を圧倒するな
強引に話の流れをもっていくところとか
公式と思ってそうなところもそっくりだｗ

ふいんき（←何故か変換できない）的には好きな作品なんだが、正直ここまで有名になってほしくなかった
変なのが流れ込んでくるだけで百害あって一利なしだから

…と、原作しか読んでない奴が言ってみる

マジか
770 ：名無しさん＠十周年：2009/06/19(金) 20:30:13 ID:pkzWb0MF0
Mステみてたらマジで社会現象だね

キャラソン　2位　3位　同時ランクイン！！
またアニメ史上初！！

今までどのアニメもなしえなかった

オリコン
OP ED　1位　2位　
キャラソン　2位　3位

和たんかーいいよぅ
http://ranobe.com/up/src/up368828.jpg

なんか自分の中の唯への感情が
「かわいい」から「かっこいい」に変わってきたわ
緊張しない性格、
イザと言うときはびしっとキめれる勝負強さ、
ストレートに自分の気持ちを言える所、
ほんっとにかっこいい

わちゃんかわいい

かっこいい唯

唯俺か

>>132

のどか写ってない。

妖怪のどか運びが写ってるだけだ。

>>133
だよねぇ
ストレートに自分の気持ちを言えることって何気に重要なことだよね
もしそれすら言えなかったらホントにウザい子になってたわけで・・・


>>125
大丈夫、憂には家の中でのスキンシップって切り札があるからー
・・てそういうイメージのない子だね
でも実は普段は控えめだけど時折（特にお姉ちゃんの事になると）大胆にはなるかも
学園祭が終わった後ではお風呂と料理を用意して待ってるんだけどこの時に学校での隠れたストレスをｈ（ｒｙ

ダメだ憂が変態化していくorz

お姉ちゃんに欲情する時点で変態ですら

>>138
流れ的に荒らしみたいなレスにorz
どんなカプでもどんとこいです

荒らし乙

どうやらTMAの次の企画はけいおんらしいが、レズAVになって欲しいなぁ

あー、なんか律澪もよかったけど
唯梓とか唯憂もすっごくいいものに思えてきた

唯って特別演奏上手いわけでも、頭が良いわけでもないし、人格者でもない。
なのになんであんなに、画面の真ん中にいるのが似合うんだろう。

>>141
ギャグとしては大いに期待してる

あーもう死ね死ね死ね

実も蓋もない事を言えば主人公だから

でも本番での強さやテストの時でも分かるやれば出来る子っぷりを考えると
十分凄い子だと思うよ
ただ土壇場まで本気になれないタイプというか

俺の嫁だから

憂乙

なんでスルーできないんですか

こんな罵詈雑言を受けて平気で受け流すほど、お人よしじゃないんです！！！

スルーの強制は良くない

>>147
ごめん……つい釣られた。

>>150
ＮＧに入れておけば釣られる心配も無いよ〜

自治厨に謝ることないよ
自分勝手なルールを強制する一種の荒らしだ

荒らしに構う奴も荒らしだ死ね

回線抜いてID変えるかな

憂唯厨が死ぬまで俺の戦いは終わらない！
すべては俺と唯の輝かしい未来のため！

この流れを憂唯でぶった切りますｗ

12話の唯帰宅後

ガチャ
唯「憂ーただいまー」

あ！お姉ちゃん帰って来た！

憂「お帰り、お姉ちゃーん。ライヴお疲れ様〜わっ！」

お姉ちゃんに急に抱き着かれたよう。

唯「う〜寒いよー憂〜」

憂「お姉ちゃん冷たい…寒かったね」

よしよしと頭を撫で背中に手を周せばお姉ちゃんは喜んでくれる。

唯「えへへ〜あったかい〜気持ちいい〜」

憂「ふふ、部屋に入ろう？今日はシチューだよ、お姉ちゃん」

唯「やったー！憂のシチュー大好き」

何時もの事だけど、献立を教えると満面の笑みで喜ぶお姉ちゃんを見て私もｸｽﾘと笑う。

憂「すぐ準備するから着替えて待っててねー」

唯「ほーい、シチュー！シチュー！」

唄いながら階段を登って行くお姉ちゃん可愛い〜はっ！どうしよう…お姉ちゃん見てると顔がニヤニヤしちゃうよ。

しばらくしてお姉ちゃんが着替えてリビングに入ってテレビを見始めた。
やっぱりいつ見てもお姉ちゃんは可愛いなあ。

唯「憂〜お腹空いた〜」

憂「もうちょっと待っててー」

シチューを煮込んで、それからご飯とサラダも用意して…

憂「ひゃっ！お姉ちゃん、どうしたの？」

唯「えへへ、私寒いの苦手だから。憂は暖かくて気持ちいいからねー。ギューッてしたいんだ」

憂「もーお姉ちゃん、寒いなら布団のの方が暖かいよ？」

唯「やだー、憂の方が暖かいもん」

憂「でもご飯が遅くなっちゃうよ？」

唯「はっ！それはやだ！」

パッと手を離して２、３歩下がるお姉ちゃんが可愛く思えるのと同時に寂しくも感じた。

唯「じゃあ、今日…一緒に寝てくれる…？」

憂「えっ？うん、良いよー」

唯「ほんとー？！わーいやったー！」

クッションを抱き抱えて喜ぶお姉ちゃん。やっぱり何しても可愛いなあ…


唯「あー美味しかった〜ごちそうさま！」

憂「ふふ、しばらくしたらお風呂入っちゃってね」

唯「はーい」


お姉ちゃんがお風呂に入ってる間に後片付けを済ませなきゃ。
いつもちょうど終わった頃にお姉ちゃんがお風呂から出て来るんだ。

唯「う〜い〜上がったー」

憂「あっ！はーい」

脱衣所に行くと鏡の前で椅子に座りくるくる回るお姉ちゃんを見て何時もの事なのに笑ってしまう。

憂「ふふふ。はい、前向いて」

ｶﾁｬ、ブォォオオオ

唯「うひょ〜〜〜〜」

お風呂から上がったお姉ちゃんの髪を乾かしてあげるのは私の仕事。私だけの幸せな仕事。

憂「はい、乾いたよお姉ちゃん」

唯「憂、いつもありがとね〜」

憂「良いよ！まだ病み上がりなんだし。私もお風呂入っちゃうね！」

唯「うんー分かった。上がったら私の部屋に来てね」

憂「あっ、うん」

緊張しちゃう。なんか…恥ずかしいな。ついこの間も一緒に寝たばかりなのに。でも、早くお姉ちゃんの部屋に行きたい。
急ごう。


コンコン、
憂「お姉ちゃーん、入るよー？」

「………」

憂「？…お姉ちゃん？」
カチャ

唯「スー、…スー、」

憂「寝てる…」

お姉ちゃんは電気を付けっぱなしでベッドで幸せそうに眠っていた。

憂「やっぱり眠ってるお姉ちゃん可愛い〜な〜…あ」

側に寄るとお姉ちゃんはベッドの真ん中ではなく端に寄り寝ていた。
空いてる奥を見ると私の枕が置いてあった。

憂「ふふ…優しいなあ。私も寝よ」

電気を消して起こさないように足元の方からゆっくりとお姉ちゃんの隣りに潜り込む。

憂「お姉ちゃんの匂いだ〜熱ちゃんと下がったかな…」

お姉ちゃんのおでこに手を当てる

唯「ん〜、…あ、憂〜」

憂「あ、ごめんねお姉ちゃん。起こしちゃった…」

唯「ん〜大丈夫。ふぁ〜あ。それより、ちゃんと部屋来てくれたんだねー」

憂「もちろんだよ〜」

お姉ちゃん、顔近いよ〜
か、可愛いすぎる…

唯「憂と寝るの久しぶりだっけ？」

憂「この前も一緒に寝たじゃん」

唯「そうだっけ？…憂は本当に暖かいなあ〜」

憂「ど、どうしたの？お姉ちゃん」

私、今抱き枕状態です。お姉ちゃんの息遣いが分かります。

唯「憂〜このままで寝ても良い？」

そんな顔で言われたら、断れる訳ないでしょ…

憂「良いよ…」

唯「ありがと〜憂大〜好き」

憂「私もお姉ちゃん大好き。暖かいね」

唯「うん。おやすみ」

憂「おやすみ」

しばらくするとお姉ちゃんの寝息が聞こえて来た。
お姉ちゃんの抱き枕になって私も寝ます。おやすみなさい。

以上です

そんなある日、俺は唯(彼女(爆)とふたりで歩いていました。
すると前方から、なんと形容すればいいやら、例えるなら暗黒の騎士とでも言おう存在が突進してきました。
私は無我夢中で唯を突き飛ばし、
「斬るなら俺を斬れ!!!俺の命で済むなら・・・安い物ッ!!」
と無意識の内に叫んでいたそうです(唯・談)
すると私の身体から光のモヤみたいなものが飛び出し、うーん、これも形容しづらいんですけど、白き翼をたたえた騎士、とでもいうような形に成りました。
白の騎士は暗黒の騎士を光りの剣のようなもので断ち切り、私に向き直り
「真の勇気、しかと見届けた」
と呟き、消えさりました。

5年経った今でも、はっきりと覚えています。
あれは私の守護精霊のようなモノだったのでしょうか?

>>160
微笑ましい姉妹でGJ

本編で憂が唯に鼻かませるシーンに吹いたｗそこまでやるかお前らと

憂「なんて事があったんだ〜、えへへっ」
梓（ずるい、私も唯先輩と……）

とかそんな後日談があったとか無かったとか？
>>160さんＧＪですー

>>160
ＧＪ！
時間があったら唯憂に挑戦してみようかなぁ……

>>161
微笑ましい俺唯でGJ

本編で俺が唯に鼻かませるシーンに吹いたｗそこまでやるか俺と

もう最終回かあ。
原作の進み具合から言うと二期はないよねえ。

二期は無くていいよもう

>>160
ちょっと妄想してた本人だけどGJ！
やっぱり唯憂だとほのぼのした感じがいいですなぁ
自分もやってみたいけど文才ないのでorz


・・・憂の胸が大きいのはお姉ちゃんへのラブが詰まってるからですよね？（ボソリ

>>168
唯の胸が小さいのは皆にフラグもとい愛情を分け与えているからデスネ

>>168
被ったすんませんorz

律と唯が澪に向かって「かえせー」「かえせー」とたかってる画が思い浮かんだ

>>170
そんなことないっすよ

>>171
お前ら愛与えすぎｗ
だからあんなに大きくなるんですよ

あらすじ。
憂ちゃんは風邪ひきのお姉ちゃんの代わりに
お姉ちゃんの変装して軽音部にやってきました。

しかし姿形こそ似ていてもやっぱり別人。
演技しきることは良く似た妹でも難しいものでした。

例えば物腰が上品になっていたり、
例えばギターを完璧なリズムで弾いてしまったり、
姉の唯ちゃんではありえないミスをしてしまいます。

そして憂ちゃんはもうひとつミスをしてしまいました。
名前の呼び方を間違ってしまったのです――。

最初の被害者。あずにゃん。

二回目の演奏が終わって、先輩達が騒然とする。
唯先輩の演奏がなんだか不自然ながらもすごく良かったからだ。
おろおろする先輩がいたたまれなくてフォローに入る。
「――わたしはすごく気持ちよかったです」
少し驚いたけれど素直なわたしの感想だった。唯先輩が相槌をうつ。
「そうそう、『梓ちゃん』の言う通りだよ〜」

え……『梓ちゃん』……？　聞いた瞬間、どくん、と心臓が冷たくなる感じがした。
わたしのことをそんなふうに呼ぶなんて、唯先輩どうしちゃったんだろう。
久しぶりだから？　それとも、わたしのこと嫌いになっちゃったのかな……
風邪治ったばかりだし、なんだか普段より優しい雰囲気だし、尋ね辛い……
ずっと……心配してたのに……唯先輩に距離を取られると寂しいよ……
いつも素っ気無くしてるのに、こんな風に思うなんて、嫌な後輩……
迷惑かなって思わないで、もっとたくさんお見舞いすればよかったのかな……
どうしよう……もう『あずにゃん』って呼んで、頭撫でてくれないのかな……

次の被害者、紬ちゃん
あずにゃんさんの言葉で、問い詰めモードの雰囲気が変わる。
「そうよね」
「なんか混乱しちゃってたよ」
律さんと一緒に唯さんに謝ると
「律さんも『紬さん』も心配しすぎだよー」
と、いつものおっとりした口調での返事がってえええええええ！？

『紬さん』って言いました？　唯さんが私のことを！？
な、なんていう新感覚！　これは……きましたわ！！　私の時代が！
そう例えばうららかな午後、そよふく風が涼やかな庭先でのティータイム。
清楚なワンピースに身を包み上品に言葉を交わしながら紅茶を楽しむ私と唯さん。
そこには親友と呼んで差し支えない大切なお友達同士の温かな空気が流れていて。
私たちは心からの友愛をこめて、見つめあいながらお互いの名前を優しく呼び合うの。
「唯さん」
「紬さん」
「唯さん……」
「紬さん……」
「唯さん……♪」
「紬さん……♪」
「唯さんっ……！」
「紬さんっ……！」
そして手を取り合い指を絡めおずおずと頬に触れ髪を梳いて瞳が潤み
言葉を紡げなくなった唇は熱く潤って花開くように何かを求めて微かに開き
やがて二人の影がひとつになると共に花びら舞う一陣の風がってきゃあああああ！！！

「やっほーごめんねってあれー？　二人ともどしたのー？」
唯が戻る代わりに二人ほど旅立ってしまいましたが頑張れ桜高軽音部。おしまい。

>>174
ワロタｗｗ
ムギはマリみてが好きなのか？ｗ

>>174
あずにゃんで切ない気持ちになったのにムギwww
私の時代www

>>160
あえてこのタイミングで投下した勇気に敬意とGJを
しかし奇遇だなあ。俺も憂唯同衾ネタで流れぶった切ったことあるｗ

宣伝すまん。

今、はりこちゃんねるっていうサイトの
アクセスアップを図ってるんだけど、よかったら遊びにきて。
ふたば系画像掲示板なので、気軽に会話とかもできるしね
ゆり・レズ板とか今一番みんなに来て欲しい場所です！

http://2ch.homelinux.com/

詳細はGoogleで「はりこ」と検索すればいいです。
気軽に画投稿しちゃって！

>>174
急に呼び方があだ名じゃなくなったという状況は同じなのに二人の反応が正反対なのが面白い！

あずにゃんはすっかり唯抜きではいられない身体になっちゃったのねw

>>174

数少ない唯紬ネタをありがとう

>>174
GJ
意外と唯梓って少ないんだよな…何故…

唯和 澪律 憂梓
それらを見てﾎｸはホクホクする紬
って構図が一番平和で幸せな気がする

訂正


唯和 澪律 憂梓
それらを見てホクホクする紬
って構図が一番平和で幸せな気がする

ttp://zip.2chan.net/7/src/1244820094131.jpg

>>184

澪好きすぎワロタｗ

>>184
こんなに私のこと好きだったなんて・・・と思いながらも全力で平静を装おいながら逃げようとしてる澪萌え
という画像ですね

>>184
もちろん澪の部屋も律でいっぱいなんですね、わかります

また憂唯いきます。

Sunday Siesta
の憂視点

今日は日曜日です。

唯「ぉはよ〜憂〜」

洗濯物を干してるとお姉ちゃんが起きて来ました。

憂「おはようお姉ちゃん。いい天気だよ！」

唯「うわ〜！ピカピカキラキラしてる〜！」

憂「ピカピカキラキラ…」

お姉ちゃんはたまに面白い表現をします。

唯「よしっ！憂ー今日のお姉ちゃんは頑張るから見ててねー！」

憂「うん、頑張ってね！」

--*--

唯「ふっふっふ〜♪」

朝ご飯を食べたお姉ちゃんは鼻唄を唄ってリビングに行って…ゴロンと横になりました。

唯「何を頑張ろうかな〜♪」

何も決めてないのに張り切るお姉ちゃん可愛いな〜

唯「ギー太弾こうかな〜。散歩行こうかな〜。買い物、掃除…勉強…いやいや…」

憂「ふふ…頑張ってねお姉ちゃん！」

唯「任しといて〜！」

ゴロゴロゴロ〜…ゴロゴロゴロ〜…
部屋の端から端までをゴロゴロ転がって何をしようか考えてるみたいです。目が合ったらニッコリ笑ってくれました。

洗い物や掃除が終わって お姉ちゃんを見ると部屋の角で寝てたからタオルをかけてあげました。

--*--

唯「…はっ！…あれ〜寝てた〜」

お昼ご飯を作ってたらお姉ちゃんが起きました。

憂「お姉ちゃーんお昼ご飯出来たよ〜」

唯「わーい♪」

--*--

唯「ごちそうさま。さてと、何しようかな〜」

お姉ちゃんはまたリビングで横になりました。

ゴロゴロゴロ〜…ゴロゴロゴロ〜…

唯「そうだー！お料理しよう！」

憂「お姉ちゃんがお料理…」
ガチャン！ガシャン！ザクッ！ぎゃー！

憂「お、お姉ちゃん、お料理なら私が…」

唯「何作ろうかな〜」

ゴロゴロゴロ〜…ゴロゴロゴロ〜…

唯「前菜とー…憂ー」

憂「なーに？」

唯「アルファルファって美味しいのかな？」

憂「アルファルファ…？調べてみるね。」

お姉ちゃんの頼みや質問には全力で答えます！

--*--

憂「ごめんねお姉ちゃん…パソコンで調べたんだけどアルファルファってどんな食べ物か分からなかった…」

唯「…スー、スー」

お姉ちゃんはよく寝ます。

--*--

洗濯物を取り込んでたらお姉ちゃんが起きました。

唯「あ！また寝てた〜。まあ良いか…気にしない気にしない。」

憂「ふふふ…良かった〜」

「ふぁ〜あ。楽しかった〜！」

お姉ちゃんは何しても可愛いです！
今日も日曜日が無事に終わりそうです。

以上です。

>>191
計画立て“ようとしてる”段階でウキウキしてる唯が可愛くてよし！
それを見てるだけで萌えている憂がまた良し！

何が言いたいかと言えばGJ!

GJ！なんかもうこの二人、現時点で既に幸せな二人暮らしを満喫しすぎ
いや一応両親居るんだろうけど

唯憂って人気あんの？
俺かなり好きだが

ＧＪ！美しき姉妹愛かな

こんなに姉想いの憂をヤンデレにしようとした自分は汚れてるorz

憂唯良いね

>>191
ワロタｗもはや愛玩動物ｗｗｗ姉なのにｗｗｗｗｗｗｗ

>>194
大好物です！

↓律澪

「何やってんだよ」
　ノックもせず扉を開けた澪は、盛大にため息をついた。
　思春期の乙女の部屋に挨拶もなしに侵入して、開口一番がそれですか。
　
「ごろごろしてる」
「見れば分かる」
　じゃ聞くなと、ふくれっ面すれば澪は笑みを零した。
　
「どうしたんだよ、これ」
　ベッドに近づいてポンポンと叩いたのは、私が抱きしめているぬいぐるみ。
　私の身長より少し小さくて、でも人一人分のスペースをとってしまう白イルカ。
　仰向けになりそいつをお腹の上に乗せていると、程よい圧迫感があって。
　いいだろ〜、とばかりにギュッと抱きしめ、澪にアピールした。
　
「お父さんが出張のお土産にくれたんだ。かわいいだろ」
　胸びれを持って、ぺちぺちと動かすと「どこが」と即決で返ってきた。ひどい。
　眠そうな細い瞳に、間抜けに見える開いた口。そして、大きなたらこ唇。
　
「お前かわいいのにな〜。ひどいな〜。澪はひどい」
「でかすぎるんだよ。イルカというよりサメじゃないか。喰われるぞ」
　ああ、ひどい。でも私はめげない。
　昔から澪のセンスはどこかずれているのを知っているから。
　大きな白イルカを抱きしめ、私はまたごろごろし始めた。

「律、外に遊びにいかないか？」
　そんな様子を呆れたように見ていた澪は、ベッドの端に腰かけた。
　ギッと増えた重みにベッドがしなる。
　今日初めて見た時計の針は、１０時を回っていた。

「あ〜。今日はしーちゃんと遊ぼうかな」
「誰だよ。しーちゃんって」
「ん？　この子」
　ほいっとイルカの顔を持ち上げ澪と対面させニッと笑ってやれば、何とも言えない顔をして。
　いきなり、私の上に乗った白イルカに上半身を預けてきた。圧迫感に空気が漏れる。
　
「重っ。澪ちゃん太ったんじゃない？」
「バカ」
　良い音をたてて、私の額は叩かれた。「バカ律」不機嫌な顔を全面に出して澪がこちらを睨んでいる。
　この流れは日常的にありふれていて、私はいつものように笑い返した。
　
「冗談だよ。天気いいしね。どこ行こうかな〜」
　大きな背伸びをひとつして。こちらを細い目で眺めているイルカの顔を両手で包んだ。
　せっかく澪が誘ってくれたんだから。お前はお留守番だ。
　そうして、私はイルカのたらこ唇にキスをする。ふわっとした毛の感触。味なんてするわけない。
　

　ふと、視線を上げれば漆黒の瞳と目があった。じっ、とまばたきすら忘れた瞳。吸い込まれそう。
　言葉を忘れた獣のように何も発さず、有無を言わさない鋭い視線が突き刺さる。
　澪の手がこちらに伸びてきた。一直線に。首を、鼻を、額を通り過ぎ、私の髪に触れる。
　一瞬の違和感の後、髪が数本宙を舞って。カチューシャを取られたのだと気付いた。
　
　――今から出掛けるんだろう？　なにしてんだよ。
　
　そう冗談っぽく笑う雰囲気ではなく、私の言葉は静寂にかき消された。
　澪の指が優しく、壊れ物を扱うように頬に触れる。
　近づいてくる顔。細い輪郭に、透き通った肌。ツンとつりあがった瞳に、スッと伸びた鼻筋。
　何もかも私より遠くて、何もかも私に近い。
　窓から降り注ぐ光を澪に遮られ、そこで私はようやく目を閉じた。


　『キスしようか』
　そう提案したのは果たしてどちらだったのか。覚えてもいないし、別に思いだしたくもない。
　逃げ、だったんだと思う。お互いを真正面から受け止められず、かと言って相手に真っ直ぐな性格を持っていない私たちは、
　ひねくれた形でしか感情を伝えられなかった。ただそれだけ。
　小学校、中学校を経て高校生になっても、私たちはまだ子供だった。


　澪の冷たい唇が、ひんやりと熱を溶かしていく。それなのに、心臓は馬鹿みたいに脈打って、身体が発熱してしようがない。
　指先から足先までじんじんと疼いて、血管が爆ぜてしまうのではないかと危惧するぐらい、私の耳は自分の鼓動に支配された。
　一時の接吻後、最後に澪は名残惜しそうに私の唇を甘く噛んだ。
　重なった唇が離れると、この戯れはおしまい。
　目を開ければ、相変わらず澪が視界を奪っていて。
　いつも涼しげな瞳が熱を持って赤みを帯びていた。
　みお〜、とペットでも呼ぶかのように言葉を発しても無反応。

「外、行くんだろ？」
「……」
「それとも、横にくる？」
「……うん」
　お嬢様の考えを読み取って提案をしたはいいけれど、
　よく考えればイルカが場所を取ってしまって二人と一匹がベッドに潜り込むのはキツい。
　
「律、その子かして」
　イルカを渡せば、澪はそいつを持ってベッドに上がった。私も移動してスペースをあけて、お互い向き合う形になる。
　イルカをどうするんだろうと思っていると、私と澪を跨る感じで二人の上に置かれた。
　胸びれがそれぞれの肩に乗っかる。
　
「毛布じゃないんだから」
「仕方ないだろ。他に方法思いつかなかったんだよ！」
　自分でも愚かだと思ったのか、頬を赤く染めた澪は早口に唸った。
　イルカをベッドから下ろせばいいだけの話なのに。私が手放したくないって思ったのかな？
　ほんと、澪は優しい。
　

「しーちゃん重い」
「そこもかわいいんだぜ」
　どちらからともなく、私たちは手を重ね、指を絡めた。
　澪の呼吸が聞こえる。指を通して鼓動が伝わってくる。それだけで、波紋ひとつない水面のように私の心は静まった。
　あぁ、まるでモルヒネじゃないか。
　無意識に顔を近づけて、澪の小さな唇に食いついた。啄ばむように奪って、額にもキスを落として。
　澪は目を閉じて、私の行為を受け入れてくれている。

「ねぇ」
　唇を離した近距離で、澪は猫のように目を細め、弱弱しく啼いた。
　窓から乾いた風が入ってきて、レースカーテンを揺らす。それが澪の黒髪と対比して眩しかった。
　世界はこんなにも綺麗なんだと、今更ながら強く思った。

「しーちゃん、ほんとはかわいいよ。間抜けそうな面も、大きな身体も、不釣り合いな小さな尾びれも。
　……私と、まったく違うから、惹かれるし……ずっと傍にいたいんだよ……すき、なんだ」
「……うん。私も、すき」

　その告白が、私たちの上に乗っている白イルカに対してのものではないって、二人とも知っていた。
　知ってて、それでも私たちは決して交わらない平行線上に立って、言葉を発することしかできない。
　重ねた手に優しく力を込めれば、澪も同じように返してくれた。
　鎮静薬を一瞬で打たれたかのように、全身の力を抜いて私は瞼を閉じる。

　この戯れがどんな意味を持つのか、私たちは考えていない。
　この恋が世間から外れたものなのだと、自覚しようとはしない。
　世間に出れば仕事して？　結婚して？　そして子供を育てるのが当たり前？
　馬鹿らしい。
　そういう流れがあってこそ、社会は発展するのだろうけど。
　馬鹿らしい。
　そう文句は吐けるけれど、実際社会に直面した時どうなるのだろう。
　きっと、想像以上にとてつもない勇気が必要なんだ。
　沼地で足元を取られ、沈まないようにするのが精一杯な中で、それでも進まないといけないんだ。
　
　――だから私たちは楽園に閉じこもった。
　社会から遮断され、家と学校と、私と澪と仲間だけが存在する世界。子供だから許される世界。
　
　
「なぁ澪。お母さんたちいないし、昼はどっか食べにいこうか」
「……ん」
　いつかはこの楽園が壊れてしまうことを知っている。
　
　
　それでも、私たちは楽園にしがみついていた。

いきものがかりの茜色の約束を澪律フィルター通して聴いたら泣きそうになった
声も若干澪っぽいし、終盤とか律がドラム叩いてるとこ想像するとヤバいｗ

>>191
GJ
ほんとにこの姉妹は四六時中ナチュラルにイチャイチャしてるなｗ

>>201
GJとしか言いようがない

GJ!!

切ない…

>>201
律澪ＧＪ
こういう閉鎖的な百合も大好きです

>>201
良いものを見た
ありがとうありがとう

>>201
GJ
イチャイチャするだけじゃなく
こういう切ないのも良いな

>>202
ちょっとTSUTAYA行ってくるわ

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org149761.jpg

律澪こそ至高

律澪厨きめぇ

>>201
GJ!!!表現が美しいな

唯は律のこと、小学生の女子の「○○君面白くて好き」って感じの
ほんのりした恋愛感情混じりで好きだといい。

りっちゃんイケメン部長は澪以外にももっとモテてもいいと思う。

しかしフラグ乱立させているのはむしろ唯の方という……
律受け方面だとムギ律あたりはよく見る気もする

拾いもん
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d586437.jpg

ギー太はオスなのメスなの？

名前で察しろとｗ

澪のベースはエリザベス

で、梓のギターはむったんだっけな

何気ないけどもう名前付けている時点で唯に影響されている！？

ちょりーっす

このスレ的にギー太は♀だろｙｋ（前スレ>>903参照）

思うんだが唯の桜高受験の時に試験受けたの憂じゃないのか？

あの街って京都で良いの？

本スレでは彼氏フラグとも言われている
あの「何かに照れるりっちゃん」が
百合に繋がる何かだったら、京アニと吉田さんに
一生付いていく

まー無いだろうけど。

俺は吉田さんを信じてる

>>222
11話で唯たちが来る前に澪と何してたか聞かれたから、だと思ってる

澪にはうつらず、唯に風邪がうつったということは・・・

13話予告と原作から想像できるシーンないん？

予告はなにか誰かのためにサプライズでも計画してるのかな思った

普通に唯の誕生日とかじゃないんかね

先輩たちの立て続けの風邪騒動で慌しかった文化祭が終わって最初の日曜日。
新入部員梓ちゃんことあずにゃんは、唯先輩のお家ににゃーにゃーとやってきました。
大好きな先輩に、バンドのメンバーで一人だけ、お家にお呼ばれしたあずにゃん。
どれだけ猫っ可愛がりされるのかと思うと、なんだかもじもじしてしまいます。
深呼吸してから呼び鈴を押すと、足音の代わりにケータイの着メロが鳴り出します。
慌ててケータイを開くと、あずにゃんの大好きな唯先輩からメールが届いていました。

『玄関の鍵開いてるから、わたしの部屋まで来て。わたししかいないから安心してね』

変わった指示に小首を傾げるあずにゃん。ちょっと怖いけれど、言われた通りに頑張ります。
おじゃましまぁす、とおずおずと無人の廊下に言って、そろそろと家の中に入ります。
周囲の警戒を怠りません。いたずら好きの唯先輩のことです。なにをしてくるかわかりません。
部屋にいると見せかけて背後から強襲、うにうにと可愛がられるという不安が離れません。
階段を一段昇って振り返り、三段昇って振り返り、ランダムな動きで見えない敵を牽制します。
そして何も起きずに唯先輩の部屋の前にたどり着くと、あずにゃんは無駄な努力に赤面しました。
もし監視カメラがあったりしたら部室で大上演会が開かれてニヤニヤされること請け合いです。
あずにゃんは恥ずかしくて、それもこれも悪戯好きの先輩が悪いんだと思うことにしました。

扉の前で深呼吸します。気を取り直して、お預けされていた唯先輩との対面に備えます。
コンコンとノックして、返事が無いことを不思議に思いながら扉を開いていきます。
そこには――

「　「　い　ら　っ　し　ゃ　い　、　あ　ず　に　ゃ　ん　」　」

――あずにゃんが大好きな唯先輩が、ああ、なんということでしょう。二人もいたのです。
床に敷かれたクッションに座った、制服姿の唯先輩が二人。
左右からあずにゃんのほうを振り返り、にっこりと笑います。
悪い冗談みたいな光景に、あずにゃんは心臓が止まりかけました。

「ひっ！？」
「　「　ど　う　し　た　の　、　あ　ず　に　ゃ　ん　。　こ　っ　ち　お　い　で　よ　ぉ　〜　♪　」　」

脅えるあずにゃんに、にこにこしながらステレオで手招きする唯先輩。
その動きはまるで鏡合わせで、何かトリックの存在を二人の間に求めてしまいます。
けれどなにもありません。あずにゃんだって本当はわかっています。だって文化祭の前に――
震えながらも、あずにゃんは大好きな先輩のもとに向かいます。ふらふら、おどおど、にゃーにゃー。
どっちに話しかけていいか迷いながら、それでもあずにゃんは頑張って小さなお口を開きます。
なにも喋らなかったら、この人外魔境な光景に気が狂ってしまいそうでした。

「う、い、妹さんがいるなら、メールで教えてくれればいいのに……」
「　「　な　に　言　っ　　て　る　の　？　こ　こ　に　は　わ　た　し　し　か　い　な　い　よ　？　」　」

脅えるあまり丁寧な言い回しになるあずにゃんに、ステレオ唯先輩がにこにこと答えます。
その完璧に同期が取れた姿は、本当に本人が分裂してあずにゃんを迎えているようでした。
あずにゃんはいよいよ怖くなってしまいます。クッションに座った身体がカタカタと震えます。

「　そ　う　だ　よ　ね　？　わ　た　し　」
「　そ　う　だ　よ　ね　。　わ　た　し　」
「　あ　は　は　は　は　」
「　あ　は　は　は　は　」
「　「　あ　は　は　は　は　は　は　は　は　は　は　は　は　は　」　」

そして左右から楽しげな笑い声が響いてくると、とうとうあずにゃんの心が折れてしまいました。
スカートをぎゅっと握り締め、小さな子供のようにぽろぽろと涙を流して泣き出してしまいます。

「うぐ……うぇっ、ひっく……こわいよぉ……こわいよぉぉぉ……うえええええん」
「　「　う　ふ　ふ　。　か　わ　い　い　な　ぁ　〜　あ　ず　に　ゃ　ん　は　♪　」　」

泣き出してしまったあずにゃんを唯先輩が二人がかりで可愛がり、魔窟の時間は過ぎていきました。
あずにゃんこがすっかり調教されてる感じがありますが、頑張れ桜高軽音部。おしまい。

俺もついていく

なんやねん

ＡＬＬ→唯の設定でＳＳ投下します


紬「唯ちゃん、おいしい？」
唯「うん！ほいひいよフギちゃん！」もぐもぐ

ん〜、ムギちゃんの持ってくるお菓子はおいしいな〜
軽音部に入ってホント良かったよ！
りっちゃんといると楽しいし、澪ちゃんの素敵な歌詞の歌が唄えるし
あずにゃんは可愛いし、さわちゃん先生の色んな衣装が着れるし
ムギちゃんのおいしいお菓子食べれるし・・・軽音部はパラダイスだねっ！

律「なぁ唯、昨日押入れからこんなの見つけたんだけど・・・」
そう言ってりっちゃんが差し出したのは赤と緑の箱。ゲーム機みたいだけど・・・

唯「なーにこれぇ？」
律「ゲームボーイポケットだって」
唯「へぇー、わっ！白黒だー。カラーのゲームボーイしか知らないからびっくりだよ！」
律「小さいころいとこから貰ったんだけど、カラーが出てたからこれで遊ばなかったんだよなー」
唯「で、これでどうするの？」
律「おーそうそう、ついでにソフトも見つかったから通信対戦しようと思ってな」
唯「おっ、いーねー。やろーやろー！」

りっちゃんは色んな遊びみつけてくるなー、りっちゃんといると退屈することがないよ！

唯「で、何のゲーム？」
律「じゃーん、テトリス！これなら唯もできるだろ」
唯「うわー懐かしいゲームだねー。よーし負けないぞーっ！」
律「よっしゃ、望むところだーっ！」

「唯先輩、ちょっといいですか？」

んっ？この可愛い声は・・・あずにゃんだーっ！

唯「りっちゃん、ちょっとゴメン。何、あずにゃん？」
梓「昨日の練習の続きしようと思って・・・」

あちゃー、そうだった！ギターの練習やってて昨日終わらなかったから今日続きやるってなったんだっけ・・・
でもりっちゃんとも遊びたいし、あずにゃんと練習もしたいし・・・どうしよう

唯「あ、そうだねー。でも今は・・・」
梓「どうかしましたか？」

ここはりっちゃんとテトリスするか、あずにゃんと練習するか・・・
りっちゃんかあずにゃん、悩むなー

律「おい梓、唯はこれから私とテトリスするんだ。練習は明日でいいだろ」
梓「なっ、何言ってるんですか！今は部活動中ですよ、練習するのは当たり前じゃないですか
　　それに同じクラスなんだから、休憩時間にやればいいじゃないですか！」
律「バカ言うなよ、もし先生に見つかったら没収されるだろうが。そしたら優等生の田井中律様に汚点が付くだろー」
梓「よく自分を優等生なんて言えますね」
律「なにをー、こう見えても成績はいいんだぞーっ！」
梓「頭よさそうに見えないって認めましたね」
律「何ーっ、梓のクセにーっ！」
梓「梓のクセにって何ですか！」
ギャアギャア

あ、あれれ・・・いつのまにかケンカになってる・・・どうしよう、止めなきゃ

「唯、ちょっといいか？」

えっ、今は・・・ってこの綺麗な声は、澪ちゃんだ！

唯「澪ちゃん・・・今はりっちゃんとあずにゃんのケンカ止めないと」
澪「あんなのほっときゃ止まるよ・・・それより新曲の歌詞見てもらいたいんだけど」モジモジ

澪ちゃんがそう言うならいいのかな・・・って新しい歌詞！
見たい見たい！澪ちゃんは素敵な歌詞書くからなーっ、それを歌える私は幸せ者♪
そして恥ずかしそうにする澪ちゃんは相変わらず可愛いなぁ

澪「次のは『うどんかラーメン』って題で、恋の悩みを歌詞にしてみたんだけど・・・」
唯「ふんふん、見せて見せて！」
ひょいっ
律「うんうん、相変わらず澪さんの歌詞は素敵ですねー。いいんじゃない、これで」
梓「あーっ・・・いいですね」
澪「ちょっと、おい！」

あれ、りっちゃんにあずにゃんいつの間に？
ケンカ止まったんならいいけど・・・

澪「私は唯に見てもらおうと思ったんだぞ」
律「あいにくだけど、唯には先約がはいってるの」
梓「そうです。これは澪先輩でも譲れません」
澪「梓、お前まで・・・でも唯が歌う歌の歌詞なんだし、優先権は私にあるだろ！」
律「だったらその歌私が歌うー。はいっ、これで解決！」
梓「あ、それなら私も歌います。はい、解決です！」

あれ、あれれ・・・またケンカなのかな？

澪「律、ドラムしながらは歌えないだろ」
律「できますーっ、ＣＣＢとかいるし大丈夫ですーっ」
澪「またその例えが古いなー」
梓「誰ですかそれ？律先輩っておじさんですね」
律「何ーっ、梓まで！おじさんは聞き捨てならんぞー、乙女に向かっておじさんとはなんだーっ！」
澪「本当だからしょうがないだろ」
律「澪ー、お前までっ！」
ワイワイギャアギャア

これってもしかして私が原因？どうしよう・・・みんなと仲良くしたいのに・・・

「唯ちゃん、ちょっといい？」

今はちょっと・・・ってこのおっとりした声は、ムギちゃんだ！

唯「ムギちゃん・・・今は澪ちゃんたちのケンカ止めないと」
紬「そのうち止まるわよ・・・それより今日はもう一つお菓子があるの・・・」すっ

ムギちゃんがそう言うのならいいのかな・・・ってお菓子がもう一つ！
何々？食べたいっ！

紬「これは幻のプリンって言われてて・・・私も手に入れるのに苦労したの」ぱかっ
唯「う、うおぉ・・・こ、これは！」

テレビとかで言ってたプリンだ！買うには半年待ちとか言われてて超レアなやつだ！
さすがムギちゃん！ムギちゃんが軽音部にいてよかった！

紬「さっ、もう一回お茶にしましょ」
唯「う、うん・・・」フラフラ

あー、もうりっちゃんたちのケンカどうでもよくなってきたなー・・・

律「っておいムギ！何抜け駆けしてんだ！」
澪「まったく、私たちが見てないところで！」
梓「ムギ先輩がそんな人だったなんて・・・」
紬「あらみなさん、ケンカはどうしたの？」

ってあれ、ケンカは終わったのかな？

律「それにおやつで釣りやがって」
紬「人聞きが悪い。唯ちゃんが一番嬉しそうに食べてくれるから、もっと食べて欲しいと思ったまでよ」
澪「別に唯だけじゃなくて、呼んでくれれば私たちも一緒に食べるのに・・・」
紬「ごねんなさい、これ二人分しかないのよ」
梓「何でですか？！」
紬「んもう、せっかく唯ちゃんと二人っきりでお茶できると思ったのに・・・」
律「確信犯かよっ！」
ワイワイガヤガヤギャアギャア

あれーっ、今度はムギちゃんも加わってケンカしてる・・・
今日のみんなどうしたんだろ・・・

律「唯は私とゲームするの！」
梓「唯先輩は私と練習するんですっ！」
澪「唯は私の歌詞見てもらうんだよ！」
紬「唯ちゃんは私とお茶するの！」
律「ゲーム！」
梓「練習！」
澪「歌詞！」
紬「お茶！」
律「ゲーム！」
梓「練習！」
澪「歌詞！」
紬「お茶！」

あわわ・・・何かの呪文みたいに繰り返し出した・・・
どうすれば、どうしたら止めれるんだろ・・・
こんなの、私たちの軽音部じゃないよう・・・

バンッ！
「シャアーーーラアァーーーップッ！！」

一同「っ？！？！」ビクッ

うわぁ、ビックリした・・・誰？！・・・ってさわちゃん先生！
久しぶりにデビルさわ子見たよ・・・

さ「見に来てみれば・・・外に丸聞こえよ、一体どうしたの？」
律「唯とゲームしようとしたら梓が・・・」
梓「唯先輩と練習しようとしたら澪先輩が・・・」
澪「唯に歌詞見てもらおうと思ったらムギが・・・」
紬「唯ちゃんとお茶しようと思ったらみんなが・・・」
さ「なるほど、誰が唯ちゃんと一緒にいるか。が原因ね」

あれ、やっぱり私が原因？でも誰かとなんて選べないよ・・・

さ「こういうときはね、みんなで楽しめばいいのよ！」
律「それってどういう・・・」
さ「唯ちゃん、この衣装ぜーんぶ着なさいっ！」ずらーっ

うわぁ、スゴイ数・・・あ、あれカワイイ

律「って結局さわちゃんも参戦かよっ！」
さ「参戦って・・・私はみんなが喜ぶ案を提示したまでよ」
澪「みんな喜ぶって・・・唯が・・・」
唯「さわちゃん先生、これ着てみていい？」キラキラ
澪「めっちゃ喜んでるしーっ」ガーン

あ、あれ着たい！これも、あれも！どうしよー、迷っちゃうー！

さ「唯ちゃんは色んな衣装が着れる、みんなはそれを見れる。まさにwin-winよ！」
律「まぁ・・・それはそうだけど」
澪「確かに見たい・・・」
梓「最善策はこれ・・・ですよね」
紬「そうね、早く始めましょ！」ハァハァ
さ「よーし、唯ちゃんのファッションショーの始まりよ！」

なんかみんな仲直りしてる、良かったー
よーっし、色々着るぞ−っ！

ファッションショー終了

唯「あー楽しかった」
さ「私グッジョブ！」
律「あぁ・・・唯は何着ても似合うぜ」
澪「うぅ・・・鼻血が止まらない」
梓「澪先輩、ティッシュ貰いますね」シュッ
紬「もう死んでもいいわ」ハァハァ

結局誰とも何もできなかったけど、みんな楽しそうだしいいかな
みんなで楽しくが軽音部のモットーだもんね！

キーンコーンカーンコーン

さ「あら、もう終りね」
律「はぁ、結局ゲームできなかった」
梓「練習・・・」
澪「歌詞・・・」
紬「お茶・・・」

唯「それじゃみんな、今日これから和ちゃんとお茶に行く約束してるから！」
危ない危ない、コスプレに夢中で忘れるとこだったよ

律「あぁ、また明日な」
梓「はい、お気をつけて」
澪「うん、じゃあな」
梓「バイバイ、唯ちゃん」

唯「みんなバイバーイ」バタン

　　　　　　　◇

さ「さてみんな」
一同「はい」
さ「明日以降だけどまず昼休憩は澪ちゃん、歌詞見せにいきなさい。
　 そして明日のティータイムはムギちゃんと唯ちゃんで二人っきり。
　 その後は梓ちゃんと練習。それが済んでからりっちゃんとゲーム。
　 いいわね？」

律「まぁ・・・それがいいかな」
澪「私はそれで構わないけど」
梓「私もいいです」
紬「私もです」
さ「よし、これで解決！明日からはいつもの軽音部よ！」

一同「はいっ！」

唯「〜♪〜♪」
和「唯、なんかご機嫌ね」
唯「えへへー、分かる？今日ファッションショーしたんだー」
和「へぇ、見てみたかったわね」
唯「部室にきたらいつでも見られるよ！」

軽音部のみんなと過ごす時間も楽しいけど、和ちゃんと一緒にいるのも楽しいなー♪
なんか安心するっ

和「・・・唯、手つながない？」
唯「えっ？！・・・いいよー、和ちゃんから言うなんて珍しいね」
和「なんとなくよ」ぎゅ
唯「変な和ちゃーん・・・ん？これって恋人つなぎってやつ？」
和「あら、そうなの」
唯「そうだよーっ。知らずにやったのー？」
和「えぇ（そんなわけないじゃない。唯は私の恋人よ、誰にも渡さないんだから！）」

　　　　　　◇
平沢邸

シャーッ・・・シャーッ・・・シャーッ・・・

憂「うふふ・・・お姉ちゃん、今日もおいしいものいっぱい食べさせてあげるからね・・・
　　私がハイッタ料理を食べるお姉ちゃんのカオ・・・もうたまんないっ！」ゾクゾク

シャッ、シャッ、シャッ・・・

憂「だから早く帰ってきてね・・・私にいつもの笑顔を見せてね・・・　
　　アァ・・・私だけのお姉ちゃん、誰にもワタサナイカラ・・・」

シャーッ・・・シャーッ・・・シャーッ・・・

　　　　　　　　◇

唯「今日の晩御飯は何かなー？」
和「これからお茶に行くのに晩御飯の心配？」
唯「だって憂の料理おいしいんだもん！」

そう、部活の後の楽しみは憂のご飯。今日は何かなー？

色んな人が周りにいて、そんな人たちと過ごす毎日がすごく楽しい！
私は幸せものだなー、この幸せがずっと続いたらいいのに！

以上です
みんなを絡ませたいと思ったら、カオスになってしまいました

>>239
なんという唯ハーレム……GJ!!
和まで耐えたのに最後の憂で声出してﾜﾛﾀww憂は病んデレ似合いすぎ
ああ、紬唯も梓唯もなにもかもニヤニヤだ

最終話とか見て思うんだけど和ちゃんは唯の事理解しきってるよな。
さすが幼稚園から一緒にいただけの事あるww

幼馴染
実妹
同級生A〜C
後輩
先生

唯を主人公にしたエロゲが出来ても不思議はない

>>202
いきものがかりは結構それっぽく聞こえるの多いよなｗ

うるわしきひととかは律が歌ってるみたいに聞こえるｗ

特に「これっくらいの小さな胸に〜」とかｗ

スレチどっか行け死ねクズ

最近、

ラブソングは何を聴いても
けいおん！の何かしらのカップリングに聞こえるんだ
唯梓だったり律澪だったり山中たくあんだったり
色々だけどさ

アニソンしか聴かない

おまっっｗｗｗｗ

俺もアニソンしか聴かないわ

唯は澪のキャラソンエンドレスで澪は唯のキャラソンをエンドレスなんですね

憂「お姉ちゃん！お休みのチューを忘れてるよ」
唯「ういー、ごめんごめん」

ちゅー

　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. - '. : : : : : : : :￣:`.く、ゞ、, : : -='、
　　　　　　　　　　　　　　／: : : ; : i: : : : : : : : : : : : : :`ヽヽヽ; : : : :丶
　　　　　　　　　　　　／: : : : : :i: ハ: :ﾊ; : 、: : : : :i : : : : ヽヽヽ;.: : : : i
　　　　　　　　　　　/: : : :.i: : : |: i:::.`; :|弋: 丶: : : : i : : : : : ',`, `;.;.: : i:|
　　　　　　　　　　/: :i: : :.|: : : ﾊ;::::::::.'.:| ::＼: :.i:.i:::i: ||: :,ﾉ: : ﾊ `, i::::. ::i:|
　　　 　　　　　　,': /|:.i: :.|: : :i !i::::::::::::::i;=ニゞ、!: : i:|ソ: : :ﾉ::| |:i .i|: ::. :|
　　　　　　　　　ﾉノ　i|: :ﾊ: : | ,!=、:::::::: "殺ﾐ,ヾ,y; : |: :／/::::i, u ﾉi:ﾊ,: !
　　　　　　　　ノ　 　 |: i:::i: :.|i!行i} ::::::::. {刺ﾂ,ノｿi,:.rニ;'::::::ﾊ:丶':i|　 ヾ
　　　　　　　　　　　　|: i:::::i: ﾊ`込'　 　　`-　'　　i　'ｿ .}::.ﾉ! .レ'ｿ
　　　　　　　　　　　　 !:|i:::::i:.! i ,,,　'　　　　''' 　　 ,、／／　| !
　　　　　　　　＿＿_ 　!| V 'i　i 　　弋フ　　　　ノ;／ 　 　 `'
　　i--　、　/:::r'γつ`丶、　　`＼　　　　　 ／　tっ, 　　　梓ちゃん・・・・
　　|:.: 　　ヽ;:::}' / /っ::::::::::ｿ　　　　 ｀ ソヾ" ,／"::::::`ゞ,、 　　お姉ちゃんの口の中、梓ちゃんの味がしたよ・・・
.　　|:.:.　　　　ｿ,　',/っ:::::::::i、　　　,／" /　／.:: :: : ／／_'ゞ、　　　　　　どういうことかな
.　　 |:.: 　　 　 `.　 Y:::::::::i|::| ,バ":: ::i:/-,／:: ::,／／:／¨ ¨ :ヾ　　　　　　　　教えて欲しいな
　　　 i.::.　　　　 `.,.|:::::::::::':::|ﾊ:'. `. ::/=/:: ::／／.:／　　　　　:.|
　　　/.';.:. 　 　　　`、::::::::::;>! i::`ｿ、ﾂ.／／.::／　　　　　　　 :|
　　 i:::::::`、::　　　　 丶／y y `、`,!r／＿'"　;.　,　　　　　　 .:|
.　　|:::::::::|:`、:: 　　　　ヽ!. /,.／`'r⌒,,"　　＼ !:: i　　　　　　.::|
.　　|::::::::|:::.!`、:: 　　,／'丶」_ 〃ゞｿヽ、　　/　 !:| i　　　　　 :::|
　　 |::::::::|::::.i, `、;>'"丶,. -`　ヽﾉ.<i|.丶,　ｿ　　　i　　　　　　 .::|
.　　 |:::::::::i:::::i!,　　　(,＿　　　　 》: ::ヾﾐ`ｿ_.＿　 |　　　　　　　:|
」

唯「ういー、なんであずにゃんのあじなんてしってるのー？」
梓憂「「…えーと？」」
唯「どーゆーことかなー」

>>245
山中たくあんてｗｗ

>>243
俺がいる
あの曲はまさに律澪

↑死ね

そんな糞みたいなアーティストの曲なんかよく聞いていられるね

カルシウム不足の多いスレだなw

一人だろ

そんなことより>>250に吹いたんだがｗ
もうお前ら3人で暮らせよ

おやすみのキスのはずなのに舌まで入れるとは。

あるある

律澪厨と憂唯厨は隔離スレに隔離されてくれ
スレ占領がうざすぎる
独善的で吐き気がする

お前がいうな独善的とか

スルーしろって

どんな流れでもコピペみたいな憂唯ネタと律澪ネタで方向転換する
そうやってスレを独占してるだろ
他カプの邪魔だから自重しろよ

ここにいるのは憂唯厨と律澪厨だけじゃないんだよ

ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima017089.png
挫折やっつけコラ

本日のNGID:zubtsTG5

荒らしってことにして占領続ける気か
他カプ好きの気持ちなんて考えずにスレを独占するんだ

そんなだからアンチを作るんだよ

じゃあアレか？律紬は少数流なのか？

マイナー厨が隔離されたらいいんじゃね？
澪律はアニメで公式
憂唯はアニメでも原作でも公式
マイナーは厨の妄想
自重するのはどっちだと思う？

そうだそうだ
公式以外は出てけよ
>>268の言う通りだ

憂唯と律澪が公式って誰が決めた
なんなんのおまえら('A`)

馴れ合うような顔文字きも

自演乙

普通の感覚で原作読めば誰でも公式だと思うだろうな
描いてあるものを否定するのはバカ
もう一度言う
自重するのはどっちだと思う？
隔離されるのはどっちだと思う？

マイナーカプも律澪も憂唯もけいおんカプならなんでもおk！
自分の嫌なカプなら読まなければいいんじゃね？
書き手さんは最初にどのカプか言ってくれればなお有り難い。

公式は勿論だがマイナーカプを語れるのも掲示板のいいところじゃないのか

>>274
同意、興味薄いカプ書かれても読み飛ばしてるし
他を否定する人どうしの論争ほど見ててつまらないものはない
ついでに【律澪】こんな感じで検索しやすくしたら？

何も書かないくせに出てけ出てけって騒音おばさんかよw

公式と書かれてないなら公式じゃないよ
書いてあるものの否定ってなんの話だよ

>>274
そうやって律澪と憂澪に占領されたんだ
強引に流れを変えて憂唯か律澪に持っていく
しかも似たり寄ったりな内容でループさせる
他カプの話は中断させられて続けられない

消極的な排除だよ

まあぶっちゃけ隔離してもらったほうが気兼ねなく律澪唯憂の話が出来ていいけどな
こうやって雰囲気が悪くなるとどんどん人が離れてく

分離したほうがお互いのためになるんじゃないか？
荒らしをスルー出来ない子供も多いし

>>270
公式云々は人それぞれだろうから、置いておいて

お前の好きなカプ以外はどれも独善的なのかよ？
厨厨言ってる、お前のほうがおかしいだろう
マイナーだろうかメジャーだろうが、別にどっちでもいいじゃんか、百合ならドントコイだろ？
なんでわざわざ、オマエのいう所の「他カプ好きの気持ち」を考えないといけないんだ

>>264
保存した！

はいはいはい
自カプの人数が少ないのを人気カプのせいにしたいのな
人気カプの話題が続いてマイナーの話題がないのは必然だろ？
それを妬んで占領(笑)ってどんだけーｗ
お前もういいよ

なんでそんな喧嘩腰なの？

本日のNGID:zubtsTG5
　　　　　　 ID:QYhyD2hA　new
　　　　　　 ID:Msr7U4ap　 new

>>280
どっちでもいい
百合ならドントコイ

占領するカプに都合のいい話だ
それで他カプは数の力に押されて淘汰されるんだな
現に律澪と憂唯ネタがスレを占領してるのに上辺だけの綺麗事だよ

だからお前もういいってｗ
これ以上バカの相手するのは時間の無駄ｗ
原作再読してこよっと

>>284
じゃあお前が律澪と唯憂専用スレ立ててくれ
そしたらみんな我慢せずに平和になるから

他スレの話で悪いけどけいおんの６倍の人数が出てくるネギま百合スレだって
最大勢力のこのせつや比較的多数派なカプを分離して平和にやってるじゃん
何でもかんでも百合ならＯＫ（これが望ましいけどさ）な流れにすると一時期の東方スレみたいになるぜ

>>284
スレの占領とか多数派に対する苛立ちとか抜きにして聞きたいのだが
おまえは澪律とか憂唯が嫌いなの？

スルーしろ、そいつ等はただの釣りだ
>>283見たらスレがすっきりした

>>288
スルーしたいのはやまやまだが実際ありえない問題でもないし
はっきりしといたほうがいいんじゃないかと思うんだが

立ててもいいけどスレタイとテンプレの保障はしないよ
誰かさんのおかげで完璧にアンチになったから
どんなスレでも文句を言わないなら立ててくる

>>284
占領が始まるまではべつに嫌ってなかったよ
興味もなかった

逆にマイナーカプスレを作ればいいじゃない

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org152831.jpg

>>290
下のレスが>>287宛てだということで解釈するぞ

つまり占領が嫌だったてことだな？

もう一つ
お前の言う占領っていうのは多数派（この場合澪律、憂唯でいいかな）が
マイナーカプをどう扱うとそう言われてしまうのかを聞きたい

>>293
>>13

>>294
マイナーカプを淘汰したいなんて思っていないし
多数派の一人としてマイナーカプが淘汰されるのも見たくない
ただそう思っただけなんだ

結果的に荒らしてたみたいだな、ごめん

スレを律澪と憂唯だらけにするとだよ
現にそうなってるだろ
他カプに直接何かしなくても数の力で淘汰できる
憂唯か律澪ネタしかしないなら隔離スレ作って好きにやればいいよ
２カプのネタだけが抜きんでて多い共用スレってなに

>>291
けいおん！で百合萌えのスレで律澪と憂唯の話だけするんだ
占領や独占をしないなら隔離されろなどと言わないよ

>>239
GJ！
天然なのか何もわかっていながら普通に愛されてる唯いいなｗ
ってか憂ｗｗｗ

そもそもけいおん！の百合はどれも公式じゃなくて妄想ってことわかった上で楽しんでるんだ。
より妄想がおおくできるカプが増えるのは仕方ないな。
それらのカプが隔離されるべきと思うなら、2chにいても疲れるだけだろう

なんか揉めてるようだが分割してみんな幸せになるなら
占領とか隔離とか関係なく遠慮せずに個別カップリングスレたてていいぜ

参考：
木乃香&刹那 裕奈&亜子 真名&楓 のどか&夕映 ネギま総合
テレサ&？ クレイモア総合
静&なつ なつ&奈緒 舞HiME総合
夜&砕 BLEACH総合
美坂姉妹 鍵総合
田村&水樹(なのは) 中村&今井(アイドルマスター) 声優総合
など

何騒いでんだか的な流れ

まあ、分割したいならそれでもいいけど
アニメ最終回を迎える来週まで様子見るってのも有りだと思うが
徐々に人減ってくると思うんだ
メジャーの話題で隠れちゃうほど人少ないカプだと過疎ってそれこそ話す相手居なくなる可能性もあるし

律澪と憂唯ネタで共用スレを占領しといて
それを批難されたら荒らしにして無視を決め込むか

ほんとに律澪と憂唯さえよければ他はどうでもいいんだな
よくわかったよ
こっちもそういう対応をする

>>298
それでカプが恨まれ嫌われるのも仕方ないな
2chだしな

今日は寝る
アンチ獲得おめでと

ID:zubtsTG5大勝利だな
似たような荒らしなら今までも居たのに
今回は釣られすぎだろ、これはスルーできないのに
空気読んで画像貼ってくれた人はスルーするとか何なの

一晩で随分伸びてると思ったらお前ら……

来週最終回なんだし京アニ作品に付き物の粘着もそろそろ次に移るだろ
ハルヒが事実上の二期に入ってるからそっちに行くんじゃないか？

今日は寝るって朝ですよ

はってくれた澪唯のコラは心とHDに大切に保管した！

それを左右に９０度回転させたりして遊んでるのは俺だけでいい

>>307のおかげで夢が広がった

ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow99859.jpg

>>264を近づけてみた

>>309
次はもうちょっと縦方向を調整

何で無駄に伸びてんだ
１人被害妄想酷いのが喚いてただけじゃん

特定のカプ好きの数がどうこうの問題じゃない。
ああいうレスを当たり障りのないようにスルーできない＆チラ裏みたいなレスばっかするガキが多すぎる。
こいつらが居る限りは別スレ立てたって同じことだよ。

>>302
自分好みのﾏｲﾅｰｶﾌﾟｽﾚ作って、そっち行けばいいじゃん

>>309
この澪の横顔、一部では
作画崩壊とか言われてるけど、色っぽくて好きｗ
GJ

崩壊なのか
真面目に歌ってりゃ、整ったお澄まし顔じゃなくて当然だろう
しかし>309はデコチューか。澪はデコが好きなのかw

>>310
おまえはｗｗ理解するのに時間がかかったぜｗｗｗ

>>315
ライブの感じがちゃんと出てて良かったと思うよ。
スタッフもその辺意識して、意図的に
ああいう絵にしたみたいだしね。

唯の変装してやってたことが唯にばれて
お仕置きと称してネチョネチョに唯に犯され嬉しそうな憂的な
ガチエロな話はまだですか！

>>198
遅ればせながら
いや良いものを読ませてもらった
キャラよくとらえてるなあと思った

唯もさらにギターを極めると弾きながら顔がヤバイことになると思う

きっと唯は合格発表とかクラス分けの時、大喜びして和に抱きついたりしたんだ、そうに違いない

流れをぶった切って、唯むぎ置いときますね

　春に梓の歓迎会を兼ねてみんなで来たアイス屋の前で、ベンチに腰掛けた二人の間の僅かな隙間を、何やらまろやかな時間が過ぎていく。
「んふ、美味しぃ〜」
　唯は、トリプルアイスの上から大きくかぶりつき、口の中で溶かしながら、甘ったるいほどに幸せそうな息をついた。
　そんな様子を見た紬もまた微笑む。
　唯のものと比べれば大分小さめのものが二つ重なったアイスを、紬は小さく舌の先を出してのんびりと舐めている。
　たまに冷たさを思い出したようにびくりと舌が振るえたかと思うと、味を確かめるように目を硬く閉じる。
「本当、甘くて素敵。ちょっぴり冷たいけど」
　夕暮れ時、夏の盛りを過ぎたとはいえ、練習で汗をかいた身体にアイスの冷たさが心地良い。
　ようやく安心した、というように二人目を合わせて笑う。
　みんなと過ごす部活の時間は二人共にとって楽しみなものであったが、今では少し物足りなくもある。
　それは、部活に対する不満というわけではなく、ただ要するに、
「……二人の時間、なかなか取れないわね」
　文化祭に向けて練習に力も入れなくてはならず、二人で過ごす時間は週末にしか取れなかった。
　せっかく同じ学校に通い、同じクラスにいるというのに……あまりにももどかしかった。
「そうだねー……」
　ままならない環境に、揃って盛大なため息をついた。
「あっ」
　その拍子に、紬の手元からアイスが一つ転がり落ちる。
　ぺしゃりと小さな音をたてて潰れると、ふわりとバニラの香りが広がった。
　紬は残念そうに、アイスがアスファルトに染み込んでいく様子を見つめていた。
　唯は、自分と紬の手元をそれぞれ見比べ、大きく一つ頷いた。
　最上段を片付けると、二段目のチョコアイスを無造作に指でつまみあげる。
「むぎちゃん、それ、ちょっと貸して」
　その声に顔を上げた紬の、随分と貧相になってしまったアイスの上に乗せた。
「……唯ちゃん？」
　三つ重なったアイスを受け取る時、あんなに嬉しそうに目を輝かせていたのに。
　本当にこのままもらってしまっていいのかな、と目配せをしても、
「えへへ」
　唯はといえば、満足気に頬を緩ませ笑っているだけだった。
「ありがとう、味わって食べるね」
　紬のその言葉に満足そうにもう一度頷くと、唯は残った自分のアイスをあっという間に平らげてしまっていた。
　暇を持て余すようにぷらぷらと揺れる唯の足が視界に入ると、つい普段よりも急がなければいけない気になってしまう。
　ようやくあと少しというところまでやってきて、視線を感じてふと唯の方を見やる。
　すると、今にもよだれをこぼしそうな様子で紬の方を、正確には紬の手元を凝視していた。
　じゅるりと一息、すする音。

「……食べる？」
　唯は目を輝かせ、上下にぶんぶんと首を振る。
　豪快に一つ差し出したものの、結局人が食べているのを見ていると我慢できなくなってしまう唯を可愛く思った。
　だからつい意地悪をしたくなり、紬は人差し指でストロベリーアイスを掬い取ると、唯の目の前に差し出した。
「はい、召し上がれ」
　言うが早いか、唯は食らいつく。
　吸い付いたまま舌を指に絡ませ、指の腹から、爪の間まで丁寧に舐めとっていった。
　その様子を、紬はうっとりとした目で見つめていた。
　満足した紬がコーンごと唯に差し出すと、これもまたあっという間に食べてしまう。
「待たせちゃってごめんね。行こうか、唯ちゃん」
　左肩には鞄を抱え、右手を差し出す。
　繋いだ手は同年代としては少し小さいように感じられるほどだったけれど、その温もりは他の何からも得られないことを改めて感じた。
　すがるように手を引かれ、負けじと紬も握り返した。
　ふと、手を通して、唯が何かを言いたそうにしていることを悟った。けれどそれを尋ねることなく、並んで歩く。
　急かすつもりはなかった。普段色々なことを無遠慮に口走る唯ではあるが、どうしても言いたいことを言うには人並み以上に悩んでしまうことを、紬は知っていたから。
　陽のすっかり落ちた、暗い道。街灯の下で、唯は立ち止まり、俯く。
「ねえ、むぎちゃん」
「なあに？」
　どんな唯の言葉も包み込めるよう、ホイップクリームのように柔らかな声で、紬は尋ねた。
「その、ね。……もしよかったら、なんだけど」
　唯はもじもじと身体をよじり、なんとかして声を搾り出した。
「……今から、うち、来ない？」
　時刻は間もなく六時半。
　夕飯への招待ということも考えられる時間ではあったけれど、これだけ言いよどむということは、つまりそういうことではないと紬は察していた。
「泊まっちゃって、いいのかしら。だったらお邪魔しちゃおうかな」
　あまりに硬くなっている唯の様子がおかしくて、むしろ紬の方は冷静に返せてしまった。
　唯は目を丸くして、首を何度も上下に振った。
「うん、一緒にお風呂入ろうね。着替えは貸してあげるし、今日は寝ないでいっぱいいっぱい話したいな！」
　子供のようにころりと態度の変わった唯が可愛らしくて、思わず頭を撫でる。
　嬉しそうに目を細めるその姿を見ると、ただそれだけで心が満たされていくのを紬は感じていた。

いいよいいよー

>>322
GJ!
珍しいカップリングだねぇ
紬が唯のお姉さんに見えるｗ

よくもぶった切ってくれたなこのヤローGJ！

ドキドキ…ドキドキ…

トキトキ…ﾅｷﾞｯ!ﾅｷﾞｯ!…

投下します。
随分前ですが澪が律にキスしちゃってぎくしゃくする話の続きです。
でもムギ視点で、あんま律澪してない……

　澪ちゃんの突然の告白の翌日、律ちゃんは学校に来なかった。担任の先生に理由を聞くと風邪だと
言います。無断欠席でないだけほっとしたけど、律ちゃんが仮病を使うなんて……ううん、そんな言
い方は良くないわ。律ちゃんにとっては身体の不調なんかよりずっと大変なことだもの。

「律ちゃんって風邪とかひかないと思ってた」
「まあ律ちゃんおばかだもんねー」

　普段お昼を一緒に食べるお友達もどこか寂しそう。ばかなんて言ってるけど、みんなおばかな律ち
ゃんが恋しいのよね。お休みなのに結局律ちゃんの机に集まっているのがいい証拠。例えは悪いけれ
どまるでお通夜みたい。こんな時私も律ちゃんみたいにみんなを盛り上げられたらいいのだけど……
だめ、今度何か一発芸でも考えておこうかしら。
　ＨＲが終わると同じ部活の人達が楽しそうにおしゃべりしながらそれぞれの活動場所に駆けていく。
普段は私も律ちゃんと放課後のさざめく廊下を音楽室に向かう所だけど、今日は一人そそくさと荷物
を纏めて教室を後にする。
　澪ちゃんは学校に来てはいたけど、なんだか行き帰りに事故に合わないか心配になっちゃうくらい
に頼りない雰囲気で、とても練習できる風じゃなかった。
唯ちゃんは相変わらずさわ子先生の特訓でお休み。四人一緒が当たり前だった軽音部がいきなりバ
ラバラになってしまった。
　薄暗い昇降口を出て表に出ると、空はまだまだ明るくてこんな時間に帰ることが勿体なく思えてし
まう。夕方と違って駅へ通じる大通りにも人影は少ない。部活が終わって帰る時間には私達の他にも
沢山の女の子が歩いていて、平凡な町並みが溢れるばかりの女の子で彩られる様子が私はたまらなく
好きだった。
　ひっきりなしのおしゃべりに合わせて、スカートから覗く華奢な足が踊るように駆けていく。ずっ
と昔、桜ヶ丘が出来た頃からこの風景は少しずつその登場人物を変えながら続いて、さわ子先生も昔
はその一人だったのだろうし、そして今は私に役が巡ってきている。
　そうしたことを思う時、私は永遠というものを少し信じられるような気がするのだった。
　けれど明るすぎる陽差しの中では夢を見ることもできない。身も蓋もないねずみ色をした町を私は
一人で歩く。
がらがらの電車を乗り継いで家に帰ってももやもやした気分は続いていた。出迎えてくれた斉藤も
私の機嫌が悪いのを察したのか、小さく一礼だけしてすぐに仕事に戻った。
　自分の部屋に入ると鞄を放りだしてベッドに倒れ込む。目を瞑ると昨日の澪ちゃんの言葉が耳鳴り
のように頭に響いた。
『ムギが私達のことも付き合ってるみたいに見てるんじゃないかって言った……そう言えば律も少し
は私のこと意識してくれるんじゃないかって』
『ムギにはわかんないよ！現実はムギが頭の中で考えてるみたいにうまくいったりしないんだ……！』
　仲の良い女の子同士ってとっても幸せそうで、可愛くて、だから私はそういう二人がずっと一緒に
いられたらいいなって思ってた。なのにその私のせいで幼馴染みの二人があんな風に仲違いしてしま
うなんて。

「私が子供だったのかな、ママ」

　ベッド脇の棚の上に置いてある写真立てには、ずっと小さい頃家族三人でとった写真が収まってい
る。黒髪のパパと金髪のママ。私は、顔は日本人寄りだけど、髪にはママの血が強く出た。日本人の
パパの所に遠い国からお嫁に来たママ。言葉や生活習慣、色んな壁を乗り越えて結ばれた二人。そん
な二人の間に生まれ育って、私は愛というものを都合良く考えすぎていたのかもしれない。

　私は小学生の頃、『赤毛のアン』で続きの巻にダイアナが殆ど出てこないって知ってすごくショッ
クだった。腹心の友だったはずの二人が疎遠になってしまう。それは当時の私にとって、まさに空か
ら太陽と月がいっぺんになくなってしまったのと同じようなことだったから。
　それから女の子同士でも、恋していれば、愛があればずっと一緒にいられるんじゃないかなんて、
飛躍した思いつきをしたのはいつのことだったろう。ただ気付いた時には私は、もう今の私になって
いて、両親の薦める共学の進学校を蹴って女子高の桜ヶ丘に入っていた。
　ここには親密な女の子達が一杯いて、さりげに腕を組んだり、カーテンの影でひそひそ話に興じる
彼女達を見ているだけですごく幸せだった。でもずうっと物語の読者のままでいた私は、恋する人の
胸の内にある激しさをわかっていなかったみたい。
　あの恥ずかしがり屋な澪ちゃんが自分からキスするなんて。今律ちゃんの唇が欲しいってそれだけ
で、この先どうなるかなんてその瞬間は何も考えられなかったんだろうな。
　律ちゃんの方はどうだったんだろう。ドアが勢いよく開いたのにびっくりした私は律ちゃんがどん
な顔をしていたのかよく見ていなかった。だからってわけじゃないけど、私はまだ律ちゃんが澪ちゃ
んの想いを受け入れることを期待している。
　律ちゃんにとって澪ちゃんはいるのが当たり前の、空気のようなものだから、今とは違う接し方が
急には思いつかなくて、それで逃げちゃったんじゃないかと思う。最後に澪ちゃんが望むような関係
が残るかはわからないけど、律ちゃんはそのうちに気持ちの整理を付けて帰ってくるって、信じたい。
　でも、とそこまで考えて私はため息をついた。そのうちじゃ困ることもあるのよね。四日後に迫っ
た学園祭、私達はステージでライブをしなければならない。まだボーカルを入れて合わせたこともな
いし、そもそも今のテンションでまともに演奏できるのかしら？最悪この間に律ちゃんが軽音部に来
てくれるかもわからない。
　さわ子先生と一緒に元気よく飛び出していった唯ちゃんの顔が目に浮かぶ。あんなに一生懸命練習
していたのに、自分の知らない所でライブができなくなるなんて可哀想すぎる。
　唯ちゃんだけじゃない、私だってライブを待ち遠しく思っていた。一人で刃物を研ぐように練習し
ていたピアノとは違う、四人でおしゃべりしながら欲しいものを全部入れて作った曲をみんなに聴い
てもらいたかった。それで私達の演奏が少しでも学園祭の雰囲気を盛り上げることができたならって
思っていたのに。
　私はベッドから起きあがると鞄から携帯を取り出した。律ちゃんにメールでも送ってみようか、で
も何て書けばいいのかな。
　なかなかしっくり来る文章が思いつかなくて結局、明日は来られる？とだけ書いて送信した。緊張
で喉の奥に嫌な乾きが張り付いた頃、返事が帰ってきた。
『澪は来てた？』
　私はすぐに返信した。
『来てたけど元気なかった』
　もどかしかった。こんなメールじゃ何もわからないし、何も伝わらない。１５分も携帯を眺めてい
ただろうか、決心して電話を掛けた。けれど聞こえてきたのは機械的な女性の声色だけで、私は携帯
を放りだすと枕に顔を埋めた。


　今日も律ちゃんは欠席だった。メールの返事もあれきり来なくて、何も変わらないまま時間だけが
過ぎてゆく。
　放課後、私は不安な気持ちを抑えて音楽室に向かった。階段を登ると誰もいないと思っていた音楽
室に人の気配があって、慌てて扉を開けるろ澪ちゃんが一人でベースのチューニングをしていた。

「澪ちゃん、来てくれたんだ」
「うん。こないだはごめん、私八つ当たりして酷いこと言っちゃったな」
「ううん、気にしないで。私は澪ちゃんが帰ってきてくれただけで嬉しい」

じっと澪ちゃんの顔を見た。少しやつれた頬や重たげな瞼に、どこか退廃的な色気を感じてドキっ
とする。
　そんな私の視線に気付いて澪ちゃんが口を開いた。

「私は言いたい事はもう言っちゃったし。勿論つらいんけど、律はもっとつらいだろうから……それ
にさ、良く泣く人のほうがかえってストレス溜まらないって言うだろ、……だから私は大丈夫。さあ
練習しよう、唯もそろそろ帰ってくる頃だよ」

　そう言って澪ちゃんはベースをアンプに繋いだ。
気丈に背筋を伸ばして立った澪ちゃんには途中から折れてしまいそうな危うさがあって、私は小さく
頷くとキーボードの前に立った。
　ワン、ツー、スリー、フォー。澪ちゃんが足を踏みならして拍子をとる。普段は律ちゃんがしてい
る仕事。
　曲はミスの一つもなく終わった。何度も練習していたし二人だけなら合わせるのは何も難しいこと
じゃない。

「呆気ないわね……」
「そうだな」

あまり演奏したような気にはなれなかった。いつも通りに振る舞おうとすればする程、余計に律ちゃ
んの不在が浮き彫りになる。

「やっぱり私がいないと物足りない？」
「律！？」
「律ちゃん！」

ガラっと音たてて開いた扉の先には律ちゃんが立っていて、驚いて固まった私達の間にスキップする
ような軽い足取りで寄ってきた。

「暗い顔してどうしたの、お二人さん？さては私がいなくて寂しかったとかぁ」
「馬鹿っ、寂しいに決まってるだろ！そんな冗談にならないこと言うなよ」
「怖っ、あんまり怒ってばかりいると顔に皺が寄るぞー、ほら笑って？」
「ちょっ、こらっ、髪を弄るなっ」

まとわりつく律ちゃんを澪ちゃんは腕づくで引き離した。律ちゃんはその間もへらへらと笑っていた。

「律ちゃん、今日お休みしてたよね？今来たの？」
「うん。そうそう！途中廊下で担任とはち合わせそうになってさ、咄嗟に近くの教室に飛び込んだん
だ。いやー危なかった」
「うちは私立なんだからな、仮病で欠席なんてバレたら」
「わかってるって。だから見つからないように慎重に来たってば。さあ練習しようぜ、学園祭までも
う三日だもんな」

　ドラムの前に腰を下ろした律ちゃんを挟んで、澪ちゃんと私は顔を見合わせた。
澪ちゃんの表情には困惑と、明らかな不安が浮かんでいる。

「ワン、ツー、スリー、フォー！」

　スティックが打ち鳴らされ曲が始まった。リズムがいつもより早い。普段から律ちゃんのドラムは
走りがちだけど、今日のはどこか荒くて愛嬌がない。

「ちょっと律、おいっ、一旦ストップ！」

澪ちゃんがたまらず演奏を止めた。

「あ〜ちょっち早かったかな」
「ちょっとじゃない、分かってるならもうちょっと丁寧にやってくれよ」

　仕切り直してもう１回。けれどやっぱり合わない。合わせようとしても次の瞬間にはまたリズムが狂う。

「律、やめろって、律っ」
「なんだよー、気持ちよく打ってたのに」
「嘘」

　律ちゃんの顔から笑顔がぽろぽろと剥がれ落ちる。緊張をはらんだ空気が今にもはじけ飛びそう。

「あんな無茶苦茶打ってて気持ちいいなんてあるわけない……ねえ、律はやっぱりこの間のことが気
になってるんだろ？本当は、私に会うのもつらいんだろ」
「えっと、そりゃびっくりしたよ。澪がああいうイタズラするなんてな」
「イタズラなんかじゃないよ。私は律が好き」
「私も澪のこと好きだぜ」
「ふざけないで！……私が悪かったよ、だからお願い、もうはっきり言ってよ……」
「ふざけてない！私は澪のこと一番の友達だと思ってたよ！澪のことなら何でも知ってるし、私以上
に仲良いやつなんていないって。なのに、私は澪が私のこと好きなんて、全然気付かなかった……ね
え澪、私と澪のこれまでって何だったんだ？私にずっと優しかったのも、みんな私が欲しかったから？」
「好きな人に優しくしたくなるのは当たり前だろ……それが、いけないことなのか……？」
「考えちゃったんだ、澪はひょっとして私に合わせてずっと無理してきたんじゃないかって……軽音
部だって本当はやりたくなかったんじゃないかとか」
「私はみんなと音楽がやるのが楽しいからここにいるの！それとこれとは関係ない」
「じゃあ高校は？澪はもっと偏差値高い所だって受かってたよな」

　肩から下げているベースをお守りのように強く抱きしめる澪ちゃん。私はそれを見て思わず叫んでいた。

「律ちゃんのばかっ！」

　律ちゃんの驚きでまん丸になった瞳が私の方に向いた。

「律ちゃんだって一緒にいたかったくせに、なんでそんな言い方するの？全部澪ちゃんのせいにして、
律ちゃんは甘えてるよ」
「そうだよ……だから怖いんだよ。なんだか澪が急に別人になっちゃった気がして、どうしたらいい
かわかんないんだ」

　律ちゃんは下瞼で今にもこぼれ落ちそうになっていた涙を拭った。小刻みに震える小さな背中は迷
子の子供のように見える。
　澪ちゃんがその背中に手を伸ばしかけて。

「りつ」

　ぺちっ、と乾いた音がして。
　澪ちゃんと律ちゃんの手がぶつかった所から発したそれは、津波のように私達を飲み込んでいった。

以上です。
なるべく全キャラ書きたいなーとか考えてこんな事になっちゃいました。
ちゃんと律澪して終わるつもりなので、よろしければお付き合い下さい。

>>301
アニメ終わったら終わったでネタバレ避けて来なかった人、原作厨がもどってくるYO

>>335
これは続きが最高に気になる！
でも投下のタイミングが最悪だｗ今のスレの流れ的に

>>335
おわーーーーー続き気になる！！！！！！！
この話の続き実は待ってたんだーー！！
ムギが乙女だーGJGJ！！もう一回GJ！！！

今のスレちょっと荒れてるけど書き手さんが来てくれるだけで有り難い！

>>335
ＧＪ！だけどそこで切るとかひどすぎるｗ
続き待ってます

流れを変えてくれてありがとう

いやいや、全然ＯＫ。流れなんか気にしてたら誰も書かなくなるよ。
律澪好きの自分的にはよっしゃ！って感じ。
色々と言われてるけどここは百合スレなんだから。

ここってむぎ受け需要ある？

>>341
気にせず書きたいもの書いてくれれば良い

>>341
すっごく気になるんだがwwww

唯律とか需要ありますかね？

需要のない組み合わせはない

そのとーり

需要聞くのは間違ってるんだ、書きたい百合をかけばいいんだ

何でもいいから早く書けよ

でも書き手としてはこの流れは投下しようか躊躇するものだ…orz

まぁ、組み合わせなんかどーでもいいから、読みたい。俺は何でも待ってる。

クレクレはもう黙って作品だけROMってろよ

俺×唯。

俺(女)×唯

あれ最終回ってもう放送されたんじゃ？

されましたが何か

関東以外はまだですが何か

最近の律澪公式の流れでこの２人を違うキャラと絡ませることを躊躇しましたが、迷わずいきます
つまらないこと聞いてすいませんでした

唯律ＳＳ↓から投下します

「ん〜・・・ゆい〜、そこはデコだって・・・むにゃ・・・」ごろん
バキッ！

イタッ、なんか尻の下でつぶれたぞ・・・なんだよ人がせっかく気持ちよく寝てたのに
・・・っておいこれ、私のカチューシャじゃねーか！
いつのまにこんなところに・・・確か予備買ってなかったよなー
どうしよ、この前髪では学校いけねーぞ！何かかわりになるもの・・・ゴソゴソ

おっ、これがいいかな・・・赤いヘアピン
これって確か唯がくれたやつだよな。もう使わないからってくれたんだっけ
そういやアイツ、最初は色んなヘアピンしてたけどいつの間にか黄色だけになったよな
どうしてだろ、今日聞いてみようかな・・・

唯の赤いヘアピン・・・唯の・・・唯

唯は軽音部の大事な仲間で、高校にはいってできた一番の親友
これまでとはいないタイプの女の子で、一緒にいてすごく楽しい
すごく気があって、部活中でも遊んでばっかで澪や梓に怒られてばかり
最初は友達として好きだったけど、いつの間にか一人の女の子として好きになっていた
今まで女の子にこんな感情を抱くことがなかったし、この気持ちを唯に伝えようとも思わなかった
だって女の子同士が好きになるのっておかしいし、唯はそんなふうに思ってないだろうし・・・
私はこれからも唯の親友で、そして悪友でいたい。そう思うことで気持ちを閉じ込めていた

・・・っておい、こんな感慨に浸ってるひまじゃないって！急いで髪セットしないと！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

―――学校

うーっ、なんかいつもと違う髪形で落ち着かない・・・というか、みんな気付いてくれるかな？
おっ、前で花散らしながら歩いてるのは・・・ムギだっ！よし、ちょっと試してみるか

律「おーっすムギ！」バン
紬「あら、りっちゃん・・・ってどちらさま？」

うぉい！やっぱり分かんねーのかよ・・・というか、声で分かってるんなら私だと思えよ

律「私だよ、田井中律だよ！ほら」ばっ（デコを見せる）
紬「そのおでこは・・・りっちゃん！どうしたのその髪？」
律「いやー、カチューシャ壊しちゃって・・・」

何でデコ見て私だって気付くんだよ！私はデコだけ人間か！

紬「ふふ、唯ちゃんも私と同じリアクションするわよ」
律「そうかなー・・・あっそうだ、ムギ・・」ごにょごにょ
紬「あらあら、りっちゃんのイジワル♪」ニコニコ

ふっふっふ・・・どうせ分からないなら、唯を驚かせてやるぞー

　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

―――２年２組

紬「唯ちゃん、おはよう」
唯「あっ、ムギちゃんおはよー・・・隣の人、誰？」

やっぱり唯も分かんねーのかよ・・・よーし、私の演技力を見ろ！

律「平沢さん、おはようございます」しゃらんら
唯「お、お、おはようございますっ！・・・何、ムギちゃんのお嬢様仲間？」
紬「ふふふ、違うわよ。唯ちゃんの知ってる人よ」
唯「えーっ、私が知ってる人ー？・・・りっちゃん・・・じゃないよねー、おでこ出てないし」
律「ってだからなんでデコで判断するんだよ！」ばっ（デコを見せる）
唯「ほえぇ〜そのおでこはりっちゃん！」

まったく、ムギと同じかよ・・・なんか自分に自信なくした

唯「でもどうして髪型変えたの〜？」
律「いや〜、カチューシャ壊してさー」
唯「ふーん・・・あっ、そのヘアピン私があげたやつだー」
律「おう、他に髪まとめられそうなのなかったから」
唯「よかったねーアッキー！」

えっ、アッキー？もしかしてこのヘアピンのこと？

律「お前ヘアピンにも名前つけてるのかよ」
唯「うん、そうだよ！」

ギターにギー太って名前付けてるのは知ってたけど・・・

律「じゃあその黄色いヘアピンは？」
唯「きぃちゃんだよ！ちなみにりっちゃんのカチューシャはキー君！」

人の物まで名前つかてんのか・・・って君ということは男だよな？唯には私男っぽく見られてんのか？
なんかそれもショックかも・・・

それからは髪のこといじられながら普通に過ごした
部活で澪と梓にも同じリアクションされたけど、そこは省略

　　　　　　　　　　　　　◇

―――音楽室

澪「しかし、髪型変えるだけで印象変わるなー」
梓「そうですね、何か女の子っぽいです」

だからー、私は女の子だって！

紬「うふふ、このりっちゃんもいいかも」ニコニコ

ってムギまで！まぁ評判いいみたいだし、このままでいいかな

唯「だめだよっ！黄色いカチューシャしてるりっちゃんのほうがいいよ！」バンッ！

うおっ、びっくりした！・・・って、唯は前のほうがいいんだ
まぁ唯がそう言うなら元に戻すけど

澪「ん、まぁそうだよな・・・」ニヤニヤ
梓「確かにそっちのほうが律先輩らしいですよね」ニヤニヤ
紬「そうよね唯ちゃんの言うとおりだわ」ニコニコ

なんだよみんなして・・・さっきはいいって言ってたのに
しかもニヤニヤして何か気持ち悪いぞ

唯「そうだ、帰りにカチューシャ買いに行こうよ！」
律「お、おぉ・・・」

まぁ今日買いに行こうと思ってたから構わないけど

澪「あっ、私は今日はちょっと・・・なぁ梓」ニヤニヤ
梓「そうですね・・・ねぇムギ先輩」ニヤニヤ
紬「そうね・・・だから二人で行って」ニコニコ
唯「うん、分かった！」
律「おぉ、そうか」

なんか知らんけど唯と二人きりで買い物できるぞ！
・・・３人がニヤニヤしてるのが気になるけど

―――雑貨屋

律「えーっと、カチューシャはどこかな・・・」
唯「あっ、これかわいいー」
律「おいおい、私の買い物じゃないのかよ」
唯「えへへー、ついでついで♪」

まったく、無邪気な唯は可愛いな。そういや二人っきりでどっか行くのって初めてか
普段は軽音部で活動してたからあんま意識したことないけど、二人だけだと緊張するかも・・・
いや、大丈夫だ。いつも通りでいいんだ、そういつも通りで・・・

唯「りっちゃーん、あったよー・・・っておーいりっちゃーん！」
律「・・・はっ！あ、どうした唯？」
唯「もーっ、カチューシャあったよ。ちゃんと聞いてた？」プクーッ
律「おぉ、悪い悪い聞いてた聞いてた」

自分の世界にはいってたぜ・・・おぉ、頬を膨らました唯も可愛いな
というか、唯そのものが可愛いのか

律「ん〜・・・たまには違う色にしてみるかなー」

小さいころからずっと黄色の使ってたな
ただ好きな色だから黄色ばっかだったけど、成長したし変えてみてもいいかも

唯「だーめっ、りっちゃんは黄色のカチューシャなの」
律「おぉ、そうか」

まぁ唯がそう言うならそれでいいけど
しかしやけに黄色にこだわるなー


―――帰り道

唯「明日からそれ着けてね〜」
律「おぉ、付き合ってくれてありがとな」
唯「いいんだよ〜、私が言いだしっぺだしっ！」

はぁ、唯と二人っきりの時間も終わりか・・・このままどっか行きたいけど、まだ高校生だし早く家に帰さないとな
っと、そういや朝の疑問をここで聞いておくか。すっかり忘れてたけど

律「なぁ唯」
唯「なぁに？」
律「お前最初は色んなヘアピンしてたのに、いつの間にかずっと黄色しか着けなくなったけど何で？」
唯「えっ・・・それは、その・・・」モジモジ

うぉ、恥ずかしそうにする唯も可愛い・・・何か顔も赤くなってるし、いったいどうした？

唯「えっとね・・・好きな人が好きな色・・・だから」
律「・・・へぇー・・・」

はい終わった・・・私の恋は終わりました・・・
そりゃそうだよなー、唯ほど可愛い子が好きな人の一人や二人いてもおかしくねーよな
いや、二人いたらマズイか・・・そんなことより、唯に思ってもらえるなんて幸せなヤツだな・・・

律「唯に好きだと思ってもらえるなんて、幸せなヤローだな」
唯「わ、私の好きな人は男の人じゃないよ！」

えーっ、まさかのカミングアウト！ということは、唯は女が好きってことかー
まぁ、それでも私には脈なしだろうけど

律「へ、へー・・・もしかして、私が知ってる人？」
唯「う、うん・・・」

あー、顔真っ赤にして下向いちゃったよ
私が知ってる人・・・やっぱ和か？でも黄色って感じじゃないよな
澪はそんな明るい色好きじゃないし、梓か？ムギ？まさかさわちゃん？！
・・・やっぱ和が自然だよな

律「好きな人ってやっぱ・・・和？」

あーあ、何言っちゃってんだろ・・・まぁここではっきりして貰ったほうがいいか
それにキッパリ諦められる・・・あれ、唯がすごい驚いた顔してる。これは図星か？

唯「まだ・・・分かんないの？」
律「へ・・・何が？」

何が、唯の好きな人って和じゃないの？それとも違うの？

唯「もうっ！私の好きな人はりっちゃんだってことだよ！」

・・・ハイ？唯の好きな人は・・・ワタシ？・・・

律「えっ・・・それ、マジ？」
唯「マジだよ、大マジ！」

えええええぇ！そうだったの・・・っていうかそりゃそうだよなー
あんな黄色黄色してんのになんで私を最初から除外してんだよ！
イヤイヤイヤ、普通自分だと思わないでしょー。どんだけ自信家だよ
あ、うわスッゲー今混乱してる

唯「で、りっちゃんはどうなの？」
律「えっ、何が？」
唯「もーっ、告白の答え！私が好きなの？嫌いなの？」

そんなの・・・答えは決まってるよ！

律「す、好きだよ！だーい好き！」

うわああああぁ言っちゃったー！でもホントだし
まさか唯から告白されるなんて・・・んっ、あれ・・・これって両想い？

唯「そうなんだーっ、良かったー」
律「い、いいいつから？いつから私を好きだった・・・」
唯「ん〜分かんない！気がついたら好きだった」

あぁ、私と同じか・・・でもよかったー

唯「りっちゃんはいつから好きだったの？」
律「私も・・・分かんない」
唯「そうなんだ、私と同じだね！」ニコッ

うおお、私だけに向けられる唯の笑顔・・・たまらん！

唯「そーだっ！りっちゃん、カチューシャ出して」
律「お、おぉ・・・（ガサガサ）はい」
唯「で、髪をセットして・・・できた」
律「あ、ありがと・・・」
唯「やっぱりっちゃんはコレだよね！」

このデコ丸出しの感覚・・・やっぱこっちがいいな

唯「ほら、これでおそろい」

唯が指差したのは黄色いヘアピン、黄色は私が好きな色
しかし、理由がわたしだったとはな・・・思い切って聞いてみてよかったな
じゃなきゃいつまでも友達の域を脱せずにいたな

律「おぉ、そうだな」
唯「これから毎日着けてきてね、私も着けるから」
律「あぁ、分かったよ」

恋人からそう言われたらそうするしかないだろ
こりゃ予備も買っとかないと

唯「じゃっ、手ぇつないで帰ろーっ」
律「うん」ぎゅっ

あぁ、夢見たいだけど夢じゃない。今の私は世界一の幸せものだよな

黄色いヘアピンとカチューシャ、これが私と唯の恋人であることの証明

律「これからよろしくなー、唯」
唯「こちらこそ！」

明日からの学校が更に楽しくなるぞーっ！
まずは軽音部で報告しなきゃな、あいつら驚くぞ！

―――律と唯の後方

澪「ふぅ、やっと両想いになったか」
梓「もう、両想いなのバレバレなのにお互い気付いてなかったんですよねー」
紬「その鈍さがいいんじゃない？」
澪「まぁな、しかし今日の唯は積極的だったな」
梓「そうですね。いつもの律先輩がいいって、おもわずにやけちゃいましたよ」
澪「私もだ」
紬「あれで何も思わないりっちゃんは相当の鈍感ね」
澪「しまいには唯は自分以外が好きとか思うしな」
梓「でも無事両想いになりましたし、明日から楽しみです！」
澪「あぁ、明日は思いっきり驚いてやろうな」
紬「まぁ、澪ちゃんたら」
梓「明日が楽しみです！」

三人「ふっふっふ・・・」ニヤニヤ


以上です
二人のヘアピンとカチューシャの色が同じだなーって思ったらこんな妄想になりました

GJだ

ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader1059801.jpg

ネタ色強くてここに投下すべきかVIPとかに投下すべきかわからない

百合なら何でもおkだと思うけど
そんなにネタ色強いの？

半分オリキャラぽい子が出てくる

いいよ

とりあえず名前は付けない方がいい
まさかオリキャラと誰かのCPじゃないよな…？

オリキャラとかいらね

すまん若干抵触するっぽいから自重する

エロパロスレのほうがオープンだよ
百合スレは別名下痢スレだから

いやいやオリキャラが女でけいおんキャラとくっ付くならありじゃね
注意書きすりゃいいわけだし名前つけるかなんて書いた人の勝手だろｗ

>>335
や、やべえええええ！！！これはヤバイ！！！ＧＪ！！！
律と澪にハラハラするが紬の描写が逸脱だな
紬ってあんま出てこないし書いてくれて感謝！

このスレにはエロが足りない

まぁ注意書きあれば大丈夫だよ
見たくないやつはスルーすればおk

>>378
初期のころはあったけど最近は見ないね

>>365
ＧＪ、着眼点が鋭いなｗ
俺なんて全然気づかなかった…＞カチューシャ＆ヘアピン

ここまであずにゃんのエロ無し

>>377
秀逸、な

確かに最近エロ減ったな。エロ書く職人さんどっか行っちゃったのかな･･･
後は某所の絵で補完するしかない････

>>380
エロがあるとレズになるって流れになったんじゃね？
初期の頃知らないけど

そんな流れなんぞあってたまるかｗ
ここはレズ・百合萌え板だぞ

単純にエロは難しいからっていうのもあると思うけどね
一回別の作品で書こうとしたけどギャグにしかならんかった

>>365
唯と律はにゃんこのじゃれあいみたいで可愛いよなｗ
GJ！

息抜きに唯梓
↓

↓

→

こんにちは、中野梓です
軽音楽部に入部してだいぶ日が経ちますが
最近困っていることがあります
それは

「あずにゃんみっけた♪」
「きゃっ！？」

視界の両端からニュッと腕が現れたかと思うとそれは首に巻きついてきて
私は後ろの方へ倒れ込むような形で唯先輩の胸にすっぽりと収まった

「ゆ、唯先輩、いきなり危ないじゃないですかっっ！」
「え〜？だーいじょーぶだよぉ、私がちゃんと受け止めるからぁ♪」
「それに、なんで一年の方に…」
「あー、澪ちゃんに用事があってね？終わったらあずにゃんを発見してさ〜♪」

そういえば澪先輩だけ一年生と同じ一階だっけ、私に会いに来たワケじゃないんだ…

なでなで♪と優しく私の頭を撫でながら唯先輩はぎゅっと腕に力を込める
唯先輩の柔らかい身体の感触が背中から伝わってくる

唯先輩のスキンシップは、激しい
これまでこんな接し方をされること無かったから、正直かなり戸惑う
いつまで経っても慣れない、慣れようと努力はしてるけど
でも、問題はそこじゃなくて

「も、もう、先輩はいつもいつも…恥ずかしいです…///」
「ふふー♪あずにゃんはホンットーに　かぁいいねぇ♪」

そんな大声で…ここ廊下ですよ…
せめて部室とか、人気のないところで…
ってダメダメダメ！！人気のないとこで先輩とふたりきりこんな状態なんて
考えただけで…あわわわ

「あ、あの、私教科書取りに行きたいので、お願いしますよ」
「じゃあ私もこのままついて行く〜♪」
「…　え？　　このまま…？」

唯先輩はすごい、本当にそのまま、私に抱きついたまま教室までノコノコとついてきた…
クラスの皆にジロジロ見られて、これはなんていう罰ゲームですか？
自分の顔が真っ赤なのが分かる、ちょっと汗まで滲んできちゃった…うぅ

「お、あずにゃん次の時間は数学だね？数学得意？」
「いや、まぁそこそこは…」
「わー♪今度一緒に勉強会しよーよーウチでさー♪」
「ゆ、唯先輩の家で、ですか？」
「そそ♪憂もきっと喜ぶよぉー♪」

なんて嬉しそうなんだろう唯先輩…それにしても周りの視線が痛い、ビシビシ突き刺さる
唯先輩は文化祭のステージのおかげで一年の間でもちょっとした有名人だ
それなのに、唯先輩には人目につく、という概念が無いのだろうか…
私ばっかり恥ずかしがってなんだかバカみたい…

キーンコーン♪

「お、授業始まっちゃう、あずにゃん、また放課後会おうね♪」
「あ、はい、また後で…」

唯先輩の腕がするっと解かれ、彼女は笑顔のまま勢いよく去っていった
顔が真っ赤になった私を取り残して

「また…」

私、中野梓が
最近困っていること
それは
唯先輩と離れると、なんだか、どうしようもなく、お腹の辺りがぐるんってなって痛いこと

…なんか…疲れているのかなぁ…私…


「梓ちゃん」
「っ！！！　　う、憂？！」

人のいる気配なんてしなかったのに
いきなり背後から憂の声がして身体がビクッと跳ねた

「さっきの、もしかしてお姉ちゃん？」
「う、うん、なんか澪先輩に用事があって来てたんだって…」
「へぇ、そーなんだー　もお！私にも声かけてくれたっていいじゃないお姉ちゃん！」
「そうだね…」
「梓ちゃんてホントーにお姉ちゃんと仲いいね」
「そ、そう、だね…」

困っていること、もう一つ
憂の視線が、ときたま、背筋がゾッとするほど、冷めているように感じること

やっぱり…私、疲れているんでしょうか…

梓は平沢姉妹に振り回されればいいよ、と思って書いた、後悔はしていない

非常に良いですね

GJ！超GJ！


俺のまだ書き途中でそういえばオリキャラっておkだっけと思って聞いてみたんだが不快に思う人が居るのはやっぱり申し訳ないと思うから、他所に投下してみる

もし大丈夫そうだったら呼び戻してくれ

○○な内容です、嫌な人は××をNGにしてください
みたいな注意書きがあれば、オリキャラや過激な表現があっても問題ないと思う
どんな作品でも読みたいって人は多いし、余所で投下したら保管庫に入らないかもしれないしね

つーか上のレスを見てまだ駄目だと思うんならこのスレじゃあ無理だな
ここに無意味に否定する荒らしがいる以上それらは想定内だし
需要あるか聞いてる奴らも一人いたらさがるとかめんどくさいし
もう誘い受けはうんざり
やるならＣＰと注意文かいて下からどうぞみたいなのでいいよ

オリキャラ(笑)

女の子のオリキャラなら興味あるから読んでみたいんだがな

いちいち需要あるか聞く必要は無いと思うんだけどなあ…
なんか恩着せがましい…

書く方としては、ちょっと過敏になってる部分もあるかもしれない。
書いてみて、いざ投下しようとしたら
こんなカプ、こんなシチュのSS誰も読みたくないんじゃないか…
と不安になったりする。自分は、だけど。
まあ、どんな組み合わせでもどんとこいと言ってくれる人は必ずいるし、
需要の有る無し気にせず書いたら良いと思うんだけどね。

出番一瞬のモブに名前と設定付けて利用するくらいならギリギリｏｋだと思った
でも生粋のオリキャラが本編キャラと絡むのは微妙な話になってくるよな
それをわざわざ二次創作でやる必要があるのかと

だからみたくないならＮＧや注意書きがあるんだからスルーしろって
読むの強制じゃないんだから。そんな事も出来ないのか

なんだかな
百合スレとかss系取り扱っているスレにいったことない人が多いのか・・・
18才以下が多いのかw
あまりにもオリキャラにたいして過剰反応しすぎ
やる必要性とか個人の自由だしそう思うんだったら黙ってNGだろ

つべこべ言わずに書いて投下しろやw

>>393
ちょっと亀だけどGJ！本当に幸せそうでいて、ちょっと困った日常にかなりグッときた

需要に関して言えば、荒らしに反応したレスでスレを流すより、
一本のSSのほうが、間違いなく需要がある。
それこそ、どんなCPだってオッケーだって、言い切ってもいい。

要するに、気にするなってこと。

ついでに言うと、需要伺いのレスも必要ない。
それこそ、荒らしにとって見れば、火種放り込む、格好の可燃物だろうし･･･

なんでみんな平日の朝なのにこんなに元気なんだよ……

>>408
君もな。

微妙だと思うのならtxtでロダ上げした上で注意書き書いて投下すればいいよ。

>>407
荒らしに反応乙
需要ないよ

微妙な境界線のシチュはロダうｐしてる人多いよ
まぁこれに限らず過度の誘いうけは自重したほうがいいかも

昨日気付いたんだが第2話の冒頭のタイトル直後のシーン
律と澪が僅か見つめ合ってるように見えるんだ
暇な人は確認してみてくれ

ほんとだｗ
でも、どちらかと言うと見つめ合ってるってより睨み合ってないか？

↓唯梓

ここじゃなく、ジャズ研にでも入ればよかった。
もらったチラシをそのまま無視して、階段を上らなければ、あの扉を開けなければ
よかった。
新歓ライブのときも、「ああ、すごいなぁ」で終わらせてしまえばよかった。
どうして軽音楽部に入ったんだろう。ギターなんてやってなければよかった。
どうしてとか、なんでとか、考えればきりがない、たくさんの後悔。

でもやっぱり、一番の後悔は。



あんなだらしのなくてどうしようもない先輩を、好きにならなければよかった。




だって、そうじゃなければ。

「梓ちゃんっ！」
とても下らないことを考えていた私の意識は、そこで現実へ戻された。
「っ、わ、憂」
「大丈夫？何かあった？」
「うん、大丈夫。ちょっと考え事してただけだから」
「考え事って？」
「･･･えっと」
言えるわけがない。ましてや本人の妹に、こんな。
「あ、別に無理に聞いてるわけじゃないから。ごめんね」
憂は優しい。唯先輩とは正反対だ。
だって唯先輩はとても意地の悪い人だから。

言いたい言葉が言えないことが、これほど苦しいとは知らなかった。
知らなくてもいい痛みをくれた先輩を、私はどう思っているのだろう、なんて。
そんなことを考えさせられて、悩まされて、泣かされて。
やっぱり唯先輩は、意地が悪い。

たった１歳の差が辛い。だから当然学年が違うし、澪先輩はともかく一階と二階とで
クラスが離れる。
会えない分、会えたときの喜びは大きい。
離れたときの悲しみも、大きい。


たくさんの壁のようなものが私たちにはあるから、それが邪魔して進めない。
何がいけないんだろう。
何か悪いことをしたのだろうか。

好きで、会いたくて、抱きしめたくて。

何か、違っているのだろうか。
私の恋はそんなに間違ったものなのだろうか。

ただ、好きなだけなのに。

今までは放課後が待ち遠しかった。早く練習がしたくてたまらなかった。
でも今は放課後なんて来なければいいなんて思う。
この部が嫌いなわけでも、ギターが嫌いなわけでもないのに。

たった一人の、先輩のせいで。

先輩に抱きつかれるたび、もう少しと触れたくなる。

「あずにゃん」

そう呼ばれるたび、もっと呼んでとせがみそうになる。






人を好きになることが、こんなにも矛盾だらけになってしまうなんて。

以上です。

適当に受け流してください。

とても良いですね

ﾆﾖﾆﾖ

憂梓

憂唯梓を考えるとBADENDしか思い付かない……

>>416
超GJ

>ID:Vwv2U54G
切ない……だがそれがいい！

これは良いあずにゃん

空気読まず律澪投下ー

真っ赤な光、
照らされた、
あなたの、顔。
見慣れてる筈なのに、
胸が高鳴るのはなんで?

1.

私がこの想いに気付いたのは、異変が起こってから、三ヶ月あと。
ほんとに自分は鈍感だと実感した三ヶ月だった。
いつのまにやら律の事を目で追ってたり。
律を見ててベースの音を外してしまったり。
律といると心拍数が上がったり。
律の寝顔にきゅん、としたり、律のドラムを叩く姿に更にきゅん、としたり。
時々見せる律の部長らしい姿を見て、ドキドキしたり。
「なーにやってんだか、私は」
だれもいない音楽室で呟いてみる。
散らばる律愛用のドラムスティックを持ち上げ、もとの場所に戻す。
すでに放課後。
辺りは部活動やらなんやらで急がしそうな生徒の声と、校門から出ようとする生徒たちの声。
唯は妹とお出かけ、ムギは家の用事で、音楽室は私だけのオンステージになっていた。
ざわめく校舎外とは、比べものにならないくらいの静けさだが。
棚からティーカップを取り出し、インスタント珈琲をつぐ。
コポコポと心地よい音とともに、茶色い波紋がカップの中いっぱいに広がる。
久々にブラックを飲んでみよう、とそのままカップを口に運ぶ。
「にが…」
当然だ、ブラックだもの。
しかしこの苦さが少し癖になる。
一口だけ珈琲を飲み、立ち上がる。
側に置いてあったベースケースを広げ、中から愛用のベースをゆっくりと丁寧に出した。
みんながいないからって、私が練習しないわけにはいかないからな。
「…1,2,3,4,1,2,3」
手をぱちぱちと鳴らし、律がいつもやっている言葉を口にする。
…あ
「律律考え過ぎだー、私」
そう考えるとやはり恥ずかしいもので、気を取り直してベースを弾く。
そして
「君を見てると、いつもハートDOKI☆DOKI♪」
「おーっす!!!!!」
「!?」
歌い始めた瞬間に元気な声が響いて、私はベースを弾く手を止めてしまった。
出入り口を見れば案の定そこには
「やっほ、澪」
「律」
私がつい先程まで考えてた律の姿があった。

2.

律は少し笑うと、いつもの席に腰をかけた。
私の珈琲が今だに湯気を立てている。
「熱心だな、澪」
「そりゃそうさ、練習しなきゃ、鈍るもの」
一旦ベースをベースケースにしまい、律の前の席に座る。
律は頬杖をつきながら薄ら笑いを浮かべて私の方を見ていたので、なんだかドキッ、とした。

「実はさー、あたしも練習しにきたんだよ」
「え、律が!?」
あ、思わず失礼な事を口走ったかも知れない。
少しだけ苦笑いしながら珈琲を一口飲んだ。
「…失礼な。
私だって練習しないと鈍るんだからな」
明らかに怒ってますよオーラを出して、眉間に皺をよせる、律。
私はごめん、と一言と謝って、律のカップに珈琲をついだ。
律がサンキューと言い、いきなり珈琲にシュガースティック6本とミルク二杯を入れた。

「ちょ!?
な、なにそんなに入れてんの!?」
「こうしないと苦いんだもん」
律が珈琲を口に運び、本当に大丈夫なのだろうか、とちら見。
…とても美味しそうに飲んでいた。

3.

「そういやさー、澪」
「ん?」
カチャリ、と音を立てて、律がコーヒーカップを置いた。
甘そうな珈琲の水面が、私の珈琲と同じように波紋を広げた。
「さっき、歌ってたよね。
前より上手くなってるよ、よかった」
「…Aパートの最初だけだけど、それでわかったのか?」
「うん。
だった澪の声、いっつも聞いてるもん」
思わず胸が高鳴る。
律の顔が見れなくなる。
「綺麗だし、聞きやすいし、リズム取りやすいし。
あたし、澪の声大好き」
「…ん///」
むず痒くなってきて、捩りとスカートを掴んだ。
律の透き通った赤茶の瞳が、私の目を射抜く。
ドキドキする、止まらない心臓が、煩かった。
「…ね、澪」
「…」
「二人きりだね」
「…うん」
「夕焼け綺麗だね」
「うん」
「澪、あたしの事、好き?」
「うん………ってなに!!!?」

4.

なんだかとてつもなく恥ずかしい事を言わされた気がする。
そう気付いたときには、もう遅くて、私は律に押し倒されていた。
私のコーヒーカップが、倒れた。
律の顔が本当に近くに見えて、ドキドキなんてものじゃなかった。
ドクン、ドクンって、胸が上下運動を繰り返して、苦しかった。
律の茶色の髪が私の頬を擽る。
「澪、この際だから言っとくよ」
にこりと笑って、一言。
段々と律の顔が近付いてきて、なにをしようとしているのかと気付いたときには、すでに唇が触れていた。
長い口付け。
目を少し開ければ、律の睫毛が目に入る。
意外に…睫毛が長い…
なんて、ほんわかする律の体温に触れながら思った。
………じゃ、じゃなくて!!!!
「な、なにすんだ律!」
上にいる律を押し退けて、律から離れる。
押し退けるときの力はそんなに強くしたつもりはないのに、律は簡単に動いた。
こんなに軽かったっけ、ってくらい。
「…順番違ったな。ごめん」
「順番って…っ!?」
ダンッ、と壁まで追い詰められて。
私の方が背が高いのに、威圧感は律の方が私の何倍も勝っていた。
本当にこいつが律なのかどうかと判断するのに暫くかかった。
上目遣いで見つめてくる瞳に、迷いはなかった。
「あたし、澪が好きだから」
「…ぇ?」
突然の、告白。
いつになく真剣な眼差しに、思わず肩がすくむ。
律は尚も私を睨み付けるような視線で見ていて、目が合わせられない。
「澪はあたしの事、嫌いなのか?」
「…ない!ないない!それだけはない!!!」
「じゃ、こっち向けよ…」
律が私の顔を掴み、自分の方に向かせてきた。
なぜこんなときだけ力が強いのかかなり疑問だった。
「なあ、どうなんだよ、澪。
澪はあたしの事好きなの?嫌いなの?
どっちなの?」
「ぅあ…///」
律の顔を見る度に胸が高鳴る。
嫌いなわけない。
律を見る度に胸が切ない。
嫌いなんて言えない。
律とほかの子がしゃべってると、妬ましい。
嫌いなんて、思わない。

「私は、律、が……―――」

私がその言葉を言った瞬間、律の手が私の首に回っていて。

「今日は、学校にお泊りだな」

なんてばかな事を呟きながら、私の唇に自分のソレを押し当てた。

夕焼け空が、青く染まるまで、あと、数時間。

(…腰痛い…)
(ごめんごめん!)

おしまい！

あ、タイトルは夕焼け空です

乙
だけど次からはsageてくれな

転
ttp://moepic2.moe-ren.net/gazo/detail/files/detail72463.jpg
ttp://aaabbbccc.s6.x-beat.com/upload/src/up26325.jpg
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d587331.jpg
ttp://hirame.vip2ch.com/up/hirame042031.gif

>>427
GJ！
いかんニヤニヤが止まらない

んまー！唯梓も律澪もGJすぎるんでねえの！
鼻血でそう

>>419>>433
GJでした

>>434
はい、わかりました

唯澪いいなあ
ttp://node3.img3.akibablog.net/09/jun/22/707.jpg

>>438
だｗかｗらｗ
メル欄にちゃんとsageって入れて下さいな

>>438
・・・

>>438
ここは18禁ですよ
あと5年は自分のサイトにこもってて下さい

内容的にも荒らしじゃないんだし半年ROMれくらいだろ
最初に注意したのだけでいいし他２名はただの荒らしに見えるなw

>>442
はい、わかりました

律澪いきます。
一応
Hello Little Girl
から書いてみました。

別にageようがsageようがどっちでもいいよ

澪「最近、よく同じ夢を見るんだ」

律と帰宅中、私は悩みと言うか、気になっている事を話し始めた。話のネタとして持ち出すには充分な内用だと思った。

律「夢？どんな？」

澪「小さい頃の私が、暗くなり始めの公園で１人でベンチに座って泣いてるんだ。そしたら目の前に誰かが来て手を出しておいでって言ってくるんだ。」

律「…誰かって誰なんだよ？」

澪「分からない。手を繋いだ所で何時も目が覚めるんだ。」

律「…ふ〜ん、心当たりは？」

澪「あるかもしれないけど、思い出せない…」

律はそっかと言うと頭の後ろで両手を組んで歩き出した。
会話が終わった…
続きが、あるんだよ。
その夢を見た後は、凄く、律に逢いたくなるんだ…。
そんな言えない台詞を飲み込んで律の後を着いて行く。

律「…思い出せると良いな！」

澪「あ…うん」

急に振り向いてニカッと笑った律の顔が、夢の中の人と一瞬重なった気がしてドキッとした。
それから律との会話は全然頭に入って来なかった。

律と別れ帰宅すると何故かドッと疲れと睡魔が押し寄せて来た。

制服のシワも気にせずベッドに倒れ込む。

澪「…眠い……り、つ…」

*

数メートル離れたベンチに女の子が座ってる。あの子は…

澪「ふ、ふぇ、く…ぅわーん…」

律「澪ちゃん！」

澪「ふぇ、え？…り、律ちゃん…」

律「何でこんな所に居るの？…この公園、お家と逆方向だよ？もう６時だし…」

澪「お、お家、分かんなくなっちゃった…ふぇーん」

律「…澪ちゃん」

澪「ひっ…ぇ？」

律「おいで！」

栗色の髪をした女の子が小さな手を差し出して…

澪「…ぅ、ぅん…」

ベンチに居た女の子はその手をギュッと掴み２人は何処かへ消えた。

*

目が覚めると私は泣いていた。懐かしさからなのか、今まで思い出せなかった悔しさからなのか、涙は止まる事を知らないかのように流れ続ける。

澪「ひっ、う…く…ふぇ…り…つぅ…」

あぁそうか…あれは律だったんだ。
あの夢は紛れも無い大切な思い出だった。
いつ忘れたのか、それさえ分からず余計に涙が溢れる。

私は無意識に携帯を持ち迷わずリダイヤルボタンを押す。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…

「只今留守にしております―」

留守電…
聞こえて来たのは今一番聞きたい声ではなかった。

ピー
澪「ふぇ…り、つ…逢いたいよぉ…」

思っていた事をそのまま口にしてしまった…
しばらくすると電話は勝手に切れた。

澪「…ちょっと出掛けて来るっ！」

気が付くと家を飛び出し走っていた。
外はもう暗くなっている。何時かなんて分からない。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ―…ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…

澪「ハア、ハア…居ない…」

律に逢いたい…私はまた走りだした。
もう何処に向かって走っているのかも分からなかった。否、そこに向かって走っていたのかもしれない。

この橋…

この坂…

この看板…

この階段…

すべて見覚えがある。
そして、この角を曲がれば…

澪「…ハア、あった…」

１０年以上も経つのにそこだけ取り残され、忘れ去られたかのような…小さい公園がそこにはあった。
中に入ると誰も居なく、寂れた滑り台とブランコ、小さな砂場とベンチがあるだけだった。

澪「あのベンチだ…」

それは、ペンキが剥がれ、流石に年代を感じるベンチだった。

ギシッ
何となく座ってみる。

走ってる間は涙が流れなかったのか、流れているのに気付かなかったのか、また涙が溢れて来た。
律に逢いたくて走って来たらこの公園に着いただけで、まだ目的は果たせていない。
前屈みになって顔を手で覆う。

澪「り、つ…りつ…律……律ー、ふぇ」

*

あの公園…この辺だったか？

律「まいったな…何処だっけ…あーくそ、チャリがあれば速いのに」

昼間、チェーンが切れたから親が修理に出したとかで帰ったらなくなっていた。

「今何時だ？…あ」

携帯を取り出すと留守電を知らせる画面と秋山澪の文字。

ﾋﾟｯ、「ふぇ…り、つ…逢いたいよぉ…」

クソッ！と言う声と砂利を蹴る音が一緒に聞こえ、澪の家に急ぐ。


ガチャ、
律「おばさんっ！澪居る？！」

「あ、りっちゃん！それが、１時間くらい前に飛び出してった切り、澪と連絡が着かないのよ…携帯も部屋に置いて行ったみたいだし…」

律「まじかよ…捜して来る！」

澪の家を飛び出して元来た道を戻る。
あの馬鹿！もう９時だぞ！暗くなったら１人で動けない癖に！

足は勝手にさっき居た所まで戻って来ていた。
あの公園に澪がいる。確信はないけどそんな気がしてならない。

探し回って階段を上り角を曲がった所で漸く目的の場所にたどり着いた。

律「ハア、ハア…澪…」

チカチカ点滅する街灯の下のベンチに、澪は居た。

呼吸を整えながらゆっくり歩く。

澪「…りつ。律、律ぅ…」

愛しい彼女は、私の名前を何度も呼んでいた。

*

澪「りつぅ…律ー…りぃつぅ…」

律「ハア…何だよ…ハア、ハア…」

澪「り…へっ？！」

顔をあげれば肩で息をする大好きな人が居た。

澪「えっ？り、律！…何、で…」

人間って、呼び続けたら来てくれる者なんだろうか…

律「…澪を迎えに来た…ここに居るような気がしたから。馬鹿澪…心配したじゃんか」

澪「…ごめん…」

律「…はぁ…で、ここに居るって事は思い出したんだよな？」

澪「うん…ってえ！？何で？どうして？」

律「あたしあの時の事忘れてないもん。小１になったばっかの時澪が迷子になってここに居た事。あたし日直で澪と一緒に帰れなくて、この公園に寄り道しに来たら『お家分かんなくなっちゃったー』って泣き付いてきたお姫様！」

澪「おっ！お姫様って…それに！泣き付いてなんかないだろ！？」

律「そうだっけ？…まあ良いや。…澪…」

澪「えっ？」

律「…おいで」

澪「あ…ふふ。うん」

律「へへ…あの時と一緒だな。帰るぞ」

手を差し出して来た律の笑顔は、あの時と変わらなかった。その手を握って立ち上がった私も、変わってないと思う。
姿形は変わっても、小さい頃から私達には変わらないものがある。

泣き虫な私を優しく包み込んで慰めてくれるのは律で、その度に私の心はキュンて鳴るほど締め付けられる。
もしかしたら私は、産まれた時から、否、産まれる前から、律に逢うのを待ち望んでいたのかもしれない。

律は私を見失わずに必ず見つけ出してくれる。
だから私も離れない。

澪「律…」

律「ん？」

澪「星…綺麗だよ」

繋いだ手とこの星空に誓って…

以上です。
Hello Little Girlのイメージと違ったりしたら全力でスルーお願いします。

PCのIDを二個使って自演する方法知ってる人いますか？
もしいたら、それを説明してID二個出てるからって自演でないとは限らないと証明してください
ID:+3O4qm920＝ID:K+ZW9z0T0であることはまず間違いないんで

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1245535803/

>>452
GJすぎる！！！！
イケメンりっちゃんｋｔｋｒ！！

やべえ、これはやべえ。
ニヤニヤが止まらない。
GJ

りっちゃんはホントにイケメンキャラが似合うなGOOD

りっちゃんマジでイケメンｗｗｗ
澪専用な辺りニヤニヤが止まらないｗ

りっちゃんかっこいいなぁ
澪が惚れるのも分かるｗ

>>432
ＧＪ！面白かった！
両想いはいいなぁまた気が向いたら書いて下さいｗ

律澪の流れですが、梓唯を投下します

この梓はちょっと変態なので、そういうのが苦手な人はスルーで

では、いきます

唯「あーずにゃーん♪」ぎゅ
梓「もう唯先輩！」
唯「えへへー、あずにゃんかーわーいーい」すりすり

唯先輩は毎日こうして私に抱きついてきては「かわいい」と言います
しかし私は最近思うようになりました
本当に”かわいい”のは唯先輩じゃないかと

確かにかわいいと言われるのは悪い気はしません
女の子として生まれてきたのなら、かわいくなりたいです
でも毎日同じ相手から抱きつかれ、「かわいい」と言われるとさすがにうんざりすると思います
でも唯先輩に毎日そのようにされても全くうんざりしませんし、むしろやってほしいぐらいです
何が言いたいかというと、うんざりしないのは唯先輩がかわいいからじゃないのか、ということです

唯「澪ちゃんもかわいい〜」ぎゅ
澪「ひゃっ！ちょっと唯！」

唯「ムギちゃんもかわいい〜」ぎゅ
紬「うふふ、ありがと♪唯ちゃん」

唯「ついでにりっちゃんもかわいい〜」ぎゅ
律「おい、わたしゃついでか！」
唯「冗談だって〜」

今日は他の先輩方にも言ってますね

確かにみなさんかわいいですが、唯先輩もかわいいということを知ってもらうために
今日は私も唯先輩にかわいいって言おうと思います

梓「唯先輩、こっち来てください」
唯「ふぇ？うん、分かった！」トテトテ

うん、かわいい人は歩く姿もかわいいな

唯「で、どうしたの？」
梓「・・・」ぎゅ

初めて私から抱きつきました、唯先輩はあったかくて気持ちいいです

唯「うえぇ・・・ど、どうしたのあずにゃん！」
梓「唯先輩がかわいいからです」ぎゅー

言っちゃった・・・どんな反応するかな

唯「ええぇ・・・私なんかかわいく・・・ないよぅ・・・」かあぁっ

何言ってるんですか？こんなにかわいいのに

梓「そんなことありません。唯先輩はかわいいです」
唯「うぅ・・・今日のあずにゃん変だよ」

意外でした
喜んでくれるかと思ったんですが、反応は全く逆でした
そして今どんな顔してるのか見れないのが残念です

唯「りっちゃーん、澪ちゃーん、ムギちゃーん、助けてー」

律「おう、かわいいぞ唯！」
澪「やっぱ唯が一番かわいいな」
紬「そうよ、唯ちゃんが一番！」

唯「みんなまでどうしたの〜」

今にも泣き出しそうな声
唯先輩の口から漏れる吐息が髪を揺らしくすぐったいです
うぅ、このままお持ち帰りしたい・・・
そろそろ色々限界なのと顔が見たくなったので、抱きつくのをやめます

梓「みなさん唯先輩がかわいいって思ってるんですよ」
唯「ぐすっ・・・みんなのほうがかわいいよぅ・・・」フルフル

ずっきゅーん！・・・なっ、なんですかっこれは！
顔赤らめて涙目で下を向いた唯先輩・・・これは凶器ですよ！
うわぁ・・・これほどまでとは、私の予想以上です
うぅ・・・この顔見るともっと何かやりたくなる・・・

梓「唯先輩、顔上げてください」
唯「ふ、ふえぇ・・・あず・・・にゃん」

ぐはっ！上目遣い・・・もう、ガマンできません

梓「ゆ、唯先輩がかわいいのが悪いんですからね！」ちゅっ
　
律「おっ！」　　　澪「えっ！」　　　紬「まぁ！」

唯「・・・あっ・・・ふあぁ・・・」とろーん

唯先輩？・・・あららとろけちゃってますね
おでこにキスしただけでこの反応
唯先輩だって毎日私に抱きついてきて頬ずりしてるのに・・・意外とウブですね
それにしてもこの顔・・・たまりませんっ！

唯「あ、あずにゃぁん・・・どうしてぇ・・・」

どうしてって・・・決まってるでしょ

梓「唯先輩がかわいいからですよ」
唯「ま、またそれぇ・・・」

もう足がふらふらですね、これじゃ練習できませんね
・・・というか、このままだと私の理性が吹っ飛びそうです
今すぐ押し倒したいくらいです・・・がみんないる手前ガマンしないと

梓「先輩、今日はお先に失礼します」
律「お、おい！唯はどうするんだよ」
梓「すいません、おまかせします！」バタンッ！

　　　　　　　　　◇

梓「・・・ハッ・・・ハッ、ハァ・・・」ダッダッダッ

それからの私は何も考えず走っていました

梓「ハァ・・・唯先輩・・・大丈夫かな・・・ハァ・・・」

あの状態の唯先輩を置いて帰ったのを少し後悔
・・・でも、あの時の私は何するか分からない精神状態だった
わずかに残った理性がそれを食い止めた。まぁいいです、時間はたっぷりあるから
そう、たっぷり・・・

今日分かったのは、唯先輩は自分が言うのは平気でも言われるのはダメということです
しかし・・・唯先輩の反応たまらなかったなぁ・・・

今日確信しました、唯先輩がかわいいということに
そして明日からの楽しみができました
それは唯先輩に「かわいい」って言うことです
これから毎日、私にやってくれたように

ふふふ・・・覚悟しててくださいね、唯先輩！

以上です

>>463
はげしくＧＪ
この唯めちゃかわゆすｗｗ

>>463
IDが憂だから変態なんですね
わかります

>>463
GJ！

梓唯と来たら次は憂唯ですね、わかります。

というわけで投下
微エロ微ヤン注意

部屋の中に卑猥な水音と無機質な機械の振動音が鳴り響く。

「んっ……ふ、ゃ」

数時間が経過した。唯が、妹の部屋に拘束されてから。

「お姉ちゃん……可愛い……」

始まりは、梓のひょんな一言だった。



「私この前唯先輩にキスされかけたんだ」
「え……」

学園祭本番直前、復帰した唯が梓の気持ちを受けて嬉しさのあまり唇を寄せた。
驚いてその時の梓は拒絶したが、実際はそれほど嫌ではなかったらしい。
数日後になってその事実を友人である憂に報告した。頬を赤らめながら。

それが、憂を壊した。

私は梓ちゃんよりもずっと長くお姉ちゃんと一緒にいる。一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たりもした。
でも、キスのような事は一度だってされた事もない。
なんで。どうして私じゃなくて梓ちゃんを選ぶの。
疑問は胸に突き刺さり、悲しみ、妬みを経て、歪んだ愛に変わる。

そっか。お姉ちゃんを私だけのものにしちゃえばいいんだ。

「ごちそうさまー」

夜ご飯を終え、憂は行動に移る。

「あの、お姉ちゃん。少し英語で教えて貰いたいとこがあるんだけど」

「私に？」

「うん」

「よしっ、お姉ちゃんに任せなさいっ！」

「じゃあ……先に部屋で待ってるから」

妹の手助けができる。
普段から助けられてばかりの姉に取って、これほど嬉しい事はないらしい。
誇らしげに胸を張りながら、食器を片付けている。
そんな姉を横目に、憂は歪んだ微笑みを零しながら部屋に戻って行くのだった。



「憂ー来たよー」

後片付けも終え、唯は約束通り憂の部屋に向かう。
しかし、扉を叩いても、声を掛けても反応がない。

「入るよー？」

扉に鍵は付いていない。一言断りを告げ、扉を開く。

「憂ー？」

部屋に明かりは灯っていなかった。真っ暗な部屋を見渡すが、憂の姿はない。

「憂、いないのー？」

恐る恐るながらも一歩、また一歩と足を踏み入れていく。

「お姉ちゃん……」

「あ、なんだーいたなら返事くら、いッ！？」

部屋の真ん中辺りまで足を運んだ時、ようやく探し人の声が背中から響いた。ほっとして息をついたのも束の間、振り向こうとした唯は息を飲む。
行動を遮るように背後から伸びた腕が身体をきつく締め、背中に生暖かい二つの双丘が押し当てられた。

「憂……えっと、どうしたの……？」

「お姉ちゃん……」

「憂……？」

「お姉ちゃん……」

「ねえ、憂？」

「お姉ちゃん……」

壊れた人形のように、ただ同じ言葉を連呼する憂。普段の大人しげな様子とのあまりの違いに、唯の背筋に寒気が走る。

「憂……何があったの？取り敢えず、離してほしいよ」

「いや。もう絶対、お姉ちゃんは離さない」

「誰かと喧嘩したりしたの？」

問い掛けに答えはない。唯は何一つとして状況を把握できていなかった。
ただ、背中に密着する憂の身体は、お互いの服を介しているにしてはやたらと熱い。
恐る恐る探りを入れる唯だったが、禁句に触れてしまった。

「……もしかして、あずにゃんと喧嘩したの？」



「そうやってすぐに梓ちゃん、梓ちゃん。やっぱりお姉ちゃんは……！」

憂の声色が、低くなった。

「え、っひゃ！？」

抱き着くだけだった憂が、突然背中を強く押した。
唯はバランスを崩し、ベッドに倒れる。

「いたたたた……」

うつ伏せに倒れた唯の肩が力強く握られる。逃げる間もなく、力に抗えもせず、唯は仰向けにされる。

「う、い？」

そこに見たのは今まで自分に見せたこともない表情をした、裸の妹。瞳には光がなく、口元が恐いほどに歪んで笑っている。

「そうやってお姉ちゃんは、梓ちゃんばっかり！」

憂の手が、唯へ伸びる。ボタンで止められた胸元が乱暴に開かれて、肌色が覗く。

「綺麗だよ、お姉ちゃん」

「や、ういぃ……」

背中へと伸びた手が器用に下着を外す。まさにあっと言う間に、小さな唯の胸が空気に晒された。

「ふふっ」

妖艶に微笑する憂。その笑みに改めて恐怖を感じた唯が、ようやく手足をばたつかせて抵抗を始めた。

「あぁもう。ダメだよお姉ちゃん、じっとしてなくちゃ」

だがその抵抗も、ほんの僅かの手間で終息させられる。ベッドシーツが手首に巻かれ、両手の動きが制止。更に憂が両足の間に身体を差し込む事で、一切の抵抗が封じられた。

「それじゃあ、いただきますっ」

「ひうぅッ……や、だっ」

胸の先端に位置する小さな突起が、憂の口に吸い込まれる。同時に、小さく唯の身体が跳ねた。

「おいひぃ、よ、おねえちゃん」

「あ、ぅ」

わざとらしく音を立てて舐め回す憂。他に音のないこの空間で、その水音は余計に際立って唯の耳を襲う。

「おとっ、いやぁ……！」

言葉の抵抗も敵わず、憂の行為はエスカレートしていく。

「お姉ちゃん、これ何かわかる？」

薄く開かれた唯の眼に移ったのは、楕円形をした桃色の何か。その何かが、今の自分の状況を救うものではない事など、すぐにわかった。

「うい……もうこんなの……」

「わ、びちょびちょだよ。お姉ちゃん準備いいねっ」

「ひうぅぅ！」

有無を言わさずに、桃色の物体は唯の股間に押し当てられる。それと同時に、自ら振動し始めた。

「や、これダメっ！憂っ！」

首を左右に振って抵抗する唯だが、振動が止む事はない。
と、その時。

「あ、電話」

憂の携帯が着信を知らせる音を発した。

「梓ちゃんから、か」

ニヨニヨ……GJだぞ

「うん、今は別に大丈夫だよ」

快感に苦しむ姉を横目に、憂は電話を受けた。

「ん、んんぅ……」

電話先の後輩に聞かれまいと両手で口を抑える唯だが、振動はそんな努力もお構い無しに止まる様子を見せない。

「小テスト？あ、そういえばあったね。ちょっと待ってて」

「っ！？」

憂は、携帯をベッドに拘束された唯のすぐ側に置いて何かを探し出す。

「ひ、ぅぅ……」

声を漏らすまいと必死になる唯。そんな努力を嘲笑うかのように、探し物を終えて戻ってきた憂が不適に微笑んだ。

「ひゃふぅう！？」

その途端、振動の強さが跳ね上がる。突然の事に耐えきれず唯は思わず声を上げてしまう。

「憂ー！？今の声なにー！？」

「ひゃ、は、ぅ」

電話口からは不信に思った梓の声が響く。そこでようやく、憂が電話に応答した。

「ごめんごめん、ちょっと色々……ね」

「大丈夫？なんか声聞こえたけど」

「大丈夫大丈夫っ」

「あ、そういえばね。……唯先輩、何してる？」

「…………」

「……？憂、聞こえてる？」

「……寝てる、よ」

「そっか……残念。じゃあまた明日、学校でね」

「うん」

その一言で、切れた。電話が。そして、憂の中の何かが。

「お姉ちゃん」

「っ、な……に」

「なんで梓ちゃんなの」

「なにがっ……」

「どうして私じゃなくて梓ちゃんなの」

「…………っ？」

「私は、お姉ちゃんのたった一人の妹だよ？お姉ちゃんの言う事なら何だってするし、文句も言わないよ？」

唯は、憂の言葉に耳を傾ける。

「キスしてほしかった。襲ってほしかった。それなのにお姉ちゃんは梓ちゃんばっかり……！どうして！？私、こんなにお姉ちゃんが好きなんだよ！なのになんでっ」

「……憂」

「ッ！？」

いつの間に緩んでのか、唯の手首を拘束していたシーツが解ける。自由になった両手は、憂の身体を包んで優しく抱き締めた。

「ごめんね……憂の気持ち、気づいてなくて。でもね、私だって誰よりも憂の事が大好きなんだよ？」

「嘘っ……！だって、んっ」

憂が言葉を紡ぐよりも早く、その唇を唯が唇で塞ぐ。

「本当はね、すっごく憂とキスしたかったし、もっと色んな事したかったよ。でも……私達は姉妹だし、何より憂に嫌われるのが嫌だったから」

「私……お姉ちゃんを嫌いになんてならない」

「ありがとう」

再び、今度は憂が唇を奪う。

「お姉ちゃん……」

「何？」

「一緒に寝ても、いい？」

「もちろん。憂も、今日は寝れなくてもいい？」

「……うん」

「おーい！唯ー、憂ちゃーん！」

早朝。登校風景の中に、よく見知った姉妹の姿を律が見つける。

「おーおー、朝から熱々だねぇ」

仲良く寄り添って歩く二人を茶化そうと冗談混じりに発した言葉。

「えへへ……」

「あはは……」

その言葉は否定される事なく、照れ笑いにて返された。

「え、マジ？」

苦笑いを堪えて確認するように問い掛ける律の目の前で、

「うーいぃっ」

「もぅ……お姉ちゃんってばぁ」

二人は口付けして見せた。

「……私、先行くなー！」

言葉を無くした律は、慌てて学校への道を駆け出す。そんな姿が目に入っているのかいないのか、二人は微笑みながら手を繋ぐ。

「…………」

その僅か後方。終始を見つめていた二つの瞳が、その心を顕すかのように揺れ動く。

「…………え……？」

かろうじて絞り出した梓の一声は、朝の喧騒に消えていった。

おわり

やっぱりえっちぃのは苦手です

リロってなかったがために途中で水差しちゃったコメント残してしまい、全力で謝罪します。

おぉ、確かにＩＤ憂だｗ

>>475
ＧＪ！
ヤン憂かと思いきや素晴らしき姉妹愛！
そしてまさかのヤンあずフラグ？

>>475GJ!
ヤン憂に最初ある種の怖さを感じましたが唯が妹の気持ちを分かってて良かった
でも最後の一文は・・・唯大ピンチ？

>>475
GJ！唯と憂は両想いでいいねぇ
なんか唯憂目撃して走り去る律にﾜﾛﾀｗ

と、律澪投下します

「ねぇ　りっちゃん」

「ん〜？」

「あの…あのね？私ね、りっちゃんのこと、好き」

「あ！あたしもね、澪ちゃん大スキだよー♪」

律と私は一緒だ、って思って心躍った幼少時

でもすぐに気づく

私の好きと、律のスキは、違うってことに



『似たもん同士』



「律、いい加減にしてよね…」

「澪ちゃん！お願い！後生だから！今度から一人で頑張るから！」

「いつもそんなこと言って結局私に頼るじゃないか！」

明日提出の数学の宿題を前日の夜になって見せてくれとせがむ律、しぶる私
そんないつもの光景
律に頼られて内心悪い気がしないものの、やっぱり律のことを思うと突き放すのがベストだよね

「でもマジでヤバイって、明日提出じゃん、あたしまだ１ページしかできてないよぉ…」

「……しょーがないなぁ…今度からちゃんとやりなよ？」

いくら突き放そうと思っても、律の涙目攻撃には勝てない、そんな自分がちょっと情けない
そう思いながら数学のノートを取り出そうと学校鞄に手を突っ込む

「やったぁ♪澪ちゅわん愛してる♪」

ガバッ

「うわっ、ちょ、はなせ！」

人がノート探してるってのに思いっきり抱きついて、抱きつくってより、タックル？
ニコニコ笑っちゃって…こいつめ…本当に現金なんだから…

でも

「愛してる」、軽すぎて、胸がチクッとした

「どう？終わった？」

「んー、あともーちょっとー」

時計を見やる

「もう9時だぞ…家は？」

「今日は澪ん家で泊まりって言ってあるからダイジョウブイ♪」

ノートと睨めっこしたまま律はピースサインをこっちに向けてきた
なんとなくそういう流れだろう、とは思っていたけれど

「おいおい…相変わらず勝手すぎ！」

「えへへ〜　でも泊めてくれるでそ？ね？」

絶対に断らないでしょって自信持った顔して私の目を真っ直ぐ見つめてくる
ま、いつものことだからしょうがないけど
一体何度律とお泊まり会したか…ここまでくるとお泊まり会なんてレベルじゃない
半分同棲してるようなもん
お互いの家に上がるのに遠慮なんてとっくの昔に置いてきた

「じゃあ律がそれやってる間に私お風呂入って来ちゃうわ」

延々ノートを写す律を眺めているわけにもいかないので
座っていたベッドから腰を上げて必要なものをかき集める
そんな私の様子をチラチラ見ながら律はニヤッと笑って

「あ、そう？今日は一緒に入んないんだ？」

思わず手に取った着替えを床に落とした

「ばっ、ちょっ、いつだって一緒になんか入んないだろ！」

別に入っても、いいけど

「じょーだんじょーだん、ホント澪って冗談通じないよねー、マジメさん！」

じょ、冗談、か…

「はいはい…どうせ私は冗談の分からない女ですよ…」

「分かればよろしい！じゃ、行ってらっしゃい♪」

なまじ「一緒に入んないんだ？」なんて言われるから一人でお風呂は寂しい気がした
けど、高校生にもなって二人きりでお風呂なんて、ちょっと、アレだよね
皆で入るには全然構わないけど家の狭いお風呂場に二人で裸で…
それ以上は考えないようにおかしな妄想をシャットアウトした

カポーン



「ふぅ…」

一人になったらだいぶ落ち着いた
律といると慌ただしくて心落ち着く暇もない
まぁ…落ち着かないのは、律が慌ただしい、ってだけじゃないんだけど

「…ばっかだなぁ…わたし…」

もくもく湯気が立つ風呂場の天井を見つめながら一人呟いた

「澪はバカじゃないから」
「ひぇっ！！！」

心臓が口から飛び出るかってホド驚いて危うく浴槽の縁に頭を打ちそうになる
律はノート持ったまま風呂場の戸を開けて突っ立っていた
しかも最悪なことにボーっとしながら吐いた独り言を彼女はしっかり聞いていた

「なっ…！！の、覗きか？！」
「はぁ？やっぱ前言撤回、澪はバカ」
「人の入浴勝手に見といてバカとはなんだー！！」
「数学のノートがさ、ここだけ無いんだけど、どこにあるか聞きに来ただけ」

私のツッコミを華麗にスルーして律がノートを広げて見せてくると、確かに一ページ無くなっていた
どこにやったっけ？
っていうかなんで無いんだっけ？

「あーっと、それは〜…」


思い出した


ヤバイ


「う！！ちょっと待って！！すぐ出るから！！私が探す！！」
「そう？じゃま、部屋で待ってるわ」

律は戸を閉めて去っていった
それにしてもヤバイことになっちゃった…無くなってるページ…
そこにはいくつかの方程式と、律を想って書いた恥ずかしい詞が綴ってあるのだ

「お、早いなー　そんなに急がなくてもよかったのに」
「大丈夫大丈夫、ちょっと待って、今探すから…」

必死に探すフリをし律に気づかれないよう消しゴムを手に隠し持つ
ペラ一枚のノートは書きためた詞を入れている引き出しの中だ

「どっこかな〜…」

わざとらしいけどブツブツ言いながら問題のノートを取り出した
あった…詞…これさえ消してしまえば…

「あったじゃん、貸して」

全部消す間もなく律はそれを私の手から取り上げてしまった

ヤバイ

「ちょちょちょちょちょっと待ってー！！」
「ん？なんだこれ？なんか数学じゃないもん書いてある…　『あなたを想うと夜もキュンキュン止まらないの…』
ってなんだこりゃｗｗｗ」

見られてしまった…幸い『律へ』って部分を消すことに成功したのが救い…
それにしても笑い過ぎだろ律…軽く凹む…

「ヒーッｗｗｗ　相変わらず澪は乙女なこっ恥ずかしいこと書くよね…キュンキュン…キュンキュン…止まらない…っっ」

律は声にもならない笑いでお腹抱えて倒れ込む
そんなにおかしいかな…

あ、ちょっと、ヤバイ、涙出てきた

「ひひひっ…　って、うわー！何泣いてんだよ澪！！ごめんごめんごめん！！！」
「な、ないて、なんて、ないっよっ」
「思いっきり泣いてるよ！ごめんごめんほんっとごめん、ノートの横っちょに書いてあるから冗談で書いたんだと思ってたごめん」

私今律を困らせてる、困ったことに私も何がそんなに悲しいんだかよく分かんないのに涙が勝手に溢れてくる

「真剣に書いたんだな…ごめんな澪…」

そうだ、私、真剣に書いたんだ、律を想って、それを律に笑われて
笑ってくれた方がいいのに、気付かれない方がいいから、なのに胸が痛くて

泣いてるせいで震える私の身体に律がそっと腕を回してくる
そういえば私、慌てて出てきたからタオルしか身につけてないじゃん…
涙は全然止まんないし、律と私を阻む布が少ないことに気づいて死にそうなくらい顔が紅潮する
それに加え律が耳元で何回もごめんって優しく囁いてくるから頭が上手く働かない
もう何もかもが混沌

「あんなに笑っといてなんだけどさ…澪の書く歌詞スキだよ…あたしは文才もないし無神経だから
澪の書く純粋な女の子の気持ち見るとくすぐったくなっちゃうんだ…
澪みたいに表現できるのってスゴイよ…ステキだと思う…」

律は一層ぎゅって私の身体を抱き寄せて優しい言葉でなだめてくれる
でも私は律の声に、身体に、このシチュエーションに、思考をかき乱されてまともに反応できない
ただすすり泣くだけ、ひどいことにしゃっくりまで出てきた

「ひっく、ひっく」
「ほらぁ、よしよし…澪に泣かれると辛いよ…澪の笑顔が一番スキなんだもん、澪は私のお姫様なんだからさ…」



律、さっき私に、こっ恥ずかしいって言ったよね？

でもさ、律も、十二分にこっ恥ずかしいよ…

わたしたちなんだかんだ言って似たもん同士かもね

それにお姫様って　…　律のスキも　…　私の好きと似たもん同士って信じていいのかな？

律、私にもまだ、チャンス、あるよね？

終われ！！

駄文失礼致しました…

やだ…なにこれ…








最高じゃん＼(^O^)／
今日はSS投下祭かｗｗ

良いぞ良いぞもっとやれ

まつりヤホーーーイ！！！！
一個一個感想言えないくらい大量投下だなw！！有り難い！！

澪の片思いってシチュがたまらんこの頃

最高だ！！！
もうだめ萌え死ぬ〜

なんという律←澪！
二人の会話が二人っぽいくていいな
容易に想像できてにやにやしたぜｗ

GJ過ぎて萌え死にそうなんだぜ……

これはなんていうSS祭りｗ

>>439
これはいい澪唯。
律澪にかくれがちだが、この二人もけっこうフラグたってる。ってか唯が立ててるｗ

>>463
これはいい梓唯
自分はたくさん言っても、言われるのは恥ずかしいって女の子はかわいいよな。

>>467
GJ
もう唯と憂と梓の三人でどろどろぐちゃぐちゃしてるといい
修羅場的な意味で。

きっと13話で放送終了が迫ってるから、最後の祭りなんだな

唯は天然記念物並の愛され体質だから
全編通してよく見ると万遍なく全キャラとフラグを立てているw

ということは
唯が男だったら危うく誠氏ね状態だったわけか

唯が女の子で良かったすなあｗ

あ、職人GJ

京アニなので本命以外１８話くらいでまとめてブチ折りますｗ

１３話までしか無いので唯無双状態のままですがー

家で憂に襲われ
教室で和に襲われ
部室で澪、紬、律、梓に襲われ
……フラフラになって帰ろうとした所でヤン気味の6人全員に再び襲われ…

って唯総受けルートの変な電波が…

>>499
その後さわ子宅にてみっちりしごかれるんですね、分かります

まあ唯ちゃんは女の子大好きですから
りっちゃん以外の全員に一回はときめいてるしな

律はなぁ、唯のバカ友だしな
唯「死ぬときは一緒だよ？」
律「ああ…」
と水着で抱き合うシーンは盛大に吹いた

「私の仲間だと思ったのに」「りっちゃんのくせに」って言ってるし
唯的に律は同類って認識だなw

つまり女の子キラー仲間だな

最初の印象はテンポ悪い、使えないとかだったのに
よくここまで仲良くなったもんだｗ

合宿の回の律と唯はよすぎだ。
あれは一歩間違えたら友情踏み越える。

・・・といいなあ

唯澪のフラグが立ったのってお勉強会か合宿かなぁと思っていたけども
決定的なのはやっぱり澪の歌詞を唯が気に入ってくれたところだな〜と思う今日この頃

あれで澪は歌詞作りに自信を持てるようになったと思いたい

>>506
俺の中では既に踏み越えているが？

俺の中ではみんな一線を数段飛ばしで越えてます

とりあえずムギュとさわ子は傍観者同士惹かれあえばいいよ

番外編の予告見て、りっちゃんとムギが
デキてると妄想したのは私だけ

>>510
部室でイチャラブするカポーを目撃して傍観してる内ムラムラして二人でし始める
まで妄想した

>>511
なるほどそういう見方もあったか
しかしあの照れ具合は気になるなあ…
サプライズを隠すにしても赤面する必要はないわけで

>>509
オクターブ高く♪辺りのイメージでｗ

>>513
京アニは良くも悪くも原作に無いカップリング勝手に作るとも思えんから
イヤッホ───♪も御通夜もまあ無いんじゃないかな

というか原作があるアニメのキャラに勝手にオリジナルの彼氏とか作ったらヤバいだろ
まあ、オリジナルの彼女も作らないだろうけど…
となればあの赤面は既存キャラの誰かとのフラグということに…

カスリードならやりかねんが京アニだ、安心しろ

原作無名だから問題ないよ

>>515
ｗｋｔｋがとまらない

りっちゃんが予告で赤面していたのは澪しゃんの「ひゃう！」を聴いて興奮したからに違いない！

果たして真相やいかに

番外編の予告ネタ自分で振っておいて流れ豚切りｻｰｾﾝ
りっちゃんスレより↓


★スペシャル読みきりゲスト★

かきふらい『けいおん！』
テレビアニメが絶好調の人気作が満を持して
フォワードにショートストーリーで登場！
親友同士の澪と律の絆の原点は！？
このエピソード、絶対に見逃せない！！




きましたわね

フォワードの読み切りはかなりガチだった。
といか四コマじゃなくてビックリした

よみてーーーーーー！！！

本編の唯澪
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d588225.jpg

やべええええええ
wktkしてきたああああああああ
フォワード読みてえええ

>>521
これだな
ttp://www.dokidokivisual.com/magazine/forward/book/index.php?mid=120
6月24日8月号発売

>>526
明日発売かー。今日早売りしてたりしないかな

＞親友同士の澪と律、二人の絆の原点は!?
＞このエピソード、絶対に見逃せない！！

たしかに見逃せねぇｗｗｗｗ

>>524
唯澪ﾊｧﾊｧ…

>>521
キマシタワーーーー！！
しかも四コマじゃないだと…

四コマじゃない辺りがさらにｷﾏｼﾀﾜｰｗ

どう憂に病んでもらおうか考えてたが>>524を見て何かが降りてきた

というわけで空気を読まず唯澪投下

「なんかごめん。付き合わせちゃって」

「全然気にしないでいいよ、澪ちゃんっ」

冬の空の下のある休日。商店街にて、寄り添って歩く二つの影。

「こ、こら！そんなにくっつかれると歩きにくいぞ……」

「えへへっ。だってこの方があったかいでしょ？」

「それは……そうだけど、さ」

腕を組んで仲睦まじい様子を振り撒く唯と澪。二人の今日の目的は、ただの買い物だ。
やたらとくっついて歩くのは、天然気質な唯の仕業。
相手が同性とはいえ、流石に澪も少し恥ずかしいらしい。赤い顔を隠そうと俯きっぱなしである。

「ねえねえ、まずはここなんてどうかな？」

唯の指差す先には、ありふれた小物雑貨の店。

「そ、そうだな！まずはそこに入ろうか！」

人目がそれほどつかない店の中なら、恥ずかしさも半減するだろう。
そう考えた澪は、唯の腕を引き早々と歩いていく。

「澪ちゃん澪ちゃんっ！」

「ん？」

「このストラップ、可愛くない？」

「あははっ、ホントだ」

唯の手に握られていたのは、ギターをかたどった小物があしらわれていたストラップだった。
普段手にとる楽器と比べ、小さくて可愛らしい。思わず澪は吹き出す。

「いいんじゃないか？唯にも似合ってると思うよ」

「んーでもさっ、折角なら……」

澪に背を向け棚に向かった唯が再び振り向いた時、その手には今の商品が二つ、握られていた。

「お揃いにしようよっ！」

「…………」

一つ一つの行動がデートのような雰囲気を醸しださせる。
照れやすい澪には唯にその意識がないとわかっていても、どうしてもそれが恥ずかしい。

「澪ちゃーん？」

「い……いいんじゃないかっ？」

赤く火照る顔を床に向けながら、小さく呟く。

「ふふッ。じゃあ買ってくるね！」

レジに向かう無邪気な背中が、澪には少しズルく見えた。

「わ、もうこんな時間！」

「…………」

小物に食事、映画に服。唯が持つ携帯に示された時計は、盛りだくさんだった一日の終わりを表すように、夕刻を差す。
澪は、疲弊していた。
一つの店に入る度に唯が恥ずかしくさせる行動を取るから。

『はい澪ちゃん、あーんっ』

『するかっ！』

『……むにゃ。澪ちゃーん……』

『か、肩に頭乗っけるな！』

『澪ちゃん、試着手伝ってあげるよっ』

『一人でできる！』

決してつまらない時間ではなかったけど、照れ疲れた。それが正直な感想だ。

「あはは……あっという間だったね」

唯の腕が、澪の腕から離れていく。

「でも、すっごく楽しかったよ！」

四六時中組んでいたのだから、名残惜しく感じてしまうのも無理ない。

「……少し、待ってて」

「？」

突然澪が、どこかに向かって走り出す。唯が首を傾げる間に帰ってきたから、そう遠くはなかっただろう。

「これ」

「ひゃっ？」

唯の頬に温かいものが押し当てられる。
それはすぐに頬を離れ、唯の左手に握らせられた。

「私と離れて風邪引いた、なんて言われたら嫌だからな」

「…………！」

温かい飲み物が入ったペットボトル。嬉しさ極まってか、唯は受け取ってから小刻みに震える反応しか示していない。
とその時、

「澪ちゃん大好きっ！」

「んぐっ！？」

唯の唇が、澪のそれに重なる。
ほんの一瞬だが、確かに。

「な、ななっ……」

「えへへっ。それじゃあ澪ちゃん、また明日学校でね！」

真っ赤に顔を染め上げる澪をその場に残し、唯は大きく手を振りながら去っていく。姿が見えなくなるまで振り続ける。
空中を左右に行き交う唯の手の中に収まった携帯からは、ギターのストラップが垂れ、手の動きに合わせるように揺れていた。

「……バカ」

小さく手を振り返す澪。その澪の携帯から下がるのも、同じギターのストラップ。

おわり

唯←澪←律まで妄想して止めた

GJ

すこぶるGJ！

＞唯←澪←律まで妄想して止めた
このお話には続きがあるということですね、わかります

>>536
ＧＪ！唯澪だと澪がお姉さんっぽくて好きだなー

唯澪イイヨイイヨー

唯澪ＧＪ！！
やっぱりこの二人はいいわぁ〜

保管庫見てみたが、さわ子先生絡みのSS少ないんだな…
さわムギに目覚めた俺涙目
所詮マイナーか

確かに唯澪だと澪がお姉さんっぽいよなｗちょっと何か降りてきたかも

さわちゃんは同人で皆を襲ってるイメージしかない

>>543
ならば君が書くんだ

>>546
既に頭にあるストーリーをSSにしたって、俺の足しにならねえよww

まあ描くけどね

>>545
さ「先生、もう許して……、そう上目遣いに訴える紬をなおも……」
紬「先生、ブツブツ言いながら何を書いてらっしゃるんですか？」

こういうのかと思った

>>547
物事をいいように運ぶにはまず人の共感を得なければならない
簡単に伝えるためには自分の萌えを形にしたものを見せることが効果的であり
そこからそういうのもありかも・・と思ってくれた人が新たなる形へと
そしてそれをいいと思った人が・・・とネズミ算的に増えていくのが理想的
理想であり現実とはｒｙ

>>548
やべぇ吹いたｗｗｗ
その後さわ子とむぎゅで合同百合同人誌出すんだろ？

ギー太×唯ｓｓ投下します

ギー太が擬人化して登場するので、擬人化が嫌な人はスルーでお願いします

ではいきます

『・・・ちゃん、唯ちゃん・・・』

ん〜・・・憂？もう朝〜

「ん〜・・・もうちょっと・・・」
「ふふ、唯ちゃんったら」

んん、憂の声じゃない？誰？

「ん〜、だぁれ？」むく
「おはよ、唯ちゃん」ニコッ

私の隣にいたのは見たことのないキレイな女の人でした
綺麗な長髪で金髪の女性・・・そして青い目、外人さんみたい
その人が座ってるのはいつもギー太を添い寝させてる場所

んっ？あれ・・・もしかして・・・

「えっと・・・もしかして・・・ギー太？」
「うふふ、気付いてくれた？」

えっ、うそっ！こんなことあるんだ・・・
ギー太だとしたら私、とんせもないことをっ・・・

「でも私、ギー太って・・・女の子だったなんて・・・」
「ふふ、気にしなくてもいいわよ」ニコッ

何も考えずにギー太って名前つけたけど・・・気しないって言ってるし、いいかな
でも、どうして人の姿になって・・・

「唯ちゃんにお礼を言いたくて・・・出てきちゃった♪」
「えっ？お礼って何の？」
「私を買ってくれてから唯ちゃんは毎日私を弾いてくれた、それに色んなことをしてくれた。だからそのお礼を言うため」
「でも・・・私、メンテナンスしなくてギー太を汚しちゃったし・・・お礼なんて・・・」

うん、毎日ギー太を弾いてたのは事実だけど・・・でも実は全然大切にしてなかった
服着せたり、添い寝したりして楽器として扱わなくって・・・
だからあんなになってしまって・・・

「それに・・・澪ちゃんやあずにゃんみたいに上手な子に弾いてもらえたほうが・・・幸せに・・・」ぐすっ

あれれ、何か泣けてきたよ・・・

「そんなことないわよ」ぎゅっ
「えっ・・・」

うわぁ、あったかい・・・それに、ギー太のにおいだぁ

「私たちギターにとって一番幸せなことは、愛情込めて弾いてもらえること」
「・・・」
「買ってもらっても弾いてもらえないままの子もいるの。でも楽器は音を奏でるものだから・・・」
「うん・・・」
「唯ちゃんに毎日音を奏でてもらえて嬉しいのよ」ぎゅー

確かに毎日弾いてたけど・・・こんなに良いギターを素人の私が買って・・・
下手な演奏して、本当はイヤだったはず・・・

「それに上手い下手じゃないの。唯ちゃんの演奏は愛情がこもってる、それにいつも楽しそう」
「えっ・・・」
「だからね、私は唯ちゃんに買ってもらえて幸せよ」なでなで
「ギー・・・太」

ギー太の優しさが胸に染みる・・・よかった、私がやってたこと間違ってないんだね

「今日はいつものお礼と、唯ちゃんにも気持ちよくなってもらおうと思って」
「えっ！どういうこと？」
「こういうことよ」すっ

あっ、私の指・・・そんなにプニプニすると気持ちいいよぅ

「ふふ、この指で私を奏でてくれてたのね」プニプニ
「んっ・・・ギー太ぁ、くすぐったいよぅ・・・」
「少しだけ硬くなってる・・・指、切っちゃったのね・・・ごめんね、綺麗な指なのに」はむっ
「そん・・なっ・・・あぁん！」

あっ、指くわえてどうするの・・・

「そう、もっと綺麗な声を出して」ちゅぱちゅぱ
「うっ・・・うぅ・・・ギー太ぁ、気持ち・・・いいよぅ・・・」

なんで・・・指舐められるだけでこんなに気持ちいいの？

「ふふ、いい声・・・でも」すっ

こ、今度は・・・どこぉ

「もっともっと、気持ちよく・・・」もみ
「ふっ・・・ふわぁ・・・」

今度は・・・胸・・・優しい手つき・・・

「あぁ、唯ちゃんかわいい・・・」 もみもみちゅぱちゅぱ
「ひゃっ・・・あぁ・・・はあぁん！」

うぅ・・・こんなに気持ちいいの初めて・・・
どっかにいっちゃいそうっ！

「ねぇ、もっといい声で鳴いて」 もみもみちゅぱちゅぱ
「ひゃっ・・・うぅん・・・ああぁっ！」

ギー太の指使いが・・・気持ちいい

「気持ちいいでしょ。でもね、もっと気持ちよくなれる弦があるのよ」すっ
「ふえぇ・・・そ、そこはあぁ・・・」

えっ、そんなとこに・・・どうするの？

「ああ、もう濡れちゃって・・・」スリスリ
「うぅ・・・恥ずかしいよぅ」
「大丈夫、私に任せて・・・」

あっ、パンツの中に・・・

「これからが本番だからね」
「ギ、ギー太ぁ・・・あぁんっ！」

　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　・

『・・・ちゃん、お・・・ちゃん！』

「ふぇ〜、ギー太ぁ・・・もっとぉ・・・」

あれ、また声が・・・

「もう、遅刻するよ！」

この声は・・・憂だっ！今度こそ朝がきたのかな？

「お、おはようっ！」がばっ！
「お、おはよう・・・ってお姉ちゃん、すごい汗！」

えっ・・・あ、ホントだ！夢のせいかな

「そうだ、ギー太は？」

いた・・・いつものように私の隣にいる
そうだよね、夢だよね・・・ギー太が人の姿で出てこないよね

「朝ごはんの準備できてるよ」
「うん、すぐ降りるから〜」

でも、夢だとしてもギー太とお話できてよかった！
それに・・・エッチなことも///
・・・んっ？ギー太も・・・濡れてる？・・・まさかね！

よーっし、今日もバリバリ弾くからね！よろしくギー太！

『こちらこそ、よろしくね』

あれ、今ギー太の声が・・・うん、よろしく頼むよ！私のかわいい相棒！

以上です
夢オチですいません、それとエロはこれが限界でした・・・

「なんかごめん。付き合わせちゃって」

「全然気にしないでいいよ、澪ちゃんっ」

冬の空の下のある休日。商店街にて、寄り添って歩く二つの影。

「こ、こら！そんなにくっつかれると歩きにくいぞ……」

「えへへっ。だってこの方があったかいでしょ？」

「それは……そうだけど、さ」

腕を組んで仲睦まじい様子を振り撒く唯と澪。二人の今日の目的は、ただの買い物だ。
やたらとくっついて歩くのは、天然気質な唯の仕業。
相手が同性とはいえ、流石に澪も少し恥ずかしいらしい。赤い顔を隠そうと俯きっぱなしである。
「ねえねえ、まずはここなんてどうかな？」

唯の指差す先には、ありふれた小物雑貨の店。

「そ、そうだな！まずはそこに入ろうか！」

人目がそれほどつかない店の中なら、恥ずかしさも半減するだろう。
そう考えた澪は、唯の腕を引き早々と歩いていく。

>>556
ギー太とは新しいｗGJ！

557たぶん俺が事故った。すまん

>>556
乙

次はギー太×むったんだな

13話はみんなで唯へのサプライズ的な何かをやるに違いない

>>556
毎度毎度GJなんだぜ
てか保管庫のSS、半分近くあんたの作品じゃねーかｗ
ちょっと頑張り過ぎｗｗ

８話や11話を見て澪和に目覚めたのは俺だけじゃない…と、誰か言ってくれ。
しっかり者で恥ずかしがりな澪を更にしっかりしてる和が…(*´ω｀)ﾊｧﾊｧ

澪がお姉さんっぽいの一言で降りてきた>>533の続きを投下
当初の目的から脱線気味なのは内緒

あの冬の休日以来、唯の事が気になる。
誰にも打ち明けられない悩みを澪は抱いていた。

女の子が女の子に恋をする。そんな事、普通はないだろう。そんな偏見が壁になり、気持ちを隠してしまう。

「澪ー」

「……律」

「お？どした、浮かない顔してー」

「…………」

放課後。一人の帰路に、律が加わる。

「…………」

「悩み事？話せよぅ、友達だろー？」

「友達……」

一言が胸を縛る。唯は友達。でも、仮に気持ちを打ち明けたらどうなる。
嫌われてしまうんじゃないだろうか。友達じゃなくなってしまうんじゃないだろうか。
それなら今のままがいい。
澪の中で何度も同じ疑問を抱き、結局その結論にたどり着く。

「律は……友達を好きになったら、どうする？」

「ぶッ」

私以外の人はどう考えるのだろうか。ふと過った新たな疑問を、澪は律に投げ掛けた。

「もしも……もしもだぞ？友達の事、好きになっちゃったら……どうする？」

「そ、そうだなぁ」

困惑する律。質問の内容にではなく、澪がそんな質問をした事に。

「……やっぱり変かな？」

「そんな事ない」

変と一言で自分の気持ちを表現する澪を、律は即座に切り捨てる。

「例えば、私が澪を好きだったとしよう」

「なっ……！そんな事あるはずないだろっ！」

力強い全否定。ほんの少し、律の胸が痛んだ。

「例えばだって。私と澪は友達で、女同士だろ？」

「うん……」

「本来成立しない恋愛なわけだ」

「……そう、だな」

「でも、だからって諦められない。“好き”はそんな軽い気持ちなんかじゃない」

「…………」

「もし簡単に諦められちゃうようなら、それは本当の気持ちじゃない。澪が男でも女でも友達でも他人でも、私は変わらず澪が好きだ」

「…………」

「…………」

熱くなった律に圧倒されて、澪は黙り込む。それにつられれて、律も黙り込む。
どことなく気まずい空気を暫く過ごし、律が口を開いた。

「た、例え話はここまでにしてだなっ！」

一言一言が胸を絞めるが、そんな様子を見せる事なく律は澪に問い掛ける。

「澪は、どうなんだ？」

「…………私は……」

翌日。昼休み。午前の授業が終わるやいなや、澪は教室を飛び出す。

「ちょっと来てっ！」

「へ？」

隣の教室に駆け込んで唯の手を握り、再び走り出す。

「澪ちゃん、どうしたの？どこ行くのー？」

不思議そうにしながらも唯はついてくる。手が離れないようにしっかりと握りながら、澪は走った。廊下を走り、下駄箱で靴も変えず。
たどり着いたのは、敷地内に植えられた桜の木の下。

「はっ……はっ……」

荒々しく呼吸する澪。走ったのは僅かの距離なのに、緊張のせいもあってか鼓動が早い。

「澪ちゃん……？」

「唯っ！あの、さ」

大きく息を吸ってお腹から声を出す。

「お昼ご飯、一緒に食べないかっ！？」

持参したのりたま弁当を二つ差し出して、一言。本当に言いたかった事とは、少し違う。

「美味しかったー！」

「そ、そっか。それは良かった。うん」

声が震えている。わかりやすく緊張している澪だが、唯は気付かない。

「澪ちゃんが作ったお弁当だったの？」

「……唯！私……私なっ」

「なんかお腹一杯食べたら眠くなってきちゃったよー」

唯が芝生に寝転がる。懸命に絞り出そうとした言葉は、満腹から来る眠気に遮られた。

「唯……私」

「えいっ」

「っ……」

澪の膝に重みが掛かる。唯の頭が膝に乗っかる。いわゆる、膝枕。

「えへへー」

幸せそうに微笑む唯の顔を間近に見ると、自然と顔が熱くなる。満更でもないが、大切な一言が言えない。
そんな事を内心で呟く澪に、唯の言葉が突き刺さる。

「私、澪ちゃんみたいなお姉ちゃんが欲しかったなー」

姉。その扱いに、澪の自信が消えかける。
目の前の笑顔から視線を逸らしたその先に、唯のポケットからはみ出た携帯のストラップが映った。お揃いで買ったストラップ。
ふと、律の話を思い出す。そこから貰った勇気が、背中を押してくれた気がした。

「妹に恋するお姉ちゃんだって、いるかもしれないんだぞ？」

ほんの少し、顔を下ろす。ただそれだけで、お互いの唇が重なりあう。
二度目の口付けは、ふりかけの味がした。

「澪……ちゃん……？」

澪が精一杯に紡ぎだした言葉の意味が唯に届いたのかは、わからない。

「もうすぐ春かー……」

教室の窓から二人の様子を見ていた律が呟く。
冬の日に芽吹いた実が花を咲かせる春の到来を予感させる、温かい風が静かに吹き始めていた。

おわり

有耶無耶エンド好きの俺は異端

>>570
ＧＪ！
うぉう、切ねえなぁ、切ねえよ…

あの冬の休日以来、唯の事が気になる。
誰にも打ち明けられない悩みを澪は抱いていた。

女の子が女の子に恋をする。そんな事、普通はないだろう。そんな偏見が壁になり、気持ちを隠してしまう。

「澪ー」

「……律」

「お？どした、浮かない顔してー」

「…………」

放課後。一人の帰路に、律が加わる。

「…………」

「悩み事？話せよぅ、友達だろー？」

「友達……」

一言が胸を縛る。唯は友達。でも、仮に気持ちを打ち明けたらどうなる。
嫌われてしまうんじゃないだろうか。
「ねえねえ、まずはここなんてどうかな？」

唯の指差す先には、ありふれた小物雑貨の店。

「そ、そうだな！まずはそこに入ろうか！」

人目がそれほどつかない店の中なら、恥ずかしさも半減するだろう。
そう考えた澪は、唯の腕を引き早々と歩いていく。

澪律SS投下〜

「え？」

飲んでいた紅茶の入ったティーカップを、カチャリと置いた。
…それはあまりにもショックで。

『あたし、彼氏できたんだ』

…律に…彼氏？
…何驚いてんだろ、私…
律に彼氏ができようと、律の勝手じゃない。

「えへへへへー、いいっしょー。軽音部メンバーで一番乗り！」
「すごーいりっちゃん。まさかりっちゃんにいい人ができるなんて思ってもいなかったよー。」
「うふふ、りっちゃんおめでとう。」
「…律先輩に彼氏…ありえません」
「むぅ、あずさー。このぉ〜♪」
「や、やめてください！」

いつにも増してご機嫌な律。
…なんで皆素直に喜んでるの？
…こんなに胸がいたいのは、私だけなの？

最近、いつも律のことを考えてて。
律のドラム叩いてる姿や、律の寝顔。
全部にドキドキしちゃって。

「君を見てると〜いつもハートDOKI☆DOKI」
ふと、この詞が頭に浮かんだ。

…私、律のことが好きなの？
…律は女の子なんだよ、なのに―。
明らかにこの感情は恋だった。

「みーおー？」
大好きな声。

「あ、なに？」
「いや、ボーッとしてたから」
私のこと、心配してくれてたんだ。

「ううん、大丈夫…それより練習しなきゃ！」

できるだけ、明るく振舞った。

「……やっぱり変かな？」

「そんな事ない」

変と一言で自分の気持ちを表現する澪を、律は即座に切り捨てる。

「例えば、私が澪を好きだったとしよう」

「なっ……！そんな事あるはずないだろっ！」

力強い全否定。ほんの少し、律の胸が痛んだ。
「はっ……はっ……」

荒々しく呼吸する澪。走ったのは僅かの距離なのに、緊張のせいもあってか鼓動が早い。

「澪ちゃん……？」

「唯っ！あの、さ」

大きく息を吸ってお腹から声を出す。

「お昼ご飯、一緒に食べないかっ！？」

持参したのりたま弁当を二つ差し出して

>>570
GJ！お姉さんと言った者です
妹に恋する〜のくだりが凄い好きだなー
ここで一歩退かずにすすんだ澪が姉らしい

どうも展開が無理矢理すぎて話がつながらないと思ったら上のとまざってたのかｗ
で、澪律ﾏﾀﾞｰ？

携帯のページ更新押したタイミングでamO0EHXiが事故ったから俺のせいかと思ってたけど寝てる間も事故ってやがる。もうわけわかんね
とにかく本当にすまん

なんか少し混乱しちゃったけど職人の方々GJ!!

いつも楽しみにしてるわ

話繋がってないじゃんってビビったらおかしな投稿になってたのかw
ドンマイだ
で、続きマダー？ 律に彼氏できたら私失禁する

紬律いきます。

律「…あぢーーー…」

煩いほどに蝉が鳴く。
珍しく音楽室には他に誰もいなくて、律ちゃんと２人だけ。

紬「よく冷えてるわよ」

律「お！アイスティーか、サンキューな、ムギ！」

ニコッと笑った顔が、今は自分だけに向けられたのだと思うと、胸が高鳴る。

紬「いいえ。」

律「そう言えばムギ、力強いんだってな？」

アイスティーを一口飲むと、律ちゃんは思い出したように聞いてきた。

紬「ええまあ、護身術で鍛えられたから」

律「へえ〜、大変なんだな」

こう暑いと、流石に練習する気になれない。
でもじっとしているのも嫌なので、私はある事を思い付いた。

紬「例えば、今後ろから襲われてもだいたいは対象出来るわよ」

律「ほんとか？！すげえなあ」

紬「律ちゃん、ちょっと襲ってみて」

律「ブフッ！ゲホッゲホッ！…お、襲ってみてって…」

紬「ゲームよ。私が襲われて未遂に防げたら私の勝ち。駄目だったら律ちゃんの勝ち。どう？」

律「なんか変だけど面白そうだな！負けたら何かあるのか？」

紬「そうねー…勝った人の言う事を１つだけ聞くってのでどうかしら」

律「おっけー！暇だしやるか！」

紬「最初は律ちゃんが変態さんね。ここは夜中の裏通りよ」

律「凄い設定だな。しかも変態さんって…」

律ちゃんって力どれくらいあるのかな…

もしかしたら、凄く恥ずかしくて馬鹿みたいな事をしているのかもしれない。
でも、２人だけの時間を、何時もみたいにお茶だけで終わらせたくなく、少しでも律ちゃんに近づきたかった。

音楽室の真ん中をゆっくり歩くと、後ろから急に抱き着かれた。

分かっていても、好きな人からのこの行動は、心拍数を上げるばかり。無意識に動きが止まる。

律「あ、あれ？…ムギ？」

紬「あ、ごめんね。えっと…」

律ちゃんの足を軽く踏み付けて腕を取り、回転しながら引っ張ると簡単に投げられた。

律「うわっ！？」

ボフッ
痛くないようにソファーに倒すと横に座る。

紬「私の勝ちね」

律「あの…ムギ？少しズルくないか？…まあ良いや、負けは負けだ。何でも聞くぞ！」

何でも…その言葉に少しの期待を抱いてしまうのと同時に無理だと分かり胸が痛む。

紬「何でも…？」

律「ああ。約束だから、出来る事なら何でも。」

紬「じゃあ…キス…しよ？」

起き上がった律ちゃんをまた押し倒す。

律「えっ？ちょ、ムギ」

紬「目、つぶって」

ゆっくり顔を近づける。

律「…ーーっー」

目をつぶったのを確認すると、顔を近づける速度を上げる。

律ちゃんの唇まであと数センチ…。

だめっ！

澪ちゃんや唯ちゃん達の顔が頭の中を掠めた。

……っ…

急に罪悪感に襲われて、顔の向きを軌道修正する。
少し上を向いて、律ちゃんのトレードマークの綺麗な額に一瞬だけ唇を触れさせる。

律「…っえ？」

紬「ふふ、何てね…」

律「あの…」

紬「口に、とは言ってないでしょ？それとも、してほしい？」

律「い、いや、別にそうゆう訳じゃ…ただ、口に来ると思って覚悟してたから…」

罪悪感と、嬉しさと、悲しさとが一緒に心を支配するも、ここは平然を装う。

紬「ふふふ…律ちゃんって可愛いのね」

律「か、可愛いとか言うなよ…あーもう！恥ずかしい！」

律ちゃんは立ち上がってドラムまで行くと座ってタンタン叩き始めた。

口にしなくて良かった。
私と律ちゃんはそうゆうふうにはならない。始めから分かっているし、望んじゃいけない。私には軽音楽部と言う大切な仲間が要るから。

律「やるか！？」

紬「うん、そうね」

キーボードの前に立って律ちゃんの合図を待つ。

律「ふわふわ時間な、…ワンツースリーフォーワンツースリー！」

以上です。

結構やっつけですすんませんorz

むぎゅうううううううううううううう
>>585
乙

うひゃ〜むぎりつ！むぎりつ！GJ！！
むぎの鋼の理性が愛しくもあり切なくもある…

むぎゅううううううう！！！！！

>>578
ID:amO0EHXiはただのコピペ荒らしだからｷﾆｽﾝﾅｰ

>>585
GJ

ちょＧＪ、むぎゅううううううううう！！！
むぎゅはええ子やねぇ、切ねぇー…

まとめサイト見てむぎゅの出番の少なさに泣いた

>>585
ＧＪ！ムギ絡みのｓｓ少ないので素晴らしいです！


>>561
はい、確かに保管庫のｓｓの半分近く私の作品だったりしますｗ

>>585
GJ!!

きちんと自制できるムギが好ましくもあり切なくもあり

ぐはー
ムギ律キター！

ということで紬律投下

「あら？今日は澪ちゃん来ないの？」
「んあ、なんか家の用事って言ってた」

音楽準備室、本日快晴

「唯ちゃんも今日は来ないし、梓ちゃんは保健室だし…」
「あー梓大丈夫かなー、女の子の日キツイっつってたけど」
「仕方ないわよね…私もなり始めは痛かったわ〜」
「あたしもあたしも、月一で憂鬱だったw」

女の子同士でしかできないあるある話で共感しながら紬は律と自分の分のお茶を机にセットした

「さわ子先生来るかしら」
「さぁね、あの人マジ謎過ぎだし！」
「うふ、私さわ子先生のはちゃめちゃぶり好きよ？」
「いや、あたしも好きだけど」

二人で澪を掴んで振り回すさわ子の姿を想像しコロコロ笑う

「そういやさ、夏合宿の前にムギん家行こうとしたんだぜー」
「え？！そうだったの？！」

皆が居なくても女の子二人揃えば話題は尽きない

「…ムギって可愛いよなー」

ごふっ

突拍子もない律の発言にビックリして飲んでいたお茶が気管に入ってしまった

「…ッ！げほっげほっ！」
「おわっ、ムギ大丈夫か？！」

むせる紬に走り寄り背中をさすってやる

「けほっ…び、びっくりした…りっちゃんがいきなり変なこと言うから…」
「変て、いや…ほらっ！いつもムギって皆にお茶出ししたり、座ってもあたしの斜め前じゃん？」

紬は息を整え、なんともむず痒い気持ちで律の話の続きを待つ
背中に置かれた律の手、触れられている部分が温かい

「今日皆いないしムギ真正面に座ったから、まじまじと見てたらさー、ムギって金髪で青い目でスタイルいいしお人形さんみたいと思って」
「もぉ…りっちゃんったら…おだててもお茶菓子しか出ないわよ！」
「へへぇ♪じゃあ出してもらおっかな♪」

紬は照れを隠すように給湯室に逃げ込んだ

お菓子、今日は何持って来たっけ…

思えば同年代の子に容姿を褒められたことは、あまりなかった
大人には年中呆れるくらい褒めちぎられるがそれも琴吹家へのおべっかと思うとうんざりする

小学校の頃はかなりのお嬢様学校に通っていたがそんな中でも紬は段違いの身分に見られていて
そこへ明らかに日本人離れした色合いの髪や目ときたら、いい感情を持たない人は少なくなかったし
友達はいたが、ふとした瞬間に疎遠に感じることも多かった

でも今は違う、気兼ねなく接してくれる仲間ができて、本当に毎日充実している

「はい、チョコケーキ」
「うはっスゲー！いっただっきまーす♪」

嬉しそうにケーキを頬張る律を見て紬は微笑む

「ふふ、りっちゃん、ありがとう♪」
「ふぇ、なにふぁ？」

口いっぱいにケーキを詰め込んでキョトンとする律

「なーんでもー
うふ、りっちゃんはキュートね♪」

律は目を丸くしてケーキをゴクリと飲み込んだ

「んなっ！なんだよムギ〜照れるじゃんか〜！」
「さっきのお返し〜♪」
「んなぁにー！こいつめー！」
「きゃあ♪」

律のグリグリ攻撃を受けてくすぐったい笑いが込み上げる


ありがとう、りっちゃんは私をこんなに素敵な軽音部に誘ってくれた張本人
私にとってりっちゃんの代わりなんて、いるハズないもん


おしまい

以上です

むぎゅはけいおん！一ミステリアスなキャラだと思う…

超GJ！

ムギは本当にいい子可愛い

>>597
かわいいねえ。GJ

>>597
いい清涼剤ですな

今日発売のきららフォワード読んだけどいい律澪だったよ！

話は詳しくは書かないが簡単に言えば

律は澪の嫁


・・・・あれ？
あと唯憂姉妹らしき2人がいたりする（？）

>>601
二人の何時代の話？小学生とか？

百合要素なくてつまんなかった

「小学生の時って好きな子にちょっかい出したくなるじゃん？あれだよあれ」
だけで450円の価値があったわ

どこに行ってもねえよ畜生

>>574
の続き投下します

それから考えるのは、律のことばかり。
でももう律には彼氏がいるんだよね…
私の想いなんて、届くわけが無い。
そう考えると、すごく寂しくなる。悲しくなる。
思わず、ため息が出た。

「澪ちゃん？」
「へ？あ、ムギ。」

いけないいけない。またボーッとしちゃった。

「澪ちゃんどうしたの？元気が無いわ」
「…あー、うん…」

今部室に居るのは、ムギと私だけ。
ムギになら…ムギになら、話せるかもしれない。

「…実は…」

---------------------------------------
「そうだったの…」
「私の恋は終わった。それでも、律のこと、諦めきれないんだ。」
「そうなの…ねぇ澪ちゃん、思い切ってりっちゃんに告白してみたら？」
「…え？」
「いつまでも想いをそのままにしていたら、澪ちゃんの負担になるもの。
きっとりっちゃんなら、聞いてくれる。付き合うのが無理でも、受け入れてくれる。
澪ちゃんとりっちゃんの絆は、そんなにもろいものじゃないでしょ？」

にこりとムギが微笑む。

「ムギ…。
うん、私、律に告白する。頑張ってみる。」
「ええ。頑張って。」

私は音楽室を飛び出した。



「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」

ひどい息切れだ。

通学路、楽器店、律の家、私の家。
心当たりの場所は全て捜した。
でも、どこにも律はいない。

辺りをキョロキョロと見回す。
律…どこなんだ…？

「律…りつ…りつぅ…っく、っく…」

なんでだろ。涙がじわじわとあふれてきた。

フォワード読んだ
律澪好きは必読ですな(*´Д｀)

>>607
wktk

>>608
いいなああああああああ

フォワード早く読みたいよおおおおお！一日遅れとかふざけんなよ！
これだから田舎は嫌だ

お金がない買えない読めない死にたい

>>611
何があったか知らんが死ぬなよ

>>611
シヌナ

>>611
死ぬなーいきろー

>>611
あの頃の私。心配しなくていいよ、すぐ見つかるから。
私にも出来る事が…、夢中になれる事が…。大切な、　大切な、　大切な場所が。

>>615
なんか知らんがワロタｗ

>>616
俺は泣いた｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

>>611
一応立ち読みという手段も存在する…とは言っておく

>>611
っＤ
カマボコやるから元気出せよ

>>619
そこはたくあんで・・・

何この流れｗ

以下、フォワードネタバレ含むので
知りたくない人はスルーで



>>601
公園にいるね。憂は見切れててよく分からないけど。>>602
そうだよ
>>604
よく考えたらさらっとスゴイこと言ってるな。
あと律が澪に「私がいろいろ教えてあげた」
ってところで妄想拡がりんぐ

フォワード読んだぜ！！
表紙だけでお腹一杯だｗ

読んだあと、髪型的にアニメ11話が更に色々妄想出来てしまう…ｗｗ
律も澪も可愛いよー

俺、帝王賞獲ってたら明日会社帰りに本屋寄るんだ…

ヴァーとフリオからアロンダイトとミツオへ三連複2点買ってきた

本屋にも行けなかった自分は流れをぶった切って
さわ和投下

この和はちょっとどじっ娘です。

珍しいカプだから気に入らなかったらスルーでお願いします。

職員室に入ると、必ず捜してしまう人。
今日は…居ない…

「はいこれ、資料室まで運んでね」
ドサッ
和「うっ、はい」

重い…こんなにたくさん…ノートにプリント、ファイルまで…
前が…見えない…

それにしても、私どうしちゃったんだろう。
唯の部活の顧問になったから？
みんなの憧れだから？
気にはなってたけど…
クリスマス会とかで、さわこ先生の本性が分かったのに、余計に気になる。


和「ふぅ、資料室はこの廊下の先ね」

『タッタッタッ！！』

和「……えっ？」

『タッタッタッタッタッ！！！』

和「ひゃっ！」

ヨロッ…バサバサッ！

和「いった〜…」

角から走って来た生徒を避けようとしてバランスを崩して倒れてしまった。

和「あれ？居ない…て言うか…メガネ…」

転んだ拍子にメガネが何処かに吹っ飛んでしまった。

「はい」

和「あ、どうも、ありがとうございます…あ」

メガネを貰い掛けるとぼやけた視界が元に戻る。
見上げると目の前に居たのは最近気になっている人だった

和「さわこ先生…」

さ「ふふふ、メガネっ娘は大変よね」

思わぬ人の登場に呆気にとられてぼーっとしているとバラバラになったノートやらプリントやらを拾ってくれたから私も慌てて拾いだす。

さ「ふふ、真鍋さんでもこうゆう事あるのね」

和「あの…最初から…？」

さ「そうよ」

急に恥ずかしくなってプリントを拾うふりをして下を向く。

さ「…ふふふ」

先生はそれさえも分かっているかのように笑う。

全部拾い集めて先生から受け取…ろうとした。

和「ありがとうございました。ってえ？」

さ「資料室でしょ、行くわよ」

和「あ、あの、悪いですよ。」

さ「別に平気よ。この後授業入ってないし。」

和「そう…ですか」

ガラガラ

さ「………」

和「………」

無言で資料室にはいって教卓の上にプリント等を乗せる。

和「ありがとうございました。」

さ「良いのよ。それより真鍋さんと２人でちゃんと話すの、初めてじゃない？」

和「あ、そう言えばそうですね」

さ「ふふ、今度音楽室に遊びにでも来なさい」

和「はい、ありがとうございます」

さ「それじゃあね〜」

先生はひらひらと手を振って資料室を出て行った。

和「………」

胸に手を置いてみる。
どくどくと 心臓の鼓動が早い。


蒸し暑い資料室に１人。

さわこ先生が人気があるのが、分かった気がした。

以上です。
これもやっつけorz

>>627
GJ！！
さわ和もなかなか…(*´∀｀*)
ハマっちゃいそうですｗｗｗ


最近SS多くて嬉しい！

>>623
惜しかったね。

突発的に小ネタ。
梓→澪


　いつからだろう。
　私があの人を気付かぬうちに目で追うようになっていたのは…。
　ほかの人とは違う、何かを感じるようになったのは…。
　
　｢こら！律！｣
　｢うぇぇい。｣

　いつも見てるから、わかってしまうこともある。
　私には入り込めない壁がある。
　
　｢せ、先輩っ！れ、練習しましょう！練習！｣

　気持ちを抑え込んで、いつもの雰囲気にいつもの言葉をのせる。

　｢梓の言う通りだ。練習するぞ。｣
　｢え〜〜。｣
　｢え〜〜〜〜〜じゃない！｣
　｢ぅあいてっ！｣

　いつも見てるからわかっちゃうんですよ？
　
　澪先輩は律先輩のことが好きだって。
　律先輩は澪先輩のことが好きだって。

　自覚した瞬間に終わってしまった私の恋。

　｢ごめんな、梓。律たちはほっといて私たちだけで練習するか。｣

　私に近づいてきて頭をなでながらそう言ってくれる、私の大好きな人。

　今は、これだけで…、これだけで十分だよね。
　自分に言い聞かせて澪先輩を見上げる。

　｢はいっ！練習しましょう！｣



微妙な感じですまん。

>>630
GJ
横恋慕あずにゃんかわいい

>>630
激しくGJ!!
健気梓にMMQ。
初めて梓に萌えたかもしれんｗ

>>629
（´・ω・`）

なんでこのスレこんな勢いがあるんだよｗｗｗ

>>630
あずにゃん・・・ﾌﾞﾜｯ

律澪
こなたとかがみんみたいに流行んないかな…

放送開始辺りからタイムスリップしてきた人ですか

＞こなたとかがみんみたいに
爆発的にってことか？
pixivで律澪４８手企画でも立ち上げる猛者がいれば行けるかもなｗ

11話でなんというかもう…
放送から二週間近く経つけど未だあの余韻から抜け出せない…

>>638
行ってこい！



さわちゃんSSが少ないと聞いたのでさわ唯投下

一日一さわちゃん目指したいが間に合った？
微エロ注意！

「おじゃましまーす」

「はい、いらっしゃい」

平凡な外見のマンション。その一室に唯が招かれたのは、直前にまでせまった学園祭のライブへ向けて一週間をかけた特別練習の為だ。

「わー普通の部屋ー！」

今は軽音楽から遠退いているためか、さほど大きくもない部屋の中にはギターの一つも見当たらない。唯の感想通り、至って普通。無難な部屋だった。

「あはは……」

苦笑するのはさわ子。学校の先生となった今では、かつての荒れ狂う自分の姿を思い起こすものはできるだけ置いておきたくないらしい。

「じゃ、早速やってみましょうか」

二人が目指すのは、ギターをひきながら歌を歌う事だ。さわ子が手を叩き、そのリズムに合わせて唯が演奏を始める。

「っ……！ッ……！」

「ストップストップ。歌、忘れてる」

「はっ！」

「はい、もう一回最初から」

再び手拍子。前奏部分を無難にこなすが、歌に入った途端に演奏が止む。

「君を見てるとっ、いつもハート」

「唯ちゃん、ギター」

「はうっ！」

どうやら唯の癖は思ったより重症のようだ。
しかしさわ子も教師。教えるのが仕事である故に、少し燃える。

「じゃあ唯ちゃん、これ口にくわえて演奏してみて。あ、食べちゃダメよ？」

「え……はいっ」

冷蔵庫から取り出し、唯に差し出したのは棒アイス。唯がくわえたのを確認し、さわ子が演奏開始を促す手拍子をする。