1 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:
2 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/12(日) 02:40:22 ID:8AjkT8NM
今スレも抜きまくろうぜ!!
どぴゅっ
Q.○○書いたんですけど投下してもいいですか?
A.どうぞ是非投下してください
条件は「ストライクウィッチーズ」関連であること、
「百合」であることの二つのみです。
ジャンル、エロの有無、本編にないカップリングなどに関係なく、このスレの住人はおいしく頂いております。
妄想だとか落書きだとか気にせずとにかく投下してみましょう。
但し、投下する作品が以下のジャンルを含む場合の注意事項。
ふたなり、男出没、グロテスク、スカトロ、SM、鬱展開・ED
「男出没」、「グロ」、「スカ」、「SM」、「鬱展開・ED」は先にキーワードを明記する、又はtxtで上げることを推奨します。
キーワードは1行だけでもOKです。
例:※この作品にはスカトロ、SM要素が含まれます。
「ふたなり」はtxtで上げることを推奨します。
アップロード参考URL:
http://www.axfc.net/uploader/ あまりに過激すぎるモノなどは、個人の裁量に任せてtxtであげてもらえたら理想的です。
ただし、SS専用スレではないので20レスを超えるような長編は事前に断りがあると吉です。
sage推奨です。メール欄に半角でsageと入力して下さい。
荒らし、煽りは完全無視。完全スルー。
荒らし、煽りには放置が最も効果的です。
構えばあなたも荒らしです。
規制について
★改行規制
1レスにつき61行以上が規制対象です。
★連投規制
30分以内に10レス目を書き込むと規制対象になります。
10レス以上の投下には9レス毎に30分のインターバルが必要です。支援は無効です。
★スレの容量
500kbに達すると書き込めなくなります。
──リレーSSの手引き──
★基本ルール
○始める時は、リレーSSであることを宣言する。
○続ける人は宣言は不要だが、一行目に継承元の安価をつける。
○ただし、結末を書く場合は「次で終わっていいですか?」と訊いておく。
○継承先は指定できない。誰かが早い者勝ちで続きを書く。
○ただし自分自身の続きは書かない。最低2人は挟んでから。
○2レス以上にまたがらない。1レスでクールに。
○重複したら先に書いた方を優先する。
○作者名は名前欄に入れる。名無し希望は未入力でも可。
○リレー進行中は他のリレーは開始しない。
○もちろん普通のSSは、リレーの状況に関わらずどんどん投下してください。
★本文と書式
○語り手や文調はできるだけ継承する。唐突な視点変更は避ける。
○誤解を招きやすいため、科白にはキャラの名前をつける。(例:芳佳「おっぱい」)
○後に文が続く事を意識して、できるだけ色々な取り方ができる終わり方にする。
○「駄文失礼〜」「お目汚し〜」等の前書きやあとがきはナンセンスなので付けない。
★心構えと方針
○無理して面白くしようとしない。ナチュラルに妄想を爆発させるべし。
○不本意なカプの流れになっても泣かない。むしろ目覚めるべし。
○展開を強要したり口を挟まない。流れに身を委ねるべし。
○なかなか続きが来なくても焦らない。気長に有志を待つべし。
○多少の誤字脱字、設定違反、日本語おかしい文章には目を瞑る。スルーすべし。
○参加者はみな平等。新兵もエースもリレー主も一切特権はない。仲良くすべし。
○男はいらねえんだよ!ふたなりネタも自重すべし。
荒らし、煽りは完全無視。完全スルー。
荒らし、煽りには放置が最も効果的です。
構えばあなたも荒らしです。
これを忘れないでください。荒らしには何を言ってもしても無駄です。
反応してしまえば、それが楽しくて荒らしを続けます。
放っておくのが一番です。
Janeで避難所を見る場合
・板一覧を右クリックして「新規カテゴリを追加」をクリック(板一覧が無い場合は「表示」→「板ツリー」→「板全体」で表示できる)
・カテゴリ名を入力してOKをクリックする(例:「したらば」)
・作成したカテゴリにカーソルを合わせて右クリックし、「ここに板を追加」をクリック
・板名を入力してOKをクリックする(例:「百合避難所」)
・URLに「
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12483/」を入力してOKをクリックする。
7 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/12(日) 02:44:09 ID:8AjkT8NM
荒らしは無視してマンズリしようぜ!!!
荒らしが入り込もうと泰然自若とマンコをくちょくちょ
これこそ百合萌えの基本だぜ
一緒に激しくさかりあおうぜ
飢えた男陣も大歓迎
チンポしごいて精子ぶちまけちゃえ〜〜!!!
現在の状況を知らない方へ
ここの保管庫の管理人がエロパロSSの保管もすることにした
↓
一人の書き手が「不出来で恥ずかしいから」と自作SSの削除依頼を出した
↓
管理人は即座にこれに応じたが、SSの題名とトリップは放置したままであった
↓
それに対してエロパロの住民が「スレが賑わっているように見せたいのか」と揶揄する発言をした
↓
しかし管理人がなかなか対処しなかったため、彼を口汚く罵る声も上がるようになってきた
↓
そんなある日エロパロの誤爆スレにあからさまにSWスレの住民や作品を罵るようなレスが付く
今や伝説となった「百合厨の俺がいくらへテロなSSを収集したところで胸糞なだけだっつーの!
レズ物書いてる人がいたからついでのつもりで始めただけだし、誰か代わってくれるなら
今すぐにでも投げ出してやる!」というレスである
↓
図らずもそれはスレ住民の知るところとなり、直ぐさまコピペが貼り付けられ、当然の如くスレは紛糾した
↓
その騒動の末、管理人は住民の撤回要求を無視した挙げ句、エロパロのSSを削除して一方的な離脱宣言を出した
↓
一方で「胸糞悪い」とまで作品を貶められた作者が黙っておれなかったのも無理はなく
管理人に対して謝罪と発言の撤回を申し入れた
↓
しかし管理人はあくまで無視を決め込み「SSの補給地たる百合スレに迷惑を掛けることになります」という警告すら一笑に付した
↓
書き手は予告通り当スレに侵攻を開始し、余所からの荒らしの流入もあって事態は泥沼の様相を呈していく
↓
防御側である住民のよりどころは「誤爆したのは管理人本人ではなく荒らしだ」というものであったが
誤爆スレの過去ログから、誤爆者のIDが当日の管理人のものと一致していたことが明らかになるに至り
遂に管理人自身が発した本音であることが証明されてしまった
↓
一方の貶された書き手は謝罪の要求を断念し、代わりに一度でいいからスレ上で応対してくれと頼み込んだ
「2ちゃんで始めたことは、2ちゃんで解決を」というのが彼の趣旨である
↓
しかし管理人はROMを装って「メールで。メールで」と繰り返すだけで、未だスレ上に現れていない
↓
そこへ避難所からの挑発荒らしまでもが加わり、いよいよスレは末期状況に陥った
というのがこれまでの流れ
>>9 ちょっと見ない間にこんなことになってたのか
通りで雰囲気が悪いわけだ
で、なんで管理人さんは表に出てこないんだ?
出てきたら荒らすの止めるって宣言してるんだからちょいと出てきてあげりゃいいじゃない
もしそれで荒らしを止めないようなら相手は最低のクズだって笑いものにしてやれるのに
なんか出て来れない切実な理由でもあるのか
というのが荒らし君の主張で、実際はID変えまくって書き込まれるSSを貶したり
「保管庫管理人に謝罪を求める」という名目で今現在までスレ進行を妨害したりしてるわけだが。
自己正当化に熱心なのは結構だが、エロパロスレのログを見れば一目瞭然。
エロパロ荒らしてるのは百合厨だろwwwww
ついでに荒らしと管理人を分断させたままにしとこうとしてるのも同類だw
>>13 自己紹介かw?
最近はエロパロ荒れてなんかいないがw
新作まできてるしw
どっちが悪いとかは置いとくとして、管理人がこっちに書き込まない理由は何なの?
それと不満言ってる奴がメールするなり避難所行くなりしない理由は何なの?
避難所盛り上げるなら本スレ盛り上げようと書いたら
問答無用で削除されて、そのことで管理人を批判したら端末規制された
それが避難所の方針なら個人サイトなんだから従うしかないが
せめてここのウォチみたいなことて避難所で荒らしを挑発したりするのはやめるべきじゃないのか
管理人が出てこないのは、自分でも我慢ならないくらい恥ずかしいことしたからだろ
荒らしがメール打たないのは敵性の相手に個人情報渡したくないからだろうな
避難所やまとめサイトにカキコしないのもIPアドレス丸見えになるからじゃない
>>17 どちらも得体の知れない人物がやってる個人サイトだからな
特に避難所の方はできたてで何の実績もないし、ちょっと香ばしい雰囲気まとってる
一部の書き手は平気みたいだけど、そんな人間に個人情報晒すことの怖さ分かってるのかな
百合なエロ小説を投稿してるんだし、情報を悪用されたらとんでもないことになりそうだ
避難所も本スレの機能を回復させるつもりがないみたいだし、このまま放置したら?
ネタがないのにスレが伸びても意味ないだろ。
>>18 実績とかwwwバロスwwwww
何をもって実績になんだよwww
避難所管理人さんは荒らし対策以外はでしゃばらないし、ケチをつけるのはおかしいな。変な仕切り屋よりはよほどいい
荒らしに構うなとあれほどいっておきながら反応してるあたり俺も甘いんだが
>>19 利用者の公平な取り扱いとか、あと有用な意見の実現とかの積み重ねじゃない
保管庫の人は荒らしのSSも律儀に保管しているようだし、その辺りの姿勢は評価されるべき
本数が溜まって申請すれば、荒らしにも勲章が授与されるだろうしね
>>19 ここを潰せれば避難所の管理人が事実上ストパン百合関係の頂点に立てるわけでして
ファンとしては至上の喜びってことなんだろうな、神になれるんだからw
おかしな野心抱いちゃうのも無理はないか
>>23 その理屈だと管理人と荒らしの利害が一致するんだけど。矛盾じゃない?
>>24 いや、利害が一致しているから避難所が荒らしを焚きつけているのでは?
あっちにとってはもうここには用がなく、取り壊して欲しい廃墟に過ぎないんだし
まさかとは思うけど、避難所立てたのが荒らしの自演って疑いも捨てきれない
避難所も保管庫の人が運営してくれたら安心なんだが
・避難所の管理人は明らかに公平じゃない。
・ぴんく難民にスレを立てもせずにいきなり個人サイトに誘導するのはおかしい。
・保管庫の管理人の言動が今回荒れた原因。
・保管庫の管理人は必要もなくコテハンとしてもレスをするので信用がない。
一旦テンプレから保管庫と避難所外してスレ立て直そうや。
10代の少女が主役のアニメみて勝手な妄想を膨らませているガキだからな、俺たちw
避難所の管理人には二度も理由らしい理由もなく荒らし認定されて規制されたからなあ
基準はともかく挑発的な言動が悪いというなら
対策スレで荒らしを叩き煽り挑発してる連中もどうにかするべきだ
>>対策スレで荒らしを叩き煽り挑発してる連中もどうにかするべきだ
仕方ないだろ、荒らし曰く「ここの上位組織の指導部を気取ってる連中」らしいからな
要は両方潰したいってことかw?
必死すぎて哀れだな
被害妄想乙
ここが残れば充分だろ
俺は逃げるよりはスレの正常化のために努力する道を選ぶよ
避難所の管理人が悪意を持って何かしているとは思わないが
正義感が強すぎるというか荒らしへの反発が強すぎて
ちょっと過剰反応してる気はする
>構えばあなたも荒らしです
テンプレ嫁
悪意がないとか、粘着と全く同じ言い分でワロタw
ここって関西の人が多いのかな
先にキレたもん勝ちってどう考えてもおかしいだろ
保管庫の人とやらは自分の吐いた言葉に責任を持つべきだ
保管庫やら管理人やらうんぬん言ってるけど書き手読み手からすれば
3日以内に保管してくれて見やすく作ってくれるだけの能力があるだけで十分だわ・・・
wikiで保管庫作って自分で入れろよ
>>30 それは発言じゃなくて携帯端末番号の件じゃないか?
携帯端末番号ないヤツは書き込みできないようになってるみたいだから
あんたじゃなくとも番号を送信できない携帯からの書き込みは規制されてる
と思う。
>>38 だよねえw
喧嘩ならここ巻き込まずにで個人間で勝手にしてろw
取り敢えず保管庫の人がチキンだと言うことは分かったw
出てきて一声くれって言ってるだけなんだから応じてやりゃいいのに
それくらいのことやっても損はないだろう
どんな理由だろうがスレ荒らした時点で、そんな奴に交渉権なんぞねえよw
けど、彼だって保管庫の人に罵倒された被害者なんだろ
正確に言えば被害者の内の一人なんだが
保管庫が逃げ回ってなきゃとっくに収まってた話だろ
理解に苦しむよ
お前ら、何のかんの言いながらもこの状況結構楽しんでるだろw
そもそも作品や作者さん自体を貶してるわけじゃないのに何でこんなに粘着してるのか謎だ
俺は迷惑している一人だが、ここのSSを保管させてもらっているからには
保管庫氏にはスレを正常化させる道義的責任があると思う
姿も見せないでSSだけ保管している姿はコソドロみたいでよろしくないだろ
基地外を相手にしたくないという気持ちは分からんでもないが
相手が諦めない以上、何らかの手を打つべきなんじゃないかな
別に失うものなど何もないんだから、ダメ元で出てくればいいのでは?
>>45 馬鹿馬鹿しい、だから、そんなもん荒らした時点で言う権威ないっての
どんなムカつこうがスレ荒らしていい免罪符にゃならん
>>40 いや端末番号で規制されてるのよ
意味不明な理由で荒らし認定されてさ
ま、冷静になってみれば自分は荒らしと同じことやっている感じになってるからこれ以上難民板ででもやるさ
頭冷やせ、荒らしに権威なんか関係ないだろ
被迷惑者からすりゃ、保管庫の人だって間接的にスレを荒らしているのと同じだ
>>51 今さら殊勝な態度とったって荒らしの経歴は消えんよw
永久規制喰らって泣くぐらいなら最初から舐めた口きくなってのwww
難民ザマァwwwww
あれを荒らしといわれたら誰も異見なんて言えなくなるけどな
避難所は自分と意見が違うやつはみんな荒らしみたいな疑心暗鬼な状況だからもう少し冷静になれと言いたい
まあ頑張ってここを盛り上げるさ
荒らしの片棒担ぐようなカスはここでだって受け入れてもらえないよ
それより難民スレマダァ?wwww
>>51の「異見」など誰も求めていないと言う事実w
でも必死で謝ってればそのうち管理人さんのお許しも出るかもね
まあ、しばらくは諦めろや
>>51 端末って言うことは携帯で書き込んでいるってことだな。
番号で規制してるとはあっちにはかいてないな。
端末番号を送信しない携帯を規制しているとは書いてあったから
それに当たると思うんだが。
そもそも端末番号で規制されてると言うことと
番号送信しない携帯で規制されていると言うことがの違いがわかるものか?
なんかこのスレに来ると疑心暗鬼になって困る。
ところで
>>51って、避難所が個人サイトだとか俺たちが逃げたとか煽ってた奴なの?
こいつ粘着君じゃないのか?
そうなら尚のこと解除しない方がいいな
ID:CCX+v21g=ID:A/xOTqvs
ハイハイワロスワロス
もういいよ分断工作は
ようやくここまで読めた……
そんで、なんか話流れてるけど、嵐の人の鶏の件は結局どうなったの?
つか自称だけど作者さんだという嵐の人は勇気あるなぁと思う。
だって5本だよ?しかも5つすべて鶏違うし。
もし嵐でない人が鶏つけて現れたら一体どういう反応してくれるんだろ?面白そう。
と言ってみるテスト。
おまいら面白すぎだろwwwwwwwwwwww
まずくなるとID変わるのは相変わらずだな
トリップの話で話題を逸らそうとしてるみたいだが
お前的にはトリなんか意味ないんじゃなかったか?
ここんとこ記憶力が悪くなってな
自分の作品に何か言われるのはいやだ
だから自作は絶対さらさない
けど他人の作品には文句言う
だってあいつが謝罪してくれないから
もう、ね・・・
この時点で嵐の脳みその具合が知れるというものでw
そりゃマトモなら荒らしなんてしないしな
俺の覚えてるだけでこのスレにも荒らし用のSSを5本垂れ流してるな
501の内紛もの、ふたなリーネ、エイラの生体解剖もの
あと、もっさんのスカ寄生虫とペリーヌの納豆もの
恐らく嫌がらせで書いたのだろうけど、どれもこれも生理的嫌悪感を催させるような内容ばかり
エイラを意識のあるまま解剖していく辺りはしばらく夢に見そうだった
ほかの書き手さん巻き込むのはまじやめてほしいよな。
そこまでしといて保管庫あやまれはないだろ
>>61 ここまでエロパロスレにもここにも俺が書いたって名乗り出た人はいないから
おそらく本当に荒らしがかいたSSなんだろうな
けど、トリ証明もなしにどうして削除依頼に応じてしまったんだろう?
もう少し慎重に取り扱ってもよかったのでは
>>66 俺はカールスラントのウィッチをナチ扱いして501が真っ二つに分裂するような
ねちっこい心理的な嫌がらせの方がきついw
内紛モノと解剖モノは良かったけどなー。後者は百合要素もあったし。
因みに本人の自演じゃないよ。素でアリだと思った。荒らしレスよりよっぽど楽しめるし。
まぁSSは単純に個人の好みだし男が出てるわけでもないからどうは思わんな
まぁ割り込んで投下したりしたのは問題だけどSS自体は問題ないと思うよ
ふたなリーネって荒らしの作品だったのか・・・
ここまで単発、と・・・w
前スレに上がってたエロパロの荒らしSS見てきた
普通に神レベルで糞ワロタw
>>58 >避難所が個人サイト
これは事実
組織化されたbbspinkよりも信頼度は低いだろう
だから書き込みを躊躇する人間がいてもおかしくない
>>57 > そもそも端末番号で規制されてると言うことと
> 番号送信しない携帯で規制されていると言うことがの違いがわかるものか?
わかる
>>68 多分酉関係無しに消さなきゃ消さないで文句言われてたと思います
>>72 異見は全て荒らしの自演なんだよなw
馬鹿か駄々っ子のどっちかだろこいつ
>>74 ネットの信用度ねえw
荒しの対応しないようなbbspinkもレベル的には変わらんw
>>78 じゃあ君が出てけば?
避難所オンリーでいいじゃない
>>79 強制はいけないじゃなかったけw?
両方使うに決まってるだろ
お前みたいにいちいち信用度気にしてネット使ったことなんかねえわw
なんで喧嘩腰なんだろうな
>>78 > 荒しの対応しないようなbbspink
荒らしの対応はしてるぞ
>>80 こういう馬鹿に限っていざ個人情報が流出した途端に大騒ぎするんだよなw
避難所はもう同じ人しか投下してないからな
新規参入が減ったのは正直寂しい
それに気にしない人は気にしないんだろうけど、避難所はやっぱり個人運営だから投下しずらい人はしずらいのかもしれない
個人情報って言ったってプロバイダがわかるだけで
1サイトの管理人が個人の特定なんて出来ないよ?
プロバイダに問い合わせて情報開示をさせないと。
プロバイダが情報開示なんて正当な理由なしには
応じてくれないし、普通は。
それにここを避難所に負けずに盛り上げていきたいと思うなら
SSでも投下したらどうだ?
あるいはSW関連の萌え話をしてみるとか。
食いつくヤツはいるだろうし、盛り上げるんならそれが一番効く。
このスレ不毛すぎワロタ
もうまともなやついなさそうなんだしお開きでいいじゃないか
>>84たぶんそこまで心配している人はいないと思うぞw
そういうことじゃなくて、「なんとなく嫌」とかそういうぼんやりした感覚で避難所を避けている人もいなくはないんじゃないかと思っている
>>82 セキュリティがちゃんとできてりゃ気にする必要もない
IPアドレス晒すってことの本当の恐ろしさを知らなさすぎるな
世間知らずというかお坊ちゃんというか
まあ俺には関係のない話だから好きにやってくれていいよ
>>89 IPごときじゃ何もできんよw
世間知らずはお前だ
>>89 そんな無礼な奴に教えてやる義理もないだろw
やりたいようにやらせてろ
要は不正アクセスが出来るって言うことだろ?
だが、IPアドレスはほぼ色々なサイトに記録されている訳だよな。
実際ブログなりなんなり開いている人間は見られるわけで
訪れたブログの管理人から攻撃されたことがあるのか?
少なくとも自分はないと思う。
>>89はネットをやらないのか?
会社からでもここのサイトを見てるのか?
それとも荒らしなのか?
個人情報怖いならネット自体やるもんじゃないよ
エイラーニャがあればそれでいい
自分はゲルトマンだな。
でも501といらん子全員好きなんで、みんないればもっとうれしい。
いきなりだが、「パンツはココロの中にある!全員プレゼント」の12魔女フラッシュっておっぱい
が大きい順なんだよな。ついこのあいだ初めて気付いたわ。
言われて初めて気づいた。00分になると全員集合するけど
穴拭ってあの順のどれくらいに入るんだ?もっさんの下あたりか?
>>96 小さい方から順番に書いてくと…
ルッキーニ
フラウ
芳佳
ペリーヌ
サーニャ
エイラ
智子
トゥルーデ
美緒
ミーナ
リーネ
シャーリー
全員集合した時は確かエイラの奥に智子が来るはず
なんでルッキーニだけセカンドネームなん?
個人情報なんて誰も気にしてないぞ
個人サイトは管理人の独断と偏見で運営サレルモノだから
カキコミ難いという話だ
分かったことは、ID:D/4xPfwOが並み程度のネット知識しか持ち合わせてないってことか
まあ。雑誌とかで仕入れた情報だけが全てだと思わないことだね
自分でも自信がないのであろうことは、IPアドレスから何が分かる何が出来るってことから、
サイトを荒らさなければ関係ないだろうという道徳論に論点をすり替えていることからよく分かるが
怖いのは“今日の友は、明日の敵”ってこった
いつ管理人と意見が食い違い反目するかも知れないのに、一個人にたとえIPアドレスだって知らせたくないね
なにせ会ったこともなく、どんな倫理観の持ち主かも知らない相手なんだから
だからといって別に避難所を使うななんて強制するつもりはないけどね
一向に構わないから、思う存分好きにやってもらえばいい
>>97 ゲルト以下エイラ以上な訳か。
まぁ、16歳ならそれも当然か。
つか15,6であれだけのリーネ、シャーリーがすごすぎる。
ふとNHK見てヘルマの声が水樹奈々でゲルトお姉ちゃんの絡みがあったら
それだけで別のウィッチがつく作品思い出して泣く自信があるとか思ってしまった。
わからんやつはスマン。
ヘルマ「……ママ」
ゲルト「……寝言か。こんな子どもが最前線で戦うとは
我がカールスラントの窮乏も窮まれり、だな」
エーリカ「自分だって子どものくせに」
ゲルト「な、私は18だ、もう子どもでは……!」
エーリカ「子どもって自分のこと子どもじゃないってよく言うよねー」
ゲルト「……あぁ、子どもだとも。私は力の足りない子どもだ。みんなを支えようとしても空回りばかりだ」
エーリカ「だからさ、同じ子どもの私たちを頼ってくれたっていいじゃない」
しまったヘルマとぜんぜん絡んでねぇ。
愛称はフランカだっけ?
ルッキーニって言う呼び方は音的に似合ってると思うけどな。慣れもあるけど
う〜ん、何だろう。
フランカには違和感。やっぱルッキーニになれちゃったからか。
>>98 慣れだよ。「習慣によって、言わば第二の天性が作られる」と言うだろ?
他人に言われないと雑談すら始められないのな、ここの連中w
ヲチスレ住民としては下手なSSや雑談は控えて貰いたいものだなぁw
>>103 電撃でペリーヌがお役御免
ネウロイのアパカ見てからローリング余裕でした
しかも単発バッカw
どこにこれだけの人間が隠れてたんだよ
ヲチしながら名乗り出る間抜けなんていないんだなー
>>101はいい話だなー
>>102 フランカっていうと近未来イタリアのテロリストと思い出すな。
でもルッキーニってフランカって呼ばれてことあったっけ?
アニメ、小説中でなかった気がするな。
また新IDがw
避難所に投下されるのもポエムまがいの作品ばかりになっちゃってつまらないな
そういやポエムって荒らされないけど、小説の体をなしていないから校正のしようがないのか
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
楽しめてるから無問題
小説かポエムか以前に楽しくなくちゃな
>>100 そんなら2chの運営にだってIPアドレス知られたくないんじゃねえのw
>一向に構わないから、思う存分好きにやってもらえばいい
なら、これ以上、お前の意見がスレの総意みたいな妄言吐くのはやめるんだなw
2ch&bbspinkと個人の板じゃ仕組や規模が違うと思う。
削除とかIP見る(規制)とかの判断レベルが違う。
1個人で運営するサイトは個人感情や私怨が蠢く。
この度の事の起こりが物語っている。
>>117 芳リネがあんまかわいくないのとやたら高いのがなあ
これ一個に800円て苦行もいいとこ
パン缶に比べたら遥かに余裕
>>101 あれはいい母娘アニメだった
>>103 よし、ストWやろうぜ
キャミィ(沢城)VSさくら(福圓)で勝利するとほのかに百合っぽいセリフが拝めるんだぜ
おまいらなぜ公式の更新に対しては反応しないんだ!!おっぱおっぱ、一人芝居、全てが妄想の種になるというのにおまいらときたら…
お姉ちゃん相変わらずぶっ飛んでるなあw
ペタンヌさんが結婚申し込んだことになったし。
>>124 そのボケに対して「考えます」と更にボケで返すところが何とも。
ゲルト「ほう、格納庫で乳を乳繰りあうとはなかなか殊勝なこころがけだなぁ」
これには吹いた
お姉ちゃんの一人芝居で腹筋崩壊した
お母さんはわかるが、お姉ちゃんいないだろ、宮藤w。
お姉ちゃんはワザとなのか。
あんなの笑えるって随分と笑いから離れた生活をしているんだな
お姉ちゃんのペリーヌの扱いが若干かわいそうと思ったらまさかリーネがフォローとは...!
普通に嬉しかった
楽しければとか言って、余り楽しそうには見えないけどな
ここの会話も内容がなくて「空が青い」「冬は寒い」とか言ってるのと変わらないし
今回はお姉ちゃん暴走編だったのね。
オタク度が上がり、夢と現実の区別が付かなくなる人っているけど
妄想と公式がごっちゃになるってのも怖いものだな
このスレの連中にとってはここで起こってることが公式になっちゃったりもするんだろうな
レズが当たり前とかって、もう普通のSWファンとの交流は無理だろ
ずっと避難しててもらわないと、こんなのが一般人の目に止まったりしたらアニメの評判がまた落ちてしまう
そのための隔離板だろ
わざわざ隔離板に来て言うことではないな
他板で百合妄想しているやつに言ってやって
>>134 そんなもんが基地外の言い分を認める言い訳になると思うか?
ID:lV+dGG13はいつもの荒らし?
>>135 すりかえるなよ
わざわざ隔離板に来てるお前は基地外より馬鹿
以上、百合妄想どぞ
春休みって終わったんじゃないの?
他板で百合妄想って、どう考えても保管庫さんのことだろう
言っとくけどあの人は好きでエロパロのSS保管始めたんじゃないぞ
公式でネタが提供されるのはいいよね。
ただそろそろネタ切れになりそうな気もするけど。
>>139 ?
他板=アニメ板とか本来妄想系板ではない板のこと
>>142 既に買って聞いてるクセに
無理に話を広げようとしなくてもいいじゃないかw
>>143 まだ買ってない
百合的によければ5枚大人買いする
145 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/14(火) 21:21:08 ID:PxD2CExW
とにかく本物のレズ婆さんにはここに来てもらいたくない
ここはアニメの美少女にレズっぽいことさせて男が楽しむスレなんだから
>>144 だから反応しちゃうから…
どう考えても荒らしじゃんソイツ…
>>146 ここを盛り上げるために会話しようとしているだけじゃないか
実はお前こそが荒らしなんじゃないのか?
落ち着け、お前ら誰と闘ってるんだ?
すまんかった
マロニー大将の女体化SS需要ある?
ああおいらもCD勝ってないよ。
>>150 女体化は百合じゃないよ。
>>147 > 無理に話を広げようとしなくてもいいじゃないかw
> ここを盛り上げるために会話しようとしているだけじゃないか
何処がだよ…。
文字読めないのかよ…
女体化という言い方がまずかった
女マロニーが色々とエロい意地悪をしてくる話
>>153 女マロニーしなくとも、あの世界には女性士官が多そうだから
そっち方面で書けばいいんじゃないかな?
やはり年頃の娘達をフォローするのは男性士官よりも
女性士官の方が良さそうだし
例え需要が無かったとしても、貼るのは個人の自由
女体化って事文の前にを書けば良いんじゃないか?
「はーい、みんなー。制服脱いで四つん這いになるのよー」
ミーナが物騒なことを言いながら娯楽室に入ってきた時、501の隊員たちは仲良く談笑しているとこであった。
ペリーヌは気でも狂ったかとミーナのニコニコ顔を見詰めたが、冗談を言っているようには思えない。
もともとこの年増のカールスラント女の頭は、冗談など思いつくように出来てはいないのだ。
とすれば、冗談では済まされないような怖ろしいことが起きようとしているわけになる。
それを皮膚感覚で察知したルッキーニはこっそり部屋を抜け出そうとして、あっさり掴まってしまった。
ミーナの後ろには、ナースの制服を着た屈強のゴリラ女が控えていたのだ。
ゴリラ女はルッキーニの襟首をつまむと、猫の子を扱うように軽々と部屋に連れ戻す。
ルッキーニが本物の子猫のようにギャアギャア暴れるが、ゴリラ女は意にも介さない。
「ミーナ。これは何の騒ぎだ?」
ミーナの腹心をもって自認するバルクホルン大尉が訝しげに問い掛けた。
いきなり「裸になって尻を見せろ」では命令にもなっていない。
「私の尻が欲しいのなら夜まで待って部屋に来いよ。いつでもOKだ」
他の隊員たちと十把一絡げに扱われたことに、大尉は少しむくれていた。
それを聞いてミーナが可愛くプッと吹き出す。
「あらあら、大胆な申し出ね。生憎、そんな色っぽい話じゃないの」
ミーナはクスクス笑いながら説明を始めた。
司令部の命令で、魔力を維持するために隊員の体調管理を徹底することになった。
送付されてきたチェック表の項目に従って全隊員の健康チェックを行うというのだ。
「で、まずは手始めに、抜き打ちでみんなのギョウ虫検査を行います」
集団生活を営む軍隊では衛生観念が大切である。
一人でもギョウ虫を寄生させている者がいると、全員が感染しかねない。
ギョウ虫は明け方肛門から這い出てきて、肛門の周辺に多量の卵を産み付ける。
ここは平気でアヌスにキスをするような連中ばかりなので、隊全体に寄生が蔓延するおそれが高いと言える。
「と言うわけで、全員お尻を出して四つん這いになりなさ〜い」
ミーナが嬉々とした表情で命令した。
「えぇ〜っ、どうしよう。ギョウ虫検査のウンチって、親指大でいいんだっけ」
芳佳はみんなの目の前でウンチをすることに戸惑い、左右の者をキョロキョロと見回す。
昨夜から下痢気味のリーネは、今にも失神しそうな真っ青な顔になっている。
「オ〜ホッホッホッホッ、親指大だなんて。宮藤さん、どれだけ未開の国から来ているのです?」
ペリーヌの高笑いが娯楽室に反響する。
「今どきギョウ虫検査はセロファン式に決まっているじゃありませんか。この豆狸」
先進国の貴族であるペリーヌが嵩に懸かって田舎者を罵る。
「けど、坂本さんだってギョウ虫検査はウンチ親指大派なんですよ」
芳佳に反撃を喰らい、ペリーヌはしまったと口元を押さえた。
自らが慕っている坂本少佐と仇敵のように憎んでいる豆狸が同国人であるという事実は、往々にして彼女に失敗を強いる。
「豆狸は余計だけど、ペリーヌの言う通りよ。接着面を肛門に押し付けるだけで検査は終了します」
ミーナが検査用のフィルムを手に持って芳佳に見せ付ける。
「な〜んだ。実際にウンチしなくていいのか」
ホッと溜息をつきながらも、芳佳は詰まらなさそうに唇を尖らせる。
美緒が大便してきたばかりだと知ってる芳佳は、手助けと称して彼女に浣腸を施してやろうと企んでいたのだ。
その美緒は、と見ると、真っ青な顔をして口元を引きつらせていた。
「坂本さん、どうかしましたか?」
芳佳は心配そうに美緒の顔を覗き込む。
「い、いや……司令部の連中もたまにはいいことをするじゃないか」
美緒は無理に作り笑いすると、ミーナの元に歩み寄った。
「一人じゃ大変だろ。半分手伝おう」
美緒はミーナの手からフィルムの束を奪おうとした。
しかし──
「だ〜め、あなたも受けて貰うのよ。特別扱いしてあげないんだから」
ミーナは伸びてくる美緒の手をかわし、フィルムを頭上に掲げた。
それを見たバルクホルン大尉が唇だけでざまあみろと罵る。
勝手にミーナの相棒を自認している扶桑女を、大尉は日頃から気に入らなかった。
戦闘時はともかくとして、平時におけるミーナの副官はあくまで自分なのだ。
「さぁ、始めるわ。まずはサーニャからよ。みんなで押さえつけて」
ミーナが舌なめずりしながら宣言した。
(つづく)
ハイハイワロスワロスwwwwwwwwwwwwwww 日参御苦労さんですwwwwwwwwwww
あと24本で勲章だ
雑音は気にせず、ガンガレ
なんか荒らしは煽りもSSも質が落ちてきてるな
テンションやモチベーションを持続させるのは大変だからな
SSも書き捨てのつもりだから適当に書き殴ってるんだろ
それより荒らしが30本書き上げたら本当に勲章授与されて撃墜クラブ入りするのか
保管庫の人が相手にしてくれないからって戦術転換したのかよ
バカすぎるだろw
そもそも保管の対象外じゃね?
スレの注意事項無視してるし、読んだ人間を不快にさせるためだけに書かれた
代物なんぞわざわざ保管する意味もない。
お前らのレスより荒らしのSSの方がマダ面白いんだが
登場人物やシチュなんかの前置きなしで
いきなり本文から始まるやつは読まないようにしてる
>164
自演ご苦労様です^^
ID変えてもバレバレだよ。気付いてないの?
都合が悪いから荒らしの自演だと思いたいんですね。分ります
つか、荒らしのSS既に5本収録されてるぞw
>>165 ようするに徹底的に馴れ合いたいってことですね、わかります
俺の中じゃ、職人はSSだけ投下してサッと消えていくってのが格好いいなぁ
知りたくもない裏話とかの楽屋オチは最悪だし、コテ付けたままでの雑談参加とかもうね
>>163 SSは面白いか面白くないかが全てであって、作者がどう思って書いたかなんか関係ない
因みに俺は面白かった
ほんと安っぽいスレだな
50円くらいか?
/: : : : : __: :/: : ::/: : ://: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ ___
/;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::、 / ヽ
/ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :/ リ!: ::/ノ l`ヽl !: : |: : : :l: :l: リ / そ そ お \
/: : ヽヾ/: : l/::l |/|||llllヾ,、 / |: :/ , -==、 l\:::|: : : :|i: | / う う 前 |
. /: : : //ヾ ; :|!: イ、||ll|||||::|| ノノ イ|||||||ヾ、 |: ::|!: : イ: ::|/ な 思 が
/: : ://: : :ヽソ::ヽl |{ i||ll"ン ´ i| l|||l"l `|: /|: : /'!/l ん う
∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―- , ー=z_ソ |/ ハメ;, :: ::|. だ ん
i|::ハ: : : : : : : : : : : 、ヘヘヘヘ 、 ヘヘヘヘヘ /: : : : : \,|. ろ な
|!l |: : : : : : : : :、: ::\ 、-―-, / : : :丶;,,;,:ミヽ う ら
丶: :ハ、lヽ: :ヽ: : ::\__ `~ " /: : ト; lヽ) ゝ
レ `| `、l`、>=ニ´ , _´ : :} ` /
,,、r"^~´"''''"t-`r、 _ -、 ´ヽノ \ノ / お ・
,;'~ _r-- 、__ ~f、_>'、_ | で 前 ・
f~ ,;" ~"t___ ミ、 ^'t | は ん ・
," ,~ ヾ~'-、__ ミ_ξ丶 | な 中 ・
;' ,イ .. ヽ_ ヾ、0ヽ丶 l /
( ;":: |: :: .. .`, ヾ 丶 ! \____/
;;;; :: 入:: :: :: l`ー-、 )l ヾ 丶
"~、ソ:: :い:: : \_ ノ , ヾ 丶
>>172 その通り
但し、昭和初期の貨幣価値でだけど
荒らしのSSに出てくるキャラは、恋のライバルに対していつも陰険な感じなんだが、妙にリアルで笑える
ファンなら目を背けたいところを敢えて容赦なく抉り出して描写する作風は評価してるよ
5本投下してるということは、確か一番下の勲章ならもうもらえるんじゃね?
作者名を統一していないようだから、シリアルナンバーのどれとどれが自分のだって申告すれば新兵脱出だろ
そうなるとハンドルネームも決めなきゃな
あまあまなSSをよろしくー
あんだけ勲章とかくだらないって言っておいて突然何事だよ…
>>9 素晴らしくどうでもいい内容で揉めてんのなw
雑談用・SS用・避難所と分裂しちゃったし、もうこのスレもおしまいだな
結局荒らしの思い通りになってしまったね
>>181 荒らし劇場・サルベージ(笑)・避難所
の間違いじゃ?
避難所管理人=荒らしだからしょうがない
もう荒らしも避難所の管理人も保管庫の管理人も全部同一人物でいいよ
あるかも……あるかもあるかも……
あるかもだぜ……!
まぁ荒らしが複数の可能性はあるかもな
ここまで単発、と。
ところで勲章ってなに
>>187 なんだ、そんなことも知らないのかよ
……勲章ってなんだよ?
使うと残りの経験値が1になるやつだ
ざわ・・・ざわ・・・
SSスレになると保守派がでしゃばってこうなる
>>192 mjd?
じゃあ…じゃあさ!
ほら、あの柏葉剣付騎士鉄十字なんとかって奴だと何が貰えるんだ?
>>193 なんとかの位置おかしいだろwww
恩賜の銀時計とかもらえちゃうんじゃない?全くの妄想だけど
お菓子か
じゃ、荒らしに菓子折りくれてやれば問題解決だな
なんでもかんでも百合に結び付けようとするもてない豚の妄想
>>197 そもそもここが何処の板か分かってるの?
文字も読めない池沼はネットなんてするなよ
>>196 開いたらお姉ちゃんなんかはカールスラント陥落の日時が
蓋の裏に刻んであるんですね、わかります。
>>199 トゥルーデ「私が大総統になった暁には」
アホネン「全てのウィッチを」
「『妹』『いもうと』にする!!!」
2期でCV:朴ロミさんのウィッチ来てー
朴ロミがくるならルーデルあたりか?
マルセイユとかもいいかな?
保管庫に入ってる粘着クンのSSって
856ウィッチーズの分裂
867無題
878無題
893さよならサーニャ
940無題
976ウィッチーズの健康診断
の6本だな
あと勲章貰うに必要なのはコテハンだけみたいから、俺から贈らせて貰うよ
元々はエロパロから来た百合アンチだから「ユリアン」でどうかな?
「777」でアラシよりは気に入って貰えると思うけど
>>204 よく探したなw
本人が白状するかわからないが・・・
ユリアンフイタ
百合オタの男は死んでください
ここはあくまでもレズ百合板じゃなくてレズ百合『萌え』板だぞ
男のほうが多いに決まってんでしょう
>>202 見事なまでに俺のイメージと同じだ
SSでも朴さんの声で脳内再生される
>>201 お姉ちゃんの「妹」とアホネンさんの「妹」の意味が違うと信じたい。
お姉ちゃんガチ百合化はちょっとというか、かなりイヤづら。
朴さんの声は好きだけど
またイベントがあったりしたら雰囲気変わりそうでなぁ…
>>201 妹ポジション的なキャラが釘宮で、恋人ポジション的なキャラが聖さまの中の人すか。
>>211 妹キャラというと迫水ハルカ=釘宮でどや?
ところでシャーリーのブックマがナージャが歌ってるようにしか聞こえないんだがw
>>203 安心しろ、お前含めアニメ見てる時点で世間から見れば俺らは全員同じキモ豚だw
>>212 こんなところでまでいいともネタで小清水さんを虐めるとか
お前にはバスクード・クライシス!!
荒らしは金曜は来ないんだな
501の格納庫で第一回アップダウンクイズが開始された。
栄えある初代チャンピオンになろうとクイズに参加した回答者は、宮藤芳佳他の隊員たち。
そして民間からのゲスト回答者としてクリスティアーネ・バルクホルンが招かれていた。
「お前ら、やめろ……やめっ……」
怪力を振るって暴れようとしたゲルトルートが皆に取り押さえられ、鎖で厳重に縛り上げられる。
その上で固く猿轡が噛まされてしまった。
「……もごおぉぉぉっ」
ゲルトルートが暴れたのも当たり前であった。
回答者たちは下半身を剥き出しにされた上、股間を晒したまんぐり返しの恰好に固定されているのだ。
それはクリスも例外ではなく、真っ白いお尻も、無垢な縦一文字も隠しようなく白日の下に晒されていた。
「ク、クリス……こいつら……殺す……殺してやるぅ」
命よりも大事な妹を晒しものにされ、ゲルトルートは怒り狂う。
しかしボールギャグの穴から漏れてくるのは声にならない呻きと涎だけであった。
「そんなに興奮しないでよ。ほら、クリスだって嬉しそうにしているし」
エーリカの言ったとおり、みんなに見られることによりクリスの気分は高揚していた。
日頃訪れる者などいない病室に籠もりっきりになっている彼女は、こうやって大勢に囲まれる日が来るのを待っていたのだ。
「あたし……あたし、見られてる……全部見られてる……」
クリスの前人未踏の処女地には何本もの熱い視線が集中し、物理的な圧力を感じるほどになっている。
「ちぇっ、クリスちゃんばっかり。いいなぁ」
芳佳はクリスに嫉妬を覚えて舌打ちをした。
しかし、クリスへの感情を抜きにしてもこの勝負に負けるわけにはいかない。
優勝賞品である新型ストライカーユニット、H型のP-51は喉からチンコが出るほど欲しい逸物であった。
現時点での最強ユニットを手に入れることができたら、エースにのし上がれるのは間違いない。
そうなれば皆の注目を一身に集めることができるのだ。
そのためにも、何が何でも優勝しないわけにはいかない。
「それじゃあそろそろ始めるわよ」
ミーナの合図により、回答者たちのアヌスにプラグが差し込まれた。
「いぎっ?」
「ひぐぅっ」
かなり太い金属製のプラグであり、回答者たちは思わず呻き声を漏らせてしまう。
プラグにはビニルのチューブが繋がっており、その一端はスタンドに吊されたガラス容器まで伸びている。
イルリガートル式の浣腸器である。
チューブの中程にあるコックが捻られ、ガラス容器の薬液が直腸内に流れ込んでくる。
「くっ……うぅぅっ……」
「はぁぁぁぁぁ……」
グリセリン溶液は早くも効果を見せ始めた。
「それでは第一問」
どこかでジャジャンとジングルが鳴った。
「異形の軍と言われるネウロイですが。そのネウロイが初めて出現したのは何年のことでしょう?」
サーニャの淡々とした声が問題を読み上げた。
すかさずリモコンのボタンを押したのはクリスであった。
クリスの頭上に設置されているランプが灯り、回答権を得たことをミーナに示す。
「はい、クリスさん」
「せ、1939年じゃないでしょうか?」
震える声でクリスが答えた。
途端にピンポ〜ンという脳天気な効果音が響いた。
「正解です」
ミーナがにっこりと微笑んだ。
「アニメ版では44年、既に欧州全土がネウロイの勢力下に落ちた状態から始まっていますが、戦争が始まったのは39年です」
サーニャの抑揚のない声での説明が終わると、浣腸セットを吊したスタンドがガタンとせり上がった。
ただし正解者のクリスのスタンドはそのままである。
容器の位置が高くなった分だけ重力が増し、薬液の流入圧力が大きくなった。
「ひぐぅぅぅっ」
「ひやぁっ」
大げさな悲鳴が迸る。
堪え性のないリネットは嫌々をするように首を振るが、そんなことで排泄感が収まったりしないのは当然であった。
「もごぉっ、もごごぉっ」
ゲルトルートが妹を誇るようにはしゃぎまくるが、ボールギャグを噛まされているために何を言っているのか分からない。
さしずめ「いいぞ、クリス。見たか、猿どもめ」とでも喚いているのであろう。
「続いて第二問。小説版ストライクウィッチーズ、スオムスいらん子中隊シリーズの著者は……」
初歩的な問題だったので複数の回答者がボタンを押したが、間一髪でリーネが回答権を得る。
「ヤ、ヤマグチ……ノボル……せ、せんせぇっ」
リーネが悲鳴に近い声で答えた。
しかし、無情に響くブブーっというブザーの音。
一拍おいて問題の残りを読み上げるサーニャの声が続いた。
「……ですが、OVA版のキャラクターデザインを担当したのは誰でしょう?」
「そんなカルトな問題、分かるわけないダロ」
エイラの抗議を遮るようにチャイムの音が鳴った。
またもクリスである。
「はいクリスさん、答えは?」
「しんごーやすし……だったかな……?」
ピンポ〜ンというチャイムと共に、再びクリス以外の浣腸器がせり上がった。
「で、できる……あぅぅぅ……」
芳佳はクリスの並々ならぬヲタ知識に戦慄を覚えた。
このままでは一問も答えられないまま負けてしまう。
あの麗しいマスタングの最終型が部外者の手に渡ってしまうのだ。
せっかく不格好なポンコツ紫電改とおさらばできるチャンスだというのに。
「じゃあ次の問題」
三度ジャジャンとジングルが鳴った。
「元ウィッチの従軍記者で、アフリカ戦線へ赴き「アフリカの星」ことマルセイユ中尉の取材を敢行したのは誰でしょう?」
「そんな同人ネタまで知るわけないダロッ……アァーッ」
エイラが悲鳴を上げ、遂に黄金色をした聖水を噴き上げて脱落した。
その姿を残酷なビデオカメラが克明に収録していく。
同じく我慢の限界を迎えていたリーネだったが、カメラの存在を知ってはお漏らしするわけにはいかなくなった。
アナル過敏症の美緒は既に恍惚とした表情を浮かべ、もはやクイズどころではなくなっている。
括約筋を使って意識的にプラグを出し入れさせては、その度に鼻に掛かったような甘い呻きを漏らす。
大きく出入りを繰り返すプラグは、あたかも透明人間に操られているバイブのようにも見えた。
美緒の秘密の部分は興奮して開ききり、異様な臭気を放つ液体が止めどなく溢れている。
「あぁっ、坂本少佐があのように乱れておられる……あんなに淫らに腰をくねらせて……」
愛しい上官のあられもない姿を見て、ペリーヌもたまらなくなってくる。
既にタイツの前には大きな染みが広がっていた。
(つづく)
>>204 素敵なハンドルネームをありがとうございました
ユリアンって響きが気に入っちゃいましたから、喜んで使わせてもらいますね
>>216さん、心配させちゃってごめんなさい
新作を投下しますので、よかったら楽しんでください
投下お疲れ様です
貴殿の作品は「つづく」で〆られる事が多いのですが、続きはちゃんと用意されているのですか?
>>224 さっそくのレスポンスありがとうございます
もちろん各作品とも続きは書き始めております
手広く書いてみて、反応のよかった作品から進めていくのが私の手法ですので
初めのうちは色々な作風のアンテナSS投下して、スレのニーズを探るのがいつもの癖なんです
お気に召さなかったのならごめんなさいね
>>223別に呼んでないけど。これからはちゃんと固定つけて持論展開しろよw
クール装ってるけど結構自分語り好きなやつなんだな
正直SSスレ化してた時の作者のウザい自分語りは邪魔だった
おめーの近況なんて知るかボケっての
て、方が少なからずいらっしゃるようですので、コテハン付けての雑談参加は控えさせていただきます
>>223 >>204で挙げられたSSはお前が書いたってことでいいのか?
まあ証明なんかできないけど一応な
それと無駄だろうけどこれも言っとくわ
こういう露骨なスカネタには注意書きくらいしとけ
とりあえずトリップは856ウィッチーズの分裂と同じみたいだね
つか、元々がエロパロの書き手らしいから、これくらいの量の文なら
>>216に煽られてからでも1時間半あれば充分書けるってこと示したかったのかな?
それよか露骨なスカネタってほどのこともないし、嫌なら途中で読むの止めればよかったのに
浣腸器が出てきた時点で普通気付くだろ
全部きれいに平らげた後で「口に合わない」って言われても、コックさんだって困るだろうw
で、保管庫の人はユリアン氏に勲章あげるのかな
あげないならあげないで、あらかじめ言っといてあげないと可愛そうだよ
次は何をやらかすか分かったもんじゃないからね
>>230全部読まないで感想言うとユリアンちゃんがヒス起こすからだろww
感想で思い出したが感想フォームどうなったんだろうな
こういうときこそ必要だろうに
フォームなら自演感想もできないだろうしw
心情的にはどうだか分からないけど
条件をクリアしてるからには理論的には勲章やらないわけにはいかないな
まあ、保管庫氏は公平な人だから叙勲は普通にあるだろう
>>223 俺は面白かったよ
ユリアンのSSは自然体のウィッチたちが無理せず本音でいきいきとしてるのが微笑ましいな
ヲタなクリスや妹を思うトゥルーデもいいし、いつもながら噛ませ犬になってるエイラも笑えた
個人的に残念なのは芳佳がリベリオン製のストライカーを欲しがってるところだ
扶桑人なら扶桑のストライカーにこだわりを持って欲しかった
しかしこのころはもう紫電改に進化してるのな
推奨と強制は全く別の意味だろう
そういう排他的なルールはどうかと思うぞ
つか、単なるアナルものであってスカトロっていうほどハードなものでもないだろ
変態スレ化が進んでいるようだね
ユリアンちゃんは自分でも気づいてないぐらい特長のある文体だからすぐわかるな
自演でも
>>237 それで自分じゃ面白いつもりなんだろ、救いようがないなw
とりあえずスカトロとか禁止で。
遂にコテハンまでつけ始めたんですね
勲章なんて下らないと言っているんだからあげる必要なんてないでしょ
気持ち悪い内容。死ねばいいのに。
面白いと思ってんの?本当に救えないな。
SSの内容に批評すんなとか言っておきながら、相手が相手なら平気で規範を破るんですね
>>242 散々自分がやっといていざ自分が標的になったら被害者面か?
なんで直ぐ本人認定したがるかなぁ
客観的に見て矛盾してると思ったから突っ込んだ訳で、何でもかんでも叩けば良いとは思いませんけど
とりあえずすかとろは板違いなんで
あと批判の批判までが荒らしの自演だから気をつけて
このスレの9割は荒らしの自演で出来ています
以上、荒らしの自演でした
ハルトマン誕生日おめでとう
掃きだめでバースデイソングを歌う…
元ネタと意味をわかってくれる人は一緒に指笑顔だ
盛り上げようとして、かえって気まずくなっちゃったって感じ?
やっちゃったな
避難所のニーナと愛娘良かった
確かハルトマンを魔女に仕立てたのは彼女たちの母親だった気もするが・・・
こういうのが読めるから良いんだよね〜
避難所のビビリ書き手どもの書いた下手くそポエムもどきの話なんかここでするな
今度やったらこっちに引っ張ってきてでも荒らすぞ
日曜も休まずごくろーさん!
今日もろくに読まれないであろう悪文待っててやるよ
>>204 よく探せましたね
仰るとおり、それらは全部私の投下した拙作です
『さよならサーニャ』の時は一字間違ったために全く別のトリップになってしまいあせりましたw
それを証明するために当時のトリも晒しておきます
>>252 私が言うのもなんですが、もう不毛な争いは止めにしましょうよ
今後は私も一書き手としてこのスレで生きていくことに決めましたから
もっとスレを盛り上げる方向に力を使いましょう
不用意に避難所の話なんぞ持ち出す方が悪い
迂闊すぎるだろ
感想ぐらい好きに書かせろよww
お願いですから、私が荒らしているような印象操作をするのは止めて下さい
どなたか知りませんがあんまりです
私は叩かれても仕方がありませんが、他の作家の皆様をダシにするのは酷いです
>>257お前は百合SS書く努力をすればいい。ここで言い訳してもダントツで印象最悪な書き手であることは変わらないだろうしw
まあ、避難所=敵なの一部のおかしいのだけだしw
は?避難所に逃げた奴らが此処をさんざ馬鹿にしてるの知らんのか?
そもそも避難所とか個人が勝手に始めたんだから造反したも同じ
避難所の書き手=ここを見捨てて逃げた裏切り者ってのは当たってるけどな
あいつらはあいつらで楽しんでもらったらいいよ
ただし向こうでな
>>260わざわざID変えるなw
あと、敵じゃないよ。本スレと避難所は生き別れの姉妹だよ。
おかしな事言うやつって大体見えない敵と戦ってるな。
一気に爆発したなw
どのスレにも相手にされてない奴なんだから構うなよ
お願いですから醜い争いはもう止めて下さい
あちらに待避されている皆様が一日も早く帰ってきて下さることこそが肝心なのに
あの方たちがバカにしているのは私個人であってここのみなではありません
どうか冷静になって、荒らしの誘導なんかに乗せられないで下さい
もうダメだwwwwwww笑いが止まらんwwwwww
いやもう本当に笑わせてくれるwww腹痛いwwww
>>264 前から言おうと思ってたけど、お前すごい気色悪い真似ばかりしてるよな。
人間としても書き手としても。
どうせわかっててやってるんだろうがw
本スレと避難所の争いなんてないだろ。
お前が避難所にいったん避難している方々を追い出すように仕向けた。
好き勝手やって時には今のように学級委員長ぽく演じて見せてにやついている。
ここでわけの分からない芝居を演じるぐらいなら話がわかるうちに半年ぐらい出て行けよw
>>265 目算が狂ったからってID変えてまで誤魔化すなよ
そんなのだから避難所の糞どもに馬鹿にされるんだよ
まあ本当に馬鹿だから仕方ないのだけれど
>>267 分かっていますし、全て仰るとおりですし
争いがあるとすれば彼の地と私個人との間の話でしょう
だからこそ、ここを出ていった皆さま方が帰ってこられるまで
ここを守り抜く義務が私にはあるのです
それこそが私に課せられた皆様への償いなのですから
>>251とか避難所の話題を持ってきてベタ褒め、
>>267での住人追い出し発言とか
こいつ管理人本人か?
>>269 >分かっていますし
話がわかるんだ?
なら半年ぐらい出て行け。
それともみんな帰ってきたらお前は出て行くのか?
よくそんな見え透いた嘘をつけるものだな。
念のために言うが、償いの内容はお前が決めることじゃないからww
自分で課した償いに意味あるのかw
本当に救いようのない馬鹿だな。。
>>270 保管庫の管理人でもなければ避難所の管理人でもない
残念ながらただの百合好き読者だ!!!
>>269 もしあんたが
+yZpwryN=jLGlBPa0=xo5nLA+Eでなくてもだ、
便乗荒らしを呼び寄せてしまったのは、あんただ。
自分は避難所もこちらも書き込んでいるよ。
だから敵同士なんてことはないな。
>>271 あなた様までが私の真似をして書き手を追い出すのは止めて下さい
それが不毛な結果しか生まないことは充分お分かりのはずです
私にできる償いは、一本でも多くストパン百合SSを投下して、皆様に喜んでもらうことしかありません
お願いですから、私から償いの道を奪わないで下さい
>>268 凄い疑心暗鬼になってるなwww
もう全て自演に見えてるんだろ?www
>>271 あなた様までが私の真似をして書き手を追い出すのは止めて下さい
それが不毛な結果しか生まないことは充分お分かりのはずです
私にできる償いは、一本でも多くストパン百合SSを投下して、皆様に喜んでもらうことしかありません
お願いですから、私から償いの道を奪わないで下さい
あれ?荒らすのやめたってことは保管庫の管理人が謝ったってことか?
>>271 あなた様までが私の真似をして書き手を追い出すのは止めて下さい
それが不毛な結果しか生まないことは充分お分かりのはずです
私にできる償いは、一本でも多くストパン百合SSを投下して、皆様に喜んでもらうことしかありません
お願いですから、私から償いの道を奪わないで下さい
>>271 あなた様までが私の真似をして書き手を追い出すのは止めて下さい
それが不毛な結果しか生まないことは充分お分かりのはずです
私にできる償いは、一本でも多くストパン百合SSを投下して、皆様に喜んでもらうことしかありません
お願いですから、私から償いの道を奪わないで下さい
>>274だから自分で設定した償いに意味ないから・・・
裁判したわけでもあるまいし
わざとだろうけど、そこは徹底無視かww
スレの住人が償いとやらを決めるものでもないけど、「さっさとどっか行ってくれないかな・・」と思っている人が大半だと思うぞw
あと、
>皆様に喜んでもらうことしかありません
なんという迷惑な・・
それは押し付けだぞw
百歩譲って本気でそう思ってるなら多少はまともなほのぼの話でも書けよw
スレのニーズに逆らいすぎだろ
あとマナーもなってない
この部分はあんたを煽っている形になっている俺が言っても説得力がないけどな。
>>274 半年ROM、トリップ変えて別人として出直せ。
それくらいしなきゃここは取り戻せんと思う。
住人が出て行ったし、
いまだって荒らしたいヤツが来てるじゃないか。
なんだそれ、自分の嗜好を住人全体の総意にすんなよ。
どうせ直ぐに飽きて出ていくだろうと楽観視していた保管庫氏が悪いのは明白だろ
さっさと出てきてりゃこんなことにまで発展しなかったのにな
たとえユリアンが出ていっても、スレが元通りに戻るなんて甘い妄想は抱かないこった
もう遅すぎだよw
ID:Hpt9sUbw= ID:+yZpwryNか?
おまえがSSの作者じゃなきゃなんで保管庫や謝罪にこだわんの?
>>283 それお前の願望だろw
そいや舞HiMEのエロパロ潰したのもお前みたいな基地外だったっけな
お前あいつの立派な跡継ぎだわw
>>273の言うとおり、+yZpwryN=jLGlBPa0=xo5nLA+Eでだいたいあってるのかなw
>>282総意なんて一言も言ってない。少なくとも、グロだのスカトロは書いてる本人ぐらいしか求めてないんじゃないのw
実際そんなのが恥ずかしげもなく投下され始めたりした途端に人減ったし。
>>284 保管庫の管理人さんに振り向いて欲しかったのは本当のことですし
結局は最後まで相手にしてもらえなかったのは今でも残念に思っています
そんな恋愛感情に近いものを抱いていることは正直にお話しします
けど、もうこれ以上迷惑をお掛けするつもりはないことも本当のことなのです
これからは一書き手として真面目にやっていくので、よろしくお願いします
はぁ?
俺はむしろ保管庫に謝罪なんかさせてたまるかって立場の者だよ
これ以上気違いじみた似非百合連中をのさばらせておくものか
>>287 あんたが以下を書いた人なら、誤爆スレPart19 997参照。
dat落ちだというなら、斧にdatを置いたから。
927 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中[sage] 投稿日:2009/04/11(土) 21:45:31 ID:j73+Yo1l
だからもう謝罪は要求していません
本人様から「誤爆だよ。一々根に持つな」の一言でいいからいただきたいのです
感情を向けた相手から無視されることが、どれだけ辛いことかあなた達に理解できますか?
書き手にとってスルーが一番こたえるというのと同じ理屈です
叩きの方が余程ありがたい
作品を叩く人は誰よりも精読してくれている、いわば一番熱心な読み手なのですから
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/218719 pw:gobaku
>>287 >>288 うわあ・・・
>もうこれ以上迷惑をお掛けするつもりはないことも本当のことなのです
それはよい心意気だと思わせ
>これからは一書き手として真面目にやっていくので、よろしくお願いします
で突き落とす
さすがおかしなやつはやることが違うぜ!!
お前が投下することが迷惑なことだからって誰かびしって言ってやってww
恋www愛w感ww情wwwww
いや、此処で煽ったり、荒らし認定したり、違うIDを同一人物と決め付けたり、ほのぼの話書けよ
とか言ってる奴の方がユリアンよりよっぽど迷惑
ならば荒らしと間違われるような荒れる話題を書くな。
>>292 というか住人がもどってこないように荒らしてんのはそっちだろ?
あんたが誰だろうとどうでもいい。
ただ一言言う。荒らすな。
避難所のことも「あんたが」言及するな。
あんたの避難所への態度は荒れる元だ。
避難民が他人のこと言えた立場かね
散々荒らしを煽ってここを荒らさせたのはどこのどいつだい?
ユリアンって馴れ合いを嫌がる割には自作自演してまで自分を擁護するな
ユリアンと名乗る人物と同一かは別として
変な人がここと非難所にも潜伏しているのは事実みたいだ
土日に活発になるからまともな職に就いているみたいだが
避難所で楽しく遊んで、此処で毒を吐いてるだじゃねぇのか?避難民は
面倒事全部ここに押し付けて解決する気がない。むしろ解決しない方が避難所が安泰ってか?
そんな奴等に良い気がするものかよ
>>294=297か?
言ってることが同じだが。
あとな、こっちは避難も何もしちゃいないよ。
推移を見守りつつも荒れるからと書き込まないやつなんて幾らでもいる。
避難=逃げるなんて自分勝手な論理をこちらまで押しつけるな。
避難所のヤツとあんたでは解決方法が違うんだよ。
そしてあんたは今荒らしとやってることが大して変わってない。
>>297 エロパロが安泰で万々歳の間違いだろw
お前みたいのがここきてから、むこう荒らされなくなったよなw?
避難所管理人は荒らしだからなあ
宣伝コピペを繰り返してたクズだ
>>299 こいつアフォだろ
なに勝手に避難所の代表気取ってんのやら
糞みたいなSS垂れ流してた自称人気作家どもは明らかに逃げてるだろうが
二度とここには帰らせないがね
なるほど。こいつエロパロのSSスレ潰そうとこのスレに呼びかけてたヤツかな?
避難所の代表ねぇw
そっくりそのまま返すよ。
そっちこそ何このスレの代表きどってんの?
まぁ、俺もこの手の話題は今日だけにする。
なんだかレス返せばレス返すほど荒らしたいという相手の思うつぼだわw
解決方法って何だよw
避難所なんて立てたら火に油じゃねぇか。
お気に入りのSS書きを連れてって太平天国築いてよ。
それで何が解決するんだか、しかも向こうでは此処を卑下する輩ばっかじゃねぇか
避難所の対策スレで荒らしを煽っている連中=ここで荒らしを煽っている連中
あと管理人自身が避難所を作ったのは荒らしをいらだたさせるためという発言もある
蜘蛛の糸
>>302 お前は何様だよw
管理人非難してるがお前だって二度とここには帰らせない、とかいって何このスレ勝手に自治ってんの?
お山の大将気取りなのはお前じゃねえか、恥知らずにもほどがあるw
>>307 >>管理人避難してるが
だからお前はバカだって言ってるんだよ
俺が叩いてるのはお前であって、避難所の管理人なんか一言も話題に出してないだろ
あっさり自分の正体ばらしてんじゃねぇよ
この腰抜けの裏切り者が
>>308 避難所の管理人は非難してないが、保管庫の管理人は非難してるな。
そろそろハルトマンの誕生日終わるな。
こんな不毛な争いをしてるくらいなら
なんかまともなネタでも書きやがれ。
+yZpwryN=jLGlBPa0=xo5nLA+E=ユリアン
はい、ここテストにでまーす
個人の自作自演という事にしておきたい避難所推進派=cBSVKkej=管理人
だから管理人じゃないってのw
あと避難所推進ってなにww
個人的にはもうちょっと、こう、いらん子がウルスラを祝福するネタが欲しいな。
実験に明け暮れて自分の誕生日忘れてるウルスラにみんなの用意した誕生会でサプライズ!
みたいな感じ。
いらん子の4巻はまだなのかなぁ・・・。
いらん子か。
ハルトマン誕生日、エーリカネタはあるけどウルスラ単独で書いてる人はあまりいないな。
避難所を過度に勧める人間がいたのも事実
コピペを連日していたのも事実
このスレで雑談することさえも荒らしの自演と行っていた避難所の人間がいたのも事実
このスレなんて潰してしまえばいいと避難所で言われていることも事実
管理人がこのスレで避難所がやり玉に挙がっていることを聞いて荒らしの気に障ったと言うことは避難所の設立が正しいことの証明だと言いはなったのも事実
あと避難所に書き込むくらいなら本スレを盛り上げようぜと言うと管理人に荒らし扱いされるのも事実
つまりそういうことだ
>>313ここだけの話・・・初春発売なんだってよ!
>>314キャサリンウルスラとか、どうだろう
>>315 >>316 新しいIDに衣替えですね^^
避難所に文句あるなら直接向こう行けば?
荒らしってのは難癖つけて直接交渉は絶対しないよな
チキンだから
当たり前だ
避難所の設立こそが、本スレを過疎らせるために百合アンチが放った最大の荒らしなんだからな
みんなだってバカじゃないんだから、とっくの昔に気付いてるんだろ
>>317 だってあなた問答無用でアク禁にするからね
議論することさえ放棄しているからあなたは
>>319誰と勘違いしてるんだよw 仮想敵作りすぎだぞ。相手されなくて悔しいのか。だがそれは俺はどうしようもできないから
管理人じゃないからな
>>318 余りにも酷い言い掛かりです
私は一度でいいから保管庫様に構って欲しかっただけで、それ以上の目的などありませんでした
一言声を掛けてもらえたなら満足してエロパロに戻って創作活動を再開するつもりだったのです
>>321そのくせメールは送らないんだねw キャラ設定画甘くなってるぞww
自演のし過ぎか
>>320 実際避難所の管理人とその取り巻きがここで荒らしを煽っているのは事実
>>324同じことの繰り返しで申し訳ないんだけど、見えない敵と戦うなw
自分がしていることは他人もしているはずとでも思っているのか
この自作自演屋は
避難所の管理人が荒らしをあおったのは事実
しかも対策スレでね
避難所はこのスレとは関係ありません。赤の他サイトです。避難所の話題をこっちに持ち込まないで下さい
これをテンプレに貼って、保管庫の管理人が此処に書き込むなり、ユリアンがメールを出せば全て解決
>>328 あなたヤバイと思ったから自分で削除したんでしょ
>>329 >ユリアンがメールを出せば全て解決
じゃあ貴官が出さないとね!
>>330 >>331 だから俺は管理人じゃないから
そんなに自分の発言が削除されて悔しかったんだね。僕の暑苦しい胸でよければ存分にお泣き。
というか個人サイトの自治行為に口出しする男の人って・・・
個人サイトの宣伝コピペをして回ったお前はクズという証明だな
>>333しつこいようだが管理人じゃないよ^^ 初めて気があったようだがコピペはうざかったね
ただあれは管理人ではない気がする
ユリアンは自演と言い訳に忙しくてSS書かなかったか
自分の事をユリアンと呼ぶとか気持ち悪すぎ
どんだけ自己顕示欲強いんだよ。ただの荒らしだろ
避難所とか言ってSS書き引っ張ってこのサイトの後継ぎを謳っておいて、
都合が悪くなったら、個人サイトの自治行為に口出しする云々ですかw
お前等煽り煽られ顔真っ赤でレスしてこんな不毛な事続けて楽しいの?
くだらない長文打って時間無駄に潰して…
端から見なくても滑稽だし馬鹿みたいだよ。
荒らしの方も、それに構ってる方も。
多少自演はあるんだろうけど、そうじゃないのも居るみたいだし
荒らしをスルー出来ないなら黙ってROMってろよ
いやここは避難所に行った連中が荒らしを煽って遊ぶ場ですから
避難所を否定されたら火病って誰も彼もユリアン認定しだす馬鹿を如何にかしろよw
>>337管理人じゃないから(略
>>338スルーできないのが避難所行ったから、調子こいた荒らしがここに住み着いたのもまた事実。
>>341 >スルー出来ないのが避難所に
え…、じゃあスルー出来るのが此処に残ってるってことだろ?
スルー出来てないから荒らしが住み着いてる訳で…w
>>317 3巻買ったときに初春発売って言葉を信じてwktkしながら新年を迎えた俺がいた。
そして今はゼロ魔ばかりが出続ける現状に絶望し続ける日々だ。
っていうかハルトマンの誕生日は終わっちゃったか・・・こっちには何も投下されなかったなぁ。
荒らしという人物を断定して罪をなすり付ける事に躍起になって、
荒らされる原因には誰も言及しないのな。まぁ不利になるからしないみたいだけどw
要するに原因作ったのは、保管庫の管理人と避難所作った奴の2人だろ
そいつらが此処から離れて、安全な所から反対派を荒らし認定してるのに何で気が付かないの?
スルーできてるなら対策スレでグチなんていわんよ
>>343今晩はさすがに・・・w
いらん子はアニメが人気でたからすごい勢いで設定つめているんだ
だから刊行が遅れているんだと思うw
>>344今日というかもう日付変わったが、何回君に対して言うかわからんけど、誰と戦っているんだw
あとスレがこんなことになったのはどう見ても荒らしのせいです^^
原因だって荒らしの恋心による痴情のもつれだって本人が白状していたじゃないかw
どちらにしろこのままじゃ何も解決しないんだよね
荒らしが素直に出て行けばまた進展もしそうだけど
この様子だと毎晩監視ご苦労様でありますという感じだ・・・w
>>340 おまえらの寝言に興味はないが
ユリアンってのはストVのふんどし弟みたいだから辞めろ
まだ腐男子のほうがいい
百合豚はこれだから
350 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/04/20(月) 02:05:06 ID:llcT4Y6G
晒しage
age荒らしだろw
では新作投下しますね
1944年6月24日、硫黄島上空。
私、坂本美緒は20機の迎撃部隊を率いる編隊長として敵の襲来を待っていた。
レーダーで捕捉したネウロイの空襲部隊は約40機。
機動部隊から発進した艦載機である。
我々、硫黄島基地の航空戦力を無力化するべく送り込まれてきた露払いだ。
いずれもが新型のラロス6であり、その能力は我が方の零式52型を遙かに凌いでいる。
「ふぅぅぅ」
私は左右の後方を振り返ってため息を漏らした。
従う列機たちはほとんどが訓練学校を卒業したばかりのヒヨコである。
幾分長い者でも飛行時間は100にも満たない。
これでは敵に唯一優る運動性能を活かすこともままならない。
「せめてベテランが揃っていればな」
ふと、私が連合軍第501統合戦闘航空団、通称ストライク・ウィッチーズに籍を置いていた時のことが思い出された。
ほんの数年前のことなのに、なぜか遠い昔のことのように懐かしく思える。
あのころ共に戦っていた戦友は一騎当千の強者揃いで、本当に素晴らしいエースたちであった。
クーデター未遂事件の煽りで隊が解散になって以来、彼女たちとは一度も会っていないが、みんな元気でいるだろうか。
優秀な彼女たちのことだから、戦況を憂いながらも孤高を保ってスコアを伸ばしていることであろう。
こんな時、あの戦友たちがいてくれたら──そんな弱気が脳裏を掠めた。
だが、私は頭を振って弱気を払いのける。
ストライカーの優劣や技量の未熟は言い訳にはならない。
私は迎撃編隊長として、どんな犠牲を払ってでも基地を守り抜かねばならないのだ。
硫黄島が敵の手に落ちれば、ネウロイは爆撃機に護衛を付けることができるようになる。
ただでさえネウロイの超重爆は撃墜困難な難敵である。
それに護衛が付くようになれば、いよいよ扶桑の本土は敵に蹂躙されてしまう。
空の守りを預かるウィッチとして、そんな事態だけはなんとしても食い止めなければならない。
「間もなく接敵だ。周囲の見張りを厳にせよ」
そう命じながら、私は列機を率いて雲海の下へと潜り込んでいった。
ステルス性能の高いラロス6がどの高度で進撃してくるのかは不明である。
そのため我が方は編隊を2つに分けざるを得ず、私は部隊の半数を受け持って雲の下を担当することになっていた。
ある程度の高度を保ちつつ、海面までを隈なく見張る。
魔眼どころか右目の視力を完全に失った今の私には、並みの隊員同様の見張り力しかない。
それでも新兵に期待するわけにはいかず、私は全神経を視力に注いで警戒を続けた。
司令部が算出した予想進路が正しければ、もう敵の第一波と接触してもよいころである。
とすれば、敵は雲の上であろうか。
私は唇の端を曲げ、一人笑みを漏らした。
雲の上の部隊は私が最も信頼する部下、空の宮本武蔵と呼ばれる宮藤芳佳少佐が率いているのだ。
と思うや否や、雲を突っ切るようにラロス6が2機、長い炎を引きながら墜落していった。
「始まった」
編隊全員に緊張が漲る。
次の瞬間、雲霞のようなラロス6の編隊が降下してきた。
雲の上を進撃していた敵が宮藤隊の奇襲を受け、慌てふためいてダイブしてきたのだろう。
しかし驚いたのは我々も同じであった。
いきなり石ころを投げ込まれた池の鯉のように各機バラバラに逃げまどい、編隊は大きく崩れてしまった。
「くっ、編隊を崩すなっ。単機になると食われるぞっ」
声を限りに叫んでみても、一度乱れた陣形を立て直すことはできなかった。
こうなるとせっかく訓練した編隊空戦も意味をなさない。
私も列機と散り散りになり、敵味方が入り混じった乱戦へと突入していった。
手頃なラロス6を見つけた私は周囲を素早く見回す。
10数秒後の自分にとって脅威となる敵がいないことを確認すると、ブーストを掛けて一気に間合いを詰める。
単調な動きのラロス6は直ぐに九九式二号二型改13ミリ機関銃照準器に捉えられた。
「今だっ」
トリガーを引こうとして、私は背後から突き刺すような殺気を感じた。
振り返ると、いつの間に忍び寄ったのか、発射態勢を整えた1機のラロス6が貼り付いているのが見えた。
私は軽く舌打ちして、横転から背面ダイブに入って窮地を脱する。
限界以上のGが掛かったが、そんなことを気にしている場合ではない。
すばやい動きに驚いたのか、敵は追ってこなかった。
「ちぃっ」
敵を逃したことより、自分の迂闊さに腹が立って舌打ちをする。
これまでこんな醜態を晒したことは一度もなかった。
やはり片目では見張りが充分には利かないらしい。
「少し慎重にならんといけないようだな」
空戦域から離脱して、高度を稼ぎながら呼吸が整うまでしばしの休息をとる。
魔力がストライカーを操れる最低限度まで落ちているため、今の私は少し急激なスタントを行うと息が上がってしまうのだ。
しかしこんな私でも陸で遊んでいるわけにはいかない。
たとえ休みたくても、敗色が濃厚に漂う戦況がそれを許してくれない。
扶桑近海の制空権を取り戻すまでは、血反吐を吐いてでも空戦に参加し続けてやる。
それは、あの日救えなかったミーナたちへの贖罪なのだから。
上空から見ると、数ではほぼ同等だが味方は押しまくられているようであった。
落ちていくのはほとんどがウィッチーズである。
未熟なヒヨコは直ぐに追い詰められては直線飛行で逃走に入る。
その挙げ句、6門のビーム砲に貫かれて、四肢や内臓を撒き散らせながら落ちていく。
目を覆いたくなる悲惨な光景であったが、それは当然の結果である。
なにしろ敵の方が上昇力も降下速度も上であり、更には火力でも優っているのだ。
その上、敵は編隊空戦に徹しており、チームプレーの訓練も行き届いている。
となれば、ヒヨコの扱う零式戦闘脚では太刀打ちできなくて当たり前である。
敵の半数は宮藤少佐率いる第二編隊が相手してくれているのであろうが、空の宮本武蔵もさぞかし苦戦しているだろう。
優位を占めながら、奇襲で2機しか落とせなかったことからも、第二編隊の平均的な技量が分かる。
「これは悠長なことをしておれんな」
高度が回復するや、私は再び空戦域へと突っ込んでいった。
手近に3機のラロス6に追い回されているウィッチを認めるや、私は背後に忍び寄って13ミリをぶっ放す。
照準をつける暇がなく命中はしなかったが、それでも3機のラロス6は私の接近に気付いてブレイクアウトした。
敵を追い払うのが目的なので深追いはしない。
私の援護に気付き、先程追われていたウィッチが手を振って謝意を表している。
マロニー大将の孫娘、トレイシーである。
私は先のクーデター未遂の折り、マロニー大将を救った恩人ということになっている。
大将は自身の窮地を救った私を余程買ってくれているのだろう。
目に入れても痛くない孫娘がウィッチになった途端、私に教育を押し付けてきた。
それには陥落間近のブリタニアから孫娘を疎開させる意味もあったのかもしれない。
何はともあれ、絶対の信頼には絶対の努力で応えなくてはならない。
金髪碧眼の扶桑海軍軍人は鮮やかな切り返しで私の元へ近づいてきた。
「大佐、ありがとうございます」
ニコニコ顔で礼を言うトレイシーを思いきり怒鳴りつけてやる。
「バッカもんがっ。背後の見張りを怠るなとあれほど……」
怒鳴りながら、自分も先程同じ失敗をしたばかりなことを思い出す。
「とにかくだ、乱戦では常に周囲に気を配れ。敵を墜とすことより、まず自分が墜とされないことを考えるんだ」
私は屈託のない笑顔を見せるトレイシーを列機に、劣勢の味方を救うべく乱戦の中へ突入していった。
(その2につづく)
続きはまた今度
>>356 なんかあまり緊迫感がないな
あと・・別に作者が悪いわけではないけど、芳佳が少佐ってのが引っかかったw
史実(w)から行くと、もっさんは松山の部隊に転属して紫電改の運用テストに携わるわけか
その後もっさんと入れ替わりに紫電改部隊に転属してきた芳佳が即日戦死・・・でいいのか?
…(゜Д゜;)??
そもそももっさんもう引退でしょう?
>>359 2期では何らかのイベントを超えて現場復帰しそうだ。そこらへんは魔女の魔力を信じればいいww
何らかのイベント…、わたミーナ隊長の愛ですねわかります
芳佳、ペリーヌ、ミーナ、竹井、土方、女性の従者
さあ、好きなのを選ぶんだ
>>361 ミーナ隊長自演なんて見苦しいですわよ
二期ではペリーヌ・クロステルマンとの無償の愛によって坂本少佐の魔力が復活するに決まっていますわ
読んでてドキドキした
やっぱバリアは無い方が良いね
元々零式の防御力は低い設定だからナ
練度の低い新人じゃまともなシールドも張れないんダロ
>>353 必要ないレベルかもしれないけど一応グロ注意って入れたほうが良いかも
結局構って欲しいんだよな
SS書いてる奴も荒らしも根本は同じ
居場所を求めているだけのような気がする。
例えばリアルがあんまり上手くいっていないから、
こういう所で存在を認めて貰いたくてクソ面白くもないSS投下する。
誰かに構ってもらいたいから荒らす。
必死に何本もSS書いて、神だのなんだの言われた所で
ここは所詮便所の落書き、何にも得るモノなんてないのに…。
限られた時間をこんな下らない事に使ってしまった事を後悔する日がいつかくると思う
昔居て今居無くなった書き手はそこんトコらへんに気付いたから戻ってこないのかもしれんね
避難所でSS書いても此処と大して違わないだろw
>>367 自分が抱いている勝手なその後の続きなんかの妄想を
文章に起こして、それを自分で読んでみるって、結構楽しいものなんですよ
あまつさえ、それを誰かに読んでもらって「ああ、それそれ。俺も考えた」って思っていただけたら
それだけで時間の流れなんか超越してしまえるほどの無上の喜びを感じてしまうものなのです
素人作家って生き物はね
そこには確かに原稿料や名誉は存在しないけど、代わりに締め切りも打ち切りもない
勝手にストーリーを弄る編集者もいない、本当に気楽な趣味なんですから
読み手の皆様が思っているほど必死になって書いてる書き手なんていませんよ
それにリアルが上手くいっていない時って、気分も乗らないものじゃないですか
そんな時に趣味に没頭できる人なんていやしませんよ
スレ荒らしてた私が生意気言って申し訳ないのですけれど♥
>>370 可哀相な頭の持ち主なんだよ
ほっておいてあげよう。遠くで見守ってあげるのが1番だよ
わかりました
害虫ってのはどこにでもいるものだな…
>>367 人に評価される事をやってるやつと邪魔しかしてないやつとじゃ天と地ほどの差があるけどなw
さらにSS描きは読み手に求められるが荒らしは擁護の仕様も無いただのゴミって点でも違うな
同じ居場所が欲しいやつでも周りのために何か出来るやつと自分が主役でいたい、目立ちたいって動機で
スレを荒らして周りの邪魔をして不愉快な思いをさせるやつとじゃどっちが求められるかなんて明白だろ?
根本は同じでもやってることとそれによって得られた結果が違うんじゃ全くの別物だよ、片方は明らかに求められて無いんだから
まさか作家も荒らしも同列のものだなんて思ってないよね?
>>373 どうして逐一反応しちゃうの?
テンプレ読めないの?
ハルトマン姉妹誕生日おめでとう!
三日ほど遅れたが気にするな。
以下SS投下。
『ハルトマンの誕生日』
毎回毎回、彼女から送られてくるプレゼントは、どうしてこう予想外の物が多いのだろう?
予想外というよりもこちらの好みをまったく考えていないと言うべきか、それとも知っていて無視して
いるのか。
彼女からの誕生日プレゼントが届くたびに毎回ウルスラは困惑するのだ。
「ウルスラ、ユーあてに小包が届いてまーす!」
キャサリンから小包を手渡されたウルスラ・ハルトマンは
宛名を見て少しだけ眉を曇らせた。
一瞬しまったと思ったが、キャサリンはウルスラの様子に気づかずに行ってしまい、ウルスラはほっと
した。
ともかく彼女と自分の関係を第三者に詮索されるのはイヤだった。
部屋に行って包みを開けてみる。
中には頼んでいた本と青い花を散らした空色のワンピースが入っていた。
そして短い手紙。
「カールスラントで流行のワンピースだよ。部屋にこもって本ばかり読んでないで、たまにはそれ着て
お出かけでもしてみなさい。キミの姉より」
まったく……彼女の気まぐれなおせっかいにも困ったものだ。
このワンピース、今の時期のスオムスでは寒くてとても着られない。
だいたいウルスラは外に出るのは好まないのだ。
たぶん、彼女の好みだから同じ物を買ってるのだろう。
これだってついでに、ということで買った物かもしれない。
しまおう、と思ってウルスラはクローゼットを開けた。
これも前の誕生日に彼女が送ったものと同じくタンスの肥やしとなるだろう。
扉を開けて服を入れようとしたウルスラは、滅多に使わないクローゼットの扉の姿見に、ワンピースを
当てた自分の姿を映してみる。
彼女はどういう顔をしてこの服を着ているんだろう?
ウルスラは笑ってみた。
姿見には彼女ではなく、少しだけ笑ったウルスラが映るのみだった。
ドアをノックする音がした。
ウルスラはワンピースをベッドに置くとドアを開けた。
エリザベス・ビューリングが開いたドアから顔を出した。
「智子が呼んでるぞ」
ベッドに置いたワンピースを見たビューリングは少しだけ驚いたようだったが、何も言わずに去っていった。
よかった。
これが智子たちなら蜂の巣をつついたような騒ぎになって、いらぬ詮索をされたに違いない。
去っていくビューリングの背中にウルスラは安堵し、感謝した。
ウルスラが智子との話し合いを終えて、食堂へ行ってみるとビューリングが一人コーヒーを前に紫煙を
くゆらしていた。
ウルスラはビューリングの横に座った。
一瞬片眉を上げたビューリングだが、すぐに平静に戻り煙草を吸い続けた。
「さっきのこと……」
「あの服のことか?」
すぐにウルスラの欲しい答えが出てきたのはビューリングも気になっていたのかもしれない。
ウルスラの物というのには場違いなあのワンピース。
気にならない方がおかしいというものだろう。
「安心しろ。人の趣味にどうこう言うつもりもないし、他人に話すつもりもない」
……なんだか誤解しているみたいだ。
「あれはプレゼント。私のものじゃない」
「誰かにあげるのか?」
「違う。誕生日のプレゼントとして貰った」
「なるほど、誕生日のプレゼントか」
納得したのかビューリングは少しだけ笑った。
「良かったじゃないか」
「良かった?」
「こんなご時世だ。プレゼントなんて貰おうたって貰えるものじゃない」
「でもわたしの好みに合わない。貰っても困るだけ」
ビューリングは灰皿に煙草を押しつけて消すと一息吐いた。
「なら送り返したらいい。こんなのはいらないとでも書いて」
確かにビューリングの言う通りに突き返せばいいのかもしれない。
が、ウルスラにはそれはひどいことのような気がした。
「あのプレゼント、誰からのだ?」
「カールスラントの姉様から、誕生日にと」
彼女は自分と違ってエースとして有名なウィッチだからおそらくビューリングも知っているだろう。
「その姉さんにお前もプレゼントはやっているのか?」
「本」
「なんの?」
「『機械化航空歩兵の戦闘の実際』」
ビューリングはコーヒーに手を伸ばし、一口だけ飲んだ。
「それは姉さんに喜ばれていると思うか?」
ウルスラは首を傾げた。
「喜ばれるかどうかはわからない。けど役にはたつと思う」
ビューリングは苦笑しながら胸ポケットに手を伸ばし、煙草を取り出した。
「役にたつ、か。姉さんはそれを読むのか?」
ウルスラは彼女のことを思い出しながら答えた。
「たぶん読まないと思う」
「読まないなら役に立つわけがない。おまえのワンピースと同じことだ」
「同じこと……」
おそらくウルスラにワンピースを送ってきたエースの双子の姉とやらは彼女と違い、普通の11歳の女の
子なのだろうとビューリングは思った。
「おまえが役に立つと思って送った本のように、そのワンピースも役に立つと相手が思って送った物か
もしれん」
「役に立つもの……」
「手紙が入ってたのならそれを着て出かけてみろとか、
出かけるときに着てみろとか書かれてなかったか?」
「……」
確かに適度な日光浴や散歩は健康にもいいし、外へ出るのは悪いことではない。
ではこれを着て外へ出ることは健康にもいいのだろうか?
彼女は自分の健康に良かれと思ってこのワンピースを送ったのだろうか?
そしてなによりも、これを着てみたら彼女は喜ぶんだろうか?
「……着てみたら喜ばれるの?」
ウルスラの問いにビューリングは火をつけようとした煙草から、ウルスラへと視線を移した。
「普通は喜ぶだろうな」
ビューリングが言い終わるかいなやのうちにウルスラは、食堂を飛び出した。
「ハルトマン、ハルトマン!」
上官のバルクホルンの声でエーリカ・ハルトマンは気持ちの良い眠りからさまされた。
薄目を開けるとバルクホルンの顔が眼前に迫っていた。
「いい加減起きないか、エーリカ・ハルトマン!」
「もう少し寝させてよ〜」
エーリカはもそもそと毛布をかぶってやりすごそうとすると
あえなく毛布をバルクホルンに引っぱがされた。
「上官に起こさせるなんて、だらしないにも程がある!」
バルクホルンは本を頭の下にしたエーリカを見つけると呆れたように言った。
「まったくいくら枕がないからって本を枕にするなと」
「仕方ないよ。手近に枕がなかったんだから」
眠たげに言い訳するエーリカからバルクホルンは容赦なく本を取る。
「……『機械化航空歩兵の戦闘の実際』? 一体どうしたんだ、こんな本」
本の意外なタイトルを見て、驚いた表情でバルクホルンの視線は本とエーリカの間を行き来した。
タイトルからしておよそエーリカが読んでいるとは思えない本だ。
「妹が送ってくれたんだよ。きっと姉様にはこれから必要になるでしょうって」
「そうか。いい妹を持ったな、エーリカ。これは士官教育での重要な参考図書だぞ。今読んでおけば後
々役に立つ」
エーリカは本をバルクホルンから受け取った。
「そうなの? でも11歳には難しすぎるよ」
「まぁ、それはそうだが、それなら士官教育を受ける際にでも読んだらいいだろう?」
「そういうわけにもいかなくてねぇ」
「なんでだ?」
エーリカは困ったようなそれでいてうれしそうなような笑顔で、しおりとして本に挟んでいた写真を取
って見た。
バルクホルンも横からのぞき込んだ。
エーリカの写真かと思ったが、似てはいるものの、表情はまったくエーリカと思えないくらい生真面目な少女が見えた。
エーリカかと思ったのは同じ服をエーリカが持っているからだった。
エーリカはすぐに元通りに写真を本にはさんで閉じた。
「私にもいろいろ理由があるのさ。……というわけで勉強家のエーリカちゃんは今日もこの本を読むので、もう寝ます。お休みなさーい」
「寝るな!」
再び毛布を引っ剥がし、服を着せてやって部屋から連れ出した。
エーリカはぐずるどころか、みょうに一日中嬉しそうにしていたのをバルクホルンは不思議に思ったのだった。
>>314のウルスラ単独を目指してみたがあえなく挫折した。
ウルスラは小説本編じゃあまりしゃべらないし、秘め歌でもちょっとでただけだから
キャラや口調がつかみづらいかもしれない。
>>379 寝る前にふと覗いたら投下されてる幸せw
十分ウルスラっぽさ伝わりました!
ウルスラかわいいっす〜、ついでにビューリングもかっこいい! GJ!
>>380 双子の相互不理解っぷりが面白いです
楽しませていただきました
ありがとうGJ!
ウルスラの場面においてエーリカのことが常に「彼女」と伏せ字扱いになっているのが気に掛かる
全く意味がなく、どうして「エーリカ」とか「姉」とか普通に書かなかったのか?
どういう効果を狙ったものか理解に苦しむ
>>383 ウルスラっぽさの演出じゃないか?
結構それっぽく感じる
「っぽさ」って、アンタw
台詞部分ならともかくとして、地の文の話だからその弁護は的外れもいいところ
状況を説明する第三者の視点に、描写対象の人格が加味されるなんて技法は聞いたことないぞ
単に書き慣れていない書き手が初歩的なミスを犯してしまっただけだよ
>>385 お前がろくに小説を読んだことがないのはよく判った
百合フィルターを全開にして読むと
ウルスラ→エーリカはオンリーワン
エーリカ→ウルスラはナンバーワン
ま、解釈はそれぞれ読む人によるよね
細かいことはいいんです 楽しめたのでGJ
にしても、ウルスラはエーリカに複雑なコンプレックスあると思ってたけどなぁ…
なんかあっさり秘め歌に出てきて拍子抜け
エーリカのシスコンっぷりが聞けただけでお腹一杯です
>>385 > 状況を説明する第三者の視点に、描写対象の人格が加味されるなんて技法は聞いたことないぞ
そうか?割と見ると思うけど?
まあ
> どういう効果を狙ったものか理解に苦しむ
> 単に書き慣れていない書き手が初歩的なミスを犯してしまっただけだよ
理解してるじゃない
干上がったスレに恵みのSSが!!!
しかもエーリカとウルスラだ
ついでにビューリングもいる
平行線姉妹とそれを見守る堅物軍人乙というところだな
>>380 かたまっていないうちにキャラをある程度作れるのも一種の醍醐味だ
気にするな
というか続きはあるんですよね(・∀・)
>>385 そんな考えだから型に嵌ったつまらん文章しか書けないんだよ
すでに頭かちかちだから抜け出せないんだろうな
少なくとも、あなた以外の人には特に引っかかっていないようだし
技法云々はスレ違いなので悪いけども割愛な
文法はいいからシャッキーニで一番萌える妄想を教えてくれ
今の所子供扱いされるのを嫌うルッキーニが夜這いでシャーリーを襲う妄想しか思いつかない
>>391エッチなのはいけないと思います>< 嘘です
夜這いされてうろたえるけどそこは年上として「大きくなってからな」
と性する・・・じゃないや、制するシャーリーとか萌えるな
・・・そういえばシャッキーニのSSは見なくなったな
秘め歌でみんな満足したとか?
417 :名無しさん@ピンキー:2009/04/22(水) 21:40:10 ID:SZNMzaLr
>>412 それって某アニメの百合板スレの避難所と全く同じ状況じゃないか
管理人の意見と少しでも異なった趣旨のレスは即削除、突っ込めば即個別にアク禁w
自分が付けた都合の悪いレスはヤバくなった途端に即消しで証拠湮滅
チヤホヤしてくれる取り巻きとはコテで馴れ合いしまくり
どんだけ神なのさ
最近は荒らしも鎮静化し、殊勝にも書き手として一からやり直し始めたんだが
その途端、荒らしを叩きまくってスレの再炎上を目論んでいる連中が出現した
誰だか知らないけど、彼にとっては本スレが荒れていてくれないと困るんだろうな
いったん神として崇められたら、もう一住民としてやってはいけないだろうからw
荒らしのモノマネをしてまでSSを酷評したりして、恥ずかしくないのかよ
転載のフリをしてまで自己主張しなくてもいいのに
>>394ダナw 主張というか自己弁護にも近いが遅すぎるぞ
本スレが沈静化すれば避難所も要らなくなるな
二期でサーニャのヤキモチ見たい
自分も結局、スレ私物化したかっただけなクセになw
>>392 昔はシャッキーニのオンパレードだったんだがさすがに書き尽くしたかもな
本スレが荒れていてくれないと困る連中、噴いた
書かれていることは、とりあえず事実のようだ
ユリアンが荒らしを止めたというのなら、避難所なんてもう要らないよな(ニヤニヤ
>>402 SS投下が減って荒らしも沈静化しているだけだからなんともいえない。元に戻った途端大暴れしないとも限らないし
あとは作者の見極め次第じゃないのか
>>403 過去に出た情報やイベントでのゲーム情報をつき合わせる限り、PS2版は宮藤×○○以外のシナリオも用意されているっぽい
たとえばイベントではハルトマンとバルクホルンが話すシーンもあったそうだから
だからエイラとサーニャの二人のシナリオもなくはないんじゃないかなと推測
毎月10日がラッセルのブログの更新日だから、次回のゲームの情報はGW明けだ
いい加減発売日とキャストぐらいは判明するといいなw
今度は避難所の関係者がここのSSを叩き始めるだろうな
ここの平和が回復すれば自分らの存在意義がなくなってしまうもの
もうユリアンのSSに難癖つけているようだしw
味を占めた野良犬ってのはウザいもんだ
>>405 もしかしてそういうことを書き込んでおいてまた自分で荒らして「避難所の人のせいだ!」とかわけわからないこと言うための前フリなのかw
もうちょっとマシな工作をしろww
どうしてお前等スルー出来ない?マジで。
いい加減学ばないか?
頼むからテンプレ読んでくれ。
>>407 坊やだからさ…
ところで、秘め歌3でトゥルーデが「愛しの妹たちを」って言うところがあるが、
トゥルーデの言う「妹たち」の範囲が気になって仕方がない
>>408 ・周りから見て良識の範囲内ギリギリ → クリス、宮藤
・トゥルーデお姉ちゃん的常識 → 年下キャラ全員
・病院逃げて状態 → 年上すら妹化
>>409 美緒がトゥルーデに頬を赤らめながら「お姉ちゃん…」って言うところまで想像した
411 :
1/3:2009/04/23(木) 17:25:15 ID:4xbi+d2h
ミーナ×ペリーヌでひとつ投下
―――
この蒼を見るとあなたを思い出すわ、と。
そんなことを平然と言ってのけて、私の心臓が暴れだすのなんて気付きもせずに彼女は笑う。胸に
こみ上げた気持ちは切なさに似ていたから、涙をこらえようと唇をかみ締めたら結果として顔をしか
める体になってしまった。
私のこと、苦手でしょう?
そんな、表面だけの反応に目ざとく気付いてその人は笑う。私はなあんでも知っているの。そう言わん
ばかりにまた、柔和な笑顔を顔一杯に貼り付けるのだ。なぜ、と問うたらきっと、『私はあなたよりも
年上だから』なんて当然のようにのたまうのだろうと思った。それなら、彼の坂本少佐はどうだとい
うのか。あの人は彼女よりも年上だというのにこういった他人の心の機微にはとんと鈍い。それが
自分の向けられたある種の熱情であるばあいには、尚更に。
年上、だなんて。そんなの、3歳だかそんなものでしょう。そんなちっぽけな年の差なんて、大人に
なったらないようなものじゃない。
言い返したくて、でも彼女の目に対峙して、そして口を開こうとしたらきっと泣き言と涙しか出てこない
気がして私はそれをしない。傍らに立つ彼女の顔を懸命に見ないようにしながら、その空の蒼さに唇を
かみ締めているだけだ。抜けるように蒼い空。微かな曇りさえ許さない空は水色ではなくて本当の、
蒼い蒼い色をしている。それは高みの果てなど無いかのようにどこまでもどこまでも広がっていて、
私はその蒼さに、広さに、いつも感嘆の息をつくことしか出来ないのだ。ともすれば私を押しつぶしかね
ないほどの威厳を持ったその蒼さを、ガリアを見渡すことの出来るこの花畑から見るのが私の癖に
なっていた。こうして己の矮小さを思い知って、自省をするのだ、いつもいつも。祖母の遺してくれた
マリーゴールドをはじめとした様々な花々の香りに囲まれて私は一人、故郷を思い、現状を憂い、己を
律する。…その反省は結局、基地に帰り着いてしまった瞬間夢のように消え去って全くの無駄になって
しまうのだけれど、それでも私にとってはとてもとても大切なひと時だった。
(苦手です、それはもう)
答えたら、彼女は一体どんな顔をするのだろうと思った。悲しい顔をするだろうか。それとも「やっぱりね」
なんていって笑うのだろうか。知りたかったけれども試す勇気は湧いてこなくて、私はただ黙りこくる。
苦手です。だってあなたは優しすぎるのだもの。優しいくせに、強くて、強いくせに、弱いのだもの。そして、
弱いくせに気丈で、気丈な癖にもろい。大人びているのに幼くて、子供じみているのに洗練されている。
年齢の割りに大人びているのか、それとも本来大人びている精神に体が追いつかないだけなのか。
どちらにしても彼女は私などとは全く違う精神のつくりをしているのだと思っていた。そもそもの骨格が
違うのなら、同じものになれるはずが無い。軽やかに飛ぶための体を持った鳥と地べたを這いずり回る
ヘビとが同じつくりをしているはずが無いもの。
…けれど、それは、違うって。
そう気付かされたのは、つい最近になってからだ。
いつものこの、海に面した花畑に。
彼女の赤を見つけたときにどきりとした。それが何に起因するものなのかは分からなかったけれど、
私の来訪にいち早く気付いた彼女が振り向いてふっと笑ったその瞬間、それは早鐘の音となって私の
体全体にどくどくと熱い血潮をめぐらせたのだ。
(どうして、ここを)
(いい眺めよね、とても)
(………)
そうですね、と返さないのは、私の問いを平然とすり抜けた彼女に対するささやかな仕返しでもあって。
けれども予想通り彼女はそれを意に介すことすらなく微笑む。
背景の鮮やかな青に、彼女のスカーレットは相容れない。もしも今が夕方で、この場所が血のような
紅に染められていたなら息を呑むほど絵になったであろうと思うのに。
412 :
2/3:2009/04/23(木) 17:26:09 ID:4xbi+d2h
彼女の姿はその背後に、どす黒く空を穢すあの異形の巣を隠してくれていた。それだから私の瞳には
青と赤しか映らずに、普段この場所に佇むときに感じる胸をかきむしりたくなるような感情を覆い隠して
くれる。彼女が意図してそれをしていたのかは分からないけれど、尋ねたら「ばれちゃった?」なんて
あの、茶目っ気を隠さない笑顔を浮かべて答えるのかもしれなかった。
「"貴女ならこの蒼さを なんて呼ぶ?聞かせてよ"──」
「…っ、そ、その歌、どこでっ!?」
「ふふふ、私は人よりもよっぽど耳が利くものだから」
「ぬ、盗み聞きは、よくないと思いますっ!!」
「あら、ごめんなさい。でも」
とても綺麗な声だったものだから、つい聞き惚れてしまっていたの。
優しく、歌うように紡がれる彼女の甘い甘い言葉が私の耳に温かい何かを流し込んでいく。けれど彼女の
姿を見止めた時点で私の体はとてもとても熱くなってしまっていたから、それをどこにやったらよいのか
わからずにただ戸惑うだけ。
それは、この場所で私がいつも口ずさんでいる歌で。むかしむかし、おばあ様が歌って聞かせてくれた
子守唄に、私が好き勝手な歌詞をつけたものだった。似合わない、なんて言われそうだから誰の前でも
歌ったことが無い。そもそも、誰かに聞かせようと思って口ずさんでいるものではなかった。
きれいなこえ。かつて声楽家を志していたという彼女にそう評され、胸に言いようも無い喜びが湧く。
けれどそれをどう表現したらよいものか戸惑って、私は口をつぐんでしまった。かくしてそれは、彼女に
多少気を遣わせる結果となったらしく。
「友、だとかあの人なら言いそうね」
本当に飛ぶことが好きなんだから。呆れ混じりに吐き出された言葉が決して私に対するものではない
ことなど知っている。いつの間にか隣り合って共に空を眺めている彼女の横顔をちらりと見やったら
なんとも言えない神妙な表情をしていて、胸の奥にどう名前をつけたらいいのか分からないもやもやが
広がった。この人がこんな切ない表情を浮かべるのは、"あの人"に対してだけだ。他の事なら悠々と
笑んでいられる彼女が、焦りをにじませた表情を隠せなくなるのは。そのことに、彼女は気付いている
のだろうか。いいや、きっと気付いてはいない。それだからこうして、無防備にも私の前でぽろりとその
感情の切れ端をこぼすのだろうから。私がその人を敬慕していることを知っていて、だからこそ話の
取っ掛かりにでもしようと思案して、それを口にしたのだろうと思うから。
けれど彼女は分かっていない。私の世界はあの人ばかりで構成されているのではないのだということ。
私の世界にはきちんと彼女も含まれていて、私だっていま傍らにいる彼女のことを、いくばくかは理解
していること。理解してその上で、上官として、仲間として、ある種の情を抱いていること。
そう、だから──だから今、こうして胸が締め付けられるのだ。だってそんな悲しそうな表情をするから。
「今、ここにいるのはわたくしと、貴女だけですわ。少佐はいらっしゃいません」
「…そうね」
「…あの」
「なあに?」
「……中佐なら、なんと呼びますか。この蒼さを」
思わず尋ねてしまったのは、翳った彼女のその顔に、その問いで少しでも光を差して上げたかったから。
他人に文句を連ねているようで実際は自分自身に一番苛立っている私とは真逆だ。この人は他人の
煩いでこんなにも顔を曇らせる。そうして思い悩んだところでその人がどうこうなるわけではないのに、
心配して心配して、やまない。
わたし?
その問いが、自身に向けられるとは想定していなかったのだろう。赤い髪をしたその人は潮風に髪を
なびかせたまま、赤い瞳を丸くして私を見やった。貴女です、フュルスティン。返した言葉は決して皮肉
などではない。それは、精一杯の親しみと敬意の表れだった。
413 :
3/3:2009/04/23(木) 17:27:06 ID:4xbi+d2h
「そうねえ。広すぎて想像もつかないから、『なんて呼ぶ?』なんて聞かれても少し困ってしまうわね。
でも、私は、この蒼を見ると」
ペリーヌさん、貴女を思い出すわ。
柔和な微笑とともに与えられたのは、予想外にして、想定外の、攻撃。リーネさんのボーイズライフルで
だって、こんな衝撃は与えられないのではないかというほどの。
「…わ、わたくし…?」
「ええ、ペリーヌさんのようじゃない?本当に綺麗な、蒼。ね、"青の一番"さん?」
よかったらまた、あの歌を聞かせてもらえないかしら。出来れば、一緒に。
まるで手を伸べてエスコートをするかのように差し出されたその言葉に、私は諾することも否する事も
うまくできない。
「そうね、今からいきなり、はちょっと急よね。そうだ、私の家に来ない?きっとお母様もお父様も、
ペリーヌさんのことを気に入ると思うわよ」
それは一体助け舟だったのか。分からずに私は彼女を見つめ返すだけ。けれど見つめ返したらその瞬間に
赤い瞳にとらわれて、また泣きたくなる。いつか、さえ付け足さないその約束は、まるで明日にでも散歩に
出かけるかのような色合いを持っている。
はい、いきます。
なんだかその答えだけは、きちんと口にしておかなければいけないような気がした。
*
足早に、基地への帰路に着く。足が逸るのは、そうして頭に風を送り込まないと火照って茹だってどう
にかなってしまいそうだからだ。
一人きりになった途端鼻がつん、として、視界がにじんだ。彼女と一緒にいたときは懸命にこらえていた
涙が、ようやっとじわじわと浮き上がってくる。
(苦手だわ)
唇を軽く噛む。きっと今の私はひどく情けない顔をしている。
だってあの人はいとも簡単に私の弱さを暴いてしまうのだ。ううん、私だけではない。出会う人すべての
心の幕をひょいとめくりあげて、的確に痛むところをさすって、「よく我慢したわね」などと言って微笑む
から。それは実に洗練された、そしてすべてを悟った、大人そのものの行動で。
けれど彼女は気付かない。その表情の翳る瞬間が、確かに彼女にも存在しているということを。私は
そこに、精一杯背伸びをして、かかとを高くして震えているひとりの少女を見る。私となんら変わらない、
意地を張っているばかりの子供の姿を。いじらしいぐらいに愛おしくて、胸が締め付けられるほどに
切ないその光景を。
荘厳な城を模した基地を背景に、蒼い蒼い空が広がっている。
もうしばらく空を見ていく、と言った彼女は今頃泣いてはいないだろうか。それともあの言葉どおり、私の
ことを思い出しているのだろうか。…別にそうして欲しいとかではないけれど、できるならきっと、後者の
ほうがいい。その蒼の先にあるガリアで喪った、かけがえの無い人たちを悔いるよりかはよっぽどいい。
出来れば少しぐらい、心温かな気持ちになってくれたなら。
それはとても傲慢な願いだけれど、そう願わずにはいられなかった。
了
上作品をひとしきり読んで、先ず最初に思ったのは、1文1文が冗長過ぎてリズムが取り難く、読み難いということだったり
するのだけど、そんな詰まらない感想をレスした所で相手にされないだろうし、素直にペリーヌに萌えとくことにします(1文)
>>414 おめぇ、最後まで読んだのか
スゲェな
俺は途中で脱落というか読む権利を放棄したよ
SSの投下をtxt形式にすればそのうち荒れなくなる、他のスレでの解決策だけどここでも有効じゃね?
ミーナ×ペリーヌが俺の中でかなり順位が上がった、イイヨイイヨー
こんな時だからこそ避難所の利用を……ダロw
中佐はもっさん好き同士でしかも優しくてペリーヌの強がりを見抜いてて
だから人として好きなんだろうけど苦手で...みたいな複雑なペリーヌの乙女心が良い。
何が言いたいかって言うと素晴らしいと言いたい。
ペリーナプチブームの予感w
いいね
俺も何が言いたいかって言うと素晴らし(ry
なんていうか・・・援護射撃も虚しいだけだな・・・
そもそもSSに文句が出ただけで荒れているなんて思うのは変
お、いい感じのSSが投下されてる!
いいよいいよー!
>>423 変に取り繕った感があるのは否めないな
作者もお情けでお愛想レスするのはもう止めて欲しいってさ
ああ、まさに公式のミナペリってこんな感じなんじゃないかな。
とにかくGJ!
これで避難所の存在理由もなくなったわけだ
いつまでも調子こいてねぇでとっとと畳めよ
>>413 やっぱりペリーヌはいいなぁ
ペリーヌモノをもっと書いてくれると嬉しい
>>425そこらへんの見極めは作者とかがやりゃいいんじゃないか
いまだに茶々入れるアホは粘着はしているみたいだし、焦る必要はない
見極めは住人各々が勝手にやるもんでしょ
悪意が薄まれば自然と戻ってくるよ
>>413 文章ごとの改行があった方が読みやすい気はする。
が、どこで改行するかというのは作者の感覚なので
あまり気にすることはないと思う。
レトロな少女小説っぽい文体でペリーヌのミーナに対する心情が
細やかに描かれてあってGJ。
でもってみなぺりGJ!
さっさと咲スレ行ってこいや百合豚!
ゲームが出ると竹井さんともっさんのSSも増えるかなーwktk!
DS版、いまだにスクリーンショットも出てないけど、作ってるのかカー?
気がつけば年末発売になってそうで怖いw
延期はマジ勘弁
急いでバグだらけを出されるよりは
きっちり仕上げてほしいなあ
ゲームの内容まで百合に取り込むとか気持ちわるっ
そういやもっさんとミーナさんはリバウで初めて会ったて言ってたけどミーナさんと竹井さんはもう顔見知りって事?
>>437 確かに無理して急いでバグだらけよりは延期の方がマシかも
延期も待てないやつはまずゲーム買うなと
いらん子四巻マダー?
12月発売予定と出たら2月に出ると思うぐらいの余裕がいるって思うな
待たされるのはなれました。
11月発売→2月発売→4月発売とかあったし。
人生なんてもうそれはそれは待たされた。
いらん子4巻出るの遅いな
>>440竹井さんはカールスラントの三人とは顔見知りなんじゃないかな
エイラがニパと仲良くしてるのにヤキモチやいて
つい心にもないこと言ったらエイラが怒っちゃって
立ち去ろうとするエイラをサーニャが涙目で引き止める展開希望
いよいよ荒らしは去った訳だけど、避難してる書き手のみなさんはどうするつもりなのかな?
こんなこと書くと、また避難所管理人や取り巻きがスレが荒れてるような演出加えるかも知れないけど
実質避難所の価値がなくなってしまったからな
>>448君、数日前から同じ事しか言ってないな
いい言葉を教えてあげる
「余計なお世話」
どうするもこうするもそんなもん全部個人の自由だろ
>>447 やばいな、そんなことになったら悶え死にそうw
エイラとサーニャの喧嘩は是非見てみたいなー
ぷんぷん怒るサーニャとツンツンするエイラ(ただし内心おろおろ)
>>449 ここが平和になるとお前は困ることになるからな
お前一人だけどw
>>448 書き手さんの自由じゃないかな?
別にそんな事気にする必要なんてないっしょ
どっちに投下されたって何か不具合がある訳じゃないんだし
>>451 逆もちょっと気になったり…
>>451 こういう感じですか? わかりません。
, ´ ̄ ̄ ` 、
/ ヽ
/ /|', / ヘ
i .:i ,' ./ ! ',. メ、 ハ
ハ | .i ./ ',イ ハ i | |
|ハ |/ \ ナ/|ノリ
:( ヽリ ● ● ハ 怒ってるんだからナ
| ヘー、 xx ' xx }ノ ホントに怒ってるんだからナ
| | |i>ト △ _ノ サーニャが謝るまで許さないんだからナ
| | /`ー`ヽ{<ヽ
↓
´ ̄ ̄ ` 、
/ ヽ
/ /|', / ヘ
i .:i ,' ./ ! ',. メ、 ハ
ハ | .i ./ ',イ ハ i | |
|ハ |/ ー-- ι ナ\|ノリ
:( ヽリ ● ● ハ もしかしたら私のこと嫌いになったのカ?
| ヘー、 uxx ' xx }ノ 宮藤と一緒にいるし……
| | |i>ト △ _ノ サーニャに謝った方がいいのカナ……
| | /`ー`ヽ{<ヽ
>>452 それ自分のことだろw
スレ私物化したいキチガイ乙
早くゲームやりたいな、そのためにDS買ったし
>>447 仲直りしたエイラーニャに、「よかったなイッル」と言ってあげるんだけど少し寂しそうなカタヤイネンも頼む
SS描きは戻ってこないでほしいな
馴れ合い始めるし
保管庫でもペリネタ続いたし今からペリーヌSSが大量投下される事を切に願うよ。ペリーヌ頑張れー!
>>459 永遠にお前の好き勝手になどならんよ
とっとと失せろw
俺もペリーヌ読みたいわ、百合的に美味しすぎる
かっこいいペリーヌ…
一目惚れされるペリーヌ…
みんなにモテモテペリーヌ…
すまん
ペリーヌかわいいよペリーヌ
この突然のぺリーヌ人気は何事だ…w
ペリーヌの風が吹いている
ある日突然ペリーヌの魅力に気付くもっさん。
急によそよそしい態度されてペリーヌショック!...とか
>>467 いつもとは逆でペリーヌが鈍感なのか、良いなそれは
なんだSPTか?
地球は狙われている!
ペリーヌが皆に愛されるSSとか読みたいわあ
>ペリーヌが皆に愛される
なんか黒い考えを催させる
俺の心が汚れているからか…
>>472 性的な意味を考えたのなら私も心が汚れています
本当にありがとうございました。
俺もそういうこと考えるから大丈夫
>>472ー475
おめーら全員トネール喰らってこいwwwwwww
ペリーヌが数人に悪戯されてる絵はあったな、ルッキーニがノリノリでふいた記憶が
>>475 おまえ等と言いながら自分も入れてるあたりの紳士っぷりが素晴らしい
>>477 本当だ。あくまで自分もしっかり喰らう所にワロタ
>>477 どう考えても自分が喰らいたいとしか思えないw
紳士とかキモいんだよ豚が
芳佳×ペリーヌが極普通にデートしてる妄想したらなんか萌え死にそうになった
て、手ぐらいなら握って差し上げてよろしくてよ
えへへ、じゃあ♪
ギュッ
豚インフルにかかったぜ〜
秘め歌4のドラマパートでリーネが芳佳を黙らせるところで芳佳の顔を胸に押し付けるリーネが思い浮かんだ
488 :
1/3:2009/04/29(水) 15:32:00 ID:nxyZfQhe
ねえ、これはどういったことなのでしょうか。
貴女は蒼を見ると私を思い出すと、そういったのに、
どうして私が、この蒼を見て貴女を思い出すでしょう。
それは私と彼女が─正確には第501統合戦闘航空団が─離れ離れになるその日に、彼女に手渡された
花の種なのだった。
「あのね、ペリーヌさん。お願いがあるの」
いたずらっぽく耳打ちして、掌の上に乗せられた小さな小さな小袋。不審に彼女を見上げると、ふふふ、
と、またあのどうしても慣れない笑顔が私を見返した。赤い赤い瞳にとらわれて何も言えなくなるわたしを
見透かしているのかいないのか。きっと勘付いてさえいないのだろうと思うけれど。
脳裏に蘇るのは、祖母の姿。これは貴女のお守りよ、と、マリーゴールドの花の種を私にくれた。それを
受け取った当時の私は魔法医学にも薬学にも興味が無く、ただ空を駆って憎きネウロイを退治する、映画
のヒロインのようなウィッチに憧れていたものだから、祖母の心遣いをありがたく思いつつもさして重宝は
していなかったのだと思う。
けれどもそれは皮肉にもこうして故郷を追われて、着の身着のままブリタニアに渡った私の唯一の心の
支えになってくれた。あの頃散々と野暮ったいと文句を言っていたそれにすがっている自分が情けなくて、
けれどもそれを失ったら心許なくてたまらなくて、耐え切れずに故郷のシャトーの風景を手繰り寄せるよう
にその花の種を植えたのだっけ。
綺麗な金色の花をつけたのを見つけたときは、それはそれは嬉しかった。けれどそれと同時に、この場に
両親や祖母がいたらならばそれはそれは喜んでくれたのに違いない、と考えて更に涙が溢れたのだ。
(マリーゴールドの花言葉って、確か『健康』とか『いつもかわいい』だったわよね)
花壇に咲き誇るマリーゴールドの花を見やっていとおしげに撫でながら、彼女はそういったことを思い出す。
初めてあの花壇で彼女に出会ったその日から、お互いの暇が合えばその場所で過ごすことが暗黙の了解
となっていたのだ。別に約束していたわけではないけれど、いつの間にか心のどこかで彼女が待っていて
くれることを期待している私がいた。
彼女のその姿をみるにつけ、私は緊張で泣きたいぐらいの気持ちになってしまうのに。その瞳にとらわれて、
射抜かれてしまうのが恐ろしくて、直視することさえ恐ろしいと思っているのに。
(愛されていたのね、貴女は)
…今となっては、祖母が私のマリーゴールドの種を持たせたその真意など確かめようも無いのだけれど。
けれど彼女はいとも容易くそう言ってのけたのだった。妙な説得力のある物言いに、また心臓がどきりと
はねたのをよく覚えている。そんなこと、わかりませんわ。苦し紛れにそう答えたら、彼女は「そんなこと
ないわよ」と、平然と答えた。
(愛されていたのよ、貴女は)
同じ言葉を更に重ねて、臆病な私の心を上から力強く押し上げて。それと同時に、塩水さえも海から私の
体へ、目頭へ押し上げる。
(ううん、愛されているのね、今も)
そしても、もう一発。止めとばかりに打ち込まれては、私の涙腺は崩壊するしかない。気取られるのが
嫌でそっぽを向いて、紅に染まっているであろう頬はちょうど朱に染められ始めた空と海のせいなのだと
思うことにした。彼女はそれ以上何も言わず黙っていてくれたから、悟られているはずは無いだろうと
思った。そう思っていないと自分が弱くなってしまいそうで嫌だったから。
489 :
2/3:2009/04/29(水) 15:32:55 ID:nxyZfQhe
私のような弱い人間は、いつも足に力を込めていなければ立ってさえいられないのだ。己の弱さを痛感して
いるからこそ、支え無しに立っていられるのだから。
こんなところで支えを得てしまったら、恐らく私は独りぼっちになったときにどうしようもなくなる。だから前を
向く。そこには憧れの人の力強い背中があって、決して届かないことも知っていて。けれどもそれを追い
かけていれば、後ろから迫り来る過去の後悔にとらわれずに生きていけるような気がしていたから。
同じ背中を見やって歩いている彼女と私は、もしかしたらその目の前の人よりもずっと傍にいるのかもしれ
なかった。だからこんなにも、彼女は私の気持ちを見透かすのかもしれなくて。
心のどこかですがれたら、と願っている自分が恨めしくて、私は心ににじり寄ってくるようなその気持ちに
ふたをすることに決めた。
「──お守りとか、そういうのじゃないのだけれど」
歌うような彼女の声ではっと我に返る。目の前の人物が記憶に残る祖母の姿から、もっと高貴で可憐で、
美しい年上の少女に瞬時に変わった。途端にまた、あの赤い色が目に飛び込んできてどうしようもない
気持ちになる。
「…ペリーヌさん?大丈夫?」
「だ、だ、だいじょうぶですわっ!なんでもありません!!」
わからない。どうしてこんなにもこの紅にとらわれてしまうのか。見惚れていた?いや、そんなはずは無い。
でもそうではないのだとしたらこの胸をドクドクと力強く叩く鼓動の音は、一体どんな気持ちに由来するもの?
どうしてだろう、なにも、なにもわからない。
「あの、何が入っているのですか?」
「花の種よ。何の花なのかはお楽しみ。強い花だから、きっと花を咲かせてくれると思うの」
「何でわたくしに」
「咲かせて欲しいと思ったから、貴女に。──だめかしら?」
そんなこと、任されても困ります。
そう答えようと思って、けれど彼女の瞳をもう一度見やった瞬間否応無しに首を振る自分がいた。
いいえ。いいえ。咲かせてみせます。気がついたら力強く答えていた。
(貴女のために。)
のどのところまででかかった続きの一言は、なんとなく口にしてはいけないような気がしていえなかった。
*
「ペリーヌさん、」
私の傍らで、リーネさんがほう、と感嘆の息をつく。
復興の最中のガリアには、空き地がたくさんある。私の実家のシャトーもネウロイによって焦土と化して
しまっていたから、幸か不幸か種をまく場所には困らなかった。
ある日、その一角にふと思いついてそれを蒔いたのは気まぐれと言ってしまったら確かにそれまでで。
秋がすぎ、冬を過ごして、春が来て──草花の彩りが、暗がりのガリアをほんのり照らし始めたその季節に
その花は咲いた。それはとても堂々と、胸を張って。
高貴ささえ感じるその色は正に「咲き誇る」といった表現がもっともよく似合う。
490 :
3/3:2009/04/29(水) 15:34:47 ID:nxyZfQhe
「綺麗ですね──コーンフラワーブルー、というのでしたっけ?」
「コーンフラワーブルー?」
「あれ?ペリーヌさん自分で育てていたのに知らなかったんですか?
ヤグルマギク──コーンフラワーの青い色って、とてもとても綺麗でしょう?だから、最高級のサファイアの
色を『コーンフラワーブルー』っていうんですよ。
前にミーナ中佐に教えてもらったことがあるんです。ヤグルマギクはカールスラントの花なんですって。」
「……カールスラントの、花…」
知らなかった。だってそんなこと、一言も彼女は言わなかったから。この蒼い色は、彼女の故郷の色だと
いうのか。いま、彼女が取り戻そうと必死になって戦っている、あの国の。
もしかしたらこの蒼い景色は、かつて彼女が愛した故郷の景色なのかもしれない。今も焦がれてやまない、
平和なあのころの、カールスラントの。
(この蒼を見るとペリーヌさん、貴女を思い出すわ)
かつてブリタニアの、あの私の花畑で。彼女が私に微笑んで聞かせたその言葉が耳に蘇る。私と彼女が
あの日に見たあの鮮やかな蒼さと、今目の前に広がる蒼はそう言えばとてもとても似ている気がする。
吸い込まれそうなほどに深い深い蒼なのだ。
私に咲かせて欲しいから、と彼女は言った。彼女は私に一体何を願ったろう。何を思って、この故郷の
蒼の色を託したのだろう。
「ねえ、リーネさん」
「はい?」
「ミーナ中佐は、この花の、花言葉とか──あなたにおっしゃいまして?」
「ああ、はい。えーっと……『信頼』だったとおもいます。なんかミーナ中佐らしいですよね」
「しんらい…」
ああ、なんて回りくどい人なのだろう。唇をかみ締める。蒼さがやけに目に染みて、目頭が熱くなってくる。
周りの優しさすべてをつっけんどんに返して、我侭ばかり言っていた私に一番不似合いの言葉ではないか。
それだのに彼女はそんな言葉を私に託したというのか。そんな花を私に咲かせて欲しいと願ったというのか。
「え、あ、あれ、どどどど、どうしたんですか、ペリーヌさんっ!!」
「な、なんでもっ、なんでもありませんわ…っ…ただ……ただ、綺麗な蒼、だから…っ」
もう、どうして。
蒼を見ると私を思い出す、と言ったのは彼女のほうなのに、この蒼を見て私は彼女ばかりを思うだろう。
髪も瞳も睫毛さえも紅の色をした、彼女を想ってやまないのだろう。
「いつか──ミーナ中佐に、いいえ、隊のみんなにも、見せて差し上げたいと、思って…」
「…そうですね。本当に、綺麗な蒼、ですもんね」
ほろほろと流れる涙を、私はもう隠さない。たとえ彼女の前でも、決して。
ふんわりと抱きしめてくれるリーネさんの腕に、どうしてかまたミーナ中佐を思い出してしまうのは、多分
瞳の裏にまで蒼い色が焼きついているからだろうと思った。
了
GJ!
面白かったよ。
なんつーかあなたの書くペミーナは読んでいてほっとするし、切なくなるな。
軽く悶え死んでしまった・・・良すぎる、このペミーナは良すぎる
良いもの読ませて貰いました
やはりペリーヌは恋する乙女だなぁ・・・かわええ
何はともあれGJ
何気にペリーネ分もあるところがイイ!!
ペリーヌともっさんを2人きりの部屋に閉じ込めたらどうなるんだろう
最初はいつも通り上官と部下として話しているが時間がたつにつれてもっさんの無防備な所をちらちら
垣間みて妄想と現実を行ったり来たりしてそう。何にせよもっさん次第でキャッキャウフフだな。
ペリーヌからは行動出来なさそうだし
ペリーヌは憧れの少佐と2人きりという状況に緊張して倒れてしまう
少佐の看病により意識は戻ったがまだ朦朧としてるペリーヌは、普段言えない想いをついこぼしてしまう…
普通ですねすみません
早くSS化する作業に戻るんだ!
ミーナとトゥルーデも閉じ込めたいな
酒が入って酔ったトゥルーデが押し倒して魔力使ってもう逃げられないぞフフフ
とか逢引き疑惑のあった二人なんだからきっと何かあるとおもうんだ
>>499 > 逢引き疑惑のあった二人なんだからきっと何かあるとおもうんだ
kwsk
>>500 公式のコーナーで4話で夜に二人が会ってたのを芳佳が「逢引き?」
ってまあそれだけなんだけど付き合いがすごい長い二人だから逢引きをしてる
可能性も…
>>501 あの時トゥルーデが必死で否定していたということは…
少なくともミーナをソウイウ目で見ていたこともあるのでは!!
>>502 ずっと二人でいてミーナをそんな眼で見てしまうが
彼氏を失ってしまったミーナに自分の思いをぶつけてしまうとミーナが壊れてしまうんじゃないかと
やきもきするトゥルーデとか…いいと思うんだ…
>>503トゥルーデの性格上、強引にはいかないだろうな。ずっとずっとひたすら見守ってそう
ミーナの前だけではお姉ちゃん要素がすっぽ抜けて、ぎこちないながらも甘えてしまうトゥルーデを誰か書いてくだしあ><
ご馳走様です
これいつ発売?
コンプティークは5/10発売
というかこの絵は破壊力が…
なんていうかこの無垢な寝顔に自分の薄汚さをあぶりだされるようなそんな絵だぜ…
すまない
5/10は日曜だから発売は5/9だった
けど、彼女らも本当はチンポが大好きなんだぜ
周囲に男がいないから百合ってるだけで
戦争が終わって国に帰ったら百合ゴッコもお終い
彼氏作ってセックス三昧の日々を送るんだよ
>>505 これ破壊力ヤバイな、エイラ好き好き大好きじゃないか
女同士で結婚とか笑っちゃうよなw
エイラは単に声優が下手くそだったのが幸いして妙な個性が出たラッキーなキャラだな
もうちょっと上手な人が当ててたらつまらん脇役で終わってたろうな
>>505 裏が気になるなリバーシブルなだけに
エイラーニャはほんといいな
欲を言えばたまには他のカプも推して欲しいとこだが
リバーシブルということに今気づいた
ということは裏はエイラがサーニャを?
他のカプか、もっミーナとかもっと推してもいいと思う
またエイラーニャか……
もう腹いっぱいだからたまには違う組み合わせだしてほしいわ
公式は別腹ですよ
確かに。エイラーニャもいいが他キャラにもスポットあててほしいな
>>516 やっぱり裏はエイラがサーニャのぬいぐるみ抱きになるのかね
あくまでも二人が抱き合わないところがまたやきもき感全開で素晴らしいよな
もしかしたら裏では二人が抱き合ってるという逆転満塁ホームランの可能性もほんの一握りあるかもだけどまあそれは無いか
ネコペンギンお役御免で涙目だな
同じような構図でサーニャが本物のエイラをぎゅーってしてるに500エイラーニャ
もう消えとるorz
百合の花だよねこれww
>>523 THX
うがった見方をすれば、サーニャを護ってエイラ死亡後ともとれるなorz
>>525 そういやこれよく見ると寝顔じゃなくてうっすら目開いてるよな…
めちゃめちゃ憂いを帯びた目にも見えるんだけど……
なんというガチ鬱…死にたくなってきた
もう少しソフトに考えて、戦争終わって離れ離れくらいにしとこうぜ
エイラがサーニャを可愛がってるピンナップはあるけど「愛してる」みたいなやつはないよね
けど今回のこれはエイラLOVEなサーニャ…
そういやこの絵のサーニャって左膝相当ヤバいよね
たぶん脚伸ばして横から見たら大変なことになってると思うんだが
絵がすごくいいだけにすごく…気になります
あとエイラぐるみの髪がやたらともじゃもじゃしてて気持ち悪いwww
遠近法を使うんだ
エイラ→サーニャよりサーニャ→エイラの方が気持ちが強いのでは…
>>531 本編中はエイラがサーニャいないと死んじゃうけどサーニャはそうでもないみたいなイメージだったよな
実際、エイラが金づるにされてサーニャはヨシカチャーンと……みたいなひでえネタマンガが氾濫してたしwww
でも放送終わった後の公式の展開はサーニャもエイラがいないと死んじゃう…みたいな感じだよな、サーニャもエイラ依存的な
秘め声とか基地探訪とかピンナップとか
正直なところガチ百合はエイラだけで十分だったんだけどな…
きわどいと感じたシーンをどうねじまげて百合に繋げるかがたのしみだったし
本編がガッチガチの百合路線だとあんまりうれしくないなぁ
> >524
百合の花は元ネタの人の愛称とエピソードからじゃないか?
公式は無難にやってくれれば残りは妄想でカバーできる
俺はいくらでもガチでやって構わないが
公式が一番だよ
昨日夢の中にリリーマルレーンを口説き文句に
ウィッチーズをたぶらかしまくるミーナ隊長が出てきたんだが、
一番びっくりしたのはもっさんが物凄く乙女チックになっていたことだった。
>>537 kwsk
つか早くそれをSSにする作業に戻るんだ。
>>534 あの公式が、百合はいいねいい百合にもかけてないはずがないw
ダブルミーニングだろうね
>>537 その夢見せてくれ、頼む!
無理ならSSでおk
>>523 いつ発売すんの?これ
普段アニメ雑誌なんて買わんがこれは買わざるをえない
>>538 夢だからぼんやりとなんだが、
リリーマルレーン歌い終わった隊長が「この歌の歌詞みたいな仲になれたらいいわね、あなたと。」
そして少佐が顔真っ赤にして隊長にギュっと抱きついていたり、
色々おかしな夢だった。
>>543 自分はkwskって書いた538だが
そんな夢見れる
>>543が素直にうらやましいぞ……。
ホントにごちそうさまな夢だ。ありがとう。
隊長にギュッと抱きつくもっさんとかやばすぎるだろ。誰かSSをry
SS化はまだか!夢のSS化はまだか!
早くしろー!間に合わなくなっても知らんぞー!
しかしSS化ってミーナさん皆に口説いてるんだよな
やってみるけど時間はかかると思うよ、出来ないかもしれないし
来世まででも待ち続けます
何かスレの元気が無いな…
GWなのに
みんな外へ出てるんだと思うよ。
自分みたいに外にでないでスレに張り付いてるのは、少ないと思う。
>>550 俺も張り付いて居る
書きかけのSS完成させようかな
避難所は普通に進んでるしSSもちょこちょこ投下されてるから
こっちが鎮静化したのに気付いてない人が多いんじゃないかね、まあしょうがないさ
嗚呼久しぶりの平和
俺もずっと張りついてる…連休なのに予定がないから暇でしょうがないんだな
>>551 是非!待ってるぜ!
xQl8TeR8です。
>>551じゃないけど、ルッキーニ編できたんで投下させて貰います。
ていうかルッキーニ、部屋ないよっていうのは無視する方向でw
「もしサーニャがルッキーニの部屋に間違って入ったら」
「うにゃーぁぁ!!」
怖い夢を見た。
どういう夢だかはっきり覚えていないけど。
あまりの怖さに寝ていた格納庫のはりから落ちそうになって、
あたしは悲鳴を上げて慌ててしがみついたほどだ。
まだ胸がドキドキしてる。
こんなにドキドキするなんてどんな夢だったんだろ?
うーん、なにかに追っかけられる夢だったような。
なんなんだろ?
あたし、なにに追っかけられてたんだろ?
格納庫の天井近くにあるすりガラスを通してほんのり青い光が入ってくる。
まだ太陽が昇ってないじゃん。
寝直そう。
あたしは寝直すべく毛布を頭からかぶり(日は昇ってなくとも寝るにはちょっと明るすぎた)目をつぶった。
……眠れない。
起きた時間が悪かったのか、それとも怖い夢を見ちゃったからか。
ここを離れて別の秘密基地で寝直そうかな。
あぁ、でもだめ。
日は昇ってなくとも、外は明るい。
きっと訓練している坂本少佐に見つかりそうだ。
あたしを見つけたらきっと少佐はこう言う。
「なんだ。今日はやけに早いな、ルッキーニ。早く起きたのもなにかの縁だ。私と一緒に訓練していけ」
あたしは断るけど少佐にそれは通じない。
少佐は大きな声で笑ってから「なに、遠慮はいらん。訓練の終わった後の食事は格別うまいぞ」とかなんとか、あたしは強制的に訓練に参加させられてしまうだろう。
やだやだ、そんなのはやだ!
やっぱここにいよ。
あたしは再び頭から毛布をかぶった。
目は冴えていてなかなか眠れそうにない。
外からはかすかに人の声。
この声は少佐と芳佳かな。
やっぱり朝練してるんだ。
今、出て行ったら見つかっちゃうな。
少しして格納庫から離れて行ったのか、二人の声は聞こえなくなっていった。
二人の声が聞こえなくなると格納庫の中の静かさが感じられる……
というかなんだかあたしは心細くなってきた。
外を出てシャーリーのとこ行こうかな?
そう思ってあたしが身を起こすと目の横に青白い光が見えた。
そっちの方に目を移すとふわふわとハンガーの上に青白い光が浮いていた。
ゆーれい!
……じゃあなくて芳佳が言ってた扶桑のヒトダマ?
ゆらゆらと浮かぶヒトダマをぼうぜんと見ながら
あたしは寝ていたときに見た怖い夢を思い出していた。
ゆーれいに追っかけられては階段から落ちるところで目が覚めたんだ。
もしかしてこれって予知夢?
見ているうちにヒトダマはハンガーから離れてこっちへやってきた。
ヒトダマの下には光に反射してきらきらと輝く髪の毛があって……。
髪の毛?
あれ?なんだ、サーニャじゃん。
魔導針を出したまんま目をつぶってふらふら歩いてる。
寝ぼけてるのかな?
サーニャに呼びかけてみる。
「おーい」
サーニャはあたしの呼びかけに気づきもしない。
目をつぶったままゆらゆら歩き続けている。
なにかにぶつかりそうになって、あたしが「あ、危ない」と思うと
するりと器用に避けていく。
アンテナがあるから?
まぁ、いいや。
このままじゃなんなので、とりあえずサーニャを起こそう。
はりから飛び降りてサーニャのそばに寄ってみた。
一緒に歩いてサーニャをつついてみる。
「サーニャ危ないよ、起きなよ」
つつかれてからしばらくサーニャは歩いていたけど、不意に魔道針が消え、
膝から崩れ落ちた。
あわててあたしは服をつかんでサーニャがばったり倒れないよう支えた。
けど力の抜けたサーニャの身体は思った以上に重くて、
あたしは魔力を出して支えなくちゃならなかった。
ちょうどあたしが寝ていた梁のそばで良かった。
片手でサーニャを支えながら少し身体を伸ばして梁から垂れ下がっている毛布を引っ張っり、落ちてきた毛布の上にサーニャをゆっくりと横たえる。
よれてるところを直して、サーニャが寝やすいようにして……。
うんうん、こんなもんでいいかな。
毛布は汚れちゃうけど……あとで洗えばいいか。
サーニャが眠ってるのを見ていると
なんだか……あたしも眠くなってきちゃった。
あたしはサーニャの隣に寝ころんだ。
ちょうどハンガーが陰になって窓からの光を遮ってくれる。
寝るにはなかなかいいかも。
今度はサーニャも一緒だし怖い夢も見なさそうな気がする。
たぶん……シャーリーが来たら……起こしてくれるかな……?
その後。
あたしを起こしてくれたのはやっぱりシャーリーだった。
いつもの天井じゃなくて床で、しかもサーニャと一緒に
寝ていたからとても驚いたらしい。
「気がつかなくて危うく踏みそうになったよ」と困ったように笑いながら言われた。
今度床で寝るときは警告板でも置いていこう。
以上、5レスです。
今秘め歌5を聞いてますけど、可愛いなぁ、ルッキーニ。
ルッキーニャイイヨイイヨーGJ
王道もいいが異色カプもっと増えてほしい
ルッキーニは一応部屋あるけど絶賛放置中でアレなことになってるらしいな
にわか百合豚うぜえなあ
本編程度で百合だとカプだの騒ぐ低脳は見ていて恥ずかしい
>>554 やばい、この組み合わせは中々に破壊力があるなぁ
つーかルッキーニ可愛すぎるぜこんちきしょう
異色カップルは新鮮で良いなぁ、GJGJ
最年少カプは良い良い、次は二人が仲良くイチャイチャしてるところが激しく狂おしく見てみたいでござる
シャーリー×ルッキーニ+サーニャになるかと思ったが、そんなことは無かったぜ
年下キャラ全員に「お姉ちゃん大好き」と抱きつかれたらトゥルーデさんはどうなってしまうのでしょうか
卒倒するのか、思考回路がショートして暴走するのか、一度実験してみたい
拝金主義のクズ野郎はさっさと死ね
>>559 乙&GJ!
ルッキーニかわいいよルッキーニ
サーニャが1つ上だけど、ルッキーニの方がお姉さんだなぁw
>>560-561 異色カプは俺ももっと増えて欲しいと思う
色々と新鮮で刺激される
俺も待ってる
見える…明日はこどもの日ネタで芳ッキーニSSが投下される未来が見えるゾ…!
俺には何故かルッキイラが見えてしまった
おっぱい魔が2人集まったとき、何かが起こる・・・。
「んじゃ芳佳は左で、あたしは右ね」
「そんな!リーネちゃんのおっぱいは私だけのものなのに!」
「いーじゃん!あとでシャーリーの半分あげるから、はーふあんどはぁ〜ふでおいしさにばいだよ?」
「ならばよし!」
おっぱい星人が1人でおっぱい革新が起こり
おっぱい星人が2人でおっぱい改革が起こり
おっぱい星人が3人集まればおっぱい革命(レボリューション)が発生する
自分のことを少々怖がっていると思われる、ふたつ年下の彼女が突然私に「お願い事」をしに来たのは5月の
はじめの朝のことで、あまりにも意外なそのお願いにペリーヌはおもわずけげんな顔をして固まってしまった。
ペリーヌさん、と。聞きなれないその声で呼びかけられてようやっと硬直状態から脱する。たぶん、ひどく苦い
顔をしているのだろうと思いながらも必死に、取り繕うようにらしくもなく笑顔を浮かべてみた。
なんでもありませんわ。答えながら相手を見やるとかかとの高い靴のぶんだけ高くなっている目線を見上げて、
すこし緊張気味に彼女がこちらを見上げている。
すずらんの花、いただけませんか。
まるで新緑の若葉のようなエメラルドの瞳をめぐらせて早朝の廊下に立ち尽くし、誰かを探していたサーニャは
ペリーヌの姿を見るや否や顔をぼぅ、と微かに輝かせてこちらに駆け寄ってきた。そして開口一番、朝の挨拶も
そこそこに口にしたのが、その言葉。
とりあえずなぜ、と問うてみる。というのも、ありとあらゆる意味での驚愕でそれ以上の言葉が出てこな
かったからだ。ペリーヌの印象では、サーニャはいつだって眠そうな顔をしていて、そもそもこんな朝の時間に
出歩いているような少女ではなかった。これはペリーヌ自身も失言であったと思っているが、北欧出身特有の
白い肌が生気のない人間のそれにさえ思えて──一言で言い表すとしたら、亡霊のよう、というのがペリーヌの
彼女に対する認識で。
けれどいま、目の前に佇んでいるサーニャは普段の彼女とは違った雰囲気を纏っているのだった。いつも
ともにいる少女同様、一体何を考えているのか分からないぼんやりとした顔は鳴りを潜め、明らかな意思を
持った輝きをその瞳の輝きに孕ませている。何より、普段はそのエイラ以外とはまともに会話を交わそうと
さえしない彼女が、あえて一人でペリーヌを探して、そして口を開いて自分のしたいことを伝えてくるのだ。
これは自分でなくても相当驚くであろうし、よく晴れた蒼い空を窓から見やって『今夜は嵐でもくるのだろうか』
ぐらいは考えても許されるのではないかとペリーヌは思う。
なぜ、すずらんの花を。
なぜ、私に。
なぜ、今日という日を選んで。
頭の中をそういった疑問がぐるぐると渦巻いていく。若葉を湛えたサーニャの瞳からは強い意志が汲み取れる
けれど、いかんせんペリーヌはエイラのようにいつも傍にいるわけではないから、そこからその意図までを
読み取ることは出来ない。
そのう、去年。しばらくして、ようやっとサーニャが口を開いた。ささやき声のようなか細い彼女の声は、
懸命に拾おうとしないとすぐに風にかき消されてしまう。去年?去年、一体何があったろうか。思い出せず
つい顔をしかめると、サーニャが少し困った顔をした。ああ、これではいけない。あのいたずら好きの同僚に
後で地味ながらも確実に堪える報復を頂戴する未来を想像して、再び慌てて引きつった笑みを浮かべる。エイラが
サーニャにするような、慈愛しか含まれていない穏やかな笑みを浮かべることはペリーヌには到底無理な話で
あったが、それでも多少の緩衝材になってくれれば、と思った。だって、ペリーヌだって別にサーニャを泣かせ
たり困らせたりしたいわけではないのだから。
そのペリーヌの気持ちをもしかしたら汲んでくれたのかも知れない。明らかに引きつった笑顔であったのにも
関わらず、サーニャは少し、ほんの少しだけだけれども表情を緩ませて再び口を開いた。
「去年の今頃、基地にすずらんの花を活けていたので…その、ペリーヌさんならどこか基地の近くで咲いている
のを、ご存知なのかと…」
気付かれていたのか。
恐る恐る、だけれども普段のそれよりはよっぽどはっきりした口調で、語って聞かされた事実にとペリーヌは
思わず口をあんぐりとあけて固まってしまう。ガリアを臨める海辺の花畑でペリーヌ自身が育てた季節の花を、
基地中に活けていくのはペリーヌのささやかな趣味だった。それは誰にも言ったことが無い、秘密の行動で。
だからこそ誰の称賛も望んではいなかったのだ。
…いいや、それは実際は、全く逆の理由なのかもしれない。本当は誰かの称賛が欲しくて、けれど気付いたと
ころで誰かが褒め称えてくれるとは思えなくて、怖くて、だからこそ何もいえずにそれをしていたのかもしれ
ない。リーネが「綺麗!」と目を輝かせて、見ごろが過ぎる直前を見計らってはドライフラワーにしてくれて
いるのを、心のどこかで誇らしく思いながら。それで十分と思えるほどペリーヌの心は寛大ではなかったけれど、
それでも何も含みもない喜びに満ちたリーネのその行動はペリーヌの心を確実に慰めてくれた。
そう、誰もそれについて言及しないものだから、おそらくは基地の誰しもがそれに気付いてはいないと
ペリーヌは考えていて。けれどもみんながその花を見て顔を和らげているのを見やって内心大喜びしている
ことも、ペリーヌひとりの心に秘められたはずのひみつであったのだ。
それだのに、この少女は丸一年も前からそれを知っていたという。こんな、すれ違いばかりでほとんど会話も
したことが無い、ナイトウィッチのサーニャが。
胸の奥に熱い何かが注がれていく感覚を感じて、つい押し黙る。そう。5月のはじめには、すずらんの花を
活けると決めていた。その為にいまからそのすずらんを摘みに行くところだった。
だって、今日は。5月1日は。
「…差し上げたい方が、いらっしゃるんですの?」
「……はい。」
返事をしたその瞬間、サーニャの顔がぼっ、と赤くなった。揺らめかせる視線は、いずこへやっているのか。
それはサーニャの部屋の方向だったけれども、実際はその隣室に今頃いるであろう人に向けられていることは
間違いなくて。
「……すずらんは……すずらんは、エイラの国の、花だから。だから……エイラに。」
上げたいと思ったんです。ペリーヌさんが活けてくれたすずらんの花は、とてもとても綺麗だったから。
ずっと、ずっと、上げたいと思っていたんです。
勇気を振り絞っているのに違いない。もともと流暢ではない語り口は、普段のそれよりもよっぽど張り詰めて
いて。えいら。その名前を呟くその直前に、まるでそれが神聖な言葉であるかのように息を呑む。そうしないと
心臓が壊れてしまうといわんばかりに。
けれどもそれと同時に、彼女が今日という日にすずらんの花を自分に欲した理由はそれだけで、それ以外に
何も思うところがないのだということを理解して少しだけ、ほんの少しだけペリーヌは寂しい気持ちになって
しまうのだった。もちろん最初から期待などしていなかったから、ほんのちょっぴりだけ、だけれども。
「…エイラさんに?」
「……エイラに。」
そこにペリーヌは、ひとりの不器用だけれどもとても心優しくて、そして目一杯誰かを愛している少女を見る
のだった。彼女が普段携える武器など想像も出来ないくらいに、それは歳相応の、恋をしている女の子の様相で。
不思議なおかしさに思わずふっと息をついてしまう。すると今にも涙が浮かんできそうな目で見上げられたので、
慌てて三度取り繕おうと口を開いた、そのとき。
「おーーーーーい、サーーーーニャーーーーー!!!どこだーーーーーー」
普段の平坦な声色はそのままに、けれども必死さを隠せないその彼女の声が耳に飛び込んできた。もしも今
サーニャが魔力を放出している状態であったなら、間違いなくびくりと耳と尻尾を立ち上がらせてしまっていた
ろう。それがなくても明らかなほどに体を震わせて、サーニャは焦ったようにペリーヌを見返した。確かに、
サーニャに対しては過保護にもほどがある気のあるエイラのことだ、ここで見つかったら今日一日は間違いなく
目を離してくれないのに違いない。
「行きますわよ、サーニャさん」
「…え?」
ふう、とほんの少し溜めた息をついてサーニャの小さな小さな手を取る。実際の身長はたしかそう変わらない
はずだから、もしかしたら自分とそうは変わらないのかもしれないけれど、緊張で震えるその手はペリーヌの
それよりもよっぽど弱弱しく思えて思わず強く強く握り締めてしまう。だって幽霊みたいだと、そう言って
かつてサーニャを泣かせたのは紛れもない自分なのだ。そしてそれはその儚さを充分に知っているということ。
「エイラさんにみつかってはこまるのでしょう?しっかりしてくださいな」
「は、はいっ」
きゅ、と握り返されるその手が、なんだか新鮮で懐かしくて、気恥ずかしくもあるけれど。今日だけはそんな
自分をかなぐりすてたいとペリーヌは思った。だって、今日は5月1日。ミュゲーの祭日なのだ。故郷を遠く
離れたこのブリタニアでも、周りにそれを知る人はいなくても、それでもペリーヌはこの日を大切にしたかった。
ミュゲーの祭日。好きな人や大切な人にスズランの花束を贈る、ガリアの祭。そんな日に、サーニャが自分に
スズランの花を所望したことは単なる偶然であったろうけれども──けれどもそれを、奇跡だとも思いたかった。
彼女の瞳よりも幾分深い色をした葉の下に、まるで小さな鈴をつけたように咲く小さな小さな白い花。美緒の国の
言葉で『君影草』というのだというそれは、そう言えばなんとなくサーニャに似ているような気もする。大きな
葉に隠れてひっそりと、ちりんと鳴らす儚いけれども澄んだその音に想い人が気付いてくれるのを待っているのだ。
「あなたにはきっと、幸せが訪れますわ」
すずらんの一杯に咲く花壇で、サーニャにそれを手渡しながらペリーヌが言うと、サーニャはその瞳をまん丸に
見開いてペリーヌを見返すのだった。
「…わかってますわよ。らしくもない台詞だっていうんでしょう。…でも、ガリアでは。わたくしの故郷では、
今日この花を贈られた人は幸福が訪れると言われているんですのよ。だから、サーニャさん。あなたも幸せに
なれますわ。──エイラさんも」
「…あ…」
(あなたに、あなたたちに、もっともっと、しあわせがふえますように)
いつも意地を張ってばかりで、傷つく言葉もたくさん言ってしまって。言葉のあまりうまくないペリーヌは
そうして失敗してばかりだけれども。
だからせめて、この花に自分のささやかな願いを、心ばかりの感謝をのせたいと願う。きっとそれを明かしたら
「お前らしくない」と、隊の皆は笑うのだろうとわかっていたからペリーヌはそれをあえて口にしてこな
かったのだけれど。
なんとなく気恥ずかしくなって、サーニャに背を向けて花壇から今日基地に活ける分の鈴蘭を摘んでいく。
芳しい香りが鼻をくすぐって、不思議と笑みがこぼれる。
「……それなら」
ふと、その背中に掛かった言葉に顔を上げ、声のするほうを見やった。すると、いつの間にか傍らに来ていた
サーニャが柔らかな笑みを浮かべてこちらを見ているのだ。そしてその手に携えたスズランの花から、一本を
取り出してペリーヌに差し出す。
「…ペリーヌさんにも、幸せが訪れますように。……いつも基地のお花、ありがとうございます。」
「……ばか、それはさっきわたくしが差し上げた花じゃありませんの」
憎まれ口をついたたきながらも、ペリーヌはうっかりその花に手を伸ばしてしまう。こんなに熱くなっている
頬では、きっとサーニャだって照れ隠しのそれと気付いてしまうのに違いない。事実、ペリーヌが顔をしかめた
だけで少し怯えた表情を浮かべるはずのサーニャが、そんなペリーヌを見て穏やかに笑んでいた。
「そう言えばサーニャさん、夜間紹介帰りだったのでしょう?眠くはないので──って、え?」
スズランの花束を腕一杯に携え、ペリーヌとサーニャは基地に戻る。ちょうどサーニャとであった廊下に差し
掛かったとき、はた、と思い出してペリーヌは背後を歩いていたはずのサーニャに振り向いて語りかけた。
すると、そこに彼女の姿はない。慌てて視線をめぐらせると、床にへたり込んでくーすかと眠りこけている
サーニャの姿があった。
「……〜〜〜〜〜〜〜エイラさんッ!!どこにいますのっ!!!」
声を張り上げて、先ほどは逃れたエイラの名前を呼ぶ。…緊張が途切れたのだろうか。それにしてもこれほど
無防備では、エイラも苦労するはずだ。頭を抱えるペリーヌ。
エイラ。いとおしげな呟きが、静かな朝の廊下に響いていく。すずらんの花を、自慢げに腕に抱いたサーニャは、
すぐにやってくるであろうエイラに一足先にそれを手渡す夢を見ているのかもしれなかった。
了
なんと珍しいペリーニャではないか。GJ!!!
フランスでは5月1日をスズランの日とも呼び、好きな人やお世話になっている人へスズランを贈り、
スズランを贈られた人は幸せになるといわれている。
というフランスの習慣から、4日遅れですがペリーヌにスズランを。
>>559 GJ!!年少組可愛いなあ!ルッキーニ可愛すぎる
581 :
578:2009/05/05(火) 13:37:56 ID:KY+k0Wgt
すみません、人称のミスを発見しました。
>>576の一番最初の行にある「私に」という言葉を消して保管していただければ幸いです
推敲不足申し訳ありませんでした
>>578 ペリーニャGJ!
可愛いなぁ。
すずらんを中心にして普段接点のない二人を会話させるっていうのがいい感じだった。
あと「夜間紹介」は「夜間哨戒」だね。
枝葉末節なことだけど結構間違えやすいので気をつけてね。
>>582 おおお、今気付いた…実はしょっちゅう間違えるんだ、申し訳ない
併せて修正して保管していただければありがたいです、すみません
>>578 超GJ!!
ペリーニャ最高だよ
あと表現上手すぎ
ちょっと気になった所が…
>>578の「美緒」を「小佐」にしたほうがいいのでは?
小佐とペリーヌがくっついてる、という設定なら気にするな;;
偉そうな事言っといて漢字間違えた;;
小佐→少佐だよねorz
保管庫の主VS避難所の主
みたいな争いどうなったの?おわってるならSS投下してみたいんだけど…
>>586 そんなもん最初からないよ、荒らしの言いがかりだし
余計なこと気にせず投下しろw
そうなの?
なら投下してみようかな…
昨日、今日と初めてみて、生涯初のSSだからキャラがたってなかったり、誤字ばかりかもしれないけど、優しく訂正してくださると嬉しいです
「た、た確か、明日は、や休みだったよな…?」
―――夕食後、急に愛しのお姉ちゃんと(心内で)したっているゲルトバーグさんから声がかかった。
「はい、お休みですけど…?」
「な、なら、明朝ヒトフタマルマルに談話室にきてくれっ」
「はい、わかりまし…って、いっちゃった…」
言い終わるや否や、かけていってしまったゲルトバーグさん…
「どうしたの?」
とミーナちゃんが訪ねてきたが、じぶんでもよくわからなくて首をふるしかできなかった。
「もしかして、デートのお誘いじゃないのかな?」
「ええっ、そ、そそそんなわけないよっ…」
とは言ったものの、心の中で期待しているじぶんがいるのはたしかで…
「かわいくしていかなくちゃね」
とニコニコでいってくるリーネちゃんの言葉に顔を真っ赤にしてうつむくことしかできなかった。
翌朝。
結局悩んだ挙げ句いつもの服で行くことにした自分がいやになりながら談話室へいくと、予定よりまだ二十分も早いのにゲルドバーグさんはいた。
「お、おおはようございますっ」
「あっああ、おはよう…」
「すいません、またせてしまったみたいで…」
「べ、別にかまいにゃしにゃ…っ
オホン、と、とにかくいこうか。玄関でまっていてくれ」
玄関でゲルドバーグさんをまちつつ、今日のゲルドバーグさんは普段より少しきれいで少しいい香りがしたなぁと思い(普段からおもっているのではあるが)、自分に対し後悔しながらまっていると、ゲルドバーグさんがハイヤーを回してやってきた。
「さあ、いこうか」
「はい、わかりました」
「ところで、今日はどこへいくんですか?」
「え、えとだな…、その、ミーナから偶然映画のチケットをもらってだな。し、しかも今週までらしいから、そ、それで宮藤を…」
「そ、そうなんですか…」
どうやらリーネの予想が当たったらしい。ますます後悔する宮藤と時々宮藤を眺めるあまりハイヤーをぶつけそうになるゲルドバーグを乗せて、ハイヤーはロンドンへと向かう。
すいません、携帯なのでかなり投下速度遅いです
「さて、たしかここだな…」
ついたのは、どこにでもあるような安っぽい映画館だった。
「わ、わたし、映画初めてで…」
「そうか、中はくらいから足元に注意しろよ?」
といって自然に手をつなぐゲルドバーグにたいし(もちろんゲルドバーグの顔は真っ赤なのだが)、宮藤は
「ひゃ、ひゃいっ」
とかなり緊張したのを全面にだしていた。
映画の内容は、どこにでもあるような死んで英雄になる夫と、戦場へ旅立つ夫を見送る妻の話だった。
「す、スッゴくよかったですねぇ…」
と号泣する宮藤に対し、ゲルドバーグは
「そ、そうだな…」
としか返すことができない。それもそのはず、ゲルドバーグは映画にみいっていた宮藤の百面相にみとれていたのだから…。
「さ、さて、これからどうする?どこかいきたいばしょでもあるか?」
「い、いえ、特には…」
「そうか。なら、そのへんでも見て回るか」
二人はアクセサリーショップや、生活用品店などさまざまな所を見て回った。そして川沿いのカフェでコーヒーを飲んだあと、
「そろそろ夕刻だしかえるか?」
「そ、そうですね…」
という事になり、宮藤がまたきたいなぁとおもいつつハイヤーは帰路を走る。
はずだった(主に宮藤のなかで)。
途中ハイヤーが道をそれたのだ。
「…?どこにいくんですか?基地はあっちですよね?」
「ま、まあ、ついてからのお楽しみしゃ」
大事なところで咬んでしまったゲルドバーグと、ドキドキしながらもあははと笑っている宮藤を載せ、ハイヤーは坂をのぼっていく。
ついたのは、沈む夕日と煌めく涙が印象てきな崖だった。
「ぅわぁー…。きれー…」
「そうだろう?たまたま訓練中に見つけてな。きにいってるんだ。因みに、ほかの奴らには話さないでくれよ?」
「わ、わかりましたっ。そんなとこにつれてきてくださってありがとうございますっ…」
「あ、あぁ…」
夕日が沈むのをながめながら、しばらくの時が流れた。ゲルドバーグが箱を取り出していった。
「宮藤芳佳。話がある。」
「は、はいっ」
急にフルネームでよばれ、思わず背を伸ばしてしまった宮藤をみて、微笑みながらゲルドバーグはいった。
「わ、わたしとっ。結婚を前提につ、つつつ付き合ってくれっ」
「はいっ。
…て。ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
「む、無理にとはいわんし、いやならそうといってくれ。」
「え、いゃ、その…あの、よっ、よろしくお願いします…」
「あ、ありがとう…っ。
これを受け取ってくれないか…?」
ゲルドバーグが箱から取り出したのは、宮藤が特に眺めていたブローチだった。
「あ、これ…。ありがとうございます…」
「因みに、結婚するまではその…おねえちゃん、とよんでくれ…」
「わ、わかりました…おねえちゃん」
微笑む宮藤をみて、ゲルドバーグは。
ーーーーーキスをした。
すいません、かなり遅い上にかなり後半がぐちゃぐちゃ、キャラは崩壊とぐだぐだになってしまいました。
だが、最後に一言いわせてください。
芳佳×ゲルドバーグは最後であると。
お目汚し失礼しました。
ぎゃぁぁぁぁぁあゲルトルートでしたぁぁぁぁ
樹海へいってきます
もう何処から突っ込んでいいやら分かりません
>>595 原稿は何度も読み返してチェックしようね;
以後、気をつけよう
>>595 まあゲッベとゲッペみたいなものだと思って今回は気にするなw
>>595 まずキャラクターの名前。
これを間違えると読む気なくすヤツもいるので一番に気をつける。
携帯で投下するなら、書きながら投下ではなく
メールかメモに書いて見直してから投下。
これで誤字等はだいぶ防げる。
あとは誰の視点で話が進むかはっきりさせる。
一人称(私)で進むのなら、その「私」が誰かというのを明確に。
三人称ならば「私」は使えないので、誰と誰がいて誰が話の中心になるのか
をしっかりと書く。
初めてということできつく書かせて貰ったけど
「いらんこ」とかそのほかの小説を読んで参考にするといいよ。
まぁ、頑張って。
本当にすいませんでした…
原稿の時点でまちがってて、緊張して推敲する余裕もなく…
なんで2ちゃんのスレは一回書き込んだら消せないんだろう…
>>ありがとうございます
まさか自分も名前でまちがえるとは…
もっといろいろ小説よんで勉強してきます
>>9−200くらいのながれってそんなのじゃないのですか?
テンプレ嫁
何も言うまい
俺はシューマイ
>>578 まさかのペリーニャGJ!!
ペリーヌもサーニャもかわいすぎてどうしていいのか分からない
そしてペリーネ分が少しあるのが嬉しい
>>595 戻って来いw
まぁ樹海に行きたくなる気持ちも分からなくは無いけど
>愛しのお姉ちゃんと(心内で)したっている
これトゥルーデが知ったらもう歯止め利かなくなりそうだw
ここガチレズブサイク女いそうでキモい
SSが2つも来てる、ペリーニャはレアだなぁ異色カプイイヨイイヨー!!
>>595 脳内変換したから気にするない
>>576>>589 乙&GJ
ペリーヌが良い子過ぎてもっさんを3人くらいプレゼントしてあげたい
トゥルーデは結婚後も「やっぱりおねえちゃんと呼んでくれ」とか言い出すに100ゲルドバーグ
SSで名前間違えるのは流石にないわ。そのアニメに対する侮辱としか思えないし、書き手の知能を疑う。
敢えて言おう!カスであると!そして樹海行って修行してこい。だが死ぬな。
>>612 昔エロパロでゲルトをゲルダって書いてた人いたけど
普通に良SSだった
アニメにそんな必死になんなyo
>>585 俺が良く間違えるとこだな、しかも間違えたことに気づかない時があるから困る
ルッキーニ×リーネなんてのも読みたいと思う今日この頃
でも何故か
>>573みたいな妄想に行き着いてしまうのはナズェだ!
ヤバい…なんかみんなのすこしの優しさに全俺がないた…
もっと樹海で修行してがんばります!!
そのまま死ね
そして何度でも甦れ
いや、生きろ!そして成長して戻ってくるんだ
俺は待ってるよ
>>613 SS内で一語くらい名前を間違えたのなら気にはならないんだけど
間違えて覚えたりしてるってのはさすがにな。
仮にもSS書くほどその作品が好きなのにそれってどうよ、
な気分になる人もいると思う。
アニメちゃんと見てるの? ホントにそのアニメ好きなの? って問いたくなるよ。
SSがうまいかうまくないかの問題じゃない。
>>617 多かれ少なかれSS書くヤツは一番最初に通る道だよ。
少なくともここでアドバイスなりした人も
失敗して書けるようになっていった人がほとんどだから。
気にすることなく書くといいよ。
>>619、620
ありがとうございます…
さすがにぼくレスしすぎですね…自重します
誰か芳佳×ゲルトをかいてください…
釣りか
書きかけのSSがどうとか言っときながらも全く書き終えられる気配が無い。
ので、以前書いてあったモノを投下するコトにしたです。
多分4〜5レス位?
最近、妙にサーニャと宮藤の仲が良い。それは、あの夜間哨戒がきっかけだったのだろうか。
サーニャの宮藤の呼び方も「宮藤さん」から、いつの間にか「芳佳ちゃん」に変わっていた。
宮藤と話している時の楽しそうなサーニャを思い出す。
私と居る時のサーニャは、…何だかいつも眠そうにしている。
宮藤と居るときに楽しそうに笑っている顔を、私と居る時のサーニャに見るコトは、あまり無い気がする…。
サーニャはきっと宮藤のコトが好きなんだろう。
そんなことを考えていると、悲しくなる。胸が苦しくなる。
何故こんな気持ちになるのだろう。…それは、きっと私がサーニャを好きだから。
でも、だからこそ、好きな人にはずっと笑っていて欲しい。幸せでいて欲しい。
宮藤は、サーニャのコトをどう思っているのだろうか。
それを確かめたくて、私は宮藤と話をしてみるコトにしたんだ。
ハンガーに近付くにつれ、魔道エンジンの音が少しずつ大きく聞こえてくる。
どうやら、丁度宮藤達の訓練が終わったみたいだ。まぁ、終わる時間を狙って来たんだけど。
「はーっ、はーっ。」
「今日の訓練はこれで終りだ!後は戻ってゆっくり休むといい。…ん?」
私の姿に気付いた少佐が、こちらを見て怪訝そうな顔をする。
ナ、ナンダヨ、何も変なコトは企んでネーヨ。
「どうしたエイラ?お前も一緒に訓練したかったのか。ん〜…、だが残念ながら今日の訓練は終わってしまったんだ。
しかし夕食までは時間がある。お前がこれから自主的に訓練するならば私も付き合おうことにし」
「イヤ、違ウ違ウ。訓練しに来たワケじゃないッテ。」
私は少佐に苦笑いしながらそう答えると、宮藤の方を向く。
「エイラさん?どうかしたんですか?」
「いや、なんだ、その。訓練、疲れたカ?」
「あ、はい。疲れました。」
「そ、そうカ。」
いやいやいやいや、何だこの会話は。違うだろ私。
そりゃあ一日訓練して全然疲れない人間なんて、居るわけないだろう。私は準備していた台詞を宮藤にかけた。
「一緒にサウナでもどうダ?」
「サウナじゃなくて、お風呂にしませんか?私、今日はゆっくり湯舟に浸かりたい気分なんです。」
との宮藤の提案。断る理由も無い私はその提案を受け入れた。
浴場に続く道を二人で歩く。そういえば、宮藤と二人きりなんて、初めてかもしれない。
…何となく気まずい。何か喋ってくれよ、宮藤。
「今日は珍しくサーニャちゃん、一緒じゃないんですね?」
そんなコトを思っていた矢先に、宮藤が口を開いた。
「サ、サーニャは夜間哨戒があるから寝てんダ。起こすのも可哀相だし、誘わなかっタ。そっちこそ、今日は訓練、リーネが居なかったじゃないカ。」
サーニャのコトについて聞きたいのに、横にサーニャが居たら、恥ずかしくて聞けるハズないだろう。私はそう思いながら、宮藤に言葉を返す。
「リーネちゃん、ミーナ中佐の用事に付き合って出掛けてるんです。」
「ふーん…、そうだったノカ。」
またしばらくの沈黙。サーニャのコトについて聞きたいのに、私はイマイチその勇気を出せずにいた。
宮藤の答えを恐れていたんだ。だって、そうだろう?
その答えがもし、サーニャにとって良いものだったとしたら、それは私にとって…。
「わぁ…、やっぱりエイラさんも、サーニャちゃんと同じですっごい肌綺麗ですよね。」
邪魔にならないように髪の毛をタオルでまとめ、体にもタオルを巻く。
同じ様に体にタオルを巻いていた宮藤が、突然私に向かってそんなコトを言ってきた。
「ナ…!?あんま変な目でミンナヨ!はっ、早くサウナに入ルゾ!!」
心なしかさっきから宮藤の視線が私の胸に固定されて、動いてない気がする。
「オマエ…、さっきカラ、私の胸ずっと見てないカ?」
「きっ、気のせいですよ〜!早く入りましょう!」
私の指摘に宮藤は慌てたのか、逃げる様に浴場へと走って行ってしまった。
「ア、おい、ちょっと待てヨ!」
湯舟につかり、思い切り腕を伸ばす。たまには、風呂もいいもんだな。
しばらく二人で入っていても、私はまだサーニャのコトを宮藤から聞き出せずにいた。
その上宮藤との会話があまり弾まないので、気まずい。
「そろそろ出ようカ」と私が言おうとした時
「エイラさんは、サーニャちゃんが好きなんですか?」
宮藤からの唐突な質問に私は固まった。突然何を言い出すんだ。
「ナ、ななななな、わ、私は、えと、サーニャは、そういうンじゃ、ネェヨ…」
どうして宮藤がこんな質問をしてきたのかが分からない。私の気持ちに気付いているのか…?
「嫌いなんですか?」
「ソンナワケねーだロ!!」
反射的に大きな声を出してしまう。
「あっ…、いや、悪イ、大声出しテ。」
宮藤は私が出した大声に少し驚いた顔をしたが、すぐに小さく笑った。
「ふふっ…、エイラさんは、やっぱりサーニャちゃんが大好きなんじゃないですか。」
私の顔は真っ赤になっているコトだろう。そんなのはどうだっていい。
宮藤は何を考えているんだ?あからさまに動揺する私の姿を見て宮藤が再び笑う。
「何がオカシイんダヨ。」
私は宮藤を思い切り睨む。もし宮藤が私の気持ちをに少しでも気付いた上で笑っているのならば、コイツは何て嫌な奴なんだろう。
「いえ…、きっと、サーニャちゃんもエイラさんの事が好きだから。」
言葉を失う。違う。それは勘違いだ。サーニャが私の事を好きなんて有り得ない。
「そんなワケないダロ。サーニャが、サーニャが好きなのは…。」
きっと、お前なんだから。
「お前ハ…、随分と鈍感なんだナ。」
宮藤が頭にはてなを浮かべている。そこで私は、お前と一緒に居る時のサーニャはいつも笑顔で、楽しそうだ、と言葉を付け足した。
「エイラさん…?」
正直、私からこの事を宮藤に言うのは苦痛だった。
だって、それは、サーニャが宮藤を好きなんだという事を自分から認めるということだったから。
だけど、宮藤がサーニャのコトをどう思っているのか、それだけを私は確かめたかった。
聞かなきゃいけなかった。だから、私は宮藤と話を続ける。
「エイラさん。私とサーニャちゃんがいつもどんな話をしているか、分かりますか?」
「そんなもん、知るわけないダロ」
「何でサーニャちゃんが私と話をしている時、楽しそうなのか分かりますか?」
「まだ気付かないのカ?それとも、分かってて、ワザといってるのカ?」
ぶっきらぼうに返す。二人がしている会話なんて、私とサーニャがしている時の会話と、さして差異などないだろう。
何でもない、他愛の無い話。今日の天気がどうだとか、隊の皆がどうだ、とか。
ただそこにある決定的な違いは、隣に居る人が好きな人かどうかというコト。
「お前は、サーニャのコト、どう思ってんダ?」
私は核心に触れる。
だが、私の問いを無視して宮藤は自分の話を続ける。
「サーニャちゃん、私と居る時、いつも楽しそうに話してくれるんです。」
私は別にそんな話が聞きたいわけじゃない。
サーニャが私と居る時、彼女から口を開くコトは少ない。宮藤と居る時だけ、サーニャが宮藤にする話。
「いつも同じ話。楽しそうに、笑いながら――――」
私は思わず湯舟から立ち上がる。
「いい加減にしロ!私の質問に答えロ!」
「エイラさんの話を。」
「……ハ…ァ?」
間抜けな声が出た。
「サーニャちゃん、エイラさんが好きなんですよ。」
開いた口が塞がらないとは、まさにこの事だった。そんな事は有り得ない。私はいつも彼女を見ているんだ。
宮藤と居る時のサーニャは、いつも笑っていて、楽しそうで…。
「サーニャちゃんが自分から何か話をする時は、いつもエイラさんの事ばっかり。」
エイラはカッコイイんだよ。エイラは凄いんだよ。エイラは優しいんだよ。エイラはね、エイラはね。
「いつもエイラさんのコト、私に教えてくれるんです。
エイラさんがネウロイを撃墜した時も、自分の事のように嬉しそうに私に教えてくれます。」
鈍感なのはどっちですか、もう、と宮藤は笑う。
「エイラさん。エイラさんは、サーニャちゃんが好きなんでしょう?」
宮藤が真剣な顔で、私の目を見てそう聞いてきた。何故かは分からないけど、ごまかしちゃいけないような気がした。
「…好きダ。私は、サーニャが、好き。」
私の答えに満足したように宮藤は小さく頷いた。
「いいですか?エイラさん。黙っていたって、伝わらないんです。
言葉にしないと、分からないことって、いっぱいあるんです。」
その言葉には妙な迫力があった。言葉にしないと伝わらないコトがある。その通りだった。
「自分に、正直にならないと。」
言い終えると宮藤はふぅ、と大きく息をついた。そして、偉そうな事言ってすみません。
でも二人を見てると何だかもどかしくて、と顔に照れた笑いを浮かべた。
だけど、私はそんな宮藤に小さな違和感を覚えていた。
「そろそろあがりましょうか。のぼせちゃいます。」
気付けば長い時間入ってたようだ。私も頭がぼーっとしてきた。
「あ、アァ、そうだナ…。」
私が立ち上がると、同じ様に宮藤も立ち上がった。
「それにしても結構入ってたよな…。」
「そうですね〜。私、こんなに長くお風呂に入ってたの、初めてです…っ、とと」
宮藤がふらつく。のぼせたのだろう。そういう私も結構足元が…
「って、おイ!?」
私はそのまま後ろに倒れそうになる宮藤の手をとっさに掴む。
私も一緒になって倒れないように魔力を解放して腕に力を込める―――が
ゴンッ…
一瞬遅かった。そのままの勢いで一緒に倒れてしまった。
「うっ、わぁ。いい音したァ…。大丈夫かヨ、宮藤…?」
気絶してる…?
「お〜い、宮藤ー…?…!!」
そして私は唐突に気付く。冷静に考えたら、この状況は大分まずい。いや、大分ドコロじゃない。
魔力を解放して宮藤に覆いかぶさっているというのは、見様によっては私が力ずくで宮藤を押し倒したようにも見える。
…いや、第三者から見たらそうにしか見えないんじゃ…。
「ん、んん…、は、はれ?わ、わわわっ、エ、エイラさん!?」
おい。おいおいおい。何だその反応は。
「宮藤、落チ着ケ。取り敢えず、落ち着いてクレ。」
何故か異様に動揺する宮藤。コイツ、何かとんでもない勘違いしてんじゃないのか…?
「あのっ、私っ、困ります!そのっ…。だって、エイラさんにはサーニャちゃんが…」
何可愛い反応してんだよ!宮藤は頬を赤く染めて、息遣いを荒くしている。とにかく、顔が、近い。
「あ、あの、こういうこと、私したコトないですから、えっと…」
何故か私は動けなかった。早くどかなきゃいけないのに。どくべきなのに。
体が動かない。目の前の宮藤から目が離せないんだ。
「だから、その、やさっ、優しくしてくださいっ!!」
彼女はそういうと目をつむった。何なんだよ、ホントに…。何でこんな可愛いんだよ…。
「…エイラ?」
彼女が次に言葉を発するまでの時間が無限に感じられた。
今のこの状況を一番見られてはいけない人に見られてしまった。
「エ、エイラ…と芳佳ちゃん…。え?う、嘘…だよね?
二人ってそういう…、ぁ、え、エイラの、バカーーーーーーーーッ!!」
その後の話。私は宮藤に言われた通り、自分に素直になり、サーニャに自分の思いを伝えるコトにした。
私が気持ちを告げた時、その時のサーニャの顔を私は一生忘れる事はないだろう。
それから私は今まで以上にサーニャと一緒にいるコトが多くなった。
正直、宮藤にはかなり感謝している。アイツが居なかったら、私はサーニャに思いを伝えるコトは無かったんじゃないだろうか。
認めたくないけれど、私は「ヘタレ」らしいから。
だけど、私は宮藤のコトがずっと気にかかっていた。
彼女は明らかに何かを私に隠している様な気がした。
「自分に正直にならないと。」と、そういった彼女自体が何かを我慢しているように、私には見えたんだ。
…そして、何よりあの時、風呂場での弱々しく、そして可愛らしい宮藤が、私の頭に焼き付いて、離れないんだ。
私は、確かに、サーニャが、好きなのに。
終わりです。
続きそうですけど、書いてる時間が無いので続きません。
読んでくださった方、ありがとうです。
それでは。
芳佳・・・なんて、なんてイイコなんだ・・・ちょっと泣きそう。
これは続きが激しく気になるけど、続かないのかぁ・・・残念。
超乙!
GJです
続編きたいします
本スレでSS見るのも久しぶりだな
芳佳がエイラーニャの間に入ってうまくいかせるってよくある話だよな
でも私はそんな話が大好きです
ところで角煮のほうにみっちゃん×エイラを唱える者がいるのだが
だれかSSにしてくれんかね?
接点が思い浮かびません
サーニャと芳佳がくっついて余りもの同士とか?
芳佳と立場逆転とかなら・・・無理あるかw
……お見合い?
サーニャと宮藤のお見合いを協力して妨害しようとするも果たせず、
すったもんだしているうちに…ですね、わかります。
それだ!
最初
みちこ「さすがに友達にヘンな道を歩ませるのは…」
エイラ「サーニャがミヤフジとだなんてみとめないからナ!」
途中
みちこ「あれ、もしかしてこの人もそっちのケが…?」
エイラ「なにみてるんだヨ?」
終盤
みちこ(エイラさんといると…ドキドキしてくる…)
エイラ(私はサーニャのことが好きなんだロ!?……なのにどうしてヤマカワのコト…)
ラスト
みちこ「エイラさん、私…」
エイラ「ワワワタシにはオオオオマエダケダカンナー!」
いいね、グッドだ
オーケー、いい感じだ
ちょ…ww
なんという発想…
本当に凄いな…ww
で、誰がSSにしてくれるんです?
さぁ早く早く!
ん…、いまおもいついたんだけど、お酒の席とかもいくね?
4人(もしくはもっと多人数)で飲んでるうちに、芳ニャがいちゃいちゃし始めたから、2人は別に飲み始めて…みたいな
扶桑観光でみっちゃんハーレムSSとか
芳佳「あぁやっぱりみっちゃん可愛い…」
ペリーヌ「なんだか坂本少佐に似てますわね…」
ミーナ「扶桑の子はかわいいのね」
シャーリー「お人形さんみたいだな…」
ゲルト「お姉ちゃんと呼んでくれないか」
それもいい!!
過疎った?
ペーリカで4レス投下します
648 :
1/4:2009/05/06(水) 17:03:34 ID:7P+smpr0
ねぼけているのであろう、と言うことは明白だった。自分の体を強く、けれども優しく抱きしめているその
温もりに、ペリーヌは嘆息する。
「ちょっと、おきてくださいまし、ハルトマン、ちゅう、いっ」
体を包むのはその腕と、慣れた自分の寝具。微かにめぐらせれば、視界に映るぼやけた天蓋からここが紛れも
なくペリーヌ自身の部屋であることを知る。強硬手段とばかりにそのまま身をよじらせて、声を上げて彼女の
腕から脱しようと試みるもそこは部隊一の眠り姫(自称)と名高いエーリカ・ハルトマンのこと。そのような
柔な抵抗では目を覚ますはずもなくペリーヌはほとほと困り果てるしかなかった。
すべすべとしたエーリカの柔肌が心地よい。胸のふくらみは自分と同じでほとんどないも同然だというのに、
この人と来たらどこもかしこも柔らかいのだ。もぞもぞと微かに続けていた抵抗さえ諦めてその腕にひとまず
身をゆだねると、エーリカの体からはなんとなく、甘いいい香りがしているような気がした。寝る前にチョコ
レートでも食べたのだろうか?
(ハルトマン中尉ならやりかねませんわね)
想像でしかないその憶測は、ペリーヌの胸に事実としていともあっさりと収まった。それだからゲルトルート
がまた怒るのだ。ハルトマン、お前はまた夜中にお菓子を食べて!それに食べ散らかしたものは片付けろと
いつもいつも言っているだろう!そんなゲルトルートの怒鳴り声さえも容易く耳の奥から聞こえてきそうなほど。
もちろん、それを聞くエーリカがいつもの寝ぼけ半分で、あくび交じりに左から右へ、まるで双方の耳の穴が
どこにも通じずに繋がっているかのような顔をしていることも間違いなく。
紛れもなく、それは。あるひとつのしあわせの風景だった。
慌しいけれどもどこか穏やかな、『いつも』のやりとり。
そんなことを感じるのはペリーヌがこの部隊の一員としてすっかりこの場所に馴染んでしまっているからだと
いうことに、しかしながらペリーヌは気がついていないのだった。だからこそ、自身の想像に口許を緩ませて
いることをペリーヌは自分でも知らない。まるでアフタヌーンティーに注ぐミルクのように広がっていく、
この感情の名前さえ。
うう、と、微かな声を上げて。エーリカが身じろぎをする。ようやっと目を覚ますのか。ほっとペリーヌは
息をついた。坂本の鍛錬に付き添うことを己が悦びとするペリーヌにとって、一つ年上の同僚であるところの
彼女の向こうから差し込んでくる光は普段ペリーヌが見るそれよりもずっと遅い時刻を示している。いくら
『あの』エーリカ・ハルトマンとは言え、このような時間まで眠りこけていることはあるまい…
そんな、ペリーヌのささやかだけれども確信に満ちたある種の未来予知は、当然のことながらあっさりと
打ち壊される。だって身じろぎをしたエーリカが一向に目を覚ます事はなく、ただひたすら、その自分の腕の
中にあるペリーヌを更に強く抱き寄せたのみであったのだから。
「…ハルトマンちゅういっ、いいかげんにっ、おきてっ、くださいっ、な!」
するどく囁きかけるも、やはり彼女が起きる気配はない。どうしよう。このままでは鍛錬に付き添うどころか、
朝食にさえ遅れてしまうではないか。真っ先にからかってきそうなあのリベリアンやスオミのことを思い起こ
して、困惑を通り越して泣きたい気持ちにペリーヌはなる。そもそもいったいぜんたいどうして、こんなことに
なっているのだろう。もっとも、兼ねてから不思議なところが多い節のあるエーリカのことなのだから、深く
考えたほうが負けであるとはペリーヌ自身も重々承知しているのだけれど。
(もう、これじゃあ、本当に…)
いつもやれ起きるのが遅いだの、不真面目だの、ゲルトルートほどではないものの口うるさいペリーヌである。
もちろんそれは自らがそういった部分がないことを自負しているからこそ口に出来るわけで、そんな自分が
『寝坊』などと格好つかない真似をするのは、なんとしても回避したかった。けれどもそう思っていくら抵抗を
しようとも、ペリーヌを抱きしめる二本の柔らかな腕が弱まることはないのだ。
649 :
2/4:2009/05/06(水) 17:04:32 ID:7P+smpr0
(だめよ、だめ。わたくしは、わたくしは、ちゃんとしていなくてはいけないんだから──)
だって故郷を取り戻すために自分は戦っているのだ。他の国の人間のように、数合わせや同情でこちらに派遣
されてきたわけではない。ここはガリア奪還の最前線。ガリアのウィッチ全員から選ばれて、自分はここにいる。
だから、遊んでいる場合ではない。ペリーヌは己の誓いを、目的を、再び胸で反芻する。
(でも)
そのとき、心のどこかが反意の声を上げた。けど、でも、だって。そして、子供の言い訳のような言葉を
繰り返す。
(…とても、温かい)
すう、すうと、額の辺りに掛かる息遣いが。受け止めてくれている胸が。回されている腕が。包み込んで
くれている、そのすべてが。
どうしようもなく温かくて、先ほどとは全く違う成分を持った熱いものが胸から喉へ、喉から鼻へ、目頭へ。
こみ上げてくることをペリーヌは感じていた。ちょい、と視線を上にあげれば、きらきらと差し込む朝の光。
…どうしてだろう、普段よりもよっぽど、眩しく思えるその明かり。その眩しさが妙に懐かしくて、ペリーヌは
また泣きたくなる。
(あれ、そう言えばわたくし、どうしてこの人がハルトマン中尉だとわかっているのかしら?)
自分の中でとっくに答えが出ていたそれが、今更ながら不思議に思えた。だってペリーヌの目では、眼鏡なし
で人の顔を判別することなど出来ないのだ。そもそもこんな至近距離では顔の確認をすることさえ出来たもの
ではない。すぐ目の前の薄い胸も確かにエーリカを象徴してやまないものであったが、それは彼女と決め付ける
のには少々決め手が足りなかった。だってペリーヌには人の胸をまさぐって楽しむような趣味はないから。
きらきら、きらきら。
涙に乱反射して、視界が更に輝きを増してゆく。もともとぼやけていた視界が更に歪んで、もう何もかも形を
成していない。だって、エーリカの髪が余りにも綺麗に太陽の光を反射するものだから、視界は金色に染め
られていくばかりなのだ。だってその金色は、ペリーヌの髪にさえも届いてさらにその輝きを増し加えてゆくの
だから。
(ああ、そういうこと、なのね)
きんいろ。こんじき。
その言葉が胸に去来した瞬間、ようやっと。答えが形となってペリーヌの前にあらわれた。それは、今も
あっさりとエーリカの腕に収まっている理由と同じであったことにペリーヌはふっと気がつく。そう、抵抗して
も振りほどけなかったのではない。これは自分の中に、彼女の腕から逃れたくない強い気持ちが働いていたから
なのだと。
泣かないで。
寝ぼけているのは明白なはずの、エーリカの優しい優しい囁きがペリーヌの胸に届く。ぎゅうと抱き寄せる
彼女はもしかしたら自分と同じ気持ちでいるのかもしれない。そう、ペリーヌには思えてならない。
わたしはここにいるよ。
ペリーヌと同じ色の髪を持った、たった一つ年上の少女が、再びそう囁く。怖い夢を見た幼い日に、ペリーヌの
母親がそうしてくれたように。同じ色をしているから、間違えるはずなどなかった。彼女の髪が太陽の光に
とてもとてもきれいに輝くことを、ペリーヌは良く知っていたから。だってその輝きは、ペリーヌの母も孕んで
いたものだったのだから。その輝きを恋しく思って、本当はいつもいつも目で追っていたのだから。
悲しいのはきっと、ペリーヌと同じようにまた、エーリカの希うその相手も、ここにはいないからだ。
…それならば。
650 :
3/4:2009/05/06(水) 17:05:24 ID:7P+smpr0
(抱かれていてあげましょう)
それがいつになるのかは分からないけれど、せめてエーリカが切ない夢から覚めて、その内容などすっかり
忘れてしまうまで。
「泣かないで。私はここにいるよ──ウーシュ。」
「うん──おかあさま。」
けれど、その代わりに。
自分もまた、この温もりに存分に甘えさせてもらおう。
自分勝手に作り上げた交換条件に満足して口元を緩ませると、ぎゅうと自分を抱きしめるその温もりに
ペリーヌは身をゆだねることにした。
*
視界を眩しく照らす金色に、目を見開いたエーリカはぎょっとした。ふと、自分がどこにいるのかわからなく
なり、腕の中にある光源はそのままにぐるりと視界をめぐらせて見る。天蓋つきの天井、真っ赤なじゅうたん、
いすの上のぬいぐるみ。何よりその整然とした様から、とりあえずはこの場所が自室ではないことを認識する。
(きのー…何があったんだっけなあー…)
目の前の金色を抱え込んだまま次は思考をめぐらせた。寝起きのうまく働いていない頭では、昨晩のことさえ
思い出すのは困難に思われた。
無意識のままに、自身の包み込んでいるそれを撫でる。柔らかくてふわふわしていて、まるで絹のような
手触りのそれからは、微かにみずみずしい花の香りがする。
ふっと、胸に焼きつくのは言いようもない懐かしさ。幼いあの日の記憶。
姉の自分から見ても不思議なところにまみれていた双子の妹のウルスラが、ふと理由も分からず涙を流して、
唇をかみ締めて自分を見つめてくることがあった。けれどウルスラはとてもとても寡黙な性格をしていたから、
その涙の理由など決して教えてはくれず。かといって月並みな慰めの言葉を掛けることさえエーリカの性格から
言うと困難であったからやはり何の言葉も掛けてやれずにただひたすら抱きしめていた。当然のごとく二人で
共有していた寝台で、ウルスラがすっかりと泣き疲れて眠ってしまうまで、ずっと。
(だれだろう、このひとは)
でも、いま。
自分の抱きしめているその人が、ウルスラでないことくらいエーリカにはわかっていた。瞳に映る金色は同じ
輝きをしているけれども、ウルスラが今、ここにいるはずはないのだから。それに、髪質も、香りも、頭の形も、
全部。記憶に残るウルスラのそれとは異なっている。エーリカは彼女のたった一人の姉なのだから、そんなこと
すぐに分かってしまうのだ。
ウルスラの泣き顔を最後に見たのはいつだったろう。こうして彼女を抱きしめて最後に眠ったのは、果たして
どのくらい前のことだったろうか。
(最後の日、だったかなあ)
そうだ。『ウィッチになる』。そう言ってエーリカが家を出て行くその前の晩の話であったと、エーリカはよう
やっと思い立つ。
あの日もどうしてかウルスラは泣いた。いつものように黙って口をかみ締めて。ねえ何を怒っているの、それ
とも何かが悲しいの。何度尋ねても、彼女は決して答えてくれなかったことを覚えている。思い当たる節がない
わけではなかったけれど、何も言ってくれないものだからエーリカにウルスラの涙の真意など推し量りようも
なかった。だから、
──ねえ、一緒に眠ろう、ウーシュ。……泣かないで、私はここにいるから。
651 :
4/4:2009/05/06(水) 17:08:45 ID:7P+smpr0
なんて、いつも並べる精一杯の優しい言葉を掛けて彼女をベッドに引き入れて、そうして抱きしめて眠ったの
だと思う。次はいつ会えるのか分からない、ある意味最後の夜なのだから、エーリカとしては精一杯お姉さん
ぶってやりたかった。
「泣かないで、私はここにいるよ」
ウルスラではないとわかる、その金色に優しく語り掛ける。どうしてだろうか、そう、言葉にするだけで
いつも心のどこかにあった言いようもない曇りが、優しくふき取られて澄んでいくような気がした。腕の中の
彼女は身じろぎをしながらも強い抵抗を示そうとはしない。ウーシュ。妹ではないとちゃんと分かっているのに、
つい、付け足してしまう。寝ぼけた頭はその目の前の誰かがなんという人物かという答えをはじき出しては
くれなかったけれど、その優しさにエーリカはふと、泣きたいくらいの気持ちになる。
黒い悪魔、なんて。まるで憎き敵たるネウロイのような二つ名で呼ばれる自分。銃器なんてもう携えなれて
しまった。あの黒い影を見つければ、無意識でもそれを打ち倒してしまえるのであろうとエーリカは自負して
いる。エーリカ自身、それは誇りであると思っているし、そうして平和な、また家族と安心して暮らせる世界を
取り戻せるならばそれでいいと思っている。
けれどふと、あの頃に戻りたくなるときだってあるのだ。鉄砲どころかはさみさえ満足に扱えない柔らかな手で
妹の手を握り、父に抱きしめられ、母の子守唄を聞きながら穏やかに眠る。それはかなわぬ願いだと知っている
から、ふとした瞬間に焦がれてやまない。
(ありがとう)
それでもいま、こうして。自分と同じ金色を持つ人を抱きしめて。
眠るだけでも充分に、救われているような気がした。たとえそれはかりそめであると遠くから見た誰かが
笑おうとも、エーリカにとってこの状態は十二分に、『幸福』と呼ぶことが出来たから。
きっとしばらくしたら、自分を探した同僚が怒鳴り込んでくる。そうだ、確か昨日もまた彼女とケンカをして、
拗ねてこの部屋にたどり着いたのではなかったか。深夜の来訪に宿主は非常に嫌な顔をしていたけれど、ぬい
ぐるみを人質にとったらそのうち呆れたように折れてくれた。二つ金色の頭を並べて、どうでもいい質問を散々
彼女に浴びせて、それにやはり呆れ半分で、けれども生真面目に返してくれる彼女の返答を聞いているうちに
部屋に来た理由などすっかりと忘れて眠りについてしまった。
意地っ張りで強がりで、けれども残酷になりきれない優しい子。エーリカの妹とは全然違うけれども、守る
べき相手であることは変わらない。だって彼女もまた、エーリカにとっては僚機なのだから。
「泣かないで、私はここにいるよ──」
君のことも、君の国も、ちゃんと守ってみせるよ。取り戻してみせるよ。
愛おしさとは別の何かで熱くなって、濡れていく胸の辺りを感じながらエーリカは柔らかなその金色に口付けた。
了
>>629 GJ!!切ないけどいい芳イラだ…
できたらでいいので、続きを待たせてもらいたい…乙!
乙&GJ!!
まさかペーリカでここまで萌えるとは…
GJ!!
なんのかんの言っても、エーリカはゲルト並に姉バカだと思うw
GJ!
ぺーリカいいね。
異色カプ強化週間キタ!
最近ペリーヌ分の補給に困らないなぁ、GJすぎる
あんまり流れとはカンケーないけどむぎちゃんってペリーヌに似てるよな
髪型、髪の色似てるしどっちもお嬢様だしどっちも眉毛が特徴的だしどっちも本編中で百合キャラ描写されてるし
おかげで今期はけいおんがすごくお気に入りだ
咲は以前このスレでも評判よかったけどまだ見てねえや
>>643-644をちょっとまぜて
えいらにゃが扶桑観光に来る
お出迎えよしみっちゃん
まぁ飲みましょうや
そこで芳ーニャな展開とかになれば…?
芳「サーニャちゃんって、肌白いよね〜!おっp白いよね〜!」
み「芳佳ちゃんったら!」
エ「サーニャをそんな目でみんなー!!」
芳「うへへ」
サ「…///芳佳ちゃんっ…!」
エ「な…なにしてくれてんだ宮藤!!?」
み「そんな…!芳佳ちゃんっ(いつのまに女の子を襲うような子になっちゃったのっ)」
エ「フザケンナ!(ぷるぷる…)」
芳「いいんですよ。だって私とサーニャちゃんは両想いだもん、ね?」
サ「…うん///」
エみ「\(゜〇゜)/」
エ「ヤマカワ…だっけ?今夜は飲もう…語ろうじゃないカ…」
み「……はい…」
一晩語れば何らかの情も生まれる…かもしれん
なんかごめん。みっちゃんのキャラがわからぬ!
前リーネイラの長編あったよな?
あれをもっとソフトにしてリーネをみっちゃんにしたのが近いんじゃね?
>>657さぁ、早くちゃんとした部分にしたてあげるんだ!!
たしかにみっちゃんのせいかくよくわかんない…
リーネみたいな普通の親友キャラのせいかくかともおもうんだけど…
あ。ごめ、文ね
何というみっちゃんブーム・・・
他のキャラも忘れないでいてあげてください><
>>651 っと、大事な事を忘れてた。
何て綺麗な文章を書くんだ・・・。羨ましい・・・。
ペリーヌ×エーリカもいいですねぇ。
心があったまりました。GJです!
いらん子勢と新キャラの台頭で最近不遇の極みだったんだからいいじゃない
芳みちが好きだった自分にとっては我が世の春ですとも
このままナースさんとかクリスとか本編の脇キャラにもスポットが当たれば
芳みちってちょっと血が近いよね
って思ったけど、ウルリカがあるからどうということはなかった
文才さえあればもっと書きたいのに…orz
>>665 文才無くても書いてる俺みたいなの居るから
気合いと愛さえあればだいじょぶ
ええい、マルセイユはまだか!?
バーに入ったミーナさんがたまたまブリタニアに休暇を貰ったマルセイユと
出合ってストレスからかホテルで一晩だけのイケない関係を築いてしまうSSはまだかね
マルセイユ×エイラが好きです
異色カプブームということで、こんな時間に異色カプを考えてみる。
みっちゃんはほとんどと異色になるのでおいておくとして
シャーリー×バルクホルン
エイラ×エーリカ
サーニャ×リーネ
う〜ん、もっとあるけど、エイラーニャのイメージが強すぎてこの二人は基本誰とでも異色になっちゃうな
シャーリーもルッキーニ色が強い気がするから、後はおっぱい繋がりでリーネぐらいしか出てこないな。
さすがに芳佳は誰とでも組めるけど。エーリカとはちょっと薄いかな?
>>670 いや、シャーゲルは(このスレでは)十分メジャーだと思うぞ!
俺なんて毎日のようにシャーゲル妄想してる
リーネイラやミーネ、ハルマフジ、シャーリカ、エーラもシャーニャも俺的にはメジャー。
でもサーニャリーネか…だれか頼んだ
>>670 シャーゲルは保管庫行ってみれば結構あることが分かるよ〜
個人的にはもっとエーリカと他キャラの絡みが見たいトコロ
もっさん×エーリカ
ハディ×エーリカ
エーリカ×クリス
とか楽しそうだ!!
というかエーリカのSSがもっと増えてくれる事を祈ってる
そいうやマルセイユの昔は問題児だったとか
使い魔死亡のエピソードだかはモデルになった人
のエピソードをなぞってるだけ?
アフリカの魔女しか読んでないから分からないのだけど。。
スレチだったらごめん
ハディは一冊の百貨店
いい加減にみんなで芳佳をとりあうSSができてもいいと思うんだ
あえてペリーヌをとりあってみようか
シャーリー(リベリオン)×シャーロット(カールスラント)
いや、言ってみただけさ
また隔離されてたSS職人戻ってきたのか
>>677 リーネ、ルッキーニ、サーニャの3人辺りがペリーヌを取り合うのを最近よく妄想します
おっぱい星人になったリーネ
おっぱい星人になったペリーヌ
おっぱい星人になったエーリカ
おっぱい星人になったミーナ
おっぱい(ry
そんなことになったらさぞカオスだろうなと思う今日この頃
>>681その通りです
100点満点あげちゃいます
>>681 サーニャヲソンナメデミンナーさんは幸せになれないと思うんだナ
>>686久しぶりにその言い回し?聞いたwww
やだよ
文才ないしまた名前間違っちゃいそうだし
>>688 なんだ、一度失敗したぐらいでやめちまうのか?
キャサリン・オヘアを見てみろ。「クラッシャー」と呼ばれても
飛ぶのを止めないじゃないか。
どんなに天才だって飛ばなきゃエースにはなれないんだ。
飛ばない大将より飛んでる一等兵のほうがすばらしいじゃないか。
……ごめん、調子に乗った。
自分も遅筆で、言い回しも下手だけど、こういう板は
投下してナンボ、妄想ぶつけてナンボだと思うので。
>>689ヤバい…なんかすごくジーンときた…
今度から教官ってよんでもいいですか?
ちょっと馴れ合いすぎだぞ
>>671 自分も毎晩のようにシャーゲルでウンニュー、ンアー
シャーリーに開発されて自らおねだりお姉ちゃん
無茶な体位を強要して泣かれてしまうシャーロット
お互いへんな遊びのような関係だと思ってたのが段々本気になってくるシャーゲルetc
うぇ…何か厨房くせぇ…
一応ここ18歳未満禁止の板だからね…?
一応越えてます
ごめんなさい
>>697 がんばる
そういえば、なんで坂本少佐はもっさんなの?
>>700 なるほどたしかにw
あのもっさり具合が好きだけどww
いや、さかもとの「もと」を「もっち」とか「もっさん」とかあだ名で呼ぶんだよ。
方言に近いけどな。
>>702 …あれ?もしかして釣られた?
最初笑い方とかおじさんぽいからもっさんかとおもってごめんなさい
>>703 とりあえずアニメ見直して芳佳のシャウトを聞いてくるんだ
>>703 ごめん、納得されるとは思ってなかったんだ
エイ、ラ・・・?もっ・・・さん・・・・?
>>707 ヒント1:本編では病床以外でもっさんの寝姿、寝室は描写されていない
ヒント2:サーニャ以外と寝るわけねーダロ
ヒント3:忘れられて格納庫で泣いてる人がいます
ヒント4:実はエイラが主人公
妨害にも負けずサーニャ以外の娘の胸をもみまくるゲームですね、わかります。>エイラ主人公
>>711 BADENDでサーニャにザックリ…ヒィー((((^o^))))
>>712 鉈持ったサーニャンとバット持ったエイラが満月の下でガチバトル?
714 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/08(金) 06:22:29 ID:hQHKG284
>>706 オリジナルキャラじゃないのか?
でももし他キャラルートがあったら究極の神ゲーだな!
>>714 とりあえずそういうのは本スレで聞くのがいいと思う
後さぁ、sageような
一回半年ROMってみてはどうだろう
717 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/08(金) 08:04:54 ID:EAoCN/Tp
坂本さん
>>715 らきすたのゲームがあってだな
二週目から他キャラでのプレイができるんだが、一周目は男主人公でプレイしないといけないのがイヤで
買ったは良いけど開けてすらいない
>>716 あくまでsageは推奨だろ?あまり噛み付きすぎるのも良くない
荒らされて大変だったからってのもあるんだろうけど、言い方が厳しすぎる
>>718 そうなのか、じゃあ他キャラルートがもしかしたらあるかも知れないな
2ちゃんでのsage推奨は「sageろゴラァ」ってことだって知らないのか
>>718 いや…その、過度の馴れ合い始めたり
キャラの名前を間違えたりと最近そんな奴が多いので
少し言い方キツかったのは申し訳ないけど
本当に作品を愛しているのかと…
らき☆すたのゲームでそれぞれが主人公の
個別のエピソードが見れるのは良かった
ストライクのゲームもそういうのあったらいいなぁ
>>721 作品を愛してるわけじゃなく、ちょっと好きだからとかでここに来る人もいるだろうし
それで、ここに来てSSとか読んで作品にはまっていく人もいるだろうし
まぁ、過敏になって排他的になりすぎても良い事ないよって言いたいだけです
ストパンのゲームは男を主人公にしなかったのが本当に嬉しい
安心して買うことができる
絶対男主人公なんだろうなーって思ってたからな
やっぱり百合作品ってことなんだろう
>>722 すんませんでした。
気をつけます。
ゲームは発売日延期しそうな予感するんですよねー…
ゲームが男主人公の場合、ウィッチたちにどう近づくというんだ。
ミーナさんの鉄の掟があるというのに。
男主人公は成り立たないのでは?
>>725 その質問は本スレでするべきだな
色々とパターン出してくれると思うぞ
>>723 他キャラが主人公に選べたら最高すぎるなぁ
あとミーナのところの「禁断の世界に突入するのか?」でワロタw
>>725 こっそりと物陰からエイラーニャを見てるとか
こっそりと罠を仕掛けて、エイラの上にサーニャを倒れさせてみるとか
色々できるだろ
>>728 百合な罠をしかける影牢的ゲームが出ないかな、とか思った俺は色々と疲れているかもしれない
仮に出たとしてもマニアックすぎて売れないだろうなぁ
>>730 公式でストパンのそんなゲームがでたら3万位なら出します
もしくはエイラになってサーニャを攻略したい
だけど、エイラだと選択肢がダメダメなのしかなさそう。ヘタレだし
もしくは、キスをするとかを選んでも
エイラ「ム、ムムムムリなんダナ!」
とか、自分に突っ込みを入れる良く分からないゲームになりそう
>>731 「しらべる」→「サーニャ」
エイラ「へ、へんな こと させないで くれ!」
あんまり変なコマンドを選ぶと、セーブができなくなりそうだ。
昨日貼った画像だけどやっぱエイラの寝姿が無いのってマジでエイラ主人公ルートあるんじゃないか
公式でも完全にガチキャラとして推してるし本編でもガチキャラ描写されてるし
でもエイラ←→サーニャの好感度て最初からクライマックスだから、後はエイラの「度胸」パラメータを上げる必要がwwww
そして結局誰も話題に挙げてくれないルッキーニ…シャーリーの胸で泣いていますぞ
サーニャになってエイラを攻略したい
>>735 逆ならまだしもサーニャがエイラを攻略するのは余裕だと思います
開始1分で告白しても成功するでしょw
>>725 まあウィッチいったん解散したしそのあたりのルールはいろいろ変えてるんじゃないの
>>736 糞ゲ過ぎるwwでも幸せそうなエイラーニャが見れるなら…
もちろんおっぱ揉みイベントはあるんですよね?
ルッキーニちゃん視点で基地探検してみたい。
べ、べつにシャーリーさんとぱふぱふとかそんなこと考えてるわけじゃないんだからね!
>>736 ゲームにならないw
まぁ確かにそうなんだけど
sage忘れてごめんなさい
サーニャになってエイラに迫りエイラの反応を楽しみつつエイラから告白させるゲーム
>>742 素晴らしいゲームじゃないか、ヤバイな
3万までなら余裕で出す
3万でもいいとか言ってて本当に特典付き3万とかで出されたらこまるよ!
お前ら諏訪と中島が出るの忘れてるだろw
エーリカとサーニャの絡みを増やしてくれればなぁ
>>747 俺の嫁とかやってるあたり結局そっちの方向かと思いつつ、まあ本編が百合ならいいか
エイラが主人公なら他の娘に手を出した時点で空から鉄槌が降ってエイラあぼ〜ん
>>751 携帯なんでまだ見れてないけど先にGJ!
学園まだかなーとずっと待ってたんだ
エイラさんが主役になってもなぁ…へタレすぎていらいらしそうだ
あくまで自分は第三者なのでニヤニヤできそうだ
芳佳視点でエイラーニャとかもっペリを成就させたりとかやりたいぜぇ〜
それはそうと学園さんGJ!ペリーヌううわああああああ
>>747 馬鹿な!?
……トゥルーデが服を着て寝ているだと!?
>>747 これってどこの記事?
この人気投票って公式なのかね
だとしたら・・・・・うーん
>>758 今日発売のコンプティーク
こういう投票とか萎えるわ
ミーナとエーリカとさーにゃんの表情一緒じゃねえか・・・
胸増量しすぎだしな
どうせならカップリング投票にして欲しかった
>>760 少数派よりも多数派狙ったほうがいいんだよ
しょうがないさ所詮商売さ、そこはじっと我慢だ
それに、501だけに限定しても110通りものパターンがあるんだぞ
集計する方の事も考えろwwww
>>762 いやいや、そこはサーニャ&エイラみたいに受け攻めを決めなければ、半分の55通りに!
じゃあ、名前欄をエイラ・イルマタル・ユーティライネンにして、サーニャに投票する仕事に戻ります
>>762 どう考えても百合が多数派だろ
放送終了後の百合化は半端なかったと思うが
基地訪問や秘め声でも急に媚び出したしな
>>764 そう思っていても、そうは言わない事をお勧めする。百合アンチの召還呪文みたいなもんだから
今回の企画がコンプティーク主催のものだったら「俺の嫁」でも仕方ないと思うよ、そんなに百合を押してる雑誌じゃないと思うし
>>765 まあ、百合スレでする話じゃないなw
この話題は以後スルーで
いろいろ事情があるんだな…
話題だしてごめんなさい
とりあえず、ゲームが百合ゲーでありことを期待しとこう
そういやゲームのタイトルアンケートの時に好きなカップリングの項目があったんだっけ?
自分は出してないから詳しくは知らないけど、あれはどうなるんだろうな
>>764 よくて五分五分
普通に非百合派の方が多いと思われる
ただエイラーニャはそんななかでも鉄板
シャーゲルが大好きでSSも書きたいんだけど、エーリカを悲しませたくない…
どうしたらいいんだろう
>>771 もう3Pでいいじゃない、ズボンだもの よしか
>>771 ルッキーニ「……」
それはともかくそういう時は割り切るしかないっすよ
または他のキャラとくっつけるもよし
>>771 ウィッチなんて星の数ほどいるじゃない。
>>771 想像力膨らませて恩師のロスマンとか親友であるはずのグンデュラ・ラルとくっついてるとかでどうよ?
おまいら SSが 足りないよ よしか
いらんこ新刊まだかな
ジュゼピとエルマ、ビューリングがみたい
ビューリング墜ちないかな(百合的な意味で)
なんで…ちかくのTSUTAYAには…ないんだ…orz
>>781 ビューリングは期待できそうだ、百合っ娘の要素持ってる
ビューリングが本気で百合に堕ちたら手が付けられなくなりそうだ。
格好いいからモテるだろうし、ビューリングに迫られたら大抵の娘は堕ちるはず。
また馴れ合いスレに戻った
いらん子はオヘアとウルスラに何気に期待してる
あの2人がガチってくれたら最高だ
正直いらん子は微妙・・・ノーマルだのレズだのはっきりわけてる点で
いらん子、待ち遠しいですね…
さて、ましまろを置き換えてみました
カールスラントで6レス
レンナルツは適当です
>>788 まあ、リーネ姉みたいのもいるわけで、しょうがないw
「あっれー? トゥルーデ〜、レ〜ン…どこいったのー?」
気づいてみれば、そよそよとした風が吹く川原に一人。
むくりと起き上がった少女は、突然がらっと変わってしまった風景を見回した。
「…おっかし〜なぁ。さっきまで船の甲板にいたはずだけど」
う〜んと顎に手を当て、記憶を辿り考え込む。次の配属先へ移動すべく海路をゆらゆらしていたはず。
知恵熱なのか、後頭部がズキズキ。痛みにもめげず、ぼんやりした記憶のヴェールに手をかけた。
「ああっ! そうそう、思い出してきた。たしか…これからのウィッチの方向性について討論してたんだよね」
取っ掛かりさえつかめば後は簡単。脳内で少し前にしたやりとりが再生された。
XXX
「だからさー、これからのウィッチはこの路線でいくべきなんだって」
真面目な顔をして語るエーリカ。ぐうたらな彼女のこれほど真剣な表情は珍しい。
「馬鹿か、お前は! 寝言はいいから、さっさと基礎トレーニングをこなせ」
甲板に響く怒鳴り声。拳を震わせたゲルトルートの雷である。
議論に値しないと一蹴されたエーリカは、両頬を膨らませて不貞寝。
「相棒を見下してますよ、この人。上から目線ってサイッテーだと思う」
「見下されて当然です! あなたはまず己の自堕落な生活態度から改めるべきで」
「小姑が二人に増えた…うぜぇ」
反対側からの援護射撃にうんざり。エーリカは腰に両手を当て胸を張るミニ堅物を邪険にする。
「う、うぜぇってそんな言い方……い、いえ、うざくてもいいのです! ずぼらなハルトマン中尉が更正するなら、私は幾らでもうざくなってみせましょう!」
がびょんと涙目になるヘルマだが、持論は譲らない。カールスラント軍人たるもの云々、エーリカにとって耳タコである説教が始まるかと思われた、
「落ち着け、レンナルツ。興奮すればハルトマンの思うツボだぞ」
割って入ったゲルトルートの言である。長年のつきあいから、天邪鬼なエーリカをよくわかっている。
「は、はいっ! 御指導ありがとうございます、バルクホルン大尉!」
舞い上がるヘルマ。心酔するエースウィッチ直々の助言なのだから道理だ。
エーリカは面白くなさそうに鼻を鳴らし、よっこらしょと立ち上がった。
「そんなんじゃ時代の波に乗り遅れるっての…私が手本みせるからよく見てなよ」
「手本? お前、歌って踊れるウィッチとか本気で言ってたのか?」
「馬鹿げてます。軍人はアイドルじゃないんですよ」
単なる方便と捉えていた堅物コンビが相次いでブーイング。
「細かい事は言いっこなし! 二人とも輝ける未来へ付いておいで、イエーイっ!」
エーリカはダブルの白眼も気にせず、軽やかなステップを踏んで歌い始める。身体能力は高いため即興のダンスも上出来だ。
ノッてきたテンション、ウルトラエースが思いついたのは観衆の度肝を抜く行為。
「おおっし、エーリカちゃんの本気をいざ―――とおっ!」
まぶしい太陽、煌めく海。
上下に逆転する風景、重力から解き放たれる感覚、そして―――
ゴイ〜ン!
「エーリカっ?! おい、大丈夫か? しっかりしろ!」
「ハルトマン中尉?! あわわ…私、ヴィルケ中佐をお呼びしてまいりますっ」
僚友たちの慌てふためく声、それがエーリカの思い出せる最後の記憶である。
XXX
「うっそん…もしかして、やっちまいましたか」
そう呟くエーリカの額から汗。突き抜けたその先に辿り着いてしまったのかもしれない。
「何がもしかしてなんです?」
「珍しく悩んでるんだから邪魔しないでよ、レ……ン?」
話しかけてきた相手へ普通に答えて一拍、エーリカはおかしな格好をした少女に首を傾げる。常にきちっと着込んでいるカーキ色の軍服ではなく、体の前で合わせた布を胴で縛るという扶桑の民族衣装を身に着けていた。
「私を誰かと間違えてますね。申し遅れました。私はあの世の案内人です」
「あの世〜? ああ、宮藤が言ってたアレだろ、レン?」
万国博覧会な501基地を思い出してケラケラ。国が違えば死生観も大きく異なる。
ヘルマに似た少女は大きく溜め息をつき、座り込んだエーリカの腕を引く。
「だから私はあの世の案内人ですって…。いいから行きますよ。閻魔さまがお待ちです」
「閻魔さま? えーと、何だっけ…ま、いーか」
あまりこだわらないエーリカが思考を投げる。奇想天外な出来事を楽しむ余裕は大物のそれだった。
「おっ? ミーナじゃん。やっほー」
連れられた先に見知った顔を発見しての第一声。
血の気の引いた案内人は、振り向きざまにエーリカを羽交い絞めた。
「ちょ、ちょっと、閻魔さまに対して無礼ですよ! あの世で一番偉い方なんですからねっ」
「いいわ。きっと私を誰かと間違えてるんでしょう。まだ自らの死を受け入れていないのね」
ミーナに似た偉い人は一つ溜め息。不慮の事故によるパターンだと鷹揚に頷く。
「だってさー、そんな急に死んだって言われても」
訳知り顔でいなされたエーリカは盛大につむじを曲げた。
「あなたの死因はどれどれ…歌って踊れるアイドルウィッチになろうとバク宙して失敗。甲板に置いてあった鉄アレイに後頭部をぶつける―――悲惨だわ」
「それまでの経歴が輝いているだけに痛いですよね」
「そうね。人生の価値はどう死ぬかで決まるのに」
むくれる死者を完全放置。ファイルを覗き込んだ二人は、ああだこうだと議論する。
「…というわけで、あなたは地獄行きと決定しました」
パタンとファイルを閉じての宣言。ミーナに似た閻魔さまは地獄と書かれた扉を指差す。
「はあ?! なんでさー? 私がアウトならミーナなんて最下層じゃん」
「閻魔さまの決定は絶対です! 不服を唱えるだなんておこがましいですよ!」
すこぶる失礼な訴えに案内人は目をむく。
「うわー、何その社会主義的考え…相手がどんな偉い人だって、間違ったことはきっちりと糺すべき」
「ふふっ、いい度胸ね。そういう反骨心って大好きよ。じゃあ、来世を楽しみにしているわ」
「あっ、まだ話は終わってないっての! 逃げるのかって―――わあああぁ〜っ!」
閻魔さまが木管を叩いた途端、背後からものすごい突風。エーリカの体は地獄と書かれたドアに吸い込まれていった。
「なんだ、また極悪人の到着か。まったく嘆かわしいことだ。風紀秩序はどうなっている」
流され着いた先は広い体育館のような場所。
腰の後ろで両手を組んでいた人物が物憂げに振り返る。
「おお、予想どォり! なんだかワクワクしてきたぞ」
「先に言っておきますが、この人は地獄の管理人さんですから。無礼があったら許しませんよ」
相手の顔を指差すエーリカに、目を吊り上げた案内人が肘打ち。
「ふ〜ん…で、お前の想い人なんだ?」
「な、ななな何を根拠にそんなっ?! 違います違うんです私のこの想いは憧れからくる純粋なもので」
瞬間、真っ赤。頭から湯気を出しつつ、少女はあたふた否定する。それを見やるエーリカはにやにや。
「落ち着け、案内人。あの世の番人たる者が罪人の諫言にのせられてどうする」
「は、はいっ、すみません! 御指導ありがとうございます」
呆れ顔の管理人が割って入ると、案内人は背筋を伸ばして勢いよく上体を倒す。
そんな扶桑的最敬礼を尻目に、エーリカは膨れっ面。
「なんだよ、トゥルーデまでー…罪人呼ばわりとかメチャむかつくんですけど」
「罪状否認のうえ錯乱状態か、軟弱なやつだ。ここで私が一から鍛え直してやろう」
バルクホルンに似た管理人が大仰な溜め息をつき、手に持ったカーキ色のシャージを差し出した。
頭の後ろで手を組むエーリカは、ずらりと並んだ基礎トレ器具をちらり。
「えー、それじゃ今までと変わらないじゃん。つまんないの〜」
「つまらないとは何だ愚か者っ! 弛まぬ努力の積み重ねこそが美徳なのだぞ! いいか、私が管理する地獄では、1に規律、2に規律、3も規律で」
「4・5・6・7・8・9も規律なんでしょ…うぜぇ」
「こ、このォ―――はっ?! いかん。危うく罪人の口車に…」
いきり立つ管理人は何度も深呼吸。
管理人の一喝を飄々と受け流すエーリカに、むかっ腹の立った案内人が提案する。
「反省もみられませんし、凶悪犯指定してはどうですか?」
「む? そうだな。こいつのデータは、と……なんだこの死因。お前、馬鹿だろ?」
「うっせー。馬鹿って言ったほうが馬鹿なんだよ」
そう言って、エーリカは舌をべろべろべー。
のってくるかと思われた管理人は余裕綽々、鼻で一笑にふした。
「私がその手にのるとでも? お前にはまず恥の上塗りをさせてやる。さあ、歌い踊ってみるがいい」
「え?! いいの?」
きらんと瞳を輝かせるエーリカ。この期に及んでも尚、歌って踊れるアイドルウィッチを目指すつもりらしい。
「ふふん。私たちの白い目に、お前がどこまで耐えられるか見物だな」
「ああ、なんて容赦のないペナルティ! そんなところも素敵です」
白い目、スタンバイオーケー。どこからともなく楽曲スタート。
不完全燃焼だった前ステージ、その鬱憤を吐き出すべく、エーリカはスポットライトのもと踊り始める。
「よおおっし、いっくぞー! 二人とも輝ける未来へ付いておいで、イエーイっ!」
「〜〜〜〜っ」
「ど、どうしたんです?! お腹でも痛いんですか?」
曲が進むにつれ、大きくなる震え。ステージを白い目でロックオンしている外野陣の会話である。
「怒鳴りたくて堪らないのに、言い出した手前できないんだよね。わかるわかる」
したり顔でズバリ指摘、気分は最高絶好調。
あげつらわれた管理人は顔を真っ赤にし、握っていた鉄パイプをグシャ。
「うるさいっ! いったい何曲歌うつもりだ! お前には恥という概念がないのか、この厚顔無恥めっ」
「トゥルーデみたいなシスコンに言われたくなーい」
「なんだとォ?! シ、シス…貴様ぁ、言ってはいけないことをおおおおぉーーー」
火山大噴火。ぶっとい鉄骨に組み付き、もぎり取る管理人。
ど真ん中を支えていた支柱が失われ、空間全体に不気味な鳴動が響く。
「あ、あわわ、禁句が。どうなっても知りませんよって、ひゃあ?! ……ここは一時撤退です!」
「貴様はもう許さん! そこへなおれっ」
無茶苦茶に振り回される鉄骨、ひらりひらりと身をかわす罪人。一緒にいる案内人は堪ったものではない。
「あれれー? どこ行くのかな、レ〜ン」
「ついてこないでくださいっ! 私まで巻き込まれるじゃありませんか?!」
「冷たいこと言うなよー。私たちってほら、一蓮托生じゃん」
「都合のいいこと言わきゃああ、あぶ、危ないですって! あ、天国への扉が。取りあえずあそこへ!」
ぴたりと併走し、盾にしてくる小悪魔に涙目。幸薄い案内人は救いを求め、天国と書かれたドアに飛び込んだ。
「いゃっほ〜、天国だ! やっぱり私ならこっちでしょ」
「…あな、た…ほん、と…最悪、です、ね」
無邪気に美しい風景を見回すエーリカ、ぜいぜいと荒い息をつく案内人。
「するとこっちは誰かなぁ? 見知った顔ばっかりだし、う〜ん…天国だから天使、私の中の天使イメージ―――マイエンジェルっ?!」
考え込んでいたエーリカの目がカッと開く。
「あっ、ちょっと、勝手にどこ行くんですか?! 待ってくださぁい」
突如駆け出した黒い背中を、ぎょっとした案内人が必死に追いかける。
どうして初っ端の担当がこれなのか。一旦下された閻魔さまの裁定がチャラ、後でしこたま叱られるだろうと心で泣いた。
「ビンゴビンゴっいやったああぁ、エーリカちゃん天才! 姉さまだよ、ウーシュっ!!」
空を臨める開けた場所で、何かの実験をしている眼鏡の少女。
恐るべき嗅覚で居所を探り当てたエーリカが、タックルの勢いで飛びついていく。
「……これは?」
ぐりぐりとマーキングしてくる不審者。少女は抑揚のない声で最小限の言葉を発する。
「はあっ、はあっ……これっ、御覧、下さ、い」
手持ちのファイルを渡した案内人がペシャリと屑折れた。
本を抱える手はそのままに、空いている片手でファイルをパカッ。眼鏡の奥の視線が紙面を移動していく。
「…………っ…」
「ウーシュ、死因のところで笑ったでしょ?」
「…笑ってない。あと、私は天国の管理人」
ウルスラに似た管理人は即座に否定。無遠慮に覗き込んでくる相手からフイッと顔を逸らす。
にんまりとしたエーリカがしつこく回り込む。ウルスラの観察にかけては誰にも負けない。
「絶対笑ったってば、ウーシュ。姉さまの目は誤魔化せないよ」
「笑ってない。それと、私はウーシュじゃない」
「まったまたぁ〜。照れ屋さんなんだから、ウーシュは」
管理人は閉じたファイルをぐいぐい押し付けて遠ざけようとする。
しかし敵もさるもの、引っ付き虫になった状態から離れようとしない。
「…いい加減にしないと地獄に落とす」
「ええ〜せっかくあそこを抜け出してきたのにィ」
「抜け出す? どういうこと?」
小難しそうな表情。管理人は訝しげに返答を待つ。
過去にこだわらないエーリカは片手をひらひら。
「ああ、こっちの話。んじゃ、私たち姉妹はこれからここで面白おかしく過ごすってことで」
「ってことで、じゃありませんっ! そんな個人的欲望がとおるなら戒律なんていらないのですよ!」
目を吊り上げた案内人が唾を飛ばす。新米である彼女にとって、エーリカはもはやモンスターである。
「拗ねんなよー、レン。お前も仲間に入れてやっからさ〜」
「結構ですっ! とにかく、ここを出ますよ。あなたの処遇については上司の判断に委ねます」
上着を掴んで引っ張れば、しがみつかれた管理人ごとズルズル。
「往生際が悪いですよ! 管理人さんを放してくださいっ」
「や〜だよ。ウーシュが願い事を叶えてくれるなら考えてもいいけど」
「…願い事?」
キーキー訴える案内人を放置し、エーリカは妹に似た管理人におねだり。
居直り強盗みたいな要求に、実直一筋の案内人はプルプル。
「くっ、この、罪人風情が取引とは」
「いいのかなぁ? 私がここにいちゃまずいんだよねぇ…新米のレンちゃん?」
「ぐぐぐ〜〜〜っ……お願いします、管理人さん」
血涙を流す仲間を無表情に見やり、管理人は手にした本の封を解く。何も書かれていないそれをエーリカに向け、おごそかに口を開いた。
「願いは、なに?」
「やっぱここは、ボインでしょ」
「…………」
沈黙する少女、眼鏡がずる〜り。
あまりな願い事に、怒り心頭だった案内人も唖然とする。
「なんて俗な願いでしょう…あなた、自分が恥ずかしくないんですか」
「だってさー、こればかりはどうにもならないもん。アイドルの道は険しいんだよ、レン」
「二人とも静かに。願い事、了解した」
読書と実験を渇望する管理人が幕引きをはかった。本から放たれた光がエーリカを包む。
「おお、きたきたー! うわぁ、すっげぇ〜の」
「胸を揺すらないで下さい、ぐにぐにしないで下さい、見せびらかさないで下さいっ! …はあ、私もう疲れました」
弾け飛んだブラウスボタン、たわわな双丘。
物珍しげに弄りたおすエーリカに、生真面目な案内人は青息吐息である。
「それじゃ次はレンだけどー」
「な?! あなた、私にまで無理難題をふっかけようと」
「い・い・の・か・なぁ? 私が」
「わ・か・り・ま・し・たっ! なんですか一体?!」
弱みを突かれ、やるせなく叫ぶ。
大仰に頷いたエーリカは、上向けた手のひらをズイッと差し出した。
「その背負ったの貸して。自在に動く翼なんて初めて見た」
「えっ、で、でもこれは、あの世の噴流理論を用いた門外不出の」
「ふ〜う…ずっとここにいるのも悪くないかなー」
「しょ、初心者に扱える代物ではありませんよ! ちょっとだけ、ちょっとだけですからね?! すぐに返してくださいっ」
強請りタカリに遭遇し、案内人は半泣きになりつつ翼を外す。
見よう見まねで装着したエーリカは背後を振り返ってパタパタ。羽ばたきから十分な揚力を感じとる。
「ど〜れどれ…ふんふん―――おお、すっごい! ストライカーなしに飛んじゃってるよ、私っ」
腐っても世界最高峰のエースウィッチ、姿勢制御もお手の物。コツさえ掴めば自由自在である。
「う、うそ…私より上手いなんて……へ? あ、あのどこへ??」
不条理に項垂れていた案内人は目をパチパチ。遠ざかっていく影を呆然と見送る。
空中で身を捻ったエーリカは、眼下に見える二人に大きく手を振った。
「あの世とおさらばするに決まってんじゃん。じゃ〜ね、ウーシュにレン―――ヒャッホー!」
「こらあああぁー、お待ちなさああぁい! 謀反人、謀反人ですうううぅーーーっ!!」
嵌められたことに気づいた案内人が駆け出すと、そこに残ったのは元通りの静寂。
「…やっと本が読める」
ポツリと呟いた眼鏡の少女は、しばしそのまま空に見入っていた。
「謀反人ですうううぅーーーっ!!」
「今度はなんなの…謀反ですって? どうかしてるわね、今日は」
天国に続く扉から響いてきた叫び。ミーナ似の偉い人は額を押さえて呻く。
突然崩落した地獄の視察やら、瓦礫に埋まった職員の救出やら、再建費用の捻出やら、なんやかんや。頭の痛い話ばかりである。
ドッカアアァン、バビューン!
ぶち破られた天国のドア、飛び出してくる小柄な影。
閻魔さまは咄嗟に机をバリケードとして難を逃れる。今度は天国が爆発でもしたのか。
「何事っ?!」
「ふっふっふー。あばよ、38歳っ!」
「―――――!」
逆鱗に触れる一言。
無言で振りかぶられた木管、矢のような投擲が直撃したのは、その直後である。
XXX
「う…う〜ん、頭が痛い…」
暗闇を突き抜けた先に見えたもの、明滅する光に後頭部がズキンズキン。
変化を察知したゲルトルートが身を乗り出す。
「エーリカ?! 気づいたのか! お、お前…皆、にどれだ…っ、心配か、けた…と」
とても最後まで言えず、震える口元を手で覆う。もしかしたらが何度も頭をよぎり、ピクリとも動かない相棒に心底恐怖したのだ。
落ちてきた雫を頬で受け止め、軽く笑んだエーリカは反対側にいるヘルマに視線を送る。
「もうすぐ船医が来られます。どうかそのまま安静に」
言い終わらないうちに、当のエーリカが上半身をぴょこん!
顎を落とす僚友に構わず、ぶつけた後頭部をさすりながら周囲を見回す。
「あれ? ここって…甲板じゃん。脱出成功、おめでとー!」
「心配いらないみたいですね…」
「めでたくなどないわ、馬鹿者! まったくお前というやつは」
呆れて溜め息をついた堅物コンビは白い目。
「あら、元気そうねフラウ。ドクターの駆けつけはキャンセルしましょうか」
にっこり笑いかけたミーナが備え付けの受話器を取り上げる。ここで診るより医務室のほうがよかろう。
居並ぶ顔ぶれを不思議そうに見ていたエーリカが指をパチンッ!
「そうだ―――ボインだよ、ボイン!」
「わっ、こら、こんなところで裸になるやつがブォ!」
豪快に衣服を脱ぎ捨てるエーリカ、投げつけられたそれを頭から被るゲルトルート。
「ああ〜〜〜っ?! ないっ?? この先絶対必須になる、たっぷんたぷんのゆっさゆさがあああぁ」
平らな胸をまさぐって嘆くウルトラエース。痛々しい光景である。
常の小言を封印したヘルマがぽつり。
「…まさか打ち所が悪かったのでは」
「すみません。やっぱり急いで来ていただけますか?」
すぐさま受話器に向かって前言撤回するミーナ。
世界一の軍事大国、帝政カールスラントの前途は多難だった。
以上です
失礼しましたー
美羽の死亡ネタワロタw
――私は女好きだった。
変わることのない衝撃の事実に気付いたのは最近だ。何故だか分からないがとにかく女が好きなのだ。
年上でも年下でも構わない。美人ならば尚良し。可愛い子を愛でるのはもはや至高。
実体がくっきりと浮かばない、煽動的な鼓動が高まる。夜中、閨から聞こえる智子の切ない声。昼間、アホネン隊長以下数名の肉体的触れ合い。それらが私を掻き立てたのだ。本能が呼び起こされ、女子を愛でろと煩く喚く。
一念発起し、朝食を食べ終えた私は行動に出た。
…最初に、誰を誘惑し、"ものにする"か。扱いやすいのは間違いなく智子だ。彼女は毎晩のように同じ扶桑の痴女に良いようにされているからだ。…ふ、今ではハルカのことを痴女などとは言えないかな。何故なら私は今、智子だけでなく、世界中の女子を愛でる自信があるから。
生まれつきのイケメン(イケてる面相)、男勝りな性格。渋い煙草にコーヒーの芳香。あぁ、なんと凶悪な性能なのか、私は。
智子。智子か…。あぁ、扶桑人は見た目が幼いからな。より可愛く見えるのだろう。小振りな胸も良い。キャサリンの豊満な胸もいつか私のものにしてみせよう。素晴らしい楽園計画が組み上がっていた。
全員同じの寝室に戻ると、智子がベッドを整えていた。シーツは洗濯でもするのだろう、剥ぎ取って新品と替えていた。
「智子、ちょっといいか」
「何? 珍しいわね、ビューリングから話しかけてくるなんて」
「たまにはそういう気分になるときがあるんだ。分かるだろう?」
「まあ分からないけど…。それで、なんの用?」
穴吹智子は雰囲気に弱い。流動性で、開発はハルカによって進められている。
ハルカには悪いが、智子は私が頂くぞ。
話を聞く体勢として智子はベッドに腰掛けたので、私はその隣にいつもより距離を狭めて座った。
「なぁ、智子。…私は美人だと思うか?」
「何なのよ突然…そんなこと」
「ちょっと、気になったんだ。私に、素質があるかどうか」
「ねぇ、話が見えないわ。はっきり話して頂戴」
他に誰もいない寝室で、二人きりだ。神は私に味方している。あぁ神よ、朝日が素晴らしいグラデーションを織り成していますわ。
「例えば…、こうして顔を近づけてみるんだ」
「っ?!」
すっ、と智子の顔面に接近して、真正面から黒い瞳を見つめる。私はと言えばなるべく智子の心に訴えられるように、目を潤ませることも忘れていない。
近付いた私から逃げるように背筋を仰け反らせた智子。お互いが離れるが、私は智子の肩に手を回して引き寄せ、状況を元に戻す。
「びゅ…りん、ぐ?」
きっと頭の中が真っ白なのだろう。あまりに突発的な行動に、"弱い"智子の理性は全てを放棄して本能に肉体を任せ始めるはずだ。
「こうやって間近で見てみると、ドキドキするかな?」
「す、するわよ…! び、美人、だもの…」
「そうか、それは良かった。…じゃあ私が仮に、"愛してる"と言ったら、智子は嬉しいかな?」
「あ、ああ愛ぃ?! ちょ、ちょとビューリング、まさかあなたまで、」
「ねぇ…嬉しいかな?」
私は自然と仰け反る智子を追いかけるように、視線が上からとなる。智子の姿勢は私の支えを無くせばベッドに押し倒されたようになるだろう。
「嬉しいけど! 嬉しいんだけどビューリング、その気持ちには答えられないわ…!」
「どうして?」
言葉は耳元で囁くように。一回一回、耳に向かって息を軽く吹きかけるのは忘れない。段々と、徐々に徐々に智子は体温が上がっていく。
「だ、だって…私はノーマルなのよ。友達としては嬉しいわよ、もちろん」
「じゃあ、どうしてハルカとあんなに仲良くしているんだ? ノーマルだと思っているのは君だけだぞ、智子」
「そんな…。それは……!」
「言い訳をするのか? そんな見苦しい真似をしてしまうより、認めた方が潔いぞ?」
「…レ、レズじゃないもん……」
口調が崩れた。理性はボロボロになり、退行し、素直になった証拠。もう一押しで、智子は堕ちる――!
智子を支えていた肩の手を離す。智子はベッドに落下し、情けない声を上げる。
「ひぅ…」
「智子は可愛いんだ。…愛しているよ、智子」
「んんー!!」
唇を塞ぐ。左右に揺れる頬を両手で押えて、さらに深く侵入していく。
「ん、ちゅ…ビューリング……待っ」
「…、うん…良い子だ」
頭を撫でてやると、智子は惚けたように瞳を揺らした。唇が艶かしく朝日を映す。
可愛い"いもうと"第一号として智子を選んだのは正解だった。アホネン隊長のごときエリザベス帝国建国までの道のりは明るい。智子を抱きしめながら、にやりと笑う私は、どこか活き活きしていた。
――
――目が覚めた。
「………」
しばらく何が何だか分からなくて天井を睨み付けていた。頭痛が眠気を除去し終わっていない内から、今の夢で起こっていたことを思い起こす。
「……」
まだ誰も起床していない明け方。智子の方を見やると、乱れた服のまま就寝している。
私がやったのではないという保証は無い。かといって私が夢遊病であるとも言い難い。
いや待て落ち着け、あれは夢の中での私だ。現実の私は決してそういう趣味ではないのだ。平静を保ってきた。そうだろう?
「…」
ふと、腕にかかる重みに気付く。向き直ると、左腕を枕に、キャサリン・オヘアが眠っていた。
「なんで…?」
引きつる口端を右手で押さえ込んで、ゆっくりと左腕を救出する。腕の分だけ落下した頭が少しだけ覚めたのか寝言が聞こえた。
「ビューリング…気持ち、いいね」
……どうしてこうなった。
私は酷く混乱していた。夢では智子を? 現実ではキャサリンを? 何故…!?
頭を抱えて暴れたくなる衝動を抑えて起き上がり、深呼吸を始めた。
脳に酸素が行き渡って思考もクリアになり、混乱も鎮静化した。動悸も少し荒いだけとなった。
寝癖でボサボサの髪をさらに掻き乱してから前髪を持ち上げて、額を大気に広く当てる。冷却されたものの、この問題の解決案は出てこない。
「どうしてしまったんだ私は…」
つづく?
――
以上apsV9PCZでした。
うひょー!
ヤバイ顔がにやけてしまうw
是非とも続きを!GJ!
>>797GJ!
エーリカが目覚めたときのトゥルーデが音声付きで脳内再生されて、ものすごく萌えたのに
その後のエーリカに吹いてすぐ吹き飛んじまったじゃないか
…閻魔様の配役ふいた
>>802 おやまあビューリング!
さてこの後どうなる。GJ、続き待ってます
個人的に受けビューリング…最高に萌えると思うんだ
だれかに無理やり百合化されたりとかね!撃墜されたりとかね!!
もちろん自分から女の子に惚れちゃって戸惑う乙女ビューリングとかも、うふふえへへおほh(ry
今日はいいひだ…
素晴らしいSSが二本もきて、ラノベも見つかったし…
806 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/11(月) 00:22:41 ID:c6adN06R
書いたはいいけどうpする場所がなかった芳ゲルSSうpろうと思ったら
それの一個前に書いたSSをうpしないと話がつながんなくて
だったらもう一個芳ゲルのらぶらぶいちゃいちゃがあったじゃないかと
思ってうpろうかと思ったら、それの前に書いた全5話の長編をうpしないと
話がまったく分からないことに気づいて
どうしようorz
全部うpすればいいとおもうおw
大丈夫、みんな待ってる。
いらん子読みたくなってきた・・・!
シャワールームで
バスルームで
お姉ちゃん部屋で芳ゲルいちゃいちゃ
なんという量・・・GJ!
後でまとめて全部読ませてもらいます
がんばりすぎワロタ
すごい量…GJです!!
WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING
以下の作品には「変態」「エロス」「SM」「スカトロ」などの成分が含まれています。
耐性の無い方は読み飛ばすことをお勧めします。
保管庫586 【ブリタニア1944 format by LYNETTE CRITICAL POINT】の続編となります。
WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING 閲覧注意 WARNING
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/904 パスは sw となります。
っていうか変態でごめんなさい。
>>810 帰宅したんでやっとこれから読めます〜。
楽しみ〜^^
>>810 わ〜い!
ゆっくり読みます!
...なぜかサンクリ(?)に来てて
どろぱんださんの新刊がシャーゲルっていう物凄い夢を見てしまった...
>>815 ああ、あの人はお姉ちゃん好きそうだ・・・
そして隊長も好きそうだ(って会長だコレー!?(ガビーン)的な意味で
そして、百合姫野薔薇でまさかの掲載かw
COMICZINでコンプティークに付いていたポップが
エイラの絵「サ…サーニャ!?
サーニャー
サーニャニャニャニャ
サーニャー!!」だった
>>814 リーネちゃんマジマジマジマジマジキチ(^p^)
>>819 エイラMAJIKICHI(^q^)
やっと読み終えたぜ
>>810GJ!!最初は自分設定きつめでどうしようかと思ったが気付いたらあっという間だった
熱いじゃあないかこのゲル芳は!渓谷突破のシーンで思わず左手をチョキにしてスイスイさせながら読んでしまったぞwもちろんシャーゲルもGJ!
どうでもいいが最近のHSPはすごいんだなあ……ていうかよくあれだけのものをHSPでwしばらくやらないうちにどんだけ高性能になってるのかと
>>814 相変わらずの変態ぶりで安心したwGJ!!何だこの濃さは……たまげたなあ……。
あまりのアレにここに細かく感想を書くのは憚られるがなんつーか堪能しましたw
これで20%とか伸びしろあり過ぎワロタ。次回完結とは寂しいなあ。
>>810 で決定的なミスを発見した……orz
30機って飛行隊より大きいじゃまいか……小隊は4機だよorz
くそう、なんで陸軍と混同したしorz
後で修正しておこう……
そして
>>822をはじめ読んでくれた皆 全力でアリガトウ
連投でホント申し訳ないけど書き忘れたので……すみませんorz
「夜、森林、キャンプにて」は「エース」を読んでないとつながりません。
だからある意味「エース」系列か。「帰り道」はほんとにただの単発。
それだけ。レス浪費ほんとに申し訳ない、、、
apsV9PCZです。
>>802の続きを書いてきました。前回好評を頂き嬉しかったです。
それで、タイトルを『Love Love Nightmare』、一連の話として書くことにして練り込んできました。
今後、百合の色香が巻き起こす悪夢に困惑していくビューリングがどう対処していくかお楽しみ頂ければ幸いです。
まずはキャサリン編。彼女のポーカーの実力は脳内補完です。
以降4レスで行きます。
「なあキャサリン。今朝はどんな夢を見ていたのか教えてくれないか…?」
朝食の場で、衝撃の寝言『気持ち、いいね…』の原因を究明しようと私はウルスラとじゃれていたキャサリンに訊ねた。
「Ahh... 気になるね?」
「決まってるだろう。私の寝床に侵入してまで見ていた夢は一体どんな夢なんだ」
私が悶々としている最中に目を覚ました彼女は、開口一番『OH! ソーリーねー』と言っただけで詳細は語らなかったのだった。少し余所余所しく感じたこと以外は何も怪しい点は無いように思えたが。
「一つ約束して欲しいね」「何だ?」
急かすように即答すると、キャサリンは応えた。
「怒らないで聞いて欲しいのね」「分かったから、早く教えてくれ」
コーヒーが冷めないうちに。渋々、と言った様子でキャサリンはやっと口を開いた。
「実は…夢の中でビューリングとポーカーしててね」
「ポーカー? 現実じゃあ酷く弱いのにか?」
僅かな冷笑を含んで言い放つと、それが突き刺さってしまったらしく、俯いて訥々となってしまった。
「それが悔しくて、ビューリングに勝つ妄想をしていたまま寝てしまって…、それが夢に出たんだと思うね」
「まあ…夢だからな。…それで、どうして"気持ちいい"に発展するんだ」
「夢の中ではミーはゴッドだったね! ビューリングが悔し泣きする顔まではっきり覚えてるね!」
もう開き直った地が明るい彼女。夢だから、と寛大な精神を一瞬だけ捨てそうになってしまうが、堪えることが出来た。
「それが堪らないほど気持ちよかったってわけだな?」
「Ah...実はまだ続きがあるね…」
「まさか私に何かやらせたんじゃないだろうな…? ん?」
「ユー! 怒らないって言ったじゃないのさ!」
「…く、…すまん。続けてくれ」
子供のように潤んだ瞳で訴えられては、私も大人しく引き下がるしかなかった。
「負けが続いたビューリングは、最後に悔し紛れに罰ゲーム有りの戦いを望んだのね。最後だけは絶対に勝ってミーに恥をかかせてやるって顔がモンキーみたいだったねー!」
あははー! とキャサリンは心底おかしかったらしく、笑いが止まらないみたいだった。
「いやー! そういう一面もあるんだって、ビューリングがさらに好きになったねー!」
「…っ! と、突然好きとか言うな!」
夢のことが脳裏を過ぎって過剰な反応をしてしまう。キャサリンがそういう人でないことは分かっているのにも関わらず、だ。
「何怒鳴ってるねー? 顔も赤いね」
私の内心の動揺に勘付いて、自分が有利なのだと思ったキャサリンは顔のニヤけが抑えられていない。迂闊だった。もっとクールにしていなければ、私が私でなくなってしまいそうだった。
「ゆ、夢の中の私だろうが。現実もそうだとは限らない」
「そうかねー? ユーは多分甘えんぼさんだと思うけどねー」
「馬鹿言うな!」
「そうやってムキになるのがまた怪しいねー」
「くぅぅ……」
調子に乗ってやがるこの田舎娘。シメるか。……待て、もう始末書は面倒だ。落ち着けエリザベス。頭を冷やせビューリング。
「…で、最後の勝負に私は当然勝ったんだよな?」
「負けたね」
「……くそったれ…」
そういえば起床してから煙草を吸っていない。どうにも落ち着かないのはこの所為だったか。ポケットを漁るが、まさか煙草が無いなんてことは…。………無い。どこにも無かった。
「負けたビューリングにミーはマッサージを命じたのね! これで夢の話は終わりね! ミーに罪は無いからね−!」
「現実だったら肩を砕いているところだ」
「何だか怖いねー…。でも、そういうビューリングも素敵な感じねー」
「……言うな、言わないでくれ」
視界の隅にウルスラを捉えたが、彼女は黙々と字を追っているだけで、こちらの話には一切興味がないようだった。
キャサリンに夢の中でも現実でも敗北感を味わわされた私は椅子の背凭れに全体重を乗せ、吐息を一つ。
「んー、ビューリング、何だか様子が変ね。ウルスラもそう思わないかー?」
その呼びかけに反応したウルスラは本から顔を上げて、私の顔をじっと見つめてきた。瞬き二つを経て、本に視線を戻しつつ一言。
「疲れてる」
「煙草が足りないだけだ」
「そうは思えないね」
「どういうことだ?」
「よく分からないね。…でも、確かに疲れてるのかも知れないねー」
疲れている? 私が? 夢の内容は壮絶で疲れるに足る物だったとは思うが、悪夢に魘された程度では私は疲れなどしない。
「すぐバレるジョークはやめることだな、キャサリン」
話を切り上げて私は立ち上がった。歩き始めてから、まともに食事を摂っていなかったことに気付いたが、戻るのも何だか締まらない。そのまま食堂を出て、手洗いへ向かった。
鏡に映る自らの灰色の瞳と目を合せてみる。…少し寝不足なのだろう。目元に隈が薄く出来ていた。疑念を払拭するように顔を荒く洗った。
「どうしてしまったんだ、私は…」
――
その晩、私は再び、帝国建立の為の野望を叶えようとしていた。
「ふ、ふふふ…。リベリオンの田舎娘か。元気も良いし、懐いてくれるだけで可愛いだろうな」
夢の中での私は完全に箍が外れていて、廊下のど真ん中でほくそ笑んでいた。
「キャサリンは陽気だから、多少派手なコミュニケーションをしても平気で受け入れてくれそうだな…」
そう、突然肩を組んだり、ハグしたり、キスしまくったり。こちらが受け入れれば向こうも受け入れてくれる。そんな娘だろうと当たりを付けた。
「Wow! ビューリング、廊下で何をぶつぶつ言ってるね−?」
突然背後から声を掛けられたが驚きはしなかった。ウルスラと同じく神出鬼没の気があるからな。
「そうそう、聞いて欲しいね! 夢についてもっと思い出したね!」
「そうか、どんなことを?」
「ビューリングにマッサージしてもらった場所はお風呂だったのね! ホットなボディにマッサージは一番効くからね!」
「な…、つまり、裸だったと?」
「その通りね! ビューリング、案外胸があって驚いたのねー」
「胸はキャサリンの方があると思うが?」
「イエース! ポーカーも胸もミーの勝ちねー!!」
「…無邪気な皮肉が刺さる……」
「でもミーだけがビューリングの胸を見るのも何だか忍びないね。…んー……YEAH!!」
溜めを作ってキャサリンは飛びかかってきた――! 私が避けてしまえばキャサリンは怪我をしてしまうだろう。だから、受け止めるしかなかった。豊満な胸が私の顔を包み込んだ。
「好きなだけ楽しむがいいねー!」
「…ん、…んー!!」
苦しい。正直、苦しい。人一人分の重みを支えていると、変に動くことも出来ず、キャサリンの胸に束縛される。
―――あぁ、だが…柔らかい。
これはまた、素晴らしい。他の隊員には無いものを、今私が独り占めしているのだ。
右手を動かして、巨大な果実を鷲掴みにした。
「OH! 意外にイケる口なのね?」
意味を好意的に受け取ることにして、左手はキャサリンを支えるために腰へ回し、少しだけ引きはがして、私が抱きかかえているようにした。
「全く、私をその気にさせたな…」
「What?! その気って何ね? え? ビューリング? hey!」
あくまでキャサリンはじゃれたつもりなのだろうが、覚醒済みの私に触れたが最後、ようこそ百合園へ。
「ああ、こうやってじゃれつかれるのも私は好きだからな。いつでもかかってこい」
イケる口であることを示して、腕の中のキャサリンを華麗に回して背後から抱きしめる。左手は胸に、右手は秘部に。首筋に、息を吹きかける。
「くすぐったいね−! AH! ビューリング、本気ねー?!」
「離さないからな?」
「オーマイガァ―――ッ!!!」
――
――そして、目が覚めた。
もう嫌だ。昨晩の夢から考えて智子なら理解出来なくもなかったが、まさかキャサリンまで襲ってしまう夢とは、一体どういう改造を施されてしまったのだ私の思考回路は。しかも、着々と帝国成立に近付いている。これがまた悩みの種だ。
「わ、私は…レズじゃ……」
ない。否定したい。だが、夢はまるで欲望を晴らしているようで…。そんな錯覚をしてしまうほど、鮮明で情熱的な夢だった。智子に続き、キャサリンまでも。…このままでは、その日会話した娘の夢を見続けてしまいそうである。
枕に顔を埋めつつ柔らかな生地を殴打する。やり場のない混乱と止まらない興奮を吹き飛ばすために。
三度ほど枕を歪ませたところで、右手が、自然と足の間に伸びてゆく。…ズボンが、湿っている。それを確認してしまい、一気に下腹部が熱を持ち始める。
「…は、…はぁ……ん、くぅ……」
やめろ、動くな…。もう一度刺激を味わったら…私は、どうすればいいのか、分からなくなってしまう…!
顔が熱い。太腿に挟んで固定した手首が汗ばむ。両足を弛緩させて、ちょっとだけ手首を曲げてしまえば、快楽が生まれる……。だが、……それ………だけは……!
左手は理性を元に動いて、右手を掴む。自然と丸まった背筋に寝間着が張り付く。
左手が右手を引きはがしていく。理性が本能に対して優勢なのだと判断して、心を強く持つ事が出来た。
「うぁああ!」
絶叫に近い声を上げて、右手を、枕に叩き込んだ。
「はぁ…はぁ……」
ごく、と唾液を飲み込む。耐えた。耐えきった。
汗を袖で拭き取って、ベッドの上にぺたんと座った。
決して汗だけではないシーツの湿り気をどうにかしようと、シーツを剥ぎ取った。洗濯に出そう。
「水…飲むか」
大声を出してしまった。誰も起きていないのかと周りを確認する内に瑠璃色の空を見て、もう明けるまで起きていよう。そう考えて、丸めたシーツを両手に抱いて、こそこそと寝室を出ようとした。
がしっ。キャサリンの横を通り過ぎようとしたところ、寝惚けているのか、足を掴まれた。
「こ、こら…離してくれ…!」
「大きな声で起きちゃったねー…」
「す…すまん……」
何故かそのまま両足を伝ってよじ登ってくるキャサリン。…待って、やめてくれ、それ以上は来ないでくれ…!
「…ん。…ビューリング、おもらしね?」
太腿まで到達したキャサリンは、容赦のない一言を私に浴びせかけた。目を開いて、私が手に持っているシーツも目撃したようだ。
「………ミーとユーだけの秘密ね…」
そう言って、緩慢に寝床に帰還を開始するトラブルメーカー。あぁ、私のプライドもイメージもズタボロだ。ふはは…。自暴自棄となった私が視線を動かして、そそくさと部屋を出ようとした。だが。
――智子と、目が合った。
「ビューリング…? もう起きてるの?」
目を擦りながら、シーツを抱く私を注視してきた。
な、な…、智子に、見られた…! この状況を――!?
「と、ととともこ…頼むからそのまま寝ててくれ―――ッ!」
「無理よ…もう起きちゃったもの。…それで、ビューリングあなた何を……」
やっと見開かれた瞳。同時に、足下のキャサリンは毛布に包まっていった。
キャサリンが離れたことを一瞬で確認した私は振り返って扉から猛ダッシュを開始。逃亡に成功したのだった。
「どうすればいいんだ…私は」
洗濯場のビューリングの真摯な嘆きは、朝日に照らされる夜闇のように掻き消えていった。
――
次回はハルカ編。ビューリングには乱れて頂きます^^ あと、朝濡れはロマン。
>>824 エースに引き続き凄まじい量、読み応えがありました、GJデス
こりゃいよいよ避難所の存在意義がなくなっちゃったな
あっちはどうするんだろ
>>830 ビューリングw見事に乱れてきたな最高だよGJ!
自らの本能と闘う理性。俺的にこの上なく萌えるんだぜw
次回も期待してます!
>>831 たとえスレが完全復活しても避難所は残しておくけどな
>>831 ハルカ編とか期待せずにはいられないでござる
完全なガチ百合アニメが2つあるしな
野球娘なんたらも百合要素があるとかないとか
まぁ最近百合アニメ多い気がするなぁ
とりあえず2期が待ち遠しくてしょうがない
ハーレム主人公のもてる理由考えるのマンドクセ、なんじゃないか?w
>>842 原作ファンの漏れとしては、百合要素にはあまり期待するなとしか言いようがない。
いや、ほんと。
男はでてくる。だいぶメインで。
なんてこったい・・・
それでもアニメなら・・・アニメならきっと何とかしてくれる・・・
いや、面白いだけに、
変に百合を期待されて裏切られた!的に嫌いになって欲しくないんだよ…。
まあここの猛者だったらいくらでも妄想できる要素はあるけど、
男は出てくるので期待しすぎないことよろあけおめ。
ぶっちゃけ百合要素はあんまりいらないんだよな…普通のアニメで細々と妄想するのが好きなんだ
二期はきっとガチユリ路線で行くだろうからなぁ…
わかままな奴だな
百合要素が多くて困ることなんてないだろうに
まあ
>>846の気持ちもわからんでもない。俺は百合大好きだけど、
別に百合成分なくても妄想でいくらでも補完できるし。それこそ
ココのシャーゲルを代表とする公式ではあまり見られないCPとか。
公式に百合成分がないほうが、逆に自由に妄想できて良いっていう
考え方もあるしなぁ。
好きな人もいればいらないっていう人もいるだろうし、そこんトコは
制作サイドの好みとかニーズに対する態度とかその辺だろーな。
ま、俺はともかく2期が楽しみですまる
そんなことより二期の情報マダー?
ペリーヌのリーネに向かう線が仲良くしたいで萌えた
この頃ペリーネにはまってる
蒼空の疾風は五色の唇を奪い、天姫の初めてをいただいていたな
他スレから
→連合軍第501統合戦闘航空団
→501→反転
→105→ひゃくご
→ひゃくごぅ
→ひゃくごう
→百合
→ゆり
もしかしなくても既出?
なんというMMR
サーニャ×ハイデマリーとか
ルーデル×ヘルマとか
ヘルマ×ルーデルとかって良くない?
>>850 最近ストウィに入ったからよく分からんが、結構ドロドロしててワロタ
いや、ドロドロはしてないと思うぞw
穴拭ってキャラただれまくってるじゃねーかw
ビッチめ
五色が竹井を好きなのは公式設定だった希ガス。
五色は真珠洲・天姫と血が繋がってないし服装も際立ってるし
本当は色々裏設定があったんじゃないかと思う。
天空の五色は色々と残念だった。
そういや前貼られてた、サーニャイラっぽいピンナップがついてた雑誌ってもう発売してんの?
>>850 これって公式なのかな。取り敢えず、リーネが
宮藤ラブなの確認出来て良かったよ。
>>861 コンプティーク6月号発売中
裏面は秘め歌CDの特典カードみたいなアニメのハイライトにコメントつけたよ、といったもの
シャーリーのおっぱくらい大きい
エイラーニャ以外の組み合わせもお願いしますよコンプさん
>>864 ああもう出てたのか
裏面はサーニャのぬいぐるみ抱きしめてるエイラなのかと思ってたが違ったか
ペリーヌと芳佳のライバル百合はいいよね!
けいおんならイラストの楽器に注目する奴だって居ていいだろ
萌え豚は何で排他的なんだろうな。百合厨とかヘテロ厨とか楽器厨とか
それらが混在するのが2chであって嗜好が異なる事だってあるのに
誤爆
>>867 ゲームでまっさきにペリーヌ狙うつもりな俺俺
>>867 ペリーヌは坂本さんが好きなのかな?それともリーネなの
かな?アニメの終盤で良く分からなくなってしまったよ。
芳佳、リーネ、ペリーヌのトリオの線は秘め歌聴くと有り
かなーと思う。あの関係は上手いと思った。
どんな組み合わせでも美味しくいただきます
ウィッチたちが仲良くしていればそれだけでも嬉しい
個人的にはお父さん的立ち位置な整備班長(男)とウィッチたちが戯れて
整備の仕方教えてもらったりなんだりするのも、それはそれでほのぼの
してていいんじゃないかなあとぼんやり。百合じゃなくてすまんけどさ。
俺は十分、男がいてもいいと思うんだ!! ラブレターとか恋愛感情とか
そういうのは要らないけどさ、こう、家族団欒的なほのぼのしたのは
いいと思うんだ!
カップリングは百合で譲らないけどさ。
>>871 まぁその辺は二期で何か進展があるのかも知れないし無いかも知れない
>>873 はぁ、言ってる事は分からないでも無いんだけどな?
ここはそもそも「レズ・百合萌え」板であってでなあ、そこんとこ分かってる?
こんな事言うと何かまたファビョりはじめそうで怖いけど
>>873 まあ、ssの中のワンシーンでそういう感じの話があってもいいかもね
>>875 まあ
>>876の言う通りで一部にそんなのがあってもいいんじゃないかなと
ゆりんゆりんしながら「おまえらなぁ」とか言われるのもまた一興とか
いや半ばスレ違いだった感じなのも認める、すまんかった
>>871のせいで芳佳、リーネ、ペリーヌの3人が脳内でイチャイチャしだした件について
ここに誰を加えるのが一番刺激的だろうか
>>879 ペリーヌ→リーネ←芳佳
↑
エイラ
↑
サーニャ
>>880 そこはあえてサーニャからもリーネに矢印をだしてもいいね
リーネモテモテ。どうなっちゃうのw
リーネは芳佳が好きってわかってるのに諦めきれずにアプローチかけるペリーヌかわいい
先に約束してたのに後から約束した芳佳をリーネが優先しちゃってその場じゃ強がるけど影で泣くペリーヌかわいい
>>884 で、その様子を見て慰めるエイラに構って欲しいリーネを見た芳佳に近付くルッキーニの
後ろ姿に不覚にもキュンとしたバルクホルンを眺めているサーニャと優雅にお茶を飲むミーナの
ひざ枕で眠るシャーリーの顔を見て何かが目覚めた美緒の背中にじゃれつくエーリカを横目にやっぱりいじけるペリーヌ
ペリーヌかわいそうwww
>>Laevatein ◆nc1Kth5AW6さん
TACネームは自分も色々と妄想したことあります。
峡谷のシーンはエスコンとエリア88思い出してかなり燃えました。
あと、芳佳に母を重ねるって新鮮だと思いました。
って言うか久しぶりに戦闘モノ書きたいなぁ。
>>816>>821>>822 あそこまでやって言うのもなんですが相変わらずアレを投稿した後は不安になるので反応もらえると凄くうれしいです。
>>885 あなたの言うことがややこしくていまいち状況がよくわからなくなったんで整理してください……具体的に言うとSSをヨロシク。
フミカネ絵のガリアの幼女×ペリーヌがド真ん中だった俺は、
あの幼女が将来のペリーヌの嫁さんだという事を信じて止まない。
けいおん7話の憂、唯が可愛すぎですガチすぎです
2期のエーリカ、ウルスラやトゥルーデ、クリスもあのくらいガチガチに
いちゃいちゃラブラブやってくれないかなああああ
ていうかやってくださいませ切にお願いします
>>878を見てまじかでウイッチたちのキャッキャウフフを見ることを夢見てウイッチ部隊専門の整備士を目指す百合紳士が居てもおかしくはないと思いはじめた。
>>892
整備士全員がそうなるだろ、jk
スレ住人全員が整備士疑惑w
需要と供給のバランスが半端ないな
年頃の女の子に美少女フィギュアプレゼントする大佐がいるくらいだからな
そんなヤツばかりでも不思議ではない
ところで5/11のPS2版のサイトの追加CGで萌え死んだ件
>>897 一人だけ寝間着がジャージのシャーリーになんか笑った
このゲーム割と楽しみにしているのだけど、
今のとこズボン姿が一切ないのな。
まさかNGなのかな?
パンツもはいていない
ズボンもはいていない
……!
俺の少佐のパジャマ姿は何時になったら見られるんだ・・・
少佐のエロネグリジェ...
かと思いきや
ミーナさんが着ます。
>>898 かわいいじゃないか!シャーリー!
かわいいじゃないか!シャーリー!
あとお姉ちゃん髪下ろしてるね、可愛すぎて死ぬ
最近シャッキーニ分が足りない
ジャージ着て寝ているシャーリーの胸が出るまでジッパーを下げてそれからぽむぽむすべきだと思う
少佐寝る時眼帯はずすのかな
ダレモイナーイ、トウカスルナライマノウチ…?
『Love Love Nightmare』ハルカ編を持って来ました。
書いてる時は一種の興奮状態でこれはエロイwと自画自賛してましたがそんなことはなかったぜ!
以降五レスで行きます。
私、ビューリング。年、十八。煙草とか、美味しい。みたいな。
膝を抱えて項垂れている姿など、誰にも見せたくはない。煙草の灰が何度も服に落ちる。その度に慌てて正気を取り戻し、落ち着くとまた意識が移ろってしまう。そんな状態を繰り返していた。
今日は訓練だと智子が宣っていたが、体調が悪いと言って寝室に戻り、今に至る。
ベッドの上で煙草を喫むわけにもいかず、窓を開けたその下に座り込んでいるのが現状だった。
頭上の開窓からストライカーの音が入り込んできた。
一つ、乱れているエンジン音があった。恐らく智子だろう。
ハルカ辺りに抱きつかれてバランスでも崩しているに違いない。あぁ、そういえばロマーニャの変態も居たか…。可哀想だな…智子……。私ならもっと…こう、淑やかに………。え……?
「毒されている……」
泣きたくなった。優しい言葉で智子がリラックス出来る雰囲気を作って、まで考えた自分を酷く嫌悪してしまう。
揃った足の近くに、蜘蛛を見つけた。害は無い種類だが、八つ当たり気味に煙草を押しつけ、殺してしまう。
「…」
黒い点となってしまった蜘蛛に、内心だけで謝罪した。
そこにタイミングを計ったかのようにドアが開いた。
「ビューリング少尉、ちょっとお話があります」
怒気を孕んだ声は、ハルカだ。緩慢に視線を向ける頃には、詰め寄られていた。
「訓練はどうしたんだ。お前の好きな隊長さんと触れ合う良い機会だろう…?」
「その智子中尉に関してお話があるんです。訓練は抜け出して来ました」
「わざわざ私に聞くようなことは無いだろう。お前以上に詳しい奴もいないだろうしな」
「いいえあります。今朝、私も実は起きていたんですよ。眼鏡はありませんでしたけど、しっかり見てましたから!」
「だから何なんだ…。はっきり要点を言ってくれ」
「智子中尉に見られて顔を染めた少尉を、はっきりと見ました!」
「ぃ……」
頬肉が痙攣したのを感じた。
けしからん夢を見てしまった後、汗じゃない湿りが付いてしまったシーツを取り替えに部屋を出ようとしたときのことだろう。思い出さないようにしていたというのに、このチビは……。
「動揺もしてましたよね。その後直ぐに走り去りましたよね。そこで質問があります」
「…嫌だ、…聞かないでくれ……」
「智子中尉のことが好きなんですか?」
「……いや、…違う」
「本当ですか…?」
苦し紛れの回答を吟味するかのように私を正面から見据えるハルカ。
「怪しいですけど…」そう言ったきり、顔を離して、数歩距離を置いた。
「まあ…信じてあげます」さらにハルカは続けて言い放つ。
「そりゃあ、同じ趣味の人が居るのは嬉しいんですけど、智子中尉だけは別ですから! 顔はいいんですから、狙うなら他の人にしてくださいね」
低地位の悪魔の忠告を、一つ頷くだけで受け止めた。正直、ほっとしていた。下手に押されて無理矢理有る事無い事言わされるかと邪推していた。
ああ、私はまだ大丈夫だ。少しだけだが自信が付いた。こればかりはハルカに感謝してもいいと思えた。
ハルカはそのまま部屋を出るのかと思ったが、先程までの嫉妬に燃える本性を潜めて、私に向かって言った。
「そろそろ皆も帰ってくると思うので、その充血した眼とかどうにかした方が良いですよ」
「え? 充血…腫れてるか?」
「まあ…注意して見ないと分からないくらいですけど」
「そうか…ありがとう……」
立ち上がって、手洗い場で顔を洗ってこようとした矢先だった。
遠くからどどど、と連続した轟音が近付いてきて、ドアの前で一瞬の静寂の後、木扉は乱暴に開け放たれた。
「ビューリング〜! 体調は大丈夫ねー? 何ならミーが一肌脱ぐね−!」
元気一番、キャサリンが飛び込んできた。私と目があって、キャサリンは正面から派手に抱きついてきた。
「Cuuuuute!! 弱ってるビューリングなんて珍しくてかわいいねー!」
「えっ? え?」
「ぎゅううううってすると柔らかくて良い感じね!」
「く、苦しいから…やめろ…!」
「おやおや、ラブラブで何よりじゃないですかー」
「そんなんじゃない!」
ハルカの黒い笑みはキャサリンには見えていない。無邪気に抱きついて笑顔を振りまいているキャサリンを、ひどく意識してしまう。
「大丈夫ね! ミー、こう見えて口は硬いね!」
とてもそうは思えなかった。今朝のことを言っていて、それを慰めているつもりなのか、こうやって急にコミュニケーションを激しくし始めたに違いない。
「誤解されるようなことを言うな! ただでさえ淫縦な奴だというのに!」
「むふふ、安心しましたよー、ビューリング少尉〜」
「くそ、待て! 私は…! 違うんだ!」
狼狽えるばかりの私に、反射的に背中に手を回していて、腕の中に収まっていたキャサリンが上目遣いに問うてきた。
「もしかしてバレてるね?」
「…違う……そういうわけでもないんだ…くそ」
拍子抜けしたのを見計らったのか、ハルカはそそくさと退散してしまう。部屋には私とキャサリンだけが残された。頬ずりしてくるキャサリンを、無言で追いやった。
「何するねー」
「こっちの台詞だ…」
眉根を揉み解しながら、壁際まで歩いて、また最初と同じ体勢に戻った。
「違うんだ…私は…決して、レズなんかじゃ…ないんだ……」
「んー…。あまり悩んでも仕方無いと思うのよー?」
「キャサリン…独りにしてくれないか……」
「ビューリング、思い詰めても仕方無いことだってあるね。今は辛いかも知れないけど、きっとその悩みを理解できる時が来るね」
「……ありがとう」
キャサリンなりの言葉が、割と心に染みた。もう一度ありがとう、と呟くと、キャサリンは応えた。
「ミーたちが集まったのにもきっと訳があると思うね。だから助け合える時は助け合うのが仲間なんだと思うね」
言うと、肩を叩かれた。リベリオンの励まし方なのだろうか。だが、強めに叩かれた肩は少しだけ熱を持って、それがまた疲れた身体によく効いたのだった。
――
今宵、私は縛られていた。
「何で?!」
「ビューリング、ごめんなさい。今日だけは本当にダメなの。私の代わりにあの子の相手をして…!」
「な、と…智子?! おいちょっと待ってくれ智子――!」
後手に、縄できつく縛られている。とても抜け出せるようなものではなかった。
「智子、私に刃向かうって言うのか? 智子!」
一度落したはずの智子はごく普通に見えた。どうしてだ。智子はもう私のものだったはずだ。そんな彼女がどうして今私を縛って放置なんてしているんだ!
闇に叫ぶが、智子の姿はどこかへ消えていた。私は沼の上に吊されワニに食べられるのを待つ生贄のごとく、自由の効かない手足で暴れた。
手首に縄が食い込んで痛みを生んだ。あまり動くと、出血しそうだった。両足も同じであるから、これは諦めるしかないということか。
「ふっふ〜♪ ともこちゅぅいー」
悪魔の声が耳に届いた。そうだ、落ち着いて弁明すれば、退魔出来るはずだ。
「待って、落ち着いてくれ。…ん、ん?」
開いた口に、布が当てられて、声が出せなくなってしまう。唇に食い込んでくるこれは…猿轡? なんてことだ!
「んー! んんーっ!」
抵抗のために頭を上げるとそれは結んでくれと頼んでいるようなものだった。強く結ばれ、口端が裂けそうな痛みに涙ぐんでしまう。
「んんん…。いふぁぃ……!」
はっきりと言葉を口に出す事が出来ない。情けない声だが、緊急事態だ。この魔物に身体を弄られたら、今度こそおかしくなってしまう――!
「んはぁぁ…かわいいですわ、ともこちゅうぃ〜」
「ひがふ…ひがうんふぁ………」
違う。違うんだ。言葉に出来ないが、訴える。
「今日は縛りプレイですから、新しい興奮が体験出来るかも知れませんよ…ふふふ」
「ぁ…ぁう……んー!」
胸を揉まれる。慣れない刺激に、身体は狂ったように反応する。私の服をはだけたハルカは、直に胸に手を伸ばしてくる。
「くぅう……ゃ、やふぇろ…」
帝国は国王が倒れたらそれで終りなんだ! 今、ハルカなどという敵一人に負けるわけにはいかないんだ…!
屈するものか。耐えきってみせる。智子もキャサリンもウルスラだって皆このエリザベス・ビューリングの嫁なのだから!
「ぁあぅ!」
熱した火掻棒のようなハルカの舌が乳首をねぶる。唾液が絡みついて、刺激が直に快感へと変換される。脳が震えて、汗が噴き出す。異常とも言えるそんな私の反応に、ハルカは満悦して言った。
「うふふ、ともこちゅうい、縛られていつもより興奮しているみたいですね☆」
ハルカの凶悪な手指が、快楽に飲まれた私の下腹部をまさぐろうと、ズボンをゆっくりと脱がしていく。
「ともこちゅうい、糸引いてますよ−?」
「いゃ…ぅ……」
蕩けてしまいそうだ。だが、ダメだ。諦めたらそこで…終りなんだ……。
「いただきま〜す♪」
じゅるるる、とわざと音を立てて私の股間を吸い上げるハルカ。
「はあぁあん!! くぅ…あ、……ぅ」
打ち震えた。口がだらし無く開いて、ドロドロの唾液が布に飽和して垂れ始める。一回だけでは終わらず、ハルカは執拗に私の陰部を刺激して、汪溢な水気を飲み込んでいく。
「んああ、あ、…んんん! くっ…あ、ぅああ!」
もはや声は脊髄反射だった。涙も負けない勢いで流れ、被虐感がそそられた。反抗の声すら出せなくなり、荒い息と嬌声ばかりが広い寝室に反響する。
この声は、皆が聞いているのだろうか。いつも、智子の声を皆が聞かされているように、私のこの声も、皆が聞いているのか…? くそ、恥ずかしい! とても耐えきれる羞恥じゃない! 早く終わってくれ…!
「ん…んぁああっ――! ん、ん、んん! あん!」
声が出ないように耐えるが、あまり上手く行っているとは思えなかった。体中が熱い。燃えているような熱が内臓にも行き渡っている。下腹部はもはや洪水だった。
「んもう、えっちなんですからぁ、ともこちゅういは〜♪」
智子ではないのに、私は責められている。唇を噛み締めて、一線を越えないように制御しようと試みる。ハルカは止める気など一切無いようで、私を容赦なく責め立て始めた。指が中に入ってきたのだ。
「ひぁああああああ!!」
貫く激動。全く初めてであるはずなのに、随分とスムーズに侵入を許してしまった。それだけ濡れているということ。それはつまり感じているということでもある。
「まだ指一本ですよ〜? このままこね回したら大変なことになりそうですねぇ〜」
「ふぉんな…そんにゃこふぉ…しゃれふぁらぁ…ああぁあああ――っ!」
根本まで入ってきたハルカの繊細な指に、身体は素直な反応を返して、指を締め付けてしまう。
「あんまりきつく締められると、折れちゃいますよ〜」
言いつつも楽しそうにしている辺り、真性の変態なのだと実感した。
「んふふ、そろそろ一回撃墜しちゃいましょうか。ちゅういの大好きな動きで」
耐えなければ。耐えなければ。絶対に、被撃墜など許すものか――!
「こうやって〜、なぞるように〜。んふふふふ〜」
ハルカの人差し指が、中を撫でる。ぐるぐると、マグカップを洗うように。
「くぅぅうう!! ああああぁあぅうああっ!!!」
弾ける、断続的な攻撃。加えて、ハルカは顔を足の間に滑り込ませてきた。間髪入れず、またハルカの熱い舌の乳頭のざらざらが、最も敏感で小さな蕾を、舐め上げた。その瞬間、私の脊髄からぞぞ、と膨れあがった白い波が、脳へと到達して、それが、絶頂なのだと理解した。
「…ぅ――ぃ、イ、っくうぅうう―――――ッ!!」
――
四回目の被撃墜と共に、私は飛び起きた。
「は、はぁ…はぁ、はぁ、く、ふ、はあ…はぁ……」
唇から漏れていた唾液を拭い取って、部屋を見渡す。異常は、無いようだ。…だが、私は…完全に、異常だ。
ショックで身体が震える。夥しい量の汗が体中に溢れ、シーツを湿らせている。自ら肩を抱いて、目を瞑る。
…すると、網膜に焼き付いているかのごとく、夢の中の光景が流れ始めた。ダメだ。即決してまた目を開くと、背中が折れた視線から、私自身の秘部が目に入る。
…暗闇でも分かるほどの漏水具合だった。水気は太腿を通過して、膝に達そうかというところまで続いていた。
「そんな…」
いくらなんでも…ひどい。こんなになるまで…。それも、あのハルカに襲われるなんていう、非現実的な内容の夢で…。
智子は毎日あんな攻めを受けているというのだろうか。あんなことを続けられたら、脳が蕩けてしまう…。
足を擦り合わせて、僅かでも水気を誤魔化そうと足掻いてみる。が。
「くぅん!」
敏感な場所がズボンの生地と擦れて、思わぬ声が漏れた。
使い魔のダックスフントが、思いっきりじゃれてきている時に、突然猫騙しで両手を打ち鳴らしびっくりさせた反応にそっくりだった。
もしかすると、寝ている間の無意識に夢のような声を出してはいないだろうかと凄く不安になってしまう。
まるで、智子がケモノとなった時のような声…。あんな声が、夢の中とはいえ、私も出せるとは…到底思えないのだが…。…そうなの…だが、四回も……くぅ。
ハルカも、途中で気付け。お前の好きな人を間違えるなよ。…と、遅い愚痴を吐いた。
「…はあ」
溜息が出た。もはやこれは諦念だ。あそこまで生々しく、かつ欲望に塗れ、私を乱す、夢。
あぁ、もういっそ改心して夢の中のような堂々としたレズになってしまおうか…。なれたらどれほど楽なのだろう。
…いや、まだだ。
キャサリンの言葉を思い出した。
『ビューリング、思い詰めても仕方無いことだってあるね。今は辛いかも知れないけど、きっとその悩みを理解できる時が来るね』
悩み。そう、これを悩みとして、解決すればいいのだ。今日、ウルスラに聞いてみよう。正常な夢を見られるように、戻れるだろうか。
――
以上です。長すぎる行規制で手間取った…。
次回はウルスラと、その合間を縫ってエルマのお話です。
日曜の朝からなんてもの読ませてくれるんだ、GJ!!
ハルカ編ってハルカのデレが見られるのかと思ったらビューリングさんしっかりしてくださいw
wktkして待ってるぜ
これはもうビューリングさんがレズになるのは時間の問題だw
次回も期待してるよGJ
ウルスラ逃げてーっ!w GJです
ああ、ビューリングさんがおちてゆく…ww
めっきり心配事がふえてそうなエルマさん編に期待ですw
>>810 いま"エース"シリーズを#2まで読みましたが……素晴らしいです!
支える側としての頼もしい芳佳がいいですね。つづきも楽しみに読ませてもらいます!
ビューリングかわええ(*´∀`*)
ビューリングよ…
もっとおちてもいいんですぜw
最高ですGJ!!
ところで、娘タイプ買った人いる?
どんなだったか、知りたいんだが・・・。
>>918ウィッチたちについて深く言及されているわけではないので、ドラマCDがいらなければ無理して買うような内容でもない
もう店頭にはあまり置いていないそうだが
サーニャと芳佳が手つないでるのをなりふり構わず阻止するエイラみたい
そのあとサーニャに怒られるエイラみたい
暴走したゲルトにヘルマが犯されるのを想像してしまった
501を訪れたヘルマが憧れのゲルトと話してる内に、意識が遠退き
気が付いたら、ゲルトのベッドに両手足を拘束されてるんだ
あとはそのまま、ゲルトの気が済むまでなぶられるんだ
まだ起床ラッパまで数刻あるという早朝、作戦室にウィッチたちが勢揃いしていた。
非常招集が掛かったのである。
敵が奇襲を掛けてきたというなら話は別だが、今までに前例のないことであった。
「なんだよ朝っぱらからぁ〜」
朝が弱いルッキーニ少尉は不機嫌そうに大あくびをする。
そんな少尉も、部屋に駆け込んできたミーナの厳めしい顔を見て姿勢を正した。
「気を付けっ」
副官バルクホルン大尉が号令を掛けるのをミーナが手で制する。
規律に厳しいカールスラント軍人としては珍しいことであるが、それだけ時間的な余裕がなかったのである。
「みんな聞いて。東欧で重要突発事案が起こりました」
いつもは冷静なミーナの声がいつになく上擦っていた。
これはいよいよ只ならぬことが起こったのだと皆が緊張する。
ネウロイとの戦いに連戦連勝を続け、敵が消滅するのももはや時間の問題と言われている昨今である。
余程のことが無い限り、人類の勝利は揺るがないものと思われていた。
「敵の反攻作戦でも始まったのか?」
「大規模な増援があったとでもおっしゃいますの?」
隊員たちが不安を隠しきれないように口々に質問してくる。
「増援? 言い得て妙だわね」
ミーナの顔が少し冷酷な笑いを浮かべたように歪んだ。
「聞いて。本日標準時午前3時00分をもってオラーシャは連合軍を離脱。単独でネウロイと和平協定を結びました」
一旦言葉を切ったミーナの顔に怒気が満ち溢れてくる。
「その上でネウロイと軍事同盟を締結。連合に対して宣戦布告してきました」
最初、その言葉を聞いた時、皆は何事が起こったのかさえ理解できなかった。
そしてジワジワと実感が湧いてくると、今度は事の余りの重大さに事実を受け入れることができないでいた。
「それって……オラーシャが……敵に回ったってこと……かな?」
いつもはマイペースのエーリカまでもが心中の驚きを隠せない。
オラーシャ帝国は欧州最東端に位置し、広大な土地に豊かな資源を埋蔵している有力な国家である。
現在はウラル川より東と中東方面に分断されているが、東部戦線の主戦力となる強国であることは疑いようのない事実だ。
そのオラーシャが敵に寝返ったとなると、連合軍は有力な友軍を失い、かつネウロイは強力な増援を得たことになる。
「ど、どうしてオラーシャ帝国が……」
裏切ったのだと、美緒はショックのあまり続けることができなかった。
扶桑皇国は東部戦線で戦うオラーシャを支援する同国の友邦なのだ。
美緒の仲間、皇国陸軍のウィッチも数多く派遣されている。
「オラーシャ帝国ではないわ。オラーシャは本日付けをもって共和国となりました」
ミーナの言葉は、オラーシャ国内で政変があったことを窺わせた。
赤化したオラーシャが敵に回ったとなると、当然西部戦線の連合軍は腹背に敵を抱えることになる。
各戦線で追い詰められていたネウロイは解放され、再び欧州を蹂躙しようと襲いかかってくるのは火を見るより明らかだ。
こうしている間にも、カレー方面のネウロイが活動を再開しているに違いない。
「ちっくしょう。だからオスケなんか信用しちゃいけなかったんだ」
シャーロットが憎々しげに吐き捨てた。
他のウィッチたちも、口にはしないものの彼女に同調する。
そんな中、エイラ一人だけが真っ青になっていた。
オラーシャが裏切ったと言うことは、自分の一番大事な人の母国が敵に回ってしまったということなのだ。
「サ、サーニャ……?」
エイラは室内にサーニャの姿を求めて──その時になって初めて彼女がいないことに気が付いた。
「あいつ。脱走しやがったな」
バルクホルン大尉が血相を変えてテーブルを殴りつけた。
「アイツとか言うナ。サーニャは私たちの戦友なんだゾ」
必死で仲間を庇おうとするエイラの努力も徒労に終わった。
サーニャが非常招集に応じなかったということは、彼女がこの事態を事前に知っていたという何よりの証拠であったのだ。
「あの子を行かせちゃダメ」
ミーナが厳しい口調でそう言った時、エイラはホッと胸を撫で下ろした。
やはり隊長のミーナは部下のことを信じていてくれているのだ。
しかし、続けて発せられた命令が、エイラを絶望の淵に叩き落とした。
「あの子はこの基地の隅々まで知ってるの。敵を先導されたら厄介なことになるわ。敵と接触する前に撃墜しなさい」
その命令にウィッチたちは狼狽える。
昨日まで共に戦っていた仲間を撃てと言われて、直ぐにハイそうですかとはいかないのは無理もなかった。
「何をしてるのっ。1秒ためらえば、それだけ多く罪のない民間人が命を失うことになるのよ」
ミーナの命令が絶叫となった。
ウィッチたちも改めて事の重大さに気付き、バラバラと敬礼して作戦室を出ていった。
戸惑いを隠せなかったウィッチたちだったが、格納庫へ入った途端に怒りの感情が爆発した。
なんと、そこら中に整備員の死体が転がっていたのだ。
そればかりか、ハンガーに収納されていたストライカーユニットの全てが破壊されていた。
「……ひでぇ」
「サーニャの奴……」
耳を澄ますと、遠くでストライカーユニットの爆音が聞こえた。
窓辺に駆け寄ると、遙か彼方を一人のウィッチが東へと消えていくところだった。
魔眼を使うまでもなく、美緒にはそれがサーニャであることが分かった。
追いかけるには引退した旧式ストライカーを使うしかないが、どう急いでも整備に30分は掛かる。
それではとてもではないがサーニャに追いつけない。
「エイラ……頼む。サーニャを追えるのはお前しかいない」
美緒はエイラに非情とも思える命令を下した。
2人の仲を知らぬ美緒ではなかったが、実戦の指揮官としては命令せずにはいられない立場にあったのだ。
「けど……」
エイラは躊躇いを見せる。
「頼む。アイツを止めてやってくれ。心苦しいが、お前にしか頼めない」
墜とせとは言わなかった美緒の真意を計り、エイラはゆっくり、しかし大きく頷いた。
エイラの膝下に組み込まれたJumo-004からジェット噴射が長く伸びている。
もの凄い空気摩擦で、体の周囲に張り巡らせた不可視フィールドが今にも火を噴きそうだ。
音速を超える速度を維持していると、やがて前方にMig60を履いたサーニャの姿が見え始めた。
「サーニャ、待つんダーッ」
その叫びは伝わらずとも、全方位レーダーで周囲を監視していたサーニャは、背後に迫るエイラの存在に気付いた。
エイラは有速を活かしてアッと言う間にサーニャに並ぶ。
そしてMig60の最高速度に合わせるように出力を絞る。
「サーニャ、引き返すんダ。じゃないと撃墜するゾ」
エイラが叫ぶのを見て、サーニャは黙ってほくそ笑む。
できっこないくせに、と言わんばかりの冷笑であった。
「あぁっ、笑ったナ。こっちは本気なんだゾ」
バカにされたと思い、エイラは真っ赤になって怒る。
サーニャはそれを無視して東へと飛び続ける。
「なぁ、サーニャは知らなかったんダロ? 上から何にも聞かされてなかったんダロ?」
エイラは戦友を追いかけながら必死で説得を試みる。
それでもサーニャの冷たく強張った顔が緩むことはなく、エイラを一顧だにしなかった。
そうこうしながら飛び続けているうち、前方にカレーの町が見えてきた。
カレーはまだ敵の残存勢力がはびこる西欧におけるネウロイの拠点だ。
「ヤバイ」
エイラは自分がネウロイの勢力圏に入り込んでしまったことに気付いた。
既に前方からは無数のラロス7が近づきつつある。
「サーニャ、今ならまだ間に合う。一緒に基地に帰ろ」
もはや残された時間が少ないことを悟ったエイラは、切実な顔で最後の説得を続ける。
「一緒にミーナに謝ってやるから。サーニャ、帰ろ」
エイラの必死さは、ようやくサーニャに届いた。
冷たい顔をして東を目指していたサーニャが、チラリとエイラに一瞥をくれたのだ。
だが、彼女の口から発せられた言葉は残酷なものであった。
「あなたのそういうところ、ウザイわ……だいっきらいなの」
それだけ言うと、サーニャは赤ブーストで加速してエイラを引き離した。
一瞬、呆気にとられたエイラに怒気が蘇ってくる。
「……なんだとぉ〜っ。誰のためにこんな体になったと思ってるんだぁ」
エイラは両足に内蔵されたJumo-004を噴かして加速を図る。
しかし一旦出力を落としたジェットエンジンはなかなかパワーが回復せず、エイラはもどかしさを覚えた。
運の悪いことに真上に迫ったラロス7が降下体勢に入りつつある。
こんなところに攻撃を受けたら、如何にサイボーグウィッチと言えどもひとたまりもない。
「早く掛かレ、早く掛かレ……」
ようやくアフターバーナーが点火し、エイラの体は蹴っ飛ばされたように加速した。
「サーニャ、許さないゾ。許さないゾォッ」
エイラは加速しながらサーニャを睨み付ける。
対するサーニャはケファラスの機首に降り立つと、腕組みをしてエイラと対峙する。
そしてラロス7にエイラを始末させるため、冷たい表情のまま右手を振り下ろした。
(つづく)
もう何でもありだな…
一時期のような勢いも無いし、もうダメかも分からんね
>>926 何を目的にしてんのか全く分からん。テンプレ読んでる?
自分でブログでも作ってそこでやってろよ。
ロム専が上から文句言うなよ
そういうのが荒れる原因になるんだ
気に入らなきゃスルーしとけばいいのに
>>928 あんま分かりやすい自演もやめておいたら?
レスつけちゃうとあれだけど、お前もそういうの全部ひっくるめてスルーしろよ。
そういやゲームのオリキャラの画像って雑誌に出てるのかね?
>>919 11人分とかw
無理しないで頑張ってくなさい
>>930 ゲームの情報はよく分かってない俺俺
プレイヤーキャラは芳佳じゃないの?
>>926 ユリアンさんお久しぶりです。GJですが、エイラは一体いつサイボーグになったんですか?
>>921 , ´ ̄ ̄ ` 、
/ ヽ
/ /|', / ヘ
i .:i ,' ./ ! ',. メ、 ハ
ハ | .i ./ ',イ ハ i | |
|ハ |/ ー-- ι ナ\|ノリ
:( ヽリ ● ● ハ 怒られるのは困るナ
| ヘー、 uxx ' xx }ノ どうせならラブラブさせて欲しいんだナ
| | |i>ト △ _ノ
| | /`ー`ヽ{<ヽ
>>911 ビューリングが4巻でこんな感じの展開になるよ
ってあっちのハルカさんが言ってた
なにはともあれGJ!!もう行くとこまで行ってくださいビューリングさん
>>934 ラブラブしたいならすればいいじゃないっすか、ガンガレ!超ガンガレ!
>>906 ウルスラ編wktkすぎる、ビューリング×ウルスラは物凄くえちぃ組み合わせだと思う
>>928 とりあえず百合になる要素が見当たらんのを投下するどうかと思うぞ
ゲームが売れたら続編は出すのかな、2期も始まることだし
さすがに気が早すぎるか
>>919 俺設定が激しいけど読み出すと凄く引き込まれる。
一度決めたif設定に沿って忠実に描かれてる感じなのがかっこいい。
こういうの苦手な人はいるかもだけど自分は好きです。
他のキャラのifがどうなるか楽しみ〜。
>>919 こういうのは野暮かもしれんがそのサイト主、高校生らしいんだが、
>>919は高校生じゃないよな?
一応ここ21歳以上のところにあるスレだから
滅多にエロは載らんが忠告までに書いておくよ。
21歳以上なんて建前だろ
実際はご覧の通り
>>941 まぁ、建前的にはな。
でも仮に自分が高校生だとしてもそれがばれないようにするのが
粋っつうもんだろ。
自分の年齢をばらしたり自サイトへ誘導ってのは
個人の特定をされやすい気がして
ちょっと危ない気がするんというか、年長者からしてみたら見ていて危なっかしい。
まぁ、本人が気にしない&そういう対処は万全なら何も言うことはないが。
>>938 ゲームが売れて二期も人気が出ればまたゲーム出すんじゃね?つーか出して下さい
ここ18歳以上のみだから高校生でもOKといえばOKなんだけどね
ゲームもいいけど限定版についてくるドラマCDの内容のほうが気になる
2期もあるしあんまり情報は出せないだろうけど百合的においしいと助かる
昔は21禁だったけど今は18禁なんだぜ
2chに昔からいると意外と知らなかったりする
>>944 限定版のドラマCDは百合度が高そうな気がする
気がするだけで実際はどうか知らないけどそうであって欲しい
公式がエイラーニャ以外でも百合度を上げてくれれば言うこと無いんだけどなぁ、2期にはそこを期待してる
個人的には特にミーナ辺りを
スレが比較的落ち着いたところで、喫茶店、喫茶店を…
エーリカをもっとシスコンにしてだな…
二期はペリーネに期待
ガリア復興の間にどれくらい仲が深まったのか
>>949 ペリーネは確実に仲良くなってそうだ、本当に2期が待ち遠しい
二期は邪魔の入らないエイラーニャが見たい
シャッキーニSSを書いたんで投稿しようと思います。
SS書くの初めてなんでいろいろと拙いところがあるでしょうが頑張ります
4レス分投下します
953 :
1/4:2009/05/18(月) 23:41:45 ID:dBJDZ/Iv
「Un sogno」
星の明るい夜。
あたしは、ルッキーニに呼び出されてテラスへとやって来た。
「おう、どうしたんだルッキーニ」
海の方を向いていたルッキーニは、こちらを振り向くとこう言った。
「……お別れの挨拶をしようと思って」
「……え?」
「今まで本当にありがとう、シャーリー」
「な、何で!? どうして!?」
「もう、だめなんだよあたし達……」
「そ、そんな! あたしが何か悪いことをしたのか!?」
「シャーリーは悪くないよ。でも、もう遅いんだ……」
そういうと、ルッキーニは空へと飛び出した。
「バイバイ、シャーリー」
「ま、待ってくれよルッキーニ、あたしはこれからどうやって生きていけば良いんだ!!」
慌てて追いかけようとするが、ルッキーニは空の向こうへと消えていってしまった。
「あたしを1人にしないでくれ! ルッキーニ!!」
「ルッキーニー!!」
目が覚めると、そこはあたしの部屋だった。
「な、なんだ、夢か……」
あたしはハァ、とため息をついた。
動悸が激しく、汗がびっしょりと背中を濡らしている。
外は大雨だった。
いつの間に降り始めたのだろう。雨風が窓を叩き、雷が鳴り響いている。
954 :
2/4:2009/05/18(月) 23:43:50 ID:dBJDZ/Iv
「さっきの、夢にしてはリアルだったな……」
しかし、まるで末期のカップルみたいな会話だったな。
あたしとルッキーニはただの友達だ。
それだけのはずなのに、なんだろう、この何ともいえない気持ちは……。
と、突然扉がドンドンと叩かれた。
時計を見ると午前2時40分。こんな時間にあたしの部屋を訪ねるなんて、誰だろう?
「はいはーい、今開けるぞ。……ってルッキーニ! どうしたんだその格好!?」
扉を開けると、そこには全身がドロドロになったルッキーニが立っていた。
「木の上で寝てたら雨が降ってきてこんなになっちゃった〜」
「あらら、大丈夫か?」
「大丈夫じゃない〜」
「ほらほら泣くなって。そうだ、一緒に風呂に入りに行くか?」
「……うん」
当たり前だが、風呂には誰も入っていなかった。
雨と土で汚れた服を脱がせる。
これは全部洗濯だな。朝になったら、宮藤にでも頼んでおこう。
「ほら、洗ってあげるからおいで」
「うじゅー」
頭と体を丹念に洗ってやり、ついでに自分の汗も流す。
「ありがとーシャーリー」
「どういたしまして。雨が降りそうな日は外で寝ちゃダメだぞ? こんなふうになっちゃうからな」
「そんなのわかんないよー! 夜は晴れてたのに!!」
そういえばそうだっけ。
というか、自分の部屋で寝ればいいのにといつも思う。
湯船に浸かると、ルッキーニはうとうととし始めた。
「まあ、こんな時間だし仕方ないか……って、あたしの胸を枕にするな!」
「シャーリーのおっぱい、気持ちいい……」
「はぁ……まあいいか」
頭をなでてやる。寝顔もかわいいなルッキーニは。
955 :
3/4:2009/05/18(月) 23:45:32 ID:dBJDZ/Iv
その体を、そっと抱きしめてみる。
「……ん? どうしたのシャーリー」
「いや、突然抱きしめたくなった」
ルッキーニがこちらを向き、不思議そうな顔をする。
「あれ? シャーリー、泣いてるの?」
気がつくと、目から涙がこぼれ落ちていた。
「あ、あはは、どうしたのかな、あたし」
突然涙を流すなんて、どうしちゃったんだろうあたし。
そして、なんだろう、この気持ちは。
「シャ、シャーリーどうしたの!? 泣かないで!」
「あ、ああ、ごめんなルッキーニ」
「どうしたの? 私に起こされちゃったから泣いてるの?」
「そうじゃないんだ、そうじゃないんだ……」
ルッキーニの体を、しっかりと抱きしめる。
その体は年相応に小さい。
顔が胸に押しつけられる形となった。
「く、苦しいよシャーリー」
「……夢を見たんだ」
「夢?」
「ある日突然、お前があたしから離れていってしまう夢。こうして毎日一緒にいることが当たり前のようになってるけどさ、それでもいつか別れる時が来てしまうんだ、って思うとな……」
「…………」
「悲しくて、涙が止まらなくなってしまうんだ」
やっと、気づくことができた。
ルッキーニと過ごす内に芽生えた、1つの感情。
混じりけのない思い。
自分の気持ちを裏切ることなんてできっこない。
「あたし、ルッキーニのことが好きみたいだ」
956 :
4/4:2009/05/18(月) 23:47:35 ID:dBJDZ/Iv
恥ずかしくて、手で顔を覆う。
「……ごめんな、変なこと言っちゃって」
すると、ルッキーニが、あたしの体に手を回してきた。
「バカバカバカ!! あたしがシャーリーから離れるわけないじゃない!!! あたしとシャーリーは、ずうっと一緒だよ!!!」
そして、
あたしの唇にやわらかいものが触れた。
それがルッキーニの唇だということに気づくのに時間はかからなかった。
「あたしも大好きだよ、シャーリー」
そう言うと、ルッキーニはにっこりと笑った。
あたしとルッキーニは、しばらく抱き合ったままだった。
次の日。
「はいシャーリー、あーん」
「あーん」
パクッ、とじゃがいもを1口でほおばる。
「ほら、お返しだ。あーん」
「うにゃーん」
ルッキーニにも食べさせる。
そして、2人で笑う。
あたしとルッキーニは、ずっと一緒だ。
不器用なあたしだけど、幸せにするってことだけは保証できる。
だからさ、あたしについてきてくれよ、ルッキーニ。
――その頃
「おお、熱いねえあの2人」
「まったく、人前で恥ずかしいとは思わないのか」
「ほいトゥルーデ、あーん」
「な、何をするんだエーリカ!」
「……食べてくれないの?」
「は、恥ずかしいじゃないか!」
「……食べてくれないんだ」
「……あ、あーん」
END
以上です。
ありがとうございました。
なんいうニヤニヤSSw
ごちそうさまでした、GJ!
GJ!
ルッキーニも可愛いけど
シャーリーも可愛いなぁ。
俺も思った、シャーリーが可愛すぎるw
ところでラストの2人は次回作の予告ですね?わかります
GJGJ
久しぶりのシャッキーニ!
みなさんありがとうございます。
>>960 次は特に決めてなかったんで書くかもしれませんw
では引っ込みます
>>940 言われて気づいた、そういえばプロフィール欄を最近更新してない……。
少なくとも年齢は大丈夫。もう誕生日も越えたし。最近はニートにならないよう必死です。
R-18のはずなので首突っ込んでますが、もしかしてそれより高いとアウト.....
>>939 ありがとうございます! 今回は題材というかテーマがifなんで、いつにも
増して自分の世界展開してみました。まあいつも自分色が濃いですがorz
>>952 GJ!
これはいいシャッキーニですね。どことなく文章があっさりしていながらも深みがあるのが
良いです。
よろしくっ
コテハンすみませんorz
>>963 最近専ブラでしか見てなかったんで21→18に変わったの気づかなかった。
掲示板の前書き見たら「18歳未満は立ち入り禁止」と書いてあったので
18なら大丈夫じゃね?
でもあまり自サイト誘導はここの荒らしがそちらに流れていくこともあるかもしれないので
おすすめはしないな。
で新スレはどうなるの?
そういやそろそろ次スレの時期だな
>>962 次も期待してるじぇ
次スレといえば埋めだなー
間に合うか分からんけど書いてくる
ハイデマリーさんが目隠しされてベッドに腕を拘束されて胸に蜂蜜垂らされて
サーニャとエイラに責められる妄想が思い浮かんだけど俺の心の中にしまっておこう
蜂蜜塗れのおっぱいを舐められたり乳首吸われたり
サーニャやエイラの唾液と蜂蜜のブレンドしたものを口移しされたりしちゃうんだ
>>919 エイラが主人公のイフシリーズの続編とは別物?
>>957 GggggggJjjjjj!!!!
やっぱいいよなシャッキーニ!
弱気シャーリー大好物ですw
ついにこのスレも1000まで書き込めちゃう時代が来たのか…?
このスレのテンプレ、無断改変されているから
次スレ立てるときにはちゃんと直しておかないとな
>>970 1000まで行くのは初代スレ以来じゃないのかな
まあ、このまま荒らしが来ることなく平和になれば
また1000行く前に容量オーバーになるだろうけど
こんにちわ、DXUGy60Mです。SSを4レス分程投下します。
エーリカお誕生日記念に書いたものの、あの流れの中じゃとても
投下できなかったものを一ケ月遅れで投下したいと思います。
最後まで読んでいただけたら幸いに思います。
973 :
エイラの献身:2009/05/19(火) 14:29:48 ID:JL9mrXPI
「エイラ、サーニャの胸を揉ませて!」
「・・・は?」
部屋に入ってくるなり、手を合わせて妙な頼みごとをし始めたエーリカの姿にエイラは片
眉を上げた。
「どうゆうことだよ、いきなり」
「だから、サーニャの胸を揉ませてってこと」
エーリカは下げていた頭を少し上げ、エイラの顔をチラリと見た。
「サ、サーニャの胸を揉みたいならサーニャ本人に頼めばいいだろ。ま、サーニャが“い
い”って言うわけないだろうけどな」
エイラは腕を組みながら何故か自慢げに話す。
「今日何の日か知ってる?」
エーリカは背筋を真っ直ぐに戻しながら尋ねる。
「え? ・・・ごめん、わかんない」
「私の誕生日」
「そうなのか。おめでとな」
「で!」
「で?」
「だ〜か〜ら〜」
「・・・誕生日だから揉ませろってことか?」
「そうそう、そういうこと」
エーリカはニコニコとした顔を怪訝な表情をするエイラに向ける。
「私の誕生日なんだからさ〜、今日ぐらいは認めてよ」
「認めろったって・・・だからサーニャに聞けよ・・・」
「サーニャが“いい”って言ってもエイラは邪魔するでしょ?」
「う! いや・・・まぁ・・・その・・・」
エイラは頭を掻きだし、その視線は思わず宙をさまよう。
「サ・・・サーニャが“いい”って言うなら・・・」
「いいの!!」
エーリカの瞳がキラキラと輝く。
「えっと・・・それは・・・」
(いくら、ハルトマン中尉のお願いだからって、サ、サーニャもさすがに断るよな・・・。
あぁ、で、でも、誕生日ってのを理由にされて、つ、強く頼みこまれたら・・・い、“い
い”って言っちゃうかも・・・)
エイラの頭の中では、エーリカに頼みこまれて首を縦に振るサーニャの映像が想起された。
(いや、多分それはない! 絶対に無い!)
そうは考えるものの、“もしも”という事態もありうる。そうなったらどうなるか?
(ま、万が一にだぞ、サ、サーニャの胸が揉まれるとしても、ふ、服の上からだよな・・・
は! ま、まさか直接! い、いくらハルトマン中尉でもそれは・・・いや、ハルトマ
ン中尉だからこそありうるのか・・・)
エイラはエーリカの顔をチラリと見る。そうして何故かエイラの頭の中では、はじらいと
恍惚の間に心揺れ、顔を赤らめる上半身が露わとなったサーニャの姿と、サーニャの胸を
揉む、何故かこちらも上半身が裸となったエーリカの姿を思い浮かべられ、
(サ、サーニャで変な想像すんなぁぁぁ)
と、その考えを打ち消そうと頭をブルブルと思い切り振った。
974 :
エイラの献身:2009/05/19(火) 14:30:29 ID:JL9mrXPI
「で、いいの? ダメなの?」
エーリカの冷めた目が、奇妙な動きを取り続けるエイラに向けられる。
「う・・・、そ、その・・・やっぱりダメ!!」
当然の答えだった。だが、エイラの力強い答えにエーリカはがっくりと肩を落とし、うら
めしそうな目でエイラを見つめる。
「そ、そんな目で私を見んなよ・・・」
エイラがそう言うと、エーリカは何故か二の腕を目元へとやり、ぐすぐすと鳴き声を漏ら
した。
「な、なんだよ急に・・・」
「ぐす、そりゃ、勝手に揉もうとすれば怒られてさ、ぐす・・・許可を取ろうとしたら断
わられて、泣きたくもなるよ・・・」
「変な嘘泣きはやめろよ・・・、泣き落しになんて応じないぞ・・・」
エイラが呆れた表情でそう言うと、エーリカは顔を上げ火を吐いた。
「じゃあ、この雁字搦めの状態をどうすればいいのさ!」
「知るか!」
「だいたい、エイラだってあんまり人のことは言えないじゃん」
「それは・・・まぁ・・・そうだけど・・・」
すねるエーリカの問いかけにエイラは思わず黙り込んでしまった。
確かに人のことをとやかく言えるような立場ではなかったが、それとこれとは話が別だ。
どうにかサーニャの胸をエーリカの魔の手から守らなければならない。そう思って焦るあ
まり、エイラはついつい心にも無いことを口走ってしまった。
「そ、そんなに揉みたいっていうんなら、私のを揉めばいいだろ!」
「・・・え?」
「・・・あ!」
「え、え! いいの、いいの?」
「え・・・と・・・」
エイラは何となく口にしてしまった自分の言葉に戸惑う。だが、
(でも・・・これで、サーニャの胸が揉まれずに済むなら・・・)
そう考えると、
「・・・サ、サーニャのを揉まないって約束すんなら・・・」
と、エーリカにそう念を押し覚悟を決めた。エイラの気概を感じたエーリカは、神妙な
顔つきをしながらコクリとその言葉にうなずいた。
975 :
エイラの献身:2009/05/19(火) 14:31:16 ID:JL9mrXPI
対面する二人の距離は僅かなもので、エイラの胸はエーリカの手が伸びればすぐの場所に
あった。
「その、キョ、今日だけだかんな!」
そう言うと、エイラは直立したままギュっと目をつぶった。
他人のは揉み慣れているものの、流石に自分のを揉まれる経験はほとんどなかった。
頬はわずかに赤みを帯び、体もかすかに震えてくる。エイラはその震えを抑えようと、拳
をギュッと握る。早く終わってくれることを願って。しかし、
(・・・あれ?)
予想に反して、自身の胸に何も起こらないことを不審に思ったエイラは薄くまぶたを開い
た。視界には、今にも揉みかかろうとするものの、その格好のまま何故か固まっているエ
ーリカの姿が映る。
「・・・何やってんだよ?」
「いや、いざいいって言われてタ、タイミングが・・・」
お互いに見つめ合ったままの姿で、妙な時間が流れる。
「や、やるならさっさとしろよ」
「うん、じゃあ・・・いただきます」
「そんな言い方はやめろぉぉぉぉ」
エイラの叫びが部屋中に響いた。
976 :
エイラの献身:2009/05/19(火) 14:35:42 ID:JL9mrXPI
「エイラ?」
「うわぁ!!」
突然の訪問者に二人は思わず飛びのき、エーリカは出しかけた手を体の後ろに隠し、エイ
ラは思わず自分の胸を手で隠した。
「何してるの?」
サーニャの怪訝な眼がエイラに向けられる。
「え? あっ・・・なっ、なんでもない」
エイラは苦笑いを浮かべながら、胸から急いで外した両手をサーニャに向けて振った。
「で? 何か用か?」
「ハルトマンさんを探してて、でもここにいたから」
「えっ、私に用?」
エーリカは自分の顔を指差す。
「はい・・・これ、お誕生日プレゼントです。」
そう言って、サーニャは包みをエーリカに手渡した。
「あの・・・中身はお洋服です。たぶん似合うと思いますけど・・・」
「あっ、ありがとう」
エーリカは素直に礼を述べる。
「じゃあ・・・私はこれで・・・」
サーニャが部屋を出ていくと、エイラとエーリカだけがぽつんと部屋に取り残された。
「・・・サーニャっていい子だね・・・」
「・・・そうだろ」
そう言いながらエイラは、さっきの続きはどうするのかとチラリとエーリカの顔をうかが
う。その視線の意味に気付いたエーリカは、
「今日はもういいよ、こんなプレゼントももらっちゃったしさ」
そう言って、包みをエイラに向ける。それを聞いて、
「そっ、そうか」
とエイラは安心に胸をなでおろした。
「それにさ、誕生日ってのを理由にするって、やっぱり卑怯っぽいよね」
「そうだな」
エーリカの言葉にエイラはコクコクとうなずく。
「やっぱりさ・・・」
「ん?」
エーリカの意味ありげな言い方に、エイラの視線は思わずエーリカの顔に注がれる。
「エイラの警戒網をくぐり抜けてこそ価値があると思うんだ! サーニャの胸を揉むこと
ってさ!!」
そう言って、エイラの瞳を見つめ返すエーリカの瞳はキラキラと輝き新たな決意に燃えて
いるように見えた。
「そんな変な目標見つけんなよ! そ、それに、私がいる限り、サ、サーニャには指一本
触れさせないかんなぁぁぁ!!」
エイラの叫びは、部屋の中にいつまでもエコーし続け、言葉を発した本人は肩で息をして
いる。
「あのさ・・・」
「なんだよ」
「今の声、廊下にまで聞こえたんじゃない?」
「・・・あ!」
エーリカの指摘を受けるなり、エイラは部屋の扉へと走り寄って、いきおいよくその扉を
開けると、
「い、今のは・・・その、なんていうか、いきおいで・・・いや! そ、そればっかりじ
ゃないけど・・・」
と、誰に言うわけでもなく言い訳を始めた。
エーリカはその姿を見ながら、ただニヤニヤとしているだけだった。
fin
2人のやり取りにワロタw
エイラとエーリカの組み合わせは良いなぁ、GJ!
>>972 エイリカGJ……おいしくいただきました(^q^)
>>963 「よろしくっ」誤爆したorz
なんというか使い方にまだ慣れない今日この頃……
>>965 まあ、多少は考えた上なのでもし何か問題が起こっても自己責任かなと。
>>969 別物になります。
というわけで元々はゲルトで考えてたストーリーを別キャラに当ててみたら
結構すっぽりはまったので<イフ>新作投下。
If.<イフ> -ジ・アナザー・ストーリーズ-
CASE 02:"A Train"
エーリカ&サーニャ
ttp://sky.geocities.jp/tsuki_no_tomo_sibi/swss/If_CASE2.txt ダイナモ作戦の後の展開を少々変えてみました。
ある歌の歌詞と対照させて作ったものなので、知ってる人が読むと「あああれか」と
すぐ分かる内容になってます。なので一応パロディになるんでしょうか。
その辺の記述は保管庫さんに任せます。
そろそろ次スレですねー
よければそろそろ次スレ立ててくるけど、テンプレはどんなふうに直したらいいだろう
Part23のをURL変えてそのままつかえばいい?
それか変更案誰か貼ってくれると嬉しい
おk
基本はこのスレの
>>1-4でいいのかな
よけりゃ立ててくる
>>976、
>>978GJ!!
いつ来ても新作があるって素晴らしいことだな
>>981グッドラック
テンプレの訂正は
>>1の最後の「関連スレ」を消す、というのがあったと思うんだが
あれどうもアレ臭いし
ところでこの前までラッシュだった反動で半分忘れてたが今日ウィルマお姉ちゃんの誕生日じゃん、おめ
>>983乙ッチーズ
さて、後はのんびり埋めSSでも待つか
一昨日、シャッキーニSSを書いたdBJDZ/Ivです。
またシャッキーニSSを書いたので、投下しようと思います。
4レス使わせていただきます。
「Giorno di pioggia」
ジリリリリリリリリリリ!!!
「んー……。朝かー」
目覚ましのけたたましい音で目が覚めた。だが、眠気は全然とれていない。昨日は夜遅くまでストライカーユニットの整備をしていたから、完全な寝不足だ。
そして、
「なんだ、今日は雨かー……」
厚い雲が空を覆いつくし、雨がシトシトと降り注いでいた。
「仕方ない。今日は中で過ごそっかな」
――Giorno di pioggia――
のんびりと着替え、歯を磨き、バルクホルンとじゃがいもを取り合った。
「さて、今から何をしようか」
整備は昨日たっぷりとやったし、流石にこの雨の中飛ぶ気にはなれない。
少佐や宮藤たちは訓練をしているようだが、一緒にやろうという気も起こらない。
「よし、ルッキーニと遊ぼう!」
ここ最近、ネウロイ達との戦いで忙しくて一緒に遊ぶ機会がなかなか無かったからな。今日くらい、おもいっきり楽しもう。
「で、あいつはどこにいるんだ?」
どこかを飛び回っているか、それともどこかで昼寝をしているか。少なくとも、これからこの足で探しに行かなければならない。
「ま、いつものことだ。探しに行くとしよう」
とりあえず、ルッキーニがよく寝るところを見て回ろう。
あたしは歩き出した。
だが。
「いーなーいー!」
ミーティングルーム、ブリーフィングルーム、食堂、お風呂、格納庫、ルッキーニの部屋、どこを探しても見つからない。
流石に外では寝てないとは思うが、一応探しに行った。でも、見つからなかった。
「うーん、おっかしーなー」
あたしがルッキーニを見つけられないなんて、なんというか、残念だ。
と、そこへハルトマンが通りかかった。
「お、ハルトマン!」
「あ、シャーリー。どしたの?」
「ルッキーニを見なかったか?」
「ルッキーニ? ルッキーニなら何十分か前にあたしの部屋の前を歩いてたよ」
「おお、そうか! ありがとな!」
「何かあったの?」
「いやー、今日は何もすることがないしルッキーニと遊んでやろうと思って探してるんだけどさ、なかなか見つからなかったんだよね」
そう言うと、ハルトマンはとてもうらやましそうな顔をした。
「いーなールッキーニは。トゥルーデなんて『1に訓練、2に訓練だ!!』って言って、なかなか遊んでくれないんだよねー」
「あはは、堅物らしいなぁ」
「そんじゃがんばってねー」
「おーう、ありがとな」
ハルトマンが去った後、あたしは宿舎に戻って探し始めた。
「おーい、ルッキーニー!」
だが、それでもルッキーニは見つからなかった。
「はあ、ほんとに何処行ったんだあいつ……」
他のみんなにも居場所を聞いてみたが、誰も知らないときた。
ひょっとして、管制塔にでも行っちゃったのだろうか。
それに、だんだんと眠くなってきた。
とりあえず、一旦部屋に戻ろう。そして、これからどうするかゆっくり考えよう。
あたしは、自分の部屋に向かった。
「……って」
ルッキーニは、ベッドの中に居た。
「な、なんだ、ここに居たんだ」
まさかあたしの部屋とは……盲点だった。
「うーん、シャーリー……ムニャムニャ」
毛布を抱きかかえ、気持ちよさそうに眠っている。
まるで天使のような寝顔。
よし、今日の予定は決まった。
うんうん、とうなずくと、ベッドに入った。
「おやすみ、ルッキーニ」
あたしも、ルッキーニと同じ世界へ旅立った。
――夕方。
「ムニャムニャ……うーん、あれ?」
「んー……お、起きたかルッキーニ」
「あ、おはよう、シャーリー」
「おはよう。しかし、いつの間にあたしのベッドに潜り込んでたんだ?」
「んーと、朝ご飯食べて、シャーリーの部屋に遊びに行って、いなかったからベッドでゴロゴロしてたら寝ちゃってた」
「あはは、そうだったのか。一緒に遊ぼうと思ってたんだけど、もうこんな時間だしなー。夕飯の準備でも手伝いに行くか?」
「うん! 今日のごはん何かなー」
ま、こんな日も悪くないかな。
あたしとルッキーニは、手を繋いで部屋を後にした。
――夜。
「急に呼び出すとは何事だ、エーリカ……ってなんだその格好は!?」
「一緒に寝ようと思って」
「……それと服を脱ぐことと何の関係がある」
「わたし、トゥルーデにかまってもらえないと死んじゃう病にかかっちゃった」
「……そうか」
「なんで戻ろうとするの?」
「いや、お大事にな」
「……意気地なし」
「…………」
「わたしのこと、嫌いになっちゃったの?」
「そ、それはないぞ!!」
「…………」
「わ、わかった。でもせめて服は着てくれ」
「やった! えへへートゥルーデとお泊まりー」
「うわ! 抱きつくな!」
END
終わりです。
お粗末様でした。
>>989 素敵なシャッキーニをご馳走様^^
二人にはこういう雰囲気がとっても似合うと思います。GJ!
>>948 ある程度書きあがってるから投下しようかと思ったらウィルマさんの誕生日ジャン!
書こうと思っていたウィルマ話にまったく手をつけられないまま季節はずれのサーニャの誕生日ネタを投下するのは気が引けるので、20日が終わるのを待ってて〜。
992 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 03:33:36 ID:hwUtTUhN
ID:8DN5fRNT
993 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 05:56:41 ID:ijHIVttB
ウンコスレ埋め
994 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 05:57:12 ID:ijHIVttB
埋めウンコ
995 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 05:57:39 ID:ijHIVttB
とりあえずウンコで埋めてみる
996 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/05/20(水) 05:58:03 ID:ijHIVttB
まだまだ埋まらないのでもっとウンコしてみる
※埋めリーネイラ-part14の埋め(No.572)の続き 絡み有 7レス
砕け散った茶碗やらコップやらを、一つ一つ丁寧に拾い上げていく。一人取り残されたキッチンで、私は何かの
贖罪であるかのように黙ってそれをしていた。はあ、とこぼすのは重たくて大きな息。大きく上がって、下がった
肩にずきりと痛みが走って顔をしかめた。さっき触られたせいだろうか。でも、「痛い」とは口にしなかった。そんな
こと言ってはいけないのだと分かっていたから。
きょうこそは、今日こそは。
彼女に謝ろうと思ったのだ、私は。なにを?どれを?尋ねられたってもう分からない。強いて言うのならぜんぶに
だ。そうすることで彼女と私の関係が清算されるだなんて思わなかったし、弱くて愚かな私は相も変わらずその
安易な道を選んでしまうのだと思ったけれど──私はそうすることで私を納得させたかった。そしてリーネに
伝えたかったんだ。
ごめん、ごめんよリーネ。私は間違いなくサーニャが好きなはずなのに、リーネに逃げてる。そんな私をなんて
ひどい人、ってお前は心のどこかで思っているのかもしれないけれど、私の中にだってリーネに対する情は
ちゃんとあるんだ。それが一体何色をしているのかはわからなかったけど、リーネが勝手に赤い色のペンキを
ぶちまけたから、染められたままに私は享受することにしたんだよ。
リーネが悪いんじゃない。でも、リーネを傷つけたくて、リーネのことを何も考えなくて、私は今を選んだんじゃない。
…それは今となっては言い訳でしかないけれど、そうだって信じたいんだ。信じて欲しいんだ。
それを伝えてたってどうなるわけでもないけれど、私は、そう、納得したかったから。
思い出すのは今朝のこと。ぐるぐると巡る罪悪感や過去の呵責にとらわれて顔を曇らせる私を、私が「もう行く」
と言うまで彼女は抱きしめていてくれるようになった。私が自分から彼女の部屋に赴いて、そうしていつもの
ようになし崩しに彼女を抱いたその日から。それはイコール、サーニャが私を使って行う「それ」が、もう後戻り
など出来ない激しいものになったその次の朝のこと。何が変わったのかなんて分からない。少なくとも私は何
ひとつ変わっちゃいない。変わったとすればそれはリーネのほうで、恐らくリーネは私をひどくひどく情けない
やつだと理解したのだろう。もちろんそれよりも前からそうは思っていたかもしれないけれど、多分あの朝に
彼女の中で私はそんな弱い、庇護しなければいけない存在に変わったのだと思う。
(でも、なんで)
肩の痛みに、先ほどの彼女の叫びを想う。治してあげようか。宮藤は何に起因するかも分からず、ただ純粋な
心配でそんなことを言ったのだ、たぶん。もちろん私は「そんなことしなくていい」と断るつもりでいた。怪我の
理由を説明するのは困難に思われたし、なによりも私は、ここに痛みのあるうちは自分の犯している過ちを
実感しながら生きていける気がしたから。
愛も、恋も、心に焼き付くだけで私に何も残してはくれない。火傷の痛みだけが積もり積もって、ただれて、目も
当てられないほど醜くなっていくんだ。
それなのに、私の情けなさの具象でしかないそれを、リーネにとっては自分と私との背徳的な行為の証でしか
ないそれを、リーネは「消さないで」といったのだ。それはとてもとても、掠れた声だった。
なぜだ?どうしてなの?知りたくてたまらなかったけれど、それを聞く前に彼女は走り去っていってしまった。
その後を追うように、宮藤も。その顔が少し険しいものだったような気がしたのは、たぶん気のせいであろうと
思う。私も追いたかったんだ。追いついて、恐らくは私が原因であって、私がすべて悪いのであろうそれを謝罪
したかった。どこが悪いのかなんて分からないし、考えたって仕方がない。だってどうせぜんぶぜんぶ、悪いの
はこの私なんだから。
けれど、私は立ち尽くした。足が動かなかった。……いいや、『動かなかった』なんていうのは言い訳に過ぎない
な。『動かさなかった』んだ。私は、私自身の気持ちで、それをしないと決めた。
「…えいら?」
だってほら、キッチンに座り込んで食器を一つ一つ拾い上げている私の背中に、まだ半分夢の中にいるかの
ようなまあるい言葉がかかる。かちり。その瞬間、心のどこかのスイッチが切り替わって、私はいつもどおり、
口許をつりあげているのだった。さーにゃ。振り返って、名前をよんでやる。
「あぶないから、こっち来ちゃだめだぞ。怪我したら大変だかんな。」
開いた口から出てくるのはじぶんでもびっくりするくらいの柔らかな声。サーニャのためだけに存在する、優しい
優しい声音。怖がりで臆病な、この世界で一番たいせつなその子のためだけの、特別なおと。サーニャ以外に
対してこんな声出したりはしないし、そもそも出てこない。無意識にだって彼女に対するときは、どうしてかこんな
にも慎重になってしまうんだ。
「よしかちゃんと、リーネさんは…?」
「あー、いま、ちょっと色々とあってさ。しばらく戻って来れないと思う。」
「……エイラは?」
「私は、……ええと、その代わりに食器洗いでもしてやろうと思ってたら、つい落としちゃったんだ。ほら、ガラスと
かあって危ないから、サーニャはこっちに来ないで、座って待っててくれよ」
いいながらまたサーニャに背を向けて残り少ない大きな破片をまた一つ拾い上げる。あとはほうきとちりとりを
持ってきてこのあたりを掃いてやれば、一応危なくはないだろう。……そう、先ほどの出来事なんて何ひとつ
なかったかのように、整然としたキッチンがまた帰ってくる。床を見ると微かな傷がついていて、けれどもそれは
目を凝らさなければ見えないほど本当に微かなものだったからきっと誰も気付かないだろうと思われた。そう
なんだ。多少の傷があろうとも、それをあえて口に出さなければ誰もが気にも留めずに生きてゆける。そのはず。
だからわざわざ消す必要なんてこれっぽっちもないんだ。だって支障なんて何ひとつないんだから。私の肩に
ついた赤い痕だって、私とリーネ以外にとってはそんな取るに足らないもののはずだった。
(…隠せてたはず、だよ、な。かばうなんてそんな真似、するほどのもんじゃないし…)
今更ながら、疑問が頭をもたげる。ミヤフジが気付いたのは、あいつが治療のエキスパートだからに違いないと
私は思った。でも、私だって空戦のエキスパートなんだ。こんな、肩の微々たる痛みなんてなんてことない。
そりゃ確かに私は今まで一度も被弾したことがないけれど、だからってこんな痛みをこらえることが出来ない
ような柔な訓練を受けてきたつもりはない。特にスオムスは厳しい土地だから、撃墜なんてされようものなら
すなわち死に繋がる可能性がとてもとても高かったから。それでも撃墜されまくりのやつがいたけどあいつは
まあ自己治癒能力があったし、何よりついてないくせに悪運だけは妙に強かったからノーカウントだろう。
リーネと、それを追いかけていったミヤフジは今頃どんな話をしてるんだろう。士官教育さえかったるいと投げて
いた私はこういったことを考えるのがとても苦手だ。全く予想できなくて、でも知りたくて仕方がない。リーネは
自分のつけたこの傷を、ミヤフジになんと説明するんだろう。どうして「消さないで」と言ったのか、そんなことも
話したりするんだろうか。話したら、私にもいつか教えてくれるんだろうか。知りたい。自分のことばかり優先して
きたから気付かなかったけれど、あの行為は、もしかしたらリーネにとっても何か意味があることだったのかも
しれなかった。
そんなことを考えながら立ち上がって、手近な紙袋を二枚重ねて割れ物をその中に突っ込む。さて、ほうきと
ちりとりを取りに行くか。ふうと一息ついた後に振り返って、ぎょっとした。
「…さーにゃ?」
だってそこには先ほどと変わらないまま、サーニャが立ち尽くしていたのだ。ぼんやりとした目は幾分見開かれ
ていて、そこから私は彼女が覚醒していることをしる。
「どうしたんだよ、サーニャ。」
口から漏れるのはまた、あのやわらかくてまろやかな声。座ってろ、って言ったじゃないか。危ないぞ。決して
咎めることはなく、けれどたしなめる。だってこの子は何も知らないから、私が全部教えてやらなくちゃいけない
んだ。この世のいいこと、わるいこと。していいこと、だめなこと。そう、あの、自らを慰めるためのあの行為だって
、あれはとても恥ずかしくて淫らなことなんだよって、教えてあげなくちゃいけない。本当は今すぐにでも。
…そう、いつも思ってるのに。どうしても言葉にならなくて私は、いつもいつも貼り付けたような笑顔を浮かべる
だけなんだ。
「……エイラは?」
私の問いに、サーニャは先ほどと同じ言葉を、先ほどよりも幾分かはっきりした口調で重ねてきた。私?だから、
わたしは。
きっと、さっきはよく聞いてなかったんだろうな。そう納得して私も先ほどと同じ言葉を重ねようとする。
「えいらは、どうして、そんなに泣きそうな顔をしているの?」
けれど、続けられて。私は手の中にあった紙袋を取り落としそうになるのを、すんでのところでこらえるので
精一杯だった。泣きそうな顔?私はいま、そんな顔をしているの?そんなはずはない。そんなことはない。
だって、サーニャと一緒にいるときの私は、いつだってちゃんと笑えているはずなんだ。そうしないと、サーニャに
余計な心配をかけてしまうから。そりゃ、たまには余裕をなくしてしまうこともあるけれど、そのときはそのときだ。
でも、泣きそうな顔だなんて、そんなこと。
あるはずがないよ。何言ってるんだよ、サーニャ。そんな風に答えようとして、また無理に口許を吊り上げようと
する。筋肉がひくひくと痙攣して、どうしてかひどくぎこちない。
「…なんでもない。ただ、ちょっと……そうだな、疲れてるだけ。」
「それは、朝が早いから?」
「…え?」
「……ううん、なんでもない」
ぽろりとこぼれたサーニャの指摘に思わず声を上げて、その真意をはかろうとしたのに。それは取り上げる前に
引っ込められてしまった。私がぼんやりしていると、サーニャがくるりと向きを変えてどこかへ立ち去る。なんと
なく追うことが出来ずに固まっていると、サーニャはその手にほうきとちりとりを持って帰ってきた。
「片付けるんでしょう?……手伝うから」
「……ん?ああ、うん…そうだな。ありがとう、サーニャ」
「……うん」
板張りの床に刻まれた微かな傷は、破片を取り除いたらすっかりと目立たないくらいになっていて。取り落とした
食器の分、空きのある食器棚だけが先ほどの一件を表していた。けれどもその食器棚さえしばらく見ているとも
ともとそのままだったようにさえ思われて、サーニャと連れ立って食堂を出る頃にはもしかしたらさっきのこと
なんて全部白昼夢だったのではないかとさえ思い始めていた。貼り付けたような笑顔だって、多分いつもどおり
で。サーニャもいつもどおり微笑んでくれていたから、それでいいのだと思い込むことにした。
──けれど私は、直後に現実に引き戻されることになる。
食事を終えたせいか、自室に戻る道をたどりながらまた目がとろんとして、足元さえおぼつかなくなってきた
サーニャをいつもどおり「しかたないなあ」と支えながら歩いていたその途中に、私は彼女を見つけてしまった
のだ。リーネ。思わず呼びかける。顔を上げたその反応で、いつもとはどこか違う雰囲気をかもし出している
彼女がリネット・ビショップその人であることを確認した。彼女は、白日の廊下だというのに髪を解いて廊下に
座り込んでいた。
「えいら、さん」
近づくと、私のそれよりもずっとずっと高い、彼女の小さな小さなささやき。うずくまるように座っていた彼女の
その姿を見て、私はあんぐりと口をあける。そして叫んでしまう。
「な、なんだよ、その格好!どうしたんだよ!」
だって、リーネは髪を解いていたばかりじゃなくて、先ほどまできっちりと身につけていた上着や、セーターや、
ネクタイは取り去られて真っ白なシャツを羽織っているだけになっており、その下に透けて見える肌色で下着も
はだけていることをしる。まるで誰かに襲われて身ぐるみはがされたその後のような光景に、ひたすら息を呑む
ことしか出来ない。
なんで、どうして、こんなことに?訳がわからず混乱する思考。けれども私のお粗末な思考が一番最初にたたき
出したのは、今目の前であられもない状態でいるリーネに対してはひどく冷たいものだった。
「……サーニャを部屋に連れてくから。私の部屋空いてるから、そこ、いってろ」
うん。頷くリーネをよそに、私が考えていたのはサーニャにこんなリーネの姿を見せてはいけない、なんてそんな
ひどいことばかりだった。とにかくサーニャをここからうつさなければ。リーネのことなんて二の次で、私は寝ぼけ
眼で思考など全く働いていないかもしれないサーニャのことばかりを考えていた。
「えいらさん」
背を向けた私に、リーネがまた声を掛ける。弱弱しい声。すがるかのような音。けれど私は振り返らない。
サーニャの背を押して、足早に彼女を部屋へと連れて行く。途中でサーニャが寝ぼけた声で「どうしたの?」と
聞いてきたけれど、私は何も答えなかった。答えても、いつもどおりの口調が出そうになかったから。
「…サーニャ、哨戒の後で眠いだろ。夕方まで寝てていいから、な?」
おおよそ今が朝とは思えない、薄暗い部屋。板で窓が隠されてるとはともかくとして、何でこんな奇妙な模様が
ついた紙で目張りをするだろう。「お札みたい」とかつて宮藤がもらしていたそれを、暗がりで上手く利かない目で
軽くにらむ。
(…おまじないだって言うなら、ちゃんと、サーニャのこと守ってやってくれよ。じゃないと許さないからな。)
自分勝手な願いだとは知りながらそう思わずにはいられない。えいら?簡素なパイプベッドに身を横たえて、
薄く目を開いたサーニャが小さな声で尋ねてくる。
「……ん。ゆっくり休めよ。ゆっくり……」
言いながら、髪を撫でてやる。瞳を数回閉じたり開いたりして、けれども最後にはなぜか淡く笑んで、サーニャは
するりと眠りに落ちていった。
ここにいてね。
微かな、微かな。そんな彼女の呟きを最後に聞いた気がしたけれど、あえて聞こえなかったことにした。
*
「リーネ」
サーニャを寝かしつけてからまっすぐ隣の自室に向かうと、先ほど「私の部屋にいってろ」と示しておいたところ
の彼女はその通り私の部屋に居て、私のベッドの上にぼんやりと座しているのだった。リーネ。一度名前を
呼んでも気付く気配がなかったから、もう一度呟いてみる。するとようやく夢から覚めた、と言ったような顔で、
彼女はゆっくりと振り返った。
「えいら、さん」
「……これ、着てろ」
たんすからパーカーを取り出してリーネに投げてやる。上手く加減して目の前に落ちるようにしたのだという
のに取り上げる気配さえなかったから仕方なく歩み寄っていって上から無理やりかぶせてやる。中途半端に
脱げたシャツが中でごわごわとしてそうだけれど、そんなことに頓着している暇はない。
ねえ一体何があったの。お前をそうしたのは一体誰なの。どうしてあんなところに座り込んでいたの。
聞きたいことはたくさんあったけれど、口を開くことは出来ない。一種の厳かな静けささえ宿る朝の部屋で、
私はどうすることも出来ずにただ彼女の隣にいた。
「えいらさん」
もう一度彼女が私の名前を口にしたその、刹那。にゅっとリーネの手が伸びて、私の手を引いて。引き倒す。
未来予知の能力なんてなくても周囲の状況を鑑みれば大抵のことは普段から前もって予想できるはずなのに、
頭の奥がしびれて仕方ないのだ。がちり、と音がしたのは唇と唇が触れ合う余りに歯までぶつけてしまったから
だった。それでも飽きたらないと言う様に深く、深く、重ねられていく口と口。
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