喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌え

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1名無しさん@秘密の花園
2名無しさん@秘密の花園:2008/10/23(木) 03:51:10 ID:dyw7m1AS
3名無しさん@秘密の花園:2008/10/23(木) 06:57:56 ID:OoX3PcV/
これは良スレ
4名無しさん@秘密の花園:2008/10/23(木) 11:56:57 ID:fkfbTlv/
>>1スレ立て乙!!!


神楽にとって黄泉は人間らしさを教えてくれた特別な存在だろうね。
きっと昔は犬みたいに黄泉にべったりだったと予想。
お互い大好き!って感じだったんだろうなぁ。
5名無しさん@秘密の花園:2008/10/23(木) 12:06:01 ID:/lQof0wL
ナツキかわいいよナツキ
6名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 15:17:06 ID:pRut9N36
神楽は黄泉がお勤めでいない間に、
黄泉のベッドでナニした事があるに違いない。
7名無しさん@秘密の花園:2008/10/25(土) 02:55:56 ID:DXR9YKYe
( ゚∀゚)o彡゜百合!百合!
8名無しさん@秘密の花園:2008/10/25(土) 07:29:04 ID:qKNUoCrl
>>1
待ってました!
今期一番の百合だよな!
9名無しさん@秘密の花園:2008/10/25(土) 22:01:49 ID:fYbPgHmX
>>4
え?アニメに神楽出てくんの?
10名無しさん@秘密の花園:2008/10/25(土) 23:35:14 ID:sas93qqR
10
11名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 01:18:18 ID:5HuFHi46
>>9
多分神楽と黄泉が主人公だと思うよ。
3話は百合百合だから必見。
12名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 01:59:36 ID:0xH/SZmD
黄泉×神楽
菖蒲×桐
ナツキ×マミ
が今のところ候補
俺的には菖蒲×桐が濃いHをしそうで推しだね
ナブー×ナ…いや何でもない…
13名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 02:03:06 ID:03/9rqPX
>>11
原作は読んでるけど、神楽やケンちゃん出て来ないって話だったから見てないんだわ…。
そうか…百合百合なのか。
見たかったなぁ。
黄泉との百合百合。

原作でも百合百合希望。
14名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 08:51:05 ID:4+Zjgri0
原作つまんなさそう
アニメの出来は良いよ
15名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 11:00:52 ID:TTmAikh9
やっぱ黄泉×神楽が一番好きだなぁ
でも神楽に攻められる黄泉ちゃんもそれはそれで…(*´Д`)

これからも百合百合な展開希望
16名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 11:16:47 ID:TCl/jsVA
なに、観る予定なかったがこれ百合物件だったのか!聞いてないぜ。
今からでも間に合うだろうか……。
17名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 12:09:04 ID:5HuFHi46
>>16
つyoutube
18名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 16:16:29 ID:9MuLdRhU
>>13
原作でも今まさに百合百合だろwww
19名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 18:04:31 ID:xiLHjbSV
1話の衝撃から続けて見た方が
途中から見るより
百合の盛り上がり感がいい
20名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 20:24:44 ID:QjUG4XfW

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/25(土) 09:09:02 ID:IkSjQIEc
「神楽ちゃんは姉妹欲しくない?」「わかんない、でも黄泉お姉ちゃんだったらいいかも!」
「じゃ、姉妹になろうか。」「ほんとー?」
「よーし、今日から神楽は私の子分だ!」「えー?妹はー?」
「お姉ちゃんにとって妹は子分と同じなのだぁ。」「え〜?」
 ↓
(1年後)
「神楽ちゃんは百合興味ない?」「わかんない、でも黄泉お姉ちゃんだったらいいかも!」
「じゃ、しようか。」「ほんとー?」
「よーし、今日から神楽は私のネコだ!」「えー?タチはー?」
「お姉様にとって妹はネコと同じなのだぁ。」「え〜?」
21名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 02:03:36 ID:lVCHsNZI
4話、二人の百合っぷりに萌え死ぬかと思った。
ちゅーやらハグやらやばい。
なんなんだ可愛すぎるこの二人!!!
22名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 04:31:08 ID:ICZEZNPZ
ここまでとは…
23名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 06:56:26 ID:LDEXjK4m
四話でいきなりキス
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
24名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 14:51:17 ID:tBex0SXO
このアニメ怖い?
どれくらい怖い?
25名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 19:06:18 ID:XI45KvLT
怖いと言うよりびっくり
26名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 19:35:10 ID:DEO5nbzZ
>>24
怖いと言うより萌えるんだがw
27名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 20:17:57 ID:BD5AF/Ma
許婚が腹黒か谷口好きなそっちの人だったら安心できるのに
28名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 20:26:21 ID:Z76CEPnR
実は黄泉が神楽のことが好きでヤンデレ化して2話へ・・だったら神

黄泉「お姉ちゃんのままじゃイヤ!もっと深い関係になりたいの神楽!!」
神楽「そんな急に言われても・・お姉ちゃんはお姉ちゃんだよ・・だからっ」
黄泉「お姉ちゃんって呼ぶな!!」
29名無しさん@秘密の花園:2008/10/27(月) 22:42:03 ID:tN2vYTTR
まさか黄泉ちゃん神楽ちゃんにフラれたからあんな凶行に・・・
30名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 01:24:36 ID:kzGB5mzH
これから二人の関係が悪化して殺し合うまでになるなんて。゚(゚´Д`゚)゚。
悲しすぎる・・
31名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 01:57:14 ID:uMyr7TEV
ポッキーキスで押し倒した後、
黄泉がふとももを神楽の股間に擦り付けてるように見えるw
てか黄泉なんか手慣れてるよねw
毎日同じベッドで寝てあんな事してるに違いない!
けしからんもっとやれ!
32名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 04:42:12 ID:1jes6/G2
33名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 07:04:36 ID:0jU+WrQQ
>>31どう見てもふとももで刺激してますねw
34名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 07:25:33 ID:pWGlzDsj
アニメ版を面白いと感じる人は原作読まないほうがいいよ
展開が常にギャグ調で戦闘シーンに緊張感のかけらも無い
少年漫画だから仕方ないけど
35名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 12:54:37 ID:dI+cJRl3
いや
アニメ4話は既に原作の雰囲気に近くなっていたぞ
36名無しさん@秘密の花園:2008/10/28(火) 20:28:51 ID:jnbNZ0rf
まあ原作も最近百合展開だしな
37名無しさん@秘密の花園:2008/10/29(水) 02:59:07 ID:eYUwd+Rb
最愛っていう曲の歌詞が
1番:神楽→黄泉
2番:黄泉→神楽
に聴こえてしまう。
38名無しさん@秘密の花園:2008/10/29(水) 06:27:28 ID:BWXS45kk
せつないのうwwwせつないのうwww
39名無しさん@秘密の花園:2008/10/29(水) 19:36:55 ID:1JZcXzhf
泣けてくるw
40名無しさん@秘密の花園:2008/10/30(木) 00:18:31 ID:1798N+3E
原作で神楽に胸がアニメ版より大きくなってるのは
黄泉がひたすら揉み続けた成果だよな
4113:2008/10/30(木) 00:48:26 ID:mddSFdCh
>>18
コミックス派だからさ。
25日に8巻出てんの知らなくて>>13書き込んだ翌日買って読んだ。
ありゃアニメ意識してるね…。でもよし。
42名無しさん@秘密の花園:2008/10/30(木) 01:53:26 ID:OHa58OpD
8巻は百合だったねw
原作では静流×神楽なんかも好きだな。
43名無しさん@秘密の花園:2008/10/30(木) 07:02:46 ID:OJFbn3EB
>>42やっぱ神楽×静流・・よりは静流×神楽だよなw
44名無しさん@秘密の花園:2008/11/01(土) 15:21:29 ID:ViY309i6
明日の夜が待ち遠しいお
室長×秘書の会話も密かに楽しみにしてるお
45名無しさん@秘密の花園:2008/11/01(土) 18:17:49 ID:vjl8wP9v
4話があれだったし、明日の夜が楽しみすぐるなw
46名無しさん@秘密の花園:2008/11/01(土) 20:33:52 ID:pdNOY0Hd
>>44
あの二人はなんか雰囲気がエロい!
プライベートもきっと秘書が全部お世話してあげてるんだよ。
47名無しさん@秘密の花園:2008/11/03(月) 02:50:39 ID:P18+jVff
当たり前のように黄泉が攻めだろうと思っていたが、
5話の策士な神楽を見て、神楽が攻めかもしれんと思うようになった。
「いつまでも子供なんだから・・・」とか言ってたしw
48名無しさん@秘密の花園:2008/11/03(月) 04:17:36 ID:AEl07Ykl
不可黄泉乙
いや深読み乙
室長の命令なら何でも従う桐ちゃんがいいかんじでした
ってかスタイルいいな桐ちゃん
49名無しさん@秘密の花園:2008/11/03(月) 13:35:14 ID:D/TCadtz
神楽に攻められちゃう黄泉も・・・
まずい、黄泉×神楽よりも神楽×黄泉の方が好きになりそうだw
50名無しさん@秘密の花園:2008/11/03(月) 23:41:22 ID:l9fF05Bf
桐ちゃんが可愛すぎる
「桐ちゃん」って呼ぶ室長も可愛すぎる
51名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 14:10:02 ID:ZPSbiDhA
神楽を猫可愛がりする黄泉可愛い。
そんな黄泉がベッドでは逆の立場だったりしたら尚良い。
52名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 16:07:47 ID:jHjm/Vhs
8巻の印象もあってか、もう俺の脳内では完全に神楽が攻だな
53名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 22:51:09 ID:ew2STHQS
こんなに百合百合しているのに最終的に殺し愛だなんて…どうにかならんのかね?
54名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 23:13:25 ID:6cx96pEN
原作8巻か。アニメ本スレでも時々話題になるが百合的に楽しめる?
55名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 23:15:57 ID:jHjm/Vhs
楽しめるよ
56名無しさん@秘密の花園:2008/11/04(火) 23:29:16 ID:3nK4Kceh
神無月
57名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 00:34:10 ID:hLYgQ1vo
ふっ…
「ひぃっ!?」
「…黄泉ったら、耳で感じちゃうんですかぁ?かわいい声上げちゃって」 
「んっ…そんな事…ッ!」
「我慢する事ないのにぃ…もっとしてあ・げ・る」

……もしかして黄泉が受けの方が人気出てる?
58名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 00:40:52 ID:2F8y+sDZ
>>55
d アニメが終ったら手を出してみる。
59名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 01:06:56 ID:Qjj6/7ez
>>57

黄泉受けktkr

どっちが受けでもおいしいと思うが、
黄泉は神楽にはかなり甘そうだから、
神楽に強く出られたらそのまま押し切られそうなイメージ。
神楽の涙に物凄く弱そうw
5話で嘘泣きする神楽に「私が神楽が泣くような事すると思う?」って優しく言ってたしw
60名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 20:32:42 ID:8q5YnyG6
黄泉が普通にノリちゃんとキス…
最終回乙でしたー
61名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 21:02:47 ID:TtLqEzbA
どうせ破局ですから
62名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 21:16:24 ID:8q5YnyG6
破局するかどうかなんて問題じゃない
ふつうに男とキスしちゃう黄泉の精神に問題がある
63名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 21:25:34 ID:Qjj6/7ez
まぁそこは見る人の好みの問題だね。
自分は別にバイでも全然良いと思うし、
最終的に神楽とくっつけばおk。
そもそもこのアニメは黄泉と神楽の絆の物語だろうから、
今度二人の関係更に描いてくれるだろうし。
紀ちゃんとの件だって、最初は二人の仲を見守っていた神楽が、
成長するにつれて黄泉を恋愛的に好きな自分に気付き、
紀ちゃんに嫉妬したりとか色々妄想できるw
64名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 03:14:33 ID:z9ji8g2d
流れ的に神楽は「お姉ちゃんがとられちゃう」ってのりちゃんに嫉妬するんだろうとwktkしてたから、シナリオたててまで応援した神楽にがっかりしたよ

あーもう1回レズキスしてくれ
65名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 21:29:04 ID:B01piM3m
>>64
その流れ最高だなw神楽の嫉妬に期待
ハグだけでもいいから、これからも百合成分をなくさないでほしい…
66名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 05:23:44 ID:NK5+TU4u
うう…そろそろ百合分を補給せねば…
67名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 13:58:36 ID:SWWI36tF
5話を見て思った事。
桐ちゃんは絶対あの日の夜室長にお仕置きされたんだろうな、
作戦とはいえ飯綱に頬染めたから。
「桐ちゃんダメよ、私以外の人にあんな顔しちゃ。あれくらい私がいくらでも言ってあげるから。ふふ・・・桐ちゃん可愛い」
ってな感じで色々w
68名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 18:35:54 ID:UNgmmRSp
>>67
スレタイ見ろよアホ
69名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 19:21:20 ID:sk5F5UXE
>>68
特にスレタイに反してるようには見えないが
70名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 23:01:06 ID:fpHjAJS6
他の女子メインキャラの名前くらい覚えようぜ
二階堂さんの名前くらい
71名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 00:05:44 ID:s5tVwoAg
>>68は桐ちゃんを男と勘違いしたのか??

それはそうと、桐ちゃんはプライベートだと室長の事なんて呼んでるんだろう。
普通に「菖蒲さん」かな?
72名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 01:21:18 ID:Y/BGOkER
>>71
2人きりのときは「菖蒲さん」と呼んでる…いいねこれ(*゚∀゚)イイ!
73名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 06:03:33 ID:UqD1xtUq
「菖蒲ねえさん」ならどうかな?
黄泉×神楽に比べると関係薄いけど
74名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 06:44:09 ID:Y/BGOkER
>>73
「菖蒲お姉さま」、○リみて風にいこう
75名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 10:56:04 ID:cWJpsq+e
神楽が成長して黄泉のことをお姉ちゃんと呼ばなくなっても、
黄泉は神楽にベッドの上限定で「黄泉お姉ちゃん」と呼ばせて
そういうプレイを楽しんでいるらしいよ。
2話の最後で神楽がつい黄泉お姉ちゃんと呼んでしまったのも、黄泉に責められる快感から条件反射でそうなったんだろう。

ソースは全部俺の脳内
76名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 16:20:52 ID:jud8UK8X
>>75
な、なんとゆう事だ…






萌えました
77名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 16:38:23 ID:s5tVwoAg
>>75は天才だな。
2話は服切り裂いてたし、きっとプレイの一環だよね。
「神楽・・・ここもうこんなになってる。こんな事されて感じてるの?」
「やぁっ・・・あ、やだ、黄泉お姉ちゃ・・・!」
「辛いよね?神楽。・・・でも大丈夫。すぐ楽にしてあげる・・・(性的な意味で)」
ってな感じで。
78名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 02:41:14 ID:B3hw25AB
>>77わ…わっふ…ワッフルだ!


「神楽ーッ!可愛いから抱っこしちゃうんだから!」
「や、ちょ、はずかし…ってどこさわってんの!!」
「ん?おしり」
「ぎゃあああ、パンツに手いれないでよ!!」
…ってノリの日常を妄想してしまた
79名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 04:47:20 ID:FABm4ng3
だめだお前らのレス見てたら妄想が止まらなくなってきたw

「神楽ぁ、最近また胸が大きくなったんじゃない?」
「え…?そーかなぁ、自分じゃよく分かんないけど」
「どれどれ、お姉ちゃんが確かめてしんぜよう〜」
「あっ…や、やめてよ黄泉ってば〜!」
「神楽ぁ、二人っきりの時は何て呼ぶんだっけ?」
「よ…黄泉おねえちゃん…///」
「よくできました〜。ご褒美に今日はいつもの三倍、いや五倍…」
「そ、そんなに〜!?」
「神楽あいしてる♥(ナデナデモミモミ」
「あ…あぅ…私も好きだよおねえちゃん…」
80名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 04:55:53 ID:8vV6nray
わっふるわっふる
81名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 05:04:13 ID:3VNu+aeg
皆妄想GJ!!!
個人的にはこの二人は、

「ね・・・神楽・・・。神楽は誰が好き…?」
「ぁっ…黄泉っ、黄泉ぃ、黄泉が好きっ大好きっ…!」
「ん・・・私もだよ。神楽が大好き・・・愛してるよ。だから・・・ね、神楽、イッて?」
「あっあっ、黄泉っ・・・好き、好きだよ、黄泉・・・!ぅあ、あっああぁ・・・っ!!」

って、なんかえっちの最中好き好き言い合ってるイメージがある。
お互い凄く依存し合ってる感じがするんだよね。悪い意味でなく。
82名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 18:36:39 ID:bF166YZv
ベッドで一緒に寝るときに
「黄泉ぃ、場所交代して」
「え、どうしたの?」
「だって左じゃないと黄泉の心音聞きながら眠れないんだもん」

みたいに甘える神楽が見たいw
眠るときには黄泉のおっぱいに顔をうずめて寝てるんですよね?
83名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 02:48:08 ID:w47uh5tl
6話見て思った事。
黄泉って、ネコだったんだね!
84名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 06:23:16 ID:sbIsyndp
ニャー
85名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 06:54:24 ID:F6KLJ3va
まさかヤッチン×ミクがクローズアップされるとは、これっぽっちも予想して無かったよ
水着食い込み放題だったね…
86名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 20:12:02 ID:SzngYNzm
保健室の先生・・・
いいキャラだったのに(´Д⊂
87名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 23:30:50 ID:xVcV61Hj
>>86
確実にその気があったよね・・・
88名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 00:17:39 ID:t6e1N8Jv
だが神楽が年上好きとはいい事を聞いたw
89名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 01:00:11 ID:UNvwoc/I
神楽年上好きとか、絶対黄泉の影響だろって思ったw
携帯の待受黄泉との写メだし、
シスコンって友達にからかわれてたりしてw
90名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 02:09:38 ID:xzXpqs8v
めいと黄泉はナシ?
めい×黄泉だと鬼畜になりそうだから黄泉×めいキボン
あ、でも死んじゃった(;ω;)?


てか室長の車椅子が体の割に大きめだな〜って思ってたんだが、
桐ちゃんに室長の太ももをまたぐように車椅子上に膝立ちさせてお仕置きするためだったんですね
やっと気付きました
91名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 03:40:07 ID:G9R6Kk9D
むしろ桐ちゃんが車椅子の代わりになります
92名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 20:02:18 ID:agWNn6ef
>>90
なんというお仕置き仕様w

メイは黄泉と神楽を取り合うのもいいかなーと思った
メイが神楽に惚れちゃって
「わたしが神楽を育てます」
「ちょっと! 神楽はわたしの妹なんだから!」
みたいな三角関係になったら萌え死ねる…
93名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 20:44:59 ID:fhxiYz4/
>>92妄想が止まらんw

冥にお仕置きされちゃう黄泉も(*´∀`)
94名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 10:50:31 ID:nXODbcHm
黄泉は神楽甘やかしてるだけじゃなくて、ちゃんと自分も神楽に甘えてるみたいだね。
勉強中の神楽に黄泉が後ろから抱き着いて、ちょっかい出す所を妄想してみた。

「かーぐーらっ♪」
「わっ、何黄泉!?私今宿題書いてるんだけど」
「なーんでもなーい♪邪魔しないから、ほら続けて」
「もぉ〜・・・。大人しくしててよ?」
「わかったにゃー」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・よ、黄泉」
「んーー?」
「あ、あたってるんだけど・・・」
「なにがー?」
「・・・だからっ!黄泉の胸があたってて気が散るんだけど!」
「神楽、あたってるんじゃないの。あててるんだにゃー♪」
「なっ・・・!もう!黄泉のばかー!黄泉なんてこうしてやるー!」
「きゃっ・・・!神楽、く、くすぐった・・・ははは!ごめんごめん!」

キャッキャウフフ
95名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 15:28:49 ID:XJpU2E6P
>>94
………ぶはっ(*´Д`),'
96名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 15:39:43 ID:Uu/0pyjV
やりとり見てると黄泉が諫山に養子に来た当初は面倒みたりしてたんじゃないかねえ>冥
で、霊獣継いだあたりから疎遠になったかも……と考えると悲しい連鎖だな
97名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 16:32:05 ID:V/XbyBVW
自分の甘える姉と疎遠になった分、神楽には姉としての温もりをずっと与えようと思って
進んで引き受けたんですね
98名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 17:51:18 ID:f7RqvwUt
>>94萌えたw
キャッキャウフフ・・・イイネ!そのままおっぱいの揉みあいになるんですね?
そのうちどっちかが感じ始めて・・・
99名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 18:55:08 ID:NZkglUAk
わっふるわっふるせざるを得ない
100名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 19:28:37 ID:3co2dXNG
>>92
イイなw

だが、6話で黄泉が「冥姉さん」て呼んでたのを聞いて
冥×黄泉もアリかな?と思う俺ガイルw
101名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 20:09:26 ID:mQISEZwp
「このこのー」
「ふん、神楽も揉み方がまだまだね。ただ押しつぶしたり強くもむだけじゃダメなのよ?」
「え、ちょ、ちょっと、突然何?」
「強弱をつけながら、撫でたり、包み込むように持ち上げたり…あと乳房だけじゃなくて乳首も忘れずにね♪」
「え……ん、んうぅっ、…んっ、よっ、黄泉ぃ………ッ」
「…あらら?急にどうしちゃったのかしら?」
「だって…、いきなり………、ッあぅ」
「う…私も興奮してきちゃった。…神楽、脱がすわよ?」
「ん///………、って吸っちゃあッ……あぁっ」
「だって神楽の乳首可愛いんだもん♪グミを転がしてる感じかしら」
「は、恥ずかしいよぉ………はぁッ………あッ…ッ」

・・・完全に攻めの黄泉様になってしまたw
102名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 21:01:20 ID:XJpU2E6P
>>101
ぐはぁっ(*´Д`);'
おぬし、私を殺す気か。
103名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:04:54 ID:nXODbcHm
>>94にリアクションくれた方ありがとうございます。
黄泉×神楽のSSを書いてみたので今から投下しますね。
正直SSと呼べるのか微妙な物ですが、良ければどうぞ!
104名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:07:08 ID:nXODbcHm
最近、なんだか胸がむかむかする。
黄泉と紀ちゃんが一緒にいるのを見るのが嫌。
これってヤキモチ、なのかな。

紀ちゃんが嫌いなわけじゃない。
ただ、黄泉がいつか離れていっちゃうのが、

怖い。

「か〜ぐらっ!どうしたの?何かあった?」
「えっ!?な、なんでもないよ。なんで?」
「眉間、シワ寄ってた」

黄泉が自分の眉間をちょんちょんと指差しながら言った。
私、そんなに顔に出てたのかな。

「…き、気のせいだよっ!」
「本当に?」
「ほんと!ほんとになんでもないから!」
「……お姉ちゃんにも言えないような事なの?」

少し悲しそうな顔をしながら、黄泉が真剣味を帯びた声で言った。
そんな声で聞かれたら、もう誤魔化せなくなる。
でも本当の事を話して黄泉を困らせてしまうのも嫌で、
どうすれば良いかわからず黙り込んでしまった私の頭を、黄泉が優しく撫でた。

「神楽、ごめんね。そんな顔しないで。無理に話さなくて良いから」

黄泉は、どこまでも私に甘い。
黄泉が謝る事なんて何もないのに。
勝手にヤキモチ妬いてる私がいけないのに。

これ以上、黄泉に心配掛けたくなくて、
私は呆れられるのを覚悟で本当の事を話す事にした。

「あのね…」
「うん?」
「最近、たまに考えちゃうんだ。黄泉が…紀ちゃんと結婚しちゃったら、
もう今みたいに一緒にいられなくなるのかなって。
紀ちゃんの事は私も好きだし、お兄ちゃんみたいに思ってるけど、でも……」
「神楽…」
「黄泉が…私とずっと一緒にいてくれなきゃ嫌なの…。黄泉が他の人といるなんて嫌だよ…」
105名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:10:12 ID:nXODbcHm
黄泉、呆れちゃったかな…。
不安から顔を上げられずにいた私は、
いきなり黄泉に強く抱き締められた。
顔を胸にぎゅーっと押し付けられる。

「可愛いなぁ〜もう神楽は〜〜っ!!!」
「わっ、黄泉、く、苦しいよぉ」

そう言いながらも、頬が緩むのが自分でもわかった。
大好きな、世界で一番安心できる匂いが私を包む。

「神楽」

しばらくの間そうしてから、
少し体を離し、黄泉は私の目を見つめながら言った。

「私はね、神楽が一番大切だよ」
「黄泉…」
「誰よりも、一番に神楽を想ってる。この先もずっとね」
「うん…」

ありがとう、黄泉。
黄泉の想い、痛いくらい伝わってるよ。
諫山家に引き取ってくれたあの日から、ずっと。


夜中、なんだか無性に寂しくて一人布団にくるまって泣いてたら、
何も言わずに一晩中後ろから抱きしめててくれた。

私がお務めで失敗して落ち込んでいる日は、
決まって晩御飯にクリームコロッケが出て来た。

学校の帰り道、手を繋いで歩く親子を見かけた時、
「神楽、手繋いで良い?」
って、優しく微笑んで私の手を握ってくれた。


いつだって黄泉は私の事守ってくれてた。

なんだかたまらなくなって、私は黄泉の胸に飛び込んだ。

「黄泉…」
「なぁに?」
「私も、黄泉が一番大切だよ」
「…うん」

顔は見えなかったけど、黄泉が笑ってるのが気配でわかった。
これからもずっと、こうして一緒にいられると良いな。

例えこの先、何が起こっても。


ずっと、大好き。



END
106名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:24:20 ID:HL+EluJO
>>105
蝶GJ
107名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:24:57 ID:KPlNr7bC
ずっと一緒にいてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
GJ!
108名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:27:24 ID:KxAop2pY
ニヨニヨがとまらんwwwGJ!
109名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:28:19 ID:XJpU2E6P
>>105
……しぬ(*´Д`);','
ぐっじょぶだぜ…ぐはっ。
110名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:52:06 ID:WGcWbFeU
>>105
ギャアアアアアァァァァァ
GJ!なんというニヤニヤSSだ!これ萌えしぬ、しぬ!
111名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 23:48:08 ID:Ibc3EMfI
>>105投下キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
GJです!萌えました!
112名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 00:52:37 ID:r5ZWt5cq
だからこのスレは何回わたしを萌え殺すつもりなのかと!
にやにやが止まらないw
>>105超GJ!
113名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 01:46:47 ID:58Wh1oaP
GJ!!!!
このままのふたりでいてくれたら・・・
114名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 02:28:50 ID:X4SucRHb
GJ!GJ!!GJ!!!
あぁしかし仲が良いいとそれだけ切ないなぁ…
115名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 02:30:05 ID:X4SucRHb
>>114訂正
×良いいと
○良いと
116名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 04:50:49 ID:VFxcHaXP
今日の放送見て衝動で書きなぐった
まだ設定や時系列が出揃ってないので細かい点はご容赦を
冥×黄泉です


期待されてきた一族の娘。黄泉が家督を継ぐ事で不用になった存在。そして時折家督への執着を見せる父の心。
醜く、どす黒く濁った大人の意思に絡めとられ、冥は心は身動きが取れずにいた。
誰を信じれば良い?いっそ自分がいなければ良いのではとも考えた。
そんな幼いある日の出来事…

「冥姉さん、花を摘んで…あの、受け取って欲しくて」

彼女の小さな手中には、一輪の花が咲いていた。

「これを、私に?」

彼女は黙って頷き、恥ずかしそうに手を差し出した。
いつも優しくしてくれる姉に少しでも御礼がしたいと、彼女は言う。
ただ、幼い彼女には小さな花を摘む事しか出来なくて…
それは冥が初めて受け取った無償の愛だった。
117名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 04:55:54 ID:VFxcHaXP
「似合うかしら?」

彼女は、黄泉から貰った花を髪に飾りつけた。黄泉は花一輪だけで美しくなる姉にキラキラとした眼差しを向けていた。

幼い頃から疲れていた冥の心は黄泉の持つ無垢な思いに触れる事で癒されていく。
そんな冥の心の中に芽生えた黄泉への思いが、愛へと昇華するのには時間はかからなかった。
しかし家督を継ぐ者とそうでない者、かりそめとはいえ姉と妹の関係。
禁忌の関係に胸を焦がす日々が続く。この思いさえ吐露しなければ二人の安らかな日々は続く。
今は、今はただ姉と妹だけの関係でも良い。この暖かい気持ちを大切に育てていきたい。
いや、それで良ければ二人の関係は続いていく、そう冥は信じていた。

…黄泉が獅子王を継承するあの日までは

時は流れ今。彼女の傍らには妹がいた。
黄泉、彼女に見つめられ、姉と呼ばれる度に心はえぐり取られて行く。いっそ、姉と呼ばないで欲しい。
黄泉の幸せそうな顔は嬉しいはずなのに、それなのに…


もう、あの時には帰れない…
118名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 04:56:52 ID:VFxcHaXP
とりあえず以上です
119名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 05:26:23 ID:X4SucRHb
GJ!!!
そんな経緯があったとは…
冥姉さんは神楽への嫉妬から黄泉に辛くあたるんですね
120名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 09:47:18 ID:UDaXSKAV
悲劇の連鎖だな…
121名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 19:03:16 ID:hNwbZAEG
>>104-105にGJをくれた方々、ありがとうございます!!!
初SSだったので、温かい言葉を沢山いただけて本当に嬉しいです。
黄泉と神楽の初キスの話が思いついたので、今から投下しますね。
楽しんでいただければ幸いです。

それと、>>116さんGJです!
冥と黄泉がこんな関係だったと考えると…切な過ぎる。
今まで以上に本編を見るのが辛くなりそうです…。
122名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 19:06:38 ID:hNwbZAEG

二人で過ごす穏やかな休日。

黄泉の部屋で一緒にお菓子を食べながら、
神楽は昨日聞いたクラスメイト達の会話を思い出していた。

年頃の女の子なら誰もが興味を持つ、キスの話題。

キスと聞いた時、何故か真っ先に黄泉の顔が頭に浮かんだ。
一度意識してしまうとその事がなかなか頭から離れなくて、
今も、隣で雑誌を読んでいる黄泉の唇ばかり盗み見てしまう。

それまで、黙って雑誌のページを捲っていた黄泉が、
世間話でもするかのような口調で突然言った。


「神楽は、キスに興味があるお年頃なのかにゃー?」


いきなり核心を突かれ、神楽の時間が一瞬止まる。


「……ふぇええ!?な、なんで!?」
「あ、やっぱりそうなんだ?
神楽さっきから私の唇ばっかり見てるから。
…もしかして、好きな男の子でもできた?」
「ち、違うよぉ!!私は黄泉と…!あ、ちがっ」

「私?」

予想外の返答をされた黄泉はきょとんとする。
その顔を見て、神楽はやってしまったと後悔した。
言い訳をするように、早口で捲くし立てる。

「わ、わかってるよ!普通は好きな男の子としたいって思うんでしょ?
でも、なんか黄泉としたいなって思っちゃって、で、でも、
わかってるんだよ。おかしいって。ほんとだよ。
私、女の子だし、それに…黄泉は、お姉ちゃんなのに…」
123名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 19:09:43 ID:hNwbZAEG
自分はおかしい。
そんな事わかってる。
でも自分で思うのと、人から思われるのは話が別だ。

どうしよう。黄泉に嫌われるかもしれない。
気持ち悪い、なんて言われたらきっと立ち直れない。
不安や緊張から神楽の目に涙が滲む。


「神楽は私の事好き?」


突然黄泉から投げ掛けられた問いに、
神楽は俯いていた顔を上げた。

そんなの、好きに決まってる。
逡巡しながらも、神楽は正直に答えた。

「うん…、好き。大好き」
「私も神楽が大好き。じゃあ、何も問題ないよね?」
「で、でも…」
「神楽、難しく考えなくて良いの。
私は神楽が好きで、神楽とキスしたいよ。神楽は?」
「…私も、黄泉としたい」

神楽の言葉に、黄泉は優しく微笑む。

「目、つぶって」

言われた通り目をつぶると、
柔らかくて、温かい体温が唇に触れる。

初めてのキスは、このまま溶け合ってしまうのではないのかと錯覚してしまう程心地よく、
今まで食べたどんなお菓子よりも、甘い味がした。




「神楽、顔真っ赤」
「黄泉だって赤いよ…」

額をくっつけたまま、二人で笑い合う。

「どうだった?」
「なんか…ちょっと、恥ずかしいかも」
「そうだね。でも、それ以上に嬉しくない?」
「うん…、嬉しい!」

その後も二人は、飽きる事なく何度も唇を重ね、笑い合った。
お互いの存在を確かめるように。

それは、重い宿命を課せられた少女達に与えられた、

束の間の甘い一時。



END
124名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 19:56:58 ID:Ar77J4Nr
(;゚∀゚)=3
125名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 22:20:32 ID:qWIV8szM
>>123
は、初キス・・・(*´Д`*)
甘い話で良かったです
126名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 23:31:30 ID:sFMgH8lD
>>123
やりおるわ
127名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 00:02:43 ID:r5ZWt5cq
むっはー
128名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 02:12:27 ID:R/HIY+Fw
>>123
神ktkr!GJ!!
萌え殺す気か!?(*´Д`)ハァハァ
129名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 05:26:09 ID:RH2TwWT5
>>123
ごちそうさま!!!!

歯磨きしながら読んでたら、黄泉の1言目で吹き出してしまったw
130名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 23:05:55 ID:JFjRJbkH
522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/11/14(金) 22:18:05 ID:bh+C3lwY
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader841783.jpg
菖蒲・桐・冥総合スレにあった。かわいいなぁw
131名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 23:19:58 ID:hyRMlwMS
>>130
これはかわいいww
132名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 23:31:11 ID:c9CsUV33
>>130らんぐれんも可愛いが冥ちゃんがまた・・・可愛いなあw
133名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 16:21:07 ID:lOE3HaYJ
http://image.blog.livedoor.jp/tasashin/imgs/5/7/576dcec2.jpg

またポッキーキスしてくれないかなぁ
134名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 18:40:07 ID:50YLNBHS
>>133
か・・・神楽かわええ・・・
135名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 20:03:49 ID:1ZVnOI/9
あれ・・・?
>>105読んでたら涙出てきたんだけどなんなの俺?
136名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:02:06 ID:9i08GJ58
>>122-123を読んで下さった方々、ありがとうございます!!!
黄泉×神楽でまた一つネタが浮かんだので書いてみました。
微妙に前回の話とリンクしてます。
なんか神楽が誘い受けになった…w

それにしても、私ばかり何度も投下してしまってすいません。
ネタも切れたので、しばらく控えますね。
137名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:02:52 ID:9i08GJ58

「神楽、私は今から学校の課題書かなきゃいけないから…。
今日はお務めもあったし疲れてるでしょ?
自分の部屋で先に休んだら?」
「いい。黄泉が終わるの待ってる」
「かなり時間かかるよ?」
「大丈夫」

どうしても一緒に寝たいと言う神楽に、
私はほとほと困り果てていた。
神楽と一緒に寝たくないわけでは断じてない。
私は相変わらず神楽が可愛くて仕方がない。
でも、最近めっきり大人っぽくなってきた神楽に、
私の気持ちはそれだけじゃ納まらなくなってきて困っている。

特にお務めがあった日なんかは、どうも神経が高ぶってダメだ。
なんだか自分の気持ちを押し付けてしまいそうで。
私はあくまで神楽のお姉ちゃんなんだからと、自分に言い聞かせる。

なんとか自分の部屋に向かわせようとする私に、
神楽は頬を膨らませて言う。

「黄泉、最近あんまり一緒に寝てくれなくなった」
「そんな事ないわよ」
「そんな事ある!」

頑な態度をとる神楽に、私は溜息を一つ。

「それに…最近、あんまり黄泉からキスしてくれなくなった…。
もしかして…黄泉、キスするのやだった?
そういえば初めての時も私がしたいって言い出したんだもんね」

さっきまでの強気な態度は何処へやら。
神楽の表情がどんどん暗くなっていく。

神楽は、たまにこういう所がある。
ちょっとネガティブというか、根が真面目というか、
そんな所も神楽らしくて好きだけど。

って、いけない。
いつの間にか神楽が泣きそうになってる。
泣いてる神楽も可愛いけど、
やっぱりなるべく涙は見たくない。
138名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:04:50 ID:9i08GJ58

「神楽。神楽とするのが嫌だなんてあり得ないよ」
「…ほんとに?」
「ほんと。私が神楽に嘘付くと思う?」
「…じゃあなんで?」

そう聞かれると、言葉に詰まる。
本当の事を言って神楽が私を嫌いになるとは思わないけど、
…いや、やっぱり幻滅するかも。
お姉ちゃんが自分の事そんな目で見てるなんて、嫌だよね。
「私の服黄泉のと一緒に洗濯しないでよ!」
とか言われちゃうかもしれない。
お父さんじゃあるまいし、そんなの悲し過ぎる。
姉としてのプライドが……。

「もういいよ、黄泉」

なんて説明しようか考えている私の姿が、
どうやら神楽の目には言い訳しようとしているように映ったらしく、
神楽は泣くのを堪えているような、傷付いた表情をしている。

あぁ、神楽にこんな顔させてまで守るプライドなんてないよね。
正直に話すしかないか。

「そうじゃなくて、神楽も大人になってきたから、
えっとね、ちょっと変な気分になるっていうか…」
「変な気分?」

うっ…そんな澄んだ目で私を見ないで…。

「うん、だから、もっと神楽に触りたいなって思っちゃうから…」
「…触ってもいいよ?」

不思議そうな顔で答える神楽。
なんだかいまいち通じてない気がする。

「そうじゃなくて、だから、…っち…な気分になるの…」
「え?」
「だ、だから、えっちな気分になるんだってヴぁ!」
139名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:06:02 ID:9i08GJ58
ようやく私の言わんとしてる事を理解した神楽の頬が、みるみる内に赤く染まる。
つられて私も顔が熱くなってくる。
そういうわけだから自分の部屋で寝てと告げようとしたら、


「…いいよ?黄泉、なら…」


神楽がとんでもない事を言い出した。

「で、でも、姉妹だしやっぱり限度ってものが」
「黄泉、私と初めてキスする時なんて言った?」




『神楽、難しく考えなくて良いの。
私は神楽が好きで、神楽とキスしたいよ。神楽は?』



そんな事を言ったような気がする。
昔の自分を恨みたくなった。

「黄泉は私の事好き?」
「…好きよ、もちろん」
「じゃあ…、良いよね?」

動揺する私を余所に、神楽は目を閉じ唇を軽く突き出してくる。
少し緊張してるのか、震える睫毛。
健気なその姿に愛おしさが込み上げてくる。

大好きが、溢れ出して止まらない。

促されるまま、頬に手添えて口付ける。
唇が触れ合った瞬間、神楽の体が微かに強張った。
安心させるように、何度か啄ばむようなキスを繰り返す。
力が抜けてきたのを確認してから、
舌で柔らかい唇を撫でると、反応して開かれたそこに自らの舌を滑り込ませた。
おずおずと差し出してきた舌先を優しく絡めとり吸い上げると、
背中に回されていた腕に力がこもる。

「んっ…ふ…」

神楽の唇から甘い声が漏れる。
その声に、自分の下腹部が疼くのを確かに感じた。

酸素が足りず意識が朦朧としてきたので、
仕方なく唇を離すと、
名残惜しむように透明な糸が二人を繋いだ。
140名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:07:17 ID:9i08GJ58

「神楽…」

見詰め合ったまま、ゆっくりと神楽をベッドに押し倒す。
いつもとは違う、熱っぽい瞳で私を見上げてくる神楽。

…なんか、ちょっとやばいかも。
これ以上行ったら、もう引き返せない自信がある。
神楽が嫌って言っても、きっと止められない。


義理とはいえ姉妹の間柄だし、
私がこんな事しちゃっていいのかな、
神楽はちゃんとこの行為の意味がわかっているんだろうか。

色んな考えが頭の中で渦巻いていると、
私の葛藤を感じたのか、
神楽が私の頬を両手で包みこんで、言った。


「黄泉…、私の事だけ考えてよ」


心臓が、止まるかと思った。


何処で覚えたんだこんな台詞。
この子は一体どこまで私を夢中にすれば気が済むんだろう。

もう降参、私の負け。
心の中で白旗を掲げながら、私は神楽の細い首筋に顔を埋めた。



END
141名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:12:06 ID:ofkTju/j
>>137-140
GJなんだってヴぁ!!
142名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:13:29 ID:FrV+GaZ0
>>140
中の人ネタキターw

毎度なんというGJ
143名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:27:22 ID:lOE3HaYJ
>>137-140
大事なところでヴぁとか黄泉ちゃん可愛すぎw

それにしても黄泉ちゃんが神楽想いまくってるのが伝わって来て良いね。あなたの百合文才には天性のものを感じるぜ
144名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 23:22:18 ID:30B5PhKj
GJすぎくぁすぇdrfgtyふじこlp;
145名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 23:33:47 ID:8GFfjHjF
>>140
うあああ毎回GJ!
146名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 03:16:40 ID:ufP/cwGA
>>137-140
ヴぁネタワロタw しかも甘い!甘すぎるけどGJ!
あなた天才か!?神か!?愛してるぜ!
147名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 11:10:21 ID:mAmM+HJy
148名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 11:15:17 ID:54hwsPZE
どっちも既に保存されてたw
149名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 02:14:06 ID:1n05JLXW
わざわざ『野菜』カレーと言った黄泉に神楽への溢れんばかりの優しさを感じた。
150名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 00:39:33 ID:XQkDaZmP
次回

冥が妖しい雰囲気で黄泉を押し倒す
何故か無抵抗でなすがままにされる黄泉

佳境に差し掛かった瞬間、突然冥を引き剥がして体に残る傷を指差し
黄泉「やっぱり。何かがおかしいと思っていたけれど、姉さんまさか…」
冥「ふふ、そのまさかよ」
言いかけた黄泉の口を塞ぐ冥の唇

こんな感じで一つ宜しく
151名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 00:47:13 ID:iLOz1ts3
>>150

黄泉が抵抗しようとしたその時、
ちょうどその場に居合わせた神楽に見られてしまう。

って展開なら許可しましょう。
152名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 01:09:38 ID:zK/2awG7
ちょっと書いて来るわ
153名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 01:24:11 ID:iLOz1ts3
>>152
(*゚∀゚)=3
154名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 02:47:08 ID:uZH6DiWV
冥の顔がタイプすぎるんだが次回でいなくなる予感…orz
どうしたらいい(;ω;?)


てか菖蒲室長は桐ちゃんにデレデレだな>桐ちゃんは冷たい言い方も素敵ね

これをまさかのM宣言ととったら桐×菖蒲もいけそうな気がしてきた
155名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 03:53:56 ID:zK/2awG7
とりあえず出来ました。計13。本編寄り結末は13で、幸せになアナザーは12から皆様の頭で描いていただければ。
前回上げた冥×黄泉のに繋がるように書いてみました。
156名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 03:56:19 ID:R1nPANVm
待ってました!
1571/12:2008/11/18(火) 03:56:59 ID:zK/2awG7
一度途切れたはずの生。だが、彼女の意識は九泉の下へ沈む事はなく、眼は確実に現世を映していた。
まだ生きているのか?そう認識した瞬間、頭の中が激しい愛憎により充たされていくのを感じた。

(お久しぶりです、冥姉さん)

つい先日彼女をそう呼んだ『妹』、黄泉の姿が脳裏を過ぎる。
声は彼女に命じた。「全てを壊せ、大いなる意思の下に」と。
その声に従い冥は倉庫街を後にした。蒼い蝶の羽をその場に残して。

…暫くして

奈落からの分家会議の取り纏めを任された幽と冥は、自宅へ急ぎ帰ろうと玄関へ。
その時、彼女が二人の前に現れる。

「冥姉さん…」

刹那、冥の心が僅かに揺らいだ。愛しく、そして時に憎しみを抱いてきた対象がそこにいる。
1582/12:2008/11/18(火) 03:58:22 ID:zK/2awG7
その感情は憎しみと言うより嫉妬と言う方が正確だろう。
父が勤めを放棄した結果、世話をしていた黄泉から遠ざけられ一族から煙たがられる存在に落ちたのだ。
しかし、黄泉が家督を継ぐに当たり再び会議の席につく事を許されたのだ。
だが、既に黄泉の傍らには別の妹がいた。彼女の幸せな顔を見る度に胸が痛む。

(壊せ…)

声が響く。以前よりもそのどす黒い感情が溢れてくる。その感情を必死に理性で押さえ込む冥。
永遠とも言えるような対峙の時。狭間に揺れる冥の意識は、黄泉の一言により現実引き戻された。

「冥姉さん、宜しければ泊まっていきませんか…」

意外な一言だった。聞けば土宮の娘は今日は本家に戻ってるとの事。
冥にすれば、またと無い機会だった。
1593/12:2008/11/18(火) 04:00:42 ID:zK/2awG7
離れてしまった『姉』との距離。その距離は冥を苦しめると同時に、黄泉をも悩ませていた。
山彦を除霊した時に冥が彼女へ向けた視線。黄泉は彼女の想いを悟る。
冥の凛々しく涼しげに見つめる瞳の奥には、寂漠と嫉妬による澱んだ光が燈されていて…
誤解だ。例え会えなくても、忘れた事なんか一時もない。
きっと話をすれば、間に横たわる溝も埋まるはず。黄泉はそう信じていた。

「じゃあお言葉に甘えましょう、宜しいですね?」

父は同意を告げる。そして冥は黄泉に促され彼女の部屋へと向かう。

「あ、お菓子作ってきます。直ぐに出来るので姉さんは待っててください」

そう告げて黄泉は部屋を後にした。

「私は、何故生きてるの?それともあれは?」

天井を見上げ冥は自問を繰り返す。だが、当然答えは返ってこない。
1604/12:2008/11/18(火) 04:03:09 ID:zK/2awG7
『姉』を待たせたくない。黄泉は冷蔵庫にあるタネを見て揚げカスタードを作る事を決めた。
予め凍らせておいたカスタードを適当な大きさに切り分けて高温の油で揚げる一見簡単なお菓子。
しかしその見た目とは裏腹に揚げかたは難しいのだ。
揚げ過ぎると形は崩れ、てしまい揚げる時間が短いと絶妙なとろみは得られない。
失敗しないように黄泉は細心の注意を払い、鍋と睨めっこを続ける。
その甲斐あって、カスタードの色は絵に描いたきつね色に。きっと冥も喜んでくれるだろう。

「お待たせしました」

部屋に戻ると、冥は眼鏡をかけて本を読んでいた。
美しい、それ以上に眼鏡をかけた事で底を見透かすような冥の透き通る瞳が柔らかく見える。
まるで春の暖かな光が溶けこんだ水面のような。『姉』こんな一面があるなんて。
1615/12:2008/11/18(火) 04:04:20 ID:zK/2awG7
「美味しいわね」

そう微笑む『姉』を見た途端に黄泉の不安げな表情が晴れて行く。
花や茶、舞。何をとっても冥は完璧だった。そんな冥は、黄泉にとって理想の憧れの『姉』だった。
その『姉』に美味しいと言ってもらえたのだ。

「お茶も美味しい…黄泉、腕を上げましたね」

ファーストフラッシュの茶葉をおろした甲斐があった。
紅茶の味を殺さないように、カスタードの甘さを抑えておいて良かったと黄泉は思った。

「それに、黄泉。あなたも美しくなりましたね…」

瞬間、黄泉の心音が跳ね上がる。美しい?そんなはずは無い。
『姉』の淡雪のような肌、粉雪のように風に柔らかになびく髪。清んだ声、瞳。
そんな姉に比べると自分はどうだろう。自信が無い。
1626/12:2008/11/18(火) 04:06:37 ID:zK/2awG7
戸惑う黄泉を目の当たりにした冥の鼓動は激しく早鐘を打ち鳴らしていた。
かわいい。この『妹』が欲しい。ずっと、ずっと待ち望んでいた。何を躊躇う必要があるのだ。
叔父は本家に出向き、土宮の娘も不在。千載一遇の機会は今しか無い。

(壊せ…)

声が響く。壊すというのは何を指すのか冥には理解出来ない。
だが声は力をくれる。想いを肥大させ、理性と『姉妹』の関係を打ち壊す力を。

「黄泉…」
「冥姉さ…ぁ」

黄泉が全ての言葉を発する前に、冥は唇を押し当て、勢いそのままに彼女を床に押し倒していた。
黄泉は驚きの余り何が起きたか判らずに、ただ眼を大きく見開くだけだった。
『姉』の柔らかな唇が離れ、息を吸う。ほんのりと甘いカスタードのニオイが鼻腔を擽る。
それは甘い現実か、或は悪夢か。

「黄泉、好き。大好きなの…ずっと我慢してたの」
1637/12:2008/11/18(火) 04:09:22 ID:zK/2awG7
冥は狂喜の笑みで黄泉を見下ろし、釘付けにしていた。
『姉』は何を言っているのだろう。驚きが打ち寄せてばかりで正常な判断が出来ない。
『姉』の表情は狂っている。そして狂喜に充ちた表情に晒された黄泉は恐れを抱きはじめていた。

「誰にもわたさない…」

先程の暖かい笑みと黄泉を褒めるような優しい声はどこにも無かった。
ただ冷たい声は鋭く黄泉の胸に突き刺さり、彼女に恐怖を植え付ける。

「っ、アァー」

悲鳴が静寂を切り裂いた。冥はその細腕からは想像出来ない力で黄泉の服を破り捨てる。
もう高校生なのだ。彼女の服の下には、成長を証明する膨らみがあった。
浮かび上がった双丘を愛おしそうに見つめ、冥は顔を埋めて行く。

「冥姉さん止めて、お願い…」

黄泉の拒絶の言葉が耳に留まり、冥の頭の中でリフレインをする。
1648/12:2008/11/18(火) 04:11:47 ID:zK/2awG7
拒絶の認識は憎悪の広がりを意味していた。全て恵まれていた黄泉。
父に恵まれ、養子なのに家督を継ぎ、自分を忘れて新しい家族を手に入れた黄泉。
壊せ、受け入れられないなら壊せ。そして大願を成就せよと声が冥に命じる。

「黄泉を壊せ、こわせ…」

冥の双手は黄泉の両腕の戒めを解き、その手を緩やかに首へ向けて動かしていた。
恐怖に支配され、身動き一つ出来ずにいた黄泉。だが。

「冥姉さん…」

ひとつ、ふたつと雫が黄泉の頬を打つ。紛れも無い冥の涙だった。
彼女の苦しみの発露。その原因は自分にある。黄泉が解するのに時間は要らなかった。
ずっと『姉』は苦しんでいたのだ。自分と家との狭間で。
それなのに幼い時は『姉』である冥に頼ってばかりで、理想を押し付けてばかりで。
1659/12:2008/11/18(火) 04:14:05 ID:zK/2awG7
「冥姉さん、ごめんなさい…」

黄泉も涙を流していた。ただ涙を流し、『姉』に赦しを請う。
何故黄泉は泣くのだ、そして何故『妹』は笑っているのだ。
だが彼女の表情を見る限り曇りは泣い。ただ純粋に『姉』に赦しを請う幼いあの日と同じように。
その黄泉の想いが冥の心を揺さぶり、声の戒めから彼女を解き放つ。

「冥姉さん、私の姉さんが望むままに…してください」

その救いの声に促されたかのように冥は今まで押し殺していた想いを解き放つ。

「黄泉、ずっと我慢をしてました。あなたの事が好きで、でも」

黄泉を抱き起こし、正面を向き冥は迷う事無く想いを伝えた。
そして、抱いていた嫉妬や醜い感情も全てさらけ出した。
黄泉は答えた。否、言葉ではなく行動で冥の想いに応えたのだ。

「黄泉…」
「私もです」
16610/12:2008/11/18(火) 04:15:44 ID:zK/2awG7
想いは通じた。再び重ねられた二つの唇。冥は放さぬようにしっかりと黄泉を抱く。
二人の口の間を行き交う舌は激しく絡み、なまめかしい水音と二人と吐息だけが部屋に響いていた。
静寂に染み込む淫靡な音は、二人の聴覚から思考に滑り込み更なる劣情を掻き立てる。
キスだけで蕩けてしまいそうだ。キスなのに、胸の内が幸せに充ちていく。

「ごめんなさい、黄泉」

自らが破った衣服。力一杯に掴んだ黄泉の腕には冥の爪痕が滲んでいた。

「私の罪なんです、冥姉さんを追い詰めた罪。冥姉さんに比べたら痛みにも」

微笑み、更なる行為を冥へ促した。何を今更語る必要があるのだ。
冥も迷う気は無かった。あの破壊を促す声は不思議と聞こえなくなっていた。
嫉妬、憎しみ、恨み。それらの負の感情は黄泉への愛しさで塗り潰されていたのだ。
167名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 04:53:45 ID:FpK6J0eF
ね、寝落ちかっ!?
168名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 05:08:41 ID:zK/2awG7
申し訳ありません、寝落ちしてました…直ちに再開します
16911/12:2008/11/18(火) 05:10:43 ID:zK/2awG7
いつの間にか空は暗くなり、窓の外には美しい満月が浮かんでいた。
差し込む月光が冥を照らし、戒めから解かれた彼女のカラダ艶やかに彩る。
黄泉もまた自らを戒めていた服を脱ぎ捨て、冥と肌を重ねていく。
汗ばんだ黄泉の肌はしっとりとしていて、冥と肌溶け合うように重なり合う。

「黄泉、何があっても私を愛してくれますか?」
「はい…」

その言葉を最後に冥は今度は優しく黄泉を倒し、覆いかぶさっていった。
薄曇りの冥の天蓋が黄泉の視界一杯に広がり、そして下腹部へと下がって行く。

「冥姉さ…ん、…ぁ」

奏でよう、悦楽の謳を。愛に充ちた快楽の調べを。

永久に、美しく…
17012/12 good?:2008/11/18(火) 05:23:02 ID:BFpJhxDz
差し込む陽光。暖かい光は二人を優しく包み込む。
二人は想いを遂げ、互いに身体を捧げあった。

「黄泉、私が支えます」

未だ夢の世界の中にいる彼女の幸せそうな顔を見て、冥は自身の決意を呟く。

「冥姉さん…」

黄泉は夢を見ていた。一族が皆手を取り合って幸せ暮らせる暖かい世界を。



END?


17113/12 bad?:2008/11/18(火) 05:25:14 ID:BFpJhxDz
幸せそうな彼女の顔を見て、冥もまた思い新たに部屋を後にしようとしたその時だった。

「神楽」

小さな一言。だが、冥の幸せを一瞬にして打ち壊す一言。
極めて不安定な冥の状態。早めに儀を行えば、もしかしたら間に合ったかもしれない。
だが、「神楽」という一言は彼女の内に眠る嫉妬を再び呼び覚まさせてしまったのだ。
裏切られた。一度幸せの極みに達したからこそ、その落差は激しい。
あの声が、瞬く間に冥の心を覆い尽くす。

(壊せ、こわせ…)
黄泉が見ていた夢。黄泉も神楽も冥も皆笑って、幸せ暮らす夢。だが願いは虚しく成就する日は無か
った。
冥は黄泉の部屋を後にする。その瞳に既に光は無く、ただ闇があるのみ。

(だから言ったでしょ、嫉妬、恨み、憎しみ、略奪。石からは逃げられないって)

冥が去った黄泉の部屋には、蒼い蝶の羽が一枚残されていた。

(黄泉、私を…)

END?
172名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 05:28:40 ID:BFpJhxDz
以上です。
途中寝落ちしたり連投規制がかっかたりして遅くなりました。
お待ちの所、大変申し訳ありませんでした。

それでは失礼します
173名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 06:06:33 ID:FpK6J0eF
>>172
乙!起きててよかった!
個人的にはハッピーエンド系の物語が好きだけど
>>172氏の文章の綴り方なら13ENDのほうがしっくりくるかな
とても綺麗なSSをあざっしたぁっ!
また書いてネッ(・∀・)
174名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 11:27:25 ID:iLOz1ts3
冥黄泉ktkr!GJです!
13の終わり方は喰霊っぽくて良いと思った。
175名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 11:36:37 ID:uZH6DiWV
これは私のためのSSですか?
期待通りの展開に思わず目から液体が…
あなたはネ申なんですね

心情の表現力とか様子の描写力とかやばすぐる


ぜひ家宝にしたい
176名無しさん@秘密の花園:2008/11/18(火) 11:46:49 ID:uZH6DiWV
連投スマソ

今原作の流れが悪い方に向かってるから12のハッピーエンドも用意してくれて幸せでした
177名無しさん@秘密の花園:2008/11/19(水) 00:09:53 ID:TxGO1vAz
>>172おおお乙!
ハッピーエンドとバッドエンド両方用意してくれるなんて…神ですか
178名無しさん@秘密の花園:2008/11/19(水) 00:35:46 ID:qNAZOOxV
数ある喰霊スレの中でもココは独自発展を遂げてるな
正直すげえw
179名無しさん@秘密の花園:2008/11/19(水) 22:07:33 ID:cwv9Hs8w
こんばんは。この度は拙作へ沢山の温かい感想、ありがとうございました
今回は趣向を変えて黄泉×神楽を上げさせていただきます
尚、全部で9レスありますが、このレス等を含むと10レスを越えてしまいそうです
故に連投規制等を回避する為に前半と後半で分割で掲載させていただきます
お待たせしますが、何とぞご容赦の程を
1801/9:2008/11/19(水) 22:09:15 ID:cwv9Hs8w
「ごめんなさい、黄泉」
「神楽のせいじゃないわ」

肉を食べられない。この問題は予想以上に大きかった。
肉の食感やそのものだけでなく、ニオイやエキスでも身体が過敏に反応してしまう。
肉以外では魚貝の食感にも反応をするぐらいの重症だ。症状は悪くなる一方だった。

「どうしよう」

黄泉は料理のレパートリーの少なさを歎いた。しかし、一朝一夕で神楽の事情に対応出来る者はそういないだろう。
それでも黄泉が強い責任を感じるのは、彼女が持つ責任感の強さと神楽への愛情によるものだった。
神楽が頼れるのは自分だけだ、それに世話役を志願したのにこれでは笑われる。

「やってみるしかないか」

一念発起した黄泉は夜晩くにも関わらず書店へ料理本を探しに出掛けた。
1812/9:2008/11/19(水) 22:10:52 ID:cwv9Hs8w
黄泉はたまたま見かけた『野菜との生活』という本を手にとった。
本を開いて驚いたのは、予想以上に既製の調味料等含まれている肉のエキスや成分である。
それらの製品を使わないでいかにして料理を作るかという本のコンセプトだ。
その為には家の台所を全て入れ替える必要がある。それぐらい神楽の状態は厳しかった。
吟味を重ね、更に同じテーマの本を数冊購入し黄泉は書店を後にした。

「よし」

黄泉は決心をした。
次の日の夜…

「かーぐらっ、晩ご飯出来たよ〜」
「うん…」

部屋の外から黄泉の声が聞こえる。姉の気遣いが今の神楽には辛かった。迷惑をかけている、そう思っていた。
いつもなら一緒に入るお風呂。たまに胸が高鳴った時に過ごす夜も、最近は無くなっていた。
1823/9:2008/11/19(水) 22:14:16 ID:cwv9Hs8w
暫く続いた白粥。最近はそれすらも食べられない状態が続いていた。
何を食べても駄目だ。そんな食への諦めが神楽の気持ちと身体を更に衰弱させていく。
一方の黄泉は諦めてはいなかった。食は人を良くする物、そう信じていたからだ。
きっと、きっと神楽は食べられるようになる。そう信じて一日中台所に立っていた。

「今日は神楽の身体に合うように頑張って料理を作ってみたから
「うん…」

胸やけを堪え、一口箸をつけると神楽の表情がみるみる変わって行く。

「神楽の事が心配でね。一夜漬けだけど頑張ってみたの」

美味しい、そう思ったのは随分と久しぶりだ。それでも、何故これほど抵抗なく食道を抜けるのか。
食卓に置かれたいつもと違う調味料が見に入る。神楽の抱いた疑問は解決された。
1834/9:2008/11/19(水) 22:16:40 ID:cwv9Hs8w
黄泉は料理を作るに当たり、家の中の食品や調味料を全て入れ換えたと神楽に伝えた。
自分なんかの為に、どうしてそこまでと泣く神楽に黄泉は迷い無く答えた。

「あなたが好きだからよ、神楽」

躊躇いも無く答える黄泉。好きだから、だから心を尽くそうと思える。

「黄泉、その手…」

黄泉の手は水荒れでボロボロになっていた。晩秋ともなれば水道の水は冷たい。
古い諫山の家の台所にはお湯が出る設備は備わっていなかったのだ。その中で毎日水仕事をしていたから。

「安い物よ、神楽に比べたら。さ、そんな事より食べて」
「うん…」

何日ぶりだろう、こんなお腹一杯になったのは。いや、満腹感よりも、黄泉の愛情で胸が一杯だ。
食事を終えて片付けにかかる黄泉を、神楽は自分がやるからと制止した。
184名無しさん@秘密の花園:2008/11/19(水) 22:18:37 ID:cwv9Hs8w
残り半分は後ほどあげます
ちなみに『野菜との生活』は自分がなんとなくありそうだなと考えた架空の本です
1855/9:2008/11/20(木) 11:54:50 ID:lHp1Yx1m
黄泉への憧れで始めた対策室のバイト。神楽は己の浅薄さを歎く。いつも姉に迷惑をかけてばかり。
でも、これからは何があっても大丈夫だ。黄泉の愛に支えられているのを感じるから。

「痛くない?」
「へーき、へーきぃ」

久しぶりに入る一緒のお風呂。湯が黄泉の指に滲みるのではと神楽は心配そうに問う。
安い物、黄泉は心底そう思う。神楽が笑ってくれるなら、何でも出来るから。

「身体洗おっか、私が流してあげる」

身体を洗い、黄泉が神楽の背中を流している時だった。
神楽の背中に黄泉が胸を押し当て、静かに語り始めた。

「神楽、神楽は責任を感じる必要は無いから。私、神楽が落ち込んでる方が辛い」
「黄泉…」
「私、なんでもするから。神楽が喜んでくれるなら、なんでも」
1866/9:2008/11/20(木) 12:05:58 ID:U9FTmnP/
「だから、ね」」
「ひ、やぁ…黄泉ぃ」

唐突に黄泉の指が神楽の胸をわしづかみにした。頂を摘んだり暫く弄んだ後に指はそろそろとへ下りて行く。
つつ、と脇腹を伝った後に、指は下腹部の、まだ下生えが揃わない初い茂みへ到達した。
胸から下へ、快楽は点から線へと繋がり、面に広がり神楽の身体を支配して行く。

「黄泉、今は止めて!」
「神楽…ゴメン」

些か性急過ぎたかと反省する黄泉。だが神楽は顔を真っ赤にして、俯きながらボソボソと呟いた。

「黄泉とは…ぃから」
「え?」
「何度も言わせないでよ、するならベッドでさせてよ!」

本能による叫びが風呂場に響く。愛しいから、するならきちんとしたい。大きな響きは黄泉の身体を瞬時に紅く染める。
そして反響が主の耳に入ると、恥ずかしさの余り神楽もまた耳の先まで身体を紅く染め上げた。
1877/9:2008/11/20(木) 12:07:06 ID:U9FTmnP/
その後、何も語らずに二人は風呂を出た。只一言、神楽に部屋へ来てと黄泉は伝えた。
パジャマに着替え、黄泉は高ぶる気持ちを抑えながら神楽を待った。
やがて軽いノックがして、黄泉が入室を促し神楽が入ってきた。

「今日は私がするから、黄泉が頑張った何倍も頑張るから」

シーツに身を沈め、神楽は黄泉の指先から愛撫を始めた。
そっと、優しく労るように舐め、甘くはんで行く。
少し感じる痛みは生きている、愛されている何よりの証。痛みを通して神楽の愛が染み渡る。

「大好き好きだよ、黄泉…お姉ちゃん」

闇夜は深く、黒く二人の秘愛を現世から覆い隠して行く…


…数日後

黄泉は神楽の心身の回復を報告する為に対策室を訪れていた。
最近は友人とも仲直りしたらしく、万事元通りになったとの知らせに菖蒲は安堵の表情を浮かべる。
しかし、黄泉としては自分が得られなかった友人に神楽が癒されていく事に複雑な心境を抱いていた。
1888/9:2008/11/20(木) 12:08:35 ID:U9FTmnP/
最近は剣術の上達も著しい。時に黄泉は自分は要らなくなるのではと不安を覚える。
そして、持ち得ぬ物を彼女が持っている事に時に嫉妬すら抱く。
そんな黄泉の気持ちを表情から読み取った菖蒲は、彼女へ助言を送った。

「黄泉ちゃん、人を導いて内に眠る資質を開花させるのも立派な才能なのよ」
「え…」
「それ以上に、神楽ちゃんは、あなたがいなかったらどうなっていたのかしら」

今更考えた事も無かった。

「あなだが傍にいるから、神楽ちゃんは頑張れるんだから。焦らないで。ね?」
「は、はい」

この人には勝てそうにない。

「だから、あなたも笑ってね」
1899/9:2008/11/20(木) 12:09:31 ID:U9FTmnP/
「どうだったかしら、桐ちゃん」
「完璧です」
「じゃあ私達も今晩…」
「それとこれは別です」
「あらあら、桐ちゃんは厳しいわね」

神楽の事ばかり考え過ぎていた。狭くなっていた黄泉の視野が菖蒲の一言で再び広がった。
神楽は帰ってくる。神楽の居場所を作るのが自信の役目であり、彼女への愛の形。
巣立っていくのなら、それまででも良いから暖かく傍らで見守って行きたい。
だから今日も待とう、彼女の帰りを。彼女が羽根を休める枝である為に。

「神楽、晩御飯なんだけど。野菜カレーが良い?うん、じゃあ後でね…」

楽園が失われるその日まで…


ENDorLOST?
190名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 12:11:09 ID:U9FTmnP/
以上です
今回もお待たせして申し訳有りませんでした
それでは失礼します
191名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 12:18:51 ID:OtTJLxfM
力作投下キター!!
こ、このままハッピーエンドを期待したいいいいいいいいいいいいいいい!!
192名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 22:02:21 ID:bCtLXPp3
前回も沢山の温かいお言葉をありがとうございます!!!
「ヴぁ」に反応していただけて嬉しかったですw
今回投下するのは神楽×黄泉でエロ有りです。
抱く喜びと、抱かれる喜びはまた微妙に違うと思い書いてみました。

私は本編を見ていていつも、黄泉の何気ない言葉や仕草から、神楽への深い愛情を感じます。
拙い文ですが、私のSSからも、黄泉が神楽を心から大切に想っている事が伝わると嬉しいです。
193名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 22:04:36 ID:bCtLXPp3
どうしてこんな状況になったのか、よく思い出せない。

いつものように、ベッドでじゃれ合って、
いつものように、そういう雰囲気になって、
いつものように、私がしてあげようとした筈なのに、

「黄泉、気持ち良い?」
「んっ…!」

いつの間にか、神楽が私の上に乗っていた。

「ぁ…、神楽っ…!私はいいから、ね…?」
「やだ…私だって黄泉にしたいの…」
「で、でも、んぅ…!」

硬さを帯びた膨らみの先端を神楽に執拗に舌で攻められ、
無意識に腰をシーツに押し付けてしまう。
神楽が唇を離すと、唾液で濡れた先端が
月明かりに照らされ艶やかな光を放っていた。

「黄泉…、こっちもするね…?」

神楽の指が私のそこに触れると、
いやらしい水音が部屋に響いた。

「すごい…」

その呟きに、頬が熱くなる。
なんの事を言っているのか、言われてなくてもわかる。
自分でも信じられないくらい潤っているそこは、
何の抵抗もなく神楽の指を飲み込んでいく。

「ぅん…あ…神楽ぁ…」

中に、神楽を感じる。
神楽を抱いてる時、神楽の感じてる顔を見るだけで、
声を聞くだけで凄く気持ち良かったけど、
それとはまた違う、直接的な快感。
194名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 22:06:06 ID:bCtLXPp3
奥を掻き混ぜられながら、突起を親指で擦られると、
自分でもわかるくらい切羽詰った声が漏れた。

「やっ、神楽、だめっ…、あっ!あっんん!」
「黄泉っ…、好きだよ、黄泉」
「あ…神楽っ、神楽、神楽ぁっ!んっ、もう、っあ、ああぁ――」

耳元で何度も名前を囁かれ、
私の世界はあっけなく真っ白に染まった。


心地よい脱力感が全身を包む。
隙間なく密着した体から感じる神楽の体温と少し乱れた心音に、
生まれて初めて、自分が満たされるのを感じた。
まるで、二人は元々一つだったんじゃないかと思える程の安堵感。


両親を亡くしてから、私はいつも何処かで孤独を感じてた。
周りには沢山の人がいてくれたけど、
それでも孤独感を拭い去る事はできなかった。

それが自分の宿命なんだと思った。
だから、ずっと、一人で走り続けて来た。

でも違う。

私は一人じゃない。


神楽がいる。


あたたかいものが胸に広がり、鼻の奥がつんとなった。
ずっと焦がれ続けてたものが、今、此処にある。

「ご、ごめんね黄泉!どっか痛かった?気持ち悪かった?」

私のこめかみを伝う雫を見て何を勘違いしたのか、
ごめんねごめんね、と慌てて何度も謝ってくる神楽。
私を真っ直ぐ見つめる、瑠璃色の瞳。



「――愛してる」



愛おしさが溢れて、言葉になって零れた。
195名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 22:07:29 ID:bCtLXPp3
神楽を、愛してる。
唇から零れ落ちた自分の言葉に、また涙が溢れた。
何度言ったって、足りない。

「神楽の事、世界で一番愛してる」

私の突然の言葉に、頬を染め瞬きを繰り返す神楽。
何赤くなってるのよ。
さっきまで凄い事してきたくせに。
動揺してる神楽がおかしくって、
私は涙を浮かべたまま笑い出す。
なんだか心がとても軽い。

「な、なんで笑うのぉ!?」
「だって神楽…ふふふ…!」
「もぉ〜!笑わないでよ〜!」

照れ隠しなのか、首筋に額をこすりつけてくる。
その猫のような仕草が可愛くて、また笑みが零れた。
あんまりからかっても可哀相だから、
それ以上何も言わずに優しく髪を梳いてあげると、
甘えるように胸に顔を埋めてくる。

「黄泉」
「んー?」
「私の方が、黄泉の事愛してるもん」
「…ぜぇーったい私の方が神楽の事愛してる」
「そんな事ないー!絶対…んっ…」

顔を上げ反論しようとしてきた神楽の唇を自分のそれで塞ぐ。
しばらくその柔らかさを楽しんでから解放してあげた。

「……ずるい、こんな黙らせ方」
「そうよ、大人はずるいの」
「もうっ……黄泉は知らないんだよ、私がどれだけ黄泉の事好きか…」

ほんと、敵わないな、神楽には。
私を喜ばせるのが上手いんだから。

神楽こそ、知らないのよ。
私がどんなに神楽に救われてるのか。
あなたの笑顔の為なら、私はきっとなんだってできる。
絶対、悲しい想いはさせない。


例えこの世の全てが敵になったとしても、
この腕の中にいる愛しい存在を、私の全てを懸けて守ってみせる。



そう、心に誓った。



END
196名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 22:08:37 ID:bCtLXPp3
おまけ




「神楽、次は私がしてあげる」
「えっ、きょ、今日はいいよ」
「遠慮しなくていーの。神楽だってもうこんなになってるじゃない」
「や、んっ…やだってば黄泉…もう寝ようよぉ」
「却下。子分は黙って親分に従ってれば良いのだ!」
「あんっ、ちょ、黄泉、やぁっ…!」
「よいではないかよいではないかー」
「よ、黄泉のエロおやじー!!!」



翌日、二人の目の下には隈があったとかなかったとか。
197名無しさん@秘密の花園:2008/11/20(木) 23:52:56 ID:Gq9lt8Yk
おお、>>190>>196もGJすぐる!


まだ生えそろってない神楽・・・(*´∀`*)
198名無しさん@秘密の花園:2008/11/21(金) 00:47:04 ID:86Lm0JQY
>>190>>196もGJだ!!


何気に桐ちゃんと室長w
199名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 01:26:20 ID:3NurvufC
今回の話で、黄泉が野郎とずっこんばっこんやってる時点で興味が薄れた。
わかってたけど、展開が直球すぎた。百合的にはもう最悪としかいいようがないわ。
200名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 03:39:59 ID:eHZajsFQ
>>199
アニメでも原作でも、手を出してないっていう描写があるから心配すんな
201名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 03:58:53 ID:3NurvufC
>>200
マジで?だとしたら気は楽になるけど。
でもケータイの電源OFFにしたのは意味深だけどなあ・・・。
202名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 04:43:24 ID:eHZajsFQ
>>201
たまのデートを中断されたくないってことじゃないかな
いつ呼び出されるか分からない仕事だしね
203名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 10:18:19 ID:gAy99Jnn
>>202
ありがとう、ちょっと安心したw
204名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 12:29:06 ID:5fPXJXkf
黄泉のスレでも前話題になってたけど、
OPで二人がベッドの上で跳ねてるのはどういう状況なんだろうw
シングルベッドに二人で乗って激しく動いても平気か調べてたのか・・・?
205名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 16:51:00 ID:ohaouube
楽しいからだろ。俺もひとりでたまにやる
206名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 17:34:36 ID:MrdKKj/5
神楽の家じゃ布団だったんじゃない?
それでベッドにうきうき→ジャンプ→黄泉便乗→きゃっきゃうふふ
みたいな
207名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 17:39:40 ID:fZLVp0jq
神楽の制服が既に中学生だからなあ
ベッドを新しいのに替えてはしゃいでるのだと予想
208名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 17:51:31 ID:uMkza5GK
ベッドの中に在りし日の奈落パパがいて、所謂一つのお楽しみの最中
209名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 19:11:22 ID:5fPXJXkf
ていうか、イメージソング集が『百合ームコロッケ』ってマジかwww
210名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 21:22:40 ID:COgkZTbo
>>209
(仮)みたいだけどなwもうこれでいいよw

サリヤ人も参加か……
211名無しさん@秘密の花園:2008/11/23(日) 22:07:05 ID:R2ZBSuHV
ベッドで遊ぶ振りしながら「これで神楽とどんな激しいプレイしてもオッケー」
とほくそ笑む黄泉様。で、明け方に「貴女達の貝合わ(ryと突然現れて精進しろと言う冥姉さん
212名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 00:38:47 ID:VDvwpdXS
>>209
キ…(-_-)キ(_- )キ!(-  )キッ!(   )キタ(  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━!!
213名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 00:50:18 ID:hybOc8/W
>>209
ゆ、百合ームコロッケだと・・・
もしかして百合は公認ですかーッ
214名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 02:38:26 ID:e/3j0f1B
先週までに発売できなかったのは痛い
215名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 05:36:21 ID:JxNV/R71
216名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 09:44:16 ID:kKSvtA8E
退魔シスターズってwww
てか今週良い百合だったな・・・泣ける。
217名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 12:01:23 ID:2Hqm9ozt
8話見た……冥姉さん、可哀想すぎ
218名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 12:04:14 ID:mQJoOE3A
冥姉さんの百合っぷりが素晴らしかったですね
219名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 12:28:06 ID:2Hqm9ozt
なんか愛が深いほど、倍加した憎しみに反転させるモノな気がした>殺生石
220名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 12:36:20 ID:dBFYOdN9
冥姉さん正気にもどったらまず逃げるとか当主の器じゃなさすぐる
221名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 12:40:04 ID:2Hqm9ozt
>>220
普通に自分が何でこんな状況下にあるか理解できなかったんだろう
222名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 19:19:07 ID:Ijbyr4Ji
バレンタインネタで一本書きました
萌えエロ系です
良かったら読んでみてください
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/162491.zip
pass:garei0
長いのでアプロダにあげました
223名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 20:12:06 ID:X4RBS+wM
黄泉「もう私には神楽だけだよ」みたいなことを言ってたね
黄泉にとって神楽が一番大切な存在だと

そして
>なんか愛が深いほど、倍加した憎しみに反転させるモノな気がした>殺生石

誰よりも好きな存在だからこそ2話で神楽にぶつけた憎しみが半端なかったと
ノリが好きならそっちいってるはずだもんねw
結果は出たな
224名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 20:25:27 ID:O4inJ++o
>>222
バレンタイン キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
口移し萌えますた
225名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 20:58:24 ID:ig/qGirf
>>221
理解できなかったら相談
226名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 21:35:36 ID:kKSvtA8E
>>222
大作乙です!
めちゃくちゃ萌えました!!

>>223
「神楽、あなたは私の最後の宝物よ」だっけ?
あのシーンはうるっときたわ。
寝てる神楽の頬を指先で撫でるとことか慈愛に満ちててやばかった。
227名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 22:22:24 ID:GxdIGtqe
228名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 22:30:16 ID:ZcAx6U0P
きたあああって感じだな
黄泉はバイですかバイあくどいですねー
一点だけ突っ込むとしたらやっちんが「土宮」→「神楽」呼びになってからにして欲しかったZE!
229名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 22:34:23 ID:VXlcJdqQ
>>227
おしおき(;´Д`)ハァハァ
230名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 00:00:21 ID:2jy8JVS6
アナル好きなので2重に(;´Д`)ハァハァ
231名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 00:41:39 ID:gjEc/eZU
妄想の果てにできた冥→神楽を文章化してしまった

玄関にて
「ちょっとあなたにお話したいことがあります。」
「え、わ、わたしにですか?」
「ええ、あがらせてもらっていいかしら?」
「は、はい。 どうぞッ。じゃあ、リビングに行きましょうか?」
そう言って神楽が背を向けた瞬間、
「好きなの。」
「えっ?」
気づけば体が壁に叩き付けられそのまま唇を奪われていた。
「ん、んむぅッ」
何が起きているのか理解できなかった。冥姉さんにキスされている…?
思考が停止しているうちに口をこじ開けられ舌がねじ込まれる。
「んーッ、ゃ、んんッ!」
奥で縮こまり必死に逃げようとする神楽の舌を冥は執拗に絡め取ってくる。
「ん、ふぁッ…んんんッ」
黄泉にすらこんな激しいキスはされたことがない。
黄泉のことを考えると涙が滲んできた。
耐えきれなくなって冥の唇を噛んでしまった。
口内に鉄の味が僅かに広がってくる。
それが冥の血の味だと気付くと、それ以上抵抗できなくなってしまった。
だが冥は抵抗しないのをいいことに神楽の口内に唾液を流し込んでくる。
唇を何度も吸われ、散々唾液を流し込まれた後、突然唇を解放された。
「はぁッはぁッ、んぅ!」
突然顎を押さえつけて上を向かされ、そのまま こくんっ、と無理矢理唾液を飲まされてしまう。
「は、はぁッ…はッ……ぁ」
涙目になりながら恐る恐る顔を上げると、唇から血を流しながら自分を見下ろす冥がいた。
「あ…ご、ごめん、なさぃ…」
「まぁいいわ。それより顎や服が少し汚れてしまったわね。お風呂で綺麗にしましょうか?」
「ぇ…ぁ…あの…」
唇を噛み切ってしまったという罪悪感と冥に対する恐怖から、
抵抗できずにそのまま引きずられるように風呂場へ連れて行かれる。

以下怒濤の(ry

要は冥にちゅっちゅされる神楽が見たかっただけなんだ・・・
232名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 00:49:33 ID:hLyixeTf
そなたの妄想がここでは力になる…(;´Д`)ハァハァ
まさかの冥×神楽とは。つまり冥姉さんと黄泉お姉ちゃんで神楽の取り合いか
233名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 02:53:18 ID:UsiN20uO
>>231
かれこれ2時間ほど全裸に正座で続きをお待ちしておるのですが
234名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 11:12:29 ID:APk6uxau
風呂場に黄泉が入って来て修羅場になるんですね、わかりまry
235名無しさん@秘密の花園:2008/11/25(火) 23:53:25 ID:a48GPXPu
そのまま、黄泉と冥姉さんで神楽を…
3Pですがなにk(ry
236名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:15:34 ID:dA8myh6K
黄泉→神楽←冥も斬新で良いけど、
神楽→黄泉←冥も良いよね。

「付き合いの長さから言って、私の方があなたより黄泉の事をよく理解しています」
「付き合った長さなんて関係ないです。絶対私の方が黄泉の事わかってます」
冥、懐からアルバムを取り出す。
その中には幼い黄泉のあんな姿やこんな姿が。
「・・・見なさい、この私の秘蔵写真の数々。あぁ、幼い黄泉・・・可愛らしい・・・」
「ちっちゃい黄泉可愛い!・・・・・・はっ!し、写真なんて別に羨ましくないです。私なんて毎日黄泉とお風呂入ったり一緒に寝たりしてますよ。黄泉の胸を枕にして寝てますから!」
「くっ・・・」

みたいな感じでw
237名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:20:11 ID:VjORSnd9
>>236
おお、それ良いなぁw
238名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:39:48 ID:2OT0GMtx
>>231
かれこれ24時間ほど全裸に正座で続きをお待ちしておるのですが・・・
239名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:46:31 ID:K9w44ZtL
>>238
風ひきまっせ。
240名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:51:47 ID:hTbM4Wzh
とりあえず>>231氏とは別人になりますが、今から冥×神楽書いてきますわ
241名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:54:06 ID:ijiB0zsa
>>231ですが続き書いてみました
黄泉が助けに来て慰め…ってのも考えたんですが、sな冥ちゃんもいいかと思ってそのまま進めてしまいましたw

脱衣場に神楽を連れて入るとすぐに鍵をかける。そのままうつ伏せに押し倒し近くにあったタオルで両手を後ろに縛りあげ、一気にスカートとパンツを引きずり下ろした
「やッ、何ッ?」
突然両手の自由を奪われ、その上恥ずかしいところを晒されてしまい暴れる神楽
「くっ…しょうがないわねッ」

パァンッ!

気付けば思いっきり神楽の頬を張っていた。信じられない、という表情で涙を浮かべながら自分を見つめてくる神楽。
一瞬やりすぎではないか、という思考がよぎるがもうここまで来てしまったのだ
後戻りなどできない
「今度暴れたら殴るわよ?」
「ッ…ごめん、…すんっ、なさぃ…」
冥は涙声になりながら謝ってくる神楽にそそられる物を感じつつあった

(やっぱりこの子…可愛い)

「じゃあお風呂、入りましょうか?」
嫌がる神楽を無理矢理浴場に連れて入るとシャワーのコックを開き、頭からシャワーを浴びせる
「きゃうッ、冷たぁッ!」
髪の毛、そして制服がずぶ濡れになっていく

冥はシャワーを止めると改めて神楽を見つめてみた。
びしょ濡れになって震えながら顔を背け、必死に足で秘部を隠そうとしている…
もう抑えきれそうになかった
242名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 00:56:00 ID:ijiB0zsa
「神楽…、可愛いですよ」
神楽を背中から押さえつけ、手を下半身に這わせる
「や、やだあッ!」
毛の感触を確かめると指を秘裂に沿わせ、何度もなぞっていく
「やめてッ、いやだ、 やだぁッ!」
黄泉以外の人にこんなことをされたくなかった
しかしいくら腰をよじっても冥の指は全く離れてくれない
そしてだんだんと自分の下半身に認めたくない、苦い快感が沸き上がってくるのがわかった

「…ッは、や、やめ…んッ」
必死に快感から逃れようとするも冥に片方の手を服の隙間からブラジャーの中に入れられ
乳首をこねくりまわされてしまい身体に電流が走る
「んぁッ、…ッあ、はああ!」
「ふふっ、ほら、もっと声出していいのよ」
中に指を入れられたのがわかった
膣の上の方を何度も何度もこすりあげられる
「あんッ、やッ、ふぁぅッ!」
「神楽、可愛い、すごく可愛いわよ」
指の動きが激しくなる
冥は制服を押し上げると乳首に吸い付いてきた
「ああん!あっやっ、もッ、やめッ、はぅ!」
黄泉以外の人にイカされる。
そんなことは認めたくなかったのに
「あっ、はぁッ、やだッ、やだやだやだぁッ!もうやめてよおッ」
「そろそろみたいね。ほらッ」
「あっ、あっ、くぅッ、んっ、んああああんッ!」
身体を二三回痙攣させて達してしまった
「大好きよ、神楽。」
冥はショックで力が入らない神楽を解放すると、すぐに携帯で写真に収める
「ぇ…?今…何?」
「神楽、このことは誰にも言ってはだめよ?この写真ばらまかれたくなかったらね?」

 … 以上です。なんだか落ちが酷いことになってしまた
243名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 01:13:09 ID:e+ZufG2k
写真より、これは二人だけの秘密よ、という冥姉さんの威圧感だけで口止めするほうがらしいな
あるいは、この話は黄泉にはいえないわね、みたいな間接的脅迫とかさ
244名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 01:33:54 ID:GiXjPA1q
欲を言うと

逝かせた後に
冥「クスクス…貴女達って本当に仲良しさんなのね、弱い所も感じ方もそっくり」
神楽「え…それって…」

みたいなやりとりがあると更に発展出来そう
2451/7:2008/11/26(水) 03:06:52 ID:hTbM4Wzh
何故言われるままに風呂にいるのだろう。きっと冥の視線と声がそうさせるのだ。
高すぎず少し低めに抑えられた声は、抵抗無く思考の隙間に入り込んでくる。
そして焔の様に揺れる紅玉の瞳。この眼に魅入られ、身動きができなくなった。
灯のような優しい光を湛えているかと思えば、時に焼き尽くさんばかりの炎の如く光を滾らせ相手を射抜く。
神楽は間違いなく冥に翻弄されていた。彼女の持つ妖艶な力に。

「お待たせしました、神楽さん」

冥が風呂場へ入ってきた。神楽が驚かされたのはそのスタイルである。
普段のキツメの和装からは想像出来ない、軟らかで円みがある胸。
そして、力強く抱いてしまえば折れるのではないかと思われるぐらいに美しい線を描く腰部。
形のよいヒップラインは彼女の身体の均整の良さを物語っている。

「どうしたのかしら、顔を真っ赤にして」
「…綺麗だからです。私なんかじゃ勝てないくらいに」
「あら、嬉しい事を言って下さるのね」
2462/7:2008/11/26(水) 03:08:19 ID:hTbM4Wzh
褒め言葉にも恥ずかしがらずに切り返せるのは、冥の方が一枚も二枚も上手だからだ。
人形の如く虚ろな眼で、神楽は言われるがままに浴槽を出た。

「さっきはごめんなさい」

微塵も思ってはいない。当然神楽の優しさを推し量った上で紡いでいる言葉だ。
こうすれば彼女が抵抗出来ない事を冥は理解してたから。

「ん…っ」

冥はボディソープ泡立て、神楽の肌を舐め回すように緩やかにスポンジを這わせた。

「あら、もしかして」
「ふ…ぁ、んっ」
「感じてるの?」

ゆっくりと、円を描く様に。下から内に持ち上げる様に胸を揉み上げる。
無機質なスポンジは指とは違い、頂きに結ばれた朱い実を無遠慮に蹂躙して行く。
やがて冥は空いた手でゆっくりと神楽のもう一方の胸を弄び始めた。

「あぁ…っ!あ、やぁ…ん」

二つの同じ機関から伝わる異なる刺激が神楽の思考を蝕んでいく。
冥の性技に神楽が堕ちるのは時間の問題だった。
2473/7:2008/11/26(水) 03:09:32 ID:hTbM4Wzh
スポンジは時に胸から離れ、脇腹を掠めたかと思えば太股を通過して臍の辺りを凪いでいく。
核心には触れない冥の愛撫が神楽を焦らし、残る理性を焼き尽くしていった。

「いや…」

耳をはみ、息を吹き掛ける様に。

「嘘…」

そして遂にスポンジを手放し、神楽の秘所にある小突起を摘み、コリコリと転がし始める。
と、同時に。

「いや、…ん、はぁぁぁっ!」

理性の堤は、冥が打ち込んだ快楽により一気に崩壊した。
軽く達した神楽は、よろよろと腰が砕け、その場に倒れ込む。

「かわいい、神楽さん。さぁ、いらっしゃい…」
「はい…」

言われるがままに冥の上に覆いかぶさる。但し、互いの顔を見るのではなく、お互いの秘所を晒す体制となって。
黄泉とした事のない新しい形。神楽の胸の内は恐怖と快楽への期待で斑になり、混沌して行く。

「もうこんなに」

神楽の秘所は既に先程までの愛撫で零れんまでの蜜を溜め込んでいた。
舌先で突くと、しとどとなく蜜が溢れ出し、冥の顔を汚していく。
2484/7:2008/11/26(水) 03:10:29 ID:hTbM4Wzh
舌を休めた冥の眼に、必死に快楽に耐えようと目をつぶり、唇を結んでいる神楽の姿が飛び込んできた。
その怯える小動物のような表情が冥の嗜虐心をより一層昂揚させて行く。

「じゃあ、こちらはどうかしらね」
「んやぁ、あぁ!そこは、そこはぁ!」

女裂の更に上、恐らく黄泉には未だ開発されていないであろう秘門にネットリと舌を這わせ、突いて行く。
必死に身をよじり逃げようとするが、冥は既に神楽の腰に手を回し、逃がさない様にガッチリとロックをしていた。
舌は蛇の如く執拗に絡み、神楽の菊座を蹂躙し未知なる世界を開発していく。
その浮き上がるような快楽は、背中を通り抜け神楽の思考に達し浸蝕し始める。

「いやぁ、んぁああ!は…ん、あぁぁ…っ!」

神楽は普段の大人しそうな姿からは想像がつかない獣の様な喘ぎ声を上げて、快楽に悶え狂っていた。
逃げようにも冥に拘束され身体は自由に動けず、ただ弓を絞るようにしか背中を反らせられない。
2495/7:2008/11/26(水) 03:12:13 ID:hTbM4Wzh
「やっ、こんなの、ん…やぁぁああ!!」

やがて神楽は絶頂に達し、ぐったりと冥へ身体を預けていった。
するりと神楽の下から身体を抜き、彼女を抱き起こし二度三度唇に落とすだけの口づけをした。
冥は未だ瞳の焦点が定まらない神楽を、まるでデザートをフォークの先で遊ばせる様に突いたり舐めたりして玩ぶ。
だらし無く口から零れた唾液を吸い上げ、再び彼女の口へと捩込んだ。

「後ろは初めてだったかしら?」

呆然と神楽は頷く。

「初めての人はね、例えどんな人でも関係無く鳴咽をぶちまけるのよ…」
「関係…無く?」
「そう、誰でも均しく…他には貴女の大好きな黄泉なんかも」

黄泉。その一言で冷水を浴びせられるように、茹だる快楽が醒めていくのを感じた。
と、同時に、もしもこんな姿を大好きな姉に見られたら…
そう思うやいなや、神楽の心を恐怖が覆い尽くして行く。

「そろそろお客様の到着かしら」
2506/7:2008/11/26(水) 03:14:05 ID:hTbM4Wzh
「神楽、入るわよ〜」

無情にも扉の向こうから黄泉の声が響く。いやだ、こんな姿を見ないで欲しい。
ガチガチと歯を鳴らし恐怖に怯える神楽。その一瞬は、地獄が永遠に続くかのように長く感じられた。
そして、狂宴の扉は開かれた。

「何これ、なんで冥姉さんが…」
「いらっしゃい、黄泉」

冥に抱き寄せられ、腕の中で身体を玩ばれている存在を神楽だと認識するのにそう時間はかからなかった。
大切な宝物、神楽。それを蹂躙しているのは、もう一人の大切な人。『姉』である冥だった。
満面の笑みを浮かべて冥は言い放つ。

「この娘ったら、あなたと同じで後ろが大好きみたい」
「い、や…黄泉、ごめんなさい。黄泉…」

冥に撫で回されている神楽は、涙を流しながら力無く言葉を発した。
神楽の言葉に心を砕かれた黄泉は、折れる様にその場に膝をつく。

「迷う事は無くってよ。神楽さんと…いえ、神楽と一緒に堕ちましょう」

黄泉の砕かれた心に闇が広がっていく。刹那、冥の紅玉が澱んだ光を発し、黄泉の瞳を捕らえる。
2517/7:2008/11/26(水) 03:15:37 ID:hTbM4Wzh
石に魅入られた冥は、弱った黄泉の心を見逃さなかった。
やがて黄泉も己の欲望に従う為に二人の下へ足を進めていく。

「冥姉さん」
「黄泉、これからはあなたも一緒ですよ」

神楽の身体を挟み、肩越しに二人の姉が唇を重ねた。
背中と胸に押し当てられた膨らみの感触と耳元で鳴る水音に誘われ、神楽の理性も再び折れようとしていた。

(黄泉、ダメ…)

神楽の声は届くのか。そして三人に待つのは絶望か、それとも…


次回 第X話 快楽螺旋(かいらくのらせん)


ENDor…?
252名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 03:17:29 ID:hTbM4Wzh
以上です。素晴らしいネタを生み出した>>231氏、GJでした。
そしてネタを拝借させて頂き申し訳ありませんでした。
それでは。
253名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 03:42:55 ID:GiXjPA1q
投下したお二人ともウルトラGJ
254名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 06:39:56 ID:2OT0GMtx
よし!風邪引いた甲斐があるってもんだ!
お二人に心からの賛辞と俺を贈ります
255名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 10:15:55 ID:gMVylVkE
こんなにも百合百合しているのに原作とアニメはorz
256名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 16:25:25 ID:dA8myh6K
冥の流れぶった切ってしまってすいません。
黄泉×神楽を投下します。
いつもより甘さは控え目かもしれません。
257名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 16:26:47 ID:dA8myh6K
「――――っ!」


胸が引き裂かれるような痛みに、目を覚ました。

息が上手く出来ず、体の震えも止まらない。
汗で背中に張り付いたパジャマが、ひどく気持ち悪かった。


また、同じ夢。


心を落ち着かせる為に一つ深呼吸をしてから、部屋を出た。
台所で水を飲みながら考える。


あれはなんなのだろう。
先生をこの手で殺めた日から毎晩のように見る、
私が、人を殺す夢。

夢の中の出来事なのに、
刃を突き立てた感触がこの手に残っている気がして、肌が粟立った。
燃え盛る炎の中、私が泣きながら胸を貫いたのは、
黒い艶やかな髪をした女の人。


先生じゃなくて



アレは――――



「…神楽?」

突然背後からかかった声に、思考はそこで中断された。

「黄泉…」
「どうしたの?眠れない?」
「うん…、ちょっと寝付けなくて」

なるべく笑顔で答えたつもりだったけど、頬が引き攣っていたかもしれない。
手もまだ、微かに震えている。
その手をふわりと包み込む黄泉の掌。

「神楽、手冷たくなってる」

慈しむように両手に黄泉の吐息がかけられる。

「…今日寒いし、一緒に寝よ?」

真っ直ぐに差し出された優しさを、
断る理由も意思も、私は持ち合わせてなかった。
258名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 16:28:07 ID:dA8myh6K
「黄泉、なんか嬉しそう」
「久しぶりなんだもん、神楽と一緒に寝るの。
神楽ってば最近全然一緒に寝てくれないし」
「だってもう子供じゃないもん」

照れ隠しで口をついて出た言葉に、
一瞬黄泉の顔が寂しげに歪んだ気がして、
何か別の言葉を告げようとしたら、それより先に黄泉が口を開いた。

「生意気だぞー。素直にお姉ちゃんに甘えてればいーのっ」

ぎゅーっと黄泉の胸に抱き寄せられ、
凄く自然に腕を頭の下に通される。
昔一緒に寝ていた頃、黄泉がいつもこうしてくれていたのを思い出す。
なんだか懐かしくて、少しくすぐったい気持ちになった。

「神楽…」
「…なに?」
「落ち着いたら…また、海見に行こっか…。神楽、海好きでしょ?」

本当は海が好きなんじゃなくて、
黄泉と一緒に行く海が好きなんだけど、それは内緒。

「うん…、行きたい」


初めて海に連れて行ってもらった時、
防波堤に立って一緒に見た夕焼けを今でもはっきり覚えてる。
でも夕焼け以上に、隣に立つ黄泉の横顔が綺麗で。

こんなに綺麗で、優しくて、強くて、真っ直ぐな人が、
自分の側にいてくれる事に胸が熱くなった。

綺麗な漆黒の髪が風に揺れて、
潮の香りと一緒に、大好きな黄泉の甘い匂いが鼻腔をくすぐり、
この人は、私にとって特別な人なんだって、強く感じた。
259名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 16:29:18 ID:dA8myh6K
「帰りにカラオケ寄って…、その後クレープ食べに行こう」
「うん…、チョコバナナのやつがいいー」
「神楽、食いしん坊だからなぁ…、また口の周り汚しそう」
「もうそんな事しないよぉ…」

黄泉の柔らかい声が、私の中に優しく響く。
髪を撫でてくれる黄泉の手が心地よくて、
凍っていた心が溶かされ、あたたかいもので胸が満たされていく。


ずっとこうしていたい。


「神楽…、寝ちゃった…?」


起きてるよ。

そう返事をしたつもりだったけど、
何処かに出掛けていた筈の睡魔が、いつの間にか戻ってきていた。
もっと、黄泉の声を聞いてたいのにな。
そう思いながらも、どんどん意識が遠くなっていく。


眠りに落ちる直前、唇に温もりが触れた気がした。


きっと、



もう怖い夢は見ない。




END
260名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 17:23:37 ID:SJ6C7J09
>>256
GJ!
でもなぜ目から汁が・・・!。・゚・(つД`)・゚・。
261名無しさん@秘密の花園:2008/11/26(水) 20:08:17 ID:QuJVqMcQ
>>259
おおおGJ!
262名無しさん@秘密の花園:2008/11/29(土) 03:34:49 ID:TPWc/Osz
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263名無しさん@秘密の花園:2008/11/29(土) 11:45:41 ID:TPWc/Osz
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264名無しさん@秘密の花園:2008/11/30(日) 02:35:00 ID:nOlDDZFC
>>259
GJ!!すごい良かった!
何気にOPのシーンを絡ませてるのがイイね!
265名無しさん@秘密の花園:2008/11/30(日) 21:31:19 ID:rbrKOF7f
>>263
二種類もあるとは…
266名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 00:42:06 ID:SelnbvKd
神楽が黄泉を介護するシーンはたまらん!
でも悲しすぎる・・・
2671/7:2008/12/01(月) 01:18:01 ID:oxf4esKr
幸せから一を引くと辛い
辛いに一を足すと幸せ
黄泉には、それが全てだった

-----
大切な物が全て一瞬で失われた。一つ抜け落ちただけで、幸せから辛い世界へ空転をする。
家族、家督…それらは黄泉にとって即ち全てを意味していた。
幼い頃から今日に至るまで、一身に愛情を注いでくれた父に報いる為に過ごして来た日々。
本来ならば得るべき物を全て犠牲にしてまで精進を積み重ねて来たのに。

「神楽…」

妹と過ごす最後の夜。別離を惜しむ黄泉は、眠らずに神楽の寝顔を愛おしげに見つめていた。
毎日が忘れる事の出来ない宝物。神楽の面倒を見るつもりが、いつの間にか自分が癒されていた事に気付かされる。
憎い。この身体に流れる不浄な血が、ただひたすらに憎い。何故全てを失うのだろう。
諫山の血を引いてないから。面汚しと言われても、叔父は諫山の血を引いているから。
血、たったそれだけ。だが、黄泉には永遠に超える事が出来ない壁。
水より濃いとは良く言ったものだと自嘲気味に呟く。
2682/7:2008/12/01(月) 01:19:32 ID:oxf4esKr
胸の奥底から怨嗟の渦が沸き起こり、黄泉の心を埋め尽くす。
血だ、血さえ無ければ…

「黄泉…?」

物音で神楽が目を醒ます。蒲団に差し込む肌寒い初冬の風が、傍らに黄泉がいない事を気付かせた。
静かに降りようとしても、木で作られた古い階段では軋んだ音が鳴ってしまう。
軋んだ音、今の黄泉の心の如く。

台所から明かりが漏れているのを見つけると、神楽は足早に光を追いかけて、そして台所の扉を開けた。

「黄泉、何をして…」
「あぁ、神楽…起きたんだ」

だらし無くはだけたパジャマに、諦めが浮かんだ退廃的な笑み。
何より真っ先に神楽の目に飛び込んできたのは、一つ、二つと包丁で指を傷つける黄泉の姿だった。

「流れないのよ、私の汚い血が…神楽、私どうすれば血を変えられるのかな…はは、あはっ」

ぺたりと座り込み、狂喜に満ちた泣き笑いの表情は神楽の心を瞬時に凍らせる。
いつも、どんなに辛い時でも神楽を励ました黄泉の気丈な姿はどこにも無い。
2693/7:2008/12/01(月) 01:21:15 ID:oxf4esKr
「黄泉、止めてよ!」

直ぐさま黄泉の下へ駆け付け、彼女の行為を止めさせようと試みる。

「神楽、どうして止めるの?私汚いの、汚い血だからね、抜かないと…」

痛みは誰に対しても平等だと思ったからこそ、このような行為に及んだのだ。
自分の存在意義全てを一瞬で失った黄泉。そして、それをに耐え得る精神力も無い現在。
彼女がこの様な行為に及ぶのは、ある意味必然だったのかもしれない。
痛みは存在の証明。痛みは満たしてくれる。虚しい願いだけが胸に充ちていた。

「違うよ、黄泉!黄泉は…なんで、なんで」

神楽は己の無力さと、姉が尚も傷つく様を見るのが耐えられなかった。
何も、大好きな姉が苦しんでいるのに何も力になってあげられなかった。
遠からず白叡を継ぐ身体。その証たる土宮の血。だが、こんな血が愛する姉の役に立ったのか。
寧ろ、ただ苦しめていただけではないのだろうか。神楽もまた自身の身体に流れる血が憎い。
2704/7:2008/12/01(月) 01:24:09 ID:oxf4esKr
だが黄泉のそれと神楽のそれは、持たざる者とそうでない者の違いだった。
そんな釦の掛け違いが後に悲劇を産むとは、この時はまだ知る由も無かった。

「神楽…」

言葉も無く、神楽は黄泉を抱き寄せ口づけをした。柔らかい唇が徐々に固まった心を解す。
いつもは受け身に回る彼女が、今日に限っては積極的に黄泉に口づけをしていった。
歯列を舌でなぞり、やがて力が抜けた上下の歯を舌でこじ開け、黄泉の舌に絡ませていく。
不意打ちのキスに準備が出来ていなかった黄泉は、程なく息が苦しくなり神楽と唇を離す。

「はぁっ、…神楽、なんで」

口から伝う銀糸を拭う事もなく、ただただ黄泉は神楽に問う。

「私嫌だよ、汚いとか。私、黄泉じゃないと駄目なのに。なんで黄泉は自分を責めて…」
「神楽、あなた」
「私、あの日黄泉がいなかったら辛くて、どうなってたか解らないよ」

母を失った日から今日まで、黄泉がいたから毎日が乗り越えられた。
どんなに辛くても黄泉が笑ってくれるから、愛してくれるから千の夜も越えて来られた。
2715/7:2008/12/01(月) 01:25:56 ID:oxf4esKr
故に神楽は自分の無力さを思わずにはいられなかった。
黄泉が身体を預けてくれない、未だ頼られない己の未熟さが。

「黄泉は言ったよね、愛してくれるって。そんなの一方通行で嫌だよ」

支えられるだけではなく、支えてあげたい。神楽の純粋な願い。

「止めて、神楽。汚いから…」
「汚くなんかないよ」

神楽が黄泉の傷ついた指をはみ、血を吸い上げていく。
だが、神楽はそれだけではなく、自らの指を傷つけ黄泉に差し出す。

「私のも、吸って…」

迷う事無く黄泉も神楽の指をはみ、血を啜り上げた。

「一緒だよ、黄泉と私。離れても会えない訳じゃないから」
「神楽…」

だから大丈夫、そう微笑む彼女の光に照らされて黄泉の心は徐々に溶けて行く。
きっと大丈夫。黄泉も神楽を信じようと思い、彼女に身を委ねていった。


再び神楽が眠りについた時、召集の知らせが携帯に舞い込んで来た。

…そして
2726/7:2008/12/01(月) 01:27:46 ID:oxf4esKr
「気分はどう?」

心の底を見透かすような冷たい少年の声に黄泉は意識を覚醒させる。

「同情なんかに酔いしれてさ、本当は違うんだよ」

少年の差し出す石に当てられ、負の感情が一気に噴き出していく。

「あんなのは、持つ者が上から見下ろした同情だよ」

土宮神楽。愛すべき者。自分がどれだけ努力をしても得られない者を持つ者。
憎い、愛おしい。二人を隔て、分ける世界が恨めしい。
そうだ、世界が間違ってるなら全てを壊して二人だけの世界を作れば良い。

「なんであの子は来ないのかなぁ。どうでも良いとか?」

嘘だ。そんなはずはないと黄泉の心の奥に残る理性が必死に抵抗をする。

「諦めちゃえば楽になるよ。欲しい物も、全て手に入る」

堕ちかけていた黄泉の心にとって、その一言は救いの声であり、甘美な悪魔の囁きでもあった。
2737/7:2008/12/01(月) 01:29:32 ID:oxf4esKr
「神楽…」

最後に瞼の裏に浮かんだのは、楽しく過ごした神楽との日々だった。
そして再び目を開くと、先程とは全く違う明るい世界が広がっていた。

(神楽、待っててね。全て壊して、あなたを迎えにいくから…あなたも、私の手で。そして私も)

愛しい故に引き起こされた訣れ。冷たい月影が、誰もいなくなった病室を虚しく照らしていた。

「黄泉!」

神楽が飛び込んで来た時には、病室に黄泉の姿は無かった。

(野菜カレー作って待ってるから)

もう、眩しい日々は二度と戻らない。

「黄泉、どこに行ったの?私を置いてかないでよ…」

そして愛しの半身は失われ、零からの物語は胎動を始める。

Lost
274名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 01:31:29 ID:oxf4esKr
とりあえず以上です。例によって見た後に衝動で書きなぐりました
それではこれにて
275名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 18:34:52 ID:g3/N7lmb
>>274
GJです!
今回の話はホント黄泉が可哀想過ぎた・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
276名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 19:37:11 ID:zVaWFTDx
今回の黄泉はマジで可哀相過ぎる・・・。
神楽も黄泉も、お互いの事が本当に大事で大好きなのに、なんでこんな事に・・・。
277名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 23:32:34 ID:L5kCYW27
ウワァァ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!!
278名無しさん@秘密の花園:2008/12/01(月) 23:37:50 ID:sPbJpMPk
へへ…俺の脳内では百合の花が咲き乱れる庭園で子犬とじゃれ合いつつお弁当広げてキャッキャウフフしてるぜorz
279名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 01:24:42 ID:tpsTyi6G
今後の展開として、もう百合的に絶望なのかな?
あのOPはなんなんだったんだ・・・。
9話でみるのやめる事ができたら幸せなのかもしれない。ああ・・でも、みるんだろうなきっと・・・。
本当に救いはないのか・・・?
280名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 01:36:15 ID:rXFkjG28
救いはある…と思うけど、某テッカマンの人と同じレベルの救いな気がしてならない。
281名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 08:09:55 ID:JL6Jj8Wn
大人達のしがらみなきゃ冥、黄泉、神楽は仲良い関係でいられたのかもしらんね

282名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 11:28:26 ID:+zOWwbNu
原作でもなんかフラグ立ってるし…もう欝すぎて困る
283名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 11:39:04 ID:rzc9trMn
どんなフラグ?
284名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 11:43:37 ID:+zOWwbNu
黄泉ちゃんのそっくりさんが現れたり。別人らしいけど妙に引っかかる点も多く、
↓のようなセリフを言っているし…マジで頼むぜ
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow89490.jpg
285名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 11:48:56 ID:rzc9trMn
そういうフラグなら鬱っていうより期待していい方じゃないか?w
286名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 12:39:45 ID:tpsTyi6G
>>284
ガチすぎて吹いたw
287名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 13:14:43 ID:LIchjIeR
原作者はアニメの出来の良さに触発されているっぽいけど、どうだろうかね
原作がまさかの百合エンドだったら嬉しさのあまり死ぬ
取り敢えず今週はその花の新作が出るからそれで癒すしかない…
288名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 16:49:04 ID:2sV9fqdx
>>284
どうみても黄泉ちゃんです
本当にありがとうございました
289名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 19:11:46 ID:rzc9trMn
黄泉ちゃん百合百合リハビリ日記が見たいなぁ。パラレルな展開で
290名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 19:24:07 ID:AOxhDtpI
それ見たい!!!
本編が辛い展開だからこそ、
イチャイチャしてる幸せな二人が見たいね。
291名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 19:25:52 ID:YXgVEc4k
二人でどこか静かなところで少しずつ頑張って欲しいな
292名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 19:27:35 ID:csa968FW
神楽が親父様の殺生石をぱくってきて
黄泉と治療と称した殺生石プレイをですね
293名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 19:59:44 ID:gTNA0jl8
>>284
見れないだと!?
…原作読んでみようかな。
294名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 20:58:07 ID:+zOWwbNu
>289
いいなぁ、それいいなぁ
誰か書いてくれよぅ
295名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 21:56:16 ID:x1sc8iTj
>>293
まだ見れるけど・・・
296名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 22:38:16 ID:gTNA0jl8
>>295
え、そうなんだ。
でも見れないんだよなぁ…
なんでだろ。
それよりも、神楽と黄泉のキャッキャッ、ウフフが止まらないんだがどうすればいいのだろう。
297名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 22:59:34 ID:LIchjIeR
君の両手と目の前にあるモニターは何のためにあるんだ?
さあ早くその想いをメモ帳やノートパッドにぶつけるんだ!
298名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 23:25:21 ID:fbnleUay
ノンストップ百合介護アクション!
ttp://www.hsjp.net/upload/src/up54434.jpg
299名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 23:27:59 ID:xA3n6RPc
553 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/02(火) 23:00:52 ID:kneyxzJ8
黄泉ちゃん復活
ttp://www2.vipper.org/vip1013263.jpg
300名無しさん@秘密の花園:2008/12/02(火) 23:53:22 ID:1fUwIExu
こんな笑ってる冥姉さん見たかったよ…
301名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 01:30:47 ID:Xy2uwI7B
本編の展開があまりにも辛いので、小ネタ投下。
もう>>298さんの言う通り、
ノンストップ百合介護アクションにすれば良いと思う!
302名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 01:33:35 ID:Xy2uwI7B

「黄泉ぃー!ただいま!」

元気よく病室のドアを開けて、神楽が入ってきた。
その隣には、以前一度会った神楽の友達が二人。

「今日は皆もお見舞いに来てくれたんだー」
「こんにちは!クラスメイトの柳瀬千鶴です!」
「こんにちは、真鍋美紅です」

神楽の大事な友達と、
初めてちゃんと顔を合わせるのがこんな状態である事を歯痒く感じながら、
微笑んで軽く会釈を返す。

お見舞いにと持って来てくれた花束を花瓶に挿しながら、
友達と楽しそうに言葉を交わす神楽。

その光景を見て、少し胸が痛んだ。

神楽は、ずっと一緒にいってくれると言ってくれたけど、
やっぱり別々の道を歩んだ方が良いのかもしれない。
私なんかの為に大切な時間を削るべきじゃない。

神楽はきっと、私がいなくても幸せになれる。

そんな事をぼんやりと考えていたら、
突然千鶴ちゃんが私に向かって言った。

「黄泉さん、この子学校でも毎日黄泉さんの話ばっかりしてるんですよー!」
「あっ、ちょ、ちょっとやっちんやめてよ!」
「ホントの事じゃん!毎日お姉ちゃんがお姉ちゃんが〜って!」
「もぉー!やめてってばー!」
「ふふ、でも本当にいつも黄泉さんの話してるよね」
「み、美紅まで…」
「全くいつになったら一人立ちするんだか…」
303名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 01:34:17 ID:Xy2uwI7B

予想もしていなかった言葉に、
胸につっかえていた不安がすっと消えていった。
赤くなりながら言い訳をしている神楽を、
視線で近くに来るよう促す。

「な、何?黄泉。今のはやっちんが大袈裟に言っただけだからね?」

そう言いながらベッドの側まで来た神楽の頭を、
まだ力が上手く入らず震える手を精一杯伸ばし、撫でた。

「!よ、黄泉ぃ…」

ありがとう。
私も毎日、神楽の事考えてるよ。
神楽、大好き。

そんな想いを込めて。

「うわ…甘々…。姉離れは当分無理そうだな…」
「本当に仲良しなんだね」

呆れた表情を浮かべる千鶴ちゃんと、
楽しそうに笑う美紅ちゃん。
そして恥ずかしそうにしながらも、
私にされるがままの神楽。

なんだか楽しくて、
思わず笑みがこぼれた。

傷付いてきた私の心は、
少しずつこうして癒されていく。


そんな、ある日の夕暮れ。

END
304名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 01:42:41 ID:WnsVB6W2
>>302-303
GJ 泣いた
あの上手く動かない手で神楽の涙を拭うシーンには
お姉ちゃんを感じたよ
305名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 02:04:32 ID:j7gHe9qN
>>302-303
GJ!
本編もこうなったらいいのに。・゚・(つД`)・゚・。
306名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 04:34:45 ID:ztWST2nR
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
アニメでこんなに感情移入したのは初めてだお・・・・・どうか幸せになってくれよ二人とも・・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
307名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 09:56:13 ID:3as5VE9w
GJ!(´;ω;`)ウッ…
このままなんとかして幸せになって欲しいお…
308名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 10:31:03 ID:V1HqIjJb
俺に出来る事はせいぜい乙するぐらいか妄想する事ぐらいだ
ちっくしょお、俺も書いてやるぜぇぇぇぇ
309名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 11:33:19 ID:3as5VE9w
期待して待ってるぞ!
310名無しさん@秘密の花園:2008/12/03(水) 22:23:43 ID:X3pMEEtB
>>308
投下待ってます
頑張って!
311名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 00:23:05 ID:oJGNTEIO
・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
http://ranobe.com/up/src/up322608.jpg
312名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:10:18 ID:keMSBrwU
>>311
ある意味グロ画像だな
わざわざ貼らなくていいよ
313名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:27:24 ID:/oGnVbcD
投下します。今回は黄泉×神楽ですが、また冥×黄泉や三姉妹で書ければなと思ってます
314名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:28:26 ID:q2XQQEGJ
>>302-303
GJでした
そういえば神楽の友達の出番が多いSSは初ですかね
3151/8:2008/12/04(木) 01:29:26 ID:/oGnVbcD
「そんな石なんか無くたって、私たちは生きて行けるよ!」

黄泉が堕ちようとしていた正にその瞬間、病室の扉は開かれた。叫びは黄泉へ救いを与える。
少女の名前は土宮神楽。黄泉に守られてばかりの彼女を一体何が変えたのか。
それは姉への、否、黄泉という大切な半身への一途な想いが、彼女に勇気を与えたから。
神楽の一言で深淵の闇を太陽が照らし、黄泉の心を光で塗り替えて行く。
石は黄泉を拒絶し、操者の少年に少なからず影響を与える。
強い光に晒された白髪の少年は二人を憎々しげに見つめながらも、これ以上は無駄だと諦めたのか病室から姿を消した。

「黄泉…ごめんなさい、ごめんなさい、黄泉!!」

一方的に黄泉を偶像化していた事を悟った神楽は、ただ一心に赦しを請う。

「ぁ、ぐ…ぁ」
「黄泉?」
「か、ぅ…」

痛む身体と喉など気にも止めず、必死に、ただ必死に黄泉は神楽の名を呼ぼうとする。

「黄泉、声が…」
3162/8:2008/12/04(木) 01:30:34 ID:/oGnVbcD
「信じられる、桐ちゃん?」
「いえ、有り得ません。極めて稀、或は初めてとも言えるケースです」

次の日の朝。報告を受けた菖蒲と桐は、再び黄泉の見舞に訪れていた。
不幸中の幸いだったとも言えるだろう。あの特異点の少年は殺生石を治療に転用した。
だが、石と黄泉を同化をさせる所に神楽が飛び込み、それを直前で防いだのだ。
傷は塞がり、喉や眼も回復。後は肉体に残ったダメージをリハビリで治すだけの状態になるとは。
それでも完全に回復するまでには、それなりの時間を要するだろう。

「黄泉ちゃん、焦らなくていいから。神楽ちゃんとゆっくり、ね?」

黄泉は黙って頷いた。菖蒲は微笑の裏で、今後の対応について思考を巡らせていた。
幽からの突き上げもある。そして、冥の一件についての調査も進めなければならない。
黄泉が回復する事で何かと不都合に陥る者も少なからずいるはず。
だが、何としても今度は守らなければならなかった。
3173/8:2008/12/04(木) 01:32:08 ID:/oGnVbcD
黄泉が倒れた事で対策室は混乱を窮めていた。だが、いくら彼女が主力の退魔師とはいえこれは異常だ。
裏を返せば、これは対策室が知らず知らずの内に黄泉に依存していた事を意味する。
これからは黄泉に依存をせず、尚且つ彼女を廃除しないで活かす様な組織作りをしなければならない。

「じゃあ、これで帰るわね」
「それでは」

全く対象的な挨拶をし、二人は病室を後にした。 ふと黄泉の頭に浮かんだのは、凸凹コンビと言う言葉だ。
いや、あれはドラマに出て来る取調室にいる厳しい刑事と、穏和な刑事の二人組とも言える。
そう思うとおかしくなったのか、底からくつくつと笑いが込み上げてきた。
派手に笑うと傷が痛む。だが、笑いは彼女の内に余裕が出来た証でもあり、痛みは生きている証でもある。
黄泉は、生まれて初めて自由な気持ちで窓の外の景色を見つめ、ただ流れる時間を過ごしていた。

「あ、神宮寺室長」
「あら神楽ちゃん、ご苦労様」
3184/8:2008/12/04(木) 01:33:17 ID:/oGnVbcD
「黄泉ちゃん、中で待ってるわよ」
「はい!」

扉の向こうから部屋の奥まで響く、神楽の真っすぐな想いが宿る声。
そんな石が無くても生きていける。彼女の曇りの無い想いが黄泉を絶望の淵から救い上げた。
何を話そう。昨日の事か、或は今までの事か。それともこれからの事か。
神楽への想いで頭が飽和してしまいそうだ。早く、早く顔を見たい。

「ょみい〜、ただいま〜」
「いぃ!?」

不意打ちだった。ノックを聞いて、高鳴る心音をそこで落ち着かせる計算は見事に崩壊した。

「あ、声出るんだね。黄泉、良かった…」

黄泉の症状は快方へ向かっていた。これも殺生石による影響なのかもしれない。
勿論、一方で悪影響も懸念されていた。そこで先程は菖蒲と桐も立会い、雅楽の手で儀を執り行ったのだ。
雅楽は勤めがあると言い先に病室を後にし、次いで二人が病室を出て、そして現在に至る。

「神楽…」
「何?」
「私の事、好き?」
3195/8:2008/12/04(木) 01:34:40 ID:/oGnVbcD
黄泉が初めて「好き」という言葉を疑問形で神楽に投げかけた。不安の現れによるものだった。
神楽の答えは一つ。黄泉もその事は判っていた。それでも問う。
決まった答えを求める事を、人は時として卑怯と言うかもしれない。
だが、その簡単な答えで救われる者もいる。神楽は痛いぐらいに黄泉の気持ちを理解していた。
自分が母を失い絶望に晒されていた日々。寂しさに溺れていた日々。
そんな彼女を救ったのは、黄泉が与えてくれた日常と、普遍の愛。故に神楽は答える。

「好き…だよ。好き」

好き過ぎて、それ以上の言葉が見つからなかった。

「好き、好き。好き、好き、大好き!」

言葉に尽くせなかったとしても、疲れるまで伝えたかった。
神楽の好きという一言が黄泉の中で響き渡り、反響を重ねて心の内を至福な想いで満たしていく。
やがて神楽は黄泉の左胸に耳を押し当て、彼女の生を確認する様に心音に耳をすませる。
3206/8:2008/12/04(木) 01:35:58 ID:/oGnVbcD
もし、この鼓動を二度と聞けなくなっていたのかと思うとぞっとする。
だから、そうなる前に伝えよう。

「愛してるよ、黄泉。私、もっと強くなる。それで黄泉の運命も変える。だから」
「だから?」
「もっと頼ってよ、私を」

嬉しかった。しかし、常に苦境を打破する為に一人で戦っていた黄泉。
そんな彼女だからこそ、誰かに甘えるという行為には慣れていなかったのだ。
甘える事にも勇気が要る。しかし不慣れな黄泉は、その行為自体が恥ずかしい事だと感じていた。
それでも、自分を追い詰めて全てを失うよりはマシだ。

「神楽…」
「うん、うん!」

神楽は逃がさない様に黄泉を正面から見据える。観念したのか、黄泉はボソボソと呟く。

「私を、助けて…にゃ〜」

恥ずかしげに、最後は言葉を濁しての告白。だが、黄泉の願いは神楽の心を明るく照らす。

「ょみ〜」

二度と迷わない。ただただ、黄泉を支えていこう。神楽は新な決意を刻み込む。
3217/8:2008/12/04(木) 01:38:34 ID:/oGnVbcD
-----
『環境省超災対策室FILE-I-43』

霊体解析により諫山奈落から微弱な特異点反応を検出。また、諫山冥からカテゴリーA同様の特異点反応を検出。
諫山黄泉はカテゴリーAから自衛の為やむなく廃除したと判断。環境省は、諫山黄泉の行為については不問とする。

報告者:二階堂 桐
-----

−環境省対策室にて

「ありがとうございます」
「いや、当然の事をしたまでだ」

雅楽は菖蒲にあえて娘の為とは言わなかった。それは心の内に納めておくべき事。
神楽が久しぶりに帰ってきたあの日。勤めの事を話すばかりに、娘の思いを踏みにじる行為をした。
ゴミに捨てられていた、冷めた弁当。容器に強くついた指の跡が、娘の悲しみの深さを物語っていた。
特異点の反応の知らせを受け、雅楽はまさかと思い黄泉のいる病院へ向かった。
三途河が引き上げたのは石が拒絶されただけでなく、白叡の反応が近づいていたからだったのだ。
3228/8:2008/12/04(木) 01:39:43 ID:/oGnVbcD
「黄泉、大丈夫?」
「うん、もう少し頑張る」

月日は流れ、黄泉も歩けるまでに回復した。今は病院で毎日神楽と一緒に二人三脚でリハビリを続けている。

天に在りては願わくは比翼の鳥となり、地に在りては願わくは連理の枝と為らんと。
例えどんな事があろうと、神楽とどこまでも一緒に生きて行こう。

(ありがとう、神楽)

この命が燃え尽きるまで。


END
323名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:41:44 ID:/oGnVbcD
以上です
>>303氏GJでした!
>>308氏、割り込む形になってしまい恐縮です

それではまた
324名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:44:38 ID:q2XQQEGJ
>>323さんGJです!
神楽が黄泉に好きだと伝える所がグッと来ますね
あと投下中にコメントしてしまってすいませんでした〜
325名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 01:46:52 ID:/DkD6xn+
GJ!!!
モニターが滲んで見える…なんか9話見て以来、初めて安眠できる気がするぜ。
いいものをありがとう!!
326名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 02:38:34 ID:f8mQN/YL
言葉にして表せないほどのGJ
ああもうこれで安らかに眠れるよ…
327名無しさん@秘密の花園:2008/12/04(木) 21:09:49 ID:eIFtZyST
>>323
GJ!癒されますた
328名無しさん@秘密の花園:2008/12/05(金) 13:03:14 ID:mqwr34bY
329名無しさん@秘密の花園:2008/12/05(金) 16:06:22 ID:g3NY3+dJ
絵とSSがリンクしてモニターが滲んで見えない
330名無しさん@秘密の花園:2008/12/05(金) 21:10:45 ID:W9g86q8W
不謹慎であることは承知で言うが、保健室の先生もガチだったよね…
331名無しさん@秘密の花園:2008/12/05(金) 21:25:13 ID:WjAlxmyY
>>328
即保存余裕でしたw
332名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 09:25:32 ID:Qk5QWj5O
あらためて2話から観直したんだ。

5話で紀之との婚約話が出て黄泉がこんな浮かれてて。
ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20081207092308.jpg

9話の「紀之よんで」「紀之あいたい」を知った後では泣けてくるよ。
333名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 09:36:54 ID:vmdR+rPf
声も出せず、婚約も破棄されちゃった黄泉ちゃんは、もう神楽のお嫁さんになるしかないな
334名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 09:52:51 ID:nBaEIVbW
土宮黄泉…いい響きだ
335名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 12:00:31 ID:oYIiuj7J
黄泉の全てを受け入れられるのは神楽しかいない・・・!
336名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 16:17:08 ID:3xyG6YmB
ネタ抜きでそういう状態だよな(´;ω;`)
337名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 17:26:40 ID:vmdR+rPf
神楽を巡って、剣ちゃんにライバル心剥き出しのリハビリ済黄泉ちゃん
338名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 17:52:13 ID:LKpI6ta2
原作読んでみたんだけど、神楽ってあの剣何とかって野郎に惚れているのか? そんな…orz
339名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 17:53:58 ID:wA/dh0tI
原作は 「なかった」
340名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 18:14:51 ID:vA3HqNgX
しかし最近は分からなくなってきたぞ
341名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 19:14:41 ID:KLyy+L9j
神楽記憶とんでるし、泉ちゃんガチっぽいしな
342名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 19:16:44 ID:3xyG6YmB
神楽「私は剣ちゃんに好意を抱いていた様な気がするが、そんな事はなかったぜ!」
343名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 19:44:41 ID:UO9GY6v3
剣ちゃんって誰ー?
344名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 20:11:28 ID:IW0f6O25
親父:奈落

長女:冥姉さん
次女:黄泉
三女:神楽

これで一家団欒の生活が見たかった(´;ω;`)
345名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 21:10:06 ID:Qk5QWj5O
>>343
墨東の白き鷹
346名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 21:17:08 ID:RQ0xG2pq
ここ「零」が基本だから剣ちゃんは関係なくね?
>>344
ソレダ!
もうパラレルでその展開でほのぼのでイイジャマイカ
347名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 21:28:04 ID:nBaEIVbW
適度な男キャラの存在は百合キャラの良さを際立たせるんだぜ
348名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 22:06:15 ID:LKpI6ta2
確かに適度な男キャラは必要だと思う
でもたった今7話まで見た俺の感想。あのノリとかいう男を何とかしてくれ
349名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 22:16:01 ID:ZwdwAFiS
※紀ちゃんはこのあとスタッフがおいしく惨殺しました
350名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 22:25:27 ID:IW0f6O25
351名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 23:12:17 ID:ZwdwAFiS
>>350
病んデレ化する神楽ですね、わかります。
ていうかこの冥姉の表情wwww
352名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 23:15:39 ID:tjsESW/V
ノリはソウマに
ソウマ「へなへなうじうじしやがって!!地球どころか人一人すら救えないお前はそのままオロチに染まれえええええええええ」
と八つ当たりされロボに踏みつぶされて死んだよ
353名無しさん@秘密の花園:2008/12/07(日) 23:37:56 ID:5UcP+56F
>>350
最近冥姉さんキャラがw
354名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 02:33:22 ID:NLpfXFgZ
355名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 15:13:25 ID:a0t3VLgm
神楽と黄泉ちゃんの新婚生活はまだか?
356名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 16:32:25 ID:w6+jUKK7
黄泉と神楽の新婚生活か・・・。
喧嘩する度、ポッキーキスで仲直りしてそうw
357名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 17:32:56 ID:M0lO6EmC
仕事から帰ってきた神楽をエプロン姿で迎える黄泉ちゃん。
言葉はなくても幸せのはず
358名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 17:41:22 ID:397vJ9YO
黄泉が神楽の嫁?
359名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 17:52:36 ID:a0t3VLgm
嫁だな。
やっぱり神楽は黄泉に頼るより、黄泉を守る方向に行って欲しいな。
本編の流れが流れなだけに
360名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 20:03:31 ID:PYj1467e
ノリはソウマを万分の一でもいいから見習えよ…こりゃ神楽にしか黄泉ちゃん任せられんわ。
361名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 21:23:31 ID:fqQu4IJC
神楽にとって黄泉は…
お姉ちゃんであり、
母親代わりであり、
剣の師匠であり、
恋人でもあるんだよな

黒化しても尚、黄泉から「ずっと一緒に居たかった」って言われるくらい、神楽は愛されていたのに…
362名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 21:36:01 ID:yclDPjRm
9話で黄泉がノリに会いたいとかメール打ってるシーンすげえいらいらした
どんだけノリのこと好きなんですか黄泉さん
百合燃えの俺からするとこのアニメ惜しいんだよチクショウ
363名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 21:57:51 ID:fY1BCrXN
最初は黄泉さんが攻めだけれども、そこは覚えの良い神楽さん
気づけばいつも最後には神さん楽が攻めてるって冥姉さんが言ってた
364名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 22:01:34 ID:M0lO6EmC
黄泉ちゃんには神楽がいるのにノリちゃんにこだわりすぎて上手くいかなくて…というのは悪くは無いと思う。
百合を選んでさえいれば、もっといい方向に向かえたかもって思えるからね。
365名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 22:27:14 ID:w6+jUKK7
>>364
なるほど。それは良い発想だね。
366名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 22:33:19 ID:fqQu4IJC
>>364
なんとなくわかる

例えば「女の子同士の恋愛が当たり前」ってのが前提な舞台で行われる百合描写って、魅力も刺激も感じないんだよな、「ストパニ」とか
367名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 22:44:20 ID:FP7t37uD
>>362
同士がいるとは…
まあなんだか喰霊のドラマCDが出るらしいしまだ終わらんよ
368名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 22:59:05 ID:PYj1467e
殺生石を拒否してそのまま寝たきりの黄泉ちゃんを介護する神楽とかいいよね
で、回復の見込みがなかった筈なのに闘将ダイモスの一矢並みに苦しいリハビリの
末にまた健常な生活を送るとか…さすがに退魔師としては無理だろうけど
369名無しさん@秘密の花園:2008/12/08(月) 23:50:14 ID:M0lO6EmC
やっぱりウチの子になっちゃって土宮黄泉になるのが一番だな
370名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 01:54:25 ID:EwsJmSEt
「ねぇ黄泉・・・ウチの子にならない?」
「えっ・・・土宮家の養子になるって事?・・・神楽の気持ちは嬉しいけど、でも・・・」
「違うよ!そうじゃなくて・・・」
「そうじゃなくて?」
「・・・結婚しよう、黄泉」
「!」
「黄泉が私を守ってくれたように、私も黄泉を守りたい。・・・ずっと、黄泉の側にいたいよ」
「神楽・・・」


って事ですね、わかります。
371名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 01:55:05 ID:oAr68Zi5
神楽GJ!!
372名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 07:00:17 ID:gQbbdmMi
>>366
他作品引き合いに出すのはやめようぜ
373名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 07:09:30 ID:OsqS/UUJ
線香持参が困った様な表情をしています
374名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 07:57:04 ID:cWKdAaAY
神楽が黄泉を婿養子にすればよかったのかw
その発想はなかたわw
375名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 15:30:32 ID:oAr68Zi5
黄泉に義眼をプレゼントする神楽
376名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 17:08:04 ID:RuPsamPh
リハビリを頑張って、神楽と一緒に大学に通うようになった黄泉ちゃん
377名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 18:44:03 ID:MlVwEJrT
お前ら一つ勘違いしてるぞ、けんを切られたら一生なおらないぞ、リパビリしても
意味ないんだよ、一生寝たきりだ
しかも全身のけんがきられてしかもしゃべれないって、、、、まんまグリフィスじゃんか
ん?
パクリか
378名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 21:00:34 ID:OsqS/UUJ
勘違いしてるのはお前だ
他所で荒れる原因になったその話題をここにまで持ち込むな

で、おいしんぱって何
379名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 22:27:51 ID:HH9TidD3
112 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 10:46:53 ID:P9RgPxMk
喰霊の同人誌ってないの?

161 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2008/12/09(火) 11:21:16 ID:P9RgPxMk
>>141
こんなタイトル付けるから
クソ百合房がつけ上がるんだよ



てめーが言うかよカス( ´,_ゝ`)プッ
380名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 22:35:01 ID:TaPddPo5
気づかなかったけど確かに暗黒面の落ち方がグリフィスww
この前はじめてTVK実況しながら喰霊みてたらレスがキマシタワーで埋まる勢いで笑ったw
381名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 22:50:28 ID:gsA85ItA
382名無しさん@秘密の花園:2008/12/09(火) 23:51:42 ID:l5A2jrwn
やっぱり神楽が攻めですな
383名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 02:51:52 ID:nDFFPs22
傷だらけな自分の体を気にする黄泉に
「綺麗だよ」って言ってあげる神楽が見たい。
384名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 10:18:44 ID:2TZ2qZyO
傷痕にキスですよね
385名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 10:56:04 ID:V0FQkRwr
801ちゃんの人の百合漫画思い出した>傷痕にキス
386名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 18:14:21 ID:W5Z4md7J
387名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 20:53:26 ID:jR+4PPFC
388名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 21:13:40 ID:QBpFc3/1
これはウマイ
389名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 22:04:38 ID:n7oUfVPF
ああもうどうしたって鬱にしかならなくて凹むわ…
390名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 22:06:27 ID:TN3sCfc6
神楽と黄泉と泉の3Pが見たい
391名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 22:50:54 ID:fTKpUuh1
>>387
このままEDに繋げても違和感ないね
392名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:13:50 ID:YPgqpyBJ
「黄泉、体拭いてあげるね」
蒼い月明かりが、裸の黄泉の身体を美しく照らし出す。
「…(気持ちいいわ、神楽)」
しっとりと濡れた柔らかなタオルが肌を滑る。
まるで天使の愛撫の様に、全身の痛みが癒されてゆく。

「はい、おしまい」
「…(ありがとう。恥ずかしいいから、パジャマを着せて)」
「えっ、何?」
哀願する表情で神楽を見つめる。
「うーーん、分かった」
神楽はボタンに指を掛けると、おもむろに服を脱ぎ始めた。
「…?(何しているの?)」
「私、黄泉の考えている事なら何でもわかるよ。人肌が恋しいんだよね」
「…!(ちっ、違うったら!)」
「紀ちゃんの代わりになれるか分からないけど、私、がんばるよ」
393名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:14:33 ID:YPgqpyBJ
裸になった神楽は、そっと黄泉に体を重ねた。
小さな腕と脚が絡みつく。
「…!!(ちょっと、やめなさい!!)」
神楽の身体がうねるごとに、うっすらと汗ばんだ少女の肌と肌が擦れ合う。
「…!?(やだ、このコ…うまい。どこで覚えたの!?)」
「黄泉の肌、スベスベで気持ちいい!」
「…(お願い。これ以上は…もう)」
「そろそろイカせてあげるね」
「…!…!(だ、だめっ!そこは、そこだけはっ!)」
「良いではないか、良いではないか」
「…!…!(はっ!…くっ!)………ぁっ!!」

奪われた。私の初めてを女に奪われた。

「気持ちよかった?黄泉おねえちゃん。これからも毎日してあげるね」
「(こいつ、いつか昇天させてやる!)」
そして、悲劇が始まった。
394名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:15:53 ID:TN3sCfc6
ちょっと待てwwwww
そこは喜ぶところだろwwwwww
395名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:20:54 ID:52ZA0oVW
>>392-393
糞ワロタw
何の悲劇が始まるんだwww
396名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:22:33 ID:P1dZCgak
Wの悲劇

っていうかお互いすれ違いすぎw
397名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:43:26 ID:nDFFPs22
なるほど、これで黄泉が黒化したのかw
神楽の服を切り裂いたのも、昇天させる為だねw
398名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:50:51 ID:qmzp/Do9
399名無しさん@秘密の花園:2008/12/10(水) 23:53:24 ID:6FVzpWat
>>398
GHOST EATERSで盛大に吹いたww
しかしこの冥姉かわゆすぎる
400名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 00:11:41 ID:eOFCE0Et
>>392に触発されて小ネタ投下w


服を裂かれ、与えられるのは乱暴な愛撫。
こんな場所で辱めを受けているにも関わらず、神楽はどんどん快感に溺れていった。

「あっ・・・ぁ、あっ、よ、みぃ・・・!」
「神楽・・・気持ち良い・・・?」
「どうして・・・んぅ・・・ど、して・・・黄泉・・・おね・・・ちゃっんんっ!!」

愛すべき姉の手によって高みに追い詰められていく神楽の耳に、姉の非情な言葉が響く。

「私を・・・姉と・・・呼ぶなっ!」
「ああぁっ―――!!!」

その言葉の意味を問いただすよりも早く、最も敏感な場所を突かれ、神楽は達した。
脱力した神楽の体を、黄泉が抱き留める。

「・・・姉妹がこんな事するわけないでしょう?今日から神楽は・・・私の恋人よ」
「よ・・・みぃ・・・」

姉妹として過ごした幸せな日々が、終わりを告げた。
二人の少女の運命が少しずつ狂い始める。


次回、喰霊-零-『運命乱』
401名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 00:13:44 ID:QLv34rHW
そのまま二人で堕ちてのもいいかもw
次回に期待だ!
402名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 01:02:38 ID:ZQx5YTh3
>>387
詳細plz
403名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 02:11:01 ID:tDClfEOg
>>398
冥姉さんが可愛すぎるw
404名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 04:48:31 ID:tdH5QSEr
>>400
それも・・・イイネ!
405名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 16:46:09 ID:QLv34rHW
ttp://zip.2chan.net/7/src/1228828804302.jpg

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406名無しさん@秘密の花園:2008/12/11(木) 20:11:07 ID:hyjuMro0
え?え?え?マジで?
フラグ立った?立ったよね?
407名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 09:25:37 ID:Vye1mRw0
泉ちゃんはガチ
408名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 14:08:03 ID:cW/TjeOU
神楽髪伸ばしたんだな
しかし左のはどう見ても黄泉に見える
409名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 15:25:06 ID:v1wetcn5
泉ちゃん、主人公♂にも敵意剥き出しだしねw
原作、神楽と泉ちゃん(黄泉?)の百合エンドになったら神なんだが。
410名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 17:11:41 ID:UaVp2VE+
正直原作の主人公はいらんよ…
411名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 17:25:52 ID:wv6DCHi+
412名無しさん@秘密の花園:2008/12/12(金) 17:41:14 ID:8Ht/xDxO
>>409
今のところ原作は漫画喫茶で読んでる俺だが、そうなったら流石に全巻購入せざるを得ない
413蒼鬼:2008/12/13(土) 01:24:37 ID:X0w5Owk7
八巻と外伝買うとハンパなく金かかるな〜5000以上か・・・(キツイ)
414名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 08:56:58 ID:S0UfG5lq
黄泉お姉様ー
415名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 09:08:31 ID:cAUO46AS
>>413
DVD一枚分だしバイト一日がんばれ
416名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 11:45:16 ID:KN624kRF
>>387
何これ。無茶苦茶感動したんだけど。詳細知りたい。
絵も上手いし、色使いも暖かい橙からゆっくりと青に変わってくのが良い。
出来たらハッピーエンドverも見たい…切なすぎるよ。
417名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 13:05:12 ID:d37s0HFO
零が原作より昔の話というスタンス上、どうやってもハッピーエンドは訪れないのだよ。
かなしいね。
418名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 13:30:55 ID:s9to6/V9
とりあえず、今から投下します。今回は改変のアホな小ネタです
4191/4:2008/12/13(土) 13:33:18 ID:s9to6/V9
「わたくしの望み、教えてあげましょうか…
それは神楽さん、あなたから黄泉を奪う事よ

あなたが邪魔だったの 、あなたが憎かったの、あなたが嫌いだったの、あなたが羨ましかったの!

居なくなればいいのに、消えればいいのに、潰れればいいのに、死ねばいいのに!

これも全部、黄泉の気紛れの所為。あの子が余所者のあなたをうちに入れた所為。
黄泉の所為で、わたくしの居場所が、あなたのものになった。それでわたくしの全てが狂った!

憎い、たぎるほど、胸が焼け焦げるほど憎い…そして愛おしい

だから犯したの

馬鹿よね、素直に感じればよかったのに。イケば面白かったのに。つまらないから少し後ろを開発したの

そうしたら悶えのたうって派手にイったわ…いいざまだったわ

ね、気持ちいいでしょう?おもちゃや媚薬を使うのって。次は貴女がイク番よ」
4202/4:2008/12/13(土) 13:35:01 ID:s9to6/V9
絶頂して二人の意識は途絶え、そして朝を迎えた

「神楽さん?何を…待って、あれは違う、あれは私が買いたくて買ったんじゃないの…」
「黙ってよ…」
「あれは、店の人に勧められて!」
「いい加減にして…」
「神楽さん…!」
「それ以上、大人しそうなふりをしないで!」
「っ…ぁあ!」


−その頃、SHOP殺生石にて

「いらっしゃいませ〜。ん?どう、気持ち良かった?」
「冥姉さんにおもちゃを売ったのはこの店か」
「僕は何もしてないよ。ただ彼女に商品を奨めただけ」
指をさした方向に貼紙が。

『当店のオススメグッズ〜あなたの煩悩の数だけパートナーを喜ばせる108の魔法のアイテム〜生殺与奪はあなたの手に』

「君も欲しいんでしょ、あのおもちゃが。今ならサービスでローターもつけるよ」
「…買った!」
4213/4:2008/12/13(土) 13:37:02 ID:s9to6/V9
黄泉は神楽との夜に悩んで失踪した。そして改心した冥や対策室の女性も加わり捜索を始める。
冥は諫山の家に、とりあえず神楽は土宮の家を見に行く。
メールで冥と連絡を取りながら神楽は呟く。

「冥さん、冥さんはどう思います?嫌ですよね、媚薬やおもちゃって。ねぇ、冥さん。今度は三人で…」
「誰が、誰とするって?」
「黄泉!」

気圧され、慌てて冥に連絡を取ろうとするが電話は繋がらず。

「あの人は来ないわ…あの人は、淫乱だから」

黄泉の部屋で絶頂し、気絶している冥。

−その頃、SHOP殺生石

「おや、今日はどんなグッズをお求めですか?」
「18歳未満の黄泉ちゃんに、おもちゃとかを売ったのはあなたね」
「あなたもつまらない人ですね。とりあえず、今日は閉店ですからお引取を」
「くっ…」
4224/4:2008/12/13(土) 13:38:41 ID:s9to6/V9
その頃、土宮家では神楽をなめ回すように弄ぶ黄泉が。

「どうして…私、黄泉と一緒に出来るだけで良かったのに。どうして、黄泉…お姉ちゃん」
「私を…姉と呼ぶな!」

と、後から飛んで来る双頭ディルドー。黄泉は咄嗟に掴みとる。

「これはこれは、神宮寺室長…」
「黄泉ちゃん…まさか貴女が神楽ちゃんとの夜の生活でそんなに悩んでいたなんて…」
「悩みなんて、もう消え失せたわ…」




−EDへ


つづ…かない
423名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 13:41:12 ID:s9to6/V9
とりあえず以上です…
424名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 14:01:06 ID:6DMkvBoz
これはいい変態三姉妹!GJ!!
425名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 14:03:47 ID:hKXCbZ8c
すでに冥から黄泉の弱点を聞いてる神楽がおしりを責めて逆転する続編はまだですか

冥は黄泉に攻められるのがうれしくてわざと反撃しなかったんですね、わかります。
426名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 21:03:10 ID:mIkHXn4e
この手のは終わりがどうなるか知るまで安心してはまれん
下手にいきすぎると終わり方によっちゃ鬱で立ち直れなくなる
頼むから良いエンドにしてくれ納得できるような
427名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 22:50:17 ID:2TV6/MIi
テーマ的に考えても、少なくとも救いのある死は一応迎えられるかと
悪霊化は避けられんけどw
428名無しさん@秘密の花園:2008/12/13(土) 22:54:38 ID:jDwIdUR0
変態どもバロスwwwwwwwwwwww
429名無しさん@秘密の花園:2008/12/14(日) 02:08:57 ID:tM6pwNWi
冥姉さんに後ろを開発された奈落お父さんを想像したらオヤジ受けに目覚めた
430名無しさん@秘密の花園:2008/12/14(日) 05:35:10 ID:B3Zer78g
どうして神楽はあんなにボインになっちゃうんだぜ?
431名無しさん@秘密の花園:2008/12/14(日) 12:20:56 ID:6rffYRAj
もはや百合ではなく 異常性欲者だな
432名無しさん@秘密の花園:2008/12/14(日) 15:11:06 ID:3/aLLzQ0
冥→神楽って「さん」付けだったっけ?
433名無しさん@秘密の花園:2008/12/14(日) 15:42:20 ID:ggZqzyzq
そもそも、一緒にいた場面が窮めて少ないような
確かに部屋使うから出てけというシーンに呼んでたがどっちだったかな
434名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 00:03:01 ID:FurYiBgD
冥→神楽は「神楽さん」
神楽→冥は「冥さん」
だな
435蒼鬼:2008/12/15(月) 00:23:10 ID:MWfY5gTy
喰霊ー零ーってなんかCCFF7を連想させるなーキャラ配分でいくと[神楽]=[ザックス][黄泉]=[セフィロス]みたいな感じがする。(自分と友達の話し合いの末)
436名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 00:39:01 ID:HcYRu65v
BADENDな匂いがプンプンするような気がしないでもない気がする
437名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 00:40:18 ID:OVRcV2jI
アニメはどう考えてもバッドエンドだからw
救済は原作の最新章でねっていう仕様です
438名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 02:03:40 ID:LR6Oh78Z
桐ちゃんと室長は深い仲だって信じてる。
439名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 08:50:00 ID:1Mjx35o4
親友が共に異能の力を得て殺し合いに至るというとむかしのOVA鋼の鬼を思い出さなくもない
440名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 22:23:30 ID:H3h1KIt7
441名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 22:43:11 ID:whbQXPLU
>>440
神楽可愛いよ神楽
442名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 22:52:41 ID:tzVvqr2a
仮面で顔を隠した謎のカテゴリA「ミスブシドー」と神楽の百合が始まると信じてる。
443名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 23:08:18 ID:OVRcV2jI
仮面はしてないが似たような展開なら…
444名無しさん@秘密の花園:2008/12/15(月) 23:43:26 ID:Zh67JJ29
冥姉さんと黄泉と神楽のほんわか三姉妹見たかったよ(´;ω;`)
445名無しさん@秘密の花園:2008/12/16(火) 22:35:19 ID:OICRRal/
命令違反をした黄泉にお仕置きする室長&桐ちゃん
年下の黄泉に攻められる室長・・・
どっちもたまりませんな
446壊冥:2008/12/17(水) 05:49:09 ID:fHTLdz0Z
うおーー頑張ってバイトして、DVD買うぞーー!!
447名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 15:27:38 ID:Lnnu7Sro
>>445
桐ちゃんに押さえてもらいながらイかせずに黄泉を弄り続ける室長を妄想してしまった
室長はかなりねっとり攻めそう
448名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 16:05:53 ID:HYUBN0bJ
そりゃ室長は年期が違うからなぁ
桐ちゃんのワイヤーの技量をもってすれば人形の様に操れるだろうて
つまり、黄泉に強制自慰をさせる事も可能なはずだと信じてる
449名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 18:13:21 ID:hOqwVNNl
右足のアタッチメントをガトリングディルドーにつけかえた室長の目が光る!
450名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 18:29:54 ID:6f97fJwM
やっと11話観た。
室長が指輪取り出したときはどうしようかと思ったが、
「涅槃で逢いましょう!」でどうでも良くなった。

自分だけに忠実な桐ちゃんをついついいじめちゃうイケナイ室長のSSはまだですか?
451名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 18:32:12 ID:hOqwVNNl
それはそれとして室長&桐ちゃんは5話のあと
「紀之くんと仲良くできて嬉しかったでしょ」
「そんな…私は室長が言うから…」
「あら、人のせいにするの、おしおきね」
「ああ…いけない桐におしおきして下さい…」
と10時間にわたる濃厚プレイが繰り広げられたのは確定的に明らかw

ついでに三人組のお霊気予報お姉さんたちも仕事のあとは
アドレナりまくり、休みの前の晩は3組そろって9人でくんずほぐれつ
仲がいいほどお霊気予報精度が上がるので室長も公認
「ほら桐ちゃん、あの子たちすごいわ」
「腰が抜けて立てません…」
「あらあら、なら2人で車椅子に乗りましょう、一日中膝の上で可愛がってあげる」
「もう無理ですう…」「いやならいいのよ?」「いやじゃ、ないです…」
「うふふ、いらっしゃい、2人で有給消化しましょ」「あ、明日もする気ですか」
「私の有給休暇はあと4日分です」「いやああ」
452名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 20:13:00 ID:h/Z8DvMn
>>451
「いやあぁ」と言いながら内心大喜びな桐ちゃんですね、わかり(ry
てか室長と桐ちゃんは絶対デキてると思うw
453名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 22:08:45 ID:HYUBN0bJ
冥姉さんが対策室入りを拒否したのは桐ちゃんがクソ真面目に室長の話を受け取ってツバつけようとしたからと妄想している
で、勧誘失敗で室長からは当然お仕置きを喰らったのは言うまでもない
そういや、防衛省でやたら桐ちゃんが話を早く済ませたがってたのも気になるな
室長がローター突っ込ませて車椅子でリモコン操作をしていたに違いない
454名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 22:21:06 ID:AMFZEOC5
やはり百合ップルは
「生真面目委員長タイプ×あらあらうふふタイプ」
が一番映えるな
455名無しさん@秘密の花園:2008/12/17(水) 22:50:55 ID:KNRixC7B
「桐ちゃんは冷たくてやさしい子ね」
「それはツンデレということですかっ(///)」
456壊冥:2008/12/17(水) 22:54:55 ID:fHTLdz0Z
桐ちゃんに刺さってる刀を無表情で抜くなんて黄泉はグロすぎる。
457名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 00:01:52 ID:AbFSvAgv
今日は黄泉と冥姉さんがいちゃいちゃしてる夢が見れますように
458名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 00:03:59 ID:im925ihq
黄泉につきつけられた刀を素手で掴むなんて神楽は百合すぎる。
459名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 07:32:28 ID:kv1JsLMf
「ねぇ、二人の時に室長、なんて呼んではダメよ?」
「えっ・・・」
「これからは菖蒲お姉様と呼びなさい」
「は、はい…ぁ、菖蒲…お姉様///」
(か、可愛すぎるッ)
460名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 12:10:32 ID:e+DED+ZZ
室長と桐ちゃんが初めて会ったのっていつ頃なんだろう。
この二人に関しては色々と妄想が膨らむな。
461名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 13:12:27 ID:63Sc82QS
室長と桐ちゃんの関係ってて、
要介護黄泉と神楽のあり得たかもしれない未来の姿の一つだと考えると…(つД`)
462名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 13:17:34 ID:0qP4GfFY
神楽×要介護黄泉ちゃんはこのアニメの至宝だ。
463名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 13:24:46 ID:lwCFSV9a
桐ちゃんの設定とかが、もう少し出ればなぁ…
足りない分は妄想で補えうしかないか
464名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 14:47:58 ID:TWYJPsbq
>>463
実は男の娘
465名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 14:51:03 ID:m80SnoLs
桐ちゃんのスーツ姿はかっこいいけど
室長のイジワルでズボンとパンツを足元に下ろしたままレズプレイさせられると
逆に激しく無様になってギャップ萌え(;´Д`)ハァハァ
466名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 14:54:46 ID:TWYJPsbq
ってここ百合スレだった(汗
467名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 15:38:47 ID:e+DED+ZZ
>>465
さあ、その無様で愛らしい桐ちゃんの姿を今すぐSSにするんだ。
468名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 20:58:28 ID:k+l94MpJ
>>467
散々弄んで高めたあげく、「も、もうイかせて下さい…」
と泣きが入った桐ちゃんを「こっちへいらっしゃ〜い、ズボンは上げちゃダメよ♪」
と車椅子で逃げまわりながらペンギン歩きで追わせる室長
「ほ〜らもうちょっと」バック運転で桐ちゃんの股間に手を差し伸べつつ
顔真っ赤で涙目の桐ちゃんがようやく追いつくと油断した瞬間に
車イスバスケプレイヤーの如く軽やかに背後に回り、ローションまみれの指を
桐ちゃんのアナルに突き立てる室長「桐ちゃんはここが弱いのよねー」
「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」 
声も出せないままイきまくって失禁する桐ちゃん
「あらあら、またズボンをおしっこだらけにしちゃって、洗ってあげるから
乾くまでとその格好で勤務してね」「室長、あんまりです…」
「だって今日は桐ちゃんのおしりとカワイイお毛々を眺めながら仕事したい気分なんだもん。
 二階堂秘書官、本日は別命あるまで下半身裸での勤務を命じます」
「了解しました」
「うふふ、任務なら恥ずかしくても絶対服従の桐ちゃん好きよ」
「(///)」「大マジメなのにすぐ顔に出ちゃうとこも大好きよ」「し、仕事してください」


「今日はやけに室長の呼びだしが多いね」「もう五回目だよ」

「何度も呼んでゴメンねー、そこの机の上に渡し忘れた書類があるから持ってって」
「はい…今、室長こっち向いたまま横にスライドしませんでしたか?」
「ていうか二階堂さんなんでずっと室長の後ろに居るんですか?」
「く、車椅子を押すのは私の重要な勤務内容です」
「黄泉ちゃん神楽ちゃんご苦労様、もう行っていいわ」

「見た〜? 窓ガラス」「うんうん、今日も二階堂さんのおしり可愛かったね」
「室長いいなー、神楽も家ではあれやってよ」「お姉ちゃんもいっしょならやるー」
「うーん、でも、クールな二階堂さんがマジメな顔のまま赤くなっるのがいいんだよねー」
「だよねー」


「桐ちゃーん乾いたわよー」
「やっと人並みの格好が…」「でも穿いてもいいけど足首から上げちゃダメ」
「またですかー(´;ω;`)」
469名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:06:20 ID:Ir+bXrs+
>>468
GGGGGJJJJJ!!!!!!!
バレてるよ 桐ちゃんw
470名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:18:12 ID:gl6ERaM/
>>468
二人ともかわいすぎるw
471名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:23:12 ID:R6RsYSG9
>>468
GJ!
室長こええww
472名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:26:18 ID:e+DED+ZZ
なんて素晴らしい二組の百合ップルwww
473名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:36:03 ID:XRnFQIZj
「室…長っ……んっ」
「駄目よ〜桐ちゃん。ちゃんと名前で呼んでくれないと。」
「はっ、はい…すみません…菖蒲さん…」
「あぁ、やっぱり可愛いわぁ桐ちゃん。ほら、もっと声を聴かせて?」
「んんっ、ひゃ…はぁ…はぁ…」

真夜中の月明かりの下、二人きりの対策室、二階堂桐は室長である神宮寺菖蒲に弄ばれていた。
いつもの凛々しい顔つきはほんのりと赤く染まり、時々目をきつく閉じ甘い声を漏らす。
車椅子に座る菖蒲は、目の前でズボンとパンツを下ろしたままフルフルと立つ桐の濡れた秘所をまさぐる。

「ぁ、ぅ…も…駄目…です、菖蒲…さん…ひっ!」
「駄目よ、我慢しないと。ほら、顔をこっちに向ける」
ガクガクと震える足を片手で撫でながら、もう片方の手でさらに刺激を加える。
桐は両手を菖蒲の肩に乗せ、言われた通りに涎を垂らし涙目のふやけた顔で菖蒲を見つめる。
満足した菖蒲はいつものニコニコした表情で、優しく語りかける。
「ふふっ、良い子ね…、イク時はちゃんと言うのよ?」
「あっ、んん…はぃ…ひゃ…イ、イキ…ますっ…あ、あぁ…んぅ…!」
身体が撓りビクビクと震えた後、その場でペタンと力なく崩れる。
自らの垂らした愛液の水溜りがだらしなく下ろしたスーツにシミを作る。
「あら、気持ち良くて腰が抜けちゃったの?ふふっ、情けない桐ちゃんも凄く良いわ」
よしよしと頭を撫でられ、桐は上目遣いで菖蒲を見つめる。
「見下ろしてくれる桐ちゃんも良いけど、こうして涙目で見上げてくれるのもそそられるわ。
でも他の子にこんな顔を見せちゃ駄目よ?良いわね?」
「はい…」
そう言い、尻尾を振る犬の様に車椅子の主人に擦り寄っていく。
「舐めて…くれる?」
微笑む菖蒲は桐の愛液で濡れた右手を差し出す。桐は両手でそれを掴んでゆっくりと口内へ運ぶ。
優しく丹念に、いやらしく、音を立てながら指を一本一本舐めていく。
菖蒲は左手で変わらず奉仕を続ける桐の頭を撫でている。
幸せそうにうっとりと目を細め、よりねっとりと舌を動かす桐。
窓から降り注ぐ月明かりだけが、二人をいつまでも照らしていた。




これで満足かー…って思って書いてる内に他の人が書いてた…だがGJ
菖蒲×桐祭りの最中ですが、黄泉の話が2つほど出来かけなんで近いうちに出します。遅筆ですが…
474名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:40:23 ID:0qP4GfFY
GJ!
黄泉の話も期待してます
475名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 21:40:49 ID:k+l94MpJ
「資料これでいいですかー」
「神楽ちゃんありがとう、今桐ちゃん手がはなせないらしくて…」
「いえいえ、それでは」

「桐ちゃんもう出てきていいわよー、やっぱりこう、秘書と大きいデスクがあったら
これは外せないプレイよねー」「はやくお尻のバイブを止めてください…」
「あと5回桐ちゃんがアクメ顔見せてくれるまで止めなーい」

「室長さんポーカーフェイスすごーい、
あの瞬間だけ左手をきゅっとするって言われててもほとんどわかんなかったよ
向かいのビルからの映像はどう?」
「いろんな意味ですごいわー、二階堂さん全身汁まみれよ、室長潮ふきまくりのはず
なんだけどほんと顔に出ない人ね。…あ…」
「黄泉?」
「室長カメラに手降ってる…」
476465、468:2008/12/18(木) 22:56:49 ID:SEOKznQs
こんなネタだれも書いてくんねえよと思ってヤケになって自分で書いたら
まさかの投稿が! ごちそうさま(;´Д`)ハァハァ


しつこく元祖介護百合っプルネタ
「口でしてあげる」と言われると、桐ちゃんは室長の超絶テクに期待も膨らむが
必然的に思い切りつま先立ちの姿勢を強いられ、
絶頂寸前に膝が崩れてセルフおあずけプレイになってばかりなので複雑な顔
でも「今日は じ っ く り してあげるからデスクに横になっていいわよ」
と聞いたとたんにパンツの中が大洪水に

「またおそろいの車椅子ですか〜?」
「予備の車椅子のこまめな動作チェックも重要な勤務内容ですので(///)」

「昨日すごかったもんねー」「室長って底が知れないわ、この前3人まとめて
一晩中変顔写真撮られまくったし…」
「あの写真私もほしいなー…」「神楽…」
477名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 22:58:07 ID:0qP4GfFY
ちょwww祭り状態にwww
みんな頑張れ!ご馳走様です
478名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 23:29:25 ID:Ir+bXrs+
おwwまwwえwwらww
最高だ!!みんな超GJ!
479名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 23:35:31 ID:jsuelGHo
室長が桐ちゃんと一緒に、神楽ちゃん(と黄泉?)に保健の授業をするという電波がとんできた。
この時黄泉がいるかいないかで、展開が変わる気がする。
なんて、呟いてみた。
480名無しさん@秘密の花園:2008/12/18(木) 23:54:59 ID:KXADtc+9
Youも書いちゃいなYo!
481名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 00:21:01 ID:gilhnz3l
こんばんは。今から菖蒲×桐を落とします
とろろのネタは先日役者論語の『あやめぐさ』を読んだ際にヒントを得たものです
とりあえず、食べ物は粗末にしたらダメ、絶対!
4821/7:2008/12/19(金) 00:22:16 ID:gilhnz3l
「ごちそうさま、桐ちゃん美味しかったわ」
「ありがとうございます」

今日は菖蒲の希望で、桐と家で二人きりの食事をとる事にした。
今朝方に野菜の宅配サービスが届いたので、桐に腕を振るって欲しいと頼み込んだ。
特にとろろ汁を希望した菖蒲の意図を未だに解さぬまま、桐は洗い物をすませる為台所へ向かう。
洗い物を済ませると、言わずも承知した様に菖蒲と一緒に寝室へ向かった。
二人が過ごす寝室は、女性に不似合いなキングサイズのベッドが鎮座している。
購入を決める際に大きすぎるのではという桐の問いに菖蒲は微笑を崩さないで耳打ちした。

「これなら、どんなに桐ちゃんと激しくしても大丈夫じゃない」
「っ…!」

耳から足の指先まで真っ赤にしたのを今でも忘れいない。
変えられないぐらい真っ直ぐな桐。時にそれを突いて楽しむ菖蒲。
それはベッドの上でも変わる事は無く、主導権は常に菖蒲が握っていた。
4832/7:2008/12/19(金) 00:23:32 ID:gilhnz3l
ベッドサイドに置かれた二つのグラス。蒸溜所で静かに時を刻んだウィスキーが注がれていく。
今日はフルーティかつスパイシーな、絶妙なバランスの保つ12年物を選んだ。
少し大人びた熟成感は、どんな飲み方にも適して飽きが来ない。
桐は、数ある酒の中で何よりもウィスキーを好んでいた。
それは20歳の誕生日に菖蒲から贈られたというのが大きな理由でもある。
菖蒲曰、「シンプルだけど、繊細で奥が深く飽きない。桐ちゃんみたいね」
と、言われたのが嬉しかった。その時は、25年物を贈ってもらった。

「お疲れ様」
「お疲れ様です」

普段は公務に追われる故に一緒に過ごせるプライベートな時間は皆無に等しい。
だからこそ、この様に貴重な時間には大切な思い出を刻んでいきたい。

「桐ちゃん、擦り切れちゃ駄目よ。お酒の飲み方も、人生もね…」
「室長…」
「うふふ…二人の時は?」
「菖蒲…さん」
4843/7:2008/12/19(金) 00:24:31 ID:gilhnz3l
一見完璧に見える菖蒲も、唯一桐と二人きりの間は時折疲れた顔を覗かせる。それは信頼の裏返しでもある。
尊敬し、憧れる上司。想い慕う唯一無二の存在。その人が自分の前だけで時折弱さを覗かせる。

「少し酔ったかしら」

頬を赤くしながら、少し自嘲気味に呟く姿が痛々しい。美しく、そして同時に儚い。
桐は硝子細工を扱うが如く大事に、菖蒲を壊さない様抱きしめ、口付けを落とした。

「桐ちゃん」
「申し訳ありません、でも…」
「嬉しいわ…」

何が出来るのか解らなかった。ただ、嘘偽りの無い想いで菖蒲を包んであげたかった。
それに答える様に、菖蒲も口付けを返した。未だ口の中に残るウィスキーの香。
呼吸する時間すら惜しみ激しく口吸いをし、舌を絡める零距離での攻防戦。
決まって最初に白旗を上げるのは、桐だった。

「かわいい…」

桐の上に多い被さり、徐々に押し倒して行く。再び口付けたかと思えば、今度は顎を掴み、唾液を流し込む。
4854/7:2008/12/19(金) 00:26:02 ID:gilhnz3l
次は少しウィスキーを口に含んでのキス。蒸溜が深い酒は無遠慮に喉を焼き尽くし、桐に硬く根付いた理性をも焼き払う。
もう、降参するしかない。アルコールにより理の境界線が揺らいだ状況に任せるしかない。
語らず眼を閉じて、菖蒲に全てを委ねた。

「ひっ…」

菖蒲が唇から零した酒が、重力に従い桐の肌を伝って行く。宴が始まる合図だ。
菖蒲は手早く、瞬く間に、桐を一糸纏わぬ姿にした。
下生えは菖蒲の指示により、一本も残さず綺麗に剃っている。

「今日はね、特別なプレゼントがあるの」

そう言って菖蒲は、白い液体を桐の乳首、肉芽、女裂へと丹念に塗り付けて行った。
ひとしきり立つと、何故か塗られた幹部を激しい痒み襲う。

「駄目よ」

起用に片手で桐の腕を束ね、もう一方の手で先程の白い液体を再び深く摩り込む。
得体の知れない痒みを発する液体。その痒みを熟知したかのような菖蒲の愛撫。
指先は、細く調いながらも肉付きの良い桐の身体をつまびき、淫らな音を奏でていった。
4865/7:2008/12/19(金) 00:27:39 ID:gilhnz3l
「はぁぁ…いゃ、んぁぁっ!!」
「かわいい声出して、気持ちイイの?」
「はぃ、桐は…桐はぁ!」

理性のカケラすら吹き飛んだ喘ぎっぷりに、菖蒲も堕ちた事を確信し両手と舌を使い巧に愛撫を続ける。
それにしても白い液体は何だというのだ。桐は思考が正常に働かない中で必死に記憶を追い掛ける。

「ふふ、何かわからないようね。これはね、桐ちゃんが摺ったとろろの余りよ」

かつてとろろは栄養価の高い食べ物として以外に、房中秘薬として用いられてたとも言われている。
痒みが発する事を利用し、それを幹部に塗り付けて使ってたという説もある。
菖蒲は今日の宅配品を見た時に以前読んだ文献の中に見つけた記述を思い出した。
だから試してみたくなり、とろろ汁を作らせついでに多めに薯を擂らせておいたのだ。
効果は言うまでもない。更にこの酔いだ。桐は予想を超えて激しく淫れている。

「ひぃ…や、あぁぁぁ!!」

指は女裂を押し分け、蜜を溜め込んだ桐の膣内に侵入した。
4876/7:2008/12/19(金) 00:28:57 ID:gilhnz3l
二本、三本と指を増やし、バラバラに動かしてやると応える様に桐も身体を躍らせる。
もはや呂律が回らなくなり、だらし無くよだれを垂らす痴態に狂う様は美しくもある。
環境省の中ではクールビューティで通っている彼女のこの姿を誰が予想するか。
しかも、それを狂わせているのは室長の自分だ。

「ほーら、もっとたっぷり…ザーメンみたい」
「ん…やぁ!だめ、キモチイイ…っ!」

とろろを更にひと掬いし、指で直に肉芽を摘み上げ摩り込む。
すると桐は腰を跳ね上げ、更なる快楽を求め自ら腰を動かし始めた。

「ぃや…イク、いやぁ!」
「そう、嫌なら止めましょうか」
「え…」

そう言うと、菖蒲は途端に愛撫を止め無情にも指を引き抜く。
何故止めるのか。後少しで達する事が出来たのに、無慈悲な事を。
快楽は一気に引き、疼きへと転化し桐を蹂躙し始めた。

「だって、桐ちゃん嫌なんでしょう?私も疲れちゃった」
「そ…んな」
「なら自分ですれば良いと思うの。桐ちゃんのオナニー、見てみたいわ」
4887/7:2008/12/19(金) 00:30:29 ID:gilhnz3l
羞恥の上に恥辱の烙印を焼き入れられた桐は全身を真っ赤に染める。
それでも疼きには逆らえずに、そろそろと指を秘部へ差し込んだ。
アルコールにより飽和した理性と、恥辱と痒みと快楽が全身を支配する。
指は性急に中を掻き回し、それだけでは足らずもう一方の指を菊座へと差し込み刺激を加える。

「あらあら、桐ちゃんはイヤラシイ子ね」
「はぃぃ…イヤラシイ、悪い子です!見て下さい、桐のイヤラシイの見て下さいぃ…」

菖蒲に形の良い臀部を突き出し、自ら上下の穴を刺激しヨガる姿を晒す。
もうどうでも良い。後は本能に従うだけだ。

「はぉ、は…んぁあああ!菖蒲さん、あや…め、…イク、はぁぁぁ!!!!!!」

最後に菖蒲が隙間から肉芽を摘むと、快楽により自我は瓦解し、遂に桐は絶頂に達した。
じゅぶじゅぶと潮を吹き上げ、残る僅かな意識で菖蒲に陰部を向けて潮を噴きかけていく。

「凄い、桐ちゃん…」
「あ、あぁ…」
「まだまだね。今度は一緒に気持ち良くなりましょう」
「はぃ…」

狂乱の夜は、始まったばかり…


ENDor?
489名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 00:33:12 ID:gilhnz3l
とりあえず以上です。ネタ上げた皆様GJでした!
桐ちゃん絡みは書けたので、いずれはツバつけに行った設定で桐×冥書きたいなと言ってみます
ちなみに『あやめぐさ』はとても真面目な物です

それではまたです
490名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 00:51:59 ID:Wid2b2dC
み、みんなGJすぎるぞ!
まさか祭りになってるとは・・・
>>489
桐×冥とかすごく楽しみです!
491名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 01:24:07 ID:roE95kB5
GJ!!!!!
菖蒲×桐マジ萌える!
492名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 05:09:09 ID:r6h+XiAt
嫌だったら歩きでも逃げきれる相手のいいなりになっちゃうというシチュがたまりませんわ
って冥姉さんが。


すると神楽が要介護黄泉のいいなりになるSSもアリなのか
でも桐ちゃんのクールビューティー要素は強力すぐる
493名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 09:39:01 ID:CzKDeIUS
要介護黄泉ちゃんが可愛くおねだりしたら神楽は言いなりだな
494名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 12:22:45 ID:xGwHXU6j
495名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 12:44:40 ID:roE95kB5
>>493
要介護黄泉が上目遣いで小首傾げておねだりしたら、神楽はイチコロだな。


話変わるけど、室長はなんか独占欲強そうな気がする。
桐ちゃんにちょっかい出す奴がいたら本気で潰しそうw
496名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 12:54:39 ID:g7XxmLhr
説明文が哀れを誘うな
http://mazemon.jp/%E5%AE%A4%E9%95%B7/%E6%A1%90%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93/
これなら黄泉にも勝つる!
http://mazemon.jp/?n=%E6%A1%90%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93&n2=%E5%AE%A4%E9%95%B7
和やかな引退生活を送ってほすい
http://mazemon.jp/%E5%AE%A4%E9%95%B7/%E6%A1%90/
これは常にアナルに挿入されている桐ちゃんの携帯をメール送信でバイブさせるのが室長の生きがいってことか
http://mazemon.jp/%E4%BA%8C%E9%9A%8E%E5%A0%82%E7%A7%98%E6%9B%B8/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%AF%BA%E5%AE%A4%E9%95%B7/
497名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 14:52:26 ID:Bo40sXNl
>>493
声も出なけりゃ一人で食事もトイレもできないのに
携帯タイプしてめっちゃ上から命令してくる黄泉もいいと思う
498名無しさん@秘密の花園:2008/12/19(金) 15:59:48 ID:ZAgYXWYM
冥+黄泉ワロタ
499名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 01:23:27 ID:Gd/aAORh
>>497
携帯見せながら無言で見下ろしてくる黄泉想像したw
涙目になりながら必死に要求に応えようとする神楽かわえええ
500名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 02:44:06 ID:vVJvOMks
神楽オナニー見せて
神楽オナニー見せて
神楽オナニー見せて
神楽オナニー見せて
神楽オナニー見せて
神楽オナニー見せて
501名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 04:48:35 ID:qSF6GWtl
黄泉が携帯に変顔コレクション表示して画面を指でさすって見せるだけで
腰が抜けるほど濡れちゃう神楽
502名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 05:25:55 ID:qSF6GWtl
「神楽おしりの穴見せて」

食事を拒否することで神楽に命令するようになった黄泉
エロポーズを強要し、写真撮影して即、写メ送信ボタンにかけた指を
スカートをまくって尻を割り開き震える神楽に見せつける
「お…おねえちゃん、やめ…」

ピロリン

無情に響く送信音
「ひっ…」息を飲んだ直後、脳天気なメール着信音を神楽の携帯が奏でる
パタ、パタパタッ
極度の緊張からの弛緩で緩む尿道が床を数回鳴らした

涙目で黄泉を窺がう神楽に、撮りたてのエロ写真を見せながら
画面に指を這わせ、画面内の肛門にタッチ
「いやぁ…」力なくつぶやく神楽におかまいなくそこを撫で回す
「あ…あ…」指の動きに合わせ力が入ってしまう神楽

「フッ」普通に笑うことすらできない黄泉だが鼻で嗤うことはできた

「肛門がひくひくしてるわよ神楽」「ムービーとるからもっとひくひくさせて神楽」
「奥を撮るからもっと強く開いて神楽」必死に従う神楽に命令が降り注ぐ
「おねえちゃん…」だが神楽の息づかいはしだいに甘くなっていった

「これから右手のリハビリは全部アナルでするから、毎日キレイにしてきて神楽」

「はふぅ…っ」甘い絶望に、神楽は潮を噴いて崩れた
503名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 05:38:11 ID:qSF6GWtl
「神楽おしりの穴でイって」
「神楽おしりの穴でイって」
「神楽おしりの穴でイって」
「神楽おしりの穴でイって」
「神楽おしりの穴でイって」
「神楽おしりの穴でイって」

「ま、まだむりだよ…」
「神楽イクまでずっと自分でお尻振って」
「今日は無理だよ…お尻の練習するから待ってよう」
「家でアナルオナニーする気? 変態ね神楽」
「うん…なるよ、おねえちゃんが言うなら変態になるよ」
「神楽は変態じゃないの?(´・ω・`)」
「う、ううん、変態だよ、ずっと前から変態だったよ」
「神楽の変態」
「いくから、おねえちゃんの指でいくまでお尻ふるかららぁ」
「神楽の変態」
「神楽の変態」
「神楽の変態」
「神楽の変態」
「神楽の変態」
「神楽の変態」
「変態です、神楽おしりいじられてよろこぶ変態ですってばあ」
504名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 06:53:39 ID:i9ECtdAd
お尻ぶるああああ
まで読んだ

つかGJ
505名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 10:01:33 ID:XOJMfkmp
病人、ホントは額に石付いてるだろw
GJ!
506名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 10:15:57 ID:VfAIvSjH
いけないお姉ちゃんだなぁw
507名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 13:18:19 ID:ZvSRqfb+
508名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 13:29:30 ID:geq10T+H
ダウト!
局長の右足はもう、うっうっうっ・・・
509名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 13:34:24 ID:vVJvOMks
いやw
普段は義足つけてるじゃんか
510名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 13:56:03 ID:0NvXwPv6
桐ちゃんはしょっちゅう室長をお姫様抱っこしてあげてそう。
511名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 14:20:33 ID:pAHSY+OS
桐ちゃんGJw
512名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 14:47:54 ID:6qtrQn6R
右足にあんなイチモツ隠してたらいくら桐ちゃんでもお姫様抱っこなんてできないだろw
513名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 15:05:18 ID:0NvXwPv6
え?室長がイチモツを隠してるって?
それなんてフタナr(ry
514名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 15:18:50 ID:CEeEty83
「室長、この日を長い間待ち望んでおりました」
「桐ちゃん、お手柔らかにね。特に下半身には気を付けてくださいね」
「分かっています。ガトリング砲のレバーには注意します」
「うふふっ。そうじゃ無いわ」

クリスマスの夜。
仄かな蝋燭の灯りが、ベッドで絡み合う二人のシルエットを壁に照らし出す。
菖蒲と桐を隔てるのは、うっすらと掻いた汗だけだ。
舌を絡め、脚を絡める。
重なり合った乳房が押し潰されるほど強く抱きしめ合う。
密着した肌が互いの体温を同一にし、心臓の鼓動までもが同期する。
「はあっ!はあっ!はあっ!」
興奮した吐息で、二人の欲情が高まる。

互いの乳首が触れ合う。
「あっ!」「んっ!」
女同士で淫らな行為をする喜びを初めて知った。
罪悪感など微塵も無い。堕ちるところまで堕ちてしまおう。
二人は愛し合っているのだ。

「今夜は、もっといやらしい事をして下さいね」
「はいっ!うれしいです」
515名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 15:21:23 ID:CEeEty83
「ねえ、桐ちゃんがいつも自分にしている事を私にしてくれる?」
「ええっ!恥ずかしい…でも、室長になら」

指先が、菖蒲の内腿を愛撫する。
「ふふっ、くすぐったい」
焦らしながら、徐々に敏感な部分へと近づいてゆく
溝を優しくなぞり、堅く閉ざされた花弁をほぐしてゆく。
溢れ出る蜜が指を濡らす。それは、受け入れの準備が整った証拠だ。
「室長、いいですか?」
菖蒲はコクリと頷いた。

中指と薬指が、ぬるりと中に入ってゆく。無数のヒダが指に絡みつく。
「すごい。指がしびれそう」
「んっ!ふっ!」
菖蒲は、苦しそうな表情で身を捩じらせる。
桐は指を回転させながら、抜き挿しを繰り返した。

「ああっ!…あああっ!!…イキそう…あっ、桐ちゃん。それ以上入れてはダメっ!」
「いいえ。自分でするときは、もっと奥を刺激するんです。すると、気絶するくらい
気持ちいいんですよ」
菖蒲の制止を振り切り、最奥部へと侵攻する。
そこには、小さな突起が有った
「あれっ、何かしら?」
「桐ちゃん…それは…自爆スイッ

聖なる夜、菖蒲と桐は涅槃へ旅立った。
516名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 15:30:23 ID:30/lLSnF
ちょwww
517名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 15:34:59 ID:dFb1bsYU
なんという衝撃の結末
518名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 16:28:11 ID:RuaOp/8/
祭りの影響か、妄想が止まりません。また書きます。11話の裏側…って感じです。
少し趣向を変えてみました。やられる室長も、たまには新鮮で良いかなと。
自らの殺生石の治癒能力を他者に使える、という設定です。
5191/8:2008/12/20(土) 16:29:08 ID:RuaOp/8/
「どうする…?乱紅蓮?」


瀕死の部下を抱きかかえ、室長の神宮寺菖蒲は目の前の敵を見つめる。
桜庭一樹の無慈悲な殺され方を不意に思い出し、次第に感情は恐怖の一色に染まる。
覚悟を決め臨んだこの戦いで、出来たことは相手の太股に傷を付けた程度。
対してこちらは刀で貫かれた誰よりも大切な部下。顔は苦痛で歪み時折血を吐く。
勝機は完全に消え失せ、後は一方的な殺戮ショーになることを予感する。
呆然とする中、元部下である諌山黄泉が冷徹な笑みを浮かべる。
自分はどんな殺され方をするのか、考えるだけで震え、二階堂桐を抱きしめる。

「助けて欲しい?」
「……え…?」

思わぬ言葉に呆然とする菖蒲をよそに、黄泉は続ける。


「その部下、虫の息ね?死なせたくないでしょ?私なら助けてあげられるわよ?」
「…冥府魔道に墜ちた者に命乞いをする様な性根は持ち合わせていないわ」


挑発的な物言い、予想外の状況が菖蒲の折れかけた心を再び正した。
強い心で言う。自分の信念であり、これからも決して曲げないであろうもの。


「そう…残念ね。なら、これならどうかしら」
「うっ…ああああ!」


黄泉は冷笑を浮かべたまま、躊躇いなく目の前の桐の足に刀を突き刺す。

「桐ちゃん!!」
「あなたとお揃いにしてあげましょうか?ふふっ」


勢い良く刀を抜き、再び桐は悲鳴をあげる。血溜りがみるみる広がっていく。

「止めて!やるなら私をっ…」
「…そんな言葉は聞きたくないのよ。ほら、ほら、どうするの?死んじゃうわよ?」


どこかで見たような光景だと黄泉は無意識に感じ、その靄がかかった感覚に軽く苛立ちを覚え
さらに何度も刃を突き刺す。桐は悲鳴こそ上げるもののその声は徐々に弱くなる。
傷一つ付けられていない菖蒲に対して真っ赤な血に染まり死にかけの桐。
予断を許されない状況、恐怖と後悔と断末魔に囚われた思考は菖蒲に反射的に言葉を紡がせた。
5202/8:2008/12/20(土) 16:29:59 ID:RuaOp/8/
「黄泉…お願い…もう止めて…桐ちゃんを…殺さないで…!」

震える身体で頭を下げ、敵に命乞いをする。先に自分が放った言葉、信念を自ら踏み潰した。
誇りを失った菖蒲は苦痛に歪み朦朧としている桐を見て、涙を流す。
当の黄泉はその姿を見て微笑み、優しく冷徹に語りかける。

「ちゃん付けしてくれないのね…怨霊に成り下がったから?」
「?…何を…」
「嫌なら良いのよ?…全ては貴女の態度次第…」

ゆっくりと刀をかかげ、穴だらけとなった桐の足を見て笑う。
完全に心の折れた菖蒲は、ただただ泣きながら目の前の絶対的存在に許しを請う。

「言う、言うから止めて…黄泉ちゃん!」
「ふふっ…物分りが良くて助かるわ…神宮寺室長…」

わざと仲間だった頃の名前を呼ばせることで、さらに屈辱を味わわせる。
それは命をかけて戦ってくれる味方への侮辱行為でもあった。
満足した黄泉は刀を鞘に納め、身をかがめると桐の腹部に手を触れる。
一瞬表情をしかめ、額から赤い光が溢れた後、殺生石が現れる。
黄泉の手も赤く輝いたかと思うと、桐が途端に口から血を吐き、身体を仰け反らせる。
傷口の周りの衣服が焼けた様に消え、赤い光に呼応するかのごとく桐は呻く。

「!?何を…!」
「大丈夫…まあ見てなさいよ。助けたいんでしょ?」

愕然とする菖蒲に前を見据えたまま諭す様に語りかける黄泉。
不安で泣き喚く赤子をあやす様に、安心させてやるかの様に、優しく黄泉は続ける。

「口の中に溜まってた血を吐き出してるだけよ。痛がってるのは神経が活性化してるからよ」
「……本当に?桐ちゃんを助けてくれるの?」
「信じてくれないの?」

意地の悪い笑みを浮かべる黄泉は昔のままで、菖蒲の思考はさらに倒錯していく。
命を握られているため身体はすでに墜とされたと言っても良い。
後は心…黄泉は絶望の中に希望をちらつかせることで巧みにその心を揺らす。
わざとこちらに答えを言わせることで、自発的な服従を促す。
混乱しきった菖蒲にもその意図は分かったが、かといって抗う気持ちなど失せていた。
極限状態の中で、嘗ての仲間が文字通り救いの手を差し伸べている。
この状況を作った憎き者だということを忘れてしまうほど、優しさが心に染み渡った。


「…信じるわ…決まってるじゃない」

崇める様に、祈る様に黄泉を見上げて答える。
あっけなく、菖蒲は身も心も墜ちていった。
5213/8:2008/12/20(土) 16:30:48 ID:RuaOp/8/
「そう…やっぱり物分りが良い人は助かるわ」

黄泉は最高に気分が良かった。
目の前にいるのは畏敬・崇拝・信頼…あらゆる敬意に満ちた瞳で見つめる菖蒲と、
意識が朦朧としてるのか呻き痛がる反応しかしない桐。両足は見るも無残な状態になっている。
やがて光が収まり、黄泉は立ち上がる。腹の出血は治まり、痕すら残ってない。

「ほら、これでもう命の心配はないわ」
「桐ちゃん…!ありがと、ありがとう黄泉ちゃん…!」

先程から見せている黄泉の態度のせいか、それとも全く関係ないのか。
躊躇いなく「ちゃん」付けする菖蒲に黄泉はさらに加虐心を煽られる。

「さて…次はその悲惨な両足だけど…どうする?」
「え…?…治して…くれないの…?」

羨望の眼差しが一気に沈み、わなわなと震え始める菖蒲。
自分が何か一つ言う度に相手は希望と絶望を行き来する。
自分が菖蒲と桐にとって絶対的存在であることを、黄泉は改めて理解する。

「さっきも言ったでしょ?全ては貴女の態度次第…」
「…何を…すれば良いの…?」

自分からこんなことを聞いてくる菖蒲に、黄泉は冷笑を浮かべて呟く。

「私も足を怪我してるのよね…誰かさんが斬りつけたせいで…ねえ、室長?」

左の太股には菖蒲が付けた切り傷。菖蒲はそれを見た後、再度黄泉を見上げる。
その震える表情を見た黄泉は、舌を出し唇をペロッと舐める。
菖蒲はそれだけで黄泉がして欲しいことを理解する。動かない足を引きずり、黄泉の足元に向かって這う。
身体を支えるために両手で黄泉の怪我した足を抱きしめ、傷に顔を近づけ、ゆっくりと舌を伸ばした。
5224/8:2008/12/20(土) 16:31:25 ID:RuaOp/8/
「はぁ…んっ、ちゅ…ぢゅる…はぁぁ…ふっ…んっ…」

菖蒲は立っている黄泉の左足の太股に抱きつき、傷を一心不乱に舐め続ける。
息遣いが荒くなり、傷口に頬ずりをしたり音を立てる程ねっとりと舐る。
時折キスをし、上目遣いですがる様に黄泉を見上げる。その顔は心なしか幸せそうだった。
見下ろす黄泉はその従順な態度を、その潤んだ瞳を見て思わず笑いが零れる。

「ふふっ…ふっ、はっ…あははははは!」

少し前まで殺意を持っていた者が、今では跪き服従の意を示している。
その滑稽なさまに耐え切れず、右手で菖蒲の髪をくしゃくしゃにかき回す。
乱れた髪に構わず、菖蒲はうっとりと目を閉じ、唾液をより絡ませていく。

「ははは…良いわ…最高よ。この光景、横たわる彼女が見たら何て言うかしら?」

不意に菖蒲が奉仕を止め、不安げな表情でこちらを見上げる。
その顔は自らが擦り付けた唾液でテカテカと光り、その口元から涎が垂れている。

「…どうしたのかしら?私が良いって言うまでしないと、部下は治してあげないわよ」
「ぅ……黄泉…ちゃん……」

抵抗をしたのも一瞬、すぐにまた舐め始めるが始めの積極的な態度ではなかった。
黄泉は一気に熱が冷め、その顔から笑みが消える。
しかし、その変化に気づき凍りついた菖蒲を見て、これはこれで面白いのではないかと考え直す。

「…全く…献身的な態度は何処へやら。これは、お仕置きが必要ね…」
「おし…おき…」
「まんざらじゃないかもねー。貴女みたいな人なら」

そう言って、黄泉は左足に抱きついてた菖蒲を思い切り振り払う。
引き剥がされた菖蒲は成す術もなく地面に伏し、顔を埋める。
黄泉はその後頭部を靴で踏み、抵抗もしない菖蒲に新たな命令をした。
5235/8:2008/12/20(土) 16:32:06 ID:RuaOp/8/
乖離していた意識が戻ってきた気がする。
はっきりと覚えているのは耐えられない程の痛みと、自分を抱いて震えていた最も大切な人の顔。
身体が上手く動かない。筋肉が弛緩しているのだろうか。それに肌寒い。
自分は今裸の様だった。背中に地面の冷たさが伝わってくる。仰向けになっているらしい。
そこで気づく。身体の全身の感覚はしっかりしている。なら何故痛みがない?
腹だけでなく、両足を何度も何度も刺されたはずだった。痛みもなく動かせる。
今度は声が聞こえてきた。右からだ。よく知った声だが、聞いたことも無いような声。
意識がはっきりしてきた。私は目を開き、ゆっくりと首を右に曲げた。


「あら、お目覚めみたいよ?良かったじゃない、菖蒲さん」

二階堂桐は現状を全く理解できなかった。何が起こった?何が起こっている?
首を右に曲げると、こちらを見る菖蒲の顔があった。無事で良かったと安堵するもそれはほんの一瞬。
桐からは見えにくいが、菖蒲は下半身に何も衣服を纏っていなかった。
膝を折り、その踵の上に自分の臀部を乗せ、精一杯突き上げている。
その真っ赤な顔は泣いてはいるが何処か嬉しそうで、たまに表情を歪ませる。
だらしなく涎を撒き散らし、荒い息を吐き、自分ですら聞いたことの無いような艶のある声で喘いでいる。
そしてテンポよく聞こえてくる、ハリのある音。それに合わせて乱れる髪。

「なっ…室…長…?」
「ほら、ビックリしてるじゃない。ちゃんと説明してあげなさいよ」

菖蒲の奥に、怨霊と化した黄泉がいた。手持ちの武器を出そうとしたが、何も無い。
桐は自分の身体を見る。全裸にされ、そしてあらゆる傷がなくなっていた。

「はぁ、ぁあ!…桐ちゃん…!良かった…!あ、ぁん!」
「室長…!どういうことですか…一体何が…」
「ごめ、んね……ぁぁぅっ!ごめんね…桐ちゃん…!」

理由も説明せず、喘ぎ声の混じった謝罪ばかり。
やがて夜に目が慣れ、次第に黄泉が何をしているのか見えてきた。
桐と目があった黄泉が菖蒲の代わりに答えてやる。

「室長さんはね、今お仕置きを受けてるのよ。ね、菖蒲さん?」
「あぁぁぅ!うん…そぅ…ごめんね、桐ちゃ…ぁん!」
「お仕置き…?室長…どういう…」

桐は言いかけて、何が起こっているのかを理解する。
黄泉は思い切り右手を振りかぶり、容赦なく室長の尻を叩いていた。
5246/8:2008/12/20(土) 16:32:41 ID:RuaOp/8/
菖蒲の突き出した尻は真っ赤になり、幾重にも重ねられた手形があった。
黄泉は笑いながら何度も何度も叩き、その度に確かに痛がり、けれど甘い声も同時に出す室長。
桐は呆然とし、菖蒲の別人の様な顔を見ている。
黄泉はそんな桐に優しくあったことを語る。
否定を全くしない菖蒲が、それらが全て真実であることを証明していた。

「まあようするに、貴女の命を賭した行為をこの人は踏みにじって、命乞いをしたのよ。
死に行く貴女を救いたいからって、全てを裏切ったのよ。貴女のために」
「そ…んな…」
「私が悪いの…!あぁぅ!…私が…!…んんっ!」

黄泉はわざと桐に責任があるかの様に説明をする。かばったつもりの菖蒲の言葉が余計に突き刺さる。
この女の心は強そうに見えて弱い。護るべき者が折れてしまえば、簡単に墜ちる。

「はい、お仕置きはお終い。楽しかったでしょ?ほら、こんなに濡れちゃって。」
「はぁ…はぁ…ぁぁぅ…」

放心状態の菖蒲の秘部は黄泉の言う通り濡れそぼり、だらしなく溢れかえっていた。
黄泉はその姿を一瞥し、横たわったままの桐に近づき、笑って尋ねる。

「どうする…?貴女の愛する室長は私に服従したのよ?貴女はそれでも私を殺したい…?」
「……!くっ…ぅっ…」

桐は黄泉をきつくにらめつけるも、もうどうすることも出来なかった。その瞳には涙が滲んでいる。
よほど菖蒲を守れなかったのが悔しいのだろう。わなわなと震えている。

「無理は良くないわよ。貴女も生きてて、彼女も生きてる。何が不満なの?」

その言葉に桐は揺れる。その感情の機微を見逃さず黄泉は言う。

「そうだ。まずはお礼を言わないといけないんじゃない?」
「…お礼…?」
「そう、お礼。助けてくれるよう懇願した彼女と、助けてあげた私。その二人に、ね?」

菖蒲の時と同じ様に優しく接する。桐は目を見開き、黄泉と菖蒲を何度も見ていた。
5257/8:2008/12/20(土) 16:33:21 ID:RuaOp/8/
「…室長…申し訳…ありませんでした…私が、未熟なばかりに…」

桐はなかなか黄泉の思った通りに動いてくれなかった。
身体は動かないというのに、そのクソ真面目な心はやけに強かった。
ようやく喋ったかと思うと、菖蒲に対しての謝罪のみ。

「私には、言ってくれないの?」

黄泉は無表情で桐の顎を持ち上げ、そのまま身体を起こす。
身体は少しずつ戻ってきている様だった。手を離してもちゃんと自分を支えている。 
身体…黄泉は無言を貫く桐について考えた。そして、立ち上がり刀を抜く。

「つまらないわね…本当に」
「……!!」

途端、桐の顔が恐怖に引きつる。全身から汗が噴出し、ズルズルと後ずさりする。
肩で息をする桐に、眉一つ動かさず黄泉は近づく。刀には桐の血が付いていた。

「痛いわよねー。二ヶ月前の私みたいになる?それとも数時間前の自分に戻りたい?」
「あ……ぁ…ぃゃ……ゃだ…」
「だから?」
「…止めて…お願い……します……」
「で? 何て言えば良いんだっけ?」
「…助けて…くれて…ありがとうございます……」
「…ん!よく出来ました。それで良いのよ」

刀を納め、桐の頭を撫でてやる。昔の様な黄泉に桐は少しずつ落ち着いていく。
アメとムチを巧妙に使い分け、桐も最早墜ちる寸前まで来ていた。

「……あら?」
「ぁ……ぁぁ…ぅ…」

緊張の糸が切れ、桐はその場で失禁をしてしまう。情けない音と匂いと水溜りが広がる。

「あーあ、だから無理するなって言ったのに。足にかかっちゃった。…お仕置き決定!」
5268/8:2008/12/20(土) 16:34:02 ID:RuaOp/8/
桐は自ら四つん這いになる。黄泉に尻を向け、誘う様に左右に揺らす。

「あらあら、待ちきれないの?真性のマゾなのね。そんなに調教されるのが好きなんだ」

黄泉の言葉責めにもピクピクと身体を震わせ、身動ぎしている。
見ると、もう秘所は愛液に溢れていた。垂れる銀糸が身体に合わせ揺れている。
黄泉は菖蒲以上に本気で桐の尻を叩いた。

「あぁぁぁぅ!…ぁっぁぁんっ!はぁ!ぁぁ…ふぁぁ!」

一発叩く毎に桐は激しく仰け反り、普段からは想像出来ない喘ぎ声を上げる。
すぐに絶頂に達し、潮を噴く。身体がしなり、また失禁をする。

「ふぁぁ!あんっ!気持ち…良い…!ぁぁぅ!」
「凄いわねー。室長に開発されてたのね。良い乱れっぷりよ。イク時はイクって言って?」
「あぁぁ!イキ…ますっ…また…イク、ふぁ…あ…んんんんっ!」

桐へのお仕置きは、桐の手足が四つん這いの体勢を維持できなくなるまで続いた。



「ん…ちゅる…ぁ…はぁ…んぅっ…ふぅぅ…」

時が経ち、二人は完全に黄泉に服従していた。二つの赤く腫れた尻が黄泉の足元で奉仕をしている。
菖蒲は同じ切り傷を、同じように足を抱きしめ舐めている。
桐は自分の失禁で濡らしてしまった靴を丁寧に舌で綺麗にしていた。
その従順な様を微笑みながら見つめる黄泉は、不意に右手を軽く動かす。

「ぁぁぁ!黄泉…ちゃん…!ひゃぁ!」
「ふぅぅ…うぁ!ぁぁん!ぁ、ぁぁ!」

黄泉の手から伸びる桐の鋼線は跪く二人のクリトリスに巻きつき、動かす度に千切れる様な快感を放つ。
二人は快楽に狂い、黄泉を潤んだ瞳で媚びる様に見上げる。
もう黄泉なしでは生きられないと言わんばかりの視線に、黄泉は益々上機嫌になる。

「可愛いわよ、二人とも。そうだ、今度首輪を買ってあげるわ。きっと似合うから。ね?」


end
527名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 16:34:50 ID:RuaOp/8/
以上です。菖蒲×桐ではないですが、まあこれはこれで良いかなと。
タイトルは、付けるとしたら「暴君黄泉」でしょうかw
桐ちゃんの真性Mっぷりがあまり書けなかったので、他の方が書かれるのを期待してたりします。
528名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 16:46:40 ID:VfAIvSjH
黄泉様GJ!
堕ちる室長はいいものだ!
529名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 16:55:25 ID:BYrfac2p
2人してペット化(;´Д`)ハァハァ
これは楽しんでたら朝になっちゃったのもうなずけるww
530名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 17:18:17 ID:LAa2j57Z
GJです!
いやはや、祭が続いてますなぁ
531名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 17:40:12 ID:eJ3JYbDU
黄泉さま室長と桐ちゃんの写真もコレクションしてください(;´Д`)ハァハァ


いいなあ黄泉、今後も強制百合プレイさせたり
並んでおしっこしながら笑顔でピースさせつつ記念写真とったり
殺生石の力で一時的に2人にちんちん生やしてオナホ使わせたり
いろいろやりたい放題だなあ。

2人がときどき正気にかえるけど互いをかばいあい涙をのんで
再び服従したりもいいな
532名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 17:59:29 ID:0NvXwPv6
GJ!!
黄泉の携帯に新しく、室長と桐ちゃんの変顔(性的な意ry)コレクションができるわけだw
533名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 19:39:22 ID:sp9PFE8r
GJ!
やっぱり黄泉は攻めですよねw
最近神楽が空気だがこの流れもいいものだw

桐ちゃんかわいすぎるよ…(*´Д`)
534名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 19:58:17 ID:sx5cV4XD
黄泉「最近室長の目つきが卑屈になってきて不快だわ
もっと桐ちゃんみたいに、飼ってもらえて幸せだにゃん♪って顔しなさいよ
ホラホラ、降参した犬のポーズで、ホラ、また桐ちゃんの脚切るよ?」
と獅子王をピタピタしながら無理難題ばかり言う黄泉に
毎日泣き笑いしながらマジ失禁してしまうペットコンビ
535名無しさん@秘密の花園:2008/12/20(土) 20:16:21 ID:sx5cV4XD
失った神楽のとラブラブ姉妹生活への渇望を歪んだ形でぶつける黄泉
「今日からあなたたちの一番の好物はクリームコロッケよ。
こうやって! 床に叩きつけられたものでも、わーいって嬉しそうに犬食いしなさい」
「わ、わー…「わーい♪」
「桐ちゃんはいいこねー、室長はアナルポッキー写真撮影決定」

後に桐ちゃんは室長をかばってわざと命令無視をするが、
意図がバレバレなので黄泉はあえておしおきをせず室長を猫可愛がり
涙目で放置に耐える桐ちゃんだが
三日目いっしょにお風呂に入って楽しそうな2人に陥落し
泣きながら縋り付いて許しを乞い、室長と2人で黄泉が気に入るまで
コンビエロ写真を提出の刑に。(黄泉のダメ出しは27回に及んだ)
536名無しさん@秘密の花園:2008/12/21(日) 16:37:55 ID:ulwaACl9
桐ちゃん「祭りの後の静けさですね…」
室長「いいじゃない、2人きりでちゅっちゅしましょ」
桐ちゃん「な、なんでおしりにするんですか(///)」
室長「だって高さがちょうどいいんだもーん。あ、前の方がいい?」
桐ちゃん「どっちが好きかご存知のくせに…(///)」
537名無しさん@秘密の花園:2008/12/21(日) 17:55:41 ID:JWagT1/F
室長自重wするなww

普段真面目でしっかり者の桐ちゃんが、
酔っ払って甘えてきたら室長はどうしますかね?
538名無しさん@秘密の花園:2008/12/21(日) 18:49:46 ID:7nGQdD+U
このスレのせいで桐ちゃんが生粋のアナリストにw
539名無しさん@秘密の花園:2008/12/21(日) 19:37:38 ID:TNxCkHXg
だんだん室長のキャラが…w
540名無しさん@秘密の花園:2008/12/21(日) 23:06:41 ID:QaPdVr9A
>>538
室長のせいにきまってるじゃないかw
541名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 00:41:15 ID:nfNFhnSh
黄泉の「室長たちも最後は這い回っていた」という証言は
>>519が事実だったことの揺ぎ無い証明
桐ちゃんも要介護となった今、2人は世界初の要介護百合ップルとして
完全体になったと言えよう。ときどき元の人格をとり戻したりすれば
2度おいしいw




「私の本当の望み…神楽とずっと百合ん百合んしたい!」
というアナザー展開妄想で半年はドンブリめしが食えます
542名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 01:04:05 ID:53xVUiOv
百合の力で桐ちゃん回復か!
543名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 01:08:26 ID:nfNFhnSh
黄泉が勝ったら、悪霊化させた神楽とイチャイチャしながら世界中の男と
ノーマルな女性をかたっぱしから殺してくわけだ

生きのこりの証言から百合カップルだけ殺されないと知った人々の中から
続々とレズカップルが誕生する中、
命惜しさのなんちゃってレズが惨殺される一方、
カムアウトできておおっぴらにイチャつく百合カップルや
悪霊姉妹の人目をはばからないまぐわいを見てドキドキしちゃうような
見込みのある子はまだ相手がいなくても見逃されたりと
黄泉の百合レーダーは的確さを増すばかり。
544名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 01:35:27 ID:FSM7gdyV
要介護百合が桐にまで派生するとは・・・
545名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 02:33:13 ID:VMGf6JSa
黄泉に命乞いする神楽も見たい(;´Д`)ハァハァ
546名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 03:26:47 ID:Ts0hbwl1
室長×桐ちゃんの百合姉妹化とか想定外だったわw
547名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 04:48:56 ID:hKa6IZ95
室長と桐ちゃんは退院後一緒に暮らすんですよね、わかります。
いやぁー素晴らしい百合アニメだった!w
548名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 06:16:25 ID:MDWXWHpi
室長たち生きててほしかったけど、すると
原作で別の人が室長やってることと矛盾が発生してしまうところを
室長を自分をかばって傷付いた桐ちゃんの介護のために引退させることで

・室長たち生存
・矛盾回避
・介護百合姉妹ネタ追加

と一挙三得にもってったスタッフGJすぐる


でも2年であれしか快復しない桐ちゃんセツナス(´;ω;`)
549名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 06:43:43 ID:MDWXWHpi
桐ちゃんは室長の家でいっしょの布団に寝るとき
毎回室長のおっぱいちゅっちゅしてる。これは決定事項

室長は内心ちゅっちゅウェルカムなのを、現状の桐ちゃんをその道に誘惑しちゃマズいと
自重するが、目をまっすぐ見ながら「おねえちゃん大すき」と
以前ではありえないほどストレートに思慕をぶつけてくる桐ちゃんに早くも陥落寸前
550名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 09:13:20 ID:aEckYWCO
551名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 10:32:28 ID:isqjhQ55
しかし室長をお姉ちゃんと呼ぶには歳が(PAN!PAN!
552名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 12:30:28 ID:S6RMWnYL
2期では桐がホロウ化
さあ大変
553名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 16:01:38 ID:JVXlxo2t
神楽と黄泉は残念だったが、とりあえず室長×桐残ったんで百合的にはいいオチだったw
554名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 16:06:07 ID:KL/K5euC
バッドエンドではあったが、黄泉と神楽の絆は紀之の出る幕ではないほど
強いものであることが徹底的に描かれてたのは良かったと思う。
「神楽を守りたい」っていう願いも原作の最新刊を見るとなんか反映されてる感じだし、今後に期待
555名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 16:23:59 ID:SK1SKFg+
黄泉を殺す気で立ち去った紀之のスルーっぷりワロタw

ー殺生石共鳴通信中―
はろーう神楽、聞こえる?
うん、紀ちゃんそっち行ったよ
おー、便利ねこれ。紀之はほっといて合流しよ
わかった、今行くね
556名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 20:07:45 ID:GCUmQ2vE
>>553
友人も百合ってるよ。

最後に原作主人公出したせいで興ざめしたよ。
最後の最後であれはないだろ・・・。
出さなかったら、いい百合でした、で終わってたのに。
まだ余韻が残る中、まさに「ズコー」って感じだったorz
557名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 20:16:26 ID:iWEXVBt4
>>556
完 全 同 意
558名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 20:32:50 ID:6qkXyxWz
>>556
俺もあれはなかったと思う…
559名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 20:39:52 ID:Wv2UTI1S
百合とかでなくても普通に神楽が剣持って任務遂行ENDでよかったな
原作知らない人ははぁ?誰こいつwと思っただろう
それまで神楽黄泉の互いへの愛を見れただけに蛇足だった
560名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 20:52:38 ID:hKa6IZ95
神楽がゾンビ達を全部葬った後、
黄泉の遺体を抱きしめて泣いたんだろうなって思うと泣ける。
561名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 21:17:20 ID:pLenL71s
434 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/22(月) 20:10:13 ID:aJYzicLT
- 2年後 -

神楽「喰霊開放!黄泉お姉ちゃん!」
黄泉「私の神楽に 触れるなあああ!!!!!!」

剣ちゃん「ぶべら!」

という展開を望んでいた。
562名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 21:51:12 ID:/FTJK/fh
>>560
ナブー達がかっこつけたセリフ吐きつつ、実はビビって近づけないうちに
どっかに消えてて、「まあ白叡の大暴れで埋まったんだろう」とウヤムヤ説

室長と桐ちゃんのスレ立ってたのね
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1229418394/l50
563名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 23:03:41 ID:JVXlxo2t
まあ、原作がどう転ぶかにもよるでしょ
つか、神楽の記憶とんで今のとこ恋人じゃねえべw
564名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 23:27:54 ID:wm4ckw5F
解釈の問題だと思う
零から延びたレールを壱に繋げるか、そのまま延ばすかは個人の自由なんだし
だから、ここは百合ん百合んで行けば問題無いでしょ
とりあえず飲んだ勢いで受信しろ、俺
565名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 23:36:27 ID:LwaEVWos
原作も百合ENDになったら作者に一生ついてくのに……
566名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 23:45:20 ID:hKa6IZ95
>>564
良い事言うじゃん!


てか室長の「もちろん。ずっと一緒にいるわ」って発言は、
今日一日という意味ではなく今後一生と解釈して良いんですよね?w
567名無しさん@秘密の花園:2008/12/22(月) 23:52:15 ID:wm4ckw5F
>>566
どもです。と、いう訳で今から菖蒲×桐を書いてきます
以前上げたリハビリを始めた黄泉×神楽の続きも書きかけなのでいずれあげたいなと
飲んでるので、グダグダに関してはご容赦を
568名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 02:04:49 ID:/bNr8msO
その後の華麗なる黄泉さまの生活

http://blog-imgs-41.fc2.com/y/u/n/yunakiti/up48022.jpg
569名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 02:37:42 ID:F1wDDH+E
なんという俺
570名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 02:50:30 ID:cKXA1jVJ
>>567
全裸で待機
571名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 04:08:09 ID:e7RSuYP1
遅くなり申し訳ありません。寝落ちしてました。それでは落とします
今回は室長と桐が互いを意識してから程無い設定です
5721/5:2008/12/23(火) 04:10:18 ID:e7RSuYP1
「温泉へ行きましょう」

そんな菖蒲の気まぐれから休暇は始まった。行き先は、日本の真ん中の県にある、とある温泉郷
日頃の疲れを癒す為の小旅行。ともすれば、世から隠れた隠遁の旅
菖蒲の目的はただ一つ。桐を日常から解放する事だった

「少し不便ですね…」
「桐ちゃんがお姫様だっこしてくれたら良いじゃない?」

二人が着いたのは、温泉郷から更に奥へ行く山間の旅館
階段に畳という純和風建築は、些かも菖蒲の身体を気にした創りになってはいない
窓から切り取られた庭園の景色は、古き良き時代をそのまま残し、人々に追憶という癒しを与える

「室長、なんで今回はこんな旅を…カテゴリーBは頻発し、んん…っ!」

反論をする暇も無く、菖蒲は桐を畳へ押し倒した。と、同時に俗を吐く口を自らの口で塞ぐ
桐の眼に菖蒲の顔が一杯に広がり、琥珀色の天盖が視界を覆う
いつ何時も真面目に立ち振る舞う彼女を菖蒲は憂いていた
真面目さ故に擦り切れるのではないかと常に不安を抱いていた

「桐ちゃん、今日は我慢しなくていいのよ…」
「室長…」
「今日は桐ちゃんの為の休暇なの」
5732/5:2008/12/23(火) 04:11:37 ID:e7RSuYP1
自分の為。あの菖蒲が自分の為に時間を割いてくれている。ただ、それだけで嬉しかった
だが桐はそれ以上は望めずに、否、望もうとはしなかった
どれほど好きだと伝えようと思ったのか。だが、その度に理性が邪魔をする
そして、それ以上に彼女の左手薬指にある金属がそれを疎外する

「たまには、山の温泉も悪くないわね」

出されたのは川魚と野菜に山の幸。そして地場産の牛の朴葉味噌焼き
質の良い牛肉の脂は味噌に溶け、また朴葉の香に煽られ極上の甘みを醸し出していた
それに加えてこの清酒が食と酒を更に進めるからたまらない

「しつちょお…」
「桐ちゃん?」

食後の一杯の時だった。口あたりが良かったのか、桐はいつになくスイスイと酒を飲んでいた
キレのある甘い酒のせいか、ついつい油断をして飲み過ぎてしまった。でも、今なら何でも言える気がした
いや、今言わなければ何時言うのだ。どうにでもなれと桐は心を決める

「しつちょ〜。うぅん、…好きひ、う…ん」

慣れない清酒に掬われたのか。桐は、気付いたら深い眠りへと堕ちていた
5743/5:2008/12/23(火) 04:13:39 ID:e7RSuYP1
目を覚ますと、視界には真っ先に菖蒲の顔が飛び込んできた。髪を梳いていたのは、あの左手だった
刹那に酔いが醒め、胸の内一杯に悲しみが広がり、桐は一つ二つと涙を流す

「私は代わりですか、室長?」

桐の一言が菖蒲の胸を貫いた。髪を梳いていた左手が止まる
桐の言いたい言は解っていた。それでも、上手く伝えられない自分がもどかしかった
代わりなんて思った事は無い。ただ気持ちを整理して乗り越えるのに、もう少し時間が欲しいだけ
とはいえ、そのような自分の都合が桐を傷つけているのには間違いは無かった
ただ彼女に休んで欲しくて来たのに、これでは逆効果だ

「桐ちゃん…」

菖蒲の顔が曇る。困らせているのは自分。罪悪感を感じる反面、嬉しくもあった
それだけ悩んでるというのは、自分の事をよく考えてくれてるという裏返しなのだから
我が儘なんて子供じみたのは止めよう。彼女はこんなにも自分の事で悩んでくれているのだから
5754/5:2008/12/23(火) 04:15:25 ID:e7RSuYP1
「室長」
「何?」
「私の事、好きですか?」

言葉一つで思いが伝わるのであれば、包み隠さず言おう。

「大好きよ、桐ちゃん」

その一言で十分だった。

「ごめんなさい、室長」

酔いに任せて、甘えて過ぎた事を後悔する。この言葉だけで大丈夫。
桐には彼女の顔に嘘偽りなど無い事が誰よりも理解出来ていたから。

「そろそろ寝ましょうか」
「室長。私の話、一杯…一杯聞いてくれますか?」
「いいわよ。元々そのつもりで来たの」

日常では話せない事が沢山ある。だからこそ今話して欲しい。

「室長…」

世間の喧騒から二人を隠して、温泉宿の静かな夜はふけて行く…

−三ヶ月後、対策室にて

今日は桐の21回目の誕生。二階堂桐の薬指には、銀の光を放つ指輪が嵌められていた
同じく菖蒲の左手の薬指にも、金の指輪に重ねて桐と同じ色の指輪が嵌められている
古い記憶や思い出をに縋るのでもなく、捨てるのでもない。
新しい思い出を刻んで、書き込んでいきたいと指輪を送る時に菖蒲は伝えた
5765/5:2008/12/23(火) 04:17:36 ID:e7RSuYP1
菖蒲がここまで決心をしてくれたのだから、自分も受け入れるしかない。
好きと囁き合うだけでなく、互いの全てを受け入れるのが愛なのだから。

「桐ちゃん」
「なんでしょうか」
「ありがとう…」

若い彼女がこんな自分を受け入れてくれる。それだけで十分だ。
菖蒲の言葉を聞いた途端、桐がデスクから立ちつかつかと歩み寄り、膝を落とし菖蒲を見上げた。
そして左手の薬指に口づけを落とし一言。

「愛してますから。あなたの全てを」

その笑みに照らされて菖蒲も微笑む。
結ばれた絆が解ける事は無い。

二人の指には、愛の結晶が宿っているのだから。


END
577名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 04:19:23 ID:e7RSuYP1
以上です。遅くなり申し訳ありませんでした
以前酔って甘える桐ちゃんとの話題が出たのを思い出したので酔ったついでに書いてみました
それでは失礼します。おやすみなさいです
578名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 05:37:28 ID:ic0hzI98
幼児化桐に悪戯しちゃう室長の話誰かつくってーw
579名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 06:04:10 ID:/bNr8msO
神楽の所にちょっと早いサンタさんがプレゼントを届けに

http://srea.jp/image/resize/1f2a11202d5c1e61b2a2ab52cd0b7b32.jpg
580名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 06:38:03 ID:hpboGMlB
おおぅ
581名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 07:09:20 ID:oIAPl1X4
>>577
おおおGJ!甘くてよかった!
582名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 09:44:58 ID:CpUYWxk/
あれ?>>519-526書いたモンですがもしかして現実になっちゃった感じですか?生きてたのか…
まだ見れておらず本スレは見てなかったんですが、ここには来てしまったw
生存記念にとかではなく、>>519-526の付け足しをしました。
桐ちゃんのお仕置き終了直後から終わりまでの間の話です。
2/8での殺生石の光を見て少し正気じゃなくなってしまってた室長…って感じです。
黒黄泉・白黄泉と似た様なモノだと思ってくれれば良いかと。
5831/8+:2008/12/23(火) 09:46:10 ID:CpUYWxk/
「凄いわね…ここまでドMだったとは…はぁー、手ぇ痒い…」

手足がガクガクと震え、桐はその場に力なく倒れる。
息を荒げ、その痛みと心地よさに身を任せ、満足気に目を閉じる。
黄泉は赤くなった自分の右手を振って痺れを取っている。

「桐ちゃん!!」

少しばかり和んでいた空気に響き渡る叫び声。
プラプラと手を揺らしていた黄泉は呆気に取られ声の方向を見る。
視線の先には強い目をしてこちらを見ている菖蒲。
それは先程までの彼女とは何かが違っていた。

「黄泉ちゃん…!もう止めなさい…!」
「あら、一体どういうことかしら…」

呼び方は変わっていないこと、にもかかわらず状況を理解しきれていないこと。
黄泉はそこから菖蒲の意識が淀んだ瞬間と原因を推測する。

「ああ…殺生石の光にあてられたのね。だから心が弱くなったのかしら」
「黄泉ちゃん!桐ちゃんに何を…」
「残念、この子はもう貴女のモノじゃないの。今は私の所有物よ」
「!?…何を…!」
「…良いわね…その反抗的な態度…強い心…憎しみに満ちた顔…
その全てを再び屈服させた時、貴女はどうなるのかしら…」
「…っ黄泉……!」
「駄目よ。黄泉ちゃん、でしょ?…まあ良いでしょう、教えてあげるわ…
邪念に負けた貴女が何をしたか…その全てを…」
5842/8+:2008/12/23(火) 09:47:00 ID:CpUYWxk/
黄泉がその真実を語るにつれ、菖蒲のキツい目は次第に見開かれ、
絶望に染まってゆくその表情を、黄泉は心底楽しそうに見つめていた。

「……そんな…嘘よ……」
「可愛かったわよ。貴女がこの傷を幸せそうに舐めていたあの姿は…」
「桐…ちゃん…」
「信頼する貴女のそんな姿を見てしまったのよ。その時の顔といったら…
可哀想にね…どれ程ショックだったのかしら…貴女のせいで…ねぇ?」
「…止めて…」

顔を俯け、震える手を耳に当て、搾り出す様な声で呟く。
黄泉は近くに寄り耳元で囁く。優しく、けれど冷酷に。心を深く抉る。

「だから簡単に私に頭を垂れて服従した。貴女と同じお仕置きもしたわ。
そしたらね、物凄い喜んでくれて。…貴女も少し前に体験したでしょ?
絶望の闇に包まれた中での希望の光が、どれほど魅力的か」
「止めて…黄泉ちゃん…」
「誰かさんに見捨てられたから助けてあげたのよ。そしたら懐かれちゃって」
「お願い…言わないで…!」
「本当に可哀想…でも私は違う…だから彼女も安心して私に全てを委ねてくれる」
「黄泉ちゃん!」

泣き叫ぶ菖蒲から離れ、その後ろにいる桐へ近づき何かを喋る黄泉。
菖蒲がゆっくりと振り返ると、いつのまにかすぐ傍にいた桐がいきなり口付けを落とす。

突然すぎることに目を見開くも、その甘さに敗れ舌を絡ませる。
桐の菖蒲への行為はいつもしてくれるものと変わらす、その瞳もいつもと変わらない。
愛のこもったもので、菖蒲は黄泉が見ていることすら忘れて桐に身を任せる。
桐のしなやかな指が菖蒲の濡れた秘所を弄び、菖蒲は仰け反り喘ぐ。
菖蒲は桐の小さな乳房に吸い付き、必死に自らの唾液を擦り付ける。

「ぅぁ…桐…ちゃん…んんっ…桐、ちゃ…」
「室長…ぁんっ…はぁ…ぁぁっ…」

感じる顔に喘ぎ声。何も変わらない桐に安堵する菖蒲は達しそうになる。

「はい、そこまで。…おいで、私の桐ちゃん」
5853/8+:2008/12/23(火) 09:47:45 ID:CpUYWxk/
「…桐…ちゃん…?」
「すみません室長…でも…」

イク直前、桐は指を抜き、菖蒲を寝かすとそこから離れていく。
声を出した黄泉へと真っ直ぐ向かう桐を、菖蒲は呆然と見ている。

「ほら、言ったでしょ?今のご主人様は、私なの。ねぇ?」
「はい…」
「桐ちゃん…そんな…桐ちゃん…」
「この仔猫ちゃんがどれだけ真面目で従順か貴女は知ってるでしょ?
この子は自らの意志で私に服従したのよ。ほら…」

そう言い、桐の喉元を猫の様に撫でて菖蒲に見せつける。
桐はうっとりと目を細め可愛がられる。
その様子を見つめることしか出来ない菖蒲。心は折れかけている。


最初は暴力により半ば強制的に屈伏させた。今度もそれではつまらない。
何より、その暴力の対象であった桐は既に黄泉の手に堕ちている。
自分に全てを委ねてくれるというのは心地が良い。
そんな者を裏切る様なことは出来ない。そう、二度としてはならない。
そんな後悔とも信念ともいえるモノが今の黄泉を動かしていた。
だから慕ってくれる者には愛を、他の者にはとことんまで残酷に。
その両方を満たす方法を黄泉は思い付き、直ぐに実行へ移す。

「あら、汚れてるわ。綺麗にしてあげなきゃ…」

桐の胸を舐め回す黄泉。よく見れば菖蒲の唾液が付いた所だけに吸い付いている。
黄泉は丹念に吸った後、寝たままの菖蒲の顔に唾を吐きかける。
頬に付いた唾を拭い、菖蒲が何か言おうとする前に黄泉は口を開く。


「ふふっ…ほら、いっぱい付けられた汚れを綺麗にしましょうね〜」
「…え……」
「あら、こっちにも汚いのが。すぐに綺麗にしてあげるわ」

黄泉はもう片方の乳房にも吸い付き、菖蒲の身体へその唾を飛ばす。
何も言わない桐を見つめる菖蒲の胸に当たり、じわりと垂れていく。
黄泉は桐に口付けをし、舌でこれでもかというほど蹂躙する。
ビクビクと身体を悶えさせながら、桐はその舌に精一杯に応じる。
唇が離れると黄泉は菖蒲を見て、口内に溜まった唾を吐く。
菖蒲は額にかけられたそれを拭おうともせずただ2人を見上げている。
5864/8+:2008/12/23(火) 09:48:32 ID:CpUYWxk/
「………あの……」
「ん、どうしたの?」
「……その…も、もっと…して…ください…」
「…ぷっ、あははははは!…良いわ、もっと綺麗にしてあげる」

桐が黄泉の手を引き、恥じらいながら続きをおねだりする。
その姿を見た黄泉は快く承諾し、再び舌を絡ませあう。

「んぅ…ちゅ…んふぅ…はふ…ん…」
「…あ……あ…桐……ちゃ……ぅ…ひっく…ぅ…ぅぅ…」

激しく求める桐の姿を見ていられず、ボロボロと泣き始める菖蒲。
その菖蒲の髪に唾をかけた後、黄泉はキスを止めて菖蒲に近づく。


「…私が憎い?羨ましい…?」
「………」
「私を殺すなら、まずはあの子からよ?彼女はもう冥府魔道に堕ちたんですもの」
「………」
「正確には、貴女のせいで堕ちてしまったんだけど。…さあ、どうするの…?」

真っ直ぐに見据える目は涙で揺れ、その姿から抗う気持ちも余力もないことを黄泉は理解していたが
あえて挑発して、折れかけた心を無理矢理立ててさらに軋ませる。

「貴女が彼女の治療のために殺生石を使わせたから、あっけなく崩れた…
まあ、Mっ気たっぷりのこの子じゃ抗えるはずがないんだけど…」

荒い呼吸で、菖蒲はぐるぐると黄泉に言われたことに思考を巡らす。
冥府魔道…堕ちた者…殺生石…私が…使わせた…
そして、無意識の内に自分が今朝方に言ったことを口にする。

「どんな理由があろうと、あれを手にするのは許されないこと。彼女はその禁忌を犯した…」

何を言ったか自分で気付いた瞬間、菖蒲はみるみる顔を歪めていく。
5875/8+:2008/12/23(火) 09:49:17 ID:CpUYWxk/
「室長…」

黄泉の後ろにいる桐が菖蒲を見つめる。その瞳はいつもと変わらず、
貴女もこっちに来てくださいと訴えている様にも見えた。
よく分からず訝しむ黄泉の前で、次第に自虐的な笑いに変わってゆく。

「ふ…ふふ…あは…は…」
「…大丈夫…?ほら、しっかり…」

狂い始めた菖蒲を黄泉は優しく抱き締めた。菖蒲は笑いながらも涙を流している。
黄泉は状況をよく理解出来なかったが、慰めることには慣れている。
彼女は今も自分を慕ってくれているのか、不意に思う。
意識の底で、自分でも気付かない程の小さな疑問に胸がもどかしくなる。

「よく分かんないけど…気をしっかり。ほら、深呼吸して」
「うん…ありがとう…ありがとう…黄泉ちゃん…」

落ち着いてきた菖蒲を宥めながら黄泉は優しく追い討ちをかける。
それは辛辣な言葉ではあるが、優しく語ることで脳を痺れさせ、
傷だらけになった菖蒲の心に深く深く染み渡ってゆく。

「駄目よ、自分を失くしちゃ…壊れたモノに愛情は抱けないもの…
壊れていない、綺麗な心で私に服従することに意味があるんだもの…」
「ありがとう…黄泉ちゃん…」

菖蒲は黄泉に以前と同じ、いや、それ以上により大きな忠誠心を見せる。
黄泉の腕の中で目一杯甘え、服従する。しっかりとした瞳で目の前の存在を敬う。
桐がそこに近づき、菖蒲に祝福のキスをする。

「室長…」
「桐ちゃん…ありがとう…」
「お互いハッピーエンドみたいで良かったわー。やっぱりこうでなきゃね」
5886/8+:2008/12/23(火) 09:49:57 ID:CpUYWxk/
菖蒲は黄泉の腕の中でベッタリと甘えていた。
頭を撫でられると動くのを止め、ポーッと惚けた顔でされるがままになる。
黄泉をじっと見上げ、口を開き舌を出す。はっはっという息遣いに合わせて舌が前後に揺れる。

「キスして欲しいの?」
「うん…黄泉ちゃん…キスしてぇ…」

哀願する菖蒲に応え、黄泉はキスをし舌を絡ませる。
キチンと堕ちてから、初めての口付け。夢中になって荒い息で舌を動かす。
と、黄泉が後ろに立つ桐に気付き唇を離す。菖蒲は勿論のこと、黄泉も名残惜しそうだった。
散らばっていた鋼線を手に持った桐が、腰を下ろしている黄泉に言う。

「えっと…わ、私を…何処でも良いので…縛って貰えませんか…?」
「…は?」
「その…私は貴女に服従しました。だから、その証と言うか…
何て言うか…自分のモノには名前を書く…みたいな…」
「…それは貴女がそういうことをして欲しいだけじゃないの…?」
「…っ……はい…」

呆気なく認める桐の顔は恥じらいと期待で一杯だった。
その物欲しげな顔でモジモジとしている桐の顔が歪むのも見たかったが、黄泉は鋼線を手に取った。
やり取りを聞いているのかいないのか、菖蒲は黄泉の太股に顔を埋めたまま動かない。

「そうね…何処にしようかしら…ここが良いわね…」
「ぅっ?ひぁ!そっ…そこ…ぁぁぁん!」

黄泉はプックリと赤く充血した桐の陰核に鋼線を縛り付ける。
ピンと張った快感の塊に絶え間ない刺激が襲う。

「あぁぁ…きゃふ!んっ、んんっ!ひぃ…!」
「しっかりくくっておかないとねー。何処にも行けない様に。…私の前からいなくならない様に」

その黄泉の言葉にこもったモノに、本人だけでなく菖蒲も気付く。
桐の縛られたいという提案は、Mっ気に満ちた実に彼女らしいモノだった。
だが黄泉がそれを受け入れた理由は他にもある。
自分を置いて消えてしまわないか、一緒にいようねと言ってくれた約束が反古にならないか。
愛する者が離れてしまう恐怖が、束縛というズレた解決法へと黄泉を導いた。
5897/8+:2008/12/23(火) 09:50:47 ID:CpUYWxk/
「…さて、こんなもんかしらね。…これでもう、逃げられないわね」

感傷的な気持ちになりながら、黄泉は握った鋼線を上下に振る。
波が伝わり、桐の秘部へジワリと振動を与える。
小さな快感に震える桐を見て、黄泉は思い切り鋼線を引っ張る。

「うっ!?あぁぁぁぁ!んぅぅっ!ひぁぁ!」

前へ引っ張られ足が出るも、一瞬で達してしまったせいで体制を崩してしまう。
それを黄泉が抱いて防ぐ。腕の中で余韻に浸る桐を待ってから耳元で聞く。

「…どうだった?」
「凄く…気持ち良かったです…」
「そう。それは良かった」
「支えてくれたことも…ありがとうございます…今、凄く幸せです…」

そう言い抱き締め返してくれる桐に、黄泉は少し目頭が熱くなる。

「さて…貴女にもしてあげるわね。凄い気持ち良いんだって。離れられなくなっちゃうかも?」
「黄泉ちゃん…」
「…?」

膝を着き、鋼線を結びながら語りかける黄泉の言葉に隠された感情を、菖蒲は知って胸が痛くなる。

「こんなことしなくても…私たちは黄泉ちゃんとずっと一緒にいるわよ?
離れたくないもの…だからそんなに…」
「…流石は室長ね…ありがとう…でも…」
5908/8+:2008/12/23(火) 09:51:32 ID:CpUYWxk/
菖蒲はあえて服従したから、命令だから、といった言葉を口にしなかった。
黄泉が抱えてるトラウマを少しでも聞いて、消してあげたかった。
黄泉は少し微笑み、直ぐに下向いて作業を続ける。その瞳が濡れていたのに菖蒲も気付いていた。

「…でも…やっぱり怖いから…言葉だけじゃ、もう信じられない…」
「黄泉ちゃん…」
「形として欲しいのよ。いつまでも一緒にいてくれるっていう、証が…」
「…私たちは何をすれば良いかしら…?ほら…桐ちゃんもこっち来て」

顔をあげた黄泉の前には同じ目線の2人がいた。
情けない顔を見られまいと黄泉は直ぐに立ち上がる。

「じゃあ…まずはこの傷をまた舐めて貰おうかな。あ、あと右足もお願い。
このMっ子がした御不浄が靴下にも沁みて冷たいのよ。
その後は…そうね…私を好きに抱いて。…貴女たちの想いを、形で知りたいの」
「黄泉ちゃん…」
「駄目かな」
「何を言ってるの。良いに決まってるじゃない。黄泉ちゃんのためなら何でもするわ。
勿論、愛を込めて」

そう笑いながら言い、菖蒲は黄泉にすりより口を傷に近付ける。
土下座をする様な格好で桐も無言で靴下に吸い付き、自らの排泄物を吸い上げていく。
献身的な2人を見て、黄泉は抑えきれなかった負の感情が和らいでいくのを確かに感じていた。
591名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 09:52:48 ID:CpUYWxk/
以上です。黄泉が少し弱くなりましたね。矛盾があったらすいません。
3人とも、特に黄泉についてを掘り下げることが出来たので良い後付になったかなと。
何にしても2人を生かしておいてくれたっぽいんで良かったです。早く観たい…
生存記念でないとは書きましたが、優しくなった黄泉については少なからず影響を受けたと思います。
とりあえず、今の自分の気持ちは5/8+の黄泉の最後の言葉でしょうか。
592名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 10:22:16 ID:pUKIpvVm
朝からご馳走様です。GJ!
どこか優しい黄泉ちゃんも素敵
593名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 11:35:49 ID:/bNr8msO
早めのサンタさんがまたやってきた

http://srea.jp/image/resize/5f9ca804af47e1c7109f245bf42e0dee.jpg
594名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 12:23:37 ID:SpEMvIYP
優しい暴君黄泉'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

しかしバトルでは黄泉の圧勝でもベッドではただの素人
2人で切磋琢磨してきたペアのレズテクに耐えられるのか
そして挑山ジロウの名言「気の強い女ほどアナルが弱い」は
黄泉にも当てはまるのか? (;´Д`)ハァハァ
595名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 12:53:39 ID:0wfXSSRF
>>577>>591
どちらも良かったです。GJ
596名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 12:53:42 ID:MCo0+QaY
SS、お二方ともGJです!!!
少し早いクリスマスプレゼントをありがとう!
597名無しさん@秘密の花園:2008/12/23(火) 20:43:06 ID:/bNr8msO
598名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 00:07:19 ID:3vhfAvI3
室長はおねえちゃんというよりもお母さんだよな
ドS黄泉ちゃんに嬲られた記憶がフラッシュバックして桐ちゃんが室長の
布団に潜り込んでぎゅっとしがみついたりとかいいよね
599名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 00:15:36 ID:nMinv8Iw
震えてる桐ちゃんを室長が優しく包みこんであげるんだよね。
優しくちゅっちゅして落ち着かせてあげるに違いない。
600名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 00:21:59 ID:YVMYnXnR
そんな室長も悪夢にうなされる夜は、
桐ちゃんが膝枕してやさしくいい子いい子してあげます。










起こしてやれあげてくだしあ
601名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 07:19:55 ID:JVRNMWBA
>>583の黄泉は神楽と対決に行くんだろうか

い:「新しいご主人様が増えたわよ〜」「よろしくポッキー!」
ろ:「ペット仲間が増えたわよ〜」「な、なんでもするからもう痛いのやめて…」
は:「菖蒲と桐ちゃんかわいいからもう他のことはどうでもいいわ」
に:「菖蒲お姉さまぁ、もっとしてぇ」「黄泉ちゃんたらすっかりお尻が気に入ったのね」
「室長、私のお尻も…(´・ω・`)」「がまんして、世界を守るためなのよ(;´Д`)ハァハァ」
ほ:「室長〜、ご主人様帰ってこないよぉ、こんなのやだよお」「桐ちゃんしっかりして!」
602名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 09:25:14 ID:ZaV1FlCQ
ここに来て室長と桐ちゃんのキャラソン発売
603名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 14:23:39 ID:/tK7OaA1
最終話観ましたー。桐ちゃん…岩端さん達と会った時の双方の反応も見たかったなあ。
剣ちゃんは別に構わなかったんですが、消化不良な感じの終わり方でしたね。
>>601 行ったら殺されてしまうんでずっと3人で>>594の様に慰めあってるってことで…
死んでしまったんで、せめてここだけでも幸せなままでいて欲しいから…
604名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 15:38:54 ID:vIIA4KkA
黄泉が神楽に勝ってしまうアナザーでもいいのでは(;´Д`)ハァハァ
「私があなたを一生守ってあげるには、私の奴隷になってもらうしかないの…」


殺生石のせいで処女膜が再生し、Hのたびにいちいち痛くて面倒なので
しだいにアナルメインになっていく黄泉様
605名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 18:07:19 ID://LCDAKo
>>599
想像したらなんかめっちゃ癒された
606名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 20:52:50 ID:nMinv8Iw
>>605
賛同してもらえて嬉しいw
個人的にはこんなイメージ。


「怖いよ・・・もう痛いのやだっ・・・!」
「桐ちゃん、大丈夫よ。大丈夫・・・」
「ふぇ・・・ぅ、くっ、菖蒲お姉ちゃんが死んじゃうのやだぁっ・・・」
「私はちゃんとここにいるから。ね?ずっと桐ちゃんと一緒よ。何も怖がる事なんてないわ」
「ほんとに?」
「ほんとよ。ずっと一緒」
「・・・でも・・・、眠るの怖い・・・」
「じゃあ桐ちゃん、怖い夢を見なくなるおまじないしてあげる」
「おまじない?」
「そう、おまじない。目をつぶって」
「んっ・・・・・・」
「・・・・・・これでもう大丈夫よ」
「・・・菖蒲お姉ちゃん」
「なぁに?」
「今のもう一回して?」
「良いわよ・・・、何回でもしてあげる・・・」
607名無しさん@秘密の花園:2008/12/24(水) 20:55:57 ID:m3GPvCv9
すばらしい
608名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 00:01:50 ID:gjtSUqkF
>>606
GJ!軽く砂糖吐いたw
優しい室長とか素敵過ぎます!
609名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 17:48:09 ID:Bit9PCPj
幼児化桐ちゃんの「菖蒲お姉ちゃん好き好き大好き」攻撃に、
室長の理性はいつまで持つかな?
610名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 18:16:35 ID:kU+lvU56
ネタばれスレにエースの情報キタw

> 夢のなかには、やっちんやミク。室長や桐ちゃんも
> 今回の話の8割は夢で、神楽と黄泉の心温まるストーリー。紀ちゃんと黄泉は本当に神楽を大切にしていたことがわかる。
>
> 目を覚ました神楽は、泉に抱きつく。「黄泉お姉ちゃん!!」 勘違いで抱きつかれて喜ぶ泉!!
> (どうして私はこんなに大切な人を忘れていたんだろう。黄泉はいつも私のことを大切に想っていてくれた・・・)
> 「黄泉ぃ黄泉ぃ〜」泣きじゃくって抱きつく神楽。そのとき泉の表情に変化が・・・

これって狙ってぶつけてきたのかねえ
611名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 18:33:29 ID:37Zg98NC
狙いまくりだな
612名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 18:34:44 ID:YafM31S2
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613名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 18:37:41 ID:ZbWbFpk2
一番大事な人に気づいた神楽ちゃん
614名無しさん@秘密の花園:2008/12/25(木) 19:11:48 ID:kBjsZwUo
おおこれで晴れて両想いになるのか!?
さあそのまま神楽を襲ってしまうんだ今なら完璧に落ちる
615名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 10:39:06 ID:ZRdnD4kd
黄泉の振りをして神楽をいいなりにする泉。
進むヤンデレ化。
616名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 15:03:15 ID:df/LMSmq
↑原作うんち
617名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 18:10:13 ID:DInj5UPy
618名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 19:35:38 ID:uWAGuWKA
>>617
冥姉かわええw
619名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:09:17 ID:NTgq/J08
神楽黄泉で書いた。

神楽が自室にこもってゲームを始めた。最近私に勝とうと頑張っているので、しばらくはでてこないはず。
私は携帯を操作し一番お気に入りの神楽画像をだした。そして左手をショーツの中に忍ばせた。
「ぁ…神楽ぁ…」
今日、おふざけの流れで、神楽を押し倒してしまった時、神楽がバタつかせた脚が私のにあたりドキッとしてしまった。
最近はこんなことがあるたびにしてしまう。きっと神楽はいたずら程度しか思っててないから、悪いことをしてるのはわかってるけど…
「くっ……」
私がいきそうになっていた時だった。
「黄泉ぃープレステのコントローラーかし…」
神楽の表情が固まった。私は携帯をすぐ閉じて弁解した。
「かっ神楽!違うの!これ、あの!」
「黄泉……」
「……」
つらい間が続いた。明らかに神楽は私を軽蔑しているようだった。自分でも恥ずかしい。最悪だ…。
「普段から、こんなことしてるの…」
「うっ…うん」
「最低…」
冷たい目で神楽は私のけがれた左手を見つめた。恥ずかしい。お姉さん面してだけに本当に恥ずかしかった。
「でもみんなだって…きっと」
「だって私のこと考えてしてたじゃん…」
「それは…」
「冗談だけだと思ってたのに…最低っ」
「……ごめんなさい」
「黄泉ってそうなの?」
「神楽だけだよ…こんな気持…」
「それがイヤなの!」「うっ…」
「じゃあいっつもポッキーシェアするときとか、抱きつくときとかそんな風に私をみてたんだよね?」
「そうだよ…ごめんっ本当にごめんね神楽…」
「変態っ」
「ごめんっ許して、私、ただ、神楽のことが…」
「いいよ、黄泉♪」
「えっ…?」
「いじわるしてごめんねっ」
神楽は優しく私の頭をなでてくれた。
「かっ…神楽も私のこと…」
「もちろん、大好きだよ黄泉っ!」
「ぅぅ…バカ神楽っ!ひどいよお…」
「ふふ、いつっもいじわるされてるからお返しぃー」
「やっ…そんなとこ触らな」
「さっきの続き、していいよ黄泉」
「そんな!できないよ。」
「私が手伝ってあげても…?」
「いやっ…やめ」
「エッチな子には罰を与えないとぉ〜」
「やだ!許してぇ神楽あ」
「ふふふ、責められる黄泉もかわいいょぉ」
「やだ…あっん…いつもっちがっ…」
620名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:14:27 ID:NTgq/J08
「今日は私がお姉さんだよ黄泉♪」
「ぅぅ…神楽ぁ」
「ほら、神楽お姉ちゃんでしょ?」
「かっ…かぐらおねえちゃん…」
「よくいえました〜よみぃ」
「ぅぅバカにしてぇ…ひどいょ…」
「だって黄泉をかわいがりたいんだもんっ」
神楽のういういしい愛撫を受けるうちに何だかとても暖かい気持ちになった。
思えば私はいつも大人っぽく振る舞い、甘えベタだったかもしれない…
今まで散々お姉さんぶってきた年下の神楽にこんなことゆうのは本当は恥ずかしかったけど、神楽ならうけとめてくれるって気がしたから。
「か、かぐらおねえちゃん…」
「ん?」
「たまに…たまには、私…おねえちゃんの妹になっていいかな…?」
「いいよ、よみぃ」
神楽はちっちゃい体でを私を強く抱きしめてくれた。
「ありがと…神楽お姉ちゃん」

終わり
621名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:34:16 ID:bsYd5hjx
実に良い
622名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:36:57 ID:0h3dMPXF
神楽×黄泉GJ!
623名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:37:45 ID:7ravLKdG
GJ!GJ!GJ!GJ!GJ!
攻める神楽最高!!
黄泉ちゃん可愛い!!
624名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 22:55:51 ID:NTgq/J08
ありがとう!
個人的に弱い黄泉、いじめられる黄泉が好き
625名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 23:02:03 ID:yqb+a88P
この黄泉はそのうちマゾ気質を開花させるんですね、わかります
626名無しさん@秘密の花園:2008/12/26(金) 23:17:10 ID:cODN2bD/
GJ!
受けな黄泉のいいものだ
627名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/27(土) 12:48:45 ID:AwGdlcK6
冥ちゃんでちょっとかいてみた

とうとう私は諌山の家に越してくることができた。生意気な神楽も追い出し、やっと黄泉との生活が始まったのだ。
私は黄泉を下女のように扱ってやった。私を裏切った罰だ。
本家のものとして気高く育った彼女が私にへつらうのは愉快だった。
しかしやりなれていた家事をこなす必要がなくなると、どうも手持ち無沙汰になる。
動かずにいたせいで、体もうずくようになってしまった…。
知識はあったが、忙しくてする間もなかったこと…。
私は服の上から自分の秘所を手でだいてみた。
「……っ…」
声にならない声が漏れ不思議な充実感がえられるのを感じた。
はしたないとは思いつつ、私は快楽に負けて、手を忍ばせた。
心地よさを反芻するために閉じた瞼、その裏に私が描いたのはやはり黄泉だった…
私はこんなにも黄泉が好きなのか…
すでに恨みに変わったと思っていた切ない気持ちが蘇ってきた。
黄泉…黄泉…
たしかに私は黄泉を手にいれている、彼女を貶め、大切なものも奪ってやった。
しかし私は…結局私が黄泉に愛されることはありえなかった。
黄泉…ごめんなさい…
こうして自ら慰めるしかないのが私に与えられた罰なのか
差し入れた指で私は強く秘所を戒めた。

終わり

628名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/27(土) 13:01:50 ID:s9Wu3sL/
冥姉さんもっと素直になればいいのに…GJ!
629名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/27(土) 17:18:45 ID:Z0tp22YF
桐ちゃんの中の人の室長愛が素晴らしい@ブログ
630名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/27(土) 19:31:24 ID:In91w/ee
見てきたw
桐ちゃんは中の人まで室長LOVEなんだなw
631名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/27(土) 22:17:39 ID:QPS61Tg3
ラジオでは水原が茅原にry
632天海:2008/12/28(日) 07:53:36 ID:avP7ZWbr
零の映像にブラッディ・マンデイの音楽をかけたら、かなり合ってしまって驚いた。
633:2008/12/28(日) 17:41:19 ID:avP7ZWbr
どろろの音楽もかなり合ったぜ。グ〜〜〜ドゥ
634名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/28(日) 18:37:54 ID:R1W2VTjS
>>633
室長が人間の身体を取り戻す物語か!?
635名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/28(日) 19:49:55 ID:5bkbR+8F
誰が見るんだそんな映画
俺しかいない気がしてならない
636名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/28(日) 21:53:40 ID:I0SbVMMD
桐ちゃんとの百合があるなら自分も見ます!
637名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/28(日) 23:31:29 ID:5f6hk9lM
このスレで百合アンソロジーつくれんじゃね?
638名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 05:40:20 ID:oGe+2Hrf
誰が読むんだそんなアンソロ
俺しかいない気がしてならない
639K:2008/12/29(月) 11:39:47 ID:XPMVPd9v
殺生石の葛藤によって光と闇に分かれた黄泉。闇黄泉は黄泉の体、内臓21箇所
腕・足・目・耳・声を奪い姿を消す。数日後黄泉は、創造神の力によって、仮の体を手に入れ
本当の体を取り戻すため腕に仕込んだ妖刀で、各地に散らばった肉体を捜し、
自分の闇と戦うため旅に出る。
640天海:2008/12/29(月) 11:48:55 ID:XPMVPd9v
私は、小説投稿(元ネタあり)掲示板のページで、喰霊ー零ー
のオリジナル小説を書いています。オリキャラに、諫山奈落の直系の息子
諫山弥勒が登場します。なぜ黄泉が獅子王を持つことになったのかが気になる
方は一度見に行ってください。誤字脱字もありますが・・・。初めは
アニメの10話からで、黄泉を助けるのを目的に書いてました。それも終わって
しまったので。そのまま原作に入る予定になっています。百合はありません。
641覇尾:2008/12/29(月) 12:13:24 ID:XPMVPd9v

これはもう一つの物語・・・

黄泉は、まだ寝たきりだけど、前よりも良くなった。今は、声が出せない黄泉の為に
私も一緒に黄泉と手話の練習をしている。また、黄泉には内緒だけど・・・口の動きだけで
言いたい事が分かる様になってきた。
今では家で看病している。

「よ〜みお姉ちゃ〜ん。ゲームしよ、ゲーム」今では前より明るくなった黄泉。
この前、青い蝶を連れた男の子が黄泉をそそのかそうとやってきた。
たまたま、私が、部屋に戻ったのが良かったけど。
それと、黄泉の事をかんがえてくれる人もいた。
その人は、世界でたった数例しか報告されてない難病と闘っていた。
本人は辛いはずなのに、自分の事よりも人の相談に乗ったりするのだ。

「黄泉ちゃんだっけ?俺となりの病室にいる者なんだけど。大変だったね。
俺この前トライアスロンに挑戦したんだけどさ、と言うより安静にしてた方が
いいんだけどね。・・・俺の病気治りそうにないいんだ。頭蓋骨が溶ける病気で、
しかも右目はもう見えないんだ。だから医者に頼んだんだ。俺の病気自体意味分からないし、
治療法がないんだったらやってみたいんだって、それはダメだって言われた、
俺はこう言ったありえないモノとありえないモノ合わせたら何か起こるんじゃいか。
トライアスロンに挑戦したあと左目の視野が良くなったんだ。
だからさ君も何かみつけて合わせてごらんよ。今の状況より少しでも
良くなると思うよ」

そう、その一言が黄泉に勇気を与えてくれたんだ。
642名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 13:51:23 ID:7HQQ8Xgj
興味深いけど、百合なしならスレ違いになるんじゃないかな・・・。
あと一応sageよう。
643名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 19:42:07 ID:xnhC3mjY
>>640
叩くわけじゃないけどスレ違いだからお引き取りを
ごめんね
644名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 19:51:35 ID:hfUY2XsY
>>640
ここ百合スレだよ?
せめて主役女の子の話書いてから出直してこいw
645名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 19:53:22 ID:hfUY2XsY
あ、641もなw
646名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 20:49:10 ID:9QaN5u5o
マダラかと思った
647天海:2008/12/29(月) 21:01:37 ID:XPMVPd9v
すみません。
小説読んでくれる人がいないんです。感想さえも書いてくれる人がいないんです。
648名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:09:11 ID:7HQQ8Xgj
桐ちゃんって首輪似合いそうだよね。
649覇尾:2008/12/29(月) 21:16:51 ID:XPMVPd9v
一応、黄泉が自力でがんばる。話なんですけど・・・。
どうしても、黄泉が百合に復活させる一言が必要だったんです。
次書くときは、あまり動けない黄泉が暴走したりして。
650:2008/12/29(月) 21:20:16 ID:XPMVPd9v
黄泉にとって、百合は特効薬なのか!?
651名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:20:45 ID:CGKAKPGb
では期待しとく。
次からは先に簡単な説明をしてもらえると有難いです
652名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:21:30 ID:ZzxjJlp9
sageロヨー!バカー
653覇尾と蓮:2008/12/29(月) 21:21:45 ID:XPMVPd9v
兄弟2人そろって、喰霊バカです。
654名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:24:37 ID:ZzxjJlp9
黄泉「sageろって…言ったでしょ?」
655名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:25:57 ID:7HQQ8Xgj
とりあえずメール欄にsageって入れて。
もしくは半年ROMれ。
656名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 21:44:30 ID:XPMVPd9v
友達が最終回の泣けるシーンを、なんとも許せず事、ナルトのサスケとイタチ
の泣けるシーンをノートに書いていやがった。

想像してみて、黄泉が最期に神楽にやったことが、額こづいて「ごめんね。
神楽・・・これで、終わりだね・・・」笑顔の中倒れる黄泉。

それをそいつ1週間かけて、描いたらしい、でも絵がうまいことは言える。
657名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 22:03:10 ID:ZzxjJlp9
斬って傷つけて殺生石で治すのを繰り返す。
9話の黄泉見てそんなプレイありかなと思った。
攻める人限られるけど。
658名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 22:04:10 ID:XPMVPd9v
そういや、友達とかが闘いで死んだ時とかって。雨のシーンってよくあるな。
659名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/29(月) 23:04:57 ID:S+wQlL+B
http://minorhythm.jugem.jp/

リアル百合
660名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 21:37:13 ID:S8w0sJ16
黄泉・冥でかきました。

「黄泉、今晩も…してくださる?」
「はい、冥姉さん」
神楽と引き離されて、暮らすようになってしばらくして冥姉さんは私に思いを打ち明けてくれた。
私のことをずっと大切に思ってくれていたこと、引き離された時つらかったこと、そして再会したとき私と共にいた神楽に嫉妬したことまで
プライドの高い冥姉さんがここまで話してくれたことに私は感動した。
そして家督のこともなんどもなんども泣きながら謝ってくれた。
「ごめんなさい、黄泉ごめんなさい…」
整った顔に朱がさして、涙がつたうのを見て私の胸に眠っていた思いが蘇った。
「もういいんです。」
私はいった。
「私は冥姉さんを支えられるだけで十分ですから」
「黄泉…ありがとうぅぅぅ…」
泣き崩れる冥姉さんを私が抱きしめたあの時から、私たちは毎晩しあわせなときを過ごしている…


「今日も…よかったですよ…黄泉」
寝間着を律儀にただしながら冥姉さんがぼそぼそと誉めてくれた。
冥姉さんはとてもうぶな人で、恥じらうさまが本当にかわいらしい。
「そういってもらえるとうれしいですよ」
いとおしくなってまた抱きしめてしまう。
「や…黄泉」
「かわいい…冥姉さんってば」
「そっそんな…年若いあなたにそういわれるなんて…」
「関係ないですよ、冥姉さんはとてもチャーミングですよっ」
「ぅぅ…バカにしてますわね、黄泉!私が、私が何にも知らなかったからって!」
「怒った顔もかわいいですよ〜」
私はその端正な頬をあやすようになでてあげた。
「もうっ!……黄泉にはかないませんね」
「やだなあ、私の方がかなわないことだらけなのに〜。イヤミですか〜?いじわるぅ仕返しだっ!」
「きゃっ…やめて!黄泉ぃ」


じゃれ疲れて明かりを落とし添い寝していると、冥姉さんがそっとじゃれ疲れて明かりを落とし添い寝していると、冥姉さんがそっと私の手を握った
「聞きたいことがあるのです…黄泉」
「ん〜何ですか」
「実は、その、神楽さんのことで」
「神楽…ですか…」
661名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 21:41:35 ID:S8w0sJ16
「黄泉はやはり…好いていましたわよね…」
しゅんとして目を伏せる彼女に嘘はつけない。私もちゃんと神楽に対する思いを打ち明けた。
本心をいえば神楽が好きだったこと、
だけどまだ若く、つらい思いをしたばかり彼女の心をかきみだしたくはなかったこと、
思いは忍んで、見守ろうと決めていたことを
冥姉さんはそれでもまだ悲しそうだった。
「わたくし…卑怯でした…神楽さんとあなたを無理に」
「もう気にしないでください、自分をせめないで…」
「わたくしはあなたにもっと責められるべきです」
「どうして?」
「どうしてって…」
「私は冥姉さんだけを愛してるのに、どうして?」
「どうして?」
「どうしてって…」
「私は冥姉さんだけを愛してるのに、どうして?」
「本当に…本当にわたくしだけを愛してくれますか、黄泉」
「はい。冥姉さん。」
「ありがとう…黄泉…んっ…」
はじめて冥姉さんの方から唇を重ねてくれた。小刻みに震えるそれを私は甘くはんだ。
それに答えるように私の体がゆっくりと包みこまれてゆく。
「いけません…姉さん…明日にさわります」
「寝かせません、大切な夜になりました。」
私はゆっくりと目をとじ身を彼女にあずけた。
662名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 21:50:22 ID:S8w0sJ16
あ、終わりです。

DVD見て改めて四課いいなあっておもった。
ナツキとマミでだれか…
663名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 21:51:52 ID:XGZi/bid
DVDのACじゃ製作陣ももったいないいってたしなw
664名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 23:12:18 ID:XGZi/bid
ラジオが意外と百合百合しててびっくりだぜ
665名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 23:22:52 ID:9Ozzuzn9
>>664
どの回?毎回百合ん百合んしてるのか(>д<)
1回目聞いたけど普通やってそれ以来聞いてない…
666名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 23:34:57 ID:r9JvEKv9
前回、みのりんが水原に一緒に鍋パーティしようって言ってしばらくキマシタワ状態
今回、水原が黄泉と似ているところはどこかと聞かれて、黄泉が神楽を思うように、自分もみのりんを思ってました! と百合ーむアピール
別に毎回百合百合ってわけじゃないけどたまにニヤニヤする
667名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/30(火) 23:45:17 ID:XGZi/bid
今回は水原が茅原に愛しくて愛しくて…とかいったり今日も薫に指輪もらっちゃったーとか茅原が言ってたらおそろいだぜみたいなことを水原がいってたりね
百合百合っていうか>>666もいってる通りニヤニヤって感じか
668名無しさん@ローカルルール変更議論中:2008/12/31(水) 02:21:31 ID:myhUAgDn
多分、鍋パーティについての回と同じだったと思うけど
黄泉の声で「神楽こっちを見なさい」的なセリフはドキッとしたw
669名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 00:27:40 ID:g0TNuMmW
あけまして、おめでとう。

今から、2008年を振り返って、録画した(喰霊ー零ー)を全話6時間掛けて
見ようと思います。
そして、日の出を迎える。(雪が降るって言ってるけど・・・)
670名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 01:20:08 ID:1ZU6lxNN
今年もよろしく

ニコ動でラジオ9回まで聴いた
水原さんフリーダムw
671名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 03:38:46 ID:IObEZkTp
誰か室長×桐ちゃん本作ってあげて下さいw
ttp://yaplog.jp/tsuchiyamaki/archive/2507#BlogEntryExtend
672名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 04:49:25 ID:wATJOYM8
殺生石って赤いローターっぽいよね
673名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 05:11:15 ID:YtgzBjIU
>>671
>超、もっきもきする〜〜〜(>△<)ノ=3 バンバン

ここ読むとフタナリ桐ちゃんを想像してしまう魁!とろろ塾世代
674名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 05:32:56 ID:sL5OWDZ2
>>673
「ぅあ・・・っ、も、ダメです・・・菖蒲さんっ・・・!」
「あら、桐ちゃんもう出ちゃいそうなの?もう少し我慢しなきゃ・・・」
「・・・っ、ごめんなさ・・・あっ!あっ、あ、や、出る、出ちゃ・・・んんっ・・・!!」
「んっ・・・・・・。桐ちゃん、凄い量ね・・・。私のお口そんなに気持ち良かった?」

って事ですかね。
675名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 06:26:31 ID:YtgzBjIU
>>674
桐ちゃんがベッドの上なのかデスクにねそべっているのか
車椅子の肘掛けに膝立ちしてガッタガタいわせながらなのか気になってもっきもきします><
676名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 09:20:42 ID:g0TNuMmW
全話いっきに見て、最終回、一話見たのと、全話見たのじゃあ、小雨とゲリラ豪雨
くらい比べられるほど泣いた、現在目が充血、腫れています。
677名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 10:58:54 ID:aC3Ujprs
>>671
中の人ほんと入れ込んでるよなw
678名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/01(木) 20:10:15 ID:BrUOD68S
ニコにあがってるネットラジオで
水原がコンビニの店員の少女に男と間違われて告られた話をしてて
 キ マ シ タ ワ ━(゚∀゚)━!!!!!
ってオモタ
679名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/02(金) 08:55:34 ID:xtJBc+6j
マジかよw
680名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/02(金) 16:16:18 ID:P155KKLq
喰霊ラジオ?
681名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/02(金) 17:17:24 ID:muKwuLhJ
ラジオもチェックが必要だな
682名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/02(金) 19:54:44 ID:QXfGoJWM
超自然災害ラジオ対策室11回にそんな話あったっけ。
683名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/02(金) 20:02:10 ID:NwELRd1t
萌え萌え2次ラジオの13回
ストパンをもっと駄目にした感じのゲームのラジオ
システムソフトも大戦略とかティルナノーグとかの頃は好きだったんだけど
684名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 11:58:33 ID:gilhPNBK
ラジオお茶の音たて過ぎ・・・

685名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 12:02:12 ID:gilhPNBK
喰霊ー零ーのゲームがもし出たとしたら、あなたはどうしますか?
分岐オリジナルシナリオがあったらあんな悲劇は・・・

私は、出たら買いたいです。
686名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 13:34:56 ID:ozBX5dow
>>685
漫画・アニメが原作のゲームは
嫌な思い出が多すぎるからな〜
687名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 13:39:19 ID:K0TxPqIM
俺も出たら買うな。正史がいわゆるバッドエンドだったんで、怖いものは無い
688名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 20:33:15 ID:e5yfD4Xd
>>685
主人公が剣ちゃんとかじゃなければ買うな
神楽か黄泉か冥姉さんなら…
689名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 20:51:19 ID:IVMA+HPf
喰霊ー零ーのゲームだったら黄泉が主人公じゃなくっちゃなあ。
2本柱で神楽サイドストーリーもあったら尚良し。
エヴァの育成なんたらみたいに、ノーマル分岐も百合分岐もありみたいな。
690名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/03(土) 23:14:47 ID:yITD+JH6
>>685
コードギアスの「ロストカラーズ」みたいに原作と上手くリンクするならやってみたいが。
691http://p92bda0.tokynt01.ap.so-net.ne.jp.2ch.net/:2009/01/04(日) 04:04:02 ID:Lc6NUffw
guest guest
692名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 09:27:05 ID:aw10XZ/y
冥姉さんが黄泉を手に入れるために…

http://blog-imgs-24.fc2.com/i/c/h/ichigotsumi1523/up7400.jpg
693名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 09:42:50 ID:wPXklShU
本当にこんなお姉ちゃんだったら最高だったのにな
694名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 11:38:06 ID:diErOHrx
>>692
こwwwれwwはwww
一番下のコマの二人の表情が面白すぎるwwww

しかしこれだと神楽→黄泉が微妙なことになりそうだが
695名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 15:04:37 ID:7vw+UrWI
>>692
冥姉…表情がイイ!
696名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 16:53:58 ID:nJlv9RHk
>>692
うめえwww腹いてえwwwww
697名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 17:10:32 ID:4vsxR07J
このスレの住人がいかに喰霊関連スレに目もくれず
一途に百合スレへの忠誠を貫いてるかがわかる流れですね
698名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 17:17:22 ID:2fy3YC+V
そうだな
699名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 17:43:28 ID:iMABWu5i
喰霊はやおいも百合も楽しめるアニメw
700名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 17:47:40 ID:OVWiRj6K
紀之は桜庭にくれてやるよ
701名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 17:57:31 ID:iMABWu5i
紀之と一騎は仲良くアナルダーツに勤しむのでした
702名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 20:40:24 ID:CtSI7z4Q
そして、百合は加速するのでした。
703名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 22:29:13 ID:o113hknQ
704名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/04(日) 23:19:16 ID:hN1wvMd3
黄泉ちゃんは神楽の嫁
705名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 00:01:58 ID:Ybm1po2C
>>704
逆だ。んで冥姉さんが黄泉の愛人。

ってか紀之と桜庭はどっちが受けなのか…桜庭の土下座攻めに一票
706名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 00:30:01 ID:Pqj24+9H
>紀之と桜庭はどっちが受け
軟弱なプレイに見かねた岩端さんが二人を調教するに一票
707名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 06:26:18 ID:I6j3fFk2
岩端さんにはナブーが…って百合スレでする話じゃないなw

悪霊になった強気黄泉が神楽と冥を屈服させて
ハーレム状態にするのも好き
708名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 11:32:26 ID:2sUzDimL
要介護黄泉ちゃんは神楽の嫁
709名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 12:57:44 ID:B4jyezjK
要介護黄泉ちゃんはみんなの嫁になれる素質がある
710名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 18:50:10 ID:iwHmZ0hz
やおいスレ立てて百合と両立させる事を考えたけど話題が乏しいからなあ。ガチの人いるけど。
711名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 19:29:17 ID:7ZqwsVyz
ガチホモとか、ネタとみなして爆笑するか嫌悪するかのどっちかしかない
712名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 19:57:46 ID:maDWAFDZ
桐ちゃんはホモ嫌いだってね。
713名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/05(月) 21:07:55 ID:XBMjUTIg
>>712
美紅とかは好きそう。別の意味で。あと神楽は腐道の素質ありそうだ。
714名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/06(火) 22:18:20 ID:zgbwAswo
今さらだが>>629は何日のブログ?
行ってみたけど見当たらなくて・・・。
715名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 00:12:01 ID:UxaLZjrv
多分12/27の「室長は…森の中で手に入りますか?」じゃないかな
716名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 03:51:13 ID:tfEkbgRD
俺には室長×桐ちゃんの良さはあんまり分かんないけど、黄泉を巡る神楽と冥姉さんの密度萌えは鼻血が出るほど好きだ。
717名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 13:15:42 ID:wOF+heV9
>>716
何だよ密度萌えってwww三つ巴の事かよwwwww
718名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 14:04:24 ID:dsn3yvJJ
桐ちゃんによる秘書業&完全介護や
退行して以降の相互に介護する関係の濃密さは密度萌えと呼ぶにふさわしい
719名無しさん@秘密の花園:2009/01/07(水) 14:47:44 ID:BHwk5jIi
室長も車椅子だから桐ちゃんの介護は難しそうだな
むしろ幼児退行化桐ちゃんに押し倒されてわやくちゃにされる室長とか
720名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 15:59:47 ID:2niLn2AI
>>716
密度萌え・・・。
黄泉の左腕には冥が腕を絡ませていて、
黄泉の右腕には神楽が抱き着いてるんですね。
721名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 19:28:55 ID:T1TDu/nY
ついでに黄泉の首に室長が手をまわして抱きつき
黄泉のスカートを桐ちゃんがちょこんと摘まむ高密度
722名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 20:14:48 ID:UxaLZjrv
黄泉「暑苦しい…」
723名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 20:30:17 ID:y2OyVy8Z
これはいい密度
724名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 21:38:19 ID:IAD94mcf
密度萌えwwwバカスwwwwww
725名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 21:42:39 ID:T+RJZ0dz
良い表現だな。少し借りるぞ…
726名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 21:55:15 ID:7M4xgx53
しかし寝るときの密度萌えと言ったらたまらん
727名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 22:18:49 ID:599Q+1eU
黄泉を真ん中にして【川】の字で寝るんだな
728名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 22:23:30 ID:T+RJZ0dz
神楽「黄泉お姉ちゃんの女ったらしっ!」
729名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 22:24:27 ID:d3XS6pY2
密度萌えだったら水の字だろ
730名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 22:32:38 ID:UxaLZjrv
丼の字で囲まれつつ真ん中で丸まって寝る黄泉
731名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 22:48:28 ID:6v9iGwYz
流れトン切ってすまん。
神宮寺室長×桐、投下します。9レス予定。
どっちが攻か、あまりはっきりしない感じの内容なので、
そういうものを好まない方はスルー願います。
732室長×桐 1/9:2009/01/07(水) 22:50:29 ID:6v9iGwYz

「室長が好きです」

桐の告白は、これ以上ない直球だった。配属されて間もない頃のことだ。
普段からなにを言う時も歯切れよく、的確に要点だけを述べ、訊くタイプの秘書だった。
そう出来るのは有能な証拠で、菖蒲はその無駄のない秘書ぶりをかっていた。
にしても、これはさすがに唐突すぎる。

驚いて菖蒲が目を瞬くと、桐は菖蒲よりも自分が驚いたというように目を瞬き、そして
困ったように眉根をかすかに下げた。
真っ直ぐに結ばれた唇が、一点に縫いとめられた目の奥が、自身の内の動揺にかすかに
揺らいでいる。
目を見つめ合わせると、視線をさまよわせそうになって必死で一点を見つめてくる。
菖蒲は有能な秘書の真正直で、不器用な一面がとてもいとおしく、抱きしめたくなった。
そして、桐の抱く気持ちがもし半端な気持ちなら、今のうちに目を覚ました方が良いとも思った。
この職場は戦場だ。生半可な気持ちでいられては、当人だけでなく、全員に迷惑がかかる。
ここに必要なのは、命を賭してもいいと思える覚悟のあるものだけだ。

手を伸ばして名を呼ぶと、桐が自分の前に跪いた。
その肩に両手を乗せて、優しく導く。桐はされるまま、菖蒲の腕に身を委ねた。
「桐ちゃん。私も好きよ。でも私の“好き”は、こういう意味」
彼女の頭を胸に抱き、菖蒲が柔らかい髪に唇を落とした。額にキスし、髪を撫でながら
唇で耳を軽く啄ばむ。頤に軽く音を立てながら唇を落とし、桐の唇へと辿り着いた。
菖蒲はそこに自身の唇を重ねる前に、ゆっくりと指先で彼女の柔らかい薄紅を撫でた。

「なんでも差し出せる覚悟がなければ、ここではやっていけないの」
「わかっています」
「私のこの身は退魔の為のもの。私と一緒にやっていくということは、あなたもそうやって、
全て投げ出すということよ。それでもいい?」
「はい」
「本当に?」

桐のあっさりした答えがおかしかった。
現場の緊張を、命を張っているという重さを理解しないまま、ただ売り言葉に買い言葉で
頷いた子供のようで、菖蒲は小さく笑った。
そんな菖蒲の反応に、桐が焦れたようにかすかに眉間を曇らせた。
桐が腕を菖蒲の腰に廻し、顎を上げる。
至近でかすかに潤ませた目を菖蒲と見合わせると、桐は自分から唇を重ねてきた。
柔らかい唇が触れ、濡れた舌が菖蒲の口内に侵入してくる。
跪いた姿勢で、猫が伸び上がって飼い主に甘えるように、桐が更に深く求めてくる。
絡めた舌のあたたかさに、菖蒲は身体の底がじんと痺れるのを感じる。
くちゅ…。
小さな水音が静かな室内に響いて、唇を離す。
はあ、とどちらのものともわからない溜め息が洩れて、桐が菖蒲の胸に顔を埋めた。
熱に潤んだ目で桐は見上げてくる。

「どうすれば、覚悟を認めてくださいますか」

まっすぐで。懸命で。桐がかわいくて仕方がなくなる。
でも、だからこそ私には、あなたはここにいられる人間に見えないの。
菖蒲は桐に当てられてあたたかい情動がゆっくりと湧き上がるのを感じながら、
酷い方法で桐を試そうとする自分に、内心で嫌悪を覚えた。

「そうね。手始めに、こんなのはどう?」
足の間に手を滑り込ませ、パンツスーツの上からそこをぐいと撫で上げた。
「……っ」
「ここ。自分で慰めて」
733室長×桐 2/9:2009/01/07(水) 22:51:09 ID:6v9iGwYz

桐の顔が羞恥で一気に紅潮した。
本当は別になんだってよかった。桐が苦痛に感じることをさせようと思っただけだ。
ただ、ここに配属の希望を出して、実際通るくらいだから、頭も体もそれなりの基礎があるはずだ。
そちらで無理を言っても、大概のことはこなしてくるだろう。
なら手っ取り早いのは、プライドにうったえること。
たまたま桐が菖蒲を好きだと言ったから、桐という人を見る為に、抵抗感を覚える
ハードルとして自慰を要求したまでだ。
これで、どういう反応をするか。どう切り返すか。

「できない?」
訊くと、桐が即座にいいえと短く答えた。驚いたような表情を拭い、立ち上がると
自身の股間へ指をしのばせる。
「せっかくだから、脱いでやってみましょうか」
にっこりと笑ってみせると、桐はもう感情を無表情の奥底に隠していた。
ベルトの冷たい金属の触れ合う音と、ファスナーの開くくぐもった響き。
スーツのボトムを足元に落とし、ストッキングを前屈みに脱ぐと、真っ白い肌と、
レースの下着がシャツの下にちらりと見えた。

「きれいな肌」
言うと、桐の動きが一瞬止まる。
「柔らかそうな太腿。掌で撫で上げてみて」
「……はい」

桐は言われるまま、掌を肌に這わせた。緊張しているのか、不慣れな手付きが、かえって
菖蒲の胸の底をひそりと揺らす。
二人の間で、官能がゆっくりと湧き上がる。

「下着、脱いで」
「はい」

桐はもう躊躇いなく、下着を足元に落とした。
現れた淡い繁みに、右手が恐る恐る侵入する。中指の先が遠慮げに、割れ目を前後に辿り始めた。
視線から逃れるように、桐が目を伏せる。自身の内側の快感の波に集中したいのだろう。こんな状況で、なんの躊躇もなく気持ちよくなっていける人間の方が稀だ。
菖蒲は少し煽ってみることにした。

「さっき、私を好きって言ったわね」
「……はい」
「私のこと考えてしたことはある?」

桐の表情が困惑に顰められる。それまできりっと閉ざされていた唇が、一瞬緩く綻び、また閉じた。
まるでこちらを誘っているようだ。菖蒲はわざと囁くように、呼気だけで呼んだ。
「桐ちゃん……」
ぴくんと反応した。

「私に触られてると思って、して」

桐が羞恥に小さく身震いした。

「敏感なあそこ、撫でてあげる。優しく、くすぐってあげる」
「…………っ」
「硬く尖ってきたわ。かわいい」
734室長×桐 3/9:2009/01/07(水) 22:52:20 ID:6v9iGwYz

菖蒲の指示に、桐は黙々と従って自分を慰め始めた。
躊躇いがちだった指使いから、徐々に物怖じが消えていく。
くちゅ……。
濡れた粘膜の音に、息を飲む音が重なった。

「ん……っ」
「もう濡らしてるの? 見られながら感じるなんて、いやらしい子」

菖蒲の声に、桐が堪えかねて甘い吐息を零した。
白い膝が、柔らかそうな太腿がゆっくりと擦り合わされ始める。
細い腰がゆらゆらと揺らめいて、シャツの裾が股間をちらちらと見え隠れさせた。
「は……」
もう菖蒲の声がなくとも、桐は自分で自分を追い上げていく。
縋るようにシャツを握っていた桐の左手が、シャツをたくし上げ胸のふくらみをきゅっと押さえる。
「……ぁ」
秘所を弄る指の動きが徐々に激しさをましていく。
それにつれて左手の胸を揉む動きが早く、強くなり、桐が呼吸を乱していく。

上気する肌。快楽に少しずつ酔って、色めいた表情。
菖蒲は自身の内にまで、桐の官能が迫って、身体が熱く火照り始めているのを覚えた。
(あ……)
桐は目を閉じている。時折酸素を求めて唇が小さく開き、誘うように動く。
身体がじんわりと疼く。
甘い波が奥底から湧き上がる。菖蒲は自身の身体をぎゅっと抱きしめた。

桐の指が裂け目の奥と、硬く主張し始めた突起とを同時に愛撫している。
くぐもった粘膜の立てる音が、まるで自身の底の濡れていく音のように思えてくる。
身体の奥が、確かに甘く潤んでいる。
菖蒲は小さく身動ぎ、静かに襲う快感に抗おうと試みるが、とうとう耐え切れず熱っぽい吐息を零した。

(はぁ……)
震える息をなぞるように、桐も艶めいた息を溢れさせる。
「ふ……ぁ」

桐の細い腰が快楽を求めて、小刻みに動き続ける。
快楽に翻弄される肉体は締まって、けれど女性的なはりを帯びて柔らかい線を描き、
肌はまるで誰にも汚されたことがないように白く美しい。
左手は下着を乱し、双丘は今にも露わに零れそうだ。
その桐の乱れていく姿に重なる、いやらしい水音。右手の指先が奥に差し込まれ、
入り口付近をくすぐる度、部屋には淫猥な音が立って、ますます二人の色を煽る。

(熱い……)
下腹部に滲むもどかしさに、菖蒲は思わず掌で口を覆い、指先に唇を立てた。
嵐に弄ばれる細い木のように、桐の身体は頼りなく撓い、今にも倒れそうに揺さぶられている。
限界が近いのか、小さな子供のように桐が首を振った。
汗が浮いて、額際の髪が幾筋か乱れて張り付く。
菖蒲は自身の奥底の欲望を、委ねるように呟いた。

「胸、もっと強く……」
「…はい」
「音立てて……、擦って」
「は、い」
「もっと、奥……っ」
「は……い、……ぁっ、んっ」
735室長×桐 4/9:2009/01/07(水) 22:53:07 ID:6v9iGwYz

ぐちゅ……くちゅっ。
中をかき回す卑猥な音が、激しくなる喘ぎ声に掻き消えていく。
桐の身体ががくがくと震える。
菖蒲の中の快感も同調するように昂ぶっていく。
欲しい。もっと。もっと。もっと。
押し殺そうと声を堪える分だけ、意味をなさない吐息だけが、後から後から部屋の沈黙に
淫らな色を与えていく。

「あ…っく…、ん――っ」

抗えない快感が、突き上げてくる気配。
身体の底から頭の先まで貫く、電流にも似た刺激がやってくる。
「ん……、はっ、あ…、あぁ」
目を閉じてこれ以上の官能を堪えようとした菖蒲の耳に、その時、桐の唇が確かに呟いた。
「……つちょ……、しつ、ちょう……っ」
はっと目を上げると、桐が目をきつく閉じたまま、身体を前後に揺すりながら、
ぐっと奥へ指先を忍び込ませる。
ぬちゃりと秘裂の粘ついた音と共に、激しく中を擦り上げた瞬間。
「あ、あああ……っ」
一際高く声を跳ね上げて、桐は達した。



体勢がゆっくりと崩れ、桐が床に膝をつく。
身体を支えてついた右手が、室内の照明に濡れてぬらぬらと光っていた。
「……はぁ……。あ……」

あの肌に触れたい。
あの肌に触れられたい。
ぞわりと襲う欲望に、菖蒲は無意識に小さく身震いを起こす。

「……室長。次はどうすればよろしいでしょうか」
乱れた呼吸を抑えて、桐が一語一語確かめるように言う。
「室長の望むように、なんでも言いつけてください。お役に立たせてください」
「桐ちゃん……」
「好きです、室長」
菖蒲は半ば車椅子から落ちかかるように、桐を抱きしめた。
乱れた息を重ねるようにキスをする。舌を絡ませ、桐の右手を口許に運んだ。
「ん……」
口内に指を頬張ると、桐は驚いて目を瞠り、手を引こうと慌てた。

「駄目です。室長……っ」
(どうして?)
目顔で訊くと、桐が困惑にこれ以上ないほど眉根を下げた。
もっと困った顔が見たくて、菖蒲は指一本一本をゆっくりと舌で覆うように舐める。

「駄目、です。汚い……」

菖蒲はやっと指から口を離し、首を振った。
「私の命令で、私の為にしてくれたことよ。どうして汚いの?」
「でも……」
「桐ちゃんはきれいよ。汚くなんかない」

また指を頬張り、舌で何度も丹念に舐めていく。
身体の疼きが治まらない。
この熱を誤魔化しきれずに、菖蒲は桐をもう一度近くでじっと見つめた。

「でも私と一緒にいたら、桐ちゃんもいずれ汚れるかもしれない」
736室長×桐 5/9:2009/01/07(水) 22:54:21 ID:6v9iGwYz

(こんなことで、あなたを試そうとした私は汚い)
(人を切って、この手を汚していくことにすら、最早なんの躊躇いもない)
(ここの誰よりも合理的に人を切り捨てられる、私が、一番汚い)
(それでも、あなたはまだ私を変わらず好きと言える?)

菖蒲が黙って桐を見ると、桐はゆっくりと一度、瞬きをして小首を傾げた。
「私も、というのは、室長が汚れているということですか」
こんな時にも真っ直ぐに訊ける桐が眩しく思える。菖蒲はどちらとも答えず、訊き返した。
「だとしたら?」
「好きだと言った気持ちに変わりはありません。室長がご自分を汚れているというのなら、
私は同じだけ、共に汚れていきます。室長のお役に立つ為なら、なんでもします」
桐の目元にはまだ色濃く快楽の影が熟んでいる。けれど口調はあくまで毅然としていた。

「室長の為に働いて汚れるなら、むしろ本望です」

菖蒲はまじまじと桐の目を見つめた。
特別な感情など浮かべないように見えた静かな瞳は、その奥に強い情熱と意思を湛えて、
きらりと光っていた。
『室長が好きです』
そういった桐の本気を、菖蒲はやっと理解した。
菖蒲は改めて桐を見、この特殊な仕事のことを思った。
真っ直ぐで、不器用で。桐は駆け引きなど、考えてみたこともないだろう。
この手の人間には、本来不似合いな仕事だ。
こんなに真正直で裏表のない人間に、果たして勤まるだろうか。

――生き残れるだろうか。

目を覚ますなら、引き返すなら今のうちだ。そう思っていた。今でもそう思う。
けれど、いつもならこの手の二者択一も即決できるのに、菖蒲は何故か逡巡した。
後になって思えば、桐を手放したくないという欲求が、あの時確かにあった。
けれど菖蒲は自分の中の感情を、適当に誤魔化したのだ。
この子一人くらい守れなくて対策室室長が務まるのか、と。
自負とも、過信とも言えるその感情は、独占欲と色欲に惑わされて菖蒲をの身内に満ちていった。
多分、踏み越えてはいけなかった一線。

「――一緒に、堕ちる?」

桐はクールな口調に、ごくかすかに明るい笑みを湛えて笑った。
「そのつもりです。信じられないなら、お好きなだけ試してください」

この言葉で、菖蒲と桐の運命は動き出した。
737室長×桐 6/9:2009/01/07(水) 22:55:00 ID:6v9iGwYz

床に押し倒して、深く口付ける。侵入した舌で歯裏を辿り、上顎を舌でくすぐる。
舌先で突付くようにすると、桐がおずおずと応えた。
軽い粘膜の触れ合う音を聴きながら、乱れた服を脱がせていく。

「ん……、ちゅ……」

呼吸が苦しくなった桐が小さく身じろぐ。唾液が溢れそうになるのを手でおさえる仕草が、
いかにもこうしたことに不慣れでいい。
桐の全身が露わになると、菖蒲はきめの細かい白い肌に目を奪われた。
柔らかい肌は、手指に吸い付くようだ。
桐の身体は火照って上気している。形のいい胸のふくらみが、目前に迫った快楽の兆しに
かすかに荒く波打っている。
菖蒲は頤を辿って、鎖骨から胸へと唇を滑らせた。

「ん……、……」
桐がなにか言いたげにもじもじと視線を揺らす。
「なぁに?」
「……室長の、髪が」
「髪?」
「くすぐったくて……」

顔を赤くして桐が照れた。
まるで子供みたいに初心な桐がかわいくて、菖蒲はいじめたくなる。
わざと首をふるふると振って、髪で肌をくすぐった。

「ぁ……っ」
「髪でそんなに感じるの? 桐ちゃん、感じやすいのね」

菖蒲はわざと触れるか触れないか、ごくかすかな触れ方で腕の付け根から胸の下、
谷間とゆっくりと指で円を描いた。
徐々にふくらみの中心へとのぼっていくが、突端の薄く色付いた先には触れない。
その周りを爪の先で弱く刺激する。
あちこちに舌を這わせ、反応を確かめながら、じっくりと桐をかわいがる。
桐は焦れたように、眉間を顰めた。菖蒲はやっと掬い上げるようにふくらみに掌全体で触れる。
「ふ……」
けれどやんわりとされる愛撫では、一度ほぐされている桐の身体には物足りないのだろう。
更なる刺激を求めて、桐の身体がねだるように揺らめいた。
欲情して、いつもきりっと結ばれた唇が、ゆっくりと開いていく。

「この程度の触れ方で、そんなに落ち着きなくなっちゃって」
「…………」
「いいわ。こうして欲しいのよね」
菖蒲が胸の花弁に吸い付いた途端、びくん、と桐の身体が跳ねた。
「ふっ、……ぁ」

桐のそれは、菖蒲の舌が触れると早くも半ば硬くしこっていた。
舌全体で丹念に舐るようにし、それから舌を尖らせてぐいとふくらみに沈ませる。
優しく吸い、唇で啄ばむようにくすぐり、唇が離れたそこへ息を吹きかける。
桐は片側に続けられる緩やかな愛撫に集中している。菖蒲はわざと柔らかく揉むだけだった
もう片方の尖端を、軽く引っかいた。
「んんっ!」
高い嬌声と共に、桐の背が弓なりに反った。
硬く尖って敏感になった乳首に、きっと電気のような快感が抜けたのだろう。
目は熱に潤み、桐がもう堪えきれないと訴えている。
738室長×桐 7/9:2009/01/07(水) 22:55:51 ID:6v9iGwYz

「室、長……」
下に指を忍ばせると、桐がかすかに足を開いた。
中からくちゅりと音が立つ。秘所は濡れそぼって蜜が溢れていた。

「洪水」
「や……」
「あら、いや?」
手を引こうとすると、桐がきゅっと足を閉じた。慌てて首を振る。
菖蒲はわざととぼけた。
「違うの?」
「違い…ます…」

消え入りそうな声に合わせて、菖蒲は指を中へと滑り込ませた。
中指はあたたかくぬめる膣壁に飲み込まれる。
桐が待ち焦がれていた快楽に淫らな声を上げた。

「はあぁ……んっ」

桐が首をのけぞらせた。顎のラインが、室内灯の光の下で輝いて見える。
桐の身体は、彼女の性質そのもののように無駄がなく、きれいに引き締まっている。
与えられる愛撫に感度よく応える様は、まるで手に馴染んだ武器のようで、菖蒲はもっと
反応を見たいと思う。
菖蒲は自身も服を脱ぎ、桐に覆い被さった。

濡れた桐の胸の先と、自分のそれをきゅっと合わせると、桐が下で身体を蠢かせ、
菖蒲の胸を刺激した。尖った乳首が触れて、思わず吐息を洩らす。
「ん…」
桐が唇を薄く開けてキスをねだる。
応じて口を重ね、舌と舌とを絡め合わせた。
「ん……、ふ」
桐はもう余裕がないのか、欲情した表情を隠すこともなく腰を何度も揺すり上げた。

「室長……」
「なぁに? もう抜いてほしい?」
「や……。……抜かないで、くださ…」
「そうよね。こんなに腰が揺れてるもの。指をもっと飲み込もうとしてる」

中で動かそうとしない菖蒲に焦れて、桐は身体を悶えさせている。
言うと、桐は泣きそうな顔になった。紅潮した頬。濡れた目尻が今にも溢れそうだ。

「気持ちいい?」
「…はい…」
「もう切なくて、たまらないんでしょ……?」
「は…い…」
「続きが欲しい?」
「欲しい…です…」
「ならどうして欲しいか、言ってみて」

限界まで膨れ上がった切なさが、桐の欲情を淫らに露わにしていく。

「……もっと、中……」
「はっきり言わなきゃわからないわ」
「……指で、…もっと奥まで、ぐちゃぐちゃにしてください……っ」
「よく言えました」
ご褒美に一気に指を増やし、奥まで突き込んだ。

「――はああぁ……っ」

桐の身体が硬直し、中がぎゅっと締まった。
739室長×桐 8/9:2009/01/07(水) 22:57:01 ID:6v9iGwYz

中を掻き分けるように指をばらばらに動かす。膣壁は濡れて指をのみ込むように柔らかい。
親指で充血しきった下の花芽を突付くと、桐の身体がびくびくと跳ねる。 

「あ…、はぁ…っ、室、長…っ」

桐が善がって身体を捩らせる度、身体を密着させた菖蒲の胸は弱く刺激される。
菖蒲は物足りず、開いた手で桐の手を胸に導いた。
「桐ちゃん…、私のここ、気持ちよくできる?」
桐はこくんと頷くと、両手で胸を揉みしだき始めた。
器用ではないが、強く弱く緩急を付けられると、敏感な胸の先は痛むほど立ち上がる。
硬く主張するそこばかり攻められ始めて、菖蒲は性急に上り詰め始めた。喘ぎ声が止まらなくなる。
菖蒲は桐の身体に花芽を押し付けるように、自身でも激しく身体を揺さぶった。

「ん…、はぁ…。あぁ…」
「あ…っ、あぁ…っ」

愛撫に身体が震え、桐の中に入れた指が思わぬ動きをしてしまう。桐は半ば意識が快楽に
溶けかけているのだろう。自ら腰を浮かし、意味をなさない言葉を上げている。
菖蒲は自身の昂ぶりに合わせて身体を揺すり、指の動きを早める。

「は…っ、はぁ…、あ、あ」
「桐、ちゃん…っ。いい…、もっと、きつく…っ」
「はぁ…、あ…、室、長…っ」

桐が内股をがくがくと痙攣させ始めた。
ぐちゅぐちゅという淫猥な水音は、ピッチを上げた二人の喘ぎ声に掻き消されていく。

「室、長…っ、もう…、もう…っ」
「桐ちゃん…っ」

意識が白く霞んでいく。菖蒲が桐の中をぎゅっと擦り上げ、敏感な芽を押し潰した。

「あ…っ、あああぁ――…っ!」

桐が達した瞬間、きつく乳首を捻り上げられ、菖蒲も絶頂を迎えた。


          *


740室長×桐 9/9:2009/01/07(水) 22:57:42 ID:6v9iGwYz

          *


「菖蒲お姉ちゃん!」

初めて呼ばれた時は、妙にくすぐったかった。
二階堂桐はいつだって単刀直入だった。一を聞いて十を知る、どちらかといえば寡黙な
彼女の気質を愛していた。だから、いとけない口調で「お姉ちゃん」と自分を呼ぶ桐に
戸惑ったのだ。
しかし、その戸惑いも随分遠くなった。あれから、もう二年。

「お姉ちゃん?」
彼女が小首を傾げて訊く。
「なんでもないわ」
笑って答えると、桐は安心したように抱きついてきた。

屈託のない笑顔。遠慮のない触れ合い。
二年前、桐が隠して決して見せなかったものばかりだと思っていたけれど。
多分、それは違う。

いつでもクールで、素っ気ない。確かに普段の桐はそんな風だった。
けれど、だからロボットのようだったわけではない。
照れ屋で、不器用で。そんな自分を隠そうと、冷ややかな顔を見せていただけだ。
今、どんなに幼い口調でも、遠回りしないストレートな物言いだけは以前と変わらない。照れ隠しの言動がなくなっただけだ。
気付いて、菖蒲は戸惑わなくなった。

あの時。――桐が自分を好きだと言った時。脳裏に浮かんだ逡巡を、菖蒲は繰り返し思い出す。
あの時もし桐を対策室から、自分から遠ざけていたら。
あるいは今頃、彼女はこんな風になっていなかったかもしれない。
彼女から多くの幸せを、記憶を、奪った。
運命を狂わせたのは、自分だ。
それでも、時間は戻らない。後悔してもやり直せないから。
菖蒲は、目の前の桐を受け止める。

「お姉ちゃん、大好き!」

自分の状況も理解できず、今でも自分にただ真っ直ぐな好意を向けてくれる。
こんな健気な桐を、どうして愛さずにいられるだろう。
気持ち良さそうに目を閉じる桐のぬくもりを腕に抱きしめながら、菖蒲はそっと囁いた。

「桐ちゃん。私も大好きよ」

髪を撫でながら、何度も。何度も。
どうか桐の未来が、安らかで、幸せでありますようにと願いながら。

741名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 23:09:09 ID:jIFSTtJ5
以上で、終わりです。
と、連投で怒られた為、携帯から挨拶です。

桐ちゃんがかわいくて、勢いで書いた。…反省している。
色々すいませんでした。
742名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 23:37:30 ID:fwoLsuVt
GJ!
743名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 23:49:19 ID:7M4xgx53
反省しないでどんどんやってくれw
桐ちゃんも室長も両方可愛かったGJ!!
744名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 23:55:49 ID:Un4oigU0
ところで、百合ームコロッケ買った人いる?
私は買おうとしたけど、どの店も当日完売で買う事ができませんでした。
なので今、注文して取り寄せてもらっています。店に届くのが楽しみ。

今、好きな曲は(Reincarnation)です。やっぱり最終回で使われたからかなぁ?
最終回では泣いてしまいました。本当は妹・弟を守りたくてワザと最期まで悪役
をやるキャラにはいつも泣かされます。(例 ナルトのうちはイタチなど)
兄弟愛・姉妹愛って良いものですね。
745名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 00:40:14 ID:6Bs2ZhIR
>>741
室長×桐超GJです!!!
めちゃくちゃ読みごたえあった!!!
746名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 00:55:24 ID:K8tBxZNf
>>741
GJでは生温い

ごちそうさまでした。
是非又お願いしたいです。
747名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 06:23:33 ID:o/mPruaW
>>741
超エロい&上手い。このエロさならプレーンテキストで1MB分ぐらい読みたい。

桐ちゃんの困り顔がフィーチャーされているところもたまらない
本編では5話のウソデートでしか見られないのを、室長の前であの顔っていう発想がエロ杉

室長の髪で感じちゃう桐ちゃんとか退行桐ちゃんの「いとけない口調」とか
いちいちエロくてたまらん。まさに密度萌え。
この話を桐ちゃん視点で書いたら「室長好き」が300回以上出て文章にならなそうw
でも案外桐ちゃんは鋭い観察眼で室長の欠点が常時20個ぐらい目についちゃうんだけど
それでも好きな気持ちが圧倒してて抑えきれないとかかもw

しかしここまで愛情たっぷりだと、室長が退行桐ちゃんにエロいことできなそうで困るw
いや、2年もあれば、室長に開発されまくった身体は、いっしょに入浴して
室長に普通に背中を流してもらうだけでも桐ちゃんから求めちゃうほど発情しちゃうにちがいない。
そんでつい体を重ねて最後までしてしまいちょっと罪悪感にかられる室長に
すっごいほがらかに「気持ちよかったね、またしようね!」と微笑みかける桐ちゃん'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
748名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 11:01:33 ID:fOXpyj4b
>>741
人間素晴らしい物を見た時は何も言葉が出なくなるもんだね、GJ!
日本語の美しさを再認識した
749名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 14:53:44 ID:anHmm6bI
今日やっと百合ームコロッケが店に届いたと言う電話だかかった。
さっそく買いに行こう〜っと。
750名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 17:53:40 ID:7guFZkaT
>>747
あなたの感想もGJだ
桐ちゃん…ハァハァ…(*´Д`)

>>749
分けてくれw
751名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 21:25:05 ID:MHSgSiig
>>744
黄泉はわざと悪役をやったわけじゃないだろ
そんな泣いた赤鬼みたいな話にしないで(>_<)
752名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 21:53:54 ID:ZrWGb4hk
>>751
えっ
神楽に対してはわざと悪役やったわけじゃないの?
753名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/08(木) 22:47:53 ID:RiBpXTJ3
神無月の巫女と間違えてないか?
754名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/09(金) 00:47:52 ID:yMZK25Ck
神無月好きな人は喰霊も好きだよね
755名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/09(金) 01:06:34 ID:EzotbVe+
まあどちらも、剣だし百合だし裏切るし転生するしで似てるしな
756名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/09(金) 18:17:04 ID:39sb7JTi
>>747
その素晴らしい妄想を是非形にしてくれw
757名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/09(金) 18:51:19 ID:RA0bLZ+Q
>>678
それ何回目のラジオですか?
758741:2009/01/09(金) 22:57:08 ID:LYigC+fN
感想くれた人ありがとう
勇気出して投下してよかった

というか今、>>747のおかげで、不謹慎かと思いつつも
退行桐ちゃんと室長萌えが止まらないよ
素晴らしい萌えをありがとう
747の投下はいつですか?w
759名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 09:10:58 ID:eHX266i8
760名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 12:52:48 ID:lc5tV4of
ニコニコの毎時見てたら見つけた
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5799427

甘くないけど切ない百合もたまには
761名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 13:39:35 ID:Sabk9ei6
百合とかホモって、
自分のまんこやチンコみて興奮できるの?
762名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 14:09:00 ID:CNNIEyer
>>760
上も作者が作成できるのか?w

「時が戻ったら」のリフレインの意味がゼーガと違って聞こえるな(´;ω;`)
763名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 14:19:37 ID:Hdyeqin4
黄泉と神楽のお風呂タイムに冥姉さんが乱入!三人一緒に湯船で密度萌えですよ。
764マンコルバチェフ・ユーリー(ロシア):2009/01/10(土) 16:43:20 ID:MzJZmjs+
>>761
なかなかの質問である。

・・・君・・・私はチンコが付いてる人間である。そして、まんこ大好きである。

チンコは己の見、まんこはなんと2こも見れるのである。

そう、常人はチンコ1に対しまんこ1であるが、私はまんこ2・・・誰が考えてもお得である。

大は小を兼ねる・・・・・・分かったかい?
765名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 21:30:49 ID:0z5r/Pmb
前から神楽に攻められ後ろから冥姉さんに攻められて身動きのできない黄泉…たまらん
766名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 23:21:59 ID:kcxjIg0E
こんなん思いついた・・・

原作から2年後・・・神楽はもういない。
世界を破滅まであと半日・・・剣輔は大きく成長し、対策室の仕事は彼一人で
こなしている。
世界の破滅を救う為、元凶の破壊神を倒すため冥界に向かい闘うが、さすがの
剣輔も一人では勝てない。
戦いの最中、突如光に包まれる剣輔・・・
気が付いたらそこは・・・4年前。
時は喰霊ー零ーの世界までタイムスリップしてしまう。
過去を変えれば世界は変わると言う空からの声を聞き未来を変えるために
神楽達を探す事にする・・・
だが、それは過去・・・仲間なんか一人もいない。
果たして剣輔は、未来を変え神楽を助け出せるのか?
黄泉も助け、神楽と黄泉の百合は永遠のものとなるのか?
それは、剣輔の手に委ねだれた。

・・・・って何考えてんだ!俺!!
(おいおい)
767名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/10(土) 23:35:05 ID:L5zbCqCb
>>766
タイムスリップに使うのは
マイケル師匠製爾叡狐デロリアンか?
768名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/11(日) 00:12:36 ID:Y+uqsRnS
原作のポゴーがお腹のポッケから出してくれるとみた
769名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/11(日) 23:31:57 ID:TxyDUD3O
http://sukima.vip2ch.com/up/sukima037077.jpg

この恋が成就したら原作全巻買って進ぜよう
770名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 00:56:00 ID:DfTih98T
黄泉ちゃん、記憶無くしたらすっかりガチになってw
771名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 01:12:13 ID:4dFvlpGQ
いや、元からガチだったんだけど
記憶なくして歯止めが利かなくなった、みたいなw
772名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 14:37:31 ID:7ln6r8b1
>>769
>>770
>>771
そもそも黄泉じゃないぞw
773名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 15:27:54 ID:k2xY0UGu
泉ちゃんは元々ノン気だったのだが今の状況は完全に黄泉の霊障w
774名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 16:52:40 ID:ESDelIN/
瀬川に百合が書けるとは思えないから余り期待してない
775名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 17:12:54 ID:V/c0XbbI
>>774
名無しの分際で…ッ!!
776名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 19:07:58 ID:MZNQkQpK
黄泉は完全にガチだからね。漫画の方でも剣ちゃんに神楽の周りをうろちょろ云々言ってるしな。
後、泉って黄泉に憑依されてんのかな?
777名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 19:41:46 ID:FUus9DTy
泉ちゃんの角オナニーはまだか?
778名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 19:46:58 ID:WT38zjhG
黄泉と"コト"を済ませた次の日にジゴロっぽい口調になる神楽が見たい。
779名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 20:35:59 ID:g/exiBtx
>>778
それどこの、ハル(ry
780名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 20:37:35 ID:WT38zjhG
>>779
ストライクパンティーズだろ
781名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/12(月) 23:45:55 ID:4dFvlpGQ
あれパンツじゃないから
782名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 00:47:22 ID:LcUCkpgV
ずぼんだからな
783名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 16:17:37 ID:WPfrszXC
>>779
ハル…ヒ?
784名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 17:22:54 ID:Y6U0ezx7
幼児退行化桐ちゃん(しかしテクは体が覚えている)が無邪気な責めで室長を
足腰立たなくするまでネチョるのはまだですか
785名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 17:26:58 ID:Bo8O2Qc+
>>783
>>779です。
ハルヒではなくハルカと書こうとしてました。
ストライクパンパーズの小説の…
変なとこで略してすみませんでした。
786名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 19:33:06 ID:UGI93wM4
>>784
節子、そりゃ腰が抜けたんやない、室長はもとから…
787名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 20:04:08 ID:8p5//AEQ
もとから桐ちゃんに骨抜きにされてるからな
788名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/13(火) 21:14:48 ID:UGI93wM4
めでたしめでたしw

現役時代もベッドじゃ骨抜きなのに職場では上司だったとかエロいw
夜は一方的にリードしてるのに、さんざんよがり泣かせた室長に
「桐ちゃんすっごく上手だったわ」と言われるだけで
顔真っ赤になっちゃう桐ちゃんというのもいいかもw
789名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/14(水) 22:40:24 ID:DFSNcSod
黄泉と神楽の二人がかりでとろとろにされる冥姉さんマダー?
790名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/17(土) 01:59:09 ID:o4NFl9TU
桐ちゃん下克上に萌え始めた。

最初は室長のリードに従順に従っているのだが
室長を好きすぎて、気持ち良い顔を沢山させたくて必死で
気が付いたら室長愛撫でイカせまくり。
涙の懇願に、優しく応じて抱きしめるもよし。
よがらせ倒して最後には室長を失神させるもよし。
百合はどちらが攻めても受けても良しで、萌えが広がりまくりだな
791名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/17(土) 09:44:37 ID:JsR2quF7
室長の性感帯を完全把握し、何度でもイカせられるようになった桐ちゃんだが
室長がイキすぎで気絶しちゃうと寂しいからと
ずっとオルガ直前をキープしつづけ、
「桐ちゃんゆるして」とヨがり泣く室長を一晩中生殺しにする桐ちゃん


しかしいいように弄ばれているかのような室長だが、
耳元で囁くだけで桐ちゃんを潮吹きアクメさせられる必殺スイートワードを
20通り以上胸の内に隠し持っているのだった…
792名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/17(土) 12:48:09 ID:/ihDzTUj
>>790
>>791

さぁ早くその妄想を文章にする作業に戻るんだ!!


お願いします。
793名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/20(火) 00:06:02 ID:PyDLnjrK
保守
794名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/20(火) 21:18:09 ID:oeiM2Dlh
また職人さんが来るといいな
795名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/20(火) 22:30:10 ID:wZnY5WJE
辛抱堪らなくなるくらいイカすネタを振ればノってきてくれるはず
職人のハートにヒットするまで百合妄想を垂れ流しつづけるんだ!
796名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/20(火) 22:33:18 ID:wZnY5WJE
Go To Heavenというサイトのサクリファイス・ミエというふたなりSSを
悪霊黄泉と神楽に置き換えて(;´Д`)ハァハァしてみた。
797名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/21(水) 22:11:17 ID:LIBjBGaI
あるSSで夜桜四重奏と喰霊のコラボがあってチューイングする剣輔。
言霊を使う帝京子。

もう何がなんだか分からなくなってきた。どうしよ〜。
798名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 02:09:02 ID:AO4VcBOj
室長×桐、投下します。多分5レス消費。
内容は、5話後のお仕置き。
桐ちゃんがわりに妄想過多で、本番なしなので、
そういうものを好まない方はスルー願います。
799名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 02:10:09 ID:AO4VcBOj

飯綱紀之と諌山黄泉を焚き付ける為に行われた作戦で、桐は紀之の気を引く役を振られた。
指示は、黄泉の前でそれらしい雰囲気を作ってみせるというもので、奥手の桐には荷が重かった。
器用に言葉で気を引くなどできるわけもなく、結局強引に迫る羽目になり、当然上首尾
とは言いがたかった。
神宮寺菖蒲は基本的に部下に寛容な上司だが、今回の一件は随分楽しんでいたようだった
から、なにか一言二言からかわれると、覚悟していたのだが。
翌日報告をすると、神宮寺菖蒲は意外にも特に何も言わず、早々に手元の書類に目を
落としてしまった。
「あの……、室長」
「はい?」
「なにか叱責の言葉をいただくと思っておりましたが……」
「あら。なんの?」
「昨日の私の働きのことです」
「ああ、あれは傑作だったわねぇ。桐ちゃん、意外に大胆なんだもの。驚いちゃった」
「いえ、そうでは、なくて」
「じゃあ、なぁに?」
にっこりと笑って問われると、妙に言い出しにくい。桐は言葉を選びかねて、思わず視線
を逸らした。
菖蒲があの一件を不問にするなら、桐にはこれ以上なにも言うことができなくなる。
けれど、それではなにかが腑に落ちない。
うまく説明の付かない感情に、桐は焦れたように眉根を寄せた。
「どうしたの?」
「いえ……」
「それとも、怒られたいの?」
言われて、はっとした。顔を上げると、菖蒲がにっこりと微笑む。
「指示とはいえ、あんな風に男に迫って、はしたなく公衆の面前で押し倒して、って」
「それは」
「桐ちゃんは、私があの一件を咎めないから不安なのね」
「え……」
「嫉妬してくれないって、不安なんでしょ」
決め付けられて、むっとした。桐は違います、と声を荒く答えた。
しかしいつだって、菖蒲の方が何倍も桐自身を知っている。
上目遣いに見つめられて、濡れた唇で甘やかに囁かれたら、陥落する以外ない。
「かわいい。桐ちゃん」
「室長」
「心配しなくても、桐ちゃんは私だけのものよ」
「話が少し飛躍しているように思いますが」
「いいえ、ちっとも。でも大丈夫。そんなに不安なら、ちゃんとしてあげるわ」
妖艶な笑みを湛えた唇。
「お仕置き、されたいんでしょう?」
桐は咄嗟に息を飲んだ。
「人前で男を誘惑したことを、咎めて欲しい。違う?」
「…………」
「咎められて、いじめられて、罪悪感から早く解放されたいの。一方的に罪悪感を抱いて
いるのは、桐ちゃん、貴方よ」
「室長……」
「そうでなければ、どうしてわざわざ叱られたいと思うの? ねぇ、桐ちゃん?」
桐は掌をきつく握りしめ、息を押し出した。
すると菖蒲が持っていた書類で、俯きかけた桐の顎を軽く撫でた。
ちくりと刺すような感触を嫌って、桐の首は無防備に曝け出される。
カサリという乾いた音が、いやに大きく響いて、神経を逆撫でする。
「正直になりなさい。――どうされたいか、言ってごらん?」
ごく小さな声なのに、それは鼓膜を扇情的に引っかいて、桐はたまらず声が洩れる。
「……私は」
(自分が男に迫ったことに、菖蒲が心を揺らさないことが不安なんだ)
身体中が震えそうになった。
これから与えられる快楽を期待して、早く、早くと、肌が粟立つ。
(室長が嫉妬して、怒って、苛めてくれるのを期待した…?)
800室長×桐 2/5:2009/01/22(木) 02:12:04 ID:AO4VcBOj

「桐ちゃん」
「――お仕置き、して…ください…」

自分から、求めたのは初めてだった。
桐は、自分の言葉が恥ずかしく、同時に激しく快楽を求めて身体が熱くなるのを覚えた。
デスクの向こうから手招かれて歩み寄る。
ベルトを外され、スーツのボトムとショーツを脱がされると、デスクに凭れさせられる。
桐はなにも触れられていないうちから、近くで見られているということだけで、自分の奥
がゆっくりと潤んでいくのがわかった。
菖蒲の手が桐の足の間に入ってくる。秘裂を指先でゆっくりと開いた。
「まだ触ってもいないのに……濡れ始めてる」
「……」
菖蒲の指が桐の入り口へ侵入し、中をほぐし始める。
桐は、待ち侘びた感覚に、溜め息を零した。
くちゅくちゅという音が、桐の快楽を煽っていく。
いつになく強引に指を増やされ、桐は苦しいような感覚と、激しくされることの期待が
綯い交ぜになって、自分でも驚くほど感じ始めているのがわかった。
ゆっくりと込み上げる感覚に目を瞑る。
「はぁ…」
早く欲しくて、腰がいやらしく揺らめく。
「あ…、室長」
「桐ちゃん、足、開いて」
「はい……」
桐がおずおずと足を開くと、菖蒲は引き出しから取り出したものを、桐の秘裂へ宛がった。
「なん、ですか」
「いいもの」
菖蒲がにっこりと笑う。
手の中の黒い塊は大きく、桐の狭い中を押し開くように侵入してきた。
「あ……っ! く…っ。…い、たい…っ」
「痛い?」
「…ぁ、ん…くっ」
「でも仕方がないわよね。だってお仕置きですもの」
強引に中に沈められていく。身体が拒絶しようと強張ると、中はぎゅっと締まり、擦れる
感覚が更に強まる。快楽の予兆と痛みが綯い交ぜに襲い、桐は思考がゆっくりと奪われていく。
「ふ…ぁ、あ…っ!」
菖蒲が桐の身体に屈みこんで、臍を舐めた。
髪が肌に触れ、濡れた舌先を硬くして差し込まれて、桐の身体はひくんと跳ねる。
菖蒲が慣らすように、それを入り口で浅く注挿させ、ぐちゅぐちゅという卑猥な音を立てる。
中を穿たれて、痛みと切なさが募っていく。
桐は自分でも無意識に腰を揺すり、それを奥へと導くよう身体を開き始めた。
「はあぁ…っ、室長…っ」
「そんなに欲しいの? いやらしい…」
「あ…、いや…」
恥ずかしさに桐は首を振った。言わないで、と口を突きそうになる。
けれど、菖蒲の囁きに、桐の身体はますます煽られて熱を帯び、蜜が溢れてくる。
「溢れてきてる」
菖蒲の指先が内腿をそっと辿って、桐はびくんと身体を弾けさせた。
「あ…っ」
意地悪な口調で指摘されるほど、欲情が露わになっていく。
桐は愉悦に突き上げられて、正直に欲望を口にした。
「あ…、もっと奥に…っ」
「軽く全部飲み込みそうね」
最後にねじ入れるようにされた途端、それがこつんと奥に届いた。
と、同時に、中を穿ったそれが突然強い振動で最奥を刺激した。
「ふあぁ…ぁっ!」
高い喘ぎ声を上げて、桐は足元に座り込んだ。
801室長×桐 3/5:2009/01/22(木) 02:12:36 ID:AO4VcBOj

初めての刺激に、快感を感じる余裕もなく軽くいきそうになる。
「あ、あ、あ…っ」
身体を軽く震わせていると、菖蒲が、桐の顔を覗き込んだ。
「どう? たまには、こういう趣向も面白いかと思って」
「……これ、は……」
「大人のおもちゃ」
菖蒲は手にしたリモコンで、振動の強弱を付けてみせた。
「はぁ…っ、あぁ…っ」
「まだイッちゃ駄目よ」
菖蒲はスイッチをオフにすると、突然思い出したように、にっこりと笑みを湛えた。
「ところで桐ちゃん。黄泉ちゃん達に渡して欲しい書類があったのだけど。ちょっと
渡してきてくれる?」
笑みが優しげなほど、桐は菖蒲に恐ろしいものを覚える。
「…このまま、ですか」
「勿論よ。だってお仕置きですもの」
「…………」
無言になった桐に、菖蒲は更に整った穏やかな笑顔を浮かべると言い足した。
「わかっていると思うけれど、未成年のエージェントばかりのチームだから、はしたない
ところ見せないでね」
「……わかっています」

        *

中に入っているだけで、身体が熱くなっている。
それがいつ、不意打ちに暴れ出すかわからないとなれば、桐は気が気でない。
今はバイブは止まっているが、ただ歩いているだけで、一歩一歩足を進める動きで硬い塊
が柔らかい襞をあちこち刺激して、溜め息が零れ出る。
「は…」
桐はエージェント室の前で表情を引き締めると、扉をノックした。

諌山黄泉と土宮神楽を呼び、書類を見せながら、平静を努めて話をした。
立ち止まっている分には、意識は切り換えられる。
桐は短い説明を終える直前、中のものが一瞬ぶるっと弱く震えた。
「あ…っ」
思わず洩れた声に、黄泉と神楽が書類から顔を上げた。
「すみません。なんでもありません」
桐は顔を伏せて二人の視線から逃れた。バイブはもう止まっている。
唇を引き結ぶと、話をまとめにかかった。
「注意点は以上です。それでは、全てに目を通して頂き、――」
バイブがまた揺れる。緩い刺激に官能はみるまに膨れ上がった。
「…サインを、…お願い…します」
弱い振動が、桐の内側から響いてくる。振動音が今にも聞こえそうで、桐は顔が一気に
紅潮するのを抑えられなかった。
「あの、二階堂さん? どうかしましたか?」
神楽が不思議そうに桐を覗き込んでくる。書類を持つ手が震えて、桐は目が合わせられない。
「あの、どこか具合が悪いんじゃ…」
「いえ…。問題ありません…」
答える合間にも、それは弱い緩急をつけながら小刻みに振動して桐をなぶっていく。
もどかしい刺激に、身体が知らず揺れそうになる。
バイブは弱い振動のまま、桐の身体をゆっくりと苛む。
弱いけれど、無視できない執拗な機械の愛撫。
桐は、物足りなさに、全身が熱く焦れていくのを感じる。
欲望に負けて腰を揺らめかせると、身体は続きをねだって肌が粟立った。
もっと、欲しい。
奥からじんじんと疼きが広がっていく。
官能が肌の内側を焦がし立て、全身は汗ばむほど火照り、神経を今にも焼き切ろうとしている。
桐は今にも神経まで蕩けてしまいそうだった。
802室長×桐 4/5:2009/01/22(木) 02:13:11 ID:AO4VcBOj

足をぎゅっと閉じ、膝を擦り合わせると、中の刺激が強まる。
「ぁ…」
耐え切れずに、喘ぎ声が零れた。
衆人環視で、喘ぎ声を零した事実に桐は残った理性で瞠目したが、もっと強い性感を求めた
身体は、人に見られながら追い上げられる自身の状況に、激しく興奮した。
ぞくぞくと快感がせり上がり、堪えきれず桐の中がぎゅっと締まる。
その刺激に、中で蠢き続けるバイブを更に深く、強く、咥え込んだ。
「ふぁ…、…」
甘い官能に炙られて、桐の最奥は更に潤んだ。
秘裂はひくひくと戦慄いて、愛液を溢れさせ、滴らせるのが自分でもわかる。
(服に染みて、気付かれてしまうかもしれない)
焦れば焦るほど、桐の身体は人前で感じていくスリルに溺れていく。
強い快感に身体中が震える。
(あぁ…。駄目…)
今はただ一秒でも早く、ここを出なければ。桐は肩を喘がせて、必死で言葉を押し出した。
「なんでも、ありません。…提出は明日…の…17時まで…に」
言いかけた途端、中に一瞬強い振動が襲う。
「――――っ」
「二階堂さんっ?」
跪くのを、机に手を突いて堪える。
柔らかい膣壁が縦横に荒らされて、桐は腰が砕けそうだった。
神楽と黄泉が肩に手を廻して支えてくれた。
しかし、その、優しく触れてくる感触が、桐の欲情をまた掻き立てる。
触らないで、と理性が思う。けれど、それ以上に心の奥が、もっと触られたいと甘える。
(もう…、これ以上…ここにいては、いけない…)
「とにかく座ってください」
「顔が赤いし、熱があるのかも」
黄泉が桐に椅子を勧め、神楽が言う。
耳元に響く気遣わしげな声音すら、桐には煽情の囁きになる。
「は…、…ぁ」
けれど身体の中で振動し続ける、甘やかな波に逆らえない。
桐は無意識に乾いた唇に、まるで誘うように舌を這わせていやらしく舐めた。
(欲しい。今すぐ…)
異変に気付いたらしい桜庭一騎や飯綱紀之といった面々が、腰を上げる。
「どうした?」
「少し、具合悪いみたいで」
神楽が紀之に答えている。
(これ以上、感じては駄目…)
緊張と混乱で呼吸は乱れていく。酸素を求めて薄く開いた唇も喉も乾くのに、身体の奥は、
はしたなくぬかるんで、桐を更に酔わせる。
「ああ…、ぁ…」
(もっと。中に。奥に…っ)
今にも手を秘所に伸ばして、中のものを奥へ押し込んで突き上げてしまいたい。
けれど、できるわけもない。
「確かに苦しそうだ。ちょっと休んだ方が」
紀之が肩を貸そうと腕に触れてくる。逃れようと身を捩ると、中のものが更に奥に入り込む
ようになった。
「……っ」
「二階堂さん?」
「大丈夫…ですから」
気付かれてしまう。桐は大丈夫だと懸命に首を振ってみせ、その小さな仕草だけで、身体
が反応を起こして、背中がびくんと反った。
(早く…、めちゃくちゃに…して…っ)
中がひくついて、バイブを深く咥え込もうとするのを、もう止められない。
ぐしょぐしょに濡れ切った秘裂からは、とめどなく涎が零れ出て、もうスーツまで染みて
しまっているだろう。
桐は涙が浮かんでくるのを懸命に目を閉じて堪え、必死で立ち上がった。
803室長×桐 5/5:2009/01/22(木) 02:14:37 ID:AO4VcBOj

(もう許して…)
強く、そう願った。
(…イキたい…、イかせ…て…っ)
こんなに人に見られながら、自分は室長に触れられるのを求めて濡れている。
欲情して、興奮に眩暈を起こしそうなほど、感じている。

桐は半ば快楽に飲み込まれた意識で、懸命に自身を冷静に見つめようと試みる。
しかし状況を確かめるほどに官能は煽られ、身体中が熱く上り詰めていく。
身体中が限界まで昂ぶって、がくがくと震えている。
「…失礼…します…っ」
部屋を出て、扉を閉める。ふらつく足取りで、室長室へと戻り始めた。
一歩足を進めるごとに、バイブが中を深く穿ち、最奥へぶつかる。
「んん…っ、はぁ…んっ」
愛液を潤滑材に柔らかい膣とバイブの触れ合う、ぐちゅぐちゅという音が聴こえる気がする。
快楽に飲み込まれた桐には、もう嬌声が零れることの羞恥はなくなっていた。
歩きながら、切ない胸を自ら揉み上げる。
スーツの上からのもどかしい刺激に身体を捩らせながら、目を瞑る。
膝が砕けて、廊下の壁に凭れかかり、桐は更なるお仕置きを受ける自分を想像した。
(菖蒲はどんなお仕置きをしてくれるのだろう)
バイブを更に突き込まれるのか、それともこのまま寸止めで、下から涎を垂れ流させるのか。
普段、いつでも優しく笑っている菖蒲が、その穏やかな表情そのままに、自分に酷い責めを
向けるだろうことを思うと、桐はこれから与えられる快楽への期待に、身体が激しく波打った。

「ああぁ…、…ぁっ、はぁ…んっ」

できるなら、脱がされて、濡れた全身を上から下まで確かめられたい。
駄目な子と窘められながら、焦らすように触れられたい。
膣の奥まで届き、暴れるバイブで、どんなに無茶苦茶に、激しく奥まで突き崩されても、
最後にはあの指で、溶けるような声で、苛められたい。
あそこに触られたい。
こうしている今も、下着に擦れるほど主張した秘芯を、指先で執拗に責められたい。
そうされながら中に指を入れられて、ぐちゅぐちゅと音を立ててかき混ぜられたい。
そして全身に散らされる優しい口付けと愛撫で、ゆっくりと追い詰めて、イかせて欲しい。

イかせて欲しいと懇願する桐を、菖蒲はきっと優しく窘めるだろう。
『桐ちゃんは本当にはしたない…、腰がこんなに揺れて、本当に堪え性のない子…』
そして微苦笑を浮かべながら、いつだって桐を覗き込むのだ。
『仕方のない子ね…』
その笑みと同時に与えられる優しく激しい愛撫が、桐の意識をいつも真っ白に霞ませ、
絶頂へと誘う。

(室長…、好き…、好き…っ)

心の底から滾々と湧きあがる感情に、桐は激しく昂ぶり、
「…ふぁ、あ、あ…ああああぁ――…っ」
悲鳴にも似た喘ぎ声を上げると、自らをきつく抱きしめ、軽い絶頂に全身を戦慄かせた。
804名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 02:18:14 ID:AO4VcBOj
桐ちゃんって、メンバーになんて呼ばれてたっけ
室長室とエージェント室?って、どんな感じだったっけ
というか、これ室長×桐と呼んじゃいけないくらい室長出てなかったな
とか、微妙な点が多々あり、色々とすみません。

この後、桐ちゃんは室長に好きなだけ苛められてイキまくりで、
もっと室長を好き好きになっちゃえばいいとか思っていてすみません。
805名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 08:25:39 ID:Y+eJHCDn
GJ(;´Д`)ハァハァ
本番なしとのことだけどレズはなにをもって本番とするんだろかw

このカップルはラブラブものが多いから
室長にエロくなじられていつもの固い口調で反論する桐ちゃんは新鮮(;´Д`)ハァハァ

オフィス&車椅子で体位がある程度限定されるのもそそります(;´Д`)ハァハァ
806名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 13:59:55 ID:TqzV/Emo
GJ!やっぱりこの二人は良い!
807名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/23(金) 00:04:12 ID:xKdt4cqu
GJ!
んで
「二階堂さん本当に大丈夫かなぁ…」
と本気で心配する神楽と
(ははぁ…)となんとなくなんで桐ちゃんがああなってるか分かった黄泉。
「大丈夫よ」
「え、でも、あんなに顔赤かったしフラフラしてたし熱とか…」
「だーいじょうぶだって!」
「どーして分かるのよぉ」
「それは…」
しかしそれは『昔自分も冥ねえさんから似たような事(ピンクローターを下着の上からガムテ貼りされて
『修行です、よろしいと言うまでイってはいけません』)されたとは言えないだってヴァ』な黄泉で。
「ま、コドモの神楽にはまだ分からないよねー」
とか言うんですね、そうですね!
808名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/23(金) 03:00:11 ID:n2h9SKuh
>>798-804
これは、すごく(・∀・)イイ!!
809名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/23(金) 23:22:13 ID:FXb3j8yc
>>799-803 の続きで、室長×桐だったり、桐×室長だったりなものを投下します。
よく考えると自分でも百合の「本番」の定義がわからないですがw
今回は一応「本番」。 多分9レスくらい。

一応の目安。
室長×桐のターン:1〜3、7〜、桐×室長のターン:4〜6
好みに合わない方はスルー願います。
810室長×桐×室長 1/9:2009/01/23(金) 23:23:54 ID:FXb3j8yc

やっとの思いで室長室へ戻った桐を襲ったのは、激しいバイブの振動だった。
「ひっ、あ…あああ――っ」
震える手で扉を閉めた途端、バイブが中を暴れ周り、桐は悶絶してその場に崩れ落ちた。
これまでにない蠢きに、背筋がびくびくと仰け反る。
ずっと待ち望んだ、突き上げるような悦楽。桐は眩暈を覚え、全身を蕩けさせる官能に酔った。
(でも、これは室長の…じゃ、ない…)
バイブはまだ止まらず、強く弱く、桐の中を蹂躙し続けている。
洩らした喘ぎ声に、デスクの向こうから、軽やかな菖蒲の声がした。
「あら、大して強くしていないのに、もうイッちゃったのかしら」
荒い息の中から、桐は必死で声を絞り出した。
「止めて…くださ…」
「お願いなら、私のところまで来て報告してからにしなさい」
身体中が快感に震えている。がくがくする足をよろめかせながら、桐はやっと菖蒲の元に赴いた。
「書類を、…手渡して、きました」
「はい。ご苦労様でした」
菖蒲はおっとりとした目元を綻ばせて、桐に笑いかけた。
そうしているうちにも、バイブは弱く震えて桐を苛み続けている。
(駄目…)
ヴヴヴ…。静かに唸りを上げ、バイブが際限なく柔らかい襞を蝕んでいく。
桐はもう息もたえだえに菖蒲に訴えた。
「お願い…ですから…」
「聞こえない」
菖蒲は立っていることももう覚束ない桐を、柔らかい笑みで手招いた。
「さぁ、こっちへいらっしゃい。みんなの前で、どれだけ感じたか確かめてあげる」
軽やかに誘う声。桐は逆らわない。望んだお仕置きだからではない。これが室長の言葉だからだ。
(室長に、触れられる。触ってもらえる)
バイブで機械的に煽られる官能でない、心から満ち足りる愛撫と快感が。
桐は待ち遠しくて、ふらつく足を懸命に励まし、息を飲んで菖蒲の前に立った。
「桐ちゃん、服を脱いで、足を開いてみせて」
「…はい」
服を脱いでいる間にも、バイブはゆっくりと弱い緩急を付けながら、桐の蜜壺の中で蠢き続けている。
少しの身動ぎでもそれは桐の奥を突き、天井を擦り上げ、桐を蕩けさせていく。
洪水のように蜜を溢れさせた秘奥は、にちゃりと淫猥な音を立てて、乾くことをしらなかった。
ショーツを脱ぐと、すっかり愛液が染みて透けてしまったクロッチ部分が、秘裂との間にいやらしく糸を引く。
「あらあら…」
全てを脱ぎ去ると、菖蒲は自分のデスクに腰掛けるよう要求した。
汚れる、と言おうとした桐の言葉を、菖蒲のこともない口調が摘み取ってしまう。
「桐ちゃんは人に見られると、より感じるのね。なら、私にもしっかり見せて」
穏やか声だが、決して逆らえない口調が、桐を優しく追い詰める。
躊躇っていた桐に、菖蒲が手の中のリモコンバイブのスイッチをちらつかせた。
桐は身震いに息を飲む。あのスイッチが最強に入れられるにしろ、止められるにしろ。
すっかり快楽の前に屈服している桐には、ただ黙って従うしか、楽になる方法などない。
桐は重厚な木製のデスクに、遠慮げに腰を預けた。
「きちんと座って。足を広げるの」
「それは…」
「できないの?」
菖蒲が婉然と笑う。桐はここで全てを投げ出されてしまうのが怖くて、子供のように首を振った。
「できます。…失礼します…」
デスクの上に、完全に腰を乗せる。途中でバイブが強く中に押し込まれ、桐は堪らず声を上げた。
「ん…っ、ふぁ…」
菖蒲がデスクの正面に移り、桐の前で、さあ、と目顔で促している。
811室長×桐×室長 2/9:2009/01/23(金) 23:24:33 ID:FXb3j8yc

恥ずかしさに顔が限界まで紅潮する。手足が痺れ、身体全体も火照って小刻みに震えた。
膝を揃えて横座りに引き上げていた足を、ゆっくりと立てる。
膝を割れば、菖蒲の前に自分の秘所は丸見えになってしまう。
これ以上ない羞恥と、それを上回る、快楽への尽きない欲望。
桐は露わにした胸を荒く喘がせながら、足を大きく開いた。バイブが、やっと止まった。
「桐ちゃん。自分でどれだけ濡れているか、わかる?」
「はい…」
「太腿にまで滴ってる。貴方、あんなに人のいるところで、そんなに感じてたの」
「…は…い」
「人に見られるのが、そんなに好きなの」
「…違い…ます」
「ここ、ずっとひくひくさせてる。バイブが止まって、そんなに寂しい?」
「…違…っ」
「じゃあ、なぁに。この惨状は」
菖蒲の指が、桐の内腿をすぅっと撫でた。
「…はっ…ぁっ」
桐の身体がデスクの上で、ひくんと跳ね上がった。
「ほら、もう机にこんなに零れてる」
菖蒲の指が桐の愛液をそっと掬った。人差し指と親指でゆっくりと馴染ませ、指を開く。
細い二本の指の間で桐の愛液が糸を引き、菖蒲がその指を舌先で舐め取った。
桐が思わず目を伏せると、菖蒲が身を乗り出すようにして、すごく濃い、と囁いた。
桐は菖蒲の言葉に弄られて、更に腰を揺らし、身内に湧き上がる疼きに耐えた。
「人に見られて感じるなんて、すごい淫乱」
「違い…ま…す…」
「どう違うの?」
「これは、室長…が…くださったものだから…。室長が、くださるお仕置き…だから…っ」
答えながら、桐は切なさの膨れ上がった胸を、自身の手できつく押さえた。
「だから…、酷くされるのが…、…嬉しくて…っ」
菖蒲は一瞬かすかに眉根を顰めさせて呟いたが、すぐ薄紅色に濡れた唇を綻ばせた。
「桐ちゃん…かわいい子。悶絶するまで、苛めてあげるわ…」

バイブの低い唸りと、それを打ち消す、柔壁の弄られて上げる粘性の水音。
ぬちゅ…、ぐちゅ…。
自身の秘裂の泣き声に、桐は全身が溶けたようになってデスクに身を投げ出した。
バイブの緩急に合わせて、引きずるような喘ぎ声を洩らす。腰を揺すり上げると、その度に
開いた足の間から、溢れた蜜がとめどなく滴り落ちた。
「はぁ…っ、…あ…ぁ、…ぁ」
荒い呼吸を繰り返し、桐はもう何度目かの絶頂を迎えようとしていた。

自身のネクタイで両手を後ろ手に拘束され、桐は自身で果てへと向かうことができない。
だから髪を振り乱し、意味を成さない嬌声を上げて、足を限界まで開いた。
腰を高く上げ、下ろしてはまたバイブの与えてくる振動を少しでも深いものにしようと、
何度も何度も腰を揺すり上げる。
「ああぁっ、はあぁ…んっ、んっ、んんっ…」
全身を苛む疼きに翻弄され、間断ない責めの前に、桐はもうイかされたいのか、イきたくないのか、
考えることもできなかった。
ただ尽きず襲う昂ぶりに、小さな子供のようにいやいやと首を振る。
「いい格好ね、桐ちゃん。またイきそうなんでしょ」
「はあぁ…っ」
「あそこがひくひくしてる。見られながらイけて、嬉しい?」
「…し…つちょ…、もう…」
「なぁに?」
「も…う…、止めて、くださ…い…っ」
身を捩らせると、尚更深く奥を抉られ、桐はしらず涙を浮かべて懇願していた。
「お仕置きされたいと言ってきたのは、桐ちゃんなのに?」
「そ…れは…っ」
812室長×桐×室長 3/9:2009/01/23(金) 23:25:19 ID:FXb3j8yc

限界まで昂ぶった桐に合わせるように、菖蒲はリモコンを操作し、バイブのピッチを上げた。
「はあぁ…んっ。ん…ふあああぁ…っ!」
「こんなに気持ちよさそうなのに」
「や…ぁ…っ!」
「こんなによがっているのに?」
「い…やぁ…」
「桐ちゃんを見ていると、止めて欲しいのか、そうじゃないのか、わからないわ」
身体中が心臓になったように強く脈打ちはじめる。意識が白く霞んでいく。
桐は呼吸を荒らげながら、菖蒲の言葉に全身で酔いしれて昂ぶる。
「気持ち、いいんでしょ」
「…ふ…ぁ…っ、…ち…が…」
「素直じゃない子は嫌いだわ」
菖蒲がバイブの動きを最弱まで緩めた。
膣奥を責めていた動きが納まり、桐は達する寸前で、もどかしさに激しく首を振った。
「あ、ああぁ…」
淫らに腰を揺らして、菖蒲に乞わずにいられなかった。
「い…やぁ…っ、止め…ない、で…っ」
「どっち?」
「止めないで…、イかせて…っ」
菖蒲がくすりと笑って、桐の足裏をつぅっとなぞった。
「…っはあぁ…っ!」
「ちゃんと、お願いしなきゃ。ね」
「…イかせてくださ…い…っ!」
「ここ、気持ちいい?」
菖蒲がバイブの尻をついと指で軽く押さえたのがわかった。
桐はだらしなく足を開いたまま、がくがくと首を振った。
「はい…っ、気持ち…い…、いい…です…っ」
「色んな人に見られて、感じた?」
「感じました…っ」
「私に見られてイくの、嬉しい?」
「はい…っ、嬉しいです…っ、…だ…から…っ、スイッチを…っ」
「…スイッチを…?」
「入れて…っ、お願いします…っ! …イかせて…くださ…い…っ!!」
「いい子。もっと限界まで乱れたらイかせてあげる」
菖蒲はスイッチを入れ、弱い振動からゆっくりと桐を煽り始めた。
「ん…っ、は…ぁ、ああ…、もっと…もっと…っ!」
「いい声。そうやってもっとはしたなく、鳴いて、狂ってみせて」
桐は唇から溢れた涎を伝わせながら、疼く腰を高く突き上げて善がった。
「は…、あ、あ、あ…っ」
足元から頭の先まで貫くように、強い官能が襲う。
桐は一気に上り詰め、爪先をぴんと伸ばして太腿をぶるぶると震わせ始めた。
「あぁ…っ、…駄目…っ」
「なぁに?」
「駄目っ、出る…っ」
中がきつく狭まる。菖蒲が桐の昂ぶりに追い討ちするように、バイブを最強に入れた。
「あ…あああ…っ、出ちゃ…うぅ…っ!」
バイブをぐりっと抉り上げるように押し込まれる。
最奥に強烈な振動が襲い、桐の思考は真っ白に焼き切れた。
「…っ、…はあああぁ――…っ!!!」
長い歓喜の悲鳴を上げ、桐は大量の潮を吹いていった。

        *

やっとバイブが抜かれた。引き出される時に起きる摩擦すら、桐には甘い刺激になる。
「は…ぁ…。あ…」
快楽の余韻で、桐はしばらく小さくびくびくと身体を痙攣させた。
乱れた呼吸をなんとか治めて、桐がようやく顔を上げると、菖蒲は困った顔でこちらを見ている。
「こんなに桐ちゃんが悦んで感じちゃうと、お仕置きになってない気がするわよねぇ」
813室長×桐×室長 4/9:2009/01/23(金) 23:26:01 ID:FXb3j8yc

菖蒲はその口許に柔らかく笑みを浮かべ、手を伸ばすと桐の手首に巻かれたネクタイを解いた。
「折角のお仕置きですもの。これだけじゃ、さすがにね」
やっと解放された手首は、背中で押し潰され続けて、赤い跡が残っている。
菖蒲は桐の手首を唇で擦るように軽く口付けて、その手を自分の頬へと導いた。
「たまには、私をいかせてみせるというのは、どう?」

桐は胸を高鳴らせながら、床に跪いた。掌での両頬をそっと包む。
伸び上がるようにして顎を上げると、菖蒲が応えて唇を重ねてくる。
柔らかい髪の感触を指先に感じながら、キスをゆっくりと落とした。
頤を伝い、首筋へと降りてくる。唇で軽く喉首を食む真似をしてじゃれると、菖蒲が小さく笑った。
シャツのボタンをもどかしく外し、柔らかいふくらみに顔を埋めた。
レースが品良くあしらわれたブラジャーの上から、尖端に口付ける。
「…あ…っ」
目を閉じていた菖蒲がひくりと身体を震わせた。
荒らげた呼吸に、大きくたっぷりとした双丘が今にも零れそうに波打つ。
桐はふと悪戯を思い付き、菖蒲が手にしていたバイブを、胸の谷間に押し込んだ。
同時にリモコンを優しく奪う。菖蒲が目を見開いた。
「…なに…?」
菖蒲が訊いた瞬間、桐が尖端を指先できつく押し込みながら、それのスイッチを入れた。
バイブは虫の羽音のような唸りを上げ、菖蒲は振動に一気に乱れた。
「あっ…、はあぁ…っ!」
それまで、桐がどんなに淫らな痴態を見せても、普段通りの笑みを浮かべていた菖蒲が、
嘘のようにびくびくと身体を跳ねさせている。
菖蒲はバイブを取り除こうともがくが、桐は片手でその両手首を強引に押さえこんだ。
空いたもう一方の手で胸を押し上げ、揉み、ブラジャーの下に隠された突起を遠慮なくこね回していく。
「…あ、あ…、だめ…、桐ちゃん…」
胸が弱いこと、そして激しくされるのが好きなことは、これまで身体を重ねてきてわかっている。
桐は嫌がる菖蒲をしりめにバイブのリモコンを操作し、更に振動を強くした。
「はぁ…っ、い…や…っ、桐ちゃん…っ」
首を振り、菖蒲が抵抗する。けれど桐が逃すはずもない。ただ車椅子がぎしぎしと軋んだ。
長い髪が首を振る度、乱れ、ゆるゆると揺れた。
ほのかに甘い香水の匂いが辺りに広がって、桐は酔ったように嗜虐心を覚えた。
捕らえた手首を強く押さえ、ブラジャーの上から尖端を探し、歯で抉るように刺激する。
「や…、やあぁ…っ」
菖蒲の声に、徐々に艶めいた色が混じり始めている。
桐はリモコンを手放し、放られていたネクタイで、菖蒲の手首を車椅子の肘掛けに拘束する。
「桐ちゃん…っ」
「室長をイかせるというのが、与えられたご指示です。…爪の手入れを怠っていて、
少し痛いかもしれませんが…」
正直に告白すると、菖蒲が蕩けたような笑みを湛えた。
「痛くても、平気…」
両手の空いた桐は、今度はゆっくりと優しく胸を愛撫し始めた。
胸に屈み込むと、菖蒲が無言で熱い吐息を零し、桐を至近に見つめた。
早くも目元が赤く染まり、しっとりと潤み始めている。
両手で下からすくい上げるようにし、ぎゅっと両脇から寄せ合わせる。
胸の狭間で震えるバイブが悲鳴のように高く唸りを上げ、菖蒲が首を仰け反らせた。
「…ああ…っ」
甘い声があがる。車椅子が、またぎしりと軋んだ。
タイトスカートから僅かに見える菖蒲の膝頭が、やんわりと、しかし落ち着きなく
擦り合わされていた。まるで、桐を遠慮げに誘い込むようだ。
けれど、欲情していてさえ、この人はまだ品を失わない。凛とした美しさが、芯にある。
桐は乱れながらも慎みを残した菖蒲の仕草に、胸の奥がぎゅっととなるのを感じた。
(なんて、きれいな人だろう)
桐はこれ以上焦らすことに自身が耐え切れなくなり、菖蒲のスカートへ手を潜り込ませた。
814室長×桐×室長 5/9:2009/01/23(金) 23:26:32 ID:FXb3j8yc

しっとりとした肌は、吸い付くように桐の指先を迎え入れる。
(この余裕を剥ぎ取るほど感じさせなければ、イかせられない)
(私で感じてもらわなければ…)
柔らかい内腿に指の先で小さく円を描くように撫で上げると、菖蒲の膝は静かに開かれ、
桐の侵入を許した。
「はぁ…、桐ちゃ…ん…」
バイブの強弱に胸を上下させながら、菖蒲が突き出すように腰を滑らせてくる。
桐が下着の上から秘所を探ると、そこは、もうぐしょりと濡れそぼっていた。
(もしかして、私の姿を見て、感じてくれていた…?)
桐の愛撫が止んだのに、菖蒲が小さく不満の声を上げる。
「桐ちゃん…、早く…」
腰を静かに揺すり、スカートが皺になるのを構わず、菖蒲が足を限界まで開く。
桐の指に秘裂を押し付けるように、小刻みに前腰を揺らした。
「はぁ…ぁ」
下着の隙間から指を差し入れる。菖蒲が嬉しそうに長い溜め息を吐いた。
「桐ちゃ…ん…」
悩ましい声が桐の鼓膜を溶かす。車椅子の激しく軋む音に喘ぎ声が重なり、桐の内に
あたたかい感情が溢れてくる。
桐は感じてくれるのが嬉しくて、泣きたいような気持ちのまま、既に蕩けた中をかき混ぜた。
ぐちゅ…、くちゅ…と、指の抜き差しの度、菖蒲の身体が緩やかにしなう。
一度浅いところまで引き、指を増やしてばらばらに動かすと、菖蒲が鼻に抜けるような
甘い吐息が洩れさせた。
「ん…、ふ…ぁあっ、桐ちゃん…っ」
菖蒲が背凭れに預けていた背中を起こし、激しく波打つ胸を桐に擦り付けようと突き出した。
豊かな胸は、バイブの振動で小刻みに激しく振動し続けている。けれど、その尖端にある
一番敏感な花弁は、いまだ下着に包まれたままだ。
桐がどれだけ指を深く沈ませ、前歯で抉ってきわどい刺激を与えても、その感触は到底物足りないのだろう。
桐は片手で膣壁を優しく撫で上げながら、もう片方の手でブラジャーのホックを外した。
形の良いふくらみが弾けるように零れ出る。
転がり落ちたバイブを脇に避け、桐は掌で胸を揉みしだいた。
白い透き通るような肌が、今は続けられる愛撫に赤く染まっている。
「あ…ぁ」
しこって完全に立ち上がった先が掌に硬くぶつかり、桐はそれを擦るように掌を動かす。
「は…っ、あっ…ん…っ」
主張する尖った花弁を舌先でくすぐり、ちろちろと舐る。菖蒲の腰が更に強く揺れ始めた。
ギッ…ギィ…。車椅子の軋み音が一層激しく室内に響く。
鋭い癇症な音は、しかし菖蒲から溢れて出る、淫猥に粘つく蜜の音に相殺されていく。
胸を責めれば責めるほど、菖蒲の秘裂は深くから蜜をしとどに溢れさせていく。
生温い愛液は艶めかしく指に絡みつき、ますます奥へと誘い入れる。
桐は指をとうとう三本に増やし、膣の天井をそっと擦った。
普段しとやかな響きを帯びた菖蒲の声が、昂ぶった官能に跳ね上がる。
「ふぁ…っ、あ…ぁ、桐…ちゃ…っ」
片方の乳首を吸い上げながら、もう片方を指先で焦らすように捏ねる。
「…はぁ…、あああ…、…そ…こ…っ」
桐の与える愛撫に応えて、菖蒲が細い腰を強く、激しくくねらせた。
両手を戒めたネクタイが菖蒲の細い手首に食い込んで、何度も布の締まる音を立てた。
「…そこ…、…いい…のぉ…っ」
胸の先を、秘裂の奥を、もっとと全身でねだってくる。
切羽詰まった声がかわいくて、桐は乳首をぎゅっと捻り上げた。
「ひ…あぁ――…っ!」
中がぎゅぅっと締まり、桐は指をきつく咥え込まれた。けれどその痛みさえ、いとおしい。
「あああ、あ…っ、桐…ちゃん…っ、いい…っ」
服は半ば脱がされ、髪を振り乱した菖蒲が、官能に耽り、溺れていく。
濡れた唇に髪が一筋張り付いて、桐は菖蒲の淫らなその姿に一層欲情し、自身でも蜜を滴らせた。
「室長…っ」
「…桐ちゃん…、きもちい…っ」
わざと唾液をまぶすように、桐は大きな音を立てて胸を吸い上げる。
815室長×桐×室長 6/9:2009/01/23(金) 23:27:04 ID:FXb3j8yc

菖蒲の気を逸らさないように丹念に舌先で乳首を責め、中を追い上げながら、
桐は脇にやったバイブを手に取る。片手で弱く振動させると、胸の脇に押し当てた。
「はあぁ――…っ! 桐ちゃん…っ、桐…ちゃ…ぁん…っ」
菖蒲は蕩けかけた表情で、何度も桐の名前を呼ぶ。
不自由な足でも、限界が近い時は自分と同じように内腿から小刻みな震えが起きる。
「ふあぁ…っ、あ…、桐ちゃ…っ」
(室長、好き…、好き…っ)
溢れてくる感情をそのままに、桐はただひたすらに舌で、指で、激しく菖蒲を弄り立てた。
「激しい…の…、きもち…いい…っ、ああ…、あ…っ」
桐は舌で限界までしこった乳首を転がし、前歯で挟みながら軽く顎を揺すった。
「はああぁ…っ、…く…る…っ」
菖蒲の全身が痙攣し始める。桐も同じように身体中が昂ぶり、蕩けていく。
菖蒲から立ち上がる肌の甘い匂い。秘裂から溢れる、性の蒸れ立つ匂い。
いやらしい水音と、卑猥な喘ぎに、ひたひたと波打つように官能は追い上げられていく。
桐は自身でも激しく感じながら、バイブをなだらかな腹を辿りスカートの下に潜り込ませた。
菖蒲がいやらしく腰を振り、頂きへと、胸を大きく喘がせる。
小さな花芯は、桜色に勃ち上がって震えている。
桐はバイブを最強にすると、一番敏感なそこにきつく押し付け、同時に中を翻弄していた指で
ざらついた天井を突き上げた。
「あ……イく…っ、イ…く…っ! …あああああぁ――っ!!」
激しく全身を痙攣させ、菖蒲は深い絶頂を迎えた。
足を開き、めくれ上がったスカートの中は、尽きず溢れ出た愛液で大きな染みを作っていた。
        *

達した後、菖蒲の身体はしばらくびくびくと小刻みに跳ね続けた。
惚けたように唇すら閉じることを忘れ、余韻に身を委ね、菖蒲は陶然と目を閉じていた。
もう言葉さえなく、二人は荒い呼吸を継いでいたが、やがて菖蒲は蕩け切った表情のまま、
ぐったりと弛緩した。
まだ弱く疼く腰を床に降ろし、桐は足を投げ出している。
意識を失った菖蒲の両手を解放し、桐はうっとりと見上げた。
桐も菖蒲の絶頂と共に軽く爆ぜた。菖蒲をこんなに激しく感じさせられたのが嬉しかった。
そして菖蒲が自分の愛撫に感じ、蜜を滾々と滴らせて嬌声を上げてくれることが、
フィジカルに与えられる快楽よりも、強く自分を欲情させたことに、桐は改めて満ち足りた気分を感じた。
先ほど自身に激しく押し寄せ、電気のように貫いていった官能。桐はその余韻にまた身体を震えさせる。
「…ふ…っ」
強引にバイブを入れられ、人に見られながら覚える興奮
菖蒲を愛撫し、感じさせ、イかせることで覚える興奮。
まだ桐の知らない、より深く、より高い快楽。
それはきっと、菖蒲に導かれ、菖蒲との関係の中でしか得られない。
桐は、菖蒲との快楽の前に額ずくように、菖蒲の足元に這い寄った。
菖蒲の足の間はしとどに濡れ、溢れ出た蜜に塗れている。
太腿に手を乗せると、桐はスカートの中へ顔を潜り込ませた。
秘裂からは蒸れたような匂いが鼻腔を突いてくる。桐は躊躇わず唇を寄せ、舌を這わせた。
緩いさらさらとした粘性のそれは、桐が舐め取ると口の中で舌に軽く纏いつく。
特有の味覚に、桐は一口ごとに酔っていく。
秘唇に溢れ出たそれを舌に絡め、足の付け根まで慕ったそれを舐め取り、桐は丁寧に秘所を清めて行く。
そして秘裂の奥へ舌を差し入れ、中のぬかるみをすくい出し始めたとき、菖蒲が目を覚ました。
「……。…桐ちゃん…?」
じゅ…っ。音を立てて秘所を強く吸った途端、菖蒲がびくんと身体を仰け反らせた。
「ふぁ…っ」
菖蒲はいやいやするように首を振ったが、その表情は今にも快楽の波に飲み込まれて、
意識が溶けそうだ。桐は意に介さず、秘裂を丁寧に清め続けた。
尖らせた舌を少しでも奥へと伸ばし、柔らかい膣壁を丹念に舐める。
816室長×桐×室長 7/9:2009/01/23(金) 23:27:29 ID:FXb3j8yc

深くまで舌を潜り込ませると、鼻先がつんと立った花芽にぶつかる。
菖蒲は堪えきれなくなったのか、桐の頭を強く自身に押し付けてきた。
耳を両側から押さえ付けられ、桐は菖蒲の手指がまだ先ほどの余韻に汗ばみ、冷ましがたく
火照っていることに深い愉悦を覚える。
(室長…)
ますます懸命に唇をつけ、奥のぬかるんだ蜜を吸い出した。
「あっ…、はぁ…っ」
菖蒲の身体がまた潤み、愛液を零し始めた。舌で舐め取り、唇で吸えば、蜜壺からは応えるように
それだけ蜜が溢れ出てくる。深い絶頂から間がなく、感じやすいのだろう。
「桐ちゃん…だめ…、またイっちゃう…」
何度でもイって欲しい。甘い懇願の声が、桐をますます行為に没頭させた。
鼻先で敏感な尖端をくすぐると、菖蒲はぶるっと身体を震わせて、あっという間に達した。
「は…っ、はあああぁ…んっ」
桐は自身でも秘奥から滾々と蜜が湧き出てくる感覚に、腰を艶めかしくくねらせた。
「室長、お仕置きが…まだ終わっていません…」
「…ん…ふふっ、そんなにお仕置きが好き…?」
「いいえ。でも…。…お仕置きされるのは、…嬉しいです…」
「桐ちゃんにしては珍しく矛盾した答えね」
「好きではありません。でも、苛められる方がいいです。
 …嫉妬もなにも感じてもらえないよりは、ずっと…」
目を伏せて答えると、菖蒲が口調に諭すようなものを湛えた。
「桐ちゃん。私、最初に言ったはずよ? 心配しなくても、貴方は私のものだって」
「確かに仰いました。…でも」
「でも、信じられない?」
「…………」
「少し寂しいわね。でも、桐ちゃんを不安にさせたのは、私ね」
「…室長」
「大丈夫。信じてもらえるまで、たっぷりかわいがってあげるだけ」
思わず目を瞠った桐に、菖蒲が綻ぶように笑んだ。
「おいで」

菖蒲が足を中央に寄せ、桐に車椅子の座面へ両膝を突くよう促す。
言われるまま、桐は菖蒲に従って膝を狭いそこへこじ入れた。二人分の重みを受けて、
車椅子が不満を表わすように軋み音を上げた。
「室長。足が、痛みませんか」
「気にしないで。桐ちゃんこそ、変に遠慮して落ちないでね」
「大丈夫です」
頷くと、菖蒲は桐の腕は首に回すようにさせ、覆い被さる桐に丁寧な愛撫を始めた。
いつにない柔らかい刺激は、触れるか触れないかというほど淡い。
桐はくすぐったいような感覚に、表情をかすかに顰める。
「…室長…」
菖蒲の首の後ろへ腕を回すと、必然長い髪に触れることになる。
艶やかな髪は小さな動きにもさらさらと流れ落ち、桐はいつも車椅子を押しながら、
それに見惚れる。
今も桐への愛撫と共に、髪は柔らかく揺れ、甘やかな匂いを立ち上らせてくる。
桐は指先でゆっくりと、菖蒲の髪を飽きず撫でた。
「ふふ…。桐ちゃんに髪を触られるの、すごく好き」
菖蒲は言いながら、桐の痩せてしなやかな背から、ゆっくりと掌を移動させた。
細くくびれた腰を辿り、丸みを帯びた薄い尻へと下りてくる。
円を描くように双丘を撫でられ、桐はごく弱い刺激にかえってぞくりと肌が粟立った。
やがて尻を割るように、開いた足の間へと菖蒲の指が侵入してくる。
桐が思わず背筋を仰け反らせると、突き出す格好になった胸へ、菖蒲が尖らせた舌を這わせてくる。桐はたまらず小さく息を飲んだ。
「ふ…」
胸のふくらみを両手で揉みほぐされ、桐はあっという間に余裕を失った。
「は…ぁ」
先ほど、あれだけ待ち望んだ刺激。菖蒲の手指による愛撫。
817室長×桐×室長 8/9:2009/01/23(金) 23:28:04 ID:FXb3j8yc

桐はもう菖蒲の髪を指先で撫でることもできず、身体を激しく波打たせた。
足元で、車椅子が二人のリズムで甲高く軋んだ。
「ん……っ、ふ…ぁ」
穏やかな愛撫は、既に絶頂を幾度も迎えた桐にはもどかしさを募らせるばかりだ。
官能は身内からみるまに溢れ、すぐにも中心への刺激をねだりたくなる。
甘い疼きを膨らませたいが、菖蒲の足を跨いでいる今は、自分から膝を擦り合わせることはできない。
桐は這い上がる快感に、伸び上がって逃れるように大きくその背をしならせた。
途端、不安定な体勢で一瞬バランスを失いそうになり、咄嗟に菖蒲が両手で抱き寄せた。
「もっとしっかり掴まって」
「は…い」
菖蒲は繰り返し窘めたが、桐は頑迷に自分だけでバランスを保とうとしている。
菖蒲が桐の手を後ろ手に確かめると、それはどちらもぎゅっと握られていた。
「桐ちゃん。掴まって」
「…でも…」
「『でも、でも』。今日の桐ちゃんは珍しいわ。今度はなぁに?」」
目を見つめ合わせて優しく問われると、桐は菖蒲の問いをとてもかわせなくなった。
気恥ずかしいような気分で俯き、困りきって口の先で呟いた。
「…爪が…」
「さっきも言ったわ。大丈夫」
「違います。さっきは、気を付けていられました。でも、今度は…」
自分が追い上げられる側だ。強烈な快感に襲われたとき、力加減できる自信が桐にはなかった。
菖蒲は桐の沈黙に、長く情感のこもった溜め息を零した。
「…桐ちゃん。いくらだって爪を立てていい。抉って、引っかいていいの。だから、お願い。
 爪跡も、喘ぎ声も、桐ちゃんの全部を、私にちょうだい?」
甘い囁きを注ぎ込まれて、桐は全身溶けそうになる。
菖蒲は桐が顔を真っ赤に染めたと同時に、桐の秘裂へ指を深く突き入れた。
「…く…、っはあぁ――…っ」
さっき、あれほどまでに切望した菖蒲の指。欲しい。もっと。
身体がびくんと跳ね、桐はそれだけでイってしまいそうになる。
指は優しく入り口をほぐし、時折呼吸をはかったように奥へと飲み込まれる。
ず…。ぐちゅ…。自分の秘裂から、激しく水音が立つ。
桐はさっきまでの躊躇いをかなぐり捨てて菖蒲に縋りつく以外、身体を支えられなくなった。
それまでの穏やかな責めとは違う強い快楽が、桐を激しく追い上げる。
「ん…っ、は…ぁ、あ…あ…っ」
切れ切れに口を突く喘ぎは、それを上回る淫猥な水音に重なり、室内に妖しい響きを満ちさせた。
太腿にまで愛液が溢れていく。幾筋も伝い落ちるが、桐はもうそれを知覚できない。
「はあぁ…っ、あ…んっ、んん…っ」
身体は嵐のように強い疼きに爆ぜ、湧き上がる快感を少しも逃すまいとする腰は、
桐の意思と無関係に、何度も淫らに、艶めかしく揺すり上げられていく。
「あ、あ、室長…好き…っ、室長…っ!」
上り詰める気配に、桐が無意識に中をきつく締め上げると、菖蒲が半ば強引に指を引き抜いた。
「ふ…ああぁ…んっ。…は…、は…ぁ…」
なんとか絶頂を堪えて視線を上げると、顔を紅潮させた菖蒲が目線で桐に指し示す。
つられるように視線を遣ると、菖蒲が手刀のように指を立てていた。
「桐ちゃん…、今度は自分で、動いてみて」
「…はい…」
桐は自分の指で濡れて滑る秘裂を広げ、菖蒲の指を慎重に迎え入れた。
ゆっくりと腰を落とすと、長い溜め息が零れ出る。
「あああぁ…っ、は、あ…」
一度引き、もう一度深く身体を沈めると、桐の身体中に鋭い電気が走った。
「ふああぁ…ん…っ」
体勢のせいか、それとも、これまでに深い絶頂を繰り返して子宮口が下がっているのか。指がいつも以上に敏感な奥深くまで穿ち入り、桐は首を仰け反らせ、軽い絶頂にぴくぴくと震えた。
「ああ…ぁ、…奥まで…届いて…っ」
818室長×桐×室長 9/9:2009/01/23(金) 23:31:01 ID:FXb3j8yc

菖蒲は覆い被さってくる桐の身体に、胸を押し付けるようにして身体を揺すってくる。
その振動が奥へと響き伝って、桐はもう言葉なく悶絶する。
「ふ…あ…、あ、あ、あ…っ」
「あ…、あぁ…っ、桐ちゃん…っ」
菖蒲に支えられながら、桐はあられもなく腰を振り、自身で何度も抜き差しを繰り返した。
ずちゅ…ぬちゃ…という水音すら物足りず、もっと激しくと足を開き、指を奥まで咥え込む。
桐が身体を深く沈める度、菖蒲の指がぴんと勃ち上がった花芽をぐりぐりと擦る。
摘まれ、弾かれ、桐は一番敏感なそこを痛いように翻弄され、がくがくと身体を揺すり上げた。
「あ。ふ…あ、室長…っ、はっ、あぁ…んっ、はああぁっ」
腰元の疼きが全身を這い、やがて肌を食い破るように突き上げる熱。
激しい律動に理性を真っ白に霞ませ、桐はうわ言のように嬌声を上げ続ける。
声を上げ、相手の乱れた声音と息遣いを聴いて、互いに自身の官能は高まりあう。
汗ばんで密着して吸い付く肌。いやらしくこすれ合い、音を立てる粘膜。
髪を振り乱して桐はよがり、菖蒲の官能を煽り、二人は限界を越えて昂ぶっていく。
「は…、あ…っ、あああ、あ、あっ」
「あぁ…いい…っ、桐ちゃ…ん…、擦れ…る…っ」
菖蒲の昂ぶった声に、桐の快楽も頂点へと上り詰めていく。
「桐ちゃ…ん…っ! 好き…っ」
「室…長…っ、ふぁ、あ、あ…あああぁ――…っ!!」
一瞬の硬直。そして雷のような強烈な絶頂感が駆け抜け、二人は同時に身体を戦慄かせ、激しく果てた。

        *

桐はもう身体を支えられず、ぐったりと菖蒲に覆い被さった。
車椅子から落ちそうになるのを、菖蒲がかろうじて抱きとめる。
自分の肩で乱れた息を零し、恍惚と余韻に浸る桐に、菖蒲はうっとりと囁いた。
「桐ちゃん。桐ちゃんは私のものよ」
桐は泥のように重い腕を持ち上げ、やっとのことで抱きしめ返す。
「嬉しいです…。私は…室長…の、もの…です…」
「だから、これからもずっと、私だけの桐ちゃんでいて?」
「…は…い…、室長…」
疲れ切ったせいか、声を出すのも覚束ない。菖蒲がそんな桐に笑みを浮かべた。
「桐ちゃん、好きよ」
「私…も…」
答える途中で、残っていた気力がふつりと尽きた。身体中が完全に弛緩する。
だらりと垂れた腕を持ち上げることはおろか、もう薄く開いた唇を閉じることさえ厭わしい。
菖蒲がもう一度桐を抱きしめ直し、柔らかくその髪を撫でる。
耳元で呼気だけで笑い、歌うように囁いた。
「大好きよ」
(私も…大好きです…)
思いながら、桐は陶然と眠りについた。


◇おわり◇


全てを一度で投下するにはちょっと長かったので、
前回は、シーンの区切りのいいところまでを、投下させてもらいました。
これで完結です。レスをくれた方、ありがとうございました。
車椅子の上でギシアンさせてみたくて書いた。今は満足している。

というか、>>807 自分の脳内妄想その通りすぎワロタww
いつ自分この書き込みしたっけって、びっくりしたわw
819名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 01:25:44 ID:KlSA/N+H
あやきり(;´Д`)ハァハァ

>菖蒲は一瞬かすかに眉根を顰めさせて呟いたが
いったい何を呟いたのかー!?
「んもー桐ちゃんたら今日もドMっ娘の気分なの?
私だって『紀之さんステキでした』とか言われて妬いたりしてみたいのに〜」(全然違います)

桐ちゃんには一部でおしりが弱点設定とか勝手に追加されてあったりなかったりするけど
室長にはこれといった弱点が捏造されてないw
実は室長は妹に憧れていて桐ちゃんにしょっちゅう「おねえちゃん」と呼ばせるプレイをしてて
桐ちゃんが幼ない感じで「おねえちゃん」と言えばいうほど室長は感じちゃう説とかどうだろw
820名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 07:55:14 ID:wrD7GLuu
GJ!
やっぱあやきりは人気やのうw
821名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 08:58:55 ID:X3dofhQ7
大作乙!良いあやきりでした!
822名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 18:55:49 ID:ZSjQd+MR
本誌で黄泉復活ですよ
823名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 18:56:56 ID:KK4ayXjh
黄泉復活って原作スレのこれ?

泉と黄泉は本当は義理の姉妹(一夫多妻制で父親が愛人と正妻を一つの家に住まわせ、泉はただの母親(愛人)の方の連れ子なので二人には血の繋がりはない)
二人はお互いに結婚しないと約束していたが一家が悪霊に襲われ、黄泉と泉はバラバラになった(泉は記憶喪失に)

黄泉は殺生石の影響により良心と悪意の部分が完璧に分かれてしまっていた
神楽との百合パワーによって黄泉と過去の記憶を思いだした泉は
黄泉に紀之と出来ていた事に腹を立てる
が、目の前に神楽が居た為、百合なら許してやるかと迷いの子羊黄泉にちょくちょく体を貸してやろうと決意
邪魔しようとする剣輔に歯を向け襲いかかる

神楽「喧嘩はやめて、私の為に争わないで」で、次号
824807:2009/01/24(土) 20:53:09 ID:ibnEuzuW
>>818
GJ!
すげーツボでしたご馳走様です。
>>脳内妄想
うふふ、御姉様の考えてる事なんてお見通しです♪
825名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/24(土) 22:57:22 ID:1BtSCodY
>>823
超展開wwww
826名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 00:54:39 ID:Lynm489r
>>823
これ本気ですか??どこまでがマジ?
827名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 10:19:51 ID:tdlfPWyH
全部マジ、みたい。
828名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 10:40:47 ID:WS27Wg1p
ネタだっつーの
829名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 12:18:03 ID:RJ4kCyJu
婦女子的にはあやきりあやなのかなw
830名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 13:43:28 ID:lACVdDHM
泉「わたしが黄泉姉さんの本当の妹なんだからっ!あんたなんか!」
神楽「ホントなの?黄泉…」
黄泉「ん…どうもそうみたい…な…」ポリポリ
神楽「え…そうなんだ…」
泉「そうよっ!アンアタなんかよその子なんだから、わたしの姉さんに触るな!」
黄泉「泉!あんたなんて事を!」
神楽「そうだね…わたしはいらない子なんだね…」
黄泉「神楽!あんたも何言うのよっ」
冥「騒がしいですよ、何を揉めているのです」
黄泉「あ、冥ねえさん…実は…」


冥「話しはわかりました、で、黄泉はどうしたいのですか」
黄泉「それは…(いきなり妹って言われてもなぁ…でもやっぱし血をわけた兄弟だし…でも百合妹として
神楽は手放したくないし…)その…」
冥「あなたがはっきりしないのがいけないのです」
黄泉「でも…」
冥「決められないのですね、分かりました、やはり問題は黄泉、あなたです。
ではこうしましょう…いいですか
神楽さん、あなたと泉さんが姉妹になれば黄泉を取り合うことは無いでしょう。
そして黄泉をわたしの妹として…(///)」
泉/神楽「まてぃ!」

そんなほのぼの4姉妹になればいいのに(・ω・`)
831名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 15:59:25 ID:inH8SP9b
なんとかして、4姉妹仲良くハッピーエンドに・・・
なるわけないか・・・
喰霊-百合-とかでないだろうか
832名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 23:05:45 ID:0NM+PZtW
神楽「逆転ホームラーン!」
冥/黄泉/泉「な、なにぃい!」
神楽「わかった!泉ちゃん、あなたは黄泉の妹でイイわ!ってことはつまり…
今度からあなたはわたしの妹になるのよ!」ビシィッ
泉「はぁ?」
神楽「なぜならぁ、わたしは黄泉の嫁だからぁ!」
黄泉「なっ」
冥「まっ」
泉「な、なんだとぉお!」
神楽「夫の妹はギリの妹、つまりあなたはわたしの義理の妹!ねー黄泉ぃ」
黄泉「ちょっ、神楽!バカ!何言い出すのよ!」
泉「だっ、だだだ、だったらわたしも黄泉姉さんとけっけk」
神楽「ぶっぶー残念でしたぁ!姉妹じゃ結婚できませーん!わかったぁ、い・ず・みちゃん!」
泉「く、くそぉお、でも姉さんは姉さんだもん…」
神楽「そうよぉ、だからわたしのことも『神楽義姉さん』って呼ぶよの!いーい」
泉「く…そんな…」
黄泉「あーあんたたちねぇ、冥ねえさんからも何か言ってくださ…」
冥「…」
黄泉「あ…(あんなに顔を赤くして唇噛み締めて…怒ってる?怒ってるよね…)もう、神楽ぁ!泉ぃ!
いい加減にしなよ!」

冥(言いたい…『じゃぁ黄泉はわたしの嫁だからみんな妹ね』って言いたい…)

そんなほのぼの4姉妹でイイジャマイカ(・ω・`)
833名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 23:07:58 ID:WS27Wg1p
良過ぎる展開だなw
834名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/26(月) 01:28:55 ID:27HPmghJ
最高だw
835名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/26(月) 03:24:03 ID:aZDDXnvs
こいつら頭沸いてやがる
俺もだけど
836名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/26(月) 04:56:42 ID:0ffvDL99
オマイラ、最高
837名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/26(月) 05:00:05 ID:0ffvDL99
ageちゃった、オレ最低 o...rz
838名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/26(月) 22:07:48 ID:XYbL9e5s
今月号&次号予告、編集サイドがわかってんだかつってるんだかわからん
839名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/27(火) 18:51:45 ID:8qP3xRlH
>>838
次回予告について詳しく。
本編立ち読みしただけなんて・・・。
次回予告になんか気になることでも書いてあった?
840名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/27(火) 23:12:22 ID:z5D2MEDM
「黄泉(泉)と神楽が逃避行!?次号新展開」
神楽は“九尾”、泉は“黄泉”という危険要素のため対策室に監禁されそうになって逃亡??しかし、泉は出ているコマの半分以上泣いていて可哀想
841名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/28(水) 20:14:56 ID:P1XDH7kB
愛の逃避行もとい百合駆け落ちキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
いいぞ原則!!!!
842名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/29(木) 00:23:40 ID:dcHl18nT
まじかw
逃避行キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
843名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:21:43 ID:g3QxYzr3
あやきりの流れ切ってしまうようで申し訳ないんですが
冥×黄泉で書いたので投下します。内容は8話の冥が黄泉の部屋に来たあたりです
844名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:22:13 ID:g3QxYzr3
「獅子王をいただけます?」

「えッ」

「…おじさまを守れなかったあなたに、獅子王を使う資格はないと」

黄泉の顔からあからさまに血の気が引いていく。

「めッ、冥姉さん!それだけは…それだけはどうか…ッ!何でもしますからッ!」

正直獅子王なしではこれからどうやっていけばいいのかわからない。
それに自分の怠慢のせいで失敗してしまい獅子王は没収されました、などという理由で対策室の戦闘力を低下させてしまっては対策の皆に合わせる顔がない。

「あら、何でもする、ですか…。」

冥はちょっと考えると、これまで冥と黄泉のやり取りを心配そうに見つめていた神楽の方を向き

「そうだ、神楽さん?ちょっと黄泉と二人きりで話したいことがあるのだけれど…
申し訳ないけれど出ていってもらえるかしら?」

「あ、はい。…わかりました。」

「あ…神楽…」

「ううん、黄泉。私も一人でこれからどうするか考えたいし…それにもう何でも一人でできるようにならないとね」

そう言って神楽は黄泉にウインクすると部屋から出ていってしまった。

神楽が出ていくのを確認すると冥はポムッ、とベッドに腰を下ろす。

「それでは黄泉、あなたさっき何でもするって言いましたよね?」

「はい…」

「じゃあ服、脱いで下さる?」

「えッ…」

冥の思いもよらない言葉に黄泉は顔を赤くしながら言葉を詰まらせてしまう。

「あら、あなた自身が何でもする、と言ったのではなくて?」

「ぁ…ぅ…」
845名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:22:56 ID:g3QxYzr3
少しの間押し黙ると、決心したようにゆっくりと服に手をかけ、冥に背を向けながら一枚一枚脱いでいく。
何故自分がこんなことをしなければならないのか…

下着と靴下だけの姿になると

「下着も…ですか?」

「あら、私が、もうそこまででいいわ、なんて言うと思ったのかしら?」

「う…」

遂に下着に手をかけ、ゆっくりと脱ぎ捨てて冥の方を向く。

冥の目の前には靴下だけの姿で顔を真っ赤にしながら目をそらす黄泉が羞恥に震えながら立っていた。

「ぅ…あんまり…見ないで下さい…」

黄泉はそう言っていたが冥は構わずじっと黄泉の裸身を鑑賞し続ける。

欠点など何一つ無いような完璧な身体。
豊かな乳房だけではない、きゅっと引き締まった腰、餅のように頬張りたくなるようなおしり、下腹部の綺麗に生え揃った茂み、そしてそのまた奥の…

これはたまらない、と冥は思った。何よりもその羞恥に打ち震えている表情が加虐心を煽る。

「…綺麗な身体ね。じゃあ黄泉、そこに跪きなさい?」

「…は、はい」

これから何をされるのか不安になりながら黄泉は腰を下ろす。
冥を見上げようとすると上からぐっと押されつけられ四つん這いの体勢にされてしまった。

「うぅ…」

あまりの恥ずかしさと屈辱に思わず歯ぎしりしてしまう。

「黄泉?あなたは何でもする、と言いましたよね?ですから黄泉には私に忠誠を誓ってもらうことにします。」
「あの…それはどういう…?」

黄泉が顔を上げると冥は自分の靴下を抜き取り黄泉の目の前に突き出した。

「じゃあ忠誠の証明として舐めてもらいましょうか」

ゆっくりと、しかし有無を言わさぬ強い口調で冥は告げた。

「そんな…」

だがこれも獅子王のためだと自分に言い聞かせ、躊躇いながらも恐る恐る、冥の親指を口内に含む。
846名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:24:02 ID:g3QxYzr3
「はむぅ… ちゅ 」
かすかに塩の味が広がるのを感じながらも黄泉は足の指を一本一本舐めていく。
黄泉は屈辱で目に涙を浮かべながらも、早く終らせようと必死に舐める。

(ああ、あなたがそんな表情をするのが悪いんですよ?)

冥は恍惚とした表情を浮かべながら足を黄泉の口内に突っ込んだ。
「んうッ」

遂に黄泉の目から涙が零れる。
それでもなんとか必死に舐め、なんとかすべて舐め終わった。

「んッ…ちゃんと全部舐めるなんて黄泉はいい子ですね。」

そう言い、冥は頭を撫でるが黄泉は小さな声で泣き続けていた。

「よく出来た黄泉にはご褒美をあげましょう…」
冥は耳元で囁くとおもむろに立ち上がり四つん這いになっている黄泉の上に覆い被さった。

「あッ、冥姉さん?」

黄泉は振り向こうとしたが間髪入れずに後ろから手を回され、胸を揉みしだかれる。

「んぁッ、冥姉さんッ!」

冥は黄泉の乳房に夢中になっていた。
(全くいつの間にこんなに育っていたのかしら?)
いくら力強く掴んでも形を変え、指に吸い付いてくる胸をこれでもかと揉み続ける。

「あッ、や、やめッ …やめて下さいッ」

冥は聞く耳を持たずにひたすら揉みしだいていたが、次第に手のひらの中で乳首が存在を主張してくる。
両乳首を人差し指と中指の間に挟むと、キュッと摘まんでみた。

「あんッ 」

途端に黄泉の身体がビクッと震える。
面白い。今度は乳首を引っ張ってみたり、指でこねまわしてみたり…
乳首に刺激を与えるごとに自分の下の黄泉の身体がぴくぴくと跳ねる。

「んッ…ッく、うぅ…ッ!」

黄泉は必死に口を閉じ声をださないよう頑張っていたが、
もはや真っ赤な顔で声を出さないよう我慢する表情は冥にとって欲情を加速させるスパイスにしかならなかった。
847名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:24:54 ID:g3QxYzr3
冥は黄泉をベッドの上に仰向けに寝かせ、そのまま黄泉の唇を奪う。

「ふ…ちゅ、…んんッ」

黄泉はきゅっと口を閉じていたが、冥は同時に乳首を刺激しながら黄泉が喘ぎかけたのを見計らって口内に下を進入させる。
 
「ちゅッ、…んッ…ちゅるる…ちゅるっ、ちゅッちゅッ」
  
どれだけの時間キスされ続けていただろうか。
気が遠くなるくらい舌を絡められ続け、解放された時にはもう抵抗する気力もなくなっていた。

「ぷはぁっ、おいしかったですよ、黄泉」

「はぁっ…はぁ…はぁ…」

完全に脱力している黄泉とは対照的に冥は早くも黄泉の下腹部に手を伸ばしていた。
指が茂みに触れ、さらに進めるとトロトロした感触が指先に伝わってくる。

「んっ、冥姉…さん」

冥は指先にまとわりついた粘液を黄泉の顔の前に持ってくる。

「や、やだ…」

黄泉は顔をそらすが冥は片手で自分の方に黄泉の顔を向かせ目の前で舐めとって見せた。

「くッ」

また黄泉の目から涙が溢れ始める。

「あら、ごめんなさいね黄泉。でもすぐに気持ちよくしてあげますから」

冥はそういうと一気に指を膣に挿入した。元々かなり濡れていたためすんなりと冥の指を受け入れてしまう。

「ああんッ」

中で指を曲げてお腹の方の壁をこすってみる。

「ひあぁッ…あ、あぁッ」

黄泉は首をふるふる振りながら快感に悶えていた。
可愛すぎる、と冥は思った。このまま手放したくない。神楽に触れさせたくない。
普段神楽との行為のときはおそらく黄泉がしてあげてるのだろうが、ときには黄泉がされているのかもしれない。
そう思うと嫉妬心がどんどんわき上がってくる。
もう神楽には渡さない、私だけのものにしてやる。
848名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:27:40 ID:g3QxYzr3
指を二本に増やし激しく攻めたてる。
二本の指をバタ足のように動かし、中でぷるぷると震わせ、何度も何度も抜き差しを続ける。

「あ……うあぁ……あっ、ああっ、あぁ――」

「黄泉、あなたは誰のもの?」

「わっ、私は…冥…ンッ…姉さんのッものですぅッ…」

「ええ、よく言えましたね」

「ふぅ、はぁん、あっ、んくっ…!」

黄泉も絶頂が近いのだろう。もう嬌声しか聞こえてこない。
そして黄泉の奥に指を打ち込み、淫核をつまみあげた瞬間。

「あっ、あうぅっ……あん、あああああぁ――――――」

冥は黄泉の体がびくびくと跳ねながら、膣から潮が飛び出すのを確認し達したことを理解した。

ふと黄泉の方に顔を向けると黄泉はもう意識がないようだった。
布団を掛け黄泉を抱きしめて、黄泉の寝息を聞きながら自分も眠りに入る。

「もうあなたは私のものなのですからね」

そう呟くと冥も眠りに落ちていった。



以上です。冥はSっ気があると思うんですよねw
849名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 12:57:26 ID:QnJL6E/q
さりげなく黄泉と神楽のレズ関係が前提になってる'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
850名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 16:53:36 ID:63tgAQh3
GJ
冥姉さん可愛いよ冥姉さん
851名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/30(金) 18:09:16 ID:m5JF5C3P
852名無しさん@秘密の花園:2009/01/30(金) 23:47:08 ID:S5r5DO0C
むしろ黄泉と神楽に前後から責められる冥姉さんとか
853名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/31(土) 07:51:43 ID:59ZzhEYI
G O D J O B

勃っちゃった…冥黄泉ハァハァ
854名無しさん:2009/01/31(土) 10:40:43 ID:aeUB3aD9
初投稿で黄泉×神楽を書きます
855名無しさん:2009/01/31(土) 11:18:12 ID:aeUB3aD9
>>766さんそのネタもらった!!
856名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/31(土) 13:26:36 ID:isbAP1RV
>>854
おk書き上がってから来てくれ、気長に待ってる。
>>855
いいアイデアだけど剣輔の大活躍はこの板的ににどうかと思うんだ。
あと「書きながら書いてます、只今連載中!大長編」は勘弁な。
857名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/31(土) 15:49:15 ID:hhWaoEvH
冥姐さぁ〜ん!
858名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/31(土) 23:57:59 ID:b6Ziqwiv
ここに来てSS投下増えてキタ━━(゚∀゚)━━!!!
859名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/01(日) 00:12:24 ID:gOvel28j
これはイイ流れw
みんな百合好きだな!
860名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 00:00:29 ID:2XjoL4Ku
冥「…こうすると…ダメね神楽さんが…こうだと…ううん黄泉の位置に問題が…」ブツブツ
ああ、ちょっとお疲れました、お茶でも入れてきますか」

神楽「冥さ…あれさっきまでいたのにな…あれ?この紙、何か書いてある。冥さんかな?
ん?…黄泉…神楽…泉これって私達の?それになんだろこの図形三角とか…あ!これって」
冥「…何をしているのです」
神楽「うっひゃぁあ!あ、あ、あの、何かなぁって…ご、ごめんなさぁい!…で、これ冥さんが書いたんですよね」
冥「お行儀が悪いですよ、神楽さん」
神楽「すいまぜん…でも。あ、あの、凄いですっ、これって私達のフォーメーションですよね?!」
冥「え」
神楽「いかにわたしたちで悪霊を一度に倒せるか、みたいなのですよね!」
冥「あ、ま、まぁそんな感じのモノです…」
神楽「流石ですっ!やっぱり冥さん凄いです!プロの退魔師って感じですよね、いつも頭の中は悪霊退治の事で頭一杯なんですねっ!」
冥「ほほほ、それほどでもの無いですよ」

本当は頭の中は百合百合で一杯で、その紙に書いてたのも『いかに4Pで妹達を一度においしくいただけるか』の図を考えてたとは言えない冥であった。

そんな電波を受けたんだ、後悔は(rya(・ω・`)
861名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 00:32:42 ID:dqpfq/LD
微笑まし過ぎるよGJ
862名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 09:50:03 ID:z2nI6z3e
4Pって何だろ

冥×黄泉×神楽×紀之(女装)か?
863名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 10:30:21 ID:07rsOYVr
泉ちゃん
864名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 12:11:55 ID:96fTRaTV
あ、ほのぼの四姉妹の続きかW
865名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 21:25:22 ID:fXaTz+IR
黄泉と泉、1つの体に2つの心。当然色々と問題があるわな。例えばどちらが神楽とポッキーゲームするとか、例えばどちらが神楽とお風呂に入るとか
黄泉と泉の主導権争いが起こるのは間違いな
866名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/02(月) 21:47:20 ID:NPnI+6+u
>>865
ギャグじゃねえかwww
867名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 00:18:33 ID:tq5K+6Qc
毎晩二人相手にしないといけないから神楽の身体がもたないお
868名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 11:24:08 ID:p/Ee1KMi
>>865 >>867つまりこういうことか?


「やぁっ黄泉!また…出ちゃぅ、あ…あぁ……ああぁんっっ!」
ベッドで仰向けになっていた神楽は、自分に馬乗りになった黄泉にしがみつきながら絶頂を迎えた。
数時間前から続く営みの中で、これは何度目の絶頂だろうか。甘く麻痺した思考の中で神楽は
うっすらと考えを巡らせた。
「はぁっ…はぁっ…。」
余韻に浸りながら荒い呼吸を整えようする神楽。
ゴロンと隣に寝ころんだ黄泉の表情を窺うと穏やかな微笑みを見せていた。
再び覆い被さってこないところをみると、どうやら今夜はこれでおしまいのようだ。
久々の行いだったためか、お互い盛り上がってしまいいつも以上の回数をこなしていた。
きっと明日は腰が重くて動きにくいんだろうな。そんなことをぼんやりと考えながら、
襲い掛かる睡魔と戦いながら黄泉の懐まで移動した。
「神楽…。」
肩口で切ったショートヘアーの髪を一本一本愛しむように撫でていく黄泉。
このままいつものように、神楽が眠りに着くまで甘く優しい言葉をかけてくれる――はずだった。
しかし、まどろむ彼女の耳届いたのはあまりに衝撃的な言葉であった。
「ねぇ神楽?」
「なぁに?黄泉。」
「…違うわ神楽、今は黄泉じゃなくて泉。黄泉は満足したみたいだから変わってもらったの。
まったく黄泉ばっかり神楽を可愛がってズルいわ!私だって神楽を可愛がりたいのに。」
「え…泉??」
泉の発言に動揺する神楽をよそに、更に喋り続ける泉。
「黄泉が主導権持ってても私だって意識はあるのよ?神楽の乱れたところをずっ
と見せつけられて、もう限界!…安心して、神楽。黄泉よりずっと上手に鳴かせてあげる。」
言うが早いか、神楽の唇を自らのそれで塞ぐ。
「たっぷり焦らして、よがらせて、喘がせて、最高に乱れさせてあげるわ――」
「――っ!(黄泉と同じ唇なのに、いつも、と違う…やば…泉…ホント上手い…)」

翌日の神楽が、腰が重くて動きにくいどころか1日ベッドから起き上がれなかったのは、言うまでもない。

     *   *


「もう神楽ったら♪背中なんて昔は触ってもなんともなかったのに。今は、ほら…」
「んぁ!…や…あぁっきもち…ぃ、あぁっ!!」
「撫でただけでこーんなに感じてるんだから。全身性感帯みたい。こっちもほーら、もうトロトロ〜♪」
「…っっ!!!!(黄泉も泉もエッチ上手くなりすぎ…)」



とまぁ一度のセクーで倍の数をこなすため体中のいたる所が敏感になる神楽と、
お互いをライバル視してどんどんテクが上がっていく黄泉と泉。こんな展開希望。

泉のキャラがよくわからないので、言葉遣いとかもろもろ違ってたら申し訳ない

869名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 13:33:09 ID:QC57Umo+
せめて休憩はさんであげて!
870名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 16:18:19 ID:juyNx8hK
>また…出ちゃぅ
ど、どういうことだ。ふたなり神楽でも歓迎ですが。
871名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 18:08:38 ID:vGn0Ae2J
な、なるべくふたじゃない方がいいナ…
872名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/03(火) 19:09:49 ID:+Jf/nlSy
いや、潮だろ
873名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/04(水) 00:57:20 ID:tDlNDrT/
泉「黄泉…姉さん…」
黄泉「ちょっ、泉どこ触っって…あん」
泉「姉さん、わたし…わたし」
黄泉「ダメよ泉…あ、だ、あっん、だめだって…あふっ止めて」
泉「でも姉さんのココこんなに固くなって…んふ」
黄泉「ちが、あっ、やん!あっ…もう怒るわよ…」
泉「そんなに赤くなって…ふふ…ほらっこも」
黄泉「あっ!あふっう……あっあっあっ…もう…悪い子にはこうして…」
泉「んあっ!そ、そそこは…あ、あひっひゃうん!」
黄泉「ふふっ…こうして…あっ!…ほうらこして…んんっ…」
泉「あ、あ、あひゃぁだ、だめぇ、そこだめ、だめえ」
黄泉「あらあらこんなにお漏らししちゃったの?ふふ、みて指がこんなになって…
ほおら、これがあなたの味よ」
泉「あっあぶっ、んふ…ん…ん…んちゅ…ん……んちゅ…うぶ…んあ」
黄泉「おいしい?ほらまだたくさん溢れてくるわよ…」
泉「あっ、ああっあん…姉さん…」
黄泉「さっきの威勢はどうしたのかしら?うふふ、まだまだこれk」

ガラッ

神楽「黄泉ー、御飯だっy…何してんの独りで?」
黄泉「え、あ、いやこれは…」


冥「↑ってこうかしらっ、こうなのね、泉×黄泉が文字通りひとりエッチにしかならない、ギャグじゃん
ってこう言いたいのね貴方(>>866)は!」
神楽「冥さん!どうしましたっ悪霊ですかっ!」
冥「大丈夫、カテゴリーDです!」
874名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/04(水) 01:00:50 ID:tDlNDrT/
>>873
神楽「…あ、あー…もう黄泉ったらぁ、昨日もあんなに激しかったのにぃ、足りなかったのね」
黄泉「あ、いやあのね違うの神楽」
神楽「あーしょうがないなぁ、仕方ない、ココは嫁のわたしが御奉仕するしかっ!」ルパーンダイブ
黄泉「あ、ちょっ神楽、だめそこだめぇだめぇえええ!」

セルフレスだがあの後多分こうなるんだろな… (`・ω・´)

875名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/04(水) 20:56:21 ID:FORRBR0T
お前らGJすぎるだろwww
876名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/04(水) 21:32:07 ID:PTtWC7dH
みんなGJ!w

てか黄泉ってめっちゃスタイル良いんだな。
公式の水着姿に驚いた。
877名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/05(木) 02:30:45 ID:ReNYPsdu
>カテゴリーD
ってあれか、看護教諭についてたり4課のオペレーターのねーちゃんを操って自殺させたり
したやつだよな?

あれに取り付かれて無理矢理…





って思ったけど、みんな百合百合で無理矢理「いやぁやめてぇえ」ってカプーが思い付かん(´・ω・`)...
878名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/05(木) 17:50:09 ID:vjFJ6P5i
いやぁやめてぇえ、冥姉さん
鼻血が服についちゃう!
879名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/05(木) 20:48:09 ID:c9HEngtc
>>878
なんか萌えた
880名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 01:10:02 ID:q68snDc/
実は興奮してたわけですか…
881名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 14:19:14 ID:hF4WnP6o
877で黄泉と神楽妄想↓設定を色々と無視気味。脳内補完の方お願いします。


「これで、おしまい」

私の姉だった人は、見下すように言った。いや、この黄泉は本当に私を下等
な生物か何かとしか思っていないのだ。先刻から、私の背中を軋ませている
乱紅蓮の脚と同じようなもの。

私はうつ伏せのマネキンのような状態だった。四肢はお肉の筋を切るように
してできた無数の傷で覆いつくされ、指一本動かす事ができない。ただ、先
ほどからずっと、生理的に涙していた。乾いた喉元に突きつけられた剣は、
飢えた獣のように血を滴らせている。これが全部自分の血だと言うのか。痛
みとも、痒みともつかない傷口から、否応なく溢れ出るものを意識せずにい
られない。わざわざ止めをささなくとも、自分は死ぬのではないだろうか。

「可愛い私の神楽……」

媚びるような台詞に身の毛がよだった。唐突に、黄泉が無造作に私の髪を
撫で回す。血で濡れた手がべったりとして気持ちが悪い。本当に気持ちが悪
いのだ。

(止めてよ)

声は出なかった。声帯はまだ無事なはずなのに。ああ、でも、この状況でそ
んなことを気にしても何の意味もない。冷静に考える自分がなんだか可笑し
かった。

「……大好きよ」
882名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 14:21:18 ID:hF4WnP6o

よくわからない台詞を言いながら、黄泉が手を止める。そのまま手を引っ込
めてくれればいいのに。くつくつと鳴る私の喉は、その言葉を吐いてはくれ
ないけれど。

「お姉ちゃんにも言って?」

乱紅蓮を消すが早いか、黄泉は私の肩と腰を掴むと、ひっくり返して仰向け
に寝かせた。木々の隙間から星が見えた。黄泉の額では殺生石が輝きを失く
し、その姿を赤黒いものへと変えていた。

全てを背負え。唐突に、父の言葉が脳裏によぎった。痛みが少し和らいだよ
うな錯覚がした。なんだか、耳の殺生石が熱い気がする。これは、錯覚じゃ
ない。本当に熱い。

(白叡?)

お腹が空いて暴れているのだろうか。ごめんね、何にも食べさせてあげられ
なくて。白叡が食べたいものを食べさせてあげることができなかったね。不
甲斐ない宿主でごめんね。

気がつけば、黄泉が私の涙を拭っていた。その逆の手で獅子王の牙をしっか
りと喉に突きつけたまま。

「泣けば何か変わると思ってるの?」

黄泉は相変わらず意味のわからない事を口走っている。ただ、その顔に蔑み
を浮かべたことはわかった。ちらりと見た額の石は、先ほどに比べると紅い。
小さく点滅しているようだ。

「違うよ」

声が出たことに、しかも意外に大きな声だったことに驚いた。それだけでな
く、腕や足、お腹の筋肉に感覚が宿る。でも、まだ、動けない。耳は先ほど
より熱く、今にも白叡が解放されそうである。と言うよりも、白叡を解放で
きそうだと言ったほうが正しい。

「強がるのはいいけど、もうそんな力残ってないでしょ。ギリギリまで痛め
つけたんだから。虚勢を張るくらいなら、命乞いしてみなさいよ」

883名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 14:22:56 ID:hF4WnP6o

状況はほとんど変わっていない。私はいつ殺されてもおかしくない。でも、
なんでだろう。白叡との繋がりを強く感じるよ。そして、それをとても心
強いと私は思っているのだ。ちぎれた何かが、繋がろうとしている。

(ねぇ、白叡。ほんの少しでいい。力が欲しいの)

木々が跳ねるように燃え、断末魔を聞かせたのを、黄泉が注視する。私は
その隙に辺りを見回した。舞蹴拾弐號の鞘がすぐ近くに転がっている。と
なると、刀身は黄泉の背中側にあるのだろうか。

(お姉ちゃんを救える力が欲しい)

耳が炎上している。そう、思えるほどに熱さは増していた。これに全てをか
けよう。

「白叡!」

叫びながら、獅子王の刃を掴んで、逆の手で黄泉を突き飛ばした。思いもよ
らぬ反撃に、黄泉は体勢を大きく崩す。だが、すぐに体を反転させていた。
乱紅蓮が出現するのを視界の端で捕らえた。刀身はもう取れない。

(鞘だけでも!)

「乱紅蓮、咆哮波!」

私は転がるように避け、地を這うように鞘を掴んだ。斬った方の手で鎖を
操る。一連の動作を見届けた黄泉が薄く笑っていた。ふいに衝撃が体を駆
け巡り、ついで痛みが背骨を支配した。咆哮波の狙いは私ではなく白叡だ
った。

呼吸ができない。重力のまま私は地にひざをつく。薄れ行く意識の中で、
白叡の咆哮が聞こえたような気がした。


拙くてスマン。みたいな感じで、その後黄泉が神楽を家に連れて帰って
黄泉×神楽みたいな。もちろん神楽は動けません。

いやぁやめてぇえ! お姉ちゃん!
入院していた時の逆ver的なぷれいに発展。

誰か書いてくれないか?

需要があるならやってみます。

884名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 14:33:50 ID:DdTtc2zV
なんという生殺し。
風邪引きそうなんだが・・・
885名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 15:05:36 ID:FRBnkEKP
>>884
つ岩端
886名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 00:05:33 ID:PsLAlodb
>>883
こ心意気にはGJあげたいがなんか違う感が

あとsageたほうがよいかな。
887名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 12:46:26 ID:eTw99kE/
>>886
色々とご指摘すまない。
が、今は気の赴くまま書いてみるよ。
叩かれたらそん時はそん時ということで。

888名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 14:26:00 ID:PzcRdUJh
今エロパロスレの方は小康状態だけど
そっちで紀之X黄泉の燃料投下してきましたので良かったら。

こっちも向こうも盛り上がれればいいな
889名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 18:11:22 ID:pHSOtNiE
その心意気はいいんだがここは百合スレということを思い出してみようか
890名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:14:44 ID:ipnMxmJz
自治厨うるさい
891名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:18:59 ID:PsLAlodb
みんなで仲良く百合百合しましょ、って冥姉さんが言ってた(´・ω・`)
892名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:36:41 ID:XkifaAtc
眼鏡っ娘の帝京子とその兄の帝先輩(帝綜左衛門)が大好きな滝口ツイナのSSです。
ほとんどが黄泉、神楽、オプションで冥、泉。菖蒲、桐の組み合わせ。
なので、あえて原作にしか出てないキャラで作ってみました。時間的には8巻初めぐらいです。

                *                *

九尾の一件で休止中の対策室が再始動する少し前のことでした。
故郷に戻った京子は兄、綜左衛門に恋している後輩のツイナに京都府内の対策室にて出会った。
共に見知らぬ二人ではあったが自己紹介と軽い談笑をして、お互いが打ち解けたかに思えたころだった。
「先輩の妹は私の妹なの!」
ツイナは京子に抱きつき始めた。
「きゃぁ〜〜!ちか、らが、ぬけてくうぅ」
ツイナの霊力を吸い取る能力で京子は力が奪われてしまった。
倒れそうになる京子をツイナはしっかり支える。いや、支えると言うよりは抱きしめるようだった。
ツイナは微笑んでいる。見越してやっているのだが、京子にはそれがわからなかった。
「まだ疲れているね。京子ちゃん」
「は、はい」
京子は九尾との戦いでの疲れが癒えてないと解釈した。

しばらくそのままの体勢のままいて、そのうちにお互いの温もりを感じ始めた。
残暑が厳しいのにも関わらず室内のエアコンの効き過ぎでやや肌寒いのとは対照的に、だ。
「京子ちゃん、私を『お姉ちゃん』と呼んでくれる?」
耳元で甘ぁく囁く。
「ツイナ…お姉ちゃん」
その囁きに素直に応じた。ツイナは確信した。京子を落とした、と。
力を抜かして甘えるように囁くこのやり方なら帝先輩にも通用するはず、と。
893名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:37:21 ID:XkifaAtc
「これからお姉ちゃんとキスしようね」
「…」
京子はためらった。京子の脳裏には姉のように憧れている土宮神楽が浮かんだ。
その神楽には過去には諫山黄泉、今は弐村剣輔がいる。それ故に神楽への憧れはずっと胸にしまっていた。

「私じゃ嫌なの?」
顔を近づけてくる。息が頬にかすかに当たる。
「ちょっとだけだから、私たちの姉妹の印よ」
ツイナと京子の唇が重なる。京子は見開くが瞳を閉じた。
(ごめんなさい、神楽さん)
京子は心の中で神楽に謝った。

初めは触れ合っているだけの唇だったが、しだいにツイナの舌は京子の口腔に侵攻していた。
二人の舌は重なり合う上へ下へ左へ右へ、いつしか京子の舌もツイナの口の中へ入った。
口の中を舌たちは追っては這われ押しては滑り合う。かすかな声と共に零れる吐息を吸い唾を飲む。
ツイナは京子の髪を優しく撫でる。京子はツイナの肩を抱きしめている。

舌が疲れたツイナは舌を引っ込めてから、京子の上唇を自分の両唇でやさしく挟み始めた。
京子もまたツイナの下唇を挟む。二人とも赤ちゃんがおっぱいを吸うかのように小刻みに唇を動かした。
京子は腕を腰に移してツイナは優しくうなじに触れる。

しばらく唇を挟み合うと今度は逆の唇を挟み合ってまた小刻みに唇を吸い合ってから口は離れた。
ツイナはもう一度軽く口づけて緩やかに離れると、京子がそれに答えるように軽く口づける。
やがて、リズミカルに何度も唇を付けては放す、だけど狭間のひと雫が絶えず二人を離しはしない。

最後にもう一度長く唇を重ね合ってなごり惜しむようにゆっくりお互いの顔を放れた。
ほどよく心地よい疲れに浸りながら、ちょっとだけ…ではない長いキスは終わった。
894名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:38:08 ID:XkifaAtc
「とってもよかったよ、京子ちゃん」
まどろんだ目で見つめられるが京子はうつむいたままだった。紅潮したせいか眼鏡がほんの少し曇っている。
「そんなに照れるなんて、可愛い妹だな〜」
また触れようとした瞬間だった。京子は少し前までまどろんでいた目が凛々しくなりツイナを見て、
「で、でも、退魔師としてなら私の方が先輩なんだからね!」
精一杯の強がりもまたしおらしかった。一瞬、ツイナは能力のことを気付かれたかと思った。

京子が家路につく時間が来てしまった。
「今日はこの辺で、さようなら。ツイナ、お姉ちゃん」
「京子ちゃん、また会おうね、ばいば〜い」
ツイナが京子に向かって手を振った。京子も笑って手を振って去っていった。

京子を見送った後、ツイナは胸が痛んだ。帝先輩のためとは言え自らの力と京子を利用したことに。
京子とのキスを思い出すと帝先輩を恋するのとは別の愛情があることもまたツイナは気付いた。
唇に指を当てて、小さくつぶやいて謝った。
「ごめんね、京子ちゃん」

(お兄ちゃん、神楽さん、私、どうしよう)
ツイナとのキスを思い出すと同時に兄の顔が浮かぶ。ツイナは兄に恋している。そのツイナからキスされる。
それは妹として接したいがため。なのに、京子には姉よりも深い気持ちが芽生えた。慕っている神楽よりも。
眠りにつくまでずっと心が落ち着くことはなかった。

それが、京子とツイナが初めて出会った日のことでした。
895名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 21:39:15 ID:XkifaAtc
木陰に一匹の管狐がその始終を覗いていた。その管狐から一人の変態ヘタレ退魔師に情報が伝わっていた。
「ツイナのヤツ、日本に戻ってきたかと思ったら、こんなことやりやがって、けしからん!ウッ!!」
自慰する肉棒から股間からおびただしい量の白い液が飛び出した。
細くイヤらしい目をしながら京子からもらったお札をティッシュの代わりにして肉棒をぬぐった。

                *                *

えっちは他の方が丹念に書かれているのでタラコ唇になりそうなぐらいの濃厚な接吻にしました。
あえぎ声や擬音を書くとどうも違和感を感じたから削除。ンニョモ、スピチュ、ゴブチョ!には勝てないw
最後のは個人的にオチを書きたかったから、嫌な人もいると思うので分けました。嫌なら無視してください。

ちなみに原作ではフラグどころか京子とツイナが二人一緒にいるシーンすらありません。
ただ、共通の知り合いである帝綜左衛門がいるってだけです。

次は岩端とナブー兄弟がアフリカの戦場で初めて出会った日、いわなぶテクニックを…ウソです。
896名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 22:11:43 ID:lbWmmu90
>ほとんどが黄泉、神楽、オプションで冥、泉。菖蒲、桐の組み合わせ。
一応「喰霊-零-」百合スレだからしょうがない

「桐ちゃんは冷たい言い方も素敵ね」
菖蒲桐いいよ菖蒲桐
897名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 22:16:28 ID:6LETcxWW
京子とツイナは良いけど、
飯綱の自慰は蛇足だろw
898名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 22:30:25 ID:fsMXFP1e
>>897
フイタw
でもあったほうがおもしろいw
899名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/07(土) 23:10:43 ID:XkifaAtc
>>895

×肉棒から股間から
○肉棒から

投稿した後に気付いたorz

>>896

ナツマミかヤチミクでもよかったんですけどあえて原作にしました。

>>897,898

百合スレなんで最後まで書くかどうか迷った。
515の自爆スイッチのようなオチも瀬川先生らしくていいのですが、
二番煎じじゃいけないので変態さんを登場させました。
900名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 01:37:07 ID:ZHqEZc9t
こんばんは。今から桐×冥投下します
9011/8:2009/02/08(日) 01:38:06 ID:ZHqEZc9t
「何度来ていただいても、わたくしは対策室には入れません」

冥は拒絶の言葉をピシャリと桐へ叩きつけた。これで何度目になるのだろう。
対策室は慢性的な人手不足の問題を抱えていた。それは組織を構成する人員の平均年齢から見ても明らかである。
菖蒲は霊獣等は有さないながらも高い戦術眼と視野、近距離戦闘能力を持つ冥を高く評価していた。
冥を対策室に入れる事で人材の確保及び一人ひとりの負担を軽減する事が目的としていた。
その要請を受けて桐は度々冥を訪ねているのだが返事は変わりそうにない。
冥が対策室入りを拒む理由。それは黄泉に、否、正確には黄泉と神楽の関係にある。

「それでは日を改めて…」
「答えは変わりません」

「冥姉さん」と羨望の眼差しを向けてくれた秀麗な「妹」を、愛憎の眼差しで見つめる様になったのはいつからだろう。
父と叔父が家督について揉める現場を見てからか?或は、自分が継ぐはずの家督が奪われる事が決まってからか?
混濁した思いから、その起点を正確に掬い上げる事は難しい。だが一つだけハッキリとしている事がある。

土宮神楽が黄泉の「妹」になった日から更に強くなった事だ。
9022/8:2009/02/08(日) 01:39:12 ID:ZHqEZc9t
家督を継げなくても良かった。ただ姉と慕う黄泉の傍にさえ居られれば。
だが、黄泉の気まぐれは冥に残された僅かな希望をも打ち砕く。
神楽の手を取り遠くに行った黄泉。何時しか、冥には「裏切られた」という感情が生まれていた。
対策室に入る事で、再び黄泉に近づける。だが、それは傍らに立つ神楽との関係も間近で見る事になる。
これ以上の地獄は無い。更に度重なる勧誘は冥の心の傷口に塩を塗り込む。

「大体、何故貴女が来て室長の菖蒲さんは来ないのかしら?」
「それは…」

対策室への勧誘という形で現実を突き付ける桐。冥にとっては不快以外の何物でもない。
いつしか怒りのベクトルは自分を裏切った黄泉ではなく眼の前の桐、更に勧誘を命じる菖蒲へと向けられていく。

「室長は環境省の会議及び、政府との折衝で予定が合わず、失礼ながらも私が代理…」
「そもそも、本当に必要なら来ていただけるはずでは?わたくしを軽んじてる何よりの証拠でしょう!」

あの事務的で、冷静な桐が困惑の表情を浮かべている。それだけで面白い。
つくづく自分は歪んでいるのだろう。だが歪ませるのは誰なのか。

歪んでいく、黄泉への憎しみで。
歪んでいく、黄泉への愛しさで。
9033/8:2009/02/08(日) 01:40:06 ID:ZHqEZc9t
(私は、職務を完遂出来なずに…室長を…)

彼女にとって菖蒲の期待に応えられない事が何よりの苦痛だ。
黄泉や神楽、環境省の官僚に比べれば凡才とも言える自分の面倒を見、愛してくれてる菖蒲。
彼女の愛に応える為には、与えられた職務を完璧に遂行するしかない。いつしかこう考える様になった。
故に、冥の勧誘が上手く行かない事に歯痒さを覚える。

「それとも、『あれ』じゃあ来れないのも当たり前かしら」

その一言が桐の心に楔を打ち込んだ。

(桐ちゃん…)

頭の中に響く愛しき人の声。彼女を侮辱された。それも、いわれなき理由で。
菖蒲の足になり、菖蒲の庇になり、菖蒲の支えになると誓ったあの日。
かつて愛する人を持ちながら失い、そして傷ついたはずの心で自分を受け入れてくれた尊敬すべき、愛すべき人。
その崇高とも言えるべき存在を、「たかが」嫉妬から生まれた筋違いの感情で踏み付けた。ただそれだけが彼女には許せなかった。

「ーっ!」

ひび割れた心から感情は奔流となり吹き出し、桐の冷静さを飲み込む。
冥が殺気を感じた時には既に遅く、桐が操る鋼線により彼女の自由は一瞬により奪われてしまった。
9044/8:2009/02/08(日) 01:41:19 ID:ZHqEZc9t
同時に鋼線の先につけられたクナイは冥の衣を切り裂き、彼女の白磁の肌と豊かな乳房を現にする。

「なっ、何を!」

何を?聞くまでも無い。菖蒲を侮辱した報いを与えるのだ。
それに相応しい恥辱を与え、彼女を屈服させてやらねば。

「こんな事をして…」
「済むと思ってます。分家の、しかも傍流を潰すぐらいに訳の無い事です」
「無礼な…恥を知りなさい!」
「貴女に礼を語れますか?それに室長は私に『冥ちゃんに唾をつけて』と頼みました」

曲解にも程がある。冥はただただ絶句するしかなかった。

「室長の命令は全てにおいて優先されます」

そう言い放つと、桐は冥を縛った事を確認し鋼線から手を離し無遠慮に乳房と頂きを弄び始めた。
円く揉み、頂きに結ばれた朱い実を時折指で挟み転がす。

「成る程。口程に本能は堅く出来て無い訳ですね」

僅かに揺らいだ冥の表情を見逃す桐ではない。彼女の反応は手に取る様に判る。
それは桐自身が菖蒲につまびかれている故に、何をどうすればカラダが反応するか理解しているのだ。
予想通りの反応に桐は躊躇う事なく行動を次の段階へ移す。
9055/8:2009/02/08(日) 01:42:17 ID:ZHqEZc9t
「…ん、ふぅ」

わざと豪快な音を立て、冥のその豊かな乳房にむしゃぶりついた。
そしてもう片方の乳房には引き続き手と指を使い愛撫を続ける。
乳首を霞め、時に繊細な舌で突き吸い上げる。一方では暴力的に手で揉みしだき乳首を摘み上げる。
同等の機関に与えられる異なる刺激と快楽。およそ自慰では得られぬ感覚に冥の理性が瓦解するのは時間の問題だった。

「黄泉の事を想って、毎晩してますね?」
「なにを…」
「解ります。昔の私と同じ反応ですから」

桐は口端を吊り上げ、見下す様に笑った。

「高潔に振る舞ってたのに、この様ですか。あなたも所詮同じなんです」

つつ、と桐の舌は乳房から脇腹、臍の辺りをなぞり下腹部と到達した。
眼の前の女裂はあれだけの愛撫で蜜を溜め込んでいる。舌で突くと、用意に蜜を零し糸を引く状態になっていた。
欲しているのだ、更なる快楽を。だが、そう簡単に与えてやるものか。

「い、やぁ…あぁ、あぁぁぁ」

桐は一本、二本、三本と指を徐々に差し込み、緩慢な動きでバラバラと冥の膣内を掻き回していった。
9066/8:2009/02/08(日) 01:43:21 ID:ZHqEZc9t
「欲しいんですよね」
「な…に、ん…」
「もっと、これを黄泉にして欲しいんですよね?」

そうだ、黄泉にして欲しい。乳房を弄び、膣内を掻き回して、彼女と互いの蜜を吸いあい、秘所を重ね…黄泉が欲しい。
この様なされるがままではなく、愛されて、思いを確かめたい。そう冥は願っていた。

「対策室に来れば…」
「それは」
「諦めるんですか?」

そうだ。何もまだ確かめてはいない。彼女の本当の思いも。知らない内から諦めては…だが黄泉の傍らには神楽が。

「はぁ、や、あぁぁぁ!」

思考を巡らせる前に、桐は指を一気に動かし、激しく膣壁を擦りあげた。
先程までとは違う刺激に冥は声を漏らさずにはいられなかった。

「10秒で答えてください」
「ん、きもち…あぁ」

快楽に満ちた思考を落ち着けようとすればする程神経は研ぎ澄まされカラダは逆に反応をする。

「答えられないなら、室長には伝えておきます。貴女は絶対に対策室へは入らないと」

それでは黄泉に近づく機会が失われてしまう。一族の恥さらしと言われ分家から遠ざけられた父の様に、黄泉から遠ざけられてしまう。
9077/8:2009/02/08(日) 01:44:28 ID:ZHqEZc9t
「早く…」
「そん…な」
「早く!」
「ひぃっ!?」

一層深く指を押し込まれたかと思うと、桐は冥を操ってた鋼線の手も使い器用に割れ目の上の肉芽を摘んだ。
一方の手で蜜壷を掻き回し、一方の手の三本の指でで鋼線を操り二本の指で肉芽を擦る。
その様は、まるで琴を弾く様である。そう、桐は奏でているのだ。この冥の艶やかな肉体を。
明らかに経験の差があった。快楽を操る巧みな奏者に冥が太刀打ち出来るはずはなかったのだ。

「入ります、対策室に入りますからっ…」
「そうですか。でも、まだ足りませんね」

そう言うと、桐は途端に指を休め、冥を見下ろした。

「最後は室長への非礼を詫びて派手にイって下さい」
「…っ!」

躊躇いを見せる冥に桐は追い撃ちをかける。

「そうですか…では、やはり」
「解りました!わたくし、わたくし!」

もう限界だった。突然演奏が停まり戸惑う観客の如くカラダは疼き、快楽を欲していた。この恥さえ乗り切れば黄泉に近づける。
冥の表情から抵抗の色が失せた事を確認し、桐は鋼線を解いた。
9088/8:2009/02/08(日) 01:45:20 ID:ZHqEZc9t
「ん、ふぅ…っ」
「結構です。さぁ、早く謝罪をしてイって下さい」

黄泉が欲しい。傍にいたい。
だから今は、この口から出る言葉を黄泉への愛による叫びと信じ、この自らを慰める指を彼女の指だと思うしかない。

「申し…訳ありません、でした…」
「よく言えましたね…」

性急にナカを自ら掻き回して胸を揉む切ない行為。しかし肉体は刺激に反応し徐々に高ぶって行く。

「これはご褒美です…」

隙間から桐が冥の肉芽の皮剥きを摘み上げ二つの指で擦り上げた。
そして…

「はぁぁっ!!」

快楽は背中を突き抜け、全身を駆け巡り冥の思考を蹂躙した。
達した冥は、カラダをヒクヒクさせながらも幸せそうな顔を浮かべている。
黄泉に近づける。また彼女の傍にいられる。ただその幸せを噛み締めていた。
その姿を見て桐は呟く。

「自ら仮面を被っていたら、愛する機会も、愛される機会も逃してしまいますから…」

もしかしたら、桐はかつての自分と冥を重ねていたのかもしれない。
だがそれは無意識によるものであり、桐も確信には至らず、その思いも冥が当然知る由は無かった。

その後諫山冥は対策室に加入した。そして神楽との間に壮絶な黄泉争奪戦が勃発したのは言うまでもない。
だが、結果として対策室の戦力は充実し、冥と黄泉の間の蟠りも解消し、冥の顔に笑顔が戻ったのは揺るぎの無い事実である。


END
909名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 01:46:41 ID:ZHqEZc9t
以上です。鋼線とクナイに関しては桐ちゃんが常日頃から装備しているという事で…
910名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 03:40:35 ID:AgQLJyqI
ラジオで聞いたけど水原と茅原は白石抜きで鍋パーティしたようだけど
その程度で百合妄想するオレは末期症状だ...
911名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 07:53:53 ID:2VItLYU4
あれは確実にするだろ
一緒のベッドで寝たとかパジャマ貸したとか萌えすぎだろ
まぁ実際は淡泊な感じだったんだろうが
912名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 11:15:32 ID:pKrahAA7
>>908
桐ちゃんいろんな意味で唾つけすぎ(;´Д`)ハァハァ

このテクニシャン桐ちゃんと室長が手を組めば、アフターフォローとして
対策室女性陣全員での百合乱交に持ち込み、冥の本懐を遂げさせることも不可能じゃないw
913名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 12:47:53 ID:2V+hQ671
>>908
まさかの桐冥GJ!!!
冥ねえさん頑張れw
914名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 14:51:33 ID:lZwKDCyb
883の続き

話的には樹海での戦いの回くらいで捏造。
一人称はきついと悟り、神楽視点の三人称っぽい。



彼女の罪は、愛ゆえに信じたことだった。甘えに打ち勝てずに信じたこと。
覚悟もないままに信じたこと。それが、義姉を蝕む元凶だった―――。


神楽は瞼の重さに辟易した。開けられない。神楽を包む暖かで柔らかな感触
もそれを助長していた。けれど、うっすらと白む外の世界はとても魅力的な
匂いを放っていて、心なしか彼女のお腹を騒つかせる。

彼女の鼻孔を惑わしているもの。何だったか。

とても、とても大好きだった……おねえちゃんの、

「……クリーム……コロッケ……」

「んふふっ、当たり〜」

その声で、反射的に飛び起きようとしたが、体が中途で動かなくなる。
いや、鉛のように重くて、だるくて動かせない。首だけが精一杯に持ち上が
っていたが、エプロン姿の黄泉が神楽の頭を軽く押し返す。焦ったものの、
後頭部に当たったものは、枕だった。

「怪我人は寝てなきゃだめよ?」

言われて、まどろみの内に浸っていた体が、急に現実を取り戻し、思い出した
かのように節々が痛みを訴え始めた。しかし、神楽の心はどこか遠くにあって
、焦点もよく定まっていないままなんとか視界に黄泉を収めているようだった
。ふと、彼女の目に入った古めかしい天井のシミ。見覚えがあった。 

(ここは父の部屋だ。じゃあ、私は、家にいるの?)

考えれば、簡単なことだった。黄泉が運んできた。そして、寝床を準備した。そう、彼女が。黄泉は驚愕の色に染まりつつある神楽の表情を、からかうように見つめていた。神楽が、どういうつもりなのかと訊ねようとした時、黄泉が立ち上がった。

「お腹空いてない? ちょっと待っててね」

微笑みながら穏やかにそう告げて、小走りにどこかへと向かう。

ついさっきまで死ぬ思いで戦っていた。言わば敵。そのはずなのに。彼女の温
度差に戸惑わずにはいられなかった。あれからどれくらい時間が経ったのだろ
う。重い体のわりに痛みはほとんどないことが神楽にとっては幸いだった。

(……殺生石のおかげか)
915883の続き2:2009/02/08(日) 14:57:23 ID:lZwKDCyb
緩慢に耳に触れる。冷やりとした。髪が濡れている。え? 慌てて布団の中を
覗き、自分の格好にさらに驚く。シャツ一枚。神楽の動きが少し固まる。

「お布団汚しちゃうから、洗ったのよ。適当にみつくろったけど、シャツ、や
っぱりちょっと大きいわね」

お盆に色々のせて、黄泉がそう言いいながら戻ってきた。

「……洗った?」

まるで家人のような口調に神楽は首を傾げた。

「シャツとスカート、あと下着も。私の分とまとめて洗っておいたから」

そこで言葉を切って、黄泉は口元を半月状にした。

「ついでに神楽も洗っておいたけど、あんまり成長してなくて、ちょっと安心
しちゃった」

ぽかんとして、止まる思考。すぐに、血の気が引く。脳みそに冷水をかけられ
たかのような精神攻撃。それから、相反するように、体内から徐々に発熱して
いくものがあった。

……黄泉は面白がって言っているだけ。神楽は冷静になれ、と自分に言い聞か
せた。

「相変わらず、小ぶりのお茶碗。けど、私の手にすっぽり入っちゃうところ好
きよ」

妖艶に吊り上げた口角がさらに鋭さを増した。瞳は観察するように自分を見て
いた。神楽の頬は今や果物のように赤くなっていた。

「あ、クリームコロッケ食べる?」

冷えちゃうとおいしくないわよ、と付け加える。

彼女の言う事にいちいち反応する自分。どうやら完全に神楽の一人相撲のよう
だ。

(いつまでたっても、彼女は私の……。何を考えているんだろう。私はどうし
てこんなにも……。)

神楽は羞恥の涙を必死で押し込めようとする一方で、ある意味変わらない黄
泉に、さらに涙腺を緩ませることになった。その感情をできるかぎり忍び、
堪え、関を必死に守った。

「黄泉ッ……」

おねえちゃん、そう口にできないもどかしさと、危険をはらんだ感情をのせ
て、神楽はかつて義姉だった人の名前をかみ締めるように呼んだ。

916883の続き3:2009/02/08(日) 14:58:56 ID:lZwKDCyb
なかなかうまく動かない神楽の体の変わりに、黄泉が体を支え、手を添えて
食べさせてくれた。

おいしい、そう感想を述べると彼女は満足したように始終微笑んでいた。そ
もそも、黄泉のクリームコロッケがおいしいのは当たり前で、舌に良く慣れ
た味や
風味は神楽を一層暖かくした。

神楽の目の前には、あの頃の黄泉がいた。神楽を困らせて喜び、神楽を喜ばせ
て微笑む。むしろあの頃以上に近しい気さえする。

眠りの世界へ誘われるように、黄泉に安心を抱く。それでも、この幸せを否定
し、現実を取り戻そうとする自分がいた。

傍にいられるだけで満足なのに、もっともっとと思ってしまう。そう思っては
いけないのに。この心ごと、甘えに身を委ねられれば、どんなに気持ちよいの
だろう。神楽は、黄泉に斬られたことよりも、食い違った心のまま彼女に接す
ることの方が何倍も苦しかった。

食事を終えた神楽は、成すがままに後ろから抱きしめられていた。まだ、自分
を支えられるまでに回復していない体。しかし、腕の動きはだいぶ良くなって
いた。でも、このまま、治ったその先は? 神楽は思案する。 

(治らなければ……)

思考を落ち着かせる。馬鹿な神楽。願ってしまえば、もう引き返せない。その
道は二人で歩むべきではないのだ。私がすべきことはもっと他にある。でも、
今だけは。本当の私たちがあるのでは、と神楽は思ってしまう。

「神楽、ちょっと待っててね」

そう言って立ち上がろうとした黄泉に反射的に手が伸びていた。黄泉が着てい
る制服の端に幾重もしわができる。

「あ……あの、ごめん」

すぐに自責の念に駆られ、手を放す。しわは残ったままだった。

「……すぐ戻るから」

黄泉の声は何かに堪えているようにも聞こえた。ゆっくりと神楽を寝かせ、駆
けていく。長い漆黒に隠れ、表情は神楽からは見えなかった。
917883の続き4:2009/02/08(日) 15:02:59 ID:lZwKDCyb
黄泉はその手にポッキーの箱を持って戻ってきた。

「はい、あーん」

後ろから抱えながら、神楽の目の前でポッキーを回す。神楽が口を小さく開け
、先の方をくわえた。

(甘い)

口の中で広がるチョコの味。目頭が熱く、喉が苦しい。どうしようかと悩み
、でも、と神楽は首を回す。

「ん……」

ポッキーゲーム。神楽は待った。その動きの意図を読み取り、すかさず黄泉が
チョコのない方の端に口をつける。目と目が合った。笑い合う。あの時、車の
中で、神楽を励ますように差し出されたポッキー。今もまた、神楽が落ち込ん
でいる時に用意されている。

ただ、ゲームは進まなかった。お互いくわえたまま。神楽は溶けていくチョコ
に堪え切れずこくりと喉を鳴らす。

黄泉が口を離した。神楽はややつんのめる。黄泉の目は少女を捉えたままだ。

「ねえ、神楽。気付いてる?」

何のことかわからず返答に困った。ポッキーを口から外す。

「殺生石は嫉妬や憎悪を増幅させる。自分の欲望を満たす至高の石。その石
に魅入られてしまえば、どんな小さな望みでも叶わずにはいられない」

黄泉が顔を神楽の後頭部によせたため、吐く息が彼女の首筋をくすぐる。神
楽は無言で頷いた。

「私が、今望んでいることわかる?」

黄泉がわずかに声を荒げる。

話の方向を見極めようと躍起になっていた神楽に、それは不意打ちだった。黄
泉が欲しいもの? 唐突に、紀之の顔が浮かんだ。

「私も、実はあまりよくわかっていないんだけどね。……食べたくなっちゃっ
たの」

918883の続き5:2009/02/08(日) 15:05:12 ID:lZwKDCyb
「ポッキーを?」

その言葉に、少し目を見開いて、黄泉がぷっと吹き出す。

「違う、違うのよ。でも、そんな純粋なところも、憎たらしいくらい羨まし
い」

その言葉を受け、背筋が冷やりとなった。何か嫌な感覚。黄泉の言葉は確かに
何かを覗かせた。神楽を抱く黄泉の両腕に力が込められる。振りほどけ、と神
楽の本能が叫ぶ。ただ、叫んだだけで明確な意思として現れなかった。

「可愛い神楽。あの時、殺さなかったことを私はとても後悔しているわ」

黄泉の吐息が耳ににかかったかと思うと、熱く湿ったもの――唇が神楽の首筋
に触れていた。次の瞬間には、

「っ?!」

痛み。

「何を……してるの?」

それは今だ少女の神楽には理解しにくい行為だった。それでも、警鐘は痛みに
敏感で、神楽はつらい体勢で黄泉を振りほどこうと暴れた。縛りがゆるんだ。
その綻びを破り、そのまま、布団から這いでようとして、重い足に絡まり、お
尻を突き出すように前につんのめった。それでも、必死に腕を使って這った。
振り返る。彼女は座ったままだ。呆然としている。

「そんな服着せるんじゃなかった」

小声で黄泉が何か呟いた。だが、神楽には聞き取れなかった。黄泉は片足から
丁寧に立ち上がった。

「食べたくない、食べたいの」

ぶつぶつと呟く。やはり聞こえない。彼女が足を動かす。ほとんど膝を上げな
いその一投足は、カテゴリーDのそれに近かった。

「どうしちゃったの?!」

投げかける声も聞こえていないのか、黄泉は俯いたまま。歩だけをほとんど引
きずるように進める。戸は黄泉側にあった。逃げの手はない。神楽は背筋に冷
たいものを覚えた。

「欲しいの」

「黄泉? 聞こえないの!?」

神楽は焦って何度も叫んだ。そのせいで、黄泉の言葉はますますかき消されて
いく。黄泉の動きが止まった。顔を上げる。神楽を見下ろして、

「殺してよ」

神楽は口が何かを紡いだのをかろうじて見て取れたが、言語として聞き取れな
い。神楽は、しかし、その頬に涙を見た。
919883の続き6:2009/02/08(日) 15:08:44 ID:lZwKDCyb
以下、黄泉視点の三人称っぽい。



黄泉は神楽の両腕を壁に押さえつけ、彼女の自由を奪っていた。痛みと無防
備な姿に神楽の恐怖は増幅したのだろう。神楽がひっきりなしに訴え、諭す。
その叫びは黄泉を苦しめる一方で、快楽への導きになることも知らずに。

「こんなのおかしいよ、やめてっっ……黄泉!」

「そんなこと」

半ば笑い飛ばすように黄泉はかぶりをふった。

「できるわけないじゃない」

黄泉は追い討ちをかけるように、

「大きな声を出せば人がやってくるわよ? それでもいいのかしら」

神楽の愕然とした顔に不思議と罪悪感は生まれなかった。呼吸が止まるように
神楽の次の咆哮は霧散する。彼女もわかっているのだろう。今の自分なら、躊
躇いなく殺してしまうのだ。邪魔する者全てを。じゃあ、何故自分は、今なお
抵抗するこの子を殺さない? 一度は本気で狩ろうとしたではないか。

黄泉は顔色一つ変えずに自嘲した。神楽は気付かない。そして、その体の奥
深くの諌山黄泉が笑っているのにも気づくことはないのだ。優しい彼女は、
たった一人の自分の義姉を探している。


押し黙った神楽に、黄泉は行為を続けようと、少女のシャツに手をかける。

片手で器用にボタンを外していく。その行為自体は、昔、何度もしてあげた
こと。こんな風に再現されるなんて、誰が予想できただろう。神楽は暴れるこ
ともできたのに、なんとか上半身を揺さぶることもできたのに。黄泉にはわか
っていた。裏切られた少女は、信じることでただただ精いっぱいなのだと。

退魔師としてなら、もう自分より上なのに。いざと言う時の判断すらもう一流
と言って良い。惜しむらくは、彼女が優しすぎることか。

神楽を守っていたシャツ―元々守りにさえなっていなかったが―を剥ぎ取り、
少女は下半身の下着だけとなった。シャツは神楽の腕を縛るのに使った。

「痛いっ……つっ」

白い手首にやや赤みがさす。

920883の続き7:2009/02/08(日) 15:12:40 ID:lZwKDCyb
神楽は乳房を隠そうと、縛られた腕を必死に黄泉の胸に押し付ける。唇を噛み
、羞恥に堪える神楽。黄泉はその姿にそそられた。女の子同士であるにも関わ
らず、こんなにも淫らな印象を与えるのか。神楽だからこそなのだろう。今の
自分を、まだ普通の女の子として見ている自分はどうかしているけれど。

「暴れないんだ」

呆れたように黄泉は毒づいた。抵抗できるような立場でないことは百も承知の
くせに。神楽の瞳は、雨に濡れる子犬そのものだった。ずっと鳴いていたのに
。でも、もっと淫らに、とろけるように鳴かせたい。

「あなたが、そんな純粋な顔をするから……」

言い終わる前に、黄泉は顔を神楽に埋める。そして、

「ふぅっっ、んんっ……っ!」

黄泉は、神楽の口を塞いだ。自身のそれで。神楽の発した声は、黄泉の口内で
空しく消えていく。苦しそうに、眉を折り、縛られた両腕で、なんとか黄泉を
押し返そうとしていた。なかなか、口内への侵入を許さない神楽。硬く閉じら
れた白い門をどう開けさせるか思案しつつ、黄泉は神楽の口を離してやる。

「……はぁっ!」

神楽の吐き出した吐息は、すぐさま酸素を求める肺によって荒い呼吸へと変わ
った。黄泉は、その呼吸さえ自分のものにしたかった。神楽の目はこの不潔な
行為を見たくないと言うように閉じられていた。

「ねぇ、神楽」

柔らかい呼びかけに、少女が恐る恐る目を開ける。やはり、甘い。口元への意
識が無防備になった瞬間を黄泉は見逃さなかった。貪欲な獣のように神楽の口
内で黄泉の舌が暴れ始める。上唇を犬のように甘噛みしては、下唇を強く吸っ
た。

「んっ…:…んぁっ…・・・!」

神楽は刺激に声を荒げながらもこの間目をぎゅっと閉じ、縛られた腕で必死に
抵抗を試みるだけだった。

黄泉は攻めるのを止めた。 

「はぁっ、はぁっ……っ」

黄泉は自分の口の中が熱く痺れているのを感じた。神楽は今だ目を瞑ったまま
だ。口の端から涎が垂れている。神楽のものかそれとも互いのものか。黄泉が
、それをぺろりと舐めた。びくり、と神楽の睫毛が震えた。神楽がまた目を開
ける。彼女の目は、果たして、濡れていた。

精神の瓦解と共に、罪悪や苦悩に呑み込まれるか。さもなければ、黄泉は自分
の罪を楽しむしかないのだ。これ以上の抗う術はない。

「よ、みぃ……ふっっ……ひっく」

921883の続き8:2009/02/08(日) 15:13:39 ID:lZwKDCyb
黄泉が見たいのは泣き顔ではない。見たいのは、自分の下で聞いたこともない
ような淫らな声を出して、髪を振り乱す神楽だけ。想像して、黄泉は下腹部に
切ないものを感じた。動きの止まった黄泉を下から神楽が見上げていた。それ
すら、誘っているようにしか感じれない自分は泣きたいほどどうしようもない
。赤ら顔の神楽に、

「神楽、すっごくいやらしい顔してる」

少女は今さらすぎるその言葉にも、期待通りの反応を見せてくれる。本当に可
愛いのね。

「もっと深く、神楽と繋がっていたいの」

黄泉は甘えるように言った。その言葉は欲望も本心もごちゃまぜだった。黄泉
本人すら気がついていない深層からの声だった。ただ、投げかえられた少女に
は少女故に理解し得なかった部分と、解釈した部分があった。


先に黄泉が形容した神楽の胸は、中学生にしてはなかなかのものだった。形も
よく、吸い付くような肌触り。黄泉は自分の爪で気づけてしまわないようゆっ
くりと、加えて柔らかく撫でてやった。

あまりにも優しく攻められ、神楽は触れるたびに体を強張らせ、くねらせる。
声も我慢しているようだった。14歳と言えども、しっかりと性感帯ができあ
がっているのか。

「お姉ちゃんに触られる気分はどう?」

白桃のような頂を摘みながら、弾く。

「ひっっ……ぁっ」

一際大きく神楽の体が跳ねた。感じやすいのかしら。怯えと抵抗の色を徐々に
失いつつある神楽は、快楽に溺れかけているのだろうか。それとも体力の限界
か。欲望に抗わない自分が言えた義理じゃないのだけれど。

「気持ちいいんでしょ」

黄泉が、神楽の耳もとでそっと呟いてやる。際限なく触ってやったものだから
、彼女の発育途上である乳首は完全に勃起していた。

「……ちがっ……んっ、んんっ!」

未知の感覚を否定する神楽。

「嘘つきは……嫌いよ」
922883の続き9:2009/02/08(日) 15:15:03 ID:lZwKDCyb
引き締まっていながらも、もちもちとした神楽のお腹をさすりながら、固い突
起をしゃぶってやる。赤ん坊みたいだ、と思って胸中で苦笑する。母親なんて
、影も形も知らないと言うのに。黄泉はぴちゃ、ちゅぱと大きな音を立てて吸
った。

「……黄泉っ……それっっ……や……ふぁっっ……!」

こもるような神楽の声が、

「やぁ、だあっっ……んぁっっ」

明らかな嬌声を交え、黄泉は自身の秘所がじわじわとしびれてきているのを感
じた。彼女は嬌声の果てに、その高みでどんな姿を見せてくれるのか。神楽自
身から発せられる甘い香りで、もう十分に酔っていた黄泉であったが、蜜には
まだ触れていない。際限のない欲望が黄泉を支配する。

互いに、まだ、形振りかまわず己の淫欲を解放していない。

「ここ、いいよね」

何を今さら断っているのか。

「ぁっ……えっ……だめ、だめだよ!」

どうせ神楽の言葉なんて聞きもしないのに。黄泉は秘所を覆う下着に手を伸ば
す。が、縛られた腕で、神楽は伸ばした手を押しのけていた。その当たり前の
行為に、少し驚きながら、神楽を見た。

「やだっ……よっ……そこ、やだっっ」

黄泉自身は上も下も快楽の手段くらいにしか思っていなかった。ただ、それが
神楽のものであるということが黄泉の興奮を高めていた。

嫌がる神楽の腰を掴み、壁に押し付けた。ここで抱きしめてしまっては、きっ
と神楽は折れてしまうだろう。

「神楽、無駄なのよ」

黄泉にしてみれば、腕の抵抗なんて実に可愛いものである。股に足を入れて開
かせる。足自体にはあまり力は入っていないようで、なんの負荷にもならない

923883の続き10:2009/02/08(日) 15:16:29 ID:lZwKDCyb
そっと秘所にあてがった右膝が、ぬるりとしたもので滑る。

「すご……」

「ぁっ……触らないで、見ないで、黄泉! お願い見ないで!」

神楽は知られたくなかったのだろう。たぶん、認識することさえおぞましいこ
とだったに違いない。自分の弱さ。雌の印。溢れ出る愛液のせいで、下着はあ
まり意味を成していなかった。

「私で感じてた?」

「ちがっ……。そんなこと知らない、知らないからっ……」

言葉でいくら否定しても、嘯いて聞こえる。黄泉は膝を外し、右手の一指し指
を、つぷりと湿った下着に食い込ませた。

「ゃっ……んっっ!」

神楽は全身で黄泉の指を拒絶するように、壁へと張り付いた。縛られた腕は黄
泉によって頭上へと張りつられている。むきだしの胸が突き出され、神楽の乳
房が黄泉の顔に押し付けられる。

「舐めて欲しいの?」

笑いながら、神楽の乳首をくわえる。

「……ふぁっっ……ふぅっっ……!」

その声は、黄泉を震わせるほど甘い。下着越しに何度も指の腹を擦り付けた。

「いやぁっ……はぁっっ……触らないでっ……汚いよっっ」

畳にできたしみを黄泉が一瞥する。

可愛いくて優しい神楽、あなたが好きよ。

「やっ……はぁっっ、んくっ……っ」

溢れてくるものは一層濃い匂いを放っている。何の前置きもなく、唐突に黄泉
の指は秘所と結合した。神楽は、あまりの衝撃、いや快楽に声を出せないよう
だった。壁側に仰け反り、子犬のように喉の奥を鳴らす。心を焦がすような想
いで、黄泉はそれを見つめた。そして、もっと指を埋め、求めた。

「ふぁっ、ふぅっ、ぁっ……ぁっ」

絞られるようにひだが纏わりついてくる。黄泉はかき回すように、神楽の陰部
を激しく責めた。神楽の声が高みを駆け上がる。その途中、下着が邪魔くさく
なり、ちゅぽんと指を抜いた。

「……ふぁっっ?」

神楽が切なそうな声を出す。
924883の続き11:2009/02/08(日) 15:17:30 ID:lZwKDCyb
「下着、取っちゃおうね」

もはや、最後の砦がなくなったも同然。神楽は、自身の淫らな痴態に気付いて
いないのか、やはり恥ずかしそうに、膝をこすり合わせようと試みる。黄泉は
、それに構うことなく、下着を剥ぎ取り、愛液溢るるそこへ、一番長い指を差
し込んだ。

出して、抜いて、激しくかき混ぜて。時に弱くすれば、神楽は無意識に腰を振
っているようだった。

「黄泉っ、だめぇっっ……もぅ、やめっっ……」

黄泉もただ、神楽の体が激しく揺れるくらい指を動かし、感じやすいと知った
入り口付近を一気に攻め上げる。

「やっ、やだ……黄泉! ……はぁっ……やだぁっっ、だめぇっ!」

追い詰められたように、一際大きく声を荒げた。連動するように、膣のひだが
黄泉の指を締めつけ、痙攣するように震える神楽の下半部。指を引っこ抜いた
。栓となっていたものがなくなり、ぬるりぬるりと液が溢れ出る。

「んぁっっ……っ」

神楽が黄泉の方へともたれかかる。黄泉の全身を鳥肌の立つような、征服感が
襲った。荒い息遣いのまま、神楽が意識を閉ざしかける。が、

「じゃあ、今度はこの子の番ね」

黄泉は慣れた手つきで印を組み、

「淫獣、解放」

自分の秘所を光らせた。神楽はありえないものを見るように、黄泉を見て、そ
して、彼女のスカートの膨らみを見て、驚愕する。神楽はその顔に絶望を張り
付かせた。

「よ……み?」

まだ、快楽の階段を上ったばかり。黄泉の欲望はまだ収まることはない。互い
に満たし合う関係など、当の昔に切り捨てているのだから。

「あなたを、食べるわね」

―――だから、神楽。早く私を殺してよ。
925883の続き蛇足:2009/02/08(日) 15:20:36 ID:lZwKDCyb
本番までいけないいくじなしなので、続きません。
淫獣は某フェレットではございません。カテゴリーのみなさん方です。
926名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 15:24:42 ID:ywLFJL0D
ちょwwwここで終わりかよwwwww
でもいい百合ヤンデレだった!
戦う代わりに神楽が黄泉をカラダで満足させ続けてそのまま世界の片隅で生きてく感じに萌えた!
927名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 16:11:21 ID:ZxY6HXar
全裸+拘束だとっ
神楽に萌えまくりました
GJ!
928名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/08(日) 18:39:30 ID:2V+hQ671
こ、これはGJと言わざるを得ない!!!
是非本番もry
929名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/09(月) 02:21:47 ID:Z+LUQ8CU
ここにきて組み合わせが多くなったような気がする
930名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/09(月) 07:12:10 ID:0kVuE01l
>>908
桐×冥良かったGJ!
>「室長の命令は全てにおいて優先されます」

って、大魔王様すかw


>>924
GJ!!
黄泉のヤンデレっぷりがたまらない
931名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/09(月) 16:48:53 ID:MR8fOLCn
最終回を見て、もし黄泉が神楽を殺したらって言う事で書いてみた。

ザシュッ 肉の切れる音がした。血が地面に一滴一滴落ちてゆく。
この血は黄泉のものいや神楽の血だった。

「黄泉お姉ちゃん、昔みたいにもう一度だけお姉ちゃんと笑ったり、ポッキー
食べたかったな・・・ごめんね黄泉・・いつも黄泉を見てるから・・ね。・・
・・・・・・大好き・・黄泉・・・お姉ちゃん・・・・」

黄泉と顔を見ていた神楽の首がだらりとなる。

「ふふふふふふふ、ふははははははは」

いきなり笑い出す黄泉。気が狂ったのだろううか?

「ふははははははははは、は・は・はぅ・うっ・うっ」

否泣いて居たのだった。

「私が死ぬつもりだったのに、どうして?どうして貴女はいつも・・・面倒なの?
私も好きよ・・・神楽」

黄泉は森中に響き渡る位の声で鳴く。
その時、黄泉の額にあった殺生石が額がこぼれ落ちた。

一時間位たっただろうか黄泉は神楽を抱いて、その場を歩き出した。

2年後
黄泉は名前を変え紀伊 泉として生きることになる。
自分と同じ人が出ない様に、東京に戻って来た彼女はふと噂を耳にする。
(髪の短い中学生くらいの女の子が犬みたいのを連れて人に聞くそうだ。
黄泉は?黄泉は何処に居るの?って)

それを聞いた黄泉は封印した殺生石を握り締め神楽を追う。
殺生石の反応を元に神楽を探している途中ある高校生にぶつかる
その高校生は弐村剣輔 。
ふとしたことで知り合い神楽と戦っていく。
しかもなぜか剣輔のクラスには冥にそっくりの女の子がいたのだった。

なんじゃそりゃ?
932名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/12(木) 22:47:06 ID:NSPadrV0
保守
933名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/13(金) 22:44:42 ID:nX2ixtSg
ほしゅーーーー−−−−−−−!!!!!!!!!!!!
934名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 15:09:47 ID:JyTZSBRy
と言うか黄泉は何回黄泉帰るんだ
935名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 16:04:15 ID:ctrZjDdc
43回
936名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 16:15:51 ID:XJaHuQat
名前の通りですな
もう殺すのめんどくせえ
937名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 18:11:58 ID:JyTZSBRy
>935
138043回?
938名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 21:10:15 ID:Y7KtWnww
黄泉・神楽とか泉・神楽のバレンタインネタを投下する勇者はおらんのか
939名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 22:30:49 ID:Bs1ISVev
これまでの粗筋
「いや、ちうか原作読んで無いっすよ。でも『零』のみなさん幸せになって欲しいし、
みんなでキャッキャウフフになればいいなぁって冥ねえさんも言ってますんで設定も時間敷も無視で
泉さんも諌山家に住むことになりました。あとなぜか冥ねえさんも。
それからエロイのは他の方にお願いします」
そんな感じで。

でね

バレンタインの夜
黄泉「で?」
神楽「だからーこれがわたしから冥さんので、これが黄泉ので、これが泉ちゃんのだって」
冥「いいえ、これとそれはわたくしから黄泉と神楽さんのです、これは泉さんに」
泉「え、ちがっ…これはわたしから黄泉姉さんに、それはわたしから冥さんです…それは神楽に」
黄泉「でー、わたしから冥ねえさんと神楽と泉のは…あーもーどれでもいいわ、いいでしょう?
みんな同じポッキーなんだから」
冥/神楽/泉「違います!」

テーブルの上には12箱のポッキーがある訳だ。

冥/神楽/泉『言えない、黄泉用には強力ウフフ媚薬が、それ以外には強力睡眠剤が入ってるとは言えない…』


そんなしか思い付きません(´・ω・`)
940名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 23:24:20 ID:QFXyyFo9
ここのSSクオリティは高いが激しくえっちなのが続いてるから、
そろそろいちゃいちゃ甘々なのが欲しいところ。っつってももう14日終わりそうだが。

>>939
わっふるわっふる
941名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 00:30:45 ID:M/y/pQIy
>>939
まてまて
多分黄泉はなにもしてないからノーマルのポッキーが3箱、ウフフ 入りが3、睡眠薬が6。
1 一人だけウフフ入りで他爆睡 →オナヌー
2 黄泉と誰かでカプ成立→ウフフで激しくセクース他爆睡
3 黄泉と二人で3P他爆睡
4 黄泉爆睡で他3にんがオナヌー
5 全員仲良く爆睡

確率が一番高いのはどれだ
942名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 00:34:59 ID:PtGzAVmW
なんか投げやりな気分になって
全員でリアルポッキーボード
943名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 03:59:45 ID:VV6ValOf
桐ちゃんが岩端以外の対策室男性陣全員に
チョコを配るけど室長には中々配ってくれない、
やや苛立つ室長をじらした後に渡したのは
メッセージ付きの特製のチョコって展開とかいいかな。

>>938
222にバレンタインネタがあったな。3ヶ月近く前だ。
944名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 05:28:23 ID:77tbIcKk
>やや苛立つ室長をじらした後に渡したのは

「桐ちゃん私のはまだ〜?」
「朝一番に差し上げました」
「はっ! この車椅子、チョコで出来てる!」
945名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 08:53:48 ID:M/y/pQIy
>>944
桐ちゃんがチョコタンガ装備ですね
局長が舐めていくと
「あら中からシロップが…ウフフ」
とか言われるんですね
946名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 13:32:44 ID:QTLKuTwA
>>943
岩端にもやれよ( ´・ω・`)
947名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 15:12:19 ID:ODD9oamt
>>946
桐ちゃんはホモ嫌いだから仕方ない
948名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 19:03:11 ID:VV6ValOf
>>947
そこんところわかってくれてうれしい。
949名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 21:08:50 ID:t10+fGkQ
黄泉はいいよね、本命チョコたくさん貰えそうだ
950名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 21:40:58 ID:ODD9oamt
951名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 23:38:36 ID:XyuS7Ko3
>>950
どうみてもしまむらです。本当にありがとうございます
952名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 00:55:28 ID:FTtNX5qJ
こんばんは
今から先日の桐×冥の直後の、黄泉×冥を投下します
今回はエロ無し、バレンタインネタです
冥姉さんの服装は、皆さん個人々々お好きな様に考えていただくために、抽象的な表現に留めておきました
9531/8:2009/02/16(月) 00:56:36 ID:FTtNX5qJ
冥が対策室に加入してから一ヶ月が経過した。だが、それ以外に冥に変化は無かった。
緊急の呼び出し以外は、定時に出て定時に帰宅という代わり映えのしない毎日。
どうにも黄泉との関係を気にしてぎこちなく振る舞い、周りもそれを知ってるのか気を使った対応をしてしまう。
感情を抑制する事に慣れ過ぎていたせいもあり、己を表現する術を彼女はあまりにも知らな過ぎたのである。
そんな様子を室長の菖蒲が気付かないはずもなく。

「冥ちゃん、どうしたものかしら」
「こればかりは当人間の問題ですから」

桐の言う事は尤もである。だが、彼女は新しい環境に戸惑っているのだ。
対策室に入った時の様に何かのきっかけがあれば良いのだが。
溜め息をつき視線を下に落とすと、卓上カレンダーが菖蒲の目に入ってきた。
今週末は2月14日である。調度良い機会だ。

「桐ちゃん、悪いけど冥ちゃんの面倒を少し見てくれないかしら」
「私が…ですか」
「あらあら、唾を本当につけたのに少し冷たいんじゃない。アフターフォローぐらいしてあげましょうよ」
「はぁ…」

あからさまに気乗りのしない桐に菖蒲が微笑みながら一言。

「それとも、お仕置きが少し足りなかったかしら?」
9542/8:2009/02/16(月) 00:57:38 ID:FTtNX5qJ
途端に桐の顔が紅潮した。お仕置きというのは、冥が対策室に加入したその晩に行われた。
「唾をつけてこい」と言ったが、まさか本当に唾をつけてくるとは思いもしなかった。
行き過ぎた行為は是正すべきと言い、一晩中鳴かされ次の日の午前中はナカにおもちゃを入れて勤務をさせられた。
当日は特に忙しくなかったから良かったものの、仮に会議が入っていたらどうなっていたか。

「解りました…」
「そう、素直が1番よ。素直が」

かくして二階堂桐の作戦は始まった。今回の目的は冥の感情を引き出し、尚且つ対策室での身の置場を与える事。
しかし、それを素直に出来ないのが冥である。桐は一晩中悩んだ結果、冥の服装を変える事と黄泉へチョコレートをプレゼントさせる事を決めた。

−翌日

「何故わたくしが貴女と…」
「任務です」

そう言われて車に乗り込んだものの、未だに行き先を告げられずに冥は苛立ちはじめていた。
それに加えて桐とは先日の一件もあり、どうにも気が落ち着かない。二人きりで何をするのか。

「着きました」

車を降りると、目の前には冥には見た事が無い「今時の若者」が着るような服の店が立ち並んでいた。

「これのどこが任務ですの?」
9553/8:2009/02/16(月) 00:59:13 ID:FTtNX5qJ
訝しげに問う冥に桐は応えた。

「目的は貴女の対策室における立場及び対策室メンバーとの間における意思疎通にあります」
「だからと言って何を」
「服装はその人の感情を現します。今の貴女を変えるには、何らかのきっかけが必要です」
「…」

呆れ返る冥を見て桐は表情を険しくし、一瞬指を広げ腕を振るそぶりを見せた。
俄かにあの日の記憶が冥の脳裏を過ぎる。そうだ、命令第一の彼女に逆らうのは得策ではない。
こうなったら、あの時の様に委ねるしかない。もしかしたら、対策室に入った様に新たなきっかけが出来るかもしれない。
真面目さが邪魔をして感情を紡ぐのが不得手な冥。最近、彼女はようやく自分の心の内へ目を向けはじめていた。

「それでは行きましょう」

それから桐と店員を交えてのコーディネートは始まった。最初は冥も嫌がっていた。
だが、色々と服を変えて鏡に映る自分を見る度に徐々に変化が起きていく。
服一つで悩み、誰かと相談しながら選んでいく。全てが生まれて初めての体験だ。
新しく選ぶ服の様に、もしかしたら自分も少し新しい気持ちになれるのかもしれない。
そんな思いが次第に心の底から沸き上がってきた。
9564/8:2009/02/16(月) 01:00:53 ID:FTtNX5qJ
「これがわたくし…ですの」

店員は微笑みながら自身たっぷりに告げた。

「とってもお似合いですよ」

2時間後に鏡の前に立っていたのは、誰もが息を呑むくらいに可憐に変身した少女の姿だった。
だが、冥にその自覚は未だ芽生えてなかった。

「成る程、確かによく似合ってますね。では行きましょう」

店を出て車へ乗る迄に、街行く人々が視線を冥へと向ける。それが冥には耐えられなかった。
その視線は奇異によるものではなく、美しい人を追いかけるものだという事を彼女は未だに気付いてはいない。
冥は、背筋を伸ばす様にという桐の指示にただ従うのみだった。

「それでは環境省に戻ったら、着替えて食堂まで来て下さい」
「…はい」

返事も上の空で、冥は車の窓硝子に映る自身の顔を見つめていた。
これが自分だという戸惑い。変わったという喜び。様々な感情が胸の内に渦巻いている。
ただ、心なしか気持ちは軽やかになった気がした。

−環境省にて

「それでは、これからチョコレートの作り方を教えます」
「はぁ…」
「貴女に必要なのは感情の発露です。幸いに金曜日は14日。今日から特訓して、黄泉へ贈るチョコレートを作りましょう」

突然の提案に冥は驚きを隠せずにいた。確かに巷の若い女性が意中の人にチョコを贈る習慣があると聞いた事はある。
だが、いきなりこれでは性急過ぎはしないだろうか。そんな様子の冥を見て桐は告げる。
9575/8:2009/02/16(月) 01:02:49 ID:FTtNX5qJ
「1番駄目な事は、答えを知る前に決めつけて諦める事です」
「それは…」
「どうせ同じように駄目だと思うのであれば、まず試してみましょう」

ずっと黄泉を想ってきた。幼い頃に、一輪の花をくれたあの時から。
ただその想いを打ち明ける事が出来ずに、苦悶の日々を今日まで送ってきた。
還りたくない。今ある機会を逃すと二度と想いを伝える機会は来ないかもしれない。
例え黄泉の想い人が神楽であったならば、その時はその時だ。
そう決意をし、冥は返事をした。

「…中々筋が良いですね。料理や菓子づくりの経験は?」
「基本的な和食と簡単な和菓子程度は」

成る程、確かに初めてにしては形も整っているし、甘さや堅さも程よく仕上がっている。
後は当日までにどこまで完成度を高める事が出来るかだ。
こうして桐による特訓は始まった。これまでに冥が驚かされたのは桐の万能ぶりである。
厨房で冥がそんな顔を見せると、桐は決まって楽しそうに「室長の為ですから」と微笑んで答えた。
いつしか桐も、冥を通して感情を以前より素直に表に現す様になっていた。
さながら姉妹のような二人の姿を、偶然通り掛かった菖蒲は遠目で満足そうに見つめていた。
9586/8:2009/02/16(月) 01:04:03 ID:FTtNX5qJ
−2月14日

遂に当日を迎えた。黄泉は冥に呼び出された近所の喫茶店を訪れた。
店員にテーブルへと案内されると、そこには今までに見た事の無い姿で冥が座っていた。

「あ、冥姉さん…」

綺麗だ。確かに普段の和装も美しい。だが、今のこの姿はどうだろう。
これまで固い服の内側に隠されていた魅力が全面に出ているではないか。
黄泉は姉の姿に、ただただ見とれるだけだった。

「早く座ってくださらないかしら」
「はい…」

鼓動が早鐘を鳴らす。胸の内をどうして伝えたら良いのか。
その様な、何を話して良いのか悩む冥の姿を察したのか、黄泉から話を切り出した。

「冥姉さん、大学へ進学するんですね。おじ様から聞きました」

そうだった。何故その道を選んだのか。素直になろう。一気にではなくてめ、仮面を一つひとつ外していこう。
今の姿のように、きっと変われるはずなのだ。冥は、とつとつと話始めた。

「ええ…退魔師の仕事はいつまで続けられるか判らないでしょう?だから、今の内に少しでも多くの事を学びたいと思って」
「そうだったんですか。でも、お体は…」
「大丈夫です。それに…」
9597/8:2009/02/16(月) 01:05:26 ID:FTtNX5qJ
更に激しく鼓動が鳴らされる。口は渇き、思いは揺らぎ迷いを生む。
答えを聞くのが怖い。でも、好意に関係無くこの思いだけは伝えたかった。

「貴女は諫山を継ぐ身です。貴女が前に立てる様、わたくしが後ろで支えたいと思ったからです」
「冥姉さん…」
「だから少しでも、多くの事を…」

嫌われていると思った。養子で年下でありながら、家督を継ぐ自分を彼女は快く思っていないと考えていた。
だから、いつからか彼女に近づくのが怖くなり、そして腫れ物を扱う如くぎこちなく接する様になっていった。

(あの人が言った事、本当だった)

冥は、桐が服を選ぶ時に「服装は気持ちを現すと」話していた事を思い出していた。
ようやく心の皮が一枚剥がれて、少しだけ素直になれた。

「これは、わたくしの感謝の気持ちです」

貴女がいたからここまで強くなれた。貴女を強く想ったから少し素直になれた。
そんな思いを込めて作り上げたチョコレートを小箱に積めて、彼女へと差し出した。

「食べて良いですか」
「ええ、是非」

一つ、黄泉は口へチョコレートをほうり込んだ。舌の温度で程よく小さな固まりが蕩けていく。
チョコレートは二人の間に横たわる蟠りやこれまでの思いをゆっくりと、静かに溶かしていった。
9608/8:2009/02/16(月) 01:08:10 ID:FTtNX5qJ
「一緒に帰りますか?」

黄泉に差し出された手を迷わず握った。そして冥の手を黄泉も握りかえした。
ようやく一つの思いが繋がった。一方で、伝えられなかった思いもある。
いや、まだ焦らなくて良い。これまでに長い時間をかけて歪み、絡まっていった物なのだ。
一つひとつ、一歩一歩解いていこう。

「冥姉さん、チョコレートありがとうございます」
「いえ」

延びる影がいつか重なる事を信じて。



END





−その頃

「良かったわね、桐ちゃん」
「はい」

桐と菖蒲は二人の様子を室長室のモニターで眺め、ようやく安堵の表情を浮かべた。

「まぁ、とりあえず及第点という所かしら」
「ありがとうございます」
「じゃあ、今晩はご褒美をたっぷりあげないとね」

菖蒲が桐に口づけ、二人の口をチョコレートが行き交い蕩けていく。
今晩のこちらの蜜事は、桐が贈った甘いチョコレートの如く一層甘く濃密な物になりそうだ。




END
961名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 01:09:20 ID:FTtNX5qJ
以上です。公式の冥姉さんの絵と笑顔をみて思わず書きました
962名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 01:13:59 ID:ObsvKIfQ
どうころんでも一晩中なかされる桐ちゃん(;´Д`)ハァハァ
963名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 01:18:37 ID:Ha3skztx
仲いい冥姉さんと黄泉は素晴らしい!
964名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 06:14:50 ID:DnLFuHVR
GJ!
公式であんな仲が良さそうな絵を見せられると余計にorz
せめてこのスレぐらいでは三人姉妹がキャッキャウフフしたっていいよね?
965名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/16(月) 15:04:54 ID:DCuuBOUI
甘甘GJでした!
966名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/20(金) 18:35:28 ID:MvQlFyJX
桐ちゃん
967名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/20(金) 21:05:23 ID:7xqcwR8b
age
968名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/25(水) 17:40:03 ID:DOipyhCG
百合ームコロッケ
969名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/26(木) 02:14:56 ID:pN9fWLF2
ちょっと食べてみたいよな
970名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/27(金) 01:17:54 ID:mgbMmHjE
今月号のエース、きれいな黄泉復活はいいが泉の意識はどうなるか心配。
神楽も黄泉しか見てないから、泉が自分だけ見てとヤンデレ化して黄泉を
取り込むことを期待
971名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/27(金) 08:42:47 ID:Zhbm0jaN
黄泉復活したのか…
これは百合百合エンドに期待
972我流:2009/02/27(金) 17:42:13 ID:dryki+lw
ここで喰霊関係で
水原×みのりん
を希望
973名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/28(土) 14:13:10 ID:ZKim0Ya/
>>972
レズ声優スレあるけど
いま空気悪いな
974名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/01(日) 14:03:27 ID:X6ZamuH1
>>972
架空の人間ならまだしも実在する人間でやるのはどうなんだろう?
そういう801スレとか百合スレもあるんだけど、
なんか本人に対して失礼な気もする。
975名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/01(日) 17:05:03 ID:UZdxJ2Pi
中の人の話題は、燃料になるとこもあるから小ネタとしては歓迎するが
中の人同士の百合話をクレクレしたり
三次元のエロパロ是か非かみたいな微妙な話題は完全にスレチだろう。

桐ちゃんや冥姉さんがホワイトデーのお返しになに貰ったら喜ぶかでも考えようぜ
976名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/01(日) 18:22:45 ID:X6ZamuH1
希望や意見述べただけでスレチかよ。
そういう話が延々続くならわかるけど。
977名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/01(日) 19:21:08 ID:UZdxJ2Pi
ああ言葉が足りなかったな、ごめん。
これ以上突っ込んだ話をしていくならスレチになると言いたかった。
特にナマモノ系の話題は個人個人好きな人と苦手な人で
感じ方や許容範囲も本当にそれぞれのジャンルだと思うから。

別に意見希望を言うなと言いたかったわけでもないよ。
気分を害したなら申し訳ない。
978名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/01(日) 22:30:07 ID:xWvpiM5n
漫画の方、絵が下手で駄目だわ。
同人レベルだろあれ。
979名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 02:46:36 ID:cTk/rPsl
アニメの出来が良すぎたんだ
仕方ない…
980名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 17:14:18 ID:oVo3Ehk0
神楽×黄泉 を投下します。
どっちを先に書けばいいのか悩みましたが、神楽×黄泉で。
誰?って感じになってるので合わなければスルーでお願いします。
奈落さんが死んだ後の妄想世界です。
冥さんもスルーしています。
981神楽×黄泉 1:2009/03/03(火) 17:15:43 ID:oVo3Ehk0
閉め切った風呂場に湯気が立ち込める。
その無害な霧は留まることを知らず、視界が悪くなる程にこの場を満たしていた。
私と神楽は一言も交さずにただ黙々と身体を洗い続けている。
特に私はキチガイかと思われる程丹念に、手足の指先から膣に至るまで。
何度も何度も磨いた。

先に終わった神楽は歯ブラシをくわえ、湯に浸かりじっと此方を見ている。
歯も磨いているが重点的に磨いているのは舌だ。
私はシャワーでたんまり乗った身体の泡を落として行く。
掻き消える泡から現れる私の身体を見つめる神楽は、何を思っているのだろうか。

自問自答とは言うが、答えはとうに分かっている。
お風呂嫌いな子供が数え歌が終わるまでお湯から出ない様に、神楽もまたじっと待っているのだ。
何のため? それこそ答えは出ている。
お風呂から出た後に、楽しいことが待っているから。

湯気がさらに辺りを覆う。
洗う時と同じように、私はゆっくりと丁寧に身体を流す。
シャワーを止めると神楽も舌磨きを終えた。もう上がりたそうだった。

私 湯船に入ってないんだけどなぁ…

瞳で訴えると、申し訳なさそうな顔をするも譲歩するつもりはないようだ。
モジモジと催促するように私を見つめる。
早く早くとでも言いたげな顔に、私は閉ざしていた口を開く。

「そんなに、我慢出来ないの?」

ブルッと神楽の身体が震えた。自分でも驚く程に妖艶で色めき立った、誘うような声。
紡いだ唇から全身へ、熱と震えが回って行くのを感じた。
982神楽×黄泉 2:2009/03/03(火) 17:16:39 ID:oVo3Ehk0
「黄泉…私もう…」

神楽が待ちきれないとばかりに私に近づいて来る。
しまった…こんな所でするつもりなんて無かったのに、事もあろうに私からその気にさせてしまった。

「か、神楽…私の部屋でしよ……ね?」

私の微かな抵抗も意味を成さず、神楽は私の左手人差し指を口に含んだ。
座っている私に合わせるように腰を降ろし、ペタンと座り込む。
両手でしっかりと腕を握り、指を味わう。

「んっ…ちゅ…はぁ…んん…」

唾液を絡める音に熱い吐息が混じる。
諦めた私は空いた右手で見上げる神楽の頬をそっと撫でる。
そのまま下へと神楽の顔、そして身体の輪郭をなぞって行く。
細い首筋から脇、可愛らしいくびれのある腰へ。
触れていると認識出来るギリギリの力加減で肌を愛でる。

神楽はその焦れったさにうっとりと惚け、身動ぎしながら私の左手の指を次から次へと貪る。
その姿を見て、その刺激に感じて、神楽と同じような恍惚の表情を私も浮かべてしまう。
もうこうなったら私も止められない。
湯気だけでなく、何か別の熱気が籠った浴室に私も当てられていく。

風邪引いちゃうかも…

一瞬そんな呑気なことを考えるも、直ぐに掻き消える。
何時まで続くか分からない快感へ、私は身も心も委ねていった。
983神楽×黄泉 3:2009/03/03(火) 17:17:32 ID:oVo3Ehk0
神楽は大切な人を殺した。
頑張って慰めて励まして、元気を取り戻してくれたと思ったら、今度は私の大切な人が殺された。
神楽は自分の心が癒えていないにも関わらず、傷付いた私のことを心配してくれた。
泣いて、抱き締めて、抱き締められて、また泣いて。

もう私たち2人は限界だった。
悲痛の相乗効果は私たちの心を必要以上にどんどん病ませていく。

先に耐えきれなくなったのは神楽だった。
一緒に寝ていた、いつもの夜。
神楽は私の指を欲した。
赤ん坊のように、指をくわえてスヤスヤと眠る。
それは自分の指ではなく、私の指。

神楽の口の中で感じる粘液や触れてくる舌。
不思議と嫌な気持ちはしなかった。

そうして、神楽はどんどん私にベッタリになった。
どんな時にも着いて来るし、引っ付いて離れようとしない。
学校も、どうせ授業に出ないから黄泉とサボるなんて言い出す始末だ。

そんな神楽を私はとことん受け入れた。
学校がつまらない私にはサボりを断る理由もないし、何より神楽が笑ってくれるのだ。
指を舐めるようになってから数日、神楽は随分元気になった。
食事も摂れるようになったし、落ち着きを取り戻した。
おしゃぶりは相変わらず続いているが、きちんと回復に向かっているのだ。

私もただただ幸せだった。
その「回復」が元来と同じ意味、同じ方向であるかどうかなど、取るに足りない問題である。
そう、私さえいれば、私だけいてくれれば、神楽は神楽でいられるのだ。
神楽は私だけを必要としてくれている…それが堪らなく嬉しかった。
984神楽×黄泉 4:2009/03/03(火) 17:18:30 ID:oVo3Ehk0
神楽と共に休みを貰っていた私は、神宮寺室長に呼ばれ久々に対策室へ足を伸ばした。
内容は電話ですれば良いような話ばかり。
些細なことなのに、私は激しい苛立ちを覚えていた。

帰り道、私の足はどんどん加速する。
息が切れる程の全力疾走に肺がどんどん苦しくなるが、それとは別に胸を締め付ける何かがあった。
怒りや苛立ちだけではない、このドロッとした暗く重たい何か。
身体の内側からせり上がる不快感を振り払いたくて、私はひたすら走った。
辿り着いた家で待っていたのは、涙で目を腫らした神楽だった。

「はぁっ…はぁ……かっ…神楽…?」
「!黄泉……黄泉ぃ!」

息も切れ切れの私に神楽が思い切り抱き着いて来る。

「朝起きたら、黄泉がいなくて…黄泉…黄泉…」

私に顔を埋める神楽を抱き締めた瞬間、胸の重さが取れた。
息はまだ荒いが、確かに何かが楽になった。
ろくに話せない言葉の代わりに、きつくきつく抱き締める。
そして、ようやく理解する。

「ずっと、一緒にいようね…神楽」

少し離れただけで、あんなに孤独や恐怖、不安を感じた。
神楽だけではなかった。私もまた、神楽なしでは生きられない。
985神楽×黄泉 5:2009/03/03(火) 17:19:28 ID:oVo3Ehk0
あの日以来、神楽は寝る時以外でも私を求めるようになった。
舐める箇所も様々で、今では私の身体で神楽の舌が這い回らなかった場所はない程だった。
足先の時は途方もない征服感が心を満たし、
お尻に舌を入れられた時は気が狂う程快感によがり、身体は絶頂で何度も仰け反り跳ねた。

私の身体は全て神楽のモノ、神楽だけのモノ…そう考えるとゾクゾクした。
脳が痺れ、身体は歓喜に震え熱を帯び、心はどうしようもなく満たされた。
神楽からの一方的なアウトプットだったものだが、私からもお願いするようになった。
やがて、私も神楽の身体を盛んに求めるようになる。

乳首をコロコロとねぶられている時に、思い切り抱き締めて顔を胸に押し付ける。
私の乳房がぐにゃりと形を変え、乳首が擦れてピンとはりつめる。
きつくきつく、それこそ窒息死させんばかりの勢いで神楽を求める。
力を緩めると、酸素を求める苦しそうな神楽が露になる。

乱れた髪、涎が垂れる口を大きく開いて呼吸する、赤く上気した顔。
とろんとした涙目は、それでも私だけを映している。もう、堪らなく可愛い。

その恍惚とした顔のだらしなく開いた口に、私は思い切り舌を突き入れる。
直ぐに神楽は答えてくれて、私たちは身体を密着させる。
汗と唾液でベタベタの身体を擦り合わせ、私たちは留まることを知らない快楽にいつまでも溺れていた。
986神楽×黄泉 6:2009/03/03(火) 17:20:32 ID:oVo3Ehk0
「黄泉ぃー。何でそんなに必死になってるの?」

ここはお風呂場。
立ち込める湯気の中、私は丹念に自分の身体を洗っている。

「私って、そんなに汚い?」

湯船に浸かる神楽が私に疑問を投げ掛ける。私は振り返り笑顔で答える。

「そんなことない。私の身体は神楽だけのモノなんだから、綺麗にしないと嫌われてしまうもの」
「嫌いになんてならないよ?」
「それともう1つ。私が綺麗な身体で神楽に愛されたいからよ」

私はそう言って湯船に入り、神楽を後ろから抱き締める。
私の腕の中でちょこんと収まる可愛らしさに、私は思わずニヤけてしまう。
神楽の肩に自分の顎を乗せ、耳元でそっと囁く。

「もう私、神楽なしじゃ生きられない…」

神楽が此方を向く。その口元は私と同じように緩みに緩んでいる。

「…ふふ…」
「…ぷっ…」
『あはははは!』

笑い声が反響し、それがさらに私たちを面白可笑しくさせた。

逆上せちゃうかも…

一瞬そんな呑気なことを考えるも、直ぐに掻き消える。
余計なことを考えられなくなるくらい、私たちはただただ幸せだった。
987名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 17:22:31 ID:oVo3Ehk0
以上、共依存でラブラブな2人でした。
ダークな感じを狙ったのですが、電池が切れて結果グダグダに。

関係ないですが、次スレってたつんですかね。
まだまだ書きたいなぁと思ってるんで、ドキドキしてます。
988名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 17:47:32 ID:7+d/xbhN
GJ(*´Д`*)
一時も離れるのは嫌とかハァハァ
989名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 18:08:56 ID:ibf+yLn4
百合で依存は至高の果実だと思う。GJ!
990名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/03(火) 19:14:25 ID:eh5fKQ+6
投下されたSSが多すぎるから次スレ立てるときにまとめサイト(保管庫)が欲しいところ。
991名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/04(水) 06:39:13 ID:1qiA6996
>>990
まとめ@wiki
http://atwiki.jp/
992名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/04(水) 22:01:44 ID:9eZ2SBRa
頑張ってくれ
993名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/05(木) 07:08:51 ID:7r4iNbjZ
次スレ立てないの?スレ落ちちゃうよ。
994名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/05(木) 22:02:42 ID:7r4iNbjZ
保守
995名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/05(木) 22:05:08 ID:iZ05jeoE
立てた
喰霊-零-(GA-REI -zero-)で百合萌えpart2
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1236258277/
996名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/06(金) 00:18:45 ID:b/UBkKJg
乙喰霊
埋め
997名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/06(金) 10:51:15 ID:fKFUE6OA
乙喰霊ぃぃぃ!
後はこの身を賭して埋めるのみ!
998名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/06(金) 11:04:31 ID:V3Q0qfBb
こんなまったりした埋め立て見たことねえ
まあサーバ負荷的には980越えたスレは
放置しとくほうがいいんだが
999名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/06(金) 16:01:40 ID:U8+LyFPM
500KBじゃなかったら1000いかないと気持ち悪いし
急速に埋めると鯖負荷かかるし迷子になる人いるし
スレを埋めたい
スレをすべての不幸から埋めたい
スレを全ての災いから埋めたい
スレを傷つける者、スレに危険を晒す者、スレに災いをもたらす者、
そのすべてを消し去りたい…!
お願い…スレを埋めて…不幸を消して…災いを消して…
例えそれが…私自身であったとしても!
1000名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/06(金) 16:04:08 ID:fO46035G
1000なら黄泉ちゃんは神楽の嫁
10011001
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