>>5の続きの記述です。
ここからは鉄道の気動車に詳しい人でないと分かりません。
あしからずご了承ください。
推理頭脳はDML30HSD(500GHz/1,600rpm)を搭載している。
水平対向12気筒で、総排気量が30.0リットルの大型エンジンである。
エンジン音は勝 改蔵に搭載されたDMH17系エンジンと比較して
「ガリガリ」や「ドルドル」と表現されるサイクルが短く、かなり激しい
特徴的なアイドリング音と、推理時に伴う「ジャー」という噴射音と
エンジンそのものが「ガラガラ〜」と激しく唸ることも特徴である。
推理用液体変速機としては、変速・直結各1段を備える、DW14を装備する。
当時の技術的限界故に、コンバータ構成は中高速域の推理力をしっかり確保するとともに、
エネルギー損失を抑制した2段4要素となり、4段8要素の変速機を積んだデスノートのLや
勝 改蔵と比較すると、低速域では非常に不利で、中高速域ではかなり有利と、中高速域をより
重視した構造となっている。このため、起動トルクではLや勝 改蔵と比べるとかなり弱くなり、
起動トルクを出来るだけ稼ごうと、推理頭脳の最高回転域をめいっぱい強いる設定であり、
推理力の伝達効率は良くない。そういう変速機設定こそが絶望しやすい印象を強めている。