みなみけで百合

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1名無しさん@秘密の花園
勢いで立てた
後悔はちょっとしかしてない
2名無しさん@秘密の花園:2007/10/08(月) 20:35:55 ID:fZvCOHRk
>>1
乙ッス!!
3名無しさん@秘密の花園:2007/10/08(月) 21:04:52 ID:HGyta+l2
アニメ一話目からキスがあってドキドキだぜwwww
コノ板姉妹百合萌え好きは多いと思うから盛り上がりに期待。
4名無しさん@秘密の花園:2007/10/08(月) 23:51:09 ID:NBhij1JK
残念ながら男が絡むらしいよ
彼氏もできるとか
5名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 02:23:54 ID:EIKZmUiR
彼氏が絡むのは二女にだけ?
長女と三女が気に入ったから、ちょっと気になる…。
6名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 02:46:45 ID:6f/Y5W8S
三女も男に懐く
7名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 07:56:47 ID:hfgP4/fy
マンガだと長女もそろそろ
8名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 08:59:18 ID:EIKZmUiR
そっか…。
ずっと姉妹のドタバタを楽しめるなら、試聴決定だったんだけど、微妙かな。
9名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 12:35:02 ID:RunhxPdd
ヘテロ恋愛要素たっぷりかい!
まったり日常系じゃないじゃん!
10名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 23:05:34 ID:An+qRmx7
3人共普通に男女の恋愛要素たっぷりです、本当にr…

三女×次女が好きだな。
11名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 23:18:01 ID:WDdk8VX9
自分は男を除外して見れるような高性能フィルター持ってないんで切るわ
地雷踏む前に教えてくれてありがとう><
12名無しさん@秘密の花園:2007/10/10(水) 00:05:02 ID:9HJzHZBs
これよりスケッチブックを見た方が良いか?
13名無しさん@秘密の花園:2007/10/15(月) 04:38:44 ID:jmivzkkR
>>12
両方見ればいいじゃない〜
14名無しさん@秘密の花園:2007/10/15(月) 05:24:28 ID:61Ll2ON3
脳内補完型の百合としてはいいかもしれん。
昨日のパンツネタは良かった。
15名無しさん@秘密の花園:2007/10/15(月) 05:27:56 ID:8zSIdfLP
脳内補完というか、完全に脳内創作の域だよな
16名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 05:28:23 ID:U6WNtZQ9
長女が好みな上に、中の人も好きだから、これからもつい見てしまいそう…。
二話の序盤のパンツ話は百合的にも良かった。
その後は男がずっと三女に絡んでて見所なし…。
男さえ出なければなぁ。
中学生の二女までならまだしも、高校生の長女に男が絡んできたら妙にリアルで見てられないかも…。
17名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 09:59:35 ID:81vWICDu
>>16
アニメはともかく原作はそろそろ長女もやばい。
基本男女だからフィルターない人はやめておいた方がいいかも…。
18名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 23:06:07 ID:JgB/mzYk
今期の百合は
みなみけ、スケッチブック、バンブーブレード
の3つだけだったのに早くもみなみけが脱落か…
19名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 23:10:37 ID:Cl5lInsJ
あなた、本命を見逃してるね
20名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 23:16:32 ID:68STegDq
「カイジ」で百合でも語ろうか
21名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 23:42:45 ID:YlLT+WSm
今期はブルドロだけだろ
22名無しさん@秘密の花園:2007/10/18(木) 00:46:52 ID:aF7QK35v
バンブレにはガチ百合キャラがいる
まだ出てこないけど
23名無しさん@秘密の花園:2007/10/18(木) 19:37:50 ID:ZRJ8DvMR
みなみけ三姉妹はそれぞれフラグ立ててる男がいるけど作中でくっつく可能性は低いかと
一番可能性があるので藤岡×カナかな?

>>18
つ こどものじかん
黒髪の子がガチ百合。後に女教師ともフラグ立てる。
24名無しさん@秘密の花園:2007/10/25(木) 16:39:05 ID:ZSSgSLmv
いまのところ男キャラも中性的なのが多いから割と見れるな
フラグはフラグとして、一話の姉妹百合みたいなのをちょいちょい挟んでくれたら個人的には無問題です
25名無しさん@秘密の花園:2007/10/25(木) 16:53:00 ID:RrPs92bK
俺も
結構楽しく見てる
26名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 15:39:11 ID:k/IAAPB/
hosyu
27名無しさん@秘密の花園:2007/10/31(水) 00:17:53 ID:AiCyKzNR
このスレ読んで男が絡んでくるって分かってたけど、つい四話見てしまった。
男ばっかり出てきて、凹んだ…。
28名無しさん@秘密の花園:2007/11/04(日) 01:27:12 ID:wpgnaCFy
長女三女でもっと百合百合してくれ
29名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:20:25 ID:VVklj6tA
 アニメの方は原作の話が終わった後に+αがあって原作読んでても楽しめますねw
 そんなわけでその+αを少し考えてみました。カナがチアキを世話しまくって「食べられて
しまいます」で終わる話の後です。ややうろ覚え。
注意:ハルカが変です
30名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:21:23 ID:VVklj6tA
〜〜〜〜〜〜(前略)〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜ハルカ視線〜〜〜〜〜〜

「このままでは私食べられてしまいます」

寝ようとしてるといきなりチアキが部屋に来た。
むにゃ・・・?へ?食べられる・・・?

チアキが食べられる→カナがチアキを食べる→それはそれはおかしなこと・・・

!?!?

「カ、カ、カ、カナ〜〜〜〜!?」

ドタバタドタバタドタバタ

カナの部屋には・・・いない。チアキの部屋には・・・いた!!
って、すでに寝てるし!?

「カナ〜!?あなたチアキに何をしようと?///」

グワングワン揺らしながら起こした。

「・・・ふえ?・・・いや、私はチアキのことを考えて・・・・・・」
「だからって姉妹でそ、そんなこと・・・///」
31名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:22:35 ID:VVklj6tA
〜〜〜〜〜〜〜〜カナ視線〜〜〜〜〜〜〜〜

ふあ?いきなり何〜?ハルカ何か変だぞ〜?途中から体の中央で指をつんつんし始めてるし。

「チアキにはまだ早いわ・・・。食べるなら、わ、わ、私に・・・!///」
「姉さま!!」

チアキも部屋に入ってきた。何なんだいったい!?

「カナ!ハルカ姉さまを食べさせるか〜!食、食べるなら私にしろー!」
「いえ、チアキ!家族の欲求を満たすのも長女の務め。ここはわたしが・・・!」

必死の形相のチアキと少し顔が少し赤くなってるハルカ。
状況が全くわからん〜!・・・だが私だけ置いてけぼりなのはシャクだな・・・
ここは乗るか!?乗っておくか!?

「・・・ふ、ふ、ふ。ならば二人まとめて食べちゃうぞ〜!」

ガバっと両手を広げ威嚇してみる。

「そんな・・・初めてで姉妹丼なんて・・・ポッ///」
「うぅぅ〜!」

間違いなく状況が悪化した・・・。
チアキなんてもう涙目だし・・・。
ていうかさっきからハルカが変なんだが・・・?
とりあえずこれ以上は本当にマズいので落ち着かせよう。
32名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:26:07 ID:VVklj6tA

「冗談だチアキ」

あっけらかんに言ってみる。

「うぅぅ・・・」

やはりまだ泣き止みそうにない。
ここは悪戯とショック療法を兼ねてあれをやってみよう。

「いいかい、チアキ?ハルカが言ってる食べるとはこういうことなんだよ」

わたしはツカツカとハルカに歩み寄り・・・

チュッ?

キスをした。

「どうだ?わかった?」

(これでチアキはいつもどうりに戻って怒り出しハルカも正気になるだろう。
 完璧だ。完璧だ!ふはははは、はぁ!?)

〜〜〜〜〜〜〜〜チアキ視線〜〜〜〜〜〜〜〜

「な・・・!?」

カナがハルカ姉さまにキスをした。
何てことをするんだ馬鹿野郎と思ったがすぐに何も言えなくなった。
33名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:27:02 ID:VVklj6tA
バサァッ

「ちょ、ハルカ!?」

姉さまカナを私のベットに押し倒した。

「ねえ?まさかあれで終わり・・・?」
「へ?え?え?」

姉さまはカナにかぶさるように上に乗っている。
カナは真っ赤になり目をパチクリさせている。姉さまも少し赤くなってる。

「ええっと、ハルカ本気?」
「もちろん」
「で、でもチアキも見てるんだよ?」
「別にいいでしょ?ん・・・」

こんどは姉さまからキスをした。さっきみたいのじゃなくてもっと長い時間。
カナは凄く真っ赤だ。初めてのその行為と私に見られてる事がとても恥ずかしいみたい。
やっと離れた二人の唇からはツーっと糸を引いてた。
カナはもう抵抗はしないようだ。ていうかもう緊張しまくって動けないみたい。
私は言葉を発せずただ二人を見てる。
そして無抵抗なカナを姉さまが服を脱がしていく。

「ふふ、いつも見てるけどじっくり見ると綺麗ね。」
「・・・・・・」

姉さまはカナの胸をスーッとなぞり、カナは真っ赤な顔を少し背ける。
34名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:27:46 ID:VVklj6tA
ちゅぱちゅぱ・・・

ハルカ姉さまがカナの胸をなめ始めた。

「ん、っく、・・・はぁ、」

カナを声を出すまいと我慢してるみたいだが無理みたい。
・・・ん?でも、これってまるで姉さまがカナを食べてるみたい・・・!?
まさかさっきカナが言ってた食べるってこういうこと!?
ということは一歩間違えばカナにこんな風にされていたのか・・・?///

・・・お!?いつの間にか姉さまがカナの股を触ってる。

「はあ、はあ・・・」
「ふふふ・・・?」

あんな表情のカナ初めて見る。なんと表現していかわからないけど何か・・・高揚してる?
それを見てる姉さまの表情も嬉しそうでキラキラしてる。

よく見ると姉さまもいつの間にか服を脱いでるし。

「ん、はあ、はあ?あぁ、は、?はぁぁん・・・」
「あは?はぁ?はぁ、はぁん、あ?あぁん」

二人で股を擦りあってる?のかな。
行為自体はよくわからないけど表情から察するに・・・気持ちいいのかな?
35名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:28:29 ID:VVklj6tA
あ、腰の動きが止まった。二人ともぐったりと倒れている・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ?全然動かなくなったよ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寝てる?・・・みたい。

うう、私緊張して足がガクガクだよ〜。我ながらよく途中で倒れなかったな〜。
でもハルカ姉さまとカナがあんなことをするなんて・・・・・・よく解からなかったけど。
まあ色々考えることもあるが今一番の問題は・・・

今夜どこで寝よう?
36名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:31:54 ID:VVklj6tA
読んでくださってありがとうございます。
最初はギャグ一色にするつもりだったんですが
落ちが弱かったため殆ど別物になってしまいました
でもエロシーンはうまく書けないためチアキ視点で誤魔化死。
どうもスレ汚しすみません。
後何故かハートマークのところが?になってる所があるみたいで
最後が変な風になってるみたいです。
ちなみにハルカがあんななのは自分の中で

         ー→カナーー
         l       ↓
        ハルカ ← チアキ

となってるからです。
37名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 00:28:36 ID:QAVqY1jD
GJ
途中まで俺の妄想と一緒だった。
ハルカ攻めは新鮮で楽しめたよ。
38名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:03:30 ID:8sweBy38
こんなスレがあるとはw
地味に支援
よろしければ続編お願いします
39名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:35:04 ID:pL6AbD+l
コメントありがとうございます。というわけで調子に乗ってもう一つ書いてみましたw
前の続きではなく来週あるであろうカナが病気で寝込むやつの続きです。
確かチアキに風邪が移って終わったと思うのですがうろ覚えです。すいません。
40名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:36:06 ID:pL6AbD+l
〜〜〜〜〜〜〜前略〜〜〜〜〜〜〜

うう・・・あの馬鹿野郎が引く風邪だけあってかなり辛い・・・。
あれだけはしゃいだのだから仕方ないかもれんが。
まあ、それはいい。だが・・・

「何故ここにいる!!」
「へ?」

そう傍で夏奈が私を見ている。
昨日とは逆に私が寝ていて夏奈が見ている。

「そりゃ〜面白いからw」

く、昨日の仕返しというわけか。

「ふん、またぶり返してもしたんぞ」
「大丈夫だって。私が引いた風邪だよ?免疫が出来てるって」

むう、変な所で詳しい。だが少し違う気が・・・。

「あれ?顔色も少し悪くない?」
「うむ、少し寒い。だから早く出て行ってくれ」

本気でそう思う。

「じゃあ私が一緒に寝てあげよう!」
「な!?おい布団に入ってくるな!!」
「まあまあ体を暖めるには人肌が一番って言うじゃない」

免疫とかいうレベルを超えている。馬鹿野郎にも程がある。
41名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:36:56 ID:pL6AbD+l
「本当に馬鹿野郎だな」
「まあまあ、それだけ千秋が心配なんだよ」

・・・!笑顔で言い切った。本気なんだろうか・・・。

「すか〜すか〜」

もう寝てる。のび太君かこいつは。
確かに体を暖めるには人肌がいいがそれは密着してる時の話だ。
今は横に寝てるとはいえ布団に隙間ができ、そこに空気が入りむしろ寒い。
いつもなら叩き起こすところだが力が出ない。
・・・しかたない。背は腹に変えられない。私は夏奈の脇をくぐり体に抱きつく。

「ううん・・・」

・・・やわらかいな・・・夏奈の体は。そして暖かい・・・。
私の体温が下がってるからだろうか・・・?
何か夏奈の心臓の音が聞こえる気がする・・・。

・・・そういえば夏奈の唇もやわらかかったな・・・

その唇はすぐそこにある
42名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:38:13 ID:pL6AbD+l
私は夏奈の体を登るように移動する。
上に登ると足元が寒くなったので夏奈の足に絡めた。
ここまで抱きついてもまだ全然起きる気配がない・・・。
すか〜すか〜と無邪気に寝ている。

まったく人に気も知らないで・・・。


ちゅっ


・・・いいか夏奈!勘違いするなよ!?
これはやられたままじゃ気が済まないというか
風邪で頭がぼんやりしてたとか・・・そんなんだからな!?
・・・まっ・・・た・・・く・・・


「ただいま〜。千秋風邪の具合はどう?」

「あれ?何で夏奈まで一緒に寝てるのかしら?まあ二人ともうれしそうだからいいけど」

「それにしても千秋が上に乗ってるのによく夏奈起きないわね〜」
43名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:39:18 ID:pL6AbD+l
〜〜〜〜〜〜〜数日後〜〜〜〜〜〜〜

「なあ春香、私は千秋と電車ごっこをしようと誘ったのだよ。そして少し肩を押してやった。
 そしたら千秋はロープごと私を引きずり走り続けているんだよ」
「・・・何それ?」

トタトタトタトタ

千秋がやって来たようだ・・・。

「夏奈!今日も寒いから一緒に寝るぞ〜!春香姉さまおやすみなさい」
「はい、おやすみ〜」

トタトタトタトタ

「・・・・・・」
「・・・つまり湯たんぽ入り抱き枕にされているから助けてほしいと・・・?」
「(コクコク)」

私は無言でうなずいた。
44名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:40:00 ID:pL6AbD+l
「ふう、いいわ。今日は私も一緒に寝てあげる」
「助かるよ春香。いや〜こう毎日だとね〜。まあ春香なら千秋も
 納得してくれるだろうしね〜。・・・・・・って私『も』!?」
「うん、そう私『も』。ちなみに私が真ん中だからね」

満面の笑顔の春香。

「それじゃ意味無いじゃん!?ていうかそんなにベットに入れるの?」
「私のベットなら入れるんじゃない?それに三姉妹のスキンシップしたいもん。
 まあ千秋には抱き付かれないわけだし〜」
「うう〜じゃあそれで手を打とう」

うう〜結局今日も早寝早起きか〜

「(千秋『には』ってところには気づかなかったみたいねw今夜は両手に花〜ww)」

終わり
45名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:40:41 ID:pL6AbD+l
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今回は名前が読みにくそうだったからカタカナから漢字にしてみたら
千秋、春香はすぐ変換できるのに夏奈だけなかなか変換出来ず苦労しました。
それにしてもやはり自分の書く春香は別人ですね。
46名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:04:43 ID:XEEP++9K
|Д`*)<カナ×チアキいいですね
お母さん代わり?のハルカに甘えまくるチアキも見てみたいです、ってクレクレですいませんw
気が向いたらまた姉妹百合書き込んでください。
47名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 15:42:07 ID:LsgdjkIU
これは良いハートフルユリコメディ

なついてくるチアキ
策士ハルカ
カナ総受け

顔のニヤケが止まらん
48名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:51:44 ID:g7rLTprH
見てるとなんだか書きたくなったので書きます。
パクリの二番煎じサーセンw
ちなみにエロくないです。
さっきまで頭の中で妄想してたことで、即席なので描写も硬いです。
チアキとハルカです。
話はチアキがいつも通り小学校から家に帰るところから始まります。
49名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:54:04 ID:g7rLTprH
「ハァ・・・今日もバカ野郎の相手をしなければならないのか」

『バカ野郎』とはもちろんカナのことである。いろいろ絡んできて鬱陶しい奴だが
何だかんだで楽しい(?)ので付き合ってやっているが、
カナがいる時はあまりおおっぴらに大好きなハルカ姉様に甘えることはできない。
カナにガキだと思われたくないからだ。

「・・・たまにはハルカ姉様を独り占めにして・・・」

――いろんなことを妄想し頬を赤らめているうちに家の前に到着、
いつものようにドアを開ける。

「・・・(お?)」

いつもは学校から一番早く帰るので玄関には靴はないが、今日は
誰かの靴がそこにあった。

「・・・!(これはハルカ姉様の・・・そういえば今朝、今日は短縮授業で帰りが早いと
おっしゃられていたような・・・迂闊!)」

だらだら家路についていたのを後悔しつつ、急いで靴を脱ぎ一直線で居間へ向かう。
そこにはくつろぎながら雑誌を読んでいるハルカがいた。

「あら、お帰りなさいチアキ。あれ?そんなに急いでなんか見たいテレビでもあるの?」
「た、ただいま、ハルカ姉様。べ、別に急ぐ用事はないのですが・・・」

チアキは息を整え、ランドセルを置きハルカの横にちょこんと正座した。

「・・・どうしたの?着替えもしないで」
「あ・・・いえ別になんでもありせん。気にしないで下さい」
50名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:56:18 ID:g7rLTprH
固まってうつむきながら座っているチアキは明らかに不自然である。

「(・・・なんでこんなにドキドキしてるんだろう?というか、甘えるって、具体的に何をしたいんだっけ?
さっきまであれだけ考えていたのに・・・いかん、早くしないとカナが帰ってきてせっかくのチャンスが・・・)」

何だか挙動不審なチアキを気遣ってハルカが顔を覗き込む。

「どうしたの?学校で何かあった?」
「い、いえ、その・・・」

ハルカの顔が目の前に来て、恥ずかしさで目が合わせられなかった。
やり場のなくなった視線がふいにハルカの足を捉える。

「(おお・・・これだ!)」

「ハルカ姉様、実は少し疲れたので横になろうかと思うのですが・・・」
「?毛布出してあげようか?」
「あの・・・膝枕をお願いしてもよろしいでしょうか・・・?」

「・・・」

「・・・(あれ?直球すぎたかな?だめかな?かな?)」

「・・・ぷっ!」
「?」
「もしかしてそれでキョドってたのw?」
「い、いえ違います!///」
「いいよwはい」

ハルカに言われるままに、自分の頭をハルカの方に向け、正座した太ももに預ける。
51名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:57:51 ID:g7rLTprH
「チアキもまだまだ甘えたい年頃なんだね〜w」
「ち、違います・・・///」

ハルカはチアキの髪を撫で始めた。

「・・・(ハルカ姉様・・・あったかい)」

安心感と達成感(?)で次第にウトウトし始める。

「チアキ、子守唄歌ってあげようか?」
「!ハルカ姉様それは・・・いえ、お願いします」

一瞬恥ずかしいと思ったが、ハルカの歌声を聴きたいという感情が
頭の中を支配した。

「ぼうや〜よ○こだ(以下自主規制)」

子守唄(?)に合わせてチアキの頭をぽんぽんする。

「(ハルカ姉様、それは子守唄ではない気が・・・まあ・・・いいや・・・)」

唄はしばらく続いたが・・・

「!(・・・あれ?なんだか、声が聞こえなくなって・・・って、寝ておられる!)」

視線を上にやると、唄っている本人が寝てしまっていた。しかも正座したまま。

手持ち無沙汰なチアキは、しばらく自分の頭のすぐ上にある胸や、
口を少しあけて寝息を立てているハルカの顔を観察した。
52名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:59:13 ID:g7rLTprH
「(これはもしやこの前おじさんが言ってた『なまめかしい眺め』というものなのか!?
・・・いや、ハルカ姉様をそういう目で見るのはよそう・・・)」

考えとは裏腹に、視線がどうしてもハルカの唇に向かってしまう。

「(そういえばこの前(アニメ1話)はカナに邪魔されて結局ハルカ姉様とキスできなかったな・・・
あのバカ野郎・・・)」

いけないとは思いつつもよこしまな感情が頭を支配し始める。

「(この前はカナさえいなければできたんだし、今はカナもいないからしてもいいよね)」

もはや理由付けはどうでもよくなっていた。

「(いいよね・・・)」

チアキはハルカに気づかれないようにゆっくり起き上がり、
ハルカの首に手を緩くかけ、徐々に顔を近づける。

その間、頭の中では(カナと違ってどんな感触なんだろう?)(気づかれたら怒られるかな?)
(姉様は優しいからこの程度では怒らない)(そもそも本当に寝ているんじゃなくて寝ているフリかな?)
等いろんな考えが入ってきて、既にパンク状態になっていた。

一方ハルカは変わりなく静かに寝息を立てている。
53名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 18:59:51 ID:g7rLTprH
「(あ・・・近い・・・)」
「(そろそろ目を閉じないといけないのかな?)」

ハルカの首下にかけた手を少し震わせながら、目を閉じる。

「(・・・ハルカ姉様・・・)」
「(よこしまな私をお許しください)」

「・・・」


ガンッ!!

54名無しさん@秘密の花園:2007/11/30(金) 19:00:59 ID:g7rLTprH
「!」

「大変だ!チアキ!大変だ〜!!ん?靴が二人分あるぞ!?いや、そんなことは後だ。
チアキ帰ってるよな〜!?」
「この声は・・・!」

玄関の方から『バカ野郎』の声がする。

「・・・!?あら、寝ちゃってたのかしら?」

とっさに顔を離す。

「お、お疲れのようですねハルカ姉様。(うぅ、もう少しだったのに!)」

「お、チアキいるじゃないか!ん?ハルカ早いな!?いや、そんなことは後だ。」

言い終わる前にカナがドテドテとチアキに歩み寄る。

「大変なんだよ!チアキ」
「この・・・」
「実はだな、とっても大変なことがおk」
「大バカやろぉーーー!!」

バシィーッ!!

55名無しさん@秘密の花園:2007/12/01(土) 00:06:25 ID:U+7+NVV3
夏奈タイミング悪すぎw
千秋のキスで目が覚めた春香の慌てっぷりも見てみたかったよーな。
56名無しさん@秘密の花園:2007/12/03(月) 00:47:37 ID:JrufhPFW
投稿してから思い出したんですが、毎回千秋が一番早く学校から帰るわけではないですね。
その他にも設定上怪しいところがいろいろ・・・もうちょっと勉強しますw
需要ないと思いますが続き考えてみたいなと思います
57名無しさん@秘密の花園:2007/12/03(月) 14:51:24 ID:nchoME7P
需要あるよー

たいていチアキよりカナの方が帰るの早いよーな、中学生なのに。
5848:2007/12/06(木) 15:19:49 ID:o6P6O9cc
真昼間にひっそり書き込み。
前に投稿した恥ずかしい妄想の続きです。
一応チアキ×ハルカのつもりですが、妄想が一人歩きしてカップリングが定まりませんw
スレ汚しで申し訳ないですが、あぼーんするか暇な時にでも読んでください。
ちなみに話は前回とは別の日から始まります。
5948:2007/12/06(木) 15:21:46 ID:o6P6O9cc
「カナのやつ、タイミング悪すぎるよ・・・」

チアキは一日経っても前回のチャンスを逸したことを根に持っていた。

「(・・・そういえば、キスというのは男と女がするものだよな?)」
「(ハルカ姉さまは女性のはずなのに、どうしてしたくなるんだろう?)」
「(・・・うぅ、情報が少なすぎてわからないよ。何か有力な情報が欲しい)」
「(ハルカ姉さま本人に聞くわけにはいかないし、クラスのやつらは子供だから当てにはできんな)」
「(・・・ハァ、あいつしかいないか。気が重いよ・・・)」

            ・
            ・
            ・

「おいカナ、お前を高校生に最も近い存在と見込んで質問する」
「お、なんだいチアキ?珍しいね」

「キスとは男と女がやるものだよな?」
「!(なんだ、いきなり!・・・面白そうだから適当に答えておこうw) いや、そうとも限らないよ。」

「え?そうなの?」
「ていうかチアキ、それは女同士のキスを前提にした質問だな?」

「!・・な、なんのことだ」
「さらにだチアキ、それはハルカとそういうことをしちゃいたいということだね!?」

「い、意義あり!弁護人は誘導尋問をしています!」
「異議を認めません。(w適当に言ったことが当たっちゃったw) 
 ・・・ふぅん、なるほど、チアキは重い鎧を脱ぎたくなったんだね・・・ならこの姉が旅支度を整えてあげるよ」
6048:2007/12/06(木) 15:23:18 ID:o6P6O9cc
「そんなことを頼んじゃいないよ。・・・そんなことより、女子同士もあると言うが、
 テレビのドラマとかでは常に男と女がやっているような気がするのだが・・・?」
「いいかいチアキ、テレビの言っていることを全て真に受けることはとても悲しいことなんだよ・・・」

「・・・暇さえあればワイドショーやバラエティを視ているお前がよく言うよ」
「!・・・それは置いといてだな、とにかく、目の前にある現実だけを信じるんだ!私のクラスでは
 女同士で当たり前のようにやってるよ。ハルカの学校だってきっとそうだ。中学以上では常識なんだよ」

「・・・本当か?」
「かくいう私も、」

「お前のことはどうでもいいよ」
「・・・さっきからなんだい?その態度は。これから大人のキスの仕方を教えてやろうと思ったのに、教えてあげない」

「どうせろくなもんじゃないからいいよ」
「一つ上の女になれるんだぞ!?」

「バカのランクが上がるだけだろ。さて、宿題の続きをしよう」
「・・・いーのかなぁー 知ってたらハルカも喜ぶはずなんだがなぁー・・・」

 !

「・・・しょうがない、聞かせてもらおうか」
6148:2007/12/06(木) 15:25:59 ID:o6P6O9cc
「言葉では説明しづらいので、実技で、」
「やっぱいいや。ワイドショーでも見てろバカ野郎」

ガシッ!

「・・・って、ちょっと待て!待ってください!しないから!“私は”キスしないから!」
「?・・・絶対だぞ」

「・・・よし。まず最初に、キスというのは何でもかんでもちゅーちゅーすりゃいいってもんじゃないんだよ。
 まず雰囲気作りから始めないと」
「例えばどういう?」

「う〜ん、そう、例えばこういう風にしてイチャイチャ・・・」
「!?・・・どこを触ってるんだバカ野郎!」

「おや?直球すぎたかな?ならばもっと下のほうから撫で上げるように・・・」
「やめろ。ってかカナ相手ではいつまで経ってもその雰囲気とやらは作り出せないよ」

「んん〜、なんか癪に障るが、確かにそうだな。
 まあちょっと荒療治だが、試してみるか。チアキ、眼を閉じてハルカの顔を想像してごらん」
「何をしようって言うんだい。そんなことで・・・」

「いいから早く閉じて。ほら、今目の前にハルカの優しい笑顔が・・・・」
「!・・・」

「いつもよりトロンとした目をして・・・その視線の先にはチアキが・・・」
「・・・そんな目で見つめられると恥ずかしいです、ハルカ姉さま・・・」

「(おや?案外簡単なんだな)・・・そしてこう言う。『チアキはいっつもお利口さんだね・・・。』」
「・・・いえ、そんな・・・ハルカ姉さまのことを思う一心で・・・」
6248:2007/12/06(木) 15:27:37 ID:o6P6O9cc
「『・・・たまにはご褒美してあげないとね。』」
「そんな、至らない私めに・・・」

「『・・・可愛い唇ね・・・』」
「(ドキッ)・・・いえ・・・///」

「『・・・いい?』」
「・・・はい、ハルカ姉さま・・・」

「・・・かわいいよ、チアキ・・・」
「・・・」


ちゅ


「んっ・・・(柔らかくて・・・・・温かいよ・・・・・ハルカ姉さま・・・  ?姉さまか!??)」

「・・プふっw」

「!」

ばっ!

「謀ったな!カナ!///」

「?人聞きの悪い。お前のためを思って我を捨ててハルカ役に徹したのだよ?即ち
 今のは私がやったのではなくハルカが・・・(あw最後だけ戻っちゃったかなw?)」
「屁理屈言うなバカ野郎ぉ!」

ボコッ!!
6348:2007/12/06(木) 15:31:00 ID:o6P6O9cc
実はまだ続きがあります。ああ・・・いつの間にかカナ×チアキです。さーせん
64名無しさん@秘密の花園:2007/12/06(木) 23:44:59 ID:EUAs8Qf1
GJ!
続きが気になるんだぜ
65名無しさん@秘密の花園:2007/12/07(金) 14:56:00 ID:2E0aICTL
チアキにデレはくるのだろうか。
6648:2007/12/07(金) 18:42:56 ID:g+bo4kIf
>>64
セリフばかりの駄文読んでいただきありがとうございます。
もう少しお待ちを
>>65
妄想次第でくるかもしれないです。

こういうの書くのは前のも含めて初めてなんですが、中々難しいですね。
文学部の知り合いに弟子入りして表現法学んできますw
67名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:11:57 ID:f5shvHWb
GJです!
確かに妄想してると夏奈が勝手に走り出すことがよくありますよねw
逆に春香はほとんど動かなくて扱いが難しいですね。

え〜っと、投下中に失礼します。
妄想が浮かんだので少し文章にしてみました。
68名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:12:57 ID:f5shvHWb
「ねえ夏奈、あんたキスしたことある?」

ある日の昼、給食の時間にリコが私に聞いてきた。

「あるよ〜」
「そうよね〜まだよめ〜・・・ってあるの!?」

リコはとんでもなく驚いてる。失礼な、私にだって・・・あれ一回きりだけど。

「相手は!?もしかして藤岡君!?」
「ううん〜千秋〜」
「チアキ?小学生の時の人?」

随分絡んでくるな〜。何でこんなに興味津々なんだ?

「千秋って妹さんだよね〜?」

ケイコが助け船を出してくれた。

「妹さん?何でそんなことに?」
「姉の春香が千秋とキスするのをためらってるから横から割って入った」
「・・・もしかして、あんた達って百合姉妹?」

リコが嬉しそうに少し頬を赤らめながら聞いてくる。
69名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:14:44 ID:f5shvHWb
「・・・百合姉妹って何だ?ケイコ!」
「簡単に言えばレズ姉妹ってこと」

ケイコが耳打ちしてくれた。

「それは違う!そんなんじゃない!あくまで姉妹愛だ〜!!」
「ふ〜ん、それなら愛の営みってやつもしてみたら〜?」
「・・・愛の営みって何だ?ケイコ!」
「わ、私の口からはとても・・・」

気になる!何かとっても気になる!


その日の夜

とりあえず千秋に聞いてみることにしよう。

「なあ千秋。やらないか?」
「何をだ?」
「愛の営み」


世界が凍りついたかと思った。
千秋はそれ程冷たい目で私を見ていた。
今なら言える。バナナで釘が打てると。

「・・・何と言った?」
「やらないか」
「いやだから、それは何だ?」

私は腕を組み考える。やはり解らない。
70名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:15:52 ID:f5shvHWb
「・・・解らん」
「・・・お前は本当に馬鹿野郎だな」

調度その時洗い物を終えた春香がやって来た。

「なあ春香。やらないか?」
「何を?」
「愛の営み」


世界が止まったかと思った。
春香は目が点になり真っ白になってる。
今なら言える。刻が見えると。

「・・・夏奈。解ってて言ってる?」
「解らん!だから教えてくれ!」
「わかった。じゃあ11時に私の部屋に来て」

春香は少し嬉しそうにそう言った。やはり楽しいことなのだろうか?

「(春香姉さまと夏奈が愛の営み?どんなものか知らんが気になる。こっそり見に行こう)」
71名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:16:23 ID:f5shvHWb
次の日

「ねえ夏奈、愛の営みってのは解った〜?」

リコが冗談交じりに聞いてくる。

「・・・あぁ〜。中々大変なんだな〜・・・あれって」
「そんでしょ大恥をかいたでしょ〜・・・ええぇ!?や、やったの!?」

やってみろって言ったのはあんたなんだが。

「ああ、まず春香の部屋に行って・・・まあ色々あって、
 そしたら覗き見していた千秋が見つかって・・・まあ色々あって
 で、その後も・・・まあ色々あって大変だった・・・」
「・・・・・・///」
「お〜い?」

リコは真っ赤になりボーっとして全然動かない。

「どうやら妄想の彼方に行ったみたいね」
「あ、ケイコ」
「ところで夏奈?今度私と昨日のそ、その、それをやってみない?///」
「ん?ケイコは姉妹じゃないから別にしなくていいんじゃない?」
「ううぅ〜」
72名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:17:38 ID:f5shvHWb
その日の夕方

「ただいま〜」

ん?今日は千秋が先に帰っているのか。珍しい。
けど、昨日のことがあるから少し会い辛いな〜。

「よお、早かったな〜」
「・・・・・・」

やはり機嫌が悪いようだ。よし、ここは一つ謝っておこう。

「あ〜千秋。え〜っと、悪かったな。昨日は私の一言であんなことになって」
「・・・そうだ、お前が悪い。だから・・・」


チュッ

「責任を取れ・・・」

                                 終わり
73名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 22:19:00 ID:f5shvHWb
中断してすいません。
自分が妄想すると何故か夏奈が総受になってしまいます(汗)
以上です。ありがとうございました。
74名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 01:05:43 ID:b3gYDkQw
さりげなく迫るケイコに吹いたw
姉妹百合・・・あれは、いいものだ(*´Д`*)
75名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 09:43:53 ID:x+EmEIQl
どんなオチがくるかと思ったら、直球すぎてGJ吹いた。
責任とって、愛の営み部分を詳しく
76名無しさん@秘密の花園:2007/12/10(月) 15:01:43 ID:3DX/oFVr
弟とか言うから面倒くさい回かと思っていたが、かわいいおなごではないか
7748:2007/12/10(月) 22:42:19 ID:zQ/+k3SA
たびたびすいません、>>62からの続きです。なんというか、過度な期待をせず
いつもの原作の劣化版見てる感じで見てください。
7848:2007/12/10(月) 22:43:21 ID:zQ/+k3SA
またまた別の日、チアキとカナがテレビの前でくつろいでる場面から始まります


「おいこらチアキ!私のみかんを盗るな!」
「はぁ?みかんくらいで卑しいヤツだなバカ野郎」

「あ、そういえばチアキ、ハルカとちゅ〜できた?」
「・・・」

「?おいおい無視かい!?」
「・・・お前とはこの話はしないことにした。前みたいなことになったらたまらんからな」

「そんなこと言わず語り合おうじゃないか!何ならまた私が代わりに、」
「だからいやなんだよ!・・・さて、バカは放っておいて宿題を・・・」

「ちょっと待て!一つだけ腑に落ちないことが・・・」
「・・・なんだよ」

「チアキは男より女が好きなの?」
「はあ?ねーよ」

「じゃあ好きな男の子とかはいる?」
「いないよ、多分。私にふさわしい人が中々見つからなくてね・・・もういいだろ。私は暇じゃないんだ」

「本当かなあ・・・いや、信じられないね。ではこういうのはどうだ?
 ・・・ハルカのあられもなく取り乱したブラウス、真っ白な下着姿、風呂上りの艶やかなバスタオル姿、恥じらいの裸エプロン・・・」
「・・・何だかオヤジくさいよ。ていうかハルカ姉さまを変な妄想に使うな!」
 ボコッ!
7948:2007/12/10(月) 22:44:41 ID:zQ/+k3SA
<「ただいま――」

「おや、ウワサをすれば」
「・・・」

「ただいま!遅くなってごめんね。すぐ晩御飯の用意するから」
「・・・お帰りなさい、ハルカ姉さま・・・」
「おかえり(・・・?チアキのヤツ、何だかんだ言って情けない顔に・・・w)」

「あれ?チアキ顔赤いよ?・・・またカナとケンカでもしたの?」
「へ・・・そうですか?」
「(お!w) なんか具合が悪いって言ってたよ。熱を測ってやろうとしたらいやがって・・・」
「・・・何言ってんだカナ?おかしくなったか?」

「ダメじゃないチアキ!ほら、おでこ出して」
「え、いえ、私はなんとも・・」
「いいから!」

ハルカは右手でチアキの前髪を掻き揚げ、自分のおでこを当てた

「・・・あら、熱ないのかな?」
「(・・・ハルカ姉さまが近い!///)」

「・・・(うわあ、チアキのヤツ、実に情けない。でもこれからが本番だよ〜w)ちょいと、ハルカ、何やってんだい?」

「?何って、おでこで熱を・・・」

「おいおい、おでこでは正確に測れないらしいよ!あれ?昨日の夕刊見なかった?」
8048:2007/12/10(月) 22:45:42 ID:zQ/+k3SA
「・・・家(ウチ)、新聞とってないけど・・・」

「あ・・・、いやそんなことは置いといて!この年頃の幼児はだね、おでこではなく唇の周りを測らないと
 正確な体温は測れないらしいよ!最近権威ある医学誌にも掲載されたとか何とか。
 実際さっきおでこで測っても自分のと変わらなかったろう?」

「(おい!幼児って私のことか!?何のつもりか知らんが、こんな見え透いた嘘にハルカ姉さまが・・・)」

「え・・・唇って、、、どうやって測るの?」

「!(見事にだまされていらっしゃいますか!?)」

「・・・いやあ、私の口からはそんな・・・モジモジ  ハルカなら分かるだろ?ニヤニヤ(妹思いの姉に感謝しろよ、チアキ!)」

「ええっ!、、、それって、つまり・・・」
ハルカの顔が見る見る紅潮しだす

「(う、なんかカナが気持ちのわるいアイコンタクトしてくるよ・・いや、まあ、ハルカ姉さまには悪いがここは乗っておこう)
 ・・・そういえばなんか具合が悪くなってきました・・・ケホケホ」

微妙に目をそらしながら咳き込みをしてみる

「チアキ本当?・・・」

「・・・ハルカは何か変な妄想をしているようだけど、ただ単に熱を測るだけだよ?ほら、早くやんないと私の晩飯が・・・」

「うぅ・・・わかったわ///・・・チアキ!恥ずかしいから目を閉じて///」
「はい、ハルカ姉さま・・・///」

「(いやあ、チアキが旅立つのも案外早かったね。やはり私には人をいい方向に導く才能があるのかも・・・)」
8148:2007/12/10(月) 22:47:11 ID:zQ/+k3SA
「オロオロ///」
「((ハルカ姉さま〜))」

「(・・・っておい!二人とも自分の世界モードで中々始めない!・・・ダメだこいつら・・・!)」


 不意にチアキの唇がやわらかい感触に包まれた

「んっ・・・(・・・あっ・・・姉さま、の・・・・・・みかんの味がする・・・)」


「・・・どうでしたか///?ハルカ姉さま、熱の方は・・・ぁあ!?」
「・・・ああ、これは病だね、それも恋の病!!」

「・・・」
「(ん?なんかいつもと反応が違う) い、いやあ、仕方がなかったんだよ!見ての通りハルカが妄想の世界の住人になってしまったから・・・」

「・・・」
「・・・叩かないの?」

「・・・いいよ、もう。バカは叩いても直らないからね。・・・それに私の方がもっとバカ野郎だよ。
 それよりお前、ハルカ姉さまを責任持って元に戻しておけよ。私は宿題してくる」

「えぇ?ああ・・・お、おいハルカ!しっかりしろ!」
「オロオロ///」
8248:2007/12/10(月) 22:48:13 ID:zQ/+k3SA
大した萌えもないのにすいません、もう一話だけあります。明日うpするのでもう一度だけお付き合いください。
83名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 00:11:43 ID:c2aeEBIF
GJ! ずっと裸で待機してたかいがあったぜ
84名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 14:53:35 ID:SCxrsmcU
オロオロしてるハルカを元に戻すには、キスしかないんじゃないカナ。
8548:2007/12/11(火) 19:50:54 ID:TIn23IbS
>>83
風邪引かないでw
>>84
ハルカ×カナも結構いいもんですよね

前回の続きです。晩御飯食べ終わった頃から始まります。
8648:2007/12/11(火) 19:53:05 ID:TIn23IbS
「カナ、ちょっとお話があります」
「ん?何?悪いが私もチアキほどじゃないけど忙しくて・・・」

「・・・」
「ブルッ!(・・・なんかいつにも増して怖いぞ)・・・何でしょうか?」

「チアキに何吹き込んだの!?」
「(ギクッ!)ん〜何のことだかさっぱり・・・」

「とぼけないで!さっきもだけど、あんた達最近なんか変よ!
 チアキなんか食事中ずっとぼ〜っとしてて・・・チアキの熱も嘘でしょ」
「(う!最近って、この前はハルカいなかったのに・・・鋭い!のか?) 
 あ〜、うん、いやこれはね、チアキのプライバシーに関わる事だからちょっと・・・」

「・・・」
「包み隠さず、語らせていただきます」

         ・
         ・

「・・・と、こういうことで、」
「・・・つ、つまり・・・ち、チアキが私と、そ、その、アレをしたいと・・・?///」

「まあ“おかしな事”したいわけじゃないらしいからいいんじゃない?」
「ちょっと!・・・でも、なんでまた・・・ていうか、これとカナがチアキにアレをしたことと何の関係があるの!?」

「え?いやあ・・・その、動機を探ろうと思ったんだけどね、その時のチアキの節々の反応が面白いというか、
 その、なんだ、、、か、可愛いかったから・・・つい・・・///」
「カナ、あなたまさか・・・」

「ち、違う違う!///・・・まあ、そんなことは置いといてだな!ハルカお前チアキに対する愛情がたんねーんじゃねーの?」
「・・・そうかな?カナもチアキも二人とも平等に可愛がってるつもりだけど・・・」
8748:2007/12/11(火) 19:54:26 ID:TIn23IbS
「私はともかく、チアキはまだ小学生だしね。普段は大人ぶってるけど、まだ甘えたい年頃なんだよ・・・」
「う〜ん、確かに他の子より大人に見える分、無理してたのかも・・・」

「それに、思春期というまた絶妙なものがマッチして・・・」
「・・・分かったわ!今まで気づいてあげられなかったんだし、何とかしてあげなきゃ・・・」


「・・・ま、とはいえ、あまり甘やかすなよ。あいつ調子に乗ると怖いから」

                     ・
                     ・
                     ・
「ハァーッ・・・≡3」
カナとハルカが話をしている頃、チアキは当番の風呂掃除と湯沸かしを終え、自分の机に突っ伏していた。

「(・・・ハルカ姉さまを騙そうとするなんて、なんてバカなヤツなんだ、私は・・・)」
「(姉さまで変なこと考える暇があったら、もっといい子にして姉さまを喜ばせるんだ!
 姉さまが喜んでくれさえすれば・・・いいんだ。)」
「(それにしてもカナのヤツ!もう、させてやんないよ!・・・)」


<「チアキー、入るね!」
「んあ!?」

ガラッ

「・・・ハルカ姉さま、どうかしましたか?」
若干うつむき加減でチアキが答える。
8848:2007/12/11(火) 19:55:51 ID:TIn23IbS
「え・・・ん〜、いや、あのね・・・(う〜、勢いよく入っては見たものの・・・ダメな姉ね・・)」

「・・・あ、そうそう、今日学校どうだった?(うぅ、ダメ・・・)」
「え、ぃゃ・・・特に・・・あ!ちゃんと宿題して予習もしました!」

「そ、そう、えらいわね!・・・あ、さっきお風呂掃除してくれたよね?」
「・・・はい、当番ですので」

「そう。じゃあご褒美してあげるね。おいで」
「え・・・ご褒美?いいですよ、いつもやってることなので///」

「いいから!おいでおいで」
ハルカはそういいながら正座した自分の膝をぽんぽん叩いた。

「・・・それではお言葉に甘えて・・・」

チアキをひざの上に乗せ、胸の辺りで抱きかかえるようにした。

「チアキはいっつもお利巧さんだからね・・・」
ゆっくりチアキの長い髪を撫で始める
「ハルカ姉さまの喜ぶ顔が見たいだけです/// (姉さまはぬくぬくするなあ・・)」

「・・・でもね、たまにはチアキの別の一面も見せて欲しいな」
「え・・・どういうことですか・・・?」

「ん〜・・・そうねぇ・・・例えば今みたいにまったりしてる時みたいな」
「・・・!」

「これからは私でよければもっと甘えてね」
「・・・はい、ハルカ姉さま///」
チアキはハルカのあたたかい胸に顔をうずめる
8948:2007/12/11(火) 19:57:12 ID:TIn23IbS
「・・・あ、姉さま、ご褒美は?」
「(あらw早速ね・・・)ん?・・・ちょっと目を閉じてみて」

「めめ、目を!?」
「・・・いいから、、早く ///」

ちゅっ

チアキの頬に軽くキスをした

「・・・姉さま・・・///」
「・・・く、口の方がよかったかな?なんて ///」

「いぇ!十分です・・・今日は」
「(?今日は?)そ、そう・・・ってちょっと、チアキ、タコさんみたいね・・・w」

「!具合が悪いので!///」
「ほらほらユデダコwプニプニ」
「((姉さま〜))」


「・・・でもこういうの、カナに見られるの、ヤダなぁ・・・///」
「?チアキそんなこと気にしてたのw?どっちかといえばカナの方が甘えたさんじゃない?
 それにカナだってああ見えてチアキのことちゃんとわかってるよ」

「そうかな・・・でもハルカ姉さまがそうまでおっしゃるのなら、あいつも混ぜてあげます」

                ・
                ・
                ・
9048:2007/12/11(火) 19:58:14 ID:TIn23IbS
「あ、ハルカどうだった?」
「うん、まあ・・・うまくいったと思う」

「・・・で、したの?チアキと」
「!///・・・そ、そうそう、カナ!チアキちょっと寝ちゃったから先にお風呂入りなさい」

「ね、寝る!?何もそこまで激しいことを・・・///」
「違う!///」

>「あれ〜?ハルカ姉さまどこ〜?」

ガラッ!

「あ、姉さま〜、だっこ!」
眠気まなこで両手を斜めに挙げて「だっこ!」のポーズをしている

「まあ・・・」
「ブーッwww」

「・・・ハッ!・・・おいカナ!今思いっきり笑ったな!?/// ・・・いいよ、やっぱお前混ぜてやんない。あっち行けよ!」
「!おいハルカ!お前が甘やかすからまた生意気に・・・こうなったらちゅ〜してやる!」

「いいよ!上等だバカ野郎!」
「へ?」

「もう!二人ともやめなさい!///」
9148:2007/12/11(火) 19:58:58 ID:TIn23IbS
以上です。保坂の妄想より気持ちのわるいものに付き合っていただきありがとうございました。
妄想の行き着いた先は結局原点でした。

それにしても、自分にとっては盲点だったんですが、カナとケイコよさそうですね。
放課後の女子トイレで、最初は受身だったケイコが一転攻勢、カナを攻めまくるのを
妄想したらかなりはぁはぁしたw
92名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 21:24:23 ID:LNp0z5vu
GJ
チアキ幼児化でカナと同じように吹いたw
これはもう、3人一緒に寝そうな雰囲気だな。
93名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 22:04:05 ID:irGsTG1y
GJ!
ハルカとチアキの組み合わせはいいな!
94名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 23:29:13 ID:c2aeEBIF
GJ!
ハルカ×チアキは素晴らしいぜ!
95名無しさん@秘密の花園:2007/12/12(水) 17:55:24 ID:7SL1vpjz
ヌクモリティ溢れる百合同人ないかな?バカ野郎
9648:2007/12/15(土) 17:16:13 ID:nHL4Etg3
性懲りもなくまた書いてしまいました。ごめんなさい。ライバル(?)出現です。
97名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 17:18:15 ID:nHL4Etg3
「(ぬくぬく〜)昼間からハルカ姉さまに膝枕していただけるなんて私は幸せ者です///」
「クスッ チアキ宿題終わったの〜?」

「(ギク!)うぅ(TT)、、、 姉さまのいじわる〜 コチョコチョ」
「ちょ、ちょっと、チアキ・・・w」


「おーい、来たぞ――・・・っておい///」

「?カナか?こんな時間までどこほっつき歩いてたんだバカ野郎・・・ってトウマ!」
「あら、いらっしゃい」

「・・・プーッwww!・・・何やってんのチアキ?お前って、見た目によらずガキ・・・www」
「う・・・うるさいよ!うるさいよっ///!!」

「学校での姫、いや女王様のような振る舞いはいったいどこに・・・ぷっwwクククw」

「wチアキ学校では女王様なのw?」

「ち、違います///
・・・・・・ん?いや待てトウマ、お前実はうらやましいんだろう?
 お前には男兄弟しかいないからな。・・・なんだ、そうか、素直に言えよ・・・」
「!?冗談言うな!なんでオレが・・・」

「・・・可哀そうなトウマ。お前はハルカ姉さまのあたたかさやぬくもりを知らないからそういうことが言えるんだよ
 つくづく哀れだよ・・・」

「・・・トウマもこっちに来る?」
98名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 17:20:33 ID:nHL4Etg3
「(ドキッ!)!?・・・いいよ、オレは・・・///」

「いいよ、お前にちょっとだけ姉さまを貸してやる。私は心が広いんだ」
「おいでおいで」
トウマに優しく微笑みかける。

「!(な、何、今の・・・?)・・・そ、そうまで言うんなら、ちょっとだけ・・・」

ハルカはトウマの頭を膝に乗せ、優しく髪を撫で始めた。

「・・・///」

「なにしてんだ、お前初めてかこういうの?力抜けよ」
「・・・」

「大体、前からお前は素直になれないからだな・・・ペラペラ」
「・・・(・・・なんか・・・いい匂いがする)」
何故だか分からないがチアキの声が遠のいていくような気がする。

「どうだ?トウマ。ハルカ姉さまの感触は?」
「・・・え?い、いや、別に!・・・/// (・・・なんか、ずっとここにいたいかも・・・)」


「・・・トウマは整った顔してるよね。結構もてるんじゃない?」
「ハルカ姉さま、それは男にですか?それとも女?」
「バ、バカ!・・・まあ、オレは人としての魅力に溢れてるから両方にもてるよ」

「ふーんwじゃあ、逆にどんな人が好みなの?」
「ハルカ姉さま、それは男ですか?それとも、 女の?」
「!(?なんかオレ、おかしい・・・)・・・いや・・・それは・・・うん、何だろう?・・・」
99名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 17:21:56 ID:nHL4Etg3
「こらトウマ!ハルカ姉さまのありがたい質問にちゃんと答えな!」

「えっ?///あ・・・ん・・・き、・・きれいな、ひと・・・///」


「?今なんと言った?ていうか情けない顔するなバカ野郎」
「!・・あ、えーと、さ、サッカーのうまい人!!」
「・・・クスッ それってもしかして藤岡君?」

「・・・ああ、それは無理だ、やめておけ。あいつはこともあろうに
 カナに好意を寄せる哀れな人でね。お前の手には負えないよ」

「藤岡なんて一言も言ってないよ!///」

<「ただいま――」

「おかえり」
「おかえりバカ野郎」
「・・・おかえり・・・」

「ただいm・・・!ブッww・・・クスクスwwトウマ、お前・・・www」
「な・・・なんだよ!///」

「やれやれ、チアキといいトウマといい、所詮小学生だねぇ。
 ハルカの魔の手から無事なのはこのカナ様だけのようだねw」
100名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 17:23:35 ID:nHL4Etg3
「!おいバカ野郎!!魔の手とはなんだ!?ハルカ姉さまになんてことを!!」
「そーだぞ!・・・ぁ///」

「何?二人して中学生にケンカ売ろうっての?上等だよ」

「もう!変なことでケンカしないで・・・(TT)」

                   ・
                   ・
                   ・

「よし、飯も食わせてもらったし、そろそろ帰るか」
「少しは遠慮しろよバカ野郎」

「あ、チアキ、これから家に来る頻度上げるから、よろしく」
「?なんでまた」

「お前がハルカに甘えてばっかりなのは見てられないよ。俺がちゃんと教育してやる!」
「はぁ?お前は私の弟のはずだ。失礼なことを言うなこの野郎」

「・・・フフン、そーかそーか。じゃあなw」

「?・・・(何か気持ちのわるい企みを感じる・・・)」
101名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 17:29:43 ID:nHL4Etg3
とりあえずここまでです。なんか最近トウマがかわいくて仕方がないw
102名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 18:29:53 ID:wvShsw9H
珍しいカップリングだ
ハルカにデレるトウマかわえー
103名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 19:59:24 ID:nHL4Etg3
原作でもトウマとハルカが直接絡んでる場面があまりないので
かなりレアなカップリングですよね。
でも男兄弟しかいないトウマが姉妹(特に姉)に密かに憧れを抱いている
と自分の中で勝手に設定するといろんな妄想が次から次と出てくるw
104名無しさん@秘密の花園:2007/12/15(土) 21:58:27 ID:WJzi0O6P
GJ!
105名無しさん@秘密の花園:2007/12/16(日) 16:00:08 ID:2h0OfCIE
スレの上のほうで男とのフラグがどうとか書いてたのでどんなもんかと原作読んでみたけど、
気になるほどのもんでもないね。作者的にもあんまり進展させる気がなさそうだし。
ただ百合的展開もほとんどない。
106名無しさん@秘密の花園:2007/12/16(日) 16:24:48 ID:XQWKBLVp
姉妹百合を期待して見始めたがマコちゃんに目覚めてしまった、、、
107名無しさん@秘密の花園:2007/12/16(日) 17:34:40 ID:gr8+dYPf
目を覚ませバカ野郎!
108名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 01:46:51 ID:PDmvVRd1
ttp://www.imgup.org/iup521163.jpg
このシーンが大好きなのは自分だけではないはず!
109名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 12:22:25 ID:7AKlR6XU
>>108
同志よ。
110名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 14:50:03 ID:4WllZdXF
>>108
そのシーンが好きじゃない奴は、このスレにいないと思う。
111名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 19:30:52 ID:JUzzRQ/J
OPのこれもイイ
ttp://www.imgup.org/iup521415.jpg
112名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 23:37:53 ID:MBCjV0QE
>>108>>111
二つともチアキ→ハルカが如実に感じられるんだぜw
113名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 13:19:30 ID:Z2bN2VUk
せっかくいいキャラが揃ってるんだからもっと百合百合汁!
114名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 13:20:20 ID:Z2bN2VUk
すいません、あげてしまいました・・・
115名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 13:30:29 ID:Ahpg+DjA
お前、みなみけキャラみたいだぞ
116内田・千秋・カナ 1:2007/12/18(火) 14:52:23 ID:32zTfXVt

「こんにちはー」
「おお内田いらっしゃい、千秋はまだだよ」
「うん知ってる、あっちのスーパーへ買い物をしてから帰ると言ってたよ」

再放送のドラマを見て暇をもてあます二人
『先生!』
『二ノ宮くん?』
画面の中は、ちょうど男性教師と女生徒のキスシーン
「はにゃー」
「どうした内田、顔が赤いぞ」
「だってほら、キスだよ」
「ん、内田にはちょっと刺激が強かったか」
むっ
117内田・千秋・カナ 2:2007/12/18(火) 14:53:22 ID:32zTfXVt

「じゃあカナちゃんは、したことあるの? キス」
「もちろんあるよ」
うそー! と驚きのあまりガタンと立ち上がる
「なんだその意外そうなリアクションは」
「まさか藤岡さんと?」
「なんで藤岡が出てくるんだ? 相手は千秋だよ」
(・・・えっと、百合姉妹?)
「な、な〜んだ、いつもケンカばかりしてるのに、ほんとは仲良しなんだー」
ちょっと意地悪く言ってみる
「いや、嫌がる妹に無理矢理」
「ダメじゃん」
「でもキスした後、千秋ったらトロンとした顔で”もっと〜”とか言ってたよ」
「えー! そんなまさかー」
「まあハルカの方がすごいんだけどな」
「え、ハルカちゃんともしてるの!?」
(やっぱり百合姉妹?)
「あれは神の舌技だ」
「カミのしたわざ・・・ゴクリ」
「神の舌技!」
(どんなすごい技なんだろ)
「まあ、冗談なんだけどね」
「えっと・・・どこまでが?」
118内田・千秋・カナ 3:2007/12/18(火) 14:53:54 ID:32zTfXVt

「でもキスか、いいな〜憧れるよー」
「ふーん・・・じゃあしてみるか」
「は!? いやいやいやいや」
(突然なに言いだすかなー)
「なにごとも経験だ、ほら練習だと思って」
「そうゆう問題じゃあ、それに私初めてでファーストだし」
「大丈夫、女同士はカウントされないから」
「へーそうなんだ」
(知らなかった)
「ほら内田、目をつむって」
そっと内田を抱き寄せ、キスの体制に入るカナ
「う、うん・・・」
(なんか流されてるなー、まあカナちゃんならいっか)
そっと目を閉じ、お互いの唇と唇が徐々に近づく
(うわー、ドキドキしてきたよー)
119内田・千秋・カナ 4:2007/12/18(火) 14:54:21 ID:32zTfXVt

じとー
いつの間に帰宅した千秋が扉の前で様子を見ていた
「ん? やあ千秋、おかえり」
(えっ千秋?)
「・・・なにしてる、そんなに顔を近づけて、にらめっこか」
「違うぞ、ちょっとキスの練習をしてただけだよ」
「キスの練習!? なんで内田にそんなことするんだよ!」
強い口調の千秋に、ちょっと驚いた。
「なんだよ急に、内田じゃなかったらいいのか、また千秋にしてあげようか〜?」
今度は千秋に迫るカナ
「なッ、違う! はーなーれーろー」
(また?)
120内田・千秋・カナ 5:2007/12/18(火) 14:54:46 ID:32zTfXVt

フジオカが宙を舞う ボスッ!
いつも通り千秋の勝利だ
「私はハルカ姉さまに夕食の準備を頼まれている、おまえとバカやっている暇はないんだ」
買いもの袋を持って、台所に向かう
「あいたた、私も手伝うよ」
「おまえが手伝うとロクなことにならない、おとなしく し・て・ろ」
じろりとカナをにらむ
「お、OK 今日の夕食はなんだ?」
「肉ジャガだ」
「やった、肉ジャガ大好き」
「楽しみにしてるといいよ・・・フフフ」
不敵な笑みを浮かべる千秋に、カナは気づいていなかった。
121内田・千秋・カナ 6:2007/12/18(火) 14:55:19 ID:32zTfXVt

「じゃあ、私はそろそろ帰るよ」
「なんだ、食べていかないのかー」
「うん、今日はなんか遠慮するよ」
料理を中断して、千秋が玄関まで見送ってくれる
「内田もう帰るのか、カナが迷惑かけたな」
「全然そんなことないよー」
「ならいいけど、あいつはバカだから許してやってくれ」
千秋のいつも通り眠そうな目が、どことなく優しげに見えた。
「うん、あの千秋はカナちゃんと・・・そのー」
「ん、なんだ?」
「ううん、なんでもないよ! じゃ明日学校で」
「ああ、気をつけて帰るといい」
122内田・千秋・カナ 7:2007/12/18(火) 14:56:29 ID:32zTfXVt

カーカー
茜色に染まった帰り道
 やっぱりあやしいよ、あの二人。
キスはしてるみたいだし、千秋の態度といい、本当に百合姉妹なのかな。
じゃあ、あの時カナちゃんにキスされていたら、私もそっちの世界に!?
そしたら、千秋ともあんなことやこんなことを・・・キャーキャー!

非常におかしなことになっている内田であった


そのころ・・・
「ご飯ができたぞバカ野郎」
「わーい」
「ん! おい千秋、これはいったいどうゆうことだ?」
カナの肉ジャガには、肉が入っていなかった。
123内田・千秋・カナ 8 :2007/12/18(火) 15:48:32 ID:mjatD7BR
ワシがいきりたったチンポをぶち込むとカナは
大粒の涙を目に浮かべながらさけんだ

「いやーーん。」

ワシは言ってやった

「ん?本当はワシのチンポが欲しいんだろ?え?
 この淫乱雌ブタめ!!!」
124内田・千秋・カナ 9 :2007/12/18(火) 15:50:34 ID:mjatD7BR
千秋がじっと見ている。

カナはゆっくりと、だがはっきりと言った。

「ほ・・し・・・い。」

ワシは言ってやった。

「ん?何がほしいんだ。はっきりといいな。」

カナは恥ずかしそうに言う。

「亀井先生の・・・チンポ・・・ほしい」
125名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 17:03:22 ID:zjhl7qcw
>>122
GJ!
おもしろかった
126名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 17:53:48 ID:5677itxY
>>123-124
こういった荒らしをする奴はホント最低だよ
127名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 23:00:25 ID:PDo9iI0H
ハルカ×チアキ以外でハルカと絡ませるなら誰がいいと思う?
128名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 23:14:41 ID:Ahpg+DjA
冬馬の筆おろしをするとか
129名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 01:45:36 ID:AHO996G1
>>122
百合姉妹なんて言葉を知ってるおませな内田ちゃんは早く女の子とちゅっちゅっするべき!
130名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 13:01:39 ID:klrrkZoI
久々に下手糞なイラストを描いてみた。つってもシャーペンで描いただけだけど。
押入れに突っ込んだスキャナー探して投下するおw
131名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 18:29:02 ID:eSM/GZCI
投下するといいよ
132カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:32:50 ID:zSfyvM3Y
「ハルカ姉さまぁ〜〜」
「・・・何?カナ」

「あぁ!?・・・なんかこう、もっと別の反応を期待してたんだけど」
「なんていうか、カナに呼ばれると不気味かも・・・」

「なに!?チアキだったらデレデレしてよしよしするくせに!えこひいきだ!」
「普段そう呼ばれないから不気味なの。ていうかデレデレって何よ!」

「・・・昔はお姉ちゃんって呼んでたのに」
「あぁ・・・そういえばそうよね。いつからこんな生意気になったのかしらね」

「・・・」
「どうしたの?」

「・・・いやあ―――ちょっと昔を思い出してね」



133カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:34:26 ID:zSfyvM3Y

『お姉ちゃん!』
『どうしたの?カナ?』
どさっ!
(幼い頃の)カナはハルカのふともものあたりに後ろ向きに勢いよく座り込んできた

『えへへ♪』
『もう・・・カナもお姉ちゃんなんだから、ちょっとは自覚を・・・』

『うるさいっ!黙ってカナ様をダッコしろっ!』
『・・・もう〜〜しょうがないわね』
ハルカは後ろからカナのお腹辺りに腕を回し、軽く抱きかかえた

『♪♪』
『ちょっとだけだよ』

『やだ。 ・・・ねえ、こっち向きじゃテレビ見にくい!』
『はいはい』
カナごと体をテレビの方に向けた

『おねえちゃ〜ん』
『なに?』

『♪なんでもない♪』
『な〜にw?』

『なんでもないってw♪』
『?言いなさいw (コチョコチョ)』

『ちょwお姉ちゃんのえっち!』
『なによそれw』
134カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:36:20 ID:zSfyvM3Y
「・・・///」
「小さい頃から生意気だったねw」

「・・・・・うるさいっ!大昔のことだ!」
「そうでもないよw」

「そうでもある!」
「そうでもないってw」

「・・・そう言ってればいいよ!その内チアキも今の私みたいに懐かなくなって・・・」
「え〜?そうかな・・・?」
なんかちょっと自信がない。少し悲しくなってきた


春「ねえ、今してあげよっか?」
夏「はぁ?・・・いいよ///」

「恥ずかしがらなくても♪」
「いいっての!」

「・・・ふ〜ん、そう・・・じゃあ、この前カナが鼻水ついた手をふじおかで拭いたの、チアキに言っちゃおうかな・・・」
「!ちょ!ちょっと!なんで知ってんの?」

「私はこの家の主よ!さあ早く」
「えぇ・・・いいのか?主がそんなんで・・・TT」

「いいから!はい♪」
「怖いよ、この人・・・」
ハルカはカナを背中向けにしてひざの上に乗せ、後ろから腕をお腹の辺りに回した。

「懐かしいね♪」
「そ、そうだね」
135カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:37:23 ID:zSfyvM3Y
「重くなったねw」
「はぁ?(イラッ)」

「・・・・・・」
ハルカは自分の顔をそっとカナの顔のすぐ横に近づけた

「・・・・・!?お、おいなんだよ近いぞハルカ!///」

「・・・今はお姉ちゃんでしょ」
「・・・か、勝手にやってなさいよ」

「・・・ふじおか・・・」
「!・・・・・・・・・お、お姉ちゃん・・・///」

「うん、よしよし♪(ナデナデ)」
「///・・・・・・・・ねえ、こっち向きじゃ、テレビ見にくい」

今はテレビは視ていない

「・・・クスッ・・・はいはい」
体をテレビのある方に向けた

「・・・・・お、お姉ちゃん・・・・・・」

「なに?」
「・・・なんでもない・・・・」

「な〜に?」
「な、なんでもないって!」

「いいなさいw(コチョコチョ)」
「ちょwやめてよw・・・・・・・・・」
136カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:38:39 ID:zSfyvM3Y
「(・・・あれ?)よ〜し、言わないと・・・」
「・・・・・・お、お姉ちゃん・・・・・」

「?」
「・・・・大好き・・・・・・///」

「よしよし!・・・・・え?・・・」
カナ、今なんて?



――ドサッ!!


「「えっ?」」

ふと後ろに目をやると、チアキが唖然とした顔で突っ立っていた。
床にはランドセルが落ちている。

「あ・・・あら、帰ってたのチアキ」
「あ・・・お、お帰り。遅かったね」


「・・・・・・おい、カナ・・・・・・」


「「・・・ゴクリ」」


137カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:39:30 ID:zSfyvM3Y


「・・・・・・お前、新しいソフトが欲しいからハルカ姉さまに頼むって言ってたが・・・・・・こういうことか」

「(ギクッ!)・・・え?えーと、なんのことだかさっぱり・・・(!やばい、後ろの方からいけないオーラが・・・)」


「!・・・・・なにかおかしいと思ってたら、そういうことだったのね――――・・・カ〜ナ〜ァァ・・・!(ワナワナ)」
「お前ーー!気持ちわるい方法でハルカ姉さまを!このバカ野郎ぉーーー!」
「ち、違うって!それと今のとはまた別・・・」

「「黙れ!!」」

「ひいいぃぃ〜・・・許してくださ〜い・・・(本当に違うのにぃ・・・)」
138カナ×ハルカ:2007/12/22(土) 15:42:33 ID:zSfyvM3Y
スキャナー押入れから出したらヒビ入ってたw新品を買うハメに・・・
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow63516.jpg
もうちょっと幼めに描きたかった
139名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 15:58:02 ID:7fTcv7yp
GJ
なにこの萌える姉妹

とりあえず最初の2行で吹いた
140名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 18:13:28 ID:zSfyvM3Y
あ、一応>>138は数年前の姉妹を想定して描きました。
今更だけど服がダサすぎて困るw
141名無しさん@秘密の花園:2007/12/22(土) 23:05:35 ID:huHrGXk/
GJ!超GJ!!
カナとハルカも凄くいいんだぜ
142名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 15:16:08 ID:ArSDJvST
ああ・・・もう次で最終回かあ。まあ二期のおかわりがあるけど。それに原作もまだまだ・・・!
143名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 15:24:14 ID:ArSDJvST
1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/12/23(日) 23:00:44 ID:FMHcDv7w
                        // /,. ´     } ヽ\
                        / '' / /イ/     ,ハ }  ', ヽ
                      /  ,:// /」〃     / │  } ヘ ,
                   /   ''jレ{厂 {'{  ノ/ー-ミ! |   '  } '
                     イ|   {/ ,. =ミ 乂'´ __   jノ|. /   j! |
                       |   |          `ヾ;, |/    ! |
                      |{  ト、    '        ノ/   ! |
                      {ハ {   r_ 、      イ   } ! ;
                    } 从    `      / /   j/ /
                    jノ ヘ.             ,:/   / /
                    / 人rヘ.       ...:ノ/   j/  :!
                       ,: /  j} `  ─::::::::::イ{  , '′ リ
                      // ,.ィにj        ...::/从(    {
                / ァ'7゜ ノ‐'′       ,厶ィ   !  
           r‐ァ≦´,. '′ / /  ヽ  -ーr<.     ト、 | i|  ',
         / { / ,. '´/ /         _」  |    ,′卜 i|  \
.         /  / /  ,ノ ry        { 0 _,ハ  ,′ !  \  \
         / / -rく(   // j{        } }  | /!   '.    \     、
       イ ,. '´  ヽ./  {!、       | |  j,//    ,   / `ヽ   `丶、
      _」/',:'        /| . , '´     ,| レ'  /      '  /     } て ̄ `
     {. l/         │ j′ _,.ィ'フ弓イ/'´ /      ∨     }─-`ヽ
.     イ  ′         lルyf{少''"´       ′  ─- ._j      {
    / ノ  { ..:...: :.. ...       {})'´-‐          ,′    〃       ハ
.   /    八:.:.:.:..:..:...:...:...:...,..イ            ,′    /!        \ト、 、
  /    /  `ト:.:.:..:..:..:..:..:イ ,ハ!  :.. ..:.. ..: .:..:..:..:..;′   / j         丿 \
,/    ハ  _」 -‐`   (! {   、 ..: .: .:..:..:..::;′  '  ,ハ         {    ':.
    彡イ{      ─-0}‐-    :..:..:..:..:.:;′ /    ヽ|        | ト 、 }
      丿        ノ!         ` ー-|'  /      |        | |  jノ
     ,厶.- ,.    /(`丶、       | /        |        | |
144名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 15:25:24 ID:ArSDJvST
2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/12/23(日) 23:03:56 ID:iBrcK9t/
                         |i\、
                         { i  ``ヽ、
                         ヽ ヽ、   `l―‐‐-
                       ,. '_´-‐7´/ ̄`ーl'' 丶
                     / '´  / |    l
                    /  /  // .|    i l
                   /    /  /l | |     i| |
                  / /  l  / | l .|    | | |l
                 / /   l  / |l l i.   l .| i | |
      i ヽ r 、       l /   ,イ /  il |. i   / | i |_,l
  .i`ヽ  |  l l |        | /i  / | l ヽ、i_ l. i  /_,. -i'li
rヽヽ ヽ. |  l l |       || |   l/| |__、`ヽi / -,,._ij__ 
ヽ \\ ヽl  lノ |.       |l l   | |i |l ゝ:::::l ヽl   ゝ:::::l l|
 \ \ゝ-‐'''  ヽ      i' ヽ   | |ヽ、ゝ;;;ノ     ゝ;;;ノ ' 
   `、´  , .  ,  ヽ__    ヽ | i|               
    ヽ '´  /       __)_    ヽ| il、      '     u
     \  ヽ --‐'  ̄|i| l`―-、|`、i ト、     lヽ           さわってみよう
        ̄` 、    l/  l  ヽ |  i .|-ヽ、.   `-'    ,.
          l`__、_ノ/ /   j|  i  | .l  `lヽ 、_,.  '"
          `''ヽ、´_, '    |  i|  | l  l  ヽ、    ,.
             ` ‐-、   .| i |  |  |  ヽ、 ``'''''"
                 `‐、 | i l  |     ヽ`ー ,,,__,,.



この流れを見たときなぜか体がムズムズしたw
145名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:51:00 ID:5LOuhUIh
文章を多めにしてみようと意識したら百合っぽくなくなってしまいましたorn
でもせっかく書いたから投下。
146名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:51:55 ID:5LOuhUIh
『手のかかる子の方がかわいい』

そういう言葉を時々耳にする。
夏奈と千秋。どちらの方がかわいいとかは考えたことは
ないが手のかかる子は間違いなく夏奈の方である。

ある晩、私が洗い物をしているとトタトタと夏奈が近づいて来た。
いつもの何かを企んだ顔つきでこう言う。

「春香。付き合ってくれないか?」

この言葉に私は少し考る。
もちろんこの言葉は告白の類の付き合ってではない。
そもそも、その場合の付き合うはお互いの性格、趣味などをもっと解かり合うために行う。
性格、趣味はもちろん毎日の生活習慣や何から先に食べるか、
風呂の入り方まで知ってる私たちには不要の行いである。
なら何故考えるのか。答えは簡単。相手が夏奈だからである。

「・・・付き合うって何に?」
「明日、千秋に着せるゴスロリ服を買おうと思うんだけど
 店よく知らなくてさ〜。案内してくれない?」

一見普通の頼みごとののように思えるが何かが引っかかる気がする。
千秋に着せるゴスロリ服。・・・千秋がゴスロリ服?

「ねえ、それって千秋が着たいっていったの?」
「いや?絶対着ないって言ってた。だから意地でも着せるために買おうかと」
「それじゃ駄目じゃない!?それにあれって地味に高いらしいし。絶対駄目!」
147名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:53:24 ID:5LOuhUIh
もう。全く油断ならない。
夏奈はちぇ〜っと言いとたとたと帰っていく。
私も洗い物をさっさと済まして部屋に戻った。
いつもなら居間に行くのだが今日は少しやる事があるからだ。

私は部屋に着くなりベットに横になった。
用事をする前に少し考えたいことがあったからだ。
はぁ、また夏奈はまた変なことを言って・・・。
まったく、いつからあんな子になったんだっけ・・・?

夏奈は私が三つの時に生まれた。
私は初めて妹ができ、お姉ちゃんになった。
私がお姉ちゃんだからこの子をうんと可愛がろう。
うんと大事にしよう。うんと面倒を見よう。
私は幼いながらにそう決意した。

夏奈は生まれた時から天真爛漫だった。
寝つきが悪くいつも私たちを困らせていた。
やっと寝付いても寝相が悪くよく壁にぶつかり泣いていた。
この頃はよく私に懐いていた。いつも私の後を着いてきた。

私が六つ、夏奈が三つの時に千秋が生まれた。
夏奈もこの時、姉になり私と同じように何かを決意したようだった。
千秋の面倒を夏奈がよく見るようになった。
だが、それまで自由奔放に生きてきただけあって色々失敗していた。
たいがい千秋が被害を受けていた。
そのため自然に千秋は私に懐くようになっていた。
そのことが夏奈にはとてもつまらなそうだった。
148名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:54:29 ID:5LOuhUIh
千秋が自分に懐かないことがだろうか?
お姉ちゃんを取られた気がしたからだろうか?
あるいはその両方?
この頃だっただろうか。夏奈が私に着いてこなくなったのは。
今にして思えばこの頃から今の関係の元が出来ていた気がする。

三人暮らしを始めたのは何時からだったか?
そう、あれは私が中学に上がった頃だ。
私たちはとある事情で三人で暮らすことになった。

今思えば随分と思い切ったことをしたものだ。
光熱費や水道代などは引き落としで金銭的には問題は無かった。
問題があったのは毎日の食事。
小学生の時に料理は色々習ってたので自信はあった。
だがやはり時々作るのと毎日作るのでは全然違った。
栄養のバランスを考えねばならず、毎日同じ物というわけにもいかない。
そもそも何を作るかを決めるのにも悩む。
夏奈や千秋に聞いていると毎日がカレーになってしまう。
まあ今では曜日で何を食べるかを決めていたりと作りやすくなったが。
そういえば水兵さんは土曜はカレーと決まっており
海上での曜日感覚を保っているらしい。

そういえばこの頃から千秋は急に大人びた気がする。
よく洗い物を手伝ってくれたり野菜の皮むきなどもしてくれた。
家族から独立したことを幼いながら自覚し何かしようと思ったのだろうか。
普通、弟や妹は兄や姉よりも能力が高くなることが多いらしい。
親から同じ時期の兄、姉の学力と比べられたり、
兄弟姉妹での力関係に反抗したりと過酷な状況下で育つからだそうだ。
千秋はこの小学一年生で子供だけで生活という特殊な状況下で急成長したのだろう。
それでも夜に一人で寝るのは怖かったみたいでよく私と一緒に寝ていた。
一方、夏奈の方も色々やろうとしたようだがやはり上手くいかず現在に至る。
149名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:55:06 ID:5LOuhUIh
ああ、この頃か。私が二人の姉ではなく母のような立場になっていたのは。
特に千秋の私への接し方は姉というより母に近い。
まあ炊事洗濯を毎日のようにしていればそうなるか・・・。
夏奈と千秋の方がよっぽど姉妹らしい接し方だと思う。

思えば三人で暮らし始めてから色々な事があった。
嬉しかったこと。
悲しかったこと。
楽しかったこと。
辛かったこと。
今は全て思い出の中。

夏奈と初めて出会ったときから思い出してみたが何時からこうなったかではなく
夏奈は生まれてからずっと今日まで夏奈だった。
初めて出会ったときはスヤスヤと寝ていた。
初めて歩いたときは盛大にこけた。
初めての入学式、元気いっぱいに返事をしていた。
本当にいつ見ても危なっかしい子だ。
親が子に対し『私が面倒見ないと』と思うように。
恋人に対し『私がいないと駄目なんだから』と思わせるような。
そういう感じの子だ。夏奈は。
150名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:56:56 ID:5LOuhUIh
「大丈夫か春香?」
「わ!?」

びっくりした。急に夏奈の顔が横かひょっこり出てきた。
部屋に入って来たことに気づかないほど考え込んでたのか私は。

「あ、いやノックしても返事がなかったから・・・。
 ぼーっと天井を見てたみたいだけど気分でも悪いのか?」
「あ、ちょっとね・・・」

私は苦笑いを浮かべる。
しばしの沈黙。そして私は夏奈に問いかけてみる。

「で、何か用?」
「ん?居間に来ないからどうしたのかなって・・・」
「ちょっと用事があってね。それをやる前に少し考え事を」

あなたのことを考えてたって言うのは恥ずかしい。てか、恥ずかしすぎる。
だがこういう時に限って夏奈の勘は鋭い。

「考え事って・・・春香もしかして・・・」

あれ?私もしかして顔に出てた?
いや少し赤くなってたとしてもそれだけじゃ断定するのは難しい。
ということは破廉恥な想像になってる!?
151名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:57:32 ID:5LOuhUIh
「ゴスロリ服が着たかったのか?」
「違う!」

ガクっときた。体中の力が抜けたというのはこういうことだろう。

「うん、わかってるわかってる。春香も年頃だもんね。
 人前で着るのは恥ずかしいよね。部屋でこっそり着て
クルって回って『関節技こそ王者の技よ』とか呟くんだよね」
「ち〜が〜う〜!」

作り笑いをしながら少しずつ後退していく夏奈。それを必死に否定する私。
今まで何度も何度も見てきた光景。
もしかしたら私もあまり変わってないのかもしれない。
                                   終わり
152名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:58:48 ID:5LOuhUIh
おまけ

その後の夏奈と春香

「夏奈〜!?違うっていってるでしょうが!」

言い終わると同時に夏奈の視界から春香が消えた。

「瞬動!?」
「もらった!!」

次の瞬間、春香は夏奈の後ろに現れた。
そしてその手を伸ばす。
その手をに掴まれたら体中の間接がありえない方向に曲がる!

「甘い!」
「な!?」

今度は夏奈が春香の視界から消えた。
夏奈は股を開き地面に沈んでいた。
と同時に床に落ちていたホウキを拾う。
153名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 18:59:19 ID:5LOuhUIh
「紫電一閃!!」
「く!?」

そのままそれを横に薙ぎ払う夏奈。
バックステップで紙一重で避ける春香。

「やるわね夏奈」
「伊達に孤島のヨマコ先生と呼ばれてないよ。行くよストラーダ!」


「・・・・・・何だこれ?」

ポツリとつぶやく千秋だった。
154名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:02:51 ID:ArSDJvST
いい・・・いいよ!みなみけ独特の世界観はやっぱいいよ
155名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 20:16:25 ID:4qEZtVUP
ちゃんと百合っぽさは見え隠れしているぞ。
GJ

オマケはネタがわからず千秋と同じ心境だった
「・・・・・・何だこれ?」
156名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 12:18:53 ID:tRX+zOdn
157名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 14:19:18 ID:bGnR1ePw
千秋はかわいいよ、うん。
158名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 17:43:08 ID:Sl3VFkZq
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow64174.jpg
千秋の表情いいよ
おかわりも頼むよ
159名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 22:51:19 ID:Sl3VFkZq
↑の絵一枚で妄想してしまう自分が気持ちわるいよ。
160みなみけおさわり:2007/12/27(木) 22:52:52 ID:Sl3VFkZq

念願のハルカ姉さまの水着写真を手に入れた!

「・・・やはりハルカ姉さまはすごい///」
「ハルカ姉さまは美しい///」
「ハルカ姉さまは・・・」

「何ブツブツ言ってんだチアキ?」
「Σ か、カナ!いつの間に入った!?」

「呼んでも返事なかったし」
「!私が返事するまで勝手に入るなバカ野郎!」

ボコッ!

「・・・ん?それはもしかしてこの前のプール行った時の写真?見せて」
「あ、ああ」
現像した写真をカナに手渡す

「・・・なあ、チアキ」
「ん?なんだ?」

「・・・これ、私がほとんど写ってないぞ!?」
「え?そう?・・・ほら、これなんか・・・」

「写したというより、たまたま写りこんじゃったって感じじゃないか!?」
「そ、それは・・・」

「ていうかハルカしか写ってないよ!お前はハルカの専属カメラマンかっ!?」
「フン・・・あたりまえだ。私はハルカ姉さまを一番美しく撮ることができるんだ」
161みなみけおさわり:2007/12/27(木) 22:54:55 ID:Sl3VFkZq
「美しく、ねぇ・・・このアングルなんか、美しいというよりいやらしい・・・」
「Σ そ・・・それは・・・ズームのお背中を撮ろうとしたら、姉さまがたまたま寝返りを・・・
 そもそも私はそんな目でハルカ姉さまを見てないよ!」

「・・・いや、お前がどう見てようが勝手だけど、これをハルカが見たらどう思うかな・・・?」
「!」

「いやらしい写真を撮る妹のことどう思うかな〜?」
「・・・」

「あいつのことだ、ひょっとしたら近づくだけで警戒されるようになるかも・・・これじゃ甘えられなくなるね〜」
「ま、まさか・・・」

「ほ〜お、たいした自信だ。じゃあ確かめてみよう。お〜い、ハルぐゎっ・・・!!」
「や、やめろ・・・」

「う〜、う〜!(ぐ、ぐるじい・・・放して・・・)」
「よ、呼ぶなよ・・・」
コクコク 必死にうなずく。千秋はそれを確認すると手をカナの口からはなした

「まあ・・・際どい写真については黙っておいてやる」
「ほ・・・本当か?」

「引き出しにでもしまってたまにへんな想像でもしてるといいよ」
「するかっ!」

「・・・ただし!」
162みなみけおさわり:2007/12/27(木) 22:55:57 ID:Sl3VFkZq
―――

「・・・は、ハルカ姉さま・・・///」
「ん?どうしたの?」
ハルカは洗い物を終えて食器を片付けている最中だった

「ご、ご機嫌の方はいかがですか?」
「?・・・いいよ♪」

「・・・」
「・・・なに?」

「お・・・お許しくださいハルカ姉さまっ!」
「?」
視線をハルカの胸に合わせる

「た、たぁ〜っち!」

むにゅ

「・・・」
「・・・」

「・・・ち、チアキ?・・・」
手に持っていたフライパンを床に落とした
チアキは光速の速さで走り去って行った
163みなみけおさわり:2007/12/27(木) 22:57:37 ID:Sl3VFkZq
「ちゃんと言った?たっち」
「い・・・言ったよっ!」

「うっ・・・うぅ・・・きっとハルカ姉さまに嫌われたっ・・・!(TT)」
「お前だったら大丈夫だって」

「そんなことないよっ!・・・今までイタズラなんかした事なかったのに、よりによって・・・」
「大丈夫だよ。すぐに頬を赤らめながら『チアキだったら・・・いいよ』とか言いにくるから」

「・・・!・・・・・・・・」

「・・・今、一瞬期待したろ?」
「・・・ば、バカいうなバカ野郎ぉ!」

「・・・で、どうだった?」
「・・・え?・・・や、柔らかかった///」

「いや、ハルカの反応はどうだったと聞いたんだけど」
「(ハッ!しまった!)・・・た、確かめる余裕はなかったよ」

「へ〜。もしかしたら怒ってたりして」
「ま、まさか・・・」

「鬼の形相で部屋に乗り込んできて・・・ウチの番長は怒らすと怖いからな〜」
「ビクッ!・・・ブルブル!・・・」

ドスン!

何かただならぬ“もの”が近づいてくる気がする

「お・・・おおっ!・・・これは・・・」
「はっ、ハルカ姉さま・・・!」
164みなみけおさわり:2007/12/27(木) 22:59:19 ID:Sl3VFkZq
ドスン!ドスンッ!

恐怖の足音が段々と近づいてくる

「ああ・・・終わりだ、この世の終わりだ」
「ね、姉さまぁ・・・」

ドスッ・・・

足音が止まった。チアキの部屋のフスマがただならぬ“怒気”に包まれている

「あ・・・巻き添えを食うのはいやなんで、私はこの辺で。それじゃ」
「Σ ま、待てッ!」

ガラッ!

ふすまを開けた者の顔は明らかに怒りの表情に満ちている
怒りの審判を下す閻魔の顔そのものだった
ちなみに手にはフライパン

「「ブルッ」」

「と、トイレに行ってこよ〜」
「(お・・・終わりだッ・・・11年間ッ・・・ハルカ姉さまに尽くしてきた・・・人生もッ・・・今日で終わりだッ・・・)」

「・・・やっぱりここにいたわね・・・」

「(ああ・・・ごめんなさいハルカ姉さま。どうか最後は苦しまないようお願いします・・・)」

「・・・カナ・・・!」

「「へっ!?」」
165みなみけおさわり:2007/12/27(木) 23:01:11 ID:Sl3VFkZq
「・・・わ・・・私めに何か御用ですか、番長?(ちょwえ?何で私?)」

「分かってるわよ・・・黙ってこっちに来なさい・・・」

「い、いやー、今日もきいずみの国はいい天気ですね!・・・ハハ・・・」

「ギロッ!!!」

「い・・・いやあ・・・実はだね・・・」

「ギロッ(約束は守れよ・・・バカ野郎・・・)」
「オロッ(そ・・・それは・・・・・・た・・・助けてチアキ様)」

「・・・早くいらっしゃい」
「・・・は、はぃ」
観念したようにカナはとぼとぼとついて行った

しばらくするとリビングの方から悲鳴にならない悲鳴が聞こえてきた

「(・・・フン、日ごろの行いの差だよ・・・バカ野郎)」
「(さて、この写真は危ないから私のシェルターの中へ避難だ)」

おわり
166名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 23:54:28 ID:FGHuXJdv
GJ

最後、ハルカがカナにHなおしおきをするに違いない
と期待した俺を気のすむまで殴るといいよ!
167おさわり後半:2007/12/28(金) 03:06:45 ID:uHiQj5yl
おわると書いておきながらまだ続ける自分を殴ってください↓
168名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 03:08:49 ID:BbRfGega
つづけてくれー
169おさわり後半:2007/12/28(金) 03:10:32 ID:uHiQj5yl
次の日の晩御飯後

「次のお皿で終わりだからね」
「はい」

「・・・ねえ、チアキ」
「なんですか?」

「・・・ちょっと変なこと聞いていい?」
「?はい」

「・・・も、もしかして・・・」
「?」

「ち、チアキって・・・」
「??」

「・・・わ、私の・・・私の胸に興味あるの?」
「・・・あい!?」

・・・ハルカ姉さま、今なんと!?胸に興味ある?私が!?
もしかして昨日のこと、まだ解決してなかった?

「・・・どうなの?」
・・・正直、100%否定できない自分が情けない。でも、ハルカ姉さまでハレンチな
想像はしたくないのも事実なのでここはきっぱり否定しておこう
「・・・そんなまさか。そもそも私はハルカ姉さまと同じ、女ですよ?」

「・・・そ、そうよね!」
「♪」
170おさわり後半:2007/12/28(金) 03:12:17 ID:uHiQj5yl
「・・・でも」
「え?」
まだ何か?

「カナに何か弱み握られてるんじゃないの?・・・それも相当の。」
「・・・ま、まさか・・・」

「・・・でないと、チアキがあんなことするわけないし・・・」
・・・ハルカ姉さまごめんなさい!カナにやれと言われた時、
悩みながらもちょっとはいいかなと思ってましたっ!
「・・・た、大したことないですよ。心配しないで下さい」

「・・・大したことないので、あんなことするの・・・?」
「(ギクッ!)あ、いやそういう事ではなく・・・(まずいぞこれは)」

「・・・いや、一応ね、カナだったら大丈夫だと思うんだけど、そういう・・・弱みとか握る
 のをきっかけに、家庭内・・・いじめ?とか、そんなのにならないか心配で・・・」

「そ、そんな!本当に心配しないで下さい!それにカナはバカですけどそんなヤツではありません!」

<「ん〜?私の名前呼んだ〜〜?」
リビングからノンキな声が聞こえる。お前のせいでややこしくなったんだバカ野郎

「・・・そう。・・・信じてるからね、チアキ・・・」
「・・・はい」

んん〜、これは想像以上にまずいことになってる。それにこのままではカナがいじめっ子?
みたいになっちゃうじゃないか。いや、確かにあの胸タッチ指令はひどいと思うが、
もともとの原因は私だしなぁ・・・

・・・よし、写真を持っていってことの経緯を正直に話そう。ハルカ姉さまなら信じてくれるはず・・・
171おさわり後半:2007/12/28(金) 03:14:07 ID:uHiQj5yl
「ハルカ姉さまお話が・・・あれ?」
リビングではバカ野郎だけがウトウトしていた

「・・・ハルカ姉さまは?」
「ん〜〜?部屋じゃないか?あ、それより殺人事件りしとりしようぜ?」
「はぁ?悪いが後にしてくれ」
ていうか殺人事件しりとりって何だ?『〜事件』で『ん』で終わるじゃないかバカ野郎。そもそも不謹慎だ。


・・・ハルカ姉さまの部屋の前に来た。・・・なんだかノックをする勇気がない。
別にハルカ姉さまは怖い人じゃないのに。
・・・いや、怒ると結構怖いか。

・・・ん、よく見たらドアが半開きだ。・・・お?ハルカ姉さまが何かしている?
よく見えない。んん〜・・・
・・・オフッ!き、着替えをしていらっしゃる!
え?もうすぐお風呂に入るんじゃないの?
あっ・・・下着が・・・って、落ち着け!
ハルカ姉さまはリビングでもよく平気で着替えてるじゃないか!
それに一緒にお風呂に入る時は何度も姉さまのお裸を見ているし・・・

<「・・・誰かいるの!?」
「!!」
き、気づかれた!

チアキは瞬間移動の心意気で自分の部屋に駆け込んだ。どうやら自分の顔は見られていないようだ。
しばらくすると足音が聞こえてきた。
足音はチアキの部屋を通り過ぎ、バカ野郎のいるリビングの方へ向かって行った。
そしてさらにしばらく後、突然の悲劇に見舞われた悲痛な叫び声がこだました。

172おさわり後半:2007/12/28(金) 03:16:19 ID:uHiQj5yl
<「ひぃぃ〜〜っ・・・なんだよ突然・・・」
<「し、しらないよぉ・・・なんなんだよぉ・・・グェ」

しばらく叫び声が鳴り響いたが、やっと静かになった。どうやらオシオキは終了したらしい。

ガラッ!
「・・・これは一体どういうことだ!?チアキ!」
「そ、それは・・・」

「どうして私がこんな目に遭わなければならない!?」
「・・・わ、私が例の写真のことを正直に話そうとハルカ姉さまの部屋に行ったら・・・たまたま着替え中で」

「なぜ私が疑われるんだ!ていうか疑いどころか確定事項だったぞ!」
「それはお前の日ごろの行いが悪いからだ」

「ちっ!・・・それにしても変だね。着替えを覗かれたぐらいで何であんなに怒る?
 そもそも姉妹に見られたってそんなのどうってこと・・・」
「胸のことがあってそういうのに敏感になってるんじゃないのか?」

「はぁ?・・・ハルカもへんなヤツだよ!同性に触られたぐらいでそんなことになるか?
 それともでっかくなるとああなるの?」
「そんなこと私に聞かれても・・・」

「・・・とにかく、この様子だと写真のことはしばらく話せそうにないね。」
「うぅ・・・確かに。ハルカ姉さまがあそこまで取り乱すんだし、こんな写真を見たらきっと・・・」

「・・・ま、別にそんなの見せなくてもいいだろう。」
「え?」

「考えても見れば、お前に疑いの目が行ってるわけでもないし・・・」
「そ、そうだが、それだとお前が・・・」
173おさわり後半:2007/12/28(金) 03:17:47 ID:uHiQj5yl
「私の場合は『いつものこと』で片付けられてるだろうし」
「でも・・・ハルカ姉さまはお前が私をいじめてるんじゃないかと心配しているし、
 本当のことを言わないとややこしいままで・・・」

「はぁ?いじめ?なんでそうなるんだ?・・・まあ別に普段私がお前をいじめてる風に
 しなければいいだけじゃないか?」
「そ、そうだけど・・・なんだが悪いよ」

「というわけで、これにて一件落着」
「・・・ごめんよ、カナ・・・」

「まあその写真は引き出しにでもしまって、たまにへんな想像でもしてるといいよ」
「だからしないよ!」


ガラッ!
音の方を振り向くと、ハルカが立っていた

「「えっ・・・」」

「・・・ごめん、盗み聞きしてた・・・」

「あ・・・いやこれはだな、ハルカ・・・」

「・・・ちょっと黙ってて。・・・カナ、さっきはいきなりごめんなさい。
 確認もしないで決め付けちゃったのひどかったわ。この通りよ」
ハルカは深々とお詫びのお辞儀をした

「・・・いや・・・別に・・・(結構痛かったけど)」

「・・・それと、二人の話してたこと詳しく私に聞かせて。私に隠し事しないで」
174おさわり後半:2007/12/28(金) 03:18:58 ID:uHiQj5yl
「・・・で、でも・・・」

「・・・怒らないから。・・・早く」


――――

「・・・ということで・・・」
「・・・」

「「・・・あ、やっぱり怒ってる?」」


「・・・プッ・・・w」
「「えっ?」」

「・・・こんな写真で怒るわけないじゃない・・・www」

「・・・でもこんな写真撮られて、チアキのこと変態とか思わない?」
「お、おい、バカ野郎!」

「・・・なんでw?・・・そもそも、男の子ならともかく、チアキは女の子じゃない・・・ww」
「・・・まあ、そうだけど」

「w・・・でも、寝てる時はあんまり写真撮らないでね」
「・・・はい、ごめんなさい」

「・・・ねえ、チアキ」
「はい?」
175おさわり後半:2007/12/28(金) 03:19:36 ID:uHiQj5yl
「・・・私の胸、触りたい?」
「・・・なっ!!!???」

「w・・・冗談よ♪」
「や、止めてくださいハルカ姉さま///(なんだ、冗談か)」
「ねえハルカ、こいつ『なんだ、冗談か』って顔してるよw」

「(ギクッ!)お前!ややこしくした原因はお前なんだから自重しろ!」
ボコッ!

「み、見ろハルカ!いじめてるのは私じゃなくてチアキだぞ!?」
「・・・二人とも止めなさい」
176おさわり後半:2007/12/28(金) 03:20:53 ID:uHiQj5yl
―――

ふう、何とか収まってよかったよ。
やっぱりあのバカ野郎には警戒しないとえらいことになる・・・

「チアキっ♪」
?ハルカ姉さま?
「はい?なんです・・・うわっ!」

むにゅ

ハルカはチアキの頭を抱きかかえ、自分の胸に押し当てた

「はは、ハルカ姉さま!?」
「もう・・・女の子のくせに♪」

「へ?(や、柔らかい・・・)」
「顔、真っ赤だったよ・・・」

「!・・・」
「・・・チアキだけだからね、こんなことしてあげるの」

「(は・・・ハルカ姉さまぁ)///」
「・・・あれ?苦しい?」

「・・・いえ」
「?」

「もっと♪」
「調子に乗らないの」

今度こそおわり
177おさわり後半:2007/12/28(金) 03:22:09 ID:uHiQj5yl
チアキの敬語がたまにおかしいのは気のせいなんだからね!
それとハルカが自分の部屋で服脱いでたのはオ○ニーするためじゃないんだからね!
178名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 14:35:51 ID:dAtZjXQP
あのハルカが着替え見られた程度で、カナをぼこるのは考えにくい。
となると、やっぱりひとりエッch・・・
179名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 18:33:47 ID:e7iAXUvT
良い、百合姉妹です。
180名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:30:01 ID:wDfW2Fxf
あの、カナさんがどうなったのか補足おながいします
181名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:49:07 ID:Y9ULFI/3
最終回のおしりに惚れた。
182名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 16:54:14 ID:AHmj1Xir
>>181
最終回じゃなくて、おかわ・・・・いやなんでもない
183名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 17:56:26 ID:fX0AQ5vB
最終回は原作スレでは微妙な反応だったけど、
このスレ的には1話以来の神展開だった。
おさわりのオリジナル部分にも期待したいよ。
ていうかハルカ姉さまどこ〜?
184名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:09:35 ID:5npItoJa
ハルカ姉さまに抱きついて寝るチアキが可愛かった
185名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 21:00:02 ID:JofQ5lMx
速水先輩はカナをちゅっぱちゅっぱしちゃったんだろうか
186名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:05:47 ID:KBEP1WoY
ハルカがよくナツキに電話してるので思いついた。
「新年早々何妄想してんだバカ野郎」というレスは抜きでお願いします・・・
187名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:06:59 ID:KBEP1WoY
<「だからそれは違う・・・もう!全然ダメ!!」

「なあチアキ、今ハルカが電話で話してるのは・・・」
「ああ、トウマのアニキの・・・」

<「・・・うんうん、だから・・・もう、いい加減にしなさい!」

「・・・ハルカがあそこまで感情的になる相手が今までいたか?」
「あぁ?」

「もしかして・・・」
「・・・」

「好っきなんじゃね〜のぉ??」
「・・・お前、またその話か。いい加減くどいよ」

「でもさぁ・・・」
「何度も言ってるが、あいつは私の中の『ハルカ姉さまを任せられるフォルダ』には入ってない・・・」

「!何度も言ってるが、チアキにハルカの男の決定権はないよ!」
「Σ 黙れ!・・・第一、いつも電話で怒ってばかりじゃないか。アレのどこが恋愛感情だっていうんだい?」

「分かってない・・・分かってないよお前は。所詮はお前も小学生だね」
「?」

「いいかいチアキ、恋にはいろんな形があるんだ。ついつい感情的に怒りたくなるほど相手のことが気になっている
 場合もあるんだ!」
「・・・まさか・・・ハルカ姉さまに限ってそんなことはありえないよ」

「・・・大した自信だね。なら確かめてみるか?本人に直接!」
「ああそうだね、いい加減この話題もくどくなってきたから、そろそろ白黒はっこりさせよう」
188名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:08:28 ID:KBEP1WoY
「・・・ん・・・?いや待て、本人に直接聞くのはひょっとするとまずいことになるかも」
「え?なんで?」

「いやだから、もし今はチアキの言うとおり好きでないにしてもだ、その確認がきっかけで
 ハルカが意識してしまって、本当に好きになってしまうことも・・・」
「い、いやだそんなの!・・・何か手はないのか?」

「う〜ん・・・そうだねぇ・・・こればっかしは黙って見守るしかないんじゃ・・・」
「えぇ・・・」

<「もういい加減にして!」

――――晩御飯

「イライラ (何かハルカ姉さまの本心を確認するいい方法はないか・・・?)」
「あ、チアキ、ご飯おかわりいる?」

「ギロッ! (何かいい方法はっ!?)」
「えっ? (に、睨んでる?)」

「・・・結構ですっ! (何かいい方法っ・・・!)」
「そ、そう (どうしたのかしら・・・?)」

―――

「なあ、チアキ」
「なんだ?悪いが今考え事しているんだ。出て行ってくれ。ていうか私の返事があるまで部屋に入るなといつも言ってるだろう?」

「さっきのハルカに対する態度はなんだ?」
「態度?・・・なんのことだ?」
189名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:09:56 ID:KBEP1WoY
「それに、考え事ってハルカの本心を確認する方法を考えてるのか?」
「そうだよ!・・・分かったら早くあっち行けよ!」

「はいはい、分かりましたよ〜 (チアキのシスコンもここまで来るとアレだなあ・・・
 仕方ない、ここは私がなんとかしてやろう)」

―――

「ねえ、ハルカ」
「ん?何?」

「最近気になってる人いる?」
「・・・何?突然?」

「いいから」
「・・・う〜ん・・・そうねぇ・・・人って言うか、」

「あ!個人名は抜きで! (名前を連呼することにより気持ちがさらに強くなるかも!
 あまりうまい方法じゃないけどこれしか・・・)」
「?一体何なの?」

「いいから!・・・で、その人が何なの?」
「う〜ん、その、なんというか・・・怒ってるの」

「怒ってる? (怒ってる?怒ってる・・・あ、そういえばハルカがトウマの兄貴に電話してる時いつも怒ってるな)
 で、怒りたくなるほどその人が好きってことなの!?」
「いや、怒ってるのは私じゃなくてね」

「気になって気になって仕方がないの!!??」
「ん?別に気になって仕方がないという程ではないけど・・・」
190名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:11:26 ID:KBEP1WoY
「へ〜 (な、なんだ、まだ初期の状態か・・・)」
「・・・愛が足りてないのかしら」

「Σ い、今なんて?」
「もっと愛情を持って接すればいいのかしら・・・」

「あ、愛情ですかっ!? (あれ?結構ハルカ的に進んでるのでは・・・?)」
「なんで怒ってるのか理解できないのよねぇ・・・」

「な、なるほどぉー (それは理解ができないほど自分が夢中になっているってことだな?・・・残念だったな、チアキ)」

―――

「なあチアキ、残念なお知らせが・・・」
「Σ お前!私が返事するまで入るなと何度言ったら・・・!」

「今はそんな細かいことを気にしている場合じゃない!」
「・・・なんだよ」

「・・・とある方法で、ハルカの本心を確認してきた・・・」
「なっ!・・・どういう?」

「いや実は・・・斯く斯く云々」

「・・・・・・う、嘘だ・・・そんなことあるわけ・・・」

「・・・本人が言ってるんだ。間違いない。」
「・・・まさか・・・」

「まあ心配するな。ハルカに彼氏ができてもあいつのことだから今まで通りチアキを可愛がってくれるよ」
「・・・そ、そうだろうけど・・・」
チアキは魂が抜けたような表情で布団の中にもぐっていった
191名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:12:56 ID:KBEP1WoY
すいません、まだ続き書けてないので明日うpします。
192名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:30:28 ID:tYS7MaDc
期待してるよー
193名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 01:23:34 ID:zNXhKiR7
楽しみにしてるよー
194名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 16:58:32 ID:DJ3sRJRa
昨日の続きです。ひょっとしたらチアキがカナ以上にバカになってるかも
195名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 16:59:46 ID:DJ3sRJRa
「ん?何やってんだ?現実逃避?」
「うるさいよっ!一人にしてくれ!やっぱり私は納得できない」

「いや、お前の気持ちは分かるけど・・・ハルカの気持ちも少しは考えてやれよ」
「・・・出て行けっ!!」

「はいはい、分かったよ、勝手にしろよ」

―――

「・・・ねえ、カナ」
「ん〜?」

「チアキ今何してた?」
「ん?毛布被ってなんかブツブツ言ってた」

「ブツブツ?・・・やっぱり何か怒ってるの?」
「・・・ハルカ、お前のせいだよ」

「え?・・・や、やっぱり私が原因なの?」
「そう!・・・お前がチアキの許可も取らずに男のことを好きになるから・・・!」

「!!??な、何のこと?」
「え?いや、だから・・・」



「・・・ちょっと、何よそれ?」
「え?好きなんじゃないの?」

「そもそもさっきの話はチアキのこと言ってたのよ!」
「え?そうなの?・・・でも、愛が足りてないとか表現ちょっと気持ち悪いぞ?」
196名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:01:29 ID:DJ3sRJRa
「妹に愛情を持って接するのが気持ちのわるいことなのっ!?」
「い、いやまぁ・・・。・・・なんだ、てっきり私はアイツとの電話でのハルカの態度から察するに、
 怒りたくなるほど好きなんじゃないかと・・・」

「あれはただ単純に怒ってるだけよ!料理のこと然り、トウマへの態度のことしかり・・・
 そんな感情沸きようがありません!」
「へ〜、なんだ、ちょっと早とちりしすぎたか」

「ていうか、なんでチアキがそんなことで怒るの?・・・・・!(ま、まさか///)」
「・・・え?いやぁ、私の口からは言えないなぁ・・・そういうのはチアキが直接言わないと///」

「・・・・・・とにかく、誤解を解かないとね」
ハルカが何かを決心したような顔つきで立ち上がった
「ん?もしかしてチアキの部屋行くの?」

「そう」
「今はやめといたほうがいいぞ。今の精神状態だと人の話が耳に入らないだろうから」

「チアキはそんな弱い子じゃありません!」
「・・・お、怒るなよ」

―――

「チアキー、入るね」
「・・・」

「(・・・返事がないわ・・・) は、入るね」
ガラッ   ベットの上には毛布に包まって団子虫状態になっているチアキがいた
「・・・何ですか?ハルカ姉さま・・・」

「え・・・うんと、カナから聞いたんだけど、あれはカナの誤解だからね」
「(誤解?・・・誤解・・・あぁ、私に気を使って嘘をおっしゃってるのか・・・) ・・・いいですよ、別に私のことは気にしなくていいですから・・・」
197名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:03:06 ID:DJ3sRJRa
「?あ、だから、さっきカナと話したことはチアキのことで・・・」
「分かってます。ハルカ姉さまのお気持ちは十分分かってますから・・・」

「あ、あのだから、話聞いてる?」
「私のことなんか一切気にせず、他の男とイチャイチャしやがって下さい」

「だ、だからー」
「すみませんが一人にしてください。心の整理をつけたいので」

「・・・」
「・・・」

―――
「よ〜、どうだった?」
「なんか、話を聞いてくれなかった・・・」

「ハルカは普段は押しが弱いからな〜(・・・怒ると・・・ブルッ!)」
「はぁ・・・どうすれば・・・」

「仕方ない、ここは私が強引に!」
「ちょ、ちょっと!カナがやるとまたややこしくなるんじゃない!?」

「お前はたまには私を信用しろっ!」

―――

「チアキー、入るぞ」
ガラッ!
「・・・おい、バカ野郎、お前はいつになったら私の話を理解できるんだ?返事があるまで待てよバカ野郎」

「何だよ!お前にとっては嬉しいお知らせがあるのに!」
「・・・なんだよ」
198名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:04:59 ID:DJ3sRJRa
「さっきの話だけど、あれは私の誤解だった」
「・・・あぁ、それね。私のために嘘をついてくれなくていいよ。ていうかお前につかれるとイライラするからやめとくれ」

「いや、だから・・・って、いい加減毛布から出て来いこのシスコン!」
「な、なにをする〜っ!放せバカ野郎ぉ!!」
バキッ!!
「あ〜れ〜 (な、なんという馬鹿力!!)」
「ハァ、ハァ・・・もう!私がせっかく受け入れようとしているのに、邪魔しないでくれ!」

「・・・受け入れる?・・・いいの?それで」
「仕方ないだろ、ハルカ姉さまが好きとおっしゃるんだから。・・・それでいろいろな場面を想定してイメージトレーニングしてたところだ」

「?例えばどういう?」
「ちょうどいい、お前トウマの兄貴役やれ。場面は・・・そうだな、アイツがハルカ姉さまとの関係について私に挨拶に来る場面
 から始めようか」

「挨拶?・・・両親になら分かるが、なんでわざわざお前にしないといけないんだ?」
「ハルカ姉さまは私のものだ!そのハルカ姉さまと付き合うんならまず私の許可を得るのが道理だろう?」

「な、なんだよそれ?・・・・分かったよ・・・それでは・・・『初めまして、いえ、お会いするのは二度目ですね。』」
「はぁ・・・?どうでもいいよ、そんなの。で、今日は何しに来たこの野郎」

『(な、なんという威圧感・・・) きょ、今日はハルカさんとのことで、ご挨拶にと参上しました』
「あぁん・・・?ハルカ姉さま“との”ことぉ?・・・お前、うちのハルカ姉さまとどういう関係だバカ野郎・・・」

『は、ハルカさんとは・・・結婚を前提にお付き合いをさせてもらってます!』
「Σ・・・け、結婚!?何だとこの野郎!!いきなり家に土足で入り込んできたと思ったら、突然何言い出すんだバカ野郎!!」

『(ちゃ、ちゃんと靴脱いでるし・・・) それで、一度妹さんにお目通り願おうとお伺いさせていただきましたっ』
「・・・ビキッ」
199名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:06:38 ID:DJ3sRJRa
『・・・ど、どうかされましたか?』
「・・・“妹さん”?」

『な、何か?』
「あんたなんかに“妹さん”なんて呼ばれる筋合いないよっ!出て行けこの痴漢野郎ぉ!!」

「お、おい!受け入れるんじゃなかったのか!?」
「うるさい!早く出て行け!おいカナ!塩持ってこい塩!!!」

「ちょ、ちょっと!カナは私・・・」
「うるさいっ!お前なんか消えてしまえ〜〜!!!!!」
バキッ!ガッシ!ボカッ!

―――

「・・・どうだった?って、どうしたのその顔!?」
「・・・わけの分からないうちにボコボコにされたよ〜・・・ていうか悪化したかも」

「はぁ・・・やっぱり・・・」
「・・・・・・仕方ない、ちょっと荒療治だけどこれしかない!」

「え?何かいい方法があるの?」
「いやちょっと・・・ゴニョゴニョ」

「Σ そ、それはやりすぎなんじゃ!?」
「そのくらいしないと目が覚めないぞあいつは!」

「でも・・・」
「いいのか?このままだとチアキが不良化して、しまいにはお前に対してもさっきみたいな家庭内暴力を・・・」

「Σ わ、分かった・・・。行ってくる・・・」
200名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:08:57 ID:DJ3sRJRa
―――

「チアキ、は、入るね」
ガラッ    チアキは相変わらず毛布に包まって、顔だけ出してなにやら考えていた
「・・・・なんです?また」

「あ・・・そのままでいいから、ちょっと聞いて欲しいことが・・・」
「・・・」

「あのね・・・私には好きな人がいてね、」
「・・・知ってます! (やっぱりその話か・・・)」

「・・・その人は普段は素直で大人しくて、私の言うこともちゃんと聞いてくれて・・・」
「へー、そうですか (ハルカ姉さま、それは姉さまの気を引くために作ってるんですよ!)」

「・・・でもね、一度怒っちゃったり、すねたりすると中々頑固で・・・」
「へぇー・・・(男のくせにウジウジと、情けないヤツ!)」

「今みたいに毛布に包まっちゃったりして・・・w」
「ふーん、そうですか (実に情けない!)」

「そういうところがまた可愛いんだけどね♪ (・・・あら、まだ気づかないのかしら?)」
「あはは、それはいいですねー (あー、もういいよ、分かったから)」

「でも、その分私のことちゃんと思ってくれてるんだっていうことが伝わってきて・・・」
「・・・ハルカ姉さま、もうその話はいいですから (いい加減一人にしてよ。私にそんな話されても困るし)」

「そういうところも含めて、私は大好きだな」
「・・・聞いてました?私の言ったこと (もういいってのに・・・)」

「・・・でもちょっと鈍感なのは困るなあ・・・」
「・・・ビキッ!」
201名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:10:47 ID:DJ3sRJRa
バサッ!   チアキは着ていた毛布を放り投げて勢いよく立ち上がった
「い、いくらハルカ姉さまでもこれ以上は・・・!」
「・・・クスッ」
ハルカはゆっくり立ち上がってチアキの方へ行って、顔を覗き込んだ

「いい加減気づきなさい」
「?」
チアキの頬に軽くキスをした

「チアキは頭がいいはずなのに、そんなんじゃいい中学にいけないよ」
「・・・へ?え?・・・・・・・・・・もしかして、さ、さっきまで私のことを・・・?」
チアキの顔が見る見る赤くなる

「私はチアキのこと大好きだからね」
「・・・え?でもあいつのこと好きなんじゃ・・・」

「だから、あれはカナの誤解だって言ってるでしょお?」
「Σ ・・・ご、ごめんなさいハルカ姉さま・・・・・」

「いいよ、分かってくれたら」
「あっ・・・あの・・・ハルカ姉さま」

「ん?」
「わっ、私も・・・///」

「・・・私もハルカ姉さまが大好きです!」

「・・・うん、ありがとう。でも私はカナのことも大好きだからね。同じ妹として・・・」
「ハルカ姉さまっ!好き!大好きっ!!」
チアキはハルカに勢いよく抱きついた

「あらあら (あれ?聞いてない?)」
202名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 17:11:51 ID:DJ3sRJRa

―――

「よ〜チアキ、よかったな。これで相思相愛のカップル成立だなw」
「ねっ♪ハルカ姉さまっ♪ スリスリ」
「え? (や、やっぱりそっちの方向の流れになってるのね)」

「ちなみに、私にもそこに混ざる権利があるぞチアキ!」
「・・・はぁ?なんだそれ?」
「カナのおかげでチアキの誤解が最終的に解けたようなもんだから (まあ、そもそもの原因はカナだけど)」

「そういうことだ! (あ、私は『強引にキスでもすれば?』としか言ってないけど)―――とぉーう!!」
「わぁっ!よ、寄るなバカ野郎ぉ!」
「いいじゃない♪たまには三人で♪」

おわる
203名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 18:03:09 ID:qejrBCcu
キター!
千秋のすねっぷり、あまえっぷりがたまらん。
もう!
204名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 18:32:05 ID:zNXhKiR7
GJ!
チアキかわいいな
205名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 22:44:57 ID:/URnNlDG
需要があるかどうかわかりませんが、冬馬×千秋を投下させてもらいます。
(個人的で申し訳ないですが、みなみけ百合で1番好きなカップリングなんです)
今回の話はどっちかって言うと千秋→冬馬っぽい感じですが。
よろしければお付き合いください。
206BABY LOVE:2008/01/03(木) 22:47:47 ID:/URnNlDG

千秋の様子がおかしい事に気付いたのは、今日の今日だった。
その前から様子がおかしかったのかもしれないが
冬馬はそれ以前の様子のおかしさには気付かなかったのだ。


その「おかしさ」に気付いたのは、冬馬が南家にお邪魔していたときの事。
3時のおやつにショートケーキが出たのだが
そのおやつのケーキを目の前にしても、フォークを握ったまま
千秋は何か難しそうな顔をして、じっと動かなかった。

「チアキ?」

呼び掛けても返事はない。

「おい、ちあ」
「チアキぃ!ケーキいらないならあたしが食べるぞ!」

冬馬の呼び掛けを遮るようにして叫んだ夏奈が
千秋の皿の上のケーキを攫っていった。

「ちょっ、何やってんだ、カナ!」
「何って…チアキのケーキを食べたんだよ」
「それは見ればわかる!そうじゃなくて…」

そう言って冬馬はちらりと千秋を見た。
相変わらずフォークを握り締めた千秋は
何も無くなった皿の上をじっと見つめているだけだった。
いや、その皿すら目に入っているのも怪しい。
207BABY LOVE:2008/01/03(木) 22:49:20 ID:/URnNlDG

「仕方ないな、オレの半分やるよ」

そう言って冬馬が千秋の横に移動して、ケーキを分けてやろうとする。
その時に千秋の腕に冬馬の身体がぶつかった。

「!」
「あ、ごめ…」

その軽い衝撃にようやく顔を上げた千秋。
冬馬の姿を目に入れたかと思うと、いきなり立ち上がった。

「チアキ?」
「…っ!」

声にならない声を上げて、逃げるように自分の部屋に篭ってしまった。
そんな千秋を呆然と見送る冬馬。
と、千秋から奪ったケーキを頬張る夏奈。

「おい、カナ」
「なんだ?」
「なんだじゃないだろ、チアキが怒ったじゃないか」

千秋の部屋のふすまを指差しながら、冬馬が言った。

「せっかくのケーキを食べないチアキが悪い」
「なんだよ、その理由」

ふんぞり返りながら、自論を唱える夏奈を半ば呆れながら見る冬馬。
208BABY LOVE:2008/01/03(木) 22:51:32 ID:/URnNlDG

「それに」
夏奈の目が光る。

「ケーキを取った時点では、チアキは何の反応も示さなかった」
確かに。
いつもなら、ケーキが取られた時点、もしくは取られる前に
何らかの防御をするはずの千秋が、全く動かなかったのはどういう事だろうか。

「チアキが部屋へ逃げたのはどの時点だ?」
「オレが自分のケーキをチアキに分けようとして、その時にチアキにぶつかった…」
「そう!ぶつかったと同時にチアキは部屋へ逃げ帰った!つまりだ」
「つまり?」
ごくりと息を飲む冬馬。
しんと部屋が静まる。
そして夏奈がおもむろに立ち上がった。

「チアキはトウマにぶつかられて怒ったんだ!」
仁王立ちの状態から、ずびしっ!と冬馬を指差した。

「ええ、オレのせいかぁ!?」
「今の流れでそれ以外に何の理由がある?」
「どう考えたってカナが悪いだろ!勝手にケーキ食べたんだから!」

夏奈の無理矢理な理由に、冬馬は息を荒げた。
そんな冬馬を夏奈は鼻で笑いながら、ニヤリと笑みを浮かべる。
209BABY LOVE:2008/01/03(木) 22:53:52 ID:/URnNlDG

「他に理由もあるんだぞ」
「え?」

自分のせいではないと主張する冬馬に対して
夏奈が『千秋が怒った理由・その2』を説明し始めた。

「あいつ、理由はわからないけど、最近妙にイライラしてるというか落ち着きが無いというか…」
「チアキが?」

いつもポーカーフェイスで、姉である夏奈よりも落ち着いている千秋が
落ち着きが無いというのは、冬馬にとっても驚きだった。

「呼び掛けても上の空だし」
「それはカナに関わりたくないからじゃないのか?」
「ハルカが話しかけても、上の空なんだぞ」

夏奈よりもなついている春香に対してもそんな態度を取っているとは
これは何か重大な理由が隠されている気がしてくる。

「で、トウマの話を持ち出すと、急に慌てだすようになった」
「はぁ!?」

何故そこで自分の名前が出てくるのかと。
しかも、自分の名前にはしっかり反応している千秋の様子を聞いて
冬馬は開いた口が塞がらなかった。
210BABY LOVE:2008/01/03(木) 22:57:10 ID:/URnNlDG

「オレの話って例えばなんだよ?」
「トウマは自分のクラスで、どんな奴と仲良くしてるのかとか、そういう話をだ」

別に普通の会話じゃないか。慌てる理由はどこにも無い。
が、チアキにとっては何かマズい話なんだろうか…

「だから、チアキはトウマに何か恨みを持っているんじゃないかと」
「何でそうなるんだ」
「そして、いろいろなものが積み重なって、今日あの接触で一気に爆発したって訳だ」
うんうん。と1人納得する夏奈を横目に冬馬は自分の行動を思い返す。

オレがチアキに恨まれる事をしたのか…?
何かチアキを怒らせるような何かをしたのか…?
自分の胸に聞いてみても、答えは返ってこない。

1週間くらい前は普通に一緒に帰ったりしてたし、一緒に宿題だってやった。
知らず知らずのうちに、チアキの気に入らないことをしたのか?
頭を抱えて唸ってみても、1ミリも浮かんでこない自分の非。

「とにかくだ」
ぐるぐる回る考えは、夏奈の言葉で停止される。

「チアキが拗ねてるのが、ハルカにバレるといろいろマズいから」
そう言って夏奈は冬馬の身体をむんずと掴む。

「ハルカが帰ってくるまでにどうにかするんだ、いいな?」
「オレが悪いわけじゃないだろ、うわっ!?」
冬馬の言葉は空しく宙に消え、夏奈は千秋の部屋のふすまを勢いよく開けた。
211BABY LOVE:2008/01/03(木) 23:00:48 ID:/URnNlDG

突然開いたふすまに、ベッドで横たわっていた千秋がびっくりしてこちらを見た。

「若い者同士、拳で語り合え!」

ぽーい。

夏奈の叫び声と共に、冬馬が千秋の部屋に放り込まれる。
そしてそのままふすまがぴしゃりと閉められた。

「何だよ、カナのヤツ…」
頭を掻きながら、納得の行かない冬馬が呟いた。
そして、ゆっくりと千秋の方を向く。
ベッドに横たわっていた身体をゆっくりと起こす千秋。

「チアキ」
「…何だ」

呼び掛けに返事はしてくれるものの、顔を合わせる気はないようだ。

「その…なんていうか、さっきはごめん」
「何の話だ?」
「何のって、さっきカナがチアキのケーキを食べて
 オレが半分分けてやろうとしたらぶつかって、それでチアキが怒ったから…」

頭から事情を説明しても、やはり自分の非はない。よなぁ…。
やっぱり納得の行かない冬馬は苦い顔をした。
しかし、ここは謝るべきだと、すぐに気持ちを切り替えて千秋の方へと歩み寄る。
212BABY LOVE:2008/01/03(木) 23:03:58 ID:/URnNlDG

「ごめん、オレが悪かった」
そう言って頭を下げる冬馬。
しばらくそうした後、ゆっくりと頭を上げると、頭に?を浮かべる千秋。

「何の話か全くわからないのだが」
「だからさっきも言っただろ、カナがチアキのケーキを」
「それはさっき聞いた」
そう言う千秋と目が合う。

あ、今日初めてチアキと目が合ったな。
そんな事が頭を過ぎった瞬間、千秋の顔が少し赤く染まる。

「チアキ?」
「べ、別にそんな事を怒っているんじゃない」
「え…?だって、カナが言ってたぞ。最近チアキがオレの話題で慌てたから、オレのことを恨んでるって」

やっぱり、自分で言ってても意味がわからない。
でも、自分の話題に対して、そんな反応をするのだから
やはり自分の非があるんじゃないかと、冬馬はいつの間にか責任を感じていた。

「そんな事よりもだ」
「ん?」
「3、4日前に一緒に帰ってた、あいつは誰だ?」
「は?」

千秋の口から、思いもよらない言葉が出てきたので
冬馬は思わず間抜けな声を上げてしまった。
213BABY LOVE:2008/01/03(木) 23:06:16 ID:/URnNlDG

「え、っと3、4日前…多分同じクラスの女子だと思うけど…」
それがどうかしたのか?と付け足すと、千秋はぐっと身を乗り出す。
「そいつはただのクラスメイトか?」
「え…?そりゃ同じクラスだからクラスメイトだろ」
「私が聞きたいのは、そいつとの関係だ!」
そう言った千秋の顔はすっかり真っ赤になっていた。

「そんなに興奮するなよ、関係も何も…ただのクラスメイトだろ、普通に」
その言葉に、千秋はゆっくりとベッドへ腰を下ろす。
そしてひとつ溜息をつくと、はにかむように笑った。
「そうか…ならいいんだ」
「へ?」
ほっとした様子の千秋だが、冬馬は何のことだかさっぱりわからない。
そのまま、ぽかんとしている冬馬の横をすり抜けて、千秋はふすまに手を掛ける。

「オマエは弟なんだから、あまり姉を心配させるな」
そう言って、部屋を出て行ってしまった。

独り部屋に取り残された、冬馬にはその意味がよくわからなかった。

「さっきまで興奮して真っ赤な顔で怒鳴ってたくせに、一体何なんだ?」

真っ赤な顔が興奮ではなく、照れからくるものだという事に冬馬は気付いていなかった。
そして、その照れの意味に気付くのはもう少し先のお話。


―END―
214あとがき。:2008/01/03(木) 23:09:31 ID:/URnNlDG
以上です。
千秋が冬馬を好きなんだけども、まだ気付いていない冬馬という感じのお話でした。
突然書きたいと思って勢いだけで書き上げたので、文章的にあれかもしれませんが…

冬馬×千秋の話はこれからも書いていきたいと思っているので
許されるならまた投下させてもらいたいと思います。
お付き合いありがとうございました。
215名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 23:22:15 ID:tCcoBkJ0
>>214
GGGGJ!!同士発見w
冬馬千秋が一番好きなんだ!!wまた書いてくれると嬉しいぜ
もう一度GJ!!
216名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:05:04 ID:QWhQI8Yg
もう!チアキは何するにも可愛いから困る。早く気づいてあげて!

ところで冬コミ行った人いる?百合ものの同人ってやっぱり少ないのかな・・・?
217名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 12:20:14 ID:SUFGA5h/
今後、トウマが千秋に惹かれていく過程が、実に楽しみだ。
これからも投下しやがって下さい。
218名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 14:50:33 ID:ewjwh1xO
おかわりのハルカ姉さまの性格がちょっと変わってた。
それに今までのチアキ→ハルカが微妙にハルカ→チアキになってたような気がする。
あれはあれで新鮮でよかったw
219名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 22:16:06 ID:xxSbz5uW
おかわりになってまだ1話だけど、百合成分が少なくなった気がするな…
220名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 22:50:00 ID:tv8i/M9E
千秋と冬馬の絡みがなくて涙目な自分orz
まこちゃんイラネ
221名無しさん@秘密の花園:2008/01/08(火) 15:26:23 ID:j3v+urWE
冬馬絡みならなんでもいける雑食の自分w
カナ×冬馬のバカカップルがいいかも
222名無しさん@秘密の花園:2008/01/08(火) 16:55:26 ID:226gso9M
冬馬はかっこよすぎる。
あんなのいたらクラスの女子がほっとかないだろうw
223名無しさん@秘密の花園:2008/01/09(水) 14:33:03 ID:R3l56oSy
>>222
チアキがヤキモチ焼くのも無理はない
224名無しさん@秘密の花園:2008/01/09(水) 16:48:04 ID:r501hFLD
バレンタインでいっぱいチョコ貰ってるのを見て
千秋が嫉妬
225名無しさん@秘密の花園:2008/01/09(水) 18:27:23 ID:NV1lr35L
トウマは自分の中の「三姉妹全員を任せられるフォルダ」に入っている。
どのカップリングでもトウマの性格に反して受けに回りそうなところもなおよい。
226名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:16:27 ID:EIFPiwmw
冬馬萌えの流れに反して小ネタ投下します。エロなしマターリ。
227名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:20:27 ID:EIFPiwmw
「あれ、カナ、チアキは?」
「ん?」
そういえば家に着いてから、千秋が帰ってきた覚えがない。
「帰ってきてないみたいだけど。」
「みたいだけど…って、今日チアキと帰ってくるって言ってなかった?」
「あ」
そういえば、隣町の図書館について来てほしいとせがまれて、放課後バスで出かける予定だったことを思い出した。学区外に出るときは保護者同伴であることという校則に、千秋は従順だった。
「まさか忘れてたんじゃ…」
「……ちょっと行ってくる」
「もう、チアキを一人にするなんて…何かあったらどうするのよ」
「大丈夫大丈夫。」
千秋とは中学校の近くの公園で待ち合わせをしていた。自転車で行けば10分ほどの距離である。
228名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:22:39 ID:EIFPiwmw
「カナめ…」
千秋は公園の中央にある、小高いコンクリート製の山の上に座っていた。あたりは暗くなっていて、園内には野良猫の一匹も見当たらなかった。
「来たらぶん殴ってやる、骨が砕けるまでぶん殴ってやる」
実は夏奈が約束を忘れているであろうことは数時間前に気付いていて、何度か家に帰ろうと公園を出たりしていたのだが、生まれ育った町とはいえ、家からそれなりに離れたところに位置する中学の周辺は、小学生の千秋には馴染みのないところだった。
数回しか来たことがなかったため、来たときに通った道も陽が落ちて暗くなってしまった今はもう、全く見覚えのない道に転じてしまったのだ。千秋は迂闊に帰ろうとして迷うことをさけ、夏奈を待つことを選んだ。
229名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:25:01 ID:EIFPiwmw
…選んでから早三時間。
一向に夏奈がくる気配はない。周りは閑静な住宅街で人通りも少なく、さすがの千秋も心細さが限界に達して、自然と涙が出てきた。
「…グス…ッ」
すすりあげたその時、自転車の走る音が聞こえてきた。この期時世だ。とっさに身を低くする。
「チアキ〜」
間の抜けた能天気な声がして、夏奈が自転車で公園内に入ってきた。涙を見られまいと慌てて拭う。
「なんだ、おまえまだ公園にいたのか」
「なんだとはなんだ!それが約束をやぶったやつの言う台詞か!」
「私が忘れてると思ったならはやく帰ってきなさいよ」
「………」
「…もしかして帰り道がわからなくなったとか?」
「………」
「…プッ…ククク…」
「うるさいよっ!一人にするなよ!ばか野郎!」
そう言いながら千秋は夏奈の胸を何度も叩いた。
「アバラ折るぞこの野郎!」
「ごめんごめん、悪かったよ」
夏奈が素直に謝ると、千秋は夏奈を叩くのをやめ、手をおろして、そのまま夏奈のシャツの裾を軽くぎゅっと握った。
「……」
「…なに?…怖かったのか?」
いつも強気な妹が急にしおらしくなって俯いたので、夏奈はからかい半分に言ってみる。
「……グス…」
一度鼻をすすると、千秋は堰を切ったように泣きだした。
「う…うくっ…えぅ…」
夏奈は一瞬驚いたが、すぐに抱き寄せて千秋の頭をやさしく何度も撫でてやった。
「よしよし…ごめんごめん」
「ふぇぇ…う…うぇぇぇぇん…」
そうしてしがみついて泣いている千秋を抱いていると、とても小さく見えて、この子が妹だったということを思い出す。
いつも上から目線で大人びている千秋も、よく考えるとまだ小学生なのだ。気を配って見てやらないと…そうやって夏奈が束の間の姉気分を味わっていると、遠くの方で春香の声がしてきた。

230名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:26:21 ID:EIFPiwmw
「…チアキ!カナ!」
「ハルカ姉さま!」
まさに一瞬だった。春香の姿を見つけると、千秋は夏奈の腕からあっさりとぬけていき、代わりに春香の腕のなかにおさまった。
「よかったー!」

千秋は春香の腕のなかで夏奈が抱き締めてやっていた時以上に幸せそうな顔をしていた。ちくしょう…言いしれようのない敗北感だ。

「さ、帰りましょう、お腹すいたでしょ?」
「ほら早く帰るぞ、バカ野郎。」
さっきの涙はどこへやら、そう言い放ち、妹は姉に手を引かれてさっさと行ってしまった。なんだよ、なんだそれ。

私もまぜなさいよ。
いえ、まぜてください。

ある晩冬の、夜のことである。
231名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:28:20 ID:EIFPiwmw
初投下で感覚がわからず細切れになってしまったよ…スマソorz
232名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:31:10 ID:TSGnm55D
GJだぜ!
チアキはたまに小学生ってこと忘れそうになるよな
カナが子どもっぽい分余計に
233名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:44:19 ID:ZANf4JkN
>夏奈は一瞬驚いたが、すぐに抱き寄せて千秋の頭をやさしく何度も撫でてやった。
>「よしよし…ごめんごめん」

ここいいよ、すごく。

俺も近いうち、チアキ・カナ投下する。
234名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 01:57:20 ID:EIFPiwmw
おお、トンクス
反応があるってこんなうれしいんだなwまた投下しよう

>>233
ワクテカして待ってる(´ω`)
235名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 02:28:21 ID:h+8w8si9
アバラ折るぞこの野郎に不覚にも萌えたw
いいよいいよ〜GJ!
236名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 08:19:21 ID:2h/FVOjz
3姉妹による冬馬の取り合いを妄想するだけで幸せ
237名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 20:23:45 ID:R7mD751p
>>236
俺も幸せになれた
チアキが冬馬にデレデレ
カナが奪おうとする
ケンカ勃発
ハルカ姉様が漁夫の利
238名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 01:30:57 ID:Zp/D9vRy
だれか、だれか236,237の妄想のエロ付き具現化を…っ!
239名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 02:58:11 ID:b27fPLVa
は、裸パーティーでもする気か!?
240名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 03:01:57 ID:JrW6Va+O
すごくいいシチュだな・・・
言い争ってる間に

ハルカ「冬馬、わたしの部屋で寝ましょう?」
トウマ「え、でも・・・」
ハルカ「いいの、いいの。同じベッドでも大丈夫よね?」
トウマ「別に俺は構わないけど」
ハルカ「じゃあ決まりね」

カナ「なに言ってんだか!トウマはあたしと寝たいんだよ!」
チアキ「うるさいよバカ野郎!」


トウマ「ここがハルカの部屋かぁ・・・カナの部屋とは全然違うな」
ハルカ「さ、もう寝ましょう」
トウマ「え、まだ9時じゃ・・・」
ハルカ「ベッドに入るだけよ・・・入るだけ」
トウマ「そ、そうか。入るだけな」
ハルカ「あ、そうだ」
トウマ「ん?」
ハルカ「部屋の鍵を閉めないと・・・・」
トウマ「な、なんで閉めるんだよ?」
ハルカ「それはね・・・・フフフ」
トウマ「は、ハルカ!?」
ハルカ「トウマ・・・・あなた可愛いわよね・・・」
トウマ「や、やめっ・・・たすけ・・・ひっ・・・ぬ、脱がす・・・な・・・だ、ダメだって・・・ひゃんっ!」
241名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 03:29:37 ID:3w2N03do
ハルカ黒いw
242千秋×カナ:2008/01/12(土) 22:12:01 ID:H4nW5RY2
正月を過ぎた、とある冬休みの日のこと

「千秋ひまだよー、なにかして遊ぼう」
こたつに入り、暇をもてあますカナ。
「私はおまえみたいに暇人じゃないんだ、冬休みの宿題を終わらせなければいけない」
「ふーん、大変だね」
と言うと、みかんを箱から取り出し、皮をむき始めた。

「おまえはいいのかー」
「なにが」
「冬休みの宿題」
「あー、私にはケイコがついているから大丈夫だよ」
パクッと、むいたみかんを口に放り込んだ。
(いい加減、愛想つかされるぞ)

しかし、こいつはいつも他人に迷惑かけているけど、不思議と嫌われたりしないな。
なんでみんなカナに甘いんだろ。
バカな子ほどかわいいというやつか。
そんなことを思いながら、カナを見ていると
「なに千秋、じーっと見つめて。 あっ、みかんはあげないよ」
全然かわいくない、むしろ憎らしい。
243千秋×カナ:2008/01/12(土) 22:12:21 ID:H4nW5RY2
しばらく宿題をしていると、いつの間にかカナは眠っていた。
スヤスヤと寝息を立てている。
「むにゃむにゃ・・・ちあきぃ、次はなにして遊ぼうか〜?」
寝言か、こいつは全然変わらないなあ。
思えば、昔からカナはいつも私にかまってくる。
正直うっとうしさもあるけど、…いやうっとうしさがほとんどだけど
毎日を面白おかしく過ごせるのも、カナがバカやってくれるおかげかもな。
こいつはこいつなりに、私を大事にしてくれているのかも知れない。
そう考えると、少しだけカナのことがいとおしく思えてきた。

(よく眠っているみたいだし、ばれないよな?)
カナの長い黒髪に、そっと触れてみる。
しばらく指で梳いて感触を楽しむ。
(気持ちいいなー)
「さてと、起きる前にすませてしまおう」
千秋はカナの前髪をかきあげて、おでこを露出させる。
そして、ゆっくりと顔を近づけていった。
244名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 22:13:10 ID:b27fPLVa
ワクテカ
245千秋×カナ:2008/01/12(土) 22:13:20 ID:H4nW5RY2
窓から西日が差し込んできて、少しまぶしい。
宿題もようやく片付いた。
そろそろ起こすか。
「カナ、起きろ。もう夕方だぞ」
ゆさゆさと肩を揺さぶる。
「…んー、ふぁ〜あ、よく寝た〜」
眠そうに目をこすって、あくびを一つした。
「大きな口だな、ぐうが入りそうだ」
「ぐう?」
「ジャンケンのぐうだよ」
あんまりおいしそうじゃないね、と言ってカナは食べかけのみかんを口に放り込んだ。

「なんか夢でも見ていたのかー」
「んー、千秋が私にキスしてくれる夢を見たよ」
─な、起きていたのか? いや、夢か。
「もしかして、これは前にもあった予知夢かもしれない」
「なにをバカな」
「ということで、さあ千秋どうぞ?」
んっ、と顔を突き出す。
キスしろっていうことか。
(どうしてやろうか…ふじおかは近くにあるな、よし)
「じゃあするから、目をつむれー」
「え? う、うん」
半信半疑で目をつむったカナに、私は勢いよくふじおかを投げつける。
顔面にヒット
ぼすっ!
「はう〜」
カナが撃沈した。
246千秋×カナ:2008/01/12(土) 22:14:11 ID:H4nW5RY2
「いたたた、ひどいよ千秋ー」
起き上がろうとしたところに、素早く馬乗りになり、不適に笑って見せる。
必勝のマウントポジション
「まて千秋、話せばわかる!」
またふじおかで殴られると思ったのか、身構えて目をつむった。
(好都合!)
次の瞬間、千秋はカナに口づけをした。

「ん…」
(甘い、みかんの味)
唇をそっと離し、カナを見やると─
真っ赤になって照れていた。
(なんか、かわいいな)
「ち、ちあき、えっと…あの、これはどーゆーこと??」
「カナの予知夢が当たったんだろ、良かったな」

そう言う千秋の顔も、りんごのように赤かった。


おわり
247名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 22:17:21 ID:b27fPLVa
GJ!
ふじおか直撃で終了と思ったらやっちゃったよ!ハァハァ
248名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 22:45:27 ID:0tOUmGy+
> 言うまでもなく、実在人物を題材にしたポルノ小説をネット上で公開する
> のはアイコラ画像をネット上で公開するのと同じく立派な犯罪だ。しかも
> 罪は重い。
> 「刑法230条の名誉棄損罪に問われて、有罪になった判例があります。
> 3年以下の懲役もしくは禁固、50万円以下の罰金です。販売した場合は、
> わいせつ図画販売罪で2年以下の懲役または250万円以下の罰金。併合罪
> では4年以下の懲役となります」(日大大学院教授の板倉宏氏)
>
> 妄想やアイコラは趣味で楽しむ程度にすべし。
>
>【2008年1月9日掲載記事】
249名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 22:49:52 ID:b27fPLVa
ハルカ姉さまがこの世に実在するなんて考えただけでも興奮して卒倒しそうになる
250名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 17:37:01 ID:NL4FYsrv
おかわりの冬馬の空気っぷりに泣いた…orz
251名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 17:48:01 ID:3gbFTZhf
次回予告でカナが脱がそうとしてたじゃないか
あれはレイプフラグじゃないのか?w
252名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 00:05:31 ID:2v8GO0Rn
この過疎っぷりはなんなんだい?バカ野郎
253名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 01:08:35 ID:XUfQJazh
ばか野郎
254名無しさん@秘密の花園:2008/01/18(金) 14:15:38 ID:nWZwmU/p
ケイコとユウちゃんがメルアド交換してたな
255名無しさん@秘密の花園:2008/01/18(金) 16:16:10 ID:JC7CPUUc
ユウちゃんはなんかありそうだよな。ボーイッシュだし
初代番長に内心興味津々だったし・・・
256名無しさん@秘密の花園:2008/01/19(土) 03:10:30 ID:2ss3M93b
速水先輩はバイに違いない・・・・!
257名無しさん@秘密の花園:2008/01/19(土) 14:24:55 ID:UVQrwQUD
ハルカに抱きついてたしな
258名無しさん@秘密の花園:2008/01/20(日) 02:29:59 ID:pu/1IDO/
以前に冬馬×千秋投下させてもらった者です。
前回の続き?の冬馬×千秋を落とさせてもらいます。
これだけで読んでもわかるようには書いているつもりです。
相変わらず冬馬は鈍い感じですが、今回はほんのちょっとだけ前進してます。
259こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:33:05 ID:pu/1IDO/
1日の終わりを告げるチャイムが校内に響き渡った。
5年生の教室がある階が少しばかり騒がしくなる。
みんな仲の良い友達と下校したり、運動場で遊んだりと
個々それぞれが放課後の楽しみ方を選択する。

「南、先行ってるからな」
「おう」
クラスメートに声を掛けられた冬馬もさっさと荷物をまとめていた。
今日はサッカーをするという約束があるからだ。
机の中のものが空になった事を確認すると、すぐさま教室を飛び出す。

入り口のところで誰かとぶつかった。

「うわっ!?」
「あ、ごめん!」

ぶつかった相手を確認すると、見覚えのある人物。
そこにいたのは隣のクラスから移動してきた千秋だった。

「おい、いきなり飛び出すな。危ないだろう」
「ごめん、ちょっと急いでたから…」

むっとした千秋の声に、思わず冬馬は小声になってしまう。
そんな冬馬をじっと見た千秋は疑問を漏らす。

「帰るのか?」
「これから、みんなでサッカーやるんだよ」
冬馬の言葉に千秋は右の眉を少し上げた。
260こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:35:08 ID:pu/1IDO/
「今日家に来い、と言いたかったんだが」
「もう言ってるじゃないか」
「仕方ない。終わるまで待ってやるから」
そう言って千秋は図書室へ待っていると冬馬に告げる。

「終わったら、迎えに来い。いいな?」
「何で?」
「何でってお前、姉が命令してるんだから大人しく言う事を聞けよ、バカ野朗」
その言葉に呆気に取られる冬馬を残し、千秋はさっさと図書室へ向かってしまった。

取り残された冬馬は、ぽかんとその背中を見送る。

「一体なんだってんだ?」
無意識に口をついて出た言葉は、疑問をたっぷりと含んでいた。
しかしその疑問に答えてくれる人間はいない。


「最近なんかおかしいよなぁ…」

廊下を歩きながら、冬馬は呟いた。
こう、特に用事も無く教室に来たりとか
家に来いと誘ってきたりとか…

「なんか悪いモンでも食ったのかな?」
最近の行動の不思議さの理由がわからず、冬馬はうーんと唸ってみる。

「考えても仕方ない、か。」
靴を履き替えた冬馬は運動場へと飛び出した。
261こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:37:12 ID:pu/1IDO/
「…はぁ」

図書室へ向かった千秋は、手当たり次第本を開いてみるも
どれもこれも面白く感じられない。
集中力が乱れているせいか、本を読む気にならないのだ。

「なんだよ、バカ野朗…」
小さく小さく呟いて、机の上に突っ伏した。

冬馬のせいじゃないことくらいはわかってる。
この気持ちをなんとかしたいのに、どうしていいのかがわからない。

自分でもおかしな事はわかってる。
どんどん自分が自分じゃなくなってる事。
ドキドキが止まらない事。
冬馬が他の誰かといると胸がきゅっと痛くなる事。

「それくらいわかれよ、バカ野朗…」

震える声で呟いて、目を閉じた。
瞼の裏に冬馬が笑いかける姿が浮かんでくる。
冬馬のせいじゃないと認めていても
鈍感な冬馬にも責任があるんじゃないのか?なんて
無理矢理責任を押し付けてみたりもする。

姉弟ごっこを口実にして
逆にちゃんとした気持ちが伝えらないなんて
私とした事が、大誤算だ。

いろんな気持ちで混乱した頭は
いつの間にか夢の世界へと旅立ってしまった。
262こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:43:12 ID:pu/1IDO/
「…ん」

ついつい眠ってしまって、ふと目を覚ます。
今何時だろう?
ちらりと時計を見やる。
視線が時計へ移る瞬間に、目の端がよく知っている人物を捕らえた。
時計を見るための視線は、その人物へと戻る。
千秋のすぐ横で、冬馬が座って本を読んでいた。

「わぁっ!?」
「な、なんだよ、い、いきなり叫んだりして」
びっくりして叫んだ千秋に、冬馬もびっくりする。

「だって、サッカーは、みんなと、外で…」
起き抜けの頭はいつもの千秋の思考力を失っていた。
「とりあえず落ち着け」
冬馬の言葉に、千秋は一呼吸置く。
そして、すぐに冬馬を見た。

「サッカーはもう終わったのか、えらく早い時間だな」
改めて時計を見ると、1時間も経っていない。
「あぁ、断ってきた」
「何?」
冬馬の言葉に千秋はきょとんとする。

「いや、なんかチアキの様子おかしかったし」

どきん。

その事を指摘されて、胸が高鳴った。
もしかして、気付いているのか…?
263こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:46:47 ID:pu/1IDO/
「トウマ」
千秋はいつになく真剣な声で冬馬を呼んだ。

「お、お前、気付いているのか…?」
「何を?」
千秋の言葉に対して、冬馬は頭に疑問符を浮かべた。

「そ、そんな事女の口から言わせるのか!」
「だから何の話だよ!」
冬馬の言葉に真っ赤になって俯く千秋。

その様子を見た冬馬がはっとした表情を見せた。
「チアキ、お前…まさか…!」

もうバレてる。
間違いなくバレてる。
千秋がちらりと冬馬を見ると、冬馬は真剣な顔をしていた。

「どうして、黙ってたんだよ!」
「そ、そんな事簡単に言えるわけないだろう、バカ野朗!」
「バカはどっちだよ!」
そう言って冬馬は千秋に手を伸ばす。

「っ…!?」
突然伸びてきた手に、千秋を身をすくめた。
こ、こんなところで抱きしめられるのか!?
という事は冬馬も私を…?
そんな、そんな都合のいいのは夢の中だけで十分だよ、バカ野朗!
264こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:51:01 ID:pu/1IDO/
「そんな真っ赤な顔して…」
心地いい少し低めの落ち着いた冬馬の声が、耳へすっと入ってくる。
そしてその手が、千秋の身体へと触れた―。


ぺたっ。

冬馬の手が千秋の額へと当てられる。

「…へ?」
「やっぱりちょっと熱いぞ」
もう片方の手を自分の額に当てた冬馬が言った。

「熱があるなら早く言えよ、だから送って欲しかったのか?」
真剣な顔をして心配する冬馬に、千秋は一気に気が抜けた。

「お前…私が何を黙ってたと思ってたんだ?」
「え、風邪引いて調子悪い事を黙ってたんじゃないのか?」
千秋が考えていた事の、下の更に下を行く回答をさらっと言ってのける冬馬。

「いや、違う…そうじゃないんだよ…」
「じゃあ、なんだって言うんだ?」
「それはっ…」
冬馬の質問返しに、千秋は先程まで自分が張り巡らせていた考えを巡らせる。

…ダメだ、言えない。

どうやってこの場を切り抜けようかと混乱した頭で考えるも
勝手に突っ走っていた考えが次々と再生されて、まともな考えが浮かんでこない。

そんな千秋の様子を、じっと見つめていた冬馬が口を開く。
265こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:53:14 ID:pu/1IDO/
「チアキは平気だって言うけどさ、さっき触ったら熱かったしもうさっさと帰ろうぜ」
「あ、あぁ…」
「ちゃんと家まで送っていくから、心配しなくていいし」
そう言って冬馬は席を立った。
続いて千秋も席を立つ。

「鞄、持とうか?」
「い、いや、大丈夫だ…」
千秋を気遣いつつ、冬馬は少し先へ歩き出した。


―これは、ある意味チャンスなんじゃないのか?

千秋の頭にぴこーん、と電球が光る。

よ、よし!
いちかばちか、やってみよう…!

「…あ」
先を行く冬馬にちゃんと聞こえるくらいの大きさに声を調節して、千秋は声を上げた。
「どうかしたのか?」
後ろにいた千秋の声が届いた冬馬はくるりと振り返った。

「その、あれだ…も、もしふらついたりしたら危ないから…」
「うん?」
千秋が言わんとしている事が、読み取れなくて
冬馬は少し気の抜いた声で返事をする。
その声に千秋は一瞬戸惑ったが、ぎゅっと手を握り締めて大きく息を吸い込んだ。
そして、ゆっくりと、冬馬へ向けて言葉を伝える。
266こっちを向いてよ:2008/01/20(日) 02:56:19 ID:pu/1IDO/
「てっ、手を引いて家まで連れて行けっ…」
「は?」
千秋の提案に冬馬は目を丸くした。
目の前の千秋は俯いたままで、その表情は読み取れない。

気付かないか…?
俯いたまま、目を閉じて冬馬の返事を待つ。

少しの間を置いても、冬馬の返事は聞こえない。
うっすらと目を開けて、冬馬を見ようとしたその瞬間。

「!?」
右手に温かい感触。
うっすらと開けようとしていた千秋の目は大きく見開かれた。

「これで、大丈夫だな」
そう言って冬馬はしっかりと千秋の手を握る。

「…っ」
「大丈夫、ちゃんと家まで連れて行くから」
冬馬の言葉に、千秋はこくりと頷いた。

まだ、伝わってないみたいだが…まぁ、今はこれでいいか。

そんな思いを胸に、いつもの帰り道を歩き出した。
いつもと一緒の道だけど、今日はひとつ違うことがある。

―それは少しだけ詰まった、2人の距離。



―END―
267名無しさん@秘密の花園:2008/01/20(日) 02:57:17 ID:7mlXm2Kr
GJ!
チアキ可愛いな
268あとがき。:2008/01/20(日) 03:00:00 ID:pu/1IDO/
冬馬×千秋投下させてもらいました。
相変わらずやきもきさせる関係ですけど
小学生の恋って感じの、初々しさみたいなのが表現できてたらなと。
また機会とネタがあれば投下させてもらいます。
ここまでお付き合いありがとうございました。


以下チラシの裏。
別のジャンルでブログやってたりするんですけど
みなみけSSでの検索率が異常に高くて、嬉しいやら申し訳ないやら…
これと合わせてもまだ2本しか書いてないのに…w
269名無しさん@秘密の花園:2008/01/20(日) 09:59:51 ID:PtteehWU
>>268
超GJ!!!待ってたぜ〜!!ありがとう!
千秋可愛いなw冬馬は男前すぎるw
270名無しさん@秘密の花園:2008/01/20(日) 17:38:10 ID:wVk8Mi1Q
チアキかわいいw
冬馬気づいてあげてくれ〜
271名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 04:02:03 ID:BDjwImU3
冬馬の胸ネタでしばらく妄想できる
272名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 19:56:55 ID:NDhszxrL
久しぶりの原作を読んだ。
読み方によっては千秋→藤岡路線が確定とも取れる。
折角いいSS読んだばかりだというのにコハル先生のバカ野郎!
273名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 23:49:03 ID:WslIR6B2
千秋と藤岡のあれは、単に千秋が藤岡に父性を求めているだけなんではなかろうか。
まぁ、それが恋愛感情に転じないとも限らんが。
274名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 00:13:45 ID:zYqvo0gK
ネタバレだけどくじ引きで恋愛運が悪かったの気にしておられたからね。
恋愛運が悪い→藤岡・・・→世の中金じゃ→やっぱり藤岡
って流れが気になった。
275名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 00:18:24 ID:tWYl344L
過度な深読みはしないで下さい。
276名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 00:24:54 ID:zVJPHIBI
最近の千秋はカナに優しい
277名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 04:13:18 ID:9+1J+aeS
はぁ……姉妹丼食べたい……
278名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 21:49:24 ID:7+xp2Wnk
今週のおかわりは凄かったね。
最初の千秋にほおずりしてる夏奈にノックアウトされそうになったよ。
しかしそれはまだジャブに過ぎなかった。
その後の数々の千秋と夏奈のスキンシップがデンプシーロール
のように繰り出されず〜っとニヤニヤしてたよ。
279名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 22:53:12 ID:/uk5f3N4
千秋→冬馬フィルターのかかった目をもっている自分は
学校の靴箱での冬馬へお泊りの誘い方とかがツンデレっぽく見えてにやにや。
一緒に風呂入ったりもしちゃって、これまたにやにや。
千秋→冬馬(×千秋)を書く気力になった。

みなみけで百合もやっていこうと決めたら
即そういう目でしか見れない自分は根っからの百合好き人間だと再認識したww
280名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 22:57:13 ID:BVqBmR0L
トウマチアキが好きな自分だが、今週のおかわりで
ハルカがトウマの口を拭いてあげるシーンに萌えた。
年上のきれいなお姉さんに優しくされるのっていいよな
281名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 23:05:54 ID:0Y59h0IJ
>>280
あれはよかったw
トウマの反応詳しく表現して欲しかった
282名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 00:01:54 ID:zVJPHIBI
>>279
しかし、帰り道で千秋に転校生の話題を振るが
冷たくされ、しょんぼりトウマ
283名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 00:15:05 ID:oUw9zx24
しかし理由に気づかない鈍感トウマ
284名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 00:32:59 ID:6PhrXCB2
個人的萌えカップリング
チアキ→ハルカ
チアキ→トウマ
カナ→チアキ
おかわり3話でトウマ→ハルカにも目覚めた。
285名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 07:35:46 ID:XBbYn5mn
>>282
「人がせっかくのお泊りに誘ったというのに、少しも喜ばないのかバカ野郎
挙げ句転校生が来るだと?女だったらトウマに惚れる可能性もあるぞ
しかも同じクラスだったら…」

と、そのシーンでここまで想像した自分は完全に千秋→冬馬末期
286名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 15:11:44 ID:sMMVJMDX
となると
後半の寝る時、カナがハーレム作ろうとして、千秋が怒ったのも
トウマを返せバカ野郎! ということか
287名無しさん@秘密の花園:2008/01/25(金) 00:26:14 ID:xGSzKWp4
いや、もしかすると自分もハーレムの中に入りたかったのかもしれん
288名無しさん@秘密の花園:2008/01/25(金) 01:06:42 ID:iWgGmKzt
俺的には、千秋が構ってくれないので、カナの方が嫉妬して色々とちょっかいを出したと思ってる。
「千秋はあたしの〜〜、あたしの〜!」
289名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 17:18:51 ID:AvYQW9/V
>>288
逆もありだなw
千秋「冬馬ばっか構いすぎだ!バカ野郎!」
290名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 22:51:54 ID:jOzf8Ehg
ケイコとカナも結構すき
291名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 22:52:51 ID:NJNboEDm
未開封のゲームを貸すぐらいだから本当は夏奈と2人で遊びたかったに違いない
292名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 23:01:36 ID:jOzf8Ehg
黒ケイコ「カナ、あなた家ではいらない子なんでしょ?」
カナ「え?ケ、ケイコ?」
ケ「家事もできない、勉強もできない、なんのとりえもないんだもの。私知ってるの、学校でもあなたうざがられてること」
カ「そんなこと・・・」
ケ「学校に友達いないから、だからいつも千秋ちゃんのお友達とばかりいるのよね?」
カ「違う!」
ケ「でも私だけがカナのこと好きでいられる、だから私のものになって」
293名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 23:10:22 ID:HPoyoQWi
見かけによらずエッチなケイコ萌え
294名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 23:40:40 ID:jOzf8Ehg
>>292
カ「なっ!?スタンが・・ん・・・・」
……
カ「・・ん・・・?」
ケ「やっと目が覚めた?」
カ「!?」
ケ「カナの身体・・とてもきれい。あんなに食べてるのにスタイルも・・・」
カ「ンー!!」
ケ「ん?カナ、なんで怯えているの?私とカナが結ばれる儀式なんだから」
295名無しさん@秘密の花園:2008/01/28(月) 22:37:54 ID:kXiO5LxL
>>294
ケイコが黒いな


カ「次は何の時間かわかるか、ケイコ?」
ケ「今、四限が終わったからき」
カ「そう!給食だ!!」ケ「(答える暇を与えない………)」
カ「我々の重要な栄養源の時間だ!!
ということで、ケイコのプリンは私のものだ!!」
ケ「じゃあ、カナは私のものでいいよね?」
ガバッ
カ「へ? それはどういう意味、あっ………ふぁっ、止め……………」


こうですか、わかりません(>_<)
296名無しさん@秘密の花園:2008/01/28(月) 22:43:02 ID:wOennw1D
ケイコいいですもっとやってください
297名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 01:32:44 ID:6h/Tdz6T
エロ無しの同人誌描きたくなった。
しかし自分にはそんな画力はない。
そもそも誰も読まないよな・・・
298名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 15:08:08 ID:xXv6cb4h
画力ないなら文章でOK
ここで書けばいい
299名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 18:21:18 ID:PEf8ink2
自分は買うの全部エロ無しだよ
エロも読むけど
300名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:38:19 ID:zL1sjjnv
今の流れはケイコか!?ってことで書いてみました。
注意事項としてはメインであるケイコが変です。変態です。
301名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:39:13 ID:zL1sjjnv
どうも、みなさんこんにちわ。
百点量産機ことケイコです。
え?自分で言うなって?
でも、せっかく夏奈が付けてくれたあだ名だし〜///
夏奈は普段はあんなですがあれの時はしおらしいんですよ///・・・と予想してます。
あのテストの点数で藤岡君に負けたときに抱きついてきたみたいに。
ああ、あの時はかわいすぎて理性を保つのに必死でしたw
まあ私が受けに回るのもいいんですが。

えっと、本題に入ります。
先日宿題が大量に出た時、夏奈の家で一緒にやることになりました。
まあ夏奈にしてみたら私のを写すのが目的でしょうし
私もあわよくばドキワクハプニングが起こらないかな〜っと思ってたわけです。
そしたらその日は妹さんの友達も大人数来ていました。
何気に夏奈は小さい子に大人気でした。
夏奈も小さい子が好きみたいで特に妹の千秋ちゃんを溺愛してるみたいでした。
みなさんも御存知のとおり近親相姦はまずいです。
私が正しい道に戻してあげないと!
こんなにもかわいい子が近くにいるのだから!!

とりあえず案としては二つ。

1、千秋ちゃんに恋人を作る
2、夏奈の心を奪う

ここはまず1をクリアしたほうが2を達成しやすいため1を選択。
相手としては冬馬君が最適かな。
あの二人はあまり仲良さそうには見えないけど
深い所で気を許しあってる気がする。
ていうか冬馬君あのうなじは女の子なんじゃ・・・?
・・・ま、いっか。
302名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:40:31 ID:zL1sjjnv
あの二人がくっついたら夏奈が何となく家に帰りたくないわけだ。
そして公園でブランコを漕いでるわけだ。
そこに雨が降り出すわけだ。
私はそっと優しく抱くわけだ。
その後体を温めるためにホテルに入るわけだ。
そして・・・そして・・・その後は、そ、そのあ、後は、その後はあぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!
・・・・・・ごめんなさい。少し興奮してしまいました。

都合のいい事にもうすぐテスト期間なのでそれを口実に夏奈の家へ。
そして今夏奈の部屋で勉強しながら千秋ちゃんを待ってるわけです。

「ケイコちゃん、お風呂沸かしたから入っていってね〜」

お姉さんの春香さんがお風呂を勧めてくれました。

「そうだ。入っていけ〜」
「ええと・・・」

お風呂だったら夏奈の浸かった後のお風呂に入りたいな〜。
むしろ飲み干したい。

「わ、悪いよ〜。夏奈が先に入ったら〜?」
「いいって。遠慮するな!」
「そう?じゃ、お先に」

ああ、私の馬鹿!押しが弱い。でも余り渋るのも失礼だし、しょうがないか。

夏奈の家のお風呂はいたって普通だった。
でも毎日夏奈が浸かってると思うと少し特別な物に見えた。
303名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:41:35 ID:zL1sjjnv
「ふう」

私は湯船に浸かり一息ついた。
少しのんびりしてると何か入ってくるような音が聞こえた。

トタトタトタ、ガラ!

「お客様〜お背中流しましょうか〜?」
「か、夏奈〜!?」

夏奈が一糸纏わぬ姿で風呂場に入ってきた。

「いや〜春香が一緒に入ってサービスしてこいって」
「え、でも二人一緒に入るのは流石に狭いんじゃ?」

私は突然の出来事で思わず正論を言ってしまう。
ああ、馬鹿馬鹿。こんなチャンス滅多にないのに!

「いや、春香が言うには大人は二人で浴槽にみっしりと入るんだって?」

春香さんGJです!
でも何故、何故!何故私はお風呂に眼鏡を外して入ってしまったんだ〜!?
夏奈の裸体がよく見えない!!一生の不覚!!

「よいしょっと」

そうこうしてる内に夏奈は浴槽に入ってきた。
普通の大きさの浴槽に二人で入るため体育座りで向かい合うように入ってる。
ちょっと夏奈の足が私の足に当たってるんですけど!?
お風呂の中なので少しヌルっとしてああ、ああ!あああ!?
304名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:42:20 ID:zL1sjjnv
「ちょっと狭いな〜」

そう言って夏奈はこちら側に脚を伸ばしてきた。
って!?ちょ?足がお尻に当たってるんですけど〜!?
ていうか脚で私を包んでるような感じいいぃぃぃ!?

「おい、ケイコ。鼻血が出てるぞ?のぼせたか?」
「うう、大丈夫〜」

うう〜頭がフラフラするよ〜。興奮しすぎて顔が暑い〜。

「大丈夫じゃ無いじゃないか?ほら肩を貸すから上がるぞ」

そう言って夏奈は私の左脇から右腕を通し私の右腕を持ちながら抱えてくれた。
つまりこの状況は夏奈の(小さな)胸が私の胸に当たってるわけで・・・
ていうかこの距離だと流石に見えるわけで・・・

「お、おいケイコ!?鼻血が滝のように出ているぞ!?」
「も、もう駄目・・・」
305名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:44:27 ID:itwFHBSY
変態と天才は紙一重
306名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:50:21 ID:itwFHBSY
途中でケイコが保坂化してワロタ
307名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:54:14 ID:zL1sjjnv
「ただいま〜」
「お、千秋お帰り〜」
「こ、こら〜!人前でくっつくな〜!」
「おや〜人前じゃなかったらいいのかな〜?」
「そ、それは・・・」

いや、今夜が勝負の別れ所のようです。
何とかして策を成功させないと!

しかしその夜は貧血で何もできないのでした。

                                       終わり
308名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:56:39 ID:zL1sjjnv
順番間違えました。というか書き込んでるのに書き込めてない?
309名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:57:08 ID:zL1sjjnv
「あ、あれ?」
「お、やっと気が付いたか?」

私は気が付くとベットに寝かされていた。
横で夏奈がウチワで仰いでくれている。
少し動きづらいと思ったらパジャマを着せられてた。

「ああ、とりあえず私のパジャマを着せといたから」

ああ、どうりで胸のところが小さいんだ。
でも私は今、夏奈に包まれて・・・ああw

「おい、また鼻血が出てるぞ。
 春香が家に電話しといたから今日は泊まっていくといいよ」

まあこんな状態じゃ泊まっていくしかないよね。
・・・・・・泊まっていく!?!?
いつの間にそんなことに!?
二、三段飛ばしてもうゴールですか!?
310名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:58:00 ID:zL1sjjnv
「ただいま〜」
「お、千秋お帰り〜」
「こ、こら〜!人前でくっつくな〜!」
「おや〜人前じゃなかったらいいのかな〜?」
「そ、それは・・・」

いや、今夜が勝負の別れ所のようです。
何とかして策を成功させないと!

しかしその夜は貧血で何もできないのでした(涙)

                                       終わり
311名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:58:23 ID:EMx82I3R
>>304
ワロタ
GJ

ケイコ×カナもいいけど、トウマ×チアキのSS職人が降臨してくれると嬉しい
312名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 23:58:43 ID:zL1sjjnv
色々とごめんなさい。色々妄想してたらケイコがこんなになっていました。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
313名無しさん@秘密の花園:2008/01/30(水) 00:32:34 ID:RU68zoz8
これはいいw
保坂「お前も頑張れ、恋する妹よ」
314名無しさん@秘密の花園:2008/01/30(水) 12:01:16 ID:3Ahbp7nl
ケイカナいいのう
はてしなくマイナーだが
315名無しさん@秘密の花園:2008/02/01(金) 18:56:07 ID:/6ujLx/1
ケイコ好きの俺としては神でした
316名無しさん@秘密の花園:2008/02/04(月) 02:28:44 ID:3ANLTkTD
頬擦りできるぐらい抱き寄せる夏奈とされるがままで拒否しない春香はよかった
他の部分はまあここに書かない方がいいとしてもw
317名無しさん@秘密の花園:2008/02/04(月) 16:47:15 ID:0BuO0g3F
おかわり4話でマキが春香の腕に抱きついてるところが好きです
318名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 15:14:49 ID:uT8QH3lV
夏奈の右手をもう少し上に移動させてみるとしよう。
するとどうだ?南春香の顔が見る見る赤くなるではないか。
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow67974.jpg
319名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 15:45:20 ID:Ad4JFjLy
ハルカとカナが踊っている時は幸せだったよ。
320名無しさん@秘密の花園:2008/02/06(水) 00:34:47 ID:CaHJtD9m
    /: : : : : : /: : : :/: : :./: : : : : : : : : ハ: : : : : : : : ヘ\
.   /∠. . . . . ,'.. . . ./. .|. .{. . . . . . . . . . ..!.. . . . ..| . . . .ヘ.`、
  /. . /: : : : :,': : : :/|: :.l: :.!: : : : : : : : : :.:.| : :|: : :.|: : : : : |: :ハ
  ,' : :/: : : : : |: : : /. |: :.!:.::|: : : : : : : : :}: :.| : :}: : :.|: : : : : |: : ハ
 .′:.!: : : : : :.|: : /  L.ム=:|: : : : : : : : ハ: .L__l: : : }: : : : : |: : : |
 l: :.:.|: : : : : : |: /"´´|::∧: l: : : : : : :./!: :小`7メ、/.:.: : : : :| : : :|
 |: : :|: : : : : : |:.l    !:! ヘ : : : : :/:/ |: :/l/ |:./.|:./: : : : : ',:.:.|
 |: : :l: : : : : : lハ!      ヘ : : :/:/ .!/   l/ l/ : : : :.} : ',:.|
 |: :∧: : : : : :| ニ __,=ニ \/   r、___, /|.: : : :.∧、.',|
 Y: :ヽ: : : : :| ``¨¨¨"´        ``¨¨¨"´ }.:: : :/:.:|.:\|
  |: : :.ヽ: : :.:|  ////    ,    //// ./ : :,.':.:./: : :/
  |: : : : :.\ |                   /.:./: : :|: : : |
  |: : : : |: :.ハl            _        ムイ: : : : .|: : : |
  |: : : : |: : :.|ヘ.        {_}        /: : : :./|: : : | さあハルカ姉さま、いつでもどうぞ。
  |: : : : |: : :.|: :\                    /|: : : :.{:.:|: : : | 
  |: : : : |: : :.|:.:.:.:.|丶、           ,. イ.:.:.:.|:./: : !:.:|: : : |
  |: : : : |: : :.|:.:.:.:.|:.:.: }`l> 、 __.. <|.:::.:.|:.:.:.:.l/: : :.l: :|: : : |
  |: : :.:∧: :∧ /⌒>.!          lr‐'´⌒jリ: : : :|: :l: : :ハ
  |.: : :,' .}: : :∧ ムィ´           \,} |: : : : :ト、.l.: : : :ハ
  /: : :,'_/|: : : ∧ {                 .} |: : : : :|∧!: : : : :ハ
321名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 00:28:53 ID:X28aTImY
http://news23.jeez.jp/img/imgnews13929.jpg
DVD三巻の表紙、ハルカとチアキが手をつないでいるように見える
322名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 17:45:45 ID:SS5SQiL0
1期は良かったな…
おかわりで千秋に変なフラグがたってしまったorz
323名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 18:28:57 ID:D4lrsmtk
>>321
これは、指からめてるな
324名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 18:36:40 ID:X28aTImY
>>322
いくらカスリードがバカ野郎とは言え、ぱっと出のオリキャラと主要キャラを
くっつけるなんてないでしょう・・・しかも原作まだ続いてんだし。
>>323
わざわざロゴで隠すところに心憎い演出を感じる。
325名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 07:41:21 ID:q5INWhxH
過去に2度ほど冬馬×千秋を投下した者です。
こんな朝っぱらからですがバレンタインをネタにした冬馬×千秋を投下させてもらいます。
よろしければお付き合いください。
326Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:44:30 ID:nWQqcO/y
「おい、トウマ」

帰る準備をしている最中に後ろから声を掛けられる。
ふと声のする方向を見ると、そこには千秋が立っていた。

「どうしたんだ?今日は」
「今日ハルカ姉さまが家に来いと言っている」
「ハルカが?」
夏奈や千秋ならまだわかるのだが、春香が自分を呼ぶ事は滅多に無いので
冬馬は自分が呼び出される理由がピンと来なかった。
その表情が顔に出ていたのか、すかさず千秋の突っ込みが入る。

「チョコを渡したいそうだ、お前の兄も含めて」
ああ、なるほど。
そうか、今日はバレンタインだったな。なんて事を考えながら
春香が作ったチョコレートがどんなものかという期待に胸をわくわくさせる。

「…顔がだらしなくなってるぞ」
「えっ?」
冬馬とか対照的に不機嫌そうな千秋。

「はら、さっさと帰るぞ」
「おい、ちょっと待てってば!」
足早に教室を出て行く千秋を冬馬は慌てて追いかけ、2人で仲良く?下校した。
327Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:46:44 ID:nWQqcO/y
「やー、おかえり」
2人で千秋の家に帰ると、リビングでは夏奈が寝転がりながらチョコレートを食べ散らかしていた。
「お前、ちゃんと片付けろよ」
「あとでー」
千秋の忠告を適当にあしらい、チョコレートを食べ続ける夏奈。

かと思うと
「あ、そうだ。冬馬」
むくりと起き上がった夏奈が冬馬を呼ぶ。
「お前はチョコレートを貰わなかったのか?」
「オレ?」
そう言って夏奈は冬馬のランドセルに飛びついた。

「隠しても無駄だぞ!この中に入ってるんだろー?」
「貰ってねーぞ」
「お前ほどの男前が貰わないわけがない!」
冬馬からランドセルを引き剥がし、中身をそこらにぶちまける夏奈。

「ちょっ、何やってんだ!」
「さーてチョコレートはどこかなー?」
まるで宝を探すかのように夏奈はランドセルの中を覗き込む。

「無いぞ?」
「だから貰ってねぇよ!」
大声で叫ぶ冬馬に夏奈は目を光らせた。

「そこか!?」
今度は冬馬に飛びつき、制服のポケットをかき回す。
「おい、やめろって!」
「隠しても無駄だぞ、さぁ、早く出へぶぅ!?」
冬馬を組み敷いた夏奈の顔面にふじおかがクリーンヒットした。
328Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:48:49 ID:nWQqcO/y
「いい加減にしろ、バカ野朗」
もんどりうった夏奈の目の前に千秋が立つ。

「ハルカ姉さまが帰ってくる前に部屋を片付けやがれ」
「ただいまー」
「ほら、帰ってきたじゃないか」
玄関先で靴を脱ぐ音が聞こえ、足音がリビングへ向かってくる。
ガチャリとドアを開けた春香が見たものは
食い散らかしたチョコレートと、散乱した教科書と、のびている夏奈だった。

「…な、何があったの?」
「全てカナが悪いんです、ハルカ姉さま」
そう言って足元の夏奈を蹴り付ける千秋。

「とっとと片付けやがれ、バカ野朗」
「うぅー…」
千秋に足蹴にされ、夏奈は唸りながらがくりと力尽きた。


「ごめんね、お兄さん達の分も頼んじゃって」
そう言って春香はチョコレートが入ったクラフトの紙袋を差し出した。
「いや、貰えるだけありがたいから」
春香から受け取った紙袋を大事そうに抱える。

「作ったやつ、少し余ってるんだけどおやつに食べる?」
「食べる、食べるー!」
「お前はいい加減止めておけ」
はしゃぐ夏奈に千秋の突っ込みが入るが、夏奈は全く懲りていないようだった。

春香の作ったチョコレートは予想通り美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまう。
でも、美味しいから仕方ない。なんて理由にならない理由付けをしてみたりして。
329Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:50:48 ID:nWQqcO/y
おやつを食べながらの談笑はあっという間に時間を経過させていって
ふと時計を見やると、18時を回っていた。

「あ、オレそろそろ帰らないと」
「あら、晩御飯食べていけばいいのに」
春香の申し出だったが、冬馬は首を振った。

「今日はナツキが用意してるから…」
「そう、それなら仕方ないわね」
また今度ね、そう言って春香は笑った。

「それじゃ、おじゃましました」
「気をつけて帰れよー」
春香の隣でもぐもぐとチョコレートを頬張る夏奈。

「ちょっと夏奈、そんなに食べないの」
この家に来てから夏奈はずっとチョコレートを食べているような気がする。

「あれ、チアキは?」
「なんか台所でごそごそやってたぞー」
一口サイズのチョコレートを口に放り込みながら夏奈が言った。
「そう、何やってるのかしら」
「じゃあオレ帰るわ、チョコありがと」
チョコレートのお礼も忘れずに、冬馬は春香と夏奈に見送られながら家を出た。

「さむっ…」
外はすっかり暗くなり、寒さも増していた。

マンション下に止めてあった自転車に乗り
家へと漕ぎ出そうとした瞬間だった。
330Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:52:46 ID:nWQqcO/y
「…おい」

聞きなれた声が冬馬の耳へと入ってくる。
自転車に乗ったまま後ろを振り返ると、そこには白い息を吐いた千秋が立っていた。
はあはあと肩で息をしているところを見ると
どうやらエレベーターを使わずに、階段で降りてきたようだった。

「どうかしたのか?」
自転車から降り、再びスタンドを立てると冬馬は千秋の側に寄った。
急いで降りてきたらしいせいで、千秋の息はかなり上がっている。
その為にすぐに言葉を発する事が出来ないようだ。
よく見ると格好も部屋にいたときのままの薄着。
そこまでして急がなければならない用事なのだろうか。
いろいろと考えたが、冬馬は千秋が落ち着くのを待った。

ようやく息の整った千秋は、冬馬に向かってずいと何かを突き付ける。
目の前に突き出されたのは、白い小さめの紙袋だった。

「忘れ物だ、バカ野朗」
「オレこんなの持ってきてないぞ?」
それが自分のものではないと判断した冬馬は頭に疑問符を浮かべる。

「ハルカに貰ったのはここにあるし」
そう言って冬馬は自分の自転車のカゴを指差す。
それでも千秋はその紙袋をずずいっと突き出してきた。

「…らだ」
「え?今なんて…」
千秋が俯いていた為に、はっきりとその言葉が聞き取れず
冬馬はもう一度聞き返した。
331Les filles balancent:2008/02/14(木) 07:56:30 ID:nWQqcO/y
「わ、私からだと言ってるんだ!バカ野朗!」
千秋はそう叫ぶと、紙袋を冬馬に押し付けた。
千秋の勢いと条件反射でその紙袋を受け取ったが、冬馬はすぐにはたりと動きを止めた。

「…え?」
紙袋を持ったまま、冬馬はぽかんと千秋を見る。
辺りが暗いせいで表情が読み取れない。

「わ、私が、直々に作ってやったんだ…そこらの既製品とはワケが違うんだぞ」
そう言って千秋はぐっと顔を上げた。
そしてびしっと冬馬に指を突き付ける。

「心して、ありがたく食べる事だ、わかったか!」
言い放たれた言葉に、冬馬はただただ驚くばかりだった。
「返事はどうした、返事は!」
千秋の勢いに言葉を忘れていた冬馬は慌てて返事をした。
「わ、わかった、ありがたく食うよ!」
冬馬の言葉に満足そうに頷く千秋。

しかし冬馬にはある疑問が浮かぶ。

「でも、どうして学校で渡さなかったんだ?」
クラスが違うとはいえ、同じ学校なんだから学校で渡せばいいはずだと冬馬は思ったのだ。
その言葉に千秋は少し慌てた表情をした。

「せ、せっかく作ったのが溶けたら困るだろう…」
「さすがにこの時期なら大丈夫だろ」
千秋の答えに、すかさず突っ込みを返す冬馬。
332Les filles balancent:2008/02/14(木) 08:02:00 ID:nWQqcO/y
「それは生チョコだから溶けやすいんだ!」
「ん?そうなのか?」
そう言って手の中にある紙袋に目をやる。

「そういう事なら…」
何とか納得した冬馬に千秋はほっと一息。
が、冬馬の表情がすぐに変わる。

「でもさ、内田や吉野には学校で渡してたんじゃないのか?」
冬馬の言葉に千秋はびくっと身体を跳ねさせる。
「確か帰る前に渡してたよな?」
「いっ、いちいち詮索するなバカ野朗!もう帰っ、へっくしゅ!」
突然のくしゃみが千秋の言葉を遮った。

「こんな寒いのに、そんな薄着だと風邪引くぞ」
そう言って冬馬は自分のマフラーを外して、千秋の首に掛けてやる。
「もう家に入った方がよくないか?」
すっかり冷えてしまった千秋の身体を心配する冬馬。
しかし千秋は家に戻ろうとしなかった。

「他に何か用事があるのか?」
冬馬の言葉に、千秋はそわそわと落ち着かない様子を見せる。
「どうかしたんだよ?千秋」
冬馬が心配そうに顔を覗き込むと、千秋はぽつりとぽつりと話し始める。
「おかしな事かもしれないが…」


「わ、私は、お前…トウマの事が…」


―。
333Les filles balancent:2008/02/14(木) 08:04:35 ID:nWQqcO/y
千秋から発せられた言葉は一瞬にして冬馬の思考を奪ってしまった。
思考だけでなく、動きも。
凍りついたみたいにその場から動く事が出来なくて
それくらいあの言葉の破壊力というのは凄まじかったのだ。
あの時自分はどんな顔をしていたのかもはっきり覚えていない。

その場から逃げるように走り去った千秋の後姿だけが
辛うじて冬馬の頭に残像みたいに残っていた。
独り取り残された冬馬はしばらくその場を動けずにいたが
動く事を思い出したかのように、ゆるゆると動き出す。
夢を見ているような頭と心のまま
自転車に跨ってゆっくりと家に向けてペダルを漕ぎ出した。

この寒い中、風を切りながら走っているのに
寒さをほとんど感じなかったのは
別の『何か』に気を取られているからなのだろうか。


家に着いて自転車のスタンドをがたんと落とした時、
さっきの出来事を思い起こすみたいにぽつりと呟いた。


「…あいつ、オレの事好きって言ったのか…?」



―END―
334あとがき。:2008/02/14(木) 08:07:32 ID:nWQqcO/y
以上です。
バレンタインといえばやっぱり告白!という
勝手な方程式が頭で出来ているので、これを機にやっとこさ告白させました。
まさかの告白に冬馬もびっくり。みたいな。
今後も展開させていこうと思っているので
もし投下の機会があればその時はよろしくお願いします。
毎回冬馬×千秋で申し訳ないですが…
最後までお付き合いありがとうございました。

ちなみにLes filles balancentとはフランス語で「女の子はゆれている」の意です。
恋心に葛藤する千秋の心理にぴったりかな、なんて。
335名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 15:12:03 ID:zbYq6nyg
>>334
GJ!!
甘いぜ!さすがバレンタインの力wこれは続きが気になる!
次回に期待!!!
336名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 04:29:25 ID:O5qeyY9F
>>334
GJJJ!ついに告ったか・・・
337名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 14:30:22 ID:j6qWuQll
千秋、内田達にもチョコあげてたんだな。
もともと百合っ子だったのか。
338名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:39:57 ID:6URADIum
>>337
友チョコだろ
339名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 23:58:37 ID:KSc4LMSY
次回が楽しみすぐる
340334:2008/02/16(土) 21:18:53 ID:T0tyaeBr
冬馬×千秋のバレンタインSSいGJ下さった方々ありがとうございます。
あと>>337さんのおっしゃることは、>>338さんがお答えになっている通りでございます。
返事はやっぱりホワイトデーに、と思ったのですが
ちょっと差が開いちゃうので、その真ん中辺りに告白後の千秋サイドの話を投下出来たらなと思ってます。
もしよろしければ次回投下もお付き合いいただけると嬉しいです。本当にありがとうございました。
341名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 15:34:29 ID:K2i7JqlH
>>340
おー!待ってますよ!
342名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:33:27 ID:EGoriKLU
少しトラブルがあって書き込めなかったけどバレンタインネタ。
もう3日も過ぎてるけど(汗)折角書いたので書き込んでみます。
他作品のキャラの名前だけ出ますが知らなくても問題ありません。
少し藤岡も出てきます。
全体的にギャグメインです。
343名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:33:59 ID:EGoriKLU
2月14日

そう今日は馬連多陰(バレンタイン)だ。

馬連多陰とは読んで字の如し「馬」鹿が「連」続で「多」くのチョコを買う「陰」謀の日だ。


「おい、何変なナレーションを入れている馬鹿野郎」
「いや我々も企業の陰謀にはまらない様に注意を促そうと」

〜小学校〜

「よお、おはよう」
「あ、おはよう〜。へえ〜やっぱり今年も大量のチョコを貰ってるね〜トウマ」

内田達三人が話してる所にトウマがやって来た。片手の紙袋には大量のチョコが入っていた。
心なしか千秋がじっと紙袋を見てる気がする。

「お、おい勘違いするなよ!?これは靴箱やらロッカーに入ってたやつで・・・」
「まだ何も言ってねーよ」

慌てて否定するトウマ。低いトーンの千秋。

「う〜ん、千秋は何で不機嫌なのかな〜板チョコさん?」

トウマのチョコを拝借して手に持っている吉野が尋ねる。

「それは多分チョコを大量のに貰ったトウマが羨ましいんだよチョコボールさん」

同じく板チョコを持ってる内田が答える。
344名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:35:27 ID:EGoriKLU
「それは多分違うんじゃ・・・あ、内田にもチョコあげるね」

吉野は自分のポケットから飴玉のようなチョコを出し内田にあげた。

「ありがと〜」
「あと色々あるけど今日家に来ない?」
「う〜ん、でも今日は書いたいものがあるし〜」
「そのチョコ一個600円するんだよ」
「行く!」

〜中学校〜

「今年は夏奈が他の教室に行ってるおかげで藤岡君にチョコが渡せそうね。
 ・・・ってもう戻って来てる」

片手に紙袋いっぱいのチョコと共に夏奈が教室に帰ってきた。

「いや〜今年も大量だったよケイコ」
「良かったね夏奈。ついでに私のもいる?」
「サンキュー。どれどれ・・・あ!?」

ひょいっと隣からリコの手が伸びてきてチョコを摘み上げた。

「へ〜中々美味しいじゃないケイコ」
「何すんだよ!?私が貰ったやつだぞ〜!」
「そんなに貰ってるんだかいいじゃない?・・・あれ?」

急にリコがしゃがみ込む。
345名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:36:08 ID:EGoriKLU
「ふ、私のチョコを横取りしたせいで神罰が下ったようだね」

勝ち誇る夏奈。すぐにリコが立ち上がる。

「なんだい、もう復活したのか〜・・・リコ?」

何か様子がおかしい。目が虚ろだ。

「あれ?夏奈?あなたこんなに可愛かったっけ?」
「リ、リコ?」

リコは夏奈の両肩に両手を掛け唇を尖らせ目をつむった。

リコの攻撃!
ミス!
夏奈はひらりとかわした。

「ち、ちょ!リコ!?」
「かわしちゃ駄目・・・」

リコの連続攻撃!
ミス!
夏奈はかろうじてかわした。

「ケイコ!?あんたチョコに何を入れた!?」
「え!?い、いや何も・・・?」

ケイコはどもるし目を逸らすし汗をかいてるわでバレバレだった。
夏奈は瞬時に原因を理解し対応策を行動に移した。
346名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:36:41 ID:EGoriKLU
「えい!」
「あぁん」

夏奈はリコを突き飛ばしそのまま教室から全力で逃げていった。

「あぁ〜ん、逃げないで〜」

リコもその後を全力で追いかけていった。

その頃藤岡は義理チョコを返しに教室を回っていた。
その帰りに全力で追いかけっこをしている夏奈とリコを見かけた。

「あぁ〜ん待ってぇ〜夏奈〜キスぐらいさせて〜」
「く、来るな〜!?」

それを呆然と見る事しかできない藤岡であった。
一方、一人教室に残されたケイコは・・・

「あ〜ん、また複雑なことに〜(泣)」

〜高校〜

「うう、またあのきもちわるい半裸が独り言を言ってるよ。春香は私が守らねば!」

教室で一人決心するマキだった。そこにアツコがやって来た。

「保坂先輩は最近キリノと仲がいいらしいよ?」
「ええ!?マジで!?何で?」

マキはとんでもなく驚き、机をバンと叩く。
347名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:37:16 ID:EGoriKLU
「ええと何でも汗のことについて熱い議論をしているとか」
「何よそれ!?ていうか良く考えたらキリノにはサヤがいるじゃん?」

がっかりするマキ。が、今度は逆にアツコの方が驚く。

「え!?サヤって・・・女の子同士だよ!?」
「まあそういうこともあるよ。偏見の目で見ちゃ駄目なんだよ。
 相手の気持ちをしっかり受け止めないとね」

得意げに語り牛乳を飲むマキ。感心するアツコ。そこに春香が来た。

「ねえマキ、チョコあげる」
「ぶは!」

牛乳を盛大に吹くマキ。盛大に掛けられるアツコ。

「うう〜何で私がこんな目に〜」
「え?は、春香!?あんたそうだっての・・・い、・・・え、ちょ!?」
「何取り乱してるの?マキ」

春香の冷静な態度に自分の勘違いだとわかるマキ。

「あ、いや、わかってたよ。友チョコってやつだろ。うん」
「?アツコにもね。何か濡れてるから二個上げるね」
「う、うん。ありがと〜」

〜みなみけ〜

「た、ただいま〜」

威勢良くドアを開けて帰ってくる夏奈。家の内には既に千秋が休んでいた。
348名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:37:49 ID:EGoriKLU
「今年もその卑しい根性で沢山のチョコを貰ってきたようだな。・・・どうした息を切らして?」
「は、はあ。いやちょっと色々あってね。お前もこのチョコ食べるか?」

持って帰ったチョコを見せる。

「ふん、他人から強奪した物などいらん」
「そう言うと思ってたよ。ほら!」

夏奈はそう言うとポケットから何か長方形の物を投げた。
千秋はそれを片手で受け止める。
その長方形の箱には奇妙な鳥?が書かれていた。・・・キョロちゃんである。

「だから要らないと言っただろう!」
「それは貰い物じゃないよ。私が買ったやつ。まあ家族内でも社交辞令は必要かなと。
 大量に買うなって言ったけど大事な人くらいにはちゃんと買うよ」

そう言い二カッと笑う夏奈。千秋は少し照れて赤くなる。

「そ、そうか。じゃあ貰っておく」
「ただいま〜」

春香が帰って来た。夏奈は玄関の方に行く。

「春香〜これ上げる」

そう言い夏奈は千秋と同じ物をあげる。そして同じような説明を繰り返す。
千秋は少し複雑な表情だった。

「ありがと。じゃあ二人にもチョコ上げるね」
「お〜ありがと〜春香〜」
「ありがとうございます春香姉さま」
349名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:38:22 ID:EGoriKLU
早速チョコを口に入れる二人。少し不思議そうな春香。

「・・・あれ?二人とも何ともない?」
「何がだ?春香」
「何のことですか春香姉さま?」
「?ま、いっか」

〜マキの家〜

「ちょ!?アツコ何脱ぎ始めてるの!?」
「ん?あぁ何か春香から貰ったチョコ食べたら急に体が熱くなって・・・」

おもむろに脱ぎだすアツコにそれを止めるマキ。

「だからって家の中でも脱ぐのはまずいって」
「ん〜?寒いの〜?じゃあ私が暖めてあげる〜」
「・・・はい?」

〜後日談〜

〜小学校〜

「おいトウマ、少し遅れたがチョコをやろう」
「え?」

グイっとチョコを突き出す千秋。其れに戸惑うトウマ。

「夏奈が言うには姉弟でもこういう社交辞令はやるらしい。どうした、いらないのか?」
「あ、いや・・・ありがとう」
350名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:38:51 ID:EGoriKLU
少し赤らむトウマ。そこに吉野が近づいて来た。

「良かったねトウマ」
「ああ・・・って違うぞ!?俺は別に〜・・・何で内田は吉野の手を握ってるんだ?」
「さあ?何でだろう〜」

笑顔で答える吉野。トウマは一瞬で理解した。

「(こいつ餌付けしたな・・・)」

〜中学校〜

「ケイコ、昨日のあれはいったい何だったんだい?家の近くまで追いかけられたぞ?」
「ええと、別に怪しげなものは何も入れてないよ」

目を反らしながら答えるケイコ。ジト目の夏奈。

「ふん、まあいいさ。仮に私が食べててもケイコが襲われるだけだったんだし。
 まさか自分が襲われるような物を入れるわけないからな〜」
「(それが狙いだったんだけど。みんなの前であんあことやこんなことを・・・///)」

「うう〜昨日の記憶が曖昧だわ。放課後、何したっけ?」

必死に昨日のことを思い出すリコ。そこに笑顔の藤岡が近づいて来た。

「(きゃ、藤岡君)」
「今日からはライバルだね」

満面の笑みの藤岡。リコはその言葉を理解するのに三秒かかった。

「・・・・・・えぇぇぇぇ!?」
351名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 22:39:16 ID:EGoriKLU
〜高校〜

「ねえ春香、昨日のチョコに何を入れてたの?」

少し疲れた顔で尋ねるマキ。驚く春香。

「あ、ごめ〜ん。あれは妹たちにあげる用だったんだ。
 寒いから身体が温まるように少し手を加えたけど。ポカポカになったでしょ?
 まあ二個いっぺんに食べたら暖まりすぎてぼ〜っとするかもしれないけど。
 ・・・ところで何でアツコはずっとマキの頭を撫でてるの?」

話し始めた頃からずっと頭を撫で続けているアツコ。それを払うマキ。

「いいかげん止めろ!」
「ええ〜!?昨日はあんなに甘えてたのに〜」
「言うな〜〜〜!!」
                                   おわり
352名無し:2008/02/18(月) 02:25:12 ID:X1ndIzDa
流れ読んでなくてスマソ

唐突だけど速水×マキって需要ある?
353名無しさん@秘密の花園:2008/02/18(月) 02:35:42 ID:g9Y8SJwZ
>>351
ハルカ姉さま、本当は何を入れたんですか・・・?
>>352
流れなど関係ない!投下お願いします。
354名無しさん@秘密の花園:2008/02/18(月) 05:52:19 ID:GCIA/RC4
今週のみなみけにはニヤニヤせざるをえなかった。
トウマモテすぎw
355名無しさん@秘密の花園:2008/02/18(月) 19:01:00 ID:E6QPKivc
男前なトウマよかったよトウマ。ホワイトデー大変だな。
あとチアキの「私はハルカ姉さま一筋です」は脳みそ溶けるかと思った。
おかわりもやればできる子。
・・・まあカナが残念だったけど。
356名無しさん@秘密の花園:2008/02/18(月) 19:05:04 ID:x+85GzWu
>>342-351
どいつもこいつもダメすぎるwwもちろんいい意味で
357甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:02:09 ID:qTXDzRes
>>352です

速水←マキ投下します。
358甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:06:27 ID:qTXDzRes
さっきから、心臓がうるさい。


バレンタインデーを今週に控えた日曜日。
ひとつの家の前で、覚悟を決める私がいた。

指をちょっと動かすだけで軽快なチャイムの音がなる。
あぁ、やってしまった!と頭の中で思うけれど…うん、なんか、その…。


「はいはいはーい、あ、マキだー」

「はっ、速水先輩!」

重そうな玄関が開いて、ヒョコンと顔を覗かせたのは見知った顔。
さっき押したチャイムの下には、何回も確認した『速水』と言う表札が下がっていた。


「うっわ、ほんとに来たー」

「なっ!?呼んだのは速水先輩じゃないですか!」

するといつもの笑顔を浮かべて「冗談、冗談」と返される。


「呼んだって言うか、春香ちゃん家までの道案内だけどね」
359甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:10:41 ID:qTXDzRes
玄関から一度引っ込み、鞄を持って速水先輩は出て来た。
軽快な足取りでブーツを鳴らしながら、玄関前の階段を降りてくる。

「あれ?アツコは?」

「アツコは急用で…後から直接春香ん家行くらしいです」

「そっか、春香ちゃんのチョコ食べ放題の日なのに遅刻なんてね」

「…食べ放題、では…ないと思いますけど?」


歩き慣れない道を、歩き慣れた道に向かって二人で並ぶ。
いつも制服な分、私服の先輩が直視できないのは地球に立てる以上に私にとっては当たり前で。

…だから、アツコがいないのは非常に…ツラい……あいつ絶対わざとだぁ…!!


「でさぁ、マキー」

「っ、はい?」

「……今日、何で春香ちゃん家行くの?」
360甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:12:46 ID:qTXDzRes
「………それ知らないで“チョコ食べ放題”とか言ってたんですか…?」

「うん」

「ミラクルですね」

「ミラクルでしょ」

はあぁ、と溜息をついてから、肩にかけた大きめの鞄を持ち直す。


「友チョコ、アツコと3人で一緒に作る予定なんです」

「ははー、なるほどー。バレンタイン近いしねー」

そうですね、と返してから、また溜息をついた。
それを見て、速水先輩は笑って「今年は受験だからなー」とぼやく。
361甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:14:45 ID:qTXDzRes
「…マキってさ」

「はいー?」

「…本命チョコ誰かにあげるの?」

「……なぁっ!?な、何をっ…!?」

「そんなに驚かなくても…」

苦笑しながら速水先輩はこっちを見る。
赤くなった顔を速水先輩と同じ向きに向けて、目を合わせないでいると速水先輩は嬉しそうに笑った。

「その様子だとあげるんだ!」

…指までささなくていいですから!!

「だれにー?だれにー?…っ、…まさかの保坂…?」

「断ッじて違います!!」

「だーよねー」

アハハハ、と陽気な笑い声をあげながら速水先輩は前に向き直った。
362甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:16:42 ID:qTXDzRes
ほっと息をつき、今度はこっそり横顔を盗み見る。

…整った横顔に、いつも口と目が笑ってて、これでバレーやらせるとカッコいいんだもんなぁ……。
そんなの反則だ、とにやけそうな口を腕でこすって隠した。

「…本命、かぁ…」

独り言のように、ポツリと速水先輩がこぼす。


「マキから本命もらえる人、羨ましい」


不意に速水先輩の方を向くと、速水先輩はこっちを向いて笑った。
363甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:18:41 ID:qTXDzRes
「……何で、デスカ?」

「マキだから」


思わず足が止まってしまった。
私に合わせて、速水先輩も足を止めてくれる。
相変わらずニコニコしてて、それで逆に頭の理解が追い付かない。

えぇと、えぇと。

「…意味が、わからないんですけど…」

ついでに、今の自分の顔がどうなってるかも。
…期待したいけど、したらダメだし、照れなのか嬉しいのか、不安なのかが入り交じってる。


「分からなくても良いよ」


いつもみたく笑って、速水先輩は前を向き直した。
364甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:21:01 ID:qTXDzRes
私の本命が欲しいって、どういう意味で?
速水先輩ってチョコ好きなわけ?

行こ、と促されて再び歩き出す。
会話はちょびちょびとあるけれど、間の違和感は隠しきれてなくて。

「…速水先輩」

「んー?」

気付いたら、もう春香の家のマンションのすぐ近くだった。
大きめの鞄を肩にかけなおす。なかなか重くて、大変で。

――鞄の中、チョコの材料に紛れた、渡す気のない本命チョコ。

「……チョコ、欲しいですか?」

「くれるの?」

エントランスに入る前の道路で立ち止り、速水先輩に向き合った。


鞄の奥に入ってる、特別な赤い包装紙のチョコを出して、投げるように渡す。


「マキ…?」

きっと、今の自分はどうしようもなく赤い顔で、それが恥ずかしくてうつむいた。


「――本命かどうかは、自分で考えてください!」
365甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:22:34 ID:qTXDzRes
立ったままの速水先輩を見る事もなく、走ってマンションの中に逃げる。
エレベーターには向かわないで、横にある無機質な階段を駆け上がって。

春香の部屋と階ぐらいは分かりますよね。
心臓がバクバク言うから、階段を2階まで上ったところですぐ息がきれた。

渡しちゃった、渡しちゃった。
徹夜で作った、先輩の好みに合わせたビターの生チョコ。
先輩のことだから、エレベーターで先に行って春香の部屋の前で待ってるに決まってる。
顔が赤い、熱い。指先は風で冷えてつめたいのに。

先輩の本命が私がどうか、私が考えて良いんですよね?
手の甲で、グイと頬を拭ってから、また階段を上がった。

“好き”とは言ってないけれど、そこまで鈍くないのを祈ってます。


終われ
366甘くないチョコ:2008/02/19(火) 01:24:49 ID:qTXDzRes
何かもういろいろとゴメン
次はもっと甘いの投下したいよ。

原作4巻でカナマキも良いと思えた。
マキは総受けタイプだと言い残して消えます。
367名無しさん@秘密の花園:2008/02/19(火) 02:28:54 ID:6ooga8L+
内田吉野ペアが好きなのって少数派なんでしょうか…。
368名無しさん@秘密の花園:2008/02/19(火) 20:58:33 ID:BWFVIPd+
千秋の春香に対する健気な思いでご飯3杯はいける
369名無しさん@秘密の花園:2008/02/19(火) 22:01:37 ID:Hlq8iMnw
じゃあ千秋の前で夏奈と春香をいちゃつかせよう
370名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 20:52:02 ID:178Lwzyi
>>368
同意。フユキにチョコ渡すかもしれないと思って、ドキドキしたぜ。
371名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 22:53:10 ID:U/qLShVj
アニメファンブックに「カナはハルカにとって数少ない気の抜ける相手」
と書いてあったの見て
チアキ→ハルカナ も良いなと思った
つかチアキ→ハルカ→カナ→チアキでループする感じが良いな
リコカナ、ユウカナにも萌える。マイナー上等
372名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 23:26:42 ID:FnuoD/Ao
リコケイコはマイナーじゃないよね
373名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 00:27:40 ID:xhYzVFYV
>>366
GJ!速水先輩はトウマみたいに両方から需要がありそうだなw

自分は三姉妹が仲良さそうにじゃれあってるだけで幸せになれる
374名無しさん@秘密の花園:2008/02/23(土) 00:34:27 ID:AXoHmGyr
          人
       (  )
    , '´ ̄  `ヽ
    / ( ( 人人)))
    |人|*V_V|ノ   転載だこの野郎!
   ノノ| | ハハ | | つttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow69634.jpg
375名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 02:37:11 ID:2iTrrJ9B
カナとチアキの陰で、脈絡もなく現れごく自然に?みなみけへ行く事を決めたケイコを見逃さない
最初から夏奈がプールに行く事を知っていたな!
376名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 06:56:04 ID:+0odKEHL
まさか千秋とカナのキスがまた見れるとは思いませんでした
377名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 16:33:08 ID:WbUFtJSr
今回よかったと思
378名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 18:30:00 ID:klBZnJYr
ようやくおかわりも持ち直してきたか?
先週のチアキ→ハルカと今週のカナ→チアキと2週連続でニヤニヤさせていただきましたw
来週もよければおかわりDVD3巻だけでも買おうかな・・・
379名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 18:58:29 ID:DJTfXOYl
昨夜の凄かったね
380名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 20:57:16 ID:lpxLXPZg
妹とキスすることに抵抗がないカナ
素晴らしい!
381名無しさん@秘密の花園:2008/02/27(水) 00:31:50 ID:p0d3n/bZ
千秋がかわいくてしかたないんだろうね
382名無しさん@秘密の花園:2008/02/27(水) 19:49:07 ID:nROTFt0M
383名無しさん@秘密の花園:2008/02/27(水) 23:36:22 ID:NiGjUJ/s
愛されてるな千秋
384名無しさん@秘密の花園:2008/02/28(木) 12:33:44 ID:6/VXKH+o
千秋のパソにはハルカ姉さまの画像フォルダが(ry
385名無しさん@秘密の花園:2008/02/28(木) 15:11:07 ID:xMQR4Ffy
それを偶然発見したカナ

「千秋ぃ? この盗撮画像、ハルカが見たら悲しむだろうな〜」
「くっ、なにが望みだ・・・」
「今晩、私と添い寝すること。 あとプリンが食べたいから買ってきて」
「わ、わかった」
386名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 00:35:18 ID:kXoqKbmn
>>385
いいね!是非続きが見たい
387名無しさん@秘密の花園:2008/03/01(土) 12:41:14 ID:ba0LzmaY
来週のヤンマガはここの為にあるようなネタだったぞw
388名無しさん@秘密の花園:2008/03/01(土) 16:22:38 ID:U8xw7ytt
待て待て!ネタバレなのかどうか分からんが、
すごいwktkしてきたじゃないか!
389名無しさん@秘密の花園:2008/03/02(日) 02:15:20 ID:aurNl64r
>387です
千秋が見た夢で事が始まります。
390名無しさん@秘密の花園:2008/03/02(日) 02:32:51 ID:GOytZiy+
本スレでネタバレするんじゃないんだから、もったいぶらずに・・・
391名無しさん@秘密の花園:2008/03/02(日) 05:06:18 ID:o25gNBvr
>>387のせいでwktkが止まらない!
さあもったいぶらずに・・・
392名無しさん@秘密の花園:2008/03/03(月) 15:00:36 ID:BgaSasTf
今週号読んだ
かわいらし過ぎて涙が出そうだ…
393名無しさん@秘密の花園:2008/03/03(月) 18:16:01 ID:o5JzteUX
ハァハァしてきた
394名無しさん@秘密の花園:2008/03/03(月) 19:02:41 ID:++o9FFvC
ずっとカナのすそつかんでる千秋かわいすぎ。
当然トイレも風呂も一緒だよね。
395名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 20:45:15 ID:AQxvBYiA
気付けばホワイトデーまであと10日になってました…
とりあえず前回投下したバレンタインの続きっぽい話をいかせてもらいます。
冬馬×千秋をベースにちょこっと春香→千秋っぽい描写もあります。
よろしければお付き合いください。

396So Real:2008/03/04(火) 20:48:24 ID:R7yZPII4
自分の家に戻った冬馬は兄達に帰宅を告げると
1人になれる場所へと身体を落ち着かせた。
―手には千秋から貰ったチョコレートをしっかり握り締めて。

「やっぱり、好きだって言われたんだよなぁ…」

そうしてぼんやりと先程の出来事を思い返し
あの告白が現実であった事を思う。
まさかの告白に、冬馬自身も未だに信じられなかった。

握り締めた紙袋から中身を取り出すと
綺麗にラッピングされた青い包装紙が見える。

「これも、自分でやったんだろうな…」
その包装紙を出来るだけ綺麗に剥がして、中身の箱を取り出した。
そっと箱を開けると、綺麗に並べられたチョコレート達が姿を見せる。
その1つを掴んで、口の中へと放り込んだ。
甘すぎない、控えめな甘さが味覚を支配する。

「…美味いよ、チアキ」

くれた相手が目の前にいる訳ではないのに
冬馬は思わず千秋の名前を呼んでしまっていた。
397So Real:2008/03/04(火) 20:51:59 ID:R7yZPII4


「わ、私は…お前、トウマの事が…」

あの場を逃げるようにして千秋は自分の家に戻った。
玄関の方からドアの開閉音と足音が聞こえたので
不思議に思った春香は台所から顔を覗かせる。

「あれ、チアキ?」
春香は今まで千秋が外に出てた事も気付かなかったのだ。
「もうすぐご飯出来るからね」
そんな春香の言葉も千秋にはまるで聞こえない。
そのままゆっくりと春香の横をすり抜けて自分の部屋へと戻った。

そんな千秋とすれ違いにリビングから夏奈がひょっこり現れる。
「まだご飯食べる気にならないよー…」
「だから止めなさいって言ったでしょ」
顔をしかめる夏奈に春香は呆れながら言った。

「チアキ、なんだか様子がおかしくなかった?」
「そうかぁ?気のせいじゃないのか?」
そう言って夏奈はリビングのこたつに潜り込んで寝転がってしまう。

「…何もなければいいんだけどね」
しっかりと閉ざされた千秋の部屋のふすまを見つめながら、春香がぽつりと呟いた。
398So Real:2008/03/04(火) 20:57:24 ID:R7yZPII4
自分の部屋に戻った千秋は部屋の電気もつけずに
ベッドの上に身を投げた。
そうして先程の自分の行動を思い返す。

チョコレートを渡すだけのはずだったのに。
受け取ってもらえればそれでよかったのに。

どうして好きだなんて言ってしまったのだろうか。

この日の為に、2週間も前から何を作るか、どんなラッピングをしようか
綿密に計画を立てていたという時点で既に滑稽なのだが
その間の千秋はとにかく冬馬が喜んでくれる事を思いながら
チョコレートの製作へ気持ちを注ぎ込んでいた。

内田や吉野たちにもチョコレートを渡したが
冬馬に渡したチョコレートは、2人に渡したものとは違った。
本命、と言うと恥ずかしいが、間違いなく本命チョコと呼ばれるものを用意して…
その計画の中に告白の2文字なんてなかったはずなのだ。

「何故だ…」
自分自身を問い詰めるように、千秋は呟く。

いつから好きだったのかとか
どこが好きなのかとか聞かれると自分でも疑問符が出てしまう。

「何故よりにもよってアイツなんだ…」
自分自身の気持ちを否定したいのと、冬馬に受け入れてもらいたいという
2つの異なる気持ちが千秋の中で渦巻く。

「どうして、こんなに苦しいんだ…バカ野朗」
泣きそうな声で呟いて、傍に置いてあったふじおかをぎゅうと抱きしめた。
399So Real:2008/03/04(火) 21:00:45 ID:R7yZPII4
どれくらい時間が経っただろうか。
なかなか部屋から出てこない千秋を心配した春香が
千秋の部屋を仕切るふすまを少しだけ開く。
中が真っ暗だったのに春香は少し驚いたが
ベッドに寝転がる千秋を見つけて、そっと近付いた。

「チアキ…?」
小さく声を掛けてみるが、千秋の反応はない。
よくよく目を凝らしてみると、小さな身体が上下に規則正しく揺れていた。
「眠っちゃったのね」
そう呟いてから、一旦部屋を出た春香は、毛布を手に千秋の部屋へと戻る。

「風邪引いちゃうわよ」
相変わらず眠ったままの千秋に声を掛けて、そっと毛布を掛けてやった。
「あら…?」
よく見ると、千秋の頬に涙の痕が見える。
目も少し腫れているようだった。

「トウマとケンカでもしたのかしら?」
本当の理由を知らない春香はそんな事を思いながら
そっと千秋の頭に手を近付けた。

「何があったかわからないけど、いつでも力になるからね」
そう言って春香は千秋の頭を2、3度撫でると
出来るだけ音を立てずに、そっと部屋を出て行った。
400So Real:2008/03/04(火) 21:05:55 ID:R7yZPII4
「ん…」
窓から入ってくる朝日に目が覚めた千秋はゆっくりと身体を起こした。
その拍子に身体から毛布がずり落ちる。

「毛…布…?」
昨日いろいろ考えてそのまま寝てしまったので
毛布なんか掛けてはいなかったはずなのに、どうして毛布が自分に掛かっているのだろうか。
そんな事を考えていると、がらりとふすまが開いた。

「あ、チアキ。おはよう」
「ハルカ姉さま、おはようございます」
にっこりと微笑んだ春香が、千秋の傍へと寄る。

「昨日ご飯も食べずに寝ちゃったから、具合でも悪かったのかなって思ったけど…大丈夫そうね」
「もしかしてこの毛布はハルカ姉さまが…?」
はっとした千秋に、春香は微笑みながら頷く。

「昨日食べてないからお腹空いてるんじゃない?朝ごはん出来てるわよ」
そう言って春香はくしゃりと千秋の頭を撫でた。
「しっかり朝ごはん食べて、今日も1日元気に、ね?」
「…はい、ハルカ姉さま」


朝食を食べ終えて、登校するために家を出る時間になった。
いつものように3人揃って家を出た後、春香は千秋に声を掛ける。

「何か悩んでいる事があったら話してくれていいのよ」
その言葉に千秋は一瞬驚いたが、すぐに微笑み返す。
「はい、ありがとうございます。ハルカ姉さま。」
春香の優しい言葉に、千秋は照れたように笑った。
401So Real:2008/03/04(火) 21:10:29 ID:R7yZPII4
朝登校すると、ある意味では1番会いたくて
ある意味会いたくない人物とばったり鉢合わせになった。

その人物はとはもちろん、南冬馬の事である。
千秋の姿を見た冬馬は多少緊張したような表情で、口を開いた。

「お、おはよう」
「…おはよう」
千秋も恥ずかしさのせいで冬馬の顔をまともに見ることが出来なかった。
そのまま冬馬に背を向けてすたすたと歩き出す。
が、右腕に軽い衝撃を感じて、足を止めた。

「ま、待ってくれよ」
「…何だ」
軽く腕を捕まえられ、呼び止められた声に振り向く事も無く
千秋は淡々とした振る舞いを見せる。
しかし心の中では心臓が暴れだしそうになっていた。

「き、昨日のチョコレート、美味かったぞ…」
小さく呟く声は、登校してくる生徒達の声にかき消されそうな声だったが
千秋にはその照れたような冬馬の声だけがはっきりと耳の奥まで届く。

「…そうか」
千秋にとってその言葉は何よりも嬉しいものだった。
ちゃんと食べてもらえてよかった。
その気持ちが千秋の胸を満たしていく。

じんわりとその幸せを噛みしめていると
更に冬馬は言葉を続けた。
402So Real:2008/03/04(火) 21:15:43 ID:R7yZPII4
「そ、それと、もう1つ!」
そう言って冬馬はぐいと千秋の腕を引いた。
その動きに千秋は思わず冬馬の方へと振り返る。
冬馬の目は真っ直ぐに千秋だけを見ていた。

「チアキの気持ちは受け取ったから」

遅くなるかもしれないけど返事はちゃんとする。
そう言うと冬馬は千秋の腕を離して、一目散に走っていってしまった。

生徒達に紛れて消えていく背中を見送りながら、千秋ははっ、と息を吐いた。
今まで自分が呼吸を忘れていたみたいに思えて、少し胸が苦しかった。
真っ直ぐに向けられた冬馬の目が頭の中を支配する。
真剣な眼差しが自分だけを捕らえていたあの目。

思い出すと頬に熱が集まるのがわかった。
ふるふると首を振って、熱を発散させる。
それでもじんわりと熱の残る頬が憎らしかった。
目を細めて、もうとっくに姿の見えない冬馬の背中を思い浮かべ、その背中を睨みつけた。


「…バカ野朗」
そんな目で見るな。
…そんな目で見られたら気持ちが保てないだろう。

千秋の鼓動はうるさいくらいに身体中を打ち鳴らしていた。



―END―
403あとがき。:2008/03/04(火) 21:22:04 ID:R7yZPII4
亀のような速度で進行している2人の関係ですが、いかがだったでしょうか?
アニメでの千秋→春香とか、本誌の千秋→夏奈とか
冬馬×千秋な自分には涙目な展開ばかりですが、やっぱりこの2人が好きなんです…。
(でも千秋→春香とか夏奈→千秋とかも好きですよ)
あと夏奈が空気で申し訳ない。
嫌いなわけじゃないけど百合として話を書くには動かしにくいんです…

次はお待ちかねの告白?
よろしければ次回もお付き合いいただけると嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
404名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 21:31:28 ID:Mz15FCOm
GJ!
チアキ→ハルカが基本的に好きだけどチアキを優しく見守る感じの
ハルカという構図もいいね!
次ワクテカで待ってます。
405名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 21:35:57 ID:/LolnLY6
GJ!!!
自分も冬馬×千秋が一番好きなんでニヤニヤしながらみてましたww
次回作に期待大です
ガンバってください!
406名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 22:44:10 ID:xLun7JgG
続き待ってました!w
確かにこれはニヤニヤしちまうなw
冬馬と千秋のからみが少なかったから、次回に期待!
乙でした!!
407名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 02:55:59 ID:IQyic1FM
トウマキボン
408名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 00:17:26 ID:xyoQHUhh
あげ
409名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 06:47:53 ID:7mq03SXR
冬馬の泣き上戸ヤバスw
千秋連発してて悶えたよw
410名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 08:12:54 ID:Yxvs6eGQ
ラストの夏奈と千秋とか
速水先輩に手玉に取られるカナもよかった
411名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 15:47:03 ID:jZzhewAW
今週の放送を見て思ったんだけど
速水先輩は春香達を食べちゃったんだろう
412名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 16:35:49 ID:WsYqM8Ic
冬馬の部分をエンドレスリピート
千秋連呼は萌え死んだ・・・

だっておかしいもん?
だってふかし芋?
マコちゃんがふかし芋て言うから聞くほど混乱するw
413名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 17:47:28 ID:32W2wAu4
アレを見るに、冬馬は酔ったら女の子みたくなるのかな
414名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 20:09:10 ID:7mq03SXR
>>412
(女の子が女の子を好きになるのは)だっておかしいもん!千秋ー
だと深読みした。
415名無しさん@秘密の花園:2008/03/10(月) 22:31:24 ID:BTL7akWr
チアキがハルカの画像フォルダいっぱい溜め込んでてワロタ
416名無しさん@秘密の花園:2008/03/11(火) 02:08:13 ID:ZHK+rFZk
今回ので冬馬×千秋も千秋×冬馬もいいと思った
つまり冬馬(´Д`*)ハァハァ
417名無しさん@秘密の花園:2008/03/11(火) 02:19:23 ID:3ZWWZeWk
19分くらいに出た三姉妹のアイキャッチで頬を赤らめるチアキが個人的にツボだった。
418名無しさん@秘密の花園:2008/03/12(水) 15:31:46 ID:5q5i7fzG
このやろう♪
419名無しさん@秘密の花園:2008/03/14(金) 01:33:34 ID:NqiT6ZCu
5巻マダー
420名無しさん@秘密の花園:2008/03/14(金) 02:52:00 ID:BgF+zUmc
日付変わってすぐですが、今日はホワイトデーなので
冬馬×千秋のホワイトデーネタの投下させてもらいます。
バレンタインからなんだかんだで三部作。
今回とうとう…?というお話です。
よろしければお付き合いください。

421一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 02:57:04 ID:1MKu/efF
あの日から1ヶ月が過ぎた。


そう、今日は

3月14日。
ホワイトデー。


自分でも何故だかわからないが
ついうっかり告白なんてものをしてしまってから、早1ヶ月。
その間の千秋はと言うと
告白した事を後悔してみたり、でもわずかな希望を抱いてみたりと
表には出さなくても、心の中は大忙しだった。

今日この日まで、冬馬は告白の件について
バレンタインの翌日に「返事は必ずする」と言ったきり何も言ってはこなかった。

やはり、今日か?
今日なのか?

そんな考えを巡らせながら、千秋は朝食のトーストをかじる。

「チアキ?」
「…」
「チアキってば」
「は、はい!」
春香に呼ばれていることに気付き、千秋は急いで顔を向け上げる。

「どうかしたの?怖い顔して」
心配そうに顔を見つめる春香。
「え、こ、怖い顔してましたか、私…」
千秋がそう言うと横から夏奈が目尻を指で上げながら、顔を近付けてきた。
422一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:02:54 ID:1MKu/efF
「ああ、してるぞ、こーんな…」
「朝からバカと言わせるな、バカ野朗」
ぴしゃりと言い放った言葉に、夏奈はおうおうと声を上げた。

「お前、最近カリカリしてるなぁ」
夏奈の言葉に千秋は動きを止める。
「私はそんなにカリカリしているか?」
「ああ、かなり」
自分の中の感情が外にまで出ていた挙句
夏奈に、この夏奈にまでそれがバレている事に
千秋は自分自身にがっかりした。

「ほら、2人とも早く食べちゃわないと遅刻しちゃうわよ」
春香の言葉に、夏奈と千秋はお互いから目を逸らして
2人同時にトーストへかじりついた。





朝食を食べ終え、素早く準備を整えると
いつも通り3人で家を出て、それぞれがそれぞれの学校へと向かう。
2人と別れてから、ふと千秋は考えを巡らせた。

本当にあの日、あれでよかったのだろうか…。
あの言葉が返事へと繋がる。
その返事が、よくないものだったら…。

悪い考えが頭を離れなくて、千秋は急に怖くなった。
この足で、学校へ行けば、全てが…。
423一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:07:45 ID:1MKu/efF
「チアキぃー」
後ろから走ってきた人物の声で千秋ははっと我に返った。

「おはよー」
「…おはよう」
ぽんと肩を叩きながら声を掛けてきたのは、同じクラスの内田だった。

「あれ、なんか元気ない?」
そう言って内田は千秋の顔を覗き込む。
「そうか?私はいつも通りだぞ」
「そっか、気のせいかぁ」

いつも通り。なんてどの口が言うんだと、千秋は心の中で自分を嘲笑った。

学校に着くまでの内田の話を適当に聞き流しながら、いつもの自分を作り上げる。
―大丈夫、いつも通りで過ごせばいいんだ。
そう決意して学校に着く頃には、いつもの自分を取り戻していた。



教室に入り、先に来ていた吉野と
一緒に来た内田と3人で授業が始まる前に少し話をしていると
そこへひょっこりとマコトが現れる。

「おーい、南ぃ」
「なんだ?」
「外にトウマが来てるぞ」


どきん。


教室の扉へ目をやると、そこにはマコトの言うとおり冬馬が立っていた。

「チアキ呼んできてって言われ」
マコトが用件を話し終わる前に席を立って、扉へと走る。
424一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:12:19 ID:1MKu/efF
「よう、おは」
「用件は何だ」
挨拶を返す事もせずに、千秋は冬馬をじっと見つめた。
「いきなりだな…」
まぁいいや、と言って冬馬は話を続ける。

「今日一緒に帰ろうぜ、話したい事あるし」
「…あぁ、わかった」
そう言って千秋はくるりと背を向ける。

「放課後教室行くから」
冬馬の声を背中に受けながら、千秋は自分の席へと戻った。

…やはり今日に来るか。
そう心の中で呟くと、ぎゅっと手を握り締める。
千秋の、長い1日が始まった。





5限目の終了を告げるチャイムが鳴り
ある意味では迎えて欲しくなかった放課後がやってきた。
約束通り、冬馬が教室へと千秋を迎えにくる。

「ゆっくり話が出来る場所が欲しいんだけどな」
「うちはカナがいるから落ち着かないだろう」
こんな会話聞かれたらどんな事になるやら…。
そんな事を考えながら、どこか適切な場所はないかと頭を働かせる。

「あ」
「どうかしたか?」
「学校の近くに公園があっただろう」
そこなら、まぁゆっくり話ができるんじゃないか?
千秋の提案に冬馬も賛成する。
425一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:15:11 ID:1MKu/efF
さっそく学校を出て、その公園へと足を向けた。
その間も、お互い黙ったまま、重い空気を含ませながら歩く。

今喋らなくったって、公園に着けばいろんな話をする事になるだろう。
ならば今は口数を温存してたって構わないはずだ。

…普段から口数の少ないなんて思っても黙っておけ。


公園に着くと、それほど人は多くなくて
同い年やそれよりも下の子供達がちらほらと見える程度だった。

その公園の中でも、あまり人がいないブランコの辺りに目をつけた千秋は
ゆっくりとその場所へと近付いた。
その後ろを冬馬も一歩遅れてついて行く。

ブランコの鎖に手をかけて、すとんとそこに座った。
ギィ、と錆びた音を立ててブランコが軋む。
足で少しだけ地面を蹴って、ブランコを揺らせた。

ゆらゆらと揺れるブランコが
まるで今の自分の気持ちのような気がして、千秋の胸がぎゅっと痛む。
ちらりと冬馬を見やると、一点を見つめて何やら考え込んでいるようだ。


ここでもやはり沈黙が続いたが、ふいに冬馬が口を開いた。
426一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:18:48 ID:1MKu/efF
「バレンタインの、チョコ美味かったよ」
「あぁ」
バレンタインの翌日にも同じ会話をした気がする。
でも、そんな会話から入っていかないと
いきなりの本題はお互いにとっても良くない気がした。

「ちょっと、びっくりした」
千秋に告白されるなんて思ってなかったから。
そう言って冬馬は落ち着かない様子で、足元を見つめた。
「わ、私も予想してなかったんだ…」
冬馬の言葉に千秋も落ち着かない様子で俯いた。

「自分が言ったのにか?」
「だから言うつもりじゃなかったんだ…」
照れて語尾を濁す千秋に、冬馬も釣られて照れてしまう。

「いつから」
「え…」
ぽつりと呟いた冬馬に、千秋は視線を向けた。
「いつからオレの事好きだって思ってたんだ?」
「いつからと言われれば、はっきりとは答えられないな」
そう言って千秋はふいと向こうを向いてしまった。

「きっかけなんて、何だって構わないだろう」
「まぁ、確かに…」
会話が途切れる。少し重たい空気が流れた。

何か、言わないと。

何か言わないとこの重圧に潰されそうな気がして
何でもいいから、とにかく話さないと…
そう思った千秋が口を開こうとした瞬間
冬馬の方が一瞬早く口を開いた。
427一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:22:45 ID:1MKu/efF
「正直なとこを言うとさ」
その言葉に、千秋はゆっくりと冬馬を見た。
冬馬も千秋の方を向いていて、2人の視線がぶつかる。

「オレも、好き、かもしれない」


好き、という言葉が千秋の頭に響き渡る。
が、その後の言葉が引っかかった。

「…かもしれない、って何だそれ」
「何ていうか、こういうのって初めてだからどう言っていいのかわからないんだよ」

初めて。
その言葉に千秋はどきん、と胸が鳴った。
そうか、トウマも初めてなのか。

最初千秋にはこの胸の痛みや、もやもやが何であるかがわからなかった。
それが人を好きになるという感情が
引き起こすものである事を知ったのはほんの最近だったのだ。
そう、冬馬を好きになってわかった事。

「内田や吉野の事も好きだって思うし、友達だって思ってるけど」
そこまで言って、一旦言葉を切る。
「チアキは、もっと…なんか違う、特別な感じがする、気がする」
冬馬の言葉に千秋は頬が熱くなるのを感じた。
胸を打ち鳴らす速度が上がる。

千秋が感じていた不思議な気持ちは好き、という気持ちで
それが同じように冬馬にも現れていた事を知ったからだ。
428一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:27:05 ID:1MKu/efF
「でもやっぱり、まだよくわかんなくて、この気持ちってなんなんだろうなって」
困ったような顔で冬馬が笑う。
千秋はその顔をじっと見つめた。

「わからなくても仕方ないだろう」
「え?」
「だって、初めてなんだろう」
「そう、だな」

気付けば辺りは暗くなり始めていて
公園にいた人達も、だんだんとそれぞれの家に帰っていく。

「チアキはどうしたいんだ?」
「何?」
「だから、オレと…その、付き合ったりとかしたいと思うのか?」
冬馬の言葉に千秋はふと考え込んだ。


そうだ。
確かにトウマの事は好きだと言ったが
一体どうしたいと思っているのだろうか?


「正直よくわからん」
「はぁ?なんだよそれ…」
「仕方ないだろう、初めてのことなんだから」
好きな人が出来て、その人に告白して
その先は何が待っているのかなんて
恋愛の経験が皆無な千秋にははっきりと見えなかった。
しかしそれは冬馬も同じである。
429一途な恋(winter fall mix):2008/03/14(金) 03:36:37 ID:1MKu/efF
「じゃあ、お前は私と付き合いたいと思うのか?」
「えっ…そ、それは…」
照れのせいで冬馬の声が少し裏返ったのがわかった。
「お前も返答に困るんなら、私だってどうしていいのかがわからないだろう」
そう言って千秋はブランコから立ち上がると冬馬の前に立った。

「男ならはっきりしろ、バカ野朗」
「な、なんだよそれ…」
千秋の言葉にたじろぐ冬馬だったが、それでも千秋は言葉を続ける。

「付き合うのか付き合わないのかはっきりしろ、今ここで」
「ええ!?あー、いやー…」
千秋の気迫に押された冬馬は後ろへと仰け反る。

「どうなんだ?」
「え、えーっと…」
冬馬の顔がだんだんと赤く染まり、うろたえ始める。
あまり見ることの無い顔だった。

「…付き合うって」
「ん?」
「付き合うってどういう事なのか、よくわからないけど、千秋がそれでもいいって言うなら…」
冬馬の顔から照れが消える。

「オレと付き合ってくれ」
冬馬の真剣な眼差しが、千秋の体温を上昇させる。
早まる鼓動を押さえ込むように、ごくりと息を飲んでから千秋はゆっくりと頷いた。


「…あぁ」


2人の、不器用だけど、一途な恋は始まったばかり。



―END―
430あとがき。:2008/03/14(金) 03:42:28 ID:BgF+zUmc
という感じのホワイトデーネタ冬馬×千秋を投下させてもらいました。
バレンタインから続いた三部作でしたが、いかがだったでしょうか?

一応付き合う事になった2人ですが
これからももどかしい展開を繰り広げる事でしょう。
そんな話も機会があれば書きたいなと思ってます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
431名無しさん@秘密の花園:2008/03/14(金) 03:43:18 ID:NqiT6ZCu
>>430
乙(*´д`*)
トウマかわいいよトウマ
432名無しさん@秘密の花園:2008/03/14(金) 03:47:05 ID:nbDkNv07
>>430
GJです!
リアルタイムで投下の瞬間に出会えた奇跡…w
初々しい2人に、なんだか初恋を思い出しました。
次も期待してます!乙でした。
433名無しさん@秘密の花園:2008/03/14(金) 03:49:57 ID:JFNtLep3
>>430GJ!そして乙
二人とも可愛いすぎる
今度は冬馬受けを読んでみたいなー
434名無しさん@秘密の花園:2008/03/15(土) 19:10:03 ID:BlARlZaU
とうまああああああああああああああああ
435名無しさん@秘密の花園:2008/03/16(日) 03:05:20 ID:X5gPQbHX
チアキは俺の嫁
436名無しさん@秘密の花園:2008/03/16(日) 04:27:13 ID:dE0LKg9H
トウマ乙、ハルカ姉さまに寝取られないようがんばれよ
437名無しさん@秘密の花園:2008/03/17(月) 02:29:58 ID:xle5JXLg
よしよし、休んでいいぞ
438名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 04:06:55 ID:yNoYK/xD
5巻のトウマかわええ
439440:2008/03/19(水) 04:38:36 ID:B2OwIDcv
5巻はトウマとチアキがじゃれてるだけでたまらん

あとこの二人何気にクリスマスデートしてるよね
出かけるシーンしかないけど、きっと二人きりだったはず!
440名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 15:00:40 ID:I0Te18zT
俺はおまえ
441名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 22:43:02 ID:yN7VU4zh
空気を読まずに投下
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow71896.jpg
いろいろ突っ込みどころ満載ですみませんorz精進します。
自分はこの二人の組み合わせが一番好きです。
442名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 22:58:11 ID:kfwtuA+J
>>441
ナイスガッツ
冬馬×千秋も好きだがこの2人もいいな
443名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 00:28:56 ID:MAtyTEX4
>>441
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
GJ!!
444名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 10:30:42 ID:Bhx/hkZq
千秋はそっと春香の頬にキスをした。
「ん、春香姉さま」
「千秋」

ガチャ
「ただいまー」
「「!?」」
「あー! 2人ともなにしてるんだー」
「いや、これはその…」
「落ち着けカナ誤解だ、私はただ春香姉さまの頬についたごはん粒をぺロっとしただけだ」
(ち、千秋…)
「なんだごはん粒か、春香も案外そそっかしいなー」
(えー!?)
「そ、そうなのよ、アハハ」
445名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 17:11:30 ID:UkSrKNKu
ハルカ姉さまに甘えられてカナにかまってもらえてトウマとじゃれあえるチアキが心の底から羨ましい・・・
みなみけで一番オイシイポジションじゃないか?
446名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 22:49:55 ID:DBL7P9Es
>>437
すっかり今更だけど、最後にハルカもニコニコしてたのは最初から仮病を知ってて「カナったらしょうがないなあ」って思いながらも
さぼらせてあげて、ついでにチアキも行きたくないだろうから置いてってあげたのかなあ
ハルカかわいいよハルカ
447名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 17:24:04 ID:orovOz/p
>441にGJハァハァして
俺も描いてみたんだけど、衝動なんだけど、冬馬と千秋なんだけど、ストーリーとか全くないんだけど
ここにあげてもよろしいだろうか!orz
448名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 17:41:05 ID:orovOz/p
さがってなかったスマン
449名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 18:04:00 ID:Ond/JGNq
うp!!
個人的にはトウマチアキの他にもカナチアキ、カナハルカも見てみたいな・・・欲張りでサーセン
450名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 18:12:37 ID:orovOz/p
>449カナ絡みも好きだw
うpです
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow72015.jpg
451名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 18:13:58 ID:Nypb+znb
おおかわいらしい
452名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 18:15:56 ID:Ond/JGNq
>>450
GJ!
男前だなぁ・・・
453名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 18:59:31 ID:Qvb2mPG+
保存した
背景のマークはなにさ
454:2008/03/21(金) 20:17:17 ID:8pVPz6Mn
新参者ですが短編小話投下してみます…(;´д`)
つまんなかったらゴメン
主人公千秋
『独白』

もう春だなぁ。春は馬鹿どもが活気付くから嫌なんだよなぁ。
くそ忌々しい…春消えろ。
え?なんですか姉さま?春はぽかぽかで大好き……?
ですよね、春最高です。ほんとぽかぽかでもう最高。他の季節死ね。
姉さまがいいと思うものはたとえ神が否と言っても全て最高に決まってるんです。というか姉さま最高です。
花見ですか?いいですね。今すぐ行きましょう孕み、いや花見。夏奈?ああ、残念なことに急に具合いが悪くなったみたいです。ほんと残念だ。二人だけで行きましょう。え?その手に持ってる注射は何?いえ、これは単なる栄養剤です。

すごいですね桜、満開です。綺麗な花びら……姉さまの満開の花びらも見せてください。あ、いえなんでもないです。
おいそこの男、なに姉さまをじろじろ見てんだ。目ぇひん剥くぞカスが。犬の糞でも食ってろ。
桜も綺麗ですけど、姉さまに比べたらドブ川みたいなものです。え?千秋もかわいいわ……?そんな…ぽっ
姉さま結婚しましょう。

ああ楽しかった、姉さま、またしましょうね孕み、いや花見。
そうだ姉さま、私の子供産んで下さいよ。あ、いえ冗談です。半分冗談です。

455名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 20:37:54 ID:orovOz/p
>>453
うおおおトン
マークの意味はないよ、締まりのない絵だからスタンプ的なものを押したけど
今考えればみなみけロゴを描けばよかった後悔。
456名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 21:17:19 ID:Ond/JGNq
>>454
エロガキチアキキター(゚∀゚)ー!ぜひハルカ姉さまの満開の花びらを・・・
457名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 00:58:26 ID:yOOl0o/o
ハルカ姉さまの花びらにくちづけを
458名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 22:57:56 ID:oe15BX9z
トウマって名前いいよね
459名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 03:10:58 ID:ykBFpMfL
オレの苗字は西だが南って苗字の人にあったことないなぁ
460名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 05:01:35 ID:cLy666qT
西にレズばばああれば
南にホモじじいあり

出会いの方角は東にあり
東に向かえレズばばあ
461:2008/03/23(日) 09:59:22 ID:+lYEM8Cz
投下します…
春香、アツコで失禁あり
苦手はスルーしてください…(´・ω・)
462:2008/03/23(日) 10:00:59 ID:+lYEM8Cz
『変性』

その日は、いつもと同じように始まった。

変わらぬ日常。
いつもと同じように過ぎ、いつもと同じように終わると思っていた。

放課後、私は体育館の部室棟へ向かった。体育の時間部室で着替えてから、体操着をそのまま忘れてきてしまったからだ。
今日は部活が休みなので、部室には誰もいなかった。自分のロッカーから体操着を取り出し、部室を出た。

体育館のフロアに、バレーボールが一つ、放置されていた。
「……ちゃんと、片付けてよね」
私は独りごち、ボールを用具室へと運んだ。きっと最後に体育の授業があったクラスが片付けずに帰ったのだろう。

用具室の戸は、何故だか開いたままだった。私はボールを持って、一番奥の籠を目指す。湿気た臭いがする中、跳び箱やマットの間をすり抜け進んだ。小さな窓から差した微光が、辺りを漂う埃の影を映している。
不意に、物音が聞こえ、私は歩みを止めた。呻き声らしきものと、よく聞けばぴちゃぴちゃと水音のようなものも聞こえる。
……誰か、いる…?
私は息を殺して、物音の出処を探した。そして、最奥の戸棚を曲がった先に、それを見た。

クラスメイトの南春香が、自慰していた。
463:2008/03/23(日) 10:02:04 ID:+lYEM8Cz
驚いた拍子にボールを取り落としてしまった。ボールはころころと転がり、春香の足元で止まった。
「春香……なにを……」
「アツコ……」
春香は私を見て、少し驚いたように目を丸くした。
突然、ガタンという音と共に戸が閉まった。見回りに来た教師が戸を閉めたようだ。用具室は以外と広く、入り口からでは中の様子が分からない。つまり、一番奥、しかも棚の陰になった私達には気付かない。ガチャリと施錠の音がした。

「ま、待って!まだ中に人が……!」
狭い用具室の中を、必死に閉まった戸まで進んだ。両手で戸を叩いたが、反応はない。遅かった。
「どうしよう……」

春香の所へ戻り事情を説明した。
「とりあえず様子を見ましょう。誰か来るかもしれない」
私は頷いて、その場に腰を下ろした。辺りを見回す。棚と壁で囲まれ、上から見下ろすと丁度長方形のような空間だった。上の方の小さな窓から入ってくる光だけが、唯一の明かりだった。

それから暫くが経過したが、人が来る気配は全くしなかった。
「誰も来ないね…」
私は春香に話しかけた。
「そうね……」
464:2008/03/23(日) 10:03:04 ID:+lYEM8Cz
私は尿意を感じ始めていた。体育館に来る前にトイレに行っておくべきだった。誰かが助けに来るまで我慢できるだろうか。

五分、十分と過ぎる内、不安は益々募った。最早、尿意は腹痛に変わりつつあった。たった一分が、一時間にも感じられる。
気を紛らす為、股をぴったりと閉じ、少しもじもじした。春香は私の異変に気付いた。
「アツコどうしたの?」
「ん…ちょっと、おしっこしたくて…」
「ふぅん…」
気のせいだろうか。今、春香が笑った気がした。暗がりでよく見えない。

色々と体の向きを変えてみたり、座り直してみたりしたが効果はなかった。それどころか、おしっこを我慢しているという現実を再認識してしまい、尿意は弥増した。
股を両手で押さえ、俯いて唇を噛み締めた。
「アツコ、我慢は体に毒だよ?」
確にこのまま我慢し続けたら膀胱炎とか病気になるかもしれない。

「ここでしちゃいなよ」
……ここで、おしっこ…
春香の言葉で気が緩み、尿口が一瞬開き少し漏らしてしまった。
「ひゃ……」
スカートをたくし上げて確認すると、ショーツの股間部分に十円玉くらいの染みが出来ていた。
……トイレ…おしっこ、したい…
465:2008/03/23(日) 10:07:19 ID:+lYEM8Cz
耐えられず立ち上がった。両手でアソコを押さえ、少し前屈みになった。きつく噛んだ唇が痛い。
「ここね、誰も来ないの。だから私、時々オナニーしに来るの……誰も来ないから、何をやっても気付かれない…」
春香はうっすらと笑みを浮かべていた。
……何をやっても…気付かれない…
気持ちが揺らいだ。私も早く楽になりたかった。

「ふふ、アツコ可愛い…ねぇ、おしっこ私に見せて…?」

だ、だめ……もう出ちゃう……
「あっ……」
そう思った刹那、決壊した。
ショーツの中がおどろくほど温かくなり、尿がじんわり染み出した。
「あぁ……やぁ…!」
咄嗟に両手でアソコを押さえたが、止まる訳も無く、尿は指の隙間から虚しく流れた。太股を伝った尿はソックスを汚し、お尻へ侵食してスカートを濡らした。指の隙間からこぼれる尿はじょぼじょぼと床を叩き、飛沫を上げては上履きを汚した。
「やだっ…!…とまってぇ…!」
手に力を込めても何も変わらず、尿は流れ続ける。解放感と羞恥心で頭が真っ白になる。
「漏らしちゃったね…アツコ」
春香が見ている。
…恥ずかしいよぅ……
目の端に浮いた涙で視界が潤む。
「…あぁ……やだぁ……」
最後の尿がちょろりと流れ落ち、やがて滴に変わりぽたりぽたりと滴った。
下着とスカートとソックスをぐちょぐちょに汚し、私のおもらしは終わった。暫く動けなかった。
466:2008/03/23(日) 10:09:41 ID:+lYEM8Cz
「やだぁ……見ないでぇ…!」
「うふふ…もっと、見せて…」
春香が近付いてくる。
汚れた手をアソコから離し、たくし上げたスカートを両手で握り締めた。濡れた下着は冷たくなっていた。春香は屈んで私の下着を眺めた。春香の手がゆっくりと伸び、下着の上からそっと私のアソコを撫でる。
「あ…だめ、春香、きたないよ…」
春香の手が尿の染みた股間部分をたぷたぷと叩いた。
「やっ、やめて……はるか…んっ!…ち、ちがっ……あっ」
春香は濡れた下着の上から私のアソコを弄る。割れ目を指がなぞっている。
「ほら…感じてるんでしょ?おしっこ漏らして、感じてるんでしょ?」
「そんな……ぁんっ!…やめ、て…はるか……ひゃっ!…汚いよぉ…」
春香の顔には艶めいた笑みが浮かんでいる。アソコを撫でる手の動きが速くなった。
「…あっ!あぁっ!……は、るかぁ……やぁっ…!」
「アツコのパンツ、おしっこで黄色くなってるよ…」
「やぁ…言わないでぇ……!」
私の思考は恍惚感と背徳心に支配され、抵抗することができない。私はスカートをたくし上げたまま動けなかった。
「すごい……ふふ、可愛い…」
「みっ、見ないでぇっ!……あっ、あんっ!やっ!あうぅっ!」
春香の手は下着の中に入り込み私の陰部を包む。
467:2008/03/23(日) 10:10:38 ID:+lYEM8Cz
下着の中はいつの間にかまた温かくなっていた。アソコが熱い。体は火照っている。
「ひゃんっ!…あぁ!…はぁんっ!!」
膣口を探り当てた指が、侵入してくる。肉壁が擦られる。
「あぁんっ!だめっ、だめぇっ!はるかぁ!」
指が出し入れされる度、声を漏らしてしまう。腰に回された春香の手が、脇の辺りをまさぐる。スカートを握る手に力が入った。尿まみれのスカートに皺が寄る。半開きの口から、乱れた呼吸と甘い息が漏れた。
「あつこ…あつこ……」
「…ん、はるかぁ!あぅっ!っあん!あぁん!!」
二本になった指が膣内を掻き回す。手の平がぐりぐりと陰核を刺激する。
「あっ!はるかぁぁっ!はぁんっ!!やんっ!んうっ!んぁあああぁあぁ!!!」
体をビクンと震わせ、その場にへたりこんだ。
自分が漏らした尿の水溜まりの上で、尿だか性液だかわからないものを垂れ流した。

その後すぐ、横でオナニーし始めた春香を、私はぼんやりとした頭で眺めていた。
468:2008/03/23(日) 10:11:43 ID:+lYEM8Cz
結局、閉じ込められて一時間以上経ってから教師が私達気付き、ようやく用具室から脱出できた。
教師の横を、おもらしがバレないかとドキドキしながら通り抜けた。
私は濡れた下着のまま、家へ帰った。


それから一週間。私のおもらしは誰にもばれていなかった。

「春香、アツコ、一緒に帰ろー」
「ごめん、マキ……私今日は用事があって」
「私も今日は……」
「え〜?春香も?…もー、いいよ、一人で帰るもん!」
私は春香と目配せした。
あれから私と春香は、頻繁に用具室へ通っている。誰にも、何をやっても気付かれない。

私の日常は、あのときから一変した。
469:2008/03/23(日) 10:12:49 ID:+lYEM8Cz
以上です…失礼しますた(´・ω・)
470名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 18:23:23 ID:2q9wsJJ4
>>469GJ!
春香攻めいいね!
今度は千秋に夜這いをry
471名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 01:44:34 ID:PHCr30q4
>>469
GJ!!!
いやあ、常々思ってたんだが、ハルカ姉さまは受けと攻め両方できると思うんだ・・・

472名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 18:02:30 ID:fH4lQQKU
>>469
GJ
473名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 21:04:17 ID:SO8Ej9ZX
これは良いエロス
アツコとアソコはよく似てる
474名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 23:15:03 ID:9RU92+aK
>>473が世紀の大発見をなさった!
475名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 23:19:28 ID:Nv8EZT7o
アッコともよく似てる
476名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 00:57:33 ID:HAUVqSIL
ttp://tomihero.com/tiakitoharukanoyuribanzai.jpg
甜菜
すごく・・・濃厚です
477名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 01:59:47 ID:eUSysNDa
>>476GJ!
478名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 03:44:43 ID:4bcLrJa5
トウマ×マキがいいです><
479名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 21:02:19 ID:fddMKsjK
>>478
どういうあれで持っていくのかが分からないので
詳しくここに書くんだ!
480名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 21:41:40 ID:g35LJjct
投下しますです。
ちょっと喉を潤す程度で読んでくれれば嬉しいです。

日記口調に対しての意見や質問は受け付けませんのであしからず。
481ハルカさんの日記 〜知らぬが仏〜:2008/03/25(火) 21:45:11 ID:g35LJjct
×月△日
いつもより遅くに学校から帰ってきたらカナとチアキが晩ご飯を作ってくれたみたい。
何だかんだ言って、2人は仲がいいのよね。私には分かってます。

×月×日
夜中にちょっと目が覚めちゃったから台所でお水を飲む。
そして私の部屋に戻ろうと思ったらカナの部屋から何か聞こえたの。
カナの寝言………かしら?

×月☆日
なんだか分からないけど今朝のカナとチアキが顔も赤いし少しボーっとしてたの。
『2人とも、風邪でもひいたの?』って聞いたけど違うみたい。
少し気になるけど………大丈夫ならいいのよ。うん。

×月*日
今日は私とチアキだけ学校はお休み。
朝、カナは『不公平じゃないか』とか言ってたんだし
労ってあげる為にチアキと一緒にナタデココのヨーグルトゼリーを作ることに。

ところで冷蔵庫でゼリーを固めてる間、チアキの姿が見えないと思ったらカナの部屋にいたの。
ふふ………チアキったらカナが帰ってくるのが待ち遠しかったのね。
482ハルカさんの日記 〜知らぬが仏〜:2008/03/25(火) 21:47:02 ID:g35LJjct
×月¥日
今日はまたカナがチアキにキスしてたの。
した後に注意したけど姉妹でそんな事は………その………
ええ、ダメよ………うん。
な、何だか書いてて恥ずかしくなってきちゃったわ。
もう寝ましょう………

×月#日
今朝のチアキは足取りが何だかフラフラしてたわ。
眠かったのかしら?。
あ。そう言えばチアキとカナの首筋に蚊が刺した痕を見つけたのよ。
少し発生が早いと思うけど………蚊取り線香、戸棚にあったかしら。

〇月・日
忙しくて日記の間が抜けちゃったわ。
でもこれからはまた今まで通りに書いていけるわ。

時に最近、カナとチアキが本当に仲がいいの。
寝るときはいつもチアキがカナと一緒に寝るしケンカもほぼ、無くなったわ。

仲がいいって本当にいいわねぇ………
さて………明日もまた私達が笑っていられますように。お休みなさい。
483名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 21:48:43 ID:g35LJjct
以上ー。以上ー。
何をしていたかは想像にお任せですヨ。
484名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 21:56:07 ID:HAUVqSIL
>>483 GJJ!
おかし・・・ええ、お菓子作りですね。
わかります。
485名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 23:27:58 ID:eUSysNDa
>>483GJ!
春香姉さまは実は何をしてたのか知ってたんじゃ…
486名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 00:00:19 ID:mSzbjxQt
そりゃあそうだろう
可愛い妹たちが自分抜きで楽しんでいた事実を認めたくないのさ
487名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 15:03:47 ID:Xtq2mYE1
488名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 18:36:34 ID:VUFVkfly
>>487GJ!
な、何がヒドイ落書きだよー
上手すぎるだろ!
489名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 19:43:14 ID:2grTEOf6
>>487
千秋のホイップが変だが、表情はいいぞ。
490名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 02:29:01 ID:J5x+jwUE
(*´Д`)ハァッハァッハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
491名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 14:49:24 ID:lzdPnzBg
今更過ぎだが花見の回みた

泣き上戸トウマ可愛すぎww
チアキーチアキーわろた
492名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 16:37:46 ID:1yRGBzya
冬馬×千秋の流れに乗って、SS投下させてもらいます。
ただただ甘くてラブラブしてるだけのものですが、よければお付き合いください。

493LESSON 5:2008/03/28(金) 16:40:45 ID:1yRGBzya
「頼む!宿題手伝ってくれ!」
一緒に帰ろうと合流した冬馬の開口一番の言葉。

「お前、もっと他に言う事がないのか?」
「だって宿題いっぱい出たんだもん」
山程出た宿題を嘆きながら
頭を抱えて唸る冬馬を見て千秋は小さく溜め息を吐いた。

「仕方ないな、帰りにうちへ寄って行け」
「教えてくれるのか!?ありがとう!恩に切るぜ!」
千秋の言葉に手の平を返した様に立ち直る冬馬。
「…お前、最近カナにちょっと似てきたな」
ぼそっと呟いた千秋の言葉も、気を取り直した冬馬には聞こえていないようだった。



「ほらさっさとノート開け」
家に着くと千秋は早速冬馬に勉強する空間を作るよう促す。
コタツ机に教科書やらノートやらを広げて、安堵の表情を浮かべる冬馬。

「なんだその期待顔は」
「え、今から教えてくれるんだろ?」
そう言って冬馬は教科書を指差す。

「誰も答えを教えるとは言ってないだろう」
その言葉に冬馬は表情を一転させ、疑問たっぷりの顔で千秋を見た。

「じゃあ何教えてくれるんだよ」
「解き方だ」
ぴしゃりと言い放った千秋に冬馬はぽかんと口を開ける。

「その為にはまずお前がどこまで出来るかをわかる必要がある」
そう言って千秋は教科書のとある問題を指差した。
494LESSON 5:2008/03/28(金) 16:42:52 ID:1yRGBzya
「まずはこれくらいから始めるといい」
「え、あ、あのさ…これは宿題と関係ないよな?」
「近い将来関係するだろう」
さぁ、とっとと解きやがれ、と言わんばかりの顔の千秋に
冬馬の表情は苦いものに変わる。

「あのさ、時間ないから今日は…」
「やれ」
有無を言わせぬ千秋の言葉に食い下がった冬馬は
しぶしぶ鉛筆を取り出し教科書と睨み合いを始める。

その様子を見た千秋はベランダの近くの柱にもたれ
側に置いてあるクマのぬいぐるみのふじおかを捕まえる。

「わからなくてもとりあえず考えろ」
まるで鬼だと冬馬は思ったが
今は突っ込んでる時間も惜しいので気は乗らないが問題へと取り掛かった。


なんとなく、うろ覚えの公式を使いながら問題を解いていく。
あぁ、案外出来るもんだなと思いながら冬馬はノートへ鉛筆を走らせた。

だが、問題が進むにつれて難易度が上がり
とうとううろ覚えの方程式では行き詰まってしまう。


もはやここまでだな…


そう思った冬馬は教科書に目を落としたまま『先生』へ助けを求める。

「なぁ、この計算どーすんだ?」
しかし返事はない。
495LESSON 5:2008/03/28(金) 16:45:49 ID:1yRGBzya
…あれ?

不思議に思った冬馬が顔を上げると
ベランダから差し込むやわらかな陽射しに包まれながら千秋は眠りに入っていた。
投げ出した脚の上にふじおかを乗せ、両手を沿えながら
小さな身体を規則正しく上下させている。
その姿はまるで眠り姫を思わせた。

その可愛らしい寝顔に冬馬は視線を奪われ、目を離す事が出来ない。
今まで一緒に昼寝したり泊まったりして千秋の寝顔は何度も見ているはずなのに
どうしてこんなに心がうるさく暴れるんだろう。

そんな事を考えているとかくん、と千秋の身体が揺れた。
冬馬はびっくりして思わず目線を逸らした。
自分が何か悪い事をしているような気分になって。
広げられたノートの上に乗せたあごを引きながら、目だけで千秋の様子を伺う。
相変わらず気持ち良さげに眠っていた。


…そんな顔で寝られたら…オレ…

そう思い始めた頃には冬馬もまた夢の中へと片足を踏み入れていた。

だって、わからない、し…しゅくだ、い…いっぱい、だけ、ど…

そう理由付けをしてから冬馬はゆっくりと夢の中へ旅立った。


部屋はしんと静まり返って、物音一つも聞こえない。
そのせいか外で遊ぶ子供達の楽しそうな声がいつもよりよく聞こえて
窓辺で居眠っていた千秋を目覚めさせた。
496LESSON 5:2008/03/28(金) 16:49:28 ID:1yRGBzya
「…ん…?」
すぐには開けられない目をしょぼしょぼさせながらコタツ机に目をやると
教科書やノートを開いたままで冬馬が机に突っ伏していた。
見たままの通り、どうやら眠っているようだ。

…何故こいつは眠っているんだ?

起き抜けの頭に浮かんだ疑問を解決しようと導き出した答えは
すぴすぴと寝息を立てる冬馬に向かって
膝の上のふじおかを投げ付けるという事だった。

ぽすっ。

見事冬馬の頭にヒットしたふじおかはそのまま机の上へと着地する。

「んー…なん、だよ…」
ふじおかが当たった部分を押さえながら
冬馬はゆっくりと身体を起こした。

「それはこっちのセリフだバカ野郎」
すっかり目も頭も冴えた千秋と対照的にまだぼーっとしている冬馬。
「お前何故居眠りなんかしてるんだ」
「え…あぁ、つい…」
冬馬の言葉に千秋はむっとした顔を見せる。

「居眠りしてたぐらいなんだから、ちゃんと終わってるんだろうな」
そう言って千秋は四つん這いになりながら冬馬の側へと近寄った。
「へっ?あ、あの、それは…」
ノートを隠そうとする冬馬より早く、千秋がそれを奪い取った。
そして素早くノートに目を通す。

「…全然終わってないぞ」
「いや、だからわからなくて、チアキに聞こうとしたら…」
「…少しは努力しろと言っただろう」
そう言って千秋はノートを机へと放り出した。
「努力しても無理だった…」
がくりと頭を落とす冬馬に千秋は溜め息を吐く。
497LESSON 5:2008/03/28(金) 16:53:37 ID:1yRGBzya
「どこがわからないのかがわからないと教えようがないだろうとさっき言ったはずだが」
「…ごめん」
千秋の言葉に冬馬はしょんぼりと肩を落とす。
そんな冬馬を見ながら千秋はすっと手を差し出した。

「教科書を貸せ」
「え?」
「さっさとよこせ」
千秋の言葉に冬馬は机に置いてあった教科書を取った。
そしてそれを手渡すと千秋はぱらぱらとページをめくる。

「チアキ?」
「わからないのなら、わかるまで教えてやる」
ありがたく思え。
そう言って千秋は冬馬の隣に寄り添うように座り直した。

「…なぁチアキ」
「何だ?」
「…ち、ちょっと近くないか」
千秋と冬馬の距離はほとんど無くて、肩や腕が触れ合うほどだ。
「教えてもらうのにこれくらいの代償なら安いものだろう」
そう言って千秋は更に冬馬にぺったりと身体を寄せる。

「あー…」
「時間がないんだろう、さっさと始めるぞ」
そう言って千秋はペンケースから鉛筆を取り出した。


先程まで窓辺で太陽の陽射しをいっぱいに吸い込んだ千秋の身体は
どことなくあったかい気がした。
そしてそれとは別に冬馬の身体は段々と熱を帯びていく。

「…案外積極的なんだな」
「何がだ?」
「い、いや、何でもない…」

付き合い始めてからわかる事もあるんだなと
身体に帯びる熱を感じながら冬馬はこっそりと思う。
しかしその熱さのせいで千秋の指導の内容はほとんど覚えていなかった。

後日、同じ事を聞いてふじおかを投げ付けられたのは言うまでもない。



―END―
498あとがき。:2008/03/28(金) 16:58:44 ID:1yRGBzya
冬馬×千秋を投下させていただきました。
今回はやや千秋が押し気味に書こうと思って、ちょっと積極的にしてみたりしました。
冬馬は男前だけど、こういう時にたじたじしてるといいww
毎度毎度この2人しか書かないので他カプが好きな人には申し訳ないです…
他もチャレンジしたいと思うのですが、ネタが浮かばず挫折してしまってorz

アニメは次が最終回ですが
漫画の方は続くのでこれからもみなみけ百合が続いていく事を願ってます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
499名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 19:51:50 ID:DeWGoraa
この二人でどんどん書いてってくださいw
500名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 21:31:47 ID:ET6sb0Dc
>>498GJ!そして乙
アニメが終わっても素敵なSS、書き続けて下さい!!
501名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 03:22:58 ID:Oa00iRvG
>>498
あなたが神ですかそうですか。
GJ過ぎてもうGJとしか言えません…
なんていうか本当にGJ!!!!
502名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 03:27:02 ID:6pmU/o9O
チアキ×カナが一番萌えるな
異論は認める
503名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 11:59:31 ID:XKVwrzje
>>502異論は無いがこれも良いのではないかな?
千秋×春香
夏奈×春香
504名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 13:40:55 ID:Oa00iRvG
最近マキが可愛い過ぎるからアツコ×マキ
505名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:00:37 ID:dTtlFzue
>>498氏の良作の次に投下するのは大分気が引けますが、
よろしくお願いします。
チアキ×ハルカですが、ハルカが全く出てきませんw
むしろほとんどマキです。おかしなSSですが、少しだけ
お付き合いください。
506名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:03:26 ID:dTtlFzue
〜〜ったく!保坂先輩ったら、急に男女合同練習とか言い出すし、なんなのあれ?
昼は昼でいきなり「なかよくなろう!」とか何とか言って迫ってくるし・・・あまりの気持ち悪さに
思わず練習サボっちゃったじゃない!アツコは怯えながらも参加したけど・・・えらいわね。
あ〜まったく、また何か気持ち悪いこと企んでるんじゃ・・・
・・・おや?校門の前に見覚えのある子が・・・
「あれ?もしかしてチアキちゃん?」
「あ、こんにちは」
どうして高校の前で突っ立ってんだろう?・・・・あ、そっか
「もしかしてハルカを待ってるの?」
「ええ、まあ・・・」
「いつも一緒に帰ってるの?」
「・・・いや、今日は一緒に帰る日じゃないけど・・・その・・・」
おやおや〜・・・下向いちゃって・・・顔に出てるよ、顔に
「ふ〜ん、お姉ちゃんが恋しいんだね〜」
チアキちゃんの体がピクンと反応する。
「お、お買い物の手伝いをしようと思っただけだよ!いつも重い荷物をハルカ姉さま1人で持って帰ってくるから!」
あー、そんなにムキにならなくても!ていうかさっきまで無表情だったのに、ハルカの話をし出したとたんに・・・
・・・かわいいなーw
「何分くらい待ってたの?今日は授業遅くまであった日なんだけど・・・」
「・・・1時間、くらい」
「え・・・?」
・・・なんたる姉妹愛・・・いやー、まあ「姉さま」って呼ぶほど慕ってるんだもんね・・・
「あの・・・ハルカ姉さまは?」
あ、そうそう、ハルカはね・・・えーと、ハルカは・・・あっ
「・・・そういえば、ハルカ今日委員会の仕事だったかも・・・」
「え・・・?」
また下を向いて、今度は悲しそうな顔を・・・
なんだか恋人から急にデートのキャンセル食らったような顔よね。あ、いやいや、さすがに恋人は・・・
・・・いや、チアキちゃんの場合は満更でも?w
「何分ぐらいで終るんだ?ハルカ姉さま今日委員会って言ってなかったのに・・・」
「なんか今日急に呼ばれたみたいよ。いつまでかかるか分からないけど・・・今日は諦めた方がいいんじゃない?」
「でも・・・」
「ほら、もう1時間も待ってるし、これ以上待ったら逆にハルカに気を使わせる事になるよ」
「・・・分かった」
なんかかわいそうだけど、仕方ないよね。
「・・・途中まで一緒に帰ろうか?」
「・・・」
・・・あれ?返事がないけど・・・いや、小さな声で「うん」って言ったよね?うん言った。・・・問題ない!

う〜ん、よくよく考えれば、チアキちゃんと二人きりってのあんまりないわね。
・・・あ〜もう結構な距離歩いたけど・・・やばい、さっきから会話が何もない。チアキちゃんは
相変わらず下向いたままだし・・・なにか・・・なにか話題を・・・!
507名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:05:13 ID:dTtlFzue
「ね、ねえチアキちゃん?」
「へ?」
「ハルカが高校でどんな感じか、聞きたくない?」
「!」
ほらほら、目の色が変わった。少しありきたりな気はするけど、これが今のベストよね!
「・・・い、いいよ別に・・・」
!なな、なんと!?
「え?・・・興味ない、の?」
「・・・そ、そうじゃないけど・・・」
うむむ、これは一体どういう・・・?あ!なるほど。
「・・・もしかして、私があることないこと適当に言ってチアキちゃんを不安にさせると思った!?」
そういえばこの前カナちゃんが言ってたっけ。私はチアキちゃんにバカサイドの人間と見なされて信用されてないって・・・。
「い、いや別にそういうわけでは・・・」
・・・なんで目をそらすかな?
「大丈夫よチアキちゃん!私はチアキちゃんの味方だから!」
「え!?」
「ハルカに近づく不審者を私がちゃんとガードしてるから!」
保坂とか保坂とか、あと保坂とか!
「ふ、不審者?もしかしてハルカ姉さまにストーカーでもついてるのか!?」
・・・あ、いやちょっと待て私!
「あ、いや・・・その、なんというか、あくまで仮定の話で・・・」
ヤバイヤバイ、保坂先輩の存在を南家の人間に認知させるのは何となくマズい気がする。

・・・・さて、最後に会話を交わしてから早数分、チアキちゃんは下向いて黙り込んだまま。
さっきの不審者話で余計気まずくなったかも・・・。
「あの・・・一つだけ聞きたい事が」
お、おや!?チアキちゃんから口を開いてくれた!
「なになに?何でも聞いてー!」
「・・・やっぱいいや」
「え・・・ええ!言ってみてよ!ほら!」
やばい、やっぱり私嫌われてる!?
「じゃ・・・じゃあ・・・」
ふぅ・・なんとか言ってくれそうな・・・
「は、ハルカ姉さまは・・・」
「う、うん・・・」
・・・ゴクリ。チアキちゃんの表情から察するに、何か真剣な話かな?
「学校で・・・」
「うん・・・」
「・・・わ、私のことなんて言ってますか?」
・・・ほほう、なるほど、大好きな姉さまが自分の知らないところで自分のことなんて言ってるか、そりゃー気になるわね。
せっかく私に質問してくれたんだから(・・・しかも珍しく敬語で)真剣に答えてあげなきゃ!
508名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:08:48 ID:dTtlFzue
「う〜ん、そうねぇ・・・チアキちゃんはよくお手伝いしてくれて、気が利いて、すごくお利口さんだって・・・こんな所かな?」
「・・・へぇ・・・そう・・・」
・・・あら?・・・お気に召さなかったカナ?
「・・・い、いやいや、まだあったわ!とっておきの!」
「へ?」
えーと・・・そんな何かを期待するような目で見られると・・・
「チアキちゃんて、ハルカの方から抱きしめられたりとか・・・そういうのされた事ある?」
「・・・あんまり・・・」
あ〜やっぱり・・・ハルカってあれだけ妹達可愛がってるくせに、そういうスキンシップはあまりしてないっぽいよね。
?いや普通しないのかな?まあいいや。
「あ、ちなみにチアキちゃんはハルカにそういう事してもらいたい?」
「当然だ!・・・あ、いや・・・」
あらあら、顔真っ赤にして・・・無用な質問だったみたいね。
「で・・・それでね、この前ハルカと抱き枕欲しいねーって話をしてたの」
「は、はあ・・・」
「・・・でね、これは絶対にチアキちゃんに言わないで、って言われたんだけど・・・」
「え・・・な、なに!?」
クク、勘の鋭いチアキちゃんのことだから話の流れでもうなんとなく分かってそうね。
「・・・それはね・・・話の終わり際にハルカがこう言ったんだけど・・・『一度でいいからチアキを抱き枕にして寝てみたいな』って!」
「なっ!!!!」
あ・・・フリーズしちゃった。話の流れが読めてても、いざ聞くとこうなっちゃうよね〜。人間って不思議。
・・・
・・

・・・ていうか、ちょっとフリーズしすぎじゃない?・・・チアキちゃんてそんなにハルカからのスキンシップに飢えてたのかしら・・・
「あ・・・大丈夫〜?チアキちゃん?」
「・・・ハッ!」
「ずっと止まってたけど、どうしちゃったの?(ニヤニヤ)」
「い・・・いや別に!」
うわぁ・・・固まってる間、いろんなこと考えちゃったのかな?今にも湯気が出そうな・・・
あ〜可愛い可愛い!私にもこんな妹欲しいな〜
「実はこれ、結構最近の話だから・・・今夜あたり、来るんじゃない?」
「ビクッ!」
ありゃあ・・・さっきまでの無表情なチアキちゃんはどこへw?・・・ちょっとからかっちゃおうw
「あれ?チアキちゃんいやなのかな?」
「そ・・・そんな・・・ハルカ姉さまにそんなことしてもらえるなんて、恐れ多いというかなんというか・・・!」
「抱き枕にされる事って恐れ多い事なの?」
「え・・・あれ?ええと・・・」
自称沈着冷静(前に自分で言ってたような)なチアキちゃんもこの時ばかりはバカになっちゃうんだね〜
本当にハルカLOVEなんだなぁ・・・
509名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:10:35 ID:dTtlFzue
「ハルカってさー」
「え?なに!?」
あれ?まだトリップしてたのかな?
「いやだから、ハルカって、チアキちゃんよりも6つも年上じゃない?」
「ええ、まあ・・・」
さっきよりか幾分落ち着いてきたか。・・・でも、本番はこれからだよ〜w
「・・・それで、そんなに年上だからかな?恥ずかしくてチアキちゃん本人の前では言えないらしいんだけど・・・」
「・・・(ゴクリ)」
唾を飲み込む音が私にまで聞こえてきたよw
「チアキちゃんをずっとぎゅっとしてたい程、好きで好きでたまらないって・・・」
「・・・・・・・」
チアキちゃんは無言で立ち止まって、しばらくするとクルッと反転して歩き出した。・・・まさか
「・・・どこへ行くの?」
「はっ、ハルカ姉さまの高校へっ!」
「あ・・・だから、委員会いつ終るか分からないから・・・」
「待つんだっ!」
「あ〜、ちょっと、走ったら危ないよ!」
「ハルカ姉さまのためなら何日でも!!!」
「あ〜もう!」
・・・ふう、なんとか引き止めたけど・・・ちょっと調子に乗りすぎちゃったかな。

・・・あら、いつの間にかこんな所まで来てたみたい。
「じゃあチアキちゃん、私はここで」
「へ?・・・あぁ、さよなら」
大分落ち着いたみたいで、普段のチアキちゃんに戻ってた。
「フフ・・・今夜あたり・・・」
「う、うるさいよこの野郎!」
なっ!6つも年上、しかもレディーに向かって野郎って・・・まあ、かわいいから許してあげるけど・・・
「じゃ、じゃあね」
「さよなら」

510名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:11:36 ID:dTtlFzue
・・・挨拶の後、なぜだか知らないけどしばらくチアキちゃんの後姿を見ていた。チアキちゃんの足取りはまるで
期待に胸躍らせてるかのように生き生きと・・・してないわね。至って平静。・・・まあでも今頃チアキちゃんの頭の中は
ハルカの妄想でいっぱいなのかもね。・・・いやいや、さすがにそこまでは!?・・でも、そう思うとなんだか
あの普通の後姿でさえすごく可愛く見えてくるって言うか・・・。
あ〜やっぱり私にもああいう妹欲しいな〜〜!妹抱き枕にして寝たい!
・・・って、ちょっと待て私・・・。
・・・
・・

ごめんチアキちゃん!ちょっと調子に乗ってしまいました!いや・・・なんと言うか・・・
『一度でいいからチアキを抱き枕にして寝てみたい』ってハルカが言ったって伝えたけど・・・あれ正確には
『そういえばチアキちゃんって抱き枕にちょうどいいサイズね』ってことなのよね・・・。
うん、そう、しかもそれ言ったのハルカじゃなくて・・・私なんだよね!アハハ!・・・
・・・え〜と・・・うん、まあ、あれだ・・・問題ない!その話題が最近のって部分は本当だしね!

・・・ハァ・・・私ってやっぱり、チアキちゃんの言う通りバカなのかな・・・

終わり?
511名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:16:11 ID:dTtlFzue
すいません、なんか単なるマキのチアキ萌えSS見たいですね。
ちょっと暴走させすぎたかもしれません。
512名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 17:04:17 ID:D3rjLSvR
GJ 
千秋かわいすぎて鼻血でそう。
夜、枕持って春香の寝室の扉を叩く千秋が目に浮かぶよ。

俺も千秋でなんか書くか
513名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 17:18:03 ID:LCQY/6cS
>>511GJ!
千秋、可愛いすぎるだろ
てかマキ×千秋を読みたくなった!
514名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 23:56:08 ID:ag2tPJGI
ええい!チアカナはまだか!
515名無しさん@秘密の花園:2008/03/30(日) 03:21:44 ID:E3ECWQrD
>>511
超ぐっじょーぶ!!
萌えた、萌え尽きたよ……
いいねぇ(*´`)マキがメインってのが斬新w
516名無しさん@秘密の花園:2008/03/31(月) 01:51:16 ID:j/+4+y1ji
速水先輩が受けに回る事などあるのだろうか
517名無しさん@秘密の花園:2008/03/31(月) 02:26:56 ID:QgYQLgD5
ハルカを切れさせて策士策に溺れる状態にするとか・・・?
518名無しさん@秘密の花園:2008/03/31(月) 15:18:13 ID:7Biz4HNV
今週の原作読んだ。
ハルカのナツキを見る目が
「私の元カノになにしてくれてんの?」
って感じに見えた俺は多分重症。
新キャラかわいいよ新キャラ
519名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 01:16:26 ID:attE1c8U
>>503
俺は君と握手をしたい
520名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 02:00:47 ID:YkS0q+zx
>>503ではないが、ハルカスキーの私ともぜひ握手を
521名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 03:56:29 ID:iHgmzTmK
色々あったおかわりだったけど最終回のおかげで別にいいやと思えてきた不思議
千秋も夏奈もどれだけ春香好きなんだと

あと、「『さようならドラえもん』だよなあこれ」と思っていたのは自分だけでいい
522名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 05:57:01 ID:S7vO0BKm
冬馬が千秋に恋をした
下手くそな物を考えたのですが 
投下してもいいですか?
523レズばばあ:2008/04/01(火) 05:57:49 ID:CPHTo9Og
ダメです。
やめてください。
524名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 06:18:05 ID:S7vO0BKm
出たよ
レズはばぁが
気持ちわりぃ( ̄〜 ̄)ξ
525レズババア:2008/04/01(火) 06:37:31 ID:CPHTo9Og
キモチいいよ。
今晩どう?
526名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 07:18:11 ID:S7vO0BKm
知るか!カス!
527名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 07:22:38 ID:lgghspZd
最終回カナが千秋の布団にもぐりこんだとき
キタコレ! て感じだった。
528名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 07:30:38 ID:S7vO0BKm
最後の千秋と夏奈が春香に抱きつく所がよかったゼ!
なぜあそこで経験値上昇中☆が流れたのかわかんない
529名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 08:57:30 ID:moMRUosZ
>522
どんなカップリングであろうと、ここの住人なら素早く適応して萌えることができるだろうよw
遠慮するこた無いからガンガンいっちゃってくれ
530名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 09:00:30 ID:S7vO0BKm
わかりました
それではいきます!
531冬馬が千秋に恋をした:2008/04/01(火) 09:06:45 ID:S7vO0BKm
朝の登校時に千秋に会った
冬「お、おはよう」
千「おはよう」
冬馬は勇気をだして
ドキドキしながら千秋の手をつないだ
千秋は普段しないことをいきなりされたので
千「な、なんだいきなり!」
冬「い、いや別に」
千「なら放せ!」
怒り口調で去っていった
冬馬はガックリ肩を落とした

その日のこと

「千秋サイド」
まったく冬馬のやろう
いきなり手をつないで きやがって!そのせいで勉強が身にはいらんではないか!

「冬馬サイド」
冬「あ〜 オレ、千秋に嫌われちゃったかな―?」
そんなことを一人でつぶやいていると
「そんなわけないだろう バカ野郎」
うしろから声が聞こえたので後ろを振り返ると
千秋が立っていた
千「話しがある ちょっとこい!」
冬「え?あぁ」
千秋は人気のない校舎裏に冬馬をつれていった

千「冬馬!お前があんなことするからまったく勉強が身にはいらんではないか!」
冬「はぁ?なんで俺がそんなことが俺のせいなんだよ!」
千秋は頬を赤くしながら千「朝の登校時あんなこ  とするから」
冬馬は、はっとした
冬「まさか俺のことがスキになっ・・・・」
千「それ以上言うなバカ野郎!」
千秋は手に持っていた何かを冬馬に投げつけた
冬「いってぇー!     なにすんだよ!」
その瞬間
千秋は冬馬の唇に軽くキスをした
千秋の唇は甘い味がする
千「朝のお礼だ      ありがたく受け取れ  !」
そう言うと千秋は颯爽と去っていった
冬「千秋・・・・・」
一人残った校舎裏で
冬「千秋・・スキだよ」
冬馬と千秋の恋は始まった

‐つづく‐
532冬馬が千秋に恋をしたあとがき:2008/04/01(火) 09:10:36 ID:S7vO0BKm
勢いでかいてしまいました
スイマセンm(_ _)m
つづきも頑張って書きますのでよろしくお願いします 
533冬馬が千秋に恋をした:2008/04/01(火) 09:17:01 ID:S7vO0BKm
>>530の次にこの話です
ある日の学校での事である

冬馬は授業中の教室でボーッと一人の女子のとを考えていた
その女子の名前は南千秋
冬馬は最近になってから千秋のことばかり考えていた
冬「なんで最近、千秋のことばかり考えているんだ?」
一人でそうつぶやいていた

休み時間

廊下を歩いていると千秋を見つけた
冬馬は千秋を見つけると心がドキッとした
冬「なんだろう、
  この気持ち・・・」その日、冬馬は自分の家に帰ってから千秋たちの家に行こうと思ったがどうしても千秋のことを考えてしまい行くことが出来なかった

翌日

校門前で
千「おはよう」
冬馬はまたドキッとした冬「・・・・・・」
千「おい!冬馬」
冬「・・・・・・」
千「お前最近へんだぞ」冬馬は焦り口調で
冬「い、いやそんなことないって!」
少し間を置いて
千「それならいい」
千秋の去っていく後ろ姿を見ながら
冬「千秋・・・・・」

その日、自分の部屋に閉じこもり、千秋のことを思い浮かべた
どうしようもないこの想い
冬「千秋はオレに全く感心がないだろうな・・」冬馬はその日は千秋のことを考えずに寝た
その日、冬馬は自分から1歩踏み出そうと決意した

534冬馬が千秋に恋をしたあとがき弐:2008/04/01(火) 09:19:31 ID:S7vO0BKm
もっとうまく書けるように勉強します(泣)
535名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 09:23:31 ID:FktuBSfL
いいねいいねー。
536名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 16:16:28 ID:jVWHh0fV
大丈夫!熱意は伝わってくるから
続き待ってます
537名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 18:12:52 ID:AC1284fO
いいよいいよ
538名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 20:18:21 ID:y8ZA57IJ
続きまってますw
すばらしいですww
539名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 00:20:55 ID:4BrmRiFB
さっき冬馬]千秋を投下した者です
つづき書いたんで
みてください
展開が少々強引かもしれませんが
540名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 00:26:06 ID:vG8OgGZp
リアルタイムktkr
後、一応sageた方がいいと思います。
541名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 02:31:00 ID:ealHBPdf
>>540
リアルタイムではないだろww
542名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 02:31:22 ID:ealHBPdf
ごめん間違えた
543名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 04:03:03 ID:4BrmRiFB
エラーで長文書き込めないです( ̄□ ̄;)!!
544名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 04:03:42 ID:4BrmRiFB

ある日のみなみけ

千秋はリビングのテーブルに突っ伏していた
千「冬馬・・・・・」

千秋は頭の中で冬馬の事を考えていた
あの時、自分が冬馬にキスしたときの事も
545冬馬と千秋は恋をする:2008/04/02(水) 04:04:44 ID:4BrmRiFB

別のみなみけ(冬馬の家)

もちろんのことながら
冬馬も千秋のことを考えていた

冬馬もあの時に千秋にキスされた事を考えていた冬「千秋・・・・・」
どうしようもないこの想い
千秋本人に伝えるべきか冬馬は迷った
もし告白に失敗したら・・・・
いやそんな事はない千秋ならちゃんとスキと言ってくれるはずだ!

冬馬はそのまま寝てしまった
546冬馬と千秋は恋をする:2008/04/02(水) 04:06:00 ID:4BrmRiFB
翌日
朝は千秋に会わなかった
休み時間に廊下をあると見知らぬ男子生徒に
男「南さん、ちょといい?」
冬「あ?あぁ」
冬馬は男子生徒にどこかに連れられて

少し間をおいて

男「南さん、僕はあなたの事がスキです!」
・・・・・・・・・・
冬馬はいきなりの告白に驚いた 
冬「えええぇ―っ!!」男「南さんの、その、カッコいい所がスキです」冬馬は思った
女子ならともかく・・・はっ!女子?

冬馬は千秋の事が浮かんだ

冬「ごめん!俺には他にスキな奴がいるんだ!」冬馬はその場を去っていった

千「・・・・・・・・」
547冬馬と千秋は恋をする:2008/04/02(水) 04:17:02 ID:4BrmRiFB

放課後(下校時)

たまたま昇降口で会った冬馬と千秋は一緒に帰る事にした

千「おい!冬馬」
冬「なんだ?千秋」
千「さっき一緒にいた男子生徒に何された?」
冬「・・はく・・た」
千「はぁ?なんだ、聞こえないぞ」
冬「だから!告白されたんだよ!」
千「!!」
千「な、なんでお前なんかが」
冬「お前なんかとはどういう事だ!俺だって女なんだぞ!」
千「私の弟だろうが!バカ野郎!」
冬「・・・・・・・」
冬「なぁ、千秋」
冬「千秋は俺の事をどう思っているんだ?」
548冬馬と千秋は恋をする:2008/04/02(水) 04:18:37 ID:4BrmRiFB
千「・・・・・・・」
千「・・・・スキだ」
冬「!!・・・千秋」
冬「・・・・・・・」
冬「俺もスキだ」
冬馬は千秋の唇を自分の方に向けさせるとキスをした
千秋は突然の出来事に少し驚いた
冬「千秋、大好きだよ」
千「私も大好きだぞ」

そのキスしていた時間は長いようで短かった

こうして冬馬と千秋は
お互いに結ばれた

冬「千秋、本当に大好きだよ」

‐つづく‐
549冬馬と千秋は恋をするあとがき:2008/04/02(水) 04:21:27 ID:4BrmRiFB
投下するとか言ってから時間がたってしまって
スミマセンm(_ _)m

本当に展開が少し強引だったかもしれません
また、頑張って書きますのでよろしくお願いします
550名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 05:04:52 ID:cVsZ6YwP


次はもうちょっと2人の心理描写とか欲しいかも。
まあ練習の場だと思って精進してくださいよ、そしてもっと萌えさせてくれ
551名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 05:34:36 ID:EEFfcLHt
>>549本当に乙です!

初々しい二人がよかったよー
552名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 11:25:22 ID:DHywLiVf
>>549
乙!!
トウマとチアキはええわあ、ほんまに…w
553:2008/04/02(水) 21:16:19 ID:31KD+SxU
千秋と内田でつくってみますた(´・ω・)

どんなもんかな…
とりあえず投下
554:2008/04/02(水) 21:17:37 ID:31KD+SxU
『恋暮』


それは、憧れに近い恋。

いつからだろう、気付くとあの人を目で追っていた。

同い年なのに、何処か大人びた、何処か憂いを秘めた彼女。

…私の、王子さま…

内田の胸の中、彼女への想いは膨らんでいった。


ある日の放課後、内田は教室で遅くまで残っていた彼女――南千秋の姿を認めた。

夕日に照る千秋の髪は、薄橙色に染まっていた。
家系のせいか色素が薄く、ブロンドに近いサラサラの長髪が、内田の中の王子のイメージに、より結び付いた。

週に何度かの、千秋と一緒の帰り道。内田にとって、それが唯一二人きりになれる時間だった。

「千秋ーっ!一緒にかえろ…」
呼び掛けようとして、思い止まる。
「…あれ、誰…?」
千秋は一人ではなかった。隣に一人、知らない男の子。
二人は何やら楽しげに言葉を交していた。

「千秋…笑ってる」
内田の胸が、ちくりと痛む。

…分かっていた。
千秋は…自分だけの王子さまじゃないこと。

内田は教室に背を向けると、足早にその場を去った。

きっとこのまま見ていたら、泣いてしまいそうだったから…
555:2008/04/02(水) 21:18:45 ID:31KD+SxU
千秋と一緒だったはずの帰り道。
内田は一人、とぼとぼと歩いていた。
背から差す夕日が、正面に細長い影を落とす。

「千秋…」
王子の名を呟いた。
心の中では何度も繰り返された名前。
いざ声に出してしまうと、切なさで胸が締め付けられる。

…変だよね、女の子同士で恋なんて…

叶わないことは分かっている。
それでも、内田は捨てきれなかった。
いつか自分に振り向いてくれるのでは、という淡い期待を。

家に帰っても、考えるのは千秋のこと。
ここ暫くは、ずっとそうだった。

内田はベッドに潜り、下着の中に手を入れた。

「あっ…」

千秋を想って自分で慰める。
胸の小さな膨らみに手を這わす。固く痼った乳首を摘んだ。

「んぁ…」

声が漏れないよう、枕に顔を押し付ける。
シーツを握り締めた。

「んん……っ…!」


内田の体が、びくん、と震える。
仰向けになり、荒い息を吐く。

「はぁ、はぁ……千秋…」
視界が潤んだ。

もし許されるならば、その髪に、頬に、唇に…千秋の体に、触れてみたい。
自分の体が、これほど熱いことを、千秋に知って欲しい。

…千秋、ごめんね…

愛情と、切なさと、罪悪感で、心が張り裂けそうだった。
556:2008/04/02(水) 21:20:11 ID:31KD+SxU
翌日。
内田はこの日一日中、千秋を避けるようにした。

千秋を想って、一人でしてしまった。
千秋に合わせる顔がない。

…もう、忘れよう。

どうせ叶わない恋。
胸の苦しさは、時と共に薄れていくだろう。


「内田」

背後からの声に、内田は驚いて飛び上がる。

「千秋…」
「昨日は悪かったな。ちょっと用事があったから」

昨日、千秋と一緒にいた男の子を思い出した。

「う、ううん!全然気にしてないよ!」

嘘。
本当は自分以外の人と楽しそうにしているのを見ると、とても辛かった。

「じゃあ何で、私を避けるんだ?」

「そんな、こと…」

…言える訳ないよ…

千秋は内田をじっと見つめたまま、
「今日は大丈夫だから。一緒に帰ろう」

内田は俯いて、小さく頷いた。
557:2008/04/02(水) 21:21:33 ID:31KD+SxU
千秋と一緒の帰り道。

内田は、千秋の少し後ろを歩いている。

自分の想いは、絶対に届かない。

あれほど楽しかった二人だけの帰り道が、今は苦痛でしかなかった。


突然、千秋が立ち止まった。
内田の足も止まる。

「内田、私何かしたか?」
「べ、別に…」
「嘘だ」
「…」

夕日を背にして立つ千秋の表情は、逆光で内田にはよく見えないが、声色から怒っていることはわかった。

「私には言えないことなのか…?」
「…うん…」
「…どうしても?」

堪らず俯いた。
千秋の気遣いが、内田には辛いだけだった。

「お前の力になりたいんだよ…!」
「無理だよ…」
「どうして!」

顔を上げる。

「だって…!」

胸の底から、押さえ付けていた感情が沸き上がってくる。
決して報われることの無い、残酷な愛。
言ってしまうと、もう後には戻れない気がする。

それでも。

「…だって、私はあなたのことが好きだから!」

内田の中から溢れ出した想いは、頬を伝いこぼれ落ちる。

「内田…」
「…別に千秋は悪い訳じゃない…でも、この気持ちはどうにもならないの!」

千秋は、呆気にとられたような表情をしていた。
558:2008/04/02(水) 21:22:52 ID:31KD+SxU
「内田…」
「軽蔑したよね…自分でも変だって思うもん…」

「…私も好きだよ」

「違うの…!そういう好きじゃないの…!」
友達の好きとは訳が違う。

「違わないよ」

千秋の指が、内田の涙をそっと掬った。

「…え…?」

「私も好きだ、内田のこと」

内田を真っ直ぐ見つめる瞳が、冗談ではないことを証明していた。

「驚いたんだ…私だけじゃないって」

千秋の顔に浮かんでいたのは、優しい笑み。

「でも、私…」

ふと、唇に柔らかい感触。
驚きのあまり、目を閉じるのも忘れた。

瞳から、新たに涙が溢れた。
先程とは違う意味の涙が。

――初めての、口付け。


唇はゆっくりと離れ、そしてまた、何度も求め合った。

……大好き……



黄昏の帰り道、二人の少女。
溢れた想いは、涙となって心を結ぶ。

「…手、繋いでいい?」
「…うん」

夕日が落とす二つの影は、重なって、混ざり合った。
559:2008/04/02(水) 21:23:37 ID:31KD+SxU
以上です。

また何かつくったら投下しにきます。
560名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 21:37:05 ID:cVsZ6YwP
内田ならバカみたいに突っ走っていきそうだけど、女の子らしい恋心でニヤニヤ
561名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 21:44:42 ID:4BrmRiFB
本当に遅くなりましたが>551 >552
562名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 21:47:41 ID:4BrmRiFB
>561
ミスりましたm(_ _)m
本当に遅くなりましたが >551さん >552さん
見ていただき本当にありがとうございます
次回作もよろしくお願いします
563名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 21:55:11 ID:EEFfcLHt
>>559GJ!ニヤニヤしながら読んでしまったw


>>562待ってるよー
564名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 00:02:43 ID:GMvzhet+
GJ
綺麗に終わったな。
内田だから、最後なんかやらかすかと思ったよ。
565名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 05:20:54 ID:FkneuZFd
また冬馬X千秋を作ったので見てください
566名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 05:22:21 ID:FkneuZFd

ある日のみなみけ

春「じゃあ千秋、留守番よろしくね」
千「いってらっしゃいませ、春香姉さま」

今日はアツコ先輩の家で勉強会が開かれるそうで春香姉さまはそれに参加するそうでそのまま泊まってくると言って家を出ていった

バカ野郎の夏奈は内田の家に泊まりに行くと言いだして家をでていきやがった

一人になった千秋は
千「・・・・・・・・」千「・・冬馬を呼ぶか」
567初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:23:54 ID:FkneuZFd

‐30分後‐

ピーンポーン

ガチャ
千「冬馬、よく来たな」冬「兄貴たちの目を盗んでくるのが大変だったぜ」
千「まぁ上がれ」
千秋の顔からは少し笑みがこぼれた

リビングにて

冬「・・・・・・・・」千「・・・・・・・・」
568初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:26:31 ID:FkneuZFd

しばらくして

ピリリリリ・・

↑電話の鳴る音

ガチャ

千「はい、南です」

千「冬馬ならうちの家にいますけど」

千「はい、はい、わかりました」

ガチャ

569初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:28:28 ID:FkneuZFd
千「おまえの兄貴からだ今日はここに泊めさせてくれだと」

冬「えぇっ!オレ、なにも持ってきてないぞ」

冬「しかもバレてたし」

千「心配するな 私のを貸してやる」

冬馬は少し考えて

冬「でも、千秋のパジャマって胸の辺りが・・」
570初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:30:08 ID:FkneuZFd
その時だった

冬馬の視界に熊のぬいぐるみらしき物が猛スピードでつっこんでくるのが見えた そして命中

ドカッ

冬「あうっ!」

バタッ

冬馬はそのまま後ろに倒れたがすぐに復活した
571初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:32:29 ID:FkneuZFd
冬「なにすんだ千秋!」

千「お前が余計なことを言うからだろうが!」

千「せっかく私が好意でパジャマを貸してやろうというのに」

冬「・・・わかったよ」

と言いつつ
千秋は自分より大きい冬馬の胸を見つめていた
572初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:33:50 ID:FkneuZFd
冬「な、なんだよ」

千「えいっ!」

千秋は冬馬の胸を揉んでみた

冬馬は少し嫌がった  

冬「うぉっ!やめろ!」
そう言うと冬馬はさっさと立ち上がり

「風呂に入ってくる  着替えよろしくな」

と言って風呂場へと向かった

573初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:37:02 ID:FkneuZFd

風呂場

カポーン

冬「いやー風呂はいいなぁ」

千「冬馬、ここに着替え置いとくぞ」

冬「おぉ、サンキュ」

千「・・・・・・・」

574初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:38:11 ID:FkneuZFd

しばらくして

ガラッ

↑ドアを開ける音

冬馬は風呂場を出た

冬「ふぃ〜」

冬「って、おいっ!何立ってんだ千秋!」

千「・・・何でもない」
冬「しかし、千秋のパジャマは胸がきついな」

千「黙って着ろ!」

パコーン!

575初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:39:39 ID:FkneuZFd

リビング

冬「あ、千秋 風呂でたか」

千「何をしている」

千「そろそろベッドに入るぞ」

冬「はぁ?まだ八時半だぞ!」

千「黙れ それと夏奈の布団で寝るか?それとも私と一緒に寝るか?」

冬「うーん・・・」

冬「寒いから千秋と一緒に寝る」
そう言われた千秋はちょっと嬉しそうだった
576初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:41:15 ID:FkneuZFd

千秋のベッドの上

冬「うぅー 寒いぞ千秋」

千「黙れ 寒いなら夏奈のベッドから布団を持ってこい」

冬「めんどくさい だったら千秋がオレを暖めろよ」

千「いいだろう 私の力をみくびるでない」

ギュッ

冬「千秋はあったかいー」
577初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:43:53 ID:FkneuZFd
冬馬は思った
せっかく千秋がオレを暖めてくれてるんだ
オレも千秋を暖めてやらないとな

実際、千秋も寒そうだ

冬「千秋」

千「なんだ?」

ギュッ

冬「二人で抱きしめあえば、すぐに暖かくなるよ」

578初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:46:21 ID:FkneuZFd
千秋はとてもうれしかった

なんてったって大好きな人に抱きしめたられたから

(冬馬サイド)

こんなに千秋が近くにいる

もっと千秋と一緒になりたい

(千秋サイド)

冬馬は春香姉さまのように暖かい

もっと甘えたい

千秋はそう思った
579初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:48:29 ID:FkneuZFd
千「冬馬」

冬「なんだ?千秋」

千「キスしてもいいか?」

冬「大好きな千秋ならいいよ」

そう言われるとよろこんで千秋は冬馬の唇にキスをした

冬馬はもっと千秋がスキになったらしく

冬「ありがとう 千秋」
と言ってもっと千秋をギュッと強く抱きしめた

二人はそのまま互いの暖かさで寝てしまった
580初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:52:07 ID:FkneuZFd

翌日

冬馬の方が先に目覚めた
いつもより早く寝たからだろう

千秋のかわいい寝顔を見ながら

冬「千秋、本当に大好きだよ」

チュッ

冬馬は千秋をまた強く抱きしめた
581初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:54:16 ID:FkneuZFd

千秋は寝言で

「大好きだよ 冬馬」

と、言った

またお互いのことを強く抱きしめあった

‐つづく‐

582初めての二人でお泊まり:2008/04/03(木) 05:56:25 ID:FkneuZFd
疲れました
長すぎたらスイマセン

もっといい物が書けるようにがんばります

またよろしくお願いします
m(_ _)m
583名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 08:22:32 ID:Ean4Am2c
アール子さん早く続きを!!
584名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 12:30:21 ID:Y5pRUeAp
なんですか!なんなんですか!?
このラブラブな二人はー!いいものを読ませてもらいました
585名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:14:54 ID:SXRqJgtA
カナ×チアキ投下します。
かなり駄文ですが少しの間お付き合いください。
586名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:15:54 ID:SXRqJgtA
深夜 カナの部屋

ふと目が覚めてしまった。
何だか喉が渇いてるから台所で水でも飲んでまた寝るか…と思い、ベッドから起き上がろうとしたその時。

ふにっ

ん、何だこの柔らかい感触。
掛け布団を少し捲ると、そこにはチアキの姿があった。
「チアキ?何でお前私のベッドに…」
だがチアキはぐっすり寝ているようで問いかけにも応じない。
そういえばこの前もこんな事があったっけ……確か、私がいなくなる怖い夢を見たとかで。
587名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:18:18 ID:SXRqJgtA
「お前、また怖い夢でも見たのか?」
人差し指でほっぺをフニフニしてみる。程よい弾力があってなんか気持ちいいかもな……。
「ん〜……」
「お、何だチアキ起きたか?……おぉっ!?」
その時、チアキが腕にがっしりしがみついてきた。
起きてはいないようだが、これでは身動きが上手くとれない。
「これは水どころじゃないな……どうしたものか」
しがみつかれた右腕を軽く振ってみるがチアキが離す様子はない。
「……離れないな。仕方ない、このまま寝るか」
588名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:19:55 ID:SXRqJgtA
まぁ、たまにはこんな日があってもいいんじゃないだろうか。
そう思い、再び眠りにつこうとしたその時だった。

「カナ………」
チアキの声だ。今度こそ起きたのか?
「チアキ、起きたの?」
「…………お姉…ちゃん」
「なっ!?」
どうやら寝言のようだが……それより今なんつった!?
「うーん……カナお姉ちゃん…………」
「おいおいまさか、昔の夢……?」

チアキは私をカナお姉ちゃんと呼んでいた時期があった。
あれはチアキが小1くらいまでだった気がする。
確か私が小4でチアキが小1の時に大ゲンカしてそれ以来私を呼び捨てにしたんだよな。
589名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:22:49 ID:SXRqJgtA
今では呼び捨てにすっかり馴染んでしまったが、チアキにも可愛い時代があったんだよなぁ。

「お姉ちゃん……どこー…?」
「カナお姉ちゃんならここにいるぞー……」
なんか思わず呟いてしまう。
「えへへ……カナお姉ちゃん…大好きー……」
「な!?」
普段のチアキからは到底考えられない言動に思考が停止した。
そりゃチアキが腕にしがみついて「大好き」なんて言って……ありえない。ありえないけど…………可愛いよ畜生!
「私も……チアキの事好きだからな」
そう呟いて唇にキスを1つ。
チアキは満足そうに笑みを浮かべながら寝息を立てる。
眠いな……私もそろそろ寝るか。
…何だか今日はいい夢が見られそうだな。
590名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:24:30 ID:SXRqJgtA
翌朝

「……起きろカナ!!」
どすん!
「はうぅっ!?」
目を覚ますと、チアキが私の身体にのしかかっている。
「おはようチアキ〜……そういや昨日は怖い夢でも見たのか?私の隣に来ただろ」
「ま、まあな……でも、その後はいい夢が見れたぞ」
その言葉を聞いて深夜の出来事を思い出した。
我ながら恥ずかしい事をしたなぁ……。
「そ、そうか……どんな夢?」
「それは…………秘密だ!!」
そう言うチアキはプイとそっぽを向いたのだが、その顔はトマトみたいに赤かった。
591名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:25:58 ID:SXRqJgtA
以上です。
スレ汚し失礼しました!
592名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 17:29:56 ID:FkneuZFd
>>591
萌え
593名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 18:27:23 ID:DkBKiTI6
>591
GJ!
チアカナ好きには堪らんッ
594名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 18:51:05 ID:1u0+4CaJ
>>591
いい・・・三姉妹はどのカップリングも好きだ。

みなみけの百合同人誌ってないものか・・・?
探してもみつからない。そもそもどうやって探せばいいのかも
よく分からないけど・・・
595名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 19:11:26 ID:FkneuZFd
>>594
簡単ファイル共有ソフト Cabosがおすすめ
まぁぐぐってみてよ
596名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 21:20:54 ID:Y5pRUeAp
>>591スレ汚しだなんてとんでもない!
むしろ輝いて見えますよw
GJ!です
597名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 21:37:57 ID:Ur7lPQD5
>>591
チアキカナチアキ好きには水飴のような話…っ!これは…GJと言わざるを得ない……っ!!!
598小ネタ:2008/04/04(金) 01:29:02 ID:n5e4lzBT
冬馬「どうした千秋変な顔して」
千秋「今年の冬は本当に最悪だった」
冬馬「なんだいきなり」
千秋「ある冬の日、雪遊びで雪に滑って転んで夏奈に手当てしてもらい」
冬馬「え?あのとき怪我して手当てしてもらったのは俺だろ?」
千秋「またある冬の日、夏奈と一緒に私に内緒でプリンを買い食いし」
冬馬「な…なんで知ってるんだよ!」
千秋「さらにある冬の日、カナが初めて作るのに
成功したというロールケーキを一番に試食し」
冬馬「いや…あれは市販のスポンジにフルーツ巻いて食べてただけだよ
フルーツは二人で持ち寄って……っていうか
なんでそれも知ってんだよ?」
千秋「……私のカナを返せ!」
冬馬「何怒ってんだよ!だ…だいたい俺はチアキ一筋だから!」
千秋「うるさいっ!バカ野郎!!」
冬馬「(´;Д;)」


カナ←チアキ←トウマな小ネタでした。
599名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 03:29:14 ID:Mfl46bKA
冬馬X千秋4作目
まもなく投下します
後半部分エロいです
スイマセンm(_ _)m
600冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:30:40 ID:Mfl46bKA

ある日のみなみけ

みなみけのリビングでは夏奈、千秋、冬馬の三人でのんびり過ごしていた
ある時、冬馬はいきなり隣に座っていた千秋の手を握った

千秋は冬馬に満面の笑顔を見せた

夏「・・・・・・・・」この様子を夏奈が口をあけながら見つめていた

(夏奈サイド)
なんか最近、冬馬と千秋って仲がよくなってってるな
よし!ここは一つ試してみるか!
601冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:31:52 ID:Mfl46bKA
夏「冬馬、千秋!」
千「なんだ?バカ野郎」夏「いきなりだが客がもうすぐやってくる そこでだ!キミたちにはあそこの部屋へ避難してもらいたい!」

と言って夏奈と千秋がいつも一緒に寝ている部屋を指差した

千「本当にいきなりだな」
千「仕方ない いくぞ冬馬」
冬「あ、あぁ」
そう言って冬馬と千秋は夏奈に指示された部屋へ入っていった
602冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:35:29 ID:Mfl46bKA
夏「よし!じっくりあの二人の行動を観察するぞぉー!」

夏奈は少し、部屋のトビラを開けた
夏「うん?仕切りでよく見えないな」

603冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:37:04 ID:Mfl46bKA

‐夏奈と千秋の寝室‐
【冬馬・千秋パート】

(冬馬サイド)
やばい まさかいきなり千秋と二人っきりになるとは思わなかった
マズイ!千秋と二人っきりだとあれが我慢できない

冬馬は我慢しきれず千秋の唇にキスをした

千「おい!今はやめろ 夏奈のバカ野郎が見てるかもしれないんだぞ!」
さすが、千秋である
千秋はぬかりない

千秋は冬馬を突き放してふじおかを部屋のトビラに投げつけた
604冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:38:59 ID:Mfl46bKA

【夏奈パート】

夏奈はトビラごしに冬馬が千秋にキスしたところを目撃して
夏「と、冬馬が千秋にキスを」
夏「姉である私のキスを拒否しといて冬馬のキスはOKなのか!?」
夏「冬馬に何か言ってる・・・・・・・・・・」夏「あ、冬馬を突き放した」

そして、千秋が投げたふじおかがトビラに当たり夏奈は思わず声を出してしまった
605冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:40:29 ID:Mfl46bKA
千「バカ野郎 そこにいるんだろ?入ってこい」
スーッ

夏奈が部屋に入ってくる
そして
夏「おい!見させてもらった これはどういうことだ!説明してもらおうか」
そう言われると冬馬は下を向いた

千「どういうことだとはどういうことだ?」
夏「冬馬が千秋の唇にキスをしたことだ!」

千「ばれてしまっては仕方ない 正直に話そう 冬馬、バカ野郎に話していいか?」
そう言われると冬馬はうなずいた
606冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:41:41 ID:Mfl46bKA
千「いいか?春香姉さまには内緒だぞ」
夏「話の内容にもよる」
千秋は少し悩み

千「私と冬馬は互いにスキで付き合っている」
夏「な、なんと!」
千「これで気が済んだか?分かったらさっさと向こうにいけ!」

夏奈は部屋をすんなり出ていった

冬「・・・・・・・・」
607冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:43:42 ID:Mfl46bKA
千「これでゆっくりキスができるな」
冬「!」
千秋はそう言うと冬馬の唇にキスをした
千秋は舌も入れた

二人「ぷはぁ」

唇を離すと冬馬と千秋の口の間に唾液の糸が引いた

千「冬馬、もう好きにしていいぞ」
冬「え、えっちを千秋としてみたい」
千秋は少し恥ずかしそうな顔をした
608冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:44:59 ID:Mfl46bKA
冬馬は自分のズボンと下着を脱ぐと、千秋のスカートと下着を脱がせた

千秋は初めてみる冬馬の性器に少し興奮状態のようだ

冬馬は自分の性器と千秋の性器を擦り合わせた
千秋の性器からは興奮したのかトロッとした液がでていた

ズチュッ ズチュッ

こういう経験が全くない二人は相当感じているようだ

冬「あぁっ!気持ちいいよ千秋!」
千「私もだ 冬馬!あああああぁっ!」

ビクッビクッビクッ

どうやら二人はイッてしまったようだ
609冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:48:01 ID:Mfl46bKA
二人「はぁはぁはぁはぁ」

冬「気持ちよかった?」千「あぁ 最高だ」

冬馬は千秋の性器をに触れてみた

クチュッという音がした千秋のカラダがビクッと震える

冬「やっぱり大好きだよ千秋」

冬馬は満足した表情で千秋にキスした
610冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:49:24 ID:Mfl46bKA
そういえば夏奈はと言うと

【夏奈パート】

夏「はうっ!冬馬と千秋がまたキスした!」
夏「? なんか気持ちよさそうな顔しているが」
夏奈には仕切りで冬馬たちが何をやっているのかよく見えない

夏「そういえばなんか私のズボンが下ろされているような・・・・・」

後ろを振り向くとブラックな顔をした春香がいた
夏「うわぁぁぁぁ!!」
‐つづく‐
611冬馬と千秋は初体験:2008/04/04(金) 03:51:49 ID:Mfl46bKA
以上です

なんかエロすぎましたかね?
はじめは夏奈も混ぜようかと思いましたがやっぱり夏奈は混ぜないで作りました

またよろしくおねがいします
612名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 04:47:13 ID:zgvkFl2A
>>611続きが気になる!
夏奈をまぜなかったのはいい判断かな
…個人的な意見ですが
613名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 13:16:07 ID:ws1UQA3S
興奮したハルカ姉さまがカナにむしゃぶりつく姿が浮かびます。
614名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 20:24:09 ID:GPcKFf4+
今まで冬馬×千秋しか投下してなかったのですが
違うカップリングにも挑戦してみようと思い、今回は夏奈→千秋な話を書いてみました。
上の方で既に書かれてるカップリングなので二番煎じな感は否めませんが…。
それでもよろしければしばしお付き合いください。

615For Dear〜:2008/04/05(土) 20:26:32 ID:GPcKFf4+
いつからだろう。
千秋が服の裾を掴んで後ろに隠れなくなったのは。

いつからだろう。
千秋が背中に顔を埋めて泣かなくなったのは。

いつからだろう。
千秋がお姉ちゃんと呼ばなくなったのは。


「いつからだっけ…?」
こたつに入って首だけを出した夏奈はぽつりと呟いた。

「昔はそれなりにくっついてきたはずなんだけどなぁ」
今の千秋はというとすっかり小生意気になって
自分を見ればバカ野朗と罵ったり
お気に入りのぬいぐるみであるふじおかを投げつけてきたりと
昔の可愛らしかった妹の姿はすっかりと消えていた。

泣き虫で、1人になる事が怖くて
いつもぺったり傍にいた千秋。
それが年を重ねる事に、自分の傍から少しずつ離れていき
もう1人でも怖がらなくなくなったし、泣くことだってなくなった。
むしろ逆に今では自分が絡む事を鬱陶しがってるようにも思う。

「あの頃のチアキは可愛かったのに…」
「人の居ないところで陰口か?」

頭の上で声がする。
あれ?と思い、頭を逸らすように向けると
そこには千秋が立っていた。
616For Dear〜:2008/04/05(土) 20:28:41 ID:GPcKFf4+
「あぁ、おかえり」
夏奈の言葉にも千秋は微動だにせず
ただただ夏奈を見下ろしている。

「独り言で陰口とは、お前も淋しいやつだな」
そう言って夏奈の横をすり抜けて、自分の部屋へと向かう。
千秋が部屋に入ろうと、ふすまに手をかけた瞬間
がばっと、夏奈が起き上がった。
その動きに千秋は夏奈へと目線を移す。

「なぁ、チアキ」
「何だ」
「今日一緒風呂入らないか?」
夏奈の言葉に一瞬言葉を失いそうになった千秋だったが
目を細めながら、夏奈を睨むように見た。
「断る」
「なんでだよ!」
「それはこっちのセリフだ、バカ野朗」


あぁ、まただ。
この言葉を聞くと少し心が痛む。
どうしてだろう。
今までだってずっと言われ続けてたのに。


言葉を失い、ただ呆然と千秋を見つめる夏奈。
その様子に違和感を感じた千秋は、怪訝そうに夏奈の様子を伺う。

「おい、どうしたんだ」
千秋の言葉にはっとした夏奈はコタツの中へ頭を突っ込んだ。

「カナ?」
「な、何でもないから!」
コタツの中からくぐもった声が聞こえる。
「ならいいんだが」
そう言って千秋が部屋に入ってふすまを閉める音を、夏奈はコタツの中で聞いた。
617For Dear〜:2008/04/05(土) 20:31:13 ID:GPcKFf4+
どうしてこんなに胸が痛いのだろう。
千秋が自分の元から離れていった事が
夏奈の胸をどうしようもなく、締め付けた。

でも春香には、春香には信頼を置いているじゃないか。
自分は姉として頼られていない。
そんな事はもうとっくに気付いていた。
別にそれでもよかった。はずなのに…。

どうしてこんなに苦しいんだろう。

ぎゅっと身体を抱きしめると
心にたまっていたいろんなものがどっと溢れ出して
夏奈の身体中に流れ出した。
そしてそれは身体の外にまでも流れていく。

「あれ、なんで…」
頬を伝ったものが涙であった事にも驚いたが
更なる驚きは次の瞬間だった。

ばさっと布団がめくり上げられて、外の明かりが入ってくる。
驚いて顔を向けると、そこには布団を掴み上げたまま
中の様子を小首を傾げながら伺っている千秋だった。

「お前、何故泣いてるんだ」
「な、泣いてなんか…」
「じゃあこれはなんだ」
そう言って千秋は夏奈の頬をつつと指でなぞる。

「これはあれか、汗とでも言うのか」
千秋の言葉に、夏奈はむうと押し黙った。
「いいから、とりあえずその中から出ろ」
話はそれからだと、千秋が言ってみるも
夏奈はこたつから出ようとはしない。

「おい、カナ」
「嫌だ」
こんなカッコ悪い姿見られるのは、嫌だ。
様子がおかしな事も、泣いてる事もバレているのに
それでも千秋の前に姿を現す事が怖かった。
618For Dear〜:2008/04/05(土) 20:33:27 ID:GPcKFf4+
「何があったんだ?私が何かしたか?」
少し不安げな千秋の顔。
その顔を見たら、もっと自分を責めてしまいたくなる。

「…チアキ」
「何だ?」
「お前は、私の事が嫌いか?」
予想もしなかった言葉に、千秋は一瞬思考が停止する。

「何を言ってるんだ?」
「嫌いかどうか聞いてるんだよ!」
夏奈の言葉に千秋はふぅ、と溜め息を吐いてから
ゆっくりと言い聞かせるように語りかけた。

「好きとか嫌いとかそんなレベルじゃない」
その言葉に夏奈はきょとんと千秋を見た。

「まぁ確かにうざったいと思う事もあるが」
「ほら!」
「話は最後まで聞け」
千秋の睨みに、夏奈はぐぐっと言葉を飲み込む。

「それでもお前は、私にとっては大事な姉な訳だ」
…もちろん、ハルカ姉さまもだが。

「だから好きとかそんな言葉で表現できるほど私達の関係は簡単ではない」
千秋の言葉を、思いの真意を聞いた夏奈は呆然と千秋を見つめていた。

「どうした?そんな間抜けな顔して」
夏奈に向かって呼びかけてみるも、反応は無い。
「おい、どうしたんだ?」
コタツの中の夏奈は固まったまま、瞬きすらしない。

「そんな風に思ってたんだな…」
ふいにぽつりと呟かれた言葉が、夏奈の時を動かし始める。
「自分の考え過ぎだったのかぁ」
そう言って夏奈は千秋に向かって笑いかけた。
619For Dear〜:2008/04/05(土) 20:35:18 ID:GPcKFf4+
「昔はくっついて離れなかった泣き虫チアキがさ」
こんなにしっかり者になったなんて、驚きだよ。
夏奈の言葉に千秋は少し照れたように俯いた。

「私だっていつまでも子供ではない」
カナやハルカ姉さまに甘えてはいられないんだ。

その言葉に夏奈ははっとさせられた。
両親がいなくて、淋しい思いをしてきたはずなのに
もっと甘えたい年頃なのに
こんなにも自分に厳しい小学生はそうそう居ないだろう。

千秋の言葉に夏奈は別の意味で心が締め付けられた。
同時に自分の悩んでいた事が、ちっぽけでくだらないものだと
ほんの少しだけ自分を恥じた。

目の前の千秋をじっと見据えて、夏奈はにっ、と笑った。
その笑みに千秋は若干の不安を感じる。

「じゃあ、今日一緒に風呂に入るぞ!」
そう言って夏奈はコタツから飛び出して、千秋に覆い被さった。
「ちょっ…ま、待て!それとこれとは話が違う!」
組み敷かれた千秋が夏奈に向かって言葉の抵抗を試みたが
夏奈はにやにやと笑みを浮かべながら、千秋に顔を近付ける。

「いいじゃないか、久しぶりなんだからさぁ」
「よくない!っていうかさっさとどけ!」
「ちゃんと子供じゃないかどうか確かめてやるから!」

先程までの大人しかった夏奈はどこへいったのだと。
まるで落ち込んだ分の反動とも思えるほど
夏奈はいつも以上にうざ、いや元気を取り戻した。



その後風呂にて…
「んんー?まだ全然子供だと思うんだが?」
「うるさいな、バカ野朗!」



―END―
620あとがき。:2008/04/05(土) 20:39:07 ID:GPcKFf4+
という夏奈→千秋でしたがいかがだったでしょうか?
普段書きなれてないカップリングは難しいですね。
しかしまだまだ話の構成が未熟だ…夏奈の性格捏造しちゃってる…orz
今後もメインである冬馬×千秋を書きながら
他のカップリングにも挑戦していこうと思いますので
投下の際にはよろしくお願いします。

ではここまでお付き合いいただきありがとうございました!
621名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 21:32:25 ID:KKL6kVnm
>>620
いい・・・すごくいいです。
カナの性格捏造なんてとんでもない!自分の想像通りのカナ像ですw
>>620さんのチアキ×トウマには毎回萌えさせてもらってます。
一度>>620さんのチアキ×ハルカなんかも見てみたいです。
って無理強いするようなレスで申し訳ないですw
622名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 21:35:23 ID:UsQTc6RI
>>620
せつねぇ…。
しんみりしたカナに萌えました。GJ!
623名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 22:28:30 ID:cbVXtkfa
GJ!!としか言いようがないww
624名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 22:31:42 ID:m2xPnpPF
自演乙
625名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 01:29:58 ID:Lf9ON8Jv
カナ可愛いよカナ
626名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 01:40:49 ID:iEvNeGiE
やっぱカナチアは良いなぁ・・・
627名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 13:11:49 ID:WA9G1EnU
ようやくですが>>610のつづき書いたんで見てやってください

エロシーンないですけど
それでは投下します
628ブラック!春香:2008/04/06(日) 13:13:18 ID:WA9G1EnU

ある日のみなみけ
【夏奈パート】

夏「は、春香 な、なにやってるだ!」

春「夏奈〜?あなたも千秋たちがやってることに興味があるでしょ〜?」
春香の顔をみる限りブラックな笑顔を浮かべている

夏「っていうかいつからここに居たんだ?」

春「夏奈が部屋から出てきた時からよ」 
春「あなたが一人で勝手に喋っていたから千秋たちが部屋の中でやっていることがよーく分かったわ」

夏「こ、これはだな千秋の姉として・・・・」

春「言い訳はいいわ  とりあえず私も夏奈の姉として夏奈を教育するわ」
春香は夏奈という部分を強調して言った

629ブラック!春香:2008/04/06(日) 13:14:57 ID:WA9G1EnU

夏奈は泣きながら
夏「うっ、うっ、そんなぁ〜」

夏奈は無理やり春香の部屋へと連れていかれた

夏「助けてぇ〜千秋さまぁ〜」

しかし千秋にその声が届くことはなかった

‐番外編 おわり‐
630ブラック!春香 あとがき:2008/04/06(日) 13:19:18 ID:WA9G1EnU
ようやく投下できました今回は番外編ということで

でもブラック春香と夏奈のエロシーンなんて・・・・まだまだ無理です

もっとスキルアップしてからこの番外編の続きを書くことにします

では長々と失礼しました
631名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 13:23:22 ID:9xh6vPyw
>>630乙です!
夏奈かわいいよ夏奈
632名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 21:43:52 ID:NPyYJv/v
悪魔千秋「カナは今眠っている。今、ベッドに飛び込まずにどうするんだ?」
天使千秋「ダメです!カナは風邪気味と言っていました
ゆっくり休ませてやらないと…」
悪魔千秋「でもそんな弱ったカナを、可愛いと思っちゃったんだよね?」
天使千秋「うっ…!」
悪魔千秋「ほら、風邪は移せば治るとか言えば…うまく丸め込んでな」
天使千秋「ほんとにうつったらどうするんですか!」
悪魔千秋「風邪引いたら、それでカナにかまってもらえるかもよ」
天使千秋「ううっ…!」
633名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 12:18:47 ID:itkuxvnc
>>632
いいよねーこのネタ
千秋かわいいよ
634名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 23:33:29 ID:/14Nhm8X
みなみけ百合SSがある良いサイトある?
635名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 01:20:17 ID:zIF5a4uv
ここまで来て過疎ったか
636名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 01:21:46 ID:zIF5a4uv
スマソsage忘れてた
637名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 07:55:18 ID:gCyvsspR
過疎ってるとのことで、活性化に繋がればと1本投下いきます。
先日夏奈×千秋を投下した際に
千秋×春香も見てみたい、とのご意見があったので
思いつくままにだーっと書いてみましたんで
よろしければお付き合いください。

638Glorious Days:2008/04/09(水) 07:57:46 ID:gCyvsspR
「あら?」

リビングで宿題をしていた千秋はその声に顔を上げる。
キッチンでは春香が夕食の準備をしているようだったが
その声を聞くところによると、何か都合の悪い事が起こった様だ。
何があったのだろうとキッチンの方を眺めていると
エプロンを脱ぎながら春香が姿を現した。

「お醤油買い置きしてたつもりだったんだけど、買い忘れてたみたいだからちょっと買ってくるわね」
そう言って春香はリビングを横切り、買い物に行く支度を整えようとする。
そんな春香を見た千秋はすぐに立ち上がり、春香の前に立った。

「私が行って来ます、ハルカ姉さま」
「でも宿題の最中でしょ?」
そう言って春香はコタツ机を指差した。
机の上には教科書やノートが開かれたままだ。

「いえ、もう終わるところですから」
残りは夕食の後にでも片付けます。
千秋の言葉に少し考え込んだ春香だったが
何やらいい考えが思い付いたらしくにっこりと笑い掛けた。

「そうだ、じゃあ一緒に行こうか?」
予想していなかった春香の言葉に千秋はきょとんと目を見開く。

「チアキが良ければだけどね」
追加された言葉に千秋はこくこくと首を振った。

「わかりました、すぐに準備してきます」
そう言って千秋はすぐさま机に広げられていた教科書達を片付けて部屋へと入って行く。
そんな千秋の後ろ姿を見ながら春香はにこりと微笑んだ。
639Glorious Days:2008/04/09(水) 08:06:22 ID:gCyvsspR
「チアキと夕飯の買い物って久し振りね」
こないだも2人で出掛けたには出掛けたのだが
それは春物の洋服を買いに行った時だった。

夕飯の買い物は学校帰りの春香が行く事がほとんどで
千秋なんかはたまに買い忘れたものを買いに行くくらいの頻度だから
2人で夕飯の買い物に出掛ける事はここ最近では滅多になくなったのだ。

「昔は少し出掛けるにもすぐに後ろを追い掛けて来てたのに」
くすくすと笑う春香に千秋は少しだけ恥ずかしくなって俯いてしまった。
「でも今は1人で買い物を任せても全然平気になったわよね」
その言葉に千秋は春香に視線を移す。

前を見据えた春香の横顔はとても綺麗だった。
それを見た千秋の鼓動が大きく鳴る。

「ハルカ姉さま…」
「ん、どうしたの?」
自分に向けられた視線は優しく温かで、今も昔もずっと大好きな春香だった。

「いえ、何でもないです…」
「えー?なんなのー?」
しかし誤魔化した千秋の言葉を追求する事はない。
それは春香の性格もあるのだろうけど
飲み込んだ言葉を追求される事を嫌う千秋の性格を知ってるからこそだった。


近所のスーパーで買い忘れた醤油と
運良く居合わせれたタイムサービスの卵とを買って
来た道を戻り、家に帰ろうとした千秋を春香が呼び止めた。

「チアキ」
「どうかしましたか?」
「ちょっと行きたいところがあるのよ」
そう言って春香は来た道と反対方向を指差した。
不思議に思った千秋だったが、すぐに春香の後を追い掛ける。

「どこへ行こうとしてるのですか?」
「特に目的の場所があるわけじゃないんだけどね」
ちょっと回り道して帰ろうかと思ったの。
そう言って春香は千秋を見る。
640Glorious Days:2008/04/09(水) 08:09:43 ID:gCyvsspR
春香の言う通りこっちの道は家に帰るには回り道になるので
ほとんど使う事がない道なのだが
どうして今日に限って春香がこの道を選んだのか
今の千秋にはわからなかった。

しかしその答えは千秋の目の前にはらりと降ってくる。
視界に入ってきたそれに気付きふと顔を上げると
目の前には桜の木々達が立ち並んでいた。
その咲き乱れる桜達の光景に思わず息を飲む。

「うわ…」
「綺麗でしょ?」
春香の声に桜に見惚れていた千秋ははっと我に返った。

「もしかしてこれを見る為に…?」
「そう、学校の帰り道に見掛けてあまりにも綺麗だったからね」
ひらり、ひらりと舞い散る桜が千秋の目に眩しく映る。

夕焼けに染められ本来のピンクではなく
オレンジ掛かった桜も綺麗だなと
そんな事を思いながら千秋はその姿に見とれてしまう。

「昔ここでお花見した事覚える?」
「もちろんです」

何年か前に春香と夏奈と千秋はこの場所でお花見をした事があった。
初めは夏奈のわがままに無理矢理付き合わされたと思っていた千秋だったが
いざこの場所で桜達を見た時、そんな気持ちはすっかりと姿を消していた。

何年も経った今でもあの日の光景は目に焼き付いて
以降見てきたどの桜の光景にも敵わない。

それは数や開花状態の問題ではなかった。
姉妹のみんなで見た、という付加価値は
当時の千秋の心の中にその存在を大きく、大きく刻み付けたのだ。
641Glorious Days:2008/04/09(水) 08:16:49 ID:gCyvsspR
「最近はお花見してないね」
きっと今年もバタバタして出来ないだろうし。
そう言って春香は桜達を見ながら目を細めた。

「来年はしようね、お花見」
「はい」
千秋の返事に春香は嬉しそうに笑った。

「さぁ、そろそろ帰りましょう」
夕飯の支度が途中だった事をすっかり忘れていた2人は
気持ち足早に家へと歩き出した。


「あ、あの…ハルカ姉さま」
「なぁに?」
「手を、手を繋いでもいいですか…?」
あのお花見の時に転んだりしない様に
しっかりと手を繋いでくれた事を思い出した千秋は
少し恥ずかしそうに春香へとお願いをする。

「もう、まだまだ甘えんぼさんね」
そう言って春香は千秋の手を掴まえた。
温かな感触が千秋へと伝わってくる。

「さぁ、行きましょう」
「はい、ハルカ姉さま」
今も昔も変わらない、やっぱり優しくて温かな春香の手。
その温かさが千秋を満たしていく。
とても幸せな気分になった千秋は嬉しくなって春香の手をぎゅっと握りしめた。


「あの時見た桜も素敵でしたけど、今日見た桜も素敵でした」
少し頬を赤らめた千秋に春香も頷き、同意した。
「そうね、綺麗だったわね」
夕日に伸びた2つの影はどこか楽しそうに寄り添って
回り道の帰途を踏みしめるように歩いていく。



ハルカ姉さま。
毎年はお花見が出来なくても
私はこれからもハルカ姉さまと桜を見続けたいです。



―END―
642あとがき。:2008/04/09(水) 08:22:10 ID:gCyvsspR
千秋×春香落とさせてもらいました。
気持ち的には千秋→春香のつもりで書いてます。
いつもよりも更に短くて、ちょっとやっつけぽくて申し訳ないです…。
桜の季節だったので、桜に絡めた何かを書こうと
最初は冬馬×千秋で考えてたのですが、せっかくだしってことでこの2人で書いてみました。
今後も様子を見ながら新たなカップリングに挑戦していきたいと思ってますんで
投下の際にはよろしくお願いします。(でもメインはやっぱり冬馬×千秋になりそうですw)
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
643名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 15:45:22 ID:zIF5a4uv
>>642さん乙です!うぉぉぉぉっっ!俺も冬馬と千秋で投下しなきゃな!
644名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 16:42:42 ID:fWt3nboR
>>642
ありがとうございます!終始ニヤニヤが止まりませんでしたw
GJも止まりませんw
あと、大事なネタを使わせてしまったようで申し訳ありませんでした。
トウマ×チアキも大好きなのでお待ちしてます!
645名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 16:45:02 ID:fWt3nboR
あ、↑の投稿主=>>621です。連投ごめんなさい。
646名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 17:06:33 ID:TF8DXTzG
冬馬×千秋やっぱ大好きだ!!
647名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 01:58:26 ID:QQOJFI9i
よし!俺は投下してから寝るとするか

というわけで冬馬×千秋を投下します
不器用orz
648冬馬love  by千秋:2008/04/10(木) 01:59:55 ID:QQOJFI9i
とある寒々しい日の
みなみけ

ピーンポーン
↑チャイム音

ガチャ

千「おぉ よく来たな、冬馬」
冬馬は暇だったので千秋の家にお呼ばれした

千「まぁ座れよ」
そう言われた冬馬はコタツの中に足と手を少し突っ込んだ

冬「・・・・・・・・」千「・・・・・・・・」
しばらく静寂が訪れる
すると突然、冬馬の向かい側に座っていた千秋が突然姿を消したと思いきや冬馬の足元からぬくっと出てきた

冬「うぉっ!ど、どうした?千秋」
千「寒い 冬馬の体で暖まりたい」
冬「コタツが目の前にあるだろうが!」
千「いやだ 冬馬がいい」
「大好きな冬馬がいい」冬「なっ!」
千秋の大好きな冬馬という言葉に反応したのか、冬馬は顔を赤くした

649冬馬love  by千秋:2008/04/10(木) 02:00:48 ID:QQOJFI9i
(冬馬の心)
畜生!畜生!かわいいぞ千秋!もうがまんできないよ!

冬馬は千秋をギュッと抱きしめた 
気のせいか千秋は少し笑顔になった気がした

千秋はさらに冬馬の胸に顔をくっつけた
いきなり自分の胸に顔をつけられたら冬馬でさえびっくりする

冬「ち、千秋 ちょっとくすぐったいよ」
千「心配ない すぐに慣れる」
千秋は冬馬を強く抱きしめた

しばらくして千秋は急に服の上から冬馬の胸を舐め始めた
冬「あっ・・ちょっ・・・・・やめ・・・チア・キ・」
だんだんとチアキの舐め方が激しくなる
冬「・あっ・・・いや・だ・・もうだ・・・め・・」
そう言うと冬馬はビクッビクッと体を震わせ、ぐったりしてしまった

さすがの千秋も冬馬を解放し、横にした

冬「スースー」
冬馬は疲れはてて寝てしまいそのかわいい冬馬の寝顔をみた千秋は唇にキスをした

千「大好きだぞこの野郎」
「何年、何十年、何百年たってもお前を離さない、絶対にだ」

千秋は冬馬の寝顔にそう誓った
だけど冬馬はこのことは知らない
いつか知るときはやってくるかはわからない
だけどその時が訪れるまで二人の想いはもっと深いものなっているだろう
‐おわり‐

650あとがき:2008/04/10(木) 02:05:05 ID:QQOJFI9i
たったの2レスで誠に申し上げありません
m(_ _)m

久しぶりに書きましたが下手くそでな出来になってしまったかもしまいません
もっとたくさんのレスを使用して書けるよう頑張ります

またよろしくお願いします

GJと言われるその日まで

651名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 14:43:35 ID:53XDZYR1
>>650乙です!
冬馬×千秋より千秋×冬馬って感じでしたね
攻めな千秋も可愛いぞ、この野郎♪
652名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 01:32:28 ID:guLCtKBF
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow73815.jpg
一番興奮していたのは実は次女
653名無しさん@秘密の花園:2008/04/12(土) 07:26:46 ID:8u78+fNo
痴女だからしょうがない
654名無しさん@秘密の花園:2008/04/13(日) 01:16:53 ID:zO7yCoU1
655名無しさん@秘密の花園:2008/04/13(日) 07:25:48 ID:uKHuSL0L
ウホッ、いい馬鹿野郎
656名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 00:05:11 ID:50tD0pgv
ようやくできた
というわけで>>650の続きを投下しまーす
657千秋love by冬馬:2008/04/14(月) 00:07:34 ID:50tD0pgv
ある日のみなみけ

どうやら
千秋の家のようだ

冬「どうしたんだ千秋?いきなり話しがあるって言ってここに呼び出して」
千「とても言いにくいのだが」
千秋は悲しそうな顔をして
千「冬馬、私と別れてくれ」
冬馬はいきなりの事だったが目の前にあるテーブルを強くバン!と叩き
そして立ち上がりこう言った
冬「どうしてだ千秋!」千秋は真顔で
千「昨日、春香姉さまにこう言われたんだ」
千「『千秋、女の子同士のお付き合いは我々南家としては大恥をかくことなのだからご近所やまわりの人々にバレる前に冬馬にはちゃん話しをつけて別れなさい』とな」
658千秋love by冬馬:2008/04/14(月) 00:08:37 ID:+pT/+MEt
冬「千秋は、千秋はいいのか?このままオレと千秋が別れてしまっても」千「いいとは思ってない、しかし春香姉さまがそうおっしゃっている、それと」
千秋は真剣な眼差しで
冬馬を指差してこう言った
千「お前は私を彼女として見てくれた時があったか?言ってみろ冬馬!」冬馬は下を見ながら
冬「・・・・・・・・・・・・」
千「だろ?これでわかったか?分かったら今後は元の兄弟として・・・・・・・冬馬?」
659千秋love by冬馬:2008/04/14(月) 00:10:37 ID:gRSL1p2V
冬馬は下を向いたまま泣いている
冬馬は泣きながら
冬「ひどいよ千秋 千秋だって元々はオレのことが大好きだったんだろ?」
千「・・・・・・・あぁそうだ」
冬「だったら尚更だ!なぜ春香なんかの言う通りにするんだ?」
千「・・・お前は春香姉さまを侮辱するのか?」冬「ちがう!オレは千秋の事が大好きなだけなんだ!」
千秋はあきれ顔で
千「もう、付き合いきれん 私の春香姉さまを侮辱する奴は勝手にすればいい」
そう言って千秋は玄関へ向かって行った
冬馬は千秋を追い掛けようとするが足が動かない足下を見ると春香が両手で薄笑いを浮かべながらつかんでいた
冬「放せよ春香!」
しかし春香は冬馬の足を放そうとはしない
さらに千秋はどんどん遠ざかっていく
冬「千秋!千秋!千秋〜!」
660千秋love by冬馬:2008/04/14(月) 00:12:40 ID:50tD0pgv
冬馬は大泣きした

バサッ
↑布団から起き上がる音
冬「千秋!」
冬馬の目からは大粒の涙がこぼれている
冬「千秋〜!」
冬「・・・・・・夢か」とりあえず冬馬は自分の手で顔を拭こうと思い、両手を布団から出そうとした時何かに触れた
千秋である
千秋は笑いながらこちらを見ている
それを見た冬馬は
冬「千秋・・・・・・」冬馬はまた泣きながら千秋の胸に飛び込んだ
冬「うわぁーん 千秋ー!」
千「な、なんだ冬馬?」千秋は最初は驚き顔だったが後に「よしよし」と言わんばかりに冬馬の頭をなで、強く抱きしめた
661千秋love by冬馬:2008/04/14(月) 00:15:01 ID:50tD0pgv
冬馬は自分が見た夢の内容を千秋に話した

それを聞いた千秋は少し恥ずかしそうに
千「そうか、しかし私はお前を絶対に放したりはしないからな!」
冬「本当か?」
千「あぁ お前のその唇に誓ってもいい」
そう言うと千秋は冬馬の唇にキスをした
それはとても長いように思えたがそれは分からない
二人「ぷはぁ」
二人の唇と唇を唾液の線が結んでいる
二人は少し赤くなった

冬「千秋!」
千「なんだ?冬馬・・・・・!」
冬馬はもう一度千秋の唇にキスをした
冬馬はキスをし終えたあとに
「俺も千秋のことを絶対に放さないからな!」
「何年たっても何十年たっても何百年たってもだっ!」
千秋は嬉しかった
何より自分の想いが冬馬に通じたのだから
千「ありがとう冬馬」
そしてまた二人はキスをした

‐おわり‐

662あとがき:2008/04/14(月) 00:18:14 ID:gRSL1p2V
ようやく書き終わりました

このスレは過疎ってきているのでみなさんでどんどんSSを投下していきましょう!

今度は千秋×春香を書いてみようかな

ではこれにて失礼
m(_ _)m
663名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 00:27:27 ID:tFf5SCYN
乙です

いま読みながらマンズリしてます
664名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 01:21:33 ID:HM8aA4OK
乙でしたー
微笑ましい二人ですね!
665名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 01:40:34 ID:kTuC+bJj
GJでした!
次も待ってるよー
666名無しさん@秘密の花園:2008/04/15(火) 11:31:11 ID:0bExUykp
GJ
667名無しさん@秘密の花園:2008/04/15(火) 17:11:23 ID:8JtSxk03
十三比呂氏のハルカとチアキの百合漫画が
終了した模様。まあ4Pだけだが。
668名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 21:07:34 ID:Yhjr1KWU
春香攻めと千秋攻め
どっちがいい?
669名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 21:13:32 ID:GAmmAGvQ
千秋×春香
670名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 21:18:44 ID:TXBvuWjt
夏奈総受け
671名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 23:11:17 ID:YFf8kaIr
春香と千秋なら両方おk
672名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 23:52:28 ID:dkddTahQ
春香・千秋×カナ
673名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 03:36:28 ID:BEFC0pZG
春香攻めがいいな
674名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 04:18:25 ID:wfT/IHHA
「あらっ・・・カナったら、もうこんなに濡らして・・・」
「あっ・・・やめっ・・そんな・・・」
「1人でするよりみんなでした方が気持ちがいいわ。ほらチアキ、舐めてあげて」
「はい、ハルカ姉さま・・・おいバカ野郎、さっさと足を開け!舐められないだろこの野郎ぉ・・・」
「ち、チアキ!?冗談だろ?や、やめろよぉ・・・」
「・・・何がやめろだ、こんなにヒクつかせて・・・んっ・・・チュゥ・・・」
「んっ!ああっ!・・・そ、そんな・・・くうっ!・・・」
「ふふ・・・可愛い声あげちゃって・・・こっちの方はどうかしら?・・・んっ・・・」
「ひゃっ!・・・ぁ・・・は、ハルカまで・・・んっっ・・・!」
「んふっ・・・かわいいおっぱい・・・んっ・・・どう?・・・自分で触るより気持ちいいでしょ?・・・んんっ・・・」
「し、舌で転がさないでっ・・・はぁっ!・・・っ!」
「クチュッ・・・ぷは・・・ハルカ姉さま、こいつのどんどん溢れ出てきます・・・」
「うふふ・・・カナってエッチな子なのね」
「そ・・・んな・・・あぁっ!・・・ど、同時にされたら・・・んっ!・・・む、無理だよぉ・・・」
>>672
こういうことですか?わかりません><
675名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 12:26:16 ID:BEFC0pZG
>>674GJ!
676名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 13:53:34 ID:fyGFuF3R
うん、3姉妹仲良くがいいね
677汰津:2008/04/18(金) 21:09:23 ID:0jYeFKRb
はじめましてーたつと申します。
突然ですが冬馬×千秋のssを投下したいと思います。

ちゃっかりブログ宣伝→http://yaplog.jp/emblemrk/
主になのはやみなみけのssを書いてます。
今から投下するのも、そのなかのひとつです。

それではよろしくお願いします。

678名無しさん@秘密の花園:2008/04/18(金) 23:12:51 ID:HCmNWt7C
まだ春休みだっけな…
とっくに終わったと思ってたんだが…

で、投下は?
679名無しさん@秘密の花園:2008/04/18(金) 23:37:36 ID:sjBFoULP
千秋が怖い夢見てカナに甘える話はアニメで何話にあたるんですかねぇ?
680名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 00:33:41 ID:SE/S4IyO
>>678
>>677はエラーが発生して書き込むことが出来ないのだそうです
ブログに書いてありました
許してあげて下さい
681名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 00:34:34 ID:zbObNeEz
>>678
「ブログ見てね」ってことじゃない?
>>679
アニメではやってない
682名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 01:21:42 ID:2wzhwbYk
書き方が下手くそなんじゃね?
683名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 03:52:54 ID:hRhq/VVk
エラーで書き込めないからブログ見てくれならともかく
先にブログのアドレス貼るのは明らかに投下する気ないだろww
まぁ要するに宣伝乙って事でいいのか。
684名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 10:52:37 ID:fJ3laIGS
宣伝乙なレスは読まない 
リンクも踏まない
685名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 01:01:28 ID:ZkWSMUM1
最近ネタがあまり浮かばなくて頓挫してましたが
ようやくちょこちょこと浮かび始めたので、投下の方を再開しようかなと。

今回は久々の?冬馬×千秋です。
付き合い始める事になった2人ですが、やはり障害が…?みたいな話です。
よろしければお付き合い下さい。

686What is Love?:2008/04/20(日) 01:07:52 ID:ZkWSMUM1
「おい」

正面に座る冬馬に千秋が声を掛けた。
「なんら?」
煎餅をくわえたまま、冬馬が口をもごもごと動かす。

「確認したい事がある」
「らから、なんらよ」
煎餅をくわえたままの冬馬に腹を立てたのか
千秋がくわえていた煎餅を奪い取った。
ぱきっ、と音を立てて3分の1程が割れた。

「あにすんらよ!」
「人が話しているときぐらい、真面目に聞きやがれバカ野朗!」
3分の1の煎餅を握り締めながら、千秋が叫んだ。
その言葉に冬馬は残りをばりばりと砕き、飲み込んだ。

「ほら、食ったぞ」
「それこそが話を聞く態度だ」
うんうん、と頷いた千秋も煎餅の片割れをさっさと食べてしまい
机にだんっ、と手を突いた。
その音に驚いた冬馬がびくりと身を引く。

「私達の関係は、なんだ?」
千秋の言葉に、冬馬はぽかんと口を開いた。

何を言っているんだ?
それとも何かの冗談か?
にしては顔がマジだしな…

そんな事を思いながら冬馬は千秋をまじまじと見つめる。
無言で見つめあう2人に何ともいえない空気が流れた。
その事に気付いた千秋は、ふいと視線を逸らすと
机から手を下ろしてその場へ座り直した。

黙って千秋の様子を伺っていると
1つ咳払いをした後、再び冬馬を見つめる。
687What is Love?:2008/04/20(日) 01:10:23 ID:ZkWSMUM1
「私達はどういう関係だ?」
「ど、どういうって…」

千秋の質問の意味も意図もわからずに
冬馬はただただ千秋を見つめるばかりだった。
そんな冬馬を睨み、千秋はむっと唸る。

しばらく言いにくそうにしていたが
このままでだ埒が明かないと思ったのだろうか
ゆっくりと口を開き始めた。

「お前と私は、あの、ホワイトデーの日に…」

そこまで言ってようやく千秋の言いたいことに気付く。
だが何故そんな事を聞くのだろうか…?
眉をひそめながら、千秋の言葉を待った。

「…ここまで言ってわからないのか?」
「え、いや、言いたい事はわかるんだけどさ…」
何故そんな事を確認したがるのかがわからない。

「ちょ、ちょっと待ってくれよ」
とりあえず話を整理させてくれ。
そう言って冬馬は頭の中でぐるぐると考えを巡らせる。

オレとチアキは、その、まぁ、恋人同士ってやつなんだけど
それを確認してどうするつもりなんだろうか…?
そんな事確認しなくたって…まぁ、口に出すのはちょっと恥ずかしいけど…
チアキは一体何を気にしているんだ?

話を整理しようとしたが
むしろ余計な考えが頭を巡り、話が整理できない。

困った冬馬がちらりと千秋を見ると
千秋はやはり黙ったまま、こちらを睨んでいる。
688What is Love?:2008/04/20(日) 01:13:37 ID:ZkWSMUM1
「オレとチアキの関係だよな…?」
「そうだ」
「え、だから、その、恋人どう、しって、やつ、だよな」
恋人、という響きに何だか照れてしまって語尾を濁してしまう。
自分で言って恥ずかしくなってしまった冬馬は俯いてしまった。

「…そうだ」
「そ、それが、どうかしたのか?」
顔を上げて千秋を見ると、千秋の顔がほんの少し赤くなっている。
そんな千秋を見た冬馬も妙に照れくさくなって、視線を泳がせた。

何ともいえない空気が流れる。
何か言った方がいいと思うも、何を言っていいのかがわからない。
どうしようかと冬馬が考えていると、千秋がぽつりと呟いた。

「せ、せっかく恋人同士になったのだから」
その言葉に冬馬は千秋へと視線を戻す。
「恋人にしか出来ない事をすべきじゃないのか?」

千秋のその言葉は冬馬にとってなんだかとてつもなく大人な言葉に聞こえる。
どういう事が『恋人にしか出来ない事』なのかは全く思い付かないからだ。

「た、例えば…?」
「え、例えば…?」

冬馬の言葉を繰り返した千秋だったが
すぐにふるふると頭を振った。
顔はさっきよりも赤くなっている。

「ど、どうしたんだ?」
「な、何でもない!」
そう言って千秋は机に突っ伏した。
まるで赤くなった顔を見られないように。

「何かいい考えが浮かんだのか?」
「ち、違う!そんなやましい事は考えていない!」
「や、やましい事って何だよ!」
ちぐはぐな会話を続ける2人は
傍から見ればさぞかし滑稽なものだろう。

しかし2人は決してふざけてなんかいない。
この事を真剣に考えている。
答えの見えない問題に立ち向かっているのだ。
689What is Love?:2008/04/20(日) 01:16:28 ID:ZkWSMUM1
机に伏せたまま、顔を上げない千秋に
どうしていいのかわからずそわそわする冬馬。
また気まずい空気が漂っていくが
今度は冬馬がその空気をかき消した。

「あ、のさ」
冬馬の声に千秋がぴくりと反応する。

「その、オレ、恋人同士がする事ってあんまりよくわかんないからさ」
チアキがイライラするのもわかるけど…。
その言葉に千秋はゆっくりと顔を上げる。

「でも、それでもいいと思ったんだ」
意外な冬馬の言葉に千秋はじっと冬馬を見つめた。

「だって、初めてのことなんだからわかんなくても仕方ないじゃん」
その言葉に千秋がはっとする。

「そういうのはこれから、2人で見つけていけばいいんじゃないかなって」
それが、今のオレ達が出来る『恋人にしか出来ない事』じゃないのか?
冬馬の言葉に千秋はふむ、と頷く。

「お前にしてはいい事を言うじゃないか」
冬馬の言葉に聞き入っていた千秋が、少し不満そうに口を開く。

「何だよその言い方」
そう言って冬馬は口を尖らせた。

「褒めてもらってるんだぞ、素直に喜べ」
「チアキの言葉は褒めてるのか、バカにしてるのかよくわかんないんだよ」
溜め息交じりの冬馬の言葉に千秋はぽつりと呟いた。
690What is Love?:2008/04/20(日) 01:18:55 ID:ZkWSMUM1
「…こんな事を言えるのは、本当に心を許せる人間だけだろう」
「ん?何か言ったか?」
「…別に」
そう言って千秋はすっと立ち上がる。

「どうしたんだ?」
「お前がいい事を言ったから、特別にコーラを振舞ってやる」
私のお気に入りのやつだ。
そう言って千秋は台所へ消えていった。

その後姿を見つめていた冬馬だったが
ふと、さっき食べかけていた煎餅の事を思い出し
机に置いていた缶に手を伸ばす。

ぱりっと噛り付きながらぼんやりと「恋愛」の言葉の意味を考えた。
が、すぐに考えるのを止める。
さっきも言ったじゃないか、これは2人で見つけていくものだと。
1人で考えても、走ってもダメなんだ。


恋とか愛とかなんてものは
自分達にはまだ早かったのかもしれないけど
相手の事を『好き』と言える事だけでいいじゃないか。


『好き』の想いを重ね合わせる事が出来る、今はそれだけで十分だ。




―END―

691あとがき。:2008/04/20(日) 01:23:27 ID:ZkWSMUM1
久々の冬馬×千秋でしたが、いかがだったでしょうか?
夏奈→千秋やら、千秋→春香も試験的に書いてきましたが
やっぱりこの2人が書きやすいと再認識しましたw
小学生故の恋愛の難しさとか、そういうのが表現できるように心がけて書いてますが
それは皆様に伝わっているのか心配なところですが…

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今後も様子を見ながら投下していこうと思うので、またよろしくお願いします。

692名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 02:00:55 ID:Uh7BM8M8
>>691GJ!
大丈夫です、ちゃんと伝わってます!
しかし、まぁ…可愛いよー
初々しいよぉー
693名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 09:55:14 ID:+Saa0MgH
>>691
おおお!可愛いトウチアGJです
二人とも少しずつ進展したらいいですな
694名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 15:06:17 ID:lG/bYQ/3
GJですなw
小学生らしさがあってよかったw
695名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 02:44:30 ID:52Fd0sUW
696この野郎:2008/04/22(火) 03:19:51 ID:b36Ze5gI
このスレに内田と吉野好きがいる事を祈りつつ、
……眠気に負けて、2レスだけ投下します。



吉野×内田
697この野郎:2008/04/22(火) 03:20:40 ID:b36Ze5gI
内田の気持ち


「うぅ、……吉野ー、本当にこんな事しなくちゃ駄目なの?」
「あははっ、当たり前だよ。ほら、頑張れ頑張れ♪」
ある日の学校からの帰り道、私は吉野に言われた通りに、いつもよりスカートを短くして下校をする事になった。
周りの男の子が凝視してくる……いつもは見向きもしないくせにっ!
私はスカートが捲れない様に押さえて、なるべく背筋を伸ばして歩き始める。
スカートが短いくらいなら我慢できる……でも一番の問題は……

「吉野、……下着だけでも返してよぉ……」
「ダメだよ、罰ゲームなんだから」
吉野に下着を奪われて、スカートの中には何も穿いていない。風が吹く度にスースーして、
誰かに見られないかと、心臓が飛び出ちゃいそうな程ドキドキする。
だいたい何で吉野はあんなに怒ってるのかな? まぁ、顔はいつも通り笑ってるけど……
ちょっとエイプリルフールに嘘付いただけなのに、何で今更……?

「ね……ねぇ、どこまで行ったら許してくれるの?」
「うーん……じゃあ、あそこの電柱まで♪」
電柱までは50mくらい……幸い今は周りには誰もいない。私はスカートを押さえて一気に電柱まで走る。
電柱の横には、ちょうど細い路地がある。ここで下着を穿いて帰ろう。

「吉野、約束だよ。早く下着返して!」
「うん。でもその前に……」
「な、……なに? んっ、……んんーーっ!!」
吉野は私に詰め寄ると、強引に唇を奪い舌まで入れてきた。

吉野にキスをされたのは、これで今日二度目。一度目は体育の着替えが終わった後、誰もいない教室で突然……
それに驚いて私が、
「何?! 急にどうしたの?!」
って言ったら、吉野は珍しく少し怒った様子で、
「この前のアレ、嘘だったの?」
と逆に聞いてきた。

最初は何の事だか分らなかったけど、よく考えると、私は一度吉野に嘘をついた覚えがある。
でも、それはエイプリルフールだから嘘を言っただけで、吉野がこんなに怒るなんてこれっぽちも思っていなかった。
それに怒られる様な嘘をついたつもりも無かったし……ただ私はあの時、
『実は吉野の事が大好きなの! これは友達とかじゃなくて愛だよ愛! 吉野の事を愛してるの!』
って言っただけなのに。

それで、私が、
「この前の事は、エイプリルフールの冗談だよ」
って言ったら、吉野は薄っすらと笑顔を浮かべて、
「ふーん……でも嘘はダメだよ。これは罰ゲームしてもらわないと」
とか言いだして、……いったい吉野が何を考えてるのかサッパリ分からなかったんだけど、
その笑顔を見てると、断ったら何か恐ろしい事をされそうで……現在に至るわけで……。
698この野郎:2008/04/22(火) 03:21:14 ID:b36Ze5gI
吉野の気持ち


「んっ、んんーっ!! ぷはっ! ど、どうしたの吉野? 今日ちょっと変だよ?」
「変? ……でも私をそんな風にしたのは内田だよ?」
やっぱり内田、なにも気付いてないんだ……。
エイプリルフールの日、私は内田に愛してると言われた。
普段の私なら絶対に嘘になんて引っかからない。……でも、内田に愛してるって言われて、
その事がすっかり頭から飛んでしまっていた。

その日からずっと私は内田の事を考えてた。家でも、学校でも……
内田は昔から付き合いのあるドジな友達。ずっと、
「内田はドジだから、私がちゃんと面倒見てあげないと」
と思ったりしていた。 でも時が経つにつれ、その気持ちはいつの間にか
「内田を誰にも渡したくない」「私が一生守ってあげたい」「ずっと一緒にいたい」
……そんな、恋愛感情に近いものになっていた。

そんな時に告白されて、
いくら好きでも女の子同士で付き合うなんて、絶対におかしい。と思うクールな自分と、
自分だって内田の事好きなんだから、告白に答えればいい。と言う、本心の間でずっと悩んでいた。
そして今日、私は答えを出した。

教室で内田にキスをすると、内田は驚いた様子で私から離れ、今みたいな台詞を口にした後、
「エイプリルフールの冗談だよ」
と告げた。
今日まで悩んできた自分はいったい何だったの?……と言う恥ずかしい気持ちと同時に、心にぽっかりと穴が開いた気分。
気づくと、がらにも無く表情にでてしまっていたのか、内田の顔がひきつっている。

私はなるべく自然に笑顔を浮かべ、この罰ゲームを提案した。
自分と同じように内田を辱める為に。
それでも私は内田の事が好き。その気持ちは変わらない。
本当に電柱まで行ったら下着を返して、何も無かったように明日からまた元の関係に戻るつもりだった。

でも……誰も通らない薄暗い路地、恥ずかしそうな内田、……この状況が私の頭の中にある理性を壊してしまう。
我慢できない、どうしても内田が欲しい。気持ちが抑えきれない。
……気づくと私は内田に唇を押し付けていた。

唇が離れ、もう一度キスを迫ろうとする自分に、落ち着けと言い聞かせる。
「内田……私の事、嫌い?」
「えぇ?! ……そ、そんな事無いよ、吉野は大切な友達だもん!」
「私は……友達じゃ満足できないよ…………」
路地を出た所の大きな道を歩く下校途中の生徒たちの話声が聞こえる中、
私は耳元でそう囁き、内田の体をギュッと抱きしめた。
699名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 04:01:53 ID:52Fd0sUW
いい・・それいいよ、でかしたよ>>698
とんでもない嘘つく内田かわいいなぁw
700名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 04:29:37 ID:255klysI
>>698GJ!
だが…何故そこで終わりなんだー

次の投下を心よりお待ちしております
701名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 09:33:27 ID:rJWmetA1
いいぞもっとやれ!
702名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 14:03:18 ID:fnAhfBbD
わくわく
703夏奈へ:2008/04/22(火) 18:34:00 ID:255klysI
千秋「ああ、そっか。
それは、私が至らなかったね、言葉が足りなかった。いや本当なら、お前をどれほど好きなのか、千の言葉を用いて褒め称えてやりたいところだよ。
だが、いかんせん私の舌は、そんなに早く回らないんだ。
歯がゆいよ、もっと言いたいことはあるのに、好きの一言に気持ちを込めるしかないんだ。
でも、それだとお前は、自分のどこが好かれているのか、歓喜しようが無い訳だ。
できる事ならね、お前のどこが好きなのか、万の言葉を用いてレポートをまとめたいところだよ。
でも、いかんせん、私はそんなに暇では無いんだ。
不出来な妹でごめんなさい、お休み」
704名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 21:44:47 ID:obwVPgNs
>>703
いっそのことテンプレに入れたいな
705名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 22:32:16 ID:255klysI
>>703ありがとうございます
ただ台詞いじっただけなのに…
706名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 22:33:51 ID:255klysI
>>705アンカミスったー
正しくは>>704です
707この野郎:2008/04/22(火) 23:33:25 ID:b36Ze5gI
何故2レスしか投下しないかって?
それは根気がないからさっ!……って事で2レス投下します。
708この野郎:2008/04/22(火) 23:34:18 ID:b36Ze5gI
友達じゃ我慢できない?? 吉野の言っている意味がよく分からない。
けど、こんな風に笑わず吉野が真剣に話しをする事なんて、これまで殆ど無かったし、
今日一日ずっと様子がおかしかった。

だから、きっとこの言葉には何か深い意味があるんだと思う。……何か悩み事とかあるのかな?
もしそうなら、私は吉野を助けてあげたい!
今まで吉野はずっと一緒にいてくれて、私が困った時はいつも助けてくれた。
だから今度は私が吉野を……

「ねぇ、吉野。もしかして悩み事とかあるの?」
「悩み事?」
「うん。……あのね、私ドジだし頭も良く無くないし、吉野が悩んでる事なんて解決できないと思うけど、
 話し聞くくらいなら出来るからさ。……ほ、ほら、誰かに話したりしたら楽になる〜……とか言うしさっ!」
「うーん……」

――――あれ? 違ったのかな? それならそうで良いんだけど……。
吉野は少し考える様な仕草を見せて、一歩私から下がった。

「悩み事あるよ。それも内田にも解決できる……うぅん、内田にしか解決出来ない悩み事が」
「私にしか解決できない?? うーん……良く分からないけど、私が協力できるなら尚更相談してよ!
 なんでも協力するから!」

私がそう言うと、顔を伏せたまま、また何か考えだす吉野。
でも私にしか解決できない悩みって何なんだろう? 私が吉野より得意な事なんて食べる事くらいしか無いよ。
もしかして、学校の給食を残してお母さんに怒られるから、代わりに食べて……とかかな?

「内田。もう一回、キスしていい?」
「ほぇ?」

キス? なんで?? 予想外の事に頭が混乱する。
でも冗談いってる顔には見えないし……

「私とキスしたら悩みは解決するの?」
「それは分からないけど……でも、解決するかもしれない」
どう言う事なんだろう? 全然吉野の悩みが何なのか分からない。

それでも悩みが解決するかもしれないなら、私は……

「いいよ。吉野の為なら一回と言わず、ニ回でも三回でもキスする」
「……ありがと、内田」

吉野はにっこり笑うと、私の唇へキスを始めた。
709この野郎:2008/04/22(火) 23:35:02 ID:b36Ze5gI
やっぱり内田は優しいな……ちょっと泣いちゃいそうになったよ。
内田の唇は綺麗なピンク色で、すごく柔らかくて……こうして触れてるだけでも凄く幸せになれる。
でもそれだけじゃ私の気持ちは満足できない。
舌で内田の唇を舐めると、内田はそれを察して口を少し開けてくれる。

内田の舌に自分の舌を絡めるようなキスを迫ると、内田はどうしたらいいか分らない様子で、
舌先で返事をする様につつき返す。そんな初々しいところも可愛い。
私が「こうするんだよ」って教える様に舌を激しく絡めると、内田の口からは小さな喘ぎ声をあげ、
馴れないキスのせいで、口の端からは少し唾液が垂れていた。

「あ……んっ、ハァ……ッ…………ふ……ぁっ……」

少し苦しそうにしていたので、私は一度唇を離し休憩をする。
唇を離しても私たちは唾液でつながり、こう言うキスは初めてなのか内田は顔を真っ赤にしている。

「内田、よだれ垂れてるよ」
「え?! あ、あははっ、ごめんごめん」
「ちょっと待って、今きれいにしてあげる……」

私は口元を拭こうとした手を抑え、口元へ舌を這わせて唾液を舐めとった。
ますます顔を赤くする内田は、慌てて話しを切り出した。

「ど、どうかな? 悩みは解決出来た?」
「えっと……」
解決なんて出来る訳ない。こうしてキスをする度に、どんどん好きになっていくんだから。
胸が苦しい。いっそこの気持ちを打ち開けて、楽になりたいとも思う。

『内田の事が好き』 この一言で楽になれるのに……口に出すのが怖い。
言ったら最後、後には戻れない。断られて、今まで通りに戻れないかもしれないし、
最悪の場合、口をきいて貰えなくなるかもしれない。
でも、言わなかったらいずれ内田は他の人と結ばれて、私は間違いなく一生後悔する事になる。
言うべきか、言わないべきか。頭の中でどれだけ考えても答えが出ない。

「あー! その顔は解決出来て無いんでしょ? いいかげん吉野の悩みが何か教えてくれないかな?
 大丈夫だよ、絶対誰にも言わないから! ……それとも私って、そんなに信用できない?」

そうだ、信用しなくちゃ……内田はこんな事で口をきいてくれなくなる様な子じゃない。
きっと振られても、明日にはいつも通り接してくれるよね。だから私も勇気を出して……

「私……内田の事が好き。……大好き」
「え? どうしたの急に改まって……私も吉野の事大好きだよ?」
「そうじゃない……たぶん内田の言う『好き』とは違うと思う。
 私の言う『好き』は、恋愛対象として内田の事が好きって事。内田の事を愛してるの」

もう後戻りは出来ない。内田にも伝わったのか、驚いた顔で立ちすくんでいる……無理もないかな。
私はただジッと内田の返事を待った。
710名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 23:37:33 ID:b36Ze5gI
遅くなりましたが、
超新参+2レスにも関わらず、前回分コメくれた方ありがとうございます
711名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 23:47:02 ID:AeNfF95j
激しくGJ!! 吉野には鬼畜な攻めを期待してしまう。。
個人的にはお世話になってるので新参とは思えませんw
712名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 23:56:39 ID:rJWmetA1
いいぞ もっとやれ!
713名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 00:14:02 ID:cspfsrU3
>>710GJ!
心理描写、とてもお上手ですよ
714名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 00:23:52 ID:CpK9vJVv
こんだけ熱いキスしてるのに気づかない内田はやっぱりバカサイドなのかw
いいぞもっとやれ
715名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 11:23:56 ID:Br/CeZ3F
コメンdクスです。
SSを書く活力になるよ。そして今日も張り切って3レス投下します

なんで平日のこの時間に暇なのかって? そんな事絶対に聞くなよ!!
716この野郎:2008/04/23(水) 11:24:26 ID:Br/CeZ3F
吉野が私の事を好き? すき? えっ? 隙だらけ??
あれ?でも確か最後に愛してるって言ったよね? 
とてもじゃないけど吉野が冗談いってるようには見えないし……
それに、そう言われると教室であった事や、今の状況も説明がつく。

でも私はどう返事すればいいんだろう?
私だって吉野の事は大好きだけど、それは友達としてで、そんな愛とか恋とかじゃないと思う。
でも、吉野は私の事を恋愛対象として、愛してるって言った。つまりこれって告白……だよね?
どうしよう、なんて言えばいいんだろう?

そんな風に困っていると、さっきまでずっと黙っていた吉野の方から話しを切り出した。
「困らせてごめんね、やっぱり今の事は忘れて。……明日からも今まで通り友達でいてね♪」
吉野は笑ってそう言った。いつもと変わらない様な笑顔で。
でもね、ずっと一緒にいた私には分かる。吉野、いま無理して笑ってるよね?
そんな吉野の笑顔を見てると辛くて、苦しくて……

「さぁ、今日はいっぱい宿題も出たし、早く帰らないとねっ」
吉野はその笑顔のまま私に背中を向けて、路地から出て行こうとした。
何故かなんて分からない……でも、このまま路地を出たら、二度と元の関係に戻れない様な気がする。
どんなに今まで通りしようと思っても、心のどこかで今日の事が引っかかって、きっと親友じゃいられない。
少し前を歩い行く吉野が、なんだかすごく遠くに行っちゃう様な気持ちになる。

「内田? ほら、早くしないとおいてっちゃうよ?」
吉野はさっきより辛そうな笑顔で言った。
私があの時にちゃんと返事をしてあげてたら……嘘でも良いから「私も吉野の事を愛してる」って言ってあげてれば……
その場で後悔する私を置いて、吉野は一歩づつ進んでいく。

嫌だ。吉野が遠くに行っちゃうのなんて嫌だよ。行かないでよ……
吉野……吉野…………吉野…………

「吉野!」
気がつくと、私は思っていた言葉を口にして、吉野の手を掴んでいた。

「内田……?」
不思議そうな顔で私の名前を呼ぶ。きっと私は、普段見せない様な表情をしているんだと思う。
それくらい真剣だった。

「私も……私も吉野の事が大好き。愛してる」
その気持ちが本当か嘘かなんて自分でも分からない。現に私はこの想いを、さっきまで愛や恋じゃないと思ってた。
それでも、今は吉野を引き止めれればそれで良かった。
717この野郎:2008/04/23(水) 11:24:54 ID:Br/CeZ3F
私の返事を聞くと、吉野はジッと私の顔を3秒ほど見つめ、にっこり笑った。
でも、その笑顔もやっぱり無理して作った笑顔。
「ありがと。内田は本当にやさしいね……でも、無理しなくていいんだよ?」
吉野にそう言われて、私はハッとした。

そっか、そうだよね……私に吉野の笑顔が無理してるって分かったんだから、
吉野にも私が無理してるの分かっちゃうよね……。
だったら私は嘘は言わない。本当の事を言う。親友だから。

「うん、私……無理してたよ。吉野の事を愛してるかどうかなんて、本当は分からないんだ……。
 でもね、吉野の事が大好きなのは本当だよ? 千秋やトウマよりも吉野が一番大好き。
 それに私は別に好きな男の子もいないし、そう言う意味では吉野が一番『愛してる』に近い人だと思う」

嘘は一つもつかなかった。これが私の本当の気持ち。
すると吉野は私に抱きついて、耳元で一言
「ありがと」
と言って、再び路地から出ようとした。

もしかしてちゃんと伝わらなった?それとも、まだ私が気を使って無理してると思ったの?
それなら私は……
「吉野、ちょっと待って!」
「ダメだよ、今は…………んっ?!……んん…………っ」
私は振り返った吉野の唇に、自分からキスをしてそのまま壁に押し付けた。

恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい……死んじゃうくらい恥ずかしい!
でも、言って分からないなら行動で示すしかない。だから、
「……くぅ……んっ…………っ!」
スカート中に手を入れて、下着を付けていない恥ずかしい部分に、中指と人差し指で触れる。
ずっとココが熱くて疼いてたから、濡れている事は触らなくても分かっていた。
私はスカートの中から、ビショビショに濡れた指を出して吉野に見せる。

「よ……吉野とキスしたから……こんなに濡れちゃったんだよ」
恥ずかしさのあまり、目をつむってしまう。……すると、吉野の笑い声が聞こえてきた。
「フッ……あは、……あははははっ」
「ちょっ、ちょっと! なんでそこで笑うの?!」
「ごめんっ、だって可笑しくて……」
吉野の笑っている意味も、いったい何が可笑しいのかも、私には分からない。
ただ、その笑っている吉野の顔は、いつも通りの笑顔だった。
718この野郎:2008/04/23(水) 11:26:06 ID:Br/CeZ3F
「ひどいよぉ……私、吉野が遠くに行っちゃうって思って、恥ずかしいの我慢して必死に止めたつもりだったのに……」
「そんな事しなくても伝わってたよ。ほら、私『ありがと』って言ったでしょ?」
「ほぇ? だって、言った後に吉野が出て行こうとしたから……」
事情が飲み込めない私が問うと、吉野は少し顔を赤くして答えた。
「あっ、あれは……その、ちょっと恥ずかしくて、内田の顔を見てられなかっただけだよ……」
「な゛っ……!!」

って事は何?私、もしかして恥ずかし損?やっちゃったの?!
私の思いはとっくに伝わってたのに、一人で暴走しちゃったって事?
キスして、こんなえっちな事までして……私は……

どんどん顔が熱くなるのが分かる。本当に恥ずかしくて死んじゃいそうだよ。
とにかく、この指をなんとかしないと……
そう思ってポケットからハンカチを取り出そうとすると、
吉野が私に近づいて来て、そのまま濡れた二本の指を咥えてしまった。

「あむっ……んっ、ちゅっ……ちゅぷっ、んー……」
「吉野?! ダメだよ、そんなの汚いよ……っ!」
「んんー……ぷはっ、大丈夫だよ。内田のなんだもん、汚くなんてないよ」

そう言いながら吉野は丁寧に、何度も何度も私の指を咥えたり舐めたりを繰り返す。
なんだか変な気分……指を舐められてるだけなのに、どうして?
「……ふぁ……んっ、……何か……んぁっ! 気持ち良いよぉ…………」
私の反応を見て、吉野は楽しそうに指を舐め続ける。

そして、ようやく解放されたと思うと、今度はその口でキスをされてしまう。
吉野の口のなかは、私のえっちな汁が入ってせいか、凄くヌルヌルしてて、気持ち良くて……
どんどん私はえっちな気分になっていった。

吉野がするように自分も勇気を出して、口の中へ舌を入れてみと、吉野は私の舌に吸いつくようにして口の中に引き込み、
さっきまで指にしていた様に、私の舌をしゃぶり始めた。
「んっ、んんっ! あっ、ぁんっ」
しばらく吉野に舌を犯された私は、すっかり肩で息をするくらいに上気してしまっていた。

そしてとうとう吉野の指が、私のスカートの中へ入れられていく。
「ダ……ダメだよ、こんな所で……」
そう言いながらも、一切抵抗しない私。きっと体が吉野を求めてるんだ。
そんな私を、吉野は笑顔で見つめる。いつもの……少し腹黒い笑顔で。

「私のせいでこんなに濡れちゃったんでしょ? ちゃんと私が責任取って気持ち良くさせてあげるから……」

吉野は私の緊張をほぐす様に優しくキスをして、割れ目を指でなぞる様に触り始めた。
719この野郎:2008/04/23(水) 11:28:37 ID:Br/CeZ3F
次の投下くらいで終わる予定です。
根気なくてスマン
720名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 14:35:58 ID:CpK9vJVv
新たな百合神様の登場じゃ!
吉野はこうじゃなくっちゃなw
721名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 16:19:53 ID:cspfsrU3
GJ!
昼間暇だろうがなんだろうが素晴らしいことには変わりない!
722名無しさん@秘密の花園:2008/04/26(土) 02:56:41 ID:1pUu/w9A
GJ
この野郎氏乙です。
723名無しさん@秘密の花園:2008/04/30(水) 22:55:45 ID:wlkwJcag
これは投下していい空気なのか?
724名無しさん@秘密の花園:2008/04/30(水) 22:57:45 ID:vAO0fhOZ
OK!!!!ばっちこい!
725名無しさん@秘密の花園:2008/04/30(水) 23:21:21 ID:wlkwJcag
よし!じゃあ投下!

えっと>>662を投下しました者です

今回はみなみけ三姉妹がメインです

はたまた不器用orz
726黒いよ、春香:2008/04/30(水) 23:23:07 ID:wlkwJcag
ある日のみなみけ
(風呂場)

「千秋〜 着替えここに置いとくわね」
「はい、春香姉さま ありがとうございます」 「千秋はえらいわね〜姉の私にお礼がちゃんと言えるなんて」
千秋は少し赤くなりながら
「い、いえそんなことはありません 私は夏奈のバカ野郎がいるから・・」 
「もっと、素直になりなさい 千秋」
「は、はい!春香姉さま」
千秋は少しうれしくなった

「ねぇ千秋!」
「なんでしょうか?春香姉さま」

「一緒にお風呂に入らない?」
千秋はいきなり春香一緒に風呂に入らないかと言われて驚いた

「いいんですか?春香姉さま」 
「いいわよ、千秋」
「じゃ、じゃあ一緒にお願いします!」

‐数分後‐

「お待たせー」

ガラガラガラッ

裸になった春香が風呂場の中に入ってきた瞬間
「待ちたまえ、春香そして千秋!」
春香の後ろには夏奈が立っていた
「なんだよ?バカ野郎」「私も一緒に風呂に入る!」
「夏奈も一緒に入る?」「しかし、春香姉さま・・・・・・・・・」
「まぁまぁ、いいじゃない 
たまにはみんなでお風呂も」
そう言った春香は千秋にウインクをした
それをみた千秋は少し悲しそうに
「入れよ、バカ野郎」
夏奈はそれを聞いて
「おぉ!そうだ!風呂を気持ち良く入るためにこの前買ってきた温泉のもとをいれようじゃないか!」
(春香サイド)
この前買った温泉のもとは濁りの湯だったはず これは千秋を犯せるチャンス到来ね!
夏奈GJよ!GJ!
と、勝手に夏奈へサインを送るが夏奈は華麗に無視をする

どうやら春香は千秋を犯すつもりで千秋と一緒に風呂に入りたかったらしい

727黒いよ、春香:2008/04/30(水) 23:24:21 ID:wlkwJcag
‐夏奈が温泉のもとを入れ終えて‐

春香は千秋をそっと自分に近付けた
「春香姉さま?」
「どうしたの?千秋」
「いえ・・・・・なんでもありません」

千秋がそう言い終わると春香は千秋のアソコに手を伸ばした

ビクッ!

千秋は少し体を震わせてから春香のほうを見た
それを見た夏奈は
「どうした?千秋」

「い、いやなんでもないぞ」
夏奈は心の中で黒い笑顔を浮かべた

(夏奈サイド)
こりゃあ春香が先に千秋をやってるかなぁー

私もかわいい千秋を犯すぞー!

夏奈も千秋のアソコに手を伸ばした
また千秋の体がビクッと震える
千秋はまた夏奈の方向を見た
「夏奈?」
「どうした千秋?」
「お前までっ!」

千秋は夏奈を一発殴ろうと思ったが下半身が気持ち良すぎて力が入らない「うっ・・・くっ・・」千秋は必死で声が出るのを我慢している
が、しかし千秋は我慢しきれず
「あっ・・いい・・・」この千秋の声を聞いた春香と夏奈は互いの顔を見てニヤニヤしながら笑った

「もう少しの我慢よ、千秋」
「我慢するんだ千秋」

(千秋サイド)
もうだめだ
でも春香姉さまとバカ野郎の前ではイキたくないよ・・・・・・・
あっ、もうだめだイ・・・・・ク・・・

千秋はだんだん意識が薄れていくのが分かった
「もう、らめぇ・・・」
ザッバーン

「お、お、お、おい春香!千秋をっ!」
「とりあえず千秋を外に!」
千秋はイッてからのぼせて倒れたらしい
洗面所に千秋を寝かしてから千秋に冷たいタオルを頭につけた
もちろん全行程を裸のまんまで

728黒いよ、春香:2008/04/30(水) 23:27:23 ID:wlkwJcag
‐数分後‐

「いやーさっきは楽しかったなー(いろいろな意味で)それで?千秋はまだ起きないのか?」
「しばらく放っておきなさい、夏奈」

とりあえず春香と夏奈は風呂からあがってきた

「こうやって千秋の寝顔を見るとかわいいなぁ」「そうねぇー 千秋が目覚めたらまた犯しちゃう?」
「いいねぇ、春香」
「いいわねぇ、夏奈」
二人は千秋の寝顔を見ながらそう言った

とかいいつつ春香かは夏奈のアソコをいじりはじめた
「なっ・・なにをするんだ?春香」
「何って、夏奈を犯すに決まってるじゃない」
「わ、私はこ、こんなことは・・・・・」
「な〜に言ってるのよあなたのアソコは反応してるじゃない」
「えっと・・・・それはだな・・・・・・」
夏奈がそんな事を言ってるうちに春香はもっと激しく夏奈のアソコをいじりはじめた
クチュクチュというエロい音が激しくなる
「あっ・・・・いや・・・・・・ぁ」
「夏奈?私の指はあなたことがスキみたい」
夏奈の目からは涙があふれてきた
「そんな・・・・ことは・・・ないから」
夏奈は力を振り絞って言葉をはっする
「春香ぁ!・・春香ぁ!・・春香ぁ!」

夏奈はもう絶頂期の顔になりかけている
「もう・・・・・イクゥ・・・・・・・」
ビックン ビックン
春香は夏奈にキスをした
「かわいいわよ 夏奈」「は・・るか・・・?」夏奈は春香に問い掛ける「どうしたの?夏奈」
「ま・た・・・して・・くれる・・か?」
どうやら夏奈の体は春香を求めるようなったらしい

「いつでもしてあげるわよ〜」
その言葉をきいた夏奈は安心した顔で寝てしまった
おそらく気持ちよくなりすぎてしまったのだろう
春香はそんな夏奈を見て少し笑顔になったそのときだった

「春香・・・姉さま?」
後ろを振り向くといつのまにか千秋が立っていた
「千秋、いつから起きてたの?」
「さっきからです」
「そう それでどうしたの?千秋」
千秋は顔を少し赤くし太ももを擦りクチュクチュ音をたてながらこう言った
「は、春香姉さまと夏奈のエッチをみてたら興奮しちゃって・・・・」
春香は千秋のぐちゃぐちゃに濡れたアソコを見て千秋の言いたいことを察した

「もしかして千秋はその興奮を押さえ切れず私とエッチしたいの?」

そう言われると千秋はコクンとうなずいた
729黒いよ、春香:2008/04/30(水) 23:28:21 ID:wlkwJcag
そのときだった

「ピンポーン」

「誰かしら?」
「私が見に行ってきます」
ドアの穴から外を覗くとそこには冬馬が立っていた

「春香姉さま、来訪者は冬馬のようです」
「じゃあ冬馬も一緒に混ぜちゃう?」
「し、しかし冬馬はまずいのでは?」
そんなこといいつつ千秋は無意識に家のドアを開けていた
「ええい!なにが起こってもしらないぞこのバカ野郎!」

730黒いよ、春香 あとがき:2008/04/30(水) 23:30:33 ID:wlkwJcag
とりあえずここまでです久しぶりでどうも感覚が
また続きを書いたら投下します ではでは

m(_ _)m

次は冬馬が春香にやられちゃうの!?
731名無しさん@秘密の花園:2008/04/30(水) 23:53:04 ID:vAO0fhOZ
なんと言う変態三姉妹ww
ハルカの「これは千秋を犯せるチャンス到来ね!」にワロタww
とりあえずトウマ逃げて―!!




吉野×内田の続き、一晩寝かせて明日投下します。
732名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 00:19:08 ID:LVfknY99
>>730
GJ!
黒ハルカえっちカワイイよ黒ハルカ
続き待ってます!
>>731
これはw明日が楽しみだw
733名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 00:39:44 ID:n3pN6Gkj
>>730GJ!春香…恐ろしい子…

>>731待ってます!
734名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 22:18:05 ID:iTV6aa6Y
一晩寝かせたら、いろいろ追加してしまい、2レスが4レスになった。

4レス投下しますノ
735名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 22:18:35 ID:iTV6aa6Y
内田……まだ少し震えてる? もうちょっと緊張を解してあげないとダメかな……
私は内田の恥ずかしい部分を触っている手を少し緩め、少しの間キスに専念。
口元はもちろん、首筋、耳たぶ……さまざまな場所へ唇を這わせる。
その度に内田はかすかな喘ぎ声を口から漏らし、私を上気させていった。

――――そろそろ準備できたかな?
もう一度内田のスカート内へ手を伸ばしてみると、さっきよりずっと濡れてる。
呼吸が荒くなって顔は真っ赤だけど、震えても無いし……
「くぅ……あっ、あっ…………んっ!」
少し指を入れただけなのに凄い反応。内田、私の指で感じてるんだ。

「どうしたの? さっきから変な声出てるよ?」
ちょっと意地悪な質問に、内田は何も言わず首を横に振る。
「答えない子にはお仕置きだよ? ――――えいっ」
「きゃっ……あっ、んんっ、……んっ!」
内田の中に人差し指を根元まで一気に差し込むと、内田は大きな反応を見せてくれた。
そんな内田の表情が、私をいっそう興奮させる。

「やっ、吉野! ちょっと激し過ぎるよ……あんっ! 声が……でちゃ…………」
「ダメだよ? 少し向こうには、学校から帰る生徒が沢山通ってるんだから」
そんな事を言いながらも、私は更に指を動かすスピードを速める。
内田の恥ずかしい場所からピチョピチョと聞こえる水音、
溢れた蜜が内田の太ももを伝って、ニ―ソックスを濡らす。

「内田、エッチな汁がいっぱい垂れてるよ?」
「そ、……そんな事言ったって、あぁんっ! ……よ、吉野が激しくするから……はぁ、止まらないよぉ……」
「そう、じゃあ全部出して楽になろっか」

私は内田の前にしゃがみ込み、スカートを捲った。
まず、太ももを伝う蜜を舌で丁寧に舐めとり、そして割れ目へと舌を這わす。
「きゃぅっ!! 吉……野……、汚いよ……あぁっ!!」
「大丈夫だよ。んー……くちゅっ、くちゅ……」

内田の割れ目からは、どんどん蜜が溢れて来る。
舐めても舐めても……その量は減るどころか増えるばかり。
私は同じ女の子だから、オナニーする時に、どこを触ったら気持ち良くなるかを知ってる。
割れ目を少し指で開いて……硬く膨らんだ――――ここ。

「くうぅ……んんっ! ひゃんっ、ダメ、そこダメなの! 吉野ッッ!」
736名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 22:19:25 ID:iTV6aa6Y
ソコを舐めた途端に、内田は少し腰を落とす。やっぱりココが気持ち良いんだ……
私はトドメに膣内に指を差しこみ、舌はそこを舐め続けた。
ギュッと肩に掴まり、天を仰いで震える内田は、足をうち股にしてどんどん腰を落とす。
やがて内田は完全にしゃがみ込んでしまい、私はやむなく指だけで内田の中をかき回した。

「ダメっ、もう……私、私――――ッッ!!!」
私の指を締め付ける様に、内田の膣内がキュッと狭くなり、
そしてそれと同時に奥の方から大量の熱い蜜が溢れ出す。

「内田、イっちゃったの?」
「はぁ……はぁっ、イっちゃった……みたい…………」
「ふぅ〜ん……」
「ふぁっ……吉野? ちょっと……だめっ、もうイっちゃったんだって!」

内田はもうイっちゃった。それは分かってる……でも私は指を止めない。
きつく締めつけられるその指を強引に動かし、さらに掻き回す。
力が入らないのか、内田は壁にもたれ掛り、だらしなく股を開いている。
それでもまだ止めない。
私、知ってるんだ……イった後にずっと続けてると、もっと気持ちいのが来るって……

「はぅ……んっ、はぁぁ、ダ……メッ…………あんっ! あん、ふぁ……っ!」
内田の喘ぎ声が少しづつ大きくなってきた……だんだん近づいてきてるんだ。
もっと、もっと――――
「吉野、ダメ……何かきちゃいそうなのっ、はぁっ! んあぁぁ!!!!!」

内田は大きな声をあげると、ペタンとお尻を地面につけ座り込んでしまう。
すると、さっきまで指を締め付けていた膣内の力が緩み、私の指を開放。
それと同時に内田の割れ目からは、チョロチョロとおしっこが流れ出した。

「内田、おしっこ漏らしちゃったの? 電柱のそばでおしっこするなんて、わんちゃんみたい♪」
「ち……ちがっ…………これは……」
「何も違わないよ? 内田は外でおしっこを漏らした恥ずかしい女の子だね」
「うぅ………………ねぇ、……吉野。もう一回キス……して欲しい」

意地悪をされて恥ずかしそうにしながらも、そのままお漏らしを続ける内田。
それどころか私にキスまで求めてきた。
そう、内田はきっとMなんだと思う。……そして私はS。

「いいよ、キスしてあげる……」
「あっ……んっ、んん――――」
737この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/05/01(木) 22:20:01 ID:iTV6aa6Y
私は内田の言う通りキスをして、おしっこを終えたばかりの内田の割れ目に指を挿れた。
「ん――……ん?!! んっ、ぷはっ……吉野、もう本当にダメだって! これ以上されたら私――――」
「キスしてあげたんだから、私の言う事ちゃんと聞けるよね?」

私はそう言って膣内の奥へ指を進めた。
今度は内田がしゃがんでいる為に、指がさっきよりも奥へ届き、先程以上に気持ち良さそうにしている。
「うあぁ……ッ! 吉野、さっきより……奥に当たって…………んっ」
「奥に当たって何? 気持ちいんでしょ? ほら、ほらっ」
「く……あぁぁっ、だめ、ダメなの……ッッ!!」

激しく指を動かすと、内田の膣内からはぐちゅぐちゅと音が聞こえ、残っていた愛液かおしっこか分からない液体を吹き出す。
そんな時、不意に大きな通りから聞きなれた声が聞こえてきた。
「あれは――――マコト君?」

その言葉を聞いて、内田の顔はみるみる青ざめて行く。
そうだよね、こんな姿クラスメイトに見られたら大変だもん。
しかしマコト君はその場でガードレールの上に座って、楽しそうに友達と話し始めた。
――――そうだ、いいこと思いついちゃった。

「ほら、内田。あそこにマコト君がいるよ。せっかくだから内田の恥ずかしい姿、マコト君にも見てもらおっか?」
「ヤッ……ヤダッ! そんなの絶対イヤッ!! こんな姿……吉野にしか見られたくないよ……」
「じゃあ、私には見てほしいんだ。……内田のエッチな姿。私に見られて感じちゃうんだ」
恥ずかしそうに俯く内田。本当に可愛いんだから……
私はそっと耳元で内田に囁く。

「内田が私の事愛してるって10回言ってくれたら、マコト君には黙ってるよ」
「ホ……ホント?」
「うん♪」
内田はすぐにマコト君に気づかれない様に、小さな声で言われた通りにする。

「吉野の事愛してる、吉野の事愛してる……吉野の事…………ふぁっ、んんっ!!!」
途中、私が手を激しく動かすと、内田は思わず喘いで言葉を止めてしまった。
「どうしたの? ちゃんと言わないとマコト君呼んじゃうよ?」
「ま……まって、……んっ、ちゃんと言うから。……吉野の……あっ、愛してる。吉野の……事……」

必死に私の体にしがみ付いて、内田は同じ言葉を繰り返す。
でもそれが8回目に差し掛かった時、とうとう内田は力尽きてしまった。
「吉野の……ふ……あぁぁっ、ん……愛し……ダメッ! もう、んっ! んああぁぁぁ!!!」
738この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/05/01(木) 22:20:35 ID:iTV6aa6Y
さっきあんなに出したばっかりなのに、割れ目からはまた愛液が流れ、私の手首までビショビショにする。
内田は体をビクビク震わせ余韻に浸りながら、それでも――――
「吉野の……事、愛してる。吉野の事……愛……してる。……こ、これで10回だよね?」
本当に、どこまで私に従順なんだろう?
そこまでされちゃうと私……歯止めが利かなくなっちゃうよ?

「うん、確かに10回。良くできました」
「よかった……これでマコト君に――――って、あれ? マコト君は?」
「ん? 内田気づいてなかったの?」

実のところ、マコト君はとっくに帰っていた。
でも内田は気持ち良くて、それどころじゃ無かったみたい。
そうと知って落ち着いたのか、内田はようやく今の状況に気が付いた。

足もとに広がる、自分が作った大きな水たまり。
そして、その割れ目に挿いったままの私の指。
さらには、私に抱きついている内田自身。
全てに気づいた内田は、飛んで私から離れた。

「ご、ごめんっ! 私ったらこんな――――」
「いいよ、私も楽しかったから♪」

内田とこんな関係になれるなんて、エイプリルフールに騙されてみるのも悪くないかな?
とにかく今日分かった事は――――

「内田、私たち相性バッチリだね」
「え? どうして??」
「私は虐めるのが好きで、内田は虐められるのが好きだから」

これからも私たちの付き合いは続く。もちろん私が一方的に虐めるんだけどね。
でも、それで私も内田も満足してるんだから良いよね?




「じゃあ、とりあえず明日、学校に来るまでパンツは返さないね♪ 明日はパンツ穿かないで学校へ来ること!」
「えぇー! そんなぁ……」



おしまい。
739この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/05/01(木) 22:22:39 ID:iTV6aa6Y
コレでとりあえず終わりです。
この後は吉野譲による内田調教なんてのも(*´Д`)/ヽァ/ヽァ……機会と需要があれば投下します。
740名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 22:43:15 ID:10g2xNDI
内田かわいい(;´Д`)ハァハァ
需要!あります!!超あると思いますぅ
741名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 22:47:31 ID:09L/Ywd2
乙そしてGJ!
やっぱりこの野郎氏にはかなわないや
742名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 23:11:00 ID:n3pN6Gkj
>>739GJ!待ってました!
今の小学生は激しいんだね…いけない子たちだw
743名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 23:46:27 ID:pmyBne2N
>明日はパンツ穿かないで学校へ来ること!
これはマコトに転ばされて丸見えフラグですか
744名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 00:23:22 ID:NzMgkfNB
マ「すみません!やりすぎ…内田、おまえなんでパンツ穿いてないんだ!?」
内「い、いやぁぁっ」
吉「にやり」
745名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 00:59:10 ID:PlKE7mdn
いろいろコメントありがとうござい。
GJもちろん嬉しいですが、最近どうも思うように書けなくて……
なので、優しくなじる様に、何所をどうしたらもっと良くなるか等、言ってもらえれば嬉しいです。


>>743
>明日はパンツ穿かないで学校へ来ること!

もちろん、ちゃんと穿かないで来たかの、吉野による念入りな朝のチェックフラグですよ?w
746名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 09:47:20 ID:WXbEcjCj
このスレの流れがだんだんエロの方向へ流れ出してる故に
ほのぼのマターリの作風だと完全に浮いちゃうよな…
投下し辛れぇorz
747名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 12:20:34 ID:Bueylyqf
トウマ「もうその『空気』じゃないだろ」
投下汁〜
748名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 12:25:49 ID:PlKE7mdn
ごたくは良いからさっさと投下しなさいよ!!

いや、投下してください。ごめんなさい。
749名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 23:05:09 ID:pxFQzPBn
>>730を投下した者です続きを投下しまっす!

あとここから冬馬が出てくるので言っておきますが
私が書いてる冬馬×千秋のストーリーとは全く別物ですのでよろしくお願いします
750黒いよ、春香:2008/05/02(金) 23:07:34 ID:pxFQzPBn
千秋はとっさに扉の影に隠れた

「あれ?なんでドアが勝手に開いたのに誰もいないんだ?」

千秋は後ろから冬馬を襲った

「ごめん、冬馬!」
バターン!

冬馬は勢いよく前に倒れた
「イテテテ・・・って千秋?裸で何してんだよ!」
「すまない冬馬 どうやら私はもう止められないらしい」
「千秋っ、何を言って・・・・ひゃっ!」

冬馬は千秋に直接アソコを触れられたので思わず声を出してしまった

そのまま千秋は冬馬のアソコをいじる
まだ濡れていないのか 渇いた音が玄関に響く

「ひあっ・・・や、やめれふれよぉ・・・」
冬馬は気持ち良すぎているのでうまくしゃべれていないようだ

そんなことをしているうちにリビングから声が聞こえてくる
「千秋〜?早く冬馬をこっちに連れてきなさ〜い」
「は、はい!春香姉さま只今」

千秋は冬馬をリビングに引きずりながらも連れていった

「はれ?夏奈、はにやっれんら?」
「夏奈はあなた来る前に犯したのよ」
春香は黒い笑みを浮かべる

「ほ、ほんな〜」
冬馬の目からは涙があふれてくる

「千秋、ちゃんと冬馬のアソコを濡らしてきた?」
千秋は無言でコクンとうなずく
「それじゃあ冬馬を犯しましょうか」
「はい 春香姉さま」
751黒いよ、春香:2008/05/02(金) 23:08:55 ID:pxFQzPBn
春香と千秋は冬馬の濡れたアソコに手を伸ばす

まず千秋がさっきの続きをしたいらしく先に手をいれた

「あんっ・・」
「どうだ冬馬?気持ちいいか?」
千秋はそういいながら冬馬のアソコをいじる

春香は冬馬の乳首を吸ったり舐めたりしている
「冬馬〜 ホントは女の子らしくしたいんでしょぉ?」
「ほ、ほんなことはいってぇ〜」
「なら私がそうさせてあげるわ」
春香は千秋の指と一緒に自分の指をいれる

「あんっ!ふはりほもはめろよ〜」
もう冬馬はだんだん壊れはじめていた
「ふふふ、だんだん女の子らしくなってきたわね〜」

「あっ、春香姉さま!私がいいものを持ってきます!」
そう言って寝室に行ってからすぐ戻ってきた

「千秋〜それはな〜に〜?」
千秋は春香に聞かれ顔を赤くする
「えっと、こ、これは大人のオモチャです・・ インターネットで買いました」
「これでいつも一人でやってたの?」
千秋はさらに顔を赤くしながら
「は、はい 学校とかで使ってました」
「じゃあその感度は千秋証明済みね」
春香は冬馬に視線を向ける
752黒いよ、春香:2008/05/02(金) 23:10:26 ID:pxFQzPBn
冬馬はビクッとする

千秋はオモチャを冬馬のアソコにそれを差し込むそしてスイッチを強に合わせる

ビィィィィィィィィィン
「あんっ!だめ!やめっ!気持ち良すぎるぅぅぅぅぅぅ!!」

千秋はスイッチを切に戻す

冬馬はハァハァと息遣いを荒くする
「どうだ?気持ちよかったか?」
冬馬は泣きながらコクンとうなずく

「こんなんじゃ駄目ね 今度は私のでやってみましょう」
自分のオモチャが一番いいと思っていた千秋だが上には上がいると実感した

「じゃあ今度はこれをいれるわよ、冬馬」
冬馬はコクンとうなずく
春香のオモチャのスイッチを強に合わせる
「あ〜〜〜っ!!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ!イクッ〜〜ッ!!もう止めて〜!」
冬馬のアソコから勢い良くエロい液体が噴き出す春香と千秋にその液体がかかった

それを見た春香はオモチャのスイッチを切に戻す
冬馬はさらに激しく息遣いを荒くする
「もうイッちゃったの?つまらないわね〜 ねぇ千秋」
と、千秋がいた方向を見ると千秋も倒れていた
もちろんアソコからたくさんの液体をだしながら
「いつのまに私のオモチャを使ったのよ まったく千秋ったら」
春香は千秋を軽く撫でた
753黒いよ、春香:2008/05/02(金) 23:11:15 ID:pxFQzPBn
「は、春香?」
「どうしたの冬馬?」
「オ、オレものすごいエッチになっ・・・・た」そう言って冬馬は気持ち良い顔で寝てしまった

「エッチになることはいいことなのよ、と・う・ま」
その言葉を言って春香は千秋と冬馬と夏奈に軽くキスをした

‐その後‐

冬馬は千秋たちの家の前に制服姿で立っていた
何かを我慢しているようだ

「うっ・・・くっ・・・もうだめだ・・・・」
スカートの中から勢い良くエロい液体が噴射された
そして冬馬は千秋たちの家の中へ入っていく

中から冬馬の声が聞こえてくる

「春香〜 このオモチャ、感度よすぎるぞ!っていうかオモチャは外で使いなさいはひどいよぉ〜っていうかまだやるのかよっ!」

‐おわり‐

754黒いよ、春香 あとがき:2008/05/02(金) 23:13:05 ID:pxFQzPBn
以上で完結です

いつもレス数が少なくてスミマセン

また冬馬×千秋路線に復帰したいと思っております

ではまた
755名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 23:15:19 ID:zEr8TBz/
キタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━ !!!!!
756名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 00:30:53 ID:8p9272WM
>>754
GJ!
昼の部の優しいハルカ姉さまもいいけど
夜の部の妖しいハルカ姉さまも…じゅるっ
757名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 01:02:18 ID:imTXceMB
>>754GJ!こんな春香を待ってました!
いつもは優しいけど、実は鬼畜?なギャップがええなぁ
758名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 15:01:26 ID:W+A1Lx1N
姉さまのSSもっと読みたい・・・
759名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 00:45:59 ID:A9KPVAWB
以前ちょくちょくチアキ×ハルカのSS等を投下してた者です。
突然変なこと聞きますが、このカップリングが一番好きって方いますか?
760名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 03:51:17 ID:kmVRwLsG
冬馬×千秋かなあ
761名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 05:58:41 ID:XCcjuG+5
百合のようで百合じゃないハルカxマコかなぁ・・・
でなければハルカxマキ
762名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 08:54:14 ID:oXSRFKLD
春香×マコは百合じゃないだろ
763名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 10:01:07 ID:20+af1UA
夏奈×ケイコ
764名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 13:34:09 ID:z58HuB5X
カナリコ
765759:2008/05/04(日) 14:03:42 ID:PbHeq0ow
ん〜、そうですか。人気ないみたいですねぇ・・・。
憧れのお姉さまを見続けるチアキ
一方のハルカはチアキを優しく見守るって構図が好きなんですが・・・
やっぱり歳が離れすぎなのかな?
766名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 16:51:17 ID:fTMvsikf
ハルチアはほんとに姉妹愛って感じになっちゃうなぁ
そんな俺はカナチア萌え
767名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 16:56:08 ID:9kRK/In7
>>765
聞き方がまずいだけで、ハルカ×チアキは十分すぎる人気があると思うんだ。

あとチアキは原作の時点で本物の百合妹なので、改めて確認するまでもない感じも。
768759:2008/05/04(日) 22:45:30 ID:PbHeq0ow
>>767
そうですか!
なんかこのスレ含めそれ以外のスレでもカナとチアキやトウマとチアキの
話題を結構見かける一方で(もちろん他スレの場合はこのスレと意味合いが大分違うと思いますが)、
チアキとハルカについては自分が書き込んだりしてる以外には
ほとんど触れられてない気がしたので、聞いてしまいました。
まあカナチアとトウチアの組み合わせも好きな自分としては
最近までそんなこと気になっていなかったのですが・・・
769名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 22:57:22 ID:hCzfAmhY
このスレ結構人いたのかww
770名無しさん@秘密の花園:2008/05/05(月) 00:57:14 ID:hY21qOiD
ハルカ×チアキ
トウマ×チアキ
ハルカ×マキ

これが俺のジャスティス
771名無しさん@秘密の花園:2008/05/05(月) 16:45:25 ID:ZazeD9UW
ちょいとおかわりの最終回の部分をエロくしてみた

というわけで子ネタを投下

772名無しさん@秘密の花園:2008/05/05(月) 16:49:08 ID:ZazeD9UW
千「いやだ〜 春香姉さま!イッちゃいやだ〜!」
千秋は泣きながら春香に抱きつく

夏「おいっ!千秋、お前がそんなことしたら私だって・・・・・・・・」夏奈も泣きながら春香に抱きつく

春「大丈夫よ まだまだ私はイカないから」
千「本当ですか?春香姉さま」
夏「本当か?春香」
千秋と夏奈は顔を上げて春香に聞く

春「もう、くどいぞぉ」そして千秋と夏奈は再び春香に犯された


なんかスマソ(・・;)
 
773名無しさん@秘密の花園:2008/05/05(月) 17:01:45 ID:RikvUPub
ワロタw
774名無しさん@秘密の花園:2008/05/05(月) 23:32:46 ID:kgyw3eHY
>>772
その発想はなかったwww
775名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 00:16:34 ID:GtyBSuV/
どっちが受けか攻めかよくわからないカオスw
776名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 13:48:12 ID:ydL+5k/Y
キャラソンが素敵過ぎたので、マキ×アツコが上昇中☆
777名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 23:04:45 ID:gMWNXMK5
いや、下降気味
778名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 02:21:37 ID:eypDxWnA
>>754を投下した者です
まぁ小ネタも一つ投下しましたけど

今回は原点回帰という事で久しぶりに冬馬×千秋を投下します

全くエロく無いです

779いつの日だって:2008/05/07(水) 02:23:28 ID:eypDxWnA
ある日のみなみけ

暖かい春の日差しが千秋をウトウトさせる
「うー、眠いぞ この野郎」

千秋はそんな独り言を言いながら現実と夢の世界を行ったり来たりしていた

そんな時、家のチャイムが鳴る

ピーンポーン

千秋は面倒くさがってリビングから玄関に向かって誰だ〜?と叫ぶ

玄関の向こうから

「冬馬だ 開けてくれ」
千秋は面倒くさそうな顔していたが冬馬と分かるなり一目散に玄関に向かってドアを開けた

「よく来たな、冬馬」
「当たり前じゃないか、千秋に会いに来たんだから」

その言葉を聞いた千秋は顔を赤くし
「さ、さっさとあがれバカ野郎!」
と言ってリビングに行ってしまった

‐リビング‐

とりあえず二人は座ることにした

もちろんの事だが冬馬は千秋のとなりに座る

再び千秋はウトウトし始める

二人が眠気でふらっした時だった
二人の唇が奇跡的にも重なったのである

二人の目がカッと開き、一気に目が覚めてしまった

「あっ、ゴメン・・・」
冬馬が男らしく先に謝った

「こっちこそ、悪い」
千秋は頬を赤く染めながら謝った

しばらく静かな時間が流れる
そして二人は同時にこう言った

冬「もう一回、キスしないか?」
千「もう一回、キスしてくれ!」

冬「え?」
千「なっ・・・」

二人の顔は一気に赤くなった

780いつの日だって:2008/05/07(水) 02:25:59 ID:eypDxWnA
千「おい、バカ野郎!この私とそんなにキスしたいのか?」
冬「あったりまえだろ!」

それを言い終えた冬馬は勢いで千秋にキスをした
千秋はすぐに冬馬の唇から自分の唇を離した

「おい!キスするならなんか言えよ!このバカ野郎!」

千秋も離した唇を勢いで冬馬の唇にくっつける

気が付けば二人は抱き合っていた

二人「ぷはっ」

「おい、千秋 お前こそキスするならなんか言ってからにしろよ!」
「お前だってそうだろうが!」
「なんたかんだ言って、オレは千秋が大好きだ!」
「私もだ、このバカ野郎!」

とたんに二人は黙りこんでしまった

「えっと・・・本当にオレは千秋の事はいつまでもスキだからな」

少したってから

「私もいつまでも冬馬の事が大好きだからな・・・」

「冬馬のバカ野郎」

781いつの日だって:2008/05/07(水) 02:27:00 ID:eypDxWnA
そう言って冬馬と千秋は再びキスをした
今度はさっきより長く
そして深く

冬馬は千秋の服をギュッと掴んだ

「ただいま帰ったぞ〜っ」

玄関から夏奈の声がしたのでとっさに二人は残念そうに唇を離した

「なんだ?冬馬と千秋がいるじゃないか」
「おかえり(千秋)」
「お、おかえり(冬馬)」
「じゃ、ちょっくら着替えてくる」
そう言って夏奈は寝室に入っていった

夏奈がいなくなったのを確認した冬馬は千秋にボソッとこう言った

「また今度、ゆっくりやろうな」

そう言って千秋の頬に軽くキスをした

‐END‐

782いつの日だって あとがき:2008/05/07(水) 02:31:20 ID:eypDxWnA
以上です

こんなときになんで恋愛物?を投下してんだこのバカ野郎!と思う人もいるかもしれませんがそこらへんはゴメンなさいm(_ _)m

ではまた

783名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 08:58:12 ID:2N2vL97X
いいぞ!もっとやれ!
784名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 12:40:32 ID:qGSAobTg
吉野→内田のえろなしSSを執筆中なんですが
この2人ってなんて呼び合ってるのかがわからずに頓挫中…
内田→吉野「吉野」
吉野→内田「内田」でいいのだろうか…なんだか激しく違和感が…orz
785名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 13:21:19 ID:cJb+nC14
>>782
はぅーかぁいいよぉー

>>784それでおk
786名無しさん@秘密の花園:2008/05/08(木) 13:20:06 ID:BpiyRItg
>>784で吉野、内田の呼び方について聞いたものです。
とりあえずなんとか形になったので投下させてもらいます。

吉野×内田というよりは吉野→内田です。
ちょっとほろ苦い吉野の片想いって感じですかね。
よろしければしばしお付き合いください。

787Secret Love:2008/05/08(木) 13:22:31 ID:BpiyRItg
「チアキは最近トウマと仲良しだね」

教室の入口で立ち話をしている2人を吉野が見つける。
その言葉に内田がぶーぶーと文句を垂れた。

「そうだよ!最近のチアキは何かあればトウマ、トウマってさ」
そう言って内田は机の上に突っ伏した。

「そうだね、確かに珍しいかも」
普段からあまり他人に興味を持たない千秋が
これでもかと冬馬に構うのは何か理由があるのかな…
そんな事を考えながら吉野は再び扉の側の2人を見た。
どこか楽しそうな千秋はいつもの仏頂面ではなく僅かに笑顔を浮かべている。

その顔が少し赤く見えるのは気のせい…?

まぁどんな理由でも仲が良い事はいい事だよね、うん。

「…野…吉野?」
そんな事を考えていたためか、吉野は内田の呼び掛けに全く気付かなかった。
気付けば内田の顔がすぐ側まで迫っていて、じぃと顔を見つめられていた。

「わっ!?」
驚きの余りついつい声を上げてしまい、その声に内田も驚いた。

「ど、どうかした?」
「さ、さっきからずっと呼んでるのに全然返事ないから…」
2人共にまだどきどきした様子で受け答えをする。

「ご、ごめん」
ちょっと考え事してたから。
そう言って吉野は引きつった笑いを向けた。
明らかに動揺しているのは目に見えていたが
そこは流石内田と言うべきか
そんな吉野の様子を不思議には思わなかったようだ。
788Secret Love:2008/05/08(木) 13:24:47 ID:BpiyRItg
「あー、トウマがうらやましいよー」
内田の言葉に吉野はぴくりと肩を震わせた。
「…どうして?」
「だってチアキと仲良しだもん」
そう言って内田はむー、と唸る。

内田はどういう意味で仲良くなりたいんだろう。
内田の考えるレベルの話だから
そこまで高い話ではないと思うがやはり内心は穏やかではない。
どうしてって?
それは…

「吉野もそう思わない?」
「なにが?」
とぼけたみたいな返事をすると内田は机をばしばしと叩いた。

「あたしだってチアキと仲良くしたい!」
内田の願いは空しくも届かない。
「それをあたしに言われてもなぁ」
あはは、と笑いながら吉野は内田をなだめる。

「チアキはどうしてトウマばっかり、はぁ」
それはこっちだっておんなじだよ。
内田はどうしてチアキばっかり、ねぇ。

別にチアキを気にする内田が嫌な訳じゃない。
みんな仲良くはいい事だから。
でも…なんだかちょっぴり胸がちくりとするのはどうしてだろう…

あたしがこんな風に考えてるなんて
この先も絶対内田は気付かないだろうなぁ…

そんな事を思いながら吉野は小さく溜め息を吐いた。

「ん?なんか落ち込んでる?」
内田の言葉にふと顔を上げると、内田が心配そうな表情を浮かべていた。

「え、どうして?」
内田に指摘された事で吉野の心は再び揺れ動く。
穏やかな気持ちを取り戻したいと思っても
胸はずきずきと痛みを増すだけだ。
それを悟られたくなくて、内田から視線を外した。

「んー、なんか淋しそうな顔になったから」
さらりと言ってのける内田を吉野は弾かれたように内田を見た。

「やだな、内田に気のせいだよー」
あははは、と笑ってみせるが自分でも引きつった笑顔である事が痛いくらいにわかる。
789Secret Love:2008/05/08(木) 13:27:35 ID:BpiyRItg
気付かないで。
この気持ちに気付かないで。
心の中で繰り返される言葉は、どこか矛盾を含む。

内田を好きな自分を知って欲しいのか。
内田が好きな自分を知られたくないのか。

一体どっち…?

だんだんと頭の中がぐるぐるとしてきて、吉野は泣きそうになる。

すると頭の上に何かが乗っかった。
ふと見ると内田が腕を伸ばして、吉野の頭に手を置いている。

「元気だしなよ」
ぽふぽふと頭の上で跳ねる手のひらに吉野はきょとんと目を丸くした。

「吉野が落ち込んでるの見たくないから」
そう言って笑う内田の笑顔がありがたくもあり、悲しくもあった。

「う、うん…」
俯いて返事をすると、内田の手が離れる。
ほんの少し名残惜しさを感じながらも
吉野の心はいろんなもので満たされた。

こんなにも正反対な事で胸がいっぱいになるなんて事も知らなかった。
喜びと、切なさとで溢れそうな胸は嬉しいのか、痛いのかもわからない。


「ねぇ、内田」
吉野の呼び掛けに、内田はふいと顔を上げた。
「んー?」
「あ、やっぱりいいや」
そう言って吉野が笑う。

「え、なにー?気になるよー」
内田が不思議そうな表情を浮かべる。
「ほら、内田鈍いんだもん」
そう言ってまた吉野が笑った。

「鈍い??」
吉野の言葉の意味がわからずに、内田はただただきょとんとするばかりだった。


でも、それも内田の良い所だから。
そういう所も含めて気になるから、ずっと、そのままでいてよ。


…ほんとの事を言えばほんのちょっぴり淋しいけど、ね。



―END―

790名無しさん@秘密の花園:2008/05/08(木) 13:33:01 ID:BpiyRItg
という感じの吉野→内田でした。
小学生の片想いってこんな複雑な気持ちになんかならないですよね、うーん難しい。

既に吉野×内田が投下されているのに加えて
小学生のえろってのが全く考えられないお堅い頭のせいで
みなさんが望む展開のものは書けませんが
自分と同じようにえろ抜きでも萌えれる方がいる事を信じております。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また機会があれば投下させてもらいます。
空気読めてなくてすいませんでした。

791名無しさん@秘密の花園:2008/05/08(木) 13:49:49 ID:1DuJL/Es
>>790
GJでした!
あー、いつか「うっちー」「よっしー」とか呼びあったりしないかなー
792名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 05:32:58 ID:cdzXjqi8
>>790GJ!エロなしでも萌えるよー
てかエロなしの方が萌えるかも?
こういう切ない話好きだ
793名無しさん@秘密の花園:2008/05/12(月) 18:02:05 ID:hY9e3pIE
はぁはあ
794名無しさん@秘密の花園:2008/05/14(水) 22:58:17 ID:o7zzh4NN
「ふぁ……んっ、ねぇ……吉野、もうイっても良い?」

「ダメだよ、一昨日したばかりでしょ?」

「そうだけど……昨日と今日はまだ一回もイってないもん!」

「内田は仕方ないなぁ…………じゃあ、一緒にイっちゃう?」

「うん、私もう我慢できない……早く、吉野も一緒にイって……ッ!!」

「それじゃあ……ッ」






『保守!!』



――――言っちゃったね……



ごめんなさいorz
795名無しさん@秘密の花園:2008/05/15(木) 18:23:36 ID:lRTMNXFQ
内田と千秋のSS投下したら許す。
796名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:17:58 ID:gUXiaejf
保守代わりに読んでやってください
チアキ×ハルカです
>>506-510の続きです。
1ヶ月以上も前のでサーセンw
チアキがマキと別れたところから始まります。
拙い文章ですがよろしくお願いします。
797名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:18:33 ID:gUXiaejf
マキと別れてからというもの、チアキの頭の中は
マキの考えていた通り“今夜のこと”でいっぱいだった。

(背中から抱きしめられるのか?いいや前か?
そうするとちょうどハルカ姉さまの柔らかい部分が私の顔に・・・
 い、いいやそれだけじゃないぞ!あ、足とかも絡めて・・・!)

帰り道や帰宅後しばらくは抱き枕のプレイ内容(?)の
妄想で頭の中がいっぱいだった。

しかしハルカの帰宅、晩御飯と時間が経つにつれ、
いつハルカ姉さまから言われるのか――、そのことが最大の関心事に
なっていた。

そんなことを考えているうちに入浴が済み、宿題などの所用も終わり、
とうとういつもの就寝時間まで来てしまった。

(今日は来ないのかな・・・?)
(いいや、もしかしたら私が寝ている最中に・・・!)

などをベットの中で考えているうちについつい身構えてしまい、
十分に寝る事が出来ずとうとう朝を迎えてしまった。

・・・そしてチアキにとっては残念なことに、同じような日が二日も続いた・・・。


「あ〜ねみぃ〜」
学校から帰るなり、チアキはリビングのテーブルに突っ伏した。
「なにやってんだチアキ?だらしないヤツだな〜」
家に帰るなり、ただいまもなく机に伏したチアキにカナが苦言を呈した。
チアキはそれに反応することもなく、そのまま眠りの世界に旅立とうとしてたいたが・・・

「ただいま〜」

「んあっ!」
ハルカの声にチアキは飛び起きた。
「お〜、おかえり〜、ハルカ〜」
「ただいま、カナ」
「お、おかえりまさい!ハルカ姉さま!」
「(?マサイ?)・・・ただいま、チアキ・・・」
ハルカが少し引きつった笑顔で応えた。
かくいうチアキとは二日前からこんな調子であり、
明らかに様子が変なチアキが心配になっていた。
798名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:19:06 ID:gUXiaejf
「・・・ねえチアキ・・・ちょっといいかな?」
夕食後にカナがうたた寝し出したのを見計らってか、ハルカがチアキに問いかけた。
「は、はい!なんですか?」
眠気まなこだったチアキの目が少し見開く。
正直なところ、チアキは抱き枕の件は半ば諦めかけていた。
いっそのこと自分から言ってしまおうかとも思ったが、
自分を抱き枕にしてください、と言うわけにもいかず、
そのままにしていた。
それでもまだ心のどこかに期待している部分が残っていた。

「いきなり変なこと聞いてごめんね。もしかしてチアキって・・・」
ハルカはチアキのおかしな反応に少したじろぎながら話し始めた。

「最近何か悩みごとでもあるの?」
「悩みごと・・・ですか?」

やっぱり――期待したのと違う話題で一気に身体の力が抜けてしまう。
やはりもう忘れてしまったのか・・・?

「特にありませんが・・・」
「本当?」
「は、はい!心配しないで下さい、ハルカ姉さま」
「そう・・・」

チアキはハルカに心配をかけないように、可能な限りの笑顔で応えた。
ハルカもそれを見て信用したようで、少し安堵の表情を見せた。
しかしまたすぐ、心配そうな表情に戻った。
「でも・・・寝付き悪いのよね?」

(へ?寝付き?)
799名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:19:33 ID:gUXiaejf
寝不足のせいで思考力の低下していたチアキはその言葉が出てきた意味をほとんど考えず、
反射的に「悪いですね」と伝えた。

「そうなの・・・。ふーん・・・じゃあ、あれしかないわよね・・・うん」
ハルカはうんうん、と下を向きながら頷いた。チアキにとっては寝付けといい、
今の頷きといい訳が分からなかった。頭がぼーっとして考える気も起きなかった。

「あの・・・ハルカねえ」「じゃあ今日は私のベットで寝てみたら!?」

どういうことか聞こうとした矢先、ハルカの言い出した言葉に耳を疑った。

「!?・・・あ、あのハルカ姉さま、もう一度言ってもらえますか!?」
「え?だから、今日は私のベットで寝てみないって・・・」

「・・・え?それって・・・つまり・・・」

(ついにきたっ!・・・なんかよく分からないけど・・・!)

・・・千秋の頭の中にお花畑が広がり始めた。
「い、いいんですかっ?」
「ええ、もちろんよ」
「よ、喜んで!ハルカ姉さま!」

(ハルカ姉さまと一緒に寝ると言う事は・・・つ、つまりっ!)

「うん。じゃあ寝る時間になったら私の部屋に来てね」
「は、はい、わかりました」

(ようやく・・・ようやく言ってくれましたねハルカ姉さま・・・!)

・・・どういう感じで抱きしめられるのか、いつもの就寝時間が来るまで
その事で頭がいっぱいになったのは言うまでもない・・・。
800名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:20:17 ID:gUXiaejf
「あ、あの・・・ハルカ姉さま?」
頃合を見計らって、チアキはハルカの部屋のドアをノックした。
正直、部屋に来るまでの足取りは重かった。

(よくよく考えれば普段一緒に寝ているのとあまり変わらないはずなのに・・・)
(やはり今までと密着度が段違いだからか?)

とにかくチアキは内心穏やかでなかった。

「あら・・・いらっしゃい」

ハルカはいつもと変わらぬ様子でチアキを部屋へ迎え入れる。
チアキは少し余裕じみた(?)ハルカの様子を見て、逆に緊張感が
増した気がした。

(お、落ち着け!別にそんなやましい事するわけでもないし。そうだ、今日の私は単なる・・・)

(きょ、今日の私は・・・は、ハルカ姉さま専用の抱き枕・・・)

「ちょっ・・・///」

恥ずかしい事を考えてしまい、思わず変な声が出てしまった。

「はい、どうぞ」

ハルカは布団をめくり、チアキに早速ベットの中に入るよう勧めた。
チアキはガチガチになりながらも導かれるままハルカのベットの中に納まった。
しかしその緊張も、ハルカのベットに入ると幾分か和らぎ始めた。

(ハルカ姉さまの匂い・・・すごく落ち着く・・・)

しばらくハルカのベットの感触に浸っていたチアキだったが、ハルカがベットに入らず
なにやら部屋でゴソゴソしているのに気がついた。
801名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:20:49 ID:gUXiaejf
「ハルカ姉さま、何をなさってるんですか?は、早く・・・///」
「ん?今からお風呂に入って来ようと思って。・・・ちょっと遅くなっちゃったのよね」
「お風呂ですか・・・?」

今まで緊張のためか気がつかなかったのだが、ハルカはまだ普段着のままだった。

(お風呂・・・お風呂・・・お、お風呂上りのハルカ姉さま!?)

その瞬間、お風呂上りでしっとりとしたハルカに優しく包まれる自分の姿が頭をよぎった。

「そ、そんな・・・ハルカ姉さまっ・・・///」

(今なら私が湯沸かし器になれます!ハルカ姉さまっ!)

「はうぅ・・・・・///」

ベットの中でなにやらモゾモゾしているチアキに少し妙なものを感じつつも、
ハルカは風呂仕度を終えた。

「それじゃあ電気消すねチアキ。おやすみ」
「え!?お、おやすみなさいハルカ姉さま!」

ハルカは豆電球だけ残して電気を消し終えると、静かに部屋を出て行った。

(こ、これは大変な事になったぞ!お風呂上りのハルカ姉さまに包まれるなんて!)
(・・・も、もしかしたら、そ、その、ば、ばばバスタオルのまま・・・い、いや待て、ひょっ、ひょっとすると・・・)

シーツを握りしめる手の力がさらに強くなる。
チアキは段々おかしな方向に向かっていく妄想を必死にかき消した。

(と、とにかく、今のうちに心の準備をしておかないと・・・)

チアキは精神統一の心意気で目を閉じながらゆっくり息を吸って、吐いた。
しかしその精神統一(?)は同時に眠気をも誘った。

(・・・うぅ、眠いな・・・ハルカ姉さまのお布団の中、ふかふかしてて・・・もうこのまま・・・)

ハルカのベットの中、チアキは1人自分自身と格闘していた。

(いやだめだ、ごく自然な感じで受け入れられるよう、今からイメージトレーニングを・・・!)
(いや・・・もう何も考えずこのまま温かいハルカ姉さまのお布団の中で寝てしまおうか・・・)

そのまま何分たったろうか、チアキの意識は段々遠のいていった。

「ふぁ・・・おやすみなさい・・・ハルカ姉さま・・・」
zzZ・・・
802名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:21:24 ID:gUXiaejf
ガチャ
「!!」
「・・・おまたせ、チアキ」

すっかり眠ってしまっていたのだろうか、音に気がついて
ドアの方を見てみたが、視界がぼんやりしていてよく見えなかった。
しかしすぐにパジャマ姿のハルカがドアの前で立っているのが
見て取れるようになった。
よく見ると、ハルカの顔には少し笑が浮かんでいてた。

少しイタズラでもしちゃおうかしら・・・?
なぜだかチアキにはそんな風に見えた。
何だかよく分からない、ゾクッとする感覚が体中を駆け巡った。

「あっ・・・は、ハルカ姉さま・・・///」
「・・・まだ起きてたのね・・・」
「え?あ、はい・・・」
「ダメよ?こんな時間まで起きてちゃ・・・」

ハルカがゆっくりベットの方に近づいてくる。
距離が短くなるにつれ、鼓動の間隔も縮まる。

「ごっ、ごめんなさいハルカ姉さま」

ベットの前まで来たハルカは、手を口に添えて小さくクスッ、と笑った。

「夜更かしする子には・・・ちょっとお仕置きが必要ね」
「・・・お、お仕置き?」

そう言うとハルカは布団の中に潜り込んで――

――チアキに思い切り抱きついてきた。

「んあっ!・・・は、ハルカ姉さまっ!まっ、まだ…心の準備が・・・///」

ハルカに頭を抱きかかえられ、両足も挟まれて身動きが取れない状態となった。
ハルカのスベスベした腕や、胸の辺りからお風呂上りのいい香りが流れ込んできた。
803名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:22:21 ID:gUXiaejf
「は・・・ハルカ姉さまぁ・・・」
「あ・・・ごめん、ちょっときつい?」
「い、いえ・・・」
「大丈夫?」
「・・・も、もっとしていただいても結構です」

正直きついような気がしないでもない。しかし痛みや、
ましてや嫌な感じはまったくない。

むしろもっときつく抱きしめてほしい――もっとハルカ姉さまを感じたいと思っていた。

ハルカはそれに力を強めるかたちで応える。

「ふぁ・・・姉さまっ///」
「ん・・・かわい」

ハルカはチアキの頭を少し撫でながらチアキには聞き取れない声で呟いた。

「・・・ふふ・・・可愛いわ」
「・・・え?ハルカ姉さま?」
「ん〜っ、チアキ!可愛いっ!」

普段よりも少し高い、甘えるような声を出しながらハルカはさっきよりも強くチアキの
頭を自らの柔らかい部分に押し付けた。

「んふぁぁ・・・」

思わずだらしない声を出してしまった。

「やっぱり・・・思った通りちょうどいいサイズね・・・。それに、ふわふわして気持ちいい・・・」
「わ、私も柔らか・・・気持ちいいです・・・(ちょっと息苦しいけど・・・)」
「・・・本当?」
「はい・・・ハルカ姉さま」

チアキはしばらくの間、抱きしめられている安心感や一体感のようなもの
に浸っていた。
なにか、夢の中にいるような・・・

しかしそのしばしの安らぎをかき消すかのように、ハルカが口を開いた。
804名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 20:23:37 ID:gUXiaejf
無駄に長いので一旦ここで切ります。続きは明日書き込みますので
よろしくお願いします。
805名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 21:55:18 ID:6buDRslq
わっふるわっふる
806名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:20:50 ID:C4alFKId
昨日の続きです。↓
807名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:21:18 ID:C4alFKId
「・・・でも」
「?」
「何か足りないわね」
「へ?」

足りない?

「・・・ねぇ・・・チアキ?」
「な、なんですか?」
「服・・・脱いじゃおっか?」
「は、はぁ・・・」

(そうですか、服を・・・ふ、服!?)

「は、ハルカ姉さま、今なんと!?」
「あら・・・聞こえなかった?」

ハルカは口をチアキの耳に近づけ、こう囁いた。

「・・・裸になって、って言ったの」
「んあっ・・・」

いきなり耳元で囁かれ身体がぴくりと反応してしまい、
うまく聞き取る事ができなかった。

「・・・聞こえたかな?」
「ひうっ///」

(ね、姉さまの声が・・・こんなに近くで・・・)

チアキは以前からハルカの声は少し色っぽいな、と感じていた。
普段話しているときでもそう感じるハルカの声を
耳元で、しかもいつもより甘い声色で聞かされたら普通ではいられない。

「ご、ごめんなさい・・・もう一度お願いできますか?」
「もう・・・」

ハルカはチアキの耳に唇が触れるくらい近くまで口を近づけた。
チアキの身体が少し強張る。

「だから・・・・・」
「・・・(ゴクッ)」

「は・だ・か」

「!」
808名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:21:50 ID:C4alFKId
――一瞬、チアキの頭の中が真っ白になった。

しばらく放心状態が続いたが、なんとか復旧に成功した
チアキの脳は緊急会議でおおわらわになった。

は、裸で抱き合う・・・?それってどういう状況!?
なんだからよく分からないからちょっと想像してみよう――

裸で抱きあうチアキとハルカ。
一糸まとわぬ姿でお互いの全てをさらけ出した二人は、やがて…

…あまりの恥ずかしさに全身の血液が一気に顔に集まってきた。

「ちあきー?どうしたのー?」

ハルカがチアキのほっぺをつっついた。すでに小悪魔と化していた
ハルカは長くは待ってはくれなかった。

「あ、ええと・・・そ、その・・・」
「・・・私も裸になるから、恥ずかしがらなくていいのよ」
「!・・・い、いえそういう問題では・・・!」

チアキは幼いながらも、さすがにそれはいけないことだという事くらいは
分かっていた。

「もっと・・・直接、チアキを感じたいの・・・」

ハルカは少し緩めていた腕の力を強めた。

「うっ・・・ハルカ姉さまっ・・・!」

(も・・・もっと・・・ハルカ姉さまを・・・)

チアキの判断力を鈍らせるには十分だった。

「・・・は、ハルカ姉さまがそうまでおっしゃるのなら・・・」
「・・・いいの?」
「はい、大丈夫です」

チアキが決心するとハルカはチアキを開放し、自らのパジャマのボタンに手をかけた。
チアキもそれに続いて服を脱ぎ始めようとしたが、
恥ずかしくてなかなか手を動かす事ができなかった。
809名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:22:20 ID:C4alFKId
「どうしたの・・・?」

ハルカは毛布で肩から上しか見せていなかったが、肩の露出を見るに、
もう脱ぎ終わったようだ。
チアキは恥ずかしさのあまり顔を赤くして、顔の上半分以外を
毛布の中に入れてしまった。

「や、やっぱり恥ずかしいです・・・」

チアキの恥ずかしがる様子を見たハルカが
少し笑みを浮かべながら擦り寄ってきた。

「・・・じゃあ、私が脱がしてあげるね」
「えっ?」

チアキが答える間もなく、ハルカの指がチアキのパジャマの
ボタンにかけられた。
ハルカの指が一つ、また一つとパジャマのボタンを解いていく。

「あっ・・・」

ただボタンを外されているだけなのに、直接身体を触られているような
不思議な感覚に陥った。

「ん・・・」

ハルカの指が下の方に進めば進むほど全身の力が抜けていくようだった。

気がつけば上下とも脱がされていた。残されていたのはたった一枚の下着だけ。
その間、頭に再生されていたのは視界にぼんやり映るハルカの姿、
スルスルっと衣服を脱がされる音だけだった。

「ここも・・・脱いじゃう?」
「えっ!?」

ハルカがチアキの下着に手をかけたその時、
今まで頭がぼーっとして、ハルカにされるがまま
だったチアキがようやく声を上げた。

「ね、姉さま・・・そっ、それは・・・」

チアキは今まで以上に頬を紅潮させた。ハルカもそれを感じて
手を下着から離した。
810名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:22:45 ID:C4alFKId
「ふふ・・・・・じゃあこれは今度までお預けね」
「は、はい・・・えっ?」
「どうしたの?」
「は、ハルカ姉さま、こ、今度って・・・?」
「・・・さあ?どういう意味かしらね・・・」

ハルカは少し意地悪そうな顔をして答えた。

「それじゃ・・・いくね」
「う、うぅ・・・」

チアキとしてはこの場から立ち去りたいほど恥ずかしかったが、
ハルカの誘惑には勝てなかった。

「ど、どうぞ・・・」

ハルカはチアキの返事を確認すると、そっとチアキの背中に手を回してきた。

(は、ハルカ姉さまの手が・・・ハルカ姉さまの香りが・・・)

――今、目の前にはあれほどまで強い憧れを抱いていたお姉さまが、
一糸まとわぬ姿で、しかも自分に抱きつこうとしている――
もはやチアキの心臓の鼓動は制御不能な域にまで達していた。

「チアキ・・・・・」

ハルカは先程と同じ体勢・・・お互いが向き合うようにチアキを抱きしめた。

「んんっ・・・」

ハルカのなめらかな肌の感触、温かさ――先ほどとは比べものにならない一体感を感じた。

「・・・すごいわ。チアキが吸い付いて離れないみたいね・・・」
「・・・わ、私もです、ハルカ姉さま・・・」
「・・・チアキの体・・・温かい」
「姉さま、も・・・///」

ハルカがチアキのホイップのあたりに顔を近づけ、少しほお擦りした。
ハルカの動きにあわせてホイップが揺らめく。

「ん・・・かわいい」
「ふぁ・・・」
「・・・チアキ、かわいい・・・・・」
「・・・」

耳を通してハルカの言葉が体中を回りながら、くすぐってくるような感覚に襲われた。

「は、ハルカ姉さまぁ・・・」
「ん?」

体中が熱くなり、沸騰しそうだった。
811名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:23:11 ID:C4alFKId
「わっ・・・わたしもう・・・」
「・・・どうしたの?」

千秋の頭の中で、一つの衝動が突きあがった。

「姉さま・・・ハルカ姉さま・・・///」

チアキは頭をあげ、ハルカの顔・・・もとい、顔のある一点を見つめた。

「・・・チアキ・・・」

チアキの頭を撫でながら、優しくささやきかける。

「っ!!」

チアキはたまらずハルカの腕の中から抜け出し、顔が直接向き合う位置までよじ登った。

「はっ、ハルカ姉さま、わ、私っ・・・!」

ハルカはなにも言わず、そっとチアキの頬に手を添えた。

(ハルカ姉さま・・・いいんですか?・・・本当に、いいんですか?)

チアキの心の声を察したのか、頬に添えられたハルカの手のひらが後頭部に回される。
ハルカの顔がゆっくりチアキに近づく。
チアキはしばらくその様子をとろんとした目で見つめていたが、
ハルカの目が閉じられたのと同時にチアキも目を閉じた。

目で見えない分、徐々に近づいてくるハルカの香りや吐息をより強く感じる気がした。

「ハルカ・・・姉さまっ・・・・・」
「チアキ・・・・・」

ねえ・・・さま・・・

んっ…


・・・これが・・・ハルカ姉さまの感触・・・?

・・・なんというか・・・姉さまのって・・・


・・・意外と・・・んっ・・・ざらざらしてるんですね・・・ハルカ姉さま・・・姉さま?


「ん?・・・あれ!?なんだこれは!?」

・・・そこには、1人ハルカのベットで枕とにらめっこするチアキの姿があった。
812名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:23:39 ID:C4alFKId
チアキが目覚めてから程なく、廊下から足音が聞こえ、部屋のドアが開かれた。
「あら・・・チアキもう起きてるの?もしかして足音で起こしちゃった?」
「へ?え・・・??」
チアキは何がどうなっているのかよく分からず、しばらくぽかーんとしていた。
とりあえず、二人がちゃんと服を着ていることから、裸で抱き合ってないという事は
分かった。
「おはよう、チアキ。その様子だとよく眠れたみたいね」
チアキは今になってカーテンの隙間から朝日が差し込んでいる事に気がついた。
「え・・・もう朝ですか?」
「まだ6時前だけどね」
「そ、そうですか・・・」
「それにしても変ね・・・」
ハルカがおかしい、と言うような顔をして考え込む。
「え?何がですか?」
「チアキの寝つきが悪いの、チアキのベットのせいだと思ったんだけど・・・私はなんともなかったわ」
「??・・・あの・・・ごめんなさい、意味が分からないのですが・・・」
「え?だから・・・」

ハルカは最近チアキが目の下にクマを作っていたことを心配していた事、
そしてそれは何か悩み事による寝不足が原因かと思ったが、昨日チアキと話した結果、悩み事ではなく
ベットに何か原因があるのではないかという考えに至った事を話した。
そしてその原因を究明するため自分がチアキの代わりに、チアキのベットで寝た事も伝えた。

「あの・・・一つだけ確認してもいいですか?」
「なに?」
「ハルカ姉さまはこのベットで寝てないんですね?」
「そうよ、ずっとチアキのベットで寝てたから・・・」

チアキは先ほどからの状況と、ハルカの説明を勘案し、一つの結論を導き出した。

―――あれは夢だった、と

「・・・あ、ごめんなさい、それともう一つお聞きしたいのですが・・・最近抱き枕欲しいと思った事ありますか?」
「え?抱き枕・・・?そうねぇ、欲しいと思った事はあったけど・・・
 まあ、なくてもぐっすり眠れるし・・・私はいらないかな」
「だれかを抱き枕にしてみたいと考えた事は!?」
「え?・・・ないわね。・・・それよりどうしたの突然?もしかして欲しいの?それなら一緒にいいのを探しに・・・」
「あ、いえ・・・忘れてください」

(あのバカ野郎、今度会ったらただじゃおかねぇぞ・・・)
マキへの復讐を心に誓うチアキであった。

「ていうかハルカ姉さま、ベットに原因があるのなら私はもっと前から寝不足です。」
「・・・そ、そう?・・・言われてみれば・・・」
ハルカは少しバツの悪そうな顔で答えた。

(それにしても昨日の夢・・・やけにリアルだったような。・・・本当に夢だったのか?)

夢の内容を思い出してしまい、思わず顔を赤くしてしまうチアキであった。
813名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 16:27:36 ID:C4alFKId
以上です。強引な展開でさーせんw
誰でもこういうリアルな夢を見たことは一度はあるはず・・・!?
814名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 18:58:32 ID:D8MFA3a6
GJです
みなみけであまりどろどろのエロが苦手な俺にとっては最高の夢落ちでした
次回作期待しております
815名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 19:27:09 ID:Q7tXoX4i
久々に全く自重しないハルカ姉さまかと思ったそういうオチですかwww
いいもの見させていただきました。

…本当に夢だったのかな、かな
816名無しさん@秘密の花園:2008/05/17(土) 20:32:58 ID:C4alFKId
無駄に長い駄文を読んでくださいましてありがとうございます
>>814
ごめんなさい、初めの方に「ちょいエロ」くらいは書いとくべきでした
>>815
ごめんなさい、いつもドSなハルカ姉さまで妄想しまくってます
サトリナボイスにどことなく潜む黒っぽさがたまらない(;´Д`)
817名無しさん@秘密の花園:2008/05/18(日) 09:58:37 ID:9asTYbzG
GJ!
千秋……知らない間に大人になってたんだな
余裕で脳内変換してハルカ姉さまは千秋の下着もはぎ取ったよw
自分は誘い受けなハルカ姉さまも好きだ!
大人ぶって誘っておきながら、いざ始まるとオドオドしてリードされてしまうような、そんな(ry
818名無しさん@秘密の花園:2008/05/20(火) 00:38:58 ID:XSq37iqs
藤岡にベタベタするチアキは百合好き的にあまり面白くない。
話の内容自体はいいんだけど。
819名無しさん@秘密の花園:2008/05/22(木) 16:04:26 ID:IaL43xpS
千秋×春香でハードなエッチって少ないみたいですね。
春香お姉ちゃんが服従させられて、四つん這いでお尻を差し出しながら千秋様呼ばわりするとか萌えちゃう。
820名無しさん@秘密の花園:2008/05/22(木) 20:56:30 ID:A3q6FK8K
>>819
変凡な日常を淡々と描く世界観にそれを持ち出すのは
意外と妄想力が必要な気がしなくも無いかも
821名無しさん@秘密の花園:2008/05/22(木) 21:22:23 ID:RECU3OTO
>>819
一応こういうのがある(百合以外のものもあるので注意)
ttp://maniax.dlsite.com/announce/=/product_id/RJ038886.html

>ハードなエッチ
エロスに目覚めたチアキの妄想ネタとしてならアリかもね・・・
822819:2008/05/22(木) 22:14:59 ID:74ICCsLL
>>820>>821
原作で描かれている日常が平々凡々かというとどうかわからないけど、確かに現実的じゃないですね。
でもまぁ、当たり前のことだけを求めるならそもそも百合なんてないでしょうし。
参考文献感謝しますwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
823名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 00:35:12 ID:x7IZ6eti
>>821のチアキ×ハルカの部分だけ持ってるんだけど、ageちゃっても大丈夫かな?
824名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 03:39:49 ID:Gh2vQCaB
>>823
ぜひ。
その中でチアキ×ハルカ以外は興味ないが。
825名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 09:47:27 ID:n4nLkWXr
>>823は天才
826名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 17:43:55 ID:T6gf/phx
ttp://www11.axfc.net/uploader/20/so/He_103144.zip
パスは“haruka”
本編4Pだけなのでそれ以外に百合っぽい画像を少し
個人的に一枚目で大人のキスされてる時の千秋の顔が最高にかわいいw
827名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 19:28:02 ID:I5XdSFqw
>>826
GJGJGJ
828名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 20:18:39 ID:CwQ6cgA9
最後のカナ蹴ってる千秋が一番良かった
829名無しさん@秘密の花園:2008/05/23(金) 20:58:34 ID:kMC0NIi4
>>826
ありがとうと言う言葉しか思いつかない

>>826
むしろ蹴られてるカナに萌えたw
830名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 06:59:12 ID:XqZ6qdDB
黒吉野×トウマのエロエロ百合百合はまだかー!


すいません、書いてくださいお願いします
831名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 20:31:52 ID:a6Zksy0+
マニアックな絡みだな
832名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 21:32:01 ID:6n3yCpRM
どっちがどっちだか微妙にわからなくなりそうなカップリングだww
833名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 02:42:06 ID:sQGEjVPE
>>830
エロパロの方で作者さんが書くって言ってたね。

ていうかエロパロにたまに百合ネタ投下されるの
非常に嬉しいんだが、できるならこっちに投下してほしいな・・・
あそこだと百合以外で個人的に絶対NGなカップリングを
見てしまうリスクが高い・・・
834名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 08:54:06 ID:T3rV5kRS
エロパロ百合投下されてるのかよ。
それだけ見たいな。
835名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 10:53:21 ID:1nDmb8mV
設定は>>738の続き的な感じで、

吉野が学校で「男の子」になりきる為の特訓をしてあげると言って、使われていない教室へトウマを連れ出し、
いろいろと性的な特訓末、寸止めしてトウマを放置。
我慢できなくなったトウマが一人でオナニー、それを扉の外から覗いてほくそ笑む吉野。

そこへ内田が登場。もちろん大好きな吉野へ駆けよる……が、衣服の乱れや顔が赤い事に気づき、浮気をしていた事に勘づく。
教室を覗くと、裸で果てたトウマ。なんとなく悟った内田はヤキモチ、「私以外の人とエッチな事しちゃイヤッ!」と吉野に詰め寄る。
しかしまんまと吉野に口説き落とされた内田は、そのまま二人でトイレへ……

トイレの中で性的調教を済ませ、トイレから出る吉野。そこへ、いろいろと濡れてしまったトウマが登場。
「特訓の成果をみるため」と称し、トウマを連れ再びトイレへ。
そしてトイレと言う狭い密室で、他の生徒に気づかれないように声を出さないように我慢しながら3人で(ry




朝からそんな妄想が大爆発した。
836名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 12:44:00 ID:iiMyGp3T
黒吉野っていうかエロ吉野w
837名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 01:05:27 ID:w9YgQ1rE
マイナーカップリングか・・・
ケイコ→ハルカなんてどうだろう?
ほら、友達のお姉さんは素適に見えるっていう統計結果もあるし・・・
ケイコみたいなおとなしい子は優しい年上の人なんかに
憧れてそう。
ていうか週末はハルカ関連の妄想ずっとしてた
838名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 09:41:23 ID:a62nkqte
>>835
確かにこれは黒というよりエロいだけだな
839名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 01:18:24 ID:BHgjG16a
>>835
文面読む限りどう考えても違うのに特訓と言い張る吉野に萌えた
840名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 04:42:17 ID:k0GN1dGo
さて……今から限界までお腹を空かせたハルカとカナの所へ、
体中に蜂蜜を塗りたくったチアキを持って行くんだけど誰か一緒に来るか?
841名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 12:13:42 ID:OJXG2uKF
チアキを解き放て!きっとお姉さん達がいいこと教えてくれるよ!
842名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 17:51:45 ID:crnO4aiS
エッチなハルカ姉さまSS読みたい
843名無しさん@秘密の花園:2008/05/28(水) 06:29:39 ID:7hBGwEDS
す)
844名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 00:54:15 ID:xUKKPfVp
>>826のダウソ人数見れるぽいんだけど、
予想してたよりスレ住人いるみたいでびっくりしたw
845名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 09:37:23 ID:augSArQR
VIPがまた落ちて俺(´・ω・) カワイソス
846名無しさん@秘密の花園:2008/05/30(金) 23:00:54 ID:HVgSl4xE
自重しないハルカ姉さま

ガチャ
春「え?…チアキ?」
秋「!」
春「…わ、私の部屋でナニしてるの…?」
秋「こっ…これは、そのっ……///」
春「…あらっ、そういうことなの…♪」
秋「ご、ごめんなさい…」
春「どうして謝るの?…我慢できなかったんでしょ?」
秋「そっ、そんなことはっ!」
春「もう…チアキったら……ほら、見せてごらん」
秋「い、いやです!…恥ずかしい、です……///」
春「ダ〜メ!恥ずかしがらないの。こっちに来なさい」
秋「う、うぅ…///」
春「もぉ…こんなにして…///」
秋「い、いやぁ…///」
春「私がしてあげるから、じっとして」
秋「そ、そんな…///」
春「フフ…ずっと我慢してたのね…」
秋「ね、姉さまぁ……///」
春「アン、動かないの♪……すぐによくなるからね……」
秋「つっ!…はぁ……///」
春「…この季節になると特に疼いちゃうのよね…んっ…ほら…もうすぐ…」
秋「あっ…///」





春「…はい、おしまい。これで大丈夫よ、水虫♪」
秋「く、口に出さないで下さいハルカ姉さま!」
847名無しさん@秘密の花園:2008/05/30(金) 23:01:29 ID:HVgSl4xE
スレ汚しすいませんでした。


春「それにしても、どうして私の部屋に水虫薬あるの知ってるのかな…?」
秋「うっ…」
848名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 21:51:58 ID:wXCpSQrL
Sの千秋がいつになく冷たく慇懃な言葉遣いで春香を、いつもの激しく乱暴な振る舞いでカナを屈服させるシチュエーションに一票。
下克上や年下攻の百合が好きです。
849名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 21:54:34 ID:3GL1eg2F
水虫レズばばあのSS萌える
早く続きを!!
850玉木オタ婆:2008/05/31(土) 22:39:52 ID:3GL1eg2F
ワシが水虫まみれの足をマンコに入れてやると千秋は泣きながら
言った。

「いやぁーーん。やめてぇーー。」

ワシは冷たく言い放った。

「どうせ乾いてるマンコだろ。水虫移してグチュグチュにしてやるぞ。」

千秋はガバッと飛び起きて言った。

「ねぇ。それでクチョクチョとマンズリしやすくなるの?」

「ああなるとも。さあさあ足を入れてやるから」

千秋は自ら大脚を開くと淫乱な顔つきでワシに言いやがった。

「玉木さん。早く入れてぇー。」
851名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 22:51:02 ID:TIK9K8Lo
GJです。早く続きをお願いします。
852名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 22:58:27 ID:l6kX5+nT
オナニーSS止めれwwwww
853名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 23:00:52 ID:NM1ICpy9
>>851
なんの続きをお願いするんだよw
854名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 23:39:29 ID:Ky2+zKyC
ちょっと新趣向のSSですね。GJ。
職人さん乙です。
855名無しさん@秘密の花園:2008/06/04(水) 00:52:48 ID:H2Cp8V7k
ほしゅ
856名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 21:05:38 ID:Mcsi4h2A
なんという過疎
857名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 01:01:09 ID:7IT0PPnR
チアカナを・・・チアカナをください・・・
858名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 01:04:50 ID:bC+G07Up
ハルチア
カナチア
ハルカナ
ああもうなんでもいいから三姉妹かぷりんぐ
859名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 02:23:24 ID:4AfMjPhn
「はぁー……やっぱりお風呂は良いよ。静かだし、バカ野郎はいないし」
一日の疲れがすべて流れていく……
夕食を済ませたチアキは、至福の時間バスタイムを満喫していた。
しかし、そんな和やかな空間をぶち壊す声が徐々に千秋へと迫りくる……

「おーい、チアキー! ……おまたせっ!!」
風呂場の扉が開き、そこに立っていたのは既に素っ裸で準備万端のカナ。
「悪い、今私が入ってるんだ。だから、早速だけど即行出て行け」

チアキにそう言われ、一度は後ろへ下がったカナだったが、
ニヤッと不敵な笑みを浮かべると、
「フフフッ……この私にそんな口をきいても良いのかな?」
と言って、後ろを振り返り手招きをする。

「おーい、ハルカー♪ チアキがお風呂は一人で入りたいんだってさぁー」
「な゙っ、……おい、もしかしてハルカ姉さまも一緒だったのか!?」
すると、カナの後からヒョッコリと顔を出すハルカ。
前にはタオルを垂らしてはいるが、カナ同様に素っ裸だ。

「急にごめんね。……ほらカナ、私たちは後で入りましょ?」
「……い、いえ! ハルカ姉さまがいるのなら話は別です!」
「おい、ちょっとそれは……あからさまに差別してないか?」
「差別じゃない、区別だバカ野郎」

自分の時と比べて、待遇の差に納得がいかない様子のカナだったが、
そこはグッとこらえて、何とか無事に3人でお風呂に入る事になった。

「うーん……3人だと、ちょっとお風呂が狭いわね…………私、先に体洗っちゃうね」
そう言ってタオルを手に取り体を洗おうとするハルカ。
それを見たカナは、すぐさま湯船に浸かるチアキをそそのかす。
「そうだチアキ、たまには日ごろの労をねぎらって、ハルカの体でも洗ってやるのはどうだろう?」
「いいわよ、そんな事。体は自分で洗うから」
「……だそうだ。お前は大人しく肩まで浸かって100数えてろ」

相変わらずカナには冷たいチアキ。
しかしカナがコソッとチアキに耳打ちすると、態度は一変する。
「ハルカの体……スベスベで気持ちいだろうなぁ……洗うとなればハルカの素肌に触りたい放題、胸にだって――――」
そこまで聞いたところでチアキは勢いよく立ち上がり、
「ハルカ姉さま! 私が体を綺麗に洗って差し上げます! ……いや、洗わさせてください!」
と張り切ってハルカの後ろに回り、両手にボディーソープを付けてハルカの体を撫でる様に洗い始めた。

最初は背中、首、腰…………そしてそこが終わると、今度は前へ。
「そうだ、胸がでかいと胸の下に汗を掻くらしいからな、ちゃんとそこも洗ってやるんだぞ? あ、あと女の子の大切な所もな」
「ちょっと、カナ! そんな所自分で……」
慌てるハルカ、しかしチアキの魔の手はすぐそこまで迫っていた。
「胸の……下…………女の子の大切な……場所……ハルカ姉さま、失礼します……」
「ちょ、ちょっとチアキ?! そ、そんなに触っちゃ……だめッ、……だよ…………あっ、……んん……」

ハルカの素肌に触れて興奮し、自制心が保てないでいるチアキ。
そしてそんなチアキにより、半ば強引に体中を洗われおかしな気分になるハルカ。
その様子を湯船の中で秘所に手を当て、一人おかしな事をしているカナ。



3人の壮絶な戦い(?)が今始まる。




そりゃもう欲張り過ぎた
860名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 02:25:09 ID:4AfMjPhn
おかしな事をしながら見ているカナ。 だったぬ
861名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 15:32:45 ID:wFtKBQmr
ファイトの続きをぜひ・・・!エロちあきと乱入するカナを・・・!
862名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 16:51:39 ID:GhEmN5NK
ハルカ姉さま、気持ち良かったら素直になりましょう・・・
863名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 16:49:44 ID:ptcw1PGg
アニメ系の鯖ダウソしてやることがない。
姉さまとおかしなことする妄想でもするか…
864名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 23:02:35 ID:AO7WMtle
【お知らせ】6月12日午後22時現在、アニメ2板、アニキャラ板が鯖落ちしてるのでこちらに避難して下さい(アニメ板の重複スレですが…)↓
みなみけ/みなみけ〜おかわり〜 バカ野郎288人目
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/anime/1205763283/
865名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 02:30:08 ID:gjZ3gkCo
なんとなく気になったんだけど、
「オレは百合スレだけ見て、みなみけのエロパロスレには行かないぜ!」
って人はどれくらいいるんだろうか?
866名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 03:10:04 ID:vlVj8UbM
ノシ

一回NGカプ見てトラウマになりかけたことがあるので。
百合ネタ投下された時だけ教えてなんてそんな虫のいいこと
言っちゃダメだよね・・・?
867名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 10:13:38 ID:Mtn02Awp
「○○×△△で書きます」とかなかったのか……
エロパロも百合もエロありのSSスレとして見てる
性別とか割とどうでもいい……なんて言ったら怒られるかな
868名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 19:07:26 ID:3y7U+n+7
自分百合好きだがエロが苦手なのでずっと百合スレに張り付いてけど
少し前からここもエロ増えてきてたから遠ざかってた。
みなみけのほんわかした雰囲気にエロってのがどうも違和感で…
まぁ他のジャンルでも元々からハードなのは敬遠してるけど。
ってまぁここpinkだから仕方ないっちゃー仕方ないんだけどね。
869名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 23:14:44 ID:8sfAgWhc
>>866
どういうこと?
870名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 23:51:31 ID:c0Cmo4AP
最近エロパロの方は百合ばっかりですYO!
871名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 02:25:01 ID:3k/R1CjS
なぜこっちに投下してくれないんだ・・・やっぱり住人の数があっちの方が多いからかな
872名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 02:40:28 ID:RRJwWx7u
吉野×千秋・内田・マコちゃん
        ↓
     ケイコ×カナ
        ↓
     カナ×内田 ←今ここ


もしかしたら百合板の存在すら知られてないのかも……
次からテンプレに入れておこうかな。
873名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 06:56:06 ID:GhEveF+X
個人的にはエロパロの大カテゴリの下に百合とかノーマルがあるのが自然な気がする。
874名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 02:56:18 ID:WNWq4Sr9
>>872
>もしかしたら百合板の存在すら知られてないのかも……
あっちのスレの最初の方に百合ネタは百合スレに投下して欲しい的なこと書いてあったが
スルーされてたよ。
ていうかエロパロやっぱりダメだ。あの雰囲気耐えられない・・・orz
875名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 15:53:02 ID:bayIxKoK
そろそろこちらのスレにも鉄アレイをテーマにした作品を投下して欲しいところ。
876この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:14:25 ID:ZR7LtNZv
この前吉野×内田投下した者です。
『みなみけで百合』って事は、エロ要素が無くてもOKなのかな……と思いつつ、4レス程投下します。

カナ×チアキ
非エロです。

エロスを求める人はヌルーしてくださいぬぇ! では
877この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:14:49 ID:ZR7LtNZv
「はぁ……これからの事を考えると頭が痛くなるな……」
学校からの帰り道、今日から2日間の事を考えて私は頭を痛くしていた。
家に帰ればいつも通りカナはゴロゴロしているだろう。しかしハルカ姉さまは……
いや、マイナス方向に考えるのは止めよう。
もしかしたらカナの奴、案外張り切って色々しているかもしれないしな。うん。

「ただい……ま」
「ん? あっ、おふぁへひぃ〜」
……少しでも期待した私がバカだったよ。
カナの奴、いつも通りせんべいを咥えてゴロゴロと……

「おい! 何してんだ! 買い物はどーした?」
「ふぇ? かいものはらハルファが……」
「そのハルカ姉さまが修学旅行でいないから、カナに任せると言っただろ! このバカ野郎!!」

これから2日間、このバカ野郎と二人きりなんて……
あー……、考えただけでも頭がクラクラしてくるよ。
「そ、そんなに怒ること無いだろ? ほら、二人っきりなんだから仲良くし――」
「とにかく、お前は速攻買い物へ行ってこい。話しはそれからだ」

カナは観念したのか、財布を片手に玄関へ。
しかしそこで立ち止まったまま、ずっとこちらを見ている。
「なんだ? なにか忘れ物か?」
「んー……いや、たまには二人で買い物に行かない?」
「何言ってんだ、バカ野郎。私は風呂掃除と洗濯を済ませないといけないんだよ」
「ふぅ〜ん……じゃあ、買い物は私の好きなもの買ってきていいんだな? こ洒落たお菓子とか……お菓子とか――」

……そう言えば、このバカ野郎に財布を預けると言うのは少し心配だな。
本当に夕飯がお菓子だけになってしまうって事もありえる。
うーん……ここはめんどくさくても付いて行くべきか……
「分かったよ。お前一人だと何かと心配だしな」
「そーこなくっちゃ! よし、それじゃ出発〜♪」

――――ガチャッ
878この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:15:13 ID:ZR7LtNZv
さて、張り切って家を出たのはいいが、今日の夕飯をまだ決めていなかったな。
……とは言っても、ハルカ姉さま不在の今、私たちに出来る料理と言ったら……
「……キ…………アキ!」
レトルト? いや、いくらなんでもそれは体に悪すぎる。
簡単で、誰でも美味しく作れる料理……あぁ、カレーか。うん、とりあえず今日はそうしよう。

「――アキ!! おい! チアキってば!!」
「うるさいぞバカ野郎! 私は今、考え事を――――」

――――ファンッ!!

突然のクラクションに驚き、音の鳴る方を見ると目の前には車が。
どうやら私はいつの間にか道の真ん中を歩いていたらしい。
私はカナに手を引っ張られ、道の端へと誘導された。

「お前なぁ! あんな真ん中歩いてたら危ないだろ?!」
「あっ……あぁ、すまん」
「『すまん』じゃないよ! 事故にでもあったらどうすんだ!!」
カナの奴いつになく真剣に怒ってるな……
そりゃ確かに不注意は悪かったけど、カナがそんなに怒ることないのに。

「ベ、別に大したことないだろ? 事故を起こした訳じゃあるまいし。それにカナには関係――――」
「あるよ。お前は私の妹なんだ、私にはお前を守る使命がある」
なんだ? 急にお姉さんぶって。
……ん? あっ、そうか。そういえばカナって私の姉だったな。
いつもバカな事ばっかりしてるから、すっかり忘れてたよ。

「ほら」
「……え? ほらって……何が?」
「だから、手! 危なっかしいからつないでやるって……んっ」
そんな、急に言われても困ったな。
この年で手をつないで歩くなんて恥ずかしいぞ……
しかも相手がカナなんて……そんな所知ってる人間に見られたら恥ずかしくて死んでしまう。
……よし、ここはカナには悪いが断らせてもらおう。

「えっと、せっかくで悪いんだが……その、手は――――うわぁぁッ!! ちょっ、お、おい! 離せ!」
「なんだ? 姉妹の私が相手なんだし恥ずかしがることないだろ?」
いや、相手がカナだから恥ずかしいんだよ!!……と言う私の心の叫びは届かず、
カナは私の手を握ったまま歩き始めた。
……なんだか胸がドキドキする。きっと、誰かに見られたいないかと緊張しているからだな……
私は周りに注意を向けつつ、デパートへの道のりをすすんだ。
879この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:15:41 ID:ZR7LtNZv
「なぁー、チアキ」
「ん? なんだ?」
「いやー、こうして二人で歩くのってさ、久しぶり……って言うか初めてじゃない?」
そう言えば思い当たる節が無い。
いつもは3人で出かけるか、ハルカ姉さまと二人だし。

「そう言えばそうかもなー」
とは言え、とりわけどうと言う事も無いので、私は力なく適当に返事をした。
しかし、それに対してのカナの反応は、妙にハイテンションと言うか……
「なんかさ、こうして手をつないで歩いてると楽しいな!」
と、さっきの怒っていた時とは打って変わって上機嫌になっている。
まぁ、怒ってるよりはよっぽど良いんだけど、これはこれで気持ち悪いな……

「手をつなぐだけで、そんなに楽しいか?」
「あぁ! お前はいっつもハルカにばっかりくっついてるからな!」
言ってる意味はよく分からないが、今日のカナは少し様子が変だ。変に挑発するのはやめておこう。
「まぁ……お前が楽しいなら別にいいけどな」
私はそう言ってカナと手をつないだまま歩き続け、ようやくデパートへ到着。
この近くには内田の家があると言うのに、デパートの中に入ってもカナは手を離してくれなかった。

「さっさと買い物済ませて帰るぞ」
とにかく恥ずかしかった私は、買い物を済ませて早く家へ帰りたかった。
でもカナはそんな話に耳を貸さず、私の手を引いて食品売り場の無い2階へと上がって行く。
「こ、こらっ! 食品売り場はそっちじゃ――」
「せっかくだしさ、ちょっと周ろうよ。何か好きな物買ってやるからさ!」
「な……なに?!」
恥ずかしくも、私は思わずその言葉に反応してしまった。
だって、あのカナが何かを買ってくれるって……生まれて初めて聞いたかもしれない。

「何かって……たとえば服とか――――」
「ただし、300円までだからな! ほら、遠足でもおやつは300円までだろ?」
あぁ……まぁそんな事だろうとは思ってたけどな。
しかしせっかくだ、ソフトクリームでも奢ってもらうとするか。
「じゃあ、アレ。あの北海道ソフトクリーム(300円)を買ってくれ」
「むむっ……さすがチアキ。リミットいっぱいを狙ってきたか」
「当たり前だバカ野郎。ほら、さっさと買ってこい」
880この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:16:28 ID:ZR7LtNZv
フトクリーム屋さんから戻ってきたカナの手には、カップに入ったソフトクリームが一つ。
「はい。そこの椅子に座って食べな」
「あぁ、ありがと」
ソフトクリームを受け取った私は、椅子に座ってそれを食べ始める。
……が、横からの視線が痛い。たまらず私はカナに訪ねた。

「どうだ? おいしいか?」
「ん、あぁ。美味しいけど……カナは食べないのか?」
「ん? あー……あははっ、実は今月お小遣いピンチでさ。一つしか買えなかったんだよ」
「はぁ……だったらもっと大事に使えよ、バカ野郎。……ほら」
私はカップをカナの前へ差し出した。

「え……? 私も食べていいのか?」
食べてもいいのか……って、もともとカナのお金で買ったのに何言ってんだ?
「食べればいいよ。ずっと見られてるのも辛いしな」
「そっか……じゃあお言葉に甘えて――――あむっ。……んー、おいひぃ〜♪」

そりゃ美味しいよ。なんたって北海道ミルクが使われてるんだもの。
すると、一口食べたカナがスプーンを眺めておかしな事を言い出した。
「なぁ、コレってさ……間接キスってやつじゃないのか?」
「はぁ? 何ってんだよバカ野郎。そんなの姉妹なんだから普通だろ?」
そう、姉妹なんだから普通だ。私は間違った事は言って無い。
でもカナの表情はどこか嬉しそうで――――

「チアキ、あーんしてごらん。お姉ちゃんが食べさせてあげるから♪」
「うわぁっ、き、気持ち悪いんだよ! こっちくるなバカ野郎!!」
「そんな事言うなって、ほらほら、あ〜ん…………ブッ!」

はぁ……はぁ……ッ、あまりの気持ち悪さに思わず手が出てしまった……
結局これで観念したのか、ソフトクリームを食べた後はカレーの具材を買って、まっすぐ自宅へ帰還。
ただし、帰りも手は握られたままだった。

この時、私は手をつなぐ事に関して別に深く考えていなかった。
だから知る予知も無かった。
カナが私の事をあんな風に思っていた事、
そして、私自信の気持にも――――
881この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/24(火) 00:17:23 ID:ZR7LtNZv

冒頭だけですまんこってすけど、保守がてらぼちぼち投下していきます
882名無しさん@秘密の花園:2008/06/24(火) 01:18:58 ID:GblMeGMO
>>881
乙です。
台詞が上手いですねぇ。
チアキもカナも違和感なく読めました。
883名無しさん@秘密の花園:2008/06/24(火) 17:49:59 ID:C84qfyeU
http://www.animate-shop.jp/ws/commodity_param/ctc/cg/shc/0/cmc/4089661
今更無印の方の設定資料集が出た。これは妄想が膨らむ。
884名無しさん@秘密の花園:2008/06/26(木) 02:58:00 ID:CBl12jPF
期待age
885名無しさん@秘密の花園:2008/06/27(金) 21:33:35 ID:1z8523SW
>>881
乙です
ぼちぼちとは言わず頻繁に投下して頂けるっと嬉しいです。
886名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 01:47:52 ID:SM9VuJv1
それとなーく続きを書いたんで3レス程……
今回は微エロ?です。おっぱいおっぱい
それではノシ
887名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 01:48:24 ID:SM9VuJv1
お腹を空かせた二人は、家に到着すると真っ先に台所へ向かい夕食の準備を開始。
そして3分後……
「もういいよ。カナ、お前あっち行ってろ……」
「なに! もう邪魔者扱いか?!」
「あぁ、お前がいると足手まといなんだよ」

早速の戦力外通告に肩を落としながらも、カナは何やらゴソゴソと袋をあさり、
「なら私は風呂の準備をして来よう! 心にくいもてなしのな……ふふふっ…………」
と、不気味な笑みを浮かべ、袋を片手に風呂場へと消えていく。
そして夕食――――

「おい、カナ。戻ってくるのが随分遅かったじゃないか。さてはお前、風呂場でサボってただろ?」
「何を言う! せっかくこのカナ様が、心にくいもてなしの準備をしていたと言うのに!」
「?? ……また訳の分からない事を……まぁいい、とりあえず夕食だ」
「あぁ! そしてその後は風呂だな、風呂! それじゃあ、いっただっきまぁ〜す♪」

こうして何とか一日目の夕食を無事に済ませた二人。
後は風呂に入って歯を磨いて寝るだけ。
チアキは洗い物を済ませるとリビングへ戻りテレビを見ようとした……が、
カナは座ろうとしたチアキの手を掴み、そのまま風呂場へ連行する。

「おい! 離せ、こらッ! 私はこれから『先生と二宮くん』を見るんだぞ!」
「まぁまぁ♪ 私がDVDに撮っておいてやるから、チアキは日ごろの疲れを落としておいでって♪」
妙に優しいカナ……やはり何かおかしい。しかし今日すごく疲れたのは確か……
チアキはカナの態度を不審に思いながらも、とりあえず風呂に向かったのだった。

「まったく……カナの奴は何を考えているんだ?」
シャワーで髪を洗いながら、今日一日のカナの態度を思い出すチアキ。
そして湯に浸かろうと風呂の蓋を開けた瞬間、その『事件』は起こる。

「なっ……なんだこれは?!」
風呂中に漂う青臭いにおい。そして水面に浮かぶ奇妙な物体……
「どうだ! カナ様特製、トウガラシ風呂マークUだ!! 今回は赤いのと緑のをミックスさ――――」
その声に反応して振り返ると、そこには裸のカナが自慢げに仁王立ちをしていた。

「臭くて入れねーよ! このバカ野郎!!!! もういい、私は体を洗ったら出るからな」
「そんなぁー、せっかくのトウガラシ風呂が…………私は入るぞ! あぁ、入ってやるさ!
 言っとくけど、後で入れろって言っても絶対…………あれ? ……チアキ様、聞いてる? もしかして無視か?」
チアキに無視をされながらも、ゆっくりと湯に足を浸けるカナ。そして……

――――チャプッ……

「――――ッッ!!! ……ッたーい!! なっ……またヒリヒリするぞ! それに……く、臭い!!」
結局チアキの言ったとおり、入れたものでは無いトウガラシ風呂に泣く泣く蓋をすると、
カナはチアキの後ろに立ち、今度はこんな事を言い始めた。

「チアキ、お詫びに背中洗らわせてくれ!」
888この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/28(土) 01:49:14 ID:SM9VuJv1
「はぁ? いいよそんなの。って言うか、何でカナまで入ってきちゃったんだよ? 狭いだろ」
「そんな硬い事言うなって♪ ほらほら、マッサージ付きだぞ? 気ッ持ち良いぞ〜♪」
そう言いながらチアキの背中に体を擦り付けるカナ。
背中には、自分に無い膨らみを持った柔らかい胸が当たり、
なんだか恥ずかしくなったチアキは、それを振り払うように立ち上がる。

「い、いいかげんにしろ! この、…………むうぅ……」
こうしてマジマジと見てみると、カナの体は明らかに小学生の自分とは違う。
胸も少しは膨らんでるし、お尻も少し出ている。大人に近い体だ。
チアキは思わずその体に見とれてしまっていた。

「な、なんだぁ? ……あっ! もしかして、この私のナイスバディーに見とれちゃったとか?」
「ち、ちがっ……! 勘違いするな、バカ野郎!!」
明らかに動揺する姿を見たカナは、何を思ったかチアキの真っ平らな胸に手を当て、
ゆっくりとその手を動かし始める。

「むむッ……これは…………皆無!」
「うるさいよ! 余計な御世話だバカ野郎!!!」
チアキは右フックをお見舞いしようと、勢いよく大ぶりのパンチを放つ。
しかしカナはそれをひらりと交わし、今度は後ろから抱きついてチアキの胸を揉み始めた。
「う〜ん……これは荒療治が必要だな。よし、私が大きくなるマッサージをしてやろうじゃないか」
「大きくなる……マッサージ? って、……んっ、こ……こら、やめろ……ッ」

カナの手が優しくチアキの小さな胸全体を撫でる。
その手が胸の先を軽くかする度に、チアキは足をモジモジさせて擽ったそうな反応を見せる。
「……どうだ? なんか変わってきたか?」
「バカ野……こんなんで大きくなる訳が……ふぁッ……、うぅ……少し熱くなって…………」
「なるほど、血行が良くなって育つってわけか! よし、なら今度はもっと強く――――」
「って、……いいかげんに……しろ――!!!!」

――――ガッ!!!!

「ってて……」
勢いよく上に突き上げたチアキの頭は、見事にカナの顎をヒット。
後ろによろめくカナ。チアキはすかさず振り返り、今度はカナの胸を鷲掴みにした。
889この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/28(土) 01:49:47 ID:SM9VuJv1
「ふんっ、いいか? 私はハルカ姉さまに似ているんだ。……だから将来的にはああなる筈だ」
「そ、そう言うものなの? ……って言うか、その手……」
「そう言うものなんだよ! だから、私よりも中学になって貧相な体のままの、お前にこそマッサージが必要なんだ」
チアキはそう言うと、カナの胸をムニュムニュと揉み始める。
悔しいがココの大きさだけは敵わない……そう言う嫉妬心を込めながら……
本当は貧相な胸だなんて思っていなかった。平均くらいはありそうだし、自分と比べれば十分立派だ。

「チ、チアキ……そんなに強くしたら……」
「何を言う。これくらいしなくちゃ効果は期待できないだろ?」
いつも通りのクールな表情で答えたチアキは、さらに手に力を入れて揉み続けた。
「ふっ……あぁッ! ダメだって、そんな……んっ」
「変な声を出すな。ご近所迷惑だろ」
「だって、チアキに……こんなおかしな事されて、ぁっ……声、我慢……できな……」

それを聞いたチアキは、ハッとした様子でカナに顔を寄せて攻め寄る。
「なんだ? 『おかしな事』とはこう言う事なのか?」
「おかしな……ふあぁっ、チアキ……あっ、んん……」
カナは顔を赤くして目をつむったまま震え、なかなか質問に答えない。
それに対し、答えを聞けない事にイライラし始めたチアキは、
カナのツンっと立った胸の先を指でつまみ、カナを急かし始める。

「さっさと答えろ、じゃないと……こうだぞ!!」
チアキは指先にギュッと力を入れ、カナの乳首を強く摘んだ。
すると、カナは背筋をピンッと反り返し大声を上げて反応する。
「ふぁッ! ダ、ダメだって!! ……んあぁっ! そんな強く摘んだら、ぁ……んあぁぁぁ!!」

「だ……大丈夫か? すまん、ちょっとやり過ぎた……」
突然大声を上げてその場にへたり込むカナを見て、さすがのチアキも驚いてその手を離してしまった。
心配そうにカナを見るチアキ。
カナは肩で息をして、おまけに顔は真っ赤。
そしてチアキの顔を見上げると、更に顔を赤かくし、
「だだ……大丈夫! えーっと……わ、わわ……私は先にあがってるから! それじゃあ! シタタッ……!」
と、さっさと風呂場を後にした。

一方、一人風呂場に残されたチアキはボーっと考えていた。
いったい『おかしな事』の正体が何だったのか。
更に、カナの胸が凄く柔らかくて気持ち良かった事。
何故カナがあんな反応を見せたのか。
そして……そんなカナの姿を見て、なぜ自分がドキドキしているのか……。

チアキはいろんなモヤモヤを胸に、カナのいるであろうリビングへ向かった。
890この野郎 ◆9iVe4Scw5Q :2008/06/28(土) 01:53:00 ID:SM9VuJv1
うへぇ……カプ書き忘れ&ageてすいませんです。
今さらですけど、チアキ×カナです
またボチボチと保守がてら投下しにきます。

コメントくだすった方ありがとうございますorz
891名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 20:15:20 ID:FHFPIMeb
>>890
GJです
夜はこれからですよね期待して良いのかな?w
892名無しさん@秘密の花園:2008/06/29(日) 20:21:48 ID:S7odBMgK
>>890
おお、チアカナだ!GJ!!
これから本番を迎えるんですね、わかります。

そしてここ最近冬馬分が足りん!
カナ×トウマとかないかなぁ。ないよなぁ。
893名無しさん@秘密の花園:2008/06/30(月) 17:14:53 ID:zgRpQ5Xt
たまにはハルカも思い出してあげてね。
894sage:2008/07/05(土) 15:09:25 ID:XtKsMyX7
保守
895名無しさん@秘密の花園:2008/07/08(火) 21:01:34 ID:dzg6ayJU
保守
896名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 18:07:20 ID:MEVWInMr
保守
897名無しさん@秘密の花園:2008/07/13(日) 19:34:03 ID:Nq7Kclo3
保坂
898名無しさん@秘密の花園:2008/07/13(日) 22:08:11 ID:fWFWSm4T
「ハ、春香姉さま 胸を大きくするにはどうしたらいいんでしょうか」
そこで春香は千秋の胸を揉むわけだ

「千秋〜? こうやって胸を揉めば大きくなるのよ〜?」
「や、やぁめてくぅださぁいぃぃぃ」
春香によって千秋は感じてしまうわけだ
899名無しさん@秘密の花園:2008/07/14(月) 05:13:36 ID:yRie52D0
288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/09(水) 21:28:11 ID:uWjknJIb
ハルカ姉さまへ

おっぱい揉ませてください

チアキ

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/09(水) 21:29:30 ID:yJfSLliM
>>288
チアキへ

夜1:00過ぎたら部屋においで…

ハルカ


        人
       (  ) 
    , '´ ̄  `ヽ   
    / ( ( 人人)))   ハァハァ…
    |人|*V_V|ノ
         u      ジュルッ!
       u
900名無しさん@秘密の花園:2008/07/14(月) 20:13:02 ID:5i/gkLWX
900ゲト

>>899
誰かこの続ききぼん
901名無しさん@秘密の花園:2008/07/15(火) 01:50:39 ID:xWUExRGc
――――コンコンッ……

「ハルカ……姉さま?」
深夜一時、チアキは腕にふじおかを抱きしめハルカの部屋の前に立っていた。
理由はただ一つ、おひるのあの約束を守るために。
「チアキでしょ? 入っておいで」
「……は、はい。それでは、し、失礼しま……す…………」

(――――ハルカ姉さまと親密な関係になれるんだ……)

チアキは期待と緊張を胸にハルカの部屋へ一歩踏み込んだ。
「どうしたの? 緊張しちゃってるみたいだけど……?」
「い、いえ、あの……えっと……」
「ふふっ、へんなチアキ」
ハルカはそう言うとチアキの手を引いてベッドの中へ。
向かい合ってベッドの上で横になると、チアキはこれからの事を考え顔を真っ赤にする。
そして、そんなチアキの様子を興味深そうに見るハルカ。しばらくの間二人はじっと見つめ合っていた。

「えっと、一応下着はつけて無いけど……触ってみる?」
先に沈黙を破ったのはハルカだった。
その言葉を聞いて思わずゴクッと唾を飲み込むチアキ。
パジャマの胸のボタンの隙間からは確かに下着は見えず、白い肌が姿をのぞかせている。
「それでは……失礼します」

――――むにゅ……ふにふに…………
「こ、これが……ッ」
チアキはハルカの両胸を手で揉みながら、口を三角にして赤面する。
そして一度ハルカの顔を見上げると、そのまま顔を胸の谷間へ……
――――ぱふっ……
柔らかいマシュマロみたいな感触。そしてハルカの体からする良い香り。
チアキは目を細めて至福の表情を浮かべていた。
「……すごいです、ハルカ姉さま……ふにふにのぷにゅぷにゅで……」
「そ、そう? んー……まぁ喜んでもらえて良かったわ」
その後は、しばらくその行為を続けるチアキ。するとある異変が起き始める。

(――――このパジャマ邪魔だな……これが無かったらもっと気持ちいい筈なのに……)
そんなチアキの願いを叶えるかのように、突如はじけ飛ぶ胸のボタン。
「あっ、ちょっと待って。ボタンとんじゃった…………えーっと、裁縫セットは……」
「あ、あの! ハルカ姉さま……その、せっかくですし、パジャマは脱いでみてはどうでしょう……?」
ハルカは何が『せっかく』なのかは分からないが、チアキが何を言いたいのかは分かっていた。

「おっぱい……直接触りたいの?」
「えっと…………(コクリ……」
恥ずかしそうにうなずくチアキを見ると、
ハルカは上着を脱いでそのままチアキの顔を胸に埋める様にして抱き締める。
「どう? これで満足?」
「うにゃ……ぁ…………は、はぃ、満足です……」

二つの大きく柔らかいマシュマロに包まれ、最高に幸せそうにするチアキ。
しかし、ハルカの手はそんな幸せそうなチアキの上着へとかけられていた。

「今度はチアキが私を満足させてくれる番……だよね?」

902名無しさん@秘密の花園:2008/07/15(火) 01:51:03 ID:xWUExRGc
>>899
リレー小説ですね、わかります
903名無しさん@秘密の花園:2008/07/15(火) 01:57:33 ID:ofvtSZ9M
>>901>>902
ああっ!神様仏様…!
よろしければ最後までお願いします…
904名無しさん@秘密の花園:2008/07/16(水) 18:10:13 ID:SbWVuFq2
みなみけ/みなみけ〜おかわり〜 馬鹿野郎1.5人目【壁】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/wall/1216132071/
905名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 13:52:57 ID:xBemT+aP
トウマ×チアキ神は現れないものか・・・
906名無しさん@秘密の花園:2008/07/26(土) 18:34:58 ID:eqL86nj9
保守&ネタきぼん
907名無しさん@秘密の花園:2008/07/27(日) 22:15:15 ID:3bEugvpa
保坂ネタに見えた。
百合ヲタに転向した保坂が南ハルカとその周りの仲間達で
いろいろ妄想するのかと思ったじゃないか
908名無しさん@秘密の花園:2008/07/28(月) 21:01:32 ID:K1mjRHR3
そのネタで書いてみた。
909マキXアツコ 1/2:2008/07/28(月) 21:02:03 ID:K1mjRHR3
「ふむ、南春香は百合か・・・」
こまったな、そうか百合か。
ならば俺も百合を極めねばなるまい。

「というわけで、二人に来てもらったわけだ」
体育倉庫に呼び出された、アツコとマキ。
「はあ」
「・・・きもちわるい企みを感じる」

「聞けば、百合とは、女の子同士じゃないとできないというではないか」
どうやら、あまりよくわかっていないようだ。
「南春香が百合というなら、俺も百合を理解しなければいけない! さあやってくれ」
言うとともに、バッと服を脱いで、上半身裸になった。
「ちょ! 保坂先輩が脱いでどうするんですか」
「・・・うむ、そうだな」
すごすごと服を着直す。

(ちょっと、どうする?)
(保坂先輩は真剣よ、なにかやらないと帰してくれそうにないかも)
(そうよねー、・・・よしやろう! 春香のためだ)
(…うん)

「わかりました、じゃあ今からしますからね」
「おー、さすがマキ、期待しているぞ」
埃っぽい体育倉庫の中、アツコと向かい合う。
少し緊張してきた。
ちらっと横を見ると、保坂先輩が凝視しててきもちわるい。 こっち見んな。

910マキXアツコ 2/2:2008/07/28(月) 21:02:21 ID:K1mjRHR3
「アツコ、目を閉じて」
「う、うん」
じょじょに近づいていく、お互いの唇。
おっと、背伸びしないと無理か。
(近くで見ると、アツコって綺麗だなー)
あれ、なんか胸がドキドキしてくるよ?


そして、唇と唇が、かさなった。
「ん・・・」



どれくらい時が経ったのだろうか。
一瞬とも、何分とも感じられた。
ただ、アツコとのキスが、とても気持ち良くて。
時間の経過も忘れるほどに…。

どちらともなく顔を離し、しばらく見つめあった。
とろんとした目で見つめてくるアツコ。
(か、かわいい)
ドキドキドキドキ
「なんか、照れるね」
そう言って、はにかんだように微笑むマキを見て
アツコは頬を染めて頷いた。
「帰ろっか」
「うん」

次の日
「保坂先輩が裁縫なんて珍しいですね、何を縫っているんですか」
「おーマキ、女子の制服だ。自分に合うサイズがなかったので、こうして作っているというわけだ」
「・・・なぜ?」
「何事も形からというではないか。 ふふふ、待っていろよ、南春香」
ダメだこの人、根本的に間違っている・・・。


911名無しさん@秘密の花園:2008/07/29(火) 00:31:47 ID:cbn8CBxc
GJ!
高校生版マコちゃん誕生ですね

ていうか帰った後は2人で復習ちゃんとしたんだよね・・・?
912名無しさん@秘密の花園:2008/07/29(火) 01:05:15 ID:be5oGN8Q
GJです!何と言うマコちゃんっぷりww
913名無しさん@秘密の花園:2008/07/29(火) 22:41:59 ID:DFH0k8wb
待てwww
そんな面白そうなこと、速水先輩がスルーするわけがない!
「保坂ぁ〜。手伝ってあげようか、女装。」
こうしてイケメン+女の子の技術で、美女装が誕生するわけだ!

後日…女装した保坂を街で目撃したマコちゃん。
「うわぁ…美人だなぁ。俺もあんな美人に化けないとそのうちバレちゃうよなぁ。
 だって俺、こんなに男らしいんだもの。」
914名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 04:59:01 ID:+fd4eThA
GJ!
つまり、マコちゃんも百合なシーンを目撃してしまうフラグなわけだw
915すれ違い:2008/07/30(水) 15:26:54 ID:CCPCYp8V
<たとえば、マコちゃんが百合に目覚めて、千秋と関係を持った場合>

「マコちゃんも、脱いで」
「え? お、おれは、いいよ!」
やばいやばい、脱いだら、俺が男ってばれてしまう。
そうなったら、いままで女の子として、千秋と築き上げてきた関係が崩壊してしまう。

「うんしょ、うんしょ」
「ちょ、脱がさないでー」
スカートに手をかけて、脱がそうとする千秋。
「何をそんなに恥ずかしがる、女の子同士じゃないか」
(マコちゃんになっている今、心は女、ならばOKなのか? 
いややっぱり体は男、だめだー!)

ぐいぐい
「ん? なにかスカートにひっかかって」
「あ、やめ・・・」
「マコちゃん、パンツになにか入れてる?」
(ぐわああ、おおきくなってるし、俺のバカー)
それでも、強引に引っ張る千秋は、なんとパンツまで一緒に脱がせてしまった。
そして、マコトとしての下半身があらわになった。
!!!

コチ・・・コチ・・・
時計の秒針の音が、とても大きく聞こえる。
いつも眠そうな千秋の目が大きく開き、まじまじと俺のソレを見つめている。
冷や汗が、際限なく流れてくる。
(ああ、こんな俺を見て、千秋はさぞかし軽蔑するだろう。
大好きな千秋に嫌われてしまったら、もうマコちゃんとして生きていけない)
そして、千秋が口を開く…

「マコちゃん、おまえ・・・フタナリだったのか」



(セーフ!)



916名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 21:52:17 ID:5kIAA5qV
>>915
バロスwwwwwwww
917名無しさん@秘密の花園:2008/07/31(木) 18:28:35 ID:P4qUd72Y
スレタイ100回嫁
「マコちゃんはかわいいからおk」とかそんな言い訳もいらないから
918名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 01:43:15 ID:hmfhNQ26
おかわりの少し気性の荒いハルカにちょっかい出される
無印のハルカを想像したら少し興奮してきた…
919名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 21:30:09 ID:npjxLeDd
正捕手
920名無しさん@秘密の花園:2008/08/11(月) 22:32:09 ID:tfnxF5W/
保守
921名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 01:28:10 ID:zYcbruIO
マコちゃんはかわいいからおk
922名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 01:29:46 ID:2zq4SSAE
却下
923名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 19:27:09 ID:+T9BQhUY
「み○みけのマコちゃん 〜ショッピングセンターのトイレで…」だってさ
ttp://mikuru.8.dtiblog.com/blog-entry-32.html
924名無しさん@秘密の花園:2008/08/16(土) 01:23:18 ID:Xj0BlXWk
ゅしほ
925名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:03:21 ID:HuYua7ne
 
926名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:03:22 ID:vqtF8Teq
 
927名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:03:24 ID:kNEywBXK
 
928名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:03:25 ID:+0HiWSjw
 
929名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:04:40 ID:HuYua7ne
 
930名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:04:41 ID:vqtF8Teq
 
931名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:04:43 ID:+0HiWSjw
 
932名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:04:43 ID:kNEywBXK
 
933名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:05:26 ID:HuYua7ne
 
934名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:05:27 ID:vqtF8Teq
 
935名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:05:30 ID:+0HiWSjw
 
936名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:05:30 ID:kNEywBXK
 
937名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:13 ID:HuYua7ne
 
938名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:14 ID:vqtF8Teq
 
939名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:15 ID:kNEywBXK
 
940名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:15 ID:+0HiWSjw
 
941名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:45 ID:HuYua7ne
 
942名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:46 ID:vqtF8Teq
 
943名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:49 ID:+0HiWSjw
 
944名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:06:49 ID:kNEywBXK
 
945名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:08:35 ID:HuYua7ne
 
946名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:08:36 ID:vqtF8Teq
 
947名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:08:38 ID:+0HiWSjw
 
948名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:08:38 ID:kNEywBXK
 
949名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:09:43 ID:HuYua7ne
 
950名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:09:44 ID:vqtF8Teq
 
951名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:09:47 ID:kNEywBXK
 
952名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:09:48 ID:+0HiWSjw
 
953名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:10:22 ID:HuYua7ne
 
954名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:10:23 ID:vqtF8Teq
 
955名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:10:25 ID:kNEywBXK
 
956名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:10:26 ID:+0HiWSjw
 
957名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:11:27 ID:HuYua7ne
 
958名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:11:28 ID:vqtF8Teq
 
959名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:11:29 ID:+0HiWSjw
 
960名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:11:31 ID:kNEywBXK
 
961名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:12:47 ID:HuYua7ne
 
962名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:12:48 ID:vqtF8Teq
 
963名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:12:51 ID:kNEywBXK
 
964名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:12:51 ID:+0HiWSjw
 
965名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:14:17 ID:HuYua7ne
 
966名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:14:18 ID:vqtF8Teq
 
967名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:14:21 ID:+0HiWSjw
 
968名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:14:21 ID:kNEywBXK
 
969名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:15:40 ID:+0HiWSjw
 
970名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:15:42 ID:kNEywBXK
 
971名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:15:45 ID:vqtF8Teq
 
972名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:16:34 ID:HuYua7ne
 
973名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:16:35 ID:vqtF8Teq
 
974名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:16:37 ID:+0HiWSjw
 
975名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:16:38 ID:kNEywBXK
 
976名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:17:36 ID:HuYua7ne
 
977名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:17:36 ID:vqtF8Teq
 
978名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:17:39 ID:kNEywBXK
 
979名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:17:40 ID:+0HiWSjw
 
980名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:19:27 ID:HuYua7ne
 
981名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:19:28 ID:vqtF8Teq
 
982名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:19:30 ID:+0HiWSjw
 
983名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:19:31 ID:kNEywBXK
 
984名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:10 ID:HuYua7ne
 
985名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:12 ID:vqtF8Teq
 
986名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:13 ID:+0HiWSjw
 
987名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:15 ID:kNEywBXK
 
988名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:50 ID:HuYua7ne
 
989名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:52 ID:vqtF8Teq
 
990名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:53 ID:+0HiWSjw
 
991名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:20:55 ID:kNEywBXK
 
992名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:22:31 ID:HuYua7ne
 
993名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:22:32 ID:vqtF8Teq
 
994名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:22:35 ID:+0HiWSjw
 
995名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:22:35 ID:kNEywBXK
 
996名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:23:15 ID:HuYua7ne
 
997名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:23:16 ID:vqtF8Teq
 
998名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:23:18 ID:kNEywBXK
 
999名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:23:19 ID:+0HiWSjw
 
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