魔法先生ネギま!百合総合スレッド

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1名無しさん@秘密の花園
待たせたね。さあ行くよ!!
2名無しさん@秘密の花園:2007/05/01(火) 23:23:34 ID:G7eHU7P8
おらおら、WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)の
愛くるしいパンダ様が>>2ゲットだぜ! 頭が高いんだよ、ボケ!

.         ,:::-、       __     >1 クソスレ建ててんじゃねーよ。ビンスみてーに裁判で潰しちまうぞ。
    ,,r   〈:::::::::)    ィ::::::ヽ    >3 >>2ゲットも満足にできねーお前は、俺の着ぐるみ着てプラカード持ってろ(プ
  〃   ,::::;r‐'´       ヽ::ノ     >4 お前はカキフライのAAでも貼ってりゃいいんだよ、リア厨ヒッキー(プ
  ,'::;'   /::/  __            >5 汗臭いキモヲタデブは2ちゃんと一緒に人生終了させろ、バーカ。
.  l:::l   l::::l /:::::)   ,:::::、  ji     >6 いまさら>>2ゲット狙ってんじゃねーよ、タコ。すっトロいんだよ。
  |::::ヽ j::::l、ゝ‐′  ゙:;;:ノ ,j:l     >7 ラッキーセブンついでに教えてやるが、俺はストーンコールドが好きだぜ。
  }:::::::ヽ!::::::::ゝ、 <:::.ァ __ノ::;!     >8 知性のねーカキコだが、お前の人生の中で精一杯の自己表現かもな(プ
.  {::::::::::::::::::::::::::::`='=‐'´:::::::::/      >9 つーか、自作自演でこのスレ盛り上げて何が楽しいんだ?
  ';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/      >10-999 WWEなんか見てるヒマがあったら、俺に募金しろカスども。
.   `ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ       >1000 1000ゲットしたって、WWF時代の映像物に販売許可は出さねーよ。
        `ー-"
3名無しさん@秘密の花園:2007/05/02(水) 01:29:20 ID:9uowOTL8
ageるぞカス
4名無しさん@秘密の花園:2007/05/02(水) 16:47:15 ID:QjuBaEtR
>>1やっと出来たんだな。乙!!
5名無しさん@秘密の花園:2007/05/02(水) 22:55:31 ID:Bc0dcZpW
職人が現れるかどうかにかかってるよなage
6名無しさん@秘密の花園:2007/05/06(日) 03:37:44 ID:uPk7VU1n
6げと
7名無しさん@秘密の花園:2007/05/10(木) 17:18:32 ID:VvHCKBp+
                                )
                            _      ノ  出席番号8番  
                  _,, ---- 、_  | | />  ⌒`'⌒ヽ パイパンの
              _,,-ァ''"       ヽ、| レ'∠_,       )  神楽坂明日菜様が
            / /⌒"''ー 、  " 「 ⌒ ヽ、/)、      ⌒ヽ    7getした!
         ___/       ヽ ヽ、  {   , 勹 `、ヽ        )
       ,ン''フ  {~   ⌒ヽ、   ヽ、`ヽ\/ ノ 、、 \\      ⌒Y⌒Y⌒
     、/ /   { ヽヽ、 ヽ、 \ ヽ、 ヽ、`ヽ i i トー 、ニニニ`、_
    / \/ / i ハ ヽ、 ヽ、、ヽ、 >、>、 ヽ`ヽ、  l\ \\`ー 、二二_ー‐‐‐‐‐‐‐‐‐
   / iニニ/ i  | | ヽ ヽ`ヽミ >へ、,,_ヽ、ヽYヽヽ }  ヽ ヽ \::..  \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ./    l イ|  ト|   \ヽ / >イ)⌒ト`l |ヽ))) |     ヽ \ \::..  \    /
  /     |.l ハ  | |、_,,,,,,__ \    ヽ、, 〉 l レノ/      \ ヽ \::::....  ヽ、/::::::::
 /      |l ~ヽ .トイ、 i个、     ///  レ 「ヽl    _,,-‐ヽ、 `ー、 ヽ、::::::..... `"''
 {      !.   トヾ、ヽヽヽ)i   , -、      》⌒>' /   ヽ、、 二二ニニニニニニニ
          | ト、!ト`ヽ  ` < ィ  )  / 〃/  / __________\_/::::::::\:::::::::::::::::::
           | ト\ヽ \,_  `ヽン ,イ// /  i |     ,,,,---ヽ :::::::;`> 、;;;;;;;;
             | ハヽ `ヽ\`二ニ='ツク ,/./   ハ l  (二"      `ヽ<
           |l ヽ_` (三三三ニア/  |   i  |     ̄"""'''''''''----`----、
         /ニニニニニニ===ー''ァ彡ソ、   ノ    i       ___,,,,-----
                 _,-ァ/'''/,イ ヽ<ー'''''""コ ヽ
              ///,, -'7 {    |彡へ .}  ヽ、::::::::::::....
8名無しさん@秘密の花園:2007/05/11(金) 22:52:41 ID:gjCUDoof
とうとう総合たったんだなw
嬉しいぜ

なんか書くか
9名無しさん@秘密の花園:2007/05/12(土) 03:32:03 ID:OxPGOwwB
     みさ×さくらこ  ココネ ゼロ
       ××    ×    ××
ゆな×あこ×クギ みそ エヴァ×茶々×ハカセ
 ×××        × ×      × ×
アキ×まき×んちょ×アス×クー×チャオ×さつき
       ××    ×× ××
    なつ×ちづ この×せつ×まな
             ××  ××
         ゆえ×のど  かえで
           ××     ××
     ザジ×ちう×パル ふーか×ふみか
           ×
           あさ×さよ     マダー?
\____________  _______/
    ☆ チン            ∨
        ☆ チン  〃  ∧_∧
          ヽ ___\(\・∀・)
             \_/⊂ ⊂_)_
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/
10名無しさん@秘密の花園:2007/05/12(土) 09:41:10 ID:TLfiS/3f
ちづ夏読みたい ほのぼので
11名無しさん@秘密の花園:2007/05/12(土) 13:22:29 ID:1dnW0eMb
いいんちょ×あすなで
12名無しさん@秘密の花園:2007/05/13(日) 16:27:44 ID:mGCAbL5k
ちういいんちょ
13名無しさん@秘密の花園:2007/05/13(日) 21:46:57 ID:e588HV1X
古×ハルナ面白そう
14名無しさん@秘密の花園:2007/05/13(日) 23:08:26 ID:NhjbNmYH
いや、超×古だろ
15名無しさん@秘密の花園:2007/05/13(日) 23:35:53 ID:uwVVMbfY
いや「!?」でゆ―亜子だろ
16名無しさん@秘密の花園:2007/05/14(月) 02:23:14 ID:cfOEIIlA
俺はゆーまきだな
17名無しさん@秘密の花園:2007/05/15(火) 01:58:40 ID:DiBUoHs+
俺はパル×ちうで
18名無しさん@秘密の花園:2007/05/15(火) 23:35:39 ID:i29twcCF
いや書けよ…そんで漏れも裕亜子?で
19名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 00:12:17 ID:Z24COqti
チャオとクーがいちゃいちゃしてたらかわいいな
20名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 04:04:19 ID:/kC8+zXk
ん〜…龍刹だな
21名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 09:19:44 ID:1SaZAytp
アキ亜子っしょ
22名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 20:08:05 ID:/9jkG3CC
ミソココ
23名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 22:54:51 ID:mNgpmvli
みそあことパルまき
24名無しさん@秘密の花園:2007/05/16(水) 23:56:24 ID:f5gNxA2n
いいんちょ×あすなで
25名無しさん@秘密の花園:2007/05/19(土) 18:40:50 ID:A2jeb4zo
亜子くぎを諦めない
26名無しさん@秘密の花園:2007/05/20(日) 21:22:25 ID:o1nVeg3a
此処とザジちうスレとの違いって……、やっぱり18禁?
27名無しさん@秘密の花園:2007/05/21(月) 18:41:33 ID:f9h1nahE
>>26
さくっと軽いのは向こうで、ネットリ濃い18禁のはここでいいんじゃねw
28名無しさん@秘密の花園:2007/05/22(火) 16:18:57 ID:AW7SdPgZ
遅くなったが>>1
あとは職人が現れるかどうか…
29名無しさん@秘密の花園:2007/05/22(火) 23:59:08 ID:nxJfVc3c
そう言えばザジちうスレ見掛けないけど
どうしたの?
30名無しさん@秘密の花園:2007/05/24(木) 01:18:13 ID:Bq45Noz4
31名無しさん@秘密の花園:2007/05/24(木) 12:22:33 ID:9s1Ch8Al
漫画板に移ってたのか
ありがとう
助かったよ
32名無しさん@秘密の花園:2007/05/27(日) 22:02:33 ID:6bewNXiV
このせつ以外の百合サイト教えれ
33名無しさん@秘密の花園:2007/05/27(日) 23:00:15 ID:+4Cq+2V+
>>9
大混乱だな
34名無しさん@秘密の花園:2007/05/28(月) 08:01:18 ID:Y3SC79/H
>>33
大乱交に見えた
35名無しさん@秘密の花園:2007/05/30(水) 16:05:02 ID:riHd9dIX
>>17
同士!
36名無しさん@秘密の花園:2007/05/30(水) 23:22:29 ID:3pzjS8G+
>>20
同士
37名無しさん@秘密の花園:2007/05/30(水) 23:31:02 ID:DD0xo4BV
いいんちょ×あすなで
38名無しさん@秘密の花園:2007/06/05(火) 21:55:16 ID:k2E249d0
ちゃおくー
さよ朝
が好きだ
39名無しさん@秘密の花園:2007/06/07(木) 20:35:27 ID:+aKyI2lw
ハルナ×まき絵!ハルナ×まき絵!ハルナ×まき絵!ハルナ×まき絵!
40名無しさん@秘密の花園:2007/06/09(土) 18:50:15 ID:bTKRmNg7
刹那「最近楓と仲がいいようだな、龍宮」
真名「刹那こそ近衛と随分親しくなったようじゃないか」
刹那・真名「・・・・・・・・・・・」
刹那「・・もういい」
真名「ヤキモチか?」
刹那「・・・・・・・・うるさい」
真名「拗ねるな拗ねるな」
刹那「拗ねてない!」
真名「よしよし」
刹那「こ、子供扱いするな・・・っ」
真名「ん?・・ああ、そうかもの足りないのか。ではベッドに行こう」
刹那「!?!?」
41名無しさん@秘密の花園:2007/06/09(土) 18:57:23 ID:z1htO2sO
何気にツンデレ刹那萌え!
本番行ってみません?
GJ。
42名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 17:46:51 ID:tR5zX9Ka
いいんちょと明日菜たんがいいな
43名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 20:48:43 ID:RAxL2XJ3
やっぱ今のトレンドは龍忍。
44名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 21:55:42 ID:RHVxC1tA
ではエヴァせつもアリだな
45名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 21:58:07 ID:3/dPhDd8
トレンド等に媚びずに自らの心の奥から生ずる萌えを貫くべし
46名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 22:24:09 ID:XY3st/6r
今日一日せめて明日一日
憎しみも悲しみもなく
ネギまスレの住人が平和であるように
47名無しさん@秘密の花園:2007/06/10(日) 22:26:35 ID:n1s3uPMi
ちゃおくーとか書こうと思ったがちゃおがふたなりになってしまう
48名無しさん@秘密の花園:2007/06/13(水) 17:47:54 ID:Ukmuv94H
>>47
わっふるわっふる
読みたいよソレ
49名無しさん@秘密の花園:2007/06/13(水) 21:06:56 ID:sDrSUxUv
明日菜×いいんちょ 龍宮×刹那 超×古 ザジ×ちう
さぁ好きなの選べ
50名無しさん@秘密の花園:2007/06/13(水) 21:40:47 ID:po0ksFnR
チアと運動部が好きな俺にはどうでもいい
51名無しさん@秘密の花園:2007/06/13(水) 21:44:39 ID:EIZftVzZ
いいんちょ×あすなで
52名無しさん@秘密の花園:2007/06/13(水) 23:38:20 ID:qTGLqZ9j
ちゃお×くー
53名無しさん@秘密の花園:2007/06/14(木) 07:29:48 ID:S78KEYW0
美空→鮫茶←ココネ
で誰か頼む。俺エロだけはどうしても書けない
54名無しさん@秘密の花園:2007/06/14(木) 11:48:35 ID:h+cVUED3
>>49
龍にんがないからダメ。
55名無しさん@秘密の花園:2007/06/14(木) 13:10:12 ID:IWbCxEMW
>>54
龍にんなら、龍にんスレ行けばあるんじゃね?
56名無しさん@秘密の花園:2007/06/14(木) 19:06:40 ID:eyzLHEio
アスこのはないんかい
57答えと意味:2007/06/15(金) 18:29:49 ID:/AImuBv3
答えと意味

何事にも方程式のように、=――イコールで結ばれるものがある。
つまり、これから起こることも何か意味があると言うこと。

ベッドの上に寝かされている明日菜と、はたから見れば押し倒す格好となっているあやか。
「……優しくしなさいよ、明日バイトなんだから」
あやかは無言で頷くと明日菜の上半身を裸にして片手を胸の前に置いた。
優しく卵を掴むように、マッサージをするようにそっと。
「んっ」
突如身体に痺れにも似た快感が押し寄せてきた。
強引にされているにも関わらず明日菜は少なからず感じてしまい声を漏らした。
それを確認してあやかは触れていない方の胸に舌を這わす。
初めは外側から、そしてゆっくりと乳首へと向かう。
「んぅ……ふぁ……」
何故、どうして? あやかはネギが好きで明日菜は高畑先生が好きだった。
明日菜の一世一代の告白は撃沈に終わり、あやかは明日菜をそっと慰めた。
毎日喧嘩が日課とさえしていた二人だが、この時ばかりは違った。
あのまま二人っきりで休み、ベッドに寝込んだ。
行き場のない感情はあやかに抱かれるという選択肢まで作った。高畑の思いを忘れるために。

明日菜はあやかの胸責めの前に、甘い声を漏らすしかなかった。
口と乳房の隙間から空気が漏れ、びちゃびちゃと卑猥な音が不規則に明日菜の耳にもと飛び込む。
これ以上屈するものかと力を込める明日菜の顔を確認してあやかは、乳房を力を込めて吸った。
まるで赤ちゃんのように口の中に溜まった唾液を吸いだす。
「あっ、いいんちょ。それ以上は……」
「ふーん」
あやかは口から乳房を離すと今度は明日菜の下半身へと手を伸ばす。
「ひゃっ! そ、そこは」
あやかの胸責めは意外と効いたのか、一番敏感な場所はすでに濡れていた。
58答えと意味:2007/06/15(金) 18:30:43 ID:/AImuBv3
「どろどろですわ」
「く、口に出さないでよぉ…」
恥ずかしがっている明日菜に構わず、あやかは秘所を指で責め立てる。
自分の意思とは関係なしに押し寄せる快楽の波、頭の中はジューサーでかき回されるような感覚だった。
そんな中での必死の抵抗。明日菜は右手を伸ばしてあやかの秘所に触れた。
真剣な顔とは裏腹にあやかの秘所は洪水のごとく愛液で濡れていた。
「あんたも感じているじゃないの」
「いけませんか?」
だがその抵抗もあやかの指使いに身体の自由が奪われた。
くちゅくちゅと粘着質な音が何度もあやかの指と明日菜の秘所で音を立てている。
そのまま指を動かしつつ、明日菜が少し疲れてきたため動きを止める。
そこを狙うかのように指を膣内へと滑り込ませた。
「ひゃあああっ!」
「一回イった方が楽になりますわよ」
「ひぃぃぃぃっ! うぅぅぅ」
明日菜の言葉にならない悶絶の言葉はあやかの気持ちを徐々にヒートアップさせた。
膣内に滑り込んだ二本の指は敏感な肉壁を上下に刺激して心をかき回す。
徐々にこなれて来たため指を三本に増やしてピストン運動を早くした。
「ああぁっ! ふぅん……ンっ……あぁぁ、いいんちょ……」
何が一回イった方が楽になるだ、と明日菜はどろどろになった精神の中で思う。
問答無用で押し倒し、自分のペースでヤっているくせに。
だがその思考は背筋から押し寄せてきた痺れにも似た波にかき消された。
「ひ、あああああああああああああああっ!」

身体が弓なりに仰け反り、何度も痙攣を繰り返すと全身の力が抜けてベッドに落ちた。
荒々しい息にあわせて上下する胸、そして長い髪から鈴の音がチリン…と一回。
「いいですわよアスナさん」
「もう許して…いいんちょ」
涙目で訴えてもあやかは止めはしない。
あやかの唇が明日菜の唇を奪った。
59答えと意味:2007/06/15(金) 18:31:36 ID:/AImuBv3
不意の攻撃に明日菜はまた抵抗できずに舌を入れられてしまう。
二人の唾液が混ざり合って口の中でも無機質な音が何度も聞こえた。
ゆっくりと口を離すと互いの舌から滴り落ちる透明な水の糸が、明日菜の胸の上に落下する。
「そろそろですわね」
あやかも服を脱いで明日菜の身体に圧し掛かる。
先ほどのキスで精神のほとんどを持って行かれた明日菜は完全に堕ちてしまった。
「あんたは……加減を知らないから…優しくして」
それを聞いてあやかは笑って応えた。明日菜の足を持ち上げて二人の性器が重なり合った。
そしてそのまま力いっぱい擦り付ける。
「あ…ん……あぁぁぁぁぁ!!」
動くたびに卑猥な音が何度も漏れ、二人の身体が何度も上下に揺れる。
「いいですわよ、アスナさん」
「いぁぁ……それ以上責めないで……またイきそ…くぅぅぅぅぅっ!!!」
二度目の絶頂、また明日菜の身体が弓なりに仰け反った。
だがあやかは仰け反りがすむとそのまま続けた。

「あああああああっ…待っていいんちょ! 休ませてえぇ!!」
「アスナさん、早すぎますわよ」
そのままの勢いを維持したままあやかは休ませてくれない。
イってすぐのため敏感すぎた明日菜の身体は電撃にでも撃たれたかのように跳ねる。
ベッドのシーツを蹴飛ばすほどに身体はヒクつき、遂に足が攣る始末。
「いいですわ……私もそろそろ」
「ひぐ……い、いんちょ……あぁぁ!」
「うぅ……っ!」
ベッドで抱きしめられたまま、二人は絶頂に達した。


ベッドでぼんやりと休む明日菜の手にはあやかの手が握った跡が残ってしまった。
あやかはシャワーを浴びているが自分は浴びれない。どうも腰をヤってしまったようだ。
60答えと意味:2007/06/15(金) 18:32:32 ID:/AImuBv3
これで明日の新聞配達のバイトは行けなくなってしまった。
「もう最悪、腰は痛いし、楽しんでるのはいいんちょだけ……」
違うと思う、強要してるのは自分だ。
「ま、しょうがないわね。そうでなきゃこんなこと…」
そこで明日菜は一つの疑問にぶつかった。

なぜ明日菜はあやかを選んだのか。
木乃香と刹那なら納得はいく。だが自分はいつも喧嘩相手のいいんちょたるあやか。
ネギはガキだからそんな行為は早すぎる。
そしてもう一つ、あやかは何故自分が抱く行為を認めているのか。
丁度シャワーを浴び終えたあやかと目が合った。
スレンダーで胸も豊富なあやかのスタイルは抜群。さらにお金持ちの令嬢というおまけつき。
これ以上ない完璧なもの。思わず見とれてしまう。
何故、自分はあやかでなければいけないのか。何故あやかの前でこんなに胸がドキドキするのか。
「アスナさん」
不意に声をかけるあやか。
「何?」
自分は高畑のことを忘れたいだけで、そのためにあやかを利用してしまっただけ。
それ以上の意味はないはず、なのに……

「もしもあなたのことが好きだと言ったらどうします?」
きっとこれが答え―――=好き。


61答えと意味:2007/06/15(金) 18:33:25 ID:/AImuBv3
とりあえずいいんちょ×明日菜書いてみました。
チャオ×クーは暇が出来たら描きます。
62名無しさん@秘密の花園:2007/06/15(金) 20:57:26 ID:l4PXp82W
いいんちょ×あすなで
と書いていた甲斐があったよ!素晴らしいよ、ありがとうー
63名無しさん@秘密の花園:2007/06/15(金) 22:52:23 ID:Fxd5Stjp
GGGJ!!
いいんちょ×あすなは初めて見たけど、(・∀・)イイ!!
64名無しさん@秘密の花園:2007/06/15(金) 22:55:38 ID:0SYPttLd
ザジちうであちょー書いてる人?
65名無しさん@秘密の花園:2007/06/16(土) 01:44:55 ID:tM74L5hx
>>60
GJ!
よすぎ(*´д`)ハァハァ
66名無しさん@秘密の花園:2007/06/16(土) 12:49:08 ID:x9AUegJx
>>61
超GJすばらしいよ。ちゃおくーにも激しく期待(;´Д`)
67名無しさん@秘密の花園:2007/06/22(金) 22:58:15 ID:8RdRflBz
保守
68学園祭の思い出:2007/06/25(月) 01:21:39 ID:g8AQmna3
学園祭の思い出

学園祭の3-Aの出し物はホラーハウスであった。
夜通し手伝い作り上げたホラーハウスの出来は本物さながらだった。
演武会の時間までまだ時間のあった古菲は暇つぶしも兼ねて裏方手伝いをすることになった。

派手に出ることはなかったが古の力は並の力を持つ生徒よりは役立った。
次に休憩に言ったほかの生徒の電球の入ったお面をつけて脅かす役を任された。
セットの後に意表を付いた脅かしに参加者は次々と悲鳴を挙げた。
「ふぅ、疲れたアル」
「古、大変そうネ」
「そうアル……わぁ!?」
いきなり古の後ろに現れた超鈴音はアイスクリームを舐めながら声をかけてきた。
「な、何をするアルか!?」
「何って、古が裏方の手伝いをしてるって聞いたから声をかけたネ」
何の驚きもしないでマイペースにアイスを舐めている超。
構わず古に話しかけてきた。
「はい、食べるアルか?」
目の前に差し出されたアイスを見て仕方なく受け取る古。
喉が渇いてたのか勢いよく食べる古を見て超は頬を少し赤く染めながら笑った。
「間接キスネ」
「……あ」
半分以上食べたアイスを見て古も少し頬を赤くした。
超とは学園に来て以来の親友であり、武術の友でもあった。
飲み物などの回し飲み何かもあったが、改めてそんなことを言われると照れてしまう。

その時の超はいつもよりも自分をアピールしているようになる。丁度暗がりの照明演出がエロティックに見える。
流石にこのパターンはいけない方向に言ってしまうと思い、話を逸らそうと思う古。
だが超の手が口を塞いできた。
69学園祭の思い出:2007/06/25(月) 01:22:36 ID:g8AQmna3
「!?」
「古、こんな子供だましじゃつまらないよネ」
「そ、それは…みんなと一緒に作ったアルから…」
意地でも振り払おうとするが超は両手で身体をがっちりと掴んで離さない。
片手は超の貰ったアイスを持っているため力任せに振り払えなかった。
地面に押し倒された古は上着を脱がされて、その胸を揉みしだされる。
「はぁ……ぁぁ」
首筋から胸元にかけてすぅっと舌を這わす超に思わず古は声が出てしまう。
右胸を舌で、左胸を指で攻め立てるとすぐに超のもう片方の手は徐々に下半身に伸びる。
ショーツ越しに秘所を上下に擦っていくと徐々に湿っていった。
「あぁ……やめ…」
徐々に湿っていくショーツを片手で簡単に奪い取ってしまう超。

「あ、あぁぁ」
「大丈夫ネ、他の悲鳴で分からないヨ」
超の手はそっと床に落ちたアイス拾うと、片手で簡単に脱がされ露になった秘所にあてがう。
「ひゃああっ!」
「駄目ネ。声を出したら」
「超が声を出させるようにしたアル!」
慌てて声を出すが今も営業中のためむやみに大声を出せない。
それを利用してほぼ裸同然の古に超は服を脱いで抱きしめる。
「こうやって肌で抱きしめるのも悪くないネ」
古の体温を直に感じる超の手はアイスでベトベトになった秘所に触れる。
「く……ぅぅん…」
「そろそろネ」
アイスのベトベト感とはまた別の滑りが出てくることを確認すると、古の秘所はすんなりと超の指を受け入れる。
「あっああ……」
いつ見つかってしまうかもしれない緊張感と超から与えられる快楽と葛藤する古は、とても悶えた表情をして耐える。
70学園祭の思い出:2007/06/25(月) 01:23:30 ID:g8AQmna3
それを見て興奮してか、超は古の秘所に挿いっている指を二本に増やした。
「緊張してるカ? 二本ですごくキツキツネ」
「だって……だって…あっ!」
壁一枚隔てた先は他の生徒がいる。ここでこんなことをしているのがばれてしまうととてもまずい。
古は快楽と戦いながら必死に声を押し殺す。
「力を抜いて、場所が場所だから早く終わらすネ」
秘所に刺さった指を何度も動かし、さらに古の口をキスで塞ぎ、さらに乳首をきつく締め上げる。
「ふ、ふむぅぅぅぅぅっ!!」
3箇所を同時に責め立てられた古はあっという間に果ててしまった。

「ふぅ、満足したネ」
毛布をかけて保健室のベッドに寝かされる古。
「うぅ、酷いアル。こんなこと……」
古は恥ずかしさからか頭から毛布を被って訴える。
まさか超にそっちの気があったなんて知らなかった。それまでの親友がおかしな方向へと進んだ気がする。
すると超は立ち上がって保健室から出て行こうとする。
「……そうネ、悪かったヨ。これは私の我侭だけど、最後の思い出作りになってよかったヨ」
「え?」
「演武会に遅れないようにネ」
そう言って超は扉を閉めた。
それから2日後、超は未来へと帰った。

71名無しさん@秘密の花園:2007/06/25(月) 01:24:25 ID:g8AQmna3
とりあえずチャオ×クー遅らせながら描きました。
たまにしか覗けない環境なのでまた何か要望があれば描こうかと思います。
72名無しさん@秘密の花園:2007/06/25(月) 21:13:29 ID:v8Sb/cVp
>>71 GJ! 最後凄く切ない…
73名無しさん@秘密の花園:2007/06/27(水) 18:04:09 ID:k5A1dyXg
楓×夕映はアリ?
74名無しさん@秘密の花園:2007/06/27(水) 23:09:59 ID:2i1/4r/x
守備範囲外な俺が思わず反応する位レアなので、めっさ見たいです><
75名無しさん@秘密の花園:2007/07/02(月) 22:39:23 ID:TOdXkVTv
このせつキボンw
76名無しさん@秘密の花園:2007/07/02(月) 22:39:45 ID:XfWIRzsK
専用スレあるだろその二人は
77名無しさん@秘密の花園:2007/07/03(火) 18:26:22 ID:G4mb0zLq
反応早ッ!?
78名無しさん@秘密の花園:2007/07/03(火) 21:48:26 ID:IBrl4L4q
確かにw
79名無しさん@秘密の花園:2007/07/04(水) 09:43:37 ID:ggu69UJW
スカパー組なのでまだ12話までしか見てないんだが、
これ見ると14話はここ的にも見所満載だったんだな、楽しみ

ttp://monkeyuploader.dyndns.org/Offering/mnkyup3758.jpg
80名無しさん@秘密の花園:2007/07/04(水) 09:45:18 ID:ggu69UJW
ごめん誤爆った_| ̄|○
81名無しさん@秘密の花園:2007/07/04(水) 23:07:55 ID:HwhEPNWU
楓×夕映はアリだとオモ。楓は夕映にお姫さま抱っこ何度もしてるし。
82名無しさん@秘密の花園:2007/07/05(木) 02:02:22 ID:n/AUwNQu
>>71
あこゆなが読みたいです。
83名無しさん@秘密の花園:2007/07/05(木) 23:18:03 ID:hKBPyAbd
>>81
同意。結構いいカプかもしれん。
84名無しさん@秘密の花園:2007/07/06(金) 16:17:30 ID:cxphbquA
>>83
そう思ってくれるとありがたい。龍忍スレあるから批判されそうでオドオドしてた。
夕映って「楓さん」って呼ぶけど二人きりの時は「楓」って呼んでたら良いな。
85名無しさん@秘密の花園:2007/07/07(土) 18:41:39 ID:IzDq75lh
朝倉×ちうとかどうだろうか
なにかのネタでゆすられてしかたなく・・・みたいな
86名無しさん@秘密の花園:2007/07/08(日) 01:38:34 ID:RHXgu2ih
それなんてジャムま?
87名無しさん@秘密の花園:2007/07/09(月) 00:04:32 ID:NSpma7Di
だれか楓×夕映書けるヤツおらんとか〜?
88名無しさん@秘密の花園:2007/07/09(月) 17:46:05 ID:np6gUi1c
職人が少なすぎる・・・
89名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 15:37:20 ID:Fgkd0/vq
うん少ない
90名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 17:10:13 ID:Maal0B4E
ゆーまき好きってあんまいないんだね
91名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 18:25:01 ID:Q0BrTBqs
ゆーあこがいい
92名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 19:07:12 ID:FgtDRR+S
>>90
ここにいますよ。
93名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 21:14:11 ID:JkJyl74x
エロスに走らないといけない強迫観念が・・・
エロってそういう気分じゃないと書けないし、
エロ抜きじゃザジちうスレで済む話だし・・・
94名無しさん@秘密の花園:2007/07/10(火) 21:27:13 ID:0FVvmghe
書きたいけど脳内で妄想して終わってしまう
エロ書くのって体力いるよな
95名無しさん@秘密の花園:2007/07/11(水) 00:24:25 ID:4sTm5xBm
妄想は簡単だけど、書くとなると難しいよな。
96名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 00:12:48 ID:sy3ELXyU
ゆ〜な・・・
(´・ω・)カワイス
97名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 01:08:45 ID:KIM427qb
楓×夕映か……難しそうだけど近いうちにSSにしてみる。
98名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 01:09:36 ID:E/wbGamv
じゃあ俺は近いうちにゆーな×誰か書くか・・・。
誰がいい?
99名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 02:21:05 ID:D61bP4CO
アキラ
100名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 02:34:55 ID:GlMk8Z74
あえて千雨。通路挟んで隣の席だし
101名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 13:57:27 ID:nMLukUip
>>98
亜子が良い!
 
ザジちうスレのあこゆなが発展してエロ入りみたいな 
発情期向かえたゆーにゃ
102名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 15:32:27 ID:IEdBzNNW
ネギま百合のSSが投入しにくいのはカップリングの無限の広さもあるかもなぁ
103運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:03:17 ID:E/wbGamv

「ふわぁ〜あ・・・疲れたにゃ〜・・・」

もう時間は十時になる。バスケ部の練習がようやく終わった汗を流しに裕奈は大浴場に来ていた。
夜の大浴場は夕方の生徒達の賑やかさとはうって変わって静寂に包まれる。
たまに練習が長引き、一人で入る。このような事はあるのだが今日は違っていた。
先客がいるみたいだ。
「・・・うぅん?あれは・・・アキラ?」
「・・・ゆーな?」

扉を開けると、一人でシャワーを浴びているアキラがいた。
「ふぅ〜ん・・・そっちも部活かぁ〜・・・大変だね、まぁ涼しそうだけどさ。」
「いや・・・夏だから逆に大変・・・大会とか忙しくて・・・」

シャンプーを流しながらいつもと同じ様な会話。ただ、一つの点、アキラが無駄に最近成長している

裕奈のあれを意識をしてるという点を除けば。

「うん?どした?アキラ?」
「い、いやっ・・・何でも・・・」
顔を真っ赤に染めて軽く目を背けるアキラ。逆に理由がわからず模索する裕奈。
・・・シャワーの音が止み、その場には静寂。
少し時間がたった後、ようやく裕奈は、アキラの目線が自分の胸に向けられていた事に気がつく。
その瞬間、何かを思い出したのか、裕奈の目が少し光を帯びる。

「ふっふ〜ん・・・なるほど・・・」
裕奈は顔を真っ赤にしているアキラにゆっくりと近寄る。

「ど、どうしたの、ゆーな・・・?」
104運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:04:12 ID:E/wbGamv
裕奈はニヤニヤと笑いながら、自分の胸をアキラの方に寄せた。

「〜〜〜!!?」
アキラは真っ赤な顔をさらに赤くする。そこで裕奈は先ほどの考えを確信に変えた。

「あぁ〜・・・やっぱ私の胸の成長を気にしてたんだ〜・・・抜かれるのが嫌だった?」
「・・・そ、それはっ・・・」
アキラは言葉に詰まる。どうやら図星らしい。
さらにニヤニヤした顔をやめない裕奈は、何を考えたのか、優しくアキラの胸を揉み始めた。

「キャッ・・・!!?ゆ、ゆーな・・・!!?」
「アキラ・・・その顔可愛すぎだよ〜っ!!それにやっぱすごい胸柔らかい〜♪」
「やっ、やめ・・・・・・こんなとこで・・・・・んっ・・・」
「大丈夫〜♪胸がどれくらい大きいか調べてるだけだからぁ〜♪」

他人からみれば明らかに怪しい状況。見つかれば大変な事になるだろう。
ただ裕奈はそんな事はお構いなし、といった風に胸を揉むのをやめない。
大きさを調べる気はないらしい。明らかに襲う気しか感じられない。
「んっ・・・くぅ・・・」
アキラは、見つかりやしないかという気持ちと裕奈に自分のこんな反応を見られたくないという恥じ

らいの気持ちが混じり、半分涙目になっていた。
ただ、身体のほうはすぐに反応してしまうし、裕奈にこんな事されるの・・・正直嫌じゃない。
こんな秘密の関係・・・嫌じゃない。

そんな考えがアキラの行動力を制限していた。それにこの状況は考えさせるのを遮る。
身体は胸責めによって震え、さらに裕奈がしっかり密着しているため動く事が出来ない。
105運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:04:44 ID:E/wbGamv
「えっ!!?」
裕奈の胸責めが終わった。と、同時に裕奈の手が、自分の下半身に向けられている。
「ふっふっふ・・・どうかした?アキラぁ〜・・・?濡れてるよぉ〜?」

そろそろ本番・・・と呟きながら裕奈はどこに隠し持っていたのかぬるぬる君を手にしている。
今の裕奈の目は猫の目のごとく輝いている。あぁ・・・本気だ、この状況。
軽く諦めの気持ちを表す溜息をアキラは吐く。
ただ・・・アキラはこの一言を聞いて、変貌する。

「ふふっ、最近は亜子ばっかだったし・・・アキラを寂しがらせたら悪いしなぁ〜・・・」

ボソボソととんでもない事を呟いた裕奈。
幸いなのかなんなのか知らないが大浴場での音は反響して、嫌でもアキラの耳に入った。

ん?不倫?亜子ともやってたの?私とゆーなだけの関係じゃない?

アキラの脳内には、よくわからない解釈、独占欲が働く。
先ほどまで胸責めされた影響もあってかアキラの思考は普段のとは違う『危ない』思考。
同時に・・・何かのスイッチが入ったアキラの身体が動く。

「さてさて・・・続きを・・・って!!?ちょ、ちょっとアキラっ!!?何か目が恐いって!!?」
ぬるぬる君を手に取り、アキラのほうに余裕がなかった裕奈はようやくアキラの異変に気付く。

ただ、時すでに遅し。すでに裕奈の身体はアキラの身体によって高速と呼べるスピードで壁に押し付

けられ、ぬるぬる君を持った右手首はしっかりと掴まれていた。
106運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:06:09 ID:E/wbGamv
「いっつ〜・・・ちょ、アキ・・・ラ・・・!!?」
「その手にあるものは置いておいて・・・ゆーな・・・亜子とも、やってたの・・・?二股?」
「えっ!!?き、聞こえてたの・・・?」
驚きの顔を見せる裕奈。どうやら本当に聞こえてなかったと思っていたらしい。
別にここで言い訳をしたかったが、アキラがギシギシと体を押し付けてくる。
弁解は無駄と観念したのか、裕奈は白状した。

「うぅ・・・何てゆうか・・・その・・・ノリで・・・」

ノリ?ノリで行くのか?ノリでいっちゃうのか?
脳内、および無意識に強烈な眼力でツッコむアキラ。ここで裕奈への独占欲がMAXとなる。
そのアキラのオーラにたじたじの裕奈。完全に立場逆転である。

「ごっ、ごめん・・・だけどそんな反応するとは思わな・・・ってちょっと!!?アキラ!!?」
「・・・お仕置き・・・」
アキラは裕奈の声を聞かずに、裕奈からぬるぬる君を奪い取る。
そして、それを裕奈の全身に優しく塗り始めた。

「ひゃっ・・・!?い、いつも使ってる時は・・・こんなんじゃないの、にっ・・・!!?」
先ほどとは考えられないほどの立場逆転。裕奈は顔を真っ赤にしてアキラの攻撃を受ける。
アキラはぬるぬる君を満足するまで裕奈の身体に塗りつけた後、押し倒し、圧し掛かる。
そしてそのぬるぬるの身体になった裕奈を優しく抱きしめる。
107運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:06:54 ID:E/wbGamv
「きゃ・・・うぅ・・・」
あまりのアキラの変貌。
経験なんかしてないのに動きがよすぎる・・・。軽く感心の念を持ってしまう。
まぁ自分もそこまで知らないわけなのだが。
全部某クラスメイトから教えられた入れ知恵?な訳だし・・・。
言葉の出ない状況のまま、裕奈は正直やっちまったな、と反省する。
ただ、その思考はすぐに遮られる。

「ひゃ・・・!!?んっ・・・アキラ・・・ひど・・・」
「ひどいのは・・・どっち?二股なんて・・・・・お仕置き・・・」
「そっ、そんなぁ・・・キャラ変わってるっ・・・アキラっ・・・んっ・・・」
今度は胸責め。先ほど自分がアキラに与えた痺れに似た衝撃が今度は裕奈の全身に走る。
そして全身にはぬるぬる君が塗られている。感じるのは当然。

「・・・濡れてるよ・・・ゆーな・・・?」
「・・・なっ!!?」
今度はアキラが、裕奈の下半身に手を伸ばす。同じ台詞だから余計に悔しい。

「やっ、やめっ・・・んぐっ!!?」
「・・・・・」
アキラが裕奈の秘部に指を入れると同時に、裕奈の口に自らの舌を入れる。
裕奈は涙目で、必死にもがこうとするが、アキラの空いている手足が抱きついてるというより絡みついていて、完全に拘束してしまっている。
逃げられないと悟った裕奈は、吸える酸素の少なさから薄れゆく意識がようやく諦め、アキラの指を受け入れることを選んだ。
諦めた直後に・・・言うまでもなく、裕奈の白い身体は仰け反り、跳ねて、思考は、完全に真っ白になった。
108運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:08:28 ID:E/wbGamv
しばらくの時間がたち、ようやく二人は大浴場から出てきた。

「・・・うぅ〜!!ひっ、ひどいよ!!アキラっ!!片付けまでさせるなんてっ!!」
「だからお仕置きだし・・・まぁ・・・仕方がないよ・・・自業自得っていうか・・・」
「はぁ〜・・・絶対風邪引くよ〜・・・」

更衣室で着替える二人は時間を見る。時計が指すのはすでに一時。
あの後、何度もイかされた裕奈は結局、最初の一回以外、全て受けになってしまった。

「(まぁ、悪いわけでもなかったし・・・何だかんだいって優しかったけど・・・)」

妙に清清しい顔に見えるアキラをちらりとみた裕奈は、今後一切アキラを襲うことはやめようと、心に誓った。
ただ、顔を真っ赤にしていた裕奈は前よりも確実に大きく、アキラへの気持ちが強くなっていた。
109運動部恋愛事情:2007/07/13(金) 17:12:41 ID:E/wbGamv
すまん、わかるだろうが完全に妄想の勢いのみで書いてしまったorz
そのせいか少しギャグ色が濃すぎたと反省です・・・ホントすいません
お目汚し・・・失礼しましたーー!!出直してきます!!また会えたら
110名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 19:24:29 ID:Eyx4oen8
111名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 20:55:44 ID:GlMk8Z74
乙!
このままちょこちょこ書いてくれると嬉しい
112名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 21:57:25 ID:0uf/Z0Or
ココネ×美空が読みたいw
やっぱマスターだし、ココネが攻めだよな?
113名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 23:46:24 ID:TEJgOjwS
龍宮×風香とかどうだろうか?
え?? なんの脈略もないって???
でも微妙に仲よさそうじゃないかな。。。
114名無しさん@秘密の花園:2007/07/13(金) 23:47:24 ID:Eyx4oen8
小さい子に翻弄されるたつみーか・・
ありだな
115名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 00:47:11 ID:NMHzh2E/
(´・ω・)乙ヤッパリゆ〜なカワイス
116名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 10:04:19 ID:ulJw/DlP
ハルナ×千雨なんてどうだろうか。
ハルナがネットで千雨のページを見つけ、それをダシにいろいろいたずらしちゃうとか。
二人はほかのと比べてソッチ系の知識も豊富そうだし、ハードなプレイもよさそう。
時々掛けられる甘い言葉に千雨もまんざらでもない……ってかんじで。
117名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 10:06:29 ID:ulJw/DlP
スマン。
ageてしまった。
118名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 14:22:56 ID:BU8LuTFL
美空とココネの馴れ染め話が見たいw
原作でやってくれないかなー
119名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 21:48:29 ID:fY645g+7
いいんちょ×あすなで
120名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 22:08:22 ID:jp2fwsT0
あえて大人版エヴァ×明日菜で
どうでしょうか?
121名無しさん@秘密の花園:2007/07/14(土) 22:09:26 ID:jp2fwsT0
ageすいませんorz
122名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 00:41:29 ID:iuN/9qfy
いいんちょが明日菜に切ない片思いってのはかなり萌える
前そーゆう設定のSSみて萌え死んだw
123名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 01:30:32 ID:/G90tDkw
>>109
GJ!
萌えた(*´д`)ハァハァ
124名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 11:45:07 ID:Zp7Fx90o
最近の組み合わせで思い付きました
いいんちょ×まき絵もどうでしょうか?
ネギ君争奪で結構組んでるみたいだし(京都でもあったし)
125気持ちの共有:2007/07/15(日) 18:26:50 ID:jKj4KM34
気持ちの共有

その日、体育の授業でソフトボールをしてて外野を守っていた夕映と楓。
ただ大きく上がったフライがレフトを守っている夕映、センターを守っている楓の間に落下しそうになる。
自慢の身体能力で楓が取ろうと走るが、そこへ夕映がボールに目を取られたまま突っ込んできた。
「夕映殿!」
「えっ!?」
勢い余って二人は激突してしまう。
夕映の体は楓の胴体に体当たりする形で突っ込み、楓は後ろへ倒れてしまった。

「ごめんなさいです」
「いいでござるよ」
授業後、楓は保健室で夕映の手当てを受けていた。
幸い夕映には怪我がなかったものの、楓が夕映を受け止めた両手に圧し掛かるようにして倒れたことで腕を痛めてしまった。
夕映は謝りながら腕に包帯を巻いていく。
「これでは何もできないでござるよ」
完成した両腕は三周りも四周りも巨大に巻かれていた。
「ご、ごめんなさいですー」
慌てて包帯を解くが、包帯が自分と絡まってしまうアクシデントに遭って参ってしまう。
「痛いでござるよ夕映殿!」
さらに夕映が暴れれば暴れるほど、楓の傷口を締め付けるため痛さで顔を歪める。
結局は楓が自分で包帯を巻くことになった。
「本当にごめんなさいです……」
必死に謝る夕映、勉強は嫌いでも知識だけはあったには珍しいミスだった。
「いいでござるよ、そんな経験がないのでござるから」
いつもの細目で笑って応える楓。
126気持ちの共有:2007/07/15(日) 18:27:58 ID:jKj4KM34
「…反省してるです。何でも出来ることならやるです」
身長差があるせいか上目遣いでこちらを見つめる夕映。
その泣きそうになる一歩手前の表情に一瞬、心音が高鳴ってしまう。
「い、いや、いいでござるよ」
思わず顔を背ける楓に、さらに困らせてしまったと困惑の表情をする夕映。
「な、ならば拙者はしばらく手が使えないでござる。拙者の右手代わりをして欲しいでござるよ」
「わかったです」
そうやってすんなりと応えたまではよかった。
だが授業はこの時間が最後、二人とも部活は休み帰路に着いた先で始まったのは…。

「ほら、もっと後ろでござる」
「は、はい!」
治療のために汗をシャワーで流せなかったため、帰るなりすぐ大浴場へと直行した楓。
魅力的にスタイルのいい楓の裸を目の当たりにした夕映は目を閉じながら楓の体を洗う。
「もっと前でござるよ」
楓の声のナビを貰いながら体を洗う夕映。腕、足、背中と進んでいく。
すると手の先に何かふくよかなものが当たる。
「ん? これは」
突付くととても柔らかく弾力性もある、さらに中央の突起物に触れると楓が甘い声を出す。
「んふぅ。夕映殿なかなかのテクニシャンでござるな」

まさかと思い、ゆっくりと目を開けると……。
案の定、夕映が触れていたのは楓の胸だった。
「わぁ! ごめんなさいです」
謝りながら慌てふためく夕映はもはやパニック状態。
互いに裸は大浴場で見慣れているとはいえ、ココまで接近して見るのは始めて。さらに触れたとなると……。
「いいでござるよ。もっと触ってもいいでござる」
楓の応えはあまりにも驚くべきものだった。
127気持ちの共有:2007/07/15(日) 18:29:02 ID:jKj4KM34
「わぁ! ごめんなさいです」
謝りながら慌てふためく夕映はもはやパニック状態。
互いに裸は大浴場で見慣れているとはいえ、ココまで接近して見るのは始めて。さらに触れたとなると……。
「いいでござるよ。もっと触ってもいいでござる」
楓の応えはあまりにも驚くべきものだった。
「駄目です。そんな破廉恥なこと…」
だが楓は逆に夕映に抱きつくようにして自身のふくよかな胸を押し当ててきた。
「もっと夕映殿を知りたいでござる。協力、いいでござるか?」
楓の胸の感触を知る前に、今度は唇を奪われてしまった。
さらに痛みが来ない程度に指を動かして夕映の小ぶりの胸に触れた。

「!?!?!?」
驚いて口から引き離すと、左右の目をチカチカさせて驚愕の表情をする。
――何の真似ですか。ありえないです、こんな幼児体型の私に求愛行動ですか!?
こんな私を好きになるはずなんて万に一つもありえないです。それに私にはネギ先生が……いや、それはじゃなくて…
その、恋愛感情として、では楓さんは何故私を!?!? しかも同性の私を……。
修学旅行での高速思考が蘇ってきた夕映を楓は優しく抱きしめた。
「申し訳ないでござる。いきなりこんなことを言って」
「そんなことないです。私みたいな幼児体型がぶつかったせいで楓さんが……。いっそあの時避けてくれれば」
楓の身体能力なら夕映を簡単に交わせただろう。
しかし楓は夕映の頭を撫でて、同じ目線で向き合い微笑んだ。
「あの場で夕映殿を受け止めなかったら、夕映殿が傷つくでござる」
「楓さ…」
楓の目が見開いて頬を赤くして告げた。
「そうなると。今度は拙者の心が傷つくでござる。大切な夕映殿を傷つけてしまったことで」
その視線と気持ち、すべてが夕映に対して好きだと告白していた。
128気持ちの共有:2007/07/15(日) 18:30:04 ID:jKj4KM34
「か、楓さん」
「幼児体型が何でござる。どんなに体型に差があっても、中身は同じでござる」
真っ直ぐな気持ちと告白、楓のすべてをぶつけられた夕映の気持ちが徐々に揺れ動く。
「一緒にこの気持ちを分かち合いたいでござる。拙者の気持ちが届くため」
「楓さん……」
全身の力が抜け、目が垂れ下がりってしまう夕映。
そんな夕映を楓は抱きかかえて大浴場を後にした。
楓にすべてを預けている夕映は楓に対して友情以上の気持ちで見つめていた。

それからどうなったかは誰も知らない。
だが以降二人の仲が急速に接近していることだけは伝えておこう。

129名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 18:32:01 ID:jKj4KM34
終わりです。エロ分は少なめなのでご了承を。
他にはココネ×美空、いいんちょ×まき絵とか描いて見ようかな。
でもいいんちょとまき絵ってエロ意外と難しいんだよね。
どちらかというと明日菜や千鶴、強引に行って高音と間違えた愛衣とかの方がやりやすいかも。
130名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 19:39:25 ID:jgdoe1t8
乙!
いいんちょ×まき絵でエロは厳しそう
逆ならまき絵天然Sで楽なんだけどね
131名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 22:18:04 ID:Zp7Fx90o

体格差が違うのもいいねw

いいんちょ×まき絵難しいですか。
設定なんでもありで(ダメか?
132名無しさん@秘密の花園:2007/07/15(日) 23:08:18 ID:/2yxQHkt
乙!
純愛っぽくてイイヨー(*´Д`*)

まき絵に誘われるあやかしか想像できないw
133名無しさん@秘密の花園:2007/07/19(木) 12:25:42 ID:zviOsyDO
保守しておく
またお目汚しだがパル×ちうを執筆中
次は運動部恋愛事情パート2で亜子×裕奈なんだが・・・
その次のカップリングは何がいい?
134名無しさん@秘密の花園:2007/07/19(木) 14:17:57 ID:AJilHvEJ
>>133
パルちう、か。いい趣味してるぜ
そして亜子×裕奈と申したか! 亜子攻めなのか!!
やべ、wktkが止まらんぜよw


>リク
朝倉×夏美なんてどう?
135本当の一面:2007/07/19(木) 14:55:21 ID:zviOsyDO

カタカタカタカタ・・・

もう夜中になる。ようやく教師としての仕事と、修行が終わったネギはキーボードを叩く。
居候させてもらってるルームメイトの明日菜は今日は誰かの部屋に『遊びに』いき、
木乃香も・・・『遊びに』いった。二人ともどこにいくか伝えていなかったが、真名が溜息をつきながら楓の部屋へ行っているのを見たので、木乃香の方はまあ見当がついていたが。

「ふう・・・よかった。ちゃんと千雨さん更新してる・・・」

ネギが見ている画面にはコスプレをした、一人のネットアイドル。『ちう』こと長谷川千雨である。
今日の更新がいつもより遅かったために心配をしていたのだ。
「自分の生徒の事はよく知っておかないと・・・先生失格だ・・・」

「ほっほ〜う・・・これがあの千雨ちゃん・・・?」

「そうなんですよっ!!僕も初め知ったときは驚い・・・・・って!!?」
「よっ!!ネギ君!!こんな夜中にこんなの見てちゃダメだよ〜?」
「な、何で・・・ハルナさんがここに・・・?」

いつの間にかネギの背後で目を光らせてアンテナの立っている人間がいた。
早乙女ハルナだ。どうやら先ほど入ってきたらしいが、ネギは、修行の疲れが激しいのか反応することが出来なかった。
136本当の一面:2007/07/19(木) 14:56:24 ID:zviOsyDO
「いやぁね!からかおうとネギ君にのどかの同人誌を見せに来たらさっ!!・・・面白いネタが・・・ふふふ・・・いい事聞いちゃった〜♪」
「のどかさんのっ!!?・・・というよりいいネタってなんですかっ!!?」
「ふふふ・・・こっちの話だよぉ〜♪ネ・ギ・く・ん♪」

画面を見ながらニヤニヤと笑っているハルナ。その笑いはネギの背筋に寒気を走らせた。
今だネギの話を聞かず、色々と同人誌のネタ、誰と絡ませるか等、危ない呪文(?)を呟くハルナ。正直恐ろしい。

「こっ、恐いですよっ!!?ハルナさん!?何をする気ですかっ!!?」
「ありがとねっ!!ネギ君♪じゃっ!!」
「ちょっ、ハルナさ・・・。あぁ・・・行っちゃった・・・大丈夫かな、千雨さん・・・」

何かある。絶対に何かあるとわかっていながらネギは眠りについた。
137本当の一面:2007/07/19(木) 14:57:14 ID:zviOsyDO

カタカタカタカタ・・・

ネギの部屋とは別の部屋。同じ様にキーボードを叩く音が聞こえる。

「ふぅ〜・・・ったく、アンチを叩いてたら更新が遅れちまったぜ・・・」

女子寮にいる人間とは、不釣合いの姿。一人、コスプレをしてキーボードを叩き続ける少女。
NO1ネットアイドル『ちう』こと、本名長谷川千雨である。
今日もビブリオルーランルージュの格好で、アーティファクトを使い、ネットの王の位置に君臨している。ちなみにコスプレをしているので眼鏡は付けていない。
「『ちうちう萌え〜!!最高すぎっ!!』か・・・ははは・・・やっぱりそうだよな!!」
自分のホームページの掲示板に様々な褒め言葉が書いてある。毎日大量の賞賛の声が見られるため、それを見るたびに気分、およびテンションが上がる。
今日もテンションが高いのかいちいち音読をしながらレスを返していく。

「『ちうは胸でかいしスタイルいいよね!!何で!?』・・・か・・・どう返すか・・・」
「えっと・・・『ちうちうは合成使ってるからだよーっ♪』・・・っと・・・」
「そうそう・・・って・・・やめろーーー!!!何勝手にやって・・・ん・・・だ・・・!!?」

千雨の表情が固まり横を見る。そこには先ほど危ない呪文を唱えていたハルナが横に現れていた。
何故こんな侵入がうまいんだ・・・と思いつつ、千雨の顔は完全に真っ赤になってしまった。
138本当の一面:2007/07/19(木) 14:58:11 ID:zviOsyDO

「あっ・・・こっ、これは・・・」
「ふ〜ん・・・こんな事やってたんだぁ〜・・・ふふ、さて、早速ふら・・・」
「ちょ、ちょっと待ってくれっ!!そっ、それだけはやめろっ!!外に出れなくなる!!」
「ほほう?じゃあ『何か』してくれる?」

ハルナの目は完全に輝き、千雨の目を見つめている。その眼には威圧感が込められていて、普段裸眼で見られることが恥ずかしい千雨は思わず目を反らす。
そしてその威圧に耐えられなくなった千雨は目を反らしながらハルナに答える。

「わ、わーったよ・・・『何でも』するから・・・ふらさないでくれって・・・」
「ほほう?『何でも』?」
「な、『何でも』すっから・・・って?早乙女?」

千雨のいう『何でも』は言葉のあやといったほうが正しいだろう。
ただハルナはその言葉を狙っていた。

「おっ、おい!!?なっ、何だその目・・・うわっ!!?」
「・・・『何でも』するんじゃなかったのぉ〜?千雨ちゃん♪」
「う、うぐぐ・・・こういう意味で言ったんじゃ・・・」

ハルナは千雨の隙をつき、床に押し倒した。
そしてそのまま服を脱がし始める。

「なっ!!?おい!!?やや、やめろって!!」
「その顔可愛いよ〜♪ち・う・ちゃ・ん♪」
「そうやって呼ぶな・・・うっ・・・寒・・・」

文句を言っている間に千雨は完全に脱がされてしまった。部屋の中とはいえ今は夜中。寒気が体中を伝う。
139本当の一面:2007/07/19(木) 14:59:19 ID:zviOsyDO

「大丈夫♪すぐ暖かくなるって!!・・・暑いくらいに・・・」
「はぁ!?それどういう意味って・・・お前何してるっ!!?」
ハルナもそのニヤニヤとした笑いを崩さないまま自分の服を脱いでいく。
千雨の顔はこれ以上ないくらい顔を赤らめている。

「ふふふ・・・いつもお風呂で見てるのに・・・何意識してるのさ?」
「意識なんかしてねーーっ!!」

「ホントに可愛いね、千雨ちゃん・・・さて、そろそろ本番を・・・」
「うなっ・・・!!?まさか・・・?」
「まさかよ・・・?あんたで遊んでいい同人誌のネタに・・・」
「やめろってーーー!!!!」

ちなみに今の『遊んでは』様々なプレイをするという意味合いが含まれている。
その意味を瞬時に理解した千雨は何とかハルナを振りほどき距離を置く。

「あれま・・・つれないねー、千雨ちゃん?」
「うっ、うっさい!!まさかてめーがそこまで変態だとは思ってなかったんだよっ!!」
「それは違うなー・・・私はあんたがただ・・・う〜ん・・・」
「てめー・・・まさか・・・」

呆れた顔でハルナを見る。ハルナの顔は先ほどより少し赤みを帯びている。
先ほどとは違う寒気が千雨の体を伝る。まさかこいつが私に多少ながらの好意を持っていたとは。
ただ、そう考えると今のハルナの顔が可愛く見えてしまう。
140本当の一面:2007/07/19(木) 15:00:35 ID:zviOsyDO
「(バカ、何を考えてるんだ、私はっ・・・)」
軽く頭を小突く千雨。その動作を見てさらに目を光らせるハルナ。
そして先ほどの可愛らしい顔は消え、いつものSに戻る。
「さぁ・・・続きを・・・」
「するかぁーー!!!」
「ふふっ・・・切り札があるのよ・・・私には・・・『アデアット』!!」
「なっ!!?切り札は暴力なのか、てめーーっ!!?・・・って、お・・・?」
「うん?どーかした?」

エプロンを着て、いつも通り絵を描くハルナ。ただ先ほどの発言。そして今の裸エプロンを見て千雨はどうにも変な気分になってしまう。

「(綺麗だな、こいつ・・・ってだからっ!!私は何をっ!!?)」

一人ツッコミを脳内で繰り返す千雨。ただそう時間は無いらしい。

シュルシュル!!

「なっ・・・!!?ちょ、待て、やめっ・・・」
「ふふふ・・・捕まえた・・・」

千雨の体には長い体をしたカモの姿が巻かれている。
『エロいっスね、姉さん!!』と小声で呟く様子が憎たらしいったらありやしない。
そしてそのハルナ作カモロープに完全に縛られてしまっていた。そしてこの縛り方には見覚えがある。
141本当の一面:2007/07/19(木) 15:02:24 ID:zviOsyDO
「まさかこれって・・・」
「そっ!!亀甲縛り!!・・・どう?」
「どう?じゃねーーっ!!・・・くそ、マジで動けない・・・」

必死に抜け出そうと体をゆすってみるがロープは完全に体を拘束している。

「まさかあんたがこの縛り方を知ってるとはねぇ〜♪・・・興味ある?」
「なっ・・・そ、そんな事っ・・・」
「あはは、ネギ君を縛りたいとか?それとも縛られたい?」
「うっ・・・うるさい・・・ホント・・・もう・・・勘弁してくれ・・・」

ハルナは千雨の顔を見る。あまりの恥ずかしさに顔から涙が出ている。
ハルナは千雨の顔から涙を拭いた後、優しく抱き締める。
その時のハルナの顔は本当に優しい笑顔だった。千雨はつい見とれてしまう。

「ひゃっ・・・」
「やり過ぎちゃったかな・・・?だいじょーぶ?」
「うっ・・・大丈夫だから・・・せめて・・・優しく・・・」

ハルナはこれ以上赤くなるのかと思うほどの顔の千雨を見つめる。
『優しく』発言。それは優しくならハルナを受け入れる。そういう意味と同じだった。
ハルナはその言葉を笑顔で受け止めた。
「わかったよ。じゃあ・・・続きはベッドで、ね?」
「・・・おう・・・」

その後ハルナと千雨は本格的な行為に及んでいった。
その時の様子は当然誰も知らない。ただ、ハルナはこの時、千雨の本当の一面を見たらしい・・・。      
                           fin
142本当の一面:2007/07/19(木) 15:10:19 ID:zviOsyDO
これにて今回の投下終了です。またお目汚し失礼致しました・・・
読み返すと俺のホントギャグ色強いな・・・>>129氏が羨ましい・・・orz
エロの本番は各自想像で・・・って言っても俺が書けないだけなんだが・・・
かつての作品に乙、GJと言ってくださった皆さん、ありがとうございました。
さて、次の亜子×裕奈は、運動部恋愛事情の続編ということで受けとってください。
>>134
亜子攻めで作るつもりです。ゆーな攻めは結構見てるので・・・
朝倉×夏美ですか・・・繋がりないのは辛いが面白そうですね。
考えておきますがまぁ他の方の意見を聞いてから書きたいと思います。
143134:2007/07/19(木) 16:48:53 ID:AJilHvEJ
乙!
こっそりとこのせつ・たつにんフラグを匂わせますなw
ちなみに、夏美は朝倉の事を「和美」と呼ぶ数少ないキャラなんだぜ。普通に仲はいいと思うんだ

では、あこゆなを心して待ってる!
144名無しさん@秘密の花園:2007/07/19(木) 22:10:53 ID:bRq2e6Sq
>>142
乙!
次回作にも期待してます!
145名無しさん@秘密の花園:2007/07/19(木) 22:19:29 ID:4W/RcNYO
何だかいいんちょ×(高音と間違えた)愛衣とか描きたくなってきた。
146名無しさん@秘密の花園:2007/07/19(木) 22:20:17 ID:xv3tItjr
描くということは絵ですか
大歓迎
147名無しさん@秘密の花園:2007/07/20(金) 04:44:02 ID:E1Tpssg2
ちょっと厨な質問で申し訳ありませんが、百合板は1レスに何行まで書き込めるのでしょうか?
出来れば容量の限界も教えて下さい。お願いします。
148名無しさん@秘密の花園:2007/07/20(金) 17:37:25 ID:BSqutkXz
龍宮「せ、刹那…コレは」
刹那「何?」
龍宮「コレは…激しく香ばしくむしろ墨の匂いしかしな いや違う非難する訳じゃないんだがしかし コレは何て食べ物だ?」
刹那「…や」
龍宮「や…?」ゴクリ

刹那「………やきそば」

龍宮「!!??」
刹那「そ、そうだよな。もうコゲの塊どころか墨だよな。すまない、コンビニで何か買ってくる」
龍宮「あ、いや!これはこれで斬新というか!物凄く食欲中枢が刺激されるぞ!」
刹那「…龍宮、無理しなくても」
龍宮「何を言っている!?…ああ、うまい、うまい!…うぐぅっ!?」バタッ
刹那「た、龍宮…っ!ごめん、ごめん」
龍宮「…何…う、うまかったぞ、刹那」
刹那「!…馬鹿………っ」ぎゅっ
149名無しさん@秘密の花園:2007/07/20(金) 20:44:22 ID:CbqOFxDP
>>148
ワロスwwwww何か和んだwこういうほのぼのもいいな〜
150名無しさん@秘密の花園:2007/07/24(火) 18:59:48 ID:/k++hsxS
>>148
和んだ
151名無しさん@秘密の花園:2007/07/26(木) 08:48:27 ID:n6truVeH
さよに取り憑かれた夏美が朝倉を襲う!
が、夏美は実は朝倉が好きだった
彼女はこれを好機に告るのであった

夏美「か、和美! 実は好きだったの! ハァハァ」
朝倉「わたしもだよ! あぁっ!」
夏美「ホ、ホント?」
朝倉「好きだよ………さよちゃん大好き!」
夏美「えぇ?!」
さよ『朝倉さん、私も好きでした!』
夏美(ゆ、幽霊が好きなの和美ってぇ〜)
さよ(夏美さん、ごめんなさい…ニヤリ)
152名無しさん@秘密の花園:2007/07/26(木) 21:00:24 ID:/2XYUUaI
>>151
色々と言いたいが吹いたw
153名無しさん@秘密の花園:2007/07/26(木) 21:46:48 ID:y84hJ4Mc
>>151
珍しい夏あさ?と思ったらwwwww
154名無しさん@秘密の花園:2007/07/26(木) 22:20:52 ID:dHMRwRQ0
>>151のおかげでちょっと閃いたかもしれない
155名無しさん@秘密の花園:2007/07/28(土) 10:24:03 ID:5gAcVKIg
真名「楓、そこの七味取ってくれ」
楓「…先程これでもかというほどかけたでござろう?」
真名「私は辛党なんだ!」
楓「いくらなんでも舌が馬鹿になるでござるよ…なあ刹那」
刹那「うん?」←塩ドバドバ
楓「……そうでござるか…この部屋では拙者の方が異常なのか…ふ…ふふ…」
刹那「か、楓?どうしたんだ?」
真名「刹那、放っておいてやれ。楓は現実を噛みしめている最中だ」
楓「味覚…それは相容れないもの……」もぐもぐ
刹那「…?あ、ちょ、楓!それ山葵…!」
楓「もぐも…ん?…………カアアアァァァァァァァァァーッ!!?」
刹那「ひぃっ!?」ビクッ
真名「素晴らしいリアクション…大賞モノだ」
刹那「呑気に眺めてるんじゃないっこの馬鹿!えと…み、水ーっ!」ザバーッ

楓「……へ、へはいへひはっはへほはふ」
刹那「え、えらい目に遭ったでござる…かな?」
真名「ナイスだ刹那。親切な通訳ありがとう」
刹那「それは……何て答えたら良いんだ?」
楓「ふふーひほーひはひはひてへほはほー?」
刹那「…ふつーにどういたしましてでござろー?」
真名「とりあえず、いちいち訳さなくていい」


この三人でほのぼのしてればそれでいい
156名無しさん@秘密の花園:2007/07/28(土) 11:53:58 ID:RNoCxgAx
それは百合じゃないだろ・・・
とは言うものの、充分ほのぼのしてしまった俺失格
157名無しさん@秘密の花園:2007/07/28(土) 15:02:01 ID:NUOuOZOS
>>155
楓カワイソスwwwww
158名無しさん@秘密の花園:2007/07/30(月) 17:07:47 ID:byqe2JVs
>>155
三人かわいい
159名無しさん@秘密の花園:2007/08/03(金) 23:55:27 ID:lAETLbjy
相変わらずマターリしてますなw
160名無しさん@秘密の花園:2007/08/05(日) 14:23:56 ID:zceFqlRs
それに古菲が入ってもバカ度が増しそうでよさそうww
161名無しさん@秘密の花園:2007/08/05(日) 14:59:25 ID:OlydwzGC
じーわじーわみんみんみん…
刹那「あ、暑い…」ぐて〜
楓「だらしがないでござるよ、刹那?ほれ、こう心頭滅却すれば………暑いでござる…」ぐて〜
真名「ハ…ハハ…見るに耐えない姿だな、二人とも…」ぐて〜
古菲「三人ともだらしがないアルよ〜!修行不足アル!」
三人『何でそんなに元気なんだ』
古菲「暑いと思うから暑いアル!だから暑いと思わないアル!暑いと思わないと暑くないアル!」
刹那「…えっと?」
楓「暑いと思わないだけで暑いという単語を五回も口にしているでござるな」
真名「ああ、聞いてて暑くなってきた…」
じーわじーわみんみんみん…
三人『暑い……』ぐて〜
古菲「…しょうがないアル。私が暑さと戦ってあげるネ!はあ!やあ!」ビュッビュッ
刹那「ああああ…あんなに動いて…」
楓「………汗だくでござるな」
真名「何とも暑苦しい…これ異常ないほどに暑苦しい…存在が暑苦しい…」ブツブツ
じーわじーわみんみんみん…(やあ!とあ ガァン!! …な、何するアルか真名ー!?
刹那「…蝉の声が何より暑苦しいということに、今気付いた」パチン
楓「奇遇でござるな…拙者も、今そう思っていたところでござる」シュッ
真名「…殺るか……」ジャキッ

古菲「やー!…ん?あれ?三人とも何処に行ったアル!?お、おいしいものでも食べに行ったアルかー!?」



くーふぇを入れたら可哀相なことになった
162名無しさん@秘密の花園:2007/08/06(月) 10:35:33 ID:CXMjlgt1
>>161
恐ええよ((((゜д゜;))))ガタブル
頑張ってるくーふぇに萌えたw
163名無しさん@秘密の花園:2007/08/06(月) 19:07:44 ID:aAzDLtyb
>>161
このメンバーいいなwww
164名無しさん@秘密の花園:2007/08/06(月) 23:03:57 ID:A9A+CndN
ザジちうスレどうなったんだ!?
165名無しさん@秘密の花園:2007/08/07(火) 00:51:16 ID:lN2quhWz
>>164
健在です
166名無しさん@秘密の花園:2007/08/07(火) 02:08:27 ID:reA/RV1+
色々と考えて、いいんちょ×愛衣&高音なるネタが思いついたんだが
需要ある?
167名無しさん@秘密の花園:2007/08/07(火) 02:16:14 ID:ytYwV/Ar
>>165
さっきまでみれなかったんだ(´・ω・`)
>>166
書いて下さい
待ってますよ。
168名無しさん@秘密の花園:2007/08/07(火) 02:24:34 ID:yc1nhs0E
anime2鯖の具合がおかしかったからね
169名無しさん@秘密の花園:2007/08/09(木) 19:35:52 ID:Qs28Zcsb
>>166
待ってます!
170名無しさん@秘密の花園:2007/08/10(金) 18:04:16 ID:9rEwPAQX
>>167,169
了解しました。たぶんお盆明けに投下すると思いますので。
171名無しさん@秘密の花園:2007/08/10(金) 22:15:34 ID:4sov695S
高音とか今回は特にキャラ濃いなーw
wktkしながら待っています!
172名無しさん@秘密の花園:2007/08/11(土) 13:20:27 ID:4rnqyHz3
刹那「おい…」
真名「何だ?」
刹那「…何がしたいんだ?」
真名「ナニ」
刹那「……………ΣΣ!??」
真名「お、流石に知ってたな」
刹那「あ、ああ明日菜さんがそういう本を…って!!いきなり何なんだお前は!!」
真名「いや、いきなりじゃないぞ。実は初めて会ったときから…なんてな」
刹那「嘘か本当かよくわからない言い方をするな!!」
真名「じゃあ……本当ならいいのか?」すっ
刹那「え…あ、ちょっ………だめ…」

バターン
楓「ござー、プリンでござー」
古菲「肉まんでござー…アル!」

一同『あ……………』

古菲「…ね、寝技の練習アルね!?私も混ぜるアル!!」
真名「ん?ああ、別に良いが…多分お前にはきついぞ…刹那も」
楓「んー。なかなか面白いことをやっているでござるな」
真名「む、楓もか?…フフ…楽しくなりそうだな…」

刹那「……私は、どうすれば…?…このちゃん」
173名無しさん@秘密の花園:2007/08/11(土) 13:21:45 ID:4rnqyHz3
流れ無視してすみませんorz
174名無しさん@秘密の花園:2007/08/11(土) 17:56:08 ID:ylzkxYM/
>>173
何てことを…………むしろもっとやっちゃってくださいお願いします
175つづき:2007/08/11(土) 19:02:46 ID:4rnqyHz3

真名「では刹那からいこうか」
楓「あいわかった」
刹那「…はっ!?ま、待て!私はいいとは言ってない!!」
真名「嫌だとも言ってないな」
刹那「な!!!」
楓「嫌ではないのでござるな?」
刹那「ちがっ…」
真名「やれやれ、素直じゃないな。仕方がない…激しくしよう」
刹那「は!?」
楓「ほう…ではお手並み拝見」
刹那「ちょっと!??」
真名「往生際が悪いぞ…?」
刹那「あ、や、待っ…その、心の準備とか!あっ…だから……ふぅっ…」
真名「心配は要らないぞ。すぐに気持ちよくなるからな…フフ」

古菲「す、すごいアル!真名は寝技の達人ただアルか!!」
楓「んー…やはり古には少し早いでござるかな。ほれアイマスク」
古菲「そーちゃっく!…ありょ!?み、見えないアル!し、しかも…ねばねばして取れないアルー!!」
楓「忍術トリモチの術でござる〜。にんにん♪」

真名「……お前ら、やっぱり出て行け」
176名無しさん@秘密の花園:2007/08/12(日) 00:51:36 ID:b1S6RWXt
もっと続きを書いてくれ!
177つづき:2007/08/12(日) 08:26:54 ID:vCdb4KPQ

楓「ひどいでござる!ここまで見せておいておあずけアルござるか!?」
真名「混ざってるぞ…はあ、わかった。とにかく静かにしてろ、いいな?」
二人『ブーラジャー!!』
真名「………まあいい。さあ刹那、続きだ…」
刹那「ふあ…?あ、ん…そこは………ら、らめぇ」
真名「おいおい、ここを弄らなければ始まらないだろう?まあ刹那は敏感だから胸だけでも…」
刹那「ひゃぅ…」
真名「…やっぱり駄目だ、うん。こ、これでは下着が気持ち悪いだろう。脱がせてやろうな?な?」
刹那「あ……や、はぁん…」びくびく
真名「良いぞ刹那。その顔だ…そそるよ」

古菲(な、何が起こってるアルか!?刹那が色っぽい声出してるアル!!)
楓(…真名は刹那をズギャーンしてドシャーンでギュイィ〜ンしようとしているでござるよ)
古菲(にょおぉぉ!??ホ、ホントアルか!?な、何でこの目は見えないアル!!すっごく見たいアルアル!!)
楓(真名、早く終わらせてくれぬかな…あれをしたら刹那がどういう反応をするか…気になるでござる)
古菲(あれって何アルか!!えろいことアルか!?ワタシも刹那にえろいことしたいアル!!)
楓(……なるほど、これが総受け)


そろそろきつくなってきたorz
178名無しさん@秘密の花園:2007/08/12(日) 08:48:07 ID:cBtoRbH8
――コンコン、ガチャ!

木乃香「せっちゃんおるー?」
四人「あ……」
179名無しさん@秘密の花園:2007/08/12(日) 11:57:02 ID:G2I1LGyF
なんだこの流れwイイヨイイヨー(*´Д`*)
180名無しさん@秘密の花園:2007/08/15(水) 14:59:16 ID:kXDCgqLu
どのスレでも総受けせっちゃんにワロタw
181名無しさん@秘密の花園:2007/08/16(木) 11:21:00 ID:Y0iM27V+
刹那「……えらいめに、あった」
真名「何だ?気持ち良さそうだったじゃないか」
刹那「う、うるさい!」
真名「あの後楓と古も入って…おお、4Pか。初めてにしては頑張ったな、刹那」
刹那「な、何で初めてだって知ってるんだ!?」
真名「いや、それは指を入れたときにこうきゅっt
刹那「わーーーーーーーーーー!!!いいっいいもう言わなくていい!!」
楓「朝から元気でござるな?」
刹那「か、楓!!!」ガタガタ
楓「昨夜は刹那が泣くので手を緩めたのでござるが…そのようだとまだいけるようでござるな」
刹那「やっ…だ、だって、あんなの無理…」
楓「刹那はもっとヒトの身体の神秘というものを学ぶべきでござるな。…身をもって」
刹那「ひっ…た、龍宮、助け…っ」
…ひゅるる〜(誰もいない。木枯らしのみが吹き荒れる
楓「とっくに行ってしまったでござるよ♪」
刹那「…が!!がっこうにちこくるす!!」
楓「何を言っているかわからんでござるな〜。さ、あそこの茂みででも」
刹那「ああああぁぁぁぁ…」ズルズルズル

古菲「おお、真名!おはようアル!今日は刹那はいないアルか?」
真名「ああ。…あれは私も敵わないからな」
古菲「何の話アル?」
真名「私は刹那に二穴はまだ早いと思うんだが…」ブツブツ
古菲「?」

刹那「ひいぃぃ!!も、もうやめっ…」
楓「いやいやぁ。まだいくでござるよ?後ろはもう一本くらいいけるはず…む、狭い」
刹那「あっあっ…ら、らめええぇぇぇぇぇ!!!」
182名無しさん@秘密の花園:2007/08/16(木) 11:22:26 ID:Y0iM27V+
調子に乗って長めになった
後悔はしてない。せっちゃんは総受けだ、むしろそのために生まれてきました(ry
183名無しさん@秘密の花園:2007/08/16(木) 23:47:50 ID:QYBAb+B8
楓らめぇwせっちゃん壊れちゃう(*´Д`)ハァハァ
184名無しさん@秘密の花園:2007/08/17(金) 07:34:00 ID:Z8S63jXY
刹那(*´Д`*)ハァハァ
アキラ総受けも是非投下して欲しいwww
185名無しさん@秘密の花園:2007/08/17(金) 18:51:22 ID:LksTIpyt
せっちゃんを除く武道派が鬼畜な件についてw
186二人のお姉さま1:2007/08/18(土) 22:45:19 ID:Uag1ObUO
二人のお姉さま1

最初は些細な言い争いから始まった。
魔法のことではなく、ごく普通のプライベートな話。
「お姉さま。お姉さまは私のことをどう思っているのですか?」

佐倉愛衣は高音・D・グッドマンに対して尊敬を超えた、愛に等しい感情を抱いている。
振り向いてくれなくていい、愛を分かってもらえないのなら一番の友達でもいい。
その立場として認めてくれるように愛衣は高音の前で必死に魔法の訓練、学業の上達を精進した。
だが愛衣がそのことを伝えようとしても、高音は躊躇してうまく応えられない。
そればかりか曖昧な返事ばかりで不信感が募って言ってしまった。
「お姉さまは私を愛していないのですか!?」
その言葉に対して高音は――
「私はあなたに、恋愛的な感情は抱いてないの!」
ただ愛衣は、自分は高音にとって何なのかを知りたかった。
しかし、ここまではっきり言われてしまったことに対して、愛衣は怒りを露にしてしまった。
今までの自分を愛しい相手に根っから否定された気分だった。
そして言い争いの末に、高音は思わず愛衣の頬を思い切り叩いてしまった……。

「お姉さまのバカー!!」

それからのことはあまり覚えていない。
感情のままに走り回ってどこをどう行ったのかも忘れてしまった。
気がつけば中庭のベンチで一人めそめそと泣いていた。

自分の気持ちを伝えた結果は散々たるものだ。
心のどこかで拒否されるかもしれないという恐怖はあったが、もうそれ以下の状態だった。
愛衣は高音に会う勇気を失ってしまった。
謝ろうとしても今更告白を断った相手に何と言えばいいのか答えは見つからず……。
今まで必死に努力してきた自分が馬鹿馬鹿しく思えて途方にくれてしまった。
187二人のお姉さま1:2007/08/18(土) 22:46:22 ID:Uag1ObUO
「……どうしよう」
後悔の念にかられた愛衣の前にある人物が近づいてきた。
背が高く、髪の長い人物。その特徴的な金髪はある人物を思い浮かべた。
「……お姉さま」
潤んだ目にはそう映ったのであろう。
顔向けできないと思い、愛衣は急いでその場から逃げ出そうとした。
「待って!」
その相手は急いで駆けつけて愛衣の手を掴んできた。
「離してくださいお姉さま! 私のことはなんとも思っていないんですよね!」
愛衣は叫び声をあげて腕を振り払おうとする。
すると相手はさらに声を上げた。
「待ってください。私はあなたのお姉さまではありませんわ!」
「え?」

それまで高音だと思っていた相手は、あのネギ・スプリングフィールドのいる教室の委員長である雪広あやかであった。
あやかは愛衣を宥めると、カフェに連れていくことにした。
初めはあやかの姿をまともに見られなかった愛衣も、徐々に落ち着きを取り戻すたびに顔を見れるようになった。
「どうですか?」
「あ、はい。ありがとう……ござい、ます」
少々おどおどした感じだが、それなりに可愛げのある子だと思ったあやか。
完全にどん底まで落ち込んだ愛衣、あやかはそんな彼女の気持ちを真剣に聞いた。
こんな子はおかしいでしょうかと言う問いにも、驚くことなく優しく受け入れてくれた。
「変だなんて思ってませんわ。もっと自分に自身を持ちなさい」
そう言って愛衣を励ますあやかが何だか頼もしくも思えた。
だが見れば見るほど高音の姿を重ね合わせてしまうことが、愛衣の心にブレーキをかけてしまう。
カフェを出て行く愛衣とあやかはそこで別れることになった。
「また困ったことがあったら相談に乗りますわ」
「は、はい!」
その日、高音には一度も会うことはなかった。
携帯電話も一度も高音から掛からなかった。
188二人のお姉さま1:2007/08/18(土) 22:47:28 ID:Uag1ObUO

翌日から、愛衣はあやかに相談を持ちかけるようになった。
3-Aではいつ愛衣はいいんちょに鞍替えしたのかという話で持ちきりになる。
その度、あやかはそんなことではないと弁解する。
愛衣もその様子を見て笑うようになった。あくまでも相談役。
そういう立場で接し続けていた。だが未だに愛衣は高音に会うことはなかった。

ある日の夕方。
「はい、それでは私からそう言ってみますわ………ふぅ。ん?」
電話を切るや愛衣から電話が掛かってきた。
「もしもし」
「雪広さんですか……」
思いつめたような声で愛衣は電話口で声を絞り出していた。
急いであやかは愛衣が指定していた場所へと走り出す。
初めて出会ったあのベンチで愛衣は一人佇んでいた。
「佐倉さん……」
「私、雪広さんがいたからここまで立ち直れました」
あの出来事があって以来、愛衣は自分の気持ちを伝えられない日々が続いていた。
自身を失い、そのたびにあやかに頼っていた。愛衣にとってあやかは高音よりも頼りになると思うようになっていた。
魔法なんかで解決できない心の悩みを紳士に受け止め、適切なアドバイスを送るその凛々しい様子に
愛衣は徐々に惹かれるようになっていった。魔法に頼らない、否知らなくてもここまで立派になれる証明だった。
「佐倉さん……」
「お姉さまは今も私を許してくれません。お姉さまと何とかしようとあなたを頼っていましたが……
 もしそれが駄目なら私、あなたとなら頑張れそうな気がするのです」
違う、そうじゃない。
あやかは何かを言おうとして手を差し伸べた。
だがその手が届く前に、愛衣があやかの体に抱きついてきた。
「雪広さん。私を……あなたのお姉さまにしてください」
「………」
あやかはその問いにしばしの沈黙の後………、受け入れることにした。
189二人のお姉さま1:2007/08/18(土) 22:48:33 ID:Uag1ObUO
その後、愛衣はあやかの部屋に招かれた。
先にシャワーを浴びた愛衣、今のシャワー室にはあやかがいる。
バスタオル姿でベッドに座る愛衣は高鳴る心音を抑えようとしている。
程なくしてあやかが現れた。
「念のために言っておきますけど、私が愛しているのは……」
「……知っています。ネギ先生ですね」
指摘するように発する愛衣に、あやかは言葉が詰まった。
「ごめんなさい。これからのことを考えると私……」
「いいんです。私をここまで受け入れてくれるなら私は二番目でもいいですから……」
「私も…、酷い女ですわね」

皮肉めいた顔をするあやかに愛衣は抱きつく、二人の唇が触れ合ったのはその直後であった。
舌が絡み合い、ベッドに押し倒す形となったあやかは愛衣の胸に触れた。
「あっ……」
「大丈夫ですか?」
顔を赤くしてバスタオルをどかすあやかに、愛衣は思わず顔を隠してしまう。
恥かしくて、そして今の自分を受け入れてくれたあやかに感謝しつつ。
「佐倉さん」
「嫌です。愛衣って言ってください、あやかお姉さま」
「………愛衣」
あやかの今の気持ちは愛衣で一杯になった。
今だけは、愛衣の気持ちを傷つけまいとして愛衣を抱いた。
この思いは一体どこから本気でどこからが嘘なのか分からなくなってしまった。
自分を頼ってくれている愛衣をここまで愛しいと思わなかった。
その気持ちに気付いた時、あやかの中でネギの笑顔が遠くに行くような気がした。

すべてが終わった後、愛衣は小さな寝息を立てて眠っていた。
あやかはその横で愛衣の頭を撫でながら、窓の外を見ていた。

190170:2007/08/18(土) 22:50:47 ID:Uag1ObUO
とりあえず愛衣×いいんちょ&高音を書いてみました。
どうせなら本格的に行こうと考えてみたら3部構成に膨れ上がってしまいました。

エロは少なめですし前フリ長すぎでしたね……orz
需要がなければ早々と打ち切りますが。
191名無しさん@秘密の花園:2007/08/19(日) 17:45:40 ID:iqOGonNS
GJだべ!
是非続けてね!
途中でやんぴこんぴは許さない!
192名無しさん@秘密の花園:2007/08/19(日) 21:41:30 ID:y6LK/o9H
>>185
刹那「……鬼畜…なるほど。龍宮は鬼畜だ、うん」
真名「勘違いするな。私のは愛情表現が少し激しいだけだ」
刹那「それが鬼畜なんじゃないのか…?」
真名「いや違う!私はただ激しくしてるときの刹那の反応が堪らなく好きなだけなんだ!」
刹那「やっぱり鬼畜じゃないか!!」
真名「…じゃあ、優しくすればいいのか?」
刹那「いや、そもそもそういう問題じゃないだろう」
真名「……そうだな」
刹那「す、素直だな(かえって怖い…)」
真名「優しいだけでは刹那も満足できないだろう。うん、そうだな」
刹那(むしろこっちの話を全然聞いてなかったーーーーーッ!!?)
真名「というわけで」
刹那「ど、どういうわけ…って!!服に手を掛けるな!!あ、ば、ぬ、脱がすなぁっ……あああん!!」
真名「身体は正直なんだがな…ふう」

鬼畜でいいじゃないか

>>184
すまん、アキラは書けない
193名無しさん@秘密の花園:2007/08/19(日) 23:29:37 ID:okUdiVL6
>>190
待ってたぜ乙!
続きに期待してます!
>>192
ちょw前より激しくなってるw
194名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 22:27:13 ID:J+Yo2bgd
>>
過疎ってるグッドマン・愛依スレにも落としてヤレよ。
195名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 22:28:29 ID:J+Yo2bgd
すまん190だ。
196武道四天王(おんぶ):2007/08/23(木) 13:12:53 ID:JooOASaX
放課後。 
真名「大丈夫か?」
刹那「…何とか、歩ける」
真名「…今日は仕事もないから、ゆっくり休め」
刹那「ああ、そうさせてもら……う、わ」よろっ
真名「おっと」ぽすっ
刹那「…す、すまない。足がもつれた」
真名「無理するな。楓の相手でもうフラフラなんだろう?ほら、おぶってやるから早く帰ろう」
刹那「へっ!?」
真名「…何だその顔は」
刹那「……後で、何か請求されたりとか…」
真名「するか!!全く…純粋に心配してるんだぞ?私もやりすぎたと思うしな」
刹那「龍宮…」じーん

二人『…………』
刹那「……お、重くないか?」
真名「…いや?むしろ軽すぎるくらいだ」
刹那「そ、そうか…///」
真名(む、背中にくっついてきた……可愛い奴め。…はっ!!こ、この僅かだが柔らかい二つの感触はっ……ぬああ!!!お、抑えろ私ぃぃ!!!///)
刹那(龍宮の背中って大きいなー…。私と同じ年なのに胸も背も大きいし…ああ、抱きしめてもらえたらさぞかし安心……はっ!?ち、違う!!私は何を考えているんだっ…!!///)


お互い悶々してそうだ
197名無しさん@秘密の花園:2007/08/23(木) 13:21:25 ID:c3YsrK/w
あえて言おう。
武道四天王アウトオブ眼中の俺が萌えた、と・・・!
198名無しさん@秘密の花園:2007/08/23(木) 17:42:12 ID:+kSR59eU
>>196
こっちが萌え悶えた
199名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 01:25:34 ID:Jax8sGcv
このシリーズ堪らん。
また続いてくれるのかな?
200武道四天王(ちょっとだけ):2007/08/24(金) 15:59:05 ID:8IxKN9nn
真名「ほら、部屋に着いたぞ刹那」
刹那「…ん?ああ…すまない、寝てたか」
真名「ああ、かなりぐっすりな。やはり疲れていたんだろう」
刹那「んー…そう、かもー…」ふらふら
真名「こらこら、そっちはベッドじゃないぞ」
刹那「んー…」ふらふら
真名「…全く、しょうがないな。ほら、運んでやるから乗れ」
刹那「んー…」ぴたっ
真名「(……可愛い…!いや待て抑えろ!)ほ、ほらベッドだ。早く寝ろ」
刹那「…龍宮は…?」
真名「私か?……大浴場にでも行って来ようかな(もたないから)」
刹那「そうか…なら一緒に寝よう」くい
真名「な!!?」
刹那「ほら、となり」ぐいぐい
真名「いや…その、そんなことしたら…何だ。ムラムラして、え、えっちな事をしてしまうかもしれないぞ。いいのか?」
刹那「…………えっちな事…」
真名「そ、そうだ。実はさっきから大分辛抱たまらん。だから早く開放してくれ。それともしていいのか?どうなんだ?」
刹那「……ちょっとだけなら…な、一緒に寝よう」くい
真名「ΣΣ!!!!!……せ、刹那あぁぁぁ!!!」ガバッ
刹那「ふぁっ!?ちょ、ちょっとだけだって……うあ、ひゃん!………馬鹿ぁ…」

誘い受け(無自覚)とかもいいと思った
201名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 23:41:33 ID:Jax8sGcv
うはっww。やられたww。
せっちゃん誘い受けっ!
やっぱ堪らんわ。このシリーズ(・∀・)イイ!!。
202名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 23:52:53 ID:6PlZYYge
天然せっちゃんカワイイw たまには受けの隊長もみたいけどw
203二人のお姉さま2:2007/08/25(土) 01:18:43 ID:4cSY2jVz
二人のお姉さま2

「くぅ……ぅぅん」
あやかは愛衣の告白を受けて以来、二人は夜になると体を重ねることが多くなる。
子供のように甘えた仕草で抱きつく愛衣を受け入れたあやか。
首筋に舌を這わせて胸を軽く刺激する。
「力を抜いて、愛衣…」
あやかは手で愛衣の胸を刺激し、口で愛衣に口唇を重ねて刺激する。

愛衣はその指使いにたまらず声を漏らしてしまう。
口から二人の唾液が混ざり卑猥な音を奏でていた。
しっかりと口を塞いで息苦しくなった所で、一気に離す。
「ぷはぁーっ」
苦しげに呼吸に合わせて、愛衣の小柄な胸が大きく上下した。
「あ、あやかお姉さまぁ…」
愛衣の口から発せられた甘い声は徐々にあやかの気持ちを揺さぶり、本気にさせた。
自分自身、ここまで本気になったことはない。
ここに横たわっているのは愛衣ではなくネギならばよかったと考えていたのは初めだけだった。
少しずつ、あやかの心は愛衣に奪われる感覚を覚えていった。
しかし、それは逆に愛衣が元々尊敬していた高音から奪う結果となる。
あやかはそんな気持ちと戦いながらも、愛衣の愛を受け取ろうとしていた。

「そんな! あやかお姉さま、そこは……」
愛衣の弱い場所に顔を近づけて丹念に舌先で舐めあげてみる。
「きゃうぅぅ。……ぅん…駄目ですあやかお姉さまぁ……」
「ふふふ。可愛いですわね愛衣」
愛衣の秘所はすでに準備万端ですと言っているほど、愛液で濡れていた。
「恥ずかしいです、あやかお姉さま……」
赤面しながら顔を抑えて、これ以上あやかの顔を直視できなかった。
204二人のお姉さま2:2007/08/25(土) 01:19:42 ID:4cSY2jVz
本気にさせたあやかは一度エンジンが掛かるとブレーキをかけるのが困難になる。
よほど強引に止めない限り……。
そのため、今の愛衣にはあやかを魔法抜きで止める手段は―――――ない!
「お姉さまっ! 駄目です、もう私……」
「意外と早いのね愛衣。いいですわよ、思い切りイきなさい」
あやかの執拗な責めは愛衣を絶頂の彼方へ送るのに十分すぎた。
「あ、あ、ああああっ!!」


しばらくぼんやりと天井を見つめるあやか。
隣ではいつものように愛衣が可愛い寝息を立てていた。
「私は……愛衣を愛しているのかしら……」
結果的に、あやかは愛する高音と喧嘩してしまった愛衣を言いくるめて自分のものにしてしまった。
このことが愛衣にとってよかったのか?
愛衣に対する気持ちは全く変わっていない高音はどうするべきなのか。
あやかにはそのことが気になって、愛衣と行為を終えた後、しばし考え込むことが増えてしまった。
「ほんと、嫌な女ですわ……私は」
卑怯すぎる、ネギの気持ちを第一のままにして同姓の愛衣に手を出している自分が。
愛衣は完全に高音よりも自分を頼りにして愛情さえ向けている。
そのことが、当初の相談内容だった“高音と仲直りする”という項目に反していたから。

さらに翌日。
「あやかお姉さま、どうしたのです」
「愛衣、あなたは高音さんのことをどう思っているのですか」
高音という言葉を聞いて、愛衣は少し胸を痛める。
愛衣とて完全に高音を捨てきれるわけではなかった。
魔法関連のこととなれば嫌でも顔をあわせなくてはならない。
このところそんな場合でも、会話は必要最低限の回数のみであった。
205二人のお姉さま2:2007/08/25(土) 01:20:32 ID:4cSY2jVz
あやかのおかげで精神的にも強くなれそうだった、根本的にお姉さまに頼る癖は変わらないが。
「私は……あやかお姉さまがいればもう」
「嘘ですわね」
キッパリと言い放つあやか。
愛衣はそのことに体を一瞬縦にビクッと震わせて反応する。
「ならどうして私をお姉さまと呼ぶのです。どこかで私と高音さんを重ねているのでは……?」
そのことを否定はできない。
何故なら愛衣は今でも高音を忘れることが出来ないからだ。
高音の気持ちをあやかに重ねておくことで高音と喧嘩してしまったことを忘れようとした。
しかし、どこまで行っても所詮は高音のそっくりな人物であり、高音本人ではない。

「その気持ちにそろそろ決着をつけたいのです」
あやかはそっと視線を横へと反らした。
「……あ」
愛衣はあやかの向けた視線の先を見て、それ以上言葉を出すことが出来なかった。
そこには居たたまれない表情で高音がこちらを見ていたからだ。
今にも大声を出してこちらに突進しかねなさそうな雰囲気。
だがその顔は俯き加減で、悲哀に満ちた顔をしていた。
「少し下がってなさい、愛衣」
あやかは愛衣に下がるように仕向けて、高音と話をすることになった。
少々離れて様子を伺う愛衣。今自分の目の前で高音と、彼女に瓜二つなあやかが対峙していた。
正直言ってここにいることが怖い。
これからどんな会話が起こるのかが気になる上に、高音を無理矢理振り切ろうとしてあやかについてしまったのだから。
震えが止まらなくなり、今にも泣きそうになる。
元はといえば、自分が言いだしたことが発端だったから。

206二人のお姉さま2:2007/08/25(土) 01:21:44 ID:4cSY2jVz
しばらく二人は無言のまま見合う。
これから起こることが愛衣にとってはとても恐怖に感じていた。
最悪の場合、どちらからも捨てられるかもしれないからだ。
すると開口一番、高音は言い出した。
「お願い……愛衣を返して」

207170:2007/08/25(土) 01:24:37 ID:4cSY2jVz
あやか×愛衣&高音、3部構成の2部目です。
いいんちょはいかにネギを振り切って別の相手にくっつけるかが一番のネックでした。

エロはやはり少なめです。過激にいくと陵辱系統に走(ry
同じ格好をしたいいんちょと高音、さらにネカネを同じ表情にして並べるともう誰が誰だか……
208名無しさん@秘密の花園:2007/08/25(土) 02:19:00 ID:VZIHnZub
さあクライマックス?wktk
209名無しさん@秘密の花園:2007/08/25(土) 03:30:21 ID:lfnYNZmn
クライマックスは
73歳レズばばあによる82歳ホモじじいのレイプシーン

ババアのクモの巣マンコが童貞包茎チンポにくらいつく
210名無しさん@秘密の花園:2007/08/25(土) 22:15:13 ID:nm1Dc2Y1


次でついに決着か…
211名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 03:31:25 ID:niH449Dz
誰か俺に朝倉受けを下さい
212名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 04:20:40 ID:nZ7trRKn
朝倉受けは見たことないですねー
私もぜひ見てみたい!w
でも朝倉を攻められる人なんているだろうか…
213名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 09:22:22 ID:pP6oheIT
エバとか?
214名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 09:56:48 ID:JDZzIdZJ
朝倉が受けってどんな感じだろう
襲い受けとかかな
好きなのにまったく想像できない
215名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 11:18:58 ID:A2VBapAJ
寝てる間に小夜ちゃんに・・・
216名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 13:47:38 ID:niH449Dz
さよもいいけどハルナとか千鶴とか
217名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 15:34:49 ID:TYURM43K
朝倉って桜子とかまき絵みたいな天然Sに弱そう
218名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 18:08:21 ID:FyehasGn
やっぱ千雨かさよだな
219名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 18:11:44 ID:oTMZSk2F
さよに憑依され強制オナニー
220名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 20:30:31 ID:v5JHPSTI
いいんちょ×あすなで
221名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 22:44:43 ID:yquRGOX1
美砂×朝倉で
222名無しさん@秘密の花園:2007/08/28(火) 00:23:04 ID:hkKwQEa3
いいんちょ受けが萌えるのは漏れだけか…
223名無しさん@秘密の花園:2007/08/28(火) 20:03:36 ID:F0bpcXYn
あやか「ちょっ、何するんですの朝倉さん!?」
朝倉「あれ〜?ネギ君の写真欲しくないの?言ったじゃない、何でもするってさ〜」
あやか「そ、それとこれは話が別で・・・!」///
朝倉「ネギ君のあんな写真もあるよ〜?」
あやか「私のこと、好きにしてください朝倉さん・・・」///



こんなのも悪くないね
224名無しさん@秘密の花園:2007/08/28(火) 20:04:35 ID:F0bpcXYn
ごめん、sageてた
225名無しさん@秘密の花園:2007/08/28(火) 20:07:15 ID:F0bpcXYn
ありゃ?詫びに誰かの考えとくよ
226名無しさん@秘密の花園:2007/08/28(火) 21:14:26 ID:zpvOQJF/
じゃあ朝倉受けくれ
227名無しさん@秘密の花園:2007/08/29(水) 05:09:24 ID:rOdqTD0p
結構エロいからねぇ朝倉は
チアやパルらと猥談をしていて余りのレベルの高さに付いていけず
放心しているところを責められるとか。知識はそんなに無さそうだし。
228二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:16:54 ID:2u5v1ME9
二人のお姉さま3

「愛衣を返して」
それはあまりにも率直で、切実な頼みであった。
あやかと愛衣の目の前に現れた高音はそう告げたのだった。

「……」
無言で高音を見るあやかとは対照的に、無言であやかの背中に隠れる愛衣。
顔を会わせずに下へ視線を反らしたままだ。
「愛衣、少し離れてください。大事な話ですわ……」
あやかは愛衣に向かってそう告げた。
「あやかお姉さま……はい」
愛衣はあやかの言葉に素直に従った。

愛衣はあやかと高音がギリギリ顔を確認できるくらいの距離まで離れた。
あやかが横目で自分の姿を確認すると、彼女の口が動き出した。
ここからでは、何を喋っているのか声が小さすぎて分からない。
ほどなくして高音があやかに詰め寄る動作を確認した。
何を話しているかは分からないが、必死に高音は何かを訴えていた。
愛衣は今すぐにでも飛び出したい衝動に駆られるが、怖くてこれ以上歩けなかった。
「……お姉さま」
その言葉がどっちに向けられているのか自分にはわからない。
どうしてこんな風になってしまったのか。
そもそもは愛衣が高音の気持ちに応えてくれなくて離れたのが原因だった。
高音とて戸惑うのは必須だったはずなのに、愛衣はそこから言い争いになって喧嘩をしてしまった。
そこへあやかが偶然にも現れたのだ。
229二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:17:45 ID:2u5v1ME9
あやかがネギ先生と接点があり、高音にそっくりでなければここまで仲良くなれなかっただろう。
それどころか愛衣はあやかに、高音と同じような愛情を抱いてしまった。
こんな感情を抱かなければよかったと思うと、嘘になる。

結局、愛衣は高音から愛を受け入れられると思って拒否されたことで別の人に逃げてしまったのだ。
最悪の展開。受け入れられなかったとしてもいい友達でよかったと思っていたのに。
どこかで自分の気持ちを受け入れてくれると思い込んでいた高慢さがあった。
高慢というよりも、我侭の方が合っているだろう。
途中から、二人の顔を見ることが出来ずに涙で前が見えない。
二人と自分の間で、どんなことが起こるか想像もつかない。
怖くて今にも逃げ出したいと言うのが本音だった。
「お姉さまぁ……」
言葉がそれ以上出なくて、その場で泣いた。
自分の我侭で高音はおろかあやかにまで迷惑をかけてしまったことを。
本当はネギが好きなはずなのに、自分の気持ちを受け入れてくれたあやかにはもっと申し訳が立たない。
涙が滝のように流れ出て止まらなかった。
雫が地面を何度も濡らし、それが愛衣の後悔と謝りたいという気持ちの入り混じったものだった。

「「愛衣!?」」
二重に重なるように自分を呼ぶ声が聞こえた。
顔を上げれば、二人の“お姉さま”がこちらに駆け寄ってきた。
二人とも、泣いている愛衣が心配になってきたのだ。
「お姉さまぁ……」
涙で顔がくしゃくしゃになりながら愛衣は謝るようにしてその場に蹲った。
「ごめんなさいお姉さま、高音お姉さまぁ……」
愛衣の切実な謝罪は二人のお姉さまにも深く届いた。
あやかはそんな愛衣を宥めると、高音に立ち会わせる。
その後、一歩引いた感じで見つめるあやかは一切の手出しはしない。
230二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:18:38 ID:2u5v1ME9
涙をハンカチで拭いて、落ち着いてきた愛衣を高音は向き合う。
「愛衣、私が悪かったわ。あなたの気持ちを無視したことを言ったりして」
高音はあれからずっと考えた。
愛衣は自分にとって何なのか、ただの後輩どまりの存在だったのか。
そうではない。愛衣は高音にとって友達を越えた大事な存在である。
ただそれに気付こうとしなかった、周りの目ばかり気にして見て見ぬフリをしてた。
「今まで恥じなくてはならなかったこと…。それはあなたを、それまで可愛い後輩としか触れられなかったことよ」
力強く抱きしめられた愛衣はそのことに目を丸くして驚いた。
「お姉さまという理由じゃなくて、一人の女としてあなたに触れたい。愛衣……好きよ」
「ずっと……ずっと、その言葉を待ってました」
抱きしめられた愛衣はさらに涙を流して、さらに泣き出した。
ずっと待ち望んでいたことがついに叶ったのだから。
これ以上の至福のときはない。しかし次の瞬間、背を向けて立ち去ろうとしたあやかが移る。

「あやかお姉さま!」
愛衣が発した言葉と同時に、あやかは歩みを止めた。
「愛衣、高音さん。末永くお幸せに」
そう呟いてあやかはまた進んだ。
あやかも、これ以上振り向くことはないと思っていた。
「待ってください!」
それを呼び止めたのは愛衣の言葉だった。
高音を抱きしめられつつ立ち上がり、後姿のあやかに声をかける。
「あやかお姉さま……。私…」
「愛衣、私は言ったはずですわ。あくまでも1番はネギ先生だと…。これでまた先生に……」
「嘘ね」
あやかの言葉を遮断したのは高音であった。
「ならどうして愛衣の顔を見ないの。1番でなくても、それまで大切にあなたの側にいたんでしょ!」
しばらく沈黙があってもあやかは何も応えなかった。
その様子は、小刻みに震えているようにも見えた。
231二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:19:38 ID:2u5v1ME9

「あなたは言ったわね。『私はネギ先生を引き合いに出して1番にしなかった嫌な女』と……」
「……」
「本当なの。本当に愛衣を1番と見てないなら、さっきの言葉はすべて嘘!?」
それでもあやかは応えなかった。するとあやかの目から涙が毀れていることに気付いた。
それを堪えようと必死になって耐えて、一切振り向こうとしなかったのだ。
結局、あやかも辛かった。このまま愛衣を引き渡すのが。
ネギの存在を使ってでも、愛衣を1番に置かなかった理由……それは。

「あやかお姉さま!」
愛衣はあやかに駆け寄って背中を抱きしめた。
「私、あやかお姉さまとも別れたくありません! あなたが居たから私は…っ!」
「駄目ですわ愛衣。今振り向いたら私……」
拳を力の限り握り締めて硬く目を閉じているあやかは心が揺らぐ。
あやかはネギのことを忘れたわけではなかった。そうでもしないとこの気持ちを抑えられなかった。
そして、付き合っていくうちに徐々にその感情は大きなものになっていき……。
「私だって……。私だって愛衣のこと……」
小さく呟いた言葉は、あやかの気持ちにはっきりと答えを出した瞬間だった。
(ごめんなさいネギ先生。私はもう…)
次の瞬間、あやかは振り向き愛衣を抱きしめた。
高音に負けないほど、力強く。
あやかはこの別れが嫌なほどに泣いていた。別れが嫌だから、離れたくないから。
出した答えは高音と同じであった。
「あやかお姉さま……」
抱きしめあう二人にそっと近づく高音は、あやかの肩にそっと手を置いた。
「あなたは私と同じなのよ。不器用だったのね……もういいのよ」
そして愛衣とあやかを上から包むように、高音は二人を抱きしめる。
「これからは、二人で愛衣を支えていきましょう」
232二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:20:43 ID:2u5v1ME9
高音の部屋に連れられた愛衣とあやかは、あれだけ泣いていたのとは思えないほど談笑しあっていた。
紅茶を出され、その紅茶について話し合う高値とあやか。
愛衣も一緒に意見を出し合って笑って、話し合う。
こんな幸せがあっていいのだろうかと思うほど。
「……ふぅ。覚悟よし、体も頭もしっかり洗ったし、準備よーし」
シャワーを浴びて鏡で自分を確認する愛衣。
今にもにやけてしまいそうな顔を軽く叩いて気をしっかり持たせる。
「気楽にいくのよ愛衣。鼻血出したらそれこそお姉さまに申し訳が立たないわ」
すべてを終えた愛衣は、バスタオル姿であやかと高音の前に現れた。
「お待たせしました、お姉さ……ブー!」
愛衣はとんでもない瞬間を見てしまった。何と二人のお姉さまのあやかと高音がキスをしていたのだ。
あれだけの覚悟はどこへやら。大量の鼻血を出して倒れてしまった。

数分後、愛衣はようやく目を覚ました。
「うぅん……。はっ! お、お姉さ!?」
目を覚ますやいきなり高音に唇を奪われた、さらにあやかは愛衣を抱き枕上体にして抱きしめていた。
高音と愛衣の舌が口の中でいやらしく絡み合う。
その横ではあやかが息を耳元に吹きかけたりして、四方から攻められていた。
「お、お姉さまぁ……いきなりすぎです。それに、さっきのあれは……」
さっきのあれ。それは高音とあやかのキスをしていた瞬間だった。
「ごめんなさい愛衣。私、愛衣のことを散々考えたのに、雪広さんが気になってしまって」
「すみません。高音さんってよく見ると本当に魅力ある人なんですね」
何だかんだと言いながらも、これは立派な浮気ではないのか?
だが愛衣はそんなことを気にする様子はない。むしろ喜んでいるようだ。
「ずるいですお姉さまー。私も混ぜてくださいー」
この瞬間、本人同士公認のトリプルカップルが誕生した。

あやかは愛衣のバスタオルを下ろした。それなりの大きさの胸が顔を出す。
「ああ、あやかお姉さま。恥ずかしいです」
233二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:21:36 ID:2u5v1ME9
愛衣は赤面しながら両手で顔を隠した。
「何を言ってるの愛衣。昨日も見せてたくせに」
笑いながらあやかは舌を使って乳房を舐めなて責めたてる。
舌先で乳首をいじり、高音も反対側の乳房に食らいついた。
「あっ! ああああっ……お姉さまぁ!」
高音が愛衣の口をキスで塞ぎ、離れると今度はあやかが愛衣にキスをしてきた。
「あ、はああ」
高音は愛衣の股間に手を伸ばした。
「ああ、お姉さまそこは……」
「そういえば高音さんは愛衣のを見るのは初めてですわね」
あやかがそう呟くと、愛衣は両手でまた顔を隠した。
まきえはそう言ってアキラの水着に覆われた秘部にそっとキスをした。
しばらくゆっくりと撫で回すと、じわりと温かい液が染み出してくる。
それをすくい取ると、愛衣の前に持っていった。
「お風呂に入ったばかりなのに、いやらしいわね」
「い、いやぁ。お姉さま、止めてください。恥ずかしい」
その愛衣の顔を見てスイッチが入ったのか、愛衣の股間に顔を埋めて舌を使いだした。

「あんっ!」
高音の舌の感覚が、鋭い電撃のように愛衣の頭にダイレクトに伝わる。
ぴちゃぴちゃといやらしい音に、あやかも我慢出来ないのか自信の股間を弄っていた。
「あぁぁ……うぅ」
指で適度に嬲ってみたり。舌先で全体で舐めてみたり。
「意外とうまいですわね、高音さん」
「はぁ……。愛衣、可愛いわよ」
気持ちが混雑してきたのか、愛衣は徐々に体をくねらせて悶えだした。
234二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:22:27 ID:2u5v1ME9
「愛衣……私も…」
その様子に我慢できなかったのか、あやかの股間が愛衣の顔にのしかかった。
あやかの股間は愛液に浸されていた。
「あやかお姉さま……行きます」
そのまま愛衣は直に舌を使って舐め始めた。
「ああっ、いいわよ愛衣……上手」
混ざり合ったこの感覚に意識が飛びそうなほどの幸福。
気付けば、3人で疲れ果てるまで互いを愛し合った……。

その後、魔法を教えてあやかを完全にこちら側へ引き込もうとした愛衣に
さらなるお仕置きがあったことはまた別のお話。
今は、愛衣と二人のお姉さまの甘い生活が始まったばかりだから。


235二人のお姉さま3:2007/08/29(水) 09:24:49 ID:2u5v1ME9
以上で3部構成のあやか×愛衣&高音を終わります。
本来はもっと早く投下する予定でしたが、完成直前に保存し忘れる凡ミスをやらかしてしまいました。

元々5部構成を3部に縮めたため、一部説明不足でしたので
別スレにて前後編で投下しています。

またリクエストがあれば書こうと思います。
236名無しさん@秘密の花園:2007/08/29(水) 14:11:41 ID:nGRaMCPQ
GJ!
237名無しさん@秘密の花園:2007/08/29(水) 14:14:00 ID:nGRaMCPQ
裕奈が魔法使いに目覚めてクラスメートにチュウしまくりするのが見たいです
238名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 11:06:02 ID:GUR9X5XR
DJ!!!
239名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 23:09:28 ID:sGr4IHYJ
違うスレって何処だ?
240名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 23:15:14 ID:XX9voT7w
>>237
確かに良いかも(*´Д`)
241名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 00:36:00 ID:pqQEdyGS
>>239
ザジちう。百合といえばあのスレだろ、常考・・・
242名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 01:02:49 ID:ebQIHOg/
トンクス!
243名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 18:10:45 ID:v78Rs8NU
>>237
それはいいな
244名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 08:58:19 ID:OEtphOVn
あすこの(*´Д`)ハァハァ
245名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 15:24:30 ID:Ja1HXIfv
あすちょが良いな
246名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 17:47:50 ID:KLpVSpp6
実写版のネギが子役女優と確定したわけだが。
13歳の美少女が女の子たちにセクハラしまくりハァハァ
247名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 17:51:22 ID:L3prsvJ8
ドラマ版のネギは
実は女の子だったんだよ
という脚本でいくように
248名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 18:53:56 ID:Ja1HXIfv
百合ドラマになっちまったな。
249名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 21:22:59 ID:iPgJmDD3
>>246
そこは13歳の美少女に女の子たちがセクハラしまくりハァハァ だろw
250名無しさん@秘密の花園:2007/09/04(火) 23:49:32 ID:lqKpUNTz
なんかドラマ見たくなってきたわ
251名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 09:42:54 ID:oEZuDD7d
確かに見たいかも。
アスナ役の子もなかなか可愛いしネギとの絡みしだいではかなりの百合大作になるはずだ…
252名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 20:19:33 ID:mcRb2AuR
このせつは終わってるけどな
253名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 22:26:37 ID:oEZuDD7d
あんなお嬢様守りたくないし刹那きっと守れない
254名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 20:43:33 ID:fw4RzG3h
愛衣×高音いい…
255名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 23:54:43 ID:JuRs8x3C
萌×愛衣もいい
256名無しさん@秘密の花園:2007/09/10(月) 08:43:15 ID:c2bLQB94
運動部の四角関係が頭の中をよぎる…

亜子←アキラ
↓ ↑
祐奈→まき絵
257名無しさん@秘密の花園:2007/09/10(月) 08:56:31 ID:uVai3uoa
亜子←アキラ
↓     ↑
祐奈→まき絵

それならこっちの方が面白そうだ
258名無しさん@秘密の花園:2007/09/10(月) 13:07:01 ID:/mzSesjV
亜子←アキラ
↓  ↑
祐奈→まき絵

こうだろ
259名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 04:38:39 ID:Ul0CaXbL
いい加減に裕奈の名前間違いに突っ込めよ(´;ω;`)
260名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 08:06:26 ID:pmNhjGtq
それをゆうな
261名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 09:07:28 ID:PQuRWok5
運動部なんかどうでもいい。俺は美空、ココネ、シャークティが見たいんだ。
262名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:25:58 ID:1Yx1+aB7
裕奈←アキラ←美空←→ココネ
↓ ↑ ↑
亜子→まき絵 シャークティ
263名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:41:16 ID:xK3E4rAa
      亜子
       ↑
アキラ←裕奈→まき絵
       ↓
      美空←→ココネ
264名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 00:21:44 ID:9HL8E9Sa
265名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 00:44:58 ID:O+EvpVFj
釘宮←美砂←桜子→千雨←→ザジ
 ↑
 ↓
亜子←アキラ←美空←→ココネ
↓ ↑ ↑      ↑
裕奈←まき絵 シャークティ         ハルナ
      ↓             /    \
     あやか←→明日菜→のどか←→夕映
             ↓     ↑
    楓←→龍宮→刹那←→木乃香
    ↑
   双子
266名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 00:49:43 ID:sHDLuiux
ザジちう混ぜる傾向にあるのか?
267名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 03:33:09 ID:+cxg9n7Z
いいんちょ×明日菜
268名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 15:44:43 ID:35ZCsA2H
空気読まずに明日菜×木乃香
269名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 00:13:09 ID:46SX+V5H
明日菜×いいんちょか龍宮×刹那にしようか迷ってますけど
どっちがいいですか?
270名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 01:10:27 ID:CsCDG56w
龍宮×刹那 カモン!!!
271名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 01:37:51 ID:ydhnGPV9
龍せつ
272名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 02:07:46 ID:0/zUiG+S
あすな×いいんちょで
273名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 02:14:52 ID:aQZrj3do
あすな×いいんちょ
でお願いします
274名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 02:22:32 ID:CsCDG56w
このさいどっちも書いてくれよ!
275名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 02:32:35 ID:9YKHzBIA
それだ!
276名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 07:07:39 ID:wQwV1+OJ
欲張りで悪いかぁ!どっちも好きなんだ...
277名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 20:18:06 ID:k1/f4HRc
龍せつ!
両方書いてくれるなら尚いい!
278名無しさん@秘密の花園:2007/09/14(金) 22:47:06 ID:kNNyJX8g
いっその事
いいんちょ×刹那 明日菜×龍宮で
279名無しさん@秘密の花園:2007/09/15(土) 02:27:20 ID:j8hpjVLh
>>278
それは反則だろ……!
それ書いてくれたら神確定。
280刹那の気持ち:2007/09/15(土) 18:16:23 ID:MnXyGCCl
刹那の気持ち

森の中で、一人刹那は黙々と修行をしていた。
たとえ雨が降っても休もうと考えることはない。
雨に汚れ、肉刺が潰れようともその手を止めることは無い。
徹底的に体に磨きをかけるためには、多少の無理がないといけなかった。
その顔に映っているのは、護るべきお嬢様の姿。

「くっ!」
目的のメニューをこなすと、足がもつれてばねに弾かれたようにして地面に転げた。
雨の泥で顔や体が汚れているにも関わらず、刹那は動こうとしない。
腕が痺れるまで剣を降り、納得がいくまで技を繰り出す。
最後は体全体が動かなくなるまで山道を走りぬけた。
全身が痛くて足など途中で攣ってしまった。もう少しも動けない。
「少しだけ休んで……あ、剣の修行がまだだった……」
体を雨が降りしきる空へと向けて、雨粒を全身に浴びる。ちょっとしたシャワー代わりだ。
「……」
顔についた泥もほとんど落ちて、顔に滴る雨粒を軽く飲んだ。
案外飲めるものだと実感する。
刹那には、いつも木乃香がそばに居た。
小さい頃からいつも一緒で、彼女を護るために神明流を極めた。
言うなれば木乃香は風。
癒しを与え、周りを和ませる不思議な感覚を与えてくれる。
その笑顔を護るためなら、自分はどんなに傷つこうとも笑っていられた。
いつまでも笑っていてほしい、それが刹那の願いだった。
281刹那の気持ち:2007/09/15(土) 18:17:09 ID:MnXyGCCl
だが、この所その笑顔に飲み込まれすぎていた。
学園祭でエヴァに『剣か幸せか』を選べと迫られた時、刹那は両方を選んだ。
しかし、ネギや超に負けて自身の力不足を知った。
もし彼らが敵ならば、そう考えると木乃香を護ることなど出来ない。
だから、この時だけは。木乃香も幸せのことも忘れて一心不乱に鍛えなおした。
そしてまた日常に戻り、また力不足と感じれば……。
不器用な刹那だからこそ、こんな考え方しか思いつかなかった。

「何をしている!」
突如、森全体の木々を揺らすのごとく大声がこだました。
刹那は驚いて体を起こすと、そこには褐色の背の高い人物が傘を差して立っていた。
そしてその相手は、いつも見慣れている。
「龍宮……」
その圧倒的な存在感。敵に回ると厄介で、味方だとこの上なく頼りになる存在。
何より、妖魔退治のパートナーでもある。
それだけの関係だったはず……。
「何故ここに……」
「近衛に頼まれた。修行はいいがあまりお前のお嬢様を心配させるな」
今は木乃香のことも何も考えたくない、今は力をつけることだけだ。
「とりあえずこの先の小屋に入れ、拭くものと暖かいものくらいは出せる」
「余計なお世話だ」
刹那は痛みを堪えて夕凪を構える。
夕凪の一閃で目の前の大木を斬ろうというのだ。
「これから重要な所なんだ。邪魔しないでもらおうか」
雨で全身はびしょ濡れ、息は上がりさらに体の節々はとても痛い。
とてもじゃないが、剣など振ることも出来ない。構えを取るだけで精一杯だ。

「そのまま続けて調子を崩したらなんにもならんぞ」
「黙れ」
五月蠅い。
282刹那の気持ち:2007/09/15(土) 18:17:58 ID:MnXyGCCl
「まだいけると過信して体を壊す。慣れた奴ほど陥りやすいぞ」
「放っといてくれ」
しつこい。
「近衛を護る前にお前が倒れたらどうするか、考えないのか!」
「お前には関係ないことだ!!」
なぜこいつは自分に付きまとう。
「私は近衛に頼まれたから来たが、実際お前…」
「それ以上言うな!!」
何が何でも真名の言葉を遮る。
そうしないといけなかった。体云々ではなく……。
「やるしかないんだ……。私はこの身一つでお嬢様を……大切なお嬢様を……」
涙ぐみ、段々意地になって真名を弾き返そうとする。
すべては木乃香のため、木乃香の笑顔を護るために自分はいた。
そのはずだった……。
「大切な……私のお嬢様を……護らないと…私はそのためなら……」
真名は何も語らず、その場にじっと立ち尽くしたままだ。
刹那を見つめ、視線を全く反らそうとはしない。
「私の行動は…すべてお嬢様の…ために……」
口を噤んでそれ以上喋ることが出来なくなった。
もう駄目だと自覚したから、これはもう嘘になってしまたから。

――お嬢様、申し訳ありません。
私は今の今までお嬢様を忘れたことは一度たりともありません。
ずっとお側に居られる喜びを噛み締めています。
お嬢様のためなら、この命を捨てる覚悟もございます。
あいつに出会う前までなら……もう。
283刹那の気持ち:2007/09/15(土) 18:18:45 ID:MnXyGCCl
夕凪を落として力なく真名の体にもたれかかった。
刹那の細い体を、真名は大切に抱きしめる。
「とりあえず、小屋に行くぞ」
小屋に連れて行かれた刹那は、ベッドに座ってゆっくり休んでいた。
濡れた体はバスタオルで綺麗にふき取り、シャツを上から着ただけの無防備な格好だ。
真名は何も言わずに暖かいコーヒーを差し出すと、ゆっくりと啜った。
「……」
小屋に来てから一言も発していない真名は、そっと刹那の隣に座った。
「龍宮…?」
「大切に思っているのは、近衛だけじゃないんだぞ」
ゆっくりとその手が刹那の顔に伸び、その真剣な顔に魅了されそうになる。
全てを飲み込みそうなその目つきと風貌。
木乃香が風なら、真名はきっと嵐だ。
その場から動けず、飲み込まれて、すべてを持っていかれそうな気持ちになる。

すると真名の顔がゆっくりと刹那に近づいた。
「ま、待て。私は……まだ」
「――」
静寂の中で、真名と刹那の唇が触れ合った。
初めはゆっくりと、そして二度目はさらに激しく強く。
その二人の関係は、もはやパートナーだけでは説明できない関係だった。
「刹那、無理はするな」
飲み込まれた刹那はゆっくりと一枚だけのシャツを脱がされていく。
その場にあるのは性欲のぶつかり合い。
剣と銃の使い手は激しく求め合い、愛し合った。
刹那の気持ちはもう、ネギや木乃香ではなかった。

「……」
小さなベッドで刹那と真名は眠っていた。
284刹那の気持ち:2007/09/15(土) 18:19:39 ID:MnXyGCCl
真名はすぐに体を起こして服を着たが、刹那は修行の影響で体が痛く、その場から動けない。
動けたところで服が乾いていないのだから意味は無い。
木乃香がこのことを知ればどう思うだろう。
きっと嘆き悲しむに違いない。今までずっと愛情に似た想いを向けていたのだから。
「龍宮。お嬢様から私を奪えば、きっとお嬢様は悲しむ」
最後の賭け。
これで構わないと言って自分を抱きしめたら、きっと刹那の心は完全に……。
「こんなことになったのは私のせいだ。そういうことにしておけ」
真名はそう言って傘を差すと、小屋に折りたたみの傘を置いてその場から去った。

「……」
刹那はそれ以上語れなかった。
さっきの言葉でさらに想いが揺れ動いてしまった。
「それが出来るなら……」
苦労はしない。そう言ってやろうと思ったがやめた。
その後、刹那は真名が残した傘を使って木乃香の元へと戻った。
木乃香が心底喜び、腕を振るったご馳走を用意してくれた。
その笑顔が今の刹那にはあまりにも痛々しく突き刺さる。
木乃香にとってみれば刹那が帰ってきたことは喜ばしい。

だが刹那の気持ちまで帰ってきたかは定かではない……。

285名無しさん@秘密の花園:2007/09/15(土) 18:22:29 ID:MnXyGCCl
えー、要望に応えて龍宮×刹那を作ってみました。

明日菜×いいんちょの件は、元々この作品が二つ(前半明日菜×いいんちょ。後半龍宮×刹那)に
分けているのを一つにまとめただけなのです。
なので、明日菜×いいんちょが見たい場合は

・龍宮→明日菜
・修行に明け暮れる刹那→水を開けられ、無理をしてその穴を埋めようとするいいんちょ。
・刹那の脳裏に過ぎる木乃香→ネギ

こんな感じで想像していただければ幸いです。
また暇が出来たら適当なのを書きます。
286名無しさん@秘密の花園:2007/09/15(土) 20:01:31 ID:VchxHB8A
ぎゃふん、ちと駆け足なのが気になったけど最後の一文にやられたー!やや苦い雰囲気もいいっす、GJでした!
……そーいえば、このスレに投下された長編ってどこかしら苦い感じがするのが多い気がするは何故なんだろ?気のせい?
287名無しさん@秘密の花園:2007/09/15(土) 23:40:11 ID:84eO+oBF
>>286 重厚な方が味が出るからさ。

>>285 GJ!じっくり拝見させていただきました。
もっというと,真名せつのエロが欲しかった!
この切なさがイイ!

でもこれだけは譲れん 神明流-->神鳴流
288名無しさん@秘密の花園:2007/09/16(日) 00:26:38 ID:YW/IVWTT
>>286
原作風味のノリじゃないって事?

GJ。俺こういう雰囲気の話好き。乙でした。
289名無しさん@秘密の花園:2007/09/16(日) 09:07:46 ID:bOXfQtoM
よかったッス!!


だがまだ明日菜×いんちょ見たい俺はわがままか…?
290名無しさん@秘密の花園:2007/09/16(日) 17:46:28 ID:yxPUVN94
僕もそんなわがままの一人...
291名無しさん@秘密の花園:2007/09/17(月) 20:21:46 ID:HXnEBgUT
>>286
そのほろ苦さが魅力なんだよ 気のせいではないと思うw
292名無しさん@秘密の花園:2007/09/18(火) 19:53:55 ID:H3Pgu0sw
いいんちょ×愛衣×高音
千鶴×いいんちょ
美砂×古
美砂×風香
千雨×桜子
楓×五月

考えるだけなら簡単だけど、一発だけの持ちネタはnewネタ混ぜてこれくらい。
たぶん次はいいんちょ×明日菜書きそう。
293名無しさん@秘密の花園:2007/09/18(火) 20:59:25 ID:B7hCKA9r
先生、美砂×風香が見たいです・・・!
294名無しさん@秘密の花園:2007/09/19(水) 00:56:25 ID:H3YhjL4x
高音×愛衣かなぁ
295名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 12:22:05 ID:Wp1V4JCj
「っ、や、やだぁ……柿、崎ぃ……ッ」

ぽろぽろ溢れる朝倉の涙を舐めとる。ひくりと朝倉の喉が震えた。

「あっ、あぁ……や、ひ、あうぅ」

びくびくと身体を跳ねさせる朝倉。

(ああ、ごめんね朝倉)

謝っても許されないのは判っている。判っているのだ。

(ごめんね、あたしはそれでも、)

あたしは想いを伝える術をこれしか知らなかった。愛しい貴女にこんな事しかできなかった。

(ごめん、ごめんね朝倉)

懺悔は貴女に届くだろうか。


空気読まずに柿朝投下。後悔はしているが反省はしてな(ry
296名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 19:40:25 ID:PjpG515u
朝倉受け良いなオイ
297名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 22:27:03 ID:KJO1M8OW
いいんちょ来い
298名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 22:36:01 ID:F5GEaT5A
>>295
わっふるわっふるわっふるわっふる
299名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 23:22:23 ID:Wp1V4JCj
>>298
すまん、まだ続きは書けてないんだ。単発のつもりだったからな。短い単発もので良かったら微妙なゆー朝ありますが
300名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 23:28:02 ID:hD6jtZS1
>>299
みたい!
直ぐに投下してくれ!!
301名無しさん@秘密の花園:2007/09/20(木) 23:33:55 ID:Wp1V4JCj
>>300
本当微妙だから知らんぞどうなっても。

「すき」

あたしが言うと朝倉は眉間に皺を寄せた。心なしか顔がほんのりと紅い。

「……ね、朝倉」

首に両腕を回す。その腕は自然、朝倉の後頭部に添えられた。彼女は戸惑いからか視線をさまよわせる。そんな様子が彼女に似つかわしくなく可愛らしい。

「すきだよ」

言ってキス。朝倉の細っこい身体が一瞬だけ硬直する。
少ししてから朝倉の両腕がおずおずとあたしの背に伸ばされ、その両腕はそのまま控えめにきゅっとあたしを抱き締めた。そして若干震える声で一言。

「わた、しも……すき、だよ」

ああ、もう。

本当に、可愛い奴。


うはww俺やっちまったwwこんなもんですまんな、本当。
302名無しさん@秘密の花園:2007/09/21(金) 00:22:32 ID:FrAQDqGi
謝ることはないさ。
短いながらもごちそうさまでしたw
303名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 14:32:20 ID:wocxwfEy
雰囲気読まずに愛衣×高音投下して大丈夫ですか(´Д`)?
304名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 16:28:32 ID:veWV9tBw
是非是非!
305名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 17:18:03 ID:wocxwfEy

「お腹すいたー」それがジャングルの中二人が思うことだった。


【一日目】

「お姉さま…ここどこですか?」
愛衣は高音の服を掴みながら不安げに聞いてきた。

話は5時間ほどさかのぼる。この前の試合で力不足を感じた二人は山で特訓をしようと意気込んででてきたのだ。
だが開放感ある山の中つい夢中になり奥深くまで入りこんでしまった。

そして今にいたる。高音は愛衣の手を掴むと大丈夫だからと言って歩きだした。この時はいつかは出られるだろうと思っていた。

「特殊な結界かしら…」
迷ってから飛行魔法は全く使えず、こうして何時間も歩いているのだ。
高音の足でも棒のようにパンパンなのだ。メイなら尚更つらいだろうと、高音は愛衣を振り返る。
「メイ、大丈夫?」
愛衣は大丈夫ではないだろう足を引きずって平気ですと高音に着いてくる。
そんな愛衣の手を高音はぎゅっと握った。
306名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 17:40:22 ID:wocxwfEy
>>305


ポツポツザー

突然激しい雨に襲われ、狼狽した高音は遠くに小さな小屋を見つけ、愛衣を連れて向かった。

ぼろいがなんとか雨はしのげそうである。
魔法で暖炉に火をつけ、ふと隅でガタガタ震える愛衣を見つけた。
「メイ大丈夫?」
今は十一月、雨に濡れたら相当な寒さが襲ってくる。「さ…寒いですお姉さまぁ」
愛衣の異常な冷たさに高音は驚き急いで服をぬがせる。途中愛衣が抵抗をしめしたがかまわず下着姿にさせた。
ふわりと抱きかかえるとソファーに寝かせ毛布をかけてやる。
「ぅわぷ。お姉さまは?」
「私は平気だからメイは毛布にくるまってなさい」
愛衣にもそれが強がりだということがわかった。こんな中寒さに平気なわけがなかった。
今は高音も服を脱ぎ、下着だけになって、床に膝を付き愛衣の頭を優しくなでていた。
いくら暖炉があるとはいえ、このボロボロの小屋では隙間風までは防いでくれないのだ。
だったら―――
307名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 17:41:12 ID:wocxwfEy
>>306

愛衣と高音と正面から向かい合わせになると体を包み込むように抱きしめた。
「お姉さま、嫌かもしれないけど我慢してください」高音の肌の温かさが直に伝わってきて愛衣は赤くなった。
「ありがとう…メイ」
「お姉さま…あったかいです」

内心憧れのお姉さまと抱き合っていることにドキドキの愛衣が眠りについたのは寝付きのいい高音の後だった。



翌朝早く起きた高音が一枚の紙切れの存在に気付く。
【魔法生徒の諸君は五日間生き残ること】
と大きな文字で書かれ下にさまざまな説明と、机には他に地図と赤い玉があった。

紙には【君達のお題はドアを開けると回りはジャングル。その小屋は特殊な魔法で外部からの攻撃は受けない。自給自足でがんばること。赤い玉を無くしたら失格】とあった。なんて簡略された説明だろう。

そういえばこの山で修行するように勧めたのは学園長だったことを思い出した。高音は半信半疑ドアを開け、ドアの外を見て学園長の暇つぶしのゲームに強制参加させられたことに、怒りを感じた。



そのころ他の魔法生徒も違うところにワープさせられ、珍しく学園内の魔力が薄く感じられた。


一日目終了
308名無しさん@秘密の花園:2007/09/22(土) 22:10:22 ID:veWV9tBw
GJ!
続き期待!!
309名無しさん@秘密の花園:2007/09/23(日) 20:32:35 ID:TLC1NO/3

>>307

【二日目】

「メイ、起きて」
とりあえず高音は愛衣を起こし、今の状況を説明する。
寝起きでポカーンとしていた愛衣だったが、窓から外を見て意識は急激に現実に引き戻された。
涙目になりながら、箒をギュッとにぎりしめて、高音に助けを求めた。
「とりあえず…食料調達ね」
こんな状況でも取り乱さない高音を愛衣は心から尊敬した。

外にでて二人はまず川を地図にそって探した。
道は険しく、気をぬくと足を滑らせてしまいそうだった。
ここにきて気付いたことがある。
それは魔法が一部しか使えないということだ。
「しかも低級魔法ばかりなんて…」
高音はさっきから木に足をとられる愛衣を見ながら呟いた。

10分ぐらいで川岸につくと、手に持っていたバケツに水をくんだ。高音が三つ目のバケツに水をくもうとしたとき、いきなり手首を掴まれ川の中へ引きずりこまれた。
「お姉さま!」
愛衣は靴を抜いですぐさま自分も川に潜った。
水中ではタコのような触手をもった生物が高音に絡みついていた。
{離れ…なさい}
高音は必死に触手から逃れようと体をよじった。
{お姉さまを離して!}
無永昌呪文を唱えて矢を飛ばそうとするが上手くいかず威力の弱いものしか出せない。
高音の動きが煩わしく、触手生物が高音の胸に触手をはわす。突然のことで高音は息をすべてはきだしてしまい、意識が朦朧としてきた。
310名無しさん@秘密の花園:2007/09/23(日) 20:35:40 ID:TLC1NO/3
>>309

そんなことはお構いなしに触手の行動は段々とエスカレートしていく。服の中まで侵入し、直に肌に触れる。
どうしようかと焦っていた愛衣だったが、ふと生物の頭にお札みたいなものが貼られていることに気付いた。全神経を集中し狙いを定めて矢を放つ。
{ヤタ。お姉さま今助けます}
札が破れた瞬間目の前にいたばかでかい生物は姿を消した。

「ぷはぁ。かは…けほっ」愛衣は高音を抱えて岸にあがると、高音の様子を確認した。
「お姉さま!お姉さま」
返事は返ってこない。
愛衣は空気をいっぱい吸い込み高音に口づけた。
(柔らかい…)
愛衣は頬を染めながら高音に何度も口づけた。
「ん…」
高音が意識を取り戻したので、愛衣は口を離した。
「メイ私…」
「お姉さま、もう大丈夫ですよ」
愛衣の言葉を聞くと高音は愛衣に抱きついた。
「なんなのここは。もぅ嫌ぁ」
涙ながらに訴える高音に愛衣はどうしようかと悩む。「おねえさ…」
お姉さまと言う言葉は高音の口の中に響いた。
深い口づけは愛衣の体を動かなくさせた。


そして、二人は生き残ることがいかに大変かを思い知らされた。
311名無しさん@秘密の花園:2007/09/24(月) 12:13:14 ID:UOV/JOaL
ちょwwなんという超スピードwテラGJス!!
312名無しさん@秘密の花園:2007/09/25(火) 23:18:56 ID:dTgKbixG
イイヨイイヨーw
313風の日:2007/09/26(水) 01:28:14 ID:3cg3Bzqw
風の日

その日はまるで嵐のように荒々しい風が吹き荒れていた。
普段何気ない風も、それが吹くだけで一瞬立ち止まり、目を閉じないと立っているだけで厳しいからだ。
「わっぷ。何よこの風。目、開けてられないじゃない!」
自然現象に対して悪態をつく明日菜もその例外ではない。

「もう! 髪の毛が乱れるじゃないのよ!」
そう言って何とかしようとした瞬間、もう一度強い風が吹いた。
「わっ」
そう言葉を告げるや、明日菜の髪を束ねていたゴムの片方が切れてしまった。
ゴムは風に飛び、長い髪の毛が露になる。
風でアクセサリーの鈴が大きく鳴り、片方の髪の毛が伸びているというアンバランスな格好。
空を見上げれば、風に乗って切れたゴムがどこかへと飛んでいってしまった。
「あーあ、髪ゴムが」
解けた髪の毛を手で束ねながら、その不恰好な髪型を整える。
「最近ゴム弱くなってたけど、この日に切れるなんて」
どうしようかと悩んでいる明日菜の横で、あやかは何かに取り憑かれたようにその様子をじっと見つめた。
切なそうな瞳で、だが口元は何か言いたげな趣でかみ締めている。
「ねぇ、ゴムの代わりとか持ってないの?」
明日菜は尋ねるが、あやかは何も言わずに近寄るだけ。

「いいんちょ?」
あやかの切なそうな瞳は乱れた明日菜の髪の毛をそっと撫でた。
そして胸の先端がくっつきそうなほどに近寄っているあやかは、明日菜の体ではなく髪を抱くようにした。
「いいんちょ……」
「折角の髪の毛が滅茶苦茶ですわね」
ゆっくりと撫でながらあやかは明日菜に微笑むかける。
314風の日:2007/09/26(水) 01:29:00 ID:3cg3Bzqw
流れる風を護るようにして明日菜をようやく抱きしめる。
その温もりと優しさが、明日菜の体温から伝わってくる。
「私の部屋に来なさい。梳かしてあげますわ」
その日吹き荒れていた風は、心までも掻き乱す。

部屋に居ても、外の風が強いということがはっきりと分かる。
風の音に合わせて音が鳴り、微弱に窓が震えるようにして揺れた。
「は……っ、……くぅん……」
しかし、今の明日菜とあやかには全くその音は届いていない。
二人の耳に届くのは互いの甘い声のみ。
服を脱ぎ、裸で抱き合う二人は深く絡み合っていた。
部屋の鍵をかけて、この部屋に入ることは誰も無い。
「ひあっ!」
抱き寄せ、腰と濡れきった秘所を責め立てるあやか。
悶える明日菜の顔をじっとながめて満足そうに感じるあやかは楽しそうにする。
外は今もガタガタと風が窓を揺らす。
あやかは全く気にせず明日菜の顔を見て、また微笑んだ。
「……何、笑ってるのよ……」
あやかに首筋から胸元へと舌を這わす行為に耐えながら、明日菜は尋ねた。
「いえ、アスナさんって可愛いと思いましてね」
「……バカ」
そんなことを真顔で言われても余計に照れるだけなのに、きっとわざと言っているのだろう。
だがそんなことはどうでもいい。
明日菜の手がゆっくりとあやかの首に回り、それと同時に二人の唇が重なった。
熱く、濃厚なキス。
舌が絡み合い、足や手が解けないように硬く体と結び合う。
二人の秘所が重なり、くちゅくちゅと卑猥な音を何度も奏でた。
315風の日:2007/09/26(水) 01:29:51 ID:3cg3Bzqw
「――っ。あぁぁぁぁ!」
大抵は明日菜がまず耐え切れず声を上げてしまう。
そしてあやかの首を強く抱きしめて悶える。
一方のあやかは慣れているのか、強いのか、感じつつ涼しい笑顔で明日菜の耳元で囁く。
「今、アスナさんの髪を乱しているのは……私ですからね」
さらに熱いキス。
ガクガクと震える明日菜の耳にもあやかの耳にも、窓を揺らす風の音は聞こえない。

風はすっかり止み、静かな部屋に明日菜の髪の毛を梳かすあやかがいた。
互いに裸で、明日菜にいたっては呆れ顔だった。
「呆れたわよ。風に嫉妬するなんて」
あの一瞬、風が明日菜の髪の毛を大きく乱した。
たとえ風でも、相手の髪を乱すのは自分以外認めない。
そっと明日菜の髪の毛を梳かし終えると、優しく髪を撫でる。
「アスナさんの髪は本当に綺麗ですわね」
あれだけ乱れていた髪が、軽く梳かすだけで真っ直ぐな髪に戻る。
「お世辞なら結構よ」
照れる明日菜だが内心喜んでいたりする。
あやかは髪と一緒に明日菜の細い体を抱きしめる。
「最近は風が強い日が続きますから、誰にも触れさせてはいけませんよ」
あやかは、明日菜の髪を結んだ。
そしてまたベッドの中へと二人はさらに絡み合う。

316風の日:2007/09/26(水) 01:31:54 ID:3cg3Bzqw
以上であやか×明日菜終わります。
やっぱりエロ方面に進んでしまいます。
次回は美砂×風香? 決してレm(ryではありません。
317名無しさん@秘密の花園:2007/09/26(水) 02:17:30 ID:qtNEJBEI
素晴らしいです、GJ!!
318名無しさん@秘密の花園:2007/09/26(水) 21:06:01 ID:ZNEJ4aO2
GJ!!
319名無しさん@秘密の花園:2007/09/28(金) 21:19:30 ID:AZ7w+eBh
刹那「龍宮…」じー
真名「な、何だ?そんな熱い目で見て…」
刹那「………ん(目を瞑る)」
真名「!!!!!(ktkr――――!!!)」

真名「…という夢を見たんだ」
刹那「死んで来い!!」
真名「で、だな。折角だからこれを正夢にしようじゃないか」
刹那「訂正。十回ほど死んで来い」
真名「まあそういう訳だから」
刹那「どういう訳…って!こ、こら!ここ腰に手を回すな!やめっ…」
真名「別にいいじゃないか。キスくらい何回もしただろう」
刹那(半ば無理矢理な…)
真名「…刹那」じっ
刹那「………ぅ…、…………キ、キスだけなんだな?」
真名「…ああ(多分)」
刹那「ほ、本当だな!キスだけだぞ!いいな!!」
真名「……ああ(我慢できれば…)」
刹那「……じゃ、じゃあ………………ん!」
真名「!!!!(こ、これは予想以上の威力…!頬を赤らめて僅かに震える様が何とも…くっ!)」
刹那「…んっ!?ふぁ、ちょっ……ひゃ!こ、こんなの聞いてな………く、ふぅ…ん」
真名(…ついでに新しい性感帯でも見つけよう…と、とりあえず××から…ああ、wktkが止まらん)


強く言われるとせっちゃんは断れないと思われ
久々に来てみたらかなり賑わってて驚いた
320名無しさん@秘密の花園:2007/09/28(金) 22:49:52 ID:RO4NdLfh
おっ、総受け刹那シリーズが更新されてるw
暴走たつみーモエスw
321名無しさん@秘密の花園:2007/09/28(金) 23:34:48 ID:AZ7w+eBh
楓「…気に喰わないでござるな」
刹那「は、はい…?」
楓「刹那は最近真名とばかりイチャイチャしているでござる。少し不公平ではござらんか?」
刹那「…(裏ですごいことしてくるくせによくもぬけぬけと…)」
楓「であるからして、今回のこの機会を逃すべきではない…そう思うのでござるが」
刹那「…そ、そうか……手でもつなぐか?(というかそれくらいにして欲しい…楓怖い)」
楓「何を言っているでござるか?まったく、刹那は今まで何を学んできたのか…」
刹那「………(え、何…?私が悪いのか、これ…?)」
楓「これは再教育でござるな!」
刹那「はいいいいいぃぃ!?」
楓「さあ!大人しく縛らごにょごにょ」
刹那「ちょ!!それだけは…ああっ!!」
楓「やはり刹那は縛られている姿が最高に…そそるでござるなぁ」
刹那(う、嬉しくないっ…!)


自分的に楓はドS
322名無しさん@秘密の花園:2007/09/28(金) 23:37:33 ID:tzNT2ElX
>>321
とりあえずお前は神だwww
323名無しさん@秘密の花園:2007/09/29(土) 12:33:26 ID:94k3+kx9
さよエヴァ
アスゆえ
まかあや

まだー?
324名無しさん@秘密の花園:2007/09/29(土) 12:41:59 ID:zNA1xZcz
総受け刹那シリーズww萌え過ぎwwww。
次もwktkしてまってるwww
325名無しさん@秘密の花園:2007/09/30(日) 19:11:50 ID:xAcH4q2r
>>321
僕も楓たんに攻められたいです><
326名無しさん@秘密の花園:2007/10/01(月) 21:41:42 ID:Vm/8I0zF
刹那「…珍しいこともある……」
真名「何が」
なでなで。
刹那「…別に?」
真名「…お前もずいぶん珍しいじゃないか」
刹那「何が」
なでなで。
真名「いつもなら容易に近づけさせないだろう」
刹那「…それはお前が明らかに下心のある目で迫ってくるからだ」
真名「そうだったか?」
なでなで。
刹那「……何か、眠くなってきた」
真名「おお、寝ろ寝ろ。膝枕でもするか?」
刹那「調子に乗るな、馬鹿」
なでなで。
真名「……いい匂いだな」
刹那「今日はまだ風呂に入ってないぞ」
真名「だからだよ」
なでなで。
刹那「………変態」
真名「何とでも」
刹那「否定してくれ…」
なでなで。
刹那「なあ」
真名「ん?」
刹那「やっぱり……その、膝枕…///」


甘い龍せつは好きですか
327名無しさん@秘密の花園:2007/10/01(月) 21:47:06 ID:iF0FC3RC
>>326
大好きでーす!!!
328名無しさん@秘密の花園:2007/10/02(火) 00:02:12 ID:liQpG+on
楓×刹那
真名×刹那はいいねぇ
329名無しさん@秘密の花園:2007/10/02(火) 20:07:22 ID:lfnfsfPi
はぅwww 真名せつ萌え。
好きだ。楓編もあるのか?
330名無しさん@秘密の花園:2007/10/03(水) 02:08:53 ID:uF6LuwTr
>>329

楓「んー…♪まったりよい陽気でござるなあ、刹那」
刹那「そうだな…やはりこういう気候だと獣も大人しくなるんだな…」
楓「何か言ったでござるか?」
刹那「イエ、ナニモ?」
そよそよ。
楓「ふぅ〜…」
刹那「…楓?」
楓「あいあい」
刹那「………何かすることとか、言うことないか?」
楓「何もないでござるよ?」
刹那「…そう、か」
そよそよ。
楓「しかし…刹那はいつまでたっても細くて小さくてぺったんこで」
刹那「いきなり何の話をしている!!!くそ、夕凪さえあれば斬ってやるのにっ…」
そよそよ。
楓「刹那」
刹那「………何だ」
楓「本当はイチャイチャしたくて、わざと夕凪を置いてきたんでござろう」
刹那「…わかってたなら…何でいつもみたいにくっ付いてこない」
楓「真名ばかりに構う刹那に、ちょっとした嫌がらせでござる」
刹那「……馬鹿。ちょっと、嫌われたかと思った…」
楓「刹那〜♪♪」だきっ
そよそよ。
楓「おや、抵抗しないでござるな」
刹那「ん、まあ…今日は特別…かな///」


ご期待に添えたかどうか
331名無しさん@秘密の花園:2007/10/03(水) 02:25:08 ID:vFx1qgE/
にん刹萌えwwうひょっwww
鬼畜もいいけど、そよそよもいいな。
でもやっぱ鬼畜が‥‥。

真名は激しく甘く、楓は鬼畜でほのぼの。このギャップがいいんだな。きっと。

期待以上でござった。どさくさにまぎれて次も期待www
332名無しさん@秘密の花園:2007/10/03(水) 05:22:41 ID:GL0NrH8V
>>330GJ!
そして小ネタ投下

0と1の海の底で二人は出会った。
二人はニセモノだったけれど、この海では本物であれると信じた。


引き寄せて抱きしめる。
抱きしめながら接吻。舌を絡め、口蓋をなぞりあげる。
接吻で肌に薄紅の華を咲かせ、胸の頂の実を優しくついばむ。
手を滑らせて在るはずのない秘所を撫でる。
求め合い、愛し合い、互いの名を呼びながら達する。


上も下も無い海で、お互いを抱きしめながら漂う。
情事の後けだるくも幸福な一時。
あるはずのない温もりを間違いなく感じていた。



自分も世界も快楽も全てはニセモノ。
それでも この想いだけは 真実だと 信じられる。

「私は幸せです。千雨さん」
「あたしもそう思うよ、茶々丸さん」


ヴァーチャルなら茶々丸もえっちにゃ事ができるハズ!
次はネジか?www
333名無しさん@秘密の花園:2007/10/04(木) 09:48:03 ID:5a8tR0LM
「……あれ?」
 茶々丸のメモリーに、フォルダが追加されている。ハカセはちらっと覗いてしまった。
「こ、これは!」
 千雨と茶々丸の甘いラブシーンだらけ。

「……茶々丸、オトナになって。お母さんは嬉しいよ」
「――ハカセ、鼻血を拭いて下さい」
334名無しさん@秘密の花園:2007/10/04(木) 14:06:38 ID:Lcko15FF
茶々ちさ萌え(*´Д`)ハァハァ
335名無しさん@秘密の花園:2007/10/04(木) 20:45:35 ID:80FSiqDd
今週の展開でエヴァ茶々妄想が膨らみまくった(;´Д`)
336名無しさん@秘密の花園:2007/10/04(木) 21:49:45 ID:sNFSV/b1
エヴァ様は普通に巻いてくれないと思うんだ。
わざと魔力供給量に波をつけて茶々丸を弄べばいいさ!
337名無しさん@秘密の花園:2007/10/05(金) 21:33:37 ID:bVGpjj6+
俺は逆に茶々エヴァもいいなと思ってしまった
338名無しさん@秘密の花園:2007/10/07(日) 09:44:23 ID:ilgW1gHR
茶々千雨希望
339名無しさん@秘密の花園:2007/10/08(月) 20:45:08 ID:7nQw4aQz
ちう茶々需要ある?
340名無しさん@秘密の花園:2007/10/08(月) 21:25:52 ID:cDjlE3AN
もちろんあるさ!
341名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 01:24:05 ID:GRxD9vWA
是非くれくれ
342名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 02:34:06 ID:mTUPDgEA
古菲「刹那ー!一緒にお出かけするア…おりょ?」
刹那「……すぅ」
古菲「あややぁ、寝てるアル〜」

古菲「刹那が寝てると退屈アルよ…」
刹那「……すぅ」
古菲「……………………はっ!!!こ、これってまさかチャンスアルか!?ここでいっちょやっとくアルか!??」
刹那「……すぅ」
古菲「一思いに…」
刹那「……ん、ぅ…すぅ」
古菲「だ、駄目アル!!こ、こんな無垢な寝顔の刹那を襲うなんてワタシにはできないアル!!」
刹那「……すぅ」
古菲「うー…でも、キ、キスくらいなら」
刹那「……すぅ」
古菲「ちょ、ちょっとだけアル。ワタシは真名や楓とは違って優しいアルから、だから…」
刹那「……ん…?古、菲?」
古菲「!!!!!!?????」
刹那「ふぁ…あ、起こしに来てくれたのか?悪いな、ぽかぽかしてたからつい…」
古菲「い、いや!どどどどうってことないアル!!(うう、完全にタイミング逃したヨ…orz)」
刹那「んー、丁度目も覚めたし…何処か行こうかな。一緒にどうだ?」
古菲「え!?い、いいアルか!?」
刹那「まあ、ちょっとその辺をぶらぶら歩くだけだけど…」
古菲「い、いいい行くアル!!早速行くアル!!!刹那ー!!」
刹那「わ、わかったから…ちょっと落ち着け」
古菲(刹那とお出かけアル♪嬉しいアル〜♪)


自分の思い描く古せつの理想像
古はやっぱりちょっとおバカなくらいが可愛いかと
343名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 03:11:15 ID:oqYWXrox
激しく同感ww

四天王シリーズの中で俺は真名せつに1番萌えた(*´Д`)ハァハァ
アンコール&次作品乞う!!
344名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 12:49:28 ID:Pd1jHsxo
まなせつやかえせつがツボだったけどくーせつもいいなあ、萌えっぷりじゃ勝るとも劣らん。



鬼畜でも ほのぼのでも
最後まで萌え倒せた四天王ネタに
萎えなどは何一つない



……もとい、作者氏GJ!!
345名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 12:56:32 ID:C7rku2hO
同意

だが同時に、古菲とまき絵は意外とキャラ被ってる事実を知ってしまった・・・。
ちょっと興味深いデータを拾えたよ。ありがとう!

俺、くーちゃん動かすの苦手だとったけど、これでなんとかなりそうw マジ感謝!
346名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 14:11:06 ID:19jRrRGJ
ちう茶々投下します。
麻帆良祭後〜夏休み前くらい。
3471/3:2007/10/09(火) 14:12:07 ID:19jRrRGJ
「あれー、千雨ちゃん見学?」
「まぁ……」
「もしかしてオンナノコの日〜?」
「違う」
プールサイドに座り込んだ千雨は水中ではしゃぐクラスメイトをうんざりと見下ろした。
水泳授業の直前に足を捻った自分の運と軽口を叩く早乙女らの両方に腹が立つ。
「なになに、どうしたの?」
「うるさい」
嬉々として寄ってきた風香にビート板を投げつけて追い払う。
忌々しい。
涼しそうに泳ぎ回るクラスメイト達を見て千雨はため息をついた。
授業といっても殆ど遊びのようなものだ。
水泳部の大河内を始めとした運動派たちが整ったフォームですいすいと泳いでゆく。
浅いところでは長瀬が双子を、綾瀬と早乙女は宮崎をそれぞれ見守っている。
双子の片方はそれなりだが一方は息継ぎができず、宮崎に到ってはビート版と悪戦苦闘していた。
プールのあちこちで黄色い笑い声が上がっている。
「涼しそうだな畜生」
中学生離れした体型が多いクラスメイトに交じって水着姿を疲労するのに抵抗があった千雨だが、
実際に見学をしていれば暑くて堪らない。
恨めしげな千雨の目の前を神楽坂と委員長が猛スピードで横切った。
「あいつら、相変わらずだな……ん?」
ぼんやりと二人を見送った先で、何やら機械を背負った葉加瀬と話し込む茶々丸を見つけた。
思い立って近寄る。ちょうど葉加瀬が手を振りながら水中に沈むところで茶々丸の隣に立った。
水面を波立てながら遠のく葉加瀬を茶々丸は眩しそうに見送っている。
「よう、茶々丸さん」
「あ……こんにちは、千雨さん」
「……葉加瀬は何やってるんだ?」
「ジェット推進の水中への応用だそうです」
「泳がないのかよ」
3482/3:2007/10/09(火) 14:12:40 ID:19jRrRGJ
頭のいい奴の考えることはわからんと呟く千雨を、プールサイドに座り込んだ茶々丸が見上げる。
いつもと逆の位置関係が新鮮に思える。
「千雨さんも見学ですか?」
「ああ、足捻った。茶々丸さんは、やっぱり水はダメなのか?」
「いえ、防水は完璧なのですが………浮かないんです」
「は?」
思わず聞き返すと、茶々丸は淡々と繰り返した。
「ですから、私のボディは水に浮かないんです」
「ふぅん…いろいろあるんだな…」
授業中にも関わらず、プールでは殆どの面子が遊んでいる。
別に泳がなくてもいいんじゃないかとは思ったものの、
とりあえず頷きながら千雨はしゃがみ込もうとした。
けれど足首の痛みで動きを止める。
「っつ」
「大丈夫ですか?」
「ああ…」
今度はゆっくりと腰を下ろし、ちょこんと膝を抱えてプールを見ている茶々丸を眺め回した。
当然夏仕様の千雨とは対照的にジャージをきっちりと着込み、グリーンの長髪は腰で揺れている。
「暑そうな格好だな」
「すみません…髪は放熱用なので上げられないんです」
「ジャージだと、余計熱が篭らないか?」
疑問をぶつけると茶々丸はおろおろと視線を泳がせ、決まりが悪そうに俯いた。
変化のない表情だけれど、恥ずかしがっているように見えて千雨の心臓が跳ねる。
「あの、私はロボットですので……関節が……」
尻すぼみに消えてゆく声を聞きながら千雨は口元を綻ばせた。
つまり茶々丸は、水着姿になって自分のボディを見せるのが嫌だったのだ。
思えばプールのあったエヴァンジェリンの別荘でも彼女の水着姿を見たことはない。
気がついてしまうと俯く横顔はますます恥ずかしそうで、かわいらしく見えて仕方がなかった。
不意にプールを見ていた茶々丸の羨ましそうな目を思い出す。
3493/3:2007/10/09(火) 14:13:33 ID:19jRrRGJ
「よし、水着を買いに行こう」
「夏休みにどこかへ行くのですか?別荘も見せていただければ嬉しいのですが」
「何言ってるんだ。私のじゃなくて茶々丸さんのだよ」
「え」
千雨の言葉を聞くと茶々丸はぱちくりと瞬きをして固まった。
呆れた千雨がついたため息を合図に、動き出しておろおろと両手を振る。
「いえ、ですから……」
「どうせ別荘でしか着ないんだ。足だけ浸かれりゃ十分だろ?
腰にパレオでも巻けば足は見えないし日除けの上着だったら長袖で水着に合うデザインのくらいある。いいな?」
腕組みをして言いきった千雨が横目で見ると、あっけに取られたような無表情を浮べていた茶々丸が嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうございます……千雨さん」
「別に……今週末でいいな?」
「はい」
笑顔を直視してしまった千雨は慌てて目を逸らすが、顔が赤くなったのだけは隠せない。
プールの向こうで葉加瀬が笑っている気がした。気のせいにしておく。
水飛沫と歓声は途切れない。
週末は楽しくなりそうだ。
350名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 14:15:57 ID:19jRrRGJ
以上です。
季節外れ&お目汚し失礼。


ゼンマイでえっちにゃことをさせるには続きが出ていない今だろうか。

351名無しさん@秘密の花園:2007/10/09(火) 21:06:09 ID:VU3LEJcx
おろおろ茶々丸はやっぱかわいいなw
自己主張しない茶々丸とツンデレお節介のちうっていい組み合わせだ
352名無しさん@秘密の花園:2007/10/11(木) 03:06:03 ID:1UshZ3lJ
リク!!
真名刹キボン!!
真名がじっくり刹那をイジメルのがいい。
もちろんエロで!!
353名無しさん@秘密の花園:2007/10/11(木) 09:46:54 ID:+CDQomL1
真名刹もいいが、誰か真名アキを……!
354名無しさん@秘密の花園:2007/10/11(木) 16:34:41 ID:DmU3lS1x
ザジちうスレでも最近は真名アキ見かけないな
355名無しさん@秘密の花園:2007/10/11(木) 22:50:35 ID:Ujl6iNkG
魔力がなくても契約発動すればネギの魔力を伝える媒体として
ゼンマイに魔力を込められるのではないかと妄想してみた。
今週のマガジンより、千雨の「覚えてろ」発言を受けてちう茶々です。
356しかえし 1/4:2007/10/11(木) 22:51:34 ID:Ujl6iNkG
「覚えてろあのボケロボ……!」
木の根に腰掛けた千雨は低く呟いた。
茶々丸に助けられて数時間後、陽も落ちんとする頃でネギと茶々丸は少し離れたところで野営の準備をしていた。
ジャングルに飛ばされてから緊張のし通しだった千雨は暫しの休息を味わった。
ややどす黒い決意と共に。
一日行動を共にして茶々丸がネギについた判断は正しいと感じた。
もしもネギ一人だったら生徒を心配するあまり身を削り、自滅していただろう。
ただし、一度は見捨てられたことを許したわけではない。
復習というと大袈裟だが仕返しのひとつもして気を晴らしたい。
『千雨様ごめんなさいもう致しません』と一度言わせてやろう。
「千雨さん」
「!」
不意にかけられた優しいアルトに千雨は顔を上げた。
「夕食の準備ができましたよ」
「ああ……わかった」
どんな仕返しをしようか考えながら千雨は立ちあがる。
そんな千雨の気を知らない茶々丸はうっすらと微笑んでいた。


357しかえし 2/4:2007/10/11(木) 22:52:17 ID:Ujl6iNkG


しかし、方法を考えるのがそもそも一苦労だった。
普段ならばいざ知らず、この状況下で安全且つ確実に茶々丸を嵌めるのは難しい。
結局夕食が済んでもいい方法は浮かばない。
「そうだ、茶々丸さん。ゼンマイ巻きましょうか?」
そろそろ休もうとしていた千雨はネギの言葉に身を起こした。
すると茶々丸と目が合い、途端に逸らされる。
あまりに不審な行動に千雨も思わず首をひねった。
「あ、あのネギ先生……あの…」
茶々丸の視線がネギと千雨の間をおろおろと行き来する。
直感的にこれは何かあると踏んだ千雨の目がキラリと光った。
本日一番の素早さで立ちあがると茶々丸の元まで歩き、腕を取る。
「先生、ちょっと茶々丸さんを借ります」
「あ、はい……」
頭の上にクエスチョンマークを浮べるネギから少し離れたところで立ち止まる。
「あの……千雨さん……?」
こちらもクエスチョンマークを浮べる茶々丸に向き直る。
どうにも落ちつかない態度に千雨はため息をついた。
「話しづらいことなんだろ。ここなら先生には聞こえない」
「あ……」
ぱちくりと瞬きする茶々丸を見て千雨は再びため息をつく。
全く、変なところばかりが人間らしい。
358しかえし 3/4:2007/10/11(木) 22:53:11 ID:Ujl6iNkG

「で、ゼンマイってなんなんだ?」
何気なく聞くと、途端に茶々丸が慌て出す。
表情から察するに、人間ならば顔を赤らめて恥ずかしがっているところだ。
「あの………私は動力の関係で日に一度、魔力を込めてゼンマイを巻いてもらわなくてはならないのですが…魔力充填の儀式なので……その、き……」
「き?」
「気持ちいいん……です……」
それなんてエロゲ!と胸のうちで叫んだ千雨は頭を抱えた。
確かに、これで先ほどからの頻りに恥ずかしがっているような態度も腑に落ちるが。
しばらくうめいていた千雨であったが、ふとひとつの思考に思い至った。
曰く、これを利用して仕返しができないかと。
木乃香やのどかのように魔法の練習をしていたわけでもない千雨に魔法は使えない。
しかし魔力を込めるだけだったら。
あらかじめ聞いてあった無け無しの魔法、特に仮契約に関する知識を掘り起こす。
魔力だけなら、契約発動でなんとかなるかもしれない。
黒い微笑みが千雨の顔をよぎった。
「もしかしたら、私が巻いてもなんとかなるかもしれない」
「え?」
不自然なまでににこりと千雨は茶々丸に笑いかける。
「ちょっとだけ私に任せてみてくれ」


359しかえし 4/4:2007/10/11(木) 22:53:44 ID:Ujl6iNkG

なんだか妙にネジ巻きに執着していたネギを言いくるめ、千雨はゼンマイを手に茶々丸の前に立った。
ネギには適当なことを言ってやや離れた場所で火の番をさせている。
「じゃ、とりあえず座ってくれ」
「はい」
言われるままに茶々丸はその場に腰を下ろす。
どこまでも従順な態度に罪悪感をくすぐられるがすぐに考え直した。
千雨もその場に膝を付き、正座をする茶々丸と目線を合わせた。
「…そういう考えが足りないというか、いかにもAIらしいところが、その、かわいいとも思うんだけどさ」
言い訳をするようににぼそぼそと言うと、千雨は反応を返される前に腕を茶々丸の首に回した。
契約発動がなされ、千雨の体に魔力が流れ込んでくる。
そっと茶々丸の頭部に触れると、手に持ったゼンマイを穴に宛がった。
そして口元をにやりと歪ませ、小首をかしげる茶々丸を至近距離で見つめる。
「ちょっとは人を疑うってことを覚えた方がいいぜ……茶々丸さん」
「ち、千雨さん……?」
一瞬だけ、血の通うくちびるが人口スキンの柔らかな額に触れた。


カチリ。

360名無しさん@秘密の花園:2007/10/11(木) 22:55:42 ID:Ujl6iNkG
以上、妄想の産物でした。
続きはひたすらエロになりそうなので未定。
リクがあれば考えます。
どろん。
361名無しさん@秘密の花園:2007/10/12(金) 08:26:08 ID:6f6GduaU
わっふるわっふる
362名無しさん@秘密の花園:2007/10/13(土) 10:57:46 ID:38w1PkQC
素晴らしくGJ!
続き期待!
363名無しさん@秘密の花園:2007/10/15(月) 22:25:45 ID:pHbIyP7n
ちう茶々続き投下します。
思ったほどエロくならなかったので期待はしないでください。
364しかえし2 1/4:2007/10/15(月) 22:26:59 ID:pHbIyP7n


カチリ。


小さな音を立ててゼンマイが入ると同時に茶々丸の体がぴくりと跳ねた。
「ふあっ……」
唇からこぼれた甘い声は、どちらかというとぼんやりとした印象のある日頃の茶々丸からは想像ができない程艶やかさを帯びていて千雨を驚かせた。
「出せるんだな…こんな声も…」
呟くと茶々丸が小さく首を振った。
とろりとした目が至近距離で千雨を見つめる。
「千雨さん……魔力は、もっと弱く…」
けれど千雨は両腕で首を固定してにやりと笑んだ。
いつもと違う様子に茶々丸は戸惑う。
「千雨さん…?」
「悪いね、魔力の扱いには慣れちゃいないんだ」
キリ…とゼンマイが回転させられる。
同時に大きな魔力が流れ込み、言い様のない感覚が背筋を走る。
全身から急速に力が抜けてゆく。
「やっ……もっと弱く……」
「駄目だ」
潤んだ瞳で懇願されるけれど千雨は意地悪く微笑むばかり。
頭の後ろでゼンマイが巻かれるたびに体がふるりと震える。
365しかえし2 2/4:2007/10/15(月) 22:27:39 ID:pHbIyP7n
「……気持ちよさそうだな」
千雨は小さく呟くと気紛れにゼンマイの根元を指でなぞる。
冷たい無機物の感触で自分の体が思うより熱を持っていることに気付く。
何気ないその動きにも感じたのか茶々丸が首を竦めた。
はじめて見る表情に千雨の胸も高鳴る。
「巻かなくても気持ちいいのか?」
「違います……っあ…」
「うそつけ」
揶揄すると首を振って否定されたけれど、指先を滑らせるたびに確実に小さな声がこぼれる。
体はかわいそうなくらいに震え、時折小さく跳ねる。
声を抑えようと動いた茶々丸の手を千雨は押し留めた。
「あ、いやっ……」
「声くらい聞かせろよ」
「だめ……千雨さん……」
けれど千雨は手を休めない。
それどころかそろそろとゼンマイを握り、何の前触れもなくキリキリと巻いた。
不意を打たれた茶々丸の背が大きく撓る。
真っ赤に上気した頬を水滴が伝った。
「っああぁ、そんなに巻いてはっ…やっ、やめて、ひゃ……」
泣きながら止められるけれど従おうとは思えない。
茶々丸の従順な態度はどうにも千雨の嗜虐心をくすぐって止まない。
元より意地の悪いことを言うのは愛情表現のひとつであるし今は恨みもある。
口元を歪ませ、千雨は囁いた。
366しかえし2 3/4:2007/10/15(月) 22:28:16 ID:pHbIyP7n
「ネギ先生にもこうやって巻いてもらったのか?気持ちいいって善がって?」
「ち、違……」
「じゃあどうやって?」
「い、言えません……」
「ふぅん、言えないようなことなのか?」
わざと鼻で笑うように言って千雨は露出した茶々丸の肩を舐める。
上目遣いに見上げると子犬のような瞳を見つけた。
「服もこんなに破れて……私を放って何やってたんだろうな、茶々丸さん?」
「これは、魔獣に襲われたときに……戦って……」
その言葉に昼間のエロピンチを思いだし、千雨は不機嫌そうに眉根を寄せた。
はっと茶々丸が目を見開く。
けれどゼンマイを巻かれてすぐに表情が弛緩する。
以前とは違う滑らかなボディを確かめるように千雨は何度も唇を寄せた。
「……まるっきり人間みたいだな。先生に見られたか?」
「あ……少しだけ、です……」
「先生困ってただろ?」
「しらな、知りません……」
「すぐ隠したか?」
「いえ…」
「隠せよ」
「だって……熱が…」
「だってじゃない」
「んあっ……」
「……本当に……なにやってるんだよっ……」
不意に千雨の手がゼンマイから離れる。
両腕が力なく垂れ下がり、俯いた頭が不規則に震え出す。
367しかえし2 4/4:2007/10/15(月) 22:29:08 ID:pHbIyP7n
「千雨さん……」
「そりゃ先生のことはほっとけないけど……」
千雨の言葉が途切れた。
自分の立場が中途半端なのはわかっていた。
見て見ぬ振りはできないけれど神楽坂や宮崎らのように全霊を懸けて関わり抜く決意もない。
それでもネギが、茶々丸がいるからついてきたというのに。
「ちくしょ……死ぬかと思っ……」
たった一人で誰にも知られず死ぬのかと。
蘇る恐怖でカタカタと震える。
拭っても拭っても涙が溢れた。
「ごめんなさい」
ふわりと腕が回される。
自然と茶々丸に体を預ける形になった。
声が耳元で優しく響く。
こころなしかいつもよりボディが熱を帯びている気がする。
「心細い思いをさせてしまって…本当にごめんなさい」
ぎゅっと腕に力が篭る。
ギミックの動く音。
モーターの振動。
発熱。
ああ。
「いいよ……私も悪かった」
そっと体を離し、茶々丸の頬に伝った雫を舐め取ろうとした。
けれど少し考えて手で拭い、改めてくちづける。
「でも今日の茶々丸さんは可愛かったよ」
「え……そそそそんなことは」
「是非ともまた巻かせてもらおうかな」
「千雨さん!」
うろたえる茶々丸の髪を撫で、千雨は声を立てて笑った。

  END
368名無しさん@秘密の花園:2007/10/15(月) 22:31:54 ID:pHbIyP7n
以上です。
続きで下克上茶々丸も書きたかったが、
自分が書くと妙に乙女になってしまうので叶わずじまい。

誰か書いて下さる方はいませんか?
369名無しさん@秘密の花園:2007/10/16(火) 18:40:32 ID:i+XOXNrX
GJ!!
ヤバいヤバい死ぬかと思ったww
370名無しさん@秘密の花園:2007/10/18(木) 23:28:52 ID:2bMeDk+y
ちうちゃちゃもうげー萌えたwww.
ちょっと意外。予想外。

でもやっぱひそかに刹那総受けを待っているオレ。
四天王家紋。
371名無しさん@秘密の花園:2007/10/20(土) 09:16:49 ID:aIGCnxaa
>>370
まさか待ってくれていたとは…さてはお前も刹那好きだな?

真名「さて…どう料理してくれよう」
刹那「りょ…っ!?な、何する気だ!く、くそ!解けろ…っ」
真名「ああ、解こうとしても無駄だぞ。特別に強化されたロープだからな」
刹那「くっ!な、ならせめてこの縛り方をどうにかしてくれ!」
真名「ん?何故だ?似合ってるぞ」
刹那「嬉しくない!!第一お前は縛るキャラじゃないだろう!?」
真名「いいじゃないか…あと本質的には間違っていない」
刹那「縛りキャラは楓だけで十分だ!!」
真名「なるほど。間に合ってます、と?」
刹那「その言い方はやめろ…まるで私がいつも望んで縛られてるみたいだ…」
真名「その割に縛られたときの感じ方は異じょ
刹那「わーーーーーーーっ!!何だお前は!!見たのか!?見てたのか!?」
真名「刹那のことなら何でも知ってるぞ」
刹那「…いつか捕まればいいのに」
真名「そんなヘマはしないさ」
刹那(捕まるようなことをしてるっていうのは否定しないのか…っ)
372名無しさん@秘密の花園:2007/10/20(土) 09:17:43 ID:aIGCnxaa
真名「ふぅ…もういいか?いい加減辛抱できないぞ」
刹那「!!!だ、だから駄目だって!こ、こんなので…なんて…」
真名「それが嫌なのか?なら他にも色々道具もある」
刹那「……!!(あ、あれ見たことある…確か楓が…次の日腰が立たなくなった曰くつきの…!)」
真名「ん?何だ、これがいいのか?」
刹那「!!!????違っ…!!??」
真名「やれやれ、やっぱりもの好きだな。こんな上級者向けのものを…」
刹那(か、楓〜〜!!やっぱり半端ないものなんじゃないかっ…あの時は初心者でも安心とか言ってたくせに…っ!)
真名「よし」
刹那「はっ!?ちょっ…!!それはやめっ…!?」
真名「む…もう少しここはこうか…扱いが難しいな」
刹那「だ、だからそれはっ…それだけは駄目ッ……あっ、ひっ…ひああっ!!」
真名「おお、できたできた。どうだ刹那?いいだろ?」
刹那「ひゃ、あ…だから…んっ!駄目…って…ぅあ!う、うごっ…駄目…っ」
真名「もう動かすか?」
刹那「あ、あ、あ、そんっ…らめ…ふぅんっ…」
真名「そんなに気に入ったのか?ならもう一つくらいレベルを上げてみようか」
刹那(もう…好きに…)


順調に調教中
龍せつのエロを書こうとして失敗したorz
373名無しさん@秘密の花園:2007/10/20(土) 09:34:38 ID:rIeuSqRG
うはうはだwwww
やっぱ、真名刹いいわwww
楓が相手だと本格調教風って感じだけど、真名が相手だと愛のある調教って感じだ。
このままいくとこまで行ってくれっwww
374名無しさん@秘密の花園:2007/10/20(土) 18:01:04 ID:dyr5L5lq
ああ……もう何も言う事はないっす、逝くとこまで逝ってくださいまし。
やっぱし四天王ズは良いなあ。作者氏ブラボーでした!








……贅沢過ぎると罵られてもいい、四天王の4Pモノっつーかせっちゃんが龍忍くーに愛(め)で倒されるのが読みt(ry
375名無しさん@秘密の花園:2007/10/20(土) 23:10:52 ID:rIeuSqRG
龍宮に官能を揺さぶられる愛撫と言葉攻め。
楓に、縛られる快感を教え込まれ、激しい刺激を覚えこまされる刹那。
イきそうでイけない快楽の中で、、、、、、
くーのおバカに付き合わされて雰囲気台無し。
でも、巧みに攻めてくる真名と楓に習ってくーも
徐々に刹那を的確な攻めで高ぶらせていく。
抗えない官能の渦の中で、刹那は次第に‥‥‥。

四天王の4Pってこんな感じか?
376名無しさん@秘密の花園:2007/10/21(日) 00:33:35 ID:O495GwY9
運動部の4Pを書いてみようと思ったら文を作るのって難しすぎた
攻→ゆーな、まき絵
受→亜子
リバ→アキラ
で考えてたらキャラが動かないorz


誰か後は頼んだ!!
377名無しさん@秘密の花園:2007/10/21(日) 02:51:04 ID:jI01fpoK
3人はいいが4人は動かし辛いな
攻→ゆーな、まき絵、アキラ
受→亜子

めんどくさいからこうすればいいんでない?
誰かに焦点絞ると多少マシになるかも
378名無しさん@秘密の花園:2007/10/21(日) 16:36:31 ID:1VsydF1/
アキラ抜けばかなり書きやすそう…
379名無しさん@秘密の花園:2007/10/21(日) 16:38:14 ID:rI6uM19b
アキラは市原悦子ポジションで
380名無しさん@秘密の花園:2007/10/24(水) 18:02:30 ID:fql8Ynqu
もぅいっそゆー×亜子で!
381名無しさん@秘密の花園:2007/10/24(水) 18:13:00 ID:vfW8HpQu
ゆー×亜子もいいけど、
ゆー×まきもありだろ!
382名無しさん@秘密の花園:2007/10/25(木) 22:32:40 ID:LDKHpNAv
くー(無邪気攻め)×楓(・・・誘い受け?)
子供とお母さんみたいだけど・・・誰か書いてくれるのを待ってます。
383名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:31:58 ID:8aRNceTq
ゆー×亜子で長編です。
気長に楽しんでもらえれば…
384名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:34:18 ID:8aRNceTq
>>383
屋上で一人の女の子が11月には寒いであろう薄着で座り込んでいた。その手には指輪を握りしめ必死に恋人の名を呼ぶ。思い出のたくさん詰まったこの場所は今はただ、亜子にコンクリートの冷たさを教えるだけだった。

―いつからだったやろ。
1人の親友ばかりを見つめるようになったんわ…それがこないなことになるやなんてなぁ。やっぱり不毛な恋やったんや。


「亜子ー、まき絵ー!ぅおはよー」
いつものように明石裕奈が元気いっぱい亜子とまき絵の部屋に入ってきた。
「んー…まだはやいよぉ」目覚ましを手にしながらまき絵が答える。
「いーぢゃん。おっ、亜子はまだ目も開けてないし」裕奈は亜子の布団に入り、またがってくすぐりを開始しようとしたとき、ふいに亜子が目を覚ました。
「ゆっ、ゆーなのアホー!」
「にゃー」
顔を真っ赤にした亜子のアッパーをもらった裕奈は亜子と代わって布団に沈みこむこととなった。

「ぅー、酷いよ亜子。朝から過激な…」
あごをさすりながら裕奈がぼやく。
「なっ」
(ゆーなのほうが過激やん。もう少しでほんまに我慢きかんとこやった…)
学校までの道を裕奈と2人で歩く。
まき絵はアキラの委員の仕事に付き合って先にでた。「亜子は朝苦手だもんねー」
苦笑しながら裕奈が話す。(それだけぢゃないんやけどな…)

いつからだろう。裕奈の顔をまともに見られなくなったのは。恥ずかしさが込みあげて、気付けば裕奈から顔をそらしていた。
(不毛な恋や…)
385名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:36:30 ID:8aRNceTq
>>384
休み時間、朝倉達と楽しそうに話す裕奈ばかりを見ていた。誰にでも気さくに見せる笑顔。決して自分にだけ特別なものではない。
胸の奥がチクりと痛んだ。

私も裕奈も部活があったので、次に会ったのは寮の廊下だった。

「亜子、今日は満月だよー」
にこにこしながら裕奈が近付いてきた。お風呂あがりなのかシャンプーの香りが鼻をくすぐった。
「アキラが部活の話しで今日は違う部屋に泊まるし、まき絵は合宿行っちゃったから亜子とまってよー
「うっうちでいいの?」
うんと裕奈はとびきりの笑顔で答えた。
(たっ棚からぼたもちやん!)

2人はお菓子が乗ったテーブルを囲んでたわいない話をした。
386名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:38:10 ID:8aRNceTq
>>385
「あっ、お湯切れてもーた。うち沸かしてくるわ」
亜子が台所へ行くと、可愛いらしい絵柄のペアのコップが目にはいった。
住人2人が仲良く使っているものだろう。亜子はそのうちの一つを手に取り眺めた。赤色をモチーフにしてあったので裕奈のだろうと推測をつけて。
シューという音でハッと我にかえり、ポットを持って裕奈のいる部屋に戻った。「ゆーなお待たせ。…はれ寝とる」
そこには座布団を枕がわりに仰向けに眠る裕奈がいた(きれーな顔やな…)
亜子は自然に顔を近付け軽く唇に触れた。
ほんの一瞬お互いの唇が重なっただけのもの。―だったのだが…
「むぐぅ?」
いきなり頭をつかまれ、押さえつけられる形になり、必然的に深いキスとなる。しばらくして離れると、顔を真っ赤にしている亜子とは対照的に裕奈が冷めた目で亜子を見つめる。
387名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:39:41 ID:8aRNceTq
>>386
「はわわ、ゆっゆーななにするん!」
「なにかしてきたのは亜子ぢゃん」
図星をつかれてるだけに言い返せない亜子。いつもとは違う表情の裕奈に少なからず動揺していた。
「亜子がしてきたからお返ししただけだし…」
そこまで言って裕奈は亜子を押し倒した。
「そんなに私に触りたいんだったら襲ってあげるから」
「なっなに言ってるんゆーなぁ」
亜子の手を片手で頭の上に押さえつけ、すばやく服をまくしあげる。
首筋に唇をはわせ、軽く吸い付く。
(怖い。こんなのゆーなやない。いつものゆーな助けて)
しばらくすると、自分のしたにいる亜子が泣いていることに気付き、裕奈は優しく亜子の頬に口づけた。
「ふぇ、ゆーな?」
「ごめんやり過ぎた」
そこにはいつもの優しい表情を浮かべる裕奈がいた。亜子は裕奈に思いっきり抱き着くと自分の気持ちを素直に伝えた。
「うちはゆーなが好きや」「うん…」
388名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:40:40 ID:8aRNceTq
>>387
裕奈にとっても亜子は親友という枠を通り越した存在だった。
だが、自分達は同性であり亜子の将来を考えてけして表にだすことはなかった。(だからさっきも嫌われようとあんな行動にでたのになぁ)
裕奈は亜子を抱きしめて一言一言ゆっくりと呟いた。「私と一緒になるってことはつらいことかもしれないよ」
「うん」
「人になんて言われるかしれたもんぢゃないんだよ」「うん」
ぎゅ
「それでもうちがゆーなを好きなことには変わらへんもん」

―ああそーか、そーだよね。私もこの気持ちを無くすことは無理だねぇ―

「私…も…亜子が大好き」
震える声でやっと言えた。立場が打って変わって、私が亜子の胸で泣く番だった。
その夜同じ布団のなかで裕奈と眠りに着いた。



今思えば、この時から歯車は少しずつ狂いはじめたんやろか。。。
389名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:41:44 ID:hS/7bIhp
乙。
萌えたけどおもしろくはなかったです
390名無しさん@秘密の花園:2007/10/28(日) 07:21:18 ID:9MQryRVa
>>389
とりあえず消えれw
391名無しさん@秘密の花園:2007/10/28(日) 09:05:18 ID:mfok5RLq
すっげえ面白かったよ!続き期待!!
392名無しさん@秘密の花園:2007/10/29(月) 12:17:37 ID:o22wdHbQ
実写のネギま、一週間遅れて放送する地方です。
ナイター中継で30分繰り下げで録画失敗...コノセツのチュウが見れなかった
393名無しさん@秘密の花園:2007/10/29(月) 18:17:38 ID:pmGrMy6u
消えちまう前にニコニコへ行け。まだあるかどうかはわからんが。すぐ消されちまうからなぁ。
394名無しさん@秘密の花園:2007/10/29(月) 21:25:31 ID:o22wdHbQ
>>393さん質問です。ニコニコって何ですか?申し訳ありません教えてください。携帯から見れるでしょうか?
かなり楽しみにしてたのに凹む
395名無しさん@秘密の花園:2007/10/29(月) 23:43:54 ID:WF31g/+a
ニコニコ動画ってぐぐってみろや。
モバイルあるらしいけど,使ったことないんでわからん。
ちなみに温情でURL張ってやる。
後は自力で頑張れ。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1372017
396名無しさん@秘密の花園:2007/11/02(金) 15:57:17 ID:aWtlLAg6
>>388
GJ! (*´∀`)b
397名無しさん@秘密の花園:2007/11/02(金) 20:28:06 ID:bWrt+QHq
過疎ってるうちに質問。
別スレで百合話書いてる者ですが、今月21日用のネタの1つが18禁全開なんで、
当日はこちらに投下させてもらってもよろしいでしょうかね?
398名無しさん@秘密の花園:2007/11/02(金) 20:37:34 ID:4JWSoq1W
>>397
まず、
>別スレで百合話書いてる
kwsk
399397:2007/11/02(金) 21:23:12 ID:bWrt+QHq
マロンの百合スレなんで18禁はアウトなものでしてw

カプは11/21という日付で察して下さい><
400名無しさん@秘密の花園:2007/11/03(土) 08:00:05 ID:w2wSnocv
ttp://zammel.kir.jp/lesles/siokara.php?res=37457
まあ何が何だか最早もうよく訳が分からないですけれど取り敢えず貼っておきますね
401名無しさん@秘密の花園:2007/11/03(土) 11:09:47 ID:m2m23KoN
ゆー×亜子のあの人っしょ。
わざわざ断る必要あるの?勝手に投下すればいいのに。
402名無しさん@秘密の花園:2007/11/03(土) 14:12:39 ID:/BlTSPxA
>>400
2次元に異常に燃えてしまった。
アニメ化求む!!
403名無しさん@秘密の花園:2007/11/05(月) 01:47:01 ID:ok6cj5Bl
>>401
そう言ってもらえると助かります
404名無しさん@秘密の花園:2007/11/06(火) 20:31:44 ID:Ne9s+xr0
>>388
続きです。



目が覚めると、自分の腕が軽くなっていることに気付いた。
「亜子…?」
軽く目をこすり台所へ向かうと、エプロン姿でこちらを向いてはにかむ亜子と目があった。
「おはようゆーな。たまごやきは甘いのでえーよね」「えっ、あっうん」
いつも通りの亜子の態度に昨日のことは夢じゃないかなとも思っていたが、それは次の瞬間撤回された。
「!!んっ」
亜子の顔が近づいたと思ったら、唇を奪われた。
「うちはゆーなを離さへんからね」
顔を真っ赤にしながら宣言してきた亜子をかわいく感じてぎゅーと抱きしめた。(はぁー、私の理性はいつまでもつだろ)


「ただいまー」
がっちゃーん!!

「あっ、亜子来てたんだ。どうしたのゆーな…??」「あっ、あははいきなり床にダイブしたくなった」
「お帰りアキラ」
おもいっきり鼻を打ち付けた私を置いて、2人は朝ごはんの用意を進める。
これは前途多難な恋だにゃ…
405名無しさん@秘密の花園:2007/11/06(火) 20:32:59 ID:Ne9s+xr0
>>404

その日の夜まき絵が帰ってきたので、うちら4人で鍋を囲むことになった。まだ鍋をするには温かいけどゆーながうれしそうやからまぁいいわ。
「亜子ー、お肉とってー」「まき絵は野菜食べないから胸に栄養がいかないんだよ」
「むー、ゆーなのばかー」「あっ、こら」
まき絵はゆーなの胸を後ろからわしづかみし、お返しとばかりにゆーなもまき絵のささやかな胸を掴む。
「なにもご飯の時まで暴れなくても、ねー亜子。亜子?」
「ふぇ、そっそやね」
(ゆーなのアホ…)
心の中で悪態をついてしまった。
正直いつも見慣れてるはずの2人のじゃれあいを嫉妬してしまうほど、自分は心の狭い奴だったのかと悲しくなる。


この時はまだそんな風に思っていたがあれは女の勘とでもいうものだったのかもしれない。
406名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 21:53:40 ID:wQ6mDy1y
今週のアキラは絶対亜子になんかHなことしてたよ
ずっと亜子を見る顔が赤くなってたし
407名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 22:01:17 ID:nwTXuBrP
>>406
俺もそれずっと気になってたw
アキラ見せ場のシーンも、「私の亜子に触れるな」と言ってるようにしか見えなくなっていた
408名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 00:49:56 ID:1mumss1w
どうみても百合発言です。本当にありがとうございました。



俺はゆーあこ派だがなw
409名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 11:00:57 ID:ahsUTfI/
以前は釘×亜子も片鱗はあったなぁ
410名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 16:10:54 ID:99XuQqbl
亜子は百合磁石?
411名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 17:39:15 ID:qUxkDgst
せつあこも地味に人気あるしな
意外と百合に向いてるのかもしれん
412名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 20:12:18 ID:NDToLSgs
SSマダー?(・∀・ )っ/凵 チンチン
413名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 21:41:24 ID:YdyPU4VV
アキ亜子かわいいなぁって思ってたんだけどよく考えたらセラムンのまこ亜美っぽいわ
アキラは怪力・ポニテ・長身でなんかまこちゃんに似てる
亜子も共通点はショートカットってぐらいだけどふいんk(ry似てるよね
あーどっちもかわいいわー
414名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 21:48:45 ID:ZvjOSYxq
>>405
続きです。


まき絵の執拗なゆーなへのおさわりも終わった頃はもうすっかり遅い時間になっとった。
「そろそろお開きにしよっか」
アキラが言い、皆せっせと片付けにはいる。
私が部屋に戻ろうとまき絵に話しかけようとすると…「ねっ、今日はこっちに泊まっていー?」
「なにゆうてんねん、まき絵…」
「えーっ、だって亜子は昨日泊まったんでしょ?私もたまには違う部屋に泊まりたいよー」
駄々っ子みたいに言い続けるまき絵にとうとうゆーなとアキラが折れた。
「…んー別にいいけど散らかさないこと」
「ゆーな大好きー」
ぴょんと飛んでゆーなに抱きつくまき絵。
なんだかその場にいられなくなった。
「…うちは部屋に戻るわ。宿題終わらせんといかんしな」
自分でも悲しいくらいの言い訳をしてその場をさる。「えっ、ねぇ亜子!」
ゆーなの声が聞こえたがダッシュで部屋に戻った。
415名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 21:51:46 ID:ZvjOSYxq
>>414

うっ…ぐす…
部屋ではわけもわからず涙がでてきた。
自分がよくわからない。
なんで2人のあのくらいのじゃれあいを見ただけでこんなに涙があふれてくるのだろう…


ふわっ
「私のいないとこで泣くのはだーめ」
気がつくとゆーなの腕に包まれていた。
「な…んでここいるん」
「亜子に会いたかったから」
笑顔で答えるゆーなにドキリとしてしまう。

そーいえばゆーなは……誰よりも落ち込んでいる人への気配りが上手やったわ。いつもは悪ふざけばっかしとるのになぁ…
416名無しさん@秘密の花園:2007/11/08(木) 21:52:29 ID:ZvjOSYxq
>>415


「まき絵が待っとるんちゃうん?はよ戻り」
かわいくない言い方をしてしまう自分に嫌気がする。「へ?まき絵は違う部屋に泊まりたいだけでしょ?」(あっ、あのまき絵ならその可能性もあるけど…)

「私が亜子といたいんだもん」
クスッと笑ってゆーなが頬にキスをした。
それから15分程後ろから抱きしめられた形のままでいた。
私はゆーなの首に自分の頭を傾けるようにして、そのままうとうとと眠りについてしまった。
「………ゆーな大好き」

寝てしまった亜子からそんな声が聞こえ思わず笑がこぼれた。

かわいい。

素直にそう感じてしまう。
「―――には渡さないから」
ふいにゆーなのそんな声が聞こえた。なんのことを言ったのかな?とも思ったけど、睡魔には勝てんかった。



ゆーなは誰よりも人の感情を読み取るのがうまかったから、この時にはすでにうちらにくる二つの嵐に気付いとったのかもな。
417名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 00:02:50 ID:Amip0SL+
乙です
これはいい展開…
418名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 00:25:13 ID:zX4JCQt9
乙なんだけど、自分はここから先の展開は見たくないかも・・・。
昼ドラ展開は誰か一人は泣きを見るからね(´・ω・`)
419名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 01:07:03 ID:o0INQyF4
もしここから先の展開に修羅場があるようなら
注意書き頼む
420名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 01:38:30 ID:ett2QOUh
>>419

軽くでも修羅場にはどうしても入ってしまうと思います。
???→ゆーな×亜子←???
が主な関係図で動いていく予定です。
未熟なものでキャラ心理の部分がわかりにくいものもあるかもしれませんが、温かく見守ってもらえると幸いです。
421名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 05:57:13 ID:zX4JCQt9
あまりこちらが言えた事じゃないけど、トラブル回避の為にロダに上げてワンクッション挟んでくれると助かる。

某スレ御用達のここなら一週間くらい持つよ
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/

修羅場苦手だから感想はつけられないけど応援はするよ。頑張れ!
422名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 21:52:07 ID:gSTZMmwB
てst
423名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 23:54:10 ID:GKqbmZT7
楓姉ぇオメデト(‘∀‘)w
とフライングってみる。
424名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:33:30 ID:IIZOAkEy
>>416続きです

ただ…ほんとに最初は見ているだけでよかった。
そして友達として側にいれるようになった。
ちっちゃくて可愛いくて、怖がりなのにしっかりしてて…。。。私は恋心を持ってしまった。

いつも亜子を見てたから気付いてしまった。

彼女を見つめるもう一つの視線。

不思議な敵対心を持ちながら何事もなく過ごした。

そして亜子に告白された。
私は絶対離さない。

「こうやって私の腕の中にずっと閉じ込められたらいいのに」

すやすや眠る彼女にそっと呟いた。
425名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:54:31 ID:UdbY28oj
>>424
切れ目がわかりにくいがwktkして待ってる。

別話だけど,また四天王の刹那総受けシリーズ落としてくんねかな?
秘かに待ち望んでいるゾナモシ。
ああ,出番ないけど好きだよ。可愛いよ刹那(*´д`*)
426名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 19:05:27 ID:zHXpJaW0
>>425
すまん、どうにも燃料不足でな…
せっちゃん分が足りなくて死にそうなんだ。
楓姉とでも一緒にいてくれたらすぐさま妄想爆t…いかん止まらなくなったww
ちょっと学祭編の二人でも見て萌えてくるわ
427名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 21:46:57 ID:2fLQlXnU
おぉ!!いい傾向だ!!
おれは「ほ○の○て」の忍刹に遭遇して (´Д`;)/ヽァ/ヽァしてたゾ。
ttp://hoshinohate.com/gallery_illust.htm
428名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 21:48:26 ID:2fLQlXnU
連投すまん。
>>426
俺,このせつ百合板で駄SS落としてる。
刹那分の補給になったらいいなぁ。
429名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:11:40 ID:Noa+8kVC
隊長ktkr!!!!ということで久々に興奮しているw

ドネ(ry「よかった…ゲ(ry←興味がない+あまり覚えていないので割愛」
龍宮「刹那は何処だ?」
ド(ry「詳しいことは後で説明します。とりあえずこちらへ」
龍宮「それより刹那は!刹那は何処だ!私の刹那は!?」
(ry「だから詳しく話すからこっちに」
龍宮「話など聞いていられるか!!今この瞬間にもどんな屈辱を受けているか…すぐに刹那を探しに行く!!」
(ry「……(あの子も苦労してるのね…)」

刹那が心配でしょうがない隊長萌え!!!
あのポーカーフェイスで必死に隠していたんだそうに違いないいやそうだ
龍にんがブームだろうが何だろうが知ったことか!


>>428
おお、あの人か。見てるぞ
だがすまん、自分はマイナーCP萌えなんだorz
このせつはガチすぎてどうもな…嫌いじゃないんだが

しかし百合好きでありながら詠せつに激しく萌えてしまった!
いつかエヴァせつも書きたいと思ってる
430名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:38:56 ID:3rax2P+U
今週ネタか‥‥orz まだ読んでないヨ。
ああっ(*´д`*)キニナル!!

オイラあんたのネタ好き。
駄このせつSS書いてるけど,龍刹もエヴァ刹も,にん刹もすき。
今龍刹の多いこのせつ書いてるんだけど,どっちに落とそうか迷ってる。
あんたみたいな面白いネタかけるようになりたいぜ!!

激しく真名萌え(*´Д`)だいすきー!Good Job!
431名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 14:18:59 ID:6A5HRU5c
>>424

続きです。



いつものように4人で屋上でお昼をとった。
ゆーなはほんとにおいしそうに食べるから見ているこっちまで嬉しくなってくる。
「ノド渇いたしジュース買ってくる。みんな何がいい?」
「アキラ私も行くよ。亜子はリンゴジュースでまき絵はポカリだよね?」
「うん」「ほな頼むわ」

ゆーなとアキラがさった後まき絵が真正面に移動してきた。最初何を言うでもなくご飯を食べていたが、不意にうちの顔を澄んだ瞳がとらえた。
「亜子はさゆーなと付き合ってるの?」
うちは口に運ぼうとしてたウィンナーをボトリと落としてしまった。
「な、なんで?」
平静を装ったつもりだったが、声の震えは伝わってしまっただろう。
「うーん、勘かな」
「………」
しばしの沈黙の後まき絵が告げた。
「私もゆーなが好き。亜子には負けないよ」
新体操の時のような真っすぐな目をしていた。
432名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 19:43:22 ID:srF7HCIE
>>431

なんと!まき絵もゆーなに好意を持っていたとは…(´Д`*)
433名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 20:33:48 ID:R6CKmfEo
せっちゃんは楓姉と飛ばされていて欲しい妄想。

楓「おお、刹那!綺麗な水辺があるでござるよ!」
刹那「助かった。とりあえず水の確保を…って何してる!!」
楓「何って…ここずっと休憩もなしに歩き詰めでござろう?身も心もリフレッシュせねば」
刹那「だからっていきなり素っ裸で水浴びをするな!!第一休んでる暇なんか…」
楓「まあまあ。ともかく水浴びくらいせねば、さすがに不潔でござろう?」
刹那「そ、それはそうだが…でも…!」
楓「おおっと!手がすべった〜!」バッ
刹那「にゃあああああああ!!」ザバーン!

楓「ふっふっふ。びしょ濡れでござるなあ」
刹那「お前な…っ」ぷるぷる
楓「さあ、潔く服を脱ぐでござる!そして拙者の胸に…カマン!!」
刹那「……もう、いい。体力の無駄遣いだ…」

刹那「…ふぅ(気持ちいい…)」
楓「……………」じっ
刹那「……何だ?」
楓「………ボソボソ…」
刹那「ん?何か言ったか?聞こえな…」
楓「し、白い肌…黒髪…ハアハア…」じりっ…
刹那「Σ!!!!!ちょっ…!!!??????」
楓「貧乳…っ」
刹那「………………………死ね」ザシュッ


空気も読まずに楓せつ
せっちゃんはひんぬーだ。誰が何と言おうとひんぬーなんだ
でもそれをちょっと気にしてるといいと思うんだ
434名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 23:20:48 ID:9IesRk42
待ってたぞ!GJ!!
435名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 15:00:21 ID:T+j7cuNK
ども。前に予告したものです。
今日は亜子誕生日SSのピンク版ということで、こちらのスレをお借りします。

しかし、現在進行形でゆーあこSSを書いていらっしゃる職人様の妨げにならないように、
また、本当にエロしかないSSなので、
苦手な方の目に届かないようにうpろだに貼っておきますね。


あこゆな誕生日SS
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up29321.txt.html


※このSSでは既に亜子と裕奈が付き合っている設定となっております。

では、失礼しました。亜子誕生日おめでとう。
436名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 17:41:24 ID:liMAuUqm
>>435
ちょww
久々に来たらやられたわww
GJすぎです〜・・・

うーん・・・自分も続きを仕上げましょうかね・・・
私の亜子×裕奈が需要あるかどうかの話ですが・・・
437名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 19:37:14 ID:eUb8rZyh
読んでるよ。wktk。
438名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 01:00:21 ID:R1YTf6zd
>>436
需要はあるぜ。俺も待ってる!
439名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 00:31:37 ID:B5xQQT2S
>>435
読めない(´;ω;`)
440名無しさん@秘密の花園:2007/12/01(土) 01:36:29 ID:i4anR4rI
保守は大丈夫なのか?
と思ったけど、未だに残ってるのどゆえスレの最終書き込みを見たら9月だった……。この板って……。

けど、そろそろ投下が恋しいところです。
441名無しさん@秘密の花園:2007/12/01(土) 16:43:17 ID:rajgR/jY
お久しぶりです・・・
え?ゆーなと亜子は十分に間に合ってる?修羅場とかネタ被ってる?
まぁ気にしませんよ・・・今誰もいなそうなんでこちらは明るい感じの修羅場(?)をお楽しみください。

注意
・ 今作は無駄に長いというより前半エロがないどころか亜子と裕奈がまともに登場しない。
・ 無駄に長すぎるゆえ区切る。
・ 会話文が多いので多少読みづらいかもしれんが気にしないでくれれば個人的に助かる。
・・・それでよろしいのならお目汚し長編シリーズをお楽しみください・・・
亜子×裕奈? 運動部恋愛事情 Part.2
442運動部恋愛事情 Part.2 前編:2007/12/01(土) 16:44:43 ID:rajgR/jY

今は日が完全に落ち、静寂が辺りを包み込む、麻帆良学園女子寮、の一室。
そこに三つの怪しい影。一つは妖しい笑いを見せ、一つは根拠の無い笑い。一つは呆れたような心配しているような不安そうな顔を見せている。

「ふっふっふ・・・ついに完成よ・・・っていっても寝かすだけだったんだけどね。全く暴れちゃうもんだから参ったね〜!!」
「まぁハカセから眠り薬だか何だか知らない薬を飲ませたおかげで助かったけどねぇ〜!!」
「だけど・・・いいの?柿崎・・・こんな事して?」
「いいのいいの!!とりあえずこの写真は保存用と、朝倉に売る用として・・・後は部屋に置いといていいよね♪ここまできたんだから円!!桜子!!バレたらあんたらも同罪だからねっ!!」
「にゃにゃ・・・美砂が黒いにゃ・・・まぁいいけど・・・」
「ほとんどはあんたがやったんだけどね・・・まあいいんじゃない?(反対してもどうせ手遅れだし・・・二人とも可哀想に・・・)」
「ふふふ・・・さて、あいつがどんな反応をするか・・・色々知識は頭に入れてやったし・・・。さて、帰るかっ♪あっちのモニターで二人の応援をしないとねっ!!あいつ浮気者だからさっ!!」
「だけどさ、監視はいけないような・・・ある意味視姦・・・ねぇ?桜子?」
「ほにゃらば早速いこ――!!早くしないと起きちゃうよっ!!?」
「・・・とりあえず話を聞け―――!!」

そんなコントをしながら、チア三人組は不気味な笑みを浮かべ(主に美砂だが)その部屋から立ち去った。

「ふぇ・・・?う、ウチ・・・ど、どうして・・・?」
部屋は何者かが消したのか、真っ暗になっている。
「明かり明かり・・・アレ?ちょっ、どうなって・・・!!?」
亜子は明かりを点けようとした。が、何やらギシっとした音が響くだけで、動く事が出来ない。
感覚から察するに、どうやら何者かに縄かなにかで縛られてしまったらしい。
何でこんな状況になっているのか・・・頭が何かふらふらとして・・・思い出せない。
「う、ウチ、ど、どないすればいいの――!!?誰か―――!!?」
そんな亜子の虚しい叫びが暗い部屋で寂しく木霊した。
443運動部恋愛事情 Part.2 前編:2007/12/01(土) 16:47:30 ID:rajgR/jY

一方、モニタールーム。(正式にはクラスメイト和美の部屋)
「ね、ねぇ・・・やっぱ縛るのはまずかったんじゃ・・・?可哀想だよ・・・」
円は縛られて混乱しているモニター上の亜子を見ながら恐る恐る問う。
「ふふふ、これでいいのさ、これで・・・逃げられたりネギ君呼ばれるとまずいじゃん♪」
「いいんだよー!!これでー!!やっちゃったもんは仕方が無い!!」
「そのとーり!!いい事言うじゃん!!桜子!!」
「い、いいのかな・・・?」

「・・・で?何であんたらが私の機材を・・・?まぁスクープならいいんだけど・・・」
和美は腕を組みながら三人組を呆れながら見ている。周りはどこぞの秘密基地のようにコンピューターに囲まれている。ここまでの機材を集めたのは和美本人。どのようにして機材を集めたかはツッコまないでもらいたい。
まあ呆れながら眺めている本人もビデオやSDカード、その他もろもろの機材を先ほどセットして、楽しむ気満々なのだが。
「いいじゃん、いいじゃん!!ちゃんとクラスメートの恋愛事情は知っとくべきだよ〜!!まほらパパラッチ!!」
「そーだけど・・・」
和美も縛るまでいくと流石に飽きれ話になってしまう。思わず溜息を漏らす。
「諦めようよ、朝倉・・・私ももう諦めたし・・・こいつら手に負えないし・・・」
円はそれに乗じてか、ポンと和美の肩を叩き、溜息をつく。その様子を美砂は見逃さない。
「円ぁ〜?そんな反抗的な態度をとっていいのかなぁ〜?・・・また『アレ』をやるよ?」
「!!!?」
円の顔から血の気が引くのが嫌でも伝わった。あの、人の話をあまり聞かない桜子も、この空気の変化を察し、押し黙る。
「柿崎、あんた・・・くぎみーに何をやったのさ・・・」
「え?何でもない〜♪・・・おっと!!?動きがあったぞ!!主役の登場じゃないっ!?」
「にゃに!!?早く見るぞ―――!!」
美砂と桜子は再びモニターに張りつく。そのときの美砂の顔は本当に妖しい笑みだった。
「苦労してるね、あんたも・・・」
今度は和美が溜息をつき、円の肩に手を置く。「くぎみー、いうな・・・」と、ツッコミは入ったが、円は完全に凍り付いていた。
444運動部恋愛事情 Part.2 前編:2007/12/01(土) 16:49:56 ID:rajgR/jY

パチッ。
電気の点く音が部屋に響く。その瞬間、部屋に入ってきた人間のリアクションを伺う。

「にゃにゃあ!!?あっ、亜子っ!!!?」
「ゆっ、ゆーな!!た、助かったっ!!!」
突然明るくなって、視界は悪かったが、特徴的な話し方ですぐに裕奈だとわかった。
ただ、もう一つの事にもすぐ気付いた。
「う、ウチ・・・なんで・・・?」
「あんのー・・・こっ、こっちが聞きたいんだけど・・・」

亜子自らがすでに一糸纏わぬ姿という事に。

「あっはっは!!今頃気付いたよっ!!暗さと縄で気付かなかったか!・・・さー!!ゆーな!!どー反応するっ!!?」
「ほにゃらばゆーなが襲うに食券10枚!!」
「乗ったぁ!!」
机を盛大に叩く音が響く。完全に盛り上がっているモニタールームの二人。もう二人は・・・

「あー・・・あんたも苦労してるんだね・・・まああの二人を抑えるのは辛いよ・・・」
「わかってるじゃん、朝倉・・・あのノリは好きなんだけど時々やりすぎるから・・・」
お茶を飲みながら片隅で雑談。こちらも別の意味で盛り上がっていた。

場面転換が目まぐるしいのは置いておいて、亜子の部屋に戻る。

「(わ、わ・・・こない状況ウチどないすれば・・・ゆーなに襲われる・・・!!)」
亜子の頭は完全に混乱していた。普段の裕奈だったらいつもの勢いで襲い掛かるに決まっている。今の亜子の気分はまさに肉食動物の檻の中に入れられた兎の心情。
ただ、今日の裕奈の行動は亜子、柿崎、桜子、全員の期待(?)を裏切るものだった。

「だ、大丈夫!?亜子・・・?」

縄を外し始めたのである。
445運動部恋愛事情 Part.2 前編:2007/12/01(土) 16:51:24 ID:rajgR/jY

「(あ、あれ・・・?へ、変やな・・・?)」
縄を外されながら考える亜子。本来は襲う。間違いなく襲うはずなのに・・・。
何故今日は裕奈は襲いかかって来ないのだろうか。
ただ亜子自身のほうも若干思考が変になってる事には気付いていない。亜子の頬はいつもとは違う赤みを帯び始めていた。

「(うぅっ・・・今日は流石に体がもたない・・・ごめんっ、亜子・・・)」
ちなみに今の時間は夜中の一時はとうに過ぎている。ちなみに裕奈は長い『大浴場』の帰りである。
少し申し訳なさそうな顔で裕奈は亜子の縄を完全に解いた。

「お、面白くねぇ〜・・・」
「食券10枚無くなっちゃったよぉ〜・・・うぅ・・・もう帰ろう・・・」
「むむぅ〜・・・そうするか・・・円ー?先に帰るよー!?」
「あ、オッケー!!わかった!!・・・じゃ、朝倉、私もこれでっ!!」
「え・・・あ・・・うん、じゃねー!」

呆れたチア三人組(これも主に美砂だが)は眠気も感じたのか全員和美の部屋から出て行った。さよは生憎今日はいないため部屋には和美一人残される。

「うぅ〜ん・・・私もそろそろ寝ようかな・・・って・・・あれ?ハカセ?」
和美が寝ようと身支度を整えていると、部屋に葉加瀬が慌てた様子で入ってきた。
446運動部恋愛事情 Part.2 前編:2007/12/01(土) 16:53:22 ID:rajgR/jY

「夜中にすいません・・・椎名さんはっ・・・?お渡しした薬の話ですが・・・」
「ん?桜子が言ってたってゆー眠り薬?それならもう亜子が飲まされ・・・」
「いっ、和泉さんですかっ!!!?それはまずい・・・って、顔が赤いっ!?もう効果が出始めてるなんて!!?」
葉加瀬は明らかに焦った表情を見せており、息を切らせている。
「なっ、何が・・・亜子が飲んだのがそんなにまずい・・・?」
「誰かいるなら・・・相当まずいです・・・って!!明石さんがいるじゃないですか!!
早くしないと色々と危ないですっ!!副作用が出てしまいますっ!!」
「い、色々とって何なのさ・・・?」
「そっ、それは・・・」
葉加瀬は少し言葉に詰まった後、全てを朝倉に話した。朝倉はすぐに裕奈の部屋に向かった。
ただ話したころには全て手遅れ。亜子はすでに―――動き出していた。

「・・・げっ!!?亜子っ!!?」
裕奈は急に焦った表情を亜子に見せる。
拘束から解かれた亜子がいきなり裕奈を押し倒したからだ。
亜子の頬は妙な赤みを帯びていた。

「・・・ん?どーかしたん?ゆーな?いつもゆーながやってる事やろ?」
キョトンとした純粋無垢な瞳で裕奈を見つめる亜子。
その眼が余りにも純粋すぎて裕奈は一瞬たじろぐ。
「そっ、それはっ・・・わっ、ちょっ!!?」
「何を焦っとるん?ゆーな・・・?いつもの事やろ?」
「なっ・・・うぅっ・・・そうだけどぉ・・・」

裕奈が顔を赤くしながら焦っている様子を見て、ニコニコとしながら亜子は裕奈を割と手馴れた手つきで裸にしていった。
普段は攻め立てられている亜子の反撃(?)が始まった。
447運動部恋愛事情 Part.2:2007/12/01(土) 16:58:04 ID:rajgR/jY
という訳で前編の投下終了。
皆さんからの需要があるのでしたら続きを投下させていただきます・・・
因みに続きは少なからずピンクになってしまうかと・・・
そこを考慮し意見をよろしくお願いします・・・
では、お目汚し失礼。
448名無しさん@秘密の花園:2007/12/01(土) 23:22:05 ID:k+Hio+se
wktkwktk!!先が読めないので続きキボン!!
つかぬことを聞くが,これってずっと前に投下されたアキラ×ゆうなの続き?
はじめゆうながアキラ襲ってたのに,反対にお風呂場で襲われっちゃった奴。
空気読めなくってごめん『大浴場』ってそういうことなのかな?
449名無しさん@秘密の花園:2007/12/02(日) 03:26:08 ID:PyVZXx+S
wktk
450名無しさん@秘密の花園:2007/12/02(日) 07:37:08 ID:IDaGLfYb
( ゚∀゚)o彡゚ ピンク!ピンク!
451名無しさん@秘密の花園:2007/12/02(日) 09:47:41 ID:TSBJ01DP
ゆー亜子はいくらあってもたりないくらい!(ノ><)ノ
452名無しさん@秘密の花園:2007/12/02(日) 09:48:24 ID:TSBJ01DP
ゆー亜子はいくらあってもたりないくらい!(ノ><)ノ
453名無しさん@秘密の花園:2007/12/03(月) 21:34:22 ID:EBpnHUsM
あこ朝があるんですが>>447さんの続きを待ってから投下さたほうがいいですか?ちなみに携帯からです。
454名無しさん@秘密の花園:2007/12/03(月) 21:38:28 ID:EBpnHUsM
×投下さた
〇投下した
455名無しさん@秘密の花園:2007/12/03(月) 21:41:27 ID:QiEQpqKo
気にせず投下どんどんこい
456名無しさん@秘密の花園:2007/12/04(火) 00:44:02 ID:ANx1h/aZ
あこ朝とは珍しい
気にせず投下しちゃってくれ!
457453:2007/12/04(火) 02:22:09 ID:LdVPM42y
では駄作ですが投下させて頂きます。
458453:2007/12/04(火) 02:37:15 ID:LdVPM42y
ーーふうっ…やっと終わった。疲れるな〜毎日毎日…やんなっちゃうよ…

朝倉和美は報道部の仕事を終え、部室で一人くつろいでいた。

(一人なのも寂しいな…)
彼女はほとんどのクラスメイトから「朝倉」と名字で呼ばれ、彼女自身もジャーナリストとして、何処かクラスメイトとも距離を置いていた。
(おっと、私らしくないや、もう帰ろ。)

彼女は寂しげな笑みを浮かべながら、帰路に着こうとした。

ーガチャ。ー
「失礼しまーす。」
「おー亜子じゃん!どうしたの?」
「や、ちょっと話があってな…」

そう言うと亜子は、頬をほんのり赤く染め、少し俯きながら朝倉の元へ近付く。
その様子を不審に思いながらも、朝倉は問い掛ける。
「何?話って…」
「あ、あんなぁ、う…ウチ…」

そこで言葉が止まる。沈黙が続き、朝倉は気まずさから窓の外に目をやる。するとーー

「きゃっ!?」

突然亜子が朝倉に抱き付く。
あまりの突然の出来事に、朝倉は普段の冷静さを失い、ひどく狼狽する。
「えっ!?ちょ、あ、亜子!?な、何してんの!?」
「ウチ、朝倉のこと好きなん!」
「はい!?」
「……ダメ?」
459453:2007/12/04(火) 02:39:19 ID:LdVPM42y
「いや、そのね、ダメっていうか…ほら、私達女どうしだし…」
「女どうしだとかどうとか関係あらへん。」
先程とはうってかわってまっすぐな瞳で朝倉を見つめる。
「で、でも、……ん、んんうっ!?」

突然のキス。
周りより大人びた彼女ではあるが、キスなどは初めてで、その甘い感触に思考が停止する。
(んっ…キスってこんな気持ち良いの?)

暫くのキスの後、亜子が唇を離す。

「っ…んはぁっ…」
「ごめんな。いきなりこんな事して。でも…もう我慢できへんの」
亜子は優しく静かに朝倉の身体を押し倒す。朝倉はその行為に抵抗できたのかもしれない。
しかし、受け入れた。目を閉じ、亜子の次の行為を待つ。

「ふふっ、優しくするで。和美。」
「…………うん。」
再びキスをしながら、亜子は朝倉の制服を脱がしていく。
亜子は脱がしながらも朝倉の首筋や、うなじを舐め回す。

「っん…!やっ…」
「もう感じとるの?エッチなんやね。」
「そ、そんなこと…っっうん!?」

亜子は朝倉のブラウスを手際よく脱がし、とても中学生とは思えない胸を露にする。
3ーAでもトップクラスの乳房を下着越しに揉みしだく。
460453:2007/12/04(火) 02:40:48 ID:LdVPM42y
「ええなぁ和美は…こんな胸大きくて…」
「あっ…んっ、やあっ…」
「ほんま、うらやましいわ…」
強弱をつけながら、巧みな指使いで胸を揉み続ける。
そして、可愛らしいピンクのブラを外す。
肌は軽く朱に染まり、大きな胸は汗ばんでいた。
柔らかい乳房とは対照的に桃色の突起は固くなり、何とも言えない妖艶さを醸し出していた。
亜子は朝倉の乳首を軽く摘む。
「んっ…あっ!」

あまりの快感に思わず背をのけ反らせる。

「まだまだやで…」

更に右の乳房の頂点に口を付け、左手でもう片方の乳房を蹂躙する。
「いやっ、す、すごっ!……んんうっ!」
「かわええなあ…」
舌で乳首をコロコロと転がし、吸い付く力を強める。

「ひゃっ、んっ…はぁっ…んやあっっっ!」
亜子の巧みな責めの前に朝倉は一度目の絶頂を迎えた。

「ん…はあっ…」
「もうイッてもうたの?胸しかいじってへんで?」

亜子が悪戯っぽく微笑みながら囁く。
(か、和美エッチ過ぎや…ウチもおかしくなりそうや…)

「む、胸だけじゃなくて…し、下も…」

朝倉は更なる快感を求め、身をよじっている。
「焦らんといて。今してあげるから…」
461453:2007/12/04(火) 02:42:57 ID:LdVPM42y
亜子は朝倉の下着に手をかけ、一気にそれを引きさげる。

「うわあ…」

既に朝倉の秘所は自らの愛液により、ぐっしょりと濡れていた。

「あ、あんま見ないでよ…」
「だって…凄いんやもん。」
そういい終わると同時に、亜子の白く細い指が秘所にそっと触れる。
「んんうっ…」
「ここ、ぷっくりしとるで…」

物珍しそうにそこをつついてみる。

「っん!やああっ!」「ここがええんや。」「んんーっ!ひっ…」(さ、さっきイッたばかりなのに…また…)
快感の波が再び押し寄せる。
「指、入れるで…」
「……………うん」

そっと指を秘所に沈める。
「んんうっ…あっ…」「今イカせてあげるからな。」

亜子は指を素早く出し入れし、更に速度を早めていく。
「あっ!い、イイよっ……」
嬌声はどんどん大きさを増して行く。
そして指を引き抜き、口を下半身へと近付ける。
「こっちでしてあげるな…」
妖しく微笑みながら、舌を秘所へ這わせる。
「…んあっ!す、すごいよぉっ!だ、ダメぇっ…」
舌でピチャピチャと舐めまわし、強く吸い付く。
(う、ウチも、もうアカンッ!)
自然と自身の秘所へと手が伸びる。
462453:2007/12/04(火) 02:47:39 ID:LdVPM42y
「も、もうダメぇっ…んんうっ!い、イッちゃうよ…」
「う、ウチもや…イッてまう…」
指と舌の動きが更に早まる。

「んっ!あ、あこ、もうイくっ…っああああっ!!」
「んあっ!ウチも、か、かずみぃっ!んやああああっ!!」

二人は大きく背をのけ反らせ、ひくひくと痙攣しながら、絶頂へと達した。
ーーーーーーーーーー
「ねえ…亜子…」
「なんや?」

二人は既に制服を着用し、帰り支度をしている。
「さっきのって…その、誰かに教えてもらったの?」
「えーなんで?」
「いや…その…す、凄く気持ち良かったからさ//」
「ひ〜み〜つ!」
(まき絵、ゆーな、ありがとな!)
亜子は心の中で友人に礼を言う。
(ふーん…これはしっかりと調査しなきゃね…)
普段の落ち着きを取り戻し、心の中で呟く。「……行こっか。」
「…………うん。」

ーーチュッーー

朝倉が亜子の頬に口づけをする。
「あ……和美…」
ポッと顔を朱く染める。
「……次は私の番だからね。」
「えっ?何や?」
「…何でもないよ。」その時朝倉が妖し過ぎる微笑みを浮かべた事を知る者はいない…
463453:2007/12/04(火) 02:53:26 ID:LdVPM42y

ーー翌日ーー
(うう…まさか寝坊するとは…遅刻だ…)
朝倉は頭を抱えながら、下駄箱へと向かう。
「…あれ?和美?」
「…亜子も遅刻か。」「昨日の疲れやな。」「…こっちの方が疲れたよ…」
朝倉が呆れ顔で呟く。
そうこうしている内に教室の前に着く。

ーーガラッーー
『おはよ〜』
「朝倉さん、和泉さん遅刻ですよ〜」
ネギが声を掛ける。
「ごめんネギ君。二人とも寝坊しちゃって」
「珍しいわね。あんたらが寝坊なんて。」
明日奈が話し掛ける。
「せやな〜昨日夜何かしとったん?」
木乃香がさりげなく問い掛ける。
「…………………」
「…………………」
二人とも顔を真っ赤にして、下を向く。
「???」
クラス中が二人に好奇の視線を送る。
その視線に耐えられなくなった亜子。

「何でもあらへん!」そう言って教室を飛び出して行く。
「ちょっと亜子!?」朝倉も亜子に続いて教室を飛び出す。
少し遅れて、
「待てーーー!!」
「詳しく聞かせろ!」
どこぞのパパラッチと化したクラスメイトが二人を追いかける。
その後クラス全員が教員の新田に説教を食らったのは言うまでもない…
464453:2007/12/04(火) 02:58:30 ID:LdVPM42y
以上です。携帯からなので見にくいと思います。やっぱりSSは難しい…もう書くの3回目ですが上達しない…
お目汚し失礼しました。
465名無しさん@秘密の花園:2007/12/04(火) 16:30:49 ID:3thbb5nD
>>458
美味しくいただきました
466名無しさん@秘密の花園:2007/12/05(水) 06:18:27 ID:eaZp8BJv
GJ!
かなり萌えた
467名無しさん@秘密の花園:2007/12/05(水) 21:20:00 ID:8Nvpb69w
珍しいカプだから、期待したけどツマンネ。
なんか展開が急すぎた感じ
468運動部恋愛事情 Part.2:2007/12/05(水) 21:22:14 ID:aV52m42X
>>448
仰る通りで・・・わかりづらくてすいません・・・
これは裕奈が大浴場から帰ってきた直後の話となりますので・・・
裕奈はアキラに襲われたため体力がなく元気がない、抵抗できないという設定になっています。
>>458
とりあえずGJと言わせていただきます!

ではでは・・・私も投下を・・・
お気に召さなさそうなところもありますがお目汚しどうぞー・・・
ちなみに連投規制が恐いので中編という事で・・・
469運動部恋愛事情 Part.2 中編:2007/12/05(水) 21:23:44 ID:aV52m42X

和美と聡美は必死に裕奈達のいる部屋に向かった。
「こ、こりゃまずいね・・・そんな副作用だったなんて・・・桜子は何で話を聞かなかったんだ・・・」
「『別に副作用なんて興味ないよー♪私飲まないし〜♪』・・・っと、とても明るい笑顔で言ってました。」
「はぁ・・・桜子らしいや・・・。だけどまっさか『日頃の我慢(?)が爆発する』って副作用なんてね・・・」
「はい・・・椎名さんならあまりストレスが溜まってないだろうと思っていたのですが・・・和泉さんは・・・まずいですね・・・割と溜まってるんじゃないでしょうか・・・色んなイミで・・・」
「・・・はは、ゆーなやまき絵に振り回されてるからねー・・・あとはゆーなが『浮気者』ってとこかー・・・そっちのほうでも溜まっちゃってたり?」
苦笑しながら走る和美の勘は完全に当たっていた。

「んっ・・・!?あっ、亜子ぉ〜・・・」
「早いわぁ〜・・・もうビショビショやで・・・ゆーな♪」
「く、くぅぅ・・・ど、どうしてそんな積極的・・・ひゃっ!?」
「・・・ふふっ、浴場に行ってたんやろ?・・・アキラもいたし・・・」
少し俯きながら話す亜子。裕奈は直感した。次に出る言葉を。
というよりこの展開何か―――似てない?

「・・・浮気した罰やで〜・・・♪今日はウチからいくからな?覚悟してや?」
「(げっ・・・!!!やっぱりかよっ・・・!!!!)」

裕奈の嫌な直感は当たった結果、二人はすでにベッドの中にいた。
明らかに様子のおかしい亜子のペースに飲まれて、抵抗する間もなく裕奈は攻められていく。
今日は何度もイカされてるので流石の裕奈も逃げたかったのだが、楽しそうな笑顔を零しながら攻めている亜子を見るとどうにもその気が失せてしまった。
というより体力のせいか、完全に抵抗する事が出来ず、なすがままにされてしまっている状況。
470運動部恋愛事情 Part.2 中編:2007/12/05(水) 21:25:00 ID:aV52m42X

亜子は楽しそうな顔で裕奈を弄んでいく。まずは最近成長してきた裕奈の二つの膨らみを円を描くように優しく揉む。
そして時折激しく揉み、裕奈の反応を楽しんでいた。

「最近成長してホント羨ましいわ・・・ウチもこんなに立派に大きくなりたいわ・・・悔しいわ・・・」
「う・・・ひゃんっ・・・ちょ、そんな、悔しさを私にぶつけな・・・あっ・・・激しっ・・・」

亜子が力を弱めると裕奈の反応が弱くなり強くすると裕奈の反応が大きくなり、嬌声も大きく響く。
しかしその純粋な反応をする裕奈の様子を見た亜子は一つの事に気付いた。

「攻めてる時は結構隠しとるけど・・・ゆーなって実は・・・ウチよりも敏感・・・?」
「・・・うっ・・・!」

その言葉に裕奈は固まってしまった。その様子から実は裕奈自身もある程度の自覚を持っていたらしい。
「へ〜・・・やっぱ図星なんや・・・♪」
「は、恥ずいからそんな事口にしないでよぉ・・・きゃっ!?」
亜子はニコニコとしながら今度は胸の突起を指で、撫で始める。
「え〜っと・・・後ゆーな何やってたっけなぁ・・・あ、これやこれや♪」
「あっ・・・ま、待って!私の参考は柿崎の参考だから相当激し・・・ひんっ!!!?」

亜子は裕奈の胸に顔を埋め、今度は片方の突起を口に含み、ペロペロと舐め回す。
そして自分の歯に突起を挟み込み、甘噛みをする。そして空いている片手でもう片方の突起を軽く捻る。

「あぅっ!!!?・・・はぁ・・・っん・・・」
裕奈の顔が痛みに歪む。それに気付いた亜子は口をゆっくり離すと突起を捻っていた手を膨らみを揉みしだく形に戻す。
空いた手でゆっくりと裕奈の頬に触れる。
「ご、ごめんな・・・ついゆーなのおっぱいが触り心地ええから・・・ホンマ敏感やなぁ・・・」
「・・・それ、謝ってるのかにゃ・・・?・・・んんっ・・・」

ツッコミはしっかりとしながらも亜子の攻めにまんまと手玉に取られてしまう裕奈。
471運動部恋愛事情 Part.2 中編:2007/12/05(水) 21:25:46 ID:aV52m42X

「そういえばこんなのもあったんや・・・柿崎から貰ったんやけど・・・」
「・・・なぁっ・・・!!!!!?(何で柿崎こんなの持ってるのさぁ〜・・・!!!?あの変態〜!!!)」
亜子の片手には美砂から受け取ったであろう図太いバ○ブが握り締められていた。
おそらく止め用であろう。と裕奈は思った。

「ま、これは最後の止め用・・・やな。」
「よ、予想通りすぎるにゃ・・・」
「ん?何かゆった?ゆーな?」
「いや、何でも・・・きゃんっ・・・ん・・・」

亜子の手の動きは裕奈を確実に絶頂に導いていっている。それも幾度もなく攻められた(裕奈に)由縁なのだろうか。
口を離した後も胸を揉み解しながら、亜子は裕奈の項をそっと撫でる。
そしてその後に裕奈の秘部も。

「ふぁっ・・・」
「へへっ・・・いい声やで・・・♪可愛ええ・・・♪」
「(ここ、このかでも乗り移ったのかこの性格っ・・・!!)」
心の中でそう思いつつ、もはや裕奈に抵抗する程の余裕はなくなっていた。
と、いうよりツッコミを入れるほど頭にも余裕もなくなってきていた。
「あっ・・・!んあっ・・・ちょっ・・・」
「どうしたん?・・・そろそろウチ・・・我慢できなくなってきたんやけど・・・」
「が、我慢なんてしてな・・・んん・・・!はぁっ・・・」

淫らな音が部屋に響く。亜子には疲れた様子は見えず、今だやる気満々。というか裕奈の反応が明らかに亜子の欲情を煽っている結果になってしまっていた。
亜子の片手は変わらず裕奈の膨らみを揉み解き、もう片手の白く細い指はゆっくりと裕奈の『中』へ入っていく。
ビクビクと体を震わせながら裕奈はふと思った。

「(今日の亜子っ・・・恐いっ・・・!!)」
472運動部恋愛事情 Part.2 中編:2007/12/05(水) 21:26:57 ID:aV52m42X

裕奈の頭にはいつもの愛情ではなくそんな気持ちまで浮かぶ。
いつもの自分ももしかしたらいつもこんな感じで亜子を、と考えると心が痛んだ。

「(亜子ぉ・・・私・・・こんな事を・・・)」

妙な罪悪感が裕奈の中に溜まっていく。それに今日の浮気(?)に対しても後悔をし始める事になる。
そして痛みと罪悪感が重なったせいか、裕奈の目は潤み始めていた。

「ん〜・・・やっぱ最後はあれを・・・って、あっ・・・ゆ、ゆーな・・・?」
美砂から貰ったブツを取り出そうと模索している間に、亜子はチラリと裕奈の顔を見た。その頬には涙。

「(や、やりすぎてしもうたかな・・・?)」
本来薬の効果で手に持つ物を入れるところだったが、そこは普段遠慮しがちな亜子。
真名などなら行動に移すところだったがギリギリで、理性と思いやりが勝利する結果になった。

ギュッ・・・

「ひゃぁ・・・あ、こ・・・?」
「ごめんな・・・ちょいやりすぎたかも・・・ごめんな・・・」

優しく亜子は裕奈の体を抱き締めた。
明らかに様子が変わったと思うが原因のわからないためただ裕奈は困惑していた。
原因は亜子の頬から先ほどの妙な赤みは消えていた事。ようやく副作用が消えたらしい。
謝る亜子は上目遣いでジッと裕奈の事を見つめていた。

「うっ・・・えと・・・そんなわけ・・・(やば・・・可愛すぎるよ・・・許したくなっちゃうっつーの・・・)」

ガタンッ!!!!
473運動部恋愛事情 Part.2 中編:2007/12/05(水) 21:28:06 ID:aV52m42X

「だだ、大丈夫かー、ゆーなっ!!!?・・・って、げっ///」
「顔の赤みがないということはもう副作用は・・・だけどこれは手遅れなんですかね・・・?」
「あっ、朝倉・・・それにハカセっ・・・!!?・・・って、あ、亜子っ!!?」

和美と聡美が部屋に突入したまさにそのタイミング。
亜子は力なく裕奈の胸に崩れ落ちた。
474運動部恋愛事情 Part.2:2007/12/05(水) 21:31:26 ID:aV52m42X
と、いうわけで中編の投下終了。
後はエピローグのような形がありますが、連投規制回避のためですので区切りを・・・
そのため対したエロもありませんので出来るだけ早々に投下させていただきます。

では、失礼させていただきます。
475名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 14:07:32 ID:tHgFJr97
wktk
476名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 17:22:46 ID:DeBbXy6U
これは素晴らしいエロでつねw
http://4server.sakura.ne.jp/newcomics/pc/img.php?src=../src/685-2.jpg
他にもぷるんがあたよ
477名無しさん@秘密の花園:2007/12/08(土) 21:52:53 ID:VImJwsf8
続き期待
478名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 18:42:33 ID:GKcfDJM8
運動部な流れの中場違いなSSを投下しても良いだろうか
不安なので一応聞くが、ここはエロOKだよな?
479名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 18:54:24 ID:k//qt3w7
ここは運動部専用ではなく百合総合だ。遠慮せずにばっちこーい!
480名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:08:04 ID:GKcfDJM8
ありがとう。勇気を出して投下させてもらいますm(_ _)m

ただし木乃香好きやこのせつ好きは要注意。
できれば見ない方向でお願いします

3分後投下
481名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:11:15 ID:GKcfDJM8
ウチは、部屋を真っ暗にしたままクロゼットに隠れた。
部屋にはマスターキーで入って、またきちんと閉めといたから完璧や。
時計を見ると、ちょうど11時頃を差していた。

(おじいちゃんの話やと、あと30分くらいやなぁ……暇やけど、せっちゃんの驚いた顔見るためや。がまんがまん…)

そう、今回ウチは密かに計画していたせっちゃんドッキリ計画をとうとう実行に移すんや!
作戦は単純。クローゼットの中に隠れて、せっちゃんが帰ってくるのを待つ。
帰ってきたら一気に飛び出して、せっちゃんを驚かせる。
明日菜はこういうの案外引っかからんけど(野生のカン?)、せっちゃんならきっと引っかかると思う。
意外と抜けてるからなあ。

(ふふ……楽しみ…)

ウキウキしながら、ウチはせっちゃんが帰ってくるのを待った。
でも暗闇の中で30分も起きてるのは意外と大変で、ウチはすぐにうつらうつらし始めて…結局クロゼットの中で寝こけてしもた。
もしこの時頑張って起きてたらって、後から後悔することになるなんて夢にも思わなかったんや。

482名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:12:40 ID:GKcfDJM8
 
ガチャガチャ…キィ。
金属質な音が聞こえた気がして、意識がゆっくりと浮上していくのを感じた。
続いて聞こえてきたのは、誰かの話し声。
二人いるみたいで、何かすごく落ち着いた話し方やった。

――ほら、着いたぞ。いい加減降りろ
――…もう少し
――甘えるな。これ以上は請求対象だぞ?
――……ケチ

ギシ、とベッドがきしむ音がして、そこでやっとウチの意識が覚醒する。

(ひ、ひゃあああ!寝てもうた!せ、せっちゃんもう寝てまう?ア、アカン、完全にタイミング逃して…っ)

クロゼットの隙間から見えるせっちゃんは、お仕事着のままでベッドで横になっていた。
折角色々準備したのに、ウチってば何してるんやろ。
今出て行ったら全部無駄になる。かといってここで一晩過ごすのはさすがに情けなさ過ぎる。
二つの気持ちの間でぐらぐら揺れ動いていると、横になってるせっちゃんを龍宮さんが覗きに来た。
せっちゃんも気付いたみたいで、龍宮さんのことをじっと見てる。
何だか不思議な空気に、ウチの目も釘付けになる。
何しとるんやろ。お話しとるんかな。そう思って耳をそば立てても、何も聞こえなかった。

「…刹那」

不意に、龍宮さんがせっちゃんの名前を呼んだ。
普段から龍宮さんはせっちゃんのこと呼び捨てにしとるし、何もおかしなところはなかった。
なのに、ウチの心臓はばくばく音を立てて、頭がガンガンして、すごくすごく嫌な予感がした。
冷たい汗が背中を伝って、二人から目が離せない。
483名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:14:07 ID:GKcfDJM8
 
名前を呼ばれてもしばらくせっちゃんは何の反応も示さなかった。
ずっと見つめあう二人。これ以上見ちゃいけない、そう思いながらも目を離すことができなかった。

「…龍宮」

随分遅れて、せっちゃんが龍宮さんの名前を呼んだ。
それだけならよかった。でも、ウチはその時のせっちゃんの表情を見てしまった。
…だって、すごく愛しいものを見るみたいな、そんな優しい目で、龍宮さんのこと見つめて、笑っとるんやもん。

そうすることが当然みたいに、二人の距離が近付いていく。
今すぐ叫んでここから飛び出してしまいたいのに、身体は全く言うことを聞いてくれない。
そして、二人の唇がゆっくり合わさって…

(嘘……こんなん嘘や…せっちゃん……)

ギシリ、と、またベッドが音を立てた。
龍宮さんがせっちゃんに覆い被さるように口づける。
せっちゃんの腕が龍宮さんの首に回ってる。
嫌に耳に残る、水音がする。

「あっ……ん…」

今まで聞いたこともないような甘い声。
でもそれがせっちゃんの声やって、ウチはすぐわかってしまった。
484名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:15:12 ID:GKcfDJM8
 
手の中のマスターキーを握り締める。
クロゼットの隙間から見えるせっちゃんは、ウチの良く知ってるせっちゃんとは別人だった。
ふざけてほっぺにキスするだけで、真っ赤になるような、ウブな子なのに。
なのにどうして?
どうして、あんな風に、

「あっあっあっ………たつ、み……あっ……ん……たつ……みやぁぁ……」

…龍宮さん、には、そんな、ウチにも見せたことのない顔で

「ふああっ……!そ、そこぉ……そこ…もっと……ぁっ…あっあああっ!」
「…刹那……」

服も半分以上脱げた状態で、せっちゃんは気持ち良さそうにびくびく震えてる。
白くて綺麗な肌が暗闇に浮かび上がって、桜色の胸がいやに目に付く。
ウチがそれに見惚れていると、まるでそれを妨げるかのように龍宮さんがそれに吸い付いた。

「はぅんっ………あ…はあぁ……!きゃう!!やあ、か、齧らな……ひぃぃぃぅ!!」
「…はあっ……何言ってるんだ?好きなくせに…」
「ば、ばかっ…んぁ………そんなこと……っ!」
「今更とぼけるな。お前の身体のことなら何でも知ってる……そろそろここに欲しいんじゃないか?」
「あっ…!」

龍宮さんがせっちゃんの足の間に手を伸ばすと、せっちゃんは大きくびくんと跳ねた。
しばらくするとくちゅくちゅといやらしい音が聞こえてきて、ウチの顔が真っ赤に染まるのがわかった。
485名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:16:39 ID:GKcfDJM8
 
「ふやああぁぁぁ……あああん…!」
「ホラ、腰が揺れてるぞ?やっぱり欲しかったんだろ?」
「あっ……も…しゃべるなぁっ………」
「…ほう、あくまでそうくるか。なら私にも考えがある」
「……えっ…あ…?」

龍宮さんが急にせっちゃんから離れる。
せっちゃんも驚いたのか龍宮さんを呆然と見つめていた。

「よ、っと」
「……なっ!?」

突然、龍宮さんがせっちゃんの足を左右に開かせた。
きっと龍宮さんにはせっちゃんのあそこが丸見えになっているだろう。

「な、何するんだっ…こ、こんな格好っ」
「お前が素直にならないからだ」
「だ、だからってっ……」

せっちゃんは恥ずかしがって身体を捩るけど、龍宮さんの力が強いみたいで全然効果がなさそうだった。
それでもせっちゃんはじたばた暴れていて、必死に龍宮さんを押しやろうとしてる。
…可愛い。素直にそう思って、ウチはまた赤くなってしまった。同時に胸がずきんとして、苦しくなった。

「と、とにかく放せっ」
「嫌だ」
「う、お、お前っ……」
「ふふ…いつ見ても刹那のここは可愛いなあ。匂いも嗅いでみようかな」
「っ…!?」
486名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:18:23 ID:GKcfDJM8
 
(…ええっ!?)

衝撃の発言に、ウチは一層身を乗り出してしまう。
だって、あそこの匂いを嗅ぐなんて。せっちゃんも驚いて顔を真っ赤にしていた。

「ばっ……やめろ!そ、そんなことしてみろ、ただじゃ…」
「んー?何?聞こえないなあ」
「お前っ…あっ…ほ、ほんとに……だ、だめっ!やめ…嫌だ!そ、そんなの…やめて…」
「じゃあ言ってみろ。素直にな」
「う…あ……」
「素直に」
「………っ」
「…んー?」
「あっ…わ、わかった…言う、言うからっ……!」
「そうそう」

龍宮さんが顔を近づける素振りをするたびに、せっちゃんは顔を真っ赤にしていやいやをした。
でも龍宮さんはせっちゃんが素直になるまでやめる気はないみたい。
結局せっちゃんが折れて、龍宮さんが満足げに笑ってた。

「で?」
「あ…う…わ、私は…」
「…あー、早く言わないとー」
「!!あ、わ、私はっ……む、胸を…強く触られるのが好き…で…」
487名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:19:17 ID:GKcfDJM8
 
「ほう?」

龍宮さんが、くい、と胸を抓る。

「…んぅっ…!!…あ、あ、あそこ、も……もう…我慢、できな……」
「…で?」

じゅぷっ…という音がして、せっちゃんがびくんと仰け反る。

「ああああああっ…!!……はあ、あ…欲し、くて……ぅぁ…も、もっと触っ…んっ……は、早く…イきたいぃ……」
「…ふふ、合格だ。じゃあお望みどおり、激しくしよう」
「ひゃっ…ああっあっあぅっんっ……ふぇ…やあっあっあああっ!!」

龍宮さんが、せっちゃんの色々なところを一気にせめる。
胸なんか千切れそうなくらい捏ね繰り回されて、赤く腫れ上がってるように見えた。
なのに、せっちゃんはとても気持ち良さそうに、さっきより激しく乱れていた。
もう耐えられない、って顔で必死に龍宮さんにしがみ付いて悶える姿は、同性の誰から見ても可愛いと感じるだろう。
せっちゃんのあそこは、直接は見えないけど絶えずぴちゃぴちゃした音を響かせている。
時たま耐え切れないように飛び散る愛液がいやらしく光って、ああ、気持ち良いんだと思ってまた胸が痛んだ。

「あっあああっあっあっぁっ…た、たつみやぁ……ああっ…」
「気持ち良いか、刹那」
「う、うんっうんっ」

せっちゃんは、龍宮さんの身体を、足でぎゅう、と締め付けている。
龍宮さんが耳や首を舐めると、締め付けがさらに強くなった。
488名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:21:01 ID:GKcfDJM8
 
「ああああっ……たつみやぁ、たつみやぁぁっ………」
「…イキそう…?」
「ひあっ……あっあっああっんあっ…も……ぁ………だめ…ぇ………」
「刹那…っ」
「た、つみ……や、ああああああっ!ふやああっうあぁ………ぃ、ああああああああんっああああっ!」

びくびくっと身体を震わせて、せっちゃんは達した。
龍宮さんもぐったりして、そのまませっちゃんの上に覆いかぶさる。
静かになった二人とは反対に、ウチの心臓はおかしくなったみたいにどくどく波打って止まりそうにない。
手を当てて必死に押さえようとしたけど、胸が苦しくなるだけで全く意味がなかった。

「…刹那……愛してる」
「……龍宮…私も…」

二人は、最後に優しく抱きしめあってキスをしているみたいだった。
しばらくすると二人の寝息が聞こえてきて、ウチはその隙にクローゼットから出た。
通り過ぎ際にせっちゃんを見ると、下半身は汗だか何だかわからないものでぐちゃぐちゃで、胸や首の辺りは鬱血だらけだった。
せっちゃんがいつも上まできっちりボタンを止めてるのは、このためだったのかもしれない。

急に胸が痛くなって、涙が出そうになる。
耐え切れなくて、ウチはそのまま部屋を飛び出した。
489名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:23:08 ID:GKcfDJM8
 
何だか逃げるように廊下を走りながら、ウチはさっきまでの光景を繰り返し繰り返し思い出す。
せっちゃん。ウチの可愛いせっちゃん。
ウチ、いつかせっちゃんとあんな関係になりたかった。
今まで気付いてなかったけど、多分ずっとそう思ってた。
でもせっちゃんは違ったんやね。
ウチがいない間に、さっさと他の人に乗り換えて。
ウチはずっとせっちゃんだけを思ってたのに。

「…せっちゃんの…裏切りモンっ……!」

必死に堪えようとしても駄目で、涙がとめどなく溢れて、もう、駄目。
知らないほうが良かった。
どうしてあんなことしようと思ったんだろう。
どうして寝てしまったんだろう。
どうしてあんな、どうして。

でも、気付いてしまった。
認めたくないこと。本当なら憎んでもいいくらいなのに。
現実を突きつけられても、ウチは、ウチはせっちゃんのことが。

「……まだ…こんなに好きやなんて…っ」

涙が止まらないのは、この恋がきっと叶いそうもないからで、それでも諦められない自分が、情けないから。



END
490名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 19:25:54 ID:GKcfDJM8
龍せつを書こうと思ったら木乃香が可哀相なことにorz

お目汚し失礼しましたm(_ _)m
491名無しさん@秘密の花園:2007/12/09(日) 23:04:12 ID:g/dTdNft
一番乗り〜。
このか可哀想……だが読み込んでしまった。GJ!
龍せつ好きにはたまらん。できればもう少し激しくたつみーにせっちゃんを攻めて欲しかった。
じらしとか羞恥とかまじGJ
これって龍せつの醍醐味だよね。
次作も期待していいのかな?
492名無しさん@秘密の花園:2007/12/10(月) 06:37:41 ID:SgaSPYDL
あ な た が 神 か 。
GJだ!もうGJしかない!
このちゃんがせつない…………んで龍刹がエロ過ぎる。この後どうなったのかとても気になります。ああ妄想が止まらんw
493名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 15:28:53 ID:aPkhUgrh
せつな「ひ、ぃあっ…!」
このか「ふふ、せっちゃんかわええなぁ。…ここするとどないやろ」
せつな「!!…っ!」
このか「ん〜?声も出ぇへんの?じゃ、ここは?」
せつな「……」
このか「せっちゃん?何や、寝てもうたん?」
このか「どないしたら起きるやろ。…こっちはまだやったなぁ…」
せつな「っあ!?」
こんか「あは、おはようさん」
せつな「お、じょう…様、もう、ゆるし」
このか「だめ」
せつな「ひ」
このか「せっちゃんには」
せつな「あ!んぅっ」
このか「たーっぷりおしおきせんとなぁ」
せつな「や、ゆるし、は、あう」
このか「さっきはここで失神したんやったかな。大丈夫、また失神しても」
せつな「あああ!…あー…」
このか「何度でも、何度でも起こして」
せつな「は、ちょ、まって、やすませて」
このか「ずーっとおしおきしたげるから」

以上龍刹見てネジが一本緩んで鬼畜に走ったこのちゃんでした。
神のほんとの続編が見たいw481さんテラGJ。
494名無しさん@秘密の花園:2007/12/11(火) 16:04:58 ID:igoyyH0X
>>493
このちゃんがカワイソ過ぎで泣きそうだった俺には
こんな鬼畜このちゃんでもすごく救われたよ
495運動部恋愛事情 Part.2:2007/12/12(水) 14:28:33 ID:r4t+ZllU
>>490
あれ?神がいらっしゃいますね・・・
兎にも角にも超GJです!!それしか言えません!
というか続きありますよね?w

そんな空気の中よりによって私ですいません・・・
流れ無視しますが本当に残念、投下入ります。
496運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:29:25 ID:r4t+ZllU

「うーむ……これは副作用の一種ですね………いつもより激しい『 運 動 』をして疲れてしまったのかと……とりあえず研究をしておきます……」
「ははっ、ま、まぁいつもは攻めなんだし、たまにはよかったんじゃない?ははは……」
「……くぅぅ……けどあんたらいなくても結局あそこで私助かってたんじゃん……というかハカセ、もうあの薬はいらない……つーか運動強調しなくてよろしいっ!」
裕奈は、簡単なやり取りを済ませる。間も無く、二つの足音は部屋から遠ざかっていった。


「あぁ〜……もう今日は大変だったにゃ〜……」

スヤスヤと静かな声を立てながら眠る亜子の頬をそっと撫でる。
ゴロゴロと亜子はそれに反応し、布団に包まってしまった。
「あはは……可愛いにゃ……さっきと大違い………」
あの後亜子は目が覚めることはなく熟睡をし続けている。どうやら副作用により深い眠りについているらしい。
しかし裕奈は結果体が疼いてしまうため、(勿論性的な意味で)眠りにつくことが出来なかった。
明らかに動きが怪しい様子を誰かに見られても厄介なため、亜子の部屋で寝ることに落ち着いた。

「まき絵はいんちょの部屋遊びに行っていないし……二人っきりかぁ…」
497運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:30:00 ID:r4t+ZllU

今日は望んでいた二人きりの時間。
本当は今までと同じ様に自分が亜子の事を攻めるつもりだった。
当然と考えていた。
「……幾ら薬のせいとはいえ……まさか私がやられちゃうなんてにゃ……」

天井に目を向けながら、裕奈は今日を振り返る。
いつもとは違う立場。いつもとは違う感覚。それに裕奈は一人酔っていた。
アキラにもやられたが亜子にもやられた。今日は受けばかりである。
正直恐いという気持ちもあったが今は―――
「まぁ……何ていうか…気持ちよかったっていうか……嫌じゃなかったけど…」
裕奈は意外にもすんなりそれを受け入れていた。
逆に違った何かに目覚めてしまった(?)様子である。

「亜子ぉ……続き……やってほしいにゃぁ……」

ポツリと本心がぼやきとなって出てきた。裕奈の今の言葉には一切の偽りはない。
しかし裕奈は隣でモゾモゾと動いてる布団には気付かない。

「(なっ……!?ゆーな何ゆって…!!?けけ、けだものさんのはずやで………!!!?とんだ可愛い猫ちゃんになっとるやないかっ!!!?)」
「ん……?何かツッコミが…?って!!まさかっ………!!」

ようやく気付いた裕奈が布団を引き剥がすとバッチリ目を開けていた亜子が顔を赤くしながら蹲っていた。

「あ、亜子……。き……聞いて……た?」
恐る恐る聞いてみる裕奈。
「……………………………(コクッ)」
「(……やっぱし……うぅ……恥ずい……)」
小さく頷く亜子をみて、溜息をつく裕奈。その後自分の言った事を後悔しながら顔を俯かせてしまった。
お互いに顔を赤く染めながら俯いてしまったため、会話が成立しなくなってしまった。
498運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:30:57 ID:r4t+ZllU

「(は、はぁ………しまった……どうしよっ……)」
「(うぅ……切り出しづらいわ……どないすれば……)」

裕奈と亜子はお互いに考えを巡らせる。暫く顔を背けながらお互い居心地に悪い空気を打破しようと。
そしてようやく……
「(し、仕方ないっ!……恥ずいけど言うしか……)」
「(しゃーないわ………ゆーなの希望に応えたいし恥ずかしいけど……)」

「えーっと………そのぉ……亜子?」
「な……何や?」
お互いが決心した。まずは裕奈が切り出した。
割と半端なまま、うやむやのまま終わらすことの嫌いな性格の裕奈。
そのためか、もう一度自分の気持ちを面と向かって言おうと考えたのだ。
しかし照れくさいところもあるのか呼びかけに応じて振り返ってきた亜子の目をまともに見ることができず、裕奈は言葉を詰まらしてしまった。

「う……うぅ……えっとぉ……私に……うーん………」
モジモジしている裕奈の様子を察した亜子はジッと裕奈の顔を見る。
裕奈は顔を赤くしながら今度は自分が上目遣いで亜子の方を見ている。いつもの教室でみんなに見せるはっちゃけている顔とはまた別の顔である。
亜子はその別の顔が好きで好きで堪らない。
「(みんなには見せないゆーなの顔。……私はこの顔が好きで……一緒にいるんやな……何か嬉しいわ…♪)」
そして亜子は満面の笑みを裕奈に見せた。
499運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:32:08 ID:r4t+ZllU

「な、何で笑ってるのさ、亜子……わっ!?」
「えへへ、ゆーなの言いたいこと……もうええよ、言わんでもわかっとるわ……♪」
耳まで顔を真っ赤にした亜子は裕奈にそっと抱きついた後、小声で囁くように耳元で呟いた。

「今日は………続き……やってもええよ?」

裕奈の顔も未だに赤いままだが、その言葉を聞き、パァッと明るい笑顔になった。
裕奈もまた、亜子の優しさ、そして自分に見せてくれる今の満面の笑みが好きで堪らない。
「(………やっぱり、私は、亜子の事が好きなんだな。)」

「んっ……!?ゆゆ、ゆーなっ!?」
「(ははっ……たまにはこんな日も……いいかもっ♪)」
はにかんで笑いながら抱き返し、そっとキスをする。そして裕奈も一言。

「へへっ……優しく、お願いねっ♪」
                        〜 fin 〜
500運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:33:46 ID:r4t+ZllU

another epsode…

時間は少し前に遡り、和美たちが亜子達の部屋を出たあたりになる。

「あははは、まるで私達みたいよね♪なっ、長谷川♪」
「あ、あぁ?んなわけねーだろ……(明石と和泉も………あんなことを…このクラスどーなってやがるんだ……///)」
能天気な声とやや恥じらいの混じる声が静かなはずの和美の部屋から聞こえた。
ハルナの手にはバイオハザードのDVDがある。ハルナはモニターを見ながらDVDを戸棚のあるべきとこに戻していた。
「ったく……ラブラブ映画を見てる頃に二人はその上をいってたのね……」
「……だな。正直驚きだよ。つーか待て、ラブラブ映画って何だよっ!?」
苦笑、そして相変わらずのキレのいいツッコミをする千雨。
「うぅ〜ん……よっし!負けられないわね、これは!!」
「ま、負けられないって………ちょ、おい!!?何言ってやがる!?」
「(今日は緊縛プレイでも…………ふふふふふっ……♪)」
『負けられない』という言葉に若干の寒気を感じながらも千雨はハルナに手を引かれ部屋に戻っていった。

こうして麻帆良の夜は更けていく――――
501運動部恋愛事情 Part.2 後編:2007/12/12(水) 14:35:28 ID:r4t+ZllU
えっと、ようやくパソが復活したから久々に書いてみました。はい、理性のない亜子=黒このかっぽくなりましたね。気にしませんが…
……しかも相も変わらずギャグ色……他の皆さんの作品はいい感じなのに……orz
この後運動部恋愛事情の名のとおりピンクの髪の人など絡んでくる予定ですが……
私の作品は修羅場というかどっちかといえば3Pとかの方向になりそうなんで…ま、暫くは控えさせてもらいます。

では、お目汚し失礼しました……
502名無しさん@秘密の花園:2007/12/12(水) 21:37:45 ID:asbkUFxj
なぜそんなに卑屈なのか!?
私は、あなたの作品だって十分に面白いと思います。
次も楽しみにしています!
GJ!
503名無しさん@秘密の花園:2007/12/14(金) 21:28:29 ID:yXMZuS85
>>501
あんま卑屈すぎても迷惑だし嫌われるから
十分GJなんでもっと自身持って(´・ω・`)
504490:2007/12/14(金) 22:19:56 ID:Mdc0tL04
遅ればせながら、GJありがとうございましたm(_ _)m
思いついてそのまま一気に書いたので続きをひらめけるかどうかorz
…頑張ってみます。

>>501
ギャグは重要かと
卑屈にならずに頑張って欲しい
505490:2007/12/16(日) 21:59:13 ID:auh27FgG
続きがキリのいいところまで書けたので吐き出しておきます。

三分後投下
506490:2007/12/16(日) 22:02:18 ID:auh27FgG
 
初めは多分、私からだったと思う。

『…好きだ。』
『?何を今更…龍宮があんみつ好きなのは知ってるぞ?』
『…いやいやそうじゃなくて…確かに今あんみつ食べてるけど、よく考えたらタイミング最悪だけど違くて』
『…………わけがわからない…』
『まあ待て。うん、私も混乱してるんだ』

そう、それまで特に意識しているつもりなんてなかった。
いつものように刹那に任務後のあんみつを作ってもらって二人で食べた。
刹那が向かいに座って満足そうに私を見ていた。
それが当たり前だった。
いつまでもこのままでいたいと思ったし、この生活が続けば良いと思った。
その時ふと思ったんだ。

好きだな、って。

思わず口をついて出た言葉はもちろん理解してもらえなかった。
しかもタイミング悪く私はあんみつを一口分飲み込んだ直後。
それまでそういう素振りを見せなかった(もちろん私もそんなつもりはなかった)のだから、誤解されるのも当然だった。
というか、私自身自分の気持ちを認めたくない部分が大きかった。
むしろそういう気は刹那にこそあると思っていた訳であって。
 
『ああ、いや、まさかそんな、なあ?』
『聞かれても…おい、一体何なんだ?』
『あーもう待てって。…うん、ありえない。一時の気の迷いだ。若気の至りだ』

うんうん、そうに違いない。というかそうだと自分を無理矢理納得させようとした。
…したんだ。だがそれも、目の前の刹那を見てしまったことで泡と消えた。
507490:2007/12/16(日) 22:03:28 ID:auh27FgG

『…?何だ、じろじろ見て』
『………違う。私はノーマルのはずだ…ノーマル、そう、ノーマルだ…うん、刹那のがちょっとうつったんだろう…』

そう自己暗示をかけて、再び刹那を見た。
…何故…何故今日に限ってエプロン姿が眩しく見えるんだ。細い首に目が行くんだ。
あまつさえ薄い唇に吸い付きたいとか、押し倒したいとか、その他もろもろしたいとか。
おい、ちょっと流石にまずいだろう、私。

『………マジ…なのか…?』
『何が?』
『…う…いや待て、あとちょっと待て。少し気持ちの整理というものをだな』
『よくわからんが……あんみつ食べ終わったなら下げていいか?洗い物を済ませたい』
『ああ、そうしてくれ』

その後刹那が戻ってくるまでの間、私は悩みに悩んだ。
だがやはり自分の本心は偽れないもので、刹那が現れてすぐ私は改めて告白したのだった。
その時の刹那の狼狽ぶりは今でも覚えている。
しどろもどろになりながらも何とか言葉を発しようとして余計にこんがらがる姿は最高だった。
私が助け舟を出しながら話し合った結果、どうやら刹那も私を憎からず思ってくれているということだった。
あまりの嬉しさに思わず抱きついたら相当恥ずかしがれた。というか殴られた。
その後も色々あって、結局私の腕の中に納まった刹那は、最後にこんな捨てセリフを吐いた。

『…今まで何度か告白されたが………こんなに情けない告白は初めてだ……』

まあなんだかんだで、結果的に私たちはうまくいってしまった。
後からわかったことだが、刹那は私に告白されるまで自分の思いに気付いていなかったらしい。
何事も言ってみるものだ。
508490:2007/12/16(日) 22:04:42 ID:auh27FgG
 
「…と、私は思った訳で…」
「だからってあれはない!すごく恥ずかしかったんだからな!」
「でも気持ち良さそうだったじゃないか。その後すぐイッただろう」
「〜〜〜〜〜っ…」

現在、私と刹那は昨夜の情事についての反省会(?)の真っ最中だ。
どうやら刹那は私のやり方に不満があったらしい。
だから過去の経験談を踏まえて正当性をアピールしたのだが、理不尽に跳ね除けられてしまった。
まあ事実を述べれば刹那も黙らざるを得ないのだが。

「よしよし。仕方ない、可愛い恋人のためだ。今後からああいったことは控えよう」
「…この間もそう言わなかったか?」
「善処するよ」
「………(駄目だ…これはまたやる目だ…)」

刹那がジト目で見つめてくる。まさか疑っているのだろうか。
確かに前の約束は破ってしまったが、それはひとえに刹那が可愛すぎるからであって…

「恥ずかしいこと言うな!!」
「む?刹那…人の心を覗くとは悪趣味な…」
「それ以前にお前が声に出してるんだ!!第一私がそんなことする訳ないだろう!寧ろそういうのはお前が…っ」
「ん?……ああ、今刹那が可愛いと言われたことを少し嬉しく思ってるとか…」
「なっ!?…そ、そんなこと思ってない!」
「そうか?顔に書いてあるぞ?」
「嘘っ!?」
「ウソ。」
「……っ…たーつーみーやー!!」

真っ赤になって私をぽかぽか殴る刹那は、駄々をこねる子供のようだ。
どうにも可愛らしいので頭を撫でたら、子供扱いするな!とさらに殴る力が強くなった。
509490:2007/12/16(日) 22:06:28 ID:auh27FgG
 
「…っと…そういえば、今日は約束があるんじゃなかったか?」
「え?………あっ!?そ、そうだ、お嬢様とお買い物に行く約束を…って!あと5分しかないじゃないか!」

そうか、お嬢様との約束だったか。だが刹那…よりにもよって私の目の前で言うとは…迂闊なやつめ。
私だって嫉妬くらいするんだからな。

「恋人がいるのにデートか…意外と浮気者だな、刹那…?」
「こ、怖いぞ龍宮。大丈夫だから、な?お嬢様はいい友達だし…そ、それに一番は…お、お前……だから…」
「刹那…!」
「だから心配するな!行ってくる!」
「ぬおっ!?」

くそ、良い雰囲気に乗じて押し倒そうと思ったのに。
見事に腕は空を掴んで、顔は閉まるドアに強打。…痛い。心身ともに。

「……お嬢様、か…」

未だに刹那を縛り付ける存在。
現恋人としては、気に食わないことこの上ない。
だがもし近衛を締め上げようものなら刹那が黙っていないだろうし、かなりの確率で嫌われる気がするので却下。

ふと窓の外を見ると、大慌てで駆けていく刹那が見えた。
もう少し落ち着けないのだろうか。いや、常に余裕があるお前も何だか気持ちが悪いな。
自分の想像に苦笑いを零しながら、窓を開け放ち、叫ぶ。

「刹那ー!暗くなる前に帰って来るんだぞー!」
「え?……う、うん!」

おや、思いっきり嫌がらせで言ったのだが…余裕がないのか、刹那は素直に返事をし、また駆けていった。
それが妙に可笑しくて、私は不本意にも笑顔で刹那を見送れてしまった。
510490:2007/12/16(日) 22:07:24 ID:auh27FgG
龍せつがどれだけラブラブかをしらしめたかったがためにだらだらと。
エロなくてすみません。
少しずつ妄想が膨らんでいるので、何とか続きが書けそうです。
修羅場の匂いがプンプンする…
511名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 00:26:10 ID:rYoUhjKc
やっぱり龍せつはいいなぁ…
512名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 00:51:30 ID:FXMtbpHR
クリスマスシーズンは純愛が定番かと思いきや、いい感じなトライアングルですか(^O^)/

龍せつのアマアマな感じに萌えたよ。この先の三角バトルがどうなっていくのか期待大です。
反省会イイ(´∀`)刹那が可愛かった。

先回はこのかが可哀想だったけど、アマアマな龍せつを見せつけられてもまだ好きなこのかがどうなっていくのか気になるところです。

続き待ってます。
513名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 01:22:43 ID:/2xZQyux
これは予想以上に複雑に絡み合っていきそうな感じがw
自分もトライアングルバトルに期待しちゃうぜ
514こんな続きを希望:2007/12/17(月) 02:40:59 ID:nu/flfEI
龍宮「私は刹那が好きで好きでたまらないんだ!」
木乃香「う、うちかてせっちゃんが好きや!誰よりも大事や思うとる!!」
刹那「あ、あの…二人とも……」
――――――数分後――――――
龍宮「…はぁ、はぁ、どうやらこのままでは平行線のようだな」
木乃香「はぁ、はぁ、うん…そうみたいや……なら…せっちゃんに決めてもらうえ、せっちゃん!」
刹那「は、はい!……で、でも私は、龍宮もお嬢様も、どちらも大事だし…、どちらかを選ぶなんて、その……」
龍宮「……埒があかんな…ならば」
木乃香「うん、言葉で選べんなら身体に聞くまでや…」
刹那「え?ちょ、待ってください、なんで二人ともそんな張りきってるんですか!だめです!!だ、だめです…そ、そこは…ん、あぁん!こ、このちゃ…そこ…だめぇぇ…………ちょ、ひゃあぁん!!たつみやも、そんなとこいじるなぁ……ん…ふぅん!」
515名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 02:47:10 ID:/2xZQyux
>>514
うむ。
516名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 15:57:58 ID:oHPKt6Zp
>>514
(*´∀`)
517名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 20:44:07 ID:+C5iIB2W
>>514
(ΠーΠ)b<仲良き事は美しき哉!
にしても、ホント愛されてるよなあせっちゃんw
518名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 21:38:38 ID:fbmqJOPD
>>514もいいなぁ。

買い物先でジェラジーこのちゃんがせっちゃんを物陰に押し込んで
「うちと、龍宮さんどっちが好きなん?」
ドS的愛撫尋問

なんとか誤魔化して、部屋に戻ると
このちゃんにつけられたキス跡が見つかって・・・
でもひとつ、できそうだな
519名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 22:21:23 ID:/2xZQyux
>>514>>518
何でお前らはそうやってどんどん話が湧いてくるんだよw
読むだけでしか妄想できない自分からは羨ましすぎる…
520名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 22:51:53 ID:IndPUzre
随分久し振りに
盛り上がってますな。

ちょっと嬉しい。
521名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 23:30:50 ID:nu/flfEI
>>510氏、GJ!続きをマターリ待ってます。


勝手に妄想してスマソ
思わぬ龍刹に魅せられてしまい、個人的に修羅場は苦手なのでつい3Pを妄想してしまった。反省は(ry
自分はやはり総受けせっちゃん派
522名無しさん@秘密の花園:2007/12/17(月) 23:48:47 ID:v2JhJT6t
>>521
>3Pを妄想
その妄想(おもい)は、きっと間違いなんかじゃないんだぜ同胞!
>>510
頑張れー!あなたのだだ甘な龍刹も悶々としてるこのちゃんも大好きだー!
上であんな事書いちまったけど、三角関係の行く末を楽しみにしてます!
523名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 12:57:18 ID:54kAabo3
このかVSたつみーでテクニック勝負とかどうかな?
先にイッたら負けw
524名無しさん@秘密の花園:2007/12/18(火) 14:56:22 ID:Us0JCA4n
ドSを越えたSS(スゲェS)二人だからな
それだとなおさら、カオスになりそうだ

タイムアタックでせっちゃんを飛ばした回数で・・・
がだんだん、場所だの技がどうだので、結局カオスなのは想像できる。
「ウチはせっちゃんがお尻でよがる所知っとるえ」
「殺那は私のキスでイけるんだよな」
せっちゃんイきまくり
525名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 10:39:53 ID:TlikNiXV
>>524
せっちゃんで勝負はありがちだからあえて攻めVS攻めが読みたいのだよ
526名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 12:44:38 ID:zEOWbo68 BE:649144883-2BP(1)
>>525
せっちゃんが、しょぼーんとして引き分けになるんじゃないかな
527名無しさん@秘密の花園:2007/12/19(水) 13:14:47 ID:C82OaAiy
そうか、しまった
最近のトークの濃さに、せっちゃんが基本激ウブなの忘れてた
お嬢様の恥態見て気絶しかねない
528490:2007/12/20(木) 00:20:51 ID:70e2MdOi
ちょwどうしよう何かすごく盛り上がってるww
全然進んでなくてすみませぬorz
みんなのコメント見てちょっと元気になったから、もう少し頑張ってくるノシ
529名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 15:18:04 ID:H0IwWA8a
>>526
同時にイッてせっちゃんが取り残されるってのもある
そんで友情?が芽生える→せっちゃんは仲良く二人の物→前より激しくなるw
530名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 16:00:25 ID:o+PV/Meh
>>529
君は天才か
想像したらゾクゾクきた
531名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 18:32:28 ID:p52EIMvD
>>529
というかアホだけどなww
いや、すごくいいと思う。
せっちゃんはいつだって誰かのものw
532名無しさん@秘密の花園:2007/12/21(金) 18:35:37 ID:XuMRMgIC
誰か>>529を書いて欲しい(´・ω・`)
俺は忙しいから無理なんだ他に書きかけの話がorz
533名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:19:42 ID:kLjbb9et
みんなクリスマスに張り切ってssとか書かないの?
むしろクリスマスだからこそssとかやってる場合じゃねーのか?
…龍刹が読みたい(´・ω・`)
534名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:47:19 ID:grRcV4NM
慌てて書いてみた。龍せつです
せっちゃんのポエムっぽくなってるけど勘弁してください
クリスマスなんておまけだ、ただ二人が好きなんだ
535名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:48:07 ID:grRcV4NM
 
ふと思い立って夜空を見上げる。
導かれるままに窓を開けると、黒く澄んだ空、透き通った空気を肌で感じる。

「…寒い。」

不意に、私の背後から不躾な声が響く。
少しむっとしたので、窓を思い切り開け放ってやった。

「ふん。情緒のないやつ」
「寒いものは寒いんだよ」

そう言って、つかつかとこちらに歩いてくる長身。
羨ましいくらい女らしいラインに、自然と嫉妬する。
それでもやはり、窓を閉めさせまいとする気持ちのほうが強かった。

「だから駄目だって」
「寒いんだよ」
「もう少しだけ!」
「嫌だ。すぐ閉めたい」

不機嫌そうに、しかしきっぱりとした様子に若干圧倒される。
そんな強い瞳で見つめられたら負けてしまいそうだ。
頼むから、もう少し優しく。

「…なあ、龍宮。本当に、あとちょっとだけだから」
「……ふん…」

いつもクールな相棒は、少し拗ねてしまったらしい。
腕を組んで私の横の壁に凭れかかると、そのまま目を閉じてしまった。
…意外に子供っぽいんだ、こいつは。
536名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:48:44 ID:grRcV4NM
 
「…………」

引き続き、夜風を身体で感じる。
冷たくて気持ちいいと思うのだが、龍宮はそうじゃないのだろうか。

「なあ、」

不意に、声を掛けられる。

「今日、クリスマスイヴだって知ってるか?」

言われてはっとする。
少し前まで、私とは無縁だったもの。
それが今は。

「…ごめん。忘れてた」
「やっぱり」

またむすっとして、今度は顔を背けられてしまった。
…うん、なるほど。
こいつはあれだ、もしかしてもしかしなくても。

「…プレゼント……用意してた?」
「うるさいな」

今度は少し赤くなった。
どうやら当たってしまったらしい。
きっと寒いから窓を閉めろというこの問答も、話しかけるキッカケが欲しかったんだろう。
わかりやすい奴。
537名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:49:21 ID:grRcV4NM
 
「欲しいな。プレゼント」
「刹那は忘れてたくせに」
「いいじゃないか」

大方、プレゼント交換とか、似合わないことを考えていたんだろうな。
想像したら可愛くなってきて、自然と笑みが零れる。

「もう、拗ねるなって。私からもプレゼントやるから」
「何?用意してたのか?」
「ううん」

きっぱり否定してやったら、鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔しちゃって。
好きだなあ、やっぱり。
大好きだ。

「プレゼントくれたら、キスしてやる」

いつもはからかわれてるから、今日くらいちょっと仕返しさせて欲しい。
結局はいつもの立場に戻るんだろうけど。
少しの間だけ、びっくりして真っ赤になった相棒を堪能しようと思う。



〜END〜
538名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:50:47 ID:grRcV4NM
連載すっぽかしてすみませんorz
煮詰まってる。とても煮詰まってる
龍せつ書きたくてしょうがなかったってことで許してくださいm(_ _)m
539名無しさん@秘密の花園:2007/12/24(月) 23:51:28 ID:grRcV4NM
sage忘れすみませんorz
540名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 00:57:33 ID:ENWyVw32
失礼を承知で言わせてくれ。

俺はこっちの方が大好きだ!!!!1

ありがとう、最高のクリスマスプレゼントだったぜ!GJ!!
541名無しさん@秘密の花園:2007/12/25(火) 01:28:17 ID:p3XOsxD5
わわわ!
ss書かないのとか自分勝手なこと言っちゃったかなと
反省してたけど
言ってよかった!
ニヤニヤして読んでしまったよw
ありがとう!!

連載の方、応援してるよ!
542名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 14:33:07 ID:gDqQk57q
クリスマスは終わったが、この絵を見た瞬間龍せつだ!と思ったので載せておきます

刹那「べ、別にお前のために用意したんじゃないぞ!今はサンタだから仕方なくあげるんだからな!」
龍宮「ほう。…というかパンツ見えてるぞ。誘ってるのか?」
刹那「なっ!?///」

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1327.jpg.html
パスはtsundere
543名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 18:04:06 ID:/lhqwVzg
>>542
これを龍刹だと瞬時に感じるお前の妄想力がすごいよw
544名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 18:41:24 ID:RdwN7a6E
しかしこの萌え系せっちゃんはやはり龍せつだな。
お主の直感と妄想にもGJ!
545名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 22:22:36 ID:1KvgL4ip
龍宮「おお、刹那!」がばっ
がつん。
刹那「…い、いきなり何なんだお前はっ!!」←びっくりして殴り飛ばした
龍宮「久々なのに…」
刹那「だからって抱きつくな!!」
龍宮「…そうか。刹那は私に会えなくて寂しくなかったんだな…」しゅん
刹那「な……お、おい?そんなに落ち込むことじゃないだろう?」
龍宮「…………」しゅん
刹那「……ま、まあ…私も寂しくなかったって訳じゃ…」ごにょごにょ
龍宮「…聞こえない」
刹那「う……ああもう!会えなくて寂しかったっ!!///」
龍宮「…刹那……!」じーん
刹那「な、何だ?ちゃんと言ったぞ!」
龍宮「ああ…久々に萌え殺されたよ。では早速」がばっ
刹那「な!?ちょっ、お前調子に……っあ、そこはっ………ら、らめええええええ!!」

久々に萌え死んだ。
龍せついいよ龍せつ
546名無しさん@秘密の花園:2007/12/28(金) 08:43:59 ID:5tvqdpTc
流れが来たところで龍せつSSキボン
武道四天王ネタまた書いてくれないかなぁ。
547名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 12:52:16 ID:GCIIlQvL
ふむ・・・・隊長はデレ系ハードSなのか?
なんとなく、楓は縛ったり尻攻めたりに走りそうなんだが
548名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 13:26:30 ID:/K7oBe/J
楓は普段目つぶってるからなに考えてるかわかんないとこあるし、
鬼畜に走らせやすいんだろうな。

自分はデレても表には一切デレを出さない隊長が好きw
549名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 14:50:36 ID:n5+3/o/4
成程
しかし、その分、夜に隊長は派手にイかせまくるカンジがな、じらすのもかなりハード調

しかし、じらし攻めでは、このちゃんが最強である。
幼馴染みで気心知れた分言葉責めが冴えわたる
550名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 16:00:35 ID:/K7oBe/J
翻弄されまくるせっちゃんだな。このか相手だと。
あ、基本せっちゃんは翻弄されまくりかw

せっちゃんはこのちゃんには抵抗できないけど、
隊長相手には多少抵抗して欲しいよ。
551名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 17:47:31 ID:rPniHqWY
ここらで運動部や武道四天王以外の百合SSを読みたいと言ってみる
552名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 19:48:11 ID:r9UvNbpt
刹那「たまには一人で散歩というのも…なかなか乙なものだな…」
ガサッ
楓「ふう…おや、刹那ではござらんか」
刹那「Σはううううっ!??」びくっ

楓「こんな森の中でとんだ偶然でござるな」
刹那「え?あー、うーん。あはは」
楓「?何でござるか、その珍妙な反応は」
刹那「あ、あはは(それは楓と二人きりというこのシチュエーションについ身構えてしまうからであっていやもちろん今すぐ逃げ出したいが足が竦んで動けないからであってそのry)」
楓「変な刹那でござるなあ」なでなで
刹那「へ…?(あ、あれ?襲ってこない…縛らない…××しない…?)」
楓「どうしたでござるか?そんな驚いた顔をして」
刹那「あ、いや…すまない。私としたことが楓を少し誤解していたみたいで…」
楓「ふむ?それはどういった?」
刹那「そ、それは…出会い頭に襲ってきたり、変な縛り方をしてきたり…×、××を…したりするんじゃないかって……///ほ、本当にすまない!!」
楓「そうでござったか。いやはや、刹那が気にすることはないでござるよ。昨夜のあれで拙者は満腹ゆえ」
刹那「そ、そうか。よかっ…………ん?昨夜?」
楓「昨夜はすぐに眠くなったでござろう?」
刹那「ああ……そういえば…って!!な、何で知っ…!?っ!…まさか!?」
楓「うむ、秘伝の睡眠薬でころっと♪」
刹那「…な!!!おま!!!な!!!???」
楓「いやあ、久々に刹那の身体をじっくり研究しようと…寝顔も可愛らしかった出ござるよ♪あと起きているときには抵抗されてできなかった色々な…ふふ」
刹那「ちょっ…〜〜〜〜〜〜〜っ!///」ぱくぱく
楓「う〜ん、刹那は可愛いでござるな〜♪……ふむ、気配なしと」きょろきょろ
刹那「…?///」
楓「そしておあつらえ向きに紐が」するり
刹那「……………Σっ!?ま、まさか…」
楓「何、大人しくしていれば痛くないでござる」
刹那「い、いや!そういう問題じゃ!?…あっあっ……はうぅ!そ、そんっ…そんなことしたらっ………ああっ!!」
553名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 19:48:46 ID:r9UvNbpt
>>551
そんなこと言うからちょっと逆らってみたくなったじゃないか
とりあえず楓のキャラはこれで固定気味
たつみーはもう少し甘々路線目指せたらいいと思う
…古?気が向いたらかな
554名無しさん@秘密の花園:2007/12/30(日) 23:27:18 ID:/K7oBe/J
>>553
つかせっちゃんw
楓のキャラとかいう前にせっちゃんのキャラが
暗黙の了解で固定されてるw

>>551
それ以外だと書き手が少ないからね。
自分も龍刹好きだけど、くぎみーとかたまには見てみたい。
とか、なんの文才もない役立たずな自分が言いますけどw
555名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 00:36:17 ID:1m3i0Joz BE:378667872-2BP(1)
このちゃんとせっちゃんが契約するのは当然だが、それでも魔法使いが少ない
だから、亜子が魔法に目覚めて、3人と契約するんじゃないかな?
556名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 00:37:00 ID:GEoIe4JZ
刹那「うぅ…やっと開放してもらえた…」ふらふら
円「お、桜咲さん。やっほー」
刹那「……えっと…?」
円「あれ?まさか名前覚えてくれてないとか…?」
刹那「い、いえそういう訳じゃ…釘宮さんは何故ここに?」
円「ちょっと買い出し頼まれちゃって。桜咲さんは?」
刹那「Σえ!?私!?えとっ……散歩!そう、散歩です!」
円「へー?元気だねえ」
刹那「ハ、ハイッ!寒いときは身体を動かすのが一番d…ふぁ、くしゅっ!」
円「あはは、それで歩き回って風邪引いたら世話ないね〜」
刹那「あ、あのこれは、ちょっとむずむずしただけでっ……ふ、ふぇくちっ!」
円「しょうがないなあ…ほら、これ巻いて」
刹那「うぷっ……へ?あ、あの」
円「寒そうだから。あげるよ」
刹那「え!?そ、そんな…いいです!私なんかに…っ」
円「いいからいいから。もらってやって」
刹那「ですがっ…」
円「もー…じゃあ前に教科書見せてくれた時のお礼ってことで。ね?」
刹那「わ、わかりました…というかその、ち、近いんですが…///」
円「お、照れてる?かーわいいじゃん桜咲さんてばー♪
  …ってヤバ!?こんな時間!じゃ、じゃあまた今度ねっ桜咲さん!!」ダッ
刹那「え!?あっ……もうあんなに遠くに………Σはっ!?し、しまった!お礼を言いそびれたっ…!」

>>554
こうですか?わかりません
557名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:01:10 ID:Azwfk3Sy
>>556
早w
そうです。暖かい風が吹きました。
ありがとう。

自分でなんでくぎみーなんて言ったんだろうと
言ったあと思ったが、
そういや、刹那と座席隣なんだよな。
だったらもっとくぎみーと刹那は増えてもいいと思った。
558名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 01:20:52 ID:12erAJSy
>>555
むしろ遺伝子的には裕奈が魔法使いじゃね?

>>556
これはGJ!隠れくぎせつ好きの全俺が泣いた!!
559名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 02:44:38 ID:FTEaD4YP
>>556
GJ!!
桜つながり?で桜子なんかいいなとも思った
560名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 10:40:46 ID:rBF04RhE
>>556
くぎみーええ子やなぁ…
>>558
つまり、裕奈と亜子がクラスメートを襲う、ということですね
561名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 18:14:24 ID:NsPNK45w
>>560
チア三人組に返り討ちにされる図もよし
562名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 20:30:37 ID:Yc8xOG26
>>561
三人というより柿崎に返り討ちにされる図が浮かんだww
563名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 21:10:45 ID:hKT9x/Fs
>>562
柿崎→ドS
桜子→S寄り
くぎみー→M
個人的にはこういう設定だが、組み合わさると強烈なSになるんだな
564名無しさん@秘密の花園:2007/12/31(月) 21:28:30 ID:Azwfk3Sy
くぎみーは他のチア2人にはMだけど、
単体でいるときはSと見ている。
565名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 01:42:45 ID:zOnzUl9C
あけおめ。

俺の脳内でくぎみーが攻めに回れる相手なんて刹那しか該当しないのだがw
566名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 03:06:25 ID:s6tOlCfJ
あけおめ〜

くぎみーは受けか…。
コタローヘの態度とか見てて、強気な姉貴タイプかと思ってたけど
確かに女の子相手にはあんまり強く出れない子かもな。
うむ、かわいらしいw
567名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 19:24:52 ID:6/e/mXCQ
>>566
逆に考えるんだ。
愛しの恋人の裸を見られてってプロットはどうだ?
568名無しさん@秘密の花園:2008/01/01(火) 22:07:48 ID:LirohDBp
>>567
つまり亜子くぎだな
569名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 10:26:59 ID:Af1O12XI
何故か、千雨ちゃんの部屋に、コスプレ衣装の噂を聞き付けた双子が突撃
千雨ちゃんを愛撫責めにする初夢を見た
570名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 01:59:34 ID:fdZayJhm
龍ザジが読みたいのは俺だけなのか?
571名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 13:49:51 ID:rfy+aKp3
>>570
同じく読みたい
572名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:34:16 ID:dGkccGMA
流れを無視した運動部…と可哀相なくぎみー投下
573名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:35:41 ID:dGkccGMA
>>572



今日に限って、こんな時間に大浴場に来てしまった自分を恨まずにはいられない――――


パチャ
「うーん、つっかれたあーー」
釘宮円は用事で帰りが遅くなり、日もまたごうとしている深夜に大浴場に来ていた。
「貸し切り状態じゃん。へへっ、ラッキー」
ゆったりと肩まで湯舟につかると自然と心もぽかぽかしてくる。
だがそれと同時に一人になると最近考えることは一つだった。
「亜子…」

目を閉じると思い浮かぶのは彼女のことばかり。皆に笑顔を向ける彼女。私に向けられるモノもそのなかの一つ。
(亜子が向ける特別な笑顔の先には…)
「ははっ、亜子からの告白じゃ手も足も出ないって」パシャンと水鉄砲を飛ばすと壁に当たって弾けた。
「私もゆーなになりたいよ」
本心から出た言葉。
「あーもう。無理だっつーの」
一人空しくなってくる。そんな時ふと脱衣所から声が聞こえてくる。

「なんでわざわざこんな時間に大浴場に行くん?」
「部屋のは狭いんだもん。部活の疲れを癒すにはやっぱここに来なきゃ!」

(!?亜子とゆーな)
なぜかわからないが私はとっさに隠れてしまった。
574名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:36:46 ID:dGkccGMA


「おっ!貸し切りだ」
「ほんまや。まっ、こんな時間に入る人なんか滅多におらんやろな」
呑気に会話する二人をよそに、円は隠れてしまった自分を後悔した。
(今更出ていきずらいな)そうこう思っている内に、二人は円が隠れているところの真ん前に腰を下ろした。ちょうど二人は背中を向けている格好である。

髪を洗い体を洗い始めた二人は、楽しそうにおしゃべりを続ける。ふと、いつもつけているヘアゴムを外した状態の、裕奈の横顔が見え、いつもとは違う大人っぽい印象に思わずドキリとする。
「さてと、じゃー次はコレの出番だね」
裕奈はそう言い放つと、お風呂セットのなかから「ぬるぬる君X」を取り出した。
「それ効果ないやん」
やれやれと亜子は飽きれた眼差しで裕奈を見る。
「目的はそっちじゃないけどねー」
裕奈は手に液をたっぷりつけると、亜子に背後から抱き着いた。
「ちょっ、ゆーな何するん!?」
「私が塗ってあげる」
裕奈は亜子の敏感な場所はわざと避けながら液を塗っていく。
「ふあっ……やっ…ああ」「どうしたのー?」
裕奈はにやにやしながら亜子のあごに手をかけると、ぐいっと愛撫に溺れて上を向いていた顔を正面に向かせる。
「わかる亜子?いやらしー顔してるね」
正面にある鏡ごしに裕奈は亜子に話しかける。
亜子は恥ずかしさでぷいっと顔をそらした。

てっきりまた顔を正面にむかされるだろうと思っていたが、亜子の予想は外れた。見ると裕奈は手も止め、鏡を見つめている。
「ゆーな?」
「へっ?ああごめん」
なんか鏡についてるのかと思い、視線を移そうとしたが目の前にきた裕奈の顔でそれは叶わなかった。
「んっ…ふぁ……っ」
舌を絡ませ、片手で亜子の頭を支え、もう一方の手でまだ触れていなかった箇所へ液を塗り付ける。
唇を離す頃には亜子の目はとろんとなっていた。
575名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:37:49 ID:dGkccGMA



「うーん…」
裕奈は思案げに呟くと亜子を見てはにかんだ。
シャワーヘッドを掴んで亜子に向ける。
「わあっ!ちょっこれ水やって」
亜子に冷水を浴びせ液体を落としていく。
「つめた!お湯だしてーな」
「大丈夫。今から体あっためてあげるから…」
カリッと亜子の耳を甘かみすると色っぽい声でささやいた。途端に亜子は全身の力が抜けてしまう。
「ゆ…なぁ」
亜子は上目使いに裕奈を見上げ水の冷たさと裕奈の体の温かさに身震いする。

「お湯がねー」
「!!」
悪戯っぽく笑うとそのまま亜子を抱き抱え浴槽へと向かう。
「…ゆーなのいけず」
亜子が勘違いに顔を伏せている時、裕奈はある一点を見て口元を緩めた。

間違いない。鏡ごしに気付かれた。物影の裏で円は必死に気持ちを落ち着かせようと努力した。
576名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:39:03 ID:dGkccGMA




「ふにゃー、気分爽快」
裕奈が伸びをしている隣では、亜子が不機嫌そうな顔をしている。
「あれ?もしかして最後までしなかったの怒ってる…?」
「っ〜〜〜〜」
亜子はいっぱいいっぱいといった感じで返事を返さない。
裕奈のストレートすぎる言い方にも問題があると思うが。
「か〜わいー」
「わっ」
裕奈はがばっと亜子に大袈裟に抱き着くと壁際に押しやり、キスをする。甘い吐息がもれ亜子はまたくらくらとする感覚に陥るが、キスが終わると裕奈はすっと離れてしまう。
「っ…ゆーなぁ」
亜子が手を伸ばすと、裕奈はすっとそれを避け亜子に話しかける。
「亜子はさ、ホントに私のことが好き?」
「なっ、当たり前やん!」裕奈は亜子の目を見た後ふいと横を向く。
「でも誰にでも優しいし…くぎみーとかにはすっごい信頼よせてるし」


もう少しでくぎみーって言うなと出ていくところだった。円はホッと胸を撫で下ろす。だが気のせいかここからは二人が見えすぎる。裕奈が亜子に抱き着いて場所を変えてから―――
577名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 19:40:12 ID:dGkccGMA



「ウチが好きなんはゆーなだけやもん!」
亜子は涙目になりながら、必死に訴える。
「……でもくぎみーのことは特別気にかけてるんじゃないの?」
裕奈の顔からはいつもの笑顔は見られないことに亜子は不安を覚える。
「そんなんやないっ!」
「でも亜子は押しに弱いし、案外すぐ乗り換えちゃったりして」
ははっと裕奈は笑う。がすぐ表情が冷める。
「ゆーなぁ…くっ…ひく」亜子が涙を流すと裕奈は悲しい顔をする。
「信じらんないよ…私が一方的に愛情押し付けてるだけだし、誰にでもそんな顔するんでしょ?」
裕奈の言葉が頭に響く。言葉が出ない。好きなのは裕奈だけなのに…
さよならと裕奈は言うと立ち上がって亜子から離れて行く。亜子は離れて行く恋人を必死で追う。
後ろから裕奈に抱き着いた。
「おねが…キライに…ヒクッ……ならんといて。なんでもするからぁ…」
涙でぐだぐだの顔を背中にうずめ懇願する。
「亜子…」
裕奈は一瞬円を見て、亜子にささやいた。
「じゃあ亜子が私を満足させて」
「ま…んぞく?」
裕奈はにこりと笑う。
「満足させたら…また好きになってくれるんよね」
亜子は決心すると、裕奈の頬を包み自分から舌を入れた。


(ゆーなのやつ…)
円は気付いた。全てゆーなが自分への当て付けに仕組んだのだと。真正面から亜子に愛撫されながら、こちらに微笑む裕奈を睨みつけるが、自分の体が亜子の色っぽい姿を見て疼いているのに気付かないわけにはいかなかった。


つづく…?
578名無しさん@秘密の花園:2008/01/04(金) 23:46:05 ID:3AtPqGES
くぎみー好きな俺涙目…
つづくんなら待ってっぞ。
579名無しさん@秘密の花園:2008/01/05(土) 01:00:23 ID:8x15JHA3
むしろゆーな好きの俺が涙目wwwww
酷いキャラにされたままだと辛いので激しく続き希望
580名無しさん@秘密の花園:2008/01/05(土) 01:26:10 ID:QQXxlIQF
>>579
同じくゆーな好きな俺涙目ww
仕方がない、ゆーな好きのために連載の続きを俺も書くしかないなww

そして激しく続き希望する
581名無しさん@秘密の花園:2008/01/05(土) 01:56:45 ID:pO9l5LsR
ここは、三人仲良く…
さぁ、続きを
582名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 18:26:49 ID:HDZVSh1y
583名無しさん@秘密の花園:2008/01/08(火) 00:04:05 ID:fGqDM/RM
続きが気になって眠れない。
584名無しさん@秘密の花園:2008/01/08(火) 00:26:37 ID:wh+kvtSa
密かにこのせつたつみートライアングルを待ってます。
585名無しさん@秘密の花園:2008/01/08(火) 05:48:24 ID:uIpGsr3L
>>577

ただ今執筆中。今週中には完成出来るはずです…
586名無しさん@秘密の花園:2008/01/09(水) 20:44:18 ID:iRzXp+v4
修羅場が見たいです
587名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 00:21:14 ID:vnnREJi5
いんちょと千鶴は絶対危ない関係だと思うんです
588名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 08:56:17 ID:h9OdaQms
>>587
夏美ちゃんがコタロに取られちゃったせいで、どんどん過激になってると思うんです
589名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 10:42:38 ID:4zTaiGZ8
つまり『私のあやか』発言について誰かkwsk、と
590名無しさん@秘密の花園:2008/01/10(木) 19:19:46 ID:zq/kRVsZ
>>577
続きです。駄文でスイマセン。


「んっ…は…あ」
裕奈の首筋に軽く吸い付くと亜子は慣れていない行為からか、すぐさま息も絶え絶えになる。
「もう終わりー?」
裕奈が亜子の顔をのぞきこんだ。
「ウチだって…できるもん」
亜子は自分に言い聞かせるように呟くと裕奈を誘導して縁に座らせる。
自分は膝だちの状態で裕奈の足を開いていく。
軽く深呼吸すると裕奈の瞳を見つめた。
(ゆーなの顔…赤い)
そして内ももを舐め始めた。
「ふあっ…あ……つう」
亜子の舌が裕奈の足にふれるたび、裕奈の声が高くなる。髪を撫でてくれる手に亜子は安心する。
「ああっ」
亜子の指が裕奈の中に入ると裕奈は一際大きな声を出した。
「あ…こぉ」
「ん…ゆーなの中…とろとろやよ」
チュクっと音がして亜子の舌が裕奈の中に侵入していく。
「ふあああ…」
亜子の舌が出し入れを繰り返すと裕奈はいとも簡単に果てた。
「イッた?」
裕奈は肩で息をして赤い瞳を見つめる。仕組んだのは自分だが、まさか亜子がここまでするとは考えていなかった。
「ゆーなって感じやすいんやね」
いつも受けやったから気付かんかった、と亜子は囁いた。
591名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 18:51:24 ID:0jTJH/5Q
>>590

昨日、携帯調子が悪くて投下できなかったので今から投下します。
592名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 18:54:35 ID:0jTJH/5Q
「っ〜〜〜」
裕奈は顔を真っ赤にして唸り、亜子の先程までの様子との違いに驚いた。
(完璧下剋上だよ…)
「あ、亜子もういいよ。わかったから」
裕奈は今だ開いていた足を閉じ、亜子を見据えた。
「…まだ」
「へ?」
亜子はいきなり立ち上がると裕奈の手を取り歩き出す。

ばっちゃーん!
「ぷはぁ、っなにするの!」
裕奈はいきなり水風呂に突き落とされた。亜子はゆっくりと入って裕奈に抱き着く。
「大丈夫やって。ウチがあっためてあげるから」
「まぢ寒いって!」
裕奈は縁に手をかけて立ち上がろうとするが途端に足の力が抜ける。亜子が中に手を入れてきたのだ。
「裕奈はほんまかわいいなぁ。…せや、一回イッたら出してあげるわ」
亜子は裕奈の胸に手をかけ優しく揉む。
「ふぁ…ちょっ…それ亜子次第じゃん」
「ある意味ゆーな次第やけどな」
冷たい水に肌が触れている中て゛、亜子の舌が通る場所だけが温度を持つ。
ぞくぞくと体が疼く中で何かが足りない。
(まさか…)
「簡単にはイかせてあげんよー」
言葉通り亜子は寸前の所で引いて元に戻す。
体が熱と冷気を交互に感じる。
「おねが…い亜子……イかせて…」
涙ながらに哀願すると亜子は優しく微笑み胸の突起を口にふくんだ。
「はああ…ふあっ……う」膣に手をあてがうとそのまま一気に奥まで差し込む。裕奈はただ喘ぎ亜子に抱き着くことしかできなかった。

(亜子があそこまでやるなんて…)
円は亜子の執拗な裕奈への愛情を知り悲しくなったが涙は出ず、気付くと二人の行為に先程よりも釘付けになっていた。
593名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 18:56:23 ID:0jTJH/5Q
「ね…もっと……」
いつもの裕奈とは違い何か甘美のベールをまとっているように、例えるなら、いやらしい、この言葉がピッタリだと思った。髪を乱し甘い鳴き声を発する…今までだと考えられない。格段に違う所がある。

裕奈との行為は心も躰も機械的なものだった。ただ快楽を求めるだけのもの。ただ寂しさを一瞬だけでも忘れたかった。
愛が…ほしかったから……。
あほやなぁ。
ちゃんとウチが向きあったらこんなにも裕奈は答えてくれるのに…

そんな事を考えているうちに体は自然と裕奈を求め続けていた。

「なぁ、ウチのこと好き?」
顔に張り付いた髪の毛をどかすと裕奈はくすぐったそうに身をよじる。
「…うん。好きぃ、大好き」

裕奈の足をつかむとお互いの秘所をつける。
「あっ…あああー」
亜子は無我夢中で裕奈を求め腰を動かす。水ははね浴槽から大量に流れおちる。
「やっ…あ…もぅムリぃ」ガクガクと快感に震え裕奈は逃げ腰で亜子を引き離そうとするが、激しく擦るととろんとした目で亜子を見る。
それに亜子は興奮を覚え更に動きは熱を持つ。
「亜子、ああっ……もう…ふあ」
「はぁ…せやっ…たら一緒にイこうな」
亜子は裕奈の唇を防いでラストスパートをかける。
「あっあ――――――」
一際高い声が響き二人は重なるように崩れ落ちた。

その頃、所変わって円もタイルに身をなげだしていた。
594名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 19:01:03 ID:0jTJH/5Q
とりあえず行為が終わると寒さが舞い戻ってきたので、温かい浴槽へと戻る。

「亜子ー…放してくんない」
「や〜よ」
亜子は裕奈に抱き着いたまま頬を寄せる。
「ま、いっか………あーー!ヤッベ!!」
いきなり裕奈の声が響き、亜子は咄嗟に耳をおおう。パタパタと走って行くので亜子も後を追う。
「なんや!?」
「やー、くぎみーいたの忘れてた」
裕奈の指差す方向にはのびた円の姿があった。

とりあえずこのままにはしておけないので、脱衣所に連れていき、タオルをかけた。しばらくして起きた円はなんとも言い難い状況に苦笑する。
「ちゅーか見られてたん…」
「あは…は」
亜子と裕奈はすでに着替えており、顔を真っ赤にした亜子は恥ずかしさでわたわたしている。
「ゆーなのあほ…」
すそを引っ張り子供のように駄々をこねる亜子に裕奈も円も微笑む。

「あっ、ウチなんか飲み物買ってくるわ」
保健委員として円の顔が今だほてっていることに気付き、自販機に向かう。
595名無しさん@秘密の花園:2008/01/13(日) 09:53:34 ID:wBetmiZJ
続きWkTk
596名無しさん@秘密の花園:2008/01/13(日) 10:26:17 ID:04dju3s+
すいません。規制にひっかかって最後だけ投下できなかったので、今から投下します


「亜子にあんだけ愛されてたら幸せだね」
「まあね〜、でもくぎみーもバッチリ見てるなんてエロいなー」
皮肉たっぷりに言うが裕奈はにこやかに笑って返す。円は一息おくと裕奈の正面に体を向ける。
「こんのばっかやろー!」「ふにゃああああ」
もろにアッパーをくらった裕奈は綺麗に半円を描いて飛んでいった。
くるくると目を回し床に倒れている裕奈に円は馬乗りになる。
「むぐぅ…んー」
口を塞ぐと案外簡単に正気を取り戻した。
そのまま首に吸い付き新しい印をつける。
「これで亜子とケンカでもしちゃえ」
ポカーンとした裕奈を残し簡単に服を着ると脱衣所を後にした。


「ばーか」
廊下でひとり呟いた。
気を失う前あの時最後に見たのは、果てる瞬間の裕奈の顔だった。
(あの顔見て一緒にイっちゃったんだよなー…)
「ほんとばかみたい……」涙がひとすじ頬を濡らした。

でもあなたには大切な人がいるから……その人も私が愛した人だから…

幸せになって下さい。


END
597せつねぇ…:2008/01/13(日) 10:54:35 ID:P4/n7uUl
↑神降臨
598名無しさん@秘密の花園:2008/01/13(日) 20:19:49 ID:JZCs0Tz1
誰か!誰か円を愛してあげて!
599名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 00:00:59 ID:e+lE4NgZ
この後円が幸せになる話をだれかが書いてくれるはず…
まどかぁぁぁ
600名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 02:27:46 ID:KQRaGSDm
>>596
神来た!!
GJ!!続きの妄想がガンガン浮かぶいい作品だぜww
601名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 19:25:39 ID:ONXd/f5M
くぎみーネタを考えよう。
ぽやぽやクーちゃんにもやもやMっ子なくぎみーとか
ゆえ吉と背中合わせで読書とか

チア部同士は気心が知れてる分、くっつかんわな
602名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 20:59:44 ID:e+lE4NgZ
>ゆえ吉と背中合わせで読書

これが気になる。
603名無しさん@秘密の花園:2008/01/15(火) 02:57:13 ID:xRrCO/96
此処に投下する百合の規準が分からない
百合って軽いのだと親友的な関係にも見えるし、やりすぎるとガチレズだし
どれくらいならOKなんだろ?
604名無しさん@秘密の花園:2008/01/15(火) 03:11:43 ID:UWtRdMjp
>>603
自分は女子同士が絡んでればなんでもいいけど。
せっかくpink板なんだから親友っぽいのありの、
エロエロありの、なんでもござれでいいんじゃないか?
605名無しさん@秘密の花園:2008/01/17(木) 20:36:18 ID:TThDC0gK
今日は刹那の誕生日だ

隊長やら楓やらこのちゃんやらに、えらいメにあわされてやしないかと妄想した
俺はもう駄目だろうか
606名無しさん@秘密の花園:2008/01/17(木) 22:16:03 ID:1FZPCfLE
>>605
おっかしーなあ俺まだ書き込みした覚えないんだが
607名無しさん@秘密の花園:2008/01/17(木) 23:22:15 ID:1FZPCfLE
朝もはよから龍宮と楓に縛られ弄ばれ
拘束状態のままエヴァに発情の呪いをかけられ放置プレイ

やっとこさ脱出したら
明日菜とクーに翼をモフり倒され

保健室に逃げ込んだら
亜子にくっついて来てたねこゆーにゃに襲いかかられ

ほうほうの体で逃げ出したら
このちゃんにお持ち帰りされ

それまでのすべての痴態をパルに写生されてて
夜中にそれをネタにした同人誌を送りつけられる

そんなせっちゃんの誕生日

…………うん、妄想垂れ流しとかザジちうスレネタとか多分連投になってるんじゃないかとかいろいろゴメンナサイ
608名無しさん@秘密の花園:2008/01/18(金) 00:28:53 ID:8w71OovG
>>607
いい誕生日じゃないか(ノ´∀`*)
609名無しさん@秘密の花園:2008/01/18(金) 08:14:55 ID:tgEAYMQ9
正月も三が日あるわけで、せっちゃんの誕生日も三日ぶっ通しで・・・

17日:643号室でアスナとこのかに、にゃんにゃんされる
18日:隊長と楓に調教される。
後半、くーちゃんも乱入、知識が少ない分、激しい責めにせっちゃん失神
罰として、さらに龍にんの調教が加わる
19日:シメとしてこのかに抱かれる。
「あーお尻、ええ感じになったなー、指たくさん入るえ?さすがは龍宮さんと楓ちゃんやー」
「でもせっちゃんはウチの彼女やから、ウチしか見えなくなるまでヒーヒー言わせたるな」

反省はしない
610名無しさん@秘密の花園:2008/01/20(日) 01:07:34 ID:xca+ju4x
しなくていいよ
おっきしたから
611名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 02:06:27 ID:R5Smo3kW
千鶴さんと初めてであったのはいつのことだったでしょうか?
確か中等部に入ってからだったと思います
いえ、それ以前からあの方とは何処かで出会っていたような気もします
そう、何処かの保育園とかで・・・

私が中等部に入ると寮生活をすることとなりました
それまでは使用人のいる別邸で暮らしていましたので、私の暮らすことになった部屋はとても狭く感じました
財力に物をいわせたわけではありませんが、私は寄付という形で寮を一部改築しました
特にお風呂場は綺麗に、そして心地よく出来る空間を求めました

私の住むこととなった部屋は、他の方のそれよりも少し大きめに作ってあります
そして部屋の中に私室さえもあります。これに関しては私の我が儘というより他はありません
それは仕方がなかったのです。それまでの私は誰かと同じ部屋で暮らすという習慣がなかったのですから

部屋が大きかったということで、私はもう二人別の方と暮らすこととなりました
それが千鶴さんと夏美さんだったのです
初めて出逢ったときのお二人の印象・・・
夏美さんはなんといいましょうか、私の実家にいたメイドさんの一人といったところでしょうか?
目の端には居るもののその存在感はほとんど無く、所謂風景という印象を受けました

千鶴さんは・・・
いうまでもなくあの巨大な胸が一番最初の印象です
これが中学生!?と思えるような巨乳、もはや反則です
あの方は中等部一年の頃から今のような雰囲気を纏い、今のような体型であったと思います
何故このような曖昧な言い方になりますかといいますと、あまり記憶が鮮明ではないのです
不思議なのですが・・・何昔の千鶴さんはどのような姿であったか?
それが何故かぼんやりとしか思い出せないのです
夏美さんに聞いても答えは同じでした。いえ、クラスの皆さんに聞いても同じ答えです
そう、千鶴さんは謎多き女性なのです
612名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 02:06:54 ID:R5Smo3kW
千鶴さんは溢れんばかりの母性の持ち主ですが、意外にも幼児性のような我が儘な面も持ち合わせているのです
その一つとして、一人でお風呂に入れないという癖をお持ちなのです
単に寂しがり屋という事でしょうけど、千鶴さんがお一人でお風呂に入っている姿を私は見たことがありません
そして・・・困ったことにあの方はお風呂で私たちに過剰なスキンシップを求めてくるのです
それがある故に私たちはなるだけ部屋にそえつけのお風呂に入らず、大浴場に行くようにしているのです
そうすれば千鶴さんの性的スキンシップは皆のほうへ向けられるのですから・・・

「あら?また大きくなったんじゃないの?あやか」

浴場の脱衣場で、千鶴さんは相手を責める時は基本的に背後から襲います
そっと下着の上から、そして指先は乳首を正確に捉え揉み上げるのです
襲われた方はたまりません。ほとんどは悲鳴を上げて脱力してしまうのです
なぜなら千鶴さんは意識の緩む瞬間を狙って襲ってくるのです
服を脱いでふっと息を吐くような瞬間、軽く猫背になったような時が危険なのです
皆、襲われました。あの気配には敏感な楓さんも古さんも桜咲さんも龍宮さんでさえも襲われたのです
もう誰にも止められないでしょう

夜、それは恐怖の時間。食事も終わり、皆さんが一息ついて待ったりとしている時間
私たちはソファーに座りながらテレビを見ているその時
背後ではキッチンで千鶴さんが鼻歌交じりでお皿を洗っているのです
テレビの音声を大きくしても聞こえてくるお皿が軽く触れあう”かちゃり”という音
一つ、一つとお皿が綺麗になっていくと同時に、私たちの恐怖の時間が迫ってくるのです

「ふぅ・・・あやか、今夜は寒いわ。一緒に寝ましょうね」

お風呂と一緒で千鶴さんは一人で寝るということに抵抗があるようです
一緒に暮らし始めた当初はそんなことはありませんでしたが、一度
「一緒に寝ましょう」
と言われたとき断らなかったのが間違いだったようです。あの時から・・・
613名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 02:07:57 ID:R5Smo3kW
「暖かいわあやかさん。とってもね・・・」
褥に入るなり千鶴さんは私の腕に自分の腕を絡めてきたのです
恋人たちが寄り添って歩くような格好で、千鶴さんは私にくっついてきました
「ちょっと・・・そんなにくっつかれては眠りにくいですわ」
しかし千鶴さんは離れてはくれません。それどころか私の足に自分の足を絡めてきのたでした
「柔らかいわ。あやかさん、うふふ」
布越しに私の太ももと千鶴さんの太ももが触れあい、その感触は心地よいものでした
しかしそれと同時に得もいえぬような快楽が太ももからお腹を通り、脳へと達したのです
「あ・・・ち、千鶴さん?ひゃぁっ!!」

さわ・・・

   さわ・・・

千鶴さんは私のふくらみ始めた丸みをゆっくり、円を描くように弄び始めたのです
寝間着に包まれた優雅な乳房の感触を千鶴さんは楽しんでいらしたのです
「や、止め・・・ああん!!」
慌てて私は抵抗しますが、それも無駄なことでした
今思えば、あれは合気の一種であったかもしれません
相手の動きにあわせて自分を動かし、且つ相手の動きを誘導して自分の意のままにする
千鶴さん、侮れません

私は呼吸を整え、気の鎮めようとしましたが、自分の中で目覚め始めた未知の感覚は止められませんでした
やがて微かにこぼれてくる私の吐息を千鶴さんが聞き逃すはずがありませんでした
「あやかさん・・・いえ、あやか・・・私のあやか・・・」
蜘蛛の巣に捉えられた蝶には逃げる術はありません
後は思うがままに甘美な毒牙を突き立てられて捕食されるだけなのです

終われ
614名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 18:24:57 ID:sFAR9p8N
「私のあやか」補完GJです
615名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 18:43:03 ID:OKxezqPV
あやか×エヴァという組み合わせを考えた自分は異端か?
616名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 19:30:36 ID:4tYBbxj1
さああやエヴァを書く作業に戻るんだ

…………じゃなくて。
どんな組み合わせだろうなそれは?
シーンやシチュを教えてもらえないか。
617名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 19:35:58 ID:rCvBZtEG
>>615
安心しろ
最初のエヴァ戦からエヴァ×ゆーなが浮かんでる俺の方が遥か異端だからなw
618615:2008/01/22(火) 19:48:58 ID:OKxezqPV
>>616
学祭っぽいイメージで エヴァ→あやかという一方的な内容。
ガチ百合というよりほのぼのギャグに近い感じ。
619名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 20:24:35 ID:4tYBbxj1
>>618
ふーむ、コスプレ大会でいいんちょのコス姿にハァハァして
まき絵を羨望嫉妬の目で見て悶々したり…………とか?
>>617
とりあえず対抗して
(茶々丸+ザジ)×(さよ+エヴァ)×刹那
なんて無茶苦茶なネタを挙げてみる。ビバ人外組。
けど自分で言うのも何だがどうやってからますんだこいつらw
前三人のほのぼのとか後二人のSMとかはともかく。
620名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 21:01:13 ID:6GsWlmvy
>>616
エロとかなしなら、なんとなく創造できなくもない。
近寄らないけど、さりげなくみたいな、ノラ猫みたいな付き合い。

今、妄想中のゆえ釘もそんな感じだが
621名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 21:45:40 ID:pDxjXpHq
コミックスを読み返してたらなぜか桜×ゆーを妄想した自分は末期だろうか
622名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 00:20:58 ID:Q8cquzo2
>>621
パルミソを妄想したことのある俺よりはマシ
623エヴァの新たな気持ち:2008/01/23(水) 01:00:54 ID:RsXWxRvs
エヴァの新たな気持ち

学祭とはまた違った小さな祭りが学園であった。
大掛かりな学際とは違って小さいが、イベントに出る生徒以外は私服OK、一般の人にも見てもらえるオープンな祭り。
学園創設記念だか何だかと言っていたが、祝ってばかりなものだとエヴァンジェリンは思う。
そもそもエヴァにはこの学園に来て以来、15年もの間毎年恒例に行われてきた。
今となっては驚きもしない、ちょっと騒がしい一日でしかない。
だがあの子供先生のネギは仲良くしてくださいという名目で参加することになる。
くだらない上にやる気もない。適当に顔出しをしたらさっさといなくなろうと考えていた。

当日、何のことはなく祭りは始まった。
やる気はなく、適当に考えながら入り口にはいるエヴァ。
「はいどうぞ」
入り口の生徒から風船を受け取った。
ウサギの風船を手にして少々不機嫌に歩くエヴァ。
今回茶々丸はネギ組と行動しているため、さっさと帰ることを前提にしているため一人で行動している。
「……」
私服姿で歩くエヴァだが、知らない人間が見たら小学生が歩いているようだった。
それ以外で貰っているのは一般の小さな子供ばかり、何だかムカついてくる。
(私を子供扱いするんじゃない)
ムカついても口には出さないエヴァ。口をつぐんで進むが他人と軽くぶつかった拍子に風船が手から離れる。
「しまった……」
幸い風船は木の端に引っかかっており、その場で止まっていた。
思い切り背を伸ばして風船を受け取ろうとするが、あと僅かに届かない。
「…あと少し」
全力で伸ばしても届かないもどかしさ、しかも周りの視線が何やら痛い。
確実に子供に見られている。馬鹿馬鹿しく思えてきた。
624エヴァの新たな気持ち:2008/01/23(水) 01:01:40 ID:RsXWxRvs
「くそっ」
苛立ち風船を諦めてそのまま捨てていこうとしていた。
だがその横から手が伸びて風船を取る人物。

「……お前」
「はい、エヴァンジェリンさん」
その相手はいいんちょことあやかであった。
目の前に出された風船を少々乱暴に受け取る。
「ふん、余計なお世話だ」
小さく悪態をついてさっさと立ち去ろうとする。
その顔は小さく赤面していた。
「そちらではありませんよ」
「は?」
もう帰ろうとしていたエヴァだがあやかに呼び止められている。
「こちらですわよ、よかったら全部一緒に見て回りませんか?」
あやかが手を引っ張って他の場所へと誘導する。
「ま、待て。私は行くなどとは……」
だがあやかに引っ張られるままエヴァは学園へと連れて行かれる。
行きたくもないのにあやかにいろんな所を案内されるエヴァ。
困惑気味の顔は徐々に赤く染まっていく。
(や、やめろ……手を繋いで歩くなど……)
恋人や親子が手を繋いでいる中で生徒同士で手を繋いで歩く二人。
手を引っ張って案内するあやかの後姿を見つめるエヴァ。
顔を赤くして直視することがなかなか出来ない。
心臓はドクドク音を立てて脈拍は上がっていく。
(まさか……そんなこと……)
エヴァは知っているこの鼓動の意味を。
一度は儚く散ったと思っていたナギへの思いにも似ている。
恋。エヴァはあやかに恋を抱いているということだ。
625エヴァの新たな気持ち:2008/01/23(水) 01:02:43 ID:RsXWxRvs
一般の客からもどこからか声がしてきた。
「ほら見て」
「ほんと、仲がいいわね」
(見てみろ。私服のせいで……こ、こ……恋人同士(ここだけボリュームが小さく)……に見えるではないか)
風船片手に赤面状態で俯くエヴァ。
この恋もまた儚いことだと自覚している。あやかが恋するのはナギの息子であるネギだからだ。
あからさまに周りに分かるほどあやかはネギに恋をしている。
どんなに想いを抱いていようとも、この前提は覆せない。
幻術で自分のものにしてしまえばどれほど楽なことか。
だがそれではあまりにも卑怯。自身のプライドが許さなかった。
(ナギ見てるか……お前の帰りが遅いせいで、私は女に浮気をしているのだぞ)
誰に聞こえるわけでもなく、心の中で小さく呟くエヴァ。
すると一般人の声がさらに届く。

「ほんと可愛い。仲のいい親子ね」
「姉妹じゃないの」

ズガーン。
エヴァの頭の中にそんな効果音が流れ出た。
考えてみればあやかは中学生離れした(それ以上もいるが)スタイルと美貌。
自分はといえばせいぜい小学生か幼稚園児並みの身長だ。満月の夜以外は常にその格好だ。
どう考えても恋人などとは見られることなどない。
「どうしました、エヴァンジェリンさん?」
硬直したまま動かないエヴァに不思議な視線を送っているあやか。
今のエヴァの状態に、自分に向けられている本当の気持ちなど察することなど出来るはずがない。
ふわふわと天井に上っている風船がそれを物語っていた。

626エヴァの新たな気持ち:2008/01/23(水) 01:03:29 ID:RsXWxRvs
――後日
「先生、エヴァンジェリンさんはどうしたんですか?」
エヴァが授業に参加していないために、心配になってあやかが聞いてきた。
「はい、図書館でなにか調べ物をするとか……」
ネギはそう答えるが、本人も何を必死になって探しているかは分からない。
その答えは本人にしか知らない。

「待っていろ雪広あやか。この魔法を解く方法を見つけ出して、お前に釣り合う体型になってやるぞ」

627名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 01:05:13 ID:RsXWxRvs
以上>>615の内容です。
何だか唐突で一方的な流れで申し訳ないです。
また近いうちにエロいの投下しようかと思ってます。
628名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 19:45:57 ID:FJE1HgD9
レア組み合わせGJでした

くぎみーとカプだったら誰がいいかな?
629名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 20:04:55 ID:K+NrOFXM
>>628
俺の脳内では常に千雨×円がぎこちなく付き合ってる
630名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 20:07:11 ID:7G0qSxDr
…………難しいな、
クラスで何かのパーティやった際に
せっちゃんや夏美と一緒にひーこらいわされ被害者意識らしきもので親しくなったり
その後始末で亜子やアキラに茶々丸と世話焼き真人間つながりで縁ができたり、
さっちゃんやちづ姉さんに色々なグチを聞いてもらってそこからどうにか…………
ゴメン、無理やりだ。
631名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 20:18:02 ID:7G0qSxDr
スマヌ、>>630>>628へのレスと書き忘れた
さておき、3Aで一番誰とも絡ませにくいというか組み合わせが少なくなりそうな娘って誰だろうか
個人的にはハカセが一番妄想し難いと思うのだが
632名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 20:23:34 ID:lJXpDOjA
>>631
五月じゃね?ほのぼの展開はありそうだが
一線越えるエロ展開とか絶対無理だし
633名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 21:44:24 ID:45tbUKyK
>>631
超×ハカセとか萌えるよ?
634名無しさん@秘密の花園:2008/01/23(水) 22:54:30 ID:dFhK4O5N
>>626
GJだぜ
いいんちょは大体誰と絡んでも萌えるんだぜ
635名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 20:55:53 ID:n9TqH4Xf
ふと考えてみれば
いいんちょはお節介焼きで仕切り屋で世話好きだから
誰と絡ませてもわりと違和感無いかも。
他に3A内で誰とでも絡ませられそうな娘っていたっけ?
636名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 21:29:39 ID:I9BtPoTb
朝倉
637名無しさん@秘密の花園:2008/01/24(木) 21:41:52 ID:u3pPp+mm
なんでもありなら、ちづ姉とか
638名無しさん@秘密の花園:2008/01/25(金) 02:39:51 ID:d4ItjC2/
ザジは謎が多すぎて逆に誰とでも合わせられそう
639名無しさん@秘密の花園:2008/01/26(土) 23:45:36 ID:DmUerD05
最近せっちゃんハーレム妄想が止まらない
初期の頃とかあのクールさと容姿なら密かにクラスにファンクラブとかあってもおかしくないと思ってる末期
運動部とチアあたりにもてそう
640名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 00:46:02 ID:IOLAqzrB
>>639
まき絵とゆーなと桜子に本能のままにじゃれつかれ、
それに惹かれてきた美砂吉っつぁんに心身ともに弄ばれ、
亜子とアキラに介抱されるうちに気がついたら組み敷かれて、
とどめに羞恥に染まった円に押し倒され…………





スマン、無理矢理だorz
しかしせっちゃんはどーしてこう誰相手でも受け役がしっくり来るんだw
641名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 01:14:14 ID:nZ5Xj452
んでこのかはファンクラブに入りたくても何となく入れずヤキモキするわけだな
うんそれって大好物w
642名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 01:33:05 ID:Byfjqwob
>>641
むしろそこで木乃香を勧誘する空気読めないまき絵を想像した。
複雑な表情を浮かべる木乃香だが、無邪気にニコニコ笑うまき絵に苦笑。そして新フラグ。
643名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 01:51:03 ID:enelE31u
>>639-642
それ誰か文章化を
644名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 14:56:59 ID:0JW+feBM
で、このちゃんがキれて、せっちゃん拘束して、目の前で白翼メンバーを抱くわけだな
このちゃん攻めルート
のどか、千雨、茶々丸、くー、ゆえ吉

受けルート
楓、パル、ゆえ、朝倉

や、主観なんで、細かいとこは勘弁
ネギのど←ゆえを妄想して、ゆえ吉像がちょっと歪んでるんだ
645名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 21:06:24 ID:peHXqz+m
刹那←木乃香←アスナが最近好物な俺はダメか?
646名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 21:21:35 ID:Hv5bkKt6
もう刹那主人公で百合エロゲ作ればいいんじゃないか
647名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 21:42:04 ID:IOLAqzrB
>>645
あなたがその組み合わせをダメと思う理由が分からないっスよ。
んでどんな感じのせつ←この←アスなのか教えてほしい。

>>646
うわー…………クラス30人+α(刀子先生やアーニャとか?)攻略可っスか…………w
んで30人斬られ(断じて30人斬りではない)×純愛or鬼畜の両ルートで60以上エンディングがあったり
龍にんやこのアスみたいに複数キャラ同時攻略ルートなんてのもアリなんですね!?
んでバッドエンドを迎えてしまうと
月詠先生とちびせつながじっくりねっとりしっぽりとツッコミを(ry
648名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 22:32:46 ID:fk1EWUXB
うほっ!濃!!
649名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 22:47:24 ID:WkUTbbLI
エヴァ×いいんちょ パート2
あとちょっとで出来そうかも
650名無しさん@秘密の花園:2008/01/28(月) 01:49:12 ID:7H1rYn4L
>>646->>647
それ誰かゲーム化を
651名無しさん@秘密の花園:2008/01/28(月) 21:48:14 ID:PnsqAVi7
>>647
木乃香は純粋な片思いで何気ない刹那の仕草に
ドキドキしているとかなりGJwせっちゃんがそれに気づいていないのm(ry
アスナは嫉妬心強いけど刹那相手だから思ったことも口に出せないとか
そーゆーのが…イカン。さっきから妄想が止まらない。
652名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 13:32:45 ID:6Q8Mh2Z1
のど←ゆえ←くぎ前提のゆえくぎ投下OK?
かなり屈折してるけど、よければ載せる
653名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 14:08:53 ID:NlV+n2uL
屈折してたって問題ないんだぜ。
654エヴァの新たな気持ち2:2008/01/29(火) 22:54:52 ID:ooCb+OCw
エヴァの新たな気持ち2

いつから好きになったかなんて覚えていない。
気がつけば意識する対象となっていた。
下らないと感じつつ、その想いは徐々に膨らんでいく。

「あら、珍しいですわね」
「む?」
エヴァは教室で居眠りをしてそのまま放課後に突入していた。
ネギとの修行の待ち合わせにはなっていないがぼちぼち動いてもいい頃合だ。
そんなときにあやかが目の前に現れた。
ぼんやりと考えて黒板を見てすぐ理解した。あやかは日直だったのだ。
「ネギ先生からこれを受け取っていますわ」
と言って数枚のプリントを手渡す。HRをよく聞いていなかったために何のことだかさっぱりだ。
「分かった」
適当に受け取って教室を後にする。
それと同時にあやかもエヴァと並んで歩く。

「なぜ隣で歩く」
「行く道が同じだからです。途中まで一緒に行きましょう」
正直喜ばしいことではある。
一方的な愛でも、ほんのひと時でいいから好きな人と歩くのは至福の時だ。
下らない話でも何でもいいからこの会話をとぎらせないようにした。
「そういえば……ネギ先生は今日もエヴァさんの所へ」
「……あぁ」
あやかのネギに対する気持ちが途切れることはまずないだろう。
ここまで溺愛するのなら、逆に祝福してやりたいくらいだ。
しかしあやかとて平気なはずがない。
魔法という存在を知らない数少ない人間だ。
655エヴァの新たな気持ち2:2008/01/29(火) 22:55:38 ID:ooCb+OCw
頭の中がおめでたいのか今日まで全く気がついていない。
いや、気がつかないからこそ感じる取り残された感じ。
あやかには知らない世界。疎外感。
自分のところへ引きこめられれば今にでもすべてを話してやりたい。
だがエヴァにはそんなことをする権利はない。これは自分自身のエゴと我侭だ。
想い人は自分の弟子を愛し、その弟子はその気持ちに応えるだけの立場に立てない(教師と生徒だから)。
板ばさみになって言葉に詰まってしまう。

「……」
「どうされました……私の話、つまらなかったですか」
あやかは思いつめた顔でエヴァの顔を見た。
どうやら色々と考えていくうちに会話が止まってしまったようだ。
そんなつもりはないのにどうしたことか……。
「いや、少々考え事をしてしまっただけだ」
「そうですか……」
あまり傷つけたくないのだが、これでは元も子もない。
「エヴァンジェリンさん。ネギ先生が何をしているのか教えてくれませんか?」
「……」
唐突に、あやかがそんなことを尋ねてきた。
ここで修行の内容を教えてしまっては魔法の存在をばらしてしまう。
下手なことを告げては真祖の姫の名がすたる。
「見てもくだらんだけだ。それにこれは向こうが勝手に志願しただけにすぎん」
どうにかして追い払いたい。下手な介入はさらに話をややこしくしてしまう。
そのことを告げるとあやかは残念そうにして追求を諦めた。
「そうですか……」
残念そうな顔で入り口に着いた。

656エヴァの新たな気持ち2:2008/01/29(火) 22:56:35 ID:ooCb+OCw
「じゃあな」
「はい」
あやかと別れるエヴァ。これでまた明日も同じ生活が始まる。
どうだっていいのだ、人間関係や学生生活など。
15年も続いたため驚きもしないし、ドライな関係をずっと続けられればいい。
そう考えれば終わるはずだった。
「エヴァンジェリンさん」
一度背を向けそうになったあやかがもう一度こちらを向いた。
何かを思いつめたそんな表情で。

「もしかして、ネギ先生のこと好きなのですか?」

「―――!」
その言葉に少し動揺の顔をした。
「そうなのですね。だから教えられないのですね」
俯き加減のエヴァはため息をつく。
真剣なあやかはせめてその発言の答えを聞くまでは動きそうにない。
するとエヴァは大声で笑い出した。
おかしくてしかたなくなって、とにかく腹がよじれるくらいに笑った。
「何を笑ってますの!? 私は真剣に――」
「分かった分かった。話すよ、坊やの秘密、何をしているかをすべて」
「本当ですの!?」
期待と不安の入り混じった返答をするあやか。
エヴァは呼吸を整えて小さく咳払いをした。
単純だ、こんなに単純明快な考えは生まれてこの方初めてかもしれない。
「しかし一つ条件がある」
「それは何ですの」
657エヴァの新たな気持ち2:2008/01/29(火) 22:57:30 ID:ooCb+OCw
背の小さいエヴァは手招きしてあやかを近くに寄せる。
――魔法を知ることだ。
否、そんなのはもうどうでもいい。
今はあやかのそのすべてを聞けばそれでいい。
だから――
「――!!」
エヴァは胸倉を掴むや、あやかの口に思い切りキスをしてきた。
熱く舌を絡める濃厚なキス。
今まで何もしなかった。そんなことは無意味だと感じていた。
だからあやかの発言で吹っ切れた。
逆にこれでもかというくらいに困らせてやりたいほどに。

あやかが力いっぱい振り切って尻餅をついた。
「何を……理解できませんわ……」
エヴァには驚きに満ちたその表情が興奮にも似た感情を掻き立てる。
薄笑いを浮かべたエヴァは小さく呟いた。
「雪広あやか……私はお前が好きになったようだ」
「え――」
「すべてを話す条件として、坊やのことを諦めて私の恋人となれ」
なんて高慢で破格の条件。
やはり誰かを困らせる、そんな立ち位置が自分に向いているようだ。

「そ、そんな……冗談ですわよね」
ここで冗談だと言えばまた明日からただのクラスメイト。
だけど、もうその立場はもう飽きた。
「悪いが、本気だ」


658名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 22:58:30 ID:ooCb+OCw
第2弾投下してみました。なんとなくエヴァは攻めが合っているかも。
また暇が出来たら来ます。
659名無しさん@秘密の花園:2008/01/30(水) 00:07:15 ID:He7F1pdl
ニヤニヤしたぜw
GJ
660名無しさん@秘密の花園:2008/01/31(木) 14:51:16 ID:B2M4G0K2
>>652にwktkしてるんだぜ!
661名無しさん@秘密の花園:2008/02/01(金) 01:48:18 ID:HO6FtC8a
>>658
うわああGJ!顔がにやける!
662名無しさん@秘密の花園:2008/02/01(金) 19:01:17 ID:M27PBeIL


ごめんなさい。またゆー亜子釘で投下しちゃいます。
663名無しさん@秘密の花園:2008/02/01(金) 19:03:03 ID:M27PBeIL
>>662


一ヶ月ほど前、裕奈と別れた。
日付は11月21日。ウチの誕生日。
その少し前から釘宮がウチのことを好いとるって噂が流れ始め、裕奈はだんだんとウチから距離を置くようになった。
それがとても悲しくて、理由がわからなくて…
そんな時優しくしてくれたのは釘宮だった。

でもウチが好きなのは裕奈だったからどんなに距離を置かれようと、そばにいた。でも一方的な愛はとてもつらかった。
そして、誕生日に決心した。
「ゆーな…6時に世界樹前で待ってる。まだウチのこと好きなら……来て」

結局裕奈は来てくれなかった。変わりに雨足が強くなった頃釘宮が現れた。
ウチは釘宮の腕の中で泣いた。おもいっきり泣いた。そして次の日釘宮の告白をウチは受け入れたんだ。
664名無しさん@秘密の花園:2008/02/01(金) 19:04:37 ID:M27PBeIL


「あーこ、放課後さ買い物付き合ってくれない」
「うん、えーよ」
釘宮の唐突なお願いにウチは快くOKする。
釘宮は優しくてかっこよくて、ウチらは順調にいっている。
ただ、裕奈のことがまだ忘れられない自分がいるのも確かだ。
あの日を境に裕奈は全くウチらのグループ(運動部四人組)から外れた。
多分ウチとのことが気まずいんだと思う。
昼食時など一人でどこかへ行ってしまうようになった。

「ゆーな、一緒にご飯たべよーよぉ」
業を煮やしたまき絵が裕奈に抱き着くと、裕奈はまき絵の耳元で何かを囁いて、緩められたまき絵の腕を振りほどいてどこかへ行ってしまった。
正直悲しくて泣きそうだった。ウチは何を裕奈にしてしまったんだろうか?
そんな時、ウチを優しく包んでくれる釘宮の腕にとても安心した。
665名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 13:16:43 ID:ptwgfQQH
おわり??
続きwktk
666名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 14:30:14 ID:UBL8y7Ta
つ…続きはどうした!?

もとい至急続きをお願い致します、是非に!
667名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 15:57:03 ID:RIOrRFVy


規制にかかってしまって…今から続き投下します


(最近は空を眺めることが多くなったなぁ)
屋上で一人、裕奈は寝転がっていた。
「また亜子悲しませちゃったかな」
澄み切った空が眩しくて、ゴロンと寝返りをうつ。

亜子への気持ちは付き合っている頃と同じくらい、もしくはそれ以上募っていく。
「大好きなのに……」
抱きしめてやれない自分がもどかしい。
今でも好きと伝えたい。

だけど…
「私は亜子を幸せにしてあげれないからなあ……」
大粒の涙はとめどなく頬を流れる。
今自分に出来ることは、遠くから亜子を見つめることだけ。
「亜子ぉ…」
668名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 15:58:00 ID:RIOrRFVy

考えちゃ駄目なのに…また昔に戻りたいと願ってしまう。
これ以上近付いたらきっと我慢できない。
それに、他の人にも悲しい思いはさせたくない。
誰とも仲良くなっちゃいけない。

ただ…この命が尽きるまでは貴方を思いつづけていいですか?
669名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:01:41 ID:RIOrRFVy


大好きなバスケができないってお医者さんに言われた。
すごくすごく辛くって、最後の練習だと思って、夕方一人寮近くの公園へ向かった。
調子よく決まっていたシュートは途中から全く入らない。
視界が霞む。涙はとまってくれない。
「ゆーな…?」
疲れが出始め足を止めた時、後ろから声がした。
私は涙を拭うとにこやかに笑って振り返る。
「珍しいね亜子がここ来るの」
亜子は不安げな顔をしていたのが一変し、微笑みを返す。
「釘宮に夕飯作ってあげようおもて買いだしの帰りなんよ」
確かに見ればスーパーの袋をさげている。
「そっか」
何日ぶりだろう。こうして亜子と話すのは。
ちゃんと笑えてよかった。
670名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:02:35 ID:RIOrRFVy

「!?っ、はぁ…」
途端に私は息苦しさを覚えた。
「ゆーな、どないしたん?」
亜子が心配そうな目で見てくる。
「だいじょ…ぶ。なんでもないから」
私は必死に平静を保つ。
「釘宮待ってるんでしょ。早く帰りなよ」
亜子に悟られたくない。

「一緒に…帰らへん」
亜子は私と距離を縮めて来る。
「…っまだ、練習してから帰るよ」
亜子は私の手首を掴んだ。「脈不安定やし、疲れてるんやったら無理しちゃあかんよ」
寒さで冷えていた亜子の手に私はビクリと震えた。
「うん…」
671名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:04:19 ID:RIOrRFVy


二人並んで寮までの道を帰る。静けさを破ったのは亜子だった。
「なんや久しぶりやね。こうして隣歩くの」
「…そうだね」
ぽつりぽつりと話していたのがやみ亜子が立ち止まる。不思議に思って隣をみると、亜子は泣いていた。
「亜子?」
「ごめっ…なんや嬉しくて…またゆーなと話せるやなんて」
今すぐその小さな体を抱きしめてあげたかった。
でもそんなこと出来ないから、代わりに呼びたくない名前を出した。
「釘宮が亜子を待ってるから… 」
早く帰ろう?そう言って亜子をうながすが動いてくれない。
私は亜子が泣き止むまで立ち尽くしていた。
672名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:05:14 ID:RIOrRFVy

寮の前には釘宮がいた。
「亜子、遅いから心配したじゃん!」
「ごめんな。食材探すのに手間どって…」
釘宮は亜子を抱きしめ私を見る。
「なんでいるの?」
不快感たっぷりの声に私はたじろいだ。
「すぐそこで偶然会っただけ…」
簡単な説明をする。
「ゆーなが送ってくれてん」
不穏な空気を読み取った亜子が割って入る。
「そう…」
釘宮は重く返事をすると唐突に亜子に口づけた。
「んっ…ふ……う釘宮!」「心配したんだよーもう」目の前で見せられた光景に私はショックを受けた。
「またね」
それだけ口にすると自室へと急いだ。
見守ることの辛さを実感して涙がこぼれた。
673名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:07:46 ID:RIOrRFVy


釘宮への夕飯の食材を買ってから、自然と公園へと向かう。
最近はこうして遠回りしてまで、裕奈の練習する姿をそっと眺めに行った。
今日も裕奈は練習しているがボールは次々外れる。
不思議に思い近くまで行くと裕奈は泣いていた。

「ゆーな…?」
声をかけてしまったことに多少後悔したが、涙を拭って振り向いた裕奈は笑顔だったことに安心した。
何故ここにいるのか聞かれ、事情を説明する。
(遠回りな道やけど…)
そこはつっこまれなかったのでよかった。
ふと裕奈が苦しそうな表情を浮かべた。
呼吸が乱れ、胸の辺りを押さえている。
674名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:15:28 ID:RIOrRFVy

大丈夫だから先に帰れと言う裕奈を制して一緒に帰る。
ぎこちない会話だがそれでもうれしかった。
安心すると涙が溢れる。
裕奈は黙って立ち尽くすだけだった。
「釘宮が待ってるから。早く帰ろう?」
今だけは恋人の名前は聞きたくなかった。
裕奈に抱き着くと、一瞬たじろいだが優しく頭を撫でてくれた。
けど、決して抱きしめてはくれなかった。

あんなに汗をかいたはずなのに、裕奈からは爽やかな裕奈お気に入りのボディコロンの香りしかしない。

とくん――
と伝わる鼓動が心地よく感じられた。
675名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 16:17:35 ID:RIOrRFVy

寮の前には釘宮がいて、裕奈は部屋に戻った。
部屋にもどると釘宮におもいっきり抱きしめられた。抱きしめられているのに、さっき抱き着いたときの裕奈の温もりの方が愛おしく感じられた。
(ごめん釘宮。やっぱり忘れられへん―――)

ウチが好きなのはきっと裕奈のままだ。でも裕奈の気持ちがわからない。別れた理由も結局わからなかった。

はっきりさせたい…
優しさに甘えちゃいけない。

もうすぐ振りほどくであろう恋人の腕の中で亜子は決心した。

つづく

長くてスイマセンm(__)m
676名無しさん@秘密の花園:2008/02/02(土) 19:31:25 ID:UBL8y7Ta
>>675
謝るなよ 偽ぜn…………じゃなくて。
謝る必要なんか欠片もねーっスよ、GJでした!
どんな結末になるんだか首を長くして待ってます!
677名無しさん@秘密の花園:2008/02/03(日) 01:34:35 ID:c8ETTt63
くぎみー… 心から同情するよ
678名無しさん@秘密の花園:2008/02/03(日) 19:42:14 ID:CpMYlOAd
明石母娘×エヴァでの妄想は書いてOKですか?
679名無しさん@秘密の花園:2008/02/03(日) 19:54:28 ID:JVQwkWUO
よっしゃ、来い
680名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:40:09 ID:JLotozFc
>>675
続きです


ピピッピピッ
「はぁ…」
今日の目覚めは最悪だった。亜子のことが一切頭から離れてくれない。
とりあえず洗面所へ向かい顔を洗う。
戻ってきて時計を見るとまだ7時。日曜日だといつもなら起きて部活に行く時間。
「アラーム…解除忘れてた」
もう部活に行くことはないのに。
「てか、そろそろばれちゃうかな…」

亜子には釘宮と幸せになって欲しい。
でも、心から二人を祝福できない自分がもどかしい。
681名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:40:53 ID:JLotozFc

「ゆーな?」
不意に声をかけられ私は振り向く。
「おはよっ。アキラ」
自分ができる精一杯の笑顔で答える。アキラがベットを降りて近づいてきた。
「ん?どーかした」
「最近のゆーな、辛そうだよ」
アキラの真剣な目に私は堪えられなくなり、目をそらす。
「亜子とのこと引きずってるにしても…私やまき絵とも距離おきだしたよね。何かあったの?」
「な…なーんも全然大丈夫だよ!」
努めて明るく答えアキラの肩を叩く。
「じゃあなんで皆から遠ざかるの?」
「あー部活行かなきゃ!」アキラの話を遮って部活の支度をして部屋を飛び出した。
別に部活に行くわけじゃない。行けない。ただあれ以上は答えることなんてできなかったからだ。

離れていってほしいのに…アキラの優しさが逆に苦しい。
走ることも制限されたこの体では、日が上り始めた外を散歩することしかできなかった。
682名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:42:03 ID:JLotozFc


学校が始まり、ウチと釘宮は友達の関係に戻った。
まぁ泣いたし泣かれるし昨日は大変やったけど…
裕奈と話す機会がなかなかつかめない。

そして、3時間目になり体育の時間がになった。
今までなら、裕奈は1番にはしゃいでいるはずなのに、着替えもせずただぼーっとしているだけ。
まき絵が話し掛けると、体調悪いから保健室行ってくると言い行ってしまった。(今なら二人で話せるかもしれへん)
ウチは悩んだあげく仮病を使って、体育をずる休みした。
683名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:45:34 ID:JLotozFc


「せんせー、実らない恋の辛さを忘れる方法ないかなー」
私の事情を知ってるしずな先生は、ソファーに枕を抱えてねそべっている私の頭を撫でてくれた。
何も答えてくれないけど、それだけで多少気持ちは落ち着いてくる。
「ちょっと私は抜けるけど一人で大丈夫?」
「うん」

うとうとしてきたので私がベットにうつろうか迷っていると、保健室のドアが開いた。
「失礼しまーす」
「亜子…」
淡いブルーの髪と赤い瞳が私をとらえた。
「ゆーな大丈夫なん?」
「なんでいるの…」
亜子は私の隣に腰を下ろした。
684名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:46:49 ID:JLotozFc

「心配やったから。後…話しがしたいんよ」
「なにを………?」
亜子は神妙な面持ちで口を開く。
「ウチ、ゆーなの気持ちなんも知らんもん。ウチのこと好きか嫌いかも。別れる時も結局聞けず仕舞いやし」
「…」
嫌いなわけがない嫌いになれるわけがない。
でも好きとも言えない。
「っ………」
私はどこまで逃げればいいんだろう。

「釘宮と別れてきた」
「は?」
唐突な告白に思わず間の抜けた返事を返す。
「ウチな、優しさに甘え過ぎててん。何度も釘宮だけを好きになろうしても無理やった…ウチはまだゆーなが好きや」
更に衝撃告白。目眩がする。せっかく心を押し殺すことを頑張ってたのに。そんなこと言わないで―――
685名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:47:57 ID:JLotozFc

「ゆーなは?」
「…」
ぎゅっと距離をとるために胸の前で握っていた枕が亜子によって取られる。
首に腕を回され、何をされるか気付いた時には、亜子の柔らかい唇が私のと触れ合った後だった。

「ふっ…ぅ……つ」
唇同士の感触が続き亜子の舌が伸びる。
かたくなに閉じた歯は、私の胸を掴む亜子の手の刺激で簡単に開いてしまった。「ん…く……ふぁ…」
舌が絡め取られた頃、ようやく私の手は動くようになった。
「…っやだってば!!」
一度は離れた唇がまた熱を帯びる。
本気で抵抗してくれない私の体を亜子は簡単に組み敷く。
「…いい加減答えてや」
消え入りそうな声で亜子が囁いた。ハッとした私が顔を見ると亜子は涙を堪えている。
686名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 13:48:39 ID:JLotozFc

私の中で何かが弾けた。
亜子にとったら、私に嫌われて死なれるのと好かれて死なれるのどっちがつらいんだろ。
1番いいのは亜子から私への気持ちが無くなってくれることかな――――
そうすれば悲しませることないのに。
悲しませたくないのに、亜子はなんでそんな顔するの。これが1番いい方法なんだよ。
あきらめきれなくなっちゃうよ―――――

「亜子ぉ………大好きだよ」
亜子に口づけながら私は呪いの言葉をはいた。
687名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 20:54:46 ID:Tw4iqMIS
終わり?
続き…読みたいな〜。
688名無しさん@秘密の花園:2008/02/05(火) 23:17:47 ID:OEG7U5Bw
レスが終わりか続くのか分かりづらいw
規制じゃなかったからせめて一言書いてくれ
689名無しさん@秘密の花園:2008/02/06(水) 20:03:54 ID:A5K/LZKH
誰も投下がいないのでしたら、こちらが投下してもいいでしょうか?

シュチュエーションとしてはマンションの団地妻ネタ。
夫はゆーな、妻は亜子。管理人はこのせつ。
要望があればそのカップリングがお隣さんの夫婦やセールスマンなどになって登場したりもします。
690名無しさん@秘密の花園:2008/02/06(水) 20:38:30 ID:QVSjXnF0
ここまで来たら龍にんとちゃおくーだろう。
久々にパロっぽくて期待してしまふ。
エロもアマアマもお笑いも何でも来い!よろしく頼むぜ!
691名無しさん@秘密の花園:2008/02/06(水) 21:59:21 ID:FtgLWWC+
>>689
>>690に同意、期待してますー。
>>686
結末はー?願わくば可及的速やかに続きをぷりーず!
692マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:24:59 ID:A5K/LZKH
マンション『このせつ』

麻帆良のそこそこの大きさのあるマンション。
そこにはある夫婦が仲良く管理人をしながらすごしていた。
まるで用心棒のようにマンションの警備も兼ねる桜咲刹那。
大らかな性格で皆から親しまれる近衛木乃香。自由がモットーのためか夫婦別姓も可。
「ここが私たちが住むところだね」
そしてこの日、新たな夫婦がこのマンションへと入居してきた。

「ここがお二人の部屋やで」
木乃香は笑顔で出迎えてくれると部屋の鍵を渡して案内してくれた。
駅にも近く、商店街も近い。六階建てのマンションの四階の405号室がその場所だ。
広々とした部屋に荷物を置いて一息つく一組の夫婦。
「ゆーな、これからウチらの生活が始まるんやな」
「そうだね」
明石裕奈と和泉亜子は見合って軽く微笑んだ。
これから始まる二人だけの世界。新しい生活のスタートなのだ。
「そうや、お隣さんとかに挨拶しとかんと」
亜子は立ち上がっていそいそと玄関の扉をくぐろうとした。
すると――
「こんにちはアルー!」
いきなりの訪問に亜子は驚いて尻餅をついてしまった。
その音と声に反応して裕奈も急いで駆けつける。

「ごめんアル。驚かせてしまったようだネ」
「あ。あぁ、大丈夫です……」
思わず硬くなって関西弁が標準語に変わってしまう亜子。
693マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:25:59 ID:A5K/LZKH
素早く立ち上がってその中国風の人物と見合った。
「私は隣に住んでる古菲アル。よろしくネ」
「ウチ、いや私は――」
「あー、そんなに硬くなっても困るアル。これからお隣なんだから友達感覚でもいいアルよ」
そんなことを言われて少し気持ちが落ち着いた。
「そ、それなら。ウチは和泉亜子。どうぞよろしゅう」
「私は明石裕奈。新婚ほやほや、亜子の夫だよ」
「もぅ、ゆーなったら」
「あははは」
意外にも簡単に打ち解けられて嬉しく思う亜子と裕奈。
思わずノロケが出て会話も弾む。
古もまた仲間が増えて嬉しく思う。

「そっちも新婚アルか〜」
「そっちもって……」
外に出て隣の部屋を指差すと、表札には二つの名があった。
『古菲 超鈴音』
その名を確認する前にその人物が扉を開けて出てきた。
「古。今日の晩御飯はまだカ?」
「ごめんアルー。これから用意するアルよー」
挨拶もそこそこに古は手にしていたエプロンをして自分の部屋に戻っていった。
部屋の奥から慌しそうに料理をしていそうな音がしている。
「ふぅ……。おぉ、そちらは今日引っ越してきた住人カ?」
「はい、そうですけど……」
するともう一人のチャイナ風の彼女は軽く挨拶をした。
「私は超鈴音。さっき尋ねてきた古の夫ネ♥」
軽く笑ってると古が声をかけてきた。
694マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:26:50 ID:A5K/LZKH
「超、ちょっと手伝ってほしいアルー」
「分かったヨ。それじゃ」
そう言って扉を閉めた超。
何だか嵐のように過ぎていった夫婦であった。

裕奈たちが住む部屋の隣に超と古の部屋。
反対側の部屋は空き部屋で、近々誰かが入居を控えているようだ。
挨拶もそこそこに亜子と裕奈は就寝の支度をした。
「おやすみ」
「うん、おやすみ」
少し大きめの布団に二人で入り込む。
互いの体が接近して互いの温もりを感じあう。
「ゆーな、暖かい」
亜子を抱きしめるようにして寝ようとする裕奈。
本当はこれからが本気の時間なのだが、流石に疲れも溜まっているので明日にすることにした。
「うん……」
抱きしめあう二人の体。胸がぶつかり合って少し息苦しい気もする。
だがそれでも幸せをかみ締める。
徐々にその気持ちも夢の中へと消えていこうと思っていたその時。
「うん?」
何か天井が揺れたような感覚を察して裕奈は目を覚ました。
するとまた音がする、今度は声もしてきた。
695マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:27:45 ID:A5K/LZKH
『はぁ……楓。今日は一段と激しいな』
『何を言ってるでござる。これから本番でござるよ』
『うぁぁぁ。だめだ、これ以上声を出したら周りに……』
『お隣は用事で今日は留守。大丈夫でござるよ』
うっかりしていた。上の階の住人にはまだあいさつもしていない。
隣が留守だからという理由でお構いなしに上の階の住人の喘ぎ声が木霊する。
それに加えて、激しいプレイなのか天井がとにかく揺れる。
「うぅ〜。どなんしよ」
「どうって言われても……あんなの聞かれたら眠れないよー」
結局、上の階の住人が疲れて眠るまでその喘ぎ声と天井の軋む音を延々と聞く羽目になったのだ。

翌日、刹那が門を見張っていると裕奈が現れた。
「おはようございま……どうしたのですか!?」
裕奈は寝不足のせいで疲労感たっぷりの顔で現れた。
「その……昨日、夜中に上の住人がうるさくて……」
「あ……またあいつらか」
刹那は顔を押さえて呆れ果てた表情をした。
なにやら思い当たるフシがあるようだ。
「おはよう」
すると後ろから背の大きな人物が現れた。
肌は褐色で裕奈よりもスタイルはいい。
「おい龍宮。昨日はお楽しみだったようだな」
「おぉ!? お前たちの階にも聞こえてたのか? お前らは一階だっただろ」
「真下の住人からの苦情だ。いきなりトラブルを起こすなよ」
刹那によると彼女は龍宮真名。
裕奈たちが住んでいる上の階に住んでいる人物だそうだ。
696マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:28:32 ID:A5K/LZKH
今は刹那と共にホームセキュリティの仕事をしている。
他にも何やらやっていそうな雰囲気だが追求しないでおいた。
「それはすまない。うちの妻は結構激しいというか、攻めがとにかく好きなんだ」
「朝っぱらから生々しい発言は控えろ」
裕奈は軽くため息をついて仕事へ向かった。

一方その頃、亜子は――
「あー、そこはトラップがあるから気をつけるでござるよ!」
「ひぃ!?」
上の階の長瀬楓の部屋を訪ねていたのだが、トラップだらけの部屋にたじたじであった。

【補足】
管理室(101号室) 桜咲刹那(夫)、近衛木乃香(妻)
405号室 明石裕奈(夫)、和泉亜子(妻)
406号室 超鈴音(夫)、古菲(妻)
505号室 龍宮真名(夫)、長瀬楓(妻)

404号室 入居予定有


つづく…?
697マンション『このせつ』:2008/02/06(水) 22:29:36 ID:A5K/LZKH
いかがでしょうか?
>>690の内容を媒体にしてやってみました。
また何か要望やリクエストカップルがあれば反映したいと思います。
698名無しさん@秘密の花園:2008/02/06(水) 23:37:09 ID:IaN2frZY
404号室だと、人居なさそうだw
699名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 00:28:35 ID:POQEFVHb
いいねこれww続きに期待!

700名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 00:29:58 ID:4jWp+AB/
なんか面白い設定になった。新鮮でオイラは好きだな(*^-^)b。

お題募集の方でどう?

マンション『このせつ』の風景で
オイラはラブラブキッスしてる管理人さん(刹那にこのかがしてる)を
亜子が偶然にも目撃してしまってあまりの幸せ感と熱愛さにどきどきとしちゃって
そんな動揺した亜子を裕奈が楽しむ…もとい熱烈に求愛する
というシーンを思い浮かべてしまった。
んなかんじで甘い奴キボン
701名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 00:37:23 ID:yx0jpvmy
アキラ=ヘタレセールスマンで!
702名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 00:47:29 ID:0R785SXV
むしろアキラが亜子の(ry
703名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 05:17:23 ID:CoOJwse5


ゆー亜子のラブ増やして!
704名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 16:33:45 ID:ywh7RltS
だが断る
705名無しさん@秘密の花園:2008/02/07(木) 21:37:29 ID:8pVgZlSh
>>703
そろそろ自重しておけ。お前目立ってるぞ
706名無しさん@秘密の花園:2008/02/08(金) 00:05:48 ID:W257YPLW
龍にん夫妻良過ぎww
707名無しさん@秘密の花園:2008/02/08(金) 18:58:45 ID:xAOgzQnT
マンション『このせつ』の住人候補として
朝さよとか明日あやはどうかな?
と、思ったんだが…………朝さよはともかく明日あやは嫁がアレだから一戸建てくらい購入してるかorz
708名無しさん@秘密の花園:2008/02/08(金) 19:28:24 ID:+GUIkOb3
後、ちう茶、ハルゆえ、のどゆえ、ハルのど、美空風香・・・
709マンション『このせつ』:2008/02/08(金) 20:32:54 ID:MgFhz8Oq
マンション『このせつ』

朝の目覚めはおいしそうな味噌汁の匂いが合図となる。
裕奈はゆっくりと目を開けて台所に視線をやると、妻の亜子が鼻歌を歌いながら食事を作ってくれていた。
目覚まし時計の強制的な目覚めとは天と地の差だ。

「あ、起きたん?」
亜子がエプロン姿で笑っている。いい目の保養だ。
部屋の片付けもほぼ完了し、やっと住処らしくなってきた。
昨日まではダンボールが山積みになっていただけだったから。
今日の朝食は味噌汁と焼き魚、そしてほかほかのご飯。
なかなか気の利いた和食で食が進む。
「今日はどうなん?」
亜子が今日の様子を尋ねる。
「んー、多分早く帰れると思うよ。遅れそうになったら電話するからね」
「うん」
にっこりと微笑む新婚カップルはじつに幸せそうだった。

「よいしょ」
裕奈は重いゴミ袋を指定の場所へ置いていく。今日はゴミの収集日だからだ。
すると後ろから走りながらやってくる一人の影。
「おはようネ」
そういってゴミ袋を置いて走っていったのはお隣の超だ。
白衣姿で出て行く様はまるで医者か科学者。
実際はどんな仕事をしているのかは分からないのだが、今度聞いてみようと裕奈は思った。
入り口を見ると上の階にいる真名と管理人の夫の刹那が何やら話しこんでいる。
「お前、そんなになるまでヤることないだろ」
710マンション『このせつ』:2008/02/08(金) 20:33:44 ID:MgFhz8Oq
「……すまん。お嬢様が寝かせてくれなくて」
どうやら昨日はお楽しみだったようで、刹那はかなり寝不足のようだ。
刹那の夜の生活をほんの少し心配しながら裕奈は仕事へ向かう。

「ふぅーー」
夫を仕事場へ送り込み、洗濯物をベランダに干して一息つく亜子。
居間に行ってお茶を飲みながら適当にチャンネルをいじる。
今日の昼ドラの内容はイマイチで少々退屈であった。
その時、玄関のチャイムが鳴ったのでスコープを覗く。
「やっほー。肉まん食べるカ?」
どうやら隣の古がやってきたらしい。
簡単におもてなしをして談笑する亜子と古。


その頃、一人の女性が悪戦苦闘していた。
「す、すみません。ちょっとよろしいですか?」
エヴァンジェリンのそっけない対応に、早くも負けそうなセールスマンが一人。
表には『悪徳セールスお断り』『新聞お断り』『NHKは見てません』などのステッカーが大きく張っていた。
「私、こういうもので……」
「大河内アキラ、勉強機材のセールスか」
相変わらず学園生活を嫌々ながらエンジョイしているエヴァにはうんざりするものだ。
あまりにも長すぎて、休日はついついだらけた生活になる。
寝癖も直さず、黒のジャージ姿で出てくる姿はとても真祖の吸血鬼とは思えない。
「帰れ、そんなもの不要だ」
「あ、あの。できればお話だけでも」

711マンション『このせつ』:2008/02/08(金) 20:34:34 ID:MgFhz8Oq
だがエヴァは乱暴に振り払うと部屋の扉を閉めてしまう。
脈なしと悟り、アキラは諦めて帰ってしまった。
「よし」
エヴァは小さくガッツポーズを取ると、すぐさまネットゲームを起動させる。
昼食は朝食と兼用、10時起床で茶々丸に買ってこさせたコンビニの弁当とお茶でさっさと済ます。
「今日は……鶴屋と大阪と水越も来ているのか」
仲間も見つかって意気揚々とコントローラーを握るエヴァ。今日はこのまま引きこもりプレイだ。

「そうなんや」
「あははは」
亜子と古は会話も弾み、楽しい時間はあっという間に過ぎようとしていた。
すると玄関のチャイムが鳴り出す。
「ん、誰や?」
ドアスコープから覗くと、そこにはアキラの姿。
「アキラー!」
「あ、亜子!?」
エプロン姿で出迎えたのはなんと親友の亜子だった。
古の誘いもあってあがりこむアキラ。
「そうなんだ、裕奈と結婚したんだ」
「そうなんよ、ゆーなウチを抱きしめて『結婚しよう』って大胆なんやで」
亜子はほぼノロケ話なプロポーズの話をしてアキラの笑顔を誘う。
古も負けじと結婚した経緯や超の意外な一面などを話す。
「楽しそうだね、私もしたいな……結婚」
「きっと来るで。アキラは人がええんやから」
アキラはこれまで地味に過ごしてきた。結局、今もこんなセールスマンをやっている。
こんな自分を貰ってくれる人などいるのだろうかと悩む。
亜子は親友として励ます。古もお土産の肉まんを持たせて激励した。
712マンション『このせつ』:2008/02/08(金) 20:35:38 ID:MgFhz8Oq
「今日は楽しかったよ、また会おうね」
「ほななー」
「また会うアルよー」
手を振ってアキラを見送る亜子と古。
すぐに自分の部屋に戻る。これから帰ってくる夫のために食事を作らなくてはならないからだ。

「二人とも楽しそうだったな」
アキラは二人の新婚生活をうらやましそうに思い返す。
自分もいつか……そんな希望を秘めて。
「あれ。私、何か忘れているような……」
それに気づいたとき、自分はセールス業に向いていない気がした。

【補足】
学園敷地内別荘 エヴァンジェリン(最近知ったネットゲーにハマる)
大河内アキラ 本日のセールス収穫ゼロ
404号室 新たな新婚が入居予定

つづく…?
713マンション『このせつ』:2008/02/08(金) 20:38:25 ID:MgFhz8Oq
そちらにあった>>701さんのネタを中心に速攻で作りました。
>>700さんのネタもあったのですが今回のネタに入れる余地がなかったので次の機会に回します。
少々ネタに走りすぎたので、次は入居予定の夫婦と>>707さんのネタを使ってみたいと思ってます。
714名無しさん@秘密の花園:2008/02/08(金) 22:07:07 ID:Rz7KvmkC
700だい。
wktkして待ってるよ〜。
意外と楽しくなってきたなり。
715名無しさん@秘密の花園:2008/02/08(金) 22:45:18 ID:OKN+JYfZ
701でんがな。
次はいんちょ…楽しみで眠れませんよ!?

このせつに中てられる亜子もwktkでござんす
716名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:24:17 ID:NYvYKPNK
>>686
だいぶ間空きましたが続き投下します。

気付けば屋上にいた。

結局私は逃げたのだ。

亜子に自分の思いをつげて。最悪なことをした。意思の弱い自分が腹立たしくなる。
けじめつけなきゃ。決心しなきゃ。

この時、溢れだした亜子への気持ちが追い風となって私を助けてくれた。
717名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:25:40 ID:FWWV3dvL
明石母娘×エヴァ 投下してみます。
718名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:26:16 ID:FWWV3dvL
ごめんなさい、ダブりました。

気にせず投下してください。
私は去ります。
719名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:26:17 ID:NYvYKPNK

「いーかげん追いかけっこも疲れるで。もう逃がさへんから」
「そうだね」
やっと捜し当てて屋上にやってきた亜子を見る。

「なんで逃げたん…?」
「いーかげんさ、ほっといてよ。亜子のことなんて今はなんとも思ってないし」「せやかて、さっき…」
「期待させてごめんねー。釘宮さんと別れた和泉さんを慰めてやったの。ばかみたいな理由で」
少しずつ亜子の顔色が変わっていく。
「どんくさいとことか…」わたわたする仕草が可愛くて
「おせっかいなとことか…」
いつも私のことを気にかけてくれた
「優柔不断なとことか…」考える姿が愛らしくて
「だいっきらい!!」
大好きだよ―――
720名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:29:04 ID:NYvYKPNK

ワッと亜子が泣き出した。これだけは言いたくなかったけどね。ホントに亜子に嫌われたくなかったから。
亜子のことが大好き過ぎて、傷つけても側に居てほしくないって想うほどに、自分は墜ちた。

私を嫌いにならななきゃ亜子は幸せになれないんだよ?


つづく…予定ですが不定期な投下しかできそうにないので、このスレに合わないようでしたら打ち切ります。
721名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:41:46 ID:FWWV3dvL
お疲れ様です、仕切り直して投下します。
722名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:42:35 ID:FWWV3dvL
「うがーーっ、またしても、おのれーー!!」
ゲームがある娯楽室から大きな独り言が聞こえてくる。
エヴァは一人ここでゲームをしていた。

3-Aは今日はこの新しくできたスポーツクラブに来ていた、エヴァは興味がないため、ここで一人ゲームをしていた。
しかしここにはエヴァの好きそうなゲームはなかった。
エヴァがプレイしているゲームは昔のシューティングゲーム、このゲームしか知っているのがなかった為にしていた。
残機は残り2、エヴァは再び画面に向かう。

「エヴァちゃん、懐かしいゲームしてるんだ。」
裕奈が後ろから声を掛けた。
「あ、明石裕奈」
エヴァが気を取られた隙にまたしても機体は爆破された。
「うぬぬぬぬぬ。」
「あーあー、はまっちゃったね。ここは初心者がつまずきやすい序盤の難所だよ、装備なしじゃ辛いな。」
このゲームは機体をパワーアップさせることが売りのシューティングゲームの為、装備がないと厳しいことが多々あった。

エヴァは裕奈を睨み付けたが、すぐプレイが再開したため再び画面に向き合った。
怒りに震えた動きで進んでいこうとするが、
操作レバーを持つ左手が包み込まれる。
「ほら、ここはね、ここが死角なんだよ。こうしていけば何とか出られるよ。」
裕奈の左手がエヴァの手の上から操作レバーを動かして敵の弾や機体から攻撃をそらしていく。
「お前、このゲームしたことがあるのか?」
このゲームが世に出て流行ったときは裕奈は産まれていなかった。
ゲームは流行の世界なのでブームが終わった後にプレイするのはほとんどなかった。
「うん、おかーさんが大好きだったんだ、このシリーズ。
おかーさんこのシリーズしかやらしてくれなかったし、もう私はゲーム自体してないけど。」
エヴァは裕奈の感触を背中に感じながら昔を思い出す。
723名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:43:22 ID:FWWV3dvL
「うがーーーっ、この野郎、おのれーーっ。」
エヴァがテレビに向かって叫んでいる。プレイしていたRPGの『復活の呪文が違います』とコンピューターに返されたからだ。
「エヴァちゃん、機械に怒っても仕方ないよ」
側にいた女子大生が声を掛ける。

「うるさい、だまれ!! 貴様はまた勝手に上がり込んで。」
「いいじゃない、勝手知ったるなんとやらで。」
「あー、もうやめたやめた。」
エヴァはコントローラーを放り投げる。
「ふーーん、やめちゃうんだ。じゃあ私がするよ。」
女子大生は言うとカセットを取り替える、彼女の好きなシューティングゲームに。

「お前、本当それ好きだな。 ……っていうより、わざわざ人の家でプレイするな。」
エヴァはあきれつつ、つっこみを入れるが。
「私はエヴァちゃんがきちんと学園生活できているか心配で来てあげているんだよ。
ちゃんと友達ができているかとか、勉強について行っているかとか、困ったことがないかとかね。」
「困っているのはこの呪いだ。」
「はぁーー、お姉さんは悲しいわ、ナギの親切を分かってくれないなんて。」
「分かる気もない、それよりお前がそれをやると最低でも6周はするつもりだろう。1周したら私がまたプレイする。」
「えーーっ、つまんない。それにエヴァちゃん、『やめたやめた』って言ったじゃない。」
「少しだけだ。」
724名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:44:11 ID:FWWV3dvL
長いやりとりが終わり、女子大生はニヤッと笑ってエヴァの手を引っ張る。
「こらっ、何をする。」
「エヴァちゃんも一緒にしない!?」
「断る、余計ストレスが溜まる。」
シューティングゲームは上手くない人間がするとむかむかする物である。

「まあまあ、そういわないで、私が一緒にしてあげるから。」
女子大生はエヴァを自分の前に座らせて後ろから覆い被さりながらコントローラーを一緒に持つ。
そしてゲームを始める。いまのエヴァは彼女を振りほどく力はない。
「ほら、ここはこうして動くんだよ。」
「っていうか、なんだこの体勢は。」
「こうしないと上手く動かせないじゃない。」
背中に女子大生の胸が当たり、エヴァはなぜかどきどきがプレイ中止まらなかった。
725名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:44:53 ID:FWWV3dvL
「よし、なんとか切り抜けたね。」
エヴァは裕奈の助けもあって難所を通過することができた。そしてこのステージをクリアできた。
「なあ、明石裕奈。お前、私の代わりにここからしてみないか!?」
エヴァは裕奈に問いかける。
「折角あそこを通過したんだし、そのままプレイしようよエヴァちゃん。」
「どうせ残りは残機はなしだ、暇つぶしだったし、それにお前の腕が見たい。」
「ふーーん、じゃあするけど、しっかり見ててね。」
裕奈はエヴァに代わり、機体を動かしていく。ブランクがあったとはいえ、なかなかの動きだ。

『ぼーや、近衛木乃香とは違って親によく似ている。』
エヴァは以前から分かっていたことだった。だが認めたくなかった。『あいつとは違う』と心に言い聞かせていた。
悪友、天敵みたいな存在だったが、登校地獄にかかったとき一番親身になってくれた存在であった。
それに裕奈の母がいなくなったときナギの時と同じように悲しみが止まらなかった。
その時、彼女に感じていた感情も初めて知った。本当に不器用な自分と実感した。
『私はあいつの娘を避けていた、あいつを思い出すようで。』

エヴァが考えている間に裕奈はゲームをクリアした。
画面にエンティングが流れる。
「うーん、やっぱり久しぶりだったから苦戦したよ。」
「そうか、上手かったぞ。けどお前の母親のはもっと上手だったがな。
まあブランクもあったからひょっとしたらお前の方が上手いかどうか分からんが。」
「もう、エヴァちゃんは素直じゃないな。」
そう笑う裕奈が裕奈の母親に重なって見えた。
726名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 13:45:43 ID:FWWV3dvL
「2周目、2周目っと。」
裕奈が2周目をプレイするために再び画面に向き合う。
エヴァは裕奈に後ろから抱きつく。
「うわっ、なに!? あーーーっっ。」
裕奈の機体が爆発した。
「エヴァちゃん何するの!?」

エヴァは動揺しないように誘うように言う。
「なあ、明石裕奈。いまから私の家で二人同時プレイしないか!?」
エヴァの言葉に裕奈は少しとまどったが、すぐに意地悪な笑みを浮かべる。
「もう、エヴァちゃんは可愛いな。いまの私は火がついて欲求不満だからとことん付き合ってひいひい言わしてあげるよ。」


終わり。
727名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 18:30:11 ID:aHKXrskw
>>720
いやいや、ここで切られるほうがつらい。
悲恋、略奪愛、歪んだ愛情、万事OKだ
728名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 18:57:36 ID:EzxCIAI7
>>720
設定が受け入れられなくて敬遠してる身だけど、誰も止めろなんて言わないよ。
>>727のように楽しみに待ってる方も居る訳だし、職人には需要なんて気にせずに投下して欲しい。頑張れ!

>>726
軽い百合ネタが来ると妄想が膨らみまくるから困るwこの二人いいな
更に刀子さんあたりを絡めてくれたら有難いんだぜ
729名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 20:50:45 ID:qlnElkvm
修羅場好きだから、どんどん投下してくれてかまわんぞ?
730名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 22:05:49 ID:FWWV3dvL
726のおまけ。



「おい、いつになったら終わるんだ。」
エヴァが裕奈の母。当時女子大生に問いかける。
「まだまだ序盤よ、まだ4周目なんだから。」
「うーーっ」
エヴァはうなってみた、この様子だとまだ大分かかりそうだ。
「なあ、いいだろ。」
「駄目。」
あっさり切り替えされる。

「うぬぬ、ならこうだ。」
エヴァは裕奈母に抱きつく。裕奈母は平然とゲームを続ける。
「エヴァちゃん、そんなお子様攻撃、私には通用しないよ。」
裕奈母は挑発するように言う。
「なっ………、なら。」
エヴァは裕奈母の耳たぶを甘噛みしてうなじに息を吹きかける。
「エヴァちゃんも普段からこうだと可愛いのにな。」
裕奈母はニヤニヤしつつ言う。
「ならば、こうだ。」
エヴァは裕奈母の胸を後ろからもみ始める。
同じ女と言っても子供体型のエヴァと大人の女性体型の裕奈母、やっかみの気持ちもあった。

「ふうん、そんなことまでするんだ。けど私はいろんな人にされているからエヴァちゃんがもんだところで平気だよ。」
エヴァの脳裏に一瞬ナギの顔が浮かぶ。
裕奈母とナギの性格を考えたらそれくらいとうの昔にやっていそうだった。
731名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 22:06:45 ID:FWWV3dvL
手詰まりの感だったエヴァだがある考えが脳裏に浮かぶ、
普段は絶対しないことだがここまでこけにされたらだまっていない。
「ねえ、お姉ちゃん。ゲームしたいの。譲ってくれない。」
耳元で可愛い声で言う。
気を取られた裕奈母の機体が爆発した。
「あーーーっっ。」

「ねえ、お願い、いいでしょう。」
エヴァはたたみかけるようにねだる。
裕奈母はあぜんとしてコントローラーの操作をしていなかった。再び機体の爆発が起こる。
なにかマグマが吹き出るような音が聞こえてくるのをエヴァは感じた。それは裕奈母の体の中から聞こえてくるようだった。

「エー・ヴー・ァー・ちゃん。」
裕奈母が振り向く、その表情はまるで大魔神の形相だった。
「ヒイッ」
「お姉ちゃんがいまから一緒にプレイしてあげるね。」
裕奈母がゆっくりとエヴァに向かって歩いていく。
「い、いや、遠慮する。」
「遠慮しないで、RPGやシューティングゲームより楽しいゲームのプレイをしてあげる。」
エヴァは必死でなんとかしようとする、ナギやアルと違い、女性特有の悪戯も行ってくるのだ。だから時にはナギやアル以上の悪戯があった。
「ひいひい言わせてあげる。」
「ギャーー、やめろーーー!!!」
エヴァの絶叫が響き渡った。


翌日の朝、にこにこしながら朝帰りした裕奈母とへとへとになったエヴァがいた。
732名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 08:18:17 ID:GBSnSB/r
亜子とかアキラみたいなおとなしい子が
「愛してるっ言わないと殺す」
的なノリが好きなんだが異端かなぁ
733名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 10:21:12 ID:rfnwPLDa
それなんてヤンデr
734名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 13:03:30 ID:MoXASCKt
ヤンデレは別に百合じゃなくても問題無いからじゃね?
735名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 16:31:32 ID:XjddiL/0
>>732
やばい
めっさツボだ…
736名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 16:51:24 ID:9vvzYtob
>>732.735
すっげーわかるわー
http://www.uploda.org/uporg1245511.png.html
737名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 18:19:26 ID:GBSnSB/r
>>734
いやいや、病みじゃなく、歪んだ愛の方向で
殺し愛も愛なのさー
738名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 18:22:25 ID:MoXASCKt
つまり龍宮隊長の出番ですね!
739名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 18:29:46 ID:XjddiL/0
隊長は好きになった相手を殺っちゃいます
耐えられる者のみがニャンニャン出来るのだっ!
740名無しさん@秘密の花園:2008/02/11(月) 19:08:43 ID:rfnwPLDa
>>739
そーいえば龍にんの前スレ終盤にまさにそんな感じのせっちゃん視点の龍にんSSがあったかな。
実際に殺し愛とかラブシーンはなかったんだが、何つーか楓に対する隊長の台詞や想いがホント歪んでて痛々しくて、でもとても切ないんだ。
あれは個人的には神作品。
けどこのスレの鬼畜やSM入ってるけど、
のほほんとした龍にんクー×せつも大好きだww
741マンション『このせつ』:2008/02/12(火) 01:01:34 ID:HLTSW3i5
マンション『このせつ』

「亜子〜」
休日のマンション「このせつ」の一室。
裕奈は妻の亜子に寝起きからちょっかいを出していた。
「もぉー。やめてよぉー」
正面から抱きしめられて身動きが取れないほど抱きしめられる亜子。
おまけに片方の手は亜子のそれなりに手に収まる大きさの胸に当ててある。
「亜子〜」
べったりと子猫のように抱きついてはこんないやらしいことをしてくるのだ。
このままでは早朝プレイは必須。
「もーっ! これ以上はあかん。食事の支度せんと」
「いいじゃん〜」
亜子は裕奈を跳ね除けると、台所へと向かった。

仕事もない休日。のんびりと食事をとると自然とだらけていってしまう。
満腹の裕奈は大の字になって床に寝転がる。
「何をしとるん? あまりダラダラしとったらあかんで」
そんなことを言う亜子だが、裕奈は満腹のためか動きたくない仕草で寝ているままだ。
しかし、その仕草は隣からの音で中断される。
「ん?」
超一家の部屋は406号室。この壁の先は誰も居ない404号室である。
「誰か引越ししてきたんかな?」
「行ってみる?」
二人は立ち上がって部屋を出て、404号室を覗く。
するとそこには管理人の木乃香に女の人が一人。さらに体が半透明の女性が荷物を念力か何かで動かしていた。
「あれ、裕奈と亜子じゃん」
「こんにちは」
742マンション『このせつ』:2008/02/12(火) 01:02:30 ID:HLTSW3i5
二人には見覚えのあるその姿。特徴的なパイナップル頭と半透明の学生服の彼女。
朝倉和美と相坂さよである。

「朝倉ー。久しぶり」
「そっちも久しぶりだね」
簡単な挨拶を済ませると、木乃香に状況を聞きだした。
「二人はなー、結婚してここに引っ越してきたんよ」
木乃香の紹介に半ば照れる和美とさよ。
和美とずっとパートナーとして過ごしてきたさよだが、ついにその一線を越えたのだった。
「告白したのはさよちゃんなんだよ」
「も、もう。朝倉さんったら……」
「あはは、おかげでこっちから切り出せなかったじゃん」
和美もまた、幽霊に告白などと世間から迫害視されるのではという考えを振り払っての決断だった。
さよに先に告白されたことで何もかも吹っ切れた。
どんな形であれ、二人は手を取り合って過ごしていくと……。
「それはそうと、木乃香から聞いたよ〜。二人結婚したんだって?」
「そ、それはそうだけど……」
早速、和美はカメラとノートを取り出すとインタビューモードに変わりだす。
「告白はいつ? 二人を結びつけた決定打は何? 夜の営みは盛ん?」
いきなりマシンガントークで質問攻めに遭う亜子と裕奈。
だがすぐさまさよの幽霊パワーで頬をつねられてしまう。
「朝倉さん、まだ片付け終わってないんですよ」
「いたたたたた、ごめんごめん」
色々苦労はあるようだが、これはこれで幸せそうな組み合わせと言えよう。
その温かみのあるさよの笑顔と、逆境すら自分の力に変えそうな和美の二人なら……。

そんな楽しそうな二人を眺めている木乃香だったが、すぐにはっとした表情をする。
「そうや、もう一組引越しの手伝いせんとあかんのやった!」
743マンション『このせつ』:2008/02/12(火) 01:03:18 ID:HLTSW3i5
「え、誰?」
裕奈が木乃香にそう投げかけた途端。
「木乃香ー。鍵どこにあるのー?」
ひょっこりと顔を出したのは神楽坂明日菜であった。
木乃香は急いで立ち上がるとすぐに明日菜の方へと向かった。
「ごめんなー。すぐ行くわー」
裕奈と亜子はすぐに木乃香の行く方へと向かった。
階段を上っていくと龍宮宅のある五階を越えて六階、そしてさらに階段を上がる。
「ねぇ、どこに行くの?」
「屋上や。二人ともあがったことないやろ」
言われてみれば裕奈も亜子も、マンション「このせつ」の屋上には行ったことがない。
始めてみる屋上に期待となぜそこへ向かうのかの不安を持ちながら、屋上へ上がった。

「あら、亜子さんに裕奈さん」
屋上に上がって最初に目に入ったのは、3-Aのいいんちょこと雪広あやかの姿。
さらに広い屋上にある人口芝生の感触。
「なんやこれ!?」
亜子が驚いて声を出した。
二人の目の前には屋上にも関わらず、屋上の大半を埋め尽くさんとばかりに大きな豪邸が建っていたのだから。
地面には芝生を植えてガーデニングが出来るくらいの広い庭。
当然豪邸の中はマンションの屋上に建っているとは思えないほど広く、ゆったりとしていた。
「一流の建築士に頼んで造らせた私の豪邸ですわー」
あやかの自慢を撒き散らす勢いだが、明日菜は小さく突っ込みを入れた。
「分かったから、あんまり恥かかせないでよね。ここで住むんだから」
あーだこーだと言い争っている二人。
学園での喧嘩と比べればソフトでどこか和みすら感じられている。
744マンション『このせつ』:2008/02/12(火) 01:07:58 ID:HLTSW3i5
家のポストを見れば、『雪広あやか』『神楽坂明日菜』と二人の名が連なっている。
つまり、二人もまた和美とさよ同様、結婚してここに越してきたのだ。
「これからはこの家でずっと一緒ですわよ」
「頼むから他の人に迷惑かけないでよね……」
念を押すように強くあやかを見る明日菜に対し、あやかは頬を赤くして優しく微笑んでいる。
そして次の瞬間、明日菜の唇を奪ってきたのだ。
「何してんのよ! 人前でー!」
あやかは「ほほほ」と笑いながら、顔を赤くして追いかける明日菜から逃げている
やれやれといった表情の木乃香。裕奈は豪邸の珍しさにあちこち眺めている。
「こんな屋上に豪邸って……金持ちの考えとることはよー分からんわ」
亜子は冷静にツッコミを入れていた。

【補足】
404号室 朝倉和美(夫)、相坂さよ(妻)
屋上の豪邸 神楽坂明日菜(夫)、雪広あやか(妻)


つづく
745マンション『このせつ』:2008/02/12(火) 01:10:00 ID:HLTSW3i5
とりあえず二組の出会い編ということでここまでになります。
次回はその二組の夫婦がメインの話です。

他にリクエストがなければ次の新夫婦は美空×ココネが出てきそうです。
746名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 01:12:19 ID:psRJOe3E
ミソココ!
いやっほい!
747名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 01:21:21 ID:pu5NZ+Qs
マンション「このせつ」なのに
マンション「3−A」になりそうな勢いだな。

折角だからエチーなやつ読みたいww
なーんてな。次も待ってるぜ。
748名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 01:54:34 ID:rSh+SfjC
ミソココが読める日が来るとは…
749名無しさん@秘密の花園:2008/02/12(火) 05:41:52 ID:l/jvgrK9
いいんちょの実家の財力のデタラメっぷりやさよちゃんの微笑ましさに乾杯w
ミソココに期待
750名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 22:10:52 ID:sFbx9EF+
>>732を見てヤンデレアキラ書いてみました。
ヤンデレなので嫌な方はスルーでお願いします。
751ヤンデレアキラ:2008/02/13(水) 22:12:25 ID:sFbx9EF+
 
 
 
「ウチ好きな人できたんよ」

 気付いてた。とっくに気付いてたよ亜子。
 でも亜子の可愛らしい唇からその事実は聞きたくなかった。
 何で私に相談するの? まき絵でも裕奈でもいいじゃない。
 何で私なの?

「アキラ、ウチ……」

 いつもだったら抱き締めたいくらい可愛い上目使いは今は天使に偽った悪魔……小悪魔に見えた。

「分かってるよ。サッカー部の先輩でしょう?」

「知っとったんかぁ……ウチそんな分かりやすいかな?」

 亜子の事ならなんでも分かるよ。残酷なくらい。
 透き通るような赤い目を見ると亜子の世界に引き込まれて私は亜子の世界に溺れていくんだ。
 私は亜子の世界では泳げなかった。

「アキラ、ウチどうしよう……先輩の事考えると――」

 あぁ、止めて亜子。私はまた溺れてしまう。

「胸が熱くなって――」

 亜子、亜子、止めてちょうだい。


 
752ヤンデレアキラ:2008/02/13(水) 22:16:11 ID:sFbx9EF+
 
 
「……アキラ?」

 亜子、水の中では息ができないの。息継ぎをしないと私は死んでしまう。

「分かるよね?」

 自分でも驚くほどドス黒い感情が沸き上がってきたのが分かった。
 亜子を誰にも渡したくない。誰にも触らせたくない。
 まき絵にも裕奈にも――その憎き男にも。

「亜子、分からないよ。私は亜子が好き。誰よりも愛してる。その男はどうせ亜子の世界には入れない。入れるのは私だけ。愛してるよ亜子亜子亜子亜子亜子亜子――」

「アキラっ!? 止めてっ止め――」

「亜子亜子亜子亜子亜子亜子愛してる亜子は私の愛が分からない?」

「アキ……ラ……苦しいよ……」

「じゃあ分からせてあげる私の愛を」



「亜子、殺したいくらい好き」



終われ。
駄文すいませんでした。
 
753名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 22:22:46 ID:BxUWrMmj
こえー!
でもアキラに似合う気がするわ・・・
754名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 22:30:21 ID:RcPA/E9D
GJ!

ヤンデレはあれだがなんだかんだで亜子を一番に守れるのはアキラだと思うんだw
755名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 22:50:34 ID:jhCiQF6Z
そろそろ、亜子が魔法使いに目覚めて、アキラと仮契約するはずなんだ
10話くらい使って
756名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 23:35:55 ID:XuY1Ey9A
修学旅行編からアキ亜子フラグを信じてる俺が通りますよっと
757名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 23:50:10 ID:4ZOUjKt8
GJっしたー…………こえーよーアキラこえーよー…………ガクガクブルブル(((;゚Д゚)))
さておき、ヤンデレが似合いそうな娘って誰だろね?
>>732ではアキラや亜子の名が出てたけど。
758名無しさん@秘密の花園:2008/02/13(水) 23:54:54 ID:RcPA/E9D
ふと浮かび上がったのはのどかでした
759名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 00:18:57 ID:HsSS06dL
>>758
貴方は私かw
あとは夕映と…………せっちゃん、かな?
760名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 02:37:11 ID:pm0/upyh
月詠とか。愛死合う(アイシアウ)関係。
原作そのままか
761閲覧注意。1:2008/02/14(木) 02:55:16 ID:1ycRFXlx
ヤンデレかぁ……。


――最近、龍宮の様子がおかしい。仕事だと言って部屋を出るのはいいが、向かう場所はいつも同じだ。
逢引き、か。相手は毎回違うが、場所は一緒。
あいつはわかっているんだ。私が気付いていることを。知っていながら、私を挑発するかのように。
可哀想なのは相手だ。私を妬かせたいがために、その気持ちを弄ばれているのだから。
しかし、いつ龍宮が、本気で相手に溺れるかわからない。それだけは私も嫌だ。
どうしたらいいのか。浮気現場に飛び込めば、龍宮の思う壺だ。

――あぁ、そうか。動けなくすればいいのか。
どうせ仕事じゃないんだ。動けなくても、たいした支障はない。
手足を折っても治るからなぁ。切り落とすか。ふむ。研いでおくかな……。
762名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 08:39:31 ID:GabgcxtG
これって何てヤンデレ?!
せっちゃんコワ( ̄□ ̄;)!!
でもそのままもつれ込むように真名の誘い責めか?
…いかん、真名せつは思い浮かぶがせつ真名は想像がつかん。
このネタでせつないSSキボン。
763名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 10:54:46 ID:1ycRFXlx
>>762
本当は2もあるんだけど、なんか投稿できなかったよ。
しかもハッピーエンドじゃないんだorz

できるなら後で2投稿してみる。
764閲覧注意。2:2008/02/14(木) 11:02:49 ID:1ycRFXlx
――刹那には気付かれているんだろうな。でも、あいつに贈るプレゼントをあいつ自身に訊くのは何か嫌だ。
だからといって、手当たり次第にみんなに訊ねたはいいが、あまり役には立たなかった。
結果論だが、最初から近衛に相談すればよかったんだ。刹那といったら近衛。常識だ。
まったく、私は馬鹿だな。刹那が絡むと、まともな考えができなくなる。
……ここ最近は不必要にコソコソしてしまったが、今日からはその必要も無くなる。
ドアを開けて、あいつに言うんだ。「誕生日、おめでとう」って。

……部屋に入ると、真っ暗だった。おや、寝るにはまだ早い時間だが。
出かけているのか? しかし鍵は開いていた。
「刹那? おーい、刹那」
少しすると、不意に背後から抱き締められた。
「刹那か?」
私はポケットに片手を入れ、プレゼントを握った。


――背後から抱きついた桜咲刹那の顔には、作り物のような笑顔。その手には、愛用の刀。
その刄は龍宮真名の喉に食い込む。痛みは感じず、奇妙な熱が首に広がる。
龍宮は「何故?」といった顔で、目だけを動かした。口を開くと、鮮血が溢れる。
「龍宮……、愛してるよ」
刹那は優しくささやき、刀を真横に引いた。
真名の手から、指輪の入ったケースがこぼれ落ちた。
765名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 11:12:29 ID:1ycRFXlx
あ、投稿できた。夜は規制に引っ掛かっちゃったんだよなー。

ヤンデレっつーか、ただの精神崩壊っつーか……。
まぁ自分がこういうのが好きなだけなんだけど。

刹那は、普段が冷静で自分を抑えている分、壊れたときは一番危ないと思うんだ。
木乃香とかは『黒木乃香』になるだけに思えるけど、刹那は『黒刹那』ではなく『狂刹那』かな、と。
あるいは『刹那』じゃなく『羅刹』?w

この作品で気分害した人はごめんね。
766名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 11:56:55 ID:IpbXfRTv
あまりグロさとか鬱っぽいものを感じなかったよ。なんつーか綺麗な悲劇?
こういうの悲恋なら歓迎だよ。GJ!
767名無しさん@秘密の花園:2008/02/14(木) 15:36:26 ID:GabgcxtG
悪くは無いけど。後は趣向の問題だろう。狂刹那は納得。
誰かせつ真名書ける人いないかな?
この流れでハッピーエンドはこれしかないと思うんだが。
ヨコヤリスマソ。
768マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:28:40 ID:nIR4ttpc
マンション『このせつ』

雪広及び神楽坂家の朝は基本的に早い。
目覚ましが鳴ると真っ先に明日菜が手を伸ばしてスイッチを押す。
それほど日が昇っていない早朝に体を起こして立ち上がる。
「もう朝ですの?」
あやかもまだ同時に目覚める。同じベッドで寝ているのだから当然だ。
「ごめん、起こしちゃった?」
「いいえ、行ってらっしゃいませ」
簡単に身支度を済ませた明日菜は家を後にする。
あやかとの婚約で楽な生活は手に入れたが、腑抜けにならないためにも新聞配達のバイトは続けている。
それはあやかもしっかりと理解してくれていた。

新聞配達を終えると、マンション屋上の豪邸に戻る。
「ただいま〜」
汗だくになりながら扉を開ける。
マンションのエレベーターは今点検中とあって、屋上まで駆け上がらなくてはならなかったのだ。
今日の朝食は、フレンチトーストとスクランブルエッグにホットミルク。
ただし明日菜は息切れているため、冷たい牛乳だ。
「そうですの。バイトの子が……」
「そうなのよ、おかげでその子の分までやる羽目になっちゃって。人手不足だっていうのに……」
どうやら一人のバイトの子が休んでしまったらしく、明日菜はその分の埋め合わせを行うことになってしまった。
このあと、また別のバイトがあるというのに……。
「あー、そろそろ時間だ。いってくるね」
準備を終えると明日菜は別のバイトへと行こうとする。
するとあやかは軽く呼び止めて自身の唇を指差す。
ここから明日菜のバイトは本格化していくため、帰ってくるのは夜になる。
明日菜はあやかの唇に軽く口付けすると、また走っていった。
769マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:29:37 ID:nIR4ttpc
そんな出来事から約数時間前。
明日菜が起きて新聞配達のバイトへ向かってからすぐのこと。
「うぅ〜〜ん」
ある一室の布団の中で悶えている一人の人物がいた。
結婚しているはずなのにその布団には一人しかいない。
もう片方の人物は彼女と一心同体となっている。
「うぅ〜ん……だめ、さよちゃん……」
幽霊であるさよと結婚した和美だが、触れたりすることは出来ない。
だが添い寝なら出来るのだが、一緒に寝ると寝返りを打つと和美とさよの体が重なってしまう時がある。
そのままさよは和美に乗り移ってしまい意識を共有してしまうのだ。
さよは欲求不満気味だったらしく、和美は睡眠中にも関わらずムラムラが溜まっていくのである。
「夢の中では一緒ですね」
和美の夢の中で、服もない生まれたままの姿の二人は絡み合っている、
「あぁ……だめ……それ以上は……」
「いいえ、やめません♥」
さよの欲求不満は和美の夢の中で満たされているのである。


その後、夜になって明日菜はバイトから帰ってきた。
明日菜の手にはビデオカメラが添えられている。
「あら、どうしたんですのそれ?」
「電気屋のバイトで店長から古いの譲ってもらったの」
家や外を何気に写す明日菜。あやかは珍しいものではしゃぐ明日菜にやや呆れ気味。
最後にはあやか本人にもカメラを向ける。
「ほら笑ってー」
仕方なくあやかは軽くカメラに向かって微笑んだ。
明日菜も適当にカメラに映像を収め終わったのか、しばらくすると手ぶらであやかとテレビを見た。
夜もふけてきた頃、シャワーを浴びて寝る準備をしていたときだった。
770マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:30:35 ID:nIR4ttpc
「いいんちょ、またビデオ撮らない?」
突如明日菜は提案してきた。ベッドの上で髪を梳かしていたあやかは何を今更といった表情だ。
「明日にしてくれます?」
だが明日菜はあやかの隣に座ると、そっと手に置く。
「今じゃないと駄目なの」
「どうしてですの?」
「だって……エロビデオだもん」
明日菜の真後ろ。丁度ベッドが全体的に映るポジションにビデオカメラが置かれていた。
あやかは振り払おうとするが、馬鹿力の明日菜は押さえにかかる。
「こうやって二人が何をしてるか残しておかないとね」
かなり本気モードの明日菜。あやかの抵抗も空しく裸にされてしまう。
「きゃ……な、あ……駄目……ですわ。あなたは明日のバイトが……」
「明日は休み」
舌を這わす感覚に細かく振るえながら、あやかはなされるがままにされていた。
ふくよかな胸にキスをするようにしながら、片方の手で下半身へと手を伸ばす。
弓なりに反応するあやかなどお構いなしに攻め立てる明日菜。

そんな夜の激しい営みが終わった頃、満足げに横たわる明日菜。
あやかはビデオを確認していた。
「嗚呼、私がこんなに乱れるなんて……」
「いつものことでしょ。あっ、消さないでよ」
両手を上に上げて伸びをする明日菜。それを逃すまいとあやかは明日菜の両手をロープで縛り上げた。
「ちょ、ちょっと何をするの!?」
「私もビデオを撮ろうと思いまして」
あやかは何やら道具を取り出した。ビデオは明日菜が置いた場所よりもさらに近い場所だ。
するとあやかは怪しい女王様スタイルの格好になって鞭(皮のベルト)を手に添えた。
771マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:31:31 ID:nIR4ttpc
「アスナさん、SMに興味ありまして?」
今度はあやかが本気モードだ。それもかなり怒り方面に。
「ま、待って。謝るから、私そんなプレイに興味は――」
「問答無用ですわー!!」
ビデオが回る中で、部屋には鞭で肌を激しく叩く音が木霊した。
「ぎゃー!」


翌日。あやかは朝倉宅を訪れていた。
「どうですか? いいビデオが存在しますけど」
「どんな?」
興味津々の和美にあやかは得意げに話す。
「それはもう、タイトルは“素人生撮り、調教SM 許してお姉さま〜”ですわ。ちなみに主演は……」
「やめてー! そいつに流さないでー!」
タッチの差で明日菜はそのビデオを回収することが出来た。
何故か体中何かで叩いたような痣だらけである。
明日菜の乱入でさよはお茶をもう一つ用意している。幽霊パワーでぎこちないが徐々に慣れてきている。
「それで移籍先は決まりました?」
「まだなんだよねー」
和美は今のところフリーのジャーナリスト。
色んなところを点々とするせいか小さなゴシップ誌に収まっていた。
あやかなどのいるここで心機一転、移籍という名目の新しい所属探しを考えていた。
「私は○×新聞がいいんだけどねー、コネがないもんねー」
「ん? ○×新聞でしたら……」
「あるの!?」
あやかの何気ない一言に飛びつくようにして和美は反応した。
772マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:32:24 ID:nIR4ttpc
目を輝かせて聞こうとする和美に少し後ろに下がったあやか。
あやかという金持ちのお嬢様ならコネはあると踏んで、さりげなく新聞社の名前を出した和美の予感は的中。
「えぇ、一応ですけど……」
「分かった、早速そこへ応募してみるよ。さよちゃん、後で面接の練習しようね」
膳は急げ。詳しい内容を聞かずして準備をする和美。
「確か、人手不足でしたわよねアスナさん」
「うん」


後日、和美は語った。「明日菜が横に居る時点で気づくべきだった」と……。


【補足】
朝倉和美 明日菜と同じ○×新聞の配達を担当。


つづく
773マンション『このせつ』:2008/02/15(金) 00:33:34 ID:nIR4ttpc
少々詰め込んでいるようですが何とか書けました。
バレンタインデーのネタを用意できずに日付が変わってから投下したのは内緒です。
774名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 08:37:19 ID:mKQ49Ym6
何気に落ちに受けた。GJ!
次はこのせつで!
このせつのラブラブっぷりに住民は皆惹かれて集まってきたみたいなラブラブアマアマストーリーをキボン。
ついでに(微)エロあれば尚歓迎。
775名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:38:59 ID:xPVJ+NJj
>>720
ゆー亜子
続き投下します


昼休みになっても亜子が戻って来なくて、探しに行こうと腰を上げた時裕奈が教室に戻ってきた。

「亜子は何処?」
二人でいたことは予想がついていた。でも裕奈が一人で戻ってきたことが引っ掛かった。
「屋上。泣いてるから迎え行けば」
ダンッ
投げ捨てるような言い方に腹が立ち胸ぐらを掴む。
「何したのよ!!!」
「『嫌い』って伝えたの」彼女からは考えられないような冷たい瞳が私をとらえた。
776名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:40:06 ID:xPVJ+NJj

「円やめなって」
「釘宮落ち着きなよ」
声の大きさに、事態に気付いた美砂や朝倉が止めに入るが私の怒りは治まらない。
「亜子は…亜子はあんたが好きなのよ!!なのに、なんで…」
「意外だなぁ。くぎみーなら喜んでくれるかと思ったのに。チャンスだよ」
「あんたねっ」
「そんなに亜子が大事なら今話すべき相手は私じゃないでしょ」
バチン
「最低ね!」
裕奈の頬をひっぱたき私は屋上へ向かう。
777名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:44:47 ID:xPVJ+NJj

「亜子っ!」
亜子は疼くまって泣いていた。その姿を見た瞬間、走って疲れた体は前に進むことができた。
泣いているからだろう。彼女は私に気付かない。小さな体を優しく包み込むように抱きしめる。
「一人で泣かないでよ」

しばらくして亜子が落ち着きを取り戻した。
「ウチ…また釘宮に迷惑かけてもーたね」
「亜子、私が側にいるから」
亜子は私に抱き着いて涙をこらえて言った。
「ゆーなのこと…忘れさせてぇなぁ」
「うん。私が忘れさせるから」
亜子の頬を両手で包み、濃密なキスをする。

亜子…
絶対忘れさせるから私のモノになってよ。
778名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:46:55 ID:xPVJ+NJj


ひっぱたかれたゆーなちんは複雑な表情だった。
円が教室をでると、さっきまでの傲慢な態度から雰囲気が変わっていた。
私の知る限り、あんな風に人を傷つける子じゃないのに。

「ゆーなどういうことなの?」
さっきので皆だいたい察したらしく、美砂が一歩前に出て問い掛ける。
ゆーなちんは速足で教室を出て行った。
「あっ!?ちょっと」
美砂が走りだそうとして私とまきちゃんとアキラちゃんも後を追う。
779名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:47:57 ID:xPVJ+NJj

「お待ちなさい!!」
バアンッと机が叩かれ私達は立ち止まりいいんちょを見た。
「行くのは桜子さんだけです」
「いんちょ…わかった」
私はゆーなちんを追い掛けた――――


「いいんちょー!なんで?」
まき絵の問い掛けに答えたのは明日菜だった。
「ゆーなは…桜子の前でなら素直になるよ」
誰よりも自分の弱さを見せない子だけど、桜子になら――――――


つづく
780名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 18:55:44 ID:cYZPDOJl
桜子が事情を聞き出す→当然、円に伝わる→円の性格を考えると……

自虐で円が壊れないかgkbrしながら続き待ってる
781名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 19:29:33 ID:Jtn/CFG9
続き!続きはーッ!?
782名無しさん@秘密の花園:2008/02/15(金) 20:40:19 ID:hAv09eK5
ちょっとくぎみーが心配になってくるな
彼女にもツキが回ってくることを祈るか……
783名無しさん@秘密の花園:2008/02/16(土) 04:00:50 ID:NotVYFV9
出来れば地の文を増量して周りのクラスメイトの動向を詳しく書いて下さると有り難いなあ、なんて
なんとなく分かるけど、まき絵やアキラを差し置いて桜子に大役が回って来たのが唐突だったもので・・・

続き、期待してます
784名無しさん@秘密の花園:2008/02/17(日) 18:33:45 ID:I6luS3e6
ゆえ吉は美味しすぎだろう、今
コレットとか魔学委員長とかのラブ、悲恋とか

数年後、魔法使い修行に再来したゆえ吉と再会
だけど、もう従者がいて〜系とか
785マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:24:49 ID:8IvLPldV
マンション『このせつ』

「いってくるねー」
笑顔を全面に表情に出して裕奈は仕事場へと向かう。
それを笑顔で返す亜子は見送った。
ここの生活にも慣れて不自由の無い生活を送っている。
我侭を言うならたまに夜中に聞こえる上の住人(真名&楓)のお楽しみの時間の音である。
何日かに一回は確実に聞こえる喘ぎ声と天井が軋む音。
何度か注意したおかげでトラブルは避けられるのだが、やはり聞こえるものは聞こえてしまう。

「はぁ〜」
軽くため息をつく亜子。
上の二人はあんなに激しく、互いを求め合えるような夜を送っている。
亜子とて裕奈と熱い夜を過ごしたことは何度もある、夫婦なのだから。
だけどあんなに声を出したりしてまでやるのは、ちょっと恥ずかしい。
もっと激しいことをしてみたいと思っても、やはり抵抗がある。
汚れていたエプロンを洗濯機に放り込む。
新調したばかりのエプロンを取り出して鏡であわせてみた。
「んー」
ただ着るだけでは変化も何も無い。
いっそのこと……。
「はっ。ウ、ウチはなんてはしたないこと……」
その想像は実に単純明快である。着ている服を脱いでエプロンだけになること。
いわゆる“裸エプロン”なのだ。
当然、想像するや赤面して首を左右に振った。
そんなことなんて出来ない。裕奈が驚くだろうし、第一自身がそれをする勇気も無い。
「そうや。ゴミが……」
786マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:25:38 ID:8IvLPldV
うっかりしてゴミを出すのを忘れていた。
亜子はゴミが入った袋を抱えて、指定されたゴミ捨て場へと向かう。

「ふぅ、やっぱり重いわ……あれ?」
すると真正面からよろよろと重そうにゴミ袋を抱える少女の姿があった。
亜子はそっと前から袋を支えて受け止めてあげた。
「大丈夫?」
「……うん」
小さく頷いた少女はそう小さく告げた。
肌は褐色であまり喋るといったタイプではない。
「あ、ココネちゃん」
後ろから木乃香の声がして振り返った。
「知っとるん?」
「知っとるよ、二階に住んどるココネちゃんや」
そう紹介されてココネはまた小さくお辞儀をした。
「そうなんや。ウチ和泉亜子、四階に住んどるんや」
簡単な挨拶を済ませると、木乃香は自分たちの部屋へ招待した。
部屋には刹那もいてほのぼのといった感じがした。

「そうですか……龍宮のやつ、また注意しておかないと……」
亜子は刹那に上の住人について軽く苦言をした。
これ以上うるさくされては参ってしまう。管理人からしてみれば頭の痛くなることだ。
「それもあるんやけど……ウチはちょっと羨ましいな」
迷惑なのは分かっているのだが、あそこまで熱く愛することが出来ることが羨ましかった。
自分なら恥ずかしくてそれ以上のことが出来ない。
ココネはそんな発言をお茶を啜りながら黙って聞いていた。
「あ、ごめんな。ココネちゃんにはちょっと早かった?」
「……」
787マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:26:26 ID:8IvLPldV
何も応えないココネだが、顔を赤く染めているのは確か。
「どうしたん? 美空ちゃんとの生活はつまらんの?」
「そんなことない」
木乃香の発言にココネは小さく返した。
「え? 美空ちゃんって……」
「察しの通り、春日美空のことです」
ココネに接点がある人物といえば美空が一番妥当だ。
それにここの住人事情に乗っ取れば……
「ココネちゃんは可愛い若奥さんやもんね」
「……」
ココネはまた顔を赤くして俯いてしまう。
少し年の差はあるが、美空の奥さんになっていることは確か。
それからは互いの結婚生活や悩みなどについて話し合った。
刹那はその様子を眺めながら、外の護衛をすることにした。
ここからは奥様だけの秘密の会議。
特に夜の生活についてが多かった。

「やっぱり相手は難しい?」
「……私小さいから」
ココネは体が小さいことで色気は使えない。夜の営みは決まって美空からになっている。
色気は使えず、無口な性格もあって甘い言葉で誘えない。
どうすればいいか亜子と木乃香に相談を入れた。
「そりゃ、ウチかて色気を使ってみたいっていうのはあるけど……そんなことして裕奈が……」
亜子もそういうことを試したいというのがある。だが恥ずかしい気持ちが先立って出来ない。
「二人ともあかんて、もっと積極的に行くんや!」
木乃香は大きく胸を張ってそう言って来た。
呆気にとられる二人を他所に、刹那を呼び出す木乃香。
「どうしました? お嬢さ――!?」
そういい終わる間もなく、木乃香は刹那に飛びついて唇を奪う。
788マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:27:14 ID:8IvLPldV
「な、何をいきなり!?」
「ええか、よ〜く見とき。これが攻めの姿勢や」
木乃香は刹那を押し倒して上着をあっという間に奪い取っていく。
いつもの刹那ならこのような失態はしないはずだが、木乃香相手だと別。
目が星型に煌き、目にも止まらぬ速さの指使いは屈指のテクニシャンだった。
「あっ、あっ、あぁ〜〜っ!」
あの刹那を指と舌だけで簡単に追い詰めている。
ココネと亜子は絶句してその光景をじっと見詰めていた。
「やめて、見ないでぇーーー」
しばらくして、木乃香のセミナー(?)を終えたココネと亜子。
刹那の衣服はあちこちに散乱しているうえに全裸。
「うぅ…ひどいよこのちゃん」
涙を流して完敗を認めた刹那を他所に、木乃香は二人を励ました。
「きょ、今日はほんまにおおきに! 大変勉強になったわ!」
「……」
亜子もココネも自身に溢れた笑顔をして木乃香に礼をする。


夕方。
裕奈が帰ってきたとき、その様子に驚いた。
「ゆーなー」
玄関から入ってくるやTシャツ一枚で飛び込んできた。
胸の感触から下着もつけていないことがはっきりと取れる。
「あ、亜子。どうしたの!?」
「今日はウチが主導権やで〜」
甘えるような上目で見つめられた裕奈は、仕事の疲れなど忘れてしまいそうな気分だった。
本日の夕食はすっぽん雑炊、イモリの丸焼き、お茶は赤マムシドリンクである。
食後の二人は血気盛んになり風呂、着替え、寝室と場所を問わず互いを求める結果となった。
789マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:28:02 ID:8IvLPldV
そして、二階の春日宅。
「やっほー! ココネー帰ったよー」
笑顔で扉を開けた春日美空を出迎えていたのは……。
「お、おかえり……」
「こ、ココネ!?」
亜子が試そうとしていた裸エプロンそのままであった。
「今日は……クリームシチューだから」
恥ずかしそうな目で美空を見るココネはいそいそとキッチンへと消えていった。
荷物を置いて着替えている最中でも、キッチンから覗くココネの裸体。
心音が高鳴り、いても立ってもいられなくなってきた。
「ココネ!」
美空は台に上ってシチューを温めているココネに抱きついた。
「美空!?」
「いけない子だなぁ〜。こんな誘い方をして、いやらしい子ッス」
エプロンの間から手を入れて小さな胸を優しく撫で回す。
「……っ、ぁ……」
顔を赤く染めたココネは思わず甘い声を漏らしてしまう。
お玉を持った手が少しずつ震えていく。
「それにここも……」
「ひゃ!」
美空の手が下半身へと伸びたその時、ココネの口から思わず漏れた声。
790マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:29:05 ID:8IvLPldV
その声の珍しさに、美空は本気になっていた。
「もう我慢できないよココネ……」
「だめ……食事なのに……あっ」
美空がココネの大事な場所を強く握った時、あまりの快楽にココネは膝から折れてしまう。
すると熱々のシチューの中に入っていたお玉が外に飛び出した。
お玉は熱いシチューを乗せたまま真っ直ぐに美空の下へ……。
「熱ぅーーーーーーーーー!!!」
どうやら作戦はある意味成功したようだった。


【補足】
209号室 春日美空(夫)、ココネ(妻)
和泉亜子&ココネ 大胆度UP
791マンション『このせつ』:2008/02/20(水) 20:29:53 ID:8IvLPldV
色々とありましたがまた詰め込みすぎたようです。
どうも一つのことに焦点を合わすと色々と入れるタチみたいで…
792名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 21:13:15 ID:h+m8qw6a
このかが積極的で笑えたよ〜。スゴいぞこのか。
段々住人が増えてにぎやかになってきました。
今度はちゃおくーストーリーをお願いします!
793名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 21:17:57 ID:SvTClcLF
>>791
美空www

>>792
はかちゃもいいよ!
794名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 21:18:44 ID:SvTClcLF
ごめん、はかちゃお、な
795名無しさん@秘密の花園:2008/02/20(水) 21:20:55 ID:3+m1NuFZ
桜子×ちうもいいなあ〜
みさくらこもイイ(・∀・)!!
796名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:40:52 ID:UjFq/8Pm
>>779
続きです。


ガバッ
「ゆーなちん!!やっと追い付いたー」
「痛ぁ!?」
取りあえずこれ以上逃げられないように桜子は思いっきり抱き着いた。
対して裕奈は、抱き着かれた拍子に壁に打ち付けたおでこをさすりながら、恨めしそうに見る。

場所を人気のない校舎裏に移し桜子は裕奈と対峙する。
「亜子ちゃんのこと好きなんでしょ?なんで別れるの?」
797名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:41:43 ID:UjFq/8Pm

的を射た発言に裕奈は苦笑する。
「私は…私はゆーなが大好きだよ。ちっちゃい頃からずっと一緒で…一緒に遊んで………一人で抱えこまないでよぉ」
「なんで桜子が泣くのよー」
裕奈は優しく桜子を包んだ。

泣いたとき…つらい時…
いつも側にいてくれた。
どうして忘れてたんだろう。

ゆっくりと時が過ぎ裕奈は重い口を開いた。
「私は亜子になにをしてあげれるのかな…」

亜子の側にいる…
何年たっても側にいるって言えない私は、亜子を愛してないってことになるの?
薄ぐらい校舎の裏で、裕奈は桜子に抱き着いた。
798名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:42:45 ID:UjFq/8Pm

的を射た発言に裕奈は苦笑する。
「私は…私はゆーなが大好きだよ。ちっちゃい頃からずっと一緒で…一緒に遊んで………一人で抱えこまないでよぉ」
「なんで桜子が泣くのよー」
裕奈は優しく桜子を包んだ。

泣いたとき…つらい時…
いつも側にいてくれた。
どうして忘れてたんだろう。
799名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:44:24 ID:UjFq/8Pm
>>798

スイマセン。ミスです。
続き投下します。
800名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:45:54 ID:UjFq/8Pm
>>799

体育の時間は保健室に来るのも日常化してきた。
だが目の前にはもう一人の生徒が真剣にカードとにらめっこしている。
「…桜子体育出ればいいのに」
カードを出しながら少女は応える。
「ダーメ。ゆーなちんが一人になる時間はあげないよーだ」
少女なりの優しさだった。全てを聞かされ、最初は嘘だと信じたかった。
けれど全て真実で…
真っ直ぐな目をして語る裕奈を見て、涙が溢れた。

「私の役目はゆーなちんの淋しさを埋めることだもん!!」
「負けたー…」
カードゲームに負けた裕奈の顔は嬉しさに輝いていた。水滴がカードを濡らしながら…
801名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:48:25 ID:UjFq/8Pm

一方クラスでは、裕奈の体育サボりに続き桜子までが来ないことに不信感をつのらせていた。しかし、円が話を断ち切りいつも会話は終わる。

ようやく笑顔を見せ始めた亜子に余計なことは考えさせたくなかった。

「なぁ釘宮。今日委員会で遅くなるから先帰っててええで」
円は亜子の頭をクシャっと触りにこやかに告げた。
「待っとくつーの。亜子一人じゃ心配だもん」
「ぁ……」
亜子は何故かぼーっと円を見ていた。
802名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 19:49:39 ID:UjFq/8Pm

「どしたの?」
「!?やっ別に…ほな急いで戻るようにするわ」
亜子は速足でその場をさった。
角を曲がったところでため息をつく。
「ああやって…ようゆーなが頭撫でたな」
ふとした仕草がきっかけとなり、封じたはずの気持ちが高鳴る。
「もうー、ダメダメやなウチは…」
亜子は軽く頭をファイルで小突くと、委員会が行われる教室へと急いだ。

「どーしたんだろ?」
円は亜子を待つため自分達の教室へと戻った。
この時の円が、亜子が見た最後の【釘宮】だった。

つづく
803名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 23:18:50 ID:luFMkcLj
くぎみーは絶対恋愛で損するよなぁ
他にも、いいんちょ、亜子、アキラ、夕映、のどか、刹那

友達とか、好きな相手に遠慮して我慢するタイプ結構多そうだな
804名無しさん@秘密の花園:2008/02/21(木) 23:59:15 ID:zB+TSS4F
むしろ裕奈・和美・ハルナのようなタイプが我慢してしまうと思うんだが
つーか3‐Aの連中全員に当てはまるような気も
805名無しさん@秘密の花園:2008/02/22(金) 00:06:26 ID:8n3yV0u6
和美はなぁ
普通に、恋愛恋愛した雰囲気で尻込みしそうだ。
猥談は好きだけど一線を越える勇気はないってタイプ
806名無しさん@秘密の花園:2008/02/24(日) 22:42:32 ID:LFiUgPVb
807名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 15:08:50 ID:HOqgxZRT
>>805
↓最近エロパロスレでそんなの見たよ。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199354764/149-
808名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 16:29:31 ID:k3dPyPLm
みなとらじお 君が主で執事が俺で 02
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2336941

伊藤静「じゃあ、次も」
後藤邑子「斬ったほうがいい?」
伊藤「次は斬る?」
後藤「どうする?」
伊藤「ペンネーム『心が綺麗な天使』から頂きましった(私はこの日本に住むのにはピュアすぎます。どのようにしたら天使のような私がこの今の日本に馴染めるのでしょうか?」
後藤「ウザい」
二人「キャッハハハハハ」
伊藤「ちょほんとさあ、大丈夫?」
後藤「おい天使、おいおい自称天使」
伊藤「自分が天使だと思ってること自体がちょっと間違ってんじゃないの?っていうね」
後藤「うん。ね。ちょっと軽く(精神病院に)通院してみたほうがいいんじゃないの?
 もしくは今の日本に馴染めるようにちょっと汚れちゃえよ」
伊藤「それかもう日本出て行ったらいいんじゃないの?」
後藤「天使が住める国に なんかエルフの国とかに行ったらいいんじゃないの?」
伊藤「妄想の中とかに行っちゃえばいいんじゃないの」
後藤「こわいよーこわいよー」
809マンション『このせつ』:2008/02/25(月) 19:05:04 ID:o8ZSRqtQ
マンション『このせつ』

仲のいい夫婦として近所でも評判の裕奈と亜子。
そのお隣にあたる超と古の組み合わせも仲がいい夫婦として評判がいい。
今日は超の仕事が休みなので一緒にTVを見ていた。
すると――
「むーー、今いい所ヨ」
古は超の顔を見るや、その丸いほっぺたをつねり始めた。
「あ、ごめんアル」
すぐにほっぺたから手を離した古は少し恥ずかしそうな趣であった。

「ふぅ……」
今日の超は仕事が早出のため、早朝日が出る前から行くことになった。
徹夜は慣れているのだが、早起きとなると少し体が重い。
目を凝らして見てみると、この時間帯にもう起きている人たちがいた。
「ちょっと朝倉、遅れてるよー」
「待ってよー」
明日菜と和美の二人組みだった。
朝早くから新聞配達のバイトとはご苦労なことだと考える超。
明日菜はともかく、和美がこんなことを手伝うとは意外と考えつつ超は仕事場へと向かう。

「どうしたんですか? 超さん」
「……少し眠いだけヨ」
仕事場の研究所では葉加瀬聡美が心配していた。
このところの仕事詰めで思うような成果を上げていない。
「古菲さんとは仲良くやってますか?」
「やってるヨ」
昼休みに二人の新婚生活を聞いてくる聡美。
810マンション『このせつ』:2008/02/25(月) 19:05:53 ID:o8ZSRqtQ
軽くため息をついた超は軽く空を見上げた。
「ひょっとして倦怠期ですか?」
「違うヨ」
そう言って弁当を取り出す超。古の弁当は基本的に肉まんしか入っていない。
だからそれ以外のおかずは自分で作っている。
超は自分の頬を軽くさすった。古はたまに超の頬をつねる癖がある。
いつからかは分からないが、古と超が一緒にいるようになってしばらくしたらこの調子だ。
裕奈や亜子のように熱いキスとかが二人の間にはあまりない。
キスをしようとすると古はいつもガチガチになったりするし、こちらからしてこようとしない。
だけどその理由は知っている。

ある日のこと、古と組み手をやっていて超が休んでいたときのことだ。
上から古が乗りかかってきたのだ。
「古、何をするネ!」
「マッサージアルー♪」
肩から背中にかけて強くマッサージを施す。ほどよい強さに満足げな超。
だが突然、古が超の顔をつねってきたのだ。
「いつも何をするネ!」
「ごめんアル……その……」
古は顔を赤く染めて小さく呟いた。
「その可愛い顔にキスしたくなったアルから……」
「き、キス……それならすればいいヨ」
「でも……とっても恥ずかしいアル。頬をつねれば気が紛れるかなと思って……」
なんとも恥ずかしい告白だ。
するといつも頬をつねっているということは……。
「もぅ、変なときだけ奥手だネ」
「うるさいアルよー」
811マンション『このせつ』:2008/02/25(月) 19:06:43 ID:o8ZSRqtQ
そう言ってしばらく互いを見合った後、何だか知らないけど一緒に笑った。

「ちゃんとしたキスするネ」
「……うん」
ゆっくりと顔が近づき、そっと唇が触れ合った。
ほんの数秒間、時が止まっているようにも思える。
ゆっくりと唇を離すと、互いの顔は真っ赤になっていた。
時を待たずして二度目のキス。今度は深く、熱く……。
そして二人は結ばれるのであった。

「まぁ古が頬をつねろうとしたらこっちはキスして返すしかないネ」
結果的にノロケ話になってしまったが、そんなことがあったのだ。
「羨ましいなぁ〜。私もいい相手探さないと」
買ってきたパンを頬張りながら、聡美はそう呟いた。

【補足】
なし
812マンション『このせつ』:2008/02/25(月) 19:09:11 ID:o8ZSRqtQ
ちゃおくーのリクがあったので挑戦してみましたが、ちょっと空回り気味でした。
千雨の組み合わせが出てましたが、桜子か某所のザジくらいしか思い浮かびませんです……。
チアと図書館組はどうしようかと考え中、特に美砂は楓を夫役にしようとしましたがその役は龍宮に譲っちゃいました。
813名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 19:53:19 ID:c9l92bve
すげー萌えたョ。
ちゃおくーでこんなに萌えるとは思わんかった。
814名無しさん@秘密の花園:2008/02/25(月) 23:11:24 ID:koezHtN/
超くーもいいな
正直、甘くみてたよ
なんか、フライングぽいが、ゆえコレが見たい
815名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 01:31:57 ID:Kc1NYjiT
パルのど見たいです
816名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 02:30:15 ID:V7GHjyU/
>>802

続きです

教室に戻って真っ先に視界に入ったのは裕奈の姿だった。自分の席に突っ伏している。
(寝てる……?)
最初は眠っているのかと思い無視しようかと考えたが様子がおかしい。
近くまで寄ると荒い呼吸と汗をかいている顔を確認できた。流石に変だと思い声をかける。
「ゆーな…?」
体を揺すっても応えないので抱き起こすとがくっと体制を崩してしまった。
裕奈が私に崩れ落ちたのだ。
「!?ちょっ…あんたどうしたのよ!!」
「…く…ぎみや…?」
「取りあえず保健室行くわよ!」
裕奈を抱え私は保健室へ向かう。
817名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 02:31:36 ID:V7GHjyU/

「ありがとう。もう大丈夫だから」
先生にそう言われ一先ず安心し、ベットで横になる裕奈を残し、私は保健室を後にした。

――――
「やっば…タオル忘れた」保健室の前まで来ると裕奈の声が聞こえてくる。
さっきは咄嗟に行動に移したがやはり気まずい。入るのを躊躇している私に驚愕の事実が突き付けられた。
「やっぱりそろそろ学校にいるのは限界かもね…」
「…でも、バスケ出来なくったって学校にはいたいな……」
「その体じゃ何かが起きたときに、学校じゃ危険だわ」
818名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 02:32:52 ID:V7GHjyU/

なんの話をしているのか最初はわからなかったが、それは徐々に形を成してきた。パズルを組み立てるように…

「学校にもいたいし、少しでも長く生きたい…」

裕奈は亜子と別れた。
体育にでなくなり、聞くところによるとバスケも辞めた。
裕奈は――――

「釘宮ー」
教室に戻り少しずつ頭を整理していると、亜子が戻ってきた。
「どうしたん?」
「なんでもない。帰ろっ」
私は全てを黙っておくことを選んだ。
私は汚い人間で結局、亜子を手放したくなかったんだ―――
819名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 02:34:25 ID:V7GHjyU/

私は今まで以上に裕奈を見ることが出来なくなった。亜子が裕奈のことを知ってしまうのが怖くて、亜子の行動全てが気になり束縛するようになってしまった。
「釘宮、いい加減離してや…」
「亜子が私だけを見ないから」
移動教室で誰もいなくなった教室で亜子を抱きしめる。私を見る目は悲しそうで、不快な気持ちに教われたが彼女を手放すよりはましだ。

そして恐れていたことが起こった。
「釘宮…ゆーなが心臓病やって……」
亜子は酷く動揺していた。それ以上に私の動揺は激しかった。
「なんでわかったの…?何処で知ったの!!」
声を荒げてしまった。彼女は驚いた。声にではなく内容に…
「知ってたん…釘宮?」
「あっ…」
墓穴をほったことに気付いたときは遅かった。
「知っててウチにあんな風に優しい言葉かけて…ゆーなに近づけさせんかったん…?」
820名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 02:35:07 ID:V7GHjyU/

半分は本当だ。病気のことを知ってからは故意にやった。
「だったらなに?」
亜子は驚いた表情で私を見た。
「亜子のことが好きだから、どんなことをしてでも手に入れたかった」

パンッ
渇いた音が響く。亜子が私を睨んでいた。
そんな顔しないでよ…

しばし沈黙が流れた。それをやぶったのは亜子だ。
「違う…ごめ……釘宮のせいやない。ウチがゆーなを支えられ…んかったから」亜子は泣いていた。
「…ぃきなよ」
「え?」
「ゆーなのとこ。ゆーなには亜子が必要だよ…早く行って」
「っ…ごめんな」
私は自分で大切な人を手放した。自分で自分を追い詰めて、彼女を傷つけて。
走り去っていく後ろ姿を見ながら一つの恋の終わりを感じた。


つづく
821名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 03:48:50 ID:uwiSKq+K
乙。
でもなんでだろう…俺の頭の中にスイーツ(笑)が浮かんでくるのは
822名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 09:21:06 ID:4+D6BJzt
>>820
出来ればトリップを付けて欲しいのだが
823名無しさん@秘密の花園:2008/02/26(火) 15:03:07 ID:e1D2PSBu
>>814
でも『このせつ』でゆえコレってのもな
夕映が大学進学して学生結婚とか?

正直、ゆえコレなら夕映が将来、騎士団入団するルートが見てぇのさ
824名無しさん@秘密の花園:2008/02/28(木) 08:34:55 ID:OF7AHaps
マンション『このせつ』てベランダトークストーリーってのはどうでしょう?
締めは、刹那が掃除しながらその様子を眺めて、
「マンション『このせつ』は今日も平和です!」って、ニッコリ。
そしてこのかが刹那を読んで、やっぱりここもほのぼの。

なんて言う、ほのぼの路線が読みたい。
825名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 04:01:54 ID:rTZC2XYD
龍忍の部屋に苦情の件で出向く。
龍忍二人揃っていればお互い牽制しあって何事もなく終わる。
どちらか片方しかいなかった場合止める者もなく苦情の元となる。
そしてお仕置きを本妻から受ける。
そんなせっちゃん希望。
826名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 10:06:55 ID:TmjWMQWd
楓はやっぱSで刹那を捕まえて蜘蛛の巣の術。
龍宮は刹那には攻めで、苦情の原因を刹那で再現。

苦情注意に行って、夕飯時になっても帰ってこないから
真名達の部屋に連絡。
電話→刹那の艶声が背景に!
訪問→部屋の奥でフラフラな刹那発見!
いい感じに微睡んでしまった刹那をつれて帰り、黒このかお仕置き!

…こんな感じか?
827名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 19:10:17 ID:IImF8635
夜くらい刹那に下剋上させてあげて下さい
828名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 19:42:57 ID:TmjWMQWd
では譲り受けた玩具の数々でお嬢様を泣かせる(良い意味で!)と言うのはどうだ?
829マンション『このせつ』:2008/02/29(金) 23:02:13 ID:RTuvU8AX
マンション『このせつ』

マンション『このせつ』の屋上の豪邸。
――と言っても屋上の大きさの都合もあって、大きさ的には普通の家だ。
そこには親睦会を兼ねて、屋上野外パーティを行っている雪広あやからの姿がある。

「おほほほほ、今日は好きなだけ食べてくださいね」
あやかの高笑いが屋上に響き渡る。
バーベキューセットを並べて知り合いが集まっていた。
「熱っ、熱っ!」
急いで食べたせいか裕奈は舌を火傷してしまう。
「もー、めっちゃ熱いやん。はい、水」
「ごめん」
水を受け取って素直に飲み干す裕奈。
横でも同じように食べて火傷している人物がいた。その人物は美空である。
「美空、急ぎすぎ」
ココネがおしぼりを差し出して事なきを得た。

木乃香と明日菜に刹那と三人が集まって談笑した。
刹那も明日菜も昼は仕事の関係で一緒になれる時間が少ないからだ。
「しかし、屋上に豪邸を建てるなんて流石いいんちょやな」
「そうよ、何でも強引なんだから」
呆れ顔の明日菜を見て、あやかも割ってはいる。
「それはあなたが家を覚えないせいですわ」
「どういう意味です?」
刹那が尋ねてきた。あやかはマンションに豪邸を建てる過程を話し始める。
そもそも、明日菜はあやかが個人で所有する自宅に住む予定であった。
830マンション『このせつ』:2008/02/29(金) 23:03:05 ID:RTuvU8AX
しかし、入居初日――
「あのー、トイレってどこ?」
「ここから200メートル先です」
使用人に場所を尋ねる明日菜。
あやかの本来持つ豪邸では広すぎて、ちょっとした迷路にさえなっている。
その後、バイトに行くと言って明日菜は家を出た。
するとバイト先から電話があって、明日菜が未だに来てないというのだ。
そして夕食の時間になっても帰ってこず、あやかの携帯電話が鳴った。
「助けてー、っていうかここどこ〜」
あやかの自宅の庭で遭難しかかってしまったのだ。
屋敷は頭だけしか見えないし、それ以外は壮大な森なのだから。
「それは明日菜も災難やな〜」
「笑い事じゃないって、家の中も外もダンジョンなのよ」
「それで覚えきれずに明日菜さんの住む家に引っ越しましたの」
やむを得ず、庶民の暮らしを体験しようという意味であやかが明日菜の家になだれ込むことになった。
だがアタッシュケースを持って入ったあやかは愕然とした。
その家はワンルーム四畳半、風呂なしトイレ共同のボロアパートなのだから。
おもてなしで出されたのは限りなく湯に近いお茶と、バイト先の余りモノ。
どちらとも一週間で生活観の違いから諦めることとなった。

「それでほどほどの大きさの豪邸をここに建てたんやな」
「そうですわ」
お金持ちのお嬢様と貧乏苦学生では生活観に大きな差が出てしまう。
金銭感覚も何もかも違う二人なのに。
「よくそんな極端な違いなのに結婚しましたね」
刹那が失礼を承知で聞いてみた。
「しょうがないじゃん、好きになっちゃったんだから」
「そうですわね、気づいたら結婚まで進んでましたし」
831マンション『このせつ』:2008/02/29(金) 23:03:55 ID:RTuvU8AX
何故かその場にいた誰もが納得した。
こんな所が二人を引き付けていたんだなと。

「その点なら我々もいい感じだぞ」
真名が会話に割り込んできた。楓も一緒である。マンション『このせつ』での騒音担当である。
下の階にいる裕奈と亜子もたまに聞こえるお楽しみの騒音に頭を悩ませている。
だが時に便乗して激しい夜を行ったりするのも事実である。
「お前らはもう少し静かにしてろ」
刹那は管理人として二人に注意を促す。
「それは申し訳ないでござる」
「我々の愛の育みを邪魔立てする気か!?」
楓は素直に謝るが、真名はこういうことになると譲ろうとしない。
「別に邪魔する気はないが……」
「ほぅ、ならお前も私たちの世界に案内してやろう」
「えゅ」
ポカーンと呆気にとられた刹那。
パーティが終われば505号室に来いと言われたのであった。

パーティ終了後、505号室の二人はいち早く部屋に戻っている。
刹那は木乃香に遅くなると言って部屋に向かった。
「来てやった……お前ら!?」
入った刹那は驚愕する。
薄暗い部屋の中に入ると、真名と楓は裸ですでにベッドの中にいた。
「我々の愛の育みがどんなものか教えてやろうというのだ」
「申し訳ないでござる、拙者は止めたのでござるが」
裸で出迎えた真名はすかさず刹那を一気に引き込んだ。
832マンション『このせつ』:2008/02/29(金) 23:04:58 ID:RTuvU8AX
「な、何をする気だ! 私はすでにお嬢様と――」
「問答無用! お前に激しい夜というものを教えてやる」
「覚悟するでござるよー!」
楓も悪乗りして刹那を押さえ込む。
あっという間に服を剥ぎ取られ、夕凪も奪われて無防備な姿となる。
「ぎゃー」

この後、帰りが遅い刹那を心配して木乃香が部屋を訪ねて修羅場となったという……。


【補足】
木乃香&刹那間 修羅場
新夫婦入居予定
833マンション『このせつ』:2008/02/29(金) 23:07:27 ID:RTuvU8AX
明日菜&いいんちょの新ネタが出来たので書いてみました。
龍忍のネタが多く出てましたのでありがたいのですが、ネタが一杯だったので申し訳程度に端っこに入れるのが精一杯でした。
次は本格的に龍忍を狙ってみようと思います。
834名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 23:20:13 ID:TmjWMQWd
相変わらず和み〜♪
需要を満たしてくれるのは嬉しいが無理しなくて良いですよ。
作者様が書きたいネタこそクオリティが上がるのですからね。

にしても、修羅場!うほっ♪
835名無しさん@秘密の花園:2008/02/29(金) 23:25:08 ID:mBk5ZiIn
次は修羅場か龍にんか…………どちらにせよ楽しみだww
作者氏にGJと乙を捧げたい
836名無しさん@秘密の花園:2008/03/02(日) 13:24:59 ID:Pur75sEO
修羅場ワロタww
837名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 02:08:46 ID:y1ZUlTX0
期待あげ
838名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 14:46:34 ID:DOcY22KH
>>833
GJ!修羅場の続き気になりますw
 
修羅場が終わったらザジちうが読みたいです。
839名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 21:50:27 ID:RHCd/BS2
夕映×コレットってまだ、乗せちゃダメかな?
840名無しさん@秘密の花園:2008/03/04(火) 22:08:17 ID:vRvyyeJ9
語れるなら是非に。
841マンション『このせつ』:2008/03/05(水) 20:49:53 ID:i76M7EVa
マンション『このせつ』

管理人夫婦の修羅場騒動もひと段落ついた数日後のこと。
龍宮真名は管理人の部屋に呼ばれていた。

室内には真名と木乃香がいる。
修羅場騒動の元凶が直接呼び出されたため少しぎこちない。
「ほんまになんもせんかったんやな……」
「あぁ、寸前のところでお前が来たからな」
何とか事情を説明はしたのだが夫婦仲はかなり険悪な状態。
あの刹那が全身ボロボロで現れたときは腰を抜かしそうになったほどだ。
これでうまく仲直りしてほしいものなのだが……。

「帰ってきたでござるよー」
所用から帰ってきた楓が声をかけてきたため、そろそろお暇の頃合だと感じた。
立ち上がって刹那の忘れ物の財布を取り出した。
あの一件で部屋に置きっぱなしになっていた。それを渡して帰ろうとした真名。
だが、鞄の中を途端、真名の冷静沈着な思考が停止した。
その中には真名のものでも楓のものでもない下着が入っていたのだ。
一度鞄を閉めて状況をゆっくりと考えた。
(何故だ、何故こんなものが……)
かなりきわどい過激な勝負下着。普通の思考なら穿くことも躊躇うだろう。
こんなものを入れた記憶は無い。出て行くときはないことを確認した。
「なんや? せっちゃんの財布やろ」
「いや、その……!」
842マンション『このせつ』:2008/03/05(水) 20:50:49 ID:i76M7EVa
驚きのあまり木乃香が真後ろに移動していたのを忘れていた。
不覚にも鞄の中からそのきわどい勝負下着を取り出されてしまう。

「これは……」
「真名! お主がそんな人だとは思わなかったでござるよ!」
楓も巻き込んで別の修羅場に巻き込まれてしまった。
「ち、違う! 濡れ衣だ、私はこんなものを持った覚えは……」
必死に弁解を図るも、二人の痛い視線が突き刺さる。
それどころか木乃香はゆっくりと窓を開けてメガホン片手に叫ぼうとする。
「505号室の龍宮真名さんはこともあろうに、他人のパンティを――」
「待て待て待てぇー!」
何とか制止することは出来たが、これ以上下手な動揺を見せると帰って危険だ。
「安心するでござるよ真名」
「楓、分かってくれたか」
「たとえ真名が勝負下着一枚で夜な夜な街中を徘徊しても、拙者の愛は変わらないでござるよ」
そんなことを言いながら携帯電話でメールを打っていた。
「えーと、口の軽そうな風香あたりに……」
「やめろー! 捏造メールを送るなぁー!!」
この場も何とか取り押さえることになるが、余計に疑われている。
自分の鞄から出てきた以上、言い訳をすればするほど怪しまれる。
だがこの状況ではどんな弁解も意味が無い。

「何を悩んでるでござる? まるで二人がかりでいじめているみたいでござるよ」
「私はそうとしか思えないぞ……」
やり場の無い怒りにやや切れそうになる真名。
843マンション『このせつ』:2008/03/05(水) 20:51:43 ID:i76M7EVa
「知っているでござるよ、真名のせいではないでござる」
突如、そう言って驚きを隠せない真名。
だが楓はいきなり後ろから羽交い絞めにしてきた。
「何のまねだ!?」
「知っているでござろう、昨日の一件で拙者たちは笑いものでござったよ」
あの一件は大騒ぎでマンション中の人たちにあっという間に広まってしまった。
一室に朝倉が入り込んだこともマイナス要因であった。
あることないこと好き勝手に掲示板新聞に書かれてしまい、あっという間に近所の笑い者であった。
「ちょーっとせっちゃんに何をしようとしたんか調べるだけや、龍宮さんの体にやで♥」
木乃香のキラキラ光る目つきに恐怖を覚えた真名。
その手にはあの疑惑の下着が握られていた。
「代えの下着もあることやし」
「まさか、それを入れたのは――ぎゃー!」

その頃、商店街では極端に短いミニスカートを押さえながらあちこち包帯を巻いた刹那が買い物をしていた。
しかもスカートの下は勝負下着、絶対見られるわけにはいかなかった。
「うぅぅ……このちゃん、もう許してー」


【補足】
龍宮真名 木乃香と楓により××プレイ中
管理人の勝負下着 刹那のお仕置き&おもちゃ用
844マンション『このせつ』:2008/03/05(水) 20:53:56 ID:i76M7EVa
今回はわりと短めでした。あまり泥沼的な展開を書くのは苦手でしたので期待してた方スミマセン。
夕映×コレットさんというネタがありましたが、事情によって書けません。スミマセン。
845名無しさん@秘密の花園:2008/03/05(水) 20:55:23 ID:hMRLYBr6
乙!
そろそろ濃厚なあこゆなが見てみたいと要望……
846名無しさん@秘密の花園:2008/03/05(水) 21:07:53 ID:MeL1xZfq
GJ!
これ位の修羅場で正直ほっとしたよ
俺もあこゆなが見てみたいな
847名無しさん@秘密の花園:2008/03/05(水) 23:04:47 ID:ymj2bzZG
同感、あこゆなくぎみートライアングルの人の帰還を待ちたい。
848名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:37:44 ID:fOJ/pOke
>>820
随分遅くなりましたが続きです。
今回で終わりですが、正統派な終わりを支持するかたはスルーしたほうがいいと思われます。




亜子は超のところに向かった。


「…今更同情とかはやめてよね」
裕奈が最初に発した言葉はこれだった。
苦笑する裕奈にウチは一歩ずつ近づく。
「ウチな…ゆーなのこと結局あきらめきれんかったんよ」

亜子は裕奈の手を取った。「釘宮のためにもウチはゆーなとずっと一緒にいる」「だめだよ」
間髪いれずに裕奈が声を出す。
「亜子には将来もあるんだよ。私なんかに縛られちゃだめなんだよ!」
手を振り払った裕奈を、しっかりと見据えて亜子は静かに話した。
「ウチはゆーな以外じゃ無理やもん…責任取ってや」
849名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:39:49 ID:fOJ/pOke

(頭がくらくらする)

亜子の言葉は裕奈を明らかに動揺させていた。
「……ばか。今までの…行動とか…無駄…じゃんか」涙ながらに話す裕奈を亜子は優しく抱き留めた。

二人の吐息が混ざり合い唇が重なった。貪るように舌を絡めお互いの唾液が行き交う。
裕奈は地面に押し倒してしまった亜子を気遣い、すぐさま上着を下に敷く。
「あんま激しいのはあかんやろ。今日はウチがしてあげるから」
はにかむ亜子を堪らなく愛しく感じ、裕奈は応える。「それはだーめ。久しぶりだし亜子を喜ばせてあげたいんだもん」
850名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:41:06 ID:fOJ/pOke

きっと最後になるだろうこの行為を裕奈はしっかりと覚えていたかった。
慎重に亜子の服を脱がせていく。
「ふるえてんで」
「うるさーい」
軽口を叩きながら、裕奈は亜子の首筋を軽く噛んだ。「ひゃっ!」
「ホント感じやすいよね」ぷくーと膨れた頬を見て裕奈は笑った。
「その顔かなり好き」
「…あんま嬉しくないで」軽く胸を掴むと亜子はぎゅっと裕奈の裾を握った。
「よく私の服掴むよね。怖い?」
亜子はキョトンとしていたがすぐさま破顔する。
「気持ちよくて、快楽に負けそうになるねん。そしたらゆーなの服とか無意識に掴んでまうのかも」
裕奈は驚いていたがにこりと微笑むと亜子をそっと抱きしめ軽くキスをする。
「ゆーなはよくキスしてくるんよな」
「だって亜子の唇おいしいから!」
真顔で言われ亜子は逆に真っ赤になってしまう。
851名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:42:16 ID:fOJ/pOke

「だーいすき。亜子」

相手のくせは今になって鮮明に思い出せる。
それを語り合う自分達がとても滑稽で、悲しくて。
いつかは離れてしまう相手が恋しい。

―幸せになりたい―

ずっと前からの願い…叶うのかな。

「愛してるで…ゆーな」

きっと辿り着けるね。あなたとなら。
一瞬一瞬が眩しい。
とても大切なモノは今あるから。将来のことなんてわかんないや。


いまをあなたと過ごせるなら――――
852名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:45:31 ID:fOJ/pOke

「……っ」
動かなくなった裕奈を気にせづ亜子は行為を続けた。温もりが残っているうちは裕奈を感じていたかった。絶頂に達して一息つく。

「先生今日がやまばやろ言うてたけど当たったやん。ゆーなも知ってたはずやのに、それでもおとなしくしとらんとウチを抱いて…」ゆーなはわかってたのかもなと呟き亜子は小さな瓶を取り出した。
裕奈に服を着せ、自分も服を整える。
瓶の蓋を開けると、少し考え込む。
「ゆーなの口移しがええな…」
そして亜子は聞こえはしないのに裕奈に何か囁いた。裕奈の口に流し込みすぐさま舌を入れ、下になり自分に注ぐ。
「…んくっ…ん」
最後の最後まで裕奈を感じていたかったのだろう。
―――――
853名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 22:49:54 ID:fOJ/pOke

「これが亜子さんの出した結論…茶々丸二人を運んでおいてネ」
「かしこまりました」

幸せそうに抱き合う二人には陰りは微塵もなかった。

―――
亜子は裕奈に囁いていた。
『ずっと一緒やでゆーな』

おわり

賛否両論あると思いますが…
一途さをだしたかったのでエロは少なめです。
かなりシリアスに終わってしまいました。
854名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 23:37:00 ID:2OsIeaQE
GJです。
悲恋、心中、略奪愛全て、受け入れる用意があるので無問題です

やはり、くぎみーは攻めを装った受けなので、総攻な相手があうんじゃないかと
チアを外すと隊長、ハルナ、エヴァ・・・なんか
855名無しさん@秘密の花園:2008/03/06(木) 23:49:19 ID:OAQriVrs
>>853
乙でした。風呂敷が広すぎる感はあったものの、作者さんの気持ちが伝わってくるSSだったと思います。
次回作、待ってます。
856名無しさん@秘密の花園:2008/03/07(金) 00:21:35 ID:yANHuzCN
GJ、そういう結末が来るのは十分に考えられたよ
せめて願うことがあるとすれば
この世界の二人があの世で幸せに暮らしていってくれることと
置いてかれたくぎみんに幸せが訪れることだ
857名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 15:54:59 ID:i+vKHtTa
妄想極まって、夕映×コレット将来捏造物です

22巻収録分からなので、単行本派の人はご注意を
858名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 15:55:46 ID:i+vKHtTa
紙をめくる音と、定期的な筆記音
古紙の蝋に似た匂いが心地いい
「実証には第二級防護の実験施設がいるですね」
となれば、後は明日以降の作業か

時間は夜の八時
少しばかり煮詰めすぎただろうか
綾瀬夕映は軽く背を伸ばした

中等部の卒業から六年
ネギは試練を果たし一人前の魔法使いとして認められた
同時に神楽坂明日菜と契約し、そのまま二人で旅に出た
当面は悠久の風には所属せず、自分の目で世界を見るつもりらしい

クラスメイトもそれぞれ自分の道を選び歩き出す中で
夕映も高等部を卒業した後、魔法界に渡りアリアドネーの魔法騎士団に入団した

859名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 15:56:15 ID:i+vKHtTa
「ユーエッ」

衝撃で一瞬視界が歪む
同棲している友人が首元に抱きついていると気づくまで、さらに数秒
コレット・ファランドール
夕映が初めて魔法界に来た際に出会った友人、騎士団の同僚でもある

「痛いです」
「だって最近、夕映かまってくれないじゃない」

さすがは、学術都市アリアドネーの魔法騎士団というべきか。
騎士団員の学術研究への参加もおおいに奨励されている
夕映も、この数日レポートにかまけていた
「来週の演習までに、まとめておきたいんですが」
「いいから、今日は終わり」

そのまま、コレットは隠してあったワインを物色しだす
いったい、いつ嗅ぎつけたのか、じっくり問い詰める必要がありそうだ
860名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 15:57:19 ID:i+vKHtTa
ティーカップに注がれたワインを一息で飲み干す
いつのまにか、休日には二人で、こうして話すのが日課になっている

「夕映さ、騎士団辞めたりしないよね」
「やめません、しつこいですよ」

コレットの問いを流す
数日前、ネギが「悠久の風」に参加したという情報が飛び交った
かつての英雄の子息が父と同じ道を歩き出したと

しかし、その態度がコレットの不安になる
その人は夕映の以前の師で、想い人で
だから、いずれ彼の下を去ってしまうのではないかと



「戦乙女旅団を目指すのでしょう?二人で」

会いたくないかと言われれば会ってみたい
少し大人になって、魔法使いとしても上等になれたと思う
今なら、以前と違った関係を築けるのではないかとも思う

それでも、それ以上に一緒にいたい相手ができたから

初めて会った時から変わらない人懐っこさが
とても、優しくて、危なっかしくて
とても、愛おしくて
861名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 15:58:20 ID:i+vKHtTa
「行っちゃヤダよ?」
「なら・・・離れられなくするですよ」
その態度があまりに無防備で、軽い独占欲が首をもたげる
コレットの眼鏡を奪い取り、唇を奪う

こんなに積極的になるのも酔っているせいだけど
 まるでこの恋は麻薬のようで
  いっそ狂ってしまえばいいのにと

お互いに求める口づけのなかでそんな事を思った

戦乙女は神に仕える者だけど
我欲のために、神すら殺せる戦乙女がいてもいいかもしれない

862名無しさん@秘密の花園:2008/03/08(土) 21:50:03 ID:MO6A/K5F
ぶはっ・・・手が早すぎる・・・いい意味で・・・
863名無しさん@秘密の花園:2008/03/09(日) 15:33:27 ID:PIudj10y
やばい。夕映コレにハマりそうだ。とにかくGJ!
864名無しさん@秘密の花園:2008/03/12(水) 00:46:01 ID:tYjejay2
GJ!
夕映コレいいなww
865マンション『このせつ』:2008/03/12(水) 19:57:36 ID:KK+V7JET
マンション『このせつ』

マンション『このせつ』は今日も快晴。
買い物から帰ってきた亜子はそこで新たな来客を見つける。
「あー、亜子ちんだー」
「桜子やん。どなんしたん?」
そこに現れたのは椎名桜子であった。そのすぐ後ろには長谷川千雨を従えて。

「そうなんや、桜子も結婚したんや」
「えへへ、そうなんだよねー」
桜子は陽気に千雨に笑いかけた。
「うるせぇよ」
千雨は顔を少し赤くして背けてしまう。
「もぅ、千雨ちゃんはいつも他人といるとこうなんだから」
あまり接点がないように見える千雨と桜子だが、不思議と一緒になる機会が多い。
その縁もあってか二人は凸凹の道を辿りながらもゴールインした。
「それじゃあ二人もここの住人なんや」
「そうだよ。今日は下見だから正式に来るのは今度かな」
楽しげに会話をする桜子と亜子。かつてでこぴんロケットというバンドで活躍した仲である。
円や美砂と楽しみながら少しエッチな会話も行った。
亜子が裕奈に対して大胆になったりするようになったのは彼女たちの影響もある。
「それで、夜の方はどうなん?」
「えへへ。それなりに♥」
流石に横で黙って聞いていた千雨も会話に割って入った。
「待て待て待て! そんなことまで言わなくていい!」
夜のお楽しみまで言われたくない千雨は会話を切り上げてしまう。
「もぉー。千雨ちゃんもっと素直にならなきゃ」
866マンション『このせつ』:2008/03/12(水) 19:58:31 ID:KK+V7JET
「お前らなぁ……」
千雨は人間関係は希薄であるが、チアとの接点は無いわけではない。
どういうわけか桜子が絡むことが多く、自然と付き合いも増えていった。
「そういえば円や美砂は?」
亜子は他の仲間のことも聞いてみた。
「円は近くのデパートで受付嬢やってて、美砂はお色気系歌手になっちゃった」
「そうなんや。みんながんばっとるなぁ」
それぞれの生活をしみじみに思いながら桜子と千雨を見送る亜子。
自分は裕奈の妻となり、桜子も同等の生活を見つけた仲間だ。

「それじゃあね」
「今度来るときはここの住人だな」
千雨と桜子は挨拶を済ませて帰っていく。
「セットの配置とかどうしようかな、ちうちゃん♥」
「バカ! それを大声で言うんじゃない!」
そんな謎の会話を聞く間もなく、入れ替わりで裕奈が帰ってきた。
「ただいまー、帰ったよー」
裕奈が仕事から帰ってくるのを見計らって亜子が飛びつく。
「おかえりーゆーなー」
「わっ、どうしたの!?」
「ちょっとええことあったんよー」
子猫のようにじゃれてくる亜子を宥める裕奈。
相変わらず裕奈が恋しくなると飛びついてしまう癖が抜けていないようだ。
このパターンだとおそらくベッドまで……。
867マンション『このせつ』:2008/03/12(水) 19:59:50 ID:KK+V7JET
「アキラとまき絵、何してるんやろね」
食事をしているとき何気なくそんなことを言った。
「そうだね、アキラはまだセールスマンやってるのかな?」
アキラは以前ここにやってきたのは亜子から聞いた。
まき絵は新体操の選手になってから世界を飛び回っている。
そのためなかなか連絡が取れない日々が続いていた。
「またみんなで会いたいよね」
「うん」
その日の亜子はいつにも増して楽しそうに笑っていた。

【補足】
302号室 長谷川千雨(夫)、椎名桜子(妻) 近日入居予定
868マンション『このせつ』:2008/03/12(水) 20:00:53 ID:KK+V7JET
以上です、今回も少しショート気味ですが千雨×桜子の図式を出してみました。
内容の都合で図書館組が出せないかもしれません…
869名無しさん@秘密の花園:2008/03/12(水) 20:31:30 ID:33lTV7cO
乙です
桜子はかわええなぁ
870名無しさん@秘密の花園:2008/03/12(水) 20:54:32 ID:VH1qniID
ここは敢えてゆえのどかをリクしてみるか!

とにかくGJっす♪
俺はこのシリーズ好きだ〜〜〜〜!
871名無しさん@秘密の花園:2008/03/13(木) 09:30:58 ID:fMrlUvBt
普通ならザジにするとこを敢えて桜子とは、やるな
872名無しさん@秘密の花園:2008/03/13(木) 10:05:30 ID:2Te8sW74
>>871
いや、ザジちうでやりつくされた感じはするしな

パルちうを予想してたんだが
873名無しさん@秘密の花園:2008/03/13(木) 10:40:53 ID:YJuKzBk+
ここであえて亜子せつを希望
あ、ほのぼの系で
874名無しさん@秘密の花園:2008/03/13(木) 13:47:05 ID:gwl6Egyb
わー!!
以前、桜子ちうもいいななんて書き込んだ者です
まさか実現してくれるとはw
感激です!!続き待ってます
875名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 08:18:50 ID:LcTvZ4N0
あげ
876マンション『このせつ』:2008/03/19(水) 19:45:33 ID:4nBsf2UV
マンション『このせつ』

(さよちゃんって、結構激しい方なんだ…)
そんな感情を持ってさよを抱きしめる和美。
幽霊のさよは実体がないため触れられない。そのため本格的な夜の営みは寝るときに行う。
夢の中に強引に入り込み、和美を正面から抱きしめた。
「朝倉さん、今日も楽しみましょうね」
触れられるのは今この時しかない。
甘えるだけ甘えると突然激しくなる一面を見せるそのギャップに少々戸惑ってしまう。
「そうだね……あ……ん……いきなりはやめてよ…」
「いいえ、やめませーん」

「あ゛〜」
早朝の新聞配達も気だるそうに行う和美。
流石に明日菜からも注意が入った。
「どうしたのよ。眠たいからって気が抜けてるわよ」
「うん……そうなんだけどね……」
なまじ幽霊のさよが夢の中でこれでもかと言うくらい愛し合ってくるのだ。
肉体的よりも精神的に疲れが溜まっている。
とはいえ成り行きで明日菜の新聞配達を手伝っている和美。
軽く自分に気合を入れて残りの分を行っていった。
そして帰ってくるや、ベッドに倒れこみすぐさま寝息を立てて眠ってしまったのだった。
さよはその様子を見つめながら、今度は横に添い寝をした。

それから1時間もしないうちに、チャイムが鳴り出す。
「うぅ……誰ぇ〜」
877マンション『このせつ』:2008/03/19(水) 19:46:21 ID:4nBsf2UV
まだ眠い体を引きずって扉を開けた。
「私たち、ここに引っ越してきました。よろしくね」
そこにやってきたのは桜子と千雨の二人組みであった。
どうやら今引っ越してきたようで、その挨拶をしに来たようだった。
「そ、そう。よろしくね」
朝からハイテンションな桜子とは対照的に、軽い会釈程度で挨拶をする千雨。
だが挨拶を済ませるとすぐに一緒になって歩いていく。
アンバランスながらも意外と釣り合ってるんだなと和美は感じた。
「そうなんだ、よろしくっス」
「……よろしく」
千雨と桜子は209号室に挨拶をしに来た。
騒がしすぎたのか途中で千雨から軽いげんこつが入ってしまうというハプニングがあった。
美空とココネは挨拶を済ませて部屋に戻った。ココネはエプロンをして朝食の準備に取り掛かる。
前日、ココネは夜の営みに対して準備万端であった。
しかし帰りは極端に遅く、美空は戻ると風呂も入らないでそのままベッドにダイブした。
シャワーを浴びようとする美空はエプロン姿で包丁を扱うココネの後姿を見つめた。
殆ど何も言わずに寝てしまったココネに対して少し申し訳なかったなと思う美空。
悪いことに、自慢のイタズラ心にも火がついてしまい、そっと後ろに近づいてココネを抱きしめた。

「きゃっ……美空、何を……」
「ココネ、分かってるんでしょ」
美空は半裸の状態で素早く指を服の上から滑り込ませて胸を刺激する。
「はゃ……ぁ……駄目、包丁持って……」
普段は表情が変わらないココネだが、徐々に赤面していく。
「あれぇ〜。感じてるんだ〜」
「美空がいつも……してるから……」
878マンション『このせつ』:2008/03/19(水) 19:47:10 ID:4nBsf2UV
「そう? これは危ないからこっちに置こうね」
ココネの持っていた包丁をどかせると、ここから本番だと言わんばかりにもう片方の手を下へ滑り込ませる。
右手で胸を、そして左手で下半身を――。
「ひゃっ………!」
ココネの口から漏れた甘い悲鳴。思わず口を手で塞いでしまう。
美空は顔を接近させていやらしい微笑み方でココネに尋ねた。
「へぇ〜、こうするとそう鳴くんだ。あまり声出さないから知っちゃった」
「―――」
両手で必死になって押さえるココネは、今にも顔から火が出そうなほど真っ赤になっている。
美空の攻撃を耐えるようにして視線を反対側に反らす。
「往生際が悪いぞ」
「む――ぅ―――!!」
胸と股間を一気に強く刺激すると、全力で口を押さえていた指の間から漏れる声。
その声にさらに刺激されたのは美空のスケベ心だったのであろう。
「ココネー!」
さらに巧みに刺激すると、ココネはついに耐え切れなくなった。
「ぁぁ……美空……っ!!」

その瞬間、ココネは全身に力が入らなくなりキッチンの台に体を預けた。
すると、その影響で食材やまな板が床に落ちる。
危ないからと言ってどかせてあった包丁もまた一緒に……。
「………」
包丁は美空の足元、親指と人差し指の丁度真ん中に突き刺さっていた。
背筋に冷たいものが走り、それまでのいやらしい気持ちが一瞬にして飛び去った。
「はぁ……はぁ……美空?」
「ご、ごめん。少し調子に乗りすぎちゃった……朝ごはん出来たら呼んで」
879マンション『このせつ』:2008/03/19(水) 19:48:15 ID:4nBsf2UV
美空は震え気味の手で床に落ちたものを拾うと、そのままシャワーを浴びに向かった。
絶頂に達する直前で寸止めを食らったココネは不満そうな顔をする。
「…………。美空のバカ」
(ご、ごめんココネ。流石にあのまま続けられなかったよ……)

一方、挨拶を終えて部屋に戻った千雨と桜子は……。
「千雨ちゃーん」
「バカ野郎! いきなりサカるんじゃねぇ!」
どんなに引き離そうとしても桜子は発情状態で離れようとしなかった。


【補足】
209号室 しばらく大人しくなった夫に対し、欲求不満気味の妻
302号室 長谷川千雨(夫)、椎名桜子(妻)
404号室 夫(夜の営みは明日が休みのときがいいんだけど……)
880マンション『このせつ』:2008/03/19(水) 19:49:25 ID:4nBsf2UV
最近出番がなかった朝さよとみそココをやってみました。
さよは攻めキャラ。美空はスケベキャラが定着しそうです。
881名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 04:32:40 ID:yi8Fu719

さよちゃんは受けと見せかけて強攻めがジャスティス
882名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 04:38:11 ID:/MBnCzQf
美空のスケベキャラが自然過ぎるww
883名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 13:21:23 ID:IPRCZyhX
今週の見て思ったのだがやっぱりさよは攻めだなw
884名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 00:57:16 ID:GRH32pbm
キスでどこまでいかせられるかという勝負をマンション『このせつ』でやってほしい。
誰のキスがうまいかと言うような話から龍にんとこのせつが修羅場って、せっちゃん総受け?みたいな。
885名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 17:48:36 ID:jc2vLjHP
部屋割りアニメ2期参考



―先輩にフラれた―

いつも見ていた。ひたすら練習に励む姿が好きだった。
少しでも近付きたくて告白した。
結果は見事玉砕…。

ザー―――
「…うっ……ぐすっ…ひく」
雨は容赦なく降り注ぎ、涙すらもっていってしまう。「ウチなんか…好きになってもらえるわけ、ないわな」
なんで夢見てしまったのだろう。
後悔ばかりがつのる。
辺りはすでに薄ぐらく、人の姿はない。
886名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 17:50:43 ID:jc2vLjHP

ザッと音がして、雨を感じなくなった。不思議に思い上をむくと裕奈だった。
「帰ろう?」
優しい笑顔に惨めな自分が悲しくなる。
「っ…ウチなんかほっといて!!」
「亜子。また新しい恋、いっぱいすればいいじゃん」裕奈の顔を見るといらいらが大きくなった。
(軽々しく言ってくれる…)
「中途半端なバスケやってる人に言われたない!!」裕奈の顔色が悲しくなって、ようやく自分がなにを言ったのかわかった。
887名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 17:51:51 ID:jc2vLjHP

沈黙を破ったのは裕奈だった。
「風邪ひくから」
ウチにはその手を拒む理由はない。
裕奈はウチが濡れないように傘をさしてあるいてくれた。

部屋に戻って、二人でお風呂に入った。性格には全く動かないウチを裕奈が洗ってくれた。

裕奈に髪を乾かしてもらいながら部屋を見る。
ミリオタと器具オタの部屋だけあって個性的である。二年間も一緒に生活してるから、もう大分裕奈の趣味も理解してきた。
一緒に作ったプラモが視界に入り涙がでてきた。
思い出が次から次へと浮かんでくる。
心配してきてくれた裕奈にウチは…
888名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 17:55:39 ID:jc2vLjHP

「はい、おしまい」
裕奈がカチリとドライヤーを切った。
「…ごめんなさい」
小さい声だったが裕奈には聞こえたようだった。
「今日は泣くとこ貸してあげる」
抱きしめられウチはまた涙腺が緩みだした。

「ゆーな……ねたん?」
「ううん、起きてるよ」
裕奈のベッドで一緒に横になる。せまいが今はその窮屈感がうれしかった。
枕からはほのかに裕奈の香りがしてくる。
889名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 17:56:33 ID:jc2vLjHP

「ウチ、くよくよせんとがんばる。先輩よりかっこいい人探したる!」
裕奈はクルリとウチの方へ寝返りをうった。
「そだねー」
少年のような笑顔がウチを見る。
「よいしょっと」
「わっ!ちょいはずいんですけど…」
裕奈にきゅっと抱き着くと裕奈は顔を赤くしたみたい。せやけどウチの髪を優しく撫でてくれた。

ちゅ
「ふぇっ?!」
「おやすみ」
髪にキスされた?
―――――――――――


小さな恋の芽生えを感じながら、亜子は眠りについた。


おしまい
890名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 18:44:58 ID:dJSBApyT
乙です

アニメ2期は序盤で切ったからミリオタ設定とかは聞いてるけどあまり詳しくは知らないんだけど、
中途半端にバスケやってる〜〜、というのも2期設定なのかな?
891名無しさん@秘密の花園:2008/03/23(日) 23:19:07 ID:jc2vLjHP
>>890
アニメではそういう設定はなかったと思います。
そこは本当にそうだというわけではなくて、いつも練習している姿を知っているのに、感情が高ぶって試合で勝てないことを挙げて裕奈にあたってしまったというかんじです。

文才足りなくてスイマセン。

後今見たら誤字がありました。
性格→正確
892890:2008/03/24(月) 01:53:50 ID:PAWZJXls
>>891
わざわざありがとう。そういうことね
こちらこそおかしな日本語で質問して悪かった
893名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 21:14:22 ID:hv5Np9d3
んー、あこゆないいなあ。
自分実は武闘派四天王がらみ以外は興味なかったんだが、
このスレ見るようになってから嗜好広がったな。運動部カルテットやチアトリオのやりとりとかオタっ娘達の掛け合いとか。
894名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 22:55:46 ID:c/gYJyxN
武闘派運動部をうまくまぜると

裕奈、真名。龍明砲
刹那、亜子。桜泉
楓、アキラ。長大
まき絵、古。バカレン
895名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 17:49:23 ID:qdaU9gK3
>>894
長大って、名字の頭文字か…………てっきり楓&アキラの背丈かと(ry
896マンション『このせつ』:2008/03/25(火) 19:09:02 ID:wYHTOKPU
マンション『このせつ』

仕事疲れで帰ってきた真名はようやく我が家へと帰ってきた。
帰ったら仕事の疲れや溜まったストレスなどは楓が解消してくれる(性的な意味で)。
「ふふふ、少々溜まってたからな。想像したら鼻血が……」
とても大衆には見せられないような淫らな想像に、ハンカチで鼻を拭く真名。
扉の前で止まって軽く呼吸を整える。
楓の前(ベッドの中以外)では、クールなイメージのままでいる真名。
いつもの仕事人の顔として扉を潜った。

「帰ったぞ、かえ――」
「おかえりなさいでござるー」
楓は頬を赤く染めながら真名を出迎えた。真名の想像通りである。
唯一の例外は楓の胸に赤ん坊が抱かれていることだ。
「なななななな何だその子はぁーーーー!?!?!? 誰だ! 誰の子だぁー!!!」
激しく取り乱し、2の最終決戦時のギーグのような顔つきで楓に迫る真名。
「い、いや、それは……」
「誰の子だ! 私の子だとしたら人体の神秘か!? いやありえない。まさか超の実験につき合わされたとか――」
「うわーん」
取り乱している真名の声に、赤ん坊が驚いて泣き出してしまった。
真名はどうしようかと余計に取り乱す始末であった。

「――つまり、神楽坂のアルバイトの手伝いか」
「そうでござるよ」
落ち着いて状況を聞くと、明日菜のベビーシッターのアルバイトの手伝いで赤ん坊を預かっていたのだ。
ほっと一安心して腰を下ろす真名。
897マンション『このせつ』:2008/03/25(火) 19:09:52 ID:wYHTOKPU
改めて見ると赤ん坊も可愛いものだ。
軽く頬を突くと赤ん坊は笑って手を上下に動かす。
「可愛いな」
「そうでござろう」
楓の細い目つきも、今まで以上に垂れ下がっている。
真名もそんな嬉しそうに赤ん坊をあやす楓を見つめた。
「私にもやらせてくれ」
少々母性本能をくすぐられたか代わってくれるように頼み込んだ。
楓は了承して赤ん坊を渡す。
「むぅ……しかしどうすれば笑うんだ?」
じっくりと赤ん坊を見つめる真名だが、それでは殆ど威嚇に近かった。
程なくして赤ん坊は大声を上げて泣き出してしまった。
「うわぁ」
「何をしているでござる。早くこっちに渡すでござるよ!」
「す、すまん」
勝手が分からない真名には少々難しいかったようだ。
楓は明日菜から手ほどきを学んでいるため、ある程度の時間を要すると赤ん坊はすぐ泣き止んだ。
つくづく戦闘&性欲バカな自分を情けなく思う真名。
いくらベビーシッターの手伝いとはいえ、赤ん坊一人あやせないのでは真名の女のプライドにも傷がつく。
「どうすればいい?」
「いいでござるか。まずはその睨むような目つきをやめるでござる」
「ふむふむ」
正座で覚えたての楓のアドバイスを受ける真名。
マスターするにはもう少し時間がかかりそうだった。

一方、その手伝いを行っている明日菜は――。
「ほらほら泣き止んでー」
「もう困りますわよ、一度に5人も引き受けるなんて」
898マンション『このせつ』:2008/03/25(火) 19:10:42 ID:wYHTOKPU
「ごめん、その分給料アップに目がくらんで……」
二人総出で子供を二人づつあやしていく様子。
ようやく全員泣き止んだときには二人とも疲れて床に倒れこんだ。
「今度からは一人ずつにしてください」
「はぁーい」
そんな返事をする明日菜はあやかの胸をじっと見つめた。
「何ですの?」
「あの子供たち、いいんちょの胸にしゃぶりついてたよね」
赤ん坊も母乳がほしいときに泣いたときは困ったものである。
明日菜だとミルクを作るのにも台所は戦争状態だった。
待たされた挙句、赤ん坊はあやかの胸にしゃぶりつく始末。
母乳は出るはず無いが仕方なくその状態を保つしかなかったのであった。
「困りましたわ。もぅ」
「そうやってると、いずれ本当に母乳が出たりして」
「何を根拠の無い……」
すると明日菜はあやかの胸に服の上から揉みしだす。
「きゃっ、何を! そんなことをしても母乳は……あっ……」
「それそれー出ろー」
変なことばかり考えているのはお互い様だった。

「もう返す時間でござるか……」
しばらくすると子供を返す時間になってきたので返すことになった。
楓も名残惜しみながら赤ん坊を明日菜に渡す。
「龍宮さんはどうされましたの?」
あやかが気になっていたのは奥の部屋でorz状態の真名。
結局、時間になっても真名は子供をあやすことが出来なかったようだ。
「次頑張ればいいでござるよ」
「……」
899マンション『このせつ』:2008/03/25(火) 19:11:38 ID:wYHTOKPU
子供一人あやせないことが相当ショックだったようだ。
しばらく真名は立ち直れなかった。

「ふぅー、今日はこのお金で何かおいしいもの食べに行こう」
明日菜はその場で渡された給料であやかを食事に誘う。
あやかはそれに了解し、適当な場所を探す。
そんな中で小さくあやかは呟いた。
「赤ちゃんも……いいですわよね。母親の気分になれたようですわ」
「じゃあ早く私たちの子作っちゃう?」
明日菜は率直に応えた。
「な、何を言っていますの!? そんなこと満に一つでも……」
「あはははははは、養子とかあるじゃん」
「あ、あなたと言う人は……本気にしてしまうところでしたわよ」
本気になってしまいそうだった自分が恥ずかしくて顔を赤く染めるあやか。
しかし明日菜はさらに小さく呟いた。
「本当に出来たらいいよね」
「?」
「なんでもなーい」


【補足】
龍宮真名 ベビーシッターは向かない(断言)。
900マンション『このせつ』:2008/03/25(火) 19:12:43 ID:wYHTOKPU
子供が出来るネタを考えたらベビーシッターと言う方法を思いついたのでやってみました。
書いているうちに、もし子供が出来たらどんな風になるかを想像している自分がいたり…
901名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 19:36:08 ID:qdaU9gK3
龍にんの子は背と身体能力高くて肝が太そう。
このせつの子は純和風で二重人格っぽくなりそう。
あこゆなの子は華奢で人懐こくなりそう。
明日あやの子は気が強く生真面目になりそう。
イメージしたらこんな風になったw
902名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 06:58:38 ID:KrgU+FoT
>>901
美空ココネは?
まあ、原作でも空気だしいいかw
……おや、誰か来たようだ
903名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 08:28:22 ID:SzLute/b
欲求不満なココネに襲われちう?じゃない?
904901:2008/03/26(水) 19:03:13 ID:Z8fA1Tha
>>902
いや、両親に共通してる特性なら遺伝する率が高そうな気がしたんよ。
龍にんの体格&落ち着きとか明日あやの石頭なとことかこのせつの和風さとか。あこゆなはちと微妙だが。
美空ココネやちゃおくー、あとちう桜子…………っとこれで全部かな、さよ朝倉を除いて…………は互いの共通項が浮かばなかったモンで書けなかった、すまない。
905名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 19:57:43 ID:SzLute/b
あげ
906名無しさん@秘密の花園:2008/03/26(水) 20:35:20 ID:uiLsBrPD
そろそろ、次スレ検討の頃合じゃないか?
ゆったり進行だし70あたり踏んだ人が建てるくらいで大丈夫かな
907名無しさん@秘密の花園:2008/03/27(木) 22:25:32 ID:Gz9UXD+s
かわいいあなた総合スレッド
908名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 00:41:18 ID:hWz+Jnvl
ドラマ版は百合ドラマだった
909名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 06:48:14 ID:H3t4MqfN
そうなの?
このせつと龍にんくらいしか聞いた事ないんだが。
910名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 02:37:30 ID:FSxexhvi
ドラマ最終回、アスナが最初にキスしたのがエヴァってのがアニメ2期を思い出した
911名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 11:54:30 ID:cQ7CQhAC
アニメ3期ktkr!!!
912名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 15:17:23 ID:63ZBLPDl
マジでか!?
913名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 18:42:37 ID:cQ7CQhAC
>>912
つ赤松の日記
914名無しさん@秘密の花園:2008/03/30(日) 02:45:55 ID:m5pWP3yo
キシュツかもしらんけど
ここってまとめサイトあるの?
915名無しのゴンベ:2008/03/30(日) 02:51:20 ID:b52NvbEv
ネギまのラテン語解説で、よいサイト教えてください
916名無しさん@秘密の花園:2008/03/30(日) 03:28:28 ID:l8VzaqKU
ワシのチンポサイトでよければ教えてやるが
その前におっぱい見せな
917 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :2008/03/30(日) 08:58:48 ID:dI5Opd04
    / ̄ ̄ ̄ ̄\
   (  人_____,,)  
    |ミ/  ー◎-◎-)
   (6     (_ _) )    カタカタカタ
   | ∴ ノ  3 .ノ  ______
    ヽ、,,     __,ノ   |  | ̄ ̄\ \
   /       \.____|  |    | ̄ ̄|
  /  \___      |  |    |__|
  | \      |つ    |__|__/ /
  /     ̄ ̄  | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
918名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 22:16:41 ID:zuxeNC07
あと一ヵ月で一周年、っスか。
そういえば以前から疑問に思ってた事が。
マンション『このせつ』で千雨と桜子がくっついてたけど、あの二人をくっつけた由来はどこのどんな話orネタなんだろ?
あとザジちうは修学旅行編の一コマが由来であってるのかな?
919名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 00:50:20 ID:FUgP/ppy
・コナミのPS2二時間目説
・ザジちうスレ説
・某絵師サイト説

こんなとこかな?
920名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 20:56:12 ID:ByNht/7E
まぁ、妄想は無限ということだ。
921マンション『このせつ』:2008/04/03(木) 19:00:33 ID:JuqJxYTD
マンション『このせつ』

マンション『このせつ』の屋上に位置する雪広あやかの豪邸。
この広い庭にいくつものキッチンセットが並べられている。
今からこの場で熱いバトルが繰り広げられるのであった。

「さぁーやってまいりましたー。第1回チキチキ旦那さま料理対決ー」
和美の派手な振る舞いと共に並ぶ各階の旦那たち。
唐突に始まった旦那さま料理対決。親睦会(すでに12回目)を盛り上げるためのイベントらしい。
エントリーしたのは裕奈、真名、明日菜、美空、刹那の五名である。
なお料理を含めた完璧超人超はこの対決には参加していない。
「さてさて、特別ゲストの超鈴音さんと、料理長四葉五月さんにお越しいただいてまーす」
「よろしくネ」
「よろしくお願いします」
五月は自身の腕を生かして一流の料理人となっていた。
今回の特別ゲストとしてのオファーも快く承諾してくれた。

「腕がなるね〜」
気合十分に意気込む裕奈。真名はどっしりと構えている様子だ。
「あまり自信ないのよねー……」
明日菜はこの対決には反対気味である。
美空は相変わらずの様子で和美のフラッシュにピースサインで応えている。
「せっちゃんがんばってー」
刹那は木乃香の応援で頭が一杯になっていた。
当然のことながら、この技術協力は雪広あやかのものである。
922マンション『このせつ』:2008/04/03(木) 19:01:28 ID:JuqJxYTD
さらに食材棚へと向かう途中に借り物競争のように封筒が置いてあり、それに書かれてある料理を作ると言うものだ。
いかに料理の知識と臨機応変さが利くかが勝負の分かれ目であった。
「さぁ、こっちの美人妻たちの応援も白熱してるよー」
「ゆ、ゆーな、頑張ってー。って恥ずかしいわー」
「真名、信じているでござるよ」
「頑張れ美空」
何故だかミニスカ猫耳ナース姿の亜子、チャイナスーツの楓、ゴスロリ衣装のココネ。
ウンディーネの格好をしているあやかは、あまり明日菜を強く応援しようとしない。
なぜならあやかは分かっているのだ。明日菜の料理の下手さ加減を。
明日菜の料理を食べて倒れてしまう人がいないかという心配があってしょうがない。
バニーガール姿で応援している木乃香は刹那一筋だ。

「それじゃあ……スタート!」
和美の合図と共に、一斉に封筒目掛けて走る旦那たち。
日ごろ妻の料理を食べているだけに、こっちが張り切る番である。
「私は……ビーフカレーだ」
「む、トムヤムクンだと……」
裕奈は肉や野菜を手にとって急いで料理台へと走る。
真名はトムヤムクンの作り方を分かっていないようであり、食材選びで悩んでいる。
「カツ丼かぁ〜。えーとどれだっけ?」
一応の知識を頼りに、美空は慎重に食材を選んでいく。
「ねぇ、ビーフストロガノフって何?」
明日菜の選んだ封筒はビーフストロガノフ。それが何なのかさえ全く理解していない。
実はあやかと一緒にいる時にたまに口にはしているが、それが何なのか分かっていなかった。
この時点で明日菜の負けは決定したかに見えた……。
「おぉーーーーっと! 刹那選手どうしたんだー!?」
そこには床にひれ伏す刹那の姿があった。
923マンション『このせつ』:2008/04/03(木) 19:02:19 ID:JuqJxYTD
「せっちゃんどうしたん!?」
「あかん……ウチにはできん……」
封筒の中に書かれてあったのは『オムライス』である。
卵と鶏肉を使う時点で、刹那はこれ以上先に進むことが出来なかった。

「なんと言う大番狂わせー! 刹那選手料理を作らずにしてリタイヤだー!!」
和美の絶叫と共に刹那は泣きながら舞台を降りた。
「ごめんこのちゃん」
「ええんよ。ええんよせっちゃん」
慰める木乃香を実況しながらも、外野席から声が出た。
「はーいはーい。千雨ちゃんが出るそうでーす」
なんと桜子が声を出して千雨を推薦してきたのだ。
「バカ野郎! 出るだなんて言ってないぞ!」
「だってぇ、一つ余ってるんだから千雨ちゃんにも出る権利はあると思うよ」
「だからって……」
「えぇー、席が埋まって出られないからって昨日のおいしい料理作ってたじゃん」
「それを言うなぁーーーーーー!!」
色々とあったが、千雨もどうやら出る気満々だったようだ。
刹那が抜けた穴埋めとして結果的に参加することに。
「さぁーて。突然のハプニングでしたが飛び入り参加があったので、このまま五人の対決となります!!」
千雨が入ったことで白熱する料理対決。
果たしてどうなるやら……


つづく
924マンション『このせつ』:2008/04/03(木) 19:05:19 ID:JuqJxYTD
【補足】
明石裕奈 何とか作れそう
龍宮真名 材料が分からない
春日美空 慎重に材料選び
神楽坂明日菜 ビーフストロガノフとは何ぞ?
桜咲刹那 卵と鶏肉料理は勘弁してください。
長谷川千雨 飛び入り参加


最近忙しいため少々作りが遅かったり雑になりそうな気分です。
>>884のキスのネタが出てきましたが、こちらでは少々うまく出来なかったので料理対決にしました。
>>918、PS2のネタや千雨の『好きになってもEのよ』のミニドラマでも桜子はなぜか千雨に絡んでます。
あとは某所で千雨のパシリにされたりと何かにつけて桜子と千雨は一緒にいることが多いのでこうしました。
925名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 22:02:21 ID:b+UcgOzI
せっちゃんwまぁ、しょうがないなw
ともあれGJ!続きも待ってるZE。
926名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 00:43:05 ID:gKq7RJaS
めっさ楽しみ!
料理対決の後クールな超がクーにご飯を作って口説いちゃってる場面を想像してしまった。
またいつかちゃおくーも書いて下さい。
とにかく料理対決の続編楽しみにしてます。
927名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 06:56:49 ID:NGSg8Yir
>>918っス。合点がいきました、千雨×桜子にはそんな馴れ初めがあったんだなあ。
続き楽しみに待ってます、へたれるせっちゃんと意地っ張りちうに萌えたw
928名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 10:31:32 ID:6XvwIDrn
>>919
>・コナミのPS2二時間目説
これについてkwsk
929名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 13:23:38 ID:s1yGXxOn
大雑把に言うと、チア3人+千雨イベントがあるからそれでは?
930名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 03:50:54 ID:3n9m20PW
たまたまかもしれんけど、ウチのPS2二時間目の千雨は
友達リストの上位に常に桜子がいる。ザジもいる。
931名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 06:30:39 ID:ZTvIxBEX
>>930
それは……心が踊るなw
932マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:38:10 ID:Y8UiP4HE
マンション『このせつ』

スタートから荒れに荒れた旦那様料理対決。
刹那の離脱の波乱で幕を開けたが、千雨の飛び入り参加で事なきを得た。
離脱した刹那は木乃香と一緒に応援席で戦況を見守っている。

「さぁ、材料を手に入れた旦那たちはキッチン台へと走っていく!」
実況をしている和美の両サイドに座る五月と超は、それぞれの人の行動をチェックしていた。
「裕奈さんは湯を沸かして材料を全部放り込んでますね」
五月がチェックしているのはカレーを調理している裕奈であった。
問答無用とばかりに沸騰している湯に材料を次々と放り込んでいく。
「これは明石選手、具沢山のカレーになりそうだ」
一方の超は真名のトムヤムクンを見ている。
真名は裕奈と同じように湯を沸かして野菜や香辛料を入れている。
ただ香辛料だけで塩や他の調味料を入れていない。
「これはちょっと不安になってきたネ」
次に超は美空が作るカツ丼を見た。
包丁捌きは悪くなく、必要な材料を切っていく。
「味は……こんなもんかな?」
味付けをする美空は、お構いなしに醤油と塩を大量に入れていく。
様子に他の一同は唖然とした。
「あれは確実に塩辛いですよ……」
「大量のお茶が必要かもネ……」
解説の二人も徐々に不安になってきた。
その横で千雨は無難な手つきで調理をしている。
料理内容は刹那が断念したオムライス。
933マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:39:02 ID:Y8UiP4HE
「千雨ちゃんがんばれー」
桜子の応援を軽く聞き流して調理をする千雨だが、桜子が不安そうな表情をするとたまに横目で見てくる。
すると桜子がまた応援。そしてまた聞き流すの繰り返し。
「これは仲がいいネ」

そして、最後の明日菜は……。
「こ、これは、何なのでしょうか……」
実況する和美でさえも少々コメントに詰まってしまう。
鍋の中身には得体の知れない液体がボコボコと音を立てている。
真っ黒で粘り気があり、しかも何か焦げたような嫌な臭い。
果たしてこれが料理なのかと問われるとコメントに困る。それほど酷い有様なのだ。
「まぁ何とかなるでしょ、見た目じゃなくて味よ味」
――と何の根拠もなく自信満々な明日菜。
「えー四葉さん、解説をお願いします……」
「ノーコメントとさせていただきます」
五月ですらコメントを控える始末。
「ちゃ、超さん」
「喋りたくないネ。語りたくないヨ」
超はすでにさじを投げてしまっていた。
解説を含めて応援している人たち+妻のあやかは言葉を失った。

そして始まった試食タイム。
皆の心境は 期待 3:7 不安 のようなものだ。
始めに出されたのは裕奈の具沢山なカレー。
解説と司会の和美がカレーを口に含む。
「……ふむ。深みは今ひとつですが、カレーとしては合格点ですね」
料理に厳しい五月はそれなりの評価を下す。
「ちょっと生なところがマイナスネ」
934マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:39:52 ID:Y8UiP4HE
超のカレーには生になっているじゃがいもが入っていた。
結果的に出した評価は75点。

次に出されたのは真名のトムヤムクン。
口に含むと五月と超も何かを確かめるように何度か口に入れなおした。
一瞬うまいのかと思ったが、二人揃って首を傾げて言った。
「……なんですかこれ。全然味がありませんよ」
「ただ辛いだけネ。調味料だけのせいで辛いだけのお湯状態ヨ」
真名はトムヤムクンをよく知らなかったことが災いして、無念の40点という評価だ。

続いて出たのは美空のカツ丼。
見た目は上出来であり、食欲が沸くのだが……。
「うーん、あの醤油と塩を入れたのを見ると……」
和美もなかなか箸に手が出ない。
思い切って口に入れると、さらに困ったことが発覚した。
「むぐぐ……、これは!」
試食者が一斉に口を押さえた。
なんと大量に醤油が入ったことは分かっているのだが、次に入れたのが塩ではなく砂糖なのであった。
「あれー、間違えちゃった」
「なんと言うことだー。塩と砂糖を間違えるベタな展開なんて……」
和美の司会も半ば投げやり的になっていった。

次に出されたのは千雨のオムライス。
比較的きれいな出来栄えであり、見た目からなかなかの高評価だった。
「うん、おいしいですね」
「ちゃんと熱を通しておいしいヨ」
味もうまいらしく、解説者の二人も喜んでいた。
「思わぬ伏兵です。飛び入りの長谷川選手が90点だ!」
935マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:40:41 ID:Y8UiP4HE
文句なしの90点で一位に躍り出た千雨。
すると閉会式の支度をする試食者メンバー。

「ちょっと私は!?」
明日菜が取り残されていた。
「いや、あれはちょっと……」
「食べてよ、ほら!」
すでに皿に盛り付けたビーフストロガノフ。
だが三人の目の前に出されたそれは、ビーフストロガノフとは呼べない品物であった。
静まり返る一同。沈黙を破るように意を決して口に含む三人。
「ぐわああああああq4いs4お68ういぇ5hy6いw4jt3」
次の瞬間、地獄絵図のごとく三人が悶え苦しむ光景へと代わって行った。
言葉にならない言葉を吐き、まるで毒物を飲んだかのように倒れこむ和美、超、五月。
一斉に救護班(亜子、木乃香)が駆けつけて事なきを得ることが出来た。
一方、あやかはあまりの惨劇に卒倒してしまった。
評価はいうまでもなく0点。
「なによそれぇー。大げさだって」
評価に不服な明日菜は自分の作った料理を口に入れる。
その後、卒倒したあやかと共に無念の退場をしてしまったのは言うまでも無い。

ひと段落着いて表彰式となった。
優勝は飛び入り参加の千雨。小さな手作りトロフィーがそこにあった。
「千雨ちゃんおめでとう」
「あぁ……」
「千雨ちゃん、うれしいんでしょー」
和美が茶化すと千雨は怒り出す。
936マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:42:05 ID:Y8UiP4HE
「ちげーよ!」
木乃香はトロフィーを渡そうと近寄るが、なんと会場のセットに服が引っかかってしまう。
そして紐が切れたバニースーツは一瞬のうちに床に落ちて、木乃香の全裸が大露になってしまった。
「なんと言うハプニング! お約束のポロリだー!!」
「水泳大会でもないのにポロリですか」
五月は冷静に突っ込みを入れた。
木乃香は真っ赤になってその場に蹲っている。千雨はタオルを出して必死に隠そうとした。
裕奈は和美とにやけながら実況をして、刹那は木乃香の裸にエキサイトする美空と真名を切り捨てた。

この日の料理対決はあまりにも壮絶かつ、騒がしいもとなってしまったのだ。

【補足+景品】
明石裕奈 料理の本贈呈
龍宮真名 上に同じ
春日美空 上に同じ
神楽坂明日菜 しばらく料理がトラウマに
長谷川千雨 五月の料亭無料券
937マンション『このせつ』:2008/04/09(水) 21:44:40 ID:Y8UiP4HE
料理対決後編でした。
よく考えると、ここの旦那たちは超を除くと料理がうまいとは言いにくい連中ばかりですね。
裕奈や千雨は料理がうまいかはわかりませんがここでは人並みにうまいことに、和美はうまい分類に入れました。
理由はさよが幽霊で料理が出来ないから。
938名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 23:57:29 ID:WH8By1Ur
なんか萌とは違う次元でおもろかった。
939名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 01:04:06 ID:fD07yioR
マンションシリーズだいすきだ!
ほのぼのしてて安心してよめる!GJおもしろかった!
940名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 10:17:23 ID:lPyf7bXw
愛エプwww
 
さよは料理うまいと思うんだ俺は(´・ω・`)
941名無しさん@秘密の花園:2008/04/13(日) 05:55:33 ID:zdJzmQoZ
さよは味見できないからな塩とか触ると成仏しそうだし

つーか料理させても旦那と魔眼以外にはポルターガイストにしか見えんw
942マンション『このせつ』:2008/04/16(水) 18:56:47 ID:XVwfKGPe
マンション『このせつ』

「ただいまーアル」
買出しを終えて自宅に帰ってきた古は超に笑いかけた。
「お帰りネ」
ベッドで眠っていた超は古が帰ってきたことで目を覚ます。
超は運悪く風邪を引いてしまい、仕事も休んでいる。
古はその看病を行っているが、主婦としての仕事を怠るわけにはいかない。
料理と洗濯と忙しい。
全身の気だるさを払拭できずに眠ることしか出来ない超。天才の名が泣くとはこのことだ。
「ふぅ……」
しかしどうあがいても今治らないものは治らない。
大人しく休むことにした。

すると玄関のチャイムが鳴った。
古は忙しい中でも出ることにした。
「あっ、亜子」
「超さんは元気? これ差し入れや」
どうやらお隣の亜子が心配してきたようだ。
「ありがとうアル」
お見舞いの食べ物を受け取ると笑いかけて、亜子は自分の部屋に戻った。
すると次々とやってくる人々。
「これは拙者直伝の漢方薬でござる」
上の階にいる楓から風邪薬を貰った。
匂いからしてものすごく苦そうな感じだが、素直に受け取った。
「これを差し上げますわ。早く元気になってくださいね」
屋上に住んでいるあやかからは飲み物を渡された。
丁度喉が乾いていたので、古は受け取るとすぐに飲んだ。
943マンション『このせつ』:2008/04/16(水) 18:57:44 ID:XVwfKGPe
残った分は薬と一緒に手渡そうと棚に置いておく。
そしてさらにやってくる人。
「そういう時は運動して汗を流すのが一番!」
美空がやってきてドリンク剤を渡された。
「ちなみにそれは私特製のスペシャルブレンドだから、朝まで止まらないよ〜〜」
ラベルは普通なのだが、中はアレ方向のドリンクを混ぜているとんでもない品物。
危険性を感じて古はそのドリンクを冷蔵庫の奥底にしまった。

「元気かえ?」
夕食時にやってきたのは木乃香。
超が風邪であることを聞きつけて管理人自らやってきた。
「あっ、あかんよ。肉まんやったら」
古の用意した食事は好物の肉まん。
風邪を引いた人間には喉が痛くてきついものであった。
「ウチが作ってあげるからよく見てや」
「分かったアル」
台所に立って木乃香特製のおじやを学ぶ古。
キッチンの音に目覚めて超は目を覚ました。
そしてその様子をドアの隙間からそっと眺めていた。
「できたアル。感謝するアルよ木乃香」
「ええんや、ウチはこの辺で……」
木乃香は足早に立ち去ろうとした。
超が問題なければすぐに帰ろうとしたが、おじや作りを教えることになってしまった。
「あと、これはくーちゃんが作ったことにした方がええで」
「ありがとアル……木乃香」
静かに木乃香はそう伝えて帰っていく。
944マンション『このせつ』:2008/04/16(水) 18:58:39 ID:XVwfKGPe
超は静かに寝たフリをして古が来るのを待った。
「これを食べるアル。私が最近覚えた特製のおじやアル」
「すまないネ。古」
本当は木乃香が作ったのを知っているのだが、あえて知らないフリをした。
「おいしいヨ。本当においしい……」
超は素直に喜んで食べた。
本来なら夫なのに生活方法を教える立場なのだが、今では逆転状態だ。
「薬を飲んだらまた休むアル」
「うん。――うっ、これは……」
最後に飲んだ楓特製の薬は超でも顔を歪めるくらいに苦かった。

「……」
あれからさらに数時間眠っていた超はふと目覚めた。
隣から何か喧嘩でもしているのか夜のお楽しみタイムのような声が聞こえている。
「うるさいヨ!」
軽く壁を叩いて声を出すと、その音は静かに止んだ。
時計を見ると、もう日付が変わるかというくらいの時間帯だ。
心なしか体が軽くなって気だるさも前に比べればマシになった。
古の姿はなく、奥からシャワーの音が聞こえるため風呂なんだなと感じ取った。
軽く水を飲もうと立ち上がる超。
冷蔵庫を開けるとあやかから貰った水があったので軽く飲んだ。
「ふぅ」
いろんな人に愛されているのだなと悟る超。
願わくばずっとここで生活できればいいなと思う。
「ん?」
冷蔵庫の奥に何かドリンク剤があったため手に取った。
早くよくなろうと考えた超はそのドリンクを飲んでしまう。
945マンション『このせつ』:2008/04/16(水) 18:59:51 ID:XVwfKGPe
もし健康だったなら、匂いと味で即座に回避できただろうに……。
「超、もういいアル……か?」
後ろ向きの超は血走った目で古を見た。
「ちゃ、超!?」
「欲求不満だったか古。少しばかり付き合ってもらうヨ……」
あの危険度全開のドリンクを超が全部飲んでしまった。
「ま、待つアル! 落ち着くアルよ超、きゃーーーーーっ!!」
ドリンク剤の影響で理性が飛んでしまった超は古に襲い掛かった(性的な意味で)。

「うぅ……朝アルか……超、激しすぎるアル……」
翌日のその時まで、二人は愛し合った。
太陽の日が目に染みるほど……

【補足】
超鈴音 風邪悪化
946マンション『このせつ』:2008/04/16(水) 19:00:49 ID:XVwfKGPe
色々と詰め込んだ結果こんな話になってしまいました。
あと結構続いたマンションシリーズですが、事情によって次で最終回になります。
947名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 22:10:49 ID:x/AseOAc
つい読みいっちゃって書くこと忘れそうだ。
ちゃおくー面白いな!
楽しみにしてる最終回!
948名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 23:41:25 ID:0zKufhRG
マンション更新キタコレ!
かわいくもあり、ちょっとぬけてる二人もいいな!

次回最終回ですと!!さみしいけどワクテカして待ってる!
949前書き  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:05:24 ID:lKma9yJN
百合板初投下です。
初心者の駄作です。お手柔らかに。

カプは龍せつで,ベースはこのせつです。
いつもはこのせつSSを書いてるんですが,
なんだか今回は龍せつネタを思いついたので
投下させていただきます。

なんか以前に似たシチュの作品があったような気がしますが,
多分それにも影響されてる気がします。

では投下。
9501/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:06:05 ID:lKma9yJN
「うわっ!」

低い雲が立ち込めていた暗闇は仄かな明るさをもたらしていたが,
天候が雨模様に変わるとその暗さは深みを増す。

真名の視野から外れたところで,戦いにはそぐわない刹那の声と緩くなった足元を滑る音がした。
真名は目の前の敵を片付けた瞬間の出来事だった。
残す魔物は後一体。おそらく刹那と交戦中だったはずだった。
振り向きざま,真名の広い視界に残りの一体を見つけ,ためらうことなく引き金を引いた。

◇◆◇

魔物の調伏とともに雲が流れ,漆黒の空に星が姿を見せ始めていた。
泥にまみれたまま,地面に座り込む刹那に真名は手を差し伸べた。
その表情は呆れつつも,その身を心配していることは明白だった。

「‥‥どうした?‥‥らしくないな‥‥。」
「すまない。助かった。」

刹那は,不本意ながら真名の手を取り立ち上がろうとするが,
ふらつく足腰は刹那の体を十分に支えることができず真名の胸に倒れこんでしまった。

「‥‥こんなにふらふらになるまで相手することないんじゃないか?」
「‥‥うるさい。」

刹那は不貞腐れた口調で,真名に答えた。
そして,体勢を立て直すと,ぼそっと小声で呟いた。

「‥‥仕方ないじゃないか。なかなか解放してもらえないんだから。」
9512/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:07:05 ID:lKma9yJN
真名はそれを聞き届けると,何事もなかったかのように泥のついた体を眺め
刹那に不敵な笑みを見せながら言った。

「お前のせいで私の体も泥塗れじゃないか。風呂行くぞ。」
「‥‥ダメだ。今日は‥‥大浴場は‥‥ちょっと。」

薄明かりの中で見てとることはできなかったが,刹那は顔を赤くして困ったように言った。

「愛しのお嬢様にたくさん付けられたのを他人にさらすわけにはいかないか‥‥。」

刹那はカッとなって真名をにらむが,真名にとってそれは何の影響もない代物だった。
仕方なく真名は刹那を森の中へ誘う。
不満を隠せない刹那だったが,黙ってそれに従った。

◇◆◇

しばらく行くと,人気のない川辺のそばに小さな小屋が見えてきた。
真名はためらうことなくその中へ入っていく。
入口の前で刹那はためらうが,真名は中から刹那を呼んだ。

「ここは?」
「隠れ家みたいなもんだ。楓が時々修行とか言って使っている。」

簡素な部屋の中には小さなテーブルと,ベッドが一つ。
真名は刹那に川で体を洗ってくるように言った。
刹那に着替えのバスローブの様なものを渡し,代わりに今着ている服を剥ぎ取った。

「お前っ!まだ外は寒いって言うのに。」
「仕方ないだろ。五右衛門風呂は用意するのが面倒くさいんだ。」
「〜〜〜!!」
「服は洗ってやる。部屋も温めといてやるからそれで我慢しろ。」
9523/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:07:32 ID:lKma9yJN
しぶしぶ刹那は水浴びに川辺に赴いた。そして真名は部屋を準備し始めた。
温かい飲み物と,暖房を用意する。大体生活するのに必要なものは揃っているようだ。

「私が死んだらお前のせいだからな。」

刹那が震えながら小屋に戻ってくると,真名は暖房の前にイスを置き,
そこへ刹那を座らせた。

そして入れ替わるように真名は自分も外へ水浴びに行くのだった。

◇◆◇

「どうだ?少しは落ち着いたか?」

真名は小屋へ戻ると,濡れた髪をふきながらベッドへ腰かけた。

刹那はマグを手に取り,暖をとっていた。
自分のせいで真名をも危険にさらしたことを冷静に感じ始めたのか,
申し訳なさそうな顔をして真名を見ていた。

「‥‥これじゃ,確かに大浴場は無理だな。」

ベッドに腰掛けていた真名は刹那の首筋にちらついた跡に気がつき,
刹那に近寄ってそれを確かめる。
恥ずかしそうにしながらも,刹那はされるがままにしていた。
きちんと服を着れば,ぎりぎり見えないくらいの位置に納めてあるのが凄い。

「愛されてるんだな。」

真名はそう言うと,刹那を掴みあげ,ベッドへ移動した。
9534/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:08:04 ID:lKma9yJN
「何をする。」
「別に何もしないさ。今日の仕事の反省をするために‥‥お前の様子を確認したいだけだ。」

真名はベッドに刹那を座らせ,無造作に胸元を広げた。

「あっ‥‥。」

刹那は小さく声をあげ,真名から視線をそらした。
赤面した表情は明るい室内では一目瞭然だった。

「お‥‥これは見事‥‥。」

刹那の首筋から胸元,腹部にかけ,あちこち点々と淡く鬱血した個所が散らばっている。
これ以上ないくらい高揚した表情で,刹那は真名をキッと睨みつくていた。

「‥‥さて,どうしてこうなったのか教えてもらおうかな。今日のパートナーさん?」
「‥‥放して‥‥もらえなかったんだ。」

顎をしゃくりあげられ刹那は困ったように,逡巡すると仕方なく言葉を切りだした。
着替えのときに真名に衣服をすべて剥ぎ取られた刹那は今着ているもの以外着衣はなく,
従ってそれが肌蹴た今,全裸の刹那の肢体が室内灯に晒された格好となっている。
肌蹴た胸元をもう少し広げると,全身全裸の刹那の肢体が真名の視野に入った。
腹部にまで散らばっていた所有印は,実際は太腿にまでつけられていた。

「はぁ‥‥やめっ‥‥触るなっ‥‥。」
「他に傷がないか見ているだけだ。」

真名は優しい手つきで刹那の肢体に触れて言った。
その時々に触れる場所に,刹那は艶めかしい声を洩らす。
真名は口元をゆがめて,刹那に言葉を発した。

「愛しのお嬢様の前でもそんな姿態で応じてるのか?」
9545/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:08:26 ID:lKma9yJN
熱い溜息をつく刹那の耳元に詰め寄ると,真名は不敵に囁いた。

「‥‥驚いたな。近衛の気持ち分からないでもない。」
「何のことだ?」

わけがわからないという刹那に真名はそれを言葉にした。

「そそるよ。」

そう言うと真名は刹那の首筋に唇をよせ,そっと吸いつく。
白く透き通るような肌に跡を残さないようにそっと触れていく。
柔らかな感触が気持ちよくて,皮膚の薄い唇でそこを何度も触れたくなる。

「なにす‥‥やめっ‥‥龍宮っ‥‥!」
「お仕置きだ。」
「はぅっ!!」

軽く歯を立てられ,刹那はぞくぞくと背筋を走る感覚に体を捩る。

「あっ‥‥ダメだっ‥‥やめ‥‥ぁっ‥‥。」
「小さいけど‥‥感度いいんだな。」
「っぁ‥‥悪かったな‥‥くぅっ‥‥ん‥‥。」

刹那の淡く尖った頂点を真名の舌先でコロコロと転がすと,
漏れそうになる嬌声を噛み殺して刹那は悶えていた。
噛み殺しきれない声は,口元から零れ,返って艶やかな雰囲気を演出した。

「近衛が手放さないのも無理ないな。」
「はぁっ‥‥だ‥‥めぇ‥‥もうっ‥‥放して‥‥。」
「ダメだ。お仕置きだといったろ?」
9556/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:08:48 ID:lKma9yJN
真名は刹那をあやすように優しく体を撫でさする。
しかし刹那は体をよじり,真名の腕から逃げようとしていた。
仕方なく,真名は刹那の手首をつかみ,その頭上で押さえつけた。
刹那の細い腕は,易々と真名に捕らえられ,組み敷かれた。
少し高い位置からの真名の視線は,わずかに高揚した刹那の全身を見てとれた。
真名の脚で,刹那の脚を絡め取り,束縛に使っていない方の腕を刹那の攻めにまわした。

「あっ‥‥やめろっ‥‥そっちはっ!!」
「何だかんだ言って,感じてるんじゃないか。」

真名は手を刹那の体に伝わらせ,太ももを撫でさすり,その間に忍ばせた。
熱く湿ったそこは刹那の言葉を否定するには十分なくらい今の状態を物語っていた。

「ちがっ‥‥それはっ‥‥今日したばっかりだからっ‥‥。」
「ほぅ。誰と何を?」
「〜〜〜〜!!」
「誰・と・?・何・を・?」
「おっ‥‥お嬢さまと‥‥‥//////。」

真名が意地悪く顔を覗き込んでも,刹那にはそれ以上答えることはできなかった。
いまさら言わなくても,十分だろう。
真名はこれ以上ないくらいに赤らめた頬に軽く唇を寄せると,そっと指を動かし始めた。

「ひゃぁ‥‥んぁ‥‥。」
「やっぱり感じてるんじゃないか。」
「んぁ‥‥感じてなんか‥‥ぃ‥いない‥‥ん。」
「ふふっ。近衛が放さないのもわかる気がするな。」

そう言うのがツボなんだよと言って,真名は刹那の耳元に唇をよせ,
舌先で輪郭をなぞり形を確かめるように舐めた。
そして,軽く歯を立て,耳たぶを甘噛む。
刹那は小さく声を立てると,眼尻に涙を浮かべて,潤んだ瞳で真名を睨みつけていた。
9567/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:09:13 ID:lKma9yJN
「いつもはどうされてるんだ?」
「なにをっ?」
「近衛は‥‥。」

言葉を切ると,真名は刹那の中に指を沈めた。
中で指先を軽く曲げ,刹那の中に触れる。

「ふふっ。近衛はどんなふうにお前を攻めるんだ?」
「あっぁぁ‥‥ふぁああ‥‥ひっ‥‥ぁぁぁあぁぁぁんんん!!」

◇◆◇

刹那は荒く息をつき,激しく胸を上下させていた。
真名は刹那の腕を解放するが,両腕は力なく,そのままだらっとしていた。
赤ら顔で熱っぽい吐息をこぼす刹那は艶めかしく,虚ろな眼で真名の姿を追っていた。
その様子を真名は眺めながら,刹那の脚の間に体を移動していた。
刹那の両足を広げ,立てさせると,
それまで弄っていた場所がひくひくとい息衝いているのが見て取れた。
そしてふと気がつく。太ももの付け根,秘裂のすぐ近くまで,木乃香の付けた所有印が続いていた。
真名はそこを覗き込むと,赤く鬱血しているところにそっと触れた。

「っはぅ‥‥。」
「‥‥本当に愛されてるんだな。こんなところにまでキスマークがついてる。」
「はぁ‥‥ダメっ‥‥。」

真名を払いのけようと刹那は腕を伸ばすが,それは無駄な抵抗に終わった。
真名は気にせず,木乃香の所有印に触れ続け,そっと唇で触れた。

「お‥‥お嬢様は‥‥‥。手を止めてくれないんだ。」
「お嬢さまは,ずっと私を攻め続けて‥‥軽く気を失うまでイかせ続けるんだ。」
「ふん。わからんでもないな。その気持ち。」
9578/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:09:35 ID:lKma9yJN
「なぜだ?」
「お前の反応がいいんだ。あいつはSだなきっと。」
「ならお前もSか。」
「私がMに見えるか?」
「‥‥見えない。」

くすっと笑うと真名は刹那の秘芯に舌を伸ばした。
もがく刹那をよそに,その舌先は忙しく動き,刹那の攻め立てていく。
一方刹那は零れる嬌声も耐えることができず,一気に登りつめた。

「こんな感じか?」

真名は刹那の一際高い声が響いたすぐに,刹那の中に指を静めた。
そこはきゅうきゅうと真名の指を締め付け,
もっと奥へと導くように緩やかなせん動を繰り返した。
締め付けに抵抗するように内部をえぐるように動かすと,苦しそうな刹那の声がこぼれた。

「はぁっ‥‥やめろっ‥‥今イったとこだからぁ‥‥龍宮ぁ‥‥。」
「こんな時くらい‥‥名前呼んでみろ‥刹那。」
「は‥‥ぇ?」
「真名だ。」
「も‥‥止めて‥‥ま‥‥龍‥宮。」
「言ったら止めてやるぞ。」
「言わなくても‥やめろっ‥‥‥‥‥‥‥真名‥‥。」
「やっぱり駄目だ。これはお仕置きだからな。」
「っこのっ‥‥鬼畜っ!!‥‥‥ふぅ‥ん‥‥ぁまたっ‥‥。」

蕩けるような表情で,刹那が乱れる。
木乃香が惹かれて止まない魅惑的な刹那がそこにいた。

「‥‥‥そう。それがそそるんだ。」
9589/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:09:56 ID:lKma9yJN
誰ともなく真名はつぶやくと,刹那の制止も聞かず,刹那を昂らせ続けた。

◇◆◇

真名が気がつくと,見慣れた天井が視界に入った。
隣には寝息を立てて小さくまるまっている刹那が腕の中にいた。

「近衛が‥‥羨ましいかもな」

誰にもわからにないように真名は呟いた。

「この鬼畜。気が済んだか?」
「なんだ刹那。起きていたのか。」
「いいや。今起きた。唯でさえフラフラなのにこれじゃ帰れないじゃないか。」
「まだ服も乾いていない。もう少し休んでいけ。」
「お前に襲われてたら,休んでなんかいられないだろ。」
「じゃ,今度は労わってやる。」

体を起こした刹那の背に真名はそっと線を引くように撫でると,
刹那は身を震わせて声を上げた。

「やめろっ。私にはお嬢様という‥‥‥////////。」
「お嬢さまという?」
「////////‥‥大事な『主人』がいるのだ。」
「ご『主人』ねぇ。」
「逆らえないわけか。大事な大事なご主人の命令は。」
「ちがっ,そいうわけじゃ。」
「だから今日みたいなことになるんだろ?」
「////‥‥‥ほっといてくれ。」
95910/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:10:17 ID:lKma9yJN
軽口を言い合い,真名と刹那は再びベッドに体を休ませた。
真名の次の誘いを刹那はやんわりと断ると,
真名はそのまま何事もなかったように刹那と枕を並べた。

◇◆◇

「せっちゃん,昨日帰ってこんかったねぇ。うちずっと待っとったんに。」

二人が部屋へ戻る頃,まだ寮は静かだった。
しばらくして,朝食の時間が過ぎたころ,
木乃香が刹那と真名の部屋を訪れていた。

「はい。すみません。‥‥‥‥‥仕事が長引いてしまって。」

木乃香は,居心地の悪そうな刹那の様子に若干の疑問を持ちながら
出されたジュースを口にした。

「浮気してたん?」
「え゛?!」

どぎまぎする刹那に木乃香が詰め寄る。まさか冗談と思って口にした言葉に
これほど刹那が反応するとは思ってもいなかったからだ。

「そのくらいにしといてやれ。近衛。」
「龍宮さん。」

真名は刹那に詰め寄る木乃香を落ち着かせ,そっと耳元で囁いた。

「あんなにいっぱいキスマーク付けるくらい刹那のこと好きなんだろ?信じてやれ。それに‥‥‥。」

真名は体勢を戻して,刹那を見やる。
96011/11  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:10:39 ID:lKma9yJN
「それに?」
「あいつはお前以外眼中にないんだ。」
「たっ,龍宮〜!!」
「お邪魔虫は出てってやる。二人ともごゆっくり。まぁ,ほどほどにしとけよ。」

真名はさっさと部屋を後にする。
真名が去った後,部屋でなんかわからない
暑苦しいオーラが発生していたのは気にしないでおこう。
事の次第がばれて,刹那は木乃香から嬉し恥ずかしのお仕置きを
たくさん受けたのは言うまでもない。
961終わり  ◆yuri0euJXw :2008/04/19(土) 02:13:24 ID:lKma9yJN
エロです!! と先に書きこむのを忘れました。

お気を悪くした方いたら御免なさい。申し訳ない。
それから スレッドの設定良く知らないで
60行かけるところを30行設定投下してしまいました。
レス消費してすみません。

以上投下終わりです。
お目汚し失礼いたしました。

ご感想ご意見とうございましたら
お聞かせいただければ嬉しいです。
ではでは。
962名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 10:40:10 ID:Fq92hlZ0
G J 。
やっぱりたつせついいなと思いました。
963名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 19:25:17 ID:NGU3tS2/
うわ、このせつスレの某エロ神様が来ていらっしゃるw
見事な龍にんでござった、GJ!
964名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 11:53:51 ID:gwwxXlsq
このせつで下克上見たいな……
965名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 14:25:21 ID:+IqeZl/F
>>961
う〜むエロかったなあ。いつもながらGJです!

>>964
下剋上いいよね
あと二人が対等っぽくじゃれ合うのも見たい
じゃれ合うってかエロだけどな
966963:2008/04/20(日) 18:04:38 ID:Xv7+ncFw
今更ながら気付いた。
龍にんじゃなくて龍刹じゃねーかorz
>>964-965
せつこの、もしくは対等かあ……
期待を込めた微笑を浮かべる木乃香に、ドキマギしながら愛撫する刹那。
やがてこのちゃんの余裕の表情が綻び蕩け始め、反比例するようにせっちゃんの口許が歪み出し愛撫の手つきが激しくなると。
だがそこで「一緒に気持ちよくなろ?」「ウチばっかしてもらうのなんて不公平や」とばかりにこのちゃん反撃、だがせっちゃんの攻めはやまず。
お互いに愛撫しあってフィニッシュ……………とこうですか?分かりません。
967名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 18:36:11 ID:rYbMOAEI
うはっ。エロい。
鼻血でそうだ。(´Д`;)/ヽァ/ヽァ
968マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:11:28 ID:XTMYFaes
マンション『このせつ』

「超さんどうだった?」
「大丈夫や、2、3日寝てたらすぐよくなるで」
超の風邪の様子を見てきた亜子は裕奈にそう告げた。
「そういえば明日だよね」
「そうや、今日はちょっと早く寝とかんとな」
亜子は小さい頃からお世話になった親戚の人が結婚するために服を整えていた。
地元での結婚式のため、二泊して戻るそうだ。
裕奈も仕事疲れから横に寝転がっている。
「色々とお世話になった兄ちゃんなんや。やっと結婚なんやな」
まさか亜子は裕奈と結婚しているだなんて知ったら驚くだろう。
小さい頃からの顔なじみのため、裕奈はその親戚の人の話をよく聞いていた。
「ひょっとして……初恋の人だったとか」
だから聞かずにはいられなかった。
「そうかもしれんな……」
ちょっと頬を染めて笑う亜子。
だが裕奈の顔は浮かない。それどころか――。


翌日、裕奈が目覚めたとき、亜子の姿は無かった。
変わりにメモが置かれていた。
『時間やから行く。風邪引かんようにな。 亜子』
メモを読んだ裕奈は、一人だけになった部屋でぼんやりとしていた。
その晩、裕奈は亜子を抱いた――と言うより襲ったようなもの。
『何するんや、酷いわ!』
亜子の声が耳に残る。
『うるさいヨ!』
隣の住人だった超に起こられてようやく収まりがついた。
969マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:12:22 ID:XTMYFaes
大阪の会場のトイレで左肩をはだける亜子。
その首筋付近には裕奈がつけた歯型がくっきりと残っていた。
「もぉー……本気にして……」
夫の前で少々迂闊な発言だったのは認めるが、それでも……。
そろそろ時間になったため、亜子は服を整えて会場へ足を運ぶ。

それからさらに翌日。
意気消沈気味の裕奈に千雨と和美が気づいて聞いてきた。
静かな公園で裕奈は和美と千雨にその夜のことを話した。
「――で、その淡い思い出に嫉妬して思わず乱暴しちゃったって?」
「……うん」
「けっ、くっだらねぇ。聞いて損したわ」
千雨は吐き捨てるようにして言った。
「そんなぁ、そっちが聞いてきたんでしょ」
裕奈も困った表情で受け応える。
「で、亜子は帰ってくるの?」
「いや、たぶん明日の昼になると思う」
亜子のスケジュールではその予定だった。
「んじゃせいぜいそれまで凹んでろ」
「ぅぅ……」
千雨の容赦のない発言に余計に凹む裕奈。

自分がいない。自分と出会う前の出来事。淡い思い出。結婚しても埋められない部分。
初恋はとても大事な思い出。それが自分じゃなかった小さな嫉妬。
だからそれを埋めようとムキになったのかもしれない。
「亜子に嫌われるとか思わなかったのか?」
ふいに千雨がそう切り出した。
「夫婦じゃなくても……どこかで許してくれるかもって思っちゃって……」
970マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:13:10 ID:XTMYFaes
傷つけずに距離を埋める方法なんてないのかもしれない。
本当にくだらない嫉妬と愛する気持ち。
「いいんじゃないの? 人付き合いなんてそんなもんでしょ」
「ま、恋して変な方向に腐っていくよりはましだろ」
自分と同じ立場の千雨と和美はそう言ってきた。
それぞれにも愛するものがいる。千雨のような普段から人付き合いをしない人間でも。
「それは無理。だって、私は亜子のせいで亜子しか考えられないくらい腐っちゃったんだもん」
きっとこれが答えなんだなと、裕奈は自分で言ってようやく気がついた。
それが自分の考えていたすべての答え。
「バーカ」
皮肉っぽく笑いかける千雨の言葉が、不思議と怒りに直結しない。
この場にいる三人は、その言葉の意味がよく分かっているのだから。

ごく自然に解散した三人。和美は適当に街を歩くことにした。
「朝倉さん」
幽霊のさよも、その会話の一部始終を聞いていた。
だが迷いは無い、和美にはさよが側にいる。
「さよちゃん、行こうか」
「はい」

千雨は公園前に待たされていた桜子に逢っていた。
「むぅー、遅すぎだよ千雨ちゃん」
「悪い悪い。今日は一緒に遊びに行くぞ」
「そんなこといっても無駄だもん」
遊びに誘って機嫌を取ろうとした千雨だが、桜子はそっぽを向いてしまう。
業を煮やした千雨はさらに告げた。
「分かったよ、どうしてほしい?」
971マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:14:12 ID:XTMYFaes
「ちゃんと私が好きだって言ってキスして抱きしめて」
何だかんだ言っても、桜子も裕奈のように嫉妬してしまうときがある。
裕奈ことを聞いた後でこうなると、逆に笑えてしまった。
「ガキだな、お前は」
そう言って肩に腕を回して抱き寄せながら頬にキスをしてきた。
そして誰にも聞こえないくらい小声でその言葉を告げると、桜子は真っ赤になって俯いた。
その数分後、街中を手を繋いで歩く二人が目撃されたと言う。
何故か楽しそうにしていたのは桜子ではなく、千雨の方だと言うのだ。

「はぁー、どうしようかな……明日」
あんなことがあったことをどう謝ろうか悩む裕奈。
このまま部屋に帰っても亜子はいない。千雨の言うとおり今晩はそのまま凹み続けるのかと思う。
扉を開けようと鍵を入れる、すると鍵は開いていた。
「――?」
鍵は閉めたはずなのだが、裕奈はゆっくりと扉を開けた。
するとそこには……。
「ゆーな」
亜子が部屋にいた、明日の昼に帰ってくるはずだったのに。
「亜子、何で……」
「あはは、今日の特急で帰ってきてもうた」
少々恥ずかしそうにして笑う亜子はお土産を渡す。
そうだ、腐っているんだ。亜子のことしか考えられないくらい。
「親戚の兄ちゃんが言ってたわ、『亜子をよろしく』そんで『幸せに』って」
972マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:15:15 ID:XTMYFaes
「亜子っ!」
裕奈は力強く亜子を抱きしめた。
夫婦の関係ではなく、ただ愛しい人のために抱きしめた。
「ゆーな」
亜子も強く抱きしめてくる。
今はそれでいいのだと思う。
だって二人の時間はこれからも続くのだから……。


973マンション『このせつ』:2008/04/20(日) 20:16:51 ID:XTMYFaes
以上最終回となります。色々と考えてこんな最後となりました。
ラストで管理人二人を入れようかと思いましたがあえてカットすることにしました。
これでマンションシリーズは終わりです。
一旦ここを離れますが、また来る際は単独のネタでいくかと思います。
色々と応援ありがとうございました。
974名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 20:22:54 ID:gUOOEBct
しんみり感動しました。
感動的なお話でした。
またハートウォーミングなお話をお待ちしています。

にもかかわらず 966 で妄想萌え。
975名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 21:26:58 ID:Xv7+ncFw
マンションシリーズお疲れ様でした。
なんだかんだで余計な心配は要らないんだよと言わんばかりの千雨や朝倉が格好良いっス。
いつか別のシリーズでお会いできる事を楽しみに待ってます。
>>974
お恥ずかしや(////)
976名無しさん@秘密の花園:2008/04/21(月) 23:50:59 ID:WFeo2S4p
>>966

いつになるかわかんないけど,
この市中に沿って書いてみますダ。
977名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 01:00:52 ID:peL+sc+v
>>976
せっちゃんが下克上するとこうなりそう↓
いつも通り→今日の私は違いますって感じで強気攻め→最終的に返り打ち
978名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 07:05:51 ID:PvfTVpin
>>977
返り討ちにワロタww
979名無しさん@秘密の花園:2008/04/22(火) 07:34:59 ID:WsAzWt0x
>>976
おおぅ、期待して待ってます。がんばれー!
>>977-978
お約束ですな、だがそれがいいw
980名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 19:10:03 ID:9I17vqdO
アリアドネー組が美味しすぎる件について
981名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 23:12:23 ID:VKMZupHE
新刊読んだらセツアスに開眼してしまったorz
982名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 23:38:58 ID:cCS2xjMt
今週の読んだ
きっとアキラは亜子に友達以上の感情を抱いているに違いない
983名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 23:39:17 ID:fKJuZNHd
>>980-981
さあその素敵な妄想を具体的にまとめてブチ撒ける作業に戻るんだ!
…………っと失礼。
しっかし、スレ立てって携帯からも出来たかな、あとこのせつスレや龍にんスレのアドの他に特記した方がいい事項ってあったっけ。
984名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 01:31:21 ID:xhIJVFr4
アキラ×亜子はガチ
985名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 05:51:35 ID:nU+BT1vp
>>984
ゆー亜子がいい
986名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 06:04:54 ID:uojDGX5m
昔からアキラの亜子を見る目が優しいと思ってた
987名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 06:13:23 ID:DQKkXS0q
昔って大正時代から?
988名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 06:44:12 ID:czlsPhbf
エヴァやちづ姉さんじゃあるまいし……。
さておき、次スレを立てたけど……ひょっとして余計だった?

次スレ
魔法先生ネギま!百合総合スレッド2
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1208986682/
989名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 12:59:41 ID:g1r4NYo4
ゆ―亜子しか認めない
990名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 13:08:04 ID:EgA6WArE
ゆー亜子、亜子アキ、まき亜子、亜子くぎ、ちう亜子、亜子せつ、何でもイケる俺は勝ち組
991名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 16:34:32 ID:alTG9cBU
つまり俺も勝ち組、他の30人とどう組み合わせるか悩んだこともある
992名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 17:00:44 ID:DzGY+k5z
なんとなく、最近くー亜子が浮かぶ
修行で傷とか作ってそうだし

アリアドネーでなんかやりたいけど、委員長の名出し大丈夫なのかな?
微妙にネタバレだし
993名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 21:59:32 ID:alTG9cBU
単行本派の俺はスルーするから安心して投下しる

あや亜子な電波が飛んでくる
心の傷を二人で共有するか
994名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 20:46:27 ID:99EiYNz5
994
995名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:01:20 ID:neaUgDkk
埋めようか
996名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:04:55 ID:cLH0PIvg
さあ、埋めよう
997名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:05:59 ID:cLH0PIvg
998名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:06:41 ID:cLH0PIvg
999名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:07:34 ID:cLH0PIvg
梅、スナイプもどぞ
1000名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 21:09:13 ID:cLH0PIvg
まあいいや、梅
10011001
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