少女ファイトで百合

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488名無しさん@ローカルルール変更議論中
今回のです
















fight.40 grow

話をつけるまで帰ってくるなという志乃の言葉が引っかかり、いまだ寮に戻ることの出来ないルミ。
厚子の実家の寺にやってきたが、練習している厚子とナオを見て
ジャマしてはいけないとためらっていると厚子の継母・知花に発見される。
休憩のあと練習を再開する厚子・ナオ。貧血のルミは見学。
知花 「・・・あれ?確か厚子ちゃんてレフトだったわよね。」      厚「いやー!」 ナオ「あー・・・」
ルミ 「あ・・、それは次の練習試合で全員苦手なポジションをやることになったんです」  
知花 「へー・・・そーなの」       厚「クソッ。もっと高く上げろナオ!」 ナオ「え〜〜でも〜」
ルミ 「はい・・・、厚子ちゃんは打ち分けが苦手なので・・・。ライトは大変そうなんです」
知花 「・・・・・・・・」            厚「・・・スーパーエースってことにしてもらえねーかな」 ナオ「ムリっしょ〜〜」
ルミ 「・・・・・・・・・。あ・・・・、あれ?ライトの練習してるってよくわかりましたね・・・(´Д`;)」  
知花はゆらりと立ち上がり指の骨をならしながら「ねえ厚子ちゃん、ライトなめないでくれる?」
ナオに球をあげさせ長台詞をしゃべりながら自ら見本を示し、厚子の一つ一つにダメだしをする。
驚くナオ。もしかして自分達のOGですかと気付いたルミ。
知花は陣内監督や由良木姉とはチームメイトだったと打ち明ける。
アドバイスをしようとするが、急にしゃしゃり出て母親ヅラして説教するなと厚子は反発する。
知花 「何甘えたこといってるの?私 最初から母親ヅラなんてしてないわ私は私よ。
     でも今は女バレOGとして言ってるの。後輩にゴミみたいなプレーさせたくないから( ̄ー ̄)」
厚子 「フッ・・・、このクソロリ・・・。やっと本性現しやがったな・・・。」
知花 「あらそう?厚子ちゃんが私に興味がなかっただけでしょ?
     とにかく、継母でも何でも利用できるならそうした方がいいんじゃない?プロになってこの家から出て行きたいんでしょ?」
厚子 「フン・・・。わかってんじゃん。利害が一致してるみてーだから教わってやるよ。」
じゃあちょっとクツはきかえてくるねー、とサンダル履きだった知花。 

練習はじめると反発せず知花に素直にしたがっている厚子。
その様子を眺めナオは「ルミコもいっそのことママに勝つんじゃなくて頼ってみたら?」とアドバイスする。
489名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/06/22(月) 10:12:29 ID:ezA2pJ4c
変わってバレー部練習場。
練と学は、ルミがちゃんと話せなくて帰ってきても部屋に入れてやってほしいと志乃に頼みにいく。
部活が休みにも関わらず来た二人に対しあきれる志乃は、ルミが「あきらめろ」でキレる理由を語り始める。

組子の隠し子報道でいじめられたときは我慢できてたのだが、
何故かクラスの女王気取りの女子がかばってくれいじめも減るようになっていった。
その頃町蔵のエドガワ排球団の連載が始まり、影響されたルミがバレー部に入って友人が出来るようになると、
逆に女王中心にさらに陰湿にいじめられるようになり、町蔵にプレゼントされたシューズをトイレの中に捨てられ
「バレーやるのあきらめたらいじめるのやめてあげる。ルミコは何したって一生組子の娘って目で見られるんだから
おとなしくしてなさいよ」と言われたという。
その言葉に切れたルミが女子グループを血の海にしたことで転校することになってしまう。
だがルミは、組子に対し殴った理由は頑なに言わなかったもよう。

ルミは組子に泣きながらそのことを打ち明け、町蔵についての話などをする。

翌朝、コートにやってきたルミは必要以上にキラキラし完全復活した様子。

テレビで組子がインタビューを受けている。
組子 「高校の頃に堺田さんが私のクラスに転校してきましてね。
    彼はそれからずっと旦那と一緒で・・・今ではどっちが夫婦なんだかって感じです。
    私も旦那も彼が紡ぎ出す物語に助けられた一人でして・・・、堺田さんのことは家族の一員だと思っております。
    そして、私の娘も彼の作品と一緒に成長してる気がしてなりません」
それをみていた魔女三人。うまく番宣に転化できたようだと一安心。
それを見ながら鏡子はある物を工作。  
つづく。


著者近況 perfumeの新譜が楽しみ過ぎます。