続いて今回のお話
fight.35 少年ファイト
巻末恒例で今回はミチル語り。
女子チームが気になってしかたないシゲルとミチルだが、様子を見に行くとあっさりストレート勝ちしていた。
志乃の祖父はなんとか持ち直した模様。
変わって男子の試合。
三國兄は会場で大人気。
練 「なんでみんな三國君にキャーキャーいってるんだろ」
志乃 「そ・・・そりゃ、実力があるからじゃないの?知らないけどっ」
厚子 「まーパッと見は整ったツラしてっからなー」
ナオ 「うちのガッコじゃキモイ扱いだからウケるよね〜」
志乃 「き・・・・っ、キモ・・・!?そ・・・そんな言うほどおかしくないんじゃないの!?
おっ坊ちゃんにしては向上心もあるみたいだし」
厚子 「んだよ、やけに三國のことかばうなー伊丹」
志乃 「べ・・・、別にそういうわけじゃなくて!実力が正当に評価されないのはおかしいと思ってるだけよ!!(´∀`*)」
学 「え・・・ええ、私も三國君はすごいと思います!(厚子さん、ストップストップです〜。多分伊丹さんは三國君のことを・・・)」
そんな中、ミチルの調子がイマイチながらも三國の活躍で男バレも優勝。
中学の時のブランクがじわじわときいてきているなと感じるミチル。
ホテルで夕食を取っている黒曜谷バレー部のところへ志乃の両親がやってきて、
志乃を病院へ行くよう説得してくれたことへの礼を述べる。
そこへ三國兄弟が現れ、夕食をご一緒に、泊まっていかれては?と声をかける。
ちなみにヒロは黒曜谷の経営の一部を任されてる模様。
ヒロは伊丹パパに「私の父と会食しませんか?力添えくださるようなら資金や有能な弁護士など手配を・・・」
と、いきなりビジネストークをしようとするが兄に窘められ、伊丹パパもさらりとかわす。
その様子を見ていた鏡子は、
「働くおとーさんなめちゃいけないよ〜。数千万程度の出資で最初に恩を売って、経営に口出せる自由な遊び場作る気かい?
相変わらず自分祭りの底上げに必死だねえ。
・・・ああそれと、うちの飼い犬に手ェ出したら 呪うよ(はあと 」
ミチル 「いやーびっくりした。三國も兄貴らしいとこあんじゃん。弟と違ってバカ殿だと思ってたんだけどさー」
志乃 「バカ殿ですって!?(゚Д゚)
今日の試合で三國君頼りだったあなたがよくそんなこと言えたわね!」
ミチル 「うっ」
志乃 「あなたがどうして特待生でここに入学できたか知ってるの?
三國君が自分に物怖じしないあなたを信用して名指しで推薦したからよ!」
ミチル ( ゚д゚)ポカーン
「そ・・・そうなのニーチャン。オレ、ニーチャンのコネじゃねーんだ・・・?」
シゲル 「オレにコネがあるわけないだろ・・・」
ミチル 「ちょっと・・・風当たってくる(;´Д`) 」
学 「それをどうして伊丹さんが・・・?」
志乃 「この前彼が言ってたのよっ」
ミチルと学。
ミチル 「いやー、まいったまいった。世話してたつもりがこっちが世話されてたっつーのに気付いた一日だったわ
三國にはなんつーかすまんかったっつーか・・・」
ミチル 「今日は小田切空気読んだフォローしねえのな」
学 「・・・だって式島君。今・・・励まされたいわけじゃないでしょ?」
ミチル。oO(くそ・・・、なんか今日やけに・・・)
離れたところに、いちゃついてキスしたりしている練・シゲルを発見してしまう。
学 「なんで〜毎回なんで目撃しちゃうんでしょうね・・・」
ミチル 「いーよなみんなラブラブでよ〜。伊丹もどー考えても三國に矢印向いてるし。
オレなんか小田切にキスはしません宣言までされちゃうしよ。マジもてねーわホント」
学 「あ・・・あれは隆子さんがいたから・・・」
ミチル 「・・・いたから?」
キスしようとするがミチル倒れる。
ミチル。oO(なんてな。ついこの前まで練 練言っといて。そんな調子いいことできるわけねーだろ。)
学 「ちょっ・・・式島君、すごい熱ですよ!?こんなのガマンして試合してたんですか!?」
ミチル 「ああ・・・、何かそうみたいね・・・」
学 「式島先輩おとりこみ中スイマセン〜。式島君が倒れちゃいました〜!!」
練・シゲル Σ (゚Д゚;)
続く