今回より大阪編
例により避けてください
fight.32 「BON BON!」
試験もなんとか赤点なしで突破でき、黒曜谷男女バレー部の面々は大阪へ到着。
旅館へ到着すると、お出迎えの仲居さんとともに三國弟ヒロが一同をお出迎え。
部屋の良さに感動する女子1年達。そんななか志乃は、「遊びに来たんじゃないのよ!」とカリカリ。
一方、魔女達の部屋はエアコンが効いておらず「 む わ あ 」とした状態。
そこへヒロが「この部屋は前からクーラーの調子が悪くてですね〜」と説明に。
丁度居合わせた三國兄が「それはいけない。じゃあ僕達と交換しましょう」と申し出る。
同室の男バレ面々から「こんな部屋ムリ」と苦情がでると
「そうですよ、お兄様達をこんな部屋に泊めさせるわけには・・・。すぐ手配電気工事をさせます」とヒロ。
それを聞いて「わたしらはいいんかい(゚Д゚)」とユカ
ヒロ。oO 「くそ・・・。あのアダムスファミリーめ・・・。気になって早く来てみれば案の上(本来は案の定のようだが・・・)
鏡子とお兄様の客室をとなりに予約しやがって・・・!
あの魔女との政略結婚だけは未然に阻止せねば・・・!」 (このコマの背景には(σ'д`)アッカンベー鏡子・サラ・理事長が)
女子の面々は試合に備えての練習。各ポジションごとに練習となり鏡子・志乃・学でジャンプトスの練習となる。
学に対しジャンプトスの基本から解説している鏡子に対し苛立ちを感じ、こちらを抜けて他の面々の練習に参加してよいか?、と問う志乃。
身長のある小田切がセッターなら、アタッカーはさらに高い打点で打てるようになる、と学をヨイショする鏡子。
それを聞いた志乃はさらにイライラ。
厚子やユカがうまく打てないトスを上げだし、彼女らに文句を言われる。
それに対し、打てないのはウェイトに問題があるのでは?少し体絞ったらどうです?とやり返す。
さらに、「私が上げた場所から打てれば確実にブロックを振れるんだから我慢してよ」と言い放つ。
そこへ鏡子が、
「勘違いすんな。セッターはあくまでお膳立てが仕事。セッターが打てないトスは意味がない。
それでも思い通りに動かしたいというなら気付かれないようなギリギリのラインを探るんだね。
まあ、見方を気持ちよく騙せないセッターが相手のブロッカーを振れるとは思えないけどね。」
「・・・・・・そんなこと・・・。試合で1ローテしか体がもたないキャプテンに言われたくないですね」 言ってしまった志乃。
凍りつく女バレ1年。
「まあ、そりゃそーだわな。
さ、小田切続きやろ――。今度はパスにしてやってみよーぜ――」
平然を装う鏡子。志乃は泣きながら逃げ出してしまう。
「なんつーか・・・、既視感バリバリのシチュエーションだねえ。歴史はくりかえすのかねー」とユカ
2年女子の部屋の空調工事が完了したという報告をしている三國兄弟。
三國兄と駆ける志乃の肩がぶつかる。
謝ろうとする兄の眼には泣き顔の志乃が。追いかける三國兄。(すぐ横並び) (デレ度15%)
しつこく「痛かったのですか?」「体調でも悪いのですか?」しつこくつきまとう。
そんなKY三國兄に対し、「ほっといて。今は一人でいたいんだから」と泣き出してしまう志乃。
そこへ人相の悪い連中が「どこのガキが志乃はんを泣かしとんやワレェェェ」と恫喝。
連中を見て驚いた志乃は三國兄とタクシーでひっかけ橋まで逃げる。
早速ナンパされる三國兄。しかもバレーで有名な人やろ?と言われる。
志乃は三國兄に対し、先程の連中がヤクザである自分の祖父の子分であると打ち明ける。
志乃母は父の反対を押し切って一般人と結婚したが、年老い引退を考えた父が夫(志乃パパ)に後を継がせようとし
夫会社を潰そうとした。結果インサイダー取引でタイーホ||○(゚∀゚)○||となってしまった。幸い執行猶予がついたが。
そんなヤクザの孫として有名な私と一緒にいたらあなたに変な噂が立つでしょ?という志乃だが、
「わからない・・・。そのことと君とは全く関係ないではないか。僕には君が卑屈になる理由がわからない。 (デレ度50%)
それよりも、なぜ君が合宿先から帰ろうとしていたかの方が気になる。」
背の高いあなたにはわからないだろうが、と今日の経緯を打ち明ける志乃。
すると三國兄は、「幼少期に彼女(鏡子)のひどい発作を見たことがある。周りが動揺してしまうほどのものだった。
彼女はそんな姿を人に見せたくない気高い人なので、いつ発作が起きてもいいように自宅に作った体育館でサラとトレーニングしている」
続けて、「弟(ヒロ)は背が低いでしょう?彼は幼い頃鏡子さん達にバレーで勝てなかったのがくやしくて、
自分が一番生きるポジションリベロを極めていった」(背景には悔しくて泣く幼少期のヒロと、それをあざ笑う鏡子)
あと男バレについて。
夕食の時間だから帰ろうという三國兄に対し、のうのうと帰って合わす顔がないと志乃。
ならば呼べばいい(?)と三國兄。
志乃 「も〜〜。なんでそんな強引なの〜?」
三國兄 「何か問題でも」
志乃 「ありすぎよ全く・・・。あなたってホント・・・。おかしな人ね。」
三國兄 「もしかしてかにはにがてとか?神戸牛がよかったですか?」
志乃 「違うわよ、もうっ。かにはべつに嫌いじゃないわよ。ただ。 」
志乃 「ただ・・・。あんたって意外とバカでもないのね・・・って、ちょっと驚いただけよ」 (デレ度計測不能。ちなみに相手は一応先輩)
三國兄 「ははは」
志乃 「な・・・何よ」
三國兄 「実は僕女性と話すのはとても緊張するのですが、伊丹さんは式島のようにズバズバきついことを言ってくれるのでとても話しやすい」
志乃 「なっ。 それじゃ私がまるで男みたいじゃない。失礼ね」
三國兄 「いやー。こんなに長時間女性と喋ったのは初めてかもしれません。伊丹さん、僕と友達になりませんか」
志乃 「あんたってやっぱりバカね。そんなこといちいち聞かないでよ恥ずかしい。」
バレー部員と合流。
心配してたと再会を喜ぶ1年女子(特にルミ)
そこへ鏡子が現れ志乃のオサゲを持って、
「あー、かにー。苦手なんだよねー、あれむくの」とオサゲで遊ぶ。
戸惑った表情ながら志乃は、
「・・・私がお膳立てすればいいんでしょ。みんなが食べやすいように」
それを聞いて一安心の女バレ1年一同。
そ〜れ ♪ 志乃ちゃんのー ちょっといいとこ 見てみたいー!
山盛りのカニ。
志乃 「ちょ・・・。こんなにむけっていうの!? これじゃ食べるヒマないじゃないの〜〜〜!! 。゚(゚´Д`゚)゚。 」
三國兄 「手伝おうか」
志乃 「別にこれくらい一人でやれるんだからね! あんたはたべてなさいよ」
恐らく三國弟? 。oO(伊丹志乃・・・・。調べたところなかなか面白い家庭事情の持ち主。これは使えそうだ・・・。」
最後のコマは、志乃と一緒にいた男が三國にとこのボンやないか、とわかって恐々としているチンピラの絵。
次回へ続く。