少女ファイトで百合

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223名無しさん@秘密の花園
バレというかあらすじというか



fight26 自己暗示

学と談笑する練。シゲルと顔をあわせると頬を赤らめムムっと身構える。
なんでここ数日ムッとしてんだ?と問いただすシゲル。
練 「だって・・・・。シゲルに笑ったら・・・・また・・・その・・・・されちゃうかと思って・・・。
   学校じゃダメでしょ・・・?」
シゲ .(いかんいかん。また我を忘れるところだった)
   「・・・・それ逆効果」「ええっなんでぇ〜〜〜?」
学 「キャアアア」(学校じゃダメって。一体何をされちゃうんですか〜!?)

女バレミーティング
白雲山との練習試合は学をセッターで行くということに。
学セッターはヘボオープン養成(矯正では?)ギブスだと思えとのこと。
試合までは2年生がポジション別に1年2人を指導することに。

サラはルミ、ナオを指導。ブロックの練習をすることに。
ユカは志乃、厚子を指導。2人は盛上げ役として声出しをしろと。
厚子がストレート打てないのはフォームのせい、
志乃に対しては総合力高いのはみんな認めてるが他人のミスの揚げ足取るを発言するな、
あと必要なのは包容力と指摘。

鏡子、練、学達は外でサラの作った豪華弁当を食べることに。練の昔話を聞くため。

学 「おいしーです〜〜!!」
鏡子 「どう?大石」
練 「さすが鎌倉先輩だと・・・」
鏡子 「まーねー。私の嫁だからねー」
224名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 09:23:48 ID:9n3g46Lw
練語り

小さい頃はバレーが苦手だった。姉を夢中にさせてるバレーが嫌だったが4年の部活からは真似をしてバレーを始めた。
全然楽しくないのでよくグチっていた。5年のとき事故で姉が亡くなった。
その後シゲルやミチルと練習してる時に、ボール追っている時は姉のことを考えるヒマがないことに気付いた。
それからバレーにのめりこむようになったが、いつもいやなのは部活が終わるとき。
家に帰っても姉はいないのでずっと練習していたかった。
チームメイトは同情からか耐えてついてきてはくれたが、自分は試合でとにかく勝ちたかったので
どんどんわがままに。そこから「狂犬」のあだ名だと。
勝ち続ければそれだけ長くバレーをやっていられるから。
バレーは自分の中で合法的なクスリのようなもの。特に試合の緊張感は姉の思い出を遠ざけてくれる。

鏡子 「そうか?本当にそれだけか?・・・・続けて」

決勝になると、これでおわりなんだと興味が失せ準優勝どまりに。
白雲山受験の際裏切られた気がしたが、今となっては自分についてこれなくなった皆の気持ちがわかる。

鏡子 「・・・で、それ以来遠慮するプレーになったわけか」

でも隆子だけは全力を出しても余裕でついてきてくれた。だから白雲山戦は隆子がいるから

鏡子 「本気でやれそうだって?でもそれだと根本的解決になってないよな。
     でもよくわかった教えてくれてありがとう。」
学 (練さんが唯一本気出せた相手が隆子さん・・・。一方では式島君を操って
   一方では練さんを解放する不思議な人・・・)
225名無しさん@秘密の花園:2008/01/21(月) 09:29:02 ID:9n3g46Lw
3人はトスの練習をすることに。学が鏡子にトスを見せてほしいという。それを練が打つことに。

入部の際の3球試験の情景が浮かぶ。

やっと あのとき震えたキャプテンの球が
上げる鏡子の姿に真理が重なる。 「ねりー」

練の眼には涙が。見開きで猛烈な球を打ち込む。

反対側の一同唖然
鏡子 「おー いいじゃん。大石ー。ナイススパイクー」
厚子
  i    ノノノ ノ ノ ''´      !  / 
     j   ' ´    ノ (    ヽ | 
 >-,,  /  ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ     
 !・  ヽ |  ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii=  i )  < つか・・・・、今のナイススパイクってレベルじゃねーぞ!!
 \(てi iヽ   ^' ~     -'  /}     
  `i_   、 \        i_    l_j      
   `┐ i    /(,,, ,n 〉   /\\ 
志乃は練の実力を前に恐れのような嫉みのような怒りを覚えているような(勝手な推測スマソ)表情。
ユカ 「これじゃスパイクレシーブの練習になんないよ〜」
鏡子 「それは大石に言ってくれんとだな」
練 「キャプテン」 「どうした」
練 「お体を大切にして下さい。私・・・・春高で・・・。1球でもキャプテンの球打ちたい・・・です・・・」
鏡子 「もう充分気遣いできてるじゃんか。はい じゃあ小田切交代ねー」
厚子 「次はぜってー受けるぞ!!もう1本こいやオラ!!」
志乃 「そうよ。今のはちょっと油断しただけなんだからねっ」
ユカ 「おー声出しできてんじゃん」
学 (すごい・・・すごい!!あれが練さんの本当の実力・・・。でもそれを引き出せるのは
   今のところキャプテンのトスだけ・・・。私も・・・なりたい!隆子さんやキャプテンのように練さんの力に!!)

続く