冬スポのアスリートについて語るスレです
前スレの972です
梅ようと書きこみしてたらいきなり容量いっぱいになってしまってブックリ!
と言うわけで新スレ立ててみました
いちおうテンプレらしきものを↑書いてみましたが、足りないところがあれば
補足してくださると助かります
乙です。
てんぷれはこんな感じでイイとおもうですよ。
>>1 乙!!
漏れもテンプレokだと思います。
SS美味しく頂きましたw
6 :
972の続き:2006/09/21(木) 03:16:17 ID:f/DUPy45
「、、、昨日はごめんな」
「、、、、」
大 菅はじっと前を向いたまま、ぼそっとつぶやいた。
ぶっきらぼうにも見えたが、それは照れ隠しのような本当にすまないと思っているような
複雑な思いを封じ込めたような顔だった。
「、、、嫌な思いさせちゃったかな」
ネックウォーマーに声を篭らせながら、少しうつむいていた。
「あやまることなんかちっともありませんよ」
「、、、、多分、、、つながっていたいんだよね。どこかで。岡 崎さんとも吉 井とも」
「、、、、光栄です」
小 百 合がそう言うと大 菅はどきっとした顔で振り返り、静かに目を細めた。
「無理しなくてもいいよ」
「ほんとに嫌じゃなかったですよ。むしろ気持ちが良かったくらい」
「、、、バカ、、、!」
二人は走り続けながら下を向くとくすくす照れ笑いをした。
「先輩たち、、、まるで吸血鬼みたい」
「ん?吸血鬼?」
「ほら、次々に仲間を増やしてくっていう、、、印もつけられちゃったし」
小 百 合が左胸の辺りを指差した。
「もう、、ホントに!はずかしーことゆーなって!!」
顔を赤くしながら大 菅は急にスピードを上げて走り出して、どんどん遠ざかっていった。
「おはよう」
岡 崎がコースの脇に立ち、手を振っていた。
「おはようございます」
小 百 合が立ち止まり挨拶をすると、彼女はうなづき、それからまぶしそうに手をかざして大 菅の方を向いた。
「まぁ、大 菅ったら、朝から元気ねぇ」
「昨日のこと話したら、恥ずかしがってすっ飛んで行っちゃいました」
小 百 合がいたずらっぽく言うと
「、、、昨日のこと?」
岡 崎はきょとんとして首をかしげた。
「、、、、、」
その反応に小 百 合は驚いて、口を開けたまま岡 崎を見つめた。
岡 崎はいつも通りの顔で微笑んでいた。
「さあ、、何かあったかしら?」
「、、、いいえ。なんでもありません」
小 百 合も微笑み返すと、そう言って小さく首を振った。
、、、そっか、、。
それでもその笑顔の奥に小 百 合はたずねてみたくなった。
「オリンピックの魔物って、ほんとにいるんでしょうか」
「、、、、いるわよ」
「えっ?」
「ふふふ、、ほんとにいるわよ。だけど、魔物以上に魔物になればちっとも怖くなんかないわよ」
朝陽に顔を上げて、さらにすました顔で岡 崎は言った。
オレンジ色の光が二人の横顔を照らして、澄んだ冷たい風が髪を揺らした。
これは、雪と氷の匂いだ、、。
この風はいったいどこから吹いてくるんだろう、、。
風を吸い込むと身体の中を澄み切った水が流れていく気持ちがした。
「吉 井〜!!おそーい!!」
向こう側を走る大 菅が大声で手を振っていた。
「すみません!今行きまーす!」
彼方には遠く白いアルプスの山並みが見え、どこからか朝を告げる鐘の音が聞こえてきた。
岡 崎に一礼すると小 百 合は勢いよく走り出した。
というわけでその2編おしまい
どっちのお話に転ぶかは皆さんで選んでくださいませ
思いがけず、スレをまたぐことになってしまい、
申し訳ありませんでした
10
過疎てる・・・
(((;゜д゜)ガクガクブルブル
ってかこのスレの存在がわかんないんじゃない?どっかで誘導したらいいかも
どっかって何処?
前に関連付けてたスレはやめたほうがよくない?
切り離した意味が無くなると思う。
そうだね。前スレ読めばスレタイわかるはずだしもう少し様子見た方良い気がする
過疎ってるなか書いてくれた10さんGJでした。
どっちの話もよかったよん
容量一杯はよくわからないけどここスレはすぐわかったよ。
迷ってる人いるのかな。
よくわかんないけど職人さん減りそうだね。
あらかーさんスレもそうっぽいし…。
前スレ落ちた
で、ここに来て、容量一杯だったことにやっと気付いた
どうも、1です
前スレからきちんと引継ぎできんでスマソ
容量いっぱいでカキコできなかったのは初めてのことだったので
なんかあせってスレ立てたわけですが
かといっておおっぴらに宣伝するわけにもいかず…
他の職人様たちも来て下さるとよいのですが…
んではちょっと軽めの作品をば↓
遅く起きた朝は』
「ん〜、あさ〜?」
隣で眠っていたフミエちゃんが寝ぼけ声でベッドの中からうーんと腕を伸ばした。
ぬくぬくと寄り添っていた私はそのすべすべした腕に撫でられるように目を覚ました。
「、、、おはよう」
「私、、昨日あれから眠っちゃったんだぁ、、、」
まだ夢の中から完全に覚めていない表情の彼女は目をこすりながらぼーっとした顔で辺りを見まわした。
窓の外はすっかり明るくなっていて時計は8時を指そうとしていた。
「うん、せっかくいい所だったのに、フミエちゃんったら寝ちゃうんだもん」
「う〜ん、ごめんねぇ〜、久しぶり飲んじゃったら気持ちよくって眠くなっちゃって、、、」
そう言うと彼女はふにゃふにゃしてまた枕を抱え込んだ。
でもまあ、その分昨日はフミエちゃんのかわいい寝顔がたくさん見れてそれから、、、
「、、あ、これもしかしてシズカちゃんが着せてくれたの?」
フミエちゃんは着ているパジャマの襟を引っ張りながら珍しいものを見るように言った。
そうなのだ。眠ろうとしている子供みたいな彼女にパジャマを着せてあげるなんて
ちょっと楽しい事もできたしね。
「フミエちゃんたら、暑いーとか言って服脱ぎだしちゃうんだもん、慌てて着せたんだよ。
、、、、ねぇねぇ、立ってみて」
「え、なあに」
私が急かすように言うと、フミエちゃんはやたら隙間の空くこの服がなんなのか不思議がりながら、
ベッドから立ち上がった。
「ふふっ、メンズだからやっぱフミエちゃんには大きいよね」
華奢な彼女に男物のパジャマの上着を着せてたら、どんなかなと思っていた私の予想通り、
やわらかな光の中、だぼっとして膝上まで隠れたパジャマを着た彼女はとても可愛らしかった。
私ったらコスプレっぽい趣味かなと思いつつニヤニヤしてその姿を眺めた。
「ちょっと〜なんでシズカちゃん、男物なんて持ってるの〜!」
「いや、ちょっとこれシンプルで肌触りいいからさ。自分用に買ったんだよ」
「ほんとにぃ〜?」
「そうそう、私とフミエちゃん以外それ着てないから」
「そっか、、それならいいけど」
拗ねた顔をして、それからベッドの上にちょこんとすわった彼女の姿はなんとも愛らしい。
袖の中で指を動かしながら珍しそうにボタンのところをいじっている。
まったく年上で先輩とは思えないあどけない表情でついつい抱きしめたくなる。
そうして私がの衝動のままに彼女を背後から包み込むと、フミエちゃんはその腕を押さえながら振り返った。
「、、、ねぇ、香水変えた?」
「あぁ、うん」
「すごく大人っぽくていい匂い」
彼女はうっすら汗ばむ私の首筋に顔をよせると、そのまま目を閉じて犬のようにくんくんと鼻をこすりつけてきた。
「あん、、、やだ、、」
「うふふふ」
「、、、くすぐったいよ」
「だってすごくいい匂いなんだもん」
「フミエちゃんも香水つけてみたら?そうだ、私のつけてみる?」
「ん〜、でももうこれはシズカちゃんの匂いとして私には認識されてるんだけど、、」
「いいじゃない。二人で同じ匂いになるなんてちょっといいでしょ」
私は彼女から離れて、バッグからアトマイザーを取り出して自分の指先につけ、
それから彼女の耳たぶをもみもみした。
「きゃっ!!」
フミエちゃんはくすぐったそうに肩をすくめた。
「やだ〜、いきなりぃ、くすぐったいよぉ」
私はその反応がまた可愛らしくて次に首筋をなぞると
「や〜、やめて〜!」
くすぐったそうに首筋をおさえ身をよじってベッドにまるくなった。
「えーい!もう、めんどくさいからこうしちゃおっ!」
私は自分のパジャマを脱ぎ捨てて全身に香水を振りまき、彼女のパジャマも脱がせ、ベッドに潜り込んで
彼女を抱きしめながら身体をこすり付けた。
「もう、やだったら〜!」
「えへへへ、二人でひとつの匂いになろうよ〜」
「シズカちゃん、香水の匂いっていうよりオヤジくさいよぉ」
「うへへ、まあ、よいではないか、よいではないか」
「なんか最近、シズカちゃんのキャラって変わったんじゃない〜?」
「フミエちゃんだってこんなに甘えんぼキャラなんて、私知らなかったよ」
「そう、、かなぁ、、。私って甘えんぼ〜?」
「うん。でも私のことも甘えさせてくれるから大好きだよ!」
私はフミエちゃんの鼻にチュッとキスをした。
すると彼女はくすぐったそうに鼻にちょっと皺をよせてから、私のホッペにキスを返してくれた。
二人で猫のようにじゃれ合いながらベッドの中で休日の朝は過ぎていく。
窓際に飾った白い花が昨日の氷の上の私達のように絡み合いながらガラスの花瓶に揺れていた。
おしまい
22 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/26(火) 15:23:07 ID:SKvw9X5K
GJGJGJ!
>22さんsageてくださいね。
>1さん乙&GJです。
朝からジャレあう二人が超(・∀・)イイ!
今日はあらかーさんが花丸でパティシエに挑戦ってことで楽しみだな
女の子がお菓子作ってる姿ってのは可愛くっていーもんだ
しーちゃん 爪短かった・・・(*´Д')
26 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/28(木) 03:36:37 ID:re3RqNkW
COIヨカタ・・・
Cチャソマジですげぇ人だな
レズ萌を超えて超人だったな
花丸は本当に可愛らしかった
COIは超絶的に美しかった
COIこっちでは放送されなかった…orz
いつかやってくれるようにTV局にでもメールすっかな
はなまるは見れた緊張してケーキ飾りつけるしーちゃんカワユス
爪は良く見なかった
録画したやつをもういっぺん確かめて見よ
誰かと二人でケーキ作りっていいな
SS考えてみるか
すげー個人的だけどしーちゃんと岡江さんに萌えたw
しーちゃんとおば系(失礼)を絡ませてみたいなーとオモタ
城田部長とかタラソワさんとか あと床さんとか
そんなんで萌えるの私だけか…orz
>>29ん〜、新たな展開でいいかも!
でも床さんをおば系に入れるのはちとかわいそうかなw
床タソ普通に可愛い かなりタイプだ
癒し系だよね 声もかわいい
32 :
官能小説家1:2006/09/29(金) 00:48:15 ID:kWf0nDds
「おじゃまするよー、フミエちゃんおやつ食べない?」
「あ、シズカちゃん」
私は同じホテルに泊まっているフミエちゃんの部屋に遊びにいった。
外で買ってきたカフェラテとチョコレートがたっぷりかかったワッフルを持って。
ここんとこ忙しくてリンクでちょびっとしか会話したことないからな〜。
フミエちゃんとおしゃべりするとみょーに楽しくなる最近の私がイル。
「わ〜ありがと。わざわざ買って来てくれたの?ちょうどひとやすみしようと思ってたの」
「一緒に食べよ」
「うん」
フミエちゃんは机に向かってノートパソコンを開いていた。
「何してるの?」
私は机のそばに近づき、紙袋を置くと何とはなしに尋ねた。
「ちょっとね、書いてみようと思って」
「へー、書く?何を?」
「官能小説」
ゴッ!!
とんでもない答えが返ってきたもんだから、片足からずるっとこけて壁に頭をぶつけてしまった。いててて。
33 :
官能小説家2:2006/09/29(金) 00:49:29 ID:kWf0nDds
「大丈夫?」
「か、かんのーしょーせつって…フミエちゃん、官能小説って何か知ってんの」
「性的快感を中心に書いてある小説でしょ。いわゆるエロ小説ってやつ」
「…そんな冷静に言われても…」
普段の彼女から想像出来ない言葉に面食らったが真顔でフミエちゃんは机の上に手を乗せた。
「私も、もういいオトナだしね。色気とかを勉強する為には文章にして書いてみるのもいいかなって」
真面目も度を超すとこーなるんだろーか。と私はおでこにタンコブができてないかと確認しつつ首をひねった。
「でも、ドーして!ナンで?そんなの急に書こうって?!」
「…なにそんなに慌ててるのよ、シズカちゃん。別に書くだけだから。
実際に何かしようって訳じゃないもの、そんなにバカ騒ぎしなくても」
(ん?ちょっと日本語オカシイゾ、フミエちゃん)
「やっぱり新しい世界を切り開くには勇気が必要かなって思ってみたの」
(新しい世界って、いったいどこ行っちゃうんだよ…
でもちょっときょーみあるな、フミエちゃんの考えてるエロって…)
という私の考えを見抜いたかどうだかは知らないけど
「ね、ちょっと読んでみてくれる?感想を聞かせて」
と言ってフミエちゃんはパソコンの画面をこちらに向けた。
(イキナリキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!って言っても官能小説なんて読んだことないし、
どーせ、フミエちゃんが書いてるんだから…ねぇ)
まったく期待はしてないけど、それでも私は白い画面に打たれた文字をどきどきしながら読み始めた。
34 :
官能小説家3:2006/09/29(金) 00:50:34 ID:kWf0nDds
「んー、なになに…『秘書波子は机に手をついてタイトスカートを捲り上げ、社長森田に…』」
秘書、社長室、制服、給湯室、料亭の接待…なんか微妙な設定…
その他 若草だの、秘め貝だの…思いっきりオヤジくさいエロ小説だ。
「なんつーか…そのぉ…こんな単語どっから覚えてきたの?」
「えーと、電車に乗ってるといつも前に座るおじさんが新聞読んでて、そこから」
「…フミエちゃん…それじゃあダメだよ」
つい私がダメ出しを口にしてしまうとフミエちゃんは思いっきりがっかりした顔をした。
「……(´・ω・`)ショボボボーン 」
(しまった、せっかく本人がやる気をみせてるのにシズオのバカバカバカ!!
でもこんな時何て言ったらいいのかな〜えーと、えーと)
「うーん、ただ知識や字だけの言葉じゃ駄目っていうかー」
「…私ってやっぱり色気の才能ないのかな」
がっくりと肩を落とす彼女が妙にしおらしくみえてきた。
真剣に考え込む姿はとっても愛らしくて、私は胸の鼓動が急に高鳴なるのを感じて慌てた。
「いやっ、あのー、色気の才能とかってさー、そういう問題じゃなくてー
やっぱり、そ、そうっ、自分が感じた官能じゃないと」
(ヤバイ、意識し始めると余計にどきどきしちゃって、何言ってんだか自分でもわかんない〜(;^_^A アセアセ)
すぐそこにあるうなじは白くて細くて私の目は釘付けだ。
35 :
官能小説家4:2006/09/29(金) 00:52:13 ID:kWf0nDds
「自分が感じた…?」
「そ、そう、愛するってことは〜お互いを求め合って〜、そういう本能みたいのが自然に自分の中から
沸き起こってエロスに結びつくっていうか〜って……ちょーっと!!んなことメモするなっての!」
あせった私はいつのまにかメモを取り始めているフミエちゃんの背中を思いっきりはたいてしまった。
彼女は生真面目な姿勢のまま、きょとんと私を見つめ返していた。
まるで子鹿のバンビちゃんみたいな真っ黒で潤んだ瞳。
(……マジヤバ!なんかそんな目で見つめられると変な気持ちになっちゃう〜!)
「もっと…教えて…?」
私の気持ちが危ない方向に行こうとしてるのを知ってか知らずか
小首をかしげながらフミエちゃんは色っぽく私のほうに寄り添ってくる。
見上げた鎖骨のあたりが青白く光って見えた気がした。
(……あ〜ん、狼か吸血鬼に変身しちゃいそうだよ〜!ガルルルル…)
「シズカちゃん…もっといろいろ教えて欲しいの」
自分の名を甘い声で囁かれて、私は胸の奥の衝動が一気に駆け上がってきた。
黙ったまま彼女の細い肩を抱くと、覆いかぶさるようにして唇に口づけをした。
彼女の唇は柔らかく、ビロードのように滑らかな感触だった。
しばらく唇を重ねた後、どちらからともなく離れると私たちは肩に手をのせたままうつむいていた。
36 :
官能小説家5:2006/09/29(金) 00:53:12 ID:kWf0nDds
「あの…ごめん…私ったら…」
「ううん…私の方こそ…」
沈黙が続いた後、お互いの赤い顔をちらりと見合わせて私たちはくすりと笑った。
さっきの衝動はまるで憑き物が落ちたように引いていた。
「あの…ミキちゃん…」
「えっ…」
(よく聞こえなかったけど、確かミキって言ったよね!)
「いつだったかロッカールームでミキちゃんとキスしてたよね」
(ゲッ!!いつだったかって、いつかが多すぎてわかんないよ!!とにかくフミエちゃんに見られてたってこと?!)
さっきとは逆に冷たい汗が額から出てきた。
「それから…胸とか脚とかも…」
「だぁぁー!!!そ、それ以上は言わないで〜!!!」
(ま、まさか!どこまで見てたんだ、おい!!)
37 :
官能小説家6:2006/09/29(金) 00:53:56 ID:kWf0nDds
私はまた慌ててフミエちゃんの肩を大きく揺さぶってしまった。
華奢な体がガクガク揺れてフミエちゃんは手を振りながらくすくす笑った。
「あぁ〜、大丈夫よ〜、今のことミキちゃんに言わないから〜、さっきのはほんのハズミだったって…自分でもわかるから」
(なんか〜、さっきの純情なフミエちゃんと別人なんすけどぉ〜orz)
「でも…少しは官能がわかったかも。だってさっきのシズカちゃんのキス、私すごく気持ちよかったもん」
まるっきり屈託のない笑顔と上目使いでフミエちゃんは私の腕を叩いた。
(…もしかしてフミエちゃんて、天然小悪魔〜??)
なんか急に空気の抜けた風船のように、はぁぁぁ〜と細長いため息が出ててしまった。
38 :
官能小説家7:2006/09/29(金) 00:54:49 ID:kWf0nDds
「ん〜、なんか創作意欲が沸いてきたぞ〜!!」
小さく握りこぶしを上げながら今度はフミエちゃんが鼻息を荒くした。
そんな彼女がやっぱり可愛らしくて私は一人でくすっと笑った。
その時、私のバッグから携帯のアラームが鳴った。
「そうだ、これから下のラウンジで取材があったんだ」
「え、でもシズカちゃん、これ…」
フミエちゃんは紙袋を手にした。
「いいの、いいの。フミエちゃんが食べて(私もさっきいいもんゴチになったから…なんちって)」
「…ありがと。相変わらずシズカちゃんは忙しいねぇ」
「じゃ、行ってくるね」
「うん、いってらっしゃい」
「小説もがんばってね〜〜(ま、あんまり期待はしてないけどさっ)ノシ」
私がひらひら手を振るとフミエちゃんは聖女のように優雅に手を振り返してくれた。
39 :
官能小説家8:2006/09/29(金) 00:56:00 ID:kWf0nDds
*******************************************************************************************************
机のノートパソコンに向き直るとフミエは傍らのカフェラテをぐびっと一気に飲み干した。
「そうよね、やっぱりオジサンの新聞より実際に自分の目で見た官能を書いた方がいいわよね」
そう独り言をつぶやくとキーをカタカタと打ち始めた。
『――――私がロッカールームに入ると、シズカとミキは熱く抱擁していた…』
「あ、そーだ!これ英文でも書いてみてサーシャ達にも読んでもらおっと♪」
鼻歌まじりのノリノリでフミエさんがこんな官能小説を書き続けていることをシズカは知る由もなかった。
キタ━━(゜∀゜)━━!!
GJ!!面白かった!!
遅くなっちゃったけど、やっと到着しますた!
前スレの荒×岡に感想どうもッス
>>1 スレ立て乙!!そしてマモノの別編&朝からじゃれ合う荒×村最高ですた。
>>39 こちらも最高!スグりんが書いたノンフィイクションの官能小説が気になりまつw
こっちも落ち着いたら、また落としに来ますねノシ
官能小説面白かった!GJです!
真面目なすぐりんテラカワユス(*´Д')
すぐりん節も炸裂してるしwオチも良かったですw
また投下して下さいねノシ
>>41 荒岡の作者様!お待ちしてました
前スレでは不倫?カポーに萌えさせてもらいました
続きはあるのかな?
またのご降臨待ってます
TVネタの職人は何処〜密かに続きが気になる
45 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/30(土) 01:26:08 ID:P//81w8S
>>44 かなり気になるところでつづく、だったよね
確かしーちゃんとすぐりんが同じベッドで・・・みたいな
職人さんの再降臨wktk待ち
揚げちゃった ごめんなさいorz
やっと見つけました。
しーふみ、GJでした!
48 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/01(日) 20:38:47 ID:/s60Tce1
恩ちゃんが何かの大会で優勝したそうです(ニワカです…)
恩×荒好きなんで神様の降臨を待ちます
49 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/01(日) 21:23:58 ID:XAik9eT4
空気読まずに
O菅タン×主将タンで
題は思いつかなかった
二人っきりで冬のコテージに来るなんてめったにないことだった。
凍った山道はつるつる滑って途中スピンしそうになったりしたけど
アイスバーンなんて二人にとっては大喜びのスリルの元でしかなかった。
コテージの庭には雪がまだ残っていて、二人は着いたとたんに雪の上に絵を描いたり、雪合戦に雪だるま作り。
まるで雪の降らない都会の子供のようにはしゃいで、手袋が濡れて冷たくなるまで外で遊んだ。
コテージには小さいけれど暖炉がついていた。それがここが二人のお気に入りの理由のひとつだった。
遅くまで炎を囲んでおしゃべりをして、二人でひとつのベッドに潜り込んだ。
「……また雪…降ってるのか」
目を覚ました小 百 合は部屋を見まわしてつぶやいた。
暖炉の炎に照らされて天井に影がゆらゆら揺れている。
二重窓の厚いカーテンを覗かなくても北の国で育った小 百 合にはその気配がわかる。
そして眠りながらも自分を抱いてくれる温かい腕があることに小 百 合はほっとしてそれからくすりと笑った。
二人は生まれたままの姿で抱き合いながらそのまま眠ってしまったのだった。
炎を見つめながら小 百 合は初めて過ごした夜のことを思い出していた。
彼女の腕に抱かれ、静かな炎を見るといつも思い出す。
涙で溺れそうになるくらい泣いた夜。
もう二度と立ち上がることさえ考えられなかった。
心も身体も力尽きて底なし沼に身を委ねたくなるくらい疲れ果てていた。
それを彼女が救ってくれたのだ。やさしく包み込むようにその胸に抱いて私を闇から救い上げてくれた。
今まで感じたことのなかった甘美な充足感と温もり。
そして爪先から全身に気が遠くなるくらいの快感が駆け抜けた後、
うっすらと開けた視界にはやさしく穏やかに微笑む彼女の顔があった。
あの時間の、あの二人だけの空間の記憶は、一分一秒だって私の中から消えることはないだろう。
そして多分、彼女も。
まるで卵の殻を破って初めて見たものがあの人だったように、私は生まれ変わったのだから。
けれど、彼女は決してあの日のことは口にはしない。
私が恐ろしく勝気で恥かしがりやなことを知っているからだ。
燃え尽きて白い炭になろうとしていた木がころんと崩れ、
炎の勢いが弱まって、部屋が少し暗くなった。
私は力なく抱えられた腕をすり抜けベッドから起き上がり、傍らの椅子に掛けてあった上着を羽織って
暖炉の前に歩いていった。
素肌に上着の感触が冷んやりして、炎に照らされた部分が熱い。
薪を手にしていくつか暖炉に入れると、火かき棒で少し整える。
火の粉がふわっと巻き起こって炎がまた少し小さくなった。
「ん…小 百 合…私を一人にしちゃダメ…」
背後から小さな声がした。
この人は時々子供みたいな寝言を言うから、私はさして振り返りもせずに炎をかき回した。
そのうちごそごそと布団の擦れ合う音がして朋 美がむっくりと顔を出した。
「あ、ごめんね。火が消えそうだったから…」
寝言じゃなかったのか。私は持っていた火かき棒を元に戻すとベッドへ歩み寄った。
すると朋 美はぐいっと私の腕を引っ張って布団に引きずり込むと
着ていた上着をするっと脱がせ、また私を裸のままにした。
「いーんだ、火が消えたって…私が温っためてあげるんだから」
そうつぶやいて子供のように私にしがみついてきた。
戦う時は鋼のように硬く鍛えられた身体もこんな時は女の子に戻って柔らかい。
良質の筋肉は柔らかいものなのだ。でもこの感触を知っていいのは私達だけ。
私の胸にいる彼女はみどり児のようにやすらかな顔で瞼を閉じている。
その瞼にキスをして頬を寄せ合った。うぶ毛と柔らかな肌が心地いい。
「焚き火ってさ…」
彼女が突然口を開いた。
「なんだか、見てると落ち着くよね」
「うん」
二人で暖炉の方へ向きなおると、さっきまで私の胸にいた彼女に
今度は私が背後から抱きかかえられている。
「あのさ、子供の頃スケートの練習が終わるとみんなで焚き火にあたっておしゃべりして
すごく楽しかったな」
「うん」
「頑張ったご褒美に飴玉もらったりしてさ」
「うん」
もちろん、子供の頃はお互いを知るわけはない。
でも同じような楽しい記憶を持っていることが単純にうれしかった。
「…こうして二人で同じ炎を見つめ合って抱き合っていられる。私ってなんて幸せ者なんだろうって思うよ」
あんまり突然言うもんだから、私は返事ができなかった。
炎が滲んで水の中で揺らいで見える。
私を抱きしめる手がそっと強くなった。
「……雪降ってるね。明日もうひとつ雪だるまをつくろうよ。一人じゃ寂しいだろうから」
私は抱きかかえられた手にぎゅっとしがみついて黙ってうなづいた。
朝までにはきっと雪はやんでいるだろう。
そして外は一面の銀世界になっているはずだ。
昨日ははしゃいだ私達の足跡を消して。
終
55 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/04(水) 07:21:23 ID:dEwpk3Nw
>>50GJです!
スケ連のバーコード会長タイーホされて色々大変だね
つーかすげー過疎w
ageなくても保守できるでしょ?
>>50様、よかったです〜
冬スポって雪や氷っていう非日常っぽいところがいいよね
雪の中の物語にじんとしました
58 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/05(木) 23:12:37 ID:7V6OawFQ
頼むからテンプレ守ってくれ〜orz
書く前にsageチェック!
ほんと過疎ってるねー良作イパーイ時代が懐かしい…
しーみきが荒れてたからみんな消えちゃったのかな
やっと来れた〜orz
新スレ記念に投下したいと思って考えたんだけど、くだらんのしか
思いつかなかったよ(|| ゚Д゚)ガーン!!
COIネタで2つ考えてみたので、良かったらドゾー
サ「フミ〜久しぶり〜元気だった?(hug)」
村「サーシャ!私は元気よ〜」
荒「…。」←二人のhugを黙って見つめてる。
サ「ジャパンでフミ〜に会えるなんて最高に嬉しいわ(ホッペにチュッ)」
荒「(ちょ!!!)」
村「私もよ〜サーシャ。そういえば…(タイツは持って来てくれたのかしら?)」
サ「???(さっきからシズゥの視線を感じるわ(((;゚Д゚))ガクブル )」
村「今夜ショーが終わったらどこか遊びに行くぅ?」
サ「oh!スシ〜フジヤマ〜ね!締めはゲーシャでよござんす!」
村「あはは…(変な日本語ね〜誰に教わったのかしらw)」
荒「…。( ´,_ゝ`)プッ 」
村「ところでサーシャ?前に貸したタイツなんだけど…」
サ「oh!フミ〜の温もりが残ってたあのタイツね〜」
荒「(な、何ぃ〜!!!)」
村「やだぁ〜変な事言わないでよぉ//あはは」
荒「(私の前でフミエさんを照れさせるなんて!サーシャの奴ぅ〜もう黙ってられないわッ)ちょ!サー」
ス「シ〜ズゥ!」
皆「(ビクっ!)」
ス「このウナギパイって最高ねー!一緒に食べようよ〜ダバーイ?」
荒「イ…イリーナ…(空箱が1、2…一体ウナギパイ何箱目よ?!)」
結局スルに邪魔されてサーシャに文句を言えなくなったシズゥなのでした。
荒「(私でさえフミエさんの温もり付きタイツなんて履いた事な…。ちょ…私ってば何考えてんのよ///)」
ス「ムシャムシャ…ウナギパイ止められないわw」
【おわり】
荒「(フミエさんがあの赤ビキニを着るのか〜w楽しみだなッ)」
村「あれ〜?私の衣装ってどれかなぁ?」
サ「フミ〜どうしたの?」
村「私の赤い衣装がどれかわからなくて…」
サ「それは大変だわ!一緒に探してあげる(ウインク)」
村「ありがと〜サーシャ」
荒「(サーシャの奴ぅまたフミエさんと仲良くしてるわ!)」
サ「(ビクっ!またシズゥの視線を感じるわ(((;゚Д゚))ガクブル )」
村「どれかな〜?」
サ「あ!これじゃない?合わせてみて?」
村「ん〜これかなぁ?」
サ「着替えてみたら?私も一緒に着替えるわ♪」
荒「(ちょ…いよいよその時が来たのねw早く見たいな〜フミエさんの赤ビキニw)」
二人が着替え終わって…。
サ「これ…何か私のじゃないみたい」
村「私も〜何か変な違和感が…(胸のカップが少し大きいし)
…あ!サーシャ!それ私の衣装よッ。背中から名札が…」
サ「えΣ(゚Д゚;)なんて事なの?!」
荒「(サーシャの奴ぅ今度という今度は許せないわ!タイツの件といい…怒)サーシャ!」
サ「(ビクっ!)シ、シズゥ…(((;゚Д゚))ガクブル 」
村「(キャーシズカちゃんにこんな姿を見られるなんて///モジモジ)」
荒「…(゚Д゚)…ぁ…」
サ「(あれ??シズゥの視線が…)」
荒「フフフフミエさん…(やばいわ…赤ビキニ姿最高w)」
村「はははははいッ///」
荒「あの…(か、カワエエ(*゚∀゚)=3 )」
サ「(二人共何か変よ?どうしたの?)」
村「(やだぁ…シズカちゃんたら変な目で私を見てるわ///)」
荒「(もう!サーシャがいると色々出来ないじゃない!イリーナにメールを…)」
村サ「???(急に携帯で何かし始めたわ?)」
1分後…―――ガチャ!!―――
ス「サーシャ!!(シズゥにウインク)」
サ「(ビクっ!)どうしたのよ…イリーナ?」
ス「向こうでボナが呼んでたわよw」
サ「え?」
荒「(ふふ…ナイスwイリーナ!)」
ス「早く行きましょう!」
サ「う、うん…(何かあったのかなぁ?)」
サーシャは訳もわからずスルの後について部屋を出て行った。
村「(´・ω・`)キョトーン」
荒「(カシャ!)」←携帯で赤ビキニ姿を撮影中。
村「ちょっとぉ…シズカちゃん///何してるのよぉ〜〜!」
荒「いいよ〜フミエさん!セクシーだよ〜(カシャ!)」
邪魔者が誰もいなくなった今、もはやシズゥはエロ写真家と化していたw
村「やだぁ〜何枚撮るつもりよぉ〜///」
荒「次はフィッティングルームの中で…至近距離からの撮影よ!(ニヤニヤ)」
村「え…そんなぁ//」
暴走するシズゥを止めるのは不可能だった。
シズゥがイリーナに送ったメール…
荒「今すぐここからサーシャを連れ出してくれたら、ウナギパイより美味しい仙台の銘菓を(ry」
…気に入った物があればロシアまで送(ry」
ス「シズゥからメールだわ…?……大変!早くサーシャを連れ出さなきゃ」
【おわり】
職人様いらっしゃ〜いw
しずお暴走シマクリで超ハマったw
スグリンの赤ビキニ見たいな〜(*´Д`)ハァハァ
GJ!ワロタ
わーい!静岡ネタGJです!
トリノ4人娘好きなんでかなりワロタw
職人タンGJ!!
シズゥがっつき過ぎですww
またくだらないの思いついたw静岡ネタにレスdくす!
今度はせんだいネタでつ。
静岡から仙台に移り、それとともにメンバーもフミエさんからユカリンに替わった。
サ「シズゥ。どうしたの?何か元気ないわね」
荒「え?(せっかくの地元公演なのにフミエさんがいないんじゃね…)」
サ「そういえば静岡の時にフミ〜と話してたんだけど…」
荒「え!!何の事よ」
サ「(ビクっ!シズゥったらフミ〜の話になると食い付きかたが異常なのよね…)」
荒「(またサーシャの奴ぅ…私の知らないとこでフミエさんと!)」
サ「あのね…(シズゥの目つきが…(((;゚Д゚))ガクブル )」
荒「うん。何?(早く言えってば!)」
サ「フミ〜がシズゥは仙台詳しいから…遊びに連れてって貰えば?って…(オドオド)」
荒「フミエさんがそう言ったの?」
サ「う、うん。静岡ではフミ〜にスシ〜とフジヤマは教えて貰ったのよ」
荒「へぇ〜(二人で寿司行くなんて…怒)」
サ「それでね、仙台ではゲーシャを…」
荒「え?ゲーシャ遊びしたいの?仙台にそんなのいないし…」
サ「Σ(゚Д゚;)だって仙台公演に来るって聞いたわよ?」
荒「フミエさんから?」
サ「うん。何か、シズゥ達だけで行く札幌にはサムライもいるんでしょ?(真剣)」
荒「(もしかして…芸者ってユカリンの事wそして侍は…オダ君かなw)」
サ「フミ〜から聞いたから間違いないと思うんだけど…」
荒「フミエさんねぇw(騙されちゃってバカなサーシャw)」
サ「シズゥ…(何か物凄く意地悪そうな顔してるわ(((;゚Д゚))ガクブル )」
荒「ところでサーシャ。芸者遊びってどんな事か知ってるの?(ニヤ)」
サ「フミ〜から聞いた話だと、着物を着た人が踊ったり歌ったりするんでしょ?」
荒「それはそうだけど…その後もあるのよ(ニヤ)」
サ「え…」
荒「お酒とか飲んだ後にね、襖を開けるとゴージャスな布団が敷いてあってね…」
サ「フスマ…?」
荒「着物を着る時の帯ってわかる?」
サ「オビ…?」
荒「着物をとめるベルトみたいなもんよw」
サ「oh!わかりまーす」
荒「布団の上でね、芸者の帯を掴んでこう…引っ張るのw」
サ「そうするとどうなるの?(興味深々)」
荒「芸者はあ〜れ〜とか言ってくるくる回るのよwww」
サ「あ〜れ〜?(マネしてる)こんな感じ?」
荒「そうそう(ちょ!サーシャったら完全に信じてるわw)」
サ「シズゥ。オビが取れたら着物どうなるの?」
荒「脱げるわ(きっぱり)」
サ「えΣ(゚Д゚;)」
荒「それでね…やめて下さいお代官様(ry」
シズゥのエロ妄想はもう止まらなかった。
何も知らないサーシャはCOI終了後、ホテルの浴衣を着たゲーシャことユカリンに
シズゥに教わった悪代官ぶりを実行しようとしていたw
中「え…ちょっと待って!サーシャ!私は本物の芸者じゃないし…
(それに、こんなのどこで覚えてきたのよ〜)やめて!帯を引っ張らないで〜」
サ「ふふふ…良いではないか!良いで(ry」
中「(よっちゃん助けて…)」
サ「(これが本当のゲーシャ遊び!さすがシズゥだわ)」
その頃、ホテルの別の部屋でシズゥは携帯で撮った写真を眺めていた。
荒「ヨシオに頼まれたユカリンの赤ビキニもちゃんと撮ったし、早速送ってやるか!
送信m9(`・ω・´)…でもやっぱフミエさんの赤ビキニの方がセクシーね(ニヤニヤ)」
村「(RRRRR……)」
荒「(ビクッ!)は、はい!」
村「シズカちゃん?お疲れ様ぁ〜」
荒「フミエさんどうしたの?(デレデレ)」
村「うん。仙台公演どうだったかなーと思ってぇ」
荒「おかげ様で。あ、それよりフミエさん!サーシャに変な事教えたでしょ〜(ニヤ)」
村「あはは…サーシャ信じてたぁ?」
荒「ゲーシャとサムライがーって真剣に言ってたよ〜w」
村「だってぇ、まさか信じるとは思わなかったからぁw」
荒「私が本当の芸者遊びを教えておいたから(ニヤ)」
村「え?」
荒「きっと今頃ユカリンは浴衣の帯をぐるぐる引(ry」
村「えぇΣ(゜Д゜;)シズカちゃんwwwwそれってヒドス」
荒「!(ひらめいた)でもさ〜、浴衣でその…プレイってそそるよねw」
村「もぉ〜!またすぐそんな事言ってぇ///」
荒「帰ったら試してみない?もちろん私が悪代官役でw」
村「やだぁwでも、ちょっと面白そうかも…」
シズゥは東京に帰るのが待ち遠しくなった。
荒「フミエさんと…芸者プレイwwwちょ…考えただけでヤバス(ニヤニヤ)」
【おわり】
うぉー連続投下乙です!GJGJGJ!
しー様のエロおやじっぷりワロタw
素直に信じるサーシャカワユス(*´Д')
サーシャとしー様の絡みも読んでみたいw
フィギュアは萌えネタいっぱいだねー
ゲイシャネタでここまで書けるなんて、職人様もやりますな〜
( ̄ー ̄)ニヤリッ
77 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/08(日) 20:23:16 ID:Am0qFL0k
大菅ちゃんジャンクage
あ ごめん このスレageないほうがいいんだよね
失礼致しましたorz
静香様の( ´,_ゝ`)にやられまくりました
シズゥとフミーは微笑ましいね
夏の強い日差しがアスファルトを焦がしそうなくらいあつ〜い日。
トモミはサユリの部屋にやってきた。
「これ、ガリガリ君だよん。後で一緒に食べよ」
トモミは持ってきた袋を渡すと慣れた動作で上着を脱いで、ぐた〜っとソファーにもたれ掛かった。
「あ〜、暑かった〜。やっぱ夏は苦手だよぉ」
「まあまあ先輩、よくおいでくださいました。苺カルピスでもどうぞ」
サユリはグラスに氷をたっぷり入れてトモミの大好きな苺カルピスをテーブルに置いた。
「わーい、苺カルピスだー!サユリぃ、やっぱり私好みの女になってきたねぇ」
うれしそうにウインクをかますトモミの頭をサユリは軽くトレーで叩いた。
そして隣に座ると一緒にストローをくわえて顔を見合わせて笑った。
「お、それお揃いで買ったキャミソールだね」
トモミはサユリの肩をつんつんつついた。
「あ、ホントだ。トモミもそれ着てきたんだ」
それは二人で色違いで買った木綿のフリルのついたキャミソール。
トモミは生成りでサユリはオフホワイト。
自分達には可愛すぎるけど…と言いながら買ったものだった。
「いやー、私達気が合うねー」
トモミが抱きつくとサユリの腕にむにゅっと妙に柔らかい感触が伝わってきた。
「……!もしかして、トモミってノーブラ?」
「そうだよ」
「そうだよって……ノーブラで外歩いてきたの?」
「別に上着で隠れるからへーきだよ。んなもん」
「……へーきって…無防備すぎるよ〜」
「それに紐見えちゃうし、ヤダ」
「今は見せストラップってのもあるんだよ。ホラかわいいでしょ、これ」
サユリはビーズのついたストラップを摘んで見せた。
「そーじゃなかったら、せめてヌーブラするとかさー」
「誰もそんなの気にしないって。ブラすると暑くてさー、ノーブラだと楽で自由でいいよー」
トモミはしれっとした顔で天晴!とかなんとか書いてある扇子で胸元を大きく開けてバサバサあおぎだした。
この人中身や体は男前だけど、ぱっと見はすごく女っぽくて色っぽいんだからもう少し自覚してくれよな〜
と思うサユリちゃんなのだった。
すると突然パチンと扇子が閉じる音がした。
「そうだ、サユリのかわいいおっぱいも自由にしてあげないとね〜」
獲物を狙う豹のようにキラッと瞳を輝かせるとトモミはいきなりサユリの肩を押さえつけ、キスをして唇をふさいだ。
「ん、ん、ん〜、何するの、いきなりぃ」
「“私の”自由にしてあげるから」
キャミソールの裾からするすると手を滑り込ませ、そのままブラをずらしてゆっくりと胸を撫で始めた。
「ちょ、ちょっと、昼間っから何して…」
唇をずらしながらサユリは抗議してみたが、トモミはまったく気にかけずに
「んふふふ〜、サユリはココが弱いんだよね〜」
などどニヤケながら耳に息を吹きかけて舌でくすぐる。
「やぁぁん!」
思わず声が出てしまって突っぱねていた手をひっこめてしまった。
「サユリ…かわいいょ。早くたべちゃいたいな。もっといい声を出してごらん」
耳元で囁きながら、首筋を猫のようにぺろぺろ舐める。
こんなのふざけた言葉だと思っていても、トモミの声がすぐ近くで聞こえると
自然に体がくたっとして抵抗できなくなってしまう。
「や、やだ…も、やめ…」
なんとかあげた手もトモミの右手であっさりと押さえ込まれてしまった。
左手は相変わらず胸の上にあって、手のひらで包み込むようにやわやわと揉みしだいていた。
サユリは顔を背け、声を立てぬよう奥歯を噛んで肩で息をしながら首を振った。
「ん、んっ、は、放して…てば…」
「まだ片方だけだよ、ほら」
トモミは声を出すまいと必死に抗うサユリの表情を楽しみながら胸の先端を指で弄び、
ちょっと意地悪な声で囁いた。
ピンポーン!
チャイムが鳴り、「ん?」とトモミが体を起こして、手を止めた。
ふ、ふぇ〜、た、助かった…とサユリは慌ててトモミを押しのけ、息を整えながらインターフォンに向かった。
「…ど、どちら様で…」
「北の国から便で〜す。O菅様からお届けものです」
はー、宅配便か。
トモミの方を振り返ると彼女はニヤニヤした顔でソファの上で寝そべりながら
カモ〜ン!とふざけた手招きをしている。
サユリはキッと鋭い視線を投げると深呼吸をして髪を整え、玄関にむかった。
ドアを開けると配達員が立っていた。制服は着てるけどまだバイトっぽい若い男の子だ。
そして彼はサユリの姿を見ると一瞬驚いた顔をして、みるみる真っ赤な顔になり
その後は視線を泳がせながら、何か言いたそうにこっちをちらちら見ている。
「はい、ハンコね」
「あ、あの、ど、ども、あ、ありがとうございましたっ!」
ダンボールを手渡すとやたら深いお辞儀をして彼はそそくさと立ち去っていった。
ん〜、あたしの顔なんかついてたかな〜?
サユリは首をかしげながら、ダンボールを抱えてキッチンに置いた。
「実家からだった〜」
「あーいいなー。サユリちゃんの実家ならイクラとかサケとかカニでしょー。
晩御飯ゴチになろうかな〜」
さっきあんな事しといて呑気な科白を言うトモミにまったく〜とため息をついて
ソファーを見たサユリはまたビックリして声を上げた。
「がぁぁぁぁ〜!こらぁ、なにしてんのよぉ!!」
「かわいいでしょ〜。猫耳〜 」
見覚えのあるブラジャーを頭からかぶってトモミがこちらの方を向いて正座していた。
「な、な、なにやってんのよ!このド変態!」
「あーら、サユリちゃんこそ、胸がスケスケでとってもエッチぃ〜(はぁと)」
はっとして胸元をみると薄い木綿のキャミソールは汗で張り付いていて、
胸の先端の形はおろか中の肌の色までくっきりと透けて見えていた。
さっき、宅配の男の子が赤面してたのはこのせいか!
サユリは恥かしさで顔から耳の先まで火が出そうに真っ赤になった。
「もうっ、何やらかしてんだっ!」
トモミの頭からブラをひったくると
「絶対こっち来ちゃダメだからね!」と殺気立った目で睨み付けて隣の部屋へ駆け込んだ。
「どーやったらそんな器用なことできんのよ!」
サユリがブラのホックをひとつひとつ丁寧にはめながら呆れ声で怒鳴った。
「キャミソールつけたまま、片手であんなに素早くブラはずすってさっ!!」
「ま、慣れっていうか、経験の豊富さというか…」
隣から戻ってきた小百合は黒の透けたレースの悩ましげなキャミソールに着替えて現れた。
「おぉ〜!!」と声を上げトモミは口元を緩め、目尻を下げてスケベっぽい顔でニヤニヤした。
「け・い・け・ん・の・ほ・う・ふ・さぁぁ〜?」
しかしサユリの方は鬼のような顔をしてトモミに見下ろすと
手を腰にして、鍛えられた上腕二頭筋をぴくぴくさせながら仁王立ちしていた。
「あっ、ちがうちがう!ちょっとまって〜」
「どーゆー意味かな〜トモミちゃん…」
ソファーの上で逃げ腰になっているトモミに飛びかかると、サユリは両手を押さえ込んだ。
「ひ、ひぇ〜、お許しくださいませ、サユリ様〜」
「今度は私が自由にする番だかんね」
「…わーん、スケートの神様助けて〜」
そんなお願いをスケートの神様が聞いてくれるわけもなく。
いたずらなトモミちゃんはサユリちゃんにたっぷりとお仕置きをされてしまいましたとさ。
おしまい
おぉ!GJすぎ(*´Д`)=3
姐さんの「カモーン」にワロタよ。そんなんされたら飛んで行きたいw
O菅ちゃんの逆襲も気になりまつねーw姐さんにちゃんとお仕置きできたのか?!
職人様方GJ!
エロイのもいいけどこういうギャグ系も好きだ
姐さんは手ごわそうだから逆襲しても反撃されそうだな
いつもバカップルの荒×村しか書いてなかったけど
たまにはエロ真面目なやつwを書いてみようと思いまして。
途中ですが良かったらドゾー!
だいぶ前に書いて放置してたから記憶が…(;´∀`)
続きはガンガって妄想しまつ
「今日から両親が旅行だし、チカもいないから…家泊まりに来ない?」
とフミエさんに言われ、迷う事なく行くと返事した。
実家に住んでいる彼女の家にはいつも両親がいて、なかなか行く機会がなかったのだ。
フミエさんの家に着いてチャイムを鳴らす…
いかにも金持ちそうな家…と周りを見回していたら、中からエプロン姿のフミエさんが出て来た。
「いらっしゃい//」
「こんにちは(やばッ…鼻血出そうw)」
「あ、中入って?今ね、お昼の準備してたの。シズカちゃんお昼まだだよね?」
「うん。これ…ケーキなんだけど」
「うわ〜ありがとぉ!冷蔵庫入れておくね?」
「うん!」
リビングに案内され、私に煎れたてのコーヒーを出すとフミエさんはまたキッチンへ戻って行った。
っていうか…エプロンは反則でしょwフミエさん似合い過ぎだし。
キッチンからは風に乗って美味しそうな匂いが漂い、
私はコーヒーを飲みながら午後を思わせるようなボサノバの音楽を聴いていた。
しばらくしてキッチンにフミエさんの様子を覗きに行ったら、
彼女も音楽にのって楽しそうに料理をしていた。
「フミエさん」
「なぁに?」
「良い匂いだね…」
「今日はちょっと頑張っちゃったぁ///」
恥ずかしそうに話す彼女を見て堪らず後ろから抱き締めてしまった。
「シズカちゃん…//」
「私の為にこんなに作ってくれたの?」
「そうよ//だって、喜んで欲しいもん」
「(可愛い…)」
「もう少し待ってね//」
「ヤダ(ニヤ)フミエさんがキスしてくれたら良いよw」
フミエさんの反応が見たくてワザと困らせるような事を言った。
「…シズカちゃんの意地悪ぅ//」
後ろから抱き締めた私の手を恥じらうようになぞる…。
その仕草が堪らなく愛しくて抱き締める手にギュっと力がこもる。
鍋が沸騰する音が聞こえるまで私達はそのままでいた。
「シズカちゃん?私もまだこのままで居たいんだけど…鍋危ないから…//」
「あ…うん」
後ろ髪を引かれる思いで手を解き、私はフミエさんの後ろ姿をずっと見ていた。
遅いランチを済ませ、私達はリビングでDVDを見る事にした。
カーテンを閉め、ソファに並んで座る。
ただ普通に並んでいるだけなのに、いつもと違う場所と言うだけで少しドキドキしてしまう。
フミエさんを見たら目が合った。
彼女の頬が赤く染まるのを見て、私まで赤くなってしまった。
「何か…緊張するね//」
「そ、そうだね//」
「…//」
フミエさんはキスをせがむように目をつぶった。
私はフミエさんの肩に手を置き、触れるか触れないかの優しいキスをした。
そして、何度も何度も軽いキスをした後、激しく舌を絡ませての濃厚なキス…。
フミエさんの口内を犯しながら私は右手を後ろに回し、プチっとブラのホックを外した。
「あ…//そんな事まで出来るのぉ?」
「え…」
「片手で外すなんて…シズカちゃんエッチね//」
「そうかな?ははッ」
「これ…取っちゃうね?」
そう言うとフミエさんは服の中からブラを取り出しソファの上に置いた。
一瞬ブラに目が釘付けになったが、フミエさんに抱きつかれて我に返り
私はまた彼女にキスをして服の中に手を入れた。
目線は彼女の顔を見ながら左手は服の中でフミエさんの胸を弄っている。
指先はすぐに乳首を捕らえ、円を描くようにゆっくりと撫でる…。
フミエさんは私から目を逸らし、感じているのを我慢するように俯いた。
目線を逸らせれまいとフミエさんの顎を掴み、優しく啄ばむようなキスを何度もする。
キスの音と共にさっき再生したDVDの外人の話し声が聞こえる。
DVDを見るつもりがオープニングを見た直後にこうなってしまい、内容もさっぱり上の空だ。
そんな事はお構いなしに私達はキスを続けた。
5分…10分…どれくらいキスをしていたかわからない。
私達は熱にうなされたような目でお互いを見つめ合っている。
服を脱がせようとフミエさんの服に手をかけた時、玄関で物音がした。
…ガチャ!!
「!?」
「!?」
「え?誰だろう…ちょっと見てくるね?」
慌てて脱ぎかけた服を元に戻してDVDを見ていたかのようにソファに座りなおした。
今日は誰もいないって言ってたのに…もしかしてフミエさんの親が?
緊張のあまり喉が渇いたので、テーブルに置いてあった冷めたコーヒーを一気に飲み干した。
次の瞬間、ソファに無造作に置かれたフミエさんのブラに気づき慌ててお腹の中に隠した。
…リビングに戻って来たフミエさんの後ろには妹のチカちゃんがいた。
「あ、シズカさん!こんにちは。」
「ははっ…どうも…お邪魔してます」
「…?DVD見てた時にお邪魔しちゃったみたいで。止めなくて大丈夫ですか?」
「あ、あぁ!」
本当は見ていなかったDVDを停止し、フミエさんに目配せした。
「チカね〜なんか忘れ物して戻って来たんだって…ね??」
「うん。今日泊まりに来るお友達ってシズカさんだったんだね?」
「そ、そうよ…言わなかったっけ?」
ぎこちない会話がしばらく続き、それが終わると急いでチカちゃんは忘れ物を取りに行き
私達に声をかけてまた出かけて行った。
「ほっ…ビ、ビックリしたぁ!」
「う、うん…」
「まさかチカが戻って来るなんて…」
「…っていうかさぁ。フミエさん…ノーブラだよねw」
「え!!!あ…そういえば///あれ?確かソファの上に…」
私のお腹に隠しておいたブラを出し、なんだか可笑しくなって二人で笑ってしまった。
私達はカーテンを開け、2階のフミエさんの部屋に行く事にした。
初めて入るフミエさんの部屋…。
階段を上がりながら想像と期待で胸がドキドキした。
【つづく】
シズゥとフミィキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
しかしシズゥといい、姐さんといい手馴れたブラはずしの技が…w
フミィのエプロン姿は確かに萌ポイント高し!
続きも期待してます!
きゃあぁあぁあああGJ!!!!
千香ちゃんも知らない秘密の関係なのね…(*´Д')
続き期待してます!(∩´∀`)∩ワーイ
シーフミ、キタ━━(゜∀゜)━━!!
鼻血もんだわー
萌しぬーw
キタ━━━━━━━┓
┏━━━━━━┓┃
┃┏(゚∀゚)━!!┃┃
┃┗━━━━━┛┃
┗━━━━━━━┛
しーふみ待ってました!!!!!!
ハゲ萌え!!!!!!!!!!!!
モキュン…
あの…、続きがアザラシのところに…
誤爆?
>>101 読んで来た かなり萌えた(*´Д')
あれが続きなのかな?違うようなキガス
なんにせよ職人様達GJ!
>>101、102
荒村書いた人だけど、続きはまだ出来てないよ(´Д`)
アザラシのとこ見てきたけど、アレは名前のとこ変えただけのコピペだね…
>>103-104 そうだったのか…( ̄○ ̄;)
103様いつも良作ありがとうございます!
続き楽しみにしてますね(・∀・)
>>103 そうでしたか。 安心しました。 一番最初は
ここが晒されたかと一瞬思って…
勘違い続きで、誤爆かなあと。
お騒がせしてすみませんモキュン。
>>106 ちょっと焦ったよ。
自分の書いたのが晒されたー(((;゚Д゚))ガクブル …と。
最近アザラシとか見に行けてないから、教えてもらって助かったよ。
dクス!
∪´∀`)モキュ
>>107 続きはまたーりお待ちします!
ああ、書きたいけど文才のない自分がニクイ
今日はシズゥのTV出演が多いですな
夜のニュースでもいっぱいくるかな?チェックせねば!
引かない?引かない?
サトーゆか様可愛すぎるぅ!
ゆか様サイコー!タマラン!
>>110 ちょ…ワロスw
たまらんついでにSSでも書いてみては?と言ってみるw
恩×中のファンだけど、どのSSも最高で楽しみ!どなたか再び恩×中書いて!
ゆか様のSS考えてみたけど相手を誰にするかで挫折orz
ゆか様をリアルタイムで見てなかったから詳しい性格とか
全然わからんことに気付いた(ノ゚_゚)ノ
あぁゆか様(´;ω;`)
>>113 がむばれ〜
私もニワカだけど、同世代だとむどりタン、ずんこタンあたりかしら?
でもシズゥとでも読みたい気がする〜
シズゥは昔からゆかタンにお世話になってるから
絡ませやすいかもね。若いシズゥがゆかタンに懐いてるパターンとか
むどりさんとは有りかも。むどり(天才)×ゆか(努力型)みたいな
シズゥの憧れのスケーターは床だしね!
床SSうまくいったら投下してねヽ(・∀・)/
キャンベル楽しかったな〜
どうしてこんなことになったのだろーか。
目の前に広がる雑踏を見つめながらシズカははたと考え込んでいた。
街灯に括り付けられた赤と緑の造花のリース、歳末セールの横断幕、
スピーカーから流れる定番となったユーミンやマライア・キャリーのクリスマスソング。
それらの下を夕暮れの帰宅途中の人々が慌しく行きかう。
この懐かしくて少し寂れた商店街は日本独特の年末ののんびりした浮かれ気分に包まれていた。
――――――思えば一ヶ月前
フミエとシズカは部屋で雑誌を読んでいた。
『クリスマスに彼と過ごすおススメ素敵なホテル特集』だの
『これだけは欲しい!おねだりしちゃおうクリスマスプレゼント!』とかの記事がやたら目に付く。
「クリスマスってさ〜」
二人は同時に声にしてそのタイミングのよさに顔を見合わせ、照れ笑いをした。
「クリスマスどうする〜?」
「っていうか、そのシーズンって私、世に言うクリスマス気分って味わったことないな」
「そうだよね…なんかクリスマスって言うと、私達はまさに戦い真っ最中って感じだもんね」
二人にとってはそれはあたりまえのことなのだ。
クリスマスとかお正月とか、その時期のお祭り気分はまるで私達をのけ者にして過ぎていく。
多少違ってることがあるとすれば、誕生日におめでとうって言われて、
大好きなケーキやアイスをその日はめいいっぱい食べられることくらいだ。
「やっぱり、好きな人とクリスマスって一緒にいなくちゃいけないものなのかな〜」
ため息混じりにフミエは頬杖をつき、読む気もしないページをぺらぺらめくる。
「なんかクリスマスに恋人といないと寂しい奴とか思われちゃうのよね、たしか」
「あー、それ、ミキに言われたことあるなぁ。あの子忙しい間にデートする時間作るのうまいのよ」
「そういえば、私もミキちゃんに『フミエさんはスケートが恋人なんでしょ』とか言われたことあるわ」
「……」
「……」
みょ〜な沈黙が二人の間に流れる。
シズカはつまらなさそうなフミエの横顔を見つめ、ごくっと少し息をのんでから話しかけた。
「あの、さ、私今年のイブの午後から空いてるんだけど」
「え…」
ビックリしたように顔を上げたフミエの顔が少し嬉しそうに見えたのは自分の欲目かなと思いながら
もう一度シズカは言った。
「24日は午前中は渋谷で仕事あるんだけど、午後から25日のお昼まで空いてるの」
少し早口で言ってフミエの反応を見る。
「え、シズカちゃんがそんな日空いてるなんて…」
フミエの顔はそう言いながらやっぱり高揚しているような気がしてシズカは声を上ずらせた。
「ね、フミエちゃんは?クリスマス空いてる?」
「空けとくよ!そうだ、その日は家族を追い出しちゃうから、家に来ない?」
フミエは思わず鼻息を荒くして身を乗り出した。
思いがけないノリのよさにシズカもうれしくなって二人で手を握り合ってキャーキャー笑った。
……そして今日は12月24日である。
シズカは初老の夫婦の営む木造の古そうなパン屋の軒先に立っていた。
前には長テーブルに置かれたクリスマスケーキの箱たち。
右隣には大きなクリスマスツリー。
そして左の隣にはサンタクロースの衣装を着たフミエが笑顔で中年のおじさんにケーキの箱を手渡している。
お客の引けたのを見てシズカはフミエに話しかけた。
「ねぇ、フミエちゃんなんか恥かしいよ」
しかし聞こえなかったのか、さっきのおじさんの後姿にフミエは手を振り続けている。
シズカは赤いサンタクロースの袖をつんつんと引っ張る。
「ねぇ、フミエちゃん」
「ん〜なぁに?」
声がくぐもってよく聞こえないようだ。フミエは振り返ったが首をかしげてシズカの方へ耳を寄せた。
シズカは覗いた窓の隙間に一生懸命口をあててもう一度言った。
「なんかやっぱり恥かしい」
「じゃあ、後で交代する?そっちの方が恥かしくないかなと思ったんだけど」
う…もはやそういう問題じゃないんだけどな〜と
シズカは角の付いた重たい頭を振った。
「わー、トナカイさんよ、ショウタくん、写真撮らせてもらおうよ!」
赤ちゃんを抱っこして小さな男の子を連れた母親に急に腕を引っ張られた。
こういう場面は普段でも珍しくない。最近は特に慣れてきたところだ。
シズカは反射的に子供を抱きかかえると笑顔でピースサインをして携帯のカメラにポーズを撮った。
そして去ってゆく3人の後姿に手を振っていると
フミエも同じ動作でニコニコしながらとてもうれしそうにシズカを見上げていた。
やっぱこの人憎めないよ〜、とシズカは息苦しい暗がりの中で苦笑した。
「ごめんね、シズカちゃんにつき合わせちゃって」
やわらかな女の子らしい笑顔。それはサンタクロースの格好のせいか無邪気な妖精さんのようだ。
けれども自分は氷の上にいる彼女のあの凛とした姿と両方を知っている。
シズカにとっては彼女はやたらと胸を熱くさせる存在になっているのだ。
しかし、信じられない。
去年の自分達のことを思い出すと。
それは競って勝ち抜いて選ばれなければならなかった日。
今までのスケート人生を賭けて臨まなければならなかった日。
それまでもいろいろな声がリンクに上がる前から否応もなく飛び込んできていた。
優劣だとか順位だとかシズカにとってはあまり気にしたくはないものだったが
あの日だけは皆に示さなければならなかったのだ。
トリノへの切符を手に入れるために。
自分の今までやって来た道のりを確かめるその舞台に立つために。
もしかしたら、また彼女に敗れるかもしれない。
もしかしたら、また彼女に勝つかもしれない。
あるいは二人とも……。
そんな過去に思いを巡らせ、ぼんやりしていたシズカを
「ねえ、暗くて怖い?息苦しい?」
フミエは心配そうに覗き込んだ。
そうだ、去年の今頃はそんな言葉すら出てこない程の気持ちだったんだ、二人とも。
「んにゃ、ダイジョウブイ!恥かしいけど、フミエちゃんと二人なら」
シズカが茶色い大きな手袋で両手をピースしてワキワキさせると
フミエはぱっと頬を上気させて、顔をほころばせた。
「ねぇ、君もしかしてムラヌシ選手?ほらスケートの」
手をつないだ若い男女の二人連れが目の前にいた。
男がちょっと興奮気味でにじり寄ってきてシズカはドキッとしたが
「ああ、“スグリ”フミエさんですね、私よく似てるって言われるんですよ〜。スグリさんは可愛いからうれしいですぅ」
なんてのんびりした例の口調でとぼけてフミエが言うものだからシズカは可笑しくてたまらなくて
着ぐるみの中で笑いをこらえるのに必死だった。
「やだぁ、あーちゃん、スケートの人が今こんなとこにいるはずないよぉ」
「そうだよな」
いや、ここにもう一人いますけど…とシズカとフミエは目配せをしてクスッと笑った。
「あの、これカップル向きの可愛いケーキなんですよ。よかったら如何ですか」
フミエは透明なカバーにはいったピンクのハート型のケーキに手を添えた。
「わ、これ可愛い!あーちゃんこれ二人分でちょうどいいじゃん」
「そうだなー」
「このチョコのサンタはあーちゃんにあげるね」
「いいよー、みかりんチョコ好きだろ。みかりんが食べていいよ」
カップルはいちゃいちゃしながらそれを買って去っていった。
そうか、クリスマスってああいう感じなのか〜とシズカはぼんやり思いながら隣のフミエを見つめた。
「……私もほんと言うとちょっと恥かしいけど、シズカちゃんと一緒に居られてうれしいな」
ケーキの箱を並べながら、フミエはうつむいてぽつりと言った。
着ぐるみの中でも、まわりの音にかき消されそうな小さな声でも、シズカの耳にはそれがはっきり飛び込んできた。
フミエは顔を伏せたままだったが、その真っ赤になった耳は小窓の中からもよく見えた。
サンタクロースの衣装を着てみんなの前で立っていることが恥かしいのかな?
それとも私と二人っきりで居ることが恥かしいのかな?
急に盛り上がったうれし恥かしの気持ちは二人をついつい黙り込ませてしまう。
シズカとフミエは次のお客が来るまでどちらからもともなくぎゅっと手をつないだ。
「まあまあ、どうもありがとうね」
着替え終えた二人は店の奥の座敷に上がり、奥さんから出されたお茶とクッキーを食べていた。
「おかげでこんなに早く売れてしまって。お友達の方もお忙しいのにすみませんでしたねぇ」
「そうなのよ、おばさん、シズカちゃんは金メダリストなんだからホントはすごく忙しいんだよ。
今日は特別に私に付き合ってもらったの」
少し興奮気味で言うフミエにうんうんと頷くと奥さんは
「そんな方に来てもらえるなんてありがたいことです。本当に助かりました」
丁寧にもう一度頭を下げた。
「そんな…私は立ってただけで、何もしてないですから」
「それにしてもテレビで見るよりずっと綺麗ねぇ」
「おう、二人とも美人さんだから、今日は売れ切れたんだな。よかったよ」
主人がエプロン姿でタオルで手を拭きながら暖簾をくぐって入ってきた。
「二人ともこの時分忙しいのに……ほんとありがたいよ」
「おじさん、私来年もやりたいくらいよ」
「私もです。だってとっても楽しかったもの」
ありがとな、ありがとう、と主人と奥さんは何度も頭を下げて少し涙ぐんでいるように見えた。
シズカは久しぶりの素朴で温かい雰囲気にフミエと一緒にいることがなによりうれしくて
幸せな気分になっていた。
すっかり日が落ちて暗くなったの商店街を駅の方へ向かって二人は歩いていた。
いろいろな店のあちこちでイルミネーションが光りだしていた。
フミエは足元のブロックをひとつひとつ確かめるように歩きながらシズカにゆっくりと話しかけた。
「…あそこのパン屋さんね、来年はもう閉めちゃうんだって。
おじさん、腰痛が酷くて続けられそうにないって…。
私もここのパンとかケーキが好きでよくチカに買ってきてもらってたんだ」
「そうなんだ」
「本当はチカの友達が売り子する予定になってたんだけど、急に来られなくなっちゃって。
それでチカからメールもらっちゃって…。ホントにごめんね」
「ううん、あやまることなんかないよ、すごく楽しかったよ。
今度私トナカイの衣装着て滑ろうかとかいいヒントになっちゃったよ」
シズカはそう言って舌を出して笑うと、困った人をほっておけないフミエに『らしいな』と思いながら目を細めた。
「…ありがとう、シズカちゃん……。私、シズカちゃんのこと大好き」
フミエはぎゅうっと腕にしがみついてシズカを見上げた。
「……私も」
シズカは立ち止まると今までの思いをこめてフミエの頬にそっとキスをした。
その感触にフミエは瞳を大きく見開いた後、ゆっくりとうつむいて頬に手を当てた。
「やだ…他の人に見られちゃう」
「いいよ、見られたって」
少し間伸びしたクリスマスソングが流れる中、二人は照れくさそうに肩を寄せ合い手をつないで歩いた。
「じゃあ、これからおいしいディナーを作ろっか!」
「さんせ〜い〜!!」
「ケーキはもうあるしね」
シズカの手には『少しくずれちゃったけど、良かったら食べてね』ともらったピンクのハートのケーキがあった。
「このチョコのサンタはふーちゃんにあげるね」
「いいよー、しずりんチョコ好きだから、しずりんが食べて」
二人は大笑いしながら商店街を通り抜けた。
金と銀のエンジェルのオブジェがそんな二人を見守るように微笑んでいた。
おしまい
作者様GJですた!
フミィの売り子設定は、人の良さそうな彼女にピッタリだな。
二人の初々しい感じがほのぼのしてて良かったです(*´Д`)
きゃー新作キタよぉ(∩´∀`)∩ワーイ
ほのぼのでちょっとウルッとする良い話だなー(ノД;)・゚・。
あぁもうすぐクリスマス・・・
萌え転がりましたありがとうございました!(^∀^)
X'masネタGJ!!
職人様方ってマジすげーなーって、ただただ感心するばかりです。
Dr.コトーの看護師やっぱユカリンに似てる。
前スレのツンデレかぽーを思い出したよw
132 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/20(金) 09:45:08 ID:eF6sNwHK
クリスマスネタGJです!泣けました!
しーふみはほのぼのカポーですね(*´Д')
あわわわわ…ageちゃいましたごめんなさいorz
良作GJ!
テーブルの前には見覚えのある風景や人物の写真が広がっている。
トモミはそれを手に取りながら選り分けていた。
サユリは隣に座って時々横から手を出してその写真を見ていた。
古さと新しさの混在する街並み、絵画のような景色、よく知った選手達の顔。
なんだか遠い昔のようだが、写真を見るといろいろな事が記憶の中から蘇ってくる。
「これお茶会の後だね、あの時は緊張したなー」
「そう、あの時は忙しかったね。まあ、アラカワさんに比べれば全然だけど」
「あー、これ、誰?」
サユリは一枚の写真を手にした。
「アルペンのミナガワ選手」
「あ、そうだ、ミナガワケンタローだ。って、顔の上半分切れてんじゃん」
「ほら、でもこれさ、サユリの方はきれいに撮れてるでしょ」
確かに隣に自分が写っていて照れくさいくらいやたらに楽しそうな笑顔で写っている。
いつの間に撮ったんだろ、と思いながら他の写真も次々と見てみる。
「相変わらず機械音痴だね〜」
よく見てみると半分くらいがピンボケだったり、何を撮りたいのか判らなかったりする写真だ。
「私のデジカメってさぁ、ピントが合うタイミングがなんか変なんだよ」
「機械のせいにすんなって。ほら、他の人が撮ったのはきれいに撮れてるよ」
サユリはトモミと外国人選手が肩を組んでピースしてる写真を目の前に出した。
「むむむ…」
「それにみんなちょっとずつズレてるよ。しかしなんでこんなのまでプリントするかねぇ。
アユミちゃんの後頭部とかユミエちゃんのお尻とかフミエちゃんの右耳のどアップとか」
「めんどくさいからとりあえず全部プリントしちゃうんだよね〜。
それにしてもサユリってすごいな、よくわかるね」
「自分で撮っておいてわかんないのか、ははは」
なんだかクイズでも出されてるみたいだと笑いながらサユリは次々と写真をめくった。
「ねぇ、ちゃんとミナガワさんと私が一緒に写ってるのない?」
「あー、ミナガワ君とのが欲しいんだー」
「だって日に焼けてて背が高くてかっこいいじゃん。私、あんまりお話できなかったんだけど」
「あら、サユリ様好み?」
「まあね。あーゆーワイルドな人っていいよね」
「あ、そっ」
バフッと音を立てながらトモミがソファに背もたれに寄りかかった。
「あー、もしかして妬いてる〜?」
「別にぃ」
「そういう自分はどうなのよ、オイカワさんとかジョージとかカワイイとか言ってたくせに」
「どーせ、あたしの周りには年下ばっかだもんね」
「ほら、また拗ねる〜」
「別に拗ねてなんかないって」
他愛もないやり取りをしながら見ていくと、私服姿の有名なスキー選手の写真を手にして
サユリはふとつぶやいた。
「そういや、スキーの人たちとかってあんまりよく知らないなぁ」
「まあ、シーズンはお互い転戦してるしねぇ、オリンピックの時は選手村も別だったし」
「今度、スキーの人と合コンしよーよ!新たなる恋が生まれるかもしれないよ!」
サユリはポンと手を打って声を上げた。
「…したいの〜?」
「…ダメ?」
「っていうか、実際付き合えないじゃん。だいたいシーズン中は離れ離れになっちゃうしさ」
トモミはめんどくさそうに写真をぴらぴらさせた。
「も〜、トモミは夢がないなぁ〜」
サユリはそばにあった大きなクマのぬいぐるみに抱きかかえるとソファの上でゆらゆら揺れた。
「なんか、そういうのあこがれちゃうんだよね。遠距離恋愛っていうかさー、
あなたはスイス、私はカナダって遠く離れていてもお互い相手のことを思いながらがんばっちゃうっての」
「そんなことやってたら怪我するよ、お互い」
「そう、そんな危険といつも隣り合わせの試合をしている私たち。
その二人が恋する男女に戻れるのがホテルに帰ってメールを開く時ってわけよ」
「なんだそりゃ」
「なかなか会えない分、会えた時は燃え上がっちゃうのよねー、キャー(≧∇≦) 」
すっかり妄想モードのサユリはクマのぬいぐるみを形が変わる位ぎゅーっと羽交い絞めにしてブンブン振り回した。
「はいはい。それならアルペンでもモーグルでもスノボでもジャンプでもお好きな選手とおつきあいして頂戴。
ほら、この子なんかどう?スノボのなんとかホワイトとかいう子(多分)」
トモミは何とか人間の形をしてるっぽい一瞬心霊写真かと思うようなボケボケの写真を差し出した。
写真を手渡されるとそれをじっと見つめサユリは急に静かになった。
「……トモミは…反対してくれないの?本気で他の男好きになると思ってる?」
そしてぬいぐるみを抱えたままほっぺたをふくらませてトモミの顔を覗き込んだ。
明らかに拗ねている顔を確認するとトモミは余裕の笑みを浮かべた。
「ふふふ、思ってないよ。サユリが私以上に好きになるやつなんているわけないよ。だから反対しない」
「……まいった。たいした自信家だね」
サユリは口を大きく開けてあっけに取られると笑いながら、おでこを手を当ててそのままトモミの肩にもたれた。
トモミはそれをぐいっと抱き寄せて、鼻をフフンと鳴らした。
「サユリを満足させてあげられるのは私だけだからさ」
「……その言い方…なんかヤラシイなー」
「いつだったか、そんなこと“真っ最中”に言ってたよ、私に」
澄ました顔でさらっと言われたとんでもない言葉にサユリはがばっと飛び起きた。
「うそだろっ!あたしそんなこと言ってた?」
「私をこんな風にさせるのはトモミだけだとか、トモミじゃないとイけないとかなんとか…」
トモミもさすがに口にした言葉の生々しさに気づいて、後半はごにょごにょと口ごもって小声になった。
「……やだ…」
姿勢は固まったまま、サユリの視線は心もとなく揺れていた。
「ほんとに覚えてないんだ」
「う…そんな細かい記憶なんて…だってああいう時って頭真っ白になっちゃってるし…」
そうつぶやくとサユリの顔が見る見る赤く染まり、ぱたっとトモミの腿の上に倒れこんだ。
「そっかぁ」
だから…あんなに身体が敏感に反応するんだね、と言いかけたが
絶対に怒ってひっぱたかれそうなのでトモミはにやけそうになる口元をきゅっと引き締め、
膝の上にあるサユリの髪を撫でた。
「ねぇ、やっぱりこれ頂戴」
サユリはトモミの顔を見上げながら、手を伸ばしてさっきの写真を目の前に掲げた。
「でもミナガワ君の顔切れちゃってるじゃない」
「いいの。機会音痴のトモミが私にピントを合わせてくれた写真だから」
はにかみながら宝物を自慢する子供のような顔でサユリは写真を手にしていた。
「じゃあ、後で焼き増ししてあげるよ」
「えー、いいじゃん。今頂戴よ、どうせトモミは写ってないんだし」
「ダメ。それ、この中で一番いい顔してるから」
「……」
「サユリの一番いい顔といい声は私のものだから」
「……もう…ったく、んなこと…言うなって…ばか…やろ…」
サユリは途切れ途切れにそれだけ言うと顔を膝にうずめてしまった。
トモミの膝に彼女の頬の熱が伝わってくる。
真っ赤になった耳にわざとチュッと音を立ててキスをすると
何事もなかったようにトモミは涼しい顔で写真をまた並べはじめた。
おしまい
GJです!二人とも可愛い〜(*´Д')
オートフォーカスGJ!姐さんどんだけ写真下手くそなんだw
最後、姐さんの膝に顔を隠して照れているO菅ちゃんがすげー可愛いなぁと思いますた!
さて、
>>91-6 で書いた荒村の続きができたので投下していくよ!
フミエさんの部屋は私の想像していた通り、きちんとまとまった部屋だった。
本やCDはジャンルごとに棚にしまってあり、机の上にはPCが置いてあった。
フミエさんはお茶とケーキを取りに下へ戻り、私はその間、本棚にある本を見ていた。
…が、本を見ながらも彼女のベットが気になって仕方なかった。
今日はここに泊まる…。このベットで…私達は…一緒に寝る…。
ベットを見ながら、さっきの続きを想像している自分がいた。
ガチャ!!
「お待たせ〜」
「あ…うん///」
「あ、本見てたの?読みたいのでもあった?」
フミエさんはさっきの事を忘れたかのように普通に話をしている。
私も普通にしなきゃ…
「フフフフミエさん…」 …しまった!!どもってしまった…orz
「なぁに?」
「あの〜…ほ、本!貸して欲しいのがあるんだけど」
「あ、いいよ〜。好きなの持って行ってね?」
「う、うん…」
何とか誤魔化せたけど、私の頭の中はエッチな事でいっぱいで…。
楽しそうに話す彼女の顔は見えてるけど、内容は???で。
これじゃーまるでドーテーみたい…と自分で自分が可笑しくなったwww
ケーキを食べ終えフミエさんの顔を見ると……口の脇に生クリームが少し付いている。
「あの…さ。フミエさん生クリーム付いてるよ///」
「え?どこ?」
「……取ってあげる」
フミエさんの口元に私の指が触れると、彼女はびくっと肩をすくめた。
私は指に絡めとった生クリームをペロっと舐め、そのままフミエさんの唇にもキスをした。
「……え?!」
「何驚いてるの?」
「だって…///急にキスするから…」
「何か…可愛かったからさ」
「……シズカちゃんの口…甘かったよ///」
「え?私はよくわからなかったから、もう1回してみていい?」
そう言って彼女をベットの方へ押して行き、二人でベットの端に腰掛けた。
彼女は何が起こったのかわからないかのようにキョトンとして、私にされるがままになっている。
「目…瞑って?」
「あ…う、うん///」
素直に目を瞑るところがフミエさんらしいと言うか…。
右手をベットに付いて、左手はフミエさんの手を握った。
彼女は緊張しているのか、掌はちょっぴり汗ばんでいた。
目を瞑って私のキスを待っている彼女の顔は、これから起こる事を
期待しているのか、ほんのり赤らんでいる。
キスをしながらベットに押し倒し、慌てて脱がせた服をその辺に投げ捨てた。
フミエさんは外が明るいのが恥ずかしかったらしく、タオルケットで体を隠した。
「ちょっ…隠さないでよw」
「だってぇ///こんなに明るいと…」
「カーテン閉めても変わりないと思うけど?」
そう言いながらも、私は素早くカーテンを閉めた。
「これじゃあ、シズカちゃんに…全部見えちゃうわ///」
「イヤなの?(ニヤ)」
「そうじゃないけど…」
「じゃあ、布団の中でするから。そしたらあんまり見えないよw」
「う、うん///」
私も裸になり、フミエさんの布団の中に潜り込んだ。
裸で抱き合いながら、フミエさんの唇に吸い付き激しいキスを繰り返す…。
布団の中は私達の熱気でたちまち熱くなり、フミエさんの息が上がるのがわかった。
顔を見ながら抱きたいけど、これでは酸素不足で大変になりそうだったので
フミエさんだけ顔を外に出してもらい、私は布団の中でモゾモゾと動き回った。
布団の中にいても、時々フミエさんの我慢しながらも洩れてしまう喘ぎ声が聞こえてくる。
上半身を丹念に攻め終え、いよいよ下半身へ…
フミエさんの足を開こうと手をかけたら、彼女が足にギュっと力を入れた。
文句を言うのと酸素補給のために、私も一旦外に顔を出した。
「フミエさん。足に力入り過ぎwwwもっとリラックスして?」
しばらく振りで見た彼女の顔は、私の攻めで感じてしまって目は虚ろになり
布団から出ている肩や首までもピンク色に染まっていた。
フミエさんは何も言わずに私を見つめ、ギューっと私の首にしがみついて来た。
「どうしたの?」
「…シズカちゃんの顔が見えないと…何かイヤ///」
「え…」
フミエさんは一瞬躊躇った後、私から離れて布団を捲り、自分の裸をさらけ出した。
「フミエさん…」
私達はまた抱き合い唇を重ねた。抱きしめたフミエさんの体は私よりも熱く
私の体に抱きついた彼女の手の感覚が背中に残った。
何度かキスを繰り返し、私はフミエさんの足の間に戻った。
そして、両足に手をかけると今度は力が入っておらず、すんなりと開く事が出来た。
外はすでに夕日が差し込む時間になり、カーテンを閉めた部屋は暗くなりかけ
フミエさんの足の間にも影を落とした。見えない部分を探るように指を這わせる。
私の指が触れた瞬間、フミエさんの口から吐息とともに大きな声が洩れた。
「あ…っ…。」
「…もう濡れてたんだね?」
「……///」
割れ目に沿って指を滑らせ、丁寧に蜜を溢れ出させていく…。
私の動き以上にフミエさんのソコからは大量の蜜が溢れ出てくる…。
「…っ…あぁ…」
我慢していた声も、徐々に我慢が出来なくなってきているらしい。
指先は遂に蕾を捕らえ、私の中指でコロコロと転がしてやるとフミエさんの喘ぎ声は
いっそう強くなった。部屋には止め処なく溢れる蜜の湿った音とともに、
フミエさんの声と私の息遣いだけが聞こえるだけになった。
「そろそろコレ(指)入れて欲しい?」
「アァン…」
「いつも1本しか入れてないけど…今日は2本入れてみる?」
私が“初めて”と言う彼女は、何度か私と寝るうちにやっと1本の指が入るようになった。
痛い事はしたくなかったので”2本入れる”と言う事を今日まで躊躇していた。
しかし、薄暗い中で少しだけ見える彼女のアソコは私の2本の指が欲しいかのように
口を開けているように見えた…。
……フミエさんの返事を待つ間も私は指の動きを止めない。
「シズカちゃんの……好きに…して…」
吐息混じりに答えた彼女の声を聞いて、私は彼女の足を更に広げた。
「…っ…///」
「股関節…痛む?」
「だいじょぶ…///でも…恥ずかしい///」
自分の人差し指と中指を口に持っていき、唾液がたっぷり絡むように舐めた。
そして、フミエさんのアソコに2本指を近づけた…。
指先にフミエさんの体温が感じられたのも束の間、徐々に指を侵入させていき
すでに第二関節のあたりまで中に入った。もう少しで全部入る…。
彼女は両手で枕の端をギュっと掴み、顔は横に向けているので表情は見えない。
「フミエさん?痛くない?」
「…大丈夫///なんか、変な感じなの…」
「…痛かったら言ってね?すぐやめるから」
「うん…」
ゆっくりと残りの指を入れて、なんとか私の2本指は全部フミエさんの中に入った。
ここからが問題だ…。激しく動かしたら痛がるかもしれない…。
私は慎重に指を動かした。ゆっくり…ゆっくり…。彼女がイク事よりも、痛くして
私に抱かれたくないと思われるのが怖かったから…。
やはり…と言うか彼女の中を何往復かしているうちに、彼女が痛がっているのがわかった。
指を入れる前までの喘ぎ声と明らかに違う…我慢しているような声だった。
私は慌てて指を抜き、フミエさんの所へ上がった。
「痛かったね…ゴメン…」
「え…」
フミエさんのおでこにキスをして、私も隣りに横になった。
「私…ちょっと焦っちゃったかね…」
「……///」
「フミエさんが気持ち良くなれれば、私はそれで良いから」
「ゴメンね…。私が少しでも経験があれば…」
「そんな事は気にしないで?他に経験あるほうが私は嫌だよ?」
フミエさんは私の右肩にしがみつき何も言わずに頷いた。
触れ合った部分だけが熱く、私の腕にはフミエさんの胸の膨らみと鼓動が感じられた。
【つづく】
(;´Д`)ハァハァ・・・GJ!!
フミエタソの初々しい感じがたまりませんな
キタ・。:*゚(゚∀゚)゚*:。・!!
(*´Д')ハァハァフミィカワユスなぁ
シズゥもかっこいぃしナイスカポー(・∀・)
続きwktk待ち( ´∀`)
良作イパーイ!!GJっす!
オースガタンも照れちゃってカワユス
姐さん、女子選手ばっか撮ってるのかw
シズゥったらベッド見るなり発情しちゃってますな
続きが楽しみ!
良作だらけだー!(∩´∀`)∩ワーイ
朋さん×おーすがタソ可愛くてホノボノでした(*´д')
しーふみハァハァしました(*´Д`)ハァハァハァハァ
すぐりんテラカワユス…続きが気になるぅ(゚ω゚)
GJです!続きが楽しみだー!
スケカナの解説がシズゥらしいね。
フミーの演技に何てコメントするか楽しみ!
密かに萌え解説を期待してるw
>>157 スケカナ本当楽しみだよな〜w
シズゥは現地解説なんだっけ?フミィに直接インタビューとかあったら
激萌えだわ(*゚∀゚)=3
仲悪いって言われてるけど、実は・・・
みたいな二人を想像してしまう・・・
やっぱこの二人いいわ(;´Д')ハァハァ
そうそう!仲悪いって言われてるからこそ、ショーで手繋いでたり
二人が仲良さそうにしているシーンを見ると萌える訳だw
スケカナはヨシオも出るし、録画ケテーイだな!!
ライバル同士が実は…っていうシチュが最近好きで書きたくなりますね
スケカナは競技も楽しみですが二人のやり取りとかも期待してしまいます!
>>161 >ライバル同士が実は…っていうシチュが最近好きで書きたくなりますね
是非、そのシチュで思いついたら投下してくださいね
163 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 02:24:47 ID:wW3caZE6
>>161 萌え萌えなシチュだね!
口もきかなかった二人が実は惹かれ合ってたとか…
たまらんのぅ!!(;´Д`)ハァハァ
興奮のあまりageてしまいました(;´Д`)
165 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 03:43:45 ID:Nb4nys7u
>>162 いちおクリスマスものを書いたものです
ちょっと甘すぎたかなと思いつつ、ライバル同士にはあまあまが似合うかなと思いまして。
にわかファンなもんでお二人の性格とか経緯とかわからなくてかなり想像で書いちゃいました。
スケカナでは萌えどころをじっくり探してみたいと思いますw
荒村のつづき投下!!
前回の感想レス、dでした。(;´Д`)ハァハァの人が多くてウケたよw
>>166 自分もニワカなので、かなり想像で書いちゃってますよw
外が真っ暗になった頃、私達はようやくベットから起き上がった。
フミエさんは投げ捨てられた服の中から、パンティとキャミソールを探して私に渡してくれた。
電気を点けて改めて残りの服を見ると…。
私がいかに焦って脱がせたのかがわかるくらいの状態で…。
フミエさんはその状態の服を見て、一瞬動きが止まったが
すぐに私に背を向けて服をたたみ始めた。
フミエさんの髪の隙間から見える耳が真っ赤になっているのに気づいた私は、
今、フミエさんがどんな顔をして服をたたんでいるのか想像がついた…。
遅いランチとケーキのおかげで、夕食の時間だというのにお腹が空いていなかった。
フミエさんも同じだったみたいで、先にお風呂に入ろうか…と言う事になった。
「お風呂にお湯入れてくるね?」
「あ…うん。」
本当はお湯を入れに行く間だって離れたくはない。
けど、なかなか素直に言えなくて…。
フミエさんは照れ屋だけど、私もフミエさんの事になると同じくらい照れ屋なのだ…。
…ガチャ!!
「シズカちゃん?」
「…え?」
「どうしたの?ボーっとしちゃって」
「あ…ボーっとしてた?」
「うん。疲れた?」
「大丈夫…あの…ね?」
「うん…どうしたの?」
「…あ〜///」
“一緒にお風呂に入ろう”と言う言葉が喉につっかえて出てこない…orz
「シズカちゃん、すぐお湯溜まると思うから下行かない?」
「うん///」
結局、フミエさんを誘えないまま一緒に下へ向かった。
フミエさんは脱衣所に着くと、私にタオルを渡してから自分のキャミソールを脱ぎ…
パンティまでも…。
お風呂に来たのだから当たり前の事なんだけど、まさかこんな展開になるとは…。
嬉しさのあまり脱衣所の鏡に写る自分の顔がだらしなく歪んでいた事は言うまでもないw
「シズカちゃんも早く脱いでおいでよ?」 そう言ってフミエさんはお風呂場に入って行った。
…カチャ!
「お邪魔します///」
「シャンプーとか適当に使っちゃってね〜?」
「あ!はぃ…(フミエさん洗うの早過ぎ…すでに湯船に浸かってるし)」
「…(ジィ〜〜〜)」 ←湯船からじっと見つめる人w
「…はっ!フミエさん…あんまり見ないでよぉ」
「え…見てないよぉ?」
「いやいや…向こう向いてて下さい///」
「ふふっ。…イヤですw」
「え…」
「シズカちゃんが恥ずかしがるなんて珍しいね?(ニヤ)」
「フミエさんこそ〜。そんなに私の裸が見たいの?(ニヤ)」
「え…そうじゃないよぉ〜///」
「ん?」
「自分以外の人がどうやって洗うのか気になるからぁ///」
「あぁ…そうなんだwww」
「え?何かおかしかった?」
「うんw(やっぱフミエさんは天然だねw)」
「……ちょっとぉ〜シズカちゃん笑いすぎ!!」
「だって…くくッ…あははッ…腹イタイwww」
もぅ!とフミエさんは頬を膨らませて怒っているフリをしている。
可愛いなぁ…と思いつつも、その後も終始和やかな雰囲気だったので
仲良く湯船に浸かり昔話に花が咲いた。
―――お風呂から上がって―――
「あつぅ〜い! 」
「本当!長風呂しちゃったね〜」
「だって。シズカちゃんと昔話するなんて今までなかったからぁ…」
「あ〜うん」
「当時の事、色々思い出して楽しかったよ?」
「私も…。」
「何か喉渇いちゃったね?ビールでも飲む?」
「うん!!」
フミエさんはキッチンにビールを取りに行き、その間に私は改めてリビングを見回した。
よく見たらローボードの上には大会ごとの写真が飾ってあり、私達が付き合う前の
ぎこちないツーショットがほとんどを占めていた。
「あ…///」
「大会ごとの写真飾ってたんだね〜」
「うん///」
「表彰台って3人じゃなかったっけ?(ニヤ)」
「それは…(モジモジ)」
「なによ〜?(ニヤ)」
「この写真撮った人が…3人撮らなかったんでしょ(赤面)」
「へぇ〜ww」
「もう良いから、ソファに座ってビール飲もうよぉ〜」
フミエさんは私に写真を見られるのが恥ずかしかったのか、
私の背中をソファの方へとぐいぐい押して行った。
「シズカちゃんに見られるなら隠しておけば良かった(ボソっ)」
「え?」
「あ…なんでもない///」
「そういえば、チカちゃんって今日泊まりなの?」
「あれぇ…?そうだと思うんだけど…」
「え!帰ってくるかもしれないの?」
「不安だからちょっと電話してみるね?」
電話を終えたフミエさんは、ガッカリした様子でチカちゃんが帰って来る事を
私に告げた。
「ゴメンねぇ〜?チカがいたら…さっきみたいに…出来ないよね///」
「え?さっきみたいにって?(ニヤ)」
「もぉ〜〜ッ!わかってる癖にぃ///」
「わからないよwww教えて?」
「いじわるぅ〜///だからぁ〜…」
「ん〜?(ニヤ)」
「…(赤面)」
「こういう事?」 と言って私は後ろからフミエさんを抱き締めた。
フミエさんは恥ずかしいのか口を噤んだままだ。
「当たりだ?(ニヤ)」
「…わかってるのにそうやって///」
「ねぇ?…今すればいいんじゃない?(ニヤ)」
「え…」
私はフミエさんの肩に顎を乗せた。
そして耳元でわざと吐息がかかるように囁く…。
「かわいい…」
「ん…っ…くすぐったいよぉ///」
「え?本当に?(ニヤ)」
耳や首筋にキスをしながら意地悪を言う…。
「ねぇ…?感じる?(ニヤ)」
「あ…やだぁ///チカが帰ってきたらどうするの?」
「まだ大丈夫でしょ?」
「…すぐ帰って来るかもよ?」
「いやいや、そんなに早くは来ないでしょ(ニヤ)」
「…///」
こうしてリビングで軽くイチャイチャしているうちにチカちゃんが帰ってきた。
【つづく】
キタ━━(。A。)━━ッ!!!萌えまくり悶えまくりですた
フミィカワユスなぁ…シズゥも照れてカワユス…(;´Д`)ハァハァ
そして千香ちゃん帰ってキタ━━(。A。)━━ッ!!!
続き楽しみにしてます!(;´Д`)ハァハァハァハァ
>>166 Xmasネタかなり良かったです。
ニワカとは思えない良作でしたよ!
新作期待してます!!
>>167 またまた萌えさせて頂きました!
続き気になります!ほのぼのカップルですね!
ほのぼのバスタイムな二人がかわいい!
チカちゃん帰ってきちゃったのね!
これからどーなるのか?wktk
>>167 萌えまくりました!いつもハァハァしながら読んでますw
来週はスケカナですね!楽しみ!
>>178 姐さんかっこヨス!相変わらず男前!
きぐるみパフォーマンスほんとにやりそうw
週間番組表見たら、うちの地方スケカナの放送がない…オワタ…orz
地上波しか見れないアナログ生活者には辛すぎる。・゚・(ノД`)・゚・。
姐さんったら、お茶目だな。
今度は姐さんの着ぐるみSS書かなくてわw
でも何着たいんだろ。
>>182 ニュースに姐さんチラッと出てたね
相変わらず綺麗だ(*´Д')
ゲトスポ見てたら、思いがけず姐さん見れた(*´Д`)ハァハァ
姐さんアイラビュー!!シズゥも解説良かったな!
スケアメのおかげでシズゥやミキちゃんがいろんなところで見られてうれしいな
スピスケの方は姐さんは見られなかったけどよすぃちゃんとO菅タンは
ニュースで見た
よすぃちゃんが1位になった大学生?の子に「ほら、手を振って」って感じで
手を引っ張ってあげてたのが可愛かった
しかし、よすぃちゃんといい、この大学生の子といい、姐さんといい
スピスケは童顔?の人が多いような気がする
朋美姐さんほど三つ編みが似合う35歳はいないよね
すぽると見た〜!
来週も放送あるって事はフミィが上位に食い込めば、
コメント盛りだくさんかw楽しみだ!!
すぽるとのシズゥ緊張しまくりで可愛かった(*´Д')
ここのSSの照れ屋なシズゥを思い出したよ
スケカナ楽しみ!解説もガチガチなのかな…w
大好きなフミエさんの解説で緊張するシズゥを妄想して萌えようw
『Sweet & Bitter』
その日の夕食も半分仕事がらみの食事会。
ここ数日のハードスケジュールにさすがの私も疲れ気味だった。
フィギュアスケートなんて大勢の人に見てくれることが当たり前の世界にいて
実は大勢の人に見つめられるのが苦手な私。
今日も覚えきれないくらいのたくさんの人に会って、リンクにいる時よりも笑顔を振りまいていたと思う。
ようやく一日の予定から解放されて、ホテルに帰るタクシーの中で、ついうたた寝をしそうになった時、
バッグの中からメールの着信音が聞こえた。ちょっと重たい瞼をこすりながら携帯を開く。
『今、東京のホテルにいるよ。元気?』
意外な人からのメール、、。
そう言えば、この間会った時はお互い忙しくて、あまりお話できなかったんだ。
彼女は時々思い出したようにメールをくれるけど、あんまりマメな方じゃない。
「今度ゆっくり二人で会おうよ」
あの時はパーティー会場でたくさんの人の中で、そんな言葉は社交辞令かと思ってたけど、
もしかして結構気にかけてくれてたのかしら。
実は私も少し気になっていたから、そのまま電話をかけた。
「もしもし?メール見たよ」
「わ、びっくりした。忙しいだろうから、直接かけてきてくれるなんて思わなかった」
「いつからこっちにいるの?」
「昨日から。みんな一緒だけどね」
「今、もうホテルに帰ってるの?」
「うん、ご飯食べちゃったし、後は寝るだけ〜」
「私も今、食事終わった所なんだ。一人なの?」
「そう、明日はオフだからみんな出かけちゃってるんだ。部屋に戻ってるのは多分私だけじゃないかな」
「、、、ねぇ、今からそっちへ行ってもいい?」
「うん、いいよ。アントルメもドルチェも何もありませんがお待ちしてます、お姫様」
「やだなぁ、やめてよ〜」
彼女の笑い声が耳元で響いてくすぐったい。
通話を切ると、私はタクシーの運転手さんにさっき告げたのとは違うホテルに行ってくれるようにお願いした。
ドアの前に立ち止まって、部屋の番号をもう一度丁寧に確認する。
ちょっと緊張してチャイムを鳴らすと
「はーい」と聞きなれた声が中から聞こえてきてほっとした。
ジーンズにシンプルな白いブラウスを着た岡 崎さんがドアを開けて私を迎えてくれた。
「お久しぶり、、っていってもこの間少し会ったのよね」
「うん、でもあの時はあんまりお話できなかったし」
部屋の中の照明は少し抑え目で、手招きする彼女はいつもよりさらに大人っぽく見える。
けれど私の姿を上から下まで見ると彼女はちょっと大げさに手をひろげて声をあげた。
「わーお、今日はまた素敵な大人っぽいワンピースね」
「ありがとう。実はパンツスタイルの方が楽で好きなんだけど」
「すごく似合ってるよ、うらやましい」
「でも岡 崎さんもたまにスカート姿だとドキッとするほど女っぽいよ」
「ははは、ありがとう。でも、私はそういう華奢でふわっとした女らしいのって着られないから、
やっぱりうらやましいなって思っちゃう」
大人の女と感じさせる姿とその拗ねる子供っぽい表情。
私はそのギャップにくすくす笑いながら、手に提げた紙袋を差し出した。
「はい、これ」
「なぁに?」
「チョコレート。って言ってもさっき慌てて買ってきたんだけど」
「えー、私を太らせる気〜?」
「ふふ、岡 崎さんだけ太らせないよ、一緒に仲良く太りましょ」
そう言いながらも彼女の顔が思いっきりくしゃっとなって、素直にうれしそうだったのが可笑しかった。
女の子って甘いものを目の前にすると、みんなこうなっちゃうもんね。
私がテーブルでチョコレートの包みを広げていると彼女はグラスを持ってきた。
「どう?何か飲む?」
「んー、でも私は明日もあるから、お酒は、、、」
さっきの食事会もそう言ってアルコールを断りミネラルウォーターにしたのだった。
「じゃあ、ハーブティーにする?」
「うーん、でも一杯だけ飲もうかな」
すると彼女はうれしそうにグラスをテーブルに置いて向かい合わせに座った。
飲みすぎちゃったらどうしよう?でもこの楽しい時間の先のことはあまり考えたくない。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、彼女はビールを取り出して、なにやら真剣な顔でグラスに注ぎ始めた。
そしてふたつのグラスに半分ぐらい入れると今度は紙パックのジュース?を持ってきて、これまた慎重に注ぎ入れる。
「これがね、泡をくずさずにうまく混ぜるのがコツなんだよね」
「、、、なあに、それ」
「ふふふ、まぁ飲んで当ててみて」
グラスに入った液体はビールより少し濃い赤い色に見えたけど、、、。
「ねぇ、変なもの混ぜて、私を酔わせようとしてるんじゃない?」
「大丈夫。私そんな事しないって」
そう言って彼女は自分のグラスを一口飲んで見せた。
私もそーっとグラスに口を寄せてちょっとだけ飲んだ。
ビールの苦味が少し消えていてかわりにフルーティーな香りがした。
「あ、美味しい!」
「意外に飲みやすいでしょ」
「んー、なんだろう、フルーツ系だよね」
もう一口飲むと爽やかな甘い味が広がった。
「あ、わかった!オレンジジュースでしょ!」
「当たりっ!」
彼女は得意げに隠していたジュースのパックを振って見せた。
「ここっ!ここっ!!ここ見て!100%ってのがミソなんだけど、なかなか無くてね、結構探したんだよー」
「そうね、100%ってあんまりないかもね」
「何軒もコンビニ探したんだ」
彼女は私の目の前にパックを差し出すと、ラベルの文字を指差してやたら熱く強調した。
その様子がまた可笑しくって私は笑いをこらえながらもう一口飲んだ。
「どうしてもこれを飲んでもらいたくって」
「そうなんだ」
「ふふふっ、おいしい?」
「うん」
そこまで言われるとうなづくしかないじゃない。
でも今までに飲んだこと無い味だったけどほんとうに口当たりが良くておいしかった。
感心したところで、私はさっきの包みから箱を取り出した。
今度は私が彼女を喜ばせる番だぞ。
「おつまみにはならないけど、ドルチェもどうぞ」
金色の封を切り、蓋をあけると一粒ずつ違う形のチョコレートが宝石のように並んで入っていた。
それを見たとたん、私たちは小さな歓声をあげ、お互い顔を見合わせた。
「やっぱり、甘いものの誘惑には勝てないね」
「うん、こういうのはホント女の子の特権だよね」
「どれが一番おいしいと思う?」
「うーん、迷うなー、よく説明見ないで適当に買っちゃったからなぁ、、。
あ、でもこれ綺麗でおいしそう」
私はつややかにコーティングされて、ピスタチオと金箔のついたチョコを指差した。
「そう」
彼女はすっと腕の伸ばしてその一粒を摘まむと、そのまま私の唇に押し付けた。
私は反射的に唇を開き、ぱくっと口に入れてしまった。
口の中でチョコレートがゆっくり溶け出して、ナッツの香りが広がる。
一瞬の出来事に、事態とチョコを飲み込めないまま、私は驚いて大きく瞬きをした。
サイドランプを背にして私を見つめる彼女の瞳は、ほのかな灯りの中で艶々と光っていた。
唇には彼女の白い指先の感覚が残ってる。私は急に耳元で胸の鼓動が聞こえてくるような気がした。
これって、、強いお酒入ってないよね、、、?
「や、やだ、、、」
「ねぇ、おいしい?」
そう深く響く色っぽい声で囁かれると、なんだか恥ずかしくてまともに顔を上げられない。
口の中のチョコレートがまだ飲み込めない振りをして私は黙ってうなづいた。
彼女はまるで私の反応をにやにやと楽しんでるようだ。
そして、私自身がこの自分の反応に戸惑っていた。
その時、ベッドの方から携帯の着信音がした。
彼女は私の方を見てからゆっくりと腰を上げ、サイドテーブルにあった携帯を開いてメールを読み始めた。
彼女が視界から外れて、さっきのドキドキが少し落ち着いてきた。
「100番目の恋人からだった」
彼女は一通り読み終えると、ぱたんと携帯を閉じ、ちょっと意味ありげな視線を投げてきた。
「100番目、、?」
「そう、でも一番勝気で一番甘えん坊な恋人」
「あー、大 菅さん?」
私がそう言うと彼女は間を置くことなくうなづいて肯定した。
なんだかちょっと気がそがれたようながっかりしたような気持ち。
「もう少しみんなと飲んでくるって」
「岡 崎さんもみんなと一緒に行く予定じゃなかったの?」
「私も明日の午前中はオフだけど午後はちょっと仕事が入ってるからって、途中で帰ってきたの」
「ほんと?」
「うん、さすがにあの子たちのペースにはついていけませんわ」
「なぁんだ、私のために空けておいてくれたんじゃないのか」
「お姫様はいつも忙しそうでしょ。会えるなんて思わなかったもの」
大 菅さんは恋人で、私はお姫様か、、、なんだか私も意地悪してみたくなってきた。
「でもその100番目の恋人って、今私と岡 崎さんが二人っきりって知ったらどうするかしら」
「そりゃもう、、、」
顎を上げて含み笑いをして私の顔をうかがってる。
「飛んで帰ってくるかもね、ふふふ」
「すっごい自信だね」
「冗談だよ。飲み出したら私の事なんて忘れちゃってるよ」
「でも、他に男の人とかもいるんでしょ?心配じゃない?大 菅さん、誰にでもフレンドリーで結構モテるよ」
私はさらに意地悪なことを言ってみた。
「うん、モテるなんて、イイことだよ」
さらっとそう言って目の前の椅子に戻ってきて座ると、グラスに残ったビールカクテルを飲み干した。
全然動じないのがシャクだな〜。次はなんて言ってやろうかと考えていると
「でもあの子は男と付き合ったって、結局私んとこに戻ってきちゃうんだもん」
彼女はあっさりそう言って、2杯目のビールカクテルを作り始めた。
「、、、、、、」
「どうしたの?今日はやけにつっかかるねぇ」
「、、、ごめんなさい」
彼女は指を組むと、目を伏せたまま顎を乗せて、ひと呼吸置いてから諭すように言った。
「あの子はね、強がってはいるけど本当はとっても寂しがり屋なのよ。
だけどスピードスケートって、練習のときも試合のときもすごく孤独なものなの。
常に自分一人で自分と戦っていかなくちゃいけない。
、、、だからあの子にはその辺の切り替えが必要なんだよ」
「うん、、それはわかる気がする、、、私たちだってそうだもの」
頷きながらも『あの子』に対する包み込むような彼女の感情が私の心に影を落とす。
―――ソレニワタシダッテ、モットサミシガリヤダヨ
そんな心の声が彼女に届くはずもない。
「岡 崎さんは一人の方が好き?」
「そうねぇ、一人も好きだし、みんなとわいわいするのも好きだよ」
「じゃあ、男の人と女の人とどっちが好きなの?」
「もちろん、どっちも好きだよ」
「岡 崎さんの1番目の恋人っていったい誰?」
「、、う〜ん、今はやっぱりスケートが1番の恋人かな」
「、、、なぁんだ、無難に答えられちゃった」
挑むような私の質問にも答えてくれる彼女。
きっと今、どんな意地悪を言っても嫌な顔を見せずに応えてくれるだろう。
いつもと違う私に気づいたのか、少し心配そうな顔で彼女が覗き込んできた。
今度はいつ会えるのかもわからない。私の胸にはちきれそうでいろいろな思いが込み上げてくる。
「私、、、あなたのことが好き」
こんなに震えた自分の声を初めて聞く。
私は勇気を振り絞って顔を上げ彼女の瞳をまっすぐ見つめた。
「、、、、」
沈黙の後、長い睫毛の影が彼女の瞳に落ちて、何かを言おうと目が合いそうになった瞬間
私の指は一粒のチョコレートで彼女の唇をふさいだ。
「、、、言わないで。あなたがなんて言うか、私にはわかってる」
―――アリガトウ
「、、、そしてその次になんて言うかも」
―――、、、、、
自分で言って、自分で泣きたくなってしまった。
でもここで涙を見せたら、きっと彼女を困らせてしまう。
私はうつむいて、涙がこぼれてこないようにぎゅっと目を閉じた。
彼女は唇にあてられたチョコレートをそっとテーブルに置くと、
やわらかい手で私の髪をなでながらやさしい声で言った。
「私もあなたのことが好きだよ。私のできることはなんでもしてあげたい。
でも、、、できないことはしてあげられない」
、、、多分それは本当の彼女の気持ちだ。わかっていたことだった。
「、、、自分勝手なことばっかり言ってごめんね」
「もっともっと我儘にならなきゃダメなんだよ、女の子ってのは」
そう言って彼女はすらりと伸びた腕で私を抱きしめてくれた。
望んだ答えをくれなくても彼女の胸は温かかった。
その後、私たち少しずつ取り留めないおしゃべりを続けた。
そして私の気持ちをほぐしてくれようとしたのか、彼女は数々の武勇伝?を話してくれた。
とんでもない事件を巻き起こしたという話はどれもめちゃくちゃ可笑しくて、
いつのまにか私はお腹の底から大笑いをしっぱなしだった。
「明日、早いからそろそろ帰るね」
「また時間をつくって会おうよ。今度は沢庵とお茶でも飲みながら」
「うん、それいいね。縁側でひなたぼっこしながら」
私たちはさっきのことが嘘だったみたいにまた声を立てて笑いあった。
わざとドアをゆっくり開けて、彼女を振り返る。
でも彼女は椅子に座ったまま手を振っていた。
カチャッとノブが回る冷たい金属音がしてドアが閉まる。
誰もいない外の廊下はしんとして、空気もひんやりとしている気がした。
、、、これで良かったんだよね、、、、
私は自分に言い聞かせるようにつぶやきながら、
さっきはうきうきと跳ねる様に来たカーペットをゆっくりと踏みしめて歩きはじめた。
「ねぇ」
だいぶ離れたと思った時、聞きなれた声に不意に呼び止められて、私は驚いて振り返った。
いつのまにか外に出て、ドアにもたれた彼女が軽い腕組みをしながらこちらを見ていた。
「この間のプログラム、すごく素敵だった。今度私だけのために見せてよ」
落ち込みかけた心をぐいっと引き寄せる極上の微笑でそう言う彼女。
思わず何のためらいもなくうなずいてしまいそうになる。
まったく、、、男なら間違いなくカサノヴァだね。
スカートの裾をつまんで恭しくお辞儀をすると、彼女はドアにもたれたまま私の方を見て小さく手を振った。
私は精一杯の微笑をお返しすると、踵を返して一人で軽やかに廊下を歩きだした。
>>202 姐さんの相手はシズゥでおKだよね?
姐さんが言う台詞が何か本人に嵌ってて好きだなw
明日からスケカナだね。フミィもヨシオもガンガレ〜ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
>>202 GJです!切なくなったー!
シズゥにもフミーにも読めるなぁ。
名前を出さないとこがニクイですね!
>>174のつづき
チカちゃんが帰ってきて3人で少しだけビールを飲みながら話をした。
そして、そろそろ寝ようか…となった時にチカちゃんに私の布団の事を言われた。
「お姉ちゃん。シズカさんの布団運んだの?」
「え…あぁ、まだだったわ(余計な事を…)」
「じゃあ運ぶの手伝うよ!」
さすがに私も何も言えず、一緒に布団を運ぶのを手伝った。
チカちゃんは私達の関係を知らないしな〜…orz
フミエさんの部屋に布団を敷き終えると、チカちゃんは自分の部屋に戻って行った。
「あ…何かゴメンね?」
「ううん…。チカちゃんの部屋って…」
「隣りなのorz…ベットの壁側…」
「あぁ…。」
二人ともガッカリしているのは隠せなかった。
「シズカちゃん私のベットで寝て?」
「う、うん…」
私達はとりあえず別々の布団に入って、昼に見損ねたDVDを見る事にした。
フミエさんは私に背を向けて画面の方を見ている。
私は画面ではなくフミエさんの後ろ姿を見ていた。
フミエさんのベットはさっきの艶かしい事を思い出させる匂いがまだ残っている。
「……フミエさん?」
「え…なぁに?」
「そっちに行ってもいい?」
振り返ったフミエさんは髪の毛が顔にかかっていてとても色っぽく見えた。
「…こっちに来たら…シズカちゃん見えないよぉ?」
「大丈夫…。見えるから…」
そう言って私はフミエさんの布団に潜り込んだ。
フミエさんは恥ずかしいのか、私に背を向けてTVの方を見ている。
私は後ろから抱き締めるような形になって彼女の髪に顔を埋めた。
彼女の髪の毛はとても良い匂いがした。
フミエさんの匂いで私の頭は麻痺し、このまま抱いてしまいたい衝動に駆られた。
しかし、隣りの部屋にはチカちゃんがいる…。一瞬その事が頭をよぎったが、
私はもう…我慢出来そうになかった。
「シズカちゃん…耳に…息かけないでよ///」
「かけてないよ…」
「嘘…」
「感じてるの?(ニヤ)」
「……///チカに…聞こえたらどうするの?」
「聞こえないよ。…フミエさんが声出すの我慢すればね(ニヤ)」
そう言ってフミエさんの耳の中に舌を入れた。
彼女は声を押し殺して体をくねらせる…。
時折、我慢できなくて洩れてしまう吐息混じりの声が堪らない…。
「…フミエさん可愛い…」
「…///」
私は耳を舌で攻めながら、左手をキャミソールの中に入れようとした。
フミエさんは私の手が入らないように手首を掴んできたが、
あまり力は入っておらず、すんなりと胸の位置まで手が入った。
そして…私の指先はすぐにフミエさんの乳首を捕らえた。
「触られてもないのに…こんなんなっちゃって…」
私に触れられて…言葉で返事が出来ない代わりに体がピクっと反応する。
段々とフミエさんの息が上がっていくのが肩越しに伝わる…。
フミエさんは唇を噛み締めて声が出るのを我慢しているのだろう…。
私はこの“隠れてする”行為に少し興奮していた。
フミエさんに声を我慢させ、私はいつも以上に攻めたてる…。
声が出そうになると攻める指を緩める…。その繰り返しをしばらくしていた。
フミエさんの後ろから攻めていた私は、彼女を仰向けに倒してキャミソールを
全部捲り上げた。
フミエさんは私から視線を逸らし、TVのリモコンを取ると音量を上げた。
「チカちゃんに聞こえないか…心配?」
「うん…。だって…こんな事バレたら…///」
TVの音でフミエさんのか細い声が所々遮られる…。
私は再び音量を下げた。
「なんで…下げるのぉ?」
「TVがうるさいと、せっかくの色っぽい声が聞こえないじゃんw」
「……///」
「大丈夫!チカちゃんはもう寝てるってw」
我ながら強引だなぁと思いながらも、音量を下げたまま再びフミエさんを攻め始めた。
フミエさんの右胸を揉みながら残りの胸に舌を這わせる…。
フミエさんはシーツをギュっと掴んで必死に耐えているようだった。
「声…出したら?」
「そんなの…無理だよぉ///」
「でも…聞きたいなぁ〜(ニヤ)」
「じゃあ…シズカちゃんが私みたいにされたら…どうするの?」
フミエさんは不意に私に抱きつくと、背中に手をまわし…ぐるんと体勢を逆転させた。
「え…!!」
「こうされても…我慢できるの?」
フミエさんは私のキャミソールを捲り上げ、いきなり胸にしゃぶりついてきた…。
「アン…ッ…」
急に胸に湿った感覚を感じ全身に電気が走った。
「シズカちゃん声我慢してよね(ニヤ)」
「なっ…」
体勢を逆転され…状況までも逆転されてしまったようだorz
フミエさんに捲り上げられたキャミソールを口に詰め込まれ
「これ噛んで…声我慢してね?」 と言われた。
フミエさんの攻めは激しく何度も声が出そうになる…。
体を仰け反らせ必死に耐えていると、ジャージのパンツに手がかかった。
上半身だけでこんなに感じてしまっているのに、下半身を攻められたら
もう我慢できなくなる…。
フミエさんは私の下半身を丸裸にすると、布団の中に潜り込んだ。
そして、両足を掴み…グイっと恥ずかしい程に私の足を広げた。
「…ヤ…ダ…///」
私の声が聞こえないのか、フミエさんはお構い無しに蕾に口を付けた。
「はぁ…ん…ダメ〜…」
フミエさんの攻めから逃げようと体をクネクネと動かしたが逃げられない…。
段々と吸い付き方が激しくなってくる…。
私は我慢が出来なくなり、自分も布団の中に顔を潜らせた。
私が布団の中に潜ったことに気付いたフミエさんは一旦舌の動きを止めた。
「どうしたのぉ?」
「…こんな事されてるのに…声我慢するなんて…無理」
「ふふっ。でも我慢してもらわなきゃ困るわ?(ニヤ)」
フミエさんの指は私の蕾を捕らえ、舌を使って溢れ出た蜜を舐める…。
私の腰は自分の意思とは別に、勝手にピクピクと飛び跳ねている…。
そして、そのうち…もっといやらしい動きをしてしまう事になるだろう。
フミエさんも段々と私のポイントがわかってきたらしい…。
蕾を刺激するのをやめると、一気に2本の指を中に入れてきた。
「あぁ…ッ!」
今までとは違った快感が下半身に与えられ、どうしようもなく声が洩れる。
フミエさんはゆっくりと指を動かし、その度に私のアソコからはネチネチと
いやらしい音が聞こえる…。
「アッアッ…フミエさん…気持ちいい…」
私の声が高ぶるのを聞いてフミエさんの動きも加速をつける…。
もう少し…もう少しで…イキそう…。
フミエさんは指の腹で私の壁をクイっと刺激した…。
「あぁぁ………」
「シズカちゃん…イッたの?」
頭が真っ白で言葉が出てこない…。
「ねぇ?…イクってどんな感じ?」
そういえば、フミエさんはまだイッた事がないんだっけ。
「頭が…真っ白で…何も…考えられなくなるよ…」
「私も…イケるようになるかな…」
「……。」
フミエさんに返事もしないまま、私はそのまま意識を失って眠ってしまった。
【つづく】
ちょ…!やっと夜の分まで書き終えたorz
長くなっちゃってスマソ…。次くらいで終わらせるつもりなので。
GJ!待ってました!ハァハァしながら読みました!
シズゥ受けも萌える(;´Д`)萌えまくり(;´Д`)ハァハァ
215 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/04(土) 20:29:21 ID:XOdij0Hv
>>213 とろけそうなほど萌えました!
スケカナシズゥの解説無くて残念だったけど
明日は期待できるかな??
ageちゃいましたごめんなさい(´;ω;`)
今日の放送でシズゥ→フミィの萌え解説あった?
予想はしてたが物凄く当たり障りない解説でしたorz
でもフミェもシズゥも可愛かったよー!
>>218 そうなんだ・・・。見たかったなぁorz 火曜日のすぽるとONに期待だな!
そういや、今夜のゲトスポはツンデレラのゆかりんらしいよw
連休も終わってきてみたら良作きてたGJ!
チョコレートのスィーツさんのは切なさが残ったけどヨカタよ
雰囲気的にはシズゥかな?でもフミィにも読めるね
姐さんのチョコを私は食べて
私のチョコは姐さんは食べてないってのがセツナス
レモンのスィーツさんのは相変わらず萌え萌え!
フミィもだんだん大胆になってきましたな
これから録画したスケカナ見るです〜
やっとスケカナのフミィの動画見たよ。ボレロ(・∀・)イイ!!
FPのシズゥの解説は冷静だったね・・・解説だから仕方ないけどorz
解説よりもシズゥがフミィに単独インタブとか見たいんだけな〜。
シズゥとフミィのからみ、見たかったのに〜!!
でも今後キャスターとかやるならインタブあるかもね。
それにしてもスル姐さんの引退は残念。
もうプロでも滑らないのかな。
>>222 スル姐引退か〜。サミシス。・゚・(ノД`)・゚・。
この前、家で古いビデオの整理してたら、長野五輪のビデオ出てきたよ!!
親父か誰かが録画してたらしい…w若かりしスル姐やボナ姐。シズゥを発見すますた!
スピスケも撮っててくれよな〜オヤジぃ…orz
朋美スマイルだったっけ?
長野フィギュアみんな若くて可愛いよねw
すぽるとシズゥ噛みまくりで萌えたw
フミィへのコメント緊張しまくってたねw
親父さんの趣味が解りやすい!!w
>>223 確かに長野はスル姐さんも朋姐さんも静姐さんもみんな若いよなー。
8年前だしなー、トリノでまたこんなに萌えるとは…
うちも録画しときゃよかった。
>>225 マジで萌えた!!ってか、毎回見てるこっちがドキドキする
>>226 長野のビデオはマジで親父の趣味だろうな〜w
女子フィギュアの何選手しか録画されてなかったしwww
しかし、自分も同じ趣味とは…血は争えませんな
シズゥとフミィに萌えまくりな最近。
ライバル関係サイコー(;´Д`)
なんであんなに棒読みなのさ・・・w
荒村の途中ですが、ちょっと思いついたので寄り道!
この前のゲトスポでユカリンの芸者特集やってたので
↑の方で書いた芸者ネタと絡めてみました。
休憩室で…。
村「ユカリちゃん。芸者のプログラム凄くよくなってきたんじゃない?」
中「そうですか!スグリさんにそう言われると、嬉しいです〜」
村「サーシャもね、COIの時に凄く楽しみにしてたのよ〜!」
中「え…Σ(゚Д゚;)そういえば、仙台の時…」
村「え?(もしかして…w)」
中「何か、私のことを本当の芸者だと思ってたみたいで…」
村「そうなの?!(ぷっ…私が吹き込んだのよw)」
中「誰かに変な芸者遊びを教えられたみたいなんですよね〜」
村「へぇ〜どんなの?(…シズカちゃんから内容は聞いてるけどwww)」
中「あの、時代劇とかでよくある…悪代官が帯をぐるぐる回して着物を脱がせるの!
あれを私にやってきて〜もう!大変だったんですよ!!」
村「そ、そうなんだぁ〜www」
中「しかも、サーシャの口調が悪代官そのもので!」
村「へぇ〜w私もちょっと見たかったなぁ」
中「スグリさん!笑い事じゃないですって!」
村「あはは…だってぇ〜www」
中「浴衣の帯なんて短いのに、あ〜れ〜って言いながらのスピンが足りないとか言われるしorz 」
村「サーシャも面白いわねwww」
中「スグリさん〜…本当笑いすぎですから〜」
スケートリンクでは、シズオとヨシオが颯爽と滑っていた。
恩「何か、あっちでユカリンとスグリさんメッチャ楽しそうにしてるで」
荒「え?…あ、本当だ」
恩「わしも行ったろうかな〜」
荒「ヨシオ!まだ休憩には早い!!」
恩「えぇっ!」
荒「ほら、練習!練習!ちゃんと飛ばないと後でビール飲ませないわよ〜w」
恩「は…はいorz (ユカリ〜ン。・゚・(ノД`)・゚・。お酒で釣られるワシって…)」
その頃、休憩室の二人はDVDでgeishaのユカリン一押場面を観ていた。
中「ここ!この場面が好きなんですよね〜」
村「…真の芸者は流し目一つで――漢の心を奪うことができる…。」
中「スグリさんw(なりきってるしw)」
村「ユカリちゃんは、この流し目は出来るようになったのぉ?」
中「それが〜なかなか難しいんですよね〜…」
村「今日練習してみたらぁ?ほら〜あそこに練習台もいる事だしぃ(ニヤ)」
中「え?よっちゃんですか〜?」
村「うん!私もシズカちゃんにやってみようかなぁw」
中「あはは!それ面白いかも。どっちが眼力強いか勝負ですねw」
中「どっちから行きます〜?」
村「私が先に行くわ〜」
中「じゃあ、スグリさんのお手並み拝見といきますかw」
スグリは練習しているフリをして、ゆっくりとシズカに近づいて滑っていった。
『真の芸者は流し目一つで――漢の心を奪うことができる』 ナレーションbyユカリン
村「レイバックスピン!!!」 ←技をした後にシズカを見て眼力を発揮中。
荒「…?!(フ…フミエさんったら〜私にアピールしてるしw)」
村「スパイラル〜ッ!!!」
荒「(もう…そんな目で合図してこなくても〜(*´Д`) )」
中「!(しーちゃん反応してる?)」
村「締めは高速スピンよ!!!」
荒「(もうわかったってば〜w)」
シズカは何を思ったのか、スグリに指でOKサインを出してニヤニヤしながら滑っていった。
中「反応はありましたね〜。さすがスグリさん!合格ですw」
村「そう?でも…シズカちゃん、何の事だと思ったんだろ〜?」
荒「(フミエさんたらw早くベットに行きたいのね!皆の前だからって、
視線で私を誘うなんてwww)ヨシオ〜!今日の飲みは中止よw」
シズカはやっぱり勘違いしていた…。
村「じゃあ、今度はユカリちゃんの番ねw」
中「はい。頑張ります!!」
ユカリンも練習しているフリをして、ゆっくりとヨシオに近づいて滑っていった
『真の芸者は流し目一つで――漢の心を奪うことができる』 ナレーションbyスグリン
中「まずは、スパイラル〜!!!」 ←眼力を発揮中。
恩「!!!!!!!!(*´Д`)=3ユカリン…かわええのぉ〜(ニヤニヤ)」
中「(何か、一発で効いたっぽいw)」
ヨシオはユカリンの方を見たまま勢いよく壁に向かって滑っていった。
荒「ヨシオ!!前!前!」
恩「え…?!ああぁぁぁ━━━━(゚Д゚;)━━━━!!(ドサッ!)」
村「ユカリちゃん…合格よw」
中「あはは!何か、DVDと同じようになっちゃいましたねw」
荒「何ユカリンに見とれてんのよw」
恩「だ、だってぇ〜!イタタタタ……。・゚・(ノД`)・゚・。」
中「よっちゃん!大丈夫〜?」
練習後…。
荒「フミエさんったら〜練習中に目で誘わないでよね〜w」
村「え?」
荒「早く帰ってイチャイチャしたいって合図でしょ?(ニヤ)」
村「ち、ちがうわよぉ…///」
荒「またまたぁ〜照れちゃってwまぁ、この後の飲みもなくなった事だし早く帰ってベッ(ry」
村「…。(やっとOKサインの意味がわかったわ…)」
中「よっちゃん大丈夫?」
恩「痛いよ〜!エーン!ユカリ〜ン」 ←ここぞとばかりに甘える人
中「どこが痛いの?見せてごらん?」
恩「えぇと…顔?」
中「顔?ぶつけたっけ?」
恩「うん…。ん〜〜〜ッ!(口を尖がらせた)」
中「…ふざけてるの?!もう…せっかく心配してやったのに〜」
恩「あぁ…ユカリン怒らんといて〜。どんな怪我でも、ユカリンのチュウで―」
中「バカ…!そんな事しか考えられないの?」
恩「だって〜。・゚・(ノД`)・゚・。」
中「もぉ〜!……よっちゃん?(チュッ!)…今日は特別だからね///」
恩「ウォ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! もう1回してぇな…」
中「(バコッ!!)ほら、帰るよ〜///」
照れ屋のユカリンはヨシオに背中を向けて歩き出した。
【おわり】
ワロス(´∀`)GJでした☆この4人いいわ〜
ゆかりんのゲトスポ面白かったね!
中国杯の眼力楽しみだな〜(`・ω・')
関係ないけどすぐりんのFPの曲が頭から離れない…
ジャマダジャマダ♪
geishaネタ、笑かせてもらいやした。
オンちゃんもシズゥも漢だったわけですね。
そんな二人のハートを弄ぶゆかりんとすぐりん…
ゆかりんも中国杯ファイトでっせ!
す「もぉ〜なんであんなに棒読みなのぉ?不自然だよ・・・」
し「ごめん・・・フミエさんのことってTVでうまく喋れなくてさ・・・」
す「・・・でも一生懸命キャスターしてて可愛かったよ」
し「・・・(照)まだまだ慣れなくて・・・」
す「シズカちゃん可愛い・・・♥ウフフ」
し「もぉー恥ずかしいじゃんやめてぇー!」
ユカリン中国杯2位オメ!
日本大会でスグリンと当たっちゃうけど、二人とも応援しとるで!!
フミーとゆかりんのシンデレラ対決だね!
主将、かぶりものをするの巻
「そういやオカザキ先輩、かぶりものするって言ってましたけど、どうします?」
「え〜、トモミぃ、恥かしくてそんなのできなぁ〜い(//∇//)」
「ど、ど、どーしたんですかっ!突然そんな薄気味悪い声だしちゃって!!
昨日の飲み会では戦隊ものでもメイドでも褌でもなんでもしちゃるって言ってたじゃないですか!!」
「やーん、フンドシってナニ〜?サユリちゃんのエッチぃぃぃ!!(≧∇≦)ノ=バシッ☆ ̄(>。☆)」
「……」
「きゃ〜ん、サユリちゃぁん、こわ〜い顔しないでぇ〜(*^▽^)σツンツン(-゛-メ)」
そう、トモミは猫をかぶることにしたのだった……。
チョット意味が違うんだけど…スマソ
ワロスw 姐さん可愛いw
すぽると on Iceのシズゥがめちゃめちゃ可愛かった
シズゥ可愛かったな〜(*´Д`) ハァハァ
先週も赤いセーターだったけど、今日の赤いダウンもイイ!!
・・ってか何気に過疎てるよね
過疎ってるっていうか、このくらいマターリがいいのではないか?
せっかく職人様達もいろいろ書いてらっさるし。
その方が息が長く続きそうだw
これからシーズンだし萌えネタをいろいろ探すのもいいじゃん。
まあ、一時の怒涛の投下はないもののマターリ行くのもいいんじゃないかと。
萌えネタ話は私も好きだな。
今週はフランス杯ですね。皆頑張れ〜萌え演技を見るの楽しみにしてるよ!w
と思いつつ
>>240さんの設定をお借りして書いてみましたので投下します。
↓
というわけで猫をかぶることにしたトモミであったが、
かぶるだけじゃつまらないので本格的に猫になってみようと思った。
*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。
サユリはソファに座り、真剣な顔で『おためしガッテン!間違いだらけのドロドロ血液』
というタイトルの本を読んでいた。
ふと気づくと、なんか変な感触が足首に触れたので目を落とした。
「だぁぁぁっ!!何してんですかあ!」
「えへへ…今日はネコになってみようかと思って…」
なんと、そこにはハイハイしながら足に顔をこすり付けてくるトモミの姿が!
「ちょっと!どこスリスリしてんですか!!」
「にゃ〜、サユリちゃんの生足はすべすべして気持ちいいにゃ〜」
思わず短パンをはいた足を引っ込めるとトモミはそれを追いかけきてスリスリしてきた。
「なにやってんですか、ホントに」
「サユリにゃ〜ん、ミルクちょうだい」
すっかりなりきっているトモミはサユリに膝に顎をのせて甘えた声を出した。
「へ?ミルク?ああ、牛乳ですよね。先輩、牛乳好きですもんね」
「よつば牛乳ね。できれば根釧特選のやつがいいにゃ」
「もー、ぜーたく言わないでください」
こうなると自分からじゃないとやめてくれそうにないので、サユリはやれやれと立ち上がり、
冷蔵庫から牛乳パックを取り出して、マグカップに注ぐとテーブルに置いた。
するとトモミはちょっと口を尖らせて、猫の手をして、サユリの膝に乗せた。
「これじゃ飲めないにゃ。お皿でちょうだい」
「本気ですか」
「うん」
まったくなにやってんだか…と呆れつつも今度はスープ皿に牛乳を入れて戻ってきてくると、
トモミはフローリングにぺたっとお座りをしていて、ここ、ここと猫手で床を軽く叩いていた。
その仕草が面白いので、サユリは苦笑しながら床にスープ皿を置いた。
そして、どうするんだろうとすぐ隣でマグカップのミルクを口にしながら様子をながめた。
やっぱり、トモミは猫のようにそのままピチャピチャと音を立てながらミルクを舐めはじめた。
「…ほんとにいい加減にしてくださいね」
そう言って呆れ顔を見せたサユリだったが、部屋に響くピチャピチャとした音と
背中をしならせ、肘をついて四つん這いになったトモミの姿を見つめているうちに
みょ〜な感覚が胸の奥からむずむず沸いてくるのを感じた。
(なんかこれってちょっとエッチぃ構図だなぁ…)
いったんそう思ってしまうとなんだかドキドキしてしまって、頬に熱を帯びてくるのを感じながら
サユリはその様子に見入ってしまった。
「ん〜、やっぱりこれじゃ飲みにくいにゃ」
しばらくするとぱっと顔を上げ、トモミはサユリを振り返った。
まさかそんなエロい目で見てましたとは言えず、サユリはドギマギして立ち上がった。
「も、も、もうっ、だからい、い、言ったじゃないですかっ!」
慌てたサユリの舌はこんがらがってしまった。
トモミは唇の周りについたミルクを舌でなめて、ニャーと笑った。
「こ、こぼすといけないから、か、片付けておきますね」
赤くなった顔を見られないようにサユリはそそくさとお皿をキッチンに運んでいった。
お皿を洗って、タオルで手を拭きながら戻るとトモミは相変わらずソファの横でお座りをして待っていた。
「ま、まだやるんですかぁ」
少しウェーブのかかった髪がくしゃくしゃになっていて、こっちを向いた瞳はまだ何かいたずらをやりたそうに
キラキラしていた。
なんだかホントに長毛種のハーフ猫みたいだとサユリは気づかれないようにくすくす笑いながらソファに座った。
「サユリにゃ〜ん、喉をなでなでして」
「あー、はいはい」
トモミがそう言って顎を上げてきたので、仕方なくサユリは付き合うことにした。
猫にしてやるように喉を撫でるとゴロゴロ言いながらトモミは目を細めた。
白い喉元を見せ、気持ちよさそうにするその表情は平和そうで、でも少し艶かしい。
(や、やっぱりなんか変な気持ちがして来ちゃうなぁ…こんな顔見てると…)
ぼーっとしながら、撫で続けるサユリの手をトモミがふいにペロッと舐めた。
「ゃんっ!」
驚いて手を引いたサユリの膝の間にトモミがするりと割り込んできた。
「や、やだっ、何するんですか」
脚の間からにまっと笑みを浮かべながら顔を出すトモミの表情は何かを企んでいた。
そしてチラリとサユリの顔を見てから膝の内側をペロペロと舐めはじめた。
「うひゃひゃひゃ、くすぐったい〜、やめて〜」
サユリは身をよじりながらソファに倒れこんだ。
「ん〜、さすがサユリにゃん、いい太股をしてるにゃ〜」
そんな事をいいながらトモミの舌はだんだん腿の内側を舐めながらあがってきた。
(こ、こら、どこまで舐めるんだってば、まずいよっ!)
身の危険を感じたサユリは慌ててトモミの肩を押さえた。
「せ、先輩、ストップ、ストップ!もう、だめだって!」
「にゃ〜、これからがいいところにゃのにぃ〜」
腿の間から頬をふくらませて顔をあげると、今度はソファに横になっているサユリの上に乗りあがってきた。
「あ、あ、ちょっと乗っかってこない…で」
「へっへっへ。ネコはすぐ甘えてくるものなのにゃ」
そして肩の脇に猫手を沈めると覆いかぶさるようにサユリを見下ろしていた。
茶色がかった髪がサユリの頬をゆらゆらと撫で、大きな瞳はじっとこちらを見つめている。
人とこんなに間近に顔を合わせるなんてめったにないし、ましてや押さえ込まれている体勢が
サユリの心に追い討ちをかけて、胸の鼓動がバクバクと体中を激しく打ち鳴らしているのがわかる。
そしていきなり顔が近づいきてサユリの鼻の頭をペロッと舐めた。
「……!」
「うふふ…ちょっとかじっちゃおうかにゃ〜サユリちゃんのこと」
えっ、何?と思う間もなく唇が重なり、温かく濡れた舌が自分の口内にぬるりと割り込んできた。
サユリは驚いて瞳を大きく開いたが、滑らかな舌にやさしく口の中を撫でられると力が抜けてきて
やがて瞼がとろんと落ちてきてしまった。
時折、角度を変えながらトモミは舌をからませて唇を吸い続けてくる。
(やばい…頭の中が真っ白になってきちゃう…)
目を閉じたサユリにはさっきのミルクを舐めているトモミの姿とキスをされている自分の姿が浮かんできて、
めちゃくちゃ恥かしい気持ちが余計に鼓動を昂ぶらせた。
(…で、でも、こんなことしちゃ、だめ、だめだって!!)
頭の中の霧を振り払うように言い聞かせて、顔を横に振り唇を離すと、冷たい空気を求めて
はあーっと大きく息を吸ってトモミの肩に手をかけた。
「もう…ネコはそんなことしませんよ」
サユリはやっとそれだけ文句を言ったが、目のふちを潤ませたしどけない表情で肩を上下させていた。
その姿は扇情的で色っぽくてトモミはうれしそうにニヤニヤした。
「だって、ミルクの匂いがしたんだもん」
「もう…」
「でもサユリにゃんの方がミルクよりおいしかったよ」
舌なめずりをして、サユリの首筋に顔をこすり付けてきた。
(つづく…?)
GJ!姐さん何かエロいな〜。
姐さんのネコ姿をみて興奮してるO菅タンも可愛い!襲っちゃえばいいのにw
続きが気になりまつ…(*´Д`) ハァハァ
姐さんテラカワユスw
遅くなっちゃったけど
>>212荒村のつづきです
一応これで完結!!
早朝に練習があった為、私達の朝は早かった。
私が起きる前にフミエさんは起きていて、出かける前のコーヒーと
車で食べる為のおにぎりを用意していてくれた。
―――リンクに着いて…―――
他の人にこの関係が気付かれないように、私は一人駐車場で時間を
潰してからリンクへと向かった。練習中もお互い知らんぷりをしている…。
私は、練習をしながらもフミエさんの事が気になって仕方なかった…。
昨晩、「私もイケるようになるかな」 と言った彼女の声が頭から離れない。
そんな事を考えているうちに早朝の練習は終わり、皆が帰ったのを
見計らって二人で車に乗り込んだ。
「この後、どうする?」
「あ〜…どうしょうねぇ」
「シズカちゃんの部屋に…行っちゃダメ?」
「ん?じゃあ、行こうか?」
車の中での会話はあまりなく、早朝というのもあってあっという間に
私の部屋に着いた。
部屋に入ると、私はテーブルの上に置いてあった雑誌やらを片付け
コーヒーを入れにキッチンへ向かった。
「フミエさん?体冷えたしお風呂入れば?」
「あ〜じゃ、タオルとか貸してね?」
「うん!いつものことにあるの適当に使っちゃって」
キッチンでコーヒーをセットし、リビングに戻る途中にシャワーの音が聞こえてきた。
シャワーの音に耳を澄ませている自分に気付き、一人で赤面してしまった。
昨日フミエさんの家で散々いやらしい事をしてきたというのに…。
最近は会う度にフミエさんを求めてしまっている。
こんな私の事を彼女はどう思っているのだろう…?
…ガチャ!とお風呂場の戸が開く音がして、反射的にそちらに目をやった。
そしてすぐ、バスタオルを巻いただけの姿でフミエさんが現れた。
「ふぅ〜。温まったよぉ〜シズカちゃんも入ってくれば?」
「……。」
「あ、コーヒーの良い匂いがする〜」
フミエさんはタオルで髪の毛を拭きながらソファへと座った。
私は立ったままでフミエさんの姿に見とれていた。
「…シズカちゃん///何見てるの…」
肩に残った水滴に朝日が反射してキラキラ輝いていた。
私に見られている事に気付いたフミエさんは、恥ずかしそうに体をもじもじと動かした。
「ねぇ?聞いてるのぉ?」
「あ…うん///」
「また…いやらしい事考えてたんでしょ〜w」
「ちがっ…。っていうか…」
「ん〜?なぁに?」
「…見とれてたの///」
「え…やだぁ///」
フミエさんは胸元を隠すように手で覆った。
「…あの…さ?」
「うん…」
「風邪ひくと困るから…服着たら?」
気がついたら思っている事と逆の事を言っていた。本当はバスタオルを剥いでこのまま…。
「…私もお風呂行って来るね…」
「あ、うん」
私はフミエさんを部屋に残し、バスルームに向かった。
バスルームに入り、シャワーを浴びてあっという間に体を洗い終えてしまったが、
すぐに出ることはせずに、そのままお風呂場の椅子に座ってぼーっとしていた。
さっきのバスタオルを巻いたフミエさんの姿が頭の中に残って消えない…。
どれくらいぼーっと座っていたかわからないが、私は漸く重い腰を上げ、
もう一度シャワーを浴びてバスルームを出た。
…ガチャ!
「あ、シズカちゃん長風呂だったね〜?温まった?」
「う、うん…」
フミエさんは私に近づき、不意に抱き締められた…。
「あれぇ?あんまり温まってないみたいだけど…」
私の顔を見上げて話す彼女に思わず口付けてしまった。
「ん…///どうしたのぉ?」
「…したくなったから」
彼女の頬を両手で包み込み、今度は舌を割り込ませてキスをした。
彼女の腰がカクっと下がり、私は慌てて受け止めた。
「あ…ゴメン///」
「大丈夫?」
「シズカちゃんにキスされると…力が入らなくなるの///」
そんな事を言われて我慢できる程、私は大人じゃない…。
私はフミエさんを軽々と抱き上げてベットへ下ろし彼女の上に跨った。
私の髪の雫がフミエさんの服にポタポタと染みを作っていく…。
「抱きたくなった…いい?」
「え…///」
*******************************************************
私達はカーテンから差し込む陽の光の中で激しく愛し合った。
彼女はまだ肩で息をしていて話せないでいる…。
私はタオルケットを身に纏うと、キッチンからミネラルウォーターを持って来た。
彼女を起き上がらせ、蓋を開けて口元へ運んでいく…。
ゴクゴク…と喉を鳴らせて水を飲むと、一息ついてフミエさんが口を開いた。
「…シズカちゃん朝から激しいよぉ///」
「ゴメン…何か我慢出来なかった…」
「謝らなくて良いよ?」
そう言って彼女は私の頭を撫でてくれた。
「付き合ってからさぁ、会う度に…私はフミエさんを求めてばっかで…」
「そんな///」
「嫌…じゃない?」
「え?何でそんな事聞くの?」
「いやぁ…もしそうだったらさぁ…」
「嫌なわけないじゃない。私はシズカちゃんが好きなんだし…」
「え…」
「私は何も経験ないから…その…こういう事ってよくわからないし」
「…。」
「それに、最近は…キスとか…したいなぁって///」
「え?!」
「あ!!その…前はそんな事考えたりしなかったんだけどね///」
「そうなの?!」
「うん…///ボーっとしてるとシズカちゃんの事考えちゃうんだよね…」
思わず抱き締めてしまった…。
「シズカちゃん?」
「……私もいつもフミエさんの事を考えてる」
「え…」
「いつも一緒に居たいし…離れたくない…」
「うん…///」
「今まで恥ずかしくて言えなかったんだ〜///」
フミエさんは私から離れると、ほっぺにキスをしてくれた。
「私も恥ずかしくて言えない事たくさんあるけど…少しずつ言えるようになりたい…」
そう言って恥ずかしそうに俯く彼女のおでこにキスを落とした。
フミエさんは私がキスした所を手で押さえて照れている…。
そんな姿が堪らなく可愛くて、また抱き締めた…。
私達はお互いの温もりを体に沁みこませるように抱き合っていた。
私もフミエさんもきっと考えている事は同じだろう…。
次に会えるのは一緒に出る予定のアイスショー。
それまではどんなに会いたくても会うことは出来ない。
私はそっと彼女の体をはがすと、昨日から何回か見損ねているDVDを
プレーヤーに差し込んだ。
「これ…ちゃんと全部見ないとね?」
「え…?」
「最後までフミエさんと一緒に見たいから」
「うん…」
「だって…」
離れていてもこれを見る度に、フミエさんの家に泊まりに行った事や
こうして過ごした事を思い出すと思うから…。
【おわり】
終わっちゃった・・・終わってほしくなかったw
GJです!毎回ハァハァ萌え萌えしながら読んでました!
シズフミカポーがますます好きになっちゃったよー(*´Д')
次回作期待して・・・いいですか・・・?
おかわり・・・いいですか?
ぬおおお〜
シズゥとフミィキテターーーー!!!
このカポーはエロいんだけどかわいくて萌える
また別バージョン書いてください!職人様!
書き忘れたけど
ぬこ姐さんもカワイイな
しかしまたO菅タンが攻められっぱなしなのか?w
頑張って反撃してほしいwww
しーふみキタ━(゚∀゚≡゚∀゚)━!!
とろけそーな二人だー最高!ぬこ姐さんも(・∀・)イイ!
神様達GJですよ〜!!
シズーとフミーが終わってしまった…。
かなり萌えました!長編乙でした!
この二人、好きだからまた読みたいです!
とりあえず最初から読み返してみます!
うおー!イイ!良作沢山GJっす!神に感謝っす!
「こういう冗談はせめて酔っ払った時だけにしといてくださいね」
「ふぅん、じゃ飲み会の時とかぁ?みんなが見てる方がいいんだ。サユリにゃんは大胆だねぇ」
「……やっぱ冗談でも、絶対にそういうことはしないでください」
この人の場合、誰が居ようと酔っ払っちゃうとノリでさっきみたいなことをマジでしてしまいそうなので
サユリは声を低くきりっとした表情をつくって、トモミの肩を押さえた。
トモミは胸の辺りから、その様子を上目遣いに見上げるとサユリの顎をコチョコチョしながら言った。
「サユリにゃんのそういう顔ってさ、真っ白い日本猫みたい」
「でも先輩、確かこの間は私のことシベリアンハスキーみたいだって言ってましたよね」
サユリはあの時もう少し可愛い動物に例えてくれとふくれっつらをしたのだった。
そしてまたそれを思い出して口を尖らせた。
「うん、でも今日はねぇ、ネコっぽいよ。なんか、うん、すごく色っぽいよ。うふふふ」
「そ、そうですか」
身体が密着した状況でそんなことを囁かれると、鼓動がおかしなリズムになりそうだ。
頬がすぐぱっと紅くなるのが自分でもわかったけれど、サユリは目をそらしきゅっと唇を結んだ。
トモミはその隙を窺って足を伸ばしてサユリの両足の間にするりと割り込ませた。
「あっ」
足の内側が別の人肌で不意に擦られた感覚にサユリは驚いて声を上げた。
二人の絡み合った足は白く逞しく鍛えられているが、
その爪先は整えられ、丁寧にピンクとパールのペディキュアを塗られていて光っている。
(な〜んかアブナイよなぁ…、この人のペースに巻き込まれそうで…)
お互いの素肌が触れる時なんか良くあることだし、お風呂に一緒に入ったことだって数え切れないくらいある。
男子選手に混じって脚を出してトレーニングをしたり、着替えたりするのだって慣れっこだ。
でも何気ない部屋の中でこうして二人っきりで彼女とぴったりとくっついていると、
くすぐったいような恥かしいような妙な甘酸っぱい気分になってくる。
それがどういう感情なのかはサユリにもよくわからなかった。
(うーん、こういうのってマズイんだろうな〜、だんだん慣れてきちゃうってのが)
例えばあの時はホントに油断してしまった。
冗談半分にしろまだ競技場の中で他の選手が居るのに突然チュッとしてくるから…
「Oh!」と言う声に我に返って慌てて変な弁解をしたのを覚えている。
(まあ、アレは見られたのも日本人じゃなかったから、あんまり気にもされなかったろうけど…
だんだんエスカレートしちゃうと…な)
あれこれと思いを巡らせながらサユリは無意識に胸にあるトモミの頭を撫でていた。
そしてトモミも猫の尻尾のように片足をぱたぱたと振っていた。
「にゃ〜、サユリにゃん、もう一度キスしてもいい?」
「な、なんでまたキスしなくちゃいけないんですか」
さっき許したとは言え、自制しようとする気持ちを小突くような言葉にサユリは驚いて上体を起こした。
「ん〜、やっぱりネコになるとさ〜、甘えたくなっちゃうんだよね〜」
「別に甘えてきたっていいですけど…どーしてそれがキスになっちゃうんですか」
「んん〜、一番わかりやすいからじゃない?」
ニコッと微笑むとトモミは背を伸ばして、不意打ちをするように唇を合わせた。
小さな風が起こってサユリの唇に柔らかい感触が押し付けられ、さっきの甘い痺れが頭の中に蘇ってきた。
けれども今度はトモミの身体はすぐに離れてしまった。
「ふふっ、ごちそうさまにゃん」
「……」
「……なんだか残念そうな顔してるねぇ…」
またしても悪戯っぽい顔でニヤニヤと笑いながらトモミは指で顎のラインをすうっとなぞる。
「なに馬鹿なこと言って…」
(でも、あたし…どんな顔してるんだろ…)
奥底で燻っている気持ちまでなぞられた様な気がしてサユリは慌てて顔を伏せ、
高鳴った動悸を押さえ込むように手を当てて背を向けた。
姐さんもさゆりんも可愛い!GJ!
「もっと、して欲しかった?」
「して欲しくないです」
「そうかにゃ〜」
ソファの窪みに顔を隠したサユリの背中へと、トモミは覗き込もうと身を乗り出した。
バラバラと顔を覆う栗色の髪を指先でやさしく真っ赤になった耳にかけてやる。
すると紅潮した頬に眉をしかめて目を閉じたサユリの横顔があらわれる。
耳のきわをすーっと撫でるとサユリは黙ったままくすぐったそうに肩をすぼめた。
「へへへ、ピンク色になっちゃってかわいいにゃ〜。イチゴミルクみたいにゃ」
(おいおい、それじゃネコというよりエロオヤジのセリフだろっ!)
サユリは心の中でトモミにネコパンチをかましたい気分だった。そして
(サユリのバカバカ!なんでオカザキさんのキスで気持ち良くなっちゃうんだよ〜!!)
と自分自身にもネコパンチをかましていた。
「ね〜え、サユリにゃんもネコになってよ〜。イチゴミルク色のかわいいネコにさ」
サユリの肩に猫手と顎をちょこんと乗せてトモミはわざとらしい甘ったるい声を出した。
「なりませんよ、そんな色のネコなんかに」
「そしたらさ、うんとかわいがってあげるにゃん、ネコ流にさ」
「何言って……」
その言葉の裏のなにかが、サユリの耳をビクンと刺激して思わず跳ね上がって振り返った。
そしてトモミの方へ面と向かってみたものの、その後なんと言っていいかわからずに口をパクパクさせた。
「ふふふっ、さっきの続き…したいでしょ」
「さっきの続き?さあ、知りませんね」
サユリはそっぽを向いて知らん振りをしたが、鼻がひくひくしていた。
「ふーん、あんな気持ちよさそうな顔してたのににゃ〜」
なんだよ、そんなにじっくり顔を見てたのかよ、とサユリは恥かしさまぎれに心の中で悪態をついた。
「そ、そーゆーことは彼氏にやってください!」
自分でもなんかヘンな返事だと思いながらサユリは横を向いたまま言った。
どんな答えが返ってくるかとそーっとトモミの方を見ると、目が合った瞬間、すました顔で
「だって、男はネコになれないもん」
サユリの頬を両手で包むと鼻の先をくっつけてニヤッと笑った。
(まだ…つづく)
ごめんなさい。数字間違えた上のは11です。
書いてるうちに長くなっちゃったなー。
>>278 いや〜GJっす!姐さんネコになってもオヤジっぽいのかw
>冗談半分にしろまだ競技場の中で他の選手が居るのに突然チュッとしてくるから…
「Oh!」と言う声に我に返って慌てて変な弁解をしたのを覚えている
これワロスwww変な弁解って…想像してウケてしまったw
つづき楽しみにしてますね!
姐さんの猫いいね!
恩ちゃんが6分間練習で海外の可愛い子とぶつかっちゃって
少しドキっとしてしまいました ごめんなさい
恩ちゃん、表彰台オメ!
アマから引退するかどうかは迷ってるみたいね
ゆかりんもがんがってるし
どっちにしろ悔いのないようにシーズンを過ごしてほしいな
今日のテロ朝のが楽しみだ
ぬこ姐さんもなんだがぁゃιぃ展開になってきた?wktk
恩ちゃん表彰台良かったな!
放送なかったから見れなかったけど、今夜のゲトスポはくるかな?
スケカナもロシア杯も放送なかったけど、来週COI完全版があるからいいとするかw
赤ビ○ニ完全版か?!(*´Д`) ハァハァ
恩ちゃんオメ!恩ちゃんよく見ると美人だね!
ちょっと質問だけど、SS投下のさいに内容とか注意書きって必要?
普通のアマアマSSとかなら別にいらないかなーとは思うけど
今書いてるのがちょっとアレなもんで…
私はどんなジャンルのSSも美味しくいただきます派だけど、
気になるなら「ちょっとヘビーです」みたいな一言添えればおkじゃないかな?
マターリ進行だし、そんなに荒れないと思うよ〜!
SS投下期待してます(∩´∀`)∩ワーイ
>>285 ちょっとアレってなんだろう。ドキドキwktk
気になるようならやっぱり投下前に一言あると心の準備ができますw
ちなみに私は痛そう系(SMとか)は苦手なので。
作品を投下をおまちしておりますよ!!
288 :
285:2006/11/27(月) 22:56:21 ID:jok5jr0I
>>286-287 レスd!ゴメン言葉足らずでw
ちょっとアレとは、書き出しが今までのと違うので説明とかあった方が良いかなと。
でも、ネタバレみたくなると読み手にはツマンネかなーとか思ったので。
暴力系やグロ系ではありませんよw(自分もそういうの嫌いなので)
途中までは書いてみたんだけど、意外と難しくて四苦八苦(-ω-;)
とりあえず頑張ってみます!!
289 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/28(火) 00:36:05 ID:3jq3Zvex
N杯フミー頑張れ!フミーの新作期待してまつ
んhk杯のフミー演技も良かったけどキスクラ最高だったw
明日もこの調子で頑張れ〜!!床タンもフミーの解説に力入ってたね
シズゥもあれくらい(ry
フミーは気迫ある演技でよかったね。
床さんも褒めてたし。マオマオはジャンプ成功して俄然フリーに期待しちゃう。
ゆかりんもがんがって明日は表彰台独占だー!!
シズゥはすOIでどんなコメントするかしら。楽しみ。
みんな来てくれてありがとー!お花もありがとー!
かわええのう(*´Д')
また長くなりそうなので一旦投下します!
>>288に書いた「書き出しが…」の部分です。
これだけじゃ訳わかんないかもしれんけど、続きを待ってくれ〜(;´∀`)って事で。
灰色の景色の静かな場所を私は一人で歩いている。
そこはたくさんの木々が生い茂り、どこか見覚えのある風景だった。
しばらく歩いていると頭の上にぽつぽつと水滴が落ちてきた。雨だ…。
どこか避難する場所はないかと探しているうちに雨は土砂降りへと変わった。
木陰に逃げ込もうとして走りかけた時、不意に誰かに肩をつかまれた。
振り返ると赤い傘をさした誰かが立っていて私を傘の中に入れてくれた。
誰なんだろう…と顔を覗き込んでみても薄暗くて口元のあたりと肩より
長めの髪の毛しか見えない。
周りの景色は色がないのに、赤い傘だけは鮮明に色が付いていた。
静かな場所だと思っていたが、雨の音までも聞こえないのはおかしい。
まるで音が消えてしまった世界のようだ。
赤い傘をさしてくれた人が私に何かを語りかけようとして口元が開くのが見えた。
その瞬間、先程までの静寂が嘘のように傘を叩きつける雨音がひどくなった。
「……。」
「え?聞こえない!」
「……。」
「もう1回言って!」
その人は私に赤い傘を渡すと、どこかへと消えていなくなってしまった。
私はベットの中で汗ばんだ体を起こした。
「…また、あの夢だ…。」
そう…この夢はもう何度となく見ている。
しかし、あの人は誰なのか…私に何を言ったのか…。
毎回、夢の事はすぐに忘れてしまって気にも留めていなかった。
色々なスケジュールに追われて、月日があっという間に過ぎていった。
恋人とも会うことは出来ず、メールでお互いの近況報告をするだけ…。
そんなある時、私はアメリカでのツアーを終え日本に帰ってきた。
日本に帰ってきたからと言っても休みなど殆どなく、私は毎日忙しく過ごしていた。
朋さんとあの旅行に行ったのも随分前のように感じた。
あれから電話もメールもしていない…。
電話をかけてみようと何度も携帯を手にしたが、いつも電話番号を見つめるだけで
携帯を閉じてしまう。何を話せば良いのかが見つからないのだ…。
仕事を次々とこなしていくなか、スケジュールの確認の為に私は手帳を開いた。
9月のページを開いてすぐに大事なことを忘れていたのに気がついた。
もうすぐ朋さんと仕事で顔を合わせなければならない…。
マネージャーからこの仕事の話を聞いたのは旅行から帰ってすぐの事だった。
8月が後10日で終わるという頃から、私は毎晩あの夢を見た。
いつものように赤い傘の人が話をしようとすると、雨の音に消されて何も聞こえない…。
あの人が誰かまだわからない…。
後数日で9月になるという頃、夢に色々な変化が起こり始めた。
9月まで後3日…。
私はあの夢の前に、もう1つの夢を見ていた。
長野五輪だろうか…?まだ若くて幼い私は赤い衣装を纏って滑っていた。
周りの景色はいつもと同じ灰色なのに、赤い衣装だけはくっきりと色が付いている。
夢の中で、転びそうになった私に手を差し伸べてくれた人がいた…。誰だろう?
そこで一旦目が覚めたが、またすぐ眠りに落ちた。
今度はあの夢だ。いつもの夢と少し違っていることに気がついた。
周りの景色が少し色づいているように見える…。
そう思って辺りを見ていると、例の如く雨が降り出し私はまた赤い傘の中に入っていた。
あの人が私を見て悲しそうに微笑んでいるのが見えた。
「どうしたの?」
と私が聞くと、あの人はゆっくりと口を開いて私に何かを語りかけてきた。
「……。」
「え?なに?」
「……。」
「聞こえないの!お願い…私をおいていかないで!」
私の言葉が聞こえていないの…?
あの人は赤い傘を私に渡して霧のように消えてしまった。
目が覚めた私は、涙で枕が濡れていることに気がついた。
9月まで後2日…。
ベットに入ったものの、あの夢のことが気になってなかなか寝付けないでいた。
強めのお酒を何杯か飲み、眠くなるまでうつ伏せになって本を読むことにした。
……。
強いお酒のせいで、なんとか眠りに落ちた私は、夢の中でトリノ五輪の会場にいた。
SPを滑る順番を待っているのか、私は赤い衣装を着て通路の側で体を動かしている。
ストレッチをしながらも、なぜか観客席が気になって仕方ない…。
会場に私の名前がアナウンスされ、私はリンクへと降り立った。
私の赤い衣装の他は観客席なども全部いつもと同じような灰色の景色だ…。
幻想即興曲の第一音が聞こえて私は滑り出した。
まるでトリノで自分が滑ったビデオを見ているような感覚だった。
滑り終えて観客に挨拶をする場面で、客席に違和感を感じた。一箇所だけが赤い光を
放っているように見える…。リンクを去る瞬間まで目を凝らして見たが何かはわからなかった。
…そこで目が覚めた。
それからしばらくは、また目が冴えてしまったので、雑誌などを読みながら時間を潰した。
朝方にようやく二度目の眠気が襲ってきた。
吸い込まれるように夢の中に入っていった私は、いつものあの景色の中にいた。
周りの木々が嘘のように綺麗な緑色をしている。空も澄み渡っていて雨など降りそうにない。
前にも思ったが、どこか見覚えのある風景だ。
いつもはここで雨が降ってくるんだよなーと思って空を見上げたが、雨は降ってこなかった。
もしかして、いつもの夢とは違うのかもしれない…。
あの人は私が雨に濡れないように傘を持ってやって来る。
私は地面に寝転がって、澄み渡った空を眺めていた。
たまに頬をかすめる風に、木々の匂いが混じっているのが心地よい…。
この匂いはつい最近にも嗅いだことがあるような気がした。
気持ちが落ち着くのとともに、胸がきゅんとして締め付けられるような想いが混じっている。
目を閉じて大地に体を預けながら私はうとうとしていた。
閉じた瞼に太陽の光が当たり、私の目には鮮やかな赤い色が見えている。
一瞬、目の前で日差しが遮られたような気がした。
誰かが私の事を覗き込んだ後、そんなに大きくない掌が私の頬に触れた…。
目を開けようとしたが、どうしても開けられない。……誰?!
自分が叫んだ声で目が覚めた。
なぜだかわからないが、あの掌の感触を私は知っているような気がした…。
【つづく】
シズゥと姐さんの続きktkr!
なんか前と違ってミステリアスな出だしですなぁ
ドキドキして続きをまってます!
新作キタ━━(゚∀゚)━━!!!ミステリアスで(・∀・)イイ!
度礼のとこでシズゥって書いてた人いた…ここの住人かな?
せっかく落ち着いてるし、気をつけたほうがいいかもね
新作乙です!続きが気になるよー!
フミィもゆかりんもまおまおも表彰台独占オメ!
11日の深夜にフジでスピスケW杯の放送あるね!
久々に姐さんをTVで見れるのかと思うとドキドキw
同じ日のゲトスポはシズゥだね。スピスケと少し時間かぶるけど・・・
おっと!今日のすOIも忘れずに見ないと
くっついた鼻先は少し冷たい。それとは対照的に吐息は熱く甘くサユリの唇にかかる。
瞬きさえするのを忘れて、されるがままに彼女の次の動作を待っていた。
「ねぇ」
「女の子はみんな、見えないネコの尻尾があるんだよ。どう…?確かめてみる?」
圧倒的な誘惑をする妖しい微笑み。いつもの彼女とは全く違う表情に背筋がぞくっと震えた。
なにも知らない男どもなら一発で墜ちちゃうだろうな…と思いつつ、
サユリは自分も崩れて落ちそうな身体をなんとか支えようと腕に力をこめた、と同時に、
ふわっと全身が浮いてきゃっと小さく悲鳴を上げた。
そしてぐるっと空間が移動するのを感じた後、どさっとスプリングのきいたシーツの上に投げ出されてあせった。
(うっ、ベッドの上!)
火照った身体から冷たいシーツが理性を取り戻させた。
「こ、ここはだめ!!」
今度こそ逃げ切れなさそうな危険を感じてサユリは慌てて身体を起こそうとした。
「うふふふ…でもねぇ、ここの方がじゃれ合いやすいんだもんにゃ」
トモミは白い綿毛布を両手に握ってモモンガのようにふわりとサユリの上に飛びついてきた。
真っ白い布に包まれ、周りから遮断されて世界がトモミと二人きりになったみたいだった。
しかもいつのまにかトモミはカーゴパンツを脱ぎ捨てショーツ一枚の下半身になっている。
「サユリにゃんの尻尾も見せて」
「あ、やだぁ!」
トモミの手が素早く短パンのウエストの紐をほどき、するっと足から引き抜いた。
むき出しになったサユリの足に、さっきよりずっとトモミの腿の内側が広く深く密着する。
体温と肌の滑らかさを感じて、サユリの身体中の血が一気に駆けあがった。
「あ、ひもパン(はぁと)」
「や!」
ブルーの紐に指をかけられて、サユリは身をよじって必死にそれを押さえた。
「絶対にそれはやめてください!」
「えへへ〜、さすがにコレはだめだよねぇ」
自分をたしなめるようにトモミは笑って手を引っ込めた。
ほっとしたサユリだったが大ピンチの状況は変わらない。
くふっと微笑んだいたずらな顔がにじりよる。
トモミのタンクトップから白いブラがちらっと見えて、首から下げたネックレスのクロスが目の前でゆらゆら揺れていた。
(神様〜!どうかサユリをお守りください〜〜!)
サユリは思わずその十字架に祈っていた。
シーツを手繰り、そろそろと後ずさりするサユリの背中にコトンっと壁が当たった。
トモミの顔がスローモーションで近づいきて、追い詰められたサユリは背くこともできずに息をのんだ。
するとトモミは正面をすぃーっとよけて頬をこすり合わせ、耳元でみゃぉーんと子猫が甘えるように鳴いた。
「あ〜、サユリにゃんのほっぺはすべすべして気持ちいいにゃ〜」
そして耳のちょっと固いところどうしを擦り合わせた。くすぐったくて気持ちいい。
肩透かしを食らったサユリは、大きなため息をつくとへたっと壁によりかかった。
トモミは鼻をくんくんしながら頭を擦り付けてくる。
気の抜けたサユリは可笑しくなって、ふふっとトモミの頭を抱え、髪に鼻を潜り込ませた。
トモミの髪はなんとなく日なたの野原を思い出させた。
「…にゃはははっ、もうやめてくださいよ〜」
その隙にトモミはサユリの脇腹をコチョコチョしていた。
緊張が緩んだサユリはベッドに横になるとケラケラ笑って手でトモミの髪をくしゃくしゃした。
頭を上げたトモミはするりとタンクトップを脱ぐと上半身は白いシンプルなレースのブラ一枚の姿になった。
「ね、サユリにゃんもTシャツ脱いでよ」
あっけに取られているとトモミがシャツをゆっくりと脱がせてベッドの脇に落とした。
引き締まった筋肉の白い肌と水色の可愛い花模様のブラがあらわれた。
「うふ、ずいぶんとまぁ、かわいらしいおっぱいだにゃん」
「自分だって…」
サユリはムッとして手で胸を隠した。
「今が一番小さい時なんですよ」
「ま、そりゃお互い様だ」
二人で顔を見合わせてくすっと笑った。
そのままトモミはサユリの胸に、目を閉じて微笑をたたえた顔で擦り寄ってくる。
下着だけの姿で胸に他の人を抱いているなんてさっきよりもっと恥かしい格好のはずなのに
素肌を重ねあっていると、自然に感じられてきて不思議だった。
「ああ、サユリにゃんの心臓の音がする。なんか落ちつくにゃぁ」
「それじゃ、ネコじゃなくて赤ちゃんですよ」
「にゃははは。じゃ、おっぱいちょうだい」
「もう…」
(さっきはあんなキスをしかけてきたくせに…)
まったくこの人は妖しく誘惑する女豹から無邪気な子猫へとくるくる変わる。
きっとおかしくなるのはそっちのせいだ、とサユリは力を抜いてコテンと頭をシーツの上に落とした。
トモミの手が肩からわき腹を通り、さらに腰のラインを撫でる。
二人の足が絡み合っているのでウエストからヒップのラインは余計に大きなカーブを描いて手が滑る。
「なんかジェットコースターみたいだにゃ〜」
「なんですか、それはフジヤマみたいってこと?」
「うふふふ、すごくいいお尻だにゃん」
トモミはお尻のあたりを何度もさすってはニヤニヤしている。
「そりゃ、いいお尻ですよ。この下半身はオカザキ選手に意地悪するために鍛えたんですからね」
「ほー、それは頼もしいにゃ〜。そりゃオカザキ選手は意地悪されるとうれしがるけど、
トモミにゃんはかよわいからにゃ〜。きっと可愛がってほしいと思ってるよ〜」
「よく言いますね、ほんとに」
「ほんとうだよ。私もオースガ選手には意地悪するけど、サユリのことはうんと可愛いと思ってるよ」
ベッドに横たわったトモミがちょっと真顔になった。
真っ直ぐな瞳であまりにもストレートに言われて、サユリはなにかを言い返すことが出来なかった。
また真っ赤になって固まってしまったサユリの顔を手のひらがやさしく撫でる。
サユリは言葉にできない代わりに、自分を撫でるトモミの手をとりそっと唇を寄せた。
それを合図に二人は何度も何度もキスをしながら、互いの身体を探りあう。
頬に、お腹に、肩に、背中に、髪に、脚に…いろいろなところにキスを落とし、
身体のいろいろな部分が触れ合って、肌の感触を味わった。
二人を包む白い毛布がでこぼこになって形を変える。
(私もネコになっちゃったかな…)
サユリは繭のような白い空間の中で、心地よさに目を閉じた。
「ふふっ、サユリにゃんの尻尾はここかにゃ〜」
触れ合ううちにトモミの手が背骨を辿り、するりとサユリのヒップの布に滑り込んだ。
「あんっ」
サユリは声をあげ、ビクンと背中を反らした。
さらに指はつつーっと尾てい骨の先端を滑り、軽く爪を立てて擦った。
「やだっ、もう!」
「ふふふ、かわいい声で鳴くねぇ」
「油断するとこうなんだから」
「可愛がってあげてるつもりなんだけど」
「それは意地悪ですよ」
言い終わらないうちにトモミはさらに指を進め、お尻の谷間をなぞろうとする。
「だ、だめ、それ以上はだめです!」
「もっとかわいい鳴き声を聞きたいんだけどにゃ〜」
「……ん…でも…お願いだからやめて」
「…どうして?」
「……ネコから…人間に戻れなくなっちゃう…」
切なそうな声を漏らし、サユリはトモミの首に抱きついて息をついた。
「うふっ、カワイイヤツだにゃん!」
トモミは目を細めてうれしそうに声をあげるとサユリの身体をギュッと抱きしめた。
そして二人は本当の子猫が遊ぶように、絡まりあって、じゃれあって飽きることなく笑った
目を覚ますと外はもう真っ暗になっていた。
(あ…あのまま眠っちゃたんだ)
サユリが身体を起こすと、トモミの肩から毛布がずれ落ちて、無防備な寝顔があらわれた。
(ほんとに子猫みたいな顔しちゃってさ…)
肩に毛布をかけ直してやるとトモミの唇の端が少し笑ったように見えた。
窓から猫の目のような形の月が覗いていた。
「さて、お腹すいた〜と暴れないうちに、スープでもつくってやるか」
サユリは床に落ちていたTシャツをかぶると、髪を結んでキッチンへ歩いていった。
ミルクたっぷりのおいしいクラムチャウダーの匂いで起こしてやろうと思いながら。
(おしまい)
書き始めたら意外と長くなっちゃって…
どうもすみませんでした。
また番号間違えてますけど…普通に順番に読んでくださいw
>>315 GGGGGJ!!!すげー萌えた〜(*´Д`) ハァハァ
っていうかニヤけまくりますたwwwどっちも可愛すぎ!!
W杯は間違いなくこのSS目線で見てしまうなw
大変だろうけど長いSS大歓迎ですぞ☆。*°ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*°
かわいかったよ、GJ!
ちょっとアブナイぬこ姐さんに萌えたw
>>314のつづきというかおまけ編
助手席で腕時計を見ながらトモミはハンドルを握るサユリにたずねる。
「あと…どのくらい?」
「この混み具合だとあと30分くらいで着きます」
「そっか、じゃ全然余裕だね」
「ふふふ…先輩、なんだか眠そう」
「んん〜、昨日はちょっと激しすぎたからかな〜、なんて」
「………(¬"¬メ)」
「じょ、じょーだん!冗談だって!大丈夫だよ、変なことみんなに絶対言わないからさ」
「……高校生、中学生とかもいるし、スピスケ界のモラルにかかわりますからね。お願いしますよ、オカザキ主将」
「へ〜い」
「どうぞ仮眠してください。着いたら起こしてあげますから」
トモミはうなづくとふにゃふにゃとシートに身を沈めて、目を閉じた。
練習場の入り口に着くとトモミは目を覚まし、大きく伸びをした。
「じゃあ、私は駐車場に車入れてくるんで先に行っててくださいね」
にこにこと手を振るサユリの車から降りると、さっきのふにゃ顔から一転してきりっとしたアスリートの顔になる。
「おはよう」
ロッカールームに行く途中、後輩やスタッフににこやかに挨拶をしたが、皆なぜかトモミを見ると
ひきつった表情で、お、おはようございますっっと後ずさりして頭を下げる。
(なんだろーなー、今日の私そんなに怖い顔してるかな〜?)
「あ、監督、おはようございます」
「おっ、どうしたオカザキ。さっそくパフォーマンスの練習か?」
「は?」
そばにある鏡を見てトモミは髪の毛が逆立つほどビックリした。
(!!!!!)
そこには大きくネコヒゲをペイントされた自分の顔が…
*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+。。.。。:+*・ ゚ ゜゚ ・*+:。
「なーんか、オースガ先輩とオカザキ先輩、朝から飛ばしてるねぇ」
「ほんとだ〜、迫力あるぅ」
「あははっ、まるでネコが追いかけっこしてるみたいだね」
後輩達の見ているリンクではものすごい勢いで滑る二人の姿があった。
(おしまい)
というわけで失礼しました。
明日からW杯長野で始まるんですね。
こんなことを書いた私も影ながら日本選手皆さんを応援したいと思いますw
>>321 GJ!O菅ちゃんいつの間に悪戯したんだよw
荒岡のつづき書いてたんだけど、夜中にバカに呼び出されまして
さっき帰ってきますた(;´Д`)酔ってますが、文は酔う前にほぼ書いてたものなので
大丈夫かと。では・・・ドゾー
9月まで後1日…。
明日は朋さんと仕事で顔を合わせる事になっている。
それなのに、あっちからはメールも電話もかかってこない…。
「何で…?メールくらいしてくれたって…良いのに…」
私は携帯を手に持ったまま眠ってしまったらしい。
眠りに落ちた私は、いつもの灰色の景色を見ていた。
そこは凄い土砂降りが降っているが、私は雨には濡れていない。
まるでモノクロの映画をスクリーンで観ているような感覚だった。
……………!!!
突然、コテージのドアが開き、私が走り出してきた。
「これって…」
私の後を追って、誰かが飛び出してきた…。
……朋さん?!
夢の中の景色が、みるみるうちに色づいていく。
そうだ…。
どこかで見たことがあると思ったこの景色は、あの旅行で行った所だ…。
そして今見ている夢は、あの時の…雨で帰れなくなった日の…私達だ…。
「ん…」
目が覚めたら、体中に汗をびっしょり掻いていた。
それから朝までは眠れなかった…。
「あの夢の…赤い傘を持ってくる女の人は…朋さんなのだろうか?!」
その疑問が頭を過ぎる。
あの人は、夢で会う度に私に何かを言っていた…。
もしかして…別れを告げているのかもしれない…。
そう思ったら、急に体ががくがくと震えだした。
思えば…私達は出会ってから今まで、一度も別れなかった訳ではない。
私がスケートに情熱を注げなくなっていくのと同時に、こんな気持ちでは
朋さんには会えないと、勝手に連絡を取らなくなってしまったことがあった。
その時に私達は一度、自然消滅をしたのだ。
その後に、私も朋さんも今の彼女と付き合い始めた。
連絡をまた取るようになったのは、”トリノ”がきっかけだった。
トリノ行きが決まった日の夜に、朋さんは何年か振りで私の携帯に電話してきてくれた。
私達の歪んだ関係が始まったのは、この時からだった…。
朋さんと私は昔のように愛し合い、欲望のままに突き進み始めてしまったのだ。
最初は割り切って付き合っていたはずだった…。
体だけでも良い…と。
朋さんに抱かれる度に、何度も自分に言い聞かせていた。
しかし、何度も行為を繰り返すうちに気持ちが抑えきれなくなっていった。
別れてから、この人を忘れたことなど一度もなかったのだ。
私が連絡を取らなくなったせいで、こんな歪んだ関係に彼女を巻き込んでしまった…。
あの時…別れていなければ…。
私は、朋さんがこっそり帰ってしまった後に必ず泣いた…。
朋さんには泣き顔など見せたことはなかった…。
それがいつからか、私は朋さんと会うたびに泣くようになった。
会うたびにあの頃の…こんな歪んだ関係ではない頃の二人のことを…
思い出さずにはいられなかったのだ。
ふと気がつくと、朝の日差しと小鳥のさえずりが窓から入り込んでいた。
もう…朝になってしまった。
私はシャワーを浴びて着替えを済ませた。
携帯の表示を見たが、朋さんからはメールも着信もなかった。
名古屋へ向かう新幹線の中で、必死に別のことを考えようとしたが
どうしても朋さんのことが頭から離れなかった。
今日、別れを告げられるのではないかという不安が胸を締め付けていた。
朋さんに会うのが怖かった…。
会場に着いて控え室までの廊下を歩いている時、全身の血の気が引くのを感じた。
手は冷たくなり、膝ががくがくと震えだしていた。
ノックをして控え室のドアを開けると、朋さんとヨシダさんが話しているのが見えた。
「こんにちは…。今日はよろしくお願いします…」
「あ、こちらこそよろしくお願いします。」
挨拶をするのが精一杯で、朋さんの顔など見れなかった。
******************************************************
トークショーも無事に終わり、私達は控え室に戻るところだった。
この後に近くのホテルで、関係者の打ち上げを称した食事会がある。
私とマネージャーはそのホテルに泊まることになっていた。
「私、車で来たのでそのまま向かいますね」
関係者らしき人と話す朋さんの声が廊下に響いた。
「良かったらヨシダさんも乗って行く?」
「本当ですかー!」
ヨシダさんの嬉しそうな声も聞こえる。
私だって、本当は朋さんの車で行きたいのに…。
あれほど二人きりになるのが怖いと思っていたのに、今は私以外の女が
朋さんと一緒にいるのが嫌でたまらない。
私は急ぎ足で控え室に戻り、バックを持って化粧室に向かった。
トイレから出ると、壁に背をもたれかけて順番を待っている人の足が見えた。
「お疲れ様…」
驚いて顔を上げると、そこには腕組みをしながら私を見つめている朋さんがいた。
「!!」
驚いて言葉が出ない。
「久し振りだね。そう…あの旅行以来か…」
「あ…うん」
「んー。今日のシズカは仕事だからそうなの?」
「え…」
「私の事、避けてたでしょ…」
そう言われて涙が出そうだった。わざと避けていた訳ではない…。
「…。」
「食事会終わったら、東京帰るの?」
「帰らない…。今から行くホテルに泊まるよ…。」
「そっか。」
「あの…朋さんは…帰るの?」
「さぁね…。」
朋さんは曖昧な返事を残してトイレの個室に姿を消した。
食事会は地獄のような気分だった。
トイレでの会話が頭の中を巡り、私は自己嫌悪に陥っていた。
私がトイレに向かったのを見て、朋さんは追いかけてきてくれたのに…。
私はまともに返事さえ出来なかった…。
早く食事会が終わって、部屋に帰って一人になりたかった。
そして朋さんに電話したい…。
話がしたいよ…。
朋さん……。
こうして今も隣りに座っているのに。
隣りから聞こえる朋さんの声が私をすり抜けていった。
【つづく】
切ない・・・(*´Д')GJっす!
>>ぬこ姐さんたち、最後までかわいいよGJ!
>>シグナルはどうなるんだろう、、、ドキドキ、、、
続きが気になりまくります!職人様たち乙です!
こんなん見つけたw
荒川さんが、真央ちゃんを気にくわないのは
すぐりんが、真央ちゃんを可愛がってるから
だと、いいなぁw
荒「あんな小娘のどこがいいの? 私の方が美人だし、身体も柔らかいし、ステップも綺麗だし、ジャンプも迫力があるわよ」(←良いところをアピールしてみる)
村「……? しーちゃんの良いところは自分で言わなくても分かってるけど?」(←意図がわからない)
荒「私の方が、あなたに的確な助言もできるわ。お化粧とか、髪形とか衣裳とか構成点とか」(←更にアピール)
村「髪形と構成はともかく、衣裳と化粧はノーサンキュー」(←AB型の情に流されない冷静な判断)
荒「ずっと、一緒に頑張ってきたじゃない!」(←最終プレゼンテーション)
村「……そして、あなたは勝手に一人で降りたのよね」(←まだ根に持ってた)
荒「……」(←しまったあぁ)
荒(私を差し置いて、ふみえちゃんのお気に入りだなんて、ぜったい認めないわよ、あんなコ……)←燃え上がる嫉妬の炎w
村(さっきから、なんの話なのかしら……)←犯罪的に他人の気持ちにうとい
こんなのもあったwなんか萌えてしまったw
荒らしじゃないからね!
トリノフリープログラム直前
荒川「アラアラ、村主さん。これからフリーでしょ?トイレに来なさい!」
村主「な、何ですか(縄の跡直したばっかりなのに…)?」
荒川「私の命令よ、さっさとしないと演技中にローターのスイッチ入れちゃうわよ!
…こんな風に!!」
ブブブ……
村主「こ、こんな…いや、衣装に染みが…ダメ、………くぅ……」
荒川「…ヤレヤレ……、誰もいなくて良かったわね。さあ、イキなさい」
村主「イヤァ…………ダメェ……………………」
荒川「グチョグチョね、今のうちに立てないくらいイカせてあげる(笑)」
村主「荒川さん!そこ揉まないで!!!」
荒川「私を呼ぶ時はなんて呼ぶのかしら村主さん!?」
村主「…ご、………ご主人様です………イクゥ…………………」
ボタボタ…
荒川「浣腸して体を軽くしてあげる…フフフ…」
村主「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ(気持ちいい)」
ごめーんw勢い余って転載しちゃったw
マジで荒らしじゃないっすからね!
萌えちゃったのーごめんね!
この二人好きなのよーw
>>335-336タソ
なんじゃこりゃwww
焼きそば吹いたけど、ニヤけたGJ!
引き続きネタ捜索を命ずるwww
あ……良かったw意外と好評でwww
変なもん貼るな!って怒られるかとオモタw
でも笑ったでしょ?萌えたでしょ??ね?ね?
また良作発見したらひっそり貼ろうかなw
今日の夕方のニュースでシズゥと姐さんのツーショット写真いきなりきてビビッたw
トリノの時に撮ったものらしく、シズゥはツーラン青衣装で姐さんJOCのユニ。
仲良さそうに(?)頭と頭を密着させてますた(*´Д`) ハァハァ
342 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/13(水) 01:01:45 ID:yPTPvWEu
>>341 見たかった・・・見逃したorz
たまらん2ショットですな!
申し訳ない。sage忘れました。
この前のスピスケW杯観た人いる?途中までは観てたんだけど
ゲトスポと被ってたから最後の15分観れなくて・・・
最後に姐さんのインタブとかはあったのでしょうか?
それと、今週のミリオネア総集編ぽいんだけど姐さん出るのかなぁ・・・?
あの時の姐さんすげー色っぽかったのに録画できなかったから出ればいいな〜
>>344 私もビール飲みながら見てたんで、詳しくは覚えてませんが
最後にインタブされてました。
他にも吉井、大菅、加藤、清水他何人かの選手のもあったかな。
姐さんは進路妨害して失格になったりしてあまり良い成績ではなかったみたい。
お疲れ気味のようでちょっと元気なさそうでした。
でも次の試合は屋外で寒いけど熱い気持ちで頑張るとかなんとか言ってたよーな。
多分その試合もTVでやるみたいです。
私もゲトスポも気になっていたので時々チャンネル変えながら見てましたw
>>345 そっか〜。やっぱインタブあったんだorz 喋ってる姐さん見たかった。・゚・(ノД`)・゚・。
何気に日曜はジャンク〜ゲトスポまでいっぱいTVありすぎたよね。
今週はGPF!スグリン頑張れ!!応援してるよ〜ヽ(*゚∀゚)人(゚∀゚*)ノ
いよいよGPFだね〜
昨日のナンダ見てたら、すぐりんもみきちゃんもかわいかったっす
みきちゃんが「ふみえさん」って言うのがなんか初々しく感じられたな
先輩らしい態度をとりつつも時々ボケるすぐりんもカワユス
すぐりんのカラオケとか聞いてみたいな〜
>>347 ナンだ見ました。やっぱスグリンいいキャラだよねw
カラオケで安室ちゃん歌うのは意外だった〜!
すぐりん、本調子じゃなかったぽいけど可愛かったよ〜!
シズゥも相変わらず美しかったね!
>>331つづき
悪夢のような食事会が終わって、皆はそれぞれ挨拶を交わしている。
私は周りに挨拶をしながらも朋さんの姿を探した。
もし話す事が出来るなら、私の泊まる部屋に誘うつもりだった。
そして、話を聞いてもらいたかった。
しかし、人ごみの中から朋さんを見つける事は出来なかった。
一通り挨拶も済んだので、急いで部屋に戻り携帯を手にした。
今ならまだ間に合うかもしれない!
朋さんはまだホテルの駐車場にいるはずだ!
そう自分に言い聞かせながら、朋さんが電話に出るのを待った。
RRRRRR……RRRRRR……。RRRRRR……RRRRRR……。
RRRRRR……RRRRRR……。
なかなか出ない…。
「…はい。」
「あ…今大丈夫?」
「どうしたの?」
どことなく冷たいような朋さんの声…。
「…もう帰り道?あの…さっき探しても居なかったから…」
「え?」
「皆が挨拶している時…。」
「居たけど?」
「…。」
「どうしたの?って言うか、この後予定あるんじゃないの?」
「え…?」
何の事を言われているのか、さっぱりわからない。
「だから、わざわざ名古屋に泊まりなんでしょ…。」
朋さんは私が彼女と会う為に泊まるのだと勘違いしているのだ。
「違うよ!泊まるのはその為じゃない!」
大きな声を出してしまったので、朋さんは驚いて黙ってしまった。
「ゴメン…。」
「…。」
「…朋さんに…会いたいの…。」
「え…。」
「…。」
「…。」
「今すぐホテルの部屋に来て欲しい…。」
「……。どうしたの…シズカ…。」
さっきまでの冷たい声は消え、いつも私の事を心配してくれている時の声になった…。
私はただ話がしたいとだけ言って、朋さんに部屋の番号を教えた。
朋さんがどこに居たのかわからないが、5分もしないうちに私の部屋のドアが鳴った。
ドアを開けて朋さんの姿が見えた途端、胸の中で熱い何かが込み上げてきて、
私は堪らず朋さんの体に抱き付いた。
朋さんはそっと後ろ手でドアを閉めた後、私の事を強く抱き締めてくれた。
「どうしたの…シズカ…。」
「…。」
「今日はずっと変だったよね…。私はてっきり―」
「違う!」
私は朋さんの言葉を遮った。その後に言うことは、言われなくてもわかる。
「…夢を見たの…。何度も同じ夢を…。あの…雨で帰れなくなった日の…。」
「え…。」
「ずっと、あの日の事だとは気づかなかったの…。」
私は話しているうちに膝が震え始め、朋さんに支えられてベットに腰を下ろした。
そして、夢の事を最初から全部朋さんに話した。
「朋さん…どうしたの?」
「傘…。私ね、シズカと旅行に行った後に…赤い傘を買いに行ったの…。」
「え?!」
「赤は私のオーラの色なんだって…。身に着けると良いって言われたから…。
シズカ…。シズカは夢の中の人が私だと思ってる?」
「…。」
「赤い傘の人はシズカに何かを言い、傘を渡して消えた…。
シズカはその人が何て言ってたと思うの?」
「それは…。」
頭の中に“別れ”という文字が浮かび、心臓が大きく脈打った。
「私はその夢の人かもしれない…。」
「…。」
「私はずっと後悔していたの。ずっとシズカに言わなきゃって思ってた事がある…。」
やはり、このまま別れを告げられるの?
嫌だ…嫌だ…!その先は聞きたくない…。
朋さんは私に向き合うように座りなおした。
顔を上げられない私の頬を両手で包み込んで、優しく視線を合わせるようにされる。
それでも私は、じっと朋さんの目を見つめることは出来なかった。
「こっちを見て…。」
「嫌…。何を言われるのか―」
涙で言葉が詰まった。
「私達は昔はこんな関係じゃなかったよね…。ちゃんとした…恋人同士だった…。」
「…。」
「シズカから突然連絡が来なくなって…」
朋さんも涙交じりの声をしている。
「…。」
「…。」
「私があの時電話をかけていたら…私達は別れなかった?」
あれは朋さんのせいじゃない…。私が勝手に…。
「でもね…私はシズカに電話をかける勇気がなかった…。」
「かけてきてくれたじゃない!トリノ行きが決まった日の夜…」
「これが最後のチャンスだと思ったから…。二人で一緒に出られる最後の五輪かも
しれないと思ったから…。」
そう…トリノは私にとって最後の五輪になった…。
「トリノでのシズカの姿は、今も目に焼きついてる…。私は観客席で観てたからね…。」
「え…。」
「赤い衣装が凄く綺麗で、滑っているシズカも凄く大人になっていて…。」
私が見た夢の一つ一つがパズルのように組み合わされていく。
夢の中で”赤”は強烈な印象を私に残した。まるで、何かのシグナルを送っているように…。
”赤”が示すもの…それは朋さん自身のことだったのかもしれない。
*********************************************************
話をしていたら、いつの間にか空が明るくなり始めていた。
朋さんが後悔していた事…。私に話さなければいけないと言っていた事…。
それは、私が恐れているような言葉ではなかった。
別れたことを後悔していると聞かされた時、私は今までにないくらいの大声で泣いた。
そして、私もずっと同じ気持ちだった事をやっと伝える事が出来た。
私達は何年もかけて、ようやく気持ちが通じ合ったのだ…。
私はベットから腰を上げ、窓から入り込む朝日に目を細めた。
私は一つ大事な事を忘れていたのを思い出し、鞄の中から小さなリボンの付いた箱を取り出した。
少し早いけど、朋さんの為にアメリカで買って来た誕生日プレゼントだ。
箱の中身は、偶然立ち寄った店で一目惚れしたピアス…。
これを手に取った瞬間に、朋さんの事が頭に浮かんだのは偶然ではなかったのかもしれない。
「これ…誕生日プレゼントなんだけど…。」
「え?私に…?」
「うん…。少し早いけど、35歳おめでとう…。」
「ありがとう…シズカ…。開けてみても良い?」
「うん。きっと、凄く似合うよ。」
朋さんは箱を開けると、“赤い”石の付いたピアスを耳朶に付けた。
そして、それを私に得意気に見せると、二人で顔を見合わせて笑った。
【おわり】
この二人を書くと、いつもこんな感じになってしまってスマソ…orz
最初に不倫設定にしたのがマズかったかな(;´∀`)
また書く事があれば、違う感じで姐さんとシズゥを書いてみようと思います。
今週末のスピスケ、こっちは放送ないみたい。観れた人いたらどんなんだったかおせーてね!
切なくて(・∀・)イイ!
>>359 なんかドキドキな始まりだったけど最後はほっとしたよGJ!っす
また違う感じの二人も楽しみにしてるよ!
姐さんの話ではないですが、スピスケの吉井ちゃんのことが新聞に載ってたので
彼女は先週の試合にも出ているのですが、やはり外のリンクで大変だったみたい
雪や雨混じりの中、注長距離にも挑戦していたんだね、スゴイ
吉井ちゃんも普段はふわっとした可愛い感じなのにTVで見た
試合や練習のときの表情はきりっとして凄みがあって別人のだったので
驚いたことがあります
今週末の試合も頑張って欲しいなと思いますた
オリンピックでは姐さんといっしょに誰もいなくなったリンクを二人で
滑っていたのが印象的で、二人のやりとりに萌えましたが
なんとなくエロいのには結びつかないんだよね〜w
>>362 ヨスィちゃんエロに結びつかないのわかる気が…w可愛いんだけどいやらしくないんだよね
いや〜しかし今日のフミ〜EXかなりヨカタな(*´Д`)=3コメントでもニヤけた!
ニヤけたついでに小ネタ書いてみたのでドソ!!
村「今日はノリノリで〜イパネマの娘をお伝えしたいと思いまぁす(はぁと)」
荒「!!!!!!(やばい…生放送中なのにニヤける〜w)」
修「荒川さん?!(何かスグリさん見て笑ってる?!)」
荒「…。(今日はミニスカートか〜(*´Д`) ハァハァ)」 ←シュウゾーの声などもちろん聞こえてないw
EX後…。
荒「(ちょ!スカートまで脱ぐなんてwww私へのサービスかしら…(ニヤニヤ)
……(゜Д゜)…ぇ…?ちょ!!小さい子でもそんな事許さないんだから〜(゜Д゜#)ゴルァ!! )」
最後にフミーに花束を渡してほっぺにチュウされてる男の子に嫉妬するシズゥ…。
…と勝手に想像して萌えますたw
いいね〜、後で部屋で二人っきりになった時
イパネマをリクエストしてしまうシズゥ
思わずフミィもサービス精神出しまくりでどんどん脱いでいってしまう(*´Д`)ハァハァ
てな展開をキボン
今夜のスケジュールを確認しよう!
@えぇと…フミエさんと家で食事をしながら、ワインをいつもより多めに…っとw
A酔ってきたところで、BGM(イパネマの娘のスペシャルMD)をかける…。
テンポアップするところが終わっても、しばらくするとその部分がリピートwww ←自ら編集(スペシャルMD)
…という事は、フミエさんが服を脱ぐ回数が増えると言うw ←勝手な思い込みw
Bテンポアップの回数=踊りに夢中で、気づけばフミエさんは自ら裸になっているwww
ちょwww早く実行したい!!!
そして、いよいよ実行の夜…。
荒「このワイン飲みやすいでしょ?」
村「うん〜。飲みやすいからいっぱい飲んじゃった〜♪」
荒「(そろそろ酔ってきてるわね…w)」
シズゥはBGMをかけに席を立った。そして…。
荒「(ピッ!)」 ←イパネマスタート!
村「あ〜?これってイパネマの娘だぁ〜!」 ←ちょっとずつノリノリ♪
荒「(しめしめw踊ってきたわ)」
村「(イパネマEXになりきりだした)」
荒「(いいよ〜wもうちょっとで…例のとこだ!早く脱げ脱げ〜w)」
テンポチェーンジ!!
荒「えぇ(|| ゚Д゚)ガーン!! そんな…orz 」
村「!!!」
テンポチェンジかと思ったら、曲ごと変わってしまったらしい…。
シズゥ編集失敗…orz スピーカーからは相変わらずフミーのFPの曲が流れていた。
ジャマダジャマダジャマダジャマダ〜♪
村「(今度はシンレデラになりきってる)」
荒「ちょ………orz 」
シズゥの企みは失敗に終わった…。
荒「今度は絶対失敗しないように…!イパネマオンリーMDを作り直しよm9(`・ω・´)」
【おわり】
>>365 こんなんのしか思いつかなかった…orz
誰かもっとエロいのキボンw
ワロタwこの二人やっぱ(・∀・)イイ!
今日の朝はニュースにシズゥも出てたね
シズゥもフミィも可愛いよ〜!
>>369 さすが氷上のアクトレスふみぃだなwリンクの外でも暴走中www
いそいそと妙な悪巧みを仕掛けるしずぅもワロス
エロくなくても充分萌えますた
姐さん総合優勝オメ!9年ぶりってスゴス!!インタブ見たけど相変わらず綺麗だ〜
JOCのサイトにオリンピックコンサートのビデオメッセージあるけど見た人いる?
姐さんの以外にコンサート行った人達のメッセージも見れるよー!
姐さん、優勝オメ
お局宣言とか相変わらずお茶目ですねw
去年の全日本ではすぐりんの優勝に刺激を受けたと言ってましたが今度は逆かな?
すぐりんをはじめミキティたちの競演に今からドキドキ!
姐さん、頑張ってるなー。長野オリンピックシーズン以来優勝なんてすごいわ。
今日はこれからTVで放送されるみたいだけど、それまで起きてられなさそーw
>>372 JOCのビデオメッセージ見られたよ。d
カーリングのおのでりんぐのちょっと挙動不審気味なコメントが笑えましたw
>>374 放送あってうらやまし〜!こっちは変な番組やってるぞorz
寝そうならビデオだビデオw
姐さん昨日のんhkヌースもイイ味出してたよ!
「若者には負けないんだから〜ムフフッ」みたいのwかな〜りツボったwww
『大雨のため、この先通行止め』
降りしきる激しい雨の中、二人の乗った車は峠を越える山道で止まっていた。
打ち付ける途切れることのない雨音と、ラジオからの明るめのジャズが車の中で響いていた。
確か今日は朝から良いお天気で、二人は日帰りのドライブに出かけていたはずなのに。
―――――「この間、ものすごく大きなエビフライの夢を見たんだよね〜、もうボートみたいに大きいの。
でもフォークを持っていただきまーすって言ったところで目が覚めちゃった」
サユリがそう言うと、そりゃ、海老じゃないだろ、ワニかトドじゃないのー、と皆が一斉に大笑いをした。
サユリも一緒に笑うと、その後は夢のこともすっかり忘れてしまった。
「大 菅、昨日は自転車直してくれてありがとう。お礼にエビフライをご馳走してあげる。
すっごく大きくて美味しいエビフライのお店知ってるんだ」
先週、トモミはサユリの横に並ぶとそう言ってウインクしてきた。
何故に急にエビフライ?サユリがぽかんとしていると
「夢にまで見たんでしょ〜」
大きく笑う口を見ながら、やっと思い出した。
ああ、そんなことを覚えてたんだ。
でも、そんなことがなんだか嬉しかった。しかもご馳走してもらえるんだし。サユリは一も二もなく頷いた。
当日、早起きして二人は車に乗り込み高速を飛ばし、海辺に着くとのんびりと波を眺めながら散歩した。
そして程よくお腹のすいた頃に海の見えるレストランで、例のエビフライのランチを食べた。
確かにお皿からはみ出しているその大きさは30cmくらいはあるくらいの特大エビフライ。
しかし二人は豪快にぺろりと平らげた。一緒にスペシャルパフェも。
その後足湯につかって、アロママッサージを受けて、、、
となんとも普通の女の子らしい楽しい休日を満喫して上機嫌だった。
そこまでは順調だったのだ。
しかし帰り道、突然の大雨が降ってきて予定が狂ってしまった。
さっき聞いた天気予報ではこの局地的な大雨は夜半まで続くらしい。
「ああ、後もう少し、ここを抜ければすく家に着くのになぁ」
「、、、でも確かにこの雨じゃこの先はやばそうですよ」
ハンドルに手をかけたサユリは首を振って、ため息をついた。
外はもう暗くなり、視界も悪い。山道は細く、くねくねとしたカーブが続く。
通行止めの表示がなくてもこのまま進むのは危険そうだった。
「さっきの温泉の所まで戻るとしたら、5時間くらいはかかりそうですね」
「そこから、遠まわりすると、、、帰りが2時か3時くらいか」
「その位にはなっちゃいますね」
「明日、、何かあったよーな気が、、、」
「健康診断の日です。8時集合」
「、、、寝不足になっちゃうなぁ」
やはり、アスリートたるもの健康診断で不健康と診断されるのはまずかろう。
「やっぱり、、、」
ある提案を浮かべると二人はお互いの顔を見合わせた。
「あそこに泊まってくってのが一番無難そうだね」
「そのようですね」
二人はこの峠にかかる途中で見かけた看板を思い出していた。
そう、こんな山の中でピカピカ光る大きな矢印のネオン。と言えばまあそういった類の施設だ。
「ねえ、大 菅は、、そういうとこ行ったことある、、?」
林道に行く横道で懸命に方向転換を試みるサユリにトモミはいきなり尋ねてきた。
トーンをわざと落とした探るような口調とにやける視線が暗い車内でもよくわかった。
「そういったっ、質問にはっ、答えられませんよっ!」
サユリは鼻息を荒くして唇を真一文字に結ぶとぐいっと急ハンドルをきった。
二人の体ががくっと遠心力にぶれ、シートベルトが胸に食い込む。
「突然ヘンな事聞かないで下さい。事故りますよ」
「いや、まあ、今夜の参考までに」
いったい参考にしてどうしようと言うのか。
「、、、、そういう先輩はどうなんです」
「さあね〜、少なくとも女同士で行ったことはないね〜」
行く先が決まって少し落ち着いたのか、トモミはラジオから流れる曲に合わせて鼻歌で歌いながら答えた。
しかし、そのにやつく横顔を見たサユリの方はどうも落ち着かない。
泊まる所がなくて仕方なく女の子同士でそういう所へ行くってのは聞いた事あるけど、今回の相手はただの女友達ではない。
時々人の予想の斜め上を行くオカザキ大先輩なのである。、、、、なにかやらかしそうでかなり不安だ。
くねくねした山道を大きく揺れながら、車は元の道を辿って降りていく。
「確か、、、この辺だったような」
「んー、もうちょっと下だったかな」
雨はいっそう激しくなり視界はますます悪くなる。ライトに照らされた道は泥混じりの水で川のようになってきた。
落石や崖崩れでも起こったら大変だ。命の危機に直面するとラブホテルだろうが、なんだろうが
二人は早くさっきのネオンが見えるといいと祈りながら、滝のように流れるフロントグラスの先を見つめた。
「、、、つ、着いた、、」
「、、着きましたね」
水煙の中、本道からわき道へ誘うけばけばしいネオンサインの前で車は止まった。
『ホテルふたりの愛Land(はぁとまぁく)』
何ともベタなネーミングとやたらくるくるとした飾りのついたロゴが妖しくもうらぶれた雰囲気を醸し出していた。
「まあ、うちの○イランドホテルのパクリね!」
「、、、いや、そんなわけないと思いますけど、、ま、行きましょうか」
田舎の昔ながらのラブホテルらしく、入り口にちっとも威厳のないお城のような門があり、目隠しのあのビロビロが雨に濡れていた。
そこを通るとまるで大きな舌にべちょーっと舐められた気分になった。
その先には、目の前にドライブスルーのメニューのようなパネルが立っている。
「これ多分、部屋を選べるってことだよねー」
トモミはフロントグラスを手で拭いて身を乗り出してそれを見ようとした。声がウキウキしている。
「そんなの別にどんな部屋だってかまいませんよ!」
女二人でラブホテルの部屋を吟味している、、、という状況に赤面したサユリはアクセルを踏み車を進めた。
少し行くとお城の形をしたコテージのようなものが連なっている建物に遭遇した。
一階は駐車場になっていて、その上が部屋になっているらしい。駐車場には部屋番号とおぼしき数字が書かれている。
「、、、、、」
ゆっくりと車を進めていくうちにサユリもトモミも無言になってしまった。
意外にも駐車場には皆車が納まっていて、空いている所がないのだ。
こんな山奥におそらくむにゃむにゃしたいだろう、
または今まさにむにゃむにゃしているであろうカップルがこの建物に一斉に集結している、、、
という事実を目の当たりにして二人は黙りこんでしまったのだ。気恥かしくて互いの表情を窺う余裕もない。
アスリートにとってイメージトレーニングは重要だが、こんな時のイメージはちょっと困りものである。
「あ、あそこ空いてた」
やっと奥の方に空いているスペースを見つけ、サユリは慎重に車を止めた。
車を降りると、トモミはバッグを両腕で抱えたまま、無言で駐車場の脇の階段の前で立ち止まっていた。
「これ、この階段を登れってことですよね」
『こちらへどうぞ』と誘う矢印は階段の上を指している。
さっきは楽しそうだったトモミがなぜか不安そうな顔でサユリの方を振り返った。
しかしずっとここに居るわけにもいかない。
周りを気にしながらサユリは早足で歩いてトモミの隣へ行った。
「なんか、、、上から石とか槍とかが落ちてきそうだね」
「先輩、、からくり忍者屋敷じゃないんですから」
「ほら、あのドアを開けたらゾンビが〜」
「それは先輩のとこの戦慄迷宮でしょ」
「そう言えば、富士○ハイランド、来てくれた?」
「ああ、チケットありがとうございました。行ってきましたよ、フミエちゃんと」
「フミエちゃんと行ったんだ。『Aじゃないか』乗った?」
「乗りましたよ。でもフミエちゃんは『これじゃ回転数がもの足りない』って言ってました」
「へー、さすがは高速スピンのフミエちゃんだ。さっそく社長にもっと回転数を増やすように提案してみよう」
「是非、お願いします、、、っていつまで関係ない話をさせるんですか。覚悟を決めてさっさと入りましょうよ」
しびれをきらしたサユリはトモミの肩をつついた。しかし、トモミはまだ眉をしかめた顔をしている。
「だって、なんか、この、、いかにもウエルカム的な感じが怪しくない?」
「そりゃあ、ホテルなんですから当たり前ですよ」
「なんかゴキブリを誘うゴキブリホイホイみたいな、、」
「、、、ゴキブリって、、、あたし達はゴキブリですか」
ぐずぐずしているトモミを見るのは珍しい。なにか野性の勘みたいなものが彼女に働いているのだろうか。
しかし、ここまで来ては他に選択肢はない。車のストッパーもかかっちゃったみたいだし。
仕方なくサユリは腰の引けているトモミの腕を引っ張って階段を上って行った。
つづくです
いろいろ書き直ししていたので、遅くなってしまった
年内に終わるかな?
>>375 スピスケはBSfujiで今日再放送されるみたいだから、見られる環境だったら見てね
私の見た地上波の放送では大×岡ではないけれど姐さんとタバタさんのおつぼね組?
が仲良くて手をつないで滑ってるのがなんとなく可愛かったです
あと、姐さんが表彰式の後に「みなさんも良いクリスマスを。メリークリスマス〜!」
って言ってたのもカワイカッタヨ
それから今日はいよいよ全ヌホン女子ですなー
コレ書き終わったらふぃぎゅあ関係のSS書きたいので、ちょっと気合入れて見ようと
思ってますw
みんな、今年の最後を笑顔で締めくくれるようにがんがってほしいものです
>>383 この二人好きだわ〜。つづきは何だかエロそうなのでwktk!
ラブホの雰囲気がリアルでワロスwww
それと、Sスケ放送の内容d!うち地上波もBSも見れないので聞けて嬉しかったっす。
FスケのSSも楽しみにしてます。
385 :
382の続き:2006/12/30(土) 00:53:01 ID:u56FDKe/
「、、、失礼しまーす」
恐る恐るドアを開けると、そこはすでに照明がついていて部屋全体が見渡せるようになっていた。
「わー、すごーい」
背中越しに覗いていたトモミが思わず声を上げた。
その部屋はピンク一色だった。一色ったって一色じゃない。
濃いピンク、薄いピンク、ショッキングピンク、ベビーピンク、、いろんなピンク色であふれていた。
ベッド、ソファー、照明、ティッシュケース、スリッパ、ゴミ箱、、、。いろいろな物がピンクで統一されている。
その徹底ぶりはなんだか笑っちゃうくらいだ。
どれもがピンク色なのに、ちっともロマンチックではない。どこかキッチュで奇妙な感じがした。
ここで泊まる男女がすることなんてどうせ決まっているんだから、こういう非現実的な空間の方がいいのかも
とサユリはその造作を納得することにした。
しかし、自他認めるスピードスケート界のトップアスリートである二人がこの空間にいることは
現実では少し問題あるかもしれない。
こんなこと、連盟の新会長に知れたらどんな気持ちにさせるのだろうと、サユリは腕組みをしながらこの空間を眺めていた。
「ねーえ、大 菅、このベッドものすごーく弾んでおもしろいよー」
一方のトモミはといえばいつのまにか真ピンクのベッドに飛び込み、すわりながらびょんびょんしている。
さっきの不安そうな予感はどこへやら、この状況を楽しもうという気になってきたらしい。
まあ、この辺の切り替えの早さがこの人の長所でもあるのだが。
手招きするトモミに気づかれぬようにふっと笑って息をつくとサユリはソファにすわり、
とりあえず目の前のテーブルに置かれたホテルの案内とおぼしき冊子を読み始めた。
「うわ、これ鍵かかっちゃったよ!閉じ込められちゃったよ!」
しばらくして唐突に大きな声がして振り返ると、
トモミがさっきのドアを開けようとガシガシ音を立てながら乱暴に叩いているのが目に入った。
「こら、出せ出せ〜!このホイホイホテルめ〜!!出さんとドアを突き破るぞ!」
あの脚力で蹴ったら本当にドアが破壊されてしまうかも!
びっくりしたサユリは慌てて駆け寄るとトモミの腕を押さえた。
「や、やめてください、先輩!どうしたんですか、忘れ物?」
「ほら、車の中に食べかけのチョコあったでしょ。あれを取りに行こうと持って、、、」
トモミは口を尖らせながら、まだ不満そうにノブを放さないでいる。
「こっちにもドアがありますよ」
サユリが部屋の反対のドアを指差すとトモミはアレ?と言う顔をして、決まり悪そうに咳払いをした。
「精算前に駐車場に行くにはこのドアからフロントを通って行かなくちゃダメらしいです」
「えー、フロント通るのかぁ〜」
さすがのトモミもラブホテルのフロントに顔を出すのは気が引けるらしい。
「ここはですね、この支払機で精算をするとこっちのドアと駐車場のロックが開くみたいですね」
「えー、サユリくわしいぃぃ〜、なんか行き慣れてるって感じぃ」
恥かしさまぎれなのかトモミはいやらしい横目をして、サユリのお腹をつついた。
「何言ってんですか。これを読んだだけですよ」
サユリは呆れた声を出し、手にしていたホテルの案内を目の前に差し出した。
「へー」
「それからこっちのドアのほうが非常口ですから。非難するときはこっちに逃げて右に走ってください」
こう見えてもサユリはホテルに行くと必ず非常口をチェックするという慎重な癖があるのだった。
「えー、右なのお?なんか左回りの生活してるからさ、左に行っちゃいそうだね、あははは」
せっかく差し出した案内にちっとも目を落とすこともなく、トモミは再びベッドの上で楽しそうにびょんびょんし始めた。
こいつ、ぜったいマニュアルとか取り扱い説明書とか読まずに使い始めるタイプだな、とサユリは思った。
ふと、横を見ると薄暗い部屋がある。サユリは何の気なしにそこへ行き、照明のスイッチをつけた。
、、、、バスルームである。やはりピンク色の。
「お、結構広いバスルームだね〜、やっぱり二人で入るからかな〜」
急に肩をつかまれビクンと振り返ったそこにはトモミの意味深な笑顔があった。
「じゃ、お言葉に甘えて、二人で仲良く入ろっか」
「ご、御冗談でしょ。わ、私はいいですから先輩お一人で、、」
サユリは慌てて首を振った。
「でも、さっき、雨が降って体冷えちゃったでしょ。温まった方がいいと思うな〜」
「じ、じゃ、お湯張っておきますから、先輩とりあえず先に入ってください」
「やだなー、なに今さら恥かしがってるの。温泉とか皆で一緒にはいっても全然へーきじゃん」
「、、、温泉とここじゃ気分が違いすぎますよ!、、、それにこんな所で二人っきりで、なんて、、、」
そう言うとサユリはバスルームから目をそらし、顔を赤くして俯いた。
「もう、大 菅、考えすぎだよー」
その様子を見たトモミはケラケラと笑ってサユリの肩を叩いた。
「わかった、わかった。ではこの岡 崎トモミ、天地神明、スケートの神様、コノハナノサクヤヒメにも誓って
大 菅様の貞操に手を出すことを致しません。どう、これでいい?」
トモミは少しすました顔で片手を挙げ、そう言ってサユリの顔を覗き込んだ。
声はバスルームにやたら大きく響いた。
「て、ていそうって、、、そんなことまで誓わなくてもいいですよ」
サユリは顔をさらに赤くしながら、トモミの視線に目を合わせずにこくんと頷いた。
「じゃあ、一緒に入ろう、ね。またお湯入れると時間がかかっちゃうから」
「わかりました。じゃあ、お湯を入れときますね。先輩はお部屋で待っててください」
「はぁい」
サユリが了承したことが嬉しかったのか、トモミはスキップをして戻っていった。
幸いなことにこのホテルは時代遅れの風情がありながらも掃除は行き届き、清潔そうであった。
バスルームをシャワーで洗い流しながら、そのことを感じたサユリは幾分ほっとしながらバスタブに湯を入れ始めた。
「あ、大 菅〜、そこにバスバブルの素があったでしょー、それ入れといて〜」
部屋の向こうからトモミの声がした。
バスバブル??と思いながら辺りを見まわすと、確かに蛇口の所にbubbleと書かれた袋が置いてある。
あの短時間でよく見てたなー、と感心しながらサユリは封を切ろうと身を乗り出した瞬間、
何か影が動くのを感じてギクッとして身をすくめた。
、、、、自分の影だった。
さっきは気づかなかったが、側面の一面が大きな鏡ばりになっていたのである。
びっくりする自分の顔を見つめたまま、でかすぎる鏡に思わず思考が停止する。
「ねえ、ねえ、見て見て〜!こんなところに鏡があるよ〜!」
トモミの声にはっとして部屋の方へ慌てて行って見ると
トモミがベッドの上で枕の方のカーテンをめくって、手を振って呼んでいた。
なんとめくったその中には、やはり大きな鏡があるではないか。
「それにねー、このベッドの上も鏡になってるんだよ〜」
今度は大の字になって寝転がりながらトモミは天井を指差している。
そのはしゃぐ声を聞きながら
、、、やっぱり、、、まずかったかな、、、とサユリは少し後悔していた。
今年はここまでのようで、、、
タイトルをまだ決まってないので、最後につけようかと思います
今日は全日本見ましたが、すぐりんのミス、ミキちゃんの脱臼?を
見たりしてハラハラドキドキでした
ミキちゃんは途中演技が辛そうだったけど、よく最後まで滑ったね
マオちゃんの笑顔もとても印象的だった
去年の全日本も緊張して見てたけど、日本の中でこれだけ競い合えるって
いうのはスゴイなーと今年も思いました
まだシーズンが終わってないもんね、みんながんがれー!!
>>389 GJ!細かい描写で書かれていたので想像しやすかったw
「こいつ、ぜったいマニュアルとか―」この部分のO菅タンの心の声に笑ってしまった。
しかし、昨日の全日本はマオちゃんの点数凄すぎだったね!演技も綺麗で良かったし。
でもスグリンが…キスクラの時に涙我慢しててこっちまで泣きそうだったよ。・゚・(ノД`)・゚・。
明日のMOIの放送で元気な姿が見られますように…。
これからの展開が楽しみだねGJ!
全日本は終わったけどウィンタースポーツはまだシーズン途中だもんね
選手の皆さんがんがってください〜
それではよいお年を〜!
あけましておめでとうございます!
全日本のショックからやっと立ち直りますた…。MOIのフミィは本当素晴らしかった!
フミィ感動をありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
ということで、早速フミィとシズゥを書いてみますた。この二人やっぱ(・∀・)イイ!!
自宅のソファでボーっとしてる時って幸せだよね〜w
しかも、フミエさんの肩に頭を乗せて…腕を回してよしよしして貰ってるなんて(*´Д`)=3
……って!いつもと何か違うような…?
「シズカちゃん、どうしたのぉ?」
「え?いや…(たまにはこういうのも良いよねw)」
「ねぇ…?」
「ん〜?」
「キスしても良い?」
「えΣ(゚Д゚;)」
「ねぇ、良いでしょ〜(ニヤ)」
私の目線がいきなり天井に変わった…!フミエさんに…お…押し倒されたー!!
「何驚いてるのぉ?ほら〜目瞑ってよw」
「ちょ…!(今日は何か積極的!!)」
「早くぅ〜(ニヤ)目ぇ瞑らないと、キスしないぞw」
「……。(か、カワエエ…けど、何か恥ずかしい///)」
フミエさんは私が目を瞑らないのに、強引に顔を近づけてきた。
「(チュ!)」
「ん…。」
と思ったら今度は舌を入れてきて、私を攻めまくっている…!!
「んん…(やばい…感じる…)」
「…シズカちゃん?」
「は、はい!!」
「感じちゃって可愛い〜www」
「……///」
「あ!お風呂にお湯入れて来なくちゃね!一緒に入るでしょ?」
「え…っとぉ///」
「何恥ずかしがってるのよぉ〜w」
「(だって…そんなに積極的に来られるとですね…やっぱ照れますよ///)」
「…???」
「フミエさん先入っていいよ…///」
「え?何言ってるのよぉ〜。私がシズカちゃんの体を綺麗に洗ってあげますからねw」
どうやら無理矢理でも一緒に入りたいらしい…。ってか、本来なら喜ぶべきだよなぁ…。
フミエさんは私を部屋に残し、鼻歌でイパネマを歌いながらお風呂場に消えた。
「(イパネマって浜辺で男性を誘うって言う…今夜は絶対私を誘ってるよね…(*´Д`) ハァハァ」
「シズカちゃ〜ん?着替えの準備できたぁ?」
「あ…まだ…ですけど…」
「まだぁ?…ま、いっかwどうせ…ねぇ?(ニヤ)」
「え…(どうせ…着ないから良いという意味でしょうか…ドキドキ)」
私はいわゆるスグリワールドに引き込まれたのだろうか…?!
「ねぇ?」
「は、はい!!」
「やっぱ〜。お風呂に入る前に1回シズカちゃんと…したいんだけどぉw」
「は、はい?」 ←驚いて声が裏返ってしまった。
「お湯止めてくるから〜先にベットで待ってて?(はぁと)」
フミエさんはまたイパネマを歌いながらお風呂場に消えた…。
私はとりあえず、フミエさんに言われた通りにベットルームで待つ事にした。
「お待たせ〜!さ、張り切ってヤルぞぉ〜w」
「(は、張り切って!ですか…ドキドキ…)」
「服脱がせてあげるね?…はい、手ぇ出して〜」
「うん…。」
「あらw今日は…じゃなくて、今日もセクシーなブラジャーねw」
「ちょ…///」
「私に見られると思って、これにしたのぉ?(ニヤ)」
「…。(言葉攻めまでされると…もうどうしたら良いか///)」
「どうしたのぉ〜?下向いちゃってw」
「恥ずかしいよ…」
「え?聞こえないよ〜?(ニヤ)」
「…///」
「Gパンも脱がせるよ?シズカちゃん寝て?」
「う…うん///」
「(RRRRR………)」
フミエさんがこんなに積極的になる日が来るなんて…。
頭がボーっとして何がなんだか…orz
「…シズカちゃん…シズカちゃん…?」
「…ん…?」
「こんなところで寝てると風邪引くよ〜?」
「え?!」
私はソファから体を起こした。あれは全部…夢か…orz
いや、もしかして正夢だったりして?!ちょっと試しに聞いてみるか…ドキドキ…。
「フミエさん…キスして?」
「えぇ!!何急に〜///シズカちゃん寝ぼけてるのぉ?」
「(ほっ…いつもの照れ屋のフミエさんだw)」
「ちょっとぉ〜一人でニヤニヤしてぇ///」
「いやいやw」
「あ!いやらしい夢でも見てたんでしょ〜?本当エッチなんだからぁ」
「(まぁ、見てましたけどw)ねぇ、お風呂入らない?一緒に(ニヤ)」
「えΣ(゚Д゚;)ひ、一人で入れば良いでしょぉ///」
「何言ってるのよ〜w私が綺麗に洗ってあげますからね(ニヤ)」
やっぱり私が攻める方がしっくりくるなw
さてと。夢で見た積極的なフミエさんがした通りに、私もフミエさんを攻めるとしますかッw
【おわり】
GJっす!ニヤけました(*´Д')
シズゥとフミィええわー
フミー全日本残念だったね。でも大晦日のフミーは凄かった!来年も頑張れフミー!
フミーのタチ、シズーのネコもイイ!微笑ましい馬鹿ップルw可愛い!!
荒×村キテタ━━(゚∀゚)━━!!!作者殿乙です
401 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/08(月) 16:15:03 ID:Q41hlhcv
しぃ姫きれぃだょね(*^_^*)アタシもつきぁいたぃナァ
(゚д゚)
しーふみGJです!しかし過疎・・・。
まだ続いてるSSもあるしそのうち投下されるよ〜( ´・ω・`)_且~~
SS投下ない時や試合の時とかは、萌えネタでも話したいとこだが・・・
ここってあんま人いないのかなー?
SSは職人様のペースで書いてくださってるのでマターリと待っております。
萌えネタもぜひお話しましょー!
私はまだ年末の録画したやつまだ見てないけどw
>>405 ありがd!萌えネタ話したかったんだよねw
友達とかには言えないし・・・ストレス溜まってたよorz
確かに百合萌えを分かち合えるスケヲタの友達っていないねw
そこが1番の自分的見どころなんだけどね
確かに見どころだねw
男子はナルが多すぎて好かんから見なけど、家族に怪しまれてないか心配だw
ニヤけるの我慢するの必死だし・・・一人で見れない時程つらいものはない!
リンク外でちょっこと仲良くしてるの見ると
萌えるよね
そういうとこ見るのが私も好きです
ミキちーはいろんな選手と仲いいみたいでよくお話してるよね
仲良し姿にも萌えますが、孤独なスグリさんにも萌えますw
>>410 同意!スグリソもいいけど、試合前の怖いユカリソも好きです。ツンデレな感じがたまら〜んw
朋姐とシズゥの色気もたまらんけどね(*´Д`) ハァハァ
年齢的にユカリソより上が好みですw
にゃんだ?を見てたら、すぐりんはなんだかお姉さんみたいで微笑ましかったなぁ。
男子部も出てたけど、みきちーやすぐりんが意外と突っ込み入れてておもしろい。
ボケキャラと思っていたすぐりんだけど突っ込みもいけるのね、と
思いますたw
しずーはホントに色気あるよね。
いつごろからあんなお色気オーラを纏うようになったのかすぃら・・・
2ちゃん閉鎖ってマジすか?!
ここがなくなったら嫌だなぁ・・・。
もしもの時の避難所でも考えたほうがいいのかな?
フィギュアのお話で盛り上がってる所、申し訳ありません
>>388の続きです
バスルームに行き、バスバブルの素を入れて勢いよくお湯を入れる。
湯気とともにむくむくと泡が立ち、ピンク色のバスタブを覆い始めた。
この中に、、、二人で、、入るのか、、、と想像するとやっぱり赤面してしまう。
けれども自分をたしなめる様にサユリは頭を振る。
いやいや、別にそんなに恥かしがることなんかない。なんたって女同士だし、、、。
確かに、妹や友達とこんなバブルバスに入ったことはある。勿論、普通のホテルでだけど。結構楽しかった。
しかし、今日の相手はあの人なのだ。
メダリストで、大先輩で、油断大敵大胆不敵で、嵐の中も炎の中もくぐり抜けてきた百戦錬磨の鋼鉄の心臓の持ち主で、
でもおっちょこちょいで(スケート以外は)、機械音痴で(あれはひどい)、大食いで(自分もだけど)、
────でもどんな時も太陽みたいに笑う、、、、今自分が一番超えるべき氷のライバルの。
、、、なんだか緊張してしまうな、、。
鏡に映る自分は見たことのない複雑な表情をしている。サユリは両腕をぎゅっと抱きしめていた。
部屋へ戻ると、かの人は今度は椅子にすわり、部屋の隅にある小さな自動販売機らしきものと対峙していた。
「どうしたんですか」
「あー、これっていわゆる精力剤ってヤツだよね。どんな味かな〜と思って」
トモミの手にはすでに財布が握られている。
「ちょっと、先輩、やたらなもん飲まないで下さい!」
意外なほど強い力でサユリに手を止められ、トモミはびっくりして顔を上げた。
「どうして?」
「そんな得体の知れない物飲んでドーピングで引っかかったらどうするんですか」
「だってー、試合なんてだいぶ先だよ」
「でも明日は健康診断があるでしょ」
「そうだった」
はたと手を打つとトモミは財布をバッグに戻した。
「さすがに精力剤とかがバレたらまずいよな〜」
「だいたい、なんでそんなの飲む必要があるんですか」
「いやいや〜、こういうのって女が飲んだらどうなるのかな〜って」
頭を掻きながらトモミは舌を出して笑った。本当に何のためにどうなるつもりだったのか。
「でも、ほらこのドリンク、金ピカで虎や蛇や馬の絵が描いてあるの。なんか強くなりそうだよね〜」
海外に行っても変わった料理にチャレンジする姿を見て、好奇心旺盛だということはわかっているが、
この調子では一人にすると、やたらヘンなボタンを押したりあちこち覗いたりして、フロントの人が駆け込んできそうで心配だ。
やっぱり二人でお風呂に入った方がいいだろうとサユリは改めて容認するしかなかった。
「でもさ、この自動販売機、チョコとかは売ってないんだよ」
指差した自動販売機は他にジュースやスポーツドリンクなども売っているが、食べ物はない。
しかーし、他になにやら妖しげなものが買えるようだが、、、。
サユリは慌てて視線を逸らし、トモミの目からそれを隠す様に椅子を出して座った。
「お腹空いちゃったんですね。夕食をあんなにたくさん食べたのに、、、」
そして子供のような拗ねる顔を見て、小さく息をついて肩を落とした。
「うん、なんかちょっと甘い物が食べたくなっちゃった」
「あ、そういえば」
サユリはテーブルからさっきの冊子を手に取り、肩を並べてトモミにページを開いて見せた。
「ルームサービスがあったような、、、」
開いたページには電話でフロントに頼むと持ってきてもらえる商品が書かれていた。
おにぎりや焼きそばと言った軽食から、アイスクリームやおしることいったデザートまで。
サービスのいいカラオケボックスみたいだと二人は感心した。
ただ、その後のページには一般では手に入りにくい、女王様レザーコスチュームやへんな穴の開いた男性用下着、
さらには××の×××や××用の××まであるのはサービス過剰だろうが。
これらを持ってきてもらうのは、カップルですらかなり勇気が要りそうである。
「しかし、なんだコレ。○○名物ツチノコ饅頭って、、、なんでこんなのまで売ってるんだろ」
「、、、おそらくですね、不倫カップルか何かがアリバイ作りの為に買うんじゃないでしょうか。○○はここからちょっと遠いから」
サユリは眉をひそめ真面目な顔をして、冷静に分析してそう言った。
「そういえば、私、お土産買ってなかった。これ買おうかな」
「先輩、何もこんな所で買わなくてもいいじゃないですか。しかも○○って行ってないし」
あからさまにため息をつき、サユリは呆れた顔をして背もたれに顎を乗せた。
すると静物でも鑑賞するようにトモミはじっとこちらに目を貼り付けたままでいる。
「、、、どうしたんですか。急に静かになっちゃって」
からかうように視線を送っても、トモミは目を細めて唇の端に微笑みを浮かべただけで返事をしない。
いたたまれなくなって、何かを言おうとして口を開けた瞬間、トモミの腕がさっと伸びて身体を捕まえられてしまった。
「やっぱり、モノより思い出だよね。私、今日は大 菅とずっと一緒にいられてうれしかったんだ〜」
髪に顔をうずめながら言われたトモミの言葉が耳から一気に心臓を弾いた。
サユリは肩にトモミの重みを感じながら、抱きしめられた以上に身体が動けなくなってしまった。
吐息がピアスにあたって熱い。硬直した身体とは正反対に心拍数が跳ね上がって、頬が上気してくるのがわかる。
不意打ちを食らった以上の自分の反応にサユリ自身が戸惑っていた。
「あ、あ、あの、お風呂、見てきますね。お、お湯あふれちゃうと大変だから」
やっと出た言葉はなんだかカタコトでヘンなイントネーションになってしまったが、
気にする余裕もなくサユリはばたばたとバスルームへと走っていった。
ふーうっとバスタブに手を突いて深呼吸をすると、泡が波に揺られて次々に湧いてくるのをぼうっと見つめていた。
、、、ったく、何年一緒にいると思ってるんだ。なんで今さらこんなに動揺しなくちゃいけないんだろ。
別に変なこと言われたわけでもないし、されたわけでもないのに。
一緒にいられてうれしい、なんて当たり前の言葉じゃないか、私だって、、、。
「オ・オ・ス・ガ・サ・マ、お風呂のお支度できましたぁぁぁん?」
素っ頓狂な声に振り返ると、すでに服を脱ぎ、下着姿になっているトモミの姿が目に入った。
「わあっ!ちょっと、もう脱いでるんですかぁ!」
さっきの心の呟きを聞かれたような気がして、サユリは驚いてバスタブにしがみついた。
自分でもかなり間抜けな顔をしているだろうと思っていたが、トモミはそのことをからかうこともなく
「ああ、それぐらいで、あんまり入れすぎなくていいよ。二人で入るんだからさ。早く大 菅も脱いでよ」
と言う間にすばやく下着を脱ぎすて、裸になろうとしていた。
「ああ、はい。今、、」
あっけにとられて、気の抜けた顔でサユリは浴室から出るとすれ違いに裸のトモミが飛び込んでいった。
のろのろと服を脱いでいるサユリの耳にシャワーの音とトモミの鼻歌が聞こえてきた。
♪じーんせー、らくありゃくーもあるさー♪
『水戸○門』のお約束入浴シーンかよ!サユリは思わず噴き出した。子供の頃ばーちゃんと居間でよく見ていたのを思い出した。
だいたいお色気くノ一お銀が誘って、スケベな悪代官が後から一緒に入ろうとすると水かぶったり、すっ転んだりするんだよな、、、。
そういや由 美カオルって人も年齢不詳だなぁ、などと考えていると余計に可笑しくて笑い声が出そうだった。
服を脱ぎ、そろそろと浴室に入ると、すでにバスタブに入り泡で遊んでいたトモミがぱっと顔をあげた。
「おお、待ちかねたぞよ。ささ、早うこちらに参れ」
にやけながら手招きしている。────そう、待っていたのはお銀ではなくスケベ代官の方であった。
心の中で大笑いしながら、サユリは足元からシャワーをかけ始めた。
アク禁が終わったと思ったら、2chが大変なことに、、、?
あ〜、閉鎖される前に終われるんでしょうか、、、w
2ちゃんとピンクは違うから、大丈夫らしいよ。
422 :
420:2007/01/13(土) 12:13:16 ID:A1od2EZQ
>>421 レスをありがとうございます
そうなのか、大丈夫なのか、、、ちょっとほっとしたりして
では続きを
「おお〜、相変わらず、いいお尻してるねぇ」
バスタブのふちにもたれながらトモミが声をかける。
「そんなにじろじろ見ないで下さい」
「いやぁ、こう生で見るとね。いいねぇ、白くてすべすべしてて、ばーんと大きくてねぇ、生尻いいねー」
うれしそうにジェスチャーまでしてみせて、すっかりスケベオヤジ状態になっている。
しかし、これは日常茶飯事なので、文句を言いながらも逆にサユリは緊張がほどけてバスタブに入ることが出来た。
「早く座って。いいお湯加減だよ〜」
大きな鏡に並んで映った二つの顔は泡の巣にいる小鳥のヒナみたいだった。
滑り込んだ湯の中で膝がぶつかると、照れくさそうに二人で顔を見合わせてどちらからともなくふふっと笑った。
「あ〜〜、明日は久しぶりに男に肌を見せる日だから、キレイにしなくちゃね〜」
やがて温まっていい気分になったトモミは色っぽい仕草で手で撫でながら膝下を泡から持ち上げた。
「そういう言い方はやめてください。別にお肌とか見せるんじゃなくて健康状態を診せるんです。
先輩がそういうこと言うと吉 井なんて、緊張しちゃって血圧が上がっちゃうんですから」
目の前でくいくいっと動かされるつま先をサユリは手で押さえた。
「はっはっは、吉 井ったら可愛いね。明日のドクター、イケメンの若い先生だったらいいなぁ〜」
身体をくねらせ、トモミは片足を上げたまま品を作って妖しいウインクをして見せた。
しかしこの姿を見せられたら、きっと若いイケメンドクターは100mくらい引いてしまうだろう。
「ねえ、そろそろ背中洗ってあげる。ほら、後ろ向いてごらん」
トモミに肩を押されてサユリは焦った。
「そ、そんな、大先輩に洗ってもらうなんておこがましいですっ」
とは言ったが、実際はトモミに背後をとられるという危ない姿勢はとりたくないからだった。
絶対何かするに決まっているのだ。
「その大先輩が言ってるんだから、遠慮しないでいいの」
「私は後ろを向きたくないんです、いつだって前向きに生きてますから!」
にわかに湯の中が騒がしくなった。
「マエムケだろうがサカムケだろうが、先輩の言うことは聞きなさい!早く後ろを向け!」
泡の飛沫を飛ばし、奥歯まで見せて笑いながら平手でばーんと背中を叩かれた。
痛ってーっと文句を言おうと顔を上げると、鏡に映った豪快な笑い顔がすうっと穏やかな微笑みに変わっていることに気づき、サユリは戸惑った。
それはごくたまに休憩中や、氷上以外で見せる横顔だ。
笑っている顔、怒っている顔、悔しそうな顔、苦しそうな顔、泣いている顔、いたずらな顔、酔っ払った顔、、、。
いろいろな顔を知っているはずのサユリだが、こんな表情のトモミを見ると何故だか胸がきゅっと締め付けられる気がする。
────何処か自分の、他の誰も知らない遠くを見つめているような顔。
リンクの上で、白刃をかざすような殺気立つ視線を受けてもサユリは怯むことはない。むしろ闘争心をかきたててくれる、本望だ。
けれどもこんな微笑みを垣間見ると何故かサユリは不安になる。まるでいけないものを見たような気がして。
大人しくなったサユリに手を添えて身体を回転させるとトモミは念じるようにゆっくりと手を当て丁寧に首筋から滑らせる。
「スポンジやブラシでごしごし擦ると汚れ以上の皮膚の保護成分を落としちゃって、良くないんだよ。
こうして撫でるようにするだけでいいんだよ」
マッサージするようにやさしく意思を持った動きで白い肩から背中へとトモミの手が滑っていく。
「こうしてねぇ、筋肉や血行に沿って洗うとマッサージにもなっていいんだよ。自分でするのもいいけど、背中って中々うまくできないでしょ」
「、、、はい、、気持ちいいです」
大人びた声がバスルームに響いて耳に入ってくる。気持ちよくって、くすぐったくって照れくさい。
顔を上げれば鏡にこの姿が映っているだろう。サユリは泡の中に鼻先を突っ込んだ。
トモミの手の感触がやわらかく心地よい強さで身体の芯に通ってくる。
「それにね、手の感覚で身体の状態がわかるから、一日のアフターケアのためにもとっても大切なことなんだよ。
、、、、、私、大 菅にも他のみんなにも誰にも故障をして欲しくない」
「、、、、、」
薔薇の香りに包まれた温かい湯船の中で、一層トーンを落とした静かな声が冷たく胸に落ちた気がした。
サユリはトモミの腰にある大きな傷跡を思い出していた。
────手術をして、再起不能だと言われてもリンクに戻ってきて、自分の記録を破った不可能を可能にする女。
諦めることを知らない彼女の不屈の精神がなければ、今二人で競うこともこうして一緒に居ることもなかっただろう。
そんな彼女が自らの手で、ライバルである自分の体をいたわってくれている。
そうだ、この人は、大先輩で、メダリストで、百戦錬磨の鋼鉄の熱いハートの持ち主の、、、、。
「、、、あ、あの、、ありがとうございます」
小さな声でサユリは頭を伏せたまま、泡まみれのお湯をすくって顔にかけた。
目から熱いものがこぼれそうになる自分を見られたくなかったからだった。
「、、、!わっ!!」
俯いて丸くなった背中の脇を滑り二つの手が不意をついてつるりと前方に伸びてきた。
「ちょっ、、!どこ洗ってんですか」
少しまだ鼻声のサユリの声がバスルームに甲高く響いた。
「いや〜、こうするとねぇ〜、バストアップにもなるらしいから」
鏡に映ったトモミの顔が自分のすぐ横ににじり寄ってきて、身体を密着してきた。
さらに手のひらは胸のふくらみの全体を覆うとゆっくりと下から持ち上げるように円を描いて動き出す。
「さっきスケートの神様とか富士山の神様とかに誓ってたじゃないですかぁ〜!」
サユリはまだ動き続けているトモミの手を押さえつけながら足を大きくばたつかせて抗議した。
「別にエッチなことじゃないって。そう、バストケアのマッサージだよ〜、マッサージすると大きくなるって言うじゃん」
「そういうことはご自分で試してください!」
感動してたのにすぐこれだ、とばしゃりと一際大きな水音を立てサユリが振り返ると
待ってましたとばかりにトモミは嬉しそうに膝を立てて擦り寄ってきた。
「えへん、私のはぁ、小さいけど形はいいのだよ。触ってもいいよ、ほれほれ」
目の前には突き出されたトモミの胸が迫ってきていた。いや、迫ってくるというほどもなく大きさはそれなりなのだが。
「、、、そうですよね、大胸筋って形崩れにくいですもんね」
サユリは眉間に皺を寄せ、上目遣いにぼそっと悪態をついてやった。
「あー、言ったなぁ〜、それじゃあ、大 菅の胸が筋肉でできてるかどうか確かめてやるぅぅ〜!」
「わー、やめてくださいっ、そのいやらしい手つきで触らないでください!」
「いいじゃん減るもんじゃないし、こうすれば増えるんだよ〜」
「減ってます、減ってます。確実に良識が減りますって!」
二人が絡み合うと、バスタブの中でお湯が嵐のように暴れて、泡の飛沫がいくつもふわふわと舞った。
トモミがそのひとつを狙って、ふっと勢いよく吹いて飛ばすと、それはサユリの鼻の上にちょこんとくっついた。
サユリも負けずに両手でトモミの頬っぺたに泡を擦り付けた。
いつしか跳ねる水音と二人の弾けるような笑い声だけがバスルームの中に響き渡った。
まだ続きます
長くなってしまっていますが、もう少しお付き合いください
>>428 段々といやらしくなってきましたな!姐さんエロオヤジだ〜w
どんどん続いちゃってくださいw
>>421 そうか。ここは大丈夫なのか・・・。
でも、一応避難所作れそうなとこ探しとく?某スポーツ板の人気選手スレなんかは
テンプレに避難所入ってる人結構見かけるよ。別に使うことないにしても
何かの時に安心じゃない?
百合萌えサイコー
あんま人いないみたいなので、くだんないのを一つw
年末年始にかけて会社のおっさんにスナック(?)に連れて行かれてから
頭の中で懐メロがリピート中だったので…orz
ヨシオの提案で4人でカラオケに行くことになった。
部屋に入るなり、本を見て曲探しを始めた4人…。
シズカとフミエが開いているページは…『デュエット』のページだった。
荒「フミエさん、何歌いたい?」
村「ん〜。最近さぁ、いつも家で歌ってるのってなんだっけ?」
荒「あ〜あれね(ニヤ)」
村「でも〜懐メロすぎて、ユカリちゃんは知らないかもねw」
ヨシオとユカリンもなぜか同じ『デュエット』のページを見ていた。
恩「ユカリン何の歌知ってるん?」
中「え〜と、もしかして?ってやつなら多分…」
恩「おし!ほな先に入れるで〜」
荒「はいはい。どうぞ♪」
ヨシオとユカリンが選んだ曲は…『もしかしてパートU』
前奏が始まり、席を立った二人は小さなTVがあるちょっとしたステージに立っていた。
荒「ねぇ、何かヨシオ…スナックにいるお客みたいじゃない?」
村「え〜wユカリちゃんがホステスって事〜?シズカちゃんwww言いすぎよ〜」
荒村「(爆笑)」
荒「あ…始まったよw」
中「もしかして もしかして 私の他にも誰か いい女が いるのなら 帰っていいのよ かまわ・ず・に♪」
恩「もしかして もしかして お前のすねてる訳が さっきの電話の せいならば バカだな仕事の 相手だ・よ♪」
中「ねぇあなた〜好きだからこそなおさら 私 いじわるをしてし・ま・う♪」
恩「子供みたいに わがままいえる お前がとても可愛い〜( ´∀`)σ)Д`) 」
恩「店を出て」
中「ねぇ歩きましょう」
恩中「ふたりの行く先は ひ〜と〜つ〜♪」
荒村「(パチパチパチ…)」
村「何かぁ、ユカリちゃんの歌い方が可愛かったね〜!」
荒「うん!(意地悪をしてしまう…のとこがユカリンに嵌り過ぎててヤバいわwww)」
歌い終えたヨシオとユカリンが席に戻ってきた。
恩「ユカリン…(;´Д`)ハァハァ。凄く…イイ!!」
中「よっちゃん、何ハァハァしてんのよw…バカっ!」
荒「ヨシオ〜最高に良かったわw」
恩「ほ、ほんまに?!」
荒「うん!今のは、同伴してきたホステスと…って設定でしょ?(ニヤ)」
恩「…orz 」
村「あ、シズカちゃん!前奏きたよぉ〜」
荒「おぉっ!じゃあ歌っちゃいますか」
中「え…?この曲って誰の?なんとなく聞いた事はあるような…」
恩「ヒデとロザンナやん。やっぱ、あの二人は渋いとこいくなぁ」
中「(ラブレターフロム…ってやつかなぁ…?)」
ユカリンは勘違いしていた…。
小さなステージの上で、シズカとフミエはすでに二人だけの世界に入り込んでいた。
『愛の奇跡』
荒村「寂しげな 雨に濡れた君の」
村「くちびるが 忘れられなくて〜」
荒「別れても 私は信じたい」
荒村「いつの日か あなたに 愛される愛の奇跡〜♪」
荒「ララララ〜ララララ〜」
村「アモーレ!」
荒「ララララ〜ララララ〜」
村「アモーレ!」
荒「ララララ〜ララララ〜ララララ〜」
村「ミアモ!ミアモミアモ……」
中「ちょ…!スグリさん…アモーレってw」
恩「ほんまやwしかも、振り付けつきかいなw」
中「さすがスグリさんだね〜なりきりがスゴスw」
恩「うんうんw」
二人の歌はまだ続いていた…。
荒村「たそがれを 一人歩く君の」
村「横顔が とても好きだった〜」
荒「別れても 私は信じたい」
荒村「いつの日か あなたに 愛される愛の奇跡〜♪」
荒村「愛される愛の奇跡〜」
荒村「愛される愛の奇跡〜ぃ〜ぃ〜ぃ〜ぃ〜ぃ(・∀・)人(・∀・)」
恩「おぉっ!最後は手を合わせてフィニッシュや」
恩中「(パチパチパチ…)」
恩「スグリさん!最高!!」
村「え〜よっちゃんやめてよぉ///」
恩「照れんでもええやんw」
荒「ちょ!そこー!フミエさんにちょっかい出さないように!!」
恩「はいはいwもう、うるさいなぁ〜」
この後も四人は知っている限りのデュエットを歌い続けた…。
中「よっちゃん〜私もうわかる歌ないよ?」
恩「そうやな〜。知ってる曲は全部歌ってしもうたな…」
荒「そろそろ時間だし、シメはフミエさんの十八番で!」
村「そ〜ぉ?でも、なんか悪いわぁ?」
荒「良いから良いから!番号は…っとXXXX」
恩「(桁数すくなっ!絶対懐メロやんw)」
前奏が始まりフミエがステージに立った。
中「ちょ…この哀愁感たっぷりの前奏w」
恩「こういうのはスグリさんにホンマ嵌るよなぁ〜w」
フミエが哀愁感たっぷりに歌い始めた曲は…『つぐない』だった。
村「窓に西陽が あたる部屋は〜♪いつもあなたの 匂いがするわ〜♪
ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も残したまま おいてゆくわ〜♪
愛をつぐなえば 別れになるけどぉ〜こんな女でも 忘れないでね〜優しす(ry」
恩「な、なんか二人だけの世界やなぁ…」
中「う、うん。」
恩「ユカリン…わしら、帰ろうか…」
中「そ、そうだね…」
ヨシオとユカリンが帰ったのも気付かないまま、フミエは歌い続けていた。
村「お酒のむのもひ〜とり〜♪夢を見るのもひ〜とり〜♪あすは他人同士に なるけ〜れどぉ〜♪
愛をつぐなえば〜別れにな(ry」
荒「(イイ!。・゚・(ノД`)・゚・。フミエさん…イイ!!)」
【おわり】
懐メロすぎてわからない人いたらスマン…。そういう自分も歌詞が曖昧だったので
ネットで調べますたw
忙しくて長編が書けない状況なので、思いついたら短編でまた来ますノシ
>>428 後輩思いのやさすぃ〜先輩なのか単なるエロオヤジなのか
わかりませんな、姐さんはw
次の日が健康診断で良かったね、あやすぃドリンク飲んでたら
もっと大変なことに…w
>>439 歌はよくわからんがすぐりんのアモーレ!アモーレ!の連発と
お隣で熱唱するあらかーさんのコンビ、禿しくワロスwww
途中で帰っちゃうなんてもったいないぞ中恩!!
>>438 シズゥ泣くなよw
いや、でもテレサ・テンとフミィの雰囲気は確かに合うかもしれないw
コスチュームやユニフォームのままじゃれあったり愛しあったりする作品希望
trfより安室より、フミーにはテレサテンが似合う。
「は〜ぁ、、、」
すっかりのぼせてゆでタコになった二人は、真ピンク色のベッドに倒れこんだ。
備え付けのパジャマを着ている。やはりピンク色の。
じゃんけんで負けたのでサユリは男物の短パン付の、トモミはムームーみたいなパジャマである。
そうまるで健康ランドにいるような二人にこのホテルに似合いの色気はない。
「ちょっと〜、長湯しすぎたかな〜」
「先輩があんなことするからですよぉ〜」
「あ〜、喉かわいた。やっぱりこれ買うかなぁ」
ベッドからむっくり起き上がったトモミはバッグから財布を取り出し、ふらふらと自動販売機の前に進んだ。
「待って下さい!それは、、、」
「大丈夫だって。こっちの方だから」
すでにボタンを押して、取り出した物はスポーツドリンクであった。
ベッドに戻り、トモミはごくごくと喉を鳴らしながらそれをひとしきり飲むと
「はい。大 菅も飲む?」と目の前に差し出してくれた。
「いえ、私も自分で買います」
サユリが自分のバッグの中を探ると、指が小さい紙の箱に当った。
あ、と小さい声をあげたが、トモミは気がつかなかったようで
「だってこれ飲みきれないの。大 菅と半分こしたいの」ともう一度ペットボトルを差し出してきた。
「あ〜、でもなんかお腹空いちゃったな〜。やっぱりチョコレート取りに行こうかな〜」
サユリが黙ったままペットボトルを受け取ると、トモミは両手を広げてベッドに仰向けに倒れこんだ。
「あの、、、今何時ですか?」
トモミは一瞬目を丸くしたが、すぐに部屋を見回し壁にあったハート型の時計を見つけた。
「ああ、まだ8時40分だね。なんだかもっと遅い時間みたいな感じがするけど、、、」
部屋に窓がなく音も遮断されているので、時間の感覚は確かにわからなくなりそうだ。
「あ、あの」
ペットボトルを持ち、サユリがまた遠慮がちに声をかけた。
「いいの、いいの。後は全部飲んじゃっていいから」
サユリは頷き、一口ごくんとそれを飲んで息をついた。
「えーと、あの、、、先輩、、甘い物欲しいんですよね」
まだもぞもぞと恥かしそうに瞳を上下に動かしてトモミに視線を送る。
「うん、食べたいよ。何?大 菅のあま〜い唇でもくれるわけ?」
サユリの不審な態度にトモミは再び身体を起こして、意味深な流し目を送るとわざとらしく唇を尖らせてむにょむにょと動かした。
「、、ち、ちがいますよ。これ、、、」
思い切ってサユリはバッグの中から小さな紙製の箱を取り出した。かわいい花柄でクマのシールが張ってある。
「なあに?」
テーブルに乗せるとサユリは箱を開けて見せた。レースペーパーに包まれたクッキーが並んでいた。
「わ、美味しそう!どうしたの、これ」
「ええ、、、ああ、うーん、、」
明るくはずんだトモミの声と対照的にサユリは俯いて端切れの悪い返事しかしない。
トモミは湯あたりのせいではない頬の赤みに気がつくと、にやーっと笑って覗き込んできた。
「ああ、これサユリちゃんの手作りでしょ」
「ん、、、」
「わざわざ作って持って来てくれたのね」
「うん、、、でも作ってきたの忘れちゃってて、、、」
二人でいる時間が楽しすぎて忘れてたんです、、とは言えなかった。
「先輩は、、、よく途中でお腹空いたって騒ぐ、、から、、おやつ代わりに食べたいな、、と思って、、」
こんなことすれば絶対からかわれて、この健気な乙女心を逆なでするように頬っぺたをつねったりするだろうけど。
けど、トモミが以前自分の作ったケーキを美味しいと喜んでくれたのを思い出して、つい作ってきてしまったのだ。
サユリの小さな声で答える言葉をトモミはひとつひとつ頷いて聞いていた。
いつも見せる侠気で男勝りな姿の反面、サユリが女の子らしく甲斐甲斐しい一面があるのをトモミもちゃんとわかっている。
そしてそれはなかなか自分に見せてはくれないけれども。
「うふっ、相変わらずかわゆいヤツじゃのぅ、おぬしは」
下を向いたままのサユリの頭に頬を当て、ぎゅっと抱きかかえた。
サユリの耳がますます赤くなるのがトモミには楽しくて、一層頬をぐいぐいを押し付けて髪の毛をくしゃくしゃと撫で回した。
「あ、あの、、早く食べてください。9時以降は飲食禁止なんですから」
「うん、わかった。早くお手製クッキー食べたいなっ」
せっかく可愛らしい所を見せてくれたのに、これ以上からかうのは可哀想かなと思い、トモミはサユリから離れると嬉々としてテーブルの前に座りなおした。
「じゃ、紅茶を淹れて来ますね」
サユリは立ち上がると、手際よく備え付けのポットとティーバッグで紅茶を淹れて戻ってきた。
「いただきまーす」
手を合わせて、紙コップの紅茶で乾杯すると二人はぱくぱくとクッキーを食べ始めた。
「あー、美味しい〜、それにかわいい〜!なあに?この形」
「これはアザラシで、これはクリオネ、、だったかな。妹が水族館のお土産にクッキーの型を買って来てくれたんですよ」
「じゃあ、これはウミウシかな」
「ははは、まさか」
「あははは。なんかいいね、この海産物シリーズ」
こんな所で食べることになるとは思わなかった。太陽の下で海でも眺めながら食べようかと思っていた。
けれども、こんな風に二人で顔を突き合わせて食べるのも悪くない。
トモミはうれしそうに次から次へと口に運び、美味しい美味しいと何度も言いながら食べてくれた。
一人で味見をした時より美味しく感じる。我ながら上手にできて良かったとサユリも自画自賛した。
「大 菅、クッキーのかけらついてるよ」
え、っと返事をする間もなくトモミの顔が近づいて、ぺろっと生温かいものが唇を舐めた。と言うかキス、、?!をした。
「ごっそーさん」
悪びれた風もなくトモミは、顎を上げて悪戯っぽく自分の唇も舐めた。
同じバブルバスに入ったはずなのに、瞬間、何かちがう甘い香りが鼻をくすぐった。トモミの香りなのだろうか。
残り香と突然の出来事に、サユリは目をしばたたかせて、呆然とした顔をトモミに向けていた。
「あー、良かったね〜、9時に間に合って〜」
トモミは空っぽになった箱と時計の方を示すと、悠然と紙コップの紅茶を飲み干した。
「あ、あの」
何か自分の勘違いだったかもしれないとサユリはドキドキしながら視線を泳がせた。
「さ、もう寝よっか。明日は早く出ないといけないし」
トモミはいつもしている日常の動作のようにサユリの手をとってベッドに歩いていった。
サユリの頭の中はまだ合点がいかなかったが、母親に連れられた子供のように黙って手を引かれて立ち上がった。
「ふふっ、大 菅の唇はクッキーより甘いね」
ベッドの端につくとトモミは唇を耳に寄せ、そう囁いた後、真ピンクの布団の上に勢いよく倒れこんだ。
「、、、やっぱりキスしたんだ!」
思わず声が出た口に、あ、と手をあて、顔を赤くしながら今度は言葉の出ない唇をもごもごさせた。
「えっへっへ、クッキーも美味しかったし、大 菅も美味しそうだったからさ〜」
「そ、そんな理由でキスしたんですか!」
伸びをしながら平然と言ってのけるトモミがなんだか憎らしく思えて、サユリは声を上げて非難した。
「ごめんごめん。あんまり可愛かったからさ、キスしたくなっちゃったの」
「そんな、クッキーにかこつけてするなんて!」
サユリはベッドに正座して飛び乗ってきた。やたらと弾むスプリングで二人はしばらく揺れていた。
揺れが収まると、膝を揃え手を付いて唇を結び、自分を見下ろすサユリの顔にトモミはすっと手を伸ばした。
さらさらと零れる髪をかき分け、桃色に染まった頬を何かを辿るように指先で撫でた。
「ああ、嫌な気持ちにさせたのなら、ごめん。もう二度としないから」
しおらしく神妙な面持ちに、サユリの方が驚いて困惑し、瞳を伏せた。
「あ、あの、、そんな、すごく嫌って言うんじゃなくて、その、吃驚しちゃったと言うか、、、」
途切れ途切れに言葉を発する度に髪は心許なく揺れ、トモミの手の甲を撫でる。
「、、、ええ、えっと、、だから、、い、嫌じゃないんです、、、」
「先輩だからって、気を使うことないよ」
トモミは手を引くと目を閉じて、軽く顔を横に背けた。向けられた白い顎のラインがサユリの心をたじろがせる。
眠っているような横顔をしばらく見つめると、サユリはふわりと囁きかけるように唇を重ねた。
柔らかでそれでいて少し緊張を含んだ温かな弾力。
薔薇の香りと触れていた髪の気配が離れると、トモミの瞳がゆっくりと開いて、サユリの方に向いた。
「────エビフライの、、お礼です」
紅潮した顔と潤んだ瞳はそれだけ言うと、視界から外れようと後ずさりした。すかさず、トモミの手がそれをつかんだ。
引き寄せるとサユリの身体はあっさりとベッドに倒れこみ、二人の顔は鼻がつきそうになるくらい間近で向き合った。
「ふふっ、そんなエビフライにかこつけてするなんて」
「だって、、、どうしたらいいか、、わからないから、、、」
「私にキスでお礼をするなんて百年早いぞ」
こちんとおでこをぶつけて、トモミは悪戯っぽく笑う。
その瞳に映る自分を見てサユリはうれしくて声をたてて笑いたくなった。でも声にならない。
そのかわり心臓が跳ねるように高鳴って、熱が身体中を駆け巡っていく気がした。
「ほら、見て、鏡」
二人はベッドの上に仰向けになると、並んで天井の鏡を見た。
派手なピンクの布団の上の可笑しなパジャマの二人が映っている。
「、、、、なんだか変な気分ですね。天井に自分たちの姿が見えるってのは、、、、」
「ははは、よくこんなの見ながら興奮できるよね。私ならこんな真上より、斜め下から見た方が、、、」
「やめてください、もう!」
必要以上に大きな声でそう言ったのは、自分とトモミがその鏡に重なり合って映る姿を想像してしまったからだ。
我ながら馬鹿なことを考えてしまったとサユリは内省して、顔が真っ赤になってしまった。
「でも、、さ、、、こうして見てると二人で宙に浮いてるみたいだね」
トモミは少し眠そうに呟いた。
「双子座、、、の絵みたいですね」
「うん、、、プラネタリウムで見たことある」
「ああ、すみません。でも私たちって全然似てないですよね」
「ははは、、似てたら怖いって」
トモミは楽しそうに笑って、ゆっくりとひとつ息をはいた。
「、、、、いつだったか、遠征に行った時、流れ星を見たでしょう」
「ああ、あれはびっくりしたな。たくさんの流れ星が流れて、、。皆その度に『世界記録!』とか『金メダル!』とか叫んで、可笑しかったですね」
「そうそう、他にも『彼女が欲しい』だの『焼肉食いたい』だの。欲張りすぎだっつーの、はははは」
「でも、、、満天の星空で、すごく綺麗でしたね。日本じゃもうああいう空は見られないのかなあ」
「灯りが多すぎるからね、日本は、、、。あの時の流れ星は双子座流星群だったんだよ」
日本から遠く離れた緯度の高い寒い北の国。二人はいつのまにか手を繋いで、鏡の向こうにあの星空を思い出していた。
あの時、お願いしたのはなんだっただろう────。
「もう、寝ようか。明日は4時にはここを出なくちゃ」
トモミは手を伸ばして、ベッドの傍にある目覚まし時計をセットして照明を落とした。
スタンドランプの照明だけが残り、部屋がピンクがかりながらも暗くなり落ち着いた。
「そうですよね。ここの誰より早く出なくちゃね」
布団に潜り込みながら、二人で顔を見合わせて苦笑した。
「、、、、このままでもいいですか」
サユリが繋いだ手をそっと握りなおした。
「、、、いいよ。そのかわり放さないでね。大 菅ったら寝相悪いんだから」
「先輩こそ、変な寝言言わないで下さいよ。いつか夜中に『ひとーつ、人の世の生き血をすすり〜』とか言ってて怖かったもん」
お互いのくすくす笑いが心地よい震動になって伝わる。
二人はやがて子供のように手を繋いだまま、すうすうと気持ちよさそうな寝息を立てて眠った。
次の日の未明────
二人は目覚ましより早く起きて、手早く身支度を済ませ、ピンクの部屋を後にした。
サユリの言うとおりに支払機で精算を済ますとドアのロックが開き、ほっとした笑顔を見せながら、二人はあの階段を降りた。
「あ〜、雨が止んで良かったな」
外はまだ暗いが、雨は止み空には雲ひとつなかった。今日は快晴の予感である。
「まあ、何事もなく無事で良かったね!ホイホイにつかまることもなく」
トモミが大きく伸びをすると、サユリが慌ててバッグを抱えたまま辺りをきょろきょろした。
「せ、先輩、あまり大きな声はまずいです。静かに出ましょうよ」
「ふふふ、大丈夫だよ。部屋は防音になってるしさ、みんなお疲れでよく眠ってるって。そうだ、ここからは私が運転するね」
トモミが運転席に乗り込んでサユリが助手席に座ると、車は静かに発進して、あの例のビロビロを潜り抜けた。
しばらく山道を登るとあの通行止めの看板は外されていた。
道もところどころ水溜りがあるだけで、昨晩の嵐が嘘のようだ。
「なんとか、間に合いそうで良かったですね」
「かっ飛ばせば、念入りにメイクする時間もできるけど、どうする?」
「、、、、だからー、別に顔を見せるわけじゃないんですから」
「そーだよね、体診せるんだよね!カ・ラ・ダ!」
ルームミラーに映ったトモミがサユリと目が合うと楽しそうに笑った。
「、、、あの、今度、ガラス細工のアクセサリーを手作りできる所に行きませんか」
「おっ、大 菅からのデートのお誘い?」
「ん、、、やっぱり何か二人で記念になるものもあったらいいなって」
「カッワイイこと言ってくれるね〜。じゃあ、昨日はとっても楽しかったってこと?」
サユリは前を見たまま黙って素直に頷いた。
「、、、えへへぇ、でも実はもう記念になるものを残しちゃってあるんだ」
トモミの怪しい口調にサユリははっと運手席の横顔を振り返った。
「それって、何ですか?」
何も言わずトモミは胸の真ん中を指差した。
「そりゃあ、いい思い出は胸に残りましたけど」
「、、、思い出以上の物も胸に残ってるんだけど」
トモミは自分の襟をつまんでニヤリと笑った。
同じようにサユリが自分の襟を引っ張り、覗き込むと鎖骨から胸の辺りに小さな赤い跡がいくつか見えた。
「ばっ、、、!これってキ、キスマー、、、ク!」
サユリは目を見開いて絶句した。
「い、いつのまにこんなのって、、、!どーするんですか!今日は健康診断なんですよっ!」
抱えていたバッグを落とすと、顔を真っ赤にして叫び声を上げた。
「でもさー、健康には変わりないからいいじゃない」
「心電図とかも取るんですよ!ドクターの内診だって、、、!」
「大丈夫だよ、これ、岡 崎さんがやりましたって言えば」
「余計、大丈夫じゃありませんっ!!」
くねくねした山道より凸凹な会話を続ける二人を乗せて、車は夜明け前の峠を越えようとしていた。
終わりです
長々となりましたが、読んでくれた方ありがとう
タイトルは『motel night』にでもしておきます
あまり芸がないけど
ではまた潜ります。。。。。
静香のSMものが読みたい
相手はフミーでも真央でも床でもタラソワでもいいよ
(もちろん静香がS)
>>454 GJ&乙でした。O菅ちゃんが恥ずかしがりやでカワユス
姐さん…夜這いとはさすがでつw
てか2ちゃん落ちてる…?
おっと書き忘れ!
日曜に世界すぷりんとの放送あるね。
最近試合とかなかったから、久々に見れてうれすぃ〜(・∀・)
>>454 二人ともカワエエ(*^o^*)GJ!
特にO菅タンの「やっぱりキスしたんだ!」って言うのがなんかいいな
長文も大歓迎です
また書いて下さいね!
>>457 番組表見たら深夜ですね。それまで起きてられなさそーなので
録画してみます。d
ノルウェーで開催されてるみたいですが、緯度の高い北の国だなぁ。
白夜とはいかないかもしれないけど夜が長そ〜。
姐さんとO菅ちゃんも有意義な夜を過ごして欲しいですww
それからすぐ冬季亜細亜大会ですね。
スピスケ組は結構過密スケジュール…?
あとすぐりんやゆかりんも出る予定だけどTVで放送してくれるかな〜。
シズゥは百合萌えの救世主だね!
>>459 同時間帯にゲトスポでシズゥも出るみたいだよ!
どっちを録画するか迷うな〜orz あぁ…何で同じ日なんだよ…
今日の深夜はTVのチャンネル変え変えほぼ全部見れますた
O菅ちゃんは髪切ってて可愛かった。姐さんが頑張ってると私も頑張らなくちゃ・・と思うんだってw
ゲトスポはシズゥも出てたけど、最後の方にかーりんぐもやってたよ。オノデリング林コンビワロスwww
オノデリング暴走で面白かった!
私もゲトスポとスピスケを時々変えながら見てました。
シズゥは緊張してたのかしら?やや早口だったのがお茶目です。
この日も綺麗だった…
吉田姐さんのお姫様だっこしてくださいにはワロタww
カーリングのおのでら×はやしコンビは相変わらずいい味出してますねw
この二人は見ていて楽しいっす。
確かこの二人とO菅ちゃんはソルトレイクの時から
出身地も近いので仲良くなったらしいです。
二人のどっちかがサユリちゃんって呼んでました。
でもこの二人の仲に入るのは難しそうww
スピスケの方は深夜ちゃんが惜しかったね。
でもO菅ちゃんと二人で表彰台に上がったのが見られて良かった。
笑顔がいいやね。ほっぺたプニプニしたいw
462さん同様O菅ちゃんの発言にちょこっと萌えました。
トモミ姐さんにもシーズン後半もがんがってほしいでつ。
もうひとつ今日のTVで芸能人にスケート教える番組で
シズゥの練習風景が見れたんだけど、眼鏡っ子で萌えました。
しかも鼻かんでるしw
ドレスアップしたシズゥも素敵だけど
練習着のシズゥも可愛くてかっこよくてえがった…。
>>464 その番組こっちでは放送してないから見られなかったorz
シズゥが眼鏡かけてるとこって最近見てないなぁ…某CMもめっきり見なくなったし
姐さんも眼鏡っこだよね!フジQのサイトが新しくなって、選手写真のとこに矢印を持っていくと
私服(?)姿の写真が出てくるんだけど、姐さん赤眼鏡かけてた。眼鏡って何かいいなw
メガネっ子萌エ〜
467 :
小ネタです1:2007/01/25(木) 01:19:15 ID:w839vxrE
ッカールームのドアがバタン!!と荒っぽく開いて、着替えをしていた選手達は一斉に振り返った。
「ねぇ、ねぇ、これひどいと思わない〜?」
ミキはどかどかと中に入るとふくれっつらをして雑誌をばさっと広げた。
なにやらあやしそーな通信販売のページがみんなの目を引いた。
「えーなあに?」
「なんだ、なんだ」
「『ト○ノオリ○ピック記念、等身大抱き枕』〜?」
「どれどれ『各選手のボディも衣装も忠実に再現しました』だってー」
「抱き枕っつーか…コレって…アレだよねぇ」
「……」(こ、こりは!なかなかよくできてるじゃん(゚∀゚))
「まったく…よくこんなの作るよね」
「って、買うヤツがいるから売るんだろうな」
「でもどんな人が買うんだろう」
「それは、オタクっぽい、フェチっぽい、キモっぽい奴よ」
「ええ〜、ヤダー、そんなのー!!」
「とんでもないド変態よね、きっと」
「うん、絶対そうね」
「……」(欲しいとは言えなくなって来た(;^_^A ))
「わーい、みんな〜なに見てるのぉ?」
「マオは見ちゃいけません!!」
後から来たマオはマイにはじき飛ばされてしまった。
他の選手達は頭をくっつけスクラムを組むようにそのページに見入っている。
468 :
小ネタです2:2007/01/25(木) 01:19:55 ID:w839vxrE
『氷上のアイドル、ミ○ティの抱き枕、寂しい夜もこれでバッチリ。
むちむちエロエロボディが貴方のものに』
『夜の金メダリスト、クールビューチー○川○香。冷たい視線もそのままに。見下されたいM男の貴兄に。
豪華特典…金のムチ、金のメダル付き首輪』
『銀盤のアクトレス、○主○枝。許してくださいの泣き顔がたまりません!虐めたいS男の貴兄に。
豪華特典…開けてビックリ○ぐり玉』
「……」
「……」
「なによこれー、なんで私たちのだけ値段が安いのー!豪華特典まで付いてんのに!」
シズカとフミエは声を揃えて怒鳴った。
「そりゃあ、やっぱり胸のあたりのクッションの差が、、、ングング、グク」
ヨシエの口をあわててユカリが塞いだが、二人の怒りに油を注いでしまったようだ。
「シズカ!!」
「おう!」
「本物のスグリ玉と金のムチがどういうものか見せてやろうじゃないの!これから製造販売元に殴り込みよ!」
「がってんだい!」
すっくと立ち上がり、鼻の穴を大きく広げ、鋭い眼光で頷き合うと二人はがっちり手を組んだ。
青白いオーラの炎がゴゴゴゴゴゴ…とうずを巻いて二人を包み込んだ……のが見えた気がした。
「しーちゃぁん!今日はミキといっしょにラブラブするっていったじゃなぁい〜」
「フミエさーん!今日こそマオとレゴのお城を完成させる約束ですぅ〜」
金のリボン鞭とスグリ玉を抱え、濡れた新聞紙のように足元にすがりつくミキとマオを振り払って
ドアを蹴り飛ばし、炎の二人はコスチュームのまま部屋から出て行った。
469 :
小ネタです3:2007/01/25(木) 01:20:42 ID:w839vxrE
************************************************************************
その頃
もう一人大暴れしている人が……
「なによこれー、なんで私のだけ値段が高いのー!こうなったらこの製造販売元に殴り込みよ!」
「キャー、せんぱーい、落ち着いてください〜!」
「誰か先輩を止めて〜!!」
『冬の○輪マニア、マッチョスケーター○崎○美、鍛え上げられたボディは男女兼用。
※尚、この商品は太股に二人分のクッションを使用しているため、他の商品の2倍のお値段になっております』
(おそまつ)
ワロスw 百合コメディ好きだよ
スケーター型抱き枕欲しいw
>>469 いいね〜。笑ったw
姐さんのひとつ下さいwww
472 :
小ネタです:2007/01/25(木) 22:19:23 ID:w839vxrE
姐さんは攻めよし、受けよし、ツッコミよし、ボケよしってキャラで
ついついオチに使ってしまうことが多いな〜姐さんスマソ
465さん、dクス。不時Qサイト見てきますた。
姐さんの眼鏡っ子姿を見られました。それよりバックの名水ぽえむ?ってのが気になったw
他にもO菅タンたちとの写真もあるね。ライバル?のヲイカワ君たちと写ってました。
O菅タンが「こら、ヲイカワ!姐さんに近づくんじゃない!」とジェラってると脳内変換しておきますたw
昨日はアジア大会の結団式と言うことでニュースですぐりんとゆかりんのコメントが見られました。
キムよなちゃんは欠場みたいですが、二人ともがんがってほしいな〜。特にすぐりん。。。
でもって人形ネタをもうひとつ。
シズカが喫茶店で一人どんぶり一杯に入ったアイスクリーム特盛を食べていると
見慣れた笑顔が急に飛びついてきた。
「しーぃちゃんっ!!見て見て〜、これカワイイでしょ〜」
ミキが見せたのはバッグに付けたマスコット人形。見覚えのある水色と青の衣装を着ている。
「あれ?これもしかして…」
「そう、ミキが作ったんだよ。上手でしょ」
それはどうやらトリノで金メダルを取ったシズカのマスコットらしい。手放しY字バランスをしている。
「いつでもしーちゃんと一緒に居られるように、ミキが作ったんだよ」
(うんうん、ミキったらホントにカワイイんだから、もー(;´Д`) ハァハァ)
「でも待って。マリ○ッコリと一緒!?」
「え〜、やだやだ〜!!ミキとならいいけどマリ○ッコリとペアなんてやだ〜!!」
しかもそのマリ○ッコリとしーちゃん人形は仲良く並んで下げられているのだが、揺れるたびに
時々みょーな形で重なり合ってしまうのだ。ひじょーにエロい形で…(´∀`;)
(ああ〜、これが、せめてス○ーピーならまだカワイイのに…orz)
「あーん、ごめんねー。ミキ、しーちゃんのだけやっと作ったんだけど…」
(そうだ、ミキは今肩を痛めているんだっけ…(´・ω・`) )
「……ごめん。私こそ無理言って…せっかく作ってくれたのに」
「ううん。じゃあ、しーちゃんマリ○ッコリと仲良くしてねっ!ミキとのお約束だょ(*^3-☆チュ」
笑顔になるとミキは二つの人形にキスをして、手を振って歩いていった。
(……そーだっ!いいこと考えたもんに〜!!!('◇'*)ピコーン!)
次の日、練習を終えロッカールームに帰ると
シズカがミキのバッグの横でソーイングセットを広げている。
「あれ、しーちゃんどーしたの?」
「見て見て〜!私が作ったミキちゃん人形で〜す」
ちらっとそれを見せると、
シズカはそのミキちゃん人形をあっという間にしーちゃん人形に縫い付けた。
「へへっ!こーすればいつも二人は一緒だよ!」
「……」
(しーちゃん…それってマズイよ…付けて歩けないじゃん……orz)
そのミキちゃん人形はもちろんコスチュームをつけていなかった。。。。。
(またもやおそまつ…)
注*毬藻ッコリは北海道のお土産キャラでマリモの男の子で
その名のとおり、股間がもっこりしているというゆるキャラです。
実際にミキちゃんが付けていたので話題になったものだそーです。
おバカな小ネタでした(´∀`;)
476 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/26(金) 00:14:35 ID:IZxT/eXO
>>474 「いいこと考えたもんに〜!!!('◇'*)ピコーン」
シズゥカワユスwww
前からフィギュア女子カップルネタ大好きでした!
かなり面白くて爆笑です。
それぞれのバカップルぶり、特に静×美と、真のタラちゃんみたいな喋り方が好き!
つっこむべきじゃないのかもしれないけど、静×美は該当スレあるのでは…?
最近覗いてないからわかんないけど
あるね>該当スレ
480 :
小ネタです:2007/01/26(金) 21:57:07 ID:T+fWmRz9
静×美は該当スレあるのは知ってましたが、荒れてるみたいだし
あまり投下されてないので、こっちに書いてしまいました。
お目汚しスマソ
では逝ってきまつ…
ここ過疎ってるし、作品が投下されるのは問題ないと思うけど、
そのカップルSSが好きなら該当スレ行った方が楽しめるんじゃないかなーとオモタ
余計なお世話ならごめんね でも投下ありがとう
>>480 あんま気にすんな〜。
というか、前スレで書きかけが残ってる職人さんと書き方が似てるんでもしや?と思ったのだが…
あの職人さん元気かなぁ…。書き方が面白くて好きだったんだが…。違ってたらスマソ
シズゥとフミィが同じ布団でどうなったかが気になる。
昔の話ですが。
フミィが攻めてるやつだっけ?確かに気になる。
シズゥはなんか最近ドMに見えて仕方がないんで、フミィと恩ちゃんで攻めまくって欲しい。
つづきは気になるけど、ないならないで仕方茄子。もう結構時間も経ってるしね
>あの職人さん
新しいネタでも良いので、ここ覗いてたら暇なときにでもネタ落としてって下さい!
シズゥ確かにドMに見えるw
滑ってる時はドSに見えたけど(幻想とかラフマニとか)
最近のTVトークなんか見てるとねw
そのギャップがたまらんわけだけど
>>484 確かに分かる気がするww
前から発言は結構Mっぽかったけどね。「タラソワの奴隷になります」とか「痛みがあるほうが調子がいい」とか。
シズゥを複数で攻める話とか見てみたいかも。
最近…というか。私が大学の為に上京することを決めたあたりから、よっちゃんが変な気がする。
変によそよそしいし、前みたいに一緒に笑ったりする事が減ったような…。
それに、たまに電話してきたかと思うと「お姉さん元気?」とか「最近、お姉さんと会ってへんな〜」とか。
お姉ちゃんの事ばっか!…って、別に焼もちとかじゃないんだけど…。
よっちゃんとは小さい頃から一緒だし、ずっと”頼りないお兄ちゃん”的な存在だから。
好き…とか、そういう気持ちじゃ全然ないと思う。
っていうか、よっちゃんは絶対うちのお姉ちゃん好きだと思うし!
会えばデレデレしちゃってさ〜。お姉ちゃんもよっちゃんは弟みたいで可愛いとか言ってるから
きっと調子に乗ってるんだよね。
あたしはつくづく恋愛下手やなーと思う。
好きな子を目の前にすると、どうでもいい事を言ってしまうし…。
え?どうでもいい事って?そりゃ〜…大抵怒らせることやなw
それでなくともユカリンは怒りっぽいのに、あたしはいつも火に油っちゅーかorz
自分でもわかっとるんやけど、どうしてもこの口が言うことをきかないねん。
ユカリンの声が聞きたくて電話しとるのに、お姉さんを持ち出して重要な事が喋れんかったり…。
そりゃ〜ユカリンも怒るわなぁ。まぁ、確かに…うん。…確かにユカリンのお姉さんは綺麗やよ!
けどな、あたしがホンマに好きなんはユカリンやねん!何でこう…うまく伝えられんのやろorz
そうそう。ユカリンが東京の大学行くって聞いた時はショックやったで〜(|| ゚Д゚)ガーン!!
あれは試合で負けたどころの比やない!!おかげでストレスで髪の毛がぐじゃぐじゃになってしもうて!
…って言うのは冗談やけどw
東京にはしーちゃんやスグリさんがいるし、安心っちゃー安心やけど…。
日に日に女っぽくなっていくユカリンを、東京の男が狙っとるんやないかと…もう心配で心配でorz
今度のショーで久々に会うから、そこんとこ上手く聞きださなあかんな!
ある日…。
私はたまたま、よっちゃんと同じショーに出ることになって久し振りに顔を合わせることになった。
よっちゃんはロビーで私を見つけるなり、いきなりシカト…?!だし。
「ちょっと…!」
「あぁ…ユカリン?おはよう」
「おはよう…って!今シカトしようとしたでしょ(゚Д゚#)ゴルァ!! 」
「えΣ(゚Д゚;)違うよ〜。誰か来たなぁと思って見てたんやけど、よく見えんくて」
「…本当に〜?あやしいな…」
「本当やって!あ、今日お姉さん来るんやって?久々やな〜w」
「(また、デレデレして…)」
「更に綺麗になってそうやな〜(デレ)楽しみやわ!」
「別に…変わってないと思うけどね」
「ん?ユカリンも…何か大人になったんちゃう?(ニヤ)」
「は?何言って……(赤面)」
「ははッ!久々なのに怒らんといてや〜wじゃ、…そろそろ行くわ」
「あ、うん…」
久し振りに見たよっちゃんの笑顔…。と、あの喋り。変わらないな〜。
髪の毛は随分伸びてたけど。私が最後に会った時はもっと短かったもんな〜。
私は、どっちかっていうと…今のパーマ頭より前のストレートの短いほうが好きかも…
って!別にそんな事はどうでも良いんだけど…!は、早く着替えて準備しよーっと!
はぁ〜〜〜ッ…。またやってしもうた…orz
朝一からロビーで待ち伏せしてたのはどこの誰やねん!!くっそ〜!
何が「よく見えんくて…」や(゚Д゚#)ゴルァ!! よ〜く見てたやないかッ。
ワシのバカバカ!あんなに慌てて目ぇ逸らしたら、どう考えてもシカトしたと思うよな〜orz
「よっちゃん?こんな所で何してるの?(今一人で頭叩いてたよねw)」
「あ!ユカリンの…お姉さんッッ!」
「久し振り。元気してた〜?」
「あ、はい!(…やっぱ美人やな〜w)」
「よっちゃんショー終わったらすぐ帰っちゃうの?」
「一応その予定ですが…。」
「え〜。せっかくだし、うちに泊まってから帰れば良いのに〜。」
「で、でも…(ユカリンに「は?」とか言って怖い顔されたらたまらんしorz )」
「明日予定でもあるの?」
「なななな何もないですッ!…けど。(やっぱ…泊まりはなぁ…)」
「じゃあ、決定ね(はぁと)久々に3人で色々話そうよ!」
「あ、はい…(デレ)」
……。ん?!
ユカリンのお姉さんにのせられて、とんでもないことになってないかい???
ユカリン家に……泊まる?!ぐぉっ!ありえんて…!!!
お姉さんさっきのナシ〜!!……ってもう居ないやん。どないしよ〜……orz
ショーが終わって…。
「ユカリン…あの…なぁ?(オドオド)」
「あ、聞いたよ〜?お姉ちゃん何考えてるんだろうね!」
「(ほらやっぱり…(´・ω・`)ショボーン)」
「でも、たまには…こういうのも良いかもね///」
「え…?」
「だから…。あ!言っとくけど、よっちゃんの布団はないからね!」 ←照れ隠し
「ええよ〜ええよ〜wそこら辺でごろ寝するから」 ←嬉しくてニヤけっぱなし
「帰りに食料とか買ってくるように言われたから、荷物…持ってよね!」
「そんなんお安い御用やで!じゃあ、早速…」
「ちょ!私の鞄は持たなくて良いから///皆に変に思われるでしょ〜!」
「あははッ。確かに…ほなぼちぼち行こうか?」
「う、うん…」
ぎこちない会話を終えた二人の顔は、出口までの廊下を更にぎこちない足取りで歩いていった。
「シズカちゃん。覗くなんて趣味悪いよ〜w」
「えへへ。だって〜あの二人、妙に意識し合ってて面白いんだもんw」
「片想い…なのかなぁ?」
「それは今夜次第じゃないですか(ニヤ)」
「え?」
「今夜はユカリン家にお泊りみたいだしwいい頃に電話して邪魔―」
「そんなの駄目だよ!」
「わかってますってwこっちも今夜は人の事邪魔してる場合じゃないもんね(ニヤ)」
「え…///」
「カルメンの衣装クリーニングに出してないよね?」
「うん…まだだけど…?」
「よし!(ニヤ)」
「何がヨシ!なのぉ?」
「あ、いやいやwショーのビデオ撮ってもらったから、帰ってから今日の復習しないとね?」
「うん…。(復習なら、別に衣装いらないような…?)」
「さ、帰るぞ〜!!」
「(シズカちゃんショー終わったばっかりなのに元気ね〜。)」
こっちの二人は相変わらずこんな感じだった。
シズカが言っていた復習とは、衣装を使ったプレイの略だと言う事に天然のフミエは気づく訳もなかったw
【つづく】
恩中を始めて書いてみますた。
いつものバカップルは友情出演ってことでw
GJ!!(;´Д`)ハァハァ
続きwktkで待ってます!!
ツンデレゆかりんとヘタレよし男カップルいいね!
続きが楽しみです!荒×村の夜も楽しみw
ねー誰か静香受けSS書いて下さいw
冬 季アジア始まったけどTVとかで見ないなぁ・・・
夏季は夜中に放送してたのに・・・扱いヒドス
ふぃぎゃーくらい放送してくれたらいいのにね
フミィSP一位オメ!
500 :
静香:2007/02/02(金) 10:33:44 ID:wwVOW8DS
章枝さんオメ!
おんとゆか面白い!かなり気になる。
年末の番組で、おんとゆかと真央が一緒に廊下で話してる映像があって可愛かった
502 :
名無しさん@秘密の花園:2007/02/03(土) 17:21:55 ID:8vbJgWq/
hage
フミィがねっとりシズゥを攻めるSSマダー
恩チャソがゆかりんにガバッと犯されるSSマダー
最近話題ないね。アジア終わってフミィは僅差の2位…。
ユカリンも好きだけど、フミィに優勝して欲しかったな。
今日はすOI。シズゥは見たいけど眠気が…orz 録画しまつノシ
筋肉美人ロシェとフィンランドの妖精コルピの絡みが見たい
(つД`)… Suguri……n
すぐりん無理しずぎたよ…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
メンタル面が凄く心配だ…
一人で抱え込まないでシズゥにでも相談できたらいいのにね
今季はすぐりんにとって辛いシーズンになってしまいましたね…涙
しーふみ(しー受け)できたけど・・・
現実に引っ張られてなんか投入できないなあ
妄想世界は割り切らないとだめなんだけど。
個人的には、こんな時だからこそ投下してほしい
せめてSS見て癒されたい
いえ、現実世界が反映されてるので、設定が狂ってきて
なんか、余計重くなって、読み返して凹む・・・w
設定うまく変更できたら、明日でも・・・
投下待ってるYO!し受楽しみ!
>>488-493のつづき
大量の食料とお酒を買い込んだ二人は、やっとのことでナカノ家の玄関の前に辿り着いた。
「じゃ…お邪魔します!!(ドキドキ)」
「どうぞ…。お姉ちゃんまだみたいだね…」
「あ、うん…(この部屋ユカリンの匂いがする(*´Д`) ハァハァ)」
「コーヒー入れてくるから、よっちゃん適当に座ってて?」
「(ビクッ!)は、はい!!」
コーヒーを入れたユカリンはヨシオと向かい合わせに座った。
「はい…。どうぞ。」
「ありがとう…。(ゴク!)あち〜ッ!!」
「よっちゃん大丈夫?!」
「だだだだ大丈夫や…ないかも…」
「水!水飲みなよ!!こっち来て」
ユカリンに手を取られてヨシオはキッチンに連れて来られた。
「(ユカリンと手つないどる…ドキドキ)」
「もぉ…よっちゃんはいつもこうなんだから…」
「…え?」
「私に心配させてばっかでさぁ…」
「え?!」
「え?!」
「それって…どういう意味…?」
「え…っとぉ…(まずい…何言っちゃってんのよ私///)」
「ユカリン…」
ヨシオとユカリンは向かい合ったまま無言で見つめ合っていた。
「あの…なぁ…」
「うん…」
「その…」
「うん…」
お互いに様子を探り合っている二人…。
「だからなぁ…?」
「うん…」
「す…す…すき…Σ(゚Д゚;)」
「え?!」
「すすすす…すきやき!早く食べたいなぁ…(しまったぁ(|| ゚Д゚)ガーン!! 何言ってんねん!)」
「はぁ?(何期待しちゃってたんだろ〜私…)」
「ユカリン…orz 」
「はいはい。じゃあ、すきやきの準備するからあっち言っててよ!」
「うん…(ワシ…ヘタレすぎやわorz) 」
ユカリンは手早くすきやきの準備を終わらせてリビングに戻ってきた。
「お姉ちゃん遅いな〜」
「ほんま、何してんのやろ?」
「自分がよっちゃん誘ったくせにね」
「…。(やっぱ、ユカリンはワシと二人は嫌なのかなorz )」
「電話してみるね」
電話が終わって…。
「お姉さん何やって?」
「…。(もぉ…お姉ちゃん最初から帰ってくるつもりなかったんじゃん!)」
「ユカリン?」
「え…?あぁ、お姉ちゃん彼氏のとこ行ったみたい…」
「え!!…ということは…?!」
「今夜は帰って来ないって…」
「えぇ━━━━(゚Д゚;)━━━━!!(ユカリンと一つ屋根の下で二人っきりッ!!)」
「よっちゃん、フラれちゃったね」
「え?」
「…お姉ちゃんのこと…好き…なんでしょ?」
「は?!」
「隠してもわかるよ…」
「…。(完全に誤解しとる…)」
「今日だって、私と二人なら来るつもりなかったでしょ…?」
「それは…(ここで漢を見せな、一生ヘタレやぞ!ヨシオ!)」
「…。」
「ワシ!…ワシが好きなのは…ユユユユユカリンや!!」
「へ?」
「ずっと好きやってん!何で気づかへんの?!」 ←逆ギレ
「ちょ!何で逆ギレ?!」
「だって!」
「自分こそ!私の気持ちにも気づかない程、超ーーー鈍感な癖に!!」
「…え?今…なんて…?」
「…もぉ!ばっかみたい///」
「…。えっと…。え?もう1回言うてくれへん?」
「何でまた言わなきゃいけないのよ〜!」
「頭が混乱して、よく理解できひんわ…」
「バカ!」
「…。」
「よっちゃん何て昔から大嫌い!!」
「…。」
「東京行く時だって、何で見送りに来てくれなかったの?!」
ヨシオは血管が切れそうなくらい怒りながら話すユカリンを宥めるように抱き締めた…。
「そうやって、むきになって怒るユカリンが…好きや…」
「……///」
「いつも、お姉さんのことばっか持ち出してゴメンな?」
「……///」
「ワシは…ずっとユカリンだけやで?ユカリンしか見えんもん!」
「そんなの…///」
「これからもユカリン以上に好きになる子はいないと思うわ」
「そんなのわからないじゃん…!」
「わかるよ!保障する!!それに、ユカリンを大事にできるのはワシだけやで?」
「よっちゃん…」
二人はゆっくりと体を剥がして見つめ合った…。
そして…ユカリンが目を瞑ると、ヨシオの顔が段々とユカリンに近づいていった。
「(あぁぁ!ついにこの日がやってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ドキドキw)」
「…。」
「(もう少し…もう少しでユカリンと…初チュウw)」
後数センチで二人の唇が触れ合おうと言う時…。
―――RRRRRR…!――――
「(ビクッ!こんな大事な時に誰やねん(゚Д゚#)ゴルァ!!)」
「…よっちゃん…出ないの?」
「あ…出るわ…orz (くっそ〜!せっかくのタイミングが…)もしもし?」
「あ、ヨシオ〜?今大丈夫?もしかしてお邪魔だったぁ?(ニヤ)ユカリンとべットで(ry」 ←酔っ払い
「…。(このエロメダリスト…!よりによってこんな時に電話してくるな(゚Д゚#)ゴルァ!!)」
「今ね〜フミエさんお風呂行っててさ〜wもうね、ベットにカルメンの衣装準備し(ry」
「…。(しかも酔ってエロい事ばっか言いよってからに)」
「ちょっと〜!考えただけで興奮しない(*゚∀゚)=3 あのショッキングピンクのパンティラインが(ry」
「…。(あぁぁ…せっかくユカリンとチュウ出来そうやったのに…orz )」
「ちょ!ヨシオ〜聞いてんの?ねぇ?やっぱカルメンの衣装よりイパネマの方が(ry」
「よっちゃん???私、すき焼き温めてくるね〜?」
「…あ!…ユカリン…(チュウは…。・゚・(ノД`)・゚・。)」
「でもやっぱり今日のショーで見たカルメンの衣装の方がエロいような…。迷うわー!だってさ(ry」
エロメダリストからの電話により、二人の初キスはお預けとなった。
しかもフミエがお風呂から上がってくるギリギリまで、ヨシオはエロメダリストに捕まってしまった。
「…。(しーちゃん…ユカリンにキスできひんかったら一生恨むでorz )」
【おわり】
スマソ…orz 荒村のエロに続けられなかった…。
やっぱ妄想とはいえ現実フミィがあんなことになってショックだったよ。
恩ちゃんもまだ引退しないでほしいな。
>>512 荒村のエロ楽しみにしてますね!!
ツンデレ&ヘタレ萌え(*´Д')投下ありがとう!
しーふみ投下待ち
やっぱりまだ駄目か・・ 無言ですれ違っていくあの人を横目で
見ながら私はため息をついた。 控え室へと続く廊下に足音だけが響く。
去年の年末の大会でもそうだった。
表彰台を逃したあの人は、目すら合わせる事なく会場から去っていった。
「寄るなってオーラが出てるね。」 思わず呟いた言葉が前を歩いていた後輩に
聞こえたらしい。 彼女は驚いた様に振り返って私の顔を見た。
その彼女の顔があんまり悲しげだったんで、私はちょっと周章ててしまった。
「大丈夫よ、あの人は大丈夫。 私は信じてる。」
この後輩も私とあの人の本当の事は知らない。
単純に不仲ゆえの台詞と思われたら・・・、つらすぎる。
「勝っちゃいけない人に勝っちゃった様な気がして。」
意外な返事が私を驚かした。
「・・・・」
「会場に来ているファンの人とか見てると、なんか悪いことしたなぁって・・うっ。」
「あんた、それ本人に言ったら、確実に絞め殺されるから。」
後輩の横腹に軽くジャブをくれながら、非常口に向かって走り出していた。
「えっと、もうすぐ出番ですよう。」
「外の空気吸ってくるだけだから。」
後輩の声に笑いが戻った事に少し安心して、暗くなりかけた会場の外に一歩踏み出した、
その時だった。
ポケットの携帯電話から着信音が鳴った。 会場入りした後は一切電話には出ない
事はスタッフは皆知っているので、例えメールといえど送ってくる事はない。
家族になにか・・・
「えっ」
送信者を確認した私は思わず息を飲んだ、この携帯になって多分2回目だろうか。
一年に一度見るかどうかの送信元。
「出番前に、もう・・・」
そう呟いて、受信メールにロックをかける私の指先が少し震えていた。
527 :
510:2007/02/13(火) 19:30:42 ID:cMBScnlx
皆様 期待させてこんなんですいませーん m(_ _)m
はじめは このスレの流れみたくコメディぽかったんですよう。
四大陸が終わった後は完全にバッドエンドになってしまって(T_T)
結末変えたら結局、全部作り直しになった。 全然キャラ違いですけど、続けていいですか。
>>527 作り直し乙!是非続けてください。続き待ってるよ
最初に作ったSSも気になる〜
過疎ってるし、最初のも投下できるならしてほすぃな…
510さん、待っておりますよ!
まあ、ここは妄想なので現実と違ってもいいとオモ
コメディバージョンの方も落ち着いたら投下してくださいね
投下ありがとー!
続きwktk待ち(;´Д`)
職人様GJです!シリアスもコメディも楽しみにしてます!
明日の深夜4大陸の放送あるみたいだね
フミィの痛い姿は見たくないけど、久々のフィギュア放送楽しみ!
シズゥのチンパン超絶的に可愛かった!
見た!素のシズゥは本っ当にカワイイなぁ…
チンパン大人気だなw
髪型といい服といい仕草といい…全部カワユス(*´Д`) ハァハァ
動物ものはシズゥの素が見れていいね!
猿に威嚇されるシズゥかわいすぎ!
正直に言います。
サルになりたい!!!
チンパン見て確信した
シズゥはM
チンパンは10分番組じゃもったいないくらいだw
もう他のゲストとかいらないから、シズゥとゴメスだけでやれw
川井ジャマ!ジャマジャマジャマジャマジャマ♪
シズゥの手を舐める猿になりたい!
チンパンニュースの静香最高!全てが可愛い!
544 :
名無しさん@秘密の花園:2007/02/25(日) 01:02:24 ID:QHy644/l
シズゥのバニー衣装似合ってた。
545 :
名無しさん@秘密の花園:2007/02/28(水) 09:00:59 ID:RolPQLD/
保守
別にageなくても・・・
547 :
名無しさん@秘密の花園:2007/02/28(水) 23:49:45 ID:RolPQLD/
過疎で寂しいんだもん!保守!!!
ageるから過疎るんでしょうが
スピスケのW杯最終戦
O菅タン、連日の表彰台ですね、オメ
しかし、姐さんの方が心配だな
相変わらずの気力でなんとかソルトに行けるみたいだけど
あんまり無茶せんといてほしいな
応援する方が心臓悪くなりそうだ
こういう所は姐さんとすぐりんは似てるところかもしれないなぁ
551 :
小ネタです:2007/03/06(火) 00:35:21 ID:GBxfYCkT
※ご注意
ここに出てくるフミィはちょっとアブナイ趣味があるので
真面目なフミィがお好きな方はここから↓2レスは読まないで下さい。
552 :
小ネタです1:2007/03/06(火) 00:36:39 ID:GBxfYCkT
フミエはシズカの部屋に招かれソファに座っていた。
「今、コーヒーいれてくるから待っててね」
○ーマのジャージ姿のシズカはさわやかな笑顔でドアの向こうに消えていった。
(ここがシズカちゃんの部屋かぁ〜)
初めて訪れたシズカの部屋にフミエはちょっとドキドキしながら辺りを見回した。
するとクローゼットの扉が開いているのに気づき、
レースやスパンコールの付いたカラフルな布地が吊り下げられているのが目に入った。
(こ、これって…シズカちゃんのコスチューム?(*´д`*)ホワワ
そういえば、シズカちゃんのって結構エロっぽいのが多いわよね〜)
イケナイと思いつつも、フミエはついそのコスチュームを手に取り
くんかくんかしてしまっていた。
(いゃ〜ん、香水かしら?いい匂いがするぅ〜、こ、これがシズカちゃんの…(;´Д`)ハァハァ)
ドアの向こうの気配を気にしながらもフミエはコスチュームに顔を埋めて
危ないもーそー状態に入ろうとしていた…。
(ああ、もう我慢できないわ。ちょっとだけ…ちょっとだけ借りるならいいわよね)
女豹のようにギラリと目を光らせると、その中の一着を手にして自分のブラの中に入れてしまった。
553 :
小ネタです2:2007/03/06(火) 00:38:04 ID:GBxfYCkT
*************************************************************************
自宅に帰った後、フミエは―――――
「あ、あれ、ずいぶんとキツイな〜。シズカちゃんの衣装って
露出度高いからこんなに小さいのかしら〜(; ̄□ ̄)」
その頃シズカは―――――
「おっかしいなぁ。あのアロマの服、どこにいっちゃったんだろう〜。
お気に入りだったのに〜」
シズカの衣装を着てフェチプレイをしようと画策していたフミエは
衣装に片足すら入れることも出来ずに一晩中悪戦苦闘していた。
(おしまい)
以上。
ちょっとあぶないフミィでした。
>>550 姐さんとフミィは大きな怪我をした時同じドクターに診てもらってから
親友になったんだよね、確か。
同世代の天才型のライバルと競い合った努力型の二人ってことで
確かに似てるかもしれないな〜。
まだまだ二人ともがんがってほしいな〜。ほんとあんまり無理せずに。
>>551 投下d!最高っすwwwこんな時間まで起きてたかいが(・∀・)
フミィ…アロマの服って天然すぎやんw
わーい!投下ありがとう!天然フミィワロス!
スケカナのあたりに書き始めて放置してた荒村投下しまつ
なので、ちょっと季節はずれかなー。
ここんとこ仕事忙しくてなかなか筆が進まないので、つづきは気長にお待ちいただければと…( ´・ω・`)_且~~
558 :
お酒の魔法@:2007/03/06(火) 22:02:09 ID:U3jmyK7+
今日はシズカちゃんが久しぶりに東京に帰って来るので、夜に会う約束をしています。
今は私もシーズン中だし、シズカちゃんも色々と仕事が忙しいので、
こうしてプライベートで会うのは…う〜ん?いつ振りだろう…?
カナダで会った時は、あまり話も出来なかったし…。
他の人(って言うか大ちゃんとミキちゃんだけど…)とあまりにも楽しそうにしてるもんだから、
ちょっと頭にきて素っ気ない態度を取っちゃったのよね…。シズカちゃん、気にしてるかなぁ…。
だから私の解説であんなに素っ気なく…orz
ち、違うわよね…。気にしすぎよぉ〜フミエ…。
せっかく忙しいシズカちゃんが、私の為に時間を割いてくれたんだもの。
私も気持ちを切り替えて、今夜は楽しく過ごしたいなぁ…。
559 :
お酒の魔法A:2007/03/06(火) 22:03:30 ID:U3jmyK7+
フミエはシズカの家に向かう途中に、二人で食べるには多すぎる食料とお酒を買い込んだ。
「さて、今夜は腕によりをかけて美味しい料理作っちゃうぞ〜!」
フミエは軽い足取りで車に乗り込むと、お気に入りのMDを選んで再生ボタンを押した。
ハンドルを握ったフミエは、ボレロを口ずさみながらご機嫌で車を走らせた。
「チャ〜チャラララララチャッチャララ〜♪」
運転しながらも、思わず振り付けが出てしまうところが何ともフミエらしいw
一方、シズカのほうは、仕事が思ったよりも長引きそうな雰囲気にイライラしていた。
「(ちょ!早く終わらないと…またフミエさん怒っちゃうじゃないorz )」
「アラカーさん!もう1回撮り直し良いですかー?」
「あ、はい…。(早くしろっつーの…)」
シズカはフミエからの着信がないか何度も携帯を確認したが、
画面にはフミエの名前はなく、ちょっと不安になっていた。
「(フミエさん、今夜の約束忘れてるって事は…ないよね〜…)」
「アラカーさん!ちょっと今のところを別アングルで」
「はい…(またかよ…イライラ…)」
560 :
お酒の魔法B:2007/03/06(火) 22:04:37 ID:U3jmyK7+
シズカは別アングルでの撮影を終えると、トイレへ駆け込んでフミエに電話してみることにした。
「(RRRR…)」
「もしもしぃ〜?」
「あ!フミエさん?今夜…会えるんだよねぇ?」
「うん。どうしたのぉ?私が忘れてるとでも思ったぁ?」
「いや、電話もメールもないから…どうしたのかなぁと思って」
「もうねぇ、シズカちゃんのお家に着いてるよ〜。美味しい料理作っておくから、早く帰ってきてね〜?」
「う、うん!!急いで帰れるように頑張りまっすッッ!」
電話を切った後のシズカの顔は、誰が見てもわかるくらいニヤけていた。
それプラス張り切り度もかなりアップしていたw
「アラカーさん!今から最後の撮りやりますのでー」
「はい!頑張りますッ!(もう部屋にフミエさんが来てるのか〜(*´Д`) ハァハァ)」
561 :
お酒の魔法C:2007/03/06(火) 22:05:24 ID:U3jmyK7+
押していた仕事もやっと終わり、マネージャーに車を飛ばさせてマッハで家に着いたシズカは
自分の家なのにわざわざチャイムを鳴らして、フミエが玄関に出てくるのを待っていた。
「はぁ〜い?」
「私だよ〜(ニヤニヤ)」
「あ、シズカちゃん?今開けるからねぇ……(ガチャ!)」
「た…ただいまぁ〜(デレデレ)」
「お帰りなさぁ〜い♪お仕事、お疲れ様ぁ〜(はぁと)」
「う、うん!(ちょ!新婚さんみたいww)」
「もうねぇ、ご飯出来てるからぁ。手ぇ洗って着替えて来たらぁ?」
「そ、そうだね…(*´Д`)=3」
フミエのまるで新妻チックな喋りに、シズカは悩殺寸前だったw
着替えに入った部屋で、一人で思い切りニヤけたのはフミエには秘密だ。
あまりにもニヤニヤが止まらないので、部屋を出る前に鏡の前で
キリっとした顔を作ってみたが5秒が限界だった…。
やはり、フミエと二人きりでいる時は、自然と顔が歪んでしまうらしいw
562 :
お酒の魔法D:2007/03/06(火) 22:06:02 ID:U3jmyK7+
リビングに戻ると、フミエの美味しそうな手料理がテーブルに並び始めていた。
「あ、シズカちゃん〜着替えたぁ?」
「うん、何かお手伝いしましょうかッ?!」
「手は洗ったのぉ?」
「おぉ!まだでした〜w」
「(今日のシズカちゃん、何か口調が張り切ってて可愛い〜)」
手を洗ったシズカはフミエを驚かせようとして、そ〜っと背後から忍び寄った。
そして、後ろから華奢なフミエを抱き締めた。
「(ほっぺにチュッ!)」
「キャ!もぉ〜〜急になぁに〜///」
「ビックリした?(ニヤ)」
「ビックリするよぉ〜もぉ…あははッ」
「えへへ。ただいまのチュウするの忘れてたな〜と思ってw」
「…///」
こういう冗談でもフミエはすぐに照れて顔を赤くしてしまう。
シズカはこんな風に照れたフミエが見たくて、いつもわざと意地悪を言っているのだ。
563 :
お酒の魔法E:2007/03/06(火) 22:06:43 ID:U3jmyK7+
「相変わらずフミエさんは照れ屋なんだからw可愛い〜!」
フミエの真っ赤になった顔を見ながらシズカはテーブルにワイングラスを2つ置いた。
「シーズン中は禁酒してるんだっけ?」
「うん…でもぉ、今日は特別に良いことにする〜…良いかなぁ?」
「はいはい。ノブオ先生には内緒にしておきますよw」
「うんw」
二人はテーブルに向かい合わせに座った。
シズカがグラスにワインを注ぐのをフミエは黙って見ている。
部屋には有線から流れるスローテンポのクリスマスミュージックが流れており、
フミエはそれを聴いて「もうすぐクリスマスなのかぁ〜」と時間の流れの早さに驚いた。
去年の今頃は全日本真っ只中で、シズカもフミエもクリスマスどころではなかった。
それに二人はまだこのような関係でもなかった。
564 :
お酒の魔法F:2007/03/06(火) 22:07:30 ID:U3jmyK7+
「乾杯しようか?」
シズカの声でフミエははっと我にかえった。
「そうね…。久し振りの、二人きりの時間に…乾杯」
「乾杯!」
ワインを一口飲むと、シズカの顔がいつもほっとした時に見せる顔になった。
その顔を見るとフミエは嬉しい気分になり、禁酒していることなどすっかり忘れてしまったかのように
ワインを一口、また一口と、あっという間に一杯飲み干してしまった。
「ペース早いねぇ〜(ニヤ)」
「そ〜ぉ?だって、シズカちゃんと一緒に飲むと、凄く美味しいんだもん(はぁと)」
「あんまり飲みすぎちゃダメだからね?」
「はぁ〜い!」
シズカに釘を刺されたものの、フミエは久し振りのお酒の美味しさと、シズカと一緒に居られる嬉しさで
自然とお酒に手がいってしまうのを止めることが出来なかった。
【つづく】
キタ━(゚∀゚≡゚∀゚)━!!続々投下嬉しいYO!荒村イイ!
最近、投下が多くてウレシス(;´Д`)ハァハァ
続き待ってマツ!!
今気付いた
IDがsatoだ!!
ほんとだw佐藤ですw
続きwktk
荒村ktkr
また投下がありそうでうれしいよん
510さんのもお酒さんのも楽しみです
O菅タン3位だったねーオメ!
O菅タン日本新オメ!
ですが、目の前であのドーン姐さんの世界新が破られて3位ってことで
まだまだとまた新たに闘志を燃やせそうですね
tomo姐さんも足の違和感がありながら5位…さすがです
二人とも来季も切磋琢磨していってほしいです
これからよすぃちゃんの試合もあるし、がんがれヌッポン!
で話はかわって、んHKに来週かーリングのおのでりんぐが解説者として
でるみたいですね
なんかやらかしそうで楽しみですw
>>572 かーりんぐってBS?番組表に載ってなかった・・・
今週末にスピスケもあるみたいだよ!確か深夜だったとオモ
何気にシズゥのサザエさんが楽しみだw
>>573 かーりんぐはんHKのBSみたいだね
でも日曜日のんHKのヌポーツヌースにもおのでりんぐが出るみたいだから
久しぶりにお顔が見れるかも
私としては囃子さんとのコンビがやっぱり見たいんだけど
サザエさんもスピスケも日曜日なので週末が楽しみ〜
安荒+村って感じのを考えてるのですが、やっぱりスレ違いかな?
上の方で話があったので
専用スレは知ってますが、私もちょっと投下しにくい〜
もしスレ違いならまた考えるww
専用スレがあるならそちらで
>>575 あからさまに安荒SSだったらアレだけど、
その中で荒×村メインだったり安×村メインならいいんじゃない?(浮気設定みたいな)
575です
やはりあちらのスレは今は投下せずに取りあえずしまっときます
あんまりネタバレしちゃうのは好きではないのですが
荒村を安視線で見てるって感じであんまり安荒ラブラブではないです
私も慣れてないのですが投下も人によっては地雷があるみたいで難しいですね
また皆さんの作品を読んで楽しみつつ勉強させてもらいます
今日はぬぽるとがありますね
あらかーさんを週一で見られるのもあとわずかか〜サミシイ
あとテレ東で日曜日の10時30分から
『メディアリテラシー番組 スポーツメディアが伝えなかったもの』に
あらかーさんやスノボのメロ選手他のアスリートの出演する特別番組が
あります
ちょっとお堅い番組のようですが、メディアに対するあらかーさんの気持ち
などお話してくれるようで注目したいです
すOIが1週間…GJ!(*´Д`) ハァハァ
世選のSP番組も全部チェックしておくかw
>>578 投下なしは残念だけど、また思いついたらヨロ〜
581 :
お酒の魔法G:2007/03/15(木) 00:48:15 ID:Xo7gEh3t
>>558-564 つづき
あんなにあった料理をシズカはぺろっと平らげ、テーブルの上には空の皿だけが残った。
「ふぅ〜!ねぇ、あっちでデザート食べながらDVDでも見ない?」
「でもぉ、ここ片付けちゃったほうが…」
「良いから良いから!後でやればいいじゃん」
ソファに隣り合わせに座った二人は、またワイングラスをカチっと合わせた。
食事をしながら一体何杯飲んだのか忘れたが、二人はとても良い気分だった。
フミエはシズカの肩に寄りかかり、シズカは腕を回してフミエの髪の毛を撫でていた。
「ねぇ…」
「ん?」
フミエの方に向き返ったシズカは、フミエの潤んだ瞳とほんのりと赤らんだ顔に目が釘付けになった。
酔っているせいなのか、いつものフミエの雰囲気とは違っているように思える。
変な気分になりそうだったので、シズカは慌てて視線をフミエから窓の方へとずらした。
フミエはそんなシズカの腕をぎゅっと掴むと、「ねぇ…」とさっきより更に色っぽい声でシズカを呼んだ。
582 :
お酒の魔法H:2007/03/15(木) 00:49:20 ID:Xo7gEh3t
シズカはフミエの色っぽい呼びかけにドキっとしてフミエの顔を見れないでいた。
「(どうしよ〜!変な緊張してきた〜orz )」
「シズカちゃん…もぅ!こっち見てよぉ〜」
「え〜と…ですね…汗」
ドギマギしているせいで、口調も敬語になっている。
「あの……。あ!デザート食べるの忘れてましたねッ!」
自分でも何言ってんだよ…(|| ゚Д゚)ガーン!! 状態だったが、シズカは緊張のあまり
自分でもどうしたら良いのかわからなくなっていた。
久々にフミエとこういう雰囲気になると、シズカはフットワークが鈍ってしまう。
頻繁に会っている時は何も問題はないのだが(フミエが何も言えないうちに押し倒したりするのでw)
久々となると話は別だ。キスをするのもままならなくなってしまう。
583 :
お酒の魔法I:2007/03/15(木) 00:50:08 ID:Xo7gEh3t
いつものフミエはそんなシズカの事を黙って見ていた。
というか、自分から何かをする…と言うのには慣れていないので、いつもシズカ任せになってしまう。
だが、今夜のフミエは酔っているせいか少々大胆な部分が顔を覗かせていた。
「シズカちゃん…」
フミエはシズカの顔を覗き込んだ。シズカの顔がみるみるうちに赤く染まっていく…。
いつものクールビューティとはまるで別人のようだ。
「ねぇ…?」
フミエはシズカにまた呼びかけた。そして今度は呼びかけた後に目を瞑った。まるでキスでもせがむように…。
シズカはこの信じられない状態に、しばしボーっとしていたが、意を決してフミエの肩に手を置いた。
そして、自分も目を閉じてフミエの唇へと近づいていった。
短いキスを交わした二人は顔を見合わせて照れ笑いを浮かべた。
「何か、恥ずかしい///」
「シズカちゃん可愛い〜w」
「だって…(久々って妙に緊張するんだよね)」
584 :
お酒の魔法J:2007/03/15(木) 00:51:31 ID:Xo7gEh3t
シズカが恥ずかしさを誤魔化そうと席を立った時、フミエが唐突にこんな事を言った。
「シズカちゃん。アダルトビデオって見た事ある?」
「えΣ(゚Д゚;)」
「私、ないんだよね〜。だから凄く興味あって〜」
「き、興味?!」
「そう。見てみたいの。」
「みみみみ見たいの?!」
「え…ダメ?そんなに驚くようなことなのぉ?(´・ω・`)キョトーン」
「え〜と…(何て言えば良いのよ〜)」
「あれは男性が見るものなんでしょ?シズカちゃんが持ってるわけないよね〜(´・ω・`)ショボーン」
「まぁ…持ってはないけど…(ネットで見れるんじゃ…)」
「え?なぁに?」
「本当に見てみたいの?!」
「うん…。だってぇ〜私、何にも知らないしぃ…ちょっとくらいは知識がないとぉ…不安じゃない?」
「…。(本当に見せても大丈夫かな…ショックで倒れたりしないよね?!)」
「シズカちゃん?」
「は、はいッ!」
「やっぱり…ダメだよね〜orz 」
「いや、べべべべ別に良いけど…。ビデオはないから…ネットで…」
「え!ネットで見れるのぉ?!」
「誰かに見れるとこ聞いてみるよ…(何かフミエさん、イキイキしてるんですけどorz )」
「やったぁ〜♪」
585 :
お酒の魔法K:2007/03/15(木) 00:52:11 ID:Xo7gEh3t
シズカは友達からURLを送ってもらい、フミエを連れてPCの前へと座った。
「ねぇねぇ、これってボカシありなのぉ?」
「私もよくわからないなぁ…ははっ…(まさか…無修正を見たかったとか…)」
「シズカちゃん?早く再生してよぉ〜」
「う、うん…」
シズカは意を決して再生ボタンを押すと、テーブルに置いてあったワインを一気に飲み干した。
フミエは隣りにシズカがいる事を忘れてしまったかのように画面に見入っている。
段々とエスカレートしていく画面の男女の声だけが部屋に響いている。
シズカはうんざりする行為の繰り返しに無言だったが、フミエの方は自分の知らない生物でも
見たかのように驚いて声が出なかったようだ。
「フミエさん?大丈夫…?」
「え…う、うん…。あのさぁ…」
「ん?」
「私…その……こんなに声とか出てない気がするけど…///」
「え?」
「だから、この女の人みたく…///」
画面の女は、泣き叫ぶような大袈裟な声を延々と出し続けている。
586 :
お酒の魔法L:2007/03/15(木) 00:52:54 ID:Xo7gEh3t
「やっぱり…私、経験がないから…普通と違ってたんだね…」
「違うよ!これは大袈裟過ぎるっつーの!フミエさんはあれで良いんだよ!」
「え…?」
「私はあんなビデオみたいなのは嫌だな〜」
「本当?」
「うん。あんなビデオより、フミエさんの方が…」
「え…///」
「あ!だから…///」
「…シズカちゃん…」
フミエは上目遣いでシズカの顔を見た。
「これから私に…色々教えてくれる?」
「…えッ!い、色々?!(ゴクッ!)」
「そう…。私、シズカちゃんになら…何をされても…///」
「…(ドキドキドキ…)」
フミエはシズカの胸に抱きついた。
その時にフミエの髪の毛からふわっと良い匂いがした。シズカはフミエの事を抱きしめると
頭のてっぺんにキスを落とした。
587 :
お酒の魔法M:2007/03/15(木) 00:53:38 ID:Xo7gEh3t
シズカとフミエはベットルームに移動した。
シズカはスタンドの灯りだけを点け、ベットに座っているフミエの横に座った。
妙な緊張が二人を無言にさせる…。
「…。」
「…。」
しばらく沈黙が続いた後、フミエの手が微かに動きシズカの裾を引っ張った。
フミエはシズカの方は見ようともせず、ただ下を向いて恥ずかしそうにモジモジしている。
裾を引っ張ったのは、フミエなりの精一杯の誘い方だったのかもしれない…。
シズカはフミエのカーディガンに手をかけると、上から一つずつボタンを外し始めた。
フミエはシズカの手の動きを黙って目で追っている…。
ボタンを全て外し、カーディガンを脱がせると、パチパチと静電気が音を立てた。
【つづく】
今まで一人称で書いてたから三人称で書くのって難しいわorz
読みにくかったらスマソ。設定失敗したな〜(-ω-;)
とりあえず続きガンガってみます!
GJ!朝から萌えまくりんぐ
シズゥとフミィキタ━━━!!
なんかフミィが大胆でええわ〜
>>575 めっちゃ読みたい(;´Д`)ハァハァよかったらあっちでも待ってますw
かーリングまずは1勝オメ!
私は見られませんでしたがおのでりんぐと囃子さんが始球式をやったみたいですね
見たかった…ニュースでやるかな?
>>588 なんかフミィが積極的でドキドキしてしまいますがシズゥが誰にAVを
教えてもらったのかも気になるなぁwww
ぜひぜひがんがって続きをお願いします!!
シズゥのサザエさんがひそかに楽しみw
巨乳キャラだったし萌えるかもw
夕方にやってた特番みたいなの良かった!
シズゥは前髪ある方が可愛くて好きだなー。
ユカリンとお姉さんも良かったw
シズゥのサザエ出演かなり面白かった!棒読み可愛かったw
もうすぐワールドだね〜シズゥもフミィも出ないから
寂しいけど、楽しみです!!!
ここんとこ、スピスケ、カーリング、フィギュアとなにかと多いから
うれしいけど見るのにイソガシ!!
スピスケは姐さんがちらっと映ってて痛めている左足をトレーナーみたいな人に
もみもみしてもらってた
トレーナーの人うらやましいwww
後は0菅タンの五本指ソックスがなんかツボった
アレって日本独特のものなのかしら〜?
カーリングのオノデリングも前に比べると少し大人しい?ような
やっぱり解説者だからかな
あとフィギュア関連は多すぎて多分見逃したのもありそう
シズゥのサザエさんは棒読み加減が素晴らしかったねw
マオちゃんもユカリンもミキチーもなんか日本開催ってことで
気合が入りながらもリラックスしてる感じがして良かったな
ワールドも開催ってことでシズゥもいっぱい出てくれてうれしい〜!
>>596 スピスケ録画してたのみたよ〜。姐さん足痛かったのに頑張りがスゴス!
最後のインタブでは相当疲れた顔してたねー。O菅タンに足モミモミしてもらって疲れ癒してねw
O菅タンの五本指…?見逃したな。明日にでも確認しようw
今週はワールド週間でwktk(・∀・)
>>597 O菅タンの五本指、録画したのもう一度見たけどなかった〜
酔っ払って見てたからなにかとごっちゃになってたかもしれん
ごめんね
ちなみに姐さんは裸足で靴を履くそうだ
練習のときは靴用カイロを使ってるらしい
なんかこれもカワイイネ
フィギュアは裸足はなさそうだけど〜どうなのかな
カーリングは予選敗退したけど最後米の国に勝てて
少しは気持ちが取り戻せたかな
でもまだバンクーバーまでは時間はたーっぷりあるので
いろいろな経験を積んで素敵なチームワークをまた見せて欲しいな
>>598 ヨカタ…録画したやつ編集した後だったから五本指映像消したと思って泣いてたよw
ってか誰の五本指と間違ったのか気になる〜w
明日からワールド女子始まるね。選手も気になるけど、フミィも気になる…。
スピスケ見ながら、ちょっと実験的に書いてみました
内容によってはダメな方もいらっしゃると思うので注意書きをさせていただきます
**注意書き!**
*あんまり百合っぽくないです
*男性が出てきます
*で、O菅タンと夜明けのコーヒーを飲んでるwww
ので気になる方は以下のSSはスルーしてください
目覚めると、紺色の空がカーテンの隙間から見えていた。
まだ、夜明け前なんだ、、、、。
枕に頭を埋めているはずなのにひどく重くてグラグラする。
「、、、、?」
サユリはいつもとは違う肌触りと少しタバコの匂いのする布団にギョッとして頭を持ち上げた。
勢いよく上げた分、脳みそがガンガンして激しく痛む。
けれども痛みのことより、今の状況を把握しなくてはと体を起こし、辺りを見回した。
モノトーンを基調とした散らかった部屋の中、壁際に無造作に吊るされた服や車のポスターがある。
どうやら男性の部屋であるらしかった。
しかも目に見えるものはみな見覚えのない物ばかりだ。
、、、ということは、、、知らない男の部屋で一晩過ごした、、、、のか?!!!
サユリの心臓は一瞬限界まで縮まり、また大きく脳に血液を押し上げて痛いぐらいドキドキしていた。
私は昨日、いったいどうしたんだっけ。
みんなで飲んで酔っ払って、、、2軒目くらいのお店まで覚えている。
その店で友達が知り合いだという何人かが合流して、またそこでさらに飲んだ。
、、、、それから、、?
焦っていくら考えてもその先の記憶がなかった。
「ああ、サユリちゃん、起きたんだ」
見知らぬ男の声に呼ばれ、サユリはまた心臓を縮め、飛び跳ねるくらい驚いて振り返った。
「ずいぶんと飲んだみたいだけど、大丈夫?」
そこにはぼさぼさ頭の男が人懐っこい笑顔を見せて立っていた。
サユリは思わず壁に後ずさりして何も言えず口を開けたまま、その男を見上げた。
見たことがあるような、ないような、、、とにかく親しい人間ではないはずだ。
「酒豪らしくいい飲みっぷりだったけど、さすがに二日酔いしてるんじゃない?」
男の口調が馴れ馴れしく聞こえ、サユリは唇を一文字に結んだが
彼の方はお構いなしに近づいてきて、サユリは咄嗟に布団を引き寄せ、顔だけ出して身を縮めた。
途端にこめかみがズキズキと痛んで眉をしかめた。
「コーヒーでも飲む?淹れてくるけど」
「、、、、、」
「独り暮らしだからね。インスタントコーヒーぐらいしかないけどさ」
独り暮らし、、、、
サユリはまたギクリとして男の顔を見つめたが、彼の言葉には反射的に頷いてしまった。
男はにっこりと微笑んでゆっくりとキッチンへ歩いていった。
その後姿をサユリはただ黙って見送り、呆然としたまま動けずに布団にくるまっていた。
しばらくすると男は大きなマグカップに入ったコーヒーを持ってきて、サユリに手渡した。
まるでいつものことをしているような男の様子を見ていると
手の中にじんわり伝わる温かさとは正反対にサユリの指先は冷たくなる気がした。
男はパソコンデスクの椅子に座り、こっちを見ながらコーヒーを飲み始めた。
「あ、あの、あの、、、あの、あたし、、昨日、、、」
やっとのことでサユリは口を開いたが、何を言っていいのか思い浮かばなかった。
男の方は多分サユリが何を言いたいのか察知しているようだったが、自分からは何も言わずに聞いていた。
「あの、、私、、なにか、、しつ、失礼なことしませんでしたか?」
なるべく、変な事を言わないように。サユリはようやく言葉をつなぎ合わせて言った。
「ああ、昨日ね。ずいぶんと酔っぱらっちゃってみたいだね」
自分はお酒に強い方だが、昨日はいつもよりかなりハイペースだった。
、、、、昨日はあんなことがあったからだ。いわゆるヤケ酒ってやつ。
あまりの飲みっぷりに周りのみんなが心配してくれたことは憶えている。
でも、その理由は口にはしていないはずだ、、、、、憶えている限りでは。
「あ、あの、、ごめんなさい。私、あなたのこと憶えていないんです」
「そうか、憶えてないんだ。俺にあんなにからんでたのに」
「えっ」
「俺の一言がいけなかったのか、すごく怒ってたよ」
「、、、、」
「こっちは何がなんだかわからないんだけど、だいぶ気に障ったらしくて。それから、、、」
「それから、、、?」
そんなに怒った記憶はないが、サユリは息を呑んで彼に尋ねた。
「それから解散ってことになったんだけど、、、君の方が付いてきちゃったんだよ」
「、、、まさか、この部屋にまで、、、?」
「そう」
頷くと彼は自分の手にしたコーヒーを一口飲んだ。
「ま、俺も男だからね。ここまで来れば、、、とーぜん下心もでてくるでしょ」
「じゃ、、やっぱり、、、」
「あんなに俺に怒ってたわりには、なかなか可愛いかったよ、ベッドの中ではね」
「、、、!!!!」
決定的な一言に後頭部をがーんと殴られたような衝撃がした。
二日酔いの痛さもぶっ飛び、そのショックが大きすぎて眩暈がして感覚が失われていく。
さ、さいてーだ、、あたし、、、
ケンカしてヤケになって、、こんな見ず知らずの男と、、、、。
さっきからこの状況にいくらかヤバイとは思いつつ、自分のしたことを改めて言われると
サユリの全身から一気に血の気が引き、取り返しの付かない自己嫌悪に目の前が真っ暗になった。
「おっと、あぶない」
サユリの手から落ちそうになるカップを男が慌てて受け取った。
「ご、ごめんなさい。あ、あたし、あたし、、、」
開いた唇ががくがくと震えてしまう。ショックのあまり涙も出てこない。
サユリは布団をぎゅっと握り締めながら、青白い顔で焦点の合わない目を向けた。
「ああ、ごめんごめん。そんなにびっくりすると思わなかった」
その様子に今度は男の方があたふたとしてサユリの傍らに座り込んだ。
「、、、、」
「大丈夫だよ、俺たち何にもしてないって」
「、、、、」
「ほんとほんと、俺は昨日はあっちのソファで寝たんだから」
男は部屋の隅のソファを指差して言った。確かにソファには毛布がかけてあって人が寝たような痕跡が残っている。
サユリは慌てて自分の体に触れてみた。
服の胸元やウエストが緩められていたが、直に肌に触れられた形跡はなかった。
「俺は昨日あそこで寝て、ベッドの中の可愛い寝顔を見せてもらっただけだってば」
「、、、、」
「信じてもらえないか。でも付いてきて誘ってきたのは、サユリちゃんの方だよ」
男は静かに言うと含み笑いをしてまた椅子に座った。
「でも、、いざとなったら、大泣きしたうえに大暴れ。さすがにすっげーパワーだね。蹴られたら、ほれ」
男が腕を捲り上げると前腕一面に大きな紫色の痣があった。
「あ、、、」
サユリが声を上げると男はまた人懐っこい顔で笑った。
「胸にでも当たってたら、肋骨が折れてたかもしれないなあ」
「すみません、、、」
サユリは身を縮めて頭を下げた。
「だから、さ、俺がそういうことする隙も与えてくれなかったわけよ」
「、、、、」
「それに、いくら俺でも他の奴の名前を呼び続けてる女を抱く趣味ねえって」
ギクリとしてサユリは顔を上げた。
「あ、あの、あたし、、その人の名前を、言ってた?」
「ああ、何度も何度も、ね」
男はそう言うと、今度は穏やかで真摯な目をサユリに向けた。
「その人のこと、、、本気で好きなんだね」
サユリは黙って頷いた。
尋ねた彼の様子には好奇も冷やかしもなかった。
少し軽い所がありそうだが、サユリの勘は彼を信じられると判断したからだった。
「このこと、、、」
「ああ、誰にも言わないよ。俺は股間も硬いけど、口も堅いからね」
一変した可笑しな発言に思わず、サユリはぷっと吹き出した。
「それにしても残念だな〜。今度は俺がベッドに誘ってやろうと思ってたのに」
男はサユリにもう一度マグカップを手渡すと、自分のコーヒーを一気に飲み干した。
サユリも少し冷めたコーヒーを一口飲んだ。薄い香りとほろ苦さが口から喉に広がった。
「でも、あんまりヤケ酒はやめといた方がいいよ。これ以上犠牲者が出ないように」
男がそう言って笑うと、サユリもつられて笑った。
二日酔いの痛みは抜けきっていなかったが、さっきよりもだいぶ頭の中がすっきりしていた。
「今、、、何時ですか」
「んーっと、まだ5時前。なんだか俺も目が冴えちゃって早く起きちゃったよ」
テーブルの上の雑誌を掻き分け、男は中から携帯を引っ張り出してそう言った。
サユリははっとして部屋をきょろきょろ見回し、布団の上を手で探った。
「ああ、バッグ?はい、これ」
男はベッドの下に転がっていたバッグを手渡した。
「あ、ありがとう」
何処かに落としてやしないかと心配していたサユリはホッとしてそれを受け取ると中から携帯を取り出し、電源を入れた。
何件かの留守電メッセージとメールが届いていた。
そのメールの中に何度も同じ送信元から入っているのがあった。
サユリはそれを読むと、短いメールを返信した。
「その人にメールしてるのかい?」
「そう、、、ケンカした後、、、電源切っちゃってたから、全然電話もメールもしてなくて」
話をしている傍から、すぐにメールの着信音が鳴り、男は目を丸くした。
「もう、起きてんのかー」
「私たちは早起きなんだよ。健康的なんだから」
サユリはメールを読むと口角を上げて、くすりと微笑みを浮かべた。
「、、、で、なんて返事が、、?」
「無事で良かったって、、、どこかに遭難したんじゃないかと思ったって」
「確かにねえ。俺も無事で良かったよ」
「それから、、、、今すぐにでも顔を見たいって」
サユリがはにかみながらそう言うと、男はぼさぼさ頭をかいて安心したような顔で頷いた。
サユリはベッドから出ると髪を手で梳かし、服装を整えて身支度を始めた。
「ごめんなさい、迷惑かけて。私、もう行くね」
「まだ始発には早いよ、もう少し待ってれば」
椅子に座ったまま男がそう言っているうちにも、サユリはバッグを手にして玄関へ歩いていった。
「ありがとう。でも少し朝の空気で頭を冷やしたいんだ」
サユリは片手を壁につき、靴を履きながら落ち着いた声で言った。
「、、、、俺さ、帯広出身なんだよ。小さい頃からスケートの早い奴ってみんなの憧れでヒーローなんだよな」
その言葉に振り返ると男はすぐ傍まで来ていた。
「その人のこと、、、本気で好きなら、絶対負けるなよ」
朝焼け色の窓を背に男の影がサユリの目の前を覆った。
「もちろん、絶対負けないから、あたし」
サユリは見上げた男の影に誇らしげに頷いた。
「あ、コーヒーをごちそうさまでした」
「、、、、、なんだか、、うらやましいね」
サユリは頭を下げるとドアを開け、軽やかに外へ出た。
早朝の冷たい風が頬を撫でる。階段を駆け下りると人気のないアスファルトの上を早足で歩いた。
今日、、あの人に会ったらなんて言おう、、、
少しのためらいを秘めたまま、澄んだ空気を吸い込むとビルの谷間から覗いた朝陽にサユリは眩しそうに目を細めた。
ちょっと思いつきで書いたもので、、、、
あんまり百合っぽくなくてすみません
明日からはいよいよわーるどの女子の部が!
いい結果を残せるようにがんがってほしい!
シズゥのコメントも楽しみだ!
内容的に平気だったけど、登場人物がこうなら更に萌えるw
男→姐さん O菅タン→フミィ O菅タンの恋人→シズゥ で、トリノ選手村にて…みたいな(・∀・)
シズゥのメントレは最高でしたな!食べれなくていじけるシズゥがカワユス
すOIは明日で終わりなのかなー?せっかくの楽しみが…
真央ちゃんの号泣可愛かったね〜
シズゥ×真央SSとか読みたいかも
最近のシズゥはほんと可愛くて萌える
ミキちゃん、おめでとう
マオちゃんもゆかりんもよく頑張ったね
ミキちゃんマオちゃんの涙は感動したし可愛かった
それにしてもシズゥがミキちゃんを見る目がすごく優しくて
シズゥと他の人のSSが書きづらくなっちゃったな〜w
でも書いちゃうかもしれなけどwww
615 :
お酒の魔法N:2007/03/27(火) 22:08:54 ID:joFmM0Yj
>>581-587 つづき
シズカはフミエの体を抱き寄せると、ゆっくりとベットに押し倒してから優しいキスをした。
シズカが更にブラウスのボタンを外そうと手をかけた時、リビングの方で携帯の着信音が鳴り響いた。
シズカは一瞬動きを止めたが、着信音を無視してボタンを外し始めた。
「…出なくて良いの?」
「聞こえなかったことにする…」
あっという間にボタンを全部外され、ブラウスの隙間からブラジャーが顔を覗かせた。
フミエは冷っとした空気を素肌に感じて、恥ずかしさからかブラウスをかき合わせた。
「隠さないでよ…」
そう呟くシズカの声はさっきまでとは違って、少し甘ったるく色っぽい声だ。
フミエはそんなシズカの声にドキドキし、まだ服を着ているシズカの素肌を想像した。
「シズカちゃんも…私と同じ格好になって…」
「え…」
「私だけ脱がせるなんて…ズルイよ///」
616 :
お酒の魔法O:2007/03/27(火) 22:09:45 ID:joFmM0Yj
フミエはシズカの顔を見ないようにして着ていたセーターを脱がせ始めた。
シズカは黙ってフミエにされるがままになり、お互いに上を脱いだ二人は自然と抱き合った。
「フミエさんの体冷たいよ…」
シズカはフミエの肩にキスを落としながら言った。
キスは段々と下の方へ降りていき、フミエのブラジャーの前で止まった。
「外すよ…」
「うん…///」
シズカにブラジャーを外されると、フミエは両手で自分の胸を覆った。
またシズカに指摘されるのはわかっているが、反射的にそうしてしまったのだ。
シズカがフミエの両手に触れると、フミエはビクッと体を強張らせた。
そんなフミエを見て、シズカはゴクリと唾を飲み込んだ。
何度かシズカにこういう事をされているはずなのに、フミエはまるで初めてされているかのような反応をする。
そんな初々しいフミエを見て、シズカは堪らない気分になった。
617 :
お酒の魔法P:2007/03/27(火) 22:10:22 ID:joFmM0Yj
胸を隠しているフミエの手を取って自分の方に引き寄せ、そのまま乳首に口を付けた。
「あっ…」
フミエの微かな喘ぎ声がシズカに”もっと攻めろ”と指令を出す。
シズカは舌を使ってフミエの乳首を転がし始めた。
「んんッ…やだぁ…///」
「気持ち良いの?」
「そんな…いやぁ…」
「可愛い…もっと気持ちよくしてあげる…」
シズカとフミエはベットに抱き合ったまま倒れ込んだ。
フミエの上に圧し掛かったシズカは、乳首へのキスを続けながらフミエのスカートの中に手を潜り込ませた。
フミエは抵抗しようにも、シズカの体に押さえ込まれていて動けない…。
シズカの手は素早くフミエの秘部を探しだし、パンティの上から擦るように触ってきた。
「あぁん…シズカちゃん…やめてぇ…」
618 :
お酒の魔法Q:2007/03/27(火) 22:11:03 ID:joFmM0Yj
シズカはフミエのスカートを腰の辺りまで捲り上げた。
「いやぁ…」
「あ…。パンティ…染みが出来てるよ…」
「……///」
「スカート脱がせたほうが良いかなぁ?…でも、このままの姿も…かなりw」
上半身裸で腰のところでとまったスカートがなんともいやらしい…。
「シズカちゃん…。お願い…。こんな中途半端な格好は…」
「でも、凄くいやらしいよ(ニヤ)」
「……///」
「私に見られてるだけでも、どんどん濡れてきてるね」
「恥ずかしい…///」
不意にシズカは化粧台の上にある瓶に目をやった。
冬は肌が乾燥するので、お風呂上りにいつも付けているオイルローションだ…。
シズカは急にフミエの上から立ち上がると、そのローションを手に取った。
フミエは頭だけを起こした格好でシズカの動きを見ている。
619 :
お酒の魔法R:2007/03/27(火) 22:11:45 ID:joFmM0Yj
「なぁに?その瓶…」
「フミエさん…。マッサージ好き?(ニヤ)」
「え〜?好きだけどぉ…(急に何言ってるんだろう…)」
「このままの姿もソソられるんだけど、スカート汚れちゃうからwこっちで脱いで?」
「え?うん…。」
フミエがスカートを脱でいる隙に、シズカはベットに大きめのタオルケットを敷いた。
そしてまたフミエに仰向けに寝るように言うと、自分も裸になりフミエの足の間に入り込んだ。
「シズカちゃん…?何でタオルなんか…?」
「マッサージの時に垂れて汚れちゃうでしょ(ニヤ)」
「?!」
「これでマッサージしてあげるね(ニヤ)」
「え?!マッサージって…普通うつ伏せじゃ!?」
「普通はねw」
そういうと、シズカはフミエの胸の辺りにローションを垂らし始めた。
「キャ!」
「おぉ〜wちょっと冷たかったかな?ゴメンね(チュッ)」
620 :
お酒の魔法S:2007/03/27(火) 22:12:48 ID:joFmM0Yj
シズカは瓶の蓋を閉め、両手でフミエの胸に円を描くようにローションを塗りつけ始めた。
フミエの胸元に垂らされたローションが、シズカの手によってみるみるうちに全身に広がっていく…。
「このオイル…良い匂いがするね…」
シズカはフミエの敏感な部分をわざと避けながら手を動かしている。
「フミエさん…気持ち良い?」
「うん。」
シズカは焦らしていた手を滑らせ、フミエのすでに固くなっている乳首に触れた。
「ん…っ!」
シズカの指はローションによって動きに滑らかさが加えられフミエは快感に身を反らせた。
「あぁぁ…そんなとこ…だめぇ…」
「マッサージしてるだけじゃんw」
「アン…やだぁ…声が…出ちゃう///」
フミエの息が段々と荒くなっていくのがシズカの掌ごしに伝わる…。
シズカはローションを両手に取ると、今度はフミエの両腿に塗りつけ始めた。
外側から内側へ…シズカの掌がフミエの腿を滑り始める…。
フミエは、ローションを付けて体を撫で回されるのは始めての経験だった…。
シズカの愛撫の他にもこんなに気持ち良い物があるなんて…。
フミエがそんな事を思っているうちに、シズカの掌は外側を滑るのは止めて内側ばかりを滑るようになった。
フミエはシズカの指先が自分の入り口へ近づいて来ているのを感じ堪らなくなった。
中に入った時の…あの何とも言えぬ感覚を思い出すと、自然とフミエの中から熱い蜜が込み上げる…。
「凄い…。こんなに濡れてるなんて…」
シズカはまだローションを塗っていなかったフミエの蕾に舌を伸ばした。
「いやぁ…!」
シズカが舌を動かすと、ピチャピチャといやらしい音が部屋に響く…。
シズカに攻められているうちにフミエの声もさっきまでとは違い、大胆な喘ぎ声へと変わりつつあった。
「あぁん…。あっ…。シズカちゃん…イヤっ…。」
シズカはフミエの喘ぎ声を聞いて中に入れたい衝動に駆られた。
「フミエさん…そろそろ欲しい?」
「あっ…!」
「欲しいよねぇ…。だって、こんなに開いてるよ?」
「そんな…///」
シズカは舐めるのをやめて、自分の指にローションをたっぷり垂らした。
フミエのあそこはローションを塗らなくても十分潤っていたが、指に付いたローションで更に滑りやすくした。
シズJに入り口の辺りを何度も触られてフミエはおかしくなりそうだった…。
「シズカちゃん…もう…私だめぇ…。」
「え?」
「お願いだから…早く…。」
「早く?(ニヤ)」
フミエはシズカの手を取り、今にも泣きそうな顔で「入れて欲しい…///」と懇願した。
シズカはフミエの足を更に広げると、ゆっくりと中に指を入れ始めた。
いつもより滑らかに指が入り込むと、シズカはフミエのポイントを探るように指を動かし始めた。
指の腹でフミエのポイントに触ると、フミエはビデオで観た女のような悲鳴に近い声をあげた。
「あ〜!アッ!あぁ…おかしくなりそう〜!」
「…イクの?」
シズカの指の動きが激しくなり、それと同時にフミエの声も更に大きくなった。
「あぁぁぁ……。」
荒い息を吐きながらフミエは目を閉じている。体にはまるで力が入っていないようだ。
シズカはフミエのつるつる滑る体に抱き付き、フミエの顔を覗きこんだ。
フミエの頭の中は真っ白だった…。シズカの温もりは感じたが他には何も考えられなかった。
【つづく?】
これのつづき書いてたんだけど、全然思いつかなくて進まないから
これで終わりにするかもorz
もしかけたらつづきも落としますね!
>>624 シズゥとフミィに萌ころがつたよ、GJ!!
その先のシズゥが気になるけど思いついたら書いてくださいね!!
シズゥったら手先が器用そうでテクニシャンぽいよね〜ww
>>624 キタ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━( ゚)ノ━ヽ( )ノ━ヽ(゚ )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━!!
お待ちしておりました
フミィかわいい
シズゥ激テクニシャンww
恩ちゃん、プロに転向なんですね
なんだか試合で見られなくなるかと思うと寂しい…
プロになって、また違った世界を見せてくれると期待してます
アラカーさんとペアになってなんかやってほしいな〜
628 :
名無しさん@秘密の花園:2007/04/01(日) 23:35:24 ID:rpCqEB+Y
恩ちゃんプロになっても頑張って!中野選手も「現役を長く続けないかも」みたいな事言ってたから二人のプロとしての共演も見れるかな♪また恩中見たいな♪
恩ちゃんもプロか〜。でも、楽しそうな恩ちゃんが見れそうで良いかもね
シズゥとペアだったらどっちが漢役だ?
どっちが漢役でもハマりそうなのがスゴスwww
>>615-623 一応つづき
フミエの意識がはっきりするにつれて、シズカの体温がより熱く感じられた。
「わたし…。」
「大丈夫?しばらくボーっとしてて、話しかけても返事なかったよ?」
「何か…何も考えることが出来なくて…。」
「フミエさん、それってwww」
「え…?わたし…もしかしてイケたの?!」
「ねぇ、ローションそんなに気持ち良かった?(ニヤ)」
「……///」
フミエはシズカの体にぎゅっと抱き付いて顔を隠した。
シズカはまだローションが残っているフミエの体に手を滑らせてその感触を楽しんでいた。
「そっか〜(ニヤニヤ)」
「ねぇ?私…シャワー浴びてきてもいい?(シズカちゃん触るのやめないし///)」
「え!?(まだいいじゃん…orz )」
フミエはベットから起き上がってタオルケットを身に纏うと、恥ずかしさを隠すためにそそくさと部屋を出て行った。
一人部屋に残されたシズカは仰向けになって天井を眺めていた。
さっきまで隣りにいたフミエの温もりと、ほのかなローションの香りがベットにはまだ残っている。
「……。」
しばらく余韻に浸っていたシズカは気だるそうにベットから起き上がると、
ローションの付いたタオルケットをベットから外し、バスローブを羽織ってリビングへ出た。
リビングへ出た途端、テーブルに無造作に置いてあったフミエの携帯が鳴り出した。
フミエはまだお風呂から出てきそうな雰囲気はない…。
携帯を上から覗き込むと、小窓のところに小さく名前が表示されている…。
―着信…オカザキさん(ハァト)―
「…オカザキさんってあの?!(美人だけど太股が凄いっていう…)ってか…ハートマーク付いてるんですけどorz 」
シズカが頭の中で色々考えているうちもオカザキからの電話は鳴り止まない。
フミエを大声で呼んでみたが、返事はない…。
「オカザキさんって…やっぱあの人だよなぁ…。前に病院が一緒って言ってたような(ブツブツ)
でも、ハート付けるくらい仲良い訳?!いくらなんでもハートはないでしょ〜…orz 」
オカザキからの電話が鳴り止んでも、シズカはフミエの携帯と睨めっこをしていた。
「…シズカちゃん?!私の携帯がどうかした?」
「おぉ!Σ(゚Д゚;)ビックリした〜」
「もしかして鳴ってたぁ?」
「あ…うん。結構長く…ね」
「え〜?誰だろう……あ!オカザキさんからだ〜♪」
「…オカザキさんって?(太股の?)」
「スピスケの〜。あ、ほら!トリノの時の主将さんだよぉ〜」
「あぁ…やっぱりね(ボソっ)」
「え?」
「仲良いんだ?」 ←ちょっと不機嫌
「うん!トリノの時もオカザキさん風邪引いて〜隔離とかされてたんだけどぉ
内緒で一緒にお食事したり〜部屋にも遊びに行ったりしたよぉ(ハァト)
オカザキさん何か用だったのかなぁ…ちょっと電話しても良〜い?」
「あ…どうぞ…(内緒で会ってたのか…orz ) 」
フミエは濡れた髪をタオルで拭きながらソファに座りオカザキに電話をし始めた。
すぐにオカザキが出たらしく、フミエの楽しそうな声がリビングに響き渡る。
「(なーんか、声のトーンがいつもより高いんですけど〜)」
シズカはそれを見てイライラ…というか妬いていた。
相変わらずフミエは楽しそうにオカザキと電話しており、一人ぼっちで寂しかったシズカは
冷蔵庫を開けてビールを飲み始めていた。
1本…1本…とビールの空き缶がテーブルに増えていく…。
飲んでるうちに堪らなくなったシズカは、ソファの後ろへとまわりフミエのうなじを優しく撫で始めた。
「ん…!ちょっとぉ〜今電話中だよぉ」 ←オカザキに聞こえないようにコソコソ話
「良いじゃんw」
シズカの指先はうなじから耳の方へ流れていき、フミエの感じるポイントにも触り始めていた。
「アン…///…あ!すいません。んッ…(もぉ〜!シズカちゃんたらッ)」
オカザキに何を言われたのか想像がつくが、フミエは真っ赤な顔をして
「違いますよぉ〜!!変な声なんか出してませんッ」と言っている。
シズカはこの状況が楽しくなり、フミエをもっと感じさせてやろうとソファとフミエの間に入り込んだ。
つまり、後ろからフミエを羽交い絞めにしてやろうという魂胆だw
フミエはこのままではまずいと思い、オカザキとの電話を切ろうと必死になっている。
シズカはそうはさせまいとフミエから携帯を取り上げ、フミエの耳に携帯を押し当てる。
「(シズカちゃん!何するのよぉ〜)」 と必死に目で訴えてるフミエを横目に、
シズカはフミエの服の中に手を入れ胸を揉み始めた。
携帯からは何も知らないオカザキの話し声がかすかに聞こえる。
フミエはシズカの肩に頭を乗せ、返事すら出来ないくらいに感じ始めていた。
返事をしようとすると、変な声が出てしまいオカザキにバレてしまう…。
シズカの手つきも段々とエスカレートしていき、フミエは我慢しているせいか涙目になっていた。
「フミエちゃん?もしかして寝てるの?」
「あ…あのぉ…ちょっと眠いです///」
「そっか。じゃあ、またにしようか?」
「はい…すいません。」
電話を切ったフミエは、頬を膨らませた顔をしてシズカを睨みつけた。
「何であんな事…!聞こえたらどうするのぉ!」
「聞こえても良いもん!」
「え…?」
「私がいるのにフミエさん全然電話切る気ないし!」
「そんな事…。シズカちゃん怒ってるの?」
「怒ってないよ!」
「怒ってるでしょぉ…。」
「…。」
「シズカちゃん…。」
「…。」
シズカは後輩からも先輩からも慕われているため、いつも焼もちを焼くのはフミエの方だった。
オカザキと話しているだけで、こんなにもシズカが怒るとは夢にも思わなかった。
「シズカちゃん…もしかして妬いてくれてるの?」
「ちがっ…!」
「じゃあ何?私はオカザキさんと話してただけでしょ?」
「じゃああれは?…携帯の…ハートマークは…何?!」
「え?」
「表示に出てた…orz 」
「表示?」
「フミエさん…オカザキさんの事…好きなんじゃ…。」
「えー?何でそんな事言うのぉ?私が好きなのは、シズカちゃんだけなのに…。」
「だって…。」
「私とオカザキさんはそんな関係じゃないよぉ?オカザキさん恋人いるし…。」
「…。」
「ねぇ…?聞いてるのぉ?」
むくれたシズカはフミエの問いかけに答えようとしない。
フミエはシズカの顔を覗き込んだ。
一向にフミエの顔を見ようとしないシズカを見て、フミエは大胆にもシズカの太股に跨って
シズカの頬を両手で掴んだ。
「ちょ…!」
「ちゃんと私の目を見なさい!」
「Σ(゚Д゚;)」 ←太股に跨られて集中できないw
「私の事、信用出来ないの?!」
「え…っとぉ…(この体勢…ヤバス(;´Д`)ハァハァ)」
「私が好きなのは…シズカちゃんでしょぉ?」
「…。(キスしたい…(;´Д`)ハァハァ」
「???聞いてる〜?」
「は、はい!」 ←声が裏返ったw
一瞬、目の前が暗くなり、シズカの唇には生温い湿った感触がよぎった。
シズカの目の前には頬を赤らめて伏し目がちなフミエがいる…。
何秒後かにお互いの顔を見つめ合った二人は、どちらからともなく唇を合わせた。
二人には、もう言葉は必要なかったのだ。
【おわり】
最後は落ちもクソもなくなってしまいましたが…orz
姐さんをもっと絡ませたかったんだけど、これ以上思いつかなかった
そういや他の職人さんはいずこ…?
自分はネタ不足なので…。他の職人さんの降臨お待ちしてまつ!
ヤキモチ妬いてるシズゥがカワユス!!
でもシズゥにとって姐さんはあの太股の!てな存在なのねw
そんなシズゥにむくれるフミィにも萌えるなー(*´д`*)
シーズンオフでネタ不足になるけど妄想力でまた萌えませう!!
私も2ヶ月遅れのネタを書いてますww
>>637さんの書くシズゥとフミィはエロカワくて萌え萌えっす!
是非また書いてくださいなっ!
勿論638さんや他の職人様たちの投下もお待ちしてます。
フミィの「ちゃんと私の目を見なさい!」 に萌えたw カワユス
投下ありがとうございます!!!!
>>638-640 荒村にレスd!
しばらく忙しそうなので、頭が妄想モードになる暇がない…orz
>>638の2ヶ月遅れのネタを励みに仕事ガンガるぞw
>>641 仕事がんがれ〜!たまには妄想で息抜きしておくれw
で、2ヶ月遅れネタを投下します
まだ書いている途中なのですが、他の職人さんの投下もぜひぜひお待ちしてます
『Chocolate Cosmos 』
海の見える高層ホテルの部屋で彼女と逢う約束をしていた。
私は約束の時間よりだいぶ先に部屋に着いて、窓辺に座りながら眼下に広がるパノラマを眺めていた。
ガラス窓一面の港は暮れ行くの空の色を映し、細波を残していくつも船が行きかう。
やがて陽が傾くと紫の景色の中に灯台や船の灯りが目立ち始めた。
そして、ホテルに程近い遊園地ではジェットコースターや観覧車が光るおもちゃの様に回っている。
でも汽笛の音や賑やかな歓声は聞こえてこない。
この窓は開けることはできないからだ。
空にも手が届きそうな高いこの場所からはいろいろな景色が見えるけれども、まるで自分は別の世界にいて眺めているみたいだ。
そう、目に映る景色のことなんか考えていなかったかもしれない。
これからこの部屋に現れるはずのあの人のことばかり考えていたから。
今日はバレンタイン。恋人に大切な贈り物をする日。
そして久しぶりに彼女と過ごす夜。
なかなかゆっくりと二人きりになれない私たちには貴重な時間。
これから何を話せばいいのか、今日は彼女がどんな顔を見せてくれるのか。
考えて待つ時間は苦しいけれど、泣きたくなるほどうれしくもある。
輝く陽に別れを告げて夜を迎えようとしている時間は切なくて幸せな時間だ。
ドアをノックする音がした。彼女の叩く音だとすぐわかる。
私は逸る胸を押さえきれずに小走りにドアを開けた。
「遅くなってごめんね」
潤みがちな瞳で私を見上げる顔は間違いなく待ち焦がれていた彼女の顔。
すぐにでも抱きしめてしまいたいぐらいなのに、私は首を振って彼女の胸元に目を落とした。
「ううん、来てもらってすっごくうれしい」
「待たせちゃったかな。でも会うの久しぶりですごく楽しみだった」
「私も、、、」
部屋に入りながら彼女は持っていた花束を一度やさしく抱き寄せてから私の方へ差出した。
「これ、今日のしーに」
受け取った花束は小ぶりのピンクの薔薇の蕾やエンジの花を散らした上品な色合いで、私より今日の彼女によく似合った。
「わ、綺麗、、、。シックで素敵な花だね」
「うふふふ、でも見るだけじゃないのよ。特にこの花の匂いをかいでみて」
彼女は悪戯っぽい微笑みを口角に浮かべて、珍しい色をしている花を指差した。
「、、、、!あれ?」
私はその花の香りが何処かで嗅いだ様な気がして吃驚した。花の香りではない。
でもよく知っているはずの甘い、、、、。
「ね、これ、なんかチョコレートの匂いする!」
気がついた私は思わず、無遠慮に大きな声を上げてしまった。
今日はうんと色っぽく大人っぽくしようと思ってたのにな。、、、でも好奇心には勝てない。
「まさか、、、この花チョコで出来てるんじゃないよね」
色もチョコレート色のその花を裏返してみたり、葉の部分を触ったりしている私を、彼女は子供をあやすような顔で見守っている。
「それ、チョコレートコスモスっていう花なのよ、本物の花」
「ホントにそういう花なんだ」
「そう、、、この花は今日の日のために」
そう言うと彼女は小首を傾げてたおやかな笑みを浮かべ、私の肩を撫でた。
細くしなやかな指が私の身体をやさしくなぞる。
それだけで痺れるような快感が背筋を走り、私は彼女の前で跪いてしまいそうだった。
「しー、目を瞑って」
彼女は静かな口調で、体温が高くなった私を見据えた。
彼女の口から自分の名前をそんな風に呼ばれると私は抗えなくなってしまう。
そう、彼女に命令されるのは震えるくらい心地良かった。
まるで尻尾を振って飼い主の次の言葉を待つ従順な犬のように。
私はただ黙って、彼女の目の前に立つと何の躊躇もなく目を閉じた。
彼女の腕が近づく気配がして、ひんやりとした感覚が首に絡みつく。
「目を開けて」
ゆっくりと目を開いて胸元を見ると乳白色の輝きが目に入った。
「、、、かわいい」
「真珠は災厄から身を守ってくれるっていうから。旅の多いしーだからお守りにしてね」
それはいくつかの真珠の粒が雪の結晶のような形をしているペンダントだった。
「ありがと、、、すごくうれしい」
私がそれを手にとってじっと見つめているとフミエは満足そうににこにこしていた。
「私も、、これフミちゃんに」
彼女のその笑顔が消えないうちに。
私はサイドテーブルに置いた紙袋からそっと箱を取り出した。
気に入ってもらえるだろうか。私はドキドキしながら彼女の手にそれを渡した。
「うふふ、何かなぁ」
フミエは子供のように笑顔を輝かせながらテーブルの上で丁寧にリボンをほどき始めた。
私は少し緊張しながらもその指先の滑らかな動きに見とれていた。
「わ、素敵」
箱を開けた彼女の顔がぱっとほころんで声を上げた。
そしてビロードのケースから金色の細いバーのついたピアスを取り出した。
「気に入ってもらえるといいんだけど」
「もちろん!ちょうど私こういうの欲しかったんだ」
声が弾んでいて、私もほっとしてうれしくなる。
彼女はすぐに自分の耳に手を寄せ、それまで付けていたピアスを丁寧に外した。
「ねぇ、しー、つけてくれる?」
裸になった耳をこちらに向けてフミエがまたあのトーンで囁き、身体を寄せてきた。
ほっそりとした顎のライン、柔らかな頬、愛らしい耳朶。
甘えるような、でも素っ気ないようなそんな表情の彼女を私はずっと見つめていたかったけれど、
彼女の言うとおり渡されたピアスを手にとって傅く。
髪を掬って耳にかけると彼女はくすぐったそうに肩をすくめ、何かを待つように目を閉じた。
夜になって窓の外の景色が沈み、部屋のランプの灯りに二人の影が浮かび上がる。
薄暗くてわからないふりをしながら私はピアスの跡を何度も指で挟みながら撫でていた。
「うふふ、くすぐったいわ、しー」
「ん、、、フミちゃんの耳ってかわいいなぁと思ってさ」
すると彼女はコロコロと鈴が鳴るような声で笑った。
「もう、嫌だー、やめてよー恥かしくなっちゃう」
「えへへ、ごめんごめん。今つけたげるからね」
慎重に耳朶の穴にピアスを入れると、私は光る金色のバーを指で弾いた。
揺れるたび、ランプの灯りにそれはちらちらっと輝いた。
「うれしいなぁ」
フミエは窓ガラスに向かって、自分の映る姿を見ながら何度かポーズを作って笑った。
その童女のような仕草があんまり愛らしくて、私は予告もせずに背後から彼女を抱きしめた。
「私もすごくうれしいよ。フミちゃんにもらったお守り大切にするね」
胸にひんやりとした真珠の感触と、彼女の柔らかな背中の感触が伝わってくる。
私たちはそのまま外の景色に誘われるように窓の方へ歩いた。
フミエは額をガラスに押し付けて、輝く夜の景色を覗き込んでいた。
目も眩むような高いこの部屋では、あの大きな観覧車さえ二人の足元にある。
「こうしてると二人で空に浮いてるみたいだね」
窓ガラスに指先を滑らせながら彼女が呟いた。
「怖い?」
「うーん、、、私ちょっと高い所苦手だから、、、」
甘い声でそういいながら彼女は胸にある私の腕をぎゅっとつかんだ。
腕の中の彼女は本当に華奢で折れそうで、しっかりと抱きとめていなければ透明になって消えてしまいそうだった。
私はまるで彼女を抱いて飛ぶスーパーマンになった気分でその華奢な身体を抱きすくめた。
「大丈夫だよ、こうしていれば」
そして、景色に見とれている彼女の顎をそっと指で支え、その唇に自分の唇を重ねた。
我ながらちょっと気障な展開に笑われたらどうしようと思いながら。
けれども彼女は待っていたかのように向き直り、私の首に手をまわしてきた。
キスをより深くしながら目を閉じると、瞼の裏に何故かさっきまで二人で見下ろしていた観覧車のネオンが浮かんできた。
それはまるでコスモスの花のよう。そして無重力の闇の中でそれはゆっくりと回り始める、、、。
舌をゆっくりと絡め合いながら、私はそんな情景を思い描いていた。
やがて首にあった彼女の手がほどかれ、私たちは唇を離した。
>>642 SS読んで仕事の疲れが吹っ飛んだよGJ!
「しー」って呼ぶフミィが可愛すぎるwつづきは、マターリまってまつ
ちょっと大人なフミィがイイっす!GJ!
つづきもwktk
二人の呼び方に萌えた。
良作GJっす!
いいねいいね〜萌え萌えだよ〜
次回のじゃんくにフミィのお友達のw
O菅タンネ申野タンが出ますね。楽しみ!
じゃんく楽しみだね!今、冬スポの選手はオフだから
是非冬すぽ女子特集でやってもらいたいものだw
じゃんく見ますた!
ネ申野タンがやたらT(バック)が!Tが!ゆっててワロタ
しっかりO菅タンにも話振ってるしw
フィギュアの沢山タンは着替えるときあんまり隠さないって言ってたけど
意外にスピードとかショートの方が隠しながら着替えてるのね
O菅タンも外人選手は堂々と着替えてて目のやり場に困ると言いつつ
「でも興味ある」とか言ってておかしかった
O菅タンはテレビでは猫かぶってるが仲間内ではよくしゃべりはるそうだし
ネ申野タンも関西ノリでしゃべり倒しそうだからフミィはあのテンポでついていけるのかな〜
とちょっと心配w
>>655 フミィは会話についていけなそうだよなw
昨日のじゃんくはカミノちゃんが良い味だしてくれたおかげで
O菅タンにも話がふられて面白かった!姐さんは出たことないよなー
ハマちゃんに突っ込まれる姐さん見てみたいかもw
>>654 今度はフミィも入れてじやんく出て欲しいよね!
フィギュア、スピード、ショートと競技の違う3人のやりとり見てみたい。
姐さんは出たことないのか。I子ちゃん幹ちゃんもなさそうだよね。
冬スポ女の子特集見てみたいな〜。
着替えの話はやたらネ申野選手がハイテンションでワロタ。
関西弁がいいよねー。ノリもよさそうだし。
姐さんは外国選手みたいに結構堂々と着替えそうw
足出す服も平気だよんと言ってたし、裸ヌケートしそうになったしw
自慢の生太股こっそり見てみたい。
>>657 >足出す服も平気だよんと言ってたし、裸ヌケートしそうになったしw
TVかなんかで言ってたの?
ふじQサイトにジュエリーコンテストの審査員やった姐さんの写真があったな
他のブログでもチラホラ写真出てたし…。
すぐりんは今何してんだろ…?日本にいるのか?!
おぉ!IDが確変だwww
シズゥはほんと百合向け・・・・
>>658 長野の時にメダリストを有名写真家が撮る企画があって
姐さんのほかにも清水選手やら荻原選手やらも撮影したんだけど
スピードの選手の肉体美に感動した写真家の人が姐さんに
「リンクの温度をあげて服を脱いで撮りましょうよ」
と持ちかけたそうだ。
もちろんそばにいた監督やスタッフの人に慌てて止められたそうだけど
姐さんはちょっとその気になったらしいw
のせられると結構サービス精神がでてきちゃうタイプらしくて
同窓会の時でも頼まれると服をめくって筋肉を触らせてくれるらすぃww
女子高出身だそうですが。
フミィはこのところTVとかに出てないので姿を見られなくて寂しいね〜。
ショーとかには出るみたいだけど。
私もフミィ不足だな〜。
>>661 d!長野の時にそんなことがあったのかw
その気になる姐さんに萌えた(*´Д`) ハァハァ
オフでサミシス
紀行更新きてるお
665 :
664:2007/04/23(月) 03:06:20 ID:ESr7l/FT
ご、誤爆orz
シズゥの公式の話ですた
>>661 なんか姐さん天然ぽくってワロス
ほんとに実現してたらものすごいヌースになってたかもねw
オフシーズンは話題がなくなりがちだけど、マオタンはまだまだありまつね
今日報捨てあるし
逆に注目浴びすぎて大変そうだよな〜
しっとりとした余韻の間に彼女の香りとはちがう、チョコレートのほろ苦い香りが漂ってきた。
「あれ?」
思わずロマンチックとは似つかわしくない声が出てしまい、私は慌てて唇を押さえた。
さっきのチョコレートコスモス、、、でもないし、、この香りはどこから、、、?
私が考えあぐねていると彼女は悪戯っぽい微笑みを浮かべて、もう一度私の首に手を巻きつけた。
「うふ、気がついた?」
「、、、ん、、あの、チョコレートの匂いが、、、」
「そう、私の唇はチョコレートから出来てるんだよ。しーに食べて欲しくって」
ドキッとしてフミエの顔をまじまじと見た。
あどけなく微笑む目の奥に誘う光が見える。吸い込まれそうな瞳。
いきなり食べて欲しいなんて、、、フミちゃんは時々人を吃驚させる事言うからなぁ、、。
でも冗談にしても本当にチョコレートの香りがしたのだ。
まさか、唇にチョコレート塗ってきたの、、?
私は思わず自分の唇をぺろっと舐めてみた。、、、、甘くない、、。
そんな私の顔がちょっと間抜けだったのか、フミエはまたあの鈴のような声で笑って私の肩を叩いた。
いい雰囲気に酔えそうだったのに、はぐらかされた気分だった。
「もう、フミちゃんったら!せっかくいいムードだったのに」
「はははは、ごめんね。しーのその顔ったらちっちゃい子みたいで可愛い!」
「もー、、、」
さっきはスーパーマンだったはずなのに、思いっきりからかわれてるな!
私は頬っぺたをうんと膨らませてふくれっつらをして見せた。
「実はねぇ、これ」
そんな私を上目づかいで見ながらフミエはバッグの中から小さな包みを取り出した。
それを私の手に乗せると、開けてみてと色っぽい声でつつかれた。
私は慎重に金のリボンをほどく。
「、、、口紅、、?」
中から出てきたのは口紅だった。キャップを取ると真新しい艶やかなチョコレート色が覗く。
「そう、これ本当にカカオで出来てるの。砂糖は入ってないから甘くないけど」
「カカオって、チョコレートの、、、?」
「そう、カカオバターってね、保湿にもいいんだから」
「へぇー、そうなんだ。今日はチョコレートに驚かされてるばっかりだな」
色も確かにチョコレートそのもの。珍しくてつい匂いをくんくん嗅いでしまった。
うん、さっきと同じ匂いがする。、、、さっきキスをした後の残り香の。フミちゃんの唇と同じ香りの。
「しーの唇が荒れないように。それと、、私と同じのをつけて欲しくて」
フミエは私の胸にふわりと寄り添って、潤んだ瞳で見上げると、細く白い指先で私の唇をなぞった。
キスをしたときよりもぞくぞくした快感が背筋を駆け上がる。
私はもう一度華奢な身体に手を回し、彼女を逃がさないようにしながら瞳の奥の欲望を確かめてみる。
「さっき、、私に食べて欲しいって言ってたよね」
「、、、、、」
「唇だけ、、?」
迫るような私の言葉にフミエの顔は紅潮して、恥かしそうに視線から逸れようとしていた。
でもそれは拒絶しているサインじゃない。むしろ、、、
私は強く抱きしめると髪に指をからめながら、さっきよりももっと深いキスを彼女の唇に与えた。
「あんっ、しーったら急にそんな、、、激しいキス、、!」
彼女は小さな悲鳴のように声を上げて、私の腕の中で慌てたように身を硬くした。
私はそのままベッドに彼女を押し倒しながら、両手を押さえつけ、彼女の白く細い首筋に何度もキスをした。
「フミちゃんがいけないんだよ、私をそんな風に誘うから」
フミエの瞳が圧し掛かろうとする私を映す。私はさらに欲情を募らせて彼女の唇にまた唇を押し付けた。
舌を絡ませる度に、フミエの息が耳元を熱くさせる。
「あんっ、ん!」
激しく上あごをなぞると、フミエの唇が半開きになり喘ぎ声が洩れた。
チョコレートと彼女の身体の熱を帯びた香りが混じって私には刺激的だ。
彼女のあらゆる口内に舌を這わす。チョコレートを舐めるときなんかよりはるかに容赦なく。
そして柔らかな彼女の舌が触れる度に貪るように絡みついた。
右手をそっと彼女の肩口に添わして柔らかい曲線を確かめる。
フミエの肌はしっとりとして私の手のひらに吸い付いてくるようだ。
撫でる度にくすぐったそうに肩を揺らす彼女がとても愛らしくて、今度は耳の輪郭を唇でなぞりながら囁いた。
「今日のフミちゃん、とっても色っぽくてかわいい」
すると彼女はビクンと震えて子猫が啼く様な声をあげた。
「うふ、声もすごく刺激的だよ。ぞくぞくしちゃう」
「あ、ああ、しーったらそんなに耳の近くで変なこと言わないで」
「ちっとも変じゃないよ。私、もっともっとフミちゃんと近くなりたい」
耳朶から首筋にかけてゆっくりとキスを落としていくと、彼女の身体が次第にやわらかく力が抜けていくのがわかった。
そして唇から小さな声を漏らしながら、開いた片腕を私の背中へとのばしてきた。
ブラウスのボタンに手をかけると一瞬その動きが止まったけど、そのまま私の背中に手がしがみついてきた。
ここまで書いたが、えっちぃシーンが書けねぇぇぇぇww
という訳で長い目でみてやってください
>>666 ああ〜、報捨て録画するの忘れたー!orz
まおまおの他にも誰か出てた?
オフシーズンだけど、新聞その他をちゃんとチェックしなくちゃですわ
>>671 GJ(;´Д`)ハァハァ
えっちぃシーン書けてるじゃんwつづき楽しみだなー!!
>>671 あああ、十分えっちぃのイケてるじゃないですか〜
ここで寸止めとはヘビの生殺し気分w
気長に続き待ってますw
フミちゃん&しーテラモエスハァハァ
今日の6時過ぎのニュースでフミィ見た!!!
久々見れて安心したよ。
インタブはみきてぃマオちゃんだったけど・・・
『村荒 いっしょにお風呂編』
「うふっ、二人っきりでお風呂入るなんて、初めてじゃない?」
「えへへ、そうかもね。フミエちゃんと二人っきりなんてちょっと恥かしいな〜」
「やだ〜、恥かしがることなんてないよぉ。そうだ!シズカちゃんの背中洗ってあげる〜」
「う、うん」
「シズカちゃんの背中って白くてきれいね」
「えへ、ありがと」
「程よく、筋肉も付いてて、でもすっごく女らしくていいなぁ」
「でもフミエちゃんも細くって女の子っぽくて可愛いよ」
「うふ、ありがとう。でもシズカちゃんのうなじ、、ほんとに色っぽい」
「あ、そこは自分で洗えるから」
「いいのよ、私に洗わせて。こうして泡をたっぷりつけて洗うと気持ちいいでしょ」
「ひゃっ、、そ、そんなとこ、くすぐったいよ」
「ん、耳たぶもすごく可愛い」
「あ、やっ、、、!そこ、すごく弱いの!」
「んふ、ここ、、感じやすいのね」
「あぁっ!なんか、、あの、、、近づきすぎてない?フミエちゃんの胸、あたって、、、」
「私もシズカちゃんと一緒の泡にくるまりたいの」
「ね、もう、自分で洗えるから、ねっ!、、、、きゃっ!」
「でも、、、自分ではこんな風には洗えないでしょ」
「あ、あっ!や、やめて。そんな、、」
「ふふふ、ほら、もうここ、ツンと起ってきてるわよ」
「ああんっ、そんなことしちゃ、、ダメだよ!」
「シズカちゃんの胸、やわらくてこうすると気持ちいいわ」
「あ、あぁんっ!」
「シズカちゃんも気持ちいいでしょ?」
「やぁっ!フ、フミエちゃん、そこは、、もう、、やめ、、、」
「それにシズカちゃんのここ、敏感なのね。さくらんぼ色でとっても可愛い」
「や、やだぁ!」
「うふふふ、耳も真っ赤になっちゃってすごく可愛いわ」
「あ、あぁん!耳を、、耳、噛むのやめて!」
「シズカちゃんて感じると、すごくいい声出るのね」
「や、やだ、、ん、ううんっ、、、」
「ふふふ、、声を我慢してる姿も可愛いわよ」
「んん、ん、、はぁ、はぁ、、、」
「こんなことしても我慢できるかしら」
「、、、!あ、あんっ、フミエちゃん!そ、そんなところ触っちゃ、だめっ」
「だって、、、シズカちゃんのここ、もうこんなになってる」
「あ、あんっ、あ、、、もうやめて、、」
「シズカちゃんも感じてくれてるんでしょ」
「やん!か、感じてなん、、か、、、あ、ああ!そこは!」
「ふふふ、ここがいいのね」
「あん、あんっ、だめ!」
「ほら、、すごくいい感じよ」
「、、ああ、だめよ、、、そこはだめ、、、フミエちゃんの指がそんな、、、あ、ああ」
「もうシズカちゃんのここ、とろとろよ、、、」
「あ、あんっ、いや、、はぁん、はぁ、はぁ」
「ここも、、もう、、こんなに、、、」
「あっ、あっ、ああ、、、!フ、フミエちゃん、もう、だめ、私、、!」
「ふふふふ」
「、、、!なっ、どうしたの?フミエちゃん」
「もう、全身きれいになったでしょ。後は自分でシャワーで流してねっ」
「ちょ、ちょっと〜、ここまでしといて〜、、、、あーん、フミエちゃんたら〜」
『ベッドで続きをおねだり』
『ベッドでそのまま寝る』
『ベッドで仕返し』
どーするシズカ!どーすんのシズカ!
つづく!(ウソwww)
えっちぃのが書けない〜と騒ぎつつ、こんなのを書いてしまいました
某カードCMのパクリですねwww
>>680 ぬこシズゥめっちゃ可愛い・・・
良作ばかりですな。
682 :
衝撃と衝動@:2007/04/27(金) 22:26:52 ID:y+rqu0op
アメリカでまわっているツアーの日本公演は静岡から始まった。
無事に初日を終え、ホテルに戻ってシャワーを浴びようと準備していたら
部屋の電話が鳴りだした。電話は同じホテルに泊まっている母からだと思い、
少々無愛想に出た私は、声を聞いて驚いた。
なんと、相手はフミエさんからだったのだ。
「もしもしぃ?シズカちゃん今大丈夫?」
「あ、うん。どうしたの?」
「今ね、ホテルの部屋にシズカちゃんも知っているお客さんが来てるの」
「え…」
「もし良かったら、私の部屋で一緒にお酒でもどう?」
「私が知ってるって、誰?」
「ふふ…それは来てからのお楽しみだよぉ」
「え〜!」
「おいでよ〜。絶対楽しいからぁ」
「ん〜わかりました。フミエさんの部屋10階だっけ?」
「そう。じゃ、待ってるね」
683 :
衝撃と衝動A:2007/04/27(金) 22:27:49 ID:y+rqu0op
電話を切ってから、フミエさんの部屋に来ているお客が誰なのか少し考えてみた。
しかし、思いつくのはスケーター仲間の顔ばっかりで、誰なのかさっぱり検討もつかない。
考えていても仕方ないので、私は携帯と会場でファンから貰ったお菓子の箱を持って
フミエさんの部屋に向かった。部屋を出て廊下を歩いていると、正面からイリーナが
歩いてくるのが見えた。
「シズゥ!箱なんか持ってどこかに行くの?」
「うん。これファンから貰ったお菓子なんだけど…少し食べる?」
「本当に?!」
私はお菓子の箱を開け、イリーナにうなぎパイを5枚ほどあげた。
彼女は嬉しそうにうなぎパイを受け取ると、自分の部屋に戻っていった。
684 :
衝撃と衝動B:2007/04/27(金) 22:28:41 ID:y+rqu0op
エレベーターを上がり、廊下を歩いてフミエさんの部屋の前まで来た。
――トントン!――
ノックの音を聞いてこちらに向かって来る足音と笑い声が聞こえる。
どうやら、フミエさんの所に来ているお客は女性のようだ。
カチャ!という音とともにドアが開き、フミエさんが顔を覗かせた。
「こんばんは」
「どうぞ入って〜。シズカちゃん何その箱?」
「あぁ、お菓子貰ったから持ってきたの」
「へぇ〜ありがとぉ」
フミエさんはくるっと後ろを向いて、私はその後に続いて部屋に入っていった。
ベットに座っている女性の後ろ姿が見えるにつれて、私の心臓は早鐘のように
打ちはじめ、顔に血液が上昇するのがわかった…。
私の気配に気づき振り返った彼女は、私の動揺した目を捉え普通に挨拶をした。
まるで私達の間には何もないかのように…普通に…。
685 :
衝撃と衝動C:2007/04/27(金) 22:29:29 ID:y+rqu0op
「……ね?」
「え?あ…ゴメン聞いてなかった」
「オカザキさんと面識あるんだってね?」
「この前一緒にトークショー出たもんねw」
「あ…はい」
何となく気まずくて横に目を逸らすと、ナイトテーブルには飲みかけのワイングラスと
ボトルが置いてあった。
「シズカちゃんもワインで良いよね?」
「うん。これ…どうしたの?」
「オカザキさんからの差し入れ。凄く飲みやすいよぉ」
「へぇ〜」
「実はあんまりワインは詳しくないんだけどねw」
「え?そうなんですかぁ?」
「私の知り合いが凄く好きで、一緒に飲むうちに何となくね〜」
自分の事を言われているようでドキっとした。
瓶を取り上げラベルをよく見ると、私がいつも朋さんと飲むために買っておくワインだった。
686 :
衝撃と衝動D:2007/04/27(金) 22:30:24 ID:y+rqu0op
はっとして朋さんの方を見たら、彼女も私の反応を見ていたみたいで目が合った。
そして、朋さんはフミエさんに気付かれないように私に目配せをした。
フミエさんが私の分のワインを注いでくれたので、三人でグラスをカチッと合わせた。
グラスを通して映る朋さんの姿がいまだに信じられない。
ワインを一口飲むと、朋さんと一緒に飲んだ時のことが頭をよぎった。
このワインは朋さんと会う時にしか口にはしない…。
「どう?飲みやすいでしょ?」
ワインを一口飲んだ私にフミエさんが話しかけてきた。
「本当…飲みやすくて美味しいね…」
まるで初めて味わったかのように感想を述べた。
私はワインを飲んでいる最中も朋さんの顔をまともに見れないでいた。
朋さんとフミエさんはベットに隣り合わせに座り、私は二人の向かいに椅子を置いて座っていた。
部屋自体がそんなに広くないため、数センチのところで膝が触れ合う距離だ。
687 :
衝撃と衝動E:2007/04/27(金) 22:31:13 ID:y+rqu0op
朋さんはさっきからフミエさんには話しかけるが、私にはあまり話しかけてこない。
だからと言って私からも積極的に話しかけられる訳もなく…。
こういう事は今までに何度となくあったが、前のように冷静ではいられない自分がいた。
こんな側に思いがけない偶然で朋さんがいるのに…。
触れ合うことはもちろん、話も出来ないなんて耐えられない。
私のワインを飲むペースが上がった。
二人は話に夢中で、その事には気づいていないようだ。
フミエさんが私に同意を求める事が何度かあったが、内容は上の空だったので
適当に相槌を打って誤魔化した。
この部屋に来てから異様に時間が経つのが遅く感じる。
私が来てからまだ1時間位しか過ぎていない。
ワインはもはや2本目も終わりに近づいていた。
フミエさんがワインを注ぎ足そうと瓶を手に取り、その事に気づいた。
688 :
衝撃と衝動F:2007/04/27(金) 22:31:58 ID:y+rqu0op
「皆まだ飲むでしょ〜?」と言ってフラフラ立ち上がったフミエさんはトイレに向かった。
私はフミエさんの後ろ姿をぼーっと眺めていた。
トイレのドアが閉まる音と同時に、朋さんが私の腕を掴んでベットに引き寄せた。
何が何だかわからないうちに、私は彼女の膝の上に座らせられている。
耳元で吐息混じりに囁かれ、私の頭が麻痺している隙に唇を奪われた。
すぐに唇を割って舌が入り込んでくると、彼女の動きに合わせて自然と私の舌も動き始めた。
彼女の熱い眼差しと舌の動きに耐え切れず、声が漏れそうになる…。
水を流す音が部屋に響き渡り、朋さんは優しく私の体をはがした。
ぼーっとしている頭と体を元の椅子に戻すと、フミエさんがトイレから出て来た。
さっき朋さんに触れられた腕や唇が熱を帯びたように熱い…。
私はそっと朋さんに触れられた場所に手を触れ、彼女の目を見つめた。
彼女も同じように私を見つめ返していた。
689 :
衝撃と衝動G:2007/04/27(金) 22:32:44 ID:y+rqu0op
「お酒、下で買って来ようかぁ?」
トイレから戻ったフミエさんは、私達に空のボトルを振って見せている。
こんなに酔っ払って楽しそうな彼女を見るのは初めてだった。
私がアマチュアの頃は、こんな風に部屋に遊びに行ったり
一緒にお酒を飲んだりはしなかったからだ。
酔っ払ってフラフラしているフミエさんを、朋さんが支えてベットに座らせた。
「スグリン酔っ払いだな〜。もうお酒はやめとこ…ねっ?」
そこでちらっと私を見て同意を求める。
「そうだね…」
「えぇ〜!大丈夫だよぉ。せっかくオカザキさんも泊まりなのにぃ〜」
「え…泊まりなの?」
驚いて聞き返してしまった。
「本当は車で帰るつもりだったんだけど…スグリンに無理矢理飲まされちゃって」
「…ここのホテルに泊まるの?」
「うん。3階だよ…アラカワさんは?」
「私は7階…」
私も朋さんも、それ以上のことは言わなかったし聞かなかった。
【つづく】
去年のCOIをベースにしたのでネタが古いw
久々に荒岡を書いてみますた。
今年のCOIが始まる前に書き終わるかなーorz
シズゥはヤられるのも似合うな〜荒村、荒岡の作者さん超乙です!!
>>690 シズゥと姐さんとフミィ…気になる新作だねー!!
どうなっちゃうんだろう〜怪しいトライアングル関係かな〜
続きがwktk!!!
>>680 フミィったらちょっとS気味でイイ!!
虐められるシズゥもエロっぽくてGJです!
今日のショーのリハの写真をいろいろ見てると
シズゥとフミィが色っぽくてええなー
見に行ける人が裏山…
恩ちゃんの衣装も可愛いし、ゆかりんもエキゾチックで
どんなプログラムか気になるよー
TVでちょこっとでもいいからやらないかな〜
今回のPIWのフミィの衣装エロいねwライブドアの写真エロ杉!
シズゥも相変わらず綺麗で(・∀・)イイ!! 色っぽさが増した感じだな
TV放送あればいいな〜。
シズ・フミ・朋姐の3角関係(?)イイ!!!!!!!!
『岡大 いっしょのお部屋編』
「わわわっ、何やってんですかあ!オカザキさんのベッドはあっちでしょ」
「え〜、いいじゃん、たまには二人でひとつの毛布で寝ようよぉ」
「わ、私は一人でゆっくり寝たいんですっ!」
「またまた〜、私と同室って聞いた時から、オースガったら期待してたでしょ」
「そんなこと考えてませ、、、ちょっと、どこ触ってるんですか」
「サユリちゃんの太腿、また逞しくなったね〜、ちょっとおねーさんに見せてくれるかな」
「なっ、なに潜り込んで、、、しかも、いつのまにパジャマを、、」
「ふふ〜ん、かわいい下着つけてるね。私に見せるため?」
「もうやだ、ちがいますよ。あ、こらっ、レースのとこなぞらないで〜」
「このレース、リボンも付いててかわいい〜(はぁと)どこで買ったの〜?私もおそろいにしたいな」
「、、、そーゆー普通の会話しながらへんなとこを触んないで下さい!」
「いやいや〜、ちっともへんなとこじゃないよ。サユリちゃんの内腿ってすべすべして気持ちいいよ〜」
「や、やだっ!そんなやらしくさわさわしちゃだめですっ!」
「うーん、いい感触ですなぁ。私のもいいけどサユリちゃんのハムストリングもなかなか、、、」
「あああっ!そんなところに息を吹きかけるなって、、!」
「ふっふっふ。サユリったら首筋も感じやすいんだね」
「やっ、やだ。名前を言うのやめて」
「うふふっ、名前を呼び捨てにされると余計に感じやすいんだ」
「ち、ちがいますよっ!」
「じゃあ、試してやる。サユリカワイイよサユリ」
「あ、いやぁ〜ん!、、だからやめろって!触りながら耳元で囁くなっ!」
「サユリいいよ〜すごくいい、サユリぃ〜ハァハァw」
「やめてください!まるで痴漢ですっ!エロオヤジですよっ!」
「へへへぇ、だってサユリがこんなにエロい身体してるんだもん」
「、、エ、エロくないって!ちゃんと鍛えてるんだから!あっ、やぁっ!」
「じゃあ、こっちの方は私が鍛えてあげるねっ!」
「もう、やめてください、、、そ、そんなとこ触んなぁ、ああ〜っ!」
「ふふふ、こうしちゃうとね、もう隠せないんだよ〜」
「あっ、ああん!もうやめてってば〜」
「そんなに声を出したら、隣に聞こえちゃうよっ(はぁと)隣って誰だっけ、、?」
「もう、知らないったら!、、、はぁ、はぁ、だから離してくれって、、、」
「だって〜この手が離れたくないって言うんだもん」
「あ、あんっ、お願いだからもう、、、」
「サユリのおっぱい、やわらくて気持ちいい〜」
「やだ、ブラはずれちゃう」
「いいじゃん。寝る時ははずしちゃった方がもっと気持ちよくなるよ」
「だ、だめっ。だめです!」
「ふふふ、でも少しだけブラが引っ掛かってる方が見た目もエロくていいな」
「もうっ、さっきから揉み過ぎですよっ」
「じゃぁ、そろそろこっちも、、、」
「あっ、あっ、あ、、!やだ、どこまで、、、」
「ふふふふ。もうこんなに濡れてるよ、サユリ」
「もう、いやだぁ!そんなの!、、、あ、」
「濡れてるサユリってすっごくカワイイよ」
「あ、、、!ああっ、、あ、、、」
「いつもはあんなにやんちゃなのに、こうすると大人しくなっちゃうんだから」
「あん、そこは、、、触っちゃだめ、、。んっ!」
「ん〜〜〜」
「!、、、ん〜〜〜、ふぅ、、」
「うふ、キスしただけなのに、またこんなに、、」
「や、、だ、、、」
「ほら、手のひらまでもう濡れちゃってる」
「だって、、、オカザキさんが、、そんな風にするからでしょ、、、」
「でもサユリのここも、もっともっとって言ってるよ」
「あん、ちがうよ。だから、、そんなことしちゃだめだって、、、」
「ね、、?サユリの中、、、私を誘ってる」
「あんっ、だめ!動かさないで!」
「ふふ、、すごく柔らかくて熱くて、私の指溶けちゃいそう、、、」
「はぁ、あんっ、、、いやっ、ああ、私、、それ以上されると、、、」
「いいのよ、サユリ、、最後までいっても、、、」
「〜〜〜〜」
「、、どうしたの?」
「、、、、う、ううん」
「大丈夫。私に何でも言ってごらん」
「、、、、、あ、、あ、あの、、、あのね、、、もう一度、、、」
「もう一度?」
「、、もう一度、、、キ、、スしてほしい、、、」
「、、、、、」
「、、、、、」
「ねえ、もう一度言って」
「、、、いや、あ、やあっ、、!そんなに動かしちゃだめだよっ!」
「何をしてほしいのか、もう一度言ってみてごらん」
「、、、、、意地悪しないで、、恥かしいんだから、、あっ、、、ああん!」
「もっとサユリの声で聞きたいんだもん」
「、、、もう、、」
「ね?」
「、、、、、お、お願いだから、、キスして、、!」
「うふふ、、いい子ね」
「あ、ん、、」
「、、、、、!」
「―――――!」
「はぁ、はぁ、、」
「いや〜、やっぱりサユリちゃんがいっちゃう姿って何度見てもいいねぇ」
「ん、もうっ!そんなことでっかい声で言うなっ!はぁ、はぁ、、」
「だってさぁ、いく時いっつも真っ赤な顔して『キスして〜』とか言うんだもん。かっわいいー!」
「だあああああああああああっ!だからでっかい声で、んなことゆーなって!」
「さぁて、明日のトレーニングのメニューはっと、、
おっ、自転車でアルプス越え往復した後、地獄の100mダッシュ20本50セット、リンクをそのまま100周だ〜!
さっ、疲れを残しちゃいけないから、さっさと寝るべ、寝るべ!」
「もう〜!誰が疲れるようなことさせてんですか〜!!!」
『明日、またなすがまま』
『明日、リンクで仕返し』
『明日、ベッドで仕返し』
どーするサユリ!どーすんのサユリ!
つづく!(ヤッパリ ウソwww)
O菅タン姐さんにやられっぱなしかよwww
たまにはガンガって反撃してほしいw
淫乱なサユリタソ萌え
704 :
衝撃と衝動H:2007/05/03(木) 23:55:48 ID:/zHqEHlJ
>>682-689つづき
フミエさんが私達二人をひき止めようと駄々をこねたが、
そこは大人の朋さんがうまく宥めて、私達はそれぞれの部屋に戻ることにした。
「オカザキさん。今日は本当に有難うございましたぁ。あ、ワインも…。
シズカちゃん。今日はお疲れ様ぁ。明日も楽しんで滑ろうね〜」
「フミエさん大丈夫〜?」
「大丈夫だよぉ!二人をちゃんとエレベーターまで送らせて」
そういうとフミエさんは朋さんと私の間に入って、二人の腕を掴んで歩き出した。
フミエさんは私達の間で嬉しそうにお喋りをしている。
何だか微笑ましいなぁと思い朋さんの方を見たら、彼女もフミエさんを見て微笑んでいた。
705 :
衝撃と衝動I:2007/05/03(木) 23:57:05 ID:/zHqEHlJ
エレベーターの前に着くと、フミエさんは私達から離れボタンを押してくれた。
そして、エレベータが到着する前にフミエさんは朋さんと私にまたお礼の挨拶をした。
しかも、ハグ付きで…。
背伸びをして私に抱きついて来た彼女は、私の腕にすっぽり包まれてしまう程
とても華奢な体をしているのだと改めて気がついた。
こうして抱き合ったりするのも、もしかして初めてかもしれない…。
そんな事を思っているうちにエレベーターが到着し、私達はドアが閉まるのを
機械に任せて話を続けた。
ドアが閉まると、先程の楽しい空気から一変して、気まずい雰囲気が二人を包み込んだ。
お互いに自分の泊まる階のボタンを押し、上に付いている文字盤の光を目で追っている。
朋さんは私を誘ってはくれないだろう…。こんな人目につく場所で誘うはずはない…。
ピンポン!という音とともにエレベーターが止まり、私が降りるフロアでドアが開いた。
706 :
衝撃と衝動J:2007/05/03(木) 23:57:54 ID:/zHqEHlJ
私は無言でエレベーターを降りる為に前に進んだ。
もしかして、腕を掴んでひき止められるのではないかという期待が胸をかすめたが
そんな事はなく、エレベータを降りた私は朋さんの方に向きかえった。
お互いに笑顔もなく、ただ見つめ合っている。
朋さんは”開”のボタンを押してまだドアを開けたままにしている。
沈黙。
「じゃあ、そろそろ行くね…」
そう言うと朋さんはボタンから手を放し、数秒後にドアが閉まり始めた。
それを見て私は咄嗟に閉まりかけたドアに手を入れた。
そして朋さんの腕を掴み、自分の方へ引き寄せた。
数秒後にドアが閉まり、エレベーターは誰も乗せないまま下へ降りていった。
707 :
衝撃と衝動K:2007/05/03(木) 23:58:46 ID:/zHqEHlJ
私は無言で朋さんの腕を掴んだまま自分の部屋に向かって歩き出した。
誰かに会いませんように、と心の中で祈りながら部屋までの廊下を足早に歩いた。
部屋の前に着いて鍵を差し込もうとしたが、焦っているせいかうまく入らない。
不意に私の背中に柔らかいものがぶつかり、次の瞬間に右手に温かい感触が伝わった。
朋さんが私の右手の上に自分の手を重ねて鍵を回転させる…。
背中に感じる膨らみと朋さんの体温が、私の理性をますます利かなくさせる…。
ドアを押して中へ滑り込むと、私は朋さんの両手を掴んで彼女を壁へと押しやった。
そして、激しく唇を求めた。朋さんが時折漏らす声と吐息が部屋中に響き渡る…。
キスをしながらベットに向かって進みだし、私は着ていたジャケットを脱ぎ捨てた。
朋さんをベットに座らせ、彼女のジャケットも脱がせてあげた…。
朋さんのジャケットに染み込んでいたほのかな香水の匂いが更に私を刺激する。
708 :
衝撃と衝動L:2007/05/03(木) 23:59:23 ID:/zHqEHlJ
抑えきれない衝動が全身を駆け巡り、私は彼女をベットに押し倒した。
靴を脱がせ、彼女の上に圧し掛かると、またキスを繰り返した。
何度も…何度も…。
朋さんの背中に手を回し、ブラのホックをプチッと外すと、Tシャツの上に
緩んだブラのラインが浮かび上がった。両手を上げさせてブラごとTシャツを脱がせると、
綺麗な白い肌に盛り上がる二つの胸が顔を出した。
私はそれを口に頬張り、舌を使って先端を刺激し始めた。
朋さんは感じるたびに体をビクビク震わせている…。
胸を攻めながら器用にベルトを外し、Gパンのボタンも外してジッパーも下げた。
早く…抱きたい…。
私は起き上がり、朋さんのGパンに手をかけて脱がせようとした。
709 :
衝撃と衝動M:2007/05/04(金) 00:00:17 ID:/zHqEHlJ
…!?
焦って脱がせようとしたからか、Gパンは朋さんの太股に引っ掛かってしまった。
「……シズカ」
「え…」
「そんなに焦らなくても、私は逃げていかないからw」
「…///」
今更気づいたが、エレベーターを降りた直後から朋さんは何も喋っていない…。
私がする事を冷静に見ていたのかと思うと、恥ずかしさで頬が熱くなった。
「ねぇ…私をどうする気?(ニヤ)」
私が恥ずかしい思いをしているのを見透かしたように朋さんが言った。
「早く、この中途半端なGパンをなんとかしてよw」
「もぅ…恥ずかしい///」
「私のこの姿の方が恥ずかしいってばw」
朋さんが耐え切れなくなって笑いだすと、私もつられて笑いが込み上げてきた。
710 :
衝撃と衝動N:2007/05/04(金) 00:00:57 ID:dj7Ali8g
朋さんは余程可笑しかったのか、息をするのもままならないくらいだ。
「ねぇ…?シズカって結構大胆だよねw」
ようやく笑い終えた朋さんが息を整えながら私に言った。
私も負けじと反論をする。
「朋さんが…フミエさんの部屋であんな事するからでしょ!」
「あんな事〜?」
「普通、他の人に見られるかもしれない所であんな事する?」
「ふふ…。スリルあったでしょ〜?」
「はぁ?もう…ビックリしたよ!」
「感じてたくせにw」
「なっ…///」
「あの後ぼーっとしてたもんね〜w」
「違うよ!少し酔ってたの///」
「へぇ〜(ニヤ)」
”ああ言えばこう言う”とはまさにこの人の為の言葉だと思った。
【つづく】
前回のにレスd!今回は荒岡中心に書こうと思ってたので
三角関係期待してた人はスマソ…。フミィもまた機会があれば登場させますので!
つづきは気長にお待ちくださいノシ
受けの姐さんって初めてじゃない?
続き楽しみです!!
続きwktk(〃゚∀゚〃)
良作イパーイGJ!!
岡大はなんかワロタO菅タン乙!って感じでしたwでもいっちゃう時がカワエエ(*^^*)
荒岡は珍しく攻められてる姐さんに萌えた!ちょっと焦って攻めてるシズゥもいいね〜
続きが楽しみです
オフだから話題がないねー
ふぃぎゃーはショーとかあるけど、姐さんたちはトレーニングしてんのかな?
冬スポの皆さんはそろそろ本格的に陸トレ開始してんじゃないだろうか
姐さん達は合宿に入ったみたいね
ふぃぎゃーは競技がオフでもショーとかあるから情報が入りやすい方かな
しかし人いねーなぁ・・・
荒岡のつづきが仕事忙しくて進まんorz
>>717 いますよーノシ
つづきはマターリお待ちしてます
オフシーズンは話題がなくなりがちだけど妄想力をトレーニングしたいですw
少し緊張して力のこめられた指先が私の欲情を誘う。
ブラウスをリボンをほどくように開けると、白いレースの清楚なブラに包まれた胸のふくらみが私の目に飛び込んできた。
「今日も可愛いのつけてるね」
私がそう言って薔薇の刺繍を指先で撫でると、フミエはくすぐったそうに肩をすくめる。
「もう、そんなに見ないで」
「フミちゃんの胸ってマシュマロみたい。美味しそうなんだもん」
彼女の胸は私よりもいくらか小ぶりだが、柔らかくて張りが合って、私の手のひらに吸いついてくるようでとても気持ちいい。
私は彼女の胸に頬を寄せ、滑らかで温かい感触にうっとりと目を閉じた。
「、、、、ねえ、しーも服を脱いで」
しばらく胸の上で私の髪を指先で掬うように撫でていたフミエは、甘い声でそう言うと艶然と唇の端を上げた。
私がふっと腕を伸ばしフミエの身体から離れると、胸のボタンを次々とはずしてあっと言う間にブラウスを脱がせてベッドの下に投げた。
そして自分の体を起こして私の首に腕を絡み付けて抱きついてきた。
「しーの身体もすごく綺麗。綺麗で可愛い」
肩に顎を乗せ、そんな事を囁かれて、耳から顔に熱が広がる。
「でもね、何も着ない方がもっと綺麗」
彼女は器用に私のブラのホックをはずし、さらにパンツのファスナーに手をかけてそれも下にずらし始めた。
私はまるで催眠術にかけられたようになすがまま、彼女の手で次々と服を脱がされてゆく。
素肌がどんどん外気に晒されていくのに、私の身体は熱っぽくなっていった。
そして自分を覆う最後の布が彼女の手にかけられても嫌な抵抗感はなく、
脚からそれを引き下ろされても黙って彼女のする動作に身を任せていた。
全てを脱がされてぼうっとしている私の肩に軽くキスをした後、フミエはゆっくりと自分のブラを外し始めた。
私は息を呑んで彼女の胸が露わになっていくのを見つめていた。
ブラのカップが外れ、胸の頂上にある紅い蕾が目に飛び込んでくると、私の鼓動は急に早くなった。
頬が赤く染まっていくのが自分でもよくわかる。
フミエはさらにスカートのホックも外し、ストッキングやショーツも脱いで、自ら裸になった。
裸になって二人はベッドの上で座りながら、しばらく無言で見つめあっていた。
見つめていたと言うより、私が一方的に彼女の裸身に見とれていた気がする。
部屋の照明に浮かび上がるフミエの柔らかな曲線と白く滑らかな肌。乳房の盛り上がりや鎖骨が影を浮かび上がらせる。
線は細いが芯の強さがその陰影を余計に際立たせているように見えた。
彼女の内にあるその美しい強さを私のものにしたい。
こんな風になる前から多分私はそう思ってきたのだ、ずっと。
今まで氷の上で出会ってきたライバル達とは何かがちがうひと。
肩が触れあう度に、微笑みを向けてくれる度に、黙って見つめあう度に、いつも私の心の奥にさざ波がたっていた。
幼い時はそれが嫉妬や敵対心という感情から来るものだと思っていた。
「フミちゃん、、、私ね、ずっと前から好きだったの、フミちゃんのこと」
「、、、うん、わかっていたわ、、、そして私も」
泣きたくなるような感情を抑え、私は彼女の頬にかかる髪をそっと整えた。
潤んだ瞳が近づいて、私たちは指を絡め合い、もう一度ゆったりとした甘いキスをした。
舌の動きに合わせて、絡めた指を何度も握りなおした。
お互いの肌から立ち上る熱と香りが私の鼻腔を通って思考を酔わせていく。
二人の間の距離が近づいて、胸の先端の蕾がお互い触れ合うと、まるでちりちりと電流が走るような快感が背筋を走った。
柔らかい唇の熱さとは対照的に少し冷たく硬い蕾。でもそれが擦れあうと私の欲望に拍車をかける。
もっと近くなりたい、もっと重なり合いたい、、、。
二人の身体が密着すると、胸のふくらみが蕾を押しつぶし包み込んだ。
柔らかな乳房の感触が私たちの欲情を煽り、夢中で身体を擦り合わせた。
不意に二人の胸の間に、カチリと硬いものが擦れあう小さな音がした。
「あ、、、」
私たちは慌てて身体を離すと胸元に手をあてて、互いに相手の胸元を見た。
フミエの首にはビーズの連なったネックレスが掛けられていた。
さっきの音は私のペンダントとそれがかち合った音だった。
なんだか急に正気に戻った気がして、二人は照れくさくて下を向いて笑った。
「そのネックレス、、、素敵ね」
照れ隠しに私がそのネックレスを手に取ると、ビーズが虹色にキラキラと反射した。
「これ、誕生日にチカがくれたの。しーのそのピアスは、、?」
今度はフミエが私の耳にあるピアスを手にした。
「ん、これ私もお母さんが誕生日に、、、」
しばらく間が合って、私たちは顔を見合わせると同時に指を動かした。
私はピアスに。彼女はネックレスに。
「これで、本当に裸になった」
それを外してベッドに落とすとまた二人で微笑みあった。
荒岡の作者様、お仕事乙でございます!
私ものんびり書いております
読むのも大好きなのですがマターリ待っております
なんかね、えっちいところまでなかなか書けません
寄り道してるのにw
>>723 GJっす!エロさの中になんかかわいさがあってイイ!
こちらは過疎ですが、マターリノンビリ進行で行きましょ。
私も小品ながら書いております。できたら投下いたしますね。
日曜日にフミィのTV出演あるみたい。wktk
>>723 超GJ!!
心理描写が丁寧でこれでこそエロが盛り上がるってなもんですw
焦らずマターリ進めてください
続き気長に待ってます
>>723 GJ!!あぁぁ〜つづきが気になりまつw
これからの展開にwktk(;´Д`)ハァハァ
>>724 小品の投下お待ちしております!
じゃんく見ててO菅ネ申野のやりとりがおもろかったんで
フミィ、O菅タン、ネ申野タンの3人の小品を…
あまり百合っぽくなくて、ひたすらじゃれあってるだけです。
「やっぱ、うらやましいなぁ〜、ねぇ」
「ねー」
タオルを頭に巻き、バスルームから戻ってきたフミエを見上げて、ユカとサユリは同時にため息をついた。
「やだ、2人して何言ってるのよ」
冷やかすような言葉にフミエは困った顔で笑い、タオルでごしごしと髪先を拭きながら、
2人の座っているテーブルの前にすとんと腰を下ろした。
「だって、同じ氷の上にいるのにどうしてこうもちがうのかって」
「すぐりんは妖精さんみたいやな」
「ふふふ、何を言うかと思ったら…」
フミエは少し俯いて頭からタオルをかぶると、さらに勢いよくごしごしした。
「なんか、こう細くって女の子らしくってさ、男ってみんなフミエちゃんみたいな子が好きなんだよね」
「そうやな〜、こうなんかふわぁんとしたかわいらしい女の子ってもてるもんな」
2人は並んで頬杖をつきながら、また羨ましそうにそう言って顔を見合わせた。
フミエはタオルを首にかけると唇を尖らせた。
「ふわぁんってなんかボケてるってこと〜?」
「いやいや、そのボケてんのがまたええんよ」
ユカがにこにこしながら、両手でフミエの肩をたたいた。
今日はユカとサユリがお泊りをするためにフミエの家に来ていた。
あることの相談をするためなのだ。
先にお風呂に入った2人はパジャマを着てフミエが部屋に戻ってくるのを待っていた所だった。
「じゃあ、久しぶりの再会を期して乾杯しよ」
サユリがテーブルの上のグラスにシャンパンを注ぎ、
パジャマ姿の3人はご機嫌な表情でかんぱーい!と明るい声を上げてグラスをカチンとぶつけた。
一日の終わりの解放的な気分もあって、喉を通る爽やかなアルコールはとても美味しい。
「そういやユカ、前にコクられたって言ってた子どうした?」
グラスを一気に飲み干すとサユリは自分で次のシャンパンを注ぎながら、ユカに目を向けた。
「ええ〜、コクられたんやなくて『あこがれてたんです』って言われたの」
「えー、私知らなかったよ〜。誰、誰」
フミエが目を輝かせてグラスを持ったまま、ユカににじりよった。
「だってだいぶ年下やし…おだてられたって言うか、あれは単なる社交辞令ってやつやな」
「その割には私にうれしそーに自慢してたじゃん」
「高校生がなぁ、目をキラキラさせて近づいてきていきなり言うねんで。なんかトキメいてしまうやん」
「いいねぇ!」
「それでそれで」
フミエとサユリが野次馬精神全開で身を乗り出すと、ユカは大笑いして手を振った。
「それだけ。あとは何もないよ。その子彼女がおるみたいやし」
なんだー、と2人はガッカリした声で笑いながら元の位置に戻った。
「これ、おいしいね」
ユカはテーブルにある色とりどりのクラッカーを食べ、サユリにうなづくとまたそれに手を伸ばした。
クラッカーはサユリが持ってきたものだった。
「これさ、この間、調理実習で習ったのなんだけど」
「うん、おいしーい」
「スピードって調理実習もするんや」
「うん、たまにね。でも栄養指導とかはみんなもやってるでしょ。一応普段の食事も自己管理ってことで」
「へぇ〜、今度私にも料理を教えて」
「あかん、すぐりん、太股太くなるメニューやで」
ユカがにやにやしながらサユリの太股をパンパン叩いた。
「そんなんあるかいっ!これはカロリー控えめで野菜の抗酸化成分たっぷりのおやつですっ!!!」
サユリは鼻を鳴らすとほっぺたを膨らして、ユカの鼻先にずいっとクラッカーの皿を突き出した。
ユカは舌を出してサユリに一礼すると、そのクラッカーをありがたそうに食べた。
「その実習って男子もやったの?」
「そう、でねー、その時おかしかったんだよ。先生が男の人だったんだけど、コレっぽい感じで」
はたと皿をテーブルに置き、サユリは手の甲を口元に当てて、シナシナした色っぽい仕草をした。
「コレって…」
「コレやな」
フミエとユカもつられて同じポーズをしてうなづいた。
「やたら男子の方にすりよって手取り足取り教えてくるんだよね〜」
「スピードは男子の方がかわええからな、シミズさんとかカトーくんとか」
「う〜〜、どーせそうだよっ」
「ぷっ、でも想像したらおかし〜〜!エプロン姿が似合いすぎるよね、みんな」
フミエは急にその姿を想像したのか、吹き出すと丸くなってクスクス笑った。
「で、後でジョージに聞いたら、
『料理どころじゃありませんよ、俺がいつ料理されるかヒヤヒヤしてました』って」
「あーははははっ、カトーくんうまいこと言いよるなあ!」
「いいな〜、その料理教室、その先生でフィギュアでもやってもらいたい!」
「うん、オダくんなんか割烹着姿がよう似合いそうやなぁ」
「フィギュアだって男子の方がエプロン似合うじゃん!」
3人はそれぞれ勝手なことを言って、手を叩き、のけ反って大爆笑した。
なかなか終わらない笑い声の中、3つの携帯電話の着信音が部屋の中に一斉に鳴り響いた。
3人は驚いて顔を見合わせると、それぞれの携帯を手に取った。
「あ、オカザキさんからだ」
それはオカザキからのメールで3人同時に送信されたようだった。
「『3人ともちゃんと会議してるぅ?d(-_^)明日中に交流会ヾ(*´∀`*)ノの企画書提出すること。
期限厳守だょ( ̄^ ̄)』だって」
「『遅れたら3人まとめて〆るからね!(*^-゜)⌒☆ヨロピク』って
…かわいい絵文字満載のわりに怖いことゆうなぁ、あんさんとこの先輩」
「いや、〆られるなんてまだいいよ。そっちには無茶しないだろうけど、私にはとんでもないことしてくるから…」
「とんでもないことぉ〜?」
ユカとフミエは声を揃えて、興味津々でサユリの顔にずいっと近づいた。
思わずこぼした言葉に二人の食いつきがあまりにも良すぎて、サユリはとっさに返事につまり
顔を赤くしながら、エヘンエヘンと大きく咳払いをしてごまかした。
「ま、あのオカザキさんを怒らせんようにするのが無難やな」
小難しい顔でユカは、チーズかまぼこを口にくわえてプルプル振った。
そう、この3人が今日ここに集まったのは単に同期で仲良しだからというだけではない。
今度行われる、某連盟の交流会の企画を任されているのである。
3つの部からそれぞれ選出された幹事がこの3人というわけなのだ。
しかし、交流会と言うのがクセモノで、実際の中身は『男子禁制!女だらけの大宴会』というものなのだが……。
「去年は、何やったんだっけ」
「温泉旅館でなりきりカラオケ大会」
すでにシャンパンの瓶は空っぽになっていた。
サユリは次の赤ワインを引っ張り出し、オープナーをぐいぐいねじ込むとあっという間にコルクを引き抜いた。
「あー、そうや。フィギュア組が優勝したんやったね」
「アラカワさんのドリ カムに始まって、トリはフミエちゃんのハマザキ アユミの熱唱!!
あれは良かったよー。酔っ払いもみんな感動しちゃって涙の大洪水だったもんね〜」
サユリは目のふちを赤くして、赤ワインを一口飲んだ。
ふうっと息をつくとその時の感動を思い出したのか、しばらく宙を見つめ、瞳をうるうるさせた。
「さすがえーべっくす!温泉舞台でもアクトレスやったなぁ」
ユカも共感したように天井を見つめて、鼻をすすってサユリにグラスを突き出した。
サユリもうんうんと頷きながらそれにワインを注いだ。
「でもトモミちゃんとサユリちゃんのキューティーハニ〜もすごかったよ」
横目でクスリと微笑みながら、フミエはまだ残っているシャンパンを口にした。
「あれ凄かったな、いろんな意味で。男子おらんでよかったな」
「う〜、アレねぇ…オカザキさんがやろうって言い出しちゃったから…」
「トモミちゃんが?ははは、やっぱり」
「トリノ主将、無茶しよるなぁ」
「最初に『録音・録画・撮影絶対禁止』って、トモミちゃんが通達出したのわかった気がするわ」
「アレが外部に洩れたら、連盟はおろか世間にも顔出せないよ〜」
顔をますます赤くしながらサユリは首を振って、それでも楽しそうにテーブルにもたれた。
「そうや!『コスチューム交換ファッションショー』ってのはどう?」
ユカが突然、ぽんと手を打ってフミエとサユリを見渡した。
2人はその企画の意味がわからず、へ?と言う顔をしてもう一度聞きなおした。
「コスチューム交換ファッソンソーって何よ?」
「だからお互いのコスチュームをスピードとショートとフィギュアで取替えっこするねん」
「それって私たちがレーシングスーツ着るってこと〜?」
「だってスピードとショートは頭のところくらいしか変わらないじゃん」
「まあ、実質はスピードとショートの選手がフィギュアの選手のと交換するんやけどな」
目をぱちぱちさせて、まだ合点のいかない2人にユカはなかなか名案だと得意げにうなづいた。
「あーはははは、マジヤバイって。スピードもショートもみんなフィギュアの服着られないよ!」
サユリはユカの頭をぽんぽん叩いて、大笑いしながらひっくり返って手をばたばたさせた。
「いや〜、うち前からフィギュアのあのひらひらした可愛いの着たいと思うてたんやけど」
「なんだ、ユカ、自分で着たいだけじゃないかよ!」
「すがりん着たいと思わん?」
「そうだな〜……ぶわはははっ!!想像したら自分でもめちゃくちゃ笑える〜ヤバイ!」
ユカは酔いがまわってきた顔をしながらも目はちょっと真剣だった。
それが余計におかしくてサユリは寝転がったまま、そばにあるクッションをバンバン叩いて笑っていた。
「でもサユリちゃん、フィギュア上手だよね」
フミエは2人のやり取りを楽しそうに見守っていたが、横に転がるサユリの脇腹をつんつんとつついた。
「うそっ!すがりん、ジャンプとかスピンできんの?」
「ははは、トレーニングでちょこっとフィギュアやったりしてたから。あ、でも簡単なエッジワークとかだよ。
それで、この間フミエちゃんとリンクに遊びに行ってジャンプやったら出来たの、1回転だけ」
サユリは大笑いの息継ぎが乱れたまま、テーブルに手をついてようやく起き上がった。
「いっしょにフィギュアも練習してバンクーバー目指そうよ!サユリちゃんなら5回転もできそう!」
「いいね〜、セーコ会長かてフィギュアでオリンピックは出てへんで。歴史に残るやん!」
「うははは!そんなの無理だって!あ、でもマオちゃんやミキちゃんと勝負するなんつーのはいいね。
ああいう可愛い子たちに勝てたら面白そうだな〜。ねえ、ユカも一緒に出ない?80年組で3枠取っちゃおうよ」
「やめてーな。うちはフィギュアの可愛いかっこしたいだけやもん。あんなんできん、目ぇ回わって倒れてしまうわ」
また3人はからからと笑いながら、ワインとおつまみを前にしておしゃべりを続けた。
横道にそれてばっかりで、なかなか交流会の企画の話は進まない。
けれどもめったに会えない友達とのおしゃべりは、いつも厳しい勝負の世界にいる3人とって貴重で楽しい時間なのだ。
「ね、すぐりん、目をつむって」
3本目のワインもそろそろなくなりかけた時、不意にユカがフミエを前髪を撫でてそう言った。
「え〜、なぁに?」
ほろ酔い加減で目をとろんとさせたフミエがうれしそうにユカにしなだれかかった。
「いいからいいから。早よ、目つむって!」
ユカが肩をつかみ、姿勢をただすとフミエは言われたとおりに目をつむって正座した。
するとなにか体温のあるものが近づく気配がして、フミエの唇に柔らかく温かいものが押し付けられた。
「な、な、な、なに?!」
驚いたフミエがぱっと目を開けると、そこにはユカとサユリが頬っぺたをくっつけて並んでいた。
「さ〜て、今のは誰がしたでしょう」
赤い顔をくっつけたまま2人は意味深な表情でにやにやしてフミエを覗き込んだ。
(誰がしたって…それはどっちかが私の唇にキスをしたってこと…?)
「えぇ〜?や、や、やだぁ〜!!」
酔いとは違うドキドキがフミエの頬っぺたをかあっと熱くした。
両手でそれを押さえると、フミエは膝をついて思わず飛び上がって声を上げた。
「こんなん企画どう?『第1回スケートれんめー女子部対抗キス当て合戦』!!
…目ぇつむってて誰からキスされたか当てんねん。もちろんここにやで」
ユカがもっともらしい表情でフミエを見上げると、手にした野菜スティックを唇にあててウインクをした。
「キ、キ、キ、キ、キスゥ〜〜?!」
「あー、すぐりん真っ赤になった〜かわいい〜!!」
「もう〜、2人とも酔っ払らっちゃって〜!」
「ええやん!これはいけるで〜。お互いの交流もばっちり深まるし、我ながらいい企画やな」
「や、やだぁ〜、そんなの恥かしいよ〜」
「なんで〜、すぐりんかて外国の選手とよくキスしたり、ハグしたりしてるやん」
「だって、ほっぺたとかおでこだよぉ、唇なんて…」
「唇なんてぇ〜?」
2人はまたまた意味ありげな顔でフミエに詰め寄ってきたので、フミエはたじたじになって後ろへ下がっていった。
「ねぇ、すぐりん、キスしたことあるぅ〜?リンクの外で」
「えっ、ええ〜っ?やだ、いきなり、そんな」
サユリがフミエの肩に手をまわし、迫るように囁くと、フミエは耳の先まで真っ赤になって顔を背けた。
すると反対側からすーっと影が覆って目の前が暗くなり、フミエの唇にまた温かい感触が触れてきた。
「すぐりんのセカンドキス、獲ったどー!!」
目の前でユカが握りこぶしを天井に突き上げて、嬉しそうにガッツポーズをしていた。
「いやーっ、もうっ!!」
その正体を知ったフミエはビックリして顔を両手で隠し、大きくイヤイヤをした。
「なにするのよ、2人とも〜!」
「どう?うちのチューは気持ちよかった?さっきのよりよかったやろ」
ユカが顔を隠したまままのフミエに肩をぶつけてきた。
じゃあ、さっきのはサユリだったんだな、と何故か頭の片隅で思い浮かべながらフミエはぷるぷると首を振った。
「ユカ、あんたのキス下手なんだよ〜。ねぇ、すぐりん私の方がよかったでしょ」
今度はにやけた顔のサユリがフミエの肩にしなだれかかった。
再び、フミエは首をぷるぷると振った。
「なに言うねん、すがりん」
ユカが横から顔を出した。
「だって絶対、私の方が上手いに決まってるって」
「そんなん、自分で言うたかてわからんわ」
フミエを傍らに置いといて、ユカとサユリは顔をつき合わせた。
さすがは日本代表のアスリート同士、負けず嫌いなのである。
「…じゃあ、試してみる?」
「ええよ」
「本気のキスだよ」
「わかってる」
サユリの言葉にユカがうなづくと、お互いの肩に手を置いて2人の顔が徐々に近づいていった。
フミエは何も言えずに、顔を隠した指の隙間からじっとそれを見つめていた。
2人の距離が無くなり、鼻先がくっつきそうになった瞬間、
2人の唇からは、ぷふっと息が洩れて磁石が反発するようにのけ反って大笑いをした。
「あーはっはっは!あかんあかん、すがりんの顔近すぎや!」
「ユカこそ、ものすごい寄り目になってたよ、面白すぎる〜〜!!」
2人はテーブルに頭をぶつけそうになるくらい笑い転げていた。
どうなることかと心配していたフミエも緊張がほどけて一緒に笑った。
「今度はちゃんとしたとこでしよ。な、すがりん」
「ん〜、もっとロマンチックなところがいいね」
2人はへらへら笑いながら、またワインを一口飲んで乾杯した。
「……ふふふ、2人のキスシーン見られなくて残念だったな〜」
気の緩んだフミエもワイングラスに口をつけながら、思わずぽろりとつぶやいてしまった。
その言葉を見逃さなかったユカとサユリの目がキラリと光った。
「じゃあ、もういっぺん3人でしよっか?」
サユリとユカはフミエに飛びかかるとベッドの上に3人で倒れ込んだ。
シーツがしわくちゃになって、女の子らしいはじけた笑い声が3つ重なり合って転げまわる。
3つの携帯の着信音がまた鳴り響いたが誰も電話を取ることをしなかった。
おしまい
キテタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
某連盟の交流会ってイイ!! 是非この企画でネタかいてほすいw
姐さん暴走で凄い事になりそうだねwwwツマミ食いし放(ry
かわええ・・・萌えた
レスd!
宴会はフィギュア組が未成年多いからむずかしいなwww
カラオケはフィギュア組は感動路線(演技派、表現力に自信あり)
スピード組はセクシー?路線(なんたって肉体派だからw)
ショート組はウケ狙い路線(わりと関西の人が多い)
をしたんじゃないかと妄想して書きますたw
みんなかわいいよGJ!
張り合う二人が特にええのう。
交流会は実現して欲しいなw
>>743 荒村、恩中でフィギュア組みおk!
でも登場人物多いと書くの大変だよな…。また小ネタあったらヨロシクです
今朝のザ・サンデーでひさびさにフミーを見た。
やはり彼女は相当な天然だね!
やっぱりフミィには凶悪犯罪のコメントは似合わないな
平和な世の中であってほしい
あと来週じゃんくにゆかりんが出るね
好きなタイプとか話すみたいだけど
勝手に妄想変換してしまおっとw
748 :
衝撃と衝動O:2007/05/23(水) 00:45:22 ID:RxtOulXx
>>704-710つづき
私と話している間に、朋さんは自分でGパンを脱いでいたらしい。
ベットの下にGパンが落ちているのを見つけてすかさず反撃した。
「なに自分で脱いでんのwさすがエロだね〜」
「シズカが中途半端にしたままで気持ち悪かったんだもん(ニヤ)
早くシズカも脱げば?私だけ脱がしてズ・ル・イw」
そう言うと、朋さんは私を捕まえてTシャツを脱がせ始めた。
朋さんの手を掴んで抵抗したが、私の首や耳を噛んで意地悪をし、
挙句の果てには押し倒されてしまった。
「くぅ…力強いんだから///」
「私を手こずらせるなんて10年早い!」
朋さんは私の胸をわざとくすぐるように触り始めた。
「ちょ!…くすぐったいでしょ〜!!」
「いいじゃんw」
「やだぁ〜!あはは…やめてよ〜www」
749 :
衝撃と衝動P:2007/05/23(水) 00:46:11 ID:RxtOulXx
朋さんは私をくすぐるのを面白がってやめようとしない。
最初は笑っていた私も、段々と核心に迫ってくる彼女の指の動きに
抑えようにも甘い声が漏れ始めていた。
というか、私が朋さんを抱きたかったのに…。
「何でこうなってるの?」
彼女は何の事を言われているのかわからないと言う様な顔をして動きを止めた。
「私が…朋さんを…抱きたかったのに///」
「え…そうだっけ?(ニヤ)」
私は起き上がって朋さんに抱きつき、「そうだよ…。私にやらせて…」と彼女の耳元で囁いた。
パンティを穿いただけの朋さんは、ホテルの少し暗めのライトに照らされてとてもいやらしく見える。
750 :
衝撃と衝動Q:2007/05/23(水) 00:47:35 ID:RxtOulXx
しばしの沈黙の後、私達の体勢は逆転した。
朋さんは私を受け入れる事を了解してくれたのだ。
ただし、終わったら自分も…という条件付きで。
部屋に戻ってきた時の衝動が、また私の体内を駆け巡り始めた…。
朋さんのパンティを剥ぎ取り、むさぼるように体中を舐め回す…。
朋さんは私の背中や顔に手を伸ばし、感じる度に私の名前を呼ぶ…。
「シズカ…あぁ…もっと…」
「好き…朋さん…」
体中にキスを落とす合間に、私もそれに応える。
「大好き…。」
今まで朋さんに、こんな風に”好き”という言葉を口にしたことはない。
いつも、心の中で密かに想っているだけだ…。
私はあくまで2番目の…表には出ることはない…恋人?だから。
751 :
衝撃と衝動R:2007/05/23(水) 00:48:17 ID:RxtOulXx
今はそんな事はどうでもいい。
私達はお互いを求め合い、そして愛し合っている…。
今まで心の中に潜んでいた想いが、この瞬間に解き放たれた気がした。
朋さんの前で気持ちを押し殺す事はもうやめる。
二人だけの…限られた時間の中では、自分の気持ちに正直になりたい…。
「トモミ…」
朋さんは驚きと嬉しさが混じったような顔をして私を見つめた。
私も自分がそう呼んだ声を聞いて驚いた。
愛撫に熱が入りすぎて、思わずそう呼んでしまった…。
「シズカ…もう1回呼んで?」
「え…///でも…」
「…シズカにそう呼ばれたいの…」
少し潤んだような目で私を見つめて、そんな事言うのは反則だよ…。
752 :
衝撃と衝動S:2007/05/23(水) 00:48:59 ID:RxtOulXx
私は朋さんの唇を自分の唇で塞いだ。
舌と舌が絡み合い、湿った音が部屋中に響く…。
私はキスをしながら、手を朋さんの股の間に差し込んだ。
そこはまだ私が触れていないのに十分潤っていた。
「凄い濡れてる…」
「あぁん…シズカ……」
乳首を口に頬張り、チュバっとわざと音を立てる。
「あぁっ…!」
朋さんは髪を振り乱して喘いでいる。
「私に触られる前からこんなになるなんて…」
わざと的外れなところを触られ続けた朋さんは、もうそろそろ限界に近いかもしれない。
「やだ…意地悪しないで…」
「どうして欲しいの?」
私は起き上がり、彼女の股の間に入り込むように座りなおした。
「ハァハァ…早く…お願い…」
「だから、何が?言わないとしないよ…」
足を大きく開かせ、蕾にちゅっと口付けた。
「はぅ…!」
「気持ちいい?」
「シズカ…ハァハァ…」
「朋さんって結構強情だねw言うのが恥ずかしいの?」
「……///」
「いつも私には言わせてるのに?」
朋さんは照れているのを隠すように顔を横に向けた。
私は足を開かせた朋さんの上に覆いかぶさり、両手で彼女の頬を掴んだ。
そして、また激しく唇を奪った。キスをしながら割れ目をなぞる様に焦らしていたが、
朋さんの気持ち良さそうな声を聞いていたら、自分まで感じてきてしまった…。
しばらく抱き合っていた体をはがし、左手で朋さんの腰を掴んだ。
そして、一気に2本の指を中に押し入れた。
朋さんは急にきた快感にびっくりして声を上げた。
ゆっくり動かしてやると、それに合わせて声が漏れる…。
朋さんの中は熱くてきつい…。指が吸い込まれそうな錯覚さえしてしまう。
段々動きを加速すると、朋さんの腰はびくびく動き出し、私の左手にその振動が伝わる。
私達はいつのまにか、正常位のような格好になり、私がピストン運動をしているかのように
その動きに合わせて腰を振っていた。
「アンアン…シズカ〜!…イキそうだよ〜!」
指の締め付け方が更にきつくなり始めている。
「もっと〜!あぁ…っ…アン…」
「イカせてあげるよ…トモミ…」
私は彼女が絶頂に達する間、ずっと名前を呼び続けた。
「トモミ…トモミ…愛してる…」
スタンドの明かりが二人の汗ばんだ体をいやらしく照らしていた。
【つづく】
お待たせしました!今回は前回の流れから姐さん受けにw
まだ続きますが、マターリ待ってくれてる方ばかりなので
書くほうとしてはとても助かりまつ( ´・ω・`)_且~~
いいっす・・・良作乙っす
つづきキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
姐さん受けがいいでつね。
いつもとちがうエロイ姐さんにちょっと意地悪く攻めるシズゥGJ!
つづきもマターリ待ってまつ
姐さん受シズゥ攻っていいな。
でもなんか切ないのかまたイイ!
今後の展開シズゥがそのまままた受けになるのか
それとも????続きがwktk
私はフミエの肩にキスを浴びせながら、今度は優しく丁寧に寝かせてあげた。
白いシーツの上に横たわると彼女は、私の腕の中で少し身体を反らせた。
何度愛しても彼女はいつも逃げるように恥らう。
そうすればするほど欲情が高まってしまうわけで、私はそんな自分に自重しながらも
細い首筋を舌で辿り、鎖骨の辺りに着くと夢中で何度も何度も口づけた。
彼女の愛らしい胸を手のひらで覆うと、強すぎないようにゆっくりと愛撫する。
「ん、んん、、、」
顎を反らし、白い喉を鳴らす彼女に刺激されて、つい手のひらに力がこもってしまう。
もっと彼女の感じるところを味わいたい、、、、。
手の中の胸の先端を口に含もうと、鎖骨から顔を離した時、フミエはふわりと起き上がって、腕を伸ばし私に抱きついてきた。
「ねぇ、しーは気持ちいい、、?」
黒く濡れた瞳のとろけるような表情で彼女が私の鼻先で囁いた。
突然の問いかけに、私は一瞬頭の中が真っ白になったが、彼女の言葉にはうん、と甘ったるい声で頷いていた。
ふと、彼女の胸元に視線を落とすと、私のつけたキスマークが赤く花びらのように散らばっている。
自分の欲情の跡をこんなに彼女につけてしまった。自分の大胆さになんだか急に恥かしくなった。
戸惑っている私の唇にフミエはキスをしかけてきた。
普段らしからぬ彼女の大胆な行動に圧されて、私はベッドに倒れこんでしまった。
まるでさっきとは逆転してしまったような彼女の熱いキス。
「ねえ、今日はずっと一緒に居られるんでしょ」
「、、、もちろん」
私の頬をそっと撫でるとフミエはベッドから降りてしまった。
滑らかな肌のぬくもりが急に離れて私は不安になる。
彼女を呼ぼうとシーツに手をついた時、フミエの影が戻ってきて私の髪にキスをしてくれた。
「きゃっ!」
優しいキスに安心した途端、胸に何かが滑る感覚がして私は驚いて声を上げた。
フミエが楽しそうに微笑みを浮かべながら、私の身体に何かしている。
「ふふふふ」
困惑する私を見下ろしてフミエはようやく声を立てて笑った。
私はフミエが何かしたのか確かめるべく、ゆっくりと起きあがって自分の身体を見た。
『This is mine!』
艶やかなチョコレート色で私の胸からお腹へと大きく書かれていた。
彼女は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、あの口紅を手にしている。
「今日はしーを私が独り占めしちゃうから」
彼女はまたベッドに上がって、私の頬に何度もキスをした。
「、、いつも、、、私が愛されてるばっかりでしょ。今日は私もしーの事、、、愛したいの」
私の胸の上にフミエの細くしなやかな身体が重なる。
耳元で囁かれる彼女の声が直接心臓を刺激する、、、身体の奥にある芯に火を点されたようだった。
いつもとは違う予感に私の身体は震えていた。全身の力が抜けて彼女に全てを委ねたくなる。
「クールビューティーを今日は私が溶かしてあげる」
髪を撫で、彼女の顔が覆いかぶさるともう一度滑り込んでくる薄く柔らかな舌。
私の髪と彼女の髪が求め合う姿そのままに絡みつく。
重なる体温に溶かされるチョコレートの匂い。
彼女の指で唇で溶けていく私の身体。
うっすらと目を開けると、窓辺にチョコレート色の花が見える。
彼女と愛し合う時のいつもとは違う景色。
あの大きな観覧車の景色だって一秒足りと同じところには留まらない。
きっと私たちも廻り続けるのかもしれない、大きなコスモスの上に乗って。
途中、切れ切れになりましたが、読んでくださった方ありがとうございました
私もマターリというかノターリ書きました
エロいのって書くのは難しいなと改めて思いましたです
読むのは好きなのにw
>>762 攻めのフミィが(・∀・)イイ!! これじゃあクールビューティもタジタジだわなw
もしかしてこれで完結?この「しー」と「ふみちゃん」つづいてくれないかなー
それと、荒岡にレスくれた人dでした。姐さん受けが好評だったみたいでウレシス
今日のユカリンはTVでは見れなかったけど、DLして見たら・・・カワユス(*´Д`)=3
あれを見たヨシオから「なんでワシがタイプじゃないねん(゚Д゚#)ゴルァ!! 」と苦情が・・・
そして「ばっかじゃないの!そんなん言える訳ないでしょ!」とツンデレユカリン。
勝手に妄想しながら寝ますw
ユカリソのじゃんく見ますた。
ユカリソの理想高杉!!ワロタ
きっとあれは男を寄せ付けないためにちがいないww
だれか海に連れて行ってあげてくれ!!
>>762 なんかフミィのカワイイ大胆さがいいねGJ!
また投下してくださいね。
私もジャンク見ました
ユカリン白くて可愛かったな〜
なんか海見たことないって深窓の令嬢って感じだったね
理想の男性像とか、ちょっと恋に恋する純情天然乙女っぽかった
フミィとちょっとに似てるかもw
>>763 荒岡作者様!姐さん受GJでした!
ここでは姐さんは攻め放題wだから受は新鮮で萌えますた!
エロイ姐さんの続きまってます
「ねぇ、あのさ、しーちゃん」
ロッカールームで他の人がいないのを念入りに確認して、
小さく深呼吸して、思い切ってしーちゃんに声をかけた。
「ねぇ、しーちゃんは女の子に好きって言われたらどうする?」
それを聞いたしーちゃんの手は一瞬ぴくっと止まったけど、その後
「へぇ〜、いいことじゃん」
と何事もなかったように動き出し、てきぱきとロッカーの中の荷物をバッグに詰め込んでいった。
「ちょっと〜、真面目に聞いてる?好きって言われたんだよ。いわゆる告白ってことだよ」
ちゃんと意味わかって聞いてくれてんのかな。
しーちゃんがわざと素っ気ない態度をしているように見えたから、
私はバッグを胸に抱えて、ドカッとしーちゃんの正面に座り込んだ。
「…で、ミキはどう思ってるの、その子のこと」
バッグのファスナーの音をギュルルルとたてて閉めると、
しーちゃんはようやく私の方を真っ直ぐ向いて座りなおした。
「ええ〜、そんな〜、好きとかキライとかじゃなくて…
別にただの後輩だよ。あ、かわいいし好きだけど」
真面目に聞いて欲しいって自分で言ったくせに、
こうして真っ直ぐ見つめて問いかけられると、どう言っていいのか、よくわからなくなってしまう。
「じゃあ、ありがとう、私も好きよって言えばいいのよ」
ずいぶんとさっぱりした顔でしーちゃんは簡単に答えてくれた。
「だって〜、だから相手は女の子なんだよ」
今までだって何度か告白されたことはあるんだ。
ミキよりずいぶん年上の人につきあってくれって言われたこともあったな。
しーちゃんやみんなには内緒の人だって…でもそれはみんな男の子。
好みのタイプならちょっとつきあってみたり、
合わなそうならスケートが忙しいからって断ったりした。
でも…あんなに真剣な目で好きです、なんて言われたことはない。
花のように可愛らしい女の子の声で…。
「ふっふっふ、よかったじゃない。ミキも女の子から憧れる存在になったってことでしょ」
しーちゃんはポンポンと私の頭を軽くたたいて笑顔でうなづいた。
「もうっ、ミキは真剣に悩んでるんだからねっ」
ほっぺたをぷうっとふくらましてみせると、しーちゃんは、にっこりと女神のように微笑んだ。
そしてその笑顔をスローモーションのようにゆっくりと真面目な表情へと変えた。
「……そう、それでいいのよ。真剣に悩んでるなら、それでいいのよ。
告白した女の子だってきっと真剣なんだから、ミキも真剣に考えてあげなくちゃだめなのよ」
しーちゃんの落ち着いたアルトな声がミキの胸に響いてくる。
それはミキの知らないしーちゃんの心の内側から響いてくる声。
こういうしーちゃんの声を聞くたび、私は思い知る。
しーちゃんは私より、たくさんのことを経験してきた大人なのだ。
「でも…私…女の子同士の好きって…よくわからない」
しーちゃんの言葉の意味はわかるけれど、どうしたらいいのかはわからない。
「そうね、でもその子のことが嫌いじゃなければあんまり冷たくしないであげてね」
鳶色の瞳を睫毛で伏せて、しーちゃんは息をつくとバッグを手にして、立ち上がった。
私は慌ててしーちゃんの背中を追った。
ロッカールームを出て薄暗い廊下をしーちゃんより少し後ろから一緒に歩いた。
「いいのよ、ミキはそのままで。いつもどおりでいいんだよ。
きっと今までどおりのミキのことが好きなんだからさ」
背中越しに聞こえるしーちゃんの声が少し明るくなっていたのに私はホッとした。
黙ってうなづきながらしーちゃんの足音を追って歩いた。
玄関へ出てみると外は薄暗くてまだ雨が降っていた。
「確か天気予報では夕方には止むでしょうって言ってたよね」
と言うとしーちゃんは
「まだ季節の変わり目で天気も不安定なのよ。でもすぐ止みそうだよ」
と傘も持っていないのに明るい声で振り返った。
「少し待ってようか。そこの自動販売機で何かおごるよ」
ロビーはもう誰もいなかった。自動販売機の明かりだけがやたらに光っていた。
しーちゃんは缶コーヒーのボタンを押して、何にする?と大げさなポーズで販売機を手で示した。
ミキも同じのでいいと言うと、しーちゃんはそのまま続けて同じボタンを押した。
手渡されたコーヒーはちょっと熱かった。
手のひらで缶を転がしながら二人でソファに座って同時にふたを開けた。
温かくって甘くってほろ苦い、いい匂いがした。
「ミキ…しーちゃんみたいになれるかなぁ。しーちゃんみたいに素敵な人に」
横で缶コーヒーを煽るしーちゃんはとってもかっこよくて頼もしく見えた。
まあ、いつもかっこよくて頼もしいけど。
でも今日はそんな雰囲気の中にも大人の女のかっこよさがにじみ出ていた。
できればミキもそんな風になりたいと思っていた。
好きって言うことの返事にはならないかもしれないけど、
こんな風にその子とつきあっていけたらいいのに。
「その子は今までどおりのミキが好きなんだから、そのままでいいんだって」
しーちゃんは少し照れたようにまた缶コーヒーを口にした。
「でも…その子はそれだけでいいのかな」
「……ミキが無理して合わせることないんだよ。そんなことをしたって後でその子が絶対傷つく」
缶コーヒーを離した口からさっきのアルトな声が届いた。
私ははっとしてしーちゃんを振り返った。
しーちゃんは缶コーヒーを握り締めたまま、足元に目を落としていた。
「…もしかして…しーちゃんもそんなことがあった?」
言ってから、しまったと思わず心臓がぎゅっと苦しくなった。
そんなことは人から触れられたくないことのはずなのに。
相変わらずガキっぽさが自分自身で嫌になる。
「あるよ」
しーちゃんは当たり前のように即答した。
予想外の返事に私の方が驚いてまた心臓がきゅんとつままれたように痛くなった。
「私もね、その人のことが大好きで思い切って告白したことがあるんだ」
「え、誰に…?」
「それは言えない。多分私の一方的な片思いだったから」
込み上げてくる思い出を沈めるようにコーヒーを飲みながらしーちゃんは静かな声で話し始めた。
「…やっぱり憧れって言われちゃうかもしれないけど、その時は本当にその人のことが好きだったな。
自分は世界中の誰よりその人のことを愛してるって思ってて、いつもその人のことばっかり考えてた」
なぜか幼稚園の頃大好きでバレンタインにチョコを渡した男の子の顔が浮かんできた。
薄情にもそのことなんか、今までほとんど忘れかけてたのに。
「デートしたいとか、いちゃいちゃしたいとか不思議に思わなかったけど、
その人が他の子と仲良くしてたりするのを見るとえらく嫉妬しちゃったりして…ホントに子どもみたいだよね。
でもね、一緒にいるだけで最高に幸せだったの。もう、その人がいれば4回転も5回転もできそうなくらい」
今にも空に向ってジャンプしてしまいそうな顔でしーちゃんは微笑んだ。
「その後男の人とも付き合ったこともあるけど…だけど、あんなに深く強く好きなったなんてなかった…」
「……その人のこと…今でも?」
しーちゃんは黙ってまた缶コーヒーを口にした。
でもその顔はとってもやさしくて穏やかで…返事を聞かなくてもミキにはわかる様な気がする。
手の中の熱かったコーヒーはいつのまにかぬるくなっていた。
だけどその分ミキのお腹にはやさしい温かさがたまってる。
横にいたしーちゃんはいつのまにかソファから離れて外の方を見ていた。
「雨、止んだみたいだよ。へへへっ、待ってて良かった〜ラッキーだね〜」
しーちゃんはコーヒーを飲み干すと、勢いよくそれをダストボックスに放り投げた。
ガタンと大きな音がロビーに響いて、しーちゃんはいたずらっぽい顔をして舌をだした。
「待って、ミキも行く」
玄関へ向うしーちゃんの後を追って、飲みかけの缶コーヒーをにぎりしめて私もソファーから立ち上がった。
女の子同士の好きってやっぱりよくわからない…。
今はわからないかもしれないけど、私もうんとその子のことを見つめてあげよう。
うんと真剣にまっすぐに見つめてあげよう。
きっとそれがあの子にも私にも素敵なパワーをくれるはずだから。
しーちゃんはもう外に出てて、ミキの方を振り返ると子どもみたいに手を広げてくるくると回った。
そしてしーちゃんの周りには小さな虹がかかっているように見えた。
「しーちゃん、かわいい!」
私はその小さな虹の中に入りたくてしーちゃんの方へ走っていった。
(おしまい)
こういうSSもいいね!
シズゥが誰よりも好きだった人は誰なんだろ?気になるな〜w
萌えたわ〜。激しく萌えた。
大人な感じのシズゥがいいっす!
ゆかさんかじゅんじゅんか誰に片思いしてるのか気になるね。
ステキな作品をありがとうございます。
ん〜、なんだか仲の良い姉妹みたいな関係がいいね
ミキちゃんはマオちゃんとも仲いいみたいだし、年下からも慕われそうだよね
GJ!です
えーと私も岡大で書いてみました
ちょっと変わった?ものなんでご意見などいただけるとうれしいです
一日のスケジュールが終わり、サユリはひとり、部屋でノートパソコンに向っていた。
トレーニングの記録を入力したりメールチェックをした後、パソコンを閉じるとベッドの上に転がり、音楽を聴いた。
ヘッドフォンからはお気に入りのバラードが流れてくる。
サユリは就寝前の軽いストレッチを始めた。
最近はこの曲を聴きながらこうして一日を終えるのが日課になっていた。
部屋は二人部屋だったが、今この合宿所にいる女子は自分だけなので隣のベッドはからっぽだった。
明日からは吉 井たちが、三日後には岡 崎たちのチームが加わりほぼ全員が揃う。
もちろん今いる男子選手たちとだって楽しくトレーニングをしているが、ロッカールームでも、お風呂でも、やっぱり女子一人だと寂しい。
ベッドメイキングされたままの隣のベッドを眺めながら、サユリはうんと足首を伸ばした。
サイドテーブルの携帯の着信を知らせるライトが点滅し、かすかにメロディーが聞こえた。
サユリはヘッドフォンを外し、携帯を手に取り耳に当てた。
「もしもし、サユリ?まだ起きてた?」
かけてきた相手は岡 崎であった。
「大丈夫です。まだ寝てませんでしたよ」
彼女の声を聞くのは久しぶりだった。サユリはうれしくてベッドに座りなおした。
「どう、合宿は?女子一人だけなんだって?」
「ええ、今日までは。でも明日から吉 井や田 畑さんたちが来ますから」
「はっはっは。寂しい思いをさせてすまんなぁ〜、私も明々後日には行くからそれまで我慢して」
耳元でいつもの明るい声が響く。
「いいえ、全然寂しくなんか、、、」
全然寂しくなんかありますよ、と絶対言ってなんかあげない。
そんなことを言えば、喜んで調子に乗ってからかわれるし。
でも、彼女の方から電話をかけてきてくれたのは素直にうれしかった。
「今、何着てるの?」
「あ、いつものジャージですよ。パジャマ代わりの」
「アレかな、うん。じゃあ、上はTシャツだね」
「当たりです。例の忍耐Tシャツですよ」
受話器の向こうで可笑しそうに笑う声がした。
これは外国に遠征に行ったとき、何故かヘタクソでしかもちょっと間違った漢字で書かれたTシャツを見つけ、
大笑いしながら二人で『根性』『忍耐』とペアで買ったものだった。よく見るとヘンテコなキャラも描かれている。
「相変わらす色気のないかっこしてるねぇ」
「合宿で色気なんか出してどうするんですか」
「だって〜、女の子一人でせっかくのチャンスじゃん」
「チャンスって、、、なに考えてるんですか。私がそんなことするわけないでしょ。私は、、、」
、、、あなただけなんですから、、とぽろっとこぼれそうになった。
サユリは顔を赤くして慌てて口をつぐむ。
なんだかトモミにすっかり見られてにやにやされているような気がした。
「、、、ねぇ、サユリ、、今どんな下着してるのぉ?」
「ちょっと!それじゃあ、おもいっきりヘンタイ電話じゃないですか!」
急に声を潜めたトモミのわざとらしい口調にサユリは呆れて声を上げた。
「いいからいいから。私だって寂しかったんだもん。ねえ、教えてよ」
今度は甘えた口調でトモミは言った。
こうなると教えるまで結構しつこく聞いてくるので、サユリは素直に答えることにした。
「普通の黒のシンプルなヤツですよ」
「Tバックぅ?」
「ちがいますって!でも、まあちょっとハイレグの、、、」
「うんうん、サユリちゃんの白い肌に黒いシンプルなパンティー、、いいね〜」
何故正直に言ってしまったのかわからない。
しかし、トモミの方はスイッチが入ってしまったようでやや興奮気味で鼻息を荒くしていた。
「、、ねえ、今サユリの部屋って誰もいないよね」
また声を潜めてトモミが尋ねた。なんとなく興奮を抑えきれない感じがこちらにも伝わってくる。
サユリはそろそろと部屋を見回した。わかっているはずなのに確認せずにはいられなかった。
「、、、そうです。他の誰もいませんよ」
そう返事をすると、サユリの鼓動も次第にドキドキと大きく鳴り出していた。
「私も今、部屋で一人なんだ」
まだ時刻はそれほど遅い時間ではない。けれども合宿所の夜は早いので、部屋の外もしんとしていた。
「ねえ、サユリ、服を脱いでよ」
トモミの声が急に大きく響いて、サユリはビクンと肩をすくめた。
「な、な、なんで急にそんな、、」
「いいじゃん、たまにはこういうこともさ、、、」
いつになく色っぽい声でトモミはつぶやいた。
何を言いたいのか、、サユリはなんとなく予想が出来たが知りたくない気もした。
「ねえ、サユリちゃん、こういうことに興味ある?テレフォン、、、」
「わ〜わわわ〜っ!!な、な、なに言ってんですかあ!」
サユリはたまらず、携帯を握り締め、大声で叫んで立ち上がった。
はっとして我に返ると、もう一度、部屋をきょろきょろ見回した。
「ははは!なに慌ててるのよ!テレフォン、、人生相談ならいつでも乗ってあげるよん!」
トモミが高笑いする声がいつまでも続く。
結局からかわれてるのか。ちょっと興奮した自分も情けない。
すっかり脱力したサユリはすとんとベッドに腰を下ろし、携帯電話を睨んだ。
「もういいですか。切りますよ」
「待って、待って。今までずっと会えなかったんだからさ」
「明々後日会えるじゃないですか」
「明々後日にならないと会えないんだよ」
自分よりだいぶ年上のトモミにこういう甘えた声をされると、胸がうずいて何でも聞いてあげたくなる。
サユリは髪をかきあげて息をつき、受話器に耳を傾けた。
「ほんとはさ、今すぐにでも会いたいの」
「無理言わないでください。もうすぐの我慢ですから」
「ううう、我慢できるかなぁ、、」
まるで甘えんぼの子どものような声がこのうえなく可愛らしく思えた。
サユリは少しためらった後、受話器に唇を寄せ、思い切ってちゅっとキスをした。
つづくです
最初はシリアスなのを書いてたのに、こっちを思いついちゃって書いてしまいました
>>781 相変わらず良いっすね〜w姐さんに翻弄されっぱなしのO菅タンカワユス
合宿っていうのがまた(・∀・)イイ!! つづき期待してまつ
シリアスなのも機会があれば落として下さいね!
>>781 二人ともとってもかわええですGJ!!
なんか忍耐Tシャツつーのがワロタww
続きも気になるな〜!
シリアスなのってのも気になりまつ。。。
皆さん乙です!
このスレってSS多いからかもしれないけど容量増えるの早いね!
もしかして、また1000いく前に落ちたりしてΣ(゚Д゚;)
まぁ、もしもの時はテンプレ同じで良いのかな?
>>2を
>>1にまとめて、前スレは
>>2って感じでおk?
ちなみに皆って専ブラ何使ってます?
ということで、荒岡のつづきを落としていきますねw
>>748-754つづき
まだ、さっきの余韻に浸っていたかったが、もう時計は真夜中に近づいている。
一緒に居られる時間が後数時間しかないのだ。
私の腕の中で朋さんは呼吸を整えている。
「大丈夫?」と声を掛けながら、私は朋さんの髪の毛を撫でていた。
朋さんは気持ち良さそうな顔をして私の顔を見つめている。
いつもは大人で頼りになる彼女が、今は年下のように可愛く見える。
私は手を伸ばしてスタンドの明かりを消した。
部屋の中は月の光が差し込むだけの静かな雰囲気に包まれていた。
朋さんも私と同じように、窓の方を見つめて夜空を眺めている。
「このまま夜が明けなければ良いのに…。」
独り言を呟くように朋さんがそう言った。
私は一人起き上がって、バスルームに向かった。
水道の蛇口をひねると、熱いお湯とともに白い湯気が立ち昇った。
入浴剤を入れると、たちまち良い香りがバスルームをいっぱいにした。
「良い匂い…」その言葉を聞いて後ろを振り返ると、
バスルームの戸口にはシーツを纏った朋さんがいた。
「お風呂もう少しで入れるよ」
「うん…」
少し眠そうな甘ったるい声…。
私はショーの後で疲れているはずが、全然眠くはなかった。
「一緒に入るでしょ?」
「ん〜でも、狭いんじゃない?」
「朋さんが私を抱き締めて入ればいいじゃない…」
恥ずかしいので俯いたままで言った。
「…じゃあ、入ろうか」
朋さんはシーツを床にばさっと落とすと、私の手を掴んで湯船に足を入れた。
朋さんはビニールカーテンを引いてから、私の体を自分の方へと引き寄せた。
重なり合った肌は、少しひんやりしている…。
「私が先に沈むから」
そういうと、朋さんはゆっくりとお湯の中に体を沈めた。
「シズカも良いよ…」
「うん…」
私は朋さんを背もたれにするようにゆっくりと座った。
私が入った事によって、お湯が少しだけ溢れてしまった。
足も伸ばせないような狭い湯船の中で、私達は体を寄せ合った。
朋さんは後ろから私のお腹に手をまわして首筋に顔を埋めた。
「…なぁに?首とかやめてよね〜w」
「何で?髪の毛もきちんと上にあげて待ってたくせにw」
「その為にあげたんじゃないもん」
「どの為?」
そう言うと、朋さんは私の首筋に舌を這わせ始めた。
背筋がぞくぞくして鳥肌が立った。
朋さんは私の腕を掴んでそれを耳元で指摘した。
「感じちゃったのかな〜?(ニヤ)」
「アッ…///」
「そんな声出したら、隣に聞こえちゃうよ〜w」
「じゃあ出させるような事しないでよ///」
「おっ!耳が赤くなったw」
「もぉ〜〜〜!うるさいなぁ///」
主導権を握ると、いつもの意地悪な朋さんに戻ってしまう。
私は、さっきの可愛い朋さんも好きだが、今の朋さんの方が好きだったりする。
でも、本人には絶対その事は言わない。調子に乗るのが目に見えている。
「んー?どうした?」
私がほんの少しの時間でも考え事をすると、きまって朋さんはそう聞く。
「え?何が?」と、私もきまってこう聞き返す。
「ふふ…シズカっていつもそうw」
「朋さんだってw」
体が温まってきたので、お湯を半分くらい流した。
そしてシャワーを手にすると、朋さんは私の髪の毛をほどいた。
「私が洗ってあげる」
「え…」
「大人しくしてないと、目に入るよ」
「うん…」
朋さんは私を向かい合わせに座らせると、髪の毛にお湯を流し始めた。
「シャンプー取って」
「うん…」
私は朋さんの言うとおりに大人しく髪を洗われていた。
朋さんはまるで子供の頃にお母さんがしてくれたように私の髪の毛を優しく洗っていく。
人に髪を洗われるのは、とても気持ちが良い…。
私のが洗い終わると、今度は逆に朋さんの髪の毛を洗ってあげた。
この部屋はシングルなので、タオルやバスタオルはもちろん1枚ずつしか備わっていない。
私達は交互にお互いの体を拭き合うと、急いでベットへと走っていった。
喉が渇いたので、冷蔵庫の中からビールを取り出して朋さんに見せた。
「飲む?」
「あちぃー!飲まなきゃ死ぬ〜w」
「はいはいw」
ビールを一口飲むと、心地よい冷たさが喉を伝った。
「んー!最高w」
「やっぱりオヤジくさいね〜w」
「どこがw」
「そこがw」
「シズカもそのうちこうなるよw」
「え〜ならないようにしなくちゃw」
朋さんとこうしていると、明日もショーがあるなんて信じられなかった。
時計に目をやると、すでに深夜1時を過ぎていた。
「もうこんな時間かー」
「…。」
そう言われて次に言われることが予想できた…。
お願いだから…このまま私を一人にして帰るなんて言わないで…。
「シズカは明日も大事なショーがあるんだもんね」
「…。」
朋さんは自分の服を拾おうと手を伸ばした。
「シズカを抱くのは、次回のお楽しみにとっておくよ」
私に背を向けたままでそう言うと、私の返事も聞かないうちに
ベットから立ち上がって服を着始めようとしている。
その後ろ姿を見ていたら、急にたまらなくなって、
気がついたら朋さんのことを後ろから抱き締めていた。
「…。」
「シズカ…」
「…。」
朋さんは私に抱き締められたまま立ち尽くしている。
「…まだ…帰らないでよ…」
「でも…」
「そんなの許さない…」
「シズカ…」
「…帰るなら…私を…」
「え…」
「私を…抱いてからにして!」
向きかえった朋さんは、何も言わずに私を抱き締めた。
【つづく】
>>781 新作キタ━━(゜∀゜)━━!!
電話のチューがかわいい!このままエロ展開をキボン
>>784 前スレは1000いかないうちに落ちちゃったんだよね。
スレタイ、テンプレはこのままでいいとオモ
作品もGJ!
二人で会ってる時は楽しくても離れなきゃいけなくて…
てのがセツナス
職人様方、投下ありがとうございます!
どちらもドキドキの展開で楽しみです。
ちなみに私は携帯ですがこのスレでは少数派かな?
携帯は少数派かもね…。専ブラ使ってる人も少ないのかな?
自分はJane Doe Styleだけど。
私も専ブラじえーんですがな。
いろいろ見て回るのに便利だよね。
「、、、!」
吃驚したようなトモミの様子が声でなく音になって伝わってきた。
ふーっという鼻息の後、ずいぶんと可愛らしいひそひそ声がした。
「、、、ねえ、今、もしかしたらキスしてくれた?」
ほんの出来心でやったものだが確認されると恥かしい。
サユリは口を小さく動かして
「今日はこれで我慢してください」
とだけ言った。
「、、、、、」
「、、、、、」
しばらく照れくさい沈黙が続く。
電話の向こうからは何か擦れるような音とトモミの息遣いだけが聞こえてくる。
耐え切れなくなったサユリが
「じゃあ、、おやすみなさ、、」
と言いかけるとトモミが
「ふふふ、、我慢ができない」
また声を潜めて囁いた。
「やっぱりサユリのこと、抱きたい」
通話口に口をつけたのか、包み込むような熱のこもった言葉を聞き、サユリの頬に一気に血が昇った。
「やっ、、、だから、、そんな、、、」
「ねぇ、いいでしょう。今から私が抱いてあげる」
「今からって、、どうやって、、」
いったいこれから何が起ころうとするのだろう。
サユリの鼓動が緊張の混じった音で高鳴ってくる。
「うーんと、じゃあまず、、胸に手をあてて」
「こうですか?」
サユリは自分の左手を音のする左胸の上においてみた。
そう聞いたってトモミには見えないのだが、トモミはうんうんと調子を合わせて話を続けた。
「そう、それで胸をそのまま揉んでみて」
う、、、確かに春先によくかかってきそうなアブナイ電話みたいである。
少しサユリは眉をひそめた後、とりあえず言われたとおりにTシャツの上から手で覆った。
胸のふくらみは丁度すっぽりと手のひらに包まれた。
ああ〜、トレーニングすると筋肉ついちゃって胸が小さくなるんだよな、と思いながらそっと揉んでみる。
よかった、まだ柔らかいや、、、とちょっと安心した。
「あのぅ、自分で揉んでもちっとも面白くもなんともないんですけど」
しばらく揉んでいたが、客観的に見るとかなりマヌケな姿である。
サユリは口を尖らせて電話の向こうに文句を言った。
「ああん、だめねぇ!もっと想像力を使わなくちゃだめなのよ!」
トモミがもどかしそうに声をあげた。いつもの調子の声である。
サユリの気持ちが少しほぐれて、思わずふっと笑ってしまった。
「アスリートつーのはイメージトレーニングが大事なのよ。ほら、私の手だと思って思いっきりイメージしなさい」
トモミの一生懸命さが妙に可笑しかった。
「今日は、私カモミールのボディーソープ使ってるから」
うん、とうなづいてサユリはもう一度目を閉じた。
風呂上りに香る爽やかでほんのり甘いカモミールの香りを思い出す。
香水とはちがうやわらかな香りがトレーニングをした後の心地よい疲れに満足気な彼女によく似合う。
その香りを追うようにサユリは深く呼吸した。
「いい、、?目を閉じるのよ。私がぎゅっと抱きしめてあげるから」
優しい声で囁かれ、サユリの指先に思わず力がこもる。
「あ!」
その瞬間、耳元でちゅっとキスをする音がした。
「今ね、サユリの耳たぶにキスをしたんだよ、それから首にも鎖骨にも、、、」
ちゅっ、ちゅっとキスをする音が続く。
その度に本当にくすぐったくて、サユリは脇をしめ、ぎゅっと胸をつかんでいた。
「あ、あの、、やっぱり恥かしいです」
「うん、、、恥かしいってことはその気になってきたってことだね」
また気持ちが昂ぶってきた声でトモミがうれしそうに囁いた。
「サユリって音で感じちゃうんだ。かわいい」
もう一度はっきりとキスの音がして、サユリは自分を抱きしめたまま、肩をすくめた。
そしてくすぐったさに身を堅くして腿をぴったりと閉じ、足の指をまるめた。
身体の奥から心臓が競り上がってくるように鼓動が大きくなる。
「これから私の言うとおりにして」
トモミの声は意外に低く落ち着いていた。
でもそんな言葉は二人だけの時には言われたことはない。
いつもの自分なら真っ先に反発しそうなのに、今は携帯と自分の手が固まってしまったように動けなかった。
サユリの耳は一心にトモミの次の言葉を待っていた。
「いい?目を閉じたまま、そっと唇に指をあてて、、、」
鼻から深く息を吐くと、サユリは言われたとおりに自分の指を唇にあてた。
唇にこそばゆい感覚が触れた。
「そう、それでゆっくり唇をなぞって、、」
携帯を通して聞こえる声はなんだかトモミの声じゃないように聞こえる。
けれど、それがまるで夢の中に引きずり込まれるかのような気を起こさせる。
「サユリの唇ってピンクでふっくらしてて、色っぽい」
彼女はよく、自分の唇を指で触れたがる。
自分より幾分細くやわらかいトモミの指、、、彼女はキスをする前にもよくこうして触ってくる。
「それからね、ほっぺもね、えくぼができてかわいいよ」
サユリは手のひらで自分の顔を撫で、右頬に指を這わせた。
トモミはサユリの右頬にできるかたえくぼがお気に入りで、えくぼができるとふざけて犬のようにぺろっと舐める。
もちろん、二人だけの誰もいない時に。
その後、気が遠くなりそうな大人のキスをして、それから再びサユリのえくぼを指でつついて子どものような顔で笑う。
まるでこっちの気持ちを手のひらで遊ぶように、表情をくるくると変える。
でもトモミといると翻弄されている自分が妙に心地よいことが不思議だ。
今こうして、彼女の言うとおりにこんなことをしている自分も。
「顎のラインも首筋もとってもかわいい」
サユリの指は彼女の指摘する場所を徐々になぞっていった。
まだつづく、、、
また長くなっちゃうかな
不死Qの公式によると姐さんがじゃんくに出るみたいですね
初じゃんくかな?
浜ちゃんに思いっきり突っ込まれてほしいw
O菅タンはおいかわ選手と合宿したみたいね
おいかわさんは姐さんとも仲いいみたいだから二人がケンカした時は
伝書鳩みたいになってほしいと思いましたw
>>803 だんだんエロくなってきたねGJ!
続きが気になるね。
姐さん初ジャンクか楽しみだね〜。
おいかわくんはトリノの時にスレたった人でつね。
やっぱ仲いいのか〜。
このスレ的にはジャマだけどw
姐さんエロいなw想像力豊かなO菅タンもイイね〜
合宿に合流してからも楽しみだな
それとジャンク情報d!放送いつなんだろね?ユカリンと
一緒ってことはないかな…?久々TVで姐さん見れるのかー楽しみw
だんだんエロく誘導してる姐さんGJ!
はやく続きがみたい!
来週、吉井ちゃんジャンク登場
「もう食ってくれっっ」って・・・ wktk
>>807 予告見てたけど、そんな事言ってたなんて気づかなかったw
食ってくれって誰にだろ…(*´Д`) ハァハァ
私も予告見た
来週はよすぃ×ネ申野のまたもやスピスケvsショート対決w
よすぃちゃんったら「食ってくれっっ」なんて
O菅ちゃんの「なんでもします」発言に続きいろんなもーそーがw
>>804 オイカワくんとのは慰めあいスレだよね、ナツカシ
このスレ的には確かに邪道なんだけど、なんかいろんな人のもーそーが飛び交ってて
面白かったよね
>>785-792つづき
二人の体は柔らかいベットの上に倒れこんだ。
私に覆い被さった朋さんの体からは、石鹸と入浴剤の匂いがする。
私は朋さんに身を委ねた。
この部屋に来てからもう何度も唇を合わせたが、
それでもまだ足りないかのようにお互いの唇を求め合った。
キスをしながら朋さんの背中に手を回して私の方へと引き寄せた。
「シズカ…そんなんされたら攻めづらいよ」
「良いじゃん…こうしているだけで、気持ち良いよ?」
「ふふ…確かにwシズカの胸が当たって気持ち良いけどね」
「嘘つき〜どうせ…私のは朋さんより小さいですよーだ!」
「え?気にしてんの?」
「…///」
「私はシズカの胸好きだけどwだってさ〜」
そういうと、朋さんは私の乳首に口を付けた。
「あぁ…!」
「ね?凄く感度が良いでしょ(ニヤ)」
「もう…バカ…///」
「やっぱ大きさより感度でしょ〜www」
朋さんはやっぱりオヤジだ…。
エロい事を言っている時の顔は、TVでは放送出来ないような顔をしているw
「ねぇ…?」
「ん?」
「やっぱり、また私が朋さんを…」
「え!ダメダメ!!」
「ぷっ…w必死すぎwww」
「だって〜…シズカに攻められると…///」
「え?何?(ニヤ)」
「もう…シズカはさっきやったでしょー!今度は私の番だよ!」
そういうと、朋さんはいきなり私の胸を掴んで揉み始めた。
私の体を知り尽くしている朋さんの手には、何度抱かれてもぞくぞくしてしまう。
頭の中では次の動きがわかっているはずなのに、私の体はいちいちビクっと反応する。
「シズカはここが感じるんだよね…」
「ん…ッ!」
「我慢しないで?声出しなよ…」
「あぁ…ッ……」
「ここが気持ち良いの?」
「ん…」
私の体がどんどん熱くなっていくのがわかる…。
最初は我慢していた声も、もう我慢が出来なくなってきている…。
何度も繰り返される愛撫が、私の理性を奪い始めていた。
「シズカ…綺麗だよ…。」
「ん…あぁッ!…そこは…ダメ!」
「ふふ…。ダメじゃないでしょ…」
朋さんは私のお気に入りの場所を攻めるのを止めようとしない。
私は朋さんの手を取り下腹部の方へと導いた。そして、自ら足を開いた。
「触って欲しいの?」
「うん…朋さん…触って?」
朋さんはごくりと唾を飲み込むと、私の股の間に顔を埋めた。
そして、指で割れ目を広げると優しく蕾を口に含んだ。
「う…ッ!あぁ…」
舌で蕾を転がされると、保っていた理性は完全に吹き飛び、
私の口からは喘ぎ声しか出なくなった。
朋さんの頭を抑え、もっとしてと言わんばかりに腰をうねらせる…。
「あぁ…ッ!気持ちいい…朋さん…」
「ん…シズカ…もう入れて欲しい?」
「…うぅ…ダメ…今入れられたら……」
私の体は小刻みに震えだし、朋さんに指を入れられる前に絶頂に達してしまった。
それなのに、朋さんはまだ私を舐めることを止めない。
頭が真っ白で、気持ち良いという感覚が伝わるのが鈍い…。
息が整ってくるのと同時に、よくやく私の頭もはっきりしてきた。
そして、私が再び快感を感じ始めると朋さんはようやく蕾から口を放した。
「今度は指でイキたいでしょ?」
「朋さんが指でイカせたいんでしょ…」
「そうやって人のせいにして〜(ニヤ)」
「…///」
「欲しいんでしょ?これが…」
朋さんは私の目の前に自分の人差し指と中指をちらつかせた。
そして、指を曲げる仕草をして私を挑発している…。
なかなか欲しいと言わない私に、朋さんは強行な手段を使った。
私の足を大きく広げると、まだ乾いていないソコを指でなぞり、蜜をすくい出した。
「ここは早く欲しいみたいだけど?」と言って、私に濡れた指を見せる。
「…意地悪しないでよ…」
「シズカが言わないからだよ」
「ん〜…言わなくてもわかるじゃん///」
「甘えた声だしちゃってwほら、いやらしい声でおねだりしてごらん?」
「エロ…///」
「早くぅ〜(ニヤ)聞きたいな〜シズカちゃんのお・ね・だ・りw」
仕方ない…今日は恥ずかしいのを我慢して、朋さんの言うとおりにおねだりしてやるか…。
私は朋さんに抱きついて、耳に吐息をかけながら甘えた声で囁いた。
「トモミの指で…イカせて…」
「え…!」
私が素直におねだりするとは思っていなかった朋さんは呆然としている。
だが、すぐに我に返ると私の事を抱きかかえてベットの上に座らせた。
座ったままで足をM字に広げられ、私の内腿に朋さんの太腿が入り込んだ。
それによって私の足は閉じられなくなってしまった。
「ちょ…恥ずかしい…!私の足…凄い開いてるじゃん…」
「私が男なら、この体勢ですでにシズカに入っちゃってるねw」
「やだ///」
ヤダと言いながらも、私は朋さんに入れられているところを想像した。
「今、想像してたでしょ?(ニヤ)」
「え!!何を!?」
「私に…アレを突っ込まれるところw」
「…何言ってんの〜朋さんにアレは付いてないじゃん///」
「付けようと思えば付けられますけど?人工のはねwww」
「…///」
「シズカは使ったことある?」
「ないよ…///」
「今度使ってみようか?(ニヤ)」
「バカ…///」
「シズカ、このまま抱き合ってやりたいから…私の太腿に乗って?」
「え…抱っこしながらって事?」
「うん。私の指が入ったら、自分で気持ち良いように動いてみなw」
私は太腿の上に乗ろうと腰を浮かせた。
朋さんの指が徐々に中へ入り込んできたと思ったら、あっという間に全部入ってしまった。
私は今、朋さんの太腿の上に座っている…。
朋さんに抱き付いた瞬間、私の中で指が微かに動いた。
「ん…」
「シズカ…ほら、動いてみせてよ…」
私はゆっくりと腰を動かし始めた…。振動が下腹部をくすぐるような感じがする。
「あ…ッ!気持ち良い…」
朋さんの目は私の目を捉えたままだ。私がいやらしい動きをするのを黙って見ている…。
見られているとわかっても、私の動きは止まらなかった。気持ち良くて、自分でも止められない…。
「あん…あぁぁ…朋さん…気持ち良いよ〜」
朋さんが左手で背中を抑えてくれている。私は体を仰け反らせ快感に悶えていた。
*****************************************************************
絶頂に達した私は、荒い息を吐きながら朋さんにしがみついていた。
朋さんが指をゆっくり抜くのと同時に、私の中から熱い蜜がどっと溢れた。
そして、朋さんの太腿にいやらしい染みを作った。
私も朋さんもかなり体力を消耗していた…。
ましてや、もう夜中の3時を過ぎている…。
二人の目は虚ろになり、同時にベットに倒れ込んだかと思うと
抱き合ったままで意識を失ってしまった。
【つづく】
体位とか文字にすると難しい〜orz 読んでくれた人エロシーン想像できたかなw
次くらいで終わると思うので、もう少々お待ちをノシ
>>819 エロい!エロ過ぎまつ!GJっす!
姐さん放送禁止のエロさってどんだけ〜やねんw
おねだりシズゥもエロくて萌ますた(*´Д`) ハァハァ
姐さんの太股乗ったら気持ちよさそーだね。
思いっきり妄想してしまいまふ…
エロキタ―――(゜∀゜)―――!!
819サマはネ申でつーーーー
もう少しで終わるなんて言わないでーーーー
「ねぇ、、やっぱり服を脱いでよ」
サユリの指先が鎖骨に触れた時、一息ついた甘えた声でトモミが言った。
「でも、、、これ脱いじゃうと裸になっちゃうから、、」
「サユリのかわいい胸見たいんだけどな」
さらに甘い声で囁かれるが、さすがに外気に胸をさらすのには抵抗があった。
「嫌、、」
サユリは俯いてTシャツの『忍耐』の文字を手で押さえた。
「じゃあ、今度は下から手を入れて、直接胸を触ってみて」
決して無理強いをせず、トモミは優しい声で続ける。
今度はサユリは黙ったまま、小さく頷きシャツの裾からそっと手を差し入れ自分の胸に触れた。
自分の指に先端の蕾が触れ、びりびりとした感覚が胸に走った。
「うん、サユリの胸柔らかくてすべすべしてて気持ちいいよ」
ぐっと息をのんだサユリの耳にトモミの声が飛び込んできて、逃れるように目をつぶった。
「手のひらで、やさしく転がすと、きゅっとなるんだよね。かわいい」
しっとりした柔らかい肌と小さな木の実のように堅い二つの感触が手の中にある。
サユリは、いつのまにかゆっくりと自分の乳房をこねまわしていた。
手のひらと肌が汗ばんできて、シャツの中に熱気がこもってくる。
ん、ん、とサユリの鼻から甘ったるい息が洩れ始めてきた。
「サユリのおっぱいっておいしい」
ちゅっ、ちゅっと湿った吸い付く音がする。
サユリはその度に声を出しそうになる自分を抑えて、爪先にぎゅっと力を入れて床に押し付けた。
「じゃあ、下を脱いでみて」
「え、、、」
降り注いだキスの音が止み、サユリは力なく顔を上げた。
「ぬ、、ぐんですか」
「そう、そのジャージを脱いじゃって。じゃないとサユリの自慢の脚を可愛がれないじゃん」
「、、、、、」
熱に浮かされているように思考がふわふわと宙を漂う。
可愛がるってどうやって、、、?
小さく揺れるたびに髪の毛が頬を撫でて、その動きの頼りなさを自覚する。
「ねえ、私に見せてくれる?いつものように、、、」
トモミの熱い視線をを思い出し、背中がぞくぞくした。
彼女は襲いかかるような瞳をしていても、決して自分を乱暴に扱うことはしない。
いつも優しく壊れやすい宝物のように愛撫してくれる。
Tシャツを脱いで上半身裸になるよりは少しは平気かもしれない、、、。
霧がかかったような頭の中でサユリはぼんやりと考えていた。
そしてすっかり汗をかいた手のひらをシャツの中から出し、ジャージに親指をかけるとそれを爪先の方へ降ろした。
ごそごそと脱ぐサユリの音に反応したのか、トモミは鼻息を深くして電話の向こうで待っている。
ベッドから立ち上がって、もう片方の脚からも引き抜くと床へそれを落とした。
部屋の照明に少し日に焼けて赤くなった筋肉質の両脚が浮かび上がる。
この合宿でますます鍛えられた自分の身体。熱を帯びた肌が波のような陰影を作り出している。
「、、、脱ぎました」
サユリは自分の脚をしばらく眺めてから、静かに言った。
「脱いでくれたの。そう、いい子ね」
サユリはうっすらと汗をかいた髪をかき上げ頷くと、ぱたっとベッドに座り込んだ。
その時、ベッドの脇の電話のベルがけたたましく鳴り、驚いたサユリはがくっと携帯を落としそうになった。
「お、岡 崎さん、ちょっと待ってください」
携帯をベッドに放り投げると、サユリは慌てて電話の受話器を取った。
「もしもし」
「おお、大 菅まだ起きていたか。明日の集合時間な、少し変更になって、、、、」
コーチからの電話であった。
夢の中から引きずり出されたサユリは、急いで頭の中を現実に戻しながら返事をしていた。
この合宿の予定、トレーニングのメニュー、、いろいろな事柄をパズルのように組み立てていかなくては。
「、、、、はいっ、わかりました。ありがとうございました。おやすみなさい。」
受話器を置くと、ふーっとため息をついて仰向けにベッドに倒れこんだ。
そして横に転がっている携帯に目をやり、ゆっくりと手にした。
「どうしたの?誰か男子が誘いに来たとか」
「そ、そんなことありませんよ!明日のスケジュール変更の電話ですっ」
「ふふーん、まあ、男には気をつけてね。そんなかっこしてると襲われちゃうよ」
はっと下に手をやると、剥き出しの脚が黒いハイレグのショーツから伸びている。
サユリは身体を丸め、片手で脚を抱え込んだ。
「ふふふ、襲う勇気のある男がいればね」
トモミにからかわれてサユリはむっとして頬をふくらませた。
「ふん、そんなのいくらだっているんだから」
「ふっふっふ。まあ、、私と勝負する勇気のある男がいればの話だよ」
「、、、、、」
「サユリは私のものだから。指一本触れたら許さないんだから」
そこまではっきり言われると、なんて答えていいかわからない。
自分はこんな格好で、一人ベッドの上に転がっているのに。
「そ、そんなこと言わないでくださいよ。そんなこと言われたら、、」
「言われたら?」
「会いたくなっちゃうじゃないですか」
小さな声で訴えたサユリは携帯を握りしめたまま、さらに身体を小さく丸くした。
「私も、、会いたいよ。今すぐにでもサユリの身体を抱きしめたい」
トモミのこんな熱く甘い声を聞くのは本当に久しぶりのような気がする。
こういうことは二人で抱き合っている時だけだから。
サユリの身体は再び、トモミの指や肌を思い出しざわざわと熱い血を爪先から全身へと巡らせていった。
>>819さん
なんか二人のポーズを想像して萌えました!!
こんな風に抱き合うのってエロイけどいいなあ
今後人工の、、、は使っちゃうんでしょうか?ちょっとドキドキです
O菅タンどんどん姐さんに誘導されててワロスw
早く姐さん合宿に来ないかなー来てから凄い燃えそうで楽しみだ
おっと!書き忘れ。
じゃんくのヨシイちゃん「熊に」食ってくれ〜だったのかw
山道トレーニングは確かにハードそうだもんな
ヨシイちゃんを襲う時は山頂で待ってれば(ry
イイヨーイイヨー!
エロく誘導する姐さんがいい。GJ!
続きが楽しみだ。
じゃんくのよすぃちゃん相変わらずほわほわしててカワエエ(´∀`)
クマーよりもっとおいしく食べてくれる人が近くにいるんじゃまい?w
>>831 もしや…姐さんかw
姐さんモテモテだな〜
>>832 でも姐さんもトレーニングすると酸欠?になって眠くなっちゃう
って言ってたから、襲えないかもw
寝たら死むぞ、姐さん!!
いやw姐さんはトレーニングしないで山頂で待ち構えてるってことでw
O菅タンを待ち伏せしてたのに、間違ってよすぃちゃんを襲っちゃうとか…
ああ〜じゃんく見逃したorz
よすぃちゃんどんな話したの?
ある日森の中クマーさんに出会ったのか?w
>>835 よすぃちゃんが陸トレで山を登る時に、山頂に熊が出るという山に登るらしい。
でも、山頂に辿り着く頃には喉から血が出るくらい疲れきってるので、「もう食ってくれ〜」
「もうどうにでもしてくれ
「もうどうにでもしてくれ!」状態だと言う話w
ネ申野ちゃんも出てたけど、自分がドSだって話と
中国?だかでのドーピング検査でトイレが和式で、しゃがんだら
三面鏡張りで、後ろの検査官に丸見え&目があって気まずいと言う話。
でもネ申野ちゃんは「もう慣れたw」と言ってたよ。
dクス!
そっかー陸トレってやっぱ大変なのだな
しかし姐さんが待ち伏せって…ww
それを励みに頑張れるよーな頑張れないよーなw
ネ申野ちゃん、ドSなのかい!!
むむむむ…それをネタに書いてみたりして…
>>838 是非書いてくれw
相手は誰がいいかね〜?フミィとか?!
フミィは練習しすぎでコーチがやめろっと言っても
やめないらしいからドMかもね。
でもじゃんくに一緒に出てたホッケーの人が「自分もMだけどあんまり攻められると
突然Sに変わることもある」って言ってたから
ネ申野ちゃんがあまり攻めすぎるとフミィがものすごい反撃をしちゃうかもしれないwww
>>840 それ(・∀・)イイ!!
見た目は逆だけど、実はドMのシズゥと実はドSのフミィとかもいいかもw
村「シズカちゃん!早く脱ぎなさい」
荒「え…でもぉ…ってかここで?!」
村「…私の言うことが聞けないの?」
荒「わ、わかりました…(((;゚Д゚))ガクブル 」 とかねw
あ〜COIでシズゥとフミィ手繋いでたらしいね。見たい!!!
フミィとシズゥったらこっそり地方で手つなぎとわ
なんかぎこちなくも奥ゆかしい二人って感じでかわいい!
あとデズニーの番組でフミィが出てて
「私もみっきーと一緒に滑りたーい!!」って騒いでたのがまたかわいかったっす
とっさに脳内でみっきーをシズゥに変換しますたよw
>>785-792つづき
2〜3時間くらい熟睡しただろうか…?
重い瞼を開けてみると、私の腕の中には朋さんがいた。
スタンドの明かりを点けたままだったので、朋さんを起こさないように
そっと腕を伸ばしてそれを消した。
空の黒いベールが、下の方から白いベールに変わり始めている。
もうじき朝日が昇るのだろう。
私は自分の髪をかき上げ、朋さんの寝顔をまじまじと見つめた。
今度はいつ、この寝顔を見ることが出来るだろう…。
そう思ったら、出来るだけ長い時間この寝顔を見ていたいと思った。
朝日が眩しい光とともにやってきて、私達のベットを照らし始めた。
私は朋さんの腕をほどき、ヘットボードに寄りかかって空を眺めていた。
何も身に纏っていないため、肩のあたりが少し寒い…。
私はベットから半分落ちかかっている毛布を肩のほうまで引っ張りあげた。
昨夜の行為がいかに凄かったのかを物語るかのように、
ベットの上やシーツは滅茶苦茶だ。枕もどこかにいってしまっている…。
「ん…」
朋さんが背伸びをして私に背を向けるように寝返りをうった。
「朋さん…?」
「…。」
まだ寝ているのかな…?
私はまたベットに入り込んで、後ろから朋さんの顔を覗いてみた。
がばッ!!
朋さんはいきなり振り返り、私の両手首を掴んで押し倒してきた。
「ちょ…!!」
「おはよ〜シズカぁ(ニヤ)」
「なっ!!寝たふりしてたの?!」
「ん〜?」
「いつから…?」
「シズカが私の腕をどけた時から(ニヤ)」
「もう…///」
「私の顔に何かついてたのかな〜?(ニヤ)」
「ヨダレ垂らして、いやらしい顔してたよ!」
「え?!」
朋さんは慌てて口のまわりを拭く仕草をした。
「…うっそ〜www可愛い顔して寝てたよ〜(ニヤ)」
「うるさいな〜///」
「私のこと、ずっと抱き締めて寝てたんだね〜w」
「シズカだってそうじゃん!」
「朋さんって案外…甘えん坊なんだねw」
「…///」
朋さんが黙っているのは本当に甘えん坊だからだ。
ただし、”自分が攻められている時”だけの限定の話だが…。
「ねぇ…?朝から私を襲うつもり?(ニヤ)」
「え…違う!違う!そんな…朝からはねぇ」
「あははッ!朋さんがそんなこと言っても嘘くさいよw」
「ひどいな〜シズカは…w」
「昨日、お風呂に入ったけど…また入る?汗掻いたしね…」
「ん…そうだね〜。入ろうか!」
私達はベットから起き上がった。
ベットの下には、ぐちゃぐちゃになった服や下着が散乱している…。
昨日の痕跡を見て、二人で大笑いした。
「うちら…どんだけなの〜www」
「だからwwwこんなに部屋散らかさなくても…ねぇw」
「ねぇw」
お風呂から上がった私達は、散乱した服を拾い集めたりベットを直したりした。
部屋の片づけが終わると、コーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごしていた。
「まだ7時前なんだね〜」
「うん。シズカ、あんまり寝てないけど大丈夫?」
「ショーまで時間もあるし、お昼寝も出来ると思うから」
「そっか。」
「朋さんは朝食食べたら帰るの?」
「うん。練習があるからね…」
「ねぇ…朝食前に外に散歩に行かない?」
「え…?でも、誰かに見られたら…」
「ロビーで偶然会った事にすれば平気だよ。それに、私達は面識あるんでしょw」
「まぁ、そうだけど…」
さすがに同じ階からエレベーターに乗るのはまずいと思い、私達は別々にロビーに行くことにした。
私は一人先に玄関に出て、外の空気を吸い込んで背伸びをした。
「あ!シズカちゃん。おはよう〜」
「!!フミエさん早いね〜。おはよう…」
「散歩?」
「う、うん…。フミエさんは?」
「私は今散歩してきたとこだよ〜。ホテルの近くに遊歩道みたいなのがあったから行ってみれば?」
「お〜い…!?(やばい!スグリンもいる…)」
「あ!オカザキさ〜ん!おはようございまぁす」
「おはよ〜。スグリンと…二人ともどうしたの?汗」
「シズカちゃんは今から散歩で、私は散歩から帰った所です」
「そうなんだ…。」
「オカザキさんももしかして散歩ですかぁ?」
「うん。朝食前に…軽くね」
「じゃあ、シズカちゃんと一緒に行けばいいんじゃない?」
「ははっ…じゃあ、せっかくだし…そうしますか?」
「う、うん。そうだね。じゃあ一緒に…汗」
フミエさんのおかげで、何の問題もなく?二人で散歩に行くことになった。
「ははっ…。何かビックリしたねw」
「だから!スグリンがいるのに、危うくシズカって呼びそうになったよ〜」
「良かったね〜私達、面識があってw」
「そうだね。私がスグリンにCOI誘われた時に言っておいたおかげだよ?」
「え?」
「だから〜、昨日シズカもスグリンの部屋に呼ばれたんじゃん(ニヤ)」
何だかんだ話しているうちに遊歩道に着き、立てかけてあった地図を眺めた。
どうやら、15分くらいで歩けそうな短い距離らしい。
遊歩道の周りは丈の長い草が生えているので、近くの車道からは見えないようになっている。
私も朋さんも、まるで中学生のカップルが隠れてデートをしているような感じに辺りを見回した。
「これって…外からは見えないんだね〜」
「他に…散歩してる人もいなそうだよね〜」
話の内容から、もしかして!と思って朋さんの顔を見たら、二人とも同じ事を考えていたようだ。
私達は顔を見合わせて微笑むと、どちらかともなく手を繋いだ。
「ちょ…何か凄い新鮮なんですけど〜w」
「だから〜wwwでも、誰かに会わないかドキドキしない?」
「するする〜!でも、楽しい!!」
遊歩道が終わりに近づく頃、私達は丈の長い草に隠れるようにしゃがんだ。
そして、秘密のデートの締めくくりに相応しく、軽いキスをした。
私達は、そっと草の陰から立ち上がると、にやけるのを我慢しながらその場を後にした。
【おわり】
ふぅ・・・。やっと終わった(;´∀`)
読んでくれた人達dクス!またネタ思いついたら来ます
ちなみに、これの番外編も書いたので良かったらドゾー。かなりくだらんけどw
朝食を取るためにレストランへ向かうエレベーターの中でイリーナと一緒になった。
「シズゥ、昨日はよく眠れた〜?(ニヤ)」
「え…?ん〜そうね。よく眠れたわ」
「それはそうよね〜wあんなにエキサイティングな夜を過ごしたんだからwww」
「えΣ(゚Д゚;)ま、まさか…!!」
私の隣りの部屋で寝ていたイリーナには、昨夜のエロティックな声が全部聞こえていたらしい…orz
「そのおかげで今朝はとびきり肌の調子が良いみたいねw」
「イ…イリーナ…違うのよ!あれはね(ry」
私の言い訳はショーが始まるまで延々と続いた…orz
そして…。
「シズゥ。昨日のお菓子美味しかったわ〜(ニヤ)そうね…あれで手を打ってあげても良いわよw」
「わかった!!ウナギパイ10箱お土産にあげるわ」
「ノー!プラス20よw」
「Σ(゚Д゚;)30箱?!(そんなに気に入ったの…orz )オーケー。後で送っとくわ…」
【おわり】
キテタ・。:*゚(゚∀゚)゚*:。・!!
なんかラヴラヴな感じがいいっすね。
ぜひ続き書いてくださいね!
それにしてもイリーナタンったら
相手は誰だったかも知ってたのかw
あとリクよろしければ
ドロドロなのもちょっと読みたかったりして…
こっそりと仲良くする二人がかわいいね、GJ!
でも、終わっちゃったのがさみしいな〜
また次の作品をお待ちしてます
それから昨日?かな東京の某ホテルでイベントがあったらしくて
姐さんとシズゥが一緒に出たみたい
お互いの恋人の目を盗んでそのまま同じホテルに泊まっちゃったのかしらw
なんかこのSSをそのまま妄想できちゃいます(*´д`*)
ちなみにそのお互いの恋人も最近某連盟の式に一緒に出てるね
二人で愚痴ってたら面白いw
早速感想レスd!
>>853 ドロドロなのってどんなん?ちなみに誰×誰で?
>>854 姐さんとシズゥが一緒に出たイベントって…ヒントプリーズw
写真とか出てんのかな?見たい…(*´Д`) ハァハァ
>>855 二人の名前でやほーのぶろぐ検索すると出てくるよ
他にもたくさんメダリストの方が出ていたようなので、多分J○Cの大手スポンサーのイベントだと思います
残念ながら写真はなかった
姐さんは冬の象徴アスリートなのでこういうイベントにはよく出ててるね
れんめーの方はヌースでも出ていて、神酒ちゃん、マオちゃん、O菅ちゃん、他にタカハシ、ヲイカワ選手も一緒
神酒ちゃんマオちゃんは海外の練習の合間に来てるんで大変だなぁ
神酒ちゃんはシズゥの会えたかしら、、、
O菅ちゃんは今シーズンはヲイカワ選手たちと練習してるみたいだけど、ヲイカワくんは姐さんから
「O菅ちゃんに悪い虫がつかないように見張っておけ!」と命令されてると脳内変換しておきましたww
あと横からリクよろしければ、シズゥとフミィのセツナイ系も読みたいです
美「もー!しーちゃんったら〜、全然電話に出てくれないよ!どこ行っちゃったの!怒)`ε´( ムキッ」
小「ヲカザキさんたら、メールしても返事ないし…もしかしてまた浮気?!(`ω´)=3プンスカ」
セーコ会長(むむぅ、将来有望な選手を悩ませるとは…あの二人にはおしおきが必要だな:*:・( ̄∀ ̄)・:*:)
てな感じでしょうかw
>>854
>>855 おお、作者様だ。いつも素敵なSSありがとうございます。
えーとドロドロって言ってしまったけど、ちょと違うかな。
やっぱセツナイ感じで…スミマセヌ
シズゥと姐さんは不倫っぽいんで
そんな時ミキちゃんとかO菅タンはどーしてるんかなと
思ったもので…
でもちょうど857さんの見てワロタ
セーコ会長のおしおき…((((( ;゚Д゚))))ガクブルっすww
なんかまた1000レス行かないうちに容量いっぱいになりそうですね。
もしよろしければ、近々スレたてしますけど
前にお話があったみたいにスレタイ、テンプレはそのままでおk?
>>859 そうだね。スレタイこのままで、テンプレは
>>2を
>>1にまとめて、前スレは
>>2 って感じでおkじゃないかな?ちなみにここって何スレ目だっけ…
>>856 d!検索してみつけました。
皆さん切ないSSを読みたいのかw
ネタが見つかれば書きたいんだけど…一緒にTV出るとかさ
>>859 よろしくです
>>860 リクした者ですがあまり気になさらないでおくれ〜
どんなSSでもおいしくいただいてます!
862 :
859:2007/06/29(金) 23:25:15 ID:07WpyrLk
ここって500kb超えると落ちちゃうんだっけ?
なんか時限爆弾抱えてるみたいでdkdk
落ちてもスレタイは一緒にするつもりなんで探せばすぐわかります。
残りの容量を睨みながら立ててみますぜ。
>>862 了解〜。
ってか、SS落とす際に1レス分の行数減らせば良いのかな?
自分はいつも20行前後で1レスにしてたけど・・・
今度から10〜15行で作ってみますぜw
>>862 スレ立てたのんます
826の続きはまだ完全に出来てないけど、新しいスレに投下しますね
私もSS投下する時はこまめに切って落とそうと思うんだぜw
新スレ行ってきますた。
こっちは埋めてったほうが良いのかな?
あんまり人いないみたいだけど、ここ覗いたら何か書いていくねw
じゃんくの予告に姐さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
チラッとだったけど、「脱いじゃう」とか言ってなかったか?!
来週楽しみだw
けど…仕事で見れんorz
じゃんくの予告、姐さんカワユス
「脱いでもいっかー」みたいなこと言ってたねw
あとなんとなく大人しっぽく話してたみたいな気がする。
浜ちゃんを前にして緊張したのか、O菅タンと同じく猫かぶり路線なのか?ww
来週が楽しみだ。
姐さんのじゃんく来週か録画せねば。
姐さんはしっかりしてるようでたまにボケをかますからな。
期待しておこうw
じゃんくはかなり期待大だね!
浜ちゃん色々と突っ込んでほしいw
誘導されてここへ来た訳だがw
私の考えではあんまりしー○きしー○きしてないサクヒソならイイとオモ
新スレに投下されたくらいならモウマンタイだと
あんまり制約すると職人さんたちが書けなくなっちゃいそう
嵐は来る時は来ちゃうけど徹底ヌルーで
しー○きアンチがいるからな〜
上のほうでも専スレあるならそっちで…という意見も出てるし
職人さんたちもあえて他カプでやってんじゃないの?
新スレに投下した人は新規の職人さんかい?
新スレ、投下したのアテクシですわ。
向こうにも書いたけどあまり他意はありません。
いや、オリスレ時代の後半からいるんだけど
しー○きはアンチがいるのか。
専スレ見たけど、確かに荒れてんなー。
今あっちで投下しても誰か見ててくれんのかな。
人によっても地雷探知機ちがうから難しいね。
でもってしー○きの方はしーと○きが常にラヴラヴじゃないとダメなのかな。
今しー○きのラブラブSSがみれないから餓えてる奴もいます
誰か投下してくれないかなぁ(>_<、)
>しー○きの方はしーと○きが常にラヴラヴじゃないとダメなのかな。
SSは職人さんの自由に書けば良いとおもうよ。
地雷があると思うなら、専スレで聞いてから投下すれば良いんじゃないの?
専スレは誰も投下してないみたいだけどね…
専スレでいまだに職人さん待ってる漏れが来ましたよ。
別にラブラブじゃなくても、最初に注意書きさえすればいいとオモ。
YOU、その萌えを文章にして投下しちゃいなYO!
漏れも待ってるぜ
漏れとしては新スレくらいならおkかな。
まあ、二人主役で甘甘なら専スレのほうが需要があるだろうけど
あれくらいでスレ違い!っていきなり言われたら
漏れが職人だったら萎えるよ。
二人がイチャイチャしてんの横から見てるくらいだったら
いいと思うけどなあ。
それ程エロが入ってなければ荒れないし、
基本はスルーでしょ。
あ、でも職人さんが下さるならあっちでもお待ちしてますw
あちらに是非しー○きを投稿していただきたい。もうだいぶ落ち着いたし嵐も来ないと思う。
しー○きに飢えてるので読みたいのです。。職人さん待ってるわぁ。
職人さんいるかな?しー○き、しーふー○き、他なんでもいいから待ってます!
しー○きだけはなんでそんなにアンチがいるの?
新参者なんでようわからんわ。
ミキティのアンチが多いから?
ふー○きはいいのかな?○きティのアンチならわざわざ
ここに来ないでしょ???
梅ますか
自分はシーみ き書いて欲しいです。
専スレで頼んだほうが…
いくらここで言っても、上にあるようにしーとみきがちょっと出てきただけで
スレ違いって言われるなら職人さんは来ないよ。
専スレ行ってお願いしろ。
テスト
しーちゃんファンのミキティ嫌いがしーみきを怒ってるんだよね
もう落ち着いたしいいと思うけど
だから・・・ここで言うなって。怒ってるとかどうでもいいわ。
>>889は新規か昔の流れを知らないのか?Cみきはこことはもう関連じゃないだろ
住人も職人も被ってないと思われ
891 :
名無しさん@秘密の花園:2007/07/25(水) 13:39:21 ID:G4RhjViC
ここで萌え転がるようなしーふみ投下↓
いくない(; _ ;)
895 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/01(水) 21:36:02 ID:AMp7Dopx
,、‐;;;;;;;;;ヽ、
/:::::;;-‐-、:::ヽ _,,,,,,,_
l::::::l _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-、__ゞ:::::::::::`ヽ,
ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : : : : ヽイ~`ヽ::::::i
/;,..-‐、: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : \ ノ::::}
/: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´ ̄\ : : : : : ヽ:::ノ
!: : : :iflllli、: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!
|: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : : <iiii|
|: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.|
|: : : :.!lllll!' : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i
/: : : : : ● : : .!lllll!' : : : : : : : :.i
 ̄|: : :" ,,,,,,,,,,,,,|____ : : : : : : : :.<iii/ ____________
/!.: |:::::/  ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─ /
ヽ ヽ/ ノ: :ヽ /\ < すぐにくびをつってしんでね!
\ \,,_ _,,,/ : /\ \
`''‐、、__  ̄ ̄ __,,,、-‐"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
//:::::/ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ノ::::/\
/ /:::::/ ` ̄ ̄ ̄/:::::/. \,、‐;;;;;;;;;ヽ、
896 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/02(木) 04:08:11 ID:tkcecOJI
つまんね
897 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 01:50:42 ID:bfSZppip
↓ここで萌え転がるようなしーみきをひとつ!
数年前に試合を見た時に荒川静香が安藤美姫を抱き締めてたのは見た
たぶん安藤美姫が荒川静香に抱きついてたと思う
普通にハグなのかもしれない
今日、母親の財布から金パクろうと思って開けたら、
10年前の母の日に俺があげた肩たたき券が大事そうに入っていた。
俺は泣きながら2千円を抜き取った。