【ウメコ】菊地美香&木下あゆ美スレ【ジャスミン】

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907美香@看護師
昨夜はあゆ美と愛し合い、朝から上機嫌。
久々と言うほど間隔が空いてた訳ではないが、
やっぱりあゆ美と一緒だと何もかも楽しいし、そして幸せだ。

彼女よりも先に起きた私は、二人分の朝食を作る。

トーストにサニーサイドアップのハムエッグ、サラダ、それにコーヒー。
手際よく作り、互いの好みの味付けをし、テーブルに並べる。
『以前は料理が不得手だった私も成長したもんだ♪』
そう自画自賛しつつ、あゆ美の元に戻る。

まだベッドに横たわる、眠れる美女に目覚めのキスをする。
「…ぅん…、おはよ…」
目を擦りながら起きあがる。
「お姫様、朝食の準備もできましてよ」
「それは結構♪早速いただきましょう」
そんな会話をしながら、私が彼女をリードするように手を引き、キッチンへ誘う。
こんな光景がもう当たり前になってる。

「美香は今日も日勤で、明日夜勤だよね?」
トーストをかじりながら、あゆ美が訊く。
「あゆ美も明日は当直だったね♪」
「そうだよ♪」
ここしばらくは家でしか会えなかったけど、今日も明日もずっと一緒。
ただそれだけなんだけど、私にはすごく嬉しい。

私たちは朝食と身支度を済ませ、一緒に職場である小児科へ向かった。
908名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 12:53:28 ID:DrtR+Cvc
車中ではいつものように、他愛もない会話をする。
内容はいろいろだが、大したものではない。
けど、彼女と一緒にいられることが嬉しい。


病院の関係者用駐車場に車を停める。
『姫、しばしのお別れです』
あゆ美がおどけて言う。
『王子様、夕方に迎えに来てくださいませ。
私はそれまでお待ちしてますわ』
今時のメロドラマでも使わない、カビの生えたような台詞に、
彼女は顔をくしゃくしゃにして笑う。

車を降りたら、しばらくは医師と看護師の関係になる。
区切りの挨拶というか、悪あがきみたいなものかな?

あゆ美が笑い終えた後、周囲に誰もいないのを確認し、軽くキスをする。
そして車を降りて、互いに手を振り、それぞれの職場へと向かう。

ロッカーで着替えて、それから申し送りを受け仕事に入る。

小児病棟にいる子たちや、外来で来た子供に声をかけたり、看護師としての仕事(この間は診察してるあゆ美と一緒だったりする)をこなす。
大体いつも通りの勤務だな、とか思ったら、お腹の虫が少し騒ぎだした。
もうすぐお昼の時間だ。
昼前になり、交代で食事をするため、私は他の同僚と一緒に食堂に向かう。
909名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 12:54:42 ID:DrtR+Cvc
「美香!?」
後ろで誰かが私の名前を呼んだ。あゆ美の声ではない。
聞き覚えのある男性の声、まさか…
恐る恐る振り返るとそこにいたのは、
あゆ美と一緒になる前に付き合ってた元カレ。
驚いて動揺する私を気にもせず、相手は話しかけてくる。
「お前、ここに勤めてるんだ?」
「どうして?何でこの病院にいるの?」
語気を少し強くして問う。
「友達が事故って入院してるんだよ。それで見舞いに来てた訳。
にしても…」
「ん?何?」
「ナース服の美香も可愛いなぁ。誰か他のオンナ紹介してくれよ。」
「まだ仕事中だから。じゃあね。」
と軽くあしらい、私たちは食堂に再度向かう。

『ホント最悪…なんでアイツがいるの?』
心の中で呟く。
気分が一気に落ち込む。
それを察してか、同僚の亜美が
「さっきの、美香の元カレ?なんか軽そうな人だよね。」
と言う。
「そ〜なんだぁ。元からそういう奴でさぁ…」
自分で少しテンションを上げつつ、会話で気持ちを盛り上げようとする。

食堂に着き、互いに向き合いながら食事をしてる際も、その話題で持ちきりだったが、
亜美と話をしたおかげで、少しは気分が晴れた。
910904:2006/11/13(月) 12:58:33 ID:ouOxU7wn
>>906
せかしてすみませんです。申し訳ありませんm(__)m
911名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 13:05:04 ID:ouOxU7wn
連投スイマセン、楽しみにしております!!
もうどうしてもたまんない、この感じ・・・
912名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 15:31:01 ID:RJDcOgs7
続き今夜待ってま‐す!
913名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 23:26:14 ID:RJDcOgs7
ジャスウメで一つ話出来ました。
二、三日中の午前中でも携帯から少しづつ投下します。

とりあえず、あゆ美先生の後に…
914美香@看護師つづき:2006/11/14(火) 02:04:13 ID:5VDLBIvt
食事を終え、小児科に戻る際にも会話は続いた。
「ありがと。持つべきものは友、だわね♪」
「なら、今度食事おごってよ。」
「それは考えておく。」
「ズル〜い。」


そんな会話をしつつ、各自の持ち場に戻り、引き続き仕事に入る。
あゆ美は入れ替わりで食堂に向かったようだ。

もうすぐ冬に近付いてるからか、インフルエンザの予防接種に来る子供が多い。
『これも季節の風物詩なんだなぁ』と思いながら仕事をしてると、あゆ美が食堂から戻ってきた。

いつもは食事の後は上機嫌なのに、あまり元気がない様子。
少し心配に思いながらも、注射を受ける子に消毒し、泣きそうな顔をしてるので宥めた。

「少し痛いけど、我慢すれば風邪なんて怖くなくなるよ。」――――


無事に仕事を終えて、普段着に着替え、あゆ美と落ち合い車へと向かう。
師走も間もない今の時期、帰る頃はもう外は薄暗く、
車内も冷え込んでる。
キーを差し込み、エンジンを掛ける。

暖房が効いてくるまでの間、昼に元カレに鉢合わせたことを告げる。
きっとそれで、彼女は浮かない表情をしていたのだと思ったから…。

一通り話した後、あゆ美は特に驚くこともなく
「へぇ〜、そうだったんだ」
915名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:05:02 ID:5VDLBIvt
あまりに素っ気なく答えたので、返って拍子抜けしてしまった。
肩透かしを食らった気分の中、彼女に食事後の表情の理由を訊く。

一呼吸置いた後、彼女が口を開く。
「実はさぁ、昼に父からの着歴があったから、電話したんだ。
そこでは母が代わりに出たんだけど、別れた元カレから、
『もう一度、あゆ美さんとやり直したいので、
何とか話す機会をいただけませんか?』
って連絡が来たんだって。」
「あゆ美はどう答えたの?」
少し不安げに私が訊ねる。

「『今はもう好きな人が居るから無理だから、
お断りします。って伝えておいて』と答えたよ。」
と、きっぱり言い切った。
ホッとした。あゆ美を信じてない訳じゃないけど、
親御さんの顔を立てるために会うんじゃないか?
とか、いろいろ考えてしまい、少し不安になってたから。

「それにしても…」
「ん?」
暖機運転を終え、走る車の中で、あゆ美が呟き、私が答える。
「今日はお互いに、元カレで散々な目に遭っちゃったね。」
「ホント!なんかイヤな気分になっちゃったよ。
でもあゆ美が私を選んでくれたのが分かったから、
それだけで幸せ♪」
シフトレバーの上に置いた彼女の手の上に、私の手を重ねる。
916名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:08:50 ID:5VDLBIvt
途中で晩ご飯の食材を買い、二人のマンションに帰る。
間もなく駐車場に入る頃、携帯の着信音が車内に響く。
誰かと思い画面を覗き込むと、ふと記憶にある番号。
――元カレからだ――
せっかくイヤな気分も忘れられそうだったのに…。
電話に出ない私を見つめながら、
「誰から?出ないの?」
あゆ美が問いかける。
彼女のつぶらな瞳が、私の心に突き刺さる。

「…元カレから…なんだ…」
「そっかぁ…」
彼女の表情が曇る。
『お願い、そんな顔しないで…切ないよ…』
お互い黙ったまま、しばらく動けなかった。

そんな静寂な、時が止まったかのような空間を再び携帯の着信音がけたたましく鳴り響く。
相手は元カレ。

私は車から降り、電話に出る。
「一体何よ!!私たちもう別れたから、今は関係ないでしょ!?
今更何を話したいの!?」怒りの矛先を元カレに向ける。
「あのさ…」
申し訳なさそうに、元カレが受話器の向こうから語り掛ける。

「何よ?!」
怒りが収まらない私がキツく言葉を放つ。
「昼に美香に会ったじゃん?俺、嬉しかったよ。」
穏やかな口調で続ける。
「でさ、その…もし良かったら、やり直さないか?」
「えっ?!」
917名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:09:44 ID:5VDLBIvt
「勝手な願いなのは承知だけど、
今から少し会えないか?」
「…少し待ってて。また後で連絡する。」
そう言って、一度通話を切った。

少し後ろに離れた場所で、あゆ美が車にもたれながら待ってる。
私が近付くと
「元カレさんから?」
「…うん。『今から会えないか?』って言われた…」

彼女は少し間を置いてから
「美香、元カレさんに面と向かって話さないとダメだよ。
私も一緒に行くから、会いに行こう。」
「でも…あゆ美は迷惑じゃない?」
「美香一人じゃ、心細いでしょ?
それに…」
「それに?」
「…美香はすぐにムキになるから心配なんだよね〜♪」
おどけながら言うあゆ美の表情で、張りつめてた空気が緩む。

「もぅ、私はそんなに子供じゃないよ!!」
「にゃはは〜♪怒らない怒らない。
これでだいじょ〜V♪」
「古いなぁ。」
私の表情も緩む。

力みが取れた私は、元カレにマンションから少し離れたファミレスで
あゆ美と一緒に行く旨を伝えた。
918名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:11:41 ID:5VDLBIvt
待ち合わせの10分前、車をファミレスの駐車場に着く。
「美香、ちゃんと気持ちを伝えなきゃダメだからね。
曖昧な答えは、変な期待持たせちゃうから。」
「分かってるよ。ちゃんと伝えるから。
あゆ美は心配性なんだから。」
「だって心配なんだもん。」
あゆ美が少し頬を膨らませる。
「ありがと。」
その頬に私が軽くキスをする。
彼女は少し照れながら「行こうか?」と促す。
私も「うん!」と答えて二人とも車から降りる。

既に店内では元カレが待っていた。
私たちは元カレの正面の席に座る。

「そちらの方は?」
「電話で話した、同じ小児科の木下先生。
今は先生と暮らしてるの。」
「初めまして。」
元カレは彼女に一礼した後、本題を切り出す。
「俺、別れた後になって、どれだけ美香が大事な
存在だったか、初めて気が付いたんだ。」
言葉に詰まる私たちに、
「木下先生は俺の気持ち、分かりますよね?」
と言った。
「分からなくはないけど、でも…」
「でも?」
「自分から別れておいて、今頃になってヨリを戻したい
というのは、勝手すぎると思いますね。」
彼女は平然と答えた。でも少し怒ってる?

「俺も勝手なのは分かってます。」
919名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:12:54 ID:5VDLBIvt
「俺も勝手な願いだと思います。
けど、俺には美香が必要なんです。」
彼も語気をやや強める。

あゆ美はテーブルを『バンッ』と叩き、立ち上がり
「あなたね、美香があなたと別れて、どれだけ傷ついたと思ってるの?!
どんなに涙を流したか知ってる?!
やっと立ち直って、今幸せなのに、その幸せを放棄して
ヨリを戻させる価値が、今のあなたにあるとは、私には思えない!」
すごい剣幕でまくし立てる彼女に、さすがに元カレも沈黙せざるを得なかった。
店内に響きわたるくらいの怒声のおかげで、周囲から注目されてしまったのもあるが…。

でも、彼女がこれほど怒るのを見たのは、
もちろん初めてだったので、私も驚いた。

しばらくの沈黙の後、私が元カレに気持ちを伝える。
「私ね、今幸せなんだ。
その人の隣にいるのは心地良くて、
いつも安らいだ気持ちになれる。

多分、いやこれからもずっと、私はその人の隣に居たい。
だからあなたの元に戻る気はなれないし、ならない。
ゴメンね。」
「その人のこと、愛してるんか?」
俯きながらの質問に
「愛してるよ。今までも、うぅん、これからもずっと」
無意識にあゆ美の手を強く握り締めながら、はっきりと答えた。
920名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:15:46 ID:5VDLBIvt
元カレは顔を上げ
「分かったよ。ありがとう。」
と、精一杯の笑顔で答えた。
自然と解散の流れになり、3人とも席を立つ。
会計を済ませ、駐車場で別れの言葉を交わす。

「美香が好きな人ってさ、いい人なんだな。」
「うん。」
「大事にしろよ…木下先生のこと。」
「えっ?!」
「じゃあ、二人で幸せにな。」
彼は車に乗り込み、車を発進させ、街の中に消えていった。

私たちもマンションに帰る。
その途中
「なんで私たちが付き合ってるとバレたのか?」
というのが話題となり話してた。
私があゆ美の手を握ったのを見てたのだろう、との結論が出たのだが…
彼がその瞬間を見てたのかどうかは、
互いに知る由もない。
部屋に戻り、遅い夕ご飯とバスタイムを済ませ、ベッドに二人で寝そべる。
「あゆ美ってさぁ、あんなに怒ると怖いなんて知らなかったよ。」
「う〜ん」
「それに、感情的になりやすいのは、私よりあゆ美の方だったし。」
「それは…」
「?」
「美香を傷つけたのに、自分の都合でヨリを戻そうなんて、絶対許せなくてさ…」
「そっか。」
「美香は私の大事な人だもの。傷つけられて黙ってるなんて、
私には耐えられないよ。」
「あゆ美…」
921名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:16:38 ID:5VDLBIvt
自然と涙がこぼれた。
今まで気付かなかったけど、
私をそこまで大事にしてくれた彼女の優しさが、
今の私には堪らなく嬉しい。

あゆ美が涙を指で拭いながら
「私ね、ずっと美香の隣に居るね。
そして美香のこと守るよ。」
「私もあゆ美の隣にずっと、ずっと居るよ。
私もあゆ美のこと守りたいよ。」
軽く私の額にキスをして
「ありがと」と言った彼女の瞳にも、涙が滲んでる。
私は唇で涙を拭って
「あゆ美、愛してるよ。」
と言い、軽くキスをする。
彼女も
「私も美香のこと、愛してる。」
と言って、私に唇を重ねる。
甘い吐息、シャンプーの香り、でもそれより「愛してる」という言葉が、
私には最大の媚薬だ。

唇を貪り、次第に舌を絡め、口の中すべてを舐め回し、
唾液が混じり合う。

たまらなくなった私は、耳の裏から首筋、胸元に舌を這わせる。
「ぁん…」と言いながらシーツを掴み、体を捩る。
両方の乳首を責める。
左のを吸いながら、右のを指で弄る。
吸うだけじゃなく、舌を動かしたり、甘噛みしたりを
不規則に繰り返し、左右満遍なく責める。
それから臍から太股に這わせ、
既に濡れ始めた下部を責め始める。
922名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:17:37 ID:5VDLBIvt
濡らした指で陰核を責めながら、下部に舌を入れ、かき回すように動かす。
「はぁっ……んっ…」
より一層捩らせながら、甘い声を漏らす。
劣情を増幅させた私は、陰核と一緒に、蕾を責め始める。
「いやぁ…美香…ダメぇ…」
ささやかな抵抗の声も聞き入れず、蕾に指を入れ執拗にかき回す。
陰核を舌で責め続けると、次第に白濁の液が溢れ、彼女はそのまま達した。

体をゆっくりと起こした彼女は
「今度は私の番ね♪」
と微笑む。
今度は私が責められる。
まずは濃厚なキス。
舌を絡ませ、歯の裏などを舐め回す。
正直この時点で濡れちゃう…。

舌を頬、耳、首筋と這わせ、胸を揉みしだきながら乳首を責める。
吸ったり、舐めたり、甘噛みしながら、手を次第に下部へ滑らす。

「美香のここ、もう濡れちゃってるね♪」
「言わないでよぉ…」
「口では恥ずかしがってるくせに、こっちは悦んでるみたいだけど」
妖しく微笑み上目遣いしながら、胸と下部を執拗に責める。

あゆ美に体を弄られるのは恥ずかしいけど、
でもそうされることで感じてしまい、何も考えられなくなっていく…

「…ねぇ?」
責められて、意識が飛んでる様な状態の私に
彼女が問いかける。
「美香のここも責めていいよね?」
923名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 02:19:34 ID:5VDLBIvt
いつもは私が責める、蕾の部分を軽く指で触れられる。
それだけでも感じてしまい
「ぁん…いやぁ…」
と声を漏らす。

彼女は感づいたらしく、私を無理矢理四つん這いにさせる。
「美香のここ、すごくキレイ…」
そう言って、舌を這わせる。

「ダメ…あゆ美、お願い…」
声にならない声で抵抗しても、彼女は全く聞き入れず
執拗に責め続ける。
蕾の周囲を舐め、蕾の中に舌を入れる。
「ダメ…ダメ……汚いよぉ…」
「美香だって私の舐めてるでしょ?
それに美香に汚い部分なんてないよ。」

あゆ美は舌を蕾に入れながら、右手の中指で下部をかき回す。
左手は私の手を握った状態。
「ん…ん…ぁあん…」
次第に波が大きくなり
「は…っぁん…あ…あっ…」

私も達した瞬間だった。

それからは、69で下部を舐め合い、何度もキスを体を重ね、何度も絶頂に達した。
手を握り合い、互いの名前を呼び…

最後は獣のように貪り合いながら果てた。
互いに「愛してる」と言いながら…
924名無しさん@秘密の花園
互いに目が覚めたのは10時過ぎ。
二人でコーヒーを飲みつつ、のんびりとテレビを見ながら、夜勤までの間まったりと過ごす。

互いに昨日の疲れがあるようで、ソファーに寝そべりながら居る。

「あゆ美♪」
「ん?なんじゃらホイ?」
「私がもし男だったら、あゆ美は私のこと好きにならなかった?」
「ん〜、好きになったと思うよ。」
「なんでそう思うの?」
「何となく、かな?」
「答えになってな〜い」
「じゃあ、美香はどうなの?」
「う〜ん…あゆ美と同じかな?」
「何となく?」
「うん。何となく」
「美香のも答えになってないじゃ〜ん」
「じゃあ、答え出すよ」「どんな風に?」
「こんな風に…」
軽く彼女の唇にキスをする。
「じゃあ、私も答え出すね」
今度は彼女が私に、同じ答えをする。
「あゆ美、愛してるよ」
「美香、愛してるよ」
彼女が立ち上がり「とりあえず、バスタイムにしようか?」と訊く。
私も「うん♪」と答えて立ち上がる。
あゆ美が手を差し伸べ、それを掴む。
――――ずっと一緒にいるからね――――
そう胸に誓い、あゆ美と風呂場に向かった。

fin