429 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 23:51:21 ID:upSrPTgJ
素晴らしい!
アナタに是非とも、リカ&サキを書いて欲しいです!!
リカサキかぁ!
確かにあの2人は良いよね(^ω^)
っとその前にとりあえず今のを終わらせなきゃ…
あたしは昔から何事も本気で取り組んで最後までやり遂げた事が無い。飽き症なんだよな、昔から…。
だからこのエンゼルハートも…正直そろそろ、飽きてきた。
Fお前が居るから
エンゼルハートに入ってもうじき2年が経つ。そろそろツバサの卒業が近付いてきた。
という事はつまり、その後釜である次期総代表を決定しなければならない。
現在の候補は3人、レミとシオリとナギサ。3人とも信頼が厚く、下のメンバーからも尊敬されていてリーダーシップもある。
エンゼルハート内では連日その話題で持ち切りだった。
「ぶっちゃけ、どうでも良いよな。代表なんて。」
ナギサはシオリにそう言った。シオリは顔をしかめた。
「はぁ?やっぱお前はツバサさんがいねぇとダメな奴か?」
「なんでそうなるんだよ、一言も言ってねぇだろ。」
何故かケンカ腰になる二人。集会所の隅っこでレミはそれを眺めていた。
睨み合う二人、それに気付く周りのメンバー達。
「絶対そうだろうが、お前飽きてきたんだろエンゼルハートに。」
「…だとしたら何だよ。」
そのナギサの冷めた一言にシオリはキレた。
「お前マジふざけんなよ!?」
シオリは興奮して声を荒げた。ナギサもそれに反応して血が頭に上っていく。
ツバサが走ってやって来た。
「二人ともココ集会所だよ?ケンカなら外でやりな?」
不安そうな目で周りのメンバーが見ていた。
「ナギサ、表出ろ。」
「……あぁ。」
二人は外に出た。外に出た瞬間、シオリはナギサに掴み掛かった。
「お前良い加減にしろよ!」
ナギサはシオリがキレている意味が分からなかった。だがこうなったシオリは聞く耳持たない事は長い付き合いのナギサが良く知っていた。
「簡単に飽きるとか、お前にとってエンゼルハートって何なんだよ!!」
「お前もしかして総代狙ってんのか?だったらなれば良いじゃねぇか、あたしはやらねぇよ。」
シオリは目を見開いた。そして歯を食いしばると、思いっきりナギサの頬を殴った。
鈍い音がしてナギサは後ろに吹き飛んだ。口の中に鉄の味が広がる。
「ってーなテメェ何すんだよ!?」
頬がジンジンと痛む。
(シオリの奴、本気で殴りやがった…)
シオリは拳を握り締めた。震えていた、シオリはうつむいて震えていたんだ。
レミは二人が心配でこっそりと扉の影から覗いていた。ナギサが殴られたのを見て、レミは驚いてその場に固まった。
「飽きたらまた放り出すのか?またすぐ逃げんのか!?」
シオリはナギサに跨がって服の襟元をガッと掴んだ。
「レミも飽きたら捨てんのかよっ!!」
――ドクン、
静かな通りに、シオリの声が響いた。
レミの耳にも確かに届いた。何を言ってるのか…やっと理解出来た。
「…もう一回言ってみろ。」
ナギサは口元の血を手で擦った。手の甲に赤い雫が流れた。
「何回でも言ってやるよ!どうせ飽きたらレミも捨て…」
ドカッ!シオリが最後まで言う前に、ナギサの拳がシオリの頬に入った。
シオリは後ろに大きくのけ反って、なんとか踏みとどまった。
ナギサは完全に頭に血が上っていた。今、シオリが言った言葉だけは許せなかった。
「…ってぇ〜…」
シオリは殴られた頬を押さえてナギサを睨んだ。
「誰がレミを捨てるって!?あぁ!?」
ナギサの怒声が響いた。扉の影でレミはそれを聞いてビクッと反応した。
「…お前がだよ。」
静かな声でそう言ったシオリに、歯を噛み締めてもう一度拳を握った。
「ふざけんな、」
ナギサはわなわなと震えた。
「んな事する訳ねぇだろ!」
「お前がレミをエンゼルハートに誘ったんだろうが!なら最後まで責任取れっつってんだよっ!!」
そう叫んだ2人は息を切らした。ナギサはハッとした。シオリの言いたい事が、やっと分かったんだ…。
「お前…なんでレミを誘ったんだよ……。」
シオリは真直ぐにナギサを見て言った。
「レミが好きだからじゃねぇのかよ…。」
―そうだ、あたしはレミを側に置いておきたくてエンゼルハートに誘ったんだ…。
いつも独りだったお前に他人との絆を与えてやりたかったんじゃない、ただただ側に居たかっただけなんだ……
そのエンゼルハートに飽きたと言ってしまっては全てお終いだ。ナギサは自分の言った事を後悔した。
本気で愛する女を、傷付けようとしていたんだ…。この恋は飽きる訳がない、いや飽きて堪るか。
「レミが好きなら側に居ろよ。」
そう言うシオリに小さく微笑んだ。やっぱお前は、頼りになるよな。ずっと一緒に居ても飽きない訳だ。
「言われなくても、そーするよ。…お前に言われたくは無かったケドな…」
それを聞いたシオリは「ふざけんな」と笑った。
影でそれを聞いていたレミはキュッと両手を握った。温かい何かが胸をくすぶった。
そして総代表はレミに決定した。ナギサとシオリが「喧嘩はサークルの輪を乱す行為」と強く注意を受けた為、候補から除外されたのだ。
花束を受け取って笑うレミ、それに顔に絆創膏を貼ったナギサとシオリは温かい拍手を送った。
そして新たなエンゼルハートの総代表としてレミが仕切る様になった。ナギサが不満そうに呟く、
「レミが総代表なんて…大丈夫かよエンゼルハート。」
それを聞いたレミは微笑むと、ナギサの頬をそっと撫でた。
「迷惑かけるかも知んないケド、よろしくな。」
そう言ったレミに小さく微笑んだ。
「ちゃんと支えてやるよ。お前があたしの、エンゼルハートに居る理由だからな。」
お前がここに居る限り、あたしは絶対に戻ってくるから……。
飽き症なあたしが、こんなに夢中になったのは…お前が最初で最後だよ。
何歳になっても、きっとこの気持ちは変わらないだろう。
だから何度も言おう、愛していると……
あとシオリ、サンキューな。
FEnd
見事にgdgd…すみません;
次でちゃんと終わるんで!
ある日、レミが唐突に「花見がしたい」と言い出した。
あたし達は2人で出掛けた。ゆっくり歩いて、バカみたく長い道のりを、ただ手を繋いで歩いた。
終・いつまでも
「うわメッチャ綺麗!」
辿り着いたのは河川敷の桜並木だった。桜は満開で見頃なのだが人気(ひとけ)が少ない穴場だった。
一人はしゃぐレミを眺めながら、疲れたナギサは芝生にゴロリと横になった。
桜の花びらが舞い散る様は、とても綺麗で感動した。
今日はとても良く晴れていて、温かい春風が心地良い様な、そんな小春日和だった。
ナギサはそっと目を閉じた。今にも眠りたいくらいに、その空間は気持ち良かった。心地良い眠りに着こうとするナギサ。
「ナギサぁーおいナギサってばー!」
だがそれを妨げる人物、レミ。ナギサは怪訝そうにうっすら開けた目で声の先を見つめた。
二十メートル程先の桜の下で大きく手を振って叫んでいた。
「なんだよっ」
ナギサは嫌そうな顔で立ち上がると、レミの居る所へゆっくりと歩み寄った。
ナギサが来ると嬉しそうに笑ったレミは、ナギサの手を握った。
再び繋がれた手を見つめたナギサは「なんだ?」と首をかしげた。
「この桜だけ違う。」
と言ったレミにナギサは「は?」とまた首をかしげた。
「周り全部が染井吉野なのに、コイツだけ八重桜なんだ。…なんでかな?」
ナギサの頭の上には?が並ぶ。
「あー…やっぱレミは人より感性が豊かだから目の付け所が違うよな。」
サッパリ分かんねぇ、と言ってナギサは笑うと、「笑うなよ」とナギサの頬を軽く抓った。
「分かんねぇ、分かんねぇけど……綺麗だよな。」
そう言って桜を見上げた。レミもうなずいて見上げた。
他とは違ってもそこに咲き誇る八重桜はとても堂々としていて、一際それが目立っていた。
2人はしばらく黙ったままそれに見入っていた。ゆっくりと流れる時間の中で、手を握ったまま、ただ桜に見とれていたんだ。
ナギサは視線を桜からレミに向けた。桜に見とれるレミの横顔が綺麗で、胸がドキリと高鳴った。
血が激しく体内を駆け巡るこの感覚…思わず繋いでいたレミの手を強く握ってしまった。
するとレミはナギサの異変に気付いて視線をナギサへと向けた。
当然その瞬間、2人の目は合う訳で…しかもかなりの至近距離…。ナギサはじっとレミを見つめた。
「…レミ、愛してっぞ。」
急にそんな事を言うナギサに、レミはカァッと赤くなった。
「なに赤くなってんだよ、」
と言ってレミの頬をそっと撫でるナギサは小さく笑った。
「あたしも…ナギサの事、愛してる…。」
小さな声でそう言ったレミが可愛くて、コツンと額をくっつけた。そしてナギサは優しい口調で言った。
「また来年も、再来年も…毎年桜が咲いたらここに来ような。」
小さくうなずくレミをそっと抱き締めた。そしてうつむくレミに「顔、上げろ」と言って顎を掴み持ち上げて上を向かした。
「…ナギサ……」
「目、閉じろ。」
レミは言われた通りにそっと瞳を閉じた。ナギサはゆっくりと顔を近付けた。
唇と唇がそっと触れた。
柔らかい温もりと緩やかな春風が包む2人の重なった唇。
ナギサがそっと離すと、レミの瞳からは涙が一筋流れていた。
「なに泣いてんだよ。」
「ばか…嬉しいからに決まってるだろ、」
それはさり気ないナギサからの告白だった。来年も、再来年もナギサが側に居てくれるって言う…誓いに似た、告白だったんだ。
「ホント…レミは良く泣くよな。」
そう言って笑うナギサに「誰のせいだよ」とレミは呟いた。
―この果てしない空の下、巡り逢えた奇跡に、あたしは心から感謝した。
まだあたし達は歩き出したばかりで、未来へと続くレールの上を、今はただ真直ぐ歩いて行くんだ。
その道は険しくとも暗くとも、お前と一緒なら平気だよ。絶対迷ったりなんかしねぇ、お前とこの手で繋がっている限り、あたし達は結ばれているんだ。
お前に惚れたあの日から、お前はあたしの世界の全て。
―終―
本当に長々と申し訳無いです;ごめんなさい。
素晴らしかった!!!
やっぱこの二人は最高だね!
>>443 ナギサ×レミは良いよね!大好きだぁ。
またss書こうと思ってるんで良かったらまた読んで下さい!
えみさん仕事選べよw
このスレ的にはGJw
448 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/21(金) 11:06:56 ID:v2h1lquD
どなたか、サキリカを書いて下さいませんでしようか…お願いします!!
449 :
名無しさん@秘密の花園:2007/10/26(金) 18:26:12 ID:5jNTFnQy
サキ「リカさん、この前の10円なんすけど…」
リカ「ん?10円?…あ!」
チュッ
リカがサキの口に軽いキスをする。
サキ「えっ…リカさん!〃」
リカ「これでチャラな!」
なんとなく思い付いた
450 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/05(月) 12:33:54 ID:TVEoyFFe
サキ!
ナギサさんの中の人
最近すごい忙しそうだよね
可愛いいもんね
452 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 22:25:18 ID:X9g0PTOk
>>449 ありがとうございました。これをきっかけに長編などを希望したりして…
453 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 17:18:59 ID:WCORJLdS
ギャルサー…
今更だが誰かSSを
454 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 22:22:57 ID:4LOTlQCU
シティハンターの続編スレ…じゃないようだ
455 :
あげ:2008/04/17(木) 12:48:07 ID:oFQ+yPLS
あげ
456 :
あげ:2008/05/11(日) 23:14:52 ID:dVaXaYFL
あげ
457 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/18(日) 13:55:46 ID:TJTFL404
458 :
名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:10:00 ID:F4YK0YhA
サキ可愛すぎあげ
>>445の動画がもう削除されてたんですけど、見た人いたらどんな内容だったか教えて下さい。
ギャルサーなつかしい
461 :
名無しさん@秘密の花園:2008/09/10(水) 14:11:54 ID:CjpOVj/f
462 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/29(木) 19:41:47 ID:nyf7TcTp
宣伝失礼致します。
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【ドラえもん】 ガチャ子 【ドラえもん】
ドラえもんの連載ごく初期に存在したものの、わずか半年・数回の登場で消え去ったという幻のキャラクター『ガチャ子』。
ドラえもんのライバルとして登場したにも関わらず、作者にさえも見捨てられた水子のようなキャラクター「ガチャ子」について語るスレである。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1233571617/
464 :
名無しさん@秘密の花園:2009/07/22(水) 10:49:57 ID:xaQWLw8i
「レミさん…〃」
集会所で
あたしのレミとしてるの…
ラン?
「ナギサさんが相手してくれないなら、いつでもあたしがしますよ〃」
「…ラン…〃」
レミ…
今日が何の日か
なんて忘れたのかな?
ほしゅ
466 :
名無しさん@秘密の花園:2010/02/27(土) 18:30:24 ID:6lDeOM6D
あげ
エッチ
468 :
名無しさん@秘密の花園:2010/03/05(金) 20:22:18 ID:BIgKUG/+
サナギさんフイタ
469 :
名無しさん@秘密の花園:2010/05/07(金) 22:55:36 ID:MhkHLiaa
せっかくナギサとサキ共演してたし
妄想しようぜ
471 :
名無しさん@秘密の花園:2010/07/22(木) 10:43:44 ID:wg3nSho0
ほす
472 :
名無しさん@秘密の花園:2010/08/04(水) 23:40:01 ID:R+g6iiG0
誰かいるの?
保守
いないよ
474 :
名無しさん@秘密の花園:2010/08/05(木) 20:11:54 ID:m8cEWP/Y
ナツカシス