【エンジェルハート】 ギャルサー 【萌え】

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1名無しさん@秘密の花園
立ててみた
2名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 15:28:39 ID:lUoCv9mk
2ゲット(・∀・)!?
3名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 15:49:48 ID:wV5SPdEY
ついに願いがかなった……ありがとう大地 ありがとう1さん(´д⊂グスン
4名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 15:59:20 ID:xEseuMle
IDのある板は自演で伸ばせないのが辛いw
昨夜の放送でレミさんの回想シーンであったウエイトレス姿に激しく萌えますた
5名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 16:39:31 ID:wV5SPdEY
他のメンバーは殴られたのにナギサだけ殴られなかったね。
6名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 16:45:46 ID:rYnwWZ+U
レミを止めに入ってましたからね
レミを阻止出来るのはナギサだけ!
7名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 16:59:31 ID:wV5SPdEY
レミを気づかって10分休憩いれてくれたのが良かった。やっぱレミさんにナギサさんが必要だと思う。一ノ瀬より。まぁ、自分がナギサ×レミ派だからなんだけどww
連続カキコスマソ。
8名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 19:24:53 ID:9HYDe0j8

9名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 19:36:21 ID:y12bVEkM
レミ×サキ最高〜!
八つ星テントウの回、最後手繋いでたとこで転んだw
10名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 19:47:40 ID:wV5SPdEY
みんながいるからエンゼルハート。
11名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 20:46:34 ID:dNVTRsVw
でみんなはどの子が一番好きなんだ?
いも子か?
12名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 21:37:55 ID:+v2ebeMP
レミさんas妹子ラヴ!
13名無しさん@秘密の花園:2006/06/11(日) 21:58:27 ID:lUoCv9mk
(*´Д`){リカさんLOVE
14名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 00:24:58 ID:bMeqsUew
レミ×ナギサlove 昨日観れなくてホームページのストーリー観たけど物足りない!!
15名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 00:35:19 ID:zEbtshH/
「・・・って思われちゃうじゃん♪」
「思わねーよ!」

最強のやりとりだw
16名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 01:13:19 ID:AyU2WR8f
サキたんかわいい!
もしや少数派?
17名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 03:18:11 ID:nWKW8iHg
731 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/11(日) 21:01:20 ID:yOQAXsji
>>726
本官と交互に殴られたんだから
シンノスケにも本官と同じ程度には付き合う権利はある

しかし、レミさんはナギサさんのもの
2人の世界に男は要らない
18名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 03:20:25 ID:nWKW8iHg
880 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 00:34:15 ID:us4Lk+78
何でナギサさんは殴られないんだよ
不公平だ

882 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 00:35:43 ID:mzubbvhW
>>880
ナギサさんが殴られる姿は見たくない

883 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 00:37:03 ID:KVzPFOqO
レミはナギサさんにホノ字だから
19名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 03:23:56 ID:nWKW8iHg
940 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 03:13:35 ID:+F0w7dfb
ナギサだけ首領のレミを「おまえ」呼ばわりだね。
同格だから?

941 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 03:16:37 ID:mzubbvhW
付き合ってるから

942 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/06/12(月) 03:21:37 ID:+F0w7dfb
女同士で付き合ってるんだ…
それって…(´・ω・`)
20名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 03:30:00 ID:HfYbv5wJ
何でレミ×ナギサなの?
仲悪そうじゃん
21名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 03:31:29 ID:HfYbv5wJ
綺麗な女性はみんな岩佐真悠子の奴隷のスレ見たから
22名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 06:19:47 ID:V0/8g20q
あ、テレビドラマ板からお客さんが。(・∀・)まあ、自分もドラマ板の住人だけど。
>>21 いわまゆスレのssめっちゃ萌えたww
23名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 06:31:33 ID:V0/8g20q
>>16 合宿で竹刀持ったナギサさんにしごかれてたサキに萌えた。 ナギサキ?
24名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 06:56:02 ID:zEbtshH/
サキは可愛いからみんなに狙われてるんだよw
25名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 09:13:53 ID:bMeqsUew
ナギサはいもこって呼ばなかったから殴られなかったのかな
26名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 09:47:39 ID:V0/8g20q
>>25 うまいこと後ろに回ったから殴られずに済んだ
27名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 13:15:36 ID:bMeqsUew
てことはナギサもいもこって言った?
あーあと少しで終わりだ… これから絡みはあるのかな
28名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 14:12:33 ID:V0/8g20q
イモコっては言ってないけど。ってか無造作に殴ってたからね レミさん。
ランなんて挨拶しただけで殴られたし。カワイソス
29名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 15:11:58 ID:5YbaET3f
イモコっていう名前だけで
あんなルックス良い娘を振る訳ねぇべw
30名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 16:42:07 ID:bMeqsUew
挨拶しただけで笑 けどランはレミのこと好きだから殴られても幸せって思ってそう
31名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 17:36:01 ID:J0x9q//l
ランはレミさん命!だからな
32名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 17:38:51 ID:V0/8g20q
>>30 ランMだねwww殴って感謝されるのは猪木だけじゃないんだww
33名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 22:15:37 ID:DQ48TVzl
リカさん可愛い
まずいわまゆがすき
34名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 23:03:13 ID:HfYbv5wJ
Sはレミとナギサとリカ
Mはサキとランとシズカ
35名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 00:54:13 ID:A/b/JNWA
自分より年下の幹部に「ハイ!」とか素直に言ってるユリカもM
36名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 06:22:04 ID:L0YBn/7s
ナギサさんは隠れM。レミさんはネコタチどっちでも。リカさんは真性S……であってほしい
37名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 08:23:52 ID:ZtdmsmMt
いわまゆのスレのssでナギサはタチM、レミはネコSってゆう設定だった
ナギサは普段は心開かないしクールなのに、レミの前ではめっっちゃ甘えんぼ
38名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 08:36:32 ID:L0YBn/7s
ツンデレ萌へー(*´д`)
39名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:49:16 ID:VGYvi2W2
あの話はかなりいいよ!!
40名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 12:48:36 ID:xd7Ldwpe
レミさんにとって
ナギサは本妻
リカランシオリは愛人
サキは次に狙う獲物
ユリカはオモチャ
41名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 17:38:40 ID:L0YBn/7s
なんかAHって処女率高そう

俺の思い込み。
42名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 17:39:57 ID:gg43uNUH
43名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 18:56:01 ID:z5UlqRch
処女というか、意外とストイックな奴が多そうだ。
44名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 19:05:21 ID:L0YBn/7s
ナギサさんとか?

……あースレがワーッと盛り上がるSS降ってこないかな…
45名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 21:54:48 ID:RGCMf5j6
SS書いてもいいよ
ただサキ(戸田)×ユリカ(矢口)なんだけど需要ある?
46名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 21:57:42 ID:F3Yjeq66
ない
サキはネコだよ
47名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 22:16:42 ID:L0YBn/7s
46に同意。サキネコ派(俺も含めて)には受け悪いと思われ。
48名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 22:44:17 ID:F3Yjeq66
サキがリカレミナギサにいじめられるSS、キボンヌ
49名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 09:27:09 ID:lTcVl40Q
サキはネコって感じだけどタチの話も良いかもね!
50名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 17:27:24 ID:TbJPhxO1
ユリカが出てくる時点で無理かも。
51名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 17:54:19 ID:dbtGKuEy
やっぱサキがリカレミナギサの奴隷とか…萌える
52名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 18:15:07 ID:yc5Ri/bn
ギャルサー百合語る上でその四人は外せないな
合宿でリカとナギサに犯されちゃうサキとか妄想したら萌えたwww
53名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 18:24:03 ID:dbtGKuEy
萌えるね

誰かぁ
書いてくれないかなぁ…
つか2ちゃん以外にギャルサーの百合語りスレとか小説スレとか無いかなぁ
54名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 21:04:12 ID:yc5Ri/bn
SSじゃなくてシチュならいくらでも妄想できるのになあ…
ギャルサーin女子刑務所百合とか、ギャルサーキャバ嬢版レズとか
王道なとこでナースとか婦人警官でもいいけど。
55名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 22:03:30 ID:YAuxw8fG
ギャルサーのみんなで旅行して宿泊してほしい是非
関西でイベントとかあればおk
そしてサキはいろんな人に襲われて欲しい
56名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 16:02:11 ID:IRpfhPMU
それいいね
57名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 18:53:39 ID:Re3H6qAl
一週間長いな〜早く明後日にならないかな…今度こそはレミ×ナギサの絡みがありますように!!
58名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 19:16:46 ID:SY9vSNUU
>>57 IDがRe3… Re3→レ3→レミ?
59名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 20:08:14 ID:Re3H6qAl
お〜凄い!!
60名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 01:46:37 ID:G26R4Z88
早く見たい!
61名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 15:20:04 ID:En2lU/rI
あげとく
62名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 15:55:31 ID:a86+D0jU
このスレの住人てどんなカプ萌えなの?
63名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 18:35:10 ID:1ahWaNff
タチサキでも全然萌える
サキ男らしいしw
64名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 18:43:20 ID:1BlaLrdP
シズカが相手の場合のみタチサキが想像可能
65名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 19:39:06 ID:a86+D0jU
>>64 は一話で萌えたでしょ。
66名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 19:40:11 ID:mmpqOOYX
>>45さんまだ居るかな…。サキ×ユリカ見てみたい。本命は逆だけど。
ケンカップルな関係に萌えるんだけど、このスレだと同志いないのかな。
67名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 20:35:40 ID:1BlaLrdP
>>65
うん1話大好き百合度の濃さすごいじゃん
シズカがサキをギャルサーに誘ったのって一緒に居たかったからだと思ってる
68名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 21:02:08 ID:a86+D0jU
しかも抱きあってたしね。
69名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 22:08:18 ID:a86+D0jU
一話からみてくとサキがキャラ変わったように思える。
以前はもっとツンツンしてなかったっけ
70名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 05:03:27 ID:IMLWbA38
表向きにはシンノスケのお蔭と言っておこう
このスレ的にはユリカとリカのお蔭
71名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 08:15:02 ID:82t87N+E
愛の力だな(*´∀`)
72レミ×ナギサ@:2006/06/17(土) 09:25:16 ID:Bi5Ie18s
 ある日の日曜日、レミとナギサは、レミの家で二人だけの時間を楽しんでいた。
二人はレミの部屋のベットの上に並んで座り、他愛も無い話をしていた。

 「ちゅっ」
 突然レミはナギサの頬に軽くキスをした。驚いたナギサは、頬を押さえながらレミの方を見る。
 「ナギサだってしたいくせに。折角久しぶりに二人きりになれたんだよ?お姉ちゃんも居ないし
 ねぇ・・良いでしょ?」上目使いに、甘える様な声でレミはおねだりした。
ナギサは動揺しながらも平然を装い、レミの何時もの口癖を真似した。
 「だって、Hしてるのを、帰って来たレミのお姉ちゃんに見られてみ?あー今日は二人で新しいパラパラの
 秘密特訓をしてるんだなーって、思われちゃうじゃん?」
ナギサはそう言いながらも目が泳いでいた。突然大好きなレミに誘われて、動揺を隠せないのだ。
レミはそんなナギサを愛しいそうに見つめ、「思わねーよ。」
耳元で優しく囁きながら、唇にキスをした。
73名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 09:30:54 ID:82t87N+E
キタ――(゚∀゚)―――!!
74名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 11:05:23 ID:RBGn0t/R
キタね!!いい感じだわ!
75名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 15:08:33 ID:XQC9DcGM
超良い感じ!期待してます!
76名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 22:05:33 ID:7+hW1jc8
サキ萌え
77名無しさん@秘密の花園:2006/06/17(土) 23:43:45 ID:IMLWbA38
何気に今日の放送でレミ×ナギサの2ショットが多い件
78名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 01:17:09 ID:+G8hWLLC
ヤバス!!!ギャルサー小説サイトを発見しますた。
79名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 01:30:34 ID:VHfMUC24
>>78
ヒントをお願いします!
80名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 01:46:43 ID:6R/p5X+5
ヒントお願いしますmm
81名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 04:16:43 ID:PBSI9Qrh
見たす見たす
82名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 07:10:35 ID:6R/p5X+5
ぐぐりましたら百合小説というところだけ出てきました
でも違うっぽいです
教えてください
83名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 07:28:16 ID:6R/p5X+5
ttp://yaplog.jp/aya00/
これですか?
84名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 07:31:41 ID:6R/p5X+5
85名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 07:53:28 ID:W9t+iVWP
↑イイ!!(・∀・)b GJ!
86名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 12:08:45 ID:oYx/k5RW
サキ受けはマダー??(・∀・)
87名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 14:08:45 ID:W9t+iVWP
リカ×サキ


リカ:「サキ、心理テスト。あなたは今オーストラリアの動物園にいます。そこにコアラの赤ちゃんがいました。それを見てあなたは直感的にどう思いましたか?」
サキ:「え。いきなり言われても …んー抱いてみたい、かな?」
リカ:「診断結果。あなたはまわりからそう思われています。」(ニヤリ
サキ:「!Σ(゚д゚;|||)」

携帯から駄文&読みづらかったらスマソ orz
88名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 14:14:01 ID:Z1I89x3X
ワロタww
この心理テストはホントのやつ?
89名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 14:16:51 ID:PBSI9Qrh
リカ×サキは一番萌える
90名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 14:25:07 ID:W9t+iVWP
>>88 いやいや、でっちageです。機会があったらまた書かせてもらいたいですな(´∀`)
91名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 20:48:40 ID:Xws0aBkh
おもしろいね!また読みたい!
92名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 21:56:45 ID:C+iL4W9Z
幹部4人に全裸でパラパラ調教をされるサキ。
独り全裸で踊らされるサキの体を舌なめずりしながら欲情した目つきで見つめる幹部4人。
最後は幹部4人に全身を舐めまわされ犯されまくるサキ。
93名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 00:20:43 ID:LMzwxDUQ
>>92
それイイ!!(・∀・)
94名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 01:02:35 ID:WkB27HMq
シオリ「サキ、おまえ・・・・・おっぱいちっちぇぇぇ!!!」

レミナギサ「おまえが言うなよっ!」
95名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 07:20:19 ID:y3xVPKYT
↑ワロタwwまぁ事実だけどね。
そこはメンバーの誰かに大きくしてもらえば
いいわけだし
96名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 11:30:09 ID:2SElpi0E
全裸でパラパラを踊らされるサキの背後から、堪らなくなったナギサが同じく全裸でサキの体に密着させて振付指導をする!
何故かナギサは全裸になっても帽子だけは被っている。
そのナギサによるサキへの体密着パラパラ振付指導の光景を眺めながら欲情した目つきを更にギラギラさせる幹部三人とユリカ!
97名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 11:36:00 ID:2SElpi0E
「ナギサ、これ使って擦り合わせなよ!」
サキの腰を背後から掴んでいやらしくグラインドさせてるナギサにレミがローションのボトルを手渡そうとした。
「レミ、せっかくだからサキとあたしにかけてよ」
ナギサがレミに二人のボディにローションを塗りたくるように頼む。
98名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 14:20:22 ID:2SElpi0E
「オッケー、ナギサ!」
レミはローションボトルのキャップを外すと、ゆっくりとサキとナギサの肢体に垂らした。
「うわっ、レミさん!見てるだけじゃたまんないっすよ!」
ユリカが服を脱ぎ捨て全裸でレミにしがみつく。
99名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 23:10:33 ID:LMzwxDUQ
気になる〜あげ・
100名無しさん@秘密の花園:2006/06/19(月) 23:43:55 ID:y3xVPKYT
>>72 の人は何処いっちゃったんだろう…(´д`)キニナル
101名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 00:43:53 ID:IRVmVSmT
まだか〜あげ
102名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 01:08:41 ID:/PGp2NJ1
>>78の人も教えて欲しい、、、
103名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 03:18:21 ID:GzimlOKZ
レミとナギサはどっちが攻め?
104名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 06:12:01 ID:q+0SkJJM
なぎさ?
105名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 09:14:42 ID:JV0qYx0N
なぎさはネコっぽい
106名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 10:21:40 ID:GzimlOKZ
ナギサは攻めM
107名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 11:16:04 ID:/PGp2NJ1
ナギサが攻めでしょ
108名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 17:03:53 ID:Q+UJgEA3
きっと二人ともタチネコ両方おKなんだよ。
109名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 17:24:15 ID:vovEzDxN
むしろタチレミがもえ
110名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 17:40:22 ID:TdTB3RNE
>>78さん教えて〜
111名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 19:42:47 ID:JV0qYx0N
ギャルサーのガイドブックに百合っぽいの載ってるかな?
112名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 16:46:00 ID:Wii2mgsv
戸田れいのブログこないだ初めて見た。
ヌマコかわいいね(・∀・)メインギャルズとも仲良いみたいだし
社交的な子なんだな。
113名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 17:27:46 ID:6fJwx+Vu
ぬまこ。。。
114名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 18:47:45 ID:Wii2mgsv
ギャルサー水泳大会観てぇなー
115名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 21:56:09 ID:4wjv1CoF
>>1
おまいクビ。
116レミ×ナギサA:2006/06/22(木) 02:18:35 ID:7nfJbQS2
レミに誘われ、自分が抑えられなくなってしまったナギサは、レミをベットに押し倒し、
唇に、頬、首筋へと唇を夢中で落としていく。レミはナギサを優しく見つめ、頭を撫でながら
「ふふふ・・そんなに焦らなくても逃げないよ。」
 ナギサはハッと我に返り、ちょっとバツが悪そうに「わ・・悪い」と呟く。
 ナギサはレミの唇に、今度はゆっくりと唇を重ねた。お互いの舌が絡み合う。二人とも、お互いの
温かくて柔らかい舌の感触に酔いしれていた。レミの唇から唾液が滴る。ナギサはレミの唇をねっとりと
なぞった。レミは頭がボーっとなり、無意識にナギサの背中に回していた手にグッと力を入れた。
 ナギサはレミの服をゆっくり脱がしていく。自分の服も脱ぎ捨て、お互いに下着だけの姿になった。
ナギサの細くて長い指が、レミのわき腹やおへそのあたりを優しく撫でる。
117名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 06:54:14 ID:DqirIxvt
↑なんつーの…
いい感じ?v
118名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 07:22:29 ID:N9gfuu9I
れみじゃなくて

    い    も    こ
119名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 15:01:49 ID:bQYHM61c
120名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 16:52:39 ID:/RbDMmG8
明後日でエンゼルハートともお別れか〜
121名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 16:58:50 ID:DqirIxvt
このドラマのせいで重度のアイドルヲタになってしまったw
122名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 22:43:54 ID:7nfJbQS2
今日の深夜にギャルサー特集やるね
123名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 23:13:13 ID:DqirIxvt
↑見れない…(´;ω;`)ブワッ
今までもよくあったけど。
そのたびに地方局が憎くてしょうがない。
124名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 23:23:34 ID:7nfJbQS2
でも、多分今までのダイジェストとか予告とかだよ
125名無しさん@秘密の花園:2006/06/23(金) 13:27:58 ID:SwW8OwcD
↑で、どうだった?
126名無しさん@秘密の花園:2006/06/23(金) 13:55:47 ID:uMAFWATN
見たかったー
127名無しさん@秘密の花園:2006/06/23(金) 17:06:16 ID:SwW8OwcD
番宣もみたかったああ!!
……あーもーヤダ。JUNONのギャルサー特集見て
余計にそう思った。恵梨香……(泣)
128名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 07:28:37 ID:QjuLWA1L
今起きたんだけど、なんか見た夢が
ユリカ×サキだった……。
よく覚えてないけとチュー止まりだった希ガス
129名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 20:36:21 ID:QjuLWA1L
ドラマ終わったら このスレも終わりかな……。
130名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 22:12:57 ID:boCB2xOh
最終回レミ×ナギサ萌え的にブラクラだったなw
131名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 23:14:03 ID:hkCdDr2b
>>130
あれは見なかった事にするw
それより仕事着のナギサとレミのプレイを妄想しようではないか!
132名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 00:02:04 ID:boCB2xOh
それ(・∀・)イイ!!
職人さん降臨禿しくキボン
133名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 02:23:18 ID:t/Vj/dbC
どんなクライマックスだったの?
134名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 03:21:44 ID:26KndD+3
>>131
ナース姿、、、ハアハア
135名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 06:03:52 ID:TCo43GO4
ナギサの勤める病院で出産したのか?レミさん
産婦人科があるかどーか知らんがw

つーか、秋の土9で「Ns’ナギサ」やってよ日テレさんw
136名無しさん@秘密の鼻園:2006/06/25(日) 07:32:03 ID:IF+vX9R0
>>130 あのシーンでいてもたってもいられなくなって
携帯 床に叩きつけた。
レミさん……(´д⊂)
137名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 08:40:35 ID:TCo43GO4
一ノ瀬との貧乏生活に嫌気がさし、アパートを飛び出すレミ
姉晶子の家には子供も産まれ、邪魔することも出来ない
そこで辿り着いたのはナギサの住むマンションだった・・・。
138名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 09:39:47 ID:26KndD+3
それだ!
139名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 12:15:05 ID:nqkg9QO1
116続き書かないのかな……。
いっそ俺が捏造しようかな
140名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 12:20:40 ID:t/Vj/dbC
レミはお母さんになったんだ〜
そっか
141名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 20:31:11 ID:Bf3/4kQt
サキが中心になってレズギャルサーを結成する!
142名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 00:02:06 ID:S4VkGIBd
116です。139さん続き書いて下さいっ
思い浮かばない
143139:2006/06/26(月) 00:23:14 ID:FHIlIm1F
マジで!?
じゃあ本気でやるわ
144139:2006/06/26(月) 00:25:20 ID:FHIlIm1F
マジで!?
うわ半分以上冗談だったから
プレッシャーだなw
まぁ石投げられない程度にがんばるわ
145名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 10:41:41 ID:QDswK23q
頑張れ!!!
146名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 23:31:39 ID:KGl6RY8c
ナギサ「レミ、くっつきすぎ」
レミ「良いじゃん別に」
ナギサ「良くねーよ」
レミ「なんで?」
ナギサ「だってよぉ…こんなベタベタしてるとこ他のメンバーに見られてみ?
あ〜ナギサさんとレミさんってネコとタチな関係だったんだ…って思われちゃうじゃん?」
レミ「思わ…れても良いけど?」
ナギサ「………なっ!そ、そこは『思わねーよ』って言うとこだろ!」
レミ「ナギサ顔赤いよ」


ふとこんな会話が思いついた。意味はない。
147名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 23:40:31 ID:OhOIg04X
↑ナギサさん萌えwww
148名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 00:10:53 ID:d2P94Ntk
サキネコのが萌えりゅ
149名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 02:13:15 ID:bAckha6t
レミネコもおなじくりゃいもえりゅ
150名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 06:56:55 ID:4I/XnGN0
スミレこと奈津子ちゃんと双子の妹・亜希子ちゃんの写真集はお勧めしとく
おまけで付いてるDVDでは抱き合ったりキスしたりで、ここのねーさん方も楽しめるw内容だと思いますwww
151名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 07:17:14 ID:wkFxu2ru
↑奈津子と?
あの二人仲良いね。
雑誌でも抱き合ってたし
152名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 11:28:59 ID:15dfmX6f
シオリさんがAHメンバーに卵つっこまれるエロ小説を書いてくれ・・・
153名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 14:51:01 ID:PWgTbdw4
戸田ちゃんが幹部に犯されるのが良かった
154名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 17:20:04 ID:OPSpQtz1
9話目位からナギサがレミの隣に居ること多くなってた気が… もーちょい絡みが見たかったな
155139:2006/06/27(火) 19:01:04 ID:RpWxlHc/
とりあえずつなぎ部分書いてみた。
続きは夜か翌日に……。

ナギサはレミの下着に手をかける。
しかし、申し訳程度にホックをつかみはするも、どうしてもその先に手が出ない。
ここから先は、ナギサ自身何回繰り返しても、どうしても慣れないのだ。
時々ナギサは、レミとこうしていても、今自分が見ているのはすべて夢のような気がしてくる。
たとえば、今レミの目が怪訝そうに自分を睨み付けて「何やってんの?」と軽蔑の言葉を投げかけたとしたら、
「ああ、やっぱりこれはあたしの妄想だったんだ」と納得してしまいそうな自分がいるのだ。
ナギサの中には今すぐにもっと触れ合いたい衝動と、何か失敗をして、
大好きなレミに見捨てられたらどうしようという不安がある。
そんなことを考えながら、ぐずぐずといつまでも下着をいじっていると、
手が震えてるのがばれてしまったのか、それともいつまでも伸びてこない手にじれたのか、レミがふ、と笑った。
「どうした?」
「わ、悪い」
そんなナギサに、レミは『お前さっきからそればっかり』と言うと、手のひら全体で頬を撫で、
目に口付け、髪を指でとかしながら、そっと両腕を回してナギサのブラジャーをはずしてくれる。
そして、
「好きだよ」
と最高のタイミングを見計らったかのように口にするのだった。
156名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 19:31:35 ID:wkFxu2ru
GJ!!(・∀・)b
H慣れしてないナギサさんカワユスw
157名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 20:50:49 ID:YoKHy7MP
いい〜!!
あなたは天才ですか??
158名無しさん@秘密の花園:2006/06/27(火) 21:31:48 ID:bAckha6t
めちゃくちゃいい!
ナギサかわいい!
159139:2006/06/27(火) 22:15:36 ID:RpWxlHc/
続き。
亀展開スマソ。たぶん次で終わりのはず。

一番聴きたかった言葉を聞いて泣きそうになっているナギサに、さらにレミは彼女の
下着もそっとはずし、その身体をぎゅうっと抱きしめた。
「あたしは、お前とこうしてるときが一番幸せなの」
「レミ……」
裸の肌が密着して、融けあうように触れ合った先から、お互いの体温が、幸せすぎるくらいの暖かさで伝わってくる。
「ナギサはちゃんとそれ、わかってんのか?」
レミはそこまで言うと、きつく抱きしめていた身体を少し離して、ナギサに向き直る。
そして、答えを待つような目で、ナギサを上目遣いで見つめるのだった。
「あ……」
しかし、その真剣さに、ナギサはうれしくてどうしようもないような、だけどそれ以上に驚いたような気分になってしまい、
言おうとした言葉を、最後まで伝えることができなくなってしまう。
ナギサにとって、今自分を見つめているレミの姿は、普段からはまるで想像もつかないほど不安げで、ひどく頼りなげに思えた。
それを見て、ナギサは思う。レミも、自分のように不安になることがあるのだろうか。
自分のように、相手の気持ちを確かめたくて、だけどその方法がわからずに、
結果として何もできないまま困り果ててしまうようなことがあるのだろうか。と。
もしそうなら、自分は絶対にレミを不安にさせたくないとナギサは思った。
この気持ちを伝えられないまま、誤解だけはされたくないと強く思ったのだ。
「わかってる……だからあたしも、……わかって、ほしい」
ナギサは決心したようにレミにそう言うと、レミはほっとしたように目を潤ませた。
ナギサはそれがそれがうれしくてたまらず、今度は自然に両の手をレミの頬に伸ばして、その唇に、ちゅ、と何度もキスを繰り返した。
そして、そのままレミの胸に手を降ろしてゆく。
160名無しさん@秘密の花園:2006/06/28(水) 14:51:59 ID:0zFX9Gt6
そして、↑ナギサとレミの愛し合う光景を偶然サキが目撃してしまった!
161名無しさん@秘密の花園:2006/06/28(水) 14:55:38 ID:kANcnsjd
いい話だね 最高
162名無しさん@秘密の花園:2006/06/28(水) 21:47:30 ID:d7FiHkyZ
神、続きを!
163名無しさん@秘密の花園:2006/06/28(水) 23:19:09 ID:aoZ5KnIy
最高!!!続き頑張って!!!
164139:2006/06/29(木) 22:32:28 ID:R4vTEpQ9
「ん……」
まだ遠慮がちに動くナギサの指先に、それでもレミは少しずつ反応していく。
そんなレミの姿を見ていると、ナギサはさっきまでとは嘘のような速度で
自分が理性を失っていっているのに気付き、少しだけ気恥ずかしくなる。
今の自分の手がいい例だ。最初はおずおずと触れているのが、
次第に圧迫するように胸全体を包むようになり、何度も撫でて温度を感じ取ると、
今度はつかんでその重さや柔らかさを確かめたくなる。
一体、自分はどれだけ貪欲なのだろうか。どれだけレミを欲しがれば、満足できるのだろうか。
「あ……っ、ナギサ……」
そんな、少しずつ激しさを増す愛撫の中、レミは
片手は自分の口元に当て、快感をこらえるように指を噛みながらも、
もう片方はナギサにしがみつくようにして腕を回して、震える指でナギサの頭を撫でてくれている。
ナギサはそれがうれしくて、レミに甘えたくて、ナギサはそっと頭をレミの胸に埋め、
すでに痛そうなほど硬く張り詰めている乳首を、舌先でつつくように舐めてみる。
165139:2006/06/29(木) 22:33:46 ID:R4vTEpQ9
「ふぁっ……!」
密着したレミの胸は、かすかに香水の甘い匂いがする。
ナギサはしばらくその香りに酔いしれたあと、乳首の周りを円を描くように舐め、その次はそのものを口に含んで、
片方の胸は手で遠慮なく揉みしだきながら、吸い付いたり、軽く噛んだりして、
さまざまな方法で刺激してやる。
そのたびにレミは身体を後ろに反らせ、ベッドに頭をこすらせて、
『あぁっ』、や、『んぅ……っ』といった、言葉にならないあえぎ声を、苦しそうな息のまま断続的に上げ続ける。
そこには、昔も今もずっとずっと好きでしょうがなかったレミが、
あえぎながら、普段はまず見せないような表情と甘い声を、自分だけにさらけ出している姿があった。
ナギサはそれにたまらなくなり、すでに染みになるほどぐっしょりと濡れていた下着を降ろした。
「あ……」
必死で快感に耐えていたレミは、一瞬その動作に気付くことができず、そこが
外気にさらされてからようやく、たじろぐような声を上げる。
離された下着からは、布に残された液体が、濡らしていた部分からぬくもりを惜しむように透明な糸を引いている。
「なあ、レミ……すげえ、濡れてるよ」
見たままを告げるナギサの言葉に、レミはすでに半分朦朧としたような表情を浮かべ、
不意にやんだ愛撫がかえって苦しいのか、はぁ、はぁと涙目のまま眉を寄せている。
「これだけで、こんなに気持ちよくなってたのか?」
そして、そんな攻め句にさえ、レミは恥ずかしそうに、しかしうれしそうに、こくりと小さく頷くのだった。
自分がしたことで、レミがこんなにも感じて、こんなにも恥ずかしい姿を見せてくれている。
そう思うとナギサは、少しだけ自分自身が誇らしくなり、もっと気持ちよくさせてあげたい、と強く思った。
166名無しさん@秘密の花園:2006/06/30(金) 10:30:16 ID:QV30bBPQ
↑↑萌え♪♪
みんなDVD買う?
167名無しさん@秘密の花園:2006/06/30(金) 21:46:40 ID:W47lX/oG
女なら黙ってレミ様のペニバンを受け入れるべき…
168名無しさん@秘密の花園:2006/06/30(金) 22:02:06 ID:hbMsnDp1
ペニバンは…(-д-)イヤン
169名無しさん@秘密の花園:2006/06/30(金) 23:40:00 ID:hbMsnDp1
IDがMSNて。
170名無しさん@秘密の花園:2006/07/01(土) 18:10:21 ID:aeYHMdzT
ここの住人でサブギャル気になってる人はいないの?(・∀・)ノ
171名無しさん@秘密の花園:2006/07/03(月) 19:15:55 ID:Naze9ETb
ドラマが終わった瞬間に過疎った
172名無しさん@秘密の花園:2006/07/03(月) 20:04:56 ID:rd36kGS7
仕方ないさ
173名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 15:29:30 ID:7iKvWvkk
レミ×ナギサの続きまだー?
174139:2006/07/08(土) 19:37:53 ID:XDD75E8f
えっ、いる?
まだ必要なら投下するが
175名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 20:53:12 ID:7iKvWvkk
>>174
是非お願いします!!(゚∀゚*)
176名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 21:50:07 ID:Q/OWqj2a
欲しい!
177名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 22:54:57 ID:51BdCSVl
香椎由宇と新垣結衣の貝合わせは?

女なら黙って逆らわずにナギサさんと貝合わせ…
178名無しさん@秘密の花園:2006/07/09(日) 08:40:17 ID:VXaGxcW7
リカ×サキ

179139:2006/07/11(火) 22:38:26 ID:b6rps7Id
ナギサはじっとりと濡れたその部分に手を入れてみる。
本当はもっと今の光景を眺めていたかったが、そんなことをすればレミに
「あんまり見るなよ……」と怒られてしまうような気もしたからだ。
「あぅっ……!」
ようやく触れてみたその部分からこぼれている愛液は、指ですくってもなお
溢れてくるほど彼女の身体を湿らせていて、指を載せて軽く撫でるようにしただけで、
レミの一番感じやすい部分を何度も簡単に行き来する。
その行為にレミの身体はすぐにひくひくと軽く痙攣して、なのにそれでも、
レミは無意識に快楽から逃げ出そうとしてしまう身体を必死に押しとどめさせている。
その震えを、触れながら直に感じ取っていると、そうするのは初めてじゃないのに、
ナギサはレミにとてもひどいことをしているような、申し訳ないような気持ちになる。
さっきまでとはまったく濃度の違う快感がレミを襲っているのだと思うと、
ぎゅっと胸が詰まるような気さえして、自分が草どうしたいか、の前に、
こんなことを自分がしていいのだろうか、と不安になってしまうのだ。
だけど、たとえ今の自分の行為にレミが本気で嫌がったとしても、
ナギサは止めることはできないだろう、と思う。
それは、自分が、レミのことをたまらなく好きだから。
ここまで火のついてしまった想いを、こうすることで少しでも
レミにわかってほしかったからだ。
指をその中で動かすたびに、レミは小刻みに身体を反らして甘い声を漏らす。
断続的にこぼれ落ちる、あっ、ああっ、という甘い声。
今ナギサが触れている、その部分を軽くこするだけで、レミはびくびくとつま先にまで
その快楽が伝わっているようで、
ナギサは無意識のうちに顔を横に背けているレミの表情をちゃんと見たくて、
もう片方の手を頬に置き、少しだけ強引にその顔をこちらに向かせる。
すると、てっきり何か憎まれ口を叩かれるかと思ったら、レミは涙のにじんだ目を細めて、「気持ちいいよ……」
とナギサににっこりと微笑んだ。
180名無しさん@秘密の花園:2006/07/11(火) 23:13:52 ID:SvHJ01fy
>>179
最高です!続き頑張って下さい!
181名無しさん@秘密の花園:2006/07/12(水) 22:16:12 ID:bKASEnqF
萌え尽きた…
182名無しさん@秘密の花園:2006/07/12(水) 23:20:46 ID:naG6bU2i
待ってた
183139:2006/07/13(木) 21:07:17 ID:Ng4en50y
しかし、そんな風に微笑んでみせるレミだったが、ナギサがまた指を滑らせ、
その部分をいじると、また「あっ……!」と身をよじらせて涙をこぼす。
その光景を見ていると、ナギサは今レミが自分の手で、こんなにも簡単に
おかしくなってしまうのだ、という事実に征服感をかき立てられ、
頭の、いや全身の血が逆流していくような激しい欲望に襲われる。
そして今度こそ本当に、自分の理性のたがが壊れていったのを感じた。
ナギサは自分の衝動を抑えきれず、レミの両足をふいに無理やり深く山なりに折ると、
その間にひざまずくようにして、顔をうずめてゆく。
両ひざの裏側を持ち上げるようにして手で押さえると、
レミは少しだけ驚きながらも小さくうなずいて受け入れてくれる。
ナギサはそれに本格的に許された気分になって、夢中でレミの
すっかり膨らんで大きくなっている部分を舐めた。
そのたびにひくつく身体は、大きな声こそ出さないが、すでにレミが
たとえようもなく感じきっているのを表している。
そこでふと、ナギサは腕をつかまれたような、小さな圧迫感に気付く。
目を上げると、レミはその白く長い指でナギサの腕を弱く握り、
愛撫に夢中になっているこちらを、切なげな目をして見つめていたのだった。
「……きて……?」
ごくんと唾を飲み込む音がしたのが、恥ずかしいくらい自分でもよくわかった。
もう、『いいのか』、なんて聞いている余裕さえなくて、
ナギサはみっともないくらい即座に、レミの身体を引き寄せ、彼女のそこに
自分の身体をあてがってゆく。
「あぁ……っ!」
184名無しさん@秘密の花園:2006/07/14(金) 00:33:50 ID:qVgEDqpG
>>183
(*´Д`)ハァハァハァハァ
185:2006/07/16(日) 12:43:06 ID:PcdTDI2T
続き見たい!!
186:2006/07/16(日) 12:44:53 ID:PcdTDI2T
続き見たい!!
187名無しさん@秘密の花園:2006/07/16(日) 12:47:06 ID:x3rczczt
イイ!
188名無しさん@秘密の花園:2006/07/17(月) 21:50:46 ID:pVt2G0xc
続きキボンヌ
189名無しさん@秘密の花園:2006/07/18(火) 21:05:13 ID:/NQ7wn9d
レミvsナギサ続きキボンヌ
あと、サキVSリカ誰か頼む。
サキって普段は気が強いけど実はMみたいな設定で。
レミがサキいじめるのもイイ!!
190名無しさん@秘密の花園:2006/07/20(木) 16:04:50 ID:5+quF0nw
あげ
191名無しさん@秘密の花園:2006/07/21(金) 15:07:14 ID:Gm5s3KaM
192139:2006/07/21(金) 21:59:10 ID:c01VeJGs
ふたりで重ねた、今身体の中で一番暑くなっている部分は、
こすれあうたびに、くちゅ、くちゅと恥ずかしくて、でもうれしい音を立てる。
ナギサは、レミの身体が少しでも気持ちよくなるよう、身体をずらして、
足を絡め、少し自分には無理な体勢になるくらい、ぴったりと身を寄せる。
するとお互いの胸があたって、とてもやわらかくて暖かい気分になるのがうれしかった。
「ああ……好き……ナギサ、好きぃっ」
抱きしめて交差した顔の耳元で、さえずるようにレミが声を上げる。
「あたしも、だ……」
ナギサはその身体をぎゅっと抱えながら、すでに意識が飛んでしまいそうなほど
感じている頭の中で、ふたりで一緒に気持ちよくなれるなんて夢のようだ、
と、ぼんやり思う。
何度も強く感じる部分を往復するうちに、さっきから指を組むようにして
つないでいた両手に力が入る。
それはもう限界が近づいているのだ、と自分の身体に伝えていて、
ナギサは抱き合っていた身体を少し離して、レミをそっと押し倒すと、
その顔を見つめながら、再びゆっくりと重ねた部分を動かした。
「あっ……!」
握った手から伝わる、絶対の信頼感と幸福感。
登りつめた後は、またふたりの身体は離れてしまって、
ひとつになっていた状態から、ふたつの別々のものに戻ってしまうだろう。
それでも今は、この瞬間の幸福を感じあっていたかった。
達してしまうぎりぎりの快感をこらえながら、ナギサは一番愛しい人に
一番伝えたい言葉を言うために、ゆっくりと口を開く。
「好きだよ……」
その瞬間、ナギサは、自分の身体が宙に浮いていくのを感じた。
193139:2006/07/21(金) 21:59:50 ID:c01VeJGs
ふたりとも達してしまってから、しばらく抱き合ったのち、
ナギサは離れて、服を着ようと身体を起こしかけた。
「レミ、そろそろ……」
しかし、それでもレミは身体を離そうとせず、ぷるぷると首を振る。
「……でも、おまえの姉ちゃんが」
帰ってくるよ、とナギサが言い終える前に、レミは両手をナギサの口元にあて、
そっと黙らせると、上目遣いですがるようにナギサを見つめた。
「いい。見られてもいい。あたしはばれちゃってもいい」
「レミ……」
ナギサは返事の代わりに、レミをそっと抱きしめる。
おでこをぶつけて、キスを繰り返すと、レミは子どものような声を上げて
うれしそうに何度も求めてくれ、ナギサの心をどこまでも満たしてくれる。
そうしてそのまま、いつしか二人は溶けあうように、幸福な眠りに落ちていった……。
194名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 00:18:38 ID:qRoQw/f4
いい〜!!GJ(*´∀`)bです!レミさんカワイ過ぎw
甘ーいラブな感じがいいですねv
毎度のことながら文も巧いですし。
個人的に1396さんの文すごく好きです。
195名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 03:54:46 ID:/zxDsVMO
待ってましたーgj
196名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 17:05:11 ID:mGW8o1zm
まだ続きあるよね+?!


作者サンたのむっ!!!!
197lilie:2006/07/22(土) 23:29:47 ID:yGSX3tKk
139さんの小説サイコーです!
二人の甘甘な雰囲気がとても良いですね♪
ぜひ、この二人のお話もっと読んでみたいですっっ!!

198名無しさん@秘密の花園:2006/07/23(日) 00:32:06 ID:X5EQfgzC
GJ!!このカプ大好きになりました。
是非また書いて下さい!
199名無しさん@秘密の花園:2006/07/26(水) 18:25:57 ID:7g2leIEM
超超GJ!
お互いすごく好きなんだなぁっていうのが伝わってきます。
200名無しさん@秘密の花園:2006/07/28(金) 13:33:56 ID:/HlQg0uv
シオリ受けでナギサとの絡みが見たい(´Д`*)
201名無しさん@秘密の花園:2006/07/30(日) 23:21:30 ID:166EU5zU
レミ×サキ
202名無し:2006/08/01(火) 16:34:39 ID:NAb1R6LG
早くサキ×レミかナギサが見たい$Gw
203名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 14:20:22 ID:QzprGgIW
リカも
204名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 20:59:52 ID:mJaxCtox
サキ受けは譲れない〜
205名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 21:17:33 ID:QzprGgIW
何で?
206名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 22:24:53 ID:kMjDbCce
俺もサキ受け譲れない〜
207名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 23:24:15 ID:QzprGgIW
受け譲れないってどうゆう事?
208名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 00:31:13 ID:GxisiYtX
サキは受けじゃなきゃダメだ!ってことじゃない?
209名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 01:02:24 ID:ex59CHR4
なるほど(・ω・)
確かにサキは、受けだよね
210名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 01:16:26 ID:gxKG5l5Y
サキ×自分は譲れないー(・ω・)
211名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 14:49:33 ID:ex59CHR4
みんなは、誰が好き?
212名無しさん@秘密の花園:2006/08/04(金) 02:04:04 ID:VY8l8zfP
私はナギサが好き(*´∀`)
213名無しさん@秘密の花園:2006/08/04(金) 22:59:56 ID:nSKoHhJb
レミさまw
214名無しさん@秘密の花園:2006/08/05(土) 05:15:25 ID:Ng2bXGsq
ギャルなナギサさんも、優等生なひかりさんも好きだ
215名無しさん@秘密の花園:2006/08/06(日) 02:20:26 ID:ke0o3+gY
サキがまじカワイイ(´Д`*)
216名無しさん@秘密の花園:2006/08/06(日) 20:30:05 ID:Rv+oYP9L
サキ可愛いw

まだ若いしこれから色々出るといいな!!!
217名無しさん@秘密の花園:2006/08/06(日) 22:49:13 ID:kA1XCngo
ギャルサーを見る限り、サキが図抜けてかわいい!
でも鈴木えみ(レミ)も、ギャルじゃなく女の子らしい格好してる時は、
本当にきれいな人だよ。
ケツメのPV”さくら”やマシェリのCM観ると、
これ以上きれいな人って他にいるのかなって思った。

サキ(戸田恵梨香)はまだ17歳。将来が楽しみ。
すごいいい女になると思う。
ただ、どちらも貧乳だからオッパイ星人にはウケわるそ。
ちなみに私はオッパイ小さい方が萌えます。

ナギサ(新垣結衣)やリカ(生徒バージョンの岩佐真悠子)も、
そこら辺にいたら、「あ、この子かわいい」て十分いえるレベル。
218名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 00:00:03 ID:t7OyBZhD
生徒バージョンの時のリカいいよね〜?
219名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 23:23:59 ID:3gBOQbNS
ギャルのリカはやばいけど生徒のはいいよね!
そう考えると、女って化粧とか魅せる技術があるかないかで
損したり得したりする子たくさんいるね
220名無しさん@秘密の花園:2006/08/08(火) 00:34:11 ID:slUyOMN3
エンゼルハートの娘たち…


戻ってこい!!!!!
221名無しさん@秘密の花園:2006/08/09(水) 20:05:27 ID:QFzUnJj/
じゃあさみんな友達or彼女にするなら誰?
222名無しさん@秘密の花園:2006/08/09(水) 21:05:46 ID:HEA42ngh
友達=全員
彼女=サキ
223名無しさん@秘密の花園:2006/08/09(水) 22:03:28 ID:N3jMRys8
友達→サキ、ユリカ
彼女→ナギサ
224名無しさん@秘密の花園:2006/08/09(水) 22:04:59 ID:M+aDLwPg
友達にするならレミ。
凄く信用できるし、頼りになりそうだから。
彼女にするならナギサ。
ツンデレ(*´Д`)ハァハァ
225名無しさん@秘密の花園:2006/08/09(水) 22:48:17 ID:QFzUnJj/
なるへそ(*^_^*)
私も友達は、全員かな?彼女は…まぁいいや♪ もしみんながギャルサーに出てるとしたらどんな役でどんなシチュエーションで誰と関わりたい?
226名無しさん@秘密の花園:2006/08/11(金) 00:46:54 ID:6C8epmdQ
シンノスケになる。
サキと仲良くなって、その後ムフフ
227名無しさん@秘密の花園:2006/08/11(金) 08:53:24 ID:FCJeAY7j
アジトの壁あたりになっていろんなカップリングを観察する
228勝手に小説:2006/08/11(金) 15:13:45 ID:aj/Moz3Z
ある所にユカとゆう17歳くらいの少女がいた。 その少女は、エンジェルハートの中に潜り込み無理やしメンバーを犯しているレミやナギサ幹部達を捕まえるためサキと協力していた。
229名無しさん@秘密の花園:2006/08/12(土) 16:06:24 ID:mXhuU9Zy
キターーー!!!
続きお願いします!
230勝手に小説:2006/08/12(土) 20:54:49 ID:haGZsheD
ユカはおとなしくとてもギャルとは言えないような少女であった。
そんなある日の事ユカはメンバーが帰った後集会所の掃除をしていた。 ユカ「ったくもみんなすぐ汚すんだから!」 ???「誰が?」
231名無しさん@秘密の花園:2006/08/15(火) 19:53:03 ID:ZL6p5gIe
神様戻ってキテー!!!
232名無しさん@秘密の花園:2006/08/16(水) 22:54:24 ID:hzM11rJj
おもしろいかも!!
233勝手に小説:2006/08/17(木) 19:36:22 ID:MONDDv+4
すいません。m(_ _)m
間違って続きを「TVで見た百合っぽい場面」のスレに書いてしまいました。
見たい方はあちらのスレにぞうぞ。
234名無しさん@秘密の花園:2006/08/18(金) 12:19:36 ID:mX3bBp1e
↑読んだよ!
それでユカの運命は?
235勝手に小説:2006/08/18(金) 17:25:44 ID:uLX6hjZo
しかしユカはケータイを忘れた事に気付いたのだ。
ユカ「あっいっけなーいケータイ集会所に忘れてきちゃった」
ユカはしかたがないので渋々取りに帰った。
そして集会所ドアがしまっていたのだ。
ユカ「あれなんだろう?みんなもう帰ったのかな?」
ユカは帰ろうとしたその時「あっ…いやっ…ん!」とゆう叫び声が聞こえてきた。
236名無しさん@秘密の花園:2006/08/18(金) 22:41:44 ID:pDqmenab
続きキボンぬ(*´Д`)
237名無しさん@秘密の花園:2006/08/26(土) 00:17:16 ID:Ja/HUHEu
先ほどまでNHKでしていた「君に聞きたい」だっけか
この番組で無気力な女子高生がギャルサーの親分に
人生とは何か聞いていて
実況にこう書き込んだらこんな返事がきた




944 :NHK名無し講座 :2006/08/26(土) 00:01:26.26 ID:KguERQL3
まえの女性応援団長もこれも百合を感じた




955 :NHK名無し講座 :2006/08/26(土) 00:02:01.80 ID:yLEaI1O1
>>944
まるで腐女子だな

238名無しさん@秘密の花園:2006/08/29(火) 20:48:07 ID:HRe3jTeT
シオリとソラ(;´Д`)ハァハァなのは漏れだけでつね(´・ω・`)

名前だけじゃわかんないと思うから簡単に説明すると
シオリ…ゆで卵の人。白組リーダー
ソラ…「ちっちぇー」ってつっこむ三人組のリーダー格

シオリが怪我した時の病院でのシーンとか(*´∀`*)
239名無しさん@秘密の花園:2006/08/29(火) 22:21:46 ID:9azu6OLE
それはマニアックだな
240名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 17:10:59 ID:egGD8V1/
>29
同意。
あんな良い子を名前だけで小坊並の低レベルな事して茶化した高校のDQN共と本名知った途端に態度変えやがったあのDQNは殴られて当然。
241名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 20:10:24 ID:KFXxEbhF
これは随分昔の話を
でも同感
名前が変で可愛い娘と
名前がかわいくてブサイクな娘
どっちと付き合うというのは究極の選択にならない
みんな前者を選ぶからだ
242”N っ ちゃ ん“:2006/09/14(木) 01:30:36 ID:MUPQ7ik0
♪あんたがた どこさ、 ぎゃるさ〜 ♪
243名無しさん@秘密の花園:2006/10/20(金) 22:26:51 ID:WKLQ8nIh
ギャルサーのDVD欲しい…
244名無しさん@秘密の花園:2006/10/23(月) 02:02:48 ID:TwXb++mG
>>242
ワロタww
245名無しさん@秘密の花園:2006/10/25(水) 21:27:53 ID:cKam4b4P
age
246名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 01:01:28 ID:Hih305kW
再放送しないかな…(´・ω・)
247名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 01:55:37 ID:pNCQor2+
ヤクザが男に惚れ込むように、ギャルサー構成員は女の中の女に惚れ込むのかな。
248名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 19:58:04 ID:Hih305kW
皆レミさんLOVEなわけか
249名無しさん@秘密の花園:2006/11/03(金) 15:10:03 ID:shbaafuq
なんとなく思い付いた

「こんなギャルサーは嫌だ」

誰もいないと思っておもわずポッキーCM曲を
口ずさんでしまったナギサさん
250名無しさん@秘密の花園:2006/12/17(日) 17:25:10 ID:PF/m0bxE
誰も居ないと思ってパラパラではなくポッキーダンスの練習をするナギサさん
251名無しさん@秘密の花園:2006/12/17(日) 17:29:40 ID:YSst8RzJ
ワロタw
252名無しさん@秘密の花園:2006/12/17(日) 23:54:37 ID:PF/m0bxE
単枠単枠〜♪
と鼻歌を歌いながらピザを持ってきたは良いが、行き着いた宅配先が集会所で焦るナギサさん
253名無しさん@秘密の花園:2006/12/19(火) 19:23:28 ID:SSKGlr3t
あげあげ

どなたかまた投下してくれませんか〜
切実です(´・ω・`)
254名無しさん@秘密の花園:2006/12/19(火) 22:04:17 ID:T4j9rTAd
投下するよ
http://e.pic.to/8p8f5
255名無しさん@秘密の花園:2007/01/04(木) 19:37:36 ID:HW/hRVwH
あげ
256名無しさん@秘密の花園:2007/01/10(水) 03:14:00 ID:OnhfblDI
ナギサ×レミ
サキ×ユリカ
シズカ×スミレ
シオリ×ソラ
ナミエ×ヌマコ

他に何か良さそうな取り合わせはあります?
257名無しさん@秘密の花園:2007/01/12(金) 13:52:49 ID:qTAN+H0Y
ファンだからってのもあるが、
レミ×サキ
がやっぱり一番良いかな。
258名無しさん@秘密の花園:2007/01/12(金) 19:33:11 ID:jFYkva6Y
リカ×サキもいれておくれ
259名無しさん@秘密の花園:2007/01/13(土) 00:47:50 ID:/Vz7Uqjy
レミ×サキ

レミ「サキ、ジャンケンしよ?」
サキ「いッスよ。」
レミ「ちなみにサキが負けた場合、一週間
あたしの性奴隷としてつかえてもらいます」
レミ「そして見事勝利した場合、賞品として
48手全体験コースご案内〜」
レミ「さーがんばってね♪」
サキ「……………。」

携帯からお粗末さまでした
260名無しさん@秘密の花園:2007/01/13(土) 01:33:44 ID:1FuFAjZg
>>259
いやいや GJ!
261名無しさん@秘密の花園:2007/01/13(土) 02:24:01 ID:h9Gao0Ud
おまいら!!
ラン×レミを忘れるなああああああ!!!!!


あと、ナギサ×シオリもいいかも…
262名無しさん@秘密の花園:2007/01/20(土) 00:37:25 ID:vy4k0lh0
ヤスエ×ナナの凸凹コンビ
263名無しさん@秘密の花園:2007/01/20(土) 06:49:13 ID:3MrfNgTT
>>262 ブログのアレか! 身長差萌エス(*´Д`)
264名無しさん@秘密の花園:2007/01/20(土) 14:50:05 ID:wH+espze
259
どうなったのか気になる´д`
265名無しさん@秘密の花園:2007/01/21(日) 07:29:24 ID:fCDUIBUq
ヨーコは間違いなくレズ
中の人もリアルでレズ
266名無しさん@秘密の花園:2007/01/27(土) 22:53:04 ID:tvtukUr/
267名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 00:51:38 ID:DV+lCh98
>>265
狼サン(`∀´)
ズバリ…違いますねwでも女友達は大好きですよ!でも恋愛対象はオトコノコですよw
268名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 01:42:41 ID:bp5Tm6a2
え?
ヨーコとやら降臨?
269名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 02:08:59 ID:uwKW9Bpv
本人なのか?w
270名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 06:19:05 ID:bp5Tm6a2
>>267
じゃあ本人はいいとして
ヨーコはガチだよね?
男にはあまり興味が無く、女の友情を優先
だからな
271名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 08:14:22 ID:A77N0ExH
>>270 それって中の人とほとんど同じ性格だね
272名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 08:37:41 ID:s5JzMtXP
中高一貫教育の女子校卒の人にはよくありがちな話だよね
273名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 11:30:50 ID:bp5Tm6a2
中高女子高なの?
>>267
じゃあレズじゃなくていいからそのような体験のエピソードあればキボンヌ
274名無しさん@秘密の花園:2007/01/28(日) 18:27:54 ID:A77N0ExH
>>273 ブログ見れ
275名無しさん@秘密の花園:2007/01/30(火) 00:47:33 ID:CpH/XqYt
それはめんどい
あなたにそこまでの興味なし
276名無しさん@秘密の花園:2007/01/30(火) 01:11:26 ID:lQBR70Yx
ヨーコこと高瀬友規奈のブログのことを言ったんだが。
277名無しさん@秘密の花園:2007/01/31(水) 19:56:07 ID:6IaGG5R/
サキ×レミが無難だな
278名無しさん@秘密の花園:2007/02/04(日) 18:41:47 ID:su5GfCLn
小説続きは?
279名無しさん@秘密の花園:2007/02/06(火) 15:21:56 ID:vUTmNc9e
280名無しさん@秘密の花園:2007/02/08(木) 14:02:04 ID:83zynA6P
82 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2007/02/01(木) 03:18:44 ID:OcnTBNCG
川 ゜〜゜)|| < もう何も感じねぇ、、、


83 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2007/02/01(木) 11:55:16 ID:FMM4M+5a
∠二二>
||c|*’ヮ’) <あたしが感じさせてあげる


85 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2007/02/01(木) 23:39:20 ID:MHbGwlyD
禁断の愛……。



テレビ板からコピペ。
281名無しさん@秘密の花園:2007/02/09(金) 08:20:05 ID:PxHG1YYf
ちょっと萌えた
282名無しさん@秘密の花園:2007/02/16(金) 11:24:30 ID:7e7Fil0b
誰かナギサ×シオリ頼む。
283名無しさん@秘密の花園:2007/02/22(木) 21:43:19 ID:HvmXBsEJ
ナギサさんとシオリさんのケンカは萌えた
284名無しさん@秘密の花園:2007/02/24(土) 02:37:14 ID:sG4r3O9b
絶好の組み合わせ、ナギサ&レミ
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2a/b3f838111d4f2a4d53b25cdc6baf7764.jpg
ナギサに負けたくないシオリ
http://blog52.fc2.com/e/eroieroi/file/chaina1.jpg
ただただセクシーに踊りたいヌマコ
http://real.kyaha.com/file2/toda2006062532.jpg
キレるとすぐに暴力沙汰を起こしてしまうサキ
http://i.blog.empas.com/pys2345/22506386_570x817.jpg
ガングロメイクも小悪魔メイクも大任せなリカ
http://blog58.fc2.com/g/gradole/file/iwasa1.jpg
実は双子だった?スミレ
http://img.7andy.jp/bks/images/i9/31704189.JPG
晴れ着姿の小粋なシズカ
http://aimi.cocolog-tnc.com/t_time/photo/060131_090101_thumb.jpg
実は1月20日で2回目の年女!ユリカ
http://blog49.fc2.com/r/right01/file/yagutimari11.jpg
285名無しさん@秘密の花園:2007/03/11(日) 17:02:47 ID:ZvXdmWCU
小説きぼんぬ
286名無しさん@秘密の花園:2007/03/15(木) 17:33:44 ID:jmkSPoz0
レミさんとナギサさんが最強
287名無しさん@秘密の花園:2007/03/15(木) 21:17:54 ID:oLvEkO3F
いやいや
レミとサキだろ
288名無しさん@秘密の花園:2007/03/21(水) 23:16:36 ID:Dp0UbVma
289名無しさん@秘密の花園:2007/03/30(金) 00:28:35 ID:x9hCRJHG
あげ!!
290名無しさん@秘密の花園:2007/04/03(火) 04:26:44 ID:rI8BgroA
再放送がもうすぐ始まりま〜す!
291名無しさん@秘密の花園:2007/04/06(金) 14:39:13 ID:x0mhKyYn
リカとサキが、ライアーゲームで再共演
292名無しさん@秘密の花園:2007/04/30(月) 10:52:22 ID:zEWTjru1
再放送とびとびなんだね
293名無しさん@秘密の花園:2007/05/09(水) 16:42:02 ID:6VxdjJGB
そうみたいね。
294名無しさん@秘密の花園:2007/05/22(火) 16:02:19 ID:1n/g6cbl
みんな、百合萌えに飢えてたらギャルサーをみるんだ。
295名無しさん@秘密の花園:2007/05/22(火) 16:06:12 ID:my3GoUzI
>>294 見てるよ。今日の回はリアルタイムで観ることが出来なかったから楽しみ
296名無しさん@秘密の花園:2007/05/24(木) 11:17:23 ID:+u/iF4pX
SSまとめました。よろすくおながいします。
http://ss.from.tv/
297名無しさん@秘密の花園:2007/05/29(火) 09:18:58 ID:SlHSBJKw
地方の再放送マダー
298名無しさん@秘密の花園:2007/06/15(金) 19:55:20 ID:R/viS1KQ
ぁレナ〃ぁレナ〃
299名無しさん@秘密の花園:2007/06/20(水) 08:58:22 ID:wpWl2Dat
ヨーコは間違いなくレズ
中の人も間違いなくレズw
300名無しさん@秘密の花園:2007/06/20(水) 09:43:33 ID:s5UUAqhu
流浪の難民がいるなw
301名無しさん@秘密の花園:2007/07/21(土) 01:48:56 ID:fmmhOH8f
ヨーコはスミレをレズ調教
302名無しさん@秘密の花園:2007/08/16(木) 19:27:23 ID:Z65fLuQA
∬ ゜〜゜)l  レミさん             _, ,_  
∠二二>                (●゚д゚)  シオリさん
||c|*’ヮ’)  ナギサさん       ヽ(゜▽、゜)ノ ヨーコ
川#`∇´) サキ            ∩_∩
(〜^◇^) ユリカ            (`×`)★プリンセス☆
川 6 _6||  リカさん           (oo)〓〓ぁぃみん〓〓 ミズキ
(●^∀^)  シズカ           (○´▽`) ヤスエ
ノノ∂。∂) スミレ            ( ^ω^)   サヤカ
ノソ∂_∂) 亜希子
( ‘▽‘)  ラン            《 /⊥\》 ジェロニモ
(*^∪^)  ヌマコ
303名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 12:50:59 ID:timYpyg0
あげ
304名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 13:42:35 ID:timYpyg0
「んじゃ、あたしそろそろ帰るわ。」

そう言ってサキは立ち上がるとドアに向かった。

「えっもう帰っちゃうの…?」

シズカは普段と違うサキの様子に少し戸惑った。


――あれからサキのシズカに対する態度はぎこちなかった。

先日からのエンゼルハート内でのシズカへのいじめ。それで三日前、シズカがビルの屋上から飛び降りようとして…サキが駆け付け、危なくなりながらもシンノスケのお陰で無事に二人共助かった。
それからシズカへのいじめは無くなり前の様にサキとシズカの仲は元に戻った。…はずだったが、
サキは今だに自己嫌悪に陥っていた。


大切なシズカを傷付けた…そんな自分を許す事が出来なかった。

305名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 14:22:30 ID:timYpyg0
A


あれからは普通に会話もするしパラ練にも仲良く参加している。
だが、まだどこかサキの態度がぎこちない事はシズカも気が付いていた。
今日だって……いつもならずっとシズカの部屋でゴロゴロして、「今日も泊まってく?」「おうっ」てカンジで毎日ここに泊まっていた。

なのにいじめとか色々あって二週間余り、一度も泊まってない。
ケンカしていた最中はさすがに無いとシズカも分かっていた。そして仲直りしてからはまた泊まりに来るだろうと思っていたが、そうではなくサキは夜遅くになると帰ってしまうのだ。

(やっぱりまだ…気にしてんだよね、サキは……)


「待って、玄関まで送るから」
シズカはそう言って立ち上がり、サキの背中を追った。玄関までと言っても部屋を出て階段を降りて廊下を歩いて…時間にして二十秒弱だ。
たったそれだけの時間でも一緒に居たいとシズカは思った。

―サキの事が好きだから…

いつもサキはあたしを助けてくれた。取り柄も無いしドジだし要領も悪いあたしにいつも優しく微笑んでくれた。
その無邪気な笑顔が大好きだった。

トントントン…―

二人はテンポ良く階段を降りて行った。別に会話を交わす事なく、黙ったままで…
306名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 14:56:50 ID:timYpyg0
B

シズカはサキの後ろ姿に見とれていた。するとあっという間に玄関まで来ていた。

サキがお気に入りのミュールを履く。そしてドアノブに手をかけ、振り返って笑顔で一言。
「じゃあ、また明日な」

―ガチャ…

「また明日ね、ばいばーいっ」

シズカは笑顔で明るく手を振った。本当は、まだ一緒に居たかった。
(……サキが嫌なら無理に引き止める事は出来ないよ)
シズカはしょんぼりとうつむいた。
すると、サキの動きがピタリと止まった。

「――…サキ?」
シズカは顔をあげた。

「なんで何も言わねぇんだよ……」

サキの低い声は密かに震えていた。その声に、シズカは胸が苦しくなった。
そのサキの後ろ姿がどこか寂しくて…
「あたしのせいでハブられたんだぞ…、」

ギュッと握られたサキの拳が小刻みに震えていた。

「―…っなんで何も言わねーんだよッ!!」
307名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 15:17:24 ID:timYpyg0
C

「―……っ」

背中に温かい温もりを感じてサキはハッとした。

「言わないよ…言える訳ないよ……っ」

ようやくサキはシズカに抱き締められていると理解した。
シズカの熱い吐息が開いた肩に当たって少しくすぐったくて…、鼻をすする音でシズカが泣いているって事に気が付きサキは目を細めた。

キュッとシズカの手に力がこもった。

「―…サキの事が…好きだから…っ」

――ドサッ

サキの手からバッグが滑り落ちた…

「…っ、やっぱバカだよ…すんげぇバカだよお前」
308名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 15:42:34 ID:timYpyg0
D

―ガタガタっ

「っや…っ!?」

サキはシズカを力任せにドアに押し付けた。
シズカは突然の事に驚いているとサキの両手が自分の両手首をドアに押し付けていて自由が効かないコトを理解した。
掴まれた手首がジンジンと痛む。

「えっ…さ、サキ…?」

サキの顔が目の前にあった。今までに無いくらい接近していて…シズカは全身が熱くなるのを感じた。
そのサキの表情はなんだか怒っているような…悲しそうな表情で……そんなサキの表情にときめく自分がいて、恥ずかしくてシズカは下を向いた。

「顔、上げろよ」

かすれたサキの囁く声が色っぽくて…シズカはビクッと体を震わした。
そんなシズカの顎をサキはスッと持ち上げた。

「サキっ…」

次の瞬間、唇に柔らかくて温かい感覚。

(…あたし…サキとちゅーしてる…)

309名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 16:12:39 ID:timYpyg0
E

サキは角度を変えて何度も何度もシズカの唇に自分の唇を重ねた。
シズカは目を閉じ、大好きな人との口付けに酔っていた。すると…―

「ん、むっ…!」

サキの舌がシズカの唇を割って侵入した。サキの舌が口内を犯していく。
そんな激しいキスに息苦しくなり声が漏れた。

「はぁっ、んッ…サキ…くるし……」

――くちゅ、ぴちゃ…

いやらしい水音が響く。シズカの舌がサキの舌によって絡めとられる。

(ヤバイ…頭おかしくなっちゃいそぉ…)

サキはシズカの口内を堪能すると、そっと口を離した。
コクンとシズカの喉が鳴った。シズカの目は虚ろで息が荒く、頬はほんのりと赤く染まっていて、その瞳からゎ一筋の涙が流れていた。

サキはそんなシズカを見て、キュンと胸が高鳴った。

「…そんな顔すんじゃねーよ…、マジで止まんなくなるじゃん」

サキはそう囁くと舌で涙をすくった。

「…っサキぃ〜…ッ」

するとシズカはぎゅーっとサキに抱き付いた。サキは小さく微笑んで抱き締め返した。
310名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 16:39:39 ID:Mp2UWQHj
期待age
311名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 16:47:10 ID:timYpyg0
F

「サキぃ〜…大好きだよぉ〜っ」
嬉しくて、夢みたいで、むしろ夢じゃないかって…大好きなソノ人を確かめるように強く、強く抱き締めた。
「うっ…シズカ、そろそろ痛ぇんだけどッ」
「やだぁ離したくないよーっ」
「…お前可愛いヤツだなーv」
そう言ってサキはシズカの額にチュッと音をたててキスをする。はにかむシズカが口を開いた。

「ねぇ、サキの口からちゃんと聞きたいよ。」
シズカは恥ずかしそうに小さな声でそう呟いた。

「……あぁ、」
ギュッとシズカの肩を抱き締めて優しく囁いた。

「…もう絶対お前のコト傷付けねぇから。
―めっちゃ好きだよ、シズカ。」
シズカはその言葉をギュッと噛み締めた。

―やっと届けるコトが出来た思い、受け止めてくれて…ありがと、サキ
「うへへ…///」
「うっわキモい笑い方してんじゃねーよっ」

なんか嬉しくて泣けてきたよぉ〜サキぃ(´;ω;`)
泣き過ぎだバカ(`ω´;)

おわり
312名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 16:51:17 ID:timYpyg0
うわーまぢ携帯から最後gdgdでスマン〜!!
初めてss書いてみたんだが下手だな自分(・ω・;) 駄文過ぎて死ぬなコレ...

誤字.脱字などは笑い飛ばして下さい
313名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 16:53:53 ID:timYpyg0
カップリング書き忘れてた。初のサキ×シズカです
314名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 20:54:05 ID:timYpyg0
おまけ

「っつーワケで、今日泊まってくから!」
「は!?どんなワケ!?」

サキは何事も無かったかのように鼻歌を歌いながら突っ込むシズカを余所にミュールを脱ぎ捨て上がりこんだ。

「良いじゃん別に〜、家に居てもつまんねぇもん。」
「いやダメとは言ってないケドさっ」

今来たルートをスキップで戻って行くサキをシズカは笑顔で見た。「あ、バッグ!」とサキが玄関に放ってあったバッグを抱えて追いかけた。

なんだか懐かしい感覚、いつもこうやってサキの背中を追いかけてたっけ。

すると部屋に入った瞬間、サキは思い出した様に急に叫んだ。

「ああぁーーっ!!」

「な、なにッ!?」

ビクッとシズカは驚いて手に持っていたサキのバッグを落としそうになった。

「恋人同士ってコトは……やっぱヤッとく?」
「は、はい…?」
「チューもしたし、ディープもしたし…次はセックsぶおふぁっ!」
「サキのばかぁ!やっぱり帰れー!!」

―おわれ―

エロは無理かなぁ...??
315名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 21:19:53 ID:oki6HLZD
なごんだ。GJ!
316名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 21:27:06 ID:timYpyg0
>>315
GJありがと(・ω・)感激です。
また下手くそなりに書いてみようと思うんだが…明日あたりに。
317ナギサ×レミ:2007/08/20(月) 23:55:05 ID:timYpyg0

――ザーッ....

その夜はとても激しい雨が降っていた。遠くで雷の音も聞こえた。さっき突然降り出した雨、天気予報ではどうやら明日の朝まで続くらしい。

今日は朝から来月に行われるイベントの打ち合わせ、そして午後からはエンゼルハート全体でのパラ練、その後ユリカと一緒に新しい振り付けを考えて…ハードな一日にナギサは心底疲れきっていた。
今すぐベッドに入って眠りたい…深夜0時、いつもならまだ眠くない時間だが今日ばかりはまぶたが重い。

「ふぁあ、っ眠ッ」

大きな欠伸、と同時に窓の外が光った。遅れてゴロゴロと音が響き、窓がカタカタ震えた。
窓に打ち付ける雨の音、ナギサは今日の昼に恋人が言った言葉を思い出した。

『今日はお姉ちゃん友達と泊まりで遊びに行くんだってさ、だから久しぶりに羽根のばせるかな』

姉と二人暮らしの恋人、名前はレミ。エンゼルハートのリーダーだ。二人が付き合っている事はこの二人とシオリ以外は誰も知らない。他の幹部のランとリカにも知られていない。
(レミの奴…一人で大丈夫なのかよ、)

そう、レミは雷が苦手だった。
318名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 00:24:14 ID:ew5nDeYS
A

ナギサは不安になった。レミに電話をしようと携帯を手に取った、その時だった

―ピンポーン

チャイムが鳴り、その音が来客を告げた。「んだよ、こんな時間に」舌打ちしてナギサは入口に向かった。
ナギサは眉間にシワを寄せ、あからさまに機嫌の悪そうな表情で乱暴に扉を開けた。

――バンッ!

「ふざけんな、今何時だと思っ……―」
客を見た瞬間、ナギサは驚いて言葉を失った。そしてその大きな瞳をパチクリさせた。

そこには、今にも泣き出しそうな顔をしたレミの姿が。その手には水のしたたる傘が握られていた。

「レ…ミ……」

確認するように目の前の人物の名前をナギサは呟いた。
すると目の前の少女の唇がゆっくりと開いた。

「さみぃよ、…ナギサ」

ナギサは何も言わずに、レミを部屋に上げた。
319名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:06:46 ID:ew5nDeYS
B

「雷こえーとか、ガキだなお前」
ナギサはキッチンで紅茶を淹れながらソファに座るレミに話し掛けた。
「仕方ねーじゃん、昔っから苦手なんだよ!///」
恥ずかしそうにそう言うレミが可愛くて、ナギサの頬は完璧ゆるんでいた。
ナギサはあの眠気が嘘のように吹き飛び、むしろ体も元気になったような気すらしていた。
そして紅茶を出してやると笑顔で「ありがと」と言ってゆっくりと飲み干していった。
――…
しばらくすると、レミはいつもの深夜番組に夢中で、何が面白いのか腹を抱えて笑っている。
さすが笑いのツボが未知数というか何というか…ナギサは「分っかんね」と呟きベッドに入って雑誌を読んだ。

テレビからエンディングの音楽が流れてきた。レミはテレビを消すとソファから立ち上がるとベッドの方へと向かう。そしてナギサのベッドにダイブした。

「なーに読んでんの」
レミはナギサにぴったりとくっつき、腕をからめた。

「車欲しいなーと思って」
そう言いながら見ているのは車雑誌だった。
「ナギサ免許持ってんの?」
「……ねぇよ」
「意味無くね…?」
「…これから取るんだよっ」
その時、時計の針はもう二時を回っていた。
320名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:47:00 ID:ew5nDeYS
C

雑誌を閉じたナギサは仰向けになった。そしてゆっくりと目を閉じた。

「ナギサぁ……」

甘える様な声でレミはナギサに抱き付くと、その頬にキスをした。
ナギサは「くすぐったいんだよ」と言いながらもレミの体を抱き寄せ、その細い首筋に顔を埋めた。
甘くて優しい香水の香りが鼻をくすぐる。その安心感からか眠気が再びナギサを襲った。

(ヤバイ…もう、寝……)

夢の世界へ旅立とうとしたその時、

ピカッ!!と窓の外が一瞬昼間みたいに明るくなり、次の瞬間、物凄い地響きの様な落雷の音がなり響いた。

「――ぃや……ッ!!!」

レミの細い腕がナギサを強く抱き締めた。
部屋の電気が消え、辺りは真っ暗に……
「…停電……か」
ナギサがポツリと呟く。

「てい…で…ん……?」

レミの小さな震えた声…その細い体は震えていた。
……暗闇の中で熱く激しく漏れるレミの吐息、密着したその体は恐怖からか震えていて、
「ナギサっ…ナギサぁ…ッ」

ひたすら繰り返される自分の名前、
こんな状況の中で…あたしの理性は大きく音をたてて崩れていった。
321名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 02:23:31 ID:MvHb0tDo
wktk
322名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 02:56:18 ID:UynEz+uP
続き楽しみ。
323名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 10:26:58 ID:ew5nDeYS
D

――雷なんかに怯えるんじゃねぇよ、

抱き締めながら囁くナギサに、レミは震えながら「ごめん」と小さく呟いた。
するとナギサはムクリと起き上がった。

「ナギ…サ……?」

レミを不安が襲う。
呆れてしまった?怒らした?レミが引き止めようと手を伸ばした、その時……
その手は強く握られ、唇には熱くて柔らかい感覚…レミは驚いて目を見開いた。

目の前には、ナギサの長いまつ毛…ナギサのやわらかな髪が頬が首筋に当たって、それがキスだとようやく理解した。

「ん、はぁっ…」

何度も何度も角度を変えて吸い付くような優しいキスにレミは声を漏らした。
そして、唇を離すと震えていたレミの体の力はすっかり抜けていた。

「……口開けろ。」

そう囁かれ、また唇を落とす。言われた通りにレミがうっすらと口を開くと、ナギサの舌が割って入ってきた。
レミは握られた左手をギュッと握り返した。すると小さくナギサが微笑んだ…気がした。

ナギサのもう片方の手がレミの体を確かめる様に撫で回す。そして胸の膨らみにたどり着くとそっと形をなぞるようにその手に包んだ。
深いキスを繰り返すレミの息が荒くなる。絡められた舌は熱く、レミは脳がとろけそうな快感に陥った。

324名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 11:30:59 ID:ew5nDeYS
E

そして慣れた手付きでレミの服は脱がされていった。
ナギサは露になるその白い肌に優しく唇を押し当て、その度にレミが甘い声を漏らす。

「こっちも、欲しいんだろ…?」

そう言うと、ナギサは下着の上からレミの秘部を指でそっとなぞった。レミの体がピクンと小さく跳ねた。
レミは恥ずかしそうにコクリとうなずいた。そこはもう、充分な程に濡れていた。
ナギサは満足気に微笑むと、その下着を取り払った。

そしてナギサはそこを指でくすぐった。

「あっ…ッ!」

レミの可愛い反応に、さらにナギサの欲望が掻き立てられる。

「こんなに濡らして…やらしーんだよ、お前は」

そして指を一本、その中に押し込んだ。その中は熱くて、窮屈でナギサの指を締め付けた。

「ぃやぁ…ッ」

入ってきたナギサの指が、快感となって襲ってくる。また熱い愛液がそこから溢れ、ナギサの指を汚す。
325名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 12:09:06 ID:ew5nDeYS
F

ピカッ!

窓の外がまた光る。そして雷音が轟く。
もうレミは雷などこれっぽっちも恐ろしくなかった。今はただ、愛しいナギサとの行為に夢中で…

もうナギサしか見えなくて…ナギサの声しか聞こえなくて…ナギサ以外感じられなくて、
この体がナギサの手でナギサの色に染まってくのが、なんだか『あたしはナギサの物なんだ』って嬉しくなって…、
そんなコト言ったらきっと『お前ドMだな、』ってナギサは引くだろうから言わないケド、だけど自分でも変なんじゃないかってくらい

――あたし、ナギサが好きみたい…

「あっ、あぁッ…ナギサっ」
「お前ん中、すっげぇ熱い…気持ち良いんだろ…?」

そんな恥ずかしい言葉でさえも、今は愛しくて…

ナギサのゆっくりと動く指、くちゅくちゅ、と水音が絡み合ったその部分から漏れる。
「気…、持ちぃ…あっあぁッ」
ナギサは指の動きを激しいモノへと変化させた。

ナギサは完全に、レミに酔っていた。
326名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 12:47:12 ID:ew5nDeYS
G

前まではずっと怯えていた。この手で…レミを汚したらもう後には戻れなくなるから……

この細くて白い綺麗な体も全部、壊してしまうんじゃないかって……
でもそんな考えを壊したのはレミの方で、

『あたしはナギサとエッチしたいけど……ナギサはしたくねぇの…?』

その一言に、救われたんだ。
―――……

「っナギサぁッ…も…、無理っ…!!」

レミの綺麗な顔が歪む。汗ばんだ体がうっすらと光っていて、それが色っぽくてナギサは息を飲んだ。

「イくっ、ナギサっ…ナギサぁっ…ッ!」

「……イけよ。」

そう囁いてナギサは激しくレミの中を突き上げた。

「あっあぁ――――!!」

そうしてレミは絶頂を迎えた…

外の雨は静かに穏やかに降り注いでいた。
327名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 13:16:07 ID:BZyRre1e
最高!!!
この二人が1番好き。
328名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 13:24:37 ID:ew5nDeYS
H

「………ん、」
温かい光が窓から室内に注ぐ。
ナギサは眠い目をこすった。さわやかな目覚め、のはずがドコか違和感。体が重い、何かが上に乗っかっているような感覚…、
視線を天井から自分の体へと移す。そこには裸のレミが、自分の胸に抱き付くようにして眠っている姿が…。

「Σおおぅ…ッ!?」

ビックリして変な声がナギサの口から発せられた。パニックになりつつも記憶をたどる…

(そっか…昨日はたしか雨で……)

そして夜の出来事を思い出したナギサは小さく微笑んで乱れた布団をレミにかけ直した。
安らかな寝息をたてて眠るレミの額に、軽く触れるだけのキスをした。

ナギサは起こさないようにそっと手をほどき、ベッドから出ると立ち上がって洗面所へ顔を洗いに向かった。

顔を洗って再び戻った時、ナギサの携帯の着信音が鳴り響いていた。
布団がモゾモゾと動いている。そして唸り声が…どうやら着信音のせいで夢の世界からお帰りの様子。

「わりぃ、起こしたか?」

可愛い恋人は、ひょこっと首だけ出して眠そうな目をこすった。
329名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 13:55:24 ID:ew5nDeYS
I

携帯を開き、通話ボタンを押す。
『もしもしナギサさんっ!何してんスかっ』
元気なこの声…ユリカの声だった。なにやら焦っている様子、
「んだよユリカ、朝からうっせーな。」
頭が痛くなるようなその声に朝が弱いナギサは低い声でそう言った。
『何言ってんスか!今もう二時っスよ!!』
「は…?」
ナギサは時計を見た。針は確かに二時を示してした。
今日はエンゼルハート全体でのパラ練が一時からで…
「おいレミっ!早く準備しろ!!」
「ッねみーんだよ、あと十分〜」
「小学生か!遅刻だっつーの!」
ナギサは布団を引き剥がし、ベッドの下に散らばっていたレミの服を押し付けた。

『えっレミさんも一緒なんスか!?』
「今行くから!」

ブツッと切りナギサは支度をした。急いで服を着て、髪を整えて……ってオイ、

「お前早く準備しろっつってんだろーが!さっきから鏡の前でボーッとしやがってぇ!!」

ナギサの怒声が響く。

「……キスマークどんだけ付けてんだよ///」

体中にナギサの物だっていう印。それを見て小さく笑うレミに、ナギサは恥ずかしくなりながら「置いてくぞ」と言ってドアから飛び出した。

「おい待てよナギサッ!」

330名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 14:20:44 ID:ew5nDeYS


バタバタと今さら焦るレミを余所に、外に出たナギサは眩しい太陽の光に目を細めた。
昨日のあの嵐が嘘のように空は晴れ渡っていた。

―それにしても、あたしとした事が寝過ごすなんてな…

「全部…レミが悪い、」

そう呟いて、今猛スピードで支度をしてる彼女を恨んだ。だから雨は嫌いなんだ…全ての調子が狂ってしまう。

だけど……

「たまには悪くねぇな、」

ナギサはふっと微笑み、空を見上げた。

太陽は痛いくらいに今日も渋谷を照り付けていた


―おわり―
331名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 14:31:22 ID:ew5nDeYS
あーやっぱ最後gdgdだ(´;ω;)
お目汚し.連続投下してスンマセン…。
332名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 22:04:01 ID:06LdD1Uc
ラン「はあー…」
リカ「ん?なんだ?悩みごとでもあんのか?」
ラン「どうやったらレミさんに〇〇〇とか×××してもらえるかなぁー…」
リカ「なっ!何言ってんだオマエはっ///」
ラン「だって好きなんだもん仕方ないじゃん!!」
リカ「いや分かった、分かったから落ち着けっ。」
ラン「なぁリカ!!どうしたら良いかな!?」
リカ「いや知らねーから;」ラン「頼りになんねーな、」リカ「悪かったな!てかお前知らねーの…?」
ラン「は?何が?」
リカ「レミさん受けだぞ」
ラン「Σな、なにーっ!?」
リカ「残念だな♪お前も受けだもんなv」
ラン「そんなの聞いてないですよレミさーん!」
リカ「とゆー事で、レミさんはあたしがもらうよ。」
ラン「なっレミさんはあたしのモンだよ!!」
リカ「お前は受けだから無理なんだよバーカバーカ!あたしのモノに決まってるだろ!」

ナギサ「…お前ら、誰が誰のモンだって?(ゴゴゴゴゴ…)」

ラン*リカ「「Σひぃっ!なナギサさんっ!?;」」
ナギサ「なぁ誰が誰のモノなんだ?(ズゴゴゴゴ…)」

((こっ殺されるっ…!))

ラン「れれれレミさんはななナギサさんのモノって話を……(ブルブルガタガタ)」
リカ「そそそうっス!やややっぱレミさんにはななナギサさんしかいねーって話してたんス…(ブルブルガタガタ)」

ナギサ「ま、当然だな。(ニッコリ)」

そうして二人は魔王の存在に日々怯えて過ごすのであった…。

――つづく!?(笑)――
333名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 22:05:24 ID:RAlqRUAu
リカ「ワシの包茎チンポをしゃぶれ」
ラン「Σな、なにーっ!?」
リカ「そしたらおまえのクモの巣マンコを舐めてやるぞ」
ラン「そんなの聞いてないですよレミさーん!」
リカ「とゆー事で、レミさんはあたしがもらうよ。」
ラン「なっレミさんはあたしのモンだよ!!」

334名無しさん@秘密の花園:2007/08/24(金) 22:53:08 ID:06LdD1Uc
>>333
ワロスww
335名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 04:53:39 ID:8O23PA0Z
>>331
GJ!すげえよかったよ。
336名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 15:33:45 ID:XX9voT7w
>>335
ありがと(^ω^)
やっぱギャルサー好きだからもっと書いていきたいよ。でも過疎ってるからなー…
337名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 18:52:30 ID:m5D/a+V3
ギャルサーDVD保存しといて正解だった

>>ID:ew5nDeYS最高です(´Д`;)
338名無しさん@秘密の花園:2007/08/30(木) 22:54:11 ID:XX9voT7w
ナギサ×レミまた投下します!
339名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 02:44:51 ID:5c7qZ2ND
wktk(゚∀゚)
340名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 08:51:33 ID:6BbHmMVw
wktk!(゚∀゚)!
341名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 12:03:24 ID:ALFQBIAP
@

――バンッ!
集会所の扉が勢い良く開いた。そしてサキとシズカとスミレが息を切らして駆け込んできた。
「遅れてスンマセンッ!」
「ごめんなさい〜」
今日はいつもの様に練習だった。だが三人はいつもの様に遅刻…。
だがいつもと少し違う空気、
「な、なんか空気重くね?」
スミレが呟いた。するとそこにいたメンバー二十人余りが一斉にギロッと三人をにらんだ。
三人はビクッと凍り付く。周りを見回すと、どうやら原因は……
「……………。」
「……………。」
ソファに並んで座る総代表であるレミと、黒組のリーダーであり幹部のナギサ。
二人が並ぶととても華やかで和んだ空気がいつもなら流れる訳だが…、今日はどこか黒くて禍々しい空気が流れている。
二人は足と腕を組んでそこに座っている訳だが、表情は険しく、二人とも反対の方向を向いて目を合わそうとしない。
「ちょっ…ウチら、かなりマズいタイミングで来ちまったんじゃね……?」
小さな声でサキが二人に呟いた。二人はコクリと小さくうなずいた。
すると、そこにシオリがやって来た。
「し、シオリさん…これ何スか、なんかスゲェ居づらい空気なんスけど……」
シオリは小さな声でサキの耳元でこう言った。

「レミとナギサがなんか知んねーケド機嫌わりぃんだよ、」
342名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 12:58:43 ID:ALFQBIAP
A

そう言ったシオリの顔は心底困った感じで…、ここにいる全員が苦虫を噛んだような表情をしていた。
「そーなんスか…;」
三人は納得、といった表情でうなずいた。

「おいシオリ、早く始めるぞ。もう全員そろったんだろ。」

ナギサの声にビクッと反応するシオリは「おおお、おう!」と何度もうなずくと急いで準備を始めた。
「れ、練習始めるぞー。」
「早く動けよっ、ケツの重いヤツらだなー。」
ランとリカもそれを促す。みんな立ち上がって、踊る準備を始めた。
サキ達もそれに従う。ナギサも立ち上がり、前に出た。
レミはその後ろ姿を見つめて、蚊の鳴くような小さな声で呟いた。
「…マジ…うぜぇ、」
その時のレミの表情は、今にも泣き出しそうな…そんな表情だった。

――事の発端は昨日だ。昨日、あたし達はケンカした。

久しぶりにあたしの家に泊まりに来たナギサ。今日は珍しくお姉ちゃんは家にいなくて、それでナギサを誘った。
ナギサの家にはよく行くケド、あたしの家にナギサが来る事はあんまり無い。
だから少し浮かれてて、変なテンションになっていたのは事実だった。
そして、ご飯食べて、お風呂入って、それなりに良い時間帯になって……
あたしはいつもの様にナギサを求めた。
343名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 14:17:07 ID:ALFQBIAP
B

「ナギサ、…」
ソファに座るナギサの横に密着する様にして座った。そしてギュッとナギサに抱き付いた。
レミはいつもこんな風に甘えていた。ナギサは見ていたテレビをリモコンで消した。
そんなナギサを見て、レミは小さく笑うと、首に腕を回した。
ナギサはレミの方を見た。上目遣いで見てくるレミは、そっと目を閉じた。
ナギサも目を閉じてゆっくりとその唇を重ねた。柔らかくて温かい感触、ナギサはそっと唇を離した。
「お前さ、なんで今日誘ったんだよ。」
突然ナギサがそうたずねた。「は?」とレミは眉をしかめた。今から…って時に何言ってんだコイツは。
「なんでって…お姉ちゃんいねぇから、」
「他に理由あるだろ。」
冷たいナギサの声に、レミは耳を疑った。時が凍り付いた様に、見つめ合うその時間がとても長く感じた。沈黙が、胸を締め付けた。
「…他に、って…別にねぇよ…。」
ナギサを呼んだのは、恋人同士なんだから…そりゃイチャついたりするため?最終的には、まぁエッチとかしたり……なんて恥ずかしくて言える訳ねぇよッ!!///
するとナギサは急に立ち上がった。
「話になんねぇ。」
そう言って、ナギサはレミの腕を振りほどくと玄関へと向かった。
「あたしはお前の性欲処理の道具じゃねぇんだよ、」
344名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 15:03:42 ID:ALFQBIAP
C

レミは呆然とそこに立ち尽くした。
今…何が起きたんだ…?
意味分かんねぇし、最後の言葉だって…サッパリ分かんねぇ。あたしがいつそんなコト言ったよ、思ったコトだってねぇよ。
気持ちは同じだって思ってた。ナギサもしたくて、あたしもしたいからエッチだってすんだろ?
けど今思えば……ナギサから求めてきた事は、一度として無かった。
ハッとして我に返り、追いかけようとしたがもう遅く、携帯もつながらない。
「クソッ…!」
携帯を投げ付け、そして震えた声で叫んだ。
「なんなんだよ…っ!!」
静まり返った部屋に虚しく響き渡り、レミはベッドに倒れ込むと、円くなった。
目を閉じると、そこからは静かに涙が溢れた。

そして日が上り、朝になって集会所へと向かう。
いつもの様に挨拶してくるメンバー達。いつもの様に賑やかで明るい。
そこに、ナギサはいた。ナギサは昨日と同じ表情をしていた。あまり感情を表に出さないナギサだが、雰囲気で分かる。
345名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 16:24:55 ID:ALFQBIAP
D

「おはよ、ナギサ。」
レミは笑顔で挨拶した。
「…………。」
ナギサは表情を変えない。目すら合わせようとしない。
そんなナギサにイラついて、わざと聞こえる声で「シカトかよ」と呟いた。
そしてソファに座り込んだ。ナギサの気持ちが分からない。
あたし…なんか怒らす様な事したか……?

――そして現在に至る。
どうやら練習は終わった様だ。長い時間考え込んでいたらしい。
「んじゃおつかれー。」
ナギサがそう言って去って行く。レミはハッとして立ち上がり叫んだ。

「ナギサ!!」

皆がバッと驚いた表情でレミを見た。ナギサはゆっくりと立ち止まり、振り返った。
「話がある…、」
レミはゆっくりとそう言った。
ナギサは黙ったまま真直ぐレミの目を見た。今日初めて見たその瞳は鋭くて、吸い込まれそうになった。
空気を読んだメンバー達は静かに集会所を後にした。静まり返った集会所でレミがその重い口を開いた。
「あたしは…お前を性欲処理の道具だなんて思ってない。」
昨日のナギサの言葉をそのまま否定した。
「…思ってんだろ?」
ナギサの声は冷たかった。そんなナギサを真直ぐ見つめてレミは再び口を開く。
「思ってない。」
「思ってるだろーが!」
346名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 17:11:53 ID:ALFQBIAP
E

ナギサは肩を震わして、そう怒鳴った。
レミは目を細めた。ナギサはうつむいて、ギュッと拳を握り締めた。
「あたしはお前の何なんだよッ…!!ヤりたい時にヤれる道具かよ!」
「っ、そんなコト思ってねーよ、」

――愛し合う行為のハズなのに…不安にさせている…。肌を重ねる度、傷付けている…。
「誰かに抱かれてれば満足なのかよ!誰かの腕の中だと安心すんのかよ…!!」

――何度も“好き”だと言ったのに…伝わってると思っていたのに…全部、ナギサには届いてなかったんだ…。

「あたしはお前のオモチャじゃねーんだよッ…!!」

――なんでナギサが泣いてんだよ…泣きたいのはコッチの方だっつーの…。

レミはナギサを抱き締めた。強く、強く抱き締めた。
「お前だからに決まってるだろ……」
「…レ…ミ……、」
「好きだからに決まってんじゃん、バカ…」

――あたし達は不器用だから、こうして何度もすれ違う。お互いの気持ちが同じなのか不安で…袋小路に迷い込んでは抜け出せなくなるんだ…。
でもそれは別々の固体だから仕方無くて…一つになれないから悩むんだ…。だけど一つにならなくて良い、認め合えればそれで良いよ。
それだけがあたし達を繋ぐ絆なら、それだけで良いんだ。だから…

「あたしはナギサが好きだ。好きだから一緒に居たいんだよ…。」
347名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 18:22:38 ID:ALFQBIAP
F

それは、あたしが昨日…レミの口から聞きたかった言葉だった。
本当に騙していたのは、あたしの方だったんだ。恋人のお前を疑って、信じてやれなくて、ごめん。
ナギサは「ごめん。」と呟いてレミの肩を強く抱き締めると、その唇に自分の唇を押し当てた。
「ん…ナギサっ…」
レミの手首を掴んでぐっと押さえ付ける。レミは驚いて足元をふらつかせながら後退する。こんな強引なキスは初めてだった。
―ガタンっ!
段差につまづいて、レミは後ろに倒れた。背中に柔らかい感触、そこにはちょうどソファがあった。
レミが唖然としているとナギサが上に乗っかってきた。そしてまた唇を押し当てた。何度も角度を変えて唇を重ねる。レミもナギサのキスに夢中で、入れられた舌に自分の舌を絡ませた。
息継ぎもままならないお互いを求めるだけの甘いキスは、ずっと続けられた。
どれだけの時が経っただろう…ゆっくりとナギサは口を離した。銀の糸が惜しむように二人の唇と唇を繋ぐ。
ナギサはレミを見下ろすと、そこには涙を流すレミがいた。
「…に泣いてんだよ…。」
その涙は、今まで見た何よりも綺麗で…ナギサはゴクリと唾を飲み込んだ。

「ナギサから求めてくんの…初めてじゃん…。」

嬉しそうに笑いながら、泣いていた。そんなレミが可愛くて、愛しくて、また深いキスをした。
348名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 21:25:04 ID:ALFQBIAP
G

それが初めてだったのかもしれない。いや初めてなんだ。初めて真直ぐレミの体を見つめた。
――綺麗だった。真っ白な肌が蛍光灯の光を浴びて輝いて…その形の綺麗な胸は、レミが呼吸をする度に上下に揺れて、それがすごく綺麗で見とれてた。
「お前の体…こんなに綺麗だったんだな、」
なぜ今まで気がつかなかったんだろうか。この温もりも、この肌の滑らかさも、その熱い吐息も、香水の香りも、全部が新鮮で…全てがレミの物で、愛しいもので…
「んな見んなよ、」
恥ずかしそうに顔を赤く染めながら言うレミの頬にそっと手を添えた。そしてその頬を優しく撫でる。
「お前、可愛いな。」
そう微笑んで言うナギサにレミはさらに顔を真っ赤にさせた。
「ナギサ…泣いて頭イカレちまったのか?」
「いや、正常だよ。」
ナギサはキョトンした顔でそう言った。
「たまには甘えたって良いだろ、」
レミは目を細めた。
「初めてだな、ナギサが甘えてくんの。」
「そうだな、」
ナギサは自嘲気味に笑ってレミの胸に顔を埋めた。レミはくすぐったそうに笑ってナギサの髪を撫でた。
――嬉しかった。ナギサが初めて甘えてくれて、嬉しかったんだ。
349名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 22:16:35 ID:ALFQBIAP


「おい、いつまで寝てんだ?行くぞ。」
そう言ってナギサは手を伸ばした。レミはその手を取ってふらつきながら起き上がった。
「どこ行くんだよっ、」
「んー…とりあえず二人きりになれるトコ。」
「はぁっ??お前何言って、」
今この空間には二人しかいないハズで、今までずっと、その、…誰にも言えない事してた訳で……
ナギサは勢い良く入口のドアを開いた。すると、悲鳴と共にドワーッと人が流れ込んできた。
レミは目が点になった。それはエンゼルハートのみんなだった。
「お前ら覗きなんてくだらねぇコトしてんじゃねぇよ。」
ナギサの言葉にみんなは罰の悪そうな顔で「あはは…」と棒読みで笑った。
「ナギサ…お、お前もしかして……っ」
「?コイツらが居たコトは分かってたぞ…?」
今さら何言ってんだ?みたいな顔するナギサの手をふりほどいて頭を抱え込んだ。
(やべえやべぇって、今の見られてたってコトだろ?ドコ?ドコから見られてたんだ?;)
「お前ら早く帰れ。シオリ、放心してんじゃねぇよ。リカ、写メもムービーも全部消して帰れよ。ラン、鼻血出てんぞ。」
サキ達は顔を真っ赤にして口をパクパクさせていた。
「なんだ…?お前らもしかして見てて感じたのか??」
そうキョトン顔で言うナギサに、
(((その通りですよ!//)))
と全員が心の中でそう叫んだ。
その後ろでブツブツ言っているレミの意識は、もはや遠くに逝っていたのであった。

―おわり―
350名無しさん@秘密の花園:2007/08/31(金) 22:34:54 ID:ALFQBIAP
おまけ

ナギサ〜あたしもう嫁に行けねぇよー(´;ω;`)
心配すんな。あたしが責任持ってもらってやるよ(・ω・)

最後までgdgdでごめんなさい;
351名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 00:07:18 ID:0MAWNtZX
>>350
またまたGJ!最後くすっときました。
あなたの作品すごい好きです。
352名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 00:26:54 ID:kU1ksV4/
>>351
ありがとうございます(^ω^)
オチなのかオチじゃないのか分からん終わり方になってしまって心配だったケドそう言ってくれて嬉しいです。
また投下したいと思ってるんでヨロシクです!
353名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 08:08:12 ID:UnYjna75
>>341-350
最高でした(´Д`* )GJ!
すごい好きだわw
354名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 18:00:44 ID:kU1ksV4/
ずっとシリアスっぽい話ばっか書いてたから次はちょっとギャグっぽくしてみようと思うんだけど...
355名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 19:57:29 ID:kU1ksV4/
@

「うぃ〜っす!あれ?モモちゃん、オッサンは??」
ここはイチノセのボロアパート、サキはそこに居候しているシンノスケを訪ねてやって来たのだが、そこにはモモしかいなかった。
「シンノスケならさっきお昼ご飯を捕りに行ったよ。」
「渋谷で何を捕まえる気だよ…。腹減ったから何か食い物分けてもらおうかと思ったのによー」
サキはブツブツ呟いた。するとサキのお腹が情けなく鳴り響いた。まるでカエルの鳴く様な音で…
「あーもー腹減ったぁ!」
腹を抱えてそう叫ぶサキにモモは何かを差し出した。
「これ食べる?」
箱の中に綺麗に並んだ包み達が怪しげだがサキの食欲を掻き立てた。
「食べる食べる!なんだコレ?チョコか…?」
サキは包みをつまんでまじまじと眺めた。
「今さっきダディから送られてきたの。3箱もあるから1箱サキにあげるね。」
「マジ!?これ全部くれるのか!?モモちゃん大好き〜vV」
サキはモモを抱き締めた。モモは「どう致しまして。」と言って笑った。
サキはその箱をバッグに詰め込むと、
「んじゃ今から練習だから、もう行くな。モモちゃんマジでありがとね!この借りは今度絶対返すから、じゃバイバーイ!」
サキは笑顔でそう言うと上機嫌で部屋を出ていった。モモは笑顔で手を振った。
356名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 20:45:12 ID:kU1ksV4/
A

集会所に着いたサキは箱をゆっくりと開き中身を見た。銀色の包みが綺麗に6個並んでいた。
「うまそーvV」
サキは舌なめずりをした。そしてその一個を手に取ると、その銀の包みを開いた。
そこには一口サイズのチョコが。サキはそれを口に放り込んだ。
「うめぇ〜!!」
サキはそう叫んだ。横にいたシズカとスミレが驚いた顔をした。
「そんなにうまいの?」
「あたしも欲しい〜」
サキは箱に延びてきたシズカの手を叩いてシズカを睨んだ。
「やーだーよ、絶対やんねぇ。」
「うーケチぃ〜」
そう言うシズカは諦めて手を引っ込めた。

――ドクンっ

(…?なんだコレ、胸が苦しい…)
サキは自分の胸をおさえた。「どうしたの?」と、心配そうにサキの顔を覗き込むシズカと目が合った。
そんなシズカを見て、胸が高鳴った。サキにはシズカの周りに可愛い花が咲き誇って見えた。
(あれ…?シズカって、こんなに可愛かったっけ?//)
ゴクリと息を飲んだ。コレはヤバイ…サキはそう感じたがもう遅く、思いっきりシズカを抱き締めていた。
「はぁっ!?」
スミレの声が聞こえた。だがもう関係無い、
「さささサキ…っ?//」
シズカは真っ赤になって混乱している。
「サキ何してんだよー」
スミレがサキの服を引っ張った。するとサキはそれを突っ撥ねて叫んだ。
「邪魔すんじゃねーよ!あたしがシズカにナニしようが勝手だろ!!」
それは集会所に響き渡り、皆が一斉にサキを見た。サキは真面目な顔でシズカの肩を抱いていた。
357名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 21:09:41 ID:kU1ksV4/
B

「「はぁ〜!?」」
そこにいた白組メンバー達は唖然とした。
「おいサキ〜;いきなり何言ってんだお前は、とうとう頭狂ったか?」
シオリはため息をつきながらたずねた。みんなうんうん、とうなずく。
するとサキはシズカの肩を掴んだ。「へ?」と目を円くするシズカ。サキは目を閉じると、顔を近付けた。
――ちゅっ
時が凍り付いた。皆、開いた口が塞がらないままポカンとサキとシズカを見た。
二人の唇は重なっていた。
そしてサキは静かに唇を離して微笑んだ。
「シズカ大好きvV」と言ってまた抱き付いた。皆が声にならない叫びを上げた。

――しばらく集会所にいた全員が放心していると、黒組のメンバーがやって来た。
ナギサはどこか寄ってから来るらしく、ナギサとレミ以外のメンバーが現在集まっている。
「おい、どーしたんだよ。狐につままれたみたいな顔して。」
リカがそう言うと皆ハッと我に返り、ははは…と感情も無く笑った。
「おーサキ、うまそうなモン持ってんじゃん。くれよ。」
リカはサキが持っていた箱を覗き込んだ。
「一個だけっスよ〜。」
と言って包みをリカに渡した。リカはサキとシズカの腕が絡まっている事に違和感を感じたが、まぁ気にせず「サンキュ、」と笑ってチョコを受け取った。
358名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 21:49:03 ID:kU1ksV4/
すいませんageてた;
C

リカはチョコを口の中に投げ込んだ。
「おっうめぇじゃん。」
口の中にカカオの香りが広がった。
「なぁリカ、そろそろレミさん迎えに行かない?」
ランの声に顔を上げた。「そうだな」と返事をして、チョコを飲み込んだ。
「あ、その前にトイレ。」
ランは「待ってて」と言うとトイレに走って行った。そんなランの後ろ姿を見て小さく笑うリカ。レミさん命のランらしいな、と思った。
「ったく、レミさん迎えに行くくらいでガッ付いてメイクする必要ねぇだろ。」
と笑っていると、胸の奥が熱くなった。リカはニヤリと笑うと、ランの後を追ってトイレに向かった。
扉を開けると、鏡と睨めっこしているランがいた。リカに気付くと、
「ごめん、あと一分待って。目元が決まんなくて…、」
と言うランの横に立ったリカは鏡越しにランを見て
「んな盛る必要ねぇって、十分可愛いよ。」
と笑って言った。ランはカァッと顔を赤くした。
「な、何だよイキナリ。」
心拍数が上がる。なんか…いつものリカじゃない気がして…。
鏡の中のリカが、ランの腰に手を回した。すると瞬く間にリカに抱き締められて、頬に手を添えられていた。
「り、リカ…?」
目の前にはリカの顔が…前から思ってたケド綺麗に整った顔で、こんな近くで見たのは初めてだった。
359名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 22:34:28 ID:kU1ksV4/
D

ランは混乱していた。なんでこんな状況に…?心当たりは無い。
「可愛い顔してるよな、やっぱ。」
そう言って舐め回す様にして見るリカ。ランはゴクリと息を飲んだ。
静かな室内、薄暗い蛍光灯、リカの吐息が鼻先をかすめる。なんか、変な気分になってくる…。
「なんか我慢出来ないかも…。」
と言うリカはそんな言葉とは裏腹に余裕の表情だった。逆にランの顔は真っ赤で余裕の欠片も見当たらない。
「ちょっ…マジで言ってんのか…ッ?」
ランの声は動揺で裏返った。
「マジだよ。」
そう言ったリカの目は真直ぐで、その瞳に自分が映っていた。
(あたしが好きなのはレミさんだろっ!?昔からずっとレミさんだけ見て来たじゃんか!なのになんでリカなんかにドキドキしてんだよ、あたし!!///)
リカの細い指がランの頬を撫でた。ピクッと体が反応した。それを見てクスリと笑うリカ。
(リカだってレミさんが好きなんじゃなかったのか!?それに今まであたしのコト苦手、みたく言ってたじゃんか…なのになんで!?//)
そう心の中で叫んでもリカに届く訳が無く、ゆっくりと…目を閉じたリカが顔を近付けてきた……

――その頃レミは、
「ランとリカの奴…今日は珍しく迎えに来ないんだな。」
と小さく呟き、集会所へと向かった。
360名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 22:55:51 ID:kU1ksV4/
長くなりそうだ;
E

レミが集会所の前の角を曲がった時、ナギサの後ろ姿が見えた。
「おいナギサぁーっ」
そう大声で呼ぶと、ナギサは気付いて振り返り、腕を組んで小さく微笑んだ。
走って追い付くと、ナギサは
「今日はラン達の迎えは無しか?」
「そうみたい。」
と微笑んでレミは答えた。ナギサは「珍しいな」と呟くと、集会所の扉を開けて中に入って行った。レミもそれに続いた。
集会所はなんだか不思議な空気が流れていた。それに気が付いたナギサはシオリにたずねた。
「おいシオリ、何かあったのか?」
シオリは魂が抜けたかの様な顔で
「……別に…。」
と呟いた。ナギサは首をかしげた。
「シズカ〜vV」
「さ、サキっやめてよぉっ///」
背後から熱い空気が…明らかに同じ空間なのに温度差がある。恐る恐る振り返ると、おかしなサキがいた。
レミとナギサの頭の上に?が並ぶ。明らかに様子がおかしいサキ。二人は目を見合わせ、首をかしげた。
するとサキが二人に気付いた。
「あ、レミさん!ナギサさん!ちっす!」
「「お、おうっ」」
二人は驚いて返事をした。するとサキは立ち上がって、
「このチョコ、超うまいんスよ!一個いかがっスか?」
と言って箱の中の包みを差し出してきた。「ありがとv」と笑顔で受け止るレミ。甘い物が苦手なナギサはやんわりと断った。
361名無しさん@秘密の花園:2007/09/01(土) 23:34:43 ID:kU1ksV4/
F

レミとナギサはいつものソファに座った。そしてナギサがみんなに聞こえる声で「集合」と声をかけた。
皆、急いで集まってきた。レミは見回して口を開いた。
「ランとリカは?」
「それがさっきから見当たらないんスよ」
「買い出し行ったんじゃないっスか?」
皆がざわついているとナギサが
「まぁすぐ来るだろ、」
と言って静止させた。そして続けた。
「今月の会費、五千円。今日から集金開始するからな、無い奴はちゃんと用意しとけよ。」
そう言ってナギサは茶封筒を2枚取り出してシオリに1枚を渡した。
レミは先程サキにもらったチョコを頬張りながら、「今あるって奴は今で良いからチームのリーダーに出しなー」と言うと、皆が財布を取り出し始めた。

レミはゴクリとチョコを飲み込むと、メンバーからお金を受け取りメモをするナギサを見つめた。持ち合わせが無いのか数人分しか集まっていない。
だいたいが渡し終わると、ナギサが思い出した様に
「期限は来週イッパイだからな、忘れんなよ。」
と言ってレミを見て「それで良いよな?」と同意を求めた。
するといきなりレミの腕がナギサの首にスルリと回された。
「れ、レミ?」
ナギサは目を丸くしているとレミはニッコリと笑った。他のメンバー達は首をかしげていた。
「ナギサ大好きvV」
と言ってなんとレミは自分の唇をナギサの唇に重ねた。「えーっ!?」というメンバー達の叫びが轟いた。
362名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 00:09:40 ID:Ja1HXIfv
G

その頃、イチノセのボロアパートでは…
「モモ!ダメだ、獲物見つからない!昼飯手に入らない!」
やっと帰って来たシンノスケは悔しそうに舌打ちした。
「おかえりシンノスケ。これさっきダディから届いたよ。」
部屋の掃除をしていたモモは手を止めると、あのチョコの箱をシンノスケに見せた。
「おーやっと来たか!アリゾナに伝わる惚れ薬!これでオマワリモテる!!」
「えっ!?これって惚れ薬だったの!!?」
シンノスケの言葉に驚くモモ。嫌な汗が流れた。
「イエス、これを食って一番初めに見た相手を好きになる、効き目は強力でとても危険、だから慎重に使わなくてはならない。」
真面目な顔でそう言うシンノスケ。
「まぁ効き目は1時間だけだ、すぐに元に戻る。」
ガクッとコケそうになったモモは「なーんだ」と呟くと、気にせずに部屋の掃除を再開した。
――そんな事を知るはずもないエンゼルハートのメンバー達…
「レミお前、何してっ」
ナギサはいつもの冷静さを失っていた。
「冷たくすんなよー。」
潤んだ瞳と泣きそうな声でナギサを見つめて言うレミ。メンバーの数名が小声で「やばっ可愛い///」とボソリと言って皆がうなずいた。
そう思ったのはナギサも同じで、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「バカっこんな所で…」
「気にするなよー。」
またスルリとナギサの首に腕を回して甘えた声で言うレミ。
それに全員が
(((いや、こっちが気にするんですけど…;)))
と心の中で呟いた。
363名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 00:48:47 ID:Ja1HXIfv
H

「おいやめろって、」
ナギサの声はうわずっていた。レミは笑顔で「いーや」と言う。フリーズするメンバー達。ナギサはハッとした。
「おいシオリ!何ボーッと見てんだよ助けろよっ!!」
そう、シオリに助けを求めたのだ。凍り付いていたシオリは立ち上がってレミを押さえ付けた。
「レミどーしたんだよ、ゆで卵でも食うか?な?」
と言ってシオリはドコから取り出したのか分からないゆで卵を差し出した。
とりあえずホッとしたナギサは落ち着きを取り戻すと、「どしたんだよレミ」と冷静にたずねた。
レミはシオリを睨み付けて呟いた。
「邪魔すんなよ。」
それは今まで聞いた事の無いくらい低い声で、冷たい目をしていて、シオリはバッと手を離して「ごめんなさい!」と震えた声で叫んだ。シオリにはレミのバックに鬼が見えた。
「Σちっちぇーなオイッ!;」
ナギサは情けないシオリにそう突っ込んだ。シオリはブルブルガタガタ震えていた。
レミはまたナギサの方へと向き直った。ナギサは後退りする。他のメンバーも今のレミの迫力に怖じ気付いて再びフリーズした。
「好きだよナギサvV」
ナギサは深呼吸をして目を閉じた。そして自分に言い聞かせる。
―落ち着け、落ち着けあたし。あたし達は付き合ってる、だけど人前でこんな甘える事なんて今まで無かった。
―それになんと言うか、今目の前にいるレミは…レミじゃないとゆーか、とにかくこんなのレミじゃねぇ!
364名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 01:23:11 ID:Ja1HXIfv
I

バッと目を開けるとそこには…
「よいしょ、」
と言って服を脱いでいるレミの姿が。これには落ち着いたハズのナギサも再びパニックに陥り、
「ぎゃーーーっ!!?なに脱いでんだオマエはーーっ!?」
誰も聞いた事の無い様な叫び声を上げた。レミはもう下着姿だった。
「ななな何する気だよっ、おおおお前マジっなな何かかか考えて…っ!!」
ナギサは顔を真っ赤にさせて叫ぶ。内心、レミの姿に興奮していた。メンバー達も鼻血を出したり、その美しさに失神したり……
「ナニってそんな…恥ずかしくて言えねぇよ///」
「ナニする気か!ナニする気なんだな!?良く分かったから服を着ろっ!てめぇらタダで見てんじゃねーぞコラァッ!!」
ナギサはレミとメンバー達に交互に怒鳴った。
「ナギサ…vV」
「それ以上脱ぐんじゃねーッ!!」

一時間後……
「あれ?あたし何やってんだ…?」
いきなり正気を取り戻したレミ。隣に居たナギサはぐったりしていて今にも死にそうな表情だった。
周りを見回すと、倒れていたり、鼻血を出して放心しているメンバー達の姿が…シオリはブルブルガタガタ震えて隅っこで頭を抱えていた。
「おい何が起きたんだよっ」
レミはナギサの肩を揺さぶった。
「と…とりあえず…服を着ろ……っ」
◇◆◇◆◇◆◇

そしてアノ事件(?)から二日が経った。
あの出来事は皆のトラウマとなった訳だが…何も知らない三人と最大の被害者が三人…
365名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 01:56:38 ID:Ja1HXIfv


「あのねっ、あれからずっと考えてたんだけど…」
ここはシズカの家のシズカの部屋だった。ベッドで寝転がるサキにシズカは背を向けてモジモジしながら言った。
「あたしも…サキが好き、…だからその、付き合ったりーなんて…ゴニョゴニョ」
サキは?を浮かべて
「何モジモジしてんだ?気持ちわりぃなー。」
ガーーーーン.....
シズカは灰となった。

――――
様子のおかしいランに気付いたリカ。
「お前の大好きなレミさん迎えに行くのになんでそんなテンション低いんだよっ。」
笑って背中を叩くと、ランは「いてっ」と叫んだ。
「なんでリカそんなにテンション高いんだよ…。」
「高いに決まってんじゃん!愛するレミさんに会えんだからさ!!vV」
…ピクッとランは反応した。ちょっと待て、今なんと?
「リカ、二日前この世で一番愛してるのは…このあt「この世で一番愛してるってそんなのレミさん以外にいる訳ねぇじゃんvVあーレミさんマジ大好き〜!」
―ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ランから凄まじい殺気が…
「ん?どーしたラン、恐い顔して。」
「嘘つき!!!」
パシンッと綺麗に平手打ちがリカの頬に入った。走って行くラン……
リカは呆然と立ち尽くした。
――――
「ナギサ…お前疲れてるだろ、顔色悪いぞ。」
そう言ってナギサの顔を覗き込むレミ。
(…お前のせいだよ……)
ナギサはあれからずっとヘコんでいた。あの時の恐怖が、忘れられずにいたのであった。

―おわり―
366名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 03:40:45 ID:FykCGUgD
GJです!今回もとても良かったです。楽しめました(^O^)
367名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 05:31:57 ID:K3HP24cS
>>355-365
超GJ!!
オマワリモテルに吹いたwww
368名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 15:12:46 ID:Ja1HXIfv
GJありがと!
なんかネタ尽きてきたかも…でもまた投下するよ(^ω^)
アイディアとかあったら提供して下さると嬉しいです。
369名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 19:10:21 ID:JBcInIVq
>>368
サキとシズカのCPとナギサとレミのCPがWデートするシュチュエーションとかは?
370名無しさん@秘密の花園:2007/09/02(日) 20:05:51 ID:Ja1HXIfv
>>369
ネタ提供ありがと!
良いね(^ω^)妄想広がった!
元にして書いてみようと思う。
371名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 13:34:00 ID:xJDQT5tu
戸田恵梨香は演技が漠然にうますぎてあれが本性なんじゃないかと思ってしまう
372名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 18:16:41 ID:5FMHy590
@

「ちょっとサキぃ!待ってよーっ」
ここは南都下高校の正門前。シズカは自分のスクールバッグとおそらくサキの物と思われるスクールバッグを抱えて叫んだ。
今日は学校の新学期、体育館では始業式が始まっているハズなのだが、サキとシズカは学校を飛び出していた…というか飛び出したサキをシズカが追いかけているだけだが…。
サキは何も持たずに早歩きで学校の前の歩道を進む。学校からみるみる遠ざかっていく。
「もうサキってばー!!」
呼び掛けても止まらないサキに痺れを切らしたシズカは一際甲高い声で叫んだ。
サキはピタリと立ち止まった。やっとシズカはサキに追い付く事が出来てホッとしていると、サキが突然…
「マジうぜぇんだよ、どいつもコイツも!!死んじまえクソッ!!」
と声を荒げてガードレールを思い切り蹴った。鈍い音を立ててサキの足の形にそこはヘコんでいた。
「帰るぞシズカっ」
「いやもう帰ってるし;」
サキはとことん不機嫌だった。それは先程までいた学校での出来事のせいだった。

◇◆◇◆

学校なんてサキ達はたまにしか行かない。授業はかったるいし教師はうるさいしで色々とギャルであるサキ達は面倒だからといっていつもサボっている。
だが今日はエンゼルハートの集会が急遽中止となった。そのためサキ達はヒマになったのだ。
373名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 18:55:28 ID:5FMHy590
A

あいにく今日は世に言う新学期。サキ達の通う南都下高校の始業式は午後から始まる、そのためヒマになった2人はフラフラと登校したのだ。
そして始業式が始まった直後に、サキとシズカは担任に呼ばれて体育館の横のトレーニングルームで説教を受けた。
長いのと細かい事を言ってくる担任にストレスが限界に達したサキはキレてバッグも持たずに飛び出した…という訳だ。
◇◆◇◆

――そして今に至る、

「あーマジうぜぇー」
サキはすぐ物に当たる癖がある。蹴りは一発にとどまらず、ガードレールにはサキが残した跡が無数に現在進行形で広がっていく。
シズカは苦笑いしながら「可哀相なガードレール…」と小さく呟いたが頭に血が上っているサキの耳には入らなかった。
するとそこに、白のライフが止まった。見るからにヤン車だった。車体も低く改造されている。
サキとシズカは不思議に思っていると、助手席の窓がゆっくりと開いた。そこには大きなサングラスをかけた美女がいて……
「よっvV」
と微笑む美女に2人は顔を見合わせ、首をかしげた。すると美女はサングラスを外して髪を振り払った。
2人は良く見覚えのあるその美女を指さして
「「レミさんっっ!?」」
と叫んだ。そう、そこには渋谷一のギャルサー【エンゼルハート】のリーダーであるレミがいた。
374名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 19:22:09 ID:5FMHy590
B

2人はレミに招かれ後部座席へと乗り込んだ。運転席にはこれまた見慣れた顔が…
「「な、ナギサさん!」」
ナギサはいつもの冷静な表情で鏡越しに「よぉ」と言ってアクセルを踏み込み、車を発進させた。
2人はとても緊張していた。今目の前には憧れの2人がいる訳で…、サキの怒りはすでに吹き飛んでおり、緊張しながらもレミ達と会話をする。
「サキ達学校行ってたの?」
「あーはい、抜けて来たんスけどね。」
「抜けて来たってゆーかサキがキレたってゆーか…(笑)」
「ダメじゃんサキー(笑)」
和やかな雰囲気に包まれる車内。とても仲の良い先輩と後輩、といったカンジで…やっぱりレミは良い人だな、って再確認できた。
「そーいえばレミさんって学校行ってたんスか?」
「一応ね。すぐ辞めたケド、」
「辞めたっつーかコイツの場合、男子殴って退学だからな。」
小さく笑って付け足すナギサ。「余計なこと言うな」と言ってナギサの腕を小突くレミ。仲の良い雰囲気が伝わってきて、やっぱり2人はお似合いだな…と2人は思った。
「んなコト言ったらナギサなんて新任の女教師と寝て退学だからな、」
レミは呆れた顔で言った。後部座席の2人が驚いた顔をして「寝たんスか…」と呆気に取られていた。
「おいレミ、変な誤解招く様な言い方すんな。ヤられそうになったからヤり返しただけだろうが。」
((いやあんま変わんないと思うケド……;))
2人は苦笑いしながら凄い過去を持つ2人の話を聞いていた。
375名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 20:02:58 ID:5FMHy590
C

「んで教師殴ったりもしたんだよな?」
「あー、したな。」
2人は相当の悪だったらしく、レミはなんと14才の時に少年院に入ったらしい。
そんな話をしていると、サキのお腹がぐぅ〜と鳴った。シズカのも釣られて鳴った。
「腹減ったの?飯まだ食ってねぇのかよ?」
レミの問い掛けに2人は顔を赤くして、コクリとうなずいた。

―――
「うんっめぇ〜!超うまいっス!!」
「あの、本当に良いんですかっ?ご馳走になっちゃって…」
ドライブスルーでハンバーガーのセットを2人に奢ったレミは「良いよ全然」と笑った。
「レミさん太っ腹ーvVあぁやべぇマジでうめぇや。」
そう言ってガッ付くサキ。口の周りにソースが付こうがお構いなしだ。
「もーサキぃ、ソース付いてるよー。」
と言ってシズカが紙で拭いてあげていた。
「お前らって付き合ってるんだろ?」
突然のナギサの質問に、シズカは真っ赤になった。
「そっスよ。」
あっさり言うサキにシズカはさらに顔を赤くさせた。「へー」と呟くレミは今知った様子だった。
「あーマジうめぇ!vV」
心底美味しそうに食べるサキにレミは
「ハンバーガーくらいでそんなガッ付いて食っててみ?あー、サキって戦後の子なんだぁ〜って…思われちゃうじゃん?」
「思わねーよ。」
と、お決まりのギャグが出た所で……
シズカが
「ナギサさんっ、今から何するんですか?」
とたずねた。するとナギサは答えた。
「お前ら送ってから109で服見て新作映画の【燃えよドラゴン〜眼鏡っ子と最強伝説〜】見て、晩飯食って帰る。」
「あたしも行くっス!!!」
サキが目を輝かせて叫んだ。
376名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 21:07:43 ID:5FMHy590
D

そう、サキはなんとブルースリーオタクだった。部屋にはポスターが貼ってあるほどに愛していた。
「はぁっ?やだよ、あたしはセカチウが見たい。」
レミがそう眉をしかめて言うと、シズカも「見たいです!」と言った。
「分かんねー奴だなシズカ、脂肪遊戯から見直せ!」
「それサキん家で何回も見たじゃん;」
なぜか意外な共通点を持つ2人。ブルースリーの事となるとうるさいサキ、そして…
「お前なぁリーは人類の宝なんだぞ、この完結編見ねぇと一生後悔するぞ。いや見ずには死ねねぇ。」
「んだよナギサ、あたしとリーどっちが好きなんだよッ」
「リー。(即答)」
―――
ナギサの頬には手の跡があり、赤くなっていた。
結局買い物と映画は中止になり、また車を走らすナギサ。
「…ごめん」
「………。」
「レミごめんって」
気まずい空気…サキとシズカは黙ってうつむいていた。ナギサは情けない声で許しをこう。レミは完全にシカトで窓の外を眺めていた。
「サキぃシズカぁ」
「「はははいっ!」」
いきなり名前を呼ばれて驚いて返事をする2人。
「行きたい所ある?」
「え、えーと…」
「特には……」
2人は言葉を詰まらし
377名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 22:18:14 ID:5FMHy590
E

ナギサの奢りでなんとネズミーランドまで来てしまった2人、まぁ着けばこっちの物。別行動をするからだ。
レミ達と別れたサキはうーんと背伸びした。
「いやぁーナギサさんにビンタした時はビビッたな」
「だね、てかナギサさんってレミさんに頭上がらないんだね。」
「鬼の目にも涙だなw」
と言いながらサキはアトラクションを眺めた。新学期が始まったとあって客もあまりいない。待ち時間も少なく済みそうだ。
「久しぶりのデートだな!」
サキは笑顔で振り返った。そんなサキを見て、キュンとときめくシズカ。無邪気な笑顔が可愛かった。
「そうだね!」
シズカも嬉しくて満面の笑みでサキに歩み寄った。サキはシズカの手を掴んだ。そして指を絡めた。
「さ、サキ…//」
繋がれた手、サキの細くて綺麗な手がキュッと強くシズカのを握った。そしてサキは手を引くと歩き出した。
「どれから乗る!?」
「アレっ!vV」
「っしゃ行くぞー!」

―その頃ナギサ達は…
大きな船の上にいた。さわやかなそよ風がふわりと髪を漂わせる。
目を細めて遠くを見るレミを後ろで眺めるナギサ。その姿にドキリとする自分に、少しだけ恥ずかしくなったナギサは深呼吸をした。
ゆっくりとした空気が流れた。そしてレミはナギサの視線に気付いたのか、振り返り微笑んだ。
378名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 23:10:19 ID:5FMHy590
F

ナギサは「なんだよ」と照れ隠しをするよう言うとレミの隣に立った。
どうやらレミの機嫌は直ったらしい。いつもの鼻歌を歌っていた。
「てかお前さ、なんでサキとシズカ誘ったんだよ。」
先程からずっと疑問に思っていた事をたずねた。
「なんかアノ2人…あたし達に似てる気がする。」
レミは小さく笑いながらそう言う、自分でも不思議なのか「分かんねぇけど」と付け足した。
「まぁ確かにな…サキとは気が合いそうだ。」
「ブルースリーはもう良い」
レミはうんざりとした顔でそう言うと、
「それもなんだけど…なんてゆーか、性癖とか…。」
「性癖??」
レミは首をかしげた。ナギサはいつもの調子で話す。
「アイツ、絶対Sだな。」
「サキだもんな、」
「そっちじゃねぇよ;」
ナギサは静かに突っ込んだ。レミはナギサの腕に自分の腕を絡めて肩に頭を置いた。
「て事は、シズカも毎日サキに泣かされてるんだなー。」
と、レミはナギサの顔を悪戯に笑いながら伺った。
「……お前が可愛いから悪いんだよ。」
レミは耳を疑った。聞き間違いかと思って「え?」と聞き返した。
「お前が可愛いから止まんなくなるんだよっ、」
ナギサは赤くなった顔を隠すように帽子を深く被り直した。
レミの胸がキューーンと高鳴った。(ヤバイヤバイヤバイっ!なんで今日こんなに可愛いんだ?//)レミの心臓は激しく動いていた。
379名無しさん@秘密の花園:2007/09/03(月) 23:11:02 ID:5FMHy590
今日はここまで。
続きは後日投下します!
380名無しさん@秘密の花園:2007/09/04(火) 06:33:56 ID:/KInQVba
    ∧_∧
    (0゚・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  (0゚(0゚・∀・) テカテカ
  ∪(0゚∪ ∪
    と__)__)
381名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 00:12:34 ID:ns6vkCRE
続き期待!
382名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 16:59:54 ID:oEZuDD7d
G

レミは赤くなりながら笑って
「なんか…ナギサがそんなコト言ったの、初めて聞いたかも//」
「う、うるせーな//ほら着いたぞ。」
気が付くともう船はスピードを落として停留所まで来ていた。
照れて早足で降りようとするナギサをレミは追いかけた。そしてその手を掴むと、ナギサは突然の事に驚いて振り返った。
レミは小さく笑って、「先行くなよ」と言うとナギサは深く被った帽子の下からレミを見つめて微笑んだ。
ナギサの少し冷たい手をギュッと握り締めた。ナギサは「お前の手、あったかいな」と呟くと、そっと握り返した。

―――
サキは「疲れた〜」と大きく息を吐くと、ベンチに座り込んだ。シズカも隣に腰を降ろした。
「あーはしゃぎ過ぎたな。」
サキは指をパキパキと鳴らしながらう〜んと伸びをした。
「あたしももう足痛いよ…」
シズカもぐったりとした様子だった。次から次へとアトラクションを回ったせいか、2人共かなり体力を消耗していた。
「シズカ、手!」
サキは思い出した様にシズカの手を握り締めた。シズカはキョトンとしていると、サキはシズカを見つめて呟いた。
「離さないからな。」
シズカは聞き取れずに「え?」と首をかしげた。
「お前の事…ぜってー離さないからな。」
383名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 17:21:14 ID:oEZuDD7d
H

理解したシズカはボンッと一気に赤くなった。「いいいきなりどーしたのっ」と噛み噛みになりながら言うとサキは笑って
「ばーか何赤くなってんだよ、んな臭い台詞あたしが言うキャラかよw」
と言った。サキは爆笑している。シズカは冗談だったのかと思うと、本気にした恥ずかしさと自分が惨めでヘコんだ。
「はいっ休憩終わり!次あれ乗るぞ!!」
サキは急に立ち上がり、シズカの手を引っ張った。
「まだ乗るの〜?;」
シズカは重い腰を上げると、サキの手に引かれて走り出した。

―この手に君のぬくもりを感じている限り、あたし達は繋がっているから……
―今は目の前の君の背中が霞んで見えても、いつかきっと真直ぐに見つめる事が出来るから。だから今は前に進む…君との未来が広がっていると信じているから、

―――
もうすっかり日が暮れた真っ暗な道を、ナギサは車を走らせた。
後部座席で仲良くもたれ合いながら幸せそうに眠るサキとシズカを見て、レミは微笑んだ。ナギサは横目でそんなレミを見ると
「まだまだガキだな。」
と言って小さく笑った。「はしゃぎ過ぎだっつーの」とレミは呟くと、ナギサの横顔を見つめた。
384名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 17:42:39 ID:oEZuDD7d


レミは整ったナギサの横顔にそっと手を伸ばした。
「なんだよ、事故るぞ。」
ナギサはやめろ、と言って左手で振り払った。レミは面白くなさそうに「ばーか」と言った。するとレミは携帯をいじり出した。
信号待ち、それに気付いたナギサは「いじけんなって」と言って身を乗り出した。レミはそれに気付くと、そっと目を閉じた。
レミの肩を抱き寄せ、顔を近付けると、優しくキスをした。
触れるだけのそのキスは1秒も無い様な、本当に一瞬のキスだった。
ナギサが手を離すと、ちょうど信号が青に変わっていた。レミは頬を膨ませて「そんだけかよ」とナギサを睨んだ。
ナギサは車を発進させた。右手でハンドルを握り、左手でレミの頭を優しく撫でた。
「こいつら送ったら、ゆっくり可愛がってやるよ。」
その言葉を聞いて、レミは嬉しそうに笑った。またいつもの鼻歌を歌い出す。

―久しぶりのデートで、ハプニングも色々あったけど…あたしはやっぱりナギサが好きなんだって再確認した、
「ナギサ、好きv」
「あたしも。」
「めっちゃ好きvV」
「負けねぇよ、」
―たまにはイチャこいたって、罰は当たらねぇよな。


〇おわり〇
385名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 18:04:46 ID:u1qr/Xdr
     *      *
  *     +  グッジョブ!!!!
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
386名無しさん@秘密の花園:2007/09/05(水) 22:25:07 ID:oEZuDD7d
>>385
ありがと!マジいつも元気になるよv
なんか最初に投下したヤツ眠くてgdgdになった…。
ダブルデートネタで書いてみたが、コレってダブルデートになってんのか…?;
可愛いナギサとサキが書きたかったんだw
387名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 00:50:33 ID:oBiYMfY0
GJ!また今作も良かったよおおおおおお(*´Д`*)
やっぱナギサ×レミが最強。
388名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 18:54:07 ID:kBMGgXQg
レミとナギサの出会いから結ばれるまで..みたいな話を思い付いたんだけどさ、物っ凄く長くなりそうなんだ;
どうしようか悩んでいるんだけど、投下するべきかな?

>>387
ありがとっ!次も頑張る(^ω^)
389名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 20:17:15 ID:FJkqDbHI
是非!!!
390名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 21:43:29 ID:VUKwzMpK
>>388見たい!!
391名無しさん@秘密の花園:2007/09/06(木) 23:06:07 ID:kBMGgXQg
気が遠くなる程長くなる気が...(・ω・;)(;・ω・)
いま製作しています!今回のは話を幾つも分けて展開して行こうと思ってる。読みにくかったらごめん(;ω;)
明日かあさってに第一話投下します!
392名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 10:28:48 ID:E6ugj1Nl
待機wktk
    ∧_∧
    (0゚・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  (0゚(0゚・∀・) テカテカ
  ∪(0゚∪ ∪
    と__)__)
393名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 20:51:03 ID:uxDf55aB

今でも覚えている、呆れる程に子供だったあの頃を。アイツに出会うまでは、この世界はモノクロだった。
―レミ、お前があたしの世界に色を与えたんだ。お前に惚れたあの日から、お前があたしの世界の全て…―

@白黒の世界

中学時代からかなりやんちゃな方だった。シオリとナギサはその頃からの仲で、毎日一緒にいた。
「なぁシオリ、卒業したらギャルサー入んねぇ?」
高校受験を終えた2人は、中学の屋上にいた。暮れる夕日を見ながらナギサは言った。
「ギャルサー?マーメイド(サークル名)に断り入れたばっかだろ」
シオリは鼻で笑うと煙草を取り出して口に咥えた。「火くれ」と言うシオリに、ナギサはお気に入りのZIPPOを投げて渡した。
受け取ったシオリは煙草に火を付けると、深く吸い込み煙を吐き出した。それを見たナギサも、ポケットから煙草を取り出した。
「エンゼルハート、」
そう言うとシオリからZIPPOを奪い、自分の煙草に火を付けた。
「あこなら良いんじゃねーの?あたしらに一番合ってそうだし。」
吐いた煙が、夕暮れの空に溶けていった。真っ赤な夕日が全てをオレンジに染めた。
「…エンゼルハートかぁ、レベル高そうだよな〜」
「ばか、鍛えりゃ良いんだよ」
394名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 20:59:30 ID:uxDf55aB
シオリは「そうだな」と笑うと目を細めた。
――
エンゼルハートに入ってやっと慣れてきたそんな時、日本に春がやって来た。世間一般の高校生に新学期が訪れたのだ。
入学式には出席したものの、2人は真面目に学校に行くハズも無かった。
毎日パラパラと遊びに明け暮れていた。エンゼルハートに入って以前よりも毎日が充実していた。
「ナギサ、今日の夜ヒマ?」
練習の休憩中、ナギサに話し掛けてきたのは次期総代表候補No.1であるツバサだった。
ツバサはナギサの憧れの人だった。エンゼルハートに入る一つの理由に「ツバサがいるから」も含まれているほどに。
「は、はいっ」
ナギサは驚きと緊張で声を裏返しながら返事をした。
「んじゃ、終わったら飯食いに行こ!」
もちろん奢り、と自慢気に言ってツバサはニッコリ微笑んだ。ナギサはすごく嬉しくて「はい」と言って照れ笑いを浮かべた。
嬉しかったのは奢りだったからじゃない、初めてツバサに誘われたからだ。
ナギサはツバサが大好きだった。小柄だが誰よりも存在感があって、優しくて、頼りになって…そして可愛くて…。そんなツバサが大好きだった。
395名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 21:01:33 ID:uxDf55aB
――
「あたしね、前からナギサが好きだった。」
食事の最中にそう言ったツバサは、顔を赤くしてうつむいた。
「……え…」
ナギサの口から、咥えていた肉がベチャリと音を立ててテーブルに落ちた。
「い、今…なんて…?」
ナギサは信じられなくて…憧れのツバサさんが、あたしの事、好きだなんてそんな…
「だからっ!ナギサが好きだっつってんの!」
少し垂れた目を潤わせて、可愛い声で叫ぶツバサの言葉にナギサはただただ呆然とした。
正直言って、ツバサに信頼や尊敬以上の感情を抱いた事は無かった。それは恋愛とは似ても似つかない感情で…
「すいません…あたし…」
ナギサは言葉に詰まっていた。するとそんなナギサの気持ちを悟ったのか、ツバサは切なげに笑った。
「ごめん、ね…。」
そう震えた声がして、ナギサはハッとして顔を上げた。ツバサの大きな瞳から、大粒の涙が溢れていた。驚いた。
「恋人とかじゃなくて良いから…一番じゃなくて良いから、ナギサが欲しいの…」
ナギサは小さくうなずいた。その夜、ナギサはツバサを抱いた。
396名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 21:04:34 ID:uxDf55aB
それは愛し合うためではなく、ただ傷付け合う行為。体に濃い悲しみを残す行為。
それでもツバサが笑うからナギサも小さく微笑んだ。

―あの頃はまだ子供だったんだ。誰かの気持ちを知らず知らずの内に切り刻んで、無邪気に笑っていたんだ…。ただ時の流れに身を任せて、知らん顔で未来を眺めていた。

―自分が誰かに恋をするなんて、あの頃は想像も付かなかった。そう、あの雨の日…アイツと出会うまでは。


@End
397名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 21:08:14 ID:uxDf55aB
勝手に作った「ツバサ」のモデルはPopteenって雑誌の益若つばさチャンです。
続きも早く投下します!
398名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 22:48:38 ID:S3lPQRy9
GJ!!!続き楽しみにしてます!!!
399名無しさん@秘密の花園:2007/09/07(金) 23:40:53 ID:E6ugj1Nl
イイヨイイヨー(・∀・)ニヤニヤ
400名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 19:54:59 ID:WJ3uggfw

その日あたしは一ヶ月通った学校を辞めた。同級生を殴って退学、という理由だった。別に退学になったから泣いていたんじゃない、自分の運命が憎くて泣いた。
―この広い世界の中でいつも独りぼっちだった。暗くて何も見えなくて、心細かったんだ。ナギサに出会う前までは…―

A出会い

紺色の衿のセーラー服を着た少女は誰もいない公園で泣いていた。
雨の音が少女の嗚咽をかき消し、雨の滴が少女の涙を全て流した。
痛い様に突き刺さる雨が止んだ。いや止んではいない、少女のいる空間だけ止んでいた。少女が空を見上げると、雨を塞ぐビニールの傘がそこにはあった。
少女が振り返ると、そこには見ず知らずの女子高生がいた。見た事の無い制服を着ていて、黒い綺麗なストレートヘアに金色のメッシュ、整った顔立ちは大人っぽくて、大きな目はどこか鋭くて、少女は後退りした。
そして逃げる様にして駆け出そうとした時、腕を掴まれて止められた。
「逃げんなよ、」
そう言って引き寄せられた。少女は足元がふらついて、その女子高生に倒れ込むように抱き付いてしまった。
「っぶね、大丈夫か?」
しっかりと受け止めてくれたその腕の中は、とても温かかった。
401名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 19:56:47 ID:WJ3uggfw

とっさに少女は体を離した。温かくて心地良いその温もりは、冷えた少女の体の触れた一部をじわりと温めた。
「こんなトコでなんで泣いてんだよ。」
「………。」
「まぁ言いたくないなら良いケド、」
少女は黙ったまま一言も話さなかった。
女子高生の名は「ナギサ」。ナギサ自身、なぜ自分が泣いている少女に傘を差し出したのか分からずにいた。
体が勝手に動いていた。少女の泣く姿があまりにも切なくて、今にも雨に溶けてしまいそうだったから…
「化粧落ちてヤバイぞ顔、汚ぇなぁ〜。」
そう言ってナギサは少女の顔を制服の袖で拭いた。
「っやめろよ!」
少女はその手を振り払うと同時に強い口調で静止させた。するとナギサは微笑んだ。
「やっとしゃべった、」
ドキリと少女の胸が高鳴った。冷えた体が熱を帯びた。少女は目をこすって鼻をすすった、ナギサはバッグからタオルを取り出して少女に差し出した。
「風邪引くぞ。」
少女はタオルを受け取らなかった。少女は何かに怯えているような、そんな態度だった。
そんな少女にナギサは無理矢理タオルを押し付けた。
「なんか知んねーケド、泣くんじゃねぇよ。」
402名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 19:58:36 ID:WJ3uggfw
ナギサは少女の頭をクシャクシャと撫で、そして微笑んだ。
「泣くと幸せは逃げてくんだぞ?」
そう言ったナギサに、少女はピクリと反応した。そしてゆっくりと口を開いた。
「…幸せなんて、元からねぇよ…。」

―あの日、初めて人のぬくもりを感じた…。すごく安心できて…不安が飛んで行く様な気がした…だけどやっぱり恐かったんだ。このぬくもりも、すぐに逃げて行く…。

―あんなに辛い思いをするくらいなら、初めから他人を求めたりなんてしない…。そうやってあたしは生きて来たんだ……


AEnd
403名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 20:00:58 ID:WJ3uggfw
やっとレミを出す事が出来た…w
404名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 21:53:40 ID:WJ3uggfw

最後に再び少女の目から流れた涙が、ナギサは忘れられずにいた。
彼女がなんで泣いていたのか、何に怯えていたのか…何かを恐がるあの瞳が脳裏をよぎった。

B再会

「ナギサ、何食う?」
「コーヒーだけで良い。」
ナギサとシオリはカフェに来ていた。練習が終わって、今はもう夜のH時を回っていた。
席に着いてしばらくすると、注文した物を店員が運んできた。
「こちらコーヒーになります。」
ナギサが顔を上げるとそこには……、
「あっ。」
「あん時の……」
あの時の泣いていた少女がいた。
ナギサは少し驚いた。あの時とかなり印象が変わっていたから…黒かった髪は金髪に染まっていた。
「なんだよナギサ、知り合いか?」
シオリは首をかしげた。
「ちげーよ、」
そう言ってコーヒーを受け取ったナギサはミルクも何も入れずに口に含んだ。
「あの…タオル、」
「良いよ別に。」
そう言ったが少女は引かなかった。
405名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 21:55:21 ID:WJ3uggfw
「あと十五分でバイト終わりだから…。」
少女は早口でそう言った。「洗って持ってきてるから」と付け足した。
ナギサは「分かった」とうなずくと、少女は小さく笑って行ってしまった。
「…ッげほっごほっ」
ナギサはむせ返った。「汚ぇなー!」と隣で笑うシオリ。しばらくしてナギサが落ち着くと、「死ぬかと思った…」と呟いた。
少女の笑った顔が、すごく可愛くて…心臓を鷲掴みにされた気分だった。
(あんな顔してたのか…、)
あの時は雨のせいで薄暗いのもあって顔が良く見えなかった。明るい所で見た顔は、透き通る白い肌が眩しくて…整った顔立ちで、大きな瞳がとても可愛くて…。
だけどやっぱり、どこか冷たくて黒い物が彼女の表情を曇らせていた。

少女が事務所に入っていくのが見えたナギサは席をたってレジに向かった。そして金を払うと、シオリと一緒に外に出た。
――ゴロゴロ…
遠くで雷が鳴った。シオリは「先帰るな」と言って走って行ってしまった。
しばらくすると雨が降ってきた。あいにくナギサは傘を持ってきてなかった。
するとそこに、騒がしいギャルの集団が…。ナギサは目を細めて遠くのソレを見た。見慣れた顔がそこにはあった。

406名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 21:57:09 ID:WJ3uggfw
「ツバサさん…?」
確かにツバサだった。ツバサもナギサに気付いた様子、他のギャルに断りを入れると足早にナギサに駆け寄ってきた。
「何してんのぉこんなトコで、」
笑顔のツバサはそう言って屋根の下に入ると、さしていたビニールの傘を閉じた。
「ちょっと、雨宿りを…」
ナギサはそう言った。嘘だったケド、あながち間違いでもない。
「そっか、入れてやるよ。今からウチ来る?」
ツバサは上目遣いで首をかしげた。ナギサは「すいません、今日は…」と申し訳なさそうに言った。ツバサは「えー」と駄々をこねる様に口を尖らせたが、それは冗談だ。
「分かったよ、その代わり…」
ツバサはナギサの両手の服の袖をキュッとつまんだ。
「キスして。」
いつもの潤んだ瞳、「はい」と言ってナギサは瞳を閉じたツバサの少し尖らした唇に触れるだけの軽いキスをした。
すると満足気にツバサは笑って、「ありがと」と言うと再び傘を差して雨の中に飛び出していった。
この曖昧な関係はいつまで続くのだろう…。きっとそれはツバサが求めてくる限り続く訳で……
ナギサは大きくため息をついた。その時、
――ガチャリ…
ドアが開いたそこから待っていた少女が出て来た。

407名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 21:58:29 ID:WJ3uggfw

「ごめん、ちょっと時間かかって…。」
さっきの仕事着とは違った私服で、ギャル服を着こなす少女を見てナギサは(やっぱギャルか…)と心の中で呟いた。
でも凄く似合ってた。背が高くてスタイルの良い彼女だから、きっと何を着ても似合うだろう。
「雨…降ってる、」
そう呟いた彼女の手には予想していたのか今日は傘が握られていた。
「なぁ傘入れてくんねぇ?降るなんて思ってなかったからさ、」
「え…あ、うん。」
少女は少し戸惑いながらも返事をした。ナギサは「あたしが持つ」と言って傘を奪うとそれを開いた。
「じゃ行くか。」
ナギサは優しくそう言った。
―しばらく黙って歩いた。少女はナギサの歩幅に合わせて歩いている様に見えた。
すると少女は「この前は、ありがと。」と言ってナギサを見た。ナギサは「いや何もしてねぇし」と返した。
少女はそれを聞いてうつむいた。ナギサはそんな少女を横目で見て、「けど…」と続けた。
「お前、笑うと可愛いんだな。」
自分で言って恥ずかしくなって、ナギサは赤くなった。少女もそれを聞いて顔を赤くした。
「………。」
「………。」
再び沈黙が訪れた。ナギサはすると、ゆっくり口を開いた。
408名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 22:00:05 ID:WJ3uggfw
ナギサは気まずい空気をなんとかしようと少女にたずねた。
「お前、名前は?」
そう聞くと、少女の顔は一瞬にして暗くなった。またあの時と同じ表情…ナギサは(マズい事でも聞いたか?;)と考え込んでいると、
「……レミ、」
「れみ…?そっか、レミか。あたしはナギサ、坂下ナギサ。」
「ナギサ…か…ナギサって呼んで良い…?」
そう聞いてきた少女に少し嬉しくなって「おう」と言ってうなずいた。
「あたしもレミって呼ぶよ」

―その時はまだ気付かなかったんだ…、お前の傷も優しさも、心の闇も全部…あたしは知らなかったんだ。

そしてソレにナギサ自身が気付くのは、それからすぐの話…


BEnd
409名無しさん@秘密の花園:2007/09/08(土) 22:42:44 ID:WJ3uggfw
とりあえずここまで…。
最後まで書けるかな...w
410名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 12:15:31 ID:vUGgAOzT

あたしはナギサに惚れていた。初めてあたしにぬくもりをくれたナギサといると安心できてた。だからあたしはナギサを求めた……

C涙の理由

「お前さぁ、学校行ってねぇんだったらウチのサークル入れよ。」
「……サークル…?」
レミは首をかしげた。
ここはとあるハンバーガーショップ、あれから2人はよく会うようになっていた。話も合うし、相性も良いのか意外と気が合ったのだ。
「エンゼルハートって知ってるか?渋谷でトップのギャルサー、あたしもシオリもそこ入ってんだ。」
レミは少し考えて、口を開いた。
「…あたしパラパラ苦手だし」
それを聞いてナギサは鼻で笑った。
「大丈夫だって、シオリより下手なヤツはいねぇよ。バイトしながらでも全然オッケーだしな。」
レミは悩んだ。そんなレミにナギサは笑いかけると、
「まぁ今度メールでも良いから決めたら言えよ。パラパラだってあたしが教えてやるからさ、」
と言って席を立った。「今から練習?」とたずねたレミにうなずいた。
「じゃあな、レミ。」
「うんバイバイ」
レミはナギサの後ろ姿を見送った。ナギサといると、ドキドキして胸が苦しくなった。

411名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 12:17:10 ID:vUGgAOzT
気が付くとナギサの事を考えていた。今だって「行くなよ」と心の中で呟いた。
そばにいたい、ずっと君のそばにいたい…。レミは携帯を取り出すと、メールを打った。
集会所に着く直前に、ナギサの携帯が震えた。
画面を見て内容を確認した。【ギャルサー入っても良い?】というレミからのメールに、ナギサは笑みがこぼれた。
そしてナギサは今来た道を逆走してレミを迎えに行った。
―「で、この子は…?」
ツバサはレミを舐め回す様に見た。ナギサはレミを肘でつつくと、レミはハッとして挨拶をした。
「えっと、お小野レミです」
そう言ったレミは緊張しているのか声が震えていた。
「あたしがエンゼルハート紹介したんです。入れてやってくれませんか?」
ナギサがそう言うと、ツバサがピクリと反応した。
「ふーん、そっかぁ。良いよ。」
(Σ決断はやっ!)とレミは心の中で突っ込んだ。
「総代表にはあたしから言っとくよ。ナギサとタメだよね?」
ツバサはナギサとレミを見比べる様にそうたずねた。「あ、はい…」とレミは返事をした。
それを聞いてツバサは笑って「大人っぽいなぁ今時の高1は」と言った。周りもつられて笑っていた。2人も顔を見合わせて笑った。
412名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 12:18:30 ID:vUGgAOzT

こうして、あたしはエンゼルハートのメンバーとなった。パラ練は結構しんどいけど、ナギサがいたから頑張れた。
その他にもシオリ達とも仲良くなった。毎日が充実していた。
だけどたまに自己嫌悪に陥る、あたしは…みんなを騙しているんだ……。
あたしはレミなんて名前じゃない、生まれた時から名付けられた名が他にある。
ナギサが本当の事を知ったらどんな顔するかな?知られたくない、絶対に……嫌われたくないから…。だからあたしは、今日も君に嘘を付く。
――
ある日、ナギサはレミと買い物に出掛けた。その日は天気が良くて外に出たくなったのだ。
2人は109で服を買った後、ファミレスに入った。安いランチを注文すると、ナギサは煙草に火を付けた。レミは驚いたようにそれを見た。
「いつから吸ってんだ…?」
「中…2くらいかな、」
そう言って煙を吸い込んだ。レミは顔をしかめた。
「煙草…嫌いか?」
「嫌いじゃねぇケド…好きでもない、」
どっちだよ、と笑うナギサは吸い始めたばかりの煙草を灰皿に押し付け、火を消した。
そう言うさり気ない優しさも、レミは好きだった。
するとそこに女子高生が数人入ってきた。学校帰りだろうか、制服を着ていた。
413名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 12:19:39 ID:vUGgAOzT
「あの制服、お前の行ってた学校のだろ…?」
そう言ってレミを見たらレミはあの時の様な、凄く何かに怯える様な顔をしていて…
「…レミ?」
レミの体は震えていた。息もしだいに荒くなっていった。
「おいどうした?気分悪いのか?」
ナギサは心配して声をかけた。だがレミには聞こえていないのか、ずっと震えていた。
その女子高生の集団はこっちの席に近付いてくる、喫煙席の奥に禁煙席があるため、ここを通らなければ禁煙席には行けないのだ。
そして隣を通った時だった、女子高生はレミを見て驚いて「あーっ」と叫んだ。

「イモコじゃん!」

店内にそれは響き渡った。ナギサは「は?」と女子高生を睨んだ。
すると女子高生はそれにビビったのか足早に奥の席に向かった。ナギサは舌打ちをした。
「イモコって…どこのどいつと勘違いしてんだよ。」
なぁ?と鼻で笑ってナギサはレミを見た。レミは急に立ち上がると、店を飛び出した。
「レミ…!」
ナギサもそれを追って飛び出した。遠くで店員の声が聞こえたが、それ所では無かった。
レミは確かに泣いていた。頬が濡れて、テーブルに落ちた涙が弾けて飛び散ったのをナギサは見た。
414名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 12:21:06 ID:vUGgAOzT
走って追いかけていくと、レミはあの公園にいた。
「レミ!!」
ナギサは叫んで駆け寄った。レミは泣いていた。
「どうしたんだよっ」
ナギサはレミに向き合うと、肩を掴んだ。レミは何も答えなかった。
ナギサは思い当たる節を探した。女子高生が来てから様子が変わった、そしてあの女子高生の態度…「イモコじゃん!」という一言、
イモコとは誰の事なのだろうか、明らかにレミに向かって言っていた。
「イモコって…お前の事か……?」
ナギサは恐る恐るたずねた。まさかとは思ったケド、可能性が無い訳でもない。
「…そうだよ…。」
蚊の鳴く様な小さな声だった。だがナギサは聞き逃さなかった。
「…あたしの本名だよ、」

この名のせいで昔から沢山いじめられてきた。学校でも沢山…だから名を変えた。そしてナギサに近付いたんだ。
卑怯かもしれない、自分を偽っていたのだから…でもナギサを手放したくなかった。
せめて人並みの恋愛、それをしたいと心から願っただけの事。

ナギサはやっと理解した、あの時の言葉を…

「…幸せなんて、元からねぇよ……。」

全ての涙の意味が、この時にやっと分かったんだ。


CEnd
415名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 13:09:41 ID:k2wY0ppH
どんどん面白くなってくるな〜!
続きwktk
416名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 22:20:33 ID:vUGgAOzT

「なんで…隠してたんだよ、」
ナギサ強い口調で言ってレミの肩を揺さぶった。止めど無く溢れる涙が頬を伝い、地面に流れ落ちる。
「知られたら…、知られたらナギサを失うからだろ…ッ!!」
そう掠れた声で叫んだレミに、ナギサは胸が潰されそうになった。

D決意

ナギサは強くレミを抱き締めた。その細い体が壊れてしまうんじゃないか、ってくらい強く、強く。
―初めてだった。初めて他人の痛みを理解したんだ…、こいつの過去も傷も苦しみも……。
―きっとこの時にはもう、惚れていた。好きでも無い女を追いかけたりなんかしない。好きでも無い女の事、毎日考えたりなんかしない。
「あたしは逃げたりなんかしねぇ…ずっとお前の側にいる…。」
―今までずっと一人だったんだ、だからコイツは…あんなに何かに怯えていたんだ…
「い…てぇよ…っ」
ナギサの強い力が、痛かった。けれど凄くその腕の中は温かくて…初めて誰かに抱き締められたんだ。
あたしの本当の事を知っても、ちゃんと受け止めてくれたのは…ナギサが初めてだった。
「ナギサ…っ」
涙はまだ止まらない。でもこの涙は違う、嬉しかったんだ。嬉しくてあたしは泣いた。
417名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 22:21:47 ID:vUGgAOzT

こいつを守りたいと思った。こいつを蝕む全ての物から…守ってやりたいと、そう思った。
誰かを守れる力なんて、そんな大それた物はあたしには無い。だけど…強くなるから……
「あたしが…お前を守るから……。」
強くなって守ってみせる、大切なお前を…必ず…。
「もう、苦しまなくて良い…。」
レミは腕の中で小さくうなずいた。そして腕を回してナギサをキュッと抱き締め返した。
そんなレミに、ナギサは小さく笑みをこぼした。レミも釣られて、笑った。
どれだけの時間、そうしていたのか分からない。優しい時間が2人を包んだ。
ナギサがそっとレミの体を離した。レミは顔を上げた。目からは涙が溢れていた。
「なーに泣いてんだよ、」
ナギサは笑って指で涙を拭いてやった。レミは笑った。嬉しそうに笑ったんだ。
それを見て、胸が高鳴る…。そんな自分は心底レミに惚れていて……
この笑顔があれば他に何もいらない。こいつの笑顔を見ている事が出来ればそれだけで良い…。

「ナギサ。」
レミが名を呼んだ。そしてレミの柔らかそうな唇が、小さく動いた。
「ん?」
聞き取れなくてナギサは首をかしげた。
418名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 22:24:45 ID:vUGgAOzT

「あたし…ナギサが好き。」
そう言ったレミは、今までに見た事ないくらい輝いて見えた。
綺麗だった。髪が風になびいて輝いていた。瞳から流れた一筋の涙も輝いて、白い肌も光を浴びて輝いて…。
2人を包む全ての物が輝いていた。キラキラと…それはとても綺麗で、ナギサは言葉を失った。
「すっごい好き…。」
そう言ってレミははにかんだ。ナギサは抱き締めたい衝動に駆られた。それを押さえる事が出来なくて、また強く抱き締めた。
「うっ、苦しいってば」
「うっせーよ。」
レミの首筋に顔を埋めて呟いた。同じ気持ちだったんだと知って、安心したんだ。
「ナギサぁ、言っとくケド…あたし誰かに告ったの初めてだからな。」
「あたしは告られた事なら何回もあるケドな。」
「なんだよソレー!モテるって自慢かよっ。」
「自慢じゃねぇが事実だ」
「もう良いっ、言って損した!」
すねた様に言うレミ。ナギサはそれでも抱き締めた手を離さなかった。
「だけど、惚れた女は…お前だけだからな。」

―何があっても、お前を守る。惚れた弱みってヤツだよな…。あたしは固く決意した。
あたしの世界は、今もお前が中心に回っているんだ。


DEnd

419名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 22:27:34 ID:vUGgAOzT
この話は一応レミが総代表になる所まで続きます。
もう少し辛抱して下さい;
420名無しさん@秘密の花園:2007/09/09(日) 23:37:08 ID:3BNxQ+A6
( ゚∀゚)。彡キタキタキターッ!!!!
421名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 19:35:22 ID:dVxwG3VX
めちゃおもしろい。続ききになる・・・
422名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:26:27 ID:EhSquLnq
今回はツバサ視点で進みます。では!投下します!
423名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:28:42 ID:EhSquLnq

あの時の貴女の言葉、あたしは忘れない。今でもずっと覚えてる……。
―貴女はあたしが愛した人、貴女との思い出は忘れない。この先どんな事があっても、また別の人を愛しても…貴女と過ごした日々は、宝物だから……。

E翼

「ナギサぁ、これさっき買ったんだぁ。ナギサに似合うと思って。」
と言ってツバサはナギサにZIPPOを差し出した。シンプルなデザインで、シルバーを基調とした本体に綺麗な石が沢山ちりばめられている。
見るからに高級そうなソレに、ナギサは驚いた。
「えっ、コレ…いくらしたんですか…?」
「秘密ーvV」
ツバサは舌を出してそう言った。ナギサはそれを受け取った。
「もらっても、良いんですか……?」
「うん、もちろん。」
「ありがとうございます、」
ナギサは笑って礼を言った。
「ナギサぁ。」
「はい…?」
腕を掴まれ、ベッドの方に誘導されたナギサ。ツバサはナギサをベッドに座らせると、その隣に腰かけた。
「今日、泊まってく?」
またその目だ…潤んだ瞳で、あたしを見上げて…。
「……はい。」
ナギサがそう言うと、ツバサは頬を染めて嬉しそうにはにかんだ。
424名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:32:04 ID:EhSquLnq
―あたしはズルイ女だった。貴女がこの目に弱い事を知ってていつも誘ってた。貴女の純情、踏みにじってまで貴女を手に入れたいと思って…。
―逃げられるのが恐かった。飽きられるんじゃないかって…だからいつも貴女の弱い部分を突いた。せめてベッドの上でだけは、あたしだけを見ていて欲しかった…。

行為の後は、必ず優しくしてくれた。そんなナギサが愛しくて、辛かった…。
しばらくしてから、ナギサの様子が変わった。何か深く考え込んでいる様な、そんな感じで……
そしてエンゼルハートにレミが入って来た。これで全てのパズルが組合わさったんだ。
しばらくして、ナギサはツバサの所を訪れた。真剣な顔で、ナギサはツバサに言った。
「あたし、レミが好きなんです。だからもう…ツバサさんとは……」
知ってたよ、そんな事…。レミをあたしに紹介したあの時から、そんな感じはしてたよ。
だってレミを見る時のナギサの目、凄く優しいんだもん。あたしはいつもナギサだけを見てたから…それぐらいの異変すぐに気付くよ。
苦しかった。凄く苦しくて死にそうだった。きっとレミだってナギサが好きに決まってる。だっていつも2人は笑い合って幸せそうだから……
425名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:36:30 ID:EhSquLnq
羨ましかったんだ。ナギサに本当に愛されているレミが、羨ましかったんだ…。
あたしは泣いた、声を出して泣いた。どう足掻いてもナギサはあたしの物にはならない。
総代表が卒業して、それをあたしが継ぐ事になった。皆の憧れである地位と名声を手に入れたあたし、だけど心に穴が空いていた。。
「ツバサさん、おめでとうございます。あとコレ…もう必要無くなったんで、」
そう言って花束と以前にプレゼントしたZIPPOを渡してきたナギサ。あたしはそれを受け取った。
「ありがとね。」
ナギサは鳥だ。籠の中に閉じ込められて、自分の翼を知らない。閉じ込めたのはあたし、貴女の自由と言う名の翼を奪っていたんだね。
「ごめんね、ナギサ。」
そして今までありがとう、あたしは貴女みたいには羽ばたけないから、せめて自由に飛ぶ貴女を見つめていたいんだ…
貴女と交わした激しいキスも、熱い抱擁も、秘密の行為も…全部この大空に返すから。
「ツバサさんも、羽ばたけるんですよ。」
ナギサから、額への軽いキス。これで終わりなんだ…
「ツバサさんがずっと見て来たのは、あたしじゃない…空なんですから。」

―あたしの翼も、大空に羽ばたきたがってるから…
君に恋をして、君を愛して本当に良かった。


EEnd

426名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 20:57:51 ID:YSvjrNmZ
まとめサイト作ろうぜ
427名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 21:27:58 ID:Y+kuMvhR
賛成
428名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 21:43:09 ID:EhSquLnq
あんまサイトとか詳しく無いんだよな…。誰か代わりに作ってくれないかなぁ(・ω・;)
429名無しさん@秘密の花園:2007/09/12(水) 23:51:21 ID:upSrPTgJ
素晴らしい!
アナタに是非とも、リカ&サキを書いて欲しいです!!
430名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 07:05:42 ID:wQwV1+OJ
リカサキかぁ!
確かにあの2人は良いよね(^ω^)
っとその前にとりあえず今のを終わらせなきゃ…
431名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:52:21 ID:wQwV1+OJ

あたしは昔から何事も本気で取り組んで最後までやり遂げた事が無い。飽き症なんだよな、昔から…。
だからこのエンゼルハートも…正直そろそろ、飽きてきた。

Fお前が居るから

エンゼルハートに入ってもうじき2年が経つ。そろそろツバサの卒業が近付いてきた。
という事はつまり、その後釜である次期総代表を決定しなければならない。
現在の候補は3人、レミとシオリとナギサ。3人とも信頼が厚く、下のメンバーからも尊敬されていてリーダーシップもある。
エンゼルハート内では連日その話題で持ち切りだった。
「ぶっちゃけ、どうでも良いよな。代表なんて。」
ナギサはシオリにそう言った。シオリは顔をしかめた。
「はぁ?やっぱお前はツバサさんがいねぇとダメな奴か?」
「なんでそうなるんだよ、一言も言ってねぇだろ。」
何故かケンカ腰になる二人。集会所の隅っこでレミはそれを眺めていた。
睨み合う二人、それに気付く周りのメンバー達。
「絶対そうだろうが、お前飽きてきたんだろエンゼルハートに。」
「…だとしたら何だよ。」
そのナギサの冷めた一言にシオリはキレた。

432名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:53:20 ID:wQwV1+OJ
「お前マジふざけんなよ!?」
シオリは興奮して声を荒げた。ナギサもそれに反応して血が頭に上っていく。
ツバサが走ってやって来た。
「二人ともココ集会所だよ?ケンカなら外でやりな?」
不安そうな目で周りのメンバーが見ていた。
「ナギサ、表出ろ。」
「……あぁ。」
二人は外に出た。外に出た瞬間、シオリはナギサに掴み掛かった。
「お前良い加減にしろよ!」
ナギサはシオリがキレている意味が分からなかった。だがこうなったシオリは聞く耳持たない事は長い付き合いのナギサが良く知っていた。
「簡単に飽きるとか、お前にとってエンゼルハートって何なんだよ!!」
「お前もしかして総代狙ってんのか?だったらなれば良いじゃねぇか、あたしはやらねぇよ。」
シオリは目を見開いた。そして歯を食いしばると、思いっきりナギサの頬を殴った。
鈍い音がしてナギサは後ろに吹き飛んだ。口の中に鉄の味が広がる。
「ってーなテメェ何すんだよ!?」
頬がジンジンと痛む。
(シオリの奴、本気で殴りやがった…)
シオリは拳を握り締めた。震えていた、シオリはうつむいて震えていたんだ。

433名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:54:27 ID:wQwV1+OJ
レミは二人が心配でこっそりと扉の影から覗いていた。ナギサが殴られたのを見て、レミは驚いてその場に固まった。
「飽きたらまた放り出すのか?またすぐ逃げんのか!?」
シオリはナギサに跨がって服の襟元をガッと掴んだ。
「レミも飽きたら捨てんのかよっ!!」
――ドクン、
静かな通りに、シオリの声が響いた。
レミの耳にも確かに届いた。何を言ってるのか…やっと理解出来た。
「…もう一回言ってみろ。」
ナギサは口元の血を手で擦った。手の甲に赤い雫が流れた。
「何回でも言ってやるよ!どうせ飽きたらレミも捨て…」
ドカッ!シオリが最後まで言う前に、ナギサの拳がシオリの頬に入った。
シオリは後ろに大きくのけ反って、なんとか踏みとどまった。
ナギサは完全に頭に血が上っていた。今、シオリが言った言葉だけは許せなかった。
「…ってぇ〜…」
シオリは殴られた頬を押さえてナギサを睨んだ。
「誰がレミを捨てるって!?あぁ!?」
ナギサの怒声が響いた。扉の影でレミはそれを聞いてビクッと反応した。
「…お前がだよ。」
静かな声でそう言ったシオリに、歯を噛み締めてもう一度拳を握った。
「ふざけんな、」
434名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:56:14 ID:wQwV1+OJ
ナギサはわなわなと震えた。
「んな事する訳ねぇだろ!」
「お前がレミをエンゼルハートに誘ったんだろうが!なら最後まで責任取れっつってんだよっ!!」
そう叫んだ2人は息を切らした。ナギサはハッとした。シオリの言いたい事が、やっと分かったんだ…。
「お前…なんでレミを誘ったんだよ……。」
シオリは真直ぐにナギサを見て言った。
「レミが好きだからじゃねぇのかよ…。」
―そうだ、あたしはレミを側に置いておきたくてエンゼルハートに誘ったんだ…。
いつも独りだったお前に他人との絆を与えてやりたかったんじゃない、ただただ側に居たかっただけなんだ……
そのエンゼルハートに飽きたと言ってしまっては全てお終いだ。ナギサは自分の言った事を後悔した。
本気で愛する女を、傷付けようとしていたんだ…。この恋は飽きる訳がない、いや飽きて堪るか。

「レミが好きなら側に居ろよ。」

そう言うシオリに小さく微笑んだ。やっぱお前は、頼りになるよな。ずっと一緒に居ても飽きない訳だ。
「言われなくても、そーするよ。…お前に言われたくは無かったケドな…」
それを聞いたシオリは「ふざけんな」と笑った。

435名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:57:24 ID:wQwV1+OJ

影でそれを聞いていたレミはキュッと両手を握った。温かい何かが胸をくすぶった。

そして総代表はレミに決定した。ナギサとシオリが「喧嘩はサークルの輪を乱す行為」と強く注意を受けた為、候補から除外されたのだ。
花束を受け取って笑うレミ、それに顔に絆創膏を貼ったナギサとシオリは温かい拍手を送った。
そして新たなエンゼルハートの総代表としてレミが仕切る様になった。ナギサが不満そうに呟く、
「レミが総代表なんて…大丈夫かよエンゼルハート。」
それを聞いたレミは微笑むと、ナギサの頬をそっと撫でた。
「迷惑かけるかも知んないケド、よろしくな。」
そう言ったレミに小さく微笑んだ。
「ちゃんと支えてやるよ。お前があたしの、エンゼルハートに居る理由だからな。」

お前がここに居る限り、あたしは絶対に戻ってくるから……。
飽き症なあたしが、こんなに夢中になったのは…お前が最初で最後だよ。
何歳になっても、きっとこの気持ちは変わらないだろう。
だから何度も言おう、愛していると……

あとシオリ、サンキューな。


FEnd

436名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 18:58:34 ID:wQwV1+OJ
見事にgdgd…すみません;
次でちゃんと終わるんで!
437名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 21:51:51 ID:neYsdzkn
>>436
いい感じ!続き待ってるよー
438名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 23:09:02 ID:wQwV1+OJ

ある日、レミが唐突に「花見がしたい」と言い出した。
あたし達は2人で出掛けた。ゆっくり歩いて、バカみたく長い道のりを、ただ手を繋いで歩いた。

終・いつまでも

「うわメッチャ綺麗!」
辿り着いたのは河川敷の桜並木だった。桜は満開で見頃なのだが人気(ひとけ)が少ない穴場だった。
一人はしゃぐレミを眺めながら、疲れたナギサは芝生にゴロリと横になった。
桜の花びらが舞い散る様は、とても綺麗で感動した。
今日はとても良く晴れていて、温かい春風が心地良い様な、そんな小春日和だった。

ナギサはそっと目を閉じた。今にも眠りたいくらいに、その空間は気持ち良かった。心地良い眠りに着こうとするナギサ。
「ナギサぁーおいナギサってばー!」
だがそれを妨げる人物、レミ。ナギサは怪訝そうにうっすら開けた目で声の先を見つめた。
二十メートル程先の桜の下で大きく手を振って叫んでいた。
「なんだよっ」
ナギサは嫌そうな顔で立ち上がると、レミの居る所へゆっくりと歩み寄った。
ナギサが来ると嬉しそうに笑ったレミは、ナギサの手を握った。
再び繋がれた手を見つめたナギサは「なんだ?」と首をかしげた。
439名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 23:10:12 ID:wQwV1+OJ

「この桜だけ違う。」
と言ったレミにナギサは「は?」とまた首をかしげた。
「周り全部が染井吉野なのに、コイツだけ八重桜なんだ。…なんでかな?」
ナギサの頭の上には?が並ぶ。
「あー…やっぱレミは人より感性が豊かだから目の付け所が違うよな。」
サッパリ分かんねぇ、と言ってナギサは笑うと、「笑うなよ」とナギサの頬を軽く抓った。
「分かんねぇ、分かんねぇけど……綺麗だよな。」
そう言って桜を見上げた。レミもうなずいて見上げた。
他とは違ってもそこに咲き誇る八重桜はとても堂々としていて、一際それが目立っていた。
2人はしばらく黙ったままそれに見入っていた。ゆっくりと流れる時間の中で、手を握ったまま、ただ桜に見とれていたんだ。
ナギサは視線を桜からレミに向けた。桜に見とれるレミの横顔が綺麗で、胸がドキリと高鳴った。
血が激しく体内を駆け巡るこの感覚…思わず繋いでいたレミの手を強く握ってしまった。
するとレミはナギサの異変に気付いて視線をナギサへと向けた。
当然その瞬間、2人の目は合う訳で…しかもかなりの至近距離…。ナギサはじっとレミを見つめた。

440名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 23:11:49 ID:wQwV1+OJ

「…レミ、愛してっぞ。」
急にそんな事を言うナギサに、レミはカァッと赤くなった。
「なに赤くなってんだよ、」
と言ってレミの頬をそっと撫でるナギサは小さく笑った。
「あたしも…ナギサの事、愛してる…。」
小さな声でそう言ったレミが可愛くて、コツンと額をくっつけた。そしてナギサは優しい口調で言った。
「また来年も、再来年も…毎年桜が咲いたらここに来ような。」
小さくうなずくレミをそっと抱き締めた。そしてうつむくレミに「顔、上げろ」と言って顎を掴み持ち上げて上を向かした。
「…ナギサ……」
「目、閉じろ。」
レミは言われた通りにそっと瞳を閉じた。ナギサはゆっくりと顔を近付けた。
唇と唇がそっと触れた。
柔らかい温もりと緩やかな春風が包む2人の重なった唇。
ナギサがそっと離すと、レミの瞳からは涙が一筋流れていた。
「なに泣いてんだよ。」
「ばか…嬉しいからに決まってるだろ、」

それはさり気ないナギサからの告白だった。来年も、再来年もナギサが側に居てくれるって言う…誓いに似た、告白だったんだ。
「ホント…レミは良く泣くよな。」
そう言って笑うナギサに「誰のせいだよ」とレミは呟いた。
441名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 23:14:34 ID:wQwV1+OJ

―この果てしない空の下、巡り逢えた奇跡に、あたしは心から感謝した。
まだあたし達は歩き出したばかりで、未来へと続くレールの上を、今はただ真直ぐ歩いて行くんだ。
その道は険しくとも暗くとも、お前と一緒なら平気だよ。絶対迷ったりなんかしねぇ、お前とこの手で繋がっている限り、あたし達は結ばれているんだ。

お前に惚れたあの日から、お前はあたしの世界の全て。




―終―

442名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 23:15:25 ID:wQwV1+OJ
本当に長々と申し訳無いです;ごめんなさい。
443名無しさん@秘密の花園:2007/09/14(金) 00:30:34 ID:P4O1X4aQ
素晴らしかった!!!
やっぱこの二人は最高だね!
444名無しさん@秘密の花園:2007/09/14(金) 07:00:59 ID:J1qQB0yd
>>443
ナギサ×レミは良いよね!大好きだぁ。
またss書こうと思ってるんで良かったらまた読んで下さい!
445名無しさん@秘密の花園 :2007/09/18(火) 06:19:25 ID:ll3sCwoS
ttp://www.youtube.com/watch?v=kex4vpnGC-o

ナギサ×レミに勝手に脳内変換してます。
446名無しさん@秘密の花園:2007/09/18(火) 20:30:25 ID:Pv+V+mKD
えみさん仕事選べよw
447名無しさん@秘密の花園:2007/09/18(火) 21:33:01 ID:MkfGEu+o
このスレ的にはGJw
448名無しさん@秘密の花園:2007/09/21(金) 11:06:56 ID:v2h1lquD
どなたか、サキリカを書いて下さいませんでしようか…お願いします!!
449名無しさん@秘密の花園:2007/10/26(金) 18:26:12 ID:5jNTFnQy
サキ「リカさん、この前の10円なんすけど…」

リカ「ん?10円?…あ!」

チュッ
リカがサキの口に軽いキスをする。
サキ「えっ…リカさん!〃」

リカ「これでチャラな!」


なんとなく思い付いた
450名無しさん@秘密の花園:2007/11/05(月) 12:33:54 ID:TVEoyFFe

サキ!
451名無しさん@秘密の花園:2007/11/06(火) 03:35:51 ID:8eUxn5Y5
ナギサさんの中の人
最近すごい忙しそうだよね
可愛いいもんね
452名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 22:25:18 ID:X9g0PTOk
>>449
ありがとうございました。これをきっかけに長編などを希望したりして…
453名無しさん@秘密の花園:2008/01/14(月) 17:18:59 ID:WCORJLdS
ギャルサー…
今更だが誰かSSを
454名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 22:22:57 ID:4LOTlQCU
シティハンターの続編スレ…じゃないようだ
455あげ:2008/04/17(木) 12:48:07 ID:oFQ+yPLS
あげ
456あげ:2008/05/11(日) 23:14:52 ID:dVaXaYFL
あげ
457名無しさん@秘密の花園:2008/05/18(日) 13:55:46 ID:TJTFL404
リンカーンに出ていたギャルサーリーダーがAV出演
http://www.db.megahit.co.jp/cgi-bin/itemview.pl?number=SDMS-303
458名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:10:00 ID:F4YK0YhA
サキ可愛すぎあげ
459名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:36:57 ID:2njD3Yeh
>>445の動画がもう削除されてたんですけど、見た人いたらどんな内容だったか教えて下さい。
460名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:20:10 ID:mHFZONnD
ギャルサーなつかしい
461名無しさん@秘密の花園:2008/09/10(水) 14:11:54 ID:CjpOVj/f
462名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/29(木) 19:41:47 ID:nyf7TcTp
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        ,へ> >
        i  '--、
        ヽ_⌒)

【ドラえもん】   ガチャ子  【ドラえもん】

ドラえもんの連載ごく初期に存在したものの、わずか半年・数回の登場で消え去ったという幻のキャラクター『ガチャ子』。
ドラえもんのライバルとして登場したにも関わらず、作者にさえも見捨てられた水子のようなキャラクター「ガチャ子」について語るスレである。

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1233571617/
464名無しさん@秘密の花園:2009/07/22(水) 10:49:57 ID:xaQWLw8i



「レミさん…〃」


集会所で

あたしのレミとしてるの…


ラン?


「ナギサさんが相手してくれないなら、いつでもあたしがしますよ〃」

「…ラン…〃」


レミ…

今日が何の日か

なんて忘れたのかな?
465名無しさん@秘密の花園:2009/08/23(日) 06:39:09 ID:WggnliTK
ほしゅ
466名無しさん@秘密の花園:2010/02/27(土) 18:30:24 ID:6lDeOM6D
あげ
467名無しさん@秘密の花園:2010/02/28(日) 00:32:30 ID:VG722fcs
エッチ
468名無しさん@秘密の花園:2010/03/05(金) 20:22:18 ID:BIgKUG/+
サナギさんフイタ
469名無しさん@秘密の花園:2010/05/07(金) 22:55:36 ID:MhkHLiaa
せっかくナギサとサキ共演してたし
妄想しようぜ
470名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 13:17:43 ID:8BxBjtZK
471名無しさん@秘密の花園:2010/07/22(木) 10:43:44 ID:wg3nSho0
ほす
472名無しさん@秘密の花園:2010/08/04(水) 23:40:01 ID:R+g6iiG0
誰かいるの?

保守
473名無しさん@秘密の花園:2010/08/05(木) 00:33:03 ID:LR9Nc3Xz
いないよ
474名無しさん@秘密の花園:2010/08/05(木) 20:11:54 ID:m8cEWP/Y
>>473
おまえがいるじゃんwwwww
475名無しさん@秘密の花園:2010/11/13(土) 17:52:28 ID:XYapoS1E
ナツカシス
476名無しさん@秘密の花園:2010/12/28(火) 17:31:33 ID:EghgjSWv
ほいどうぞ
http://adultbody.info/
477名無しさん@秘密の花園:2011/03/07(月) 17:47:42.12 ID:OP8k+EOH
478名無しさん@秘密の花園