オリンピック選手 2人目

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1名無しさん@秘密の花園
引き続きオリンピック出場女子選手について語りましょう

前スレ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1139763729/
2名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 05:36:28 ID:83SdtKoM
※フィギュアスケート荒川×安藤ネタはこちらへ

【荒川静香】しーみき 第2滑走【安藤美姫】
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1143302687/
3ちょい萌えママのおかず:2006/03/27(月) 09:20:37 ID:EnCHafpT
ちょい萌えママの激震体感悦楽♪♪

http://www.k5.dion.ne.jp/~surugaya/index.html
http://art-surugaya.dum.jp/
4名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 10:27:38 ID:sfEQb/SJ
新スレはけーん!>>1乙です!
5名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 11:09:50 ID:2jzKt41X
>>1
乙!
しーみきもいいけど上村×里谷とか、岡崎×W小百合とかも見たい
カーリングはネタが豊富でいいね
6名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 12:50:15 ID:1vT6z5aG
>>1
乙!
冬季以外、てか夏季もOKだよね?
フィギュアの荒安以外もこっちでいいのかな。
7名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 13:09:16 ID:zsZNWvDd
>>6
投下されたものはなんであろうとすべておいしくいただきます!www
8名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 15:25:10 ID:q3jjDJdx
今日の報道ステーションは見逃せませんな。
9名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 16:43:40 ID:mSIXZmym
報道ステーションって何時から?
10名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 17:19:14 ID:mRoJQ5qB
9時54分から
11名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 17:44:28 ID:mSIXZmym
THX!
12名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 17:47:06 ID:kkP5hBqC
みんな聞いて!!最近仁が仁の彼女とHしたんだって。
しかもコンサート中にディープKISSしたんだよ。
コンサート終わった後に仁が彼女を会場の奥に連れ込んで無理やりHしたんだって。彼女は嫌がったんだけど胸を揉んだりなめたりして凄かったんだって。
帰りの電車の中でも触ったりしたんだってさ。
そのときの画像がhttp://jin-kita/sah13802100dah-hSEX
コレは他の掲示板に5箇所以上にコピペしないと見れません。
コレは他と違って本物だよ!わたしも嘘かと思ってやってみたけど見れちゃった!!仁のいっちゃった
顔とかまじやばい!!仁のアソコも超ドアップたったの45秒だけどスゴイよ。
でもちゃんと違う掲示板に5箇所コピペしないと見れないよ
13名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 18:40:28 ID:VsOsWqHB
倖○來未のおっ○い♪

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=titikurimanbo
14名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 20:57:16 ID:pnTsDOtm
報道ステーションでなにかあるんですか?
15名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 21:24:42 ID:Y9yJJ+uC
仕事中、ここに載せられるような妄想考えてた……

四次元スグリ玉から怪しいものを出す『フミえもん』なるキャラが出来た……
とても載せられねぇorz
16名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 21:38:07 ID:pnTsDOtm
>>15
おもしろそう!是非書いて下さい!
17名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 22:34:12 ID:mSIXZmym
仙台でのしーちゃん良かったわあ(*´∀`)
18名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 22:40:47 ID:DCGDpHCt
ワールド表彰台でのすぐりん&舞砂に萌え
二人で「んふっ」て感じで笑いあって可愛かった!
すぐりんってホントにお姉さんキャラなのね
舞砂めちゃめちゃ可愛い。オリンピックのしーちゃんのフリーより高得点!

コーエンは心ここにあらずって感じで・・・引退しちゃうのかな

いつも日本のために頑張って枠取りをしてくれるすぐりんありがとう
ゆかりんも緊張の中よく頑張った
19名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 22:53:10 ID:kQ2ijTIv
エキシビジョンでまたスグリ玉がww
20名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 23:00:23 ID:mSIXZmym
ヤバい!カーリング良すぎ。・゜・(ノ∀`)・゜・。
21名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 23:13:34 ID:K3Xp8ch4
カーリング
こんな大事な日に、あたしったら何やってたんだぁ!!
見逃した・・・orz
これから、うP探しに逝ってきまつ。
22名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 23:16:05 ID:In7KiABO
>>15 イイ(゚∀゚)!!

その場合、しずかちゃんを落としたいミキ太がスグえもんを振り回す設定でw
23名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 23:21:02 ID:njEDT1q+
>>18
舞砂もすぐりん&ゆかりんみたいな練習大好きっ子らしいね。
ゆかりんのこんな↓記事見つけたんだけど、
ttp://www.wasedasports.com/skate/050812.php
――今回の合宿で感じたことや勉強になったことはありますか
基礎を大切にやっていこう、と思いました。シーズン前にみんなのプログラムを見ることができたのは
勉強になります。特に素晴らしいのが村主さん。私の中では村主さんがやっぱり素晴らしかったです。
普段も見てはいるんですが、こういう場で見ると、すばらしさがより一層わかります。

いろんな妄想が膨らんで膨らんで(;´Д`)
24名無しさん@秘密の花園:2006/03/27(月) 23:26:08 ID:Y9yJJ+uC
>>16
>>22

そのように善処します……
萌えなくてもいいのかなw
25名無しさん@秘密の花園:2006/03/28(火) 19:16:37 ID:yY79fEea
今日も『フミえもん』考えてた。

………いつの間にか『ヨシえもん』が出てきたorz
ある意味ミキ太最強の敵な気がする
26名無しさん@秘密の花園:2006/03/28(火) 19:52:45 ID:BCGzi2HG
ヨシエモンいいねw

猫のミーちゃん(美姫)を追い掛けるとか。
27名無しさん@秘密の花園:2006/03/28(火) 23:31:11 ID:SGJGd8SS
>>25
なんかすごくしっくりくるw
>>26
そしてそのミーちゃんはしずかちゃんに拾われ可愛がられるとか。

これだけだとしーみきになってしまうので・・・
報道ステーションのカーリング特集よかった〜!
小野寺さん→林さんの手紙感動した。
「喜怒哀楽の激しい私をいつもそばで見守ってくれたね」
なんてなかなか言えないよ。
チーム青森は永遠に不滅です・゚・(ノД`)・゚・
28名無しさん@秘密の花園:2006/03/29(水) 00:13:40 ID:qs+mlUSJ
オノデリから林さんへの手紙に号泣しました。
「私は弓枝とずっとやってきて、弓枝がいないとカーリングが出来ません。
 トリノに一緒に行ってメダルが取りたい。」
オノデリにとって林さんは婚約者よりずっと大事な存在だと思う。
もちろん林さんにとっても。
二人ともきっと、お互いより強い絆は他の誰とも築けないよ。
29名無しさん@秘密の花園:2006/03/29(水) 01:32:01 ID:4kpCTphg
小野寺さんと林さん
最初はただテレビに映った二人が画になるなーくらいの
軽い気持ちから始まった萌えだったんだけど、
本当にここまでの絆だったとは…。胸が痛くなってしまった。
30名無しさん@秘密の花園:2006/03/29(水) 12:56:44 ID:zy4A+weA
今日の報道ステーション、岡崎姉さんの密着だね
31名無しさん@秘密の花園:2006/03/29(水) 20:28:47 ID:jcpm1+4m
>>28>>29
やきもちやくのは林さんではなく旦那さんだと思われる。
32名無しさん@秘密の花園:2006/03/29(水) 22:33:24 ID:Xq7LxE/6
ああ、今日は岡崎姐さんね 楽しみだわ
また「ダンナはいらないけど子供は欲しい」発言あるかしら

村主さん、しーちゃんのこと「静香ちゃん」って呼んでるのね
意外だったわw
なんかイメージと違うー(てっきり荒川さんって呼んでると・・・)
ワールドもオリンピックも最年長記録目指してがんがれ
33名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 00:05:17 ID:xBWvVvhg
岡崎姐さんの特集の最後で、姐さんとチューしてた女の子ウラヤマシス

それにしてもああいう田舎の大家族ってやっぱ結婚とか
子供産めとかのプレッシャーすごいんだね。
「早く孫を見せろ」って言う親御さんに朋美姐さんは
終始苦笑い。
34トリノにて1:2006/03/30(木) 03:28:58 ID:cy+hjT5X
岡崎×大菅やってみますた。大菅視点でちょいエロ?

負けた。
欲しいものは今回も手に入らなかった。
おわったんだなぁ。今の正直な気持ちだ。
抜け殻みたいな身体をベッドに投げ出して寝転がって天井を見てたら、ノックの音。
「小百合、いる?」
「。。。どーぞ」
朋さんだった。
座ってくださいよと言おうとしたらもうすでにベッドに腰掛けてる。
ついでに靴脱いであぐらかいてるし。とりあえず、わたしも座るか。
「あの、メダル、惜しかったっすね。」
「うん、なかなかうまくいかないねぇ」
・・・会話、続かねぇーーー。今日はもう人と話したい気分じゃないのに。
早く帰ってくれないかなぁとか思いつつ視線は床の上。
そしたらなんかいきなり抱きしめられた。
(なんだよぉーーー)
ぎゅって抱きしめられたら何故かわからないけど急に泣きたくなった。
いつもそうだ。この人の腕の中にいるとなにかが変わる。ココロを裸にされるみたい。
(悔しいよ・・・)
泣いてるのがばれないように、必死で声を出さないように我慢してみるけど無理っぽい。
朋さんはそんなわたしの頬の涙をぬぐってそのまま顔を持ち上げてキスをした。
口の中はちょっと乱暴なくらいの勢いでおかされて、静かな部屋に湿った音が響きだす。
朋さんの右手がわたしのシャツを捲り上げ肌の上を滑っていく。
朋さんの掌は、指先は、的確で迷いが無い。
そんな気分じゃないって思ってる自分と欲しいって思ってる自分が葛藤してる。
けど、わたしの息遣いが変わっていくのももうすぐだろう。
35トリノにて 2:2006/03/30(木) 03:30:00 ID:cy+hjT5X
気がつけばわたしの身体を被うものは無く、這わされる手と唇のあたたかさだけがあった。
ふと、その動きが止まった。
「がんばったね」
太ももを優しく撫でキスする。左右に何度もくちづける姿を見たらまた泣きそうになってしまった。
しかしそれもつかの間、その唇は徐々に付け根の方に進んでくる。
わたしはその意味をわかってこっそり深呼吸しながら目を閉じた。

ベッドの上で寝転がるのはさっきと同じ。でも今は裸のわたしの隣に朋さんがいる。
「・・・そういう気分じゃなかったのに」
文句の一つでも言わないとなんとなく気持ちがおさまらない。
「そうかなぁー、けっこう良かったくせに」
「へんたい」
「おう」
「エロ」
「いいじゃん」
「すけべおやじ」
「おやじはちょっとヤダ」
わたしの罵倒?の言葉を軽やかにかわしていく。本当にむかつく。
「でもさ、ちょっと忘れられたでしょ?」
ウッ。返す言葉が見つからない。
この人は、もしかしたらわたしよりもわたしをわかってるのかもしれない。
そう考えるとくやしくて、仕返ししてやりたくなった。
寝ている朋さんに乗っかって手首を押さえつけてキスする。どうだ!意外でしょ。
・・・ビックリ顔を期待したのに、なぜだか朋さんはニヤニヤしてる。
「あのさぁ、下から見るとすごいやらしいんだけど」
そう言いながら胸に手を伸ばしてくる。
逃げようとしたけど逃げ切れなくてまた下にされてしまった。
「舌使いすぎて疲れちゃったからいたわってね」
わたしの胸に頭を乗せながら言う。
自業自得だよと思うけど口に出したらまた負ける気がしたのでもう何も言わないことにした。

(終)
36名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 03:34:47 ID:cy+hjT5X
以上です。
こんな深い時間に何やってんだろ、私。
なんとかしてよフミえもーーん!!
37名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 04:30:57 ID:Po4SAFdu
38名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 04:34:19 ID:Po4SAFdu
>>36 GJっす!!
朋美姐さん好きだわー
てか、私もこんな時間になにやってんだろw
39名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 09:20:53 ID:pAnM1QXx
>>36
ぃぃょ、ぃぃょ!
なんかこういうボーイッシュなのもいいね
毎日仕事前にここに来てしまう私がイルww
40名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 14:57:05 ID:0vewZVBp
ここズボズボ動画おいてたぞwwワロス

http://uv899411.e-city.tv/

41名無しさん@秘密の花園:2006/03/30(木) 20:23:42 ID:ct0UKv5B
カラオケ定番曲の番組で流れる曲でしーふみとか妄想してしまう
もはや妄想中毒だよフミえもんw
42名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 00:44:11 ID:oHTsVcPA
私の妹もチカだよ、気が合うねフミえもん
43名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 02:10:45 ID:7vgmAoT+
>>42
すると、なにか?
おまいも妹萌なのでつか?

っちゅーか、フミえもんなら
妹の千香ちゃんはチカミちゃんか?
しっかり者でお姉ちゃん想いのチカミちゃんw
44名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 02:28:20 ID:oHTsVcPA
>>43
仲はいいよーでもアイラブユーとは流石に言えない…仮に言ってもキモいって言いそうだし。村主さんすごいよ
45名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 10:04:33 ID:qFAQ6Bip
ここ数日ヘコんだり悶々としたりな私。
ふと、岡崎姐さんにギュッと抱き締めてもらいたいと願ってしまう……。
46名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 10:59:49 ID:/zAAN+LI
昨日のSP再放送でマイズナーとコーチに萌えてしまった
キスしたり手つないだり仲良すぎですよ(*´Д`)
47名無しさん@秘密の花園:2006/03/31(金) 13:24:45 ID:LQtxGMLq
>>33
むしろ子牛ウラヤマシス
48村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:09:47 ID:hnb8zQ2W
ふと気が付くと結構な時間が経っていた。
私の耳にはまだ、たくさんの人の歓声が残っている。
初めての世界選手権。
エキシビション。
夢の様に最高だった。
大舞台を思い出して頬が微かに熱くなる。

椅子から腰を上げ、背伸びを一つして体をほぐす。
先程からずっと、多少の疲労感が眠気を誘っているのだが、嫌な疲れ方ではない。
歓喜の余韻を冷ますには丁度良い疲れ。

窓を見ると無数の水の球が張り付いていた。
空が灰色にくすみ、雲からは今にも大量の雨が降りだしそうだ。
49村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:11:25 ID:hnb8zQ2W
雨が降ったらどうしよう。
傘など持ってきていない。
あの人は持ってきてるだろうか。

「中野さん」

村主さんは一編の詩を詠むみたいに私の名前を呼んだ。

「お疲れ様です」

距離を詰めてそう言うと、
村主さんは今度は柔らかい声で「お疲れ様」と返してくれた。

二人で並ぶと背丈はそう変わらないのに
村主さんの方が小さく見えるのは体が華奢だからだ。
抱き締めたら折れそうな体とはこんな感じなのだろう。
50村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:12:08 ID:hnb8zQ2W
二人の沈黙を、出口に向かって歩く足音が埋める。
何か話さなければと思う。
思いは心の片隅で息を潜ませ、タイミングを伺うだけで、
伝えたい言葉は上手く声になりそうもなくて。

村主さん、今日の演技とても素敵でした。
たった一言が難しい。

暫くして先に口を開いたのは村主さんだった。

「帰らなかったんだ」
「ええ。帰ろうとしたんですけど、村主さんに挨拶したくて」
「そんな。いいのに。疲れてるでしょ」
「いいえ、大丈夫です。…って、まあ、ちょっと眠いですけど」

そう言って、少し重たい瞼を擦ってみせた。
51村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:13:43 ID:hnb8zQ2W

「無理すると悪いよ」

予想通りというか、村主さんは呆れたように大きく溜め息をつき、
私はその仕草に目を奪われて息を呑む。

続く言葉を待つ時間は、嬉しくもあり苦しくもあった。
早く言って欲しいけれど言って欲しくない、
このまま時が止まってくれたら。
そんな私に気付かないふうに、村主さんは話し出した。

「中野さんと違って、あのこは寝ちゃってるみたいね」

あのこって誰ですか、そう問うより早く私は村主さんの視線を追いかけた。

「恩田さん…?」

村主さんには聞こえなかったと思う。
いつから降り始めたのか、雨音は激しく、呟きを掻き消すのは容易い。
出入り口の側に停めてある車、運転席に座る恩田さんは、
ハンドルに両腕をかけて頭をもたれかけている。
52村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:14:33 ID:hnb8zQ2W

「それじゃ、私、母が迎えに来てるから」

村主さんが言うからには嘘ではないのだろう。
けれど、あまりにも唐突な為に、
突き放された様で私はどうしていいのかわからなかった。
すると村主さんは、ポケットを探って何かを取り出すと、
私の手にそれを渡した。

「疲れてるのに待っててくれたお礼」

掌に飴玉が数個握らされていた。
目を伏せて飴玉を見つめる私に、「観客席に投げた余りでごめんね」と村主さんは言った。

「…凄く、嬉しいです」
「良かった」

ホッとしたような満足そうな表情を見せた後、村主さんは別れを口にした。
それから何故か、雨が降る中を恩田さんの車まで小走りに向かい、
窓を数回ノックした。
53村主×中野×恩田(?):2006/03/32(土) 01:18:31 ID:hnb8zQ2W
恩田さんは勢いよく飛び起きて車から降りてきた。

「お疲れ」
「お疲れ様ですっ!って、村主さん濡れちゃいますよー!」

慌てふためく恩田さん。
村主さんをぐいぐい引っ張って私の所に避難させる。
村主さんは、大会中に私たちに全く見せなかった笑顔を
浮かべてされるがままになっている。

おかしくて思わず吹き出してしまうと恩田さんと目が合った。

「お疲れさん」

髪から雨を滴らせ、恩田さんがはにかんで言う。
いつ見ても羨ましいと感じずにはいられない、そんな愛らしい笑い方。

私はハンカチを持ち、その濡れた髪に触れた。
自然と距離が縮まって、二人の視線がまたぶつかる。
大きな瞳を縁取る恩田さんの睫毛の先には、
涙のように雨の雫が溜っていた。

fin…?
54名無しさん@秘密の花園:2006/03/32(土) 01:22:12 ID:hnb8zQ2W
もしかしたら続くかもです…
55名無しさん@秘密の花園:2006/03/32(土) 02:39:04 ID:+xyORSxu
>>54
GJ!
この3人の行方が気になる!
56前スレ834@まとめサイト作成中:2006/03/32(土) 18:36:23 ID:MyZvTAEu
前スレでまとめサイト作成に名乗りを上げた者です
暫定で前スレログをあげておきましたので
アド貼っときます

ttp://green.ribbon.to/~torino/passion/2chlog/olympic.htm
57名無しさん@秘密の花園:2006/03/32(土) 20:54:54 ID:0HQKs1n1
G J ! ! !
58名無しさん@秘密の花園:2006/04/02(日) 00:33:44 ID:rRbYA4nw
村主と12人の妹
59名無しさん@秘密の花園:2006/04/02(日) 02:09:32 ID:5gUBAb0/
>>54
GJ!!
3人のせつない関係、続きが楽しみです
60名無しさん@秘密の花園:2006/04/04(火) 13:50:18 ID:x4pC3PZp
hosyu
61名無しさん@秘密の花園:2006/04/04(火) 16:06:03 ID:Ty43rl0A
岡崎×大菅また読みたいっすー。。
62名無しさん@秘密の花園:2006/04/04(火) 19:50:06 ID:p5lnIQqy
岡崎さんはあんなに有名なのに、荒川さんや小野寺さんみたいに
男の噂ないねぇ。
63名無しさん@秘密の花園:2006/04/04(火) 23:37:29 ID:1RmAXJlU
あしたは岡崎姐さんVSトットちゃんの日

64名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 10:07:50 ID:Ah2GeT8s
見れないよぅ(´・ω・`)
65名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 12:22:38 ID:PPHFuJNs
朋美姐さん見られるのうれしいわー
ところでラテ欄の「スケート岡崎朋美が登場で黒柳暴走」ってのが……wwww
どう暴走するんだテツコ!
66名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 12:40:28 ID:Ah2GeT8s
テツコの暴走に期待w
なにか萌えエピソードや意味深発言があったら教えて下さい〜
67名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 14:03:15 ID:PPHFuJNs
「部屋」オワタ。
暴走だったかどうかはよくわからないなあ。テツコっていつもあんな感じの印象だから。
誰もテツコには勝てない気がするwww
とりあえずテツコ、「かわいい」「美しい」「朋美スマイル」連発しすぎで、照れてる朋美姐さんに萌え。
姐さんの太股さわさわしたり、ぺしぺし叩いて喜ぶテツコ。

「今まで触った男性いらっしゃるの?」
「いません」
「まあ!良かった!」

うろ覚えだけど。テツコすげえwwwwww
68名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 15:09:35 ID:7ZnRau49
今日の徹子はいつもの放送より断然おもしろかった。
「かわいい」連発もだけど、ネイルも靴もトリノの時のミツアミも褒めまくり。
フトモモのあたりは明らかにテンションあがってたよw
叩きすぎだし、後ろから触ってたのがちょっとエロかった(*´Д`)=з
徹子しゃべりまくりで、岡崎姉さんあんまりしゃべらないなーと思ってたら
さすが姉さん、最後にズバッとタブーに触れるしw
徹子も自分で「タマネギ」って言ってるしw
ホント、録画しなかったことを心から後悔している・・・orz

ttp://cool77.kir.jp/kiss_bbs/bbsdata/112-0.jpg
ttp://cool77.kir.jp/kiss_bbs/bbsdata/112-1.jpg
ttp://cool77.kir.jp/kiss_bbs/bbsdata/112-3.jpg
ttp://cool77.kir.jp/kiss_bbs/bbsdata/112-2.jpg
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/pc2/src/1144212878457.jpg
ttp://www.imgup.org/iup188315.jpg
69名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 15:25:46 ID:KIFkARjP
PC&携帯で、アップロード・ダウンロード可能画像掲示板はココ↓
欲しい画像があれば、ココで探してみよう!
www.hl-homes.com/
70名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 15:37:41 ID:aj4xr1gm
美人に弱いテツコたん
71名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 15:41:44 ID:uhWoFkxg
「今まで触った男性いらっしゃるの?」
「いません」
ってなにげにすごい告白じゃね?
岡崎さんはガチ
72名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 16:02:13 ID:7ZnRau49
テツコさんGJな質問だったわ!!
実況板では処女宣言キター!!なんて男どもが大騒ぎしてたけど
百合板住人的には違うことを期待するよねw
73中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:23:29 ID:8RR23TIK
>>53の続きです


温かい色をした恩田さんの瞳。
今、その濁りのない黒目に私の顔が映っている。
ハンカチを持つ手を動かそうとした時、不意にその事に気付いてしまい、
私は気恥ずかしくなって動作が荒っぽくなった。

「ちょ、痛い!!」
「もう。動かないで下さい」
「だってさあ。痛いっつーの。心がこもってない」
「暴れると拭きませんよ」

恩田さんは困った表情で「んー」と小さく唸ってから、

「わかった。ガマンする…けど、もうちょっと優しくしてよね」

恩田さんはおとなしく私に頭に預け、拭きやすいように頭を前へ傾げてくれた。
飼い主に忠実で、健気な犬みたいだ。時にはわんぱくもする手のかかる大型犬だけれど。

言いつけ通りにおとなしくなったご褒美じゃないが、
リクエストされたよも丁寧に拭いた。
気持ちがいいのか、それともくすぐったいのか、
恩田さんはすっと目を細めた。
74中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:24:40 ID:8RR23TIK

「私、そろそろ行くわ」

はっ、とした。
夢が覚めて現実に戻された感じがした。
村主さんのそんなか細い声を聴くのは初めてで、
目の前にいるのが村主さんなのか疑った。
正直に告白すると、あれほど待ちわびていた人だったにも
かかわらず、私は彼女の存在を忘れかけていたのだ。

「それじゃ」

笑うような泣きそうな、バランスの悪い歪んだ表情を目尻に張り付けた村主さんは、
吐息混じりに言うと、私と恩田さんに背を向けて雨が降る中を走っていった。

「村主さんっ!」

届くわけがなかった。
雨は既に本格的に降りだして全ての音を遮断していたし、
村主さんの足は想像以上に速かった。
彼女が飛込んでいった水溜まりには波紋が出来ていて、
それをぼんやりと見つめるしかない私の髪を誰かが撫でる。
75中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:28:37 ID:8RR23TIK

「すいません…私…村主さんの気持ち…」
「何で謝るのさ。はっきりしないあたしが悪いんだよ」

自虐的に笑う恩田さん。
瞳と同じように、髪に感じる彼女の手は温かく、大きかった。

「ほら、中野ちゃんも濡れちゃうよ」

車に乗るよう促され、私は素直に頷いた。


村主さんのあの華奢な体は大丈夫だろうか、
地上に打ちつけられるこの雨を浴びて。

車内で私は、村主さんの事と雨にばかり気をとられていた。
時折、赤い光が街を横切る。
何処かで事故があったらしく、道路は渋滞していた。

「進まないですね」
「うん」
「音楽聴いていいですか」
「うん」

恩田さんは渋滞に苛立ってるわけでも、私が物思いにふけていた
ことに気分を害してるわけでもないのだが、さっきから塞ぎこんでいる。
ひたすら真っ直ぐに前を見据えている。
76中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:29:37 ID:8RR23TIK
私と同じに、村主さんの事を考えてるのかもしれない。
彼女が作った水溜まりの波紋が、恩田さんにはまだ見えているのかもしれない。


「恩田さん」
「うん」
「CDかMDって」
「うん」
「どこにあるんですか」
「うん」

恩田さんは質問には全然答えずに、気持ちのいい返事だけを返してくれた。
うんざりして勝手に車内を物色してみるも、
この怠惰な時間をまぎらわしてくれる物は見付からなかった。

「恩田さん」
「うん」
「美栄さん」
「うん」
「もう…」

恩田さんは私をいちべつすらしてくれない。
いつもは誰よりも私の事しか見ようとはしないのに。

「私、村主さんが好きです」

ふざけて耳元に囁いてみた。
普段と違う雰囲気に毒され、酔ってしまっていたのだと思う。
恩田さんの肩がぴくりと跳ねた。言葉に反応したと言うよりも、耳元に突然かかった息に驚いたようだった。
77中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:30:54 ID:8RR23TIK

私はもう一度繰り返す。

「私、村主さんが好きなんです」
恩田さんは一呼吸置いてから首を静かに振った。

「だからさー、それは」
「本当ですよ」
「憧れと恋は違うんじゃないかなあ、と人生の先輩は思うわけですよ。
思春期によくあるじゃん?あ、でも、中野ちゃんはもう終わったか」
「ちゃかさないで下さい。確に、私は村主さんに憧れています。
でも、恋愛的な意味で好きでもあるんです」
「本当に?」
「本当に」

なぜ自分がこんなに強く恩田さんに反論するのか、
自分自身で戸惑っていた。

「村主さんはあたしのことが好きなんだよ」
「そして、恩田さんは私のことが好き」
「…中野ちゃんて結構いじわるだね」
「恩田さんも」

78中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:31:54 ID:8RR23TIK
そして、言い合ってるうちに、自分が村主さんに対して
恋愛感情を抱いているのかすらわからなくなっていた。
憧れのフィルターを外して見た時の村主さんは、どんな姿かたちで私の目に映っていたのかも。


「中野ちゃんは村主さんが好き、村主さんはあたしを好き。あたしは…」

恩田さんが呪文のように呟いた。
79中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:33:23 ID:8RR23TIK

やっと進みはじめた車の列を抜け出して、車は人通りの少ない路地を滑る。
暫くして車は、コンビニの脇に停められた。

「あったかいモノでも飲もっか。お茶とコーヒーと紅茶、どれがいい?」
「おしるこ」
「かしこまりました、お姫様」

意地悪な要求にも屈しない王子様は、ニコリと微笑む。
再び雨に打たれながら店に入り、暫くしてから戻ってきた。

「お待たせー」

粒入りと栗入りと迷い、結局ふたつ買ってきた、と恩田さんは無邪気に報告する。
どちらがいいか訊かれ、私はどちらでもよかったので彼女に先に選んでもらった。
80中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:34:16 ID:8RR23TIK

「また髪濡れてますよ」
「うっそ」

恩田さんは大袈裟な仕草で髪に手をあて、指に絡ませる。
しっとりと濡れたパーマはうなだれて、元気印の彼女には不釣り合いだ。

「拭いて、拭いて」

無邪気に頭を差し出すその姿に、王子様の影は消え失せている。

「雨に濡れたら犬に戻っちゃった」
「え、なに?」
「ううん、何でもないです」
「えー?なになにー?」

恩田さんが笑う。
たったそれだけなのに、空気が柔らかくなる。
心地よくて私もつられて笑ってしまう。

「やっと笑った」

そう言って、笑顔をより明るくさせる恩田さん。
言われてみれば確に、私はあまり笑わなかったと思う。

「中野ちゃんの笑った顔、大好きだなー、なんて」

自分で言って照れ臭いのか、両手で持つおしるこの缶に視線を落とす。
髪から覗いた耳がうっすらと朱に色づいている。
初めて私に気持ちを打ち明けてくれたあの時と変わらない、
この人は本当に純粋なんだと改めて知らされる。
81中野×恩田×村主(?):2006/04/05(水) 19:36:24 ID:8RR23TIK

「好きなのは、笑った顔だけですか?」
「ううん」

優しく答えると同時に、彼女の唇が私の唇に重なった。
触れる程度の口付けは、とても甘くて、胸を締めつけるには充分なくらい切実だった。
恩田さんは壊れ物を扱うように恐る恐る顔を離すと、じっと私を見つめた。

「中野ちゃんの全部が好き」

目の前には穏やかな一対の瞳がある。
常に私だけを想ってくれている人の瞳だ。
何か言おうと口を開く、その時、恩田さんの人指し指が唇に押し当てられる。
彼女の指は、やはり温かい。

わたしたちはどちらからともなく二度目のキスを交した。


fin
82名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 19:38:01 ID:8RR23TIK
これで一応終わりです…
また何か書かせて頂くかと思います
失礼しました
83名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 19:39:44 ID:AtgL8CCv
>>72
自分も期待しまくり。
てか、どういう質問だったんだアレはw
訊く方も訊く方だが、答える姐さんも姐さんだw
徹子GJ!
84名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 19:59:31 ID:2E7xwbV8
>>82
面白かったですー!ゆかりんは姫だし恩ちゃんは男前だし
ツボにはまりまくりました。また是非書いて下さい!

それにしても、岡崎さんは期待を裏切りませんねw
85名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 21:55:22 ID:s/gsEIf5
>>82
うっとりしました。よかったです
ステキなお話ありがとう
86名無しさん@秘密の花園:2006/04/05(水) 23:19:05 ID:VwnKS8gI
GJ!
すごく(・∀・)イイ!
87名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 00:33:17 ID:IdV7Xk9V
>>82
恩ちゃん、いいね。3人の微妙な関係に胸にキュンキュンきてしまった。
また是非書いてくださいね!
88名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 00:45:53 ID:DlLqBBWZ
この3角関係・・・・よすぎる!
89名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 01:04:54 ID:6OwNLnZB
GGGGGGGGJ!!!!!!!!
萌えますた(*´∀`)
90名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 01:15:10 ID:jybrOvyN
すごいせつなくていい。せつない系はやっぱいいですね。
91名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 04:37:14 ID:wjCBqdMY
コーエンてキスクラでフーミンみたく何か言ってますよね。
マミーとかミャオとか言ってるような?コーエンが飼ってる猫がかわいすぎ。誘拐したい(|||_|||)
92名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 09:52:53 ID:KmlGzVsz
コーエン猫飼ってるんだ...だから猫パンチしちゃうんだろうか。
93名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 12:19:36 ID:wjCBqdMY
>>92 コーエンの猫はオフィシャルサイトの写真ページで見られるよ。まじかわいいから!
94名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 13:18:56 ID:eJ8F6nmV
リアル岡崎選手萌えなのか某スレのスケレディー萌えなのかがわからなくなってきますた。
95大菅×岡崎:2006/04/06(木) 13:28:54 ID:IdV7Xk9V
大菅×岡崎でちょっぴりエロイです…


今シーズン、最後の試合が終わった。
緊張と興奮で熱くなってあたしが立っていたリンクの上はもう氷の温度のままに冷たい色に戻っている。
でも誰もいなくなったリンクの上を見慣れたフォームの人がまだ滑り続けていた。

岡崎さんだ…。

氷の感触を惜しむような丁寧な滑り。
あの競技中の殺気立った雰囲気とはまるで違う、でもまた明日にでも試合をしそうな真剣な顔が
サングラスに隠れててもわかる。

どのくらい経ったのかようやく彼女が頭のキャップを脱ぎ、大きく深呼吸をして背をのばした。
息が白く顔のあたりを包んで消えた。
あたしはその後を見ることなく荷物をかかえ直すと慌てて階段を下りていった。

96大菅×岡崎:2006/04/06(木) 13:32:18 ID:IdV7Xk9V
部屋に戻るとベッドに寝そべって窓の外を見ていた。まだ雪が降っている。
今シーズン、あたしは何回泣いて、何回笑った…?
そして、その分あの人も何回泣いて、何回笑った?
目を閉じると一人リンクを滑っていた岡崎さんの残像が映る。

「小百合…いる?」
ノックの音とドアを開ける音。そして彼女が微笑みながらこっちへ近づいてきた。
「無用心だなー、鍵かけときなよ。それともやっぱり私が来るの待っててくれたのかな?」
岡崎さんの笑顔は屈託がないってみんな言うけどあたしにとっては意味ありすぎだ。

「そんなことあるわけないじゃん。いっつも岡崎さんがズカズカ入ってくるんでしょーが。」
ベッドから起き上がりもせずにあたしは横目で岡崎さんを睨んだ。

「胸のファスナー、下げてくれる?」
あたしの横に座りながら、命令するように岡崎さんが言った。
あたしは彼女の胸にもぐりこむとファスナーを口で咥えてゆっくりおろした。

「ふふ、小百合、いい子ね。」
満足そうににやけた顔で私を見下ろしている。
あたしはぷいっと彼女に背を向けた。
するとすかさず彼女は後ろから手をまわしてあたしのウエアを脱がしにかかる。
手馴れた手つきがまたヤラシイな。でも脱がされるのに慣れてる自分もヤラシイか。
97大菅×岡崎:2006/04/06(木) 13:33:49 ID:IdV7Xk9V
「あー、小百合の肌って白くてすべすべ〜、気持ちいい。」
いつのまにか彼女も上半身裸になってあたしの背中にしがみついてきた。
彼女の肌もすべすべして気持ちいい。筋肉質だけど、胸はちゃんとあるし(あたしの方が大きいけどね)
なによりしなやかだ。岡崎さんの白い腕に抱かれ、密着すると私の鼓動が急に高くなるのがわかった。
「小百合は感じるとすぐ身体が紅くなるんだよね、わかりやすいよ。」
耳たぶに息を吹きかけながら囁かれると痺れた様にあたしは抵抗できなくなる。

「も〜、大人なんですから、こーゆー悪ふざけはやめて下さいっ」
自分が感じてるのをこれ以上悟られたくなくてあたしはわざと口をとがらせ首を振った。
あたしの胸にあった彼女の手が止まった。振りむくと大きな瞳がこっちをまじっと見てる。
「…悪ふざけだと思う…?」
彼女の唇があたしの唇をふさいでしまう。そして誰より熱くて優しいキス。
それは彼女でしかできないキスなのだ。あたしの舌はなすがままに転がされてる。

「私は誰より小百合が好き。勝気なところも、それでいてすぐ泣いちゃうところも、
感じやすくて恥ずかしがり屋なところも、全部好き。」
やがて唇が首筋へ胸へわき腹へと段々降りていった。
そしてお尻へと何度もキスをしながら下半身も露わにされてゆく。
足のつま先まで口づけると彼女もいつのまにか裸になって私に身体を重ねてきた。
98大菅×岡崎:2006/04/06(木) 13:35:44 ID:IdV7Xk9V
「さっきさ、私の方を見て泣いてたでしょ。」
「泣いてませんよ。」
「嘘」
「ほんとに泣いてませんよ。泣くわけないじゃないすか。」
「でも、私には聞こえたんだ。小百合の泣いてる声が。」
「そりゃ、岡崎さん自身の泣いてる声ですよ。」
「ふふふ、生意気な事言うね。」
「ホントは岡崎さんの方が淋しがり屋なんだから。」
「へへ、ばれたか…じゃあ今日は思いっきり慰めてー!!」
彼女はあたしの胸にふるふると顔を埋めて甘えてきた。
と、指はあたしの下腹部にそっと這わせているではないか。
「もうっ!!」
でも岡崎さんの指はあたしの敏感な部分を知っている。
乳房にキスをしながら彼女は指を妖しくあたしの中へ滑り込ませる。
「はぁっ」
つい、声が漏れてしまう。
でもすっかり濡れてしまっているそこは指の動きどおりにねちゃねちゃとイヤラシイ音をもっとたてている。
「や、やだっ」
指を止めようとのばしたあたしの右手を彼女の左手が掴んだ。
「もうこんなに濡れてるのに…。やっぱ小百合ってカワイイ。」
あたしの指先を丹念に舐めながらいたずらっぽい猫のような瞳がキラキラと光って微笑む。
99大菅×岡崎:2006/04/06(木) 13:38:48 ID:IdV7Xk9V


まだ身体の熱さが残ったまま、二人でベッドの中毛布に包まれていた。
あたしは岡崎さんに抱かれたまま肩越しに窓の外の景色を見ていた。

「ずーっと冬だったらいいのに…」
「あー、小百合って暑いの苦手だもんね。私も夏とかはさー…」
「そうじゃなくって!」
こっちの気持ちをわかってるくせにわざとそんな風にはぐらかす。
でもしばらくの静寂の後、彼女は腕の中のあたしを包み込むように髪をなでた。

「でも、ずっと冬なら私たちは戦いつづけなきゃいけない。」
部屋の色彩が一瞬のうちにセピア色になって岡崎さんの声が深く静かに響いた。

「…次のシーズンもまた会えますよね。」
「キミが追いついてくるまで私はずっと滑り続けるよ。」

おだやな瞳で彼女はあたしの髪をなで続けた。
あたしは胸の中から鼻筋を通ってあふれてくる想いを見られたくなくて、また背を向ける。
「あたしの方がいちおう、日本記録ですからねぇっ、岡崎さんこそ追いついてくださいよっ」
精一杯の声でいうと私は目をつむってまるくなった。

「ほーら、やっぱり泣いてる。」
いつもの声で彼女はにやっと笑うとあたしの目からこぼれた雫をすすった。

窓の外の雪はもうやんでいた。
100名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 13:41:54 ID:IdV7Xk9V
ども、でした。

岡崎さん、いいですよね。
私も腕の中でいいこいいこしてもらいたいです。
101名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 16:08:23 ID:KmlGzVsz
>>93
ありがとう。見てきた。猫たんかわええ(*´Д`)
ついでに今更コーエンの可愛いさに気づいてしまった。
妹さんとラブラブなのもイイね。
>>100
GJ!(*´Д`)
102名無しさん@秘密の花園:2006/04/06(木) 16:23:49 ID:aMboiRzg
>>100
ウホッ(´Д`)たまりませんなあ
ありがとう
103名無しさん@秘密の花園:2006/04/07(金) 00:52:46 ID:+rbVKYw1
>>100
GJキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
主将タンは絶倫ぽいイメージがあるです。エロカッコイイ。
104名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 00:16:31 ID:J1N8EmB6
なんか近ごろ岡崎さんのことを考えると胸がキュンとしたりドキドキするんですが。
これはもしかして恋の病でしょうか。
105名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 01:17:26 ID:aib461t3
>>104 だな

残念だが、恋の病はフミえもんでも治せないらしいよ
106荒川×村主:2006/04/08(土) 20:18:21 ID:TP24Ze/H

クールビューティーとか女王様とか評されてる私にも、恋愛に対してそれなりの理想はある。

デートの時には絶対に手を繋ぎたいし、腕を組んでイチャイチャもしてみたいし、
肩を抱き寄せて愛を囁き合ったりもしたいし、そのままの流れでキスを交すのはもちろん。
更に欲を言えば、もっと大人な関係だって求めてしまう。

抱き上げた彼女の体は羽根のように軽くて柔らかいに違いない。
服を脱がそうとすると彼女は恥じらって抵抗するだろう。
それならば、と私はキスを繰り返し、ゆっくりと気付かれないようブラウスのボタンに手をかけ、そっと彼女の名前を口にする。


――村主さん。


107荒川×村主:2006/04/08(土) 20:19:28 ID:TP24Ze/H

「なあに?」

「うわっ!?」

すぐ傍らで愛しい人の声が聴こえ、甘い夢物語に幕が引かれた。
ブラウスを脱がすのに夢中だった私は、突然のことに驚き、ソファから落ちそうになった。

「ごめんなさい、声、大きかったかしら?」

薄暗い部屋の中、不安定な視界に彼女の顔がぼんやりと浮かぶ。
正面に視線を移すと、大きなスクリーンに金髪の男女が談笑している風景が写し出されていた。

「ねえ、本当に大丈夫?」

彼女が心配そうに尋ねる。
そうだ、ここは彼女の家で、今日は二人で映画でも見ながらまったりと過ごしてるんじゃないか。

「大丈夫です。ちょっと落ちそうになっただけですから」
「そう。それならいいけど。今、私のこと呼んだよね、なに?」
「あぁ…、えっと、この映画面白いですか?」
「ええ。荒川さんといるからかしら」

彼女は的のズレた感想を述べると、スクリーンに向き直った。
はあ。助かった。
まさか、妄想中につい名前を呼んでしまいましたとは言えるわけがない。
108荒川×村主:2006/04/08(土) 20:21:03 ID:TP24Ze/H
彼女にならって私も映画に没頭しようと顔を向けるが、そうなかなか上手くは思考を切り換えられなかった。

そもそも、このDVDは前に、よっちゃんと観たものだから先は読めるし、
あともう少しで登場するキスシーンを思うと落ち着いてなどいられなかったのだ。

「キスシーンの最中に、それとなく迫ればいいんだって!」
そう言って、よっちゃんは自信満々に、それでいてスケベな笑みでDVDを貸してくれた。
たかがキスシーンでそんな雰囲気になるかよとツッコミつつも、
私の右手はしっかりとDVDを受け取っていた。

ちらりと彼女を盗み見る。
次の展開を待つ純粋な彼女の横顔に、高まる緊張が止まらない。

付き合い初めて早いもので幾数年が経つ二人。
キスどころか滅多に手すら繋ぐこともない二人。
クリスチャンな彼女はけっこう手強いのだ。

せっかくの休日を、二人仲良く健全な映画鑑賞で済ませるとお思いですか、村主さん?
今日でプラトニックな恋愛とはお別れですよ、覚悟しといて下さいね。
109荒川×村主:2006/04/08(土) 20:22:31 ID:TP24Ze/H
ホテルの一室。男が女をベッドへ押し倒し、女は促されるように瞼を閉じる。
いよいよ近づいてくる、勝負の一瞬。

村主さんの息が詰まり、続いて私の息が想定外のハプニングで詰まった。

スクリーンにでかでかと流れたのは、先程まで観ていた映画とは全く縁もゆかりもないAVの本番シーンだったのだ。

ダブルのベッドの上で絡み合うのは、生粋の日本人男女。
あの外人カップルは、いつの間に国籍変えたんですか。
…じゃなくて!

「あの筋肉バカ!!」

よっちゃんのスケベな笑顔の理由はこれか。
もっと怪しむべきだった。
時として恋は正常な判断を鈍らせる。

「すみません、すぐ消します!」

大急ぎでリモコンに手を伸ばすと、同時に村主さんの手がそれを遮った。
怒られる、と身構えた私に、彼女は意外な反応を示した。
110荒川×村主:2006/04/08(土) 20:23:53 ID:TP24Ze/H

「消さなくて、いいよ」

はい?今なんておっしゃいましたか?

「観ましょうよ」
「あの、これは違うんです。よっちゃんが勝手に」
「構わないわデオって見たことないから興味あるの。駄目かな」

彼女はうつ向いていた眼差しを私に合わせ、すねたような口調で言った。
111荒川×村主:2006/04/08(土) 20:25:29 ID:TP24Ze/H

かれこれ数十分、いじらしくて可愛い彼女のお願いで、
AVを大画面で白昼に鑑賞しているわけだが、正直、うんざりしてきた。
彼女があまりにも真剣に見入ってる為、作戦を遂行するタイミングを見計らっては逃すし、
AVを一緒に楽しもうにも、ひたすら行為を繰り返すだけの映像に眩暈がする。

今日はもう諦めよう…。
次に会えるのはいつになるかな、そう考えた時、彼女の頭が肩にもたれかかってきた。

「気持ちいいのかな」

卑猥な音に混じって、興奮を押し殺した彼女の呟きが耳に届く。
ただの独り言ではなく、何か答えを求めている。

「……試してみます?」

これは、彼女の求める答えじゃないかもしれない。だから、声を潜めた。

彼女は何か考え込んでるみたいだった。
ガツガツしてると思って幻滅したのだろう。
話出すまでを、彼女の重みを感じながら静かに待つ。
112荒川×村主:2006/04/08(土) 20:26:53 ID:TP24Ze/H

「うん」

彼女は私と同じように声を潜めて頷いた。
それから、彼女の細くて白い指が、彼女の膝に置いてある私の手の甲を撫であげる。

「ただし、私が荒川さんに試したい」
「はい?」
「貴女に試してみたいの」

支配される感覚に、背中に甘い痺れが走った。

「参ったなあ…わかりましたよ」

これもまた想定外の展開で、もはや抵抗する力は私にはない。
ぴったりと重ねられた彼女の体は、思っていた通りに羽根みたいに軽かった。

薄暗い部屋の中。
荒い息遣いと舌っ足らずの嬌声は私のものなのか、
スクリーン上で乱れる女のものなのか、どちらなのだろうと思う。現実感を失いつつある頭で考えても仕方のないことなのに。


fin
113名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 20:31:00 ID:TP24Ze/H
またまた失礼しました

中野×恩田×村主を読んで下さった方々ありがとうございました

あと、遅くなりましたが、前スレの荒川×恩田と村主×荒川にレス付けてくれた方々にも多謝です
114名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 20:34:38 ID:BilsmWXX
リアルタイムktkr!
(*゚∀゚)=3ムハー
115名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 20:49:51 ID:TP24Ze/H
>>110の村主さんの台詞、正しくは
「構わないわ。アダルトビデオって見たことないから興味あるの。駄目かな」でした…

>>114
即レスありがとうございます
116名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 20:53:38 ID:BilsmWXX
>>115
既に5回程読みましたよ(*゚∀゚)=3ムハー
作者さんの書くの好きです。ツボです(*´∀`)
117名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 22:43:38 ID:NIduFFsD
>>113 GJ!
あらかーさん、すぐりんの魔法にかかっちゃたんだな
しかし、恩ちゃんまたしてもやってくれるな
118名無しさん@秘密の花園:2006/04/08(土) 22:52:38 ID:SsZybqeh
>>115
私もあなたの書くSS大好きです。めちゃくちゃツボです。
ただうまくいきすぎだなぁwと思うことはあるけど。
リク可能なら是非せつない度うpでヨロ!
119名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 00:04:57 ID:IW1m3jCx
>>115
GJ!
このカップリング大好きなんで、萌えころがりました(*´∀`)
次回作も期待しとります!
120名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 00:29:29 ID:IzRTLmME
需要があったようなのでレポ報告。
会ったのは某有名女子大の21歳。メールは3日前から計17通。
ルックス○、性格○、Hの内容はオーソドックスで可もなく不可もなくって感じ。
最後はお腹でfin。中々よくしゃべるエロ可愛い娘だったw
無料のわりには好感触→http://uv8994006.5.dtiblog.com/
自分的には、星6つといったところ。

121名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 01:38:47 ID:+jvq9cNU
昼間の気だるい暑さは去り、辺りを涼しい闇が包んでいた。
背中を引っ切り無しに祭の客が通る中、私は一人彼女も見ていただろう川を見つめていた。

彼女がアメリカに行って数ヶ月、正直そろそろ寂しくなった。
ふらりと旅に出てみたけれど結局着いたのは彼女の地元……
居るはずの無い彼女の面影を探しながらこの川に来た。

ちょっとしたきっかけで離れ離れになった心も
ちょっとしたきっかけでより深くつながるようになった。
彼女とのあれこれを考えている時だった

「章枝さん」
ちょっと懐かしい声が私を現実に引き戻す。
まさかと思い見ると橋の方から私に微笑みながら近づく女性
ずっと逢いたいと心の中で願ってた女性が今……
私を抱きしめた
「ただいま……章枝さん」
(あぁ、今日は……)
月遅れの七夕祭、ならば離れた恋人に逢える奇跡を信じてもいいかもしれない
そう思いながら私は声をかけた
「おかえり………静香」

122121:2006/04/09(日) 01:41:04 ID:+jvq9cNU
お目汚し失礼いたしました……
一応脳内では「青葉城恋歌」が流れてたのに全然違ってしまったorz

修行やりなおすよ……
123名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 02:00:56 ID:DAa1wY+f
>>121
なんかこういうの好きや!さわやかってか優しい感じですね
載せてくれてありがとう
124名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 02:21:23 ID:KaPAEMNi
>>121
二人が浴衣着てるのを想像するとたまりませんワァ(・∀・)
125名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 11:15:12 ID:KaPAEMNi
皆様に刺激されたので、私も書きたいな、と思いつつ
うまくまとまんなくて長編になっちゃうんだよねー

トリノの余韻が残ってるうちに書きたいんだけどな、、アセアセ
126名無しさん@秘密の花園:2006/04/09(日) 12:45:18 ID:gX+uhJSv
wktk
127副将vs主将:2006/04/10(月) 02:34:36 ID:7PNCuipS
結局、まとまらなくなりました
ちょっと長いですがさらっと読んでくださいね、さらっと(;^_^A


この日、村主は黄色い小さな花束を持って岡崎の部屋を訪ねた。
トレーニングウエアに近いラフな格好で彼女はドアを開け、飾らない笑顔で迎えてくれた。

「でもびっくりしたな。村主さんが私に会いたいなんて。」
「ごめんね、急に。はい、これ。」
「ありがとう、これなんて花?」
「ミモザアカシア。花屋さんで見たら、ちょうどこの花と目が合っちゃって。」
レモンイエローの小さな花とはにかむ笑顔。村主さんらしい理由だ。

二人は小さなテーブルを挟んで座った。
最初は緊張していた面持ちの村主も、気取らない岡崎との会話で少しずつほぐれてきた。

「それにしても、この間はとっても楽しかった。」
「そうね、最初は冗談で言ってたのに、ほんとにみんなで集まれるなんてね。
 あそこで発散できたから、あの後結構すっきりしたりして。」

「そういえば覚えてます?4位同盟、鉄の掟。」
「あー、なんか皆川君か、誰かが言ってた気がするけど…ごめん、思い出せない。」

岡崎は頭をかきかきしてクッションを抱え込んで頭を下げた。
村主は上目遣いにお茶を飲みながらくすくす笑った。

128副将vs主将:2006/04/10(月) 02:36:28 ID:7PNCuipS

「後で広美たちにからかわれちゃった。あの華奢な村主さんが岡崎さんを抱えてたって。
『主将のフォローは副将がしろー』とか騒いでたんだって?ほんっと申し訳ない。」
「ううん、私も鍛えてますから。
 それに、ちょうどあのいい酔い加減で帰りたかったし。」
「それにしてもねー、男子もいるのに薄情よね。うん、特に及川にはきっちり話をつけといちゃる。」

二人でひとしきり笑うと村主は姿勢を正して座りなおした。


「実は相談があるんです。」
「相談?私に?ははは、なんでしょう、トリノオリンピック副将村主章枝さん。」

「では、トリノオリンピック岡崎主将、改めまして…
 ―――4位同盟、鉄の掟その3。メダルを獲るまでは恋愛一切禁止。」
「はーはははっ、そんなこと言ってたっけ。
 ん〜?…するとなぁに?村主さんはそういう事でお悩み?でもあれは冗談だから、ねっ。
 それにこういう事で私に相談ってのは、見当違いだよ。」

村主は微笑みながら首を振った。
129副将vs主将:2006/04/10(月) 02:37:31 ID:7PNCuipS

「岡崎さん、私にちらっと話したでしょ。女子が女子を好きになる気持ちのこと。」

ドキッ…!!

クッションを抱えゆらゆら揺れていた岡崎の動きが止まった。

「そ、そんな話、したことあったかなぁ〜」
「8年前の長野で…」

ギクッ…!!!

「島崎選手とロッカールームで…」

「ちょ、ちょーっと待ったぁ!!あ、あたし、そんなこと言った?いつ?いつ?4位同盟コンパの時?」
「大丈夫です。あの時、皆川選手と及川選手とパシュートのみんなはもう2次会に流れていって、
 二人っきりの時に話したんですから。」
「!!〜〜〜〜〜〜」
130副将vs主将:2006/04/10(月) 02:41:01 ID:7PNCuipS

まずい、よりによってク○がつくくらい真面目な村主さんに話しちゃってたなんて
主将として、嫌、人間としてまずかったかなー

「もちろん、誰にも話してません、って言うか話せませんよ。」
ま、村主さんのことだから誰にも話しはしないだろうけど。
やっぱり人に言えないくらいのとこまで話しちゃってたんだな。

岡崎は思わず赤面してばたっとテーブルに突っ伏した。

「あーん…軽蔑した?私のこと…」
「いいえ」

いつも凛々しい岡崎のなんとも情けなさそうな顔を見て村主は口に手をあててくすっと笑った。
その笑顔は好意的だったので岡崎はテーブルに頬をつけたまま、ほっとして目を閉じた。

「でもさ、あの時…、何もかも真剣だったんだよね。」
顔にかかった髪もそのままにして眠るようにつぶやいた。

「そうだ、とっても美味しいワインもらったの。村主さんも結構いける口だったよね、飲も飲も!」
岡崎はクッションを横に投げるとキッチンからグラスとワインの瓶を抱えてもどってきた。
131副将vs主将:2006/04/10(月) 02:43:11 ID:7PNCuipS

「で、すぐりん、誰のこと好きなの?」
ワインを注ぎながらちょっとハイテンションで岡崎がたずねる。

「えーっと荒川さん?それとも恩田さん?中野さん?安藤さんかな?」
「ちがいます、フィギュアの人じゃありません。」
「んー、じゃ神野さん?大菅さん?まさか広美とか、枝里子とか…」

「今は言えません、まだ…」

村主の視線はうずまくワイン色の液体に固定されていた。

黙って照れた顔で二人はグラスを手に取り軽く乾杯をした。
132名無しさん@秘密の花園:2006/04/10(月) 02:46:05 ID:7PNCuipS
いったん切ります

私ったらこーんな夜中になにやってんだ!
なんとかしてよ、フミえもーん!!!
133名無しさん@秘密の花園:2006/04/10(月) 04:19:57 ID:LZGe38KX
イイヨイイヨー!
つーか、続きが気になって眠れません
こんな時間に……じらされて悶々wwww
134名無しさん@秘密の花園:2006/04/10(月) 21:07:38 ID:BZQQe8KB
同じく悶々
続きが楽しみ!!
135副将vs主将:2006/04/11(火) 00:06:14 ID:zRw3o+LH
131のつづき


「でね、この気持ち、その人に伝えたらいいか、迷ってるんです。」
3杯目のワインが注がれるのを見つめながら、頬を薔薇色に染め、目じりに熱を帯びた村主がふうっと肩を落とした。

「やっぱり、こんなのって迷惑かなと思って。」
「そうねぇ…ムズカシイとこだね。」
「最初はずーっと隠しておくつもりだったんです。自分だけの秘密に。でも…」

胡坐をかいて聞いていた岡崎はポンと膝をたたいた。

「一度、やっぱり裸のお付き合いするしかないっしょ。」

「ええーっ?!は、はだか、、でもやっぱり…そのぅ…」
「だーかーらー、早まるなっての。すぐ肉体関係を持てって言ってんじゃないのよ。」

「に、にくたい…」
グラスを持ったまま村主は固まった。
136副将vs主将:2006/04/11(火) 00:15:04 ID:zRw3o+LH


「まずはさ、手をつないで二人っきりで散歩するの、どこだっていいの、どこまでも。
 それから一晩中、ずーっとおしゃべりするの、いろんなこと。…そーゆーもんよ、女の子同士ってのは。」

明らかに村主より酔いがまわっている岡崎は、夢見る乙女の瞳で頬杖をついて語りだした。

「それでね、ずっと話をするとね…自然に泣きたくなってくるの。好き同士ってさ…
 そっからだよ、チューするとか、抱きしめちゃうとか、さわさわしちゃうとか。」

「なんか…さすが、経験者は語るって感じで、、リ、リアルですね。」
身を乗り出してきた岡崎に村主はちょっと後ずさりした。

さらに困惑した顔をちらりと見るとワインを一口飲み、一呼吸おいて首を傾けた。

「ココロを裸にするって事なのよ。」

「……」

「すごく勇気がいることだけど、大事なことだよ。恋するって自分の心の鎧を脱ぐことだと思うよ。」

真っ直ぐな瞳で彼女は極上の微笑みを浮かべた。
137副将vs主将:2006/04/11(火) 00:16:29 ID:zRw3o+LH

「私たちってさ、いつも氷の上で緊張や不安の中にいるじゃない。
 知らず知らずのうちに氷の鎧をしょっちゃってることあるんだよ、リンクを降りても。
 誰も知らない心の中はこんなに熱いのに。」



…まるで長い間探していたかけらを見つけたような気持ちだった。

村主は唇が開いたまま自然に涙がこぼれてくる事に気づくと、頬を押さえ少し戸惑って顔を伏せた。

「大丈夫だよ、すぐりん。大丈夫、大丈夫。」

岡崎はおでこをくっつけて、小さい子どもに言い聞かせるように村主の髪を何度も何度もなでていた。

138副将vs主将:2006/04/11(火) 00:18:00 ID:zRw3o+LH


二人はひとつのベッドに入って、同じ天井を見ていた。
真っ暗にしないと眠れないんだ、と朋美は笑っていたが、月明かりが部屋を淡い色に照らしていた。

「なんだか、懐かしい気持ち…よく妹とこうして一緒に寝たな。」
「そっか、すぐりん、お姉ちゃんなんだ。」
「そう、岡崎さんは?」
「私は末っ子だよ。」
「ええ〜、意外。」
「そういえば私も寝る時、お姉ちゃんにひっついてたな。」
「甘えんぼさんなんだ。」
「でも、喧嘩で負けるとくやしくってね、子牛をよく妹がわりにしてたよ。」
「うし〜?」

二人は布団の中で顔を見合わせて笑った。
ほろ酔い気分のまま取り留めのない話がいつまでも続いた。

やがてそれが夢の中へ続いていったのか、朋美はいつのまにか眠ってしまった。

月の光に浮かぶ彼女の寝顔はとても安らかで無防備で
肩にかかるその重みが章枝には幸福でとても満ち足りた気持ちにさせくれた。
139副将vs主将:2006/04/11(火) 00:19:59 ID:zRw3o+LH


朝、目覚めると隣に章枝の姿はなかった。
まだ眠い目をこすりながら起き上がると何かがまぶしい。

朝陽にミモザを飾ったガラスの瓶がキラキラ輝いていた。

章枝の気配を探してしんとした部屋を見まわすと
テーブルの上のグラスは綺麗に片付いていて、紙袋と手紙が置いてあった。

『岡崎さんがあんまり気持ち良さそうに眠っていたので、起こしませんでした。
 今日はこれから練習があるので帰ります。黙って行ってごめんなさい。
 このパンは温めて朝食に食べてください。また一緒にお話してください、その時はきっと、』

手紙に目を通すともう一枚、紙がひらりと床に落ちた。
走り書きのような文字が目にとまった。

『Passion lives …』

それをもう一度つぶやいくと、胸の辺りをそっと手で触れた。
そこに小さなキスマークがあることに朋美は気がつかなかった。
140名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 00:24:28 ID:zRw3o+LH
どうも、また駄文を投下してしまいました…

皆さん、とっても上手なのでお恥ずかしい
また読む側になって妄想に励みたいと思いますw

ちなみにすぐりんの置いていったパンはいちじくパンなのだ
141名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 01:00:33 ID:q8tNwn1t
あぁ…すごくいいです…。疲れがふっとびましたよ!!
あと無性に彼女ほしくなってしまいました…
142名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 01:26:03 ID:FNBMsrB8
夜中まで起きてて良かった!作者様、ありがとうございます。
なんかこのスレ見るようになってから、村主さんを見る目が変わった私
143名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 03:02:39 ID:63911NDv
>>140
次回作があることを期待しています!

>「それでね、ずっと話をするとね…自然に泣きたくなってくるの。好き同士ってさ…
もうね、朋美姉さんのこのセリフがツボですよ。
実はつい先日、実際、普通に話してるだけでだんだん泣きたくなってきた経験しまして。
でも相手の気持ちは今もわからない……orz
もう寝よう。ちょっといい夢みられそうな気がする。
>>140さん、いい作品をありがとう。
144名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 03:06:37 ID:1uMlg35u
>>140
すごく良かったです!大人なお2人が素敵だわー。
ところで、なぜいちじくパンなんですか?
145フミえもん:2006/04/11(火) 12:36:20 ID:P0CEdiS8
>>140
すごいよ乙だよGJだよーーーー
そんな140太くんに、ハイ、萌えビタンD!
146名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 17:40:54 ID:zRw3o+LH
レスをいただきありがとうございます
フミえもん、ありがと!萌えビタンDいただきまつ(´∀`)=3プハー

今回の4位同盟の皆さんは皆、怪我や試練を乗り越えてきた努力家で真摯な方ばかりなので
こんなおちゃらけたの書いちゃて、ちょっと罪悪感が…w

すぐりんのいちじくパンはNHKの番組(ただし、数年前の再放送)に出てた時、
好きだと言っていたのダ
姉さんに食べさせてあげたかったのだな
147名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 19:16:56 ID:7Kcj/Z91
わたしも村主さん好きになってきました
お相手、岡崎さんでも荒川さんでも
ss期待してまつ!
148名無しさん@秘密の花園:2006/04/11(火) 22:21:22 ID:9TKyQFGR
GJ!
このふたりのその後が気になる・・・
149名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 02:17:33 ID:6NsbWobb
ここはしーみきに比べて過疎ですが
盛り上げて行きましょう!
大人気村主さんSS投下期待しまつ
150名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 02:59:52 ID:RySXzLwL
ここのマッタリした雰囲気好きですよー。
シチュエーションは思いつくんだけど如何せん文才がないorz
SS作者様達皆さん尊敬します。
151名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 03:02:46 ID:mI+zTCc/
しーみきスレは伸びが早くてゆっくり読めないから最近ほとんど行ってないなあ
まとめサイトに期待してる
自分はここくらいのマターリ進行が好き
あ、岡崎主将も好きw
152名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 10:46:10 ID:7DzXQnvH
しーちゃん金メダル獲得の秘話

選手村のある部屋で

ともみんはドンタコスを食べながら、すぐりんはスグリ玉を磨きながら
ベッドの上でTVを見ていた。

「ねー、ねー、コレなんていう競技?」
「あ、それ、カーリングっていうんですよ。」
「へー、おもしろいねー、見て見て、たいへん!氷の上なのにスケート靴履き忘れてるよ!」
(もー、ともみんったら、スピスケ以外のことは全然知らないんだから…苦笑)
「いいんですよ。これはこの漬物石を投げて、相手の石をぶつけて押し出したりするんですよ」
「じゃあ、このウォーとかイエースとかなんで叫んでるの?」
「それはですねぇー、石を励ましてるんですよ。石と心を通じ合うことが勝負の決め手になるんです」
「そーなんだー、奥が深いねー」
「私もスグリ玉と心を通い合わせてますから、小野寺さんとかの気持ちがよくわかるんです」
「でも、こんなに漬物石を持ってきちゃったら、日本の漬物屋さん困ってるだろーなー」

それをドアの影からそっとのぞいていたしーちゃん
(こんな人たちがトリノの主将と副将なんて…せめて私がしっかりしなければ…涙)
153152:2006/04/12(水) 10:49:12 ID:7DzXQnvH
ぜんぜん百合じゃなかった、スマソ
でもここのマターリ進行 私もすきです
154名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 11:08:29 ID:Ig/MfilG
>>152
ワロタ
155名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 13:20:56 ID:lY3pdj3c
>>152
かわいいふたり(・∀・)イイ!!
マターリ最高。
156名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 15:12:17 ID:5z7z/Wvb
漬物石ww
二人をツッコまずに見守るしーちゃんも天然。
157名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 16:16:03 ID:7DzXQnvH
ゼツ○ン恩ちゃんの巻


荒「ウフ、ミキティの写真のついてるジョージア買っちゃった。
 これを飲むと、つい昨日の夜のこと思い出しちゃうわ〜、むふむふ(はぁと)」

村「キャッ、トモミンの写真のついてるジョージア買っちゃった。
 これを飲むと、昨晩の熱い思い出がよみがえりますわ〜、んふふ(はぁと)」

中「ねー、なんかあの二人、缶コーヒー飲んでニヤニヤしてて変じゃない?」

恩「まーまー、カワイイじゃない。たった一人の相手で満足できるなんてさぁ、がははは」

中「?????」

恩田が一気飲みした缶コーヒーは美姫、朋美、愛子のスリーショットのジョージアであった。

158152:2006/04/12(水) 16:23:47 ID:7DzXQnvH
こんなんばっかり…
またまたゴメソ
159名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 17:25:58 ID:Vw4fTyc3
>>157 ワロタwと言うかニヤケタw

恩ちゃんは漢だ。天晴れ。またよろしくでつ。
160名無しさん@秘密の花園:2006/04/12(水) 19:43:04 ID:RySXzLwL
>>158
私もニヤニヤが止まりませんww
恩ちゃん良いキャラだねw
161121:2006/04/13(木) 04:35:39 ID:rawV/JCy
いい加減>>121の作品にタイトルつけときますw
『青葉城恋唄』でお願いします。

次回作は、荒村か安村か岡村で
『遣らずの雨』になります

さぁ、言っちゃったぞ書かないといけないぞw
162名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 14:33:04 ID:dDTI9X9i
>>161
wktk!
163チョコ:2006/04/13(木) 18:00:12 ID:RD72cGcN
荒×村 で書いてみましたが、しーちゃんの独り言になってしまったw
なかなかムズカシイですね^^;さらっと流して読んでください!!

【贈り物】


アメリカに居る私の元に、両手の掌より少し大きめな箱が届いた。
『ん?誰からだろう?』
差出人が書いてなかったけど、この紫のリボンはあの人を思い出させた。
『村主さん…』
リボンをはずして開けてみると、中には見慣れた物が(゜ロ゜;)
『す…すぐり玉!!しかも私の衣装と同じ色・・』
手紙か何かが入ってないか箱を覗き込むが、すぐり玉しか入っていなかった…
『これ…どうやって開けるのよ〜〜』
ボールを掌で触っていると、ポチっとした物に当たった。恐る恐る押して見ると…
「(カパッ!!)シズ〜アイラブユ〜!シズ〜アイラブ………」
木霊のように繰り返してる…
あ!!音が消えたΣ( ̄□ ̄;
やばいと思い、フタを閉めてもう1度開いてみる。
「こんにちは。村主章枝です…」
今度は違うバージョンだw
何だか面白くなって、音が消えてはフタを閉めの繰り返しをしていたら朝になってしまった。
「まだまだ続くわよ」
『え゛〜!もう練習いかなくちゃ…』
徹夜+練習でくたくたなのに、それでも帰ってから懲りずにすぐり玉を開けてしまうしーちゃんなのでしたw

 【おわり】

くだらなくてスマソ…^^;                                             
164名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 19:04:49 ID:5DLSqa76
>>163
ワロタww
最高☆ すぐり玉ほすぃ
165名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 19:26:34 ID:RFCQIzf7
>>163
すぐり玉にもはや不可能なことはないようだw

 G J !
166名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 19:36:32 ID:oXGrBAQy
高性能すぐり玉ワロスww
167名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 19:46:48 ID:IBOVh9IO
>>163
すぐり玉のAA思い出したwww
168名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 20:40:30 ID:Rr13vZmJ
  すぐり玉ドゾー
  ( ´∀`)    (∀` )
   ノ つ○ (∀` ) \
  ( ノ    と  \
  ノ 〉    /

  やっぱダメーーー
 ( ´∀`)     (Д゚  )
○とと ゝ   (Д゚  ) \
   ヽ )   と  \
    〈 ゝ /








          ( ゚д゚ )
         ( ゚д゚ ) \
          と  \
        /
169チョコ:2006/04/13(木) 21:33:46 ID:RD72cGcN
くだらないのを読んでくれてアリガト(*´Д`)

スグりんをネタにエロを書きたかったのだが、結局笑えるネタしか
思いつかなかった^^;
170名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 21:54:47 ID:oxDKRu8Q
すぐり玉人気あるねぇ〜ヮラ
171名無しさん@秘密の花園:2006/04/13(木) 22:02:52 ID:KDH3MZMx
【スケート】岡崎朋美「もう一度日本記録を更新したい」・結婚についての質問には苦笑い
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1144932846/

朋美「もう一度日本記録更新を」

トリノ冬季五輪スピードスケート女子五百メートルで4位に入賞した岡崎朋美
(富士急)が13日、高校時代を過ごした北海道釧路市で記者会見し「もう一度
(同種目で)日本記録を更新したい」と、今後の競技生活での目標を口にした。

34歳。4年後のバンクーバー五輪は「自分の体が動くんだと思えば狙いたいが、
体の変化によっては行けない可能性もある」と話した。

結婚について質問されると「相手もいないので、ゆっくりとタイミングを待ちたい」
と苦笑いした。

引用元
http://www.sponichi.co.jp/sports/flash/KFullFlash20060413046.html


北海道のニュースでは、グレイのパンツスーツ姿かっこよす
172名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 12:44:54 ID:HV0eL/qs
主将、神野選手にショートトラックの極意を聞くの巻



岡「へぇーっ、ショートトラックのタッチって、どこ触ってもいいの?!」

神「腰を押し出すようにタッチするのが、普通ですね」

岡「腰…って言うかお尻だよね、ムフフ…」

神「(ン?目がアブナイ…?)それから、最終2周まではいつでもどこでも誰とでもタッチできるんです」

岡 「(ムハー!!(゚∀゚)=3 イイコトキイタ!!)」

神「ちょっ、ちょっと、岡崎さんっ!!今レース中じゃないですからっ」

173名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 12:48:14 ID:HV0eL/qs
>>171
みたいな記事の次にこんなことを書いてしまうなんて
主将、ゴメソ
174名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 19:03:47 ID:m2KoOfyc
なぜか岡崎姐さん、エロ親父キャラが定着しつつあるねw
でも好き・・・
175名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 20:42:11 ID:pEIjGmgb
【winny】シャラポアの更衣室 着替え動画流出!5【バンジャーイ】(画像有り)
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1141802925/
176121:2006/04/14(金) 22:00:37 ID:Cq9invG2
「遣らずの雨」

「雨……止まないわね」
 窓の外を眺めながら貴女は言う。
でも岡崎さん、私にはお見通しですよ。
貴女が雨が降り出すまで私を引き止めてたこと。
そして、これからも引き止めるだろうこと……
「そうですね……ひどくならないうちに帰りますね」
 だから、こんな意地悪な事を言ってみたくなる
「えっ……ダメよ。風邪引くじゃない」
「平気ですよ……」
 立ち上がる私を淋しそうな目で見つめる貴女
ずるいですよ。そうして私を惑わせる……
「帰らないでよ……すぐりん…お願い」
 その気になればすぐ振りほどけるような弱弱しい抱擁……
 でも、今の私を束縛するには十分すぎる抱擁……
「私の負けです、岡崎さん……」
 振り返り耳元に囁いた後私は唇を奪った

続く……かなぁw
 
177名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 22:19:28 ID:fDixKxF0
>>176
このまま終わっちゃったら、あたいのこの萌に萌えたパッションをどこにぶつけりゃいーんですかっw

ともあれ、G J !

せつない系もエロ親父化主将もイイ感じですねっ!
178名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 22:36:41 ID:SsPf3F20
      ┌─┐  ┌─┐
      │●│  │●│
      └─┤  └─┤
      _   ∩   _  ∩ 主  将!
    ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  主  将!
 ┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
 |●|    |●|
 └─┘    └─┘
>>176
つづきマッテマス
179名無しさん@秘密の花園:2006/04/14(金) 22:52:50 ID:HV0eL/qs
>>176
おお〜、すぐりんの方がなんか大人だ!
早く続きが読みたいぞな
180名無しさん@秘密の花園:2006/04/15(土) 06:42:19 ID:vhAxmJJY
181名無しさん@秘密の花園:2006/04/15(土) 10:39:24 ID:f1FrU4pG
>>176
うわたまりませんこういう静かな大人のふいんき
続くのはもちろん大歓迎ですがこのシーンだけで充分ステキな作品ですね
余韻を楽しんでます
182名無しさん@秘密の花園:2006/04/15(土) 11:07:20 ID:JtfgQVQ0
>>180
胸当たってるわよ
当ててんのよ
183名無しさん@秘密の花園:2006/04/15(土) 19:34:09 ID:5qfvZsrB
184遣らずの雨の続き:2006/04/16(日) 18:24:33 ID:Eacp3qKS
私の腕の中で狂う貴女……
それを驚くほど冷静に見ている私……
それはまるで、私が貴女を絶頂に導く機械になったような感覚
それは、私の中で罪悪感に変わり私の背中に重くのしかかる……

それでも貴女は……私に抱かれますか?
185遣らずの雨の続き:2006/04/16(日) 18:31:25 ID:Eacp3qKS
行為を終えた後の朝は辛い……
それは、肉体的な疲労というより精神的な苦痛……
私は岡崎さんがまた寝てることを確認してそっと出ようとする。
「待って……」
声に私は驚いて振り向いた。
「話があるの……章枝」
声に真剣さがにじみ出ている。
「章枝は……私のこと愛してない?」
一言一言が私の心に刺さる。
でも私は答えられない……自分でも気持ちがわからないから……
「ごめん……私の一方的な我侭で」
答えが無いのを愛してないと受け取ったのか岡崎さんは顔を伏せながら呟いた。
186遣らずの雨の続き:2006/04/16(日) 18:36:14 ID:Eacp3qKS
「岡崎さんは……悪くないですよ」
辛うじて搾り出した言葉にも岡崎さんは無反応だ。
「岡崎さんを抱いてる時、ものすごく冷めた自分が居て……
 そんな自分の存在が岡崎さんを傷つけてる気がして…それで…」
言葉を紡ぎ出してるうちに涙が出てきた。
声になっていない私の言葉を聞きながら岡崎さんは私を優しく抱きしめた。
187遣らずの雨の続き:2006/04/16(日) 18:42:47 ID:Eacp3qKS
「愛してる人に抱かれてなんで傷つかなくちゃいけないのよ」
岡崎さんは私を抱きしめたまま呟いた。
「私は……村主章枝を愛しているわ」
毅然とした宣言に私は心の中に出来ていた氷が砕け散る音を聞いた。
「私も……岡崎さんを…愛してます……ごめんなさい気づけなくて」
砕け散った氷が涙になってあふれ出す。
そんな私をただただ岡崎さんは抱きしめていた。
雨はいつしか止み、太陽の光が差し込み始めていた……
188121:2006/04/16(日) 18:45:45 ID:Eacp3qKS
すんません、正直>>176だけで打ち切ってもいいかなとは思いましたが
頑張って続き書きました。
どんなに推敲しても上手くまとまらなくて散らかった文章になったことを
お詫びします。

次回は、もう少し時間かけて考えて村安で書きたいと思います
189名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 22:06:18 ID:wZSjMZnP
『もしもこんな村主×荒川があったら』 私、村主章江が控え室で雑誌を読んでると、誰かがドアをノックした。
190名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 22:18:28 ID:wZSjMZnP
「どうぞ」 声を掛けると荒川静香が入って来た。かなり機嫌が悪い。 「どうしたの」 「昨日、『ウタワラ』見ました」 「あ、そうなんだ。どうだった?」 「パンツを誉めてましたね」 私はちょっとズッコケそうになった。
191名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 22:25:01 ID:wZSjMZnP
「私だってパンツは可愛いです」 いきなりジーンズのベルトに手をかける。 「ちょっ!今見せられても」 「じゃ、夜見せます」「いやいやいや」
192名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 22:27:30 ID:wZSjMZnP
「普通に妬いてくれないかな」 そう言うと、いきなり抱き締めて、 「もう誰のパンツも誉めないでください」 それだけ言ってさっさと出て行った。
193名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 22:30:26 ID:wZSjMZnP
終わりです。携帯からなんで見辛い上妙に時間かかりました。 駄文すみません。
194名無しさん@秘密の花園:2006/04/16(日) 23:54:15 ID:iF2ZNqng
>>189-192

ワロタ!ウタワタの心理テストで、すぐりんは「恋愛空回りタイプ」と言われてたねw
何か、その通りっぽくて笑えた( ´∀`)
しかも、今日のすぐりんは可愛かった(*´Д`)ガーOチョコのCMも可愛い。
スケートの時もあーいう顔で笑えばイイのにぃ〜
195名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 00:34:30 ID:9vUkaJQt
>>188
岡崎さんいいですね〜。新作楽しみにしてます!

>>193
荒川さん面白すぎw一体どんなパンツを(ry
196名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 00:42:07 ID:1jkrwFf2
上村愛子ちゃんがおしゃれイズムにでてて、ゲストの身内にアンケートとるコーナーで里谷多英が答えたやつがあった。
他にもスキー仲間とか母親とかからの情報があったけど里谷多英の名前が出たときに一番照れてるように見えてしまった。
内容は酔うと涙脆いってやつで悲しいこととか悩んでることがあると多英さんて姐さんな感じで、聞いて欲しいのか解んないけど泣いちゃったり…とか言っててちょっとドキドキした。
あとモテない話とか。好みの芸能人を聞かれて答がでなかったし…淡い期待
197名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 00:51:15 ID:7T5KmAhj
どっちが泣いちゃったり?
まだ仲いいんだな安心したよ
198名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 00:59:31 ID:1jkrwFf2
愛子ちゃんが泣くらしい
199名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 01:01:23 ID:7T5KmAhj
はあーじゃその後抱きしめて慰めは間違いないな
いいな期待
200名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 01:05:08 ID:T05FFdt0
>>188
ああ〜、なんかドキドキしながら読みました
村安も期待です

>>193
クールビューティーのアラカーさんの暴走にワロタ
201名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 02:11:15 ID:5c7pF08w
>>196
同感でした
男性にモテないと強調したうえ、好みの男性のタイプをはっきり答えられないのが気になった
「優しい人」ってアンタ……ありきたりにもほどがあるw
そして里谷×上村のフラグふたたび!!
飲んで、あねさん里谷に悩みを訊いてほしくなって泣いちゃう上村イイネ!
202名無しさん@秘密の花園:2006/04/17(月) 20:55:36 ID:cZdmG8Tj
よかったね。おしゃれイズム。
萌え転がったよ。
203名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 00:57:15 ID:EElmxwP5
そんなに良かったのかー見たいなあ
昔はマークしてたんだけどトリノ後はずしちゃったんだよ
残念
誰かー持ってる人居ませんかー?
204名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 09:09:07 ID:mDx9Y+gV
今、岡崎ねぇさん
花まるに!!
205名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 13:29:00 ID:KCefBWL9
岡崎ねえさんの花丸情報キボン
206名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 13:47:33 ID:mDx9Y+gV
・天野っちの元カノと、かなり仲良い。アナウンサー?
・花まるアルバムで、「彼氏?」と書いてあり、めくったらアシックスのハゲ親父WWW関西系のノリがよいらしい。
・部屋の中はアジアン系。友達が彼氏出来る様にとくれた物は、ねぇさんはお金が貯まるようにと願をかけている。
・料理を作れる彼?(彼女WW)が良い。
こんな感じだったでしょうか・・・どなたか追加を。
私的に岡江あねごとの、カラミがもっと見たかったです(≧∇≦)
207名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 18:57:55 ID:KCefBWL9
>>206
ありがとん。岡崎ねえさんたら、料理上手な彼女を
ゲットしちゃえばいいのにw
208チョコ:2006/04/18(火) 22:17:00 ID:Kyvfqghh
しーみきのスレ(>>246-248)で書いた駄作の続きなんですが、村×真の設定なのでこちらに投下!!

【スグりんの苦悩@】

ウタワラの放送後に私の携帯が鳴った。
『もしもしぃ?フミエさん?真央ですけど〜』
「こんばんは。どうしたの?」
『テレビ見ましたぁ。フミエさん凄く綺麗で…真央ドキドキして電話しちゃいました///』
「あら…そう。嬉しいわ(真央ちゃん可愛いわね)」
『で!この前の泊まりの件ですけど…』
「え?!」
そういえば泊まりに来たいって言っていたのをすっかり忘れていたわ。マズい!!
『勉強やっぱりわからなくて…真央、早くフミエさんに教えて貰いたいから//泊まりに行きたいな〜なんて…』
「ままま真央ちゃん?もう少し後でも良いかしら…」
『…お仕事忙しいんですか?』
「そ、そうじゃないんだけど^^;準備がまだ…」
『準備?』
「(マズい…)ほら!私も少しは勉強しておかないと^^;わからない事もあるし…」
『あ、そうですよね』
「近いうちにこっちからまた連絡するわ?」
『わかりましたぁ。待ってますね^o^』
ほっ…うまく時間を延ばせたわ…。でも、あっちの勉強の予習ってどうすれば良いの?
身近に良いガイドはいないかしら…??練習に行けば・・・誰かはいるわよね^^; 
ここはプライドを捨てて聞くしかないわ!!
209チョコ:2006/04/18(火) 22:17:37 ID:Kyvfqghh
【スグりんの苦悩A】

次の日、練習場に行くとシズカちゃんがいた。
『おはよう』
「あ、おはようございます」
『今日ミキちゃんは?』
「あ〜学校で休みみたいですよ」
『そ、そう…(もしかして例の勉強方法を聞くチャンス?!)あのね…』
「はい?(珍しいな〜話かけて来るなんて)」
『今日練習後に時間ある?』
「え?!…まぁありますけど」
『そう。じゃ少し付き合って貰えないかな?』
「はぁ…練習ですか?」
『違うわ。その…ここでは話せない事だから、私の家で…どう?』
「は?スグリさん家?!(な、何急に^^;)」
『えぇ。(いつもミキちゃんとしている事を聞き出せばかなりの予習になるわねッ=3)』
「(ちょっと怖いけど、スグリさん家って興味あるから行ってみるかw)じゃあ、練習終わったら行きます」
『ありがとう!恩にきるわ!!(良いガイドがGET出来たわ〜w)』
210チョコ:2006/04/18(火) 22:18:20 ID:Kyvfqghh
【スグりんの苦悩B】

スグリ家で…
『さ、入って入って!』
「はぁ…(何かテンション高いな〜)お邪魔します」
『飲み物飲むわよね?(やっぱりお酒で勢いつけさせるしかないわ!!)美味しいワインがあるんだけど』
「え(´∀`)」
『(飲みたいのね。顔が歪んでるわよw)じゃあ、これで良い?』
「はい!」
『(ちょっと高いワインだけど、勉強代と思えば安い物よ!)』
「…で、話ってなんですか?」
『まぁ、まず飲みましょう^^;話はそれからよ』
「はぁ…」
私は一緒に飲んでるふりをして、彼女にほぼ1本ワインを飲ませた。彼女の顔を見てみると、
ほんのり赤らんでさっきとは違ってリラックスしているようだった。(そろそろ良いかしら…)
211チョコ:2006/04/18(火) 22:18:50 ID:Kyvfqghh
【スグりんの苦悩C】

『シズカちゃんあのね…』
「はい?も〜どうしたんですかぁ?今日は。あははッ」
『(よ、酔ってるみたいねw)あの…ま、真央ちゃんの事なんだけど…』
「あ〜w何だその事か。もう泊まりに来たんですか?(ニヤ)」
『それが…』
「まだなんだ?あははッ」
『(予想以上のテンションだわ^^;)でも、近いうちに来たいって言ってて…私どうすれば良いのか…』
「な〜んだ!そんな事ですか?そんなの〜キスして押し倒しちゃえば良いんですよ〜w」
『え?!』
「だから〜こうして〜w」
うわッ!こっちに向かって来た〜(◎o◎)
『ちちちちょっ…待って!焦』
「ん〜?大丈夫ですよ〜フリですから!フリw」
『フリね…(ゴクっ)』
「こうして〜キスしながら…」
212チョコ:2006/04/18(火) 22:19:40 ID:Kyvfqghh
【スグりんの苦悩D】

あ!Σ( ̄□ ̄;本当に押し倒されたわ…さすが慣れてるわね…って関心してる場合じゃなかったわ!!
キスにもっていくのすら出来るかわからないのに…これじゃあ予習が進み過ぎてない?!
頭の中で自問自答を繰り返していると
「スグリさん?」 と呼ばれた。
我にかえり冷静なフリをしてみせたが、彼女にはお見通しだったらしく、いやらしい笑みを浮かべてこちらを見ている。
「し、シズカちゃん…その…教えて貰ってアレなんだけど…」
『はい?』
「私にはちょっと高度すぎて…汗」
『あ!スイマセン。そうですよね〜相手は真央ちゃんな訳だしwミキくらいなら、これでイチコロなんですけどねw』
さ、さすがだわ…予想はしていたけど、ここまでだとは…普通の勉強ならある程度は理解できる私も、
こっちの分野には脳ミソがついていかないわ…良いガイドをGET出来たと思ったのに。
完全に私のミスだわ…もっと、私にも理解できるガイドを探し直さないと…

まだまだスグりんの苦悩は続くのでした・・・。(おわり・・かな?w)
213名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 22:41:52 ID:UTM0tcYU
すぐりんワロスwww
GJ!
214名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 22:51:21 ID:clui29nN
ハアハア、しーみきスレから走ってきたよ。
GJです!!がんばれすぐりん!
215名無しさん@秘密の花園:2006/04/18(火) 23:52:23 ID:hHKDRwlw
すぐりん、どうしたんだ、なにがそうさせるんだ!www
空回りな努力がワロス
ぜひ、続きを書いてくださいね
216名無しさん@秘密の花園:2006/04/19(水) 01:44:14 ID:zAWwQfcW
いやー村主×荒川がかなり好きな私としては
萌死にました!
GJです!
また次回もよろしくです〜(*^_^*)
217名無しさん@秘密の花園:2006/04/19(水) 10:42:21 ID:5kUPi0rs
「え(´∀`)」
『(飲みたいのね。顔が歪んでるわよw)

↑爆笑しました
218チョコ:2006/04/19(水) 15:36:10 ID:M+vij8Pa
皆さん読んでくれてサンクス!

一応、前回の>>208-212の題名を少し変更して【スグりんの苦悩 荒川編】
にします。近日中にまた良いガイドを調達するつもりですw
219名無しさん@秘密の花園:2006/04/19(水) 16:18:47 ID:tknQOv4Z
うろうろしててみつけた
http://vista.o0o0.jp/img/vi4511686157.jpg
220名無しさん@秘密の花園:2006/04/20(木) 00:38:29 ID:PSzO8CT0
>>219
わぁwWおもろいですwW
221名無しさん@秘密の花園:2006/04/20(木) 01:46:47 ID:35EymFBw
701 名前:クーベルタン男爵さん[sage] 投稿日:2006/04/19(水) 22:57:42
>>699
写真はTBSラジオの「大沢悠里のゆうゆうワイド」ね。
毒蝮三太夫が中継で「おい、クソ婆!」ってよく言ってる番組。

この日は午後にニッポン放送「テリー伊藤ののってけラジオ」にも出演。

何話してたかはほとんど忘れたが、今はオフなのでトレーニングはせず
若干肉がプニプニ状態らしい。今月は挨拶回り等で忙しく5月から陸トレとか。
好きなタイプの男性は岩城洸一(名前合ってるかな)。学生の頃はぺったんこの
カバンに長いスカートの制服だったそうです。本人曰く
「短いスカートは寒いから。決してスケ番ではない」そうな。

男性から食事とか誘われる事はあるが、相手がおじさんとか妻子持ちばっかりで
恋愛には発展しないとも。デートは富士急ハイランドは会社なので×だけれど
ディズニーランドに行きたいそうです。修学旅行で行ったきりなんだって。
222名無しさん@秘密の花園:2006/04/20(木) 13:45:18 ID:DF22yJkq
ラジオやテレビに出演して挨拶まわりもかー。
岡崎姉さん本当に忙しいね。

天野の元カノとの関係を妄想。
女子アナを芸人から略奪wwww
223チョコ:2006/04/20(木) 22:20:37 ID:GY+EcXmm
しつこいですが、>>208-212 の続きが出来たので投下します!!

【スグりんの苦悩 恩田編@】

最近、リンクには練習をしに行ってる感じではなく、練習そっちのけで良いガイドを探してしまっている自分がいる。
ノーミスが口癖の真央ちゃんが相手なのに、初っ端から人選ミスをしてしまった私…
まさかシズカちゃん達があそこまで進んだ関係だったとは。キャ〜考えただけで恥ずかしくなるわ!!(赤面)
『お姉ちゃん?どうしたの?赤い顔して』
「チカ〜♪アイラ…(おっと!チカは可愛いけど、今は真央ちゃんの方が先決だわ)」
『ん?何かこの頃お姉ちゃん変だよ?何かあった?』
「べべべつにないわ^^;(まさかチカには相談出来ないし)それより今日は他に誰か来てた?」
『さっき恩田さんと会ったから、もうすぐ来るんじゃないかな?』
「そ、そう…(あの子ならシズカちゃんよりはマシな勉強をさせてくれそうだし…さりげなく近付いてみるか)」

224チョコ:2006/04/20(木) 22:21:22 ID:GY+EcXmm
【スグりんの苦悩 恩田編A】

練習中に恩田の後ろをしつこく追っていたら、恩田から話かけて来た。
『スグリさん?』
「はい?(ラッキー!!!)」
『今日はチカちゃんと一緒なんですね』
「えぇ。恩田さんは…」
『一人っす!練習後に居酒屋行きたかったんすけどね〜フラれちゃいましたw』
「居酒屋?(居酒屋が似合いそうな顔はしてるけどw)」
『はい!練習後のビールを飲みにw』
「ビールなら家にベルギーのとびっきり美味しいのがあるけど…」
『マジっすか〜!!』
「良かったら家来る?」
『行きまっす!!!』
シズカちゃんと仲良いだけあって、簡単にお酒で釣れるとはねw
とりあえずガイドがGET出来て練習に来た甲斐があったわ。
225チョコ:2006/04/20(木) 22:21:57 ID:GY+EcXmm
【スグりんの苦悩 恩田編B】

スグリ家で…
「さ、入って入って!」
『お邪魔しま〜す!でも、ベルギーのビールなんて…スグリさんビールにこだわりがあるんですか?』
「(そんな事ある訳ないじゃないwあなたがビール好きだって事くらいリサーチ済みよ)」
『え?(今なんか聞こえたような・・・?)』
「あ、ビールは貰い物なのよ。でも、いっぱいあっても一人で飲みきれないし」
『そうですよね〜じゃ手伝います(´∀`)』
「助かるわ!(しめしめwシズカちゃんにワインを見せた時の顔と同じだわw)」
恩田の飲みっぷりは凄く、あっという間に10本近いビールが空になった。
(そろそろ本題にいくわよ〜!)
「あのさ…恩田さんはシズカちゃん達の事は知ってるわよね?」
『あ〜ミキとの事っすか?』
「うん」
『あの二人オープン過ぎて、こっちが恥ずかしくなりますよね〜w』
「うんうん(同意だわw今回のガイドは大丈夫そうね)」
226チョコ:2006/04/20(木) 22:22:53 ID:GY+EcXmm
【スグりんの苦悩 恩田編C】

『私なんか〜…』
「え?何?」
『…ユカリが好きなのに…うわ〜ん!!』
「ど、どうしたのよ〜(な、泣き出しちゃったわ…焦)」
『ユカリに無理やりキスしたら…』
「キスしたら?(ゴクっ!)」
『怒って口もきいてくれないんすよ〜(T_T)』
「(ちょっと…この展開って…)」
『告白もしないでキスするなんてサイテーって(涙)スグリさんどう思います〜?』
「ん〜…(相談したいのは私の方なんだけど^^;)」
『ユカリは、告白→OK→キスみたいにちゃんと順番を守らないと嫌だったみたいで…』
「うん…(これじゃあ私の話が出せないじゃない!!)」
『もう、どうすれば良いですか〜?うわ〜ん!!』
「そうね…」

結局、朝まで彼女の相談に乗るハメになってしまった。話疲れたのか、大量のビールの空き瓶と共に恩田さんが寝ている。
私の相談はどこへ…(´Д`|||)…またもや人選ミスをおかしてしまったわΣ( ̄Д ̄;
…あぁ神様…時間は刻々と迫っております…私はどうすれば…

スグりんの苦悩の日々は終わらなかった。 (今度こそ終わり・・だと思う^^;)


※ ″恩×中”で他の職人さんが書いていたので、ヨシオの相手は勝手にゆかりんにしてしまいました(´Д`)
227名無しさん@秘密の花園:2006/04/20(木) 23:57:31 ID:p8kbKHyB
>>223-226 わろたw
すぐりんガンガレ!

そうか、恩ちゃんはむりやりチューしちゃったのかw
ゆかりんを怒らせてしまったけど、なんだかんだで以前投下されてた
『恩×中×村(?)』に行き着くのだと勝手に脳内変換してみた
萌えたw
228名無しさん@秘密の花園:2006/04/21(金) 00:07:48 ID:BphZ+t2Q
すぐりん、ヨシオの相談にきちんと答えたのか、気になるw
そしてガイド探しの放浪は今度は誰にいくのか、気になるww
229カーリング?:2006/04/21(金) 16:42:48 ID:mzyWX1//
最後の試合が終わった後、皆で抱き合って泣いた。
弓枝が「歩がスキップだったからここまで来られた」って言ってくれた。

もうすぐオリンピックも終わろうとしている。

試合が終わって順位も決まって、もう何日も経っているのに歩の心はまだ振り子のように
大きく揺れて定まらないでいた。

もう、総てを出し尽くしたんだから、、、

そうは思うと歩の心の中は本当に空っぽになってしまう。

これから、どうすればいいんだろう。何が私の目標になってくれるんだろう、、。

部屋では弓枝が、そろそろと服や身の回りの物をパッキングしたりして帰国の準備をしていた。
歩はまだカーリングの用具さえ片付けられないでいた。

「歩、もう明日閉会式だよ」
「うん」
「少しでも片付けておいた方が、帰るときにバタバタしなくてすむよ」
「わかってる」

まるで母親に言われてるみたいだ。そして子どものように生返事をしている私。

「私、ちょっと飲み物買って来る。弓枝は何か飲む?」
「そうねぇ、、夕食までまだちょっとあるね。
 じゃあ、ミネラルウォーター買って来て。前に飲んでおいしいって言ってたやつ」
「わかった。じゃあ行って来る」

部屋を出て行く歩をふうっと息をつきながら弓枝は見送った。
230カーリング?:2006/04/21(金) 16:43:53 ID:mzyWX1//

ミネラルウォーターを2本、手にぶら下げながら歩は薄暗い廊下をぼんやり歩いていた。

「小野寺さーん」
聞いたことあるような聞き慣れていない声が歩を呼んだ。
振り返ると白いジャージを着た二人の姿が目にはいった。一人は手を振って呼んでいるようだ。

「あ、岡崎さん、村主さん」
歩は頭を下げると早足で近づいた。

もちろん、歩も二人のことは知っているが、トリノに来てからも面と向かって話をしたことはない。
改めて二人の前に来ると独特のオーラを醸しだす雰囲気があって歩は緊張した。

「カーリングの試合、私は直接は見にいけなかったけど、
 TV見たり、いろんな人から聞いたりしてたの。惜しかったね」

そうか、岡崎さんは主将だからいろんな所に気にかけてるんだな、と歩は思った。

「ええ、前半、勝てそうな試合を落としちゃって」
「でも、チーム青森もよくがんばったね。私は決勝いけると思ってたけど」
「はい。私たちも応援してくれる人たちのためになんとか残りたかったけど、、残念です」

「また、オリンピックに借りができちゃったかな?」
「でも今まで、ずっとトリノのことだけを考えてたんで、、、。今はなんだか真っ白な気持ちなんです」

覗き込むような視線に歩は目を伏せて静かに答えた。今の正直な気持ちだった。

231カーリング?:2006/04/21(金) 16:45:07 ID:mzyWX1//


「、、、真っ白な気持ちから、また何か沸き起こってくるよ、きっと。
 この人なんかほら、もう次のバンクーバーのこと考えてるけど」

そう言うと朋美は章枝の肩をつついた。

「ふふふ、、岡崎さんだってもう考えてるんじゃない?」
「いやー、今は私も真っ白になっちゃってるもん」
「でも、燃え尽きてはいないでしょう」
「うーん、燃え尽きるってことできないんだよねぇ」

二人の何気なく聞こえる会話に歩ははっとして顔を上げた。
目が合うと朋美はにこにこと微笑んでいた。

「ああいうチーム一体で競技するってのもいいね」
「そうねぇ、私たちは個人競技だから」

「チームのみんなが居なかったら私、ここに来ること出来なかったと思います」

これは何度も同じ事、それにいろいろな人に言ってきた言葉だった。
一人で氷の上で戦ってきたこの二人を前にすると歩は一言ずつ噛みしめるように言った。
232カーリング?:2006/04/21(金) 16:46:09 ID:mzyWX1//


「私は閉会式出られないけど、みんなはオリンピックを最後まで楽しんでね」
「そうなんですか」
「村主さん、すぐに世界選手権があるから、、、」
「でも、スピードスケートもまだワールドカップあるんだよね」
「そうでした。私たちもすぐには日本に帰れないの、ははは」
「カーリングチームはすぐに日本に帰るの?」
「はい、でも私たちもまたすぐ日本選手権です」

「そう、、、またこれからいろいろ始まるのね」

章枝のたおやかな微笑みが三人の間に静かな余韻になって伝わっていった。


「、、、今度、カーリングを教えて」
「ぜひ、カーリングやって見て下さい。やればやるほど面白いですから」
「はは、どう?村主さん、一緒にやってみる?」
「そうね、岡崎さんと一緒なら面白いかも」
「パワーなら自信あるわよ、どう?小野寺さん、私チーム青森に補欠で入れてもらえる?」

おどけて力こぶを作る真似を朋美がすると三人ははじけたように笑った。

またね、と笑顔のまま二人は歩と別れて歩き出した。
何度も振り返りながら二人は手を振っていた。歩も少し手を振ってまた頭を下げた。

歩には肩を寄せ合うように歩いていく二人の後姿がとても大人に見えてまぶしかった。

歩は胸の鼓動が少し高ぶっているのを感じながら部屋に戻った。

233カーリング?:2006/04/21(金) 16:50:15 ID:mzyWX1//


ベッドに座った弓枝はまだ細々と荷物を片付けていた。

「ねえ、弓枝。」
「ん?なあに、歩。」
「、、、私たち、もし、ソルトレイクの後、違う道を行ってたらどうなってたかな」
「なに言ってのよ、急に。私そんな事考えたこと全然なかった」

手を止めずに弓枝は答えた。その横顔はまるで習い事でもしているように澄ましていた。

「なんだか、私ってちっともしっかりしてないよね」

歩はベッドにばさっと仰向けに倒れこんだ。

「オリンピックが終わったら終わったで、まだこんなに悶々としてるなんてさ、、」

「、、、、私は歩と離れてもいつも気持ちは一緒にあるつもりよ。
 多分、違う道を行くことになっても、同じ方向見てる気がする、、、いつでも」

歩の顔のすぐ横でベッドにもたれながら弓枝は当たり前のように言った。

「まずは自分の足でしっかり地面に立つことが大事だと思うな。
 そしたら自然に私たちって、同じ空を見つめて前に進めるって」

それを聞いた歩はまたじわじわと涙がにじんで、鼻の奥がつんつんしてきてしまった。

「ほんとにいつまでも気持ちが一緒にいられるかな」
「私はずっとそのつもりだよ」
234カーリング?:2006/04/21(金) 16:53:07 ID:mzyWX1//

「、、、弓枝って、なんだか不思議。友達なのに恋人みたい。
 私を支えてくれたり、泣きたくさせたり、、、いつもそばに居ていろんな事教えてくれる」

「それはお互い様。まあね、ただの友達じゃないと思うけど、、、なんだろね」

「たぶん、、こんな出会いって、もう人生に二度とないと思う。
 こんなに気持ちが重なり合うことってないと思う。弓枝に会えたのってホント奇跡に近いって思ってる」

歩は弓枝の肩に抱きついて、ぽろぽろと涙をこぼした。
弓枝は歩を抱きしめた後、涙の跡が残る頬にそっとキスをした。驚いて歩は弓枝の顔を見た。

「誰にだってこんな出会い、二度はないわよ」

彼女はいつも見せる笑顔で、でもその瞳からも涙があふれてきていた。
235カーリング?:2006/04/21(金) 16:53:54 ID:mzyWX1//


「私たち、トリノで終わりじゃないんだよ。これからも、、」
「そう、、、またこれからいろいろ始まるのね」

頷きながら歩はさっき耳で聞いた言葉を繰り返した。

「そう、、私たちだけじゃなくて、、、」
そう弓枝が言いかけた時、ドアをノックする音がした。

「あの〜、二人とも居る〜?さっきさっちゃんがアイス買ってきたの。こっちに来て食べない?」
ドアの向こうから萌絵の声と、なにやらガサゴソと他にも何人かいる気配がする。

二人は慌てて涙をふいて立ち上がるとニヤッと顔を見合わせた。いつのまにか両手をつなぎあっていた。

「待っててー、先食べちゃだめだよ!」
「先に食べるなってマリリンに言っといて!」

二人が同時に叫ぶとドアの向こうと部屋の中で一緒に笑い声が響いた。
236カーリング?:2006/04/21(金) 16:55:50 ID:mzyWX1//
おわりです

長文・駄文を読んでいただきありがd
なんか細部でいろいろ変なところはあるかと思いますが、
まあ登場人物、設定等はフィクションというか妄想の産物なので、、、

もっと百合っぽいものを書こうとしたけど、なかなかうまく書けなかったです
237チョコ:2006/04/21(金) 23:05:29 ID:C057REWS
>>227 >『恩×中×村(?)』に行き着くのだと勝手に脳内変換してみた
   
   ↑の『恩×中×村(?)』のSSが好きなので、それでヨシオの相手は
    ゆかりんしかいないと決めつけましたw脳内変換ばっちりですw

    誰か『恩×中×村(?)』のつづき書いてくれないかな〜(ぼそッ(*´Д`))
238名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 00:55:13 ID:PEzv+5vc
GJですた!
239名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 02:18:12 ID:VHnaN0X3
>>236
まだチーム青森に夢見ていたい私。泣けてきた……。
歩と弓枝には本当に岡崎姉さんと語り合ってもらいたい。
240121:2006/04/22(土) 11:55:16 ID:FRpIhSYW
村安に苦戦してるので「いきなり次回予告」でお茶を濁す……

来週はプロ野球「荒川静香ナックルズ」対「安藤美姫マスターズ」の為、お休みです。
再来週「村主章枝、怒りのかめはめ波!!!」絶対見てくれよな!

7つのスグリ玉を巡るバトルなんだろうなぁ……
241名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 14:21:58 ID:Wwz7uZfw
岡崎姉さんの「男なんて絶対信用してない」発言はご本人には失礼ですが、
この板的には萌えますた
242121:2006/04/22(土) 16:41:18 ID:FRpIhSYW
「よっ、しーちゃん」
 練習を終えた私を呼び止める声
 見ると美栄がニコニコしながら立っていた。
「食事行こうよ」
 正直信じられなかった。
 此処はコネチカット州シムスベリー
 おいそれと来られるような距離ではない。
「美栄……なんで来たの?」
「いや……ちょっと2人きりで話したかったんだ」
 さっきまでとは違う少し真剣な顔をしていた。
243121:2006/04/22(土) 16:45:57 ID:FRpIhSYW
恩荒実験作、タイトルまだ未定ですがお口にあいますかどうか……
続きは後ほど
244チョコ:2006/04/22(土) 16:52:45 ID:JBmnURSo
【スグりんの苦悩 完結編】です^^;これで、このネタは終わりなので
次回は、『荒×村』か『荒×岡』をしっとり書いてみようかなぁ(*´Д`)

>>243 続き楽しみにしてます!!
245チョコ:2006/04/22(土) 16:53:32 ID:JBmnURSo
【スグりんの苦悩 完結編@】

あれから良いガイドにも恵まれず、ただただ苦悩の日々を送っていた。
真央ちゃんに連絡すると言っておきながら、携帯と睨めっこの毎日…
そんな時、真央ちゃんがTVに出ると言うので、真央ちゃんのヒストリーでも
見直して良いアイデアがないか考えてみる事にした。
TVでまじまじと見る真央ちゃんは、やはりまだ幼さが抜けきれておらず、
こんな子供にあんな事やそんな事をしようと思っていた自分に罪の意識が苛まれた。
『あぁ…神様…私は何といかがわしい事を考えていたのでしょう…』

―その時、玄関のチャイムが鳴った―

『は〜い?(ガチャ)…ままま真央ちゃん!!!』
「今日東京に来てたから。真央フミエさんに会いたくて…来ちゃいました(*^^*)」
『ひひひ一人で来たの?』
「はい!タクシーで」
『そう^^;じゃあ…入って?』
「は〜い(^o^)/」
246チョコ:2006/04/22(土) 16:54:53 ID:JBmnURSo
【スグりんの苦悩 完結編A】

慌てて今見ていた金ス〇を消した。
「もしかして〜w真央のTV見てくれてたんですか?」
『え!!><;』
「嬉しいな〜(*^^*)」
屈託のない笑顔を私に向け、私の胸に飛び込んで来た。
『(わ〜〜!!どどどどうしよう!!明らかに鼓動の変化に気付かれるわ!!!)』
「フミエさん良いにお〜い//」
『ままま真央ちゃん><;ちょっと落ち着いて?』
変な汗が体から噴き出してきた…
深呼吸して落ち着くのよ!すぅ〜はぁぁ〜…よしっ!
え…( ̄○ ̄;)………真央ちゃんが目をつぶって顔を上げている…
これって…キキキキキスをしろと?(ゴクっ)
覚悟を決めるのよ〜フミエ!!真央ちゃんの肩に手を置いて、段々と顔を近付けていく…
そ、そうよ…この調子よ!!もう少し…もう少し…ん゛〜〜(* ̄◎ ̄*)
247チョコ:2006/04/22(土) 16:55:36 ID:JBmnURSo
【スグりんの苦悩 完結編B】

―――ピンポーン!!!――― 

はッ!Σ( ̄□ ̄;せっかくのチャンスを邪魔するのは誰…(怒)
新聞の集金とかだったら、高速スピンをお見舞いしてやるわ!!
『はい…(怒)』
「お姉ちゃ〜ん。そこでね、舞ちゃんと偶然会って〜」
『こ、こんばんはぁ(真央が心配でつけて来たらチカさんに見つかって^^;)』
『そ、そう…今ね真央ちゃんとスケートについて熱く語りあってたとこなのよ^^;(いいいいイイ所だったのに(#゜Д゜))』
「へ〜。じゃウチらも混ぜて貰おうか?」
『はい!是非ッ!(つけて来た甲斐があった〜^^;)』

こうして4人で夜中までスケート談義に花を咲かせ、結局、私のベットには真央ちゃんと舞ちゃんが…
私とチカは床で寝るハメになった。いつもは可愛いチカと舞ちゃんが今日ほど憎いと思った事はない…
チカには寝返りを打つふりをして蹴りを入れ、舞ちゃんにはトイレに起きたついでに寝ぼけたふりをして
肘鉄を食らわしてやったw
二人とも、罪の意識に苛まれなさい…私達の邪魔をした罰よw

こうしてスグりんと真央ちゃんの初夜は二人の姉妹によって邪魔をされた形で終わった。

                                       【完】
248名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 17:20:50 ID:mN/OLnyu
ぶはwww
まじでワロタwwwwwww
すぐりん結局こんな・・・舞の姉馬鹿ぶりが悲劇をうんだか
チョコ殿乙です!!!
249名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 20:47:35 ID:VN/xZ2Lv
高速空回りすぐりん好きだぁ〜!
250121:2006/04/22(土) 21:21:59 ID:FRpIhSYW
>>242続き

 2人してバーの奥へ
 お互いに頼んだ飲み物に軽く口をつけただけで黙ってしまう
「ごめんね……」
 唐突に美栄に謝られた。
「何が……ですか」
「折角しーちゃんがくれた世界選手権のキップ無駄にしちゃったよ」
 どこか悲しげな表情をする彼女の横顔を私はただ見つめていた
「私も……すいませんでした。私が棄権しなければ…」
「しーちゃんは、悪くないって。補欠だからって練習さぼった私の責任」
 私を向いて今度はそっと微笑む
「正直引退する気だったけど、今回の世界選手権で気が変わったわ
 あの村主さんの姿を見ていたらね」
251121:2006/04/22(土) 21:45:54 ID:FRpIhSYW
 章枝さんの名前が出て内心驚いた
「練習や演技中の村主さんの姿が私に語りかけてきたの『このままでいいの?』ってね」
 私もそっと目を閉じる。話す事は無かったけど努力しているその姿を私もずっと見ていた。
 そして、その姿を愛していた
「だから、来年は……自力で世界選手権行ってみせる。
 村主さんと肩を並べて戦ってみせるって決めたの」
 決意を語る美栄の姿はとても清々しかった
「私も……負けない」
 頭の片隅にあったもやが一気に取れた気がした
「村主章枝のライバルの座、譲る気は無いから
 たとえ美栄でも」
「面白い、ならしーちゃんから奪ってみせる
 ライバルの座も村主さん本人も」
「へっ……ダメ〜!章枝さんは全部私の!!」
 叫ぶ私の顔を美栄はニヤニヤ見ている。
 顔が熱いのはお酒のせい……と信じたい

[終]
252121:2006/04/22(土) 21:48:26 ID:FRpIhSYW
はぁ〜また話が散らかったorz
タイトルは「ライバル」としておきましょうかねぇ

反省します
253名無しさん@秘密の花園:2006/04/22(土) 23:50:59 ID:vPwDY1R5
いいっ!この三巴すきだぁ〜!
乙でした!
「ふみえさんは渡さない!」萌え☆
254名無しさん@秘密の花園:2006/04/23(日) 03:04:55 ID:NhhD3GvN
SS職人の皆様、GJ!です
セツナイ系、お笑い系もどっちも好きです
すぐりんどっちにでも人気だなー
255名無しさん@秘密の花園:2006/04/23(日) 06:02:22 ID:d+yvspnj
妄想も高速スピン(+鼻水)なすぐりんであった
256チョコ:2006/04/23(日) 16:04:20 ID:HqjRScqJ
>>252 よかったです(*´Д`)ヨシオとしーちゃんがどうにかなるのか・・
   と思っていたら、スグりんを取り合うなんて゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!

   ココで、荒×村のしっとり(?)系を投下します^^;
  この二人のしっとり系は初めてなので、期待に添えるかドキドキですが(汗)
257チョコ:2006/04/23(日) 16:05:04 ID:HqjRScqJ
【一線を越えた日@】

今日は初めてスグリさんが私の部屋に来る。
お互い好きなのがわかっているのに…
何の進展もなく、未だにただの先輩後輩の関係…
思い切って部屋に呼んでみたものの、どうして良いかわからなかった。
部屋の中を無意味に歩き続ける私…

―その時―

『(ピンポーン)』
「(キター!!)」
チャイムの音に口から心臓が飛び出るかと思った。
『あ、こんばんは…//』
「ど、どうぞ…///」
玄関にはいつもと違う雰囲気のスグリさんが…
顔が真っ赤になっているのを隠すように背を向けて部屋に誘導する。

『へぇ〜シズカちゃんぽい部屋ね』
「そ、そうですか?」
普段の私からは想像が出来ないくらい緊張して声が上擦る…
彼女は部屋のあちこちを見回して"へぇ〜"と言っている。
「スグリさんお腹減ってます?私軽く作ったんですが…」
『え!!本当?』
「お口に合うかどうか…」
258チョコ:2006/04/23(日) 16:05:35 ID:HqjRScqJ
【一線を越えた日A】

練習から帰って速攻作った料理。もちろんスグリさんの好きな物ばっかだけど…
『運ぶの手伝うよ』
「はい…//」
料理をテーブルに運んで、向かい合わせに座る。
私は食べるのも忘れて、ただスグリさんを見ていた。もちろん話なんか聞こえていない…
『シズカちゃん?食べないの?』
「え!!あぁ…//何かお腹いっぱいで…」
『そうなの?』
本当は胸がいっぱいなんだよ…
好きな人を目の前にして、料理が喉を通らないなんて初めてだった。
お酒の力を借りないともはや正気ではいられない…私はワインを一気に流し込んだ。

『料理上手なんだね。全部美味しいよ』
「本当ですか?」
『うん(*^^*)』
「(うわ〜ッダメだ…)」
『私も何かお返ししなくちゃね』
我慢できず、私はスグリさんの所に向かって歩き出した。
259チョコ:2006/04/23(日) 16:06:09 ID:HqjRScqJ
【一線を越えた日B】

『シズカちゃん?』
スグリさんの飲んでいたワインを手に取って、また一気に流し込んだ。
「スグリさん…」
『はい…?』
言葉より先にキスをしてしまった。
『え…//』
「ずっと…スグリさんの事…好きだったんです///」
スグリさんは口を開けたままポカンとしている。
「私の気持ちに…気付いていたでしょ?」
『…えぇ//でも、私の勘違いだと思って…んんッ…』
強引に舌を割り込ませてのキス…
さっきのキスで保たれていた理性は吹き飛んだ。もう後戻りは出来ない。

「私と…その…関係を持つのは嫌ですか?」
『え…//』 スグリさんの顔はみるみるうちに赤くなった。
『あのね…』
「はい…」
『こんな事…恥ずかしいんだけど…//』
「はい?」
『私…経験ないの…//』
「え?!女性とって事ですか?」
『ううん…//どちらも…』
彼女はスケート一筋でって感じはしていたけど、男性経験はさすがにあるだろうと思っていた。
『…25にもなってって…引いた?』
「そんな事…」
私は彼女を優しく抱き締めた。
「私が初めてでも良いですか?」
私の胸の中で彼女は小さく頷いた。

                              (つづけたら・・つづくw)
260121:2006/04/23(日) 16:58:32 ID:QtwjRmsB
チョコさん、いいですわぁ〜
今後に期待しちゃいます
261121:2006/04/23(日) 18:38:58 ID:QtwjRmsB
『清里へ愛を込めて』

 3度目の町民栄誉賞なんてくすぐったいものをもらいに故郷へ
 そこへ向かう途中、誰よりも先にあの子へ決意を告げようと電話した。
「もしもし、すぐりん?朋美だよ〜」
『どうしたんですかぁ?急に電話してきてぇ』
「うん……最近テレビ良く出てるなぁと思ってね」
 なかなか切り出せなくてつい誤魔化してしまう
『静香ちゃんの方がよっぽど大変そうでしたけどねぇ
 何事も経験してみると良いものですよ』
「そうだね、あのさ……」
 トリノのスタートくらい緊張してしまう
「すぐりん。私さバンクーバー目指すよ」
『……………』
「だから……バンクーバーでもそばに居て私のこと支えて欲しい」
『バンクーバーだけ?』
「えっ?」
『私は、バンクーバーの後ずっと朋美さんのそばに居たいんですけど』
「それって………」
『結婚は無理でしょうけど、時期を見て一緒になりましょ』
 不意打ちのプロポーズ、あっという間に視界は大雨
「………うん」
 私は、なんとか返事を搾り出した

[終]
262121:2006/04/23(日) 18:41:07 ID:QtwjRmsB
岡崎さんのバンクーバー目指す宣言ニュースから妄想しました。
普段書いてる村主さんより積極的になりましたw
263まとめサイトの中の人:2006/04/23(日) 20:33:26 ID:83gnTNta
まとめサイトにオリンピック選手初代スレの
しーみき以外のSSをうp完了しました
遅くなってスマソ

ttp://green.ribbon.to/~torino/
ユーザー名:トリノ冬季五輪開幕年月日(現地時間)を8ケタで
パスワード:トリノ冬季五輪閉幕年月日(現地時間)を8ケタで
264名無しさん@秘密の花園:2006/04/23(日) 21:48:05 ID:jwiTRoSR
まとめサイトの中の人は神だと思います。ありがとうございます。

年月日を検索もかけずに一発で入力できた自分に驚いたw
それだけ今回の五輪は印象深かったってことかなー
眠れないのつらかったけど、
朋美姉さんもかっこよかったし、カーリングとフィギュアで本当に楽しかったよ
265名無しさん@秘密の花園:2006/04/23(日) 22:15:31 ID:F5GZliGM
中の方、乙!です
しーみきは流れが早いから読むのが大変っす
まとめサイトでじっくり読むとまたちがった印象ですね

トリノはほんと女子選手が目立ってたよね
266名無しさん@秘密の花園:2006/04/23(日) 23:16:28 ID:1LsZvmFj
>>257
かなりイイっす!!!!
萌え氏にますた(癶ε癶)
267名無しさん@秘密の花園:2006/04/24(月) 00:18:18 ID:J7quYVrG
>>261
さりげなく積極的なすぐりんステキです。GJです!
あーあんなこと言われてぇ
268中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:20:16 ID:y96u7BBB

「ねーねー、中野ちゃん。ちょっとあっち向いて」

何の前振りもなく、突然、恩田さんは言った。
「早くっ」と、理由を尋ねる隙も与えずに急かすものだから、
大人しく“あっち”とやらに顔を向けてみた。

“あっち”では、荒川さんと美姫ちゃんが談笑しながらリンクを滑っている。
美姫ちゃんが会話のほとんどを支配しているのか、
荒川さんはしきりに相槌をうっていた。

みんなで合同練習しようと電話がきたのは昨日だった。
美姫ちゃんの事だから、練習に格好つけて荒川さんに会いたいだけと分かっていても、
特に断わる理由もないので一つ返事で誘いにのった。

待ち合わせのリンクに着いた私に、一番に声を掛けてきたのは恩田さん。
それからずっと、私と恩田さん、美姫ちゃんと荒川さんといった感じのペアで滑っている。
「まるでダブルデートですね」と言ったら、
恩田さんは挙動不振になって壁にぶつかった。
素直とゆうか、単純で分かりやすい人だ。
269中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:29:23 ID:y96u7BBB

「なーかのちゃん」

名前と一緒に、トントンと肩を指で叩かれた。
どうやら今度は“こっち”を向けと言うらしい。
もしかして、振り向いた瞬間に頬を指で突かれるってオチ?

「やれやれ」

罠にかかると知りながら振り返る私って大人だと思う。
でも、まあ、無邪気で子供っぽい彼女のこうゆうところ好きだったりする。
振り返ったら恩田さんはきっと、満面の笑みでこう言うに違いない、「ひっかかったー」と。

振り返ったと同時に、唇に温かくて柔らかいものがぶつかった。
ほんの数センチ先には恩田さんの顔がある。ありえない。
固まること数秒の後、恩田さんは顔を離した。
そして、満面の笑みで、

「ひっかかったー」

私は大人だ。そして、恩田さんは子供だ。

「ひっかかった次いでに、もう一回しとく?」

恩田さんの事は嫌いじゃない、とゆうか、好きなのに。
何故か、この攻め込まれてる感じが気にくわない。

「結構です」

私は何の躊躇いもなしに、恩田さんの頬にグーパンチをおみまいした。
270中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:32:43 ID:y96u7BBB

「あー、チョー痛い」
「おっす」
「もう、おっす、じゃないよ」
「どしたの、よっちゃん」

スケート靴を片手に美姫が、隣に腰掛けてきた。
全く、よりによって何でこんな時に現れるんだ。
案の定、あたしの左頬を目見た美姫は眉を潜める。

「何かあった?」
「べっつにー。そっちこそ何かあったでしょ」
「しーちゃんと喧嘩しちゃった。だって、しーちゃんてば、
今すぐキスしたいって言ったら嫌がるんだもん」
「ノロケ?」
「半分はね。それで、不意打ちでしようとしたら、
怒ってゆかりんとこにいったんだよ」
「しーちゃんずるい!美姫、ちゃんとしーちゃん縛りつけといてよ」
「ずるいって、そういえばよっちゃん、さっきまでゆかりんと滑ってたよね。
せっかく二人きりにしてあげたのに。やっぱ何かあった?
左頬が真っ赤だし」
「…うーん」

中野ちゃんにキスした事、殴られた事を報告した。
美姫は同情顔で「殴られただけで良かったね」と、訳の分からない慰めをしてくれた。

「いやあ、ちーっとも良くないんですけど、安藤さん」
「命があるだけ有り難いんですよ、恩田さん」

271中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:33:55 ID:y96u7BBB

うんうん、て。自分で自分の言葉に深々と頷かれても。
大体、キスを迫る勢いでアタックしろと言ったのは、美姫じゃないか。

ん?ちょっと待った。
“キスをする勢い”と“キスをする”は違うくない?

「ねえ、もしかして、あたしってバカ?」
「うん。あの気の強いゆかりんに断わりもなしにキスなんてさ、凄いバカ」
「はっきり言われるとヘコんじゃうよ」
「ま、いいじゃん。美姫はよっちゃんのそうゆうとこ好きだよ」

ひと事だなあと、抗議も含めて恨めしく睨むと、
美姫は悪戯っぽく舌を覗かせた。
しーちゃんと付き合いはじめてから暫く、
美姫もしーちゃんに似て随分と意地悪になったもんだ。

「あーあ、チューしたいなあ」
「ちょ、美姫、いきなり何言ってんのさ」
「だって、チューしたいんだもん」
「しーちゃんに謝って、後で二人きりの時にしてもらえばいいじゃん」
「今したいんだもん。よっちゃんてやっぱバカ」

う、またバカって言われた。
美姫は、それから、またまたあたしを驚かすような事を言う。
272中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:37:26 ID:y96u7BBB

「しょーがない、よっちゃんで我慢するか」
「ねえ、美姫が何言ってるのか理解出来ないのは、
あたしがバカだからかな」
「わからないの?美姫ね、チューしたいの」
「わからないと言うか、わかりたくないと言うか」

美姫は素早い動作で肩と腰に手をまわして迫ってくる。
体格はあたしの方がいいのに、押し退けようとしても
美姫の体は全然びくともしない。

「マジで待った。このままされたら、しーちゃんに殺される」

しーちゃんの名前を出すと、美姫は行為を一時停止。
ほっと一安心。なのも束の間であった。

「美姫はね、よっちゃんに癒してほしいの」
「うっ」
「いいでしょ、よっちゃん。美姫のこと癒して」

あたしって実は癒し系?
美姫の方便にすっかり騙されたあたしは、気を弛めてしまう。
近づいてくる美姫の顔を、睫毛長いなあとか、
年下なのに色気あるなあとか、色々と観察した。

おっかしいな。
全然ドキドキしなくて、自分が今からキスするなんて嘘みたいに冷静だ。
しーちゃんは美姫とキスする時に、いつもどんな気持ちになるんだろ。
273中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:39:13 ID:y96u7BBB

あたしは、無意識に自分の唇を指でなぞっていた。
唇に残っていた中野ちゃんの感触に指が温もる。
思えば、中野ちゃんにする時はドキドキしたと思う。

これが美姫じゃなくて中野ちゃんだったらいいのに。

あと少しの所で、美姫がまた動きを止めた。
顔を引きつらせてあたしの背後に釘付けになっているようだ。

「あれ?」

何で。どうして。
あたしの後ろには、中野ちゃんが立っていた。
試合前に見せる怖い顔をして。

「あれ?じゃないですよ」
「いや、だって、中野ちゃんがいるんだもん」
「いちゃ駄目ですか」

あたしから視線を外してぶっきらぼうに喋る中野ちゃんは、
不機嫌なわりにはあたしと話したがってる気がした。

「ううん、駄目じゃないよ。駄目なわけがない」
「美姫ちゃんとのキスのお邪魔だったようですけど」
「えっと、これは不可抗力なわけで…。
やだな中野ちゃん、妬いてるの?」

そうだったらいいのに、なんて思いながらわざと冗談ぽく言ったのに、
中野ちゃんは更に表情を不機嫌にさせて、

「妬いてますよ」と答えた。
274中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:41:47 ID:y96u7BBB

そして、呆然とするあたしの服を掴んで強引に引き寄せ、
「さっきの御返しです」と言い放ち、唇を押しつけた。

「!?」

次に、ぬるりとした生暖かいモノが唇を割って侵入してくる。
普通にキスされただけでも胸が一杯だとゆうのに、
中野ちゃんはあたしの気持ちの斜め上を行く。

「や…だ…」

息は出来ないし、一杯になった感情の行き場がないしで
凄く苦しくなって、中野ちゃんの肩を拳で叩いた。
あたしらしくない弱々しい訴えだった。

「美姫ちゃん」

中野ちゃんに呼ばれた美姫は、自分がいるこの状況が現実なのか
信じられないと言いたげに二、三度瞬きをした。

「荒川さんの所に行ったら?」

中野ちゃんに促され、我にかえった美姫は大慌てでしーちゃんの元へと駆けていく。
いっその事、あたしも一緒に駆けていってしまいたい。
中野ちゃんからキスされたのは嬉しいよ。嬉しいけどさあ。

「あ、あたしたちも行こっか」
「それが、そうもいかないんですよね」

やっぱり。あたしが発端なわけだし、そうはいかないよねえ。
275中野×恩田+安藤:2006/04/25(火) 03:45:16 ID:y96u7BBB

「恩田さんが悪いんですよ」
「あ、うん。ごめん」
「最初にキスしておいて謝るだけなんて酷いです」
「だから、つまり」
「他に言うことありますよね」

あたしの心を見透かしたような中野ちゃんの言葉。
最初に攻めた筈のあたしが、いつの間にやらずーっと攻められっぱなしだ。

「あー、その、だから…あたし、中野ちゃんが…好き…ってゆうか」
「好きってゆうか?」
「…好き…です」

でも、まあ、チョーが付くぐらい負けず嫌いで強気な彼女のこうゆとこ好きだったりする。
うなだれるあたしの肩に手を置いて中野ちゃんは、
とびきりのゆかりんスマイルでこう言った。


「よくできました」


fin.
276名無しさん@秘密の花園:2006/04/25(火) 03:56:32 ID:y96u7BBB
>>223-226の恩×中に便乗してしまいました、すみません

前回の村×荒にレスして頂いてありがとうございます
また今回も上手く行き過ぎな展開です
しかも切なくもないと言う…
失礼しました
277名無しさん@秘密の花園:2006/04/25(火) 07:13:24 ID:99NEJZH0
>>276サマ
グッッジョョョーブッ!

おまいさんは恩ちゃん自身かい?と思うぐらいの感情描写にニヤニヤ(゚∀゚)
素敵ですた!

続編、イイ子にして待ってまつ(;´Д`)

それにしても、この日本フィギュアの選手層の厚さはすごいね。
実力的にも、百合萌的にもw
278名無しさん@秘密の花園:2006/04/25(火) 09:11:12 ID:XV1Q21Y1
>>276GJ!
小悪魔的な美姫ちゃんにお堅い?中野ちゃん
なんだか自分が恩ちゃんになった気持ちで読みましたw
魅力的なメンバーに囲まれる恩ちゃんウラヤマシス
279チョコ:2006/04/25(火) 18:06:00 ID:R6Y9YMMc
>>276 様 
最高!!!恩×中のこういう雰囲気大好きです゚+.(・∀・)゚+.゚
もう、何回も読み直してニヤニヤしてますw
しかも、>>223-226 のネタも使っていただいて!!最高に萌えましたw

さてと。頑張って、荒×村の続き考えよ〜〜っと(´・ω・`)
280121:2006/04/25(火) 18:12:49 ID:b5uYFgXL
>>276
すばらしいです。
村主さんが居ないのが素敵w
勝手に『その頃村主さんは』書いてしまう勢いですw
281岡崎×大菅:2006/04/26(水) 14:07:56 ID:3LKbGGiM
小百合は部屋のドアの前にくると肩を落とし、はーっと息をはいた。
そしてドアを開ける。

入り口から直接は見えないがベッドの方から、なにやらぎこちなくも悩ましげな息遣いが聞こえてくる。
とたんに小百合は不機嫌な顔になりドアの傍の壁をドンドンと叩く。

「岡崎さん!」
「あ、怖い方の小百合ちゃんだ」

ベッドの近くへ言ってみると朋美の腕の下で見慣れない女の子が顔を真っ赤にしていた。
「し、失礼します」
まるで正室に見つかった腰元よろしく彼女は恥ずかしそうに胸元を押さえながら
小百合の横をすり抜け、部屋を小走りに出て行った。

「誰ですか、あの子」
「あ、新しく入ったマネージャーの子だよん」
「ちょっと!いー加減にしてくださいっ!」

サイドテーブルの上に小百合がドンッと手を置いた。

「ほんとにねー、とばっちりがこっちに来るんですから」
282岡崎×大菅:2006/04/26(水) 14:08:44 ID:3LKbGGiM
しかし朋美は悪びれもせずそっぽを向いている。

「うちの吉井ちゃんもおたくの渡辺ちゃんも泣いてますよ」

小百合が隣に座るとちらりと朋美は顔をうかがった。

「だってさー、O菅ちゃんちっともかまってくれないんだもん」
「ったく、、今合宿中ですよ。ナンパしに来てんじゃないんですから」

口を尖らす横顔を見ながら小百合は、はーっとまた大きなため息をついてしまう。

(こんなでも、いざとなると第一級の結果を残してしまうのだから、、)

朋美のこの悪い癖、もはや誰も止めることができず、大菅ならなんとかしてくれるだろうと
合宿中、彼女と同室にされてしまったのだ。
無言のお目付け役である。
283岡崎×大菅:2006/04/26(水) 14:10:54 ID:3LKbGGiM


「誰かさんが、もーっと私にやさしくしてくれたら私もいい子になるんだけどなー」
朋美はベッドの上で転がりながら、上目づかいで小百合に近づいてきた。

「私は今でもじゅーぶん、やさしいですよ!」

そうなのだ、他の女子からも岡崎さんの浮気症にいろいろと相談に乗ってきたのはこっちなのだ。
なんで私に相談するの、と思いながら何人の女の子の頭をよしよしと撫でてやったことか。
しかし、当の本人は全く意にも介さず、あちらこちらの女の子に手を出している。
この理不尽さにだんだん腹が立ってきた。

「今度から岡崎さんだけ男子の宿舎に移ってもらいますからね」
「げっ、それだけは勘弁して。男子の宿舎なんて、もー臭いし、ムサイしー」

朋美は起き上がるといかにも嫌そうに眉にしわを寄せて首をぶんぶん振った。
284岡崎×大菅:2006/04/26(水) 14:12:38 ID:3LKbGGiM
「O菅ちゃんみたいにいい匂いしないんだもん」

いたずらっぽくそう言うと小百合の肩を抱いて、そっと首筋に唇を寄せる。

「小百合、、、いいでしょ」

腿をさすりながら甘い声で囁かれる。小百合は目を合わせないように俯いた。

「、、、かわいい方の小百合ちゃんに言いつけますよ」
「じゃあ、もっとかわいい方の小百合ちゃんに言うわ。今日はうんと可愛がってあげる。」

そう言うとあっという間に唇を奪われ、ベッドに押し倒されてしまった。
彼女の微笑みの下敷きになったらもはや抵抗する術はない。

「、、、浮気しちゃ、、ダメですよ」
「はーい」

(なんか私って、、岡崎さんやみんなに都合よくされてない?)

そう思いながらもやがて小百合の口からは、さっきよりももっと悩ましげな声が
部屋の中に響いてしまうのだった。
285チョコ:2006/04/26(水) 21:24:15 ID:4Uq1ZXE9
>>281-284
岡崎さんのナンパっぷり(・∀・)イイ!!
しーみきも好きだけど、こっちの色んなカップリングも大好きです!
286名無しさん@秘密の花園:2006/04/27(木) 13:06:33 ID:aw3kfdZ5
>>281
ツンデレっぽいのきぼんぬと書こうとしたらキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!
オースガタンかわいいよ。

しかし主将は攻めてよし、受けてよし、おまけに釣りも一級品、
まさに妄想界のユーティリティープレーヤーやん!(ヒコマロ)
287名無しさん@秘密の花園:2006/04/27(木) 19:26:15 ID:muf+nFfH
岡崎さん週間朝日に男よりバイクで親も結婚諦め気味っていうような見出しあった。まだ読んでないけどものすごい期待してしまう…
288121:2006/04/27(木) 20:18:16 ID:ib5uGsVG
 風邪を引いた……
 身体はだるくて、鼻がつまる……
「よりによってこんな日に……」
 ベッドの中で私は、ポツリと呟く。
 本当だったら今日は美姫ちゃんのお誘いで合同練習だった。
 直前まで薬だの気合だのでごまかして行こうと思っていたのに
『村主さん一人の身体じゃないんです!大人しく寝ててください!』
 一応美姫ちゃんに連絡入れたらこう言われてしまって静養決定。
 千香に看病してもらおうかと思ったらさっさと出かけてしまった。
 どうやら私の千香への愛は一方通行だったらしい……
 寝付けなくてゴロリゴロリとベッドでもだえていると玄関の呼び鈴が鳴った。
「はぁ〜い、今行きますぅ〜」
 だるいくせに熱に浮かされてフワフワした身体で玄関をそっと開けてみた。
「大人しく寝てましたかぁ〜?」
 そこには両手に買い物袋をぶらさげ満面のスマイルを浮かべた美姫ちゃんが立っていた。

『続く…よ』
289121:2006/04/27(木) 20:22:59 ID:ib5uGsVG
勝手に>>276サマの設定を一部利用した事をまずはお詫び
とりあえずリアル風邪ひき(ただし治りかけ)なので今宵はこの辺で……

定番の「看病ネタ」でどこまでいけるか疑問だけどね……(ポツリ
290名無しさん@秘密の花園:2006/04/28(金) 00:24:47 ID:VhrvOlhb
>>289 121サマ
お風邪ですか(´・ω・`)お大事に…

続きはwktkしながらおとなしく待ってまつw

いつも投下してもらってばっかりだから、
待ってる間にアテクシもなんか小ネタ考えてみよーっかな
291名無しさん@秘密の花園:2006/04/28(金) 12:56:38 ID:ATQfB9/m
>>121
お大事にね、なんかすぐりんはものすごくこれから熱でそうだけどw

>>290
いろいろなSSネ申のご光臨おまちしてまつ

>>286
主将タンはユーティリティープレイヤー、、、ワロタwww
292名無しさん@秘密の花園:2006/04/28(金) 15:09:13 ID:iZsfuT2H
すぐりん×みきてぃ、ええのう
293チョコ:2006/04/28(金) 20:00:25 ID:XiMoPSFY
>>257-259 荒×村の続きです^^;はぁー!てこずった(´Д`)長くてスマン!!

【一線を越えた日C】

私の家にスグリさんを呼んで告白をしたあの日…
私達は結局最後まではしなかった。
彼女は初めてで、キスをするだけでも震えていたから…

リンクでは相変わらず何も話さない関係を続けていた。
他の人には私達は犬猿の仲に見えるらしい…
でも、私が彼女と話さなかったのは、嫌いだったからじゃない。
これ以上好きになり過ぎて収拾がつかなくなるのが怖かったから…

休憩の時、皆が外に出たのを見計らって彼女が話しかけてきた。
『お疲れ様』
「あ…お疲れ様です//」
スグリさんに会うのは、あの日以来…
こうして二人きりで話していると、あの時の事が頭をよぎって頬が熱くなる。
『この前は…ゴメンね?私…意気地がないよね…』
「…」 何て言葉をかけて良いのかわからない…
294チョコ:2006/04/28(金) 20:00:59 ID:XiMoPSFY
【一線を越えた日D】

『シズカちゃんに嫌われたんじゃないかって…』
そう言ってスグリさんは今にも泣き出しそうな顔をした。
「嫌いになんかなりませんよ」
『え…』
「私は、そんな関係だけを求めて好きだって言った訳じゃないし…」
『…本当?』
「もちろん…触れ合いたいとは思いますけど//」
真っ赤になって頷くスグリさんを見て
「スグリさんが大丈夫になる迄、私待ちますから」
『うん…///』
「今日…また家来ませんか?」
『はい…///』
スグリさんはずっと俯いたままだったから気付いてないかもしれないが、私も彼女以上に顔が真っ赤だった。
それを見られるのが恥ずかしくて、私は先にリンクに降り立った。

私が家に着いた30分後くらいに、彼女も私の家にやって来た。
『あ…こんばんは//』
「いらっしゃい///」
『今日は一緒にご飯でも作ろうと思って…コレ』
「いっぱい買って来たんですねw」
『うんw』
「じゃあ、はりきって作りますか〜!」
『うん(*^^*)』
295チョコ:2006/04/28(金) 20:01:32 ID:XiMoPSFY
【一線を越えた日E】

二人で仲良くキッチンに立って料理をした。彼女はテキパキと料理を作っていく。
『シズカちゃん?手、動かしてね(^^)』
「あ…なんか見とれちゃってw」
『え?!(赤面)』
「こうして二人で料理してると、新婚みたいで楽しいですね。ははッ//」
『そうね。うふふッ//』
あ〜本当幸せ〜(´∀`)

料理を食べた後、彼女が持ってきたDVDを見ようって事になって寝室でまったりしながら見る事にした。
ベットの上でスグリさんは私の少し前で体育座りをしてDVDを見ている。
私はベットの頭のところを背もたれにして見ていた。

『シズカちゃん・・・』
「はい?」
『・・・そっちに行っても良い?///』
そう言うとスグリさんは私の方へ来て、私を背もたれにするように座った。
私は後ろから抱きしめるような形になって、スグリさんを包み込んだ。

彼女の体温を腕に感じながら、私はTVの画面に目をやった。映像は見えていても内容が全然わからない。
彼女はどうだろう・・・?こっちに来てから一言も発してないし、振り返ることもない。
もしかして、私の鼓動が聞こえているのかも・・と思ったら余計に心臓が早く動き出した。
296チョコ:2006/04/28(金) 20:02:03 ID:XiMoPSFY
【一線を越えた日F】

『シズカちゃん・・?DVD終わったけど・・』
「へ?」
緊張のあまり終わった事にすら気付いていなかった。画面は青い光を放ったままだ・・・
「スグリさん・・」 私はギュっと抱きしめて、また言葉が出なくなった。

「・・・好き・・」 やっと出た言葉だった。
『・・・私も・・好きよ///』 
そう言ってスグリさんは振り向きざまに軽くキスをしてきた。
そのまま押し倒して濃厚なキス・・・
甘く長いキスを続けているうちに、体温は上昇してお互いに上に着ていた物を脱いでいた。
上だけ下着姿になった私達は、また抱き合いキスを続けた。

「スグリさん・・」
『あの・・ね?二人の時は・・下の名前で・・・呼んで欲しい///』
「フミエさん・・・」
『はい///』
「なんか、照れる・・笑」
『うん(*^^*)でも、嬉しい』
首筋にキスをしたら、彼女はピクっと反応した。
「もしかして感じるの??」
『う・・ん///くすぐったい感じがする』
「じゃあ、コレは?」 わざと音が出るように耳にキスしてみた。
『あぁ・・・ッ』
初めて聞いたスグリさんの声に興奮して耳の中を舌で弄んだ。
297チョコ:2006/04/28(金) 20:03:23 ID:XiMoPSFY
【一線を越えた日G】

『あぁぁぁ〜〜〜ッだめぇ〜〜〜』
「耳・・弱いんだ?可愛い」
スグリさんは、おしりをもぞもぞと動かして何かを我慢しているようだった。
「フミエさん。下も脱いで見る?」
『え・・///』
「もし途中で怖くなったらやめて良いから」
そう言って、私はスグリさんのジーパンを脱がし自分も脱いで下着姿になった。
『シズカちゃんって・・その・・色っぽくて羨ましいわ///私なんて・・』
「フミエさん色っぽいよ」
『そんな事・・///』
「私の前で裸になるの恥ずかしい?」
『・・・///』
「恥ずかしがらないで?・・もしかして、まだ怖い?」
『怖くは・・ない///』
「そう・・」
下着を外そうと手をかけると・・『灯り・・消して?』 と言われた。

灯りを消して初めて私達は愛し合った。スグリさんは私の腕の中で恥ずかしそうに感じでくれた。

そして、終わった後に私に腕枕をされながら彼女が言った。
『私・・シズカちゃんが初めてで・・良かった///』
「本当?昼に、大丈夫になるまで待つって言ったのにねw」
『うん・・でも、大丈夫だったよ?』
「そっか〜。良かった(*^^*)」
『今度は・・私が・・・///』
「え???」
『シズカちゃんをいっぱい愛してあげるね…///』
「うん」

                          【おわり】
298名無しさん@秘密の花園:2006/04/28(金) 23:53:52 ID:nQbxzpNt
>>297
チョコ様最高!
なんか村主さん、すごいかわいい(*^o^*)
いいお話載せてくれて、ありがとう!
299名無しさん@秘密の花園:2006/04/29(土) 01:04:12 ID:bf7V1KWn
年上の村主さんが「はい」って返事するところが胸きゅんでした
300名無しさん@秘密の花園:2006/04/29(土) 07:07:18 ID:4bYvcCFF
400
301名無しさん@秘密の花園:2006/04/29(土) 07:38:31 ID:NU4waXzR
↑ 100早いよ〜www
302名無しさん@秘密の花園:2006/04/29(土) 16:42:25 ID:41W6MIHG
すぐりんもしーちゃんもかわいくってステキです(*^_^*)
つづきがあったらみたいなー
303名無しさん@秘密の花園:2006/04/29(土) 20:00:49 ID:bbKFWTFy
チョコ様は神ですね!!!!
最高でした!!!!!
304121:2006/04/29(土) 23:15:06 ID:ugE18hSf
続き

「それじゃ、おじゃましま〜す」
 さも当然のように上がりこむ美姫ちゃん。
 まぁ、止めたところで止まるとも思えないし
 開けっ放しにして風邪が悪化するのもよろしくないので今日のところは許す。
 キッチンに片方の買い物袋を置いてコタツに潜り込んでいる私にもう一つの袋を渡してきた。
「今日のみんなと真央ちゃん舞ちゃんでお見舞い買ってきたんで、良かったらどうぞ」
 ほぉと思い中を覗いて一つずつ出してみた。
『すぐりさん、早く良くなってくださいね。これあげます』
 真央ちゃんは、CM出演で沢山貰ったボックスティッシュだった。
『村主さん、風邪は万病の元だよ ふかだきょーこ』
 舞ちゃんは共演した深田恭子さんのサイン……でもこれ舞ちゃんの筆跡だよね
『…………治って』
 中野ちゃんはどうして手紙も素っ気無いんだろう。お見舞いもドーナツ1個だし……
『風邪なんてこれで一発だぁ〜』
 そんな手紙と一緒に恩田ちゃんから贈られたのは……
 赤マムシだのスッポンだのおよそ栄養ドリンクとは思えない成分入りのドリンクと…ワカメ?
『章枝さん……静香は何時もそばにいるからね』
 静香ちゃん、手紙は凄くうれしいよ。でもその見舞いの中身が『日本酒』ってどうなのよ
 恩田ちゃんと2人して私に妙な事期待してるんじゃない?
 そう考えると、今まで痛くなかった頭が痛くなってきた

〔続劇〕
305121:2006/04/30(日) 00:21:17 ID:IZ5cuB2Z
今日はすぐりんのメレンゲもカー娘。のすぽんちゅも見逃したorz

風邪は治ったっぽいです。ご心配おかけしました
306名無しさん@秘密の花園:2006/04/30(日) 00:21:55 ID:iC+WOcS7
wktk
307名無しさん@秘密の花園:2006/04/30(日) 14:46:24 ID:OGS12QVy
>>305
121さん、治ってよかった
みんな、それぞれのお見舞いが自分勝手で、、、wwww
続きまってます
308チョコ:2006/05/01(月) 00:34:09 ID:xQTBLIJF
荒×村にレスくれた皆さんどうもです(*´Д`)
スグりん最近TVによく出てて、可愛いなぁと思う今日この頃w
またまた可愛い感じのスグりんを書いてみましたので良かったらドゾーww
設定は前回の荒×村で
309チョコ:2006/05/01(月) 00:34:54 ID:xQTBLIJF
【休日の過ごし方@】

スグリさんと付き合って早1ヶ月。私の休日の過ごし方が変わった。
前は休みでもリンクに行って練習していたが、彼女が1週間に1度は絶対休養すると聞いて
私もそうする事に決めた。
休日は私の部屋で一緒に過ごす事が多いが、そこらのカップルみたいに四六時中イチャイチャしている訳ではない。
時にはお互い読書に耽ったり、また時にはDVDを見ながら仲良くお昼寝しちゃったり…
彼女は英語が得意なので、たまに私の英会話の先生になったりもする。

今日はお互い読書の日。
私は集中すると回りの音が聞こえなくなるので、彼女が入れているコーヒーの匂いでハッと気がついた。
「フミエさん?」
『あ!やっと気がついたwさっき声かけたんだよ?』
「ウソ…ごめん!」
『いいよ(*^^*)もうすぐコーヒー入るからね』
「うん(*^^*)」

この、ゆったりとした雰囲気はとても居心地が良い…
思えば、フミエさんと知り合ったのは10年も前の事。
付き合ってから知ったフミエさんを見ていると、改めて彼女の事を何も知らなかったんだな〜と思う。

『はい。どうぞ(*^^*)』
「ありがと〜!ん〜良い匂い」
『本はもう良いの?w』
「あぁw本当ごめんね?叩いて呼んでくれたら良かったのに」
『集中してるのに邪魔できないよ(*^^*)』
310チョコ:2006/05/01(月) 00:35:33 ID:xQTBLIJF
【休日の過ごし方A】

「あ、TVでも見ようか?」
『うん!』
私はリモコンのボタンを色々押して見たいチャンネルを探した。
「…ん?」
『あ…//違うのに変えたら?』
「今…フミエさんいなかった??」
『気のせいじゃない?リモコン貸して//』
「あやしいな〜(ニヤ)CM明けまで貸さな〜いw」
『本当お願い!!』
フミエさんが必死にリモコン取ろうとして来たので、取られないようにかわしていたら
ソファの上に二人で倒れ込んだ。私の上にはフミエさんがいる…

二人でポカんとしていると、直ぐさまフミエさんの顔が赤くなり私の上から退けようとした。
私はその手をすかさず掴んで抱き寄せた。
「まだ…こうしていて?」
『でも…//シズカちゃん重いでしょ//』
「平気だよ?」

しばらく抱き合ってるうちに、TVのCMが明け番組が再開した。
「あ…やっぱフミエさんじゃんw」
『え//ヤダ…恥ずかしいから見ないで//』
「可愛いよ。ま、目の前の本物が1番だけどねw」
そう言ってフミエさんの背中に手を回し、ぐるんと体勢を入れ替えた。
下にされたフミエさんは、またキョトンとしている。
311チョコ:2006/05/01(月) 00:36:37 ID:xQTBLIJF
【休日の過ごし方B】

私の顔が近付くのに気がついて目を閉じる彼女…
ここで茶化したり出来ない自分は、改めて純情なこの人が大好きだと思う。

TVの音に混ざって二人の吐息と唇が合わさる音が響いている。
キスは・・もう何度もした。この部屋や、時には練習後の控え室で隠れながらも。
でも、何度キスしてもこの人とのキスはいつも初めてするような…緊張とドキドキがある。
壊れてしまわないように優しく口付けると、彼女は照れながら顔を隠すように抱きついてきた。

「どうしたの?」
『ん…///顔が赤いから…見られるの恥ずかしい///』
「かわいい…照れ屋だよね?フミエさん」
『だって///』
「付き合う前も、私と目が合うと顔赤くしてたでしょw」
『それは…』
「そして、その後は必ず私から逃げるようにリンクに降りて行っちゃうの」
『……///』
「何度その手を掴みたかった事か・・なんてねw」
『え…?』
「でも皆の目もあるし出来なかった」
『でも今は・・こうして私の手を掴んでくれた///』
「うん(*^^*)ようやく掴む事ができたねw」
『もう二度と離さないでね?』

この人は照れ屋だけど、たまにドキっとするような事を言ってくる。
離さないでと言われた手をギュッと握り締めて、私達はまた口付けを交わした。

休日の午後…ゆったりとした時間が私達を包み込んでいた。


                           【おわり】
312名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 00:45:21 ID:a45rJz4w
もう!チョコ様は私を萌え死にさせる気ですか!?私もこんな休日過ごしたい…
チョコ様、いい作品をありがとう
313名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 00:53:13 ID:BDgqLUVT
文春のアガワ対談より、主将タンがズロワ(露)に味噌をあげたという話を読んで妄想。
リアルのズロワ選手は日本語喋れないと思うけど気にしないでね。

「トモミ、4チャクデスカァ、シッカリシテヨー」
「ズロワが引っ張ってくれないからよ!」
「ウーン、ソレジャ、ワタシガナグサメテアゲマス」
「あー、ありがとネー」
「ワタシガ、トモミヲ、ナグサミモノニシマース」
(な、慰み者?!それ意味違くないか?)
「ちょ、待って(焦)」
「エンリョハイリマセン、ミソノオレイデス」
「うわオマエなにすrkk;おjp」
「ボルシチ!ピロシキ!ズブロッカズブロッカーー!!」
「ん・・・はぁ、はぁ」
「イクラー?イクラ?」
「い、いく・・・ら・・・」
・・・・ガックン。(昇天)



>>309
すぐりんは乙女な設定が似合いまつね、キャワユス。

314名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 01:33:47 ID:OPIhLxmi
>>313
ああっ主将タンがズロワタン(子持ち)に!!
最後のいく、らにワロタww

ちなみに2位の王曼利タン(夫持ち)も主将タンが好きなんだそうでアブナイwww
315名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 11:19:22 ID:EzLqJGqT
なんでそんなにモテるんだ。羨ましい
316121:2006/05/01(月) 20:11:33 ID:MVRvOyEM
 続きですよぉ

 コタツの中から美姫ちゃんを見てみる。
 結構薄着でエプロンつけて鼻歌交じりに料理中。
「美姫ちゃ〜ん、暑いならエアコン切ろうかぁ?」
「気にしないでいいですよぉ」
 振り返ってにこにこスマイル。
 これが静香ちゃんを蕩けさせるスマイルかぁと私も蕩けながら見ている
「村主さぁん、お見舞いにワカメありましたよねぇ」
「あったけど、何作ってくれるの?」
「ワカメ酒ですけど」
 ガツンと私は思い切り天板に頭を打ち付けた。
「だ、大丈夫ですか村主さん。恩田さんが『風邪に効く』って言ってたんですけど」
「騙されてるから………ワカメは味噌汁とかにしてくれるとうれしいな」
「はぁ〜い」
 美姫ちゃんは素直にワカメのお味噌汁を作り始める。
 とりあえず復調したら恩田さんには厳重注意だなと思った。
317121:2006/05/01(月) 20:33:06 ID:MVRvOyEM
「出来ましたぁ〜」
 スマイルを浮かべたまま美姫ちゃんが鍋を持ってくる。
 キムチチゲを中心にした見事なまでに唐辛子色の料理がコタツに並ぶ
 そんな中異彩を放つワカメの味噌汁……
「はぁ〜、ワカメはサラダにしてもらえば良かったかな」
「美味しくないですか?」
「ん、美味しいよ、キムチチゲだと思わないで頼んじゃってごめんね」
「いえいえ、たくさん汗かけるように頑張りました」
 お互い汗をものすごくかきながら食べ進める。
 さっきまで食欲が無かったのがウソみたいにあっという間に食べてしまった。
 片づけを手伝おうと立ち上がろうとしたら
「病人は大人しく座ってテレビ見ててください」
 美姫ちゃんに怒られてしぶしぶテレビを見る事にした
 画面では省吾君が泣き芸をしていた。
「あっ劇団ひとりだぁ」
 キッチンで洗い物を終えた美姫ちゃんが私のそばに座った。
「そういえば村主さんって、劇団ひとりさんと幼馴染なんですよね」
「まぁね……今以上に泣いてたわ。主に私が泣かせてたんだけどね」
 出来れば思い出したくない過去だけど何となく喋ってしまった。
「あっ、村主さん。お風呂は入れないからタオルで身体拭いてあげますよ」
 しばらくして美姫ちゃんが思い出したように言った

「続」
318121:2006/05/01(月) 20:37:51 ID:MVRvOyEM
次回目標R15くらい!w
レスしてくださった方に大感謝です。
今回は「ちょっと怖い村主さん」です

ちなみに軽い訂正
>>316 最後の行 恩田さん→恩田ちゃん
上でちゃんづけだったの後で気づいた
319名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 22:08:04 ID:tGiVvvDV
>>316
「ワカメ酒ですけど」

無邪気でかわいいぞーミキティ!!!
320名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 23:11:51 ID:a45rJz4w
ワカメ酒!
恩ちゃん、エロいなw
321名無しさん@秘密の花園:2006/05/01(月) 23:19:29 ID:G2dd7b6M
職人様方乙です!
322121:2006/05/03(水) 01:04:42 ID:CLIwfLoz
タイトル決定『トライアングル』
では、続きです。

 私がパンティー以外脱いでる間に美姫ちゃんは、お湯を張った洗面器とタオルを用意していた。
「背中だけ拭いてあげますね」
 良い温かさのタオルが私の背中を優しく撫でる。
 その温かさに包まれながら私も前の方と足を拭いていた。
 チュッ……
 拭き終わった頃に美姫ちゃんが突然、私の背中に抱きつきキスをした。
「村主さん……お願いがあるんですけど」
「あっ……と、とりあえず服を着させて。あと美姫ちゃんもシャワー浴びてきなよ」
 突然の事に声が上ずってしまう。
「………はい」
 美姫ちゃんは小声でそう言うと私から離れた。
(逃げてるかな……)
 タオルとは違う感触と温もりが背中から急激に失われる中、私は思った。
 着替え終わって、少ししたら美姫ちゃんも戻ってきて今度はコタツの反対側に座った。
 真剣な美姫ちゃんのまなざし、私も思わず緊張してしまう。
(私と静香ちゃん別れて欲しいのかな?)
 そうだとしたら、私は別れてもいいかなと思っていた。
 でも美姫ちゃんのお願いはそんな考えを吹き飛ばすものだった。
323121:2006/05/03(水) 01:28:07 ID:CLIwfLoz
「美姫を村主さんの恋人にしてください!」
「はっ!?」
 私の想像と240度近く違うお願いに思わず声が出る。
「いきなりでびっくりですよね……でも今夜一緒に居てみて恋人になりたいって思ったんです」
 話が見えなくて頭がクラクラしてくる……
「ちょっと……状況を整理させて」
 辛うじて言葉を出す。
「美姫ちゃんは静香ちゃんの恋人よね」
「はい、村主さんもしーちゃんの恋人です」
「で、私の恋人にもなりたいの?」
「なりたいです。しーちゃんもOKしてます」
「へっ……」
 余りの事に間抜けな声が出る
「村主さんが、しーちゃんに美姫との二股OKしたようにしーちゃんもOKしてます」
 ゆっくりと脳内で噛み砕いて考える。
 静香ちゃんと美姫ちゃん、静香ちゃんと私は両想い。
 今、美姫ちゃんからアプローチを受けた。
 これに応えると全員が両想いという妙な三角関係になる。
(悪くないかも)
 ようやく風邪でぼんやりする私の頭でも理解できた。
 根拠は無いけどきっと素敵な三角関係になると思う
「美姫ちゃん……おいで」
 私は美姫ちゃんをそばに呼ぶと左手の薬指の爪にそっと口付けた
「村主……さん?」
 突然の私の行動に美姫ちゃんの戸惑いが感じられる
「今、美姫ちゃんの一番大事な指に口付けの指輪をはめたわ。これで美姫ちゃんは私の恋人」
 美姫ちゃんもゆっくりと事態が飲み込めたらしい。
「そうやって何人に指輪はめたんですかねぇ」
 にこにこしながらも私の左薬指にキスをした。

『とりあえずおしまい』
324121:2006/05/03(水) 01:36:39 ID:CLIwfLoz
意味不明な文章になった事を猛省
オフィシャル応援ブックのアンケートで
『ふみえさん大好き!!』と美姫ちゃんが書いていて
ちょっとテンションが上がりましたw

因みにここでは深く触れてませんが荒川さんもお酒をお見舞いにした時点で
軽い共犯ですw<わかめ酒
あと千香さんを外出させたのも美姫ちゃんの計画ですw

とりあえず乱文な安×村を読んでくださりありがとうございます。
今回書き漏らしたシーンは次回以降に何かしらの形で生かしたいと思いますw

次回以降は何かしらのコテハンも視野に入れている者でしたw
325名無しさん@秘密の花園:2006/05/03(水) 02:07:08 ID:QjsL9fg4
121様、GJです!!

>静香ちゃんと美姫ちゃん、静香ちゃんと私は両想い。
今、美姫ちゃんからアプローチを受けた。
これに応えると全員が両想いという妙な三角関係になる。

この三角関係は素敵ですね〜(*^o^*)
いゃ〜目からウロコの発想デス!!
愛が溢れてますね〜

次回、楽しみにお待ちしております!!
326名無しさん@秘密の花園:2006/05/03(水) 14:31:16 ID:4VisZjvi
うんうん、面白い発想が新鮮でいいですよね
自分じゃまず考えられないなーさすが職人さんは非凡です
>>325さんの「愛が溢れてますね〜」のコメントもいいですね
わたしなんか「おいおい女子フィギュア界、乱れまくりだなwww」ってまず思いましたもん
優雅できらびやかなフィギュア界を題材にしたお話です、読ませていただく側も
「愛が溢れてますね〜」ぐらい言える美しい感性と表現力が必要だと恥ずかしくなりましたよw
というわけで121さん、これからもがんばってくださいねー
327チョコ:2006/05/03(水) 16:07:43 ID:adoer03T
121様GJ!!

以前から書きたいと思っていた『荒×岡』を投下します(´Д`)
変則的な(?)カプなので・・微妙かも^^;
328チョコ:2006/05/03(水) 16:08:31 ID:adoer03T
【T(omomi)&S(hizuka) @】

私とあの人は、お互い彼女がいながら…体の関係が長い間続いている。
あの人には私と知り合う前も、知り合った後も何人か彼女がいた…
でも、二人の間ではお互いの彼女の話はしない…と暗黙の了解になっていた。

今日はあの人が東京で仕事があるとかで、終わってからいつものホテルで会う約束をしていた。
会うのは…トリノ振り。トリノではお互い親しくないふりをしていた。
だって…あの人の彼女が側にいたから…。

『(ピンポーン)』
「…はい」
ドアを開けたのと同時にあの人が私を抱き締めながら部屋に入って来た。
「お疲れ様…朋さん」
『疲れたよ〜!でも早く会いたいから走って来た!』
「…」
どうせ他の女にも言ってるんでしょ…と言いたかったが言えない私…。
『ん?どうした?』
「先お風呂入って来たら?」
『そうだね。じゃ先(酒)やってて』
「うん…」
体の関係だけって言っても、やっぱり嫌いな人とはそうなれない…
朋さんは唯一私を甘えさせてくれる人。だから、妬きもちを妬いたりして困らせたくなかった。
329チョコ:2006/05/03(水) 16:09:07 ID:adoer03T
【T&S A】

『あ〜さっぱりした!』
「ビールでい?」
『おうッ』
ゴクゴクと喉を鳴らしながら美味しそうにビールを飲む。手は腰…w
『何笑ってんの?』
「だって…w」
空になった缶をテーブルに置いて私の飲んでいたワインに手を出す。
「グラス出すよ?」
『いい…』
そう言って口移しでワインを流し込まれる…
「ん…」
『ベット行こう?』
「うん…」
手を引かれてベットに連れて行かれる。優しい背中…
私は寝かされ、朋さんが来るのを待った。
私の上に覆い被さって髪を優しく撫でられる。
『やっと会えたね…』
私が口を開こうとすると…キスをして喋れなくする。
330チョコ:2006/05/03(水) 16:09:59 ID:adoer03T
【T&S B】

『会いたかったよ…』
「うん…」
私の体にキスを落としながら、朋さんは話を続けている…
「ねぇ?」
『ん?』
「…私の事…好き?」
こういうのを求めちゃいけないとわかっていながら、つい聞いてしまった。
『…好きじゃなかったら、抱かないよ』
「…」
『シズカ…』
何か急に悲しくなって、涙が出てしまった。
『泣かないで?』
朋さんが困った顔をしている…
いつもは頼られてばっかの私だけど、朋さんの前では弱い自分が出てしまう…
「ゴメン…朋さんに会ったら…気が緩んじゃった…」
『私の前では弱くいて良いんだよ…』
「うん…」

堪えていたものが一気に溢れ出した。
本当はトリノで甘えたかった…緊張で張り詰めたものを溶かして欲しかった…
それは朋さんにしか出来ないから…私に初めて女の人を教えてくれた朋さんにしか…

【おわり】
※ 二人の本命カノは各自ご想像くださいw
331名無しさん@秘密の花園:2006/05/03(水) 21:42:12 ID:q3gPH/Vu
>>323
「今、美姫ちゃんの一番大事な指に口付けの指輪をはめたわ。これで美姫ちゃんは私の恋人」

すぐりん節炸裂!
332名無しさん@秘密の花園:2006/05/04(木) 00:24:52 ID:sTZT53bq
>>330
チョコ様、GJ!!

>※ 二人の本命カノは各自ご想像くださいw

う〜ん、静香ちゃんは絞れるんだけど、朋さんは
>>281ー284
読ませてもらったら、あまりのナンパっぷりに
一人に絞れない…www
皆さんは、誰を想像するんでしょ(^o ^;
333121:2006/05/04(木) 01:41:38 ID:rmrNXBJW
妙な三角関係に関して色々感想いただけて光栄です。
「乱れてる」というご意見も素直に受け止めました。
今後の糧といたします。
また、『薬指の口付けの指輪』というすぐりん節をわかっていただける方も
いらっしゃって正直安心しましたw
(当初は、薬指を口の中で犯すような表現の予定でしたw)
チョコさんは、本当にお上手だと思います。
正直、荒×村カプは一任してしまおうかと考えるくらいで……w

今後はどうしましょうかねぇ……
まぁ村主さん中心に書き散らしながら水泳競技とか夏の方にも行こうかな
334まとめサイトの中の人:2006/05/04(木) 08:01:01 ID:N1CC1fEn
しーみきスレにも貼りましたがこちらにもお知らせにきました
まとめサイト更新です

<今回の更新内容>
・オリンピック選手2人目スレ200レスあたりまでのSS、小ネタうp
・しーみき第2滑走スレのSS、小ネタうp
・しーみき第3滑走スレ過去ログうp


作品数が増えてきて追いつかないため説明文をつけるのをやめました
この作業に一番時間をとられていたので
これで今までよりは更新が早くなるはず……ジシンナイケドナー(´・ω・`)

あとちょっとした気まぐれで掲示板を設置してみました
中の人への連絡や雑談、スレには書けない話?など
ご自由にお使い下さい

335121:2006/05/04(木) 08:45:54 ID:rmrNXBJW
中の人サマ
いつか来る日とわかっていましたが
自分の作品が入ると照れるやら気恥ずかしいやらうれしいやらで
これからも頑張ろうと思います
336名無しさん@秘密の花園:2006/05/04(木) 09:10:23 ID:XgF5XzBk
121様、チョコ様、GJです〜
いろいろなカップリングを楽しめるのも妄想ならではですねw
ともみ姉さんの本命は誰なのか予想つかないなーww
おお〜、中の方、更新ありがとうございます!
337名無しさん@秘密の花園:2006/05/04(木) 12:24:13 ID:Bm+i8tf2
今日のとんねるずのみなさんのおかげでした
上村さんでんのかな・・・
338チョコ:2006/05/04(木) 21:29:13 ID:obkGxdbe
まとめサイトの人、本当ッッ乙です(*゚∀゚)=3夜中にでもじっくり見に行って
ニヤニヤしたいと思いますw
>>333 
121様 荒×村をお褒めいただき感激でっす!
これからもスグりん節炸裂しちゃってくださいwすぐりんは5月もTV出演が結構ある
みたいなので、お互いネタ探し頑張りましょうねwww

それと、前回の『荒×岡』にレスしてくれた方。朋さんの乱れっぷりで本命が特定
しづらくてスマンw次回も『荒×岡』を引き続き書くつもりなので、その時には
チョコが勝手に姉さんの本カノを設定しまつので。

    
339オリスレ121:2006/05/04(木) 21:48:00 ID:rmrNXBJW
やった!すぐりんと愛子さん仲良しだって!!
興奮の余りの書き込みです
340名無しさん@秘密の花園:2006/05/04(木) 23:39:34 ID:T5jE2FBc
341名無しさん@秘密の花園:2006/05/05(金) 00:24:25 ID:EOAbqWOE
>>333
>「乱れてる」というご意見も素直に受け止めました

そんなつもりで>>326書いたのではありませんが
結果的に差し出がましい感想を書いたことになりました
ごめんなさいでした
奇しくも再度自分の表現力の乏しさを思い知らされました^^;
真意が伝えきれない私のような奴は「GJ!」くらいにしておくほうがよさそうです
本当スミマセン
とにかく職人さんたちには気持ちよく機嫌よく作品投下できるいい雰囲気をつくってゆきたいです
342荒+恩×安1:2006/05/05(金) 03:41:18 ID:ZVhtlwjz
>>121さんの『トライアングル』としー×みきスレの>>30-37by駄文屋様の
ssに刺激され、設定を拝借しつつ書いてみますた。

荒+恩×安でエロあり。
恩ちゃん視点でつ。激長文でつ。
すいませんm(_ _)m

愛を込めて書きますたがネタ的には邪道なんで、
純愛スキーの方はくれぐれもお気を付けくださいw

タイトルは『記憶』
では、どぞー
343荒+恩×安2:2006/05/05(金) 03:43:05 ID:ZVhtlwjz



長い練習も終わって、今晩は何食べようかと考えながらロッカールームの扉を開けた
と、同時に見てはいけないものが目に飛び込んできたから反射的に扉を閉めた

・・・えーっと・・・ど・・・どないしよ(ドキドキ

ドアノブに手をかけたまま固まってると、部屋の中から聞きなれた声がした
「ヨシヲ〜 お〜い」

なんや、この緊迫感のない声は?今見た光景はあたしの勘違いか?た・・・たぶんそやろ!
気持ちを落ち着かせて、ゆっくり扉を開けて部屋の中を覗きこんだ

そこには真っ赤な顔して呼吸を乱している美姫ちゃんと、
その美姫ちゃんを後ろから包み込むように抱きかかえるしーちゃんの姿が・・・
勘違いとちゃうし!思いっきりイチャイチャタイムの真っ最中やし!

「お取り込み中、失礼した。拙者は退室するでござるよ」
「何言ってんのよ。さっさと入って鍵、閉めて」
しーちゃんの冷静な指示に思わず従ってしまったけど、この状況、おかしいやろ!?
344荒+恩×安3:2006/05/05(金) 03:45:25 ID:ZVhtlwjz



「あ、あのー・・・」

しーちゃんは美姫ちゃんの内腿を撫であげながら耳打ちする
「美姫、ヨシヲが来ちゃったよ〜」
「・・・・ぅん・・・」
あたしのとまどいなんて、まるで気にしてない彼女とは対照に
美姫ちゃんはうるんだ瞳でチラチラとあたしの様子をうかがってる

「だから〜、何してんの?人前で・・・」
「何って、見ればわかるじゃん。遊んでるの」
美姫ちゃんを愛撫する手を休めることなく、素で答えられた
「いやいやいや。遊んでるって、あんた。これはマズイっしょ」
「違うってば。言い出したのは美姫の方だから、ね?」
そう言って彼女は美姫ちゃんの首筋に舌を這わす
「ふぁっ・・・ぅん・・・」
吐息のような返事をして、さらに顔を赤らめてうつむいた
「さっき、ヨシヲの指使いはすごいよって話をしたんだけど信じないのよ、この子
だから身をもって体験しろ!とゆーワケ」
「おまえら、あほやろ・・・」
「もー文句とか言わないのっ!」
345荒+恩×安4:2006/05/05(金) 03:47:46 ID:ZVhtlwjz



今は恋愛感情なんてないにしろ、元カノが他の子を抱いてる姿を見るのだけでも
衝撃的やのに・・・その上、今の彼女を抱けと申しますか!?

心の中で葛藤しているうちに、しーちゃんの攻めはいっそう激しくなっていた
美姫ちゃんの触ってほしいトコロ以外を両手と唇で刺激している

「早くシテあげてよ」
その命令口調・・・

「できないの?」
その挑戦的な顔・・・

「いや、できないんやなくて・・・」
“したくないだけ”と答えそうになったのを慌てて止めた
関係ない美姫ちゃんを傷つけるかもしれないと思ったから

「じゃなくて?」
あー、そのニヤニヤした顔・・・めちゃめちゃ憎たらしいわ!
続ける言葉を探していると、美姫ちゃんの声にドキッとさせられた
「ょっちゃ・・ん・・ぉ願ぃ」美姫ちゃんの右手がか弱く空を掻く

「あ゙〜っ!わかりました!わかりましたよ!やらせていただきます!」
346荒+恩×安5:2006/05/05(金) 03:50:08 ID:ZVhtlwjz



決心したあたしは二人に近づいて、差し出された美姫ちゃんの手を受け止めた
もう一方の手でくしゃっと美姫ちゃんの頭を撫でる
「よしよし、悪魔のような女にいぢめられてかわいそうに・・・」
「誰が悪魔よ!?」
「しーちゃんは恋人としては最低だけど、スケートとエロに関しては最高やね」
「・・・しーちゃんは・・・ぃぃ・・・恋人だょぉ・・・」
こんな状況に追い詰められながらも、恋人擁護を忘れない
美姫ちゃんの健気さに胸が締め付けられる

頭を撫でていた手をゆっくりと離して、今度は美姫ちゃんの唇をなぞる
指先に熱い吐息がかかる
「美姫ちゃん、舐めて」
中指と薬指に舌が絡みついて口の中へ引きずり込んでいく
口内の熱が伝わってきて、あたしの体温をどんどん上げていく

「ヨシヲの指はおいしい?」
「ぅっ・・・ぅん」
「美姫ちゃん、ほんまに大丈夫?」
「・・・ふぁっ・・ぅん・・・よっ・・ちゃん・・・」
上手く話せない代わりに、あたしの腕を握る手に力が加わる
347荒+恩×安6:2006/05/05(金) 03:52:39 ID:ZVhtlwjz



美姫ちゃんの口から指を抜いて、今度は膝から爪を這わせる
ゆっくりと肌をなぞる爪に下着の端がひっかかった


あぁ、とうとうここまで来てしまったわ〜
これ以上は完璧なる浮気やんな?
ゆかりん、ごめん!まじでごめん!
でも、漢・恩田、ここはいっとかなアカンねん!
この悪魔のような女の呪縛から解き放たれるためには今しかないねん!
恩田、行きますっ!


「ヨシヲ〜、何ブツブツ言ってんのよ?」
あたしは決心してしーちゃんを睨みつけて言ってやった

「I can do it」

そして、美姫ちゃんが一番感じるトコロに、彼女が望んでいる以上の刺激をいきなり与える
大きく跳ねた体が刺激の強さを物語る
「ちゃんと濡れてるやんw 気持ちいい?」
「はぁ・・・っん・・・ふぅぅ・・っ」
下着越しに与えられる、ゆるゆるとした刺激に酔いしれて、上手く答えられない様子
「でも、しーちゃんはもっと濡れる人やったわw」
「なっ!///」
「・・しー・・ちゃ・・・んはぁっ!」
下着の脇から滑り込んで、直接美姫ちゃんに触れる
「しーちゃんはココが一番好きやったみたいw」
「ぃやぁっ・・・ぁん・・・っはぁ・・」
「ちょ、ヨシヲ〜///」
348荒+恩×安7:2006/05/05(金) 03:54:16 ID:ZVhtlwjz



悪魔のような女の呪縛を振りきるため、あたしはさらに攻め続けた
ただ激しく攻め続けた


その昔、彼女を抱く時はいつもあたしの全部をぶつけて、彼女を壊してやろうと思ってた
壊してしまったら彼女は何処にも行けない、誰の手にも渡らないと思ったから

結局は壊せんかった

彼女が強かったんか、あたしが弱かったんか・・・


そんな事を考えながら、遠い記憶の通りに攻め続けた
おもしろい事に、記憶通りの反応が返ってくる
最後に甘酸っぱい涙を吐き出して果てる姿も記憶とダブる

「はあぁっ!んっ・・・」
肩で大きく息をする美姫ちゃんの右頬にあたしが、左頬にはしーちゃんがそれぞれくちづける
349荒+恩×安8:2006/05/05(金) 03:56:39 ID:ZVhtlwjz


「どうよ?ヨシヲのテクは!? w」
「ふぇぇ〜・・・すごいきもちいかった〜」
「ちゃうちゃうw 今のはあたしじゃないねんって」

「ほぇ?」

「美姫ちゃんが今Hした相手は“しーちゃんの記憶”やで」
「ヨシヲ、何言ってんの?」
不思議顔のしーちゃんには構わず、美姫ちゃんに優しく語りかける

「今のがあたしの、しーちゃんとの恋愛の記憶。今まで大切にとっておいたんやけど
これ全部、美姫ちゃんにあげるわ。もらってやってくれる?」
「うん!美姫、よっちゃんの分まで大切にする!」
あたしは思わずもう一度、美姫ちゃんの頭をくしゃくしゃっと撫でた
350荒+恩×安ラスト:2006/05/05(金) 04:00:40 ID:ZVhtlwjz



「―とは言ったものの・・・」
着替をさっさと済ませて外に出たあたしは夕焼け空を見上げながら考える

「昔の記憶は無事、美姫ちゃんに押し付けてスッキリしたんやけど・・・」
ついさっきの美姫ちゃんの感覚はしっかりとこの指に残ってる

「むむぅ・・・やっぱ、ゆかりんに消してもらうかw」
携帯をかばんから取り出して見慣れた番号へ発信する

『・・・もしもし』
「あ、ゆかりん?なぁなぁ、今日、会われへん?」

『どしたの、急に』
「急に会いたくなったんよ。すっごい優しく抱き締めたいんやけど・・・あかんかな?」

『プッ・・・何?どうしたの?』
「笑わんでもええやん!あたしは大真面目に言ってるんやから!」

『あはは!いいよ。今から家においでよ。抱き締められてあげるから・・・』
「やった!じゃぁ、拙者、今から飛んで行くでござるよ、お姫様w」


ぉ…終わったよ
(; ̄ω ̄)=З
351名無しさん@秘密の花園:2006/05/05(金) 09:48:51 ID:3R4n5IgB
GJ!GWなのに萌えを提供してくださるネ申様たちには本当に感謝でつ!(ノ∀`*)
352上村×里谷:2006/05/05(金) 13:38:42 ID:jmRP/+F3
「愛子、あたし、モーグルやめるから。」
『えぇ!?な、なんでですか?』
「なんかさぁ、もう、滑る気力がないんだよね。」
『でも、そんな・・・。』
「トリノでも、メダルとれなかったし、けっこう歳とっちゃったし。」
『まだまだがんばれますって!里谷さんなら!』
「とにかく!もう限界なんで、引退するから、これからもがんばってね。じゃ。」
『・・・里谷さん!!』
「ん?」
『わ、私のためにも、引退しないでください!!里谷さんが辞めるなら、私も辞めますから!!』
「・・・え???私のためにもって、どうゆう意味???」
『!!(里谷さんって、案外、鈍感・・・・・)』
353352:2006/05/05(金) 13:40:40 ID:jmRP/+F3
>>352
駄文ですいません。
だけど、この2人、ほんとに難しい・・・・・。
354名無しさん@秘密の花園:2006/05/05(金) 14:46:49 ID:kzINxFw0
里谷上村キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
この間のおしゃれイズムで再びフラグ立って
誰かSS書いてくれないかと思っていたので嬉しいです

でもやっぱりこのふたりは難しいですか・・・(´・ω・`)
355121:2006/05/05(金) 21:47:14 ID:Rk6+nsxq
とりあえず、このスレでは121でいかせてもらいますw
なんだか私の作品に刺激された方も居て光栄でございます。
次回も3人ものを書きたいと思います。
あらかじめ誤ります
『関西の方ごめんなさい!!』
356121:2006/05/05(金) 22:00:12 ID:Rk6+nsxq
確かに誤ってるけど……
謝りなおします
『神野ちゃんが変な関西弁使うけど許してください!』
357チョコ:2006/05/05(金) 23:39:25 ID:O5mTUety
>>350
荒+安×恩 最高(・∀・)イイ!!
ヨシオ〜テクニシャンなのかぁwある意味ヨシオが一番おいしい(*´Д`)
しーちゃんもミキティも・・ヨシオのテクにやられ、更にゆかりんとも?
しかも、最後のヨシオとゆかりんのやりとりも最高!!
ゆかりんのとこに行った後、どうなったのか気になる〜〜〜wwww
358スルツカヤ×コーエン:2006/05/06(土) 02:53:02 ID:HgsjnTIc

それは空になったバッグの底で息を潜め、イリーナに見つけられるのを待っていた。
沢山の荷物に揉まれてくしゃくしゃになったメモ用紙。皺を一つ一つ丁寧に伸ばす。
紙の真ん中に一行の英数字の羅列が記してあった。
メールアドレス。先日、トリノの最後の夜、彼女がイリーナの部屋に何も言わずに置いていったものだ。

彼女、サーシャは何の前ぶれもなくイリーナの部屋を訪れた。
サーシャとは幾度となく大会で肩を並べたにもかかわらず、
彼女と同じアメリカのミシェルとのような交流はなかった。
だから、ドアを叩いて名前を告げられた時、どうして彼女がと不思議に思った。
戸惑いがちに迎え入れると彼女は華やかな笑顔で礼を述べた。
濃いめのダージリンをカップに注ぎ、それに苺ジャムを添えて勧める。
ありがとう、とサーシャはまた微笑む。自分の母親もロシアの方の出身だから
自分も紅茶にはジャムを入れて飲むのだと嬉しそうに言った。
359スルツカヤ×コーエン:2006/05/06(土) 02:57:30 ID:HgsjnTIc

この一言のおかげでイリーナの緊張は和らいだ。
会話のほとんどをサーシャが占めていたと思う。彼女は話すテンポが上手いので
イリーナはポーズでもなんでもなく熱心に聞役に終始した。
ただ、二人とも今回の大会の結果を口にすることはなかった。
不意に会話が途切れた。サーシャはイリーナに、家族とスケートどちらが大切かと訊いた。
もちろん家族だと答えた。何よりも大切だ。
家族の支えがあったから何があってもリンクに復活できた。
サーシャは静かに聞いている。
でも、とイリーナは続けた。欲張りかもしれないけれどスケートも捨てられない。
どちらが欠けても自分の人生じゃなくなる。
今度は安心した様に短く頷いて聞いていた。
それから、サーシャは椅子から立ち上がって、今日は楽しかったと言った。
おかげで気分が落ち着いたとも。
きっとこれが彼女の本音。最後の長い夜を一人で過ごすうちに
嫌でも辛い結果が思い出されたのだろう。
そして、彼女はとても流暢なロシア語で言った。
おやすみなさい。
いつまでも耳に残る響きだった。
360スルツカヤ×コーエン:2006/05/06(土) 02:59:32 ID:HgsjnTIc

イリーナは暫く悩んで結局パソコンの前に座る。
アメリカにいる彼女は今何をしているのだろうと考えながら、文字を打ち込んだ。
そして、送信をクリックした。早くて明日だと思っていた返事は、その日の夜にきた。
メールのやりとりは途絶えることなく、サーシャとの意外な交流の発展に驚いた。
同じ競技を極める者同士、お互いへの理解は深いもので、
イリーナにとって彼女は、夫であるセルゲイよりも頼もしく感じられた。
そう気づいてしまったらもう駄目で。日に日に彼女に対する気持ちが上手く呑み込めなくなった。

離れた二人が再び会う機会は早く訪れた。マーシャルズ・U.S.。
会場で見る久しぶりのサーシャの姿を、イリーナは意識しないわけにはいかなかった。
それは向こうも一緒のようで、無防備な視線は何度も絡んだ。
361スルツカヤ×コーエン:2006/05/06(土) 03:05:49 ID:HgsjnTIc

ショーが終わった夜に近くの公園へ出掛けた。
外気に体が震える。誰かに寄り添えば暖かいのだろう。
サーシャが小さな星が幾つも散らばる空に手を伸ばした。
イリーナはその様子をぼんやりと眺める。
星は掴めない距離にあるけれど、彼女は触れられる距離にいる、と馬鹿みたいな思いが浮かぶ。
前方から靴音と話声が近付いてくるのが聞こえた。
ギュッとコートの端を引っ張られ、イリーナは林の中に連れ込まれる。
どうしたのか問うと、今は他の誰にも会いたくないとサーシャは答えた。
街灯の光が僅かに差すだけの薄闇、息を殺して耳を澄ます、足音が遠ざかるのを待つ。
辺りはまた沈黙に包まれる。
闇に慣れた視界にサーシャが自分を見上げているのが分かった。
猫のような優雅な瞳だ。
362スルツカヤ×コーエン:2006/05/06(土) 03:07:23 ID:HgsjnTIc

彼女は、隠れて悪いことしてるみたいだと自虐的に笑った。イリーナも一緒に笑った。
そうしないとサーシャが泣いてしまう気がしたからだ。
でも、何かの拍子で笑いは不自然に止んだ。

イリーナとサーシャは長い時間、お互いだけを見つめた。
メールを介した仮想世界ではない、この現実世界で二人きりになってしまった。
誰にも言えない、二人の始まり。
抱き合うこともなく、キスをすることもない。世間の恋人たちがそうするような繋りを求めることもない。
上がる体温を冷ますように冷たい風が頬を撫でていった。



fin.
363名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 03:22:24 ID:HgsjnTIc
里谷×上村で盛り上がる中、空気まずに超マイナー書く自分…

中×恩+安にレスして頂きありがとうございます
オリンピック選手スレなのに中×恩はマイブームなのでつい書いてしまってます…

まとめサイト様、お疲れ様です
いつもタイトル付けなくてすみません…
364名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 12:20:48 ID:E1keSR24
ぬおおぉぉっっ
G J ! ! !
朝からご苦労様ですた(ノ∀`*)
365350:2006/05/06(土) 13:38:47 ID:G40JDYtJ
>>357チョコ殿
ご感想感謝でつ!
おぉぅっ!あの後の事なんて考えてなかったッス!
よっちゃんがユカリンにあんなことやこんなことしちゃう展開、考えてみまつ。

>>363
GJ!!!!
スレタイにふさわしく、投下ssもインターナショナルな感じになってまいりましたw
今後の展開にwktk

121殿
次作!楽しみにしてまつ!
366121:2006/05/06(土) 15:37:14 ID:jb8s5hss
お詫びとお知らせ
当初計画していた「村主+神野+大菅」は、ちょっと上手くいかないので
予定を変更して「村主×荒川」をお送りします。一応350さんの世界を拝借。
タイトルは『カルメン・マリア』です
367121:2006/05/06(土) 16:01:17 ID:jb8s5hss
 最近章枝さんがおかしい……
 何がどうおかしいか上手く説明できないけど明らかに私と美姫を避けている。
「章枝さん……」
 ホテルで待ち伏せして部屋に連れ込んだ。
 勢いでベットに押し倒してしまう。
「章枝さん……なんで避けてるんですか」
「ロッカールーム」
「えっ?」
「恩田ちゃんを巻き込まなくても良かったんじゃない?」
 頭から冷水を浴びせられたような感覚になった。
「聞こえてた……ん…ですか」
 章枝さんは答えず顔をすっと背けた。
 私も何も言えなくなってしまった。
「いいのよ……」
 どれだけそのままでいただろう。
 祈るような小声で村主さんが呟く。
「カルメンシータはいずれ消えるの」
368121:2006/05/06(土) 16:21:45 ID:jb8s5hss
「嫌です……嫌です嫌です嫌です」
 章枝さん流の別れの言葉を聞いて私は章枝さんを抱き起こして抱きしめた。
「わかって……静香ちゃん」
 章枝さんは私の手を取るとすっと自分の胸につきたてた。
(突いてはいけない……)
 突けばカルメンシータは死に章枝さんは私から去ってしまう。
「じゃぁね……ちょっとの間楽しかった」
「ダメ!」
 今度は章枝さんが抱きしめた。私の手が章枝さんの胸の谷間に深々と当たっている
 章枝さんは私の頭を軽くなでてくれる。そして私はポロポロ泣いている。
「章枝さん……」
 頭を撫でていた章枝さんの手が止まる
「カルメンシータは死にました……でもこれで終わりじゃないんです」
「えっ?」
「カルメンシータの村主章枝は、マリア様になるんです……荒川静香だけの」
 章枝さんっぽい台詞が何故かスラスラと口から出てくる。
 止まっていた章枝さんの手が私の頭を軽く2度撫でた。
「赦すわ……静香ちゃんの全てを赦す」
 そう言うと章枝さんは私と軽く唇を重ねた。

「終」
369121:2006/05/06(土) 16:28:13 ID:jb8s5hss
さっきまでやっていた「プリンスアイスワールド」の放送を見て
即興で書いたので意味不明なところが多い事をお詫びします

>>350サマ
ありとあらゆる意味でごめんなさい!
私の作品の事は気にせず続きを書いてください

>>352サマ
難しいカプでも挑む事に意義があります。GJでした

>>363サマ
国際的なカプもいいですねぇ……
今後も期待しますね
370名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 21:11:04 ID:E1keSR24
G J ! !
かなーりツボですた(・∀・)
371チョコ:2006/05/06(土) 21:39:54 ID:o/QgY90p
121様 旬なネタですね〜wスグりん節最高!!本当言いそうだしwww

>>350様 >>363
実は『中×恩』はチョコもかなりツボなんです!しかーし!絶対書けそうもないので
書いてくれるお二人はネ申サマですww 
>>363様の作品は最後に″fin.″が目印ですよね?この上↑の方のあなたの作品も全部好きです!

さて、まだ途中なんですが『荒×岡』を投下しまつ(*´Д`)今回は姉さんの彼女だけちょこっと
登場しますので・・

372チョコ:2006/05/06(土) 21:40:57 ID:o/QgY90p
【T&S 好みの女@】

ショーの合間に気分転換でもしようと思って一人で映画に行ったが、
特に観たいものもなかったのでカウンターロビーの所でボーっとしていた。

『あ…荒川さん?』
振り返ってみたら、そこには彼女を連れた朋さんがいた。しかも話しかけてきたのは彼女の方…
「あ…お久し振りです…」
朋さんとはつい最近会ったばっかりなのに。よりによって彼女と一緒の時に会うなんて…
『荒川さんも映画?』
荒川さんだって…いつもはシズカって呼ぶくせに。
「岡崎さんも大菅さんと映画ですか?」
『はい!ね〜?岡崎さん(はぁと)』
「あ、うん…」
『じゃあ私は…そろそろ映画始まるので行きますね』

私は適当にチケットを買って館内に逃げ込んだ。
朋さんの事をあんなに嬉しそうな顔で見つめる彼女を見ていたくなかったから。
映画が始まっても、さっきの二人の事が頭から離れなくて、私は映画の途中で外に出て来てしまった。
気分転換で来たはずだったのに…余計に憂鬱になっちゃったじゃない。
うなだれて帰ろうとしたその時、私の後ろから息を切らした声がした。
373チョコ:2006/05/06(土) 21:41:36 ID:o/QgY90p
【T&S 好みの女A】

『シズカ!!』
「?!…なんで」
『ゴメン…まさか会うなんて…』
「別に…」
『帰っちゃうの?』
「映画つまんなかったし…それに今からショーだから」
『そっか…』
「途中で抜けて来て大丈夫なの?彼女待ってるんじゃ…」
『あ、トイレに行くって言って来たから。……シズカ』
あぁ、やっぱりそう呼ばれる方がしっくりくる。
『今夜ショーが終わってから会えないかな?』
「え…」
『何か予定ある?』
「朋さんこそ…彼女と予定あるんじゃ…」
『小百合はこの後予定あるみたいで。それまでの時間潰しに映画に来ただけだから』

ショーが終わってからの予定なんてなかったが、彼女の代役は御免だったのでウソをついた。
「夜は皆でご飯行ったりするかもしれない」
『そっか…でも、また会いたいからホテルで待っててもい?』
「待ってても行けないよ…」
そう言って私はその場から逃げた。
374チョコ:2006/05/06(土) 21:42:31 ID:o/QgY90p
【T&S 好みの女B】

普通、彼女と一緒にいる時に私を誘う?
考えたら腹が立ってきてショーのリハの時もイライラしていた。

無事ショーが終わって皆で食事に行く話が出たが、私は気分じゃなかったので一人で部屋に帰る事にした。
帰り道もずっと怒りが治まらなかったが、頭の中では"待ってる"と言った朋さんが気になって仕方なかった。

部屋に帰る前にコンビニに寄って大量のお酒を買い込んだ。
自棄酒なんてみっともないが呑まないとやってらんない!
「もう!朋さんのバカ…」
『…バカでゴメンね?』
そこには私と同じく大量のお酒の袋を持った朋さんがいた…
「こんな所で何してんのよ…」
『コレ買いに来たらシズカが見えたから』
「そんなにいっぱい…?」
『自分こそwそれより、皆で食事は行かなかったの?(ニヤ)』
「う…」
『ほら貸しな?手疲れちゃうよ』
そう言って朋さんは私の荷物を軽々と持ち上げた。
「朋さん…ウチ来る?//」
『おうッ!行く行く』
何かうまくハメられたような…でも、朋さんに会った事でさっき迄の苛々が嘘のように消えたのは事実だった。
   
                                               【つづく】
375名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 22:24:16 ID:8/SteOJR
荒川さんと岡崎さんって接点あんの?
376121:2006/05/06(土) 23:39:21 ID:jb8s5hss
>>375
とりあえず長野五輪代表
377121:2006/05/07(日) 02:15:20 ID:5+mJDQRX
荒川さんが現役第一線から身を引くそうで……
まぁ私個人はそういう覚悟も出来ていて『カルメンマリア』で
村主さんに「全て赦す」って言わせたんですけどね
現実ちょっと寂しいかな……

>>チョコ様
正直、大菅さんと思ってました……8割がたw
378121:2006/05/07(日) 17:13:23 ID:5+mJDQRX
『村主章枝の夢一夜』

 よくわからない部屋に座っている……
 外からドタドタと足音がして突然扉が開いた
「あっ!よっちゃん、村主さん居たよぉ〜」
「なっ、まだ着替えてなかったんかい、早くこれ着て」
 中野ちゃんと恩田ちゃんがあっという間に私に服を着せる。
 黒いスーツだった。
 2人に引きずられるように廊下を駆け抜けると少し大きな扉があった。
「よっしゃ!間に合ったぁ〜」
 勢いよく扉を開けられ私はよっちゃんに放り込まれた。
「…………何これ」
 教会だった。祭壇のそばにはウェディングドレスを着た女性が……3人
 3人は振り返ってゆっくりとベールをあげる
「ふみえさぁ〜ん」
 身体のラインを妙に強調した美姫ちゃん
「章枝……」
 呼びなれない呼び捨てに顔を赤らめる静香ちゃん
「遅いぞすぐりん」
 今にもガハハと笑いそうな岡崎さん
 ………身に覚えが無くも無い3人が新郎の私が来るのを待っている
「はっ……はははっ」
 私は笑いながら扉を開け廊下を駆け出した。
379121:2006/05/07(日) 17:25:59 ID:5+mJDQRX
『なっ!待ってぇ〜』
 気づいた3人がウェディングドレスのまま走る
 男装の私を追いかけるウェディングドレスの3人という構図はさぞかし笑いものだろう
「待て〜」
 待てと言われて待つような従順な人間じゃないし!
「責任とれ〜」
 責任ってどういうことよ!
「女たらし〜」
 がぁ!それを言ったらおしまいよぉ〜!
 私はともかく外に逃げ出した。
 その刹那、後ろから爆音が響く
『ぬぉ〜〜〜〜〜〜』
 岡崎さんの運転するバイクが猛スピードで迫ってくる!
「わぁ〜〜〜〜〜〜」
 捕まる直前、私は当然現れた扉に飛び込んだ。
「はぁ〜助かったぁ〜」
 へたりこんだ途端ガコンと空間が上昇する音が聞こえた
 どうやらエレベーターだったらしい。
 空間の外には昨夜の私が映ってる。
「大菅ちゃん、神野ちゃんと飲んだのは覚えてる……」
 映像が切り替わる。珍しくグデングデンな私
「うっ……羽目外しすぎたかも……」
 次の映像は妙に派手派手しいホテルの一室……
「………降ろしてぇ〜」
 きっとこのエレベーターが到着したらこの夢は覚める。
 そして夢から覚めたら……
380121:2006/05/07(日) 17:30:45 ID:5+mJDQRX
 ……私は、目を覚ました。予想通り派手なホテルの一室
「おはようさん……」
 裸の私の腕に擦り寄る裸の神野ちゃん
「………ケダモノ」
 ポツリととんでもない事を言ってくれる裸の大菅ちゃん
「ふ〜みん、お酒のせいなんて言ったらあかんよ」
 神野ちゃんが圧し掛かる
「当然、責任とってよね」
 そして不敵な笑みを浮かべる大菅ちゃん

 私の悪夢は終わらない……

「Bad End」
381121:2006/05/07(日) 17:34:55 ID:5+mJDQRX
この作品は自分の作品への戒めです。それだけ
382名無しさん@秘密の花園:2006/05/07(日) 22:51:16 ID:GvkSJ6b3
>>369 121殿
おぉぅ!ありがとうございます!
使えるネタがあったらどんどん使ってやってくらさい!

すぐりんの悪夢ワロスw
戒めだなんて…妄想スレですし、いや、妄想スレだからこそ
「乱れてる」関係満開でもおkなのでは??

>>371 チョコ殿
おいらも『中×恩』かなりツボでつw
だから続きを書いてたんですが、突然、変なネタを思いついたのでちょっと寄り道。

ちなみにおいら、貴殿の『岡×大』が大好きですww

【女子フィギュア選手団もしもシリーズ!】
女子フィギュアスケート選手団が“行○のできる法○相談所”に出演したら…。

[座り位置]
渡部絵美 恩田 中野 村主
浅田舞 真央 美姫 荒川 紳 松
助 本アナ
383350@TVネタ:2006/05/07(日) 22:53:08 ID:GvkSJ6b3



紳「さっ!今日も始まりました!今日のゲスト陣は豪華ですよ〜!
女子フィギュアスケート選手の皆さんです!」

一同「よろしくお願いしま〜す!」

紳「あ、一人、昔の人が混ざってますけどね」

絵「ちょっと〜!」

会場&美姫:爆笑

荒「(小声で)ちょ、美姫ぃぃっ!」

真「(小声で)舞〜あの人誰?」

舞「!! (小声で)収録終わったら教えるから(焦)それまではシーッ!」

真「(素直にうなずく)」

紳「ま、渡部さんにはあんまり話振りませんので、適当に
お茶でもすすりながら座っといてください(笑)」

絵「ちょっと〜それひどいんじゃない?」

会場&美姫:爆笑
384350@TVネタ:2006/05/07(日) 22:53:54 ID:GvkSJ6b3



紳「さっ!今日も始まりました!今日のゲスト陣は豪華ですよ〜!
女子フィギュアスケート選手の皆さんです!」

一同「よろしくお願いしま〜す!」

紳「あ、一人、昔の人が混ざってますけどね」

絵「ちょっと〜!」

会場&美姫:爆笑

荒「(小声で)ちょ、美姫ぃぃっ!」

真「(小声で)舞〜あの人誰?」

舞「!! (小声で)収録終わったら教えるから(焦)それまではシーッ!」

真「(素直にうなずく)」

紳「ま、渡部さんにはあんまり話振りませんので、適当に
お茶でもすすりながら座っといてください(笑)」

絵「ちょっと〜それひどいんじゃない?」

会場&美姫:爆笑
385350@TVネタ:2006/05/07(日) 22:55:44 ID:GvkSJ6b3



―――数十分後―――


紳「荒川さんは演技中ね、こう、ポーズを3秒間保たなあかん時に
1アイスクリーム2アイスクリームって数えてるんですよね?」

荒「はい、そうですね」

紳「それは好きなもんを考えて、踏ん張るってこと?」

荒「まぁ、そうですね〜。」

紳「他に、好きなもんでカウントしてるって人(自ら手を挙げて挙手を求める)」

美「ハイ!ゆかりんはドーナツが好きだよ!」

中「!?(うぇっ?!いっいきなり話振るなよ!)」

紳「えっ?中野さんは1ドーナツ2ドーナツって数えてんの?」

中「えぇ…まぁ…そうゆー時もたまには…あはは…(んなわけねーだろっ!)」

紳「それやったら、カメラに向かってアピールしとき!
ミ○ドのCMの話とか、来るかもしれへんから!」

中「(えっ!マジで?そ…そっか…じゃ、とりあえず)
ドーナツが大好きデス☆(極上のゆかりんSmile☆)」画面いっぱいのアップ
※この時、隣のヨシヲが笑顔でピースしながら画面から
見切れていたのを後日OAで確認したゆかりん...orz
386350@TVネタ:2006/05/07(日) 22:57:45 ID:GvkSJ6b3



真「えっとね!真央と舞は1サウザンド2サウザンドって数えてます!ねぇ〜(舞を見る
)」

舞「(真央を見ながらうなずく)」

紳「な〜んか無邪気でかわええよな〜…それに比べて村主さん!」

村「へっ?」

紳「村主さんは“1あっ!口が開いてる!”“2口、閉じなきゃ!”」

村「あはは!」

会場&美姫:大爆笑

荒「(みっ…美姫ぃっ!笑いすぎだってばっ!)」

紳「“3やっぱ口、閉じられへん!”とか?(笑)」

村「あはは!そんな数え方してたら絶対にミスしちゃいますよ〜(笑)」

紳「それもそやな(笑) え〜っと、美姫ちゃんは?どんな数え方してんの?」

美「えーっとぉ、美姫はー(チラリと荒川を見る)1ラウンド2ラウンドって数えてますっ
(照)」

荒「(…(照)って、あんた…もっ…もしかして…(汗))」
387350@TVネタ:2006/05/07(日) 23:01:09 ID:GvkSJ6b3

美「演技中は3ラウンドまで数える間、姿勢を保つのはしんどいんですけどぉ…
あの〜しーちゃんとなら、5ラウッ!モガモガ…!?!!」←荒川に口を塞がれた

荒「あはっ…あははははっ(ひきつった笑顔)」

紳「?」

会場:…ややウケ

紳「恩田さんは?」

恩「あたしもだいたい、好きなもので数えてますね。
1ゆかr」ゴッ!!←中野の右フックがヨシヲの後頭部にクリーンヒット!

紳「!??」

恩「〜〜〜っ?!」
※この時のゆかりんの拳があまりにも早すぎたため、後日OAを録画した
ビデオをスロー再生しても殴られたことを確認できなかったヨシヲ...orz

会場:ポカーン(゜□゜)

美「モッ…モガッ!フガッ!?(いっ…息が!できなっ?!)」←まだ口を塞がれてる

松本アナ「えぇっと…あ〜…で、では次の相談VTRどうぞ!」

絵「!! (私には聞いてくれないのーーーっ!!)」
舞「あ…(渡部さんスルーされた…)」

とりあえず終わる(; ̄ω ̄)
388350@TVネタ:2006/05/07(日) 23:03:29 ID:GvkSJ6b3
>>383 >>384がダブってしまいました…orz
スマソ。

逝ってきまつ…。
389350@TVネタ:2006/05/07(日) 23:11:27 ID:GvkSJ6b3
さらにお詫び

>>382
>ちなみにおいら、貴殿の『岡×大』が大好きですww
は『岡×荒』の間違い。深くスマソ。

ってか、ここのSSは全部ツボw
もっと精進します・・・。
390チョコ:2006/05/08(月) 02:18:28 ID:VXxNFqMp
>>389 350@TVネタ様
マジでワロタwwラウンド数とかってミキティいやらし杉(*゚∀゚)=3
中×恩もやりとりおかしいしwww殴られるヨシオワロス!!

>>121様のスグりんも(・∀・)イイ!! 酔ってケダモノかぁww
起きたら2人に挟まれてるなんて・・チョコなら萌え死ぬ(爆)

『荒×岡』の続きは少々お待ちくださいね^^;苦戦しておりますので・・
391中野×恩田:2006/05/08(月) 02:31:31 ID:KgVIM9eb

“今日の夕飯、お楽しみに”

駅から家へ帰る途中でメールが送られてきた。
よっちゃんが料理?期待半分と心配半分て感じだ。
“楽しみにしてる”と返信してから、コンビニでデザートを買って帰った。

「ただいま」

「おかえりー」とキッチンから声が聞こえ、
それからスリッパの音と一緒によっちゃんが走って来た。
両手を広げて抱きとめる。犬みたいだなあといつも思う。

「はい。おみやげ」
「冷たっ」
「だってアイスだし」
「わ、ありがと。後で食べよ」

頬にくっつけられたコンビニ袋をよっちゃんは嬉しそうに受取り、
さっきと同じように走ってキッチへと向かう。
そんな急がなくても。見ていて飽きないとゆうか。
よっちゃんを追ってキッチンに行くとコンソメの匂いと酸味のある匂いが漂っていた。
鍋を覗こうとしたら「駄目っ」と蓋を持つ手を押しとどめられた。

「なに?失敗しちゃった?」
「違うもん。もうね、すっごい大成功」
「ふうん。ほんとかな」

わざと疑わしい目を向ける私、よっちゃんは膨れる。
392中野×恩田:2006/05/08(月) 02:35:08 ID:KgVIM9eb

「嘘うそ、冗談だよ」
「……ゆかりんてそんな子だったっけ」
「そんな子だよ、知らなかった?」
「んー」

考えるよっちゃんの顔には「そうだったかなあ」と書いてある。
よっちゃんて思っている事が素直に出ちゃうんだよね。
分かってないんだ。よっちゃんのそうゆうとこが可愛くて私をイジワルにさせるって。

「着替えてくるね」

ぽんぽんと頭を軽く叩いて思考を中断させた。
よっちゃんは叩かれた場所に手で触れて、「うん!」と嬉しそうに頷いた。

どんなものが出てくるのだろう、匂いからして洋風っぽい。
服を脱ぎつつ、こうゆうのって何かいいなと思った。新婚さんみたいだ。

「凄いっしょ」
「う、ん」

テーブルに並べられた料理に感嘆の息が漏れた。
盛り付けも上手ければ、味も美味しい。恋人びいきとかじゃない、本当に。
ガツガツと言う表現がぴったりな勢いで私は手と口を動かした。

「美味しい?」
「うん。びっくりした」
「期待してなかったでしょ」
「やだな、そんなことないよ」

喉にご飯を詰まらせそうになりながら答える私をさっきのお返し、とよっちゃんが笑った。
393中野×恩田:2006/05/08(月) 02:40:41 ID:KgVIM9eb

よっちゃんは私の事を「そんな子だったけ」と言うけれど。
私もよっちゃんに「あれ?」となることがある。
パワフルだけど繊細で、男前に見えて女の子。
ほら、今も、

「好きな人に手料理を食べてもらうの憧れだったんだよねー」

なんて乙女な発言しちゃってる。もちろん出された料理は全て完食で、鍋の中も綺麗に空にした。

二人で食器を洗う。私がスポンジで汚れを擦り、よっちゃんがお湯で流す。

「はい」
「ほい」
「うちら息ぴったりだね」
「愛の力ですから」
「よっちゃんキモい」
「酷っ、キモいとか言うな」

一人だと面倒な作業がよっちゃんとやると面白いから不思議だ。
394中野×恩田:2006/05/08(月) 02:44:17 ID:KgVIM9eb
よっちゃんは洗い物が終わると待ってましたとばかりに
冷凍庫を開き、おみやげのアイスを物色しはじめる。
グリーンティーとバニラとクッキークリームとストロベリー、どれがいいか訊かれる。

「よっちゃん好きなの選んでいいよ」
「じゃ、あたしストロベリー。ゆかりんは?」
「グリーンティーお願い」

冷っとして美味しい。
でも、お腹が一杯で三分の一食べてスプーンを置いた。
よっちゃんは幸せそうにストロベリーを食べ終え、
二個目のバニラを冷凍庫から取り出す。

「よっちゃんん食べ過ぎだよ。オフシーズンは肥りやすいんだから気をつけないと」
「だいじょぶだって、デザートは別腹って言うじゃん」

変わらないペースでバニラを口に運ぶ。見てるだけで胸焼け…。

「それにさ、あたしなんてまだまだ。しーちゃんはもっと食べるよ」

そう言ってすぐに、よっちゃんの手が止まった。
そして、ちょっと挙動不振な感じで動きを再開した。
きっと二人とも同じ人の事を思い出してる。
つい最近プロ宣言をした先輩とその恋人。
395中野×恩田:2006/05/08(月) 02:50:33 ID:KgVIM9eb

「…美姫どうだった?めっちゃヘコんでた?」
「それも通り過ぎちゃってたかもしれない。
見てて辛くなっちゃった」
「そっか」

よっちゃんはスプーンをくわえたまま神妙に頷いた。
瞼を閉じると美姫ちゃんの生気のない横顔が蘇った。
元気づけようとか勝手にはりきって誘わなければ良かったかなと後悔してる。
話しかけても反応がないに等しくて、帰り際、
「プロになったからって、しーちゃんはいなくなるわけじゃないよね」
と言った美姫ちゃんが健気で悲しかった。

「私、余計なことしたかも」
「誘われて嫌なら美姫はちゃんと断るよ。
ゆかりんの気持ち嬉しかったんじゃないかなあ…」

そうだったらいいな。
心配を紛らわすように溶けかけのアイスを一口食べた。

それから、もう何日かで再び遠い外国へと修練に旅立つよっちゃんを思った。
よっちゃんがいなくなったら私も美姫ちゃんみたいになっちゃうのだろうか。
今はならない自信があっても、実際によっちゃんが日本にいなくなったら分からない。
396中野×恩田:2006/05/08(月) 02:53:01 ID:KgVIM9eb

「ゆかりん、あたしのこと考えてるでしょ」
「…自惚れないでよ」
「えー、絶対そうゆう視線であたしを見てた」
「どうゆう視線よ」
「何かねえ、エロキモい眼で」

よっちゃんは大袈裟な気色悪いウインクを私に寄越した。
普段はノー天気で馬鹿が付く程に単純だけど、
落ち込みそうな時に盛り上げてくれる。
よっちゃんがいない家に帰って来るのは、きっと凄く寂しいに違いない。

「ま、大会とかある度に解説者で現場に呼び出されるかもだし、
思っているよりしーちゃんと会える機会あると思うよ」

「美姫は考え過ぎなんだよ」とよっちゃんは言った。

「そういえば、よっちゃんもトリノの時に少し解説したよね」
「あぁ…あれは緊張した。挙動ってたし。
あたし解説者は向いてないなーと思って引退するの辞めたんだもん」

確に向いてないとは思ってたけど、そんな理由で引退しないとか。
冗談でしょう、とよっちゃんを見る。
すると、私の呆気にとられた反応を見て笑いを堪えてる。
397中野×恩田:2006/05/08(月) 02:56:06 ID:KgVIM9eb

「今のゆかりんの顔ウケるんだけど」
「うるさいうるさい。よっちゃんなんて解説者も駄目だし、コーチも無理だね!」
「やっぱり?だよねー。
あたし自分でも何言ってるのか分かんない時あるのに、
教えられるわけないよ」

東海大の事務員で雇ってもらおっかな、とか言い出すし。
ジムのインストラクターもいいとか言っちゃう始末。
プロに転向する選択肢はそこにはないのかい。
さっかまでのしんみりした雰囲気は何処へやら。
脱力気味に相槌を打っていて暫く、よっちゃんは
良い事を思いついたと言いたげな顔して私を見た。
大抵こうゆう時は、良くない事を考えてるのだ。

「ゆかりんのお嫁さんになればいいんじゃん。
引退ならぬ寿退社」
「お嫁さん…?」
「そう。ゆかりんがお婿さん」

398中野×恩田:2006/05/08(月) 02:58:41 ID:KgVIM9eb

いや、無邪気に言われても困る。
よっちゃんとずーっといられるのは嬉しいよ。幸せだよ。
だけど、いきなり何を言っちゃってんだ、この人は。

「ゆかりんは嫌?」
「嫌なわけないじゃないよ。…本当に貰っていいの?」
「もちろん。ゆかりんに貰われたい」

照れ臭そうにそう言って、よっちゃんはおでこを突き出した。
キスしてってことかな。
そっと目を伏せて待つよっちゃんを見下ろす。
おでこじゃなくて唇して驚かしてみようかと思いながら、
キスをするべくよっちゃんの肩を抱き寄せた。



fin.
399名無しさん@秘密の花園:2006/05/08(月) 03:18:27 ID:KgVIM9eb
オリスレなのに中×恩です、毎度すみません…
中×恩が好きな同志がいて嬉しいです

スル×コーにレスありがとうございました
スルが一番好きな選手なので、一度書いてみたかったんです

>>389
こうゆうネタ大好きです!
女子スケート組で本当に出てほしいなあ…フレンドパークとか(ボソリ

荒川さんアマでの活動お疲れ様でした
あと、犬バウワーも
400名無しさん@秘密の花園:2006/05/08(月) 11:38:51 ID:i98+0DpD
ゴールデンウィークが終わって、見たら作品がいっぱいでうれしいっす

職人様方の働きに刺激され私もまた書いてみました

>399さんの作品、せつなかったりちょっとほほえましかったりで
めちゃくちゃ私のツボです!

スルツカヤは私もすごく好きな選手です
萌えますた!!
401小さな炎 1:2006/05/08(月) 11:42:18 ID:i98+0DpD

章枝がリンクを上がるとまだ一人の女の子が練習を続けていた。

美姫ちゃんか、、、。

リンクの上では自分のことが精一杯で中々他の子のことまで気が回らない。
でもスケート靴を脱げばまた違う。章枝は自然に美姫の姿が気になってしまっていた。

小麦色の肌に肉感的な身体。
動作のひとつひとつが時々妙に色っぽい。
同性の目からみても若い色香があって見ているだけでドキドキしてしまう。
彼女はまるで紅い炎のようだ。

「、、、村主さん」
「あ、、」
「さっきから、何度も声をかけてるのに」
「ああ、ごめん、真央ちゃん」

袖を引っ張られ、章枝は美姫に魅入っていた事に気がついた。
真央がすぐ傍まで来ていた。彼女はこれからリンクで練習を始める所だった。
402小さな炎 2:2006/05/08(月) 11:43:23 ID:i98+0DpD


「、、安藤さんを見ていたんですね」
「え、ええ」
真央にまで指摘されるくらいじっと魅入っていたのだろうか。
自分ではほんの一瞬のことだと思っていたのに。

「村主さんはどう思います?」

切り込むような唐突な真央の問いに章枝は驚いてしばらく答えられなかった。
いつもの真央とはちがう大人びた口調だった。

「安藤さんのこと、、」
「そうね、今日はいつもより安定感があるし、技にメリハリがあっていいと思うわ」
章枝は言葉を丁寧に選んで答えた。

しかし真央の方はそんな答えを訊いてないと言う様に
話が終わらないうちにまたリンクの方を向いた。

403小さな炎 3:2006/05/08(月) 11:45:38 ID:i98+0DpD

「村主さん、真央のこと、あんな風に見てくれたことないでしょ」
「えっ、、?」
「村主さんは安藤さんの演技を見てたんじゃない。安藤さんを見てたんでしょ」
「真央ちゃん、、、」

彼女の横顔はいつもの無邪気なものではない、なにか複雑な厳しい顔つきだった。

「みんな、、そう。真央がどんなに頑張っても、どんなに高得点を出したって
 真央自身のことを見てくれない。みんな、安藤さんのことばっかり見てる。
 荒川さんも恩田さんも中野さんも、、、村主さんも」

そういうと真央は章枝をじっと睨むように見つめた。
章枝はいったいどうしたものかと内心おろおろするばかりだった。
いったい何が彼女にこんな言葉を出させるのだろう。

「章枝さん、真央ちゃん!」

美姫が二人の姿を見つけて手を振りながら駆け寄ってきた。
すると真央はぷいっと横を向き、そのままリンクの方へ走っていってしまった。
404小さな炎 4:2006/05/08(月) 11:47:05 ID:i98+0DpD

「どうしたのかな、真央ちゃん。私何か悪いことしちゃったかな」
「美姫ちゃんは何もしてないわよ。多分、、私に怒ってるんだと思うわ」

章枝はため息混じりにそう言った。
美姫はまだ心配そうに真央の姿を追っていた。

「そんなに心配しないで。大丈夫よ。今日はもう練習終わり?」
「うん、今日はもうおしまい。章枝さんは?」
「私も今日は終わりにするわ。ちょっと千香に頼まれてることがあって」
「ふふふ、章枝さんってやっぱりやさしいね」
「さぁ、静香ちゃんが待ってるわよ」

ちょっと後ろ髪を引かれながらも、美姫は照れてうなづくと一直線に走っていった。
恋人のところへうれしそうに走っていく後姿。
本当に彼女は女の子なんだな、と章枝も羨ましいと素直に思った。
405小さな炎 5:2006/05/08(月) 11:48:41 ID:i98+0DpD


章枝はリンクのそばにある喫茶店で本を読んでいた。

千香に頼まれている写真の出来上がる時間までにはまだ1時間あるな、、、。

でも、そんなことより気にかかっているのはさっきの真央の事だった。

あの言葉、、なんだか自分がいつも思っていた言葉のような気がする。

あんなに動揺してしまったのは何かわからないもやもやした気持ちを
真央が言葉にしてぶつけてきたからかもしれない。

ミルクティーを一口飲むと章枝はガラス越しに夕暮れていく交差点の喧騒を見つめた。
406小さな炎 6:2006/05/08(月) 11:49:26 ID:i98+0DpD


今日は真央と二人だけの練習だった。
なにか気まずいな、と章枝は心配したが、
真央はいつものとおり天真爛漫、素直で明るい少女に戻っていた。
章枝は昨日とのギャップに戸惑いながらも安心した。
やっぱり真央ちゃんにはあの明るい笑顔が似合う。

ロッカールームで着替えをしていると真央がタオルで顔を包みながら入ってきた。
「お疲れ様、真央ちゃん」
章枝がにこやかに声をかけると
真央は少しうつむいて二人のほかに誰もいない気配を感じると
また思いつめた表情で章枝に近づいた。

「、、私、、知ってるんです。荒川さんと安藤さんのこと」
「、、、、」
「みんな、知ってるんでしょ」
「、、、、」
「ねぇ、村主さん。真央は村主さんのことが好きなんです」

少し潤んだ黒い瞳は切り込むように章枝の瞳に語りかけた。

「いつもスケートに一生懸命で、リンクの上では情熱的で、、
 リンクの外では静かなやさしい女の人で、、、
 安藤さんが荒川さんが好きなように真央も村主さんが好き」

頬を紅潮させ、そう言うと真央はきゅっと唇を結んだ。
思いもよらない告白。でも章枝は昨日ほど動揺はしなかった。

「、、、、真央ちゃん、、ありがとう」

章枝は自然に真央の手に自分の手を重ねた。
407小さな炎 7:2006/05/08(月) 11:50:25 ID:i98+0DpD

「でも、私は静香ちゃんじゃないし、真央ちゃんも美姫ちゃんじゃない。
 、、、私ね、多分、、」
「誰か他に好きな人がいるの?やっぱり安藤さん?」

章枝は微笑みながら首を振った。

「私もね、多分あの二人に憧れているのだと思うわ。
 でもね、私たちは私たち。きっと恋をする時が自然に来ると思うの」

章枝にはやっとわかった気がした。どうしてあの二人が気になっていたのか。

「真央ちゃんは私のかわいいライバルよ。スケートでも、、恋愛でもね。
 、、、いつか恋をして、姉妹にも言えない秘密ができたらお互い相談しましょう」
「でも、、真央は今は村主さんのことしか考えられないんです。
 、、、好きでいてもいいですか、、?」

真央の瞳から涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。
頷いた章枝はそっと腕を広げると包み込むように真央を抱きしめた。
408小さな炎 8:2006/05/08(月) 11:52:05 ID:i98+0DpD

外に出ると夕暮れの風が二人の頬を撫でた。
「ひゃあ、つめたーい!」
真央は首をすくめたが章枝と繋いだ手は放さなかった。

二人は他愛もない会話をしながらゆっくりと街を歩いた。
交差点に差し掛かると章枝は真央に振り返った。

「家まで送ろうか」
「ううん、ここから一人で帰れるから」

真央はにっこり笑って手を放した。

「村主さん、ありがとう。また明日」
「、、うん、また明日ね」

真央は大きく手を振りながら時々飛び跳ねながら青信号の交差点を渡っていった。

真央ちゃん、ありがとう。

やがて真央の姿が見えなくなっても章枝はその場所にしばらくたたずんでいた。
409名無しさん@秘密の花園:2006/05/08(月) 11:55:21 ID:i98+0DpD
どうもでした

まとめ中の人様、いつもタイトルつけずに、すみません
なんかうまくタイトルが思い浮かばないもので、、、
結構、中の人様がどんなタイトルつけるか楽しみにしたりして、、、ゴメソ
410壁紙小僧@新幹線:2006/05/08(月) 22:34:51 ID:hOgLUu04
フレンズオンアイス見てきました。
フィナーレ後に出演者がリンクを一周して花束等受け取るのですが、中野さんがあれこれ受け取る背後で、少し離れて見守るようにニコニコしてる恩田さんが(´∀`)。
411チョコ:2006/05/08(月) 22:59:55 ID:VXxNFqMp
壁紙小僧さま〜!マジすか(*´Д`)羨ましすぎッッ!!しーちゃんいるのに
お構い無しにラブラブする中×恩を妄想しちゃいまつ・・・(*゚∀゚)=3

中×恩、村×真のSSも最高でしたぁ!!

やっと、荒×岡の続きが出来ましたので投下します(´Д`)
412チョコ:2006/05/08(月) 23:01:05 ID:VXxNFqMp
>>372-374の続きです

【T&S 好みの女C】

私の部屋に着いて、とりあえず二人で大量に買ったお酒を飲む事にした。
『シズカこんなに買って一人で飲むつもりだったの?w』
「悪い?誰のせいだと…」
『何?誰のせいなの!(ニヤ)』
「…彼女に何て言って来たの?」
『友達と呑むって。だって元々そのつもりで来てたしw』
「は?デートで来てたんでしょ?」
『今日は会うつもりじゃなかったんだよ。あたしが東京行くって言ったら、たまたま小百合もこっちで用事で』
「意味わかんない。本当何しに東京来たわけ?」
『だから〜シズカに会いにw』
「はぁ〜?連絡もしないで?私が用事あったらどうするつもりだったの?」
『ま、良いじゃんwこうして二人で会えたんだし』
そう言って朋さんは私の首にキスをしてきた。
「ちょっ…//何してんのよ!!」
『美味しそうな首筋だからw』
「エロおやじ!!」
『シズカ〜良いじゃんw』
「彼女が泣いてるよ!!」
『この前あんなに感じておいて〜それはないじゃんw』
「くッ…//」
『ねぇ?一緒お風呂入らない?洗ってあげるからw』
413チョコ:2006/05/08(月) 23:02:22 ID:VXxNFqMp
【T&S 好みの女D】

この人には敵わない。本当自分のペースに持っていくのがうまいと思う…
私の言う事をうまくかわしながら、もう服に手をかけているではないか!!
「話ながら知らないうちに脱がせるのプロだよねw」
『え?そう?まぁ年の功ってヤツじゃないw』
「それにしてもw」

あっと言う間に裸にさせられて、私はお風呂場のイスに座らせられた。
そして後ろから私の首筋に優しくキスをしてきた。
『綺麗にしてあげる…』
そう言うとシャワーをかけながら左手で私の体を優しく触る…
鏡に映る姿を見ながら徐々に感じ始めた私は、朋さんの手の動きに身を委ねた。
「んッ…」
『ココ…気持ち良いの?』
ボディソープをつけられ、乳首のあたりを勢いよく滑らせる手…
わざと核心に触れないような意地悪な動きに我慢が出来ない。
「アン…朋さんの意地悪…」
『洗ってあげてるだけなのに感じちゃって可愛いw』
「そこじゃなくて…もっと…」
朋さんの手を取って自分の感じるとこに誘導する。
『エッチな子w』
「朋さんがそうしたんでしょ…」
414チョコ:2006/05/08(月) 23:03:36 ID:VXxNFqMp
【T&S 好みの女E】

そう…私はこの人に何度も抱かれて…この人の好みの女にさせられた。
こんな受け身の私はこの人の前でだけだ。

ベットに移ってからも朋さんの優勢が続いていた。
私は頭が麻痺して抵抗すら出来ない。下半身からは止まることなく蜜が溢れ出している。
それを慣れた舌使いで舐め回すあの人…

頭の中が真っ白になりかけたその時、急に舌の動きを止められた。
「ん〜なんで…止めるの…」
『シズカの口からおねだりが聞きたい(ニヤ)』
どこまで意地悪なんだろう…わざわざ私に言わせる為に止めるなんて…
『ほら〜言わないとイケないよ(ニヤ)』
「…」

ふと自分の彼女の事が頭に浮かんだ。いつも私に焦らされて、今の私のように答えを急かされてる。
イキたいと言う事がこんなに恥ずかしいなんて…
415チョコ:2006/05/08(月) 23:05:11 ID:VXxNFqMp
【T&S 好みの女F】

『シズカ?早くしないと乾いちゃうよw』
「ん……//お願い…止めないで?」
『その後は?(ニヤ)』
絶対に私に言わせようとしたいのか、わざと的外れな所を触ってくる…
それでも溢れ落ちる蜜が止まらないのはナゼ…そう…この後の快感を思い出しただけで私はもう・・・
『ほらほら〜ココは欲しくて堪んないって言ってるよ?w』
「あぁぁ〜お願い焦らさないで〜〜朋さん…イキたいよ…//早くイカせてッッ!!」
『も〜〜仕方ないなぁw早く言えば良いのにw』

朋さんはやっと私の秘部に口を付け、私のイク場所を確実に捕らえてきた。
さっき迄とは比べ物にならないくらいイク波が来るのがわかる…
「あぁぁぁ〜〜〜ッ!イクッイクッ!」
朋さんの頭を掴んでイキやすいようにもっともっとと腰を振る。
「あぁ…ッ…」

イッた私を見て満足そうに上がって来るあの人。まだ喋れない私をニヤニヤしながら眺めている。
『シズカはあたし好みの女だよw』
「…朋さんがそうさせた癖に…」

イキ疲れた私は、それだけ口にすると彼女の腕の中で眠ってしまった。

                                  【おわり】
416名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 10:50:22 ID:bzOnO0HQ
SS職人の皆様方GJです〜!!

チョコ様、さゆりちゃんが居るのにともみ姉さんはアブナイお方なのですね
あのシズカ様がメロメロになっちゃうなんて…
これからも期待してまつ!!
417121携帯:2006/05/09(火) 12:15:26 ID:t137VJmR
次回予告
次回は、しーみきスレ『初彼』に影響された
村荒『犬』です

黒めの村主さんです
418名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 15:39:58 ID:bzOnO0HQ
>>417
黒すぐりん…wktk
419121:2006/05/09(火) 19:35:40 ID:QtPowdag
なるべく『初彼』に影響しないように頑張りました……
軽く黒い村主さんをお楽しみください
420121:2006/05/09(火) 19:58:19 ID:QtPowdag
『犬』

『荒川静香の引き立て役』
『荒川静香のライバル』
 私はその為だけの犬だった……

「良く頑張ったわね、才能も無いくせに」
「どうも」
 オリンピックのエキシビション終了後、声がかかった
 私は、大きくため息をつきながらその人の顔を見た
 城田憲子……欲と金と権力に溺れた女
 私をシニアになった時から忠実な犬としか見ていない女
 荒川静香が金メダルをとって本人以上に喜ぶ哀れな女だ
「わかったでしょ?私のシナリオは完璧なのよ」
 悪い癖だ……結果だけを見て過程を見ない
「すごいですね、静香ちゃんの曲目変更やコーチ変更も想定内ですか」
 にこやかな顔で言ってあげると途端に顔が歪んだ。
「『静香ちゃん』……そう呼ぶなって言ったはずよ」
 あぁそこ怒るんだ……滑稽すぎて笑ってしまいそうになる
「静香ちゃんは静香ちゃんですよ。『お互い大人になった』んですよ」
 私の静香ちゃんの関係改善をさも自分の手柄のように言っていた彼女にはいい皮肉だ
「くっ……私に逆らう気?才能も無いくせにこれだけ目をかけてやったのに」
「残念ですけど、もう貴女のシナリオで動く気ありませんから」
 私は、さっさと立ち去ろうとする。もはや話すだけ無駄な事だった
421121:2006/05/09(火) 20:17:35 ID:QtPowdag
「あなたを潰すなんて簡単なのよ」
 彼女のわめきにも付き合うつもりは無い
「言葉に気をつけたほうがいいですよ。貴女の大好きなマスコミが色々動きますから」
 その後も彼女はギャーギャー言っているが聞く気もしなかった
 ただ、忠実な飼い犬に噛み付かれた人間はこんな顔をするのかと思うと笑いが止まらなかった。

「私の金メダルも世界選手権の不出場も現役引退も全部章枝のシナリオだったんでしょ?」
 静香ちゃんのプロ転向が公になる数日前、私は静香ちゃんと飲んでいた
「まぁね……思ったよりマスコミの勢いは凄かったけど」
 オリンピック後、虚実ない交ぜにしてもスケート協会の腐敗に関するニュースは
 かなり駆け巡った。
 フィギュアだけでなくスピードスケートまで……
 まぁこれは、影で岡崎さんや大菅ちゃんが動いたんだけど……
 最終的には役員人事の刷新につながった。
「で、ライバルが居なくなった後章枝はどうするの?」
「そうねぇ……考えてなかった」
 静香ちゃんは何それって顔で吹き出した
「もうしばらく協会にしがみつくわ、美姫ちゃんや真央ちゃんの引き立て役としてね」
「そう……美姫の事、頼むわね」
「まぁ頑張るよ。ゴタゴタで悪魔の囁き増えるだろうけどブザマに守ってやるわよ」
 ふっと静香ちゃんは微笑むと手を差し出した。
「頑張れ、戦友」
「プロスケーター荒川静香に栄光あれ」
 私もそっとその手を握り返した

「終」
422121:2006/05/09(火) 20:24:01 ID:QtPowdag
えぇ〜……萌えないし
なんか必要以上にすぐりん力持ってるし
まったくのNG作品ですorz

当初はもう少し長かったんですけどね
(とはいえ例の練習中の和解のあたりだけど)
ブザマに頑張りましたw
423名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 20:26:05 ID:irwn0Xis
駄作キタ━(゚∀゚)━!
424お約束:2006/05/09(火) 21:10:51 ID:ZX8/16yt
S田さんはJFSIA(日本フィギュアスケーティング
インストラクター"協会")じゃなく
JSF(日本スケー ト"連盟")の元役員ですよ。

とはいえ…
S田さんのちょっとした見苦しさがよく描かれてますな。乙
425121:2006/05/09(火) 21:37:44 ID:QtPowdag
しまった……そんな凡ミスしていたとはorz
426121:2006/05/09(火) 21:43:42 ID:QtPowdag
てか、ちゃんと『連盟』のHP見て「協会」と書いてしまうあたりは
凡ミスも甚だしいですな

これを肝に、しっかりしたいと思います
427名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 21:59:57 ID:BjhYAi5v
すぐりんカコイイ…
428350:2006/05/09(火) 22:10:02 ID:bzEMgAkP
凡ミスぐらいおK!だとオモ
だって妄想スレだもんw
121殿投下乙!
強気なすぐりん(・∀・)イイ


そしてTVネタにレスしてくださった皆様に感謝!
また何か生まれそうなので、次ネタ考え中ですw

でも、東京FP観たことないんですよね…orz
次はもっと萌要素を入れられればいいんだけどなぁ
429二人の休日 1:2006/05/09(火) 22:26:39 ID:bzOnO0HQ
やっと青森でも春っぽい気配が感じられる季節になった。
朝から青空が広がって天気予報も降水確率0%。

そして今日は一日二人とも仕事もカーリングもオフの日だ。

髪がのびてきちゃった、と歩が言うから
いつもどおり私が美容師さんになって髪を切ってあげることにした。

二人で青森で暮らすようになってから歩は美容院に行ったことがない。
そして道具一式を持って私たちはアパートの小さな屋上にやってきた。
白いケープを纏った歩はちょこんと子どものように椅子に座ると、鏡とにらめっこ。
私はクリップで髪をブロッキングしながら鏡と歩を交互に見比べた。

「どう?これくらい?」
「んー、もうちょっと切ってもいいかなー」
「でも、あんまり切りすぎると歩ったら男の子みたいになっちゃう」
「いいよ、弓枝にまかせた」
「もう、いつもそうなんだから」
「なにやっても私、男前になっちゃうから。弓枝の好きにして」

そう言うと歩は顎を少し上げ、目を閉じて気持ち良さそうにする。
そんな顔は仔猫がふにゃら〜と甘えてくるのに良く似てる。

春のやわらかい陽を浴びて二人でこうして居られることは私の心にとって一番の栄養補給。

みんなでカーリングをしている時ももちろん充実してるけど、こんな風におだやかではいられない。
時には激しくぶつかり合ったり反発したりする。

試合では熱血で意固地でそれでいて泣き虫なスキップも今はこうして大人しく私に髪をゆだねている。
430二人の休日 2:2006/05/09(火) 22:28:23 ID:bzOnO0HQ

「ここは揃えるほうがいい?それとも…ってちょっと歩!居眠りしないでよ!」
「あー、ごめんごめん。気持ちよくってさー。ついつい口からよだれが」
「もー、こうなったらマルガリータちゃんにしちゃうよ」
「あー、もういーや。マルガリータちゃんにでもゴブガリータちゃんにでもどーにでもして!
 弓枝の好きにしてもらえたら本望っす」

寝ぼけた声で歩はまた目を閉じた。
その顔があんまり無防備で間抜けなもんだから私は思わずぷーっ!と吹き出してしまう。

「ほんとに鋏が震えておかしな髪型にしちゃいそーだよー」
「にゃはははは…いいねぇ、クールな弓枝さんのバカ笑い。いつまでも聞いていたいよ」

椅子にもたれたまま歩は本当に幸せそうな顔をして私の顔を見上げた。

「トリノに行く前にも弓枝に切ってもらいたいな」
「そーねー、イタリア人もびっくりな超アグレッシブな髪型にしてあげる」
「あー、いいねー。早く世界中に見せたいなー」

春風がクリップで留めた歩の髪をそよそよと揺らした。

いつまでこんな風にいられるのかな…いつまでもこんな風にしていたい…

歩と一緒に見上げた青空には飛行機雲がどこまでものびていた。
431名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 22:32:12 ID:bzOnO0HQ
なんか髪を切ってあげるっていうシチュエーションで書きたいなーと思ったら
この二人が浮かんできました(^_^;)

なにせニワカファンなもんで…トリノ以前のチーム青森と小野寺×林をもっと早く知っていたらなー
とちょっぴり残念
432名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 22:34:39 ID:Yf/iEau7
拾い画です(^O^)
http://a.p2.ms/mb38a
433121携帯:2006/05/10(水) 08:23:10 ID:hJejKoc8
とりあえず、犬は機会を見て加筆訂正します。
434121:2006/05/10(水) 21:02:28 ID:/hEtauCX
『村主章枝の夢一夜 真相編』

 待ち人は来ない。
「遅いなぁ〜ふ〜みんまだかなぁ」
「いい加減その呼び方やめたら?由佳」
「何で?えぇやんさゆりん」
「だぁ〜やめろっての!」
 私は思わず怒鳴ってしまう
「大菅ちゃん……怒鳴りすぎ」
 ボソッと呟いた声と共に待ち人、村主章枝がやってきた。
 少し物憂げな表情で私の隣に座る。
「えぇ〜私の隣でもえぇや〜ん、ふ〜みん私の事嫌いなん?」
「そんな事無いわよ、好きよ神野ちゃん」
「はぅ〜……」
 由佳はとろ〜んとした顔で章枝を見ている。
(私、何で友人なんだろう)
 毎回繰り返されるやりとりにうんざりしながらも食事会が始まった

「続」
435121:2006/05/10(水) 21:06:57 ID:/hEtauCX
とりあえずこのくらいで
タイトルの通り『村主章枝の夢一夜』のサイドストーリー
大菅小百合・神野由佳との食事会からホテルイン
そしてその後をとろとろ書く予定です
436名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 00:39:56 ID:Or21QRXU
121って文才ないし、いちいちつまらん報告とかしにくるのぶっちゃけうざいわ…
437名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:15:33 ID:F5c97nKd
>>436
だから?
438名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:25:41 ID:Or21QRXU
やめろってことさ。
439名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:36:43 ID:Ky1vhJ8B
調子に乗った香具師が出てくると、スレがつまらなくなってくる。
余計なコメントをせずにSS投下だけにしといたほうがいい。

440名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:40:54 ID:oau55g66
スルーツカヤ汁!

ふいんき(←どうして変換できないの?)悪くなる

職人さん減る

萌の回転不足判定

カナシス...orz
441名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:48:14 ID:Or21QRXU
>>439俺はそれがいいたかったんだ
442名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 01:53:35 ID:FiO7tM7m
次何事もなかったかのように
しーちゃんとみきてぃの初キスはいつかについて
443121:2006/05/11(木) 02:40:51 ID:ALLwFKnp
では、最後の報告を

確かに、調子に乗っていた部分があったのは事実です。
今後は控えたいと思います。
444名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 07:04:33 ID:z1bN3qD0
謙虚なふりしてやること高慢なうざい態度改めれば復帰していいよ



445名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 12:16:34 ID:M9Izw6tq
121様、気にせずまた作品を投下してくださいね
121様の設定とか面白くて私は好きだけどな

百合萌板で自分の価値観をおしつける香具師がいるのはビックリですわ

sage進行にした方が作家さんたちも投稿しやすくなるかな

446名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 18:18:14 ID:Or21QRXU
なんか荒らし扱いしてるみたいだけどそういう忌憚のないレスもあって然るべきではないかな
たとえば職人でもないのにコテハンつけてるのとかはそんなに自己主張したいのか?と何となく不快だ
スレがつまらなくなるような方向に行きかけたから意見したんじゃないかな
447名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 18:28:34 ID:Or21QRXU
それと、俺の言葉が非常に汚かったな。非礼を詫びよう、正直すまんかった
他板のノリではここじゃ荒らし扱いもしょうがないか
448121:2006/05/11(木) 18:35:43 ID:ALLwFKnp
>>447
いえいえ、こちらも分をわきまえずスレをつまらない方向へ
もって行ってしまったのは事実ですので……
自分の高慢さに気づかせてくださってありがとうございました

>>444
確かに、高慢に映る態度が多々あったことをお詫びいたします。
今後もそういうことがあるやもしれません。
その折は忌憚の無い発言をお願いいたします
449名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 20:24:45 ID:vtG1cCm+
>>444>>447へのレスか?
450名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 13:15:36 ID:DZF8cZdE
『O菅ちゃんの同室人(続編)』

朋美の後を小百合は滑っていた。
彼女の一足一足を確認しながら自分の動きも合わせて氷を蹴る。

ふとリンクの外に見慣れないジャージを着た女の子の集団が目に入った。
(そういえば、明日から高校生が合宿に参加するって言ってたっけ、、)
近くを滑ると若いかしましい笑い声が聞こえてきた。

「大菅!」
前方から振り返らずに短く鋭い声が飛んだ。
「すみません!」
小百合は慌てて気を取り戻した。

何周かした後、朋美は姿勢を起こしてスピードを落とした。
同時に小百合もゆっくりと顔を上げ、横に並んで滑った。

「滑ってる時は集中してないと怪我をするよ」
「、、、すみませんでした」

小百合は素直に頭を下げた。心配してくれる気持ちが当然わかるからだ。

「まだ、その靴に馴染んでないみたいね」
「うーん、まだ新しいから、、これから慣れると思いますけど」
「無理に合わせる事ないからね、いつでも前の靴に戻せるし」
「はい」
「じゃ、氷上はこれくらいにしようか」
「はい、ありがとうございました」

451名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 13:17:20 ID:DZF8cZdE

もう一度深く礼をすると彼女は小さく手をあげて自分のベンチの方へ滑っていった。

(こうしてると普通の先輩後輩だよねぇ)

小百合も自分のベンチの方へと滑り出した。

「岡崎選手ってキレイだねー、かっこいー」
「うんうん、なんかかっこいー、男子なんかより全然かっこいーよね」
「なんか、オスカルみたい」
「ははー、そーだねー」
さっきの集団の前を滑るとそんな会話が耳に入った。

(ここは宝塚じゃねーぞ。明日からの地獄を知らないで、、いい気なもんだ)

「岡崎選手がオスカルなら、大菅選手はアンドレだよね」

小百合は思わずコケそうになった。
が、さすがにコケはしなかった。聞こえないフリをしてベンチに座った。
しかし、ここからはまだ聞こえる。

「大菅選手ってちょっとクールな感じだもんね」

(だいたい今の高校生ってベルばら知ってんのか)

「ああ、そう言えばなんかいつも一緒にいるよね、あの二人、、♪君は光〜僕は影〜」

(別に好きで一緒にいるんじゃないわい、上からの命令で一緒にいるんじゃい
 それにアンドレはホントは男だろーが)
452名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 13:19:00 ID:DZF8cZdE

「みんな知らないですからねー、岡崎さんの怖さを」
いつのまにか吉井小百合が横に立っていた。

「練習の鬼だからね、まあ、そのうちわかるって」
「練習も厳しいけど、、何よりアレがねー」
吉井はニヤニヤしながら高校生の集団を横目で見た。
小百合の眉がぴくっと動いた。

「それだけは勘弁してほしいよ。もしあの純真無垢なあの子たちに何かあったらと思うと、、」
「そこは先輩がなんとかしないと。
 これからのスピードスケート界、健全なる選手育成は先輩の腕に、いや胸にかかってますよ」
「?胸って、、?」
「岡崎さんがいろいろ触ってみた結果、大菅先輩の胸が一番自分の手にフィットするそうです」
「よ・し・い・ちゃん〜〜!」
小百合は吉井のほっぺたをむにゅーと引っ張った。

「いたたた、、、ホントに本人がおっしゃってたんですってば」

吉井は笑いながら振りほどくと今度は意味深な顔をして小声で近づいた。

「ここんとこ、岡崎さん大人しいですから、、この調子で一週間乗り切れるといいですね」
「、、、あたしは、この一週間寿命が10年縮まりそうだよ」
「ははは、でも先輩、近頃タイムも縮まってるじゃないですか」
「、、、吉井ちゃん、部屋を交換してあげてもいいよ」

ドスの聞いた声で小百合が睨むと
吉井は舌をちらっと出して相変わらず憎めない笑顔で去っていった。
453名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 13:20:25 ID:DZF8cZdE


一日の予定が終わり小百合はベッドの上で雑誌を読んでいた。

「ただいまー」
ゆっくりとドアを開け、朋美が部屋へ入ってきた。

「お疲れ様です」
小百合は本を閉じ、身体を起こして彼女に向き直った。

「お疲れー、、、あら、まだお風呂入ってないの」
まだジャージ姿の小百合を見て目をまるくした。

「だって岡崎さんがまだ終わってないのに」
「今日は遅くなるから先にいいって言ったじゃん」
「いえ、そうはいきませんから」

朋美はふうんと頷き、なにか言いたげな顔を一瞬見せたが
「じゃ、お先に」
とバスルームに消えた。

そのうちバスルームからシャワーの音が聞こえてきた。
雑誌をまた開いたが、さっきの朋美の表情と跳ねる水音が気になってページをめくれない。
454名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 13:22:23 ID:DZF8cZdE
続きはエロが入るのでw
夜にします

どなた様もマターリ進行でいきましょう!!
455名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 15:15:15 ID:9vBlJ/4C
>454
楽しみにしてますよ!

わりとここも流れ早くて…遅い感想だけど。
>401「小さな炎」
こういう微妙な空気を描いた作品て好きです。
微妙、ていうと失礼かな、何というか…2人の間の淡い、というか穏やかな空気が
見えて本当よかったです。
456名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 16:52:58 ID:xUu2kJR5

>>429-430
みたいなほのぼの系もちょっとエロ系もいいですね!
いろんな職人さんたちがご光臨されるようにまたーりしましょ
457453の続き:2006/05/12(金) 23:54:02 ID:SwO27Rcn

「さ・ゆ・りちゃ〜ん」
バスルームの方から朋美の呼ぶ声と湯気と石鹸の香りがした。
なんだか見透かされたようで小百合はびくっと飛び起きた。

「なんですか」
「ごめーん、ちょっとシャンプー切らしちゃって、、貸してくれる?」

ちょっとどきまぎしながら小百合は自分のシャンプーを持ってバスルームに入った。

「わっっ!」
急に腕を引っ張られ、小百合は少しシャワーに濡れてしまった。

驚いて見上げると髪から雫を滴らせ、一糸纏わぬ姿の朋美が湯気の中で微笑んでいた。
隠すことをしない露わな身体と濡れた瞳がドキッとするほど艶っぽい。
さすがの小百合も見とれて声が出せずにいた。

「ね、一緒にはいろ」
まるで催眠術でもかかったように小百合は視線が外せなくなってしまった。
頬が上気して鼓動が高鳴っているのが自分でもわかる。
朋美が服を脱がせている間、まるで人形のようにされるがままになっていた。

ブラを外され、外気が胸に感じられるとようやく我にかえった。
458名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 23:55:31 ID:SwO27Rcn

「きゃあっ、なにをするんですか、岡崎さん!」
「んふふ、、水資源節約のため一緒に入ったほうがいいかなーと思って、、」

訳のわからないことを言いながら最後の下着に手を掛けられると小百合は慌ててそれを抑えた。

「や、やめてください。これは自分で、、、」
「あ、自分で脱いでくれちゃうんだ」

思わず脱いでしまった、、、、赤面。

「こうして一緒にお風呂は入れるなんて、、、うれしい」

水滴を纏いながら朋美が唇を重ねてきた。かかるシャワーより体温が高くなる。
鼓動の速さとともに小百合も自然と舌を絡めあい、朋美を抱き寄せる手に力が入る。

唇を離し腰に手をまわしながら、二人は鼻先をこすり合わせる。
睫毛の先が触れ合う近さ。
濡れた髪が顔に張り付いていてお互いの官能的な表情をより際立たせる。

二人の身体がぴったりと密着して
胸の先端が擦れ合うと、爪先からビリビリと痺れる感覚が襲ってきて膝が震えてしまう。
459名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 23:57:10 ID:SwO27Rcn

「ねえ」
「私達もあんな頃あったんだよね」
突然の問いかけに小百合は身体を離した。

「ああ、あの子たちですか」
「小百合は、、、何も知らなかった頃に戻りたい、、?」
髪から睫毛へ雫を滴らせながら朋美が耳元で囁いた。

「いいえ」
「ほんとに?」
「私は今が一番、、、、」
静かに目を閉じると小百合は朋美の瞼に唇をよせた。

「でも、こういうことは他の皆に教えちゃダメです」
「ふふん、相変わらず言うねぇ、小百合は、、、
 じゃ、、今日はどんなことを教えちゃおうかなー」

朋美は妖しく唇の周りをぺろりと舐め、小百合の首筋から胸へと舌を這わせていく。
シャワーを身体中で受けながら、感覚だけは朋美の舌の部分にだけ集中していた。
460名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 23:58:31 ID:SwO27Rcn

「こ、こんな、、ところ、、で、、?」
すでに立っている感覚を失いかけた小百合はとぎれとぎれに言った。
「そう、、たまにはいいでしょ」
指がすうっと小百合の腿の内側をなぞるとさらに敏感な部分へとたどり着いた。

「あ、んっ」
顎を反らせるとシャワーの水滴が顔にかかって息をつこうにも苦しい。
小百合は胸にある朋美の頭を抱え込んだ。

自分の髪から彼女の髪へと幾つもの雫が流れ落ちていく。
まるで自分の全神経までもが彼女のところへ流れ落ちてしまいそうだ。

指でやさしく丁寧に花弁をかきわけられると湯水ではないねっとりしたものが
自分の中から溢れてくるのがわかった。

「あ、あ、、もう、、もう、やめてください、、」
全身が小刻みに震える。
「お、お願い、、」
「でも、こっちはやめてほしくないみたいよ」

柔らかな粘膜はざわざわと蠢きながら指に絡み付いてくる。
朋美はそれをあやすように指先を微妙なタッチで動かし続けた。
その度に小百合の唇からは短い喘ぎ声が漏れてくる。
461名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 00:00:50 ID:SwO27Rcn

「やっ、、いやっ、崩れちゃう、、!」
上下の感覚がなくなって立っている姿勢が維持できなくなってしまう。
「もっと感じていいのよ。濡れた顔がとってもイイわ、小百合」

薄目を開けて見ると朋美も頬を紅潮させてひどく興奮しているようだった。
それを見るとますますたまらなくなって手が朋美の肩に強く食い込む。

「は、はあんっ」
このままいけば全身の力が抜けて倒れこんでしまいそうになる、、、でも、、、。
快感を感じながらも心と身体の不安定さに小百合はいやいやと首を振りつづけた。

「いいのよ、イッて、、、。倒れても私が抱きとめてあげる」
朋美の指がぐっと奥で激しく動いた。

「あ、ああーっ」
全身を震わせて小百合の身体が大きくしなり、そしてガクッと朋美の方へ倒れこんだ。

朋美はそれを抱きとめると小百合の顔に何度もキスをした。
462名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 00:01:56 ID:O1aBtdKR


どんな風に着替えて、どんな風にベッドにたどり着いたかも、よく覚えていない。
まだ身体の深い所で余韻が残っているのを感じながら小百合はベッドに横たわっていた。

「小百合ー、よかったわよー。イク時の表情といい、おっぱいの揺れといい、もう、最高!
 いやー、今日はいかったわー」
朋美はお尻に顔を乗せて満足そうにすりすりした。

(、、、、おまえはAV監督か!)

「また、明日からも気合いれてがんばろーね、昼も夜もっ!かわいい高校生も見てるしさっ」

(もう、、どんな顔してあの子達の前に出て行けばいいのさ、オスカルとアンドレだってここまでしてないだろっ!!)

「うう〜(T_T)、、私、やっぱり10年寿命が縮むかもしんない、、、」

小百合はぐったりと枕に顔をうずめた。

463名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 00:08:36 ID:O1aBtdKR
ちょっと遅いですが前作の訂正をさせてください

282
無言のお目付け役である。 →無言のお目付け役任命である。
283
岡崎さんの浮気症にいろいろと→岡崎さんの浮気症についていろいろと

どうも言葉が変でした、、スミマセヌ
464名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 13:32:23 ID:+zarzuJa
>>463サマ
岡崎さんのエロさ加減が良いですね。
O菅さんには可哀想ですが頑張ってもらいたいです
465名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 01:22:53 ID:L6YcYo/0
>>463
わおーGJ!!!
寝る前に覗きに来てヨカッタ(・∀・)

主将タン、このケダモノめー・・・もう、大好き。
466チョコ:2006/05/14(日) 13:57:23 ID:cPNTKdcU
>>463様 このシリーズ(・∀・)イイ!!朋さんは攻めが似合いまつね〜(*´Д`)
サユリちゃんが敬語で「やめてください・・」とか良すぎwww興奮した!!

さて、ネタ的には少し前ですが、FOIの荒+恩+中でSSを考えてみますた!
エロなしですがドゾー( ´∀`)
467チョコ:2006/05/14(日) 13:58:09 ID:cPNTKdcU
【フレンズネタ@】

………頭が痛い。
浅い眠りの中で昨日の行動を思い起こす…
えっと〜確か…ショーが終わって皆で食事に行ったはず。
で、ヨシオとユカりんと3人でホテルで飲み直す事にしたんだ…
ちっ!!あの二人、私がいるのにお構いなしにイチャつきやがって(-_-#)
一人身の私を少しは気遣えよ!!

あれ?そういえば…ホテルで飲むって…どこのホテルだっけ?
これ私のベットじゃないよなぁ…

!!!あ…そういえば、ヨシオ達が泊まる部屋で飲んだんだ!!
で、私はそのまま寝ちゃったのか〜^^;
あの二人に悪い事しちゃったな〜

ようやく思い出したところで目が覚めた。
468チョコ:2006/05/14(日) 13:59:03 ID:cPNTKdcU
【フレンズネタA】

寝返りをうって隣りのベットに目をやると、一目でヨシオとわかる髪の毛が見えるw
ヨシオは寝相が悪いのか、布団が半分捲れてて…!!!!!
ちょっ…wワカメちゃんはみ出してんだけどwwww
その光景が妙におかしくて、思わず声を出して笑ってしまったw
でも何でヨシオは裸で寝てんのよw…

・・・とその時、ヨシオの隣りでモゾモゾ動くのが見えた!!
起き上がって見たら、顔を真っ赤にしているユカりんが…
『おはよう!』
「あ…おはようございます//」
ユカりんは一向に起き上がる気配が無い。
ん?まさか…(゜ロ゜;)ヨシオが裸って事はユカりんも…( ̄□ ̄;)!!
こいつら〜!!!私が先に潰れたのを良い事に…私が眠っている隣りのベットで><;
破廉恥な…//私ですら他人がいるとこではミキとエッチしないのに…//

『ちょっ!!ヨシオっ!!!』
「(ガバっ!)」
あらら^^;裸のまま立ち上がっちゃったよw
469チョコ:2006/05/14(日) 13:59:41 ID:cPNTKdcU
【フレンズネタB】

『ヨシオ〜あんた何で裸なの?』
「え?…うわぁ〜!!!こ、これは…」
慌てて胸だけ隠しても、ワカメちゃん丸出しだとマヌケなんだけどw
「昨日のことは・・何も…(汗)知りません!見てません!!」
『何よ〜それ。しかも見てないって何の事?』
実は飲んでる最中の記憶がほとんどないんだよね…
ヨシオの慌てっぷりを見ると何かあったのは確かなんだけど…
『ねぇ?まさか私の隣りのベットでユカりんとエッチしてないよねぇ(ニヤ)』
「そそそそそんな事は(゜□゜;≡;゜□゜)」
『ユカりんも裸なんでしょ?布団捲れば一目瞭然よ(ガバっ!)』
「…//」
『あら…ミキには負けるけどなかなか(ニヤリ)』
「し、しーちゃん!!」
『なぁに?ワカメちゃんwww(いい加減ワカメ隠せよw)』
「ユカリには手出さないでよね!!」
『え〜wどうしょっかな〜w』
ユカりんの体を指でなぞった。
「…ッ//」
『可愛いw』
470チョコ:2006/05/14(日) 14:00:25 ID:cPNTKdcU
【フレンズネタC】

「本当にお願いだから!ユカリに触らないでよ〜ヽ(`д´)ノ」
『じゃあ、私の隣りでエッチしたのか白状しなさい!(ニヤ)』
「え・・っと〜^^;多分エッチは・・してないと・・思います(汗)」
『多分って何よ』
「しーちゃん昨日の事全然覚えてないの?」
『????』
「しーちゃん凄い酔っ払って・・自分で脱ぎだしたと思ったら・・」
『え?!』
そういえば、何で浴衣着てんだろうとは思ったけど・・
「ベットに上がって下着姿でイナバウアとか・・」
『ウソでしょ?!』
全然記憶にない・・orz
「本当だよ!そして・・ウチらを捕まえて(涙)裸にさせたのしーちゃんなんだよ!!
(本当は裸にさせられたのはあたしだけだけど・・)」
『え・・・』
「しーちゃん力強いんだから!!抵抗出来ないし・・
・・で、あたし達を脱がせたら、自分はそのままベットに倒れて寝ちゃうし・・」
『ウソ///全然覚えてない・・』
「あたしとユカリで風邪ひくと思って浴衣着せてやったのにさ〜」
『じ、じゃあ・・・?』
「全部しーちゃんの仕業だよ!」
ヨシオはまだワカメちゃんを出したまま踏ん反り返って立っているwww
471チョコ:2006/05/14(日) 14:01:09 ID:cPNTKdcU
【フレンズネタD】

『…ごめん…なさい<(_ _)>』
「え?」
『昨日は・・ミキがいなくてイライラしてたんだと思う(あんたたちが目の前でイチャイチャするからよ!)』
「ま、まぁ・・謝ってくれるならもういいよ。さ、服着て帰る準備しないとね」

ヨシオはユカりんを私から隠すようにして着替えさせ、私も自分の服を着て帰る準備をした。

『じゃあ、私はお先に・・^^;昨日は本当にゴメンね?』
「あ、うん^^;」
『またメールするよ』
「うん…^^;」

―――しーちゃんが帰って―――

『よっちゃん・・あんな事言って本当に大丈夫なの?』
「え・・」
『昨日の話は大体あってるけどさぁ^^;』
「だって!あの事言ったら間違いなく殺されるよ!!」
『そ、そうだけど・・』

実は、ヨシオとユカりんは・・しーちゃんが酔って脱いだとこからデジカメのムービーで撮影してたのだ!
ホテルから帰る前にムービーを見て二人で大爆笑した事と、本当は隠れてエッチをしていた事は
絶対にしーちゃんには言えない・・

                               【おわり】
472名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 15:50:24 ID:VCfl7HMa
>>466
ワカメちゃん…ワロタwww
恩ちゃんが必死でエロメダリストしーちゃんからゆかりんをかばうのがカワユス


>>463
さすが、エロリンピック常連選手朋姉さん!
このスレ的には今後も積極的に、選手にあんなことや
こーんなことまで教え込んでいってほしいものですw
473名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 00:39:06 ID:aAnzECjp
ワカメちゃんの連呼が…笑かしてもらいました
そしてしーちゃんの下着でイナバウア!!笑えるかもしれないけど
コーフンもしちゃうかも!!
474名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 02:45:32 ID:WNOhtt4e
スケート連盟主催謝恩会にて。

大菅「新しい連盟会長に橋本聖子先輩をなんて噂があるじゃないですか。
岡崎さんもいずれはそんなふうに言われるんですかね」
岡崎「あたしぃ? あたしは全然そんな気ないし、政治向きのことはよくわか
んないや、アハハハ」
大菅「でももし岡崎さんが会長になったとしたら、何やってみたいですか?」
岡崎「…………ハーレム、かなぁ」
スピスケ一同「…………(゜Д゜ )ハァ……?」
岡崎「やっぱ漢のロマンでしょ、ハーレム」
大菅「……………………。」
荒川「もう今さらですし、村主さんは人柱にしますよ。どうしてもというなら
浅田姉妹も許します。でも……
(声のオクターブ下げて)……美姫にだけは手を出さないで下さいね」
恩田「(ゆかりんはあたしが身体を張って守らなッ(`・ω・´) !」
中野「……チッ(岡崎さん、あんた今でも充分ハーレムだろうが!)」
真央「お姉ちゃんお姉ちゃん、ハーレムってなに? あっ!岡崎さんの好きな
オートバイのことだよね!」
舞「そそそそそうよ!真央は物知りねっ!
(いや、それはハーレーなんだけど……神様、私たちをお守り下さい(´Д`))
475名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 10:33:52 ID:30kVpINt
>>474
真央ちゃん、ナイスボケ!ww
すぐりんとみきてぃの意見も聞いてあげてほしい>しーちゃん
よしおとともみ姐さんは筋トレで話があいそうねww

476名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 14:00:02 ID:AVmJWhEY
ハーレム会長wwwwwちょwwwいやん
477名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 21:52:25 ID:30kVpINt
『Jewel Box』(『0菅ちゃんの同室人』の続編の続編?)

「小百合、かわいいピアスしてるね」
小百合がピアスをアルコール綿で拭いていると朋美が背後からちょこんと顔を出した。

「だーれからもらったのぉ?」
「自分で買ってるんですってば。自分の好きな物をつけたいから」
「ね、全部はずして」
「いいですけど、、、どうして?」
「小百合の裸の耳を噛みたいから」

相変わらずの物言いに小百合は呆れて朋美をはたこうとした。
おっとー、などと彼女は身軽にそれをよけるとけらけら笑った。

「ふーん、たくさんあるんだね」

かわいいジュエルボックスにはピアスやネックレスが丁寧にしまわれていた。
その奥の方で朋美はひとつの指輪を見つけると目を落とした。

「この指輪、、、」
「ああ、覚えてましたか」
「覚えてる。あの日のことは忘れるわけないじゃない」
「、、、、、」
「、、、ごめん、嫌なこと思い出させちゃった」
「いえ、嫌なことじゃないです。あのことがあって大切なことがわかったから」


478名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 21:54:09 ID:30kVpINt


―――何年か前

小百合は付き合っていた彼から、スケートを選ぶか自分を選ぶか決めてほしいと迫られていた。
どちらだって失うことはできない。

でも、、、あの日、ある決心をしてもう一度その彼の部屋を訪れたのだ。
ドアを開けると小百合は目を疑った。

知らない女が彼と抱き合ってベッドで重なりあっていた。
信じられない光景に小百合は声をあげることもできず、ただその場所から逃げるように外へ走った。

後から彼が追いかけてきて、なにか言い訳がましい事を言っていたようだったが覚えていない。

今まで血を吐くような思いを賭けてきたものを捨てるか捨てまいか、
気が狂うほど悩んだ日々はなんだったのだろう。

男を振り払うと小百合は霙が降り出した夜更けの道を傘も差さずに走り出した。
髪に頬に幾つもの粒が当たってきたが、冷たさや痛さを感じることができなかった。

ふと自分の手を見るとその男からもらった指輪が目に入った。
小百合は嗚咽しながら、力任せに外すとそれを道に投げ捨てた。
薬指がひりひりと痛む。
479名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 21:55:37 ID:30kVpINt

「大菅さん、どうしたの?」
目の前で誰かが傘を差しかけてきた。驚いて顔を上げると年上のライバル、岡崎朋美だった。
どうしてここに彼女がいるのか、、、、本物だ。
こんな時に、、、まるで悪夢でも見ているようだ。

「こんな時間に、霙も降ってるのに風邪をひくわよ」
「岡崎さんに関係ありません」

彼女にこんな姿を見せたくはない。
小百合は唇をかんで顔を伏せると気づかれぬように涙をぬぐって立ち去ろうとした。

「関係ないわけないでしょ。あなたと私は、、、とにかく身体を壊されたら困るのよ」
腕をつかんだ朋美の息は少しきれていた。よく見るとパジャマのままで素足に靴を履いていた。

「私の部屋、ここから近いの。早く着替えないと凍えちゃうよ」
朋美は少し離れた灯りのついた窓を指し、半ば呆然とする小百合を無理やりひっぱっていった。
480名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 21:57:38 ID:30kVpINt

「さ、早くお風呂に入って。着替えは私のでいいよね」
小百合は事態を飲み込めないまま、朋美に押されてバスルームに入った。

(偶然、岡崎さんちの前を通るなんて、、、)

所属もちがうし、思えば二人っきりで話したことなんてなかった気がする。

見慣れぬバスタブに浸かりながら、あまりの急展開にさっきのショックを少し忘れかけていた。

「下着は新しいのだから遠慮しないで。私のサイズだから大丈夫でしょ?」
彼女の明るい声が外から聞こえた。

タオルで髪を拭きながら小百合が出ると、朋美がテーブルの脇に座りこちらを見上げていた。

「今日はもう遅いし、うちに泊まったら?」
「いえ、ご迷惑がかかりますから、、、タクシーで帰ります」

「いや、今日は君を一人にするわけにはいかないよ」
声はいたずらっぽかったが朋美の瞳は微笑みながらも真剣だった。

「別にさ、何も聞いたりはしないよ」
「、、、、」
「これ、ブランデー。身体あったまるから」
朋美はグラスを目の前に置くと、ドライヤーで丁寧に小百合の髪を乾かしはじめた。

小百合は一口飲むと黙ってうつむいた。
ドライヤーの音だけがしばらく部屋に響いていた。
481名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 22:00:25 ID:30kVpINt

「さ、これで乾いたっと。大菅さんの髪ってサラサラしてて気持ちいいね」
朋美は指で髪を優しくすいた。柔らかい指先が心地よかった。

「ありがとうございました」
頭を下げるとようやく朋美に向き合った。

いつも少し離れた場所から見ていた笑顔。
しかしリンク上で二人が出会う時、その笑顔はどこにもない。
お互い自分のすべき事を考え、実行するのみだ。

そんな彼女が今二人きりの部屋で包み込むような微笑みを自分に向けている。
どこか不思議な可笑しさが小百合の頑なな気持ちをほぐしていった。

「やっと、血の気が戻った。でももう少しブランデー飲んだら?」
小百合は素直にうなずくとまたグラスに口をつけた。

「私も飲もうかなー」
朋美はもうひとつグラスを出してきてブランデーを注ぎ、小百合のグラスにカチンと
当ててから、ゆっくりと口にした。
482名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 22:01:20 ID:30kVpINt

「あの、、岡崎さん、、どうしてこんなに親切してくれるんですか?」
「だって、窓から外を見てたら、大菅さんが霙まみれで走ってるじゃない。
 びっくりしたわよー。見間違いかと思ったけど、もしかしてと思ってあわてて飛び出しちゃった」
「、、、、、」
「いくら鍛えてるからってあんなに凍えて肺炎にでもなったら大変よ」
「、、、すみません」
「それに、、あんな顔して、、、とてもほっておけなかった。あなたのこと」

大人の瞳だった。見つめられると総てを言ってしまいそうで、下を向いてしまった。
でも彼女の優しさは、言葉のひとつひとつになって体中に温かく沁みた。

その夜は朋美のベッドで一緒に眠った。
セミダブルのベッドで、時々朋美の身体に触れ小百合はちょっと緊張した。
でも彼女はちっとも気にかける様子はないみたいだ。
そして朋美は最後まで今夜の理由を聞くこともなくとりとめのない話をしてすぐ眠ってしまった。
483名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 22:42:53 ID:30kVpINt

朝、、、?
そういえば、ここ、岡崎さんの家だった。夢じゃなかったんだ、、、。
でも久しぶりにぐっすり眠れたような気がする。

「おはよう、大菅さん。今、朝ごはん作ってるの待っててね」

なんだか、まだ夢の続きのような奇妙な気分だ。
昨日はいろんなことがあって、朝起きたら岡崎さんの家で、
その彼女がまるで自分の奥さんみたいに朝食を作っている。

(これって、健全な朝帰りかなぁ〜?)
などとちょっと間の抜けたことも考えてみたりもする。

二人で向かい合って朝食を取った。朝陽の中でこんな風に彼女と居るのは照れくさかった。

小百合は何度もお礼を言い、着てきた服を抱えて玄関に出た。

「後で借りた服をお返しします。本当にありがとうございました」

小百合がもう一度頭を下げると、朋美は無言でハンカチに包んだ何かを突き出した。
小百合はそれを不思議そうに広げるとあっと小さく声をあげた。
昨日投げ捨てた指輪だった。

「それ、ずっと持っていなさい。何があったか詳しくは聞かないわ。
 でもつらい時、これを見て思い出して、闘志を燃やしなさい」

まるで運命の女神に告げられたように言葉が強く深く胸の奥にまで響く。
そして朋美は立ちすくむ小百合に顔を寄せ口づけをした。


「スケートを決してやめてはだめ。小百合は私に必要なのよ。そして私はあなたを裏切ったりしない」
484名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 22:44:18 ID:30kVpINt


―――「ねぇ、その指輪、はめて見せてよ」

しばらく二人は回想の時間を共有していたが、朋美は不意にいたずらっぽく試すように言った。

「もう、必要ありませんよ」
小百合は抑揚のない声で指輪を一瞥することもなくゴミ箱に放り投げてジュエルボックスを閉じた。

その様子を見ると朋美はくすくす笑いながらベッドに勢いよく座った。
「こんな目に見えるようなもので小百合の心を縛ろうなんて、男なんてバカだと思わない?」
「ほんとに」
「ふふふ、私なら目に見えないもので小百合の心を縛ってあげるのに」

言うや否や朋美は小百合に腕を回し押し倒してきた。

「ちょっ、ちょっと待ってください。まだピアス全部はずしてないって」
「いいの、待てなーい。この瞬間の小百合を抱きしめたいから」
「もうっ、いい加減にしてくださいっ!」

それでも小百合は小さく微笑むと朋美の唇に軽いキスをした。
485名無しさん@秘密の花園:2006/05/17(水) 00:00:06 ID:NuBNjUA/
>>作者様
新作、大変良かったです。
これからも頑張ってください
486名無しさん@秘密の花園:2006/05/17(水) 11:18:23 ID:OZQWvB5i
良作イパーイ!!
487チョコ:2006/05/17(水) 22:13:45 ID:dfZKJvLA
>>474様、>>477様 GJ!!
先日、ト○ノ選手お茶会などがTVで放送されてたのをココ目線でみてしまい
一人でニヤけるのを堪えるのに必死でした(*´Д`)

以前書いた「荒×岡」の続きでお茶会の時のネタを書いてみました。
完結してないので、続きは後ほど…(いつも一気に書けなくてスマソ^^;)
488チョコ:2006/05/17(水) 22:15:07 ID:dfZKJvLA
【T&S 密会@】

今日はト○ノ入賞者のお茶会やら表彰やらが1日がかりで行われる。
…と言う事は朋さんも、朋さんの彼女も来る訳で…。はっきり言って気まずい(-.-;)
だから、二人の側にはなるべく近付かないようにしようと思いながら現場に向かった。

…が、甘かった。立ち位置を言われて冷や汗がでた。
私の隣りには…朋さんが…そして斜め後ろには大菅さんが…。
この前、映画館で会ってるのに無視するのもあれなので、一応挨拶だけする事にした。

『先日は…^^;』
「あぁ!偶然で驚きました!ね〜?岡崎さん」
「あ…うん」
「帰りは一緒にならなかったですね?」
『私はあの後用事があったので早めに…』
ちらっと朋さんを見ると、ゴメンと言う顔をしている。
『明日の祝賀会もあるし、今日は泊まりですか?』
「はい!私は夜にスグリさんと飲みに行くんですよ。岡崎さんも友達と飲むんでしょ?」
「そうそう(ニヤ)まぁ、またアポなしじゃ怒るかもしれないけどw」
私の事だとわざと気付かせる言い回しにドキっとした。
『そうなんだ…アポなしじゃ会えないかも知れませんね?』
「ん〜どうかな?多分大丈夫だと思うけどね(ニヤ)」
大菅さんに見えないようにウインクしてるし…本当危険だわ。
この微妙な会話を楽しんでるとしか思えない。こっちはヒヤヒヤしてるのに…
489チョコ:2006/05/17(水) 22:16:21 ID:dfZKJvLA
【T&S 密会A】

「荒川さんは終わったらまっすぐ帰るの?(ニヤ)」
『あ〜…多分。明日の準備もあるし//』
これじゃあ朋さんに部屋に来て下さいって言ってるようなものか…

会が始まるってからは朋さんと話す機会もなく、お互い夜までのスケジュールを淡々とこなしていった。
部屋に帰った私は無意識のうちにお風呂に入って、気がつけば朋さんが来るのを待っていた。

『朋さんが言ってた人って私じゃなかったのかな…』
電話でもしてみようかと携帯を手にしたら

    ―――ピンポーン!!―――

走って玄関に向かう。玄関を開けると待ち焦がれていた人が…
リボンの付いたワインを差し出し、更には後ろに隠していた花束までも…
『もう…キザなんだから//』
「一度やってみたかったんだよねwこれは私からのお祝いだよ」
手が塞がってる私を抱き締めてキスをするあの人…
朋さんが来るまで…というか、昼から何度も想像していた場面。
ようやく唇を離すと、朋さんはソファの上にドカっと腰を下ろした。
490チョコ:2006/05/17(水) 22:17:18 ID:dfZKJvLA
【T&S 密会B】

朋さんの持って来たワインと、適当なおつまみを持って私も隣りに座る。
朋さんはワインが注がれるのを黙って見ていた。黙ってれば・・美人なのにな〜w
「朝に話したきり全然話せなかったね〜」
『私はその方が気が楽だったけど・・だってさぁ^^;』
「あの立ち位置には参ったねwwwシズカ全然こっち見ないしww」
『当たり前でしょ!後ろに朋さんの彼女いるのに・・』
「小百合は全然気付いてないよ?そもそも、私しか見えてないからねw」
『なっ・・自信満々だし(-_-;)』
「まぁね〜(ニヤ)私のテクを知ったら、他にはいけないでしょ〜ww」
『・・・///』
「シズカもそうだよね(ニヤ)」
『よくそんな・・・んッ・・///』
まただ…反論しようとするとウマい具合にキスで口を塞ぐ。
「あの時の私の誘いにすぐ気が付いたでしょ?シズカ・・目が泳いでたもんw」
『・・・///』
「で、夜はまっすぐ帰るって事は?(ニヤ)おいでって事だよねwww」
『随分と都合の良い解釈だね』

私は何でこんなにヒネクレてしまうのだろう・・本当は待ってたくせに。
朋さんはそれを見透かしているような目で私を見つめている・・
491チョコ:2006/05/17(水) 22:18:33 ID:dfZKJvLA
【T&S 密会C】

「私の事待ってた?」
『全然・・』
「本当に?(ニヤ)」
『本当に!!(赤面)』
朋さんは私の肩に手を回し、頭を撫でて
「素直じゃないね〜」 と言った。
『・・・///』
「でも、そこがシズカの可愛いところだよ。あたしは好きだね!」
『なんで・・今日家来たの?明日また顔合わせなきゃいけないのに・・』
「・・明日、シズカの彼女も来るんだってね」
朋さんの口からミキの話が出てドキっとした。いつもは言わないのに・・
「可愛いよね。あの子…」
『朋さん…』
「あぁ、大丈夫!あの子に言ったりしないから」
『そうじゃなくて・・』
「ん?」
『さっきの質問に答えてよ』
「え?あぁ。何で会いに来たかって?」
『うん・・』
「それは…」

言葉の途中でソファに押し倒された。
朋さんの目は真っ直ぐ私を見つめている。

                    【つづく】
492名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 00:56:37 ID:mlk+bGa6
wktk
493名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 12:57:41 ID:IugEIDPI
+   +
   ∧_∧  +
  (0゚・∀・) 
  (0゚∪ ∪ +  
  と__)__) + つづきマダカナー
494名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 22:00:28 ID:cuuxxa+h
>チョコ様

うぉう!
続き激しくお待ちしております(*´Д`)
495チョコ:2006/05/19(金) 12:18:30 ID:on/R6rAj
【T&S 密会D】 >>488-491の続き

押し倒された後、珍しく何もしてこないあの人・・ただ私の目をジッと見ている。
我慢できず自分から朋さんの首に手を回し、顔を引き寄せてキス・・
何度も何度も・・自分から朋さんを求めてしまう。
朋さんはそれを黙って受け止めていた。

『ねぇ・・?いつももっとお喋りじゃん…』
「え?あぁ…」
『どうしたの?・・もしかして今日はそんなつもりじゃなかった?』

返事を聞く前に、朋さんの携帯が鳴った。
出るか迷った素振りを見せたが、結局私の上から起き上がって話を始めるあの人・・
話の内容で、彼女からなんだとわかった。やけにテンションが高い彼女の声が私の方まで
聞こえる。朋さんは窓の外を見つめ、相槌ばかり打っていた。

朋さんが電話を終えて戻ってきたのでわざと嫌味を言ってやった。

『あーぁ!邪魔されちゃったわ〜』
「ゴメンね。何かスグリさんと盛り上がってたみたいで^^;」
『ふ〜〜〜ん!』
不貞腐れたふりをしてワインを手にしようとしたら朋さんに遮られた。
『ちょっとぉー!』
朋さんは私の口にグラスを押し付けると、無理矢理ワインを流し込んできた。
口の脇から飲み込めないワインが私の首筋に零れだす。
首筋のワインを舐められゾクゾクした感覚が全身を駆け巡る。
496チョコ:2006/05/19(金) 12:19:24 ID:on/R6rAj
【T&S 密会E】

『あッ…///』
「シズカの白い首筋に、この赤いワインが垂れてると・・凄くいやらしい」
首筋のワインを舐めながら左手は私の顎から耳の方へと流れていき、耳の中をくすぐるように触る朋さん・・
くすぐったい感じと鳥肌が立つ感じがして、力の抜けた私は朋さんの胸に倒れこんだ。
「シャツ汚れちゃったね?脱がせてあげる・・」
『うん・・///』
「その前にお風呂入る?」
『お風呂は・・さっき朋さんが来る前に///』
「うん。知ってる。シズカ、石鹸の匂いがしたから」
『朋さん・・早く私を抱いて///』

朋さんに抱えられてベットに向かう。
これから起こる事を想像して、堪らなく朋さんの首にしがみついた。
朋さんは私をベットに下ろすと、シャツに手をかけ私を下着姿にし、自分も同じく下着姿になった。

軽いキスからトロけるような舌を絡ませるキスをされ、私の口からは吐息混じりの声が洩れる。
朋さんの目は真っ直ぐ私を見つめ、まるで獲物を狙っているような鋭い目に吸い込まれそうになる。
497チョコ:2006/05/19(金) 12:19:58 ID:on/R6rAj
【T&S 密会F】

「シズカは・・」
『ん?』
「あたしの彼女と会っても、凄く冷静な顔してるよね・・」
『え…』
冷静なフリをしているだけだ。内心はバレないかとヒヤヒヤしているのと同時に・・少し嫉妬もしている。
「あたしは・・シズカみたいに出来るかな…」
『……明日の事?』
「うん…。シズカの彼女に嫉妬するかもしれない」
そういうと、朋さんは狂ったように私を抱いた。
「シズカ・・」
と何度も呼ぶ朋さんの声が聞こえる・・。私は返事も出来ないくらい喘ぎ悶えていた。

どれくらい朋さんに抱かれていただろう?何回イカされたのかもわからない・・
こんなに激しい朋さんは初めてで・・明日の不安を私を抱く事で忘れようとしているようにも思えた。

朝からのハードスケジュールで疲れきっていた私は、朋さんに腕枕をされながら眠りについた。
朋さんが頭を優しく撫でてくれているのが夢の中でもとても心地良かった。

朝、目を覚ますと隣りに朋さんの姿はなかった。
私は、誰もいないベットを眺めながら昨夜の事を思い出していた。
朋さんに抱かれながら「明日なんて来なければ良いのに・・」と何度思ったか・・
こんな関係なのはわかっている・・。でも・・朋さんが好き・・・

これから何時間後かに、私達はまた顔を合わせなければならない・・
昨日の事がまるで夢だったかのように・・・お互い別な彼女を隣りに連れながら・・

                                            【おわり】
498名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 13:10:38 ID:GeuJhJtN
チョコ様!
完 璧 !
(さとうゆかさん風に言ってみました)
良作GJすぎます!ありがとうございまぁすヽ( ^∀^)ノ
499名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 17:31:17 ID:npqqZn73
チョコ様、切ない感じがGJ!でした

なんかミキ視点やサユリ視点の作品も読んでみたいですなー(=^^=)
500チョコ:2006/05/19(金) 22:53:36 ID:on/R6rAj
>>489 間違い発見!!スマン(´Д`)
 ×会が始まるってからは → ○会が始まってからは ですorz
501名無しさん@秘密の花園:2006/05/20(土) 22:48:22 ID:gdHtcg39
G J !
いつもいつも萌えをトンクス!(´∀`)
502名無しさん@秘密の花園:2006/05/20(土) 23:03:02 ID:0BW2X9Ne
乙です!
毎度毎度萌えを提供していただき感謝です(*´Д`)
503名無しさん@秘密の花園:2006/05/20(土) 23:38:01 ID:ezmPef7V
前スレ804さんはお元気でしょうか?
あなたの作品が大好きです。
また書いてください。待ってます。
504TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:18:53 ID:5biK+HTt
もしも女子フィギュアスケート選手達が
トーキョーフレンドパークに出演したら…


関「今晩は。トーキョーお友達パーク支配人のセキグチです。」
渡「副支配人のワタナベです。さぁ、本日は大人数で遊びに来てくれました!
ゲストは女子フィギュアスケート選手の皆さんんでーす!パチパチ〜」
荒 美 真 村 中 恩「よろしくお願いしま〜す!」

関「え〜、今日はいつもと趣向を変えまして、都内のゲームセンターからお送りしております。」
渡「今回は一般的なゲーム機で競っていただきます!どうですか?自信の程は…」
荒「まったくナイですね〜」
渡「普段、ゲームセンターとかは行ったりしますか?」
美「プリクラとか撮りに行ったりしますけど〜(この前は、しーちゃんとプリクラ撮りましたぁ♪エヘヘッ)」
関「(何、ニヤけてんだ?)では、早速最初のアトラクションに移りましょう!」
渡「最初に挑戦していただくのは、今ではちょっと懐かしい!ゲームの王道!モグラ叩きですっ!!」
中「…(ベタすぎる…。)」
505TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:21:22 ID:5biK+HTt


渡「さぁこのやっかいなモグラ達に挑むのは、恩田さんと中野さん!」
恩「おっしゃ!いてこましたるっ!」
中「…(子供みたいに張り切ってる…こーいうトコが憎めないんだよね〜)」

渡「100点満点のゲームになります!では…スタート!!」

ワタナベさんの合図と同時にかわいいモグラが穴からひょっこり顔をのぞかせる

バゴンッ!
関&渡「!」

ドゴンッ!ズバンッ!
関&渡「!!!」

的確で、それでいて素早いハンマー捌きでモグラ達に容赦なく鉄槌を振り落としていく恩田…
すさまじい勢いの彼女の隣でニコニコしている中野…
ダダダダダダダダダダダダ・・・・・・…

会場&関&渡 (゚□゚;)唖然…
荒「ニヤリ(さすがヨシヲ…やるわね。)」
真「すっご〜〜〜いっ!」
美「よっちゃん、ストレスでも溜ってんのかなぁ?」」
恩「オラオラオラオラオラオラオラオラァ〜〜!」
506TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:23:18 ID:5biK+HTt


恩田がたった一人で99点を稼いだ所で、最後のモグラが出てきた
彼女の破壊力にモグラはもうすでにボロボロのグラグラであった…
恩「はい、ゆかりん♪」
中「ほぃ。」
  ポコン。
最後の一匹を中野が可愛くしとめた

< P E R F E C T ! >

渡「ま…満点が…出ました…(汗)」
関「す…すさまじきアスリートの身体能力…。」

4人にハイタッチで迎えられる恩田×中野
恩「すごい?すごい?」
真「恩田さん、すごいです〜〜!」
みんなの反応に満足した恩田は中野に満面の笑みを向ける
恩「ねぇねぇ、カッコ良かった?」
中「…。」
誉めてあげたいが、生粋のツンデレの血が邪魔をする
言葉に詰まる中野に無邪気な恩田は首をかしげながら笑顔でもう一度尋ねる
恩「カッコ良かった?」
中「…はいはい、カッコヨス。(うわぁ、あたしってば感じ悪ぅ〜(涙))」
しかし恩田はそれでも嬉しかったらしく、今度は自分の頭を向けてきた
中「…。」
507TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:25:29 ID:5biK+HTt


美「よっちゃん、頭ナデナデしてもらいたいんだよぉ〜w」
荒「ナデナデしてあげなよw」
中「…。」
バシッ。←まだ手に持っていたハンマーで思わず殴ってしまったゆかりん
恩「ん゙〜〜〜(涙)」
一同「ちょwww」
そんな光景を見ていた真央が背伸びをして恩田の頭をナデナデする
村主は中野の背中をさすって落ち着かせている
相変わらずのツンデレっぷりに選手達がほんわかしているとセキグチさんから声がかかった
関「あの〜次に行ってもいいですか?」
村「あぁ、スイマセン〜。どうぞ進めてくださぃ〜。」

関「そ…それじゃあ次、行きましょうか。」
渡「はい。次はシューティングゲームです!襲いかかるゾンビを銃で倒しながら進んで行ってください!
こちらに挑むのは荒川さんと安藤さん!」
美「はーい(^O^)/」
渡「このゲームは、イシヅカ君と競っていただきます。先にクリアした方が
100ポイント獲得です!準備は良いですかぁ?…って、荒川さん??」
無言で銃を見つめる荒川…
渡「あの、荒川さん…」
荒「…ぁ、すいません。」
美「なんかわかんないけどかっこいいよ、しーちゃん!(ハァト)」
中「…(既に目がマジになってる…あれは殺し屋の目だ…)」
508TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:27:23 ID:5biK+HTt


渡「(恐っ)で…では、スタート!」
ゲーム画面に向かって片手で銃を構える荒川(無表情)
その姿はハリウッド映画のワンシーンを切り取ったようであった
美「しーちゃん、カッコイイよぉ〜(ハァト)」
思わず、至近距離でみとれてしまう美姫
恩「美姫〜前、前〜〜!」
美「(んも〜〜今、しーちゃん見てるんだから話しかけないでよ〜(`ε´)プンスカ)」
村「美姫ちゃ〜ん、前ぇ〜、前ぇ〜」
美「(んも〜スグリさんまで…だいたい、前に何がある…)って、うぎゃーーーぁぁぁ!!!!」
画面いっぱいに迫り来るグロテスクなゾンビのドアップ!
美姫は思わず荒川(無表情)に飛び付いた
美「キャー!キャー!しーちゃん!キャー!」
美姫は荒川(無表情)の腰に腕をまわして胸に顔をうずめた

恩「…あれ、絶対演技やんな?しーちゃんに抱きつきたいだけやろw」
村「そだね〜。美姫ちゃんはゲームより、イチャイチャしたいんだろーね〜w」
中「あの…真央ちゃんも抱きついてますけど…」
真「アレ、きもちわるいです〜(泣)きらいです〜(泣)」
真央はぎゅぅっと目を閉じて村主にしっかりとしがみついている
恩「こっちはホントに怖がっちゃってるみたいやね。」
509TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:29:07 ID:5biK+HTt


「よしよし」と真央の頭を撫でてあげる村主
恩「ゆかりんはあーいうの平気?」
中「…うん、別に…。」
恩「ふーん。そっかぁ。」と、つまんなさそうにつぶやく
村「嘘でもいいから美姫ちゃんみたいに抱きついてみたら?よっちゃん、喜ぶと思うよぉ」
中「む…無理…ってか、イヤ…です。」
恩(´・ω・`)ショボーン
中「…(そんなあからさまに落ち込まなくったって…)」
ちょっと反省した中野は、誰にも気付かれないようにそっと恩田の服の裾を握った
それがツンデレゆかりんが人前でできる精一杯の甘えた仕草だった…

一方、荒川(無表情)は美姫に抱きつかれたことも気にもせず、視線はあくまで画面に向かっている
そして、最初の引金をひいた
会場&関&渡&石「!」
放たれた弾丸はゾンビの眉間に撃ち込まれ、まず一匹目が力なく崩れ落ちる
その後も次々と現れるゾンビを一発で着実に仕留めていく荒川(あくまで無表情)
村「ニコリ(素晴らしいわ、静香ちゃん)」
石「(ヤベ〜!ってか、何だよあの射撃センスは!?)」
あっと言う間にラスボス登場→頭部と心臓に十数発撃ち込まれてあっさり即死

< C L E R ! >
510TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:30:47 ID:5biK+HTt


渡「ま…またもや100ポイント獲得です!(汗)」
関「す…すさまじきアスリートの集中力…。」

美「しーちゃん、だ〜いすきぃ〜(ハァト)」
恩「お前は何者やねーんww」
荒「意外に簡単だったわw(笑顔)」
大いに盛り上がる選手達のそばでボーゼンとするイシヅカ君。

関「(クソッ!あやつら、予想以上にやりおるわ!これはマズい!非常にマズい!)」
敗北の危機感を感じた支配人は副支配人と次に対戦するメグミ君に耳打ちする
関「次のアトラクションは必ず勝て!どんな卑怯な手を使ってでも勝て!わかったな!」
渡&恵「かしこまりました!」

渡「では!最後のアトラクションです!挑戦していただくのはレーシングゲーム!
挑戦者は最年長&最年少コンビ、村主さんと浅田さんですっ!
普段、車を運転なさったりはしますか?」
村「あんまりしないですねぇ〜」
恵「(イケる!)」
真「マオはぁ免許?持ってないです〜。」
恵「(勝てる!)」
渡「あ、ちなみにこの最終アトラクションでは1位には500ポイント、以下2位5ポイント3位1ポイントが加算されます。」
恩「はぁ?結局1位でゴールしなきゃ負けってことかよ?!」
村「え〜〜。そんなのすごくプレッシャーだよぉ〜」
511TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:32:16 ID:5biK+HTt


美「今までの苦労はなんだったのよぉぉ〜!ヽ(`Д´)ノ」
真「美姫ちゃんは荒川さんに抱きついて楽しんでただけです〜」
美「そこ!余計なコト言わない!」
渡「はいはい、ガタガタ言わずにスタンバってください!」
しかたなく運転席に座る村主と真央
村「あのぉ〜」
渡「はいはい、なんですか?」
村「これ〜設定がぁATになってるんですけどぉMTにしたいんです〜」
関&渡&恵「!!」
中「…(スグリさん…走り屋?!)」

渡「はい、それでは!スタート!!」
合図と共に各車一斉にスタート!最初に飛び出したのはメグミ君だった
その後には村主がぴったりと張り付いて追い掛け、その少し後方に真央が続く
恵「(クソッ!絶対に抜かさせないぞ!)」
コーナーに差し掛かる度に村主が仕掛けるが、メグミ君はわざと車体をフラフラさせて妨害する
村「ん〜〜…なかなか抜かせないですねぇ〜」
恵「(そう、簡単に抜かされてたまるかってぇーの!)」
恩「なんかムカつくなぁ、正々堂々と勝負しろー!」
恵「(汚い手を使ってでも勝てばいいんだよ!勝てば!)」
真「スグリさ〜ん。マオ、追い付けないです〜(泣)」
そうこうしているうちに村主とメグミ君は最終コーナー目前!
512TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:34:11 ID:5biK+HTt


恵「(逃げ切る!このまま逃げ切る!)」
村「え〜、も〜、しょうがないなぁ〜。よいしょ。」
村主はギアに手を伸ばした。シフトチェンジによる加速と巧みなハンドリングでメグミ君のインを突いた!
恵「なにぃっ!」
そのままメグミ君の車に車体を寄せていく
ガシャーン!!ガリガリガリガリ!!!!!
2台の車は大きくコーナーの外へ膨らみ、やがてメグミ君の車は壁と村主に挟まれる形になった
会場&関&渡&恵 騒然…(゚□゚;)
荒「ニヤリ(さすが村主さん…やるわね。)」
中「…(何!?その無駄にすごいドライビングテク!)」
村「マオちゃ〜ん今のうちにどぞ〜」
真「はぁ〜い。今のうちに抜かすです〜。」
壁際でせめぎ合い、激しく減速した2台の車の横をマオ号が悠々と通り過ぎていく
真「わぁ〜い1番ですぅ!」
< 1 s t ! >
真央がゴールしたのを確認した村主もその後に続いた
< 2 n d !>

渡「い…1位浅田さん、2位村主さん…です…orz」
関「す…すさまじきアスリートの勝利への執念…。ま…負けたよ…今日は完敗だ…」
513TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:36:23 ID:5biK+HTt


渡「…それでは…完全勝利をおさめた皆さんに今日の感想をお聞k」
荒「今日はいかがでしたか?」
会場&関&渡「!?」
荒川はいつの間にかマイクを持ち出して選手達にインタビューを始めた
真「今日は日本が勝ててうれしいです!」
中「…(JOじゃないっつーの)」
荒「安藤選手は…」
美「えっと〜今日はぁ日本が勝てて〜うれしいです。あ、あと、しーちゃんがカッコ良かったです!」
荒「えっ!(汗)あっ!(焦)アワワワワ…」
中「…(荒川さん、まだリポーターに慣れてないから慌ててる…オモシロイww)」
村「最後、1位になれなかったら本当に悔しい思いをする所でしたぁ。
負けたら家に帰ってすぐり玉で呪ってやろうかと…w」
会場&関&渡「((゚д゚;))) ガクブル」
美「フミエさん、それチョーこわい〜ww」
中「…(村主さん…その冗談は我々にしか通用してないですよ…)」
恩「がははっ!わしもあれで負けたらここのゲーム機ブチ壊して帰ったろうかと思ったがな!」
中「…(あんた、既にモグラたたきを壊しかけてましたから…)」
荒「中野選手は?いかがでしたか。」
中「…とても、楽しかったです☆」←極上のゆかりんsmile
荒「ありがとうございましたぁーw」
514TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:38:42 ID:5biK+HTt


関「あの…」
本来の司会者達はそっちのけで、カメラに向かって笑顔で手を振る選手達
カメラもどんどん引いていって…モニター画面上には<end>の文字が
関「(あやつら…勝っただけでは飽き足らず番組まで乗っとるとは…クソーッ!」

<end>
515TVネタ@TFP:2006/05/21(日) 17:43:12 ID:5biK+HTt


またもや、おいらの妄想を投下させていただきますた。
TFPってあんまり見たことないので、設定を無理矢理変えてみたW
スマソ。
516チョコ:2006/05/21(日) 17:49:48 ID:E6qU7Yzc
>>515 リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 待ってましたwww
やっぱ、ヨシオとユカりんいいわ〜(*´Д`)スグりんのドライビングテクもワロタww

そういえば、O菅ちゃん退社らしいが、まさか朋美姉さんと共に・・昼も夜も練習する為?
と一人で妄想www
517名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 19:31:55 ID:CbJK8YD8
>>515
コメディセンス抜群デスネ
最初から最後まで声出して笑いぱなしでした
518TVネタ@350:2006/05/21(日) 20:00:06 ID:5biK+HTt
>>516チョコ殿
>>517
レス禿しくdクス!感謝!うれしいッス!

さて…今からジャンクスポーツにすぐりんですよvv

O菅ちゃん退社?引退じゃないッスよね?
519名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 20:24:32 ID:WZO9gBvT
おもしろーい!走り屋すぐりん萌えー!
しかしフィギュアはみんなキャラ濃いなー
そこが面白いヽ( ^∀^)ノ
また書いて下さいね〜!
520名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 20:26:39 ID:S6Ifss6M
えらいとこに誤爆したね、モキュ。 
ジャンク見ながら気がつくこっちも・・・モキュ
521名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 21:09:25 ID:WZO9gBvT
アザラシだってばれちゃったモキュン
ハズカシス…
誤爆するくらいTVネタさんの作品が良かったのです!
また書いて下さ〜いね♪
522チョコ:2006/05/21(日) 21:12:47 ID:E6qU7Yzc
>>518 350様 O菅ちゃんは引退ではないですよ!
ソースはこちら ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000095-jij-spo
23日に会見らしいから見ねば!!

350様。思いついたらまた中×恩書いてくださいね(*´Д`)
あなたのSSツボすぎるwww
523名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 21:15:35 ID:5biK+HTt
あ、アザラシさんだw

ってか、ジャンクで車ネタキターー(゚∀゚)ーー!!
タイムリーすぎて我ながらワロたよww
来週も楽しみ…




モキュ
524チョコ:2006/05/24(水) 00:11:59 ID:Du2Yqz5w
前回の荒×岡にレスつけてくれた方、お礼遅くなってスマソ(´Д`)
T&S密会の番外編を翌日の祝勝会ネタで書いてみますた。ミキティ目線で書きたかったんだけど
結局会話形式に・・orzしかも、萌えもないうえに切なくもない((゚д゚;)))

しー×みきのアサダ姉妹ネタもちょこっと使わしてもらいますた・・作者様スマソ^^;
525チョコ:2006/05/24(水) 00:13:13 ID:Du2Yqz5w
【T&S 密会 番外編@】

昨日は珍しくしーちゃんから電話もメールも来なかった。
入賞者だけ呼ばれるお茶会にはミキ行けないもん・・忙しくてもメールくらいくれても良いんじゃない?
おかげでJOの練習も全然気分が乗らないし〜ヽ(`д´)ノ
今日の祝賀会でしーちゃんに会えるけど・・ちょっと意地悪して無視しちゃおうかなww

―――祝賀会で―――

っていうか、無視しようにも、しーちゃんの側に行けないんだけど(#゜Д゜)
しーちゃんも全然ミキの事なんか見てないし・・もぉ!なんなの!!(怒)

あ!スピスケの岡崎さんだ〜!!あの人カッコいーし話しかけてみよッ!

美:「お・か・ざ・き・さん(はぁと)お久しぶりです」
岡:『あ・・^^;ミキちゃん。久しぶりだね(うわー!シズカの彼女から話しかけられたよ・・)』
美:「昨日のお茶会どうでした?しーちゃん全然教えてくれないし・・ブツブツ・・」
岡:『え?!あぁ、お茶会は・・何か緊張したよ、うん^^;』
美:「そうなんだ〜?でも凄いですよね〜。ミキも行きたかったな〜」
岡:『はは・・ミキちゃんは若いし次回はきっと行けるよ(き、気まずい・・)』
美:「そういえば〜岡崎さんってバイク乗るんですよね?」
岡:『あ、うん。暖かくなったし、そろそろひとっ走りしたいね〜』
美:「今度ミキも乗せて下さいよォ(はぁと)」
岡:『えぇッ!!』
美:「なんか〜バイクって格好良いし〜しかも岡崎さんの後ろなら乗ってみたいなぁ(はぁと)」
岡:『あたしの後ろねぇ・・(汗)ミキちゃんの恋人に怒られるんじゃない?』
美:「いーんです(-_-;)最近忙しいからってカマってくれないし」
526チョコ:2006/05/24(水) 00:14:14 ID:Du2Yqz5w
【T&S 密会 番外編A】

岡:『でもね〜^^;』
美:「あ!岡崎さんの恋人に怒られちゃいますか?(ニヤ)」
岡:『ん〜怒るかなぁ・・(シズカは絶対怒るよなぁ)』
美:「じゃあ、二人だけの秘密って事でどうですかぁ?(ミキティSmile)」
岡:『(か・・かわいい( ´∀`))』
美:「???岡崎さん?」
岡:『あ?あぁwwミキちゃんって可愛いね?』
美:「え〜〜〜///そんなぁ〜(ノ∀`*) 」
岡:『(コレじゃあ、あたしでもメロメロになりそ・・)』
美:「岡崎さんこそ、カッコいいし〜ミキ好きですよ///」
岡:『え!!!(今なんつった?!あたしを好きと・・?)』
美:「(あれ?何か今、岡崎さんの目が変わったような・・)」
岡:『じゃー。バイク乗せる前にまずは食事でも行きますか!(・・あたし今誘っちゃった?((゜д゜;))) 』
美:「え!本当ですかぁ?(しーちゃんにバレなきゃ大丈夫だよね・・食事だけだし)」
岡:『う、うん。まぁ・・日程合えばって事で^^;』
美:「じゃあ、メアド教えて下さい(はぁと)」
小:『ちょっと!岡崎さん!!いないと思ったら、こんなとこで・・(あたしが目離すとすぐナンパして(怒))』
岡:『さゆり〜探してくれたの?(ニヤ)・・お!これあたしのビール?』
小:『コレはあたしのですッ!』
美:「大菅さん、こんばんはぁ(*^^*)」
小:『あ、こんばんはぁ。ウチの先輩に変な事されなかった?(本気で心配)』
美:「ふぇ?変な事?」
小:『(こんな小娘にまで手出したら、犯罪ですよ〜岡崎さん(#゜Д゜))』
岡:『小百合〜何言ってんのwあたしが変な事するわけないじゃん(シズカの彼女なのに)』
小:『本当ですかー?(疑いの眼差し)』
527チョコ:2006/05/24(水) 00:15:15 ID:Du2Yqz5w
【T&S 密会 番外編B】

荒:「みみみミキ!!(何なの・・このスリーショットは(・。・;)」
美:「あ〜、しぃちゃん(-_-;)もう、こっち来て大丈夫なの?(フーンだッ)」
荒:「あ・・やっと一段落して・・。それより、ずっと3人で話してたんですか?(気まずい・・)」
岡:『あ〜最初にミキちゃんとあたしが話してたんだけどね』
荒:「ええッ!!(何で・・)」
美:「ミキが〜岡崎さんとお話したかったんだもん!岡崎さんカッコいーし、誰かさんより優しいし〜」
荒:「ミキ!!・・すいません(汗)ご迷惑でしたよね・・」
岡:『いや。楽しかったよ?久々に若い子と話せて(小百合をチラ見してニヤリ)』
小:『・・どういう意味ですかヽ(`д´)ノ』
荒:「そうですよ!どういう意味ですか!!」
岡:『(シズカまで反撃しなくても・・ww)そういう意味wだって、まだ10代だよ?ピッチピチじゃん(ニヤ)』
美:「いや〜ん///ぴっちぴちなんて〜岡崎さんエッチぃぃwww」
荒:「(ちょっ・・何その猫ナデ声(#゜Д゜))」
小:『岡崎さん、やっぱ若い子の方が好きなんだー?へぇー!そうなんだー(じゃ、毎晩あたしに迫るなよッ)』
岡:『いや、あたしは若いって言っても24歳〜25歳位のエロい感じが好きかなww』
荒:「(24歳と25歳って・・モロ私と大菅さんじゃん・・)」
美:「え〜〜〜!ミキは範囲に入れてもらえないんですかぁ?(´・ω・`)」
荒:「(ミ、ミキ・・なんて事を・・((゜д゜;))) 」
岡:『ん〜〜〜じゃ、ミキちゃんは〜エロ可愛いからww特別枠にしてあげるヾ(^^ )』
荒&小:『はぁー???(このエロオヤジが!鼻の下伸ばしすぎッ(怒))』
美:「わーいッヽ(^o^)丿何か、特別枠って嬉しいな〜♪」
528チョコ:2006/05/24(水) 00:16:16 ID:Du2Yqz5w
【T&S 密会 番外編C】

真:「おねーちゃーん?ミキちゃん嬉しそうに特別枠って言ってるけど、何かの試合なの?」
舞:「ちちちちがうわ・・(なんて説明すれば良いのよ)」
真:「??スピスケの人達となんの試合やるの〜?真央も特別枠に入りたーい!」
舞:「(あのエロ集団の近くに真央を連れて来たのが失敗だったわorz)」

影から・・
村:『(舞ちゃんも可愛そうに・・この環境の中でよく汚れないでココまで育ったわねww)』

                                      【おわり】
529名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 12:03:07 ID:1VVSMLkk
チョコ様、GJ!!
最高です!o(^-^)o
番外編思わずワロタww

会話形式、なんかリアルっぽく感じていいですねぇ〜
こういうの大好きです!(*゚∀゚)=3
さすがの岡崎さんも大菅さんと荒川さん二人一緒に反撃されるとこカワユイ!
美姫ちゃんのキャラもイイ!(*^o^*)
浅田姉妹と村主さんもイイですねww

この続きを、リクしたいのですがよろしいでしょうか?
マッターリ、お待ちしておりますm(_ _)m
530名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 19:07:13 ID:tKYPVZOT
チョコ殿GJ!!
ハーレム主将の今後が気になりますなw
あと>>522の情報dクス!
退社して大変だろうけど今後もガンガってほしいものです。

ところで、またss投下させてもらいたいなと思っているのだが、
よく考えたらゆかりんはまだオリンピック選手じゃないことに気づいてしまいました…
これってスレ違いになるのだろうか?(-_-;)
オリンピック選手候補として大目に見てもらいたいのだが
オリスレ住人の皆様やアザラシさん達w的にはいかがでしょう?
長文スマソ…。
531名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 22:05:47 ID:udIxlYhm
>>530
確かに中野選手はオリンピック選手ではないですね。
しかし、そういう事で規制してしまうと
浅田姉妹もNGになってしまいますね。
私個人としては「作中にオリンピック経験者がいればOK」
と思っておりますが……
532名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 00:15:46 ID:t4BYMSgL
チョコ様、前回と打って変わってオモロイ作品GJ!

530様、私もゆかりんや恩ちゃんもいいとオモ
オリンピック候補として
投下お待ちしてます
533名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 02:02:40 ID:bFW+ki5M
いっそのこと、アスリート百合スレにしてみては・・・?
534名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 13:58:15 ID:W982Q+ud
ダウンタウンDXにすぐりんでるお
535名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 19:32:39 ID:lXX4QmFN
情報トンクス!
536名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 20:04:54 ID:NS+xFMF6
情報ありがとう(^.^)最近スグリン、テレビ出演多いね。
537名無しさん@秘密の花園:2006/05/25(木) 23:08:39 ID:ckEbjLSC
コーエンにタイツ貸した話してたね
538名無しさん@秘密の花園:2006/05/26(金) 14:57:12 ID:2kAkeeHY
>>533
賛成!
539チョコ:2006/05/26(金) 21:52:32 ID:vaJUtviW
前回の番外編の感想感謝でつ(ノ∀`*)
>>530様 オリンピック選手候補もありでいいとおも。恩×中楽しみにしてまつ(*´Д`)
>>529様 番外編の続きが思いつくか微妙だったけど、一応考えてみますた…
良かったらドソー( ´∀`)
540チョコ:2006/05/26(金) 21:53:48 ID:vaJUtviW
【T&S密会 番外編のつづき ”岡ザキ×小ユリ”の部屋】

祝賀会も無事に終わり、私達はホテルに戻ってきた。

岡:『あー!疲れたね〜』
小:「ほんとに・・(変な気疲れもしたし(-_-;))足がパンパンですよー」
岡:『え?足が?そりゃ大変だ(ニヤ)マッサージしてあげる(*゜∀゜)=3』
小:「ケッコーです!!本当は私より若い子のマッサージしたいくせに(ボソ)」
岡:『え?何?マッサージより気持ち良い事がしたいって?(ニヤ)』
小:「なっ・・///誰もそんな事言ってないでしょー!!」
岡:『素直じゃないよね〜昨日も寂しくてあたしに電話してきたくせにww』
小:「ちがッ・・・昨日はスグリさんと呑んでて楽しかったから」
岡:『それだけ〜?(ニヤ)』
小:「///」
岡:『あたしの声が聞きたくなったんでしょ〜(ニヤ)』
小:「違います///」
岡:『さゆりは酔うとすぐあたしに電話してくるもんね〜www』
小:「だから違いますって///」
岡:『はいはい(押し倒した)』
小:「ちょ・・///何してんですかぁ!」
岡:『昨日は寂しい思いさせてゴメンね?』
小:「・・今日だって///」
岡:『え?』
小:「ミキちゃんと楽しそうにしちゃってさ・・」
岡:『妬いてたの?もう!可愛いんだからw』
小:「あたしがいるのに他の子と仲良くしないで下さいよッ///」
岡:『わかったよ〜wじゃ今からたっぷり埋め合わせしてあげるねww』
小:「もう・・・・あ・・ッ・・・///」
541チョコ:2006/05/26(金) 21:55:10 ID:vaJUtviW
【T&S密会 番外編のつづき ”荒カワ×美キ”の部屋】

美:「あ〜ぁ・・岡崎さんとお話楽しかったな〜(ノ∀`*) 」
荒:『え・・((゜д゜;))) あのさ、二人で何話てたの?(ドキドキ)』
美:「え〜?二人だけの秘密だもん(はぁと)」
荒:『何ソレ・・』
美:「しーちゃんにも言えないよw約束だもんッ」
荒:『(ちょっと朋さん・・・(-_-;))』
美:「途中で大菅さんに邪魔されなければな〜( ´∀`)」
荒:『な、何よ・・』
美:「しーちゃんとは違う魅力があるよねww岡崎さんって恋人いるのかなぁ?」
荒:『・・O菅さんじゃない?(もう!さっきから朋さんの話ばっか・・)』
美:「え!そうなの??だからあんなに慌てて来たんだ〜なんだぁ〜(ガッカリ)」
荒:『っていうか、何でそんなにガッカリしてんのよ・・(私の方が凹むよ)』
美:「もしかして、しーちゃん妬いてるの?(ニヤ)」
荒:『ちが・・///』
美:「昨日メールも電話もくれなかったくせにさ〜ヽ(`д´)ノ」
荒:『き、昨日は・・終わったのも遅かったし・・(汗)』
美:「連絡待ってたのにさぁ!」
荒:『ゴメン(´・ω・`)ミキ練習で疲れてると思って・・』
美:「ふーんだッ!しらなーいッ!!」
荒:『ミキぃ〜。機嫌直してよ〜(汗)』
美:「さ、明日も早いし。ってか試合だし。ミキ寝るね?(ニヤ)」
荒:『え〜〜〜!寝ちゃうの?』
美:「寝不足になって明日失敗したらどうすんの!」
荒:『・・・(´・ω・`)ショボーン』
美:「じゃあ、特別にぃ〜明日・・終わってからなら・・いいけど///」
荒:『ほ、本当?!━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━!!!』
美:「うん(ほっぺにチュッ)じゃ、ミキ寝るね〜オヤスミ★」
542チョコ:2006/05/26(金) 21:56:17 ID:vaJUtviW
【T&S密会 番外編のつづき ”岡ザキ×荒カワ”コソーリ電話】

岡:『もしもし?今大丈夫?』
荒:「う・・うん。そっちは?」
岡:『さゆりは爆睡してるからw(ムフッ・・さっきイカしまくったからな〜w)』
荒:「ミキも・・(何にもさせてくれないで寝ちゃったし)」
岡:『今日は何か凄い展開だったねw』
荒:「だから!ミキがまさか朋さんといるなんて・・」
岡:『ミキちゃん可愛いよね〜www(ってかエロい体してたなぁ(*゜∀゜)=3)』
荒:「何言ってんのよ〜(-_-;)朋さんには可愛い彼女いるじゃん」
岡:『いや〜そうだけどさぁ(サユリとシズカとミキちゃんでハーレムwwwた、たまらん・・)』
荒:「ミキと二人で何話してたの?」
岡:『ん?秘密(ニヤ)ミキちゃんに口止めされてるしw』
荒:「な・・!ミキもそう言って教えてくれないんだけどヽ(`д´)ノ」
岡:『まぁ、大した話じゃないよw』
荒:「気になる〜〜!!それに、朋さんのタイプの話も焦ったよ!何あれ・・」
岡:『だって本当だもん(ニヤ)』
荒:「ミキも特別枠って・・ダメだからねッ(-_-;)」
岡:『わかってるって!あんなの冗談に決まってるじゃんw』
荒:「本当にぃ〜?(疑いの眼差し)」
岡:『いくら絶倫のあたしでも10代の相手は出来ないよw』
荒:「ちょっ・・(絶倫ってw)」
岡:『それに〜サユリとシズカがあたしには一番しっくりくるっていうかwww』
荒:「いやぁ・・(ミキにニャンニャンされて鼻の下伸びてたじゃんッ)」
岡:『もう少し若かったらチャレンジしてみたかったけどさぁwww』
荒:「おいおぃ・・・(若かったらチャレンジするんかい!!)」

昨日の「シズカの彼女に嫉妬するかもしれない・・」と言っていた朋さんはどこへやら・・^^;

                                 【おわり】
543名無しさん@秘密の花園:2006/05/26(金) 22:12:05 ID:E5WpJmYC
G J !
544名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 00:08:49 ID:WYLFfRYd
エロエロ大魔王www朋さんwww
545名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 00:58:30 ID:PA3RnETd
チョコ様、番外編のつづきおもしろい!
絶倫姉さんVS小悪魔ミキってのもぜひ見てみたい!!

しかしオースガタンはずば抜けてスポーツ万能だそうだし、
空手もできるのでバレた時がコワソウwww
546名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 01:35:02 ID:ILX9+jfw
チョコ殿 GJ!!
ヤベーよ!朋姐さんwカリスマナンパ師だなww
おいらも絶倫vs小悪魔のドリームマッチが見てみてー!

TVネタへのレスとオリンピック候補扱いへのご意見、とってもdクス!
ご了承いただきましたので懲りずに投下させていただきやす

次にみんなを出演させたい番組が思い付かなかったので、
TFP出演後の話にしてみました。スマソ。

では、どぞー。
547TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:38:06 ID:ILX9+jfw


――トーキョーお友達パーク収録後の控室にて…

完全勝利をおさめた女子フィギュア選手達は、それぞれ手渡された景品を物色中…

真「わぁ〜ぃ!このレゴ、ほしかったんです〜☆」
美「わっ!こんなおっきいスヌーピー、見たことないよ〜♪かわい〜☆」
室内は大いに盛り上がっていた

と、その時突然、手を叩きながら恩田が立ち上がった
恩「はーい、注目ーー!」
一同「?」
恩「ここで皆さんに質問。この後のご予定は?はい、真央ちゃん。」
恩田は真央を指差す
真「真央は〜この後スグリさんと遊びに行きます〜」
恩「どこに行くんですか?」
村「ん〜…まだ何も考えてなかった〜。」
恩「そうですか…はい、じゃあ美姫は?」
美「もちろん、しーちゃんとデ・エ・ト」
荒「右に同じです。で、そのあとの事は聞かないでください。」
美「キャー!しーちゃんたらぁ!はずかち〜!」
中「…(こっちが恥ずかしいわぃ!)」
荒「ってか、みんなの予定聞いてどーすんの?」
美「そー言うよっちゃんはゆかりんとデ・エ・ト?ニヤ( ̄ー ̄)ニヤ)」
恩「シャーラップ!君達の予定は変更していただく!」
中「…(強引だなぁ)」
548TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:40:05 ID:ILX9+jfw


美「え〜なんでなんで〜?」
恩「ワタクシ、今日の景品で…コレもらいました!」
そう言って恩田は、得意顔で机の上にある大きな木箱をポンポンと叩く
真「その箱はなんですか?ワクo(^-^)oワク」
恩「なんと!ジャーン!高級国産牛すき焼きセット10人前でございまーす!」
一同「おおおおおぉぉぉぉーーーー!!!」
中「…(みんな、良いリアクションするなぁw)」
恩「と、言うわけで今から皆ですき焼きパーティーです!決定です!」
中「…(ものすごく強引だなぁ)」
真「スグリさん!真央、すき焼き食べたいです!」
村「そうだね〜。おいしそうだし〜、楽しそうだね〜。」
美「え〜、おいしそうだけどさぁ〜。しーちゃんはどうする〜?」
荒「(スキ∀ヤキ)」
美「…目が“スキヤキ”になってる…」
荒「えっ?あぁ(焦)いや、いいんじゃない?こんな機会もあんまりないし、ねっ?」
美「まぁ、しーちゃんがそー言うなら、美姫はどこまでもついて行きますけどねー」
恩「はい、じゃぁ決まり!ってことなんで、1時間後ゆかりん邸に集合ね♪」
荒「どうして1時間後?今から皆で移動すればいいじゃない。」
549TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:42:01 ID:ILX9+jfw


恩「あたしとゆかりんは先に家に帰ってすき焼きの用意してるから、皆はその間に買い出し行ってきてよ」
中「…(私の家なのに“帰って”って…おかしくない?)」
村「何が必要なのかな〜?」
恩「やっぱりお酒とか…あとは、お菓子とかデザート系かな?」
荒「わかったわ。」
美「は〜い!はいはい!美姫はお菓子選びたい〜!」
真「マオもお菓子いっぱい選びたいです〜」
荒「それじゃ、二人がお菓子担当ね。」
美「えーーしーちゃんとお買い物したいのにー!」
真「美姫ちゃん…マオとはお買い物行きたくないですか…?」

真央の頬をつたう一筋の涙…

一同「わわわわわ!!」
美「ちちちち違う違う!嫌とかそーゆー意味じゃないよぅ!」
真「ホント?」パァァァ(●^o^●)
美姫は必死で首を縦に振る真「よかったぁ〜。じゃぁ、何買おっかなぁ〜☆」
一同「ホッ…(-。-;)」
村「でも、ちょうどいいと思うよ〜。真央ちゃんも美姫ちゃんもまだ未成年だしね〜」
荒「そうですね。じゃ、美姫。そういう事だから。いつものアイス、買っておいてね。」
美「へいへ〜い。買っておきますよ〜だ」


こうして、フィギュアスケート選手達の長い夜が始まったのであった…
550TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:43:42 ID:ILX9+jfw


真「じゃぁ、また後でです〜」
美「しーちゃん!あたしがいないからって浮気しないでよ!」
大きく手を振りながら美姫と真央は近所の大型スーパーへと向かって行った

荒「美姫…浮気って…(気まずくなるよーな事言わないでよ!)」
村「…静香ちゃんって…浮気とかするの??」
荒「しっ、しませんよ!美姫一筋ですからっ!」
村「そうだよね〜。」
荒「あのっ!どどどこに買い物行きましょうか?」
村「あ〜、お酒がいっぱいあって、安いお店知ってるからそこに行きましょ〜」
荒「はい!(何とか話は反らせたみたい…)」
村「私、今日は車で来てるんだ〜」
荒「!!(さすがに普段はさっきのゲームみたいな走りはしないよね…)」
村「?静香ちゃん、顔色悪いよ?」
荒「いやいやいや、いたって冷静です!何も心配しておりません!!」
村「?」

荒川は命の危険を感じていた…
551TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:45:05 ID:ILX9+jfw


―一方、美姫と真央は…


スーパーに到着。カートに買い物カゴをセッティングしていた

真「何、買おうかな〜♪飲み物はやっぱりダイズの薦めかなぁ〜☆」
美「チョコレートはハズせないよね。♪チョッコレイト チョッコレイト ちょこれぃと〜 ろって♪」
真「それ、メイジの歌と、ろっての歌が混じってるです〜」
美「えーまじってないよー」
真「混じってるです〜」
美「ウソーおかしいなぁ?♪チョッコレイト チョッコレイト ちょこれぃとぉ〜……」

客「…(どっちでもいいから、どいてくれよ。カゴ取れねーし!)」

営業妨害していた…
552TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:50:58 ID:ILX9+jfw


―その頃ゆかりん邸では…
ガチャ―
恩「ただいまー!っと。どっこいしょ。」
ドスン、と“高級国産牛すき焼きセット10人前”が詰まった木箱を床に置く
中「ただいまーって…だからー、ここは私の家だってば。」
恩「まぁまぁww」
そう言って恩田は中野の肩を掴んで自分の方に向ける恩「む〜〜〜〜……ん」
口をとがらせてる恩田…
中「………何?(プッ…ヘンな顔w)」
恩「何って…ただいまのちゅぅに決まっとるがなw」
中「…」
恩「早く、早くぅ〜ww」
中野は小さくため息をついた後、床に置かれた木箱の上に乗る
恩田の首に腕を回して、耳元に唇を寄せる
中「…おかえり…」
恩「?!」
中「今日のよっちゃん、カッコ良かったよ…」
耳にかかる吐息まじりの柔らかい声に驚いてた恩田は中野の方へ顔を向けた
と、その瞬間…
久々の生温い感触が恩田の唇を包み込む…

…ぁ…ん…

しばらくして二人は離れる
恩「…。」
中「…。」
553TVネタ@その後:2006/05/27(土) 01:54:25 ID:ILX9+jfw


恩「ぬわぁぁぁぁぁっ!!」
中「(ビクゥッ!!)」
恩「ぅおいしいすき焼きつくっちゃうぞぉぉぉっ!!!」
中「暑苦しいぐらい気合い入ってるね…(照れてるの??)」
恩「あああああぁぁぁっ!!」
中「リアクションも暑苦しいってば(壊れた??)…で、何?どうしたの?」
恩「ウチのお米、金メ米じゃないよぉぉぉっ!しーちゃん怒るかなぁ?」
中「…怒らないんじゃない。ってか、今日のよっちゃんテンション高すぎる。」
恩「そりゃテンション高くなるよ〜」
ニヤニヤしながら恩田は中野の頬をやさしくつつく
中「ん…な、何よぉ」
恩「あんなちゅぅ、ひさびさやったもん〜vv」
中「じゃ、ホントにおいしいすき焼きつくってくれたら、さっきの続き…ねっ?」
今度は中野が恩田の頬をつつく
恩「っ…がっ…がんばりまぁぁぁぁぁすっ!!!!!」
中「…(やっぱ暑苦しい)」

ぎこちなくイチャイチャしていた…



マオ『続きますです〜』
554名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 04:11:53 ID:mXblktcH
超GJデス♥
続き楽しみにしてます!
マオ×ミキ と 静×村 がどんな展開になるかwktk☆
555名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 06:18:14 ID:E6kOcxVy
GJ!!面白すぎる〜wwwww
556名無しさん@秘密の花園:2006/05/27(土) 10:21:36 ID:N1LHgR6E
>>553
ぎこちなくイチャイチャしていた…この一文がすごい効いてる
おもしろかったです
557チョコ:2006/05/27(土) 23:35:15 ID:92fbyhjP
>>TVネタ様 
うぉーッ!すげーニヤけたww皆の前たとそっけないユカりんが…家に帰って
二人きりだとこんなにも変わるのか(*゚∀゚)=3木箱に乗ってあんな事された日にゃー
ヨシオじゃなくてもテンション上がるわwww

ってゆーか、中×恩が隣りで並んでる写真見ただけでニヤけてしまう自分は…もう病気だなw
558名無しさん@秘密の花園:2006/05/28(日) 15:57:04 ID:VSNxsFOH
誰かお願い!
コーエン×しーちゃん書いてぇ…(;´Д`)
コルピタソ×しーちゃんでも…♥
うわああぁぁあん!!!!!!!
559名無しさん@秘密の花園:2006/05/28(日) 17:58:32 ID:IrkJ1JlA
チョコ様、GJ!!
>>529で、リクした者です。
早速の投下ありがとうございましたo(^-^)o
すっごい面白かったです!!
クールビューティーとナンパ師・朋さんが、エロカワ小悪魔・美姫ちゃんとどうなるか
非常に楽しみです(*゚∀゚)=3

>>TVネタ様
こちらも、楽しませていただきました(*^o^*)
いろんなカップルが登場して個性的でオモシロス!
560名無しさん@秘密の花園:2006/05/28(日) 20:02:20 ID:tZaUjQ+e
すぐりんジャンクきたぁ
561名無しさん@秘密の花園:2006/05/28(日) 21:54:52 ID:VSNxsFOH
あらかーさんもだけどすぐりんもすげー綺麗になったよね
すぐりんかわいかったぁ〜超萌え…
562名無しさん@秘密の花園:2006/05/28(日) 23:29:48 ID:qGM+GYzl
前は村主さんに対して
「表に出るときはおしとやかでたおやか(そして裏ではストイック)」
というイメージを持っていたんだが、

DIリハーサルで織田君を軽くどついてたりとか
今日のjunkでの「最後(の方の種目)なのに部屋が狭かった(怒」とか…
意外とにぎやかな方でw
(しかし一人部屋でそんな狭いって、2人部屋の安藤さん&のぞみさんは…)
563壁紙小僧:2006/05/28(日) 23:37:12 ID:nNhxuOkp
>>557 チョコ様
ではニヤけて下さいまし( ゜Д゜)⊃

ttp://www.774.cc:8000/upload-micro/src/up0058.jpg
ttp://www.774.cc:8000/upload-micro/src/up0059.jpg

2006世界選手権SP後の滑走順くじ引きです。
貯まりに貯まっていた録画を整理してたらこんなシーンがあったので…。
564チョコ:2006/05/29(月) 00:04:57 ID:YvAMmhx7
>>563壁紙小僧様ー!!!!
覗きに来たらこんな素敵な画像を(ノ∀`*) 最高ですッッ!!!!!
ありがとうございます━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
思いっきしニヤけさせて頂きましたwww
565名無しさん@秘密の花園:2006/05/29(月) 16:32:57 ID:XgL2snqc
>>552
面白すぎ…て見てたら中×恩に不意打ちされた GJ!
てか、木箱の上って何気に食べ物の上…ww

>>564
横から失礼、自分も頂きました ありがとうございます!
中×恩って、しーみきに比べると露出が少なくて、このCPできたきっかけって
何だろ、て思ってたんだけど(クラブ一緒だった、ていう以外に)…
こうして見ると、普通に仲良くていいなぁ。
566名無しさん@秘密の花園:2006/05/29(月) 22:59:50 ID:Qn945MaY
中×恩はビジュアル的な組み合わせが萌えなので、
リアル仲とか親密画像とかなくても妄想だけでSS書ける自分…
567TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:51:23 ID:qPv5tql6
TVネタ@その後へのレス、禿げしくdクス!
続き、書いてみました。

568TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:53:25 ID:qPv5tql6


―車で移動中の二人はと言うと…

荒「…(やっぱり普段は安全運転みたいね…)ホッ…。」
安心した荒川は助手席でくつろぎながら、たわいのない会話を楽しんでいた
村「最近はどぉ〜?ちょっとは落ち着いた〜?」
荒「そうですね。やっと自分のペースを掴めてきたと言うか…
村主さんはどうですか?あ(ニヤリ)、真央ちゃんとはどこまで―」

キキキキキキキキキキキキキキキキ!!!!

荒「ぎゃーーーーーーっ!!」
車体が流されながら右折する
荒「(何なのーー?!今何が起こったのー?!)」←声にならない
村「あはははぁ〜。」
荒「(今のはドリフトってヤツ?!詳しくわかんないけど、たぶんそうなんだよね?!)」
村「えっと〜、なんの話してたんだっけ?」
荒「いや(ドキドキ)、その前に(ドキドキ)、あの(ドキドキ)、さっきの(ドキドキ)
右折は(ドキドキ)…その(ドキドキ)、すごかったのですが…」
急上昇する心拍数。息が途切れるのを抑えながら尋ねた
村「あ〜、ごめんね〜。ちょっとあらっぽかったかなぁ〜」
荒「そそそそうですね(ドキドキ)。(真央ちゃんの話を振ったのがマズかったのかしら…)」
569TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:54:31 ID:qPv5tql6


村「道も広いし〜他の車も少ないから、ついついねぇ〜…」
と言いながら、今度は左の方向指示器を点滅させた
荒「!!(くっ…来るのか!?)」

キッ…キキキキキキキキキキキキキ!!!!

荒「んぎゃぁーーーーーーーー!!」
村「あはははぁ〜、静香ちゃんおおげさだよぉ〜」
荒川はシートベルトを両手で握りしめながら、心の中で叫んだ

荒「(っ…みっ…美姫ぃぃぃ〜〜〜〜〜っ!!!!!)」

荒川はちょっぴり涙目だった…
570TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:55:38 ID:qPv5tql6


―一方、スーパーで営業妨害していた美姫と真央は…

美「んぁ?」
突然、すっとんきょうな声をあげて辺りをキョロキョロと見回した
真「どうしたですか?」
美「ん〜。今、しーちゃんに呼ばれた…気がしたんだよね。」
真「静香さんはスグリさんとお買い物してるですよ。」
美「そうなんだよね〜。しーちゃん、浮気とかしてないかなぁ〜?」
真「ダメですよ〜(>д<。)スグリさんはマオのものです〜」
美「そんな事、わかってるってば。(わかってても手を出す人種ってのが
この世には存在するんだよね〜、まったく=З)」
美姫は溜め息をついた

真「そろそろレジに行くです〜。」
確かに、買い物カゴはお菓子で溢れかえっていた
美「そだね〜。」
商品を落とさないようにゆっくりとカートを押して行くふたり
571TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:56:24 ID:qPv5tql6


店員「いらっしゃいませー!って、あらまぁ!美姫ちゃんと真央ちゃんじゃない?!」
美「エヘヘ〜。」
真「どうもです〜。」
店員「あらまぁ。仲良くお買い物なのねぇ〜。
ふたりともテレビで見るよりほんっっとカワイイわねぇ〜」
美「ありがとうございます〜エヘヘ〜」
真「どうもです〜」
店員「ちょっとオマケしちゃうから、サインちょうだいよ!いい?」
美「いいですよ〜」
真「サインするです〜」
店員「んまぁ〜!うれしいわぁ!ちょっ、店長!店長ぉ〜〜!!」
店員のおばさんは走ってどこかへ行ってしまった

しばらくして色紙とマジックを持って戻ってきた
店員「これにサインしてくれるかしら〜」
美・真「は〜〜い!」
サラサラサラ〜・・・

客「…(どーでもいいけど、レジ以外の所で書いてくれよ…後ろ詰まってるし…)」

やっぱり営業妨害していた…
572TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 01:59:33 ID:qPv5tql6


―その頃ゆかりん邸では…
恩「ふっふふ〜ん♪」
軽やかに鼻歌を歌いながら料理する恩田と、その横でお米を磨ぐ中野
中「あれ?よっちゃん、何作ってるの?」
恩「ん〜?すき焼きの準備も終わったから、サラダのドレッシング作ってんの♪」
中「へぇー。ちょっと味見させてよ。」
恩「はい、どうぞ」
恩田は手元にあるボウルを差し出した
中「どれどれ?」
人差し指にドレッシングを絡めて一舐めする
中「うん!おいしいよ!和風の味付けなんだね」
笑顔で感想を伝えながら水道の蛇口を捻る

ジャー…

恩「あああぁぁぁっ!」
中「(ビクゥッ!)な…今度は何よ?」
恩「その指、洗わなくても良かったのにぃ…(T_T)」
中「舐めたんだから、洗い流すってフツー!」
恩「ちぇっ。もったいない…」
中「…。もしかして、あたしが舐めた後のココ、舐めようとしてたの?」
恩「うん。舐めたいよ。あたりまえやん。」
さも当然の事のようにサラッと答える
573TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 02:03:33 ID:qPv5tql6


中「…。」
恩「…。」
中「っ…ばーか。」
恩「そやで。あたし、ゆかりんバカやで。知らんかった?」
照れているのか、うつむいて、またお米を磨ぎ始めた中野
が、すぐにその手は止まる…

中「…ねえ。」
恩「ん?」
まっすぐ自分を見つめるバカの瞳を上目使いで見つめ返す

中「もう一回、味見させてよ…」

恩田は一瞬戸惑った顔を見せたが、すぐに「かしこまりましたっ!」と
返事をして、自分の人差し指で先程のドレッシングを掬い上げた
そして、滴が落ちないようにゆっくりと中野の口元へ…

中「ん……」
恩田の指に舌が絡みつく…
恩「…。」

中「…おいしいね…」

恩「…。」
574TVネタ@その後2:2006/05/30(火) 02:05:59 ID:qPv5tql6


中野の唇から解放された自分の指を無言で見つめる恩田
中「ねぇ、よっちゃん…もしかして自分のその指舐めようとしてる?」
恩「舐めていい?」
おいしそうなお菓子を目の前にした子供のような笑顔
そんな無邪気な笑顔が中野のいたずら心をくすぐってしまう

中「…ん〜…ダメ!」

そう言うなり中野は恩田の手首を掴んで、蛇口から流れる水を浴びせかけた
恩「あ゙あ゙あ゙ぁぁぁっ!もったいなーーーいっ!」
中「相変わらずリアクションが暑苦しいよ!ww」


ぎこちなくじゃれあっていた…



ミキ「続くらしいよ〜」
575名無しさん@秘密の花園:2006/05/30(火) 18:10:30 ID:iB5efLUN
楽しみにしてますよ!
576名無しさん@秘密の花園:2006/05/30(火) 22:28:50 ID:zjc/lesz
TVネタGJ!!笑いすぎて涙出てきたwwwww
577名無しさん@秘密の花園:2006/05/30(火) 22:37:23 ID:+75MTsWF
GJ!!
578チョコ:2006/05/30(火) 23:48:05 ID:ORDZ0evM
>>TVネタ様 またしてもGJ杉wwwスグりんドリフトとかってマジワロス!!!
ヨシオの「…。」←これツボてつ(*´Д`)きっといやらしい事考えてんだろうなw
続き期待してまつ(*゚∀゚)=3

さて、以前上の方で書いた「荒×村」をまた書いてみました。「岡×美」はどうも
思いつきそうにない・・スマソ(-ω-;)
579【HOTEL〜密かな期待〜@】:2006/05/30(火) 23:49:04 ID:ORDZ0evM

久々の二人で過ごせるオフ。
フミエさんと付き合ってから、あまりと言うか外でのデートは控えていた。
一応二人ともオリンピック選手だしねw

さすがにオリンピックの直後は外に出るのも大変だったが、今はだいぶ落ち着いてきたので
私がよく使っているホテルの会員制のプールに泳ぎに行く事にした。
平日の日中はほとんど人がいない。今日も私とフミエさんと・・後2人が居るだけだ。

『フミエさん水着は?』
「あのね…今日…あの日なの///」
『え!!そうなの?ゴメン。じゃあプールって言った時に言ってくれれば良かったのに』
「今朝なっちゃって///私も楽しみにしてたのに…」
『そっかぁ。じゃあ、入るのやめる?上に部屋取ってあるし・・』
「せっかく来たんだし泳いで良いよ?私はプールサイドで見てるから///」
『そう?』

久々に泳ぐ気満々で来ていた私は、フミエさんの言葉に甘えて一人で泳ぐ事にした。
私はバスタオルを外すと、全然色気もクソもない競泳用の水着姿になったw
フミエさんの方を見ると、ほんのり頬が赤らんでいる。私から恥ずかしそうに視線を外すと
彼女はプールサイドの椅子に座って読書を始めた。
580【HOTEL〜密かな期待〜A】:2006/05/30(火) 23:50:17 ID:ORDZ0evM

しばらく泳いでフミエさんの方を見たら、彼女は読書をしていなくて・・
頬に手をついて私の泳いでいる姿をずっと見ていたようだった。

『フミエさん』
「あ…!お疲れ様///」
不意に私に声をかけられて明らかに動揺しているフミエさん…
『もう十分泳いだし上行こうか?』
「え…///うん」
フミエさんは私の髪や体から落ちる水滴を見ている…
そして、熱を帯びたような目で私を見ると
「早く部屋に行って二人きりになりたい///」 と言った。

私は軽くシャワーを浴びてから部屋に行くと言って、フミエさんだけ先に部屋に行って貰う事にした。
シャワーを浴びながら、フミエさんの私を見ていた熱い視線を思い出し、一人でいやらしい想像をしてしまった。
でも今日は″あの日″と言っていたフミエさんを抱く事はできないし・・
もしかしてフミエさんが?・・と密かな期待を胸に秘め、私はフミエさんの待つ部屋へと向かった。

部屋に行くとフミエさんはベットに寝そべってTVを見ていた。
さっきのいやらしい想像を思い出し、恥ずかしくなった私はフミエさんに声をかけられずただ立ちすくしていた。

「あ、着替えてきたんだ…」
『あ///うん…。待たせちゃってゴメンね?』

フミエさんはベットから立ち上がると、私の方へ向かってきて優しく抱きしめてくれた。
581【HOTEL〜密かな期待〜B】:2006/05/30(火) 23:51:35 ID:ORDZ0evM

ふわっとフミエさんの髪の良い匂いがして、私は意識が薄れていく感じがした。
ボーっとしている私を、さっきよりも熱を帯びた目で見つめてくる・・
その視線に我慢が出来ず、私はフミエさんの唇を奪った。

「ん・・ッ///」
『・・・そんな目で見つめられたら・・我慢できないよ///』
そう言うと私はフミエさんを抱えてベットへ向かった。
「シズカちゃん・・私今日は・・///」
『私をこんなにさせて・・どうしてくれるの?』
フミエさんは少し戸惑った顔をしたが、次々と落ちてくる私のキスを受け入れてくれた。
「シズカちゃん・・」
『ん?』
「私を・・抱きたい?///」
『え!そりゃあ・・でも、今日は最後までは出来ないもんね?』
「うん・・」
『どうしたの?』
「あ・・のね?…今日は私が///」
『え?!』
「シズカちゃんを抱いてみたい///さっき、プールであなたを見ていて・・そう思ったの///」

シャワーを浴びている時の期待は現実になった・・・

                                   【つづく】
582チョコ:2006/05/30(火) 23:54:40 ID:ORDZ0evM
とりあえずココまで。近いうちに続き投下します(´・ω・`)
583名無しさん@秘密の花園:2006/05/31(水) 01:29:12 ID:RI17hp/q
(*´Д`)ハアハア

続きが気になって仕方がありませぬ
584名無しさん@秘密の花園:2006/05/31(水) 05:01:23 ID:VWQLXxu+
静香×章枝 最高!!!!!
続き楽しみにしてますチョコ様!!!!!☆
585名無しさん@秘密の花園:2006/05/31(水) 17:44:09 ID:wlEHbKWn
TVネタ好きだわー。
恩中はどこかシンテンの匂いがします
586名無しさん@秘密の花園:2006/05/31(水) 19:45:01 ID:cY/WAvMP
>>585
TVネタさんじゃないですが、自分は実はシンテンの雰囲気を狙って中恩を書いてたりする…

いつかは、チョーどSゆかりん攻め×攻めてたつもりがH時には主導権を奪われてしまう恩ちゃんヘタレ受け、が書けるようになりたい…
誰か書いてくれないかなあ
587名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 00:13:22 ID:7IQ5eBgN
>>581 チョコ殿

めちゃいい場面でおあずけくらわすなんて…ニクいお方だ…w
お互いドキドキしてるのがなんか好きですわ〜
こっちまでドキドキしてしまいます…w

>>586
ドSゆかりんvsヘタレ恩ちゃん…イイ(゚∀゚)!
その設定、パクるらせてもらってもイイでつか?
と、言っても話の流れからしてもうちょい後になりそうだがorz
とは言え、>>586様のssも是非読ませていただきたいので
書き上がったら是非とも投下してください〜

と、前置きが長くなってしまいましたが…
TVネタ@その後2へのレス、スペシャルdクス!
懲りずに続きを投下させていただきまつ
どぞ〜
588TVネタ@その後3:2006/06/01(木) 00:23:43 ID:7IQ5eBgN


―生死の境をさ迷いながら目的地にたどり着いた荒川と村主は…

キキキーーッ ガッ! キュキュキキキキキキーーッ!

駐車場での車庫入れまでもアクロバティックな村主
荒「……………。」←叫ぶ声も枯れた
村「は〜い。着きましたぁ〜」
荒「…はぃ…(グッタリ)」
荒川はゆっくりと車を降りてふらふらと村主の後を追いかける

着いたその先は大型酒類専門店
「いらっしゃいませー!」

村「何買おうかな〜。静香ちゃんは普段はどんなの飲んでるのぉ?」
荒「いゃ〜何でも飲めますけど…(でも、今飲んだらかなりデンジャラスっす)」

客1「ぉぃ…荒川と村主が一緒に歩いてんぞ!!」
客2「マジかよ?!スゲー!」

荒「(やっぱりこの組み合わせは目立つのかなぁ…)」
589TVネタ@その後3:2006/06/01(木) 00:25:32 ID:7IQ5eBgN


村「あ〜。このお酒、おいしいんだよぉ〜」
ぽてぽて〜と酒瓶が並べられた棚に駆け寄る村主
荒「(周りの事なんてまっったく気にしてないし…w)」
村「?…どうしたの?」
ちょっと離れた所から苦笑いする荒川は買物カートを押しながら村主に近づく
荒「いや、村主さんはいつも自然体だなぁと思って…w」
村「え〜自然体と言えば静香ちゃんだよぉ〜。たまたまドラマの予告見たけどさ〜」
荒「ぇええっ!みみみみ見たんですかっ?!!」
村「うん。見たよぉ。すごい違和感なく演じてたよねぇ〜。」
荒「いや、あの、あれは…」
思いがけない話題に焦りの色を隠せない荒川
村「かっこ良かったよぉ〜、敏腕検事!」
荒「あは…あははは…ありがとうございます…あはは(照)」

村「異議なし!!m9(`・ω・´)ビシィッ!!」
荒「(ビクゥッ!!)」

突然、キリリとした表情で荒川を指差す村主
村「って、やってたよね〜」
荒「そ…そうですね(ってか、本当は“異議あり”ですけど…)」
荒「すごいよねぇ〜。あたしは絶対にできないよぉ〜。異議なし!!m9(`・ω・´)ビシィッ!!」
今度は、さっきおいしいと言っていた酒を指差す村主
590TVネタ@その後3:2006/06/01(木) 00:28:58 ID:7IQ5eBgN


荒「…(何故、酒にむかって…ってか、セリフの所だけ早く喋れてるよね…??)」
さらには近くで棚を整理していた店員に向かって…
村「異議なし!!m9(`・ω・´)ビシィッ!!」
をお見舞いしてしまった村主
店員「ぁ…どうも。」思わず頭を下げてしまう店員
荒「!(村主さん!店員さんにまで何やってんすかー!!ってか、
店員さんもどうも、とか言ってんじゃないわよー!!もぉーー!!)」
どうやら村主は弥生(=荒川)の決めゼリフが気に入ったようだ…
荒川がボーぜんとしている間に村主は梅酒と焼酎にも“異議なし!!”をかましていた…
荒「…(もぅ、どこからツッコンでいいかわからない…)」
村主の意外な(?)一面に目がはなせなくなっている店員…
荒「(とりあえず、止めなきゃ…)す…村主さん…。」
荒川は村主の胸元に腕をまわして抱きかかえるように制止する
抱き寄せた村主の身体は軽く、肩は壊れそうな程華奢であった
そのままの状態で村主をひきずるように、店員から見えない所まで移動させる
無抵抗の村主は荒川の腕にそっと手を沿えて、自分より少し背の高い荒川を見上げた
村「ん〜?どうしたの?」
不意に向けられた視線に、胸の奥の何かがピクリと跳ねた
591TVネタ@その後3:2006/06/01(木) 00:30:06 ID:7IQ5eBgN


荒「ぇ?ぁ…いや、何でも、ないです…(ヤバい… か わ い い !)」
慌てて腕をほどいて、話を戻す
荒「あっ…あの…選びましょうか、お酒…」
村「あぁ〜そうだねぇ〜。早く行かないと美姫ちゃんに怒られちゃうよねぇ。」荒「そうですね!」
荒川は美姫の名前を耳にして、なんとか冷静さを取り戻した
とは言え、村主に対してこれまでとは違う感情が芽生えているのを自覚してしまった荒川
楽しげに買物をする村主の横顔をついつい盗み見てしまうのであった…

荒「…(これって浮気?…ヤバいかも…。美姫にバレたら殺されるな…)」

荒川は新たな命の危険に晒されていた…
592TVネタ@その後3:2006/06/01(木) 00:32:51 ID:7IQ5eBgN

―一方、揃ってサインしていた美姫と真央は…

美「サイン、で〜きたっ!真央ちゃんは〜?」
真「まだです〜。」
美「なして、そんなに時間かかってんの?」
美姫は真央のサインを覗き込こんだ
美「あーーー。」
真「エアロの似顔絵かいてみました〜」
美「かわいーぃ!美姫もミコかーこぉっと!」

サラサラサラ〜…

今度は真央が美姫のサインを覗く
真「あれ〜?美姫ちゃん、ソレなんですか〜?」
美「えへへ〜…しーちゃんと美姫の相合い傘〜(ハァト)」
真「あ〜!ズル〜い!」
美「えへへ〜」
真「マオも書くです〜」
グ〜リグリグリ…
マジックで円を書いて、中を塗り潰していく…

“ ● ”

美「…。なにコレ?」
真「スグリ玉です〜」
美「……へぇ〜…。」

客「…(いや、だから…レジ以外の所で書いてくれって…)」

やっぱり営業妨害していた…
593名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 02:42:33 ID:5Yj3unyO
今日はここまで…かな?
超GJです!荒×村が激萌えですた!
m9 ∬´σ`) 意義なし! 川;`−´川 村主さん…
この二人超好きだぁ〜 続きwktkしてます!
594名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 11:58:19 ID:pTWvAcrQ
TVネタ様
すぐりんの異議なし!!m9(`・ω・´)ビシィッ!!オモシロス
なんかスケルトンの越選手みたいっす

すぐりん×あらかーさんの続きが楽しみです
595名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 12:18:50 ID:LWWumDl9
TVネタ様!最高〜一つのネタで、ここまで話しを作れるなんて凄いです。続き楽しみ〜。
596名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 15:36:25 ID:TlNlC8OM
TVネタ爆笑しました!この全員が本当に付き合ってたら日本女子フィギュア界も
更に凄いパワーで勝てそう。きっと表現力とかイキイキして高得点になりそうな気が。
真央ちゃんのタラちゃん風な喋りがかわいすぎ★村主さんの天然っぷり爆笑!
私がお店の客で彼女達に会ったらきっと失神。。
続き待ってます!
597名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 21:07:05 ID:ynrlG2yf
     /     //⌒  ̄`ヽ、  l
    /  ///        ミ   |
    {  _ノ,__⌒\  /⌒__, ヽ.  |
.    l.  | ヽ_●ヽ、  ,:'●ノ .::|  .|  
    |  |       } {     .:::|  |
.     |  |.    L、__,. 」   .:::|  |
     l  !、  ー===ー  .:::;l  |  < テロ朝「7人の女弁護士」見なさい
      }   \  `⌒´  /   {
     ノノ  . ` ト----イ´    リ
598【HOTEL〜密かな期待〜C】:2006/06/01(木) 23:34:46 ID:LWquGGwJ
>>579-581 荒×村のつづき

フミエさんは私の上になり、深いキスをしてきた。
こんなに情熱的な彼女は初めてで…私の頭はさっきからショートしっぱなしだった。
私の上着に手をかけキスをしながら脱がせてくる・・
いつも私がフミエさんにしている事を今はフミエさんが私にしている・・
考えただけで感じてしまって、我慢しようにも声が漏れてしまう。

『あぁ・・ッ。フミエさん・・』
「シズカちゃん感じてくれてるの?嬉しいわ///」

フミエさんはとても優しく、首筋から段々とキスを下に落としていく。
私はただただ彼女のキスに身を任せていた…
そして、私を裸にすると更に激しいキスを繰り返ししてきた。

「私がするのって・・初めてね・・?シズカちゃんの裸・・やっぱり色っぽいわ///」
『・・・///』 

フミエさんの視線が私の欲望を掻き立てる。私はもっとしてと言わんばかりに
感情を露わにする。私の声を聞いてますます興奮したのか、フミエさんは・・
「舐めてみても・・いい?///」 と言った。
いつもは恥ずかしがって絶対そういう事は口にしないフミエさんが・・・
私は自ら足を開いて彼女を受け入れた。
599【HOTEL〜密かな期待〜D】:2006/06/01(木) 23:36:24 ID:LWquGGwJ

彼女の小さな舌は私の蕾を捉えると・・優しく、激しく・・私の様子を伺いながら波を打ってくる・・
『アン・・あぁ〜〜〜ッ!いいッ!気持ちいいよ〜〜〜』
私は恥ずかしさも忘れるほど喘いでいた。彼女にこんな事をされる日が来るとは・・
いつもの大人しい・・というか控えめな彼女はもうココにはいない。

私の蕾を咥えて離さない彼女に我慢が出来ずおねだりをする・・
『フミエさん・・お願い・・指で・・イカせて』
「え…いいの?///」
『もう我慢できないの…お願い・・』
そう言うと、私はフミエさんの手を1番触って欲しい場所に導いた。
フミエさんの唾液と私の愛液でいっぱいに溢れかえっているソコをフミエさんは優しく触ってきた。
細く小さい彼女の指が、クチュ・・と卑猥な音をたてながら私の中に段々と侵入してくる。
『あぁっ!』 
私が声をあげるとフミエさんは2本の指を全部私の中に入れてきた。
段々と早くなる指の動きに合わせて声が漏れる・・
腰を浮かせてイキやすい体勢になり、私もフミエさんのリズムに合わせながら腰を振る・・
『あッあッ!イキそうだよ〜〜〜もっとォ〜もっと〜!!』
フミエさんは更にスピードを上げてリズムを打ち、私は我慢できずにイッてしまった。
600【HOTEL〜密かな期待〜E】:2006/06/01(木) 23:37:29 ID:LWquGGwJ

まだ肩で息をしている私をフミエさんは優しく抱きしめてくれていた。
彼女の方がだいぶ体が小さいのに、今はとても大きく私を包み込んでくれている。

『フミエさん?』
「なぁに?」
『凄く・・感じちゃった///』
「え…///本当?」
『うん・・恥ずかしい///あんなに声出しちゃって』
「シズカちゃんのあんな声、初めて聞いたから・・私凄く興奮したわ///」
『だって〜フミエさん情熱的なんだもん///』
「ヤダ///うふふッ( *´∀`)」
『私がこんなにエッチだとは思わなかった?』
「え・・うんw」
『私もフミエさんがこんなにエッチだとは思わなかったよw』
「そ、そう?私・・エッチかな?///」
『うん!すご〜くエッチw』

そう言うと、私はフミエさんの感じやすい耳を甘噛みして体勢を逆転させた。
フミエさんはキャミソールを着たままだったので裾を歯で噛んで上に捲りあげた。
手で捲るより何かいやらしい感じがしたのか、フミエさんは恥ずかしそうに顔を横にずらした。
601【HOTEL〜密かな期待〜F】:2006/06/01(木) 23:39:09 ID:LWquGGwJ

『ねぇ?下着また買った?(ニヤ)』
「え・・うん///私もシズカちゃんみたいなの・・付けてみたくて///」
『へぇ〜w私よりもエッチな感じの下着だけど?(ニヤ)』
「・・・///」
またいつもの照れ屋のフミエさんに戻っているwかわいい・・
私に見られると思って付けてきた新しいブラジャーをゆっくり外し
フミエさんの体にたくさんのキスを落とした。

最後まではイカなくても彼女は最高に感じてくれた。

終わってからも二人でベットに寝そべっていた。泳いだせいでなんか少し眠いかも・・
「(RRR・・・)」
『フミエさんの携帯鳴ってるよ?』
「誰かしら?…あ!ユカリちゃんだわ!もしもし?」
『スグリさん?今○○ホテルの駐車場にいるんですけど。』
「え?!どどどうしたの?」
『スグリさんの車があるからもしかして・・と思って』
「あ・・うん。で、ユカリちゃんは何しに?」
『何か、水泳でトレーニングしたいって・・実は私もココの会員で』
「トレーニング?!誰かと一緒なの?」
『あ〜はい///こ・・恋人と・・(ボソッ)』
「恋人?」
携帯から洩れる会話でユカりんがヨシオとデートでここに来ている事がわかった。
602【HOTEL〜密かな期待〜G】:2006/06/01(木) 23:40:37 ID:LWquGGwJ

『フミエさんwユカりんの恋人って・・ヨ・シ・オwww』 と耳元で教えてやったら
「え?!恩田さん?!」
『なっ・・///え?スグリさん知ってたんですか?』
「え・・えぇwなんとなくwww」
『・・・///』
急にユカリちゃんの携帯から違う声が聞こえる。
『スグリさん!久しぶりっす!!』
「あ、あぁw恩田さん?ユカリちゃんとプールなんだって?」
『はい!水中トレーニングは体に負担が少なくて良いっすからね〜』
「そ、そうw」
『ここ、スグリさんも会員なんですか?確か・・しーちゃんも…』
「え?!そそそそうなの?^^;」
『さっき、しーちゃんに電話したら電源切ってるみたいで。何やってんだか・・』
「きっと・・今はゆっくり休んでいると思うわ///」
『え?』

耳元で聞こえるフミエさんの声を子守唄代わりに、私は深い眠りへと落ちていた。

                               【おわり】
603チョコ:2006/06/01(木) 23:49:00 ID:LWquGGwJ
>>587 TVネタ殿 今回もGJですた(*゚∀゚)=3
異議なしスグりんめっちゃカワユイなぁwwwしーちゃんがスグりんの横顔を
盗み見もワロスwこれからの展開も楽しみにしてまつ(*´Д`)

それと、荒×村おあずけにしちゃってスマソねwww

604名無しさん@秘密の花園:2006/06/02(金) 00:54:29 ID:i2E/fZ34
チョコ様〜!!待ってましたよ!!!
超GJ&乙でした!最高です!
もともと、しーちゃんファソだったのですが
すぐりんの怒濤のTV出演での天然ぶりに惚れてしまいましてw
荒川村主がかなり萌えになった次第です
また投下wktkして待ってますので、是非!
ありがとうございましたぁ!
605名無しさん@秘密の花園:2006/06/02(金) 02:22:41 ID:fBkf2nsq
チョコ殿!
激しくGJ!とにかくGJ!
おあずけにもめげずにwktkしてて良かったぁw
お上品なエロすぐりん…ええわぁ(o´∀`o)
感動をありがとう!ww


あと、TVネタへのレス、心よりdクス!!
皆様のご感想とチョコ殿の萌えころがるssを
読ませていただいたので、おいら燃えてきたっす!
続き、がんばるっす!
606TVネタ@その後4:2006/06/03(土) 22:05:17 ID:dJjXx7En
― その頃ゆかりん邸では…

夕食のセッティングができたテーブルを前に、恩田はため息をつく
恩「ちょっと…みんな何やってんのやろ?遅すぎる…」
中「お腹すいた?」
ソファーの上で雑誌をめくりながら中野が答える
恩「うん。もうペコペコ…先食べちゃおうか?ニヤリ」
中「そんなことしたら、よっちゃんがすき焼きにされちゃうよw」
恩「うぅむ…あいつらならやりかねんな…我慢しよう」

…しばし沈黙…

恩「なぁなぁ、ゆかりん〜。よっちゃん、すごくヒマやねんけど…」
中野の足元に座っていた恩田が見上げて訴える
中「テレビでも点けたら?」
恩「え〜。テレビよりゆかりんと遊びたいねんけど〜」
中「…。今、ゆかりんは雑誌を読んでます〜。」
雑誌から目線を外さずに答える中野

いつも甘えてくるやんちゃな年上の彼女…ついつい意地悪をしてしまう

恩「遊んでぇ〜やぁ〜。」
中野の膝に顎を乗っけて右足にしがみつきながらおねだりする恩田
中「何して遊びたいの〜?」
恩「うぅ〜〜〜む…」
中「考えてないんじゃん」
恩「うぅ〜〜〜む…!じゃぁ、しりとり!」
中「やっぱ何も考えてないでしょw」
恩「そんなことないですーー。はい、ゆかりんからでいいよ」
607TVネタ@その後4:2006/06/03(土) 22:06:30 ID:dJjXx7En

恩田はしがみついていた腕を解いて、中野の隣に座りなおす
その目は中野の最初の一言をワクワクしながら待っている

中「…“ゆかりん”」
恩「ゆかりん…ん…ん…んんっ??んって!終わったやん!!」
中「終わり?私の負け?じゃ、そう言うことで…」
と、再び雑誌に視線を落とす中野
こうやってついついいじめてしまうのもツンデレの血が成せる技である

恩「終わってへんし!続くし!ん…ん…ん……」
必死に“ん”から始まる単語を探す恩田
そうやって苦悶している恩田をおもしろおかしく観察する中野

恩「!!…思いついた…ニヤリ」
中「何?」

恩「……んっ…。」

中「…何?その声は?」
恩「ちゅうした時にゆかりんが出す声!」
“してやったり”の顔の恩田
それに対して中野は顔色ひとつ変えずに即答した

中「“ん〜どっちかって言うと〜前からよりも後ろからの方が好き〜”」
608TVネタ@その後4:2006/06/03(土) 22:10:52 ID:dJjXx7En

恩「…なっ!ななななんつーこと言ってんの?!どしたの?!」
中「なんか勘違いしてない?
  これ、よっちゃんが泊まりに来た時に言ってた寝言だよ」
恩「…そんな事言ってましたか…orz」
中「言ってました…ニヤけながら、ねw」
恩「スケーティングに関する事・・・言ってたんやと思うけど…(照)」
うつむいてもじもじしながら答える恩田
中「へぇ…あんなにニヤけながらスケーティングを語ってたんだ?夢の中でw」
恩「た…たぶん。じゃなくてーーー!しりとりですよ!」

中「“ん〜どっちかって言うと〜前からよりも後ろからの方が好き〜”
  の“き”からどーぞww」

恩「・・・(照)」

中野は照れてどぎまぎしている恩田の首筋に手を回して抱き寄せる
中「もう一回言おうか?」
引き寄せられた恩田は中野の耳元に顔を近づける・・・
恩「キス・・・したい・・・」

中「え?やだ。」
恩「ええええええええええええええええええええええっ!」
中「耳元でうるさいよ〜!」
恩「ごっつ、いいムードやったのに!なんで?なんで?」

ここに他の誰かがいたらみんな口を揃えてこう答えるだろう・・・
『ツンデレですから。』
609TVネタ@その後4:2006/06/03(土) 22:16:24 ID:dJjXx7En

恩田が駄々っ子のように頬を膨らませてジタバタしている、と、その時
  ♪ピーンポーン
恩田は自分の背後にある玄関の方を振り返って睨み付けた
恩「こんなタイミングに誰じゃ!(怒)」
美「美姫でーす!」
真「真央です〜!」
扉のむこうから元気な声が響く
恩「ガルルルルルル・・・・」威嚇している・・・

すると・・・
中野は恩田の背後から抱きしめてキスをした
中野の舌が恩田の唇を掠める・・・

恩「!?・・・んっ・・・」
ゆっくりと離れてニヤリと笑う中野
中「後ろから・・・してみたw」

そう言って中野は玄関の方へと歩いて行った
その後ろ姿をぼんやりと見つめる恩田
その顔は寝言を言っていた時よりも、もっとニヤけていた・・・


村「作者に聞いたらばぁ〜まだ続くって言ってました〜m9∬´σ`)ビシィッ!」
610名無しさん@秘密の花園:2006/06/03(土) 22:23:28 ID:dJjXx7En
>>593
m9∬´σ`)ビシィッ!!のAAにするか、m9(`・ω・´)ビシィッ!!にするか
迷ったけど、>>593様のレス見て「やっぱこっちのほうがカワユスw」
使わせていただきましたw

ってかタイトルがTVネタなのに、TV出演シーン以外のほうが
多くなってきておりますね。どうしたものでしょうか・・・w

また妄想投下させてもらいに来ます。
ではノシ
611名無しさん@秘密の花園:2006/06/03(土) 22:55:49 ID:iJAhvChE
TVネタいつも楽しく読んでます!GJ!!
612名無しさん@秘密の花園:2006/06/03(土) 23:01:39 ID:0v6l1kv+
TVネタGJ!!続きが気になるw
613チョコ:2006/06/03(土) 23:10:11 ID:nqgmk98T
>>TVネタ殿 最高っす!!もー最初から最後までニヤけたwww
ユカりんも恩ちゃんも゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!! 『後ろから・・・してみた』ユカりんカワユス(*´Д`)

>>604
>もともと、しーちゃんファソだったのですがすぐりんの怒濤のTV出演での天然ぶりに惚れてしまいましてw

チョコもあなたと同じでつ(ノ∀`*) ちなみにココのSS読んで朋姐にも萌えるようになりますたwww
614TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:45:12 ID:IevKds2g


美・真「おじゃましまーす!」
中「どーぞー。」
恩「おぅ!いらっしゃい!ニヤニヤ」
ソファーの上でクッションを抱きしめながらデレデレニヤニヤな恩田

美「ゆかりん…よっちゃんのあのニヤニヤ、気持ち悪いよ。」
中「すき焼きが予想以上においしく出来上がったからうれしいんだよw」
美「ふ〜ん…。」

真「わぁ!おいしそうです!」
テーブルに並べられた料理の数々に思わず歓喜の声を上げる真央
恩「ふはははは!よっちゃんが本気を出せばこれぐらい朝飯前よ!」

真央は中野に買ってきたお菓子やらデザートを手渡す。
真「こっちの袋にアイスとか入ってます〜」
中「ん。わかった。冷蔵庫に入れておくね」

美姫は中野が冷蔵庫を開いたのを確認してから恩田の横に座った
恩「ん?どないした?」
美「(小声で)いちゃいちゃしながら準備してたんでしょーww」
恩「(小声で)んにゃ。準備しながらいちゃいちゃしてへんよww」
美「(小声で)じゃぁ、準備が終わってから??」
恩「ニシシシシシ・・・・・・・ww」
肘でお互いをつつきあう恩田と美姫
真「??」
615TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:47:28 ID:IevKds2g

中「ちょっと、そこのエロ河童とエロきんに君。手伝ってよ。」
美「エロ河童って!!」
恩「はーーーーい!!」勢いよく立ち上がる
美「…素直だね…。」

4人でわいわいと準備しているうちに荒川と村主が到着した
  ♪ピーンポーン
村「遅くなってごめんね〜」
荒「・・・・・・・・・・。」←やっぱり村主の運転には慣れなかった…
恩「おぅ!いらっしゃい!…ってしーちゃん顔色悪いで?」
荒「いや…なんでもない…よ…」
中「…(スグリさんの運転の噂…本当だったんだ…)」

美「しーちゃぁん!」勢いよく飛びつく美姫
真「すぐりさぁん!マオ、いっぱいお菓子買って来ましたぁ〜」
村主の前に立って笑顔で見上げる真央
村「じゃぁ。ごはんの後、一緒に食べよっか」
真「はーーーーい!」
美「(小声で)じゃぁ、しーちゃんの食後はミキね!」
荒「いや、アイスで。」
美「むぅぅぅぅぅっ!(怒)しーちゃんのばかーーー!」
荒「(小声で)美姫はアイスの後でしょーが」美姫のおでこに軽く口付ける
美「いやぁぁぁん…しーちゃんのスケベェ〜・・・」
中「…(どっちもどっちだな。うん。)」
616TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:49:03 ID:IevKds2g

恩「さーて!そろそろええ感じやでー!」
すき焼きのなべをのぞき込むとグツグツと高級国産牛が踊っている
一同「うわぁ〜〜〜〜(´∀`)」
村「みんな、飲み物行き渡ってる?」
一同「はーーーーい!」
荒「じゃぁ…」
一同「カンパーーーーイ!!」

グビッ、グビッ、グビッ・・・・・・成人チームはビールをのどに流し込む
お子ちゃまコンビはオレンジジュースを飲んでいる

恩「くはーーーーーっ!ウマーーーーーい!」
荒「ふぅ…(ちょっとすっきりした・・・)」
村「んーおいしい!
  じゃぁ、さっそくいただきましょうか?すごくおいしそう!」

と、その瞬間、村主を除く全員の目がギラリと光った・・・
一斉に箸を取り、すばやく鍋の中へ突き刺す!

ブスゥッ!!!

5人の箸は鍋中央で煮えたぎっている高級国産牛群の上で複雑に絡み合う…
617TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:52:00 ID:IevKds2g

荒「あんた達・・・」
恩「狙いはみんな一緒…ってことかいな」
美「こればっかりは譲れないよぉ。一口目はやっぱ肉でしょ?!」
真「おいしそうです〜。食べたいです〜。」
中「どうでもいいけど、乱暴に奪い合わないでよ。
  汁がじゅうたんに飛んじゃうから」
荒「じゃぁ、ここは平和的に解決しましょう・・・」
恩「このすき焼きつくったん、わしやで?一番に食べれんのはわしやろ?」
美「たまたま、すき焼き担当だっただけじゃーん!」
真「やった!じゃぁマオと美姫ちゃんは一番にアイスを選べるんだね☆」
美「いやぁ…それも怪しいけどね。」ちらりと荒川と恩田を一瞥する美姫
恩「アイスは選ばせてあげるわ。だからここは(箸を)引きなさい!」
美「やだ!」
荒「やだ!」
美・恩「!!」
荒「アイスはアイス。それはまた別の話だから…」
中「…(アイスも一番に選びたいんだね・・・)」
真「じゃぁ、どーするですか?」

鍋から立ち昇る湯気を挟んで、オンナ5人の火花が散る・・・

村「いただきま〜す」
この殺伐とした状況をまったく気にしていない村主は
5人の箸の間をすり抜けネギをゲット。
いい具合に火が通ってしっとりとしたネギを取り皿に移す
618TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:54:45 ID:IevKds2g

荒「こういう場合は、とりあえず年功序列じゃない?」
美「いつもはオバサン扱いするなー!って怒るくせに!」
恩「しゃーないなぁ、それでいっとくか?(それやと2番目やし…)」
中「…(ギロッ…)」無言で恩田を睨みつける
恩「いっ…いや、なんか他の案、考えよぅ…はい…」

村「ふー…ふー…あーん… っ!!!
  熱ぅっ!熱ぅっ!ふぇぇぇ〜(泣)」
慎重にネギを口にいれたが、中からあふれ出た高温の汁に身悶える村主!
真「あぁっ!!だっ…大丈夫ですか?!」
隣で“許してください”顔で苦しがる村主の姿に、
思わず箸を放り投げて村主にビールを差し出す真央

<あさだまお、脱落>

真「これ飲んでください!」
村「ゴクッ、ゴクッ…ふぁ〜ありがと〜
  …ちょっと舌をヤケドしちゃったかな…」

照れ笑いしながら真央と見つめ合う村主
619TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 02:56:49 ID:IevKds2g

恩「これで4人やな…」
美「そういえば昔、ミキがさっきのスグリさんみたいに舌をヤケドしたら
  しーちゃん、ディープキスして舌なめてくれたよね〜…ニヤニヤ」
中「…(恥ずかしい話を持ち出して動揺させる作戦か…
  ってか、この子ホントに10代?)」
荒「その後『それでも治らない〜』って言って私の…
  アレ舐めてたのはドコの誰だったけ?ね?安藤さん?」
美「あわわ!そっ!そんなことまで
  みんなの前で言う必要ないじゃぁん!(照)」
美姫はあわてて立ち上がった。
恩「はい、美姫も失格〜」
美「あ。」立ち上がった勢いで箸から手を離してしまったのだった

<あんどうみき 脱落>

恩「これで…3人…」
荒「どうすんのよ…」
中「・・・・・・・。」
テーブルのカセットコンロの炎よりも激しく燃え上がる3人の肉への執念
鍋中央の高級国産牛群は6本の箸によって
しっかりと押さえつけられたままである

モグモグモグ・・・・・
美「?!」
村「美姫ちゃん、ボーっと立ってどうしたの?ほら、座って…はい。」
美「あ…どうもw」
620TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 03:00:15 ID:IevKds2g

荒「公平にジャンケンで決めますか…」
恩「そうやって気を逸らした隙に一番いい所を奪うつもりやろ?」
荒「そこまで汚い人間じゃないわよ!」

モグモグモグ・・・・・
中「?!」
真「ゆかりさん、お鍋見てるばっかりでどうしたんですか?はいどうぞ。」
中「あ…ありがと…w」
中野は箸を鍋の中から戻した

<なかのゆかり 脱落>

荒「残るはヨシヲと私ね…」
恩「そのようやな…って、ゆかりん、なんで脱落…って、ええええっ?!」

モグモグモグ・・・・・
村「どうしたの?」

村主をはじめ脱落していった3人の取り皿には、今の今まで
仲間と醜く奪い合っていた高級国産牛がてんこ盛りになっている…
恩・荒「な…ナゼ・・・」
己の前に広がる光景が信じられない2人・・・
そんな恩田と荒川の気持ちを踏みにじるように
真央が鍋の端から、ほどよく火の通った高級国産牛をつまみ上げる
621TVネタ@その後5:2006/06/04(日) 03:02:02 ID:IevKds2g

そう、マイペース村主は4人の死角である鍋の端っこで
自分好みの肉を育てていたのだった!

村「ん?どしたの?モグモグモグ…
  静香ちゃんとよっちゃんはしっかり火を通した方が好きなんだね〜」
美「みたいですね〜www」
脱落していった者は村主が育てたその肉にありついていたのだった…

恩・荒「……orz 」
中「…(あたしもバカだったけど…あんたたち、もっとバカだよ…)モグモグ」

恩「しーちゃん…」
荒「何も言うな…」
村「食べないの?せっかくのお肉、かたくなっちゃうよ?」
恩・荒「・・・・・はい・・・・食べます・・・・」

こうして、全員が無事お肉にありつけたのでした



ユカリン「・・・・・(まだ終わんないのか・・・)」
622名無しさん@秘密の花園:2006/06/04(日) 03:19:04 ID:IevKds2g

あかん・・・妄想が止まらねぇ・・・w
明日、休みだからってこんな時間まで何やってんだかw

TVネタ@その後4へのレス、ホンマにdクス!
すぐりんの天然サイドがお好きな方に気に入っていただけたら、と思い
今回はさらに天然っぷりを強調してみますたww
いかがでしたでしょうか?

あと、荒×村がツボの方も意外に多いような・・・おいらもツボです!
がんばって続かせて、あらかーさんには浮気でもしてもらいましょうかねw

長文スマソ。
また来ますノシ
623名無しさん@秘密の花園:2006/06/04(日) 03:24:10 ID:TRkoIJi4
静香章枝に萌えるひとりです!
乙でした!良かったです!
きっとしーみきに飽きた人の次の欲望が荒川×村主なんでしょう
これからも宜しくお願いします!!!!
楽しませてもらいました!ありがとうございます!
624名無しさん@秘密の花園:2006/06/04(日) 04:57:44 ID:yAq5ZnEl
TVネタGJ!!超〜面白すぎW し〜ちゃんの浮気楽しみ〜。
625名無しさん@秘密の花園:2006/06/04(日) 10:41:28 ID:Z6NdhRwX
>>622
今回のツボ

いい具合に火が通って「しっとりとしたネギ」
自分好みの「肉を育てていた」

本筋とは直接関係ない部分で無駄に(w)描写がおもしろいです
626名無しさん@秘密の花園:2006/06/04(日) 16:29:26 ID:5u6vUFh0
TVネタ笑いました!すぐりんイイキャラしてますね!!
627チョコ:2006/06/04(日) 23:26:49 ID:WvBNvkU4
TVネタ殿のスグりんの「異議なし!!m9(`・ω・´)ビシィッ!!」 に影響され
ドラマの小ネタを書いてみますた。もしかしたら、しー×みきSSでカブってるかもorz
カブってたらスマソ・・・((゚д゚;)))
628【ドラマネタ@】:2006/06/04(日) 23:27:52 ID:WvBNvkU4

村 「ねぇ?この前のドラマ凄い格好良かったよ〜///」
荒 『え!!みみみたの(赤面)』
村 「当たり前じゃない!録画して何度も見てるわ(ノ∀`*) 」
荒 『・・・。(はずかしー事をズバっと言うよね…)』
村 「あのさぁ?…お願いがあるんだけど(モジモジ)」
荒 『ん?何?(何かモジモジしてるw)』
村 「シズカちゃんのドラマの決めセリフ・・ココでやって?(モジモジ)」
荒 『(モジモジ…か、カワエエ(*´Д`))』
村 「見たいなぁ。だめぇ?(上目使い)」
荒 『い…いいけど///ちょっと恥ずかしいなぁ〜(デレデレ)』
村 「お・ね・が・い(ハァト)」
荒 『じゃあいくよ?………。コホン!…異議ありm9(`・ω・´)ビシィッ!!』
村 「うわぁ〜///」
荒 『…ど、どうかな?(デレデレ)』
村 「゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!! ……コホン!…検事の異議を認めます!なんちゃってww」
荒 『ちょっ…(可愛すぎるんだけどwww)えぇと…フミエさんは、知らず知らずに…』
村 「え?!」
荒 『その可愛い仕草で私の事を誘惑していますw』
村 「ちょっとぉ…シズカちゃん///」
検事役を良い事に、異議を申し立てるフリをしてフミエさんに徐々に近づいていく。
荒 『今も私の事を潤んだ瞳で上目遣いに見て…誘惑していますw』
村 「もぅ…恥ずかしいから良いよぉ〜///」
629【ドラマネタA】:2006/06/04(日) 23:29:04 ID:WvBNvkU4
荒 『いつもキスして?と私が言うと、恥ずかしがってしてくれませんww』
村 「……///」
荒 『…フミエさん。キスして?(ニヤ)』
村 「…いじわるぅ(俯いて真っ赤!)」
荒 『今のが証拠です!』
村 「(どうして良いかわからずモジモジ)」
私に迫られフミエさんはもはやソファにぶつかりそうになっていた。
村 「あ…(ソファにぶつかって座ってしまった)」
荒 『さぁ、もう逃げられませんよwww』
私もフミエさんの隣りに座り、もっと迫りながら異議を唱えたw
荒 『更に…エッチの時も電気を消さないとさせてくれません(ニヤ) 』
村 「シズカちゃん…もぅ…やだぁ///」
荒 『裁判長!電気を消すとせっかくの可愛い顔も見えなくなってしまいます』
荒 『(裁判長のフリをしながら)検事の異議を認めますw』
荒 『では…今日はこのまま電気を消さないで行うという事で…良いですか?』
村 「……///」
フミエさんをソファの上に押し倒した。
荒 『弁護人はこれに対して何か異議がありますか?』
村 「……ありません///」
荒川の迫力に負けてすんなり異議を認めてしまったスグリ・・・。
荒 『終わります!(ニヤ)…はい!検事のマネはお・わ・り〜!』
村 「…意地悪///」
荒 『マネは終わりだけど、さっきの話は異議なしなんだよね〜?(ニヤ)』
村 「そ、それは…(モジモジ)」
荒 『もう否定できないよねぇ〜(ニヤ)じゃ…イタダキマスw』

検事役のおかげで明るい中フミエさんの恥ずかしがる顔を思う存分見ながらエッチが出来た。

                                      【おわり】
630名無しさん@秘密の花園:2006/06/05(月) 00:22:30 ID:siDVKSpu
>>621
>ユカリン「・・・・・(まだ終わんないのか・・・)」



ゆかりん!そう言わずにもっとぎごちなくいちゃいちゃを続けてください!!
631名無しさん@秘密の花園:2006/06/05(月) 01:35:07 ID:3+pLZpjF
>>627 チョコ様最高!
ハゲ萌えでした!ドラマと絡めて(・∀・)イイ!です
天然すぐりんとツンデレしーちゃんの組み合わせ好きだなぁ〜
しーふみをもっともっと欲しいwww
632名無しさん@秘密の花園:2006/06/06(火) 12:17:45 ID:QEeIPhrX
チョコ様、思いきり萌えまくってしまいます!
検事プレイ最高!!!恥ずかしがるすぐりんテラカワユス(*゚ω゚*)
この二人(・∀・)イイ!
633名無しさん@秘密の花園:2006/06/07(水) 00:58:08 ID:HPFB/bCl
すぐりんかわえーなー(;´Д`)
本気の天然っぷりに今1番の萌えキャラっす
あらかーさんと因縁の関係とか言われてるけど、
裏ではこんなにラブラブみたいな感じが更に萌え(;´Д`)
チョコ様はネ申!GJっす!
634TVネタの人:2006/06/07(水) 11:37:57 ID:x+JXOxZ8
>>627 チョコ殿!

ナイス法廷プレイ!w
こんな容疑ならいくらでも追及していただきたい!
それにしても、モジモジすぐりん…か…かわええ…
そんでもって、「異議なしm9(`・ω・´)ビシィッ!!」ネタ使ってくれてdクス!
めちゃ嬉しかったっす!

>>633

禿同!良き好敵手であり良き萌えカプ!
我々だけの大発見であり、大いなる財産ではないかと…w

ところで、ココってsage進行推奨?
あ、いや、ちょっと気になっただけなんだけどね…。
635TVネタの人@連投スマソ:2006/06/07(水) 11:56:01 ID:x+JXOxZ8
投下ネタ読んでくれた皆様dクス!
レスしてくれた皆様dクス!

>>630
ワロタw
え?なに?ゆかりんから一言?あ…どうぞ…w


ユカリン「…イチャイチャとか…そういう事はよっちゃん次第だから…」

…。
ヨシヲ!ガンガレ!ww
ってか、続きガンガって妄想しまつm(_ _)m

グダグダとスマソ
636チョコ:2006/06/07(水) 18:04:48 ID:seczz41m
皆さんドラマ小ネタにレスさんくす!しかし、スグりん大人気だなwww
やっぱTV出演の天然ぶりは良かったしなぁ(*´Д`)

そうそう!スグりんのおふぃしゃるにしーちゃんと写ってる写真を発見!!
あの二人の並んでる写真って少ないから、荒×村好きにはハゲ萌えかもww

>>634 sage進行推奨だとネタ投下しやすいでつよね…(´Д`)
637名無しさん@秘密の花園:2006/06/07(水) 19:12:49 ID:HPFB/bCl
チョコ様!検事プレイ30回くらい読みますた(*゚ω゚*)
また投下wktkしながらお待ちしてまつ…
sageのほうが投下しやすいならガンガンsageて待ってますw
ネ申あってのスレですからねヽ(*・ω・*)/
638名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 00:51:21 ID:ZgaKiauS
sage進行でSS神のご降臨お待ちしてます

すぐりんはTVネタ様のもチョコ様のもカワイイ!
あらかーさんはすぐりんに走っていってしまうのか!?w
639名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 01:03:35 ID:CIJJQVuI
いつも楽しく読ませていただいてます!
私も荒川さんと村主さんのファンなので、この二人の
カップルものは読んでてすごく萌えてしまいます。
荒川さんと安藤さんのSSはたくさんあるけど、村主さんとのは少ないなぁと
思ってたので、最近増えてきてすごく嬉しいです!
640チョコ:2006/06/08(木) 10:13:24 ID:IwPU0Sdy
出かける前に急いで投下!!
前回のドラマネタの題名を『ドラマネタ 荒川検事編』に変更するとともに
今回は村主検事編を書いてみますた(*゚∀゚)=3
良かったら( ゜Д゜)⊃ ドゾー
641【ドラマネタ 村主検事編@】:2006/06/08(木) 10:14:25 ID:IwPU0Sdy

私の部屋でこの前の検事役のドラマを一緒に見たいと言うので、
恥ずかしいけどフミエさんに会いたかったからOKする事にした。

ビデオを見終わって…。
村 「ねぇ〜?やっぱりシズカちゃんの検事役良いね〜( ´∀`)」
荒 『え…そ、そう?(やっぱ自分が出てるドラマは恥ずかしいわ///)』
村 「異議ありッッm9(`・ω・´)ビシィッ!!いやぁ〜ん///格好(・∀・)イイ!! 」
荒 『はははっ…(フミエさん…なりきってるw)』
村 「ねぇ?私も検事役やってみたいなぁ?…いい?(上目使い)」
荒 『いやぁ〜(カワエエなぁ(*´Д`))』
村 「お願ぁい!シズカちゃんとやりたいのぉ〜」
あまりにフミエさんがやりたそうだったので、検事ゴッコに付き合ってやる事にした。
村 「シズカちゃんは〜弁護士と〜被告の役ね(はぁと)」
荒 『あ〜うん(デレデレ)』
村 「じゃあいくよ?…コホン!!異議ありm9(`・ω・´)ビシィッ!!」
荒 『(おぉッ!いつもより早口になったw)』
村 「被告、シズカちゃんは…(モジモジ)私より…背が高いです///」
荒 『ん?(ってか、被告なのにシズカちゃんってw)』
村 「それだとぉ…シズカちゃんより背が低い私は…(モジモジ)」
荒 『(え?何かモジモジしてるw)』
村 「ゴニョゴニョするとき…背伸びをしないと…届きません(真っ赤)」
荒 『(最初の所…なんて言ったのかな?フミエさん真っ赤だし!)』
村 「寝ている時も…シズカちゃんは…手足が長いので…私だってゴニョゴニョしたいのに///」
荒 『(え?また最後がよく聞こえなかった)』
村 「それに、それに…!ミキちゃんもよっちゃんも、皆しーちゃんって///」
どうやらフミエさんはミキやヨシオに妬きもちを妬いているようだw
642【ドラマネタ 村主検事編A】:2006/06/08(木) 10:15:22 ID:IwPU0Sdy

村 「他にもあります!」
荒 『はい、( ゜Д゜)⊃ ドゾーw(何か面白いから色々聞いちゃおww)」
村 「この前の…PIWの時だって…。」
荒 『え?(PIWの時なんかやったっけ?)』
村 「最後の挨拶の前に…ライオンのユニフォーム着てイナバウア…」
荒 『え?(フミエさんが妬くような事してないよなぁ…?)』
村 「…した後に、ボール投げたでしょ?」
荒 『あぁ…そういえば』
村 「私も欲しかったのに///」
荒 『え…(あれはお客さんにサービスだしw)それを言ったらフミエさんだって』
村 「ん〜?なぁに?」 ←素に戻ってるw
荒 『(検事役じゃなかったのwww)お客さんに薔薇あげてたじゃんw』
村 「あれは…ショーの構成でだよぉ〜(´・ω・`)」
荒 『(だから私もそうだってばw)』
村 「とにかく!!シズカちゃんは私に妬きもちばっかり妬かせてるんです!」
荒 『あぁww(そうなんだw可愛い…)』
村 「(自分の言った事にハッとして赤面)」
荒 『ほら〜弁護人はこれに対して何か異議は…とか言わないの?(ニヤ)』
村 「あ…コホン!弁護人はコレに対して〜何か異議はありませんかぁ?」
フミエさんは検事風の喋り方はやめたらしい…w
643【ドラマネタ 村主検事編B】:2006/06/08(木) 10:16:26 ID:IwPU0Sdy

私はフミエさんの事を抱きかかえてソファの上に立たせた。
フミエさんは何が起こったかわからず、私の事を見下ろしてキョトンとしている。
村 「シズカちゃん…?」
荒 『…検事の言う事に異議はありません』
そういうと、私はフミエさんの肩に手を置き…背伸びをしてキスをした。
荒 『どう?私より高い位置でのキスは…(ニヤ)』
村 「…///」
荒 『今度キスする時は、フミエさんが背伸びしなくても良いようにするから』
村 「うん…///」
荒 『一緒寝る時も、フミエさんに抱きしめて欲しいよ?』
村 「え…///」
荒 『ヨシオもミキも可愛い後輩なんだからwフミエさんだってそうでしょ?』
村 「うん…///」
荒 『あ…ちょっとここで待ってて?』
そう言うと、私は別の部屋に行きライオンのユニフォームを羽織った。
そしてフミエさんの所へ戻って行き、イナバウアをした後に小さな箱を投げた。
村 「え…コレ///」
荒 『ボールはないからさぁw…それ、気に入って貰えると良いけど///』

フミエさんにボールの代わりに投げた箱には、フミエさんの為に買っておいた
ピアスが入っている。フミエさんはソファに立ったまま嬉しそうに箱を開け、
ピアスを耳に付けると、満面の笑みで「すごく気に入ったよ///」と言った

その顔があまりにも可愛かったので、フミエさんを抱きかかえて下におろし、
フミエさんが背伸びをしなくても良いように腰を屈めてキスをした。

                                       【おわり】
644名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 10:23:26 ID:hhWupzCj
甘ぁ〜い!!ww
チョコ様GJ!!
もう、「このバカップルがっ」って感じですねw
このシリーズ大好きなんで良かったらまたお願いします
645名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 10:36:52 ID:CIJJQVuI
チョコ様GJです!
実際の村主さんの口調を想像しながら読むと、更に可愛さが増しますね!
PIW見に行きましたが、最後にこの二人が仲良く挨拶してたのを見て
かなり感動&萌えてしまいました。
私もこのシリーズ大好きなので、また投下お待ちしています!
646名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 14:38:31 ID:ZgaKiauS
わざわざイナバウアーをしてプレゼントを渡すしーちゃんカワユス
なんかチョコ様が書くとこの二人のイチャイチャぶりは微笑ましいですな
647名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 19:08:57 ID:K/ZNSn+G
チョコ様、最高です!
両検事編読んで萌え転がりました


それにしても、この2人と共演した釈さんがうらやましい……
648名無しさん@秘密の花園:2006/06/08(木) 21:26:19 ID:PRPEl2bT
あの…どなた様でもいいのでヨシオとユカリンの話を書いてくださいませんか?大好きなもので…
649名無しさん@秘密の花園:2006/06/09(金) 10:30:45 ID:pjfEbUDj
チョコ様良作GJです!
荒×村けっこう人気あるんですね!w
私もこのカップルが1番好きだなぁ
また投下お待ちしています(*´・ω・)(・ω・`*)
650名無しさん@秘密の花園:2006/06/09(金) 14:51:33 ID:pN9Jedau
ライオンに誰も突っ込まないのか
651名無しさん@秘密の花園:2006/06/09(金) 17:49:57 ID:7s0uCGyp
そこはスルーだ
652名無しさん@秘密の花園:2006/06/09(金) 20:59:54 ID:AnwIYrB6
フィクションだからい〜んですw細かい事は気にしないのが暗黙のルール。
653名無しさん@秘密の花園:2006/06/10(土) 10:22:17 ID:pAwl4/8q
チョコ様、荒×村萌えさせていただきました!
どー進展していくか楽しみです!
SS神様、またお願いします!
654名無しさん@秘密の花園:2006/06/10(土) 11:37:50 ID:9KiSKLkX
しーちゃんとすぐりんテラモエス(*´Д`)=3
この二人いいねーいいねー!もっと読みたい!
ライオンwww チョコ様可愛いw
ライオン柄の服着た大阪のおばちゃん思い出した
しーちゃんとすぐりんのSSもっと読みたいでーす!
投下待ってますっ('◇')ゞ
655チョコ:2006/06/10(土) 13:40:07 ID:aWwdEe/s
うぉう!!皆さんいっぱいレスしていただいて…感激でっす・゚・(ノД`;)・゚・

ライオンになんだか反応があったみたいですけどwww
文を読んでもらって、何の事だかわかれば良いと思っているので細かい事は
スルーでよろ!!( ´∀`)
656名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 07:24:14 ID:CCGk71so
スケートもオフシーズンに入り、あまりSSネタもなくなってきたと思いますが、荒、村以外も読んでみたいので、マタ〜リ投下お待ちしております。
657名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 00:50:47 ID:+9nvaHag
6/21 テレビ朝日系列
23:15〜 国分太一・美輪明宏江原啓之のオーラの泉
岡崎朋美

朋美姐さんが!!一体どんな話しを……
やばい、なんかもうドキドキしてきたwww
落ち着いて、わたし!
658名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 01:03:05 ID:NACoE2rm
>>657 ちょっ…!マジすか(*゚∀゚)=3メチャ楽しみ〜!!!!
録画保存だなwww
659名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:04:22 ID:A6an84Yy
『red&green cocktail』

今日も離れている彼女からメールが届いた。
仲良くなった近所の可愛い子供の事、買い物で失敗した事、練習の事、、、。
他愛もない事柄だけど、一生懸命メールをしている彼女の姿が見えるようで
私は何度も何度も携帯を開けて読み直しては一人でにやけていた。

私といえば話したいことがたくさんあるのに、ついメールでは簡単な近況報告だけになってしまう。
でもそんなメールでもきっとあの人は大切に読んでくれるだろう。



「ちょっと、しーちゃんったら、なに、一人でにやけてるの〜?
 さてはなんかヤラシイ事考えてたな!」

ヨシオが私の顔を覗き込んでいたずらっぽく笑った。
今日の一日をぼんやり思い返していた私はヨシオの笑い声で我にかえった。

「も〜、せっかく二人だけでしっとり飲んでるんだからさ、
 目の前にいるあたしのことも考えてちょーだいよ」

私たちはとあるビルの程よく小さなバーで飲んでいた。
一面のガラス窓に面したテーブルで足元には夜景が見える。
660名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:05:37 ID:A6an84Yy

「なんのかんの言って、そっちはうまくいってんのー?」
「お、人の恋路の心配をする余裕がありますか。アタシもまだまだ甘いかな」
「いやいや、最近ヨシオたちもなんかイイ事あったかなって、、、」

いつもとちがう雰囲気にヨシオの顔がテーブルのキャンドルに照らされて色っぽくガラスに映る。
私はそんな彼女に照れ隠しに肩を軽くぶつけてみた。

「うちらはいつもどおりっす!、、えーと、フミエちゃんはネコなんだっけ」
「ぶっ、ヨシオったら、急にそんな専門用語語りだしちゃって」
「あー、ヤられる方がネコで、ヤる方が、、えーなんてったっけ、トラじゃなくて、ほら、あー」
「、、、タチ」
「そー、タチ、タチね。タチ、、、なんか、やらしいよねー、タチって言葉さー」

ヨシオは『タチ』という言葉を何度も言いながらちょっとオヤジくさい目でにやけていた。

「、、、私たち、そんなんじゃないよ」

私は目の前の赤いカクテルの中に、彼女のあの日の眼差しを思い出していた。

『私も好きです』

言葉よりもあの瞳が私の心を矢の様に貫いてきて、それが抜けなくなっている。
私は彼女の愛情にどんな風に応えてあげられるだろうか、、、。
何故か気持ちが通じ合ったうれしさより不安の方が先に来ていた。

そんな時、ヨシオが感じのいいお店見つけたから飲みにいこうと誘ってくれた。
661名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:07:14 ID:A6an84Yy

「んー、フミエちゃんってほら、純粋っていうか、真面目じゃない。
 改めて向かい合うと、なんだか緊張しちゃうんだよね」
「でも、スキって言ってくれたんでしょ」
「うん、、、でもなんだか言わせたっぽいかなっとふと思ったり、、、」

「しーちゃん、今のいい顔してるねー。なんか真剣に相手を思う顔っていいなぁ。
 今のフミエちゃんに見せたいよ」
「、、、人ごとだなぁ、、」
「だって、人ごとだもん。どーすることもできないって」

あっけらかんとした顔で言うもんだから、私もつい愚痴りたくなる。

「、、ヨシオはずいぶんと幸せそうね」
「たははっ、シヤワセ、シヤワセ。いろんなシヤワセってあるのよ。しーちゃんみたいな
 切ないシヤワセってのも羨ましいよ。なんせうちら倦怠期なもんで」

そう言った後、大きな目を斜め上に向けてヨシオは何か考えたそぶりをみせた。

「あたしなんかより、ミキちゃんに相談した方がいいかも。恋愛に関してはあの子の方が先輩だよ、きっと」
「ふふふ、私とフミエちゃんが、、なんて言ったらミキ、目を丸くして倒れちゃうよ、相談できないって。
 そりゃ、男の子のことなら私たちよりミキの方が上手かもしれないけど」
「ははは、そりゃそーだ。う〜ん、ミキちゃんにはまだわかんないかもね。
 私たちみたいな愛し方があるってことがさ」

「多分ねー、、あーあ、何で今私ったらヨシオと飲んでるのかしら」
「あーら、あたしで悪うござんしたね。素直にフミエちゃん誘えないしーちゃんが意気地なしなんだよ」
「、、、、、」

それもそうだ。痛いところを突かれて、思わず反論できなかった。
662名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:08:53 ID:A6an84Yy

「ははは、ごめんごめん。ついからかいたくなっちゃって。でもいいんだよ。
 そーゆーしーちゃんたちって微笑ましくってさ。そうだ、今度4人でしっぽり飲みますか」
「、、、、、」
「だいじょぶだって!フミエちゃんの事、変にからかったりしないからさ」
「、、、ほんとに?頼むよ〜」
「、、で、さ、キスぐらいはしたの?」
「、、!!もうっ、だからそんなの、、、!」
「そっか、まだなんだー、あたしとはした事あるのにねっ」
「もうー、アレは酔っ払っちゃって冗談でした事でしょ」
「、、、しーちゃんはフミエちゃんの事、すごく大事にしてるんだね」

ヨシオは真顔で突然こんなことを言う。

女同士で因縁の?ライバルで、、、。
私たちが愛し合ってるなんて、傍から見たら奇妙な関係だろう。
実際、私たち自身も自分の気持ちに気がついた時から
それはぎこちなく、それでも静かに恋心を募らせてきたのだ。
そう、それはまるですぐ消えてしまいそうな小さな宝物を手のひらで壊さぬように大事に大事に、、、。
663名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 11:10:04 ID:A6an84Yy

「ははっ、どっちが年上だかわかんないね」

私はなんだか照れくさくて少し自嘲気味に笑った。

「ま、恋愛って年齢は関係ないから」

エメラルドグリーンのカクテルを一口飲むとヨシオはニコッと笑った。
大人の様な子供っぽい様なキュートな表情。
いつもヨシオはその場の雰囲気を明るく和ませてくれる。
きっと彼女といる時もこんな風に自然体なんだろう。

「そうね、、今度4人で飲みたいね」
「そうだね、あ、あたしかっこいいバーテンダーが居るお店知ってるんだー、
 たまにはイケメンを肴に飲みに行こうよ」
「ははは、それはいいなー、楽しみ!!」

あの人はその時どんな笑顔をみせてくれるだろうか。
このカクテルの甘さより気持ちよく私を酔わせてくれるかもしれない。

今までのあの炭火のような静かで熱い胸の奥の想い、、、。
そこに風が吹き込んできて私の胸に火花がはぜたような気がする。
そんな予感を感じながら私は目の前のヨシオのグラスにもう一度乾杯をした。

664名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 12:14:59 ID:RNcyST/v
お〜〜GJ!!お昼休みに良い作品が読めて幸せです〜。これで午後からの仕事も頑張れます。
665名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 13:49:48 ID:pzbBlEAI
>>657
とりあえず録画予約しますた(゚∀゚)
大好きな番組だからうれしい
すっごい楽しみ!

自分だったら美輪さんと目が合ったら思わずカミングアウトしてしまう気がするわー
666名無しさん@秘密の花園:2006/06/13(火) 15:33:52 ID:FVitPbjv
超GJ!!!! 恋愛初期の切ない感じがタマランです!!!
しーちゃんと恩ちゃんの友情はほのぼのしつつも、友情と愛情の
混ぜ合わさった何とも言えない色っぽい感じも良かったです!
また投下待ってまーすヽ( ^∀^)ノ
667上村×里谷:2006/06/14(水) 17:50:02 ID:TbJPhxO1
里谷「いやー、テレビで見たけど、愛子の制服姿もなかなかよかったよ。」
上村『あ、一日警察署長のことですか?知ってたんですか。里谷さん。』
里谷「でも、どうせなら、生で見たかったなぁ〜(ニヤニヤ)」
上村『(嫌な予感がする・・・)』
里谷「よっしゃぁー!今日は、愛子にコスプレしてもらおう!」
上村『(誰かこの人を逮捕してくれ・・・)』
668名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 17:53:32 ID:TbJPhxO1
以前も、上村×里谷を書かしていただいた者です。
なんか、ニュース見てたら、上村さんが、一日警察署長したみたいで。
勢いで書いてしまったので、萌えないかもしれませんが・・・。
669名無しさん@秘密の花園:2006/06/14(水) 23:57:33 ID:/nFmBycz
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1150287766/

一瞬、新カップル誕生かと思たよ・・・
670名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 01:12:34 ID:rDxWP6rS
>>669
どんな会話するのか全く想像つかないカップルだwww

>>657
オーラの泉、次回予告見た
江原さんに火の玉女って言われてたよ朋美姐さんwww
そしてテロップには「5度目のオリンピックと恋愛」
やっぱ恋愛ネタくるかー!
671名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 12:45:18 ID:vITLfvYc
>>668
このカップル、どちらが攻めなんでしょうねえ…w
672チョコ:2006/06/15(木) 14:39:00 ID:0hyfaLIt
来週の朋姐のオーラ楽しみですねぇw予告見ただけで興奮してしばらく
寝れなかったwww

さて、今回はO菅ちゃんのスポンサーにかけて…天然スグリンVSエロ朋姐の会話形式を
書いてみますた(*´Д`)=3 一応、大×岡+村って感じでつ…
では、どそー!!
673【スポンサー@】:2006/06/15(木) 14:40:17 ID:0hyfaLIt

岡 『(RRR…)』
小 「(あ、岡崎さんだ…)もしもし?」
岡 『おッ!サユリちゃ〜んw』
小 「岡崎さん!どうしたんですかぁ?こんな時間に」
岡 『今東京いるんだけど、サユリの部屋に行ってもい?』
小 「え…あ〜今スグリさん来てるんですよ」
岡 『泊まるわけじゃないでしょ?』
小 「まぁ…そうですけど…」
岡 『じゃ行って良いよねw久々に色々したいし(ニヤ)』
小 「色々って//」
岡 『ねぇ良いでしょ〜サユリぃ〜』
小 「…じゃあ、ちゃんと私達にお土産買って来て下さいよ!」
岡 『はいはい。わかったよ(ムフッ(*゜∀゜)=3)』
―――電話が終わって――

村 『岡崎さん来るの?』
小 「あ、うん…ゴメンね急に…(いつも急なんだから)」
村 『私は別に構わないけど…お邪魔じゃないかしら?』
小 「あ〜全然!いて貰った方が何かと助かるから」
村 『???じゃあ、せっかくだし少しお話してから帰ろうかな( ´∀`)』
小 「うん!(岡崎さんもスグりんが居れば少しは理性が働くよねw)」
実は…スグリは岡崎と大菅の禁断の関係には気付いていない…。
674【スポンサーA】:2006/06/15(木) 14:41:33 ID:0hyfaLIt

――岡崎が到着して――

岡 『(ピンポーン)』
小 「はーい!(ガチャ…)」
岡 『サ・ユ・リちゃ〜ん!会いたかったよ〜』
抱き付く勢いで入って来る岡崎をスルリとかわし
小 「お土産は?ないなら中入れませんよ(ニヤ)」
岡 『もぅ〜照れちゃってwん〜〜〜』 キスをせがむ岡崎。
小 「ちょ…//スグリさんいるんですからッ」
スグリは口を開けたまま首を傾げている。
岡 『よッ!スグりん!久しぶりだね』
村 『あ…はい(スピスケではキスが挨拶なのかしら?!)』
岡 『サユリ〜これお土産ね!冷蔵庫で冷やしておいて』
小 「あ、はい…ってこれ岡崎さんの好きなお酒じゃないですか!!」
岡 『サユリの好きなお酒もちゃんと買ってきたよwww』
村 『……。(仲良いのね〜)』
岡 『そういえば、昼のスポンサー決まりそうなの?』
小 「(昼のスポンサー?)あ〜そう簡単には決まりませんよ…」
岡 『そっかー。でもサユリならすぐ見つかるよ。ね〜?スグりんッ』
村 『あ、はい…(昼のスポンサー???)』
岡 『夜のスポンサーは探しちゃダメだからねw』
675【スポンサーB】:2006/06/15(木) 14:42:17 ID:0hyfaLIt

村 『あの〜…昼とか夜とかって何ですか??(練習メニューによってって事?)』
岡 『(ニヤ)サユリはね、夜の特訓の次の日はタイム良いんだよね〜www』
小 「岡崎さん!!(スグりんいるのに何言っちゃってるのよ)」
村 『へぇ〜夜の特訓って昼とは違って凄いものなんですね〜(関心)』
小 「(スグりん…天然?)」
岡 『そうそうw夜の特訓をするとタイムだけじゃなくて、お肌もツルツルになるしww』
村 『へぇ〜。それは良いですね( ´∀`)』
岡 『スグりんも試してみると良いよ(ニヤ)』
村 『私にも夜のスポンサーつくかなぁ?』
小 「(スグりん…スポンサーに昼も夜もないって!)」
村 『ちなみに、サユリちゃんの夜のスポンサーは決まってるんですか?』
岡 『もちろん!それは〜(ニヤ)』
小 「ちちちちょっと待ったぁ〜(汗)スグりんに変な事言わないで下さいよ〜」
岡 『変な事って何?(ニヤ)もう!サユリは照れ屋なんだからw』
小 「照れ屋とかそういう問題じゃ…(話しながら私の太股撫でてるし…orz)」
村 『???』 スグリからは太股を触っているのが見えないらしい。
岡 『スグりんも夜のスポンサーつけたいの?』
村 「あ〜、出来れば。お肌の調子が良くなりたいし」
676【スポンサーC】:2006/06/15(木) 14:43:08 ID:0hyfaLIt

岡 『じゃあ、一発試ししてみる?(ニヤ)』
小 「ちょっ…あたしの前でナンパですか(#゜Д゜)ゴルァ」
村 『(ナンパ?しかも一発って…スポンサーは一社とかじゃないの?)』
岡 『おぉーこわッ!冗談に決まってるじゃん(太股ナデナデ)』
小 「…(赤面)」
村 『(サユリちゃん顔が真っ赤だわ。暑いのかしら?)』
岡 『フィギュアも結構(Hが)上手そうなの揃ってるし選び放題じゃんww』
村 『はぁ…(スポンサーに上手いとか下手とかあるのかしら?)』
岡 『まぁ、スケート界であたしに勝る子は滅多にいないと思うけどねwww』
村 『そうですよね〜。岡崎さんは本当に凄いと思います(関心)』
小 「(スグりん…今のはスケートの話じゃないのよ!)」
岡 『スグりんは見る目あるね〜。ってか、あたしってそんなにテクニシャンに見える?』
村 『あ〜テクニシャンって言うかぁ…最初?の時とかは本当凄いなって( ´∀`)』
小 「(だから…違うって^^;)」
岡 『最後も凄いんだよwwwもう、焦らして焦らしてさぁ』
村 『へぇ〜(スピスケは奥が深いわ!)』
岡 『サユリなんていっつも泣きそうになるんだから(ニヤ)』
村 『感動するくらい凄いんですね!!(帰ったらトリノのビデオ確認しなきゃ)』
小 「……。(スグりん…お願いだからエロ話だって気付かないで…)」
岡 『スグりんにも伝授してあげたいけど、サユリが怒るからさぁw』
村 『そうですよね〜。そう簡単に教えてもらえないのは当然です!』
677【スポンサーD】:2006/06/15(木) 14:44:11 ID:0hyfaLIt

小 「あ…のぉ〜。そろそろお酒冷えた頃じゃないかと…(話題を変えなきゃ!)」
岡 『おッ!いいねぇ〜。でも、風呂あがりに飲みたいな(太股ナデナデ)』
村 『あ、じゃあ…私はそろそろ。岡崎さん、良いお話有難うございました!』
岡 『いえいえwwこんな話ならいつでも』
小 「じ、じゃあ…下まで送っていくよ(スグりんエロ話だって気づいてないよね…?)」

―――スグリを送ってサユリが部屋に戻って来た―――

小 「もう!何ですか!!さっきのスポンサーの話は(#゜Д゜)ゴルァ」
岡 『だって、本当のことじゃん(ニヤ)サユリの夜のスポンサーはあたしでしょ?』
小 「スポンサーって…スグりん本気にしてましたよ!」
岡 『え…マジでw気付いて話してるのかと思ってたwww』
小 「……。(じゃあ、お互い気付かず会話が成り立ってたって事?!)」
岡 『いやぁ〜スグりんは天然だねぇw』

岡崎の話をスケートの話と勘違いしたスグリは、家に帰ってトリノのスピスケを見ていた。
しかし、岡崎の『最後の焦らして…』の意味がわからず、何度も巻き戻しては見て頭を悩ませていた。
村 『う〜〜ん???最後の焦らすってよくわからないわ…もう1回っとm9(`・ω・´)ピッ!!』

【おわり】
678チョコ:2006/06/15(木) 15:27:50 ID:0hyfaLIt
>>676 うわっ!間違い発見(-ω-;)訂正しまつ…orz
岡 『じゃあ、一発試ししてみる?(ニヤ)』 ×
岡 『じゃあ、一発試してみる?(ニヤ)』 ○
    
679名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 15:49:24 ID:fARt5KFw
チョコ様GJです!天然すぐりんかわいー!禿萌え
最新の不思議コメント「自分自身に魔法をかけて新しい愛を探したい」
が激ツボでしたw
来週のオーラ楽しみですね 岡崎さん美人だなーと改めて思いました
680名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 16:01:58 ID:3n+xeGTD
チョコ様、笑わしてモロタ
岡崎さんたらエロ天然キャラだな
オーラの泉で江原にどんな事言われるか楽しみ
681名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 16:25:18 ID:3n+xeGTD
おっと、なんだかこれでは姐さんがほんとにエロ天然みたいだなw
実際の姐さんはストイックで真面目な人だと思うよ、ホントに
でも火の玉女ってのはスゴス
682名無しさん@秘密の花園:2006/06/15(木) 18:58:45 ID:0DvfDLUb
尊敬する橋本聖子さんが会長になっても
岡崎さんのエロ暴走は止まらないんだろうなと勝手に妄想
683名無しさん@秘密の花園:2006/06/16(金) 06:40:21 ID:28Zo/bDD
むしろ会長から手をつけうわなにをするやめwajgdp
684森の秘密 1:2006/06/18(日) 15:28:17 ID:r0+TOfhm

今日は二人でトモミの知ってる秘密のコテージに来た。
ずっと山深い所で、周りに観光スポットもないから、自然がいっぱいで静かな所だった。
彼女は一人になりたい時、よくここに来るのだと話してくれた。

小さなログハウス風のコテージはこじんまりとしていて清潔で木の香りがした。

「ベッドは2つも要らないんだけどね」

トモミはウインクをして荷物を置いた。
やれやれ、またそんなことを、と思いつつ、いつもとちがう二人だけの小旅行にドキドキしていた。
なんだか彼女の秘密の一部分を共有できた気がして。

「この裏にね、すごくキレイな川があるんだよ。行ってみる?」

今日は彼女が教えてくれることは何でも知りたい気分だ。
私はうなずくとトモミの後を追って森の奥へ進んだ。
やがて、道の脇を降りると川のせせらぎにたどりついた。
緩やかな流れの中ところどころ大きな岩と深みがあって水が青く透き通っていた。

「すごーい、きれいな水だね」
「うん、冷たくて気持ちいい」

持ってきたバスケットを置くと、トモミが水の中に手を入れて手招きした。

「ね、ちょっと泳がない?」
「え、今?」
「うん、ほら、気持ちいいよー、きっと」
「でも、水着持ってないよ」
「ふふ、水着なんていらないよ」

そういうとトモミはあっという間に服を脱ぎ捨て、裸になって川に飛び込んでいった。
685森の秘密 2:2006/06/18(日) 15:29:52 ID:r0+TOfhm

「あー、ちょっと冷たいけど気持ちいい〜、サユリもおいでよ〜」

あっけにとられている私に彼女は無邪気に手を振って呼んでいた。

「誰も見てないって」

あんな笑顔で誘われると断れないけど…。
私も思い切って服を脱ぐと、大きな岩陰に隠れながらそーっと水の中に入った。
冷たかったけれど慣れてくると気持ちがいい。
辺りを気にしながら、そろそろとトモミの方へ近づいていった。

「ふふ、やだ、何赤くなってるの」
「だって…やっぱり恥ずかしいよ〜。私もトモミもまっぱなんだもん」
「いっつも見てるじゃん」
「でも…こんな所で…」
「そう…?でもサユリの身体、とっても綺麗よ。こうして陽の光の下で見ると
 いつもよりずっと白くて綺麗で、うっとりしちゃう」
「……」


トモミは外で裸になっても全然平気みたい…でも彼女の姿は言葉に出せないくらいくらい綺麗で
自分も裸を彼女にさらしているかと思うとうんと恥ずかしくなってきた。

「あー、もう耳まで真っ赤だー。相変わらずカワイイなー、食べちゃいたい」

トモミが唇を重ねてきた。
ひんやりとした私の身体の唇だけに熱がともる。
その時、がさっと上の方から物音がした。
686森の秘密 3:2006/06/18(日) 15:31:10 ID:r0+TOfhm

「わっ」
「あ、鹿だ!鹿」
「ほんとだー」
「あれは…オスだな」

まだ小さい角を生やした若い鹿が真っ黒な瞳でこちらをじっと見ていた。
しばらくすると、かさっかさっと小気味良い足音とともに森の中へ消えていった。

「嫌だなぁ、オスに見られるなんて」
「まぁ、鹿だから、シカタナイ、なんちゃって…」
「あはは、人間の男なら容赦しないよね、トモミは」
「そうねぇ…私たちの裸を見た代償は…三回死ぬより後悔させてやるわ、ははは」

なんて恐ろしいことを笑いながら言う彼女の横顔はお茶目で凛々しい。
687森の秘密 4:2006/06/18(日) 15:32:06 ID:r0+TOfhm


しばらく二人で並んで抱き合いながら岩を枕に水の流れに身体を任せていた。
耳元に水の流れる音、彼女の肩越しに青葉の重なり合う光と影が見えて、
まるで世界で二人だけになったように時間が止まる。

この木々たちは私たちをどんな目で見ているのだろう。
ずっと何百年もの記憶の中に覚えていてくれるだろうか。
いつも見る人間たちとはなにかちがう、裸でこうして抱き合う私たちを…。

「やだ…泣いてるの」
「うん、なんだか涙が出ちゃった。不思議だね」

ここで裸でいることが自然すぎてしまったのかもしれない。

二人で水から出て、裸のまま岩に座って髪や身体を拭いていた。
トモミが髪を風にそよがせている姿は彫刻のように美しかった。

「後でね、うんと温めてあげる。
 この辺って、夜になると急に冷えて、二人で温め合うのにちょうどいいんだよ」
「またぁ、エロオヤジ発言」

せっかく見とれているのに、そんな話をするもんだから、私はぷっと吹き出してしまった。

服を着るとあっという間にまた時間が動き出し、季節は初夏へと戻る。
蝉の声や木々のざわめきが暑い夏が近いことを教えてくれる。

「さ、戻ろう!」

彼女に手を引っ張られ、来た道をコテージの方へ向かって歩いた。
森のどこかで小鳥の羽ばたく音が聞こえた。
688チョコ:2006/06/18(日) 23:05:51 ID:LBHe4dnJ
GJですた(*´Д`)=3 岡×大を読みたいと思っていたので嬉しかったです!
コテージに帰ってからの続きはあるのかな…?もしあるのなら期待してまつ!!

自分も似たような小旅行を荒×岡で考えてたのですが、長くなりそうなので
きりの良いところで(第1話みたいにして)投下していきたいと思います。
って言っても忙しくて進んでないんですけどね…orz
689名無しさん@秘密の花園:2006/06/18(日) 23:50:25 ID:lH1d+U6y
キーラコルピ、タニスベルビン、サラマイヤー、
サーシャコーエンなどの海外の美人選手と、荒川さんや村主さんを
絡めた萌えSSを投下していただけないでしょうか…?
自分、文才ないので神様達にいつも感謝しています!
これからも色んなアスリートSS期待してます!
690名無しさん@秘密の花園:2006/06/20(火) 19:28:23 ID:QGIDCKxR
「サーシャ、初めてなの?緊張しないで…任せて…」
「シズゥカ、思いきりファックして…覚悟は決めたわ…」
「わかったわ…どこをいじめてほしいの?」

 
難しいっすね やっぱり神様達はすごいなぁー
691名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 12:46:26 ID:OTVRbMft
岡崎姉さん「オーラの泉」期待age
692名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 23:42:44 ID:wMmmaUFl
朋美ねーさん、ノンケじゃん
萎えー
693名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 00:16:14 ID:bro3odTm
>>692
いや、自分は萎えなかったよ
百合萌え発言はなかったけど、惚れ直した
朋美姐さんカコイイ!(゚∀゚)
694名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 00:57:03 ID:TJwKstjE
>>692
お前はしーみきスレに居てくれ。
695名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 01:08:27 ID:uhXN+IZN
オーラ見たけど、姐さんはホント炎の女なんだな
前世が火の神に身を捧げた巫女ってのが萌えますた
696名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 01:33:03 ID:fKX/Hu3f
>>692お前はとりあえず氏んでくれ
697名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 02:58:04 ID:bWg1CNjv
ここの住人が美輪江原信者ってのはわかったw
朋美ねーさんイメージ変わったな
結構ネコな感じ???
バリタチもバリネコもOkという幅の広さ……
698名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 10:19:22 ID:bro3odTm
そういえば朋美姐さん、
スケート始めるきっかけになった転校生のこと話してたけど
あれって女の子だよね?
「とにかく一緒にいたかった」っていう……
699名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 15:32:33 ID:PMlV2fFN
辺見えみりに似てる
700チョコ:2006/06/22(木) 17:02:57 ID:LfVZ5CJh
オーラの泉ネタを投下!
>>697
昨日のTV見てて、自分も朋姐はもしやネコ?と思いますたwww
701【O−ラの泉 収録後@】:2006/06/22(木) 17:04:10 ID:LfVZ5CJh

江「岡崎さん。お疲れ様でした」
岡「あ、本当に色々有り難うございました!」
江「結婚の話はあんな感じで良かったですか?」
岡「はい!これで実家の両親もしばらくは結婚結婚言わないかと」
美「あなたの本当の恋愛はOA出来ないものねw」
岡「…やっぱり見えてますよね…?」
美「もちろんよ!お仲間は見ればすぐわかるもの」
岡「はぁ…(汗)」
美「彼女もこっち呼びなさいよ。来てるんでしょ?」
岡「はい…サユリ!」
大「あ、はい…(うわッ!呼ばれちゃったよ)」
江「ごめんなさいね〜。結婚相手の話なんか聞かせてしまって」
大「いえ…大丈夫です」
美「この人あっちの方でもとことん攻めたりするでしょ?」
岡大「あっち…ですか?」
美「夜の方よw」
大「あぁ…(そんな事まで見えんのか)」
美「本当はあなたの方が攻めるのお上手よねw」
大「え…(赤面)」
美「だけど先輩だし、この人が攻めてくるからされてやってるのよねw」
大「……(赤面)」
岡「サユリ!そうなの?」
美「あなたに遠慮してるのよ」
702【O−ラの泉 収録後A】:2006/06/22(木) 17:04:54 ID:LfVZ5CJh

岡「じゃあ、私が攻めるより…」
美「彼女の攻めは凄いわよw若さもあるし。あなたは本当はM気質なのよ!」
岡「へぇ〜!新たな発見です!!!」
大「(嬉しそうに頷いてるし…)」
美「今晩早速試してみるといいわw」
岡「わかりました!…だって〜!じゃ、サユリよろしくねwww」
大「岡崎さんッ//」
岡「収録後に貴重なお話有り難うございました!」
美「い〜えwこれからも仲良くね?」
岡大「はい!」

美「あ…岡崎さん?」
岡「はい?」
美「(耳元で内緒話)彼女にバレないように旅行行くのよw」
岡「え!!(もしや…)」
美「彼女キレたらあなたより怖いんだからw」

まさか…シズカと浮気してる事まで見えてたとは…
さすがOーラの泉!と心の中で関心するトモミだった。

【おわり】
703名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 17:09:16 ID:bWg1CNjv
リアルタイム超GJ!
美輪さんスゴス…w なんでも丸見えw
704名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 19:41:04 ID:ZGiPsIYX
チョコ様GJ!

荒×岡もこの調子で待ってま〜す!
705名無しさん@秘密の花園:2006/06/23(金) 09:32:13 ID:XjOpvc24
チョコ様、そっこーネタ面白かったです
攻められる姉さんも見てみたいです!
706名無しさん@秘密の花園:2006/06/23(金) 15:49:56 ID:JYCtRsUj
>>701-702
理想の展開ですw
チョコ様ありがとうございます

オーラ見たけど、結婚相手の話でエハラさんが
「普通の結婚じゃないですよ」と何度か念押ししてるのにワロタww
別に百合萌えなこと言ってたわけじゃないんだけど
やっぱり心ひそかに期待してしまう…
707まとめサイトの中の人@名無し作者様代理人:2006/06/24(土) 13:09:47 ID:+zliQpiq
まとめサイト掲示板の方で
2chに書き込みできない環境の方から
オリスレにSSを投下したいとのご相談を受けました

作品をお預かりしたので、作者様にかわり代理で投下させていただきます

中×恩でタイトルは「夏」
708「夏」 1:2006/06/24(土) 13:10:32 ID:+zliQpiq
外では、セミの声がうるさいくらいに響いている。
誰も彼も不機嫌そうな顔をして歩いてる。


リンクの中は、身震いするほど涼しくて。
このときばかりは、スケートやっててよかったなぁ、って思う。


練習を終えて、ベンチに腰掛けてスケート靴を脱ぐ。
んー、今日は結構やったかも。久しぶりに…

ちょっとぼやけた頭を2、3回振って顔を上げた。


「ゆかりん、もう終わり?」
「……あっ、恩田さん」

あの人は、いつもの顔で、にいっと笑うと、当たり前のように隣にどっこいしょ、と腰掛けた。

「恩田さん、その『どっこいしょ』ってどうにかならないんですか」
「ええやん、今の気分は『どっこいしょ』なんやから」

理屈にもなってない言い訳をしながら、彼女もスケート靴の紐をゆっくり解き始めた。

709「夏」 2:2006/06/24(土) 13:11:12 ID:+zliQpiq

「…恩田さんも今日、上がりですか」
「そやで。どして?」
「…どしてって、……ただ、聞いてみただけです」
「そ?」

彼女はちょっとだけ首をかしげた。

「…じゃ、私はお先に」
「…ん。お疲れさん」

私が立ち上がってロッカールームに向かおうとしたとき。
急に、彼女が私の手を握った。

「!っ、な、何ですか」
「な、ゆかりん、今日この後予定ある?」
「……特に、ないですけど」
「だったらなぁ、この後なんか食べに行けへん?」

よっちゃんなぁ、めっちゃおなかすいててんけど、一緒に行ってくれる人おれへんかってん、と彼女は無邪気に笑った。


ホントは今日は早めに家に帰って、久しぶりにお肌のスペシャルケア、したかったんだけど…

「い、ですよ」
「ホンマ?やった♪じゃ、今から30分後、出口んとこおるから」

彼女は笑いながら私の手を離して、ロッカールームのほうに消えていった。

私は、彼女が離した自分の右手をなんとなく見つめながら、しょうがないな、と一つため息をついた。

710「夏」 3:2006/06/24(土) 13:11:44 ID:+zliQpiq
30分後。
彼女の姿は見えない。

40分後。
カバンから文庫本を取り出して、しおりを挟んだページをめくり始めた。

1時間後。
読み終えた本を、カバンにしまって、大きく一つため息をつくと、出口に向かって足を向けた。


「ゆかりーーーーん!ごめんなぁ!」

私が振り向くと、おかしいくらい真剣な顔で走ってくる彼女が目に飛び込んできた。

「ん、ま、待った?」
「…恩田さん、そういうの、『愚問』って言うと思いますけど」
「また難しいこと言うて〜。ごめんな、ちょっとよっちゃんおめかししててんよ」

彼女は私の耳元で、だってゆかりんとデートやろ?とささやいた。

「何言ってるんですか、怒りますよ私」
「えー、何で怒るん」
「これだけ待たせといてその言い訳ってあんまりです」

切り捨てるように言って、出口に向かって2、3歩歩き出した時。
後ろから声が追いかけてきた。

「ご、ごめん、ホントごめん、許してぇな、一緒に行こうや」
「行きません」
「お願い、もうふざけたこと言えへんから」
「いやです」
711「夏」 4:2006/06/24(土) 13:13:04 ID:+zliQpiq
リンクの外は、まだ蒸し暑さの残る夕暮れ。
私が歩を早めると、彼女もそれに合わせて早足でついてくる。

「な、な、ゆかりん、機嫌直してぇな」
「……」
「何か言ってやぁ」
「……いやです」


急に隣の足音が止まった。私もつい、足を止めて、後ろを振り向いた。


……ホントに、しかられた犬みたいな顔してる。
思わず笑みがこぼれた。


「な、ゆかりん、許してくれる?」
「……今日は何、おごってくれるんですか」
「おおっ、何でもええよ、ゆかりんが食べたいものやったら、何でもおごるで」

彼女ははしゃぎながら、私の隣を歩き始めた。

「何にしよか?」
「ん、そうですね…じゃ、同時にお互いの食べたいもの、言いましょうか」
「ええよ♪ じゃ、せーの」


「焼肉」「パスタ」


お互いの顔を見つめながら、つい吹き出してしまう。
712「夏」 5:2006/06/24(土) 13:13:52 ID:+zliQpiq
「合わへんな…」
「…思った以上に合わなかったですね」
「んー…じゃ、間を取って…居酒屋いこ、居酒屋」
「ぜんぜん間じゃないと思うんですけど」
「いやいや、『間やっ!』て感じの居酒屋知ってんねん、そこ行こ♪」

無意味に自信満々の彼女にひっぱられて、私たちはとある店のドアをくぐった。


「どう?ここでええやろ?」
「……確かにこれは『間』としか…」
「よっちゃんよくお店知ってるやろ?ほめてぇな♪」

イタリア風のインテリアの店内には、ちょっといい感じの音楽が流れていた。
メニューを見ると、イタリア料理、というより、多国籍家庭料理、という感じのお手ごろな値段が並んでいる。


「な、ゆかりん何飲む?」
「…私はワインにします」
「じゃ、よっちゃんはビールにしよっ」


冷えた白ワインのグラスと、細長いビールのグラスを合わせて、なんとなく乾杯をする。
「何に乾杯してるんでしょうね」
「んー、今からの楽しい時間に、やない?」

彼女は笑いながら、メニューをめくっている。
私には、こういう台詞、なかなか言えない。

713「夏」 6:2006/06/24(土) 13:14:26 ID:+zliQpiq
---------------------

外に出て、空を見上げると、ここが東京とは思えないほどキレイに星が見えた。


「駅まで歩こうか?ここからやったら…20分くらいか。それとも、タクシー乗る?」
「歩きましょう、お金もったいなから」
「OK、ええよ」


ちょっとお酒が入った体には、夜風が気持ちよかったし、それに、なんとなく、この時間をもう少し、味わっていたかった。


「…はー、まだまだ暑い、ですね」
「そ?もう夜やし、そうでもないで」
「…ね、恩田さん。そこの自販機で、コーヒー買ってくれません?冷たーーい、の」
「はは、ええよ。ちょっと待ってて」


私は向かいにある公園にベンチに、腰を下ろした。
さっきのワインが、何だか、私をちょっと、変えてるみたい。


「お待たせ。ゆかりんのは『微糖』やで。よっちゃんはカフェオレ」

それともカフェオレのほうがいい?と、顔の横で缶を振ってみせる。

「微糖、で」
「そ?じゃ、どぞ」

彼女から缶を受け取って、一口飲む。
714「夏」 7:2006/06/24(土) 13:15:34 ID:+zliQpiq
「…な、ゆかりん……ちょっと、酔ってんの?」
「そんなこと、ないですよ」
「そ、なら、ええけど」

酔いが心地よく私の体をゆっくり、駆け上ってくるのを感じた。

「ね、恩田さん」
「ん、何?」
「恩田さん、今日どうして私を誘ったんですか」
「え?言うたやん、一緒に行ってくれる人がおれへんかってんよ」
「…じゃ、私じゃなくてもよかった、ってことですか」

戸惑ったような彼女の顔を見つめながら、もう一口、コーヒーを飲んだ。

「恩田さん、今日は私とデートしてるんでしょ」
「え?」
「言ったじゃないですか、『ゆかりんとデート』って」
「あ、あぁ、言うた、言うたけどそれ」

無意識のうちに、彼女の手を握っていた。

「…冗談?」
「じ、冗談とか、や、なんていうか、そういうんじゃ、あらへん、かも、しれんけ、ど」
「じゃ、本気で言ったんですか」
「ち、ちょ、ゆかりん、絶対酔ってるやん、おかしいで」

彼女はあせったようにコーヒーを一気に飲み干した。

715「夏」 8:2006/06/24(土) 13:16:16 ID:+zliQpiq
「か、帰るで。終電、終電なくなってまうやんか」

立ち上がろうとした彼女の手を、もう一度しっかり握った。

「…答えて、くださいよ」
「でも、あ、あの」


「恩田さん、……恩田さん、私のこと、好き、でしょ」

自分で、自分が何を言っているのか分からない。

「え、あ、あの」
「好き、でしょ?」


彼女の唇まで、あと10センチ。

「好き?」


あと、5センチ。


「好」


私が言い終わる前に、私の唇は、温かい感触に包まれた。

716「夏」 9:2006/06/24(土) 13:16:55 ID:+zliQpiq
「……ん」
「…これで、納得したやろ?」


彼女はふてくされたように言って、私のおでこを一発ぺしっ、とたたいた。


「…納得、って」
「だーかーら、納得、したやろ?」

赤くなって顔をそらす年上の彼女が、あまりにもかわいくて。


「ちゃんと言ってくれなきゃ、分かりません」
「はぁ?分かるやろ!」
「分かりません。ゆかりんは、バカですから」

「あぁもう!しゃぁないなぁ!」


彼女は急に立ち上がると、私を指差した。

「うちはっ!ゆかりんがっ!大、大、大、大好きやっ!」


717「夏」 10:2006/06/24(土) 13:17:31 ID:+zliQpiq
あまりといえばあまりの行動に、私があっけにとられていると、

「ほらっ、ゆかりん、立って!」
「…はぁ?」
「ほら、ええから立って!」

訳がわからないながらも立ち上がると、彼女はもう一度、私に命令を下した。

「…目ぇ、閉じぃや」
「…うん」


2回目のキスは、優しくて、甘くて、さっきのワインよりも私を酔わせる。


「……ね、よっちゃん」
「…何や」
「よっちゃん、大好き」
「…うるさいわ」
「大好き」
「うるさいっちゅうの」

彼女は笑いながら、もう一度私の唇をふさいだ。

-Fin-
718チョコ:2006/06/24(土) 14:28:00 ID:3pIaH9mb
中×恩 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
最高ツボですた(*´Д`)=3 ニヤけまくりますたwww
酔ったゆかりんはちょっと積極的で…カワエエなぁ〜。また、投下お待ちしております!

それと、中の人様。投下代行乙!!
719名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 15:51:30 ID:kaSoXOkN
いいですね!ムハムハしましたw
酔ってちょっと強引なゆかりん萌え
また投下待ってまつ!
720名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 22:58:50 ID:VxDKaphF
夏の作者様GJ!です!
ここを読むことはできるのかな?
二人の愛らしい関係ににまにましてしまいます

中の人様もありがとうございました!
721名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 23:03:15 ID:VxDKaphF
遅くなりましたが、森の秘密の作者様、チョコ様も良かったです

森の秘密の方はなんか神秘的でさわやかな感じ

Oーラの泉の方はもう美輪さんの顔がばーんと思い浮かんじゃって
圧倒されつつ、笑っちゃいますね
しかし、絶倫姉さんにも新展開か?!
続編が楽しみです
722名無しさん@秘密の花園:2006/06/24(土) 23:09:43 ID:6Por+o/f
そんなタイミングでこんな集合の図

ttp://www.sankei.co.jp/event/doi2006/index.html

前列中央付近の人たち(´∀`)!
723名無しさん@秘密の花園:2006/06/25(日) 04:38:27 ID:Fs1hKIH9
今日のジャンクスポーツに
すぐりんが出るらしいです!
すぐりん節炸裂だといいなぁ…
724チョコ:2006/06/26(月) 00:18:48 ID:LyZmok2H
前回のO−ラネタにレスどうもです(ノ∀`*)

荒×岡の小旅行、第1話が出来ましたので投下しまつ!!
色々入れたいシチュは思いつくんだけど、文にするのが時間かかってしまって…orz
こんな調子なので続きはマターリ待っててもらえると助かります(*´Д`)

今回はエロはほとんどないので…徐々にって事でwww
725【T&S不倫(?)旅行@】:2006/06/26(月) 00:20:18 ID:LyZmok2H

朋さんから電話があって1泊2日の旅行に行く事になった。
本当は温泉とかも良かったんだけど、コテージの方が何かと人目につかないだろうと言う事で
朋さんの運転する車で現地に向かった。運転する朋さんは初めてなんだけど…。
最近陸トレをしているせいか、半袖から見える腕が陽に焼けてちょっと小麦色で逞しい。

「天気良くて気持ちイイね」
『うん!ってか、朋さんと旅行行けるとは思わなかった〜』
「そ?あたしは前から行きたいと思ってたよ」
『え…//』
「コテージ行く前にその辺散策しようか?」
『そうだね!』

私達は車を降りて森の中を歩いていた。
朋さんは私の手を取り、危なくないようにエスコートしてくれる。
「シズカ、足元気をつけてね?」
『うん//ありがと』
「何か…ウチらにしては健全だね〜w」
『そうだねw会うのはいつも夜ばっかだし』
「隠れて会ってるからね」
『うん…』
726【T&S不倫(?)旅行 第1話の間違い】:2006/06/26(月) 00:21:57 ID:LyZmok2H
「今日の旅行は不倫旅行って感じ?」
『あ…そうかもw』
「じゃあ、コテージ着いたら燃えちゃうね(ニヤ)」
『え…//』

不意にホッペにキスされた。
あまりに突然過ぎてポカンとしていたら、今度は口に…。
朋さんの舌の動きに耐えられず、甘い声を漏らしてしまった。
私の声でスイッチが入ってしまったのか、朋さんは更に激しくキスをしてきて…。
キスをしながら服の中に手を入れてきた。指先で私の乳首を弄んでいる…。
『ん…ッ…朋さん…』
「…ねぇ?感じる?」
『エッチ…//』
朋さんは指と言葉で私を攻め続けた。
胸しか触られていないのに…パンティが徐々に湿っていくのがわかる…。

「さて、そろそろコテージ行こうか?(ニヤ)」
『え…』
こんな中途半端に感じさせておいて…それはないよ〜朋さん。
727【T&S不倫(?)旅行 第1話】:2006/06/26(月) 00:23:12 ID:LyZmok2H
車に戻ってからも、さっき濡らしたパンティが冷たくて…。
恥ずかしいのと早く脱がせて欲しいので頭が変になりそうだった。


コテージに着いてすぐ続きをしてくるだろうと思っていたら
朋さんは昼のBBQの準備をし始めて…私は一人火照った体を持て余していた。

「シズカ〜?何ボーッとしてんの。こっち来て一緒ビール飲もう?」
『あ…うん//』
「やっぱ外で飲むビールは最高だね!!」
相変わらずイイ飲みっぷりでw次々にビールを飲み干していく朋さん。
さっきのエロい朋さんはどこへやら…?
私はあれからずっと濡れっぱなしだっていうのに//

「何つっ立ってんの?シズカの椅子もあるんだし座りなよ」
『……///』
私は椅子には座らず朋さんの膝の上に座った。
「なぁに〜甘えちゃって(ニヤ)」
『いーじゃんッ!こっちの椅子の方が座りやすそうなんだもん///』
「あ!あたしの太股が太いからってヒドいなぁw」
『そうだよwwこんな椅子よりこっちの方良いもんッ』
728【T&S不倫(?)旅行 第1話】:2006/06/26(月) 00:24:36 ID:LyZmok2H
「出たよ〜素直じゃないんだからwwそんなに私と密着したかったの?」
『///…そうだよ(ボソ…)』
「え?何?」
『聞こえなかったなら、もういいッ///』
「ねぇ?もしかして…(ニヤ)」
『何よー///』
「さっき私に触られて…感じちゃったままとか?(ニヤリ)」
『……///』
「そうなの?コテージ着いた時言ってくれれば良かったのに」
『だって…恥ずかしいもんッ』
「バーベ終わるまで待てる?火熾しちゃったし…お腹も減ってんだよね〜www」
『わかったぁ///じゃあ、食べてからで良いよ!』

朋さんは大量に買ってきたお肉やら野菜をどんどん焼いてくれた。
普通の女二人なら、絶対に食べきれない量だよーwww

「はい!焼けたよ!」
『うん。朋さんも食べてる?』
「食べてる食べてる!今からいっぱい体力使うからね〜食べないともたないもんw」
『何ソレw』
729【T&S不倫(?)旅行 第1話】:2006/06/26(月) 00:25:18 ID:LyZmok2H
「あ!これも焼けたよ(ニヤ)」
朋さんが焼けたと言って渡してきた物は…串付きフランクフルト。
絶対なんか魂胆ありそうなんですけど〜w
「シズカ食べさせてあげるよwww」
『(ほらやっぱりw)いーですッ!一人で食べれますからwww』
「そんな事言わずにさぁ。食べさせたいなぁー(ニヤ)」
『じゃ、一口だけね?あーん!』
「うぉッwwいいね〜〜〜!」
『ちょっ…!ニヤニヤしすぎッ!』
「だってさーいやらしいじゃんwww」
『そんな事だと思ったwじゃ、朋さんにも食べさせてあげる。はい!』
「ん…あ〜〜ん!」
朋さんやっぱやらしいわw普通に食べないで、舌とか出してるしw
『普通に食べてよ!』
「ヤダー!シズカの反応面白いんだもんw」
『エロおやじ!』

いつも隠れて会っている時は、こんなに笑った事なかったなー。
朋さんが次の日の朝には帰っちゃう事とか考えると、
なんか寂しくて笑える気分じゃなかったし…。

【第2話へつづく】
730名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 02:54:10 ID:dfjvCod7
チョコ様のSS好きです!
濡れ濡れしーちゃんに濡れw
731TVネタの人:2006/06/26(月) 13:32:28 ID:4bqXCGWn
チョコ殿の良作の流れブッタ切りで投下させていただきます
だいぶ間が空いてしまったんですが、懲りずに続きです。
(投下直前にデータ消しちゃいまして…orz書き直してたました…)
スマソ
732TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:33:56 ID:4bqXCGWn
恩「ふぅ〜〜〜…食った食ったぁ」
満足げにお腹をさする恩田
美「おいしかったぁ〜。よっちゃん、やっぱ料理うまいんだね〜」」
恩「あったりまえですわ!がはは!」

この場に集まっている6人は、高級国産牛すき焼きセット10人前を
ペロリと平らげた後、大量に買い込んだおやつも食いあさり
待望のデザートタイムへと突入していた

荒「・・・・・・・・・」
中「ねぇねぇよっちゃん。
  荒川さん…さっきから黙々とアイスばっかり食べてるんだけど…」
恩「あぁ…いつものコトやんw」
真「荒川さん、もうアイス6つ目ですよ〜」
荒「・・・・・・・・・」

荒川は真剣にアイスをかっ喰らいながら、今日のアノ出来事について真剣に考えていた
アノ出来事…そう、村主に心がぐらついたアノ瞬間について…
733TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:35:08 ID:4bqXCGWn

荒「…(あの時のスグリさん…かわいかったわね…って、ダメダメ!
私にはミキというかわいいステディーがいるじゃないの!
でも、たまにの浮気ぐらい許されるよねぇ…だって、噂じゃ
岡崎主将はいろんなカワイコちゃんに手を出してるみたいけど
彼女とはうまくいってるらしいし…って、やっぱりダメダメ!
私はミキ一筋なんだってば!…で…でも…※最初に戻る)」

美「…いゃぁ…なんだか今日はいつもより真剣に食べてるねぇw」
恩「しかもちゃっかりストロベリーばっかりw」
美「しーちゃーん?もぉー!しーちゃんってばぁ!」荒「・・・・・・・・・」

村「あんなに食べてもお腹、壊さないのかなぁ?静香ちゃん…」
荒「っ!はいっ?!えっ?!」はじかれたように村主の声に反応する荒川
美「もうっ!さっきからミキが呼んでるのに、どーして返事してくれないのよー!」
荒「え?あぁ…ごめんね」
少し慌てながらも本気で謝っていない荒川のそぶりを見た美姫は…
美「ぶぅぅ〜!しーちゃんのばーか。ヤケ酒しちゃる!」
そう言って、荒川の前にあったワイングラスに手を伸ばすと一気に喉へ流し込んだ
一同「あ〜〜〜〜〜っ!」
734TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:36:06 ID:4bqXCGWn


荒「こっ…こらぁ!ミキ〜!」
美「ゴクッゴクッゴクッ…プハァ〜〜」
荒「あんた、未成年でしょーが!」
美「しらな〜い。誰かさんがかまってくれないからお酒に慰めてもらうんだもーん」
荒川とは反対の方向を向いて、ツーンと唇を尖らせる美姫
荒「なっ…もぅ、こんな所で拗ねないでよ〜」
恩「なんや、ミキちゃん。寂しかったら、わしがいつでも慰めてっグフゥッ!!」
中野のボディーブローが恩田の脇腹にめり込んだ
恩「っ〜〜〜……」その場にうずくまる恩田…

真「まぁまぁ。人生、ヤケ酒したい時もたまにはあります〜」
そう言いながら美姫が持つ空のグラスにワインを注ぐ真央
荒「ちょwマオちゃん?!」
美「ね?そうだよね?やっぱ、マオちゃんはミキの心の友だよ!」
そう言って、美姫は2杯目のワインを一気に飲み干した
荒「あ゙〜〜〜っ!だから!ミキはそれ、飲んじゃダメだってば!
スグリさ〜ん、マオちゃんも止めてくださいよ〜」
村「えぇ〜たぶんムリだよ〜。だって、これ〜」
と言って自分の目の前に何本も転がるビールの空き缶の中から1本、つまみあげた
村「全部、マオちゃんが飲んだんだもん〜」
一同「えええぇぇぇーーーーー!!」
735TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:37:43 ID:4bqXCGWn

成人チームが驚いているのをヨソに、美姫は真央にワインのご返杯をしていた
中「それ全部、てっきりスグリさんが飲んだのかと思ってました…」
村「う〜ん。今日、私ぃ〜車だから〜最初の一杯しか飲んでないんだよね〜」
恩「まぢで?!」
荒「…。」
成人チームは顔を見合わせる「……。」

真「あらら?もうなくなっちゃいました〜」
わざとらしくボトルを覗き込む赤ら顔の真央
美「しーちゃん。もう1本、持ってきてーw」
ニヤニヤしながら偉そうに指図する赤ら顔の美姫
荒「もう1本とか言う前に、ミキもマオちゃんも飲んじゃいけないのっ!」
パチンと美姫のおでこを指で弾く
美「むうぅ〜〜…じゃぁキスしてよぉ、キス!」
荒「えぇっ!(焦)」
美「ミキはしーちゃんとキスがしたいのぉぉっ!」
736TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:38:53 ID:4bqXCGWn
酔っているせいか急にダダをこね始める美姫
恩「さぁ、今日も始まりました、ミキちゃんの甘えん坊将軍劇場!」
村「甘えん坊将軍??」
美「お酒、飲ましてくんないならキスしてよぉっ!」
中「ああやって、いきなり甘え出すミキちゃんの事を勝手に
よっちゃんが甘えん坊将軍って名付けたんですw」
村「へぇ〜。なるほど〜」
荒「こっ、コラ!美姫!(焦)」
美「キスしてほしいのら〜w」
荒「!(スグリさんの前でこれはマズイ!)」
焦る荒川の肩に美姫の手がかかる
荒「ちょ!みんな見てるから!」
美「いつもはそんなこと、おかまいなしにキスしてくれるのにー!」
荒川の首に美姫の両腕がまわされる
恩「今日は解説にゆかりん、ゲストに村主先輩をお招きしてお送りしておりますw」
中「よろしくお願いしますw」
村「普段から仲の良い二人を見てますけど〜、
こういった状況では初めてなのでぇ楽しみです〜」
荒「!(楽しみって!スグリさん!?)」
真「ミキちゃん!ダイタンです〜!」
中「今日は観客も多いので荒川選手にプレッシャーを与えなければいいのですが…w」
737TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:40:05 ID:4bqXCGWn

荒「!(プレッシャーもなにも!楽しんでる暇があったらミキを止めて〜!)」
美「しーちゃぁん!」
ガバッ!
荒「!…んんっ!」
強引に唇を奪われ、その場で押し倒される荒川
ドサッ!

恩「おおーっと!甘えん坊将軍の先制攻撃は激しいキスだぁ!」
村「あらららぁ〜」
荒「ぅん…ぁ…(ヤバッ…気持ち…イイ…)」
美「んっ…し…ちゃ…ん…」
荒川の口内でねっとりと絡みあう舌と舌…
荒「ぁ…っ……んっ…んん〜?」
恩「ん?荒川選手の様子が変ですよ?」
中「ちょwミキちゃんw」
中野の声で正気に戻った荒川は、唇を引き剥がして下から美姫の様子を確かめる
荒「…。寝てる…の?」
美「………( ̄¬ ̄)zzz」恩「…。」
中「…。」
村「…こんなことってあるんだぁ。」
真「…。」
中「あ…マオちゃんまで寝てる?」
真「o(_ _ )o…zzz」
恩「もぉぉ〜せっかく盛り上がってきたのに、おもしろくないなぁ!」
荒「ちょっと、ヨシヲ!(スグリさんに変なトコ見られちゃったじゃないのよ!)」
738TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:40:57 ID:4bqXCGWn

中「とりあえず、二人を寝かしてあげよっか。布団用意してくるね。」
中野は素早く立ち上がって自分の部屋へ入っていった
恩「あーあ。おもんな。」
村「いいところで終わっちゃったねぇw」
恩「ねーー。」
顔を見合わせる村主と恩田
荒「…(ちょ…スグリさん…意外にエロネタOKなのね…)」
楽しそうにケラケラと笑う二人を、美姫の下敷きになりながら
ついつい冷ややかな目線で見てしまう荒川
中「お布団用意できたよ〜」
恩「おし!じゃ、運びますかぁ!」
腕捲りをしながら立ち上がった恩田は真央を軽々と担ぎ上げる
恩「そこの甘えん坊将軍は家来のシズオが責任持って運んでや〜」
荒「はいはい、わかりましたー。」
小さく溜め息をついてから勢いよく美姫を払い退ける
荒「セイヤッ!」
ゴロ〜ン
ひっくり返されても美姫は気持ち良さそうに眠ったままだ
荒「手のかかる将軍様だなぁ…」
小言を小声で呟きながら美姫を抱きかかえた…
までは良かったのだが、やはり酔いが回っているのだろうか
足元がふらついた…と、その時、ふっと美姫の体が軽くなった
739TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:41:54 ID:4bqXCGWn

村「大丈夫?」
いつの間にか村主が反対側から美姫を一緒にかかえている
美姫をはさんで、至近距離で向かい合う荒川と村主…
荒「あ、いや、あの、はい、あの、だっ…大丈夫…です!」
驚きと緊張と、先程のはずかしさが蘇ってきてしどろもどろになる荒川
荒「!(ヤバい…やっぱり、か わ い い !)」
村「あはは。大丈夫そうじゃないよ〜。ちょっとフラフラしてるし〜」
荒「!!(しかも、ミキをスグリさんと抱えてるこの状況…た ま ら ん !)」
ありえない状況にちょっぴり興奮してしまうエロメダリスト、シズオ
が、しかし。そんな夢心地も恩田のツッコミにより崩壊した
恩「早くミキちゃん、連れてきてや〜」
荒「はっ!はい!(焦)」
村「はぁ〜い」
二人でゆっくりと美姫を運ぶ
村「よいしょっと」
中「…マオちゃんとミキちゃんはこれでいいとして…」
恩「シズオとスグリさんはどうしますか?」
中「布団がふたつしかないんで、あと残ってるのが姉のベッドしかなくって…」
申し訳なさそうに中野が状況を説明する
740TVネタ@その後:2006/06/26(月) 13:42:49 ID:4bqXCGWn

うれしそうに恩田が続ける
恩「うちらはゆかりんのベッドで一緒に寝るけどな〜w」
荒「!(すっ…スグリさんと一緒のベッドで寝るってことぉぉーー?!)」
村「え〜っとぉ、なんか悪いし、車で来てるからぁそろそろ帰るよぉ」
荒「(えぇ〜スグリさん、帰るのぉ?!
  …って、どうして私ってば、ガックリしてるのよ!)」
中「そんな、気を使わないでくださいよ。もう時間も遅いし、泊まっていってください!」
恩「そーですよ!」
村「んー、じゃぁお言葉にあまえてぇ…静香ちゃんはぁ、私と一緒に寝るの、いい?」
無邪気な笑顔で尋ねる村主
荒「っ!あ、はい!あの…いいいい異議なし!!(`・ω・´)」
村「あははは!」
中「…(何?それ…)」
恩「ほな、そーゆーことで♪」
村「はぁ〜い」


荒「…(えっ?!続くんですか?ちょっw我慢できないかもw)」
741名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 14:03:27 ID:dfjvCod7
イイ!!!GJ!!!!
すぐりんに気持ちが傾いてくしーちゃん萌え
すぐりんも可愛い〜!
最後の意義なし!がイイ!!!
同じベッドでどーなっちゃうんでしょ!
続きwktkしてます!
742名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 16:03:29 ID:B2mUzrCd
GJ!
743名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 17:42:12 ID:gbde1MMP
TVネタ面白すぎw
続きめっちゃ楽しみw
744名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 22:12:10 ID:GBL/rPBK
うわぁ〜TVネタおもしろすぎ!続き楽しみにしてます。

チョコ様もGJ!不倫旅行の果ては一体?ミキちゃんにバレて焦るしーちゃんも見たい…
745名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 22:20:20 ID:RyATyEYz
TVネタ待っていた甲斐があった。
この状況で、ユカリンのお姉さまが歯医者から帰ってきたら
どうなるんだろう?
この際、出演して欲しいなあ…
746名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 22:26:15 ID:dfjvCod7
ゆかりん姉って、見た事ないけど美人さんなんだよね?
歯医者さんなんだー 知らなかった
747名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 22:27:12 ID:Zpzl8BXN
チョコ様、TVネタ様、GJ!でした

しーともカプはなんかいい具合にエロ度が増してまいりましたね

TVネタも待ってました!相変わらずの面白い展開
とーとーあらかーさんとすぐりんはひとつベッドで、、、!
楽しみです〜
748チョコ:2006/06/29(木) 01:02:48 ID:FAmg0xIo
荒×岡にレスありがとうございます(´・ω・`)
頑張って続き妄想中なので、今しばらくお待ちを…。

>>TVネタ殿!!
待ってたよwww最近来ないと思ってたら、データ消えちゃって大変だったんだな。
書き直し乙( ´∀`)今回のも最高にワロタwww
SSに散りばめられている小ネタがイイ味出してて好きだわ(*´Д`)=3
おこちゃま達を酔っ払わせて寝かしつけたし、これからの荒×村が楽しみだ!

余談だが、ゆかりん姉…美人だよな〜〜〜(*´Д`)
749【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:29:45 ID:APJGqb1g

一通り食べ終わって片付けも済ませ、やっとコテージでゆっくりする事にした。

「お腹いっぱいになった事だし、次はエッチでもする?(ニヤ)」
『そんな…口に出して言わなくても///ムードないんだから』
「あ、怒られちゃったw」
『朋さん何かいつもよりはしゃいでて可愛いね』
「そう?だって〜ねぇ?今日は帰らなくて良いし。ずっと一緒に居られるなんて久々だから」
『そうだね。誘ってもらえて本当に嬉しかったよ///』
「うん。」

朋さんは私の頬に優しく触れると、更に優しくキスをしてきた。
唇を離して朋さんを見つめると、髪の毛が目にかかっていて…すごくセクシーで…。
思わず朋さんを押し倒してしまった。

「シズカ…?」
『いつもされてばっかだからお返しだよ///』
「そっか」

朋さんの服に手をかけブラを露わにする…。
白のちょっとセクシーなレースの付いたブラは私を更に興奮させた。
750【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:31:08 ID:APJGqb1g

朋さんは私に脱がされても全然恥ずかしがる素振りを見せない。大人の余裕なの…?
『ねぇ?恥ずかしくないの?』
「恥ずかしがって欲しいの?(ニヤ)」
『そういう訳じゃ…///』
話しながら私も服を脱ぎ下着姿になった。
「下からシズカを眺めるのも良いよねw」
『え…///』
「胸の谷間が見えるし(ニヤ)」
『もうッ!私が攻めようとしてるのに…』
「ゴメンゴメン!さ、続けてww」

気を取り直して朋さんの下着を全部脱がせた。
そして私も裸になり、朋さんの上に覆い被さるように抱き合った。
朋さんの心臓の音が胸越しに伝わる…。

乳首と乳首が触れ、朋さんではなく私が声を出してしまった…。
朋さんは下から私の乳首に口を付け、わざと音が出るように舐めてきた。
『んんッ…』
「シズカの乳首…可愛いよねw」
『咥えたまま喋らないでよ///』
「なんでー?(ニヤ)」
咥えられたまま喋られると…振動で感じちゃうじゃない…。
751【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:32:16 ID:APJGqb1g

「ねぇ?やっぱ、あたしが先にシズカを抱きたいな〜だめ?」
『え…』
「しかも、この体勢のまま…」
そう言って朋さんは私のアソコに手を伸ばしてきた。
「何だーもうこんなになってたの?(ニヤ)」
『もぅ…///』
「もっと上おいでよ?じゃないと手届かないから」
『うん…』
朋さんのお腹の上に跨って、私の胸が朋さんの口の辺りに来るように
四つん這いになると、後ろから朋さんの指が割れ目に沿って動き出す…。
『あ…ッ…』
「いつもより濡れるの早いね(ニヤ)」
『んッ…だって…最初にキスされた時から…我慢してたもん///』
「そっかー(よしよし)」
こうして話している最中も朋さんの手の動きは止まらない…。

『あぁ…ッ…ん…』
朋さんの指の動きに合わせて声が出る。
徐々に割れ目から中へと指がずらされていくのがわかる…。
時々私の乳首を舐めたり、お腹にキスしたり…。
朋さんは私の感じる所全てを知り尽くしている。
752【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:33:15 ID:APJGqb1g

「シズカ…。キスマーク付けてもい?」
『え…』
「キツくは付けないから…お願い」
『うん…じゃあ見えない所にしてね?』
朋さんは私の腰骨の辺りに薄い痕を付けた。
「ここなら見えないでしょ?」
『う…ん。でも、付けたいなんて…何で?』
「この旅行の証が欲しかった…」

私もそうだった…だから、朋さんに痕を付けて欲しいと思った。
朋さんとの関係の証は普段は絶対に残してはならないモノ…。
生憎というか、ココは携帯も繋がらないような所で…誰にも邪魔される事はない。
だからこそ余計に二人だけの証が欲しかった。

『私も朋さんに付けてもい?』
「うん…」
朋さんの鎖骨に唇を落とすと私は思い切り吸い付いた。
そして、朋さんが私に付けた痕とは比べ物にならない程の濃い痕を残した。
「ちょ…シズカ!そんなに吸い付いたら痕が…」
『え?大丈夫だよ。薄くしか付いてないからwww』
「本当に?ま、いーけどさw」
753【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:34:11 ID:APJGqb1g

朋さんに攻められ1ラウンドが終了した後、私達はベットの中でまったりしていた。

「そういえば。終わった後にシズカが起きてるって奇跡じゃない?」
『あ、そうかもw』
「いっつもすぐ寝ちゃうんだもんwww」
『ゴメンね?(チュッ)』
「おッ!不意打ちですか(ニヤ)いつもと違う場所だとこんなにも可愛くなるんだねw」
『ちょっ…!どういう意味よ〜いつもは可愛くないみたいじゃん』
「いや違くて。いつもは、何て言うか…」
『ん?なに?』
「時間が限られてるせいかもしれないけど…こんなに話したり笑ったりしてなかったなーと思って」
『あ…そうだね』
「私達は会えばエッチして…朝には別れて…それの繰り返しだったね」
『……。』
「そんなんじゃ、シズカの体だけが目当てと思われても仕方ないけど」
『そんな事…それに…私は体だけの関係だけでも朋さんと繋がっていたかったし///』
「え…」
『……。』
しばらく沈黙が続いた…。
754【T&S不倫(?)旅行 第2話】:2006/06/30(金) 21:35:17 ID:APJGqb1g

そして、沈黙を破るかのように朋さんは私の上に覆い被さってくると、
私はまるで金縛りにでもあったかのように、朋さんの目から視線が外せなくなった。

「シズカ…あのね?」
『ん…?』
「この旅行にシズカが来てくれなかったらどうしようかと思ってたんだ…」
『え…?』
「今はお互い違う相手がいるけど…それでもあたしはシズカに会いたくなる」
『うん…私もそうだよ。だからこうして…』

言い終える前に朋さんは私の唇を奪ってキスをした。
そして、また…私は朋さんに抱かれた。
朋さんはさっきとは比べ物にならない程に激しく私を求め続けた…。


お互いの本音の部分を話したのは今日が始めてだった…。
私と同じ気持ちだったと知った後のエッチは、自分でも感情が抑えられないくらい
激しく、そして…朋さんへの気持ちが自分の中で溢れていた。

【第3話へつづく】
755名無しさん@秘密の花園:2006/07/01(土) 00:49:27 ID:eoIZ/xhj
GJ!!
756名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 01:59:58 ID:hKtc26UQ
超GJ
757名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 02:21:51 ID:LlQylI8V
GJ!
続き楽しみです!
758名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 20:57:31 ID:CQSMUdE6
来週のジャンク吉井ちゃんでるみたいね
天然炸裂吉井ちゃんSS読みたいなぁw
759名無しさん@秘密の花園:2006/07/03(月) 20:00:58 ID:hWyQsSvL
吉井ちゃんは風船につけた手紙が縁でどっかのおじいちゃんと文通してたりして
癒し系なんだよね
オリンピックでは岡崎姉さんと誰も居なくなったリンクを
二人で滑ってたのが印象的だったな
天然なのかw
来週楽しみ
760名無しさん@秘密の花園:2006/07/04(火) 23:48:44 ID:zV3nRegX
荒×岡!大好きです…。でも、このままだと怒涛の四角関係突入?気になります
761名無しさん@秘密の花園:2006/07/04(火) 23:50:20 ID:9YVrd0kP
荒×村もお待ちしています!
762チョコ:2006/07/05(水) 21:15:08 ID:15UQ1UEj
荒×岡の続きを書いていたのですが、ちょっと気分転換に荒×村のバカップルシリーズ
を書いてみますた…。
良かったら( ゜Д゜)⊃ ドゾー
763【お茶のCMネタ@】:2006/07/05(水) 21:16:18 ID:15UQ1UEj

フミエさんと自宅のソファでTVを見てくつろいでいたら
私が出ているお茶のCMが流れた。

村「あ…!シズカちゃんだぁ〜」
荒「え…(恥ずかしいから言わないでよw)」
村「ラララ〜ラララ〜♪あきらめ〜ないで〜ぇぇ♪(ノリノリ)」
荒「(歌ってるし…かわいいwww)」
村「このさぁ?シズカちゃんが滑って来てお茶取るところの…」
荒「え?」
村「顔さぁ…?(何かの時に見たような気がするんだよね)」
荒「フミエさん?私の顔…何?(変だった?汗)」
村「え〜とぉ…何かぁ〜よく見る顔だなぁと思って…」
荒「え〜?(いつこんな真面目な顔したっけ?w)」
村「……。(考えてる)……!!!あ…///」
荒「思い出した?!」
村「やっぱりぃ…なんでもない!!(赤面してモジモジ)」
荒「???(ちょ…モジモジしてるw)」
村「よく見るって言うかぁ〜(モジモジ)」
荒「私、フミエさんの前でこういう顔してるの?!」
村「…。こうしてる時じゃなくてぇ…///」
荒「え?(こうしてる時じゃなくて?)」
村「あの〜…そのぉ〜…(モジモジ)」
荒「なぁに〜?教えてよ〜(もしかしてフミエさんが照れるような事なの?)」
村「…あ!そういえば!明日の天気って…(必死にゴマかす)」
荒「雨だよ(ニヤ)なに話ゴマかしてんのwww」
764【お茶のCMネタA】:2006/07/05(水) 21:17:15 ID:15UQ1UEj

村「もう良いじゃん///何でもないから忘れて?」
荒「何ソレwそこまで言っといて忘れてって…じゃあさぁ(ニヤ)」
村「え?(ヤバい…シズカちゃんがあの笑みを浮かべる時は…)」
荒「私が当てればいいでしょー?(ニヤ)」
村「…(やっぱり…orz)ん〜じゃあ、答えるの3回までね?」
荒「はーい!!!(よしッ!全部エロネタでいけば当たるよねw)」
村「じゃ…( ゜Д゜)⊃ ドゾー」
荒「ん〜とね〜。エッチの後に…」
村「ブゥーーーー!!!」
荒「(はやっ!答える前にブーってwww)」
村「残念!後2回までです!!」
荒「はいはい。じゃ〜ね〜。フミエさんに押し…」
村「ブブーッッ!!次でファイナルよwww(ちょっと面白くなってきた)」
荒「え〜〜〜!ちょっと待ってよ〜考えるから〜」
村「あ、テレホンとかナシねw」 ←ミリ○ネア出演経験ありの人w
荒「テレホンってwww」
村「さて、答えは決まりましたかぁ?」
荒「まだでーす(フミエさん何か楽しんでない?w)」
村「これが当たれば一千万ッッ!なんちゃってwww」
荒「あ、すいません!!賞金じゃないものがいいんですけどw」
村「なんですかぁ〜?」

私はフミエさんの方を向き、彼女にも私の方を向いてもらうように言った。
そして、ちょっと真面目な顔をして彼女の肩に両手をおいてみた。
765【お茶のCMネタB】:2006/07/05(水) 21:18:09 ID:15UQ1UEj

村「(ドキッ!!)シズカちゃん?(その顔…///)」
荒「え…?(ん?…もしかしてw)」
村「ちょっとぉ…(視線が定まらない)」
荒「…ってか、答えわかっちゃった(ニヤ)」
村「え…?(何で?!)」
荒「当たったら何してもらおうかな〜(ニヤニヤ)」
村「本当にわかったの?!」
荒「うんwwwww」
村「じゃあ、言ってみてよ(モジモジ)」
荒「言う前に〜。当たったら何してくれるの?」
村「シズカちゃんは何がして欲しいのよぉ///」
荒「ん〜〜そうだな〜?(ニヤ)」
村「どうせ…エッチな事なんでしょ(赤面)」
荒「どうせってwフミエさんがエッチな事したいんじゃ…」
村「ちが…///」
荒「まぁ、私はエッチな事でもいいけどね〜(ニヤ)」
村「…(エッチな事でも!じゃなくて…エッチな事が!でしょ)」
荒「じゃあね〜、お風呂で私がフミエさんの体を洗ってあげるってのは?(ニヤ)」
村「そそそそんな!それじゃあ、賞金の代わりにならないよぉ///」
荒「いやぁ〜賞金よりかなり豪華じゃない?(ニヤ)」
村「…(エロメダリスト///)」
荒「え?(何か言った?)」
村「ねぇ?本当に当てる自信があるのぉ?」
荒「もちろん!!」
村「じ…じゃあ(ゴクッ!)言ってよ」
荒「言うよりも、実演した方がわかりやすいんじゃない?」
766【お茶のCMネタC】:2006/07/05(水) 21:19:18 ID:15UQ1UEj

私はフミエさんを押し倒し、上から真面目な顔でフミエさんの目をじっと見つめた。

村「ちょっとぉ///」
荒「ねぇ…?フミエさんさぁ、キスする時目ぇ瞑ってなかったんだね(ニヤ)」
村「え…(恥ずかしさのあまり顔を手で覆った)」
荒「答えは〜。私がフミエさんにキスする時の顔なんでしょ??」
村「…ふ…ファイナル…アンサー?」
荒「ファイナルアンサー!!」
村「……。(ど、どうしょ〜当てられちゃった((゜д゜;))) 」
荒「ちょ…早く正解か言ってよ!(TVみたく焦らしてるの?w)」
村「くぅ〜…もう…やだぁ///…せ、正解(モジモジ)」
荒「マジで━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!やった!」
村「…何でわかったのよぉ///」
荒「えー?それは企業秘密だよw」
村「何かぁ…私っていつもシズカちゃんに…んッ…」 ←考えてる隙にキスされた。
荒「私はフミエさんの事なら何でもわかるんだよw(行動わかりやすいしw)」
村「な…///何でもぉ?」
荒「さて!(フミエさんの気が変わらないうちにw)お風呂にお湯入れてくるわ」
村「えぇ〜!本当にぃ?///」 ←…と言いつつも、ちょっと期待しているスグリ。
767【お茶のCMネタD】:2006/07/05(水) 21:20:37 ID:15UQ1UEj

村「あ!そういえばさぁ〜?」
荒「え〜?なに〜?」
村「あのCMが放送される前に、メイキングとかTVで見たんだけどぉ…」
荒「え!(ドキッ!まだ何かあるの?)」
村「シズカちゃんが自分でカメラ持ってスピンしてるとこ映ってたよね…」
荒「う、うん…(何言われるんだろう…ドキドキ)」
村「あれさぁ?…可愛すぎだよぉ!!しかも、あんな至近距離の顔映すなんて!」
荒「え…wwww」
村「あんな顔、TVで放送したらさぁ…ダメだよぉ!」
荒「なんで?(またヤキモチかなw)」
村「あの距離でシズカちゃんの顔が見れるのは…私だけでしょ〜(´・ω・`)」
荒「(か…カワエエ(*´Д`)=3 )」
村「違うのぉ?」
荒「そそそそそうだよッッ!!」
村「あれがCMで使われなくて良かったぁ〜!皆に見られたくないもんッ!」
荒「フミエさん…(やばい…(*´Д`)ハァハァ)」
村「シズカちゃん?」
荒「もぅ…(我慢出来ないわw)お風呂は後よ!」  ガタッ!!!
村「え…?(´・ω・`)キョトーン」
荒「フミエさん可愛すぎだから、お風呂の前にしたくなっちゃった///」
村「え…///あ…っ…シズ…カ…ちゃ…んの…エッ…チぃ…」

【おわり】
768名無しさん@秘密の花園:2006/07/06(木) 00:29:26 ID:2i28ONdO
待ってましたー!しーふみ!
バカップル萌えー すぐりん可愛い…
しーちゃんも可愛い…
この二人大好きなのでまたSS投下お待ちしてます!
769名無しさん@秘密の花園:2006/07/07(金) 03:21:54 ID:fjUPT9vA
荒川さんと村主さんカップル好きです!
また書いて下さい!
770名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 01:18:05 ID:2p7hyDWC
もっともっとしーちゃんと色んな人のからみが読みたい!
ミキティ相手じゃなくて、すぐりんや岡崎さん、
コーエン、ゲデ子…
しーちゃんと色んな相手のSSお願いします!
771名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 09:18:51 ID:l/ty/Rb6
>>770
自分もそーいうの好きだなぁw

でも、だからって他スレで煽っちゃダメだよん
(´∀`)σ)´д`)
あと、出来ればsageてよん

まぁ、職人じゃないから投下してくれたものはみんなおいしくいただいてますがw
772名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 09:28:08 ID:l/ty/Rb6
書き忘れ連投ゴメン

チョコタン GJ!
すぐりんは完全にあらかーさんに遊ばれてるw
ほのぼのでイイわぁ〜
773名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 11:40:11 ID:2p7hyDWC
は〜い ごめんなさい。。・゚・(ノД`)・゚・。
イイ子に待ってます
774名無しさん@秘密の花園:2006/07/09(日) 05:41:02 ID:Iq0luOvU
>>773
こういうのがいるからこそ、職人はやる気をなくすわけだ。
職人のほとんどが、たいがいどっちも見てるからな。
お前みたいなのがいるから、書く気が失せる。
いい加減にしろよ。
775名無しさん@秘密の花園:2006/07/09(日) 07:39:24 ID:iYtcRWtc
チョコ様GJです 荒×村癒されました
また投下お待ちしています!
>>774
スルーした方がいいんじゃないでしょうか
776カナリア:2006/07/09(日) 12:59:41 ID:DpaOn9H5
どうも!荒×恩です。
ドリフのもしも〜だったらシリーズをまねて見ました。
777もしも、こんな居酒屋があったら1:2006/07/09(日) 13:01:05 ID:DpaOn9H5
練習後…
荒『あ、こんなところに赤ちょうちんが…。う〜ん、今日はよく滑ったしな。(´∀`)一杯やってくかぁ!』
ガラガラッ

恩「へいっ!らっしゃい!」
『…!?よしおっ?』
「はい、はい。」
『こ、こんなとこで何やってるの?』
「見ればわかるでしょ〜?バイトよ。てか、しーちゃんは1人でこういう所来るんだ。さぁ注文は?」
『うるさいなぁ!いいでしょ1人でも飲みたいの。とりあえず生で…(よしお、ねじりはちまき似合ってるわぁ)』

「あいよっ!生いっちょう!」
『おぉ〜!早いね。ん…これは!』
「お通しにはしーちゃんが好きな塩辛をつけさせてもらいました!」
『サンキュー(さすがによしおだけあってわかってるじゃん!この店サイコー!)』
778もしも、こんな居酒屋があったら2:2006/07/09(日) 13:02:57 ID:DpaOn9H5
1時間後…
「じゃあ、そろそろ日本酒にいっちゃいますか?」
『おぉっ!いっちゃいます!(あの後にカレイも出てくるし、本当にいうことないわぁ〜)よしお、ちょっとだけ一緒に飲もうよ。』
「えぇ?大丈夫かなぁ?」
『お客様に付き合うのも仕事のうちだよ!ささぁっ!』
トクトク…
779もしも、こんな居酒屋があったら3:2006/07/09(日) 13:06:37 ID:DpaOn9H5
さらに1時間後…
すっかり出来上がってしまった恩ちゃん。
「キャハハハ!」
『ちょ、よしお飲み過ぎてない?』
「ばぁかぁもん〜!しーちゃんが悪いんだろ!ちょっとだけ、なんて飲み方できるかぁ〜」
『はいはい。(まずかったなぁ〜。よしおさっそくバイトクビになるんじゃ…?)』
「…ん!」
チュ!
『!(な、キスされた?)』
「…しーちゃん、お酒飲むとエロくなるもんねぇ。ん〜…」
『う…ちょっと(そこまで気がきかなくてもいいよ!恥ずかしい…みんな見てるし。)』
「…消極的だねぇ。じゃあ私から!」
ガバッ!
『あ…!!(そ、そこはぁ…だめぇ)』


恩ちゃん居酒屋はしーちゃんの意をくんだ、サービス満載のお店なのです。
(終)
780カナリア:2006/07/09(日) 13:09:17 ID:DpaOn9H5
駄作…。スマソ。
781名無しさん@秘密の花園:2006/07/09(日) 16:08:23 ID:iYtcRWtc
乙です ねじりはちまきの似合う恩ちゃんが
とても素敵だなと思いました
782名無しさん@秘密の花園:2006/07/10(月) 11:36:32 ID:YaFb7Klv
>>776
笑い転げました。恩ちゃん居酒屋の常連になりたいw
783カナリア:2006/07/10(月) 23:51:20 ID:NVk1Kl5B
レスありがとうございます。調子にのって再びの小ネタ。萌えなしの荒×村です。
784もしも、こんな病院があったら:2006/07/10(月) 23:55:03 ID:NVk1Kl5B
練習中に肩を痛めてしまった、しーちゃん。
荒『早く病院行かなきゃ…ん?リンクのすぐそばに病院ができたんだ。こりゃ便利だわ。』
ウィーン(自動ドア)
村「あ…」
『!?村主さん?』
「あらあら、ビックリしちゃって…。」
『ビックリしますよ!何やってるんですか?』
「あのねぇ、前にリハビリで通院してたらぁ〜医療に興味をもってぇ。作業療法士の勉強をしてるの。」
『へ、へぇ〜(大丈夫なのか?)』
「静香ちゃんは、今日はどうして?」
『ちょっと転んだときに肩を痛めて。よく脱臼するんですけどね。』
785もしも、こんな病院があったら2:2006/07/10(月) 23:58:13 ID:NVk1Kl5B
「じゃあ、私が見てあげるよ!」
『え…?(先生は…?先生がいいよぅ)』
「そんなぁ不安そうな顔しなくても大丈夫よ〜。これでももうすぐ資格がとれるくらいなんだから。」
『は、はい…。(って医者の資格じゃなくて、作業療法士でしょうが)』
診察室に入り、座る2人。
「ではぁ、ちょっと見せてもらうね。肩見るから…」
『あ、上脱ぎます…』
「じぃっ…(あらぁ、やっぱりいい筋肉がついてるわ〜。金メダリストは鍛え方が違うのねぇ)」
『…何か?(なんだろ?胸元見たのかな?ドキドキ)』
「ううん?じゃあ、触るね。ココ痛い?」
『あ、ではなく…こっちです…(なんだこの状況?やけに興奮してきた)』
だんだんとギラギラしてくる静雄。
こんな状態がしばらく続く。
786もしも、こんな病院があったら3:2006/07/11(火) 00:01:16 ID:NVk1Kl5B
「やっぱり、脱臼してるわ」
『あ、やっぱり?』
「私が入れてあげる。大丈夫、私…経験あるからぁ」
『え?(イレルって!?な、な、な!経験って意外に村主さんたら…)』
変な勘違いをするしーちゃんの肩をギュッとつかむすぐりん。
「…ちょっとだけ痛いかもしれないけど、がまんしてぇ。」
『…や、優しくしてぇすぐりさぁん!(もう我慢できない!)』
ガバッと抱きつこうとした瞬間、すぐりんは思い切り力を入れた。
「ふんぬっ!!」
グキグキグキ!
『(☆□☆)ふぎゃーーー!』


すぐりん病院。そこはしーちゃんの意を汲むことのない、医療精神満載の病院なのでした。
(終)
787カナリア:2006/07/11(火) 00:02:35 ID:NVk1Kl5B
ちょっと話が強引過ぎたかな…?スマソ
788名無しさん@秘密の花園:2006/07/11(火) 01:07:35 ID:Aagy6f2A
勘違いしーちゃん激ワロスwwW
789名無しさん@秘密の花園:2006/07/13(木) 11:11:28 ID:GAsnUzmc
カナリア様、乙です!
スグリンが真面目にやってるとこが想像できます
790【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:49:50 ID:wOS/a5dm

いつしか外は夕焼け色に変わっていた。
私はそれをベットの側の窓からボーっと眺めていた。
あれから朋さんにずっと攻められ続け、体にはまだ熱がこもっている。
朋さんは運転の疲れもあったせいか、隣りでスヤスヤ眠っている。

朋さんの寝顔を見るのはいつ振りだろう?
こんなに無防備な朋さんを見たのは久しぶりだった。
私は朋さんが寝ているうちに、さっきとは違う場所にもう一つの痕を残した。


朋さんが目を覚ました頃には辺りはすっかり真っ暗になっていた。
「ん〜〜〜!寝たッ!!」
『寝すぎだよw』
「そ?シズカは寝なかったの?」
『少し…寝たかな///』 ウソ…本当は朋さんの寝顔をずっと見ていたよ。
「あれー?外真っ暗じゃん!」
『うん。ご飯カレーで良かったよね?』
「え…作ってくれたの?」
『あ、うん。朋さん寝てて暇だったし…』
「何ぃ〜〜〜寂しかった?(チュッ)」
『ちょっと〜///』
791【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:51:10 ID:wOS/a5dm

「ご飯の前にお風呂入ろうか?一緒にさぁ」
『い…いいけど///特別だよッ!!』
「本当に?!やったー!!!」
本気で喜んでるしwこういう子供っぽい朋さんも好きなんだけどね。


お風呂で…。
「あ!!!ちょっと!何コレ〜!!」
『え?何が?(ニヤ)』
「キスマーク濃いじゃん…しかも付けたのって1コじゃなかった?」
『2コだよ〜w忘れたの?(いつも虐められてるからお返しよw)』
「えぇー?そうだっけ???」
『すぐ薄くなるから大丈夫でしょw』
「じゃ〜シズカにも後でもう1コ付け足す!!」
『は?だめ〜!ほら、風邪ひいちゃうよ?早く湯船に浸かりなよ〜』
「あ、うん。…っていうか…」
『なに?』
「何でシズカが後ろなの?あたしが前だと…(色々しづらいじゃん)」
『早く入った者勝ちでしょwwwほら〜早く!!(ニヤ)』
「何か調子狂うな〜」
『そう?(ニヤ)』
文句を言いながらも朋さんは湯船に足を付け、私の前に座った。
792【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:52:14 ID:wOS/a5dm

私は後ろから抱き締めるような形になり、朋さんの胸に手をやった。
さっき、せっかく私が攻めようと思ってたのに…逆にやられちゃったから今度は私が…。
「ちょっと///シズカ止めてよ〜」
『ヤダ!いーじゃん。私だって朋さんの胸触りたいし〜www』

朋さんは触られているうちに段々と感じてきたみたいで…私の肩に頭をもたれかけてきた。
『気持ち良い?』
「ん…シズカ…」
『朋さんのおっぱいって…結構大きいよねw』
「やだ…///変な事言わないでよ」
感じてる朋さん可愛い…喋る声が段々と甘ったるくなってるし…。

私は胸を触りながら朋さんの耳に舌を入れた。
「んぁ…ッ…ダメ!シズカ…お願い…」
『やめないよ(ニヤ)』
「ヤダぁ…」
朋さんは感じるたびに腰がピクピクしてる。早く触ってあげたいけど、我慢我慢!
そう簡単にはイカせてあげないからねww
793【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:53:04 ID:wOS/a5dm

『ねぇ?ドコ触って欲しいの?(ニヤ)』
「あ…ッ…」
『ね〜〜〜ぇ?』
手を股間まで下ろし、わざと的外れな所をユラユラ触る…。
「もう少し…下触ってよ///」
『もう少しって?この辺?(ニヤ)』
「もっと…あッ……」

朋さんは私が触りやすいように腰を浮かせ、自ら触って欲しい所に私の手を導いた。
『こんなにヌルヌルになって…感じてたんだ?』
「シズカ…攻めるの上手になったね///」
『え…///』
「最初の頃は…全然出来なかったじゃない?」
『……///』
「ねぇ?早く私をイカせてみてよ…」

その言葉に挑発されて、私は無我夢中で朋さんの蕾を刺激した。
朋さんの口からは喘ぎ声しか出なくなり、私達の動きに合わせてお風呂のお湯が波打った。
794【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:54:03 ID:wOS/a5dm

朋さんがイッた後…長時間お湯に浸かっていたせいで私達はのぼせてしまった。
バスタオルをやっと巻いてフラフラのままベットに辿り着いた。

二人ともゆでダコみたいに真っ赤。枕元に置いておいた水を飲んで一息ついた。
「シズカさぁ〜焦らしすぎッwww」
『え!だって〜〜〜朋さんだっていつもそうじゃん!』
「のぼせるまではヤラないじゃんw」
『そうだけどw』
「しかし…(ニヤ)腕を上げましたな〜旦那ww 」
『へへッ!そうですか?親分w』
「親分ってwww」
『まぁ、さっきの感じまくってた朋さんは親分って感じじゃないけどね(ニヤ)』
「言うね〜(ニヤ)」
『可愛かったよ(おでこにチュッ)』
「そ、そう?何か恥ずかしいよ///」
『また後でやろうね?(ニヤ)』
「え…またシズカが攻めるの?」
『もちろんッ!!』
795【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:55:06 ID:wOS/a5dm

私達は夕食を済ませて外に出た。
空には今にも降ってきそうな程のたくさんの星が輝いている…。
『うわぁ…すごい…』
「あたしの実家もこれ以上に星が見えるよ」
『あ、そっか〜。朋さん北海道出身だもんね』
不意に後ろからお腹に手を回され、抱きしめられた。
「ここにはあたし達しかいないんだね…」
『うん…///』
「この星空と…シズカを独り占めは〜贅沢すぎるw」

朋さんの温度を背中に感じながら、私は星空を眺めていた。
「シズカ?花火やらない?」
『え…?持ってきてたの?』
「もちろん!季節的にまだ早いから探すの苦労したよ〜」
『あ…ありがと…///』

振り向きざまにキスをして、私はバケツを取りにコテージに向かった。
コテージの玄関から水道に向かう途中にベットが目に入り、
乱れたままのシーツや布団を見て少し恥ずかしくなった。


急いでバケツを持って朋さんの所へ向かうと、
後は火を点けるだけで良いように花火が準備されていた。
796【T&S不倫(?)旅行 第3話】:2006/07/15(土) 14:56:18 ID:wOS/a5dm

朋さんが買って来た花火は手持ちの可愛いやつはほんの少しで…。
打ち上げや爆発するような物ばっか。何か…らしくて笑ってしまった。
私は可愛く手持ちの花火をしながら、朋さんが打ち上げる花火を見ていた。

そして、最後のシメは二人で線香花火…。
『線香花火って、なんか寂しいね?』
「そうだね…」
『……。』

お互い無言になりかけたから、つい…思ってもいない事を言ってしまった。
『朋さんこういうの似合わないしwww』
「ヒドイなぁ〜。あたしだって今はこんなんだけど、悄らしい頃もあったんだよw」
『悄らしい朋さんはヤダなぁ〜!私は今の朋さんが…好きだし///』
「え?」
『あ…だから…///今のエロおやじキャラが一番合ってるとw』
「エロは〜仕方ないとして、オヤジはないでしょ!」
『エロは認めちゃうんだ?』
「まぁねwwでもシズカもエロじゃん!エロメダリストwww」
『ちょ…w何ソレ!』
「さーてとッ!寒くなってきたしそろそろ部屋戻ろうか?」
『そうだね!』

最後の線香花火が落ちると、私達は寄り添うようにコテージに向かった。

【第4話つづく】
797チョコ:2006/07/15(土) 14:57:47 ID:wOS/a5dm
コソーリ続きを投下していきまつ(´Д`)
出来ればsage推奨でヨロ!
798名無しさん@秘密の花園:2006/07/15(土) 18:54:44 ID:N7WhqjwJ
チョコ様、GJ!!です。攻められる朋さんもいいですね。
799名無しさん@秘密の花園:2006/07/15(土) 23:09:23 ID:6aaN+0ai
チョコ様最高!
まだまだ続くのですね。第4話楽しみです。
800チョコ:2006/07/20(木) 23:14:12 ID:6Fbw+Dn/
レスありがとうございます!今回は荒×岡の最終話でつ( ゜Д゜)⊃ ドゾー
>>798 まだまだ続かなくてスマソ…orz 思いついた時にでも続き書いてみまつ!

あっちの流れでここも人少なくなっちゃったのかな?
ちょっと寂しいかも・゚・(ノД`;)・゚・
801【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:15:26 ID:6Fbw+Dn/

コテージに戻ってからしばらくの間、ワインを飲みながら
ラジオから流れるムーディーな音楽を聴いていた。

「いい感じの曲だね」
『うん…』
「こういうの聴くと自然に体が動いちゃう?」
『あ〜そうだね。っていうか、一緒に踊ってみる?』
「え?あたしは無理無理www」
『大丈夫!わたくしがちゃんとエスコートしますので』

私は朋さんの手を取り、音楽に合わせて踊りだした。
朋さんは、「うぉッ!」とか「あれッ?」とか言って…せっかくのムードが台無しでw
でも、何か楽しくて…踊っている間ずーっと笑っていたと思う。

『ははッ!朋さんの動き面白すぎてお腹痛いよw』
「(ハァハァ…)だから!こんなの無理って言ったじゃん。」
『いやいやwなかなか良かったよwww』
「シズカ〜笑いすぎだって」
『だって〜へっぴり腰だったよ〜あははッ!思い出すとヤバイwww』
「ちょっとぉ〜〜」
いつもと立場逆転で、なんか妙に嬉しい。
802【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:16:21 ID:6Fbw+Dn/

しばらくすると朋さんは疲れたのか、ベットにうつ伏せになって雑誌を読み始めた。
私はその横に腰を下ろしてワインを飲んでいた。

横目で朋さんを見ると、また前髪が目にかかっていて…。
大人の女の色気が漂っているというか…。
私は急に抱きたい衝動に駆られた。

ワイングラスを置き、朋さんの背中に抱きつく…。
「シズカ…?どうしたの?」
『ん…朋さんが色っぽい顔してたから…抱きたくなった///』
「え///」

朋さんを仰向けにし、反論する間も与えぬまま服を脱がせた。
前髪が目にかかっているのを朋さんがかき上げようとしたから、その手を掴んで唇を塞いだ。
「んん…ッ」
『朋さん…綺麗だよ』
「や…だ…///」
悄らしい頃もあったんだよ…と朋さんは言っていたが、私に抱かれるのを潤んだ瞳で
見つめてくる朋さんはとっても悄らしく思えた。
803【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:17:14 ID:6Fbw+Dn/

敏感になった乳首を丹念に舐め、体中にキスを落とす。
朋さんの体はほのかに赤く染まり、口元からは悩ましげな声が洩れる。

朋さんの足を開いてみると、しっとり湿っているのがわかるような雌の匂いがした。
逞しい太股の内側に舌を這わせながら段々と核心に近づく…。
髪の毛を振り乱して喘ぐ朋さんがとても艶かしくて…。

やっと秘部に口を付けた時には、朋さんの声は少し擦れていて…それがまた私をソソって…。
気がついたら焦らすのも忘れるくらい激しく求めていた。


私に抱かれた後、朋さんは珍しく話も出来ないくらいに体力を消耗していた。

私は水を飲ませようとして朋さんを抱き起こした。
『水…飲める?』
「ん……飲ませて?…シズカの口移しで…」
ペットボトルに口を付け、自分の口に水を含んで朋さんの口に流し込む…。
ゴクゴクと水を飲む音が耳につく…。
朋さんはまだ私にもたれ掛っていた。
804【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:18:09 ID:6Fbw+Dn/

水を飲み終えた朋さんはやっと一人で起き、私達は見つめ合ったまま何も喋らないでいた。
シーツを体にまとい、乱れた髪の毛とまだ熱が覚めない視線で朋さんは私を見つめている。
私はそんな朋さんの姿に見とれていた。

今まで何とも思わなかったが、ここに来てから朋さんの髪の毛が片目にかかるのを見ると
欲情してしまう自分がいる。妙に大人の女を感じて、抱きたい衝動に駆られる。
今もそうだ……。さっき抱いたばかりなのに、また抱きたくて指が疼いている。
私はそれを隠すように自分の手をギュっと握り締めた。

朋さんは私の握った拳に目を落とし、その上から優しく手を握り締めてきた。
ドキドキと鼓動が早くなり、私は朋さんの事を見られなくなっていた。
きっと見てしまったら…また押し倒してしまう…。

「シズカ…どうしたの?」
『何でもない……///』
「私の事…見てよ」
擦れた声でそんな事言わないでよ…。いつものように茶化してよ…。

朋さんは私の頬を両手で包み込み、無理矢理目を合わせるようにしてきた。
「ねぇ……」
805【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:19:10 ID:6Fbw+Dn/

外はさっきまでとは一転して大雨に変わっていた。

黙りこくる私に朋さんはキスをしてきた。
そして、唇が離れた瞬間にもう我慢が出来なくなった。

離れて見つめた朋さんの片目にはまた…髪がかかっていたのだ…。

私は欲望の赴くままに朋さんを犯し続けた。


朝…目を覚ますと隣りには朋さんがいなかった。
そんな事はあるはずがない…。だって昨日から二人で旅行で…。
私は途轍もない不安に襲われ、枕をギュっと抱きしめた。
視線を窓に向けると、昨日からの雨がまだ激しく降っていた。


不意に玄関のドアが開き、そこには雨に濡れた朋さんが立っていた。
肩にかかった雨を払いのけ、それが終わると起きている私に気づき
笑顔で 「おはよう」 と言った。
806【T&S不倫(?)旅行 第4話】:2006/07/20(木) 23:20:24 ID:6Fbw+Dn/

朋さんの姿を見たとたんに安心して、抱きしめていた枕に顔を埋めて泣いてしまった。
朋さんは素早く私の元に駆け寄り 「どうしたの?」 と。
『起きたら…朋さんが…いないから…』
「ゴメン!ビックリしたよね…雨が凄いからさ。車出せるか見てきたんだ」
『……。』
朋さんは私の肩を抱いたまま黙って窓の外を見ている…。


しばらくの沈黙の後、ようやく朋さんが口を開いた。
「シズカ……今日は帰れそうにないよ」
そう聞いてまた涙が溢れた。
この雨で帰れなくなれば良いと思っていたから…。

旅行に来てからは凄く楽しかったが、朝が来るのが凄く怖かった。
帰ってしまったら私達はしばらく会えないのがわかっていたから。

朋さんは私の涙を拭うと、不安を打ち消すようにきつく抱きしめてくれた。


私の気持ちが通じたかのように、雨はまだ止みそうにない…。

【おわり】
807チョコ:2006/07/20(木) 23:24:25 ID:6Fbw+Dn/
スマソ… >>798へは>>799への間違いorz
808名無しさん@秘密の花園:2006/07/20(木) 23:28:49 ID:r2iYuyMn
つづききてタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
攻められて乙女な主将タンがかわいすぎでつ。
ちょっと最近こっちもあっちも寂しい状況だったんで嬉しいです。
809名無しさん@秘密の花園:2006/07/20(木) 23:38:04 ID:quzbzyK8
チョコ様GJ!

立場逆転な2人、いいですね!

切ないしーちゃんも素敵でした。
810名無しさん@秘密の花園:2006/07/21(金) 12:00:53 ID:/4tzHGdh
チョコ様、GGGGJ〜!!でした。
いつもと違って攻められる朋さんがイイ!

この二人+あの二人はどうなってしまうんでしょ…
続きがまたできたらお願いします
811名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 22:08:24 ID:TXC1s4A1
岡崎ってキモイんだよね
しーちゃんとミキティのやつ書いておくれよ
812名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 22:11:12 ID:TXC1s4A1
荒川と村主が雑談するなんて考えられない
あまりにも現実離れしとるわい
妄想もできん
813名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 22:18:45 ID:eUD7fmhZ
814名無しさん@秘密の花園:2006/07/22(土) 22:19:16 ID:eUD7fmhZ
815名無しさん@秘密の花園:2006/07/24(月) 10:33:28 ID:knDy+FGc
ただいま爪切りタイムだね
816名無しさん@秘密の花園:2006/07/25(火) 15:23:33 ID:83Dh3PzG
梅雨前線停滞ちう
夏休みだというのに
夏らしくない
817名無しさん@秘密の花園:2006/07/28(金) 01:50:13 ID:Cr8MEgOU
TVネタの続きが気になる今日この頃
818名無しさん@秘密の花園:2006/07/28(金) 13:18:09 ID:nRNLQ8ow
しーちゃんとすぐりんは同じベッドで
どうなったんでしょうねぇ
819名無しさん@秘密の花園:2006/07/28(金) 14:48:39 ID:s/BYfyQk
同じくTVネタ気になる〜
禿しく続きお待ちしております。

しかし、811-814みたいなのがいると投下しづらいだろうな…
妄想なんだから現実離れしてて当然やろw
820名無しさん@秘密の花園:2006/07/28(金) 21:06:46 ID:Cr8MEgOU
確かに現実離れしてて当然だわな。
ゆかりんのツンデレっぷりが見たい。
821名無しさん@秘密の花園:2006/07/29(土) 01:47:51 ID:Bygj6FQ9
こっちも荒れちゃってたからね
のんびり神様の降臨を待ってるよ
822名無しさん@秘密の花園:2006/07/29(土) 13:58:35 ID:PSPHXEt3
そうだね。マターリマターリ☆。*°ヾ(´∀`)(´∀`)ノ☆。*°
ここのスレ好きだから続いてほすぃ
823名無しさん@秘密の花園:2006/07/30(日) 20:01:29 ID:5rJzgaQ7
あっちのスレにここのURL貼られてたからここにも荒らしくるかもしれないけど、もちろんスルーで
824名無しさん@秘密の花園:2006/07/31(月) 22:08:43 ID:p7P8XNnq
はっきり言って今の状況じゃ誰も投下しないんじゃない?
ここも監視してるだろうしね。
早く埋めちゃって新スレにしたほう良いと思うけどな
825名無しさん@秘密の花園:2006/08/01(火) 15:33:26 ID:lIm72AVQ
埋めてもついて来るんじゃないの?
荒らしはスルーで、普通に回してくんでいいと思うよ。
んでできるのなら、待つだけじゃなく投下もするとかね。
826名無しさん@秘密の花園:2006/08/01(火) 16:59:49 ID:Ohuu+7tt
んー、投下したいが文才もネタもないな
827名無しさん@秘密の花園:2006/08/02(水) 22:38:47 ID:C7N8dnVw
ココがあちらに関連スレとして載っているのがイタイんだよな〜
皆様子見してるんかな?もう1コの関連も止まっちゃってるよね
828名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 00:25:32 ID:VPCCvV2C
今はひそかにSS書いてますが
この状況じゃ投下する気にはなれないな
名作!!ってほどでもないし
中の人の降臨を待ってたりする
829名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 00:36:19 ID:6+DKaHCp
>>828 自分も同じだよ。ちなみに↑の旅行ネタ書いた人だけどw
こっちもひそかに続きを書いているが今のままでは投下はちょっと…orz
830名無しさん@秘密の花園:2006/08/05(土) 08:06:40 ID:PpYgRgRn
奴隷スレも人が少なくなってるし、そろそろ大丈夫かと。
831名無しさん@秘密の花園:2006/08/05(土) 22:20:53 ID:SZ0mXjPU
832名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 00:32:55 ID:OmYkV0DY
主将、副将にフィギュアの技を聞くの巻

ともみんはうまい棒を食べながら、すぐりんは黒い扇子を開いたり閉じたりしながら
ベッドの上でフィギュアのビデオを見ていた。

「これがビールマンスピン。デニス・ビールマン選手が開発した技なんでそう呼ばれているんです」
「へー、なんかビール瓶に似てるから、ビールマンかと思ってたー」
(もー、ともみんったら、スピスケ以外のことは全然知らないんだから…苦笑)
「これはドーナツスピン。これは見た目がほらドーナツみたいでしょ」
「なるほど〜、これはドーナツさんの技じゃないわけね」
「ちがいますw」
「あ、でもこれは美姫ちゃんが一番うまそうね」
「……だいたいオチはわかりますけどねw」
「あ、やっぱりぃ?じゃ、今から本人に会って味見するか!」

バコッ!!
(主将、後頭部を思い切り張り倒され、気絶〜ヽ(@∀@)ノ〜☆)

翌朝、起きてみると主将の口には特大アンドーナツがつめこまれていた。
833名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 00:34:41 ID:OmYkV0DY
ちょっと書いてみた
またもや全然百合じゃなかった、スマソ
834名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 00:43:28 ID:9KKjrPbD
リアルタイムGJ!!
岡×村ってすげー久々だねw
面白かったよ。ありがd
835名無しさん@秘密の花園:2006/08/07(月) 21:27:38 ID:9KKjrPbD
今更だけど、ここの写真の主将タンとO菅タン(・∀・)イイ!!
ttp://www.pia.co.jp/info/joc/message.html

836名無しさん@秘密の花園:2006/08/08(火) 00:14:48 ID:oxpMJ4Zk
>>835
二人のポーズがかわいいね、姉妹みたいだ
あと、クロカンの二人もかっこいいおねーさんって感じヨイな
クロカンで入賞ってのもスゴイことだし
837名無しさん@秘密の花園:2006/08/08(火) 00:19:25 ID:oxpMJ4Zk
おっと、書き忘れましたが832さんGJ!
アンドーナツをつめたのはやっぱすぐりんなのかw

829さん、同志ですな
書いてるうちに短編だったのが長編になってたりする〜

まあ、おちついたら投下したいですね

838名無しさん@秘密の花園:2006/08/08(火) 07:19:33 ID:sve6Wxtw
【スポーツ】亀田試合で炎上した上村愛子さんブログ…閉鎖せず、カキコミもそのままに
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1154987775/

2ちゃねらーにブログ潰されたり
レズ萌えスレでレズにさせられてたり、
愛子タンが可哀想〜!! ><
839名無しさん@秘密の花園:2006/08/11(金) 17:08:19 ID:w4qzB2iO
もうすぐお盆休みだというのに。
GWの怒涛の投下状態が懐かしい・・・
840名無しさん@秘密の花園:2006/08/12(土) 14:41:05 ID:dfi+FF+L
夏季もインシーズンだというのにね。
841名無しさん@秘密の花園:2006/08/12(土) 23:57:46 ID:knEJLxXT
主将、イジワルをするの巻

岡「サユリったら、もうこんなにぐしょぐしょになって…いけない子ね」
大「だってオカザキさんがイジワルするから…」
岡「まだ最後までいってないわよ、ウフフ」
大「お願い、もう今日はやめてください…」
岡「ダ〜メ、今夜も寝かせないからね〜!」

そう言ってニヤリと笑うとトモミは、涙でぐしょぐしょになったサユリの耳元で
『フランダースの犬』の絵本を朗読するのだった。
842名無しさん@秘密の花園:2006/08/13(日) 22:15:25 ID:sgKCglQ8
来週のジャンクの予告にO菅ちゃん出てたね。
何でもやりますから・・とかってスポンサー見つかってないのかな?

後、何気にTVつけたら、いまどきごはん?にカー娘のオノ寺さん出ててΣ(゚Д゚;) おぉッ!
でもラスト10分くらいしか見れなかったorz
843名無しさん@秘密の花園:2006/08/16(水) 21:12:09 ID:20U92jGW
朋さん次長代理に昇進おめでとう
844名無しさん@秘密の花園:2006/08/18(金) 10:50:35 ID:Nxk5IcgN
なんかここも過疎ってますがマターリいきましょー
>841GJ!
次長代理さんは天然かつイヂワルなのだな。O菅タン、ガンガレ
>842
私も見たけど小野デリングがしゃべってる時間がなくてガッカリ
東はいいからもっとデリングの話を聞きたかったよ

あとアラカーさんが浴衣でCM出るみたいね
浴衣が似合ってとっても綺麗でした。
夏だけど冬スポの話題がまだ続いててうれすぃ〜
845名無しさん@秘密の花園:2006/08/18(金) 23:38:16 ID:o753vEZb
本当過疎ですなー

9月1日愛知で女性メダリストトークショーあるよな。
荒×岡×レスリングの人がゲストでさ。
行ける人が羨ましい…ニュースでやるかな?見たい…(*´Д`)

アラカーさんの新CMはマジで(・∀・)イイ!! ダイダイダイ…って言ってるのかわええ〜!!
846名無しさん@秘密の花園:2006/08/19(土) 02:06:06 ID:NfH9iCLn
朋美ねーさんのエロさに最近気付いたよ
かおる姫も美人だよね
そんなおいらは荒川村主ヲタなんだけどね
雪見大福可愛いよね
847名無しさん@秘密の花園:2006/08/21(月) 00:58:21 ID:ahJrnsrR
メダリストトークショーはJOCのスポーツ賞かなにかの面子だな
冬スポ好きの私としては愛子ちゃんも参加してほしかったけど
まだメダリストじゃないしな

しかしアラカーさんと姐さんの会話は見てみたい

姐さんはすぐりんとはメル友らしいが
848名無しさん@秘密の花園:2006/08/24(木) 20:49:47 ID:R5cQVBL+
ミリオネア見た人いる?
姐さん出てた・・・最初見れなかったけどミノに太股バンバン触られてたよ
一千万獲得したらトモミルクを発売したかったらしい
姐さんやっぱ美人だなー!
849名無しさん@秘密の花園:2006/08/25(金) 17:29:35 ID:H1OUnzb1
みの、触りまくりだったね、しかも綺麗とほめまくり。
でもみのに触られても動じない姐さん…。
後、橋本聖子が出てきて賞金はとーぜんスケ連に!
っていてたのがワロタ
850名無しさん@秘密の花園:2006/08/25(金) 17:41:52 ID:H1OUnzb1
それから今日はBSでJOCのコンサートの様子が放送されてました。
ゲストは愛子ちゃん、マリリン、林さん、小野寺さん、皆川さん、姐さん。

それからあらかーさんがビデオでコメント。
トリノの映像に合わせてオーケストラで演奏されてたんですが、
他にも長野やNHK杯の時の映像も映ってて良かったです。

ゲストのインタビューも流れたんだけど、
改めて皆きれいな選手ばっかだなーと感心。皆川ウラヤマス
まあ、皆川選手もかっこいいけどさ(スレチですが)

皆さん黒のドレスでおめかししててちょっと緊張気味でした。
851名無しさん@秘密の花園:2006/08/26(土) 17:45:36 ID:AbLPlJEG
しくった…
昨日なかのさん誕生日だったんだね、おめでとう!
852名無しさん@秘密の花園:2006/08/27(日) 21:00:06 ID:TgbP2Ylk
ここも落ち着いてきたしそろそろ再開したいよね
皆もういなくなっちゃったのかな?
次スレになった方が職人さんたちも投下しやすいのかな…とも思う
向こうと関連付けされてるって不安があるからね

新スレにする時はスレタイやらを変えて心機一転といきたいですなー
853名無しさん@秘密の花園:2006/08/27(日) 22:30:13 ID:dgeujwqc
ここの避難所もできてるのかな?
854名無しさん@秘密の花園:2006/08/27(日) 23:19:09 ID:FvCUr747
うーむ、やっぱりあっちと関連してるのがネックか。
職人さんたちはまだいらっしゃるのかな。
上の方で投下するのをためらってたりしてたけど。
855名無しさん@秘密の花園:2006/08/28(月) 20:35:30 ID:AyEYHxk1
あっちが凄い荒らされたのを見ているから、ここにも流れてくるんじゃって
不安があって今まで投下しませんでした。今は落ち着いてるけど、関連付けって
だけで投下が嫌だと思う職人さんもいるんじゃないかな…自分もそうだったし。

あちらとの関連はもうないようなものでしょ?
だったらここの残りを次をどうするかとかで消費しちゃって、完全に関連から切った方がいいと思う。

って言っても住人がどれ位残っているかだけど…
856名無しさん@秘密の花園:2006/08/28(月) 23:23:14 ID:P6sxIjTP
ここにも投下待ち居ますおノシ
857名無しさん@秘密の花園:2006/08/29(火) 00:31:45 ID:HDZTLIV8
気長に待ってますよ−。
858名無しさん@秘密の花園:2006/08/29(火) 21:24:13 ID:uX0ACVgC
それではマターリとこのスレ消費しますか?
次スレのテンプレとかあった方がいいのかな?
859名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 00:50:29 ID:fAXv4A+L
テンプレかー。あったほうがいいかもね
sage 嵐スルーの他に何か決め事ってある?
他のナマモノSSとか見ないんで、そこらへん詳しい人おせーて
860名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 09:49:18 ID:DH3Zc7PM
私もナマモノって良く知らないけど
ここに書いてある作品は全部フィクションです!!とか
注釈いれるとかw
861名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 15:34:00 ID:DH3Zc7PM
自分はオリンピック選手じゃない人も書いてたりするけど
おk?
862名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 17:47:13 ID:fAXv4A+L
>>860
フィクションは必要かもな。現実はこうだ!とか言われてもかなわんし
>>861
スレタイは五輪選手だけど、前にもアスリートスレにしちゃえばって話もあったし
いいと思うよ。ってかむしろ限定されると登場人物が減ってつまらん(-ω-;)

ちょっと聞きたいんだが、ここでは冬季選手メインでやるって事でおK?
アスリート全般となると夏季の競技も入るかなーと思ったので。
863名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 22:35:56 ID:DH3Zc7PM
とりあえず冬メインでいいんじゃないかなー
夏も入れるとなると結構膨大で話がとっ散らばるような希ガス


864名無しさん@秘密の花園:2006/08/31(木) 13:39:58 ID:tZ+nawkn
スレ埋めついでにこっそり投下
上の『森の秘密』の続編
865朝の秘密 1:2006/08/31(木) 13:43:39 ID:tZ+nawkn

夜明けの時間が過ぎても、森に囲まれたここはまだ空が群青の色のままだった。
朝靄が立ち込める中、外に出ると空気はひんやりとしていて木々の間から起きたての鳥の鳴き声が響く。
まだ暗い大きな樹木に囲まれながら、私はいつのまにか久しぶりに空手の型をしていた。
声を出し、拳を突くと呼吸するたびに体中に森の気が入り込んでくるようで気持ちが良かった。

「はー、さすがだねー、サユリかっこいいよー」

気がつくとトモミがテラスの手すりに寄りかかってこっちを見ていた。
コテージは少し斜面に立っているのでこちらからは見上げるように振り返る。

「押忍!」
「おおーっっす!!」

気合を入れて返事をしたら、彼女は顔を洗ったばかりなのか首にタオルをかけて、
さらにめちゃくちゃ元気な声で手を振っている。

「一度、やりあいます?」

からかい半分にたずねると

「いいよ、いいよ、遠慮しとく。サユリにはかなわないって。
サユリとやりあうのはリンクの上と…ベッドの上だけにしとく」
「……!」
「あーはっはっは、すぐ赤くなるー」
「もうっ、すぐそれなんだから!」

まったく…からかうつもりがすぐ反撃されてしまう。
それにしてもどうして、こう彼女の言葉にすぐ反応しちゃうんだろ。
朝の空気の冷たさが今度は頬をやたら熱くさせる気がした。

866朝の秘密 2:2006/08/31(木) 13:44:48 ID:tZ+nawkn

笑い顔のままトモミはテラスからトントンと降りてきて
そんな私の顔をいたずらっぽく覗き込むと大きく伸びをした。

「これからちょっと走るけど、君も来る?」
「うん」
「えーっとね、抜け殻コースとごつごつコースとあるんだけど」
「なに、その抜け殻コースってのは」
「なんかそこ走ってるとねー、必ずヘビの抜け殻見つけるんだよねー」
「まさか、それ拾って来るんじゃないでしょうね」
「え〜、だってヘビの抜け殻って珍しいでしょ。それに持ってるとお金が貯まるんだよ〜」

時々この人はこんな事を言うのだ。それがまた本気っぽいから無邪気というかなんというか…。
途中でヘビの抜け殻を持たされても困るので「ごつごつコースでいい」と答えた。

部屋に戻り、仕度をしてシューズを履きなおした。
二人で軽く準備体操をした後、帽子を被ると「行くよ」と短い掛け声で
裏の森の方へトモミは走り出した。
道らしい道はなくて、昨日の沢沿いを走っていく。
木の根っこや岩が沢山あって、なるほどごつごつしている。
おまけにちょっと湿っていて滑りやすくなっているから、うつむき加減で走り続けた。
867朝の秘密 3:2006/08/31(木) 13:45:44 ID:tZ+nawkn

だんだん登りがきつくなってきて、山の高い方へ行くんだろうな、とトモミの背中を見ると
陽が高くなってきたのか、木の間から光が差し込んで彼女の後姿に映るようになった。

「ほら」

不意に前を走っていたトモミの声がした。

「あそこ見てごらん。百合の花だよ、サユリの百合」

息をきらしながら、トモミは少し離れた傾斜に咲くうす桃色の花を指した。
樹木の根元の草に覆われた緑の中でそれは小さく揺れていた。

「ホントだ」
「いつもこの時季にここに咲いてるんだよ。これを見る度にサユリの事思い出すんだ」
「……」

私はその木陰にひっそり咲く野生の百合を見つめたまま立ち止まってしまっていた。

「…?どうしたの?」

後ろの気配がなくなったのに気づいたトモミの足も止まってこっちを振り返った。

「…ありがとう。すごくうれしい」

トモミが一人の時でも、自分のことを思い出してもらえてたんだ。
きっと彼女は何気なく言った言葉だったかもしれないけど、素直にうれしくて胸がじんとした。
868朝の秘密 3:2006/08/31(木) 13:47:02 ID:tZ+nawkn

「…ま、またぁ、ほっぺた赤くしちゃってさー」

思いがけない反応だったのかトモミは逆に照れくさそうに背を向けるとまた走り始めた。

「自分だってなんか赤くなってるよ」

自分も恥ずかしくなってトモミに追いつくと耳元でわざとからかうように囁いた。

「そ、そう?でもあれさー、ぜったい鬼百合だよね」
「もー!あれはオニユリじゃないよ、ササユリって言うんだよ」
「へー、よく知ってるねぇ」
「名前のせいか、よく百合の花もらうんだよね。だから知ってた」
「そっかー、わたしゃオオスガオニユリとヨシイコオニユリしか種類知らないから」
「なにそれー」

森の奥まで響き渡るような声で二人で笑った。
869朝の秘密 5:2006/08/31(木) 13:48:12 ID:tZ+nawkn

どのくらい走ったか、息が上がって汗ばんできた時

「もう少しね、行くと、開けた所があるから」

とトモミが声をかけてきた。
やがて10分くらいすると、明るい場所が見えてきた。
そこだけは高い木が生えていなくて、まるで小さな展望台のように平らで草地になっている。
急に草と日なたの匂いがした。昇り始めた太陽はすぐ横にあった。

「今日は、ここで折り返しね。まだ上があるけど、また今度」

息を切らしながらトモミは振りかえると、今度は顔を横に向けた。

「うわぁー…」

うながされてその方向に見ると開けたそこは急斜面で崖になっている。
落ちたら真っ逆さまだ。トモミはいつもこんな所を一人で走っているのだろうか。

「ね、いい景色でしょ」

私が下の方ばかり気にしていると、彼女はニコニコ笑いながら遠くを指し示した。
平地をはさんだ向こうの彼方には山脈が青くぎざぎざと空に並んで見えた。
今日は晴れて雲もあまりかかっていないから、まだ少しだけ白い雪が残っているのもわかる。
ほんの少ししか登っていないのに随分高い所にいるみたいに遠くまで良く見渡せた。
870朝の秘密 6:2006/08/31(木) 13:49:19 ID:tZ+nawkn

「あー、気持ちいいねー」

私は大きく深呼吸をして、手を空に高くのばした。
トモミはうなづきながら草の上に座ると、タオルでさっと顔を拭いて
腰に下げていたドリンクを飲んだ。
私もそのとなりに座って同じように自分のホルダーからドリンクを取り出した。
今日のはトモミが作ったスペシャルなドリンクで、何やら柑橘系のものらしい。
口にすると程よい酸味と爽やかな喉越しですーっと体に吸い込まれていくようだった。

「どう?おいしい?」
「うん、おいしいよ。何が入ってるの?」
「んふ、企業秘密」
「なんだー、じゃ、私のドリンクレシピも教えてあげない」
「っていうか、私のってわりとテキトーなんだよねぇ」

二人で笑いながら、また景色の方に向き直った。見るたびに山々も明るい色になっていく。
今日も暑くなりそうだな…。

「あの白いのって、雪だよね。いいなぁ、あそこは涼しいんだろうね」
「あの雪もね、多分真夏には消えちゃうんだろうけど」
871朝の秘密 7:2006/08/31(木) 13:50:51 ID:tZ+nawkn

さぁーっと涼しい風が吹いてきた。
するとトモミはその風の行方を追うように遠くの山並みを見つめたまま、
口にしていたドリンクのストローを放した。

「…前にさ、本で読んだんだけど、エベレストって何人にも登山家が亡くなってるんだって。
でも、誰もその遺体を連れては帰れない。
空気が薄くてヘリコプターも飛べないし、救助に行こうとしても大抵の人は体力が持たないから。
登山家だって、もしその場で遭難しそうな人を見つけても助けないのが暗黙の了解なんだって。
誰にも看取られないまま死んでいく人がいっぱい居るんだよ…雪と氷の世界で朽ちることもなくね。
その人がエベレストに登ったってことをみんなが忘れていっても遺体はそこにずっとある…」

「それに比べれば私たちは幸せだね。リンクで死んでも誰かが見ていてくれるだろうから」

頬が上気して額から首筋から汗が滴っているのに、
トモミは表情を変えずにまるで独り言のようにさらりとつぶやいた。

こんな事を口にするトモミは初めてだった。

私は不意に胸の中に冷たいものが走って、息が詰まるくらいに不安になった。
そして相づちさえできずにただ彼女の横顔を見つめていた。
872朝の秘密 8:2006/08/31(木) 13:52:50 ID:tZ+nawkn

「ああ、ごめんごめん。変なこと言っちゃって。あたし、リンクの上で死ぬ気全然ないから」

私の表情を察したのだろう。
彼女は上を向いて大げさに笑うと、なだめるように私の頭を軽くぽんぽんと叩いた。

「まあ、死ぬ気で気合いを振り絞る時はたくさんあるけどね」
「…うん」
「ははは、死ぬ気でやるとねぇ、生きてく力が強くなるってのも不思議なもんだ」

そう言うとトモミはちゅーっ勢いよく音を立てて、ストローをくわえておどけた表情をした。
でも私のドキドキはまだ収まりそうもなかった。私は思い切ってトモミに尋ねた。

「…私たちの頂上ってどこにあるのかな」
「…う〜ん、どこだろうね」

トモミは少し困った顔で笑って頬に手をあてた。

「前は金メダルだとか、世界記録だとか、そう思ってたんだけど、それだけじゃないような気がする」
「そうねぇ、見えないし、とんでもなく遠いものかもしれないね」
「…トモミはそんな見えなくてとんでもなく遠いものを目指すって挫けそうにならないの?」
「それはあるよ。しょっちゅう」
「ほんと?」
「うん、でもやめられない。どうしてかな。
ははっ、自分でもわかんないけど、多分息を吸うように自然になっちゃってるのかな。
やっぱりスケートが好きだから。こうしてサユリに会えたのもスケートのお蔭だしね」

膝を抱え、わざとらしく色っぽくウインクをしてみせると、トモミは口の端を横に広げて
いたずら小僧のように私の顔を伺ってニッと笑った。
873朝の秘密 9:2006/08/31(木) 13:53:52 ID:tZ+nawkn

「でも、ある日突然『スケートやめて、サユリのお嫁さんになる!!』って宣言しちゃうかもよ」

いきなりの言葉に私は面食らってちょっと体が引けてしまった。
そんな私の反応に彼女はしたり顔でこっちを見て大きな口を開けて笑った。

「えー、それは困るよー。トモミの作るカレー、辛すぎるもん!」
「あれは本格派なんだよ〜。…まったくサユリはお子ちゃまカレーが好きなんだから」

さっきの表情とのギャップが有り過ぎて、私はホッとしたような気が抜けたような脱力した気分になった。

「…なんだか、お腹空いてきちゃった」
「ははっ、朝ごはん、まだだったね。でもお腹空いてるって生きてるって証拠!」
「出たっ、岡崎先輩の決め台詞!『泣いても生きてるって証拠、苦しくても生きてるって証拠!』」
私がそう言うとトモミは空に向かって大きく笑いながら立ち上がって、体に付いた土を勢いよくはらった。
「あはは、じゃあ、どっちが朝ごはん作るか、コテージまで競争しよう!」
「ずっるーい!あたしここで置いていかれたら迷子になっちゃうよ!」

私たちはもう一度、遠くの山の景色を振り返ると来た道をまた走り出した。
森はさっきより明るく、樹木の香りが満ちていた。
874名無しさん@秘密の花園:2006/08/31(木) 13:56:11 ID:tZ+nawkn
どもでした。
よく見ると番号を間違ってしまったな。

ところで今日は報ステであらかーさんの特集がありますね。
また延期になりませんように。
875名無しさん@秘密の花園:2006/08/31(木) 15:16:23 ID:IBUnXNKH
GJ!

とりあえず冬メイン、賛成です。
今のとこ夏ものって出てないし、バレーはスレあるし…。
876名無しさん@秘密の花園:2006/08/31(木) 17:52:34 ID:nh+mMLLi
>>874
GJ!!久々に癒されたよ〜(´ー`)y─┛~~
>わたしゃオオスガオニユリとヨシイコオニユリしか種類知らないから
姐さんが言ってる姿を想像してワロタwww

報ステ忘れないようにしないと!
877名無しさん@秘密の花園:2006/09/01(金) 02:42:03 ID:su7URWte
報ステ、萌えた
あの美しさとバイタリティにやられた
荒川×村主カポー好きなんでよろしくお願いしまっす!
878名無しさん@秘密の花園:2006/09/01(金) 14:05:37 ID:Q/bAtOxu

福岡に勝っても、結局は、東京は負ける。
なので、2020年の候補地に名古屋が立候補するのだ!!
万博の次は、オリンピックだ!!
名古屋よ!!
もう一度、オリンピックに挑戦するんだ!!

【2020年】 名古屋オリンピック  【2020年】
http://sports9.2ch.net/test/read.cgi/olympic/1156952976/








         名古屋の国歌『名古屋はええよ!やっとかめ』
         http://www.ne.jp/asahi/fire/works/nagoya.htm

879名無しさん@秘密の花園:2006/09/01(金) 22:16:03 ID:4VT30gix
今日は姐さんとあらかーさんのイベントだね
トリノ後に姐さんが何かのインタビューで、あらかーさんがメダル取った後に
初対面なのに抱きついちゃって・・と言っていたのがあったなー

880名無しさん@秘密の花園:2006/09/01(金) 22:20:33 ID:4VT30gix
おっと!書き忘れたが、スグリンCOI静岡参戦みたいだね
仙台はユカリンみたいだけど静岡はトリノ入賞組で豪華だね
881名無しさん@秘密の花園:2006/09/02(土) 02:25:28 ID:wwNobWoO
んhkのニュースでアラカーさん、姐さん、吉田さんのトークショー
ちょこっと見ますた
なんか三人とも男前な感じですねーwカッコヨス

姐さんはあらかーさんが金メダルをとった時「ほっとした」とか
いってたよーな
主将としての気持ちが強かったんでしょうね
抱きついた二人の姿を見てみたかった

あと友人のすぐりんに対しても「メダルだと思ったのに残念だった」
と言ってたのでドキドキハラハラして見てたんだろうな
882名無しさん@秘密の花園:2006/09/02(土) 11:48:35 ID:fZC6YXEK
883名無しさん@秘密の花園:2006/09/02(土) 14:06:20 ID:blSuIrXe
こっちにも写真載ってたから貼っとくよ>トークショー
ttp://www.sankei.co.jp/news/060901/spo126.htm

んhkのニュースって全国版?今日はやらないかなー
884名無しさん@秘密の花園:2006/09/02(土) 22:22:07 ID:wwNobWoO
んhkのニュースは動画で見られるよ
>>882
ほんとだ
主将タンはあらかーさんを見つめているのであろうか
二人は長野に一緒に出ているが
姐さんはメダルを取って忙しくなってしまったので
あらかーさんとは会ったことなかったのかな
トリノで初対面とは意外だ
885名無しさん@秘密の花園:2006/09/02(土) 23:36:36 ID:blSuIrXe
>>884
d!動画見てきた。姐さんが途中(多分司会者を見てるんだろうけど)
あらかーさんの方を見て喋ってるのかと思ってドキドキしたw
最近、姐さんがヤバい…(;´Д`)す…すきなのか?!
886名無しさん@秘密の花園:2006/09/03(日) 22:54:25 ID:D3Me80Fh
名古屋のイベントって実際見にいけた人ってここにはいるのかな?
アラカーさんと姐さんの2ショットってホントに珍しいかも
>>885
私も最近この二人がきてるのよ、好きになりそうってか、なっちゃってる?w
スポーツとかあんまり興味なかったのに最近スポーツニュースを結構
見るようになってしまった

887885:2006/09/03(日) 23:54:25 ID:t0vQw3RP
おぉ!同士がいたー( ´∀`)σ)Д`)
今まで冬スポって自分がやらないから全然興味茄子だったけど、
鳥の後にアラカーさんと姐さん関係はTVとかで見るようになったな。

トークショーは行ってたらかなりヤバス状態だったかもw
888名無しさん@秘密の花園:2006/09/05(火) 00:02:28 ID:tC4lePZJ
アラカーさんベストGニストの選ばれたのねん
画像見たけど、釈ちゃんとの間に入ってた横浜市長がジャマだなと
思いますた
889名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 00:45:51 ID:Ly/dz/YR
『トリノノマモノ』


選手村に初めて足を踏み入れた日。
今日一日は歓迎のイベントやら説明やら取材やらでめまぐるしく過ぎていった。

選手村の敷地の中はイタリアらしくカラフルで、様々な国の国旗が掲げられている。
すれ違う度にいろいろな国の言葉が飛び交って、見たこともない道具を抱えた選手達もいた。

村内を探検していると、どこからか陽気な音楽が聞こえてきてダンスに誘われたり、
廊下で謎のおばちゃんに呼び止められ記念撮影をしてみたり。

どこか雑多な感じがしてまるでメルカートにでもいるような気分だった。

華やかなお祭りムードとこれから互いに競い合う緊張感。

頂点に立つその日の為に世界中からアスリート達が集まっているんだなと
改めてオリンピックの大きさを感じさせる。

そして小百合も赤と白の日の丸の旗が目に入ると、代表であることの誇らしさと責任感を感じる。

初めてのオリンピックでなんともいえない昂ぶる気持ち。
890名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 00:47:06 ID:Ly/dz/YR

そんなこんなで一日は過ぎ、時刻も深夜になろうとしていた。

一度はベッドに入って眠りにつこうとした小百合だったが、
どうしても寝付けなくて窓から外を眺めていた。

どこの国の部屋だろうか、まだぽつぽつと灯りはついている。
闇に国旗がはためいていて庭にも何人か人が歩いていた。

けれども昼間のにぎやかさは、なりを潜めていた。

そうだ、、、食堂は24時間開いてるって言ってたからホットミルクでも飲みにいこうかな。

小百合は隣で眠っている大津を起こさないようにそっとジャージに着替えると
散歩がてら食堂に行ってこようと部屋を出た。
891名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 00:52:48 ID:Ly/dz/YR
廊下を歩いていると少しだけドアが開いている部屋があった。

無用心だなぁ〜と小百合がそこを通りかかった時、部屋の中から声がした。

「どうしたの、小百合眠れないの?」

自分の事かと思って一瞬小百合は小さく飛び跳ねそうになるくらいどきんとした。
しかしその後小さな声で誰かが返事をするのが聞こえた。

「うん、、眠れないの、、、」

相手の声は大菅先輩だ。
でも今まで聞いたことのない甘ったるい声、、、。

あれっ、でもここ確か岡崎さんの部屋だったような、、。

小百合は首をひねってドアの隙間へ近づいた。

「なんだか、オリンピックに来てると思うとドキドキしちゃって、、、」
「しょうがないわね、甘えんぼさんになっちゃって。私が魔物に負けないように
 おまじないをしてあげる」

相手はやっぱり岡崎さんの声で、恋人を諭すような色っぽい声だった。
いつもと違う二人の雰囲気に小百合はドキドキしながら、息を殺し聞き耳をたてた。

会話が途絶えて少しベッドがきしむ音がした。
好奇心に背中を押されて、そーっと部屋の中を覗き込んだ小百合は思わず声をあげそうになった。
892名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 00:54:51 ID:Ly/dz/YR
ベッドの上で二人の影が座ったまま、肩を抱きあい、顔を寄せ合っていたのだ。
おまじないって、これって、キスしてるってこと〜?あの岡崎さんと大菅先輩が〜!!

信じられない光景に小百合は目がくらくらして床にへたり込みそうなった。

「朋美、お願い、もっと」
「ん、、、じゃあ、どこもかしこも私が清めてあげる」

戸惑いをさらに煽るような二人の会話に、覗いている自分の方が心臓をバクバクなって
体中から頭に血が上ってくるような気がした。

ファスナーが降ろされる音がして、シャツをめくられ、大菅の上半身が露わになると
朋美が首筋と肩にキスをし始めた。
やがてゆっくりと二人の体がベッドに倒れこむとそのまま二人は重なり合っていた。
時々シーツの擦れあう音と悩ましげな吐息が小百合の耳に入ってくる。

こ、これ以上はとても見てられないっ!!

顔を真っ赤にしながら、小百合はドアから音を立てないように慎重に後ずさりすると
そそくさとその場から離れた。

廊下をどのくらい歩いたか、自分を少し落ち着かせようと、冷たい壁に手をあて、
もう片方の手を胸にあてるとまだ早鐘のように激しく鼓動が打ち続けている。
893名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 00:57:35 ID:Ly/dz/YR
み、み、み、見てはいけないものを見てしまった、、、、、。

だいたいあの二人はお互いライバルで、今までそんな素振りなんか見せたことなかったのに。
大菅先輩が岡崎さんとああいうことしてるなんてありえないよ〜!
と思いつつ、さっきの光景が小百合の目や耳に焼き付いて離れなかった。

よろよろとたどり着いた深夜の食堂は人もまばらだった。
のぼせた頭を冷やそうと小百合はミネラルウォーターをもらうと一口ごくんと飲み込んだ。

はー、オリンピックだから、先輩も不安定になっちゃってるのかも、、。
でもあれってコイビト同士ってことなのかなぁ〜、、、。
女同士でキスするなんて酔っ払ったって私には考えられないよ〜。

帰り道はさっきの部屋を通らないようわざわざ遠回りして部屋に戻った。
隣のベッドでは子供のような顔をして大津はすやすやと眠り続けている。
小百合はベッドの潜り込むと頭から毛布をかぶったが、目をつぶってもなかなか眠れそうもない。

まずいなぁ、寝不足だと明日からの練習に響くし、、、。

仕方がないので小百合は自分が腹筋をしている姿を想像して数えながらなんとか眠ろうとした。

いーち、にー、さーん、しー、、、。

870位まで数えていた記憶はあるが、やっぱり眠れなくて途中でやめた。
そして明け方に少しうつらうつら出来た程度で朝を迎えてしまった。

二日目、大津の元気な声に促されて、眠い目をこすりながら小百合は集合場所に向かった。
894名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 17:36:50 ID:3D6eUKAz
よ・し・いちゃ〜ん!覗いちゃだめじゃんw
姐さんも部屋のドアくらい確認してからおこなわないとー

作者様GJですた!!また楽しみに待ってまーす
895893のつづき:2006/09/06(水) 23:54:36 ID:Ly/dz/YR
「おっはよー!吉井!」

通路を歩いていると後ろから来た大菅が大きな声で背中を叩いた。

「お、お、おーすがせんぱいっ!!」
その顔を見たとたん、小百合の声は思わず裏返ってしまった。

「あは、ごめんごめん。びっくりさせすぎっちった?」
大菅はカラカラと笑うとすました顔で小百合の隣を歩いた。

「いえ、あの、おはようございます」

大菅の様子はいつもと変わった所はないようだ。
しかし小百合の視線はついちらちらと唇や肩や首筋にいってしまう。

「どう?昨日はここに来て初日だったっしょ、眠れた?」

その問いかけにぎくりとして小百合はとっさに頭を下げた。

「あ、あの、昨日はすみませんでしたっっ」

大菅はへっ?と眉をひそめ首をかしげながら
「え?何言ってんの?吉井〜、あんた寝ぼけてんの〜?」
と小百合の頭をげんこつでぐりぐりした。

あっと思った小百合は慌てて首を振りながらまた頭を下げた。

「す、すいません。ちょっとボケちゃてて〜」
「もうー、トリノまで来てるんだからね。気合入れていきな!」

大菅はあきれた顔で背中をもう一度バシッと叩くと手を振りながら走っていった。
小百合はほーっとため息をつくと自分もゆっくり走り出した。
896名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 23:56:12 ID:Ly/dz/YR

リンクに着くといろいろな国の選手たちがそれぞれの国のカラーを纏って氷の上を滑ったりランニングしたりしていた。
天井や壁のあちこちにある五輪のマーク。いつもの国際試合とは桁違いの報道陣の数。

ああ、とうとうオリンピックで滑るんだ、、、。
選手村に着いたときとはちがう緊張感と高揚感に小百合は身震いがした。
そして見慣れた日本のウエアの集団を見つけると走り寄った。

監督やコーチの説明を受けた後、選手たちは合同練習まで思い思いにウォーミングアップを始めていた。

柔軟体操をした後、小百合は軽くランニングしながら少し場の雰囲気に慣れてくると、
ついついあの二人を探してしまう自分に気づいた。

大菅は男子選手と何か話をしながらベンチで靴を確かめているようだった。
岡崎の姿は見えない。

「吉井ちゃん!」
後ろから追いついてきた大津が声をかけてきた。

「どうしたの?今日はなんか朝から変だよ。やっぱ寝不足はよくないよ」
「う〜ん、、、オリンピックに来て緊張しちゃってるのかなぁ」

やっぱり挙動不審に見えるのかな、と小百合はちょっとあせって頭をかいた。
それだけじゃなくて、、、と思いながらまさか広美に事情を話せないし、、、。

「それは私も一緒だよー、お互い初めてなんだしさ」

大津はぐるりと辺りを見回して手を広げ、屈託のない笑顔を見せた。
心配させるのも悪いと思い、小百合も笑顔をつくってうなづくとしばらく並んで走った。
897名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 23:58:34 ID:Ly/dz/YR

「吉井さん、どう?オリンピックの会場っていうのは」

そろそろ氷の上に乗ろうと小百合が靴を履いていると外ノ池がリンクから声をかけた。
彼女は高校の先輩で同郷の言葉のイントネーションが耳に馴染みやすく、優しげな笑顔を見ると安心できた。

「はい、あの〜緊張します。やっぱりW杯の時とは全然違いますね。他の選手もリンクの雰囲気も」
「ははは、吉井さんでも緊張するのね」

外ノ池は笑いながら嫌味なくおっとりとした穏やかな声でそう言った。

「あの、外ノ池先輩はドキドキしたりしませんか」
「そうねぇ、オリンピックは魔物が住むっていうけど、、、、。どうなのかな。
 とにかくいつも通りでいれば魔物も寄ってこないと思うけど」

魔物か、、、。昨日のあれは魔物が見せた夢だったのかも、、、。

何気なく向いた視線の先には大菅がいて、談笑していたさっきの表情とは打って変わって
鋭い顔つきで何度もスタートの練習をしている姿が見えた。
898名無しさん@秘密の花園:2006/09/06(水) 23:59:16 ID:Ly/dz/YR
そうだ、余計な事を考えてる場合じゃない。今は競技の事に集中しなくっちゃ、、、。

自分にそう言い聞かせてうんうんとうなづいた時

「初めてだから誰だって緊張するとは思うけどね、あの大菅さんだってそうだったんだから。
 でもそれが面白くなれば、岡崎さんみたいになれるのかもね」

外ノ池から二人の名前が出て小百合はまた息が止まりそうになった。
またもや昨日の光景が鮮明に甦ってきて、顔が火照ってきてしまう。

ちがう、ちがう。あれは魔物が見せたおかしな夢なんだ、ぜったいそうに決まってる!!

小百合はバシバシと頬を叩いて気合を入れ、頭の中から昨夜の記憶を振り払った。
サングラスをかけ、上着を脱ぐと先に滑っていった外ノ池を追って冷たい氷上へと滑り出した。

899名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 01:22:20 ID:fwsiYBo3

夕食を終え、小百合は一人で部屋に残って着替えの整理をしていた。
ベッドの上で洋服を広げていると、ドアをノックする音がして
岡崎と同じチームメイトである渡邉が顔を覗かせた。

「吉井ちゃん、今日マフラーをリンクに忘れなかった?赤くてボンボンがついたの」
「あ、はい。そういえば、、、」

小百合は首筋に手を当てながら、帰り道どうも胸元が寒かったことを思い出した。

「それ、多分私のです」
「岡崎先輩が持ち主探してたよ。9時くらいに帰ってくると思うから取りに行ってね」
「はい、渡邉さんもわざわざすみませんでした。後で伺います」

廊下に出て、渡邉の後姿に丁寧に礼をすると腕時計で時刻を確認した。

あと1時間くらいか、、。早く片付けなくっちゃ。

選手団の主将で忙しいはずの岡崎があちこち尋ねている姿を想像して
小百合は申し訳なく思い、9時になると急いで部屋に向かった。
900名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 01:24:49 ID:fwsiYBo3
部屋の前に立つと、小百合は昨夜のことを思い出して少し躊躇した。
それでも大先輩である岡崎が自分のマフラーひとつのために手をわずらわせていると思うと、
恐縮してドアをノックした。

「岡崎さん、いらっしゃいますか。吉井です」
「開いてるからどうぞ」
「失礼します」

ドアを開け、深く頭を下げながら部屋に入った小百合は顔をあげてびっくりした。

ベッドには岡崎が座っていて、その膝の上には大菅が白いノースリーブ姿で顔を乗せ、しどけなく横たわっていた。
小百合が入ってきても驚く様子もなく、無言で誘惑するような視線をこちらに投げてきた。
いつもの豪快な先輩とはまるっきり別人で、大きな猫科の動物のようだ。

「あ、あの、、、」

ただならぬ雰囲気に押されて小百合が後ずさりをすると岡崎は優美な微笑を浮かべ

「いいのよ。さあ、こっちへ来て」

膝の上の大菅の頭をやさしく撫で、ゆっくりと立ち上がって小百合に近づいた。
手を引かれ、ベッドに座らせられると背中に大菅がぴったりと体を寄せてきた。
901名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 13:58:07 ID:fwsiYBo3
途中ですが
O菅タンは所属先が決まったようでヨカタ
後は今日は姐さんの誕生日オメ
902名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 15:46:25 ID:TC06rdWH
ザ・ワイドみてたら朋美姉さんキタ!
ハッピーバースデー♪
903名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 16:56:36 ID:mG1yQ0BE
O菅ちゃん良かったなー。独立宣言から結構時間経ってるから心配してたよ
>>902
姐さん見たかった…(;´Д`)

そろそろSS投下しようと思うのだが、やっぱアラカーさんのってまだ危険かな?
せっかく落ち着いてるのに荒れる元になったら悪いし…
904名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 18:15:38 ID:WLnoqYHy
続き来てた♪
よすぃーちゃん2人のマモノに狙われてる〜!
まだ続くんだよねwktk!
905名無しさん@秘密の花園:2006/09/07(木) 23:50:39 ID:zK84+uKN
>>903
大丈夫じゃないかな。今は何処のスレも落ち着いてるからね。
906名無しさん@秘密の花園:2006/09/08(金) 01:02:33 ID:w6adLx4T
荒れても徹底的にスルーすれば、自然にもとのスレになるさ
907名無しさん@秘密の花園:2006/09/08(金) 08:26:14 ID:8CLN4UqJ
あらかーさんのSS読みたいなぁ
908名無しさん@秘密の花園:2006/09/08(金) 20:39:22 ID:0Ml5df3w
荒×村の単発ネタです。

最近PCが調子悪いので、データの復旧に追われてたよorz
様子をみて不倫旅行の続きも落しにきまつノシ
909アイスCMネタ@:2006/09/08(金) 20:41:05 ID:0Ml5df3w

TV「50周年を記念して…(ry」

村「あ〜!このCMやっと見れたぁ〜」
荒「え…(ちょ…恥ずかしい)」
村「ねぇ?ゆうこりん可愛かったぁ?」
荒「ん〜やっぱり芸能人だからねぇ」
村「あの子天然っぽいよねw」
荒「(フミエさんも天然じゃんw)」
村「ん〜?なぁに?」
荒「いや…(何も言ってないのに…聞こえたの?!)」
村「ねぇ…またさ〜このCMも再現してくれる?見たいな〜!ダイダイ…って言ってるの」
荒「え!!」
村「私が〜ゆうこりんやるからぁ。お願いッ」
荒「え〜ッ!(でも、フミエさんのゆうこりんって見てみたいかもw)
  じゃあ…特別に良いよ」
村「本当!わーい(はぁと)」
荒「じゃあね、50周年のとこを(付き合って)1周年に変えて言って貰える?」
村「???良いけど…」
荒「はい!ドゾー」
村「コホン!…1周年を記念して!」
荒「好きなだけ甘えて良いよ券とエッチの時の受け攻めチョイス券プレゼント!(ニヤり)」
村「え!!何それ!」
荒「私、フミエさんが大好きなんです!」 ←無視して続ける人
村「…シズカちゃん///」
荒「ほら〜次はフミエさんの番だよ(ニヤ)」
村「…またそうやって意地悪してぇ」
荒「早く〜w」
村「…私だって…その…大好…」
910アイスCMネタA:2006/09/08(金) 20:42:17 ID:0Ml5df3w

荒「カット!!CMで言うと“雪見が”の部分省略してませんか〜?(ニヤ)」
村「だって…これじゃあCMと違うし(モジモジ)」
荒「なぁに?良いんだよ〜これで。早く続けてよw」
村「も〜ッ!」
荒「私の台詞のとこからもう1回やろうか?」
村「…じゃお願い」
荒「私、フミエさんのそうやって照れたりして可愛いところが大好きなんです!(ニヤ)」
村「!!(さっきと違うわ…)」
荒「…(さっきと違うから驚いた?w)」
村「(こうなったら、いつものお返ししちゃうんだからw)えぇと〜…」
荒「(おぉ!今度はちゃんと言ってくれるかなw)」
村「私なんて、シズカちゃんのそうやって意地悪なところや、キス…した後に
  私と目が合うと照れ笑いしてるのを隠そうとしているのとか…一緒に寝ている時に
  さりげなく布団をかけてくれてるのとか…もう!全部が大好きなんです!!(早口)」
荒「え…///」
村「ふぅ…。あ…///」 一気に色々言ってみたものの、後から恥ずかしさがこみ上げてきたスグリ。
荒「…。(今のって…!)」 
村「ちょっとぉ〜!何黙ってるのよぉ///」
荒「いや…だって(まさか、フミエさんの口からあんなことが!)」
村「その後のダイダイダイって…聞きたいのにぃ」
荒「…。(っていうか、フミエさん…かわええ〜!)」
村「???」
荒「あの〜…続きはベットでにしませんかぁ?(もう我慢できん!!)」
村「え…?…もぅ!エッチなんだからぁ///」

相変わらずのバカップルなのでした。

【おわり】
911名無しさん@秘密の花園:2006/09/08(金) 21:13:34 ID:jjD6UzrM
アイスネタGJ!!
めっちゃニヤけた〜W
スグリン可愛いW


そろそろ次スレだね。何方か、テンプレとか仕切ってくれる方いませんか?
912名無しさん@秘密の花園:2006/09/08(金) 21:18:40 ID:8CLN4UqJ
雪見ネタGJ!萌えたよー!
913名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 14:17:27 ID:yzRKnF5g
次スレどうしようかねー。スレタイ名とかどうしますか?
とりあえず↑の方でテンプレの話が出てたのをまとめると・・・

・sage厳守 ・嵐はスルー
・ここの物語は全部フィクシンョンで登場する人物とは関係なし
・冬スポのアスリート限定

くらいかな?後足りないものってなんだろー
登場人物やレス中での名前表記とかはどうする?
914名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 17:16:15 ID:CiXwcr3J
ここは、そんなに荒れないから、あんまり神経質にならなくてもいい気もするな。
名前かくのは、平仮名か片仮名で書くぐらいでいいんじゃない?
職人方の意見はどうなのかな?
915名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 21:14:19 ID:03j5ItN2
>>914
私もSSたまに書いたりしてますが、いつも名前の表記に迷っていたので
一応簡単な決め事とかがあると書きやすいかなーと思って。
平仮名、片仮名が無難ということですかね?

それよりもスレタイ名は変えた方がいいのでは?と思うのは私だけ?
皆が今のままでいいと思うなら、それで良いんだけど・・・
916名無しさん@秘密の花園:2006/09/10(日) 23:40:15 ID:g9LAWNVL
スレタイは冬スポ限定なら変えた方がいいとオモ
なにかいいのあるかな
917名無しさん@秘密の花園:2006/09/11(月) 18:06:09 ID:PatjoCYE
冬季あすりーと、みたいな感じでいいんじゃない?
918名無しさん@秘密の花園:2006/09/11(月) 21:49:02 ID:YDS7anZm
「冬 季 あすりぃと」
心配性なので半角スペース入れてみたw
919名無しさん@秘密の花園:2006/09/11(月) 23:06:59 ID:PatjoCYE
>918
それでいいと思う。
それにしても、何気に過疎ってるね〜
920名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 02:30:35 ID:gzNyPdnE
じゃあ梅ついでに投下!
荒×岡で旅行ネタのつづき。長めなのでわけて投下します。

姐さんの年が34歳になってますが、誕生日前に書いてたものなので気に
なさらぬように…。姐さん今35歳でいいんだよね?
921T&S 帰れなくなった二人@:2006/09/12(火) 02:33:52 ID:gzNyPdnE

まだ、雨が激しく屋根を打ちつけている。

あれから…私は朋さんにしばらく抱き締められていた。
「今日は帰れないよ…」 と言われた途端に全身の力が抜けたのを
覚えている。それからは、頭がボーッとしていて何も考えられないでいた。


私が少し落ち着いてきたのを見て、朋さんはコテージの電話に向かった。
私はまだ何も着ていなかった体にシーツを纏って朋さんの方を見ていた。
私の視線に気付いた朋さんは、時折私を気にしながら話を続けていた。


電話が終わり朋さんはキッチンに向かうと、ホットミルクを持って来てくれた。
そして、シーツを纏っている私に「風邪引くよ。服着なさい」 と言った。

「何笑ってんの?」
「だって…お母さんみたいだったしw」
「お母さんみたく言ったもん。ほら〜早く着なさいよ〜」
「ヤダ!まだこのままで良いの〜!」
「何で?寒くないの?」
「ん…じゃ、とりあえず下着だけ付けようかな」

いつも恥ずかしくてあんまり甘えたり出来なかったけど、今日は素直に甘えてみるつもり。
だって、せっかく雨でもう1泊一緒にいられる事になったのだから…。
922T&S 帰れなくなった二人A:2006/09/12(火) 02:35:45 ID:gzNyPdnE

朋さんが洗面所に顔を洗いに行くと、私もその後ろにひょこひょこついて行った。

「シズカさぁ、何か犬みたいw」
「犬?尻尾振って朋さんに懐いてるみたいな?」
「そうそうw…どうしたのー?何かいつもと違う感じ…」
私は後ろから朋さんの腰に抱きついた。
「…今日はずーっと朋さんに甘えるって決めたの。いい?」
「え…良いって言うか〜」
「何?」
「何それ…かわいすぎw」
「え///」
「やばいよ〜!シズカ〜(ニヤニヤ)」
「もう…バカ…///恥ずかしいの我慢して言ったのに(ボソっ)」
「え?」
「とにかく〜今日は甘えさせて頂きますので!!そいう事で!!!」
「はいはい。どうぞ〜(ニヤ)」

朋さんは私が甘えると言った事が嬉しかったのか、部屋に戻ってからも
一人で思い出し笑いをしたりして…ウケるw
923T&S 帰れなくなった二人B:2006/09/12(火) 02:37:40 ID:gzNyPdnE

窓から外を眺めていたら朋さんが隣りに来た。

「ちょ…くすぐったいよ〜!」
「え?(ニヤ)」
「腰に手ぇ回してさ〜。エロいよ〜!」
「シズカの腰さぁ、細いから…こう…掴みたくなるって言うか〜w」
「何よ〜w」
「下着姿だし…余計に触りたくなる…って言うか〜w」
「もう!話しながらサワサワしないでよ〜w」
「これは〜自分の意思とは別に…勝手に手がさぁ(ニヤ)」
「勝手にねぇ…って。んなわけないじゃん!」
「あははッ…汗」
「まだ午前中なんですけど〜w」
「そうだよねぇ(-ω-;)」
「困った34歳だねぇ〜」

そう言うと、私は朋さんの手を取りベットに連れて行った。

「…いいよ…抱いても///」
「え!!」
「だから〜///…来て?」
「ちょ…マジで?(ニヤけまくり)」
「…うん。もぉ〜〜!何回も言わせないでよぉ///」
「はい!…じゃあ…(ゴクっ)」
924T&S 帰れなくなった二人C:2006/09/12(火) 02:39:12 ID:gzNyPdnE

じゃあ…と言いながらも朋さんは私の方へなかなか来ない…。

「どうしたの?」
「いやぁ…あんな誘われ方したらねぇw」
「え…?」
「って言うか、本当ニヤける〜wwww」
「ちょっとぉ〜!」

ニヤニヤしていてなかなか手を出して来ない朋さんに抱き付いた。

「おっ!抱き付かれたよwww」
「いいでしょ〜。……ねぇ〜?」
「ん?なーに?」
「ね〜〜〜ぇッ?」
「だから何よ〜甘えてんの?」
「バカ…!」
「もしかして…早く抱いて欲しかったの〜?(ニヤ)」
「……そんな事…言えないもん///」
「へぇ〜(ニヤ)」

朋さんはやっと私の上に跨ると、両手を押さえつけてキスをしてきた。
925T&S 帰れなくなった二人D:2006/09/12(火) 02:40:44 ID:gzNyPdnE

そして、手を押さえつけたまま朋さんの舌が首筋から胸の方へ。
「うぅ〜ん…あ…ヤダぁ〜…」
「感じる?」
「あぁ……」
「ん〜〜〜?」
朋さんは私の乳首を舌で転がして遊んでいる。
「遊ばないでよぉ…」
「ふふっ。可愛い…」
「早く…下も脱がせて…///」
朋さんに乳首を弄ばれ、私のパンティはもうビショ濡れだった。
「脱がせて欲しいの?」
「…うん///」
私の足をグィっと広げると、パンティの上から感じる所をなぞられて声が漏れた。
「はぁ…ッ…」
「シズカ〜すっごい濡れてるよw」
「…そんなに見ないでよ…」
「こんなに濡らしちゃって〜本当エッチな子w」
更に足を広げられ、朋さんに見られている恥ずかしさで頬が熱くなった。
「ねぇ…?シズカはどうして欲しいの?」
「え…///」
「触って欲しいの?それとも…(ニヤ)」
926T&S 帰れなくなった二人E:2006/09/12(火) 02:43:04 ID:gzNyPdnE

私のアソコは朋さんに見つめられているだけでトロトロで…。
どんどん蜜が溢れ出してくるのが自分でもわかるくらいだった。

「ねぇ…?」
「ん…朋さんの…好きにしてよ///」
「じゃあ…(ニヤ)」
朋さんは私のパンティを脱がせると、仰向けになって口元に来るように言った。
「そんなの…恥ずかしい///」
「いいから〜おいでよwww下から舐めてあげるから」

朋さんに促され、私はしぶしぶ朋さんの顔の所に跨った。
そして…朋さんの唇と私の下の唇が重なり合った…。

それからはもう夢中で…。
気持ち良さで腰が勝手にうねり、朋さんの口元には私の蜜がいっぱい付いてしまった。

「口元…シズカにこんなに汚されちゃった〜(ニヤ)」
「…何か朋さん凄くエッチ…///」
「え?シズカがでしょ?」
「もう…///」
「あんなにガンガン動くんだもんwww気持ち良かった?」
「…しらな〜いw」
「気持ち良くない訳ないよね〜w」
「だから〜しらないってば!」

終わった後のこんなやりとりも、私は何か楽しくて…。
朋さんとこのままずっと一緒に居られるんじゃないかっていう錯覚にさえ陥りそうだった。
927名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 05:53:44 ID:2kAruNqc
朝からニヤけたわ〜W
グッジョブ!!
928名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 09:40:08 ID:Dvy2Jm8l
>>920
GJ!なんか甘えたのあらかーさんがカワイイな
>>918
いいね!「冬 の あ す り ぃ と」ってなんかチョコレートにありそうでおいしそ
929名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 09:43:37 ID:Dvy2Jm8l
う。まちがえた
「冬の」じゃなくて「冬季」ね
冬季限定チョコってのもあるけどスマソ
930名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 16:54:21 ID:RHdhpdKv
にゃんにゃんシズカが可愛すぎるんですけどwwwwww
931名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 17:01:57 ID:mDuj9QNU
しー様がシーツにくるまってるとこ想像したらニヤけました笑
職人様GJ!!
932名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 22:14:03 ID:gW1cggG/
GJですた!
毎度ながら楽しみにしてます。

旅行中、みきや小百合はどーしてるのか気になる!
933名無しさん@秘密の花園:2006/09/12(火) 23:50:16 ID:TULuRGHk
旅行ネタにレスdくす!
自分の妄想にニヤけてくれた方がいて嬉しかったっす(ノ∀`*)
では続きどぞー
934T&S 帰れなくなった二人F:2006/09/12(火) 23:51:25 ID:TULuRGHk

二人で居ると、あっという間に時間が過ぎていく。

あれからずっとベットでイチャイチャしていたが、お昼の時間になったのを
きっかけに、私達はベットから起き上がった。

朝食で食べるはずだったパンを頬張り、コーヒーを飲みながら外を眺めた。
雨は…朝よりはだいぶ小降りになってきたが、まだ降り続いている。

「あー!雨だと暇だね」
「そうだね〜。体動かしたり出来なくて嫌でしょ?」
「うん…。これ食べたらトレーニングでもしようかな〜」

こんな所に来てまで…と思ったが、常に高い所を目指している彼女には
本当はこうしている時間も惜しいのだろう。

「トレーニングって?」
「器具はないから、腹筋とか背筋とか?」
「あぁ…。じゃあ、足押さえてあげるよ」
「おぉ!マジで〜(ニヤニヤ)」
「何よ〜w」
「嬉しいなぁと思ってさ!」
935T&S 帰れなくなった二人G:2006/09/12(火) 23:52:33 ID:TULuRGHk

私達は昼食を済ませると、動きやすいようにTシャツとジャージのパンツに着替えた。

「じゃあ、まずはストレッチだね」
「何か…コーチみたいw」
「ははッ。では〜ビシバシ!いきますのでw」
「はぁーい!」

朋さんはとても楽しそうにストレッチをしていて…。
それを見ている私までも自然と笑みがこぼれていた。

「そろそろ腹筋やるかな!」
「うん。…じゃあ足に乗っかっても良い?」
「…(ニヤニヤ)」
「何…そのいやらしい顔は!」
「別にぃ〜www早く乗っかってよ」
「うん…乗るよ?」
「やっぱトレーニングは素足にかぎるねぇ(ニヤ)」
「ちょ…///変な事考えてるでしょ!」
「え…まぁ、少しはw」
「足で変な事したらダメだからね!!」
936T&S 帰れなくなった二人H:2006/09/12(火) 23:54:03 ID:TULuRGHk

私は朋さんの膝の上に顎を乗せて腹筋している様子を見ていた。

「シズカ〜そこに顔があると…笑っちゃうよw」
「え〜だって、このほう楽だもん」
「起き上がる度にキス…したくなるし〜(ニヤ)」
「もう…そんな事ばっかり言ってw」
「本当にしていい?」
「え…」
「その方が効率上がりそうなんですけど〜(ニヤ)」
「ウソつきw…でも、本当かどうかやってみる?」
「うん!やるやる!!」

朋さんは本当に腹筋で起き上がる度に私にキスをしてきた。
何回もされるうちに、軽いキスだけじゃ物足りなくなってきた私は
朋さんの首に手を回して強引に舌を割り込ませた。

「んん…ッ!!急に何すんの〜」
「…いーじゃん!したくなったんだからぁ」
「エロwww」
今度は足の間に強引に入り込んで覆い被さってのキス…。
「ちょ…///」
「…(そのまま抱きついてる)」
「シズカぁ…」
「このままでいーの!」
「いやぁ…汗くさいよ〜絶対…」
937T&S 帰れなくなった二人I:2006/09/12(火) 23:55:29 ID:TULuRGHk

「別に…朋さんの匂いしかしないよ?」
「でもね〜…」
「いーのッ!もう!…つべこべ言わない!」
「あ…はい…」

私は朋さんの胸に耳をつけて心臓の音を聞いていた。
ドキドキドキドキ…。何か…いつもより心拍数が早いようなw

「ねぇ…心拍数早いよw」
「え…そ、そう?」
「うん!でも…何か落ち着く〜」
「(あたしは落ち着かないよ)」
「朋さん温かいし〜」
「あの…さ…」
「んー?なに?」
「この体勢は嬉しいんだけど…やっぱ汗が気になる…」
「じゃあシャワー浴びる?あ、お風呂の方がいっか〜♪」
「う、うん。(はしゃいでると幼いんだよね〜w)」
「一緒に入りたい?」
「え…シズカが良いなら。あたしはどっちでも…」
「はっきり言わないと〜ダメwww」
「入りたい…かな(ちょっと…言わされるのって恥ずかしい)」
「よろしい♪では、入る準備をするとしますかッ!」

そういえば、旅行は1泊2日の予定だったんだ…。
替えの下着やらがないのに今更気がついた。コテージには洗濯機がないから、
とりあえず下着だけを手洗いして干しておく事にした。
938T&S 帰れなくなった二人J:2006/09/12(火) 23:56:45 ID:TULuRGHk

――その時、コテージの電話が鳴った!―――

「ん?オーナーから電話かな?…もしもし?オカザ―」
「あ!やっぱりココだったんだ!!」
「え…?サユリ…!!」
「昨日から携帯は繋がらないし、部屋にかけても出ないし…
 まさかいつものコテージにこもってたとはね〜」
「あ…うん」
「良かった〜やっと捕まって!心配したんだから〜」
「ゴメンね。こっち、昨日から大雨で…今日も泊まる事にしたんだ」
「え…大丈夫?」
「あぁ…食料もなんとか間に合いそうだし」
「一人で行くくらいなら、何で私も誘ってくれないかな〜?」
「あ〜。今回は一人で…こもりたかったから(汗)」
「寂しくないの?」
「寂しくない…よ」
「何それ!せっかく彼女が寂しい?って聞いてるのに。
 気の利いた事くらい言えないの〜?」
「あぁ…ゴメン」
「どうしたの?今日は元気ないんじゃない?」
「ちょっと…疲れてるのかも…。帰ったら電話するから」
「うん。わかったぁ〜。じゃ、明日気をつけて帰ってきてね?」
「うん。じゃあ…」

彼女と電話している朋さんを見て、一気に現実に戻された気分だった。
939名無しさん@秘密の花園:2006/09/13(水) 05:26:12 ID:k+QwZAyg
続きキテターー(^∀^)GJ!
940T&S 帰れなくなった二人K:2006/09/13(水) 19:00:13 ID:GM5ULLF8

彼女との電話が終わっても、受話器を見つめたままの朋さん…。
彼女に嘘をつき、私とこうしている事に罪悪感を感じているのかもしれない。
私はそんな朋さんの後ろ姿が堪らなかった…。

ようやく私の方に振り返った朋さんの顔は、無理に作った笑顔が痛々しかった。

「あ〜…電話、サユリからだった…」
「うん…」
「ゴメンね?」
「何で謝るの…?」
「いや〜。何か…」
「嘘…ついたから?」
「…。」
「彼女…朋さんがここにいるって知ってたんだね?」
「いや、色々電話してたみたい…。このコテージは私がよく一人で使ったりしてるから」
「そう…なんだ…」


さっきまでの楽しい雰囲気が一転して曇った。
私も朋さんも何を話したらいいのかわからなくて、お互い黙り込んでしまった。
941T&S 帰れなくなった二人L:2006/09/13(水) 19:01:13 ID:GM5ULLF8

旅行に行く前はわかっていた…。
二人で旅行へ行ってしまったら、自分の気持ちに嘘がつけなくなる事を…。
でも、どうしても一緒に行きたいという誘惑に私は負けたのだ。


私は朋さんがずっと好きだったし、忘れられなかった…。


「…ちょっと…外行って頭冷やしてくる…。」
「え…でも雨降ってるし……シズカ!」

朋さんの顔を見たら泣いてしまいそうだったので、返事もしないまま玄関から外に出た。
外に出た途端、横からの雨が全身に張り付いてくる…。

雨に濡れる事は全然気にならなかった。むしろ、雨が降っていた方が都合がいい…。
朝にも泣いたせいか、今日は異常な程に涙腺がゆるくなっている。

私はコテージから見える大きな木を目指して走ることにした。
走り出したのと同時に、コテージのドアが開く音が聞こえた。
朋さんだ…。
思った以上に足場はぬかるみ、転びそうになるのを必死で堪えるのがやっとだった。


すぐに腕を掴まれ、「風邪ひくから部屋に帰ろう」と言われた。
腕を振り払おうとしてもビクともしない…。
私はただ…俯いたまま子供のように首を横に振っていた。
942T&S 帰れなくなった二人M:2006/09/13(水) 19:02:00 ID:GM5ULLF8

そんな私の抵抗も虚しく、すぐに部屋に連れ戻された。
外に出ていたのは少しの時間だったが、全身はびしょ濡れで早く服を脱がないと
風邪をひいてしまう。
朋さんは私の服を脱がせると、先にお風呂に入るように勧めてくれた。


お風呂から上がってすぐに、部屋の中に干された服が目についた。
私がお風呂に入っている間に朋さんが全部干してくれたのだ。
結局、私のした行動は朋さんを困らせただけ…。


「…朋さん」
「あ、ちゃんと温まった?」
「うん…あの…」
「私も入ってくるね?あ、体冷えてると思うからお酒でも飲んでて?」
「うん…。」
「それと、替えの服がないから寒かったら布団に入ってるように」
「はい…。」

朋さんに言われた通りにベットに腰をかけてワインを飲んだ。
ワインが喉から落ちていくごとに体は温まり、気持ちも少しは楽になった。
朋さんがお風呂から上がってきたら、さっきの事を謝ろう…。
943T&S 帰れなくなった二人N:2006/09/13(水) 19:02:46 ID:GM5ULLF8

お風呂から上がった朋さんは、バスタオルだけを身に纏った姿で私の前に現れた。
そのまま鏡台の前に座り、髪を乾かし始めている…。
その姿をぼーっと眺めていたら、鏡越しに朋さんと目が合った。
目が合った瞬間、心臓がドキっと大きく脈打つのがわかった。


髪を乾かし終えた朋さんは私の方へ向かい、ベットに腰をかけてお酒を口にした。

「ふぅ…温まった。寒くない?」
「うん…大丈夫…」
「服が乾くまでベットで大人しくしてるしかないね」
「…。あのさ…」
「ん?」
「さっきの事だけど…」
「あ〜。その話はやめない?」
「でも…」
「私がシズカの立場なら、きっと同じ気持ちだったと思う…」
「…。」

私も朋さんも黙ってお酒を飲んでいた。
窓に目をやると、雨はやんで雲の切れ間から光が見え始めていた。
944T&S 帰れなくなった二人O:2006/09/13(水) 19:03:44 ID:GM5ULLF8

私達の関係は、昨日から降り続いていた土砂降りの雨と同じだ。
心の雨はこの関係が始まった時から、やむ事を忘れてしまったかのように
ずっと降り続いている。そして、行き着く先さえ見なくしてしまったのだ。



でも…。
もしかしたら…この空のように…。



空を覆っていた雨雲が風に吹かれて流され始めている…。
私達はどちらからともなく唇を重ねた…。


窓から差し込んできた一筋の光が、私達を照らし出し始めていた。



【おわり】
945名無しさん@秘密の花園:2006/09/13(水) 19:10:28 ID:GM5ULLF8
書き終えていたものなので一気に投下しちゃいました。
最後まで埋めれなくてスマソorz
946名無しさん@秘密の花園:2006/09/13(水) 21:52:34 ID:s9DfNiEq
終わってしまった。
終わってほしくなかった…
947946:2006/09/13(水) 22:09:48 ID:s9DfNiEq
ごめんなさい。
>>945さんにお礼も言わないで。
ありがとう!
楽しませていただきました。
948名無しさん@秘密の花園:2006/09/13(水) 22:19:16 ID:sHe62N/b
グッジョブ!!
長編お疲れさまでした。凄く良かったです。
949名無しさん@秘密の花園:2006/09/13(水) 23:28:20 ID:VHaFVVRZ
ん〜、なんか最後せつなかったけどGJ!>>945
これからまたなにか展開があるのかしら、、、
だとしたら続きもぜひ
950名無しさん@秘密の花園:2006/09/14(木) 02:20:08 ID:s2DOXZaF
深夜にウルウルしてしまったーGJです!
シズゥも朋さんもかなり好きだから切ない・・・
良作ありがとうございました!
951名無しさん@秘密の花園:2006/09/14(木) 23:58:18 ID:mD2nCwgK
それでは梅ついでに900の続き↓
952名無しさん@秘密の花園:2006/09/14(木) 23:58:55 ID:mD2nCwgK

「吉 井、、、昨日、私達の事覗いてたでしょ」

小 百 合の肩に顎を乗せ、髪に指を絡ませながら大 菅がしっとりとした低い声で耳元で囁いた。

「い、いいえ。私はなにも見ていません」
いきなり核心をつかれ、小 百 合は動転したがここは白を切りとおすしかないと首を振った。

「覗き見するなんて悪い子ね」
岡 崎も色っぽい流し目で小 百 合の前で腕組みをして立っていた。

「私達が何をしていたのか知りたい?」
「ほ、ほんとに私なんにも、、、」
「誰にも言ってはダメよ」
「だ、だ、誰にも言ってませんっ」

膝をぎゅっとつかんで小 百 合はうつむくと、これから何が起こるのか予想の出来ない不安に身を縮めた。
953名無しさん@秘密の花園:2006/09/14(木) 23:59:47 ID:mD2nCwgK

「じゃあ、その約束のしるしに、、、、」

大 菅は小 百 合の顔に頬を寄せると背後から白い腕を伸ばして、柔らかく両手で抱きついてきた。
さらさらした髪と肌の擦れ合うのがくすぐったくて、彼女の指が肩や胸に触れると背筋がぞくぞくする。
爪先から髪の先まで痺れる様な感覚が襲ってきて身動きひとつ出来ない。

「あ、、、」

抱きすくめられたまま恐る恐る岡 崎を見上げると、彼女は妖しく微笑んで小 百 合の肩に手を置いた。

目の前に影が落ちて彼女の顔が近づいてくる。

もうダメ〜!お父さん、お母さん、小 百 合がいけない世界に行くのをお許しください、、、。

小 百 合は観念して目をつむり身体を固くした。
954名無しさん@秘密の花園:2006/09/15(金) 00:57:00 ID:F9JlL4p4

突然、抱きついていた大 菅の体がぷるぷると震えだし
「あーはっはっはっはー!!」
弾かれたように大声で笑い出すと、そのまま小 百 合の体から離れてベッドへ倒れこんだ。

「もーだめー、岡 崎さん、これ以上は無理だよー!!」
「?!?!」
「もう、あの吉 井の顔ったら、あはははは、腹筋いてー」

大 菅はベッドの上でジタバタして笑い転げた。
岡 崎もうつむいてぷっと吹き出すと仰け反りながら大笑いをした。

「はははは、、!」
「吉 井ちゃん、カワイイー!!」
さらにベッドがガタガタと揺れたかと思うと壁の間から外 ノ 池と渡 邉が笑いながら姿を現した。

「ど、どーしたんですか!!なんで皆ここにいるの?」

まったく事態を飲み込めない小 百 合は目を白黒させて4人の先輩達が笑い転げている姿を見回した。

「ははは、、ごめんねぇ、吉 井ちゃん、
 オリンピックに初めて出る人ってみーんな岡 崎先輩のコレに引っ掛かるんだよー」
「えっ、じゃあ、、、みんなうそー?」
「実は大 津や他の子たちもみんなグルだったんだよ」
渡 邉が目に涙を浮べ、ちょっと申し訳なさそうにそれでもまだお腹を抱えながら言った。
955名無しさん@秘密の花園:2006/09/15(金) 00:57:49 ID:F9JlL4p4
呆然としている小 百 合に寄りかかりながら岡 崎も息も絶え絶えになるくらい笑っていた。

「ごめんごめん、今回はよりリアルに騙そうと思って大 菅にも協力してもらったのー」
「あーははは、吉 井、お前本気で岡 崎さんとキスしようと思っただろー」
「だ、だってだって、、、、あ、もしかして大 菅先輩としてたのも嘘ー?」
「あったりまえじゃん、どう?岡 崎さん私の名演技」
「いやー、女優になれるよ、大 菅。私がオリンピック出られなくなったら、この役あんたに頼むわ」

二人は顔を見合わせながらウインクをしてまた爆笑した。

な、なんてことなの!昨日から悶々としてた私の気持ちはどこへぶつけたらいいの〜!!

「戸 ノ 池先輩や渡 邉さんまで!みんなでこんなことするなんてもう知りませんっ!!」

真っ赤になった小 百 合はどうしたらいいかわからなくなって両手で顔を覆った。

「さ、これでリラックスできたでしょ。明日からビシッと気合を入れていこっ」
「忘れ物もしないようにね!」

4人の先輩に囲まれ、頭や肩を叩かれながら、マフラーを巻かれると
小百合はようやく全身の力が抜けて、お腹の底から可笑しさが込み上げてきた。
ドアの向こうから他の選手達も笑いながら顔を出して、部屋中に笑い声が響き渡った。
956名無しさん@秘密の花園:2006/09/15(金) 00:58:46 ID:F9JlL4p4


   ◇   ◇   ◇ 


「そ、そこはだめです、、、声が出ちゃう、、」
「うふ、大丈夫よ、少しくらい声を出したって、、、。あんなことの後だもの、
 またふざけてると思って誰も気にしないわよ」
「で、でも、、、」
「ふふふ、、、サユリも嫌じゃないみたいじゃない。ずっとこうして欲しかったんでしょ」

唇を離し、サユリの紅潮してとろんとした表情を確かめると朋 美はにやりと笑った。

「そんな意地悪なこと言わないでください、、、」
「サユリの方こそ意地悪だよ。あの後、何もないような顔しちゃってさ。
 多分あっちのサユリも他のみんなも全然気づいてないんじゃない?」
「、、、、岡 崎さんこそ、、トリノに来てから急に大胆になるんだから」
「、、自分だって、、、、」



どこかで魔物が笑う声がした。
957名無しさん@秘密の花園:2006/09/15(金) 01:03:36 ID:F9JlL4p4
名前にハンカクをいれてみたらこんな感じでした
ちょっと間延びしてるかな?

でゎでゎノシ
958名無しさん@秘密の花園:2006/09/15(金) 01:06:26 ID:mssReeIw
ちょ!起きてていかったーヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
>>956まで「なんだー冗談だったのかw」と思いきや…
>>956で…な、なにぃ!!!

作者さんにしてやられますたわwww
959958:2006/09/15(金) 19:22:00 ID:mssReeIw
あ…Σ(゚Д゚;)>>958のアンカーミスってた!
>>955
>>956 の間違いだー

今日からCOI仙台だね。ここでは行く人いるのかな?
960名無しさん@秘密の花園:2006/09/16(土) 02:30:52 ID:BsgnHOQ5
>>957GJ!
天然よしいちゃんがどうなるかと思ったけど…w
でも最後のサユリちゃんがどっちかは謎だね。
おもしろかったです!
961名無しさん@秘密の花園:2006/09/17(日) 14:53:23 ID:kLqyp5h4
また過疎ってる・・・

962名無しさん@秘密の花園:2006/09/17(日) 23:17:18 ID:Z2NMjXAe
職人様達もぽちぽち書いてらっしゃるようだし
マターリでいいんじゃないんでしょうか

>>953
お父さん、お母さん〜がよすぃちゃんが本当に言いそうでツボでしたw
963名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 14:59:46 ID:jNeMk3cs
仙台、札幌とアラカーさんたちも忙しそうですね。
私は今回行かれなかったけれど、生で見られる人がうらやましー

特に女性スケーターの演技って特有の柔らかさやしなやかさが強調されるから
同性から見ても惚れ惚れしてしまうんじゃないでしょうか

TVで放映されるみたいなんでそれを楽しみにしてまつ
964名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 15:07:09 ID:jNeMk3cs
957です。レス付けてくれた方、thx!
実はマモノの話は900以降の別バージョンも書いておりました。

でもえっちぃ表現がうまくできずに没にしたんだけど
過疎ってるのなら枯れ木もなんとかで投下してもよろしいでしょうか?
965名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 16:12:13 ID:wzq7p03y
是非投下してくれー!
なんでも美味しく頂きます
966名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 20:56:35 ID:/xX5MDo6
是非、投下して下さい。
漏れも美味しく頂きますw
967名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 23:07:32 ID:jNeMk3cs
では900の続き その2

「吉 井、、、昨日、私たちの事覗いてたでしょ」

小 百 合の肩に顎を乗せ、髪に指を絡ませながら大 菅がしっとりとした低い声で耳元で囁いた。

「い、いいえ。私はなにも見ていません」
いきなり話が核心に触れて、小 百 合は動転したがすぐに否定した。

「覗き見するなんて悪い子ね」
岡 崎も色っぽい流し目で小 百 合の前で腕組みをして立っていた。

「私たちが何をしていたのか知りたい?」
「ほ、ほんとに私なんにも、、、」
「誰にも言ってはダメよ」
「だ、だ、誰にも言ってませんっ」

二人に挟まれた小 百 合は懸命に首を振って下を向いた。

「怖いの、、?」

耳たぶに甘い吐息が、反対側の頬にもまた柔らかい唇の感触がして、
そのまま小 百 合はベッドにゆっくりと押し倒された。

視界には天井ではなく、微笑む二人の顔があった。

968名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 23:09:15 ID:jNeMk3cs
ひとつの影が小 百 合のうなじに、もうひとつの影は小 百 合の唇にそっと口づけをしてきた。
小 百 合だって、男の子とキスぐらいはしたことはあったが、
その感触はあくまでも繊細で柔らかく滑らかで、今まで経験したのとはまるでちがうキスだった。

いったい、、、このふたつの生き物は、ナニモノなの、、?

いつのまにか二人は下着姿になっていて、自分の服も脱がされているのに、
そうなるのがあたりまえのように自然に受け止めていた。

肌が触れ合うとほんのりと体温感じて気持ちいい。
指で体の線をなぞられて、ぞくぞくはするけど嫌な感じはしない。
ふわふわとした髪の感触が背中や胸を撫でる。
背中からぴったりと抱きつかれて、柔らかな胸を押し付けられ、不意に耳元から首筋を舐められた。

「あっ、、、あぁん、、!」
自分でもびっくりするぐらい甘ったるい声が出て、恥ずかしさで小 百 合の肌がぱっと桜色に染まる。

、、、やだ、、なんでこんな声がでちゃうの、、。

「、、、感じてるんだ。小 百 合かわいい」

恥らって伏せた顔を今度は手のひらで包まれ、そっと上に向けさせられる。
あっと思う間もなくキスをされ、ぬるりと濡れた舌が小 百 合の唇を割って入ってきた。
舌で中を撫でられ、柔らかな部分を吸われ続けると全身の力が抜けていく気がする。
背後からは腰を抱えられて背筋をざらざらした舌でなぞられている。
969名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 23:10:43 ID:jNeMk3cs

、、どうしよう、、頭がぼーっとしてきちゃう、、、。

胸を、お尻を、普段絶対に人に触られたくない部分を触られているのに全然抵抗感がない。
寧ろ気持ちよくて身体はもっと触れて欲しいと反応しているみたいだった。

「ん、、ふぅ、、、」

やっと唇を解放され、小 百 合は大きく肩で息をしたが、休む間もなくすぐに背後から

「今度は私にキスさせて」

別の唇が重ねられ、さっきとは違って情熱的に舌を絡ませてくる。
その動きに翻弄されつつ、合わせようとしている自分がいる。

手と足が地に着かなくて、雲に包まれているようにふわふわとした感覚に包まれていた。

白いふたつの生き物は、渦のように絡まりながら愛おしそうに自分の肌を撫で、キスを繰り返していた。

「ねぇ、約束のしるしをつけていい、、?」

胸元からそんな言葉が夢のように聞こえてきて、小 百 合は意味を良くわからないながらも
こくん、こくんと何度もうなづいた。
970名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 23:12:18 ID:jNeMk3cs

「、、、!あぁ、、!」

左胸の柔らかい部分に軽く歯を立てられ強く吸われると、小 百 合の身体がびくんと跳ね、上に大きくのけぞった。
それはまるで皮膚の感覚を突き抜けて、直接心臓に口づけされたように熱かった。

「はぁ、はぁ、、」
息をついてうっすらと目を開けると、頬を寄せ合いこちらを覗き込んでいる二人の顔が霞んで見えた。

「、、、これは秘密よ。私たちだけの、、、」
「誰にも内緒だよ、小 百 合」

二人はまだ下着姿のままベッドの上でお互いの肩にもたれ掛かりながら、
まるで双子のような姿で小 百 合を見つめていた。

小 百 合は二人に服を着せられたような記憶がかすかにあるが良く覚えていない。

「おやすみなさい」

呪文のような言葉に小 百 合はうなづいて二人の頬に軽くキスをして部屋を出た。
971名無しさん@秘密の花園:2006/09/18(月) 23:14:01 ID:jNeMk3cs


、、、私、、、いったい、、、何を、、、。

「吉 井ちゃん、、マフラーあった、、?」
部屋に戻るともう深夜になろうとしていて大 津がベッドの中からごそごそと顔を出して言った。

「あ、うん。ごめん、、、起こしちゃった、、?」
「ううん、平気。それにしても遅かったねぇ」

その問いには返事ができなかった。

「もしかして、作戦会議でもしてたの、、?」

無邪気な大 津の言葉に小 百 合はだた笑ってうなづいて、バスルームに入った。

シャワーを浴びながら熱いお湯で全身を流すと、さっきの感覚が薄らいでゆく。
それでも身体に散らばった小さな紅い跡と左胸の大きな紅い跡が、あれが夢ではなかったことを示していて
小 百 合は自分自身をきゅっと抱きしめた。

そしてベッドに入ると昨日とは違ってすぐに深い眠りに落ちてしまった。

972名無しさん@秘密の花園

昇り始めた太陽の光がカーテンの隙間から差し込んでくる。

毛布の中でまるまっていた小 百 合は目をさますとはっとして自分の身体を確認した。
お腹や腕にあった小さなキスマークは消えていたが、
胸にあるあの跡は薔薇の花びらのようにあざやかな紅色に残っていた。

、、夢じゃなかったんだ、、、。

また胸がドキドキしてきて小 百 合は慌ててまたまるくなった。
夢と現実をふわふわと綱渡りしているような時間だったけど、
自分を温かく優しく包み込んでくれた思いが肌を通して伝わってきたことははっきりと覚えている。
小さな暗闇の中でそれを思い返すと、左胸からぽっと炎がこぼれるようだった。

「吉 井ちゃん、今日はいい天気だよー」
カーテンを開けて大 津がにこにこと振り返った。

「ん、おはよう広 美ちゃん」
小 百 合は毛布にくるまりながら、そーっと顔だけ出して照れくさそうに笑った。

少し曇った窓の向こうはまだ朝焼け色が残る空だった。
身支度をして、ちょっとランニングしてくる、と言って小 百 合は部屋を出た。

「朝ごはんまでには帰ってきて。今日は練習はお休みだから、一緒にお買い物に行こうよ」
タオルで顔をごしごし拭きながら、大 津が手を振って送り出してくれた。

宿舎から少し離れた歩道は広くなっていて、よく選手達がジョギングしていたりする。
でもこの時間はまだ寒いのであまり人は居ない。

マフラーを巻き白い息を吐きながら、小 百 合はトリノの新しい朝の空気の中を走った。
するといつのまにか見覚えのある姿の選手が横に並んで一緒に走ってきた。