続きです。
着ているものと一緒に
理性という本能に被せた着物も少しずつ露になっていく。
そんな風に書けたら良いなと思っています。
「真xあずさ ◆XYo6QGzEhM」様
「春香×雪歩はいかがですか?」様
お疲れ様です。続き期待しております。
皆様が楽しんで頂けるようにへたれは続きを頑張ります。
次は下着にお互いの手が伸びる・・・
【続く】
こことは全く関係ないけど、
今日は、湾岸マキシで3連勝したから、気分良いんだよね〜(^_^)
しかし、COMには、弱いんだよね・・・(>_<)
・・・ってなわけで、続きドゾ↓
しばらくして、大将がトレーにタマゴ酒をのせて、
「はい!タマゴ酒10、おまちどう!」
と、ご機嫌な様子で運んできた。
すると、スタッフは皆、口々に見た目の感想を言い始めた。
ある者は、
「へ〜、案外見た目は普通なんだ・・・。」と。
またある者は、
「おいおい・・・。こんなの飲めるのかよ・・・。」と。
意見は違うようだが、みな興味は持ったらしい。
「さてと、んじゃあ飲むか!」
プロデューサーの一言で皆が飲み始めようとしたその時であった。
PURURU・・・PURURU・・・
と、プロデューサーの電話が鳴り始めた。
「ん?誰だ?こんな時間に・・・。皆、悪い。少し待っていてくれないか?」
そう言うと、プロデューサーは座敷を出て行った。
・・・2分後。
プロデューサーは戻ってくるなり、こう言った。
「皆、明日の高槻やよいのTV出演について、今から少し、社長も交えた話し合いをするそうだ。スタッフも全員来て欲しいとのことだ。」
すると、スタッフからは口々に、
「え〜!今から盛り上がる所なのに〜!」
「まあでも、社長命令じゃあ仕方がないよな〜。」
と、文句を言いながらも、皆、席を立ち始めた。
ちなみに、高槻やよいとは、プロデューサーが、「Spring Snow」と、
掛け持ちで持っているソロユニットである。
「大将!ちょっと会社に戻ってくる!すぐに帰ってくるから、
席はそのままにしておいてくれ!」
プロデューサーはそういった後、
「春香、雪歩、お前達はここで待っていてくれ。すぐに戻ってくるから。」
と、言い残して、店を出て行った。
残った2人が密かに笑っていたのに気づかずに・・・。
今日はここまでですよ。
30分程度で書き上げてるものだから、
ちょっと、ここの住人には物足りないかも・・・。
一応、誤字、脱字は調べてあるつもりだけれども、
あったら、教えてくださいね。
律子×伊織×千早の中の方
毎度、お疲れ様です。
今回も楽しく読ませていただきました。
しかし、私は伊織と律子は使ったことがないんです・・・(>_<)
なので、今度、使ってみますね。
次回も、期待しています。
真xあずさ ◆XYo6QGzEhM の中の方へ
お疲れ様です。
最終回に向けて話が加速してまいりましたね〜。
一読者としても、目が離せない状況になってまいりました。
最終回も期待して待ってますよ!
(かと言って、焦って書かなくても良いですよ)
お2方、GJ!です(*^_^*)b
顔文字がキモい
>>671 すまんのう。
まあ、使うのも今回だけだから、
許してくださいな。
あれから少し時間が過ぎた。
ボクはその間、バリバリに絶好調!
仕事もジャンジャンこなしているし、ステージの上でもガンガンに目立つことも多くなってきた。
ボクのファンも確実に増えつつある。それがまた嬉しいのなんのって!
以前は女の子からのファンレターばかりでうんざりしていたものだけど、最近はそれを楽しむ余裕もできてきた。
あっと。ボクのことばかりじゃなく、あずささんの事も話しておかないとね。
あずささんは、天然ぷりに磨きがかかった、と言われるようになった。
あれから、あずささんはぼーっとしていることが多くなった。
かと思えば突然、お腹を撫でながら「赤ちゃ〜ん、元気ですかぁ〜?」などと話し出したり、プロデューサーに「プロデューサーさん、
赤ちゃんの名前〜、何て名前にしましょうか〜?」と話しかけて、プロデューサーを慌てさせていた。
プロデューサーもあずささんにあの笑顔で赤ちゃんの話題をふられるとかなりまんざらでも無い様子だ。
毎回ドキッと言う音が聞こえてくるみたいな感じで顔を真っ赤にして周りの人を笑わせていた。
あずささんのこの言動のおかげで、ボクたちはライブや生放送、インタビューなんかの仕事からは少し遠ざかっていた。
でもステージ衣装を変えたイメージチェンジのおかげで、女の魅力だけじゃない女の子の魅力もアピールできて、男性のファンは確実に増えていた。
スノーストロベリーを着たボクは自分でも少し女の子っぽく見えると思うし、あずささんもボクには本当にかわいらしく見えるんだ。
・・・まあ、これには別の理由もあるのは否定しないけど。
最初は単純に、あの日あずささんのお腹にあざがついても、それを隠すことができるから、ってコトでこの衣装を選んだんだけど、
結果としては棚からボタモチ、ひょうたんからコマ!って感じだった。
あっと、このまま脱線し続けるのも何だから最後の近況報告。
新曲のリリースには何かいろいろあって少し手間取ってるみたいだったけど、ボクとあずささんはとうとうランクBになった。
これでボクも押しも押されぬトップアイドル!
さあ、今日の収録も全開バリバリでカッ飛ばしますか!
TV収録が終わって、ボクとあずささんは控え室に戻ってきた。
録画とは言え、今日の客席にはサクラじゃない本当のファンが入っていた。ファンはみんなノリノリだった。
ボクとあずささんの歌は以前のようなしっとりとした9:02pmじゃなく、最近は少し遊びの入った歌に変わっていた。
あずささんは過剰にエロチックに、それをボクが元気良くスカッと歌い飛ばす。
あずささんの変化は、たぶんあずささん自身が意識してのことではないだろう。
だってあの日、ボクの下ですすり泣いていたあずささんは、今はもういないんだから。
プロデューサーがいつものように先に帰って、二人きりになった楽屋で、あずささんは早くも四つんばいになってお尻を振っていた。
「プロデューサーさ〜ん、赤ちゃん、ください〜。今日も赤ちゃん、いーっぱい・・・」
二人きりになると、あずささんにはボクがプロデューサーに見えているようだった。
あずささんはステージ衣装を着たまま、待ちきれずに四つんばいになってお尻を高く掲げておねだりをしていた。
今日の控え室は畳の間だったから、さすがにブーツは脱いでいる。
けれどブーツ以外はみんな着たままだ。・・・何て言うか、好きな人にはたまらないシチュエーションだろうなぁ、これ。
網タイツのしたに、薄いピンク色の・・・あれ?
「あずささん、下着、どうしたんです?」
「だって〜、この前プロデューサーさんが、付けてると赤ちゃんするのにジャマだって言うから〜。きゃっ♪」
そう言えば、そんなことも言った気がする。確か・・・
『ショーツはいてると脱がすのが面倒だなぁ・・・網タイツの上からするのって面白そうなのに』
うわぁー!まさかあずささん、このままの状態でTV収録してたのか!?
「タイツがこすれちゃって、もうガマンできないんです〜。プロデューサーさん、お願いですから、早く・・・」
まだ何にもしてないのにたれてるよ。て言うか、畳の上が水たまりになってるし!
最初の日はあずささんの胸をあんなにいじっても全然濡れなかったのに。
あずささんも変わったなぁ・・・
しみじみと思い出しながら、そこでボクはふと気付いた。
ボク自身も変わっている。
あれから毎日のようにあずささんを犯し続けていたせいだろうか。情が移ってる。
アイドルとしての活動が急に順調になったせいもあるだろうけど、以前のボクは今のボクとは随分違っていたように思う。
ボクは今でも女の子らしくなりたいと思ってるけど、でも、あずささんとの赤ちゃんも作りたいとも思っていた。
作れないのは、もちろんわかってるけどね。
だってボクには精子がない。
いくら手術したってホルモン注射したって、こればっかりはどうにもならない。
モグリの医者が何か特別な事をしたらしくてカウパーは出るから、チ○ポミルクは出せる。けど、それだけだ。
あずささんが他のチ○ポミルクを知っていたら違いに気付いたはずだ。色も薄くて、さらさらしているボクの偽物ミルクに。
確かにボクはあずささんに暗示をかけるために、赤ちゃんできますよ、とは言った。けどあれは言うことだけにしか意味は無かった。
ボクはあずささんのお尻に手をかけて、オマ○コの部分の編みタイツを破った。
「それじゃ、あずささん。レッスン通りに言ってくださいね」
「はい〜。“プロデューサーさんのふとぉ〜いいオ○ン○ンで〜、私の〜、・・・とってもいやらしいあそこを〜、貫いてください〜”」
真っ赤になって、けどとっても嬉しそうに言うあずささんに、ボクはそそり立ったオ○ン○ンをたたき込んだ。
ズボッと音がしそうな勢いで、ボクのオ○ン○ンが一気にあずささんの子宮に突き刺さった。
実際にはあずささんのオマ○コはもうぐちゃぐちゃになっていたからヌルッと入ってグチュって音がしたにすぎないけど。
「ひ・・・っ!」
体を大きくのけぞらして、あずささんが震えていた。編みタイツの下に見えるあずささんの足の指はぎゅっと握られていた。
背筋をピーンと伸ばして、頭も上を向いてるせいで真っ直ぐに伸びた真っ白な喉なんかもふるふる震えていた。
畳につめを立てて、そのまま何かをこらえるみたいにしていたあずささんの力が、いきなりふっと抜けた。
手から力が抜けたみたいに、上半身が畳の上に倒れた。
「・・・い、イッちゃいました〜・・・」
あずささんは幸せそうにヨダレなんか垂らしながら微笑んでいた。
柔らかいおっぱいがあずささんの重さに歪んで横にぷよんと膨れていた。ステージ衣装また、しわになっちゃうな。
ボクはできるだけゆっくりオ○ン○ンを引き抜いた。ぐったりしていたあずささんの背中が、ぴくりと硬くなった。
ずずずっとカリがあずささんのひだひだをこすって、あずささんのねとねとのよだれを掻き出した。
「ひゃん♪」
「あずささんのよだれ、だらだらこぼれてますよ」
「あ、あっ・・・プロデューサーさぁ〜ん♪もっとくりくりしてくださ〜い〜」
スノーストロベリーからのぞく首筋を真っ赤に火照らせて、あずささんはおねだりを続けた。
ゆっくりとあずささんの入り口近くまで引き出して、ボクはまたオ○ン○ンを一気に叩き込んだ。
「ぅああ・・・っ♪」
白い手袋をしたままのあずささんの手が、必死で畳に食い込んでいた。むきだしになったピンク色の二の腕に玉の汗が浮かんでいた。
ボクはまたゆっくりとオ○ン○ンを引き出した。
あずささんがじれったそうにお尻を振った。編みタイツに包まれたお尻にも大粒の汗が浮かんでいた。
「も、もっと〜、もっとぐりぐり〜って・・・してください〜」
「ぐりぐり?ここをですか?」
ボクはわざととぼけて、ひくひくともの欲しそうにしていた後ろの口に親指を差し込んだ。
「ふぁ・・・っ!」
息が抜けるような声を出して、あずささんの口がきゅっとすぼまってボクの親指を締め上げた。
ボクは指を曲げて、中からあずささんをぐいぐいと持ち上げた。
そして同時に、ピストンのスピードをガンガンに上げた。ぎゅっ、と痛いくらいにあずささんのお尻の口がボクの指を締めた。
「きゅっ・・・くるし・・・っ!」
苦しいのはボクの指とオ○ン○ンだ。あずささんのオマ○コはあずささんのお尻がしまるのと同時にぎゅっと締まっていた。
中はきついなんてもんじゃない。それにひだひだがうねりながら、ボクを放すまいとぎゅうぎゅうこすりあげてくる。
そのうえお尻が丸見えになるくらいまくれあがった白いスカートをはいたままの、あずささんのお尻もうねうねとうごめいていた。
ピンク色の衣装に白いスカート、それから汗を浮かべて黒い編みタイツに包まれたミルク色のお尻。
まるであずささんは腰を振りながら激しいダンスを踊っているようだった。
「きゃ・・・ん・・・ふっ・・・ああ〜・・・」
ぐにぐにとあずささんのオマ○コの中が動いて、ふりふりとあずささんのお尻がうねった。
普段ののんびりした口調のまま、あずささんは普段からは想像もつかない激しい動きをした。
ボクの一突きごとにあずささんは子犬みたいな声で応えた。
「気持ちいいですか?あずささん、ボクはもうとろけちゃいそうですよ!」
「は・・・はい〜・・・ぷろ・・・でゅーさー、さぁんっ!わた・・・しもっ、とけちゃいます〜」
ピクンピクンと小刻みにあずささんの体が震えはじめた。
「あ、おな・・・かが・・・おなか、から・・・下がっ、とけ・・・ちゃ・・・っ」
スノーストロベリーを着たままのあずささんの背中がガクガク揺れた。
「とけ・・・とけちゃ・・・プロデューサーさぁん!」
泣き叫ぶような声であずささんが叫んだ。
あずささんのオマ○コがギュッとボクを締め上げた。ボクももうもたない。
ボクは力いっぱいあずささんの子宮を突き上げた。
ガツンガツンとあずささんの奥にボクのオ○ン○ンがぶつかって、あずささんの頭がガクガクと揺れる。
「いっ・・・イキますよ!あずささん!」
「は・・・いっ!いっ・・ぱ、いっぱいくださぁい!」
最後の一突き!ボクはあずささんの子宮口にえぐりこむようにオ○ン○ンを突き刺した。
「赤ちゃん、元気な赤ちゃん産んでくださいね!」
ボクはあずささんの中にたっぷりと熱いチ○ポミルクを注ぎこむ!
「ひゃ、っ!」
あずささんは短い悲鳴で返事をして、体全体をガクンガクンと痙攣させる。それにあわせてあずささんのオマ○コがギュッとボクを締め上げた。
ボクはまるであずささんに搾り取られるかのようにビュルッビュルッと二度三度と続けてミルクを吐き出す。
「あぁ・・・」
糸が切れたかのように全身の力が抜けて畳に転がったあずささんの上に、ボクも体を重ねてガックリと倒れこんだ。
「あずささん・・・とってもよかったですよ」
「うふふ・・・プロデューサーさん、私も、とってもよかったです」
なんか普通の恋人同士の会話みたいになってるなぁ・・・
あずささんは、幸せそうにお腹を撫でている。
「プロデューサーさんと、私の、赤ちゃ〜ん。元気ですかぁ〜?」
そんなもの、いるわけないのに。
そう。いるはずなんてなかったんだ。
あずささんがいきなり口を押さえた。
「どうしました?あずささん」
「ご、ごめんなさい。プロデューサーさん。私、気分が・・・」
あずささんの髪や顔や体や手足や、あずささんの衣装は、ボクのチ○ポミルクで汚れたままだった。
だからそのままのかっこでトイレに連れてく訳にもいかなかったから、持っていたコンビニの袋にあずささんは吐いた。
そう。
お腹が目立たなかったから、誰にもわからなかったんだ。スノーストロベリーの衣装のせいで。
ボクや周りの人が思っていたのは間違いだった。あずささんはただボケていたわけじゃなかった。
それは、つわりだった。
これにて終了〜
というのも面白そうだなとは思った
反省はしていないw
ま、まだ終わらんけどw
「はい、次はスカートね。」
そんな千早を見て言いながら律子は、腰を軽く突き出す。言われた千早はぎこちなく手を伸ばす。
「ジッパーは左前ね。」
少し震え気味の千早の両手を取って左腰に当てる。さっきまでは律子に触れられると過敏に反応していた千早だったが、今回は自然と手を取られる事に違和感が無かった。
(どうしてかしら・・・。)
不思議に思いながらも、律子のスカートのジッパーを下ろす。
ジーー
すとんっ!
「あっ!」
慣れない手つきの千早は、ジッパーを下ろし切ってからスカートを掴み損ねて床に落としてしまった。
「すっ、すいません。」
思わずその場で謝りながら頭を下げ、慌ててそのまま屈んでスカートを拾おうとする。
「良いのよ、初めてなんだし。真面目なのね。」
そう言って右手で頭を撫でながら、一緒の目線の位置まで屈んで微笑みながら左手を肩に置いた。
(優しい手つき・・・。)
千早は頭を撫でられて不思議な感覚になっていた。
「さ、立って。」
千早のスカートに手を伸ばしていた右手を両手で握ってから立ち上がると、それにつられて自然とスッと立ち上がった。
律子は握っていた手を離して、千早のウエスト部分に両手を伸ばす。止めている部分を探す為に両手を腰に回す。ちょっと抱きついている感じになる。
上半身のブラ同士が少し触れ合う。伊織とであれば既に胸同士が触れ合って、お互いの体温を感じている頃だった。それだけ、千早の胸が無いのか、伊織が年齢の割に大きいのかは微妙だった。
千早はどうして良いか分からず、その場で硬直していた。背骨のあたりから両脇に向かってスカート越しだったが、律子の手がツーっと通ると時々ピクッピクッと小刻みに反応していた。
(見つけた。)
律子は右前にジッパーを見つけて右手で下ろしながら左手でスカートを押さえていた。
ジーー
ジッパーを下ろし終わっても、スカートは内側に全体的に触れるのを感じたが殆ど動かなかった。
(落ちない?)
千早は不思議に思って、視線を下に向けた。ジッパーを下ろした手も含めて両手でスカートを押さえていたのが見えた。
「こうすれば、落ちないのよ。」
律子は千早が見るのを確認してから言う。そして、そのまま屈んでスカートをゆっくりと下ろす。
パンツの色は白で同じだったが、昨日と違い露出度は大分高かった。それでも、普通のものよりも露出度は低めだった。
「左足を上げて。」
千早は言われるままに左足を上げる。それを見てスカートを右足側に寄せる。
「はい、下ろして右足を上げて。」
足を入れ替えて右足を上げる。バランス感覚が良く、千早は右足を上げたまま微動だにしない。
(良いバランス感覚ね。)
少し感心したように足元を見ていた。足首はキュッとしまっていてふくらはぎまでのラインも無駄な脂肪が無く綺麗だった。
それを見ながら、スカートを右側から抜いて低いテーブルの上に畳んで置いた。
ごめんなさい、679.680は間違いです(平伏)
「近付けば全身を見られる事はないわ。さあ、続きよ。今度は私が先にブラを脱がせてあげる。突き飛ばしちゃ嫌よ?」
律子は微笑みながら言うが、千早は最後の言葉を聞いて、少し顔が強張る。そんな千早を胸を隠して抱え込んでいる腕ごと抱き締めるように背中へ手を回す。
むにゅっ
自分を抱きかかえている腕に律子の胸の柔らかい感触が当たる。千早はピクッとして体全体が強張って細かく震える。
「大丈夫よ、リラックスして・・・。」
律子は千早の耳元で囁く様に言う。
「は・・い・・・。」
(耳に・・・息が・・・。)
千早はそう返事したが、なかなか体の力が抜けなかった。律子の方は、後ろに回り切った手をブラのホックにかける。慣れた手つきですぐにホックを外した。
そして、自然と千早の方から離れ始めた。
「そのままじゃ、ブラは取れないわ。せめて、脇を開けてね。」
肩紐に手を掛けながら律子は言った。律子はロボットみたいにぎこちなく動く。脇が開いて腕を通せる間が開くと一気にブラを引き抜いた。
「きゃっ!」
ぎこちなく動いていた千早は、自分の胸が一気に肌蹴てあらわになったので物凄い勢いで、再度腕で胸の部分を隠した。
「見られるのが恥ずかしいのね。じゃあ、また密着しましょう。今度は千早が私のブラを取って。」
そう言うと、律子は両腕を千早の首に回して抱きついた。再び腕に律子の胸の温かく柔らかい感触を感じる。
「これなら恥ずかしくないでしょう?」
「えっ・・・は、はい・・・。」
(何て返事をしたら良いかなんて判断出来ない・・・。)
硬く閉じていた腕をゆっくりと開いて、恐る恐る背中に手を伸ばす。自然と律子と正面から抱き合う形になり、自分の胸に直接律子の胸がブラ越しだが当たる。
(柔らかくて・・・温かくて心地良い・・・。)
「見ないと分かり難いだろうから、ちゃんと背中を見ながら取ってみて。」
律子に言われて、胸の気持ち良い感触を感じながら返事をせずにそのまま、背中を覗き込むようにして、律子のブラのホックを探した。体を乗り出すようにするのと、両腕で背中を探している内に、胸だけでなくお腹や太腿まで触れ合い、そして密着していった。
(伊織とはまた、違った感触・感覚・・・。)
触れ合っている部分を感じながら律子は少しボーっと考えていた。
カチッ
ホックを少しの間どうするのか悩んで動かしていた千早はようやくホックを外す事が出来た。
「外れました。」
変に嬉しくて思わず言ってしまった。
「後は、さっき私がやったのと同じで、肩紐を持って取ってね。」
律子はそう言いって自分から首に回していた両手を外して、自分から離れる。
「あっ・・・。」
千早は温もりが離れていく感じがして思わず声を上げてしまう。
「どうしたの?」
「い、いえ、何でもありません。」
(何か・・・寂しさを感じた?こうして居たかったのかしら・・・。でもこんな事なんて・・・。)
律子は不思議そうに聞くが、千早は内心複雑だったが慌てて誤魔化す。
「そう?じゃあ、取って・・・。」
「・・・はい・・・。」
改めて正面を向かれて言われて返事をしたが、やはり恐る恐る肩紐に手を伸ばす。壊れ物を扱うように、肩紐に人差し指と中指を入れて持ち上げる。そして、ゆっくりと自分の方へ引いていく。その動きに合わせるように律子は腕を上げながら真っ直ぐにしていく。
少ししてブラが外れて律子の胸があらわになる。
ごくっ
思わず千早は動きが止まり眼が釘付けになって息を飲む。
(大きくて綺麗な胸・・・。)
元々、こんなに身近でしかも意識して見た事の無かった千早にはカルチャーショックだった。
(食い入るように見ちゃって・・・。そこまで気になっていたのね。)
律子はそう思いながら動きが止まっている千早が持っている宙ぶらりのブラの間からそっと腕を抜いた。
「千早。」
「あっ。」
千早は呼ばれて我に返ってハッとする。
「ブラありがとうね。次もお願いして良いかしら?」
「はっ、はい。」
慌ててブラを置いてから千早はしゃがみ込んだ。
続きでございます。
昨日寝てしまって、慌ててアップしたら寝惚けていました(苦笑)
お見苦しい所はお許し下さいませ(平伏)
>670・678の御二方お疲れ様でした。
続きお待ちしております。
興奮気味の二人・・・
最後の一枚・・・
【続く】
さ、最後の一枚…(;゚∀゚)=3
なるほど、靴下ですねっ!(ぉ
ところで、Pが女性だったら…って想像するはこのスレ的に不味いんですかねぇ…?
そういう設定の同人(非18禁)があったんだけど… いや、SS書けるかどうかは別としてですが…orz
「両方に手をかけて最初はゆっくり下ろして・・・。」
律子は今の状態に少し興奮して、顔が上気していた。
千早はぎこちない少し震える手を律子の両腰に当てて、パンツを掴んだ。
「お尻の方からね。」
「は・・い・・・。」
千早の方もドキドキしながら人差し指と中指を少しお尻の方へ入れてパンツをずらしていく。
「上手よ、千早。」
律子はその様子を見下ろしながら右手で千早の頭をそっと撫でる。
パンツがお尻から下りきりそうになると、一緒に前側も引っ張られてヘアが千早の前にあらわになる。
(秋月さんのヘア・・・。)
千早は自分の鼓動を感じる位ドキドキしながら見ていた。綺麗に手入れされている様子は自分と違うというのが良く分かった。
「後は、そのまま下ろして・・・。」
「はい。」
静かに返事をして千早は徐々にパンツを下ろす。
ツーー
(えっ!?濡れてる!?)
千早が下ろしている最中、自分が昨日脱いでいたよりもはっきりと蜜が糸を引いた。動揺してパンツを持っている手が思わず小刻みに震えた。
「んふふ・・・。脱がされちゃって興奮しちゃったのかしら。千早が焦らすから・・・。」
(そんな事・・・言わないで。)
律子にそう言われると千早は照れを誤魔化すように視線を床に逸らしてそのまま黙ってパンツを足首まで下ろしきった。
「お、終りました。」
恥ずかしさで上を向けずにその場で消え入るような声で千早は言った。
「ありがとう。それじゃあ、私の番ね。立って千早。」
頭を撫でるのを止めてしゃがみ込んでいる千早を起こす為に一旦律子の方もしゃがむ。
「ほら。」
視線をずらしている千早の目を見ながら言って、自分のパンツを持っている左手を自分の右出て優しく握る。
「あっ・・・。」
思わず握られた手を見て千早から驚きとは違う声が出る。
(ふふっ、可愛い声出しちゃって。)
「立てるわよね?」
そう思いながらも、律子は優しく千早に問いかけた。
「は、はい。」
そう返事はするが、恥ずかしさで視線を合わせられない。
律子は導くように千早のゆっくりと立ち上がる。それに自然とつられるように千早も立ち上がった。
「胸は隠さなくて良いの?」
「えっ!?キャッ。」
無防備にさらしている胸に気が付いて千早は急いで自分の胸を抱えるようにして隠す。
「それじゃあ、脱がすからね。」
律子はしゃがみ込んでから脇腹からお尻、太ももにかけてを少し見ていた。
(やっぱり自主トレーニングなんかで引き締まっているわね。綺麗な腰、ヒップライン。伊織とは全然違うわね。)
律子はいつも見ている伊織との違いを実感していた。
しげしげと見られて、気になってた千早はチラチラと律子の頭を見ていた。
(何か・・・見られてる・・・。)
恥ずかしさというよりも、何か変な興奮を覚えていた。
そして、少ししてから律子は千早の白いパンツに手をかけた。
「あっ・・・ん。」
(やだっ・・・。)
手が腰の辺りに触れると興奮して敏感になっていた千早から思わず声が漏れる。思わず右手で自分の口を押さえた。
(ふ〜ん。感じちゃってるんだ・・・。じゃあ、ここも多分。)
スルッ
スッ
少しニマッと笑って律子は指を入れて一気に足の付け根まで下ろす。一気にお尻とヘアがあらわになる。驚いた千早は思わず視線を下に移す。そこで一旦止めてゆっくりと下ろす。
ツー
(やっぱり・・・。)
律子が予想していた通り、千早も濡れた蜜が糸を引いた。昨日とは比較にならない濡れ方だった。
「あ・・あ・・・。」
(わ・・・私・・・私・・・。)
思わずそれを目の当たりにしてしまった千早は真っ赤になりながら動揺して声が出ていた。
「千早も興奮しちゃったんだ?自分で脱ぐより脱がされる方が良いんだ?」
律子は手を止めてから、目を細めて千早の目を見ながら言った。
「ちっ・・違っ・・・そっ、そんなっ・・・事・・・私。」
千早は動揺して胸を隠す事も忘れて、恥ずかくなって両手で顔を覆いながら言う。その間に律子は千早のパンツから手を離して、自分の下ろしきられて足首で止まっているパンツを脱いで床に置いた。
千早が全く動けない状態なのを見て、律子は右手を千早の蕾に伸ばす。
ちゅくっ!
「ひゃっ!?」
千早は蕾から腰を伝って頭に突き抜けて来た感覚に、思わず爪先立ちになって少し仰け反る。
「んふふっ。」
くちゅっ・・・ちゅくっ・・・
律子は人差し指と中指で蕾をゆっくりと弄ると卑猥な音がする。
「はぁっ!?・・・あぁ・・・だっ駄目っ。」
ギュッ!
甘い声を出し始めた千早だったが、覆っていた両手で千早の右腕を強く握る。
その瞬間、顔を覆っていた両手が離れたので、視界が広がり律子と目が合った。
「離して貰って良い?」
「は・・い・・・。」
妖しく微笑みながら言う律子から目が離せず、自然と自分の両手を律子の右腕から離した。
続きです。
>>687様 靴下落ちで許して頂けるでしょうか?(笑)
実際に女性のPもいらっしゃる訳ですし違和感は無いのでは?
SSのネタとしては良いかも知れませんね。
理性という衣が肌蹴た二人は・・・
興奮は更に高まっていく・・・
【続く】
おま…いいとこで引っ張んなよ…
眠れね(´;ω;`)
残った2人は、まず、誰もいないことを確認してから、
次に、座敷のふすまを閉め、外から、見えないようにした。
こうして、密閉された空間の中で、2人は近くにあったタマゴ酒を手にした。
そして、やっぱり、見た目が気になるらしく、
「これがタマゴ酒?なんか変な色・・・。」
「そ、そうだね・・・。春香ちゃん。で、でもっ、意外においしいのかも
知れないし・・・。」
と、お互いに感想を言い合った。
そして、いよいよその瞬間がやってきた。
「いい?雪歩。もう後戻りはできないよ?」
との、春香の問いに対して雪歩は、
「・・・・・・・・・はいっ!」
と、雪歩にしては珍しい、元気のある返事をした。
「・・・じゃあ、いくよ。1,2の3っ!」
の掛け声と共に、2人は一気にタマゴ酒を飲み干した。
「・・・ぷは〜っ。」
という、声が静かな密室に広がる。
春香は、タマゴ酒のグラスを机に置いて、半ば独り言のように
タマゴ酒の感想を述べ始めた。
「う〜ん・・・。見た目はさっきも言ったとおり、あまりおいしそうじゃないなぁ。
なんていうか、黒っぽいんだよね・・・。
そして、次に喉ごしは、う〜ん、まあまあかな・・・。ドロリとした、タマゴの感じ以外は普通だったし・・・。
最後に、一番重要な、味だけど、少し酸味があった・・・。
あれは多分、黒酢じゃないかな・・・。けど、私には、会わないかな〜。
ねえねえ、雪歩はどうだった?ゆ・・・きほ・・・?」
春香はそこで言葉を失った。
なぜなら、雪歩の目の前には空のグラスが4つ。
そして、雪歩は今、5つ目のタマゴ酒を飲み干した所だったのである。
「ゆ、雪歩っ!?そんなに飲んで大丈夫なの!?」
と、言う春香の問いに、雪歩は顔を真っ赤に染めて、
「はるかちゃ〜ん・・・。このタマゴざけ、とってもおいしいですよ〜。」
と、もはや頭が回らない様子だった。
696 :
1:2005/11/11(金) 01:36:50 ID:EGks6feS
女性Pねぇ…真なんかは本気で嫌がりそう。
「女の人かぁ……ひょっとしてボクを『女の子』扱いするつもりなんて無いのかなぁ?」
逆に雪歩は安心するかも。
「女の人なんですね。少し安心しました…男の人だったらどうしようかと…」
>>695 なんちうか今書いてんのも未来館持ってけば?('A`)
>>697 言い方が悪い
でも俺も気になる
なぜこっちに続きを?
>>697-
>>698 こっちに書いてるのは百合ものだよ。
んで、あっちに書いたのは百合なし。
誤解を招いたみたいですな。スマソ。
お詫びに瀬戸内海の渦潮にDivingしてきます。
| λ............
前置きが長すぎるうえに本題に入らないことへの皮肉だろ('A`)
前置き部分は書きためておいてさくっと本題入ってくれって意味ジャマイカ
いつまで経ってもグレーゾーンにしか見えないSSだと、
エロパロ板みたいな騒ぎだす奴も出たり・・・?
「私の右手暫く見続けてね・・・。」
そういうと律子は千早の蕾に密着している右手を見せる。千早は言われるままに視線を律子の右手、つまり自分の股間の辺りに移す。それを見てから律子は自分の右手をゆっくりと引く。
チュッ・・・ツーー
少し粘り気のある蜜が離れるのを惜しむように、合わせた人差し指と中指についたまま、いやらしく糸を引いた。
「はあっ・・・はぁ・・・。」
(こ・・・こんなに・・・。)
千早は興奮気味に息を荒くしていた。律子はその手を自分と千早の視線の間に入れる。
「ほら、こんなに・・・。」
ぬら〜〜
ポタッ
合わせていた人差し指と中指を開くと蜜が糸を引いてから、律子のメガネの上に垂れる。千早の方はもはや何も言えずに目が目の前で繰り広げられている淫猥な行動に釘漬けになっていた。
そして、律子はその二つの指を自分の口の方へ運ぶ。
「えっ!?」
(まっ、まさか!?)
千早は驚いて目を見開く。
ちゅぴっ、ちゅぷっ
「ぷはぁ・・・。んふふ。千早のえっちな蜜甘くて美味しいわ。」
律子は千早の目を見ながらいやらしく丁寧に指をしゃぶる。
「あ・・・あぁ・・・。」
(す・・・凄い・・・。)
どっくん、どっくん、どっくん
その光景を見て千早はまともな言葉が出ず、興奮して心臓が物凄い勢いで鼓動していた。
千早を見上げていた律子は視線を改めて千早の股間に移すと、少し内腿側に蜜が流れ出て垂れていた。
(凄い興奮の仕方ね。こっちまであてられて興奮しちゃうわ。)
律子はそう思いながらも、再びパンツに手をかけて下ろし始める。それと同時に顔を上げてまた千早を見る。
「んふふ、腿まで垂れちゃってる・・・凄く興奮しちゃってるのね。」
「はぁ・・・そ、そんな・・・はぁはぁ・・・こと・・・。」
もう、頭の中で訳が分からなくなる位、千早の顔も耳も真っ赤で全身も桃色になっていた。視線だけでなく顔も逸らせず、律子の目を見ているしかなかった。
そして、再びパンツに両手をあてて下ろしきってから、手で千早の足に合図すると、自然と上がって降りる。すぐに抜き取って、右手で千早のパンツを持ってから、左手で自分のパンツを持って視線はそのままにゆっくりと立ち上がる。
「ほら、千早。見て・・・。」
そう言って律子は両手に持ったパンツを見せる。両方ともしみが出来ているのが一目で分かる。
「そ、そんなの・・・見せないで・・・。」
(私も・・・秋月さんも・・・こんなに・・・。)
そう言って真っ赤な顔のままだが千早は目を逸らせない。
(あっ・・・。)
律子は千早のそんな様子を見ていると内腿に少し違和感を感じる。
ツー
千早同様自分も、内腿から蜜が垂れてしまっていた。
(最近ご無沙汰だったから・・・。)
内心でそう思いながらもさっきまでの千早に感じていた嫌悪感や怒りは無くなっていた。
そして、律子はパンツをテーブルに軽く放る。
そして、右手で千早の左手を握って、それを自分の股間へと持っていく。
「な・・・何を・・・。」
千早の精一杯の言葉だった。
ちゅぷぅっ
(す・・・凄く・・・濡れてる!?)
千早は驚いて、もって行かれた手の方を見る。そうすると、さっき言われた自分同様、内腿から蜜の線が出ているのが見えた。
(垂れてる・・・。)
千早はその光景に目が釘付けになっていた
「私も興奮しちゃってこんなになっちゃった。」
律子はそう言ってから、千早の手を自分の蕾から離した。人差し指から薬指の指先にぬっとりとついた蜜がついていたが、指についた量が少なかったのか糸は引かなかった。そして、握ったままのその手を千早の口に持っていく。
「千早、舐めて・・・。」
「は・・・ちゅっ・・んっ・・ちゅぷ・・・。」
返事を聞ききる前に律子は三本の指先を開いた小さな口に入れる。千早は何の抵抗感も無く無心に舐め始める。
(私・・・舐めちゃってる・・・。)
「ぷぁ・・・。」
律子は少し舐めさせた後、千早の口に入っている指を握っている手を引いて抜く。
「味はどう?」
「わ・・・わかりません・・・。」
千早は律子に聞かれたが頭がボーっとして、そう答えるのが精一杯だった。
「んふふ、こんなに汚れちゃったから一緒にシャワー浴びましょう。」
「・・・はい・・・。」
律子はその返事を聞くと、握ったままの手を引いてバスルームへと歩き始めた。千早は促されるままにフラフラと着いて行った。
続きです。
>>692様 焦らしてしまってごめんなさいね。
でも、こういうお言葉を頂けるという事は
読んで頂いて続きを期待出来るかもしれないと
思って頂ける出来に少しはなっているのかと
実感出来るので書き手としては嬉しいです。
私も今回の書き出しについては
エロ無しで長かったですし
展開もこれからかなと思っていたので
見守るのが良いのではないでしょうか?
読者の皆様には
痺れを切らす事もあるとは思いますが
色々な意味でご猶予を頂けるとありがたいと思います。
書き方はそれぞれだと思うので
これから書いてみようと思っている方、
思うかもしれない方の為にも
無法地帯と言うのでは無しに
気軽に書ける環境になれば良いなと思っています。
それが、読者の方にとっても多くのSSをと読める事に繋がり
更に楽しめるスレになると思います。
そんなスレになるように一書き手として
へたれですが出来る所まで頑張りたいと思います。
長い戯言失礼致しました。
バスルームで律子が・・・
【続く】
律子は「ばするーむ」と可愛い字で書かれているパネルが掛かっているドアを開けて千早を招き入れた。
普通よりも広い脱衣場を通過して、浴室のドアを開ける。
湯船は普通のユニットバスとは違い、段差がついていて普通のものの3倍はあろうかという大きさ、洗い場も3人でも余裕で足りる広さだった。
「凄い・・・。」
ボーっとしていた千早だったが、バスルームの凄さに驚いて我に返って呟いていた。
「部屋が質素な分、こういう所にお金を掛けてるの。実際あちこちにあるんだけど、戻って寝るだけの事が多いから、浴室と寝室を改装してあるのよ。」
「なるほど。確かに昨日同様、部屋が普通だなとは思っていたんです。」
我に返って冷静になった千早は引かれていない右手を顎に当てながら納得したように頷く。
「どうやら、いつもの感じに戻ったわね。さっきまでボーっとしてどうなるかと思ったけど。まあ、証拠残ってるから綺麗にしましょう。」
律子はそう言いながら、視線を千早の顔から下げていって内腿に移す。
(証拠?)
千早も不思議に思いながらにつられて視線を落とす。律子の言う通りしっかりと、自分の内腿には蜜の線が膝に向かって延びているのが見えた。
「う・・・あぁ・・・。」
いつもの綺麗で白い顔に戻っていたが恥ずかしさで一気に真っ赤に染まってまともに言葉を発せない。そして、それを隠す為に凄い勢いで手を腿に持っていく。
空いていた方の右手は問題なかったが、掴まれていた左手は律子の右手を握ったままだったので、律子の方が凄い勢いで引っ張られてバランスを崩す。
「きゃっ!?」
どたんっ
そのまま、律子は転んでしまう。
「痛たたた・・・。」
前から倒れるのと手をつくのは危ないと思ったので、自分から尻餅をついた律子は空いている左手でお尻を摩っていた。
「あっ、すっ、すいません。慌ててしまって・・・。」
千早は赤くなりながらも急いで謝った。
「大丈夫よ。だけど・・・そんなに触って欲しいの?」
痛みでちょっとしかめっ面になりながらも、持って行かれた右手を見ていた。千早は言われて見てみると、握り締めて引き寄せた律子の右手が自分の左手と一緒に内腿にピッタリとついていた。
「えっ!?あっ、ち、違っ。」
慌ててしどろもどろになりながら律子の右手を離す。律子の右手に蜜がついていて少しだけ糸を引いた。その後、再度蜜の跡を隠して真っ赤になって俯いたまま硬直していた。
(ふう、でも危なかったわ・・・。下手したら伊織の二の舞になりかねなかった。)
律子は千早の力の強さを改めて知って自戒していた。
「まあ、良いわ。とりあえず、綺麗にしましょう。」
律子はそう言って、二つある内の一つのシャワーのノズルの持ち手を取ってお湯を出し始めた。
ザーー
少しして湯気が立ち始める。千早の方は半分訳が分からなくなっていたがシャワーの音で再び冷静さを取り戻し始めた。
(ふう、落ち着かないと。ペースを完全に持って行かれてる。だけど・・・秋月さんってこんなエッチだったんだ・・・。普通・・・人のなんて・・・しかも同性のなんて・・・舐められない・・・。でも・・・私も・・・。)
冷静になった千早だったが、さっきの自分の蜜を恍惚とした顔をしながら舐めている様子と自分が律子の蜜を舐めてしまっていた光景を思い出して、また赤くなっていた。
「もうお湯出てるから使って。熱い冷たいがあるようだったら、そこにあるスイッチで調節して。」
「はい、ありがとうございます。」
お湯の出ているノズルを差し出されて千早はお礼を言いながら右手で受け取った。左手で温度を見てみると丁度良い。そのまま、体の方でシャワーを浴びる。
(気持ち良い・・・。)
目を閉じて、シャワーが体に当たる感触と暖かな温度を楽しみながら感じる。
律子はそれを見ながら、もう1つのシャワーのノズルを取ってコックを捻った。慣れた手つきで温度設定を思いっきり下げて頭から被る。
「んっ・・・冷たっ。」
我慢していたが少し声が出る。チラッと千早を見たが悦に浸っていて気が付いていない様子だった。
(私自身が興奮していてどうするの。こいつは伊織を奪った憎い奴・・・。忘れる所だったわ・・・。)
冷たい水が、律子をどんどん冷静にしていく。更に、千早を見る視線までも冷ややかになっていく。
カシャン!
「えっ!?」
流石にへんな音がして気が付いた千早は目を開けて音のした方を見る。水が出っ放しのノズルが転がっている。それを見て、何故か千早の背中に悪寒が走った。
(一体何!?)
そこから、視線をあげて、律子の方を見る。律子は俯いたまま立ち尽くしていた。ただ、さっきまでの雰囲気とは全然違うのが千早には不気味だった。
ごくっ
思わず息を飲む。
「あ、あの・・・秋月・・・さん?」
その雰囲気は千早でさえも声を掛け難くする。
「・・・んふふっ・・・。」
律子が俯いたまま不気味に笑う。その声に、千早は思わずビクッと反応する。
(昨日の雰囲気?・・・いえ・・・それとはまた違う・・・一体・・・。)
千早はお湯が出っ放しのシャワーのノズルを持って、顔をひくつかせながら後ずさる。
「待ちなさい・・・。」
ゆっくりと顔を上げながら律子はゆっくりと言う。思わず、千早は律子の顔を見て目が合う。
「ぅ・・・。」
射抜くような視線に金縛りにあったようになって動けなくなる。
「まだ、綺麗になっていないでしょう?」
律子はそう言いながらゆっくりと千早に近付いて行く。
「ぁ・・・ぅ・・・。」
千早は細かく震えながらも、目が逸らす所か閉じる事も出来ない。
濡れたメガネ越しの律子の鋭い視線は千早の瞳を捉えて放さなかった。
------------------------------------------
続きです。
冷静になった律子再び。
部屋での興奮状態の姿との
二人のギャップを感じて貰えれば何よりです。
律子に怯える千早・・・
【続く】
いつもながら乙ぽーん
やっぱ律子×千早いいなー(*´∀`*)
「実は、あずささんが入院することになった」
翌日、ボクは事務所の会議室に呼ばれた。
中ではプロデューサーが一人で待っていて、そこで言われたのが最初のセリフだった。
ボクは単刀直入にたずねた。
「それは・・・あずささんの妊娠・・・のせい、ですか?」
プロデューサーは目をパチパチさせて問い返した。
「真、なんでそれを?」
「だってあずささん、少し前からよく言ってたじゃないですか。プロデューサーの赤ちゃんがどうこうって」
あずささんの妊娠がボクのせいじゃないことは間違いない。
だったら幾らプロデューサーにでもわざわざボクとあずささんのカンケイを言う必要はない。
プロデューサーはほっと安心したようにため息をつくと、作り笑いを浮かべた。
「それはあずささんが俺をからかってただけじゃないかな。真が一番良く知ってるだろ?
俺はあずささんと二人きりになることだってほとんど無いくらいだったんだから」
確かに仕事の上ではそうだったけど、ボクはプライベートの二人は知らない。
「それで、だ。とにかくあずささんが入院することになって、今後の活動をどうするかが問題になった」
・・・あれ?あずささんの話はもう終わり?
「あずささんはしばらく活動できない。だからユニットの活動自体を一時休止するか・・・」
「休止なんて冗談じゃない!」
ボクは叫んでいた。
「一時休止って言ったって、あずささんの入院の原因を考えたらもうほとんど引退宣言みたいなもんじゃないですか!
せっかくここまで来たのに、これで終わりじゃあずささんも悲しみますよ!」
「そうだ。だから、もう一つ・・・真にソロで活動してもらう。アイドルとしてではなく、シンガーとして」
「シンガー?」
「アイドルにスキャンダルは禁物だ。アイドルは夢の中で生きる別世界の生物なんだから。だが歌手は違う。
結婚もすれば出産もする。スキャンダルだって利用して、実力とコネでのし上がる。人形から一人の人間になるんだ」
そんなこと、ボクは考えたことも無かった。
ボクはただ女の子になりたかった。誰もが憧れるかわいい女の子に。
・・・なのにプロデューサーは、ボクに夢を諦めるか、ふてぶてしく強い一人の女として生きるかを選べと言っている。
もっともボクの夢がもうかなわないだろうってコトは、ボクも考えたことが無かったわけじゃない。
どうあがいても、ボクはみんながあこがれるお姫様にはなれない。みんなが求めているのは、王子様としてのボクだ。
これはボクへの天罰みたいなものなのかな。
境遇や人気や・・・ほかのいろんなものも含めてボクはあずささんに嫉妬するあまり、あずささんを壊して、自分の夢も壊してしまったんだ。
「あずささんは・・・どうするんですか」
ボクはそんなことを訊いていた。
「あずささんにはまだどうするか訊いていない。こんな時期に無理に負担をかけることもないしな。
無事に子供が生まれてから、それから改めて話すことにするよ」
「・・・少し、時間をください」
ボクは気持ちの整理をしたかった。けれどプロデューサーは、こんなことを言い出した。
「新曲が、あがってるんだ」
「え?」
「こんなタイミングになってしまったのは、謝る。だが、これからの真にふさわしい曲だと思う」
待ち望んでいた新曲・・・それがこんなタイミングでくるなんて。
「何て曲ですか?」
「“エージェント夜を往く”・・・デモテープがある。聞いてみるか?」
ボクは頷いて、ヘッドフォンを受け取った。DATから流れる曲に、ボクは心臓が止まりそうだった。
これは、ボクの曲だ。
「プロデューサー」
「ん?」
「今日確か、オーディションがありましたよね?」
プロデューサーが狼狽した。
「あ、ああ。だがあれは先方に話してキャンセル・・・」
「挑戦させてください!この曲で!」
その夜、ボクはあずささんを尋ねた。
病院の個室で、ボクが部屋に入って行ったときあずささんは嬉しそうにお腹をなでていた。
「あ、真ちゃん、いらっしゃ〜い」
・・・真ちゃん!?
「あずささん、お体はどうですか?」
「うふふ・・・とっても元気。真ちゃんも、元気そうね」
「はい!そうだ、あずささん。今日のTV、見てもらえました?」
ボクはグッとコブシを握ってあずささんに尋ねた。会心の出来だったって自身はある。
「ええ〜。プロデューサーさんから、電話があって。真ちゃんの歌、テレビでちゃんと聞かせてもらったわ。
とってもいい歌ね。私なんだか、聞いているうちにドキドキしてきちゃった〜♪」
「ぶっつけ本番だった割には、自分でもうまく歌えたと思います。これも・・・あずささんのおかげです」
「私なんて、何もしてないわよ〜。真ちゃんの頑張りが、実ったんだと思うわ」
昨日の今日、なんて思うのは何回目だろう。「この」あずささんには、昨日の記憶があるんだろうか。
「あ、それでね。プロデューサーさん他にも、真ちゃんが一人でも頑張ってるから、こっちは心配しないでくれって。
・・・ごめんなさいね。私のせいで迷惑かけて、本当に・・・」
「そんなこと言わないでくださいよ。ボクとあずささんの仲じゃないですか!あずささんは今は余計な心配しないで、
元気な赤ちゃんを生んでくださいよ!」
あずささんはにっこりと微笑むと、視線をお腹に落とした。ボクの視線も吸い寄せられるようにあずささんのお腹に向いた。
ボク以外の誰かと、あずささんの赤ん坊が居るお腹へ。
「・・・ねえ、あずささん、プロデューサーの赤ちゃん、欲しいですか?」
ボクは自分でも知らないうちにそんなことを尋ねていた。
あずささんはにっこりと笑って、頷いた。あの日以前によく見せていた、優しそうな笑みだった。
そっか。
ボクはあずささんに手を振った。
「それじゃ、ボクはこれで失礼します。また、来ますね」
「ええ。今日はありがとう。あの・・・それから、その〜・・・」
そこでなぜか、あずささんは頬を赤らめて言った。
「ぷ、プロデューサーさんにも、たまにはきて、って伝えてもらえます?・・・きゃっ♪」
プロデューサーなら、ボクの少し前に来てたはずだった。
もし万が一あずささんにボクが「プロデューサーさん」って呼ばれたらマズいから、ボクが時間をずらしただけで。
あずささんの少し潤んだ瞳と赤くなった頬に気付かないふりをして、ボクは曖昧に頷いて病室を出た。
病室のすぐ外、廊下でプロデューサーが待っていた。
「夜風にでもあたらないか?真」
どうして?と訊くのはヤボってものかな。
「いいですね、プロデューサー。ボク、ちょっと話したい事があったんですよ」
「それじゃ、屋上へ行こうか」
エレベーターに乗って屋上へ行くまで、ボクたちは一言も交わさなかった。
「ふう、さすがにもう夜の風は冷たいな」
屋上の手すりに手をかけて、プロデューサーがそんなことを言った。
相槌を打って、ボクも隣に並んだ。
「そうですね。ねえ、プロデューサー」
「なんだ?」
「あずささんの赤ちゃん、プロデューサーとの子供なんでしょう?」
ボクは、自分の心臓がバリバリに高鳴っているのがわかっていた。
「どうして、そう思うんだ?」
プロデューサーはボクと視線を合わせずに遠くを見つめていた。
「単純な話ですよ。ゴシップ記者に取り付かれないよう事務所が万全にガードしている状態で、
あずささんに近づけるのはボクかプロデューサー、あとは事務所のほんの数人だけでしょ?」
「あとは消去法、か。そんな簡単な話でもないんじゃないか?」
「ええ。ただプロデューサーの存在を足して説明すると幾つか綺麗に説明できる疑問が存在するんですよね」
「疑問?」
「ボクのケータイにメールがきた日、あの日本当はプロデューサーにもメールが行ってたんじゃないかと思うんですよ」
プロデューサーは黙ってボクの話を聞いていた。
「まず最初のメールはプロデューサーに届いていた。・・・ひょっとしたらメールじゃなくて直接あずささんから
ケータイがかかってきたのかもしれませんけど、いずれにしてもプロデューサーはそれであずささんのところへ行ったんです。
あずささんは軽くパニックを起こしていた。自分に身の覚えのないことで自分の体がおかしくなってるんですから当然ですよね。
そこへプロデューサーが現れて、もしくはプロデューサーが現れて話か何かしているうちに、だんだんと記憶を取り戻してきたんです。
記憶を取り戻したあずささんに、プロデューサーなら何をしたか。プロデューサー以外なら、何をするか。
言葉だけじゃあずささんの傷は癒えませんよね。プロデューサー以外では言葉以外でも何もできませんし。
だからプロデューサーが、あずささんの望む事をした、そう考えるのが自然なんです」
「最後までしてたら、あんな状態のままになってることなんてないよ」
プロデューサーは苦笑していた。
「俺は途中で逃げ出したんだ。だから置き去りにされたあずささんは、もう一人の「プロデューサー」にメールを送ったんだ。
捨てられて、でもそれでも諦められなくて。泣きながら、な」
「どうしてそう思うんです?」
「送り先を間違えてたからだよ。二通目も俺のところに来たんだ。・・・だけど、それが誰のところへ行くべきメールかはわかっていた。
だから俺はあずささんの部屋に引き返して、メールを正しく送りなおして、そしていらないメールを消したんだよ。
泣きつかれて眠ってたあずささんの、そのすぐ隣でな」
「・・・なんでそんなことを」
その送り先は間違ってなかったんじゃないか・・・そんなことをボクは漠然と考えていた。
「よくわからない。だが俺は愛情からも同情からもあずささんを抱く気にはなれなかった。いや、別に憎悪からだって構わない。
なんにしても俺にその気は無かった。だからその気になりそうな奴のところへ送ったのさ」
もしボクがいきなりナイフを取り出してプロデューサーを刺したとしても構わない、そんな口調でプロデューサーは言った。
「ボクとあずささんのこと・・・いや、ボクのことプロデューサーは知ってたんですか!?」
プロデューサーはそれには答えずにタバコを取り出して火をつけた。
「知ってることなら他にもある。真の体のこと、とかな」
「ボクの!?」
「ゴシップ記者が二人の周りをかぎまわってただろう、あのターゲットは二人じゃなく、真だけだったんだ。
昔真を手術したモグリの医者のことを奴はどうやってか嗅ぎ付けた。奴は最初医者に纏わり付いていたが
医者は何も答えなかったんで、ターゲットを真自身に変えた。遥か昔に性転換手術を受けさせられた、真に」
それはボクがプロデューサーに一番知られたくなかったことだった。
そしてボクは今、プロデューサーはボクがグログロのバケモノだって事を知っていると・・・知ってしまった。
ボクは血の気が引いていくのがわかった。プロデューサーはボクの頭をなでた。
「そのモグリの医者には、俺も会ったんだ。真の事を気にしていた。それでもし真が望むなら、いつでも元の体に戻すと言ってた」
「・・・え?」
「手術をした事は今でも後悔していないが、本人の望まない手術をする気も無い、そういってたよ。
だから真がその気になったらいつでも手術を受けにきてくれと。費用はタダで構わないから、と。行くだろ?真」
「え、ええ・・・はい・・・」
ボクはなぜかハッキリと答えられなかった。