舞-HiMEで百合 PART3

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831名無しさん@秘密の花園:2005/05/21(土) 22:23:24 ID:ivGslOIc
うまいな!!期待してるよ!!
832名無しさん@秘密の花園:2005/05/21(土) 22:57:41 ID:kY24+VnJ
雪之、なにしてんだ…w
833名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 01:27:29 ID:9gcPOII+
DNAのアンソロ vol.3ゲット。
良いよ。
834名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 01:55:14 ID:r2OHCwfz
>>833
百合ネタあり?
835名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 02:08:36 ID:Zd0ub5Ar
かなりある。
836名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 04:45:46 ID:cLiFmX4s
雪之に妙なこと吹き込まれてるなwww
大丈夫か命wwwwwww
837名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 04:47:03 ID:0vsgCHh2
>>826
ヤバスwwwペタモエスwww
萌え死するw 超GJ!
838名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 13:41:00 ID:eyYqOLMT
>>833
一迅社てLOVELESSを出してる
やおいコミック雑誌ゼロサムの出版社じゃないの。
だから百合率が多いのかw
839名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 13:42:00 ID:mVwhFFMT
百合姉妹の復活版もここからじゃなかったっけw
840名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 14:02:48 ID:eyYqOLMT
esも一迅社から復活。
841名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 14:44:23 ID:eyYqOLMT
842名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 15:42:02 ID:mCCAVj+V
>>838
正確にいうと合併前はゼロサムは一賽舎でアンソロだしてるのはスタジオDNAだけどな
843名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 15:51:57 ID:37rChDnf
>>839
詳しく
844名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 16:35:25 ID:mVwhFFMT
>>843
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1115333469/
くわしくはこっちに行っておいで。
寄稿していた作家の日記にリネームして復刊する旨が書いてあったらしい。
845名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 17:15:56 ID:37rChDnf
>>844
ありがと
突撃してくる
846名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 20:12:08 ID:nBZivdkf
あっちスレも荒れてる・・・・
847なつき×ツンデレ奈緒:2005/05/22(日) 20:57:57 ID:U/sEHypm
 夜、二人はラーメンの出前をとって夕食にしていた。せめて夕食はまともなものを食い
たいという見解で一致したためである。
「あのな、奈緒」
 マヨネーズをたっぷりのせた醤油ラーメンを食べながら、なつきが学校であったことを
話した。自分たちの秘密がいつまで守れるかわからないということである。ただし、自分
が失言をやらかしたことは伏せた。
「ふうん……」
 奈緒はさしたる反応を示さなかった。興味なさそうに塩ラーメンを食べ続ける。
「このままだと時間の問題だな……。どうしたもんだか……」
 溜め息をつくなつきを、奈緒は不機嫌そうに睨んだ。
「あんたさ、そんなにあたしが妹だって知られたくないわけ?」
「は?」
 なつきは奈緒の言わんとすることがよくわからない。
「いや、だって……、今更みんなに打ち明けづらいというか……」
「そうよね。あたしみたいな問題児と家族だなんて思われたくないわよね」
 変に拗ねた口ぶりになる奈緒に、なつきはたじろいだ。
「べつにおまえが嫌だと言ってるわけじゃ……」
「いいわよ、無理しなくて。どうせ自分の評判なんか百も承知なんだから」
「ちょっと待て! 元々学校では内緒にしようと言ったのはおまえだろう!」
「言ったけどさ。今現在隠したがってるのはなつきの方でしょ!」
 理不尽な言いがかりをつける奈緒に、なつきは苦し紛れの反撃を試みる。
「だいたい、おまえはどうなんだ? 私が姉とバレたら、奈緒だって嫌だろう?」
「嫌じゃないわよ」
 意外な答えになつきは目を丸くした。
「うちのクラスでも『玖我先輩』に憧れてるやつって多いし。……まあ、なつきの実態を
知らない連中が多すぎるだけなんだけどさ。羨ましがられたり妬まれたりはするだろうけ
ど、そんなの慣れてるから。……けど、あんたが迷惑だってんなら、秘密のままでいいわ
よ」
 先に食べ終えた奈緒は自分の分のどんぶりを洗うと、風呂に入ると言い残してキッチン
を出ていった。
「……難しいな、あの年頃は」
 2歳しか違わないくせに、えらそうなことを言って嘆息するなつきだった。
848なつき×ツンデレ奈緒:2005/05/22(日) 21:00:24 ID:U/sEHypm
 深夜、なつきは目を覚ましてトイレに立った。自分の部屋へ帰る途中、何やら嗚咽が聴
こえてくる。音源の方向を探ると奈緒の部屋だった。
「なんだ……? ラジオか何かか? ったく、こんな時間まで夜更かしして……」
 相変わらずだなと思いながらも、ちょっとだけ気になったなつきは奈緒の部屋の前まで
行ってみた。そっとドアを開けると、電気もつけず、真っ暗な部屋の中で、奈緒が泣いて
いた。
 ベッドの上で膝を抱えて、懸命に声を押し殺しながらすすり泣く奈緒の姿に、なつきは
思わず部屋へと踏み込んだ。
「どうした! 何かあったのか!?」
 突然声をかけられた奈緒はびくりと肩を震わせたが、なつきだとわかると威嚇的に睨み
返してきた。
「なによ! 勝手に人の部屋へ入ってこないでよ!」
 しかし、真っ赤な目で睨まれても、なつきとしては心配になるばかりである。
「なんで泣いてるんだ? わけを言え」
「あ、あんたになんか関係ないでしょ! 出て行ってよっ!」
 奈緒は手元の枕をつかんでなつきに投げつけたが、なつきは良い反応で枕をつかみとる。
「関係ないなんてことがあるか!」
 つかつかと歩み寄ると、なつきは奈緒の両肩を強くつかんだ。
「同じ家に住んでいる家族だろう!?」
 奈緒はそれでもなつきを睨み続けたが、やがて目から険がとれていき、弱々しげな表情
になって下を向くと、か細い声を出した。
「……眠れないのよ」
「眠れない? それでどうして泣くんだ?」
「……怖いから」
 なつきは話の方向がつかめなかった。以前はさんざん夜の街を荒らしていた奈緒だから、
暗いのが怖いなどということでないのはわかっている。いったい、何が怖いのか。
「とにかく、話してみろ」
 奈緒の隣に寄り添うようにしてベッドに腰を下ろしたなつきに、奈緒はとつとつと語り
出す。
「夜に一人でいるとさ……、あの晩のことを思い出しちゃうのよ」
「……!」
849なつき×ツンデレ奈緒:2005/05/22(日) 21:01:33 ID:U/sEHypm
 なつきははっとした。そういえば、奈緒には夜を怖がるには十分すぎるほど理由があっ
たのだ。
 強盗に家族を殺害されたという辛すぎる過去。今は元気な奈緒の母も、病院のベッドに
寝たきりになるほどの重傷を負い、奈緒は孤児扱いされて施設に放り込まれたのだ。
 そして奈緒は夜に眠ることができなくなり、復讐のために夜の街をさまよって、男たち
を狩り続けた。
 母親が戻り、HiMEの力を失った現在、夜の街へ出ることはやめたが、辛い記憶が消えた
わけではかった。 
「ママが戻ってからは、一緒に寝ることにしてたの。ママと一緒なら怖くないから」
 しかし、親たちは新婚旅行に出かけてしまった。一人で寝ることになった奈緒は、恐怖
が蘇って眠れないのだという。
「……昨晩はどうしてた?」
「眠れなかった。一晩中、こんな風にしてた」
 学校では濃いコーヒーを飲んで、なんとか凌ごうとしたのだという。以前は保健室でズ
ル休みしていたが、シスター見習いになってからは紫子のチェックが入るようになったの
で、それができない。
(馬鹿だな、私は)
 なつきは自分の迂闊さを罵った。一つ屋根の下で苦しんでいる妹の姿に気づかないでい
たことを深く悔やんだ。
 全部話してすっきりしたのか、奈緒はいくぶん落ち着いてきた。すると、なつきに秘密
を知られたのが恥ずかしくなったらしい。憎まれ口が出た。
「……笑いなさいよ。この年でママと一緒でないと眠れないなんて、いい恥さらしだわ」
「……笑えるか。私だって似たような経験がある」
「あ……」
 奈緒はなつきも母親を殺害された過去があることを思い出した。
850なつき×ツンデレ奈緒:2005/05/22(日) 21:02:22 ID:U/sEHypm
「しょうがないやつだ。こういうことは早く言え。夜眠れないと学業に響くし、美容にも
悪い」
「なによ、説教なんかしないで……っ!?」
 なつきが奈緒を抱きしめた。奈緒は予想外の事態に頭の中が真っ白になる。
「眠れるまで、一緒にいてやる」
 なつきは奈緒を抱きしめたまま、ゆっくりとベッドに横たわった。奈緒はどうしていい
ものかどうか迷っている顔つきだったが、結局なつきを振り払おうとはしなかった。
 しばらく二人はじっとしていたが、なつきはふと思いついて奈緒の髪を撫でてやった。
 なつきに抱きしめられている奈緒の頭の位置は、ちょうどなつきの胸のあたりにある。
「なつき……」
「なんだ?」
「ママはもっとふっくらしてる」
 失礼なことを言われてなつきはカチンときたが、何も言い返さなかった。
 奈緒がなつきにしがみついてきたからだ。
 静かな時間が流れる。
 やがて、なつきの胸の中で奈緒は穏やかな寝息をたて始めた。
 奈緒の寝息が子守唄の役回りになったのか、なつきも睡魔に囚われていく。
「お姉ちゃん……」
 夢現の中で、なつきはそんな呼びかけを聴いたような気がした。
851なつき×ツンデレ奈緒(完):2005/05/22(日) 21:03:19 ID:U/sEHypm
 翌朝、なつきが目を覚ますと、奈緒は部屋にいなかった。身支度を整えてキッチンへ行く
と、奈緒が朝食の用意をしていた。
「……今日は私の当番じゃなかったか?」
「なつきが寝坊したんだから、しょうがないじゃない」
 ぶっきらぼうに答える奈緒の顔色は良かった。よく眠れたのだろう。
「ま、奈緒がいいと言うんならいいが……」
 テーブルについたなつきは目を疑った。食卓にはぐちゃぐちゃのスクランブルエッグと焦
げついたベーコンと、明らかに焼く時間を間違えたトーストが並んでいたのである。
「これ……、おまえが作ったんだよな」
「他に誰がいるってのよ」
 卵もろくに割れない奈緒が作ったのだから出来が悪いのは当然だが、それ以前に奈緒が、
わざわざなつきのために手間をかけて料理をしたということが驚きだった。
「ほら、これがいるんでしょ」
 奈緒がなつきの前にマヨネーズを置いた。
「ごはんと味噌汁よりは、まだこっちの方がマヨネーズに合うはずよ」
「ああ……、そうだな。いただきます」
 なつきは嬉しそうに微笑むと、マヨネーズを搾り出していった。
 二人は食事の間黙っていたが、どちらも表情は穏やかだった。
 食事が終わると、どちらからともなく揃って流しに立ち、食器を洗い始める。
「あのな、奈緒」
 スポンジを使いながら、なつきがおもむろに言った。
「やっぱり、舞衣たちにもきちんと話そうか。私たちのこと」
 奈緒は手を動かしながら、なつきの方を見ないで即答した。
「お姉ちゃんがいいなら、いいんじゃない」

 その次のカラオケ同好会の例会で、二人は親たちの再婚で自分たちが姉妹になったことを正
式に発表した。
 驚きつつも祝福してくれた仲間たちだったが、なつきに隠し事をされていたと知った静留は
荒れまくってなつきと奈緒を恐怖に陥れることになる。
 ……でも、それはまた別のお話。
852名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:03:35 ID:b5Jg1Zza
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!がんばれー
853なつき×ツンデレ奈緒(後書き):2005/05/22(日) 21:04:22 ID:U/sEHypm
長々と続けてしまいました(汗)
本放送時からなつきと奈緒に仲良くなってほしいと思っていたので、その勢いだけで書きました。
ラジオドラマ第5話でもそんな感じのシーンがありましたしね。
このスレにもけっこう同志がいたようで、うれしいです(笑)
854名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:05:44 ID:b5Jg1Zza
何つうかもう…GJ!!これしかいいようがないぜwホントGJ!!
855名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:07:13 ID:wcNHBLR3
姉妹設定っていうのも萌えるな、ぐっじょうぶ!!
つーか、最後の荒れまくった静留って…めちゃくちゃ気になるw
856名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:25:07 ID:OZHLtxx2
tiaraway!! tiaraway!!
857名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:30:13 ID:wgqMbten
うわー、すげぇイイ!(*゚∀゚*)
GJ&乙でした〜〜!!
858名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:33:16 ID:AFDpUH0M
グッジョブ!!荒れまくった静留の話もキボンです( ´∀`)
859名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:36:20 ID:gxEyDdDv
( ゜Д゜)……………………。






何コレ………………………。





超   G   J    (゜∀゜)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
860名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 21:37:48 ID:Vnp503oU
GJ
いいな〜和むよ
その後の話がすげー気になります
861名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 23:08:57 ID:W9cADi/l
続きキタ━━(゚∀゚)━━!!
超GJ!

俺も静留の荒れっぷりが見てみたいでつ。
862名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 23:34:01 ID:b+gnw/Xp
超GJ! 超GJ! 超GJ! 超GJ! 超GJ! 超GJ! 超GJ! YOUはネ申!
863名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 02:55:37 ID:VekMd01m
なつき×奈緒が投下されていたとは…
お姉ちゃんテラモエス
俺このカプが一番好きだ(゚∀゚)
864名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 03:27:39 ID:zCQUfw0O
ツンデレ百合姉妹って斬新だな
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
865名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 03:46:06 ID:z0RrnNfh
至高のGJ! 細かい描写によく気が回ってて、うまいなあ。
続編キボンヌ! 続編じゃなくてもキボンヌ!!
866名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 03:51:11 ID:C7csSQlc
色ベリで独りで寝れないという南里さんに紗子さんが一緒に寝てあげるわよ!
(すごい喜んで)寝てくださいよ
っていうの思い出した
GJ!
867名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 06:15:39 ID:evEyhYgq
>>853
めっちゃGJ!萌え死しそうになりましたw

でも
>なつきに隠し事をされていたと知った静留は
>荒れまくってなつきと奈緒を恐怖に陥れることになる。
はないほうが良かったかもしんないと思った、その程度で静留が荒れまくるとは思えないし。
868名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 08:16:10 ID:zCQUfw0O
荒れてるようなふりしてなつきと奈緒に恐怖心を植え付け調教しやすくするのです。
とか。
869名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 08:47:48 ID:sIkT9Tds
>>868
姉妹丼ですか((( ;゚Д゚))) ガクガクシズルル
870名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 09:19:21 ID:p0Hd/FbM
百合で3Pというと、書くのがなんか難しそうだな・・・。
男が絡んでたら表現も簡単なんだろうけど、
女三人くんずほぐれつだと、指と舌以外の描写もあまりできないし。
道具はもちろんNGだよね。

朝っぱらから何を書いてるんだ、自分・・・。スマソ。
871名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 12:17:15 ID:3z34yFbQ
>>853
心の底からグッジョブ
872名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 14:05:16 ID:U90WLOxT
男とか生やすとかよりは道具の方がマシ
873名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 19:15:45 ID:FS4459d/
しかし静留だったら教えなくても感づいて勝手に調べ上げそうだな
874名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 19:34:00 ID:/XFY2+SF
>>873
そうだね。実は知ってたんだけど気付いていなかったふりをして、
震え上がる奈緒となつきを見て喜んでたりしそうだ。
875名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 19:36:45 ID:H7t+JyhS
姉妹丼狙いか……
876名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 03:56:08 ID:i0Ee3lZY
会長は鬼畜これ常識
877名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 04:18:46 ID:n+zq3jbM
「雪之」
すっかり日が落ちた帰り道で、この頃会えなくなっていた幼なじみの声に振り返る。
「遥ちゃん!」
「随分帰りが遅いのね。生徒会はどう?」
生真面目さは相変わらずだが、大学生になって化粧や物腰が少しだけ落ち着いたように見える。
「うん、何とかね。
…遥ちゃんみたいに、強く言えるようになりたいなあ」
「何頼りないこと言ってんのよ!この私が任せたんだから。」
毎日顔を合わせることは無くなっても、遥ちゃんは遥ちゃんだな、と胸をなで下ろす。
「あ、今日は部活だったの」
「えっ。雪之、部活入ったの?」
意外そうに、何の?と顔を近づけて聞いてくる。
言ってから、しまったと思った。
「えっと…その……マンガとかアニメの、同好会だよ」
「へぇ。そう言えばあんた、少女マンガとかいっぱい持ってたわね」
少年漫画の熱血漢のような彼女は、夢見る恋物語にはあまり共感を示してはくれなかった。でも、部活への関心がそれぐらいに留まってくれるならいい。
「自分でも描いたりするの?」
心臓が跳ね上がった。「う、うん、時々…」
「今度見せなさいよ?」「が、頑張るね」
屈託なく期待を寄せる遥に、ぎこちない笑顔しか返せなかった。
878名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 04:28:46 ID:n+zq3jbM
部屋のドアを閉め、机の引き出しの鍵を開けた。

丁寧に積み重ねた原稿用紙には、少女達が睦合う甘美な世界が広がっている。
「汚らわしい、よね…」
原稿を下の方まで探ると、卑猥に絡み合うものも。
「でも私は、遥ちゃんにそんなこと、絶対できないもん。」
そう呟くと、後ろめたさと同時にインスピレーションが湧いてきた。
今日は小説で行こうかな、とノートパソコンを開く。

ブックマークしている過激な掲示板のスレッドに、自分の欲望を吐き出す。

「遥ちゃん、可愛がってみたいなあ」
879名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 04:31:08 ID:n+zq3jbM
パクリだけで書き上げてみました(爆)
お目汚し失礼しました!
880名無しさん@秘密の花園
腐女子がんがれ超がんがれ