メロキュアで百合萌え

このエントリーをはてなブックマークに追加
146( ´∀`)ウフフ
通勤ラッシュの時間を過ぎたといえ、駅はそこそこ混んでいた。
今絶対に絶対にこの思いを伝えなければいけない、
そう思っていてもきっかけがなかった。
そうしているうちに地下鉄がやってきた。別れの時間だ。
地下鉄に乗り込み、律子の方を見るとやさしく微笑んで小さく手を振ってくれた。
いま、この気持ちを伝えないと。
その瞬間、地下鉄のドアがしまり二人を隔てた。
めぐみは精一杯の気持ちをこめて、声を出さずに大きく口を動かして言った。
「あ・い・し・て・る」
律子には伝わったのだろうか?
列車はゆっくりと動き出した。
すると、律子は胸元でハートマークを作り、
そして、小さく投げキッスを送ってきた。
その一瞬で、めぐみのもつれた心はほどかれた。
ふたりの気持ちが通じ合った瞬間だった。
「i'm so HAPPY!」思わずめぐみ飛び上がって
大きな声で口走しってしまった。
車内の人たちの注目を浴びてしまっているがかまわない。
自然に口元がほころんしまい、やにや笑いが止まらない。
…でも、もぅかまわない
 だって、あたしはりっちゃんのこと愛しているんだから