男性向けエロでは昔から普通にあったんだろうけど
女が描く・読む百合同人はセーラームーンで増えた気がするなあ
その後まりみてその他でじわじわ追い風吹いてって
東方でどかーんとブレイクした印象だが男オタから見るとまた違うのかな
ニコニコ大百科で東方関連検索してたら
東方キャラのカップリング一覧って項目あってクッソ吹いた
百合もおおっぴらになったもんだ
東方は百合が当たり前すぎて緊張感に欠ける
百合が大々的に浸透したのってストパニからじゃない?
緊張感に欠ける確かにw
ストパニは押さえてなかったなー
さすがにスレ違いなのでちょっとスレタイに添ってみる
女子向けだと、セラムンよりはるか以前だが、コバルト界隈で
クララ白書や丘みき、あとコミックだけど笑うミカエルなんかの
女子校ものがひっそりブームだった頃があったな。
世紀末にPC買ってネット始めて、セラムン百合からマリ見てに入った男だが
東方はなんか違う気がする
あれは東方以上でも東方以下でも無い、閉じた世界
言い得て妙だなw<東方以上でも以下でもない
801どころかオタクという表現もマイナーだった頃、
表現語はJUNEで意味するところは『耽美名少年愛』だったのを思い出した
怒濤のアニパロブームで到来した諸々が明らかにその枠におさまりきらなくて
登場したのが「やおい」の語だったんだが
東方はそれくらい「同方向だけど異質な」ムーヴメントな気がする
今後、同方向に異質な第二、第三の波が到来したら
その異質さに新しく名前がつくかもな
レズ溢れる学園ものみたいなノリだな>東方
ファンタジー百合を上手いこと表現してるのも勿論あるけどねぇ
女性は腐に集中しやすいけど、男側は嗜好とジャンルが分散し易いってのもあるかもねぇ
PINKBBSの板一覧見れば一目瞭然だわなw
ただひとこと言っておくが女が腐に集中しやすいんじゃないぞ
801がほとんど女だけで回ってるってだけだ
ぶっちゃけヘテロものをBLや百合と同じレベルの一ジャンルっていう視点で見ると
むしろ男がヘテロものに集中してて女の方が腐とヘテロに分散してるともいえる。
百合は男でも女でもマイナー
あー、確かにな
女ではヘテロとBLがわりと拮抗してて
男ではヘテロ一強なイメージ
百合は何がダメってエロくするのが難しいからな
ココハナで花物語がコミカライズされてるが
ある程度ここでも語っていいのかコミックスレで語るべきか
ずーっと気になってた
>>334のデュエット、
遅ればせながらやっと読んだ
>>334の「責任取ってもらいたい」って気持ちがすごいわかったw
不意打ちであんな展開、そりゃたまらんわな
いいもん教えてくれてあんがとう
おまけのカセットレーベルが時代を感じてまたいい
>>568 お気に召したようで何よりだ
カセットレーベルつきのを手に入れたってのはすごいなw
>>567 花物語コミカライズか
あの遠回しな感じを漫画にするとどうなるのか気になるな
時代錯誤が最早ファンタジーになるのか
ぱら見しただけだがなかなか雰囲気出てるよ
あとはどの話がセレクトされるかが
炎の花がコミカライズされたら個人的に神作品なんだが
あげ
574 :
名無しさん@秘密の花園:2013/05/25(土) 00:18:53.58 ID:j+8wQmbs
あげ
なぜプルーストが出ない?男である主人公が恋人のレズ疑惑に翻弄される話
失われた時を求めてって奴?
岩波と光文社から新訳が出てたんで手にとって見たら
読みやすく訳すはずの光文社のより
岩波の方が読みやすかったから腹立って読むのをやめた
まだ新訳ではそこまでいってないから岩波文庫のほうでも
あと2年はかかるかも。「ソドムとゴモラ」の後半から面白くなります
こうしゅうが気になるから嫌だって言ってるのに(´;ω;`)
このスレってWeb限定で公開されてるオリジナル百合小説もありなん?
583 :
名無しさん@秘密の花園:2013/06/16(日) 22:56:43.94 ID:auKalPkc
age
>>44 >>百合で欧米で寄宿舎モノ
超遅レスですが、エミー・フォン・ローデンの
『イルゼの幸福(原題『Der Trotzkopf』)』はどうでしょうか。
ドイツの寄宿学校で女の子達がキャッキャウフフしているだけで
エロはありませんが、ヒロインがルームメイトからほっぺにチュウされたり、
抱擁されたり、慰められたり、愛らしい下級生になつかれて、
一緒にダンスをしたりしてます。
ドラマ化されたみたいで、ようつべでは
『Der Trotzkopf 8』の3分14秒ぐらいからダンスシーンが見れます。
現在絶版なのでもしかしたら古本屋にあるかもしれません。
>>584 >>44じゃないけど見た。可愛い。
児童文学と言うか少女小説だけど、昔気質の一少女で
ポリーがダンスパーティーに退屈したちっちゃい子たちと
ダンスしてあげるシーンがあったのを思い出した。
女の子同士のダンスシーンは華やかでいいね。
>>584ですが、ドラマ版では二人で踊ってますが、
昨日グーテンベルグで確認したところ、
踊る前日にその子が病気になって、
きれいなイルゼと踊りたい!という夢を
かなえることなく亡くなってました。
二人のダンスを楽しみに毎日1章ずつ読んでたのに
ちょっとがっかり…
というわけで、下級生との素敵なダンスシーンは原作にはありません。
すみません…間違った情報を書いてしまって…。
>>585 女の子同士のダンスシーン、いいですよね!
昔気質の一少女にそんな場面があったんですね。
マイディアストーリー版のを持ってるはずなので、
探して読んでみます。
・わたしのリミット
話の仕掛け自体割とすぐにピンと来ちゃう人もいるけど、そうなると百合は望めない。
それに加えて、主人公が失恋云々やら、主人公の周りで起きた出来事を話す場面の比重が大きかったりして残念。
最後はぐっときたけどね。
・薄墨桜(鹿乃江さんの左手)
書道部元部長に告白された養護教諭の話。
悲恋オチを心配しつつ最後まで読んだけど、そんなことなかった。
感情はあんまり見せないけど、意外とアグレッシブな書道部元部長の勝利。
・片思い(オーブランの少女)
うん、片思いだね。
でも割とスキンシップ過剰な後半、そのままくっついちゃえよと思った。
続きがあれば普通にくっついてそうw
>587
>『わたしのリミット』
たしかにリミットの正体ばればれだった。
いやでも、莉実の求愛をリミットが拒む理由が、彼女の正体とともに
明かされる展開でも良かったかも。
そこまでは望まんにしても、ラストは一緒のお布団で寝てほしかったぞー。
あと、『鹿乃江さんの左手』の情報サンクス
あらためて吉屋信子スレ立てたいのですが、経験値が足りないと撥ねられます……
長篇大人もの作品の探索難易度高い作品の内容等情報落としをしたく思うのですが、
どなたか代行して立ててくださいませんでしょうか。
大人向けの作品でヘテロ偽装していても百合テイストが多い作品が多いので
読者を増やしたく……
>>589 このスレで少し話題を出してみて、反応を確かめてからでも良いんじゃない?
スレ立てなら代行いたしますが、テンプレの作成はお願いします。
では早速、花物語でお気に入りの子はどなた?
私は寒牡丹に登場の海軍中将御令嬢。
巫山戯てるように見えて、根は真面目な子に弱い。
花物語は専門ではないのですが、「黄薔薇」「燃ゆる花」等のストーリーが
あるものが読みごたえあります。「浜撫子」は綺麗でちょっとホラーが入っていましたか。
花物語の範疇ですと、行き場の無くなった少女(相手が先生の時は女性も)が
死を選ぶことが多いのが基本的に「生きてほしい」と思う自分には不満ですが……
「ダーリア」の子はがんばって欲しいと思います。
基本的に国書刊行会三巻本では中巻下巻のものが好みです。
朝日は2作カットしているから困る……
>>590 すみません591も自分です。
もし代行御願いできるなら嬉しいです……!
テンプレ的には↓こういう感じで。
【元祖】吉屋信子について語ろう【百合】
百合の元祖とされる故吉屋信子さんについて語るスレが無いので
こちらに立ててみたいと思います。
*1は基本的に吉屋さん作品及び年譜的情報は割合持っておりますが鑑賞力という点で弱い者です。
皆様の御感想をお待ちしております。
*sage進行。
*吉屋作品に関する批判も(読んだ上のものでしたら)是非御願い致します。
む落ちない程度のまったり進行で行ければ良いと思います。
燃ゆる花名作同意
自死エンドが多いのは、当時の女性の選択肢が
男に頼って生き延びる以外はそれくらいしかなくて
花物語は男のいらない世界だから、って
真面目な分析をどっかで読んだ覚えがある
逃げても生きていく手段がなかった時代だもんね
ちなみに「燃ゆる花」は令女界だかどっかが初出で、柳原白蓮の事件から触発された
とか読んだ記憶が。
もっと露骨な心中ものですと、「片瀬心中」という作品があります。
「婦人倶楽部」掲載で、登場する二人の接吻シーンは伏せ字にさせられておりました。
「憧れ知る頃」という単行本になった方で確認すると記述が判ります。
ただし「憧れ知る頃」は入手難易度★★★★★。
自分が持っているのはオクで見つけたジャンク。
ちなみに伏せ字とされていたのは
・つと二つの唇は顫ふ葩の朝露に濡れておのゝくごとくに相寄る
あはれ少女のあえかな、その唇よ、今し強くも――ふれあふて、
ふたりの胸もそのまゝに、溶けて消ゆれと、
息のけはひも今は覚え知れぬ不思議な陶酔よ――……
ふ熱い接吻に――
・――ふたり又もひそやかに唇を合せ――
・もの狂しいばかりのやるせなき思慕の焔……
という記述のところでした。吉屋さんは接吻まではOKだったけど
当局的には当時は駄目だったんですね……
百合のキスシーンが伏せ字な時代があったとか胸熱だな
背徳度は今の我々の所感とは比べものにならないレベルだったに違いない
文字通り検閲モノだったわけだから
実際同性愛ものは昭和13年からはお上から「禁止」されてるんですよ。
ちなみに吉屋氏はその前年『新女苑』に一年間「蝶」っていう黒衣の未亡人と
女学生〜若奥様な子の「いけないと思いつつ惹かれていく……!」って感じの
話があるんですが……
その一方で、一般作品を百合的に読み解くという作業もまた宜しいかと。
「徳川の夫人たち」に関しては自分は吉屋氏=家光と考えております。
美しく賢い女人であり「母」であるという存在は実に彼女が求めていたものらしく。
一方で「母に愛されなかった……」という家光の感情もまた作者に通じるかも。
続編の方は、主従関係ですね。
リアリティからするとよしながふみの逆転大奥の方が逆にあるのですがw
どの主従を持ってくるか、という辺りはポイントだと。
月光院と江島とか。
ちなみに先述「蝶」の「ほっぺにちゅ」のシーン。
>「また秋に、モデルになって頂戴――この絵は暫くお休みね、私も千代子も信州の温泉へ
ひとつき休養にゆきます――では御機嫌よう――
秋まで、そのまま可愛ゆい私の鮎子ちゃんでいらつしやいよ」
と言つて、やにわに鮎子の頬に、軽い接吻をして――妖女のやうにちらと微笑んだ。
鮎子は、真珠(まだま)の真っ赤なサルビアの葩のやうな唇が、
自分の頬についた瞬間――その唇の冷たい感触に――はつとした――
それは高貴な宝石が肌に触れたやうに――単に冷たいといふより――
その冷たさの奥に、見えない露に触れる焔を人に許さじと氷で包むに
似た思ひだつた。
これは流石にまずいだろうwww
しかし日本で同性愛もの禁止時代があったとは知らなかった
野放図なのも楽しいが禁忌というのもこれはこれで
>>598 よしなが大奥は時々思い出したように直球な百合が来るのがいい
スレ違いだけど
もともとそれなりに規制は新聞法とか色々あった訳ですが、
昭和13年のそれは日中戦争始まってから〜という辺りで、
探偵小説もあかんくなった頃です。
つまりは「うわついたもの読んでるんじゃねえ」って時代だったということでしょうか。
ちなみに吉屋氏の13年の長篇は「妻の場合」(主婦之友)と「相寄る影」(日の出)と
「家庭日記」(東京日日・大阪毎日新聞)
この三つは深読み百合要素が実に薄い……
翌年の「女の教室」の方が、女医を目指す七人の女性というとこで
深読みはできますね。一人は確実に友人と「一生結婚しないでしょうね」とか
言われてほっとしているし。
吉屋氏は複数ヒロインを出すことでキャラ属性を前に出したとも言えるなあ。
「女の教室」は医者を目指す女性達の話なんだけど、
1.美人で明るい東京下町生まれの元芸者・現在は北海道の温泉の後妻の娘
2.資産家の後妻の娘・卒業生の中では二位になる秀才
3.洋装店の姉の資金繰りで満州の奥地へ行く横浜娘「兎ちゃん」
4.長野出身の専検(大検みたいなものだけど滅茶苦茶難しい)で入った別名「鉄の心臓」
5.大病院の三女。「卒倒姫」。婚約者が自殺して変わる。
6.卒業後すぐに結婚したが夫が理解を示し会社の医師に。
7.中華民国からの留学生。婚約者がパイロット。
このうちの2が1にべた惚れ。センチメンタルなシーンもあり。
だけど物語の事情で2が病死。好きだったその異母兄ではなく盲目の同母弟と婚約するという。
あと3が奥地へ行く時にそっと水晶のお守りを渡してくれる堅物の4とか、
3と7が英語で話がしやすかったから寮で同室だったとか、
死んだ2が4に研究を続けて欲しいと学資を遺すとか、
正直「女の友情」より友情感じたなあ。
朝日の全集に入ってるのでたぶん普通の図書館で読めると思う。
やっぱり花物語は原点にして源流だわ
…と思ったが大正以前に百合ものってあったのかな
何となく、江戸以前は所謂男性向けのレズカテゴリで
女性向けになったのって大正以降と思っているんだが
田村俊子の「あきらめ」はガチでしょう
小杉天外の「魔風恋風」もなかなからしいです。