スーパーカー Vol.35

このエントリーをはてなブックマークに追加
112解散インタビュー その1
フルカワミキ

これまでの評価に納得いったことなんてなかったから。

これからはスーパーカーが間違ってなかったってことを証明していく


● スーパーカーを組んだ時、ミキちゃんは何歳でしたっけ?
「16歳」
● 今は?
「25」
● じゃあもう9年とかですよね。
「出会ってから9年ですね」
● 解散する可能性というのは、これまでにも何度かあった感じなんですか?それともここにきて初めて?
「うーん……改めてちゃんと考えたのは、まあバンドとしては今回が初めてというか、こういうのは初めてで。
まあでも個人的にやめそうになったりとか、そういうのは実際はありましたけど。
また今回とは違う理由――感情的なものだったりとか、そういうのはありましたね。
あたしも1回『やめたい』って言ったこともあったし(笑)」
113解散インタビュー その2:2008/04/10(木) 16:35:32
● そうなんだ。以前ミキちゃんが「やめたい」って言ったタイミングとその理由は?
「特にそういうのがあったのは『HIGHVISION』を作った後かな?
その頃いろいろ考えたりしてて。
まあ、メンバーに相談して、その時はナカコーに『まだ今はちょっと次に作りたいのあるから、いないと困るのでやろうよ』っていう感じで。
『頭冷やしてもう1回考えな』っていう感じ(笑)」
● その時の原因は?
「うー――ん……………具体的に訊かれると何だったかなとは思うんですけど(笑)。
感情的な部分ていうか、現場の空気感ていうか、そういうものが徐々に変化していって。なんかこう、言葉にするのも下手くそっていうか、順序立ててみんなに説明していくのとかも下手くそだったんで。多分そういうストレスとかがドッときた時期だったと思うんですよね」
114解散インタビュー その3:2008/04/10(木) 16:47:30
●でも、その後もバンドを続けて、最後に『ANSWER』というアルバムを作ったわけですよね。
「うん。だから、、今思うと『ANSWER』って作品は、ちょっと確認ぽいような感じではあったと思う」
●確認?
「うん。スーパーカーという場でもやろうとしたらそのまま続けていける。
でも、それが必ずしもスーパーカーでなくても、もうちょっとこうフリーなものであってもいいんじゃないかっていうことの確認っていうか。
別に『ANSWER』が失敗だったっていうんじゃなくて、すごいいいものができたっていう認識はあるけど。
そっから先もバンドで音楽をやっていく時に、必ずしもスーパーカーでやんなくても、お互いに違うものを持っているわけだから、ここでバラけて、今後はお互いが触発しあう形でも、『あ、できるんじゃん』っていう風に思うきっかけになったっていうか」
115解散インタビュー その4:2008/04/10(木) 17:05:30
●じゃあ今回の「解散」っていう結論は、このまま4人でやってくって選択肢と解散するって選択肢があって、どちらがいいか考えた時に、解散してバラバラでやるという選択肢を選んだという感じなんですか?
「うーん、そこはやっぱり曲ありきで。『ANSWER』出して、じゃあ次スーパーカーどうしようと。
自分がやりたい曲だけをナカコーはスーパーカーで作ってたわけじゃないし、スーパーカーっていうものを、バンドをどうしていきたいとか、そういうことを考えて曲を作ってきていて。
『ANSWER』を作ったあと、曲を作ってる彼自身が、次どうなるかっていうのが見えない、作れないっていう風になったのは大きかったとは思うけど。
まあナカコーに関して言うなら、これまでバンドのスタイルをとってきたことが珍しくも感じたりするから、一緒にずっといると。
別にそれが窮屈とかそういうことじゃなくて、それを楽しんできたとは思うけど。でも、それとは別に自分がフリーでやりたいものっていうのもいっぱいあるから。
まあこれまではそれはそれでバランスをとってっていうのはあったのかもしれないけど。うーん……………」
116解散インタビュー その5:2008/04/10(木) 18:44:03
●でも、こうして実際に解散っていうことになると、それはミキちゃんにとっても大きな決断だったわけですよね。
「大っきい決断ですよね。うん。でもね、解散するっても、スーパーカーっていうものはすごい大事というか。
別になくなったからさよならとかいう感じではまったくなくて。これからそれぞれ各々がやっていくことによって、スーパーカーがやってきたことが分かるっていうか。これまでの評価になんて納得いったことなんてなかったから。
これからはスーパーカーが間違ってなかったってことを証明していかなくちゃいけないって思ってる。
これまでの外部の批評なり感想なりは、『うーん、そこか』みたいな、そういう感じがずっと結構あったから。別にどうでもいいことをやってきたわけじゃないし。結構がんばってきたじゃんと思うんだけど(笑)。
だから、自分達が今後何かをやることで、またスーパーカーを初めて聴くような人も出てくるだろうから。
スーパーカーってこういうバンドだったんだって、自分の活動を通してでもいいし、ほかのメンバーの活動でもいいし、そういうものを通して知ってほしいっていうか。
全部つながっていくような気がする。」
117解散インタビュー その6:2008/04/10(木) 18:59:08
● 具体的にミキちゃんは今後どういう展望を持ってるんですか?
「触発しあいたいって言ってるくらいだから、音楽活動は続けたいですよ。こういうことをやりたいっていうのもいろいろあるし」
●それは何らかのユニット? それともソロっていう形?
「うーん…………」
●まだ決めてない?「いや、大体決めてますけど、まだ言う段階ではないですね。『こういうことをやって』とか言いたいけど、また別の機会に(笑)。
でも、スーパーカーでやってきたこと、経験してきたことっていうのはすごく重要なものであるから。
スーパーカーを聴いてきた人にはもちろん喜んでもらいたいし。
私の中でスーパーカーは、いろんなシーンとかに対して疑問を投げかけたりとか、音楽で挑発的なことをして、『どうなの?』っていう、そういうスタンスをとってきたバンドだから。
ちゃんと音楽が好きな人が満足する、楽しめるような空間を作ってこようとしていたし。だからその部分は今後もすごく大切にしていきたい」
118解散インタビュー その7:2008/04/10(木) 20:59:15
●たとえば、今後ナカコーと何か一緒にやることはあり得ます?
「あり得るし、ほかのメンバーとも――すぐっていうことはないとは思うけど、ある程度またちゃんと自分のフィールドを各々作って、そういう環境が作れたら、『あ、面白いじゃん』とか、悪口とか言い合って(笑)、できるものとかきっかけがあればやる可能性はもちろんある。」
●別に仲たがいしたわけじゃない?
「うん、違いますね。でも音楽って表現の場であるし、自然のものだから、無理矢理この人とやらなきゃいけないとか、関心がまったく違うところに向いてる、表現したい方法とかが違ってきたりするのに、体育会系的になってやっていくものじゃないから。
たとえばスーパーカーっていう会社があるから、そのために何かを残さなきゃいけないとか、それによってそれぞれがやりきれない部分があるっていうことはすごく不幸だと思うから」
●過去にそういう作品があった?
「いや、そうならないように、ちゃんとみんなが一緒に満足できるというか『できたね』って言えるようなものは作ってきてると思うけど。
今後そういう状況が出てくるかもしれないっていう、そんな気はしたので」
119解散インタビュー その8:2008/04/10(木) 21:06:10
●●最後に、これまでスーパーカーをずっと聴いてきたファンに何か言葉を――まあこれでミキちゃんがメディアから消えるわけじゃないですけど(笑)。
「分かんない(笑)。干されるかもしれない。さんざん生意気なことも言ってきたから(笑)。…………うーん、何だろう?
解散ってネガティヴな印象を持たれがちなんですけど、私にとってはそうじゃないっていうか、そう思ってないし。これまでスーパーカーを聴いてくれた人には、『あなたたちは間違ってないですよ』って」
●はははは。かっこいい(笑)。
「それだけかな(笑)」


(終)
120伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 22:21:56
remix誌の電気グルーヴ
“BEST 10 SONGS”を
スーパーカーでやってみた。

1.YUMEGIWA LAST BOY
2.MY GIRL
3.WHITE SURF STYLE 5
4.PLANET
5.STROBOLIGHTS
6.WALK SLOWLY
7.ALRIGHT
8.KARMA
9.DESPERADO
10.LOVE FOREVER

BEST ALBUM
JUMP UP

BEST REMIX
Strobolights Remix
Remixed By Y.Sunahara

と まぁ こんな感じ?
121伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 22:37:28
仲違いあったんか?無かったんか?
122伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 22:43:17
いずれえっちゃんとあっこが、ナカコーとジュンジみたいにならない事を祈るよ
123伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 22:56:24
どっちかったらえっちゃんとクミこんじゃね。

く:あなたそれ塗りすぎよ、チょット貸しなさい。
え:なんだよぉ〜(`ε´)ちょっと貸しなさいじゃないよお(`ε´)
↑めざましのときのえりこに萌えたのは淳治とおれだけじゃないはず
124伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:08:01
>>122
あっこよりクミコンの方が…
125伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:09:37
解散時のミキの語り口が割と穏やかなのを見ると、
スヌザの淳治インタビューが偏り過ぎてる感があるな
聞き手のマッチポンプと言うか
126伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:13:02
捨てる側と捨てられる側じゃ温度が違うだろ
127伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:20:10
ミキが辞めたがっていたのを淳治は知っていたんだろうか
128伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:23:38
それなのに「もうバンドはいいんじゃないか」と切り出しのはナカコーだったんでしょ?
129伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:24:06
cream sodaやらなくなった理由って何なの
130伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:26:46
>これからそれぞれ各々がやっていくことによって、スーパーカーがやってきたことが分かる

その結果があのソロでの体たらくなのかよ…。ナカコーに至ってはバンド時代を黒歴史として扱ってる雰囲気すらあるし。


>音楽で挑発的なことをして、『どうなの?』っていう、そういうスタンスをとってきたバンド

これもイマイチピンとこねえなあ。
131伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:28:00
ナカコが泥を被る役に回ったんじゃないの
132伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:32:38
>>129
コーダイ曰く「やりすぎて飽きた」
133伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:51:24
>>132
把握しました
134伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:52:50
くるりは毎回「東京」演奏したの?
135伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:54:20
おおきに、ありがとう!
136インタビュー:2008/04/10(木) 23:54:52
ナカコーとジュンジとコーダイの解散インタビューも書いた方がいい?
137伝説の名無しさん:2008/04/10(木) 23:59:48
>>136
気が向いたらよろしく
急がなくていいよ
138伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:13:26
ラストライブのMy Wayの歌詞について知りたい

どなたかご存知?
139伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:13:28
ネタスレと化していたこのスレに 最近来るのが楽しいよ、ありがと。
ネタスレも好きだけどさ
ここの人たち好きだ。
140伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:17:37
初期GOING UNDER GROUNDには初期スーパーカーっぽい曲&雰囲気があるね
もっとも、スーパーカーは甘酸っぱいながらもクールなんだけど
141伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:20:08
140
てっとーのがいこつ ねおんのぜりー♪
が好きです。
すーぱーかーの方がもーっと好きです!
142伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:24:34
ナカコーのインタビューは是非読んでみたいな。
>112とかもだけど、何の雑誌に載ってたやつなの?
143伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:32:42
ロキノンかマーキーだと思う
144伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 00:40:10
>>136
ありがとう。気が向いた時でいいんでよろしくお願いします。楽しみにしてる。
145インタビュー:2008/04/11(金) 00:40:16
>>142
最初のは3OUTの頃のQJ。ナカコーのインタビューもある。
解散インタビューの方はロキノン。
146伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 02:30:10
解散後ファンになった人間としては是非ともお願いしたい所存です
147伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 09:13:16
>>92
「フルカワから清廉さを奪ったのはお前のフルカワに対する態度にも大いに責任がある!」

と啖呵を切った○年前のジュンジ先生。
しかし、まさか○年後にえっちゃんヲタから同じような事を言われる羽目になろうとは思いもよらなかった…

− 続かない −
148伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 09:53:10
あの娘(ミキ)に1ミリでもちょっかいかけたら殺す

僕にとって君はセーラー服を着た天使
色白で無口でどこか淋しそうな女の子
もしもモーニング娘。に君がスカウトされたらどうしよう
もしも君がいないと僕はバンドをやってる意味がない♪

唄:ズッコケ三本木BOYZ(ナカコー、ジュンジ)
149伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 11:03:54
バ○プの曲を思い出した
150伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 11:23:36
元ネタは銀杏だけどな
151伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 17:58:59
そしてその銀杏の元ネタはあぶらだことピクシーズだけどな
152伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 20:34:08
スーパーカーってオアシスっぽい曲けっこうあるけど
ナカコーもオアシス好きなの?
153伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 20:37:56
モロ世代だろ。ていうか何度目だこの手の質問?
154伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 22:00:18
SATORI
155伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 22:43:11
>>152
「planetはoasisの何かと同じコード進行。」
ナカコー談(確かね)
156伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 23:08:59
プラネットはレットイットビーじゃなかったか?
157伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 23:16:24
>>156
そうだっけ?
158伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 23:31:04
>>149
俺はてっきり筋少の歌かと…
159伝説の名無しさん:2008/04/11(金) 23:37:56
oasisの影響が濃いのはブリグリ

oasisはもはやどうでもいいがああいう気だるい感じが受けてた時代が好きでした
160伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 00:47:18
>>159
オアシスよりライドとかマジースターのほうが近いだろ
161伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 00:47:59
スーパーカー解散の一因は益子、勝井、宇川にあると思うのは俺だけ?
この人達がバックにいたからナカコーとミキは強気だったし。
ジュンジ先生とは相性が悪そうな人達だ。
162伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:09:28
その人達を呼び込んだのもナカコー(ミキ)がエレクトロニカ路線を推し進めた結果でしょ
163伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:20:23
ドーブディスクでROVOと一緒だったのは偶然なの?
同じ系列のレーベルの違いってよく分からない
164伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:21:33
>>153
次スレのガイシュツ質問等のテンプレ今から考えようぜ
俺?面倒臭いからお断りします(AA略
165伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:22:45
PLANETはスマパンのTODAY
166伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:31:21
>>165
ドラゴンアッシュとか懐かしいな
167伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 01:42:05
スパイラルライフもTODAYネタあったような
168伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 02:05:50
169伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 02:52:31
>>161
宇川さん、YUMEGIWAの歌詞がヤヴァイって
ものすごく褒めてたよ。
こんな歌詞書かれたら、もうPVは空撮するしかない!って
170伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 07:56:12
>>140
GOING UNDER GROUNDがカバーしてる初恋を聴く度涙が出そうになってる俺人間としてオワットルwww

つーか村下孝蔵の曲全体的に好きなんだが最近は聴くと目からしょっぱい水が流れるんだよな、リアルで。
171伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 08:29:42
>>149>>158
BUMPにも筋少にも銀杏にも綾波レイをモチーフにした歌あるよな。
172伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 08:41:00
俺はスーパーカーのPVの中でも宇川が作った3作は全部嫌いだわ、ライブのVJも全然カッコイイと思わなかったし、
ナカコーや妖怪とはセンスが合わない…。田名網敬一の描いたジャケットもダサくて嫌だったなあ。
173伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 08:59:39
好き嫌いはともかくスパカはそういう部分で煽ってたから。
最初の路線だけだったらここまで伝説…とまでは言わないが名前は残らなかっただろうな。
174伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 09:16:08
>>139
俺も。冗談言っててもここは暖かい感じの人間が多いよな。
それに比べてチャットモンチースレの荒み具合と言ったら(ry
175伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 10:28:24
最初の路線のまま突っ走ったら良くも悪くもアジカンみたいになってた気がしないでもない。
176伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 10:54:51
>>170
淳治先生乙
177伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 11:06:19
>>175
音楽はともかく、アートワークはアジカンの方がずっと上な気がする。
178伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 11:11:18
あのアートワークあんまり好きじゃないな。
アジカンは普通に好きだけど
179伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 11:11:44
アートワークはスパカよりくるり派です。

音楽はスパカの方が好きです。
180伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 11:21:52
>>171
逆、逆。>筋少
181伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 11:39:30
スーパーカーのシングルジャケって嫌いなのないかも
182伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 12:18:22
ストロボは微妙だと思う。
183伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 16:00:43
>>182
角の生えた妖怪ジャケだよねw
中村弘二


このバンドでは無理な世界があって、そこに行きたかった。
そこに行くために自分は壁を越えたかった


●解散っていうのは、もう正式な決定だよね?
「うん」
●いつ頃から決まってたの?
「うー―ん……2004年のはじめ、2月か3月か」
●ていうことは、アルバム「ANSWER」が出て。
「正式に決めたのは出てからかな」
●一応セオリー通りに解散の理由を聞きたいんだけど。どういうことなんですか?
「うー―ん……うーん、まあなんかいろいろ重なるんですけど。
ひとつはデビューする時の契約枚数が7枚で、まあそれは延長もあったし別に7枚だからってことはなかったんだけど。
別にもともとあんまりその、継続させるっていう感じではなかったから、気持ち的には最初から。
まあ終わる時は終わるし、違うことをやりたいっていうかな。なんかまあ、これまでと違うような音楽がやりたかったりとか、もう自由なスタンスになったりとかってなったらやめればいいだろうし。
それは、そう思った時に誰がやめてもいいだろうし、っていう感じでスタートしてるから。
まあ契約枚数があって、それを実際出してきて。出し終えた瞬間に、まあある種選択の時期はくるわけで。で、『どうしようか?』と思って。別に続けても楽しくはないだろうなと思って。
だったら違う形で音楽と関わっていくのが面白いかなって。」
●それはナカコーがわりと最初に言い出しっぺになった感じなの?
「うー――ん、そうなんじゃないですかね(笑)。結果的に僕が言い出しっぺなのかもしんないけど、でもまあそれはミキちゃんも個人的に思ってたし。そう思ってなかった人もいるし」
●で、それをみんなに告げて?
「うん、そうですね。まあ、誰かが継続してやれるもんならやれるものだと思うんだけども。まあそうではないってことなんで。誰かが辞めたら解散ていう道の方がきれいだなっていうのはあったけど。
だからまあ、そんなに…………そんなにヘヴィに捉えてはなかったけど」
●みんなにその意志を伝えた時のリアクションはどうだったんですか。ミーティングがあったわけ?「うん。そういうミーティングが。……………でもまあ普通なんじゃない?
普通の、それは納得いかない人は納得いかないだろうし、納得いく人は納得いくだろうし。どうしようって人はどうしようって人だろうし。まあそれぞれあるんでしょうね」
●じゃあ重い空気だったりぎこちない空気だったりは流れつつ、でもそこで正式に決まったと。
「いや、そこでの案として、ひとつはまあ普通に、休業ってわけじゃないですけど、休むという。ていう考え方もあったし。まあ普通にやめないってのも手だよねってのもあったし。
選択肢はだから3つで、やめるか、やめないか、休止するかしかなくて。やるって想像はまずなかったし、休止ってよく分かんないから。多分休止したら十何年も休止するなあと思って」
●(笑)
「『それ休止ってよりも解散なんじゃないの?』って(笑)。言ってる分には休止なんだけど、納得できなかったから、休止でないなら停止って分かるけど」
●最終的にはみんな納得した?
「うん……まあ納得しなかったら、誰かが脱退。それでまだバンドは継続って感じなんじゃないのかなって気がするんですけどね。みんな納得したから、じゃあバンド自体をなくす方がいいんではないかっていう」
●すごい乱暴な言い方しちゃうと、ナカコーがこれ以上スーパーカーで続けることの意味を見出せなくなって。
で、わりとそれにメンバーが従ったじゃないけど、その方向で納得したっていう風に捉えていいの?
「うー―――ん……乱暴に見るとそうかもしんないですね」
●何でスーパーカーでやる意味を見出せなくなっちゃったんだろうっていうのが聞きたいところなんだけど。
「やる意味があったにせよ、『スーパーカーじゃなくてもいいんじゃない?』っていうこと。バンドである必要性は特にない世界をこれからやってくのかもしれないし。
う――ーん………………なんかまあ、自分がこういう音楽を今好きだとか、こういう音楽を今やりたいとか――
そういうのはいろいろあるけど、それにバンドの持ってる空気感とか温度感とかとあんまり合わないなと思う、そういうズレみたいなのは『ANSWER』作ってる時からあったから。
このまま続くのは自分的にもあんまり、つらいなと思うんで」
●もうちょっと具体的に言うと?
「うーん…………………たとえばバンドってドラムがいてベースがいてギターがいてヴォーカルがいて、それぞれがそれぞれの面白いことがあるから成立してる部分があるから。
そこがあるから曲書いてても面白い部分があるんだけど。でもだんだん最近は、そこに合わせなくても曲を書くことの面白さっていうのを見つけられるようになってて――当分その面白さから抜けられなくなったていうか。
何ていうんだろ、アイディアはあっても、解釈する人間が毎回同じ人間がやってる――それはそれでまあそれで面白い形になるけど。
7、8年やってるとそこに飽きてきたっていうことですけどね」
●でも、わりとどんなバンドでもそういう壁というか、そういう時期ってあるもんなんだけど。
そうこうしてるうちに、たとえばメンバーの方でも成長があったりとか変化があったりとか、覚醒したりとか、あるいはメンバーチェンジがあったりとか、ゲストメンバーを加えたりとか、いろんなやり方でサバイバルしていくやり方もあると思うんだけど。
そういうことって起きなかったんですか。
「うー―ん……メンバーを変えるって考え方は、益子さんとやるだとかまりんさんとやるだとか、そういうとこで満たしてきた部分だし。
ソロも遊びでちょこちょこやってて、そういうのでガス抜きはしてるけど。まあそれで別に、そういう気持ちが収まるんだったらそれでよかったんだけど」
193伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 17:49:21
ニャントラはガス抜きだったんか
その割にはいい曲じゃないか
●収まんなくなってきたんだ?
「収まんないなあと思って(笑)」
●最初はテクニック的には下手っぴなバンドからスタートしたわけだよね。
デビューの時ですら、ほとんどライヴはやったことないぐらいの。
で、それからするとものすごく成長したバンドだなって思うんだけども。そういうことではなく、自分のやりたかった音楽の変化の速度の方が速かった?
「うーん……うん、まあていうのもあるし。あとまあ、何て言うんだろうなあ……ある程度このバンドのもってる世界、できる音楽性とか、音楽の幅っていうのは、わりとまあ自分で線引きしてたから。
でも、そっから先のものはこのバンドでは無理な世界があって、そこに行きたいと思っても行けないと思うと……そこに行きたかったんですよね。そこに行くために壁を越えたかったていう」
195伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 18:22:29
この手のインタビュー(ロキノンばっかじゃん)だったら、誰でも読んだことあるだろって感じだけど、読んだ事ないやつもいるのね。もはや
196伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 18:34:42
ナカコより淳治の心境のほうが気になりだす!気になりだす!
197伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 18:53:04
>>196
豚の皿乙
198解散インタビュー ナカコー編その11:2008/04/12(土) 19:01:59
●『ANSWER』で節目を迎える以前に、そういう話ってのはメンバーにしたことあるの?
「してないです(笑)」
●しろよな(笑)。それが問題だっていう気がしないでもないけど。でもまあもともとそういうバンドだよね。
「うーん、そうですね」
●一番最初に青森に取材に行った時に、ほんとにみんな住んでる場所も近いし、東京からいくとすぐによそ者っていうのが分かるぐらい、近しいムードみたいなのがあったじゃない?
「まあでも同じ地区だからね」
●ねえ。で、不思議だったのは、東京に出てきたと同時に仲悪いっていうんじゃないけども、バンドがギュッとつるんでる感じじゃなくなって、クールな関係性になったって気がしたんだけど。結構ドライな関係っていうか。
「ていうか、仕事で会うからねっていう(笑)。それをドライって言うのか」
●あんなにほんわかした4人組って感じだったのに。
「青森じゃ面白いことがないから。単純に向こうにいると面白いことないし。
で、まあ自分は仕事として――18、19ぐらいで生活、仕事と、それが一気に襲いかかってきた感じだから。
わりとね、それをやるために4人でいて、まあ話してて面白かったっていうのはあるけど、もともとベッタリっていうほどでもなかったから。
まあ普通に、曲を書くためにウチに遊びに行くとか」
●青森にいた時?
「うん、いた時はそう。バンド組みたてだから、よく分かんないから一緒にいて。どういう感覚なんだろうっつって、調査じゃないけど、知り合うって感じじゃない?
だからお互い知り合うのと、曲を書くってのが同時期で、しかもデビューの話がくるってのも同時期で。
で、東京来ましたってなったら、やっぱそれぞれ面白いこと、興味のあることも違うから。
で、どうせ仕事で会うからその部分は共有するんだろうしっていう感覚で」
●スーパーカーを解散するってことは、それまでスーパーカーでやれなかったことをやる可能性に踏みだしていけるっていう部分はあるけども、同時に失うものもあると思うんだけど。
「いや………そんなに失うものもないなあと(笑)」
●あるよ。間違いなくある。
「なんか、別にそんなことはあんま考えなかった。考えないっていうか、たとえばこの曲は演奏できなくなるなあと思っても、『まあそりゃそうでしょ』で終わりになっちゃう。
でも覚えてるから、なんとか。このハコでこれをやったとか、このスタジオでこの写真を撮ったとか、この曲はこういう風にでき上がったとか、覚えてるから。特にそれは記憶がなくなるわけじゃないから。そんなに失ってる感じはしない」
●たとえばスーパーカーであるからこそ、まあ大げさに言うと、世の中に提示できた何かってあると思うし。スーパーカーとして活動してきた何年間、スーパーカーだったからこそ見せれた物語っていうのがあったと思うんだけど。
そういうものは断たれてしまうわけだよね。
「うん……まあでも、うーん……でも、それが作品に残ってればそれでいいなって気がするんですけどね。そのバンドの人達の何年間かはこういう感じだった、それが分かるものがいつの世も出てれば別に問題はないかなって思いますね」
●たとえばナカコーはヴォーカリストとしては、これまでジュンジくんが作った言葉しか歌ってないヴォーカリストなわけだよね。それだけとってみても、ものすごく大きいことだっていう気が俺はするんだけど。
「うん、まあそうですけどね」
●スーパーカーのファンはジュンジくんが書いた言葉をナカコーが歌う、その歌を聴いてきたわけだよね。それひとつとっても、スーパーカーである必然性はあったっていうことなんですよ。
「うーん、まあバンド見てる人はそうでしょうね。何て言うか、まあ気持ちは分かるんだけどね。その感覚は大体分かりますね、なんとなく。バンドっていうものの見方としてはそれはそうかなって気もします。」
●でもそういうのは客観的にしか語れないっていう?
「うーん、まあそうじゃないですか。だってまだ、全然時間も経ってないし。もう少し時間が経たないとってのはありますね」
203伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 19:50:22
はいwお疲れ〜w
204伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:00:36
そろそろミキ様にも一十三十一や藤井リナぐらいのエロスが欲しいものだ
205解散インタビュー ナカコー編その15:2008/04/12(土) 20:19:08
●ジュンジくんはスーパーカーで続けていきたいっていう気持ちが――。
「うん、強かったですね」
●でもそれに対しては、自分の作りたい音楽はスーパーカーより先に行ってるから、それはしょうがないという。
「うん、ていうよりも………………誰かがやめるってなった場合に継続するバンドなのかどうかっていうと、それは全員しないと思ってるから。で、しないと分かってるけども、それでも続けたいっていう人の意志も、もちろんそれは大事なことだろうし。
ただそれはすごく正反対な意見だから、全然折り合いはつくわけはないんだけど。
うーん……自分的には続けてもらっててもほんと構わないしという方もあるけど、自分がいないまま。ただ、話し合っていくと、選択肢としてはやっぱりひとつの答えしか出ないっていう。うん、そういう状況でしたね」
206解散インタビュー ナカコー編その15:2008/04/12(土) 20:29:15
●今後はどういう活動をしようと?
「うー――ん……………………いや、まあ普通に音楽活動していこうかなとは思うんですけど(笑)
何て言うか、特に解散してこういう道筋があって、そこに何かがあってとかっていうのはないですけど。漠然と、まあ作品を出さなきゃっていう気持ちはありますけどね」
●どういう形でだすの?
「いや、それはほんと別に何も。特に考えてないっていうか。ソロでやんなきゃっていう方向に固まってるわけでもないし。とりあえず音楽を作りたいってだけで。その先のかたちはまず音を作ってからかな」
●とりあえずひとりで?
「うん、これまでも最初ひとりで作ってるんで。それはいつもの通りだから。その先のことはまだ具体的に考えてないです」


(終わり)
207伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:30:37
おつう。淡々としてるねー
208伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:35:08
ジュンジ君…(´・ω・`)
209伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:44:28
乙!敬礼ゝ!一斉動員増員だあ!
210伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:47:14
ジュンジがもっと器用だったら二人組でもよかったろうに
211伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 20:56:10
東京ハチミツオーケストラ
212伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 21:34:42
掌に卍
213伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 21:48:50
おっつ〜
次は淳治のインタビューが見たい!!
214伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 22:02:09
や バックナンバー買えよw
215伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 22:26:55
インタビュアーが誰だか知らんが説教くさいなw 気持ちはわからんでもないが。
216伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 22:35:06
>>215
つ山崎洋一郎
217伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 22:54:30
ジュンジもさあ「なんでこいつら(ナカコーとミキ)は俺の人生から退場してくれないんだ」
なんて言ってた割には自分からスパカを辞めるって選択は無かったのかね。
例え先に2人が辞めてもソロやユニットでやって行けるタイプでも無いだろうに偉そうな男だな。
218伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:06:13
まあでも、まだ純真だった頃のミキにさえ「早くそのナカコーって人連れて来てよ」
ってな類の事言われてる時点でジュンジ先生は完全敗北してるよな
いくらナカコーに話してたとは言え
219伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:32:24
ナカコーもジュンジも女を甘やかし過ぎてダメにするタイプ
220伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:38:41
フルカワミキのヘアヌード写真集
221伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:51:36
いりますん
222伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:54:07
いります
223伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:54:16
いやミキはパイパンだから
224伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:55:22
>>221-222
どっちやねんw
225伝説の名無しさん:2008/04/12(土) 23:57:54
「誰が今更妖怪のヘアヌードなんか(プゲラ 」などと言いつつ毎日お世話になる淳治先生
226伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 00:01:08
先生のパンツはいつもガビガビ
227伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 00:16:00
カントリー王子こと淳治大先生のCM曲っていつから聴けるの〜?
228伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 00:24:09
インタビューの人 ありがとう。
解散当時 読む前に色んな人から色んなこと聞いてて 「好きだったら読まない方がいい。」みたいなこと言われて
結局読む気が起こらなくて今に至ってた。曲はずっと聞いてたけどね。
でも 今このタイミングで読めて しかもスパカ好きな人らと読めて 俺はすごい良かったと思う。バックナンバーも買うよ。
ほんとありがと
229伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 01:03:40
>>217
Why don't you all f-fade away (Talkin' 'bout my generation)
230伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 01:33:38
>>229
The Who 乙
231伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 01:47:30
>>209
キングダムカム乙
232伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 08:05:39
>>226
どんだけ我慢できねーんだよ
233伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 11:19:12
君のブログの写真は(ry
234伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 12:17:31
>>233
日暮愛葉とかと花見してんだなwそれが意外だったw
235伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 12:23:13
やっぱ淳治も岸田もひねくれてるね
236伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 12:25:04
きもちわるい
237伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 13:01:14
>>236
捨てた犬に吠えられるで
238伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 13:01:59
いるわちもき
239伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 13:17:38
けだいたけぬきつ
240伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 13:22:02
格好つけすぎて気持ち悪いw言われちゃったな
先生w ははは
241伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 17:23:14

      λ-、 人
     {ヽ' ノ ⌒、 )-'フ
    ,_) ハ_ノヽ  -、/
     `-レ' -‐ }/-ヽ〉\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ヽ ー-  ノ〉 / < 気持ちが悪い、か…。言われちゃったな、ははは。
     /⌒ヽー':::::::::::/   \______________________
     / ィ::::::::::::::::::::/
.    /  /::::::::::::::::::<  ジュンジ先生
242伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 17:28:15
告知 the information を格好いいと思ってまだ使ってるジュンジ先生w
243伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 18:07:03
今日バンドで喧嘩しちゃったよ・・・
244伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 19:27:14
上條乙
いしわたり淳治


「辞めたい」って言われた時は、寝耳に水というか、続けられるもんなら続けたかった
246伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 19:33:08
待ってました
●メンバーが4人いれば4人のストーリーがあると思うんですけども、ジュンジくんから今回解散に至った流れを話してもらえますか?
「まあ、解散したいメンバーがいる以上、仕方ないですね。そう言われたので。そこから考えて、解散しようかっていうことですね」
●最初はナカコーから?
「えーとね、他の3人が何をしゃべってるのか分からないですけど、僕からすると、中村弘二と古川美季がまあ、辞めたいと言ってきて。結構ね、微妙な力関係で成り立ってたバンドなので。
僕は前から、『やめたい』っていう単語を口に出させないというか、出さないっていうことが大事なことだと思ってて、誰かが言い出したらもうこの緊張感は崩れるっていうのは分かっていたので。
そのときは『ああ、口に出しちゃったな』という感じですかね」
248伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 20:11:09
みきは中村とセックスしてるんですか
249伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 20:13:06
>>248
お前このスレちゃんと読んでんのか?
●その、微妙な力関係、緊張関係みたいなものがバンドに生まれたのはいつ頃からですか?
「うーん………いつ頃なんですかね。
まあこういうのはせーのでみんな一緒にそういうのを発するわけじゃないですからね。時間差があってじりじり広まっていったりとか。広まりゆく課程でまた複雑になったりしますからね。気付いたらこうなってたってことですかね。
まあどっからってこともないですね。じゃあデビューの時期がそうだったかって言ったら、言われてみればその頃からあったような気がしないでもないし」
●ジュンジくんとしては続けられるんだったら続けたかった?
「うん、まあその話が出た時点で、僕はやめようとは思ってないわけで。まあ寝耳に水というか。そうですね、そのときは続けられるもんなら続けたかったけど。
たださっきも言ったように、一言出た時点で、半分もうダメだなっていうのは瞬間に判断できたので。説得とかでもないし、うちのメンバーの場合だと。言い出したら聞かない人達が集まってるというか。
まあ『なるほど』っていう感じかな。」
●辞めたいと言われて、その理由は問い質したんですか?
「うーん、まあでも、大したもんではないというか。何でしょうね………やっぱ、理由って言う方と言われる方じゃ違うというか。
言う方はね、言葉を尽くしていいように言うだろうし、聞く方はその裏側を聞こうとするだろうし。そこを突っつき合っても核心には触れないと思うし。
だから、まあとにかく辞めたいっていう意志があって、それがその場でわざわざ発表するほどの強い意志だっていう、なんだか分からないけど、その意志のカタマリだけを受け取るっていう感じかな。
単にもう、ね、想像力の欠如というか。未来に関して、何かを作り続けていくっていうことに関して、想像力がなくなったらやってけないから。そういうことじゃないですかね」
●以前インタビューでジュンジくんは「スーパーカーの一番のファンは僕ですから」って言ってましたよね。そういう意味では、ずっと緊張関係にあったスーパーカーをここまで支えていたのは、ジュンジくんのスーパーカーに対する愛情だったのかなとも思ったんですけど。
「いや、そうではないですね。誰かが支えてたっていうもんではないと思う。うちはワンマンバンドでもないし、リーダーもいないし。10代で運命共同体になったっていう、なんかこう、希有な流れの中で、その延長でやってきたっていうだけですからね」
●もしリーダーがいたら、そのリーダーを軸に、たとえばメンバーチェンジがあってつづいたりとかっていうことも。
「あったかもしれないですけどね」
●これまで作品を作ってきた中で、そういうバンドの緊張関係がストレスになることはあったんですか。
「うーん、ストレス……まあ愛と憎悪というか、故郷に対する思いと似てるというか。嫌だから出てきたけど帰ったりするみたいな。そういう微妙な感じってよく物事にあるじゃないですか。そういうのとあんまり変わらないかな。
嫌だっていう瞬間はいくつもあるし、やっててよかったって思う瞬間もあるし。そういうもんじゃないですか。ただ単に嫌なだけだったらやんないだろうし」
●じゃあ、一番最近の『ANSWER』が、ことさら作る上で苦労したとか、そういうこともない?
「うーん……まあ、俺は『ANSWER』ができ上がってから解散の話を聞いたわけだから。それは関係ないかな。でも、作ってる途中から『これで解散しよう』って思ってたメンバーもいるわけで」
●ああ、そういう事実関係なんですね。
「そう、だから、全員が終わるって分かってて作ってたら違う気分かもしれないけどね。なんか妙な空気と言えば妙な空気でしたよ、振り返れば。やってる最中はなんとも思わないでいつも通りやってますけど、振り返って1個1個考えると、すごく気持ちの悪いことしてたなと思う」
●そこから現在まで、かなり時間が経ってるわけじゃないですか。その間にジュンジくんが考えてたことを聞きたいんだけど。
「うーん……単に誰にも言えないから、それは相当のストレスでしたね。『次ライヴいつなの?』とか、『次はいつ作品出るの?』とか、そういう話がとにかくストレスだった。こうして発表するまで、静かにしてるしかないっていう」
●当然この先何をやっていこうとか、そういうことは考えるわけですよね?
「もちろん。まあ、考えますよね。え?そういう話する場なんですか、ここ(笑)」
●もちろん(笑)
「うーん……なんかあんまり言いたくないかなと思いますけど。なんせ人に言えない状況がずっとあったじゃないですか。だからどれもまだ具体化してない話なので。ほんとに『これから考えます』としか言いようがないです」
●そっか。具体的に物事を進めることができなかったわけですからね。
「そうですよ。今日の段階だって、知ってる人はほぼいないですからね、この世に。普通に飲みに行ったとしても、誰も知らないわけですよ。そういう中で1年近くとかっていうのはね、すごいことですよ」
●そうですね。
「ナカコーとか古川とかはやめようと思ってたわけで。それなりに算段があって何かを言うだろうけれども。寝耳に水の側の人達はもう、大変ですよ」
●今後は音楽活動についても考えているんですか?
「考えていなくもない(笑)」
●(笑)
「どれがどうなるか分かんないですよ、ほんとに。何をって……まだ言える段階ではないですよね」
●じゃあ、お約束すぎてすいませんが、「あなたにとってスーパーカーとは何でしたか?」とか訊いたりして(笑)
「ああ、それはね、訊かれるだろうなと思ってて。一応考えたんですよ」
●そうなんだ(笑)
「スーパーカーって俺にとって何だったのかなと思って」
●では、お願いします。
「そんな(笑)。こんなインタビューはじめてだな(笑)。いや、僕ずっと考えたんですけど、寺とかに近いと思うんですよ」
●寺?
「うん、修行とかに近いと思う」
●そんな快楽性のかけらもないものなんですか?
「快楽性のかけらもない……うん、自己探求みたいなものですよね。しかも、教科書があるでもない。自分が何かアクションしたものに対して、また何か出来事が起きて。それをまた自分で受け止めて、また形のないものを作ってっていう感じ。
誰かに教えられるってことがないですから。
10何歳の頃から、自分で何かをして、それについて起きた何かを見て、また次何かを考えてっていう。自分が何をしたいのかとか、何をしたのかとか、こういうことをするとどうなるのかとか、そんなことばかりいろいろと考える時間でしたね。」
●でも、寺っていうと全然楽しくなさそうじゃないですか。
「いや、楽しかったですよ(笑)。楽しくやってましたよ、それは。楽しくなかったらたまらんて話ですけど。楽しいけれども、パーティは必ず終わるというか。
いつまでもパーティじゃないですから。ちゃんと現実を受け止めなきゃいけないですからね。自分の思ったようにはいかないですから」
257伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 22:13:54
VolvicのCM今度はペットショップの
home & dry使ってるな
狙ってるのか?
前回ストロボ使ってるだけに・・・
●スーパーカーのファンに対して、あるいは世の中におけるスーパーカーというバンドの受け止められ方について、今こうやってバンドが解散するというタイミングで何か特別に思うところはありますか?
「うーん…………まあ聴いててくれた人にはほんとにありがとうと思うし。
俺はもうバンドやるってその瞬間から、とにかく多くの人に聴かれるもの、ヒットするものが一番すごいと思ってたので。それが最後まで成し得なかったということに――それは今まで作ってきたものがどうというのはまったく別に――残念な気持ちは少しあるっていう感じかな」
●けど、多くの人は決して売れなかったバンドとは思ってないですよ、スーパーカーのことを
「僕が言ってるヒットは″世界に一つだけの花″的なもののことだから」
●だけど″世界に一つだけの花″みたいな詞をジュンジくんが書くなんて想像できないけど。
「(笑)」
●ジュンジくんは自分のやり方でそれをなし得たかったんでしょうけれども。
「そうそうそうそう」
●でも、それはかなり無謀なというか。
「無謀って思います?」
●うん
「あー」
●それに、どうやったらヒットするだろうっていう話をバンドでしてきたわけではないですよね?
「あのね、それ以前の問題。うちらは話し合いをしないんですよ。奇跡のバランスですよ、ほんとに。
ほんとに会話しないでアルバムができるんですよ。会話しないっていうか、もちろん腹へったら『何食う?』とかは言うけれど、音楽的な、次はこうしようとか、こんな感じのやつをやろうとか。そういうのはまったくない世界なので」
●それは最初から?
「まあ最初からですね」
●じゃあ、もしもっと売れてたら変わってたと思います?
「うーん……うん、それはそれで状況は違ったんじゃないですかね。単純に僕の目標というか、考えていたものが達成されてしまっていたら、もしかしたら僕が辞めるって言ってたかもしれないし。それは分からないですよね」
●ジュンジくんがこのタイミングで解散をしたくなかっていう理由っていうのは、スーパーカーでやり遂げたかったことをやり遂げていないからっていうことに尽きるのかな。
「そうですね。スーパーカーでというか、まあ僕個人になるかもしれないですけど。音楽をやる上で。誰でも知ってる曲っていうのを残せたはずなんだけどなっていう気持ちがずっとあるっていう」
●スーパーカーというバンドには、それを成し遂げる可能性があったのになっていう?
「うん…………まったくないってことはなかったと思いますね。気の持ちようというか。そのためには開けなきゃいけないドアはいっぱいありますけども、決してそのポテンシャルがない人達ということではなかったとは思います」
●とりあえず活動休止にしようとか、そういう提案はジュンジくんからしたんですか?
「しましたよ、もちろん。やめるって言わないで、休止にすりゃいいじゃないってのは多分誰でも思いつくことだと思うんですけど。
ただね、言い出したらきかないというかね、そういう感じですからね。単純に休止じゃダメなのかって。休止と解散と何が違うのかって話はしましたよ。
そしたらまあ、何でしょう、終末願望があるというか、終わらせることにひとつの美を感じる人っていますからね。そういう人には何言ったって無駄っていうか。」
●ジュンジくんは、そういう意味ではまったく反対?
「僕は続ける方が断然カッコいいと思いますけどね。続けるってことの方が難しいし、カッコいいじゃないですか。」
●でも力関係抜きに、4人いて1人でもそうなったらそれはもう続けられないっていうことだったんですね。
「そういうことです。『辞めたい』って言ってしまったらもう、言わなかった前には戻れないわけで。言ったっていう事実を踏まえて続けていくだけの体力がスーパーカーというバンドにはなかったんですよ」
●でも正直、想像していた以上にジュンジくん、今後のことが白紙みたいなんでちょっとびっくりしたんですけど。
「いやいやいや。白紙。本当に白紙ですよ。だって誰にもバンドが終わったこと言えないんだから、仕方ないですよ。まあでもね、きっと今後も何かあると思いますけどね」


(終わり)
261伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 23:25:14
ジュンジはスヌーザーのインタビューの方が好感持てるな。
こちらは質問の表面だけにさらっと答えて、比喩とかゴマカシが多い気がする。
262伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 23:27:51
乙!
ジュンジはバンド結成時も今も音楽活動に対する理想はぶれてないんだね。
そういうところ好きだ。こういうのを見ると9mmやチャットには頑張って欲しいと思う。
263伝説の名無しさん:2008/04/13(日) 23:48:28
>>261
スヌーザーはタナソウ(笑)のせいだろうな
264伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 00:21:51
タナソーのせいというかタナソーのおかげと言うべきか

よくよく考えたらジュンジ先生もキャラ変わってないようで変わってるね。

このロキノンのインタビューを受けてる人が3年後に
「今度はもっと上手くやれそうな気がした」なんていいそうに無いもんな。

265伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 00:29:42
やっぱり解散決定からはストレスが相当激しかったんじゃないか。
3年で変わったというより、単純に解散を冷静に見つめられるようになるのに3年かかったんじゃなかろうか。
266伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 00:41:37
惜しい三人組だったな
267伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 00:47:41
>>265
ストレスがあるときはバンドや解散のことを淡々と語り、
時が経ち冷静になってからは感傷的になってるのが興味深い>淳治先生
268 ◆Srpk/J1KhA :2008/04/14(月) 01:09:36
久しぶりに来たら随分雰囲気変わってるね
解散して時間たったけどみんなもそれなりに年とったでしょ。
どんなふうに解釈してんのか知りたいんだが。
269伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 01:10:53
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
270伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 01:47:27
まだいる?
271伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 05:04:32
あっ 朝
●元気?
「はい。」


(終わり)
273伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 09:09:29
>>267
スヌーザーでは爆発してたじゃん>ジュンジ先生

ま、何にしても成功出来て良かったね先生。
先生の今の地位があと5年続いたら世間も私も先生に完全に跪きますよ。
274伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 10:09:37
とりあえず淳治先生には「役立たず」「チャット(9mm)におんぶに抱っこ」などという
一部の風評を吹き飛ばすような活躍をして欲しいです。
275伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 11:49:00
コーダイも忘れないでね☆
276伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 12:06:52
岸田がmass of the fermenting dregsの話をしようと
「マス…」まで言いかけたとき体がビクッ!!となるジュンジ先生
277伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 12:35:19
原宿マグネット応募したひといる?
278伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 15:04:47
結局この前来たのは偽者だったの?
279伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 15:23:05
>>278
コテ付けてる奴は偽者じゃなかったっけ?
280伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 16:01:12
寂しい夜にはいつもお世話になっているジュンジ先生のロリ声名曲コレクション

(これを今流行りの企画コンピCDとして売ったら絶対相当数の需要があるはずだ…
でもそんなものを世に出してしまった日には
世間的な俺のイケメンプロデューサーのイメージは崩れるわ
絵莉子は絶対白い目で見て来るだろうわ…だから一生門外不出にしておこう)
281伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 16:06:26
カムフラージュだから
282伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 16:13:24
>>280
ちなみにそのコンピの曲目を俺にだけこっそりと教えてくれないか?
田沢公大


俺ね、スーパーカーじゃなきゃいいドラム叩けないの。
もうバンドはやらないな、きっと
284伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 17:14:52
またそれかよ。見飽きたっーの!
285伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 17:17:18
まさかコーダイの解散インタビューだけ無し?
まあ転載するのも大変だろうし慌てなくていいけどさ。
●今ざっとナカコーに今回の解散の経緯を訊いたんだけど。
彼の場合、異常に自分勝手な部分があるので(笑)、自分の中で思ったり決めたりしていったっていう事と、バンドとしてちゃんとそれが共有されて話として進んでいったっていう事がごっちゃになってイマイチよく分からなかったんで、もう1回改めて訊きたいんですけど。
コーダイにとって解散ていう話はどういうところからはじまったの?
「うーんとね、一番最初はね、ソニーと契約更新をする打ち合わせがあって。
そん時に、じゃあ契約をどうしようかなあと考えながら会議室に向かったら、話をやりとりしてる最中で、『もういいんじゃないかな』みたいなことをナカコーが言い出して。『はぁ?』と。そういう会議じゃねえだろうと」
●そうだよなあ(笑)。俺もそう思う。
「まあそん時はテンションが上がって、いろいろああでもねえこうでもねえと。
まあでもそん時は別に、ほんとに解散じゃないような。『まだあるんじゃないの?』ぐらいの感じだったんだけど。
まあ時間が経ってきたらこう、『ほんとにヤバいな』というのがね、自分の中に芽生えたんですよ。
で、これはいかんなと思って、ちょっと話をしに行ったりとかしたら、もうほんとに、もうこれは前には進まないなっていう感じだったから。しょうがねえなと。そこで諦めましたね」
287伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 17:33:49
さクッキーシーンでも読むか ナカコーはブラックサバスが…ムニャムニャzzzz
288解散インタビュー コーダイ編その3:2008/04/14(月) 17:37:46
●最近行きつけの風俗は?
モーダイ そうっすね。鶯谷の熟女パラダイスあたりは週一で通いつめてまつw
●ていうことは、わりと前々からナカコーに関しては、「もういいんじゃねえの?」っていう発言とか、そういう意思表示みたいなのってあったの?
「うーん、でもそれはほら、何でも続けていくにはさ、挫折したりとかするじゃないですか。
そういうところでは、ナカコーと話をしたことはあったけど。もう何していいか分かんないとかいう話は俺も何回かしてたし。
でもね、そん時はね、あいつは『ひとりでもやめるって言ったら解散だから、このバンドは』って言ってくれたんですよね。こいつはいい奴だなって思ってたら(笑)、逆にやられて」
●はははは。
「俺のせいかなとか思ったんだけど。でも違うような話だし。やってくって考えたらやれんじゃないの?って思ったんだけど。
でも最近、諦めながら思うのは、スーパーカーっていうバンドは青春だったんだなと思うんですよね。で、青春は終わるじゃないですか、いつか。まあしょうがねえなっていう気はしてますよね」
●でも40年続くバンドもいるぜ?
「でも、なんかねえ、キッズがやりたいことばっかやってきて大人になって、そのまま大人になってきたような感じだからさ。まあずーっとそれじゃあ多分無理でしょ。無理だろうなと思う」
●ちゃんと大人になればいいんだよ。
「いや、大人になれなかった」
●そう、俺もほんとそう思った。ナカコーの話を聞いていて。
「ずる賢い感じにはね、できないんだなあと思って、みんな」
290伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 17:56:57
ナカコーアホみたいに言われてるなw
●スーパーカーが解散しなきゃいけないほどの問題を持ってたっていう風には思えるの、コーダイは?
「うん、まあ。うん、相当ある」
●そうなんだ。たとえばどういう?
「…………上手く言えないかもしんないから、言いません」
●もしね、それがないんだったら、単なるナカコーの脱退なんじゃねえかっていう気がちらっとしたんだよね。
でもそうじゃなくて、メンバーも「やっぱり今のスーパーカーの前には壁があってこれ以上進めないよね」って、全員が共有できるものがあるんだったらそれは解散だけれども。
「でもね、ナカコーが曲作れないってなったら、もう全員の壁みたいな」
●まあね
「じゃあ俺が書くよっつったって、アルバム全曲分は作れないだろうし。それはね、俺分かんないですね。多分ジュンジはすげえ怒ってるけど」
●ジュンジは何で怒ってるの?
「今解散したいと思ってないから」
●でも彼の中にもあるわけでしょ?ナカコーが曲が書けないって言ったらそれはもうしょうがないって。
「いや、あの人はね、厳しいから。ジュンジは厳しいからね、絶対そんなこと思ってないと思う。『何ふぬけたこと言ってんだ!』って」
292伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:16:04
●4人の中で一番老けてるのって誰ですか?
ジュンジ「老けてるの?それは外見的に?」
●いや、別に。それは内面的にでも、まぁそれじゃあ外見的にだったら誰ですか?
ジュンジ「…うーん。いや、まあコーダイでしょう」
●じゃあ、4人の中で一番怖いのって誰ですか?ジュンジ「怖いが皆違うかなー」
●あー、4人ともある意味それなりに怖いっていうか?
ジュンジ「うーん。怖いかー…本当怖いの意味が一人一人違うと思うんだよね。」
●いうなれば、誰がどういう感じでどのように怖いですかね?
ジュンジ「…ナカコーはね何を考えてるかわからないから怖いでしょう。コーダイは何をしでかすかわからないから怖いでしょう。ミキちゃんはね、なんだろう…うーんとねぇ、感受性があるからかわからないけど、その何ていうのかな起伏が怖いっていうか。感情の起伏が」
●はははは。でも、スーパーカーってティーンエイジャーの時からスタートしてるバンドだからまだメンバー若いじゃないですか。だからこのバンドはここでいったん終わりで次に向けていこうっていう、比較的考え方は切り替えやすいところはある?
「うー―ん………………どうだろうな。
俺はaMが別にあって、終わってもまあaMでちょっとプロデュースしたりとかなんかやったりとかっていう場所はあるかもしんないけど。
じゃあバンドをはじめましょうって考えた時に、もうね、バンドやりたいとは思わないんですよ、今。ていうか、やりたくない。あんな面倒くさいこと。………何でだろうな、なんか面倒くさくないですか?
あんな濃い人達とちゃんと――ちゃんとじゃないかもしれないけど、上手くやっていくこと考えると、ほんと大変だなと。
やるとしたらもう、すごい面白い人達とやりたいけど、面白い人達で思い浮かぶのはナカコーとかだからさ。ナカコーとまた一緒にバンドやりたいかって考えたら、やりたくない」

●ははは。
「あとね、全く同じ人達とチーム組めないしね。レコード会社の人達とか、マネージャーとか。スーパーカーと同じじゃないからさ、絶対、それはね、大変だと思う。
かなりいい感じでやらせてもらってたからね。ものすごい売れたりはしなかったけど、ある程度の充実感はあったからさ、ずっとやってて。
次ないな、こんなの。こんないい感じ。ありがとうございました(笑)」
294伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:30:37
淳治まだ高校生に見られるのかなw
295伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:34:09
●4人の中で一番老けているのは誰ですか?(笑)ナカコー「うーん…、それは顔がってことですか?」
●いや、人間性とかそういうの(笑)
ナカコー「どうなんだろう…、老けてるねぇ…、それは割りと自分も老けてると思うし…。若い人とも話が合わないし…」●なんですか、それ(笑)若い人とも話す機会ってそんなにないでしょう?ナカコー「自分より若い人と、話したいとも思わないんで。」
●話したいとも思わないん(笑)でもファンは若い子も多いんじゃないの?ナカコー「うーん。でも若い子…立て続けに礼儀知らずな連中とかに会うと、まあ、会いたくないし、話も合わないし、音楽の話とか…ニルヴァーナがなんたらかんたらとか、あっそうって感じがしちゃって」
296伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:54:11
>>295
>>立て続けに礼儀知らずな連中とかに会うと

ナカコーもなかなかだろwww
297伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:54:34
●4人の中で一番老けてるのって誰ですか?
ミキ「えっ!?老けてるの?見た目でもなんでもいいんですか?」
●ええ。なんでも。


ミキ「一番老けてるのはナカコーじゃないですか?」
●それは内面的に?
ミキ「うーん…老けてるっていうのも取りようだけど…多分年上の人と話してる方が話し合ってて楽しそうだし。」
●なるほど。じゃあ、4人の中で一番怖いのって誰ですか?
ミキ「怖いのね…怖いっていう感覚はないけどなー…うーん…」
●特に想像がつかない感じ?
ミキ「うん。浮かばない。自分かもしれない」
●それはまた。
ミキ「うん。あたしー(笑)!」
●(笑)理由を挙げるなら?
ミキ「うーん。なんか話す時に根本的に全部を覆さなきゃ説明できないところとかあったりするし、あとは何時なんどき何するかわかんない部分っていうのがあるかな、自分で」
298伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 18:57:09
>ニルヴァーナがなんたらかんたら

ジュンジの事かー!!!
299解散インタビュー その6:2008/04/14(月) 18:57:37
●じゃあ今後どうするのかってまだ考えてない感じ?
「うーん、いろいろ考えてるけど。でもねえ、実際やるってなると、ちょっとね、分かんないですね。リズム作って面白いねって言われる人になりたいけど。大変、ほんと今からちゃんとやってかないと」
●ドラマーとしてってことではなく?
「バンドは組まないんじゃないかな。
俺ね、スーパーカーじゃなきゃいいドラム叩けないの。なんか違う人とちょっと遊んだりとかしてても。
ナカコーはね、そういう面白いリズムやってんのはいいんだよっていうデモ作ってくるからいいんだけど、ただ歌乗っけてギター乗っけてっていう、ただそれだけのデモを作ってくる人に対しては、多分全然できないから」
●結構途方に暮れちやうね。
「そうですね」
●スーパーカーみたいないいバンドで、いい感じで活動してて、しかも自分のドラムのスタイルにぴったりな曲を書いてきてくれるソングライターがいて。
「だから、ほかの違う体質の人達とやって、上手くいく予感があまりない。バンドはやらないな、きっと。あとね、表には出たくない」
●そうなの?
「わがままな話かもって言われるかもしんないけど。別にもう、途方に暮れてるっていうか、もういいよ、こんな嘘つきばっかりの…………」
300伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 19:05:31
●えー、4人の中で一番老けてるのは誰ですか?(笑)
コーダイ「それは、なんだ、俺じゃん(笑)」
●そうですか(笑)年齢的には同い年ですよね?
コーダイ「うん。同い年。まあちょっと早生まれだったりしてるのは、ちょっと悔しいんですけど。」
●でも老けキャラ。オヤジと言われる?
コーダイ「そうですね…なんかどっときましたね(笑)」
●どっと(笑)いつきました?
コーダイ「えっとねぇ、22とかから急に」
●わかりました(笑)
301伝説の名無しさん:2008/04/14(月) 19:05:38
>>298
ジュンジはオエイシスだろ
302解散インタビュー その7:2008/04/14(月) 19:10:16
●でも、そんなひどい目には遭ってないだろ?
「遭ってはないけど。でもね、もっとダメ出しとかされたかったんだよね、実は。あのバンドダメだと。スキルはないし。とか、言われたかったんだけど、そういう人も別にいなかったし」
●最後にありきたりな質問だけど、スーパーカーでずっとやってきて、ほかのバンドにはない、自分達なりの価値観みたいなものは表してきたなっていう実感はありますか?
「うん」
●それは何ですか?「音楽はね、結構正直だったと思う。
正直者の音楽をやってたと思う。なんかさ、こういうものに影響受けてっていうのはものすごい出てたと思うから。
この音楽はほんとにいいんだよっていうのを、ほんとに素直にやってきた。
なんつうの、これは売れるからとか――まあちょっとはあったかもしんないけど、そこまで考える余地がないぐらい純粋に音楽やれたっていう感じはちょっとあるから。…………いや、ちょっとじゃないな。結構あるから。それが出せたのはすごいと思う」


(終わり)